風来のシレン 幻想の郷  (カスタムAI)
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風来のシレン 時系列

これは風来のシレンの時系列、一章が終了するとシレンの能力などをどんどん明らかにしていく


シレン、十歳の頃罠に掛かった鬼のナタネ村に到着、そしてナタネ村で城を作ることになる

城を作ってる途中に風来人を目指すアスカ、暇つぶしのために加担したヒロキチ、ナタネ村に住む少年のリク、鬼の一族の親玉の娘であるキララと出会う、城が完成した後ナタネ村を襲う鬼の本拠地である鬼ヶ島に突入し鬼の親玉を撃退。

十八歳の頃黄金のコンドルが棲むと言われる、幻の黄金郷の伝説を求めてテーブルマウンテンを登頂する、この時に自称シレンの弟のペケジ、目つぶしのお竜、盲目で居合の名手の座頭ケチに出会う魔触虫によって封印された黄金のコンドルを開放する。

十九歳月影村に到着コッパと再会する、月影村に住み着いた動物と一緒に月影村に災いをもたらす魔物オロチを撃破この時に月影村の神社で手伝いをしている娘のケヤキはシレンに恋するがその恋は叶わなかった。

同年、遠方の砂漠地帯を目指し船旅を送るが嵐に巻き込まれてしまい船は遭難、カヒタン島に流れ着く、その時に二丁拳銃を携えた異国の少女のミリィと伝説の海賊を自称する男ガルヴィン、呪術師のエドナ、サルの三兄弟のサルマ三兄弟、バナナ王国の王子バナナ王子に出会う、獣神ジャガーの妹であるカミナと出会い兄であるジャガーを止めて欲しいと言われ、ジャガーの眼によって封印が解かれた獣神ジャガーを討伐しカミナの約束を果たす。

翌年、シレンは砂漠地方を訪れるが砂嵐によって気絶、気絶している時に魔城の牢屋に入るがアテカ姫によって牢屋の扉は開き脱獄しイルパの町にたどり着き以前の仲間であったペケジとお竜に出会う、お竜に魔城にいるアテカ姫の父親の領主が何を目的にするかを聞かされた、魔城に突撃し領主を倒す、そして領主に憑依していたキュラスがジャハンナムの扉に逃亡、シレンはジャハンナムの扉の最深部でキュラスと戦い撃破、そして最深部で眠っていた邪神を討伐。

同年、山奥のイノリの里に到着、不治の病にかかってしまったおユウを救うためジロきちはフォーチュンタワーに挑むが途中で倒れてしまう、フォーチュンタワー入口でタオと出会うジロきちが倒れてる所にシレンが助ける、ジロきちはおユウを救うべく運命のダイスが必要でなおかつフォーチュンタワーの最上階を目指したいと言う、シレン、ジロきちの手を貸すその後二人は運命のダイスを手に入れる途中フォーチュンタワーで罠に掛かっていたおコンを助ける、その後おコンはシレンの仲間となる、おコンの妹であるコハルもシレンの仲間となる、この時にネコマネキ村でゲンさんとイノリの里の息子の小次郎太と出会い仲間になる

ジロきちとシレンはフォーチュンタワーの最上階に辿り着きダイスは最高の出目を出しおユウの病気はなくなった、この時コハルもシレンに恋をするが叶わず。

翌年、オオツキ村に立ち寄ったところシレンの剣術の師匠のセンセーと出会う、からくり屋敷の謎を探してる時にアスカと再会する、三人はからくり屋敷の真相を知る、その時にシレンはヲチミズにとり憑かれ月を破壊し三人は黄泉比良坂に落ちる、元凶であるイザナミを十束の剣で撃破。

同年、シレン、八雲紫を助け幻想郷に落ちる。

 



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紫との出会い

ここのシレンは喋りますよ


 

丑三つ時、村は寝静まっている比、森には一人の風来人とイタチが巨大な石の所で野宿していた、風来人の名前はシレン、数々の村の異変を解決してきた超人だ、その隣に居る動物は語り部のイタチ、コッパだ、コッパはシレンの代わりに喋ったりする、シレンが喋ろうとした瞬間にコッパは口出しをするのでシレンは皆から「無口だ」等言われる事が多い。

シレンが熟睡しているその時であった

 

?「だ、誰かああああああああ!!!!」

 

女性の高い声が聞こえ、シレンは目を覚ました

 

コッパ「おい!シレン!女の人が助けを求めてるぞ!急ごうぜ!」

 

シレンは急いで、女性の声がした方向に向って、走った、そこには妖怪と武者狩りが紫の衣服を着ている金髪の女性を挟み撃ちにしていた

 

コッパ「シレン!武者狩りと妖怪が挟み撃ちにあってる!助けよう!」

 

シレンは蒼く輝く刀、秘刀カブラステギを持ち、妖怪目掛け秘刀を思いっきり振ったら真空刃の様なモノが飛び出し妖怪を真っ二つになった、シレンは秘刀を鞘に収めた

 

武者「誰だ!姿を現せ!」

 

コッパ「シ、シレン行くのかよ!お、俺はここで待ってるぜ!」

 

コッパは茂みに隠れ身を潜めた、シレンは武者狩りの前に立った

 

武者「キエエエエエエエ!!!!」

 

武者狩りは奇声を上げながらシレンに襲い掛かってきた、だがシレンは常人じゃ見えないスピードで武者狩りを

 

武者「こ....この野郎」

 

峰うちで仕留めた、シレンは女性に近づき、手を取り、女性を立たせた

 

?「どうも有り難う御座います、私の名前は八雲紫、妖怪ですわ、貴方の名前は?」

 

シレン「........」

 

紫「あら、どうかしたのです?」

 

シレン「いや....なんでもない、俺の名前はシレンだ宜しく」

 

紫「シレンさんですね、有り難う御座います、お礼に明日、ナタネ村の南方向にある洞窟でお会いしましょう」

 

紫はそう言い残しスキマに入った、茂みに隠れてたコッパがやっと出てきた

 

コッパ「なんなんだよ、あいつ....妖怪って.....と、とにかく明日行くのか?」

 

シレン「行く」

 

コッパ「罠かも知れないぞ!それでも行くのか!」

 

シレン「行く、しかもあの人良い人ぽかったし」

 

コッパ「......仕方ねぇ!俺も行ってやるよ!」

 

シレン「.....よし、寝るか」

 

コッパ「そうだな、寝よう、寝なかったら洞窟のどっかでぶっ倒れちまうからな」

 

シレンとコッパはまた眠りについた

 

 

午後零時零八分

 

 

シレンはナタネ村の南にある、洞窟にいた、この洞窟は入ると異次元に飛ばされてしまうという言い伝えがある、シレンは入ろうとしたが、コッパが大きな声で

 

コッパ「待て待てよ!おい!」

 

シレン「何だ?」

 

コッパ「ほ、本当に行くのか、ここの洞窟、異次元に飛ばされるって言う話だぞ、それでも行くのか?」

 

シレン「行くぞ、俺は、もう一度あの子に会ってみたいし」

 

コッパ「お前....分かった、俺も行くよ」

 

シレン「コッパ、良いのか?」

 

コッパ「仕方ねえよ、お前が行くなら俺も行くよ」

 

シレン「分かった、行くぞ」

 

シレンとコッパは異次元の洞窟へ足を踏み入れた

 

 

 

異次元の洞窟 B57F

 

シレン「......長い...何所まで続いてるんだ」

 

コッパ「食料も底をついてきたぞ、シレン、ヤバイぞ.....ん?光だ!」

 

コッパが見てる方向を見ると確かに光が少し漏れている

 

コッパ「出口かもしれない!」

 

コッパは光が差す方向へ走っていった

 

シレン「おい、コッパ!罠が有るかもしれな――」

 

コッパ「うわっ!」

 

コッパはスキマに吸い込まれ何処かへ消えてしまった、そしてスキマから出てきたのは紫であった

 

紫「貴方はここの記憶を消します、ついでに彼といた記憶も」

 

シレン「コッパに何をした」

 

紫「ここにいた記憶を消しただけです、あと貴方と居た記憶も」

 

シレン「......こ、この野郎」

 

紫「私が憎いですか?」

 

シレン「まぁ....良い、これ以上あいつを危険にして死んだら困るし、良いか」

 

紫「あら、意外ね、怒るかと思ったら、怒らないとわね」

 

シレン「で、俺を何する気だ?」

 

紫「貴方には幻想郷に来てもらいます」

 

シレン「幻想郷?そこはどんな所なんだ?」

 

紫「幻想郷は忘れられたものが来る場所よ」

 

シレン「俺は忘れられてないぞ」

 

紫「それは心配ないわ、私の能力で貴方の事を忘れさせたから」

 

シレン「.....能力?」

 

紫「私の能力は境界を操る程度の能力です」

 

シレン「因みに俺の能力分かる?」

 

紫「貴方は分かりません、幻想郷の住民じゃないので、でも貴方の力は神力が高い、シレンは現人神?」

 

シレン「現人神ではない(神様とか殺した事あるけど)」

 

紫「ふ~ん、そんな事はどうでも良いわ、貴方には幻想郷に来てほしいわ」

 

シレン「分かった、じゃあ一つ条件がある」

 

紫「何かしら?」

 

シレン「俺に稽古を付けてくれないか?」

 

紫「良いわよ、刀を扱う修行は無理よ」

 

シレン「違う違う、何か術が欲しい」

 

紫「.....空を飛ぶ事は教えてあげても良いわよ、後、神力の使い方も」

 

シレン「そうそう、お願いします」

 

紫「助けた恩もあるし、良いわよ稽古付けてあげる」

 

シレン「感謝する、で何所で修行するんだ?」

 

紫「そうね、この世界じゃ危ないから幻想郷でしましょう」

 

そう言うとシレンと紫の足元にスキマが出てき二人を吸い込んだ、シレンは何故か吃驚しなかった、その事に多少吃驚した紫であった

 




コッパなんて居なかったんだ


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実力

一月の正月で全部公開です溜め書きしといたやつです


幻想郷のある所でシレンは神力を操るため紫の下で修行をしていた、するとスキマから九尾の狐の妖怪、八雲藍が出てきた

 

「貴方...紫様とはどんな関係なのですか」

 

「俺は紫を助けただけだよ」

 

「へぇ~それだけなのね...」

 

「?どうかしたのか?」

 

「いいえ、相手はどの位強いんですか?」

 

「そうだな...そこら辺の妖怪と同じ位だな」

 

「それで互角だったんですか?」

 

と藍はニヤニヤしながら言ったするとシレンは平然と答えた

 

「楽勝だったよ、あんな妖怪片手で十分だ」

 

「へぇ~じゃあ私と戦ったら勝てますか?」

 

「勝てるよ」

 

シレンがそう発言すると藍の眉を顰めた

 

「へぇ~じゃあ妖怪代表として、私が貴方を倒すわ、もし私が勝ったらもう二度と私達の家に近づかないでください」

 

「良いぞ、じゃあ俺が勝ったら藍が俺に何か作ってくれないか?」

 

「それだけで十分なのか?例えばお前の性欲を―」

 

「そんなのある訳がないだろう」

 

「そうかなら、ゆくぞ!」

 

そう言うと、藍はシレンの首目掛けて攻撃した、だが蒼い刀で軽く受け流された

 

「やりますね」

 

「動きが遅い」

 

どうやらシレンは藍を挑発し冷静さを失くす作戦の様だ、だが藍は

 

「ふん!挑発ですか?」

 

簡単には引っかかってくれないようだ

 

「じゃあ次は俺から行く」

 

シレンは居合いの構えで藍に向い蒼い刀で藍を斬るとするだが藍は蒼い刀を受け流しシレンの胴体を攻撃しようとした、だがシレンは人間とは思えないほどの速度で刀の鞘を藍に向け攻撃した

 

「あ゛があ゛あ゛あ゛!!」

 

藍は大きな声を出しながら倒れ、うずくまり小さな声で、痛いよぉと言っていた

 

「大丈夫か?」

 

「はい...」

 

「じゃあ帰ろうか」

 

シレンは藍をお姫様抱っこをし神力を使い空を飛んだ

 

「あれ!もう飛べるんですか!?」

 

「なんか紫髪の巫女を見て学んで飛べるようになった」

 

「紫髪?....靈夢の事ですね」

 

「靈夢は人間なのか?」

 

「そうですね、唯一人間で飛べます」

 

そうこうしてるとマヨヒガに着いたシレンは抱っこした藍を下ろした、居間にはごろ寝をしている紫が居た、藍は小走りでキッチンへと向った、シレンはごろ寝をしている紫の隣に座り話しかけた

 

「紫、今日は飛べることが出来たぞ」

 

「え?早いわね」

 

「?」

 

「上達するのが靈夢だって一ヶ月位でやっと飛べるっていう感じだったのよ」

 

「じゃあ明日から術等を教えてくれるか?」

 

「良いわよ、術意外にも保健体育の――」

 

「断る」

 

「そ、そんな~」

 

「まったく、冗談だろ?」

 

「いいえ?本気よ」

 

「おいおい...」

 

そう話してるとキッチンから藍の声が聞こえてきた

 

「お昼できましたからテーブルについて下さい」



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松並の旧街道

( ^o^)さぁ~て、帰って艦これでもするぞ~♪ ( ˘⊖˘) 。o(待てよ、何か忘れてるような…?) |家| ┗(☋` )┓三 ( ◠‿◠ )☛オセェヨアクトウコウシログズ ▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああああああああああ

という事で遅れてすみません!


マヨヒガ玄関前

 

今日で紫と一緒に過ごす日は終った、自分は朝、藍が作ってくれたおにぎりをもってマヨヒガの玄関前にいた

 

「色んな技とか教えてありがとうな紫」

 

「ふふふ、礼には及ばないわ、礼は身体ではr――」

 

「却下」

 

「しょぼーん・・・」

 

「まったく紫は何時もどおりだな、藍よ」

 

「はい、なんですか?」

 

「修行や俺に技を教えてくれたり、ありがとう、食事、美味しかったぞ」

 

「ありがとうございます、また来てください」

 

「そうだ、シレン、貴方まさかここまで飛んで人里まで行かないわよね」

 

「歩きで行こうと思ってたけど」

 

「はぁ・・・まったくこれだから風来坊は」

 

「何だ、歩いたほうが健康には良いんだぞ」

 

「こっから人里までどのくらいあると思ってんの?」

 

「どの位あるんだ?」

 

「こっから南南東に142キロ地点に人里がありますよ」

 

「たったの142キロだろ楽勝だ」

 

「ダメよ、貴方は私の恋人なんだから勝手に死なれたら困ります」

 

「おい、何時から俺は紫の恋人になったんだよ」

 

「・・・ささ、スキマを開くわよ」

 

「なんで無視す――」

 

俺が喋ってるのにも関わらずスキマはどんどん大きく開き俺を吸い込んだ、そしてそのまま俺はスキマの中へと消えていった

 

人里前の森の道

 

ドスッ

 

スキマにいきなり落とされて俺は着地を失敗してしまい尻餅をついてしまった

 

「いっつ・・・落とすなら落とすっていう合図くれよな」

 

俺は愚痴をこぼしながら笠に手をかけようとしたが笠が無かった、辺りを見渡すと水色の女性が持っていた、よく見ると背中に羽が生えている、妖怪か天使の一種だろう

 

「ん?なにこれ、札が張り付いてる・・・もしかしていわくつきの三度笠だったりして、と、とにかく持ってた人を探さないとね」

 

女性はそう言い残し、森の中へと歩いていった

 

「くそっ、あれは俺にとっては大切な物、こんな所で無くしてたまるか」

 

そう言いシレンは女性が歩いていった森の中に走って入った

 

 

松並の旧街道

 

「ここは・・・いやまさかな、もうちょっと奥に進んでみるか」

 

 

奥に進んでみると、道が変わっているやはりここは俺がいた世界と同じ、不思議なダンジョンと同じだ

 

「まぁ良いか、不思議なダンジョンを攻略するのは俺の仕事だしな」

 

松並の旧街道 一階

 

 

そこには見慣れたモンスターがいた

 

「やはりマムルやチンタラもいるのか、お?足元に何かある」

 

足元を見ると長巻と言われる武器があった

 

「長巻だ、早速装備して目の前にいるマムルでも狩るか」

 

シレンは長巻を装備してマムル、チンタラを狩っていった。

 

松並の旧街道 二階

 

「はぁ、ここの街道、マムルやチンタラしかいないのか」

 

シレンが休んでるその時だった、目の前に妖怪が三匹ほどいた

 

「ん?ここにいるって事は倒せるのか、それとも・・・ちょっと近づいてみるか」

 

シレンは妖怪達に近づいてみると

 

「オイ!人間ダ!」

 

「ドウスル?」

 

「食ッチマオウゼ!」

 

「ゾウダナ!ジョウドバラベッデダドゴロダ!!」

 

「グッジマオウガ!!」

 

妖怪達はシレンに近づいて突然攻撃してきたのだ

 

「うおっ!あぶなっ!」

 

シレンは間一髪のとこで妖怪の攻撃を避けた

 

「(攻撃したということは敵で良いのか、だが一応気絶でもさせるか)ふん!せいゃ!」

 

「グギャアアア!!!」

 

シレンは峰打ちで一体の妖怪を気絶させた、二匹の妖怪が同様してるうちにもう一体の妖怪も気絶させた

 

シレン「これで大人しく帰ることだな」

 

「グッ・・・グワァアアアアアア!!!バゲモノォオオオオ!!」

 

妖怪は叫びながらどっか行ってしまった

 

シレン「逃がすか!」

 

シレンは足元にあった石ころを妖怪に投げた、石ころは妖怪の後頭部に当たった

 

「グゴ・・・」

 

最後の妖怪も気絶した、シレンは三匹の妖怪を同じ場所に寝かせその場を去った

 

 

松並の旧街道 五階

 

「はぁはぁ腹減った、なにかあったかな」

 

シレンは道具袋を漁るとそこには今朝、藍が作ってくれた大きなおにぎりがあった、シレンは腹が減っていたので二つあったおおきなおにぎりの一個を一口で食べた

 

「う~ん、やっぱおにぎりは美味いね、作ってくれた藍に感謝だ」

 

おにぎりを食べ終え、探索してると笠を持っていた水色髪の女性がいた

 

「いた!お~い!そこの人!」

 

シレンがそう言うと水色髪の女性がシレンの方向を向いた

 

「はい、なんでしょうか?」

 

「あの・・・それ・・・俺のです」

 

「え?この三度笠ですか?」

 

「はい・・・そうです」

 

シレンが三度笠に手をかけたが女性は三度笠を被った

 

「・・・何してるんですか?」

 

「ふふふ、別に返しても良いんですけど、まずは名前を教えてくれませんか?」

 

「あ・・・わかった、俺の名前はシレンだ君は?」

 

「私の名前はサリエルです、魔界にいる天使で死を司ってます」

 

「で、ではサリエルさん」

 

「敬語は無しで」

 

「サリエル、その三度笠返してくれないか」

 

「良いわよでもその代わりに人里を案内してくれない?」

 

「サリエルも人里に行くのか?」

 

「あら、シレンは人里行った事はないの?」

 

「そうだ、俺もこれから人里に行く、寝るところを探さないとな」

 

「あらそうなの、じゃあこの三度笠返すから今日の宿代私の分も払ってくれるかしら」

 

「・・・・いいぞ、その位なら」

 

「えへへ~やった~」

 

シレンはサリエルから三度笠を貰おうとしたが、サリエルがシレンの頭に三度笠をかけた、その時のサリエルの顔が何でか知らないが満足気だった




自分の中では結構長めです、自分、何時もだとぎりぎり1000なので2000以上は初めてですね
訂正で「 の後ろに名前を付けるのは止めました


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人間の里に到着

好きに小説を書き、理不尽に投稿する、それが私だ精神の有無ではない小説は良い
私にはそれが必要なのだ!

という事で小説を投稿しました、オープンキャンパスが多くて全然投稿出来てませんね
何かすみません


「シレ~ン、疲れたよ~」

 

サリエルが俺を呼びそして疲れたと言った回数が、42回だ、だが疲れたのはサリエルだけではない、流石に俺も歩き疲れた、二時間も歩いたが村が見当たらない

紫の家から見たときは全然遠くあるとは感じなかった

 

「そうだ、サリエルお前飛べたり出来るか?」

「飛べるわよ…なにまさかおんぶしろって言うんじゃないだろうね!?」

 

飛べるのか、そりゃあそうかサリエルには羽があるしな、じゃあ二時間も歩かなくて済んだんじゃ…

 

「…じゃあ飛んでいこうか」

「シレンも飛べるのね!」

「まぁ一応飛べるぞ」

「じゃあ歩かなくて良かったんじゃないかなかな!」

「言うな、サリエル何かこっちが泣けてくる」

 

シ空を飛び周囲を見渡すと約四十メートル先に人里が見えた俺は一旦地上に降りて、サリエルにこの先人里があると伝えサリエルと俺は人里がある方向へと向かった。

 

「あ~やっと着いたよ、シレン!早く宿に行って休もうよ!」

 

「はいはい、そうだ妖怪だと見間違えないように、後ろに生えている羽を閉まったらどうだ」

 

「そうね、この前民家に泊まろうとしたら妖怪と見間違えられて追い出されたことあるんだよね」

 

「なら早く羽しまえよ」

「じゃ、じゃあ手伝ってよ!」

「ど、どうしまうんだ?」

 

少女羽しまい中……完了

 

でだ、どっかに泊まる所無いかな…最悪野宿になる、俺は野宿でも構わないが、サリエルは嫌がるだろうな

取り合えず、近くの里の人に宿が何処にあるか聞いてみるか。

 

「すみません、この里に宿ってありますか?」

「宿ですか?あの民家がありますよね、あそこを右に曲がったらありますよ」

「そうですか、ありがとう。」

 

里の住民の言った通りに右に曲がると大きな宿があった、看板には放浪者の宿と書かれていた、確かに俺たちは放浪者に近い存在かもな。

 

宿に入ると中から女将が笑顔で迎えてくれた、サリエルを見ると更に女将は袖で顔を抑えた。

 

「お客様、松竹梅、どちらにしますか?」

「竹を二部屋、お願いします」

「すみません、今竹は一部屋しかなくて」

「そうか…サリエルどうする?」

「私はシレンと一緒に寝ても良いよ?」

「そ、そうか…じゃあ竹一部屋よろしくお願いします」

 

女将が「竹の部屋に案内します」と言ったので俺とサリエルは女将の後に着いて行った.

 

「ここが竹の部屋です、御夕食は何時に致しましょうか」

「今何時でしたっけ?」

「今は酉の刻ですね」

「では戌の刻(午後八時)に持ってきてくれませんか?」

「わかりましたでは、ごゆっくり」

 

さて、夕食は戌の刻だからまだ時間はあるな、布団は一つしかないな、女将にもう一つ布団用意してもらうか、サリエルはもう寝てるか、起こしたら腕の骨一本持ってかれそうだし止めとこう。

 するとだ、いきなりスキマが現れ中から紫が出来た心配で見に来たらしい。

 

「こんばんはシレン、人里に着いたのは良かったわ、しかしその後ろにいる天使を連れて人里の宿に泊まるのはどうかと思うわよ」

「仕方ないだろ、サリエルが宿代が無いっていうんだから」

「それでも二人で一部屋はないで・・・もしかして!夜の修行でもする気かしら!よぉーし!私も――」

「誰がするか!」

 

紫は強制的に帰ってもらって、戌の刻のちょうどにサリエルが起き女将が夕食を持ってきた、何時も思うのがやはり宿で作ってもらう料理は上手いサリエルも満足のようだな、食べ終わった後に女将がもう一つ布団持ってきた、さて布団を敷いて今日はもう寝よう。

 

 

 

 




シレン Lv1 HP15/15 サリエル Lv5 HP47/47 130000文

左手 長巻      左手 なし
右手 なし      右手 なし

因みにお金は紫から貰いました


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