ありふれない天使は神を殴って地に堕ちる (鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ)
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序章
プロローグ?


虚野道矩(からのみちかね)。いや、、ディアボロ。彼は欲望の巨大な人間であった。

 

又、病人でもあった。数々の病院を渡り、最終的には本土の病院すべてを追い出されるほどの

自由人でもあった。

 

廊下で吐血し通院者に通報されること早100回。親族もあきらめ、

病院に預けたまま失踪するほどだった。

 

そして彼はこの自由無き世界に嫌気がさし、自殺をした。

 

そのことに喜んだものがいるのか。悲しんだものがいるのかは、わからない。

 

だが、確実に言えることは、、俺は転生した。ということだ

 

____________________________________________

 

プロローグ

 

神界という縛られた世界に来た時、彼の欲望は始まった。

そしてそれは今も。彼は堕落した天使として働いている。

 

ディアボロ

「ッハアアアーーーーだりぃぃぃぃよぉぉぉぉ」

 

”怠惰”の天使 ディアボロ

 

???

「五月蠅いディアボロ、、、様」

 

”憤怒”の天使 サタナエル

 

ディアボロ

「助けてくれよー。サタァ。俺の部下なんだからよぉ」

 

サタ

「丁重にお断りする。そしてサタと呼ぶな。サタナエルと呼べといつも言っているだろう」

 

???

「まあまあ大丈夫よ~私が助けてあげましょうか?」

 

”色欲”の天使 アスモデウス

 

ディアボロ

「助かるよーアスー」

 

???

「ハハハハハ!そんなことしてないでさっさと働いたらどうだ!ディアボロよ!」

 

”傲慢”の天使 ルシフェル

 

アス

「あらフェル。あなたの分は終わったのかしら?」

 

フェル

「ああ!もちろん終わってない!」

 

ディアボロ&???

「「終わってないんじゃダメじゃん!」」

 

フェル

「むっ!サタはわかるがもう一人は誰だ!」

 

マモン

「あっ!そうだった!えーゴホン。私は本日より天使になりました新入で

 ”強欲”のマモンと申します!」

 

”強欲”の天使 マモン

 

ディアボロ

「ふーん。あっ、、てことは新入りのあだな考えないとじゃん、、だるっ」

 

サタ

「あだ名無しでマモンでいいだろう」

 

ディアボロ

「いいやだめだね。、、そうだな。モンなんてどうだ?」

 

モン

「はっ!有難く存じます!」

 

そして新たな天使は名前が決まった。

 

そして神は嫌なタイミングで世界に来る

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「フーフーフーフー、、やったぞ。生き延びた!僕は生き延びたんだぁ!」

 

そして世界の情勢は変わってゆく、、

 

____________________________________________

 

ハロー諸君。この小説を読んでくれたこと感謝する。

 

この駄作を少しでも面白いと思っていただければ幸いです。



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エヒトルジュエ

純粋な世界。トータスの神界にエヒトルジュエは舞い降りる

 

「フーフーフーフー、、やったぞ。生き延びた!僕は生き延びたんだぁぁぁぁハハハハハ!」

 

そしてエヒトは配下を作るため、歩き出す。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロ

「うーん?誰だぁ?」

 

サタ

「来訪者だな。異界から来たようだ」

 

アス

「あらー!いい子だといいわね!」

 

フェル

「そうだな!我に従ってもらいたい!」

 

???

「お前らがこの世界のものか?」

 

偽聖(ぎせい)”の神 エヒト

 

ディアボロ

「ん?ああ。俺たちは世界の管理者だ。お前は?」

 

エヒト

「僕はエヒト。君たちを支配するものだ」

 

フェル

「あ”?」

 

ディアボロ

「まあいいんでない?めんどいから押し付けたいし」

 

サタ

「お前がいいならいいだろう」

 

アス

「そうねぇ。私たちの上司だし。いいわよ」

 

フェル

「ムムム、、分かった。いいだろう!」

 

エヒト

「君たちが話の分かる奴らでよかったよ」

「そうじゃないと眷属を作らなきゃいけなくて少し面倒だったからね」

 

モン

「えーと、ぼくの意見は?」

 

全員

「知らんな」

 

モン

「あァァァんまりだァァアァアァアァ!」

 

そして1000年の時が過ぎるまで天使たちはエヒトに従うのであった、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サタ

「エヒト様より命令だ。働け」

 

ディアボロ

「だが断る」

 

サタ

「はいはい。うるさいから早く動け」

 

ディアボロ

「あァァァんまり、、でもないな」

 

アス

「でもエヒトに仕事押し付けて楽できると思ったのにむしろ疲れやすくなったわよねー」

 

モン/フェル

「そうですね」「そうだな」

 

ディアボロ

「んー、、あいつ一発殴ってくるか」

 

全員

「さんせー!」

 

そして天使たちはエヒトへの反抗を始めた。

ストライキに始まり、わざと聞こえるようにした文句。日常的な各所での煽り。

それに怒ったエヒトはついに反撃を始める

 

彼らを堕天させ、人に転生させたのだ

 

それから幾億年か後。それによって後悔するとも知らずに

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

現世の生活

 

ディアボロは前世の、いや前前世の名前。虚野道矩を使い、高校に通っている。

 

道矩

「でよー。その小説がめっちゃおもろかったんだよ!」

 

ハジメ

「へー!僕も読んでみよう!」

 

道矩

「おう!これぞ二次創作!って感じのいい作品だぜ!」

 

ハジメ

「うーん、、でも僕それのせいでまた隈ができそう、、」

 

道矩

「ハハハ!ハジメは面白くなくても読んでくれる最高の友だからな!」

 

ハジメ

「でもさ?僕が白崎さんに迫られてるときににやにや見てくるのはやめてくれない?」

 

ハジメは思い出したように注意する。

 

道矩

「おう。覚えてたらな!」

 

ハジメ

「絶対覚えてないやつじゃん、、」

 

ハジメはあきらめたようにつぶやく。

 

道矩

「おっ!じゃあ俺先行ってるから!」

 

ハジメ

「うん。分かった。バイバイ」

 

道矩

「おう!また昼食時にお前のクラス行くから!」

 

ハジメ

「うん、、注意されないの?」

 

道矩

「いってるだろ?校長の弱みつかんでるからダイジョブだって」

 

ハジメ

「うーん、、分かった」

 

道矩

「おう!」

 

そして二人は別れ、別々のクラスで授業を受け始める。

 

この日の昼食で起きることも知らずに。




はい!ということで二話目にして原作突入!

早い?そんなことは知らん!


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一章 インテルフェクトーレム
転移


春休みサイコォォォォーーー!


昼、道矩はハジメの教室に向かっていた。

 

道矩

「んッんー実に素晴らしい気分だ」

「歌でも一つ歌いたいようないい気分だ」

「ーーー♪ーーー♪」

 

そして道矩が歌いながらハジメの教室に向かっていると光輝の声が聞こえてきた。

 

「ーーーの香織の美味しい手料理を寝ぼけたまま食べるなんて俺が許さないよ?」

 

道矩

「ったく。光輝もこりねー奴だな」

 

気分を害され、少し不機嫌にクラスの前まで来たとき、教室に異変が起こった。

 

道矩

「なっ!この世界で魔力反応!」

「これは転移?行先はトータス!俺もいこーっと!」

 

そして道矩は教室に入る。

 

道矩

「おっじゃましまーす!」

 

愛子先生

「え⁉道矩君⁉今すぐ出てください!」

 

道矩

「ダイジョブだってー!ハハハ!」

 

愛子先生

「大丈夫じゃn」

 

そこまででハジメのセリフは途切れる。転移が完了した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

転移後、道矩。いやこれはもう戻そう。ディアボロはトータスの聖教会に転移した。

 

道矩

「へー。人間もこんなの建てれるようになったんかー!」

 

ハジメ

「いや来たばっかなのにどういう感想⁉見たことあるの⁉」

 

そして別の部屋からイシュタルと名乗る老人が出てきた。

 

イシュタル

「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎致しますぞ」

「私は、聖教教会にて教皇の地位に就いております。以後、宜しくお願い致しますぞ」

 

そして騎士に先導されディアボロ達は部屋を移動すると、イシュタルの話が始ま、、ろうとした。

 

イシュタル

「さて、あなた方においてはさぞ混乱していることでしょう。

一から説明させて頂きますのでな、まずは私の話を最後までお聞き下され」

 

ディアボロ

「三種の種族の戦争。俺たちは人間が勝つために呼ばれた。そうだろう?」

 

すると現地のものは驚愕。ハジメたちは不思議そうに見つめてくる

 

イシュタル

「、、、驚きました。よくご存じですね」

 

そして全員はさらに次のセリフにも驚く。

 

ディアボロ

「まあな!俺ディアボロ!もとこの世界のものだからな!」

 

愛子先生

「本当なんですか!」

 

龍太郎

「マジかよ!」

 

ギャーギャー

 

そして愛子先生はみんなが騒いでいるときに我を思い出す

 

愛子先生

「それよりも!私たちのこと呼んだんですから返せますよね!今すぐ返してください!」

 

それに対してイシュタルは重々しく首を振る

 

イシュタル

「お気持ちはお察しします。しかし……あなた方の帰還は現状では不可能です」

 

愛子先生

「ふ、不可能って、、」

 

そこにディアボロも話しかける

 

ディアボロ

「不可能ではないと思う。ただ生贄にこの国のすべての命が必要になるだろうな」

 

ディアボロとしては可能性を提示して励ましたつもりだがみんなはさらに絶望する。

 

「実質不可能じゃねーか!」

「帰んなかったら戦争が、、」

「戦争なんて冗談じゃねぇ! ふざけんなよ!」

「なんで、なんで、なんで、、、、」

 

パニックになる生徒を落ち着かせたのは光輝だった。

 

光輝

「みんな。帰れないのは仕方がない。ここは帰るために。そしてこの人たちのために

 戦争に参加しよう!」

 

光輝は無駄にカリスマだけは高いため、周りの者も落ち着いてきた。

そしてそれに龍太郎たちも援護する。

 

龍太郎

「へっ!そうだな!召喚者の俺たちなら勝てるはずだ!」

 

「ええ、光輝だけに任せるのも不安だし。気に食わないけど手伝うわ」

 

愛子先生が目でだめだと訴えても誰も気づかづ彼らは奮起する

 

光輝

「やるぞぉぉぉーーー!!」

 

ハジメとディアボロ以外の子供

「おおぉぉぉぉぉーーーー!!」

 

そして彼らは戦争を知らぬまま。人殺しを知らぬまま戦争に巻き込まれるのだった、、




今のところ聖遺物に関してはスタンドの矢が一番有力だけど
スタンド決まってないから使ってほしいのあったら感想で送ってクレメンス


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ステータスプレート

本日二話目!
ドンッ (´っ・ω・)っ(小説)


少しの話し合いの後、ディアボロたちはとある国の王宮に来ていた。

 

ディアボロ

「ほー。すげー城だなー」

 

ハジメ

「うん。魔法があるからこんなことができるんだろうね」

 

ディアボロは転生したときに自分の記憶を残すため贄になってくれた仲間を思う。

 

ディアボロ

「あいつらの墓はこれ以上に豪勢にしねーとな」

 

ハジメ

「ん?どうしたの?」

 

ディアボロ

「いや。なんでもねえよ」

 

ハジメ

「ふーん?」

 

そして一行は玉座の間に通される

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「---であるからして勇者様たちには敵の討伐を担ってほしいのです」

 

王の長ったらしい説明が終わり、一行は夕食の場へ通される

 

その場にはすでに大量の食事が用意されており、立食形式だった。

 

ランデル

「この料理はどうだい?香織」

 

香織

「う、うーん、、ちょっと、、」

 

断れない香織は王子の誘いを受けながらハジメを見つめていたため、クラスの男子たちは

二人にとんでもない嫉妬をして、一部の女子はランデルに少し同情するのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日。早速訓練が始まった。

 

メルド団長

「これはステータスプレートというんだ」

「文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ」

「最も信頼のある身分証明書でもある」

「これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」

 

全員

「「「ハイ!」」」

 

メルド団長「よし!では一緒に配った針でこのカードに血を一滴たらしてくれ!」

 

そしてディアボロが血を垂らすと信じられない結果が出る

 

===============================

ディアボロ 17歳(転生後)  レベル:1

天職:熾天使・堕天熾・悪魔

筋力:99999

体力:99999

耐性:99999

敏捷:99999

魔力:∞

魔耐:99999

技能:言語理解

   大罪{怠惰{+蓄積+不可侵+無防備の極意+隠蔽}

      憤怒{+無限魔力炉+逆鱗+暴走}

      強欲{+強奪+収命+強制支配}

      色欲{+魅了支配}

      傲慢{+複製+最適化+天才}

      暴食{+魂捕食+神速解析+吸収複製+空間捕食}

      嫉妬{+強制劣化+劣化吸収}        }

===============================

 

かつての仲間がスキルとしてでも残っていたのだ。

これほどうれしいことはそうないだろう。

 

ディアボロ(

ああ、、ありがとな。お前ら)

 

そしてディアボロは説明を終えたメルド団長の大声で目を覚ます

 

メルド団長

「よし!では出せたものは見せに来るように!」

 

そしてクラスのものは順番に見せに行く。

 

メルド団長

「光輝は、、勇者か!平均の十倍のステータス!とんでもないな、、」

「ふつうは技能すらも三つあればいいほうなんだ」「やはり勇者様はとんでもないな!」

 

その声に光輝はすこし照れたようにする。

 

メルド団長

「さて、次はハジメだな」

 

ディアボロ

(はじめはどんなのかな?)

 

メルド団長

「ん?いや、、これは、、」

 

メルド団長は困惑する。

 

ハジメ

「ど、どうなんですか?」

 

メルド団長

「、、ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。

鍛冶するときに便利だとか、、」

 

完全な後衛職である。

 

ディアボロ

(ああ、、まあそんなこともあるさ。きっと生きていけるだろう)

 

ディアボロは同情するが、クラスのいじめっ子たちが落ち着くはずもなくハジメをいじめる

 

メルド団長

「やめろ!、、はあ、、次は君だな」

 

そういってディアボロを指す。

 

ディアボロ

「へいどうぞ」

(堕天熾と悪魔は隠蔽してるし大丈夫だよな)

 

だがディアボロの予想は大きく外れ、団長は困惑の声をあげる

 

メルド団長

「な!はあ⁉」

 

そこに檜山は空気を読まずに話しかける

 

檜山

「どうしましたか?もしかしてこいつも雑魚だったと、、か、、はあ⁉」

 

ディアボロ

「どうしたんすか?」

 

メルド団長

「、、きみ?なんで派生技能があるんだい?」

 

「え!派生技能って鍛えてないと出ないんじゃ、、」

「なんであるんだよ」

「勇者より強かったり?」

 

イジメたち

「ひ、檜山。数値は低いんだよな?」

「そ、そうだよな。きっと派生技能が元からあるのが能力のはずだ!」

 

メルド団長

「筋力:99999体力:99999耐性:99999敏捷:99999魔力:∞魔耐:99999、、」

 

全員

「はあ⁉」

 

そして愛子先生だけは少し外れたことを思っていた

 

愛子先生

「これで生徒たちが死ななくて済むかもしれません!ありがとうございます!」

 

全員

「いやそこじゃないでしょ!」

 

メルド団長

「天職も天使とは、、」

 

一部の驚愕から戻れた者たちはそれによって再度意識の海へ沈む

 

そしてディアボロは質問をかわすため天使として翼を出し部屋に逃げるのだった




ボーっとしてたら約二千文字行っちゃった、、二話に分ければよかった、、

仲間を消した理由?ハハハ。そんなの決まってるじゃないか。
めんどいからだよ。

え?嫉妬と暴食天使にいなかったくない?と思った君!
正解だよ( ◠‿◠ )


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『最強』と『最弱』の役目

本日三話目

ダンダン気分が乗ってきた♪


ディアボロが部屋で簡易的な墓石を削りだしているとき、訓練場から音がした。

 

ディアボロ「なんだぁ?こんな早い時間からってああ、もう今日の訓練なのか」

 

いったんは顔を出さねば怒られるため、ディアボロは悪態付きながら歩きだす。

 

ディアボロ「まだあいつらの簡易的な墓石すら作ってやれてねえのによぉ」

 

そこで思いつく。ハジメならやってくれるんじゃないかと。

 

ディアボロ「そーじゃん!ならさっさと行って断って借りてくか!」

 

結果ディアボロは上機嫌に進んでいくのであった、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

が、訓練場で見た光景は最悪であった。

 

檜山

「ほらほら!立ってみろよ雑魚!」

 

ハジメ

「ぐっ」

 

檜山

「おい!こいつに火球頼む!」

 

田中

「Ok!すべてを燃やす火球よ、わが敵に飛べ!火球!」

 

どうやったらそんな厨二のような言葉を言えるのかはディアボロには理解に苦しむが、

今はそんなことよりハジメを助けなければならない。

 

ディアボロ

「隔絶!」

「大丈夫か!」

 

するとハジメたちは驚いて固まる

なぜだろう?何か変なことをやったか?

 

ハジメ

「な、なんで無詠唱で魔法が、、」

 

なんでだ?んーー、、そういえば人間は無詠唱ができなかったな。だからか。

 

ディアボロ

「そりゃあ発展スキルだよ」

 

だが檜山たちの疑問は解消されることなく展開は進む。

 

ディアボロ

「おーい!白崎!ハジメの回復頼む!」

 

すると白崎は慌てて駆け寄ってくる。

 

白崎

「どこ!早く治さないと!」

 

そして白崎は魔法の傷で苦しむハジメに回復魔法をかける。

 

白崎

「神聖なる神の光よ。彼のものを癒せ。ヒール」

「大丈夫?ハジメ君」

 

ハジメ

「あ、ありがとう。白崎さん。助かったよ」

 

ハジメは苦笑いしながら言う

 

光輝

「君たち!いくら訓練だろうと弱いものを一方的に攻めるのはどうかと思うぞ!」

 

龍太郎

「そうだな。そんな下らねぇことしてるくらいなら鍛えてろよ」

 

檜山

「チッ。お前ら行くぞ」

 

そして檜山たちは去っていった。

 

ここで終わればいい話なのだろう。だがそのまま終わることはなかった。

光輝の面倒くさい部分が出たのだ。

 

光輝

「だが、南雲自身ももっと努力すべきだ。弱さを言い訳にしていては強くなれないだろう?

聞けば、訓練のないときは図書館で読書に耽っているそうじゃないか。

俺なら少しでも強くなるために空いている時間も鍛錬にあてるよ。

南雲も、もう少し真面目になった方がいい。

檜山達も、南雲の不真面目さをどうにかしようとしたのかもしれないだろ?」

 

ほかのみんなは呆れたように光輝を見つめる

 

そしてディアボロの口が開く。

 

ディアボロ

「おい光輝お前s」

 

そして光輝は遮るように次を話し始める

 

光輝

「道矩も道矩だ。ディアボロなんて名乗ってないで毎日訓練もちゃんとやったらどうなんだ。

強いからと言って訓練をサボるのはよくないと思うぞ」

 

そしてディアボロは再度重々しく口を開く。

 

ディアボロ

「てめえよぉ人が話してるときに喋ったらいけませんって習わなかったのか?

まずそれが無礼だ。第二に俺は本当にディアボロだ。

ステータスプレートも何回見せたらわかるんだ」

「第三にお前は人の善性を信じすぎてる。あいつらがやってたのはいじめだ。なんの意味もないな」

「第四に俺が部屋にいるのは前世で死んだ仲間の墓石を簡易的にでも追悼するために作ってるからだ」

「こっちに来てからあいつらを追悼できてねえんだよ」

 

以外にも真面目に毎日同僚を追悼していたディアボロは怒り始める。

 

光輝も「だっだが」だとか「それでも」とかから話そうとしていたがすべてちぎって話し続けた」

 

「そういうことよ。今回はあなたが悪いの」

 

ディアボロ

「大体お前は、、」

 

ハジメ

「ま、まあまあそのくらいでいいんじゃないかな?」

 

ディアボロ

「ん?まだ軽く百はあるのだが」

 

白崎

「さすがにかわいそうだからやめておいてね」

 

そしてその日の訓練は終わるのであった。

 

が、そこで団長から報告があった。

 

メルド団長

「明日から実践の一環としてオルクス大迷宮に入る!心しておいてくれ!

      まあ気合入れとけってこった!じゃあ解散!」

 

そしてディアボロはハジメに墓石を作ってもらうため部屋に呼ぶのであった、、




「この名前を刻んだ墓石を作ってほしい」

「分かったやってみるよ」

制作中、、制作中、、

「できたよ!」

「おお!ありがとう!、、ああ、、サタ達も元気だといいな」

「サタはサタナエルさんのこと?憤怒の大罪と同じ名前なんだね」

「ああ、、あいつは常に怒りっぽい奴だったなそういや」

「え?」



今回から名前出てないカスに名前ちょっと付けてみることにしたけどどう?

檜山。お前はまだ弁解の余地はある。田中達下っ端もだ。
だが光輝、てめえはだめだ。


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オルクス大迷宮・前

オルクス大迷宮に入る日、ディアボロは前日より非常にだるそうにしていた。

 

ディアボロ

「ああーー、、怠惰が戻ってきた感覚がする―」

 

そうぼやきながらディアボロはダンジョン前広場へ向かうのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

広場ではすでに王の話が始まっていた。

 

「ーーーー。では健闘を祈る!」

 

全員

「「「ハイッ!」」」

 

メルド団長

「ん?ディアボロ。遅かったな!まああんな話を聞かなくてよかったな!ハッハッハッ!」

 

ディアボロは適当に返事をして周りとともに迷宮へと入っていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ダンジョンでは順番に敵を倒していった。

 

メルド団長

「よし!では次はディアボロ!あいつを倒せ!」

 

ディアボロ

「あーーい」

「神代の炎よ、わが敵を燃やせ。万炎!」

 

ボウッ!炎はだるそうに唱えたとは思えないような威力を出す。

 

メルド団長

「ディアボロ!だるいのはわかるが密閉空間で炎を使うな!」

 

ここで普段の俺であれば適当に返事をして無視するだろう。

だが今回はやめよう。何か嫌な感じがする。

 

ディアボロ

「あれは神炎なんで空気も使いませんよーっと」

 

メルド団長

「なっ、そんなはずが、、いや確かに空気の流れは感じなかった」

 

ディアボロ

「まあそういうことなんで」

「俺寝てるんで終わったら起こしてください」

 

メルド団長

「自分の身を守れるのであればいいだろう、、」

 

ディアボロ

「大丈夫ですよ」

「神羅の壁よ、わが身を守れ。神壁」

「これで結界を作って、、」

「森羅の元素よ、わが意のままに組め。物質創造」

「これでベッドですね!」

「そしてこれでついていく!」

「彼の物、飛び目標を追え。追式浮遊」

「ではお休み、、スヤァ」

 

そして全員の心が重なる

 

(あいつだけチートじゃねえか、、)

 

そしてメルド団長の指示によって訓練は進んでいくのであった、、

 

ちなみに結界の効果で、ディアボロに攻撃した7匹は感電死していた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロが寝てから数時間ほど経過したとき、メルド団長に起こされる。

 

メルド団長

「ーーぉぃ!おい!起きろ!」

 

ディアボロは眠気眼で起き上がる

 

ディアボロ

「何すか?俺寝てたんだけど、、」

 

メルド団長

「そんな場合じゃない!檜山がトラップ触って下層に来た!」

 

ディアボロはその言葉で目が覚める

 

ディアボロ

「マジ⁉モンスターめっちゃ強い、、わけでもないなこれ。弱くない?」

 

メルド団長

「なら倒してくれ!俺たちじゃ持たない!」

 

ディアボロ

「りょうかいしあした」

「閃光よ、敵を貫け。閃光」

 

別の場所でも戦闘が終了する。

、、相打ちという形で、、

 

メルド団長

「早くこっちにこい!ハジメ!」

 

ハジメ

「ハイ!」

 

そして敵に向かい大量の魔法が飛ぶ。

そのうちの一つがハジメのほうに曲がった。

 

ボッ!

ハジメは魔法に当たりのけぞる。

橋が完全に崩れ落ちる。ハジメをともに連れて行って。

 

気づいたディアボロは間に合わないと判断するや否や防護魔法をかける

 

ディアボロ

「断絶壁!」

 

詠唱を偽る余裕がなくなったディアボロは無詠唱で魔法を撃つ。

 

ハジメ

「グッ、、」

 

そしてディアボロもハジメを助けるため奈落に飛び込む

 

ディアボロ

「低速落下!」

 

そして二人は奈落の底へと消えていった、、




前感想に書いてって言ったやつを活動報告に移します

スタンドを選んだ人
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=294872&uid=418993

悪魔の実選んだ人
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=294873&uid=418993


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オルクス大迷宮・後

気分が乗ってるから二話目?間に合うか?
(現在夜12時の8分前。間に合うわけね―ジャン)

やる気がムンムン沸いてくる♪byサーレー

今回のあらすじッ!(意☆味☆不☆明)

今作のメインヒロイン?登場するよ


落ちながらディアボロは考えていた。

(ああ、、ハジメだけそういや底まで先に落ちてるけど大丈夫かな?)と。

 

結果的にはハジメは無事だったがその判断は楽観的過ぎると思われるだろう。

 

そしてディアボロは奈落にゆっくりと落ちてゆくのであった、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そこについたディアボロは考えていた。

 

ディアボロ

「んーっと、、この術式をこういじれば、、出来た!」

 

何ができたかって?探索式移動術式だよ!

 

ディアボロ

「物質よ。望むものを探せ。探陣」

「物質よ。道しるべを残せ。自動記述」

「雷よ。我を起こせ。微電雷。条件・ハジメが肉眼で確認できる距離にもうすぐ着くのであれば」

「第二条件・ハジメの座標が大幅にずれることがなかったら」

 

そしてディアボロは満足そうに寝台に乗り込む。

 

ディアボロ

「これなら大丈夫だな!」

「じゃあお休み、、スヤァ、、」

 

そしてディアボロはハジメを追いながら数日ほど寝続けるのであった、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

パリッ!

微弱な電気によってディアボロは目を覚ます

 

ディアボロ

「うおっ!なんだ、、俺の術式効果か、、」

 

ん?まてよ?起きたってことはもうすぐハジメのところにつくってことでは?

 

ディアボロ

「なら俺も少し準備するかな♪」

 

そういってディアボロは天使時代の神衣を纏う

 

そして少し待っていると、ある扉の前で止まった。

 

ディアボロ

「へえ!ここに入れば会えるのか」

「ならさっそくおっ邪魔っしm」

 

ディアボロが入るとそこには裸の少女を抱きかかえるハジメの姿があった。

 

ディアボロ

「あっすいませんでした人違いみたいです」

「さよならー」

 

ガチャリ。

扉が閉まる。が、扉が開き、ハジメの腕が伸びてきた。

 

ハジメ

「待て待て待て!」

「俺て合ってるって!」

 

するとディアボロはめんどくさそうに

 

ディアボロ

「いやでもちょっとそんな白髪のヤンキーとは知り合いじゃ、、」

 

ハジメ

「だから俺だって!ハジメだって!」

 

ハジメは呆れたように呼び掛ける。

 

だがディアボロはそれを完全に否定する

 

ディアボロ

「ハジメ?あいつはあんなことできねーよ馬鹿が!」

 

ハジメ

「信じないならそろそろ殺すが?」

 

するとディアボロはすぐに手のひらを返して答える。

 

ディアボロ

「大変申し訳ございませんでした」

「まあ魂みたからハジメだってわかってたけど!いいじゃん遊んだって!」

 

ハジメ

「そんなことはどうでもいい。それよりこいつの紹介をするな」

 

ディアボロ

「んかった」

 

ハジメ

「まずこいつはここに封印されていた吸血鬼の王女様で、」

 

ユエ

「ハジメの彼女。ハジメにつけてもらったユエって呼んでほしい」

 

するとディアボロは驚いたように話す。

 

ディアボロ

「へー!神のうつわ⁉まぁじかよ、、」

 

ユエ

「神のうつわはやめてほしい」

 

ディアボロ

「へー。分かった。俺も前さ、神様一回ぶん殴ろうとしたことあるから」

「あ、もちろんエヒトだよ」

 

ハジメ

「お前なんでそんなことしたのに生きてるんだよ、、」

 

ディアボロは話をこれで締めようとしたが、、

 

ディアボロ

「まあまあ。そんなことはいいだろ!」

「とりあえずぶじ生存して会えたんだ!酒を造ってやる!飲めー!」

 

ハジメ

「いやおれ酒無理なんだけど、、」

 

ユエ

「同じく」

 

ディアボロ

「アルエェ、、」

 

なんとも閉まらないディアボロだった。




「そういや落ちてからどんくらいたってるの?」

「なんでだ?」

「寝てたから」

「ああ、、大体一週間くらいだな」

「サンキュー」



今回のあらすじ信じた人ー!素直に手ーあげなさーい。先生怒ってるから。

あんなショボいの信じたの?ww怪しみもせずに?バッカじゃないの?w(ミレディ風)
あれと同レベルの詐欺に騙される日本人がなんと多いことか、、
なんたって嘆かわしいことだと思わないかい君!(夏油風)



日にち変わるのに間に合わんかった、、

ちな今のディアボロのステはこちらです。

===============================
ディアボロ 17歳(転生後)  レベル:16
天職:堕天熾・悪魔・天使・■■■■
筋力:999999999
体力:999999999
耐性:999999999
敏捷:999999999
魔力:∞
魔耐:999999999
技能:言語理解
   大罪{怠惰{+蓄積+不可侵+無防備の極意+隠蔽}
      憤怒{+無限魔力炉+逆鱗+暴走}
      強欲{+強奪+収命+強制支配}
      色欲{+魅了支配}
      傲慢{+複製+最適化+天才}
      暴食{+魂捕食+神速解析+吸収複製+空間捕食}
      嫉妬{+強制劣化+劣化吸収}         }
   ■■■■
===============================
一気に上がる代わりにレベル一つに必要な経験値が莫大って感じ?


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クラスメイトSIDE CHAPTER1

少し時はさかのぼる。

 

仲間が二人もいなくなったあの最悪の日から五日。

 

香織がようやく起きる。

 

雫はハジメがいなくなった旨と王国に帰ってからのことを説明していた。

 

「で、ここから王国に帰ってからのことだけど大丈夫?」

 

香織

「う、うん、、」

 

香織はハジメがいなくなったことでとんでもなく落ち込む。

 

雫は重々しい顔で話し始める。

 

「まず私たちは帰ってきた後には教皇に報告しに行ったの」

「仮にも私たちは勇者って立場だからでしょうね。

 多くの人はハジメを勇者とみていないけれど、、」

 

香織

「うん、、あの時勇者がかなわないような相手を止めてくれたのはハジメ君なのにね、、」

 

「そこからはひどかったわよ」

「ハジメが落ちたのに関しては誰もがよかったというし、

 ディアボロが追ったのはハジメがカスだからだとかいうし、、」

 

香織

「ひどい、、」

 

「結局は光輝が止めてくれたけどそれも光輝の評価をあげただけで、

 まだハジメは陰口を言われてるもの、、」

 

香織は覚悟を決めて話し出す。

 

香織

「雫ちゃん。私はハジメ君が死んだとは思えないし思わない

 だからっ、私がハジメ君を探すために力を貸してください」

 

「もちろん。香織の思い人だもの。思いを受け取らずに死ぬなんて私も許さないわ!」

 

香織

「雫ちゃん!」

 

そしてふいに扉が開けられる。

 

光輝/龍太郎

「香織は起き、、た、、」「おう!香織はどう、、だ、、」

 

二人は訓練帰りのようだ。

二人はハジメとディアボロがいなくなってから訓練を厳しくした。

何か思うところがあったのだろう。

 

が、いま二人は入り口で硬直していた。

 

光輝

「香織っ!起きたのか!」

 

龍太郎

「本物だよな⁉皆に話してくる!」

 

慌てて部屋を出て行った二人を見ながら雫は呆れたようにする。

 

「はあ、、あいつらベッドの横に起きた時の報告ボタンがあるの忘れたのかしら」

 

香織

「あ、あはははは、、」

 

そして光輝と龍太郎は自分たちだけが起きたことを知らなかったことを知り、

とんでもなく恥ずかしい思いをしたとさ。

 

____________________________________________

 

字数が足りないから次回予告!

 

無事にさいかいできたハジメとディアボロ。(ついでにユエ)

 

再開を喜んでいると上からとんでもないサソリの化け物が!

 

果たして三人は無事にダンジョンの最下層へとたどり着くのか!

 

次回!ディアボロ(の怠惰な生活)死す!デュエルスタンバイ!

 

ぜってー見てくれよな!

 

____________________________________________

 

今回も読んでくださりありがとうございました。時々上記みたいなネタぶち込むこともありますが

ご了承ください



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ディアボロ(の怠惰な生活)死す!

さあついにこの日がやってまいりました!今回ついに聖遺物が出ます!

41名の方、ご投票ありがとうございました!

それではご覧ください
それではご覧ください
それでは
言語設定…オート…
それではご覧ください
いかがでしたか?
イカガデシタカ?
ID-E72です!

それでは

ID-E72です!

ガッ、、。、、、、、、



ハジメたちが再開を喜んでいると突如上から膨大な殺気を感じる

 

ハジメ

「ッ!避けろッ!」

 

ハジメの声でディアボロはサソリからの攻撃を避ける。

 

サソリ

「キシシャァァァァァ!」

 

ディアボロが横目で見ると、ユエはハジメに抱えられて避けてた。

 

ハジメ

「、、上等だ。やってやんよ!」

 

ハジメが覚悟を決め、走り出す。

ディアボロはめんどくさいため援護にとどめることにした、

 

ディアボロ

「完封・遠距離攻撃」

「これで相手は近接しかできん。あとはがんばれ」

 

ハジメ

「は?お前も働けよ」

 

ディアボロ

「余裕あるし大丈夫だろ」

 

ハジメはドンナーで敵を撃ち続けながらディアボロと話す。が、一切の傷がつかない。

 

すると先ほどまで何か考えていたユエが口を開く

 

ユエ

「ハジメ、信じてて」

 

ハジメ

「は?なにを?」

 

ハジメの返事があると、ユエはハジメの首筋にかみつく

 

ハジメは驚いたが、すぐに笑い始め、サソリの攻撃をかわしていく。

 

ディアボロ

「へー?あれで魔力を回復するのか。憤怒がないのは不便だねぇ」

 

そしてユエがハジメから口を離し、魔術を形作る

 

ユエ

「フーー、、蒼天!」

 

そして敵のサソリは一片も残らず灰となった、、

実はディアボロは完封のついでに魔法耐性も下げていたのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

サソリを倒した後、ディアボロはユエに問い詰められていた。

 

ユエ

「どういうこと?あれじゃあ倒せても体は残ったはず」

 

ディアボロ

「ハイ、私が魔法耐性も下げました。すみませんでした」

 

ハジメ

「はあ、、ユエ。もうやめてやれ。そろそろ進もう」

 

ディアボロ

「じゃあ俺ボス部屋まで寝てるからボス部屋前まで来たら起こして」

 

ハジメ

「はあ、、お前はそんなに寝るのが好きなのか、、」

 

ハジメは呆れながらも了承し、ディアボロは眠りに落ちるのだった、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハジメ

「ーー!ぉぃ!おい!起きろ!起きろっつってんだよディアボロォ!」

 

起きないディアボロに怒りを覚え、ついにはシュラーゲンをぶっ放すハジメ。

が、ディアボロは無傷で起き上がってくる。

 

ディアボロ

「んあ?なんだハジメ?そんな怒った顔して。ほらリラックスリラックス」

 

ハジメ

「お!ま!え!の!せ!い!だ!よ!」

 

ユエも呆れているのか白い目でディアボロを見ている。

 

ディアボロ

「へいへい。分かったわかった。ラスボス俺一人でやってやるから」

 

ハジメ

「死にそうになっても助けんぞ。ってかもう逆に死ね」

 

ディアボロ

「死なない死なない!ダイジョブだってー」

 

ハジメ

「なら早く入れ」

 

そういうとハジメはおもむろに扉を開き、ボスの顔面目掛けてディアボロをーー投げたっ!

 

ディアボロ

「はあ、、あいつもめんどくさいことするなぁ」

 

ディアボロはめんどくさそうにつぶやく

 

ディアボロ

「まあいいか。消し飛べ、」

 

ハジメ

「は?」

 

ハジメが呆然とするほどそのボスの頭は簡単に、、至極当然のように、、えぐられた。

 

ディアボロ

「よしハジメ!奥になんかあるっぽいぞ!行こう!」

 

ハジメ

「あ、ああ、、」

 

そして彼らはオスカーの隠れ家を見つけ、入っていくのであった、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

オスカーから神代魔法・生成魔法を受け継いだ後、一行は小屋に何かないかと探していた。

 

ディアボロ

「あーーダリーよーなんで探さなきゃならねーんだよー」

 

その時、ディアボロの腕に少し痛みが走る。

 

ディアボロ

「なんだ?痛みがあるとかなんかのアーティファクトか?この矢」

 

すると矢がひとりでに動き始める

 

ズプッ

 

黄金の矢がディアボロの体に入り込む!

 

ディアボロ

「なんだぁぁぁぁぁ!体に入ってくるぞォォォォこの矢はァァァァ!」

 

ギチッグキッゴキッ!

 

矢が入っていくとともに体から異音が鳴り響く。

 

ディアボロ

「なんなんだよォォォ!これはァァァァァァ!!」

 

そして矢は体を貫き終わる。

 

ディアボロ

「ッーー!ハアッハアッハアッ!な、なんなんだ今のは」

 

するとハジメが大声に反応して入ってくる

 

ハジメ

「どうした!」

 

ディアボロは自分の前に現れた人型のビジョン。それを見つめ、ハジメを無視する。

 

ディアボロ

「なんなんだ?お前は?」

 

ビジョン

「ワタシハスタンド。アナタノセイシンエネルギータイです。」

「なまえは【インテルフェクトーレム】です。」

「よろしくお願いします」

 

ダンダンと聞こえやすくなってくる言葉を聞きながらディアボロはステータスプレートを覗き込んだ。

 

そこには前までなかったものが移っていた。

 

===============================

ディアボロ 17歳(転生後)  レベル:22

天職:堕天熾・悪魔・天使・超越者

筋力:9999999999

体力:9999999999

耐性:9999999999

敏捷:9999999999

魔力:∞

魔耐:9999999999

技能:言語理解

   大罪{怠惰{+蓄積+不可侵+無防備の極意+隠蔽}

      憤怒{+無限魔力炉+逆鱗+暴走}

      強欲{+強奪+収命+強制支配}

      色欲{+魅了支配}

      傲慢{+複製+最適化+天才}

      暴食{+魂捕食+神速解析+吸収複製+空間捕食}

      嫉妬{+強制劣化+劣化吸収}         }

   永劫破壊(エイヴィヒカイト)・聖遺物・スタンドの矢

       {{+活動位階【インテルファクトーレム】}

        {+??位階【????】}

        {+??位階【????】}

        {+??位階【????】}      }

===============================

 

ディアボロ

「ハハッ。頭おかしいんじゃねえのか?これ」

 

ハジメ

「どうした!見せてみろ!」

 

ハジメは見た瞬間絶望を体験する

ステータスプレートから髑髏の波動をくらわされた感覚がする

 

ハジメ

「見なきゃよかった、、」

 

ディアボロ

「そうか?」

「まあいい。【インテルファクトーレム】、、長いからファクでいいか?」

 

ファク

「はい。呼び方はどのようにでも」

 

そしてディアボロはファクに、スタンドがなんなのかを聞くこととした、、




ついに聖遺物登場!
ファクちゃんは殺人姫のラテン語からプリンセスをとったものです!
つまり戦闘はマジで強いです。

強いのに強いのが合わさったらどうなる?
知らんのか。チートになる。


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スタンドという存在

ディアボロたちは矢によって現れたスタンド。ファクよりスタンドの講義を受けていた。

 

ディアボロ

「で?まずスタンドってのはどういうものなんだ?」

 

ユエ

「魔力を感じない、、どうやって存在してるの?」

 

ハジメ

「ああ。俺の義眼でも見えないってことは隠蔽でもないよな」

 

そしてファクが口を開き始める

 

ファク

「まずはスタンドという存在について話しましょう」

「スタンドというのはその存在の精神エネルギーの塊です」

「そしてあの矢は特別なウイルスが付いていて、

 そのウイルスに抗体を作ることでスタンドが得られます」

「そして抗体を得られなかった場合、、死にます」

 

ゾクッッ

ディアボロは一気に背筋が凍るような思いをする。

 

ディアボロ

「俺死ぬとこだったのか、、」

 

ファク

「さて、次はエイヴィヒカイトについてです」

「エイヴィヒカイトというのはこの世界のデジャヴ。既視感ですね。それを破壊するためのものです」

「世界というのは永劫回帰で無限に回転している」

「そしてそれによって既視感が生まれるんです」

「それを破壊して新しい未来を作るのが、エイヴィヒカイトです」

「そしてそのエネルギー源は、、他者の魂です」

 

ハジメ

「じゃあ今みたいに魂なしで使ってるディアボロはどうなるんだ?」

 

ファク

「いえ。普通の人間でしたら殺人衝動が抑えられなくなりますが、

 ディアボロ様は魂が特別ですのであと一月程度は出しっぱなしで問題ないかと」

 

そしてハジメは次にディアボロに聞く

 

ハジメ

「ディアボロ。お前の魂はなんで特別なんだ?」

 

ディアボロ

「ああ、俺さ。元エヒトルジュエの使徒だったんだよね」

 

その言葉でユエが怯え、ハジメの後ろに回る。

 

ユエ

「やだ、、いやだ、、もう苦しみたくない、、」

 

ハジメ

「何をした?ディアボロ」

 

ディアボロ

「特に何も。使徒でトラウマでもあるんじゃない?」

 

するとハジメは少しほっとしたようにしながらユエを運ぶ。

 

ハジメ

「俺は少しベッドを探して寝かしてくる」

「何か話したいことがあったら話しててくれ」

 

ディアボロ

「はいはい。分かってるって」

 

その言葉の楽観的な様子にハジメはため息を吐きながら部屋から出て行った。

 

ディアボロ

「で、一つ聞く。それに使える魂はどんな制限がある?」

 

ファク

「ええ、明確な自意識を持つ存在の魂。ですね」

 

ディアボロ

「俺の魂は変か?」

 

するとファクは顔を愉悦にゆがめる。

 

ファク

「ええ、六つも混じっていますからね」

 

ディアボロは顔を深刻そうにする。

 

ディアボロ

「今使っている魂は?」

 

ファク

「ええ、ほかの魂を守るようにあなたの魂がありますからあなたの魂からですよ」

「ですが、、」

 

ファクはさらに邪悪にする。

 

ファク

「ほかの魂も時間の問題でしょうね」

 

その言葉を聞き、ディアボロは虐殺を覚悟するのだった。




さぁて。オリ主君は自分の魂の消滅に間に合うのでしょうか。
楽しみですねぇ。(邪悪笑み)

ディアボロ「間に合わせて見せる」

まあ頑張ってくださいw

ディアボロ「まずはお前の魂だな」

え?俺の魂?

ディアボロ「ああ」

え?ちょまって。やばいってやばいって。お願いします助けて

ディアボロ「魂暴食」

ギイイイィィィィヤアアァァァァァ!、、、、


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最奥での生活

UA3000⁉こんなに見てくれるとは、、
頑張ります。

今回は日常回?なのか?分からんけどそういう思いで書いてます。


迷宮の最奥について半月。ディアボロは修行を行っていた。

 

ディアボロ

「ペッ、ったく。やっぱファク強すぎないか?」

 

ディアボロはファクの加速。という能力を使い、修行をしていた。

 

ファク

「ええ。ですが今は成長を加速させているディアボロ様ですからすぐに追い抜くでしょうね」

 

ディアボロは自分のステータスを覗きながら考える。

 

===============================

ディアボロ 17歳(転生後)不明 レベル:ぜろ

天職:堕天熾・悪魔・天使・超越者

筋力:9999999999999999999999

   {最大99999999999999999999999}

体力:9999999999999999999999

   {最大99999999999999999999999}

耐性:9999999999999999999999

   {最大99999999999999999999999}

敏捷:9999999999999999999999

   {最大99999999999999999999999}

魔力:∞

魔耐:9999999999999999999999

   {最大99999999999999999999999}

技能:言語理解

   大罪{怠惰{+蓄積+不可侵+無防備の極意+隠蔽}

      憤怒{+無限魔力炉+逆鱗+暴走}

      強欲{+強奪+収命+強制支配}

      色欲{+魅了支配}

      傲慢{+複製+最適化+天才}

      暴食{+魂捕食+神速解析+吸収複製+空間捕食}

      嫉妬{+強制劣化+劣化吸収}         }

   永劫破壊(エイヴィヒカイト)・聖遺物・スタンドの矢

       {{+活動位階【インテルファクトーレム】}

        {+??位階【????】}

        {+??位階【????】}

        {+??位階【????】}      }

===============================

 

ディアボロ

「ああーーもうレベルはおかしくなってステも上がらんのに何で勝てないんだよぉ」

 

ファク

「単純な技量ですね。あなたには経験が足りなさすぎます」

「まあいまでもエヒトとやら以外勝てないでしょうけど」

 

ディアボロ

「何か言ったか?」

「ん?てかちょっと待って?なんか性別欄が増えてるな」

 

そこにはようやく出てきた性別表記があった。

 

ファク

「魂がおかしいから測定に時間がかかったのでは?」

 

ディアボロ

「そーなーのかー。でさー話変わるんだけどファクってほしいものある?」

 

ファク

「ありませんね。軽口が叩けるようになったのなら早く修行を再開しましょう」

「エヒトとやらは異世界から来たものなのでしょう?なら彼も経験豊富でしょうし」

 

ディアボロ

「まあそうだろうなぁ。今より強かった時の俺でも勝てる気がしなかったもん」

 

それにファクは驚く。

 

ファク

「あなたは今より強い時があったのですか⁉」

 

ディアボロは何でもないように答える。

 

ディアボロ

「ん?ああ、種族的なものだからな。しょうがないっちゃしょうがないな」

 

そしてハジメが起きてくる

 

ハジメ

「おはよう」

 

ディアボロ

「おはよう、、って何してんの?」

 

ハジメはユエを抱えて出てきていた。

 

ハジメ

「勝手にベッドに入り込んできてた、、」

 

そして一人暮らしだったため料理が意外と得意なハジメが料理を作り始める

 

ハジメ

「おいユエ。飯で来たからそろそろ起きろ」

 

その声でユエは起き上がる

 

ユエ

「ん、、ん?おはよう」

 

ディアボロ

「じゃあ食おうか」

 

ハジメ

「そうだな」

 

そうして全員で食卓を囲み朝飯を食うのであった。




次回!一章ッ!完!


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地上への帰還

前話から三日がたったころ。ディアボロの殺人衝動がとうとう出てき始めた。

 

ディアボロ

「ぐッ!、、はあ、、ハジメの魂が欲しい、、いやなに言ってんだ俺は、、」

 

そこをおちょくるような顔をしてファクが出てくる。

 

ファク

「へー?もうすぐかと思って出てきましたがもうなってましたか」

 

ディアボロ

「ああ、じゃあハジメに出る旨を伝えに行かねえとな」

 

ファク

「ですが最近あまり寝てませんよね?」

 

その質問にディアボロは苦しそうに答える。

 

ディアボロ

「適当に地上でギャング組織でも全滅させたら寝るさ」

 

ファク

「はあ、そうですか」

 

ディアボロ

「さっさと行こう。早く寝たいしな」

 

殺人を快楽と感じる自ら。

その存在へとはっきりと受け入れるようになるディアボロに、ファクは喜び、心躍らせるのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロは飯を食っているハジメとユエに唐突に話す。

 

ディアボロ

「俺の殺人衝動が始まって。そろそろ外に出ようと思う」

 

ハジメ

「ああ、いいだろう。俺たちはもう一月ほどいるかな」

 

ディアボロは思ったよりあっさりと承諾を得れたことに内心驚愕する。

が、それを表には出さない

 

ディアボロ

「ならこの飯を食い終われば出発しようかな」

 

ユエ

「、、ようやく二人だけになれる」

 

そのつぶやきに誰も気づくことはなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロは転移術の中へと入り、外へと出た。

 

ディアボロ

「さて。まずはちょうどいいギャングでもいるところに行こうか」

 

その言葉にすぐに出てきたファクが反応する。

 

ファク

「ええ、そうですね」

 

ディアボロ

「うおッ!びっくりした、、なんかお前段々遠慮がなくなってきてるな?」

 

ファク

「ええ、あなたがそのほうがいいといったからそうしてるのですが?」

 

その言葉にディアボロは少し嬉しそうにする。

 

ディアボロ

「ああ。いいね。新たに部下ができるってのは七回目だけどまだ楽しくなれる」

 

ファク

「そうですか?まあいいです。行きましょう」

 

ディアボロ

「ああ、狩りへと出かけよう」

 

そしてディアボロたちはギャングの三つある街。フューレンへと向かうのだった。

 


 

そういやなんでファクに自意識が宿ったのか話してなかったね。

 

理由?そんなのキャラが欲しかったからだよ。

 

ちなみに設定は下記の通りです。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ファク、、いや、インテルフェクトーレムはもともとは人間であった。

 

ファルメナスという名の、殺人鬼であった。

 

周囲からはジャック・ザ・リッパ-の再来といわれるほどの存在だった。

 

だがそれもすぐに終わった。

 

至高天・黄金冠す第五宇宙によって戦奴となったが、

 

ハイドリヒ卿の流出の影響がいい方向に偶然働いた。

 

それによってラインハルトのいない、、永劫破壊の無い世界へと聖遺物となってきた。

 

マルグリットの顕現できない様を知っていたため、見つかっても少し落ち込んでいたが、

 

その聖遺物が召喚に特化したものだったため、活動で顕現が可能となった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

こんな感じかな?なんか違和感しかないと思うけど頑張って納得して下せえ。

違和感なしのを作るのなんて無理なんだよォオォオォオォオォ




第一章!完!


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最高のショー・序

今話からナレーターがディアボロ視点になる、、はず、、


地上に出てから数分。俺は転移術で貿易都市フューレンに来た。

 

ディアボロ

「ああーーー行列だるいーー」

 

ファク

「私はそうでもないですよ?」

 

ファクは退屈そうじゃないな。なぜに?

 

ファク

「ディアボロの顔を見てるだけで笑えて来ますからね」

 

ディアボロ

「平然と心を読むな」

 

ったく。俺でもまだ読心術は完璧じゃないのによ。

 

ファク

「お!もうすぐですよ!」

 

ディアボロ

「ならステータスも隠蔽しておくか」

 

とりあえず永劫破壊とレベルとステータスと発展スキルを書き換えれば、、

 

===============================

ディアボロ 17歳 男 レベル:100

天職:スタンド使い

筋力:323

体力:399

耐性:274

敏捷:370

魔力:∞

魔耐:200

技能:言語理解

   大罪・憤怒{+無限魔力炉}

   スタンド【インテルフェクトーレム】

===============================

 

ファク

「ええ、そのくらいでいいんではないですか?」

 

ディアボロ

「そうだよなぁ。よし!俺たちの番だ」

 

そして俺たちは門兵のところへ近づいていく。

 

門兵

「次はお前らか。ステータスプレートを見せてくれ」

 

門兵が適当に声をかけてくる。

愛想わりーなぁこいつ。ま、いっか。

 

ディアボロ

「はい。いいよ」

 

門兵

「へー。17歳な、、の、、」

 

ディアボロ

「どうした?」

 

門兵がとんでもなく酷い顔になっていく。

なんだ?何かおかしいか?

 

門兵

「いや、、え?え?なんでレベルが100?」

 

ああそのことか。なら適当に説明すればいいか。

 

ディアボロ

「そのレベル100は技能のスタンドに由来するものだよ」

 

門兵

「そ、そうか、、そういうこともある、、あるのか?、、あるか

 

門兵は難しい顔になっていく。

まあ納得してくれたようで何より。

 

門兵

「次はそっちのお嬢さんだな」

 

アッ。ファクもか。やばくね?

 

ファク

「ああ、私はディアボロのスタンドですからそんなものありませんよ」

 

ああそうか。普通にスタンドっていえばいいのか。

 

門兵

「スタンド、、初めて見たがこういう能力もある、、あるのか、、」

 

まあどうでもいいか。ってか早く入れてくんないかな。

 

ディアボロ

「早くしてくれない?」

 

門兵

「分かった。最後に目的だな」

 

えーーー?ダルッ!

まあ話すかー、、嘘だけど。

 

ディアボロ

「ここのギャング組織。【ペルネグラタン】が喧嘩売ってきたから殲滅しに来た」

 

そういやペルネグラタンってペンネグラタンに似てるな、、

 

門兵

「そ、そうか、、ならギルドに話してから行けよ」

 

おお、そうか。確かに話してから行ったほうが報奨金ももらえそうだしな!

 

ディアボロ

「わかったー。じゃ、通るね」

 

門兵

「ああ、はい。どうぞ」

 

よーし!ようやく入れた!あとは今日はギルドに話しに行って、、殲滅して、、寝るか。

 

そうして俺はギルドへと向かうのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

へー。此処がギルドか。意外と小ぢんまりしてるな。

まあいいか!とりまファクはしまっといて、、

 

ディアボロ

「おっ邪魔っしまーす!」

 

そんな風に入ると中のやつらからにらまれる。

品定めかな?いやーそんなにみられるとつい殺っちゃいたくなるね!

 

受付

「、、本日はどのような用事で?」

 

ディアボロ

「ああ、冒険者じゃないから登録しに来たのと、」

 

受付

「と?」

 

ディアボロ

「ペルネグラタンが喧嘩売ってきたから殲滅する旨を伝えに」

 

受付

「、、はぁ⁉」

 

なんだ?そんなに難しいのか?

 

冒険者A

「ギャハハハハハ!お前程度にできるわけね―んだよ!」

 

冒険者B

「そうそう!そんなことできるのは兄貴くらいだぜ!」

 

んー。舐められるのはあんま好きじゃないんだよね。

とりまボコるか。

 

ディアボロ

「そう?じゃあ兄貴とやらと殴り合ってやるから呼んで来いよ」

 

シーーーン

ギルド内が静まり返った

 

冒険者A

「、、プッ、、ギャハハハハハハハハ!」

「おい!こいつあの銀のゼルメルに勝てる気でいるぜ!」

 

するとそとから新しく入ってきた。

 

???

「ほう。お前が俺をコケにしたやろうか」

 

その姿を見た瞬間すべての冒険者が敬礼する。

こんな弱い奴になぁ。

 

冒険者たち

「お!お久しぶりです!ゼルメルさん!」

 

ゼルメル

「おう。それで?こいつがその馬鹿にしやがった奴か?」

 

冒険者C

「は、はいそうです!」

 

ゼルメル

「そうかそうか。お前は楽には殺さn〘ゴキッ〙」

 

なんだ?軽く殴っただけだぞ?

まあいいか。とりあえずあの有名な言葉を使うか、、、

 

ディアボロ

「消えろ。ぶっ飛ばされんうちにな」

 

その瞬間ゼルメルの顔が一気に青くなって倒れる。

 

ゼルメル

「グホッ、、」

 

冒険者たち

「ゼ、ゼルメルさーん!」

 

はあ、、めんどかった。まあいいか。

 

ディアボロ

「で?今から狩りに行くがいいか?」

 

受付

「は、はい!どうぞ!」

 

なんか恐怖を持たれた、、解せぬ。




気分がよくなると、つい殺っちゃうんだ☆


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最高のショー・壱

ったく。なんでだろうなぁ。

 

ファク

「そりゃああんな騒ぎ起こしましたからね」

 

ディアボロ

「そうかぁ、、もうちょっとおとなしくすればよかったか?」

 

ファク

「いえ。結局は騒ぎになっていたでしょうから相手の責任が多い今回は好都合です」

 

ディアボロ

「そう考えればそうだがなぁ、、」

 

なんでこんな会話をしてるかって?

そりゃあよぉ、、

 

ディアボロ

「でも支部長と話すってそんなめんどいことやだよー」

 

こういうことですねぇ!(怒)

 

はあ、、早く来てくんないかな支部長、、

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

遅い!もう30分だぞ!

 

ファク

「、、あとで支部長とやらは処しますか」

 

お!いいね。

 

ディアボロ

「俺たちが町離れた後にね」

 

ファク

「はい。分かってますよ」

 

ガチャリ。そんな話をしていると扉が開く。

 

???

「済まないね。かなり遅れた」

「初めまして、冒険者ギルド、フューレン支部支部長イルワ・チャングだ。

 まずは名前を聞いてもでいいかな?」

 

ディアボロ

「俺はディアボロ。こっちは、」

 

ファク

「私はディアボロのスキル。【インテルフェクトーレム】です。」

 

イルワ支部長

「ほう。で、あのこの町の厄介者を倒してくれると聞いたのだが?」

 

えーっと、、嘘は、、そうだ。喧嘩売られたからだ。

 

ディアボロ

「喧嘩売られたから買いに来ただけだよ」

 

イルワ支部長

「ほう?喧嘩を売られただけで殲滅に?」

 

ディアボロ

「ああ、完全に喧嘩してるからさっさとつぶしたほうが楽なんだよ」

 

イルワ支部長

「ふむ。ならいいだろう。周りには迷惑をかけないでくれたまえよ」

 

その一言に書記長のドットが反応する。

 

ドット書記長

「はい⁉認める⁉何言ってるんですか⁉」

 

はあ、こいつはめんどいマニュアル人間か、、

 

ディアボロ

「問題はあるか?」

 

ドット書記長

「いや無理でしょう!」

 

ファク

「それをやってあげると言っているのですよ」

 

ドット書記長

「はあ、、もういいです、、支部長。私は責任を取りません」

 

イルワ支部長

「ふむ。まあいいだろう」

 

ディアボロ

「ならもう行っていいか?」

 

イルワ支部長

「いいだろう」

「たのんだよ」

 

やりぃ!ヨシ!行こう!

 

そしてその数刻後、イルワ支部長の顎が外れる事態になるとはだれも予想していないのであった

 


 

そういや出してなかったインテルフェクトーレムの姿。

 

黒から赤へのグラデーションのロング。ストレートの髪。

伸長はかなり小さく見た目的にはユエと同じくらい。

 

ディアボロはチビと言ったら怒ることをフェルから学んでいるため言わなかったが、

ハジメは飛ばされてる期間に一度言っており、ファクに怒られ、ユエにも呆れられた。

 

肌は、元が白人のため白い。

 

いつも改造メイド服を着ていて、どこかのPAD長みたいに暗器を隠し持っている。

 

元の姿から幼くなっており、精神も実は多少引っ張られている。



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最高のショー・弐

俺たちはギャング組織。【ペルネグラタン】の入り口に来ていた。

 

ディアボロ

「なあ、ファク。ちょっといいか?」

 

ファク

「なんですか?」

 

ディアボロ

「魂に質ってあるんかな」

「なんかハジメとユエみたいな魂は欲しいなーと思うけどこいつらの魂を欲しいと思えない」

 

ファク

「あるりますよ。質によって使える時間も変わります。

 ってかディアボロの魂も質がいいからこんなに持つんですよ?」

 

そうかーーんーー、、

 

ディアボロ

「そうだ!じゃあここのやつら魂の質がいい奴と上層部だけ殲滅して俺たちの組織にしよう!」

 

ファク

「いいんじゃないですか?」

「神殺しのサポートでもさせましょうか」

 

ディアボロ

「そうだな!」

 

そうと決まれば、、

 

ディアボロ

「入るか!」

 

ファク

「入り方は?」

 

ディアボロ

「ぶち抜く!」

 

ファク

「分かりました」

 

ディアボロ

「行くぞ!消砲(イレイザーキャノン)*1発射ァ!」

 

ガオン!

ペルネグラタンの入り口が消し飛ぶ。

 

下っ端A

「なんだ!なんだ!」

 

下っ端B

「入り口が消し飛んだァ⁉」

 

下っ端C

「Fが死んだ!この人でなし!」

 

俺たちは大騒ぎするギャング組織の中へと歩を進める。

 

下っ端B

「何しに来やがった手前ら!」

 

ディアボロ

「このギャング組織を乗っ取りに」

「ファク。質のいい魂はいるか?この中に」

 

ファク

「いるっちゃいますけどハジメには及びませんね」

 

ディアボロ

「それでもあるだけましだ」

「平均よりある程度上のやつを全員仕留めよう」

 

ファク

「それなら、、まずあの二人ですね」

 

へー?確かに意識すればほかのやつよりもよさそうに見える、、気がする

 

ディアボロ

「んー、、めんどいしとりあえずここの組織全員強制支配しとくか」

 

ファク

「確かにそのほうが楽ですね」

 

じゃあいいかな。

 

ディアボロ

「【強制支配・改(範囲式)(条件・ペルネグラタンの一員)】」

 

キンッ!

そんな音が響き、すべてのメンバーが平伏する、、かに思えた。

 

ヴォッ!

物陰から魂魄魔法が飛ぶ

 

???

「ふむ。これを防ぐか」

 

ディアボロ

「何者だ?じーさん」

 

ケルネス

「儂はケルネス。元金級冒険者でのぉ。今はその実力を買われて使徒となっておる」

 

ディアボロ

「そうかそうか。ならお前も殺すしかないな」

 

ケルネス

「できるならやってみるがいい小童が。貴様は危険だとエヒト様に言われた理由がようわかるわ」

 

ディアボロ

「ハッ!小童?違うね。数億の時を生きる元熾天使だよ!」

 

ケルネス

「嘘をつくなよ?エヒト様には聞かされておらんぞ」

 

ファク

「ちなみに私も生まれてから100年経って、、るくらいですね多分」

 

ケルネス

「そろそろ殺そうかのぉ」

 

ディアボロ

「やれるならやってみろ!」

「インテルフェクトーレム!能力発動!」

 

ファク

「はーーい」

 

その瞬間。数秒だがディアボロとファク以外の時間が吹き飛ぶ。

*1
この作品のイレイザーキャノンは文字通りに消し飛ばす技です。ブロッコリーとの関係はありません




To Be Continued

キングクリムゾンッ!
我以外のすべての時間は消し飛ぶッ!


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最高のショー・参

ディアボロ

「俺以外のすべての時間は消し飛ぶ!」

 

ファク

「私もいますけど」

 

チッ、揚げ足取るなよ。

 

ディアボロ

「いいじゃん別に」

 

ファク

「早くやることやってくださいよ」

 

ディアボロ

「はいはい」

 

俺は適当にそこらへんで拾った石をケルネスの眼に投げる

 

そして能力は解除され、ケルネスの眼に石が刺さる

 

ケルネス

「なァァァァにィィィィィ⁉」

「何故だッ!お前は投げる予備動作もしぐさも!していなかったはずだ!」

 

ディアボロ

「〘時間〙を消し飛ばす。それが俺のインテルフェクトーレムの能力」

「消し飛ばされた時の中を覚えていられるのはただ一人。この俺だけだ」

 

ケルネス

「まだだッ!まだ片目は残っている!」

「【超加速】!」

 

そしてケルネスは俺が捉らえられないほどの速度で俺の周りを旋回し始める。

 

ディアボロ

「チッ。何で人間の速度を捉えられねぇんだ」

 

ファク

「あいつの魂は無理ですね」

 

は?なんでだ?

 

ディアボロ

「あれほどの強さを持っているなら魂も質がいいんじゃない?」

 

ファク

「いいえ。彼は魂を使って自身を強化しています」

「もし入手してもさして使えないでしょうね」

 

はァァァァ、、元冒険者なのになんであんなにエヒト大好きなのかねぇ

 

ケルネス

「ハハハ!この速度!最高だ!神よ!この機会を与えてくださり感謝します!」

「おかげで私は!最高のショーを開催することができます!」

 

こいつ、、頭逝ってやがるぜ。

 

ファク

「早く殺しましょうよ。私あいつの声聞いてるだけで気分悪くなってくるんですが」

 

ディアボロ

「そうだなぁ」

 

ケルネス

「ハハハハハ!このスピードを捉えられないていどのやつが私を殺せるわけが「炎皇魔円陣(えんこうまえんじん)」 は?」

 

その瞬間。ケルネスは建物ごと燃え尽きる。

 

もちろん支配したやつには結界張ってあるから問題ないさ!

、、魂が欲しい奴には張ってないけど、、

 

ケルネス

「グッグギャァァァァァッァッァ!熱い熱い熱い熱い熱い!」

「何故ッ!私は選ばれた存在なんだぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

そうしてケルネスは燃え尽きていった、、

 

あとその炎のせいでイルワ支部長の胃が死んだ。

 

____________________________________________

 

ということで戦闘終了と共に一章完!

章の名前も変えるけどね。

だってオルクス大迷宮までって書いてあるのにオルクスより後までやっちゃってるじゃん。

だから章の名前変更!

 

一章 インテルフェクトーレム

 

に変更します!

 

で、次章からもその章で最も重要なキーワードを章の題名にするんで。

 

ということでここまで読んでくれてありがとうございました!

引き続き第二章もよろしくお願いします!



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二章 ミレディ・ライセン
一月の眠りの後


さて。奴らを倒した後のことを思い出そう。

 

まず俺たち二人は残った奴らに魅了支配をかけた。

 

そしてファクに任せた後俺はイルワ支部長に報告しに行って、、

 

どうしたんだっけ?

 

ああ、そうだ寝たんだ。一月くらいかな?

 

ファクにこれくらいなら二月は出しっぱでも大丈夫とか言ってもらえたから

パッショーネのことファクに任せて。

 

で?もう一度聞く。

 

ディアボロ

「なんでこんなに大きくなってるの?」

 

ファク

「いや、、なんか段々面白くなってきちゃっていつの間にか、、」

 

ディアボロ

「阿保か貴様はァァァァァーー!!」

 

ファク

「阿保とは何ですか」

 

ディアボロ

「分かる⁉俺はさ。確かに大きくしといてとは言ったよ⁉」

 

ファク

「はい」

 

ディアボロ

「でもさ⁉大きくしすぎたら国に目ぇ付けられるってわからない⁉」

 

ファク

「あっ。大丈夫です。国とは孤児を生まないための政策として提携しています」

 

ディアボロ

「ああ、、そう、、もういいや、、」

 

はぁ、、久しぶりにハジメたちに会いた、、まてよ?

 

ディアボロ

「ファク。ハジメと別れてから何日だっけ?」

 

ファク

「33日と8時間37分。今38分になりましたね」

「あとハジメの情報は今日着いたことがもう届いてますのでハジメのいる街へ行きますか?」

 

ディアボロ

「ああ、そうする」

「でもその間の管理は?」

 

ファク

「遠隔でやるために魔法具を買いました。だから問題ないですよ」

 

ディアボロ

「あと国との提携は適当なところで切っとけよ」

「余裕がもうなくなったとか言って」

 

ファク

「ああ、分かりましたディアボロ」

「じゃあ今度やっておきましょう」

 

ディアボロ

「よし!じゃあ行くぞ!」

 

そして俺たちはフューレンを出て、ブルックへと向かうのだった。

 

 

P.S.ブルックと聞くと骸骨が浮かぶのはなぜだろうか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロ

「よーし!やってきた!」

 

ファク

「はしゃがないでくださいディアボロ」

 

ディアボロ

「いいじゃんべつに。で?ハジメの宿は?」

 

ファク

「ああ、ハジメの宿ならこっちです」

 

そしてマサカの宿へと向かう途中にユエと、、変なうさぎに会う。

 

ディアボロ

「おおーユエじゃん。久しぶりー」

 

ファク

「私もいますよ」

 

ユエ

「ん。久しぶり」

 

???

「え?ユエさん。この人たち誰ですか?」

 

ディアボロ

「ああ。俺たちはハジメの友達。聞かなかった?奈落に落ちたのがもう一人いるって」

 

???

「ああ!ハジメさんが話してました!」

シア

「申し遅れました!私は兎人族のシアです!」

 

ディアボロ

「俺はディアボロ。で、こっちが俺のスタンドのインテルフェクトーレム」

 

シア

「インテル、、なんですか?」

 

ユエ

「インテルフェクトーレム。ファクが愛称」

 

シア

「へー!そうなんですね!」

 

ディアボロ

「じゃあおれハジメの所行くから」

 

ユエ

「ん。わかった」

 

シア

「分っかりましたー!」

 

ファク

「それでは」

 

そして俺たちはもう一度マサカの宿に向かい歩き出していく。



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再会

ハジメSIDE

 

ハジメ

「ユエ。ユエ?」

 

ああそうだ。今ユエとシアは外に買い物に行ってるんだ。

 

それにしても、、

 

ハジメ

「ディアボロはどこまで進んだんだろうなぁ」

 

俺はそのまま武器の制作に戻ろうとする。

 

が、部屋の窓が開き、誰か入ってくる。

 

ハジメ

「誰だ?」

 

???

「おっ!久しぶりー!」

 

誰なんだ?、、まさか、、

 

ハジメ

「ディアボロか?」

 

ディアボロ

「おう!」

 

ファク

「私もいますよ」

 

窓のそばにはディアボロとファクが立っていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロSIDE

 

さて。ハジメと会えたはいいが何を話そうか。

 

ハジメ

「お前、なんで来たんだ?」

 

いやなんでってそりゃあ、、

 

ディアボロ

「久しぶりに起きたらお前がいたから」

「それ以上でもそれ以下でもない」

 

ファク

「まあ実際は久しぶりに会いたいとか言ってたので私が居場所を教えたんですけどね」

 

チッ

 

ディアボロ

「言うなよ」

 

ハジメ

「ああ、そういえばユエとシアとは会ったか?」

 

ディアボロ

「会ったよ。下にいた時からユエは見てるしシアってうさぎも見たし」

 

ハジメ

「そうか、、」

「で、話は変わるんだが面白い性質でも持った鉱石とかないか?」

 

ディアボロ

「ある?ファク」

 

ファク

「あるにはありますよ。【飛石】と言って持っていると落下速度を下げます」

「まあ量は取れないからとんでもなく高額ですがね」

 

あれ?もうちょっといいの無かったっけ?まあいいか。

 

ハジメ

「え?買ったの?ダンジョンじゃなくて?」

 

ディアボロ

「おう。まあ俺たちギャング組織作って町一個乗っ取ったから」

 

神の使徒殺したのって、、まあ言わなくていいか。

 

ファク

「大きくしたのは私ですけどね」

 

ディアボロ

「だから余計なこと言うなって!」

 

ハジメ

「そうか、、」「いないと寂しいがいると疲れるな。お前たちは」

 

ディアボロ

「え?あんま驚いてないじゃん」

 

ファク

「多分驚きすぎて慣れたんじゃないですか?」

 

ディアボロ

「そーなーのかー」

「もうちょっと緩やかに言えばよかった?」

 

ファク

「多分整理出来たらまた驚くでしょうから大丈夫ですよ」

 

そうかー、、たぶんそれを見れないのは残念だなー

 

ハジメ

「で?ここに来た理由は?」

 

ディアボロ

「そんなものないッ!」

 

ファク

「せめてなんか考えてください」

 

ハジメ

「ファク、、お前も苦労してるな、、」

 

ファク

「あ、分かります?ディアボロは私にギャングの仕事も全部任せるんですよ」

 

ハジメ

「そうか、、まあ、頑張れ」

 

ファク

「はい」

 

結構意外と気の合うファクとハジメであった。



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ライセン大迷宮・序

ハジメと再会して二日後。俺たちはライセン大迷宮を探しに来ていた。

 

ハジメ

「それにしても見つからないな」

 

ディアボロ

「そうだよなー。どこにあるんだろうなー」

 

ハジメ

「そんな棒読みってことは知ってるのか?」

 

ディアボロ

「いやちょっと何言ってるかわかんない」

 

ユエ

「、、ファクはわかる?」

 

ファク

「私はわかりますよ」

 

ハジメ

「ならさっさと言えよ」

 

ファク

「ディアボロの意向で自力で見つけてほしいとのことなので」

 

ディアボロ

「そうそう。自力で見つけなきゃ意味ないじゃん?」

 

ハジメ

「ハァ、、もういい。今日はここで野営する」

 

ディアボロ

「分かった!じゃあお休み、、」

 

ハジメ

「待て待て待て!」

 

ディアボロ

「ーースーースーー、、」

 

ファク

「ディアボロはもう寝てますよ」

 

ハジメ

「クソがぁ!」

 

そしてディアボロ以外はハジメの飯を食って寝たのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ディアボロ

「あったーらしぃあーさが来た!」

「起きろーー!」

 

ハジメたちは渓谷中全体に広がるレベルのディアボロの声で起きる。

 

ハジメ

「五月蠅い、、朝からそんな声出さないでくれ、、」

 

ユエ

「そう、、」

 

シア

「私もそうして欲しいですー、、」

 

ファク

「私は別に問題ありませんね」

 

ディアボロ

「んーー、、無理!慣れろ!」

 

ハジメ

「ふざけるなぁ!」

 

シア

「そうでs、あっ!ちょっとお花を摘みに行ってきまーす」

 

ディアボロ/ハジメ

「「花?渓谷に生えて泣くない?」」

 

ファク

「ディアボロはもう少し隠語を知ったほうがいいですね」

 

ユエ

「、、ハジメも」

 

そんなことを話しながらしばらくするとシアのほうから声が聞こえる。

 

シア

「み、皆さーん!こっちに来てくださいですー!」

 

そのシアの大声に従って俺たちがそっちに向かうと、、

 

シア

「これを見てください!入り口ですよ!」

 

ライセン大迷宮の入り口が見つかった

 

____________________________________________

 

 

野宿中に起こったこと。

 

ファク

「ユエがハジメを好きなのは知ってるんですけどシアも好きなんですか?」

 

ユエ

「ん、、相思相愛」

 

シア

「私もハジメさんのこと好きですよー!」

「あんまりかまってくれませんけどね、、」

 

ファク

「そうですけ。ハジメも大変ですね」

 

シア

「そういうファクちゃんはディアボロさんのこととか好きじゃないんですか?」

 

ファク

「いえ。特にそういった感情は、、」

 

シア

「そうですかー、、」

 

ユエ

「、、そろそろ寝よう」

 

ファク

「分かりました」

 

シア

「おやすみなさいですー」

 

そして三人は眠りにつくのだった。




光輝アンケートはいったん終了。

此処じゃないけど活動報告でスタンドのACT2についてのアンケやります。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=295176&uid=418993

あと光輝に関して原作と同じタイミングで会いに行くから
結構後です。


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ライセン大迷宮・壱

俺たちはシアが見つけたライセン大迷宮の入口へ向かう

 

ハジメ

「ったく。なんでこんなに見つけにくいんだか」

 

ディアボロ

「別に意味はないと思うし、ここの制作者の意向なんじゃない?」

 

ハジメ

「だとしたら相当性格悪いぞそいつ、、」

 

そんなハジメの考えは入り口を見た瞬間確定する。

 

ディアボロ

「おい、、なんなんだぁ?これはぁ」

 

{おいでませ! ミレディ・ライセンのドキワク大迷宮へ♪}

 

ハジメ

「、、そうだな」

 

シア

「何って、入口ですよ! 大迷宮の! おトイ……ゴホッン、

 お花を摘みに来たら偶然見つけちゃいまして。いや~、ホントにあったんですねぇ、

 ライセン大峡谷に大迷宮って!」

 

ハジメ

「これは本物なのか、、?」

 

ディアボロ

「本物だろうな。オルクスの日誌に書いてあった名前と同じだから」

 

ハジメ

「しっかし、、なんでこんなにチャラいんだよ、、」

 

オルクス大迷宮はとてつもなくむずかしい迷宮だった。だが、、

 

ディアボロ

「こんな看板?見てると気が抜けてくるよなぁ」

 

ファク

「そうですね。ですがダンジョンの意味はこういう煽りに堪える精神力を鍛えるものなのでは?」

 

ハジメ

「そういう理由か、、いや、素でこれだったら失望もいいところだぞ、、」

 

シア

「でも、入口らしい場所は見当たりませんね? 奥も行き止まりですし、、」

 

シアが訝しみながら進むと、、

 

ガコンッ!

 

シア

「こ、これって、、」

 

ハジメ

「ああ、罠だな」

 

シア

「なんなんですかぁぁぁぁぁ!!もおおおぉぉぉぉ、、、、」

 

そういって落とし穴落ちてゆくシアを見ながらハジメは、、

 

ハジメ

「、、俺たちはゆっくり降りるか」

 

ユエ

「、、そうしたほうが絶対に良い」

 

ディアボロ

「そうだな」

 

そうして俺たちは下へとゆっくり降りてゆくのであった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

下に降りるとシアが矢で壁に磔になっていた。

 

シア

「た、助けてくださいですぅ、、」

 

ハジメ

「はあ、、」

 

そうしてハジメがシアを磔状態から剥がすと、石碑が現れ光がともる

 

{ビビった? ねぇ、ビビっちゃった? チビってたりして、ニヤニヤ}

{それとも怪我した?もしかして誰か死んじゃった?、、ぶふっ}

 

ディアボロ

「、、これは壊していいよな?」

 

ハジメ

「許可する」

 

ディアボロ

「【壊砲(かいほう)】」

 

呪文によって石碑は粉々になる。

が、、

 

{ざんね~ん♪ この石板は一定時間経つと自動修復するよぉ~プークスクス!!}

 

、、石碑の下にはまだイラつかせる文言が彫ってあった。

 

シア

「なにかあったんです、、か、、なんですか?これは」

 

そうして俺たちをイラつかせた文言は

全員が復活して待ってぶち壊してを一人一回してストレスを発散してから進むのだった




原作と入り方を変えてみました!


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ライセン大迷宮・弐

冷静に考えてみればライセン大迷宮は入り口の看板からは予想できないほど難関だ。

 

まず土地の特性で魔法が使えない。それだけでユエがほぼダウンに近くなっている。

 

次に基本力押しで来ていたディアボロは迷路という今までにないものに苦戦していた。

 

壁を壊しても直ってしまう。運が悪ければ通っている間に直り、

埋まるだろうことから壊して通れはしない。

ついでに無理してさっき壊砲を放ったため魔力もほぼ今はない。

 

そしてファクは一応固有能力として存在しているため、

魔素のないこの場では万全に力を発揮できない。

 

最後のハジメも魔物から奪った固有魔術の中放出系はほぼ使用不可。

纏雷も半減、シュラーゲンやドンナーなども同様に大幅に弱体化。

大迷宮じゃあ使い物にならないレベルまで下がっている。

 

つまりカギは魔力を要しないシアになるわけだが、、

 

シア

「殺ルですよぉ、、絶対、住処を見つけてめちゃくちゃに荒らして殺ルですよぉ」

 

ご覧の通りブチギレている。

 

ほかのやつが焦っているだとか、、怒っているだとかを見ると周りのものは逆に冷静になれる。

 

それを見て俺たちはシアとミレディに対してため息を吐くのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そうしてシアを宥めながら俺たちは道なりに進む。

 

、、と思っていた。

 

ガコンッ!

 

ハジメのほうから音がする。

 

俺たちは恐る恐るハジメのほうを向く。

 

するとハジメは(やっちゃった、、)みたいな顔をして汗を垂らしながら罠を踏み抜いていた。

 

ディアボロ

「何やってんだぁぁぁぁぁぁお前ええぇぇぇぇぇ!」

 

シャァァァァ!左右から槍が迫る

 

長刀のように、横凪で俺たちの首を刈り取るように。

 

ハジメ

「回避ッ!」

 

、、と思っているのか?

 

無機物なら、、

 

ディアボロ

「呑み込めるんだよぉぉぉ!【魂暴食】!」

 

俺のスキルが槍を飲み込む。

 

このスキルがなんで使えるか?俺の体を軸に回しているから何ら問題がないのSA☆

 

二枚の刃を呑み込み、少し安心するのもつかの間上方向に危険を感じ飛びのく。

 

避けた瞬間上からギロチンが落ちてくる。

 

ディアボロ

「うーん。これくらいなら喰えたな」

 

ハジメ

「じゃあなんでよけたんだよ」

 

シア

「ほんとですぅ!守れるんだったら守ってほしかったです!」

 

ディアボロ

「でもちょっとファクのほうが身長が高くて傷つきそうだっ、、召喚解除すればいいじゃん」

 

ファク

「確かにそうですね。じゃあ私帰りますので」

 

ハジメ

「そんなんでいいのか、、」

 

そうしてファクは帰っていくのだった、、

 

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やばい、並列作品に引っ張られてしまう、、

 

ここまでで気づいた人いるかもしれないけどファクは転スラのレインみたいな性格です。



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ライセン大迷宮・参

俺たちは罠にことごとくすべて引っ掛かりながら進んでいった。

 

ディアボロ

「なんでこんなに罠にかかるんだ?シア。ハジメ」

 

ハジメ/シア

「すみませんでした」

 

ハジメとシアは土下座して謝ろうとすると、、

 

ガコンッ

 

シアの頭を打ち付けた地点から異音が鳴る

 

ディアボロ

「ん?、、おい、、シア?」

 

ゴロゴロゴロゴロッガッゴロゴロゴロゴロ

 

坂道の上から金属の大玉が転がってく

 

ハジメ

「どうする?」

 

ディアボロ

「めんどいからハジメやってくれ、、」

 

ハジメ

「、、そうだよなぁ。いつもいつも、助けられっぱなしじゃあなぁ!性に合わねぇんだよぉ!」

 

ハジメは義手から機械音を響かせ、、殴るッ!

 

ゴオォン!

 

大岩とハジメは数秒拮抗する。

 

ハジメ

「ドラアアァ!!」

 

ハジメが裂帛の気合と共に左の拳を一気に振り抜いた。

辛うじて拮抗していた大玉の耐久力とハジメの拳の威力は、この瞬間崩れさり、

ハジメの拳に軍配が上がった。

 

ガアアァァァン!

 

そして、大玉は轟音を響かせながら木っ端微塵に砕け散った。

 

ハジメ

「ふう。これでいいな」

 

シア

「ハジメさーん!かっこいいですぅ!」

 

ユエ

「、、ん。すっきりした」

 

ハジメ

「ハハハ、そうだろう。これで次からは注意、、す、れ、ば、、」

 

ゴロゴロゴロゴロ

 

そんな音とともに次は酸を纏い転がる大玉が来る

 

シア

「、、ディアボロさん?奥から転がってきてる残りはどうしますか?」

 

ディアボロ

「フフフ、何を言っている?決まっているだろう。逃ーげるんだよぉ!」

 

ハジメ

「分かってたよ!」

 

その言葉に全員は動き始める。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

シア

「ハアッハアッハアッ!ハジメさぁん!私もおぶってくださいですぅ!」

 

ハジメ

「知るか!お前のほうが体力あるだろう!」

 

ディアボロ

「そうそう。ハジメの恋人はユエなんだから」

 

そんなことを話しながら走ると先に大きな空間が見える

 

ハジメ

「真下に降りるぞ!」

 

シア

「ハイですぅ!」

 

ハジメは一瞬でボードを作って乗り、俺とシアは滑り降りる。

 

そして部屋へと入る。

 

ハジメ

「ゲッ!」

 

シア

「やばいですよぉ!」

 

ディアボロ

「クハハハハ!死んだな!」

 

ハジメ

「馬鹿野郎!死ぬかよ!」

 

ハジメはアンカーを壁に打ち込み引っ張られていく。

 

大玉の融解液が飛んでくるが、、

 

ユエ

「【風壁】!」

 

ユエによって防がれる。

 

シア

「ハジメさあん!私も助けてくださいですぅ!」

 

ディアボロ

「ならおれは天職の特性を使うかなぁ!【堕天熾】」

 

背中から黒と白の混じった天使の翼が展開される

 

そしてその翼で飛びシアを拾ってハジメのほうへと向かう。

 

ハジメ

「、、そんなスキル持ってなかったよな?」

 

ディアボロ

「持ってないさ。堕天熾としての能力として翼があるだけだからな」

 

ハジメ

「それは、、もういいか。それより、、」

 

ガシャリ、ガシャリ

 

部屋に会った鎧が動き出す。

 

ハジメ

「これを殲滅しないとな」

 

ディアボロ

「さっき任せたし俺やろうか?」

 

ハジメ

「これにもできるのか?なら頼んだ」

 

ディアボロ

「うーい。じゃあ、、【空間捕食】」

 

空間の一部から何もかもがなくなり、そこにすべてが引き寄せられる。

 

それによってすべての機体は、、ぐしゃぐしゃの一塊となる

 

ハジメ

「すぐに終わったな」

 

ディアボロ

「いや。すぐに起きるだろう。早くいかねえとだな」

 

シア

「マジですかぁ⁉あれに耐えられる鎧なんて倒せっこないですよ!」

 

ディアボロ

「うるせえ!だからさっさと行くんだよ!」

 

そうして俺たちは最後の扉へと入ってゆく



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