死んで目が覚めたら荒神だった件 (namako:BERSERKER)
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ご主人を見つけて、名前を貰った。
俺は、自称隠れオタクだ。
ゲーム、アニメ、漫画を好みジャンルは面白ければ何でもプレイする。
買えればだが。
(自称している時点で隠れてない)
超を越えるほどの甘党。
一日一食の大食いの為、一日の糖分摂取量はそんなに多くない・・・筈。
甘味の強い物を好む。
仕事は依頼方式で完全に壊れて居なければ何でも直せる。
怪我の応急処置も含む直し屋を営む。
計画性が無く、お金を持てば直ぐに使い果す。
その為、その日暮らし。
俺は、横断歩道を渡っていた時、飲酒運転と思しきフラフラと蛇行して来る車に轢かれてその辺に生えてる木に首を強打して首の骨を折り神経切断、その結果、即死だった。
「此処は、何処だ?」
俺は、自分と辺りを確認すると、日本列島上空で、荒神・サリエルになっていたのだが、この身体はフィギュアの様に小さい。
そして白い事もあってウェディングドレスの様だ。。白いが女性型だ。
む、俺・・・一人称を変えた方が良さそう。
私は贖罪の街へと来て、大穴が開いた双子ビルを居住し易い様に修繕し、宇宙へ出る為の軌道掃射砲・エーレンベルクをモデルにして、軌道上打ち上げ用加速施設へと改造して住む。
或る日、日課の散歩へ出かけて荒神を捕食したりしていると、雨宮リンドウと新人ゴッドイーターが贖罪の街に来ていた所へばったり出くわした。
「サリエル…か?新人、気を付け・・・ろ?」
リンドウが言い切る前に新人はプレデターフォームで私を喰っていた。
「え?」
「まぁ、勝てたなら良いか」
「本来サリエルは中~大型に分類される」
リンドウと新人は勝利から気が抜けた様だ。
しかし私は神機に捕食されたものの、神機を侵蝕して神機の中で私は中枢に居場所を造った。
そして・・・。
『こんにちはご主人。私は先程ご主人の神機に寄生したサリエルです。ご主人、私に名前を頂戴。』
「え?さっきの・・・え?寄生・・・名前かぁ。」
「おい。如何した新人?」
「あ、リンドウさん。俺の神機がさっきのちっちゃいのに寄生されちゃって、名前くれって。名前如何しましょう?」
「身体に問題は無いのか?」
「ええ。今の所問題という問題は無いです。」
「そうか。ひとまずは大丈夫か。榊のおっさんに見て貰えよ」
『私の名前!!』
「あーハイハイ」
「ん?」
「名前の催促です。」
「あー。帰りながら考えるか」
「そうですね。」
「サリエルだからエリは如何かな?」
「サリーってーのは?」
「極東だしサエは?」
「リサ、リザ、エル、エルザ、エリザ」
『リサ!リサが良い!』
「あいよ。リサが良いって」
「お?俺の声も聞こえてるのか。よろしくな、リサちゃん」
「サリエルだから女の子?」
『私は女です(今は)』
私はフェンリル極東支部の神機保管庫に安置された。
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