獄の軌跡 (Sポムの卵)
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序章 1話 始まりの罪

初投稿です
軌跡シリーズは空FCからやり始めて閃1まで全てプレイ済みです(那由多?何それw)
並べく閃以外のキャラも出したいですね



ここはトールズ士官学院

 

そんな中ある特徴的な制服を着た生徒達がいた

 

彼らはみな赤色の制服を着ている

 

そうーー10人ーーの生徒が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中のある一人

メネス・ハルトはトリスタの町中にある公園にいた

 

「おい、起きろって!そろそろ始業式だぞ!」

 

銀髪の少女と一緒に

 

「ん、めんどくさい。メネおんぶして」

 

「やだよ、僕が非力なのわかって言ってるの?箸どころか蟻さえ持ち上げられないよ」

 

「メネ、そういう嘘は天罰が当たるよ?」

 

「いいんだよフィー、俺は神に許された罪人だから」

 

そうやってメネスはフィーという少女の頭ををワシャワシャと少し乱暴に撫でた

少女は少年の顔から眼をそむけ

 

「・・・そんなことしてると遅刻するよ」

 

と頬をしかし彼にきずかれないように染めた

 

「しかし、フィーが来るなんて意外だね」

 

「そんなことない」

 

「君はてっきり団にまだ残るのかと」

 

「そういうメネだって」

 

「俺かい?」

 

メネスは問われた直後眼をそっとつぶり顔を晴天にむけ

自分の置かれた身について少し思いだした

だが、まだそれを告げるべきではないとメネスは心に決め

 

「ちょっと野暮用でね」

 

と微笑みながらごまかした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所は変わりトールズ士官学園校門前

 

「はい、キミはメネス君だね、トールズ士官学園へようこそ!」

 

「というと君はフィー・クラウゼルさんかな?」

 

「指定のあった荷物はこちらで預かるよ」

 

とっさに声をかけられた二人目の前には

フィーと大差変わらない身長をもつ女生徒

その隣には肥満体系な黄色い作業服を着た男子がいた

 

「ええっと」

 

とメネスが困惑すると

 

「わわっご、ごめんなさいまずは名乗るなら自分からだよねっ!」

 

「なんか違うような気がするんだけど?まっいっか」

 

「私はトワ!トワ・ハーシェル!この学院の生徒会長です!」

 

「ぼくはノルジュ、技術部の部長をしているよ」

 

「えっとどうも、メネス・ハルトです。身内からはメネとか呼ばれてますけど」

 

「フィー・クラウゼル、フィーでいいよ」

 

メネスは彼女が生徒会長だという役職に就いていることを知るとフィーに目配せをした

 

「あっ、今私のことそうは見えないって顔したよね!?」

 

なぜばれたのだろうか、彼女の境遇ならそれぐらいは察せるレベルになるのか

なら試しに・・・

 

「いってー!何も言ってないだろ」

 

「ん、なんか、変な眼でみられたから」

 

「あはは、仲がいいんだね二人とも」

 

「早くしないと始業式始まるよ?」

 

「ありがとうございます。じゃぁフィー行くよ」

 

了解(ja-)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時と場所は変わって講堂

ヴァンダイク学院長がこれぞ好調といわんばかりの長話をしている中

メネスはというと

 

「Zzzz」

 

ねていた。そうれもう、どこからどう考えても爆睡

というかきずかない人がいないくらいの頭を揺らし船をこいでいた

 

「ちょっと、おきなさい!」

 

どうやら隣の席に座っていた金髪の女の子がメネスを起こそうとしていた

だが彼女も運が悪かっただろう

相手はメネスだ

実はメネスは寝ることに関してはあのフィーでさえ引くほどのこだわりを持っている

例えばこんな感じだ

 

「アリサの母はイリーナ・ラインフォルト、ラインフォルト会社の会長であり、忌み嫌っている存在だろ」

 

「なっ」

 

「そうなんだろ?アリサ・ラインフォルト」

 

「これ以上のこと話されたいか?」

 

「ぐっ・・・」

 

なぜそんなことを知っているのかは伏せるが寝ている彼を無理に起こそうとすると言われたくないことや

その人の黒歴史etcもろとも話される可能性がある

もっとも定時になったら起きるのだが

 

「若者よ、世の礎たれ!」

 

そんな中ヴァンダイク学院長の演説が終わった

どうやらアナウンスによるとこの後指定された各クラスの教室へ移動するらしいが

 

「なぁ、俺達ってどのクラスに指定されたんだ?」

 

「っ、知らないわよ」

 

パンパン

 

「ハーイ、赤い制服の子ちょっとついてきなさい」

 

ぞろぞろと赤髪の女性に赤い制服を着たやつらがついていく

 

「あれについてけばいいのか」

 

 



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2話 無知の罪

超いまさらですがメネス・ハルトのハルトはレーヴェから授かったものです
過去にいったい何があったんですかねぇ


メネス達一行が進んだ先は本校舎から少し離れた場所にある古めかしい建物

建物は旧校舎である

 

「なぁフィーこれから何すると思う?」

 

「ん、メネはサラの話聞いてなかったっけ?」

 

「そういうフィーこそ聞いてたのか?」

 

「そんなわけない」

 

「だよなぁ」

 

とネメストフィーが談話を進めていると

 

「あら、あんたたちそんなに余裕しゃくしゃくならハンデ負ってもらいましょうかね」

 

「「げっ」」

 

何とも息の合った勢いで彼ら2人は反応を示した

 

「なに大したことじゃないわ」

 

((サラの場合”大したこと”っていうのは本気の大したことだからなぁ))

 

「っとついたわよ」

 

「ちょ、ちょっとサラさん?さっきの冗談ですよね」

 

「あら、この学院じゃ私は教官よ?冗談が通じると思って?」

 

「で、ですよねぇ」

 

メネスが嫌そうな顔をしているとサラが開けた古めかしい建物

旧校舎に入って行った

 

「なんだここは」

 

「―――サラ・バレスタイン。今日から君たち《Ⅶ組》の担任を務めさせてもらうわ。よろしくお願いするわね」

 

教官の言葉に、誰もが同様の疑問を抱いているようだ。それもそのはず、1学年のクラスは5つ。案内書にもそう記されていた。皆の胸中を代弁するかのように、前に立っていた女子生徒が疑問を投げ掛ける。

 

「あ、あの・・・・・・サラ教官?この学院の1学年のクラス数は、5つだったと記憶していますが」

「お、さすが主席入学。よく調べているじゃない」

 

待ってましたと言わんばかりに、ややドヤ顔気味にサラは続ける。

 

彼女によると、確かに『去年』までは5つのクラスがあり、貴族と平民で区別されていたらしい。しかし今年度から、新たに1つのクラスが立ち上げられたという。

 

「すなわち君たち――身分に関係なく選ばれた・・・・・・特科クラス《Ⅶ組》が」

 

「自分はとても納得しかねます!まさか貴族風情と、一緒のクラスでやって行けって言うんですか!?」」

「うーん、そう言われてもねぇ」

「ユーシス・アルバレア。貴族風情の名前ごとき、覚えてもらわなくても構わんが」

「し、四大名門・・・・・・!?」

 

サラの「身分に関係なく選ばれた」という言葉の意味を、今更ながらに自覚する。一同が驚きの表情を見せる一方で、フィーは大きな欠伸をしていた。

 

「だ、だからどうした!?その大層な家名に、誰もが怯むと思ったら大間違いだぞ!」

 

「色々あるとは思うけど、文句は後で聞かせてもらうわ。そろそろオリエンテーリングを始めないといけないしね」

 

サラは笑いながらそう言うと、後方にある柱をちらと見やる。

 

「それじゃ、さっそく始めましょうか♪」



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