ドラえもん 荒廃した世界でキミとシアワセになるためにワタシは時をかける (いちご大福ニャンコ)
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荒廃した世界で
1話 〜キミと僕/俺の出会い〜


初投稿 やり方模索中
初投稿です失礼します。予定ではドラえもんに聖杯の泥(fate)とシガイ(ff)をご都合主義で合わせるつもりです。本来のドラえもん感がないので、オリジナルにしようか迷ったのですが、あとからドラえもん時間枠に突入する予定です。本来のほのぼのしたドラえもんはありませんご注意ください
アンチ・ヘイトはまだですが念のため。その回には⚠印つけますね。
男女のオリ主です
視点が変わったりする…予定…です
書いてて思ったのですが、聖杯の泥とシガイは原作と少し違う感じになっちゃいました…突っ込みどころがあると思いますがイメージ程度でお願いします
あたたかく見守ってくれると嬉しいです



Are You Ready?


 時は2XXX年 高度な文明を築いていた人類たちは突然現れた"泥"と共に現れた化物達によって滅亡する寸前であった。街の一部には精霊の結界が張られたが、倒壊した建物や廃ビルが並ぶ廃都市となり、人口は全盛期の三分の一にまで減った。生き残った人々は化物に見つからないようにひっそりと結界内の廃都市で暮らすようになったり、楽園を探すと言い旅に出て戻ってこなかった者もいる。今日笑いあったヤツが明日には居ないなんてこともザラだ。

 

ここで現在分かっている生存者の共通認識を教えよう。まず、泥に触れた生命はみな発狂して断末魔の叫びを上げ絶命し、次の瞬間には泥を浴びて血肉を求める化物に成り下がる。人間や動物などの生物、無機物、目についたものに容赦なく襲いかかる狂暴な性質である。そして傷を負わされたら最後徐々に理性が削れていき個体差はあるものの同じ化物"シガイ"になる。

 

生き残った学者だったもの、研究者気質なもの、この世界を変えたいものは文明の残った設備で研究をしたがシガイは眠らないで活動することと、傷をつけられたら最後泥に侵食されてしまい、一瞬あるいは時間をかけて侵される。さらに元には戻らないという絶望的な事実を突きつけられた。さらに分かったことだが、生物の心臓に位置するところに心臓ではないどす黒いナニかがあるということが解剖して分かったことらしい。それがわかるまでに数々の犠牲を出したが

 

次に精霊について教えよう。精霊とはめったに姿を見せない者たちだが、世界が終焉に、滅びに向かっていることに気づいたのか空間の精霊が各廃都市に結界を張ったという伝説が残っている。力を使いすぎて休眠しているらしい。これが約100年ほど前の出来事で当時の科学では証明できなかったんだと。

 

これが僕たちが知るのセカイの常識。僕らはシガイに見つからないように息を潜めて今日明日を生きている。しかしこの廃都市にも魔の手が迫ってきていて、日々増えるシガイ。狩られていく生物。変貌する生物だったモノ。負の連鎖である。

 

 

今さらだが僕の名前は宵闇(ヨイヤミ)という。俺は記憶がすっぽりとないけど、気づいたときにはずっと一緒にいる女の子がいる。しかしお互い名前が無かったため、僕たちは互いの名前をつけた。彼女の名は雫(シズク)。絶望しかないこの世界で俺の心に潤いを与えてくれたからそう名付けた。

幸い僕は空間認識能力が高く建物の中や、建物の外、シガイと、どこに何があるか頭の中に浮かび上がってくるというちょっと他の人よりも生き残れる程度の能力を生まれつき持っていた。まぁそのせいで気味悪がられて集団で生活している人々の輪の中に入れなかったんだけどね!悲しくないよ…だってそのおかげで雫と出会えたんだ!!雫だけが僕のことを気味悪がらないで受け入れてくれたんだ!!雫がいない世界に意味なんてない雫以外何も、何も望まない。いつかシガイの脅威にさらされない僕と雫の理想郷をつくる。僕は雫を守り抜きともに生きると雫に誓った。

 

 

しかしシガイは増え続け結界の力も弱まり活動範囲も狭められてきていた。このままでは雫を守り切ることができないと思い、悩み雫には心配してついて来られたら元も子もないと思い雫を結界内の廃ビルに隠した。僕はDoctorMADがいつかあった時に言っていた「俺様の拠点はあの館だ。俺様の実験に参加してぇヤツは来いよぉ あ"?そりゃぁ 完全自己責任だろぉがキヒヒヒヒ」場所を思い出しながら廃都市の結界外の自らの拠点とは反対の館に足を進めるのであった。

DoctorMADは「新しい実験体ダァ 楽しませろヨォォもっともっと俺様を!!」と狂喜乱舞していたが僕はそれを無視した。「さっさとおわらせろ」と泥ほどの濃度はないシガイの持つ細胞を移植し、シガイに対抗する力を得る実験に参加して無事にシガイに対抗する力を得た。が、しかしシガイの凶暴な性質は雫への狂愛へと変化していて気を抜いたら雫のことしか考えられなくなりそうだ♥まぁ理性で無理やり押さえつけるんですけどね

 

 

 

 

「ヨミ?どうしたの?ぼーっとしてどこか悪いの?」

気づいたら雫を回収して雫との愛の巣である拠点に帰ってきていた。

「ヨミから甘い香りがするいい匂い…♥」

んん〜そんな甘く蕩けた顔しちゃっても〜可愛いなぁ

「ふふ、そうかな?僕には分からないや。しーちゃんずっと嗅いでていいよ♥」

嗚呼雫だ。まてまだその時じゃない我慢だ。あぁ…美味しそう(ジュルリ)無防備に近づいてきちゃって?上目遣いで見てきて?ウルウルお目々がとってもかわいいよ

もういいよね?いや、まだ早い。と脳内会議をしていたらMADに言われたことを思い出した「お前の肉体構造は異常だ。生きている体と相容れないシガイの細胞をこんなアッサリと取り込んじまうなんて、他の奴なら即座にお陀仏なのによぉ」「あとオマエの体からは常に生物もシガイも好む匂いがでてるなぁ キヒヒッシガイにとってはさぞご馳走ナンダロウナァ  クックックッ」

ああ、雫がもっと好きになってくれてこんなにも可愛く蕩けてくれるならば俺は人間じゃ無くなったとしても、

シガイに狙われても大丈夫だよ。僕が守ってあげるよ。愛しているよ雫♥




まだこれだけじゃドラえもんどこや!?ですよね
もう数話お待ち下さい


主人公(宵闇)と女主人公兼ヒロイン(雫)ちゃんのビジュアルは個人でイメージお願いしますm(_ _)m

好評でしたら続けます?


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