ゴミ野郎が心を読めてかぐや様に告白されるのは間違っている、第一シリーズ完結 (ブラックマッハ)
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本当の第一話 コミくんについて
どう言う事なんでしょう。物凄く嬉しいです。
「遂にイナズマイレブンの時代がやってきたぞ。バンザイバンザイ
と言いたいけど続きが書けないのが悔しいとですね。
面白いと感じたら感想をお願いします。
私立秀知院学園───
かつてなんか偉そうな貴族の集まりだったそうで名門だったみたい。今では、一般人も通えてはいるが名門にある事は間違いないらしい。
あらゆる職業の偉いお方の子供達が今でも通っているのだ。外国の王子様や総理大臣までなんでも沢山いる学校なのね。
みんなもいい所だから一度でも来てね。
そんな学校で凡人では許されないはずなのだが運良く受かってしまった凡人以下が二人いるのよね。
その一人は目立たない筈だった。ある事がなければ。
「皆さん、ご覧になって!」
「あれは、生徒会のお2人!!あれ後ろにニコニコ笑っている彼は誰?」
「ゴミだな」
「ゴミよ」
そこにはニコニコ笑っている目が怖い特徴の男の子がいた。噂していた彼だ。まるで都市伝説に出て来てもおかしくない彼だった。
その前には誰もが知る存在金髪の男子と黒髪の女子の2人。この2人こそ、現在の秀知院学園生徒会の生徒会長と生徒会副会長であるのよね。
だが目が怖いからつい、バカ(ニコニコ笑っている男)の方に目がいってしまう。だがその目で見られる事を彼は嫌う。
バカが言うにはその視線がゴミだと思ってしまうらしい、つまり被害妄想に過ぎないのよね。私は、この事を彼には話さない。
「彼は
私はそう教えてあげると納得したかの表情をしていた。していたのだが非常に不愉快だったのね。
「そうなの。で貴方はなんでそれを知っているの」
「私は、
それを聞いた彼女は、何故不機嫌だったのかを知ったみたいだった。私は勝手な女で、彼の悪口を許すわけにはいかないの。私は別なんだけど、いじめがいがあって楽しいからね。
バカは、生徒会室に入った。本当になんで彼が生徒会の清掃係をしているのかが気になるのよね。生徒会長しか知らないのかな?
予想だけど、幼馴染だから彼と関わりたかっただけだったりして。なんてね。
生徒会室───
「なんだか、噂されてるみたいですね。私たちが交際してるとか……」
「そういう年ごろなのだろう。適当に聞き流せばいい」
「ふふ、そういう物ですか。私は、そういった事柄に疎くて、コミくんはどう思います」
俺に聞いて来たが、全く分からない。
「他人から見たらそう思うけど、生徒会にいると分からないて言うのが答えかな」
俺は正直な気持ちを伝えた。そして考えて再び発言する。
「でもそう見えるならいい関係を築けているみたいで俺は嬉しいけど仲間外れは嫌だからね」
「勿論です」
「四宮の言う通りだ」
「そうだな。この話は置いておいて、俺は、清掃の作業に入るよ」
そう言って俺は、清掃用具を取り出して生徒会室から出ようとしたがかぐや様に肩を触れて
「そう言えば、なんでコミくんはそう言う噂がないのでしょう」
「言われてみればそうだな。毎回しっかりサボらずに来ているのだがな」
「俺に恋愛感情を持ってくれる女性なんていないんじゃないと思われたからじゃないか?」
その時に幻聴が聞こえてきた。
(私が好きになった相手なのに。ちょっとは自信を持ちなさいよ。告白されるの待っているんだから遠のいたじゃない)
……俺が好きなのかよ!!!!
……白銀はどうなるんだよ!!!!
……嫌だぜ友達の恋を邪魔する奴になるなんて!!!!
……そんな不幸な事があってたまるか!!!!
……白銀安心しろ。俺はお前の味方だ!!!!
心頭滅却心頭滅却、今のは幻聴だ。本気なはずがないといいたいg怒っている。マジで本当なのかよ!!!!
……不幸だぁああああーーーーー
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清掃と映画のチケット
俺は、何故か告白させようとするかぐや様と頭脳戦で戦う。告白しないしされたくない。
原作通りなら俺じゃなくて白銀だろう。俺は、この学校のゴミと呼ばれている程で、
なんでここにいるのって目で見られている俺だぞ。
地味に白銀の親友ポジションでバイトを一緒にする仲ではある。そして何故か白銀とかぐや様によって俺は、生徒会の清掃係をされている。
その為この校舎は俺が清掃をやる事になったのだが、誰も止める奴はいない。
ゴミ野郎がゴミをゴミを無くす。それが実は、汚い手で触れた事により、菌を巻いて菌で床を汚くしているような目で見てくるのだ。
お前らの為にやっているんだぞ。これをするのに全部の休み時間を使って放課後も残って綺麗にしているんだぞ。尊敬されてもゴミを無くしてゴミ野郎がと言う目で見るな。馬鹿野郎。
「おい今日はその辺にしといたらどうだ?流石にお前が働き者とはいえ疲れているだろう?」
そんなゴミ野郎に優しく声をかける天使様は白銀だった。相変わらず天使みたいだなと思う。コイツが女ならいいのになとも思ってしまう。
「嫌ダメだ。次の生徒会の選挙でもしお前が出るとしたら少しでもアピール材料になる為の俺だ。俺は俺の仕事を貫くのみ。何、心配するな?幻の筋肉男の俺を信頼しろ」
「筋肉なんかないぞ。俺は出ないつもりだが、鍵となるのはお前か!!頼むぞこみ」
ふん筋肉がないと分かる。
「おう、任せておけ」
そう言って階段に向かいゴシゴシと綺麗にホウキでゴミをはく。そしてやっと休憩してもいい時間だなと思い生徒会室に行くとそこには、
「ラブリフレイン」
と言う恋愛映画のチケットがあった。これは、面白そうだと思い見てみたいが我慢していた映画であった。
これを我慢するのは惜しいがこれを2人(白銀とかぐや様で見るように誘ってみるか?)
この映画にはジンクスがあって、男女で行くと結ばれてしまうのだ。
「2人で見に行く誘いをしていたのか?」
「ああその通りだ。今俺と見たいのかと聞いただけだ」
「ふむふむ、なるほど、」
「違うんですよコミくん」
白銀は、かぐや様の事が好きなのは変わっていないから俺は友達として応援をしている。
(頑張れ白銀!!かぐや様を惚れさせろ!!)
だが一つ大きな壁が存在する。
「コミくんはこの映画に興味がありまくりのようですね」
見れるのかと思い嬉しく感じてしまう。ダメだ慌てるなコミ。俺の目的は、白金とかぐや様を告白させる為にいる存在。いわば恋のキューピッドの存在である。
(コミ君と見れるなら、見たい)
かぐや様の心の声が聞こえてくる。だが俺はうろ耐えない精神力を持っている。
恋愛的には大丈夫だが映画を見たくなってしまった。だから俺は手をチケットのある方に伸ばして触ってしまった。そして敗者のようにこういう。
「見せてくれ」
「ハーイ」
と藤原さんから渡された。
「男1人で見るの緊張しませんか?」
忘れていたが、この映画のチケットはペアである。誰かとペアとなってみる者だ。なら俺はどうするかと思った。
「こう言う映画を見るなら女子もいた方が楽じゃないですか?」
かぐやの一言は、その通りだった。恋愛映画に男1人は、流石に緊張する。だが女子がいればその点は大丈夫。白銀を誘うとなると、男同士だと怖い目で見られるかもしれない。そのせいでカップルの邪魔をしてはいけない。
「かぐや様、是非俺とこの映画見るのに付き合ってくれ」
「いいですよ」
……こうして俺らは映画を見たのだが非常に良い話だった。
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ラブレターってなんか怖いよね
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「ラブレターだって。かぐや様に春が来たか!!」
最初に叫んだのは俺だった。俺だったが、かぐや様がその動揺した声を聞けて嬉しかった。
その後何もなかったかの様に清掃を始める。
「おい、コミ一番最初に驚いて何も無かったかの様に清掃するのやめたらどうだ」
「清掃中は、無心でいるのが一番いいじゃん」
そう言ってホウキでゴミをはく。珍しく仕事がないから、三人に「どいて」と遠慮なく言って清掃をする。
「遠慮なく話を続けて」
俺がそう言って促すとかぐやは、慌てて冷静を取り戻して言った。
「ええ。とても情熱的な内容で、一度食事でもどうかと」
「えー!つまりデートのお誘いという事ですか!?」
「情熱的ね、そいつ誰でもそんな事言っているんじゃないか?なぁ白銀そう思うだろう。かぐや様そこどいて」
あらゆる人間を邪魔扱いしながらホウキでゴミをはく。
「ああ確かに書き慣れているなら、書くのも簡単だろうな」
「会長、コミくん、知らない人をそう言っちゃダメですよ」
だとしても俺らは、生徒会の仲間としてそして友達として言わないといけない事があるのだ。白銀邪魔どいて。
「俺らは、かぐや様が心配なんだ。もし詐欺だったらどうするんだ。それに本当に好きなら手紙じゃなくて言葉で伝えろよ。そうじゃないと怖いじゃないかよ。脅迫状みたいでさ。なぁ白銀」
(コミくんが心配してくれるなんて。この機会に大切にされている事だけ分かったわ)
又だ。かぐやの心の声が頭の中に響く。
「そうだ、俺が行かせない。俺も行くしかないみたいだな」
「いよ、いいい男」
と俺がおだてて少しでも、かぐや様に好感度をあげようとするが気にしていない。
俺はその後、後のことは知らない。他の場所の清掃場所に移動したからだ。
そして、俺は一階のグランド側の窓を綺麗にする作業を始めたその時だった。
そこになんと帰った筈のかぐや様がそこにいた。
「先ほど、ラブレターを下さった方には丁重にお断りをしてきました。会長が来てくれて助かりました」
「やっぱ、流石二人とも息ぴったりだったんだね。良かった良かった」
俺は、ニコニコしながらそう言うとかぐや様は少し悲しそうな顔に変わって驚いた。
(コミくんが喜んでいる。凄いニコニコしている彼は余り見れない。可愛い。ダメよ少しでも顔色を変えたら心配されるわ)
(ゴミの見た目な奴を可愛いて奴がいたとは思わなかった。)
まぁ可愛いて言われても俺の顔は変わらない。俺は照れるて感情を無くす程体を鍛えているのだからな。
「心配してくれてありがとうございます」
「どういたしまして、友達として当たり前の事をしただけだから、気にしないで」
「コミくん、手が止まっていますよ」
俺は慌ててスクイジーて言う清掃道具で窓を綺麗にする作業をするのだった。
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サボりたい男を伊井野ミコは許さない
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個人的にどんな評価されるのかが気になります是非評価をおねがいします
常日頃、清掃活動を頑張っている俺にも少し誰にも言えない秘密がある。
それは、家庭科の授業である。何故かこの時間は一般の学校なら昼休み前だろう。
だがこの学校は昼休みの後に開始される。
俺は、なんとしてもサボりたいと思ってしまう。理由はただ家庭科に興味がないから単に休みたいだけと言う欲望しかないのだ。
まず、大事なのは白銀と席が離れている事が大事だ。彼は近くにいるとサボるのがバレてしまい、生徒会の株を落としてしまうかもしれない。
だからと言ってここで負けたら男がすたる。まず、どうしたらいいんだろう。そんな事を思いながら清掃を始める。
……ジッと見つめる陰がある。どうやら風紀委員の彼女に目をつけられてしまったみたいだ。これは残念、ここで寝てしまうと言う作戦が出来ないじゃないか?
体育館で清掃して疲れていたら寝てしまいましたって作戦だ。
だが問題が起きた。もう一度言う。
何故か風紀委員の彼女、伊井野ミコに監視されている。いつものことなのだ。
「はぁ」
とため息をついて彼女を呼ぶかどうかを悩み結局呼んでしまう。
「ミコちゃん出ておいで」
すると体育館の中に入り俺を見てこう言う。
「私を子供扱いしないでください」
小動物みたいで可愛いなと思ってしまう。
「俺にとっては、可愛い後輩みたいなものだ。俺とおしゃべりしに来てくれるなんて嬉しいね」
「おじさんくさい喋り方辞めてください」
はぁ自分でもなんかそう思った。孫を見て言うセリフだったなっと反省してしまう。
つまりこれはミコちゃんが可愛いからいけないのだ。孫が一番可愛いてセリフがある。つまりおじいちゃん最強てことだ。
「でどうしてここにいるんだ。まだ俺は何もしていないぞ」
まだ何もしていないこの事実に変わりはない。勿論これからしようとしていたのは事実だ。問題を起こさない限り問題はないはずだ。
「だから監視ですよ。一番校則を破りそうな人だから監視をしているんです」
「失礼だな。怖い目をしてるからって監視されるなんて嫌だな」
「目だけで監視なんてしていませんと前も言いましたよね。それに今日は目が怖くないですよ。毎回家庭科の授業になると遅刻している事は知っています。だから私が監視するのです」
はぁなんでバレてしまうんだ。日頃の行いが悪いのかまぁいい。これ以上可愛い後輩をいじめてしまうのは男じゃない。
覚悟を決める時が来たのかもな。家庭科室に行くことを誓う。
「よし、清掃終了、行くか一緒に家庭科室へ」
「なんで私が行く前提で話が進めているんですか。まぁ監視なのでもちろん行きますけど」
「そりゃあ忘れたら困るけど、可愛い後輩と行きたいからに決まっているじゃん。それに困っている人を助けるのも立派な生徒会の仕事だしな」
「可愛い……生徒会ならしっかりしてください」
「気をつけるよ。まぁ可愛い後輩が困っていたら助けるからいつでも相談してくれよなって事で寄り道しないか。まだ時間あるしちょっとくらい」
「ちょっとくらいなら」
可愛らしくそう言ってきたのでビックリした。まさか可愛い可愛いと言えばなんとかなる説があったらいいよなと思ったら成功したわ。
「ありがとうな、俺と付き合ってくれて」
「別に本当にちょっとだけですからね」
よしこれで家庭科については忘れてくれた筈だ。そもそもまだ遅刻していないから俺悪くない。ヘイヘイヘイ
俺らは下駄箱で靴を取り出してグランドに行った。
「なんか今日はやけに注目されているな。理由知っているか?ミコちゃん」
普段は嫌な視線、通称ゴミの視線で見られているが、珍しく不快感を感じなかった。
「さぁ、注目されているのはいいのですが、あれって」
ミコちゃんが、石につまずき転びそうになったのを俺が背中を受け止めてゆっくり元の立つ姿勢に戻そうとした。
「王子様」
「お姫様、なんでしょうか?何なりと申してください」
よく分からないがおままごとが始まってしまったみたいだ。幼児化になってしまったのなら生徒会として見守るなど、保護する人になる。なんて響きがいいし、いい仕事をしているんだ。
「きゃぁ」
と言ってどこかに行ってしまった。
どうやら、幼児化の呪いから解けてしまった事で恥ずかしくて何処かに行ったみたいだ。おままごとに付き合わなくて良かったと思おう。
まぁとりあえず家庭科には参加だ!!
_ 伊井野ミコのいる教室
「でどうだった?いい事でもあった。弟と」
と私がミコに聞くと思った通り顔を赤くしていた。家庭科の日は、バカがどうやって休むかを考えているのよね。
だから寝不足で彼の目つきは眠くて半分開けられず、優しくなり、オーラまで優しくなる。内面は変わらない。
「うん、毎回思うんだけど、なんで弟なの?みっちゃんは、本当なら兄だよね」
実はコミが兄なのだ。妹は私!!
「兄だと思われたくないからそうしているけど、本当は、嫌いじゃないよ。でどうだった?」
「彼、白馬の王子様じゃないかなと思ったの」
「確かに困っていたら一目散に助けに行くけど、3つだけ問題があるのよね」
「「家庭科の授業はサボるのと見た目と他人からの評価が低い」」
「でも実は、見た目なら大丈夫なのね。ほら、これを見て」
と言ってバカの顔を見せると驚いていた。
白馬の馬に乗って清潔な服装を着ている。目はメガネで凶暴な目から優しい感じになり、銀色の髪が輝いて見える。
誰が見てもカッコイイと感じるイケメンだが、何故か制服を着てるためかださくなる。せっかくのメガネをつけても髪が白銀でも輝かず悪目立ちをしてしまう。
「カッコいい、白馬の王子様みたい」
「まぁこんな感じよ。家ではこんなイケメン状態なのよ」
「この写真欲しい」
「勿論送っておくね。この写真を友達に送っても大丈夫だと許可もらっているしね」
そうして私が写真を送りミコは喜んでいた。
「とりあえず問題は、家庭科の授業をサボる事と視線を感じたらゴミだと思ってしまう事。この話をするとネガティブな感じで困るのよね」
この問題は何もすぐに解決できる問題じゃなかった。でもこれもありだとおもうのよね
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シロエモンとコミタ君が教える告白の仕方
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「恋愛相談ってマジか、面白そうだな。百戦錬磨って異名を持つなんて凄いよな。まぁただの噂だからな」
「人の恋愛を楽しんでいるのか?」
俺は、楽しんでいるのかと考えてみたが答えは出なかった。俺は、いつも通りのテンションでは、ないが興味はある。
「俺は、白銀がどうやって恋愛相談に乗るのかだけ興味があるだけだ」
「清掃係さんも恋愛相談に乗って欲しいなぁと思って。ほら彼女いないから気持ちわかりそうだし」
どうやら俺も参加をせざるを得ないようだな。一人目の理解者になってしまうのだ。
「で相手は誰なの」
「クラスメイトに柏木さんという子がいるんですが……彼女に、告白しようと思うんです!」
「まず名前から美人そうなオーラ入っているね」
かしわぎっと名前をメモ帳に書く。書いたのだがあいにく占い師じゃないから名前だけじゃ分かりそうじゃないと。
「その次は断れるのが怖いからなんとかしてよ。
「大体そんな感じだけど、どうやって当てたの?」
「そう言うパターンだ。と言ったのはいいけどどうしたらいいのシロエモン」
とここまで上出来な滑り出しが出来たがそこからの答えをあいにく導き出せていない。だからここでシロエモンの登場だ。本家ドラえもんみたいに秘密道具を出してくれる筈だ。
「慌てるな、
そうだな、相談に時間制限なんてないのだから問題はないよな。
「バレンタインにチョコを貰いました!…チョコボール3粒です」
「「これは、本命で間違いない」」
「ヘイヘイヘイ」
「いいか?女ってのは素直じゃない生き物なんだ!常に真逆の行動を取るものと考えろ!つまり!一見、義理に見えるチョコも…!」
「本命、その考え方があったか!!」
「でも、それならその気分で渡したとは限らない」
「ここは、コミタ君の番だよ」
「安心しろ。三はいい数字。縁起が良いし、それにことわざだってしっかりある。二度あることは三度ある。三度目の正直など、三は愛されている数字であることに間違いない。三は最高、つまり「好きです」て言っているものだ。告白しろって事だ。今すぐに告白してこい」
「はい行ってきます」
「おいまだだ。どうやらそこからが問題だと言いたい」
白銀が手に触れてギュッと握り前に行かせなかった。だが焦る必要はやはりない。俺の判断ミスだ。
そして考えて答えを出した。
「確かにそれじゃあ特別感がないな。何かアピールポイントが必要だ。刺激的な告白じゃないとダメだからな。そうだろう、シロエモン」
「その通りだ。コミタ君そこで俺の必殺技を出す」
俺と白銀は二人同時にドアに向かって壁ドンをした。俺は、更にオデコにキスをしたフリをしたらつまずきドアノブを触れてバランスを直そうとした。したのだが開きかぐや様がいて、そのまま衝突事故みたいな感じでかぐや様の腹あたりにキスをしてしまった。
その後土下座で謝った。
(え私がコミ君にキスされた。嘘それも事故で、あり得ない。今度は事故じゃなくて)
俺は続きは耳を傾けなかった。
「て感じだ。あれコミタ君が消えた。おいコミ、大丈夫か?」
「許しますから速く行ってください」
俺は、そう言われてドアを開くとかぐや様は隠れている。
「悪い転んだからこうなったわけだ」
「顔が酷いことになっている。くすくす。こんな男でも告白が出来るイメージが出来たんだ失敗しない。これも生徒会長のおかげです」
笑われたが告白する勇気を持てたそうだ。良かったが俺の人気がない。あれこれ俺のおかげじゃないの?
俺のおかげもある物語は続くだろうたぶん
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なんとしてもコミはプール旅行に行きたい?だが藤原は却下する
「あっ、じゃあこうしましょう!夏休みになったら、生徒会のみんなで旅行に行きましょうよ!」
旅行ねいいんじゃない。俺は勿論参加するよ。その時のために白銀とアルバイトをしているんだからな。
「行くか!! 夏と言えばプールだな。近くにプールあるところに泊まりたいな」
白銀が俺の方を向いて今の無しと言えと言いたそうな事を言っていた。白銀は泳げないのだから避けたい気持ちは、分かる。
「流石にプールなら一人でも行けますよ」
「だな」
俺は、おとなしく頷いた。だが、俺は我慢をしている。本当ならプールに行きたい。みんなでプールで泳ぐことも青春だと俺は思う。
「そうだな。行くならやっぱり山…」
「海ですね。海以外あり得ません」
二人の意見に割り込もうとする輩がいた。
「嫌やっぱりプールだろう。プールにだって色々なプールがある」
「プールは無いですよ」
この三つ巴の戦いが始まったのだった。
やっぱり俺も参戦するしかないが、藤原さんが許さない。結局山の白銀対海のかぐや様だった。
その対局を見守る俺と藤原さん。
俺はなんとなく予想ができる。残念ながら断定することは出来ない。残念ながら原作の知識は全く無いと言っていい。
何故なら俺は、16年間アニメを見ていないため白銀とかぐや様が付き合うための駆け引きの話でしか知らないのだ。
ここで目的の確認をする。
で俺は、今の所かぐや様のヒーローをなっている感じだから、その座を白銀に譲ろうとする事を目的としてるのだ。
そのため俺は、わざとかぐや様と言って、関係を一方的に名前で距離をとっている状態なのだ。だが問題はあった。
ヒーローになるはずの白銀が、名字の四宮だと言う事を忘れていた。これは一歩名前に関しては互角以上かもしれない。
有利なのかそれとも互角なのかが分からない。
この話は又後でだ。
今大事なのは山か海かいやこれは否定されたプールかってところである。
まず何故白銀が山を進めている理由はきっと、崖で中々前に進めずピンチになったかぐや様を手が触れて助けようとするためだと予想できる。
「手と手が触れ合った瞬間恋が始まった」
みたいな恋恋ドラマが始まるのだろう。
そんな感じのドラマありそう。
虫が出ると一言で白銀が慌てていると、
「コミ君、話を聞いているんですか?」
と聞いてくる
「聞いていない。二人の楽しんでいる時間を邪魔したく無いからな」
久しぶりにいいことを言った。普段は全く真逆の事をうっかりしてしまったからな。
(まさか、コミ君は会長と私が好きだと思っているの。もう、コミ君の鈍感)
鈍感て言われているけど気づいているよ。気づいた上で距離をとっているだけ。心の中では親切に教える事ができるて楽しいな。
「でどうする?山、それとも海やっぱりプール」
「……」
「一番安全なのはプールだぜ」
その瞬間白銀が目で訴えかけた。泳ぎ方を教えてくれとな。頷いた瞬間白銀は決意を決めたみたいだ。
「虫も何も出ないしプールだな」
2票入った。
「かぐや様、俺と泳いでくれないか?」
急に俺のテンションがおかしくなった。嬉しさの余り告白する勢いで聞いた。
「コミくんがそこまで言うなら」
「ええ嫌ですよ」
賛成3票反対1票、多数決の結果プール旅行になりました。この三人がいれば藤原さんを説得する事なんて簡単なはずだ。きっと多分そうであってほしい。
パチパチ
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愛されないコミ君と愛されたい早坂が出会う
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俺は、昼休み珍しく、生徒会の仕事を休む許可を得て久しぶりに外で走っている。そこには部活で、走っている人もいる。
その中で先頭集団に紛れて走っている。そのため、張り合いがあるから負けないように走っている。
「ところでコイツ誰?」
「本当に速いよね。なんで我らトップ集団についていけるんだよ」
「確かこいつ生徒会のやつじゃなかった」
「生徒会ないない、そんな偉いやつが何故俺らについて来れるんだよ」
だから俺は教えてあげた。
「俺はコミだ。生徒会の清掃係で今日は休みの日なのだ」
「ゴミか。うん目から伝わるいい名前だね」
ボン読みでそう言ってくるが、はぁ舐めているのか。せっかく仲良しになってやろうと思ったがゴミって言うやつに興味なんてない。
そう言って大きく一歩前に誰よりも速く踏み込む。その一歩が大きかったみたいでスルスルと前に進む。
「おいおいやばいぞ部長が抜かされた。先頭がゴミってやつだ」
「部長は、部長は、全国でも通じるマラソンのランナーだぞ」
その部長さんを軽々と抜き、呼吸を整えて前を走る。
つまり先頭である。そのまま目的としたゴールまで走った。グランドを約5周くらい回ったくらいだろうか。
「なんだただ、バテただけか」
「部長、どうしました!!」
「気づかないのかあいつ、息が切れずにあんな速く走ったんだぞ。化け物かよ。一周差をつけられていた事すら気づかなかった。」
俺の凄さを部長が語ってくれた。でなんの部長だったかは知らないけどな。
昼休みになってから後をつけられているのだが、なんかあるのか。そして誰だろうな?記憶にはあるのだが出会った事はない。つまり原作キャラである事は分かる。
草陰で隠れている彼女に声をかけた。
彼女は青い瞳を持つ金髪女子である。ただ何故かその目から自信が溢れている感じがするギャルだ。
「何しているの?俺を尾行していて」
「実は、一目見て友達になりたいと思って」
突然彼女はそう言って草陰から抜け出して話した。
「そう、俺もなりたい」
「え」
目線から俺は、ゴミだと思われていなけれなければ、誰でもいいから友達になりたいのだ。
それに俺が一番嬉しい興味を持っている目で嘘はついていない。
目のセンサーには自信がある。
そこから何か演じている目だとも分かる。いやこれは違う。運だな。頭の中から流れる情報から答えを出した。暗記した単語がわかるかの様にわかってしまう。それを俺は運と呼んでいる。
「なりたいけど、今の君は嫌かな。なんか演じている感じがしてさ」
『…どうやら、貴方には通用しないようですね』
「まぁだてに神に愛されていないからね」
「神様とは一体」
「とある宗教に入っていてその神様の事だ。俺は神に陰で支えてくれるんだ。そこはどうでもいい話だから気にしないでほしい」
この神は転生させてくれた神の事だ。
ただ残念ながら直接話したのは一回だけなのだが優しくしてくれる。さっき言った運が神様の支えだ。
「貴方が言いたくないなら聞きません」
「それにしても、まだ別バージョンがあるよね。これは、仕事バージョン。求めているのは別だが、これがいいならいいけど」
ギャルよりは遥かに楽で話しやすい感じになった。だが俺は、本当の彼女を求める。自分で作りあげた性格に用はない。
ただ自信溢れる目をせず目から輝きをかんじない。
「…貴方に何が分かるの人間、演じていないと愛してもらえない。弱さも醜さも、演技で包んで隠さなければ愛されない。ありのままの自分が愛されるなんて絶対ない。愛されるために、嘘をつくのが人間だから」
「俺は、演じないが……愛されていないな。嘘ついても愛されない。でも俺には宝がある。俺は演じていないで手に入れた宝物が、それは友達だ。そして君も今日から宝物である。だから愛してくれる人間はいる。だって俺はこれから君の事を愛しているからな」
これから友達として愛せばいい話じゃん。それ以上を求められたらその時考える。
「又相談したくなったら昼休み体育館に来れば大抵毎日いるから」
「え」
「うん勿論乗るからだって俺は清掃係、人の心を綺麗にするのも清掃係の仕事だし、生徒会の仕事でもからな」
そういえば友達になったって言うのに連絡先を交換した方がいいかもな。
「「連絡先を交換しない」」
全く同じタイミングだった。
「俺は、コミだ。コミと言ってくれ」
「普通名字からするんじゃないの?私は、早坂あい」
「俺は親と一緒の名字が嫌なのよ。古見出汁は、古い出汁はゴミであるて、名前つけた親と同じ名字も名前も、文句が言いたいから嫌だ。だから俺はコミだ。コミは、古くから愛されて魅了するて意味を込めた妹がつけた名前だからさ。それなのに妹すら愛されない。「バカ」ばっかり言うのに目を合わせてくれない。漢字だと古いの古に魅力の魅」
「それならコミって呼んだ方がいいね」
その間には連絡先を既に交換されていた。
「そうしてくれると助かる。もう一度言うが俺は愛するからな」
そう言うと顔を赤くなっていた。どうやら本当の彼女の一面を見れた気がして嬉しかった。そして目が一番輝いているかの様に感じた。これが俺が求める本当の彼女の姿だったのだろう
「私以外に余りそういうのは言わない方がいいよ」
「言う相手がいない。愛されたいと言われたのは俺が始めてだったからな」
何かして遊びたい、そんな気持ちがある。
「せっかくだ。本当は、愛されないどうし何か遊ぶか?」
彼女は頷き昼休み、彼女と仲良く遊んだがここに書くのは辞めておこうと思う。何故なら俺が愛する女性なのだからな。
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いかがわしい本より国の借金ランキングの方が気になるコミ君
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俺は、校長先生からいかがわしい本の処分をするために渡された。そのな本を生徒会に持って来た。
「あら?なんですこれ」
かぐや様が聞いてきたから嘘をつくことにした。
「校長から処分する様に頼まれたエロ本だ。予想だがバレたくない相手がいて俺にもみしておけと言う事だろう多分」
嘘ではない。実は俺が心の中でも思っている事だ。生徒がこんな本を普通読むだろうか。それはないと思う。
「なるほどな、コミの言うとおりだ。確かにそれなら俺に渡すべき本だろう」
俺も妥当の判断であるが、これは清掃係の仕事なのかもしれないそう思ってしまった。
「俺が清掃係だったからじゃないか」
そう言うと、藤原さんが動き出した。
俺の机の上からその本をペラペラめくり始めた。止めようとするも間に合わず、ブラックホールに吸い込まれていた。
エロ本は、多分タバコみたいな物だ。一度読んだら簡単には抜け出せないはずだ。
さらば藤原さん、君はいい人だったよ。
そう思っていると、どうやらそうではないらしい。目から気力が感じない。まるで世界の終わりを見るかの様な目である。
「乱れ…いや、淫れてます!この国は淫れてますーっ!!」
俺はその言葉に頷いた。俺も同意意見だ。
「まぁ日本は、借金があるしな。確か世界で3位だからな」
「嫌違うぞ、2位だ」
まぁ借金がある国なのに、立派な学校があってよかったよ。本当に。
かぐや様も覗いてしまった。藤原さんみたいにならないで。
「高校生までで初体験を済ませたアンケートで34%ですか」
おい俺まで巻き込むなよ。「ブラックホール白い明日が待っているぜ」は、ポケモンのロケット団と藤原さんだけでいいの。
「なぁ辞めようぜ。俺が悪かった。本当にこの本は処分すべき本だ」
「ああその通りだな。ささっと捨てるぞコミ」
俺と白銀は決意を固めた。流石幼馴染、考える事は同じである。俺は、処分する道具を持ってきた。だが衝撃的な発言で落としてしまった。
「むしろ低すぎだと思います」
「俺もこんな偏差値低い本を買う確率が低いと思うね。そうじゃなくてアッチの話かよ」
「その……かぐやさんはそういったものが……」
うわ余計な事を言うな。「本当にブラックホール白い明日が待っているぜ」が発動してしまっただろう。
ほら答えを聞くしかないじゃん。
「はいだいぶ前に」
こりゃあ自信溢れるその瞳から嘘は感じない。こう言うのが厄介なのは思い込みである。俺は、原作の知識があるからしていない事は事実だろう。だが一応ツッコム。
「しているんかい」
「借金が多い国1位は、アメリカ」
やばい白銀が闇落ちした。でももう少し聞きたい国の借金事情!!
俺は、かぐや様の話を無視して
「3位はどこなんだ?」
と聞いてしまった。
「3位はだな」
「中国です」
白銀が言う前にかぐやが言った。へぇどうやらアッチの話よりこの話に変わった。
「4位は」
そんな事を聞いているとまるで早押し問題かの様にかぐやと白銀のバトルは、激しかった。やっぱり結局二人は、一番お似合いカップルって事だよ。
(コミ君に凄い所を見せるチャンス、会長と言えど負けられないわ)
その間に俺は、その本を処分する準備を終えた。結局勝ったのは俺だろう。本の話をしたくなかったからな。
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柏木さんは現実と向き合う?そしてコミは、恋愛相談した彼女だと気づく
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「恋愛相談だって頑張ってねかぐや様」
「清掃係さんにも男性からの意見として聞いてもらたいです」
「分かったいいよ」
今日は軽々と恋愛相談を終わらせよう。ここ最近そう言う感じのおしゃべりばかりで清掃が進まないからね。
「して、どのいった内容の相談なのでしょう」
「円満に彼氏と別れる方法が知りたいんです」
「無理でしょう。そんな方法があるなら世界は、戦争なんてないのだから」
俺は、否定する。それが正しいのかは、わからない。でも俺が望む答えとは全く違っていた。
人は傷つけるのが恐ろしいのなら関わらなければいい。結局ボッチが最強だが、人と関わらないのは寂しいのだ。人と関わる選択をした以上責任は取らないといけないのだ。
それに傷つくてことは愛しているて事だ。その分本気であることに違いはない。
ただ俺が思う事は、彼女には伝えるのは、早い。
「戦争はいくらなんでも大袈裟すぎです」
「確かに大袈裟だった。今のは忘れてくれ。人間には心があるのだから、それを大事にするなら今別れたい思いを彼に伝えた方がいいと俺はそう思う」
「伝える?」
「そう、まぁこれは俺の意見であるから気にしてもいいし気にしなくてもいい。そこは任せる」
「円満に別れるなら逆効果です」
嫌それは違うと思う。人を思う気持ちがあるなら正直に伝えた方がいい。
そもそも本当に別れる必要があるのか?そこを追求するべきだ。
「何故別れるつもりなのだ?」
「前より距離が出来ちゃったくらいで…彼に申し訳なくて、こんなことなら別れた方が良いんじゃないかって…」
「それならさ、行きたいデートスポットとかないの?一旦想像してみたらどうだ?」
そう聞くとかぐや様も何故か考える仕草をして考えていた。顔色が乙女の表情をしていた。だがここで現実を見せる。
「もし今ここで別れたら、一緒に行きたかったデートスポットには行けなるよ!l」
雷が落ちたかの様な顔を二人はしていた。えっとかぐや様は彼氏を作ってから考えようね。
「…なんだか嫌な気持ちになりました」
これを確かアメとムチ作戦かな。
「コミ君、私も同じです」
怖いよかぐや様本当に勘弁してください。助けてシロエモン。
「これが別れたくない気持ちの本心だ。ここからが距離感だな。なんと言っても難しい」
「でも近くに居たい気持ちにはなりました」
「なら、漫画でもよくあるパターンだが、始めての共同作業がおすすめだ。一つの目標のための二人だけで頑張る。絆溢れるこの展開に期待大だ。何を目標にしてもいいとオマケまでついてくる」
「分かりました。早速取り組んできます。かぐや様ありがとうございました」
そう言ってお礼を言わずに立ち去った。
「流石清掃係ですね。一人で解決して尊敬します」
「白銀の幼馴染だからな。生徒会として悩みを解決するのは当たり前だ」
そう言い切ると
「話は聞かせてもらいました!てアレ悩んでいる柏木さんはどちらにいるんです」
「それはですね……」
かぐや様が俺のした事を説明した。大したことはしていないがすごく気分が良かった。それより彼女は柏木、アレおかしいぞ。
と思いメモを見たらなんとカシワギと書かれていた。あいつの彼女か。名前知らないけど。
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コミのライオン姿はリアル過ぎて怖すぎる
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近々、ここ秀知院学園と、フランスの高校との交流会があるそうだ。ここでナンパするのも楽しいだろうが、俺はあいにく目がダメなんだ。
それに早坂を愛すると決めて1ヶ月も切っていないと言うのに浮気をするのはいかがな物だろうか?
いくらなんでも早いだろう。まぁ向こうはその内白銀に浮気をするのだろうけどな。
そもそも彼女じゃないから浮気ではないか。そんな事を考えていると藤原さんが衝撃的な事実を言った。
「フランスは日本に次ぐコスプレ大国です。コスプレに言葉はいりません。言語の壁を超えて親睦を深めるにはこれ以上の策はありません!」
「まぁそうだな俺は、とことん目が強烈なやつなんかに化けてみるか?例えばライオンとかな」
「辞めてくださいよ。ただでさえ怖いのにライオンになんかなったら、誰も話してくれませんよ」
「コスプレって言語の壁は、超えれるけど見た目がダメだと終わっているじゃん」
俺が落ち込んでいると少し目がキラキラしているかぐや様が居た。
(コミ君のライオンのコスプレが見たい。全く藤原さんたらそこを分かっていないんだから)
……そこであの喜びを表されると困るんだよね。実は結構似合わないと自覚していました。
「確か藤原さん、ライオンの被り物がありましたね。コミ君の夢を叶えさせてあげましょう」
「まぁ、かぐやさんが言うならいいですけど、まずはこれなんてどうですか?」
俺はライオンの被り物を渡された。俺の求めているのと同じだった。
目は隠されていないため凶暴さが余計に目立つファッションになっているはずだ。うんスマホのカメラで自分の事を確認したが想像以上に凶暴だった。
「ガオー」
そう言うと、生徒会の皆んながお化け屋敷にいた気分になったそうで怖がっていた。
俺はライオンの被り物を脱いで除菌をして元に戻した。
すると藤原により今度はかぐや様が猫耳のカチューシャをつけた。耳はピンクだが派手じゃないため俺には良さが分からない。だがモジモジしている彼女は面白いのだがバグっている目をした白銀はもっと面白い。
「あぁ。猫耳が藤原書記の頃に四宮は俺だな」
「全く分からないから。偶数を言ってごらん」
「1、3、5、7」
「それ奇数だからね。偶数は2の倍数だからな」
白銀は、どうやら勉学までバグるとか大丈夫なのだろうか。
「こう言った扮装は初めてで勝手が分からないですが……似合っているでしょうか?」
かぐや様の視線の先は白銀と俺だった。
「まぁコミが似合ってるって言いたそうな顔をしているからそうなんじゃないか?」
「俺は、白銀がそう思っていると思う」
そして俺は、愛する早坂が猫耳をつけたらどうなるのかを想像した。うん可愛い未来しか見えない多分。
(今コミ君から別の女性を考えていたのは気のせい。きっと気のせいよ)
(怖いよかぐや様)
脳内で聞こえたかぐや様の声が何度も響く。
「会長もつけてください」
かぐや様のストレスを解散するかの様に猫耳をつけされたのだが似合っていなかった。
「やっぱり俺らは仲間だな」
「ずっと幼馴染だからな」
「白銀」 「コミ」
我々は似合わなかった現実から目を背けず戦った仲間だ。友情のハグが行われた。
「コミ君の方がライオンに近い点は良かったですよ。でも怖すぎます。リアルのライオンみたいだったんで」
え、つまり白銀が最下位て感じか。
……明日かぐや様の心の中で知った事だが早坂は幸せそうに最近くしゃみをする様になったと言う事だけが分かったのだった。
噂しているのは俺だろう多分そうであってほし
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雨の中でもかぐや様はコミの事を思う
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俺は、交流する人が通る所だけを一生懸命綺麗にしたおかげで、ピカピカ感のゴージャスのある場所に変わった。
周りからも評判が良かったとかぐや様がそう言っていた事だ。あいにくフランス語は、全く分からなかったからよく分からないし、誰も話しかけて来なかったから助かった。
そもそも分かっていてもナンパなんかしなかったからね。それが正直な気持ちだった。
まぁそこは置いといて、今日は雨である。俺はあいにくこんな雨になると思わなかった。
妹なら傘を持っているかなと確認のメッセージを送ると、
「ゴミみたいな目の奴とは帰れない」
と速攻で振られてしまった。これは仕方がないからだ。では、誰に雨から守る傘を借りようか悩んでいたら思いついた。それは、白銀と帰える事だった。
「「「傘を忘れた」」」
その一言は、三人同時だった。勿論言い方はそれぞれだった。
「俺は、寝坊して急いでいたから忘れた」
と言うとそのまま白銀が、言う。
「し、四宮も傘を忘れたのか……?」
「え、えぇ…普段は送迎があるのでうっかりしていました…。会長は何故?」
「いや、天気予報を見損ねてな…。まさかこんなに天気が崩れるとは……」
そこで思い出した。傘イベント、そういえば原作にもあったなと思い出した。
白銀の目から他を当たってくれと言う目をされてしまい俺はここから抜けだす事にした。
だがまだタイミングは、早いと思ったから待った。俺の予想だと藤原さんが来る気がしたからだ。
「コミと言ったな!!こっちに来い一緒に帰ろうじゃないか!!」
そこにいたのは制服が似合う男の格好をしたキャプテンだった。何のキャプテンかは知らないがな。
「キャプテン私と帰ろうと誘ったじゃん」
「これは失礼、ハハハハ、私には彼女がいたんだった」
まるで俺に負けて悔しそうな顔をしてたから自慢したかったのだろう。彼女とと仲良くイチャイチャして出て行っきやがった。
これは石上に言ったらいいネタになる事間違いない。
「何だったでしょうね?」
「ただ自慢したかっただけみたいだったな」
「本当に期待された方の気持ち考えて欲しいよな」
そう言うと二人とも頷いた。
「かぐやさん傘忘れたんですか〜?」
「……?!」
「私教室に置き傘あるのでこれ使ってください!」
待ちに待った救いが来たのだった。
「俺は、トイレ行って他当たるから二人で傘入ればいいんじゃないか?」
「じゃあ四宮、コミがそう言うから仕方がないから一緒に帰らないか?」
「コミ君の頼みです。別に会長とは帰りたくないんですからね」
はっきりと彼女は言った。そこに嘘はなかった。俺が言うとかぐや様は大人しく従うだけ愛されているって事だ。
ヤンデレだな
今日の20時(午後8時)5分にもう1話投稿します。
絶対見て欲しいので是非読みに来てください!!
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相合傘は距離感が近くて「愛していると叫びたい」
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流石に愛すると言った相手の早坂がいるから裏切れないからそう言ってトイレに行った。
トイレではなく、適当にブラブラ教室を見回りをしていると早坂がいた。
「まだ早坂はいたのか?」
教室からひょっこり現れて聞いた。俺が始めて愛すると決めた女性だ。
「うん、かぐや様を待ってたんだけど、その必要なくなったみたいで。そろそろ帰ろうかなって」
「え、送迎の車は?」
「かぐや様が誰かさんと相合傘で帰るために千枚通しでタイヤパンクさせたの」
「送迎の車の人がお気の毒に感じてしまうぜ。なぁ傘持っていないか?入れてくれないか?お願いします」
最後は敬語でお願いした。
「どうしようかな?」
「お願いします」
「しょうがないな」
早坂が、まるで天使の様に感じてしまった。俺は、困った時やに助けられる時や褒められた時に惚れてしまう事がある。
それは白銀だけでしか効果がないと思っていたら二人目が出来てしまったとは驚いた。
「じゃあ行こうか」
そう言った時にメッセージが来た。
【お兄ちゃんがどうしても困っているなら迎えに行ってもいいよ】
そう書かれていたがもう遅かったから断りのメールを書いた。珍しくお兄ちゃんと言ってきたから相当メンタルダメージがデカいのだと想像できる。
「じゃあ行こう」
俺がそう言って一歩前に踏み込むと彼女も一歩前前に進み仲良く昇降口の所に来た。
靴をお互い履きそして遂に大雨との戦争が始まる。
「俺が持つから安心してくれ」
傘はやや、早坂を濡れない様に傾いている。それにしても早坂は良い傘を選んでいるなと思う。それは、早坂が似合う色の傘で可愛らしい。
流石俺がこれから愛する人の傘だなと思ってしまう。
「可愛いね」
「え!?私が可愛い」
「うん。早坂の傘が本当に可愛いよ。……勿論早坂も可愛いけどね。特に雨に輝く金髪とかね」
「ありがとう」
照れた顔を彼女がしていてすごく嬉しかった。余り滅多に同じクラスじゃない。
早坂は、少しだけ俺の方にくっついてくる。俺はそのまま気にせず迎える形でくっつかせた。
「ありがとうな。俺のためにしてくれて」
「まぁ私を愛してくれるから、これくらい大丈夫」
流石の早坂でもこの距離感は嫌だったみたいで大丈夫て自分に言って落ち着かせている感じである。
俺は体を鍛えているからバカとなり羞恥心を消されている。そう思えば楽だ。だからこれくらいの距離感なら問題はない。
なのだが想像以上に近づいてきた。だが拒否するのはできなかった。傷つけたくなかったのだ。つまり俺は知らないうちに相当好きだったのか?それとも愛する覚悟かは分からない。
だから俺はその選択を選んだ。つまり何も否定しないし、早坂の好きにさせる事にした。
俺の右手に抱きついてきた時はビックリしたが、「へぇ」
と情けない声が出てしまった。
「動揺しすぎ?私も恥ずかしいんだから」
「分かった気をつける」
早坂の胸がヒットアンドアウェイを繰り返す。
意識していなかったはずが、恥ずかしいて言葉に動揺している。
「愛しているよ早坂」
ああああ言ってしまった。心の中でそう思うはずだったのだが。だが俺は、恥ずかしい顔をしながら彼女をを見る。
その顔を見て、今は間違っていると思う。
「ごめん。あまりに距離感が近くて変な事を言ってしまい気にしないでくれ」
「えええ、うん」
そう言って落ち着いた。もう冷静を取り戻した。恥ずかしい事をした後に落ち着いたなんてケース聞いた事ないぞ。
だが早坂は、慌てていた。
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では明日の12時5分です
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殺気の恐怖VS友情愛 絶対負けられない戦いがある!!
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突然だが、秀知院学園生徒会には5人のメンバーがいる。
会長 「白銀 御行」
副会長 「四宮 かぐや」
書記 「藤原 千花」
清掃係「黒政古見出汁」
そして若きエースで影の支援者の
会計 「石上 優」
である。そんな若きエースが
「…生徒会を辞めたいんです」
「生徒会て場所ここ以外にあったけ?」
とぼけて聞くが無視された。当たり前だ。この辞めるてなった時にふざけている俺が悪いのだ。
「勘弁してくれ!!お前いないと破綻する上に生徒会の負担がかかる」
「そうだぞ。君が居ないと困るんだ。若きエースよ。俺からも頼む」
俺も頭を下げた。俺にプライドなんてない。何なら軽々と土下座をしてしまうくらい簡単な事だ。多分だがな。と思ったが実行した。
石上は入学間もない一年生にもかかわらず、白銀のスカウトにより生徒会に加入した優秀な人材なのである。
俺もよく分からないうちに気がついたら白銀のスカウトを受けていたらしい。期待されていない人材なのである
「おれとしても…辞めたくて辞めようって訳じゃないんですよ…。でも、どうしようもない理由が…」
目からは、その恐ろしさを言う感じ、まるで嫌いな動物が怖くて名前を言いたくなさそうだったが勇気を持って言っている感じだ。
「どうしようもない理由?」
「俺…多分殺されると思うんです」
「誰に?!」
「四宮先輩に殺されると思うんです…」
何としても説得をしないといけないが、あんなふうに怯えている後輩を見逃す事はできない。だからあえてもっと踏み込む
「だが証拠がないぞ。なければ話が進まないからな」
「証拠が無くても分かりますよ。目ですよ」
「目か?確か見た目って7割判断されてしまうんだったよな?」
「9割だぞ」
「多くない。つまりこれも嫌目で見ただけじゃ何%か分からないよな」
これで分かったら凄いと思うけど石上は自信を持っていた。
「人の眼球は脳に直結した器官であり常時脳の半分は視覚処理に使われています。眼球の動きは何を警戒して何に飢えてるか脳の活動が明確にでる器官なのです。俺、眼を見ればその人の本性が5~6%判るんです」
「少ないけど、信じてしまうな」
「大丈夫か、たった5%だぞ。少なくないか?」
白銀がそう言うが、石上は自慢をしていないだけで多分石上の分析アイズは相当良い方だと思うぞ。
俺はあいにく殺気って分野に関して専門外であるけどな。
俺は、本音を言っているかのエキスパートである。
石神からは涙を溢れてしまう程かぐや様を恐れている。
「四宮先輩はたまに、すごい眼で俺を見るんです。あれはそう…紛れもなく殺意です」
「お前も呪っている時があるじゃないか」
「あれは、確かにそうですけど、それでも僕を軽く超えています。実際ソファの角を使って絞めにくるとかマジでプロですよ」
どうやら呪いの達人でも、四宮の殺気は、同じ扱いしてはいけないと習った。これ勉強になったが何の役に立つんだ。
「どうしてそうなったんだ。これ辞めるしか無くない。説得材料ないよ。可哀想だよ。でも石上君が辞めたら困るよ。辞めて欲しくないよ。もう少し一緒に生徒会で働いて欲しいよ」
そう泣きながら本心を言った。矛盾しているが可哀想だから辞めて欲しいけど、生徒会で一緒に頑張りたい気持ちがあった」
「コミと同じ意見だ。困るだけじゃ無くて一緒に生徒会として頑張りたい、それが本心だ。だから辞めないでくれ」
「コミ先輩、白銀先輩、二人のために辞めません」
そこでかぐや様がナイフを持ってやってきた。
「ヒィ」
「話は聞こえました。石上君、コミ君がそこまで言うなら辞めないでくださいね」
ナイフを握ったままだから恐怖を感じる。
それよりヤンデレじゃない?ほとんど俺の言うこと聞くから怖いよ。どんだけ愛されているんだよ。
「俺は辞めません」
そう言い切った。殺気に友情愛が勝った瞬間だった。
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今日は休むかもしれません。投稿する時は活動報告に書きます。
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会長は言いたいが言えないからコミが代わりに言う
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「かぐや様、お帰りの時間です」
そう言って登場したのは、金髪の美少女で青い瞳をしている彼女だった。そう早坂である。
「はぁ…早坂?生徒会室には来ないでって言ってるでしょう?」
「分かっていますよ、だからかぐや様しかいないタイミングで来ているんですよ。会長と書記ちゃんと会計くんは帰宅!!清掃をしっかりしているコミにはバレていますから」
あれいつ知ったんだっけ。あそういえば相合傘の時だ。
「ほらしっかり考えているんだから、怒らない。スマイルかなぁで行こうよ」
そうそう、スマイルでいて欲しいと思う。
「私の笑顔がお好きなんですか?」
「勿論、俺は全国の女子の笑顔が好きだよ」
「そうなんですか?」
「そうなんだ」
と二人はポカンと固まっている。どうやら何かのイメージをしているみたいだった。
そして顔を赤くして今のは無しみたいな振る舞いをする。
「じゃあ俺はもう少し清掃場所があるからじゃあね」
「さようならコミ君」
「じゃあね、コミ」
そう言って俺は清掃をしに去った。
これから清掃するのは、三年生の教室である。
「お疲れ様です」
と女子トイレの専門の清掃業者さんに声をかけた。
俺が毎日清掃しているから女子トイレ以外は、清掃しなくて良いのだ。そのため清掃の方にお金を余りかけなくて済むと今日白銀に教わった。
そして次の日の生徒会で恥ずかしそうな顔をしていたかぐや様がそこにいた。何かを隠しているみたいだ。だが何を隠していたのかを気づかず時は流れた。
俺と白銀が一緒に帰ろうと誘おうと思った時に白銀が動き出した。俺は追いかける。
「四宮」
「会長とコミ君」
「その爪な……」
「やっぱり何でもない」
そう言って逃げ出そうとしたから手で逃さないように握ろうとしたが、予想より早くて逃げられた。
そしてかぐや様の爪を注目したが中々似合っていたと思う。
「似合っているねこの爪」
俺は正直に言ったが直ぐに気がついた。多分セクハラを気にしているのだとそう思うが、やはりこれがセクハラに繋がるイメージを持てなかった。
爪のモデルがいると姉が言っていた。俺は、唯一爪が綺麗だと姉に褒められた経験がある。
そう言うと俺を怖い目で睨む金髪女子で青い瞳の彼女がいた。怖くて怖くて、名前を言ったら大変な気がした。
「じゃあ、俺は白銀を追いかけるから、じゃあね」
「さようならコミ君」
俺はそう言って勢いよく走りながら携帯をいじってメッセージを書いた。最近は、スマホを見なくても書けるのだ。
「この爪を綺麗にしたのは、早坂なんだろう。流石センスがいいね。これからも愛するから安心してくれ」
そう送って俺はさった
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白銀は恋愛バッターだったとコミが証明する!!前半
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恋愛相談は忘れた頃にやってくる。それ早くないと思ってしまうのは気のせいじゃないはずだ。
大体まだ春のこの季節で3回目の恋愛相談を聞くなんて聞いた事はない。それも今度は始めて恋愛相談した同じ男の人物だった。
「今僕は、大きな問題に直面しているんです!恋愛マスターの会長なら、この悩みを見事解決してくれるんじゃないかと!」
「9回裏2アウト満塁の9対12の場面でピッチャー白銀に変わります」
「少しは、ふざけるのを辞めたらどうだ。そう言いたいが何故か前回はおれも乗せられてしまったうんだよな」
俺は白銀の言葉を無視してえっと、なんとかさんに聴く。
「で、君の顔から察するに、手を繋ぎたいと言う事だろう」
俺はなんとなく予想した事を言った。これも久しぶりのことだな。
「その通りだよ」
俺の時だけ敬語じゃないの怖いから辞めてあげて。可哀想になるんだよ。まぁそれだけフレンドリーならいいけど
「まぁ、それな」
「白銀の振りかぶったボールはストライク。その後に白銀がバットを振りましたね。これはやや恥ずかしいことでしょう」
「聴いていいか、なんで俺が2人もいるんだ。」
「ピッチャーは、白銀のお父さんだからな」
そう言うと納得したがなんでこうなったのか教えろと顔で見てきたがこれも無視だ。
「手を繋ぐ、その動作は簡単だが難しい。その事はやろうとしてる本人しか分からないだろう?まぁ俺はその……」
「清掃係さん、落ち込むの辞めてくれる」
「まぁつまりだ。何か作戦がないとダメってことだな。助けてシロエモン」
今回もとっておきの秘密道具を出してくれることを期待している。
「その意見は賛成だよコミタ君。また乗せられそうになった。まずはだな、クルーザー借りて水平線に沈む夕日を眺めつつ、ふと触れ合った指先を意識して俯いた彼女に微笑みながら握ればいい」
「そうと決まればクレーザーを借りるためのバイトだな。後ファール」
「く、ワンボールでワンストライクか、苦しい場面だな」
「清掃係さんこれは一体」
ただのおふざけがマジで本気になるなんて。
「白銀が君の為に役に立ちそうなのを野球として考えているんだ」
実際は白銀のセリフを野球に例えて考えていただけなんだけどな。
その後何故かバイトの話になって大人しく聴いていたら、
「という事だ。勿論コミには清掃の仕事をさせる。そうなると時給は1200円だったな?そして月額ならなんと12,1500円だ。プラスされたら、結構夢は広がるな」
たまたま今日俺が清掃のアルバイトのチラシを配られたから白銀に渡したのを読んで言っている。
「夢の手伝いくらいタダでやるから安心しろ。バイト代は、全額お前に渡す。週5日もバイトだ。頑張るぞ」
まさか手を繋ぐ事がこんなに難しい事だったとは知らなかった。だが恋愛相談に乗る 働く必要があるて事なんだろう。
「清掃系さん、そこまで頑張るなら頑張れる」
「その勢いでいけ」
俺は直ぐに清掃系のアルバイト先に電話した。電話したら、いきなり俺の名前を出したら採用が決定された。
理由はなんと学校の女子トイレの清掃系の人、実は有名だったらしい。だからそのおかげで俺は、面接を受けずに合格したのだから嬉しいね。
そして言ってやった。
「ばった白銀ここでサヨナラホームランを放ちました。ファールギリギリでしたがよくあんな飛距離を伸ばせましたね。優秀な野球選手です。今後に期待しましょう」
後半に続く
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野球の小説はこちらですが野球メインに書いているので余り面白いかは分からないです。
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オバケ屋敷に行くと笑いたくなるよな
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「ちょっと待ったー!!」
「おっとここで乱闘パーティを仕掛けるのでしょうか。客席から探偵がやってきました」
「虫眼鏡の色はピンク色!これが本当の色眼鏡!ラブ探偵参上!」
「これは中二病前回のあだ名、恥ずかしくないんでしょうか?きっと後で後悔する事でしょう」
「中二病てなんですか?」
「知らないなら、永遠に知らない方がいい」
そういうと俺の言葉を軽々と無視されてしまう。
「で、どういう相談なんです?」
「いや、何。彼が彼女と手を繋ぐにはどうしたらいいかと…」
「ふむふむなるほど!ふーむふむ!」
藤原は白銀の簡単な説明を聞くと
「普通に繋げばいいじゃないですか。どこに悩む要素あるんですか?」
普通そうか自然に繋いでしまえばいいのだ。
「「すべてはお化け屋敷にある」」
あれは、俺らが小学校四年生の夏だった話だ。そして俺にとって最後のモテ期が来た時でもある。
その頃俺は、伊達メガネをつけて学校に登校していた。
教室に入って直ぐに後ろの席に座って話しかける。
「なぁ白銀、最近お化け屋敷が出来たらしいが見に行かないか」
「え、お化け屋敷か?なんで俺を誘うんだ?」
質問を質問で返された。実はまだその頃はお互い友達ではなくて、ただ同じクラスが続いただけの関係だった。
「ほらよく考えたら俺とお前て、クラス運は良い方なんだよな。だからせっかく三年間同じクラスなんだから仲良くなりたいと思うのが普通だろう」
その頃の白銀は、余り人と関わらなかった。だから俺もそんなによく分かっていなかった。
だが俺はなんとなくコイツと運命的な何かを感じとったのだ。
今でも誘えた事に嬉しく思う。俺にとって白銀は唯一俺の目と関係なく友達でいてくれた幼馴染だから。
「まぁそこまで言うなら行ってやらんこともない」
「ありがとうよ」
白銀は照れた顔をしていた。こんな一面をしれて俺は嬉しかった。
「何処のお化け屋敷なんだ?」
「えっとだな。聞いて驚け!!この学校から歩いて6分で着く場所だ」
「近いな、今日は暇だから、学校終わったら直ぐに行くとしよう」
そう言って俺は別れると女子に囲まれてしまった。その頃は本当にモテ期だったからな。
このモテ期は小学校卒業したとたん嘘だと思うほどなくなってしまった。
学校を終えて女子から逃げるように素早く帰宅した。帰宅してランドセルをおろして直ぐに母親に友達と遊ぶと伝えて学校に行く。
学校に着いて2、3分過ぎに白銀が来た。
「待たせて悪かったな古見出汁」
「古魅と言ってくれないか?」
「別にいいがどうしてなんだ」
そう言われて俺は古見出汁が嫌な理由を正直に教えた。すると、白銀のみるみる怒りのオーラが溢れていた。
「そうか?辛かったんだな。それにしても希望を与えてくれたいい妹だったな」
「ああ本当にその通りだよ」
その頃の妹は俺を兄として慕ってくれていた。だが中学生になった途端に性格が嘘みたいに変わってしまった。
「じゃあ行こうか?」
俺は、白銀の前に立って案内をした。
お化け屋敷に着くと迫力があった。
「今からここに入るんだよな」
と震えた声で聞いて来た。
「ああ行こう。お金は俺が持っているから」
俺は、お金を払って白銀と中に入った。
中に入ると早々にお化けが出て来て白銀はビビって俺の右腕に抱きついて来た。
「ギャっっはははお化けだ。面白レェ」
と笑っているお馬鹿さんがそこにいた。
「白銀、お化けが出て来て面白い」
自分でもバカだなと思ってしまう。
「ああそうだな」
震えていた。俺はその声に気づいていなかった。そして俺しか楽しんでいない事に気づいた。
「ほら、手を貸してごらん。大丈夫怖くないから」
白銀は、俺の手にギュッと握った。
「行くぞ全力で走るぞ」
「ああ」
そう言って俺は、白銀のペースで走った。走った。ひたすらお化けが出て来ても笑いながら前に走った。
そしてやっとゴールに辿り着いた、
「手を握って走ったおかげで怖くなかった。ありがとうな」
その時感謝されたことを今でも覚えている。
でなんの話だったけ
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部活は、ワンフォーオールオールフォーワンだからその考え方で部費下げていいよね
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あの後 柏木さんとあの男は仲良く、お化け屋敷に行って怖がり、手を繋ぐことが自然に出来たのだった。
めでたしめでたして事で清掃を今日も頑張りますか?
生徒会に入ると石上の声が聞こえてきた。
「部活ってちょーくだらないですよね」
「そんな事ないだろう。俺ルーキーズ読んで部活は最高だなと思ったよ。でも実際にはやりたくないけど」
「そうなんですよ。仲良しごっこしてるやつらばかりなんですよ。本気でやってるやつなんてほんの一握り。実力関係なく属してるだけで人気なったりするんだろうと考えるんですよ」
だがそれは、言えてる。ただ一つだけ問題があるとすればあれだ。そう思いながらホウキをはきながらいう。
「でもキツい練習とかあるんじゃないの?それを毎日継続するなんて出来るんだから本気なんじゃないの」
「そんなのサボり方を学べばいいだけなんですよ。ほら芸人だって後からこうやってサボっていましたって報告するじゃないですか?」
「確かに自分の限界を教えれば下手に、上を求めることなんか出来ないだろうしな!!」
ハァそう思うとな。確かに体育の軽いランニングですら歩いているやつらがいる。
俺みたいに頑張っている事をしているのにサボっているのは気に入らない。だけど矛盾して遅い奴を抜いて走るのが気持ちいいのは事実だ。
ザマアミロて言いたくなる。
「…まぁそれは置いといてだな。今日来てもらったのは部費の予算案作成の件だ。昨今の不況もあり、寄付金も減少傾向にある。部費も削れるところは削っていかねばならない。是非とも、会計としての意見が欲しい」
「そうですね……親の会社の経理に触れている僕から言わせると、この予算案には無駄が多いと言わざるを得ません。サッカー部の予算を大幅に削りましょう」
そう言いながらホウキで床を履く。きっとここのサッカー部は、サボりの名人なのだろう。
「理由は」
白銀がそう聞くと石上の答えは
「あそこ彼女持ち多いじゃないですか」
「そこなの?」
「本気なのか?石上」
「そうです」
これ会計にして大丈夫なのだろうか?まぁ大丈夫じゃなくても彼の力がないとこの生徒会ダメなんだから仕方ないけど。
「1カップルにつき50000削りましょうか」
「その削り方は賛成だ」
白銀がまさか味方だと思っていたら裏切られた顔をした!!
「俺が部活をどれだけ本気でやっているか確認するよ。サボったらそいつの代金を5万円削らせてもらおうか?ええ俺と喧嘩しようとしてるんだ。分かっているんだろうな」
「あの会長、コミ先輩怖いです」
「元ヤンキーだから仕方がないだろう。1日で飽きて辞めたけどな。確かにそのサボり方チャックはいいな。頼めるかコミ」
「了解だ。清掃係引き受けた」
俺はすぐにいつもの清掃を2倍速くらいの速さで終わらして準備に取り掛かる。
俺が向かった先は、風紀委員だった。風紀委員会は、誰だとか理解していそうだからな。
すると丁度いい所にミコちゃんがいた。
「今時間あるか?ミコちゃん」
俺は真面目な顔をして聞くと
「なんです。コミ先輩、私に用があるなんて珍しいですね」
「今から部活のサボっていないかのチャックをするのだが協力してくれないか?」
「当然です。この学校をよくするなら手伝います」
そう言って俺らは様々な観察してサボっているかを確認した。サボっていそうな人をチェックして、名前をミコちゃんに教わる。
3日かけて一先ず全部の部活を一周した。そして俺はそれぞれの監督に言って、サボっているのかをチャックさせてもらうと伝えた。
するとサボっていた選手がキビキビと動いていた。これは、今までサボっていた事になる。
つまり一人のせいが罰金になって行くこのスタイルで変えてはダメだ。いつもの練習をしないとな。
よって俺が伝えて、石上がそこから下がるお金を計算した。そこで、さまざまな部活の部費が大幅に下がったのだった。逆に、テーブルゲームがやる気だけがあるから上がったのは内緒である。
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古味はやはり白銀を泳がせたい
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俺の自宅で白銀に泳ぐ練習を教えに来させた。今は、春で少し寒いが生徒会長のプライドを、捨てさせる訳にはいかない。
まぁ悪い所を見せるのも愛かもしれない。だがやる気溢れる人にそんな事を言える筈がないのだ。
「まずは最初に潜るだ。簡単な事だ。カッコいい所を見せてかぐや様を惚れさせようぜ」
そう言うと白銀は頷いて俺と一緒に潜った。潜ったのだがいかにも溺れそうな人がよくやりそうなポーズもなく、1秒もしないうちに起き上がった。
俺はお手本を見せる為長い間潜り続けた。
「まぁこんな感じだけど全然ダメだな。もう一回行こうぜ」
そして俺らは何度も潜り潜り続けたが1日だけじゃ改善できなかった。
そして3日目後水道代がもったいないがやっと5秒間潜れる様になった。だがこれを繰り返す事はまだ出来ていない。白銀の泳ぐ戦いは、始まったばかりだった。
次はこれを繰り返す戦いが始まった。
「白銀頑張れ」
「行けるぞ白銀」
褒められる日も俺の妹に
「ダサい」
と言われても白銀は、諦めなかった。
これは、俺らだけの青春の物語なのだ。誰にも理解されなくてもいい。ただ俺らだけが頑張った証があればいいのだ。
「白銀良くやった。やれば出来るんじゃないか?」
「ああコミありがとうな、行くぞ」
「次は何もないところで手の動きの確認をする」
「コミそれはどう言う事なんだ」
「まずは服を着よう」
俺らはゴーグルを外したり着替えを済ませて俺の部屋に来た。
そして俺がインターネットで調べたカナヅチを治す方法をパソコンで見せた。
①何セットも3秒間潜る。 成功
② 何もないところで手の動きの確認をする。
「コミ、この②は何の役に立つんだ」
「この②はな、何と手が上手く作業すると泳ぐことが可能だと書かれているんだ」
「足は求めなくていいのか?」
「足も大事だが素人なんだ。プロの言う事を聞こうぜ」
「インターネットを信じ込みすぎない方が良いと石上が言っていたぞ」
渋々受け入れる感じで白銀は泳ぐフォームをパソコンの動画から学んだ。
みるみるフォームは改善されていた。このペースなら夏には間に合うかもしれない。
「よし手のフォームも良くなったから今度は足のフォームだな。良く頑張った」
俺を褒めると、なぜか不機嫌な妹が現れた。
「諦めればいいのに、あと弟、青春ばっかりうるさい。それに全然泳ぐ段階まで行ってないじゃない」
その後もあーだこうだ言ってくる。白銀もいくら俺が励まそうとしても、世界の終わりと顔をしていている。一番頑張っているのは白銀で俺はそれを応援している。
逆に俺は応援することしか出来ないのだ。そこを突かれると俺はどうすることもできない。
「なぁ恵子、いくら泳げるからって偉そうに言うなよ。泳げないから頑張ろうとしているんじゃないか?」
妹は、はっとしたような顔をした。昔妹が出来なくて俺が出来た事があった。それで妹は出来ず陰で挑戦してあっという間に越されてしまった。
だから妹も出来ない気持ちを思い出したのだろう。
「私が悪かった。ごめんなさい生徒会長。頑張ってください」
頭を深く下げて妹は謝った。白銀は、何故だか分からなさそうな顔をしたが、やる気は溢れて頑張るのだった。
結局アメトムチになったか!!
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愛するとは何なのかを考えるコミ君は第二シリーズに行く
(水泳は置いといて、今大事な場面にいます。何とかぐや様の家にいるのです。凄いでしょう自慢出来るよとか言ってられない状態なのです)
心の中の実況を終えた俺は、かぐや様の看病をしているのだ。理由は何と俺のせいだと、とんでもない事を知ったのだった。
理由を説明すると大雨で電車が止まってしまった。電車で行かないと当然、バイトには遅れてしまう。そもそも行く方法がない。
そんな時に
俺は大抵後ろにいる。後ろが大好きなのだ。きっと俺が近づいてはいけないオーラか何かを感じてしまうからだ。
「今日はごめん。手伝ってとか言って…」
別に早坂に謝られなかったとしてもやっている。だから気にすることではないのだ。
「俺が生徒会として来たまでだ。何なら俺以上に生徒会に暇人はいない。清掃はいつもの5倍速で終わらせた。だから問題はない」
白銀は、もう少し生徒会が終わったらくるみたいだ。そうしたら選手交代である。
「相変わらず速く終わらせられるね」
「勿論丁寧、迅速を心がけてやっている。決してホコリ一つたりとも見逃さないぞ」
「じゃあ中に入って清掃宜しくね。
変な物は床にないから。かぐや様、失礼します」
「あぁー、早坂ぁ〜。私を置いてどこ行ってたのぉ〜…?」
そう言われて俺はしっかり清掃の仕事をする。って看病て清掃までやるものですか?そう思う人もいるだろう。決めたのは俺だった。
「俺が呼ばれたから来ただけだ。清掃するからうるさかったらすまない」
そう言うとこくりと頷き、
「うるさくても平気、コミ君なら」
「ついでに言うと、かぐや様の記憶は残らない。つまり、今比企谷くんがかぐや様の目の前でソーラン節をしても、風邪が治った時には消えてるの」
ソーラン節いいよな。清掃しながらソーラン節なんて出来ないぞ。
「ソーラン節、コミ君の見せて」
かぐや様の期待に応えようと俺はしっかりと練習してきたソーラン節を見せた。
すると拍手が響いた。
「コミ君のソーラン節は、目がいいのよね」
ソーラン節て目がアピールポイントだったか!!まぁ女子の気持ちなんて分からない俺にはやっぱり分からん。
「そうなのか?」
早坂に聞くと頷いているけど、本当なのだろうか?まぁいいかと思い
「ありがとうよ」
「もう一回やって。もう一回」
そう純粋な顔で言われて俺は仕方がなく白銀が来るまでソーラン節をやり続けたのだった。
やっぱり心の中で言おう。
(園児の心を持つ高校生は嫌いだと)
「じゃあ俺は白銀がいるから帰るから後は頼んだぜ白銀」
「お前、そういえば、……そうだったな。こういう子苦手だったな」
そう白銀が言うと、
「コミ君、遊んで」
「俺は帰る。後は白銀と遊べ。じゃあな」
そう言って去った。
「帰らないで」
そう言ってギュッと握ったのは、白銀の手だった。やっぱり好きなんじゃないか?心は俺が好きでも体は会長を求めているてな。
そう思い安心して家に帰ったのだった。
「ねぇコミ君は、どうしたいの?」
見送ってくれた早坂が聞いてきた。俺はじっくり考えて本音を言った。
「……俺は、白銀とかぐや様がくっついて欲しいそれだけさ。だから安心した」
本当にいい恋人同士だよ。
「嫉妬とかしないの?」
「白銀以外なら嫉妬しているさ。俺が認めた男だからさ。それに今は嫉妬しない。どう早坂を愛するかを考えているところだからな」
第一シリーズ完結
はいこれで第一シリーズ完結です。第二シリーズが明日か今日に始まります。
何故ならお気に入りが100を超えて最初からリセットしたくなったからです。
明日にはチラシ裏に変わります。感想だけになります。
本当にありがとうございました
後何故総合評価100を超えたのにゆかりが出ないのでしょうか?
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第一シリーズの振り返り
第二シリーズです。https://syosetu.org/novel/312332/
どちらから読んで貰って構いません
うっすどうもコミだ。本名黒政古見出汁くろまさこみだしこれからは僕の事をコミと言ってくれよな。
何故コミにこだわる理由は昔からゴミみたいな目をしていて、両親に嫌われてしまったんだ。だから古見出汁て変な名前をつけられた。
そこに妹があだ名を考えてくれてコミになった。ちゃんと意味があるんだよ。
コミは漢字で書くと、古魅である。古くから愛される魅力を持つ男になりなさいという意味で考えられた名前だ。
生徒会のメンバー以外の周りからはゴミと言われていじめられている。何で生徒会に入れたかは、不明だ。白銀のみが知っている。話を 戻して、先生も俺の目線をゴミだと言われる事も少なくない。
俺はかぐや様から何故か好かれていることがわかった。理由は分からない。かぐや様は本来白銀と付き合う女性だ。だから俺は必死に付き合わせようとする。
そんな俺は、愛について考える必要が出来た。それは、演技しないと愛されない金髪で青い瞳の女子がいた。彼女の名前は早坂愛であった。
早坂は俺に尋ねて来た。
「…貴方に何が分かるの人間、演じていないと愛してもらえない。弱さも醜さも、演技で包んで隠さなければ愛されない。ありのままの自分が愛されるなんて絶対ない。愛されるために、嘘をつくのが人間だから」
「俺は、演じないが……愛されていないな。嘘ついても愛されない。でも俺には宝がある。俺は演じていないで手に入れた宝物が、それは友達だ。そして君も今日から宝物である。だから愛してくれる人間はいる。だって俺はこれから君の事を宝物として愛していくからな」
そう答えた。俺に取って愛するとは友達だ。そうだという事に気づいた。だがそれで満足してくれるのだろうか?最初は早坂の期待をされているなら応える。だが自分はどうしたいのかを考えるようになった。
キッカケは、これも又早坂であった。相合傘をして俺と早坂は帰ったのだ。つい俺は愛していると言ってしまい、本当に軽々しく言っていいのか考えるようになった。その時は気持ちの籠もった愛しているを言っていた。
一瞬だけだが愛す事はありえないと思った男が早坂に好きになった瞬間だった。
だが相合傘を終えると元通りの関係に戻った。
その後俺らは夏休みにプール旅行を生徒会のみんなでする事になった。
その為に俺と白銀は泳げる練習をしているのだ。それは全てかぐや様にカッコイイ姿を見せて惚れる為に。
「白銀頑張れ」
「行けるぞ白銀」
褒められる日も俺の妹に
「ダサい」
と言われる日も白銀と俺は頑張ったのだった。もう一回言う。かぐや様に白銀のカッコいい姿を見せて惚れさせる為に。
俺と白銀と友達になるキッカケがあった。それは、お化け屋敷だ。オバケが白銀は怖くて、俺と手を繋ぎ全力でお化けから逃げた。
それがキッカケで信頼されて友達になったのだった。
ここからセカンドシーズンに入れます。https://syosetu.org/novel/312332/
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