吸血鬼の兄が帰ってきた (('ω')ウィッス)
しおりを挟む

吸血鬼と奇跡の少女

どうも_(._.)_
あまり投稿せず、新しいのを投稿してしまいました

すみません(;_;)
でも、気長に待っていただけると嬉しいです


「お兄様…行かないで…」 「離れないで…兄様…」

 

「…すまない、レミリア…フラン…俺は行かなくちゃ行けないんだ、その代わり…俺の大切なネックレスをやる」

 

「…うん…絶対に帰ってきてね…お兄様…」

「フランも…いい子で待ってるから……」

 

「あぁ、必ず帰ってくる。美鈴、パチュリー後は任せた」

 

>>>>>

 

「…懐かしい、夢だったな」

「何時ぶりだ…こんな夢を見るのは…」

 

一人の男(?)が目を覚ました

 

「…そろそろ帰った方がいいな、あいつらは、ちゃんと生活してるのかな…」

「いやっ、美鈴やパチュリーに任せてあるんだ。大丈夫だろう」

 

>>少年(?)着替え中<<

 

「やっぱり、夜は落ち着く…ん?」

 

夜の街に男3人組が緑色の髪の女子にナンパをしているのを見つけた

 

「なぁ?いいだろ?」

「俺達といい事しようぜ?」

「いい匂いすんぜこいつ!」

 

「辞めてください!!」

 

 

「…はぁ」

 

 

>>緑色の少女<<

 

帰宅中に私はナンパにあってしまった

最初は何も言わずに逃げる様にその人達から離れていきましたが、手首を掴まれて壁に追いやられてしまった

 

私は…もう無理だと思った

誰も助けてくれないと思った…

私は目を瞑って覚悟を決めた…

 

その時だった

 

突然男の人達の声が聞こえなくなった

 

私は目をあけると

 

そこには…男達の姿はなく、一人の男の人が立っていた

 

 

>>>>>

 

ナンパされてるを見つけたが、俺は無視しようとした

だが、何故か俺はそいつを無視できなかった

 

緑色の髪の女子が目を瞑って居るのを俺は確認し

 

 

ナンパしている男達を

 

 

 

血海(けっかい)へと変えた

 

 

不味い血だった、だが長い間に血を飲んでなかった俺にとっては喉を潤すにはちょうど良かった

 

 

>>>>>

 

「…あ、あの…さっきの人達は…」

 

「あいつらは俺がお話をつけてやった」

 

「そ、そうですか…(話し声なんて聞こえてなかった…)」

 

「それであんたはこんな夜中に何をしてたんだ?」

 

「…」

 

「どうした?」

 

「…話した所で馬鹿にされるだけです…」

 

「俺は馬鹿になどしない、だがあんたが話したくないなら、話さなくてもいい。じゃあな、ここら辺はあんな奴ら沢山言っから気をつけて帰れよ」

 

「ま、待ってください…」

(何だろう…この人なら…)

 

「ん?何だ?」

 

「そこの公園で…少しだけ話しませんか…?」

 

「…まぁいいぞ」

 

「ありがとうございます、一応私の名前を教えときます」

「私は、東風谷早苗です」

 

 

 

「…はぁ、名乗ってもらったんだからこっちも名乗る方がいいな…」

 

「俺の名前は…セラ・スカーレット、吸血鬼だ




どうでしたか?

コメントにご感想をお願いいたします

それが今後の活動の励みになります
あ、でもアンチコメや誹謗中傷は受け付けておりません

それではまた次回に会いましょう


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

幻想に一つの光

お気に入り24件されているだと((((;゚Д゚))))

ありがとうございました!!


「きゅ、吸血鬼」

「あぁ、俺は吸血鬼だ、それとこの世界の住人では無い」

 

「俺は幻想郷と言う所の住人だ、幻想郷はな、人、妖怪、妖精、神、月人等が暮らしている所だ」

 

「えっあっ…」

 

私は戸惑っていた、それもそうだ、こんな事突然言われて

戸惑わない人が珍しい…だが、この人の言うことは信じることができる

 

「えーと、早苗だっけな、何故お前はこんな時間まで外にいたんだ?」

「それは…私はとある神社に言っていたんです、そこの神社には神様がいて、私はその神様が見えるんです、」

「なるほどな、」

「…疑わないんですか?嘘かもしれないんですよ…」

「疑いはしない、話してわかる」

「そうですか…」

「その神社に案内してくれないか?」

「分かりました」

 

 

>>>>>

 

私はある日の高校の帰りに、古い神社を見つけました

お世辞にも綺麗とは言えないような感じでしたが、

何故か心がとても落ち着いて安心したんです

その時

 

「あれ?人間って珍しいね。」

「そうだな、諏訪子」

 

私は声の主を探しました、周りを見ましたがどこにも居ませんでした

ですが、後ろを振り返ると

 

「ん?なんかこっち見てない?」

「何を言ってる人間には私達は見えないはずだぞ…?」

 

私は小さい人?と大きな人?と目が合いました

 

「え、えーと、君私達が見えるのかい?」

 

私は頷きました

 

「こりゃ、驚いた…」

「ふふっ、人に見られたのは初めてだ、なら自己紹介をしよう」

 

私は戸惑いながら話を聞きました

 

「私は洩矢諏訪子!ここの神様だよ!」

「私は八坂神奈子、諏訪子と同じここの神だ」

 

私は突然神様と言われて驚きましたが、雰囲気?というのでしょうかそれが普通の人と違いとても神々しい様に感じました

 

「ねぇねぇ!君はなんて言うの!」

 

私は東風谷早苗と言いますと自分の自己紹介をした

 

「東風谷早苗…いい名じゃないか」

「ふふっ、これからよろしくね♪早苗」

 

 

 

その日から私は高校が終わると毎日ここに来ました、この神社に来ては、雑談や相談をして、掃除等をしました

とても、楽しい日々でした

でも、とある日

 

「早苗、これからは来なくても大丈夫だ」

 

どうしてですか、と私は神奈子様に言いました

 

「早苗、それはね…私達は神様なの、神って言うのは信仰されないと消えていくの…私達にはね、もう信者いないの…だから信仰心がなくなりかけているの」

「諏訪子の言う通りだ、私達には信仰がない、なのにこの世に留まることができてるのは早苗が最後の信仰心を私達にくれているからだ…だが、私達は…2人だ、一人の信仰心だと、2人を補う事が出来ない…だから私達は早苗、お前に別れを告げようと思ってな…」

 

私は反論してしまった、何度も嫌ですと

 

「早苗…私達も…お前と別れるのは辛い…」

「でも、分かってくれ…」

 

私は断りました、神奈子様と諏訪子様は私にとってとても大切な存在なんです

 

「早苗…」

「…」

 

 

 

私が信仰を探してきます、絶対に助けます!!

 

>>>>>

 

俺は歩きながら、早苗がその神社に行く理由を聞いた

 

「私は助けると言ったんですが…何もできないんです…信仰を集めると言っても…諏訪子様や神奈子様は古い神様達です…誰も知らない…信仰なんてしないと言って…相手にしてくれませんでした…私は私は…」

 

早苗から、大粒の涙が零れていた

 

「早苗、こっちを向け」

「ぇ…?」

 

 

「お前が助けたいと思った神達を俺が助けてやる、だから泣くな」

 

俺は隠していた羽をだし、優しく抱きしめ羽で包み込み

優しく撫でた…

 

よくあいつらにもしたっけな…

 

 

 

早苗side

 

私はセラさんに神社に行く理由を全て話しました

話して居ると私はだんだん涙が溢れてきました、抑え込もうとしましたが…無理でした…

人前で子供のように泣いてしまいました…

でも…セラさんは

 

優しく抱きしめて…優しく撫でてくれました…

手以外の感触があり…少しだけ目を横に向けました

そこには綺麗な羽がありました…

本当に吸血鬼なんですね…とそう思いながら…今はこの温もりを感じていようとしました

 

 

そして、私は一つ聞きました

 

何故初対面なのに、助けようとくれるのか

 

 

助ける理由か、早苗が助けようとしている神様なんだろ?それだけで理由は充分だ

 

 

私はまた泣いてしまいました…

 

少しだけ恥ずかしくなりました…でも、セラさんは泣きやんだ私を優しく撫でてくれました

 

その時私は…セラさんに心を奪われました…

一目惚れ…そんな言葉が今の私に似合うかもしれません

 

>>>>>

 

俺は早苗を慰めながら、歩き神社についた

 

「それでは呼んできますね」

「分かった、ここで待っている」

 

「呼ぶ必要はないよ、早苗」

「諏訪子様」

「これは…人じゃないものを連れてきたな早苗」

「神奈子様」

 

2人の神は少しだけ攻撃態勢をとったが

 

「早苗から話は聞いた、俺はあんたらを助けに来た」

「助けに…?」

「…どうやって、私達は古い神だ信仰する人間なんていない」

「確かに、そうだ。でも、それはこの世界には…だろ?」

「どういうことだ…?」

 

「幻想郷、そこならあんた達を信仰してくれる人が沢山いる」

「「幻想郷…?」」

 

>>吸血鬼説明中<<

 

「…仮にその幻想郷と言う所があってもどう行くと言うんだ…?」

「行き方なら、覗いているんだろ?八雲紫

 

「あら〜?バレちゃったかしら?」

「な、何も無いところから女の人が…」

「「!?」」

 

「紫、頼みたい事がって…覗いていたから分かってるか」

「ふふっ♪えぇ、任せてちょうだい」

 

「(なんででしょう…セラさんが別の女の人と話していると少し心が痛むのは何故でしょう…)」

 

「なら、この神社事行くか、」

「そうねぇ、この神社は綺麗にしとくわ」

 

「早苗、ありがとう」

「あぁ、感謝してもしきれないよ」

「諏訪子様、神奈子様」

 

 

「紫、今は3人だけにしてやろうか」

「そうねぇ、」

 

「あれから、幻想郷はどうだ紫」

「ふふっ、賑やかよ?色々幻想郷にやってきたわ」

「大半、お前が迎え入れたんだろ?」

「ふふっ、さぁ〜てなんの事かしら?」

「とぼけやがって…あいつらは元気にしてるかな」

「ええ、元気よ」

「なら、よかった。それと紫、俺もそろそろ幻想郷に帰るわ」

「あら、嬉しいわね」

「って、もうそろそろだな」

 

 

「早苗、そろそろだ」

「はい、分かっています」

 

 

「元気でな、早苗」

「元気には…早苗」

「あら?何を言ってるのかしら?その子も連れていくわよ?」

「は?早苗には家族が居るんだぞ!?早苗は良いのか!?」

「…私は諏訪子様と神奈子様と一緒に行きたいです…!!」

 

「そうか…分かったなら、私達はからは何も言わない」

「あら、その子に甘いのね。ふふっ♪」

「まっいいわよ、その子がこの世界から忘れるように私がするわ」

 

「セラさん、色々ありがとうございます…」

「礼を言われる程じゃない」

「いえ、セラさんのおかげで諏訪子様と神奈子様は助かりました…」

 

「これは私のほんの少しのお礼です…♡」

 

そう言い早苗は俺の口にキスをした

 

「あら〜♪大胆♪」

「わーお、早苗やるねぇ♪」

「ふっ…」

 

「どうですか…?私のファーストキスは♪」

「俺のファーストキスでもあったけどな…」

 

ふふっ…顔が赤くなっているセラさんもありですね…♡

いつか貴方に…いや…貴方の隣に立てるように…♡

 

「そろそろね、」

「そうだな、だがその前に」

 

俺は少し黙ると

 

「「!?」」

 

「これで早苗以外では1人目の信仰者だな」

「全く…」

「ふふっ♪」

 

 

「準備はいいかしら?」

「「「(頷き)」」」

「あぁ、できてる」

 

 

私の幻想郷へ…幻想郷は全てを受け入れるわ…♪

 

 

「早苗達は、妖怪の山に移住か」

「ええ、貴方はここでしょ?」

「そうだな」

「それと、おかえりセラ・スカーレット」

「あぁ、ただいま紫…それと、」

 

 

 

 

 

 

幻想郷




感想やコメント、評価などをお願いします(>人<;)
(アンチコメ等は受け付けておりません)

これからは週末に投稿致します

これからも私( 'ω')ウィッスをよろしくお願いいたします


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ただいまの幻想と家族

ん?お気に入り36件…(・д・。)?
増えてるー!!!
ありがとうございます!

これからも「吸血鬼の兄が帰ってきた」をよろしくお願いします!!


俺は久しぶりの幻想郷に帰ってきた

少しばかり変わったと思ったが、それほど変わった様子等はなかった

 

「紫、霊奈さん達に会う前に紅魔館に帰りたいからそこまで送ってくれないか?」

「ええ、良いわよ。門番の前でいいかしら?」

「あぁ、頼む」

 

>>吸血鬼スキマ中<<

 

「っと、久しぶりの紅魔館だな…」

「ふふっ、そうねぇ、用事が済んだら私を呼んでくれるかしら?」

「おっけ、そんじゃ行ってくるわ」

 

俺は紫と別れて、紅魔館へと足を運んだ

少しばかり建築されたのかと俺は心の中で思った

俺が居た時より大きくなっているからだ

さて、門が見えてきたな。

あれは…

 

「zzzzᐝ」

「ふっ…こいつは何時も寝てるな、さて起こすか。」

 

そう言い俺は少しばかり殺気を出した

 

「殺気…!」

「よっ、起きたか?美鈴

「貴方は…」

「おいおい、忘れたのかよ。セラ・スカーレットだ」

「せせせ、セラ様!?」

「おっ、いい反応」

「いいいい、何時お帰りしたんですか!?」

「ついさっきだ」

「はへぇ、そうなんですね。でも、まずは…お帰りなさいセラ様」

「おう、ただいま美鈴。それと紅魔館に一緒に来てくれないか?久しぶりに皆と会いたいんだ」

「いいですけど…門番の仕事しないと咲夜さんに…」

「咲夜?新しく雇ったのか?」

「あぁ、セラ様は知らなかったですね。はいここのメイド長をしていますよ」

「そうか…俺が居ない間に人は増えたか…まっ、門番の事は気にするな、俺のスペカで美鈴の分身を作っておく」

「ありがとうございます、ならご案内しますね♪」

「あぁ、よろしく頼む。それと寝顔可愛かったぞ」

「ぴゃぁ////」

 

>>門番と吸血鬼移動中<<

 

「中はあんまり変わってないんだな」

「ふふ、変わるわけないですよ。これが紅魔館なんですから」

「それもそうだな」

 

そう会話していたら、突然ナイフが飛んできた

 

「っと、危ないな」

「…侵入者を堂々と案内ですか、美鈴」

「さ、咲夜さん!?違います、この方は!!」

「美鈴、ちょっと任せてくれ」

「セラっ!?」

 

俺は美鈴の口を手で塞いで口パクで少しだけ見ててくれっと言った

美鈴にはそれが伝わった様だ

 

「で、お前が咲夜と言うメイドか…」

「侵入者である貴方に教える資格などありません、ここで死んでいただきます。」

「へいへい、そうか…自惚れるなよ…小娘…?」

 

「!?」

 

 

咲夜side

 

私の名は十六夜咲夜

紅魔館当主、レミリア・スカーレット様から拾われて

この名前を貰った

お嬢様には返しきれない恩がある

だから、私はこの身が朽ち果てるまでレミリアお嬢様につかえるつもりだ

 

 

この日、美鈴の様子を見に行くと

そこには美鈴の依代があるだけだった

急ぎ、紅魔館に戻ると、美鈴が謎の男と話していた

私はすぐに侵入者と判断した

その男は私の名を言ってきたがその名を呼んでいいのはレミリアお嬢様だけだ!と私は心の中で叫んだ

だが、私は完璧で瀟洒なメイド

そんな事を言ってならないと抑えた

 

そう思っていると、その男は美鈴と距離を離した

なるほど…死ぬ準備は出来ていると私は思い

殺す準備をしようとしたその時だった

 

自惚れるなよ…小娘…?

 

なんだ…この威圧は…レミリアお嬢様…いやそれ以上、下手したら私は…殺される…私はそう思ったが、ここで引くわけにはいかない…侵入者はこれまでも排除してきた、これぐらいで引いてなるもんですか

 

>>>>>

 

「…威圧には少し驚きましたが、その程度ですか。レミリアお嬢様の威圧の方がまだ死ぬ恐怖がありますね…貴方はここで殺させていただきま…」

 

その瞬間だった、その男が目の前にいた

私は能力を使おうとしたが、何故か使えなかった

不味い…回避をしないと…そう思ったが

 

贖罪 スカーレットの罪

「っ!!」

 

私はここで死ぬのですね…申し訳ありません…お嬢様…

 

そこまでよ!!

 

「お嬢様…」

「私の咲夜に手を出そうとした愚か者はだれ…かし…ら…」

「俺だが、よっ久しぶり」

 

 

 

「お兄様ーーー!!!」

 

「…え?」

 

私は訳が分からなかった

お嬢様があの男に抱きついたのだ

すると美鈴が近づいてきて

 

「咲夜さんにはまだ言ってませんでしたね、あの方はセラ・スカーレット様」

「レミリアお嬢様と妹様のお兄様であり、この紅魔館の当主ですよ」

 

私はそれを聞くと身体中から震えが止まらなかった…

私はなんて言うことをしたのかと…

お嬢様のあの感じを見るに…

あぁ…私はなんて事を…

 

「お兄様、お兄様!!いつ帰ってきたの!!」

「俺か?ついさっきだぞ、フランも元気か?」

「ええ、フランも元気よ。ここで大声で呼んでみたら?」

「分かった、フランーー」

と俺がそう呼ぶと

 

 

「兄様ーー!!!!」

 

ものすごいスピードでこちらにやってきた

 

「おっと…元気いいなフラン」

「兄様!!やっと帰ってきた!!」

 

「レミィ…フラン…うるさいわ…よ…?」

「おっ!パチュリー久しぶりだな」

「…久しぶりね、セラ。さっき帰ってきたばっかりって所かしら?」

「さすがパチュリーだ、その通りだ。まっ、このメイドから殺されそうになりそうだったけどな」

 

その方が瞬間

 

 

 

「…咲夜…フランの兄様殺そうとしたの…?ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ」

「咲夜…さすがに私もフランと同じよ…何故殺そうとしたのか聞きたいわね、前々からお兄様の特徴は教えたワヨネ?」

「…とある魔法を試したいの、咲夜ジッケンタイニナルキハアルカシラ…?」

「アハハ…咲夜さんごめんなさい、私もお嬢様達と同じ気持ちなんですよね…」

 

「あっ…あっ…」

 

怖い…怖い…レミリアお嬢様…妹様…パチュリー様…美鈴の瞳に光が宿ってない

あれは私へと殺意の目…確かにお嬢様からあの方の特徴を聞いていました、侵入者を見てみたら確かに特徴が全て合っていましたが…違うと思い排除しようとした…

 

ァァァァァァァァァァァァァ…

殺される殺される…嫌だ嫌だ…

 

 

「皆、怖がってるだろ?辞めろ」

「「「「分かった(ました)(わよ)」」」」

 

「大丈夫か?」

「ぁっ…はっ…はい…」

「あはは、すまんな怖い思いさせちまって」

「い…いえ、私が話を聞こうとしなかったのが悪かったので…」

「ま、改めて自己紹介だ、俺はセラ・スカーレット。スカーレット家の長男で紅魔館の当主だ、俺が帰るまでレミリアに任せてあったが今日からは俺が当主だな」

「は、はい…私は十六夜咲夜です…メイド長をしています。」

「十六夜…ね、レミリアの好きな月から貰った名だな」

「そ、その通りです…」

「ほら、元気出せ」

 

俺は頭を撫でてやった

 

「えっ…あっ…」

「気にするな、俺は気にしてない、あんな感じで威圧しちまったが少しだけ遊びの気持ちが入っちまってな?それとレミリア達少し怖かったろ?当主からの謝罪だ」

 

「ぁぁぁ…ありがとう…ございます…」

暖かい…無礼な行いをしたのに許してくれた…レミリアお嬢様のお兄様なだけありますね…私はこの人にもついて行くと決めた…

 

 

 

 

「「「「咲夜(さん)いいなぁ…」」」」

 

 

 

 

まだまだ、俺の幻想郷ライフは始まったばっか




いやぁ、お気に入りが増えていて私はとても嬉しいです!!
これからも応援よろしくお願いします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

巫女と吸血鬼は家族?

お気に入りが50…!?
ありがとうございます!!やる気があがります!!


紅魔館に帰ってきて、久しぶりの妹達やパチュリーや美鈴に会えてとても嬉しかった。

メイドを雇っているとは思ってなかった、まぁ…侵入者扱いされたがレミリア達が誤解(?)を解いてくれて何とかなったが、がっつり殺意を放ってたから泣いてしまって少しばかり申し訳なかった

 

>>>>>

 

「お兄様♪これからはこっちに住むんでしょ?」

「ん〜?そうだが、俺の部屋がまだあるかな…」

「お兄様の部屋なら綺麗にしてあるわよ」

「お、まじか。それはありがたいな」

「兄様〜…お姉様ばっかりじゃなくてフランも構ってよぉ…」

「悪い悪い」

と言いフランの頭を撫でてやった

 

「むふぅ…♪」

「フランずるいわよ…」

「あはは、さて少しだけ博麗神社に行ってくる」

「え?どうして?」

「知り合いがいるし、帰ってきたから顔ぐらいださないと」

「むぅ…分かったわよ…」

「兄様〜帰ってきたから遊ぼ!」

「あぁ、沢山遊んでやるぞ」

「やったぁーー!!」

 

 

「ふぅ、あいつらが元気でよかった。俺が居なくなって寂しかったんじゃないかって思ってしまったが…気にしすぎだったかもな、」

「セラ様」

「おん?どうした?咲夜」

「先程の無礼のお詫びに…」

「そんな事気にすんな、俺そう言うの少し苦手なんよ。だから気にすんな」

「わ、分かりました…ですが、今日はセラ様と一緒に行動したいと思います」

「ホォン、分かった。んじゃ、ついてきな」

「かしこまりました。」

 

 

>>吸血鬼、メイド移動中<<

 

「美鈴、少しだけ博麗神社に行ってくる」

「分かりました〜あれ?咲夜さんも一緒にですか?」

「おん、そんじゃ門番頼んだぞー」

「咲夜さん」

「何かしらめい…り…ん…!?」

「また…セラ様に何か危害加えようとしたら…咲夜さんとはいえども…ユルシマセンカラネ…?」(耳打ち)

「は…はい…」

 

「紫〜おーい、紫〜」

「はーい、用事は終わったかしら?」

「あぁ、終わった。博麗神社まで頼むわ」

「了解したわ〜あら?メイドも一緒かしら?」

「セラ様に迷惑をかけたので今日は一緒に行動をされてもらってます」

「ふふっ、なるほどねぇ。それじゃ行くわよ〜」

 

>>スキマ中<<

 

「着いたわよ〜」

「久しぶりの博麗神社か…変わってないな」

「そうねぇ〜」

「セラ様は、霊夢と知り合いなんですか?」

「霊夢とか…霊夢は覚えてるか知らないが、霊夢の母親…先代の博麗の巫女の博麗霊奈さんと知り合いだな」

「そうなんですね」

 

そんな感じで咲夜と話していると

 

「紫、来るなら賽銭入れていきなさいよ…」

「霊夢いきなりそんな事言ってはだめよ…?」

「あらあら〜」

「おっ!霊奈さん久しぶり〜」

「ん?セラ君か、久しぶりだな。こっちに帰ってきたんだな」

「おう、紅魔館に少しよって、こっちに顔出しをしたって感じだな」

「あら?その子は…」

「十六夜咲夜です。紅魔館でメイド長をしています」

「私は初めましてね、私は博麗霊奈」

「お嬢様達からお前は聞いております」

「ふふっ、そうね。なら霊夢ね、ほら霊夢自己紹介…」

 

 

セラ兄…?

 

「やっぱ、覚えてたか…霊夢」

 

俺は腕を広げると霊夢が走ってきて抱きついた

涙を沢山出していた

咲夜は驚いていたが、紫と霊奈さんはこうなる事を分かってたような感じだった

全く…この人達には勝てる気がしないわ…

 

 

「落ち着いたか?霊夢」

「うん…」

 

「あらあら、ふふっ可愛いわね霊夢?」

「うっさいわね紫、ピチュらせるわよ?」

「霊夢、あんまり乱暴するなよ?」

「分かったセラ兄」

「な…霊夢…私にはやっぱり厳しいわぁ…」

「いつ帰ってきたのセラ兄?」

「ついさっきだ、紅魔館によってこっちに来たって感じだ」

「そうなのね、でも…セラ兄と会えて良かった…」

「れ…霊夢…どういうこと…?」

「あら?私が教えてあげるわね、霊夢とセラ君はね」

 

 

 

同じ血が流れているんだ

 

 

 

「えっ…あっ…つまり、霊夢も吸血鬼…?」

「あははっ、言葉足らずだったね。吸血鬼ではないんだ」

「霊夢というより、セラ君にだね」

 

「そうだね、咲夜ちゃんに教えてあげるわね」

 

 

 

 

 

あれは、私がまだ先代の巫女で鬼巫女と呼ばれていた時ね




今回は短めです
次回はセラと霊夢の過去話編

お楽しみに!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

吸血鬼と博麗霊夢の昔の話

先週は投稿出来ずに申し訳ありませんm(_ _)m
お気に入りが60件で驚きました
これからも応援お願いします!


あれは霊夢が幼い頃で私が鬼巫女と呼ばれていた時だ

 

「霊夢、起きなさい。」

「んー……はーい…」

「全く霊夢は寝坊助なんだから…」

「ふふっ、全く霊奈は霊夢に厳しいのね」

「紫か、甘くしてたら私の跡を継ぐ博麗の巫女として育たないでしょ?」

「ふふっ、そうね」

「お母さん、ご飯まだー?」

「できてるわよ、紫あんたも食べていくでしょ?」

「もちろん、そのつもりよ」

 

そこからは何も変わらない日常だったの

妖怪退治して、霊夢に修行つけて

そんな日々だった

 

だけど、そんなある日

 

「ふぅ、今回も妖怪退治の依頼は終わったわね」

 

その時私は嫌な予感がした

私の勘はよく当たる方だから急いで神社に戻った

そこにはボロボロの博麗神社があったの

そしてボロボロのいや…血だらけの妖怪……吸血鬼がいた

 

 

「ふんふん♪お母さんまだかな〜♪」

「けけっ、ここが鬼巫女の住処、結界が緩くなってて助かったわ…(ニヤ)」

「ふんふん♪ふんふん♪」

「んぉ?あのガキは博麗の……けけっ、俺の同胞を殺した罪を償ってもらうか」

 

>>>>>

 

「おいガキ」

「はーい?だーれ?」

 

その瞬間、妖怪は霊夢の腕を掴んで食べようとした

 

「いやっ!いやっ!やめて!お母さん助けて!助けて!」

「お前の母親は来ない、妖怪退治に言ってることだろう、だから戻る前にお前を殺して食う!」

「やだ!やだ!誰か助けて!助けて!」

「誰も助けなんて来ないんだよ!大人しく食われろ!」

 

「お母さん……助けて……」

 

 

その子を離せ

 

 

「!?お前は誰だ!」

「誰でもいいだろう、その子を早く離せ」

「はっ、断る俺の同胞達を殺した博麗の巫女の娘を殺して俺はあいつに復讐をするんだ!」

「はぁ…まぁいいその子はお前から離させてもらおう」

「やれるもんならやってみろよ!」

 

「もう大丈夫だ、よく耐えたね」

 

その妖怪の手に霊夢が抱き抱えられていた

 

「いつの間に!?」

「君少しだけ後ろに下がっていてね」

「うん……」

 

 

「許さない、お前を殺してそのガキを殺す!」

「そうかい、なら……お前を殺す」

 

 

霊夢side

 

私はいつも通りお母さんの帰りを待っていた

今日は紫がいなくて少し寂しかった

いつもなら紫が遊んでくれるから寂しさなんて感じなかったのに……

1人で神社の前で遊んでたら、変な人?が来て

私の手を掴んでお前を殺すと言ってきた

よく見ると妖怪だった、私は怖かった……助けを呼んだけど誰も来なかった……お母さん助けて…死にたくないよ……

 

 

その時だった、1人の男の人が来て私をその妖怪から引き離してくれた

とてもかっこよかった、でもこの男の人も妖怪…でもこの人は私を食べようとしてない…

その人から後ろに下がっていてと言われ言われた通りに私は後ろに下がって、少しした瞬間

 

 

血が私の顔に付着した

 

 

>>>>>

 

「かはっ……」

「けけっ、お前弱いな!さっさと殺してやるよ!」

「くそっ……が……」

 

あのお兄さん……神社を破壊しないように戦ってるから……本気を出せないんだ……

お兄さんが死んだら私が殺される……嫌だ……

だから、私は

 

 

「お兄さん!神社を気にしないで戦って!!」

「……!ふっ…わかった」

 

「何をほざいてっ!?ぐはぁ……」

「な…なぜ…」

「神社を気にしないで戦ってと言われたのと、俺が死んだらあの子が危険なんでな!」

「くそがー!!!」

「お前は地獄を知って死んでいけ」

 

血壊(ちかい)

 

「ぐほぉ……なんだ……こ……」

 

 

「はぁ…はぁ……」

「お兄さん…!」

「き……みか…大丈夫か……?」

「うん…でもお兄さんが…」

「あはっ…心配してくれるんだね…あぁ〜後……神社壊してごめんな……」

「気にしなくていい…お兄さんがお兄さんが……」

 

 

「霊夢!!」

「お母さん…!」

 

 

>>>>>

 

「霊夢何があったの?」

「妖怪が来てね、私を殺そうとしたの…それでねそこにいるお兄さんが助けてくれたの…でも……お兄さんが死んじゃう……」

「お兄さん…?」

 

霊夢にそう言われ私はボロボロの神社の方を見た

 

そこに居たのはボロボロでお腹、肩に空洞ができていて

血が大量に流れ出ていた妖怪だった

 

 

「君か…霊夢を助けてくれたのは、」

「あ…なたは……?」

「私は博麗の巫女、博麗霊奈。霊夢の助けてくれてありがとう……」

「べ……つにお礼をいわれ…る程じゃ……ない……」

「んっ…!だから恩人である君を死なせる訳にはいかない」

「紫!!」

 

「はーい、呼ばれて来たわ紫ちゃんよ〜♪」

「今はふざけてる場合じゃないわよ!!」

「どうせあんたの事だから覗いてたんだから、事情は説明しなくてもいいでしょ?」

「ふふっ、助ければいいんでしょ?」

「話が早くて助かるわ」

「けど、そこの妖怪血が足りないわよ?」

「私の血を輸血してもその妖怪が耐えられるとは限らないわよ?」

「っ!!私の血を輸血してくれ紫!」

「……いいの?霊奈、博麗の血は普通の血じゃない」

「…分かってる、だけど娘の恩人を見捨てるわけにはいかない。紫やってちょうだい」

「はぁ……わかったわよ」

 

「お母さん…私の血も使って…」

「霊夢……」

「お兄さんは私を助けて守ってくれたから…私も、」

「…わかったでも、霊夢は少しだけよ」

「うん…!」

 

「それじゃ、やるわよ」

 

私と霊夢の血を妖怪に輸血したの

でも、紫が言った通り博麗の血は普通の人間の血では無い

馴染まないと内部から破裂していく

 

危険な血

 

博麗の巫女とは神の化身、言わば神の代行者

治安を守るもの

 

とても貴重で危険な血

 

 

数時間その妖怪は苦しんでいた

私はやはり…と申し訳ない気持ちにかられていると

その妖怪は苦しい表情が落ち着いた顔に変わっていった

私は驚いた

馴染んだのだと

 

 

「紫、まさか……」

「ええ、そうね馴染むとは…この子は妖怪……いや、吸血鬼ね」

「吸血鬼…ってあの?」

「ええ、あの吸血鬼よ。体の妖力の流れや体質、吸血鬼の特徴と全く同じなのよ」

「だからなのか…」

「お母さん…助かったの……?」

「あぁ、お兄さんは無事だぞ」

「良かった…」

 

>>>>>

 

「それから、霊夢はセラ君を気に入ってね、兄として慕っていたの」

「そうなんですね、」

「ふふっ、咲夜ちゃんもセラ君を知っていくことになるよ」

「と言いますと?」

「彼は少しばかり違う存在だから」

「ど、どう言う事ですか?」

「ふふっ、それは追々分かるよ」

 

「追々……」

 

 

『セラ・スカーレット様、貴方は何者なんですか』

 

 

 

メイドの小さな独り言は静かにこだました




所々文章がおかしいです
これを無くして行けるように頑張っていきます、
なので応援お願いします!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

異変は大体奇跡の子が起こす

70件以上もお気に入りされているだと……!
ありがとうございました!(´▽`)
これからの糧になります!!


博麗神社を後にし、咲夜と紫と一緒に妖怪の山へと行くことにした

 

「妖怪の山に行くのも久々だな、」

「ふふっ、貴方が来たのは何十年も前ね」

「そうなんですね、私はセラ様とはまだ会ったばかりなので詳しく知りません。セラ様何故妖怪の山へ?」

「んー?それはな、俺の知り合いと言うか友達みたいなやつに会っとこうかなってな」

「知り合い…ですか、」

「紫も知ってるな」

「ええ、そうね。咲夜貴方が知ってる文や椛、はたてじゃないわよ」

「そうなんですか?」

「おっ、いたいた」

 

 

「久しぶりだな、飯綱丸龍(いいずなまる めぐむ)

「あぁ、久しぶりね、セラ」

「ふふっ、私もいるわよ龍」

「…チッ、久しぶり紫」

「ねぇ、今舌打ちしたわよね?したわよね?」

「……珍しい人間もいるのね」

「十六夜咲夜と申します」

「へぇ、貴方セラの何?」

「メイドです、ですが主に紅魔館…レミリア・スカーレットのメイドでありメイド長です」

「ふーん、ねぇセラ私の元に来る気になったのかしら?」

「いや、そんな事はさらさらない」

「チッ…(私のセラ…早く私の元へと来てよ…早くしないとワタシ…オカシクナッチャウヨ…?)」

 

その時、空から何かが降ってきた

 

「なんだこれ…蛙……?」

「……」

「ふふっ、異変ね…♪」

「ひゃっ……!?」

「蛙が降ってくる異変ってなんだ……?」

「霊夢達に任せるとしましょう…♪」

「達…?」

「そう言えばセラは知らなかったわね、霊夢はもう1人と一緒に異変解決してるのよ」

「へぇ、霊夢にも友達できたのか」

「あら、噂をすれば何とやら今霊夢達が上を通り過ぎたわよ」

「そうか、咲夜どっちに行ったんだ?」

「あっち方面よ」

「西ら辺か…え?あそこは確か…」

「ふふっ…♪」

「紫…お前やったな……?」

「あら、何かしら?」

「こいつ……」

「龍ごめん、ちょっとばかし霊夢達を追いかける。今度ゆっくり話をしようぜ」

「……分かった」

 

俺達は龍と別れ、異変の元凶の元へと行くことにした

 

「セラ様、先程の発言もう異変の犯人分かってるんですか?」

「おん、分かってるというか…紫が関わってるし、しかも俺の予想だがその元凶知り合いかもしれないからな」

「な、なるほど…」

 

>>吸血鬼、メイド長、スキマ移動中<<

 

「あ、やり合ってるな」

「そうですね、」

「霊夢…ふふっ…手加減無しね…」

 

>>>>>

 

「あんたね!この蛙降らせてるのは!」

「不思議な異変なんだぜ!」

「魔理沙何呑気なこと言ってるのよ、さっさと退治するわよ!」

「はいはい、分かってるんだぜ!」

「むぅー!貴方たちは何者なんですか!」

「こっちのセリフよ!」

「私は東風谷早苗、守矢神社の巫女です!」

「あっそ、でも同業者が増えると私の神社に参拝客来ないのよ!!」

「いつも来てない気がするんだぜ…」

「なにか言ったかしら魔理沙?」

「な、何も言ってないんだぜ…」

「私は自己紹介しました!次は貴方が言う番ですよ!」

「はぁ…博麗霊夢、博麗神社の巫女」

「私と同じですか…確かに私と似てるような服装してますね!そっちの人は魔法使いみたいな服装してますけど」

「魔法使いみたいじゃないんだぜ、魔法使いだぜ、それで私は霧雨魔理沙!」

「そうなんですね!」

「自己紹介終わったから、さっさとあんたを退治するわよ」

 

 

「んーはいはい、一旦辞めましょうねぇ〜」

「「セラさん(兄)!?」」

「「あぁ!?」」

「んぁ?あんたは誰なんだぜ?」

「俺か?セラ・スカーレット」

「スカーレット……あぁ、いつもフランが話してた兄か!」

「うん、そういう君は?」

「霧雨魔理沙だぜ!」

「ほうほう、」

「「(ガミガミガミガミ!!)」」

「そ、それよりあの二人を止めなくていいのか?」

「そうだそうだ、」

 

「霊夢、早苗喧嘩やめろ」

「セラさん!」

「セラ兄!」

「「この女(の人)は誰!!」」

 

「あはは…」

 

>>吸血鬼説明中<<

 

「「…………」」

「あ、あの二人とも……?」

「(セラ兄は渡さない…!!ピーマン!!)」

「(セラさんは渡しませんよ……!!紅白巫女!)」

 

 

「あはは……」

 

 

 

まだまだこの異変は続きそうだ……




今回は短めです
次から本格的異変の始まりでーす!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

吸血鬼は苦労が耐えない

スライディング =͟͟͞ _|\○_土下座


「ぐぬぬ……」「きぃぃ……」

「あはは…」

 

何故こんな事になってるかと言うと、

 

――

 

「早苗ちゃん、この異変終わらせることってできる?」

「できますけど、神奈子様が起こしてるので神奈子様に聞かないと分かりません、それより……」

「何よ、なんか文句あるのかしら」

「全然ありませんよ〜貴方よりセラさんとは関係ありますし〜」

「あぁ!?こっちはね小さい頃から一緒にいたのよ!!」

「わ、私だってキスしましたし!」

「キス……?」(グルン)

 

霊夢の首がこっちを向いた、とても怖い

 

「ねぇ…キスしたって、本当かしら…?」

「れ、霊夢?怖いんだぜ…」

「あ、うん…まぁ、早苗からだけど…俺の初めてのキスだったけど…」

「やっぱりあんたは…ここで倒す…」

「霊夢辞めなさい」

「うぅ、だってぇ…」

「だってじゃない、早苗も」

「はーい…」

 

2人が仲良くしてくれると嬉しいけど……時間がかかりそうだな…

 

「な、なぁその神奈子ってやつの所へ連れてってくれないか?」

「そうね魔理沙、たまには気がきくじゃない」

「たまには余計なんだぜ…」

「そうだな、早苗お願いできるか?」

「はい!お任せください!」

「(あ、あら私空気になってないかしら?)」

 

―――移動中―――

 

「ここが…」

「はい!守矢神社です!」

「……」

「霊夢スペルカードを無言で出さない」

「博麗神社より豪華なんだぜ!」

「……魔理沙口縫うわよ」

「ごめんなんだぜ、」

 

「早苗、早かったな」

「神奈子様!」

「ん?セラじゃないか!」

「どうも、」

「そっちのは……」

「霊夢よ」

「魔理沙なんだぜ!」

「博麗の巫女がここにってことは…」

「なるほどね、なら私と1戦戦ってもらおうか!」

 

これが神の闘志……凄いな…

 

「神がなんだか分からないけど、負けるつもりはないわよ」

「行くぜ!霊夢!」

 

「待て、霊夢に魔理沙」

「どうしたのかしら?セラ兄」

「どうしたんだぜ?」

 

 

「俺が相手をする」

 

「「「え?」」」

「紫は多分何も言わない、それに咲夜を一旦紅魔館へ返した」

 

「ここは全力で戦わせてもらう、久しぶりで腕が鈍ってるかもだけどな」

「ははっ!面白い!なら私が勝ったら早苗を嫁に貰ってもらうぞ!」

 

「は?」

「か、神奈子様///」

 

「なら、俺が勝ったら博麗神社に何かしてもらうか」

「えー…」

「ふふん!」

 

 

 

「ぐぬぬ……」「きぃぃ…」

 

「あはは……」

「あっはは!仲が良いなぁ!早苗!」

 

「さぁ!セラ全力で来な!」

「…そうさせてもらう」

 

 

「「いざ尋常に勝負!!」」

 

 

……異変(?)は始まった、神と吸血鬼どちらに勝利は微笑むのかそれは、幻想郷のみが知っている

 

 

 

 

ふふっ……面白い事になったわね、幻想郷は全てを受け入れるわ……全てね…



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。