誇り高き竜狩りの民であるボクたちが、つよつよ過ぎる雄様に角を折られてデカ乳ぷにあなに変えられてしまい肉輪躾けで大惨敗♡ 最高のマゾアクメヴォイスを、おおいに奏で尽くしちゃうヤツ (デイジー亭)
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プロローグ

 儀式は常に厳かに。巫女に対するは二人の益荒男……ゾマケーマの狩りにおいて、挑むは常に二人。それ以上の数で竜に相対することはない。竜狩りに足手まといは要らぬ……対の傲岸不遜が、それを態度と表情で表している。片や、野趣を示す褐色肌に黄金の獅子髪(ライオンヘア)。片や、冷徹さを示す白皙に白銀の総髪(オールバック)。雄らしさ溢れる肉体美を傲然と晒し、託宣を待つ。

 

「照らし導く汝。我らゾマケーマに於いて最も猛き角よ。マオに剣と烈陽の輝きを」

 

「ありがたく」

 

「支え助ける汝。我らゾマケーマに於いて最も冴えわたる角よ。ケルマに杖と凛月の閃きを」

 

「承りました」

 

 甘く蕩けるような声。たどたどしいながらも、その響きに宿る真摯は部族の巫女の長として相応しい物。古き傷痕……まっすぐに伸ばした真紅の髪の間に見える、痛々しい二つの断面。二メルトルを超える長身から、彼女を見下ろす二人の視線にも嘲りなどはない。見上げるルビーを見つめる瞳も、祝福を受けた武具を受け取りながら答える声も真剣そのもの。正真正銘の強者の姿。竜狩り人として、正しい姿である。

 

「マオや。ケルマや……努々忘るるな。竜の爪牙の恐ろしさを。その焼き滅ぼす息吹の凄まじさを」

 

「巫女頭様。わかっておりまする……その角に刻まれた痛みを、我らが味わうことは無いと誓いましょう」

 

「先人たちには、可哀そうなことをしました。ボクたちがその悪しき連鎖を断ち切ります」

 

「良い、よいのじゃ……我らゾマケーマは、地上で最も強き生物である竜と共に生きる民。祖たる者たちが辿り着いたこの地では、弱きことこそが罪。……儂らの、ようにのう」

 

 古き旧き強き角。今は弱きその身は、彼らが産まれるずっと昔。このように祝福の儀を受けて、逞しき体躯を意気揚揚と踊らせていた。だが……その身体に、もうその名残は宿っていない。巫女の折れ角は、烙印にして警告なのだ……それを見て、同じ轍を踏まぬための。強靭なるゾマケーマの益荒男は、誇りそのものたるそれを失うと共に変じる。かつての長身は、今や140サンチにも満たぬ。

 

「汝らの父親たちも、今はもう儂らと同じ。弱き身を捧げ、次代の益荒男を育むことしか出来ぬ……そうならぬよう、気を付けるのじゃぞ?」

 

「はい。父たちは素晴らしい竜狩り人であったと聞きます……それが今は、あんな姿に」

 

「許せぬ。竜め……! 仇を討ったとは言え、まだ昂りが収まらぬ!」

 

「あっ♡ こ、これぇ……♡ まだ、はやぃのじゃぁ……♡」

 

 それ故……ぎゅうむ、と逞しい手で握りしめられても弱弱しい声しか上げられぬ。ただ媚びた目線でその対照的な色髪と、その間からそびえる雄々しい角。それを見上げて、慈悲を乞うしか出来ぬ弱き者。その儚き身を、強者に弄ばれることしか出来ぬ存在に。角を折られたゾマケーマは、その存在を変えてしまう……強者たる雄に、従う者へとなってしまう。釣り目がちな瞳が、媚びて目じりを下げるほどに。

 

「おや、巫女様。マオに何か文句でも?」

 

「ひあぁぁんっ♡」

 

「少々早いだけではないか。雌の癖に生意気な」

 

「ひん、ひぃん……♡ も、申し訳ありませぬのじゃぁ……♡」

 

 ぎゅうぎゅうと、嗜虐的な光をルビーとサファイアに宿した益荒男たちに片方ずつ。柔らかさを楽しまれても文句の一つも言えはせぬ……小さな身にブラ下げた、大きな肉塊。縮んだ身長と雌を主張するそれのサンチ数はさして変わらぬ。それを握りしめられるたびに、爪先が持ち上がるほどの……雌の象徴にして弱点。乳肉握りにて言い聞かされてしまう。嘲りは無い……有るのは、強者たる雄の当然の権利。

 

「ああ、楽しみだ……やっと味わえる」

 

「はひっ♡」

 

「長年巫女頭を務めるあなたも、ようやくマオに有効活用してもらえますね。楽しみでしょ?」

 

「ああっ♡ されてしまう♡ 儂の代の、巫女頭のようにぃ……♡ 猛々しい益荒男に、滅茶苦茶にされちゃうのじゃあっ♡」

 

「か、カルミアぁ……♡」

 

 思わず甘い声を上げてしまう……強きゾマケーマの雄。その中でも今代で最も強き雄たちは、決して容赦をしてくれぬだろう。雄だった頃の我らのように……見事討ち果たせば、そうなってしまう。彼女は、巫女頭の任を解かれる。幾星霜もの間、捧げ続けてきた祈り。不特定多数へのそれから解放されて、そして新たな務めへの期待に上ずる声。そして、我が身も……♡

 

「ケルマよ。俺ばかりもらう訳にも行かぬ……貴様にはこちらを」

 

「ふぎゅぅっ♡」

 

「ふふ、ありがとうマオ。いいかな、アオルス?」

 

「わ、わかっ♡ わかりましたぁっ♡」

 

 ひっ掴まれ低い声で脅し付けられるだけで、甲高い声で鳴いてしまう♡ 申し訳程度に着せられた、巫女の衣装。こんな布きれでは、この淫らな身を隠すことが出来ぬ♡ ぴらぴらとめくられる乳布と、ぷにあな隠しのまんこ布♡ 露わになった淫肉にあつぅい雄視線を注がれるだけで、巫女を卒業するための準備♡ 淫蜜とぷとぷ♡ 垂れ流してしまうぅ……♡

 

「では行ってくる。行うがいい、戦勝の祈願を」

 

「巫女としての、最後の祈願ですよ? 強き雄であるボクたちを励ましてくださいね」

 

「「はひぃ……♡」」

 

 自らが竜に負けることなど一切考えていない、傲岸不遜なるご命令♡ 今まで我らが祈りを捧げてきたどの雄よりも、期待を抱かせる……今度こそ、今度こそ我らは巫女の務めを終えられる。そして本懐を遂げられると、その態度が語っている。なればこそ、此度の戦勝祈願はとびっきり♡ 紅と蒼の色髪ならべ、透き通るように白い肌。とびっきりの彼らの報酬を、淫らに見せびらかさねばならぬ♡

 

「ど、どうぞっ♡ ごらんください、なのじゃぁっ♡」

 

「拙らの、たぁぁぁっぷり♡ 実り尽くした雌の証……♡」

 

「皆が欲しがり揉みまくるせいで、このように♡」

 

「とろたぷに、解されきってしまったぁ……♡ ほらっ♡ ほらっ♡」

 

 二人並んでたぽんっ♡ だっぽぉんっ♡ と踊らせる、小さな身体にブラ下げた大きなもの♡ ゾマケーマで一二を争う我らのおちち♡ 巫女頭よりも些か小さい我が身でも、一メルトルを優に超える♡ 雄たちの垂涎の的……♡ 布越しならば誰でも揉める故、長き任の間に解され切ってしまっている♡ だが生で揉めるのは、真なる強者だけ♡ ぴらぴらと舞う乳隠し布の下に、二人の眼は釘付け……♡

 

「うおお、でっ。か……! さ、さすが巫女頭とその補佐」

 

「すごいよね。他の巫女たちとは、乳の大きさからして違う……」

 

「んっ♡ ふぅっ♡」

 

「ほっ♡ ほっ♡」

 

 ぎらぎらと欲望に煌めく、雄目線♡ さらにお褒めの言葉を頂き、我らの乳捧げの舞は加速する♡ 冷静な振りをしても、下穿きの盛り上がりでわかる……♡ 我らを手に入れるために、幾多もの雄が竜へと挑んだのだ♡ 我らの角を圧し折り、敗者へと貶めたあの竜に……だぽんっ♡ だっぽぉんっ♡ と振りたくる乳は、かつての我らの価値と同量の重さ♡

 

「やはり……強敵なのだな、我らが挑む竜は。あの乳の弾み具合と来たら、『蛇毒竜』のルクティとミルスの祈願とは比較にならぬ」

 

「『剣鎧竜』のドレクとアレスともね。あのコンビを下した竜も、大したものだったけど……格の違いがわかる」

 

「と、当然ではないかぁっ♡ あやつらは、折れてから二十も経っておらぬっ♡」

 

「数百の時を跨いだ拙らとは、訳が違うっ♡ 一緒にされては困るぞっ♡」

 

 二人がごくりと飲む生唾と、彼らが今まで屠った竜と……それに雌にされた巫女の名。彼らが所有権を持つ、極上の強かった雌。だが我らの角を折った竜は別格……故に我らは、永い時を巫女として過ごした。むちむち♡ とぶっといふとももに指を滑らせ、後ろを向く。叩き甲斐のあり過ぎる尻肉を見せびらかしながら、その決意を問う。永く巫女を務めた証の、我ら雌の命と共に♡

 

「汝ら、欲張りじゃのう……儂らを手に入れるためには、討ち倒さねばならぬ」

 

「遥か昔。最も猛き角と呼ばれた拙らの角を圧し折った、あの憎き邪竜」

 

「『灼炎竜』のカルミアとアオルス。汝らに挑む覚悟はありや……♡」

 

「引き下がるなら、今のうちだぞ……♡ 弱き竜を屠り、手に入れた格落ち巫女どもで満足しておくがいい♡」

 

「「……」」

 

 ふぅりふり♡ とケツ振り挑発♡ 最終確認だ……意を示せば、後戻りはできない。今まで我らを手に入れようと望み、角を圧し折られて雌と化した先達のように。かつて最強と呼ばれた我らを打ち倒した竜に、挑まねばならない。そうせねば得られぬのだ、強き者にしか我らの身は預けられぬ♡ 宝石を編み込み足首まで伸ばした、手入れを欠かさぬ艶っつや♡ 真紅の長髪と蒼銀の三つ編み振って挑発継続♡

 

「示せ、汝らの決意を。儂らを打ち倒した竜に、挑むか否か」

 

「今まで何人もの益荒男たちを、雌にしたかの竜を。倒す自信はあるかな……?」

 

「「当然ッ!!」」

 

「「きゃっひぃぃぃぃんっ♡♡♡♡♡」」

 

 ぱん、ぱぁんっ! と高らかに打ち鳴らされる我らの尻肉♡ ぶるぶるぶるっ♡ と震えるそれに、刻まれた決意……♡ 逞しい雄手形は、戦勝を誓う印♡ 今までのどの誓いよりも熱く、強き打撃は我らに思い知らせた♡ 此度の挑戦者たちは、今までの弱き者たちとは違うと♡ がくがくがくっ! と膝がすくみとぷとぷ♡ 淫蜜垂れ流すほどの、雄々しさを感じさせられてしまう♡

 

「待っていろ。絶対に討ち果たしてみせよう」

 

「き、期待っ♡ しているの……んっぎゅっ♡」

 

「ボクが居る限り、マオに負けは無いよ」

 

「はぅ゛ッ♡ はぁ゛お゛ッ♡」

 

 あまりの期待に崩れ落ちそうになった我らの小さな身体を、乳掴みでむんぎゅぅ♡ 吊り下げるあまりの不遜♡ 絶対に我らを自分の物にして見せると、さらに誓ってみせる二人♡ こ、こんな逞しいことをされるとはっ♡ あまりの雄性に、我らはしたことのない祈願をしてしまう♡ ぱっかぁぁ……♡ と地面に着かぬ短い脚を水平に開き、乞うてしまう♡

 

「こ、ここをっ♡ 見事汝らの物にしてみせよぉ……♡」

 

「拙らのおなかに♡ 強き精をどちゅどちゅ♡ 叩き込んで欲しぃぃ……♡」

 

「任せるがいい。帰ってきたら、孕ませてやろう」

 

「次代の強者。あなたたちの初子をね」

 

「「ふぎゅっ♡♡♡」」

 

 ああ、孕みたいっ♡ 雄様の強き精を、この弱き身で受け止めたいっ♡ 雄だった頃は逆であった♡ でも、今はそれが自然♡ 逞しい身体で押しつぶされて、おなかをほぢくり回されるの我慢できぬぅ……♡ 手をぱっと離され、地面に落ちて。堕ちたる強者たる我らが二人揃って益荒男たちに捧げるは、巫女として当然の所作♡

 

「お利口さんに待っててくださいね?」

 

「わかりましたぁ……♡ 拙らは待っております♡」

 

「胎をほぐしておけ。その弱き身では、受け止めるのにも難儀するであろう」

 

「お帰りを、お待ちしておりまするぅ……♡ 儂らを、飼ってくだされ♡」

 

 それは……ちっちゃな身体を折り畳み、必死に頭を下げて。髪を地面に垂らし、たぷむにゅう♡ とデカ乳床で押しつぶす飼い雌乞い(ドゲザ)♡ 我らを飼うために、我らを打ち倒した竜に挑むことを決めてくださったつよつよ雄様♡ それを雌として当然の態勢で見送ることにより、戦勝祈願は完遂される……我ら巫女こそは、強者に捧げる戦利品なのだ♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「……行ったのう」

 

「彼らは、勝てるだろうか」

 

「さて、のう……? だが、今までの誰よりも期待が持てるぞ♡」

 

「前の時も、そう言っていた気がするが」

 

「何度目かも、もうわからぬ……だが、今度こそ」

 

「カルミア……」

 

 決意を秘めた益荒男たちが去った後。ゆっくりと頭を上げると、逞しい背中が遠く映る。幾たび、強者の出発を見届けたであろう……? もう数えて居られぬほどに、我らは彼らの戦勝を祈願した。我らを囚えて離さない、時のくびき。かつて祖先たちが残した祝福と呪いは、我らに年月の流れを忘れさせた。余程のことがなければ、生命力の高い我らは死ぬことさえ出来ぬ。

 

「アオルス。そう悲観するでないよ……彼らの身体を見たであろう? 古傷の一つもありはせぬ」

 

「そうだな、今までで最も強き雄だろう。だが……あの時のキミと拙。それよりも強いだろうか」

 

「強いであろう。きっと……我が月よ。たまには未来を信じてみよ」

 

「酷なことを言う、我が太陽……拙は、無謀なキミをこの冷徹さで支えるのが仕事だっただろう」

 

 数百年前。我らは敗北を喫した……灼炎竜の恐ろしさを思い出したのであろう。向かい合うちいさな身体が震える……先ほど感じた昂りをかき消すほどに、恐ろしい強敵であった。我らゾマケーマの始祖が、我らに残したくびき。それはかつて凛々しく明晰だった青年を、恐怖におびえる弱き存在へと変えた。その名残は、蒼い髪色と知性が閃くサファイアだけ。

 

「古の時代、神と結ばれた盟約。儂らを弱き雌へと変えた、祝福にして呪い」

 

「竜と戦う力を得る代わりに、敗北が許されない。そして……一度負けたが最後。永遠に、それを味わい続ける」

 

「彼らが儂らを解放してくれること。信じておるよ……ああ、疼くのう。折られた角が疼きよる……」

 

「……拙もだよ、痛い。痛すぎて……キミの昔の姿も、もう思い出せないや」

 

 己が身をぎゅぅと掻き抱く。かつて身に宿した力はそこに無く、強靭な筋骨を宿した自慢の体躯も縮んでしまった。今では、140サンチもない。みっしりと蓄えたそれは、たっぷりとした雌としての弱さに変わってしまった……逞しさが縮んだ分の肉は、淫らな脂肪に変わった。かつて最強の雄だった我らは、最弱の雌へとその身を変じた。ずきずきと痛む角名残が、我らを苦しめ続ける。

 

「ふふ、昔は颯爽と歩いていたのにのう?」

 

「今では、ゆっくりと歩くのが精いっぱい。重すぎるよ、雌の身体は」

 

「邪魔なものばかりが、ついておるからのう!」

 

「救いはキミの明るさだけだよ……拙の太陽よ」

 

 そして……我らを苦しめる邪魔な物は一つだけではない。ちょっとひっ掴まれるだけで、淫らな喘ぎ声が零れる雌の証。足元が見えぬほどの二子山は、我らの身をその重量でふらつかせるし……逞しい雄指が、埋まって見えなくなるほどに大きい。太腿も太すぎるし……向かい合うかつての相棒の尻肉も、正面からハミ出て見えるほどに大きい。そして。

 

「儂を支える月よ。彼らが狩を終えるまで、何をしようか」

 

「そうだね、今日は……ひんっ♡」

 

「あ、アオルス。ひゃうっ♡」

 

「巫女頭様。至急お耳に入れたいことが」

 

「な、なんじゃぁぁ……♡」

 

 和やかな会話の最中に乳を引っ掴まれても♡ 文句の一つも許されぬぅ……♡ 雄ならば布越しなら誰でもひっ掴んで良い、柔らかに過ぎる雌肉♡ 弱みその物を握られて、相方と共に喘がされる♡ 巫女頭様などと呼ばれていても、雄だった時ならば歯牙にもかけぬような雑魚雄にも弄ばれてしまう♡ 我らは失ってしまったのだ、角と共に……全ての権利を。

 

「まずは外に。こちらです」

 

「はひっ♡ ふきゅぅっ♡」

 

「せ、急かすでないっ♡」

 

「申し訳ありません。我が嫁は、どうも……こうですので」

 

 巫女の装束さえ挟めば、雄ならば我らの媚肉を幾らでも楽しんでよい♡ 引っ掴まれたデカ乳を相棒とともにぐにゅぐにゅ♡ されながら、室内より引っ張り出される♡ 堪らずくちびるを尖らせると、じゃらりとそやつが鳴らす鎖の先には……そやつが勝ち取った雌の姿。角を折った竜を打ち倒せば、戦利品として得られるのだ♡ 飼い雌として、かつての強者を……♡

 

「だんなさまぁ……♡」   

 

「リューシス。貴様の乳は小さすぎないか」

 

「ごめんなさぁい……♡ わたし、よわ雄でしたからぁ……♡」

 

 一糸も纏うことも許されぬ彼女が、飼い主たる雄に捧げる視線。己を打ち倒した竜に勝った雄。角を折られればすなわち敗北であり、折った者には逆らえなくなるのが我ら。故に、竜を討てば手に入るのだ……絶対服従。その全てを勝者に捧げる、何をしても良いまぞ雌が♡ 恋媚びた目がうっとりと潤み、それに見上げられることこそ雄の悦び♡

 

「ふむ……もっと強い竜を倒さねばな」

 

「はいっ♡ だんなさまなら、出来ますぅ♡」

 

「ふふ、かわいいヤツだ。もっと孕ませてやらねば」

 

「あっ♡ おなかっ♡ もういっぱいなのにぃ……♡」

 

 よわ雌となった我らは、自らの所有物に全ての雌忠誠を捧げてしまう。それは、身体の機能ですらも……♡ ぼてっ♡ と大きく突き出したおなかは、小さな身体には似つかわしくないほど大きい……一人や二人ではない。少なくとも、三人以上は孕んでいるであろう♡ だが飼い主が望めば、それ以上に……♡

 

「今夜も仕込んでやる。いいな?」

 

「……はい♡ わたしの赤ちゃん部屋ッ♡ どちゅどちゅ♡ ブッ叩いてぇ……♡ だんなさまにお貢ぎするたまご♡ ぷりゅぷりゅさせてくださぁい♡」

 

「寝られると思うなよ」

 

「ああっ♡ 幸せぇ……♡ 今日もハメ潰してもらえますぅっ♡ ブッ濃いちんぽ汁どぴゅどぴゅしてもらって♡ おなかがまた重くなっちゃうっ♡」

 

「「ごくっ……♡」」

 

 子宮を飼い主ちんぽで脅し付けられれば、妊娠していても排卵してしまう♡ ただでさえ重い雌の身体を、思うがままに重量を加算されても逆らえぬ♡ むしろ、最高の幸福だと認識してしまう……♡ それが雌となったゾマケーマの末路♡ かつて在った強さを全て雄に都合が良く変えられてしまった、彼女……それを見ると、我らの胎まで疼いてしまう♡

 

「おっと……巫女頭様たちの繁殖欲求を煽っている場合ではない。こちらです」

 

「あ、煽られずとも♡ そんなに歩かされたら、胎が疼いてしまうじゃろ♡」

 

「目に毒だぁ……♡ だから、外には出たくなかったのにぃ♡」

 

「んじゅるっ♡ じゅる♡ じゅるっ♡」

 

「お゛~~~~~っ♡ お゛ッお゛ッ♡ お゛~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 疼きはどんどん加速していく……乳を二人仲良く引っ掴まれながら、歩かされる間中♡ 集落のそこかしこで行われる淫宴に、目が釘付けになってしまう♡ おくちで飼い主に奉仕する者、ちんぽケースとしてハメたまま持ち運ばれる者♡ 竜を狩ることは、危険を伴う……生まれ落ちた時は皆、雄として生を受ける。だが、その九割は戦ううちに雌へと変えられてしまう♡

 

「んっ♡ ふぅっ♡ だんなさま、気持ちいいですかぁ♡」

 

「私たちのおちち奉仕♡ たぁくさん♡ 味わってください♡」

 

「誰のおなか、今日は使いますか♡」

 

「まだ、一人しか仕込んでもらってないぃ……♡」

 

「こら、喧嘩をするな」

 

 深刻なる雌余り。故に数少ない強き雄は、幾らでも雌を侍らせることが叶う。四人掛かりのおちち奉仕を、贅沢に味わう者……我らを打ち倒した竜よりも、はるかに弱い竜。それを打ち倒すだけでも、幾らでも雌を飼えてしまう……あの二人は、久方ぶりの挑戦者であった。かつての我らのように、満ち足りることを知らぬ貪欲の化身。

 

「おや、巫女頭様。おい、独り占めはズルいぞ」

 

「きゃぅ゛ンッ♡ ンッギュッ♡」

 

「補佐殿も、ご機嫌麗しく。うおっ、やっぱりデケぇ」

 

「ひぁ゛ぅ゛ッ♡ あ゛ンッ♡」

 

 何せ……我らの身体を弄ぶだけなら、雄ならば誰でもできるのだ♡ 我らが乳を掴まれ歩かされているのを見て、近寄ってきた雄たち♡ 身体中をむんぎゅぅ♡ 握られ、さすさす♡ と撫でられてきゅっきゅっ♡ と摘ままれて♡ 孕ませることだけは、強者たる特権であるが……布さえ挟めば、どんな粗相をしても許されてしまう♡

 

「やっぱりスゲーよな。あいつらが独占したがるのもわかるぜ」

 

「偉業を成し遂げられるさ、ヤツらなら……今のうちに楽しんでおこう」

 

「レリューみたいに、誰でも自由にコキ使えるわけじゃないからなぁ」

 

「アイツも可哀そうだよな。まぁ、しょうがない。弱いのが悪いんだ」

 

「「ふぁっ♡ ひぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」」

 

「ぉ゛~~~っ……♡ ぅ゛ぉ゛~~~~っ……♡」

 

 我らは強かったからこそ、手慰みに弄ばれ淫らな喘ぎを搾り出されるだけで済んでいるが……弱者中の弱者など、悲惨に過ぎる。彼らが我らにイタズラしながら眺める先。虫のような微かな喘ぎ声を零すは、竜を一匹も討ち果たせず終わってしまった者……広場の中央に繋がれた、集落で最も弱い彼女は誰でも使ってよい。誰にも勝てなかったから、何一つ拒むことが許されぬ。

 

「でもちっちゃいからなぁ。不安になるぜ」

 

「アイツ、今何人分孕んでるんだ……?」

 

「さぁ。まぁ孕みすぎで死んだ雌は居ないらしいから、平気じゃないか?」

 

「げ、限度と言う物が♡ あるじゃろぉ……♡」

 

「強く生きてくれ、レリュー……♡」

 

 『弱者』、『ご自由にお使いください♡』などと落書きされ、共用便所として設置されている彼女。まんぐり返しの姿勢で固定されたその、おなかの膨らみと来たら。誰に排卵を促されても、素直に卵子を貢いでしまうせいで凄まじい大きさとなってしまっている。強くなる前に雌となったせいで、乳も尻も小さいが……そこがソソるという雄も多いようだ。出産数は、この集落の誰よりも多い。

 

「まぁレリューのことはどうでもいいとして……巫女頭様。アレを」

 

「ふぁ゛ぁ゛ンッ♡ あ゛ンッ♡ あ゛ぁ゛ッ……あ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「おいお前ら、弄るのは補佐殿にしとけ。巫女頭様、のけ反りイきキメてるじゃねぇか」

 

「しょうがねぇな……」

 

「ひぁ゛ッ♡ ふぉ゛ッ♡ お゛ッ♡ ほぉ゛ォ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 ば、馬鹿垂れッ♡ 乳首をかたっぽこりこり♡ もうかたっぽしこしこ♡ おまけにクリをきゅっ♡ きゅっ♡ とシゴかれたら、アクメキメるに決まってるじゃろ♡ その想いが通じたのか、標的が相棒に移った……うおっ、一人に集中された分ひどい♡ おしり穴にまで布地をエグり込まれてぐぅりぐり♡ 怜悧な美貌が台無しの、くちびる突き出しオホ声アクメ♡

 

「いやいや巫女頭様。補佐殿に見惚れている場合じゃないですよ」

 

「後で同じヤツしてあげますから、あっち見てください」

 

「しょうがないのぉ……儂、相棒の媚態を鑑賞するのだぁいすき♡ なんじゃが♡」

 

「せ、拙もぉ……♡ 我が太陽が無様にイき散らすのすきっ♡」

 

「うーん、仲良し……? ちょっと疑義があるな」

 

「いいからあっち見てください」

 

「むぅ……あ、あれはっ!?」

 

 まこと愛いヤツよ♡ 昔っから、クソ硬い絆で結ばれておるのだ我らは♡ それに疑念を挟むとは、とんでもないヤツらよ……思いつつ、集落の入口よりやや先。うっそうと茂る森の景観に、混ざり込んだ異物。灼けた肌の色を大胆に晒した、ゾマケーマでは無い角を生やした存在。あれは……もしや。ぞくぞくと、背筋に走る悪寒。戦いから離れ忘れていたはずのそれは、恐怖。

 

「鬼人……オーガですよね? アレ。何かこの集落に用でしょうか」

 

「凶悪な種族ではありますが、単独……攻め込むつもりではないと思いますが」

 

「お、おぬしら目が腐っておるのかっ!? あれはただのオーガではない……上位鬼人じゃっ!」

 

「あの呪印の数……アレが飾りじゃないなら、高位の竜に匹敵するね」

 

 のんきな声を上げる雄共を一喝する。幾星霜もの時を生きた我らでなくとも、あの危険性はわかるはず……! 赤銅色に刻まれた、夥しい数の力ある印。鬼人特有のそれは、その力量を示す物。身の丈を超えた量の呪印を刻んだ場合、制御を失い暴走してしまうから。二メルトルを優に超える雄偉なる体躯。その全てを埋め尽くすような量を刻んでおきながら、その足取りは平静その物……ただ者ではない!

 

「迎撃の準備じゃ……マオとケルマが戻るまで、集落を死守する!」

 

「巫女頭様。たかがオーガ一匹に我らが負けると?」

 

「時間稼ぎも出来るかどうかじゃ、阿呆! これだから雑竜シバいて、満足してるカスどもは! 灼炎竜と同じか、それ以上と考えよ!」

 

「キミたち、死ぬ気でやりなよ。悪くすれば、この集落の全てがエサにされる……その可能性の方が高い」

 

「「「……応ッ!!」」」

 

 爆ギレするこの身と、冷静に最悪のケースを提示する相棒。それを見てようやく危険性を感じ取ったのか、気勢を上げる雄たち。じゃが……これは分が悪い。彼らが竜狩りを終えて、五体満足であるとも限らぬ。それに……寸毫たりとも傷を負わぬ状態でも、あのクラスの高位鬼人と勝負になるかどうか。だが、信じるしかない。ああ、早く帰ってきておくれ……当代の勇者と賢者よ。



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狩る者と狩られる者

「征くぞ、ケルマ」

 

「うん、マオ」

 

 言葉は短く、断ち切るように……鋭利なる剣の声が、ボクのスイッチ。森にぽっかりと空いた広場……どころではない。ここは玉座だ、力ある竜の。集落より広い面積。赤茶けた土の色に、きらきらと煌めきが混じる……その正体は砂が灼け溶けて、冷えて固まった物。あまりの熱量を浴びて硝子と化したそれが、かの存在の住居を飾り立てる。

 

「矢筒は?」

 

「万全」

 

「精霊は?」

 

「昂ってる」

 

 だがボクの頭は冷え冷えと冴えわたっている……それを助長するような、わかりきった問いかけに答える。いつものルーティン……ボクたちはいつもこうしてきた。彼の声が染み入るたびに、世界が色を失っていく。ずしりとした背中の重みも、羽のようにふわふわとし始める。

 

「ならば……おお、猛き焔の化身!」

 

「カルミアとアオルスを討ち果たした、強く気高い汝。今こそ我らは、戦いを挑む」

 

「我が名はマオ!」

 

「ケルマ」

 

 竜狩り人の流儀に、不意討ちは無い。誇りと共に名を告げる……相棒に続きボクが名乗ると、鳴動し始める地面。ずん、ずん……と重々しい響きが戦いの予兆を奏でる。来る……強き竜が。我らの誘いに対し、身を隠すようでは竜とは言えぬ。そして……かの存在は姿を現した。

 

『ギャラるホるン』

 

「やはり、古竜か……何という雄々しさ」

 

「人語まで解するとは、やれやれだね」

 

『雑リュう共ト一緒二スルな。我コソは、焔ノ化身。祖ヨリ賜リし字名(あざな)ハ灼炎竜ッ!!』

 

 竜とは、年を経るほどに強くなる……成長を止めぬ身体は小山のようで、年輪のように鱗は分厚く。そして知性の煌めきは、今までに拝んだことが無いほどに澄み渡っていた。巫女たちは敗者故、その戦ぶりを口にすることは出来ぬ。それは恐怖から? 否……敵の情報を事前に得るなどという惰弱。ゾマケーマには許されぬ!

 

「貴様の角を捧げよう。祖霊に」

 

「そしてボクたちが敗れた時には、貴様が得るがいい」

 

『クカかッ。おオ、何ト懐カシイ。強者タチよ……数百年ブリに圧シ折ッテクレよウ』

 

 その瞳に宿った、懐かしむような輝き。かつてこの竜は見たのだろう……我らと同じ勇者と賢者の姿を。鋭い牙の間から漏れるため息に、ちろちろと炎が混じる。興奮しているのだ……強き故に。強者とは、雌以上に雄を昂らせる。お眼鏡には敵ったらしい……あとは、踊るのみ!

 

「さぁ……勝つか負けるか! 全ては我らの積み上げた研鑽の結果! 神よ、御照覧あれ!」

 

「我らの煮える血の滾りを! 奏でる戦の音色を捧げる!」

 

『ごぉッ……ギャァ゛ぁ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ!!!!!!!!!!』

 

 そして開戦を告げるのは、我らの間を断ち切る奔流。赤を超え、蒼を凌駕し真白に輝く竜の吐息。咆哮と共に放たれた身を炙るそれを躱し、戦火に身を投じる。ああ……我が勇者よ。キミとなら、どこまでも羽ばたいて魅せる。だからボクを導いておくれ……竜の吐息より勇ましく吼え猛る、強き我が太陽よ。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「貴様らがゾマケーマか」

 

「儂らに何の用かのぉ? 強き者よ」

 

「交易かな? オーガであるのに、商魂逞しいことだ」

 

 ……人語を解する。しかも言葉の流暢さと来たら、我らと変わらぬほど。この時点で、呪印が飾りという線は消えた……対話を試みた我が太陽の、判断は正しい。雄たちが武器を構えて取り囲んでも、その威圧感はカケラも揺るがぬ。身長は二メルトルと……五十サンチはあるか。見上げると首が痛いほどに、その鬼人の威容は天を衝いていた。

 

「ふむ? 商談と言えば商談だな、まぁ我は金など持たぬが」

 

「それは儂らも同じことよ。竜の牙と爪以外に価値のある物は無い」

 

「つまり、キミの目的は果たせないということだ……大人しくお帰り願うよ」

 

「いやいや、それは困る。我とて、暇な訳ではない。むしろ生き急がねばならぬのでな!」

 

 ガハハ、と笑うその姿は飽くまで自然。突きつけられた剣槍斧戟(けんそうふげき)の輝きの前でも、構えの一つも取っておらぬ。油断? いいや違う……相手にもならぬと、担い手たちの震えが物語っている。赤く灼けた肌に刻まれた、くろぐろとした呪印の数々。その邪悪なる輝きに、膝までがくがくと揺れている。

 

「……高位鬼人が何の用じゃ。竜でも狩りに来たかや?」

 

「ふぅむ、それもソソるな」

 

「「「……ッ!!!」」」

 

「若者たちをからかわないでもらえるかな。キミの目的は多分違う」

 

 だが我が太陽の言葉への返答に、その震えが止まる。竜をゾマケーマ以外に狩らせるわけにはいかぬ……我らが狩らねば、雌となった者は宙ぶらりんのまま。生きる意味を失った、屍の如き存在になってしまう……この地における禁忌を犯したならば、集落が滅んだとしても応報せねばならない。

 

「この集落で最も強き者……勇者をここに」

 

「生憎今は不在にしておる」

 

「まぁ、そうであろうな……こやつらの中に居ると言われたら、呆れて帰っておったわ」

 

「何だとッ……!」

 

 許さぬのだ……その者も、その家族も集落も。陰惨なる報復を重ねた結果、我らの縄張りに手を出す者は居なくなった。そしてこの者がそれをせぬ理由は違う、求めている物は恐らく……やはり。鬼人が求めるのは強き者。それも、明瞭に差がわかる亜人を好む。我らのように、竜と武を比ぶる民は他には居らぬが……どの種族にも種族の誇りたる、勇ましき益荒男は存在する。

 

「挑発に乗るでない。強き者は安い戦は買わぬ」

 

「買ってくれても構わんぞ? 我は一向にかまわぬ」

 

「……儂が雄だった頃ならば、喜び勇んで買っておったじゃろう。この者らにはちと荷が重い」

 

「やはり、噂は本当であったのだな。その落ち着き……ただの雌ではそうはいかぬ」

 

「ぬっ……!?」

 

 荒ぶる雄を制止した、我が太陽。それを見た鬼人の瞳が、爛々と光を放つ……うまく隠していたが、堕ちたとはいえ賢者の眼は誤魔化せぬ。この者が求めていたのは、強き雄と……美味なる雌。闘争心と肉欲の滾りこそが、この集落を訪れた理由。注がれる視線の圧に、我が太陽が身を竦めるほどの強い渇望。

 

「我は聞いたのだ。そして今確証を得た……北の果てに、ゾマケーマという竜狩りの民あり。強きを貴び、弱きを蔑む」

 

「……そのとおり。何も間違っておらぬ」

 

「そしてその強さを失った時、その身は極上の雌と変わる……我は探しに来たのだ。なぁ、古き強者。堪らぬ残り香を宿す者よ」

 

「つまり、キミの目的は」

 

「貴様ら自身だ。同じ鬼人ですら耐えられぬ、我の精を身に宿しても死なぬ! 最高の孕み胎を得に来たのだ!」

 

 がぱぁ……と口を開き、呵々大笑する鬼人。我らを丸ごと喰らうために、この集落を訪れた大敵! その目的の名こそは、繁殖欲。鬼人が生来身に宿す、根本的欲求は他の種族とは一線を画する。全ての雌を孕ませることが叶う彼らは、身の丈に合う苗床を探し求める。そしてこの黒曜石の如き一本角をそそり立たせる大鬼は、見つけた……我ら、ゾマケーマを。

 

「そうはさせぬっ! 皆の衆ッ!」

 

「陣形を取れ、キミたちっ! 教えた通りにっ!」

 

「良いぞ、掛かってくるがいい! 見定めてやろう、この拳にて……教え込んでやろう! 我が強さを!」

 

「銀竜のサレム!」

 

「土石竜のグレア!」

 

「斬鱗竜のシャルル!」

 

 時間稼ぎは終わり……引き下がった我が太陽の号令に従い、進み出でた益荒男たち。名乗る竜の名は、言語も解さぬ雑竜ども。だが……やらねばならぬ。やらねば、尊厳を失う。もはや持たぬ我らであるが、今ここに再演しよう。古の勇者と賢者は守らねばならぬ、益荒男率いて死守しよう。我が種族の誇りを!

 

「最上位鬼人にして、オーガの勇者! 剛腕のシュテン! いざ、参るっ!」

 

 そしてゾマケーマの戦いが始まった。初の竜狩りでは無き狩りに、勇士たちの身がすくむ……ぶんぶんと唸る、金棒のような腕の産み出す豪風。それはかつて我らを灼いたブレスよりも、冴えを取り戻した我が頭脳にとどろかせた。かつて我らが身を貶めた、苦さと痛み。敗北の予感を……!

 

 ◇◇◇◇◇

 

『グギャアォ゛ォ゛ォ゛ゥ゛ッ!!』

 

「セイッ!」

 

 轟、と地面を抉り取る鋭い爪。直撃したならば、助からぬだろう……どこか他人事のように思いながら、握りしめた獲物を振るう。ガン、と当たる手ごたえは巌のよう。年経た竜の鱗は、いつもこうだ……弾かれたそれを素直に振り戻し、反動を利して飛び退がる。それを見る竜の眼に、宿る疑問の色。

 

『貴様、ソンナ物が我二通ジルトデモ?』

 

「思っておらぬ」

 

『……舐メルナッ!』

 

「ちぃぃっ!」

 

 連なる頑強たる盾にして鎧、竜鱗の隙間を狙わねばならぬ。それが対竜戦闘の基本……だが我が手の内のそれは、明らかにそれに不向き。幾合目かの交差にて、それをまざまざと突きつけられる。鱗との接触面にて火花を散らす、平たい打面。怒り猛る竜を叩く鉄槌は、また何の痛痒も与えずに弾かれた。

 

()()()()ナドとっ! ソレデハ我が鱗の間に突キ刺サラヌッ!!』

 

「生憎これが、俺の獲物でなっ!!」

 

『馬鹿にシオッテッ!! 貴様もダッ!! チクチクと煩ワシイッ!!』

 

「おっと! 危ないねぇっ!」

 

 そして我が賢者が放つ矢も、さしたる痛みも竜には与えぬ。鱗の隙間を正確に射貫いても、ぽきぽきと簡単に圧し折られるだけの結果に終わる。鉄槌と弓矢は竜に通じぬ……それが、ゾマケーマの常識。歴代の勇者と賢者が担った獲物は、己の身の丈を超える大剣や槍。斧槍(ハルバード)を振り回した者も多いと聞く。そして賢者の武器は、精霊の力を遺憾なく発揮できる法杖(ワンド)が常道。

 

『ソノ背中の竜殺シ(大剣)は飾リカッ!? 期待外レに過ギルゾ、弱者共メッ!!』

 

「もういいよマオ、だいたいわかった!」

 

「良しッ! なぁに、()()は終わったッ! 我らの竜狩りはここからよッ!」

 

『ヌッ……!?』

 

 高鳴っていく戦いの律動と、怒りを増していく竜の咆哮。焦れた敵手が上げたそれには、焔がちろちろと宿る……うむ、頃合いである。巫女頭様より受け取った、剣と杖の出番はまだ先。相棒に小手調べの終わりを告げ、始まりの槌音(ゴング)を竜鱗で打ち鳴らす。ここからが、我らの竜狩り……前例や常識などに囚われるのは、弱者の発想である。狩れる竜の格も、たかが知れると言う物だ!

 

「征くぞ征くぞ征くぞ征くぞォッ!! 雄々ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッ!!!!!!!」

 

『気合を入レタ所で、我の鱗にハンマーナドッ……!』

 

「マオのハンマーだけだったらねっ! でも、ボクが居る! 疾ッ!!」

 

『ヌガッ!?』

 

 先導するは勇者の行い。過熱した衝動に従い、獅子吼と共に竜に向かいまっしぐらに駆け抜ける。それを打ち払うために振りかぶる、鋭利なる爪を宿した剛腕。しかし……甘い。勇者の道を示すことこそ、賢者の行い。快音と共に鱗の繋ぎ目に突き刺さるは、先ほどとは段違いの太さ。もはや矢とは言えぬ太さのそれは、まさに我が鉄槌が打ち貫くための(しるべ)に他ならぬ!

 

「ヌリャァ゛ァ゛ァ゛ッ!!」

 

『グゥ゛オ゛オ゛ァ゛ァ゛ッ!!???』

 

「次はそこだよ、マオッ!」

 

「心得たっ!」

 

 今回の戦にて、初めて上がる竜の悲鳴……我が鉄槌で打ち鳴らし、強靭な中でも弱い部分を伝える。我が賢者はその明晰な頭脳で分析し整えるのだ、勇者が歩む道筋を。あとは鉄槌にて奏でるだけ……賢者が射ち放つ道標。突き刺さる杭にて示す、栄光に満ちた勝利。甘美なるそれへと続く道を、打ち鳴らして切り開く! 我らの二重奏(デュオ)の前には、どのような竜も抗えぬ!

 

「さぁさぁさぁさぁ! 今こそ苦痛と血潮をブチ撒け、神へと捧げよう! 踊り奏でる勝利のリズム、拍子を崩すでないぞ我が賢者!」

 

「誰に言ってるのさっ!? 君こそボクに着いてきなよっ! 難易度高めで行くから、打ち損ねるなよ我が勇者ッ!」

 

『我が身を楽器にスルナドとッ! 不遜が過ギルゾ、ゾマケーマッ! グゥ゛ゥ゛ゥ……「ぬぅんッ!!」ぐオ゛ブッ!?』

 

 昂る心が、我が総身に満ちる血潮を滾らせる。なんとも堪らぬ……思わず戦の祝詞(のりと)が喉奥から零れ出る! 我らの歌を邪魔せんと、吐息を吐こうと胸郭を膨らませて大口を開ける竜……だがそのようなこと、我が賢者がさせる訳がない。咢に突き刺さる杭を打ち、不埒なる演奏妨害を閉じさせる……ううむ、牙がガチンと打ち鳴らされる音の響きの心地よさ!

 

「良い竜だ、牙音すら極上に過ぎるッ! 角の圧し折れる音が待ち遠しいッ……! 上げて行くぞッ!!」

 

「ノッてきたね、マオ! さぁ精霊たちよ、ボクらの奏でる竜狩りの音色(コンサート)! もっと楽しみたくば、さらに狂い舞うがいいっ!」

 

『グゥ゛オ゛オ゛オ゛ァ゛ァ゛ァ゛ッ!!!!!』

 

 轟音と共に突き刺さる杭の、勢いは増すばかり。矢尻にて打面より、七色の光が尾を引き噴進の糧となる。精霊たちも喜んでいるのだ……我らの演奏を。歌と踊りを好む彼らは、奏で舞うほどにそのテンションを増していく。我が賢者が射ち放つ杭たちが、縦横無尽に乱れ舞いステージに華を添えていく。もっともっとと聴衆たちが騒ぐので、我らはアンコールにおおいに答え続けた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふぅぅ……これにて終演だ。何か言い残すことはあるか? 竜よ」

 

『……何一ツ無イ。汝ラの様ナ猛キ益荒男カラ終ワリを得ル。ソレコソが誉レ』

 

「灼炎たる誉れ高き竜、ギャラルホルンに祖なる竜の祝福を」

 

「では……ヌンッ!!」

 

 無限に続くかと思われた狂乱の戦の調べにも、フィナーレは存在する。小山のような身体には、痛々しい打痕の数々。爪が剥がれ牙が折れ、角が砕かれても戦い続けた彼の身体。そこから流れる血潮が尽きた時、我らの竜狩りは終わった。彼らの終わりはいつでも潔い……我が葬送の祝詞をじっと聞く気高き姿。我が相棒の抜き放った大剣にて、首を落とされるまで微動だにせぬ。

 

『楽シミに、シテイル……汝ラに、祝福アレ』

 

「……ああ。楽園にて、また会おう」

 

「いつかボクらが、より強きに敗れ……この生が果てる時まで」

 

 そして落ちた首が告げた言葉は、我らの抱える業の重みを感じさせた。戦い続けなければならない……いつか、誇り高き彼らと胸を張って逢うために。そしていつか敗れて義務を果たし、天に召された時に彼らに教えるのだ。自らの生きた軌跡を……それこそが、誇り高き彼らに捧げられる鎮魂歌(レクイエム)。永劫に続く、ゾマケーマの宿業。

 

「帰ろうか、ケルマ」

 

「うん、傷は大丈夫?」

 

「何ということもない。武勲がまた増えただけのこと」

 

「強がっちゃって……さすがはボクの勇者だよ」

 

 相棒の逞しい肉体にまた新しく刻まれた、竜の爪痕。勇者の身はいつも傷だらけである……接近戦を担う彼らは、いつもそう。賢者は遠くから、それを支えるのが本道。わかっている、それが賢き者たる者の仕事。だが……精霊による葬送の焔で竜を包むため、法杖を握った手に力が籠る。ボクは彼を、少しでも支えられているのだろうか。

 

「ケルマ。貴様なくして、我が道は開かれぬ」

 

「……うん」

 

「故に、前を向け。俺は方向音痴だから、お前が道を示してくれねば帰れん」

 

「ははっ、我が勇者は手が掛かっていけないね」

 

 けれどいつも、その朴訥な優しさに救われる。ボクを導く太陽が、ぶっきらぼうに告げる言葉。本当は一人でも帰れるのに……いや、本当に帰れるかな。ちょっと自信が無いぞ……? 脳まで筋肉な我が勇者は、マジで道に迷う可能性が捨てきれない。その剛脚を育んだ迷い癖は、一向に治る様子を見せずむしろ悪化しつつある。この前なんて、姿を消してから帰ってくるまで三週間は掛かった。

 

「……そんな目で見るな。傷が痛むだろう」

 

「いや、あのお土産の産地が気になって」

 

「うまかっただろう。またたどり着く自信は無い」

 

「うーん、勇者。やはりボクが必要だね」

 

 あの肉饅頭、この辺りで獲れる獣とは全然違う味だったよね……? 思い出したように血が滴る胸板を抑えて誤魔化す、相棒が姿を消すたびに珍味を味わえるのがボクの特権。だが、捜索にはクソほど労力を消費する……精霊の導きとて、万能ではないのだ。相棒の歌声を聞けず、ご機嫌を損ねた彼らは制御が難しい。さらに我慢できず自主的に探しに出られると、後でボクが滅茶苦茶イタズラされる。

 

「コンビなのだ、当然だろう。故に貴様には迷惑を掛け続けるのでよろしく」

 

「俺様過ぎる……これで弱かったら、遠慮なく見捨てるんだけどねぇ」

 

「俺の価値は、強さ以外には無いのか……!?」

 

「歌と踊りが上手い。あとは……うん」

 

「……」

 

 だからがくりと項垂れ、しょんぼりする相棒の姿を楽しむのも当然の権利である。うんうん、調子が戻ってきた。独りでも雑竜なら余裕で狩れる相棒だが、私生活はクソそのもの。手に入れた雌どもに世話をされねば、すぐに破綻するゾマケーマ生である。つまり敗れて雌になり、世話を焼いてもらえなくなれば多分寿命がマッハ。ボクが支えてもっと強くしてあげないと……!

 

「次はどの竜を狩らせようか……?」

 

「うむ、我が賢者よ。俺を自動で竜を殺戮する機械のように扱うのはやめろ」

 

「だいたい合ってるじゃん。杭は射ってあげるから安心しなよ」

 

「慰めて損をした……だがコイツでもないと、俺の演奏に着いてこれぬ。クソッ!」

 

「お褒めに預かり光栄だね。まぁ帰ってからじっくり考えよう」

 

 肩を並べると、ちょっぴりだけど自分より高い。その逞しい肉体に搭載した筋力は、比べるのが嫌になるほどの雄々しさ。だけど……それでも我が勇者は、ボクを自らの賢者として選んだ。自身が勇者を名乗っても許される実力を宿したボクだからこそ、ゾマケーマ最強たる彼を支えることが叶う。強さとは残酷で……でも、必要な物だ。並び立つために、共に生きるために。

 

「ああ、最高の雌どもを味わいながらな。今から昂りが止まらんッ……!」

 

「ははっ。しかし困ったね……あの二人を手に入れたら、もう他のどの巫女も魅力を感じなくなりそうだ」

 

「なぁに、纏めて飼ってやれば良いのだ。最高級と言えど、二人だけで俺たちを受け止めさせるのは酷だろう」

 

「違いない。マオとボクなら、寂しがらせる心配はしなくていいね」

 

 そして二人で楽しむために。狩りに出る前にハメ潰した、格落ちの巫女どもとは違い過ぎる極上雌が二匹。数百年もの間、誰も手に入れられなかったゾマケーマの至宝。それを二人で独占して奉仕させ、ワガママに味わい尽くすのが楽しみだ。次の竜狩りは、あいつらを孕ませてやってからでもいいかな……楽しい未来を夢想しつつ、無双の二人は帰路へと着いた。



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フィナーレは突然に。教えられる、本当の強さとゾマケーマの新たなプレリュード

「待ちわびたぞ、勇者とその従者よ」

 

「なんて、いうことを……!」

 

「殺してはおらぬ。まぁ実証実験は行ったがな」

 

「貴様ァ……!」

 

 意気揚揚と集落にたどり着いた我らを出迎えたのは、死屍累々たるありさま。その中心に立つ鬼人の言葉通り、命だけは有るようだが……それ以外の全てを、集落の雄たちは奪われていた。辺りに転がる言折れた武器の数々は、彼らの奮戦の証。そしてその側に転がる尊厳の名残たちは……彼らが、弱者へと変えられ二度とは戻れぬ烙印。

 

「つ、角。吾輩の角がァ……!」

 

「ひぃ、ひぃぃ……」

 

「ごめんなさい、逆らいません。我らは弱者ですぅ……」

 

「本当に角を折ると、雌へと変わるのだな。さらには鼻っ柱まで圧し折れるとは……面白い種族だな、ゾマケーマは」

 

 折れ角の断面も痛々しい、変性したての雌たち。彼らは彼女らへと変わり、そして戦利品として奪われてしまった……必死に逞しい脚へと縋りつき、惨めな許し乞いしか出来ぬ。この鬼人に飼われなければ義務を果たせぬ、所有雌と化した同胞たち。それを救うには、我らがこの者に勝利を収める他無い。鉄槌を握る手に、力が籠る。

 

「ま、待つのじゃぁマオ! そやつと戦ってはならぬ!」

 

「ケルマも止めてくれ! ゾマケーマが終わってしまう!」

 

「俺たちは、貴様らの角を圧し折った灼炎竜を討ち果たしてきた。邪魔をするな、巫女頭たちよ」

 

「そうだよ、二人とも。安心して見ていて? ボクたちが、このオーガを打ち倒すところを!」

 

「ほう、その戦傷……さぞや名のある竜と果たし合ったと見える」

 

 わかっている、わかっているのだ……かつて灼炎竜と死闘を演じ、雄たちの勇戦を見届けた巫女たちが止めるということ。そして我が胸板に刻まれた傷痕を見ても、総身に満ちた余裕を崩さぬ敵手の姿からも感じ取れるのだ……その、恐るべき強さの程を。軽口を叩く我が賢者の秀でた額にも、冷や汗が滲んでいる……だが、退くわけにはいかぬ。

 

「灼炎竜、ギャラルホルンは最期まで潔く理に殉じた! それを討ち果たした我ら竜狩りの民が、勇者たる俺が! 逃げることなど出来ん!」

 

「一人で突っ走るのは、勇気ではなく蛮勇だよ我が勇者……卑怯とは言わないね? 強き者よ。仲間を連れてきていない、君の油断が悪い」

 

「言われずとも。戦傷も痛むだろう? ちょうどいいハンデだ、遠慮せず二人で掛かってくるがいい」

 

「我が名はマオ!」

 

「ケルマ」

 

「最上位鬼人にして、オーガの勇者! 剛腕のシュテン! いざ参れ、ゾマケーマの勇者(メインディッシュ)たちよっ!!」

 

 何故ならば、この身は勇者故に。挑み続けなければならぬ、ゾマケーマを襲う全ての理不尽と暴虐に。さぁ、開戦の槌音(ゴング)を上げよう我が賢者。舞い踊り奏でよう、我らの怒りと嘆きと憤りの二重奏(デュオ)を。この血肉に溢れ、担うゾマケーマの誇りの全てを。赤銅色の肌を打ち貫き、必ずや我らに勝利を!

 

 ◇◇◇◇◇

 

「クハハ、楽しいなぁ勇者よ! マオと言ったか? よく練られた武だ、褒めてくれよう!」

 

「ヌゥ゛ゥ゛ンッ!!」

 

「マオッ!」

 

「おお、従者の弓も良いッ! いいぞ、もっと我を昂らせろッ!」

 

 我が勇者の鉄槌が打ち払われる……それも、素手で。しかもそれは、怪力によるものに非ず。鬼人が振るう、確かな技術にて槌音は阻まれた。片手にて柔らかく受け止められて、鳴らぬ快音に歯がみする我が勇者。培われたその冴えは、我が弦から放たれた矢の驟雨(しゅうう)ももう片手で打ち払う。先ほどの竜狩りにて昂ったままの精霊たちが、噴進させる杭たちも標どころか……掠り傷の一つも与え得ない。

 

「なんと面妖なっ! 力が吸われるようだっ……!」

 

「力任せでは我に通じぬ。そして予備動作も解りやすすぎるぞ? 大物相手に慣れ過ぎて、対人戦は苦手と見えるな」

 

「死角からの矢も、通じないなんてっ!」

 

「逃げ傷は恥と教わらなかったか? 自らの背も守れぬなど、未熟も良いところよ」

 

 戦場に響くは風切り音と、我が勇者と自分の上ずった声。そして悠々と我らの未熟を咎めるは、低く落ち着き払った声。打面を正確に手のひらで捉えられ、あらぬ方向に逸らされる鉄槌。全方位から迫る矢も、まるで結界でも張られているかのように叩き落とされる。精霊たちの戸惑った声が、頭蓋の内で反響する……その囁き声が告げるは、信じがたき事実。

 

「呪印を……使って、いない……?」

 

「ああ、これは対人に向いていないのでな」

 

「馬鹿な……!? 底が全く見えぬ! 我が賢者よ、どうにか見出してくれ!」

 

「うむ、励むがいい。フェイントを覚えたな? だがまだまだ……目くばせについても心掛けよ」

 

 我が勇者の獅子吼が途絶えて久しい……無心に振るう鉄槌の軌道は、どんどん複雑さを増している。だというのに……小刻みに変わったリズムを前に、嬉し気に歪む赤銅色の笑顔は深まるばかり。剥き出しになった獰猛な牙の間からは、我が勇者の成長を褒めたたえる言葉。アドバイスまで飛ばしながら、戦の主旋律を完全に支配する極まりし武の化身。

 

「……精霊よっ! 一矢集中ッ!! 退がってマオッ!」

 

「心得たッ!」

 

「ほう?」

 

 このままでは、我が勇者の身が危うい。一度仕切り直しと……その余裕ぶった面を苦痛に歪めてやる! ぎりぎりと引き絞る十人張りに、精霊の力の全てを宿す。数が通じぬのは、嫌と言うほどに痛感させられた。セピア色に世界が染まり、全てが止まって見える。時を支配するほどの過集中だけではまだ不足……ボクたちは、二人で一つなのだから。

 

「サギタ スピタス モンストゥラ ヴィアム アドソレム メゥム ルシダムッ!!」

 

「ほぉぅ……精霊どもを、そこまで昂らせるか。良い声だ」

 

「精霊よ、我が輝ける太陽に道を示せェッ!!」

 

「「『月女神の雫(ルナストラ)』ァァァッ!!」」

 

 我が勇者の歌声を以て、この協力絶技は完成する。天に向かい射ち上げられたその矢は、輝ける陽光を身に受け玲瓏たる月の光に変換される。非物質化したそれは、視認がほぼ不可能に近い。さらにはジグザグに軌道を変えつつ、加速し続ける勢いは敵手の肉を抉り貫くまでは決して止まらぬ我らの秘奥。なのに、だというのに……!

 

「だが……貧弱だな。飛び道具など我には通じぬ」

 

「なんだと……!?」

 

「つ、掴んだッ!?」

 

「何を驚く? 我に突き刺さるためには、物質に戻る必要がある。なれば、捕らえることが出来るのは当然ではないか」

 

 コンマにも満たぬ、弱点足り得ぬはずの刹那。そこを狙われるなど、想像の埒外にも程がある。だって音速を優に超えていたはず……不可視であると同時に風切り音ひとつ奏でぬそれ。目でも耳でも感じ取れぬはずのそれを、どうやって知覚したというのか。眼球を貫く寸前で捉えられた矢。それを軽々と圧し折られ、我らを絶望が襲う。

 

「我らの矢は、決して気取られぬはず……」

 

「猛々しく、鋭く雄々しい殺意。それが二人分も籠められたならば、感じ取れぬはずがあるまい」

 

「警戒心に優れたヒメコマドリだって、避けれないのに!」

 

「畜生ごときに分かる物かよ。死線を幾たびも潜り抜けねば、制空圏は得られぬ」

 

 鬼人が示すは、ボクたちが想像し得ないほどの高み。粗野なる種族の身でありながら、真摯に武へと打ちこんだ真なる強者の雄々しき姿。がらんと、鉄槌が我が勇者の手から滑り落ちる音。石畳を叩くその音に、弓が地に落ちる音が重なる。ボクたちは奏でてしまった……赤銅色に刻まれた、呪印が一つも輝かぬうちに。敗北を認める、苦渋に満ちた二重奏(デュオ)を。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「うむ? もう終わりか?」

 

「あ、あああ……!」

 

「来るな、来るなよぉ……!」

 

 のしのしと近づくと、先ほどまでの威勢が嘘だったかのような反応。俯いた勇者たちの表情は、見飽きたそれ……諦めに支配された敗者の顔。これからが楽しいところであったのだが、どうにも詰まらぬ。いやいやと首を振る従者など、怯え切ってしまっている……せっかく見つけた、成長途上ではあるが極上の強者たち。それがこの体たらくでは、興も醒めるというもの。

 

「わ、儂らで満足してくりゃれ? どうか、どうか! ゾマケーマを終わらせないでおくれ、強者よ!」

 

「慈悲を……拙らをお持ち帰り頂きたい。決して御身に逆らわず、誠心誠意媚びます故」

 

「ふむ……? 殊勝な態度であるが、頭が高いな」

 

「「ふんギュッ!!」」

 

 強き残り香を漂わせる雌どもの、必死の懇願。ドゲザとは気が利いている……念のため、確かめてみる。我が足裏にて隠れてしまうほどの、小さな頭。紅と蒼のそれを踏み躙っても微動だにせぬ。なるほど、確かに従順なようだ。小さな身体に、極上媚肉をブラ下げた孕み胎がふたつ。半信半疑で訪れたここで、このような望外の成果を得られたならば満足すべきか。

 

「み、巫女頭様……補佐殿も」

 

「申し訳ありません……ボクたちが弱いばかりに!」

 

「よ、良いのじゃ……おぬしらは悪くない。残った者らを、導いておくれぇ……」

 

「キミたちの物に、なってあげられなくてごめん……せっかく灼炎竜を倒してくれたというのに」

 

 だが……気に入らぬ。諦めは敵で、怯懦は魂を腐らせる毒。種族の至宝であろうこやつらを、奪われようとしているというのに。恵まれた武の才を宿した逞しい肉体を、情けなく縮こませるばかりの勇者たち。これでは、奪い返しに来ることも期待できぬ。我が求めてやまぬ強者に至る素質が、このままでは失われてしまう。

 

「そういえば、文献には続きがあったな……アレも試してみるとするか」

 

「ぐアッ!?」

 

「あぎィっ!?」

 

「ま、待っておくれっ!」

 

「二人の角を、折るのはやめてくれぇっ!」

 

 だが……伝承の民が実在したのだ。ならばこれも、恐らく真実であろう。勇者たちの頭にそびえ立つ、雄々しき角。それを片方ずつ握りしめると、上がる苦痛の呻き……無抵抗の者を痛めつけるのは趣味ではないが、致し方ない。文献にはこうある……強きを貴び、弱きを蔑む。両角を折られると雌に変わる彼らは、片角のみを奪われたならば……もう片角を失わぬため、反骨心の塊となると。

 

「期待しているぞ、勇者たちよ。折れた角を見るたびに思い出すがいい、屈辱を。育むがいい、憎悪を。そしていつか、我を打ち倒しに来るがいい」

 

「「ア゛ッ! ギャァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」」

 

「ああ、マオッ!」

 

「ケルマッ!」

 

 掌中にて砕ける、双つの角。手持ち無沙汰な間に握り砕いた、他の雄どもの角よりも硬い手ごたえ。上がる悲痛な絶叫が、今日一番の大きさで鼓膜を叩く……うむうむ、元気元気。これは期待が持てるぞぉ。そうだ、二人の角を我が身を飾り立てるアクセサリーにするのはどうであろうか。きっと屈辱も倍増して、殺気全開で襲い掛かってくるに違いあるまい……うん?

 

「あっ、あっ、あ゛~~~~~~~っ!!」

 

「い、痛いッ! 苦しィィィッ!」

 

「あれ?」

 

「な、なんということじゃっ! ゾマケーマは終わりじゃぁっ!」

 

「最後の雄たちが、雌になってしまったぁ……!」

 

 めきめきごきごきと、先ほどまでと同じ異音が鳴り響く。痛みに喘ぐかたっぽしか折ってないのに、雌へと変性しゆく勇者たち……? 伝承は嘘っぱちであった、我反省。ううむ、でも我は悪くないと思う。途中まで本当だったのに、最後だけ間違っているとか罠過ぎではあるまいか。呆然と見守る我の前で、縮んでいく身体とうお、でっか……♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ぐぁぁっ……!」

 

「ま、マオ……!」

 

「うーむ、ヨダレが止まらん! 予期の外ではあったが、これはこれでアリでは!?」

 

「「ヒィッ!!」」

 

 我が身を眺める視線に、思わず身を竦めてしまう。頭より伝わる鈍痛が、さらにそれを助長する……片側だけ重く、片側だけ軽い。慣れ親しんだ均衡が崩れ、立ち上がろうとしてふらついてしまう。我が身を支える筋力の頼りなさに、我が賢者と寄せ合う身の柔らかさ。恐ろしい、見下ろすのが……だが、見なくてはならない。現実を。

 

「あ、足元が。見えぬぅ……!」

 

「これが、ボクたち……!?」

 

「やはり、儂らより大きくなってしもうたのう」

 

「灼炎竜を倒したキミたちが、そうなるのも当然だろう」

 

 見下ろそうとして、見下ろせぬ。我が視線を阻むのは、褐色の肉毬。呆然と下から持ち上げてみれば、細くなってしまった腕では重すぎるほどの大質量。我が賢者と支え合っていなければ、立っていられるかどうかも怪しい。動揺する我らをじっと見て、巫女頭様たちが零した言葉に悟る……俺たちは、雌になってしまったのだと。

 

「ケルマ。ケルマなのか……?」

 

「マオこそ、とても信じられないや……」

 

「髪と瞳にしか、面影が残っていない」

 

「これが、雌の身体……!」

 

 顔を見合わせると、叡智を湛えたサファイアに映るは幼き顔。凛々しさのカケラも感じ取れぬ、弱弱しい姿……我が賢者の白銀の総髪と瞳が無ければ、相棒だとわからぬほどの変化。これが変性……慌てて股間をまさぐってみると、慣れた感触はそこには無く。空ぶった手先が撫でる虚空だけが、俺たちがもう戻れぬことを教えていた。

 

「こうなってはもう、仕方がないのう……いや、むしろ」

 

「こうなるのが、運命(さだめ)だったのかもしれないね」

 

「巫女頭様、補佐殿……?」

 

運命(さだめ)、だと……!?」

 

 今は同じ目線の高さの二人。古き巫女たちは告げる……これが、定められた結末であると。俺たちゾマケーマが、滅ぶこと。それが、避け得ぬ決着。俺たちの勇ましき戦いの、エンドロールだったと。そのようなこと、認めぬ。認めるわけにはいかぬ……! 切り開くのだ、未来を。勇者たる俺が、やらなければならない!

 

「だってそうではないかのう? こぉんな♡」

 

「ひんっ!?」

 

「やわらかぁくて♡ でっかくて邪魔な物♡ ブラ下げて、どうやって戦うつもりなのかな♡」

 

「ひぁっ。あっあっ……!」

 

 だが……その硬い決意は、柔らかさによって打ち砕かれた。つかつかと歩み寄ってきた、巫女頭の小さな手。それが俺に無かったものを鷲掴むと、脚からがくんと力が抜けてしまう。隣を見ると、我が賢者も同じ……俺たちが既に雄ではないことを示す、雌の象徴。乳を揉み込まれるだけで、眉根を寄せて抵抗できずにか細い悲鳴を上げることしかできない。

 

「諦めよ、かつての勇者よ。汝はよく頑張った……だが、もう終わりじゃ♡ 儂らと同じようにの♡」

 

「お、おぅっ!? おわり、などとぉ……!」

 

「負けたんだよ、キミたちは。完膚無きまでに……わかるだろ? このおちちで♡」

 

「んぁっ! ぼ、ボクたちは。まだぁ……!」

 

 ぐに、ぐに……と丹念に揉み込まれながら、囁かれるは受け入れろとの託宣。一揉みされるたびに、己の弱さを突きつけられる。小さな指が沈み、見えなくなるほどに大きな肉塊。片方だけでも巫女頭の頭より大きいそれが、淫らに歪む。我が認識と共に……俺は、勇者だったのに。我が賢者は、それを支える者だったのに。

 

「ほぉう。強情だのう……? 片っぽ残ってるからかの♡」

 

「拙らは集落に帰ってきた途端、コレをされて悟ってしまったけどね……♡」

 

「もうちょい乳に言い聞かせればわかるかの♡」

 

「どうだろう? 何せ、片角が残るなんてめったにない。文献を漁らないといけないね」

 

「「あぅっ。あっ。あっあっ……」」

 

 二人が顔を見合わせて、和やかに歓談しながらも陰湿な責めが終わることはない。細い指がワガママに揉み回し、持ち上げようとして……あまりの重さに諦める。俺たちが雌であり、もう戦えぬことを教える先達の手ほどき。爪先がかりかりと乳輪を嬲ると、がくがくと脚が震える。目覚めてゆく、新たな感覚が……俺たちが知らなかったもの。知るはずもなかった、禁断の味。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「じゃが……これでわかるじゃろ、ほい♡」

 

「ひゃぁ゛ぁ゛ぁ゛うッ!?」

 

「キミもだよ、ケルマ♡」

 

「んっきゅぅ゛ぅ゛ッ!?」

 

 ぱぁんと、湿った布が叩かれる音。我が勇者が仰け反り悲鳴を上げると、どしんと倒れてしまう……小さな身体に似つかわしくない、重々しい音。尻にまでたっぷりと着いてしまった、ボクらの身体を重くする雌肉。それを呆然と見下ろしていると、同じ音が響いて自らも同じ末路をたどる。びりびりと脳天まで突き抜けるようなそれに、抗うことなど出来はしない。

 

「たぁっぷりと♡ 濡らしおって……♡ 腰布がびちゃびちゃではないか♡」

 

「キミたちにもう、いきり勃たせる闘志は無い♡ 戦なんて無理さ、その有様ではね♡」

 

「おぬしらに出来るのは、雌の準備……♡」

 

「身体はわかってるけど、頭はまだみたい……拙らが、見本を見せてあげよう♡」

 

 地面に叩きつけられた尾てい骨が痛む? いや……違う。自前の柔らかすぎるクッションが、衝撃を吸収した。でも立ち上がれない。尻から脳天までを突き抜けた、雷に打たれたかのような激感。それに痺れてしまったボクらは、ただ無力に彼女たちを見上げることしかできない。だって、見えないから……自分の乳の下。股間が今、どうなっているのか。

 

「さて。シュテン様で、よろしかったかのう……?」

 

「うむ? あ、ああ。そうだが」

 

「なんと雄々しき響き♡ 今までの無作法、どうかお許しを……」

 

「ううむ? あの程度、無作法のうちに入らぬ」

 

「なんとお優しい♡ では、始めるとしようかのうアオルス♡」

 

「ああ、我が太陽♡ 拙はもう、我慢できないとも♡」

 

 二人がおずおずと近づく……そびえ立つ赤銅色。憎きオーガに名を確認し、艶やかに笑顔が咲き誇る。そのくちびるから漏れるのは、甘く媚びた響き……見上げる視線に籠る色が、彼の声と共にさらに濃さを増していく。ボクたちが、堪能すべきだったもの。必死に竜を倒したというのに……手に入れる前に、失ってしまった至宝たち。

 

「どうか儂らの嘆願を、受け入れて頂きたい」

 

「うむ……我はどうやら、とんでもないことをしてしまったようだ。出来る限りは受け入れよう」

 

「いいえ、違います。違うのです、シュテン様……御身に、してはならぬことなどありませぬ♡」

 

「ぬ?」

 

 ゾマケーマの宝たちが、地面にそっと這いつくばる……それは先ほど、ボクらの角を乞うた時と同じように見えて違う。その対の美貌に浮かべるのは、絶望ではなく歓喜。喉から漏れるは、焦燥に満ちた許し乞いではなく、甘やかなる嘆願。ボクたちを見送った時よりも、さらに真心を籠めた服従の姿勢。

 

「もう儂らゾマケーマに、雄は居りませぬ……お前様が、全て雌にしてしもうた故」

 

「す、すまない」

 

「良いのじゃ。弱い儂らが悪いのじゃから……強さこそが正義。それがゾマケーマの掟ゆえに」

 

「ですがこのままでは、種が滅びてしまいまする……ですので、願い奉ります」

 

「うむ?」

 

 それはまるで、遠い祖先が神にしたように。竜を狩るための力を得るため、角を戴いた時のように。幼いころに口伝にて聞いた、ゾマケーマの始まり。それが今、旧き巫女たちにより違った形で再演される。宣誓なのだ、これは。古き弱さを殴り潰し、新たな強さをもたらした……新たな神に対する、ゾマケーマの誓い。

 

「飼ってくだされ♡ 儂らゾマケーマを♡」

 

「何一つ拒みませぬ♡ 逆らいませぬ、受け入れまする♡」

 

「決して不自由などさせぬ♡ 全てが自由、お前様の思うがまま♡」

 

「お強い雄様に守って頂きたいのです♡ 拙らゾマケーマは、よわ雌ですから♡」

 

「なんと……!? 全てを我に貢ぐというのか!?」

 

「「はいっ♡」」

 

 その内容とは……全権の放棄。我らゾマケーマが持ちうる全てを、譲渡するということ。信念も情熱も、誇りも尊厳も。何もかもをも相手に託す、奴隷に堕ちるという宣誓。それに動揺したオーガが、問い返すと二人が立ち上がる……そしてぱさりと布が落ちる音がして、取るはその誓いが決して嘘ではないと示す姿勢。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「このようにっ♡ 何一つ隠しませぬっ♡」

 

「引っ掴むと指が埋まる、馬鹿デカいおちちもっ♡ シバくと良い音が鳴るおしりもっ♡」

 

「ぜぇんぶ、お前様のものっ♡ いつでも遊べる雄おもちゃなのじゃぁっ♡」

 

「……ごくっ」

 

 視線、あっつい……♡ 巫女装束を脱ぎ散らし、太陽の光に柔肌晒した我ら♡ 頭の上で腕を組み、短い脚をがぁっぱり♡ と拡げて♡ そのままだぱんっ♡ たぱぱんっ♡ と乳を振り、ふぅりふり♡ とケツを振る誠心誠意のがに股乳振り求愛ダンス♡ 生唾を飲む音に、さらに淫猥は加速する♡ へっこ♡ へっこ♡ とへっぴり腰を突き出してしまう♡

 

「もちろん、儂らだけではありませぬ♡ 全ての雌がお前様の物……♡」

 

「ほらキミたち、見てないでちゃんと媚びるんだっ♡」

 

「「「「「は、はいっ♡」」」」」

 

「うおお、凄まじい! よもや生きているうちに、このような光景を目にしようとはっ!」

 

 質は十分、あとは量♡ 我ら二人だけでは、雄様満足には足りぬ♡ 我が月の声に従い、既に雌だった者も。雄様に雌にして頂いた者も♡ 片角折れて、未だ立ち上がれぬ二人と動けぬ者を除いた全員が我らの踊りに加わる♡ 全員全裸でドスケベ踊り♡ 精霊に捧げる物よりも、余程心が籠っておる……♡ 巫女頭として誇らしい、儂ももっと淫らに乳を振らねば♡

 

「やれと言われればいつでも♡ お前様の眼を、趣向を凝らして楽しませまする♡」

 

「着衣がお好みならば、様々な媚び雌衣装♡ 裸より恥ずかしいそれも、大喜びで身にまといます♡」

 

「お前様の周りには、いつでも雌が控えまする♡」

 

「気が向いたらかわいがってくださいませ……♡ どの雌でも、何人でも♡ お好きなように、拙らをおもちゃに♡」

 

「どのようなことでも、良いと……? 例えば」

 

「「ひあっ♡♡♡」」

 

 や、やはりこの雄様サイコーッ♡ のしのしと歩み寄ってきたかと思うと……先ほどの宣誓で我らが言わなかったことも、自分から求めてきたぁっ♡ 引っ掴まれたのは乳でも尻でもない♡ その、中間……♡ 我らの淫肉ブラ下げた胴体で、もっとも細い場所♡ 逞しい手で片方ずつ♡ 二人纏めて、とっ捕まってしもうたぁ……♡

 

「この小さな胎に、我のガキを仕込んでもよいのだな」

 

「も、もちろんじゃぁっ♡ 儂らのおなか♡ 使い倒して欲しぃ……♡」

 

「少し脅し付ければ、幾らでもほかほかたまご♡ ぷりゅぷりゅ排卵()して、雄様にお貢ぎしますぅ……♡」

 

「そこのレリューのように、の……♡」

 

「む?」

 

 ぐにぐに♡ とおなかを雄指で揉み込んでもらうと、願望が膨らんでしまう♡ お強い雄様に孕ませてほしいっ♡ 強いガキいっぱい産みたいっ♡ そんな雌本音が、搾り出されてしまうぅ……♡ 我が月の言葉が嘘ではないという証拠。踊りに加われなかった、便器を示す♡ あやつもこれからは、もっと幸せを味わわせてもらえるのだ♡

 

「も、申し訳ありませぇん……わたし、便器ですからぁ……動けないんですぅ」

 

「この中には、誰のガキが詰まっているのだ?」

 

「わ、わかりませぇん……沢山の雄様に、注いで頂きましたから」

 

「なんだと……!?」

 

 まんぐり返しのままの、ぼてっ……♡ と膨らんだおなか。沢山のガキが詰まったそこを見て、雄様が御下問する。それに対する答えなど、存在せぬ。彼女は最も弱いから、誰の子でも孕むことを拒めぬ。共用のコキ捨て穴として、生きて産むことを義務づけられていた。我ら巫女では、雄のやることに異論を挟めぬ……だがその因習も、今日で終わり。ばきんと鎖を握り砕いた、雄様の手によって♡

 

「ご、ごめんなさいっ! な、殴って。堕ろして、くださぃ……」

 

「何を言う。幾ら雑魚雄の子といえど、ガキに罪はない……ちゃんと産め」

 

「は、はいぃ……」

 

「胎が空いたならば、我のガキを孕ませてやろう。本物の、強者のガキを嫌と言うほどな」

 

「は、はいっ♡♡♡ いっぱい産みますっ♡ えへへ、わたし専用お便器にしてもらえるんだぁっ♡♡♡」

 

 本物の強き雄を前にして、雑魚雄のガキを身籠っているという罪悪感。それに暗い顔をする彼女が、願いを無碍にされ幼い顔を悲痛に歪める……だが、耳元に囁かれた希望。つよつよ雄様のガキで、おなかを今以上に膨らませてもらえるという明るい未来♡ 咲き誇る笑顔は、苦労が報われた悦びに歓喜の咆哮すら伴っていた♡

 

「くふふ、レリューはガキを孕むのが上手じゃからなぁ♡」

 

「こればっかりは、巫女頭様にだって負けませんよぉ♡」

 

「すまなかったねレリュー、これからはキミのガキ産み部屋♡ 有効活用してもらえるよ♡」

 

「ああっ♡ は、早く産まないとっ♡ 新たな専用便器大量生産するぅっ♡ んぉ゛ッ♡♡♡」

 

「うむ、ママも上手そうだな」

 

 今まであまり話せなかった、弱く儚い者。だがこれからは、たくさん会話を楽しめるじゃろう♡ 気に掛けていた、我が月も嬉しそう♡ 忸怩たる思いを抱いて、そっと見つめていた彼女。それが期待に母性本能を暴走させ過ぎて、ちっちゃな乳から母乳をどっぴゅんっ♡ きっとガキどもも、元気に育った後に角を折って頂き。将来は立派な、母親似のコキ捨て便器に育つことじゃろう♡

 

「じゃが、儂が先♡ おぬしと違い、儂のおなかは数百年ぺこぺこのまんまよ♡」

 

「せ、拙もっ♡ 拙も我が太陽の次っ♡」

 

「わかっておるよ♡ 共に元気なガキをたぁくさん♡ 仕込んでもらわねばの♡」

 

「ああっ♡ 我が太陽とママ友ッ♡ 夢が広がりすぎるぅ……♡」

 

 さぁ、では参ろう♡ 悪いのう、マオ。ケルマ。儂、弱いヤツ嫌いじゃし……♡ ゾマケーマの雌は、強者にのみ胎を捧げる♡ 明瞭に負けてしもうたおぬしらでは、もうガキを孕めぬのじゃあ♡ つーかおぬしら、もうチンポ無いしの♡ ちゃんと雌活用してやるから、安心せぃ♡ 先達として一足お先に、儂らは幸せになっちゃいまーすっ♡



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初めてのお掃除。そして太陽はまた昇る

「では、お前様♡ その強き益荒男の滾りを、力の限り儂にブツけておくれ♡」

 

「我が太陽は、極上でございます……♡ きっと主様も、気に入って頂けることでしょう♡」

 

「ふむ……貴様らは、硬き絆で結ばれているように見える」

 

 さぁ、いよいよ我が太陽を召し上がって頂く時♡ 何せこれから我らゾマケーマを飼ってくださる雄様なのだ、まずは最高の物を貢がねばならぬ♡ 誰も異論は挟めぬだろう……我が相棒こそが、ゾマケーマの最も価値ある宝であるということに。だが……首を傾げて、我らが飼い主が告げる。御下問にお答えせねば。

 

「ええ。儂と我が月は、ずぅっと共に」

 

「気が遠くなるような年月を、支え合って参りました」

 

「雌となった後も、真の悦びを知らぬままに。中天に座す太陽と月が幾度巡ったのか、数えるのも嫌となるほどに」

 

「気づけば数百年の時が流れ……そして今、やっと知ることが出来まする」

 

 ゾマケーマの雌は、不老であって不死ではない。だが……我らは強すぎた故に、病に倒れることも無かった。ずぅっと二人で置いてけぼり。独りだけであったならば、絶望して自ら命を絶っていたであろう。我が身を照らす太陽が無くば、この身は既に滅びていたに違いない。故に、月は太陽が輝くのを待ち望む。

 

「貴様……アオルスと言ったか。相棒に先駆けを譲ると?」

 

「先導するは勇者の行い。我が太陽はもう雌の身ではありますが……拙にとっては、変わらぬ輝きでありまする」

 

「我が月よ……おぬしの想い、無駄にはせんぞ!」

 

「素晴らしい。オーガの勇者たるこの身に賢者は居らぬが……その眩き関係は、非常に好ましく思うぞ。故に」

 

「あぅ゛ッ♡」

 

「ひぁ゛ぁ゛ッ♡」

 

 確かめるようなさらなる問いかけにも、この想いが揺らぐことはない。永劫の誓い、神聖なる関係。月は自ら輝けぬ、陽光を照り返しひっそりと夜を照らす。我が太陽を差し置いて、どうして自らが先に愛されたいなどと言えようか。しかし強き決意は、さらなる強さを以て打ち砕かれた♡ 背中に手を回されたかと思うと……がっしぐむにゅう♡ と、我らの乳に食い込む逞しき雄指♡

 

「一人ずつなどと、ケチなことは言わぬ。二人纏めて愛してやろう……いいな?」

 

「ふぁ゛ッ♡ はひっ♡ はひぃ゛っ♡」

 

「あ゛ぅ゛ッ♡ んぎゅっ♡ ふぁ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡」

 

 な、なんという逞しさ♡ 他の種族の童女のような姿なれど、乳と尻の分我らの身体は重い……だがそのようなことは、このお方には問題にならぬ♡ 軽々と、片腕に一人ずつ♡ 乳揉みハグにて持ち上げられ、ぎゅうぎゅうと揉み込まれながら囁かれる低い声にてわからされる……♡ 我らのようなよわ雌如きは、重荷にもならぬのだと♡

 

「ううむ、堪らぬ……なんという極上の乳餓鬼どもよ。どれ、味も見ておこう。んべぇっ」

 

「ん~♡ ちゅっ♡ ちゅぅっ♡ ちゅぅぅっ♡」

 

「れろっ♡ れろれろっ♡ む~~~っ♡」

 

 そのお褒めの言葉に、自らの産まれた意味を悟る。そう……ガキなのだ♡ お強い雄様に守って頂かなければ、生きてはいけぬか弱き存在♡ デカ過ぎる乳をブラ下げた、庇護をねだることしか出来ぬ雌♡ そんな我らが、ご賞味いただくチャンスを前に我慢など出来ぬ♡ くちびる伸ばして、垂らされた舌に吸いつこうとする我が太陽はちょっとアホ♡ それより少し賢い拙は、舌を必死コイて伸ばすが届かぬ♡

 

「ぬぅ、なんという愛らしさ! んむっ」

 

「「んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅっちゅっ♡」」

 

「れろ、れろ……」

 

「「んはっ♡ んちゅれろっ♡ れる、れりゅ……♡」」

 

 だが強く優しい雄様は、懸命におねだりする我らを決して見捨てぬ♡ 与えられた野太いくちびるは、両側から吸い付いても余るほど♡ 夢中で啄むと、さらなる悦び♡ 三人で舌を絡み合わせる、甘やかすぎるべろちゅー奉仕♡ 摩耗し果てた、雄だった頃の記憶。だが……昨日のことだったとしても、もう思い出せぬだろう♡ このようなくちづけを、覚えてしまってはもう無理♡

 

「うおお、ダブルロリ舌たまらんっ! がぶっ」

 

「「んむぅ゛~~~っ♡♡♡」」

 

「がぶ、がぶがぶっ!!」

 

「「んみゅぐっ♡ むぉ゛……ンギュッ♡♡♡」」

 

 た、食べられちゃってる♡ すっごく美味しく拙らが貪り食ってもらっちゃってるぅぅぅっ♡ がぶがぶ噛まれるタンの柔らかさ♡ くちびるの隙間から零れる淫声♡ さらには背骨が軋むほどに、乳を揉みしだかれながら逞し雄筋肉に押し付けられて♡ 乳餓鬼二人揃って、よわ雌全身大満喫っ♡

 

「んっ……ふぅぅっ。美味い、美味すぎる……毎日味わってやらねば。む?」

 

「はひーっ♡ はひぃ……あ、ああっ!?」

 

「んひぃぃ……♡ ひぅっ!? も、申し訳ありませぬっ!」

 

「こ、この年にもなってぇ……う、うにゅぅぅぅっ!」

 

「まさか、このような粗相をぉ……と、とまんにゃいぃぃ……」

 

 沢山食べて頂かねば。一切の抵抗をすることなく……我らの本能が告げた、つよ雄様のエサとしての当然の心がけ。くてぇっ♡ と全ての力が抜けた。抜けてしまった……それは、尿道までも。逞しいお身体に、しょろろろろ……とおもらしを引っ掛けてしまうと言う罪。あまりの醜態に、顔から灼炎竜の如き火が出てしまいそうになる。だが、我らの身体は言うことを聞いてくれぬ。

 

「良い。悦び過ぎてしまったのだろう? 我慢は身体に毒だ、好きに出すがいい」

 

「「はひぃっ!?」」

 

「よしよし、かわいいぞ。ほら、しー、しー……」

 

「「ふぁ゛ぁ゛ッ……♡」」

 

 や、優しいっ♡ 雄様優しすぎるッ♡ 愛される悦びに出してしまった、我らのクソ情けないお漏らしを咎めるどころか……許してくれる♡ 褒めてくれる♡ ゆっくりと地面に降ろされ、頭をなでなでされちゃうっ♡ なんという安心感、幸せすぎるぅ……♡ 我らの永いゾマケーマとしての生において、最も心地よい排尿♡ 大樹の如き逞しさに縋りつきながら、漏らすの気持ち良すぎっ♡♡♡

 

「うむ、たらふく出したな」

 

「ああっ♡ こんなに汚してしもうたぁ……♡」

 

「我が太陽♡ これは、償いをしないといけないね♡」

 

「む?」

 

 我らの膀胱がからっぽになるまで、愛しすぎるションベンタイムは続いてしまった♡ 我が太陽が、そっと撫でる逞しい腹筋にも。大地に雄々しく根を下ろす足にも……拙らの、粗相の証が滴ってしまっている。雄様は優しいから、許してくださるだろう。だがこれを許してはならない。自らの罪は、自ら濯がねばならぬ。

 

「お掃除しますのじゃ♡」

 

「動かぬよう、お願い申し上げます♡」

 

「いや、貴様らタオルなど……うおぅ!?」

 

「んちゅっ♡ ちゅっぱぁっ♡」

 

「れろっ♡ ちゅぅっ♡ ちゅむ♡ ちゅぱっ♡」

 

 タオルなどという無粋な物、使うわけにはいかぬ♡ 我らが持つ最も価値ある物……すなわち、自らの身体にてお詫びをせねば自らを許せぬ♡ このお方が楽しんでくださった、柔らかい雌雑巾にて♡ ねっとりと舌を這わせて、滴る水滴の全てをこのお方から拭い去るのだ♡ 

 

「ごくっ♡ んっ……♡ だ、出し過ぎじゃぞ我が月よっ♡」

 

「ちゅぅぅっ……♡ こくんっ♡ 我が太陽だってぇ……♡ この味♡ もっと身体に良い物を食べないと♡」

 

「なんじゃとこのっ♡ れるッ♡ れる、れりょ♡」

 

「本当のことだとも♡ んちゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡」

 

「何という誠意……! 元から許す気ではあったが、逆にご褒美を与える必要があるのでは!?」

 

 硬い筋肉をねぶらせて頂くたびに、謝罪なのに幸せを感じてしまう♡ そのような雌にあり得ざる想いを、お互いを詰ることにより封ずる♡ 罵り合いながらの謝罪ぺろぺろは、どうやら受け入れていただけたようだ♡ 天を仰ぐ雄様のおくちからは、許しどころか恩寵まで頂けるという咆哮♡

 

「いいえ、褒美など頂けませぬ♡」

 

「拙らの無作法を許して頂けたのに、まさかそのような♡」

 

「遠慮することは無いのだぞ?」

 

「では……最高のご褒美を頂きまする♡」

 

「どうか拙らに与えて頂きたい♡ 雌悦びの極致を♡」

 

 だが素直に受け入れるわけにはいかぬ……お互いに目くばせして、どたぷんっ♡ むにむにっ♡ とその場にドゲザ♡ 自慢の髪を自分たちの作った水たまりに浸し、惨めったらしく固辞せねば♡ しかしながら、雄様はお優しすぎるので方針を変えぬという♡ ここで拒否しては、さらなる無礼となろう……我らは有難く頂くことにした、更なる幸せを♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ご奉仕♡ させていただきたく……♡」

 

「きっと主様にも、御満足いただけることかと♡」

 

「それは貴様らの、褒美にはならぬのではないか?」

 

「いえいえ、このように……♡ れろっ♡ れろっ♡」

 

「拙らの舌も手も、期待に満ち溢れておりまする♡」

 

「うわエッロ……!?」

 

 さすがは我が月よ、ナイスフォロー……! 我らが飼い主は勘違いしておられる、雌の悦びと言う物を。雄様に奉仕する以上の幸せなど、あるわけなかろう♡ それを分かって頂くため、舌を淫らに踊らせる♡ 奉仕したがりの助平雌であることを示す、虚空を舐めるちんぽしゃぶり♡ 隣では蒼穹をシゴき立てるコキ真似♡ ごくりと唾を飲んだあたり、誘惑は見事に成功じゃぁ♡

 

「儂らは雑魚とはいえ、元は雄じゃったから……♡」

 

「悦んで頂くための方法は、熟知しておりまする♡」

 

「この滾り切った、益荒男の象徴を♡」

 

「見事満足させて見せましょうぞ♡」

 

「ぬぐっ……! よ、よかろう。やってみよ」

 

 さらに雄様に近づき、そびえ立つ雄々しいお身体を唯一隠す衣類。すなわち下穿きの上から、さすさすと股間を撫でる♡ さすがは最強の雄様、布の上でも指に伝わる凄まじき昂り……♡ 媚び雌視線で見上げながら、乳を押し付けるとお許しを頂けたのじゃぁ♡ やはりつよ雄様といえど、衝動には抗えぬと見える♡

 

「で、では♡ 御開帳といきましょうぞ♡ はむっ♡」

 

「ああっ♡ どのような金棒が潜んでいるのでしょう♡ んっ♡」

 

「手を使わぬ、だと……!? 熟練の娼婦が如き行いではないか!」

 

「ん~~~っ♡ ん~~~っ♡♡♡」

 

「はぐっ♡ はぐはぐっ♡」

 

 なればこそ、もっと昂らせて頂かねば♡ 儂らは知っておる……雌としての作法の全てを♡ 永き生にて蓄えた、雄が悦ぶ勘所♡ 手でズリ下げるなど、不心得者の所業に過ぎる♡ おくちで裾を甘噛みして、二人で力を合わせてお出ましを願うのじゃあ♡ じゃが引っ掛かりが凄い♡ これはさらに息を合わせねば♡

 

「「む~~~……ンッ♡ きゃっひぃぃぃんっ♡♡♡」」

 

「うお、すまぬ……」

 

「はへっ!? うぉっ♡ で、でっっっ♡ かぁぁ……♡」

 

「な、なんという♡ このような物、見たことが無いッ♡」

 

 儂らのコンビネーションは、若い者たちとは一線どころか十線は画する。目だけでタイミングを合わせると、一気にズリ降ろし……顎を痛打して脳を揺らす、勇ましすぎるご登場をカマされる♡ どしぃん! と後ろにブッ倒れてしまうほどの衝撃……くらくらとする頭を振り、恐る恐る拝見すると……その威容に、さらに脳が痺れてしもうた♡

 

「な、なんじゃこれ♡ なんじゃこれぇ……♡」

 

「完全に、雌を殺す形をしているぅ……♡」

 

「儂らの備えていた物などとは、比べ物にならぬっ♡」

 

「やっぱり違うんだよ、我が太陽♡ これが本物の、おちんぽ様なんだっ♡」

 

 それは天に向かいそそり勃つ、雄勇ましさの象徴♡ 槍に例えることもよくあるが……あんなの、もう塔ではないか♡ 儂らの顔どころか、腕よりも長い幹♡ びくびくと血管が浮かび上がり脈動するその根本には、拳幾つ分かも分からぬ金玉♡ そして先端には……エグ過ぎる返しが着いた、一度刺さり込んだら二度とは抜けぬと言わんばかりの亀頭♡   

 

「ううむ、そこまで褒められると照れるな」

 

「「ヒィッ♡♡♡」」

 

「どうした? 奉仕してくれるのではなかったのかな」

 

「は、はひぃっ♡」

 

「ご奉仕っ♡ させていただきまするぅっ♡」

 

 一体何人の雌を喰らえば、あのようになるのか……淫水焼けし尽くして黒光りするそれが、我らの身体にびくんっ! とさらに角度を増す♡ へ、へそっ♡ 通り過ぎちゃっておるぅ……♡ あのような凶器をブチ込まれれば、儂らのちっちゃな身体など一溜まりもないっ♡ 最初に奉仕をねだったのは、大正解であった♡ 少しでもイラつきを発散して頂いておかねば♡

 

「で、ではっ♡ まずはご挨拶……♡ すんっ♡ うおくっせっ♡♡♡」

 

「し、失礼だぞ我が太陽ッ♡ 雄様に対して臭いなどと……すん、すんっ♡ くっさっっっ♡♡♡」

 

「些か傷つくな……まぁ長旅故、致し方ないことだ」

 

 雌がうっとりとチン嗅ぎするのを、嫌いな雄などおらぬ♡ その征服欲を満足させる行いに挑む我らであったが……あまりの雄臭に、口を衝いて出るとんでもない無礼♡ ぷんぷんと薫るあまりの激臭に、鼻が一瞬で麻痺してしもうた♡ あ、洗ってないとかそういうレベルではないっ♡ 完全に雑魚雄どもとは、ステージが違いすぎる濃厚なる雄スメルッ♡

 

「こ、このようなくっさいもの♡ 放ってはおけぬぅ……♡」

 

「待つんだ我が太陽っ♡ 匂いの原因は、恐らく先端にある……♡」

 

「そ、そうじゃなっ♡ ではお前様♡ 少々屈んでくりゃれ?」

 

「うむ? おう」

 

「「ふぉ゛ッ♡♡♡」」

 

 裏筋を一嗅ぎするだけでこのありさま♡ 早速雌舌奉仕を願いでる儂を、留める我が月の冷静なる指摘。な、なるほど♡ 確かにその通りであった♡ 儂らの小さな背丈では、見えぬ切り立つ断崖の先♡  恐らくその先に、この臭さの原因がある♡ 背伸びしても届かぬ故、屈んで頂けるようおねだりすると……さらなる魔性が、我らの眼と鼻孔を襲う♡

 

「び、びっっっしり♡ コビりついてしまっておるぅ……♡」

 

「どれだけ溜めれば♡ これだけのチンカスを蓄えられるのですかぁ……♡」

 

「ふむ? 嗜みとして、通りすがりの雌どもに掃除させたのだがな。半日も経っておらぬ」

 

「「……♡♡♡」」

 

 ち、違うっ♡ 違い過ぎるのだ、雄としての性能が♡ 黄ばんでかさぶたのように亀頭を覆うチンカスは、恐らく道端に放り捨てられているであろう哀れな雌たち♡ 彼女らの献身を以てしても、一日とてその雄性の滾りを解消しえぬ♡ 見せられたのだろう、これを……そして雌としての当然の義務を歓喜のままに行った♡ これを見れば、全ての雌が同じ行動を取る♡

 

「はむっ♡ はむはむっ♡」

 

「んはっ♡ かぷ、かぷ……♡」

 

「うむ。やはり雌に掃除させるのは心地よい」

 

 雌としての使命感が身を支配して、亀頭にしゃぶりついてしまう♡ お許しを得る前に……このような惨状、とても放ってはおけぬ♡ このお方のおちんぽ様が汚れているなど、天も許さざる大罪よ♡ そして歯など立てては、二度と雌を名乗れぬ♡ 両側から柔らかいくちびるで挟んで、甘噛みにてお掃除して差し上げねば♡

 

「か、硬いのじゃぁ♡」

 

「我が太陽♡ ここは、唾液でふやかさないと♡」

 

「さすがは我が月、名案じゃぁ♡ んべぇっ♡ えっろぉぉ……んぐぅ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

「ど、どうしたんだいっ!? まさか毒がっ!? ……♡ んちゅっ♡ ちゅば、ちゅっぱんむぐぅ゛ッ♡♡♡」

 

「どの雌も同じ反応を見せるが……鬼人の老廃物に、劇物など含まれていないはずなのだが」

 

 我が月の助言に従い、唾をたっぷりとチンカスに絡める我ら……だが、それは罠じゃった♡ ほんの少し溶けたそれの味が、舌を激烈に刺激する♡ 突き刺さるようでいて、覆いかぶさるような雄の味♡ 雌を駄目にする、猛毒よりもエゲつない……脳が蕩ける、拷問のような媚毒♡

 

「はぷはぷっ♡ はむっ♡ ん゛~~~っ♡♡♡」

 

「ちゅっ♡ ちゅぅっ♡ れる♡ れろっ♡」

 

「ううむ、力を合わせて難行に挑む姿……対象が我のちんぽであることを除けば、感動的だな」

 

「「んふーっ♡ んふぅぅぅ……♡」」

 

 じゃが一人では耐えられぬこれも、二人ならば大丈夫♡ 大胆にしゃぶりつく我が舌が、チンカスのもたらす痺れに動きを止めてしもうた♡ そこに我が月が、絡め合わせる舌にてお掃除継続♡ 初めて貪るお互いのくちびるの、なんと甘美なことか♡ お互いの姿が変わり果てても、我らの絆は永遠に健在じゃと荒い鼻息で確かめ合う♡

 

「だが、竿が寂しいな」

 

「んむぉ゛ッ♡」

 

「むぉ゛ッギュッ♡」

 

「使うぞ、いいな?」

 

「「……ちゅっ♡」」

 

 だが対の雌舌ぐらいでは、最強雄様は満足してくれぬ♡ 我らの誠心誠意のよわよわご奉仕♡ などでは、生温いと仰っておるぅ……♡ むにむに♡ と、擦り付けていた乳をむんぎゅう引っ掴まれちゃう我ら♡ お返事なんか決まっておる……どうぞ♡ とダブルチンキスでお返事じゃあ♡

 

「うむ。ぬぉっ……! なんという量感と柔らかさ!」

 

「んきゅっ♡ あふっ♡ くぅぅん……♡」

 

「も、もっと大きく♡ 硬くぅ……♡」

 

 ずりずりっ♡ むにゅたぷっ♡ ごし、ごし……♡ と我らの乳が雄様の手により、淫らに歪んで刻一刻とカタチを変えて……御自身の手により、おちんぽ様をお掃除する乳雑巾として使ってもらっておる♡ そして乳谷間に感じる、猛々しい憤り♡ それ我が月の言葉通り、一秒ごとに存在感を増していってしまう♡

 

「素晴らしい。これは鬼リピ確定だな」

 

「ま、毎日っ♡ 儂らの乳を使ってくだされぇ……♡ ちゅうっ♡」

 

「れろっ♡ れろちゅぱっ♡ むっちゅぅぅ……♡」

 

「なんと素直な乳餓鬼どもか……褒美をやらねばな?」

 

 なんという雌満足♡ 我らの乳が、雄様のお役に立っておる♡ さらにお褒めの言葉まで頂き……あまりの嬉しみに、自分からおねだりしてしまうのじゃ♡ 儂は言葉にて、我が月はチンキスにて♡ いつでもコキ使ってくださぁい♡ と、ダブルパイズリの義務化を要望♡ 微笑んだ雄様が、指を妖しく蠢かせ……?

 

「お互いが悦んでこそ、最高の快楽が得られる。かわいがってやろう、貴様らのうまそうなコレをな」

 

「んぎゅっ♡ ふぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」

 

「しょ、しょこすごっ♡ あひっ♡ う゛ッひぃ゛ぃ゛ッ♡」

 

 軽くきゅっ♡ と摘ままれるだけで、腰ががくぅんっ♡ と抜けてしもうた♡ 雑魚雄どもに幾ら嬲られてもそのようなこと無かったのに♡ じゃが我らには、倒れることすら許していただけぬ♡ むんにぃぃぃ……♡ と自重でデカい乳を長くして、悶え喘ぐことしか出来ぬ♡ 本物雄指に囚われた、乳首で態勢を保持されちゃってるのじゃあ♡

 

「うむ、感度も素晴らしい。極上の雌苺だ……だが、それに恥じぬようちゃんと立たねばな?」

 

「はっ♡ ひぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡ ふぉ゛ッ♡ お゛ンッ♡♡♡」

 

「ふぎゅっ♡ お゛ッひぃ゛ぃ゛ッ♡ あ゛ッ♡ あ゛ぁ゛ぁ゛お゛ッ♡♡♡」

 

 そんなクソ情けない我らを叱責する、雄様による言い聞かせ♡ それぞれの雌勃起を、片腕で二つまとめて引っ掴まれ♡ とんとん♡ と叩かれ、こりこり♡ と軽く潰され♡ 最後にはぎゅっ♡ ぎゅっ♡ ぎゅぅぅ……♡ と潰し伸ばされ♡ 激悦を押し付けられる乳首と連動して、脚がばたばたっ♡ ぴぃんっ♡ ばたばたっ♡ ぴぃんっ♡ と淫らなダンスを踊ってしまうのじゃあ♡ 

 

「デカいわりに感度が良すぎる……! このような雑魚乳首を付けた乳餓鬼ども、やはり我が守ってやらねば!」

 

「「お゛ッ♡ お゛ッお゛ッ♡ お゛ッぎゅぅ゛ぅ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」」

 

「おお、元気なお返事だな? やる気がますます出ると言う物だ」

 

「「はぅ゛ッ……♡」」

 

 最後にぎちちぃ゛ッ! と思い切り♡ 我らを全身全霊で庇護してくださるという、誓いと共に乳首がメタクソ握られる♡ せ、説得力っ♡ 説得力すごいっ♡ 股からお潮をぶしぶしっ! ぶっしぃぃっ! と噴いてアクメお返事してしまうほどに♡ 雄様の逞しさと誠意を、乳首にわからされてしもうたっ♡

 

「我が飼う価値のある、極上乳餓鬼であることは十分に分かった」

 

「えへへぇッ♡ うれしぃのじゃぁ……♡」

 

「や、やったな我が太陽ッ♡ これで、拙らは……♡」

 

「では……本番と行こう。貴様らの価値の全てを、我に示すがいい」

 

「「……ッ♡♡♡♡♡」」

 

 雄様面接は合格♡ 我らが飼って頂けることは決定したのじゃ♡ じゃが儂らは勘違いしておった……ただ乳を引っ掴んで遊ぶための、愛玩乳雌はこのお方は求めておらぬ♡ 雌の真の価値を示さねば、不十分に過ぎるのじゃあ♡ ごろりと寝転んだ雄様が、無言で示す目の前にそそり勃つ威容♡ 雄の象徴にて、わからされる♡ 我らの真なる役目を♡

 

「上手に出来れば、我の飼い雌ではなく妻としてやろう」

 

「つ、妻っ♡ お前様の妻と申したかや♡」

 

「拙らを、ツガイにしてくださると仰るのですかっ♡」

 

「うむ、雄に二言はない。まぁ……コレを貴様らの小さな身で、見事受け入れることが出来ればの話だが」

 

「「で、でっか……♡♡♡」」

 

 あまりにも甘美なる誘惑。だがそれは、今まで挑んだことの無き難行と言える♡ 我らの乳で煮詰められた、イラ勃ち尽くした雄欲♡ チンカスが未だコビりついたままの、亀頭の大きさも常軌を逸しておる♡ びっくん! びっくん! イライライラァ~~~っ! と先ほどよりも数段威圧感を増した、雌を殺害するための肉の塔♡

 

「わ、儂のふとももよりもぶっとくてぇ……♡」

 

「長さなんて♡ 拙らの顔、二つ分を超えちゃってるぅ……♡」

 

「ふむ、臆したか? 致し方あるまい……パイズリ専用乳餓鬼として、飼うに留めるとするか」

 

「「……」」

 

 あ、あんなのをブチ込まれれば死んでしまうっ♡ 幾ら我らゾマケーマの雌が頑丈だとしても、許容限界と言う物があるっ♡ このお方が雌を探し求めていた理由が分かった……これを受け入れることのできる、雌など居らぬ♡ 癒えぬ渇望を抱いたままに、歩み続けていたのであろう……もしそれを受け入れられる者が居るならば。

 

「我が月よ……賢者に戻れ」

 

「わ、我が太陽ッ!? キミはまさかっ!」

 

「儂に示せ! 進むべき道を……勇者の歩む、栄光の未来へと!」

 

「……分かった。我が勇者よ! 挑もう、かつて踏み越えられなかった死線に!」

 

「貴様ら、大盛り上がりだな……」

 

 そう、それは勇者に他ならぬ! かつて敗北を知り、地に伏し雌と化した我らであるが……今こそ、立ち上がる時。乳奉仕しかさせてもらえぬとなれば、ゾマケーマの存続など夢のまた夢。座して緩やかなる滅びを、甘やかな快感のうちに受け入れる? そのようなこと、認められぬ。分の悪い賭けも、我ら二人ならば……勇を振り絞り、飛び込むのに躊躇いは無い!

 

「て、手を握ってくりゃれ? 決して離すでないぞ!」

 

「ああ、二度と離すものか! 主様、我が勇者が御身を跨ぐことをお許しあれ!」

 

「う、うむ。ちっちゃいからな、しょうがない」

 

 勇者とは、勇ある者なのだ。最も強き者であると同時に、ゾマケーマの歩むべき道を先導する者。それをその知恵で以て支えるのが、賢者である。怖い、怖いのじゃあ……! だが、歩を進められる。我が賢者と繋いだ手の温もりは、儂に勇気を与える。勇者らしからぬへっぴり腰になっちゃうけど、儂雌じゃからノーカン!

 

「我が勇者! それじゃ駄目だ、脚をちゃんと伸ばして!」

 

「う、うむ!」

 

「……!? つ、爪先立ちっ! 必死コイてぴんと張ってッ!」

 

「ひぃんっ!」

 

 じゃがそんな不敬をしでかしても……我が賢者の顔色は、優れぬまま。デカ過ぎな乳で足元が見えぬ儂に対し、さらに身を高くせよとの指示。う、嘘じゃろっ!? ちゃんと長さを計っておけば良かったわい! ぷるぷる脚をプルつかせ、抜き足差し足忍び足……こ、これ儂ほんとに死んじゃうかもっ!



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真なる勇気を示した時、開催されるぷにあなドチャクソ食い放題♡

「な、なんという勇気! あれが古の勇者だと言うのか……!」

 

「無理だよ、あんなの……! 無謀に過ぎる!」

 

「我が太陽、あと少し!」

 

「ぬ、ぬぅっ! 手、手を引いてくりゃれぇ……!」

 

「「「「「頑張って、巫女頭様……!」」」」」

 

 俺は自らの未熟を突きつけられていた……あのような行い、とても我が身では行えぬ。眉根をひそめ、泣きそうな顔で……それでも歩みを止めぬは、真なる勇者。臆しているのだろう、逃げ出したいのだろう。だが賢者の指示と導くべき者たちの声援の中、その震える脚が竦み留まることはない。決して自らの義務より逃げぬ、彼女より俺は勇者で居られたのだろうか。

 

「我が賢者よ。あの状況で、俺に道を示せるか?」

 

「……君を死に誘うなんて、ボクには出来ない」

 

「それが、俺が勇者たる資格を失う行いだとしても?」

 

「駄目だ、ボクは君を失いたくない。賢者は死神じゃないんだよ!」

 

 我が賢者のサファイアに映る、黄金の獅子髪の下。俺の顔は蒼褪めていて、褐色の色まで損なわれたかのような白さ。ぶんぶんと白銀の総髪を振る、相棒など元より色白なためか……瞳と揃いのように蒼白。口から漏れ出る悲鳴は、我が身を死地には向かわせぬという怜悧なる判断。だがそれは、正しき勇者と賢者の姿と言えようか。

 

「ひんっ♡ あ、熱いッ♡ 熱いのじゃあッ♡ 火傷するぅっ♡」

 

「だ、大丈夫だ我が太陽! ちゃんと濡れてるからっ!」

 

「そ、そのようなこと言うてもっ♡ あ、あう゛ッ♡ あ゛ッ♡ あ゛ッあ゛ッ♡♡♡」

 

「気をしっかり持ってッ! 腰が抜けたら終わりだよ!」

 

 正しき姿とは……巫女頭様が示す、あのような状態を指すのではあるまいか。ぐちゅり♡ と蜜をたっぷりと垂れ零す、ぴっちり閉じたちっちゃなぷにあな♡ それがチンカスだらけの亀頭に触れた途端、がぴぃんと張った脚ががくがくがくがくっ! と盛大に震える♡ あまりの威容に脅し付けられて、淫らに喘ぐ艶姿♡

 

「ひ、ひぃ゛ぃ゛ッ……♡ お゛ッギュッ♡♡♡」

 

「危ない、我が太陽ッ! せ、先端挿入(はい)ったよっ!」

  

「お゛~~~~~っ♡ お゛~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「ぐぬっ……! なんとキツキツな穴か!」

 

 その踵が逞しい身体にとん、と着くと……めりめりめりぃっ! とクッソ拡げられたぷにあなに亀頭がガッツリハマり込む♡ 長年入口を解されて来た巫女頭様だからこそ、受け入れられたのだろう♡ そのまま処女喪失と同時にGスポを圧迫されて、紅色ロングを振り乱しイき狂う巫女頭の細い腰をがっしり掴む補佐殿♡ 

 

「はひぃ゛~~~っ♡ はひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛……おなかっ♡ くるしっ……ふぉ゛ッ♡♡♡ お゛ンッ♡ お゛ッお゛ッ……♡」

 

「い、いいよ我が太陽っ! さっき許してくださったから、多分今回も大丈夫っ!」

 

「ちんぽに小便をひっ掛けられると、さすがに少々イラつくな……」

 

「お゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 安心したのか、イきを整える巫女頭様。膀胱すら、デカすぎ亀頭に圧迫されてぷしぷしっ♡ しょろろ……♡ と灼熱ごんぶとの冷却を試みる♡ それをボッコン♡ したおなかを優しくさすり、的確な判断を称える補佐殿だが……それが逆に雄様の逆鱗に触れた♡ ますますイラ勃つ憤りに、血と本気汁が混ざり合う桃色を結合部から噴き零す巫女頭♡

 

「まぁ許してやろう、貴様の勇気に免じてな……さぁ、続きを頑張るがいい」

 

「ま、まずは馴染ませないと♡ 我が太陽、力を抜いて♡」

 

「ふぉ゛ッ……♡ ゆ、ゆっくり頼むぞい……お゛ッギュッ♡♡♡」

 

「がっぷり♡ ハマリ過ぎて動かない……♡ え、えいっ!」

 

「お゛ッ!? おにゃかっ♡ なくなるッ……お゛ンッ♡ んごぉ゛ッ♡」

 

 だが寛大にも、お許しをくださった♡ 安心して乳を撫で降ろし……巫女頭様の腰を掴んで、動かそうと試みる補佐殿。だがそれは、切羽詰まった嬌声を引き出すだけの結果に終わった♡ 雌のなまっちょろい腕力では、手加減していては埒が明かぬことを悟った補佐殿♡ 満身の力を籠めて、ちっちゃな穴をぐちゅぐちゅ♡ 虐待する賢者によるサポートピストン♡

 

「我が太陽は、広い心に比して穴がクソ狭いね……」

 

「お、おぬしもじゃろっ♡ ええからはよ、儂で雄様を悦ばせよっ♡♡♡」

 

「さすが我が勇者! 感動に手が在りし日の力を宿す!」

 

「お゛ゲッ♡ う゛ンげェ゛ェ゛ェ゛~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「なんという信頼関係か!」

 

「こ、壊れちゃうよあんなのっ! ボクには出来ないッ!」

 

 巫女頭様のちっちゃな身体が、さらにずどぼっちゅん♡ と沈み……がりがりがりぃっ♡ と膣内をケズられる音すら聞こえてくるような、容赦がゼロの引き抜き♡ 相棒をちんぽシゴき器(オナホール)として酷使する、賢者の手つきに躊躇いは無い♡ 信じているのだ、自らの勇者を……その身を以て雄様を悦ばせ得るという、確信の元におなかをボッコンボッコン亀頭でブッ叩く♡

 

「まだだよ、我が勇者♡ 覚悟をキメなよ……はいどっちゅんっ♡」

 

「ふんぎょぉ゛ォ゛ぉ゛~~~~~~~~~ッ♡♡♡」

 

「気をしっかり持つんだ♡ 始まるよ……♡」

 

「ほげっ……☆」

 

「す、素晴らしい……!」

 

「あれが……あんなものが、勇者のまぐわいだっていうのか!?」

 

 そして最後にどっっっっちゅんっ♡ と勇ましくハメ込むと同時に、がに股になってしまっていた両の脚がぴぃんっ! と跳ね上がる♡ 白目を剥いた巫女頭様が取ったのは、ちっちゃなおなかで最も雄様を受け入れやすい……骨盤が開き切った態勢♡ 爪先までしっかりと伸びた、美しきV字脚ピン……♡ その輝かしき媚態が、がくがくと不吉に鳴動する♡

 

「ふぎょっ……♡ お゛ッ!? お゛ッお゛ッ……♡ ふぉ゛ッ♡♡♡」

 

「あはっ、ぷりゅんっ♡ しちゃったんだね、我が勇者♡ 主様に動いてもらってないのに♡」

 

「こ、こんにゃもんっ♡ こんな逞しい物で♡ 子宮を脅し付けられちゃったらぁ……♡ 排卵()るに決まってるじゃろっ♡」

 

「貴様ら、発情期だったのか……?」

 

 その輝くルビーが戻ると、切れ切れの喘ぎ声が響き……最後に素っ頓狂な淫声を上げる♡ それを見て満足そうな補佐殿が、おなかを撫でると言い訳♡ 首を傾げる雄様は、どうやら我らの生態についてあまり詳しくないようだ……我らゾマケーマの雌は、強い雄に弱い。だが……これはいくら何でも弱すぎる♡

 

「いえ、主様♡ 我らは、逞しきおちんぽ様で子宮をブン殴られると……雄様にお貢ぎするほかほかたまご♡ 従順に差し出してしまうのです♡」

 

「そうじゃっ♡ 儂が孕ませてくださぁいっ♡ とおねだりしちゃうのも、しょうがないことなのじゃぁっ♡」

 

「ふふ……嘘はイけないよ、我が勇者♡ 普通はこうしてぇ……♡」

 

「ふぉ゛ッ♡!? お゛ぅ゛ッ♡ でぅ゛ッ♡ いっぱいでぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「自重だけでぷぅりゅぷりゅ♡ ド突いてもらってないのに、こぉんなに♡ たくさん排卵()せないだろ♡」 

 

 勢い良く突く必要があるはずなのだ♡ 孕ませる気まんまんの、たまご排卵()せっ♡ さっさとしろっ♡ と強要する鬼のような脅迫ピストンでなくば排卵せぬはず♡ だがよわ雌腕力でハマ込まれただけで♡ 補佐殿が支える手をぱっと離しただけで♡ 爪先ぎゅうぎゅう握りしめながら、大量排卵を絶叫と共にご報告♡ 雄様は寝転がってるだけなのに、たまごをいっぱい貢いじゃう巫女頭様♡ 

 

「どういうことだ?」

 

「主様がつよつよ過ぎるのです♡ 我が勇者のおなかは、完全敗北を認めてしまいました♡」

 

「お、お前様のつよつよなガキを孕むために♡ 数百年ぺこぺこな、新品子宮が欲張りすぎちゃったのじゃぁっ♡」

 

「拙らは、よわよわですので……♡ あまりの強者の御威光が、我が勇者のおなかを従順にしてしまっているのです♡」

 

「伝わってくるのじゃ♡ おちんぽ様から、孕ませる♡ 孕ませる♡ と、ガキ産み部屋を脅され続けておるぅ……♡」

 

 そう……強すぎる♡ 自らが勝てなかった灼炎竜。それを狩った我らを、余裕綽綽に無傷で倒した雄様♡ そんな二段どころか雲の上の存在たる絶対強者に、勝てるわけがない……♡ ゾマケーマの生態を覆すほどの、たまご大量生産で許し乞いをしてしまっている♡ ちゃんとお利口さんに孕みますから、おなかを殴らないでと♡ 弱者故の生存戦略が、働いてしまっているのだ♡

 

「なんと! 我のガキを、そこまで求めていると言うのか……!」

 

「そうです♡ ですから、このままお射精を頂き……」

 

「このような、極上の孕み胎! 雄として手を抜いてなどいられぬ!」

 

「ほへっ!?」

 

 その許し乞いは、確かに功を奏した……わなわなと感極まったように、拳を握り締める雄様。その真剣なまなざしが、勇者にして従順な雄負け当然♡ よわよわな孕み雌であることを示した巫女頭様を熱く見据え……がっしりと、大きな手がおなかを掴む。両の手で一周できるほどの、細い腰。そこにガキをたらふく仕込む気概が、その総身に充満する♡

 

「真剣に愛してやる、我が妻として……いいな?」

 

「ひえっ♡ わ、儂っ♡ 壊れちゃう、のじゃぁ……♡」

 

「……」

 

「お゛ぐぉ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

「いいな?」

 

「はひぃ……♡ ご自由に、お使いくだされぇ……♡」

 

 もうたっぷり排卵してしまったのに♡ つよつよ雄様ご自身に動いて頂き、よわよわおなかをブン殴られればどれだけぷりゅぷりゅっ♡ してしまうと言うのか♡ ツガイにして頂ける歓喜を、恐怖が上回ってしまったのか……口答えをしてしまった瞬間、どっちゅんっ♡ 子宮を脅し付けられ、追加で排卵♡ おなかに言い聞かされ、大人しく雄様の愛を受け入れることを強要されちゃう巫女頭様♡

 

「この細い胎が、はちきれるほどに。我のガキを仕込み続けてやる……孕んでいない時間など、貴様の今後の生には存在しない」

 

「あ、ああっ♡」

 

「このデカ過ぎる乳も」

 

「ンッギュッ♡♡♡」

 

「従順すぎる孕み胎も」

 

「ふぉ゛ッ♡ 排卵()ぅ゛ッ♡ 沢山排卵しちゃぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

 穏やかにして、地獄の底から響くような低い声♡ 歌うように誓われるのは、永遠の愛……♡ むんぎゅう♡ 鷲掴まれる乳も、どっちゅんっ♡ ド突かれるおなかも♡ もう許してもらえることは無い♡ 頑強なる愛情の牢獄にゾマケーマを囚らえて離さぬと、二度と俺から逃げられると思うなと♡ 苛烈過ぎる逞しさが、我らの新たな神の生誕を告げた♡

 

「かつての古強者よ。その勇気の報酬を与えよう……オラッ、永久就職確定ピストンッ!!」

 

「おゲぐッ♡ ンギョぉ゛ッほぉ゛う゛ッ♡♡♡ お゛ッお゛ッ……お゛~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「我を誘惑し過ぎだ馬鹿めッ! この乳餓鬼がッ……! このクソ狭いぷにあなも、我のちんぽのカタチにかっ拡げて安産祈願してやるっ!」

 

「ぉ゛~~~っ……♡ ぅ゛ぉ゛~~~~っ……♡♡♡」

 

 感極まった怒声と共に、叩き込まれ続ける激しすぎる愛情♡ ずどぼっちゅんっ! ぐぅりぐり……がりがりがりぃ~~~っ! ずごずごずごんっ! と、お言葉通り岩盤を掘削するような鬼ピストン♡ 巫女頭様の絶叫じみた淫声が、すぐに死にかけた虫の音に変わるほどの勢い♡ それでもなお止まらずに、一撃ごとにぼっこんっ! ボコボコ! と陰惨にカタチを変えるおなか……♡

 

「オイィ? 愛あるまぐわいだと言うのに、反応が薄くはないか?」

 

「へっ♡ へっ♡」

 

「……」

 

「お、お待ちくださいっ♡ 我が勇者をお許しをっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡」

 

「む……」

 

 強靭な背筋を魅せつける、ブリッジピストンが一旦止まると……雄様の不満げな御下問に対し、のけぞり舌をぴぃんと出してお返事♡ そんなクソよわ雌の醜態に対し、無言のままイラ勃ちを増しちゃう雄様♡ だが、彼女の相棒がその危機を見過ごすはずが無い♡ 誠心誠意のタマ舐め助命嘆願に、きりりと吊り上がった眉が緩む……♡

 

「致し方あるまい。貴様らはちっちゃくてか弱いからな……余っているだろう、奉仕せよ」

 

「はひぃっ♡ ただいまっ♡ んちゅっ♡ えへへ、気持ちいいですかぁ……♡」

 

「うむ」

 

「んぐぉ゛ッ♡♡♡」

 

 あまりのサイズに、ちっちゃな子宮をブッ潰してもなお余る全長♡ そこをずりずりっ♡ たぷむにゅうっ♡ と真心籠った乳奉仕♡ にてなんとか怒りを収めて頂くことに成功するが……おちんぽ様は猛り狂ったまま♡ みちちぃっ! めりめり……♡ とさらにおなかを虐待され、古の勇者は嬌声的に元気にさせられてしまう♡

 

「我が勇者♡ 今助けてあげるから♡ えいっ♡ えいえいっ♡」

 

「素晴らしいサポートだ。友情ともてなしの心をおおいに感じる」

 

「んふっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅっ♡ ちゅぅぅっ……♡」

 

「おぐッ♡ げごぉ゛ッ♡ おぅ゛ッ♡ お゛ッお゛ッふぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡」

 

 だっぽんっ♡ だっぽんっ♡ ずりゅずりゅむんぎゅうっ♡ と、熱心過ぎる乳奉仕♡ に興じるあまり、古の賢者は気づかない♡ 彼女が頑張れば頑張るほど、相棒を追い詰めていることに♡ 心地よさそうにする雄様の、おちんぽ様の上♡ おなかに浮かび上がる亀頭のカタチが、びくびくと震えるたびに悶え狂う勇気あるよわ雌♡

 

「その心意気に免じて、馳走してやるとしよう……オラッ、孕めッ!!」

 

「ぎょぁ゛ア゛ッぢぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「んぶぶぶぶぶっ♡♡♡」

 

「うお、クソ狭いからゆっくり射精()るな……うむ、なんと心地よいまぐわいか」

 

「ふぉ゛ッ♡ も、もうしておるっ♡ お゛ッ♡♡♡ 鬼ガキたくさん受精(ぷちゅぷちゅ)♡ しておるからぁっ♡ ゆるちっ……」

 

 果断なる号令とともに、侵略されるガキ産み部屋♡ 灼炎竜のブレスを浴びたとしても、恐らく出ないであろう魂消(たまげ)る嬌声♡ おなかをぼごぉんっ! と膨らませ、結合部から溢れ補佐殿の顔を白く穢すほどの逞しお射精♡ ほかほかたまごを排卵()しすぎて、終わらぬ受精地獄に悶え苦しむ古の勇者。最期の力を振り絞り許し乞いをするが……♡

 

「貴様の誠意に報いねば、雄が廃ると言う物だろう? ほら、ほらほら」

 

「ほぉ゛ぉ゛ッ……♡!? お゛ンぎゃぁ゛ッ♡ う゛んぎゃぁ゛ぁ゛~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「お゛ぎゅっ♡ おちち潰れっ……♡!? んぶぉ゛ッ♡ お゛びびんぎょぉ゛ッ♡♡♡」

 

「は、激し過ぎる♡ 烈火の如き勢い……あれが、真のまぐわい♡」

 

「……!!」

 

 死にかけよわ雌に対しても、つよつよ雄様は一切の手を抜かぬ♡ 乳奉仕をしていた補佐殿のデカいのをブッ潰すほどに、ちっちゃな身体にさらにブッ挿す♡ これから産むガキの如き絶叫を上げる彼女のおなか、そこに浮かび上がる亀頭は恐らく……直接侵入を果たしてしまった♡ 凄まじい圧力で補佐殿の顔にドピュり続けるブッ濃いちんぽ汁を、直接ガキ孕み部屋の内側に噴射しコビりつける暴挙♡

 

「ふぅ……これで間違いなく孕んだだろう。我が妻よ、今夜も愛してやるからな♡」

 

「……ッ♡ ……ッ♡♡♡ ……ッ♡♡♡♡♡」

 

「返事」

 

「ぶンギャァ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 子宮口から少々注いでも、妊娠確実なほどに受精しやすいゾマケーマの雌♡ たくさん産んだたまごを全部プチュらせても、雄様満足には程遠い♡ まだまだ産ませる、容赦はせぬと♡ 声も出ぬ様子で無言のままに♡ 悶えておなかを中心に全身を痙攣させ続ける、古の勇者改めガキ産み妻♡ そのおなかを最後に思い切りド突く酷すぎ雄様に、立ち向かう勇気のある者など……

 

「我が勇者は、その使命を十全に果たしました。ならば次は、拙の番にございます♡」

 

「ふむ、当然だな。我が愛は一人では到底受け入れきれぬ……だが、貴様ら二人でも厳しいのでは?」

 

「ほげっ……☆」

 

「いいえ、二人ではありませぬ♡ なぁ、キミたち……♡」

 

 居る。居るのだ、勇者が討たれたとしても。その意志を継ぐ者が……それは彼女の相棒、知を捨てて蛮勇へと走りし古の賢者。だが雄様の仰る通り、頭が悪い俺でも分かる当然の摂理。つよつよ雄様にはよわ雌など一人でも二人でも変わらぬ。しかし微笑んだ補佐殿が、編み込んだ蒼銀のおさげを揺らして周囲を見回し問いかける。

 

「「「「「はい、補佐殿♡」」」」」

 

「嘘、でしょ……?」

 

「なんということだ、俺たちより弱いはずなのに……!」

 

「我が勇者の導きに従えぬ雌など、ゾマケーマには居ないよ♡」

 

 それに答える声が、重なり響く大合唱。怯え竦んでいたはずの、我らが守るべき者たち。よわ雌と成り果てた身でありながら、背筋をピンと伸ばして立ち上がったゾマケーマたち。彼女たちの心に火を灯したのは、巫女頭様の……真の勇者たる者の姿。俺のような偽物では到底果たし得ぬ、燃え尽きた魂への再点火(ソウル・イグニッション)

 

「見ているといい、キミたち……これがゾマケーマの雌の、今日からの正しい姿だと言うことをね♡」

 

「認めよう……貴様らの全てが、我が妻となる価値となる雌であることを!」

 

「んぎょぎょぎょぎょっ♡♡♡ はぁ゛ッ……ひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~んっ♡♡♡♡♡」

 

「いえ、まだ早計にございます♡ 一通り全部ご試用して頂かなくては、我が勇者のように……♡」

 

「「「「「ごくッ……♡」」」」

 

 俺は自分が情けない……勇者などと調子をコいていたのが、大罪だと感ずるほどに。見よ、真なる勇者のあの雄姿を! 感極まった叫びをあげる、雄様のおちんぽ様から引き抜かれて♡ ぽっかり空いたぷにあなから、どぼぼぶぴぴぃっ!! ぶぴぶぴっ♡ とたっぷり詰め込まれたちんぽ汁を盛大に逆噴射♡ それを見つめる者たちも、退く様子の欠片も見せぬ♡

 

「食べ放題にございます♡ 拙らのほかほかたまごを、このブッ濃いつよつよちんぽ汁にて♡ どうか、存分に喰い散らかして頂きたい♡」

 

「あ、あのっ♡ わたし、も……♡」

 

「レリュー。キミは産んでからだ……だがその心意気、誉れ高い。任を与えよう」

 

「えっ?」

 

 ぬっちゃぁぁ……♡ とちんぽ汁に塗れた乳を拡げ、繋がる幾条もの白濁橋(ザーメンブリッジ)♡ 相棒の成果を披露して、雄様誘惑を試みる賢者♡ それにおずおずと孕み胎を揺らして参戦を申し出るのは、最弱のはずの共用便器。彼女ですら、雌義務を履行する使命感に溢れている……だが、賢者はそれを許さなかった。

 

「我が勇者を綺麗にしておいておくれ、きっとまだ出番があるはずさ♡」

 

「……♡」

 

「は、はいっ♡ 絶対、ぜぇ~~~ったい♡ 必要になりますぅっ♡ えへへ、わたしも雄様のお役に立てるんだぁっ♡」

 

「頼んだよ、我らはもはや一心同体……全員もれなく、雄様専用コキ捨て便器さ♡」

 

「巫女頭様、失礼いたしますぅっ♡ じゅるるっ……ん~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 許されたのは、掃除……アへり散らして淫らな顔でニマけたままに、ぴくぴくと痙攣し続ける彼女の新たな仲間♡ どぷどぷ……♡ と未だにちんぽ汁をぷにあなから垂れ流し続ける、勇者にして雄様専用コキ捨て便器♡ それを綺麗にする栄光ある業務に、瞳を輝かせ吸い付いた彼女♡ その悶える声を心地よさそうに聞きながら、大きな身体が補佐殿へと近づき……?

 

「誰が便器だと……? 貴様らは全員我の妻だ、己を粗末にするな」

 

「ひっぎぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~っ♡♡♡ ご、ごめんなちゃいっ♡ ごめんなちゃぁ゛ぁ゛いっ♡♡♡♡♡」

 

「いいや許さぬ。妻自覚をぷにあなの奥まで、ガキと共に我のちんぽで叩き込んでくれよう!」

 

「ごくっ……♡ のど、絡むぅ♡ 頑張ってください、補佐殿♡ わたし、ちゃんと綺麗にしてあげますからぁ♡」

 

 雄様のご意志を曲解した粗相を咎められる♡ 愛情溢れるまぐわいを、排泄と勘違いした大罪♡ 乳首をぎちちぃっ! と引っ掴み、乳だけで吊り上げる愛あるお仕置き♡ ばたばた暴れて許し乞いするたびに、デカ乳が自重で長乳となる♡ ちんぽ汁を味わいながら、横目で眺める彼女の言葉がその末路を示していた♡

 

「ちんぽケースの刑だっ! ガキを相棒よりたらふく仕込んでやれば、物分かりの悪い馬鹿な貴様でもわかるはず!」

 

「ふンギャァ゛ッぁ゛ぁ゛~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「うむ、こちらも極上ッ! やはり素晴らしい乳餓鬼どもだ、妻として合格点をK点突破ッ!!」

 

「お゛ぎゃっ♡ う゛ンぎゃっ♡ お゛ッ♡ ほぉ゛ぅ゛ッ♡ んぶぉ゛ッ♡ ……♡♡♡」

 

 真正面からがっつんっ! とハメ込まれ、おちんぽ様を包む器具とされてしまった賢者♡ 背骨が折れるほどに抱き絞めたままに、新品コキ穴を鬼ドチュりする雄様ド鬼畜スクワット♡ 逞しい腹筋で乳首が大胆に削られて、のけ反り喘ごうとするが……今度は声すら出せはしない♡ 顔面を胸板に押し付けられ、良く回る口を封じられたままに手足だけがばたばたと跳ね回る♡

 

「全員違う体位で愛してやろう……我の愛を、貴様らも楽しみに待つがいい!」

 

「「「「「は、はひぃっ♡」」」」」

 

「む? 違う体位と言っただろう。創意工夫を凝らせ」

 

「~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「「「「「……♡」」」」」

 

 凄まじい膂力を魅せ付けながらも、その声は余裕に満ちていて……雌共全員、その場にごろんと転がり犬のような屈服ポーズ♡ だがお気に召さなかった雄様が、どす、どすっ! とド突く威力を上げてしまう♡ 賢者の封じられたままの嬌声が、助けてと叫んでいるような響きを宿し……種付けプレスに、ドゲザの姿勢。デカケツ掲げた後背位♡ 彼女たちは、その場に思い思いの愛され態勢でハメ待ちした♡



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徹底的に調べられ、肉悦を叩き込まれる雌の身体

「「「「「ほぁ゛ッ……☆」」」」」

 

「げぷっ♡ ぐげぇ゛ぇ゛ェ゛ッ~~~~~ぷっ♡♡♡ も、もうのめませぇん……♡」

 

「ぜ、全員ッ♡ ハメ潰して、しもうたぁ……♡」

 

「主様、強すぎるよぉ……♡」

 

 辺り一面死屍累々。それは我らが、集落に帰って来た時の焼き直しのよう。だが……倒れている者たちの様相も、立ち尽くしている者たちの姿も違う。違い過ぎる……最弱が高らかに鳴らす薄汚いゲップ音。彼女のただでさえ膨らんだ胎が、さらにいっぱいになるほどに。ボクたち二人以外は、カエルのように開いたまたぐらから白濁液をどろどろと垂れ零し。淫猥な笑みの数々と濃厚な雄臭だけが、場を支配していた。

 

「おい、貴様ら」

 

「「はひぃんっ♡♡♡」」

 

「ふむ、殊勝な心がけだ。どうやら妻自覚が出来てきたようだな?」

 

「お、お前様に絶対服従♡ いくらコキ使ってもよい、ガキ産み妻なのじゃあっ♡」

 

「どうぞ、お使いください♡ 拙らのおなか、寂しがっておりますぅ……♡」

 

 その場で唯一、仁王立ちする赤銅色の雄々しい体躯。それだけが、一切の穢れ無き肉体美を晒していた……自らが雌を穢し、雌に自らを掃除させ。黒光りする肉棒が、がくがくと脚を震わせて支え合う二人に向けられると……柔軟な身体を活かし、お互いの片足を高々と掲げ。手を繋いで、体重を預け合うI字バランス……誇りの欠片も見て取れぬ、惨めなハメ乞いをしてしまう巫女頭と補佐。

 

「ふぅむ……? 初回ゆえ、盛り上がり過ぎたか。少々腫れてしまっているな」

 

「ふぉ゛ッ♡ お゛ンッ♡ お゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

「ら、らめなのじゃあ゛っ♡ 倒れぅ゛ッ♡ たおれぅ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

「ぽっかり開き過ぎて、奥まで見通せる……よしよし、偉いぞ?」

 

「「ぴぃ゛ッ♡ きゃぁ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」」

 

 お利口さんにしているのに、許してもらえない……内部まで詳らかに見通せるようにされた、雌の一番の弱点。そこをぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ、太い指でほぢくられて。のけ反り挙げる嬌声に、崩れてしまう態勢。トドメにクリをぎゅぅ! とひねられて、地面に着いた片足をぴぃんっ! と脚ピンした勢いで仲良くブッ倒れてしまう。 

 

「頑張り屋さんなのは結構だが……身の程を知れ。無理な時は甘えるがいい、我が許してやろう」

 

「嬉しいの、じゃぁ……♡」

 

「主様、やさしぃ……♡」

 

「ヨーシヨシヨシヨシヨシ!!」

 

「「ふぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡」」

 

 完全に飼い慣らされてしまっている……! 酷いことをされているのに、その下手人を見上げるのは恋媚びてトロけた二対の瞳。くちびるから漏れるのは、甘やかな悦びだけ。紅と蒼の輝く髪を、執拗に撫でまわされて、ひくひくと握りしめる爪先。安心したように微笑んで、ションベンまでしょろろろ……と、漏らし始めた終わったマゾ雌の姿。

 

「しばし休んでいるがいい。貴様らは妻としての役目を十全に果たした」

 

「で、でも……お前様が、満足しておらぬぅ……♡」

 

「主様のおちんぽ様♡ 拙らがお世話してあげなきゃかわいそう♡」

 

「貴様らのデカ乳で、まろやかな快楽を味わうのも良いが……まだ二人ほど、()()が残っているだろう?」

 

「「ヒッ……!」」

 

 二人以外の全員を、残虐にコキ使った大敵。仰向けで脚をぴくぴくと痙攣させ、ぼっこん! と胎を膨らませたひっくり返ったカエルの如きありさま。そのようにした強欲の化身が、我らに歩み寄ってくるが……次の獲物は貴様らだという宣言から、雌にされてしまったこの身は膝を畳んだ姿勢……情けなく腰を抜かした、女の子座りと呼ばれる態勢のまま動けない。

 

「そういえば、居たのう♡ 極上新品な、変わりたてほやほやなのがの♡」

 

「主様のガキ産み妻は、幾ら居ても足りないからね……♡」

 

「く、来るなっ! ボクの勇者に近寄るなぁ……!」

 

「「んふっ♡」」

 

「はぁ゛ぅッ!」

 

 淫猥な笑みを浮かべた二人も加わり、重い足音みっつ。なんとか相棒だけでも……そう思い追い払おうとするが、短くなった腕は乳が邪魔でろくに振れない。だぽんっ! だっぽぉんっ! とメルトル超えの雌肉が暴れてしまい、か細い抵抗しか出来なくて。あえなく小さな手にデカい乳を片方ずつ引っ掴まれて、身動きを封じられてしまった。

 

「おっほっ♡ なんじゃこの乳、ぱっつんぱっつんじゃぁっ!」

 

「拙らの乳とは、反発力が違うね♡ ナマイキだなぁ♡」

 

「うっ……あぅッ……!」

 

「儂らよりドデカいのにのう♡」

 

「主様の、良い遊び道具になるに違いない♡」

 

「ふぁ゛ッ! あ゛ンッ♡ ……!?」

 

 ぐにゅりと一揉みされるたびに、知らない感覚が植え付けられていく。指をぐいぐいと沈められて、熱い吐息が漏れてしまう。一しきり弄ばれてから所感を述べられる恥辱に、睨みつけようとするが……ぎゅぅぅ……! と雌のか弱い腕力で、握りしめられて喉から迸る甲高い声。思わず口を抑えてしまうほどに、雌丸出しの淫声を乳責めだけで絞り出されてしまった。

 

「うーん、反抗的じゃのう? 角がかたっぽ残ってると、こんなモンかや?」

 

「中途半端なのかもね? 雄意識の欠片が、残ってしまっているのかもしれない」

 

「なるほど、中途半端とは言い得て妙じゃのう♡ ここも、隠れてしまっておる♡」

 

「ひぁっ♡ ふくっ……うンッ♡」

 

「大人しく……おやおや、なんとまぁ♡」

 

 さらに抱え上げられた乳の先端に、ねっとりと指を這わされるともうたまらない。乳輪をすりすりとされても、妨害が出来ない。だって……指を伸ばしても、乳先に自分の手が届かない。淫らに変えられた雌の身体は、自分の言うことを聞かぬばかりか……嬲られる弱点すら、自分で守ることが出来なくなってしまっていた。

 

「これは可愛そうじゃのう♡ もう、乳オナすら出来ぬ♡」

 

「そ、そんなこと。するわけないだろぉ……!」

 

「そうだね、その通りだ♡ この恥ずかしがり屋のマゾ乳首は、主様の物だからね♡」

 

「ふむ、陥没乳首か。かわいらしいことだ」

 

「ヒィッ!?」

 

 囁かれる言葉には、反論せざるを得ない。ボクは雄だ、雄だったんだ……! 雌の象徴で自分を慰めるなど、考えたこともない。その主張は肯定された、されてしまった……二人がにこやかに差し出すボクの乳に、そっと近づく威圧感の塊。太すぎる指が、ボクの弱点にじりじりと迫る。陥没……? なんのこと?

 

「お前様♡ お世話してあげてくりゃれ♡」

 

「きっと楽しい遊びになりますとも♡ 拙らのは、堂々とし過ぎておりまする♡」

 

「うむ」

 

「ふぉ゛ッ♡ ……?」

 

「ふむ、深いな……」

 

「……ッ!? ……♡ ……ッ! お゛ッ……♡」

 

 先ほどの補佐のように、いぢめられてしまう。ぎゅっと目を瞑るボクだったが、一向に乳首がひっ掴まれる様子はない。むしろ、その逆……乳の内部に感じる、ごつごつとした節くれだった感触。熱いそれが蠢くたびに、ばちばちと脳内で火花が散る。なんだこれ、どうなってるんだ。無作法な侵入者が体内に入っているというのに、感じるこの感覚は。

 

「ああ、雌の感覚が馴染んでおらぬのか♡」

 

「こ、こんなことっ♡ されたらぁ……♡」

 

「儂らなら、一瞬で意識がブッ飛んでしまうじゃろう♡」

 

「あ、主様ッ♡ 手加減、手加減してあげてください♡」

 

「ここまでしているのに、くちびるが開かぬ。新感覚だな……」

 

「ンギュッ♡ ふぐッ♡ う゛ひぃ゛ッ……♡」

 

 だがこいつらは、ボクの我慢強さを舐めている。まだまだ耐えれる、耐えれるはず……食いしばった歯が砕けるかと思うほどに、執拗な指の動き。無遠慮にねじられて、ずぼずぼと抜き差しされて。それでもボクは悲鳴なんて上げてやるもんか。きっと大丈夫、ボクは強い雄だから……だが指先が、トン。と何かに当たった瞬間。

 

「ふぁ゛ぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」

 

「お、ようやくかや♡」

 

「気をしっかり持つんだ、ケルマ♡ 拙らにはわからないが……恐らく、酷くヤバい♡」

 

「にゃ、にゃにがぁ゛……♡ お゛ッ♡!? お゛~~~~~~~っ♡ お゛ッ♡ お゛ッお゛ッ♡」

 

「かわいらしい声だ」

 

 ボクの喉から溢れ出した、淫らな響きと来たら♡ そのままぐりぐりといぢめられ、カリカリと引っ掻かれるたびに淫声が止まらない♡ 尖らせたくちびるから、間抜けな声が無限に出る♡ 何が起こってるんだ、ボクの身体はどうなってしまっているんだ♡ ぐつぐつと煮込まれた、乳内の熱が昂り続けて……♡ 破滅の予感に、目を見開いた時♡

 

「イけ」

 

「イくっ♡ イくイいくイく……イッギュッ♡♡♡ うぉ゛ッ♡ ほぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~~~~んっ♡♡♡」

 

「あはっ、出た出たッ♡ なんと立派な極上苺かっ♡」

 

「こんな物を隠し持っていたなんてっ♡ ケルマ、キミは雌の才能の塊だよっ♡」

 

「はひぃ゛~~~~~~っ♡ はっひぃ゛ぃ゛ぃ゛……♡♡♡」

 

 ぎろりと睨みつける黒曜石と、低すぎる脅し声に思わず従ってしまう♡ 切羽詰まった声を上げて、のけ反ろうとした瞬間♡ 指をがりがりがりっ! と引き抜かれて、ぶりゅんっ! と乳先で何かが噴出する感触に飛び散る脳髄♡ 頭の中で爆発した未知なる激悦に、イきも絶え絶えのボク♡ 霞んだ視界に、引っ掴まれた乳が淫猥に歪み映ったのは……ボクの淫らの証♡

 

「ちんぽを失った代わりに、こんな物を得てしまったのじゃなぁ♡」

 

「やっぱり強ければ強いほど、えっちになっちゃうんだぁ……♡」

 

「儂らの親指より大きくて長い、淫猥マゾ肉♡」

 

「主様にお貢ぎするに相応しい♡ どれ……味も見ておこう♡」

 

「「れるっ……♡」」

 

「う゛ッひぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 二人の言葉通り、それはあまりにもデカ過ぎた♡ そして、その感度も常軌を逸している……♡ ふるふる揺れるそれぞれの側面に、ねっとりと舌を這わされるだけで頭が沸騰する♡ 爪先がぎゅうぎゅうと勝手に丸まり、長く伸びた嬌声が集落に響き渡る♡ だ、駄目ッ♡ これ駄目ッ♡ これをもし、アイツにもされちゃったらぁ……♡

 

「どれ、我にも味あわせよ。涎が止まらぬ」

 

「や、やめっ♡」

 

「んふっ♡ ちゅっ♡ ちゅっちゅっ♡」

 

「れるっ♡ れるれりょっ♡」

 

「んひぃ゛ぃ゛ッ♡ あ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

 嫌な予感はすぐに的中してしまった♡ あんぐりと大口を開けた鬼人が、ボクの乳先に顔を近づけて……抵抗しようとした瞬間に、くちづけと舌で妨害される♡ そればかりか、のけ反り自ら差し出してしまう♡ これは貴方の食べ物です♡ と、自ら乳を捧げさせられる♡ ボクに出来ることは、覚悟をキメることしか……♡

 

「がぷっ」

 

「きゃッ♡ ひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~ンッ♡♡♡」

 

「べろべろべろっ! がぷがぷっ!」

 

「&#%’#$&”&’#$&’#&#$&#$%”#%”#$%#!%$ッ♡♡♡♡♡」

 

 ボクの生半可な覚悟なんて、一瞬でブチ壊されてしまった♡ 噛みつかれた瞬間、食べないでッ♡ 食べないでくださぁいっ♡ と、許し乞いの嬌声が響いた瞬間容赦のない食い放題♡ 舐め回され、歯の間で引き延ばされ♡ 蹂躙される乳首がもたらす快楽に、ボクは竜の息吹のような咆哮を上げて……薄れゆく意識の中、ボクは自らの乳首の敗北を悟った♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「け、ケルマッ! 大丈夫かっ!?」

 

「あ゛ぅ゛ッ♡ はぁ゛ぁ゛ぅ゛ッ……♡ ま、マオぉ……?」

 

「良かった……! 意識を取り戻したのだな!」

 

「ボ、ボクは君の賢者だからぁ……勇者を放って、寝てるわけにはいかないよ」

 

 高く変わってしまっても、ボクがその声を聞き逃すことなんてあるもんか。自らの勇者に呼びかけられれば、答えるのが賢者たる者が取るべき態度。だけど、立ち上がれない……股をがっぱりと開いたまま、情けなくも自らの醜態を晒しつつ無事を告げる。安堵したように黄金の獅子髪を揺らす我が勇者は、どうやら無事……?

 

「うむ、これか? ケルマが目覚めるまで、少しばかりな……」

 

「おぬしが情けないから、大層味わってもらっておったのう♡」

 

「まったく……勇者に支えられるとは、賢者の自覚が足りないね♡」

 

「ご、ごめんっ! ごめんよ、マオぉ……! ああ、そんなに歯型が着いてしまって!」

 

 ボクよりデカい褐色の肌には、烙印が刻まれてしまっていた。雄に蹂躙された証がたっぷり着いた、桃色の乳首は今思い返すとボクと同じで陥没していたが……それがびろんと伸びてしまうほどに、過酷な乳辱を受けたのだろう。意識を失ったボクの身代わりとなり守ってくれたのだ……いつものように。

 

「い、いや。良いのだ。うむ……」

 

「ボクは君の足を引っ張ってばかりだっ! 自分が情けなくて、堪らない……!」

 

「そう自分を責めるな、相棒だろう? 貴様はちゃんと、俺に示してくれたとも」

 

「なんのこと……? ひあっ!」

 

 自責の念に駆られるボクを、いつも鷹揚に許してくれてしまう我が勇者。竜の爪を代わりに受けて、ブレスに焼かれても揺るがぬ誇り高き魂。雌に変わり果てても、頼り甲斐が有り過ぎて自分が情けない。さらに謝罪を続けようとするボクだったが、今度は脚を引っ掴まれてしまう。こ、今度は何が……?

 

「寸劇は終いじゃ、続きと行こうかの♡」

 

「貴重なサンプルだ、じっくりと確かめないとね……♡」

 

「は、離せぇッ……!」

 

「け、ケルマ……」

 

 こいつらの次の狙いが分かった。雄の象徴を失った、強制的にがに股に開かれた中心。すなわち乳が邪魔で見えぬボクの股間を嬲ろうとしている……! 倒れたままに必死にもがくが、見下ろすルビーに動きを止めてしまう。そうだ、ボクが抗えば我が勇者がもっと責められてしまう……! 

 

「おや、大人しゅうなったのう♡」

 

「お利口さんだね、ルールをちゃんと把握している♡」

 

「マオに、手を出すな」

 

「おうおう、良いとも♡ おぬしが耐えれば、それで良い♡」

 

「頑張っておくれ、ケルマ♡ キミの勇者の身は、キミの献身に掛かっている♡」

 

 乳首だってボクより酷くされたのに、さらに残虐な拷問を受けるなんて。そんなの駄目だ……ボクが耐えればいい。ボクが嬲られるだけで勇者が助かるなら、それは賢者として本望。きっとボクが気を失っている間に、示したのだろう……その溢れる勇気を。ならば次は、ボクが示す時だ。

 

「マオに手を出したら、タダじゃおかないぞっ! ボクを煮るなり焼くなり、好きにするがいいっ!」

 

「威勢がいいのう♡ 躾け甲斐があると言う物よ♡」

 

「でもちょっとうるさいかな……主様♡」

 

「うむ」

 

「んぶっ!?」

 

 賢者の知恵を示すのに相応しいのは、交渉……自分の身を弄ばせることにより、我が勇者の身の安全を図る。有利な条件を引き出さなければならない、可能な限り。相手にも賢者は居るが、しょせんは元賢者。現役のボクなら、知恵比べでも勝るはず。だが……その勝算は、あっさりと顔面ごとブッ潰されてしまった。

 

「大人しく、タマ置きでもしておれ♡ 雌に賢さなど要らぬ♡」

 

「お強い雄様に媚び散らしていれば、良いんだよ♡ 賢いけど馬鹿だね、ケルマは♡」

 

「む~~~っ! むぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~っ!!!」

 

「さ、やるとするかの♡」

 

「ああ、我が勇者♡ 本当の在るべき姿を、自覚なき雌に叩き込んであげよう♡」

 

 軟弱な抵抗など、問題にならぬとばかりの雄の重量。エゲつない臭さと重さの金玉に顔を塞がれ、聴覚でしか周りの状況が把握できない……! ばたばたと暴れさせる手足も、細い腕に囚われて封じられてしまう。一切の抵抗を許されぬこの状況では、知恵など何の意味も持たない……! 

 

「うーむ、ここは儂らとさほど変わらんのだのう♡」

 

「ちょっと大きめかな? でも油断はできない」

 

「中身が違うかも、しれぬからのう……♡」

 

「ここは慎重に行こう、我が勇者♡」

 

「んぶぉ゛ッ♡ んもぉ゛~~~~っ♡♡♡」

 

 それでも何とか巡らそうとした思考も、一瞬で吹き飛ばされてしまう♡ 優しく撫でたかと思いきや、カリカリと引っ掻く爪の感触♡ 小さなはずのそこに二人掛かりで押し付けられる重なる快楽(デュエット)に、声を出そうとして金玉臭をおおいに吸い込んじゃうボク♡ がくがくと腰を震わせるほどに、自分で自分を追い詰めてしまうぅ……♡

 

「これ、欲張るでないよ♡ 今、もぉっと♡ かわいがってやるからの♡」

 

「いち、にの、さんでイこう♡ 我が勇者♡」

 

「むぉ゛ッ♡!?」

 

「ほれ、いーち♡」

 

「むぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 二人の手つきは飽くまで優しく、それでいて容赦が無さ過ぎる♡ ぐりぐりと片方の指で嬲りながら、ボクの雌の弱点にそっと両側から添えられるもう片方の指……♡ 息の合ったその動きに、宣告されるさらなる快楽の序奏♡ かつて包茎を卒業した時の再演が、雌の指にてもたらされてしまう♡ 敏感な表面を剥き出しにされるのに、タイミングを合わせて歯を食いしばろうと……

 

「「にっ♡」」

 

「むほぉ゛ッ♡!?」

 

「「ちゅっ♡」」

 

「むぶぉ゛ぉ゛ォ゛~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 こ、こいつらホントにあり得ないッ♡ ボクを油断させるため、言葉を使わず目だけで意志を通じ合わせたのだろう……おのれ、無駄に高等テクニックを使いやがって! つるんっ! と一気に剥かれた雌弱点の表面に、両側から吸い付く柔らかいくちびる♡ 完全に拍子をスカされちゃったボクは、がくがくがくっ♡ びくびくんっ! と腰を震わせ反り返らせてしまうっ♡

 

「ちゅぱっ……♡ おっきくてまぁるい、見事なる雌真珠♡」

 

「優しくかわいがってあげないとイけない♡ 良いかい、優しくだよ♡」

 

「わかっておるよ♡ こんなに可愛らしいのじゃからのう♡」

 

「柔らかぁい雌舌で、そっと磨いてあげよう♡」

 

「むぉ゛ッ♡ んぶぉ゛ッ♡」

 

 だ、駄目ッ♡ 二人でいっぺんに舌でぺろぺろされちゃったら、一瞬で負けちゃうッ♡ ボクの抵抗の意志、粉々に打ち砕かれちゃうぅ……♡ 空気に触れるだけで、脚をヒクつかせちゃうほどの敏感過ぎるそこはマズいっ♡ ぎゅっぎゅっと爪先握りしめ、なんとかふともも閉じようとしても動かないっ♡ せめて覚悟をキメて、歯を食いしばり待つしかない。

 

「……?」

 

「「はい、しこしこ~~~♡」」

 

「むぉ゛ッ……ブッ♡♡♡ ~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「あはっ、まぁた油断しちゃったのう♡」

 

「キミの覚悟なんて、儚すぎて笑えちゃうよね♡」

 

 ま、また騙されたッ♡ 生き物は、ずっと歯を食いしばり続けることなんて出来ない……弱い雌の身体なら、なおさら。いつまで経っても訪れぬ悦虐に、ふと顎の力を抜いた瞬間。絶叫じみた嬌声が搾り出され、脚がぴぃんっ! と勝手に伸びる♡ さらに嬌声を金玉で押しつぶされて塞がれて、快楽の逃げ場まで封じられてしまう♡

 

「おっ、しゅんごい勢いで噴いちゃってるのう♡」

 

「よしよし、えらいえらい♡ クリを撫でてあげよう♡」

 

「……ッ♡ ……ッ♡♡♡」

 

「おお、ションベンまで♡ 綺麗なアーチが掛かったのう♡」

 

「おや……? また潮が。まさかおもらしで気持ち良くなっちゃってるのかい?」

 

 腰ッ♡ 無くなるッ♡ 雄の頃にクソほど雌に注ぎ込んだ、情欲の迸り。射精なんかの数倍凄まじい快楽が、ボクを襲ってとまんにゃい♡ おかしい、ヘンだっ♡ 雌の身体に、射精する機能なんて無いはずっ♡ クリを責められ潮噴きさせられて、ションベンまで漏らして♡ 情けない粗相が短い尿道を通る間隔だけで、無限にイき狂ってしまうっ♡

 

「そ、そりゃ生き物としてマズいじゃろっ♡ 頭を雄様になでなでしてもらっとるならともかくっ♡」

 

「そうだね、弱すぎる……あ、原因はコレかな?」

 

「なんかヘンな物でもあったかや?」

 

「ふがっ♡ ふがふがっ♡」

 

 あまりに長く続く快楽に、ボクの尿道だけではなく脳もユルんでしまったっ♡ ずっと拒否していた、雄臭を鼻から大量吸入ッ♡ くさいっ♡ つよいっ♡ たくましいっ♡ ボクの媚態を見て興奮したのか、ますます重くなっちゃってるぅ……♡ 知性がからっぽになった脳髄に、雄逞しさと雌悦びを同時に教え込まれちゃうぅぅ……♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふすぅぅぅ……♡ ふすぅぅぅ……♡」

 

「お、ぐったりしたの♡ これでじっくり調べられると言うモンじゃ♡」

 

「タマ置きにしてもらうの、癖になっちゃうかもね……♡」

 

「鼻息がくすぐったくはあるが、これはこれでなかなかだな」

 

 ぴんっ! ぴんっ! びぃぃぃんっ! と元気よく伸ばしていた、短くてむっちむちの脚♡ その爪先が最後にぴぃんと美しく伸びると、全身が脱力する♡ 荒い鼻息だけが彼女の生を示す、完全なる無防備な艶姿♡ ぴっちり閉じたぷにあなの中に隠された秘密……先ほど指先に感じたその謎を解き明かすためには、比較対象が必要である。

 

「我が勇者♡ 主様に、躾けの成果を披露して♡」

 

「うむ? しょ、少々気恥ずかしいのう……♡ はい、どうぞなのじゃぁ♡」

 

「とても良い穴だ……今夜も思う存分、我のカタチを覚え込ませてやるからな」

 

「ほ、ほぢほぢっ♡ ほぢほぢらめっ♡ らめらめっ♡ んのっ♡ んのほぉ゛ぉ゛~~~~~っ♡♡♡」

 

 というわけで、頼れる我が相棒に依頼する。脚を大きくがに股に開き、ガッツリほぢられ未だ閉じぬぷにあな披露♡ 恥じらいつつも、雌として当然の忠義心を発揮する我が勇者だったが……デカ乳で見えぬそこを、雄指で掻き回されて思わず苦情を申し立ててさらにグチュつかされる♡ 反骨心を撃砕する、ほぢりながらのクリ捻りにてトドメ♡ 

 

「はひっ♡ ふぁ゛ッ♡ ふぉ゛ぉ゛ッ……♡」

 

「大層ほぢり甲斐のある穴だ。サイズも手ごろなのに加えて、拡張性も良好。まさに我のために産まれたような種族だな」

 

「はい、その通りにございます♡ では主様、こちらの穴をお確かめ頂きたく……♡」

 

「む? 初物なのに、指で良いのか?」

 

「ええ、大丈夫です♡ 手前にありますから♡」

 

 ぷししっ♡ ぴぃんっ! と凛々しくアクメ気を付けしちゃう、我が勇者であるが……淫らな太陽が沈むのを、雄様の手が許さない♡ 脚から力が抜けたところを、デカケツ掴んで転倒防止♡ そのまま持ち上げられたままに、雄指でワガママにほぢり回されぴくんっ♡ びくくんっ♡ と悶える、その姿を鑑賞するのも楽しくはあるが……♡ こちらを調べて頂くのが、先決であろう♡

 

「ふむ? 万が一があってはいかん。良く見えるようにせよ」

 

「んぶっ……♡」

 

「ぬぉ゛ッヒョォ゛ッ♡♡♡」

 

「はい、わかりました♡」

 

 主様が、重い腰と金玉を上げる……我が太陽を、片手に抱えたまんま♡ 脚が地面に着かぬようにされたため、全体重が雄指ブッ挿された体重に掛かりますます元気に喘いじゃう我が相棒♡ その悶えバタつくちっちゃい身体に小揺るぎもせぬ、素晴らしき逞しさ♡ 素晴らしいお方に妻にして頂いたことに感じ入りながら、問題の箇所をくぱぁ♡ する♡

 

「ん……? 処女膜を、何かおかしなものが取り囲んでいるな。肉の輪、か……?」

 

「ええ、我が勇者には着いておらぬでしょう?」

 

「うむ。どこを探しても無いようだ……敢えて言うなら、ここか」

 

「うぉ゛ッ♡ お゛ぅ゛ッ♡ しょ、しょこちがっ♡ ガキのあなっ♡」

 

 そう……形としては、我が太陽が言うように子宮口に近いのだろう。だが尿道に癒着して、処女膜を囲むように存在するこれ。雄様のおちんぽ様を受け入れるための入口が、この雌には二つある。……尿道は、雄よりも雌の方が短い。そして我が叡智が告げる、推論が確かならば……これは、雄の名残だ。

 

「恐らく、これは……前立腺が、変化した物だと思われまする」

 

「前立腺……? すまぬ、なんだそれは」

 

「それはですねっ!!」

 

「うおびっくりしたっ」

 

「悪い癖が出たのう……んぉ゛ッ♡」

 

 う、うるさいぞ我が太陽っ! 大人しくぷにあなをほぢくられているといいっ♡ すちゃりと取い出したるは、硝子と金属で構成された装飾品。そう、眼鏡である……授業にはこれが不可欠と言えよう。知識を皆に伝えるのは、賢者たる者の役目。だが雌に変わってからと言うもの、喋ろうとするたび雄共に喘がされてまともな授業を出来なかった……! このチャンス、逃せぬ!

 

「良いですか主様。前立腺と言うのはですね、雄の尿道を取り囲むように存在する臓器の一種です。色々な機能を持っておりますが……隣接する精嚢から排出された精子と自らが分泌する前立腺液を混合し精液を作るのが最大の役割と言えましょう。さらに射精及び排尿補助の役割を担います。重量としては数十グラムル程度であり、大きさとしてはそうですね……クルミ程度です。ここが病に侵されると、生殖能力に支障をきたし……」

 

「長い。要約せよ」

 

「ちんぽ汁とションベンをドピュるための物です」

 

「よし、わかった」

 

「さすがお前様♡ 我が賢者のクソ長くて眠くなる説明も、超簡単になりおったぁ♡」

 

 早口で告げるは、我が知識の奔流。数百年続いた生は、アホな相棒と違い我が脳に様々な事柄を刻み込んだ。この馬鹿、二人きりの時も拙が講義を始めるとすぐ寝ちゃうのだ! 心地よい舌のうねりと共に、我が世の春を謳歌するが……雄様の言葉にめっちゃ短くする。そのご意志が最優先なのだ♡ もうこの方以外に雄は居ない……お側で無くばセクハラされないので、今度別の雌に付き合わせるとしよう♡ 

 

「それで、その前立腺? が何故このような場所に?」

 

「片角しか折って頂けなかったため、残ってしまったと思われます」

 

「ほえっ? なんか寒気がしますぅ……」

 

「あ、ロックオンされおったな。御愁傷様じゃのう」

 

 レリューとか、良いんじゃないかな……大人しいし、便器しかしてなかったから知識に飢えていることだろう♡ 先生、もう教え尽くしちゃう♡ 楽しい授業の時間(数百時間……いや、数千時間はカタい♡)を夢想してかわいい生徒をガン見しつつ、質疑応答に移ると……なんと雄様からご質問♡ もう、強いだけじゃなくて知識欲も旺盛だなんて♡ ちゅきちゅきっ♡

 

「ふむ……もう片角を折った際の影響は?」

 

「恐らくは、完全な雌となることでしょう♡」

 

「儂らのような、お前様に絶対服従のマゾ雌に早変わりじゃあ♡ 反抗的なのも、きっと治るぞい♡」

 

「む……だがこやつに睨まれるのもソソる。とりあえず、ハメてから考えるとしよう」

 

「ふぁっ……?」

 

 もちろん、両角折れればただの雌♡ 雄様に縋るだけの、かよわい生き物に変わるだろう……だがこの雄様は、わかっている。実証実験の重要さを♡ 知識とは、実用せねば意味が無い。百を考えるよりも、試してみるのが一番いい♡ うっすらと目を開けた次代の賢者で実験しよう……雄が持つ前立腺にて形作られた、雌が持つ肉の輪。仮に呼ぶなら、そう……『前立腺肉輪』の機能のほどを♡



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魔王に囚われた勇者を救い出す、賢者の奮闘のプレリュード

「さぁ、いよいよ賞味するとしよう」

 

「や、やだっ! やだやだやだぁっ! やめっ……ンっギュッ♡♡♡」

 

「ああ、ケルマぁ……!」

 

「んふっ♡ かわいいことよ……♡ ンッヒィ゛ぃ゛~~~ッ♡♡♡」

 

 半狂乱で喚く、弱弱しき抵抗……確かにこれは、征服欲を刺激されること間違いなし♡ 従順過ぎるゾマケーマの雌には無い態度と言えよう♡ 乳首をひっ掴まれて、黙らされる反抗的な雌♡ 楽しくそれを見下ろしていると、ぞりぞりぞりっ! とおなかの中からぶっとい指が抜けていく感覚♡ ぺたんと地面に座り込んでしもうた儂も、人のことを言ってられぬぅ……♡

 

「気づいてるかい? 我が太陽……主様はいつだって、誠意に満ち溢れている♡」

 

「片手間では無く、本気で♡ 愛してくださっておるぅ……♡」

 

「一人ずつ、メタクソに愛してくださる主様♡」

 

「あやつもきっとわかるじゃろう、その愛を受け止める悦びを♡」

 

 そう……真剣なのだ♡ 雌の初めてを奪うという、雄の本懐♡ それに決して手を抜かぬのが、我らの愛しい雄様の素晴らしきところ♡ 全身全霊で征服して、逞しい身体で押し潰す♡ そうして教え込むのだ……真の雌悦び♡ 一対一の愛あるまぐわいに、他の何かが介入する余地などありはせぬ♡

 

「いいか、ここだ……貴様のこの小さな胎に、我のちんぽを叩き込んでやる」

 

「ひ、ヒィッ♡ う゛ぐっ♡ ゆるしてっ♡ ほぎゅっ♡ ゆるちてぇ゛ぇ゛~~~~~~~っ♡」

 

「エゲつないのぉ♡」

 

「じっくりと、覚え込ませる気だね……♡」

 

 他の雌をハメ潰して、だいぶ落ち着いたのであろう♡ 短い手足を纏めてひっ掴み、種付けプレスの態勢でどす、どすっ! と脅しを掛ける♡ 薄い腹筋の上から、ガキ産み部屋を亀頭で小突かれるなどと♡ そ、そんなの排卵しちゃうじゃろっ♡ 儂らがやられたら、またタマゴを死ぬほど貢がされちゃうっ♡

 

「うむ? 排卵した気配が無いな」

 

「お、お前に貢ぐタマゴなんて。一個だって産んでやるもんかぁ……!」

 

「お? 頑張っておる……?」

 

「雌機能が不十分なだけだよ♡ 排卵が、まだ出来ないだけさ♡」

 

「そ、そうだっ♡ ボクはまだ雄、なんだぁ……♡」

 

 お、恐ろしいッ♡ あやつ馬鹿かやっ♡ 圧し掛かられたままに、得意満面。自分がお貢ぎするタマゴを産み産み♡ 出来ないことを知り、優位に立ったと勘違いしておるが……実態はその逆♡ もっと悲惨な目に遭うことを、理解しておらぬっ♡ ガキを孕めぬのは福音ではない……呪いであるということを、これから教え込まれてしまう♡

 

「ようし、実際に使ってみてやるとしよう」

 

「えっ。そ、その。ボク、ガキを孕めないんだけど……?」

 

「それは我が貴様を使ってちんぽをシゴくのに、何か関係があるのか?」

 

「……ッ! ま、まぐわいは子作りするための物だろっ!」

 

「違うな、我が愛を叩き込むための物だ。ガキが欲しければ、貴様以外のガキ産み妻たちに産ませれば良い」

 

 そう……関係ないのだ♡ もう我らのおなかには、鬼ほどプチュらせて頂いて産声を上げる時を待つガキ共がたぁくさん♡ 足りなければ、追加で仕込んでやれば良い♡ このお方の目的は、既に達成されているのだ……♡ 自らの強き精を仕込む孕み胎を得るという、最大の目的が♡ だが大量に得たガキ産み妻たちでも、解消できぬ物が一つある♡ それは……♡

 

「な、ならどうしてっ! 雄のボクなんかを犯そうとするんだぁ……!」

 

「知れたこと。ちんぽが辛い」

 

「えっ」

 

「せっかく孕ませたガキどもを、潰してしまってはいかんだろう。手加減抜きで愛せる妻も、欲しいと思っていた所よ」

 

「あ、あれで。手加減……!?」

 

 溢れんばかりの、その獣欲♡ いや、もう既に溢れておる♡ 我らのおなかにガキを仕込み尽くしただけでは足りぬ♡ 全然まったく、足りておらぬのじゃぁッ♡ 雄様やさしいッ♡ 殺されるかと思うたが、その実気を使ってくださっていたのじゃ♡ 我らがおなかで育む、受精済のタマゴちゃんたちを突き殺さぬよう♡ 生ヌルいまぐわいで許してくれていた……♡

 

「そして貴様には手加減抜きだ。ガキを孕めぬのも、生意気なのも都合が良い……容赦も罪悪感も一切なく、ちんぽをシゴける素晴らしい胎だ」

 

「ぼ、ボクをっ! ちんぽをシゴくための、ただの穴にするつもりかっ!?」

 

「違う。妻だ」

 

「えっ♡」

 

「組み敷いてそのナマイキ加減を楽しみながら、気持ちよくちんぽ汁を吐き出せる妻ッ! ナマイキ乳餓鬼コキ捨てフリー妻として、永遠に飼ってくれようっ!」

 

 このお方は頑なに認めぬが、強すぎる雄様にとっての妻の定義とは……気持ちよくちんぽ汁をコキ捨ててガキを孕ませるための、ただのガキ産み機に過ぎん♡ 一方的に叩き伏せ、鬼のようにドチュり倒してつよつよな鬼ガキを孕ませる♡ 手加減するのも、孕み胎としての機能を損なうため……孕めないとなれば、一切の容赦は期待できぬのじゃあっ♡

 

「それ、言ってる意味変わんなっ……んッギュッ♡♡♡」

 

「何を言う、妻だと言っただろうっ! オラッ! 永久就職確定ピストンッ!」

 

「ほンッ……♡!? ぎゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「うお、一気にイったのう♡」

 

「おなかのブン殴り方に、一切の遠慮を感じないね♡」

 

 そして異論は決して許さぬ♡ このお方が妻と言えば、実態は便所と言えど妻なのじゃ♡ 雄様のワガママな愛を受け止める、義務と権利をありったけ♡ 受け取り拒否が決して出来ぬ、ブッ濃い愛情を注がれ続ける世界で最も幸せな存在♡ 乳首で言い聞かせて、口封じしてずどぼっっっちゅんっ♡ スナック感覚で処女膜破り、姦通した亀頭のカタチがボッコン♡ おなかに浮かび上がる♡

 

「むっ!? 素晴らしい……! 底が深い! さらに動かずとも肉輪がぎゅうぎゅうと、ヌメリながら締め付けるとはっ……!」

 

「はぁ゛ぉ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ……お゛~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「ナマイキなのに、なんというもてなしの心ッ! ええい、角など一生折ってやらぬっ! このような極上の快楽を、失えるものかよっ!!」

 

「ふぎょッ♡ お゛ぐッ♡ ぶンげぇ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~~~っ♡♡♡ お、おにゃかっ♡ けずれっ……んぎょぎょぎょぎょっ♡ ……かぺっ☆」

 

 な、なんという激しさッ♡ その穴の心地よさを褒めたたえながら、心地よさそうに腰を震えさせると……雄たけびとともに、クソ長い竿の全長を活かしたストローク♡ どっちゅんっ! がりがりがりぃ~~~~っ♡ どっちゅんっ! がりがりがりぃ~~~~~っ♡ と、食いしばったぷにあなが抜ける寸前まで引いて、一気に奥まで叩き込む♡ 一瞬で意識を喪失するケルマであったが……♡

 

「何を寝ている!? もっと我を悦ばせぬか、オラ起床ッ!!」

 

「ぎょぁ゛ぁ゛ぁ゛ッぢぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「あ、あれっ♡ ぷっちゅんっ♡ 出来ぬのに、お射精をガキ産み部屋に塗りつけられるとかっ♡ 酷すぎなのじゃぁっ♡」

 

「肉輪がストッパーになっちゃってるのか、膨らみ具合も素晴らしい♡ 一切溢れてこないね……♡」

 

 すぐに灼熱のちんぽ汁を注ぎ込まれて嬌声起床♡ ぼごごんっ! と胎が一気にレリューぐらいの大きさに♡ だが逆噴射も出来ぬ、おなかの中にちんぽ汁を抱えたまんま♡ 雄の名残が、雄様を満足させるための妻としての機能発揮にしか役立っておらぬ♡ がっぱぁぁ……! と牙の覗く口が開き、熱い吐息があふれ出る♡

 

「なんとっ! 我がちんぽ汁を無駄にしないという、見上げた心意気! 最高だ、最高だぞケルマよ! 貴様を徹底的に愛してやろうッ!」

 

「た、たちゅけっ♡ たぢゅけてぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぶンぎゅっ♡♡♡」

 

「馬鹿ではないのか助からぬッ! 我が愛から逃げられると思うな、オラッ! オラオラァッ!!」

 

「~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡!? ~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「し、死ぬんじゃないかのっ♡ アレ……♡」

 

「た、多分大丈夫だよ♡ きっと、おそらく、メイビー……♡」

 

 堪らず許しを乞うように、ばたばた暴れるちっちゃな身体♡ それが全体重を掛けて圧し潰されて、悲鳴すら封じられてしまう♡ そのままドスドスドスドスと、地面に埋められ見えなくなっていく……♡ 雄様の雄大な身体と大地に囚われる、連続気絶ハメ潰し監禁セックス♡ ハミ出た爪先だけがぴぃんっ! がくっ。ぴぃんっ! がくっ。と、彼女の生存状況を我らに伝えていた……♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふぅぅ……まだ不完全燃焼ではあるが。このぐらいでひとまずは良いか」

 

「ぉ゛~~~っ……♡ ぅ゛ぉ゛~~~~っ……♡」

 

「よ、良かったッ! 生きてたのじゃあっ!」

 

「頑張ったね、ケルマッ! キミはゾマケーマの誇りだよっ!」

 

 あたまがふわふわ、しこうがまとまらない。ひのひかりがまぶしくめをさして、ボクはゆっくりとめをひらいた。おなかがはりさけそうにくるしくて、ないてしまいそうで。でものどからこぼれるのは、ちっちゃくてトロけたこえ。そのげんいんは、ボクをつらぬくカタいもの。にくのわっかにがっぷりとハマった、めすをころすにくのやり。

 

「むぅ……反応が悪いな? まだまだ我は満足しておらぬぞ」

 

「んぎょぎょぎょぎょぎょぎょっ♡♡♡♡♡」

 

「おお、元気になったのうっ♡」

 

「何よりだ♡ 引き続き主様もコキ使ってくださるようだし♡」

 

 バチついたいしきがめざめ……おにゃかっ♡ おにゃかにハマったおっきいのがぐるぐるまわっていやちがっ♡ これ、ボクがまわされてるっ♡ ちんぽを軸に大回転ッ♡ 激悦に悶えながらも、クソみたいに削られる二人の肉の輪に目覚めさせられるッ♡ ボク一体どうなってるの、生きてるの死んでるのっ♡ 見下ろす視界には、紅蒼と……黄金。

 

「け、ケルマを……我が賢者を、助けて頂きたいッ!」

 

「うむ?」

 

「どうしたのかや、マオよ♡ まだ順番は先じゃろう♡」

 

「大人しく待っているといい、ケルマが潰れたらキミだよ♡」

 

「こ、このままではおなかが張り裂けてしまいまするっ!」

 

 絶叫じみた我が勇者の許し乞いに、自分の身体を見下ろす……乳で見えなかった視界に映る肌の色。それは叩き込まれたちんぽ汁で、膨らみ尽くしたおなか……♡ こ、コイツマジであり得ないッ♡ 孕めないのに、クソみたいに詰め込みやがったっ♡ ボクのおなかは便所じゃないんだぞっ♡ 滅茶苦茶熱いし気持ちいいッ♡

 

「しかしだな、勇者よ……この穴は心地良すぎて、ちんぽを抜く気にならぬ」

 

「ふぉ゛ッ♡♡♡ お゛ぅ゛ッ♡ もみっ♡ もみながっ♡ ごちゅごちゅっ♡ ぢゅんなぁ゛ッ♡♡♡」

 

「おお、結合部がわかりやすいのう♡ おなかと乳も、おおいに悦び打ち震えておる♡」

 

「ちっちゃな手も足も、ばたばた暴れて嬉しそう♡」

 

 ようやく自分の態勢がわかった……これ、アレだ♡ 幼児におしっこさせるためのポーズ♡ 背後から膝裏に腕を回されて、デカ乳引っ掴まれて♡ 首に手を回して高度を維持しようとしても無駄♡ 今のボクの短い腕じゃ、手が届かないぃ……♡ あえなく無理やり上下させられて、たっぷり詰められたちんぽ汁をおなかの中で掻き回されて♡ 奥をブッ叩かれるたびに、火花が眼球の奥で散る♡

 

「ごくっ……♡ お、俺がっ! ケルマ以上に、貴方様を悦ばせまするっ!」

 

「ほう? 友を想うその心、輝かしい。だが、本当に出来るのか?」

 

「やってみせますっ! 曲りなりにも、勇者を名乗っていた身ですっ! だから我が友を助けてくださいッ……!」

 

「ふむ」

 

「んぎょほぁ゛ぁ゛~~~~~~~~っ♡♡♡ ほぁ゛ぁ゛ぁ゛ァ゛~~~~~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「んぶぶぶぶぶっ♡♡♡」

 

 ち、ちんぽっ♡ ちんぽ急に抜くなよびっくりしちゃうだろっ♡ がっぷり♡ ハマった亀頭が肉輪を通過した瞬間、溢れ出る莫大なる白濁ッ♡ どぼぼ、ぶっぼぉぉっ! と我が勇者の輝かしき褐色肌と黄金の獅子髪を汚すにとどまらず、その全身を穢し尽くす♡ とめどなく溢れるそれは、止まる様子を見せない♡

 

「これ以上に、我がちんぽ汁を受け入れてみせると?」

 

「おにゃかッ♡ もみもみらめぇ゛ッ♡ でう゛ッ♡ い゛ッばい゛でぅ゛ぅ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「んぶぶぶぶぶっ……♡」

 

「それは無理難題じゃのう、マオや……♡」

 

「ケルマもイっているだろう、しゅんごい勢いで♡」

 

 それは射精の数百倍にも達しているであろう、凄まじき性感の奔流♡ 肉輪をちんぽ汁が通るたびに、無限の快楽が押し寄せる♡ さらにおなかを押されて、圧力を増されるともうだめっ♡ むりっ♡ 自分が元の身体で捻り出した射精など、これに比べれば小鳥の涙にも満たぬ♡ 雄としての格の違いを思い知らせる、ぷにあな全開逆噴射ッ♡

 

「はへっ……☆ む、無理だよマオぉ……♡ ボクたちじゃ、元の身体でも勝てにゃいぃぃ……♡」

 

「知っているとも、我が賢者。貴様は俺に示してくれた……弱い雌がお強い雄様に取るべき、当然の態度を」

 

「えっ……?」

 

「この通りにございますぅっ♡ 雄様絶対逆らいませぇんっ♡ 誠心誠意、全身全霊ッ♡ 媚び散らかしますので、我が友を助けてくだちゃぁいっ♡」

 

「ふむ」

 

「ふんギュッ♡♡♡」

 

 頭が、目の前の光景の理解を拒む。ボクの声を聞いて微笑んだ、我が勇者。ボクが穢してしまった白濁に塗れた黄金が、地面に伏せて……そんなこと、勇者がしちゃいけない。止めようとした腕だって届かなくて。取ったのは……完全なる服従を誓った巫女頭たちの再演。常に雄々しかった我が勇者が、ドゲザの姿勢で頭を踏まれている。

 

「従順なのは足りている。貴様ならではの価値を示せ」

 

「す、全てを放棄いたしますぅ……♡ 奴隷のように扱って頂きたい♡」

 

「マオ……!」

 

「いや、儂ら既に奴隷みたいなモンじゃろ?」

 

「今さら過ぎないかい?」

 

 しかして強欲なる鬼人は、それでは足りぬと言う。……まぁ確かに、口を揃える二人の言うように既に奴隷のような物である。他の者と何も、扱いは変わらぬだろう。だが……我が勇者と違い、ボクらは忘れていた。このオーガの、あまりの頭の悪さと謎のこだわりを。

 

「何を言う、我が妻どもは物分かりが悪すぎる」

 

「ぶげっ」

 

「「ぴぃ゛ぃ゛~~~~~っ♡ ごめんなさいっ♡ ごめんなさぁ゛ぁ゛ぃッ♡♡♡」」

 

「妻は妻だ。便器でも奴隷でも無い……また躾けが必要なようだな?」

 

「「はひぃっ……♡ お許しをぉ……♡♡♡」」

 

 地面に顔面から落される。そして顔を上げると、乳首を引っ掴まれて吊り上げられて許し乞いする巫女頭たち。そのままゴリゴリゴリッ! と妻としての自覚を強要する乳首潰し。この強すぎる雄に、相手がどう思うかなど関係ないのだ。自分が言うことが最も正しいという、呆れ果てた自己中心的思考。だが弱い雌は、それに言われるがまま従うことしか出来ない。

 

「故に……もう一度問おう。貴様は敢えて妻ではなく、自由意志の存在せぬ奴隷として。我に仕えたいと言うのだな?」

 

「はいっ……! お気の済むまで、酷使して頂きたいッ! 幸い、俺もケルマと同じっ! 御身のガキを孕めぬ身体にございますっ!」

 

「同じと言うならば、差別するわけにはいかぬ。この者は既に我がナマイキ乳餓鬼コキ捨てフリー妻……貴様は、従順乳餓鬼コキ捨てフリー奴隷妻だ」

 

「ち、違いが分からないッ……!」

 

「ありがたき幸せ……! 感謝いたしますぅ♡」

 

「通じちゃったのっ!?」

 

 しまった、我が勇者が馬鹿だということを忘れていた……! あまりに低い次元の知能指数を持つ者たちは、その頭の悪さ故に心を存分に通じ合わせた。奴隷で妻とか、奴隷と何が変わるって言うんだ……! でも我が勇者と長年共に暮らしてきた、ボクにはわかっちゃう。君らの中では違うんだよね、うん知ってる。

 

「では早速っ! 俺でおちんぽ様をッ……♡」

 

「待った待った待った。ねえ君、マオをハメ潰したらどうするの?」

 

「貴様にハメる」

 

「ボク助かってないじゃん。マオのドゲザ、丸損じゃん」

 

「「確かに……!!」」

 

 駄目だ、こいつらホント駄目……! なんとかしようとしてくれたのは嬉しいが、我らの末路がこれでは一切変わらぬ。我が勇者の必死の懇願の成果は、ボクらがハメ潰される順番が変わるだけである。なんとか有利な条件を引き出さねば……でもこのオーガ、頭が我が勇者ぐらい悪いからな。下手な条件を提案すれば、状況が悪化する恐れすらある。

 

「うーむ……雌を殴るのは主義に反する故、戦う訳にも行かぬ。さて、どうするか……?」

 

「君、何か腕っぷしの他に特技とかは?」

 

「無い。我が他者に誇れるのは、武力とちんぽのみよ」

 

「やはりオーガ……! 我が勇者ですら、歌と踊りだけは上手いのに!」

 

「何故俺が罵られているんだ……? いや、褒められている?」

 

 これは難題だ……知恵比べよりも、遥かに難しい。何せ相手がアホ過ぎるため、何を考えているのかまったく理解できない。交渉のテーブルに着くには、最低限の知性が必要なのだ。この蛮族、恐らく今まで武力の行使のみで生き抜いてきたのだろう。オーガとして正しい姿ではあるのだろうが、知恵あるゾマケーマとは音楽性が相棒以外とは合わぬ。

 

「む……良いことを考えた」

 

「どうせロクなことじゃないだろうけど、聞いてあげるよ」

 

「ナマイキな……! だが、我がナマイキ乳餓鬼コキ捨てフリー妻として定めた故許してやろう」

 

「わぁい、罵るのはオッケー。だんだん君のことがわかってきたよ」

 

「この賢者、我が賢者よりもだいぶ曲者だのう……?」

 

「雄様の習性の把握が早い……! やはり現代の賢者、一筋縄では行かないね!」

 

「さすがは我が賢者! その冴えわたる知恵は、雌になっても変わらぬ!」

 

 ごそごそと脱ぎ捨てた下穿きをまさぐるオーガに、試しに一当てしてみたが……やはりこのタイプは、己に厳しい。自分の言ったことを絶対に遵守するという、頑な過ぎる意志。ここらへん、我が勇者と同じであるので好感が持てる。やばい、ちょっと好きになってきた……あとお前ら、もっとボクを褒めたたえろ。こっちはだいぶ危ない橋を渡ってるんだぞカスども。

 

「勝負するとしよう、これを賭けて」

 

「何それ」

 

「ユニコーンの涙……失われた四肢すらも再生するという、至高の霊薬よ」

 

「なんだって!? その臭そうなのが!?」

 

「すんすんっ♡ 本当じゃ、臭い♡」

 

「「くっさ♡」」

 

 そして取り出された小瓶は、下穿きの中にしまわれていたため異臭を放っていそう……ウカツなボクの発言に、取り囲んで嗅いじゃう馬鹿ども。お前ら真面目にやってくれる……? ボクが馬鹿みたいじゃないか。伝説の霊薬だぞ、それ。臭そうだけど、マジで飲みたくないけど。その効果が、伝承の通りならば……!

 

「これを飲めば、貴様らの失った角も恐らく生えるのではないか?」

 

「「えっやだ」」

 

「安心しなよ、量からして二人分……ボクとマオが飲めばちょうどだよ」

 

「雄に、戻れるというのか……!?」

 

 もう手遅れの馬鹿どもはともかく、希望が見えた……! ボクたちが雄に戻れば、ゾマケーマの再建も叶うであろう。何ならボクだけ雄に戻って、相棒をドチャクソ孕ませるのもいいな……♡ 頭が悪いのを除けば、理想の勇者である。きっとボクのガキも、勇ましく産み散らかしてくれるに違いない♡

 

「しょ、勝負の条件はっ!? 待ってて我が勇者、ボクが幸せにしてあげるからねっ♡」

 

「ううむ、頼り甲斐があるはずなのに寒気が凄い。何か、身の危険を感じるような……?」

 

「あの眼、我が賢者が儂を見る目と一緒じゃのう」

 

「どのみち勇者は助からない。拙わかっちゃった……だって拙だってそうするもん」

 

 興奮が止まらないっ! だって我が勇者、可愛すぎるもんっ♡ ガン見するボクの視線に身を捩り、揺れる褐色媚肉は実り尽くして♡ おずおずと見つめてくるルビーの輝きは、組み伏せて喘がせたいと思わせる♡ ボクのちんぽ汁で煌めく獅子髪を穢す満足感は、きっと凄まじい物となるだろう♡ 雄に戻った暁には、ドチャクソハメ回しておなかをぼっこんっ♡ させてやるからな……♡

 

「何やら肉食獣めいた雰囲気を漂わせているが……勝負の方法は単純。我に『参った』と言わせてみせよ」

 

「それは、どんな手を使っても?」

 

「一切構わぬ。卑怯な手も存分に使うがいい、その頭脳の冴えを振り絞れ……万策尽くして貴様が諦めた時が、勝負の終わりよ」

 

「わかった……二言は無いね?」

 

「鬼人には存在せぬ。我はその中でも勇者ぞ? 言を違えた際には、腹をかっ捌いて詫びてくれる」

 

 ……やはりコイツ、ボクを舐めている。自分が絶対に負けぬという、凄まじい自信の滾り。この雄がここまで言うのだ、死んでも約束は遵守されるだろう。というか、破ったら自死するとまで言ったぞ……? その増上慢、ボクの知恵にて打ち砕いてくれる! あと殺すのは可愛そうだから、ちゃんと殺さず飼って毎日踏んづけてあげるね♡

 

「うむ、我が賢者が邪悪な顔を……この表情、マジで怖いのだよな」

 

「おぬし、良くこやつとコンビを組めておるのう?」

 

「慣れです……俺は我が賢者が居ないと、生きてはいけぬのです」

 

「完全に飼い慣らされている……! 拙ももっと頑張らねば!」

 

「やめてくりゃれ!?」

 

 うるさいぞカスども……ボクは今目の前の大敵をどうやって始末して、我が勇者と幸せな未来を築くための知恵を巡らせているんだ……ヒートアップし続ける頭脳に、灰色に染まっていく視界。来た来た来た……! 今ボクはゾーンに突入した! 起死回生の策が練れるに違い無い! ゆっくりと視界を馬鹿デカい体躯が横切り……?

 

「貴様が諦めるまでは、我はこやつを愛してやるとしよう。せいぜい張り切るがいい。んっ……」

 

「ん~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「おお、なんと雄々しい勝利宣言ッ♡」

 

「素晴らしい宣戦布告にございます、主様ッ♡」

 

「ンはッ♡ れ、れろっ……♡ んギュブッ♡♡♡♡♡」

 

「あっふんっ」

 

 思考の高速化が仇となった……乳を引っ掴まれ抱え上げられた我が勇者。そのくちびるが存分に貪られるさまが、物凄い勢いで現実をボクに叩きつけてきた。ボクが頂くべき初めてのくちづけが、魔王に奪われてしまった。囚われのマオの瞳がうっとりとトロけて、迎え舌をおずおずと差し出して……貪るようなくちづけと、同時に即ハメ処女喪失。ボクは脳を粉々に破壊されて、その場に倒れ込んだ。



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起床は甘く蕩けるように♡ 雄様の渇きを癒して一日の始まりを高らかに告げる、乳餓鬼妻たちのドスケベご奉仕♡

『ンッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡』

 

「む……? 朝か」

 

「おはようなのじゃ、お前様♡」

 

「ああ、おはようカルミア。今日も騒がしいな」

 

「しょうがないことじゃ♡ それよりも、今日の枕の具合はいかがだったかのう……?」

 

 遠くに聞こえる目覚ましに、瞳を開けると……目の前には、輝かしき宝石がうっとりと蕩けていた。その紅いまなざしと、甘く媚びた声。さらにはむにむに……♡ と胸板に擦り付けられる、ドデカくて柔らかすぎる物。至高の宝物に優しく包まれて起きる朝の、素晴らしさと来たら。

 

「最高だ、羽毛のように軽いのに感じる量感の重さ。貴様の乳枕はまさに極上の寝具と言えよう」

 

「嬉しいのじゃぁっ♡ ちゅっ♡ ちゅっちゅっ♡」

 

「ふふ、あまり我を昂らせるな……下の枕に、負担が掛かるだろう?」

 

「ぁ゛~~~っ♡ ぅ゛ぁ゛~~~っ……♡」

 

 さらに枕は一つだけではない……二つもある。喜びに悶える小さなくちびるが、頬にくちづけると堪らない。さらにデカ乳が胸板を這いまわり潰れる、雄としての最高の充実。思わずイラ勃たせてしまう。昨晩からハメっぱなしのため、優しく我を包む暖かさとは裏腹に……少々、元気が無いようだ。

 

「良いのじゃ♡ 我が賢者を、存分に使い倒しておくれ♡ ンッ♡ はぁっ♡ ほれ、お射精っ♡ お射精してくりゃれぇっ♡」

 

「うっ……! 乳遣いが巧み過ぎるっ! 射精()すぞッ!」

 

「ぅ゛お゛ッ♡ ほぁ゛ッ♡ ほぁ゛ッぎゃァ゛ァ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「これ、シーツを汚すでないよ♡ ほんに、しょうがない相棒じゃのう♡ はぷっ♡ んちゅぅっ……♡」

 

 ずりゅずりゅっ! だぽんっ♡ むにむにずりゅたぷっ♡ と胸板を情熱的に愛撫する乳肉踊りに、寝起きの気の抜けた我では抗し得ぬ。堪らず迸り出た劣情の滾りを、下に枕に叩き込む。途端に元気を取り戻し、ばたばたと暴れてさらに心地よさが増す。甘やかなくちづけを受けながら、腰が蕩けるような快楽を甘受する。

 

「ふぅ……素晴らしい朝だ。今日も楽しい一日となるに違いない」

 

「もちろんじゃとも♡ さて、我が賢者にしてハメ穴枕よ♡ 今朝は何人、ぷっちゅんっ♡ カマしたのかのう♡」

 

「か、数えらんにゃぃぃ……♡ 拙のタマゴちゃんたち♡ 一晩中受精し続けたぁ……♡」

 

「お前様が寝ている間にも、存分に注ぎ込んでおったからのう♡ ほんに、枕として勤めるのも大変じゃて♡」

 

「すまぬな」

 

 ずりずり……♡ と乳を擦り付けながら、我が胸板から愛しい重みが降りる。すると我が視界に映るは、シーツを汚す白濁の大海。少し不快感はあるが、それもその中心の愛おしさには勝てはしない。一晩中、頑張ってくれていたのであろう。許容量を遥かに超越した白濁を結合部から噴き零す、頑張り屋さんな蒼き宝石。

 

「良いのじゃ♡ 妻なのじゃから……のう、アオルス♡」

 

「拙、幸せぇ……♡ ずぅっと枕してたいぃぃ……♡」

 

「まぁそうは行かんのじゃがな♡ ほれ、ずっぽんっ♡」

 

「ふンぎょっ♡ あ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~♡♡♡ お゛~~~~っ♡ う゛ッひょぉ゛ぁ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 その怜悧な顔が艶やかに微笑んだ瞬間、腰を引っ掴まれ容赦なく引き抜かれて一瞬でアへ顔になる。この瞬間が堪らぬ……! どぼどぼぼびゅぅっ! と噴き出す白濁の滝の勢いを見るたび、さらに頑張らねばならぬという想いに支配される。雌を幸せにしてやることこそ、雄の本懐である……両手で象る勝利のサインは、もっと欲しいと言うことであろう。

 

「ううむ。今夜は儂の番じゃから些か不安じゃな……? やる気に満ち溢れた顔をしておる♡」

 

「はへっ……☆」

 

「当然だ。妻たちの献身に答えずして、何が夫か」

 

「タマゴ生産、追いつかぬのじゃがのう♡ でも嬉しいのじゃあ♡」

 

 あまり乱暴に扱うことは出来ぬ。大事に大事に愛してやらねばならない……! 今宵もうっとりと微笑む紅い宝石を、満足させてやらねば。さらに雄を磨かねば、誠実さが足りぬと言えよう。我が雄たる誇りを、十全に満たし続ける妻たち。我がオーガ生は、充実し過ぎてヤバいほどである。

 

「ふむ……確かに。あまり増えていないようだ」

 

「ま、まだ足りぬのかや……♡ 儂、壊れちゃうぅぅ……♡」

 

「我が妻を壊すわけがあるか。安心してもっと孕め」

 

「ふぁ゛ァ゛ッ♡ わ、わかったのじゃあっ♡」

 

 オーガの秘伝、呪印……これは我が身を強化する効果もあるが、他者に刻むことも出来る。引っ掴んだ乳の下で輝く『265』の数。もう一人の妻の腹には、『283』……うむ、やや公平さに欠けるようだ。こやつらは仲がとても良いので、数を合わせてやらねば哀れと言うもの。今日もドチャクソ孕ませてやらねば。

 

()()を堕とした暁には、順番に一人ずつ産ませてやろう」

 

「な、何年掛かるのかや……?」

 

「ふむ? 凍結を促進に刻み変えるから、恐らく一月に一ガキ……細かいことは良いのだっ!」

 

「一瞬で計算を諦めよったぁっ! お前様、もうちょい頑張って?」

 

「無駄だよ、我が勇者。まだまだ仕込まれるんだ、今計算しても意味ないよぉ……」

 

 さすが古き賢者、かしこい。我ぐらい頭が良い……! 褒美にもっと仕込んでやらねば、永遠に産み散らかさせてやらねばなるまい。鬼人は言を違えぬ、この世の終わりまで孕ませ続ける。あの熱き宣誓は我が魂に刻んだ誓約。とりあえず毎日10ずつぐらいガキを仕込んでやれば、嘘には決してならぬであろう。

 

「お前様、呪印って難しい物じゃないのかのぉ?」

 

「む? 簡単だぞ、願いを籠めて刻めばそのようになる……初めて刻んだが、うまくいったようだ」

 

「多分他のオーガのと違うよね? 論理性ゼロで成り立つとか……拙ら、そこで天才性を発揮して欲しくは無かったなぁ」

 

「儂らで実験するの、やめてくりゃれ? 失敗したら、どうするつもりだったんじゃ」

 

「もちろん、出来るまでやる。不屈の精神こそが、勇者たるの証よっ!」

 

「「益荒男すぎるぅ……ひぃんっ♡」」

 

 お利口さんで枕も出来る、素晴らしい妻たちであるが……女々しさは捨てきれぬようだ。雌ゆえに当然ではあるが、それとこれとは話が別である。そのデカいケツのように、でんと構えていれば良い物を。というわけで、安産型を揉んで不安を解消してやることとする。うむ、柔らかいっ! 思わず指がうっかり滑る。

 

「ぉ゛ッ♡ け、けちゅっ♡ けちゅあなほぢくるのらめっ……♡」

 

「ふぉ゛ッ♡ 排卵()るぅっ♡ あ゛ッ♡ ぷっちゅんっ♡」

 

「ほ、ほれっ♡ また我が賢者が速攻で追加受精しちゃったじゃろ……ぉ゛ぅ゛ッ♡ 儂も排卵()るっ♡♡♡」

 

「うむ、裏から叩いても貢ぐようになったな。良き傾向と言えよう」

 

 我はこの愛らしい妻たちに夢中である……何せどこを引っ掴んでも柔らかいばかりか、どちらの穴をほぢっても楽しい。今夜は尻穴でのまぐわいも良いかもしれぬ……痔になるかと心配にはなったが、可愛らしい窄まりの締め付けは緩む様子を見せぬ。おまけに指で裏からガキ産み部屋を小突くだけで、我に捧げるタマゴを生産する献身性……愛したくて堪らぬ!

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ヒィッ♡ ま、またなのかのっ♡」

 

「拙のおなかに、一晩じゅう注いだのにぃ……♡」

 

「足りぬ」

 

「「……♡」」

 

 また良くわからんところで琴線に触れたと見える♡  ビキビキビキィッ! とおちんぽ様がまたキレ散らかし、元気いっぱいに存在感をアピール♡ さらにたった三文字で、己の意志を余すことなく我らに伝える雄様♡ 堪らず、我が賢者と抱き合い震えてしまう……♡ 萎えることを知らぬその猛りに、儂らはいつもたじたじなのじゃ♡

 

「ほら、さっさと愛される準備を整えるがいい」

 

「う゛ッほぉ゛ぅ゛ッ♡ ま、待ってくりゃれっ♡」

 

「お゛ッ♡ ほぉ゛ォ゛……♡ せ、拙らのお役目♡ これ以上は果たせませぬぅ……♡」

 

「む……それもそうか」

 

 冗談みたいに強くて、あり得ぬほどに常に真向勝負♡ 自分にも他人にも決して嘘を許さぬ誠実すぎる雄様なのじゃ、ちょっと頭が悪いぐらいはチャームポイントと言えよう♡ いつ如何なる時もかわいがってもらえるよう、おしりも常に綺麗にしておる♡ 妻として、愛され準備は常に整えているのじゃが……朝からハメ潰されるのは、我が賢者の言う通りマズい♡

 

「はぁ゛ぉ゛ッ♡ そ、そうじゃぞぉ♡ 儂らを常に側に置いてくれると、言うたでは無いかや♡」

 

「お゛ッひょぉ゛ッ♡ はひぃッ……♡ あ、主様に嘘をつかせるわけには参りませぬぅ……♡」

 

「なんというガッツ……! その心意気、むげには出来ぬっ!」

 

「「えへへぇ……♡」」

 

 そう、我らは二人揃って筆頭ガキ産み妻♡ 愛する夫の側で、常に媚び散らかし続ける権利を持つ特権階級なのじゃぁっ♡ 朝昼晩、毎日毎秒24時間365日っ♡ 太陽が燃え尽きるまで、常にこのお方のお世話をし続ける喜び♡ それをさせてもらえぬのは、あまりに非道♡ 誰よりも早く妻志願した褒美を、存分に味わわせて頂かねばならぬっ♡

 

「いけずじゃのう、お前様♡ また忘れておったから……ちゅーでお仕置きじゃ♡」

 

「れろっ♡ れろれろっ♡」

 

「すまぬな、どうも貴様らが可愛すぎて失念してしまう……んっ」

 

「「んちゅっ♡ はぷっ♡ んじゅっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅっ♡ ちゅぱっ、ちゅっぱぁっ♡♡♡」」

 

 アホ丸出しに舌を踊らせる我が賢者と共に、愛情たっぷりイチャラブ口吸い♡ 朝一発目から三人舌を絡み合わせる、甘やかなるお仕置きにて♡ 我らの愛を教え込んで、二度と忘れぬようにせねばならぬ♡ まぁ……忘れていなくても、毎朝やるのじゃがな♡ ご褒美べろちゅーも大好きじゃ、くちづけをお預けされたら儂らは泣いてしまうのじゃ♡

 

「んはっ♡ お、お前様♡ アレッ、アレやってくりゃれっ♡」

 

「もう、我が太陽の馬鹿ッ♡ 駄目だよ、また拙らの頭がブッ飛んじゃぅっ♡ ちゅっ♡」

 

「え、ええじゃろう別にッ♡ のう? お前様も好きじゃろっ♡ んちゅっ♡ れるっ……♡」

 

「むっ……もちろん。可愛い妻の愛らしいおねだりだ、聞かぬ夫が居るものか」

 

「「ふぎゅぅ゛ッ♡」」

 

 そして強欲にもなる♡ 妻とは夫に似る物よ、儂らが欲張りさんになるのは当たり前なのじゃあ♡ 違うのは、立場……♡ ワガママに貪るのは、つよつよ雄様のお仕事♡ 従順に貪られるは、よわよわ雌のお仕事じゃあ♡ おねだりすると、まとめて引っ掴まれる乳♡ それがぐんにゅぅぅ……♡ と引き延ばされて♡

 

「がぷっ! じゅぞっ……じゅぞぞぞぞぞっ!!」

 

「んむぉ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「むぉ゛ッひぃ゛ぃ゛~~~~~~っ♡♡♡」 

 

「がぶがぶ。じゅる、じゅるるるるる……」

 

「「んぶぶぶぶぶっぴぃぃぃっ♡♡♡」」

 

 対のおくちと四つの乳首を、雄様丸ごとまるかじり♡ さらに頬をべこりと凹ませて、凄まじい肺活量での鬼吸引♡ がじがじと噛まれながら吸われて、舌も乳首も逃げられぬ♡ 乳の内部を熱い塊が通っていく感覚……♡ トドメにもっかい噛まれた途端、口内に溢れ出すは甘くドロついた液体♡ それをじっくりと嬲り飲まれて、悦びすぎて多量に噴出して逃げ場を求めて鼻から出よる♡

 

「んっ……ごくっ。うむ、今日も良い味だ」

 

「お、おちちっ♡ とまらぬぅ……♡」

 

「もったいのうございます、主様ぁ……♡」

 

「うむ」

 

 おくちを離されても、なお乳先からとろとろ……♡ と零れるは乳蜜♡ まだ産ませてもらえぬが……ガキを孕んだ我らの身体はママ自覚を存分に得て、乳腺が発達して出るようになったのじゃ♡ 孕んだ数が増えるたびに、どんどんと産出量は上がっていってしもうた♡ 今では一度出たら、自分の意志では止めることが出来ぬ♡ それゆえに、雄様に対し乳吸いねだり♡

 

「今日はどのように、味わうのかのう♡」

 

「どちらのおちちも、いつも通り美味しゅうございます♡」

 

「そうだな……ミックスで行こう」

 

「「……はぷっ♡」」

 

 どちらの乳蜜も飲み放題♡ まだ産んでおらぬガキの分など、心配する必要も無い♡ 全てが愛する夫の喉を潤すためにお貢ぎする、雌資源であることは明らか♡ ゆっさゆっさ♡ ぴゅるぴゅる……♡ と二揃いのミルクタンクを揺らし、お好みの飲み方を尋ねる♡ お返事はいつも通り、欲張りでワガママで……それぞれ片方の乳先を、自らのくちびるに咥えてもう片方をそっと差し出す♡

 

「あーん」

 

「んっ♡ んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ……♡」

 

「ちゅる、ちゅるるっ♡」

 

「ごく、ごく……」

 

 やわやわとくちびるで食んで、吸い立てる自らの乳首♡ するとぴゅっ、ぴゅっ♡ と雄様のおくちを目掛けて噴き射乳()るミルク♡ 淫らなセルフ片パイ飲みで、もう片方の乳蛇口から雄様に混ざり合う雌ミルクを味わって頂くのじゃぁっ♡ 雄様が瞳に宿すはちょっぴりの満足感と……この量では足りぬと告げる、渇望に満ちた嗜虐心♡

 

「ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ はむ、はむっ♡」

 

「じゅる、じゅぞっ♡ じゅるるるるるっ♡」

 

「足りぬ」

 

「「ンッ……むぉ゛ブッ♡ ぶぴっ♡ ぶぴぴぴぴっ♡♡♡」」

 

「うむ、この勢いが好ましい……ごく、ごく……」

 

 慌てて乳吸いを強めるが、自らのよわよわ乳首をそこまで激しくいぢめられぬ♡ 一吸いするたびに、がくがくがくっ♡ と乳悦に脚が震えてしまう♡ そんな生っちょろい乳貢ぎをする我らを咎めるは……万力の如き力を宿す雄指♡ 片パイずつ片腕で、小指から順に搾乳握り♡ 魂ごと乳腺を引っこ抜かれるような勢いでミルクをブピュり、飲みきれずまた鼻からミルクを噴き出してしまうのじゃあっ♡

 

「んはっ♡ おなか、いっぱいなのじゃぁ♡ けぷっ♡」

 

「ま、満足するまでぇ……♡ 飲んで頂けましたか、主しゃまぁ……♡」

 

「足りぬ。しょうがない、我が自らもっと搾ってくれよう」

 

「「あぅ゛ッ♡ んもッ♡ ンッもぉ゛ォ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡」

 

「がぷっ……じゅるる、じゅるるるるるるるるっ!!」

 

 我らはちっちゃな身体に相応しく、胃袋の容量も雄様とは比べ物にならぬ♡ 自分のミルクで満腹になってしもうた我らを、逞しい腕が抱き上げ……今度は胸板で乳潰し搾乳♡ ぎゅうぎゅうびゅるるっ! びゅるるるるるっ! と先ほどに倍する勢いで搾られちゃう我らの嬌声を楽しみながら、ミルクを味わう雄々しきダブル妻搾乳♡ のーみそ溶けるッ♡ 溶けちゃうのじゃぁぁぁっ♡♡♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ふぅ……いつも通り美味であった。良く出来た妻だな、貴様らは」

 

「う、嬉しぃのじゃぁ……♡」

 

「おちちぃ……♡ からっぽぉ……♡」

 

「なんと。もっと仕込んで、我が飲み物を増やさねばなるまいな……」

 

「「ひぃぃっ♡♡♡」」

 

 夜の間にたっぷりと蓄えたミルクを、飲み尽くしてもまだ足りぬと♡ 健啖ぶりを遺憾なく発揮する雄様の、荒ぶる股間の猛り具合がヤバい♡ 足りなければ増やすという、当然の発想であるが……♡ 拙のおなかはもう枕業務で限界だし、我が勇者もあの滾りをブチ込まれればすぐにハメ潰して頂くこと間違いなし♡ いつも通りイラ勃ち過ぎて、先ほどの流れを既に忘却してしまっている♡

 

「お、お前様ッ♡ 乳奉仕など如何かやっ♡」

 

「拙らの乳肉♡ 丹念にほぐしていただき、やわとろにございますぅ♡」

 

「む、そうだな。搾乳後の貴様らのパイズリは極上だからな」

 

「やったのじゃあっ♡ 座ってくりゃれ♡」

 

「今日も丹念に、ぴっかぴかに磨いてごらんに入れまする♡」

 

 だが妻として飼って頂いてからしばらく経ち、毎朝ハメ潰され続けた拙らはこのお方の操縦法を見出した♡ おなかが駄目なら、乳……ミルクを貢ぐだけでなく、奉仕にも使える優れものである♡ たぷむにゅっ♡ ずりゅずりゅっ♡ と逞しい赤銅色に両側から乳媚びして、パイズリねだりにて矛先を変えると……ずしんとベッドに沈み込む雄様♡

 

「もうとろっとろの乳蜜が、たぁっぷり♡ 絡んでおるからの♡ んっ♡」

 

「じっくりとお楽しみください……♡ おくちもどうぞ♡ れろっ♡」

 

「いつも通り贅沢な朝だ……んっ」

 

「「れるっ♡ れりょれる……♡ ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅっ♡」」

 

 我らの胴ぐらいある、はちきれんばかりのふとももにどたぽんっ♡ 乳を載せれば準備完了♡ ずりゅたぷっ♡ たぽんっ、たっぽぉんっ♡ と乳を踊らせながらの甘やかなくちづけ♡ ダブルパイズリべろちゅーも、雄様は大層お気に入りである♡ もちろん拙らもだぁいすき♡ だが長すぎるため、竿の途中までしか我らの乳では包み込めぬ♡ ちんぽしゃぶりも出来ぬ故、亀頭が寂しそう……♡

 

「んちゅぅっ……♡ そろそろ、大丈夫かのう♡」

 

「ちゅくっ♡ 出番だよ、さっさと主様を悦ばせるんだ♡」

 

「は、はいっ♡ わかりました……♡」

 

「うむ、今日も期待しているぞ」

 

「お任せくださいっ♡」

 

 だが雄様に不自由など、有ってはならない♡ 二人で無理なら、三人である♡ 就寝前のハメ潰しにて、床の上で轢かれたカエルのようにぴくぴく……♡ と痙攣していた彼女もようやく復帰したようだ♡ そのおなかには『0』の数……一番雑にコキ使っても良いことを示す、孕めぬ身体には淫らな装飾の数々♡ どんなにおなかを乱暴にド突かれても、不屈の精神で復帰する勇ましき奴隷妻♡

 

「では、楽しませてくれ」

 

「はい♡ 俺のおなかにた~~~っ♡ ぷりと♡ ちんぽ汁をコキ捨ててくださいませご主人様♡ はむっ♡」

 

「ちゅっ……♡ 重いのじゃ、ちゃんとその馬鹿デカいのを支えぬか♡」

 

「んひぃ゛ぃ゛ッ♡ ご、ごめんなさ……」

 

「れるっ♡ ちんぽしゃぶりが止まってるよ? ほら……」

 

「「がっぽんっ♡」」

 

「んぐもぉ゛ブッ♡♡♡」

 

 拙らの乳の上に載せられた、重すぎデカ乳♡ 幾ら太い指でほぢくられても、すぐに引っ込んじゃう恥ずかしがり屋さんな乳首には下品な金色♡ 陥没封じの乳ピアスを我が勇者に引っ張られて、すぐに謝罪しようとするが……謝るよりも、おちんぽ様を悦ばせるべき♡ アホっぽく頭頂部付近で括った短い金のツインテールを二人で片方ずつひっ掴み、喉奥までデカ過ぎ亀頭をハメ込んじゃう♡  

 

「ほれほれ、ちゃんと乳も使わんと♡」

 

「手抜きは駄目だよ、頭も激しく振るように♡」

 

「んぼっ♡ んぼぼっ♡ ずぬるるるる……♡ お゛げぐぅ゛ッ♡♡♡」

 

「貴様ら、容赦が無さ過ぎではないか? まぁ気持ち良いから良いのだが」

 

「んちゅっ♡ 儂らと違い、従順乳餓鬼コキ捨てフリー奴隷妻じゃから♡」

 

「れろ、むっちゅぅっ♡ ちゃんと専門業務をさせてやらねば、可哀そうでありましょう♡」

 

 ノーハンドパイズリにて、下の方をまろやかな快楽で包みながら……上の方を引っ張り回す乳ピとツインテで、ちっちゃくてデカい身体を滅茶苦茶に暴れさせて激しい快楽で悦んで頂く♡ 彼女の手足は奴隷妻の証……乳ピアスや首に巻かれた物と同じ材質の、か弱い我らにはクソ重い金属の枷で封じられている♡ それ故自分だと動かしにくいため、拙らが手伝ってやらねば♡

 

「いち、にっ♡ いち、にっ♡ ちゅっ♡ ちゅっちゅっ♡」

 

「ンぐぼぉ゛ッ♡ ぬじゅるるるるっ♡ ぐぉ゛むごぉ゛ッ♡ ずっちゅぅぅぅ……♡」

 

「あはッ♡ そろそろだよ、がんばれ♡ がんばれっ♡ ちゅばっ♡ ちゅむ、ちゅむっ♡」

 

「ぐぅっ! 射精()るっ!!」

 

「ごぉ゛ムぐぉ゛ッ♡ ~~~~~~~っ♡ …………ッ♡♡♡ ぶぴッ♡ ぶぴぴぴぴっ♡♡♡」

 

 我が勇者が紡ぐ軽快なリズムに合わせて、ずりゅたぷごっちゅんっ♡ むぎゅむぎゅごっちゅん♡ とパイズリイラマ♡ しばらく愛情たっぷりにコキ使ってやると、擦り付けた乳に感じる雄々しき脈動♡ ラストスパートを掛けて、最後にどぼちゅっ! と顔面でデカ乳潰して喉奥まで大姦通♡ やや暫し痙攣したる後、既視感のある鼻噴出にてフィニッシュ♡

 

「ふぅ……きもちよぉく♡ お射精できたかの♡」

 

「最高だ、優しくデカ乳に包み込まれつつも烈火の如き喉輪シゴき……ちんぽが溶けそうなほどに心地よい」

 

「ぬじゅるるるる♡ ちゅぅぅっ……♡ ぽぉんっ♡」

 

「やったね、マオ♡ 愛ある共同奉仕は、今日も大成功だ♡」

 

「お礼をせねば、のう……♡」

 

 拙のだいちゅき♡ な甘やかな声が伺う、今日の朝奉仕の成果。それに対するお返事は、今日も満足して頂けたとの嬉しき言葉♡ じっくりじっくりと、褐色デカ乳から金色が昇っていき……涙に滲みながらも、愛欲に蕩けたルビーが愛し気に輝く♡ 最後まで名残惜し気にくちびるびろぉん♡ と引き延ばすほどに吸いつき、間抜けな音を立てて引き抜かれるちんぽしゃぶり専用おくち♡

 

「んぶむぅ゛ッ♡!?」

 

「ほら、たっぷりコキ捨て感謝(ありがとうございます)♡ しなよ♡」

 

「何をしておる、はよせんか♡ 夫をお待たせするなど、不敬に過ぎるぞい♡」

 

「ぐちゅぐちゅぐちゅっ♡ ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♡♡♡」

 

 艶やかな薄桃色がしっかりと閉じられ、鼻も自ら塞いでいるのを確認して……どちゅ、どちゅっ! と前と後ろを激しく抜き差し♡ か弱い雌の身体を傷つけぬよう、柔らかい素材で出来てはいるが……おちんぽ様より少々細いぐらいの、残虐なる太さの浮気棒(偽物デカチン)♡ それでもちんぽ汁を必死に咀嚼しつつ、床をしっかり掴んでいた脚がガクつき震えて……ぴんっ! ぴぃんっ! と爪先が連続で伸びる♡

 

「ごっ……きゅんっ♡」

 

「「えいっ♡」」

 

「むぅ゛ッ!? んぐぉ゛ッ♡♡♡」

 

「そい、そぉいっ♡」

 

「せいや、せいやぁっ♡」

 

「ぐげぇ゛ぇ゛ェ゛~~~~~~プっ♡ んッゴぅ゛ぉ゛ェ゛ぇ゛~~~~~~~~ぷっ♡♡♡♡♡」

 

「「ちゅっ♡」」

 

 そして激悦に耐え、なんとか飲み下した瞬間♡ 短いあんよを足払いして、きょとんとまぁるくなった瞳が垂直落下♡ 自重で自分のおなかを偽物ちんぽで思い切りブン殴り、元気よくV字にびぃんっ! と脚ピン♡ 凄まじいマゾアクメに悶えるぽっこりおなかを容赦なく揉んで、一日の始まりを告げるザーメンゲップを鳴り響かせる♡ 愛情溢れるくちづけを楽しみながらも想う……このドスケベで幸福な雄様感謝の音色は、きっと届くだろう……あの目覚まし淫声の主に♡



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思い上がりをわからせられ続ける、屈辱とマゾアクメまみれのボクのお着替え♡

『ぐげぇ゛ぇ゛ェ゛~~~~~~プっ♡ んッゴぅ゛ぉ゛ェ゛ぇ゛~~~~~~~~ぷっ♡♡♡♡♡』

 

「うーん、良い音色♡ おなかの奥まで響くような、素晴らしい音ですぅ♡」

 

「堕ちたとはいえ、勇者として恥ずかしすぎるザーメンゲップ♡ これは相棒として、負けてられないのではないかな♡」

 

「ひっ! ひぃぃ……」

 

 耳をつんざく我が勇者の淫らな叫び。ボクは毎朝、自分の愚かさを思い知らされ続けていた……二人の拷問吏の瞳には、容赦してくれそうな色など一片もない。そして策を練る暇も、あの日から与えられていない……『どんな手でも構わない。卑怯な手でも存分に』。それが適用されるのが自分だけではないと、気づかなかった自らの失態である。

 

「あら? 駄目じゃないですか、ナマイキさがお留守ですぅ♡」

 

「そうだぞ、ケルマ♡ 旦那様の定めし役割を、忠実に果たさねばな♡」

 

「それとももう、諦めちゃいますぅ? わたしたちはそれでも、全然いいですよぅ♡」

 

「レリューも、我慢できぬようだし……♡ 吾輩も一向にかまわんぞ、さっさと堕ちるがいい♡」

 

「お、お前らなんかに。負けるもんかぁ……!」

 

 それでも負けるわけにはいかない。諦めがもたらす結果は、ボクが描いた幸福な未来予想図。それに永遠にたどり着けぬことを、確定させてしまう。しかも、アイツに負けるならばともかく……いやいや、アイツにだって負けてはいけないというのに。ボクより弱かった雑魚どもなんかに、膝を屈するわけにはいかない!

 

「まぁわたし、最弱でしたけどぉ……」

 

「吾輩は集落では三番目だったとはいえ、確かに次席のお前より弱かったのは事実だな」

 

「わ、わかってるじゃないか。君たちなんかじゃ、ボクの意志は……」

 

「でも今の立場は違うってこと、なんべん教えてあげたらわかるんでしょうねぇ♡」

 

「身の程を知らねばな、今朝の業務も頑張らなければなるまい♡」

 

「「ねー♡」」

 

 片方は水色の長髪を揺らし、おっとりとエメラルドを瞬かせる……集落で一番貧相な身体を、淫猥なる祭祀服に包んだ最弱。片方はくろがね色の短髪に防衛隊長の証を載せ、厳しく鋼の眼を煌めかせる……量感溢れる身をドスケベ丸出しな改造軍服に包んだ、我が勇者に選ばれなかった元ナンバースリー。絶対気が合わないと思うのだが、なんかとても仲良しになったようだ……恐らく目的が一致しているからだろう。

 

「正しい雄媚び信仰をみんなに教えてあげる、マゾ雌シスター妻のレリューとぉ……♡」

 

「旦那様の心地よいチンハメ生活をお守りする、おちんぽ様防衛隊長妻のシャルルが♡」

 

「神にして至高の存在たる雄様のご意志を、代弁して言い聞かせてあげちゃいますぅ♡」

 

「よわ雌拷問の時間だゾ♡ せいぜい無駄に足掻くといい♡」

 

「く、来るなっ! ボクに近寄るなぁ……!」

 

 にじり寄る二人に、必死に下がろうとするが……すぐに壁に背中が当たってしまう。粗末な木で作られた、狭すぎる掘っ建て小屋。だが今のボクの膂力では、みしみしとぼろぼろの木板を軋ませることしか出来ない。自らが弱く惨めな雌の身の上になったことを、突きつけるここが今のボクの住み家。否……目覚めた時に放り込まれていたここは、牢獄と言い換えてもいいかもしれない。

 

「そうそう、ナマイキですぅ♡ わたしなんかとは、比べ物にならないこの馬鹿デカいおちちもぉ♡」

 

「ひぁ゛ッ♡ あぅ゛ッ!」

 

「雌の分際で立派にそそり勃たせたマゾクリも、ちゃんと逃げさせなくては駄目だゾ♡」

 

「ぴぃ゛ッ♡ きゃぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 ゆっくりと張られた平手も、被弾面積がデカ過ぎて避けられない。ばちん、だっぽぉんっ! と乳同士が衝突して……細い身体にブラ下げた、それに振り回され倒れ込んでしまう。そうなれば終わり、先ほどの焼き直しである。足裏で雌勃起を踏みにじられ、潰される激悦に甲高すぎる悲鳴を絞り出されてしまう♡

 

「ん~~~、おもいっ! わたしなんかじゃ、取っ手が有っても持ち上がりませぇん♡」

 

「良く立てているものだ、その点は尊敬するよ♡ 吾輩のサイズでも、気を抜くと猫背になってしまうのになぁ♡」

 

「んッぎゅっ♡ も、もちあげようとすんにゃぁ゛っ♡ どうせ無理な癖にッ……ふぉ゛ッ♡!? あ゛ッ♡ あ゛ッあ゛ッ♡」

 

「でも弾くぐらいは、出来るんですよぉ♡ はい、ぴんぴぃん♡」

 

「ナマイキに過ぎて、脚に力が入ってしまうなぁ♡ まぁ良いのだが、吾輩たち容赦は許されていないのでナ♡」

 

「ぐりぐりしにゃいれぇ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 乳首に取り付けられた、銀色。そこに繋がる鎖を引かれて上にぐんにゅぅぅ♡ 伸ばされるデカ乳♡ いくらクソ雑魚腕力でも、先端をデコピンされてはたまらない♡ スタッカートな嬌声を搾り出されて、さらにクリ潰しが丹念に行われてしまう♡ 責められ続ける三つの雌勃起がもたらす快楽に、情けない許し乞いしか出来はしない♡

 

「あら……もう降参ですかぁ? つまんないから、だめですぅ♡」

 

「参ったの権利を有するのは、旦那様のみ♡ お前には許されていないということ、忘れてしまったのかナ?」

 

「ですので幾らでも楽しんでいいですよぉ? ま・ぞ・あ・く・め……♡」

 

「大好物だろう? まったく、付き合わされる吾輩たちの身にもなって欲しい♡」

 

「ぴっぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ……お゛ッひぃ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 そして許し乞いも無駄♡ 忠実過ぎるほどに、ルールは厳守されてしまう……ボクに出来るのは諦めることだけで、負けを認めることは出来ない♡ 抵抗を諦めることだけは、いつでも出来る……♡ でも相手がアイツじゃないから、勝負は永遠に継続されてしまう♡ バチつく意識が簡単にフッ飛ばされて、ボクは朝から本日二度目のアクメ気絶をさせられた♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「気絶しちゃいましたぁ……はやぁい♡ もう、こんなんじゃ耐えれませんよ♡ ガキなんか産めませぇん♡」

 

「レリューはその点、一歩どころか数十歩はリードしているからナ♡」

 

「ほぁっ……☆」

 

「照れますぅ♡ でもごしゅじんさまのガキどもなら、お迎え棒無しでもアクメしながら産み散らかす自信がありますよぉ♡」

 

「うーん、説得力が凄い。母は強しとはこのことか」

 

 この集落で最も多くガキを産んだ彼女は、次なるガキ産みを熱望し過ぎている……何せ次は、不特定多数の雄のガキではなく愛しいお方のガキ100パーセントなのだ。お迎え棒を叩き込んで頂き、万全の態勢で迎えた新生の儀式。それで覚えたという出産アクメの味を、うっとりと頬に手を当てながら思い出しているのであろう。

 

「シャルルの出産にも、わたしが立ち会ってあげますぅ♡ きっと馬鹿デカくてかわいいガキが、たぁくさん出ますよぉ♡」

 

「吾輩のおなか、大丈夫なのかなそれ」

 

「あぁ……弱いわたしと違って、シャルルは強かったですからねぇ♡ ガキのサイズもヤバそうですし、連続ガキ産みはちょっと辛いかもぉ♡」

 

「ううむ、呪印には感謝しないとなるまい。つまりは旦那様に、さらに熱心に媚びる必要がある♡」

 

「もうっ♡ 産む数増やすつもりしかありませぇん、このデカ乳ぃっ♡」

 

「はっひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡♡♡」

 

 そのおっとりとした態度に騙されがちだが、こやつは大層な過激派である。ガキ産みの素晴らしさの布教についても熱心だが、集落の全員が彼女の洗礼を既に受けている。すなわち……乳ビンタによる、打撃搾乳。スナップの利いたそれは、恐らく嫉妬も籠っているのであろう。緑色の眼を輝かせつつ放たれたそれは、吾輩に盛大にミルクをドピュらせた。

 

「倒れないあたり、さすがは元ナンバースリーですねぇ♡ じゃ、もっかい♡」

 

「わんわんっ♡」

 

「あらぁ? 負け犬根性が身に沁みついちゃってますぅ……誰がこんな酷いことを」

 

「わふぅっ……♡」

 

 お前だ。だが口答えをすると、往復乳ビンタで旦那様にお貢ぎするべきミルクをさらに無駄に浪費させられてしまう。なのでその場に転がり腹を見せ、屈服をおおいに示す……彼女は最弱だったわりに、大層好き放題を許されている立場である。恐らくは、庇護欲をソソるのだろう……そのちっちゃくて薄い身体に秘めたるバイタリティは、雄様の節穴アイには見抜けなかったようだ。

 

「なんか、ごしゅじんさまを批判されている気がしますぅ……?」

 

「きゃいんきゃいんっ♡」

 

「……気のせいですねぇ♡ お利口さんなシャルルが、そんなこと考える訳もありませぇん♡」

 

「はっ♡ はっ♡」

 

 共用便器から、ガキ産み妻への昇格。そしてマゾ雌シスター妻に任じられるという、驚天動地のサクセスストーリー。それをもたらした旦那様への狂信は、彼女に謎の能力を芽生えさせた。じぃぃと見下ろしてくるエメラルドは、雌の心をなんとなく見抜けるのだという。雄様の心もやろうとすれば読めそうだが、不敬なためしないらしい。それは、弱さがもたらした奇跡……いや、コイツに与えちゃ駄目だろその能力。神は死んだ、旦那様が代わりに就任。

 

「うーん。雄様感謝の号砲が鳴りましたしぃ……そろそろ準備させてあげないと、いけませんねぇ♡」

 

「うむ。旦那様の時間を無駄にしてはならない……頃合いだと思うゾ」

 

「立ち直り、はっやぁい……やっぱりシャルルは、わたしのベストパートナーですねぇ♡」

 

「ははっ、光栄であります。マゾ雌シスター妻殿」

 

 勘弁して。痛切にそう思うが、か弱い彼女を心配する旦那様の勅命を無視することは出来ない。一応元ナンバースリーなので、吾輩は彼女の護衛にも任じられているのだ。いや正直、雌になった身では実力などドングリの背比べであるが……判断能力の高さを買われたのであろう、多分いつも通り何も考えてないけど。爽やかに八重歯をキラめかせた吾輩は、内心また自らのややこしい立場に号泣した。

 

 ◇◇◇◇◇

 

’(またヘンなことを、考えている目をしてますぅ……)

 

「うむ? 何やら寒気が」

 

「ごしゅじんさまのガキどもを産み散らかす大事な身体ですからぁ、風邪には気を付けてくださいねぇ♡」

 

「そうだナ、気を付けねば! 助言に感謝でありますッ!」

 

 不穏な気配を感じたので、熱心にジト目で眺めてみる。不思議そうに首を振り、目が合った瞬間びしりと気をつけ。雄様の所有物である身体を大事にするよう、言い聞かせてやるとハキハキとお返事を返してくる……雌忠誠心の塊な彼女が、不遜な考えを抱くはずもない。やれやれ、少々疑り深いのが自分の欠点である。

 

「でも敬虔なマゾ雌シスター妻であるわたしより、えっちで実り尽くした淫猥ボディ♡ なので後でお仕置きですぅ♡」

 

「お慈悲を」

 

「ならもっと、信仰心を昂らせるべきですぅ。ごしゅじんさまを想うだけで、わたしは既にイきそうですぅ♡」

 

「屈服せざるを得ない……えっ? それって常にイく寸前ということでは? だってレリュー、旦那様のことしか考えてないじゃん」

 

「大正解ぃ♡ 信仰ポイント、プラス百万点ですぅ♡」

 

「やった……? やったのかコレ? 吾輩、相棒がよくわかんない」

 

 うむ……マゾ雌シスター妻として当然の、常在夜の戦場の心がけ。自分がそれを持つことを見抜くとは、やはり見どころに溢れている。それに彼女はかつて、雌に困らぬ立場であったため自分を便器としてコキ使ったこともない。最終的に愛する神に捧げられたとはいえ、その前段階で我が身を穢したカスどもは全員復讐(布教)対象である。

 

「また邪悪な顔してる……ガキどもには聖母みたいな顔で接するのに」

 

「ごしゅじんさまがガキどもには罪は無いとおっしゃったので、わたしの信仰をぷにあなに叩き込み続けるのはアイツらだけですぅ」

 

「マジで怖い……吾輩、レリューを使ったこと無くて良かったよ。ちなみにマオとケルマはどうなの?」

 

「んー、どっちもわたしを便器扱いしたことは無いですねぇ。でもごしゅじんさまのガキを孕まないという言語道断の大罪は、絶対に許しませぇん♡」

 

「不可抗力でも許されないのか……さっさと諦めた方がいいと思うよ、ケルマ。片角が残ってるかぎり、絶対助からないゾ」

 

 だが最も許されないのは、目の前で痙攣する馬鹿な雌モドキとその相棒である。神聖なるガキ産みの儀式こそが、神にお仕えする雌の本懐。それが排卵すら満足に出来ぬとは、見下げ果てた畜生どもである。お許しがあれば手ずから始末するが、雄様がその大逆を認めてしまったためわたしは歯がゆい思いをしている。

 

「でも至高なるお方であるごしゅじんさまの判断に異論など、わたしには存在しませぇん……オラッ! 起きねぇかカスッ!」

 

「急にキレるのやめて? 怖いから、マジで漏らしそうになったよ吾輩」

 

「ふんぎゃぁ゛ぁ゛ァ゛ッ♡♡♡ にゃ、にゃにっ♡ にゃにがぴぃ゛っぎぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「てへぺろ☆」

 

 敬虔の模範たるこの身が宿した不敬の種は、馬鹿で発散するに限る。沸騰した感情が思い知らせてやれと脳に託宣を告げ、空に浮かぶ微笑む赤銅色がオッケーと確かに言った。乳ピアスを荒々しく捻り上げ、踵でクリを踏み締めて嬌声的に起床させる。おっと……ついつい血気盛んな雄だった頃、いきなり古竜に殴りかかった自分を思い出してしまった。愛らしく舌を出して、信徒を安心させてやらねば。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「おはようございますぅ♡ さっさと準備しろ、殺すぞ」

 

「うんレリュー、ちょっと落ち着いてくれないかナ。漏れた、吾輩漏らしちゃったから」

 

「もう♡ シャルルは馬鹿犬なんですからぁ♡ なでなでしてあげますぅ♡」

 

「ふぁ゛ぁ゛ッ……♡」

 

 無理やりアクメ起床させられたボクに、突き刺さる濃密過ぎる殺気。とても最弱だった彼女が放つとは思えぬそれは、元ナンバースリーの尿道をユルませるほどにヤバい。これ以上ヤツの機嫌を損ねるのは、不慮の事故を引き起こしかねない。死神が執拗な撫で撫でで相棒の漏らしたションベンの勢いを助長する、謎の業務に上機嫌で励んでいるうちになんとか立ち上がらなければならない。

 

「チッ……立ち上がりやがったか。乳がデカいくせにぃ……」

 

「ンッもぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~っ♡♡♡ れ、れりゅーっ♡ それ吾輩のちちぃっ♡」

 

「は? 犬の癖に牛みたいにデカいから同罪ですぅ。大人しくわたしのストレスを、代わりにドピュってくださぁい♡」

 

「もぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~~~~っ♡ う゛ンもぉ゛ォ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「あ、相変わらずエゲつないね……!」

 

 立ち上がると殺気が増すが……ばちばちばちばち乳を滅茶苦茶ひっ叩かれ、ミルクを搾り出される邪神の生贄がボクの代わりになってくれた。レリュー一人だった頃はボクが出もしないミルクを、手形が乳肉を埋め尽くすまで搾乳を試みられていたのでとってもグッジョブ。馬鹿だけど名采配をしてくれたアイツに感謝してしまうほどに、理不尽なる暴虐の権化はいつも感情を剥き出しにする。

 

「愛、愛ですぅ。ラブ&ピースが、合言葉なんですぅ……ねっ♡」

 

「わうっ♡」

 

「平和を微塵も感じない……感じるのは身の危険だけだよ」

 

「あァ?」

 

「ぶもぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 完全に飼い慣らされた、犬なんだか牛なんだかよく分からないいきもの。それと顔を見合わせて微笑むと、ついつい出ちゃった本音にエメラルドを陰惨に煌めかせて搾乳継続。その柄の悪い声は、ちっちゃな身体から絞りだされたと思えぬほどに低い……ごめんシャルル、ボク余計なこと言ったね。でも床を君のミルクで汚されるの、ボロ家でもマジで嫌だからやめてほしい。

 

「まだ何か文句があるんですぅ? 酷い目に遭いますよぅ、シャルルが♡」

 

「ひぃ、ひぃぃ……♡ お、おねがいっ♡ 吾輩を助けてケルマッ!」

 

「何で君が人質に取られてるのさ……でも罪悪感が凄いから、わかったよ」

 

「やさしぃ……♡ 吾輩感激♡」

 

「……」

 

「あ゛ッ♡ レリューの方が優しいですぅっ♡ 吾輩、優しい手つきに夢中でミルクがいっぱい射乳()ぅ゛ぅ゛っ♡♡♡」

 

「よし」

 

 毎朝行われる、謎の展開。アイツを信仰しているためか、ボクを言い聞かせるという目的すら既に忘却していると思われる。頭が悪いのって、伝染するんだな……かわいそう。寛容の精神に基づき、言うことを聞いてやることにする。ご機嫌取りの仕方を間違えた牛犬がぎゅっ、ぎゅっ! どぷどぷっ♡ と最後に一搾りされ、いつものルーティーンが終わった。

 

「うぅ……また空っぽにされちゃったぁ……だ、旦那様にもっと孕ませてもらわないとっ♡」

 

「良い心がけですぅ。それはそれとして、増えた分はわたしのガキどものエサにしますぅ♡」

 

「ひぃんっ♡ 吾輩のミルクタンク、いつの間にかレリュー専属にされちゃってるぅっ♡」

 

「ごしゅじんさまが飲むミルクは巫女頭様と、補佐殿とわたしのだけで足りてますぅ♡ ミルク貢ぎは、特権階級のみできる至高の儀式ですぅ♡」

 

「あの二人には例外的に従順だよね、レリュー……」

 

「わたしを助けようとしてくれてましたからぁ♡ あの二人にだけは、憎む気持ちがこれっぽっちも湧きませぇん♡」

 

 その頭が悪い癖に複雑すぎる思考回路も、アイツに似ていてボクらの理解を拒むが……恐らくこの悪逆魔王の中では、集落のヒエラルキーはアイツ>(超えられない壁無限)>巫女頭≧補佐>自分>シャルル>(超えられない壁複数)>その他の雌>(超えられない壁無限)>ボクと我が勇者になっていると思われる。つまり一切の容赦は期待できないと言うことだ。

 

「早くお着替えするがいい。してください、お願いだからして?」

 

「何カスに媚びてるんですかぁ、馬鹿犬。シバきますよぉ?」

 

「ひぃんッ♡ 吾輩、もう出すミルクないですぅ……♡」

 

「わたしのガキどもに飲ませるミルクが無い……? もっとイラついてきましたぁ」

 

「ゆるしてッ♡ 吾輩のせいじゃないけど、ごめんなさいするからぁっ♡」

 

 だってだいぶ序列が上のはずのシャルルでも、毎朝の必死コいたドゲザは恒例行事である。だっぽぉんっ♡ と潰した乳をぐりぐりと踏んづけられ、自分で空っぽにした癖にさらに怒りを助長させるド外道。その理不尽なキレ方を受けずに済むのは、上位三人のみ……シャルルが力尽きれば、次は自分の番である。急いで着替えなくては……!

 

「なるべくごしゅじんさまをイラ勃たせる、ナマイキな衣装を選ぶんですよぉ♡ シャルルとわたしみたいにぃ♡」

 

「下手な衣装を選ぶと、レリューにお仕置きされてしまうからナッ♡ 匙加減が重要だゾ♡」

 

「君たちにだけは、言われたくないよね……」

 

「まぁシャルルのデカ乳とデカケツを強調したマゾ雌衣装は、わたしも気にいらないなって思う所もありますぅ」

 

「だって旦那様が、吾輩でいつでも気持ちよく遊びやすいようにしておかなくちゃってっ♡」

 

 アホ丸出しの衣装を着た二人に、服装をチェックされるという恥辱。片っぽはぷにあなをギリで隠せない前垂れが、動くたびにひらひらと意味の無さを強調しているし……十字に開いた胸元から、うっすい乳とその先端からブラ下がる十字架がその存在を大胆に主張し過ぎている。もう片方はデカ乳の北半球にしか布地が掛かっておらず、ショートパンツは短すぎて小さすぎる下着未満の頼りなさ。

 

「ごしゅじんさまのためなら、断腸の思いでゆるしますぅ……」

 

「やったっ! 許された……! 旦那様パワーしゅんごいっ♡」

 

「じゃ、じゃあ。これとか、どうかな……?」

 

「ん~? そうですねぇ……」

 

「ふむふむ、悪くはない。悪くはないと思うのだが……」

 

 共通しているのは、雄媚びのためだけを考えて作られた衣装だということ。アイツに褒められたそれらを、彼女たちは着用し続けるのだろう……飽きたと言われぬ限りにおいて。代り映えしないと思うのだが、母数が多すぎるしアイツは単純だから一度気にいればそれを存分に愛で続けるだろう。下手な衣装を選べば、それにアイツが飽きるまで着っぱなしを強要される懸念がある。

 

「全体的にはいいですけど、間抜けさが足りませぇん♡ 惨めな立場を、忘れないようにしないと駄目ですぅ♡」

 

「吾輩たちが、改造してやろうなぁ♡ お前に相応しい、淫らで卑しいおちんぽ様が悦ぶ衣装に♡」

 

「う、うぅ……♡」

 

「下半身はわたしが、ちょきちょきしてあげますぅ♡」

 

「上半身は吾輩♡ 動くなよ、旦那様の資産を傷つけさせるナ♡」

 

 そして下手な衣装でなくとも、下品にされてしまう♡ ボクに服飾の権利など、最初から認められていない……♡ 彼女らの服装が最低ライン、それ以上の物はそれ以下にされてしまう♡ じょきじょきと身を包んだ衣装にハサミを通され、どんどんとボクの身体を包む面積を減らされていってしまう♡

 

「おちんぽ様を突っ込みやすいよう、穴は大きめに♡」

 

「旦那様に何かを隠すなど、お前には許されていないからなぁ♡」

 

「や、やめてぇ……♡」

 

「あらぁ? 口答えしちゃいましたねぇ♡ もっと切り取って欲しいってことですぅ♡」

 

「おやおや、優しい吾輩たちはこれぐらいで許してやろうと思ったのに♡ お前は本当に、恥ずかしいのが好きと見える♡」

 

 ぱさりぱさりと落ちていく布の音に、耐えきれず口を開けばさらに悪化♡ ジョキジョキと切り取っていくハサミの勢いが加速する♡ もう目なんか開けていられない、自分の姿を見たくない♡ 陰惨に淫らにボクの尊厳が布ごと断ち切られていく音が響き、震えさせる脚からつぅと流れた淫蜜だけが熱くて。お着替えの時間は、ボクを今日も長く永く苛んだ……♡



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愛情溢れるお食事と、嬌声とアへ顔零れる楽しい食卓♡ そこに現れたるは、一匹の……♡

「んちゅっ……♡ おまえしゃまぁ……♡ まんぞく、してくれたかのぉ……♡」

 

「ああ、いつもながら美味かつ楽しい食事であった」

 

「んふー♡ んふぅぅ……♡ あ、あるじさまによろこんでいただき♡ なによりで、ございますぅ……♡」

 

「うむ、何せ()()も極上。これで満足できぬと言うほど、我は強欲ではない」

 

「「ふぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡」」

 

 お褒めの言葉と共に、2対のお皿がぐぅにゅぐにゅ♡ 大きな手の内で、淫猥に歪む♡ 至極満足そうなお顔から零れる、鋭く尖った牙♡ その歯型がたっぷりと着いたそこを、労わるように揉み込まれるともう堪らない♡ 拙らをワガママに味わう、今日の朝食が大成功に終わった確信に淫らな喘ぎがあふれ出る♡

 

「はぁ……♡ 愛しいお前様に、遠慮なくがぶがぶ食べられるの♡ 雌満足が過ぎるのじゃぁ♡」

  

「拙らのおちち皿♡ 嬉しがり過ぎて、トロけきっておりますぅ……♡」

 

「もう木や陶器の皿など、二度とは使えぬ。昼と夜も頼むぞ」

 

「もちろんじゃ♡ 使い込めば使い込むほど、どんどんお前様好みになるぞい♡」

 

「ああ、なんと幸せなことでありましょう♡ 拙らは、最高に幸せでございます♡」

 

 拙らはこのお方の筆頭妻として、ありとあらゆる奉仕をさせて頂ける♡ 勝手気ままにイタズラされ、お貢ぎする食事を喘ぎながらお作りするのは当たり前♡ 乳もぷにあなもじっくりとアクメ煮込んで頂き、仕上がり切ったそこで味わうのだ♡ 逞しいおくちと雄指……♡ お互いに最高に心地よい朝食は、まさに夫婦の共同作業と言えよう♡

 

「お前様に、フォークもナイフも要らぬ♡ 儂らさえあれば、それで良いのじゃあ♡」

 

「おちんぽ様も、お加減はいかがでありましょうか♡ 粗相が無かったか、拙は心配にございます♡」

 

「うむ……とても良い。こやつもきゅうきゅうと食いしばり、おおいに我を悦ばせてくれた」

 

「ぅ゛ぉ゛~~~っ……♡ ぁ゛ひっ……♡」

 

「ふむ? ちと元気が無いのう♡」

 

「気付けが必要と、思われまする♡」

 

 ずりずり……♡ とあまりの乳悦に腰が抜けているため、テーブルに乳を擦りつけて二人仲良く前進♡ テーブルの縁から覗き込むと……褐色のデカくてうまそうな桃が、ぴくぴく……♡ と震えている♡ さらにその下からは、消え入りそうな掠れ声♡ 彼女も食事を、存分に楽しんだようだ♡

 

「ほれ、起きぬか♡」

 

「お゛ッ♡!? お゛ァ゛ッ♡ お゛ゥ゛お゛ッ♡♡♡」

 

「うーん、抜けない♡ まだ満腹じゃないのかなぁ♡」

 

「なんと、貪欲なヤツじゃて♡ ではまた食わせてやらねばのう♡」

 

「ほぁ゛ッ♡ ほぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~ッ♡♡♡」

 

 がっぱり♡ と開いた細い足首を、掴んで引き抜こうと試みるが……太すぎる亀頭が引っ掛かり、一向にお食事終わらせる気配なし♡ 致し方なく、ばっちん! 打ち鳴らすと元気に応じるアクメ声♡ ばたばたばたぁ~~~っ♡ と逆さまのまま暴れ狂うかわいいあんよが、まだ欲しいっ♡ 食べ足りないっ♡ と存分に自己主張する♡

 

「うおっ気持ちいい……射精()すぞマオ、たっぷりと喰らえ」

 

「ふん゛ッ♡!? ぎょぉ゛ぉ゛ッァ゛ァ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「おお、今度は伸びよったぞ♡」

 

「キミは脚ピンでご馳走様するのが得意だよね♡ どれ、曲げるとどうなるのかな♡」

 

「ぬぅっ!? また締まるッ! なんと食いしん坊なぷにあなかッ!!」

 

「お゛ッお゛ッ……んのッ♡ んのほぉ゛ッぉ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 拙らの食事は終わったけれど、美味しい桃はまだまだ続くと言い張っている♡ それに寛大にも応じた雄様による、おかわりの追加♡ あまりの圧力に普通のケツなら浮かび上がってしまうけれど、彼女だけはお射精から逃れられない♡ ぴんと伸びた脚を曲げ伸ばしすると、気を良くした雄指がばちばちばちんとパーカッション♡

 

「ふぅぅ……やはり食事中にハメる妻としては、こやつが群を抜いている」

 

「おちんぽ様に喰いついて、離さぬあたりが勇者じゃのう♡」

 

「ちんぽケース付きのお食事が、お気に入りになったようで何よりでございます♡」

 

「食器かと言われると疑義はあるが、本人も悦んでいるようであるしな」

 

「ふぉ゛ッ……☆」

 

 また脚ががくりと元気を失って、デザートの時間は終わり♡ そのままテーブルの下から引きずり出され、背面座位に移行すると……♡ 項垂れた金髪ツインテの下は、完全に崩壊し尽くしたアへ顔♡ 緩く勝利のサインを象った両手が、力なくわななくその下……ぼてっ♡ と、ちんぽ汁で膨らみ尽くしたおなかが彼女の奮闘を表していた♡

 

「さぁ、今回はどのぐらい詰まっているのかや♡」

 

「楽しみだね、我が勇者よ♡ 主様、どうぞ♡」

 

「うむ」

 

「ふんぎょぎょぎょぎょぎょっ……ぬほぅ゛ァ゛ッ♡♡♡」

 

「やはり、おちんぽ様だけ抜けたのう……」

 

「欲張りだからね、しょうがないさ♡」

 

 そのちんまい身体がゆっくりと持ち上げられていき……ぐっぽぉんっ♡ とおちんぽ様が抜けても、逆噴射しない♡ そのままテーブルの上に載せられた、股の間を覗き込むと……拡げられ尽くしたぷにあなが、ご馳走を零さない秘訣が我らに披露される♡ 

 

「ううむ……いつもながら、見事じゃな♡」

 

「今日も主様は、じっくり味わってくれていたからね……♡ さ、取り出そうか♡」

 

「あっ♡ ま、待って頂きたいっ♡ 今抜かれちゃったらぁっ………♡」

 

「「だぁめ♡」」

 

「う゛ぉ゛ッ♡ ぬひぃ゛ッ♡ らめらめらめぇ゛っ♡ 俺のにくりん、いぢめちゃらめなのぉ゛ッほぉ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

「いつもながら、貴様らノリノリだな……」

 

 ぐいぐいと引っ張ると、伸びるは彼女の膣内とは別の肉色♡ おちんぽ様にぴったりと貼り付いていたそれは、ゾマケーマの進歩の証♡ しかし欲深き肉洞は、それを食いしばって離さない……♡ 二重の安全弁が、雌のかよわい腕力では渡せぬと拒んでいるのだ♡ それを解決してくださるのは、いつだってやれやれと首を振る雄様の……♡

 

「ヒッ♡」

 

「ヌンッ!!」

 

「ぬぉ゛ッ♡!? う゛ぉ゛ッヒョォ゛ァ゛ァ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「おうおう、立派なのが産まれたのう♡」

 

「ガキは産めないのに、こんなのひり出すなんてどうかしてるよ♡」

 

 雄腕力によるブッこ抜き♡ そう、ガキを産めぬ胎にちんぽ汁を恵んでやる価値など無い♡ だが雄様は、こやつの胎をお気に入り……我が勇者の相談を受けた拙が、開発したそれはうすうすなのにとっても頑丈♡ どのぐらい頑丈かと言うと、無理くり形を歪ませてぐっぽぉんっ♡ とクソ狭い穴から飛び出しても割れずに飛び出ちゃうぐらい♡

 

「ううむ、しかし面白いな……ほぢればほぢるほど、締まりを増すとは。まさに神秘と言えよう」

 

「ほんに、愉快じゃて♡ 雄の名残が、最も雄様を悦ばせておる♡」

 

「本当は自分がガキを産ませるための、器官なのにね……♡」

 

「んのっ♡ んぉ゛~~~~っ♡♡♡ あ゛ひぃ゛ッ♡ あ゛ッ……ンぉ゛う゛ッほぉ゛ぉ゛~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 そしてたっぷり詰まったそれ……竜の翼の被膜から作ったちんぽ汁を無駄にしないための道具。便宜的にコンドームと呼ばれている汁風船を、だぽんっ! と揺らした片手間に♡ 拡がり内部が明確にわかるぽにあなの奥……最奥だけは見せぬと、意地っ張りなそこ♡ ぷっくぷくに膨らみ尽くした肉輪の中心に、雄指突き込み仰け反りイきをキメさせる♡

 

「ぎゅうぎゅうと、頑張って食い縛るのが好感触。どれ、二本だとどうかな」

 

「お゛ァ゛ッ♡ ひ、ひろげちゃや……あ゛ッ♡♡♡」

 

「おやおや……まさか今、否と言ったのかのう?」

 

「なんと。従順さがウリだろう? キミは……素直にしてあげよう♡」

 

「ひんっ♡ ひぁ゛ッ……♡」

 

「「あ~~~っ……♡」」

 

 前立腺がカタチを変えたそれは、恐ろしいほどに敏感らしい……この上指を増やされては、さすがにマズいと思ったのだろう♡ 首ブリッジの態勢のまま、うっかり口を滑らせちゃう♡ だが今の彼女はもう、強い雄から転落した従順乳餓鬼コキ捨てフリー奴隷妻♡ 雄様が定めた役割を、思い出させてやらねばならない♡ あんぐりと二人でおくちを開けて……♡

 

「「かぷっ♡ はむ♡ はむっ♡」」

 

「あ゛ぅ゛ッ♡ はぅ゛ッ♡ ぅ゛あ゛ッ♡」

 

「おお、締め付けがさらに。ナマイキは、貴様の仕事ではない」

 

「ひぉ゛ァ゛ァ゛ッ♡♡♡」

 

「「ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅっぱぁっ♡」」

 

「ゆるちてっ♡ ゆるちッ……「ヌンッ!!」ヲッひょぉ゛ォ゛ォ゛~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡♡!?」

 

 夫婦の共同作業は、愛し合うだけではない♡ 仰け反り放り出されたデカ乳の、先端のピアスを優しく食む♡ くいくいと引っ張ると、乳悦の予感に身を竦め……肉輪まで縮こませてしまい、不敬を咎められてぐっぽぐっぽ♡ とお仕置きほぢり♡ すかさず乳首を舐めしゃぶり、反応して閉じようとする肉輪を拡げる雌いぢめ共同作業♡ 二つのおくちと二本の雄指に責められて、テーブルの上で暴れ回る勢いの激しさ♡

 

「ふぅ……かわいかったぞ」 

 

「ぬほぉ゛ッ♡」

 

「もっとかわいい姿を、我に見せるがいい」

 

「あっ♡ あっあっ……♡ ふぁ゛ぁ゛ンッ♡♡♡」

 

「本来の使い道、思い出しちゃったのう♡」

 

「テーブルを汚しちゃうとは、はしたないよマオ♡」

 

 ぐっぽんっ! とようやく解放された激しすぎる肉悦♡ さんざんいぢめられ、放心した彼女の頭を襲うは……優しさ♡ ゆっくりと頭を撫でられる拍子に合わせて、ぷしぷし♡ ぷっしゃぁっ! と鯨のように潮を噴く♡ 最後にしょろろろ……♡ と情けないおもらしで、虚空にアーチを描いちゃう♡ 本来の位置には無いけれど、前立腺とはションベンを出すのも補助するのだ♡

 

「よしよし……やはり我が守ってやらねば」

 

「はひぃ……♡ 尿道までよわよわな、俺をどうかお守りくださいぃ……♡」

 

「今日ももらえたのう、誓いの証♡」

 

「その重みを、忘れないようにね♡」

 

「た、立てないですぅ♡」

 

 雄の名残を思うさまに弄ばれた、その報酬がきゅっ♡ と結ばれる♡ 地面にそっと降ろされて、どたっ! と身体の側面から倒れ込んでしまうほどに♡ さらにばたばたと藻掻くが、バランスが悪すぎるのだ……♡ 未だ被膜の中に囚われたままのそれは、彼女にはあまりにも重すぎた♡ ちんぽ汁たっぷりの汁風船を残った角に結ばれた、その姿こそが彼女の常の装い♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「どうやら、選手交代の時間のようじゃ♡ そこで、じたばたしておるがよい♡」

 

「楽しい遊びが始まるよ、特等席で見学しておきなよ♡」

 

「はひぃ……♡」

 

「うむ、腹ごなしは重要だからな」

 

 た、立てないっ♡ 演技ではなく、本当に立てぬのだっ♡ 産まれてからずっと、共に在った我が雄としての象徴。両方折られた彼女たちと違い、俺は片方だけ折って頂いてしまった。それはもしかしたら、片腕を失うよりも身体の制御を失わせて……さらに身じろぎするたびだっぽぉんっ! と揺れる汁風船が、頬をびたびたと叩き我が身を地面に磔にする♡

 

「ま、マオ……♡ いつもながら、なんて無惨な……♡」

 

「我が賢者よ、今のお前にだけは言われたくなかった」

 

「お互い、鏡を見た方がいいと思うぞい?」

 

「古来から言うよね、竜に噛まれても灼かれても同じ」

 

「貴様らのことわざは、だいたい竜に絡むのだな」

 

 つまりはどちらにせよ、助からぬということだ……! うむ、助かってない。我らコンビの晒す醜態は、雄様の前で無くば舌を噛んで果てていること間違いなし。どこに出しても恥ずかしい服装をした我が友が、俺を見下ろしていた……うむ、似合っている♡ 雄様の眼前で披露すると考えれば、とても素晴らしい装いと言えよう♡

 

「どうですか、ごしゅじんさま♡ わたしたち、張り切りましたよぉ♡」

 

「コンセプトは、強者に狩られることしか出来ぬよわよわな獲物♡」

 

「ちゃぁんと、奉じる天体と合わせましたぁ♡」

 

「まぁそれが司る周期は無いのだがナ、その点は吾輩らと同じなので問題ない♡」

 

「ふむ」

 

「う、うぅ……♡」

 

 しげしげと見つめられ、堪らず俯かせる顔。それに追随してぴょこんと跳ねるは、銀色のしっぽ……特徴的な総髪(オールバック)もこの生活の間にだいぶ伸びて、襟足がポニーテールにまとめられている。とても雌らしい髪型と言えるが……その羞恥に染まる赤い頬の上下は、もっともっと雌らしい♡

 

「ほらぁ……ちゃんとごしゅじんさまに挨拶しないと、駄目ですぅ♡」

 

「そうだゾ♡ それとも旦那様の前では、恥ずかしいのかナ?」

 

「なら……わたしたちが、挨拶させてあげますよぉ♡」

 

「手の掛かるヤツだ、でも吾輩たちも楽しいからWin-Winと言えよう♡」

 

「ふぁっ♡ あンッ♡ ああ゛んっ♡」

 

 まずは、乳先……♡ 恥ずかしがり屋の我が賢者の趣向と髪色に合わせて、シックな銀♡ 俺と色違いのそれでご挨拶……♡ トガり切ったナマイキ乳首を、くいっ♡ くいっ♡ へこへこっ♡ とハマったピアスを下に引かれてお辞儀させられて、がくがくがくっ♡ と脚を情けなぁく震わせて、乳悦とただでさえデカい乳重量に耐えかねて前かがみ♡

 

「腰を曲げちゃ、駄目ですぅ♡」

 

「お前はナマイキで居ないと駄目だゾ♡ ほら、気をつけ♡」

 

「ぴぃっ♡ きゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ァ゛~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「そうそう、背筋を伸ばさねばのう♡」

 

「見事なアクメ気を付けだ♡ キミが下げていいのは、乳首だけだよ♡」

 

 だが我が賢者は、ナマイキ乳餓鬼コキ捨てフリー妻♡ 絶対隷従を定められた俺と違い、雄様に対して常に不遜な態度を取らねばならぬ♡ それを強制するは、べちっ! べっちぃんっ! という些か湿った二重の打撃音♡ 一度目でぴぃん! と気を付け♡ 二度目でデカ乳だっぽぉんっ♡ と揺らす、のけ反りイきを魅せつける♡

 

「ナマイキな癖に、よわぁい♡」

 

「こんなにトガらせているのにな♡ ほら、よしよしだゾ♡」

 

「ふぁ゛ッ♡ やめっ♡ 甘やかしちゃらめぇ゛ッ♡♡♡」

 

「じゃあ、厳しくしてあげますぅ♡」

 

「やはりマゾ……♡ 引っ掻いてやるとどうかナ♡」

 

「ひぁ゛ッ♡ かりかりもっとらめぇ゛ぇ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 あまりの激悦に後頭部を地面に着けて、爪先を美しく伸ばした首ブリッジ♡ だが緩急交えた責めは、我が友を決して許さない♡ 高々と突き上げた股間の先端を、撫でられて爪で引っ掻かれて悶え続ける♡ 何せ、剥き出しなのだ♡ 雌の弱点が……♡ びんびんと勇ましくそそり勃つ、皮を剥かれたピンク色♡ それを維持するは、乳首とお揃いクリピアス♡

 

「マオよりも、よっぽど敏感ですぅ♡」

 

「しょ、しょうがないだろぉ……♡ ボクの肉輪、尿道にくっついちゃってるんだからぁ……♡」

 

「良い言い訳だゾ♡ ほら、ご褒美をやろう♡」

 

「ちゃんとぴょんぴょんするんですよぉ♡ ね、()()()()()♡」

 

「ぴぃ゛ぁ゛ッ♡ ひぎぃ゛ッ♡ お゛ッ♡ はひっ♡ はっひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~ンッ♡♡♡」

 

 トドメはピアスを掴んで腰を持ち上げて、ピンと伸ばした爪先を地面で跳ねさせるクリいぢめ♡ ぷしぷしっ♡ ぷっしぃぃっ♡ と雌潮存分に噴き散らかし、我が賢者の本日のデザインコンセプトが明かされる♡ それは草食動物……♡ 強者たる肉食動物に貪り食われることしか出来ぬ、儚くか弱き存在♡

 

「似合っている……とてもかわいらしいな」

 

「や、やめっ♡ 褒めるなっ♡ あっ……♡ ふぁぁッ♡♡♡」

 

「この耳も、ふわふわで良い。もっと撫でてやりたくなるな」

 

「特徴を生かしましたぁ♡」

 

「かたっぽ折れてるところが、ケルマらしいと言えましょう♡」

 

 だから安心しちゃうのだ♡ 守ってくださるお強い雄様になでなでされて、嬉ションしてしまうほどに♡ 熱心に確かめられるたびに、尿道ユルみしょろろろろ……♡ と止まらぬションベン♡ その銀髪の上には、片方は情けなく垂れ下がっているが……もう片方はピンと立った黒いうさぎの耳♡ 未だ無事な角に括りつけられて、雄名残でかわいさを強調されてしまっている♡

 

「この服も素晴らしい。盛大に美味そうな肉がハミ出し、よだれが出てくるな」

 

「マオの放浪癖が、初めて役に立ちましたねぇ♡ このはぐれ勇者がよぉ」

 

「吾輩のやレリューのだって、ゾマケーマには無いからナ♡ やはり異文化交流とは重要な物だ……偉いゾ♡」

 

「うぅむ。少々レリューの当たりが強いが、恐らく褒められている……?」

 

「お、美味しいお土産だけで良かったのにぃ……」

 

 そしてその媚肉を包むのは、異なる文化の香り漂う雄媚び衣装♡ 出どころは、俺……新しい地にたどり着くたびに、記念品として買っていたのだ。まぁあまりにも淫らに改造されすぎて、原型を留めてはいないが……むちむちのふとももが網タイツから除き、両の手首と首に巻かれた黒い布♡ ネクタイとか言うらしい、垂れ下がる赤い布が乳谷間に挟み込まれている♡

 

「とんでもない所に行ったのだな、我が想像も出来ぬほど過酷な旅路だったに違いない」

 

「いえ、それほどでも。長くて一か月ほどです」

 

「何だとっ!? このバニースーツ、大事な部分に布が無いではないかっ! そのようなアホ民族が、そんな近場に存在すると言うのかっ!?」

 

「あ、それはわたしたちがやりましたぁ」

 

「ちょっと張り切り過ぎたナ……あとマオ、旦那様。一か月は決して短くないゾ」

 

「ほ、ほらっ! やり過ぎだって言っただろぉ!?」

 

 雄様が声を荒げる……まぁ、うん。元々はあの服、こんな大惨事な有様では無かった。月を奉じる、ウサギ獣人たちが着る物と言われて耳とセットで行商人から買ったが……肝心要の黒い胴体のスーツは、大胆過ぎるほどに複数のハート型に切り取られている。両のデカ乳、おなか、股間……ドスケベ丸出しアホウサギに、我が賢者はされてしまっていた♡

 

「ならば、貴様らが着ている物も!? 眺めて楽しいのは良いが……淫祠(いんし)邪教と変態軍事組織が近くに在ると思い、我は警戒していたのだぞっ!」

 

「ぴぃ゛ぃ゛っ♡ お、おちんぽ様悦ぶと思ってぇっ♡♡♡」

 

「ンッギュッ♡ だ、旦那様好みに改造したんですぅっ♡♡♡」

 

「お前様……鈍いところも素敵じゃぞ♡」

 

「拙らは、そんな所もだぁいすき♡ でございまする♡」

 

「エスカレートさせ過ぎだよ……頭の悪い君でも、やっと気づけて良かったね」

 

 雄様が俺たちの姿を見回し、お褒めの言葉と共にレリューとシャルルの乳首を捻り上げて尋問開始♡ 嬌声と共に発覚するは、新生したゾマケーマこそが最も頭わるわるな雄媚び民族である誇らしき事実♡ 俺も頭があまり良く無いが、このお方も相当♡ 親近感を感じてしまい、さらにキュンと胸をトキめかせちゃう俺なのであった♡ あと言い過ぎだぞ、我が賢者よ。俺より頭が良いため、決して馬鹿ではないはずだ。



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雄様と勝負? 何を言ってるのかのう……おぬし、雌にも勝てないじゃろ♡

「何ということだ……我は騙されていた? 貴様らのかわいらしさと従順さに、些か目が眩んでいたようだ」

 

「お前様、お前様」

 

「何だ?」

 

「儂らがド助平な格好をしていたとして……何かお前様に損が有るかのう?」

 

「うむ……無いッ!」

 

「ならば良いではないか♡ 細かいことを気にするのは、お前様らしくないぞい♡」

 

「なるほど、そうか……ならば良しッ!!」

 

 目の前で行われる、頭の悪すぎる会話。服飾とは、文化の証である……それをコイツに媚びるため以外に使えぬ物に仕立て上げ、喜び勇んで着用するカスども。そしてようやく異常に気付いた一番のド阿呆も、すぐに説得されてしまった。まぁ……オーガだし。彼らにとっては、受け入れやすい状況なのだろう。

 

「君も、腰ミノ一枚だしね……」

 

「何を言う。これは我ら鬼人にとって、非常に伝統的な民族衣装だ」

 

「雌もうっすい布切れを一枚、胸に巻くだけだもんね」

 

「乳も尻も薄い、筋肉質揃いだからな。だから我ら強者は苦労する……」

  

「あの尻では、産むのが辛そうですから……♡」

 

「うむ」

 

「「んぎゅっ♡」」

 

 そしてボクらの今の服装は、筋肉達磨で頭がからっぽな雌オーガ以下。相槌と共にむんぎゅう♡ 鷲掴む巫女頭と補佐のそこを、コイツは大層お気に入り……それに感極まり過ぎた彼女たちは、とんでもない暴挙に出た。デカ乳だけでブラ下げられた、その格好は部族で最も恥晒しと言えよう。

 

「このような妻らしい格好、あやつらにはとても求め得ぬ」

 

「うれ、嬉しいッ……♡ のじゃっ♡ のっじゃぁ゛ぁ゛ッ♡」

 

「それに大きさも生産能力も素晴らしい……我がガキだった頃と違い、我のガキどもが腹を空かせることは無いな」

 

「ふぉ゛ぉ゛ッ♡ でぅ゛ッ♡ いっぱいでぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

「貴様らのような乳餓鬼でガキを産ませたい放題な妻どもを持てて、我が鬼人生に一片の悔いなしっ!!」

 

「「ンッもぉ゛ぉ゛ぉ゛ォ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」」

 

 そりゃあ君なら、お母さんの乳を脂肪ごと空っぽにしてても不思議じゃないよね……思いつつ、声と握力がヒートアップしていくさまを見守る。ばたばたばたっ! と踊る脚と、ぶぴゅぴゅぅっ♡ ぶぴゅ、ぶぴゅっ♡ と噴き射乳()し続けるミルク。最後に思いっクソ握り締められて、破裂音すら奏でられる彼女たちの乳首は一切隠されていない。

 

「……すまぬ。ついつい力が……」

 

「「はぅ゛ッ……☆」」

 

「しかしこんなにも魅力的な妻姿を、我に見せる貴様らも悪い」

 

「良いですよねぇ、アレ♡」

 

「吾輩たちも、いつかはあの姿をお見せしたい物だゾ♡」

 

 筆頭妻たる、その装いは馬鹿と雄媚びを極限まで極め尽くしている。乳と股間に巻いた細すぎる紐の先端には、フリルたっぷりの桃色。乳輪も、ぷにあなも隠し切れぬあまりに小さいハート型……そしてその中心も、さらにハート型にくり貫かれて雌の弱点が全部丸出し。色ボケし過ぎた新妻でもしないような、着ている意味が全くない淫猥すぎる代物である。 

 

「え、エプロンは儂ら筆頭妻の特権じゃて♡」

 

「確かアレ、我が勇者が買ってきた時には頂点に是非が書いてあったような……?」

 

「主様がお求めになれば、拙らに否など無いので必要ない♡」

 

「なんという妻自覚ッ! 雄の頃の俺は何故、アレを思いつかなかったのだ……!」

 

「鼻の下を伸ばしながら、こんなの雌どもに着せる君なんてさ。ボクは見たくなかったから、いいけどね……」

 

 我が勇者が言うように……ボクらが雌どもに着せて楽しんでいた時には、こんなの絶対思いつかなかった。だって頭が悪すぎるし、アイツら元のちゃんと布が有るバージョンでもちょっと嫌そうな顔をしていた。だが今それよりもとんでもない淫猥を着る、彼女たちの顔には喜色しか存在しない。心底を超えた、魂からの屈服。ぼ、ボクは絶対あんな風にならないからなっ♡

 

「うむ、煽り性能も抜群に過ぎる。またちんぽがイラついてきたな……」

 

「ぴぃっ♡」

 

「おお、ならば解消せねばならぬ♡ それが筆頭妻としての、甲斐性と言うものじゃて♡」

 

「じゃあマオ、キミにはこれを♡」

 

「え? 俺も?」

 

 だがそんな意気込みを粉砕する、あまりにも急角度な雄欲の昂り♡ ボクの眼前で、びきびきびきぃっ! イライライラァ……! と腰ミノを押し上げて、この世で最も猥褻なモノをチン列する馬鹿♡ その威圧を受けて硬直したボクの横で、我が勇者の頭に被せられたのは……金髪の輝きを、照り返すは白。黒いボクと色違いの、ウサギの耳が着いたヘアバンド。

 

「そうじゃのう、ケルマにも逃げる時間が必要じゃろうし♡」

 

「でも、主様にただ待って頂くわけにもいかないだろ♡」

 

「ちゃぁんと、ナマイキウサギちゃんが逃げる時間を稼ぐんじゃぞぉ♡ 従順ウサギちゃん♡」

 

「あ、ああっ♡ ま、マオ……」

 

「ケルマぁ……♡」

 

「ふむ……? なるほど、面白い趣向だ」

 

 それがボクとは逆側の、無事な方の角に結ばれて。ピンと立った耳と、しんなりと折れ曲がった耳……網タイツと、褐色に映える白い襟と袖とスーツ。最後に蒼いネクタイを、きゅっと結ばれて完成。ボクと同じドスケベで、ボクとは対照的。そしてボクと違い、従順になってしまった我が勇者は逃げる様子を見せない。

 

「お、俺がどっちゅんどっちゅん♡ ハメ潰して頂いている間に逃げるのだ、我が賢者よっ!」

 

「ボクに、君を見捨てて逃げろっていうのか……!」

 

「ああ、俺はごしゅじんさまに逆らえないし……コンドームが、重すぎるぅ♡」

 

「クソッ、なんて悪辣なっ! ごめんマオ、出来る限りえっちな声を上げ続けてっ!」

 

「切り替え早いのう、あやつ」

 

「まぁオチは見えてるけど、さすがは現代の賢者と言ったところかな♡」

 

 ただでさえ意気を挫かれているのに、角にまで重りを着けられている……! ボクの明晰な頭脳は、即座に判断を下した。うん、死なないし見捨てよう。そうしてボクは、脱兎と言うにはちょっとばかり遅い速度で駆け出した。乳が重すぎる上に揺れまくるのだ、走るには雌の身体は向いていない。耳をそばだてて、愛らしい嬌声を聞き逃さないようにしながらも想う……我が勇者よ、どうか無事で。

 

「じゃあ始まるぞい、ウサギ狩り♡」

 

「主様、どうぞお楽しみください♡ では」

 

「「よーい……どっちゅんっ♡」」

 

「ンッぉ゛ォ゛ォ゛~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「マオ……! これに勝って、ボクが飼ってあげるからねっ!」

 

 ボクは鳴り響く愛しい相棒の淫声の中、さらにやる気を新たにした。いつかあの声を、ボクが上げさせてやるんだ……! だが、賢いボクの冷静な部分はわかっていた。この勝負、分が悪いどころの騒ぎではない。それは毎日行われる、アホ過ぎる勝負がボクに思い知らせた現実。敵は()()()()()()()()()()()()()……諦めが脚を捕えるのを堪えながらも、ボクはか細い希望に向かい駆けていった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「……ぉ゛~~~っ♡ ぉ゛ひぃ゛ッ♡ ぅ゛ひぃ゛ぃ゛……♡」

 

「ふむ、しかしあやつも学ばぬのう♡」

 

「でもそれがケルマの仕事だから、しょうがないんじゃないかなぁ」

 

「それもそうじゃが、普通もっと早くに諦めると思うんじゃがのう?」

 

「まぁ早くマオみたいになって欲しいとは、拙も思っているよ♡」

 

 のしのしと歩く雄様が、抱え上げるは戦利品。三歩下がって影を踏まぬようにしながらも、見上げる褐色の身体が大股の震動で揺さぶられるたびに身悶える♡ 景気づけに行われた、ぷにあなドチュり百連発が効いておるのじゃろう♡ 肉輪が貫かれてガキ産み部屋をド突かれる感触♡ 儂らにはわからぬそれを思い出し、おちんぽ様をハメてもらってもおらぬのに気絶したままマゾアクメ♡

 

「さて、どこかのぉ?」

 

「きっと必死に逃げただろうから、見つからないかもしれないね」

 

「ふむ……? ああ、あちらのようだな」

 

「おお、さすがじゃあ♡」

 

「やはり主様は、視点の高さから違います♡」

 

 心にも無いことを言い、きょろきょろと視線を彷徨わせる雄様の顔を見る。その表情は真剣そのもの……凛々しいまなざしが、なんとも素敵なのじゃあ♡ ()()()()()()()()にも、一切手を抜かぬ姿勢。真の勇者は、雑竜を狩るにも決して手を抜かぬ……それはウサギについても、同様なのじゃあ♡

 

「向かうとするか」

 

「わかったのじゃあ、あちらじゃな」

 

「さてさて、どのような隠れ方をしているのか……」

 

「楽しみじゃのう♡」

 

「ああ、拙らは主様が勝つ瞬間がだぁいすき♡ だからね♡」

 

 そして真なる強者たるその歩みは、我らの短い脚とは長さからして違うが……一切の焦りを感じさせぬ、ゆっくりとした大股。まさに王者の歩みと言えよう♡ 急ぐ必要は無いのじゃ、絶対的な強者なのじゃから♡ この集落において、この雄様に負けなどありはせぬ……ありとあらゆる勝負において、不敗。その理由が、追従する儂らの眼にも見えてきた。

 

「まぁ……これで見つけるなと言う方が、無理だとは思うのだがな」

 

「いやはや、何を言いよるお前様♡」

 

「これも実力でありましょう♡」

 

「うーん、我の実力か? コレ」

 

「む゛~~~っ♡ む゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

「実力じゃよ……威光という名の、のう♡」

 

 そう……雄様が手を下すまでもなく、既に負けが確定している惨めな敗者の姿が♡ くぐもった唸りに混じるは、淫らな響き……まんぐり返しの格好で固定され、手枷足枷に目隠しにさるぐつわ♡ さらには掲げられた両の穴には、エゲつない太さの張り型♡ 四肢の拘束に結ばれているため、じたばたと暴れるたびに自らをいぢめてしまう罠に掛かった雌ウサギ♡

 

「一応申し上げておきますが、拙らは何も命じておりませんよ?」

 

「皆、想いは同じと言うことじゃ♡ ほれ、ちゃんと書いておる♡」

 

「ううむ……納得がいかんが、好意を無碍にするのも気が引ける」

 

「む゛ぅ゛~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 その身体には、雄様を応援する寄せ書きの数々♡ 『↓敗者』、『旦那様絶対勝利♡』、『←馬鹿』、『頑張ってください♡』、『↑身の程知らず』、『今夜は、わたくしが参ります♡』、『→貢ぎ物』……白い肌にびっしりと、応援のメッセージが書かれておる♡ あと、夜這いを目論む不届き者も居るようである。

 

「さ、勝利宣言するのじゃ♡」

 

「皆が待ち焦がれております、主様の勝利を♡」

 

「お、おう」

 

「ンブッ♡♡♡」

 

「ケルマはほんに、負けるのが得意じゃのう♡」

 

「たっぷりと味わうと良い♡ 慣れ親しんだ敗北の香り……♡」

 

「……ッ♡♡♡ ……ッ♡♡♡♡♡」

 

 だが、今は勝敗を決めるのが先決♡ 雄様に声を掛けると、遠慮がちに腰を下ろすは敗者の顔面♡ 絶対強者たる雄様が上、クソ雑魚過ぎるよわ雌は下♡ 上下関係を思い知らせる、タマ置き勝利宣言♡ 口が封じられているため、濃厚雄臭を鼻から吸い込むことしか出来ぬ♡ じゃが……まだ足りぬ♡

 

「そらそら、早く負けました♡ と言わぬか、愚図め♡」

 

「言わないと、勝敗は決着しないよ♡」

 

「どんどん弱くされちゃうのう♡」

 

「ほんと、クソマゾ……♡ 長の顔が見てみたいよ♡」

 

「んむぉ゛ブッ♡ むごぉ゛ッ♡ ~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 儂じゃ……だって巫女頭じゃもん。思いつつ、腹立ち混じりにぐっぽぐっぽ♡ とほぢり回すぷにあな♡ 我が賢者は、尻穴の方をゆっくりと抜き挿ししておる♡ 雄名残……勝手にきゅうきゅうと締め付けてしまう、こやつら前立腺肉輪を持つ半端雌の大弱点♡ デカい珠が連なった、専用の器具で教え込む♡ 雌の在るべき姿を……♡

 

「何度教えればわかるのかのう? おぬしの勝利など、誰も望んでおらぬよ♡」

 

「キミが頑張れば頑張るほど、拙らは腹が立つのさ♡ 主様がお許しになってなきゃ、村八分間違いなし♡」

 

「まぁそれも可哀そうじゃから……ちゃぁんと、総出で躾けてやるからのう♡」

 

「十二分にお世話してあげるよ、よわよわ雌なキミを……みんなで♡」

 

「あ、そろそろ大丈夫ですかぁ♡」

 

「吾輩たち、待ちくたびれたゾ♡」

 

「「「「「ま・け・ろ♡ ま・け・ろ♡」」」」」

 

「――――――――――――――――――――――――ッ♡♡♡♡♡」

 

 もちろん二人で終わるはずもない♡ 誰も彼もが敗北望む、孤立無援の哀れなウサギ♡ その身体を取り囲むは、この集落の雌たち……つまりは、全員♡ こやつは頭が良いつもりで、その実一番クソ馬鹿じゃった♡ 何でもアリなのじゃ、もちろん応援もアリ♡ その肉体の全てを、集落の総力で負けに向かわせてやろうぞ♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「はぁ゛ぉ゛ッ……☆」

 

「ほれ、起きぬか♡」

 

「まだちゃんと、負けてないだろケルマ♡」

 

「ぴぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 あの日からボクの目覚めは、いつだって鮮烈なアクメから始まってしまう。乳をたくさんの手で揉み込まれ、乳首とクリを舐められ抓られ伸ばされて。オマケに両穴を好き勝手にほぢり回されて、脚ピンしようとした足の裏をくすぐられて。逃がせぬ嬌声と、自由にならぬ身体。爆発し続ける肉悦に気絶するたびに叩き起こされて、イき過ぎてもう息すら出来ないのに。

 

「さぁ、いざ尋常に勝負するが良い♡」

 

「主様がお待ちだよ、お待たせしてはいけない♡」

 

「は、はぁっ♡ はぁぁッ……♡」

 

「勝負方法は、ウサギさんスクワットじゃ♡」

 

「健闘を期待するよ……さ、どうぞ♡」

 

「いつでも良いぞ」

 

 それでも尚、自ら負けろと申し付けられる♡ 目の前にそびえ勃つは、ボクがいぢめられるのを見て興奮しきった肉の塔♡ 巫女頭が挑んだ時よりも、それはより一層凶悪に進化を遂げていて……♡ 雌を存分に喰らい、淫水焼け尽くした黒光り♡ それが、ボクをその威容だけで脅し付ける♡ こ、こんな物の上で跳ねろだなんて……♡

 

「嫌かの? 別の勝負方法でも良いぞ♡」

 

「キミは何だってしていいからね、せいぜい頭を捻るといい♡」

 

「……い、いい……♡ これで、いい……♡」

 

「お利口さんじゃの♡」

 

「躾けた甲斐があったね♡」

 

「「「「「……」」」」」

 

 どう見ても負け確定な勝負方法。だが……これを断ると、さらに酷い目に遭わされてしまう。歌で挑戦しようとしても、ボードゲームを提案しても。ボクに少しでも有利な要素があるならば、こいつらは決してボクを許さない。わきわきと周囲で踊る、たくさんの細い手。それがいっぺんに群がり全身を先ほどのように嬲られ、アクメしながらの対戦を強いられてしまうのだ……♡

 

「ぼ、ボクの勝利条件は……君の上で、五回跳ね……」

 

「少なくないかの♡」

 

「ひんっ♡ じゅ、十回っ! 十回跳ねたら勝ちっ! 敗北条件は、跳ねられなくなったらっ!」

 

「まあそれぐらいが、妥当だろうね♡」

 

「や、やった……!」

 

 ボクには、何も許されていない……勝負方法も不利でなければならないし、勝敗の判定だって自由にならない。少ない回数を申告すると、乳にぐんにゅう♡ 押し当てられる張り型……ボクの肉輪をいぢめるのに最適化された連なる珠。それがもたらす快楽を思い出すだけで、腰が抜けそうになってしまう。

 

「まだか?」

 

「ま、待ちなよ……おなかの奥、まだ痺れてるからぁ……」

 

「おや、主様をこれ以上お待たせする気かい?」

 

「ニンジンさんもイラ勃ってしまっておるぞ、ウサギさん♡」

 

「ああ……しっぽが足りなかったね、これは失礼♡」

 

「ンぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡ ひぃ、ひぃぃ……♡」

 

 時間稼ぎだって無理。急かす言葉に反論すると、後ろの穴にぐっぽんっ♡ と勢いよく挿し込まれる太い物に野太い嬌声を上げてしまう。逆らえばどんどんと、加算されていくペナルティー。これ以上待たせれば、また全身を淫具だらけにされてしまう。肛悦に悶えながらも、ゆっくりと進むしかない……♡

 

「ほれ、もっと進まぬか♡ おぬし、まだ雄気取りじゃろ♡」

 

「勇ましさ、足りてないよ♡ ほら、早くぅ♡」

 

「ひんっ♡ ひ、ひっぱんにゃぁ゛ッ♡」

 

「そうは言うても、ちょうど良いのが着いておるし♡」

 

「キミのヘコつき歩きを、サポートしてあげてるんだよ♡」

 

「ふぁ゛ッ♡ あ゛ひっ♡ ひぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡」

 

 だけどそれすらも許されない。ボクの脚を嬌声的に早めさせる、淫虐の魔の手。重く大きいデカ乳が、水平に持ち上がるほどに……乳首に着けられたピアスを引っ張られて、膝が爆笑するほどの乳悦がもたらされてしまう。さらに目線の位置まで乳首を持ち上げられてしまうと、もうたまらない。自分の乳重量でいぢめられて、ボクは無理やり前に進まされてしまう。

 

「さ……楽しいデカ乳散歩も終いじゃ、あとちょっとじゃぞ♡」

 

「くぅ゛ぅ゛ンッ……♡」

 

「あと四歩だよ♡」

 

「三歩じゃ♡」

 

「二歩……♡」

 

「ひゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 乳を引っ張られても、近づくにつれてどうしても遅々とした歩みになってしまう。だって……側に侍る二人がそうであるように、ボクも自分の足元が見えない。腹立たしくも楽し気なコールに従い、慎重に脚を前に出して……ま、また騙されたッ♡ クソ硬い物が股間にブチ当たる感触に、思わず腰が跳ね上がるッ♡

 

「おうおう、元気にぴょんぴょん♡ かわいらしいのう♡」

 

「おツユもたぁっぷり、出たね♡」

 

「じゃが……跳ねる方向が違うぞい♡」

 

「さっさと主様を悦ばせなよ、ウサギさん♡」

 

「はぁ゛~っ♡ はぁ゛ぁ゛……♡」

 

 がに股に脚を開き大きな身体を跨ぎながら、必死に爪先をぴぃんと伸ばした情けない姿勢。その態勢から、ボクは動くことが出来ない……だってもう、入口にハマっちゃってるっ♡ 野太い凶器に刺し貫かれたこの状態で、腰を落とせばどうなるかなんて馬鹿でもわかる♡ けれど……

 

「儂は頑張ったぞい♡」

 

「雌に変わって数百年経っても尚、勇ましき我が勇者の姿♡ 忘れたとは、言わせないよ……♡」

 

「ほれ、ほれほれ♡ さっさとせぬか、それともアレかの?」

 

「降参しちゃうんだね、ケルマ♡ 主様じゃなく、雌にも勝てないって認めちゃうんだぁ♡」

 

「まぁ致し方あるまい、クソ雑魚じゃもの♡」

 

「オスモドキには、ちょっと辛かったかな♡」

 

 これをしなければ……コイツにではなく、巫女頭に負けてしまう。雌如きが挑んだ難行に対し、ここで逃げれば終わってしまう。両の耳から噴き込まれる、馬鹿にしきった囁き……それはボクの心の奥に残った雄としてのプライドをくすぐり、決意を固めさせた。ボ、ボクがお前らなんかに負けるもんかっ!

 

「み、見てろよお前らっ! ボクの雄姿をっ!」

 

「期待しているぞ、ケルマ……しかし絶景」

 

「見るなぁっ♡ 君は目を塞いでなよっ♡」

 

「おかしい……相手は我では無かったのか?」

 

「う、うるさいっ! い、行く。よ……♡」

 

 武者震いだ……武者震いのはずなんだ。がくがくがくっ♡ と脚を震わせ、ぶるぶるだっぷんっ♡ と跳ねるボクの乳を、下から見上げるコイツの言葉♡ そのイヤらしい視線と、熱さと硬さを増す股間の猛り♡ 負けるわけにはいかないんだ、勝利しなければならない♡ 覚悟を口に出して、いざ……♡

 

「ふぉ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ……ヲ゛ぅ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

「おぬし、潮を噴くのは得意じゃのう♡」

 

「まだ先っぽしか入ってないよ? がんばれ、がんばれ♡」

 

「へひぃ゛~~~っ♡ はひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~っ♡♡♡」

 

 腰を勇ましく一気に……降ろせない♡ ぐっぽぉんっ♡ と挿入してしまったデカ過ぎ亀頭が、Gスポを我が物顔に占拠する♡ それだけで……ああ、それだけなのに♡ 襲い来るアクメの津波に、腰が抜けてそれでもなお、ボクの身体は下がらない♡ 情けないがに股未満の姿勢のまま、仰け反って舌をピンと突き出すことしか出来ない♡

 

「ううむ、いつもながらキツキツなぷにあなよ」

 

「腰が下がってないよ、ケルマ……♡」

 

「何せ、()()()()()があるからのう♡ どれ、手伝ってやろうかの♡」

 

「ふぉ゛ッ♡ お゛ッ♡ んのッ♡ んのほぉ゛~~~~~~~~ンッ♡♡♡」

 

 あまつさえ、両側から腰を引っ掴まれて♡ 無理やりぐいぐい下方向に圧力を掛けられて、V字に脚ピンして爪先が地面から離れても♡ ヤバ過ぎる凶器は、決してボクのおなかの奥に入っていかない♡ その侵入を拒む、あまりにも強固な防壁♡ それはボクを守る物ではなく、ボクを追い詰めることしか出来ない普通の雌に無い器官♡

 

「肉輪の締め付けが、今日は一段と凄まじいな」

 

「お前様はこれが好きじゃからのう♡ 皆が、気を利かせたのじゃろう♡」

 

「いぢめればいぢめるほど、頑なになる楽しいおもちゃ……♡」

 

「お゛ッ♡!? ぐりぐりらめぇ゛ッ♡ まわさにゃいれぇ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

「口だけでなく身体でも、おちんぽ様を拒むなど……ナマイキの極致じゃのう♡」

 

「やはり拙らでは、この強情を打ち破れませぬ♡」

 

「へっ♡ へっ♡」

 

 前立腺が変化した肉輪は、責められると膨らんで膣道を閉じてしまうのだ♡ 偽物ちんぽでいぢめられ続けて、拗ねちゃった肉の輪っか♡ それはちっちゃいわりに重いボクの身体でも、自重だけじゃ無理♡ それに加えて弱い雌二人の腕力を加えても、どんなに執拗にボクの身体を上下させようとしても無駄……♡ 

 

「やはりここは、お前様が助けてやらねば♡」

 

「寛大なところをお見せください、主様♡」

 

「良かろう」

 

「あ゛ッ♡ あ゛ぅ゛……♡」

 

「どうしたのじゃケルマ、何か言いたげじゃのう♡」

 

「言ってみるといい、主様は優しいからちゃんと聞いてくれるよ♡」

 

 解決策はたった一つ♡ でもそれは、さらなる地獄の始まりに過ぎない♡ 乳で見えないけれど、にこやかに笑っているであろうアイツの声……♡ それが響くと同時に、腰を掴むちっちゃな手が大きくて逞しすぎる手に交代する♡ 言いたくない、でも言わなきゃ駄目だ♡ わななくくちびるをそっと動かし、告げるのは……♡

 

「や、やさしくしてぇ……♡」

 

「……ッ!!」

 

「うおお、やりよったぁ!!」

 

「毎度毎度、雄誘惑が過ぎるよケルマッ!!

 

「はへっ? ンッぎょぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡♡」

 

 降参しないけど、手加減ねだり。そりゃあボクだって、これ以上意地を張れば酷いことになるのはわかってる。だから素直に言ったのに、馬鹿どもがいきなり盛り上がって……肉輪貫く剛槍の勢いに、意識を一瞬でブッ飛ばされてしまった♡ こ、コイツッ♡ 優しくしろって言ったのにぃッ♡



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勝負は次のステージへ……二人で挑む、生ハメ合宿♡

「ふぅ……些か愛らしすぎたな、うむ」

 

「そ、そうじゃの……?」

 

「自業自得と、言えましょう……?」

 

「ああ、我が賢者……!」

 

「ほげっ……☆」

 

 俺が、雄様による従順ウサギちゃん大満喫♡ ぷにあなド突き百連発♡ の余韻から復帰すると……もう一匹のウサギちゃんは、凄まじいことになっていた。銀髪の上の黒いうさ耳が、ぴくぴく……♡ とその身の痙攣に合わせて揺れて。見事に白目を剥いたアへ顔となったそのおなかは、大きな手がもう回り切らぬほど♡

 

「な、何百発♡ ド突いたというのですかぁ……♡」

 

「うむ、数えておらぬ!」

 

「儂らなら、ガキが何匹仕込まれていたかもわからん……♡」

 

「こ、答え合わせッ♡ 答え合わせをお願いいたします、主様ッ♡」

 

 その姿は、まさに雌の鑑と言える♡ 両の指の数を超えると、ちょっと計算が怪しくなる雄様と巫女頭と俺。その三人とは違い、俺が百回愛して頂いたのもちゃんと数えていた補佐殿。その彼女が数え切れぬと匙を投げるばかりか……我が賢者の成果を、確かめたいと雄様に告げる♡

 

「ふむ? ド突いた数はわからぬが……このぐらい射精したのは確かだ」

 

「あ゛ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっ♡ ハッ!? ヲ゛ッひぃ゛ぃ゛ぁ゛ァ゛~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「こ、こんなにたくさんッ♡ さすがだ、俺などより余程に多い♡」

 

「ああ、もったいないのじゃぁ……♡」

 

「ガキを孕めない癖に、なんて欲張りなぷにあなだ♡」

 

 そのリクエストに答えた雄様が、ちっちゃな身体をずるずると引き抜いていくと……肉輪を削られて、断末魔の如きアクメ絶叫♡ そして亀頭がぐっぽんっ♡ 抜けると同時に、元の位置に戻ったサファイアがきょとんと丸くなり……溢れ出す我が賢者のおなかの中身が、ネバついた津波となって茶色い地面を白く染める♡

 

「ほへぇっ……♡」

 

「おはようケルマ、ではお掃除しないといかぬな♡」

 

「一滴たりとも、無駄にしてはいけないよ♡」

 

「ゆ、ゆるしてぇ……♡」

 

「お二方ッ! 俺も、我が賢者を手伝わせて頂きたくッ……!」

 

 雄様の愛の証を零したままにするなど、この集落では許されていない……♡ だが怯える蒼い瞳を彷徨わせる、我が賢者の気持ちもわかる♡ そのちっちゃな身体に詰め込まれていたとも思えぬほどの、大海の如き量♡ それを一人でまたおなかに収めるなど、あまりにも困難。相棒としてドゲザにて、ちんぽ汁飲み放題♡ への参入を乞う。

 

「駄目じゃ♡ これはケルマの責任じゃて♡」

 

「甘やかしていいのは、主様のおちんぽ様だけだよ♡」

 

「そ、そこをなんとかッ……!」

 

「ほう……? 従順さ、足りぬのではないかの?」

 

「また、わからせてもらいたいみたいだね♡」

 

「んぎゅっ……♡」

 

 奴隷妻の身分の俺に、まともなドゲザなど許されてはいない……まぁそれ以上に、手が地面に届かぬのだが。むぎゅむぎゅ♡ と地面に押しつぶしたデカ乳は、あまりにも大きすぎるのだ♡ それ故手を腰の後ろで組んだままの、乳ドゲザの姿勢♡ だが従順たることが求められる俺の懇願は、踏み躙られてしまった……

 

「ま、マオ。いいよ、ボクがやるから……!」

 

「勇者と賢者は一心同た……ふんギュッ♡ あ゛ぅ゛ッ♡ あ゛ひぃ゛ッ♡♡♡」

 

「まだほざきよるか、クソマゾじゃのう♡」

 

「キミの魂胆はわかっているんだ、大人しくするといい♡」

 

「うぅむ……」

 

 我が賢者の固辞にも、頑なさを見せる俺……よわよわウサギの叛逆を、筆頭妻たちは決して許さない♡ ちっちゃな足でデカ乳を踏み締められ、自分の立場を教え込まれる乳踏み仕置♡ 乳肉だけではなく、乳首まで踏まれるともうたまらない♡ もっと強く踏んで欲しい……思いつつ、必死に頭を下げてデカ乳を自ら潰し続ける♡

 

「珍しく強情じゃのう? ではケルマの身体に、言い聞かせるとしようかの♡」

 

「キミたちは、お互いを責められるのが一番キくみたいだしね♡」

 

「あ゛ぅ゛ッ♡!? は、はなせぇ……♡」

 

「……♡」

 

 だが俺の哀願も虚しく……顔を上げるとデカ乳を片方ずつ引っ掴まれ、ちんぽ汁の海の前に引っ立てられる我が賢者……きっとそのままダイブさせられ、白い肌をさらに白濁で穢されるのだろう♡ ま、まぁそうなったらしょうがない♡ 愛情たっぷり、誠意を籠めて♡ 相棒の肌を、俺の舌でねぶり回して綺麗にしてあげなければ♡

 

「やはり……勇者と賢者って、こういう関係に落ち着くのじゃのう」

 

「狙ってる感があるよね……ほら見なよ、舌がもうハミ出してる」

 

「へっ♡ へっ♡」

 

「クソッ、乳を踏まれ過ぎて我が勇者が馬鹿犬みたいに……! ちょっとかわいい♡」

 

「うむ、決めた」

 

「「んっぎゅっ♡♡♡」」

 

 様式美とは素晴らしい。このままの流れで行けば、恐らく俺もバッシャンされる。そうなったらお互いに、色違いの肌にコビりついたちんぽ汁を舐め合うのだ♡ 二人の絆を舌で確かめ合う慰めぺろぺろ♡ は、俺も我が賢者も大好物とするところ……だが不意な雄指が、筆頭妻たちの乳を引っ掴んでミルクをドピュる。

 

「やはり妻同士の仲は良好で無くば、家庭円満とは言えぬ」

 

「……?」

 

「お、お前様鈍感過ぎるのじゃッ♡ 悦んでるのがわからぬのかやっ♡」

 

「でもそんなニブい所も、お慕い申し上げておりまするぅっ♡」

 

「黙れ」

 

「「ンっもぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」」

 

 俺たちは、とっても仲良しだと思うのだが……? 彼女たちもそう思ったのだろう、思わず口答えをして……そのデカ乳に雄指が沈み込んで見えなくなるほどに、牛鳴きとミルクを盛大に搾り射乳()される♡ 雄様には、筆頭妻たちとて異論を挟むことは許されぬ♡ 当然のことを失念していた失態を、搾乳反省させられる彼女たち♡

 

「前々から思っていたのだがな……この勝負形式では、我に有利過ぎる」

 

「「はひぃ゛ぃ゛ぃ゛……♡ はひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛……♡♡♡」」

 

「言うの遅くない?」

 

「うむ、正直楽しいからいいかなって」

 

「君の素直なところ、好感は持てるけど嫌いだよ」

 

「……」

 

「「ぅ゛もぉ゛ッ♡♡♡」」

 

 やわやわと、筆頭妻たちのデカ乳からミルクをぴゅるぴゅる……♡ と甘搾乳しながら雄様が仰るには、勝負の形式に些か不満が有るらしい。それに対し、我が意を得たりとばかりに答える我が賢者。それに対して腹を立てるほど、雄様は狭量ではないが……面と向かって嫌いと言われると、さすがに傷つくらしい。雄指に力が籠り、またミルクが結構な勢いでドピュッた。だが、少々疑問がある。

 

「ケルマ、ご主人様が有利なのは当然では……?」

 

「マオは黙ってて」

 

「はい」

 

「貴様らのその関係性も、我は愛しているぞ」

 

「当然だよ、ボクと我が勇者はベストパートナーだからね」

 

「わん」

 

 そして一瞬で黙らされる。その蔑みの籠る視線で見られると、さすがの俺とて分が悪い。我が賢者はときおり、絶対零度で我が心を凍らせるのだ……だが鞭だけで終わらせぬのが、相棒たるゆえん。俺の白いうさ耳をなでなでしながら、得意そうに告げる飴はあまりにも甘い。俺たちは、心で繋がっている……!

 

「そんな貴様らを引き離すのは、愚劣で卑怯な行いである……我はそう思うのだ」

 

「もしかして、マオもボクと一緒にあの小屋にッ!?」

 

「えっ」

 

「うむ、違う」

 

「違うのかぁ……」

 

「……!」

 

 雄様の言葉に、輝く笑顔を見せる相棒。そのくちびるから零れる言葉に、思わず身を竦める。そして違ったらしいので、しょんぼりした我が賢者の目を盗み密かにガッツポーズ。いやだって、幾ら相棒と言ってもその……四六時中一緒はキツい。俺がたまに旅行(決して迷子ではない)をしていたのも、たまには距離を取りたかったところもある。

 

「我と三人で、だ」

 

「えっ」

 

「えっ♡」

 

「ま、待ってくりゃれ!? お前様が、あんなオンボロ小屋に!?」

 

「そのようなこと、到底認められませぬッ!」

 

 だが……緩衝材どころか、城壁を超える頼り甲斐♡ 雄様が間に挟まってくださるなら、話は別過ぎる♡ 相棒は何やら虚を突かれたような声を上げたが、俺は幸福の絶頂である♡ このお方に二人揃って媚び散らかさせて頂く素晴らしき生活♡ 縋りつく筆頭妻たちの悲鳴が、心地よく耳に響く♡

 

「貴様らが用意したのであろう? あの貧相な住まいを」

 

「そ、そりゃそうじゃけども……」

 

「主様に住んで頂くには、相応しい場ではありませぬ」

 

「うむ……前々から言いたかったのだがな」

 

「「はい」」

 

「筆頭妻と言えど、我が妻を差別するなッ!! 平等の素晴らしさを学べィッ!!」

 

「「きゃっひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡♡♡」」

 

 バッチィン! と、打ち鳴らされる二つのデカケツ♡ 白い肌に刻まれた、赤々とした手形により言い聞かされちゃう筆頭妻たち♡ 我が賢者があのようなオンボロ小屋に住まわされていたのは、前々から俺も気になっていたのだ……多分。雄様の前に、全ての雌は平等。俺、覚えた。

 

「わ、わかったのじゃあ……♡」

 

「主様の、ご随意にいぃ……♡」

 

「うむ。さぁ行くぞ、貴様ら」

 

「「ふぁ゛ッ♡」」

 

「夫婦水入らずで勝負しようではないか……なぁに、心配はいらぬ。誰にも邪魔はさせん」

 

「い、いつまで。する、のさぁ……♡」

 

 高々とわからせマークを掲げた筆頭妻たちを尻目に、雄様が俺たちの乳をぐんにゅう♡ と引っ掴む♡ そのまま向かうは、次の勝負の舞台……底辺だった生活環境が、あまりにも甘やかな夫婦三人の愛の巣となる場所へ♡ だが我が賢者は頭が良いため、ちゃんと確認行為を怠らない。おずおずと、その夫婦生活の期日を確かめる。

 

「無論……決着が着くまでだ」

 

「……ッ!! た、助けふぎゅっ♡」

 

「あ、ああっ♡ 遂に我らを真の妻として、躾けてくださるおつもりなのですね……♡」

 

「貴様らは既に我が妻よ……だが足りぬ。もっともっと妻にせねばならん」

 

「ふがっ♡ ふがふがっ♡ ……♡」

 

「……はい♡」

 

 答えを聞いた途端、逃がれようとする我が賢者であるが……そのようなこと、出来るわけがない♡ すぐさま身長差を活かした、雄逞しさによりわからされてしまう♡ 絶対に雄様の言う通りになるという、純然たる事実を……♡ 顔面を塞がれて大人しくなった相棒に続き、ぴとりとそれに耳を当てる。ぐつぐつと煮え立つ、その昂りを感じるために♡

 

「どうした?」

 

「猛々しく煮えたぎっております……♡ 絶対に俺たちにガキを孕ませると、頬から伝わってくる♡」

 

「うむ……? 貴様らはいつでも、オーバーリアクション気味だな」

 

「いいえ、わかるのです♡ ご主人様の想いが……なぁ、ケルマ♡」

 

「ふすぅぅぅ……♡ ふすぅぅぅぅ……♡ ンぉ゛ッ♡♡♡」

 

 そう……幾ら我らのおなかの中に詰め込んでも、決して軽くならぬそこ♡ ちんぽ汁がたっぷりと詰まった、金玉が語っているのだ♡ 俺には音で、我が賢者には匂いで♡ どくんどくん、ごぽごぽごぽぉっ! と、増産され続けるガキの素♡ 顔面をタマ置きとして使って頂く機会が多い相棒が、あまりの臭さと重さに嗅ぎ雌絶頂を迎えるほどの雄々しき宣言♡

 

「まぁ良い……行くぞ」

 

「んぎゅっ♡ ……ちゅっ♡ んちゅっ♡」

 

「むぐぉ゛ッ♡ ンブッ♡ む゛ぅ゛~~~っ♡♡♡」

 

「うむ、仲良きことは美しきことかな」

 

 俺たちのデカ乳をむんぎゅう♡ 鷲掴みにしたままに、歩み出す雄様。その歩みに逆らうことなど、誰にだって出来はしない♡ 誠意を籠めてタマしゃぶりして、我が賢者の細い首にさらなる荷重を掛けながらの道中……想う。た、生ハメ合宿ッ♡ 生ハメ合宿だろうこれっ♡ 狭い小屋に監禁されて、俺たち二人だけをドチャクソハメ倒して頂けるのだっ♡ 我が相棒が堕ちるまでっ♡

 

「うお狭ッ」

 

「むぶっ……♡ ぼ、ボクの家がッ!?」

 

「まぁこうなるよな、さすがに俺でもわかる」

 

「我が勇者ですらわかることを、君はわからなかったんだね……むぶぉ゛ッ♡♡♡」

 

「うるさいぞ」

 

 マジでクソ狭かったため、俺たちの愛の巣は雄様の頭頂部により屋根を粉砕された。なので生ハメ合宿は、俺が以前住んでいた家……集落で一番大きい、雄様ハウスでの実施を与儀無くされた。まぁ……おちんぽ様も家もデカい方がいい♡ また金玉で黙らされる我が賢者を眺めつつ、俺はデカ乳と子宮を期待に膨らませたのであった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「すぅ、すぅ……」

 

「ん……もう朝かぁ」

 

「ぉ゛~っ……♡ ぅ゛ぉ゛ぉ゛ぅ゛……♡」

 

「おはよう、我が勇者♡」

 

 近くに聞こえる目覚ましに、瞳を開けると……目の前には、輝かしき宝石が白目を剥いてアへっていた。その褐色の肌と、虫のようにか細い吐息。さらには無意識にぐにゅぐにゅ……♡ と大きな手に囚われ歪む、ドデカくて柔らかすぎる物。その淫惨たる有様を見ながら、起きる朝の屈辱と来たら♡

 

「ぬふぅ……」

 

「う゛ヲ゛ッ♡ ふンぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡♡♡」

 

「また一晩中、ちんぽケースさせられてたんだね……た、助けてあげなきゃっ♡」

 

「はぅ゛ッ♡ う、動かしちゃらめぇ゛ッ♡♡♡ おなかっ♡ 壊れるぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

 安らかな寝息と共に、その膨らみ尽くしたおなかがさらにボコンッ! と膨らむ♡ オネショみたいに、寝入ったままにちんぽ汁を注ぎ込む雄おもらし♡ それを受け止めさせられている、我が相棒を助けなければならない……だが雄の腕力でガッチリと、ヌイグルミみたいに抱えられた身体。今のボクの腕力では、揺さぶってもおなかの膨らむ位置が少々変わるだけ。

 

「亀頭がデカ過ぎて、このまんまじゃ抜けないから……かぷっ♡ はむはむ、はぁむ♡」

 

「お゛ッ♡ おっきくなってる、もっと大きくなっちゃってるぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

「我が勇者を離せ♡ ちゅっ♡ このっ♡ れろっ♡ んちゅっ♡ こいつめっ♡ ちゅぱっ♡」

 

「ぬぐっ……!」

 

「ぅ゛お゛ッ♡ んのっ♡ んぎゅっ♡ う゛ぉ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

 ボクは知っている……コイツは自分が満足するまで、決して我が相棒を離しはしない♡ それでも力づくでこれを解決しようとすれば、ボクが代わりのちんぽケースにされてしまうのだ♡ だが他の馬鹿どもと違い、我が身は賢者である。押しても駄目ならタマしゃぶり♡ クソ重金玉を悦ばせることにより、我が勇者を救うたった一つの冴えた方法♡

 

「こ、コイツめっ♡ こ、こんな太くて♡ ちゅっ♡ 長い物を我が相棒に突っ込むだなんてっ♡ ごくっ……♡」 

 

「んぎゅぉ゛ッ♡ ゆるちてケルマぁ゛ッ♡ それだめっ♡ ヨダレ溜めないでぇ゛ッ♡」

 

「あ~~~っ……♡ かぷっ♡ がらがらがらぁ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「ぬぅッ!」

 

「お゛ぅ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

 ちっちゃな身体に刺さり込んだ、ごんぶとの余長をじゅこじゅことシゴき立てる♡ さらには、あんぐりとお口を開けて……かぶりついた憎き金玉を、唾で汚し尽くしてやる♡ デカ過ぎて片タマの一部分しか口に含めないけど十分♡ ほかほかなボクの体温で暖めてやると、さらにアツくなった灼熱が掴んだ竿を昇っていく♡

 

「ぶくぶくぶく……♡ んちゅっ♡ ……ごくんっ♡ どうだい、起きたかな♡」

 

「うむ、マオは寝てしまったが我は起きたぞ。心地よい朝だ……おはよう、ケルマ」

 

「ぶくぶくぶく……♡」

 

「うん、おはよう。この寝坊助め、我が勇者も二度寝なんてだらしない♡」

 

 朝一番がブッ放されたことを確認したら、追加汚しをした後に憎き金玉を解放してやる♡ ボクたちが寝るベッドを汚すのはいけないから、金玉の匂いがコビりついた唾液を呑み込んで……挨拶は重要、ボクはちゃんと怨敵にもモーニングコールはしてやることにしている。もちろん憎まれ口を叩くのは外せないし、我が勇者の醜態をちゃんと突っついてやる♡

 

「うむ、起きろ」

 

「んぎょぎょぎょぎょっ♡♡♡ はぉ゛ッ……ひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡♡♡」

 

「こらぁ♡ せっかくボクが気を使ってたのに、ベッドを汚しちゃ駄目だろ♡」

 

「ぬ……すまん」

 

「まぁしょうがない、マオにも非はあるからね♡ ほら、デカい図体を退かしなよ。洗っちゃうからさ♡」

 

「頼んだ」

 

「お、重い、よ……♡」

 

 ようやく我が勇者が解放されると……シーツの上に凄まじい勢いで撒き散らされる、ブッ濃すぎるちんぽ汁♡ コイツらには衛生観念と言う物が足りないから、ちゃんとボクが洗わなきゃいけない。でもボクの身体はちっちゃくなっちゃったから、べっちょべちょになり白い肌を汚すそれを抱えると腕がプルプル震えてしまう♡

 

「よし、我が運ぼう」

 

「あっ♡ ボクごと持つの、やめろって言っただろぉ♡」

 

「シーツだけだと軽すぎてな、少々……重みが欲しい」

 

「も、もう……♡ 普通の雌だったら、怒ってるよそれぇ♡」

 

 それを見たコイツに、抱え上げられる……♡ オーガに攫われる雌そのまんま、ではなく。気遣い溢れる丁重な手つき♡ 膝裏と背中に逞しい腕を回される……そう、お姫様だっこ。乱暴に持ち上げられ、文句を言い続けたボク。それを真面目に受け取って、このような扱いをするようになったコイツ。でも告げる言葉は、気遣いがちょっと足りない。

 

「ふむ? 大事な妻の重みが、軽いことなどあるはずもない」

 

「んきゅぅっ♡」

 

「どうした?」

 

「な、なんでもない……♡」

 

 だけど……その見下ろす誠実な瞳と、吐き出された言葉におなかがキュンキュンさせられる♡ ボクを大切な存在だと、自分の愛する雌だと♡ 抱きあげられたまんま、こうも真正面から愛の告白をブツけられては堪らない♡ くちびるを尖らせて、言おうとした文句が喉を通らない♡ こ、コイツかっこ良すぎっ♡

 

「んっ」

 

「むぅッ♡!?」

 

「ああ、すまない。くちづけをねだっているように見えたのでな」

 

「そ、そんなわけ。なぃ、だろぉ……♡」

 

「そうか。だが、我がしたいからするぞ」

 

「んぎゅっ♡ ん、んぅ……♡」

 

 そのままの態勢で、見つめ合ってしばらく。急にくちびるを、ワガママに奪われてしまう♡ ぼ、ボクがキスを強請るなんてするわけないだろっ♡ 自信過剰だぞクソ野郎ッ♡ だけどか細い文句は、その増上慢により塞がれてしまう♡ 大きな身体に抱え上げられ、逃げられぬ態勢でデカ乳をグイ揉みされて♡ 逆らったら、また酷い目に遭わされる。賢明なボクは、ついついくちびるを捧げてしまう♡

 

「おや、今日は素直になるのが早いな? 良いことだ、では行くとしよう……貴様を存分に味わいながらな」

 

「て、手加減。しなよ……♡」

 

「態度次第だ……んっ」

 

「んむっ♡ ちゅ、ちゅぱっ♡ んれろっ♡ れりゅむっちゅぅぅ……♡」

 

「いいなぁ……羨ましいぞ、ケルマ」

 

「ッ!? がぶっ♡」

 

「むぅっ!?」

 

 しょうがない、これはしょうがないことなんだっ♡ 舌をねっとり絡み合わせて、満足させてやらないと駄目だからっ♡ 口内を征服するぬるりとした感触を、致し方なく受け入れていると……下からしげしげとボクの顔を覗き込む、赤い瞳と目が合った。これは反逆せざるを得ない……! 噛みしめる歯が、太い肉に押し返される。

 

「んっ……♡ ぼ、ボクはコイツとイチャラブべろちゅー♡ なんて、全然したくないんだからなっ♡ 勘違いするなよ、我が勇者ッ♡」

 

「説得力が、この世のどこにも存在しない……あと我が賢者よ、目の前を見ろ」

 

「前……? あっ」

 

「うむ、実にナマイキだ……我に何か言うことは?」

 

「あ、あぅぅ……♡ そ、その……♡ あの……♡」

 

 そう、思い違いをされてしまっては困るのだ。非常に遺憾だ……今は文字通り、雌伏の時と言える。雄として再度羽ばたき、我が勇者を手に入れるために。ボクは心底からの屈辱を、コイツの唾液ごと飲み干しているのだ。だけど……噛んじゃったのは、ちょっとやり過ぎたかもしれない。コイツはボクが逆らうのは許すけども、その後が酷い。でも……

 

「じー」

 

「うっ……よ、良く聞きなよ」

 

「なんだ」

 

「ば、ばーかっ♡ 君のお仕置きなんかにボクは決して屈しな……んぎゅっ♡」

 

「良い度胸だ、容赦は要らないと言うことだな」

 

「んぎゅっ♡ ち、ちょっとまっ……」

 

 紅い視線にジト目で見上げられては、降参なんて出来はしない♡ 徹底抗戦を告げる宣戦布告を、高らかに叩きつけた瞬間に乳肉に沈み込む手♡ それが搾り上げた乳先を、顔面に近づけられる……♡ ま、またアレをされてしまうっ♡ 馬鹿デカいくちびるがそっと降りてきて……♡

 

「がぷっ! がぷがぷっ!」

 

「む゛ぉ゛ッぐぅ゛~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「ず、ズルいぞケルマッ! 俺もご主人様に、イチャらぶデカ乳貪りべろちゅー♡ して頂きたいのにぃっ!」

 

「んべろべろ……がじがじ」

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「うぅ……なでなで嬉しい。しょうがない、大人しく乳媚びしておくか♡」

 

 先ほどのタマしゃぶりのお返しとばかりに、くちびるごとボクのデカ乳食べ放題♡ しかも慎み深いボクとは違い、両方いっぺんにかぶりつかれちゃってるッ♡ 舌でくいくいと優しく嬲られ、次いで歯で乱暴に噛まれていぢめられちゃうボクの乳首♡ 許し乞いも嬌声も封じられたままに、さんざんにコイツに喰い尽くされてしまう可哀そうなボク♡ 



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爽やかな朝に響く淫声……ネバつく愛情たっぷりの、ちんぽ洗いソープ♡

「では、綺麗にしてやるとしよう」

 

「うぅ……♡ に、煮るなり焼くなり好きにしなよっ♡」

 

「一向に水だぞ、ケルマ」

 

「茹だるに決まってるだろ、何言ってるんだいマオ」

 

「ま、まぁ確かに♡」

 

 目の前でわきわきと踊る手……それを見て、ガクガクガクッ♡ と腰を抜かしそうなほどにビビる我が賢者。だがその脚が、逃走に向かうことは無い……大人しく雄様の言葉に従う相棒のデカ乳には、たっぷりのヨダレとたくさんの歯型。敗北の証をこうも刻まれては、さすがにナマイキ加減も鳴りを潜めるのは当然♡ 隣に並ぶ俺と同様に、大人しく雄指受け入れの構えである♡

 

「うむ、素直に洗われるがいい。我が妻どもを清潔に保つのは、夫の務めである」

 

「こ、こんな格好ボクらにさせておいてっ♡ 犬だって、もっとまともな格好で洗うだろっ♡」

 

「何を言う。隅々まで洗うには、これが一番効率的だろう」

 

「そうだぞ、ケルマ♡ ご主人様のご厚意を、全身で受け止めなければ♡」

 

「あ、頭おかしいよぉ……♡」

 

 首の後ろで手を組み、デカ乳張ってどっしりと腰を落とした姿勢。そう……がに股乳見せエロ蹲踞、これこそが夫婦の入浴の際に俺たちが取るべき態勢♡ もちろん、タオルなどという無粋な物は夫婦の間には不要。愛する夫の指を一切拒まぬことを示す、妻として当然の洗体ねだり♡

 

[ふふ、手入れは大事であると共に……お肌の触れ合いで、愛を語るのは重要だからな」

 

「んきゅっ♡」

 

「あぅッ♡」

 

「そして彩りもイイ……思わず真心を籠めてしまう、まさに珠玉と言えよう」

 

「「ふぁ゛ッ♡ あんッ♡ ンはァッ♡」」

 

 たぽり……♡ と、下から掬い上げ支えられる白と褐色♡ 水で湿らせた手の平にしっとりと吸い付くそれの、柔らかさと重量を楽しんだかと思うと……くいくいと、桃色乳首を上下左右♡ 指先で雌の弱点を嬲って頂き、さらに腰が落ちてしまう♡ 運指と共に踊る媚態を、じっくりと鑑賞するまなざし。それは井戸から汲み上げた冷たさを、一切感じさせぬアツさ♡

 

「おっと……貴様らはすぐに腰を抜かしてしまうからな、可愛らしくはあるがもっとちゃんと洗わねば」

 

「「ンギュッ♡」」

 

「ここは特に、入念に洗わねばならん。ギャグではない……何せ、我がガキ共が一心不乱に吸い付く場所だ」

 

「「ンッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡♡♡」」

 

 下がっただけの高度を稼ぐ、引っ掴まれてぐんにゅぅぅ……♡ と長く伸ばされたデカ乳♡ その先端を執拗にコリつかされ、ぎゅうぎゅうと抓られて自覚を植え付けられる♡ 母として、ガキを育てる重要な部位だと♡ すぐにミルクをびゅうびゅう噴き散らかせてやると、父親として教え込む乳首洗い♡ 気が早すぎる指遣いに、さらに乳谷間を引き延ばしちゃう我ら♡

 

「そして……ここはさらに重要と言えよう」

 

「「ふぉ゛ッ♡♡♡」」

 

「いつもながら心配になるちっちゃさだ……本当にガキが通るのか、我は不安で堪らぬ」

 

「お゛~~~~っ♡ んぉ゛ッ♡ ほぢほぢらめぇ゛ッ♡♡♡」

 

「のほぉ゛ッ♡ ンのッ♡ 通りますぅ゛ッ♡ 大丈夫ですからぁ゛ッ♡♡♡」

 

 突如囚われ乳首がぱっと離され、デカ乳ごと身体が自由落下を始める。そのままでは、ケツが地面に叩きつけられていただろう……まぁそれぐらいでは、肉厚過ぎる俺たちの尻がダメージを負うことはまずない。だが俺たちのことを想う雄様が、そのようなことを許さない♡ どちゅぅんっ! と指がぷにあなにブッ刺され、そのまま内部をグチュつかされて脚がばたばたマゾ雌ダンス♡

 

「何を言うッ! 出産を甘く見るな、我の片手に収まる程度の大きさで何を油断しているッ!」

 

「んほぉ゛ぁ゛ッ♡ しょ、しょこちがっ♡ べつのあなっ♡」

 

「お゛ッ♡ お゛ァ゛ぁ゛ッ♡ けちゅあな関係ないれすぅ゛ッ♡」

 

「孕ませた後はこちらを使うのだ、一挙両得ッ!」

 

「「お゛ッ♡ ほぉ゛ッ♡ ンぉ゛ぉ゛ア゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」」

 

 前に中指、後ろに親指♡ ぐぽぐぽ、ずちゅずちゅ♡ と淫音を鳴らして同時にニ穴を責めまくる、言い聞かせほぢりが止まらない♡ 俺たちにガキを産ませるどころか、その後も見据えた先見性♡ 妻の穴は全て自分の物であり、決して妥協せずコキ使うという益荒男過ぎる雄宣誓♡ それに逆らえる雌など、この世界に存在しない♡

 

「わかるな? 貴様らを想う、我の気持ちが」

 

「「ふぁ゛ぁ゛ッ……♡」」

 

「おもらしで返事とは……まぁかわいいからセーフ。安心して出すがいい」

 

「に、にくりんらめぇ゛ッ♡ よしよしすんにゃぁ゛ぁ゛……♡」

 

「ほぉ゛ッ♡ ヲ゛ひぃ゛ッ♡ う゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ……♡」

 

 故に……雄様絶対逆らいません♡ と、俺たちも態度で示してしまう♡ しょろろろろ……♡ と緩んだ尿道で、情けなさ過ぎるションベン漏らし♡ さらに我が賢者は手前、俺は奥♡ それぞれの肉輪を甘やかすように撫でられ、潮噴きまでプシつかせてお伝えする♡ 俺たちのぷにあなは、水洗機能まで着いていると……♡ いつでも雄様お迎え準備が整うと、教え込まれて俺たちの洗体は終わった♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ま、まったくぅ……♡ やられてばっかじゃ、居られないよねマオ♡」

 

「ああ、もちろん♡ 次は俺たちが、ご主人様を洗って差し上げねば♡」

 

「ち、違うよっ♡ わからせてやるんだ、ボクらがちゃんと洗えるって♡」

 

「うむ……期待している」

 

「そ、そこに。腰掛けなよ……♡」

 

 おなかの中が熱すぎる……前から後ろから洗われてしまい、汗が噴き出すほどにアクメさせられてしまった。でも次はボクらのターン、逆襲洗体が必要なのだ。でもさすがにコイツは重すぎるから、今のボクらじゃとても支えきれない。というわけで、備え付けのそれに誘う……クソ重体重を支えるに相応しい、コイツ専用の椅子へ。

 

「いつもながら、尻がすぅすぅするな」

 

「も、文句ばかり言いやがって♡ しょうがないだろ、因果応報だよ♡」

 

「まぁそうか……対等で無くば、勝負とは言えん」

 

「たぁっぷりと♡ ご奉仕させて頂きます……♡」

 

「覚悟しなよ、君の尻だって許してやらないからな♡」

 

 樹齢数百年の大木から削り出しただけあって、ぎしりとも言わぬ頑丈な椅子であるが……コイツの言うとおり、中心には穴が開いている。だってコイツは、ボクたちのおしりの穴までいぢめたのだ。絶対に許すわけにはいかない……! たぷむにゅう♡ と乳を床に擦り付ける我が勇者と共同して、コイツに思い知らせねばならない。

 

「楽しみだ。ほら、さっさと洗うがいい」

 

「はい♡ では俺は前を♡ ンッ……♡」

 

「ボクは後ろだよ♡ んぁっ♡ ほ、ほらぁ……♡ ずりずり♡ してやるんだからなっ♡」

 

「うおっ、気持ちいい」

 

「「んはっ♡ んっきゅぅ゛ぅ゛ぅ゛……♡」」

 

 コイツの言う通り、勝負とは対等で無ければならない♡ だからタオルなんて使わない、裸一貫で勝負♡ つまり……胸板と背中に乳を擦り付ける、デカ乳洗いしかあり得ない♡ だけど結構ボクたちが不利……先ほどビン勃ちさせられた乳首が、ゴツゴツとした身体で削られてしまう♡ こ、コイツの身体ボクたちとは違う意味で起伏が有り過ぎぃっ♡ なんだよこの背筋、盛り上がり過ぎて鬼の顔みたいっ♡

 

「貴様らの身体は、極上過ぎる……もはや我は、スポンジなど使う気がせん」

 

「俺たちの身体がぁ……♡ んっ♡ ご主人様のスポンジですぅ♡」

 

「ボクたちの方が優れてるにぃ……♡ んはっ♡ 決まってるだろぉ……♡」

 

「異論はない。妻の心の籠った奉仕より、夫を悦ばせる物など存在せん」

 

 こ、コイツボクが好き好んでやってると勘違いしてやがるッ♡ 我が勇者と違って、まだ堕ちてないんだからなッ♡ でも無機物なんかに負けるのも癪なので、一切手を抜く気はないしデカ乳も丹念に擦り付ける♡ 負けない……コイツにも、それ以外の全てにも。熱心にずりゅたぷむにむに♡ してやるのも、油断させるためなんだからなっ♡

 

「どうだぁ……♡ もう夢中だろ、ボクたちの乳洗い♡」

 

「我はいつでも、貴様らに夢中だよ」

 

「そ、そんなこと言ってもっ♡ サービスが豪華になるだけなんだからなっ♡ んはっ♡ んきゅぅッ♡」

 

「ケルマ、熱心に乳媚びしているところ申し訳ないが……そろそろ、下も♡」

 

「誰が媚びてるって言うのさっ♡ でもいい提案だ、我が勇者♡ じゃあ、覚悟しろよぉ……♡」

 

 耳元に囁くと、カウンターを喰らってしまう。ついついデカ乳擦り付けを加速させていると、相棒がおかしなことを言う。ボクは決して媚びるなんてことはしないが、確かに頃合いと言えよう。上半身だけでは、コイツを降参させるには不足。次の段に進むべき……絶対にヨガらせてやる。決意を胸に、ボクはそっと椅子の下に潜り込んだ♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「では俺たちのご奉仕を、お楽しみください♡」

 

「まぁ君が喜ばないとか、想像も出来ないけどね♡」

 

「うむ、よろしく」

 

「まずはご挨拶……ご、ご機嫌いかがですか♡」

 

「……♡」

 

 雄様に対する口の利き方はなっていない上に、本人は決して認めたがらないが……我が賢者はこの瞬間が、だぁい好き♡ である。俺と違って素直になれぬくちびるから、雌として当然の奉仕宣言が零れることは無い。だが相棒は無言にて、その誠意の限りを示す。挨拶とは言葉では無く真心であると、態度で語る賢き行い。

 

「「ちゅっ♡」」

 

「くぅッ……! 感じるぞ、貴様らの愛情を!」

 

「んちゅっ♡ れりゅっ♡ れろちゅっぱぁッ♡」

 

「ちゅこッ♡ にがいッ♡ 酷い味だよまったくぅっ♡ ちゅこ、ちゅぅむ……♡」

 

 そう……無言にて、無音に非ず♡ 黒光りする亀頭にしゃぶりつく俺の下から、高らかに鳴るリップ音♡ そして椅子の下からハミ出るは、短い癖にぶっとい太腿と潤い尽くしたぷにあな♡ 甘くトロけた声で文句を言いつつ、全身全霊で雄様に媚びる愛情たっぷりケツ舐め奉仕♡ だがまだまだ挨拶、本番はここからである♡

 

「俺たちの愛を伝えるには、おくちだけでは不足しております♡」

 

「あ、愛なんてないけどねっ♡ 仕方なくやってやるんだ、ちゃんと悦ぶように♡」

 

「では載せるぞケルマ、準備は良いか……ちゅっ♡」

 

「君の重みだけならいつでもいいけど、まぁしょうがない♡ ちゅこっ♡ ちゅっぱぁっ……♡」

 

「んっ♡」

 

「ふぎゅっ♡」

 

 我らのちっちゃなおくちだけではまさに口先。軽口と言うように、重みも大きさも足りはせぬ。ならばどうするか……答えなど、一つしかない♡ ドデカく重い大質量を、雌になったこの身は備えているのだ♡ だがいくら身の丈に合わぬ大きさと言えど、元よりスケール違いのこのお方を一人で満足させるなど無理。故にどたぷんっ♡ 上から圧力。力を合わせて包み込む、二人がかりのデカ乳サンド♡

 

「んふーっ♡ どくんどくんと、昂りが堪らぬぅ……♡」

 

「く、クソ重い上にぃ……♡ ボクの上で、グツつかせ過ぎぃ♡」

 

「これで興奮するなと言う方が、無理と言うものだ……まさに乳浴、このような贅沢を我に覚えさせた貴様らが悪い」

 

「ですが乳に浸かるだけでは、不足しております♡ どうかご存分に、お使いください♡ ちゅっ♡」

 

「や、優しく使うんだぞ♡ 乱暴にしたら怒るからなぁ♡ ちゅこッ♡ ちゅぱ、ちゅっぱぁっ♡」

 

 二つのおくちがくちづける、亀頭と尻穴のみならず♡ 四つの巨峰と細腕で包み込む、クソ長い竿と重すぎ金玉♡ だが我らの小さな身体では、それが限界……上半身の全てを洗う器具として活用しても、このままではノーハンドパイズリしか出来ぬ♡ デカ乳を必死にプルつかせても、チンカスの一つも落とし得ない♡ なので……かき鳴らすリップ音にて、慈悲を乞うのだ♡

 

「誰が粗末に扱うものか、このような極上のスポンジを」

 

「ちゅぽっ♡ んっ♡」

 

「だが愛する妻たちを悦ばせるのも、夫の務め……さぁ、我に全てを味わわせろ」

 

「はむっ♡」

 

 我らのおねだりが実を結び、コキ使ってくださると言う宣言♡ 亀頭からおくちを離し、竿にデカ乳を上からそっと載せて股間に茂るチン毛に突き込む顔面♡ 我が賢者は慣れ親しんだタマ置き態勢に移行し……かぷりと金玉を咥えたならば、お互いに手を繋ぎ潰し合うデカ乳♡ 我らの全てをおちんぽ様洗い器具として使用する、真の雄様洗体が始まる♡

 

「貴様らの身体は小さいわりに、どこもかしこも柔らかい」

 

「「んぎゅぅ゛ッ♡」」

 

「さらにみっちり詰まっている……この乳圧と来たら、生半可な雄ではちんぽが潰れるかもしれぬ」

 

「「ふぁ゛ぁ゛ッ……♡ んぎゅぎゅぅ゛ッ♡♡♡」」

 

 まずは二段重ねのデカ乳♡ 乳谷間を通る切り立つ亀頭が、むんぎゅう♡ 鷲掴みにされた潰れパイ肉と乳首をがりがりがりっ♡ と削っていく♡ 乳ピアスの硬さなどまるで問題にせず、逆に金属が歪むことを心配してしまう益荒男すぎるデカ乳レイプ♡ 巻き込まれた乳先が、おなかに向かい長乳と化していく我らの肉毬♡

 

「そしてそこを通り過ぎれば、今度はちゅうちゅうと吸い付くだと? 馬鹿にしているのか、可愛すぎであろう」

 

「あ゛ンッ♡ んひッ♡ ふくぅ゛ッ♡」

 

「ふぉ゛ッ♡ ぼ、ボクたちのせいじゃ……♡」

 

「言い訳をするなっ!」

 

「「あ゛ひぃ゛ッ♡ う゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~ッ♡♡♡」

 

 雄様のお言葉通り、情熱的に過ぎるくちづけが亀頭を挟みこむ♡ 上のおくちよりトロ蜜たっぷり、絡み合う脚が圧力を高めるぷにあなイチャラブ貝合わせキス♡ 陰核を亀頭が小突くたびに、ぷしぷしとラブローションが勢いを増す♡ さらには我が賢者の零したよわ雌特有の責任転嫁に、イラつく雄様が腰を大きく抜き差しておちんぽ様の汚れをこそぎ落す♡

 

「乳洗いに加え、素股も同時に出来るなどっ! いいか、貴様らは我に愛されるために産まれたのだっ!」

 

「ぼ、ボクたちの産まれた意味を捏造するなぁっ♡」

 

「このように我のちんぽにぴったりなサイズをしておいて、何を言うのだ貴様。キレるぞ」

 

「う゛ぉ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ♡ う゛っひょぉ゛お゛~~~~っ♡♡♡」

 

 それに対して文句を重ねられる、呆れた精神力を持つ我が相棒であるが……それが雄様の逆鱗に触れた♡ 足首掴んで腰を浮かせ、ぐぽぐぽぐっぽんっ♡ 容赦がゼロの浅ピストン♡ 亀頭にコビりついたチンカスを肉輪でこそぎ落とす、言い聞かせピストンに絶叫雌吠えでお返事させられる♡

 

「貴様は入口がクソよわだからな……ほら、大好物で反省するがいい」

 

「んぶッ♡ ……♡ …………♡」

 

「うむ、素直になったな。だがまた汚れてしまったな……かわいいからいいのだが」

 

「で、では俺を♡ お使いくださぃ……♡」

 

 そして顔面をブッ潰す、タマ載せとクリ抓りでトドメ♡ 肉輪が尿道とクリの根っこに近くに着いてしまっている上に、金玉スメルに弱すぎる我が相棒はこれに逆らうことなど出来ない♡ しょろろろろ……♡ と挟み込んだ竿に、下からションベンをカマしてしまう♡ 相棒の罪は、我が罪と言える。次は俺が、粗相の責任を取らねばならない♡

 

「ナマイキなのも悪くは無いが、素直なのもまた良い。やはり貴様らはベストパートナーと言えよう」

 

「お゛ぅ゛ッ♡ んぉ゛ォ゛ッ……♡」

 

「まぁ……貴様の一番奥は、とんでもないじゃじゃ馬であるが。アツい情熱を感じるな」

 

「お゛ぎょぐぉ゛ッ♡ お゛ッ……ふっぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「あ~~~……やはり堪らん。ちんぽの凝りが全自動で解きほぐされていく……」

 

 ケツを鷲掴みにされ、身体を二つに折り畳まれていく♡ 挿入と同時に頭がブッ飛ぶケルマと違い、俺はまだ大丈夫……♡ だが従順に飲み込むデカ過ぎ亀頭が、ぐぽ、ぐっぽんっ♡ と二重の淫音を奏でるともう駄目♡ ガキ産み部屋の入口にぴったりくっつく肉輪が、ハマリ込んだそれを半狂乱で食いしばり続ける♡

 

「温泉よりも心地よい……まさにぷにあなちんぽマッサージ。我が動く必要すらないが、ほら。ぐりぐり」

 

「ぬほ゛ぉ゛ぅ゛ッ♡ ヲ゛ッひょぉ゛ッ♡♡♡」

 

「そこまで悦ばれると、逆に照れるな……貴様もしや、雄の頃からアナルセックスの才能が有ったのでは?」

 

「んぉ゛ぬぉ゛ヌッひぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 俺はホモではなかった。一向にノーマルであったのだ……だが一切の口答えを許さぬ、雄指によるケツ穴いぢめ♡ ぐぅりぐぅり♡ ぐぽぐぽぐっぽんっ♡ と、ブッ潰されたガキ産み部屋を、逆側からも指先でスタッカートに小突かれる♡ そのたびに肉輪がきゅうきゅう締まり、食いしばる剛直に両穴アクメが止まらない♡

 

「ぼ、ボクの勇者を同性愛者みたいに言うなっ♡」

 

「まぁ冗談だ」

 

「んぎょほぉ゛ッ♡♡♡」

 

「一番の容疑者は貴様だが……過去は罪に問わぬし、もしそうであったとしても忘れさせる」

 

「お゛ぅ゛ッ♡ んのッ♡ んのぉ゛ッ♡♡♡」

 

 この身に異様な執着を持つ、我が賢者の弁護。うん……俺を見る目が妖しかったのは、純然たる事実なので説得力に欠ける。だが懐の深すぎる雄様は、細かいことを気にせずおちんぽ様で語る♡ 俺の専用ぷにあなから引き抜いて、異性愛の素晴らしさを叩き込むわからせハメピス♡ 雌の快楽を教え込み、トドメはもちろん……♡

 

「そして夫婦の絆をさらに強固にしてくれよう!」

 

「「んっぎゅぅ゛ッ♡」」

 

「ぬぅッ……射精()るっ!!」

 

「「あっづぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡♡♡」」

 

 雌の象徴たるデカ乳を思い切り引っ掴み、二人仲良く白濁に染めるブッ濃すぎるちんぽ汁♡ 雄独占欲の奔流が重ねた乳内に解き放たれ、ネバつくそれが三人をがっちりと繋ぐ♡ 俺たちを永遠に離さず、愛し続けるという何よりも硬い意志♡ びゅくびゅくと注ぎ込まれ続けるそれに、俺たちは悦びのデュエットを叫んだ♡



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連戦連敗待ったなし♡ 淫猥朝食にて歌い上げられぬ、我が賢者のマゾ絶叫♡

「ふぅ……ふやけるかと思ったよね。マジで」

 

「うむ、ぴかぴかにして頂いたな♡」

 

「クソッ、飼い慣らされやがって! 誇りはどこに行ったんだいっ!」

 

「行方不明だ」

 

「プライドまで迷子にするの、やめてくれないかな……」

 

 何度も何度もちんぽ汁をブッ掛けられて、そのたびに執拗に洗われるマッチポンプな風呂の時間。自分で汚しておきながら、物凄く嬉しそうに洗ってくるのだ……しかもこっちにも対価を要求してくる。ちゃんと全身で洗ってやらないと、拗ねるばかりかキレて鬼のようにドチュられてしまう。それを思い出してウットリする我が勇者を見ると、ボクがしっかりしないといけないと再認識する。

 

「だいたいマオ。この格好に何か疑問は?」

 

「……? 素晴らしい装いではないか、ご主人様の妻に相応しい♡」

 

「まぁ前まで着せられてたのよりは、だいぶマシなのは認めるよ」

 

「慎みも重要……俺は、蒙を拓かれた想いだよ」

 

「いやまぁ、確かに布面積は増えたよ? でもさぁ……」

 

 アホっぽく結われた、金のツインテールを傾げる我が勇者。こちらに向き直ると、ドピンクの布地がどぉん! と張り出している。沢山のフリルで飾り立てられた、少女趣味に過ぎるエプロン。確かに自己主張は凄いが、デカ乳はちゃんと隠されているし……ちょっと湿って貼り付いているが、裾も股下。だが物事とは、一方向から見てはいけない。

 

「んっ♡」

 

「ほ、ほら。防御力ゼロじゃん、これ」

 

「仕方あるまい♡ 妻にイタズラするのは、夫の当然の権利だ♡」

 

「き、君がそんなんだからボクまでっ! ひゃぁんっ♡ こ、こらぁ……♡」

 

「うむ?」

 

「りょ、料理中だぞっ♡ 大人しくしてなよっ♡」

 

 急に上がった甘い声に、後ろを振り向くと……のっそりと立つ大きな影。褐色の肌がやわやわと揉み込まれても、抵抗の様子を見せない我が勇者。調子づいたソイツは、ボクにまで魔の手を伸ばしてきた……それは一切何も挟まず、ボクのケツを鷲掴みにする。そう、ボクたちが身に付けているのはエプロン……だけ♡ 裸にエプロンという、アホ臭い格好を強要されているのだ♡

 

「しかしな……手持ち無沙汰でな」

 

「んぁっ♡ たぷたぷっ♡ すんなぁ……♡」

 

「ケルマ、料理に集中せねば。えーと、次は肉を……叩く?」

 

「マオはなんでもミンチにしたがるよね、正直邪魔なんだよな……」

 

「何を言う! 俺とて、ちゃんと妻として覚えねば。ご主人様にお貢ぎするご馳走を、貴様ばかりに任せてはおけぬ」

 

 さらに下から腕を差し込まれ、デカ乳持ち上げる傍若無人♡ 犬だってもっと大人しく、エサが与えられるのを待つというのに。そして我が相棒の生活能力の無さは、常軌を逸している……包丁を持たせれば執拗に切り刻み、鍋を持たせれば炭の塊を製造する。ボクが居なければ、儚く消えていたであろう命である。

 

「うん。君、美味しい物が食べたいよね?」

 

「うむ」

 

「ならやるべきことは知ってるよね。狩人は竜を打ち倒し、鍛冶師はその武器を準備する」

 

「だが、せっかく妻がやる気を出しているのだ。広い目で見守らねば」

 

「次はこれを……面倒だ、とにかく混ぜればいいな!」

 

「……」

 

 なので賢者として、交渉を試みる。それぞれの領分を守るのは、重要なことである。コイツ曰く、適材適所と言うらしい……わりと自主性を尊重するため、難色を示すオーガであるが。しかしその目線が、ぴたりと見据えるは我が勇者の思い切りの良すぎる手元。恐らくそのまま放置しておけば、ボクがどんなに頑張っても無駄。本日の朝食は味覚を死滅させる、謎の物体がお出しされることは確実である。

 

「ひぁっ♡ ご、ご主人様ッ!?」

 

「すまんなマオ、ちょっと相談があってな」

 

「誠心誠意作りますので、少々お待ちいただいても?」

 

「待てぬ」

 

「んぎゅっ♡」

 

 悲惨すぎる未来予想図を迷いなく描き出す、我が勇者の熟練のやらかし。さすがに呑気なコイツでも、まずはデカ乳をむんぎゅう♡ 引っ掴み制止を試みる……だが使命感に燃える魂は暴走を続けようとして、本日も恒例行事の実施が速やかに決定した。包丁を没収した上で、エプロンに包まれた肉毬を床で優しく圧し潰して制圧完了。

 

「いいか、貴様は何度言えばわかるのだっ! ちゃんとケルマの指示に従え!」

 

「ちゃ、チャレンジ精神が重要……んぉ゛ッほぉ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

「そこに発揮しなくても良いのだっ! オラッ、大人しくしろっ!」

 

「けちゅっ♡ けちゅらめっ♡ ゆるち……お゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「君たち、静かにやってくれないかな……」

 

 そのまま言い聞かせようとするが、諦めと無縁であるのが勇者たる資格なのだ。ばたばたと藻掻き必死の抵抗を見せたので、ついに気の短い蛮族はその本性を露わにした。どっちゅんっ! と一切の身動き封じて脚ピンさせる、わからせハメ潰し。何度やっても覚えないためムカついたのか、今日は違う穴に教え込むようだ……どすどすとガキ産み部屋を裏からブッ叩かれて上がる淫声をBGMに、ボクは料理を継続することにした。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「よし、出来たよ……うわぁ」

 

「……ッ♡ ……ッ♡♡♡」

 

「うむ、待ちわびたぞ」

 

「き、君さぁ♡ ちょっとヤり過ぎじゃない、かな……♡」

 

「珍しく強情だったものでな、しかし確かに……これではいつもの食事は取れんな」

 

 ボクが調理を終えて振り向くと、そこに存在していたのは……褐色のデカケツから、ぶぴゅ~~~っ♡ ぶぴゅぴゅぅぅっ♡ と噴水みたいにちんぽ汁を噴き上げる我が勇者♡ それは一向に止まる様子を見せない……尻穴は開き切って内部の肉色を見せているし、おなかは膨らんだままで脚はがに股でぴくぴく痙攣♡ 完全にハメ潰されたと一目でわかる、轢かれたカエルの如き姿♡

 

「そ、そうだよっ! 君に食べさせるのは、マオの仕事だろっ!」

 

「そうだな、だが今日は貴様にやってもらう」

 

「ボクはそんなこと♡ 乳皿なんてアホなこと、絶対しな……ひぅ゛ッ♡」

 

「やらせる」

 

「あ゛ぅ゛ッ♡ や、やめろぉッ……♡」

 

 ボクが作って、我が勇者が食べさせる。いつもの食事は、陰惨なケツハメ仕置により様相を変えてしまった。計算外だ……相棒が嬉し気にデカ乳に食事を載せて食べさせる。そんな姿なんて、見るのもイヤだ。だからボクは食事中は、タマ置きという屈辱に甘んじていた。だが今日は役柄を変えるとコイツは言う。恐らく肉輪くぽくぽ♡ で言い聞かされてしまう♡ デカ乳掴まれ抱え上げられ、覚悟を決めてぎゅうと目を閉じる。

 

「貴様に強要するのは簡単だ……だが、マンネリも良く無い」

 

「へっ?」

 

「夫婦の間には、新鮮さが必要だからな。いつもと趣向を変えよう」

 

「ば、馬鹿にするなよ。肉輪さえ責められなければ、ボクが君の言うことを聞くもんか!」

 

 だが……降ろされたのは、亀頭の上ではなく竿の上。尻に感じる熱い脈動は、確かに凄まじいが……一番の弱点を責められないなら、ボクにも勝ち目はある。上を見上げてにらみつける、余裕ぶった顔が憎らしい。絶対に負けない、いつまでも好き勝手できると思うのが間違いだと教えてやらねば。

 

「言ったな? 肉輪無しで、貴様が降参したらどうする?」

 

「その時は、君の好きにするといい。ボクが勝ったら、何をしてくれるんだい?」

 

「約定通りだ。一度でも我に参ったと言わせれば、貴様に渡そうではないか」

 

「そうだね、嘘を吐かないのが君の美徳だ。今日こそボクが勝つ……!」

 

 そう、ボクの報酬はいつも同じ。ユニコーンの涙……雄に戻るための、秘薬以外にはあり得ない。これは千載一遇のチャンスだ、逃すわけにはいかない。勝手にハンデを自らに課す、その増上慢。打ち砕いて今日こそ、我が勇者を手に入れてみせる! まぁ今は潰れたカエルだけど、ちゃんと改めてハメ潰して上書きしてやるのが楽しみだ♡

 

「うむ、励むといい。では……今日はここだ」

 

「んっ♡ よ、余裕だね……♡ 下半身すら、責めない気かい♡」

 

「うむ、何せ我は貴様らのここが滅茶苦茶好きだ」

 

「この、乳狂いめぇ……♡」

 

 まぁわからないでもない……コイツは硬い胸筋を満載したオーガの雌に求め得ぬ、ボクらの柔らかなデカ乳が好き過ぎるのだ♡ さわさわと乳横を撫でられて、ゾクゾクとさせられる♡ でもいくら弱いと言っても、限度がある♡ コイツの執拗な乳責めにも、ボクならば耐え抜けるはず♡

 

「このデカ乳の重さと来たら……貴様らの体重の、何割を占めているのかな」

 

「し、知らないよぉ……♡ 重さは君が、一番知ってるだろぉ♡」

 

「もちろんだとも。だが目方を量るには、我の手は少々無骨過ぎてな」

 

「んはっ♡ で、デカいし力が強すぎるんだよ♡ 繊細さの欠片もないっ♡」

 

 まずは挨拶とばかりに、下から掬い上げてタプつかされる♡ これはもう慣れている……コイツはいつだって、ボクらのデカ乳を嬉しそうに持ち上げるのだ♡ まるでこれ以上の幸せなど無いとばかりの、満面の笑顔♡ 見上げるそれが輝いても、無駄だというのに♡ そんなのに絆されるほど、ボクはチョロくないんだからなっ♡

 

「自覚しているとも。今日は優しくしようではないか」

 

「ふくっ♡ う゛ンッ♡ ど、どういうつもりだよぉ……♡」

 

「言わなかったか? 我はな、貴様らを甘やかすのも大好きなのだ」

 

「ち、ちがっ♡ これ別ッ♡ 優しさじゃないッ♡ ふぅ~~~っ♡ ふぅぅっ♡」

 

「貴様の腰は、悦んでいるようだがな」

 

 だけど与えられた乳悦は、いつもの物と違った♡ ドギツい快楽を与えられるのに慣れ過ぎた、ボクを責めるのは……爪先♡ カリカリとエプロンの上から乳首を引っかかれる、もどかしい感覚。い、いつもは容赦なく乳ピアス引っ張るだろっ♡ あとちんぽがクリに当たってるんだよ、ヘコつかせちゃうのは当然じゃないかっ♡

 

「少々肌触りが悪いのかな? 次はもっと、柔らかい布を用意させよう」

 

「よ、余計な気遣い。いらなぃ……♡」

 

「そうか。では逆に、ザラザラした生地にしよう。強いのだろう?」

 

「んきゅっ♡ んっきゅぅぅっ♡」

 

 ば、馬鹿じゃないのかっ♡ 本気に取るなよ、売り言葉に買い言葉だろっ♡ そんなの駄目、禁止っ♡ だってエプロンの裾をくいくいされるだけで、乳ピアスが布に引っかかり喘ぎ声が零れてしまう♡ 荒い裏地にされてしまったら、歩くだけで乳首が悦ばされてしまう♡ でも許し乞いなんてしない、ボクは絶対負けないんだっ♡

 

「ふむ……大人しく従えば、それで許してやったのにな」

 

「えっ?」

 

「そろそろ我も、本気で貴様を堕とそうと思ってな」

 

「な、何をするつもりだぁ……♡」

 

「知れたこと」

 

「ひんっ♡ ひぁッ♡」

 

 だけどいつもと様子が違う、思わず顔を上げると……いつもの笑顔はそこにはなく、真剣なまなざしがボクを見下ろす。戸惑った隙に、くいくいと乳首を上下左右に動かされる♡ 悶えるボクの耳にそっと、くちびるが近づいてきて……♡

 

「我が満足するまで、貴様のデカ乳を徹底的に躾けてやる。このエプロンでも、まともに着れぬぐらいにな」

 

「そ、そんなことぉ……♡ 途中で参ったって言っちゃえば……」

 

「言えぬようにされたならば、貴様はどうなってしまうのかな」

 

「ッ!! ま、まいっむぐっ♡ んぐちゅっ♡ あ、あぐっ♡ んむぅ゛ぅ゛~~~~~っ♡♡♡」

 

 囁かれる、ボクのデカ乳をよわよわにするという宣言。これ以上弱点を増やされてはたまらない、ここは引くべき。だが冷静な判断は、情熱的なくちびるで塞がれてしまった。首がみしみし言うぐらいの、乱暴なキス。ぬるりと侵入した舌が、傍若無人に口内を暴れ回り……思わず歯を噛みしめても、止まる様子を見せない♡ こ、コイツ本気だっ♡ 

 

「んっ……」

 

「ぷはっ! ま、まいっんむぐぅ゛っ♡」

 

「れろ、れろ……」

 

「むぅ゛ぅ゛ッ♡」

 

「かぷっ」

 

「む゛ぉ゛ッ♡」

 

 くちびるを離された隙に、慌てて再度降参を宣言しようとすると……今度は自分の乳先を、まとめて引っ掴まれて口に突っ込まれる♡ そのまま舌を這わせられ、逆らおうとした瞬間の甘噛み♡ びくんと仰け反るボクを眺める瞳が、何かを求めている……わからない、コイツが何を考えているのか。 

 

「れろ、れろ……」

 

「んむ……♡」

 

「かぷっ」

 

「んむぅ゛ッ♡」

 

「れろ、れろ……」

 

「……れ、れるっ♡」

 

 大人しくしろって言うことかな。ボクがそう思い、乳首を舐められる感覚に耐えようとするとまた噛まれる♡ 明確な不正解の意志表示に、違う対応をせざるを得ない。もしかして……ボクの明晰な頭脳は、恐ろしい回答を導き出した。でもこのままじゃ乳首を噛まれ続けてしまうから……そっと舌をこちらから絡ませると、厳しい目線が和らぐ。

 

「れろ、れろ……」

 

「れる、れりゅ……♡」

 

「かぷっ」

 

「むぉ゛ッ♡ れ、れろっ♡ れりゅむちゅぅっ♡」

 

「れる、れろ……」

 

 確信を得た、得てしまった♡ コイツはボクに命じているのだ、乳首を自分でも責めろと♡ 自ら乳首をよわよわにするのに加担しろという、あまりにも酷な指示♡ でも……少しでも舌の動きを弱めると、また噛まれてお仕置きされる♡ 慌てて舌の動きを速めると、満足そうに頭まで撫でてくる♡ 敗北も許されぬまま、強制され続ける不自由すぎる二択♡ ボクは自分が決して助からぬことを悟り、終わりの無い乳悦をひたすらに味わった♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ぷはっ……ふむ、そろそろかな」

 

「ひんっ♡ ひぃ゛ンッ♡」

 

「おや、まだ続けたいのかな?」

 

「ゆ、ゆるしてッ♡ こうさんっ♡ 降参するからぁッ♡」

 

「よし、良いだろう」

 

「……なるほど♡」

 

 目を覚ますと……いつものナマイキさの欠片も無く、必死に敗北をおねだりする我が賢者。その原因は、一目でわかった。その乳先のピアスに負けぬほど、鮮烈に赤く腫れ上がったマゾ乳首♡ そのトガり具合とは裏腹に、歯形がたっぷり着いたそこはプルプル震えて……私は雄様に負けました♡ と全身全霊で主張していた♡

 

「では食べさせてくれるな?」

 

「そ、それはぁ……♡」

 

「ならば良い、マオも起きたようであるし」

 

「はい♡」

 

「や、やった♡ んぎゅっ♡」

 

 なるほど……俺がケツハメで意識を喪失していたため、妻食器となることを求められて拒んでしまったらしい。我が賢者は素直ではないので、強制されるとまず反発してしまうのだ。そしてこの期に及んでも、言い淀んでしまった。それを寛容に許す素振りを見せた雄様に、安堵したそのパイ肉がぎゅうむ♡ と鷲掴まれ淫猥に歪む。つまり……言い聞かせ継続ボーナス確定である♡ 

 

「先端だけでは、片手落ちと言えよう。次はこちらを躾けてくれる」

 

「ご、ごめっ♡ ンギュッ♡ や、やるからっ♡ はぅ゛ッ♡ 乳皿するからぁっ♡ ふぎゅっ♡♡♡」

 

「させてやるとも。貴様のこれを、極上の我専用食器に仕上げた後にな」

 

「では、それまでは俺が♡ 乳皿見本を、ケルマに見せてやらねばなりますまい♡」

 

「うむ、頼む」

 

 どうやら雄様は、甘やかし続けたナマイキ妻。それに対する夫方針を、キツめに変えることにしたようだ♡ 少々の迷いすらも許さぬことを態度で示す、デカ乳嬲りの躾けパイ揉み♡ 紡錘形にデカ乳を引伸ばされつつの今さらの謝罪も、もう受け入れられることは無い♡ 逞し雄指が白い乳肉に沈み込み、やわとろに仕上げることを握力にて宣言して反論を封じる♡  

 

「では……お召し上がりを♡ いいかケルマ、このようにお皿をテーブルに広げてぇ……♡」

 

「あ、あぁっ♡ マオ。そんなことしちゃ、駄目ぇ♡」

 

「何を言う♡ これは妻として当然の奉仕だ♡ 最高のお食事の時間を、ご主人様に楽しんで頂かねば♡」

 

「や、やだぁっ♡ そんなアホみたいな格好、絶対やだぁッ♡」

 

 我らにとっては些か高い、テーブルによじ登る。そこからたぷ、むにゅぅぅ……♡ と天板に広げるデカ乳皿♡ 俺の乳は集落で一番大きい上に、柔らかさも群を抜いている♡ 雄様の全てを一切拒まず包み込む、まさに従順さの象徴と言えよう♡ そこに相棒のこさえた料理を載せていき、見習うように伝えると……そのツンと上向くナマイキ乳首も首も、そっぽを向かせる賢者と思えぬ頭の悪さ♡ 

 

「そんなことを言っていいのかな♡ ほら、こちらを見ないと駄目だ♡」

 

「うぅ……んぶっ♡」

 

「何を言っているのだケルマ。模範的な妻の姿ではないか、キレるぞ」

 

「も、もうキレてるっ♡ ちんぽすっごくイラ勃ってるぅっ♡」

 

 盛り付けが終わったデカ乳皿を、横目でチラ見する視線。しょうがなさそうにこちらに向き直ろうとするが……そのサファイアが、俺の物と交わることは無い。頑な態度に爆キレした雄様の、怒りが頬に食い込んでいる♡ 後ろから抱きかかえながらも、ぷにあな超えてデカ乳谷間を貫いて♡ そそり勃つ激ヤバ亀頭が、ナマイキなるよわ雌に罪と共につよ雄具合を突きつける♡

 

「怒らせてしまったな……♡ お食事の後は、酷いことになること間違いない♡」

 

「貴様もおかしなことを言う……ちゃんと優しく愛してやるとも」

 

「んぎゅっ♡ で、でも♡ どうやってその猛りを、解消するのですかぁ……♡」

 

「知れたこと。貴様らの仲の良さを尊重し、()()()()をしてやろう」

 

「お、同じっ♡ そ、それってぇ……♡」

 

 雄様は成長を続けている……はじめはもっと下の方まで、我らは受け入れられていた。だが肉竿に焼け付いた淫水の痕は、幼子が身長が伸びると共に刻み付ける柱の傷のように。クッキリハッキリ線が着いた淫水焼けにて、その目覚ましい伸び具合を明確に示していた♡ 

 

「……絶対、閉じなくなるな……♡ んぉ゛ッ♡」

 

「や、やめろぉっ♡ ボクのおしり、壊れちゃうぅ……♡」

 

「マオが平気だったのだ、貴様も大丈夫だ」

 

「俺の時より、昂っていますが♡」

 

「責任は取る」

 

「何の慰めになるんだよぉ♡」

 

 さらに黒光りする先端から、切り立つ段差のヤバさと来たら……先ほどほぢられ、閉じ切らぬ尻穴が怯えて白濁ブピュり汚い喘ぎが出てしまう♡ 雄様は気づいていないかもしれないが、その精神状態でもだいぶ差異が生じるのだ♡ この分だと、我が賢者の可愛らしい窄まりが馬鹿になる♡ 要介護な垂れ流し嫁になるのは、もはや確定事項と言えよう♡

 

「マオ、貴様のケツ穴が助かるには……もはや、一つしかない♡」

 

「どうしろって、言うんだい……♡」

 

「はぷっ♡ ん~ッ♡」

 

「んっ……」

 

「ちゅぱっ♡ れりゅ、れるゅ♡」

 

「こ、答えなよッ! ボクのピンチを無視して、コイツにエサを与えるんじゃないっ!」

 

 だがそのバッドだかグッドだかイマイチわからぬフィナーレを、回避する方法は確かに存在する。俺でもさすがに、そこまでの責任を取って頂くのはちょっと嫌だ。なので示す……己が乳皿から食事を咥え、猫のように背筋を逸らし。伸びあがりくちびるにてお食事貢ぐ、愛情たっぷりの食事風景♡ 頭上で行われるそれに、未だ気づかぬ我が賢者は熟練のツッコミをカマすのみ。

 

「んふー♡ わからぬか、ケルマ♡ お食事を楽しめば、解決するのだ♡」

 

「君たちが喜んでるだけじゃん……」

 

「そう♡ 今はまだ不足している。だが貴様が食事を楽しめば、ご主人様はきっと悦ぶぞ♡」

 

「……?」

 

「そう、いつものように♡ れろ、れろっ♡」

 

「……ッ!」

 

 このままでは我が相棒のケツ穴が、痔どころではない騒ぎになってしまう……! 恐らくクソ鈍いのは、雌自覚が足りぬからであろう。多分雄様のせいではない、うんきっとそう。なので最後のヒントを与えなければならない♡ あんぐりとおくちを開き、淫らに踊らせる口舌の舞♡ これでわからぬようならば、もはや諦める他ない♡

 

「うむ? 誘っているのか、マオよ。イけない子だな……んっ」

 

「んむっ♡ ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ はむ♡ はむぅ……♡」

 

「……♡ はぁぷっ♡ むちゅ♡ ぬっちゅぅぅ……♡」

 

「むおっ!? 上だけでは無く下にも、だと……!」

 

「むふぅ♡ ケルマもようやく、わかってくれたようです♡」

 

 嬉しそうにおくちを塞いでくださる雄様と、くちびると舌を啄み合うリップ音の二重奏(デュエット)♡ さらに顎下から響く協奏の音が、愛情溢れる食事を三重奏(トリオ)と成す♡ 三位一体のその調べは、雄様をおおいに悦ばせた♡ 素晴らしき淫らの楽曲は、夫婦の食卓に相応しい♡

 

「ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅぅぅ……ぽぉんっ♡ ど、どうだ♡ これで満足かい♡」

 

「うむ、今までの食事には戻れはせぬ……愛しい重みと柔らかさが我を極楽へと誘う」

 

「お気に召して頂けたようだな♡ 今日からこれは、定番となることだろう♡」

 

「えっ……♡ や、やだよ♡ ちゅっ♡ こんなの……れろっ♡ タマ置きの方が、まだまし……♡」

 

 雄偉なる体躯とクソ長おちんぽ様を持つ雄様と、ちっちゃくてデカ乳な我らしか出来ぬそれこそは……背面パイズリちんぽしゃぶり♡ 後ろから抱きかかえられたままに、乳谷間からハミ出た亀頭にねっとり吸い付く雄悦ばせの極致♡ すぐにドハマり確定し、鬼リピを求める雄様に対し……デカ乳をタプつかせ、竿に乳媚びしながらも拒否を告げる躊躇いチンキス♡

 

「そう言うな、なんと罪な妻か……こうすれば、わかってもらえるのかな?」

 

「ぴぃ゛ッ♡ ち、乳首ぃっ♡ いぢめるのズルいぞぉっ♡」

 

「ならばこうか?」

 

「んぎゅっ♡ か、かたぁいっ♡ 無理やりパイズリさせんのも、ダメぇ……♡」

 

「ふぅむ……」

 

 このような姿勢を取っておいて、まだ嫌がるなど……お仕置きねだりをしているようなもの♡ 先ほど躾けられた雌苺を、コリつかされても逆らえぬ♡ 続いてデカ乳むんぎゅう♡ 引っ掴まれて、ずりゅずりゅ♡ 挟んだ竿をセルフサービスで乳奉仕させられて♡ それでもギブアップをしないその精神は、この状況においては……♡

 

「早く素直になっておけば、良かったのにな♡」

 

「そうだな、ここまで拒否されては致し方あるまい」

 

「へっ? あ、脚っ♡ なんで抱えるのさぁっ♡」

 

「決まっているだろう? わからせだよ♡」

 

「むぎゅっ♡ お、重いぃ……♡ ま、まさか♡」

 

 雄様の逆鱗を、金だわしで削るようなもの♡ ワクワク見守る俺の前で、膝裏に通される逞しい腕♡ 山脈の如く盛り上がった胸板が、後頭部を圧迫していく……自らの運命を悟ったのか、サファイアに理解の煌めき。無駄な抵抗をするために、角ばった顎を支える手はあっさりと肘を曲げて雄負けする♡

 

「文句ばかり言うおくちは、塞いでやらねばな……ちんぽで」

 

「んごぼぉ゛ッ♡」

 

「誠心誠意思い知らせてくれよう、我の想いを……全身全霊にて!」

 

「むぉ゛ッ♡ お゛むぶぉ゛ッ♡ むぉ゛ぶぅ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「ではお楽しみください♡ 食事が終わるころには、きっと素直になっていることでしょう♡ んっ♡」

 

 ちっちゃな身体を折り畳まれて、亀頭でみっちりと口内満たされ口封じ♡ パイ肉は上腕二頭筋に閉じ込められ、挟んだ竿に鬼密着して潰される♡ トドメにデカ乳を長くされ、乳首とクリをいっぺんに指先でシゴかれ弾かれ抓られる♡ よわ雌をドデカい身体で監禁する、パイズリイラマと雌勃起いぢめのフルコース♡ 俺は我が友の無言の嬌声を、BGMとして雄貢ぎに専念することとした♡



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酷さと悦び交じり合う、淫らくちづけの交響曲♡

「んっ……♡ ご主人様、おなかはいっぱいでありましょうか♡」

 

「うむ。すまないな、あまり構ってやれなかった……ケルマもご苦労」

 

「我が賢者も満足そうですので、お気になさらず♡」

 

「ぶぴっ♡ ぶぴぴっ……♡」

 

「確かに……大層満腹なようだ」

 

 いつものデカ乳皿のカタチを、好き放題歪ませて頂きながらの食事♡ 雄様の愛情を感じながらのそれが、味わえなかったのは残念であるが……その胸板が上がられ出て来た成果を見れば、この食事方法の方が優れていると一目でわかる♡ 鼻孔から溢れ出る白濁は、二段の段差に阻まれ地面にべちゃべちゃと滴り落ちていく……デカ乳と同じぐらいに膨らんだおなかは、まるでガキを孕んでいるかのよう♡

 

「ですが、ご馳走様の合図がまだのようです♡ ほら、ケルマ♡」

 

「んずるるる……♡ ごぼ、ごぼ……♡」

 

「まったく、手の掛かる相棒だ♡ じゅるっ♡ じゅるるっ♡」

 

「うお、エッロ……いやいや、妻同士仲良くて何よりだな」

 

「ぐちゅぐちゅぐちゅ♡ あ~~~っ♡」

 

 ポニーテールを掴んで、亀頭をお口から引き抜いても白目を剥いて無反応……うむ、窒息しているなこれは。致し方なく我が賢者が頑張った証を、くちづけにて奪い取る♡ 喉に絡みつく、ブッ濃すぎる雄味……♡ 我が救命活動を見て雄様は悦んでくださるが、ちゃんと許可を取らねば♡ うがいをして見せびらかす、口内満たすちんぽ汁プール♡

 

「飲んで良いぞ」

 

「ごっ……きゅんっ♡ はぁ、のど♡ からむぅ……♡ ケルマ、そろそろ起きろ♡」

 

「ふぉ゛ッ♡ あ、あれ? ボクは一体?」

 

「うむ、おはよう♡ そして……ちゃんとお礼をお伝えせねばな♡」

 

「えっ……グェ゛ッ♡ お、思い出し……んぐぅ゛ッ♡」

 

 お許しが出たので飲み干して、上機嫌のままにモーニングコール♡ ぺちぺちと頬を叩くと、開かれる蒼い宝石。戸惑うそれがしぱしぱと瞬いて、首を傾げて……不意に身の内から湧き出る衝動に、慌てておくちに手を当てる♡ だがそんな物で、止められるわけがない♡ えづき続けるその身体が、臨界点に達した時……♡

 

「すまないケルマ、無理をさせた……我慢せずに出すといい」

 

「んぎゅぉ゛ッ♡ げぇ゛ぇ゛ぅ゛オ゛ェ゛~~~~~~~ップッ♡♡♡」

 

「なんとクソ汚い音だ♡ 音楽性の欠片も無い♡」

 

「だが、不思議と愛しい……元気の良いご馳走様だ、さすがは我が妻よ」

 

「んごぉ゛ぇ゛ぇ゛ェ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~~~~っプッ♡♡♡♡♡」

 

 優しくおなかを擦られて、高らかに鳴るは大爆音♡ 鼓膜を破らんばかりの勢いで披露される、ド下品過ぎるザーメンゲップ♡ だが雄様の心の広さと言ったら、もはや大海を超えて星空の如きありさま♡ まるで天上の調べを聴いたかのように、満足そうなおなかなでなで♡ すかさず二発目が奏でられ、近所迷惑も甚だしい♡

 

『またマオかっ! おのれ、なんと幸せそうな音なのじゃぁっ!』

 

『我が勇者よ、あまりの勇ましさに羨むのもわかるが……ここは耐えないと』

 

『くぅっ……! 長いのじゃぁ、いつまで儂らはお預けなのかのぅ?』

 

『主様が満足するまで、じゃないかなぁ……』

 

「は、恥ずかしい……! けっぷ」

 

「うむ、また噂になってしまったな♡」

 

 何と言っても、この夫婦生活は結構長く続いている♡ そして恥ずかし気に、可愛らしく顔を伏せる我が賢者……余韻げっぷすらも、羞恥に満ちており素晴らしい。聞き耳を立てていた放置雌どもの、ガキ産み本能を刺激する調べ♡ これを俺ではなく我が相棒が奏でていると知れば、彼女たちはどんな顔をするのだろう……♡

 

「か、壁が薄いんだよっ! ボクたちの恥ずかしい生活音が、駄々洩れじゃないかっ!」

 

「仕方あるまい♡ あと別に薄くないぞ、雄時代に暮らしていた俺たちが一番良く知っているではないか」

 

「クソッ……! あいつら、デカい声で陰口叩きやがってっ!」

 

「寂しがらせてしまっているな……だが我も雄だ、一度宣言したからには我慢させる」

 

「さすがご主人様♡ 旧き竜は威嚇では吼えぬ……まさに、真の雄様と言えましょう♡」

 

 すぐに文句を言う我が賢者と違い、このお方の言葉の重みは凄まじい♡ それはまるで、死を賭した闘争に挑む古竜のように。彼らは、獲物……弱者に対しては、密やかなる狩人なのだ。無駄に吼えることなどせず、ただ無言にて爪を閃かせる。それを彷彿とさせる益荒男ぶりに、俺はいつも胸キュンしてデカ乳だぷだぷ♡ してしまうのだ♡

 

「そうだな、言葉とは口にするほどに軽くなる……だが、言うべき時は言わねばならぬ」

 

「またくだらないことを言うつもりだね……」

 

「いやいや、単なる事実だとも……コレはもう我の物だ、そうだな? ケルマ」

 

「はぅ゛ッ♡」

 

「どうなのだ? 返事をしてくれまいか。まさか……違うとでも?」

 

「そ、それっ♡ それは、ぁ……♡」

 

 愛し気に我が身を眺めると、雄様がお揃いにしてくれる……下から掬い上げた我が賢者のデカ乳を、我が物顔でタプつかせて強制参乳♡ でもその身体で一番大きい、雌象徴を弄ばれても文句の一つも言えはせぬ♡ 次第に上げられていく手のひら高度に、爪先立ちになりつつも御下問に対し否定の言葉を決して吐けぬ♡

 

「ケルマ。早くお答えせぬと……ほら♡」

 

「れろ、れろっ……」

 

「やぁっ♡ いぢめ準備やめてぇっ♡ そ、そうだよ♡ ボクのここはぁ……♡」

 

「言葉が足りぬのではないかな♡ それでは、重みが不足していると見える♡」

 

「ふぅーっ」

 

「ひんっ♡」

 

 だが無言も許されない……宙をねっとりと舐める舌に、ビクつき言葉を選ぼうとするがそれも駄目♡ 顔面に接近していく雄様フェイスと、持ち上げられる乳の先♡ 窄まる口から吐き出されるため息が、最後の猶予とばかりに吹きつけられる♡ 生半可なことでは助からぬと、我が賢者がついに、言ってしまう♡

 

「ぼ、ボクの♡ 片方だけでも頭よりおっきな、雌丸出しのデカ乳ぃ……♡ 君の物にされちゃったんだぁ♡」

 

「うむ、相違ないな?」

 

「な、なぃ……♡ 君が何をしても自由♡ いつでもどこでも楽しめちゃう、君専用の雄おもちゃだ♡」

 

「何をしても良いのだな?」

 

「ぱ、パイズリだってなんだって♡ 雑巾みたいにコキ使っても良い、よ……♡ 逆らっちゃ駄目って、君が躾けたんじゃないかぁ♡」

 

「よし、良いだろう。貰ってやろうではないか……まずは重みを楽しみたいな?」

 

「ふ、ふぅっ♡ んはぁっ♡」

 

 何一つ取り違えようのない、自らのデカ乳を雄様の所有物として譲渡する明確なる敗北宣言♡ 重ねられる念押しにも、手を後ろで組み態度でも言葉でも示す♡ 満足げに頷いて示されたご命令にも、従順過ぎるほどに従っちゃう♡ 爪先立ちでへこへこ腰を上下させ、雄指に負荷を掛けるデカ乳貢ぎの決意表明スクワット♡

 

「やっと素直になってくれたな! まさに感無量ッ!」

 

「んぎゅっ♡」

 

「まずはどうするか……そうだな、このような無粋な物はもう要らぬ」

 

「んぎぃ゛ッ♡」

 

「実は好みでは無かった、だと……!?」

 

 無理やり言い聞かせた癖に、感極まったようなパイ肉握り♡ 搾り出された紡錘形の先端に、そのまま指を向かわせると……金具が回され、取り外されるピアス。もう随分と着けられたままだったので、癒着してしまっていたのだろう。乳首に突き刺さるそれが取り払われ、短い悲鳴を上げる我が賢者。そりゃあ下品だとは思ったが、雄様のセンスにそぐう物では無いらしい……言ってよ、俺も取るから。

 

「妻を飾り立てるは、夫の仕事だろう? 貴様らが勝手に着けていたので、お洒落だと思い見逃していたが……これからは、我がコレを徹底管理してくれよう」

 

「なるほど、俺たちが自らハメ込んだと思われていたのですね?」

 

「だ、誰がそんなモンッ! 嬉々としてつけるんだよこの馬鹿ぁッ!」

 

「うむ……? なるほど、カルミアとアオルスか」

 

「いえ、レリューですが」

 

「ファッションリーダーであったか……さすが我が認めたシスターよ」

 

「「ンなわけないでしょ」」

 

 我らの乳先貫く、黄金と白銀のピアスはあのド外道に無理やり着けられたのだ……ド底辺の立場を示す、辱めの枷として。だがこのお方はちょっとその、鈍いというか細かいことを気にしなさ過ぎる。ザーメンゲップを至上の音と認識する音楽性と言い、至高の雄様とはやはりどこかその……大事な部分がイカれている物なのかもしれない。

 

「何ッ!? ではそそり勃つ信仰の昂りとやらは!?」

 

「乳が小さいから、せめて乳首だけでも大きくしようとしてるんでしょ」

 

「あの十字架、重量も半端ないからな……大きくと言うか、伸びる感じではないかな」

 

「そのようなことを気にしていたとは! 乳に貴賤など無い……今度死ぬほどかわいがってやらねば」

 

「あ、もうピアス着けられなくなるねレリュー」

 

「うむ、間違いない♡」

 

 雄様は我らのデカ乳を、大層お気に入りであるが……貧相な胸板に着いた雌苺を、撫でてやるのもわりと好き。大きさはどうでも良いらしい……いや、ホントかな。これは疑義があるぞ? まぁあの鬼畜シスターの末路だけはわかる。デカ乳を持ち上げられままに呟く、我が賢者のように……むしろパイ肉を掴めない分さらに陰惨に、よわよわなマゾ乳首になるまで躾けられちゃうのだ♡

 

「だが今は貴様らだ」

 

「んぎゅっ♡ も、もっと優しくぅ……♡ ふぎゅっ♡」

 

「ああそうだ、貴様の方も取ってやらねばな」

 

「んぎぃ゛ッ♡ う、嬉しいですぅご主人様♡」

 

「うむ……さぁ、どうすべきかな」

 

「「……♡」」

 

 だがそれもまた、未来の話……デカ乳掴んで持ち上げて、テーブルの下に我が賢者をどたぷんっ♡ と接乳♡ 現在のみを見つめる真摯な瞳が、眺めるのは二人並んだ四つのデカ乳♡ まずは挨拶とばかりに、俺の乳ピアスをあっけなく抜き去る♡ 甘やかな痛みに悶える俺は悟った。始まってしまう……このお方の独特な発想により、勇者と賢者をセットで満喫し尽くす俺たちいぢめフルコースが♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「痛まぬか? まぁじきに塞がるとは思うが、少々心配だな……れろっ」

 

「ひぁ゛ッ♡ あ゛ッひゃぁ゛ぁ゛ぅ゛ッ♡」

 

「やはり沁みるか……やはり身体に穴を開けるなど、良く無いことだな」

 

「ち、違いますぅ……♡ ご主人様に味わって頂き、身体が悦んでいるのですぅ♡」

 

「なんと」

 

 乳首とは赤ん坊に噛まれて、千切れることもあるため再生可能な部位である……コイツがそんなことを知ってるとは思わないが、我が勇者のそれを舐め回す舌は気づかわし気で。それでもザラりとしたその表面は、小さな身体から大きな喘ぎを絞りだす♡ 仰け反りデカ乳を自ら伸ばし、誤解をわざわざ訂正しちゃう従順態度が憎らしい♡

 

「あんまりえっちな声を、出さないでくれるかなぁ」

 

「し、仕方なかろう♡ 俺とてあの二人にいぢめられて、敏感乳首にされてしまっているのだ♡」

 

「これからは我が丹念にかわいがってやる、心配せずとも良い」

 

「ひぃんっ♡ う、嬉しいですがっ♡ 御身自らされてしまっては、もっとクソよわになってしまいますぅ♡」

 

「ふむ、このようにか?」

 

「ひぁ゛ッ♡ あ゛ぅ゛ッ♡ と、とんとんらめっ♡♡♡」

 

 なので思わず咎めてしまう……それに対する言い訳は、他の雌どもに躾けられたというムカつく事実。ボクが楽しく調教するはずだった、うまそうな苺は既に淫猥なる雌肉と変わってしまっていた。そしてさらにそれを、舌なめずりするコイツに堪能されるという事実。けれども沸騰する頭は、さらなる衝撃にて上書きされる。

 

「あ、ああっ♡ ゆびっ♡ 指先だけでそんなにっ♡ 格が違いすぎるぅ……♡」

 

「ふふ、二人の愛の結晶と言えよう」

 

「ひん♡ ひぃんっ♡」

 

「返事が無いな?」

 

「ふぁ゛ぁ゛ンッ♡ イぐッ♡ イっきゅぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 それをもたらしたのは、たったの二本♡ しかも爪を立てずに、指の腹を押し付けられただけなのに♡ 乳先端から走りぬける快楽電流は、ボクの脳を焼き尽くすよう♡ 無理やりやらせておきながら、同意を求めて指を増やされては堪らなすぎる♡ 頭の中がまっ黒焦げになるほどに、アクメスイッチにされてしまったボクのよわよわマゾ乳首♡

 

「とてもうまそうに仕上がっているだろう?」

 

「はひぃ゛ぃ゛ッ♡ はひぃ゛~~~っ♡」

 

「は、はい……♡ ご主人様が召し上がるに、相応しい極上雌勃起かと♡」

 

「そうだな、このぐらいで無くては。さぁ……我は先ほど、見本を見せたはずだが?」

 

「……はぁぷっ♡ んっ♡」

 

 でもそんな醜態を見ておきながら、アクメ酸欠に悶えるボクを見るルビー。そこに宿る色は……まるで狩りに出かける大人たちの背中を見送るような、憧れの感情。純粋だった我が勇者は、不断の努力にて自らが竜狩人となり……そして、叶えた夢を奪われた。だというのに、不意にドロりと恋蕩ける紅玉。乳首を自ら咥えて捧げてしまう、よわ雌になってしまったかつての少年♡

 

「素直でよろしい。褒美として、見本を超える幸福を与えねば」

 

「んむっ♡!?」

 

「さ、さっきよりも♡ 酷いってぇ……♡」

 

「なぁケルマ。二人だけでも最高ではあったが……もっと素晴らしい方法が有ると思わぬか?」

 

「えっ?」

 

 それを見て嬉し気に笑うオーガであるが、しかして吸い付く気配はない。あまつさえボクより凄いことをされると言われ、さすがにビビって目を白黒させる我が勇者。けれど話しかけられたのは、ボク……? 何だ、コイツは何を狙っているんだ。戸惑う我が身と相棒の間に、ゆっくりと顔が降ろされていく。ま、まさかっ♡

 

「三人で、愛を確かめ合おうではないか」

 

「そ、そんなの♡ そんな、の……♡」

 

「嫌か?」

 

「む~♡」

 

「……嫌がる権利、なぃ……♡」

 

「ならばするぞ」

 

「んっ♡」

 

 その予感はすぐに、現実となってしまった……たぽり♡ と持ち上げられるデカ乳と、眼前にそびえる自分の乳首♡ 憎い笑顔を挟んで見える、我が勇者の期待した瞳。自分で身体をズラして向かい合い、むんぎゅう♡ 互いのデカ乳潰して手を繋ぐ♡ こ、こんなのイヤらし過ぎるっ♡ でもしょうがないんだ、しょうがないからくちびるを突き出してしまえばもう終わり♡

 

「密着度が足りんな」

 

「「んぎゅっ♡」」

 

「これで良し、では……頂きますッ! がぷっ!」

 

「「むぐぅ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡」」

 

 それはボクが、いつか味わうはずだった味。初めて我が勇者と味わうイチャラブキッス♡ には不純物が混じっていた。それは自分たちの乳首と……デカ過ぎ顔面♡ 四つのデカ乳揉み回し、ボクたちのおくちと乳首をワガママ放題貪るコイツ♡ ボクが夢見た待望のそれは、穢され切った永遠の思い出となることが決まってしまった。

 

「ちゅ、ちゅぱっ……お迎えが無いようだが?」

 

「ちゅ、ちゅぅっ♡ れりゅっ♡ れろっ♡」

 

「んむぐぅ゛ッ♡ れ、れりゅれるんっひぃ゛んむぅ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「調子が出てきたな。んっ……」

 

 だって気持ち良すぎるっ♡ こんなの覚えたら、もうまともなくちづけなんかじゃ満足できないっ♡ ちっちゃな舌と大きな舌、三本の舌が絡み合うそれが乳首にもたらすヤバ過ぎ快楽♡ さらにもてなしまで要求するコイツに、すかさず舌の動きを強めちゃう我が勇者♡ 対抗して舌を暴れさせれば、ゆで上がる頭が蒸発するほどの乳悦♡

 

「ぷ、ぷはっ♡」

 

「ゆっくりと楽しめ、始まったばかりではないか」

 

「んむぅ゛ッ♡」

 

「かぷっ」

 

「かぷっ♡ れろ、れろむっちゅぅぅ……♡」

 

「むぉ゛っ♡ ちゅ、ちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ♡♡♡」

 

 顔を上げて逃れようとすると、折れてない角を掴まれ逆戻り♡ 二度と逃がさぬとばかりに軽く片方を噛まれてしまい、反対側は噛まれた上に丹念に舐め回される♡ 積極的にいぢめに加担しているとも、ボクとのくちづけ楽しんでいるとも取れるイタズラなルビーの輝き♡ 限度を超え過ぎた悦びが、ボクの舌を暴走させて……いつまでもいつまでも、淫らな水音が三人の間で鳴り響き続けた♡  



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ママ自覚を植え付ける、ガキのエサ準備は万全に♡

「んっ。やはり貴様らは、まとめて味わってこそ至高」

 

「「へひぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡ へひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛……♡」」

 

「おや、足りなかったか? すまぬな、ではもっかい」

 

「ら、らいりょううれすぅっ♡」

 

「へっ♡ へっ♡」

 

 永劫だったように思えたくちづけが終わり、離されるおくち……雄様の声音からは満足感が読み取れるが、お返事するのむり♡ でもまた太いくちびるが近づいてきたので、回らぬ舌を動かしてなんとか拒否る♡ 妻として不遜な態度であるが、我が賢者なんて仰け反ってデカ乳伸ばして舌ピンしたまんま♡ どう見ても限界超えちゃってるので、しょうがないのだっ♡

 

「毎日と言わず、したくなったらいつでも言うといい」

 

「は、はぃ……♡」

 

「もちろん、我からも求めるがな」

 

「ひえっ♡」

 

「ひえ?」

 

「な、なんでもないですぅっ♡」

 

 さらに続く言葉に、思わず悲鳴まで出てしまう♡ それほどの激ヤバ快楽だったのだ……だって目の前には、我らの乳首♡ 白旗掲げるべきところを、表面ケズられ真っ赤になったその姿をぷるぷるオドオド震えさせてしまっている♡ おくちの中でまぜまぜぐちゅぐちゅ♡ され続けてしまい、もうどちらが俺のでどちらが我が賢者の物か見た目だけではわからぬほど♡

 

「ふぁ゛ッ……♡ ま、マオぉ……♡」

 

「け、ケルマ。無事か?」

 

「いつか、二人だけでぇ……♡ キス、しようね……♡」

 

「それはちょっと」

 

「クソがぁっ!!」

 

「おお、一瞬で元気に!?」

 

 愛情たっぷり乳首いぢめトリオくちづけ♡ の前から、デュエットでクソよわに躾けて頂いていた我が賢者は俺よりヤバそう。しかしながらうっすらとサファイアが開き、声を掛けるとゆっくりと告げられる雄様抜きのふざけた願望。当然の如く拒否すると、ちっちゃな拳がだぁんと天板に振り下ろされる……良かった、さすがの不屈の精神である。

 

「何でコイツを挟んだらよくて、ボクだけだと駄目なのさっ!」

 

「俺はノーマルだ……百合はちょっと」

 

「誰がこのまんまでするって言ったの!? ボクが雄に戻ってからだよ!」

 

「うむ、自分だけ戻るつもりを隠す気が無い。あとちょっとその、貴様の舌遣いはねちっこ過ぎるし……」

 

「ボクのせいじゃないだろっ!? コイツのせいだよっ!」

 

 一気呵成に畳みかけられる、情熱的に過ぎるべろちゅーねだり。だが当方としては一向にノーである……だってコイツ、自らアクメ散らかしながらも執拗に乳首を責めてきたし。雌同士で無意識ですらそうだと言うのに、正気でされたら俺の乳首が取れてしまう。蛇の如き執拗さで、自分本位にしゃぶられ続けてしまうに違いあるまい。

 

「ケルマ。ワガママを言い過ぎると、道連れ確定だぞ」

 

「ふむ? 仲直りのくちづけが必要と見える」

 

「い、いらないっ♡ ボクたちの問題だよぅ……♡」

 

「なんだと?」

 

「ぴぃ゛ぃ゛ッ♡ んぉ゛ッ♡ んッぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡」

 

 だがそのような陰惨な未来が、俺を襲う可能性はゼロを超えてマイナスである。何故ならば……雄様が守ってくださるからである♡ 我が賢者がどう足掻いても、絶対に逆らえぬという、絶大なる安心感♡ アクメスイッチと化したマゾ乳首をひっ掴み、デカ乳持ち上げ瞬時に無力化♡ 必死コイて伸ばそうとした爪先が、握られ乳首と連動してきゅっ♡ きゅっ♡ と丸まり淫猥鳴き♡

 

「夫婦生活だと言ったであろう? 婦婦でイチャつかれると、我が寂しいではないか」

 

「はぅ゛ッ♡ あ、あとでパイズリ、してあげるからぁ……♡」

 

「ふむ? 魅力的な提案だな……」

 

「だから、ね? ボクが我が勇者とこう……友情を確かめ合うのを、ちょっと認めて欲しいなって」

 

「ううむ」

 

 だが無駄にガッツ溢れる我が相棒は、それでも諦めきれぬと見える……雄指離され踵が着くと同時に、だっぽんっ♡ 跳ねたデカ乳抱えて上目遣い。いつもの睨み上げとは違う、殊勝な態度に雄様が絆され掛けている……! 良い感触が帰って来たことに、ここが攻め時と見たか。言い方を変え、再チャレンジを試みるがマジでやめて欲しい。

 

「マオはどう考える?」

 

「俺を見る目がイヤらしい上、我が友の雌の扱いは評判が悪かったので遠慮したく」

 

「えっ」

 

「うむ、その話は我も聞いたな……大層自分本位の、愛情が足りぬセックスであったと聞く」

 

「だ、誰がそんなことをっ!?」

 

「全員に泣きつかれたことがあるのだ、俺は……」

 

「マジで……?」

 

 だって我が賢者、相手に興味がない割に女体への興味は人一倍だったから……妖し気な道具を用いて、逐一反応をメモりながらの本人を見ぬまぐわい。飼っていた雌どもが我が部屋に駆け込んで来て、告げられたその探求心のねちっこさは常軌を逸していた……その研究成果が俺に注ぎ込まれるのは、本人にとっては順当だろうが真剣にお断りしたいところである。

 

「故に、駄目だ。我が間に挟まってやらぬと、マオが泣いてしまう可能性があるのでな」

 

「ボクが我が勇者に、酷いことするわけないだろっ! 他の雌どもならともかく!」

 

「差別をするなっ! 人によって態度を変えるなど、雌雄以前の問題であろうがっ!」

 

「ぴぃ゛ッ♡ ご、ごめんなさいぃ゛ッ♡ ゆるちてぇ゛ッ♡ ピンピンしないれぇ゛ぇ゛ッ♡♡♡」

 

「よし、悪は滅びた……さすがはご主人様♡」

 

 我が強硬なる拒否は、クソ硬い緩衝材たる雄様により実現された。陰湿な虐めの発生を未然に防ぐ、連続デコピンでの乳首いぢめ♡ 雌がやると陰険だが、雄様がやれば正義の行い♡ 何せ我が賢者は嫌がっているように見えるが……マゾ乳首が弾かれるたびに、ぷにあなから潮噴きカマして悦び告げるアクメダンス♡

 

「いいや、許さん……前々から思っていたが、貴様はマオ以外に興味が無さ過ぎる」

 

「はひぃッ……♡ あ、相棒なんだから当然じゃないかぁ……♡」

 

「慈愛を持って、他の雌にも接するべきではないか? そう……例えばレリューのように」

 

「君の眼、節穴過ぎない?」

 

「俺はコメントを差し控えさせていただきたく」

 

 そして続けて出たのは、ド外道シスターの名。クソ鈍い雄様は気づいていないが、集落一の差別主義者である。それは自らの乳首にガキどもを吸いつかせず、他の雌たちをミルクタンクとして活用する姿からも明らかであるが……雄様の眼前では、理想的なママムーブを演じ続けている。そしてガキどももコロっと騙され慕っており、集落の未来の暗さを感じさせる。

 

「何を言う! あのガキどもへの接しようと来たら、ガチで聖母ではないかっ!」

 

「「ぴぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡♡♡」」

 

「貴様らが無責任に仕込んだガキどもを、逞しく立派に育て上げるも我が務めと言えよう」

 

「そ、そんなこと言ってぇ……♡ 最後にはボクらみたいに、するつもりだろぉ……♡」

 

「ご主人様が責任を取り過ぎる、輝かしい明日がチカチカするぅ……♡」

 

「ふむ、血が繋がらぬとは言え我が妻どもが産み散らかしたのだ。我より強くならねば、心配で外には出せぬな」

 

 だがこの最強雄様の手に掛かれば、明るい将来に早変わり♡ 乳首でお仕置きされて確信する……今現在は素直な雄ガキどもも、反抗期になりナマイキになった途端に角を圧し折られるは明らか♡ 都会に出てコロッと騙されてしまう前に、その人生は心配性な雄様によりポキッとハッピーエンドを迎えさせられてしまうのだ♡ 

 

「き、君より強くなるとか♡ むり、だよ……♡」

 

「ご主人様自身のガキでも、多分絶対難しすぎるぅ♡」

 

「何、そうなれば致し方あるまい。我が妻として、最高の幸せを教え込んでくれよう」

 

「あんなに無邪気だっていうのに♡ 君は、チンハメ穴にしちゃうつもりなんだね♡」

 

「そのために、今から武を仕込むなどと♡ ご主人様鬼畜すぎぃ♡」

 

「手を抜くつもりはない」

 

 集落に君臨したこの雄様は、熱心にガキどもを強くしようとしている……その真摯な指導に嘘は無いが、結果など見え過ぎている♡ 強くなればなるほどに、見えるは絶望的な格の違い♡ そうして頑張った報酬を、おなかの奥に叩き込まれるのだ♡ そう、我らのように……♡

  

「もし武運拙く我に敗れたとしても、無駄にはならぬ。貴様らのような最高の妻となれるとは、なんとも素晴らしいことではないか」

 

「き、君のために強くなったんじゃないよぉ♡」

 

「違うぞケルマ♡ 我らは、ご主人様が心地よくおちんぽ様をシゴくために♡ そのために、鍛錬を重ねたのだ♡」

 

「うむ、実に良い大きさの乳だ……尻も素晴らしい、ちゃんと貴様らのガキもこうなるようにしてやるからな」

 

「「う゛ひぃ゛ッ♡ ひゃぁ゛ッあ゛ァ゛ンッ♡♡♡」」

 

 雄様が楽しむ量感たっぷり♡ 引っ掴んで雄指埋まるデカ乳に、ぱぁんと高鳴りいい音が上下から鳴るケツ♡ 強くなればなるほどに、雌となった際に実り尽くす淫猥すぎる雌肉♡ 幼い頃から雄様自身により極上雌ガキになるべく育てられるなんて、もはや牧場にて肥育される家畜のようなありさま……♡ つまり最高だと言うことだ、ガキどもの未来は確約されている♡

 

「そして……ガキどもだけに頑張らせるのも、あまりにも忍びない」

 

「えっ?」

 

「なんだ、知らんのか? 妻の仕事とは、ガキを産み散らかすだけでは終わらぬ」

 

「お、俺たちが♡ ご主人様のガキどもを、育てるのは心得ております♡」

 

「やはりマオはわかっている、我はとても誇らしいぞ」

 

「君たちだけで通じ合うの、ホントムカつくからやめて?」

 

 平等を大切にする雄様は、ガキどもだけには努力を強いぬ♡ 自らも誠心誠意父として努めると共に……妻たちにも、頑張らせるのだ♡ つまりは母としての、当然の業務♡ ガキどもを夫婦で育てるという当たり前のことを、我が賢者だけがわかっていない。コイツマジか……育児放棄するつもりだったとは思いたくはないが、大事なことを失念し過ぎな相棒である。

 

「しかし貴様らには、まだガキを仕込んでいない。これで母自覚を持てと言うのも、難しいのは確かにそうだ」

 

「ご主人様♡ 我が賢者の愚かさまで、受け入れてくれるなんて♡」

 

「馬鹿に馬鹿って言われると、泣きたくなるからやめて? 論理が三段跳びし過ぎて、着いていけないだけだよ」

 

「だがまさか、約定を違えて今から仕込むのもまた違う。そこで我は考えた」

 

「なんと……! きっと素晴らしいお考えがあるに違いない♡」

 

「ねぇ、二人で盛り上がってないで聞いて? ボク、置いてけぼりで泣いちゃいそう」

 

ガキを産ませぬままに、母としての自覚を持たせる……いや普通に仕込んでもらった方が嬉しいのだが、我が相棒の意志を尊重する雄様は別の手法を取るらしい。きっと俺の数倍の冴えわたりを魅せる頭脳が、凄まじい回答を導き出したのであろう♡ なんだか我が賢者がピーチクぱーちく囀っているが、感動にデカ乳を弾ませる俺に耳を貸す暇など無い♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「何、単純な話よ……母と言えばやはりここであろう」

 

「「はぅ゛ッ♡」」

 

「こんなドデカい物がありながら、有効活用しないなどと……我はもったいないことをしていた」

 

「し、してたじゃんかぁ♡」

 

「俺たちの、乳媚びにご満足いただけていなかった……?」

 

 我が勇者は、コイツと気が合い過ぎる……ボクの相棒に癖に。でも行動まではさすがに読めなかったらしい、それぐらいコイツの唐突さはあり得ない♡ あれだけいぢめたのに、まだ足りないのか。我が物顔で……いや、今や名実ともに所有物にされちゃったボクらのデカ乳を、ぐにぐに揉んで品定め♡ 

 

「しょ、しょうがないなぁ♡ 寝っ転がりなよ、君のだぁいすき♡ なヤツ、やってあげるからさ♡」

 

「おお、ケルマが素直にパイズリねだりを♡ ご、ご主人様っ♡ 俺も俺もっ♡」

 

「今は我のちんぽの話はしていない」

 

「……」

 

「くちびるが尖った……実は今までも、結構ノリノリだったのでは?」

 

「うるさいよ」

 

 ボクらの乳が好き過ぎて、いつでも引っ掴みたがるコイツ♡ ま、まぁ? もうボクの物じゃないから? 得意の睨みつけながらのデカ乳ちんぽマッサージ♡ それをせっかく提案してやったというのに、珍しくノーを突きつけてきた。なんだよ急に、いつもは素直になるまでボクをいぢめて無理やりやらせる癖に。

 

「魅力的な提案だったが……本来の役割を、今日は貴様らの乳に与えねばならぬ」

 

「何だ、お風呂に行きたいならそう言いなよ♡」

 

「雄様専用スポンジたる、自覚まであると言うのに。何故未だに強情なのか……これがわからない」

 

「ぬっ……! い、いや。デカ乳ちんぽ洗いソープではない」

 

「うーん、これも違うのかぁ……」

 

「でも後でやって欲しい」

 

「しょうがないなぁ♡」

 

 ならばもっとコイツが悦びそうな物……そうか、ボクたちで遊んで汗を掻いたに違いない♡ コイツは臭くて汚いオーガらしくなく、結構綺麗好きである。見てろよ、このやーらかいのでずりゅたぷ♡ むにむに♡ 洗い尽くしてやるからな♡ ちょっとちんぽが跳ねるが、予約に留まる……クソッ、また仕事が増えちゃった♡

 

「しかしご主人様。俺たちの乳に、他に使い道などありましたか?」

 

「あるだろう、最も重要な物が」

 

「くちづけしたいならそう言いなよ、イヤだけど♡ ほんとイヤだけど……んっ♡」

 

「うーん、キス待ち顔はかわいいんだよな。三人でするなら、俺もイヤではない♡ んっ♡」 

 

「くっ! 思わずキスしたくなる! 我慢しろ我、それはいつでも出来る!」

 

 二人ならんでデカ乳持ち上げ、くちびる尖らせても違うらしい。しかしボクの鷹の眼は見逃さなかった……太い舌が、牙が除く口からちょっとハミ出たことに。あと、ボクたちの肩を握る手がぶるぶる震えている。すごくしたいらしいが、鋼の意志で抑え込んでいる。何がコイツをそうまでさせるのかはわからないが、きっとそれが終われば無茶苦茶に貪られるのは明らかである♡

 

「む~……なんだよ、らしくないなぁ。いつもはボクらが覚悟をキメる前に、すぐにやるくせに♡」

 

「ケルマ、あまりご主人様を挑発してはいけないぞ♡ 躊躇うと言うことは……つまり、凄く凄いに違いない♡」

 

「す、凄く♡ 凄い……♡ ボクたちのデカ乳、壊れちゃうよぉ♡」

 

「なんだか我の知らぬうちに、ハードルがどんどん高くなっていく……」

 

「さっさとやりなよ、早く♡ ねぇ、早くぅ♡」

 

「俺たちはもう、待ちきれませんご主人様ぁ♡」

 

 語彙力がド底辺な我が勇者の言葉にも、思わず同意してしまうほどの乳疼き♡ 嫌がれば嫌がるほど、コイツは酷いことをする……冷徹な計算から、ずりずりむにむに♡ 自ら擦りつけ乳媚びしてやれば、きっと優しくしてもらえるに違いない♡ ぼ、ボクは相棒と違って打算ありきでやってるんだからなっ♡ 勘違いするんじゃないぞっ♡

 

「しょうがない、初めての試みゆえに慎重にやりたかったが……」

 

「「ふぁ゛ッ♡」」

 

「雄は度胸、まずはやってみるが吉ッ!」

 

「き、君が悩むとか♡ 似合わない、から……あっ♡ あっあ゛っ♡」

 

「あちゅいっ♡ 乳が熱いです、ご主人様ぁっ♡」

 

 いよいよ動き出したアホオーガだったが……なんだ、いつもと同じじゃないか♡ ワンパターンなんだよ、工夫と言う物が無い♡ いつものようにデカ乳纏めて引っ掴み、ぐにぐにぐにぐに揉み解す♡ すっごく気持ちいい……いや、屈辱だよ屈辱。ちょっと普段より指から伝わる熱が熱くて、光ってるだけ……いや待て、何故光る? これ、おなかに刻まれたのと同じヤツッ!

 

「よし……出来た」

 

「んぅ゛ッ♡ な、なんだよぉ♡ 驚かせやがってぇ……♡」

 

「あ゛ッ♡ ん? 数字が見えぬようですが?」

 

「いや、ガキを乳に仕込まれても困るであろうに」

 

「そうだよ、馬鹿じゃないの?」

 

「えー……これ、俺が悪いの?」

 

 そう、呪印である。ボクたちは乳がデカ過ぎて、鏡が無いと見えないが……『0』と言う数字が刻まれた、他の雌どもと違い未だ堕ちていないと言う証。それとは違う文様が、デカ乳に刻まれてしまっている。乳首を取り囲むように、黒い線が走り抜けて描くは炎のようなパターン。コイツ、いくら所有物だからって人の身体に勝手に……ちょっとカッコイイじゃないか、別に嬉しくないけど♡

 

「うぅむ、我ながらセンスが良い……これにはガキどもも、大喜びであろう」

 

「き、君以外に見せる気かい?」

 

「それはちょっと……俺たちの乳は、ご主人様専用ですぅ♡」

 

「ケルマだけではなく、マオもか……良いだろう、教えてやらねばなるまい」

 

「あっ♡ や、やっぱりっ♡ ボクたちの乳首を、デコりたかっただけだなぁ♡」

 

 うんうん頷き、しげしげと眺める……その視線を避けることは今のボクには許されず、所有物の証を刻まれたそこを突きだし身を捩ることしか出来ない♡ それは指を近づけられても、同じ……♡ お利口さんに腰の後ろで手を組み、背筋を伸ばして疼く乳先がいぢめられるのを待ってしまう♡ だって、そうされてしまったから♡ そして指先がそっと……♡

 

射乳()せ」

 

「「ふぉ゛ッ♡!?」」

 

「ちゃんと機能しているようだな……ぶっつけ本番だったが、さすがは我」

 

「お゛ッ♡ もぉ゛ッ♡ にゃ、にゃんでぇ゛ッ♡ でぅッ♡ でちゃってるぅ゛ッ♡」

 

「み、みるくっ♡ あぅ゛ッ♡ とまんにゃっ♡ んもっ♡ ンッもぉ゛ッ♡」

 

 優しく指先が触れただけ。それなのに、デカ乳がかぁっと熱くなり……迸る熱い奔流が、どぷっ♡ と中から溢れ出す♡ 乳内に溜まった熱が、どんどん流れ出してイくっ♡ さらにそれを助長するように、アクメスイッチと化したそこをシコつかされてはもうたまらない♡ びゅうびゅうびゅるびゅる、あり得ない物が後から後から乳白色にて床を汚す♡

 

「ガキが健康に育つには、栄養が不可欠であろう?」

 

「こ、これぼにゅうっ♡!? ボクたちの乳を、ミルクタンクにしちゃうなんてっ♡」

 

「ご主人様凄いけど酷いっ♡ ちゃんと孕ませてもらってないのにぃっ♡」

 

「雄に二言は無いと言ったからな。なので貴様らの乳を、先にママにしてやった……それと」

 

「「んもぉ゛ッ♡」」

 

 ボクらが半端な片角折れた、ガキを孕めぬ雌モドキだからって♡ ボクが諦めないからって、ボクの意志を尊重して自分の意志も曲げずに……コイツは道理の方を曲げやがった♡ オーガの秘奥たる呪印を刻み、ガキ産み部屋が新品なままにデカ乳だけをママにする♡ そのあまりにも唯我独尊な振る舞いは続き、悶えるボクらのミルク蛇口が指先で閉じられる♡

 

「もう水で喉を潤すのは飽きた。大好物なのでな……ガキどもの前に、我が存分に味見をしてやろう」

 

「け、結局自分が飲みたいだけじゃないかっ……んもぉ゛ッ♡」

 

「んっ……ううむ、ねっとり。こちらはどうかな」

 

「もぉ゛ォ゛~~~っ♡ う、うれしひぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡」

 

「ごくっ。こちらは爽やか……貴様らの乳は美味すぎるッ! ママ才能花丸大満点ッ! じゅるるっ!」

 

「「んもぉ゛ぉ゛ッ♡ お゛ッお゛ッ……ンっもぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」」

 

 勿体ない精神を発揮して、告げるはやはり我欲の塊♡ 乳腺ごと引っこ抜かれるような勢い吸い付かれ、ごくごくごくごく喉を鳴らされ♡ ボクたちの雌ミルクの味をテイスティングされ、感想まで言われてしまう♡ だがつよ雄暴虐はそれにとどまらず……味比べに飽きたのか、纏めて二つのデカ乳にかぶりつく♡ 豪快なるブレンドミルク飲み放題の、開催が決定された瞬間だった♡



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やっと告げられた本当の気持ちと、鳴り響くアラート

「ごくっ……うむ、満足」

 

「はぁ゛ぁ゛ぅ゛……♡ や、やっとぉ♡」

 

「乳がしぼむかと、思ったぁ……♡」

 

「まだ余裕があるように見えるがな」

 

「「……♡」」

 

 雄様による、初乳独占ガブ飲み祭りは熾烈を極めた。正当なるガキ孕み手順を経ていなかったためか、後から後からとめどなく溢れ出し続けるミルク♡ それを乳腺を内側から掘削するような勢いで、楽しまれ尽くしてはもう堪らないし止まらない♡ おくちが離された後も、とろとろ……♡ ぷぴゅぅっ♡ と甘ミルクが零れ続ける、ブッ壊された蛇口と化した乳首♡

 

「やはり我の眼に狂いは無かった。貴様らの乳があれば、ガキどもが腹を空かせることはあるまい」

 

「や、やだぁっ♡ ガキどもに飲ませるの、だめぇ♡」

 

「む? 何故だ。それが本義ではないか」

 

「だってぇ……♡ その、あの……♡」

 

「ハッキリと言え」

 

 そんなママ適性の塊をブラ下げておきながら、授乳を嫌がる我が賢者。オドオドと上目遣いで告げるは、その乳首から垂れ落ちる乳白の如き情けなき許し乞い……だが俺も全面的に同意である。不思議そうに見下ろしてくる雄様は、恐らく理由を告げねば決して許してくれぬだろう。相棒の白い頬が紅潮し、呟くはママ失格の根拠♡

 

「多分……いや絶対に、イッちゃう♡」

 

「は?」

 

「授乳したらアクメするって言ってるんだよッ! 君のせいでよわよわになっちゃったんだよ、分かれよ馬鹿ッ!!」

 

「なんと……! それは真か、マオ!?」

 

「ま、間違いありませぬ♡ ガキ一人につき、数十回はイかされてしまうでしょう♡」

 

「OH……」

 

「「んぉ゛ッ♡」」

 

 唖然としてオーバーなリアクションを取る雄様。そのくちびるが窄まるのを見るだけで、ミルクがとぴゅんっ♡ と噴き射乳()る我ら♡ 完全に噴乳アクメが癖になってしまっている……このありさまでは、和やかな授乳など夢のまた夢。ガキどもにアクメ狂わされてしまい、デカ乳パイ飲み集団レイプの被害雌になってしまう♡

 

「うん、嘘ではなさそうだな。ふぅむ……さすがにガキとは言え我の妻が、我以外にヨガらされるのは気にいらぬ」

 

「でしょ。わざわざこんなのボクらに刻んでおいて、当てが外れたなざまぁみろ♡」

 

「致し方ない……かくなる上は、こうする他あるまい」

 

「へっ? ンッもぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~っ♡♡♡」

 

「ごく、ごく……」

 

 雄様の独占欲を煽ることにより、なんとか思い直して頂く試みは成功した。そのまま調子コいて自らの乳呪印を指さし、煽り散らす我が賢者であるが……つかつかと歩み寄ってきた雄様に、デカ乳引っ掴まれて大噴乳♡ そのまま乳首を上向かされて、ミルクの味を楽しまれてしまう♡ 当然だ、だって……♡

 

「にゃ、にゃんでぇっ♡ これ以上弱くされちゃったらぁ♡」

 

「なぁに、気にすることはない。我だけが妻を堪能する分には問題ないであろう? がぷっ」

 

「あ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぁ゛っ♡」

 

「じゅっ! じゅうぅっ! ごくごくごくっ!!」

 

「むぁ゛う゛もッ♡ うンも゛ぉ゛~~~~~~~~~ッ♡♡♡」

 

 かじりついてデカ乳もぐもぐ♡ ガキどもに分け与えることを諦めた、そのパイ飲みに容赦などゼロ♡ ついにはちっちゃな身体をデカ乳だけで吊り上げて、これは自分の物だと主張するパパ独占の決意表明♡ 我らのデカ乳はガキども育むためではなく雄様専用ミルクサーバーとして扱われることが確定してしまった♡

 

「ぷはっ……これからは、食卓に水を用意せずとも良い。こちらの方が美味いからな」

 

「へっ♡ へぁ゛ッ♡ ぼ、ボクらを飲み物に♡ しちゃう気だなんてぇ♡」

 

「さらに充実した食事が楽しめそうだ……さて」

 

「んっ♡」

 

「貴様のミルクが美味すぎて、我は夢中になってしまってな……些か口が疲れたのだが、飲ませてはくれまいか?」

 

「え、ええっ♡」

 

 ようやく満足したように、地面に降ろしてもらえた我が賢者であるが……雄貪欲は、留まることを知らぬ♡ お食事の時間にお貢ぎさせて頂くのは、当たり前のことであるし……ついには自らのおくちすら動かさず、ミルクの自主的奉納すら要求する♡ 

 

「しょ、しょうがない♡ 君に好き勝手されるより、ましぃ……♡ ど、どうぞ♡」

 

「もっと愛情が欲しいな」

 

「んぉ゛ッ♡ ど、どうしろって……」

 

「ケルマ、決まっているではないか♡ く・ち・う・つ・し♡」

 

「そ、そんなイヤらしいことっ♡ あ゛ひぃ゛ッ♡ つ、つっつくにゃぁっ♡ わかった、わかったからぁっ♡」

 

 乳いぢめで言い聞かされた我が相棒は、それすら断れずたぽりと持ち上げ乳先を口元に♡ それでもなお、とんでもなく不十分♡ よわ雌として当たり前の、乳捧げのマナーは柄の悪い食堂の客のように♡ テーブルをコツコツ叩くような仕草で、乳頭叩かれミルクと共にとっぴゅんっ♡ 駄目出し♡ 

 

「ではよろしく」

 

「う、うぅ……はぷっ♡ じゅ、じゅるるっ♡ じゅる、じゅるぅ……♡ んっ♡」

 

「良く出来ましたッ! 可愛すぎるぞ、覚悟しろっ! あむっ! んべろっ、れろれろじゅッパァッ!!」

 

「むっぐぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「ご、ご主人様ッ♡ 次ッ、次俺の番ッ♡ ンッ♡ ん~~~っ♡」

 

 正解は……自らクソよわ乳首を咥え、ミルクを吸い出すセルフパイ飲み♡ ガクガクと脚が震えてトロ蜜がぷにあなから垂れる、オナニーの如きママがやってはならぬ淫ら過ぎる艶姿♡ それに興奮した雄様が、ちっちゃな身体を抱え上げ……胸板でデカ乳潰してミルクが溢れる、搾乳ハグにて正解を表現しつつ貪り尽くす♡ 見ているだけでミルクが溢れる、もう俺も我慢むりっ♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「ゆ、ゆるしてぇ……♡ ボクの乳、もう限界にゃのぉ♡」

 

「何度も聞いたが、まだイけるだろう? まぁ……マオについては、確かにそうだ」

 

「ぷぴっ♡ ぷぴゅぅ……♡」

  

「す、水死体だってもっとマシぃ♡」

 

「幸せそうだがな」

 

 ヤバいヤバいと何度も思ったが、今度こそリミットオーバーである……何せ隣に転がる我が勇者など、積極的に過ぎて陸上で溺れてしまったのだ。自らのミルクでおなかが膨らみ尽くした挙句、鼻から噴き出る乳白噴水♡ ぼ、ボクたちの乳がデカいからって体積的におかしいだろっ♡ 呪印って、物理法則まで無視できるものなの……?

 

「も、もうミルクでないから♡ 嘘じゃないぞ、ホント……ンギュッ♡」

 

「我は悲しい、妻が夫に対して虚言を吐くなどと」

 

「ぅ゛もぉ゛~~~ッ……♡ つ、つぶれぅ゛ッ♡ ごめんなひゃいっ♡ ボクが悪かったですぅ゛ッ♡」

 

「よし」

 

「ぶンギュッ♡♡♡」

 

 こ、コイツ本当にあり得ないッ♡ このボクが、ドゲザまでして許し乞いしてるって言うのにッ♡ でっかくて重い足裏が、証拠を無理やり搾り射乳()す♡ ぶぴぶぴびゅるるっ♡ と、破裂音すら鳴らしながら、足踏み搾乳されちゃって♡ 致し方なく非を求めたら、全身で圧し掛かって来たぞ重いんだよカスッ♡

 

「ところでな、ケルマ。乳だけママになった気分はどうだ?」

 

「さ、さいあくぅ……♡ 順序が逆だろ、頭悪すぎぃ♡」

 

「我もそう思う。だが今からでも遅くない、そうも思わぬか?」

 

「それって……ひゃぅ゛ッ♡」

 

「わかるな?」

 

 圧し潰されたままに、いつも通り憎まれ口を叩くと……まさかの同意。コイツ自分がアホだって気づいてたんだ、我が勇者にも見習ってほしい。けれど続く言葉には、何も言い返すことが出来なかった。だって……同意を求める振りして、明らかに強制♡ コイツの硬くて熱い意志が、ボクの大事な部分に突きつけられている♡

 

「わ、わかん。ない……♡」

 

「そうか」

 

「んぉ゛ぉ゛ッ♡!? しょ、しょこちがっ♡」

 

「そうだな」

 

「お゛ぁ゛ぁ゛ッ♡ め、めくれるぅ゛ッ♡♡♡」

 

 惚けてみせるも、代償はあまりにもデカ過ぎた♡ そう……いつもよりもヤバい膨らみきった亀頭が襲ったのは違う穴♡ ボクのガキ産み部屋を裏からド突く、ケツハメにて不正解を咎められる♡ さ、さっき言ってたけどマズいっ♡ 慌てて指摘すると、抜かれる際の音がぐっぽぉんッ♡ 頭のてっぺんから爪先まで、痺れるような凄まじい衝撃♡ 

 

「では正解は?」

 

「そ、それはぁ……♡」

 

「早く答えてくれぬか」

 

「お゛ッ♡ ごめッ♡ う゛ぉ゛ッ♡ ヤベッ♡ けちゅっ♡ こわれぅ゛ッほぁ゛ァ゛ッ♡♡♡」

 

「まぁ我は構わん。妻の面倒を見るのに、喜び以外が有る物か」

 

 何度もされれば、肛門括約筋が破壊されるのは間違いなし。だがコイツの辞書には、躊躇いとか容赦とかの単語は記載されていないらしい……いや違う、わかってやってるっ♡ 耳元で囁かれるは、ボクの尻穴が閉じなくなっても構わないと♡ 自分が責任を取ってやると、要らないケツ意が拷問のようにぐぽぐぽぐぽぐぽ抜き差しされ続ける♡

 

「やだぁっ♡ 犬だって我慢できるのにぃっ♡」

 

「なぁに、今と大して変わらん。小も大も同じことであろう?」

 

「細かくないっ♡ 絶対細かくないよ、大違いだよぉっ♡」

 

「我は貴様らとの連れションが、いつも楽しみでな」

 

「へ、変態ッ♡」

 

 コイツは本当にやる、有言実行し過ぎるのだっ♡ だって小便だって、もう管理されちゃってるっ♡ コイツがしたくなったら、ぷにあな入口に指を引っ掛けられて嬌声連行♡ 片足ずつ腰ごと引っ掴まれた、I字バランスの態勢で♡ 三人並んでじょろじょろアーチを描く、恥ずかしすぎるトイレの時間がもっともっと酷いことになってしまうっ♡

 

「それが嫌ならば、素直になることだな」

 

「う、うぅ……♡ い、いれて♡」

 

「どこにかな」

 

「いぢわるだな、性格悪いッ♡ ぼ、ボクの♡ ちっちゃな穴に……♡」

 

「つまりケツか?」

 

「んぉ゛ぎゅッ♡」

 

 言葉を濁そうとしたら、ケツ穴をぐりぐりされつつひっくい声で脅される♡ さらに体重を掛けられて、絶対に逃げられない事実が重くのしかかってくる♡ こんなの逆らえるわけない、いつもよりねちっこくて……感じる本気の感情が、ボクを素直にさせてしまう♡

 

「正確に言わぬと、またちんぽが滑るな」

 

「ひぃんっ♡ ま、前っ♡ ボクのぷにあなに、ちんぽハメハメッ……んっぎょぉ゛お゛ッ♡♡♡」

 

「焦らし過ぎだぞ、反省しろっ!」

 

「お゛~~~っ♡ お゛ひぃ゛ッ♡ にくりっ♡ ちぎれぅ゛ッ♡ ぐりぐりらめぇ゛ッ♡♡♡」

 

 ボクは甘く見ていた……コイツの真剣具合を♡ 待ちかねたとばかりに、ずっぽしブチ込まれた亀頭がぐりぐりねっとり回される♡ ボクの膨らみきり狭まった肉輪が、ミチミチ限界以上に拡げられてお潮が全然止まんないッ♡ 挿入だけでいつもの数倍頭がブッ飛んじゃうほどに、ムカつきちんぽがエゲつない♡

 

「では、ぬぅ゛ッ……!」

 

「お゛ぅ゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛……♡」

 

「相変わらず狭いな……! 食いしばり過ぎだぞ」

 

「はぅ゛ッ♡ はぁ゛ぅ゛ッ♡ ふぉ゛ッ♡♡♡ はぁ゛~~~ッ♡ ひぃ゛ぃ゛……♡」

 

「うむ、ようやくか」

 

 カミソリみたいなカリ首が、ようやく肉輪を超えてもボクの地獄は終わらない……びっきびきに浮かんだ血管が、油断して閉じようとした肉輪をじっくりケズってマゾアクメ♡ 永劫に続くかのようなぷにあな掘削は、ミリ単位でボクをイかせ続けてしまう♡ ようやくおなかの奥にたどり着いたころには、もう息なんて絶え絶え♡ 

 

「いつもより、ふとぃぃ……♡」

 

「貴様らのミルクは、栄養も素晴らしいと言うことだな」

 

「も、もしかして。これから毎日なのこれぇっ♡」

 

「うむ。あの味を知れば、もう飲まぬという選択肢はない……それに」

 

「んぎょぎょぎょぎょっ……う゛ぉ゛ぐぅ゛ッ♡♡♡」

 

 堪らず零す感想に対する答えは……これがこれからの、デフォルトになるという信じがたい事実。ボクらからワガママに搾乳したミルクで、ボクらをいぢめるちんぽをグレードアップさせるだなんて♡ コイツばかりが得をして、損をさせられ続ける一方搾取。けれども文句を言うことすら許されず、至極ゆっくりな一往復であっさり脳がバチつき焼き尽くされる♡  

 

「このようなクソ狭い穴で、ガキが産めるわけなかろう? ちんぽを絞首刑されている気分だ」

 

「う、産む気ないもんっ♡」

 

「ふむ」

 

「んぎゅっ♡ む、無駄だぞぉ♡ いくら責められたって、ボクはぁ……」

 

「うむ、そうなる……我が望まなくともな」

 

「はへっ!?」

 

 コイツが動かずとも体内に感じる異物感は、みちみちとボクの身体を内側から拡張し続ける。これで腰を思い切り動かされたら……そして肉輪から勢いよく抜かれたら、酷いことになってしまう♡ 地面で潰れたデカ乳嬲られ、搾られると連動して肉輪が引き締まる♡ 激悦を耐えるために口走った減らず口が、恐ろしいことに全面的に肯定され、た?

 

「何せカリ首が肉輪に引っかかってな……どうにも抜けそうにない」

 

「う、うそっ……」

 

「本当だとも、このように」

 

「ふぎぃ゛ッ♡ う゛ンぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡♡♡ はへっ♡ ふへぇ゛ぇ゛ぇ゛……♡」

 

「よしよし、無理をさせたな。すまなかった」

 

「あたまぁ……♡ なでんにゃぁぁ……♡ ふぅ゛ッ♡ ふぅ゛ぅ゛ッ♡」  

 

 進化した肉槍は、魔性の銛と化してしまったのだ♡ 雌の穴に喰いついたら二度とは離さぬ、エグ過ぎる返し。腰を引かれるとそれが残虐に肉輪に食い込んで、引き抜けぬままにアクメ声だけが搾り出されてイくっ♡ 少し腰を進められて、やっと解放された。ご機嫌取りのなでなでに、きゅっ♡ きゅっ♡ と軽く締め付け抗議してしまう♡

 

「我は妻を虐待する趣味は無い……あまり激しく動くことが出来ぬ」

 

「や、やったらブッ殺すぞぉ♡ 肉輪取れちゃうッ♡」

 

「うむ、これが無ければ抜けるかもしれんのだが……諦めるつもりはないのだろう?」

 

「当然だろ♡ ボクは絶対に、雄に戻るのネバーギブアップだ♡ 角折るの禁止っ♡」

 

「つまりだな、八方塞がりと言うことだ。貴様のクソ狭ぷにあなは、我を離してくれる気配がない」

 

「う、うぅっ♡ まるでボクの身体が、悦んで君のちんぽをもてなしてるように言うなぁっ♡ ぅ゛ぎゅぅ゛ッ♡♡♡」

  

 いつでもボクを大喜びでいぢめる癖に、今さら常識的なことを言う♡ 頭の悪いコイツがそう言ったということは、純然たる事実と言うことだ……残った角を折られるまでもなく、ちんぽで前立腺をブッこ抜かれて完全雌にされてしまう♡ 甘やかな破滅の気配が総身をゾクゾク駆け上り、ちんぽを前立腺で引き締めて肉輪命乞いアクメが止まらないッ♡

 

「しかしケルマよ、これは難題だ。何せ我のちんぽは、愛する妻に夢中……勝手に萎えることなど、期待が出来ぬ」

 

「君のちんぽだろぉ♡ 大人しくさせなよぉ♡」

 

「無理を言うな、出来ぬのはわかっているだろう?」

 

「んぎゅぅ゛ッ♡ んごぉ゛ッ♡」

 

「そう……」

 

 ボクがこんなに苦しんでるのに、コイツの声は冷静なまんま。クソつよ雄の自分勝手な生態を、ボクみたいなよわ雌に強いるとかマジで酷いッ♡ い、いやいやまだボクは雌じゃないっ♡ でも納得させられる♡ デカ乳掴まれとっぴゅんっ♡ ミルクを搾りながら態勢を嬌声変更♡ ボクの自重でガキ産み穴をブッ潰す、背面座位の格好にされてしまった♡

 

「貴様のここも、おおいに同意するところだ」

 

「ぴぃ゛ぃ゛ッ♡ クリちゃんごしごしやめれぇ゛ぇ゛ぇ゛~~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

「それに我が一つなのに対して、貴様は三つもそそり勃たせておいて我を咎めるなど……不公平ではないか?」

 

「んひぃ゛ぁ゛ッ♡ お゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛んもぉ゛ッ♡ ンッもぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡♡♡」

 

「こんなに射乳()しても、こちらも萎える気配が皆無だ。わかったか?」

 

「へっ♡ へっ♡」

 

 そこからのトドメ……躾けられて皮まで剥かれっぱなしの、ちんまりとした雄名残♡ ぴんぴんと必死に勃起したそこの、不遜な態度を雄指で摘ままれ咎められて潮がぶしゅぶしゅ溢れ出る♡ それだけでもオーバーキルなのに、射乳癖の着けられたデカ乳先端まで虐待♡ 三か所から淫猥雌蜜噴き上げて、舌ピンしたボクは反論すら出来はしない♡

 

「さ、仲直りのキスだ。協力してくれるな?」

 

「んちゅっ♡ れるれりゅ……♡」

 

「んっ。よし、同意は得られたな」

 

「でもぉ……ちゅっ♡ ちゅっぱぁっ♡ どうするのさ♡ んちゅっ♡」

 

「何、簡単なことだ。性急な解決が見込めぬのであれば、二人でゆっくりと解消しようではないか」

 

 こんなの逆らうとかできっこない♡ 微笑む顔を見上げて、舌をねっとり絡ませて許して♡ とおねだりしちゃう♡ 手を抜いたら、また雌弱点いぢめられてしまう……♡ ボクは冷静に判断して、くちびる捧げて全面降伏♡ でもこれからどうするのかは、賢いボクでもわからない……だからくちづけ継続で、コイツに任せてしまっちゃおう♡ あ、やった♡

 

「や、優しいのは嫌いじゃない♡ 君もたまには気が利くじゃないか♡ ちゅっ♡」

 

「ふふ、そう褒めるな。調子に乗ってしまうだろう?」

 

「ふぉ゛ッ♡ ちんぽイラつかせんにゃぁ゛っ♡」

 

「すまぬな、貴様がかわいいのが悪い」

 

「褒めても何も……ンぅ゛ッ♡ 射乳()るぅっ♡♡♡」

 

 宥めてもすかしても、ヨイショしてもおなかの中で膨らむ暴れん棒♡ コイツはボクがどんな態度を取っても、笑顔を決して崩さずにちんぽだけを猛らせる♡ 余裕ぶってムカつくが、ボクだってコイツを責められない♡ だって……低い声で賞賛されるだけで、とぴゅんっ♡ と無刺激射乳してしまう♡ コイツが何をしても悦んじゃう、素直過ぎる雌肉体にされてしまったんだっ♡

 

「ふふ、何もせずとも心地よい」

 

「ぼ、ボクをちんぽケースにして満足すんのやめろぉっ♡」

 

「すまぬ、では優しく愛してやろう」

 

「ンぎゅっ♡ へっ? そこ……?」

 

「ここならば、貴様もそこまで苦しくないだろう?」

 

「ンぁっ♡ そ、そう♡ だね♡」

 

 デカ乳でもぷにあなでもクリでも、ケツ穴でも♡ ヨガり狂ってしまうボクに気を使ったのか……すりすりと擦られるのは、おなか。デカ過ぎちんぽでぼっこんっ♡ したそこを気遣うような、丹念なる指遣い。皮膚の上から亀頭を刺激しても、コイツもボクもあんまり気持ちよくないはず……その、はずなのに。 

 

「しかし生命の神秘だな……ちっちゃなここに我のガキが入るなど、とても信じられん」 

 

「産まないってぇ♡ 言った、だろぉ……♡」

 

「そうか、それは残念だ。気が変わってくれると嬉しいのだが」

 

「んひっ♡ む、無駄だぞっ♡ んぁッ♡ んきゅっ♡」

 

「きっといいガキが産まれる、素晴らしい孕み胎なのにな」

 

 指が亀頭の輪郭なぞるたびに、ガキ産み部屋を潰すそれが威圧感を増しておなかがかぁっと熱くなる♡ 耳元に囁かれるのは、どうしてもボクにガキを産ませたいという懇願の体を取った…脅し♡ 丁寧に丁寧にじっくりと、淫欲を煮込まれていくボクのおなか♡ いつもみたいにイけなくて、たどり着けない絶頂がもどかしい♡

 

「ちゅ、ちゅっ♡」

 

「おや、これは嬉しいサーヴィスだ。これは我も真心をさらに籠めねば」

 

「んぉ゛ッ♡ こりこりすんなぁ……♡ ひと思いに、やれよぉ♡」

 

「だが断る。二言は吐かぬのでな」

 

「んきゅっ♡ れろっ……♡ ふぅ、ふぅぅ♡」

 

 こんなんじゃ、いつもみたいにおなかで激しくちんぽをシゴかれた方がマシ♡ 自分勝手な鬼畜セックスを、くちづけしてねだっちゃうぐらいの甘すぎる地獄♡ 天国に頭がフッ飛んでいってしまう、いつもの乱雑なぷにあなド突きが欲しい♡ このままおなかを責められては、きっとボクは……♡ 指がなぞるのは、雄の時には無かった器官♡

 

「乳だけではなく、ここにも本来の役割を与えてやりたい」

 

「や、やだぁっ♡ ミルク射乳()すのはしょうがないけど、そっちだめっ♡」

 

「ふむ、どうしてもか?」

 

「う゛ぉ゛ッ♡♡♡ お゛ッお゛ッんのぉ゛ッ♡ ら、らんぼうだめっ♡」

 

「おっと、いかんいかん」

 

「へぅ゛ぅ゛……♡」

 

 今わかった……コイツ、ボクをここで完全に堕とすつもりだ♡ 指がねっとりシゴくのは、ガキ産み部屋では無くその上。そう……卵巣♡ 気づいたボクが慌てて止めようとすると、食い込みちんぽまでもがガキ産み部屋を脅し付ける♡ たまご排卵()せっ! 早くしろっ! と言わんばかりに両方合わせてぐぅりぐり♡

 

「まぁ時間は鬼ほどある。ゆっくりと合意を結ぼうではないか」

 

「な、なんでそんなにボクに♡ ガキを産ませたいんだよっ♡ 他にもいっぱい居るだろぉ♡」

 

「何だ、気づいていなかったのか」

 

「えっ?」

 

「ケルマ、よく聞け。我はな」

 

 ようやく止めてくれたけど、野太いくちびるがボクが助からぬことを告げていた。強くはしないのだろう……諦めるまで、ずっとずっと優しく責め続けるつもりだ♡ でも本当に分からない、ガキを産ませるだけなら他の両角を圧し折った雌どもでいいはずだ。片角だけの半端雌なボクに、こだわる理由が分からなすぎる。

 

「な、なんだよぅ」

 

「貴様が最高に好みなのだ。我の初めてのガキは、どうしても貴様に産ませてやりたい」

 

「えっ」

 

「そのために、他の妻どもを待たせている。我は初志を違えるつもりはない」

 

「な、何でッ! 何でボクなんだよっ!」

 

 ずっと疑問に思っていた。コイツはいつでも、好き放題ガキを仕込めるし産ませることが出来る。それなのに呪印を悪用して、初めての産声を我慢させ続けている。集落に響くのは、コイツの血が繋がらぬガキどもの声だけ。本当は自分が仕込んだガキの方が愛しいはずなのに、コイツはずっとずっと我慢していたんだ。

 

「貴様の強気なところも、我に逆らい続ける傲慢さも。決して折れぬ気高き意志を、我は心底愛しているのだ」

 

「雌らしくない部分ばっかり……君、趣味が悪すぎるよ? それに、ボクは絶対に諦めない」

 

「そう、それだ。そのサファイアの煌めきが、濁るなど許されぬ。だから貴様の角を、どうしても我は折れぬ」

 

「そのままのボクを、手に入れたいから……?」

 

「うむ、強欲なのでな。我が手に入れた中で、もっとも価値の在る物。きっと我は、貴様に出会うために産まれたのだ」

 

 コイツマジであり得ないッ♡ ボクが欲しすぎるから、ボクを全部手に入れられない。ガキを産ませるためには、ボクを完全な雌にする必要がある。でもそれは、ボクの価値を損なうことだと考えている……永遠に本願を成就出来ない、あり得ないほどの頭の悪さ。コイツは自分を決して曲げない……ボクにガキを仕込めぬままに、笑ってその生涯を終えるのだろう。

 

「き、君さ。わかってる? ボクの残った角を折らなきゃ、君の望みは決して叶わない」

 

「頭が悪くてな。呪印を刻むのも考えたが……我は貴様の意志で、我のガキを産んでもらいたいのだ」

 

「わ、ワガママすぎる。無理難題、押し付けすぎぃ……ボクにどうしろって言うのさ」

 

「簡単だ」

 

「……?」

 

 何もかも諦められない、強欲の化身。ワガママ放題のはずなのに、本当に望むことには手を伸ばせない自縄自縛。見上げた勇敢さの塊たる、黒いまなざしが不安げに揺れる……いつも断言する野太いくちびるが、わなないて二の句を告げない。初めて見せた躊躇いは、嘘を吐かぬコイツの本当の気持ちを吐き出すため。

 

「どうか我を、愛してくれないか……ケルマよ、そのままの貴様が、丸ごと全部欲しい」

 

「あっ」

 

「選んでくれ。我は貴様が手に入らぬのなら、命も要らぬ」

 

「こ、これっ! ま、待ってッ! それを言っちゃ駄目だっ!」

 

()()()

 

 そっと手に握らされるは、小さな小さな小瓶。奇跡の霊薬をその中に収めた、それを渡されて……吐き出された言葉は、待ち望んでいたたった一言。足りぬ頭で必死に考えて、考えて考えて……コイツは委ねたのだ、全てをボクに。何もかもをも犠牲にして、手に入れたいと思った唯一の物。それに全てを託すことにした、潔すぎる決断。

 

「ボ、ボクは……どうすればいい?」

 

「望むままに」

 

「君を殺すかもしれないんだよ?」

 

「抵抗はせぬ」

 

「……ああ、君は」

 

 なんて……雄らしいんだろう。

 

『て、敵襲ぅぅぅっ! 竜が、竜が攻めてきたぞぉっ!!』

 

「ヌッ!? いかんっ!」

 

「ほへっ? ンッぎゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~~~~~~ッ!!」

 

「すまぬケルマッ! 続きは後でだっ!」

 

「君ってホントあり得ないッ!」

 

 感動台無し。ボクが決断せぬままに、集落に鳴り響いた警鐘と叫び。即応した馬鹿に肉輪から無理やりちんぽを引っこ抜かれて、ぽいと乱暴に投げ捨てられる。確かにうん、しょうがないよ? しょうがないけど、雰囲気って物があるんじゃないかな。あといつでも抜けたんだね、騙したんだな殺すわカス。ボクは純粋なる殺意を秘めたままに、後をがに股で追うことにした。



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急遽始まる怪獣決戦……手に入れた、大団円へと続く鍵

『おお、やっと揃ったかのう? ……なんか部外者と思しき汝、何故裸なの? 妾を舐めておるのかや?』

 

「何だ貴様、我の一世一代の告白を邪魔しおって!」

 

「ぬぅっ! キャラが被っておるッ……!」

 

「落ち着け我が勇者ッ! 一人称と二人称が違うッ!」

 

「うむ、非常事態だな」

 

「りゅ、竜が何で集落にッ!?」

 

 佇む全裸。それに相対するは、取り巻く小山を超えて山脈が如き威容。赤く煌びやかに輝く鱗と、流暢なる人の言葉。竜どもを引き連れた古竜が、集落に攻め入ってきていた。いやコイツ、この状況でよくガンを着けられるな……明らかな大ピンチにもかかわらず、ボクの返事を聞けなかったことに滅茶苦茶キレ散らかしている。

 

『古き約定の履行が出来ぬゾマケーマを、滅ぼしに参った。一切合切残さずに、全てを灼き尽くしてくれよう』

 

「む? 何のことだ?」

 

「我が賢者よ、約定の内容って何じゃっけ」

 

「竜と戦うこと。それ以外にないよ」

 

『そう、それじゃ。汝らの祖が妾と結んだ、神聖なる盟約。ゾマケーマは我らと戦わなければならぬ』

 

 だが相手もそれに負けぬぐらいに怒っている……蒸気を鼻から噴き出して、問い詰める口から漏れるは紅く輝く焔。灼炎竜の白い焔よりも、見た目の温度は低く見えるが……わかる、比較にもならないほどにこちらの方が危険だ。離れているのに肌が灼ける、浄滅の焔がボクらに狙いを定めている。だが……疑問がある。

 

「えっ? ボクらの祖先は、神と約定を結んだんじゃ……!」

 

『永き時の果てに、失伝してしもうたかのう? それとも隠したか……知らぬならば、教えてやらねばなるまい』

 

「め、メモしないとっ! レリュー、紙とペンをっ!」

 

「お師匠様は、こんな時にもブレないですぅ……ちょっとは空気読んでくださぁい」

 

 口伝と違うのだ。神と結んだはずの契りは、竜との間に結ばれていたという信じがたい事実。知的好奇心の塊たる、補佐が眼鏡をすちゃりと掛ける。そして求めるは、筆記用具の類。どうやら記録するらしい……仕方なさそうに手渡すド鬼畜シスターは、声も出せぬ様子のガキどもを後ろに隠している。包囲から脱する自信が無かったのだろう、正しい判断である。

 

『始まりはそう、一人の生贄であった』

 

「生贄……? 益荒男ではなく?」

 

『違うのう、か弱い人の子であったが……そやつが妾に提案したのじゃ、至上の遊戯をのう』

 

「遊びだって!?」

 

『そう、永き生に飽いたこの身が飛びついてしまうほどに。魅力的なゲームじゃよ、末裔よ!』

 

 生贄……身代わりの羊。我らゾマケーマが容認し得ぬ、竜に捧げる供物が始まりだったと言うのか。興奮した竜の発する熱がさらに高まり、その体躯の下に敷いた青草が発火する。その威容に対して、無力な角も生えていない我らが祖先は、何を告げたというのか……予感はある、あるが信じたくはない。

 

『大した度胸じゃったよ、まさに勇者と言えようぞ! まさかまさか……生贄を捧げる代わりに、我が愛し子らと戦い妾の永劫の無聊を慰めようとは!』

 

「まさか、俺たちの角は……!」

 

()()よ! 詰まらぬじゃろう、やる気があるとは言え弱者を嬲るのは! 汝らは妾の力の欠片を以て、妾の末裔と戦っておったのじゃ!』

 

「なんだって……ボクたちは、竜の遊び道具だったっていうのか!?」

 

『道具ではない。遊び相手じゃよ……そして対等に遊べねば、ゲームとは言えぬ。妾が与えた角を奪い合う、闘争の交わり! 生贄などとは比べ物にならぬ、素晴らしい娯楽であった』

 

 祖先は嘘を伝えてはいなかった。コイツは……神だ。運命を支配して、盤上で踊る駒を弄び笑う邪悪なる神。すなわち、『神竜』。始まりにして、終わりを告げる者の高らかな笑い声が集落に響く。耳障りなそれに対して、耳を塞ぐことが出来ない。弱き我らに出来るのは、膝を折って屈することだけ。

 

「だが……貴様の自慢の竜どもも、命を散らしていたではないか!」

 

『当然じゃ、それが闘争じゃろう? 無益に永らえるより、楽しく遊んでくたばった方が幸せではないか』

 

「角を失うと雌に変わるのは、もしかして」

 

『面白いじゃろう? おやおぬし、片角が残っておるな……いかぬぞ、それは妾が定めた禁忌じゃ』

 

「なん、で」

 

『紅きこの身であるが、白黒はっきり付けるのが好みでのう! 強くあらねば弱くなれ、半端な物など要らぬのじゃよ!』

 

 ボクたちはおもちゃだった。神竜に与えられた力で強くなり、それを奪われると弱くなる。産まれてから死ぬまで、竜の手のひらの上で踊り狂い続けるからくり人形。

 

『そして全てが弱くなってしもうたから、継続は無理と判断したのじゃ。寂しくはあるが……ちゃんと片づけをするまでが、遊戯じゃろう?』

 

「そうしてまた、新たなゾマケーマを創るのか!」

 

『創るとも。妾こそが、神竜デアエクスドラゴ……全てを統べる、運命の支配者である』

 

「黙っていればべらべらと……よく聞けよ貴様」

 

『むぅ?』

 

「あっ♡」

 

 だがそこに、たった一つの異物が存在した。盤上に存在する、神が用意した駒以外の者。たった一人で立ち尽くしたソイツの不遜なるまなざしが神竜を貫いて、ついでとばかりにボクの身体を抱きすくめる。赤銅の肌から伝わる温もりは、怯え竦んだ心を解きほぐす。

 

「とってもキュートであろうがッ! 我の妻を侮辱するな、このトカゲ風情がッ!」

 

『と、トカゲ? ……被造物をどうしようが、妾の勝手じゃろう。そこを退くがいい、それとも……汝が、妾と遊ぼうと言うのか?』

 

「当たり前だ。我の妻だ、我が守らねばならぬ」

 

「き、君さ。自分だけ逃げようとか考えないの? きっと、君だけなら見逃してくれるよ」

 

「我は勇者だ。それに……貴様の居ない我が生に、何の価値が有ると言うのだ」

 

 そうして上げた高らかな雄たけびは、まごうこと無き宣戦布告。コイツは馬鹿だ、本当に馬鹿……馬鹿過ぎて、ボクらを見捨てるとか考えもしないのだろう。どんなに相手が強大でも何一つ諦めない、その姿こそが……本当の勇者。勇者とは、()気を以て戦う()の称号である。

 頭は冷ややかに考える、この状況では勝てる訳が無いと……だけど、けれでも。でも、しかし。もし、もし、コイツが勝てたならば。ボクを愛していると告げた、この雄が勝利の雄叫びを上げたならば。おなかの奥からこみ上げる、熱い物は……きっとボクをダメにしてしまう。

 

『ほほ、面白いのう! 角が有るところも好ましい……貴様はどの神に創られた末裔なのかのう!』

 

「鬼人の勇者、シュテン……我らが祖は、八俣(やまた)の竜と約定を結んだという」

 

『ほぉう、あやつか! 良いぞ良いぞ、同格じゃ! 楽しませてくりゃれ、愛しき我が遊び相手よ!』

 

『祖よ。マズは我ガ……盟友ギャラるホるンを討ッた手並み、確カメタく』

 

『良いぞ良いぞ、ダインスレヴ! まずは確かめるが良い、遊戯参加の資格をのう!』

 

 そしてオーガの祖もまた、竜であったらしい……事実を知っても驚いてなかったのは、アホだからではなく同じ宿命を背負っていたから。でもコイツ、竜と戦ったことあるのかな……オーガは亜人同士の戦を、クソほど好むと聞いたのだけれど。まぁその竜は穏健派だったのだろう、きっと被造物を見守る優しい神竜に違いない。あと勘違いしてるよ、君たち……あの竜はボクたちが狩ったんだけども。

 

「お前様、ちょいと待ってくりゃれっ!」

 

「む?」

 

「幾ら旦那様と言えど、武器が無くては無謀だゾ。褒めて?」

 

「よしよし、偉いぞシャルル。だが要らぬ」

 

「きゅぅん……」

 

 そして竜狩りには、獲物が必須……がらがらと荷車を引いてきた馬鹿犬が、誇らしげにデカ乳をだっぷんっ♡ する。その頭をなでなでして、ご褒美は上げるが手に取らない。コイツ、まさか素手で挑む気か……? 確かに武器を使ったところを見たことはないが、こん棒の一つぐらいは使えるだろうに。

 

『ナルホど、盟友の遺体に刻マレタ殴打痕……ヤハり、間違イナい!』

 

「いや、あれは俺のハンマー……」

 

「もう持てないでしょ」

 

「かなしい」

 

「ボクも弓を引けやしないし、お揃いだよ」

 

 だが納得されたらしい。竜って遺体の検分とかするんだ、初めて知った……あとボクの放った杭は、華麗にスルーされたらしい。まぁ打ち込まれて埋まってたし、あのデカい瞳じゃ見逃してもしょうがない。つらみを覚えている我が勇者を慰めつつ、大人しく戦の行方を見守ることにする。

 

「征くぞ、えーと……セメダインッ!」

 

『ダイんスレヴだッ!!』

 

「ぬぅっ!」

 

「うお、受け止めたッ!?」

 

「竜と力比べとか、ボクたちよく無事だよね……」

 

 豪快に名前を間違えつつ、真正面から殴り掛かるアホ丸出し。ちんぽすら隠さぬ雄々しい姿に、ムカつき竜爪が振り下ろされる……が、無事。呆れたことに竜の膂力に真向から対抗している。いやマジか、アイツ……力が強いとは思っていたが、ボクたちと接する時はマジで慎重に扱ってくれていたらしい。

 

『ごッ……バぁ゛ァ゛ァ゛ッ!!』

 

「うおアッツゥイッ!!」

 

「熱いで済むとは、頑丈じゃのう……」

 

「我が勇者、拙は思うんだけど生物としておかしい」

 

「さすが旦那様だゾ」

 

「神ですから、ご加護が自分にあるんですぅ多分」

 

 そして竜との戦闘には、やはり慣れていないらしい……受け止められた自らの腕ごと灼くドラゴンブレスに、悲鳴を上げて悶える馬鹿。ボクたちの場合、あれで終わっていたのは間違いないが元気……鈍いのは知ってたけど、オーガって火にも強いんだなぁ。やはり裸一貫で戦う種族は違うのだろう……先達賢者の見解では、やっぱりおかしいらしい。

 

「おのれ、勇者でなくば死んでいたところよっ!」

 

「俺なら死んでる」

 

「鬼人の勇者の基準、厳しすぎない?」

 

「だが我が熱い愛の滾りの前では、弱火に過ぎるぞトカゲッ! お返しだ、受け取れィッ!」

 

『ゴブぁ゛ッ!?』

 

『うお、ヤマタの奴め、張り切ったのう……妾のとは、出力が段違いではないか』

 

 そして返礼のアッパーカットが、竜の顎をカチ上げて……折れた牙どころか、重々しい身体ごと宙を舞って森へと帰っていく巨体。現実味を失わせるほどの、凄まじすぎる戦闘風景。ボクらよく、アイツと戦おうとしたな……手加減されてなかったら、ミンチにされていたのは確定的に明らかである。

 

「よし、次と行きたいところであるが……面倒だな、使うか」

 

「お? 呪印かや!?」

 

「発動……呪印大具足・【十拳(とっか)】ッ!!」

 

『うお、デッカいのうっ!』 

 

「「「「「かっこいいっ♡♡♡」」」」」

 

 次の竜に殴り掛かろうとしたオーガであるが、思い直したように肌に刻まれた黒い文様を煌めかせる……そして、ボクたちに使わなかった理由が分かった。どこかオリエンタルでメカニカルな装甲に包まれた、ボクらの心の奥底に残ったそれ。少年のハートを刺激する、鎧に包まれた勇ましき騎士が爆誕していた。白馬に乗っていないのは残念だが、がしゃがしゃ鳴る金属音すら滅茶苦茶にクール♡

 

【対人には向かぬからな、こういう時で無くば使いどころが無い】

 

「なるほど、拳が十個ではなく十倍の拳……!」

 

「何と戦うことを、想定してたんじゃろ」

 

「今まさに、役に立ってますぅ」

 

「こんなこともあろうかとって、呪術師たちがキメ顔してるのが目に浮かぶね」

 

 刻まれた効果は、恐らく決して多くはない。膂力の増大と、呪力を用いた装甲の具現化。そして何よりも……巨大化。2メルトル50サンチの長身が、もはや神竜と同じ大きさに。デカくて力が強ければそりゃあ強い、単純すぎる脳筋種族的な考えがモロに反映されていた。人を相手にしたら踏むだけで終わってしまうので、使いたがらないのも納得である。

 

【では参るぞ、妻どもを潰すわけにはいかんからあちらの方へ……うむ? 貴様ら、何故着いてこない】

 

『『『ぐ、グギャァ……』』』

 

『無茶を言うでないよ、ダインスレヴは、愛し子の中でほぼ上限。それを倒す汝がそのようになっては、怯えるのも無理はない』

 

【せっかく久しぶりに活用できると思ったのだが……】

 

『なぁに、使わせてやろうぞ。妾自ら、汝の相手をしてくれよう』

 

【そう来なくてはな!】

 

 どしん、どしんとボクらに気を使って森林破壊しつつ歩み去る鎧騎士。だがその背を追う竜は、一匹たりともありはせぬ。まぁ……気持ちはわかるよ、一撃で潰されるのは間違いないし。代わりに空を舞ったのは、それと同サイズの巨体。中天に輝く太陽が双つに増えたかのように、紅色の神竜が高度と光度を増して……示し合わせたようにそれぞれのファイティングポーズを取り、怪獣大決戦が今始まる。

 

『では小手調べと行こうかの……溶けてなくなれィッ! ――――――――――ッ!!!』

 

【何の、旋風回し受けッ!!】

 

「「「「「弾けて……ないッ!?」」」」」

 

『む、無茶苦茶頑丈じゃのう……結構自信が有ったのじゃが』

 

【レーザーはズルくはないか】

 

 大きく息を吸った神竜の口から吐き出されたのは息吹を超えて、一筋の光線に収れんされたドラゴンブレス。その輝きが、鎧騎士のブン回された拳に当たり……焔をかっこよく吹き散らそうとしていたのか、そのまま拳が旋回し続けて無防備になった胸板の装甲に直撃する。だがノーダメージ、ちょっと赤くなっただけである。

 

『汝も大概インチキじゃがな……では妾も、本気を出そうぞ!』

 

【むぅっ!?】

 

「森が、無くなっていく……!」

 

「なんて熱量だ、アレが当たればさすがの主様も!」

 

『クハハハハッ! この一帯ごと、焼滅させてくれるっ!』

 

 これでは幾ら撃とうとも、効果は無い……そう悟ったのか、神竜がその神たるゆえんを示す。その最も高貴なる輝き放つ両角の間に、真紅の球体が浮かびあがる。天高く舞い上がっているのにも関わらず、その竜体の下の木々が一瞬で蒸発して毎秒ごとに被害半径を拡げていく。それが解き放たれれば、言葉通り地上に焦熱地獄が現出するのは間違いない。

 

【タメが長い】

 

『んごぉ゛ッ!!』

 

「ああうん、そうだよね」

 

「敵前で動きを止めるのは、ちょっとナメ過ぎじゃよなぁ」

 

「実戦経験は無さそうだゾ」

 

「いい的ですぅ」

 

 まぁ、放てればの話である。対竜戦闘も対人戦闘も、一対一で大技などキメさせてもらえないのは世の道理である。強いのは強いのだろうが、舐めプの代償を支払わされる神竜。浮かべた球体の中心を、跳びあがった鎧騎士にあっさり拳で打ち貫かれる。両角の間で大爆発が起こり、爆圧で地面に凄まじい勢いで墜落。

 

『な、何がッ!? 何が有ったと言うのじゃぁっ!』

 

【もう少し高く飛んでおくべきであったな】

 

『わ、妾は神竜じゃぞっ!? 被造物如きに負けるはずがっ!』

 

【我らの祖も、同じことを言っていたな】

 

『えっ』

 

「あっ……ボクわかっちゃった」

 

「必要じゃったんじゃなぁ、アレ」

 

 そして地に堕ちて汚れた鱗をバタつかせる、神竜の角がむんずと掴まれる……始めて味わう敗北の予感に、怯えるその身が鎧騎士の一言で止まる。

 

『ま、まさか汝。ヤマタを……!』

 

【うむ、集落の総意と協力により、勇者たる我が駆除した】

 

『ひ、ひぃぃぃッ! ゆ、ゆるしてっ! もう悪いことせぬからぁっ!』

 

「勇者っていうか、鬼人の歴史に残る大英雄では?」

 

「鬼人の集落、今頃大騒ぎだよね多分」

 

 悪いことしてる自覚はあったんだ……思わず遠い目をしてしまうほどに、あのオーガの経歴はヤバかった。神殺しを成し遂げた英雄が、集落を出奔して自由きままに旅をするな。多分アイツ、誰にも告げずに出てきたに違い無い。ボクらは助かったけど、あの神竜マジで後悔してるだろうな。そこらへんをほっつき歩いてていい身分じゃないぞ。

 

【ふむ? 本当に反省しているか?】 

 

『し、しておるしておるっ! 殺さないでッ!!』

 

「アレがボクたちを創ったかと思うと、幻滅しちゃうなぁ」

 

「貴重な造物主のドゲザシーン……」

 

「器用じゃな」

 

 怪獣大決戦は、裁きの場に早変わりした。竜の骨格では無理がある姿勢を、なんとか取って許し乞いする神竜。多分アレ、ボクらの生活も覗き見してて覚えたに違いない。だが鎧騎士の手つきに容赦はなく、地に身体を擦りつけたままの神竜をしっぽを掴んで引きずってくる。

 

【ケルマ。無事で何より】

 

「う、うん。君のおかげだよ……その。ボクは、お礼をしなきゃいけないと。思うんだけど……」

 

【要らぬ。当然のことをしたまでだ】

 

「そ、そう。そっかぁ……♡」

 

 熱い、あついあついあつすぎる。おなかの奥が煮えたぎるよう。コイツ、今ならボクに何を求めても断れないのに。望めば何だって、受け入れてしまうのに。それぐらいの偉業を成し遂げたのに、代価の一つも求めない。それは欲しくないから? 違う……ボクのことが欲しすぎて、釣り合わないと思っちゃってるんだ。神殺しよりも価値が高いって、ボクのことを評価しちゃってるぅ……♡

 

【我が祖は我らの同胞をエサにしていたので、駆除する他無かったが……人肉は食わぬのだろう? 貴様にチャンスを与えよう】

 

『わ、妾なんでもするのじゃぁっ!』

 

【だ、そうだが……どうする? ケルマ】

 

「えっ、ボク?」

 

【プレゼントだ、好きにするがいい】

 

『た、たしゅけてぇ……!』

 

 だが頭に急遽、冷や水を掛けられた気分。身をちぢこませた巨体は、せめてものコイツの誠意なのだろう……でもこんなデカいプレゼント要るか、貰って困る贈り物ランキングナンバーワンである。だが、ふと思いついたことがある。ボクたちを創り出した、神竜ならばもしかしたら。試してみる価値はある、駄目ならば始末させればいい。どのみちボクに損はない、一つ一つ確認していこう。

 

「ね、君さ。人のカタチになれたりする?」

 

『な、なれるのじゃぁっ!』

 

「なってみて」

 

『わかったのじゃ……むんっ!』

 

「おお、我が勇者そっくり♡」

 

「もしかして、儂らのモデルはこやつ自身なのかのう?」

 

 まずは見上げていると首が痛いので、最初に確認すべきはこれ。ぽんっとコミカルな音と共に、その雄大なる体躯が煙に包まれて……うん、巫女頭は血が濃かったんだな。そう納得させる、紅髪灼眼。違いはそそり勃つ両の角と縦に裂けた瞳孔ぐらいな、デカ乳で低身長なぷにあな雌がそこにオドオドと立っていた。

 

「こ、これで良いかのう?」

 

「拙は大満足だよ、まさに我が世の春ッ!」

 

「滅茶苦茶喜んでおる……儂、どう反応していいのやら」

 

「君たちには聞いてないよ。さ、君も戻って?」

 

【うむ】

 

 従順な態度を崩さぬ姿に、新たなギャップ萌えを見出してはしゃぐ補佐。それを見て複雑な表情を見せる巫女頭であるが、構っている暇などはない。続いて鎧騎士が見なれたオーガに戻り、ようやく落ち着いて話が出来る。馬鹿とハサミと造物主は使いよう、後はどのぐらいこちらのニーズに答えられるかだ。

 

「君、その姿からは変われるの? 例えば、ボクの姿に変わるとか」

 

「「断固反対ッ!!」」

 

「で、出来ぬのじゃあ。人と竜を行き来は出来るが……それぞれの姿は、魂のカタチにて定まるのじゃ。そう粘土細工のようにはいかぬ」

 

「チッ」

 

「ヒエッ」

 

「「良かった……」」

 

 どうやら、期待外れのようだ。思ったより万能ではない、使えないトカゲである。あと外野がうるさい……巫女頭に対して相棒を超えた情欲を抱く補佐が騒ぐのは分かるが、何故我が勇者までもが強硬に意義を唱えるのか。苛立ちに任せて舌打ちすると、怯えるさますらも憎らしい。だがまぁ、まだ結論を出すには早いしオナホぐらいには使えるだろう。

 

「じゃあ、外見以外は? ボクらの祖に角を与えたようなことは、その子孫のボクらにも出来るのかな」

 

「それは出来るのじゃ。そ、その折れた角を戻してほしいのかのう?」

 

「……ッ!!」

 

「余計なことを喋らないでもらっていいかな? 聞かれたことだけに答えなよ……場所を変えようか」

 

「わ、わかったのじゃあ……ひゃぁうっ♡」

 

 よし……狙い通り。それが出来るのであれば、全くもって問題ない。とても素晴らしいトカゲであるが、余計な口を叩くのは頂けない。デカ乳掴んで黙らせながら、強制連行と行こう。じっくり聞かねばならないし、反抗する気配もない。部屋の外にオーガを待機させておけば、一切の心配なく尋問出来るだろう。



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ただ、君に夢中

「ううむ、わからん。ケルマは何をやっているのだ?」

 

「ご主人様にわからぬことが、俺に分かるはずもありませぬ」

 

「長い付き合いだろう、貴様ら」

 

「我が賢者の考えていることが分かれば、俺は苦労しなかったのです……」

 

「マジですまん」

 

 扉の外でじっと待つ……なんか水音やら嬌声やらが響きまくっているが、指示に逆らい中に入ってしまえば機嫌を損ねる可能性が高い。惚れた弱みと言うものだ……手持無沙汰であるので、そのコンビに展開を予測させてみるがどんよりさせるだけで終わった。ちょっと性格がエゲつなくて執念深く、思考回路が独特な所も我が妻の魅力である。

 

「入っていいよ」

 

「待ちかねたぞ!」

 

「俺は入りたくないなぁ」

 

「言い間違えたね、ごめんごめん。入れ」

 

「はい」

 

 ようやく入室の許可が下りた……ウキウキとドアを開けると、気の進まぬ様子のもう一人の妻。だが躾けの行き届いているため、絶対零度の声音にてすぐに素直になる。うむ……素晴らしい。我が妻は、調教についても知見が有る。その確信を補強するように、室内は陰惨なありさまと成り果てていた。我が妻はかわゆいエプロン姿であるが、もう片方が凄まじい。

 

「む゛ぅ゛ぅ゛ッ! むぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ!!」

 

「尋問では無かったのだろうか」

 

「実験も兼ねてたからね、あと余計な口を叩かれても困る」

 

「ううむ、凄まじい……なるほど、ケルマに任せるとこうなるのか」

 

 床に転がる、この集落では珍しい両角付きの雌。目隠し手錠に足枷にさるぐつわで丁寧に梱包され、まんぐり返しの姿勢で固定されている。執拗なぷにあなほぢりの結果か、とめどなく溢れる淫蜜の勢いも凄まじいし、尻穴もカッ拡げられて肉色が見える。おまけにミルクもデカ乳から垂れ流しである。トドメに身体中に、イタズラ書きまでされている。

 

「さて、君にいくつか確認したい。いいかな?」

 

「何でも聞くといい」

 

「まず……鬼人の里に帰るつもりは?」

 

「無い。ここに骨をうずめる所存」

 

「帰ったら、何不自由なく暮らせるんじゃないの?」

 

「賞賛に価値は無く、我のガキを孕める雌が存在せぬ。何よりも貴様が居ない」

 

「そっか♡」

 

 気にはなるが、まずは妻の質問に答えるが夫の務めである。それ以上に優先することなど、この世界に有りはせぬ。そして慎重かつ、嘘を吐かぬよう細心の注意を払って答える……良し、掴みはオッケー! 本人は隠しているつもりなのであろうが、クソほど感情がわかりやすい華が咲いたような笑顔。

 

「ご、ご主人様ッ! 俺たちはっ!?」

 

「もちろん愛しているとも。だがな、マオ。平等に愛するなど……不器用な我には出来ぬ」

 

「クソォッ! 何で俺は性格が悪くないんだッ!!」

 

「落ち着きなよ、我が勇者。あとでお仕置きはするけど……まずは、実証が先だろ?」

 

「実証……? あとお仕置きは許して」

 

「駄目」

 

「ひぃん」

 

 縋りついてくる、ナンバー2の愛しさを誇る妻であるが……我は決して優先順位を間違えぬ。ここで二人とも一番と言うのは簡単であるが、恐らくそれは逆鱗をヤスリで削る行為である。我が最愛の妻は、その……素直でない上に、すぐ拗ねるクソめんどくささが有るのだ。そこも愛してはいるが、扱いには爆弾以上に気を使う。

 

「何を確かめるというのだ、まさか……すまぬ、すぐにハメてやるからな」

 

「君のそういうとこ、直した方がいいと思うよ」

 

「解せぬ」

 

「マジで理解できん……なんで両方ちょっと嬉しそうなんだろう」

 

「ハメるのはこっちだよ、さ……試してみて♡」

 

「ううむ?」

 

 愛を確かめたいと言うならば、我に否などあるわけがない。だがちんぽをイラ勃たせて近づくと、すげなくべちんと払われる。うむ……つれないところも、それはそれで良い! 隣から見上げてくるマオは、わかっていない。たまには冷たくされるのも良い物である……だが妻が手で指し示したのは、違う穴。

 

「浮気を推奨とは……まだコイツは、我が妻にしていないのだが」

 

「ちゃんと同意させたから、気にしなくていいよ?」

 

「むぅ゛ッ!? むぅ゛ぅ゛ッ!!」

 

「うーん、とても信じられん暴れよう。まぁ自業自得と言えなくもない……?」

 

「まぁ我が妻が言うのだ、信じる他あるまい」

 

 『新品ハメ穴♡』、『即ハメフリー♡』、『一切気遣い必要なし♡』、『ぷにあなサンドバッグ♡』、『乱暴セックスだぁいすき♡』と但し書きがクソほど書かれた、この集落の諸悪の根源。まぁ敗者には人権は存在しないし自らプレゼントした物なので、受け取った妻がどう扱おうが妻の勝手である。拒否する理由はないため、大人しく味わってみることにする。

 

「ふふ……きっと驚くよ♡」

 

「むぉ゛ぅ゛ッ♡ むぉ゛ぅ゛ぅ゛ンぉ゛~~~っ♡♡♡」

 

「むっ!? これはッ!」

 

「ど、どうしたのですかご主人様ッ! まさか、中に何か仕込まれてッ!?」

 

「信じられん……! 凄まじいぞ、コレはッ!!」

 

 どっちゅんハメ込んでみた所、凄まじい快楽がちんぽを襲う。その秘訣とは……二重に連なる肉輪。マオのガキ産み部屋の入口に重なる肉輪と、ケルマの尿道口を取り囲む肉輪。その二つを併せ持つ奇跡のぷにあなは、ちんぽをギュッギュッと食いしばり未知の衝撃を我に与えた。

 

「どうだい? 最高の穴だろ……♡ 君のちんぽに最適化させて、カスタマイズだって出来る♡ コレを覚えたら、他の穴なんて」

 

「だが心が満たされぬ。どんなに心地よくちんぽをシゴけようと、貴様の物に比べれば物足りん」

 

「~~~~~~~っ♡ ~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「……ッ♡」

 

「妬ましすぎるぞ、我が賢者よ……あ、聞こえてないなコレ」

 

 だがどんなにド突いても、所詮は肉体だけの快楽。愛情溢れるまぐわいには、到底及ばぬ偽物の満足である。優しく扱わぬと千切れる心配がある肉輪を、気兼ねなくド突けるのは確かに素晴らしい。素晴らしいのだが……目の前でばたばた悶えてエプロンを乳白色で染め上げる、心イきをキメたと思しき最愛の妻に比べられる物では無い。

 

「くぁッ……♡ そ、そっかぁ♡ 肉輪がポイントじゃ、ないんだね……♡」

 

「全て愛していると言ったであろう? あまり我の愛を試そうとするな、キレるぞ……ヌンッ!」

 

「ンごぉ゛ッ♡ ぶくぶくぶく……♡ むぐぉ゛ッ♡ お゛ぅ゛ぐォ゛ッ♡♡♡」

 

「うむ、集落の雌に被害が無くて良かった。良心が痛まぬ、とても良いオナホ穴だな」

 

「うん、我が勇者の言う通り。ちんぽのイラつき解消用具としては、使えそうで何より♡」

 

 腹立ちドチュりにて泡を噴いた、代用ちんぽホールなどではとても足りぬ。我が誠意は妻に通じたようだ……一安心しつつ、引き抜こうとすると身体ごと持ち上げてしまう。しつこく喰いつく肉輪を、ゴリつかせつつなんとか引き抜く。まぁ気が向いたら使ってやらぬことも無い、これからの態度次第である。

 

「君の気持ちはよく分かった、諦める気はないんだね?」

 

「あり得ぬ」

 

「例え、ボクがガキを孕めないとしても?」

 

「我の後継が残せぬとしても、悔いることなど無い」

 

「集落、絶滅しちゃうよ?」

 

「もうガキどもは居るではないか、例え我の子ではないとしても大事に育ててくれよう」

 

 蛇のように絡みつく、念押しの嵐。その切れ長のサファイアがじぃぃ……と見上げ、一切の虚飾を我に許してくれぬ。どうしてわかってくれぬのだ、こんなにも愛しているのに。他の全てを放り捨てても、お前だけが欲しいと。必死に連ねる言葉の全てを、ただブツけ続けることしか出来ない。

 

「最後に。今の気持ちをどうぞ」

 

「貴様をドチャクソ愛したい」

 

「君は実に馬鹿だ、どうしようもない」

 

「知っている」

 

「後先なんて考えないし、クソみたいに不器用。とても一人じゃ生きていけないところは、我が勇者……いや、マオにそっくりだ」

 

「ああ」

 

「だから……ボクが面倒を見てあげるよ。一生離してやらないからな、覚悟しろよ……シュテン♡」

 

 そしてついに、我が想いは結実の時を迎える。胸に飛び込んでくるは、どうしても欲しくて欲しくて命と引き換えにしても得たかったもの。ああ……なんという甘やかな響きか。愛する妻に名を呼ばれるほどに、雄を満足させる音などこの世には存在し得ない。我はただ無言のままに、愛しき柔らかさを抱きしめることしか出来なかった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「んふー……♡ あ、ごめんマオ。出てってくれる?」

 

「え、見せつけられて終わり? 俺の扱いが、雑過ぎはしまいか」

 

「もう一度だけ言うよ? ボクたちの邪魔をするな、オナホもちゃんと持っていくように」

 

「はい……」

 

 愛情溢れる交わりに、余分な物など何もいらない。昔は執着していた対象だが……ずるずると雑にオナホを引っ掴んで去る、哀愁漂う背中を見送りつつ思う。真の勇者を知った今、もはやわりとどうでもいい。愛は無限で偉大だが、この雄の深すぎる愛に答えるには雑念を抱く暇などは無い。あのような告白を受けた上に雄姿を見せられて、堕ちるなとか無理過ぎる♡

 

「さて、シュテン♡ えっちしようか♡」

 

「うむ! 大願成就ッ!」

 

「もう、大げさだなぁ♡」

 

「愛する妻からのお誘いに、喜ばぬ夫が存在する物か」

 

「君、ボクが何しても喜ぶだろぉ♡ でもその貧困な発想の、斜め上をカッ飛んでやるからな♡」

 

 準備は万端だし、コイツはボクの全てを受け入れすぎる理想の雄様である。悦ばない可能性は、皆無と言えよう……だが一切の手を抜く気はない。ボクは元々世話好きなのだ、コイツの物になると決めた以上、全身全霊を尽くして雄媚びの限りを尽くす所存。想像を絶する快楽を叩き込み続けて、ボクに夢中にさせないといけない♡

 

「楽しみだ……ヨダレが止まらぬッ!」

 

「れるれるれるっ♡ もう、唾液は全部ボクの物だぞぉ♡ ちゅっ♡」

 

「なんと心地よい独占欲か、だが他の物はどうだ?」

 

「ボクのおなかがいっぱいになるまでは、ボクに注ぎこみなよ♡」

 

「代わりに何をくれるのかな」

 

「……♡ んっ♡」

 

 だらだら零れる体液啜り、くちづけ落としてご挨拶♡ コイツ、身体の大きさの違いって物を分かってないなぁ♡ この馬鹿さ加減もちゅきっ♡ あと、欲張りなところも……♡ いちゃらぶべろちゅー♡ なんかじゃ、満足するはずがない♡ 抱き上げられたままに身体をズラして、いつものヤツの準備をする♡

 

「うむ、ちゅっ。ちゅぱっ」

 

「じゅぱっ♡ ちゅくっ……♡ れろ、れりゅぅ♡」

 

「ごく、ごく……」

 

「んむぅ゛ッ♡ ちゅこっ♡ ちゅぅ゛ッ♡」

 

「じゅるるっ! じゅるるるるっ!」

 

「んひぃ゛ッ♡ ンむぉ゛ッ♡ むっちゅぅぅっ……♡」

 

 舌も乳首も絡み合わせる、愛情とミルク溢れるイチャラブべろちゅーパイ飲みおくちセックス♡ しかも積極的に、自ら乳首を舌で押しつけて無理やりミルクを飲ませちゃう♡ 甘やかな味が口内で混ざり合って、夢見心地♡ 大木じみた巨体に短い手足で抱き着いて、身体を固定しセルフ搾乳でトロ甘ミルクを貢いじゃう♡ 

 

「ぷはっ……出が良くなってはいないか? 味もだ」

 

「君がおなかを空かせるなんて、ボクが我慢できるわけないだろ♡」

 

「ううむ、サーヴィス精神に溢れている。名残惜しくはあるが、他にもあるのだろう?」

 

「もちろん♡ 序の口もいいとこだよ♡」

 

「……ごくっ」

 

「んふっ♡」

 

 コイツが何もかもをも放り投げて求めた最愛♡ であるボクは、さらに上を目指さないといけない。そうじゃないと不公平だから、あのオナホは最大限に活用した。見た目上のサイズはそのままに、ミルクの量は数倍♡ 料理を通してコイツの味覚を掌握していたボクは、味すらも好みに調整することに成功した。

 

「じゃあ次は、そこ座って?」

 

「うむ?」

 

「はい、どーん♡」

 

「うおっ!!」

 

「ローションはセルフサービスだ、好きなだけどうぞ♡」

 

 だが飲み物にのみ活用するなど、あまりにも志が低すぎる。肌触りにもこだわったのは、このためである……ベッドに座った膝の上に、だっぷんっ♡ むにゅむにゅ♡ と大胆接乳♡ そして乳先突き出して、搾乳ねだりをしてやる……これ絶対コイツ好きだろ、ボクもやらせてみたかったもん♡

 

「では遠慮なく」

 

「んきゅっ♡ はぁ゛ンッ♡」

 

「楽しいな……ついつい欲張ってしまいそうだ」

 

「こ、こらぁ……♡ 無駄ミルク、だめぇ……♡」

 

「すまぬ、これで良いか?」

 

「はぅ゛ッ♡ ぱ、パイ揉み上手ぅっ♡ まぶすんだよ、ボクを悦ばせてどうするのさぁ♡」

 

 きゅっきゅと乳首をシゴかれるたびに、とぷとぷ溢れるパイズリローション♡ デカ乳谷間に溜まり床に零れるほどに、調子コイて搾り放題されてしまう♡ 睨み上げられるのもだぁい好き♡ なコイツのために、目つきを悪くしようとして失敗♡ ローションを塗るどころか、極上パイズリ肉に仕上げようとするねちっこい手つきに乳アクメをキメてしまう♡

 

「貴様の声は可愛らしいので、聞かずにはいられぬのだ」

 

「このぉっ♡ でも残念だったね、次に君が聞くのは可愛らしさの欠片もない♡ ド下品なちんぽしゃぶりサウンドだよ♡」

 

「それは困るな……毎秒貴様とキスしたいのだ」

 

「しょ、しょうがないなぁ♡ んっ♡」

 

「んっ……」

 

 コイツ、ボクとのくちづけが好き過ぎる♡ そしてそんなアホみたいなことも実現できちゃうのが、ボクの身体だ……♡ デカ乳で、ちんぽ挟んだままに伸びあがり♡ パイズリしたままに、べろちゅーできちゃう♡ こんなの考えたこともないぞ、あとくちづけするともっと力が抜けちゃう♡

 

「んふぅっ♡ も、問題発生だよ♡ もはや自力でのパイズリは困難だ♡」

 

「何と。我を悦ばせてはくれぬのか?」

 

「無理だよ♡ でもさ……君が手伝ってくれれば、出来るかもしれない♡」

 

「魅力的な提案だ」

 

「んぎゅっ♡ ……んっ♡」

 

 よわ雌の力が入らぬクソ雑魚腕力じゃ、コイツのつよつよちんぽが気持ちよくならない。なら共同作業だ、だって夫婦なんだから♡ 繋いだ手で二人掛かりで圧力掛けて、くちづけしたら準備完了♡ ミルクローションが勝手に補給される、二か所で淫音奏でる搾乳パイズリ♡ ミックスされた白濁で、全身がコーティングされるほどに滅茶苦茶ボクは酷使された♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「つ、次はぁ……♡ お待ちかねの、ここだよ♡」

 

「もう少々、乳を楽しみたい気持ちもある」

 

「がるるっ!」

 

「反省している」

 

「クソッ、ゆるす♡」

 

「許された……!」

 

 コイツの乳狂いと来たら、常軌を逸し過ぎている……射精を確認してパイズリを終えようとするたびに、乳首を引っ掴まれて無言で継続を搾乳ねだりされるのだ。だがそれも、ボクに非が無いとは言えない……ミルクの量を増やし過ぎて、コイツの楽しむ余地をバーゲンセールした咎である。

 

「ほら、確かめてみなよ♡ どこが変わったか、わかるかなぁ♡」

 

「ふむ。見た目では違いがわからぬ」

 

「じゃぁ、どう、ぞ……♡」

 

「うむっ!」

 

「んほぉ゛ぁ゛ッ♡ ちがっ♡ そっちけちゅぅっ♡」

 

 自分でエプロンをめくって、がに股にがぁっぱり♡ と脚を開いて見せびらかすトロ蜜たっぷりのぷにあな♡ 匍匐前進の態勢で、ガン見するコイツであるが……外見は弄れないって、聞いてたのかな。多分聞いてなかったし、いきなりケツ穴ほぢり出して仰け反り乳振りさせてくる♡ そりゃそっちもセックス専用にカスタムしたけど、弄って欲しいのはそこじゃないっ♡

 

「美味しい部分は、後にとっておく主義だ」

 

「つ、次からはぁ……♡ ちゃんと言ってから突っ込みなよ♡」

 

「許可を得ればいいのか……」

 

「当たり前だろ、馬鹿じゃないの?」

 

「でも我は、貴様の嫌がる顔も好きだ」

 

「……不意討ちはほどほどにね♡」

 

 コイツ趣味が悪すぎる……ボクのイヤそうな顔までも好きとか、マジで全部好きなんだな。そこは嘘であって欲しかったけど、まぁ……いいや♡ 毒食わば皿まで、アホを愛すれば骨まで。この馬鹿にようやく堕ちることを決めたボクは、長く待たせた分死ぬほど覚悟がキマっている。たまに嫌がる振りをしてやるのも、円満な夫婦生活には必要なのかもしれない。

 

「では宣言しよう。今から貴様の、このプニップニの穴を」

 

「う、うん♡」

 

「存分に、一片の容赦なく。じっくりと検品させてもらおう……いいな?」

 

「……はむっ♡」

 

「くゥっ! 貴様、我のツボを心得過ぎている!」

 

 意地悪な指先と低い声で脅し掛けられる、ボクの一番大事なところ♡ 敢えて強い言葉を使っているのは、文句を言うのを期待してるんだ。でも思い通りにならないのが、コイツが大好きなボクなんだ♡ だから……エプロンの裾を咥え、つーんとそっぽを向いてやる♡ 拒否する態度を取りながら、ぷにあな差し出す一挙両得な雄誘惑♡

 

「むぅ~……♡」

 

「ふむ、意地でも口を開かぬつもりだな?」

 

「むっ♡ むっ♡」

 

「例えば……こんなことをしても?」

 

「んぴッ♡ ンッぴぃ゛ッ♡ むッぴぃ゛ぃ゛~~~~~~ッ♡♡♡」

 

 この態勢には二つの利点がある……ボクのヨガり声も好むコイツは、意地でも口を割らせようとする♡ そして我慢すれば我慢するほど、エゲつないお仕置きをしてくれるのだ♡ 手始めにきゅっ♡ きゅっ♡ とクリシゴき♡ それでも強情崩さぬボクに対し、ムカつきクリピンをカマしてくる♡ 無理やり潮噴きさせられながら、がに股に開いた脚の先。爪先をぴぃんと、美しく伸ばすだけで堪える♡

 

「乳がクソデカい癖に、なんというバランス感覚……決意を感じるな」

 

「んふぅ~~~っ……♡」

 

「そのクソ硬い意志を打ち崩すためには、これしかあるまい」

 

「んぉ゛ッ♡ あぐっ……むぉ゛ッ♡ んンぉ゛ぉ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「よし、やはりコレ。畳みかけるぞ、覚悟しろっ!」

 

「ちょまっ……お゛ぅ゛ッ♡ お゛ッお゛ッぅ゛お゛ッ♡ ゆるちぃ゛ぐっ♡ イッでるのほぉ゛ォ゛~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 だけどよわ雌の儚い抵抗なんて、クソつよ雄様なコイツに通じるはずが無い♡ 指先だけで一気にKO、地面に後頭部を叩きつけられる♡ ぐっぽ、ぐっぽ♡ と勢いよく抜き差しされて、首ブリッジの姿勢♡ 慌てて零した許し乞いも、真剣過ぎて聞いてくれない♡ ブッ刺された中指だけで股間を持ち上げられてしまい、雄指リズムでびくびくびっくんっ♡ 打ち上げた魚みたいに、空中バタ足させられる♡

 

「うむ、すぐに素直になってしまったな?」

 

「う゛ぉ゛ッ♡」

 

「だが良いナマイキであった……よしよし」

 

「ふにゃぁ゛ぁ゛ぁ゛……♡」

 

「ふふ、愛らしすぎてまた虐めたくなってしまうな」

 

 まったく敵わず惨敗カマしたボクの、ぷにあなから引き抜かれておしりを掴む大きな手♡ ゆっくりと地面に降ろされて、爪先が地面に着くと……安心しちゃったボクに、掛けられる優しい言葉とねっとりクリ撫で♡ お仕置き直後に与えられた甘やかしに、腰を突き上げたまま下げられない♡ 情けなく鳴きながらしょろろろろ……♡ とてっぺんから降参の黄金アーチを描いちゃう♡

 

「も、もうだめぇ……♡ 好きにしてぇ♡」

 

「もう一声」

 

「うぅっ♡ ご、め、ん、な、さ、いっ♡」

 

「馬鹿にしているのか、可愛すぎだぞふざけるなっ!」

 

「きゃっぴぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 それだけでは許してくれない、酷すぎ雄様にさらなる敗北の証明を求められる♡ でもボクは白旗なんて持ってないから、別の物を振るしかない♡ ゆるしてっ♡ と震えるクリにて虚空に謝罪を描く、ボクの誠意は曲解された♡ 雄誘惑の継続と誤認され、ぷにあなブッ叩かれて地面にケツを叩きつけられ……そのまま手のひらでクリを虐待され、潮噴き謝罪を強要される♡

 

「まだまだ許せぬ……我が憤りを、教えてやらねば」

 

「ぶぎゅぅ゛ッ♡」

 

「わかるか? 貴様のせいで、こんなにイラついてしまった」

 

「ふすぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡ んぉ゛ッ♡ くっせっ♡♡♡ ちゅぱ、ちゅっぱぁっ♡」

 

「舌が柔らかすぎる……! ますますムカついた、反省するまではこのままだっ!」

 

「んぎゅぶぉ゛っ♡♡♡ ……はぁむっ♡」

 

 最後は上下関係をわからせる、顔面タマ載せにて完全敗北♡ ぐつぐつ煮えたつ金玉の重さと臭さが、ボクの不遜を責めて来て……思わずねっとりタマしゃぶりしてしまい、お仕置き継続ボーナス確定♡ だって好きなんだから、しょうがないじゃないか♡ そんな言い訳も言えぬままに、ボクは激臭に悶えつつさらなるお仕置きをねだり続けた♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「むぅ、すまんな。だが貴様が愛しすぎたのだ」

 

「しょ、しょうがないなぁ♡ 反省のしるしは、態度で示してもらわないと♡」

 

「しるし、だと?」

 

「そう♡ この、さ……♡」

 

「うおっ」

 

 いかん……愛を受け入れられた喜びに、ついつい調子に乗り過ぎてしまった。妻の顔面をタマ置きにするに飽き足らず、パイズリレイプまで……! これではいつもと変わらぬ、我はもっとイチャラブしたいのだ。だが幼い美貌を甘く崩した彼女は、我に対してさらなるサーヴィスを試みてきた。

 

「グッツグツの雄欲望を全部♡ ボクに叩き込んでくれなきゃ、許さないんだからなっ♡♡♡」

 

「我に損が一切ないッ!」

 

「君はもう一生分支払ったし、気にしなくていいよ♡ むしろ足りないんじゃないかな♡」

 

「う、うむ?」

 

「そうだ、全然駄目♡ ボクはもっともっと、君に対して色々しなきゃいけない♡」

 

「な、何をしてくれるというのだ?」

 

 真正面から我の脚に抱き着いてきて……まさかの頬ズリ。やわらかほっぺが愛おしそうに、金玉を優しく撫でつつ吐き出す言葉は激しすぎた。粗相の代償は、我が妻を愛すること……是非もないどころか、元よりそのつもり。むしろそれしか考えておらぬのに、彼女はそれでは足りぬという。

 

「君が望むこと、ぜんぶ♡ ……でもそれだとワンパターンかな、君頭悪いもんね」

 

「相違ない」

 

「だから、ボクが考えてあげる♡ 君はボクに首輪をつけて犬みたいにお散歩を楽しんでいいし、またウサギみたいにぴょんぴょんどちゅどちゅ♡ させてもいい♡ もちろん何時だってタマ置きにしていいし、四つん這いにさせて背中に乗って椅子にしてもいい♡ ご飯の時は食器とミルクサーバーと、ちんぽしゃぶりパイズリのどれがいいかな? お風呂ではデカ乳スポンジ当たり前だし、トイレに行く時ももう紙なんて要らないよ♡ 雑巾みたいにボクのデカ乳を扱って、ションベン拭き取って大きい方はケツ穴しゃぶって綺麗にしてあげる♡ 寝る時はちゃんとちんぽをボクにハメたまま寝てね? 喘ぐのがうるさいなら、枕に顔を埋めさせて寝バック就寝がおすすめだよ♡ あといつも裸かエプロンって芸が無いよね、雄様眼前生着替え♡ 好きなようにボクを着飾ってよ、君が選んだ服をチョキチョキして間抜けな淫猥衣装に仕上げるのはきっと楽しいよぉ♡」

 

「ぬっ!?」

 

「でもボク、よわ雌だからなぁ……君のつよつよちんぽが物足りないなら、ボクをハメ潰しちゃったあとは他の雌も使うといい♡ 新鮮さが欲しいなら、ちんぽをイラ勃たせるために目の前でオナニーさせるとかどうかな♡ ざらっざらの布地でクリを磨かせて、雄の頃の勃起解消を思い出させる必死コイたシコつかせ♡ ボクらはすぐに潮噴きアクメをキメて準備完了するから、好きなぷにあな選んでどっちゅんっ♡ お気に入りのちんぽケースが決まったら教えてね? じっくり仕上げて、君のちんぽがきもちよぉく♡ ちんぽ汁を注げる、理想のぷにあなに改造してあげる♡」

 

 発狂したような勢いで、小さなおくちから洪水のように溢れ出す淫猥なる夫婦生活の展望。ペットのように、家具のように。器物のように、寝具のように。ありとあらゆることを、自らがやってみせるという宣言。さらには他の妻を愛することすら許容して、雄願望の限りを実現することを誓う我が最愛。

 

「何故、そこまで?」

 

「君はボクの角を折った、ボクに酷いことをした。ボクを助けてくれた……そしてボクを、命すら要らないと言って欲しがってくれた。全部全部ぜぇんぶ、力の限り」

 

「手を抜くことなど、出来るはずもない」

 

「だからボクも手抜きなんてしない、全身全霊で君を愛する……いや、違うね。魂すらも、もう君の物だ」

 

「ケルマ」

 

「ボクの全てを壊してしまった君に、ボクは恋をしてしまったんだ。もう手遅れさ、雄になんか戻れっこない」

 

 そっと地面に指を突いて、しずしずと頭を下げる……その姿はとても小さくて、でもこの世のありとあらゆる全てよりも我が瞳に大きく映った。

 

「だからボクを、君のおよめさんにして? もう一方通行じゃない……死が二人を分かつとも、永遠の愛を誓う。ボクはしつこいんだ、死んだって許してやんない」

 

「無論、この拳に誓って」

 

「はぁ、デッカいよね君。もっと屈みなよ、ちゃんと出来ないじゃないか」

 

「いつも言われる……ケルマ、一つだけ良いか?」

 

「何だい」

 

「愛している。んっ……」

 

 ナマイキで傲岸不遜。いくら負けさせてやっても、次の瞬間には憎まれ口を叩いてくる。感情が分かりやすいのに、クソほど素直ではない。今だって、下から見上げてくるのに上から目線で命令してくる。だがそれが……狂うほどに愛おしい。最強の鬼人と産まれしこの身が滅びるのも、受け入れてしまえるほどに。ああ……きっとこの重なるくちびるから伝わる物こそが、真実の愛。



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エピローグ 永遠に打たれぬ終止符

「ぬっ……」

 

「どうしたのさ、いつもの勢いはどこに行ったの?」

 

「す、すまぬ。身体が動かぬ……こんなことは、初めてだ」

 

「童貞みたい、誰より雌を鳴かせてきたくせにさ♡」

 

「ぐぬぅ」

 

 ボクの身体に近づいてきて、怯えたように引っ込む指。寝転がったままに見上げる巨体は、ぶるぶると震えている……もしやコイツ、緊張しているのではあるまいか。いや嘘だろ、ちんぽどんだけ淫水焼けしてると思ってるんだよ。赤銅色の身体なのに、呪印とそこだけ黒いんだよ馬鹿♡

 

「ほら、早くしないと泣いちゃうぞぉ♡ ボクは君に滅茶苦茶にされたくて、たまんないんだ♡」

 

「乱暴なのが好みとは」

 

「君がそれ言う? ボクをそうしちゃったのは、君だよ♡」

 

「優しく扱っていたつもりなのだが……解せぬ」

 

「君の手加減は、普通の全力を超えてるんだよ♡」

 

 竜を殴り飛ばせる腕力を、ずっと必死に制御して来たのだろう……そうっと、そうっと。ボクたちを決して壊さぬように、細心の注意を払い。まぁ、壊れちゃったけどね♡ クソ強くて重すぎる愛情に、か弱くなってしまったこの身が耐えられるわけがない。本人が意図せずとも相手を被虐雌に躾ける、とんでもない絶対強者である。

 

「むぅ……ま、参るッ!」

 

「来て♡」

 

「ぬぅぅ……!」

 

「んぉ゛ッ♡ お゛ッひぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ……♡」

 

「い、いつもより狭い気がするのだが!?」

 

「はぁ゛ぅ゛ッ♡ ちゅ、ちゅぅっ♡」

 

「むっ……んっ」

 

 ずぬりずぬりと、ボクの中に沈んでいく熱いカタマリ。肉輪を貫かれて、おなかの中をデカ過ぎ亀頭で搔きむしられる感覚はいつまでも慣れない。それに……気づかれそうになったので、くちづけねだりで誤魔化す♡ 今までのボクと同じと思うな、おねだりにすぐに応えちゃうチョロい君なんかとは違うんだよっ♡

 

「ちゅくっ♡ ちゅっぷぅ……んぎぃ゛ッ♡」

 

「に、二重肉輪だと!?」

 

「はぁ゛ぁ゛ッ……♡ ひ、標準装備さ、当たり前だろ♡」

 

「まぁ予測が出来たことではあったか……ケルマは負けず嫌いだからな」

 

「君以外に負けるボクじゃないよ♡」

 

 ボクのぷにあなを誰よりも良く知る、コイツが気づいた違和感。そう……実験体で試してみて、問題無かったので自分にも着けさせたのだ♡ ボク以上にコイツを悦ばせるとか、誰にだって許せない。でもこれヤバいな、慣れていない物だから感じる快楽が新鮮♡ 亀頭の先端で押し広げられるだけで、腰が無くなっちゃいそう♡ マオはよく平気……平気じゃないな、いつでも喘ぎ散らしてた♡

 

「そうだな、我が負けさせてやらねば……ぬんっ!」

 

「んごぉ゛ッ♡ ンギュッ♡ お゛ッお゛ッあ゛ッひぃ゛ぃ゛ッ♡♡♡」

 

「うお、締め付けが凄まじい……二倍だものな、さもありなん」

 

「はぉ゛ッ♡ お゛~~~っ……♡ ぅ゛お゛~~~っ……♡」

 

「よしよし、じっくり待とう。慣れるまでな」

 

 そしてその気持ちを味わった途端に、ボクはちょっと後悔した。亀頭が通った途端に、拡げられた肉輪が戻ろうとしてちんぽを思い切り食いしばる♡ ただでさえ最初の肉輪だけでもヤバいのに、二倍どころか数倍の激悦♡ ちゅきちゅきな気持ちが、さらにそれを助長してイきっぱなしの極楽天上から降りられない♡ おなかがミチミチ過ぎて、搾り出すようなクソ低い喘ぎ声♡

 

「ふぅ゛、ふぅ゛ぅ゛……♡ だ、だめだよぅ♡ ボクはもっと、君を悦ばせられるんだ、ぁ……♡」

 

「もう奥ではないか」

 

「んふー……♡ ゆ、油断したなぁ♡ えいっンっげぇ゛ぇ゛ぇ゛ッ♡♡♡」

 

「なんだとっ!?」

 

「ごひゅぅ゛ッ♡ ごッひゅぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ♡ ど、どうらぁ゛ッ♡」

 

 二重の肉輪? そんなのだけで終わるなら、オナホを試用なんかさせてない。受け入れるのだ、コイツを全部。ボクが、ボクだけが。だから……ガキ産み部屋の入口を、ボクは肉輪に変えさせた♡ ちっちゃなぷにあなだけじゃ足りないなら、その奥まで三段活用する♡ クソデカちんぽがみっちりハマる、最高のちんぽケースになってやった♡

 

「こ、こんなところまで挿入(はい)ってしまって……大丈夫なのか?」

 

「んぎゃぁ゛お゛ッ♡♡♡」

 

「やはり、無理があるっ! よしよし、頑張り過ぎだぞこの馬鹿め」

 

「んぎぃ゛~~~~っ♡ ふぃ゛っぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~っ♡♡♡」

 

「ぬぅっ! どういうことだ、手当が功を成さんっ!」

 

 ば、馬鹿はどっちだこの脳筋ッ♡ ボッコォン! とガキ産み部屋に鎮座する、亀頭を肌の上から撫でられるどころか……動転しているのか、ぎゅむぎゅむぎゅうむっ! と握られる♡ 内臓を握るヤツが居るか、改造したボクだからいいけど他の雌なら即死してる♡ そして最後の仕込みが、意図せずして発動してしまうっ♡

 

「ふぉ゛ッ♡♡♡」

 

「むぐぅっ! な、なんという締め付けか! 同じ鬼人に握られているようだ!」

 

「にぎにぎらッめぇ゛ぇ゛~~~ッ♡♡♡ でぅ゛ッ♡ でちゃぅ゛ぅ゛ッ♡♡♡」

 

「何が出るというのだ、ミルクかッ!?」

 

「ヤベッ♡ ヤッべっ♡ い゛ッばぃ゛でちゃぅ゛んのっほぉ゛~~~~~~~~ッ♡♡♡♡♡」

 

 それはボクのおなかの奥のちょっと上。コイツの希望を叶えるために、細心の注意を払ったのだが……それが裏目に出まくった。ちゃんと動くかどうか自信が無かったので、自分でわかるようにしてしまったのだ♡ ちょっと小突けば発動したはずなのに、執拗に握られ続けて止めることが出来なすぎっ♡ そりゃミルクもブピュりまくってるけど、別の物だよ喜べ馬鹿ッ♡ 

 

「暴れるなっ! ちゃんと手当できぬではないかっ!」

 

「んぶぎゅっ♡♡♡」

 

「ふぅ、これで良し」

 

「~~~~~~っ♡♡♡ ~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「しかし反応が凄まじいな……お、止まった」

 

「ほげっ……☆」

 

 心配性はボクだけではなかった……あまりにボクがばたばたしていたため、ちんぽをブチ込まれたままに全体重で押し潰される♡ あ、これだめだ。想定出来たはずだけど、ボクはコイツに喜んで欲しすぎて失念してた。圧壊するようなクソ重愛情がボクのガキ産み部屋をいぢめ尽くして、解放された時にはもう声も出せなかった。

 

「ところでケルマ」

 

「ふへっ♡ お゛ッへぇ゛ぇ゛……♡」

 

「よしよし、ゆっくりと息を吸え」

 

「ふぅ゛ぅ゛ッ♡ も、もっとなでなでしろぉ……♡」

 

「む、落ち着いたな。何が出たのだ?」

 

「た、たまごぉ……♡」

 

「へっ?」

 

 なんとかゆるしてもらえた上に、あたまをなでてもらえたぁ♡ えへへ、うれしいなぁ。ほうこくしないと、ボクがんばったよ♡ って。コイツがめをまるくするなんて、めずらしい。やったぁきちょうなシーンだぁ♡ でも……なんかムカついてきたな、何驚いてるんだよお前が望んだことだろっ……!

 

「君のガキどもを産み散らかすためのっ! タマゴがたっぷり排卵()ちゃったんだよぉっ! 一つで良いのに、何十個もっ!」

 

「何だとッ!?」

 

「あの流れでわからないヤツ居るッ!? ああそうだね、君が馬鹿なのはわかってたさっ! サプライズしようと思ったボクも悪かったさ!」

 

「お、落ち着けケルマ」

 

「何でボクに喋らせないのさ、クソ緊張してたからイけるって思ったのにっ! オーバーキルなんだよ、いや殺すどころか産むんだけどさっ!!」

 

 コイツの大好きなボクのままに……片角を残したままに、ガキを孕めるようになってやったというのに。うすうす勘づいても良いはずなのに、朴念仁過ぎるコイツはいつも通りのハメ潰しを喰らわせてきた。これは重大な裏切りと言えよう……もう謝らないと産んでやらないからな、ほっかほかのうみたてタマゴ無駄にしちゃうんだからなっ!

 

「わ、我はどうすれば良かったのだ?」

 

「優しく愛を囁きつつ、いつもぐらいの勢いでどっちゅんっ♡ って、ガキ産み部屋をちょっと強めにノックすれば良かったのにぃ……あんなに激しく刺激されたから、もうタマゴまみれだよぉ……」

 

「ふむ、なるほど。強くするほどに、量を増すのだな」

 

「そうだよ……君のドチュリ加減を緻密に計算して、もっと強くぅ♡ 優しすぎぃ♡ とか言いたかったのにぃ!」

 

「なるほどなるほど」

 

「ふぎゅっ♡ ……? ねぇ、何でボクの脚を抱えたのかな」

 

 文句はとめどなく出て来る。じんじんと痺れるおなかの疼きが、ボクにそうさせるのだ……ごめんよ、タマゴちゃんたち。お前らのパパが酷いから、産まれてくるのは諦めるといい。ま、まぁ? ちゃんと謝ったら許してあげるけど? すぐにでもお預けキャンセルしてあげるけど? 思うボクの足首がむんずと掴まれて、身体の柔らかさを活用して手首と共に握り込まれる。

 

「もちろん、我のガキを産ませるためだが」

 

「は、話聞いてたッ!? もう十分なんだよ、なんで思い切りハメる態勢になるのっ!?」

 

「貴様の好意に報いるためだ……いいか、ケルマ」

 

「な、なんだよぅ」

 

「この数字……今はゼロだな?」

 

「う、うん」

 

「そして今の最高記録は、300に足りぬほどだ」

 

「へ、へぇ。そうなんだぁ。君、指の数以上も数えられたんだね?」

 

 イヤな予感が止まらない。見上げる黒いまなざしに宿るのは、愛情と……獣欲。ゆっくりとゆっくりと、怖くなるほどに優しくおなかの上で円を描く指。コイツそんなに仕込んでたのか、多分巫女頭と補佐のどちらかだと思うんだけど、それよりボクはコイツが算数できたことにびっくりする……振りをする。

 

「そうだな、我は数を数えるのが苦手だ……貴様にもそうなってもらいたい。何せ、夫婦だからな」

 

「あ、頭が悪くなっちゃったらそのままのボクじゃないんじゃないかなっ!」

 

「なぁに、心配はいらぬ……どんなに頭が良くても、関係はない」

 

「つ、つまり?」

 

「満天に輝く星空よりも多くッ! 貴様のおなかに、数え切れぬほどにガキを仕込むと言うことだぁっ!!」

 

「ひぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ッ!? し、死んじゃうッ!」

 

 問答無用ではなかった……だが、答え合わせをするほどにボクの身体は震えを増していく。ちょっと待て、本気かよコイツ。やっと想いが通じ合ったと…うのに、妻殺害を目論んできた。抵抗を試みようとしても、無駄……ただでさえ勝てないのに、この態勢。そうだ種付けプレスだ、一番ガキを孕ませるのに適した体位!

 

「死ぬだと!? 馬鹿め、我を置いて逝くなッ! オラ喰らえっ!!」

 

「んぎょぎょぐぇ゛ッ♡ ゆ、ゆるしんごぉ゛ぐぉ゛ッ♡♡♡」

 

「許さぬッ! ああ許さんとも、愛しているのだ覚悟しろっ!」

 

「ふぐげぇ゛ッ♡ お゛ッぐぉ゛ッ♡ ぐぉ゛……ぷげっ☆」

 

「何を寝ている!? 記念すべき一発目だ、たっぷりと味わえッ!!」

 

「オ゛ぁ゛ッぢぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 興奮しきった孕ませピストンには、ボクに対する気遣いなど微塵もなかった。がりがりがりぃ゛~~~ッ! と三重の肉輪を纏めて削りぬいて、ぴたりと止まり……最大まで腰を溜めてから、どっちゅぅゥんッ! とガキ産み部屋を貫通する勢いでブッ叩かかれる♡ 一瞬で意識を喪失したボクを、叩き起こす灼熱奔流♡

 

「どうだ、良いガキが孕めそうか?」

 

「ふぉ゛ッ♡ ぜ、絶対孕んだぁ゛ッ♡ おなかの奥で、ヘンな音したぁっ♡」

 

「本当か? 貴様は素直じゃないからな……どれ、塗り付けておくか」

 

「ンッぎゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ♡♡♡ お゛にゃかこわれぅ゛ぅ゛ぅ゛~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

「慎重な貴様のことだ、我に使わせるからには強化は万全だろう」

 

 それがガキ産み部屋を蹂躙して、タマゴちゃんたちに逃げ場なんて無いのに♡ ブッぢゅぅんッ!! と、ブッ濃すぎるちんぽ汁にタマゴ集団レイプされた音まで聞こえてたのに♡ ボクのおなかを執拗に耕して、ガキ産み部屋の容量まで拡張しようとしてくる♡ なんでそんなとこだけ鋭いんだよ、確かに安全マージンはクソほど取ったよっ♡

 

「そ、そんにゃにボクうめにゃいのぉ゛ッ♡」

 

「そういえば貴様、我は気持ち良いから良いのだが……産む時ヤバくないか、このキツさ」

 

「あ゛っ」

 

「やはり、大事な所で抜けているッ……! 先行的にお迎え棒しておかなくては、ガキが出てこれぬではないかッ!」

 

「ふンぎょぎょぎょぎょっ♡ ぐぉ゛オ゛ンぎゃぁ゛ぁ゛ァ゛~~~~~~~っ♡♡♡」

 

「貴様が産声を上げてどうする、かわいいなッ!!」

 

 大義名分を得た馬鹿の腰遣いは、いよいよもって加速した。ボクの冷静さを失っていた失態を補う、肉輪拡げるクソデカちんぽの全長を贅沢に使った鬼ドチュリ♡ ボクが安心してガキを産めると判断するまで、この地獄は終わらないのだろう……愛情がどんどん深まっていくと告げる雄たけびに、ボクはなんか色々諦めた♡ あーあ……ガキどもの名前、語彙力が貧困な馬鹿の代わりにボクがたくさん考えておかないと♡

 

 ◇◇◇◇◇

 

「行って参ります」

 

「うむ、気を付けるのじゃぞ?」

 

「恐ろしい相手だ……吾輩心配。油断しちゃ、駄目だゾ!」

 

「ごくっ。い、いえいえ。必ずや討ち果たして見せましょう!」

 

 だだだだだ……と凄まじい速さで走り去っていく、新たなる益荒男。幼い頃から面倒を見て来た背中は、いつの間にかとても大きくなっていた。その脚を動かす原動力は、恐らく……鼻をつぅん♡ とつつかれて、思わず目線を下げて目に入ったクソ長い乳谷間であろう。ニンジンをブラ下げられた馬よりも発奮しておる。

 

「シャルル、おぬしも悪よのう」

 

「巫女頭様も大概だゾ? チラリズムとは、恐ろしい……効果は絶大だナ」

 

「何と言っても、童貞じゃからのう! カッカッカ!!」

 

「補佐殿が恋しいゾ……早く吾輩の順番にならないかなぁ」

 

 そう、我らが身を包んだ巫女装束はデザインを一新しておった。ゆったりとしたその造りは、ちゃんとデカ乳もケツも覆っておるが……大事な部分が見えそうで見えぬ、絶妙なる長さ♡ ちょっと頑張れば魅惑の桃色がご挨拶しそうなぐらいで、あやつらにはちょうど良いのじゃ♡

 

「して、あやつの腕前の程は?」

 

「旦那様が楽しみにしてたゾ? もう少し鍛えたいって、この前言ってた」

 

「不憫じゃのう……明らかに、修練が足りぬではないか」

 

「でもあんまり間を空けると、ケルマがブチ切れるんだゾ」

 

「あやつマジわがまま……まぁわかるがの、昂った憤りはいつもより夜を激しくしてくれるからのう♡」

 

 遠くにそびえる山を見やる……以前は神竜が鎮座していたというそこは、雲に隠され山頂を見ることは出来ぬ。これも一種の、ちらりずむ? と言うヤツじゃろう……まぁ儂ら、足しげく通っておるのじゃが。週一ぐらいで選ばれる我らは良いが、お気に召さなかった雌はあまり連れ去ってもらえぬ。

 

「うう、待ち遠しい……マオと補佐殿、いいなぁ」

 

「まぁ待っておれ、次の機会もまたすぐじゃ♡」

 

「まぁそうだナ……なんせいっぱい居るから。ちなみにレリューは?」

 

「エサとしてはあやつ、一番人気があるんじゃよなぁ。やっぱり幼少時から接すると、違うのかのう?」

 

「本性知ったら、みんな絶望するゾ……」

 

 面倒見のいいお姉ちゃん。その立場を確立したあのド鬼畜シスターが連れ去られて……ボテ腹を嬉しそうに抱えて帰って来た時の、殺気立ちようと行ったら。『しょうがないんですぅ、わたしが魅力的過ぎるのが悪いんですぅ♡』……その言葉が発された日の犠牲者の数は、とても両手の指では足りぬ。ああ……こういうの、まっちぽんぷ? とか言うんじゃっけ。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「勝負だ、オレが勝ったらみんなを解放してもらう!」

 

「ほぉう……皆と言うのは、この者かな?」

 

「んぎゅっ♡ こ、こらっ♡ 挑戦者の前だぞぅ♡」

 

「ぐッ……! そ、そうだ! この剣にて、悪しき運命を断ち切るッ!」

 

 また始まった……嬉しそうに若き益荒男に相対する、悪鬼の仮面を被りし鬼人。まぁつまりご主人様なのだが……食べごろでなくても、その剛腕を振るえるだけで楽しいらしい。その腕に抱え込まれてミルクをブピュつかせているのは、戦利品……それに相応しい煌びやかな衣装を身にまとい、今日もいい空気を吸っている。

 

「名乗れ。我の記憶の片隅に、その煌めきを残してやろう」

 

「ルサールカ!」

 

「良い名前だ……うん、マジで良い名前なのでちょっと離れてくれまいか」

 

「やだ♡」

 

「クソッ、見せびらかしやがってッ! うおお、行くぞぉッ!!」

 

 いじいじと、逞しい腹筋にのの字を描く彼女がさらに笑みを深める。自分の着けた名前だけに、愛着もひとしおなのだろう……ついには乳媚びまでし始めたぞ、アイツ。色ボケし過ぎだぞ羨ましい。ああやって勝負の邪魔をすれば、さらに酷いことをしてもらえるからだろう……うん、お零れを願い出ねば♡

 

「来いッ! 我はこの山を支配する、悪しき鬼神……終点童子なり!」

 

「うおお、ゾマケーマの魂の輝きよ! 我がカタナに宿れッ!」

 

「お、いい剣筋。これは今日も、いっぱい挑戦者(ガキ)が仕込まれちゃうなぁ♡」

 

「何故誰も気づかぬのだろう……まんまではないか」

 

 高らかに鳴る、拳と金属が奏でるデュエット。アイツ結構強いな、わりと打ち合えているぞ……仮面に隠されているが、俺にはわかる。喜悦の感情がその逞しい身体から溢れ出て、闘争の音色が加速する。悪しき運命を打ち破って頂いた我らは、違う運命を背負うこととなった。闘争の終止符は、鋼の絶叫にて打たれる。

 

「く、クソッ……及ばなかったか! クッ、殺せッ!」

 

「ケルマよ、こやつは手を出していいガキであったか?」

 

「大丈夫だよ、ボクのガキのガキのそのまたガキのはとこのいとこの友達ぐらい♡」

 

「うむ安心ッ! では、着いて参れ」

 

「ぐぅっ! な、なんという力強さッ!」

 

 折れ砕けた刀身を呆然と眺め、悔し気な顔を見せる若獅子。もはや抗し得ぬと悟ったのだろう……潔く敗者としての態度を取る。それに対して首を傾げる雄様が、確認を取ってからその筋肉を満載した身体を軽々と引きずっていく。アイツほんとに覚えてるのかな、最近頭の悪さが凄いので俺は不安だ……向かう先は、朱塗りの社。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「よし、では貴様。ルサールカと申したか……我に従う気はあるか?」

 

「無いッ! 貴様に媚び諂うぐらいならば、自ら命を絶ってくれる!」

 

「へぇ……? 胆が据わってるね。あ゛ぅ゛ッ♡」

 

「うむ、これは期待が持てるな」

 

「んきゅっ♡ ご、ご主人様ぁ♡」

 

「くッ! 何と無力なのだ、オレはぁ……!」

 

 だぁんと、床板に拳を打ち付ける……目の前で行われるは、言語道断の淫戯。好き放題に実り尽くしたやわ肉を弄ばれて、喘ぎ声を零す被害雌たち。黄金と白銀の煌めきは、赤銅色の巨人に囚われていた。古来より彼女たちは、生贄として生きることを強要されているという……もっと己が強ければ、その運命から解き放てたというのに。

 

「自らの無力を嘆くのはまだ早いよ? また挑めばいいじゃないか」

 

「何……?」

 

「そ、そうだな。俺たちを手に入れるために、今まで頑張ってきたのだろう?」

 

「そう、だな」

 

「思い出してみなよ、君の鍛錬の日々を」

 

「……」

 

 だが彼女たちは、諦めていなかった……声援を受けて目を閉じれば浮かぶ、運命へ抗うため自らを鍛え上げる道程。幼き頃から友と剣を打ち合わせ、魂は練磨されていった。そして……そうだ、そうであった。思い出せルサールカ、無言にて雄弁に語るあの雄々しき背中を!

 

「オレは……諦めることだけは、教えられていない! 何度でも貴様に挑もう、この角に賭けてッ!」

 

「その言葉に、嘘は無いな?」

 

「無いッ!」

 

「……合格♡ いいよシュテン、折っちゃって?」

 

「うむっ!」

 

「へっ? んっぎゃぁ゛ぁ゛ァ゛ァ゛~~~~~~~~~~っ!!!」

 

 注がれた燃料は、燻る火種を業火と化した。雄として当然の、不屈なる魂の猛り。それを吼えた瞬間にむんずと片角を掴まれて……凄まじい音が頭蓋骨に鳴り響いた。何が、何があったというのだ……激痛に悶えるオレの身体が、熱を帯びて変わりゆく。今まで味わったどんな衝撃よりも、鮮烈なる瞬間が永久に続くかのように。

 

「大丈夫? ギブアップする?」

 

「ちょ、ちょっと待て。ん? 何か声がおかしい」

 

「そうでなくっちゃ♡ はい、鏡」

 

「ありがとう……え、何コレ」

 

「さすが我が妻が見込んだだけはある、ヨダレが垂れるな」

 

 幼く甘やかな声の響きに、なんとか意識をまとめ上げる。そうだ、オレは戦うのだ。いきなりオレの角を圧し折りやがった鬼神と……! だが感じる違和感は、どんどん膨れ上がっていく。そして向けられたそれに映るのは、目の前の彼女のようなちっちゃくて一部だけドデカい雌……?

 

 ◇◇◇◇◇

 

「さ、第2ラウンドだ。せいぜい抗ってみせるといい♡」

 

「状況がわからんッ! 誰だ、誰なんだこれはぁっ!」

 

「物分かりが悪いなぁ……映っているのは君自身さ、よわ雌になっちゃったけどね♡」

 

「馬鹿なッ! そのようなことが起こるはずがないっ!」

 

「まぁそうだよね、信じられないのも無理はない……じゃ、証拠を見せてあげよう。君たち♡」

 

 良し、アタリだ……その鍛錬の成果たる筋骨は、みっちりもちもち雌肉に♡ くりくりおめめはまん丸に見開かれて、桜色のくちびるから漏れる声のかわいらしさ♡ 極上のデカ乳ぷにあなが、折れた角の名残を抑えて叫んでいた。いい、すごくいい♡ ネタバラシの瞬間は、いつだって最高だ。

 

「は、はひぃ♡」

 

「お呼びですか、およめ様」

 

「自己紹介してあげて? 君たちが、どうしてそうなっちゃったのかさ♡」

 

「うう、わかりました……♡」

 

「これも敗者の定め、拙者に否はござらん♡」

 

 現実を認め得ぬ、その前にお出しするのは……その未来の姿。ビクつきながら諂いの笑みを浮かべる雌と、すたすたと歩く涼やかな美貌を緩ませた雌。対照的な彼女たちだが、その小さな身体に共通点は沢山ある。それはとんでもない大きさのデカ乳であったり、無茶苦茶叩き甲斐のあるムチケツであったり……

 

「妾たちは、雄様に負けたのじゃぁっ♡」

 

「せっかく機会を頂けたのに、すぐ惨敗してしまったのだ♡」

 

「あんなに威張っておったのに♡ この姿勢でなくば、落ち着かぬぅ……♡」

 

「ああ、なんという悦び♡ もう正座の姿勢など、拙者は取らぬよ♡」

 

「ほら、ちゃんとしないか♡」

 

「「きゃっひぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ンッ♡♡♡」」

 

 だけど一番目立つのは、どたぷんっ♡ ぶぴゅっ♡ ぶっぴゅぅっ♡ とドゲザセルフ搾乳カマす彼女らの額と側頭部……丹念に削り尽くされた、角断面♡ 『負け雌』と刻まれたそこを見せびらかしているのは結構だが……ケツが低い♡ 思いっきりブッ叩いて、ぶんぶんと振らせる『雄様惨敗♡』のケツ白旗♡

 

「ほらほら、自白しなよ! 君たちの罪をさぁっ!」

 

「わ、妾っ♡ 神竜とか調子コイておったのじゃぁっ♡」

 

「拙者もとんでもないことをっ♡ 自由であらせられるべき雄様を、集落に連れ戻そうとしてしまったっ♡」

 

「マジであり得ないよね、ボクのシュテンを殺そうとしたりボクから引き離そうだなんて」

 

「「ごめんなさいっ♡ ごめんなさぁいっ♡♡♡」」

 

 都合の良すぎるぷにあなオナホと化した造物主と、英雄を取り戻そうと攻め込んできて本人に返り討ちにあったオーガの後継勇者。ただ殺すのは惜しいので、ちゃんと責任を取らせてあげた……もはやオーガも、額の角を折れば雌へと変わるオモシロ種族に大昇格♡ 愛しい雄様と同じ姿をした雄なんて、存在してはならないのだ♡

 

「ちゃんとシュテンのガキをもっとたくさん産み散らかしなよ? そうできるように、してあげたんだからさ♡」

 

「はいっ♡ 拙者のおなかに、休む暇などあり申さんッ♡」

 

「妾、がんばるぅ……♡ 鬼ガキ産みまくるのじゃ、竜なんてカス種族二度とは創らぬッ♡」

 

「と、いう訳でぇ……わかったかな? 次に負けると、こうなっちゃうよ♡」

 

「ひ、ひぃぃ……」

 

「ね、シュテン♡」

 

「うむっ!」

 

「ぴぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ♡」

 

 実演を終えて見るは、自らの運命を悟った新品雌♡ だが駄目だ、まだまだわかってない……雄様の怖さと言うものを♡ というわけで見せるのは、びっくんっ! びくくんっ! イライライラァ~~~ッ!! と猛り狂ったクソデカちんぽ♡ ボクのガキ産みを助けるため、ヴァージョンアップを遂げたそれはマジでヤバくて凄まじい♡

 

「君はこれから、これに挑むんだ♡ 諦めたら、もう片方の角も折ってあげる♡」

 

「そ、そんなッ! オレが持っていたちんぽと、違いすぎるぅ……♡」

 

「うんうん、そうだね♡ 油断すると、一瞬で負けるから覚悟しなよ♡」

 

「よく見るといい、相手を良く知るのは大切なことだ」

 

「んぶっ♡♡♡」

 

 ルールを説明されても、怯えるその身はもはや逃れることさえできない♡ その原因は、目の前にそそり勃つちんぽ♡ 顔よりもずっと長くて太くて、先端なんて握り拳よりデカい♡ そしてその竿には、新たな段差がたっぷりと増設されている……♡ 肉輪いぢめに特化した、呪印の追加装甲を利用した肉コブ♡ それでべちんと顔面叩かれ、腰を抜かしちゃう挑戦者♡

 

「さぁ頑張ろう、三日は保たせないとさらにキレるから気をつけて♡」

 

「ぴぇ゛ぇ゛ッ♡ ま、参ったッ! 参りましたぁッ♡♡♡」

 

「早いよ、話聞いてた? マオ、ヤスリ持ってきて?」

 

「う、うむ……ご主人様、ちょっと手加減してあげて欲しい」

 

「そうだな、その通りだ。我が全力で愛せるのは我が最愛の妻だけだ」

 

「もうっ♡ 褒めてもタマゴしか……ンッぉ゛ッ♡♡♡ で、排卵()たぁっ♡」

 

 後はお決まりのパターン。敗北宣言キメたらすぐに、角をガリガリ削り尽くして完全雌にしてあげるのだ♡ だが思ったより早い……計算外だ、根性なしめ。これじゃあボクが、行き場の無い昂りを全部受け止めさせられちゃうっ♡ おなかをそっと撫でられるだけで、甘やかな予感がガキ産み部屋を駆け巡り♡ ド突かれ過ぎて最弱と化したボクは、気の早すぎる種付け準備♡

 

「まだ産む気なのか……」

 

「はぁーっ♡ はぁ゛う゛ッ♡ おにゃかっ♡ らめぇ゛ッ♡♡♡」

 

「もっと強いガキを産ませねばな、いつか我を超えるような」

 

「む、無理ィっ♡ きっと絶対産まれないけど……ボク、頑張る♡」

 

「よしッ! 新人妻を愛した後に、また孕ませてやろう。今夜も我は頑張るぞォッ!!」

 

「ふンッ♡!? ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡」

 

 どっちゅぅんっ! とブッ叩かれる新品ぷにあなと、ガリガリゴリゴリ雑に削られて無くなっていく角。それをうっとりと見つめながら、ボクはデキるけどこの雄様を超えることは出来ぬガキの、名前を考える作業に移る……今度は何人孕まされちゃうのかな、えへへ楽しみすぎぃ♡ この場に角は二本だけ、コイツの額の一本とボクの残った一本のみ♡

 ここはオナホと化した神竜の代わりに、絶対最強の雄様が君臨した地上の楽園。たった一人の雄様と、最愛のボク♡ それとその他の角雌と、いつか終点にたどり着き角雌に変わる雄たち(アダムになれぬ雑魚)。全ての民が戦闘音と産声と角折り音とアクメ声をオーケストラし続ける、永遠の闘争と幸福が約束された地である♡

 

 おわり



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