Fate/SymphonyNight (アーチャー )
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プロローグ

時期的にはAXZが始まった直後です


その日・・・月は赤くなった・・・

 

そして・・・かの笛は警鐘とも、祝鐘とも言える音を鳴らした・・・高々に・・・

 

そして・・・彼の人は倒れ込み・・・出会うのだ・・・

 

 

そして、新たな「運命(Fate)」が奏でられ、始まるのだ

 

 

 

 

 

起こり得ないはずの聖杯大戦が

 

 

・・・・

 

???「響・・・大丈夫かな・・・」

 

彼女は家に向かい歩き出す・・・その時だった

 

キィィィィィィィィイイイインンン

 

???「っぅ!?・・・何?今の音」

 

甲高い音と共にその方へ顔を向けると

 

・・・ドドドドドドドドドドドド・・・

 

そこには手があった・・・

 

???「!?まさか・・・嘘でしょ」

 

そういいながら向かうとそこには、一人の男が倒れていた・・・服や顔に傷はなけれどその顔には一切の生気を感じれないほど鬼気迫っているのを感じていた

 

???「大丈夫ですか!?ねぇ」

 

そういいながら肩を揺らす、すると手の甲が見え、そしてその手の甲には・・・赤い痣のようなものが出ていた

そしてそれを見た彼女は一瞬で理解をしたのだ

確証も証拠もない、なれど理解ができる・・・これは「人知の出来事ではない」ということが・・・

 

???「!とりあえず家に・・・」

 

 

こうして始まったのだ

 

・・・

 

家にてその男は目を覚ました・・・

 

???「・・・こ、ここは・・・」

 

そういいながら眼鏡を探そうとすると

 

スゥ~・・・スゥ~

 

一人の女性が男の足のところで寝ていた

 

???「まさか・・・この子が?」

 

そういいながらとりあえず彼女を起こさないように起きると、彼は一言、いう

 

???「「Trace(トレース)」・「Ladies(準備)」・「START(開始)」」

 

そういうと、彼の周りに蒼白い光が広がっていく、されどその光は外の人は気にしない・・・いや「見えなかったのだ」

 

???「・・・(ここの周辺に敵性反応は無し・・・)」

 

そう思いながら周りを見る、そして

 

???「・・・大丈夫・・・そうだな・・・」

 

そういいながら何が起きたかを整理し始めようとする・・・が

 

・・・・キィィィィィィィィイイイインンン!!!

 

???「!?!?っぁむ!?」

 

頭を抱える・・・思い出そうして頭痛が走る、そしてこのとき一つ理解した

 

自らの記憶に鍵をかけている(・・・・・・・・・・・・・)」と

 

???「・・・どこまで思い出せる?」

 

そういいながら整理を始める、名を思い出し記憶を思い出す

 

されどあるところの記憶だけは綺麗サッパリと思い出せなくなっている

 

???「・・・もしかして、記憶に関連する魔術を食らって守るために?・・・いや、まさか・・・」

 

そう悩み始める・・・すると

 

???「・・・ぅぅん・・・」

 

???「!」

 

ベッドにいた女性が目を覚ました

 

???「・・・!?あれ!?どこに」

 

例の女性は慌ててしまいそうになるが

 

???「ここにいますよ」

 

そういいながら、自ら名乗る

 

明日翔「自分の名前は藤丸明日翔といいます、助けてくれてありがとうございます」

 

???「えっあっ・・・ご丁寧にどうも・・・」

 

そういいながらぺこりとオジギをする

 

???「!体は大丈夫なんですか?」

 

明日翔「え、えぇまぁ・・・それほどではないので」

 

そういいながら首筋を擦る

 

この出会いは・・・ある意味「必然」でもあり、また「偶然」でもあった

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

その後彼は、救ってくれた少女「小日向未来」と生活をすることとなった

彼には「家がない」、それ故に宿を泊まろうにも財布をすられてしまったと

無論「真実ではない(・・・・・・)」事は小日向未来には筒抜けではあったのだろう

けれどそれを認め、一定の期間だけ住まわせてもらうことになったのだ・・・そしてとある昼

 

明日翔「(・・・このまま彼女の家にタダでとめてもらうってのはなぁ・・・)」

 

そう思いながら、皿洗いをしていたときのこと

 

ガチャッ

 

明日翔「?帰るのがはやいな」

 

そう思いながら明日翔は玄関へ向かおうとすると

 

???「たっだいまぁぁぁ!!」

 

そう元気な少女が扉を開けた・・・

 

・ ・ ・ ・ ・ ・

 

???「ど、どろぼぉぉぉぉぉおおお!?!?!?」

 

そういいながらファイティンポーズをとる少女

 

明日翔「へ!?あっちょっまって!?」

 

???「てぃぃあああ!!」

 

がこぉっん

 

明日翔「ふべらぁっ・・・」

 

見事に右ストレートが決まって彼は気絶した・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

彼が目を冷ますと、椅子に縛り付けられ、3人の少女が増えていた

 

明日翔「・・・え~と、とりあえず平和的な」

 

???「全く、てめぇいったいなにもんだぁ?」

 

???「怪しいデスよぉ」

 

明日翔「いや、勘違いですよ!それにそもそも泥棒ならば何かしらの」

 

???「それ、犯人がいつも言うセリフ」

 

明日翔「・・・え~と・・・そのですねぇ」

 

???「なぜここに来たのか喋ってください泥棒さん!未来は!?」

 

明日翔「え?未来?・・・」

 

そのとき、一つことを思い出した

 

明日翔「・・・!なるほど!貴方が立花響さんですか!」

 

響「へ?なんで私の名前を」

 

???「・・・縛って拷問?」

 

明日翔「してませんから!?(・・・どうしようかなぁこれぇ・・・)」

 

すると

 

ガチャッ

 

未来「ただい・・・なにこれぇ!?」

 

響「!!みくぅぅぅぅ!!」

 

そういいながら響は未来に抱きつく

 

響「大丈夫!?変なことされてない!?」

 

そうきくが

 

未来「へ?う、うんされてないけど・・・というかこの状況説明して!?」

 

???「説明も何も泥棒が」

 

未来「へ?藤丸さんは泥棒じゃないよ?」

 

・・・・・・・

 

え?

 

明日翔「・・・(なんとか誤解が解けそうだ)」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・てなわけで

 

彼は縄を解いてもらいそして説明を隠す所は隠して話したのだ・・・

 

明日翔「という訳だったんです」

 

響「ご、ごめんなさぁい!!」

 

そういいながら頭を下げる

 

明日翔「いえ、こちらも慌てたのがいけないんです」

 

???「にしてもお前何者なんだ?」

 

明日翔「・・・ただの海外帰りにマヌケをしたお馬鹿ですよ」

 

そういいながら右手の甲を見る・・・

 

明日翔「では改めて・・・藤丸明日翔です」

 

クリス「・・・雪音クリスだ」

 

切歌「暁切歌デース!」

 

調「・・・月読調」

 

明日翔「さてと、こうなると私もそろそろ出たほうがいいですかね」

 

そういいながら、上着を着ろうとすると

 

未来「!じゃあ親御さんと連絡がとれたんですか?」

 

そういいながら目を向ける

 

明日翔「いえ、まだですが、まぁキャンプ程度のことはできますから」

クリス「!?おいおい、そろそろ秋だぞ!?」

 

明日翔「まぁ、伊達に海外行ってたわけでもないので」

 

そういうと

 

未来「な、ならもう少し・・・いても大丈夫ですよ」

 

響「うん!!私も大丈夫だから!!」

 

明日翔「!・・・ありがとうございます」

 

そういいながら手を差し出す

その手を握り返す響

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その後、いわゆる家政婦のようなものとして、料理や掃除の手伝い等をするかわりに家にいてもいいということになった、そして食材を買い出しに向かっていた明日翔

 

明日翔「さてと・・・」

 

そういいながら棚に手をつけると・・・彼は何かをし始める

 

明日翔「・・・肉ならこっちが良さげだな」

 

そういいながら買い物をすます明日翔、そして外に出ると

 

・・・・フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッツ!!!

 

明日翔「!・・・今の風は・・・やな予感だな」

 

そういいながら高台へ向かうと飛行機が爆炎をまといながら堕ちる様が見えた、そして紫の何やら化け物が周りに集まっていた

 

明日翔「は!?なんだあれ!?」

 

そういいながら目を閉じると

 

明日翔「「MAGIC・Eye(魔術式眼)」・「scope(標準)」&「Predict(予測)」・「set up(設定)」「Ladies(準備)」「START(開始)」!」

 

そういいながら目に魔術式を展開し「擬似的魔眼」を発動させる、すると二人の女性が落ちていく様が見えていた!!

 

明日翔「!?!?なんだあれ!?」

 

そう叫ぶ、だがそれだけに驚きを終わらなかった、青髪の女性が剣を空から落としていく!!

 

明日翔「!あの人、ここにも魔術師がいるのか!?」

 

そういいながら見る、と一つ逃していることが「視」えた!

 

明日翔「っ!?流石にあれはまずいだろ!!」

 

そういいながら手提げ袋をおいて、ひと目の付かないところへ向かう、そして

 

明日翔「・・・エミヤさん、御業お借りします」

 

そういいながら弓構えをすると

 

明日翔「・・・「Trace(投影)」・「strengthen(強化)」」

 

そういいながら右手を引き始めると「弓」が現れ、そして「特殊な剣」が弓にセットされていく!!

 

明日翔「・・・・「Caladbolg(カラドボルグ)」・「set-in(挿入)」!!」

 

そして、完了していく!!

 

明日翔「・・・「fire(発射)」!!」

 

そう叫び、右手を話すと剣は螺旋を描いていき化け物を射つ!!!!

 

明日翔「・・・スゥ~フゥ~」

 

一つ、息を吐くと弓は消えていった・・・

 

明日翔「さてと・・・」

 

そういいながら、手提げ袋を持ち、帰ろうとする・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そして、家につき食べ物をおいていくと先程の化け物を思い出す・・・

 

明日翔「・・・あの感じ・・・破壊、というより・・・分解?・・・物を分解するだけの化け物・・・普通じゃあないか・・・「こっちでは普通(・・・・・・・)」のことなのか?」

 

そう予測していくが

 

明日翔「・・・まだ確定はできないな・・・父さんが言っていたホームズさんみたいにはできないのかもな」

 

そういいながら再び外に出る

明日翔は悩んでいた、あれが「目的のもの」なのか

あれが・・・なのかを

 

明日翔「・・・なぁ、あんたならわかるんじゃないか?・・・円卓だったあんたなら」

 

そういいながら胸に手を当てる・・・が、何もならない

 

明日翔「・・・相変わらず何も言わないんだな・・・あんたは」

 

そういいながらあるき始めると

 

響「あ!藤丸さん!」

 

明日翔「!立花さん、小日向さん、随分遅いおかえり・・・ではなさそうですね」

 

未来「ええとそのぉ・・・」

 

そうすると彼・・・いや「()」が感じ取った

 

明日翔「・・・?立花さん、なにかお悩みが?」

 

響「ふへぇ!?わ、わかります?」

 

明日翔「ええまぁ・・・」

 

そういうと

 

明日翔「お悩みならば話すのが吉です」

 

そういう明日翔

 

未来「・・・たしかに、二人より3人ともいうしね」

 

明日翔「そういうことです」

 

そういうと

 

響「・・・わかりました」

 

そう言いファミレスへとはいる、小日向はかき氷いちご、立花はアイスティー、明日翔は何も頼まず、その場に座っている

そして立花は話し始めた、海外の旅行中に事故が起きたと

その事故に友人が落ち込みを見せることを

 

響「なんとか元気づけてあげたいんだけど・・・」

 

そういうと

 

クリス「大きなお世話だ!」

 

響「うぇえっ!?」

 

???「その言い草はないだろ雪音、二人はお前を案じているんだ」

 

響「翼さんもいるー!」

 

明日翔「!?」

 

明日翔は驚いた、あのときの女性が今目の前に、二人の友人の向かい側に座っていたのだ

 

翼「はじめまして、私は防人、風鳴翼」

 

明日翔「・・・藤丸明日翔です・・・」

 

そういいながら翼を見ると

 

明日翔「・・・そういえば、「今日の時計は実に素晴らしいですね」」

 

そう一つの言葉を発した、が

 

翼「?時計は・・・別にないようだが」

 

そういう

 

明日翔「・・・あ、そうですね、すいません(・・・違うのか?ならなんだ?)」

 

そう疑問に思う、と

 

クリス「そういやお前まだ夏休みの宿題提出してないらしいな」

 

響「ぎょっ!そうだった~!どうしよう未来!」

 

未来「誕生日まで終わらせるしかないね」

 

そういいながら優しい眼差しを向ける未来

 

翼「なんと、立花の誕生日は近いのか?」

 

未来「はい、13日です」

 

明日翔「もう・・・2週間もないですね・・・、せっかくです、私も」

 

そういおうとしたそのとき

 

ピロロロロ!ピロロロロ!ピロロロロ!

 

立花の電話がなる

 

響「!はい!響です!」

 

明日翔「?!」

 

明日翔は驚いた、先程までただの少女の目から、戦士の目のような感じなったのだ

 

響「わかりました!!ごめん未来!!いってくるね!!」

 

そういいながら他の二人も立花のあとを追いかける

 

未来「さてと・・・会計をしないとね」

 

明日翔「・・・今の目」

 

未来「?どうしました?」

 

このとき明日翔は一つの直感が囁いていたのだ・・・戦士の目、魔術師のような使い手、そして海外での事故、これらに繋がりがあるかのように

 

明日翔「・・・すいません、俺も少し用事が!!」

 

そういいながら急いで外へ出る

 

未来「へ!?ちょっとぉ・・・いっちゃった」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

外へ出た明日翔、そして周りを見渡すと3人とも、同じ方へ向かって言っていた

 

明日翔「っ!!」

 

明日翔も追いかける、そして彼女らが泊まると、そこには化け物達がいた!

 

明日翔「!?アレって・・・」

 

すると

 

響「Imyuteus amenohabakiri tron・・・」

 

そういうと胸のペンダントは光を話し、鎧となる!!

 

明日翔「!?立花さんも魔術士・・・いや、そうと断定はできないか」

 

そういうと、彼女等は戦い始める!!

 

明日翔「・・・彼女達・・・いったい」

 

すると

 

きゃああああああ!!!

 

明日翔「!」

 

通行人がそこにはいた!!

 

響「しまった!!」

 

クリス「な!?まず」

 

そういいながら向かおうとはするが間に合わないと理解してしまう!そして・・・

 

明日翔「やるしかない!」

 

そういいながら走り始める!!

 

響「えっ!?藤丸さん!?」

 

明日翔「っぅ!!」

 

そして明日翔は通行人と化け物の狭間に立つと

 

明日翔「・・・「Ladies(準備)」「Low Ajax(熾天覆う七つの円環)」「START(開始)」!!」

 

そういいながら、彼は右手をそのまま化け物に向ける!!すると赤紫の光が7つ、盾のようなものが花弁のように展開した!そしてかの怪物の巻かれていた手のようなものははじき出される!!

 

ガキィッん!!!

 

響「・・・えっ」

 

クリス「あいつ防いだのか!?」

 

化け物は再び殺そうと、盾を攻撃をする!!その時光が一つ失われる!!そして明日翔の手の血管が浮かび上がる!!

 

明日翔「づゔ・・・早く逃げろ!!」

 

通行人「こ、こんなぁぁぁぁぁぁぁあ」

 

そう叫びながら逃げていくと盾の2枚めと5枚目がひび割れる

 

明日翔「っ・・・(こうなったら・・・いや、こんな状態で「やって」も被害を悪化する・・・「英霊」を呼び出そうにも触媒はない・・・ならば)・・・「subject(対象)」坂田金時・「class(クラス)」「Berserker(狂戦士)」」

 

そう叫ぶと、明日翔の後ろに一人の男性の幻影が現れる

 

明日翔「「「technology(技術)」」「process(過程)」「battle results(戦果)」「Conclusion(結論)」「reproduction(再現)」「START(開始)」!!!!」

 

そういいながら左手をかざすと、そこに斧が出現する!!そしてそれを掴むと黄金の雷光が周りに放出される

 

響「うわァァああ!?!?」

 

翼「この雷は!?」

 

クリス「あいつ何やってるんだよ!!」

 

明日翔「「Low Ajax(熾天覆う七つの円環)」「Unlock(解除)」!!!」

 

パァァァアァンンン!!!

 

すると光の盾は光の塵となり吹き飛ぶ!!そしてその光も斧からの雷も、斧に再び集まる!!

 

明日翔「宝具・・・再現発動!!「release(開放せよ)」!「黄金衝撃(ゴールデンスパーク)」!」

 

そう言い叫び、化け物を消し炭にしていく!!

 

どごぉぉぉぉおおおん!!!

 

明日翔「・・・はぁ・・・はぁ(あの人ならば・・・ここまで疲れないんだろうな・・・)」

 

そう思いながら前を見ると

 

・・・てぃぃいいいいい

 

光が放たれる!!

 

明日翔「うっ!?」

 

そして再び目をあけると

 

明日翔「!?!?・・・そんな、なんだよ・・・ここは!?」

 

そこは、正しく宇宙のような空間であった

 

響「!・・・藤丸さん!!こっちに!!」

 

明日翔「っ、そうするしかないか!!」

 

そういいながら、明日翔は響の所へつくと

 

クリス「お前!!錬金術士だったのか!?」

 

そういいながら目の前の化け物をガトリング砲でうつ雪音

 

明日翔「ハッ!!錬金術は分析鑑定をして、創造する術式なだけで、俺のとは違うんだよ!!俺は魔術師だよ!!」

 

翼「魔術師?パヴァリア光明結社のものではないのか?」

 

明日翔「お前らこそ、時計台か?アトラス院か?それとも彷徨海か?」

 

響「わ、わたしたちはS.O.N.G.の」

 

明日翔「詳しい話はあとにしたほうが良さそうだな・・・」

 

響「っ・・・倒せない」

 

明日翔「・・・(再現宝具をもう一回・・・いや、ここで使えるほど魔力が残っているわけではない・・・英霊召喚の数十倍の魔力喰らいの術式、あそこで使うべきではなかったなぁ・・・くそぉ)」

 

そういいながら周りを見渡すと

 

クリス「呪いの剣、抜き所だ!」

 

明日翔「!?呪いの剣とは物騒なものを持っているんだな、ティルヴィング?ダインスレイヴ?」

 

翼「!見事・・・ダインスレイヴという魔剣だ」

 

明日翔「かの魔剣ダインスレイヴ、満足するまで鞘に戻るつもりもない狂気の魔剣・・・んなものを使って平気なのか?」

 

響「大丈夫!へいきへっちゃらです」

 

明日翔「・・・言魂として言えるレベルならば、大丈夫だな・・・背中は任せておけ」

 

クリス「へっ!そうかよ、ならやるぞ!!」

 

そういいながら三人は胸のペンダントに手を付ける

 

響・翼・クリス「「「イグナイトモジュール!抜刀!!!」」」

 

そうした彼女等の鎧は黒く赤く輝きをまとい、呪いの鎧として顕現された!

 

明日翔「ダインスレイヴの鎧か、まともな生き方じゃああんなの纏えねぇってことは・・・コワレモノが壊れたのか」

 

そういいながら、右手の人差し指で化け物を向けた!

 

明日翔「ガンド!!!」

 

ドゴォっん!!

 

明日翔「・・・」

 

そして彼女等は歌い始める

だが一向に「勝ち星」が見えてこないのだ

 

明日翔「っ・・・こうも勝ち星が見えないのが・・・」

 

そういいながら下を向き始めてしまう・・・が

 

明日翔「・・・ァァァァァアァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

そう叫び目の前を見る明日翔

 

明日翔「・・・親父は・・・母さんは・・・他の所でも下を向いていなかったはずだ!!ならば俺は!!!!」

 

そう前を向き始める!!すると

 

てぃぃいいいいいいいいいいいいい・・・

 

右手が光り輝き始めた、そして痣のような物は紋章として再現していった、それはまるで天台のような星2つと太陽のようにも、真ん中の星に周りの花びらのようにも・・・剣と盾のようにも見える・・・そう、令呪が明日翔の右手に

 

明日翔「!?これって・・・天秤は俺に仕事をさせるつもりかよ」

 

そういいながら目の前を見ると

 

翼「!?何だ、この光は!?」

 

翼のシンフォギア・・・いや、その核である「天羽々斬」が反応していた

 

明日翔「風鳴さん!その聖遺物、使わせてもらいます!!」

 

そういいながら右手を前に差し出す

 

明日翔「我が名に意味は無し、我が名字に始まり無し、星の廻りに異質な廻りとなり世界が破滅と導かれる、されどわれ意味を持たぬ者として破滅に、因果に、業に立ち向かわん、故に我は求めん

いざ現れよ!!!天秤の護り手よ!!!!」

 

そういうと英霊召喚の魔法陣が形成、そしてそこから、一つの刀が現れいでる!!

 

翼「!?その剣は!?」

 

響「何!?この・・・感じ!?」

 

すると、イグナイトモジュールを使っている3人は少し違和感を覚え始める

 

クリス「!?なんだ!?」

 

響「この感じ・・・ダインスレイヴ?」

 

翼「かの魔剣が・・・畏怖しているのか!?あの剣に!?」

 

そして、その剣から一人の男性が現れると、刀を・・・いや、刀抜く・・・

 

村正「千子村正、召喚に応じ参上した」

 

翼「!?千子村正・・・だと!?」

 

明日翔「!親父がいった頼りになるじっちゃん!!」

 

村正「なんだい、早速仕事場かい?」

 

明日翔「あぁ!敵は分解してくる化け物!守るべきは3人の戦姫!!いけるか!?」

 

村正「応ともさ・・・はぁぁあっっ!!!」

 

そう叫びながら刀を作り化け物を一掃しぶった斬る!!!

 

明日翔「ここは俺と村正じいちゃんが抑える!!」

 

村正「オラァっ!!!」

 

響「!わかった!!」

 

すると

 

ババババババババ!!!

 

明日翔「!?おいコラばら撒いたところで!」

 

クリス「バラ撒いたのはマイクユニットと連動するスピーカーだ!空間内に反響する歌声をギアで拾うんだ!」

 

翼「そうか!ソナーの要領で私達の位置と空間内の形状を把握できれば!」

 

そうして歌い続けると、何やら溶け込んでいる化け物をみつけた

 

村正「そこだ!!」

クリス「そこだ!!」

 

ドゴォォッン!!!

ザシュゥッン!!!

 

そういいながら攻撃し

 

翼「あれがこの空間を作り出してるアルカノイズ!!」

 

村正「なら」

 

響「あれを倒せば!!」

 

すると、再び隠れようとするアルカ・ノイズ!!

 

明日翔「まずい!!止めねば!!」

 

すると

 

村正「ならば儂が・・・」

 

そういうと、村正を中心になにか結界のようなものがはられていく!!

 

村正「鍛造の粋、御覧じろ!!」

 

そして、そこから無限の刀剣が現れでる!

 

クリス「!これは」

 

明日翔「!!立花!!トドメの準備を!!」

 

翼「!立花!!乗れ!!」

 

響「!はい!!」

 

そういいながら翼の剣に乗る響!!そしてそれはクリスのと連結し大きなカタパルトへと変貌する!!

それと同時に刀を集め始め、そして向槌の音が鳴り響く、そして一つの刀が・・・そこに完成された!!そして宝具は今ここに・・・発動する!!!

 

村正「此処に至るはあらゆる収斂、縁を斬り、定めを斬り、業を斬り、我をも断たん『「無元の剣製(つむかりむらまさ)」』即ち――宿業からの解放なり!!」

 

そういいながら刀を持ってアルカ・ノイズをぶった斬る!!

アルカ・ノイズに傷はなけれど・・・彼は再び隠れられない!!

 

村正「さぁ、決めな!!」

 

そういう!

 

明日翔「なればこそ!!」

 

そういいひとつの魔法陣が形成される!!その魔法陣は響を!偉大なる槍を!!導く魔術である!!!

 

明日翔「・・・結果・・・確定術式!!!」

 

がちぃっん!!

 

響「(すごい・・・この感じ・・・いける!!)」

 

そしてかの槍と剣は飛んでいき・・・そして・・・

 

ぐざぁっ!!!

 

アルカ・ノイズは爆散していった

 

それと同時にかの結界は消滅した・・・

 

明日翔「・・・か、かったぁ・・・くっそぉ・・・親父と比べたらクソなほどいらないことしまくってたなぁ・・・」

 

そういい空を見ると・・・

 

翼「・・・藤丸明日翔、我々と来てほしい」

 

明日翔「承知した・・・」

 

そういいながら彼女等のところへ向かおうとする明日翔・・・

 

これは・・・始まりなのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ・・・再び花火があがった・・・そして求められるのは・・・聖女!!!英雄!!!ジャンヌジャンヌジャンヌジャンヌジャンヌゥゥゥゥ!!!私は・・・Dr.!!英雄なのだァァァ!!!」



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