次元を旅する仮面ライダー(クロスオーバー) (Uruto)
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まどか☆マギカ編
序章・運命のconnect


〜「世界の破壊者」ディケイド。数多の世界を巡り、その瞳は何を見る?〜

はい。みんな大好き世界の破壊者•仮面ライダーディケイドのクロスオーバー小説です。
今回は、設定をば。
本編が終了し、映画が終ってユウスケや夏みかんと別れた後とします。
つまり士のぶらり一人旅です。ちなみにストーカーは来ます.
オリジナルカードが登場したり、訪れる側の世界の本編シナリオに干渉しますので、苦手な方はブラウザバック推奨。

※注意•圧倒的ガバ、迷走するシナリオ、絶望的センス。

・仮面ライダーディケイド/門屋士

既に、ネオディケイドライバー。
クウガからジオウまでのカードを所持。
オリジナルカード登場予定。
ただし、カオス。

まずは、まどマギ編です。
ほむほむは、何度か周回してメガネ外した状態です。
なお、本編開始前です。


日本離れしたような高層ビルが建て並ぶ近未来的な都市。見滝原市。

それらを見下ろせる小さな丘。その上のフェンスに両手を乗せ二眼のトイカメラをぶら下げる男が一人。

彼の名は、門屋士。

時には世界を救い、時には世界を破壊し、その度に色んな人と出会い、その分の別れをして来た。

そんな中たどり着いた街、見滝原市を見渡し、持ち前のカメラで撮っていた。

しかし、何か嫌なものを感じていた。

 

士「いい街だな。だがなんだ?この違和感。」

士「この世界に来て、格好が一切変わっていない。俺のやるべきことはなんだ?」

 

多少の違和感を感じつつもとりあえず、街に降りてみた。

街の少し入り組んだ場所を進み、街の一角のとあるカフェを見つけた。

看板には喫茶店『nascita』と書かれている。

 

カラ〜ン♪

 

惣一&美空『あ、いらっしゃいませ〜。』

 

男と女の声が聞こえて来た。

とりあえず手頃な席に座り、メニューを見ながら注文をいう。

 

士「カプチーノとおすすめパスタ。」

美「ありがとうございます〜♪」

 

注文が終わると女の方が、カウンターのマスターに注文を伝えに行った。

しばらくしたら、カプチーノとナポリタン?が運ばれて来た。

 

美「カプチーノともずく風呂パスタで〜す。」

士「ん?」

 

もずく風呂パスタとやらは、ニンニク風味の辛めなトマトパスタだった。

ちなみにもずくは入っていない。

辛味噌?みたいなのも入っているようだった。とても美味い。

一瞬で食べ終わり、カプチーノを飲もうとしたら、上にミルクで何か書いてあった。

 

ダディ『オデノカラダハボドボドダ!』

士「・・・。」

 

とりあえず何も考えず飲みながら、ふとカウンターの方を見ると、

凄くニヤニヤしながらこちらを見るマスター達の姿があった。

他に客もいないし、とりあえずこの街に関する質問をした。(無視)

 

士「マスターご馳走さん。あ、この街に何か観光名所はないか?」

 

マスターはなぜか少し残念そうな顔をしつつも質問に答えてくれた。

 

惣「そうだなー。この辺はこのオシャレなカフェ以外はないかなぁ。」

 

自分で言ってて恥ずかしくないのかと思いつつ、次に店員の女の方が答えた。

 

美「あ、あそことかどう?見滝原中学校。」

士「中学校?」

惣「あー、あそこかぁ。あそこは綺麗だし、あと美空はそこ出身だからなぁ。」

士「どういうことだ?」

惣「美空はうちの娘なんだけどー、」

 

普通に驚いたが、止めはしなかった。

 

惣「あの中学校出身で、あそこは綺麗だしオシャレなデザインだから見といて損はないんじゃないかな?んで、あそこの近くに確か公園があったはずだからそこでゆったりするのもいいんじゃないかな?」

士「成程、大体わかった。」

 

そう言ってお代を置いて士は店を後にした。

 

美「また来てくださいね〜。」

 

後ろからそう聞こえた。

しばらく歩いて実にお洒落な学校が見えて来た。

全面ガラス張り、屋上のフェンスもまるで宮殿のようなデザイン、とても学校とは思えない。

しかし、丁度下校する生徒達によって学校だと気付かされる。

だがしかし、下校する生徒達の髪型髪色で驚かずにはいられなかった。

この世界ではこれが普通なのだろうか?黒色はもちろん茶髪や金髪、桃色や青色まで選り取り見取りである。

中には金髪ツインテ縦巻きロールもいて驚きである。

 

士「凄いな…。」

 

これにはいくつもの世界を旅した士も驚かざるおえない。

 

士「ん?」

 

よく見ると、重そうな荷物を2人で頑張って持っている生徒がいた。

桃色髪と青色髪の女の子である。

 

さやか「ちょっと!どんだけ作ったらこの量になるのよ!」

まどか「ティヒヒ、作りすぎちゃったかな?」

さやか「当たり前でしょ!」

 

確かに何が入っているかはわからないが両手にすごい量の紙袋を持っていた。

危なそうだし情報収集も兼ねて手伝ってやるか。

 

士「おい、そこのピンクとブルー髪のやつ。」

ま&さ『へ?』

士「重そうだな。手伝ってやろう。」

ま「え、いいんですか!ありがとうございます!」

さ「ちょ、ちょっとまどか!」

さ「どう考えても怪しいでしょうが!絶対後からナニか要求してくるに決まってるわ!(小声)」

ま「ちょっとさやかちゃん!」

士「ほおう、カンがいいな。」

さ「ほらね、言ったとおり…って聞かれてた!?」

ま「うん。普通に聞こえる声だったよ?」

士「俺の要求は、お前たちが俺のやるべきことを探すことだ。」

ま&さ「え?」

さ「やるべき事?ってことは仕事?あんた無職!?」

ま「ちょっとさやかちゃん!ストレート過ぎるよ!」

士「お前もお前で失礼だな。」

士「っと、持ってやるよ。」

ま「あっ。」

 

そう言い、まどかとかいう女の子の両手の紙バックを持った。

普段から戦闘をしているからだろう。そこまで重くもない。

 

さ「って、私のはー!?」

さやかとかいう青髪の女の子が何か言っているが無視する。

 

士「自宅に帰るんだろう。家はこっちであっているか?」

ま「あ、はい!」

士「とりあえずここでうだうだしてても変わらない。行こうか。」

ま「は、はい!」

さ「ちょっと!?無視ー!?」

 

少し歩き…。

 

士「お前達が作りすぎたとか言ってたが、これの中身はなんだ?」

ま「あ、えと、スノードームとハーバリウムです。」

さ「まどかが弟とかのためにって、凄い量作っちゃてねー。」

ま「ちょ、さやかちゃん///!」

士「そうなのか、随分弟思いなんだな。」

さ「あ、そういえば。あんた仕事探してるんじゃなかったけ?」

ま「あ、そういえば!」

ま「士さんは何か資格とか持ってないですか?」

士「資格か…。」

 

そういえば胸ポケットに何かあったなと思い出し取り出すとスマホが入っていた。

Face IDでパスワードを解除し、とりあえず写真を覗くと…。

門屋士と綴られた教員免許状だった。

 

ま「えー!すごーい!士さんって教員免許持ってるんですね!」

さ「嘘でしょ!?この変質者が!?」

 

かなりひどい言われようだが、これで俺のやるべきことは決まったな。

 

士「見滝原中に就職に行くか…。」

ま&さ『えええええぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!』

 

鳥が気絶し、窓ガラスは割れ、難聴でもドン引く程の声量だな。

 

ま「え!?士さん!どういうことですか!?」

さ「ちょっと!まどかは私のものよ!?」

 

なんか一名すごい勘違いとヤバそうな思考をしている奴がいるみたいだが…。

 

士「っと、着いたな。」

ま「へ?」

 

見ると目の前は私の家だった。

 

士「随分小洒落た家だな。」

ま「そ、そうですかね?」

ま「って、そんなことはどうでもよくて!どういうことですか!見滝原中に就職って!」

士「なに、そのうち分かるだろ。」

 

そういって、俺は荷物を渡して去っていった。

 

さ「ちょっとー!私は送ってくれないのー!?」

 

無視しつつ俺は見滝原中に向かいつつ、そこへ電話をかけた。

 

事務員「はい、見滝原中学校事務室です。」

士「すまないが、校長に繋げてくれないか?」

事「校長にですか?すみませんが、アポは取られましたかでしょうか。」

士「いや、取っていない。急ぎの用だ。」

事「分かりました。お名前はなんでしょうか?」

士「門屋士だ。」

事「分かりました。では、少々お待ちください。」

 

数分後…。

 

事「もしもし?許可が取れたので今お繋ぎします。」

校長「校長の橘だ。すまないが何のようだろうか?」

士「俺をお前の学校で雇ってくれないか?」

ダディ「イトウチョクッテルトブットバスゾ」

士「残念ながら大真面目だ。」

橘「…わかった。君の熱意に応じて、後3分で校長室まで来れたらテストと面接をしy…」

 

ガチャリ

 

士「ああ、そんなに待たせもしない。」

橘「!?」

士「さあ、早くテストとやらをするか。」

橘「あ、ああ…。では、この用紙の問題を解いてくれ。」(  ゚Д゚)⊃目

士「ああ、わかった。」

 

10分後(0m0)

 

士「…よし、終わったぞ。」

橘「嘘だろ!?5教科分のテストだぞ!?」

士「終わったものはどうしようも無い。」

ダディ「ウソダドンドコドーン」

士「それより、早くテストの採点をしてくれ。」

橘「あ、ああ。」

 

3!十分後(0w0)

 

橘「嘘だろ…。オール満点だと…。」

士「さあ、次の面接とやらをしようか。」

橘「あ、ああ。じゃあ、君の志望動機は何だい?」

士「この街は美しい。そしてそこに学校があったからだ。」

橘「…じゃあ、趣味と特技を教えてくれ。」

士「趣味は写真だ。特技は料理、スポーツ、営業、バイオリン、言語学…数えるとキリがないな。」

橘「言語学?具体的にはなにが話せるんだ?」

士「英語、日本語、韓国語、中国語、ヒンディー語、ロシア語、スペイン語、グロンギ語、古代リント語、オーバーロード語…。コレも数えるとキリが無いな。」

橘「…。よし、君を雇おう。非常勤の特別教科の教師としてだ。担当教科はちょうど空いている美術と音楽だ。出勤日は一週間に3回。」

士「大体分かった。」

 

そして俺は書類を受け取り、スマホに書いてある住所へと向かった。

どうやらコレがこの世界での俺の家らしい。どことなく前の俺の仲間達との思い出の家と似ている。そう、『光写真館』どことなく似ている雰囲気がある。しかし、見た目はどちらかというとまどかの家に近い。とりあえず、荷物を置いて街を散策に行くか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

???「…ッ!」

 

とある路地裏にて辺りを見渡すある黒髪の少女がいた。

彼女の名前は『暁美ほむら』ゲスネズミこと、インキュベーターにより運命を狂わせられ、

たった1人の少女のために、親友と言うべき存在のために、幾つもの世界を旅し、その度に彼女の死を見てきた。

 

暁美ほむら「…また…助けられなかった…。」

 

思わず目から涙を流すほむら。

 

ほむら「…もう…泣かないって決めたじゃない。」

 

涙を拭い、あの日から外すことのない虚心の仮面をつける。

 

ほむら「今度こそ…助けてみせる。」

 

そう言い、路地裏の出口へ足を進めるほむら。

 

しかし、運が良いのか悪いのか、同じく路地裏へ向かう1人の男がいた。

 

ドンッ!

 

士「うおっ!」

ほ「きゃっ!」

 

誰かとぶつかってしまった。視野が狭くなっていたのだろう。

いえ、待って。こんな所でぶつかる事なんて無かったはず。

もしかして…イレギュラー!?

そう思い、ほむらは目の前に出された手を辿り、その人物の顔を眺めた。

 

士「大丈夫か?」

 

知らない顔だった。しかし、二つ分かったことがあった。その人物が20代ほどの男であることだった。

魔法少女にもなれず、魔女に対し何も対抗手段を持たず、キュゥベェすら見えない。

たとえこの男がイレギュラーでも、何の力も持たず、持てもしない。

そう思うと一気に気分が下がってしまった。

 

士「どうした?」

ほ「い…いえ、何でもないわ。」

士「角には気をつけないとな。」

ほ「ええ、そうね。」

士「ん?お前その服…。見滝原中の生徒か。」

ほ「え…ええ、そうだけど。何?」

士「俺はもうすぐお前の先生になるわけだ。」

ほ「え?」

 

この男は教師の中でも見たことがない。つまり、新任教師か。

 

士「まあ、そういうことだ。って、お前その顔…。」

ほ「え?」

士「なんで泣いてたんだ?」

ほ「ッ!?」

 

ほむらはいつの間にか走り出していた。今にも自分の心から何かが溢れ出しそうだったから。

あの日から付けていた虚心の仮面が今にも崩れそうだったから。

自分の泣き顔をこの男に…いや、誰にも見られたくなかったから。

 

士「あ?オイ!」

 

言ってしまった。何か気に触るようなことでも言ったのだろうか?

まあいい。あそこの生徒なら、また会う機会もあるだろう。

そう思い士は自宅へと戻った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ほむら「…シクシク」

 

泣いていた。また別の路地裏の奥で。

誰に聞こえないような小さな声で。

あの日にお別れしたかつての弱い自分で。

散々泣いた後に残ったものは…ケツイだった。

 

ほむら「今度こそ…今度こそ、助けてみせるから!」

 

次回「第二章・初めてのcontact」

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 

 

 

 

 




前置きが長いんじゃ!

次回はもっと短くします。


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第二章・初めてのcontact

二話目ですね。
やっと変身できそうです。
戦闘シーン上手く書けるかな?


出勤日までまだまだ日はある。

この街で適当にウロウロするか?

どうせ家にいても何も変わらなさそうだしな。

 

喫茶店『nascita』にて

 

士「ようマスター、何かオススメとコーヒーを頼む。」

惣「はいよ。」

 

まるで居酒屋みたいな掛け声だが無視して、

カウンター席に座る。

 

士「マスター、そういや娘はどうしたんだ?」

惣「ああ、今風見野市に行ってるよ。」

士「風見野市?」

惣「ああ、見滝原市のお隣さんだよ。」

士「何しに行ったんだ?」

惣「何でも向こうにめちゃ美味いラーメン屋さんがあるらしくてな。それ食べに休暇とって友達と行っちゃったんだよ。」

士「なるほどな。」

 

俺も明日行ってみるか。今から行ったら、多分遅くなるしな。

 

惣「はいよ。コーヒーと『パズルのピース』だ。」

士「ああ、ありg…は?」

 

見た目は完全に色々挟んだトーストだが、パズルのピース?

ネーミングセンスが中々狂ってるな。

だが味は中々いい。

ハム、ベーコン、生ハム、スクランブルエッグ、レタス、トマト、ケチャプとマスタード、後これは、少しピリ辛な美味いソースが入ってるな。

これは、マヨネーズ、ケチャプ、はちみつ、にんにく?これは入ってるか微妙だな。あとは豆板醤ぐらいか。

…これのどこにパズル要素があるんだ?

コーヒーはまたなんかラテアートで描かれていた。今回は…

 

ダディ「モアイ!」

士「…。」

 

またマスターがニヤニヤしてるが無視し、飲み干す。

会計をして、ドアに手をかける。

 

士「美味かったよ、マスター。またくる。」

惣「はいよ。またこいよ〜。」

 

そういい俺は外へ出た。

しかし何でこんなに味のいい店なのに俺が来る時は誰もいないのか。

不思議なもんだな。まあいい。

適当にそこら辺をぶらぶらするか。

 

マスターが前言っていた公園まで来た。ここも美しいな。

すると何か美しい音色が聞こえてくる。バイオリンか?

 

士「ん?あれは…。」

 

1人の少年がベンチに座りバイオリンで美しい音色を奏でている。

制服を着ている。見滝原中の制服だ。

 

士「随分いい音色だな。」

青年「ん?」

 

演奏が終わったのを見計らい話しかけた・

 

士「この公園には鳩ぐらいしかいないが、何で演奏してたんだ?」

青年「ああ、この風景を見たら急にフレーズが思いついてね。」

士「なるほどな。だいたいわかった。」

青年「それはそうと君は?」

士「何、美しい音色が聞こえてきて、ここに来たんだ。」

青年「ハハ、ありがとう。」

士「お前、名前は?」

青年「恭介、上条恭介だ。」

士「俺は門屋士。よろしく。」

恭「ところで、士は何歳ぐらいだい?見たとこ、僕と同じかそれ以上に見えるけど。」

士「20だ。」

恭「へぇー、大人だったのか。それはすまなかった。士さんって呼んだ方がいいですか?」

士「いやいい、呼び捨てで構わない。敬語も不要だ。」

恭「じゃあ、士で。」

士「ああ、よろしくな恭介。」

恭「ああ、よろしく士」

士「所でそのバイオリン、少し貸してくれないか?」

恭「え?」

士「ああ、俺はバイオリンも弾けるし、チェロやギターも弾ける。壊しはしない。」

恭「まぁ、そこまで言うなら…。良いよ、はい。」

士「ありがとう。」

 

そう言い、俺は例の曲を弾き始めた。

途中まで、懐疑的な目で俺を見ていた恭介も段々と音に耳を傾けるようにし始めた。

弾き終わったあと、聞こえてきたのはとても嬉しそうな恭介の声だった。

 

恭「凄いよ士!まさかこんなに上手いなんて思わなかったよ!」

士「ああ、まあな。」

恭「僕なんかより…いや、一級のバイオリニストでもかないっこないね。」

士「いいや、それは違う。」

恭「え?」

士「たとえ同じ曲を弾いても、弾くやつによって音の個性が異なる。お前にはお前にしか弾けない音がある.」

恭「そうか…。僕にしか弾けない音か。まるでさやかみたいなこと言うなぁ、士は。」

士「ん?お前あいつの知り合いか?」

恭「え?ああ、幼馴染さ。そう言う士はどうなんだい?」

士「まどかっつう女子に絡んでた所を助けただけだ。」

恭「ハハ、さやからしいね。まあ、あの2人は親友なんだけどね。」

士「の割にはベッタリだったがな。」

恭「ハハ、まあね。そういえば、士は何か仕事していないのかい?」

士「ああ、今のところはな。もうすぐ教師になるが。」

恭「へえ!士は先生だったのか。」

士「ああ、お前のな。」

恭「え?」

士「そろそろ良い時間だし帰るかな。」

恭「先生ってまさか見滝原中かい?」

士「ああそうだが?」

恭「まさかうちの先生だったとはね…。」

士「まぁ、そういうことだ。ほら、帰った帰った。もうすぐ暗くなるぞ。」

恭「あ、ああ。そろそろ帰るよ。じゃあね、士・先生。」

士「…はぁ、先生か。」

 

ため息を吐きつつも自分も帰路に着こうとした時、

 

士「ん?何だこの感覚は。」

 

妙な感覚に囚われ、辺りを見渡してみると…

 

士「!?何だこれは!?」

 

自分の周りの空間が妙な結界のようなものに包まれていた。

その後,自分が立っていた場所は、公園から、薄暗い洋館のような、それでいて刑務所にも思える空間に変わっていった。

変な手枷とメイドや執事を組み合わせたような見た目をした化け物が襲ってきた。

 

士「ッ!?危ねぇ!ったく、コレまでと違って随分オシャレなバケモンだな。」

士「まぁ、丁度平和ボケしてた所だしな。行くぜ?」

 

ブンッガシャ

 

謎の機械を腰に当てたかと思うと、それがベルトのように巻き付いた。

そしてベルトのレバーを引き、

左腰のケースから、カードを取り出し左胸の辺りに構えた。

 

士「変身!」

 

そう言ってカードをベルトに差し込み

 

《KAMENRIDE》

 

ベルトのレバーを押した。

 

《DECADE》

 

いくつもの影が現れ、士の体に重なっていく。

さらに、ベルトからカードが飛び出て,顔に刺さっていく。

その後に残ったのは、士ではなく、マゼンタ色の装甲を纏った歴戦の戦士。

『仮面ライダーディケイド』だった。

 

士「さぁ、行くぜ!」

 

腰のカードケース型武器ライドブッカーを剣に変形させ、

目の前の異形達を切り倒していく。

 

士「肩慣らしにもならないな。」

 

そう言い、全ての異形を一瞬の内に切り倒してしまった。

しかし、結界は戻らない。

 

士「まだ元凶がいるのか?」

 

そう言い、結界の奥へと進んでいくディケイド。

 

士「これは下への階段?」

 

階段を降り、目の前の扉に手を掛ける。

そして開け放つ。

そこは、牢獄であった。そしてその中には、今までの化物とは違う、一際でかい化け物だった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

牢獄の魔女

Carcerede/カルセレーデ

《性質は束縛》

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

見た目は、無数の白い手首が宙に浮き、それが握っている鎖がでかい西洋人形をギチギチに縛っていた。

そして縛られた人形から漏れ出た黒い影?のようなものの先端が尖り今にもこちらを貫かんとしていた。

 

士「随分と悪趣味だな。まぁいい。」

士「さてと、調理の時間だ。」

 

 

 

次回「第三章・ベテランのfighting girl」

 

全てを破壊し、全てをつなげ!

 




やーっと変身できたよ。
まあ、魔女退治は次回に持ち越しだけど。
ちなみに今回出た牢獄の魔女はオリジナルの魔女で手下から成長したタイプです。


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第三章・ベテランのfighting girl

三話目です。
今回は例のあの人と対峙します。
そうです。ティロぼっち厨二わからず屋イキリデブさんです。

あと、一応全員救済ルートを目指します.

ヒントを一つ。ディケイドは不死身のアンデットを封印せず倒したり、何かとルール無視が多いですよね。


士「さてと、まずはコイツだ。」

 

《ATTACKRIDE SLASH!》

 

バシュン!ブシュン!

 

マゼンタ色の残像が残り、凄まじい速度で切り掛かった。

あっという間に周りの手下達を片付けた。

 

士「さてと、次はメインディシュだ。」

 

《ATTACKRIDE BLAST!》

 

ライドブッカーを銃に変形させ、トリガーを引いた。

銃がいくつもの幻影に分かれ凄まじい速度でエネルギー弾が放たれる。

 

バチン!バチン!

 

しかし、その銃弾は人形には弾かれ、手首の持つ鎖のみを砕いた。

 

士「!?本体には効かないのか!」

 

士を捕えようと、飛んでくる鎖や影の数々。

 

士「フッ!ハッ!」

 

その全てを避けきり、ライドブッカーで切り刻むディケイド。

 

士「残りの鎖は三本か。なら、もう一度だ!」

 

《ATTACKRIDE BLAST!》

 

残りの鎖をまとめて撃ち抜くディケイド。

しかしそれは失敗でもあり、正解でもあった。

 

魔女「VYTFyGFUTfYIFUTDYgiyfyg!I?;:l,FY!uy!

士「何だ!?」

 

なんと周りの鎖がなくなった影響で、魔女の拘束が解かれ、

魔女から出ていた影がより溢れ出てしまった。

その影響で、より攻撃が激しくなってしまったのだ。

 

士「くそっ!何だよこれ!」

 

剣で弾きつつ、切り掛かるもとても硬い影には効かなかった。

しかし、長年の経験からか、士には一つの勝ち筋が見えていた。

 

士「合間さえぬえれば!……そこだっ!」

 

バキュン!

 

ディケイドの放った銃撃は影の合間を縫い、魔女の眉間を撃ち抜いた。

 

魔女「yH?S?K+OJJ?>L!??!_?!?!+!+*?!L!??S!??」

士「やっぱり、本体は弱かったか。こういうのは、本体が弱いもんだぜ。」

士「これでトドメだ!」

 

ブッカーから一つのカードを引き抜き、ドライバーに差し込んだ。

 

《FINAL ATTACKRIDE》

 

《DE DE DE DECADE!》

 

自分と魔女の間にいくつものカードの壁が現れ、飛び上がったディケイドに合わせて浮いた。

そしてディケイドがキックの体勢のまま、通り抜け魔女本体に当たった!

 

魔女「unguarded?!KJj8!??mMUJEU?!!??!

 

言葉にならない悲鳴をあげ、消えていった魔女。

魔女がいた場所には、得体の知れない黒い球体が落ちていた。

 

士「何だこれ?」

 

拾い上げ、それを確認しようとする士。その時…

 

ズキュン!

 

士「いだっ!なんだ?」

 

ディケイドの後頭部に銃弾を放った者…それは…

 

⁇?「ずいぶん好き勝手に暴れてたみたいだけど、この街では好き勝手にはさせないわよ!」

 

そう言い放つのは、士が見滝原中の校門で見た、金髪ツインロールの少女だった。

 

士「誰だ?お前?」

?「あら、魔女でも人の名前を気にするのね?」

士「魔女?」

?「私の名前は、巴マミ。この見滝原を守る魔法少女よ。」

 

そういい、右手のマスケット銃を放つマミ。

するとどこからか彼女の足元のぬいぐるみ?から声が聞こえてきた。

 

?「気をつけて!僕もあんな魔女、ましてや人の言葉を介する魔女は見たことがない。だけど、多分アレはあの男が言っていたやつだと思う。」

マミ「ええ!分かったわ。キュゥべえ!」

 

キュゥべえとかいう耳から耳が生えた変な生き物がそう言った。

 

士「ッ!?危ねえ!?」

マ「観念なさい!あなたが世界の破壊者だという事は分かっているのよ!」

士「!?誰から聞いた?」

 

思いつく奴は2人ほど居るが…どうだろうか?

 

マミ「あら?鳴滝という方が教えてくれたわよ?」

 

ま た お ま え か 。

 

士「アイツもしつこいな。おい!アイツが言ってることを何で信じているんだ?」

マ「変なピンク色の化け物よりは信じれるわ!」

 

まぁ、確かにそうだよな。仕方がない。

 

士「ちょっと、相手してやるよ。」

 

そう言い士は銃モードのライドブッカーを構えた。

 

バキュン!バキュン!

 

激しい銃の撃ち合いが始まった。

士はステップで避けつつ、マミはマスケット銃でガードしつつ新品を作り、撃ちまくる

 

士「埒があかないな。こいつでいくか。」

 

ディケイドは2枚のカードを差し込み、姿を変えた。

 

KAMENRIDE 《KIVA》

 

FORMRIDE KIVA 《BASSHAAFOEM》

 

マ「姿が変わった!?」

士「ここからが本番だ。いくぜ?」

 

一気に近づき右拳を決めるディケイド。

 

マミ「ッ!」

 

驚いていたため、一瞬反応が鈍るもすぐさま持ち直し、距離を取ろうと飛び上がるマミ。

しかしその瞬間を見逃さず銃を放つディケイド。

それに対し、手持ちの銃で防御しようとするマミ。

しかし、それこそディケイドの狙いだった。

 

バチンッ!

 

マミ「ッ!?隠し玉…ブライド!?」

 

銃弾を防いだかと思ったら二度目の衝撃で銃を落とすマミ。

その視界には、ライドブッカーをこちらに構えるディケイドがいた。

この瞬間、マミは初めての死を感じた。本能的恐怖とでもいううべきか。

 

マミ「(ああ、私死ぬのね…。リボンの防御も間に合わない。空中じゃ、身もかわせない。銃の生成も間に合わない…。このまま死んでしまうのね…。)」

 

まるで時間が引き延ばされたかのような感覚の中、目を瞑り、死を覚悟した時…。

 

マミ「……?」

 

いつまで待っても来ない銃弾を疑問にを思い目を開けたするといつの間にか、

元の姿に戻ったディケイドにお姫様抱っこされている自分がいた。

 

マミ「!?」

 

恥ずかしいのと理解が追いつかないので頭がいっぱいなマミ。

 

士「大丈夫か?」

 

先程まで戦っていた相手に呑気な声をかけるディケイド。

 

マミ「とッ!とりあえず降ろしてッ!」

 

恥ずかしすぎて、声が裏返るマミ。

へいへいといった感じでマミを降ろすディケイド。

マミが気持ちを落ちつかせようとした時…

ディケイドは一枚のカードを右手に持っていた。

 

ATTACKRIDE INVIZIBLE

 

そう耳に聞こえてきた時には、ディケイドはもう見えなくなっていた。

 

マミ「え?ちょ、ちょっと!」

士「お礼なら、次会った時に聞いてやるよ。あぁ後、ピンクじゃなくて、マゼンタだ。覚えておけ。」

 

そうどこからか聞こえ、完全に彼の気配は消えていた。

 

キュゥべえ「危なかったね。何でかは分からないけど、アレは君を助けてたね。」

マミ「え、えぇ…。」

 

そう言うキュゥべえに同意しつつ、彼女だいぶ混乱していた。

 

き「だいぶ混乱しているね。すっかり暗くなって、魔女がでできて今戦えば危険だ。今は家に帰ったほうがいい。」

マ「え!えぇ、そうね。」

 

そういうと、足早にマミは帰宅した。

そして1人佇むキュゥべえは誰に言うわけでもなく言葉を漏らした。

 

キュゥべえ「ディケイド…。あの鳴滝という男は、そう呼んでいた。一体君は誰で何なんだ、ディケイド…。」

 

彼には珍しく、まるであるはずのない知的興奮と、恐怖。

それらを感じさせるような目をしていた。

 

次回「第四章・絶望のsister」

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 




なんか口調がおかしいのは気にしない方針で…。
後今回からライダーごとに名前の色を変えるのは辞めます。
あと、カードを同時に2枚入れましたけど、フォームライドだけで良かったと言うね。
そしてもう一つ。作った後に気づいたんですが、他の方の二次創作小説と少し似てるかも知れません。
題材が同じなので仕方ないですが、暖かい目で見ていただけると幸いです。

追記・時系列ごっちゃ。


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第四章・絶望のsister

はい、四話目ですね。
やっと体裁が整ってきた感じです。
今回もまだ本編前です。


士「はぁ、めんどくせぇ。」

 

インビジブルで逃げてきて、路地裏で変身を解いたディケイド。

門屋士の姿に戻り、一呼吸置いた。

 

士「さてと…、早く帰って寝るか。」

 

足早に帰宅し、就寝した。

 

〜翌朝〜(昼前)

 

思わず寝過ぎた士。しかし、特に何かあるわけでもない。

 

士「腹も減った。そうだな…」

士「マスターの言っていたラーメン屋に向かうか。」

 

そう思い外出の準備をし、冷蔵庫のオロナミンDを飲み、家の外へと出た。

まず、バス停に向かい、バスで風見野市まで行く。大体30分ほどで着いた。

さて、美味いラーメン屋とやらは…あっちか?

適当に歩いていると…

 

士「ん?」

 

謎のオブジェがある公園に2人の姉妹がいた。

 

士「…良い子は学校に行って飯を貪る時間だが?」

 

その子

子達に近づき、話しかけてみた。

 

士「おい、お前ら。ここで何してんだ?」

 

そう声をかけるとそいつらはこっちを見た。1人は髪を背中まで長くし、後ろで結んでいる。身長的に多分姉だ。目つきが鋭く、こちらをバチバチに警戒し、妹を後ろに引いている。2人目は髪が短めだが、こちらも後ろで結んでおり、妹だろう。おそらく小学生ほどで、姉が中学生ほどだろう。2人共髪は深い赤色で、服がお世辞にも綺麗とは言い難かった。少し薄汚れており、この時間に学校に行っていない理由を物語っている。

 

姉「何のようだ?オッサン。」

士「おっさんって…。まぁいい。この辺にある美味いラーメン屋知らないか?」

姉「ラーメン屋?それなら向こうの駅前だぜ。」

士「あぁ、ありがとう。」

 

そう言うと、姉は随分ニヤニヤしながらこちらを見てきた。

 

姉「オイオイ。まさか聞くだけ聞いといてお礼もなしか?」

 

ようはラーメンを奢れと言っているのだ。随分とがめついな。

しかし、妹が羨望の眼差しでこちらを見てくる。

 

士「はぁ…、仕方がない。着いてこい。」

姉「やったぜ。」

 

駅前へと歩いていると、後ろから妹の方が声をかけてきた。

 

妹「お兄ちゃん…名前は?」

士「あ?名前?」

姉「そういえば聞いてなかったな。」

士「俺は門屋士。お前らは?」

姉「誰が教えるかよ。」

士「奢るのやめるか。」

姉「おい待てコラ。」

士「奢るんだからそれぐらい教えてもいいだろ。」

姉「ッチ、佐倉杏子だ…。」

妹「あ…、佐倉モモです。」

士「モモ、あんこ、よろしく。」

杏「だれがあんこだテメェー!!!」

 

と、こんなやりとりがありまして。

 

士「着いたな。入るぞ。」

 

ヘイラッシャイ!

 

見た目は中国風の装飾が施されたラーメン屋で、のれんに『風麺』と書かれていた。

 

士「お前ら何頼む?」

 

カウンター席に座りつつ聞いた。

 

杏「んー、そうだな。この風見ラーメンスペシャルの特盛で。」

士「むっちゃ食うじゃねえかよ。少しは抑えろや。」

モ「じゃ…じゃあ、私は風見ラーメンの並で…。」

士「お前は大でもいいんだぜ。」

杏「おいコラどう言う意味だ!」

士「じゃあ俺は、風見ラーメン大で。」

 

しばらくして、運ばれてきたのは、ラーメンの器にデカいナルトでふたをされた、ラーメンだった。少し動揺したが箸を取り、手を合わせた。一口食べれば取り越し苦労。一瞬で食べ終わってしまった。醤油ラーメンだがコシの効いた味でナルトの中には煮卵やチャーシュー、ネギと海苔がたっぷり入った、複雑ながらもダイレクトな味のラーメンだった。

 

士「ふぅ、なかなか美味かったな。」

 

食べ終わり店を出た士。その後ろには…

 

モ「とっても美味しかったね♪お姉ちゃん!」

杏「あぁ!そうだなモモ!」

 

とんでもない量のラーメンをペロリと平らげ、会計をとんでもない数字にしやがった胃袋モンスター姉妹がいた。

 

士「全く…まぁいいか。じゃあなお前ら。」

モ「バイバイ!士お兄ちゃん♪」

杏「何かあったときは頼れよ〜。飯を持ってきてな♪」

 

最後の一言さえ無ければいい言葉なんだがな。

とりあえず帰る前に記念に写真でも撮っておくか。

嬉しそうに話しながら帰る2人の姉妹を後ろから写真に収めた。

風麺、風見タワー、風見公園、色々なものを写真に収めた。

 

士「さて、そろそろ帰r」

 

キャァァァーーーーー

 

士「!?」

 

どこからか女性の悲鳴が聞こえてきた。

 

士「あっちか!」

 

士は走り出し、着いた先は廃れた教会だった。

窓から覗くと女性が刺され、血を流し倒れている。刺された箇所が多すぎる。

今から治療しても、もう間に合わないだろう。

 

士「クソッ!」

 

刺したのは男性のようだった。神父の服。手には血まみれの包丁。刃が向かう先には…

佐倉モモッ!?

間違いない、アイツだ。姉貴はどうしたんだ!?

見える範囲に杏子は見えなかった。

 

モ「イヤっ!辞めてよぉ、お父さん!誰か、助けて!」

士「ッ!変身!」

 

《KAMENRIDE》 《DICADE!》

 

窓を破り、暴走する神父の前に現れたのは、マゼンタ色の戦士だった。

 

神父「だ,誰だお前は!?」

モモ「…ぇ?

 

2人が驚き固まっているときディケイドはすでにカードをセットしていた。

 

士「逃げるぞ!」

 

モモの腕を掴み、レバーを押した。

 

《ATTACKRIDE INVIZIBLE!》

 

たちまち2人の姿が消え、廃教会に残るのは血塗られた神父とその妻の亡骸だった。

 

 

 

 

 

しばらくして…疲れたのだろう。眠ってしまった女の子を抱えどうしようか悩む士がいた。

このまま街を歩けば誘拐犯として、逮捕されてしまうだろう。仕方がない。

銀色の舞台幕の様なモノを通り抜けると家の前に着いた。

『オーロラカーテン』

彼自身の能力であり、自身の行きたい場所へと繋ぐ。

一種のワープゲートである。

 

家に着き、士は佐倉モモを寝室で寝かせ、自身も別のベットで寝た。

 

〜今度こそ翌朝〜

 

キッチンに立ち、トーストを焼き、スープを作り、サラダとヨーグルトを用意して、朝ごはんを作った士。

その匂いに釣られて起きてきたモモが、不安そうな顔でコチラを見てきた。

 

モ「あっ、あの時の…士お兄ちゃん!」

士「よう、起きたか。とりあえず飯を食え。話はそれからだ。」

モ「うん!」

 

勢いよくトーストを頬張り、そこからはノンストップで食べて、あっという間に食べ終わった。

俺はその少し後に食べ終わり、俺はコーヒー、モモはミルクを飲んでいる。

 

士「さて、あまり話したくないだろうが、何があった?」

モ「…。」

 

しばらくの沈黙の後、モモは昔のことを話し始めた。

 

モ「お父さんね…神父様だったの。でも…」

 

モモが話したことは要は、自己流の考えを持っていた父親。

しかしその話は誰も聞くことはなく、ついに本部からも援助が切られた。

日に日に信者も減り困窮していた中、急に何故か大勢の人が信者になり、

父親の話も聞く様になった。しかし、あの日。

父親は何故か姉に激怒し、あの様な犯行に及んだ。

あの日姉は家を追い出され行方不明。母は刺され、父親は恐らく自殺するだろう。

 

士「成程な、大体わかった。」

士「で、お前はどうしたい?」

モ「…。」

士「行方不明の姉を探すのもよし。両親の後を追うも良し。」

モ「分からない…です。」

士「でもまぁ…、1人じゃあれだろうからな。今日からうちで暮らすといい。」

モ「イイの?」

士「ああ、衣食住は保証してやるよ。」

モ「ヤッター!!」

士「あ、そうだ。姉探しの件だが、俺に任せてくれないか?」

モ「え?でも…。」

士「隣町でしかも遠い。それでいて1人なんだ。俺の方が適任だ。」

モ「分かったよ.お姉ちゃんのことお願いします!」

士「ああ、任せろ。」

 

そしてその日は2人とも就寝した。

しかし俺には心残りがあった。…佐倉杏子のことだ。

彼女の気配。初めて会ったあの瞬間から妙な気配だった。

まるで戦闘慣れしているかのような…。

この世界はあの牢獄のような化け物もそうだが何か妙にきなくさいモノを感じる。

まぁいい。もうすぐ俺の仕事が始まる。明日はどうなるやらな…。

 

次回「第五章・疑惑のteaching 」

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 

 

 

 

 

 

 




はい。と言ううことでモモちゃん生存ルートです。
ちなみにこの数日後に学校に出勤に行くのですが、明日に杏子とマミの決別イベントが有ります.
よって、杏子は現在風見野市にいます。


後今回から更新が遅れます。
理由は別の小説を書きたくなったからです。


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第五章・疑惑のteaching

5話目です。
今回はやっと出勤日です。
少し訂正で、
クラスはまどかのクラス。担当教科は美術だけにします。
あ、あとまだ恭介は轢かれてません。


さて今日が出勤日か。

初日から遅刻も何だしな、少し急ぐか。

学校に着き、俺は副担任になると言うことを聞いた。

 

士「どう言う事だ?聞いてないが?」

橘「そんなに仕事量が増えるわけでもない。別に良いだろう。」

 

なんか誤魔化されたがまぁいい。

もうホームルームの時間なのだろう。

誰も教室から出ていない。

俺の担当クラスは、ここか。

ん?クラスの扉の前に誰かいるな?

 

士「ん?お前は…」

ほ「え?あなたは!何でここに?」

 

目の前に居るのは、あの時路地裏で出会った少女だった。

 

士「てか何やってんだ?」

ほ「転校生だからここでまっているのよ。そういう貴方は何してるのよ?」

士「新任教師、しかも副担任だからな。」

 

ほむらは考えていた…目の前の男が自らの運命の歯車を切り替えてくれるかと。

この男に魔法少女の存在、真実、魔女化…そして、自らのこれまでの旅路とまどかのこと。

それらを教えるべきか否か。この男が変化をもたらすのは確実だ。

しかし、それは悪化もあり得ると言うこと。

どうするべきか…。

と思考していると…

 

士「おい、どうかしたか?」

ほ「え?」

 

どうやら熟考し過ぎていたようだ。

 

ほ「い、いえ…何でもないわ。」

 

誤魔化しつつ、ほむらは答えを出した。

この男が有益か、否か。見極める必要があると。

 

変な女子だな…。

そう思いつつ士は教室を見てみると…

 

教師「はい!中沢君!」

中沢「は、はい!」

教師「目玉焼きには何もつけませんか!それとも塩をかけて食べますか!?。」

中沢「え、えと…どちらでも良いんじゃ無いんでしょうか?」

教師「そう!どちらでも良い!だから皆さんは決して、目玉焼きの好みで分かれるような人と付き合わず、また、目玉焼きの好みでふるような人にならないように!」

 

生徒達「「「ハーイ!」」」

 

士「この担任教師…大丈夫なのか?」

ほ「えぇ…その点には同感だわ。」

 

確か名前は早乙女和子だったか?

どうやら頻繁に別れるようだな。

 

早乙女「あ、そうそう。このクラスに転校生が来ました。入っていいわよ〜。」

 

そしてほむらは教室の扉を開けた。

 

ほ「暁美ほむらです。よろしく。」

 

随分無愛想だ。しかし生徒達はどうやらほむらの美しさに身惚れているらしい。

ある程度紹介等が終わると、俺のターンとなった。

 

早「あ、そうそう。新しい副担任の先生もいたわね。どうぞ〜。」

 

扉をあけ、教壇に立つ。

 

士「今日からお前らの副担任になる門屋士だ。よろしく。」

早「あら、随分なイケメン…っと士先生に何か質問ある〜?」

男子生徒「先生の特技はー?」

士「無限にあるな。」

女子生徒「先生の趣味はー?」

士「写真だ。一流だな。」

早乙女「せ、先生のタイプとかは…」

士「手間のかからないやつだな。別にかかっても何も問題はないが。」

ほむら「あなたがこの街に来た理由は?」

士「随分妙な質問だな。俺がこの街に来た理由はない。そこに街があったからだ。」

 

と、いくつか質問を終えて…職員室へと行った。

俺の担当クラスは…もう1人の美術担当の佐藤先生と半分ってところか…。

ちょうど次だな。

美術室へと行き、鍵を開け、生徒達が来た。

ん?あの助六とまどかもいるじゃないか。

そういや副担任のクラスにもいたわ。

 

士「1時間目から移動教室か。大変だな。」

ま「え?い、いえ!全然そんな事ないです!」

さ「まさか、あんたが副担任…しかも美術の先生とはねー。」

士「何だ?不服か?」

さ「いや?でも不審者でも先生になれるなんておかしな学校だねーと。」

士「それくらい俺が優秀ってわけだ。」

さ「どうかしらねぇ?」

 

チャイムがなり席に着く。

 

士「さて、前回このクラスは小物作りを終えたらしいな。次は、カメラで写真でも撮ろうかと思う。全員の机の上にあるデジタルカメラで何でも良いから、渾身の一枚を撮ってこい。それで採点する。学校内を歩いてもいい。ただし授業中だから静かにな。あ、あと俺も撮りに行くから。撮り終わったら戻って来い。」

 

そう言うと、生徒達は足早に教室を出て行った。

…何人かの生徒は俺を撮りたがっていたが。

俺は撮るのはいいが撮られるのはあまり好きじゃない。

この世界にも拒絶されているんだ。変に怪しまれても困る。

…そういえばこの世界にライダーは居るのだろうか?

そんあ事を考えていると…

 

ま「士先生!」

 

士「ん?」

 

目の前にはカメラを持った、まどか、さやか、恭介、見た事が無い女生徒…たしか志筑仁美だったか?そして転校生であるほむらの姿があった。

 

士「ん?どうかしたか?」

ま「あ、あの!先生を撮りたいんですけど良いですか?」

士「さっき断ったばかりなんだが…まぁいい。ただ、一枚撮ってうまく撮れなかったら諦めな。」

ま「あ、ありがとうございます。」

ま「じゃあ、みんなで撮ろっか!」

さ「オッケー!」

上「分かったよ。」

仁「わかりましたわ。」

ほ「分かったわ。」

 

 

士は独特なポーズをとり、それぞれのカメラに撮られた。

 

上「じゃあ、それぞれで見ていこうかまずはまどかさんから…。」

ま「うん。えーと…アレ?歪んじゃった。」

 

綺麗に士だけ歪んでいる。

 

ま「つぎさやかちゃんね!」

さ「ほいほい!私は上手くできたと…アレ!?」

 

さやかのも士だけ歪んでいた。

 

続く恭介、仁美も同じだった。

 

仁「グッ、不覚ですわ…。」

上「まさかみんな同じ結果になるなんてね、暁美さんはどう?」

ほ「ええ、私も多分そうなn…?」

ま「どうしたの?ほむらちゃん?」

さ「転校生?心霊写真でも撮れたか?どれどれ?」

 

そこには本来あり得るはずのないものが映っていた。

士は顔までキッチリと映っていた。しかし、周りの背景だけが歪んでいたのだ。

しかも、士の周りだけ。そして何より…彼の顔の部分が何となくマゼンタ色の仮面に見えなくもなかったのだ。

 

さ「なにこれ!?すごい写真じゃん!すごいな転校生!」

ま「一番上手く撮れてるね!凄いよほむらちゃん!」

上「凄いね…いやぁ、完敗だなぁ。」

仁「次は負けません!」

ほ「あ、ありがとう?」

 

彼女は考えていた。この妙な写真。

何より映り込んだこのマゼンタ色の仮面のようなもの。

見えているのは私だけのようだが、魔女だろうか?

いや、だったらこんなわかりやすい事はしないはず…本当に何なのかしら、この男。

 

士「…上手く撮れてるな。」

 

なぜ上手く撮れている?しかもディケイドがうっすら見えなくもない。

このほむらとかいう女子…何者だ?

まぁいい。

 

士「次はお前らを撮ってやろう。」

 

全員「「「え?」」」

 

パシャリ!

 

さ「わっ!」

上「お!」

仁「え!」

ま「うぇ?」

ほ「きゃ!」

 

そう言い、次々と無断で撮っていく士。

出来栄えは勿論…

 

さ「ちょ!なにこれ!私たちより酷いじゃん!」

ま「ちょっとさやかちゃん!」

士「なに、一流の作品は、素人にはわからんよ。」

さ「むっちゃむかつく!」

 

さやか、恭介、仁美はいつも通りの歪んだ写真。

俺がこの世界から拒絶されている証だったが…

 

ま「あれ?私は上手く撮れてる?」

ほ「?私のも上手く撮れているわね。」

 

まどかとほむらの写真は、背景以外うまく撮れていた。いや、それぞれ背景の歪みが光の翼と大時計に見えなくもないが…。

なぜだ?ほむらはともかく、まどかまで?これは調べるべきだな。

俺と同じ、この世界に拒絶された者。もしくは、拒絶されてはいないが俺と同じ…次元を旅するもの。もしくは、何かしらの才能、能力、素質、内なる途方もない力によって、この世界の枠を越えかけている者か…。いずれにせよ少し調べないとな。

 

士「どうだ?上手く撮れているだろう?」

さ「なんで私のは上手く撮れてないのよ!」

士「さぁ?カメラが撮るのを嫌ったんじゃないか?」

さ「むきぃ!もう怒ったぞぉ!」

 

そう言い胸辺りをぽこスカ殴るさやか。

全く痛くはないが、うざったらしいので顔を掴んで退けつつカメラを回収する。

 

士「まぁ、他にも撮ってくるといい。これだけじゃ腕は決まらねえぜ?」

 

全員「「「はぁーい!」」」

 

そうして、あっという間に時間は流れ、お昼前の授業。

 

「ちょっとよろしいですか?」

士「どうした巴?」

 

例の金髪縦巻きロールに質問されていた。

他の生徒は写真を撮りにどこかへ行っているが。

こいつは妙に勘がいいのか?

 

巴「マミって呼んでもらって構いませんよ。」

士「そうか、じゃあ俺も士と呼んでもらって構わない。」

巴「じゃあ、士先生。アレなんですけども…」

 

さぁ、何がきかれるか…

 

巴「写真を撮らせていただいてもよろしいですか?」

士「?別に構わないが?」

巴「ありがとうございます!では一枚。」

 

パシャリ!

 

巴「さて、出来栄えはどうでしょうか?」

士「ん?」

 

巴マミだったか?こいつも上手く撮れている…しかし顔だけが歪んでいた。

 

巴「あらぁ…何かすみません、上手く撮れないで。」

士「いや問題ない俺は写真写りが悪いからな。そうだ、お前も撮ってやろう。」

巴「え!?あ、いや、それは…」

 

パシャリ!

 

士「さて、どうかな?」

巴「むー!」

 

怒るマミを尻目に写真を確認する士。上手く撮れているが、やはり背後が歪んでいる。

今度はリボンと…マスケット銃?に見えなくもない背景だった。やはりな。

この街にはマミのような特殊な力がある者がいる。そいつらがあのおかしな化け物達と戦い、平和を守っている。しかし、普段はそれを見せずその力の存在自体、一般には知られていないのだろう。しかし、俺が撮ることで背景にその能力が見え、選別できるといったところか。

 

巴「ちょっと!見せてくださいよー!」

士「これはとても人に見せられたもんじゃねえから無理だな。」

巴「じょ…女子になんて事言うんですか!?」

士「ん?ああ、お前は十分可愛いぞ。」

巴「え!///」

士「俺の腕の問題だ。」

 

そう言い流し、考える。

ほむらとまどかについて。

恐らくだが、まどかは覚醒前と言ったところだろう。

証拠に写真の翼が、ほむらの大時計より薄い。

に対し、ほむらの大時計はまどかよりも濃く…いや、薄いことには薄いがまどかよりはマシといったほうがいいか。

あと今気づいたが、まどかは翼の他に、弓のようなものも見える。まるでエンジェルだな。

ほむらの能力…クロックアップのような時間干渉?まさか時間停止か?だとしたら面倒だな。

クロックアップで対応できたらいいがな。まぁ、大人しくしていたら戦う事もあるまい。

 

 

 

次回「第六章・sweetsの魔女」

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 




次回予告。(ネタバレ)

(ナレーター:暁美ほむら)

やめて!お菓子の魔女の特殊能力で、マミのティロ・フィナーレが焼き尽くされたら(?)、闇のゲーム(殺し合い)で、マミさんがマミってしまう!

お願い、死なないで巴マミ!

あんたが今ここで倒れたら、私のまどかとの約束はどうなっちゃうの?

ライフはまだ残ってる。(残ってない)ここを耐えれば、魔女に勝てるんだから!

















次回「巴マミ死す」デュエルスタンバイ!


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第六章・sweetsの魔女

6話目だな、感動的だな、だが無意味だ(^U^)
ちなみに言ったか忘れたので言っときますが、今回のほむらはキュゥべえ銃殺キャンペーンはやっておりません。
それ以外は本編通りだと思われ…るのかなぁ?


さてと…ある程度仕事も終わったし帰るか。

あの変なバケモンの強さをもう一回体験しておきたいしな。

恐らくあいつらは夜にしか行動してなさそうだし、夕方あたりから捜索を始めるか。

士は非常勤の先生特有の定時前帰りをみせ、家に荷物を置き、アレを探し始めた。

 

士「中々見つからないな。」

 

もう夜6:00を回ったところ。

しかし不幸か、幸運か、見つけてしまった。

 

士「これは…結界の入り口か…。早速変身して入るか。」

 

『変身!』

 

KAMENRIDE

 

DECADE!

 

複数の影が重なり、士をディケイドに変えていく。

 

士「よし行くか。」

 

結界に入るとお菓子?のようなものに塗れた空間が映った。

 

士「ここは…差し詰めお菓子のバケモンか。っとアレは…?」

 

リボンに束縛された1人の黒髪の少女がいた。

 

士「ん?ほむらか?っと危ないなあれ。」

 

彼女は空中に浮いているが、その足下の地面には小さい化け物がいた。

ほむらは縛られているせいで、身動きが取れないらしい。

 

士「仕方がない。俺とバレない程度に助けるか。」

 

KAMENRIDE RYUKI!

 

ATTACKRIDE STRIKE VENT!

 

鏡のようなエフェクトが重なり、その姿を『仮面ライダー龍騎』に変えたディケイド。

そして、龍の頭を模した武器が右腕に装着した。

 

士「さてと、調理の時間だ。」

 

必殺火炎放射『昇龍突破』(ドラグクローファイヤー)で、灰すら残さず燃えてしまった。

 

ほ「一体何!?」

士「さぁ?何だろうな。」

 

KAMENRIDE FAIZE!

 

ほ「姿が…変わった?」

士「次はコイツだな。」

 

ATTACKRIDE AUTO VAJIN

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

魔女の手下どもが現れて、どうこの状況を突破するか考えていたら…

手下どもが悲鳴もあげれず燃え、現れた赤色の龍騎士が今度は黒色だが赤のラインの入った重装備の戦士?に変わった。

そして一枚のカードを入れ、どこからともなくやってきたバイクがロボに変形し、私を守るように言った。

 

ほ「何で私を助けるの?」

士「なに、お互い変な格好をしているよしみだ。」

 

そう言って奥に進もうとするディケイドファイズ。

 

ほ「まって!」

士「ん?」

ほ「奥にまどかと巴マミ、美樹さやかがいる!まどかだけでもいいから助けて!」

士「…なら、全員助けてやるよ。」

ほ「え?」

 

FORMERIDE FAIZE AXEL!

 

胸のアーマーが展開し、内部のコアのようなものが見えた戦士となったディケイドファイズ。

 

士「驚くのはまだ早い。」

 

start up!

 

そう聞こえた時には、この場には私しかいなかった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

巴「さてと、一気に決めさせてもらうわよ!」

 

『ティロ・フィナーレ!』

 

大きな大砲のようなマスケット銃を作り出し、その砲弾を放った。

それは見事お菓子の魔女に着弾し誰しもが倒したと思ったその時…

 

巴「え?」

 

突然魔女の口からデカい化け物がまるで舌のように出てきてマミの顔の目の前でその大きな口を開いている。

 

ま「あぁ…!(マミさんが食べられちゃう!)」

 

思わずまどかが目を瞑った時…、

 

ドガァァァーーーン!

 

凄まじい音が鳴りおまわず目を開けると、

それはとても信じられない光景だった。

 

巴「え?」

 

マミさんがいつの間にか隣まで移動して尻餅をついていて、

お菓子の魔女が地面に叩きつけられていた。

 

さ「な、なに?」

 

さやかがそう言った瞬間、上から赤色の線が何個も降ってきて

それら全てが魔女に触れる前に円柱状に展開し、静止していた。

 

FINALATTACKRIDE FA FA FA FAIZE!

 

そう聞こえたのも束の間、爆音と共に赤色の円柱が無くなっていき、全ての円柱が無くなった時には、お菓子の魔女は消滅していた。

そして、魔女がいたところには、マゼンタ色の仮面戦士がいた。

 

さ「へ?だ、誰?」

士「通りすがりの仮面ライダーだ。」

ま&さ「え?何?」

士「無事か?」

ま「は、はい。」

さ「え、えぇ。」

士「そっちの黄色いのは大丈夫か?」

巴「え!え、えぇ。」

士「じゃぁ、あの黒いのでももらってずらかr…何だこいつ。」

 

そこには白い髪の小学生くらいの女の子が裸で倒れていた。

 

士「誰だこいつ?」

ま「え?ほえぇ?」

さ「キャーーー!何ですっぽんぽん!?」

巴「ええ!?」

 

結界は完全に閉じきり、元の病院に戻り、人がいつ来てもおかしくはない。

だが、俺がこの子を匿うわけにもいかない。

 

士「じゃ、あとは任せた。」

ま&さ&巴「え?」

 

ATTACKRIDE INVIZIBLE!

 

ディケイドは透明になって消えてしまった。

 

さ「ちょっとー!逃げるなー!」

ま「行っちゃった…。」

巴「…。」

 

そのあと、謎の白髪の女の子はマミさんが引き取っていった。

マミさんは大分トラウマになっているのか、落ち着かない様子だった。

私達は家に帰るまでの帰路で、憧れの存在の魔法少女について考えていた。

少なくとも二つ返事でなって良いものじゃないと何となく分かった。

いや、分かってしまった。

 

 

それにしても…あのマゼンタ色の仮面戦士は何だったんだろう?

人?魔女?魔法少女?それとも…キュゥべえの仲間なのかな?

 

 

 

 

 

次回「第七章・転換のティロ・フィナーレ」

 

全てを破壊し、全てを繋げ!




はい、と言う事でマミさん生存ルートです。
やぁーっと本編だよ。
それはそうと次回来ますぜ。アレがね。


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第七章・転換のティロ・フィナーレ

さて、7話です。
やっとアレが出来る…。


ふう、ここまで来たら大丈夫か。

そう言い変身解除する士。

 

士「しかしアレは何だ?」

 

お菓子の化け物を倒した時、出てきたのはあの黒い球体ではなく謎の白髪の少女だった。

 

士「まぁいいか。明日もあるしさっさと帰るか。」

 

そう言い自宅へと歩みを進める士。

 

一方その頃…

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ほむら「まさか本当に全員助けるとはね…。」

 

あの後爆音と共にリボンが解け、体の自由を取り戻したほむら。

今は隠れつつ、例の私を助けた変なやつを見ている。

 

ほむら「アレが本当の姿?」

 

まるでカードが刺さった見た目のディケイドの姿に驚いているほむら。

マゼンタ色のその体から発せられる空気はまるで自分と同じ、

途方もない数の修羅場を潜ってきた余裕を感じる。

ほむらは思考を加速していた。

ディケイドが透明になりこの場から去ったと知っていながらもそれを辞めなかった。

ディケイドが信用なるかを…

 

ほむら「ディケイド…。そう言えばあの顔どこかで…。」

 

その思考が答えに行き着いた時には、彼女はその場で立ち上がっていた。

 

ほむら「…士!門矢士!そうよあの男の写真!」

 

門矢士を写真で撮った時にうっすら写っていた物…

それがあのマゼンタ色の仮面戦士とそっくりではないか!

 

ほむら「繋がってきたわね…。あのイレギュラー…やはり大きな秘密があったわね。」

 

しかし、あいつに全て話すにはまだ危険すぎる。

魔女の手下供を焼き払った火力。

魔女のいるところまで移動した時のあの速度。

そしてその後の爆音。

おそらくあの男の持つ力は並の魔法少女のそれの比ではない。

もしかしたら私や巴マミ…いや、あのまどかすら超えてしまう可能性もあるやもしれない。

いくら私やまどか達を助けてからと言ってその力を鑑みれば、まだ信用するには早すぎる。

 

ほむら「……もう少し見極める必要が有りそうね…。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翌日

 

士「……。」

ほ「……。」

 

物凄くガン見されているな…。

もう正体がバレたのか?

だがあいつの前でディケイドの姿は見せていないはずなんだがな。

時間干渉の力で追ってきたか?

だとしたら面倒だな。

俺はこの後用事があるんだが…。

おそらく、昨日の戦闘で深いトラウマを持ったであろうマミが、今日は学校に来ていない。

プリントを届けるついでに様子を見に行くのと、プラスであの謎の少女の様子を見ておきたい。

インビジブルを使った後しばらくあの場にいたからな。

マミが彼女を引き取ったのは聞いていた。

あと数時間で学校が終わる。

 

センセー?センセー!

 

今日は残業もないし、直でマミの家に行k…

 

ま「士先生!」

士「あ?」

ま「放課後マミさん家にプリント届けに行くんですよね?」

士「ああ、そうだが。誰に聞いたんだ?」

さ「私の横にいる転校生から聞いたぜ。」

士「…。」

ほ「…。」

 

思わずほむらと目が合った。

こいつ…さては何かしらの技で盗み聞きしやがったな?

職員室には先生しかいなかったし、そもそもあの時間生徒はまだ登校していなかったはずだがな…。

 

士「んで…、それがどうかしたのか?」

ほ「もし良かったら、私たちといきませんか?」

士「別にいい。住所なら知っているから道案内は不要だ。」

ほ「何であなたが巴マミの住所を知っているのよ。」

士「これでも一応先生だぞ?別に生徒の住所ぐらい、把握してて当然だろ?」

 

何だか不貞腐れた表情をするほむら。

対照的にニヤニヤしながら口を開こうとするさやか。

 

さ「良いのかな〜?この誘いを断っちゃって?」

士「…。どういう意味だ?」

さ「このスーパーかわゆす美少女のさやかちゃんに、今ならクール系ツンツン美少女の転校生に、さらにさらに、超スーパー聖母のまどかちゃんも付いてくるんだぞ〜?」

士「…。」

 

こいつ…、羞恥心のかけらもねえのか?

横のまどかは顔を赤くしてるし、ほむらに至っては、ドン引きの顔。

おそらくこの場に数多くの人がいたらほむらでさえ顔面赤熱してただろうな。

 

士「あぁ〜…、わかったわかった。そんなに俺と行きたいんだなさやかは。しょうがないなぁ〜。そこまで言うならついてきても良いぞ?」

さ「!?」

ま「!?」

ほ「…フッw」

 

この言葉に、さやかは「ち、ちちちちち違うわぁーーーい!!!」と真っ赤な顔で答え、

まどかは苦笑いしながらさやかを宥め、ほむらはそっぽを向き、爆笑中である。

 

なんだこの状況…。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

放課後…

 

さ「へぇ、ここがマミさんのお家か…。」

ま「とっても大きいマンションだね…。」

ほ「…。(久しぶりに来てみたけど、相変わらず高そうなマンションね…。)」

士「…でかいな。」

 

かなりのでかさのマンションだな。

家賃もバカにならないだろうな。

学校のデータベースで見た情報だと両親は交通事故で亡くなり、今は保険金や、地域の援助金+未成年一人暮らし補助制度等で生活出来ているとは書いてあったが…

こんなクソでかマンションを使えるほどとはな…。

法整備や税金関係もかなり整っているな。

元の世界の日本にも見習って欲しいぜ。

 

士「とにかくいつまでもこうしているわけにもいかない。さっさと入るか。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ま「えーと…、マミさんのお家は…あ、あった!ここみたいです!」

士「よし、じゃあ鳴らすか。」

 

そう言い、表札、『巴』の下のインターホンを鳴らした。

 

ドタドタドタ

 

⁇?「ハイなのです〜。」

士「ん?なんか今声が…」

 

いつものマミと違ったような、と言おうとした時、

 

ガチャリ

 

目の前の扉が開いた。

 

⁇?「はい〜。何のご用です〜?」

士「あ?」

 

何と出てきたのはあの時の白髪の少女だった。

今回はマミの選んだであろう服を着ていたが、間違いない。

だが、今回が初めて会ったのではないと悟らせてはならない。

なぜなら、それはつまり士がディケイドだと言っている物であるのと同じだからである。

 

士「よう、ガキンチョ。マミの妹かなんかか?何にしても今マミはいるか?」

⁇?「違うのです!ガキンチョではないのです!なぎさは百江なぎさなのです。あと、妹でもないのです!居候なのです。」

士「ほーん。あいつ居候いたのか、何で居候してんだ?」

なぎさ「忘れたのです!というか記憶がないのです!」

士「え?それ大丈夫なのか?」

な「多分大丈夫なのです!あ、そういえばマミは今居るのです。何のようなのです?」

士「俺は門矢士。後ろのは、桃色まどか、青色さやか、黒色ほむらのその他大勢だ。」

 

ま、さ、ほ「「「誰がその他大勢何ですか!」だ!」よ!」

 

士「一応マミの学校の先生でな。プリントを渡しにきた。」

な「なるほどなのです。入りやがるのです!」

士「どこで覚えたその言葉遣い…」

な「ドラマなのです!」

士「…まぁいい。それよりマミはどこだ?」

な「こっちなのです!」

 

そう言いなぎさはリビングまで俺たちを案内した。

そこにはすこし体を震えさせつつも、なんとかこちらに笑顔を向けているマミの姿があった。

いつもはこの部屋のようにとてもおしゃれなマミも流石に今回は簡単な格好をしていた。

 

巴「あら、お忙しい中ありがとうございます。士先生。」

士「先生は辞めろ。あと、俺はプリントを届けにきただけだ。用があるのは後ろの三人だ。」

巴「?」

ま&さ「マミさん…もう大丈夫ですか?」

巴「…鹿目さん!美樹さん!それに暁美さんまで!」

 

俺は空気を読みこの場を立ち去り玄関前まで退避するフリをしつつ、以前の世界の貰い物の盗聴器を置いた。

さて、こいつらは一体何なのか…、聞かせてもらいますか。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

全員「…。」

 

しばらくの沈黙を破ったのは意外にも巴マミだった。

 

巴「鹿目さん美樹さん…失望したでしょ?こんな頼りない先輩で。」

さ「ッ!そんなことッ!」

巴「いいのよ、隠さなくても…。あの時の戦いの恐怖で震えて…、さっきまではこの子に手伝ってもらわないと何も出来ないほど怯えてたもの…。」

 

そう言い、マミの近くに座ったなぎさの頭を撫でた。

 

巴「私、寂しかったのよ。弟子だった子も離れて…、それでも、あなた達が私みたいになってみたい!って言ってくれた時、とっても嬉しかったの。でも、ダメよね…それで浮かれて…。油断して…。あの時ディケイドが助けてくれなかったら、私今頃…ッ!」

 

マミの身体が少し震えた。

 

巴「ごめんなさいね…。暁美さん。私があの時あなたの忠告をちゃんと聞いていたらこの子達を巻き込まなくても済んだのに…。弱虫な先輩でごめんなさいね…。」

 

少し泣きそうな目をするマミ。

 

ほ「ええ、全くその通りだわ。」

 

言われた本人から出た言葉はとんでもない言葉だった。

 

ま「ほむらちゃん!」

さ「転校生!」

 

そう言う2人を無視し、マミの目の前までくるほむら。

マミはソファに座っているので、ほむらが見下ろす形だ。

 

ほ「巴マミ、貴方は自分の感情で動いて彼女達を…何より自分を危険に晒したわ。それで貴方はたった一度の戦闘で怯え、たった一度のピンチで戦うことを諦めて、それだけでこの街を守ることを放棄した。そうしたらまどか達はどうすると思う?貴方の代わりにこの街を守るため、あのゴミと契約してしまうでしょう。貴方はまだ責任を果たしていないのよ、巴マミ。」

 

ま&さ「…。」

 

巴「…。ぇえ、そうね…。」

 

ほ「貴方はこれだけでへこんだり、戦えなくなるわけじゃ無いでしょう?魔女は私たちの事はお構いなしに暴れる。そしてあなたはどんな時も諦めず戦っていたでしょう?戦いなさい!魔法少女ならッ!武器を持ちなさい!生きているならッ!恐怖なんて、抗いなさいッ!」

 

とんでもない激励の言葉?だな。

 

巴「………。」

 

ま「ほむらちゃん…。」

さ「転校生…。」

 

巴「そうね…私は、…私はこんな所でくよくよしてちゃダメだものね…。」

 

な「少し1人にしてあげてください。(小声)」

 

ま「…マミさん、私は助けていただいた時、とっても先輩のことが好きになりました。それは今も変わりません。」

さ「私も同じ気持ちです。」

 

まどか達はマミを気にかけつつも部屋の外へ出た。

これ以上盗聴しててもアレだし、イヤホンは抜いとくか。

 

ま「士先生、今日はありがとうございました。」

士「お、用事は終わったのか?」

さ「まぁ〜…大体ね…。」

士「お前らは先に帰ってろ。もう夜近いしな。」

ほ「貴方はどうするの?」

士「なぎさについて少し話しておきたい。それだけだ。」

ほ「そう…、なら先に帰りましょう。まどか。」

ま「う、うん。」

さ「え!私は?って、ちょいちょいちょい!」

 

こうして騒がしく玄関から出ていった三人を尻目に、俺はマミのいるリビングへと言った。

 

も「〜だから!マミは悪くないのです!良いかげん泣き虫はやめて下さい!」

巴「…でもッ、私ッ!」

士「ちょっくら失礼するよ。よう、お二人さん。」

 

巴&な「「!?」」

 

士「ちょいと忘れ物してな。なに、すぐ帰るさ。」

 

そう言う間に、仕掛けた盗聴器を速攻で回収した士。

財布を落としたので拾うというフリをして帰ろうと背を向けた時…、

 

巴「先生は…怖いことって有りますか?」

士「……ああ。たくさんあるさ。」

巴「…本当ですか?」

士「ああ、ストーカーのように行く先々で出会う男から、謎か刺客を送りつけてきたり嫌がらせするだけして意味深な事だけ行って消える男とか、そりゃあもうよりどりみどりだな。」

も「なんか変なやつしかいないのです!」

士「まぁでも、一番怖いのは自分が何者かわからなくなることと…

 

『自分が何のために戦い、何を守るか、守ったかが分からなくなること』だな。」

 

巴「…ずいぶん具体的ですね。先生は年齢的に戦地に行った歳でもないでしょう?」

士「さぁ?それはどうかな?」

 

もうめんどくさいしバラすか。ここで闇堕ちしても困るしな。

 

士「…そう。最近教師の他にやってる仕事が忙しくてな。」

巴「…何ていう仕事ですか?」

 

『仮面ライダーだ。』

 

ブンッガシャ

 

『変身!』

 

KAMENRIDE

 

DICADE!

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

士さんが何か変なベルトをつけたかと思うと、何か言葉を発した。

 

『変身!』

 

カードを差し込んだかと思うと、ベルトを押し込み回転させた。

すると、ありえない光景が目に飛び込んできた。

幾つもの幻影が重なり、カードが顔に刺さり、私を救ってくれたあの姿へと変化した。

 

な「すごーい!士さん変身した!」

巴「うそ…士さんがディケイド…!?」

士「まぁ、こう言うことだ。お前を助けたのは、義理でもないし、正義感という名の気分だ。でも、今の俺もそうだが、助けたいと言う気持ちでこの姿になっている。今のお前にはもうあるんじゃないか?答えが。」

巴「…。」

 

「なるほど、貴方がディケイドね。」

 

士「ん?帰ったんじゃなかったのか?先に帰らせのか?」

ほ「ええ、そうよ。」

士「まぁいいか。それで?何のようだ。」

 

ブンンンンンン

 

ベルトをひき変身解除する士。

 

ほ「あなたにいくつか聞きたいことがあるわ。」

士「何だ?」

ほ「貴方は魔法少女なの?」

士「いや、さっきも言っただろう。俺は仮面ライダー、仮面ライダーディケイドとな。」

ほ「いいわ。なら、あなたは魔女や魔法少女の事はどれくらい知っている?」

士「名前は初めて聞いた。存在は見たことがある。」

ほ「そう…なr…ッ!」

士「どうした?」

ほ「私の魔法で作った危険感知機がなっているの!まどかにお守りとして持たせている…。つまり、今まどかが危険なんだわ!急がないとッ!」

 

手早く魔法少女に変身し、盾を構えるほむら。

 

士「待て場所はどこだ?」

ほ「マンションから北北東6km!」

 

これ以上は待てないと、盾を構え何かを発動したほむら。

次の瞬間にはもういなかった。

 

士「やっぱり時間系か…。マミ、お前はどうする?このままいじけるも良し。助けに行くもよし。でも、自分には正直でいろよ…。」

 

そう言い残し、部屋を出ていく士。

玄関を出て、すぐ変身し直す。

 

『変身!』

 

KAMENRIDE DECADE!

 

世界の破壊者・ディケイドがその場に出現した。

 

士「コレを使うか。」

 

KAMENRIDE KABUTO!

 

別時空の高速の戦士・仮面ライダーカブトに変身した。

 

士「次にコレだ。」

 

ATTACKRIDE CLOCK UP

 

《clock up》

 

その瞬間ディケイドは別の時の流れに乗った。

常人からすれば一瞬のうちに消えたように見えるだろう。

 

士「あ、あそこだな。」

 

そのまま結界に入り、気づいていない手下どもを容赦なくライドブッカーでぶちのめしていき、いつの間にか魔女の前まで来ていた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ハコの魔女

Kirsten/キルスティン

《性質は憧憬》

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

先に来ていたほむらに加え襲われていたであろう気絶した人々に、まどか。

そしてそれらを守ろうと白いマントに身を包んだ少女が1人。さやかだった。

契約とやらをして魔法少女になったのか…。まぁ、まどかを守るためになったんだろうな。

 

 

クロックオーバー

 

 

士「さてと、状況はどんな感じだ?」

 

全員「!?」

 

ま「あなたいつの間にっ!」

さ「あ!あの時の…ディケイド!」

士「どうするかなこいつ。」

 

目の前の魔女は文字通り箱型の魔女。

それを周りの手下供が回している何とも言葉にし難い状況だった。

 

士「よし。こいつだ!」

 

FOMERIDE WIZARD HURRICANE DRAGON

 

指輪の魔法使い・仮面ライダーウィザードに変身したディケイド。

 

士「コイツだ。」

 

ATTCKRIDE THUNDER

 

《チョ〜イイネ!Thunder!サイコー! 》

羽が生え、魔女の周りを飛び回り嵐を起こすディケイドウィザード。

 

ズドドドドドォーーーーン!

 

ま「何?」

ま「きゃ!」

さ「わっ!」

 

襲いくる雷撃は手下ごと本体を直撃する。

本体はテレビ?のせいか効果はほとんどないがほぼ全ての手下を撃ち落とした。

 

士「次はお前だ。」

 

そう言いながらライドブッカーではなく、何処からともなく魔法剣銃ウィザーソードガンを出し撃ちまくるディケイド。

だが無駄に硬いのか全く効かず、むしろより怒らせたようだった。

 

魔女「huwhTBWYbwuy!!J!F!E?EFOOMF!?eqmk!!

 

残っている手下が突撃してきた!

 

士「チイッ!」

 

とっさに剣モードに切り替え切り刻む士。しかし、何体か後ろに抜けられた…

 

ほ「任せなさい。」

さ「任せて!」

 

がしかしそこはさやかとほむらが仕留めてくれたようだ。

後ろは任せて良さそうだが…問題は前だ。

魔女は画面から無限とも言えそうな量の手下を出してきた。

 

士「くっ!コイツら無限湧きか!」

 

どうするか捌いても無限に出てくるし、本体は無駄に硬いしな…

!さやか、背後の手下に気付いてない!

 

士「さやか!後ろだ!」

さ「へ?」

 

まずい間に合わn…

 

バキュン!

 

銃声は二つ鳴り、二発とも手下に当たった。

一つはほむらの弾丸…

見事に手下に当てたもう一つの銃声の主は…

 

巴「待たせたわね!」

さ「マミさん!」

ほ「巴マミ!」

士「やっときたか。」

 

凄まじい数の手下相手に全く怯まず、多数のマスケット銃を乱射するマミ。

 

士「もう大丈夫なのか?」

巴「ええ!お陰様で!私はもう絶望してる場合じゃないもの!」

 

その覚悟の決まった声とともにライドブッカーからいくつかのカードが飛び出し、ディケイドの手元に収まった。

 

士「これは…そう言うことか。大体分かった。マミ!少し時間を稼いでくれ!」

巴「ええ!言われなくとも!」

 

マミと位置を交換しカードを構える士。

 

士「新しい力だ、いくぜ!」

 

KAMENRIDE

 

MAMI!

 

オシャレな音楽と共に、ベルトから黄色の宝石のような物が現れ、ディケイドの周りを飛び、頭のてっぺんにぶつかると同時に光になり、ディケイドの体を1人の少女に変え、指パッチンの音と共に、その黄色くなった髪は、縦巻きツインロールへと変化した。

 

ま「え!えええええーーーーー!!!」

 

ほ&さ&巴「「「どうしたのまどか!?」」鹿目さん!?」

 

三人が見たその光景は想像を絶する物だった。

なんと、まどかの視線の先には、ネオディケイドライバーを巻いたもう1人のマミが居た。

 

士「なんだ?これ?」

ま「つッ、士さんなの!?」

さ「ええ!?あいつーー!?」

士「どうやらそうらしいな…。ん?と言うことは…」

 

手を構えると、リボンが纏まり、マスケット銃に変化した。

 

士「やっぱり使えるか。よし、行くぜ。」

 

リボンを使ってターザンジャンプをして、本物のマミの横に立つディケイドマミ。

 

巴「本当に士さんなの…?凄いと言うか…」

士「もう言葉も出なさそうだな。ま、とにかく先ずはこの無限湧きを止めないとな。」

巴「ええ、そうね。」

士「本体を狙うか…としたらアレだな?」

巴「ええ!アレね。」

 

ディケイドマミはカードを差し込み、マミはマスケット銃を構えた。

 

ATTACK RIDE TIRO FINALE!

 

マミ 《ティロ・フィナーレ!》

ベルト《ティロ・フィナーレ!》

 

ドドォン!!

 

二発の砲弾は、魔女のモニターにぶち当たり、貫通し、中の球体関節人形の本体を引き摺り出した。

 

巴「よしっ!あとは…」

 

しかし、ハコの魔女も新たなハコを生み出した。

 

巴「ええ!せっかく出したのに!」

士「連続攻撃する必要があるな。ここは任せてくれないか?」

巴「むう。わかったわ。」

 

そう言い、ほむら達の手下退治を手伝いに行くマミ。

そしてディケイドマミは新たなカードを持っていた。

 

士「コイツで行くか!」

 

ATTACKRIDE TIRO BOLLEY

 

《ティロ・ボレー!》

 

一気に四つのマスケット銃を大砲サイズに変え、放つ!

 

ババババァァァーーン!

 

全てヒットし、中の本体を剥き出し…と言うか瀕死である。

 

ほ「そっちはもう終わるようね。」

さ「最後決めたれー!」

巴「決めちゃいなさい!」

ま「士さんがんばれー!」

 

士「コイツで決まりだ!」

 

 

FINAL ATTACKRIDE MA MA MA MAMI!

 

《ティロ・モータル!》

 

凄まじい量のリボンによって高速で組み上げられていく巨大なモノ。

 

全員「「「「え?」」」」

 

本来の『ティロ・フィナーレ』のサイズが大砲ならコレはもう列車砲である。

 

士「まぁトドメには……パワーだぜ☆」

 

その砲弾を放つ列車砲。

魔女は文字通り跡形もなく消し飛んだが、その威力の反動の方が凄まじく、ディケイドマミ以外は、全員風圧で吹き飛んだ。

 

 

 

 

 

次回「第八章・幻惑のcrimson girl」

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 




今回やっとオリジナル要素出せたよ。
それはそうと本編の補足をば。
まどマギの技は少し自己解釈が混ざっております。
そして、ベルト音声の表記ですが、

ATTACKRIDE TIRO FINALE

《ティロ・フィナーレ!》

上がベルトの機械音声。
下がベルトから出る本人、この場合だとマミさんの声ですね。
え?いつレコーディングしたって?

 気 に す る な !

とまぁ、次回は例のあの赤くて可愛い方がいらっしゃいます!
ちなみに私はほむら推しです。


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