イナズマイレブン 異次元の身体能力者 (ブラックマッハ)
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ベータの封印から逃れた男

ワールドカップを見て足が速くて凄いドリブル力のある選手を小説で育てたいと思い投稿しました。


 風が強い今日もサッカーをする若者はいる。いつ見ても美しい必殺技ばかりで中二病になるのは必然だ。だってここはイナズマイレブンの世界だからな。じゃないとおかしいくらいだ。

 

「円堂君、彼を見なかった?」

 

「うん見てないな。今日もサボられちゃったからな」

 

「そうこの学校から追い出そうかしら」

 

「本気なのか?」

 

 

 変な幻覚が聞こえてきたのだが気のせいだよな。いや今の声は夏未だからあり得るぞ。 「怖くて血が欲しいて、俺は吸血鬼かよ。」

 

 

 え俺の正体を教えろて、俺は無名の男だぜ。だって俺はアメリカとドイツに行ってたから、日本ではずっと無名の新人だ。つまらない解答で困るよな。分かっている。つまらないと分かっているんだ。

 

 そんな感じで優雅に考えごとをしながらサッカーの練習試合の観戦をしている。

 

 相手は帝国学園対木戸川だ。豪炎寺が抜けた穴をどれだけ埋められたかを気になって対戦したそうだ。数々の必殺技が互角に混じり合う。驚いた事にまずシュートに持ち込めたのは木戸川だった。そして3兄弟のトライヤングルZが源田襲いかかる。

 

「パワーシールド」

 

 簡単にシールドを貫通してゴールが決まる。もう完全に豪炎寺の穴を埋めることができていた。俺はそれに感動していたが、まだ何かが足りない。さほど余り恐怖を感じる選手が少ない。まずはこの3兄弟は別格として恐ろしいほど強い事は分かる。だが他の選手は弱そうに感じてしまう。

 

 もう一人別格と思う選手がいるくらいで弱い。だがそのフォローを3人が補っているのである。

 

 まぁカバー出来てはいるが強引な部分が多い。だけど実力があるから信用されてる部分がある。もし格上に当たると大変だろう。まぁ帝国だけどやはり全国となると難しいみたいだ。

 

 試合終了で5対2で木戸川が勝った。圧倒的な3人の実力で最強と呼ばれた帝国を倒すなんてカッコいいと思ってしまう。

 

 さてお昼寝に公園に行くか?やっぱりカッコいい。

 

「やっと会えちゃいましたね」

 

 俺じゃないからささっと去るか。イケメンじゃないから去るぜ。

 

「華龍さん」

 

俺の事を言っているのかよ。ところで知り合いじゃないのだけどな。

 

「貴方のファンです」

 

はぁ何言っているのかが理解ができないからどうしようか?マジで。多分俺じゃないな!!手をつかまれた。まるで言う事を聞くのが当然なように感じてしまう。

 

「いい加減に相手しろ」

 

「あのどちら様ですか?急に怒鳴りつけないでよ、まじで怖いから」

 

「YES 、マスター」

 

あのご主人様を間違えていない。ファンからご主人様に変わりすぎだろう。

 

「て事でお仕事をしないといけないんです。封印させたくないんでしっかり止めてくださいね」

 

 あのいきなり封印とかふざけるなよ。まじで本当に困るんだから何が困るかと聞かれたら俺より中二病ぽくなる。俺は中二病のファンが出来たらしいから責任を取らないといけない。

 

「封印モード」

 

 ロボットみたいな声、じゃなくボールがしゃべった。更にとてつもない急風が俺を襲いかかる。てかこれなんなの封印ふざけるなよ、もっと青春を満喫したいんだよ。嫌これこの子のストレスか何かかよ。

 

一かバチかかけるか。やってやるぜ。俺はボールにめがけて走る。単純な事だボールを壊せばいい。多少のリスクを負うが大丈夫だ。俺はボールに吸い込まれる前にボールを蹴り飛ばす後少しきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蹴り飛ばせた。マジであと少しで封印されなかったけど、あれ封印されそうになった?ボールが壊れて良かったよ!!

 

「流石マスター、目に止まらない早業でした。て事でマスター泊めてください」

 

「名前はなんて言うんだ」

 

「ベータです」

 

「最後に聞くけどなんで封印したの?」

 

「それは上から仕方がなくやらされたからです。よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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ベータは華龍の家に泊まる

 とりあえず俺は一晩泊める予定でいた。それがどうやら狂うみたいでそんな簡単な話ではなくなった。

 

「もう一度言ってくれないか?」

 

 奥さん聞いてくださいよ。しっかりね、ものすごく中二病で困るんですよ。聞けば分かるのだがマジで困る話ですよ。

 

「私未来から来たんです」

 

はい来た未来少女!! 俺の事を語ります。

 

 俺は中二病ですよ。イナズマイレブンみたいなカッコいい必殺技にカッコいいと思ってしまう。嫌違う。きっとサッカー好きの人がそう思ってしまうのではないだろうか?

 

 そこから、とか言いたいが面倒い。結論を言う、俺は未来人なんて信じない。何故なら俺はあいにくそこの分野の中二病ではないからだ。だったらイナズマイレブンではなく、「シュタインズゲート」とかにするよ。

 

「あのね」

 

「だから未来人だって言ってるんだろう」

 

「はい分かりました。信じます、信じさせていただきます。怖いよ急に」

 

 俺は急に怒鳴りつけられて恐怖を感じてしまう。なんなのこの子?二重人格か何かなの。いきなり怒鳴りつけてくるしさ。

 

「で話を続けて」

 

「今回は貴方を封印しに未来から来たんです」

 

 怖いよ急に、ファンが俺を封印するなよ本当にマジでやめてほしい。俺が普通の人間じゃなくて良かった。

 

「一応聞くけど本当にファンなの?」

 

「マスター勿論ファンですよ。ファンだからこそ私がやらないとダメと思って」

 

成程そう言えば信用はあったな。最初から封印されないと信じていた。それにしてもテヘペロしてる姿可愛いいな。こう言う事をあざといと言うんだろ。

 

「もしやらなかったら誰がやっていたんだ。」

 

「さぁ私は私がやればいいからトーナメント戦の一対一で勝負して無敗で終わりました」

 

 お顔が急に怖いけど、どうかしたのだろうか。まるで百戦錬磨の顔をした感じで迫力が半端なかった。その後少しずつ穏やかになっていく。

 

「カテテヨカッタネ」

 

もう本読みで読むしか方法はなかった。

 

「褒めてくれてありがとうございますマスター」

 

 所でこいつ、いつまでいやがるおつもりなのかを聞き忘れた事に気がついた。それが一番大事な事である。俺の親は帰りが遅いが1日しかお泊まりは出来ない。

 

「所でいつ、未来に帰るんだ?」

 

「貴方のおかげで帰れなくなりました。一生泊めてください」

 

「お断りします」

 

「マスター、流石にそれは酷すぎます!!ちょっとくらいいいじゃ無いですか」

 

 笑顔の圧が半端なく感じてしまう。だがそんな簡単な話に「はい」なんて言うバカはいない。

 

「怒鳴りつけても断るんだから」

 

「私未来に帰れないんですからね。あのボール壊した責任取ってください」

 

 俺は、想像した結果変態な輩も多いから俺が守るしか無いのか?守るしか無いのか?

 

「守ってください」

 

 ウィンクされてしまえば俺は逆らえない。

 

「喜んで守らせていただきます」

 

 やばい断れない。こうして一生面倒見る事になった。

 

「明日から雷門中に通うので宜しくお願いしますね」

 

爆弾発言が落とされた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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明日も午後7時に投稿するので是非読んでください。


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円堂だけには負けたくない恋の相手

イナズマイレブンの1話と2話を見て投稿しているのは凄く楽しい


俺の1日は終わらない。とりあえず家まで連れて行ったら円堂と河川敷に行かないといけない。そこで少し寝てからサッカーの練習が始まる。

 

「ここが俺の家だけど普通の家で悪かったね」

 

「全然大丈夫ですマスター。ファンなんで中学校の部屋とか気になっています」

 

俺の部屋になんかあるか?エロ本なんて読んだ事もないからわからない。で何があるかと聞かれたら漫画が沢山あるくらいかな?

 

「どうぞ悪いけど俺は用事があるから行って来る」

 

「マスター行ってらしゃい」

 

 笑顔でウィンクまでおまけとしてついてくる。優しすぎるマジで惚れそうだけど間違っても告白はダメだぞ。

 

 俺は勢いよく走って河川敷に向かう。ベータが可愛いためいつもよりスピードが上がる。だが息切れなんて問題はなく、いつもより30秒速く到着する。

 

「やっと見つけたわ」

 

「あああ夏未か、どうした、なんかあったの?」

 

「あいかわらず部活はサボって」 「サボっていない。帝国学園対木戸川戦を見ていただけだから」

 

「で結果はどうだったのかしらサボった華龍君?」

 

「5対2で木戸川が勝ったけれど文句あるのか?えええ!!」

 

「理事長の娘の私に喧嘩をしようと言おうとしているのかしら?」

 

 何キレているの?ちょっと気になっていたからさ。教えてよマジで。

 

「いや喧嘩なんてじゃなくただじゃれあっていただけ」

 

「貴方といると話が噛み合わなくて大変よ」

 

「ややこしいこと言うからだろう。頭がいいからってバカにしやがってさ」

 

 本当にさ、でも友達だからな。

 

「これからも仲良くしような」

 

ニッコリ微笑む。少し軽蔑したような顔のような真逆でニコニコしてる気がする夏未がいた。

 

「私達は、友達よ。だけど貴方がサッカーをするのは間違いで貴方は陸上部に入るべきなのよ」

 

 俺は中学校のサッカーの部活でマラソンの部に参加して圧勝して優勝したから反対されているんだよ。円堂はサッカーが好きだからマラソンなんてしない。あの時の部費はえげつないほど良かったよな。夏未のおかげで助かった。

 

 そのおかげで部員どもが再び気合いが入ったのだがダメになってしまったんだよな。部費が入っても使う事がなかったからな。部費でコートを借りるなんて不可能だから仕方がない。

 

「俺は総理大臣が辞めろなんて言われても聞かない。俺はサッカーが大好きだからな」

 

「そう意地でも辞めさせてあげるわ。私が後悔しないためにね」

 

 少しなんかイベントが起きる感覚があった。

 

「あと貴方の忘れていた宿題を持ってきたの?」

 

「ありがとうなマジで女神様だぜ。流石理事長可愛い!!」

 

「からかわないでよ」

 

 俺は夏未だけは円堂の嫁として譲らんぞ。絶対に阻止してやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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必殺技をぶち破る方法

 夏未は宿題を渡すと顔を赤くして出て行った。そしてしばらくすると円堂が稲妻KFCのメンバーを引き連れてやってきた。

 

「待たせたな華龍行くぞ」

 

「ああ頑張ろうぜ。じゃあチームを分けて試合をやろうぜ」

 

 俺の掛け声でいいなとみんなが賛成してチーム分けが始まる。

 

 試合が始まり俺が審判となって俺はボールの方だけに目掛けて走りながら選手を観察しながらアドバイスをする。そして唯一必殺技を持っている、まこにパスが通る。シュートに持ち込み必殺技が円堂に襲いかかる。

 

「すいせいシュート」

 

円堂は、反応するも、手で反応するも押し込まれて、ボールは上に上昇してポストに当たる。跳ね返ったボールをマコがシュートしようとする。だがそこには円堂が立ち上がり手でしっかりボールを止めた。

 

「いいシュートだったな」

 

「ありがとう。円堂ちゃんも良かったよ」

 

 お互い褒め合う精神を持つ円堂だ。だがメンタルはそうとうきついな。そう思ったけど楽しんでいるな。円堂はこうじゃないと面白くない。

 

「英山コッチに来い」

 

 俺は、ヒソヒソと作戦を語る。そしてそれに頷く

 

 マコは後ろに走りながら俺を見た。もっと速く走れとでも言いたげな顔だ。だが俺はボールに目掛けて走る。そこから激しい攻防が進み再びマコにボールが渡る。

 

「すいせいシュート」

 

 シュートの領域が出る前に英山がスライディングで止める。ナイスタイミングだよ。実際行動に移せるなんてな。では説明する。

 

 技を打つ時には微かな時間の関係がある。技を出す前にボールにふれるのは言うだけなら簡単だ。だが勿論簡単な話ではない。技を出す時の領域に邪魔するのだ。気配を気づかれたら動けなくなる。理由は簡単で必殺技は時空を超える力を持つからだ。だから気配を消すしかないんだ。以上だ。

 

 本当にイナズマイレブンのサッカーは奥が深いスポーツだなと思うんだ。邪魔するのも一苦労だ。だから簡単じゃないから面白いんだろ。

 

 英山がみんなに伝えてマコの攻略を始まる

 

 そしてマコのシュートを打つ前に妨害してしっかり0対0で決着がつかず延長戦に入る。円堂は仕事をしていないため練習にはなっていない。悲劇かなと思ってしまう。本当に悲劇でござんす。

 

 竜介が激しいシュートを放つ。流石優秀な小学生なだけあって迫力がある。だが珍しくコントロールは、下手くそだ。勢いよく不良に当たってしまう。乱闘パーティになったら最強の俺がいる。いざとなったら脅すことくらいなら出来る。俺は殴らない。だけど強いと見せつけられる化け物だ。

 

「こいつら、弱小中学校の雷門っす」

 

「そうかじゃあ、本当のサッカーを教えないとな」

 

こいつらの行動何をするんだっけ。

 

「ッペ、ほらよ」

 

ボールに唾を吐きマコに目掛けてボールが襲いかかる。何やっているの、女の子にそれも俺が近くにいてやるなんてさバカじゃん。

 

 そしてなんと豪炎寺がいて軽快にボールを追う。豪炎寺が走り出して、やや遅れて俺もスタートする。そしてマコにボールが当たる寸前にオーバーヘットキックを俺と豪炎寺で蹴る。ターゲットは不良

 

 上は豪炎寺、下は俺が蹴る。そして圧倒的な迫力があるシュートで、顔面を貫通してカーブがかかり、背中に当たってしまう。

 

当たった瞬間再び幻聴が聴こえてくる。

 

(俺のオーバーヘットキックに合わせただと。更にボールより2倍いや、3倍は速くそこにいた。そして邪魔にならないように蹴った。それも俺と比べて100倍も火力があるシュートを蹴った。く……コイツとサッカーがしたい。ダメだゆうかとの約束がある。)

 

 豪炎寺の心の声が聞こえてきたのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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豪炎寺が転校してやってきた

目標を決めました。目標はルーキーランキングに何位でもいいから入る事です。


 円堂はいつも元気だけど今日は更に元気となる。理由はみんなのアイドルこと豪炎寺が来たからだ。そして元気よく立ち上がり

 

「ええええええ」

 

と元気に叫ぶ。元気すぎて俺も元気になってしまう事パワーの源だ。円堂が元気じゃないと雷門中サッカー部じゃないんだからな。

 

 えそんな事より飯はどうしたかって俺が作ってやったさ。毒なんか入れてないかだって。ベータに毒を渡したらキレてやるだって。乱闘パーティだって。俺元気だよ。俺が元気でも体が頑丈だからだから大丈夫だって。ベータも美味しく飯を食べていたぞ。美味しくても演技だって面倒いな。じゃ俺がわからないのは仕方がないだろう。

 

 ベータも転校して来たらしい。なんちゃらかんちゃらをして、心を俺と出会う前に支配したそうだ。ただミスをしてクラスが違うそうだ。クラスが違くて良かった。

 

 熱心に俺の部屋を除いて観察しているんだぞ。鼻くそだらけ見つかって酷い恥ずかしかった。サッカーやるかて誤魔化したら必殺技を見せて欲しいから言ってやった。

 

「俺に必殺技なんて持っていないとはっきり言ってやったんだ」

 

 物凄く時空を間違えたとか言いやがった時はミスばかりだなと思ってしまう。だがテヘペロをして可愛いからミスでもなんでもしろとか思ってしまう今日この頃。昨日をテヘペロの日と名付けようそうしよう。

 

 言っておくが俺みたいな男は、なんでも記念日て言葉を愛してる、何故なら祝日になるからだし、思い出として残したい。どうせ一年後には無くなる記念日なんだ。だって忘れてしまうからどうでもいいだろう。

 

話を戻す。俺と円堂は感動の再会のシーンになり抱き合いながら喜んだ。

 

「円堂良かったよな、夢が叶ったよ。これで俺らは最強だ!!」

 

「ああ、これで3トップで勝ちに行くぞ華龍。絶対に誰だろうが勝つ」

 

「おい円堂と華龍授業中に何をしているんだ」

 

「すみません先生」

 

「まぁいい気にするな」

 

「円堂」

 

「華龍昼休み行くぞ」

 

俺らは抱き締めるのをやめて豪炎寺に話す決断をした。

 

 昼休みになった。当然俺ら率いる友情の仲間の円堂が率いる友情の軍団(人数は俺含めて二人)が豪炎寺の前に立った。豪炎寺は、抱きしめられると思い緊張感が襲った。

 

「お前も入らないか?サッカー部に」

 

「くそそのセリフ俺が言おうとしていたのに華龍!!」

 

「チャンスはいくらでもある。生きてる限りな!!」

 

「いいセリフだな」

 

「それは、ワンピースのルフィのセリフですね。でもそんなセリフあったでしょうか?」

 

 不気味な事に目金がいた。

 

「目金、なんでいるんだよ」

 

「ワンピースて言われたら行くしかないじゃないですか?オタクなんですから」

 

「だよな。好きな主人公の誕生日だとその本を買いたくなるよな」

 

「おっと、ここはそんな雰囲気じゃないようですね。ささっと去りましょう」

 

 目金が物凄くカッコよく感じてしまう。去るシーンなんか神シーンみたいだ。まるでイケメンみたいな感じを出している。

 

「目金てカッコいい男だったんだな」

 

「そうなのか華龍、俺にはよく分からないよ」

 

「それより今は豪炎寺だった。豪炎寺一緒にサッカーをやらないか?」

 

「や。ダメだ。今、サッカーはしないと決めたんだ」

 

 そうだった。確か妹が入院していたんだったな。流石に強引にさせるのは良くないよな。

 

「じゃあやるまで待っている。だから待っていてくれ」

 

「おい諦めるなよ。もっとドッカンと説得しないといけないんだ」

 

 円堂は諦めないみたいだが、心の壁が高い。壁は突破するのは、難しいだが1人はいないと困る。

 

「俺に今は構わないでくれ」

 

「円堂。冬海先生がお前を呼んでる。校長室に来いってさ」

 

「華龍も来いと呼んでいるぞ」

 

「分かった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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夏未からの挑戦状

活動報告を作ったので作者のブラックマッハから読んでください


「華龍、落ち着いているな?随分元気そうに見えるけど」

 

 円堂は少し緊張しているような様子が見られる。それは当たり前で廃部の危険があるから仕方がないのだ。だから俺が少しでも元気そうに振る舞えばいいのではないかと考えた。だが中々落ち着く様子がない。

 

 俺は少しでも笑って欲しいからそうするしかなかったのだ。

 

「俺は、夏未が好きだからしょうがないだろう。円堂、廃部にならないように強くならないといけないな」

 

「えええええええ!!お前夏未が好きだったのか?……そうだよな。まだ終わったわけじゃないんだ。だから大丈夫さ!!ありがとうな行くぞ」

 

「ニッヒン」

 

と俺は笑顔で笑い俺達は大好きな夏未のいるところに向かう。負けられない戦いのゴングがここで始まった。二つの戦いが。負けないぞ円堂と、夏未俺がまとめて勝負してやるよ。

 

「来たようね。入りなさい」

 

 いつもよりカッコいい雰囲気がドアを入る前から伝わる。なんてオーラだ。

 

 面白いよ夏未、だけど俺は負ける訳にはいかないから耐えてやる。だからだから俺も本気出してやるよ。どんな勝負だって乗ってやる。俺らは友達だからな。

 

「お邪魔するよ夏未」

 

俺は強引に円堂を中に入れてやった。まだやはり緊張してるがカチコチに固まっていない。

 

「華龍君昨日の約束覚えているかしら?」

 

「俺からサッカー部を辞めさせようとするんだろう」

 

「そうね、貴方と勝負しているのは楽しいのね。でも残念ながらこれは不可能な事だわ」

 

「華龍俺全く話について来れない」

 

「円堂は次の攻撃に備えろ」

 

「私の攻撃はここからよ。貴方達弱小部に渡すお金なんてないわ。だから廃部よ」

 

「えそんな、フットボールフロンティアで優勝する夢が」

 

 円堂と俺が協力して作った部活だから。だから簡単に諦めますなんて言うバカじゃない。ここから逆襲してからこそサッカー部だ。

 

「「納得できない。俺らサッカー部はまだ終わっていない」」

 

「そこでよ。ここから無敗で、フットボールフロンティアを全国優勝しなさい。分かっているわ。難しい事だと、でもそれくらい華龍君には価値があるの!!」

 

「ここで俺が出てくるのかよ」

 

「凄いな華龍お前凄いよ。絶対優勝しような」

 

「ああ絶対優勝してやる」

 

 話は終わりのようだが、夏未から雰囲気で聞きたいことがあるんだとわかる。

 

「華龍君、今すぐ、向こうに行きなさい」

 

「えええええ……なんでなんで行くんだよ。」

 

「いいから向こうに行きなさい」

 

「分かったよ」

 

 俺はなにもいえず行くしかなかった。そして俺は夏未から言われた通り外に出た。暇だったから走るしかない。そんな感じだった。

再び幻聴が聞こえてくる。

 

「円堂君、華龍君と抱き合ったそうじゃない。その時の感想を教えなさい」

 

今の幻聴だよな。幻聴だ。その後更に幻聴が聞こえてきて驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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ベータサッカー部に入るってよ

やっぱりイナズマイレブンは最高に面白い。やっぱり誰一人抜けたら試合は勝てないですね


「相手は帝国学園だ。よし全力で帝国学園を倒すぞ!!」

 

 あのね夏未さん、俺にも報告して欲しかったのだけど何故円堂から聞いているんだ。俺のこと嫌いなのか?

 

「サッカーしようぜ」

 

落ち込んでいる俺を励ましてくれるように聞こえる。本当にこの言葉は神にでさえ勝てるのではと思う。やっぱり俺はサッカーが大好きなんだから。

 

「キャプテン、サッカーするにしても練習する所がないでヤンス」

 

「河川敷で練習するしかないだろう」

 

「それでも人数が8人だからから無理っす」

 

「諦めるんじゃない。全力で勝ちに行くんだ。ほらあの言葉を教えてやれ華龍」

 

 分かったよ。言ってやるから覚悟を決めろよ。

 

「俺らは最弱の雷門中だ。そこは認めているがもし、帝国に勝てたらヒーローだぜ。ヒーロー。目指そうぜ」

 

「その通りだ。ヒーローになるには、勝利の女神を微笑まないといけない。勝利の女神は最後まであきらめていないと微笑まないんだ」

 

「ヒーロー」

 

「そうだ、男の夢が叶うかもしれないぞ!!ゴックリ」

 

そう言って気合がみなぎる。

 

「スカウトは俺と円堂に任せて特訓だ!!」

 

「しょうがない。ヒーローか男の夢だな」

 

「やるしかないすね」

 

「やる時はやるでヤンス」

 

その後は次から次へと気合が入る。やっと入ったがそこで更に気合を入れる。

 

「新しくマネジャーに入ったベータです。宜しくお願いします」

 

「可愛いでやんす。絶対サッカー部を守るしかないでヤンス」

 

そんな感じでやはり気合が入る。みんなは元気良く河川敷に走って行った。

 

「ベータ鍛えるのを宜しく頼む」

 

「yesマスター」

 

 本当にベータが優秀すぎて泣けてくる。だがまだ終わらない。手分けしてメンバーを探すしかないのだ。円堂と一緒にな。

 

「行くぞ円堂」

 

「ああ、サッカーをするために守ろうぜ」

 

俺らは看板を作って馬鹿みたいに走りまくる。

 

 バスケ部やテニス部までしつこくスカウトしたんだ。そして風丸をスカウトしに来た。だがどれもダメそうだ。だが俺らは走るのは、やめない。辞めたら試合は終了なのだから。

 

 そしてオタクのストライカーの目金にスカウトしてきた。

 

「せめて後一人になった所でスカウトしにきたら」

 

ゲームのあれで物凄くカッコつけてるけどリアルはダサい。やっぱりイケメンじゃないからな。ドンマイ目金!!

 

 そして相撲部が軟弱とか言い出すからボクシング対決してボコボコに殴って勝った。そしたらサッカー部は最強に変わった。軟弱は相撲部になってしまう。

 

 最強になってもメンバーは整わない。誰も来ないけど諦めない。円堂が諦めても絶対にな!!

 

 

スカウトを終えた俺らは河川敷に行ったがボロボロだった。なにこのドロドロ転がっている仲間は。

 

「なにやっているんだ。ベータ」

 

「体にボールを当ててボールを怖がらない練習です」

 

 俺の所に泣きついているみんなは泣いていた。もう本当に不良に殴られた感じで喜べない。だが円堂は

 

「ありがとうな。鍛えてくれて良かったらサッカー、一緒にしないか?」

 

 円堂は女子だろうが関係ない。サッカーが出来ればそれでいいのだからな。

 

「女子は参加が出来ないんです」

 

「ところで何で風丸がいるんだ」

 

 俺は気付かなかったが風丸がいた。そこにはウィンクをしたベータがいた。

 

「ちょっとそこに陸上の選手がいてスカウトしたいと思って本気出しちゃいました」

 

「あのスピードは、華龍には劣るが速かった。かけで」

 

「そこまでです。風丸さんは黙っていてください」

 

俺は理解した。かけで勝ったから仲間になっただと感動的なシーンを邪魔してきやがって。俺は全力で睨んでやった。焦ったのか泣きそうな顔でテヘペロとウィンクの連発だが耐えた。耐えたまま睨みつける。

 

なにも言わない。

 

「やっぱりこんな練習ついていけないでヤンス」

 

「さぁやるか!!もっと鍛え直してやる。パスの練習だからついて来い。ヒーローになれるぞ」

 

「やっぱりついていくでやんす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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授業をサボる男と吉良瞳子

「又嫌な勉強でもあったのかしら」

 

そう聞いてきたのは誰なんだっけ。あいにくさ、イナズマイレブン2の知識が少ないから知らないのよ。残念ながらな。でも何度か話しかけてくるのよ。

 

「ちょっと家庭科があるんだけど、俺がやる意味なんかあるなんて思うんですよ」

 

「どう言う事」

 

そう2の誰かさんが言った。俺は堂々と正直にワイルドに言った。

 

「俺は、家庭科が得意でその料理の作り方マスターしてるんで学ぶ必要がないんですよ」

 

「本当なのかしら」

 

「今回のお題の肉じゃがです。お腹が空いていたらどうぞ」

 

 俺は肉じゃがを作っていたのだ。俺の弁当を分けてやった。しっかりこんな場面が2回以上あったので慣れている。何でこんな時に出会うのかは、分からない。

 

「この料理美味しいわ」

 

 そんなに仲良しゴッコなんかしていいのかと思うかもしれないがいいんです。誤魔化せることさえ出来ればな。

 

 俺の両手で鉄パイプを二つ持ちながらドリブルをする。勿論周りには俺らしかいないから安全だ。俺のドリブル力は帝国学園戦で一番重要な事だ。鍛えるにはこれしか無いから仕方がなくね。

 

 貸し切りで練習させてもらっているのだがその代わりに大人の監視が必要で探していたんだ。その時に彼女がいたんだ。

 

「ありがとうございます。おかわりいりますか?ジャンジャン食べてください」

 

「ありがたくいただくわ」

 

 それにしても何で俺のために練習を見てくれるのかが気になるけど今更聞くのは緊張するんだよな。ダメだな。もっと俺はメンタルが強くなるしか無い。聞くんだ。

 

「あの何で俺の練習に付き合ってくれるんですか?」

 

堂々と聞いてやった。

 

「貴方のバカみたいにサッカーをしてる姿を見て成長が出来るのか楽しみなだけよ。それにしても貴方規格外ね」

 

「よく言われます」

 

 俺は1キロ離れてる所を走って声が聞こえてすぐに向かったからだ。

 

「で貴方の名前を教えてください。お願いします。俺の名前は華龍……タツマキです」

 

「いいでしょう、私の名は吉良瞳子!!私の目標のために強くしたいだけなのよ」

 

「はぁ、まぁいいかもっと強くなりたいです」

 

 俺はそう言って再び練習を続けた。時間がある限り笑顔で走り続けた。強くなるために成長するしかない。だって俺は必殺技がないから必死なんだ。

 

「貴方は何で必死なのかしら?物凄く悲しそうな顔をしているわ?無理矢理笑顔でいる感じがするわ。」

 

 バレた。俺は少し悲しいけど泣かないけどね。

 

「必殺技がないんです。何度練習しても必殺技が出ないんですよ。強いやつは必殺技があって当然ですよね。俺は凡人だから出来ないんですよ。だって俺は身体能力以外ずば抜けていないから」

 

「そうなのね。だから必殺技以外の練習を鍛えているのね」

 

そう、俺は必殺技の練習はしていない。基礎能力を鍛えているんだからな。

 

「貴方に必殺技の練習を教えてあげる。肉じゃがのお礼よ」

 

「マジかよ、やった!!俺は絶対期待に応えてやるから待っていてくれよな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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モチベも上がりますのでお手隙の折は一言でも良いのでよろしくお願いいたします。
明日も午後7時に投稿するので是非読んでください。


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帝国学園との試合開始前

評価をどうぞお願いします。特にお気に入りしてくれた人に評価して欲しいです。


 「なんで午後まで来なかったんだ。全然元気そうで安心したけど心配したんだぞ」

 

「悪い悪いサッカーしたくてサボちゃった。円堂もサッカーのためなら諦めないだろうが」

 

 結局必殺技を覚える事は簡単じゃないんだ。身体能力以外ずば抜けていないから仕方がないのかて言い訳で終わらせたくない。俺がもっと強くならないといけないんだ。

 

「どうしたんですかマスター」

 

 ベータも気になったからきいてきたらしい。

 

「ああ、秘密だから教えない」

 

 後10分くらいから始まるのか?本当の勝負があるならやってやる!!打倒帝国学園だから負けられない戦いが始まるんだ。

 

ベータと俺の特訓のおかげで更に身体能力アップが見込めた筈だ。俺らは強いからもう弱小なんて言わせてたまるか?支配率は俺らが貰う。

 

「円堂勝ちに行くぞ」

 

「点数決めるのは任せた」

 

 余り緊張していないみたいで良かった。まだここからが本番だ。

 

「俺達が頑張った一週間の練習きつかったけど強くなれた」

 

「ああだが俺らは強いからみんな勝ちに行くぞ」

 

「流石に無理でやんす」

 

「諦めない限り無限大に可能性があるんだ。なかったら面白くないからな。見ろよ。いまのおれらは強い」

 

 俺は帝国学園の方に指で刺したがやはり俺らは強いと信じられる。

 

「見えるでやんす。勝てるかもしれないでやんす」

 

「そうっすね。諦めたら終わりっすもんね」

 

「そのとおりだ。栗松、壁山まだここからが本番だ。見せてやろうぜ俺らのサッカーを」

 

「行くぞみんな」

 

「おおおおおう」

 

「僕を忘れていませんか。僕を」

 

「え、目金ここにいたのか?」

 

「僕をしっかり最後の11人目でスカウトしておいて忘れるなんて酷いじゃないですか」

 

 マジで存在感が感じられなかった。だがここから目立てばいいだけなんだ。

 

「だがベンチだよ!!しっかり11人目にした条件は達成出来たはずだ。ここからワガママ言うわけないよな」

 

「ヒィイ、この僕がベンチだなんて」

 

「ベータ心を癒してやってくれ」

 

「YES マスター」

 

「やっぱり僕がベンチだなんて」

 

「つべこべ言ってるんじゃねぇ!!弱い奴が強者の発言をするな」

 

あこの役割変えた方が良かった。ベータマジで怒ったら本当に怖いんだよな。なんならそこら辺にいる不良なんて比べても怖いぜ。でも可愛い!!

 

 矛盾しているけど可愛い。遠くから俺を見つめている夏未も可愛い。本当にイナズマイレブンの女子は可愛いんだよな。

 

「最後にポジションの確認をするぞ。俺の時は4-4-2で行く。攻撃的な感じで行く。そして相手ボールからスタートした時は4-2-3-1でいくぞ。そこではバランス重視で少し守りを固めてカウンターだ」

 

「分かったでやんす」

 

「かつっすよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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風丸と染岡の大活躍

 帝国学園との試合がスタートしようとする。俺ら率いる雷門中は2トップでの試合なのだがやはりワクワクするよな。俺にとっても始めての公式なサッカーの試合なのだ。アドレナリンが凄く溢れ出ている。

 

「ピーー」

 

と言うホイッスルが聞こえて俺が染岡にパスをして前に突破して行く。油断しているため俺らともディフェンスより前へ、簡単に突破していた。

 

「行け染岡」

 

最初のシュートは俺らのエース染岡に俺からボールを渡した。俺は、エースてそんな感じの人間じゃない。キャプテンの方がしっくりとくる。

 

「ドラゴンシュート」

 

「パワーシールド」

 

あいにくドラゴンクラッシュ程威力は弱いし、ドラゴンは出てきているが、足に蹴った瞬間に消える。

 

 そのため軽々とはじきかいして止められる。

 

「く、俺のターンが再びありそうだな!!」

 

「俺のターンだと。俺のドラゴンクラッシュを完成させてやる」

 

「すまない源田、なるべく少なくする。でははじめよう、帝国のサッカーを」

 

 あのいい所だけどあのねそれでもなめすぎじゃないか?後染岡、必殺技持ちで羨ましい。だと言え俺の身体能力がすごいため足の指先で止められる。だから調子に乗るなよ染岡。

 

 俺はどうやらストライカーの座を譲りたくないようだった。

 

源田から五条に渡り、そのまま鬼道に渡る。

 

「いきなりだがなめられない。デスゾーンを開始」

 

俺は軽々とボールを話してる最中に奪い鬼道を恥ずかしくさせた。

 

「再び俺らのターンだ。行くぞ風丸と染岡」

 

「くそ。悪いスピードに着いていけない。頼む」

 

「分かった。染岡の分まで頑張るぞ」

 

 俺らは更にスピードを上げた。風丸のスピードアップには帝国でも着いていけないようなのだ。やったね。そのまま風丸がドリブルして何人も抜いていく。風丸は気持ち良さそうに抜いて行って凄い。

 

 目でパスするなと合図を送った後は風丸が気持ちが良くなった。それからはもっとペースを上げて後はキーパーまで辿りついた。キーパーを抜かす覚悟を決めたらしい。

 

「風丸凄い。流石元陸上選手だ!!ずば抜けたスピードで帝国学園手も足も出ない」

 

 そのまま突破しようとする。キーパーを止める覚悟を決めてしゃがんだ。風丸は更に加速して左に行きまっすぐ進みそのままドリブルでゴールを決めた。

 

「すまないどうやらスタミナ切れみたいだ」

 

 やはりあのスピードはスタミナを要求される。だがもう一度でもいいからやってくれないと困る。ただの個人技に代わってしまうからな。

 

 個人技なら誰にでも俺は勝てる自信がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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進化しろ!!ドラゴンクラッシュに

「もう一点とりにいくぞ」

 

そう俺が呼びかけて円堂が素晴らしい言葉を言ってくれた。

 

「ゴールは任せてくれ」

 

 その頃向こうからは佐久間と鬼道の会話が聞こえる。

 

「まさかこの帝国学園から先制点を決められるとはな」

 

「鬼道、どうやらこの3人を見にきたのか?」

 

「嫌その予定じゃなかったんだが、面白い」

 

「ピー」

 

 再び試合再開のホイッスルがなり始まった。佐久間から鬼道に渡る。染岡にある必殺技を教えて置いた。俺は何故かその必殺技を発動出来ないのに何故か染岡は、発動できた。本当に羨ましい。

 

「イリュージョンボール」

 

染岡にはこの対策として鬼道だけを見るようにしてある。抜いて来たがいつまでも止められる。

 

「ここだ行け染岡」

 

「風丸だけが雷門の凄さじゃない。エースストライカーは俺だ」

 

「クイックドロー」

 

 しっかり止めた。俺はすぐに上がり染岡と二人だけで攻めていく。

 

「行くぞ染岡。安心しろお前のペースに合わせる」

 

 再び勢いよく二人で攻めてマークをねじふせながらパスして真っ直ぐに進んでいる。順調で必殺技を出させない。

 

  スピードだけは化け物級の力である。俺達3人はスピードを鍛えた。染岡は更にシュート力を鍛えたんだ。お互い競いあったからますますすぴが増加して行く。

 

「行け、染岡今のお前なら完成出来る筈だ」

 

「ドラゴンく、シュじゃなく、ドラゴンクラッシュ」

 

ドラゴンは最後まで消えず完成できたみたいで羨ましい。本当に羨ましすぎるから嫉妬してしまう。

 

「パワーシールド」

 

「行けぇえーーー」

 

 俺は叫び続けるもギリギリゴールに入らず弾き飛ばされたのをオーバーヘットキックで蹴る。大体4メートルあたりだろうか。そこから蹴ったのが上手くはまり、源田はキャッチしようとするも200キロ越えの蹴りのスピードに着いていけなかったらしい。

 

「ゴーーーール!!雷門最強だ。このまま引き離すことができるのか?」

 

「俺はまだやってられるぜ」

 

染岡までスタミナ切れになってしまうなんてな。だがそれは仕方がない事で染岡は、ハイペースで頑張りすぎたから仕方がないか!!

 

「染岡お前の汗が尋常じゃないぞ。オフサイドギリギリの所に行って休んでいろ。俺らのエースなんだからな」

 

「ッチ、畜生、仕方がないから言葉に甘えさせてもらうぜ」

 

染岡は、まだやれるのにと思いがあるけど、気持ちを抑えてくれた。染岡のぶんまで頑張るしかないのだとみんなもわかってくれた。もう少し時間を使っておけば良かったと後悔している。仕掛けさせたのは俺の責任である。前半15分で攻める選手が俺しかいないなんて鬼畜である。

 

 他は守りを重視しているから攻めれる人材がいない。

 

 

 

 

 

 



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鬼道対華龍、伝説の戦いはここから始まったのかもしれない

是非評価をお願いします


 再び試合の再開するホイッスルがなった。俺らは調子乗っているが、そろそろヤバいかもしれない。俺はリミッター的な力の制限がある。個人技に頼りすぎるのはサッカーじゃないと思っているからだ。つまらないスポーツでしかないと思ってしまう。

 

「一回一回、調子に乗らず毎回俺らのサッカーをやるんだ。相手を舐めれる程俺らは強くないからな」

 

 そう俺が言うと「嘘だ」て目線で俺のことを言う。そうしてそのあと恐怖の目でベータの顔を見る栗松達がいた。

 

 試合が再開してすぐに染岡がクイックドロウをしようとしても、パスで必殺技を交わされてしまう。そして再び鬼道との勝負がやってきた。

 

 俺にフェイントをたくさんかけられてしまう。俺は何も出来ず終わるわけにはいかないようにフェイントをかけ終えた瞬間を狙う。だがそれもフェイントだったらしく終わり続けるまで止められない。

 

 鬼道の後ろで3人ジャンプをし始めた。それを見て俺は飛んでしまい鬼道のフェイクだったことに気づき簡単に抜かされてしまう。

 

 栗松のクイックドローが迫るもパスをされて抜かされてしまい。最後の壁として壁山が輝く。

 

壁山がゴールを奪おうとするもフワッと浮いたボールに反応出来ずそのままシュートされてしまう。どうやら恐怖心だけの練習しかしてこなかったのが原因なのかもしれない。ディフェンスの必殺技も俺が教えた「クイックドロー」も2人しか使えない。

 

 そして鬼道の強烈なシュートを蹴られてしまい、円堂は手で触れるも吹き飛ばされてしまい出来ずそのまま奥までボールがゴールに吸い込む。

 

「スゲェええ、これが帝国の力か。物凄くワクワクしてきた」

 

「悔しいでやんす。必殺技が通じないなんて酷いでやんす」

 

「仕方がないだろう。だっておれらはまともに練習できていないからしょうがないだろう」

 

 俺だって本当は悔しいのだけどさ、どうしようもないんだよ。だって俺は、フェイントに直ぐかかってしまう馬鹿なんだからよ。絶対に騙されないぞ。

 

「鬼道のフェイントにでも対応されているなんてな」

 

「手強いのは一人だけ見たいだな?他もそこそこ強いが帝国の敵ではないみたいだな」

 

 一点決められてしまった。ここから地獄の連続ゴールが始まるのだろうか。嫌だな本当にいやだ。だって俺らのサッカーはここからが本番なのだからさ。

 

「ここからが本番だ。点を取られたら取り返せばいいんだ。まだまだ試合は終わってない。さぁ行くぞみんな」

 

本当にさ、円堂の笑顔は最高だよな。やる気が出るしゴールは任せられr

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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午後7時に投稿します


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円堂と、華龍の夢と必殺技

クリスマスなんで2話分を投稿します


 結局何も起きず前半が終了で終わってしまった。2対1でリードしているが、まだ風丸と染岡のスタミナ切れで息が重々しそうである。俺のスタミナは問題なくまだ完全に元気である。元気すぎて今すぐ試合が始まって欲しいくらいだ。

 

「ちっくしょう、またフェイクに騙されてしまったからさ。今度こそ止めてやる。」

 

 鬼道と俺の頭脳戦では、圧倒的に頭がいい鬼道に負けてしまう。身体能力でカバーできない部分はフェイクだけだ。それ以外は何としても誰にも負けない。

 

「大丈夫だ、ゴールは俺に任せてくれ!!」

 

「そうでやんす。ダブルキャプテンがいるでやんす」

 

 少しは、信じてやるか。俺はLMFを辞めてOMF をメインに変更した。

 

「頼んだぜ、円堂後半は攻撃に備えてそんなに鬼道をマークしないから宜しく頼むぞ」

 

「ああ任せろ。サッカーやろうぜ」

 

 なんて素敵な言葉なんだよ。本当にこの言葉を愛してると言っていい。サッカーやっているけど俺のサッカーはこんなもんじゃない。攻めてせめて、相手を気合い入れてサッカーするんだ。

 

 決して絶望ではなく人間の力はこんなもんじゃないて希望を見せてやる。俺はもっと強くなり必殺技を呼び起こしたいんだ。ただそれだけなんだ。それなのになんで必殺技が無いなんて。

 

「俺が絶対決めやる。俺が本当のエースストライカーなんだ」

 

「染岡さんだけじゃ無いでやんす。もっと強くなるでやんす」

 

「そうか俺のメンタルを救ってくれてありがとうな!!絶対俺がアシストしてやるからな」

 

 みんなも簡単に抜かされてダメージを受けたはずなのになんでこんなに元気なんだろうな。まぁやる気があるくらいサッカーしないと勝てないものも勝てないからな。

 

「救われているのはコッチでヤンス。2点ともキャプテンのおかげで戦える希望て事が分かったでヤンス」

 

 そう言われると嬉しすぎて涙が出るほど俺はうれしい。

俺はどうしたらいいんだろうな。本当にOMFをメインにしていいのだろうか。やはり嫌、だからこそ俺はもっと強くなるんだ。

 

 俺は自由で圧倒的な力でねじ伏せる。円堂は太陽みたいな男だから俺は空になってやる。雲一つもないブルースカイみたいな男になりたい。みんなを支えるような男になりたい。そう思ったんだ。


 「ピーーー後半開始です。今のところやや雷門中が有利か」

 

「再び見せてやろう。もう一度帝国のサッカーを」

 

佐久間からパスが五条に渡り、そのまま鬼道に渡される。

 

「勝負だ鬼道」

 

「イリュージョンボール」

 

 鬼道の顔だけを見て対応する。目の視線を意識する。そしてここだと思った所に足で蹴る。だが残念ながらそれはフェイクでしかなく、まだもう1段階上があった。俺は、再び目を見る。とっくに「イリュージョンボール」は終えていた。

 

まだまだここからが本番だ。

 

「く、デスゾン開始」

 

 再び帝国の3人がジャンプする。俺は鬼道に集中してデスゾーンは無視した。

 

「流石に同じ手は効果がないみたいだ。だがデスゾーンを止められる人間は誰もいない」

 

 鬼道から3人にパスが渡るが俺は後ろに下がるとするも下がれなかった。前に進むしかない。円堂を信じたからだ。

 

 デスゾーンが壁山より高く通過して行く感覚がある。それで後は円堂だけか。出来るのか。俺の思いだけで「ゴットハンド」を出せるのか。出せたらいいけどな。

 

(華龍が俺を信じて前に行ったんだ。絶対止めてつないでみせる。)

 

「ゴットハンド」

 

 聞こえる円堂の声が止めてくれる感覚がそこにはあった。俺は高く飛んだ10メートルくらい高く飛ぶ。

 

「行け華龍」

「華龍」

「キャプテン」

 

 今から放つシュートは、普通じゃない。始めての感覚で驚いた。俺の近くには空があってその雲一つもない所から

ドライブシュートした。

 

気がつくとそのボールはゴールを突破して壁を壊す勢いだった。

 

「やったな、華龍必殺技だぜ」

 

 円堂は喜んだがあれは、奇跡でもう一回蹴れない。だが不可能ではない。もう一度出来ればコツを掴めるといいのだが無理そうだな。

 

 あれは滅多に現れ無い絆の力だからな。そんな感じがする。

 

(く、コイツらとサッカーをしたい!!我慢だ。妹と約束をしたんだ)

 

 豪炎寺の心の声が聞こえる。だがまだやろうとしないみたいだ。だがもう負けない。負けるわけには行けなかった。

 

 しっかり円堂に説得して1たから待っている。10番のユニフォームは豪炎寺に渡す。俺は前世で好きなポルトガル人の7番を獲得している。染岡は、11番のユニフォームだ。

 

 だから絶対待って、待ってやりたくなったら俺がアシストをする。

 

「華龍大丈夫か?顔怖いぞ。楽しんでサッカーをしようぜ」

 

 もの凄い素晴らしいチームだなと思ってしまう。やっぱり俺の夢はここでサッカーをする事なんだよな!!

 

「ここで終了だ。データは、全て取れた。豪炎寺を超えるストライカーがいたとは。あのエイリア学園を超えているかもしれない。あの人が動くかもしれないな」

 

 影山の声が聞こえて結局、没収試合になってしまった。

 

「ここから始まるんだ。俺達のサッカーが」

 

「嫌違うだろう。そうなると今までの思い出が全て無駄になっているじゃないか。取り戻したの方が合っている」

 

 俺と円堂もニッコリ微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




書きたい物が出来たので一旦休みます。絶対戻って来ます!!


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試合終了後の喜びと焦り

面白いと思ったら感想をお願いします


帝国学園との試合を終えて俺らは、

 

「勝ったぞ。夢じゃないよな。華龍ホッペつねってくれ」

 

「本気で行くぜ、覚悟はいいか?」

 

 円堂は俺の怖さにビクビクしながらホッペをつねられた。

 

「痛いてことは現実なんだ。始めての勝利だ」

 

「やったでヤンス。これは絶対サッカーの時代がやってくるでヤンス」

 

「あら忘れたの?まだ廃部の件は終わっていないのだけど」

 

 忘れていた。ラスボス美人夏未がいたんだった。

 

「ああ、わかっている。俺は諦めないぞ。夏美もサッカーを好きにならせてやるよ」

 

「……ならさせてみなさい」

 

 俺はニッコリ微笑みながら頷いた。これが最大の夏未への挑戦状である。

 

俺達はウキウキしながら家に帰ってきた。

 

するとベータがそこにいた。

 

 とても美しい笑顔の顔を見て惚れそうになったが耐えた。俺は、夏未が好きだからな。

 

「お疲れ様です。マスター、今日のハットトリックおめでとうございます」

 

俺は、ハットトリックでゴールを決めることが出来た事に気づいていなかった。全く忘れていた。3点もゴールを決めていたなんてな。

 

「付き合ってくれないか?」

 

「えマスター、それはどう言う」

 

「サッカーの練習をさ」

 

「ハァ」

 

(これだからマスターは)

 

と聞こえて来たが無視して「行くぞ」とボールを持ちながらそう言った。やはり俺はサッカーが好きなんだ。


「ベータ、俺にパスくれ」

 

「Yesマスター」

 

俺はパスの出し合いをしながらパスの精度を鍛え続けた。

 

「虚空の女神アテナアームド」

 

 いきなりどないした。俺の方に迫ってくる。俺は当たり負けせずにボールを奪おうとするも抜かされてしまうが、走って追いつきスライディングをして止めた。

 

「簡単に止められた。一度は抜かした筈なのについて来れるなんて化け物だろう?……流石マスター、私の本気のドリブルを止めるなんて凄すぎます」

 

 よく分からないが普通だろう。特に凄くないし、もっと技術があったらダメだったし、例えばフェイントだとかな。そう言う技術は、俺低いからな。

 

「マスター、これからも宜しくお願いしますね」

 

「おう、今度はシュート練習やるか」

 

俺らはひたすら河川敷でシュートを打ちまくった。秋がやってくる。

 

「華龍君、試合の後に連取なんてダメだよ。しっかり休まないと」

 

「俺よりすごい選手は海外に沢山いるぞ」

 

(いない。だって私は世界の代表選手として勝ったのだから)

 

なんかベータからよく分からない情報が入ってきた。

 

「そいつらに負けないように鍛えないといけないんだ」

 

「焦っちゃダメだよ」

 

まるで俺を子供のように見てる目で見て返事ができなかった。

 

 




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午後7時に投稿します


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さぁ尾刈斗中だ。特訓だ!!夏未は可愛い行くぜ目指せ無敗の学校

今日は、日本代表のサッカーの試合です。
ワクワクしたので投稿しました。
気合い入るのが遅くなってすみませんでした。


 翌日

 

「さてと、皆。帝国戦で俺たちの問題点が分かった」

 

 気付けば部室には部員全員が集まっていた。全員闘志を煽れる顔つきになってきたが円堂の顔を見るとニコニコしている。

 

 流石円堂空気すら和む空間を与えてくれるぜ。

 

「問題点も何もまずボールに触れていなさすぎ」

 

 染岡、風丸以外全員マークはしっかりしていた。前半と後半ほとんど鬼道にボールが繋がっただけだからマークしている俺がついただけだから決して悪くはなかった筈だ。

 

「あれはマークしている相手が違うだけだから決してそんな事ないぞ。円堂話を続けてくれ」

 

「円堂。話を続けてくれ」

 

「まぁ、ボールに触れる事はもちろんなんだけど、こんなフォーメーションを考えたんだ」

 

 

 円堂が書いたフォーメーション。ふむふむ。FWを2人から3人に増やすか。俺はCFとOMFの真ん中をねらえるSTか良いね。風丸も同じポジションだな。豪炎寺が来た場合は風丸は後ろに下がるだろう。

 

「キャプテン、豪炎寺さんはどうします?」

 

「豪炎寺がいなくてもゴールは奪える。それを理解した筈だ」

 

染岡が力強くそう言った。

 

「そうっすね。頑張るっす」

 

 だがやはり破壊力は、そんなにない。風丸のドリブル突破と染岡にパスが渡れば破壊力はある。ただマークされてしまい俺一人ならどうする。迷わずシュートを打てるか。

 

 打てるだろう。結局打てるのは分かる。俺はセカンドストライカーなんだから。今染岡に、エースストライカーは渡している。

 

お客さんと言って木野が中に入れたのはみんなのアイドル夏未だった。相変わらず可愛い。

 

「くさいわ」

 

「うんうん、相変わらず毒舌だな(可愛いな)」

 

「何か言ったかしら?」

 

「今日も夏未は、可愛いなと言っていたんだよ」

 

 二つの本音が混ざったのだった。

 

「どう言う事?」

 

 だが夏未は勿論二つの本音を聞いて混乱している模様。

 

「それより要件は」

 

「帝国学園との練習試合。廃部だけは逃れたようね。流石華龍君よ」

 

 帝国学園のオーラから、俺の名前を言った瞬間乙女の顔なるのやめてくれない?可愛いから。

 

「これからガンガン試合していくからな」

 

「そうそう、試合、試合ワクワク」

 

「……次の対戦校を決めてあげたわ。これで華龍君の凄い所が見れるわね」

 

 又迫力が出た。なんなのこれ。後本音が出て台無しだけど可愛いよ。

 

「話を聞くの?聞かないの?」

 

「ああ。で?どこの学校なんだ?」

 

 円堂がそう聞くも教えてくれない。

 

「尾刈斗中だろう」

 

「流石ね華龍君、私のクイズを当てるなんて」

 

 いつからクイズをやっていたんだろうか!!

 

「無敗で勝つぞ」

 

「オオーー」

 

 こうして始まったみんなは、再び鬼教官のベータによって鍛えられた。円堂と染岡と風丸と俺以外は全員!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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18時に投稿するつもりなので、ぜひ読んで日本代表を応援しましょう


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激突、ドラゴンクラッシュ対ファントムシュート

サッカー見ようぜ。
て事で今日のサッカー日本代表の約1時間過ぎた当たりです。
きっとイナズマイレブンみたいに熱き試合になると思うので盛り上がっていきましょう。
て事です。
では本編をどうぞ。


 練習試合当日になりました。負けたら廃部で負けられません。敬語疲れたんでやめるぜ。

 

 さて相手がやってきた。オカルトポイ連中がゴロゴロいる。まぁサッカーだって学校によって変わるんだ。

 

整列しているとすると向こうの監督が俺の元にやって来る。

 

 

「君が豪炎寺君。帝国戦での君が撃った、スカイドライブ、見せてもらいましたよ。いやはや素晴らしかった今日はお手柔らかにお願いしますね」

 

「あの豪炎寺なら俺の陰にいる奴っすよ」

 

 少し高身長アピールをしたくなった。豪炎寺とは、10センチ身長が違うのだ。

 

 後夏未が陰で何とか説得してくれて豪炎寺がいる。

 

「ちょっと待てよ!あんたたちの相手は豪炎寺じゃない!俺たち全員だ!」

 

そう言ったが全く相手にせずどっかに行った。ドラゴンクラッシュも知らないのじゃないか。

 

整列を終えて試合が始まる。始まる前に夏未を探す。ふぅしっかり見てくれているな。

 

 

 オレたちのフォーメーションは4-2-4。染岡がWFWで俺がLFWで豪炎寺がCF風丸がSTだ。影野と目金がベンチって感じだ。

 

 審判のホイッスルで試合開始。相手チームからのキックオフで始まったが、10番がいきなり早々に

 

「喰らえ!ファントムシュート!」

 

「弾き返してやるぜ。ドラゴンクラッシュ」

 

エースストライカー同士のシュート技がぶつかり合う。シュートを撃つタイミングは全く同じだった。ボールは上に浮く。

 

 それを風丸がトラップして豪炎寺にボールが渡り、「ファイアトルネード」を撃った。

 

 そのままゴールに入るかと思った時に「歪む空間」を放った。だがそこには俺がオフサイドじゃなくて抜け出していてキーパーがキャッチするまえにシュートを放った。

 

 キーパーは止められず、ゴールが入った。実はあれも作戦だった。実はファイアトルネードの威力は低くてただのパスに近いのだ。それをノーマルシュートで決めた感じだがファイアトルネードの威力は下がらない。

 

「これが華龍と豪炎寺の実力、これは狙っていました。これこそが本当の芸術的なシュートだ」

 

 と角馬がそう言っている。

 

「さぁこれはジャンプして腕をクロスさせた。これが華龍のパーフォーマンスだ。初めてのパフォーマンスですがジャンプが高いですね。しっかりパフォーマンスの練習をしていて良いのでしょうか」

 

「「「いい」」」

 

夏未もこれには賛成で何なら一番声が大きい。かと思いきやタイミングをずらしてベータが言う。

 

「この強者のポーズが日本代表になる男なんだよ」

 

 キレられながら怒られた。

 

「彼は、他のスポーツがお似合いよ」

 

 夏未とベータの喧嘩が始まった。

 

「流石華龍、相変わらず人気者です。このまま期待しておきましょう」

 

「「当たり前」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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打ち破れゴーストロック

とりあえずコロンビア戦までこの作品を書こうと思います


 さてまず先取点を取ったぞ。

 

 そして試合再開して染岡がスライディングして止めて繋げる。そして俺にボールが行き、風丸に渡して再び俺に回り大きくパスして染岡に繋ぐ。

 

 そしてドラゴンクラッシュが発動した。青いドラゴンがキーパーに襲いかかる。

 

「ゆがむ空間」

 

 俺は残念ながら、今回は抜け出せず簡単に止められる。

 

「個人一人のシュートなら無力」

 

「クソ、コッチにはセカンドストライカーがいるんだ。絶対決めてくれる」

 

 そう染岡が言って注目が俺に集まる。俺は、早く動きマークから外れる。

 

 そして背番号10番にボールが渡る。

 

「無駄だ。お前たちは既に俺たちの呪いにかかっている。ゴーストロック!」

 

 何とみんな動けない。俺を除いてな。足音をわざと大きくみせる。

 

「ソヤソリャソドスン」

 

 こんなふざけたどでかい音を立てながらな。

 

「ファントムシュート」

 

「動ける。止めてみせる。ゴットハンド」

 

 簡単にまるで当たり前のかのように止めてみせる、円堂はカッコいい。何故動けるかを説明しよう。俺は一度も監督の音を聞こうとしなかった。だから呪いから抜け出して、凄い雑音をたててみんなの呪いを突破したのだ。

 

「どうやら音だ。これは音で突破出来る」

 

 俺がそういうと攻略の鍵が見えて来た。残る壁はゆがむ空間だがこれは俺を抜け出して決めるしかないのだ。

 

 そう思うと6人がいつの間にか俺を囲っていた。数が多くないかと思うがキーパーが止めてくれる安心感がある。だから妥当だろう。俺は動かず周りをひたすら頼み込んだ。

 

 そして染岡から豪炎寺にパスを出さずに半田に戻して再び染岡にパスが渡る。そして今度は風丸にパスして染岡に渡り、風丸に返す。

 

再び後ろにいる半田に繋ぎ、大きくて蹴って染岡にパスが繋がる。

 

「豪炎寺だけがエースストライカーじゃない。ドラゴンクラッシュ」

 

「ゆがむ空間」

 

 染岡のシュートは、止められる。

 

 そして前半は、何度も染岡に渡り、外した結果だった。一度や二度は豪炎寺にパスが渡るが、まだまだシュートを撃つ場面ではないようだ。

 

 「ゴーストロック!」

 

ゴーストロック!は円堂の

 

「ゴロゴロゴロ!ドッカァアアーン!」

 

 で防ぎ続けて無失点だった。

 

 俺はマークされ続けて、抵抗することすら許してもらえない。

 

 だがおかげでパスがフォワードだけじゃなくなり大分良くなった印象を感じている。

 

課題は俺がマークしていないとしない点だ。勿論攻めれるなら前線にパスを繋ぐ方が良いのか。みんなを頼って繋ぐ方がいいのか分からない?

 

 そこで前半が終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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豪炎寺と華龍の最高の連携必殺技

 そして少し休憩を挟み後半が開始される。雷門ボールで試合開始だ。

 

豪炎寺から俺に渡りシュート体制にいきなり入った。普段はしないが今はするべきだと判断したのだ。

 

 ノーマルシュートが敵キーパーに突っ込む。だが威力は強く、時速360キロを超える物凄く速いシュートだ。

 

「ゆがむ」

 

「ゴーーーーール、雷門中これはいきなり凄いロングシュートだ。こんなシュートを隠し持っているなんて驚きました」

 

俺の考え方はこうだ。空間を歪むならゆがむ前にゴールを決めろという作戦である。それでゴールが入ったがみんなは、納得していない。そりゃあそうだ。俺だって後悔している。

 

「悪いつい、俺の悪い癖が出た」

 

「気にするな。シュートが決まったんだ。次も頼むぜ」

 

 本当に円堂は最高だよ。

 

 そして再び試合が再開して豪炎寺がスライディングして風丸がしっかりボールを奪い、一旦後ろに下げて半田にボールが渡る。理由は豪炎寺が直ぐに動けないからだ。

 

 そこから栗松にボールを下げて、栗松がロングパスで染岡にパスが渡る。

 

 そして後ろに下げて風丸が渡り一気に風丸が前に抜けて出てきた。

 

 俺は素早く周りを見ながら適切なタイミングでパスの指示をする。

 

 そして風丸から俺とワンツーを決めて染岡にパスが渡る。

 

「奴の手を見るな!あれも催眠術だ!」

 

 やはり気付いてたか。俺はアニメで知っていた。

 

「平衡感覚を失い。シュートが弱くなるぞ」

 

「お前……ずっとそれを探っていたのか!」

 

染岡の前に2人のディフェンスが立ちはだかる。

 

 

「華龍、豪炎寺行くぞ!」

 

 

 染岡が俺と豪炎寺の名を呼んで、

 

 

「ドラゴンクラッシュ!」

 

 

 ドラゴンクラッシュを放った。しかし、ボールの向かう先はゴールでは無くそこは自由の空。そう俺の輝く舞台だった。

 

 

「どこ狙ってんだ染岡!」

 

 

 そんな中、2人跳び上がる豪炎寺と俺、

 

「違う!アレはシュートじゃない!パスだ!」

 

「ファイアスカイ、トルネード!」

 

(しっかり俺のファイアトルネードに合わせてる流石だ。俺は華龍とサッカーが出来て良かった)

 

 あの時マコを助けた時点でこのファイアスカイトルネード、は完璧の領域まで辿りつけていたんだ。

 

 俺もだぜ豪炎寺、お前とプレイ出来て最高だ。もっとやろうぜサッカーを。

 

「ゴーーーーール、これが新しい必殺技の誕生です。染岡のナイスパスで二人に繋がって見事ファイアスカイトルネードを決めました。3人同時のハイタッチです。この試合一度も染岡と豪炎寺のパスが渡りませんでした。それどころかやや豪炎寺にパスしてなるものかと染岡の意地が見えました。そんな染岡がパスした瞬間は本当に感動的でした」

 

……「さぁ再び染岡のドラゴンパスが2人に渡る。撃つのか撃たないのか」

 

 この位置この角度、絶対ゴールを決める自信全てある。

 

「ファイアスカイトルネード」

 

「ゆがむ空間」

 

「又決めました。尾刈斗中手が出ない。7対0です。なんと尾刈斗中相手に大差をつけて勝ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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華龍の必殺技習得なるか!!

 試合を終えて豪炎寺と染岡は、仲良くなった。そしてチームの課題はボールに触る。これは、本当に難しい。

 

 大抵弱いと前線でディフェンスが出来てしまうのだからな。だがそのぶん派手に前線は、スライディングが出来ると事になる。

 

 ミスしてもディフェンダーがいるのは大きいはずだ。そもそも全員でディフェンスサッカーってのもおかしいなとは思う。

 

「今日も疲れたよう。結局必殺技使えなかった。さて1秒のんびりしたしサッカーやろうぜ」

 

 1秒間、体を休んだらサッカーがやりたくて仕方がない。

 

「マスター、今日も私と練習しますか?」

 

「そうしよう」

 

 そして又秋に怒られて練習は中断されたのだった。にしてもあの化身アームドはなんだよ。

 

 俺でも出来るのかよ。

 

「マスター必殺技覚えましたね」

 

「いや覚えていないよ。習得していないし」

 

 俺は必殺技を習得していないのだ。

 

「それなら何故、スカイファイァトルネードのスカイはどこからきているんです」

 

 言われて見たら確かにこれは俺の必殺技である。スカイがつく 俺の必殺技だよな。

 

 俺は、スカイトルネードを撃てるのか。少しやって見る。

 

「スカイトルネード」

 

 全く青い空なんて微塵もない。ただ夕焼けの雲で必殺技なんて言ったら恥ずかしいレベルだ。

 

「きっとこれは、あれだ。必殺技じゃないんだ。」

 

 何カッコつけているのダサいよ俺、必殺技じゃない時点でダサいけどさ。なんなの恥ずかしくないの。言う前に気づけ1秒前の俺よ。

 

「マスター、そう言えば」

 

「なぁベータ、眠いから帰ろうぜ」

 

 俺はなんとなく未来を予想してそのまま帰ったのだった。

 

 そして円堂と必殺技の特訓が始まる。

 

「マスター、スカイファイァトルネードは、夕焼けの雲でした」

 

しっかり見ていないけど流石に試合中の時間に夕焼けはいくらなんでも早いような気がする。

 

 翌日早く起きた俺はスカイトルネードを撃って見た。

 上空をしっかり見ると夕焼けで太陽がキラキラ光っていて美しかった。

 

 俺は直ぐに制服に着替えて手と拳をぶつけて気合いを入れて部室に行く途中に円堂と会った。

 

「円堂俺必殺技が出来たんだよ。止めてくれないか」

 

「ああ止めてみせる。

 

 そう言って俺らは、河川敷に行った。

 

「行くぞ円堂、これがスカイトルネードだ」

 

「高い。此処からシュートを撃つのか。止めてみせる」

 

「スカイトルネード」

 

 円堂にめがけて夕焼け色のシュートが襲いかかる。

 

「ゴットハンド」

 

円堂の小指に当たり、弾けず、だが吹き飛びず、こゆびからすり抜けたかのようにボールはゴールに入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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さぁ特訓だ!!行くぜ全国優勝

さぁ今日はコロンビア戦です。再び休みに入る予定です。
又再開したいと思っています


「とうとうフットボールフロンティアが始まるんだ!」

 

「「「おぉー!」」」

 

 

「で?相手は?」

 

「相手は──」

 

「──知らない」

 

「だよね。俺はしっかりだ野生中だと覚えているよ。円堂の思う通り、俺らのサッカーをやろうぜ」

 

「流石ダブルキャプテン、連携バッチリでやんす」

 

 栗松に褒められた。よし張り切ってサッカーやろうぜ。

 

 

「華龍君の言う通り。初戦の相手は野生中ですよ」

 

 と、入って来たのは俺らの監督裏切り者の冬海先生だ。いきなり入ってこない。ノックする部員じゃないんだからね。

 

「確か野生中は昨年の地区予選決勝で帝国と戦っています」

 

 へぇでも帝国とに勝った俺らの敵じゃないぜ。それに今の俺たちは進化しているんだ。そしてやはり裏切り者、帝国関連に詳しい。

 

 

「初戦大差で敗退っていうのは勘弁してほしいですね。ああ、それから」

 

「チーッス。俺、土門飛鳥。一応ディフェンス希望ね」

 

 ディフェンスか、余り俺のチームディフェンダーいらないんだよな。前線で全部止めてしまうチームだから。

 

「君もモノ好きですね。わざわざ弱小クラブに入部だなんて」

 

 ちょっとビンタでもしてみようかな。うんうん暴力反対だね。辞めておこう。

 

 そして秋と土門が幼馴染トークを始めていいムードになる。それを邪魔するのが円堂守て男だ。

 

「歓迎するよ土門!フットボールフロンティアに向けて、一緒に頑張ろー!」

 

 円堂もう少し幼馴染トークをしようよ。

 

「でも相手野生中だろ?大丈夫かな?」

 

「何だよ、新入りが偉そーに」

 

「まぁまぁ、染岡。で、土門。それは純粋に相手が強いと言う意味?」

 

 

「簡単にはそうだね。俺、前の中学で戦ったことあるからねぇ。機動力、瞬発力共に大会屈指だ。特に高さ勝負にはめっぽう強いのが特徴だ。華龍なら高さ勝負じゃ負けないと思うけど」

 

 俺と高さ勝負するか?負けてられない。瞬発力だって負けられない。

 

「パスだ」

 

「空中戦だ」

 

「パスと空中戦を制して勝利を目指すぞ」

 

「おお」

 

 こうして俺らは、必殺技とパスの精度の技術を身につける練習に取り組んだ。

 

 練習①

 

 鳥籠でベータから奪われないでパスをする練習だ。ベータは、凶暴だから取り扱いには注意が必要だぞ。

 

 練習②

 

 空中戦を制する必殺技だがおふざけだから何もならない。本当にこれ一番大事だけどふざけが始まったら何も始まらない。

 

 練習③

 

 小さな柔らかいボールから避ける練習。これで反射神経をきたえます。避けます。注意顔面には柔らかいとはいえ当たるとやばいかもしれないから気をつけて。

 

の三つの練習で円堂はキーパーじゃなくて必殺技の指示、俺は小さな柔らかいボールを投げる。

 

 俺らキャプテンは何も練習が出来ません。ははは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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これ完全にヒロインが華龍で、ヒーローがウルビダじゃないか!!

 家庭科の授業が急遽俺の前に再び立ちはだかる。俺は嫌で仕方がなく学校から脱走をした。

 

 何とか雷門中から抜け出し河川敷に向かう。

 

 するとサッカーボールを持った女子がいた。俺は彼女に興味を持ち話しかけてみた。

 

「名前はなんて言うんだ。可愛いね。もし良かったらサッカーしないか?ほらやろうぜ」

 

「私はウルビダだ」

 

 道理で可愛いわけだ。胸が大きくて有名なウルビダさんじゃないか?本当にでかいね。

 

 触ってみたくなるよ。うんうん実に魅力的なスタイル。だけど俺はサッカー一筋の男だ。

 

「じゃあサッカーをやろうぜ」

 

 そう言って俺らはサッカーの練習をした。ウルビダは帝国学園を何倍も超えるスピードだが俺の相手ではなかった。

 

 俺は何度も完膚なきまでの敗北を見せてやった。俺は一度も負けずに全勝で終えた。これで辞めとこうと思ったが

 

「もう一度だ」

 

「アストロブレイク」

 

 普通のノーマルシュートブロックで弾き飛ばしてゴールに入る。

 

「ハァハァやるな」

 

「そっちこそ強いじゃないか?」

 

「シュート、ドリブルブロック全て私をうわまっていてそのセリフか?」

 

「いや、あのさ俺の弱点を知っているよね」

 

 多分だが帝国学園の試合を知っていれば勝てるのだ。まぁ抜かれても直ぐ戻るから意味はないけど。

 

「分かっている。フェイントに関して私は鬼道に負けている。その前にボールを取られてしまっている」

 

 そう言う事なんだ。鬼道はフェイントの天才なんだ?流石イリュージョンボールを使うマジシャンだね。

 

「本気を出せばサッカーではなくなるか?ただの暴力だから力を発揮させていない違うか?」

 

 何でバレているのそうだよ。そうなのつまらないから必死になって外国はもっと強いとか言うんだ。俺はもっと強くなりたい。そう思って生きているんだ。でもこんな圧勝する力に価値なんてない。

 

「その通りさ、もっと本気を出したい。でも俺は満足しているんだ。こんな時々個人技に頼る俺がいて良い場所なんだ。だから俺はここ雷門中にいる」

 

 少し残念そうな顔をしたが直ぐに真顔に戻る。

 

「それにまだ本気を出していないだろう。私を怪我させない事を考えて」

 

 実際そうだ。女子の悲鳴なんか聞いて喜ぶ趣味はないのです。だから俺は怪我しないで、悲鳴を出さないサッカーをしていたんだ。

 

「当たり前だ。だが俺はそれでも本気を出したぞ」

 

 嘘だ。まだ3割も出していない。ベータの封印モードと同じくらいだからな。

 

「ックいつか私はお前を超える」

 

「ずっと待っている。生きている限りな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その期待に応えて

 

 

 




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空中戦の絶対王者との対決

 大自然に囲まれたスタジアムでサッカーは始まるのだ。

 

「コケコケ」

 

「コケコケ(おはよう)」

 

 と挨拶を返すと喜んでいる。同じ仲間だと思ってくれたみたいだ。

 

「コケコケ」

 

「コケコケ(今日は、いいサッカーしような)」

 

「コケコケ」

 

 大きく頷いた。俺の意味を理解したようだ。俺は意味なんて全く分からないがな。

 

 

「何なの……」

 

「あ、あの人たちですよ!野生中のサッカー部!意味分かるんですか?」

 

「嫌なんとなく意味は理解出来る!!」

 

 ……そしてスタジアムに入った。今日のキャプテンは俺だった。やったね。

 

「よし!行くぞ!」

 

「さぁやるぞ俺らの大好きなサッカーを」

 

締めの一言は円堂に託した。

 

「俺らのサッカーやろうぜ」

 

「「「オオウォ」」」

 

 フォーメーションについた。前回と同じフォーメーションだ。そして試合のホイッスルで試合開始。オレたちボールで試合は始まった。

 

 染岡から俺に、そして半田から再び俺に渡って、豪炎寺に大きなフライのパスを出した。

 

「ファイアトルネード」

 

 しかし豪炎寺より高く飛んでいて上から押さえ込まれた。ボールを上手くニワトリがトラップしてチーターにパスが渡る。そこには俺と土門がいる。

 

 チーターが速いドリブルをするも土門のタックルと俺のスライディングして止めて、直ぐに壁山にパスを出した。そこから栗松に。前線にパスが出せない状態になってしまった。

 

 俺は起き上がりパスをもらい、

 

「ドケ」

 

と言って細かいドリブルをする。全く相手は遅く話にならずごぼう抜きをしてみせた。そこからシュート体制に持っていき

 

「くらえ、スカイドライブ」 

 

 ただのドライブシュートがおそいかかる。決して必殺技なんて領域じゃないため若干恥ずかしく感じてしまう。だが俺の心をこめたシュートは手も足も出ず見事ゴールに決まる。

 

「ゴール」

 

「本当に華龍君は凄い人ですよ」

 

「これが、俺らがバカにしたサッカー部なのか?」

 

 それを聞いて俺は、周りをキョロキョロ見回りそう言ったのは大谷だった。俺は直ぐにスライディングして大谷の所に行き上を脱いで左右に上を振っていた。

 

「背が高いし、サッカーが好きでパフォーマンスまで応援している所にいて素敵ですよね」

 

「まぁそりゃ誰でも応援していたらするんじゃないの?」

 

「チームメイトで喜ぶだけなんですよね。中学生は普通」

 

 そして俺が決めたのはいいが徹底マークで三人されてしまいディフェンダーになってしまっている。

 

 俺1人かけただけでもパスコースはなく何処も空中戦を挑まないといけない。

 

 10分後やっとの思いで染岡にボールが渡り

 

「ドラゴンクラッシュ」

 

を放とうとするも強烈なライオンによって大ダメージを受けてしまうも、弾き飛ばして

 

再びシュート体制に入り

 

「ドラゴンクラッシュ」

 

今度は放てたが、威力はなく簡単に普通のキャッチで止められてしまった。そして俺はドラゴンクラッシュに視線が行ってしまい俺は徹底マークから抜け出した。

これでOMFの位置まで上がり囲まれそうになったら逃げてを繰り返した。

 

円堂は何度もキャッチして

 

「華龍と豪炎寺に繋げ。信じるんだ。俺らのキャプテンを」

 

染岡は中盤にいた。

 

「この試合俺の最後の仕事をするぜ。行け壁山」

 

 と染岡が言った。壁山は期待に応えようとして

 

「ハイっす」

 

 俺らはオフサイドの線を踏まない程度前にやってきた。

 

「後前半終了まで残り2分を切った。だが雷門全然前に進めない。風丸ロングパスしかしパスコースを防がれ取られた」

 

「クイックドロー」

 

「しかしここで栗松防ぎました。栗松からロングパスが染岡に渡るシュート体制に入った」

 

「ドラゴンクラッシュ」

 

「そして上は高いこれは届かないか!!壁山のお腹を蹴って豪炎寺その後に遅れて華龍がジャンプ」

 

「スカイイナズマ1号落とし」

 

「決まった。見事なシュート。ここで前半終了、このまま勝てるのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




R18版https://syosetu.org/novel/312657/


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未来から来た三人がやって来る

 7対0で俺らは圧勝で勝った。3点目はファイアトルネードだ。勿論壁山クッションの上からな。

 

 4点目はイナズマ落としでゴールを決めた。

 

5点目はスカイイナズマ1号でゴールを決めた。

 

6点目はスカイトルネード、夕焼けを感じる空を目掛けて放つシュート技。実に美しい気分でシュートが出来たのだった。

 

7点目はクイックパスでキーパー触れることも出来ずゴールを決めた。

 

 これでダブルハットトリックである。

 

「なんとこの試合、華龍なんとダブルハットトリックを成し遂げた。これは凄い滅多に聞きません。あの空中戦最強の野生中が完敗です。たった二人のエースストライカーによって勝ちました」

 

「華龍君凄い」

 

 と手を振っている大谷を見て笑顔で手を振っていると

 

「ウチが手を振られたやんね」

 

 雷門中のユニフォームを着た女子がいた。隣には雷門中の制服を着た女子がいた。その隣にも青いユニフォームを着た人がいる。

 

 なんだこの三人は、まぁいいかと思いとりあえず俺は帰ろうとすると三人は待ってくださいと呼ばれた。

 

「華龍さん」

 

「華龍さん」

 

「華龍さん」

 

「「「サインをください」」」

 

「ウェイ、分かった何処に書けばいいんだ」

 

そう言うとユニフォームを渡されて適当に名前のサインを書こうとするが、何これ。

 

「イナズマジャパンの俺のじゃないか!!背番号7凄いカッコイイ」

 

 そう思いながらサインを書くと余りの嬉しさに頭を二人撫でてやった。

 

 「あの私と同じ動きできますか?」

 

 そう言われて頷いた。これは新体操のやつである。知らない動きだがなんとなく理解出来る。俺は勿論再現を可能でさらに美しく決めた。

 

「流石は、スポーツならお任せの華龍選手だ。私桜って言います」

 

「宜しくね、敬語はやめよう。それと未来から来たんだろう。イナズマジャパンのユニフォーム持っているし」

 

「私はあおいこれから宜しくね」

 

「チース、エースストライカーはウチヤンね。きなこやんね」

 

「じゃあ俺はこれで」

 

 俺はそう言って別れようとしたら、俺の腕を離さずこう言ってきた。

 

「未来には帰れないやんね。帰れる力の道具が壊れてしまったやんね。だから泊めて欲しいやんね」

 

「夏未泊めてやってくれないか?」

 

 隣には夏未がいた。

 

「嫌よ」

 

「仕方がない。俺の家に来い泊めてやる」

 

「ダメよ私が許さないわ?仕方がないから私の家で泊めてあげる。これも理事長命令よ」

 

 結局三人は夏未のいえで泊まることになった。

 

「おい華龍、早く来ないと、おいていくぞ」

 

 円堂に言われて俺は慌てて向かった。

 

「分かった。今すぐに行くから待っていてくれ」

 

 こうして俺は、車で雷文中までバスに乗った。

クタクタで眠くて仕方がなくバスで寝ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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