個性:なし 才能:超高校級のコスプレイヤー (sannkaku )
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模倣犯の絶望

処女作です


 その日は俺にとって単なる365分の一日なんかじゃなくってもっと特別な意味を持つ一日だった。

 

 待ち焦がれたその日を迎えた俺はなんとも言えない誇らしげな気分になっていた。

 

 子供の頃から憧れ続けていた存在の一員になれる気分……そういえば伝わるのかな? 

 

 そして、実際そうなので……俺はまさに夢見心地だったんだ。

 

 

『国立雄英高等学校』

 

 

 俺にとっては単なる学校という枠を超えたもっと特別な存在だった。

 

 たとえばテレビを見ていた少年がヒーローに憧れるように……

 

 

 

 俺は幼い頃からずっと、雄英高校に特別な思いを抱き続けていたんだ。

 

 雄英高校は一等地に巨大な敷地を誇る超特進的な学校で、

 全国からヒーローを目指す高校生を集め、将来を担う”プロヒーロー”に育て上げる事を目的としている。

 

 

 誰かがプロヒーローについて語る時、いつもこんな言葉が付いて回る……

 

「この学校をヒーロー科で卒業できればヒーローとして必ず成功できる」

 

 言っておくけど、これは冗談とか誇張なんかじゃない。

 

 実際、様々な場所での第一線のプロヒーローとして活躍している人たちの多くがこの雄英高校の卒業生だし……

 

 ま、要はそれが雄英高校ってことなんだ。

 

 まさに名門中の名門ってわけだ。

 

 

 で、そんな雄英高校に俺は念願かなって入学できる様になった訳だけど……

 

 

 

もちろんヒーロー科に入ったわけだけど、実は俺はヒーローになりたいなんて考えたことは一度もないんだ。

 

 

 

 

 ……ま、それは後回しでいいかな。

 

 どうせ、すぐに詳しいことはわかるだろうし。

 

 

 それより……まずは自己紹介でもしておくか。

 

 改まって自己紹介するほど特別な人間じゃないし、こういうのって何回やっても照れくさいんだけど……

 

 まあ、これもお決まりだから……と、そう思うことにしてやっておこう。

 

 

 

 俺の名前は日向創だ。

 

 

 

 

 

 

 

 ……なんてね、嘘だよー。俺の本当の名前は王馬小吉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……って言うのも嘘で私の本当の名前は白銀つむぎ

 

 あぁ勿論さっき言っていた事は嘘じゃないよ。雄英高校のヒーロー科に合格した事もそうだし、雄英高校に特別な感情を抱いている事も全部ホントだよ。

 

 

 

 

 私は気付いたらこの世界に存在していたんだ。いつ自分が現世の記憶を思い出したかはあやふやで覚えていない。まあ大体どの時期かくらいは覚えているけど。

 

 でもまさか自分がニューダンガンロンパV3のラスボスである白銀つむぎの姿で転生するとは思わなかった。……はいそこ”影が薄い方のラスボスかよ”とか言わない

 

 最初は白銀つむぎに成り代わったのかと思っていた。だから最初はダンロンの世界またはV3時空の現代よりも技術の進んだ世界にいるのではないかと思っていたんだ。だからネットで希望ヶ峰学園って検索しても何も出ないことに本当にびっくりした。ダンロン時空でもV3時空でも何かしらの情報くらいなら出ると思っていたから。

 

 技術が前世よりも進歩していて年代も私のいた世界と比べて未来の世界だったから、ダンガンロンパの世界じゃなくてv3の世界線が濃厚だと思っていた。顔が人間じゃない人は新しく出来た技術的な感じのものを使ってやっている。又は新しく日本でできた伝統でハロウィンの渋谷みたいな感じに頭がパッパラパーになった日本人特有の伝統なのかと思っていた。

 

 でもその予想はある時「それは違うぞ」と言われたかの様にロンパさせられた。だって一度ゲーム屋的な場所に行ってもダンガンロンパが売ってなかったんだから。あの世界はダンガンロンパは超人気コンテンツのはずだ。親とわざとはぐれてこの世界ではかなり昔に作られていたプレ○テやS○it○hのゲームカセットを探してみても見つからなかった。だから慌てて定員さんに話を聞いてみた。

 

 今考えると幼稚園児に

 

 

「こうこうせいどうしが、がくえんに、とじこめられて、ころしあいを、きょうせいさせられる、ゲーム、なんですけど……このみせ、には、おいて、ありませんか?」

 

 

 って片言で言われたら多分私でも一分くらい固まる。というかこの状況で固まらないのはジェノサイダー翔くらいだと思うの。ちなみに店員さんは5分間固まっていた。固まりすぎて話術系の超高校級の才能が開花したのかと勘違いするほどだった。まあ私自体も親の目を掻い潜りながら探していて慌てていたので今考えたら馬鹿な言動をしたと思っている。

 

 色々と調べた結果、ダンロンが全く関係ない世界に来るとは思っていなかった。ダンガンロンパがマジで存在しない事を知った時の絶望はすごかった。推しがおしおきされたときぐらい絶望した。

 

 

 この世界は前世で友達が話していた”僕のなんたらヒーロー”だというのはネットでNO1ヒーローを見たらすぐにわかった。内容は知らないけどNO1ヒーローのオールマイトの顔は前世のネットで何回か見たことがあったから。

 

 そして自分の才能に付いてはなんと超高校級のコスプレイヤーをそのまま使うことができた。

 

 私の今の姿、白銀つむぎは超高校級のコスプレイヤー(模倣犯)であり、声や骨格までを一瞬で変化させることができる才能を持つ。

 

 私の素の姿である白銀つむぎは私のデフォなのでコスプレには入らないし、彼女の口癖である「地味に〜」というのはなく口調も前世のままだ。オタク特有の早口というのもない……多分。ちなみに眼鏡は伊達です。

 

 逆に他のキャラクターにコスプレしたら口調も強制的に変化するようになった。

 

 超高校級について全く知らない人に説明すると各分野における頂点についてのことだ。それぞれは超人とも言える能力持っている高校生。

 

 原作にあった例を出すとすれば

 

 超高校級のプログラマー - 不二咲千尋 は古い旧式のパソコンを使い数日で現代日本ではまだ到達できていない、自分で考える事ができるAI ”アルターエゴ” を作り出す。

 

 超高校級の幸運 - 狛枝凪斗 は本人に銃を撃とうとすると銃がジャムるレベルの幸運の持ち主。ただし幸運の代償として不運が襲ってくるので一種のラッキーマン状態。

 

 超高級のテニス選手 − 星竜馬 は某テニス漫画で使われる相手に悟られずに近づく高速移動術 ”縮地法”を使える

 

 超高校級のアニメーター − 御手洗亮太 は見せただけでで相手の脳に干渉し、ダイレクトに感情を伝えたり洗脳したりできるアニメを作れる

 

 

 

 この世界にいる人物についてはやっぱりコスプレすることは出来なかった。コスプレしようとすると原作の彼女と同じくキモいブツブツが出てくる変なアレルギー症状が出てきて一日中体中が痒くなり、もうこの世界にいる人物については絶対にコスプレしない事を決意した。

 

 私が前世で見てきたキャラクターやこの世界で新しく読んだ二次元のキャラクターにコスプレすることはできた。まあもちろん能力を使うことはできないけど。

 

 でも一つの作品だけ違うことがあった。それはやはりダンガンロンパ。一度ふざけて超高校級のゲーマーである七海千秋にコスプレしたままゲームをしたことがあった。そうしたら頭がやけに冴えて、いつもよりも画面全体を見渡せている気がした。その時は気の所為だと思ったけど気になって超高校級の料理人である花村輝々にコスプレして料理をしてみた。最初はいつもどおりにあまり効率よく料理する事が出来ていなかった。でも何時間か料理の練習をしてみたらまるで私に料理の才能があるかのようにぐんぐんと上達した。

 

 そこから他のキャラにもコスプレして同じことをやってみてわかった、

 

 

 私はダンガンロンパに出てくるキャラクターに関してのみコスプレすると才能までコスプレする事が出来る。

 

 

 でも私がコスプレ出来るのはあくまでも姿や声、才能だけであって、彼らの努力や人生まではコスプレ出来ない ということ。はい、ここ重要だからね。

 

 

 ということで私が完全にコスプレ出来るキャラクターは

 

 〈無印ダンガンロンパ〉から

 超高校級の幸運(希望) - 苗木誠

 超高校級の軍人 - 戦刃むくろ

 超高校級のアイドル - 舞園さやか

 超高校級の野球選手 - 桑田怜恩

 超高校級のプログラマー - 不二咲千尋

 超高校級の暴走族 - 大和田紋土

 超高校級の風紀委員 - 石丸清多夏

 超高校級の同人作家 - 山田一二三

 超高校級のギャンブラー - セレスティア・ルーデンベルク

 超高校級の格闘家 - 大神さくら

 超高校級のギャル(絶望) - 江ノ島盾子

 超高校級の探偵 - 霧切響子

 超高校級の御曹司 - 十神白夜

 超高校級のスイマー - 朝比奈葵

 超高校級の文学少女 - 腐川冬子

 超高校級の占い師 - 葉隠康比呂

 

 〈スーパーダンガンロンパ2〉から

 予備学科生 - 日向創

 超高校級の詐欺師 - 名無し

 超高校級の料理人 - 花村輝々

 超高校級の写真家 - 小泉真昼

 超高校級の剣道家 - 辺古山ペコ

 超高校級の軽音楽部 - 澪田唯吹

 超高校級の日本舞踊家 - 西園寺日寄子

 超高校級の保険委員 - 罪木蜜柑

 超高校級のマネージャー - 弐大猫丸

 超高校級の飼育委員 - 田中眼蛇夢

 超高校級の幸運 - 狛枝凪斗

 超高校級のゲーマー - 七海千秋

 超高校級の王女 - ソニア・ネヴァーマインド

 超高校級のメカニック - 左右田和一

 超高校級の極道 - 九頭龍冬彦

 超高校級の体操部 - 終里赤音

 

 超高校級の希望 − カムクライズル

 

 〈ニューダンガンロンパV3〉から

 超高校級のピアニスト - 赤松楓

 超高校級の冒険家 - 天海蘭太郎

 超高校級のテニス選手 - 星竜馬

 超高校級のメイド - 東条斬美

 超高校級の美術部 - 夜長アンジー

 超高校級の合気道家 - 茶柱転子

 超高校級の民俗学者 - 真宮寺是清

 超高校級の発明家 - 入間美兎

 超高校級の昆虫博士 - 獄原ゴン太

 超高校級の総統 - 王馬小吉

 超高校級の宇宙飛行士 - 百田解斗

 超高校級のロボット - キーボ

 超高校級の保育士(暗殺者)- 春川魔姫

 超高校級のマジシャン - 夢野秘密子

 超高校級の探偵 - 最原終一

 

 〈絶対絶望少女〉

 普通の少女 − 苗木こまる

 超小学生級の体育の時間 − 大門大

 超小学生級の図工の時間 − 煙蛇太郎

 超小学生級の学芸会の時間 − 空木言子

 超小学生級の社会の時間 − 新月渚

 超小学生級の学活の時間 − 塔和モナカ

 

 

 

 

 

 

 以上のキャラに変化できるようになり、才能まで使えるようになった。

 

 

 

 

 色々なキャラクターになって少しずつ出来ることを増やしながら平和に充実した生活を送っていた。この世界に来てから最初の間は希望に満ち溢れた時間だった。どんなことでもできるんのではないかと思っていたほどだ。

 

 

 

 

 でもちょっとだけ苦労することがあったんだ。

 

 それは私は前世の感覚とか常識を受け継いだままこの世界に来ちゃったわけだからもうこの世界の常識との認識の差を歪に感じちゃったんだよね。

 

 簡単に言えばニューダンガンロンパV3と同じで人間は完全な安全圏で人死などの悲劇を見るのは楽しいけど実際に体験する事はしたくないということ。……いやこれは少し意味が違うか。あれは自分から中に入っていっていたわけだから。(v3の時空の事は色々な展開に考察できるからこれはあくまでも自論だけどね)

 

 でも現実と違って何かずれている世界であることが漫画やゲームといった娯楽の面白い所でもあったりするわけだからさ……現代日本でも昭和から令和にかけて全然常識が違うのに他の世界、根本から違う世界に行くなんて平和な世界に生きてきた人間がすることじゃないという事を私は実感することになった。

 

 

 それを何個か説明するとすればそれのうちの一つは民衆がヒーローがヴィランを倒す事を楽しんでいるということ。もっと簡単に言うと私たちが前世で漫画やアニメを見ている時の感覚で実際に目の前で起きているヒーローとヴィランの殺し合いを観戦している感じだ。

 

 命を賭けて戦う傭兵のような職業がいちばん人気な職業というのも何かおかしいと感じる。命を奪い合う職業がアイドル活動みたいになっている事自体がとてもおぞましいことの様に感じた。自分の家族が目の前の殺し合いの現場を見て大はしゃぎしているところを見て自分一人だけがこの世界から取り残されているいじゃないか。とさえ感じた。

 

 それに一番の問題は個性至上主義という点だ。強い、かっこいい個性の人間は優遇される。弱い、かっこ悪い、気持ち悪い個性は疎遠され迫害される。顔の見た目が犬や虫などの個性を持っている人たちが普通に存在しているのに前世と美的感覚が全く同じという逆に何かずれていると感じる感覚。目の前で弱個性持ちがいじめられていることはこの世界では普通の日常になっている。

 

 

 異世界チートハーレムってなんやねん。あれ確実に異世界にいった瞬間に常識改変されてるだろマジで。……っゴホン

 

 

 

 そんな世界で私は超社会的弱者(無個性)として生を受けた。

 

 私も最初は気にしてなかった。個性よりも伸ばしたいと思える才能を持っていたし、家族の皆も気にするなって励ましてくれたから……

 

 でもまるでこれが世界の常識だ当然と言ってくるのようにその歪さ(絶望)が襲ってきた。

 

 そしてその時、私は逃げた。自分の感情を外に見せない為に自分の心にコスプレをしたり、完全にキャラになりきってみたりした。

 

 でも偶然コスプレイヤーの才能を持って生まれてきただけの凡人の私ではこの世界の常識(絶望)に勝てなかった。

 

 

 だから最終手段に出た。

 

 

 今までに怖くてコスプレする事が出来なかったキャラクター 超高校級の絶望 − 江ノ島盾子にコスプレしてみたのだ。

 

 彼女の性格は絶望的な飽き性。自分の性格にも飽きて性格がコロコロ変わったり、最後の最後には自分の死という絶望にも飽きてしまったとハチャメチャなキャラクター。

 

 …だからこそ私自身が彼女になりきることが出来れば今の絶望的な状況でも飽きるという適応をして乗り越えられると考えた。

 

 

 

 でもそれが新しい希望(絶望)になってしまったのだ。

 

 

 その時、私の精神が超高校級の絶望によって飲み込まれかけたのだ。その時はすぐにコスプレを解いたから無事だったけど。

 

 でも初めてのコスプレの時に脳裏にある考えが浮かんできた。この世界って絶望させちゃった方がいいんじゃないか ってね。

 

 それから

 

 私が無個性だとわかるな否や友達が手のひらを返してきた時も、弟が周りから疎遠されるような個性を発現させて自殺した時も、お母さんが愉快犯のヴィランに殺された時も、住民を守るためじゃなく自分が目立つためにヒーローになった三流ヒーローがヴィランから逃げ出したせいでお父さんが殺された時も、その事実を上の存在がもみ消した時も、クラスメイトに個性があったせいで前世では考えられないレベルのいじめを受けて自殺をしようとした時も、民衆に助けを求めても「もうすぐヒーローがやってくるから」と言って全く助けてくれなかった時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も、あの時も

 

 ずっとそれについて考えていた。

 

 

 

 どんどんとその考えが膨らんでいった。でも無関係の人を巻き込んでは駄目だという理性が残っていた。

 

 

 

 でもある時に決定的な事が起きてしまった。

 

 

 

 ……その時に私は絶望(希望)に堕ちた。

 

 この世界に江ノ島盾子はいない。だからこそ私自身がこの世界を、ヒーロー、ヴィラン、民衆を絶望させる クロ になる。

 

 ではそのためにはどうすればいいのか。ヴィランになるのは論外だ。まだ全然強くない上に裏の社会のパイプを持っていない。一瞬で刑務所に行くことになるだろう。

 

 じゃあ、ヴィジランテにでもなるか? 私が絶望させたいのはヴィランだけではない。だからこれも論外。

 

 警察はまぁまぁ良い方だがしがらみに囚われそうだし、どんなに優秀だとしても新米がすぐに昇進出来る程甘い組織体制になってはいないだろう。

 

 ではヒーローになることはどうだろうか? いやプロヒーローにならなくても確かプロヒーローになるための超特進的な学校があったはずだ。それにあの学校のヒーロー科は殆どの先生がプロヒーロー。だったらあそこに入学して先生を利用すれば一気に上層部的な存在と近づくことが出来る。

 

 それに日本で1番のヒーロー育成学校の中にそんな事を考えている人物が入学してくるとか考えただけでも絶望じゃないか。

 

 それから私にとっての希望の学園 国立雄英高等学校 に特別な感情を感じ始めていた。

 

 

 

 

 

 それから私は世界を絶望させるために今までずっと……

 

 それだけを目標にずっと……

 

 ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと

 

 

 

 軍人の才能も、アイドルの才能も、野球選手の才能も、プログラマーの才能も、暴走族の才能も、風紀委員の才能も、同人作家の才能も、ギャンブラーの才能も、格闘家の才能も、ギャルの才能も、探偵の才能も、御曹司の才能も、スイマーの才能も、文学少女の才能も、占い師の才能も、詐欺師の才能も、料理人の才能も、写真家の才能も、剣道家の才能も、軽音楽の才能も、部日本舞踊家の才能も、保険委員の才能も、マネージャーの才能も、飼育委員の才能も、ゲーマーの才能も、王女の才能も、メカニックの才能も、極道の才能も、体操部の才能も、ピアニストの才能も、冒険家の才能も、テニス選手の才能も、メイドの才能も、美術部の才能も、合気道家の才能も、民俗学者の才能も、発明家の才能も、昆虫博士の才能も、総統の才能も、宇宙飛行士の才能も、保育士の才能も、暗殺者の才能も、マジシャンの才能も、幸運の才能も

 

希望の才能も、絶望の才能も

 

 

 全て原作の彼らレベルまで育て上げた。

 

 

 

 

 ……原作の超高校級の絶望様は憎しみなんかではなくて自分が絶望を追求するために世界を絶望させた。そんな存在からしたら私はヌルいのかもしれない。

 人口の超高校級の希望にもツマラナイと言われてしまう存在かもしれない。

 

 

 でももう私が何もしなくても数年後から数十年後に世界が勝手に絶望するレベルまで色々と絶望を仕込んである。だから今から私を殺してももうどうにもならない。

 

 世界が絶望に染まる光景を超分析力で何回も思い浮かべながら来る日も来る日も才能を磨いていた。

 

 

 

 

 そして今日がその雄英高校の入学の日。

 

 ついにこの時が来た。もうすぐ計画を実行できる。この世界を絶望させる事が出来る。

 

 

 

 

 

 異形系の個性のために作られたであろう大きな門の下を通る。

 

 そして近くにある昇降口に入る。下駄箱に靴を入れて、上靴をバックから取り出す。

 

 スタスタと廊下を歩き、周りの景色を見渡しながら進んでいく。

 

 そして、1−A と書かれている扉を開けて自分の出席番号の席に座った。

 

 ……なんか教室の前に芋虫みたいな何かがおいてあったんだけど……? あれはなんだろうか? かすかに動いている所から察するにあれは生物? 異形系? 

 

 ……見なかったことにしよう。そして教室のドアをガラガラと開け中に入った。

 

 出席番号は2()()。そこの席に腰掛けこのクラスにもう来ている数人を見てみる。うん、ちゃんと調べたとおりの人物たちだ。

 

 誰かに話しかけようかな、と立ち上った所で誰かから話しかけられた。

 

「そこの君、朝から早いことは立派なことだぞ。おはよう。ぼ……俺は私立聡明中学出身の飯田天哉だ。出席番号は5番、これからの学園生活をともに楽しもう」

 

 そう言い握手をするためか手をこちらに伸ばしてきた。なんか石丸くんみたいな人だなぁ……

 

 飯田天哉 個性 エンジン 出身校 聡明中学校 誕生日 8月22日 身長 179cm 血液型 A型 好きなもの 勉強、ビーフシチュー 性格 真面目バカ 入試実技 6位 

 個性の燃料 オレンジジュース 目指すヒーロー像 規律を重んじ人を導く愛すべきヒーロー 家には大量の眼鏡の予備がおいてある そしてプロヒーローインゲニウムの弟 

 

 頭の中に飯田天哉の情報が頭の中にばーっと流れてくる。今日入学してくる私以外の生徒39名の事は完全に調べ尽くした。

 

 まあそのおかげで利用できそうな人材を二人ほど見つけた。まあそんな事は今はどうでもいいか。

 

 

 

「話しかけてきてくれてありがとう、飯田くん。私の名前は赤松楓。 趣味はピアノを引くことだよ。これから一年間よろしくね」

 

 

 これからこの世界の希望になるであろう生徒達。それらが絶望に堕ちたらこの世界にとってどんなに絶望的だろうか。

 

 そんな人間として最低の事を考えながら飯田天哉の手に笑顔になりながら触れ、握手をした。

 

 

 私はヒーローに成る資格も、ヒーローになりたいとは思わないけどこの世界で”人類史上最大最悪の絶望的事件”を起こすための足がかりになってもらいましょうか

 

 

 

国立雄英高等学校

 

 

 

 この話はごく普通の少年が世界の希望の為に奮闘する物語でも、無個性の少年が最高のヒーローになる物語でもない。

 

 超高校級の才能を持った少女が世界を絶望させる物語だ。

 

 

 

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 その日の夜、家に帰宅した。

 

「ただいま~」

 

 子供の頃に住んでいた家のに帰る事はなく一人で住んでいる家に帰る。

 

「おかえりでちゅ、つむぎちゃん」「おかえり~、つむぎさん。どうだった学校? 退屈だった? 絶望的に退屈だった?」

 

 まあ一人ではなくて二匹? いや二体? もいるんだけどね。ウサミとモノクマは私がカムクライズルにコスプレした時にプログラマーとメカニックと発明家の才能を3つ並行して使うことで作り上げた考える事が出来、成長することも出来るAI。だからそこらへんの人間よりも頭がいいんだけど……モノクマは原作に忠実に作りすぎた。勿論、江ノ島アルターエゴではないよ。

 

「ただいま、ウサミ、モノクマ。賑やかで楽しそうな学校だったよ。それに抜き打ち形式で個性把握テストをやったりしてね……それでなんと面白い事に成績最下位の人は退学っていうルールで」

 

「うぷぷぷぷ。楽しそうな学校じゃん。流石は見込みがないと判断した担任生徒の除籍指導回数、通算154回のイレイザーヘッドだね。それでそれで入学初日から除籍という絶望を受けた生徒はどんな様子だったの?」

 

「いや今回は見込みが多い生徒が多かったのか知らないけど一人も除籍されなかったよ。モノクマが調べてくれた通り合理的ながらも情には暑い感じの先生だった」

 

「なんだぁつまらない。ヌルいよ、ヌルすぎだよ! ヌルヌルだよ! ボクだったら何も言わない状態でヌルいテストにさせてから最後の種目をさせる時に下位五名を除籍にするっていう事を伝えて絶望に落とすけどなぁ」

 

「いつもそんな事を企んでいるんでちゅね。憎いヤツです……万死に値します」

 

 ちなみに二人の中は普通に悪い。でもいきなりコークスクリューで殴るレベルじゃないよ……多分。

 

「でもあの先生は私にとって結構天敵みたいな存在だったね」

 

「つむぎちゃんは個性がないから彼の個性は意味がないんじゃないでちゅか?」

 

「いやほらさぁ私って超高校級のコスプレイヤーの才能を変身系の個性だって誤魔化して登録しているわけじゃん。それで彼は相手の個性を目で見ている間だけ抹消できる個性を持っている。だからコスプレしている間にその個性を使って見られたらすぐにコスプレを解除しなければならない。それに彼は感も良さそうだし……かなり面倒くさかったよ」

 

 今日はクラスメイトと話している間も彼の目線をずっと気にしながら過ごしていた。それに見ていることを先生自体にバレないようにしなきゃだし……思い出したら疲れてきた。あぁ何で私はA組何だよ、B組のほうが心情的に楽だった。これからも続けていかなきゃ駄目だと思うと絶望的にめんどくせー

 

 二人と団らんしながら金髪のセミロングヘアで頭頂部にアンテナが付いている頭を青髪のロングヘアーに戻した。

 

 

 

 

「ねぇウサミ、今日は晩ごはんを食べたらあれをしたいから準備をしておいてくれない」

 

「あれでちゅか? OKでちゅ」 「そういえばつむぎさん。ここ一ヶ月位やっていなかったね」

 

「うん、ちょっとこの頃は他のことに手を回していたからね。それらの成果を確認するっていうことでもあるし」

 

「ボク達も手伝っているとはいえ本当に色んな事をやっているね。今は春休みだけどいつもは学校にも行きながら色々と並行しながらやってるわけだし。……が2つと……が2つ後は……もやってるし……だし。あれ? つむぎさんこの頃休んでなくない。あと毎日午前二時から五時までの間は時間を歪めた新世界プログラムの中に入って才能を磨いているわけでしょ」

 

「私には休んでいる暇なんてないからね。だって私自身は天才でも希望の主人公様でも絶望の象徴でも何でもない運良くコスプレイヤーの才能を持って生まれてきただけの存在だから」

 

「……で、でもこのままずっと同じ事を繰り返していけばいつか壊れちゃいまちゅよ」

 

 その言葉を聞いて、ウサミを抱きかかえる。

 

「心配してくれてありがとう二人共。でもねウサミ、私はこんな事をしている時点でもうどこかが決定的に壊れちゃっているんだと思う。でも大丈夫だよ。計画的には今年中に全部終わるから。そしたらゆっくりと休ませてもらおうかな」

 

 そんな事を言っている私の眼は絶望と希望がぐちゃぐちゃに合わさった眼になっていることだろう。

 

 原作では希望側だったウサミを直接じゃないとはいえ私の絶望側に関与させてしまっている。完全に尊厳破壊だろう。でも私が使うことが出来る事を全部使って計画を回さないと凡人の私では失敗してしまう可能性が高まる。だからごめん。

 

 そんな気持ちを抑え込むようにウサミのお腹に顔を埋めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやーやっぱり、うまいもんだな−つむぎさんの料理」 

 

「そうかな? 今日は花村君にコスプレしていない時短レシピだけど。まぁ料理人の才能を磨いている時に色々と知識とか技術とかを勉強したからね」

 

 私が作った晩ごはんを美味しそうに食べているモノクマを見て癒やされている。そういえば今まで疑問に思っていなかったけど何で食べる時にモフモフって擬音なんだろう? 

 

 目の前にいるモノクマとウサミは電気で充電することと食事をすることで動くように設計してある。勿論味覚も感じる様にしている。……家族の団らんを再現するために作ったものだから。ご飯を一緒に食べる事が出来るときはできるだけ二人と食事をしている。もう長いこと一緒にいるから彼らとはもう家族のような関係だ。

 

 ウサミが姉だとしたら、モノクマは兄? いや弟? だろうか。でも今ここにはいないけどいつもはモノクマーズもいるし……父親? 

 

 そんなくだらない事を考えていると

 

「準備できたでちゅよ、つむぎさん」

 

 とウサミが話しかけてきた。

 

「ありがとう。ウサミ。じゃあ食後にやるからまずは一緒に食べようか」

 

 

 そして数十分後に晩ごはんを食べ終わり、身を翻した。今まで青髪のロングヘアーがピンク髪のボブになり、元々着ていた黒色の部屋着が猫耳パーカーに変化した。身長も174cmから160㎝に変わっている。

 

「ウサミちゃん、ありがとう」

 

 私はパソコンの前に座り電源を付けた。ちゃんと機材が設置されているか確かめてからこう発言した。

 

 

「はーい……これからゲーム配信始めまーす」

 

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七海千秋について語るスレ

 

56: ID:jscgSFlAa

 かわいいよね

 

57: ID:otBfBlYlu

 それはもう当たり前だから

 

58: ID:lqxhGTfin

 いいよね七海ちゃんがVRゲームでたまにやる天殺龍神拳(てんさつりゅうじんけん)。あれはすごい綺麗なフォームのアッパー。

 

59: ID:WTjCC9biD

 >>58 専門家の方ですか? 

 

60: ID:xW1M373o0

 前のテト○スの一日耐久とかいうキチな企画はすごかったよな。一回寝てからもう一回付けてみたらマジでやっててびっくりした。いつもは配信の殆どが寝落ち配信だから一日中起きていられることに驚いた。

 

61: ID:QFgOr2DCg

 戦争ゲーでもう何個か目が付いてんじゃないかって位避けまくっていたから正直昔はそういう系の個性だと思ってました。

 

62: ID:5k5qbRa1+

 人が変わったのかと思うほどプレイスタイルが変わっているのってどうやっているんだろう。いつもは基本に忠実なだけど反射神経が物凄くて誰も真似できないプレイスタイルなんだけどたまに大雑把ながらも運が良すぎてなんかクリアしているときもあるし。

 

65: ID:d7foZPAwx

 みんなこの配信者のことを持ち上げてるけどさ、所詮は無個性じゃん。ただゲームが上手いだけ。どうせ周りにいじめられてゲームに逃げて来きただけの存在でしょ。

 

66: ID:ov+LAA9SP

 >>65 おいおいあのチャンネルを見ていてまだ個性だ無個性だ言っているやつがいるのかよ。

 

67: ID:dx48zqtTD

 >>65 お前、マジでわかってねえな。無個性なのにここまで上に上がってきたことがどれくらいすごいことなのかわからないほど馬鹿じゃないよな? 

 

68: ID:cE1FRzDv7

 俺彼女の配信見てきたけどマジで七海ちゃんに希望を感じたよ。個性なんですか? っていう質問に対して「……個性? 無個性だよ」ってすんなりカミングアウトしたときはマジで度肝を抜いたね。あのカミングアウトしてからめっちゃ登録者が減っていったんだけどまた持ち直していったところを見ていたら、異形系個性の俺でもいつか周りの人に認められるように頑張ろうって意気込めたし。

 

69: ID:yfvHC34OY

 >>69 そうそうそれな、めっちゃ希望を感じた。俺も彼女の配信を見ていなかったら多分今と違う卑屈な人生を送っていると思う。初めての顔出し配信のときはマジで女神にしか見えなかった。

 

70: ID:ZC+iXQACu

 それに、胸も大きいとかマジの女神だろ。

 

71: ID:WVPNyKcm6

 >>70 通報しました。

 

72: ID:cPw9BjpS6

 七海ちゃんのゲーム配信を見ていると才能も有るんだろうけどさ、努力が垣間見えるところがあるのもいいわ。

 

73: ID:BhYaxBCbK

 そこら中にいる変なヒーローとかを見ているよりも見ていて応援したくなってくる! 

 

74: ID:Skjegctdv

 しかしここまでアンチが同じことしか言わない配信者も珍しいぞ。

 

75: ID:S+Mpotj4X

 >>74 もうあいつら「無個性だ」しか言わんからな。

 

76: ID:SOeMAP0Es

 この子の魅力は個性よりも中身だからな。無個性っていう所以外叩く場所がない。強いて言うなら独特な喋り方位じゃん。嫌いなら嫌いでいいけどアンチをする意味がマジでわからん。

 

77: ID:BN/kVhA1V

 あいつら的に無個性と異形系の個性に人権はないからな。そんな奴が自分たちよりも上になってんのが許せないんじゃね? これかかなりアレな例えだけどCRC(異形排斥主義集団)とか見てみろよ。鮮やかすぎて直視できないレベルのゴミ野郎しかいないぞ。世の中にはあれを無個性版でちょっと薄めた奴らがいっぱいいるという事実……控えめに言ってクソ

 

78: ID:F15SAzM9R

 無個性だけど国内でトップレベルの配信者ってやっぱり凄いことなんか? 

 

79: ID:IIN3uP6EN

 >>78 凄いとか凄くないとかいうレベルじゃない。今の個性至上主義の世界で無個性と弱個性が誰かに認めてもらいたってすごい量の努力しても「じゃあ個性は?」って聞かれたら全部終わり、おしゃかだからなぁ。そこから持ち直すとかは普通はありえない。

 

80: ID:4XXX+nr2K

 今の七海ちゃんの無個性の話で思い出したけどさ、この頃無個性でも有名になってきている人が増えてきてないか? 

 

81: ID:J7FxOpJLg

 そう考えればそうだな。ここ数年でかなり大きくなった会社の十神の若い社長とか塔和グループの社長も無個性っていう噂がある。

 

82: ID:AUuYdzYW+

 あの二社はここ数年でマジで大きい会社になったよな。塔和グループなんてヒーロースーツとか武器を作る系統の会社でトップになった上に()()()()()()()を数年前に吸収して更にバカでかい会社になった。十神はヒーローへの補助金が全体の半分位を担っていて数多くの傘下企業が多くいる日本で一番大きい会社。この二社に入れば将来安泰と言われる程。

 

83: ID:vkicDcrJq

 あの二社が協力してヒーローを支援しなくなったら多分ヒーローがヒーローとして存続できなくなるぞ。あの二社は仲悪いらしいからないだろうけど。

 

84: ID:CJ4n8gwe

 >>81 塔和グループって見た目と才能は最高だけど性格と言動で全ての評価がマイナスになった美少女(笑)が所属しているところじゃねえか。

 

85: ID:iKd2ILiYi

 >>84 本当の事を言うのはやめて差し上げろ。でもあの美少女(笑)もまだ中学生で学校に行きながらヒーロースーツを一歩先に進化させた天才発明家なわけじゃん。彼女もかなりの才能があるよな。……あれ? そういえば彼女も個性がないって噂なかったっけ? 

 

86: ID:TaJqi8Fhx

 >>85 確かにあったな。どこから流れてきたのかは全然わからない噂だったけど大方彼女を貶める為に流れた噂って事になった。俺も彼女が発明した目薬コンタクトを使ってるし、彼女の功績はかなり大きいから今更そんな事で評価が下がったりするかね。……もう下がりに下がっている所もあるわけだし。

 

87: ID:u/mnN5WOs

 >>80 あとはひふみんとか唯吹ちゃん、夢野ちゃんとかは無個性って言ってたよね。夢野ちゃんは魔法使いらしいけど……。

 

88: ID:Y8CFlp4Eb

 >>87 なんでその二人とひふみんを並べたんだ。三人が並ぶ所が想像できねえ。それはそうと次の夏コミでの同人誌は買わせていただけます。

 

89: ID:oPRQ/gVaG

 >>89 紳士がいるな。まぁ俺も買うけど。

 

90: ID:44o8EeiL9

 無個性の人達がこう頑張っているのを見ていると個性って必要なくねって思っちゃうわ。実際に今個性のせいで不幸になっている人は確実にいるわけだし、俺の個性も日常生活ではマジで使えないし。

 

91: ID:DYLwU8OtD

 >>90 おいそれは禁句だぞ。思っても話すんじゃねぇよ

 

92: ID:Ak6nFN0Q1

 この頃いじめ問題とかかなりやばくなってきてるみたいだよな。強個性が弱い個性をいじめる事が増えている。小中高の学校のいじめも会社でのパワハラとかも隠れて個性を使っているみたいだし。俺たちが子供の時と比べて個性自体も強くなっているし

 

93: ID:iGMKm82DR

 >>92 実際、酸を出すとか単純に体が固くなるとかそういう系の個性からいじめられたりしたら軽く拷問受けているようなもんだろ。考えただけでもヒエッってなる。

 

94: ID:lEOJgpXtL

 無個性と弱い個性は強個性からは一生馬鹿にされるかヒーローになって認められるorヴィランになって反抗するしかないからなぁ。そりゃこの今の社会の構成上ヴィランは増える。

  

95: ID:86yHxcNGQ

 そういえば個性終末論とかいう都市伝説があるけどあれって今の幼稚園とか見ていると結構マジな感じあると思う。明らかに俺たちが子供のときよりも個性が強力になっているし、個性をコントロールが出来なくなりかけている気がするんだよな。もしそうなったら逆に強個性が差別される日が来るのかもしれない。正直どうやってもこの問題は平和に解決するとは思えない。

 

96: ID:DMx1tpUzu

 >>95 そりゃ現時点で差別されている連中がいる時点で無理ってもんだろ。アレを提唱した学者も追放されて今は十神系列の病院の医院長みたいだし。それよりも今はヒーロー飽和社会をどうにかしたほうがいい。雄英と士傑高校以外出身のヒーローは無能が多すぎる。もっとヒーローの試験を厳しくしないと質が低いヒーローが更に増えるだけじゃん。というか質が低いヒーローとか存在する意味あるんか? そんな連中にヒーロー(希望)を名乗ってほしくないんやが。

 

97: ID:a7HZJhg/k

 数年前に起きた事件で一定以下のヒーローが無能ってことが浮き彫りになっちゃたからな。

  

100: ID:Mb01SsI9r

 それって数年前に起きたヒーローが捕まえたヴィランの数が例年と比べて極端に低かった年があった時のこと? 

 

101: ID:NHu4zcmbm

 >>100 俺は覚えてないんだけど何でそうなったんや? 

 

102: ID:TdOSqnBci

 ほら、あの年は巨大軍備会社の『九頭竜組』が設立した年じゃなかったっけ? それで九頭竜組がヴィランをものすごい数捕まえた。

 

103: ID:6hxgaW0DU

 そういえばそんなこともあったな。

 

104: ID:9ivP607uO

 九頭竜組は基本異形系の個性持ちが多く在籍している。それも思いっきり差別されていた側の人達。それらを無個性の九頭龍冬彦がまとめ上げて作り上げた組織。今の社会に一矢報いたいと思って集まった集団でしかもヴィランにならなかった奴らの集まり。中での信頼も強いから連携も凄いらしいしそりゃそこらへんの目立ちたいだけのヒーローとは強さもモチベーションも違う。だからここ数年でかなり犯罪件数が減っている。

 

106: ID:4fVfzIJzp

 なんで日本に軍備会社なんてあるんや? ヒーローがいれば十分やろ。需要あるんか? 

 

107: ID:7yrtWOECm

 いくつか理由があるけど

 ・塔和グループが全面的に支援している会社。

 ・年々ヴィランからの被害が増えてきている。

 ・将来的にヴィランのなる可能性が他の個性系統よりも高い異形系の個性がこの組織に在籍、又は憧れを持つことでヴィランになることを防いでいる。

 とかがわかりやすいかな。

 元から異形系は他の個性と比べてヴィランになりやすい。異形が差別されて排斥される→異形系の犯罪者が増える→更に異形への差別が深めるの悪循環。差別がまだ残っている農村もまだ残っているわけだし。でもこれを気に異形系を認める人達が増えてきている。だからこそ九頭竜組は社会にかなりいい風を巻き起こしているよ。

 

108: ID:a7HZJhg/k

 そういえばそんな事もあったね。でも俺が覚えているのはそっちじゃなくて数年前に謎のヴィラン組織が”タルタロス”に侵入したやつね。別に何もされてなかったみたいだけど侵入されているだけでもマジで失態なのにその上で全員に逃げられているわけだから警護していた警察とヒーローは解雇されたみたい。

 

109: ID:IzVJNw/vZ

 結構大きいニュースになっていたやつじゃん。そういえば侵入したバカってまだ捕まってないの? 

 

110: ID:KPrA1knZy

 まだ捕まってないみたい。その組織の構成員の人数、トップの名前、どんな個性を持っているのか、いつ出来たか、どんな目的で侵入したのか、組織の名前すら全くわかってないらしい。

 

111: ID:BVO6eFQQg

 監視カメラにバッチリ映ってたのに最低限の情報しか集まっていないってどうなっているんだろう。

 

112: ID:D1d3mM0tL

 俺もその動画見たことある。白い服装に白と黒のブロックチェック模様のストール、あと全員が仮面をしていた。まるでピエロみたいに目立つ格好なのに良く全員逃げれたよね。

 

113: ID:T8HZtpzrK

 これ七海ちゃんの事を話すスレだと思って覗いてみたら全然違うこと話してたわwww

 

 

 

 

 





超高校級のプログラマーの才能でハッカーをして新しく戸籍を作り出した。


様々なキャラクターのコスプレをして
各界隈で成果を出す→話題になってから無個性だと話すor噂を流すなどする→評価が下がる→それから全力で再建する→また評価してもらう
を何人ものキャラクターで実践する。無個性の社会的評価をぐんと上昇させた。

・塔和グループ
原作同様、兵器開発能力が物凄い組織。武器、ヒーロースーツなどのヒーローの商売道具から民衆の役立つサポートアイテム、寝たきりシリーズのように誰が買うねんといった道具まで網羅している。
トップは塔和モナカ(の姿)。地下では絶対絶望少女に出てきたモノクマ各種などが大量に生産されている。知能があるモノクマを作るためにマザーモノクマも置いてある。数年前にデトネラット社を吸収したらしい。

・十神財閥
勿論本物の財閥ではないが財閥の名前が付いている。ヒーローの支援を全体の半分以上している。目的はヒーローを依存させる事や…。この頃ある医師と個性について共同研究をしているのだとか…

・九頭竜組
上でも書かれているが虐げられていた側の異形系の個性を持っている人達をまとめ上げて作り上げた組織。ヒーロー以外にも軍事力と信用、信頼持っている組織を出すことでヒーローの存在意義を壊す為に作った。少し前に本物のヤクザ(絶滅危惧種)と交戦したようだが…
一人一人に何らかの武術を極めさせている。昆虫or動物×人間の知能と大きさ×武術。これが物凄く強いことはテラフォーマーズが証明している。読んだことがない人は読んでみようぜ!

・謎の組織
この組織のモットーは「人を殺さない」且つ「笑える犯罪」。ヒーローの信用信頼を下げる為に行動している
今までにヴィランやヴィジランテ、ヒーローなどからスカウトして10人メンバーがいる。


プロフィール

名前 白銀つむぎ

個性 なし 才能 超高校級のコスプレイヤー

学校・学年 雄英高校ヒーロー科1年A組2番

出身校   折寺中学校

誕生日   8月15日

身長   174cm

血液型   A型

好きなもの ダンガンロンパ その他の漫画やゲーム

嫌いなもの 努力をしない人 この世界そのもの

性格   考えすぎちゃうタイプ


コスプレに3の未来機関幹部がいない理由は流石に扱いきれないから。才能はカムクライズルの状態の時に出してみようと思います。


次はちょっと戻って入試編



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剣道家の受験日

妄想を具現化しただけの作品が思っていたよりも多くの人に作品を見てもらえました。

これからも皆さんに少しでも印象に残るような作品を作って行けたらと思います。


そんなこんなで第二話です。


 

 

なんだかんだで今日は実技試験。

 

 一日前の筆記試験は結構面倒くさかった。いや試験までの日程が面倒くさかった。

 

 ここ数年会社運営の事や才能を磨く事を優先してちょ────っとだけ勉強を疎かにしてしまったのだ。なんというか才能以外の余計なものが頭の中に入っていかなかった。

 

 もちろん理科(人体や動物や昆虫の体の造り、薬の調合)や国語(文章の書き方)、数学(プログラム、メカ)、外国語(冒険家で色々な所をまわる)は才能を極めている最中に自然と出来る様になった。

 

 でも社会、特に歴史は前世の常識に引っ張られる上にここは未来の世界。しかもこの世界は一度荒廃したから覚える事がめっちゃくちゃ多い。冒険家や民俗学者の才能は文化とかそっち系だし被る所が少ない。この世界を絶望に染め上げるために一応ここ120年位はわかるけどそれ以前が全くわからん。

 

え?石丸くんの(超高校級の風紀委員の)才能を鍛える時はどうしたのかって? んなの後回しだよ! というかあの才能ってどうやって活用すればいいんだ? 誰か教えてくれ! 

 

 というか筆記試験の間は個性を使えないので例えコスプレしてキャラクターの才能で勉強ができたとしてもあんま意味ないからちゃんと勉強しないと普通に落ちる。

 

 こんなことなら超高校級の歴史学者的な才能を鍛えておくんだった。

 

 ちーたんの才能でハックしてテスト問題をテスト前からゲットするとか超高校級の薬剤師の才能で記憶力を上げる薬を作って飲むとか色々やり方はあるけどそれはちょっとダサすぎるし……

 

 という事で時間を歪めた新世界プログラムの中に一週間こもって勉強していました。

 

 ズルとか言わないでよ。テスト会場で聴覚がすごくなっている個性とかのほうがズルいでしょ! 

 

 まぁテストの結果は普通に合格圏内って感じだったよ。

 

 

 という事で今日は実技(楽な方の)試験。勿論受けるのはヒーロー科だ。

 

 初めて雄英高校に入ろうと決意した時ときとは違うプランを考えている。あれは長期的な計画だったけど今の私はあの時よりも格段に強くなった。だからもっと短期的な計画に切り替えた方がいいだろうという結論になった。

 

 

 その計画的には雄英高校に生徒として入学できれば普通科でも、サポート科でも経営科でも何でも良かったけど……ヒーロー科から裏切り者が出たほうが普通科よりも絶望度は大きくなるだろう。

 

 

 

 

 頭の中でこれからの未来の世界を想像するのをこの位にして歩いていく。

 

 

 そういえば同じ中学で無個性の緑なんとか君が雄英に受験するって言っていた事を思い出した。

 

 適当に入学した学校で私と同じ無個性がいるとは思わなかった。世界の二割が無個性だと言われているけど段々と個性が強化されている今では私と同じ世代に無個性はそれこそ数えるほどしかいない。だから彼のことは印象に残っている。

 

 

 今日受験来るのかな? 普通に考えたら来ない。

 

 私も無個性(才能で誤魔化しているけど)なわけだから彼を見下しているとかではなくて、ただ単に無個性がヒーローになることはこの社会のシステム的に難しいと思う。

 

 

 

 ・警察が個性を使わないからその穴を埋めるために出てきたのはヒーロー。だからまず無個性は最初から相手にされてない。

 

 ・ヒーロー免許が公的に個性を使う許可を与えるものだから、個性のない人に与えても意味がない。

 

 ・無個性一人より有用な個性持ち一人に金を使ったほうがいい。

 

 

 

 色々と考えて見てもこの社会の構造的に無個性をヒーローにする意味が殆どないと感じる。それにもし無個性がヒーローになったらそれこそ他の無個性の連中や社会的に底辺な人たちの希望になってしまってそれを機に反乱が起こす可能性があるし。

 

 

 だから今日、彼が受験を受けに来たとして何らかの方法で彼が受かったとしても上からの圧力で合格が取り消しになるだろう。

 

 それで落ちた時にもし彼が自殺でもしたらかなり面倒くさい。違うクラスではあるが同じ学校ではある私の素性を詳しく調べられたら殆ど完璧に隠していても何らかに違和感を持たれる可能性は十分考えられるし。

 

 ここ半年位鍛えているようだけど本当にヒーローになりたいんだったらどう考えても鍛え始めるのが遅すぎる。

 

 

 え? ……全てを周りに否定されている状態で努力なんて出来るはずがないだろだって? そんなのこっちからしたら知らないし、興味ない。出来ないんだったら最初からヒーローなんて失敗したら周りから全て否定される可能性のあるエンタメ性の職業を目指すなって話。

 

 

 

 そんな事を考えながら歩いているとちょうどその人物、緑谷出久が雄英の昇降口の前で転びかけている所をみて軽く絶望した。

 

 

 

 

 

『今日は俺のライヴにようこそー!! エビバディセイヘイ‼』

 

 なんかDJがライブをしているんですが……というのは冗談でプレゼント・マイクが司会するんだ。

 

 まぁめっちゃ滑っているけど。……これはYEAHHとか答えたほうがよかったりするのかな? 

 

 本名 山田ひざし ヒーロー名 ボイスヒーロー《プレゼント・マイク》 個性 ヴォイス 

 担当教科 英語 誕生日 7月7日(30) 身長 185cm 血液型 B型 出身地 東京都

 好きなもの ラジオ、TV 性格 ハイテンション 毎週金曜日に『HERO FM』にて深夜1時から早朝5時まで「PresentMICのぷちゃへんざレディオ」というラジオをノンストップで放送している

 雄英生からの授業の評価 普通

 

 頭の中にプレゼント・マイクの情報が流れてくる。一応、雄英の教職員は調べてある。オールマイトが来年度教師をやることも知っている。

 

 

 この世界の平和(希望)の象徴……オールマイト。彼はこの世界の柱とも言える男だ。彼がいないと今の社会は成り立っていないという事はこの世界の全ての人間の頭の片隅にあること。その柱を崩したら(殺したら)この世界の終末時計を一気に動かすことが出来るだろう。

 

 オールマイトの存在のおかげでヴィラン側に行かなかった人間がこの世界にはかなりいる。だからオールマイトが保っていた治安は彼がいなくなったら確実に崩壊する。

 

 一人の男性が平和の象徴として人柱に祭り上げられている時点でこの世界の世界がかなり追い込まれていることがわかるけど

 

 

 ここまで考えてすぐに頭の中を切り替えた。筆記試験のときもそうしたけど受験の事はわざと調べていない。今日は私自身の実力で合格するために。だからルールをわかっていないから失格なんて馬鹿な終わり方をしたくない。

 

 入試要項に目を通した。

 

 

 この試験は「模擬市街地演習」。物の持ち運びは自由。演習場には”仮想敵”が四種いてそれらの合計点を受験生同士で競い合うらしい。その内の一種はポイントも0。プレゼント・マイクの説明的にはお邪魔虫。各会場に一体存在していて大暴れするギミックなんだそうだ。

 

 それにしても対機械かぁ…この試験かなり私に有利だなぁ

 

 

 さてどうしようかな。

 

 赤松楓の姿でも軍人の才能や格闘家の才能を使えずとも磨いた技術は使えるから十分戦えるだろう。

 

だからこのまま赤松楓の姿で戦ってもいいけど、この実技試験はこの学校の先生達に個性をアピールするための場とも言える。だからこそ無個性だけど才能で誤魔化している私はコスプレイヤーの才能を使わないで戦ったら逆に変に思われる可能性がある。

 

 今まで戦えるキャラクターについては殆ど戸籍は作っていない。作ったのはゲーマーやギャル、同人作家など民衆受けする才能や御曹司や極道など人や組織を支配できる才能を持っているキャラクター。あとは探偵など色々と役に立つ才能だ。

 

 戦える才能を持っているキャラクターや才能は戦いに関係はないけど戦えるキャラクターは戦闘時にコスプレした時に面倒くさい状況に陥らない為に戸籍を作っていないのだ。あと特殊能力的な才能の戸籍も作っていない。

 

 戦えるけど戸籍を作ったほうが価値が高いと思い作ったキャラクターもいる。

 

 

 今回の相手はロボット。

 

 正直、相手がロボットだったら苗木こまるの拡声器型ハッキング銃を使えば一撃だし、エレクトロハンマーや全ての電気製品を操れるリモコンを使ってもいい。でもこの試験での採点方法がわからない。先生方が監視カメラなどで見て採点しているのだったらいいけど、万が一ロボットの中にカメラが入っていてそこから見て採点している方法だったらこれらの武器を使うのはまずい。

 

 だってデータをそのまま破壊する可能性が高くなるから。

 

 だったら機械に干渉せずに戦えるキャラクターにコスプレする必要がある。

 

 今持ってきているコスプレ衣装は

 

 辺古山ペコ、終里赤音、戦刃むくろ、東条斬美、腐川冬子、春川魔姫 だ。

 

 

 勿論他にも戦えるキャラクターはいるのだが戸籍を持っていたり、今日は彼ら分の衣装しか持ってきていないのでコスプレ出来ない。

 

 

 相手はロボットであり痛覚がない存在であるから超高校級の暗殺者である春川魔姫は相性が悪い。 

 

 腐川冬子もといジェノサイダー翔は絶対絶望少女で見る限り対機械の性能は悪くはないけど超高校級の殺人鬼であるためか彼女のチミドロフィーバーの戦い方ではヒーローにふさわしくないとされる可能性があるので論外。あとジェノサイダー翔はともかく腐川冬子には戸籍があるので今回はなし。 

 

 この中で一番いいのは辺古山ペコだろう。彼女はルパン三世の石川五ェ門並に剣技の才能がある。実際に模擬刀でココナッツを綺麗に切断しているため真剣を使えば鉄をも簡単に切る事ができるだろう。そのためロボとの相性もいいし、戦い方からの印象もとかのキャラクターと比べて悪くはないだろう。

 

 残姉こと戦刃むくろは…堂々と銃を持ってくるわけにもいかないし、銃はロボ相手には効果が薄いだろう。それにコスプレしたら性格も似てくるからなんか残念な事になるかもしれないし…

 

 という事で今回は辺古山さんにコスプレするとしよう。

 

 他のコスプレはそれの補佐。辺古山ペコにできない情報収集など他のキャラクターだったら出来る事をやっていこう。適材適所というやつだ。

 

 

 

 

 うーん、これは完全に一個の街ですなぁ。

 

 試験会場という名の街に受験生が連れてこられた。これどれくらいのお金が回っているんだろう。十神からの支援の金とかが使われていたりするんだろうか。

 

 

 さっそく身を翻した。すると赤松楓の特徴である金髪のセミロングヘアが銀色のお下げ頭になり、薄い紫の目が鋭く渦を巻いている赤色の目に変わった。そしてメガネも付けている。そして服装も黒色が主体のセーラー服になった。

 

 背負っている竹刀袋の中には超高校級の鍛冶屋の才能で作り上げた刀が入っている。この刀にはある特殊な機能がついているけど多分使わないだろう。

 

 周りから見ると柔らかい雰囲気が鋭い刃の様な緊張感のある雰囲気に変化しているかもしれない。

 

 こう堂々と個性のように才能を使えば変身系の個性だと試験官に植え付ける。

 

 

 っとまた余計なことを考えている。これは私の悪い癖だ。頬をパンパンと軽く叩き精神を少しでも集中させるためにそっと目を閉じた。

 

 

               〈ハイスタートー!〉

 

 試験スタートの合図が言われた瞬間目を開け、駆け出した。

 

「標的捕捉……ブッコロs『バキッ』」

 

 模擬刀(真剣)の先制攻撃だべ。おらぁ

 

 そのままの勢いで一体の1ポイントの仮想ヴィランを一刀両断する。

 

「ふむ、思っていたよりも脆いな」

 

 メカニックの才能を鍛えていた時の機械の観察眼からして関節部分が結構緩められている事がわかる。移動速度はそれなりだが攻撃速度と攻撃力自体が低い。それに結構脆いし遠距離攻撃も出来ないっぽいな。一ポイント位だったら武器持った無個性でも普通に倒せるだろう。

 

 それからもう二体、2ポイントと3ポイントを切断した。

 

 周りを見渡しやすそうな場所にいきリュックから衣装を取り出してもう一度身を翻しコスプレした。

 

 白髪の髪は茶髪のくせ毛になり、真っ白な肌は太陽で焼けた健康的な褐色肌に変化した。

 

 超高校級の体操部 − 終里赤音にコスプレしたのだ。

 

 彼女はまるで野犬のように勘が鋭く、嗅覚を働かせたり、誰も気付かないようなわずかな音を聴いたりと五感が鋭い。

 

 その発達した嗅覚で壊したロボに鼻を近づけクンクンと鼻を動かす。

 

「ちっ鉄くせえなぁ」

 

 こういう試験は情報収集が早く出来る奴が有利になる。

 

 この試験で使われているロボは確実に塔和グループの工場で作られているロボ。

 

 見た感じプレゼント・マイクが説明していた巨大ロボット(0ポイントヴィラン)が見た感じ見えない。お邪魔虫と言われる位なら面倒くさいしできるだけ遭遇したくない。

 

 全部同じ工場で作られている以上1ポイントと0ポイントの匂いに差はないはず。実際に2ポイントと3ポイントで匂いが殆ど同じだった。

 

 クンクンと鼻を動かしていると同じ様な匂いが地下の空洞に密集していることがわかった。

 

「あそこがマイクのおっさんが言っていたお邪魔虫がいるところか」

 

 どうやら一体だけのようだしあそこに行かないようにすればいいだろう。ついでに大体どれくらいの仮想敵がいるのもわかった。

 

 また辺古山ペコに戻り、瞬時に一体、また一体と倒していく。

 

 うーん、楽すぎるな。やっぱり対ロボだと殆ど実力を出せない気がする。あとヒーローの場合殺さないで捕縛しなければいけないわけだから全力で殺しに行ける機械じゃ駄目だな。

 

 というか戦闘訓練のときはいつも那由多のモノクマと新世界プログラムの中で戦っているわけだから対ロボが体の中に染み付きまくっている。

 

 もう合格者の中の平均位なら取れたかな。

 

 ロボ無双でテンションが上っていたらいつの間にか自分が考えていた合格ラインは完全に越しただろう。そう考えているとさっきマークしていた場所に0ポイントヴィランが出現した。

 

 …予想していたよりも大きい。ビッグバンモノクマよりも少し大きい位かな

 

 あの大きさではちょっと一刀両断は難しい。まぁ0ポイントだし切る意味がないからそんな事を考えても意味はないか。

 

 そう思い、反対方向へ行こうとした時に気付いた。

 

 そのヴィランの下に足をくじいたのか知らないけど動けなくなってしまっている受験生がいる。

 

「お、おいお前助けてやれよ」 「いや俺の個性は救助はちょっと……」 「しょうがなくね、あいつの自業自得じゃん」 「そんな事言ってやんなよ」 「今のうちに仮想敵を狩っておこうぜ」「助ける時間も暇もこっちにはないんだよハゲ」「はぁ? ハゲてねえよ」「でもあれヤバくね。下手したら死……」「大丈夫だろ。医療系のヒーローでトップのリカバリーガールがいるんだろ?」「いや、あの大きさの鉄の塊に踏まれたら普通に死ぬくね?」「雄英高校がこの程度のハプニングを想定していないわけ無いだろ」「それにもしやばかったらプロヒーローが助けに来るだろ……多分」「まぁプロヒーローがなんとかしてくれるだろ」「それもそうだな」

 

 私がそんな事をする義理はない。ここは雄英高校の敷地内だし死ぬことはないだろう。回復系の個性を持っている教員もいるみたいだし。もし死んだとしても雄英高校にマスゴミが入り込んできて雄英高校の評価が少し下がるくらいだ。逆に個人的にはそっちのほうが都合がいい。諦めてくれ

 

 そう考えてそのヴィランがいる反対方向に走り出そうと考えた瞬間、

 

 

「た、助け……」

 

 とその受験生と目があった。その瞬間、0ポイントヴィランの方に駆け出してしまった。

 

 この世界ではヒーローに適正があると瞬時に体が動く、とこの世界では言われているがそんなきれいなことで動き出したわけではない。

 

 私の父親がヴィランに襲われた時に逃げ出したクズ(三流ヒーロー)。それの姿と今の私自身が重なって見えた。

 

 自分自身がクズだということは理解している。でもあのヒーローと同列に扱われることだけは生理的に受け付けない。

 

 頭で考える前に動き出してしまったためどの様に対処するのか全くもって考えていなかった。

 

 彼が踏まれるより早く着きはするだろう。だけどそれだけでは一緒に押しつぶされるだけだ。おしおきの様に。

 

 他の姿にコスプレする? いや今の姿(辺古山ペコ)よりも攻撃力が高く、面攻撃が出来るキャラクターは持っていない。じゃあハンマーとかハッキング銃は? 今の姿に決めてから必要ないと思い今はバッグの中。じゃあこの世界で戸籍を持っているけど入間美兎とかはどうだ? 彼女なら機械相手だったら無敵だ。……いや彼女というか今戸籍を持っているキャラクターにコスプレしたら計画が全ておじゃんになる。こんな監視カメラで囲まれている場所で使う手札じゃない。

 

 というかコスプレしている暇がない。

 

 じゃあ、あれを使うか? 

 

 …いや考えている暇はないこれしか無いだろう 

 

 超高校級の剣道家の才能を限界まで鍛え上げた事により使えるようになった技能(スキル)

 

 

 

                 紫電一閃

 

 

 

 

 

 ダンガンロンパでは自由時間行動の時間の際にキャラとの交流をすると学級裁判での論破に役立つスキルが手に入る。

 

 辺古山ペコとの交流で手に入るスキルは「紫電一閃」。原作での効果は反論ショーダウンで斬り返しが全て“強烈”になる事。

 

 流石にゲームシステムが共通している世界ではないので効果までは同じではない。だけど才能を磨いているうちに出来るようになった奥義に同じ名前を付けてみたのだ。だから効果はまるっきり違う。

 

 私のオリジナルの「紫電一閃」の効果は物凄い速さの抜刀術。発動時間やクールタイムなどは存在しない。ゲームではないからね。代償は使いすぎると酷い筋肉痛になるだけ。全く剣道をかじらないで独学で超高校級の剣道家まで上り詰めた辺古山さんに相応しい奥義だと思わない?

 

 超絶簡単にいうと霹○一閃・神速だね。

 

 

 でも今回は斬る必要はないから刀は抜かない。足にだけ力を入れ、加速する。0ポイントヴィランの足が彼を踏むより先に彼の所に到着し減速せずに片手で彼を掴み安全な所まで連れて行った。

 

                  〈終了〜〉

 

 ふう、終わった。体力的には全く疲れてないけど、精神的にめちゃくちゃ疲れた。考えすぎてオーバーヒートを起こした。やっぱりこの癖はそう簡単に直せないな

 

 でも全く怪我もしていないし、結構成績もいいんじゃないかな。

 

 さっき使った切り札もコスプレ出来るキャラクターの数あるし別に一つ位なら大丈夫でしょ。もしやばかったら後で今のデータをハックして消去させればいいんだし…

 

 

 とここでさっき助けた彼に目が行った。

 

「大丈夫か?」

 

 ペチペチと軽く叩いて声をかけてみても反応がない。どうやら気絶しているようだ。

 

 どうしようか。勿論医療知識はあるけど今の姿ではそれも出来ない。しかも今日は超高校級の保険委員である罪木蜜柑の衣装を持ってきていない。

 

 どうしようかと考え、身を翻した。銀髪のお下げ頭が片目が隠れた銀髪になりフリルのヘッドドレスをつけている。

 

 超高校級のメイド − 東条斬美にコスプレした。彼女のコンセプトは完璧メイド。だから超高校級の御曹司と同じくどの分野をとっても超一流。

 

 このコスプレ衣装の中にはかなりの数の小道具が入っている。その中には絆創膏や包帯なども入っているし、私の趣味で某メイドと同じく遠距離攻撃用の投げナイフを十本くらい持っている。

 

「脈は……あるようね。外傷は足の打撲と腕の擦り傷、切り傷位。気絶した理由は受験の緊張と今回の出来事でパニックになったという所かしら……」

 

 布団の上で寝かしておいたら自然に起き上がるレベルの怪我という診察結果になった。一応、持っていた消毒で足や腕に応急措置をして包帯を丁寧に巻いておいた。

 

「救護室はあっちかしら?」

 

 名前を知らない彼をお姫様抱っこで持ち上げ、救護室に連れて行った。

 

 

 

 簡単だったけどなんだかんだ面倒くさい試験だったなぁ。

 

========================================================================================

 

 

「つむぎちゃん。雄英高校から受験の結果が来まちたよー」

 

「ありがとう。ウサミ」

 

 ウサミから封筒を受け取ろうとするとモノクマがそれをかっさらっていった

 

「ねぇ、つむぎさん。これ受験に受かったにしては小さくない? もしかして落ちちゃったのかなぁ」

 

「モノクマ、あんたは黙っていなさい」

 

「うん、でも確かに小さいね。……もしかして本当に落ちたかな……」

 

 少し不安を感じて封筒を受け取ってみると違和感を感じた。

 

「あれ? この大きさの封筒にしてはやけに重くない?」

 

「これあれかな? 開けた瞬間にドカンかな?」

 

「あわわ…爆弾でちゅか?!」 

 

落ちたとしてもこれはおかしいな。

 

 この封筒に入るレベルの小さくて薄く軽い爆弾はそう簡単に作れるものではない。作れたとしてもそこまで大きな爆発にはならないだろうし。……いや個性がある世界でこれは通じないのかもしれない。実際に触った物を生物非生物問わずに爆弾にする個性もあるわけだし……。

 

「でもこれは絶対に雄英から来ているよ。だったらそんなことするかなぁ」

 

 確かにそうだ。だったら

 

「よしモノクマ、開けてみてよ」

 

「ちょっとちょっとなんでボクなの?こうゆうときはいつもウサミじゃん!」

 

「モノクマは大量生産されているからいいんじゃないでちゅか。あたちはあまり残機がありませんし、一体一体をつむぎちゃんが心を込めて作ってくれたんでちゅよ。だからモノクマと違って残機の一個一個が大切なんでちゅ」

 

「いや他の体ならまだしも今のボクのボディはつむぎさんが作ったものだから」

 

「じゃあ私が狛枝凪斗(超高校級の幸運)にコスプレして開けるよ」

 

「それはダメだよ」「それはダメでちゅ」

 

「つむぎさんに何もなくてもボクらの機体がいくつかなくなるよ」

 

「……そこは『それに賛成だ』っていってよ」

 

 

 

 それからなんだかんだ話し合って残機が多いモノクマが開ける事になった。

 

「おりゃ」

 

 しーん

 

 何もなかった。ちょっとだけ残念

 

「なーんだ、なにもないのか。絶b『HAHAHA』うわー」

 

 急に中から音が鳴り出して、それにビックリしたモノクマが学校からの封筒を投げた。……ウサミの方向に

 

「うぎゃああああああ! 痛い!物を投げつけられると凄く痛いでちゅー!! こうなったらこっちもマジカルステッキ……いやバーサーカーモードで……」

 

「ほらほら二人共、やめなって、特にモノクマ。絶対わざとでしょ」

 

 喧嘩腰になる二人を抑えつつ音がなった物体を拾う。……煙が出ているんだけど

 

「……えーっとはい完全に壊れてますね、これ」

 

 前世の感覚に引っ張られすぎていた。そりゃそうか前世よりも技術力が上がっている世界でもあるわけだし……というか私は作っている側なのになんで忘れていたんだ。めっちゃはずいんですけど。

 

 どうしようかと悩んだ末に左右田和一にコスプレし修理した結果テープは完全には復元することが出来、合格だったことがわかった。

 

 

 一応、見ておこうと思い学校のホームページの受験番号が並べられているページを開いた。

 

「お、あったあった」

 

 私の番号よりも一個下の番号を見つけた。爆豪勝己、やっぱり彼は受かっていたか。同じ学校の一個違うクラスの生徒なので番号を見ただけで彼だとわかる。

 

 まぁ見た感じ彼よりも強い受験生がいなかったし、普通に頭がいいしそりゃ受かるよなって感じだ。言動はヒーローじゃないけど…

 

 もし人気ヒーローになった後にいじめをしていた事がバレたらとか考えていないのだろうか?しかも私のせいで無個性の社会的地位が上がっているんだけど。

 

 まぁいつか人間の闇という名の地獄を見てくれと思いながらそれの下を見てみると……

 

「……ん? え? えぇ!」

 

 それを見ていると思わず二度見ならぬ三度見する情報が頭の中に入ってきた。

 

 緑谷出久が合格している。私よりも受験番号が二つ後ろの番号があった。

 

 これは予想外だ。というかこれマジでいってんの? 

 

 今まで彼が合格するなんて全くもって予想していなかった。

 

 彼は無個性だしその場合上の存在が合格していたとしても権力で事実を握りつぶしてくるはずだ。……じゃあどうやって合格したんだ? ヒーローや警察とのコネでも持っていたのか? 

 

 彼にはそんなものは今まで持っていなかったはずだ。もっと根本的な所の話か? もしかしてもとから個性自体を持っていた? いやそれはない一応、三年間同じ学校に在籍していたのだから。

 

 じゃああの根暗な雰囲気自体がフェイク? それもずっと私にもバレないほどの精度の。最原終一や王馬小吉なみの嘘つきだった? 

 

 そもそもそんな事をしてなんの理由がある? 無害アピール? 大人ならまだしも子供に対しても? 

 

 いや以前カムクライズルにコスプレしていた時に偶然彼を見たことがある。私だとはいえカムクライズルの観察眼が外れることなんてありえない。

 

 ということはついこの前に偶然個性が発現したということ? いや世界中を探してみても5歳以降の発現例は最高でも一桁の時のはずだ。それもありえないだろう。

 

 じゃあ誰かに個性を与えてもらった? そういえばあのハゲが個性を奪ったり与えたり出来る個性を持っていた筈だ……

 

 その場合、あの英雄願望を持っている緑谷出久がヴィランに個性を与えてもらったという事になる? そんな事がありえる? もしかして強制的に与えられた、もしくは親が人質に取られているとか? 

 

 この頃、鍛え始めたのはそれのせい? 親を取り返すためってこと? 

 

 いや逆にどこかのヴィランかなんかの間者?もしそうだったとしてもそんな状態の人間が普通に毎日学校に来れるわけない。なんか今までの考察が全体的にしっくり来ない。

 

「モノクマ。今すぐ雄英高校の監視カメラをハックして。…あと試験会場に飛ばしていた何体かのモノチッチから送られてきた映像の中で緑谷出久がいた試験会場の映像を映して」

 

「ラジャー」

 

モノチッチは言うならば超小型監視カメラ。人間の肉眼ではまず見えないし原作でも元野性児の獄原ゴン太がちょっと知覚できた位だ。この世界では虫の個性などもいるため絶対にバレないと言い切りは出来ないけどかなり使える。

 

実際にやろうと思えば世界のどこでも監視出来る。ちょっと改造して原作にはない機能も付けたけど…

 

 出てきた映像にはあの緑谷出久が0ポイントのヴィランを一撃でぶっ壊した所がはっきりと映っていた。

 

「うーん、本当に個性が発現している」

 

 しかも増強系の個性…でも一発殴っただけで明らかに腕が壊れている。

 

 見た感じ個性をまだ使いこなせていない。そういえばあのハゲも無個性に個性を与えたら最初は使いこなせないって言っていた。ということはマジでハゲから個性を貰ったって事? 

 

 

 もう一つあるとしたら、他にも個性を与えることが出来る個性を持っている人間に与えてもらったとか? 一つの個性であるとしたら他にも同じ様な個性があっても何もおかしくない。…そういえば誰かいたよな?誰だっけ

 

 うーんこれ以上考えても今の情報だけでは答えが出ない。嫌だけど()()に聞いてみよう。

 

 すぐさま身を翻しコスプレし、ある所に電話を掛けた。

 

「はいはい、どちら様−?」

 

『…電話を掛けてきたのはそちらじゃないか。それで何のようだい江ノ島盾子?』

 

 私は自称チワワ100頭分の可愛さの絶望的ギャル、江ノ島盾子にコスプレしたのだ。

 

「そんなことは絶望的にどうでもいいのですよ。……単刀直入に聞くぜ!この頃オマエは誰かに個性を譲渡したかぁ? AFO

 

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彼女 − 江ノ島盾子 と僕が初めて会ったのはある時に彼女が接触して来た時だった。その時彼女はある計画を持ち出してきた。

 

あまりにもバカバカしく最初は一蹴しようと考えていた。

 

でもその考え方を考え直さなければならなくなった。なぜなら彼女はドクターを凌駕する技術力を持っていたからだ。

 

個性分野においてはまだドクターの方が高かったがその他の技術、能力が突出しすぎていた。

 

機械工学、改造技術、洗脳技術、武器兵器製造技術、薬剤調合技術、分析技術、プログラミング技術、情報収集能力…etc それらの全てが超一流(超高校級)だった。

 

彼女を利用できれば僕の夢である『魔王』を作り出す事も現実味をおびてくる。

 

だから僕は彼女をこちら側に取り込もうとした。こちらの研究を手伝ってもらうかわりにドクターに彼女がやっている研究を手伝わせた。ドクターも研究仲間が出来て嬉しそうだった。

 

会話をしている相手の害意を見抜く個性を使ってみたが僕達に害意は感じられなかった。さらにこちらを信用してきたのか自分のもう一つの顔である十神白夜の顔を明かしてきた。

 

今使っているスマートフォンも十神の技術力で作られた盗聴されない工夫をしてあるようだ。

 

それからドクターが使える資金源も増え、更に『魔王』を作り出すことに一歩…いや百歩近づいている。

 

 

 

そんな中、彼女が電話を掛けてきた。合う時はいつも直接会うのになぜだろうか…

 

「君のキャラ(性格)が変わる事についてはもう何も言わないよ。それで個性を譲渡したかだったかね?」

 

『うんそうだよー』

 

 ここ数ヶ月の事を思い出してみる。 

 

「この頃は個性の譲渡はしていない。個性の強奪ならば何件かしたが」

 

 数年前にコマを増やすために何人かに個性を渡したことはあったがこの頃は渡していなかったはずだ

 

『…ふーん、そうなんだぁ』

 

 ここで一つの可能性に思い立った

「もしかしてその譲渡された個性は増強系かい?」

 

 まさかオールマイトがOFAを誰かに譲渡した可能性がある。

 

()()()()()。』

 

「……そうか」

 

 ()()()()()()()()。違うか…もしかしたら忘れていただけで渡していたのかもしれない。あとでドクターに調べてもらおうかな

 

「そういえばドクターが君に手伝って貰った研究の成果は教えてもらったが、君がドクターに手伝って貰っている研究はどうなっているのかな?」

 

『計測の結果まだ完成には程遠いですが効果が出始めました。私が今作っているのは個性消失薬なのですが完全に消失させるまでには至っていません。今できている最高傑作で数時間完全に個性を使えなくするくらいでしょうか。今は薬液タイプですがいつかは弾タイプやガスタイプも作りたいと考えているところです。』

 

「それはこちらも協力したかいがあったというものだ。」

 

『うん、こちらもドクターに協力して貰って良かったよ!』

 

「…君には本当に感謝している。君がいなかったらあのドクターでもここまでの速さで僕が望んだ物の完成は出来なかっただろう。」

 

脳無が完成し今はハイエンドの開発。個性の複製技術の開発。そして…

 

「今でも君レベルの才能の持ち主が無個性だという事は信じられないね。最初は脳の活性化などの個性だと思っていたよ。それで君ならば僕が厳選したいくつかの個性を譲渡してあげてもいいとすら思っているのだがどうかな?」

 

そう彼女は何処まで突出した技術があろうとも結局は無個性。かなり上手い変装能力や対人戦闘能力があるようだがそんなものは僕のAFOに比べればチリにも等しいものだ。

 

だからこそ惜しい。

 

『いつも言っているけどお断りよ。なぜ私様が人間風情からそんな物をもらわなきゃいけないのよ。それに人間を殺す時に個性なんていらないの。個性を貰ったとしても無駄な破壊を引き起こすだけ。人間っていうものは案外簡単に殺せるものなのだから』

 

 いつもと同じ返され方をされる。彼女は無個性であることにこだわりでも持っているのだろうか。くだらないプライドだ。

 

 それこそ彼女が僕に勝てるビジョンが浮かばないのになぜここまで拒むのだろう?彼女が個性を受け取ってくれればかなり使い勝手のいいコマになったのだが…

 

「では、また」

 

『うん、じゃーね−』

 

もしもの時は彼女の体でもいいかもしれないな。またいつでも利用してあげるよ、江ノ島盾子

 

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…とか考えているんだろうなぁ、あのハゲ

 

 このハゲは確か電話越しでも相手が嘘を付いているのか害意を持っているのかを見抜く個性を持っている。

 

だから絶望的に面倒くさいから電話したくないけど江ノ島盾子の本当の才能である超高校級の分析力で超高校級の詐欺師をラーニングし自分の感情を操りながら話す。いつもこれで嘘を本当にしている。

 

彼が自分の個性を絶大に信頼しているからこそのやり方。

 

そもそも生まれ持った個性が強いだけの性格が悪い精神年齢ガキのハゲに私様が心理戦で負けるかよ。

 

こいつはオールマイトと戦う準備をしているようだけどどちらが勝ったって別に私には関係ない。だってどちらにせよどっちも殺すから。

 

 オールマイトが勝てばヒーローや民衆に希望が生まれ、ヴィランに絶望が生まれる。AFOが勝てばその逆だ。その希望が生まれた瞬間それを叩き潰す。そしてそれをテレビ電波をジャックして全国に生放送でこれを流す。世界が絶望に包まれている最中に絶望ビデオとしてね。これが出来れば人類の八割が絶望に落ちると予想している。

 

 いや少し言い間違えた。たまたま設置していた”グンニグルの槍”に超高校級の薬剤師の才能で()()()()()個性消失薬がたまたま塗りたくっていてたまたま作動してたまたま全身串刺しになるだけだ。

 

 個性消失薬自体はもう完成して軽量化を目指している所。ガスタイプは八割完成しているけど、ひと吸いだけで個性がなくなるようにするのはかなり難しい。弾タイプは作ってみたもののあまり使い所が無いことに気付いた。だって実弾を撃てばいいだけだし、この世界には外皮が硬い個性もあるから効かない人間もいる。使うのは個性でふんぞり返っている奴の尊厳破壊位だ。

 

 それにドクターはもうこちら側(絶望堕ち)。ドクターの研究員としての才能も超高校級の分析力で解析し終わっている。個性についてももう私のほうが詳しい。ハイエンドも完成し命令権もこちらにある。

 

 個性の複製技術も応用して大量生産しているモノクマにも単純な個性なら付与出来た。

 

 ハゲは私の驚異にはなりえないとまでは言わないけどもし敵対してきたとしても十分に対処できる。だって持っている個性、戦い方、性格、目標、全てが丸裸だから。

 

 対してハゲが持っている私の情報は持っている技術力が高い事と私のもう一つの顔が十神白夜だというだけ。カムクライズルにコスプレすれば引き出しは無限にあるといえるわけだし殆ど情報は無いのと同じ。

 

 それに希望ヶ峰学園上層部が『カムクライズルプロジェクト』で使っていた、脳に刺激を与え全ての才能を植え付ける技術。それを私は超高校級の神経学者の才能を磨いた上で使えるようになった。それを才能ではなく個性に応用して使えばハゲ言っている『魔王』に近い人体の限界を凌駕した人間を作り出す事も出来る。まぁ私の脅威になる存在を自分から作るなんてありえないけど。

 

 

せいぜいラスボス気分で踊っていてくれ。そっちのほうが操りやすいし、影響力を持っていたほうが多くのヴィランに絶望を与えられるから。

 

 

 

 

 

 ……緑谷出久についてもう一度考えてみるとやはりハゲと関係があるのだろうか?でも渡していないって事はどちらも直接的な関係はないと見ていい。

 

 

 だとしたら他の人物から譲渡されたということは確定したと見ていいだろう。

 

 でもこんなに都合のいい時に? 彼の人生の転換期でもある受験を受ける時に個性を与えてもらうなんてことある? 超高校級の幸運でも持っているのか彼は? 

 

 そういえば彼が発言した個性、増強型だったよな。それってオールマイトの……

 

 超高校級の幸運……平和(希望)の象徴……オールマイトとAFOの関係……ここまで考えてある可能性に気が付いてしまった

 

 

 

            彼、この世界の主人公じゃね?!

 

 /|___________

〈  To BE CONTINUED…//// |

 \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

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 おまけ

 

 発明家の試験

 

「黄金の脳細胞を持った超高校級の発明家である入間美兎様がこの程度の試験に落ちるわけねーだろ」

 

 はい、ということでヒーロー科の試験は終わったわけなんですけど保険として入間美兎としてサポート科を受けておいたんですよね。まぁヒーロー科に合格してたら辞退するけど

 

 正直、サポート科はよほどの事がない限り落ちる事はないだろう。だって入間美兎はこの世界で実績が結構あるからね。

 

 ヒーロースーツの進化、個人に合わせた武器の製造、目薬コンタクト系の便利なサポートアイテム。ついでに寝ながらシリーズの発明。

 

 才能が元からチートということもあってかなり極める事に時間を割いた才能でもある。  

 

あとコスプレすると口調や性格がコスプレした元のキャラと同じに強制的になるんです。だからちょうどあった受験生の人……スミマセン。

 

「そうですか。握手してください。入間美兎さん」

 

「え、えぇ? い、いいぜ。この俺様の手を握れる事を光栄に思いやがれ」

 

「私の名前は発目明。あなた程の人物と同じ学科に受験するとは……それであなたはどんなベイビーを作るのですか?」

 

「べ、ベイビー? いや俺様とヤルに値する男がいねぇからな」

 

 子供ってこと? この子この歳で子供作ってんの? え? マジ

 

 色々と話しかけられているが衝撃すぎて中身が入ってこない。

 

「聞いているのですか?更にその子(のデザイン)との新たな(進化先としての)ベイビーも作っているのです」

 

「き、近親相姦…だと…」

 

 ヒーローの学校にマジの変態が来てるんだけど……これは…いや確か教員に18禁ヒーローがいたわけだし…いいのかな

 

 

 

「どうです。このどっかわベイビー」

 

「ふざけんな!ベイビーって発明品のことかよ。…いやまあそんなことだと思っていたぜ。」

 

これは筋力上昇系のアイテムか

 

「…俺様には負けるがいいデザインだな。」

 

「では、入間さんのベイビーを見せてください!」

 

「いいぜ!俺様の胸と器のデカさは女神級だからな!どうだ見やがれ、俺様が発明した寝ながら戦えるベッドは」

 

「ほうほう、私にはない考え方ですね。でも戦うってことは動くんですよね? だったら寝づらくないですか?」

 

「この俺様がそんな所を考えていないわけねえだろうが。一回寝てみろ」

 

「寝心地はかなりいいですね。それでこのヘットギアで操るのですね。……おぉ振動が全く無いです。これはこれは」

 

「おいこっちに攻撃してくるんじゃねえ。あ、や、やめてぇ……」

 

 あぁ……このコスプレだと新しい扉(ドM)に目覚めかける可能性がある事が一番駄目なところだわ。

 

 

 

 

 





今回の話を書くに当たってヒロアカの世界観を改めて調べて見たんですが結構クソですね。というかジャンプ世界はクソくない世界のほうが少ないですが…

そんな世界でA組の皆がいい子過ぎる。 「全員、合格だヨ」とか言う連続殺人鬼が見えた。


今回の話しを見てもらったらわかると思うのですがつむぎちゃんは基本クズです。

手紙の下りは完全に茶番ですね。ウサミを殴りたかったんだ!

あと入間さんの口の悪さは原作よりもかなりマイルドにしました。彼女なら下品な牛デブ女くらいまでなら言います。

いつかアンジーと塩崎さんみたいな会話も書きたいですね。



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