璃月のとある物語 (サツキタロオ)
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おまけ
キャラ性能詳細・玄鳥編


オリキャラ
性能&詳細解説〜

需要は無い(迫真)

オリキャラをプレイアブル化したらどんな性能になるかなと考えて作りました。



名前:玄鳥

レアリティ:☆☆☆☆☆

国/所属:璃月/往生堂

種族:人間

使用武器:片手剣

モチーフ武器:妖刀オニビカリ

神の目:炎

誕生日:7月15日

命ノ星座:喰皇座

CV:福山潤

ひとこと紹介:璃月に住む青年。毎日が金欠、毎日が冒険。

 

人物評:「彼の目を見ていると、とても悲しい気持ちになるな。なんだか…彼はその事を覚えてはいないみたいだが……いや、それが彼にとっては幸福なのかな。思い出したくない記憶なんて…無理に思い出す必要なんて無いし…」ーー鳴神総馬

 

 

 

基礎ステータス(Lv90)

 

HP:16,830

基礎攻撃力:400

基礎防御力:775

突破ステータス(会心ダメージ):38.4%

 

【天賦】

通常攻撃:流乱剣月(Lv10)

【通常攻撃】

剣による最大5段の連続攻撃を行う。

【重撃】

一定のスタミナを消費し、前方に斬撃を2回放つ。

【落下攻撃】

空中から落下し地面に衝撃を与える。経路上の敵を攻撃し、落下時に範囲ダメージを与える。

 

【ステータス詳細】

1段目:99.5%

2段目:107.3%

3段目:110.9%

4段目:66.2%+80.8%

5段目:208.9%

重撃:200%+220%

重撃スタミナ消費:25.0秒

落下期間:200.0%

低空/高空落下:271%/338%

 

元素スキル:焔流我斬(Lv10)

一定のHPを消費して、前方に向かって炎の剣を振り、炎元素ダメージを与える。最大連続で5回使用可能。

元素スキルが命中すると、玄鳥は一定のHPを消費する。

 

【ステータス詳細】

1段目:201%

2段目:207%

3段目:274%

4段目:286%

5段目:300%

クールタイム:10.0秒

スキル消費:4.5%現在HP

 

 

『炎の剣はとてつもなく高温で、玄鳥本人でさえも、長時間持つ事で手を火傷してしまう程だ。』

 

 

元素爆発:焔の波動(Lv10)

一定のHPを消費して、炎の剣の力を解放して、強烈な一撃を放つ。炎柱で前方の敵に攻撃を与え続け、炎元素範囲ダメージを与える。敵に命中した時、玄鳥のHP上限を基準に自身のHPが回復する。

 

【ステータス詳細】

スキルダメージ:500.50%

スキル回復量:12.15%HP上限

スキル消費:30%現在HP

クールタイム:30.0秒

元素エネルギー:90

 

『炎の剣の炎の勢いは止まる事を知らない。その力は玄鳥本人ですら制御するのが手厳しいのだ。』

 

固有天賦1:夢幻討武

焔流我斬のクールタイム-20%。

突破段階「1」で解放

 

固有天賦2:四葬天幻

玄鳥のHPが50%以下の時、炎元素ダメージ+33%。

突破段階「4」で解放

 

固有天賦3:七転八起

チーム内自身のキャラクターの攻撃力+5%。

 

【命ノ星座】

第1重:劫火

重撃が敵に命中した後、その敵の炎元素耐性-10%、継続時間8秒。

 

第2重:炎荒

玄鳥が炎元素の関連反応を起こした8秒間、攻撃力+30%、会心率+50%。

 

第3重:日輪

元素スキル『焔流我斬』のスキルLv.+3。

最大Lv.15まで。

 

第4重:紅蓮

元素爆発『焔の波動』のクールタイム-5秒、元素エネルギー-20。

 

第5重:陽炎

元素爆発『焔の波動』のスキルLv.+3。

最大Lv.15まで。

 

第6重:炎帝

炎元素ダメージの攻撃をする時、敵の防御力の100%を無視する。

 

 

モチーフ武器:妖刀オニビカリ(Lv90・精錬ランク5)

【RANK】☆☆☆☆☆

基礎攻撃力:680

会心ダメージ:48.8%

 

壊乱

HP上限+10%。また、キャラクターのHP上限の1%分、攻撃力がアップする。キャラクターのHPが20%未満の時、攻撃力が更にHP上限の3%分アップする。更に会心ダメージが100%を超えている場合、その超えた部分の20%分、攻撃力がアップする。この方式でアップできる攻撃力は最大80%まで。元素爆発を発動した後の12秒間、会心率+30%。

 

『鬼が本気になった時だけ見せる牙。その牙は赤黒い光を放ち、いかなるものもなぎ払う。』

 

【日常ボイス】

【初めまして…】よう!俺は玄鳥。今は往生堂で居候の身だが…困ってるなら手を貸すぜ。任しとけ、俺にできない事は恋愛話と……自分の昔話だな。

 

【世間話・往生堂】腹減ったな…

 

【世間話・旅路】歩く事はいい事だ。

 

【世間話・怠ける】…………ハッ!寝てないからな!?

 

【雨の日…】あ、雨だ。

 

【雷の日…】子供の頃、雷が鳴ったらビビったよなぁ〜………え?そんな事ない?

 

【雪の日…】炎の剣のおかげで、寒くは無いな。

 

【風の日…】風が強くなってきたな…

 

【暴風の日…】吹き飛ばされちまうぜ……

 

【おはよう…】おう!今日も頑張ろうぜ!

 

【こんにちは…】おう!昼飯食ったら頑張ろうぜ!

 

【こんばんは…】おう!暗くなっても頑張ろうぜ!

 

【おやすみ…】眠いのか?俺も眠いが。

 

【玄鳥について・名前】赤ん坊の頃に、義父が俺を拾った時と一緒に玄鳥って書かれた紙もあったんだ。それからはずっとこの名前を名乗ってる。

 

【玄鳥について・特技】家事全般なんでもござれだ。

 

【好奇心について…】璃月港以外の場所は全てが気になるぜ。

 

【夜について…】夜は暗い上に寒いからな…あんまり好きじゃないな…

 

【手伝うことについて…】手伝って欲しいなら、なんでも手伝うぜ!

 

【戦いについて…】戦い…俺が一番好きな言葉だ。

 

【「神の目」について…】偶然拾ったんだ。なんであんな場所に…?

 

【シェアしたいこと…】2024年、特捜戦隊デカレンジャー20周年。おめでとう!!……ハッ!なんだ今の…

 

【興味のあること…】……愛情…?

 

【胡桃について…】昔からの友人でな。なんやかんやでずっと一緒だったから、あいつの事なら殆ど知ってるぜ!

 

【鍾離について…】あの人からは…なんだろう…岩神の七天神像と同じ匂いがするんだ……もしかしてあの人…岩王帝君だったり…?

 

【伏龍について…】やな性格した仙人だ。ま、強いから好きだぜ。あいつ。

 

【甘雨について…】甘雨もたまには休めばいいのに…いっつも仕事ばっかしてて辛くないのかな?

 

【玲瓏について…】妙に人と距離取ってるけど…コミュ障なのかな?

 

【刻晴について…】璃月七星なんだ…あいつ……脱獄の件…聞かれなきゃいいけど…

 

【榊原十夜について…】体でかいよなぁ…どうしたらあんなにデカくなるんだ?

 

【ハーケンについて…】俺の事をグリーンボーイって言いやがって…俺は炎元素だぞ!

 

【ファングについて…】殴り合った仲だ。友達だよ。

 

【ニィロウについて…】いい顔してるよなぁ…って、こんな事ファングの前で言ったら殺されるかもな……

 

【フェニスについて…】馬鹿だよなあいつ……あ、別に悪い意味じゃないぜ?いい意味だぜ?

 

【翡翠について…】あいつとは、何故か馬が合うんだよ。なんでだろうな?

 

【三月なのかについて…】記憶が無いんだあいつ…早く思い出せるといいな!

 

【アクセルについて…】鳥の糞頭に落ちた奴だろ?気の毒だな。

 

【星について…】なんだかあいつは蛍と同じ感じがするんだ。なんでだろうな?

 

【風雲について…】あいつ…怒ったらめちゃくちゃ怖いんだよ…漏らしちまいそうだ…

 

【リンクについて…】ハイラルの勇者って、奇想天外な事を平然とするんだな。

 

【獅童士について…】キヴォトスの先生って複数人制らしいけど…あいつ以外に怖い奴が居るのか…

 

【龍崎智也について…】智也は鎮守府で提督って仕事をしてるらしい。甘雨達のやってる仕事と似てるのかな?

 

【矢矧について…】身長高いし胸もでけぇ…え!?もう結婚してる!?嘘でしょ…

 

【レイヴンについて…】ゴッドイーター…神機か…噛みつかれたら…致命傷じゃ済まないよな…

 

【玄鳥を知る・1】鳥はただ、自分が飛びたいから空を飛ぶんだろうか…

 

【玄鳥を知る・2】俺には義理の親しか居ない。その親も物心付く前に死んじまった…

 

【玄鳥を知る・3】俺はあんまり昔の事は言いたくない。俺の過去を知ってるのは胡桃だけさ。

 

【玄鳥を知る・4】神の目を手に入れた時に、頭に響いた声…一体なんなんだ…

 

【玄鳥を知る・5】運命は…与えられるものではなく…獲得するものだから……

 

【玄鳥の趣味…】戦闘…戦い…血が沸るなぁ!

 

【玄鳥の悩み…】寝る時、胡桃が添い寝してきて邪魔なんだよ…これじゃ楽して寝れないよ…

 

【好きな食べ物…】マーボーカレーだな!あの伝説の料理…いつか作ってみたいぜ…

 

【嫌いな食べ物…】特に無いな…生きる為にはなんでも食わなきゃなんなかったし…

 

【贈り物を受け取る・1】ありがとよ!大切にさせてもらうぜ!

 

【贈り物を受け取る・2】ありがと。大切にするよ。

 

【贈り物を受け取る・3】殴るぞ。

 

【誕生日…】誕生日おめでとう!今日は素敵な一日になるといいな!!

 

【突破した感想・起】成長したって気分になるな…

 

【突破した感想・承】ありがとよ。次も期待してるぜ。

 

【突破した感想・転】力が漲る…血が沸ってきた…!

 

【突破した感想・結】俺の力…存分に使ってくれ!

 

 

【戦闘ボイス】

【元素スキル・1】せやっ!

 

【元素スキル・2】燃え上がれ!

 

【元素スキル・3】喰らえッ!

 

【元素爆発・1】灰になれぇ!

 

【元素爆発・2】熱いから気をつけな!

 

【元素爆発・3】燃え上がれ…紅蓮の刃…!

 

【ダッシュ開始・1】駆け抜ける!

 

【ダッシュ開始・2】ダッシュ!

 

【ダッシュ開始・3】疾走!

 

【風の翼を広げる・1】展開!

 

【風の翼を広げる・2】いい風が来てる!

 

【風の翼を広げる・3】風に乗る。

 

【宝箱を開ける・1】いい物あるかな…

 

【宝箱を開ける・2】お、これは…

 

【宝箱を開ける・3】宝箱を地面に埋めたら…たくさん出るかな?

 

【HP低下・1】まずいな…

 

【HP低下・2】畜生!

 

【仲間HP低下・1】大丈夫か!?

 

【仲間HP低下・2】仲間をよくも!

 

【仲間HP低下・3】やられんなよ!

 

【戦闘不能・1】守れなかった…

 

【戦闘不能・2】ドジ踏んじまった…

 

【戦闘不能・3】ここまでか…

 

【ダメージ・1】うわっ!

 

【ダメージ・2】ぐっ…

 

【ダメージ・3】ぐわっ!

 

【重ダメージ・1】ぐえっ!

 

【重ダメージ・2】うぼぉ!

 

【チーム加入・1】任せてくれ

 

【チーム加入・2】俺に着いてこい!

 

【チーム加入・3】さて…行こうか。

 

 

【他キャラからの反応】

 

胡桃:玄鳥の事?あー…彼は私にとって…大切な……へっ!?い、いや!そういう意味じゃ無いからね!?

 

伏龍:炎の剣。いいよなぁ…俺も欲しい。

 

玲瓏:あいつ…過去に色々とあったような顔してるな…詳しく聞くつもりは無いがな…

 

刻晴:彼、玲瓏と雰囲気は似てるけど。性格面は全然違うのね。なんだか雰囲気が似てるから言い間違えちゃうのよね…

 

榊原十夜:奴の顔を見ていると殴りたくなるな…はあ…頭が痛いぜ…

 

ハーケン:グリーンボーイは、底無しの根性と勇気を持ってる。その件はグリーンボーイとは言えないな。

 

ファング:あの野郎…ニィロウになんか変なことしたらぶっ飛ばしてやるぜ。

 

フェニス:あいつ、俺の事を馬鹿だって言ってくるんだ。ひでぇよな!

 

翡翠:気が合うし、飯は美味いし、それに強い。最高だよあいつ。

 

アクセル:玄鳥の奴……鳥の糞の事笑ったの…忘れてないからな…

 

星:彼もわたしと同じ星核を宿しているのかな…そんな事は無いと思うけど…

 

風雲:玄鳥さんは、とっても暑苦しくて、まるで榛名みたいだ。でも、まっすぐな信念と勇気はとても素晴らしいと思いますよ!俺も彼を見習って、もっと強くなりたいです!

 

リンク:テイワットの大陸って登れない壁が結構あるんだな…玄鳥には感謝しとかないと…

 

獅童士:あいつ…悲しい奴だな…

 

龍崎智也:異世界でも友達ができるなんて、俺はなんでついてるんだろう!テイワット最高だな!

 

レイヴン:捕食形態ってどんぐらい痛いって聞いていたから、トイレに数日籠る程痛いって伝えてやったら、青ざめて逃げていきやがった。傑作だよな。

 

 

 

気軽にコメント、感想よろしくお願いします。

 

これからも乞うご期待ッッッ!!




完全に自分の妄想です。
弱いか強いかは自分には分かりません。

原神に詳しい人、色々解説お願いします(他力本願)


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キャラ性能解説・伏龍編

オリキャラ
性能&詳細解説〜

需要は無い(迫真)

オリキャラをプレイアブル化したらどんな性能になるかなと考えて作りました。


名前:伏龍

レアリティ:☆☆☆☆☆

国/所属:璃月/月海亭

種族:仙人

使用武器:弓

モチーフ武器:ダグシアンクロウ

神の目:風

誕生日:1月8日

命ノ星座:冥王座

CV:小野坂昌也

ひとこと紹介:璃月の仙人。ナンパするのが趣味なマイペース野郎。

 

人物表:「何処か不思議な感じの仙人だよなぁ…あいつ」ーー白鷺

 

基礎ステータス(Lv90)

 

HP:10,072

基礎攻撃力:369

基礎防御力:890

突破ステータス(元素チャージ効率):32.0%

 

【天賦】

通常攻撃:風裂(Lv10)

【通常攻撃】

最大5段の連続攻撃を行う。

【重撃】

ダメージがより高く、より精確な狙い撃ちを発動する。

照準時、風が矢先に集まり、攻撃と共に発射される。チャージの時間により、威力が異なる。

・1段チャージ:風が集まった矢を放ち、風元素ダメージを与える。

・2段チャージ:旋風が集まった矢を放ち、風元素ダメージを与える。

・3段チャージ:暴風が集まった矢を放ち、風元素ダメージを与える。

【落下攻撃】

空中から矢の雨を放ち、凄まじいスピードで落下し地面に衝撃を与え、落下時に範囲ダメージを与える。

 

【ステータス詳細】

1段目:90.0%

2段目:90.3%

3段目:92.9%

4段目:93.7%

5段目:110.2%

落下期間:144.1%

低空/高空落下:288.0%/359.8%

狙い撃ち:92.8%

一段チャージ狙い撃ち:236%

二段チャージ狙い撃ち:392%

三段チャージ狙い撃ち:413%

 

 

元素スキル:風域(Lv10)

弓を振り、鋭い風をまき散らし、前方の敵に風元素ダメージを与える。

 

【ステータス詳細】

スキルダメージ:490%

クールタイム:8.0秒

 

 

『風だって進みたい気持ちはあるものだ。』

 

 

元素爆発:暴風注意報

一定のHPを消費して、体内に溜め込んだ元素エネルギーを解放し、周囲の敵を薙ぎ払う。風元素範囲ダメージを複数回与える。

 

【ステータス詳細】

スキルダメージ:550.0%×5

スキル消費:50%現在HP

クールタイム:15.0秒

元素エネルギー:60

 

 

『仙人である伏龍が生み出した奥義。ネーミングセンスは伏龍の父親だそうだが、本人は全く気に入っていない様子。』

 

 

固有天賦1:仙人の隠れ技術

三段チャージ狙い撃ちが敵に命中した際、その場に30秒間風域を発生させる。

突破段階「1」で解放

 

固有天賦2:月瞬く夜

伏龍が拡散反応を起こした後、伏龍の元素熟知の数値が1につき、チーム全員に対し、拡散させた元素ダメージ+0.04%、継続時間8秒。

この方法で獲得した異なる元素ダメージアップ効果は共存する。

突破段階「4」で解放

 

固有天賦3:LOVE YOU HONEY

チーム内の女性キャラの人数だけ伏龍の移動速度+10%

 

【命ノ星座】

第1重:輪廻

三段チャージ狙い撃ちが敵に命中した際、全ての敵の風元素耐性-40%。

 

第2重:招来

元素オーブまたは元素粒子を獲得時、チームにいる全てのキャラの攻撃速度+30%、継続時間15秒。

 

第3重:天翔

通常攻撃『風裂』のスキルLv.+3。

最大Lv.15まで。

 

第4重:神天

HP50%未満の敵に対するダメージ+25%

 

第5重:調律

元素爆発『暴風注意報』のスキルLv.+3。

最大Lv.15まで。

 

第6重:臨界

三段チャージ狙い撃ちが敵に命中した際、30秒間、敵の防御力の100%を無視する。

 

 

モチーフ武器:ダグシアンクロウ(Lv90・精錬ランク5)

【RANK】☆☆☆☆☆

基礎攻撃力:542

会心ダメージ:88.2%

 

暴域

重撃のダメージ+40%。重撃で放たれる矢は、0.1秒経過する毎にダメージ更に+8%、最大5回まで。

 

『暗闇を切り裂く変幻自在の青き光。青き光が見えても、時すでに遅し。』

 

 

【日常ボイス】

【初めまして…】伏龍だ。仲間なら誰でも歓迎するぜ!……でも、できるなら女の子が沢山いたらいいな…

 

【世間話・璃月】璃月の街並み、これでも2000年ぐらい変わってないんだよなぁ…

 

【世間話・怠ける】眠い…

 

【世間話・月海亭】やっほー!

 

【雨の日…】雨が降ってきたな…

 

【雷の日…】ゴロゴロ鳴ってうるせぇー!

 

【雪の日…】さむっ…

 

【風の日…】いい風だな〜

 

【暴風の日…】気持ちがいいねぇ〜!

 

【おはよう…】おう!

 

【こんにちは…】ちっす!

 

【こんばんは…】よ!

 

【おやすみ…】早く寝ようぜ…

 

【伏龍について・名前】俺の名前?考えた事無かったな…

 

【伏龍について・特技】もちろん、女性をお茶に誘う事さ!当然だろ?

 

【好奇心について…】やっぱりナンパかな〜!?

 

【夜について…】夜はいいよな…落ち着ける。

 

【手伝うことについて…】おい!可愛い子が居たら探してくれ!

 

【戦いについて…】楽しいよな!俺は大好きだ!

 

【「神の目」について…】持ってるけど…使った事は無いな。俺は風翔龍の力を引き継いでるからさ。

 

【シェアしたいこと…】2024年、仮面ライダー555 20周年。おめでとう!!……ハッ!なんだ今の…

 

【興味のあること…】甘雨の胸!甘雨の角!

 

【甘雨について…】最初出会ったのは…確か絶雲の間だったな。俺の親父が絶雲の間に引っ越してきた時に甘雨と出会ったんだ。その頃は太っててコロコロ崖を転がってたっけ…で、数千年後に甘雨が俺を月海亭で仕事するように誘ってくれたんだ。ああ見えても感謝してるんだ。

 

【玄鳥について…】最初見た時は、体内にすげー炎元素力を感じたぜ。

 

【風雲について…】何か不思議な雰囲気をした奴だ。流石、艦娘。

 

【浩介について…】あいつモテるから嫌い!……え?既婚者?なら後で謝っとこ……

 

【翡翠について…】二刀流って不便だと思うんだけど……あいつそれを軽々と扱うなんてな!

 

【悠介について…】片腕がアラガミになってるってのに……俺と同じ感じなんだ…

 

【御影について…】ちょっと雰囲気悪いよなぁ。だるい奴!

 

【スカークについて…】一体何者なんだ…

 

【伏龍を知る・1】俺は風翔龍の親父と人間のお袋から生まれたんだ。

 

【伏龍を知る・2】親父は古龍と呼ばれる生物で、俺よりも凄い風を扱えるんだ。雨だって降らせられるぜ?

 

【伏龍を知る・3】親父とお袋ってどうやって俺を産んだんだろう…?

 

【伏龍を知る・4】文系!理系!体育会系!

 

【伏龍を知る・5】我が家は特に食事の制限とか無いんだ。だからなんでも食えるぜ!

 

【伏龍の趣味…】ナンパ〜!

 

【伏龍の悩み…】肩凝りがなぁ…つらくてなぁ…

 

【好きな食べ物…】四方平和だな。あれは肉を使ってないのに美味い。肉料理ももちろん好きだな。

 

【嫌いな食べ物…】甘いもの…嫌いなんだよねぇ…

 

【贈り物を受け取る・1】お、ありがと!

 

【贈り物を受け取る・2】ふーん。いいじゃん。

 

【贈り物を受け取る・3】うぅ…ありがとう…

 

【誕生日…】誕生日おめでと〜!

 

【突破した感想・起】しゃあ!いいね!

 

【突破した感想・承】お、強くなったかな?

 

【突破した感想・転】いいねいいね、調子上がるね〜!

 

【突破した感想・結】最強ッフォーム!

 

 

【戦闘ボイス】

【元素スキル・1】そらっ!

 

【元素スキル・2】乗りな!

 

【元素スキル・3】吹き飛べ!

 

【元素爆発・1】ちょっとした出来心さ!

 

【元素爆発・2】吹き飛べ!

 

【元素爆発・3】舞い踊りな!

 

【ダッシュ開始・1】行くぜー!

 

【ダッシュ開始・2】やっほ〜!

 

【ダッシュ開始・3】行きますかー!

 

【風の翼を広げる・1】乗るぜ!

 

【風の翼を広げる・2】あらよっと

 

【風の翼を広げる・3】よっ

 

【宝箱を開ける・1】お、いいじゃん

 

【宝箱を開ける・2】ハニーちゃん見てるぅ〜!?

 

【宝箱を開ける・3】うん、よさそうだ。

 

【HP低下・1】きついなこりゃ…

 

【HP低下・2】厳しいねぇ…

 

【HP低下・3】面倒いなぁ…

 

【仲間HP低下・1】大丈夫か?

 

【仲間HP低下・2】おい、大丈夫か!?

 

【仲間HP低下・3】一旦さがれ!

 

【戦闘不能・1】ここまでか……

 

【戦闘不能・2】oh my……

 

【戦闘不能・3】なんだよもー!

 

【ダメージ・1】ぐえっ!

 

【ダメージ・2】おわぁ!

 

【ダメージ・3】ぶぼぉ

 

【重ダメージ・1】ごばぁ!

 

【重ダメージ・2】ぶるぁ!

 

【重ダメージ・3】ぐわぁ!

 

【チーム加入・1】任せなって!

 

【チーム加入・2】レッツゴー!

 

【チーム加入・3】俺様の本気…見せてやるよ。

 




完全に自分の妄想です。
弱いか強いかは自分には分かりません。

原神に詳しい人、色々解説お願いします(他力本願)


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with 艦隊これくしょん 壱
mission.1 「アフター・ネクスト」


クロスオーバーシリーズ第一弾


玲瓏「………」

刻晴「玲瓏!」

 

後ろから声をかけられる玲瓏。声の正体は刻晴だ。

玲瓏「なんだよ。いきなり。」

刻晴「仕事。」

玲瓏「やだね。」

刻晴「しなさい!」

 

玲瓏「とか言って俺に大量の仕事を押し付ける気だろうが!」

刻晴「あなたの仕事だけでいいから!」

玲瓏「ならいいが…」

 

そんな雑談をしていると…

 

ズドォォォォン!!!

 

二人「!?」

 

モブ「ナンダナンダ」

モブ「ソラカラヒトガオチテキタラシイ」

モブ「ハヤクイコウゼ」

 

玲瓏「なんかあったみたいだな。」

刻晴「行ってみましょう!」

 

 

玲瓏達が騒ぎの場に向かうと、木箱の上に倒れている男女が居た。

 

一人は茶髪の男性で、もう一人はオレンジ髪のツインテールだった。

親子なのかもしれない。

 

玲瓏「おい。大丈夫か?」

刻晴「怪我してるわね…急いで宿に連れて行きましょう。」

 

二人は急いで宿に向かった。

玲瓏「……」

玲瓏がソファに座りながら二人の生命を心配していた。

すると刻晴が戻ってきた。

玲瓏「どうだった?」

刻晴「命に別状は無いし、なんならかすり傷だったわ。ただ気絶してただけみたい。」

玲瓏「なら、よかった。」

玲瓏「面会は可能か?」

刻晴「今起きたそうだし、いいわよ。」

そして玲瓏は部屋に入って行った。

するとベッドに、先程の二人が横たわっていた。

 

玲瓏「大丈夫か?」

??「あんたは?」

玲瓏「俺は玲瓏だ。」

??「玲瓏…」

??「司令…自己紹介…」

??「ああ。そうか。俺は南武浩介だ。よろしく頼む。」

玲瓏「浩介か…よろしくな。」

 

そしてしばらくして……

 

 

 

陽炎「私は陽炎よ。よろしくねっ!」

刻晴「刻晴よ。こちらこそよろしくね。」

浩介「で…ここは何処なんだ?」

玲瓏「ここは璃月だ。それぐらい知ってるだろ。」

浩介「いや、知らないな…」

刻晴「え?」

浩介「俺はてっきり中国に来たのかと思ってたが…」

玲瓏「中国ってなんだ?」

浩介「は?」

陽炎「え?」

 

四人は黙ってしまった。

刻晴「知ってる情報も違う…それに服装も違う…」

陽炎「つまり私たち…」

玲瓏「つまりお前らは異世界から来たって事か…」

刻晴「だったら辻褄が合わない理由も理解出来るわね。」

浩介「とりあえず、ここを案内してくれないか?」

陽炎「来たばかりだし…地形に慣れないと…」

玲瓏「それもそうか。なら、俺に着いてこいよ。」

浩介「感謝する。」

陽炎「案内よろしくお願いしまーす!」

そして浩介達は璃月に出た。

 

陽炎「司令。」

浩介「ん?」

陽炎「この世界、なんだか不思議な力が渦巻いてるわ。気をつけてね。」

浩介「ふーん…」

浩介「キヴォトスにデザグラ、アラガミに鉱石病、ハイラルにシルヴァラント。変な世界は慣れっこだろ?」

陽炎「それもそっか…」

 

玲瓏「……お前ら大変なんだな。」

 

そしてしばらく歩いて、望舒旅館の所まで来た。

すると……

 

 

??「!」

浩介「なんだ!?」

陽炎「怪物!?」

 

玲瓏「ヒルチャールだ!」

浩介「雑魚か!」

 

そんな事を浩介が言ったら、後ろから暴徒が20体ぐらい出てきた。

陽炎「ほらー!」

浩介「来るぞ!」

 

ヒルチャール達が迫ってきた。

しかし、刻晴が援軍に来てくれた。

 

刻晴「我が剣よ!影に従え!」

素早い斬撃がヒルチャール達を襲った。

刻晴「大丈夫?」

玲瓏「平気だ。」

 

浩介「おい、玲瓏だったな。奴らを倒すぞ。」

玲瓏「行けるのか?」

浩介「こう見えても世界を救ってるからな。」

玲瓏「ふっ、ならいいが。」

 

陽炎(今なら使えるかも!)

陽炎はのポッケからブレスレットを取り出した。

 

陽炎「司令!これを!」

 

陽炎は浩介にGBパワードチェンジャーを投げた。

それを浩介はキャッチする。

 

浩介「パワードチェンジャー!修復されてたのか!」

 

陽炎「それを使って!」

浩介「ご期待に応えよう!」

 

浩介は左手にパワードチェンジャーを装着する。

 

浩介はパワードチェンジャーのボタンを押した。

 

『powered custom!』

『It's Morphin' Time!』

 

浩介「パワードモーフィン!」

浩介がそう叫ぶと、全身にプロテクターが装備され、髪の色も赤くなった。

 

浩介「うまく行ったか。」

玲瓏「すげえなそれ。」

浩介「だろ?行くぞ!」

 

そして二人はヒルチャールの群れに向かって行った。

ヒルチャール「!」

 

ヒルチャールが浩介に攻撃するが、全く効いていない。

浩介「効かねぇな。オラっ!」

刻晴「彼、凄いわね。あの鎧のおかげなのかしら?」

陽炎(私のおかげでもあるんだけど…)←Lv180

 

説明しよう。パワードカスタムの戦闘力は、秘書艦の練度によって変動するのだ!

 

 

浩介「せや!」

玲瓏「そらっ!」

 

回転しながらの攻撃で暴徒を薙ぎ倒して行った。

 

浩介「お、親玉か?」

奥からヒルチャール岩兜の王が迫ってきた。

玲瓏「なら数秒で決めてやるぜ。」

 

玲瓏は足に雷元素を溜めて、岩兜の王の周りを動きまくった。

浩介「行くぞ。」

刀を抜き、炎の力を刀身に纏わせて突撃した。

玲瓏も空中から雷を纏ったタックルをかました。

 

二人「オラァァ!!」

 

二人の一撃で岩兜の王は粉砕された。

 

浩介「やったか。」

玲瓏「一件落着だな。」

 

 

 

 

 

戦士二人はヒルチャールの討伐に成功。

 

この出会いは一体何を意味するのか……

 

 

mission.1『アフター・ネクスト』

 

ミッション・コンプリート!




玲瓏
CV:森川智之
浩介と盟友になる。

刻晴
玲瓏と浩介の声に見分けつかなくて混乱する。可愛い。

南武浩介
CV:森川智之
異世界の提督。陽炎とケッコン済み。19歳。

パワードカスタム
強化形態。GBパワードチェンジャーのボタンを押す事で変身可能。
変身時には秘書艦の艤装のデータを使うので、秘書の練度によって力が変動する。
最大練度の艦娘が秘書艦なら、鬼〜姫級の深海棲艦なら瞬殺可能。

陽炎
浩介の嫁。可愛い(かわいい)。16歳。


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mission.2 「ガールズ・トーク」

陽炎は幼馴染。


浩介「玲瓏。」

玲瓏「なんだ?」

浩介「テイワットには、ここ璃月以外に何の国があるんだ?」

玲瓏「モンド、稲妻、スメール、フォンテーヌがある。」

浩介「大きさは?」

玲瓏「さあな。国によって異なる。」

浩介「そうなのか。ありがとう。」

玲瓏「当然だ。」

浩介「……お前さ。」

玲瓏「なんだ?」

浩介「お前刻晴の事どう思ってる?」

玲瓏「刻晴の事か?」

浩介「ああ。」

玲瓏「好いている。」

浩介「……そうなのか。」

玲瓏「ああ。彼女は仕事熱心で真面目で、優秀だ。しかし、時には気負いすぎてしまうこともあるが、そこも含めて魅力的だ。それに……。」

浩介「……」

玲瓏「彼女と共に過ごす時間は俺にとって至福のひと時だ。」

浩介「……そうか。良かったな。」

玲瓏「お前はどうだ?陽炎との仲は。」

浩介「ケッコンしてるんだぞ。仲は最高潮だ。」

玲瓏「結婚!?」

浩介「ケボーン!」

 

玲瓏「俺も結婚できるのかな…」

浩介「俺ができたんだ。お前もできるぞ。」

 

…………

 

陽炎「〜♪」

刻晴「あら?その手につけている物って……」

陽炎「指輪よ。司令から貰ったの♪」

刻晴「まだ若いのに……」

陽炎「別にホントの結婚指輪じゃないわよ?これは練度っていう……レベルを上げる為の道具に過ぎないわ。」

刻晴「そ、そうなのね。」

陽炎「司令も私を信頼してくれてるんだって思うと……凄く嬉しいわ♪」

刻晴「良かったわね。」

陽炎「でもね、時々不安になるの。」

刻晴「どうして?」

陽炎「司令って……何故かモテるから。」

刻晴「(ああ……)」

陽炎「だから、他の娘に目移りしないようにこうやってアピールしてるのよ♪」

刻晴「凄いわね……」

陽炎「あと……この指輪は外せないの。司令がくれた物だし。それにね?これをつけていると、司令に守られているような気がして安心するの♪離れていても繋がっている気がして♪」

刻晴「愛されてるわね。」

陽炎「そうかしら〜♪」

刻晴(重症ねこれは……)

 

…………

 

陽炎「司令?この後散歩に……」

浩介「(っ˘ω˘c)スヤア…」

玲瓏「_(  _ *`ω、)_ *゚スヤァ...」

刻晴「寝ちゃってる。」

陽炎「疲れてるのね。」

浩介「(-ω-)zzZZ……」

 

刻晴「じゃあ、私達だけで散歩に行く?」

陽炎「そうね♪」

刻晴「それじゃあ、行きましょ♪」

 

そして刻晴と陽炎は望舒旅館の所まで歩いた。

陽炎「刻晴は、玲瓏さんの事どう思ってるの?」

刻晴「……あ、え!?」

陽炎「ふっふっふ……慌てちゃって可愛い♪」

刻晴「あ、あまりからかわないで。」

陽炎「ごめんごめん。」

刻晴「でもそうね……彼は冷徹で自分勝手そうだけど……誰にでも優しくて、実は臆病な所もあるのよ。だから、そんな所も可愛いわ。」

陽炎「ふふっ♪好きなのね♪」

刻晴「え!?あ、いや……その……」

陽炎「顔赤くなってるわよ?」

刻晴「うぅ……やっぱりからかうじゃない……」

陽炎「ごめんなさいね。でも、貴女の気持ちも分かるわ。私も玲瓏さんのこと苦手じゃないし。」

刻晴「……貴女には勝てないわね……」

陽炎「別に好きなんて思ってないわ。刻晴さんは玲瓏さんと付き合えるの頑張ってね!」

刻晴「なっ!?べ、別に付き合うだなんて……」

陽炎「顔赤くなってるわよ?」

刻晴「うぅ……貴女も人のこと言えないじゃない……」

陽炎「ふふっ♪そうね♪」

そんな事を話していると、ヒルチャール達が襲撃してきた。

刻晴「え!?こんな所にも魔物が!?」

陽炎「戦うわよ!」

刻晴「ええ!分かったわ!」

……

陽炎は鞘から刀を抜き、刻晴は片手剣を召喚する。

刻晴「いくわよ!はぁ!」

陽炎「やぁ!」

そして、魔物達を次々と切り裂いて行く。

陽炎「数が多いわね……」

刻晴「そうね……でも、やらなきゃ!」

陽炎「そうね!はぁぁ!!」

陽炎は刀身に炎を纏わせる。

刻晴「やるわね!なら私も!」

刻晴も雷元素を纏わせる。

刻晴「はぁぁ!!」

陽炎「炎閃!」

刻晴「我が剣よ!影に従え!」

刻晴と陽炎が魔物を次々と倒していく。そして、最後の一匹を倒した。

刻晴「ふぅ……終わったわね……」

陽炎「そうね……さてと……」

 

そして陽炎は刻晴の手を握る。

陽炎「それじゃあ帰ろっか!」

刻晴「え!?ちょ、ちょっと!」

陽炎はそのまま手を握ったまま走っていった。

 

………

 

浩介「ん……もう朝か……」

陽炎「やっと起きたわね。」

浩介「ん?何でいる?」

陽炎「何でって……私の部屋なんだから居るに決まってるでしょ?」

浩介「まぁ、そうだけど……」

陽炎「それに……」

そして陽炎は浩介に抱き着く。

浩介「……な、何してるんだ!?」

陽炎「最近構ってくれなかったじゃない!」

浩介「そんな事言われても……仕事が溜まってたから……」

陽炎「私より仕事の方が大事なの?」

浩介「いや、そういうわけじゃ……」

陽炎「じゃあ、今日は一緒に居てよ。」

浩介「……分かったよ。」

 

……

 

玲瓏「お邪魔みたいだな。」

刻晴「そうね。」

二人は陽炎達の元から去っていった。

 

陽炎「〜♪」

 

女子二人の絆も深まり、より力を得た四人。

 

次のストーリーはどうなるのか……

 

 

mission.2『ガールズ・トーク』

 

ミッション・コンプリート!




次回ラスト


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with アークナイツ
epic.1 「転移」


ゴセイジャー(じゃないです)


☆☆☆☆

 

甘雨「伏龍さん。早く仕事を〜…」

伏龍「えー?甘雨、もうちょっと散歩しようぜ〜?」

甘雨「もう、ダメですよ。今から仕事なんですから……」

伏龍「えー、でも俺散歩がしたいなー?」

甘雨「……い、意地悪言わないでください!」

伏龍「じゃあ俺と一緒に寝よ?」

甘雨「はぇ!?ど、どうしてそうなるんですか!?」

伏龍「じゃあ俺と寝ない?」

甘雨「そ、それはダメです!仕事が優先です!」

伏龍「お堅いなぁ…」

 

そんな絶え間ない話を伏龍さんとしていました。

しかし…この後まさかあんな事が起こるなんて…

 

伏龍「ん?」

甘雨「どうかしましたか?」

伏龍「ビビビビビー!なんか時空の歪みを感じるぜ!」

甘雨「へ?」

 

伏龍がそんな事を言うと、突然異空間から男女二人が出現してきた。

???「うわー!やべーよやべーよ。」

???「ドクター大丈夫ですか!?」

大きな円月型の武器を持つ腕輪の男性とウサギの耳?を持つ小さい女の子が出てきました。

甘雨「あれ?伏龍さん、この二人……」

伏龍「あー!お前たちは!確か時空の歪みを感じてこの世界に来た奴らか!?」

甘雨「え!?この人達、別の世界の人なんですか!?」

??「おっ!なんだこの美少女は!?はっ!もしや俺に会いに来てくれたのか!?」

甘雨「ち、違いますよ!」

??「ドクター?」

??「悪かったってアーミヤ。」

伏龍「ちょっとお前ら、そんなに突っかかるなよ。」

??「そういやそちらの人は?見たことないけど……」

伏龍「ああ、こいつは甘雨。」

??「そうか!よろしくな甘雨!」

甘雨「よ、よろしくお願いします?」

伏龍「で、お前らの名前は?」

???「俺はレイヴン!よろしくな!」

アーミヤ「私はアーミヤです。よろしくお願いしますね、甘雨さん。」

甘雨「は、はい!よろしくお願いします!」

伏龍「で、お前らは別の世界から何しにきたんだ?」

アーミヤ「それはですね……」

アーミヤは私達に事情を説明する。

甘雨「なるほど……つまり『不思議は力を持ったアラガミ』に襲われてここに来た…と言う事ですね?」

レイヴン「そう。そいつから逃げてら、いつの間にかここに……」

伏龍「うーむ。アラガミか……俺たちの世界では見たことないな。」

甘雨「でも、どうして他の世界の人がこちらの世界に?」

アーミヤ「わかりません。ですが、時空の歪みは感じるので何かがあると思いますね。」

伏龍「まあ、お前らの事情はわかった。じゃあお前らもしばらくの間ここに住んだらどうだ?」

レイヴン「いいのか!?」

伏龍「ああ。人が多い方が楽しいだろ?」

伏龍(確か刻晴達のとこでも別世界の奴らと出会ったって言ってたっけ…)

甘雨「私も賛成です!」

アーミヤ「ありがとうございます。」

伏龍「よし!そうと決まれば早速……」

レイヴン「早速〜?」

伏龍・レイヴン「決闘DAAAAAAAA!!!!」

 

伏龍とレイヴンは突然決闘を始めた。

甘雨「だ、大丈夫なんですか?」

アーミヤ「大丈夫ですよ。ドクターはいつもご友人と喧嘩してましたから。」

甘雨(えぇ……)

 

☆☆☆☆☆

 

 

俺とレイヴンはお互いに武器を交わらせる。

伏龍「ふっ!やるじゃねえか!」

レイヴン「そっちこそ!強いな!」

甘雨(た、楽しそうですね……)

アーミヤ(……でも、やっぱり)

甘雨「あの……お二人はどうして戦うんですか?」

アーミヤ「それは……」

レイヴン「こいつには負けられねえんだ!」

伏龍「いや、俺が勝つんだよ!」

レイヴン・伏龍「うおぉぉぉ!!」

 

それから数時間後。

レイヴン「チョー!」

伏龍「首領パッチィ!」

レイヴン「やめろー!こんなのデュエルじゃない!」

伏龍「渋谷区大型デパートヨコセヨ!ヨコセヨ!」

レイヴン「あ!やめろって!」

甘雨(な、なんか嫌な争いですね……)

アーミヤ「……」ジー

甘雨「……どうしました?アーミヤさん」

アーミヤ「いえ、ただ少し。」

アーミヤ(胸おっきい…私も同じぐらいあれば……)

甘雨「え?」

アーミヤ(むー……)

 

甘雨(ど、どうしました?)

アーミヤ「な、なんでもないですよー?」

甘雨「?」

☆☆☆

二人の戦いは続いた。そして……

伏龍「とりゃあぁ!」

レイヴン「……!?」

伏龍「よしっ!!」バタリ……

どうやら伏龍が勝ったようだ。

甘雨「す、凄いですね!まさか本当に勝つなんて……」

 

伏龍「お前、強かったぜ!」

レイヴン「お前もな!」

アーミヤ「じゃあ、これからどうするんですか?」

伏龍「甘雨の裸体見る。」

レイヴン「アーミヤの裸体見る。」

甘雨「………」

アーミヤ「………」

甘雨「い、嫌ですよ!?」

アーミヤ「え!?見るんですか!?」

伏龍「ああ。」

レイヴン「YES!」

甘雨「NO!です!」

伏龍・レイヴン「なんでだよー!見させろよー!」

甘雨「い、嫌です!そもそもなんで裸を見る必要があるんですか!?」

アーミヤ「……もしかして、なにか理由が?」

伏龍・レイヴン「裸が見たいからだ!!」

甘雨「風雪の縮図!!」

伏龍・レイヴン「ぎゃああああぁぁぁぁ!!」

二人は凍りついてしまった。

甘雨「行きましょうアーミヤさん!」

アーミヤ「は…はい…」

 

なんやかんやで凍らされてしまった変態二人

 

この後、上空からメテオバレットで二人が溶解するのは後二日後の話…

 

 

epic.1『異世界転移』

 

生き抜け、この世界を。




レイヴン
CV:小野賢章
刀身:ヘヴィムーン
銃身:レイガン
装甲:シールド

ロドスのドクター。
オラクル細胞の適合率が極めて高い。

アーミヤ
レイヴンの可愛い秘書(嫁)
かわいい


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epic.2 「雑談」

オリキャラ多過ぎィ!
でもストーリー広げやすいからオリキャラは好き。

超エキサイティンッ!


レイヴン「オラッ!」

ヘヴィムーンを持ちながら、飛び上がって回転斬りをかます。

 

ここは塵歌壺。

アーミヤ「ドクター。また特訓ですか?」

レイヴン「別世界に来たって、鍛錬怠ってちゃ話にならないからね。」

アーミヤ「お怪我はなさらないでくださいね」

レイヴン「ありがとよ、アーミヤ。」

伏龍「やってる。俺と演習しようぜ!」

レイヴン「いいじゃん。元素使いとも戦ってみたかったからな。」

伏龍「行くぞ!」

 

神機を構えてレイヴンは走ってきた。

伏龍は弓を番え、弦を弾く。

伏龍「時雨!」

レイヴン「おっと!」

伏龍「天の閃き!」

空まで矢を放つ。空から降る雨のような矢がレイヴンを襲う。

レイヴン「おっと。」

シールドを展開して防御する。

レイヴン「ちょっち、油断したな!」

伏龍「甘ぇな!」

伏龍は不敵に笑う。

すると、空から巨大な風の槍が降り注いできた。

レイヴン「うわっ!?」

咄嗟に避けるが、かすった部分から傷付く。

伏龍「行くぜ!メテオスォーム!!」

無数の隕石が降り注ぐ。

レイヴン「ちょ!洒落になんない!」

レイヴン「ぎゃあああ!!」

伏龍「おいおい、その程度か?」

レイヴン「いや、アンタが強すぎるんだよ!」

伏龍「まあな。俺は3000年以上イキってきた…」

伏龍が自慢しようとすると、横から赤黒い雷撃が飛んできた。

伏龍「!?」

アーミヤ「……これ以上ドクターを攻撃しようとするなら…許しませんよ。」

伏龍「ちょ、アーミヤ!」

伏龍「いや、違うんだよ!アーミヤ!俺は……」

伏龍は言い訳しようとしたが、 レイヴン「ダメだこりゃ。」

伏龍「お前、裏切ったな!?」

レイヴン「さすがに命の危険を感じた。」

伏龍「うるせぇ!!」

2人はバチバチと火花を散らした。

甘雨「あの…そろそろ食事なので…」

伏龍「おっと、すまん。」

アーミヤ「はい。行きましょう!」

甘雨、伏龍、レイヴン、アーミヤの四人は食事を済ませる。

 

伏龍「そういやさ、その腕輪なんなの?」

伏龍はレイヴンの腕輪が気になっていた。

レイヴン「ああ、これね。これはゴッドイーターって見分けられる物…かな?」

伏龍「なんで疑問系?」

レイヴン「俺もよく知らなくてなぁ…」

伏龍「……ゴッドイーターってさ、なんなの?」

レイヴン「俺達の星にいる…『アラガミ』に対抗する為に生み出された生体兵器だよ。」

伏龍「アラガミ?どんなの?」

レイヴン「うーん、説明が難しいが……まあ、簡単に言えば全ての生物の天敵……だな。」

伏龍「へぇ……面白そうだな……」

レイヴン「興味あるのかい?」

伏龍「……ああ、一度戦ってみたいなぁ…」

レイヴン「無理無理、アラガミは俺達、ゴッドイーターの武器である『神機』しか効かないからね。」

伏龍「そうなのか……」

甘雨「え?アラガミ、見たことあるんですか?」

伏龍「ああ、まあな……」

アーミヤ「どんな敵なんですか?」

レイヴン「そうだな……俺達が戦っているアラガミは、『灰域種』と言ってな。普通のアラガミより何倍も強い。」

伏龍「灰域種?」

レイヴン「ああ、灰域と呼ばれるエリアの中でしか行動しないアラガミさ。」

伏龍「へぇ……戦ってみたいな!」

レイヴン「だな。でも…灰域は特殊なゴッドイーター以外が入ったら死ぬからな。」

伏龍「酷い話!」

レイヴン「ま、そん時はその時で……だな。」

甘雨「そういえば、神機はどこで手に入れたんですか?」

甘雨とアーミヤが割って入ってきた。

レイヴン「作った。」

伏龍「まじ?すげぇな……」

レイヴン「神機の基盤を用意して、そこらのスクラップかき集めて作ったからな。」

伏龍「へぇ……」

アーミヤ「ドクター…化学系の知識は無くなったのに…何処で戦闘知識を揃えたんでしょうか…?」

レイヴン「俺記憶喪失だから分かんね」

伏龍「まあいいじゃん、強いんだし。」

アーミヤ「そうですね…今じゃ、ロドスでドクターに勝てる人なんて居ませんよ…」

レイヴン「だよなぁ!?俺はACの主人公の名前まんまだからな!」

伏龍「イェイ、フロム脳〜」

レイヴン「ダークソウル〜♪SEKIRO〜♪アーマードコア〜♪」

伏龍「SEKIROから逃げるな。」

レイヴン「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」

伏龍「あ、そうだ。俺達さ、RとWっていう不良カップル見つけたんだけどさ。知らない?」

レイヴン「うわすげー知ってる。」

アーミヤ「不良って……そんな。」

レイヴン「まあ…不良カップルっぽいけどさ?あの二人…喧嘩したとこ見た事ないもんな。」

レイヴン「あいつら傭兵って立ち位置だから…敵にも味方にもなるから…よくわかんねぇな。」

伏龍「タイムファイヤーみたいな感じ?」

レイヴン「それだと最終話の一話前に死ぬぞ。」

伏龍「だったらWちゃんのファン怒っちゃうよ。」

レイヴン「あんなメスガキどうなっても知らねぇよ!」

伏龍「お前ホントにドクターか?」

レイヴン「最終的に俺が生き残ればいいし…」

伏龍「クズ野郎。」

甘雨「まあまあ……」

アーミヤ「お二人共、仲良いですよね……」

レイヴン「いや、そんな事はないぞ!」

伏龍「そんな事無いって!」

 

二人「………」

レイヴン「テメェふざけんな!」

伏龍「お前だろぉ!?」

アーミヤ「まあまあ……喧嘩しないでください……」

甘雨「そうですよ!」

伏龍「お前旦那に声似てて紛らわしいんだよ!」

レイヴン「ひでぇな!旦那って誰だよ!?」

伏龍「お前に教えるかバーカ!」

レイヴン「お前!スカルシュレッダーみたいにぶっ殺すぞ!」

伏龍「ああミンチより酷くしてやるよ!」

 

何気ない一言がアーミヤの心を痛めつけた!

 

アーミヤ「うぅ…」

甘雨「ちょ…二人とも!」

伏龍・レイヴン「」あーだこーだ…

甘雨「風雪の縮図!」

二人「ぎゃああ!」

甘雨「アーミヤさん。あの二人は置いておいて、部屋でゆっくり休みましょう?」

アーミヤ「は、はい…」

 

 

 

一方その頃……

 

R「……」

W「はあ…はあ…♡気持ちよかったわよ…♡」

R(なんでテラの女って性欲強いんだよ…)

W「あら?何か言った?」

R「いや、何も……」

W「ふーん……で?まだ元気そうじゃない…もう一回どう?」

R「勘弁してくれ……」

W「あんたに拒否権は無いわ。」

R「待ってくれ。もしも出来たら責任は取る。いいな?」

W「あんたなら絶対そうすると思ってたけど?」

R「だが、もう夜だ。子供は寝る時間だぞ。」

W「私は子供じゃないわ!いいからヤるわ!」

R「待ってくれこっちをスルーするな。」

W「イクわよ!」

R「おわぁぁぁぁぁぁ………!!!」

 

そして璃月の何処かで男女二人の喘ぎ声がこだまするとかしないとか…

 

玄鳥「なんの声これ?」

胡桃「よ、夜の…営み…?」

玄鳥「?」




伏龍
クズ野郎。人の不幸は蜜の味だと思ってる。

レイヴン
ガチクズ。自分が生きてればそれ以外はどうでもいい。

アーミヤ・甘雨
常識人。暴走する伏龍達を止める役割。

R
酷い奴(常識人)

W
処女(じゃないです)


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幕章 七聖召喚編
第1話 「デュエル初心者」


七聖召喚。
ルール複雑。
そうだ、ルール変えよう。


榊原十夜「七聖召喚?」

玄鳥「そうそう。」

玄鳥は白紙のカードを40枚出す。

榊原十夜「なんだこれ?」

玄鳥「白紙に見える?」

玄鳥はカードを持つ。

玄鳥「これは、特定の魔物や動物に投げるといいんだ。見ててよ。」

そして、玄鳥は外に出て、暇そうなヒルチャール暴徒をボコしてカードを投げた。

すると、暴徒はカードに吸い込まれていった。

榊原十夜「おお…」

玄鳥「な?簡単だろ?」

玄鳥「カードには、それぞれレア度がある。」

玄鳥「レア度が高い程、力が強いけど、出すには下級の魔物を生贄にする必要があるぜ。」

榊原十夜「奥が深いな…」

玄鳥「奥が深いんだぜ、七聖召喚は。」

玄鳥「そういえば、万葉が嘆いてたな。」

 

楓原万葉『…ぐっ…胡桃殿の幻影旅団デッキに完敗でござる…』

胡桃『ふっふっふ…玄鳥にデッキの使い方習ったからねぇ〜…』

楓原万葉『ワンキルなんて酷いでござるよ…!なんで1ターンで攻撃力12000が出てくるんでござるか!?』

胡桃『それはね…玄鳥のカードが墓地の効果モンスターカード以外の分攻撃力1000アップだからね〜」

楓原万葉『ズルでござる!禁止カードに認定してやるでござる!』

胡桃『ざーんねーん!玄鳥は主人公だからその効果は通じないよ〜♪』

楓原万葉『そんな馬鹿なぁぁぁぁぁ!!』

 

玄鳥「………ってね。」

榊原十夜「あいつ大変だな…」

玄鳥「で?どう?デュエリスト…なってみないか!?」

榊原十夜「…ああ。やってみようかな。」

玄鳥「やったぁ!」

玄鳥「じゃあカード渡しとくから、好きにデッキ弄ってくれよな〜!」

そして玄鳥は十夜の部屋から出ていく。

玄鳥「あ、一週間後には新規デュエリストの登録デュエルがあるから、それまでに急いでくれよな!」

榊原十夜「たくっ…肝心の事を伝えるのが遅いな…」

 

そして、十夜はとりあえずカードを持って、外に出ていった。

 

 

 

 

……六日後

 

 

 

榊原十夜「…………」

榊原咲夜「兄さん。宵宮さんが遊びに来ましたよ?」

榊原十夜「好きに上がってくれと言っておいてくれ。」

榊原咲夜「え?」

榊原十夜「今忙しいんだ。」

榊原咲夜「わ、分かりました…」

咲夜が戸を閉める。

 

榊原咲夜「宵宮さん。」

宵宮「あれ?十夜はどうしたん?」

榊原咲夜「明日、七聖召喚の新規デュエルがあるから…デッキ構成で悩んでるって…」

宵宮「七聖召喚か…最近、いろんなところで聞くなぁ…」

榊原咲夜「特に、男性からの支持が高いそうですよ?」

榊原咲夜「楓原さんに…神里綾人…闇夜の英雄に玲瓏さんに…鍾離さんとか…」

宵宮「流石、海馬財閥が作り上げたカードゲームやなぁ…」

榊原咲夜「好きに上がってください。兄さんホントに真剣なんです。」

宵宮「差し入れ持ってきたんやけどなぁ…」

榊原咲夜「いいと思いますよ。宵宮さんの団子、兄さん大好きですからね。」

宵宮「せやな。」

 

そして宵宮は十夜の部屋に上がる。

榊原十夜「………zzz」

宵宮「あ、寝とる…」

宵宮はお茶と団子を置いた。

榊原十夜「ん……宵宮…か…」

宵宮「なはは、差し入れ持ってきたで。」

榊原十夜「それはありがたい。」

そして十夜は団子をほうばりお茶を飲む。

宵宮「あんたがそこまでする人やなんてなぁ……」

榊原十夜「官能小説以外に熱中出来るものができて嬉しいな。俺は。」

宵宮は、十夜の顔を見た。

宵宮「なあ?大丈夫か?顔色悪いで?」

榊原十夜「うーん…ずっと編成考えてて…」

宵宮「今日は休んだ方がええって…」

榊原十夜「うん…デッキはなんとか完成した。これで休める…」

そして十夜は気絶するかのように眠りについた。

宵宮「ちょ…重い…」

 

そして十夜は布団に倒れた。

宵宮「一緒に寝るの久々やな……」

宵宮は懐かしげに笑い、眠りについた。

その数時間後、十夜は飛び起き状況を認識した。

榊原十夜「よ、宵宮!?」

宵宮「ん……ふぁぁ……んぁ?あ!おはようさ……んぅぅ!♡」

十夜は顔を赤くし枕で顔を隠す。

榊原十夜(え……エロ…)

 

今晩はお楽しみでしたね。

 

 

 

翌日

 

 

 

 

モンド・アカツキワイナリーにて……

 

榊原十夜「遂に、デュエリストの第一歩を踏む時だな。」

宵宮「応援してるで!」

玄鳥「頑張れよ!」

榊原十夜「おう!」

そして、十夜は会場の上に立つ。

辺りには、歓声が響き渡る。

 

ディルック「あーあー…聞こえるか。こちら、アカツキワイナリーの店主…ディルックだ。今回は解説をさせてもらう。」

ジン「西風騎士の代理団長ジンだ。実況をさせてもらう。」

ガイア「盛り上がらない実況解説だなぁ…」

 

ジン「今回の参加者は16人。ルールはLP(ライフポイント)を8000削った方が勝ちだ。」

ディルック「第一試合は、榊原家の元当主『榊原十夜』 VS 仕事好きの仙人『甘雨』。」

 

榊原十夜「ひでぇ紹介…」

甘雨「あうう…緊張してきました…」

甘雨は体を震わせる。

 

伏龍「甘雨ー!氷統一の特徴考えてて動けよー!」

甘雨「は、はい!」

甘雨(氷属性のモンスターは…)

 

榊原十夜「相手もルールは分かっていないみたいだな。」

玄鳥「頑張れよー!」

 

ディルック「今、新たなデュエリストの誕生が始まろうとしているな。」

ジン「はい。どちらが勝つか、見物ですね。」

 

??「合意と見てよろしいね!?」

すると、ディルックとジンの間に謎のレフェリーが現れた。

ジン「な!?」

ディルック「いつの間に…」

ウェンティ「僕はウェンティ!ただのレフェリーさ!」

玄鳥「酒カス…」

ウェンティの手には酒が握られていた。

ウェンティ「それじゃあ早速…」

 

ウェンティ「デュエル開始ィー!」

 

 

 

 

今、デュエルが始まろうとしている!

 

どっちが勝つのか!?

 

 

次回、第二話『VS甘雨!』

 

デュエルスタンバイ!




海馬財閥
某遊戯王とは関係ない(はず)
七聖召喚を作り上げた大金持ちの財閥。


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プロローグ 序章
第0話 「冒険の始まり」


原神が神ゲー過ぎて投稿ペースが終わりかける。


 

璃月(リーユェ)

 

ここ、テイワットに存在している街の一つ。テイワット大陸東部に位置する、歴史ある古い街。テイワット大陸では二番目に大きいらしい。七国の中では比較的大きな国土を持ち、商業貿易が盛んで人口も多い。

 

そんな璃月に三人の青年が居た。

 

一人、璃月に住む後に『炎の刀剣士』と呼ばれる男。

 

二人、璃月に住む仙人、後に『風のトリックスター』と呼ばれる男。

 

三人、璃月七星の青年、後に『雷の如き剣狼』と呼ばれる男。

 

三人が巡り合う事で、璃月の運命…いや、テイワットの運命が託された!

 

 

 

 

 

 

玄鳥「はあ〜…」

玄鳥は、憂鬱そうにため息を吐く。

玄鳥「今日も全然モラがねぇ…」

彼が財布の中を確認すると、中には53モラしか入っていなかった。

玄鳥「これじゃあ昼飯も食えねえや……」

彼は万民堂で昼食を取ろうとしていたのだが、財布の中にはモラが不足していたのだ。

玄鳥「猪狩って飯作るか…それとも胡桃とかから借りようかな…」

そんなことを呟きながら、彼は街を歩いている。

すると…

 

玄鳥「イテッ」

玄鳥は誰かにぶつかってしまい、その場に転んだ。

??「大丈夫か?」

玄鳥「あ、ああ…大丈夫。」

玄鳥が上を見上げると、自分よりもかなり大柄な男だった。

玄鳥「ありがと。」

??「気にするな。」

玄鳥「ん?」

 

何か違和感を覚える玄鳥。

玄鳥(なんかこの人の事知ってる気がする…)

初めて出会った人の筈なのに、知ってる気がする違和感を覚えた玄鳥。

玄鳥(まあ…今は飯食べる事が優先かな…)

玄鳥「ぶつかって悪い。急いでたんだ!じゃあ!」

そう言って玄鳥は往生堂に向かった。

そんな彼を見つめる大柄の男性の名は『鍾離』。

 

鍾離「何か違和感を感じたが…胃のせいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数分後…

 

ここは往生堂。そこに玄鳥とある少女が話し合っていた。

彼女は往生堂の七十七代目堂主である胡桃(フータオ)

 

玄鳥の古くからの友人でもある。

 

玄鳥「なあ胡桃、モラ貸してくれ!」

胡桃「また〜?昨日も借りてきたじゃん。」

玄鳥「うっ…俺も命かかってんの!お願い貸して!」

胡桃「どうしよっかな〜♪」

玄鳥「頼むぅぅぅ!!」

 

玄鳥は土下座して頼み込んだ。

 

胡桃「………しょうがないなぁ……はい。」

 

胡桃は玄鳥に500モラ貰った。

 

玄鳥「サンキュー!」

 

そして玄鳥は急いで万民堂に向かった。

 

胡桃「…………」

胡桃「別に私が奢って上げたのに……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刻晴「………」

 

刻晴が巨木の上で眠っている青年を見つめている。

 

刻晴「『玲瓏(れいろう)』……早く降りて仕事してくれない?」

玲瓏「断る。書類仕事はイライラするからな。」

刻晴「あなた、昨日は『モンドで漁師トースト食べに行く』って言って仕事をしなかったじゃない!」

玲瓏「だって食いたかったもん。」

刻晴「万民堂でも食べられるじゃない!」

玲瓏「モンドで食うからいいんだよ!」

 

そして玲瓏は巨木から降りて走り出して行った。

 

玲瓏「あばよ刻晴!」

刻晴「こらっ!玲瓏ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ある草葉で少女が眠っていた。

甘雨「zzz……」

ぴっちりした黒のボディタイツに頭から延びている角を持つ少女だ。

 

??「甘雨?」

甘雨「んん…」

??「甘雨!」

甘雨「んあ…」

??「おはよ甘雨。」

甘雨「伏龍(ふくりゅう)…さん?」

左の片方の頭に角が二つ延びている青年伏龍(ふくりゅう)。彼は甘雨を起こしていた。

甘雨「…伏龍さん。おはようございます…」

伏龍「おはよ。眠れたか?」

甘雨「あんまり…」

伏龍「そっか。どう?これから俺とお茶とか…」

甘雨「いや…仕事がまだ残ってるので…伏龍さんも…仕事がたくさん溜まってるんじゃ…?」

伏龍「俺はパス。仕事なんて面倒だし、俺は動いてる方が楽しいからな。」

そう言って伏龍は何処かに走り去った。

甘雨「………はあ…」

甘雨は溜め息を吐き、仕事に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「鳥肉と野生キノコの串焼き…これに限るなー…」

 

鳥肉と野生キノコの串焼きをひたすら貪る玄鳥。

久しぶりの飯にありつける獣のように串焼きを食べ続けた。

 

玄鳥「うめぇ…」

玄鳥(そろそろ働いてモラ稼がないとな…)

内心そう思いながら串焼きを食べ終わる玄鳥。

 

玄鳥「さて…これからどうしよ…」

現在148モラある。これでは串焼きを二度も買う事は出来ない。

 

玄鳥(はぁ……やっぱり働かないとな……)

玄鳥「とりあえず明日求人誌見て考えよ!」

玄鳥は碧水の原に走り出して行った。

 

とりあえず散歩してリラックスしようと考えている。

 

しかし、玄鳥は知らない。

 

この後、ある物を拾い、運命が動き出す事に…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玲瓏「はあ…はあ…ここまで逃げれば…刻晴の奴も追ってこないだろ…」

息切れ寸前の玲瓏。

ひたすら刻晴に追いかけ回されたのでいつの間にか璃月港から出てってしまっていた。

 

玲瓏「追っては来なさそうだな…ふぅ…助かった…」

 

木のそばに座ってため息を吐いた。

 

玲瓏「たくっ…俺の方が一歳歳上なのに…お構いなしだな…アイツ…」

玲瓏「……久々に出逢えたってのに…性格全く変わってねぇじゃん!」

 

玲瓏はそんな事を愚痴りながら、森の中に消えてしまった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伏龍「甘雨のやつ…無理してないかなぁ…」

伏龍「無理し過ぎて倒れてないか不安だな…」

一人森の中で、大きな木にもたれかかり、ため息をつく。

伏龍「甘雨……、いつも笑顔でいるからなぁ……」

伏龍「無理して倒れていないと良いけど……」

彼女がいない寂しさと心配で心がいっぱいになる。

早く会いたいという想いが強くなるばかり。

伏龍「……だめだな、ずっと同じことばかり考えちまう…」

伏龍「……気分転換に…散歩でもするか…」

 

森の中は静かで、穏やかな風が木々を揺らしている。

森は奥深くまで続いており、終わりが見えないほど広い。

 

伏龍「落ち着くなー…、こうしていると気持ちが和らぐ……」

 

 

 

 

 

 

 

数分後……

 

 

 

伏龍「………」

 

玲瓏「………」

 

玄鳥「………」

 

 

世界は動き出す。

運命の歯車は動き出そうとしていた………

 

 

 




胡桃ルート、甘雨ルート、刻晴ルートの三つを考えているので、どれから先にやったらいいかアンケートで教えてくだせぇ


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第0.1話 「榊原十夜の船出」

外伝的な何か。本筋には関係無い。今回は稲妻編。


ここは稲妻。永遠を追求する国。

蛍や玄鳥達が稲妻に来る、今より2年前。

 

榊原十夜「ふん!」

家臣「ぐおっ!」

榊原十夜「…ふう。」

榊原家は神里家よりもマイナーなのだが、れっきとした名家である。そんな榊原家の次期当主、榊原十夜は現在、 家臣1「うぐぅ……」

家臣2「がはっ」

兵達「ひいい!」

兵長「む、無理です!勝てません!」

榊原十夜「そうか。じゃあ訓練は今日で終わりだ。みんなゆっくり休んでくれ。」兵達「ありがとうございます!」

榊原十夜「ああ。」

兵を鍛えていた。

そして訓練が終わり、朝が終わりを告げる頃だ。

 

榊原十夜「……」

十夜は一人、自室で読書に励んでいた。

……どうやら官能小説らしい…。

 

榊原十夜「ほーう…」

兵長「十夜様。」

榊原十夜「……ん?」

兵長「客人が参りましたよ。」

榊原十夜「誰だ。」

兵長「宵宮殿です。」

榊原十夜「宵宮か。分かったすぐ準備する。」

宵宮は十夜の昔からの幼馴染であり、有名な花火職人でもある。そして、衣装が破廉恥。

十夜は着替えて宵宮が来るのを待つことにした。

数分後、宵宮が十夜の自室に入ってきた。

榊原十夜「来たか、宵宮。」

宵宮「久しぶり十夜!元気しとったか?」

榊原十夜「元気だよ。お前も相変わらず元気だな。」

宵宮「それがうちの取り柄やからな!それに、十夜の顔も見ときたかったしな。」

榊原十夜「そうか。」

宵宮「……そういえば最近、花見坂に来てくれへんかったけど、何かあったんか?」

榊原十夜「まあ、俺も忙しかったからな。妹が風邪引いて、書類仕事が終わらなかったんだよ。」

宵宮「ふーん、そうなんか。」

榊原十夜「まあ、本音を言うなら動きたくなかったからな。」

宵宮「はは、相変わらずやな!」

十夜と宵宮は小さい頃からの幼馴染だ。その為、お互いの事をよく知っている。

そんな時、ふと、兵長がこんな事を言った。

兵長「そういえば十夜様。」

榊原十夜「ん?」

兵長「少し前に、この屋敷に盗人が入り込んだそうです。」

榊原十夜「なに?またか?」

宵宮「なんやなんや?十夜の屋敷に盗人が入ったんか?」

兵長「はい、しかも、逃げ足が早くて拘束できませんでした……」

宵宮「へぇ〜、逃げ足が速いのは興味あるな。」

榊原十夜「そんな呑気な事言ってる場合か?」

兵長「しかも、盗人は継承の儀で使う玉鋼を盗み、行方を眩ましたとか。」

宵宮「はー、そんな物騒な物盗むなんて命知らずやな。」

榊原十夜「全くだ。何処に逃げた?」

兵長「現在、黒子達が追っています。」

宵宮「黒子ちゃん優秀やなぁ。」

榊原十夜「…我が榊原家に盗みを働こうなんざ、とんだ命知らずだな。」

宵宮「せやな。」

そして十夜は、黒子が盗人を追って行ったと言う門を見た。

榊原十夜「ここか。」

宵宮「何処から探すん?」

榊原十夜「おい待てなんで着いてきてる。」

宵宮「いやー、十夜が盗人探すとこ見てみたいなーって。」

榊原十夜「まあ、良いけど……」

宵宮「それに、十夜はまだ神の目持ってないやろ?」

榊原十夜「……」

宵宮「なんで黙るん!?」

そして十夜は宵宮を連れて、捜索を始めた。

兵長「……おや?」

榊原十夜「どうした。」

兵長「いえ、あそこに誰か…」

そして三人は門へ……。

 

兵長「宵宮様、十夜様」

榊原十夜「なんだ?」

兵長「誰かいます……」

宵宮「あれって、黒子ちゃんやない?なんでここに?」

その者は、黒子の格好をしていたが明らかに別人だった。そしてよく見ると腰に刀を持っている。

榊原十夜「……怪しいな。黒子は刀を持てない筈だ。」

しかし盗人はその事に気がつかないのか、その場を去ろうとする。

宵宮「逃さへんで!」

宵宮が弓を構えて、地面に矢を放つ。

 

ヒュン!

盗人「!?」

宵宮「当たると思ったん?甘いで!」

そして宵宮が素早く弦を引き、矢を放つ。

ヒュン!

 

しかし盗人はその矢を華麗に避ける。だが……。

 

ザクッ!

榊原十夜「そこか!」

いつの間にか十夜は刀を抜き、屋根を登っていた。そしてその刃先が当たったのか、盗人はその場に倒れ伏した。宵宮「…こ、殺したんか?」

榊原十夜「安心しろ、峰打ちだ。」

宵宮「ふぅー……一安心やな。」

榊原十夜「……で、これ誰?」

宵宮「さあ?」

そして十夜は盗人を拘束して、兵長に引き渡した。兵は盗人を抱えて屋敷の中に入って行った。するとすぐに兵長が戻ってきた。

 

兵長「お疲れ様です!十夜様!」

宵宮「で、どうだったん?」

兵長「やはり黒子が追っていた盗人のようです。」

榊原十夜「そうか。なら、独房にぶち込め。」

兵長「ハッ!」

 

兵長はその盗人を独房にぶち込んだ。そして三人は自室に戻って、ひと息つくことにした。

宵宮「疲れたなぁ……」

榊原十夜「全くだ。」

宵宮「十夜の部屋っていつも賑やかやな!」

榊原十夜「そうか?」

宵宮「せやで!特にあの本……なんやろ?官能小説かなんかかな?あの挿絵がおもろいわ!」

榊原十夜「……今すぐ消せ。」

 

………

 

深夜〜

 

榊原十夜「はあ…」

退屈だ。今日は兵達の訓練も休みにしたし、宵宮も帰った。やる事が無さすぎる。

毎日、兵の特訓をして、書類を整理する毎日。正直退屈だ。

目狩り令や鎖国令もある今。これ以外にやる事が無いのは悲しい。

榊原十夜「海…出てみたいな…」

??「では、一緒に来るでござるか?」

榊原十夜「誰だ?」

楓原万葉「拙者は楓原万葉と申す。」

榊原十夜「そうか……」

突然現れたこの少年は、自らを楓原万葉と名乗った。俺は少年の姿を見た瞬間、強烈な既視感に襲われた。

榊原十夜「お前、流浪人か。」

楓原万葉「ご名答でござる。」

榊原十夜「何の用だ?」

楓原万葉「いや、現在拙者が居る南十字船隊には人手が足りないのでござるよ。」

榊原十夜「……それで?」

楓原万葉「拙者達と共に…あの大海原へ!」

榊原十夜「よし、いいだろう。」

 

そして十夜は準備を始めた。

楓原万葉「では、明日に出港するでござるよ!」

そして翌日。楓原万葉と十夜は南十字船隊に乗り込んで、出航したのだった……。

 

 

 

…………

 

 

 

第0.1話『榊原十夜の船出』




キャラの前日譚好き。


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第0.2話 「伏龍の旅立ち」

伏龍って古龍と人間のハーフなんすねぇ。

………ん?それって仙人ではないのでは?

今回は短めです。


俺は赤ん坊。名前はまだない。

俺は風翔龍の親父と人間のお袋から生まれた。

つまりハーフってワケさ。

 

親父は古龍と呼ばれる、龍の中でも最上位に君臨する。

しかも、親父は嵐と共に現れるから、人間には天候を操る古龍とかなんとか言われてるらしい。かっけー。

 

そんな親父と営んだお袋。お袋はライダーと呼ばれ、人間の中でもモンスターと絆を結ぶ珍しい人間の一人だ。

親父とは長い付き合いらしい。熱いねぇ。古龍の伴侶。そしてハーフの俺を生んでしまったことで、お袋は村から追い出された。

まー、ハーフだからな。俺を生んだことが原因で迫害を受けてもおかしくないだろう。でもお袋は村に戻るつもりがないらしい。

お袋がなんでこんな辺鄙なところに住んでるのかっていうと、色々あったそうだ。

んで、そんなワケで村の奴らも足を運ぶこともないこの孤島に、俺たちは住んでいる。

お袋はこの孤島を気に入ってるし、俺もこの島が好きだ。

でも、俺は冒険に出たい。

親父から風の力を受け継ぎ、お袋の遺伝子を色濃く受け継いだ為に身体能力も高い。普通に、冒険に出たいと思う。

 

と言う事で、俺は相談することにした。

 

伏龍「そう言うことなんだ。俺も冒険したい!」

母親「でも…子供のあなたを一人で連れて行くのは…」

父親『……いいだろう。』

母親「あなた?」

父親『伏龍、お前も子供だが、俺の力を十分引き継いでいる。』

伏龍「マジで!?」

父親『しかし、決めたからには、ここには戻ってくるな。すぐにでも戻ったら、お前を喰い殺すからな。』

伏龍「へっ、相変わらず親父は恐ろしいねぇ…分かった!」

母親「あなた……」

父親『なに、あいつは強い。この俺を凌ぐ程にな……それはお前も知っているだろう?』

母親「……ええ。」

父親『ならば、問題あるまい。我々の子供だからな。』

母親「そうね……でも、あまり無理はしないでね?」

伏龍「おいおい、そんなフラグ立てんなよ!じゃあ俺行ってくる!」

母親は心配そうな顔で俺の頭を撫でた。ちょっと気持ちいい。

そして俺は孤島を飛び出した。

 

自力で筏を作り、武器を作って海に乗り出した。

父親に力の使い方を教わっていたから、簡単に出来た。

そして俺は大海原へと漕ぎ出した……

 

時は流れ……

伏龍「着いたー!」

俺はついに未知の大地に辿り着いた。

そこは赤い装飾が施された街だ。周りの人もチャイナ服みたいな格好をしている。

俺は街に繰り出した。

ここは璃月港という、テイワットにある街の一つだと聞いた。

ここで俺の新たな伝説が始まると思うとワクワクする。

 

 

伏龍「よっしゃ!早速冒険者協会に行くぜー!」

 

 

後に、仙人となる男。伏龍。

 

彼がテイワットに来たのは夢への憧れだった…

 

 

 

………

 

 

第0.2話『伏龍の旅立ち』




クシャルダオラ(父親)
CV:堀内賢雄

ライダー(母親)
CV:新井里美


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第一章 胡桃編
第1話 「零れ火は風に舞う」


名前:玄鳥
レアリティ:☆☆☆☆☆
国/所属:璃月/往生堂
種族:人間
使用武器:片手剣
モチーフ武器:妖刀オニビカリ
神の目:炎
誕生日:7月15日
命ノ星座:喰皇座
イメージCV:福山潤

璃月に住む青年。毎日が金欠、毎日が冒険。


玄鳥「?なんだこれ?」

 

玄鳥は紅い色をした宝石を拾った。

不思議な感覚で目を見惚れてしまう。

 

玄鳥「付けてみるか…!」

 

玄鳥は左腰のベルトにつけた。

すると、宝石はガッチリと装備された。

 

玄鳥「!!??!?」

玄鳥「な、なんだこれ…」

 

宝石は元からついていたかのようにしっかりと固定されていた。

 

玄鳥「な、なんかやばい事しちまったかも……」

玄鳥「ひ、ひとまず…往生堂に行くか…」

 

玄鳥は往生堂に戻る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道を歩いて数分後、往生堂にたどり着くと、胡桃の他にも二人がいた。

 

??「おや?玄鳥じゃ無いか。」

青髪の青年と水色の髪の青年。

玄鳥「うす、行秋(ゆくあき)重雲(ちょううん)。」

 

胡桃と同様に、古くからの友人である行秋と重雲に出会った。

玄鳥「どうしたんだよ。こんな事で。詩の審査員ならやらないぞ?」

行秋「いや、それなら重雲にさせるよ。君なら紙ごと食べかねないからね。」

重雲「懐かしいなぁ、昔、玄鳥に詩の審査員をさせて、紙を食べた時の日…」

玄鳥「お腹が空いてたんだよ!」

行秋「それだけじゃ紙を食べる理由にならないぞ。」

玄鳥「………で、なんで往生堂に?」

行秋「これから万民堂に行こうと思って誘ったんだ。」

胡桃「私は行くよ!玄鳥は?」

 

玄鳥は考える。

 

玄鳥「うーん…奢ってくれたら行くかな…」

 

重雲「なら、僕が奢ろう。」

玄鳥「助かる重雲!」

 

そうして玄鳥達は万民堂に向かい、そこで食事をしながら雑談をした。

 

 

 

 

玄鳥「美味かった…」

胡桃「やっぱり、香菱の料理は絶品だねー…」

 

たらふく飯にありつけた玄鳥。

しかし………

 

玄鳥「ッ!?」

 

急に頭が痛くなってきた。

頭の中に響いてくる。

 

『……来い……来い……』

 

玄鳥(なん…だ……?)

 

『……こちらに来い……』

 

玄鳥「お前は誰だ!なぜ俺の頭の中に話しかけてくるんだ!」

胡桃「え?どうしたの?」

玄鳥「胡桃、この声聞こえていないのか?」

胡桃「声なんて聞こえないけど……」

玄鳥(そうか……俺だけに聞こえるのか……)

玄鳥(なぜだ。何が起きているんだ……!)

突然、強烈な眠気が襲ってきた。

思わず意識が遠のいていきそうだ。

 

玄鳥「うぐっ……!」

 

玄鳥は頭を抱え、うずくまった。

胡桃「ちょっと!どうしたの!?」

胡桃が駆け寄り、玄鳥を支える。

 

『鍵を持ちし者よ。今こそ目覚める時だ。』

 

玄鳥(鍵?)

 

『扉の鍵を解き放ち、私のもとへ来い。』

 

玄鳥(鍵……)

胡桃「玄鳥!しっかりして!」

玄鳥「っ!」

玄鳥の意識が覚醒した。

頭に響く声は消えていた。

胡桃「大丈夫?」

玄鳥「ああ……」

胡桃「急に倒れたから心配したよ……」

玄鳥「……すまない」

玄鳥(あの声はいったい……)

胡桃「顔色悪いよ?うちで休む?」

玄鳥「ああ…そうする。」

玄鳥はふらつきながらも、立ち上がり往生堂に向かった。

 

 

 

 

 

 

玄鳥「………」

胡桃「起きた?」

玄鳥「ここは…」

胡桃「往生堂の空き部屋だよ。」

玄鳥「往生堂……」

胡桃「熱は下がったみたいだね。」

玄鳥「ここは往生堂の空き部屋か。俺、どんくらい寝てた?」

胡桃「2時間ぐらいかな?」

玄鳥「2時間も寝てたのか。胡桃はその間ずっとここにいてくれたのか?」

胡桃「そうだよ。」

玄鳥「そっか、ありがと。」

胡桃「気にしないでいいよ。私は当然のことをしただけだからね。それより、身体の方はどう?苦しくない?」

玄鳥「もう大丈夫だ。かなり楽になった。」

胡桃「良かった〜……」

玄鳥「とりあえず、俺外の空気吸ってくるわ。」

胡桃「うん。行ってらっしゃい。」

玄鳥「じゃ、行ってくる。」

 

そして往生堂から出て行った。

 

 

 

 

玄鳥「……」

外は明るく、そしてまぶしい。

 

玄鳥「イライラするな…」

 

玄鳥は璃月港から出て、望舒旅館の道まで歩いた。

 

 

その後ろにこっそりと胡桃達がついて行っていた。

胡桃「ほんとに大丈夫かな…」

行秋「何故…僕達もついて来させられてるんだ?」

重雲「友達だから…?」

 

玄鳥「この石を拾ってから…何かが変だな…」

玄鳥は頭を抱えながら歩き続ける。

 

すると、覆面を被った男達が出てきた。

斥候「おい!テメェ!ここで何してんだ!」

玄鳥「?」

雑夫「ここは俺達の根城だ!早く消えちまえ!」

 

胡桃「あれって…」

行秋「宝盗団だね…」

 

玄鳥「邪魔すんなよ…俺は今…無性にイライラしてんだよ…!」

雑夫「なんだとぉ!?テメェら!こいつ殺せ!!」

 

すると宝盗団達が集まってきた。

 

玄鳥「チッ…」

玄鳥「邪魔すんなぁ!!」

 

玄鳥は腕を振るう、すると、辺りが熱波の衝撃波で吹き飛ばした。

雑夫「な、なんだ!?」

盗掘者「ガキの最後の抵抗だ!やれ!」

すると、拳術家達が玄鳥を囲んで攻撃してきた。

 

胡桃「危ない!」

護摩の杖を持ち、胡桃が飛び出した。

重雲「ちょ…胡桃!」

行秋「あの小娘…玄鳥の事となったらすぐ飛び出すんだな…」

 

胡桃「はあ!」

拳術家「何!?」

玄鳥「胡桃!」

雑夫「な、何!?」

 

玄鳥「助けに来てくれたのか?」

胡桃「当然だよ!」

 

重雲「全く、すぐ飛び出すんだから!」

行秋「ともかく、迎撃するぞ!」

 

そして三人は宝盗団を蹴散らしていった。

 

玄鳥「す、すげぇ…」

玄鳥は三人の戦いを見惚れていた。

玄鳥(俺にもこんな力があったら…)

 

玄鳥は自分の拳を握った。

 

弓使い「くそっ…こんな餓鬼どもにやられるなんて…」

弓使いは最後の気力を振り絞って弓を引く。

 

その標的は……胡桃だ。

 

弓使い「死ねぇ!」

重雲「!」

行秋「危ない!」

 

胡桃「!」

胡桃が気づいた時には遅く、矢は胡桃の心臓目掛けて飛んでいった。

 

 

 

 

玄鳥「危ねぇ!」

 

玄鳥は胡桃を突き飛ばして、身代わりになった。

 

その矢は、玄鳥の心臓に突き刺さった。

 

玄鳥「……!」

三人「!!」

 

弓使い「チッ…!癪な事を…!」

 

玄鳥「ぐっ…がっ…」

 

胡桃「玄鳥!」

胡桃は急いで玄鳥に近づいた。

胡桃「どうしようどうしようどうしよう…!」

 

すると玄鳥に刺さった矢から炎が溢れ出した。

 

胡桃「何…これ?」

胡桃は玄鳥に刺さった矢を抜いた。

 

玄鳥「くっ…」

 

胡桃「我慢して…玄鳥!」

腕が高熱で焦げそうになりながらも胡桃は矢を抜き去った。

 

 

 

 

すると、‘‘実体のない剣‘‘が玄鳥の中から出てきた。

 

胡桃「これ…は!?」

重雲「なんだあれ!?」

 

玄鳥「なんだ…今の…」

自然と苦しさが無くなった玄鳥。

 

胡桃「玄鳥…目が覚めたんだね!」

玄鳥「胡桃。それを貸してくれ。」

玄鳥は胡桃が持っていた‘‘剣‘‘を持つ。

 

 

玄鳥「……うおおおおおおおおお!!!!」

 

全てを燃やすような炎が辺りを包み、宝盗団達を包んでいった。

 

 

 

 

拳術家「うわああああ!!」

斥候「熱い熱い熱いいぃぃぃぃ!!!!」

雑夫「やめてくれぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 

皮膚は焼き焦げ、骨は消え去り、そして最後には全てが消え去って行った。

 

 

玄鳥「はあ…はあ…」

 

玄鳥が持っていた剣は花火が消えてしまうかのように消えてしまった。

 

玄鳥「うっ…」

 

体力を使い果たしたのか、玄鳥は気絶してしまった。

 

胡桃「玄鳥…ッ!熱ッ!」

自身の腕に痛みを感じた胡桃。

 

行秋「胡桃堂主!」

重雲「大丈夫!?」

 

重雲は胡桃の腕を急いで水で冷やした。

 

胡桃「あ、ありがとう…」

 

重雲「それより玄鳥だ。急いで望舒旅館に連れて行こう!」

行秋「そうだね、医者に見せよう!」

 

行秋は玄鳥を背負って、望舒旅館に走って行った。

そして残った二人も行秋に着いて行った。

 

胡桃(玄鳥…本当に大丈夫かな…)

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥は炎元素の力を得た。

 

しかし、それは扉を開く鍵でもあり、物語の序章に過ぎないのだ。

 

 

第一話『零れ火は風に舞う』

 

これにて、一件落着。





おまけスキット1
『炎の剣』

行秋「なんだったんだ…玄鳥のあれは…」

重雲「実体は無かったし…でも剣のように見えた。」

胡桃「………」

行秋「胡桃堂主?どうしたんだい?」

胡桃「なんて言うのかな…あの剣…とっても熱かった。」

胡桃「溶岩でグツグツと煮込まれるぐらい…あの剣は熱かった。」

行秋「一体…あの剣はなんなんだろうね…」

重雲「とりあえず…今は玄鳥を医者に見せよう。」

胡桃「………そうだね。」


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第2話 「往生堂の堂主」

玄鳥:ひとことメモ1

玄鳥は香菱程では無いが料理が上手い。


某公子『彼が作る料理は本当に絶品だよ。本当だよ?彼一人で店を開けるぐらいには、ね。』

某非常食『玄鳥の料理はとっても美味しいぞ!頼んだらなんでも作ってくれるんだぞ!玄鳥、作れない料理無いんじゃないのか?』

某帝君『彼の料理は美味いだな。味付けも悪くない。作れる料理のバリエーションも多い。しかも、好き嫌いも無いから、環境にも優しいんだ。』



玄鳥「………」

 

真夜中、玄鳥は目を覚ました。

 

玄鳥「寝てたのか…俺…」

玄鳥「何があったんだっけ…」

 

玄鳥は頭を捻らせて考える。

 

玄鳥「あ、そうだ。確か宝盗団に襲われて…」

 

玄鳥「矢が刺さったと思ったら、剣が出てきて、なんとか奴らを追っ払ったんだっけ…」

 

玄鳥「ここは…望舒旅館か?」

?「目を覚ましたか」

玄鳥「誰だ?」

玄鳥が声のする方向を見ると、そこには白い髪を持った美丈夫が立っていた。

?「お前に名乗る名などありはしない。」

?「私は、ただお前を導く者だ」

玄鳥「導く……?何言ってんだお前。」

?「私はただお前に道を示すのみ」

玄鳥「意味わかんねぇ……」

玄鳥はため息をつく。

?「いいか、お前の道は、前も後ろも上も下もない」

玄鳥「意味がわからん。」

?「お前は、私の指し示す方に行くのだ」

玄鳥「…なんでお前なんかに俺の道を決められなきゃなんねぇんだ。」

?「………」

美丈夫はおいてあった剣を取った。

 

玄鳥「?それは?」

?「私の剣だ。」

そして美丈夫は何処かに去って行った。

玄鳥「なんだよあいつ…」

そして玄鳥は再び眠りについた。

 

 

 

〜翌朝

玄鳥「ん…」

胡桃「!!玄鳥!」

玄鳥「胡桃…」

すると胡桃は玄鳥に抱きついてきた。

胡桃「もう、心配したんだから!あんなところで倒れて!」

玄鳥「すまん。」

鍾離「胡堂主、いきなり抱きついては、彼が苦しいのでは無いか?」

胡桃「え?あ、ごめん!」

玄鳥「大丈夫だ。それより…彼は…」

胡桃「鍾離先生だよ。私の知り合い。」

鍾離「君は…昨日ぶつかったな。」

玄鳥「あ、あぁ。」

胡桃「そういえば、玄鳥が倒れてる時ね?上の方から男の子の声が聞こえたんだけど……」

玄鳥「え?」

胡桃「『彼は……私の示す方に行くのだ』って聞こえたんだよね……」

玄鳥「……もしかして…深夜に出会った奴かな…?」

胡桃「?」

玄鳥「こっちの話。」

胡桃「そういえば…体の調子はどう?」

玄鳥「なんか…すげぇ快適だ。前は苦しかったのに。」

 

すると玄鳥はベッドから出て、バク転を三回した。

胡桃「!!玄鳥!大丈夫!?」

玄鳥「あぁ、なんともねぇ。むしろ調子が良すぎるくらいだ。」

胡桃「ほ、本当に大丈夫?」

玄鳥「あ、あぁ……」

玄鳥「とりあえず…璃月港に戻ろう。今後の事も考えたいし…」

胡桃「そ、そうだね…」

こうして、玄鳥は胡桃達と共に璃月港へ戻った。

 

玄鳥「なあ胡桃。」

胡桃「何?」

玄鳥「俺、家ないけどどうすりゃいいかな?」

胡桃「え?そうだなー…」

鍾離「住まわせてはどうだろうか?」

 

二人「「え?」」

胡桃「いいの?鍾離先生。」

鍾離「あぁ。玄鳥殿も、野宿では体が持たないだろうからな。」

玄鳥「やったー!寝床ゲットォーッ!!」

胡桃「そういえば、玄鳥ってどうやって暮らしてたの?」

玄鳥「野宿したり、穴掘って寝たり、木の上で寝てたな。」

胡桃「……それって野宿より危険じゃない?」

玄鳥「そうでもないさ。最近はもう、慣れちまったからな。」

胡桃「……気をつけてね。」

玄鳥「おう。」

 

こうして、玄鳥は胡桃に誘われ、彼女の家に居候することになった。

 

胡桃「ふぅ。さてと……」

 

胡桃がそう言うと、玄鳥は胡桃のお腹に顔を当て匂いを嗅ぎ始めた。

 

玄鳥「……ん?」

胡桃「ど、どうしたの?そんなコソコソ見て……って!?何してるの!?」

玄鳥「なんか……お前腹減ってるよな?」

胡桃「え?」

胡桃はお腹を見ると、少しお腹が減っていることに気づいた。

胡桃「あ、あれ?どうして分かったの?」

 

 

玄鳥「聞けば分かる。なんか作るか?」

胡桃「え、うん。お願いしてもいい?」

玄鳥はキッチンに向かい、料理を作り始めた。胡桃は何か手伝おうとするが、玄鳥に止められる。

胡桃「手伝うよ。」

玄鳥「いいって、座って待ってろよ。」

胡桃「……はーい。」

しばらくすると、玄鳥が料理を運んできた。ラザニアとフィッシュアンドチップスだ。胡桃「美味しそう……いただきます!」

玄鳥「おう。」

胡桃はフォークを持ち、ラザニアを食べる。

胡桃「……美味しい!」

玄鳥「そうか。そりゃよかったぜ。」

胡桃「……でも、なんで急に料理?」

玄鳥「あ?そりゃあ……腹が減ってそうだったからな。」

胡桃「そ、そう?」

玄鳥「あぁ。そういう時は美味いもんを食わせてやるのが一番だからな。」

胡桃「ふーん……玄鳥って料理上手いね。」

玄鳥「はっ…香菱には負けるよ。」

胡桃「でも、美味しいよ?」

玄鳥「そうか……ありがとな。」

胡桃が食べるのを見ていると、突然お腹がぐぅーっと鳴った。その音は玄鳥のお腹から聞こえてきた。

胡桃「……お腹空いてるの?」

玄鳥「うっせ……言うな。」

胡桃「ふふ……知ってる。玄鳥は昔から大食いだもんね。」

 

すると胡桃はフィッシュアンドチップスを玄鳥に向けた。

胡桃「ほら、あーん。」

玄鳥「はっ?い、いや……自分で食えるから……」

胡桃「遠慮しないで。」

玄鳥「……わ、分かったよ。あ、あーん……」

胡桃から差し出されたフィッシュアンドチップスを食べると、玄鳥は美味しそうに食べた。

胡桃「……美味しい?」

玄鳥「おう……美味いな……」

胡桃「……かわいいねぇ!」

玄鳥「かわっ!?なんでだよ!?」

胡桃「ふふ……さぁ?どうしてかな〜?」

 

結局、二人の雑談は夜まで賑わった。

 

 

 

 

 

 

体調も回復し、新たな住居も手に入れた玄鳥。

 

翌日、彼が旅人達と邂逅するのは…そう遠くは無い…

 

 

第二話『往生堂の堂主』

 

これにて、一件落着。




おまけスキット2
『鍾離先生って何歳?』

胡桃「ねぇ玄鳥。往生堂で居座るなら、往生堂の仕事は手伝って貰うからね。」

玄鳥「はいはい。分かってるよ。」

胡桃「鍾離先生の肩も揉むんだよ?」

玄鳥「あのおっさん。そんなに歳取って無いだろ。」

胡桃「おっさん呼びは酷いと思うけど…」

玄鳥「でもおっさんじゃね?」

胡桃「うーん…どうなんだろう…」

玄鳥「なら直接聞いてくるか!」

胡桃「あっ、玄鳥……行っちゃった…」

胡桃「……実際、鍾離先生って何歳なんだろう?」


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第3話 「脱獄」

旅人の性別ってどっちがいい?
アンケで教えて。


玄鳥「ふぁ〜……」

 

往生堂で居候してから翌日、玄鳥は久しぶりにぐっすりと眠れた。

玄鳥(いつぶりだろうな…こんなに気持ちよく寝られたの…)

そう考えながら玄鳥は二階から食卓がある一階へと下りてきた。

玄鳥「おはよう、胡桃。」

胡桃「おはよう、玄鳥!」

玄鳥が挨拶をすると、朝食を並べてくれていた胡桃が笑顔で挨拶を返してきた。

そして二人は朝食を食べ始める。

胡桃「そういえば玄鳥。昨日はよく眠れた?」

玄鳥「ああ、おかげさまでな。今までで一番安眠できたよ。」

胡桃「良かった〜……」

玄鳥「…なんでだよ?」

胡桃「玄鳥がここで寝泊まりするの初めてでしょ?だからもしかしたら寝心地が悪いかなって心配だったんだよ。」

玄鳥「そんなことか……大丈夫だ、しっかり眠れた。逆に調子が良すぎて困るくらいだ。」

胡桃「よかった〜!それじゃあ今日も?」

玄鳥「ああ、これから厄介になるよ。」

胡桃「うんうん!じゃあ後で、葬儀の準備手伝ってくれないかな?」

玄鳥「ん?なんでだ?」

胡桃「………玄鳥……往生堂が何する場所か知ってるよね…?」

玄鳥「お、おう……」

 

胡桃の気迫に思わずたじろぐ玄鳥。

 

玄鳥(……そうだったな……この娘が葬儀屋の娘だってことすっかり忘れてた……)

胡桃「……玄鳥は私が手伝うって言ったら手伝ってくれる?」

玄鳥「え?いや……もちろん手伝うさ。」

胡桃「……ありがとう!」

玄鳥「お、おう……」

 

さっきまであんなに怒ってたのに急に笑顔になった胡桃。

胡桃「じゃあ、私は先に行ってるから、適当にそこら辺を散歩しててよ。」

玄鳥「分かった。」

胡桃はそう言うと、台所を後にした。

玄鳥(さて、飯も食ったし、散歩がてら外に出るか……)

朝食を食べ終わった玄鳥は、胡桃に言われたように璃月港を散歩し始めた。

 

玄鳥「ん?」

道を歩いていると千岩軍達が何かを話していた。

 

兵士A「チッ…あの餓鬼…また俺達の邪魔しやがって…」

兵士B「あれで刻晴様とご友人とは……刻晴様とは大違いでは無いか……」

兵士B「まあいい。今夜、奴に暗殺部隊をけしかけるからな。」

兵士A「何?そうすれば我々の立場が…」

兵士B「気にするな、ファデュイ共に擦り付ければいい。簡単だろう?」

兵士A「なるほど……ならそうしよう。」

 

玄鳥(刻晴……確か…璃月七星の玉衡だったな…)

その会話に聞き耳を立てながら玄鳥は考える。

玄鳥(刻晴の友人…噂だと、新人の書記だっけか…)

 

兵士A「そういえば、あの餓鬼……今は何をしているんだ?」

兵士B「さあな、ただ。独房に閉じ込められたと聞いたぞ?」

兵士A「じゃあ……もう刻晴様は必要ないんじゃ……」

兵士B「刻晴様のお気に入りなのだぞ。簡単には捨てきれんよ……」

玄鳥(………変な事聞いちまった…ここは急いで立ち去るか…?)

 

玄鳥が立ち去ろうとすると、木を踏んでしまった。

兵士B「誰だ!?」

玄鳥(やっべ。)

すると兵士達がこちらに近寄ってきた。

兵士A「おい、お前……今の話をどこから聞いた……?」

玄鳥「はっはっは、あいにく、耳がいいんでね。」

 

兵士B「なるほど……なら、生かしておくわけにはいかないな。」

兵士達が武器を構える。

玄鳥「おいおい。最近の千岩軍は、血の気が濃いんだな。」

兵士A「貴様……」

兵士B「待て、今ここで我々がこいつを殺せば…我々の計画が…」

兵士A「そうだったな…」

 

兵士B「喜べ、貴様は死なず、独房で反省の刑だ。」

兵士A「抵抗は……するなよ?」

玄鳥「………参ったな…」

玄鳥は武器を捨てて、投降した。

 

 

 

数分後、玄鳥は独房にぶち込まれていた。

 

 

玄鳥「はあ…」

??『ん?お隣誰か居る?』

玄鳥「?」

 

どうやら壁の向こうに誰か居るようだ。

??『あー……なんだ?お前捕まったの?』

玄鳥「別に?」

??『……なるほど…理不尽にぶち込まれた訳ね…』

玄鳥「まあそうだな。」

??『……抜け出す方法、知りたく無いか?』

玄鳥「はあ?」

??『いや、俺こっから何回も脱獄した事あるからな。』

玄鳥「マジか……」

??『それで…どうやって抜け出すかは…』

 

すると、数人が隣の鍵を開けた。

刻晴「…出なさい。」

??『……良い所だったんだけどなぁ…』

玄鳥(玉衡の刻晴が…なんで?)

 

そして隣の男と兵士が数人、そして刻晴が玄鳥を通り過ぎた。

??「おっと…」

隣の男がわざとらしくしゃがんだ。

玄鳥(璃月七星直々なんて…お前何者だよ。)

??「女神像の下…」

男はボソッと呟いた。

すると、刻晴が一瞬止まった。

刻晴「どうしたの?」

??「悪い悪い……すぐ行くよ。」

そして男共は去っていった。

 

去ったのを確認した後、玄鳥は手に握られていた鍵を持つ。

玄鳥「そりゃ何回も抜け出してるとは言ってたけどな…」

独房の鍵を使い、玄鳥は牢屋を出た。

 

玄鳥「まじで開くんだな…」

玄鳥は辺りを確認するが…兵士はやってこない。

玄鳥「ザル警備かよ…」

玄鳥は荷物を持って、女神像のある場所を探しに行った。

 

 

 

 

刻晴「ねえ?本当にそうなの??」

??「そうだよ。別に悪い事してねぇよ。」

刻晴「なら良いけど…」

 

玄鳥(危ねぇ…見つかりそうだった。)

玄鳥「女神像ってこれか?」

 

玄鳥は女神像を確認していると、床の取っ手を確認した。

玄鳥「まじであるんだな。あいつの言う事本当だったのかよ…」

玄鳥が取っ手を掴み、持ち上げた。

すると……地下に通じる梯子を見つけた。

 

玄鳥「ここか?」

玄鳥は狭い道を進みながら、外を目指した。

しばらく進んでいくと、光が見えた。

玄鳥「やっと出れたぜ……」

そして、外に出て見ると……そこは倚岩殿だった。

玄鳥「もう朝かよ…参ったな。胡桃の約束破っちまった。」

玄鳥「緊急だったしな。仕方ねぇか。」

 

倚岩殿の周りには、人が集まっていた。

玄鳥「そういえば今日は…年に一度の『七星迎仙儀式』の日だったな。」

玄鳥「一般人に紛れて隠れてやり過ごすとするか…」

玄鳥は、七星迎仙儀式を見に行く事にした。

そして……

玄鳥「?」

すると、他の人とは違う格好をした人間がいた。

何か…浮いている小人(?)みたいなのもいた。

玄鳥(あいつ……なんか他の雰囲気とは違うな……)

玄鳥(とりあえず…今は迎仙儀式見ておくか…)

 

 

千岩軍に捕まり、謎の男の支援で脱獄に成功した玄鳥。

 

そして、新たな出会いもあるという事を彼はまだ知らない。

 

第三話『脱獄』

 

これにて、一件落着。




おまけスキット3
『独房の料理』

玄鳥「たくっ、牢屋ってのは何処もかしこも、臭いもんなんだな。」

玄鳥「飯はまずいし、ベッドは脆いし、衛生管理は出来てないし…最悪だぜ。」

玄鳥「ま…野宿とかよりは数百倍マシだろうけどさ……」


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第4話 「旅人との遭遇」

産まれてしまう…
承認欲求モンスター……ッッッ!!

イイネクレー イイネクレー

………次別章の主人公達と絡ませたいからアンケ(ry

追記:修正


????「ここで七星迎仙儀式がおこなわれるんだぞ!」

?「凄い人集りだな…」

 

金髪の髪に白い服装を着ている何処か不思議な少女と、ふわふわと浮かんでいる謎の生き物が、七星迎仙儀式を見に来ていた。

 

何故会うかって?

連れ去られた兄を探す為の手がかりを得る為だからだ。

 

そして現在、七星迎仙儀式が行われようとしている今、璃月に着いたのである。

 

彼女達の名は、『蛍』と『パイモン』共にテイワットを旅する仲間達である。

 

 

 

そして、もう一人、ここに青年がいた。

 

茶髪で右の前髪が少し長く、某楓原の服装のアレンジをして、左腰に宝石を携えている。

 

彼は『玄鳥』。現在脱獄犯扱いである。

 

 

パイモン「もう少し、近くで見てみようぜ!」

蛍「だね。」

 

蛍達は人を押し除けて、玄鳥の近くに来た。

 

玄鳥「ん?あんたも七星迎仙儀式を見に来たの?」

蛍「?そうだけど…あなたは?」

玄鳥「俺?……脱獄犯扱いだからな。紛れて隠れてんだ。」

パイモン「だ、脱獄犯!?」

玄鳥「悪い事はしてないけどな。っと…ほら始まるぞ。」

 

すると、真ん中に立つ女性が何か儀式を開始した。

 

玄鳥「あれが七星の凝光か…」

玄鳥(刻晴と同じ七星か…見つかったらちょっと面倒だな…)

 

玄鳥が考え事をしていると、中央から物音がした。

すると、帝君がぐったりと倒れていた。

 

蛍「何があったの…?」

 

凝光「帝君が殺害された!この場を封鎖しろ!」

千岩軍がこの場を閉鎖した。

 

パイモン「ててて…帝君が死んだぁ!?」

玄鳥「そうらしいな、千岩軍も聞き込み調査中らしい。」

蛍「え、それって…」

玄鳥「俺たち、疑われてるって事。」

 

すると蛍は逃げる準備をする。

 

玄鳥「お、旅人逃げるのか?」

蛍「このまま相手の信者に囚われるわけにはいかないからね。」

玄鳥「俺も賛成だ。また牢屋にぶち込まれたく無いからな。」

 

そして二人と一匹(?)は千岩軍から逃げることとなった。

 

 

 

 

 

しばらく逃げたのち………

 

玄鳥「慎重にな…」

蛍「分かってる…。」

 

蛍はゆっくり進もうとするが……

 

バキッ

 

そういえ音がして、玄鳥達は気づかれてしまった。

 

兵士A「奴らはあそこだ!捕まえろ!」

 

玄鳥「参ったね…」

三人は急いで逃げ出す。

 

蛍「ここは…戦うしか無い!」

 

斬岩・試作を手に取り、臨戦体制を取る蛍。

玄鳥「こっちの方が性に合ってるよな。」

 

玄鳥も蛍と同じく妖刀オニビカリを手に取る。

 

??「お嬢ちゃん達、動かないで。」

 

謎の声と共に、水の矢が兵士達を襲った。

すると、後ろから謎のイケメンが飛び出してきた。

 

そして、水元素で形成された双剣を持ち、兵士を一掃した。

 

玄鳥「すげぇ…」

??「着いてきて。」

 

男の言う通り、三人は着いていくことにした。

 

 

 

 

 

 

 

数分後……

 

 

 

玄鳥「逃げ切ったみたいだな。」

パイモン「はあ…疲れたぞ…」

蛍「別にパイモンは疲れてないでしょ?」

パイモン「思いやりが足りないぞ!」

玄鳥「で、あんた何者?只者じゃないでしょ?」

 

タルタリヤ「タルタリヤだ。『公子』と呼んでくれても良い。」

パイモン「…オイラ達を助けたからって…見下してないか?」

タルタリヤは静かに高く笑う。

 

タルタリヤ「ハハッ↑、そんなつもりはないさ。名前なんてただの記号だからね……」

タルタリヤ「例えば…君達はモンドで『淑女』に会ったね?」

パイモン「『淑女』…『公子』…お前…ファデュイの執行官か!?」

玄鳥「ファデュイ?何それ?」

 

三人「…………」

パイモン「お、おい…本当に言ってるのか?」

玄鳥「え?」

蛍「ファデュイぐらいなら誰でも知ってるはずだけど…」

玄鳥「悪いな、俺は常識的な知識は何一つ知らないんだ。」

玄鳥「あんたが俺と同じ宝石も持ってる事も気になるしな。」

タルタリヤ「これは『神の目』だ。元素を扱うのに必須の物だよ。君は面白いね。」

 

玄鳥(なんかすげぇ馬鹿にされた気分……)

 

タルタリヤ「……淑女は君達に悪い印象を与えたみたいだね。俺もあいつは嫌いだからね…」

タルタリヤ「今はその事は忘れてくれ、君達を助けにきたんだよ。」

蛍「ほら、行った行った。ファデュイの手助けなんて借りる訳が無いでしよ。」

タルタリヤ「冷たいな…」

 

玄鳥「あの…俺居るか…?」

タルタリヤ「おっと。君はどうする?」

玄鳥「俺は一旦往生堂に戻るかな。」

玄鳥「胡桃絶対怒ってるだろうし…」

 

タルタリヤ「ハハッ、そっか。じゃ、蛍。あとで銀行で会おう。」

タルタリヤは銀行に戻ろうとすると、何かを思い出したかのように、玄鳥に話しかけた。

 

タルタリヤ「玄鳥…だっけ?君にはこれを渡しておくよ。」

玄鳥「なんだこれ…札?」

タルタリヤ「これがあれば仙人は君を攻撃しなくなるだろう。」

タルタリヤ「じゃ、俺は行くよ。執行官は忙しいからね…今日は疲れただろうし…ゆっくり休んでくれ。」

 

そうするとタルタリヤはどっか行った。

 

 

蛍「ふぁ〜…今日は色々あって疲れたな…」

パイモン「そうだな…今日はもう眠いし…どうする?」

玄鳥「じゃあ、うち来ない?」

蛍「え?」

 

玄鳥「俺、往生堂に居候しててな、堂主様に話すりゃ、分かってくれるだろ。」

パイモン「ほ、本当にいいのか?」

玄鳥「困ってんだろ?だったら助けるっしょ。ほらっ!」

 

そうして玄鳥は蛍の腕を掴んで往生堂に向かって行った。

 

 

しかしッッッ!この後、玄鳥、修羅場に会う事知らずッッッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「ほらこっちだ。」

 

蛍「え、え、え」

パイモン「な、なんだ!?凄い殺気だぞ……!?」

 

玄鳥の目の前に凄い殺気があった。

 

玄鳥「胡桃ー!胡桃ー!あれ?留守なのかなぁ?」

玄鳥は頭を掻く。

 

すると………

 

「ねえ、玄鳥…?」

 

突然、玄鳥達の首元に護摩の杖を向けている。

 

玄鳥「ん?胡桃か?」

 

「なんで帰ってこなかったの?」

 

玄鳥がよく見ると胡桃の目には光が無く、黒く濁っていた。

パイモン「あわわわわ……」

 

玄鳥「ちょっと独房にぶち込まれてな…」

 

胡桃「それに、女まで連れ込んじゃって……浮気?ねぇ浮気浮気??」

 

玄鳥「いや、こいつ今日泊まる家が無いとかで…」

胡桃「ふーん…」

 

胡桃は護摩の杖を玄鳥達に向けるのを辞め、目にも光が戻った。

 

胡桃「いいよ。案内したげる。」

胡桃「どこで寝かすの?」

玄鳥「俺の部屋だけど?」

胡桃「は?」

玄鳥「え?」

 

胡桃「…………」

蛍「…………」

パイモン「……………」

 

玄鳥「?」

 

胡桃「なら!私も玄鳥と寝るぅ!!」

 

玄「え?どう言う状況?」

 

 

 

玄鳥と旅人の蛍との遭遇。

 

そして公子タルタリヤ………

 

次の日は一体どうなるのだろうか……

 

 

 

 

第四話『旅人との遭遇』

 

これにて、一件落着。




おまけスキット4
『帝君暗殺の真相』

蛍「帝君が…暗殺されたって…」

パイモン「そうだな…これじゃ旅人の兄さんの手掛かりも得られなさそうだな…」

玄鳥「手掛かり……?兄貴を探してんのか?」

蛍「うん…せっかくだし…言っておこうかな…」

蛍「私、兄の空を探す為にテイワット各地を旅してるんだ。」

玄鳥「ふーん…それで璃月に訪れたって訳か。」

玄鳥「運が悪かったな…俺もお前も……」


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第5話 「邂逅」

うちのオリキャラ、片手剣使いが多過ぎる。


玄鳥「ねみぃ……」

 

玄鳥は腕を回して大きく欠伸をした。

昨日、蛍と胡桃に挟まれて寝ていたので狭くて寝れなかったのだ。

 

玄鳥「しゃあない、タルタル野郎の元に向かうか……」

 

玄鳥は蛍達よりも先にタルタリヤに会うことにした。

タルタル野郎とは、公子のあだ名だ。

 

北国銀行の前まで来ると、タルタリヤが待っていた。

タルタリヤ「やあ、おはよう。玄鳥」

玄鳥「おう。」

タルタリヤ「君一人だけかい?蛍とパイモンは?」

玄鳥「ぐっすり寝てるだろうよ。」

タルタリヤ「ハハッ、そうか。」

タルタリヤ「早速だけど、本題に入ろう。」

玄鳥「岩王帝君暗殺の件だろ?」

タルタリヤ「そうさ。君はどうするつもりだい?」

玄鳥「暇だし協力しようかなって。」

タルタリヤ「そうかそうか。君も気になるんだね。」

タルタリヤ「ま、彼を殺したところで『淑女』に何の影響もないだろうけどね。」

玄鳥「お前らファデュイが損するだけだろうな。」

玄鳥「お前はどうなんだ?公子殿」

タルタリヤ「俺はもう少し千岩軍を探るよ。まだ何かを隠してるみたいだからね。」

玄鳥「俺はどうすりゃいいの?」

タルタリヤ「玄鳥には、『絶雲の間』に行ってほしい。そして、仙人達に事の発端を伝えて欲しいんだ。」

玄鳥「なら、簡単だな。ちょっくら行ってくるわ。」

 

そして玄鳥は絶雲の間に向かって走り去っていった。

 

タルタリヤ「行ってしまった…」

タルタリヤ「参ったな…玄鳥に『片方に角が生えた仙人には注意してくれ』と忠告するのを忘れてた…」

タルタリヤ「ま、彼なら大丈夫だろ!」

 

タルタリヤは笑いながら、北国銀行の中に入ってった。

 

 

 

 

 

〜絶雲の間

 

玄鳥「ここか?」

絶雲の間には、大きな岩が積み重なっている。

玄鳥「いかにも仙人がいそうな場所だな。」

その時だった。

???「待て!」

玄鳥「?」

 

何処からか声がしてきた。

 

上を見上げると、そこには仙人らしき人物がいた。

???「何もんだ?お前。強いのか?」

玄鳥「はあ?」

???「強いのかって聞いてんだよ。」

???「俺は今、猛烈に戦いに飢えてんだよ。」

玄鳥「へえ、意外だな。」

玄鳥「俺も今、血がたぎってしょうがねぇんだ!」

???「面白いやつだな。お前、名前は?」

玄鳥「玄鳥。そっちは?」

???「俺は伏龍…さて行くぜッ!」

伏龍と名乗った男は、玄鳥に急接近してきた。

そして、鋭い蹴りを繰り出してくる。

玄鳥「おっと!」

それを咄嗟に躱した玄鳥は、伏龍の脇腹に蹴りを入れる。

しかし伏龍はビクともしない。

伏龍「まだまだぁ!!」

そう言うと伏龍は回転し始め、そのままの勢いで玄鳥を蹴り飛ばした。

玄鳥「だあっ!」

伏龍「ふっ!」

玄鳥「くっ!」

伏龍「うりゃあ!」

玄鳥「っぶねぇ!」

伏龍「おらぁ!」

 

伏龍が放つ蹴りの連打を、どうにか避けていく玄鳥。

だが、このままではいずれやられてしまう。

そこで、玄鳥は伏龍から距離を取った。

そして、妖刀オニビカリを手に取る。

 

伏龍も弓のダグシアンクロウを手に持ち、玄鳥と対峙する。

玄鳥「行くぞ!」

伏龍「来い!」

玄鳥は妖刀オニビカリで、伏龍に斬りかかる。

すると伏龍はそれを難なく躱し、蹴りを繰り出す。

だが、その攻撃を玄鳥は腕で防いだ。

さらに、オニビカリから黒いオーラが溢れ出し、剣閃が放たれる。

 

伏龍はその攻撃を避けつつ、矢を射った。しかし玄鳥は、それを間一髪で躱した。

さらに伏龍に急接近し、斬りかかる。

だが伏龍もそれに反応し、防御する。

お互い一歩も譲らず、攻撃と防御が繰り返される。

だが、次第に玄鳥の息が上がり始めた。

それに気づいた伏龍は、一気に攻め立てる。

その猛攻を何とか凌ぐものの、次第に追い詰められていく玄鳥。

玄鳥「だが!」

 

玄鳥は心臓から炎の剣を取り出し、二刀流モードに。

 

玄鳥(消耗が激しい!短期決戦に持ち込む!)

伏龍(あの炎…当たったらひとたまりも無いな…)

伏龍は弓の弦を最大限引っ張った。

 

玄鳥は炎の剣に力を溜めて、一気に伏龍に向かって振り下ろした。

 

玄鳥「はああ!!」

伏龍「おらぁ!!」

一気に距離が縮まり、伏龍と玄鳥はお互いに攻撃が当たる瞬間だった。

二人「!?!?」

 

二人は爆発の勢いで、遠くまで吹き飛ばされてしまった。

 

 

 

 

 

〜南天門

刻晴「…‥待ちなさい…待ちなさい!玲瓏!」

玲瓏「……」

 

ここは南天門。この地には、阿鳩が崇拝する若陀龍王を封印するための大木、伏龍の木がある。

そんな場所に、璃月七星の一人『刻晴』と七星書記の『玲瓏』がいた。

しかし、仕事で来ている様子ではなさそうだった。

 

 

玲瓏「なんだよ。まだ着いて来るのかよ。しつこいな刻晴。」

刻晴「別に…今日こそ連れ帰るわよ!あんたの仕事沢山あるんだから!ほら!さっさと行くわよ!」

玲瓏「えー?俺、体を動かす方が楽だしさ…勘弁してくれ!」

刻晴「そんなこと言ってる場合じゃないのよ!あんたの仕事は……ん?あれは?」

二人が言い合っていると、南天門に向かって走ってくる人影が見える。それは、水色の髪に蒼い瞳をした少女『甘雨』だった。

甘雨「はぁ……はぁ……やっと追い付きました……。」

玲瓏「甘雨か。」

刻晴「どうしたのよ甘雨。そんなに急いで。」

甘雨「じ……実は……」

 

 

 

三人が急いで、伏龍の木の近くに向かった。

 

すると……

 

玲瓏「は?」

 

青年が二人、土に突き刺さっているでは無いか。

玲瓏「た、助けてやろうぜ…」

 

 

遂に出会った三人の青年。

 

しかし、この後、壮絶な戦いが…

 

第五話『邂逅』

 

これにて、一件落着。




原神50時間ぐらいしかしてないです。


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第6話 「襲撃」

一応クロスオーバーだから、別の作品もゲストで出したい。
アンケ(以下略)


玄鳥「ふう…助かった…」

 

伏龍「一時はどうなるかと思ったぜ。」

甘雨「伏龍さん!どうしてこんな所にいたんですか?」

 

玄鳥「それは俺から説明しよう。」

 

 

青年解説中……

 

 

玲瓏「つまり…この仙人野郎が悪いって事か。」

伏龍「え!?俺!?」

 

 

甘雨「伏龍さん…『禁忌滅却の札』を持つ人に危害を及ぼすのは……」

玄鳥「意外に強くてビビったわ。お前強いんだな。」

伏龍「当然よー!こう見えても5000年生きてるんだぜー!?」

玄鳥「5000年!?大先輩じゃねぇか!」

伏龍「だから敬えよ。」

玄鳥「だが断る。」

甘雨「伏龍さん伏龍さん。」

伏龍「何?」

甘雨「どうして禁忌滅却の札を持つ彼を攻撃したんですか?」

伏龍「だから…戦いたかったからに決まってるだろ!?それ以外に何か??」

甘雨「まぁそれはそうですが……その……」

玄鳥「つまりこういうことか。コイツは『ルールなんて関係ない』と。」

甘雨「はい……」

玲瓏「はぁ……こりゃまた随分とぶっ飛んだ仙人がいたもんだぜ…」

伏龍「まぁとにかくだ。これからどうする?」

刻晴「とりあえず、璃月に帰りましょう。これからの話もしないといけないし。」

甘雨「……そうですね。」

玄鳥「そーだな。」

伏龍「はあ…何キロある事やら…」

 

そして五人は璃月に戻る事にした。

 

伏龍「……」

玲瓏「妙だな。」

玄鳥「何がだ?」

 

すると南天門に異様な空気が渦巻いていた。

 

甘雨「な、なんでしょう……」

 

刻晴「ッ!上よ!!」

 

全員が崖の上を見ると、そこには

黒くて禍々しい三本の尾を持つ魔物だった。

 

玄鳥「な、なんだあいつ!?」

伏龍「狐…?にも見えるな…」

 

すると、狐の魔物は崖から降りて、咆哮した。

その咆哮は、地を割り、木を震え上がって、動物は恐怖した。

 

玄鳥「なんかやばそうだぜ…!?」

刻晴「来るわよ!」

 

すると黒い狐はぐるぐると回転し始めた。

 

刻晴「何する気かしら…」

剣を持ち、警戒する刻晴。

 

すると魔物は咆哮し、空に謎の球体が生み出された。

 

甘雨「一体何を………!?」

甘雨は急に倒れ込んでしまった。

 

刻晴「甘雨……ッ!?」

刻晴も続いて倒れ込んだ。

玲瓏「何がどうなってんだ…!?」

伏龍「あの球体のせいか…!?」

玄鳥「やばいなこりゃ…」

刻晴「うぅ……ッ!」

周りには倒れた伏龍と玄鳥、そして甘雨の姿があった。

しかし、謎の球体の渦により、何もできないでいた。

甘雨「くッ……」

甘雨はどうにか立ち上がる。

しかし、力は出なかった。

 

玄鳥「くそっ…」

すると魔物は甘雨達に近づいた。

しかも、よだれを垂らして。

玄鳥「マジかよ……」

玄鳥は剣を構えるが、もう動けなかった。

甘雨「いやっ…やめてッ!」

魔物は甘雨に襲いかかろうとする。

 

伏龍「ちくしょう…今だけでいいから…動いてくれ…俺の体ァ!!」

伏龍は最後の力を振り絞って、弓を持つ。

 

そして上空の球体に向かって矢を放った。

そして球体に命中し、粉々に破壊された。

伏龍「よっしゃ……ッ!」

甘雨「はあ…はあ…」

 

魔物は球体が破壊されて不利になったと感じたか、どこかに逃げていった。

刻晴「はあ……はあ……」

甘雨「ありがとうございます。伏龍さん」

玄鳥「すまんかったな」

伏龍「いいってことよ。それより甘雨は大丈夫?」

甘雨「私は……大丈夫です」

刻晴「一旦…絶雲の間に行きましょう…そこで怪我を癒さないと…」

玲瓏「だな…」

 

そして五人は絶雲の間に急いで向かった。

謎の魔物。

 

その正体は一旦なんだったんだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

留雲借風真君「む?」

 

鶴のような仙人が怪我をした甘雨達に向かっていった。

 

削月築陽真君「何があったのだ…」

伏龍「鹿野郎!」

玄鳥「実は……」

 

玄鳥は南天門での出来事を全て話した。

削月築陽真君「何ッ!?奴が!?」

刻晴達は大声にビビって耳を塞ぐ。

 

伏龍「鹿野郎。なんなんだあの魔物は?」

 

削月築陽真君「すまない…取り乱した。一から説明しよう。」

 

削月築陽真君「奴の名は…『禍津九尾』。かつて…我々と同じく仙人だった者……」

玄鳥「マジか…」

削月築陽真君「奴は我々と共に魔神戦争を戦い抜いた。しかし…」

刻晴「しかし?」

削月築陽真君「奴は…我々を裏切り…人々を襲い始めたのだ……!」

 

削月築陽真君は静かに怒っている。

相当悲しかったのだと感じられる。

 

削月築陽真君「そして我らは奴を封印し…無事に済んだと思っていたが…」

削月築陽真君「何処かの愚か者のせいで…封印が解かれたようだな…」

 

玲瓏「そんな事した奴誰だよ…」

 

削月築陽真君「分からぬ…しかし…」

 

削月築陽真君「奴の力は我々仙人が総動員してようやく封印に成功した。今の奴に我々は勝つ事は不可能に近いだろう…」

玲瓏「そんな…」

刻晴「どうすれば…いいの?」

玄鳥「……簡単だ。」

 

玄鳥が立ち上がる。

玄鳥「力をつけてあいつをぶっ飛ばせばいい。封印なんて小細工使わずに、自分達の実力で倒せばいいんだ。」

 

削月築陽真君「簡単に言うが……」

伏龍「……そうだな。」

玲瓏「……俺もそれに賛成だ。」

 

刻晴「玲瓏…」

 

玄鳥「とりあえず…俺は璃月に戻る。お前らは?」

玲瓏「俺はドラゴンスパインに向かう。」

 

刻晴「もう…なら、私も璃月に戻るわ…」

 

伏龍「俺は、一旦璃月に向かおうかな。」

伏龍「鹿野郎。甘雨の事頼むぜ。」

 

削月築陽真君「善処する。」

 

 

 

新たな強敵『禍津九尾』。

 

それに対抗する為に力をつける為、戦士達は別々の道を歩んで行く……

 

第六話『襲撃』

 

これにて、一件落着。




おまけ解説2

禍津九尾
黒色に染まった禍々しい九本の尾を持つ狐の姿をした魔物。
長い3本の尾と、それに腰部からの6本の炎元素の炎が合わさった様から「九尾」と命名された。
自身の命の危機に陥ると「殺生石」を自身と周囲の元素から生成する。
これに接近すると体力上限を削り取り、衰弱させてしまう。

殺生石は完成直後は元素による攻撃で簡単に砕けるが、数分も経つと、破壊は困難。

モチーフは名前の通りゴッドイーター2のクソつよアラガミ『マガツキュウビ』から。

攻撃方法

タックル
横向きで前方にタックルし元の位置に戻る。予備動作がほとんどない。

突進
前方一直線に黒いオーラを出現させた後。オーラ上の軌道を突進。ホーミング機能はない

竜巻
座り込むような動作の後竜巻を発生させる。範囲が広く、ダメージ判定時間が見た目以上に長い。行動後はやや長めの隙あり。

ジャンププレス
ふんわりと前方にジャンプし着地時に衝撃波を発生
衝撃波のダメージ判定時間が尋常でなく長い
着地後に近づく際は十分に待ってからにすること

尻尾レーザー
尻尾からきれいに曲がるホーミングレーザー射出。禍津九尾に密着していれば当たらない。

直線レーザー
直線で進み折れ曲がるホーミングレーザー射出。
禍津九尾に密着していればまず当たらない。
ただし前足や頭付近など場所によっては被弾することもある。

爆発突進
やや蛇行しながら前方に突進、軌道上に爆発する元素球を数個落とす。


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第7話 「ライバル関係」

この作品、毎回アンケートしてる件。
スタレとクロスオーバーさせたい…いつかしよう!



蛍「え?玄鳥が戻ってこない?」

タルタリヤ「そうなんだよ。困ったなぁ…絶雲の間の仙人に伝えて欲しかったのに。」

 

パイモン「なら、オイラ達が行くぞ!」

タルタリヤ「そうかい?なら頼むよ。」

 

そして蛍達が絶雲の間に向かう間……

 

 

刻晴「なんとか戻ってこられたわ…」

伏龍「だな…」

玄鳥「じゃ、一旦ここで解散だ。」

 

伏龍「だな。俺は寝る。」

刻晴「仕事…」

 

 

 

 

 

玄鳥「往生堂行くか…」

 

玄鳥「あいつまた怒ってるかな…」

 

玄鳥は往生堂に向かった。

 

玄鳥「胡桃ー?」

胡桃「ん?」

 

胡桃「あ、おかえり。」

玄鳥「うん。ただいま。」

胡桃「そういえば、玄鳥にお客さんだよ。」

玄鳥「俺に?」

 

玄鳥は往生堂に入ると。

 

??「兄貴!」

玄鳥「その声は…」

 

すると木箱の中から男が飛び出してきた。

 

??「久しぶり!兄貴!」

玄鳥「蓮…!お前久しぶりだな!」

 

胡桃「え?何?知り合いなの?」

またしても何も知らない往生堂堂主であった。

 

 

胡桃「なるほど…弟分なんだね。」

蓮「そう!俺は蓮!玄鳥兄貴の弟分だぜ!」

玄鳥「誇る事じゃねぇだろ。」

蓮「いやいや、兄貴は偉大な方!尊敬に値する存在なんだぜ!?」

玄鳥「俺ってそんなに誇らしいのか…」

 

胡桃「優しいし…料理上手だし…」

蓮「剣術も強いし… まさに人間の鏡!」

玄鳥「ありがとよ。でも俺、現在脱獄犯だぜ?」

蓮「脱獄なんて主人公みんなやってますよ!」

玄鳥(主人公…?)

胡桃「でも…玄鳥っていつも金欠なのがねぇ…」

蓮「そうっスね。いつも金欠で腹の虫が暴れてるんすよ。」

胡桃「今度奢ってあげよっか?」

玄鳥「お!胡桃助かる!」

蓮「兄貴だけずるくないすか?俺も連れてってくださいよ。」

胡桃「じゃあ二人とも奢るね。」

玄鳥「あざす!」

蓮「ありがとうございます!」

胡桃「それで……あなた達はこれからどうするの?」

玄鳥「……どうすると、言われても…禍津九尾の事を調べねぇと。」

胡桃「うん。……って禍津九尾って?」

玄鳥「俺らをぶち殺そうとしたやべー仙人。」

 

蓮「マジっすか…」

胡桃「それは確かに危険だね。」

玄鳥「あぁ、だから胡桃。もしも暇だったらそいつの捜索も手伝ってくれ。」

胡桃「りょーかい。」

 

玄鳥「そういえば蛍は?」

胡桃「タルタリヤって人に会いに行った後、どっか行ったよ。」

玄鳥(あの公子にか…)

玄鳥「とりあえず、蛍のとこに行ってくるわ。」

 

玄鳥は走って向かった。

 

 

しばらく歩いていると、帰終機の近くに来た。

 

玄鳥「蛍ー!」

蛍「玄鳥。」

鍾離「む、玄鳥か。」

 

玄鳥「なんだ鍾離さんも居たのか。何してんの?」

パイモン「帰終機を直してたんだ!」

 

玄鳥「ふーん。どう動かすんだ?」

鍾離「見てみるか?望遠機能もあるぞ。」

 

パイモン「なら、オイラが見るぞ!」

パイモンが帰終機を見る。

 

すると、玄鳥が何かを察知した。

玄鳥「なんか居るな…」

後ろを振り返ると、宝盗団達が居た。

 

玄鳥「宝盗団か…」

玄鳥は妖刀オニビカリを手に取る。

 

雑夫「こいつ!この前の!」

玄鳥「あいつら…」

雑夫「殺せ!!」

玄鳥「なら全力で行かせてもらうぞ。」

 

玄鳥は心臓から『炎の剣』を抜いた。

玄鳥「アチっ!アツツッ!!」

 

実体は無いが、かなりの高温の炎を触っているような物なので、玄鳥の左腕が焦げている。

玄鳥「だが、これでぇ!!」

 

玄鳥は炎の剣の一太刀で宝盗団を焼き払った。

 

玄鳥「ふぅ…」

パイモン「す、すごいぞ…一瞬で…」

鍾離「あの力…」

 

玄鳥「アチィ…やっぱ熱いんだな…」

蛍「大丈夫?腕が焦げてるけど…」

玄鳥「水元素さえありゃ、楽に冷やせんだけどなぁ…」

パイモン「大変だな…」

玄鳥「大変なんだよ。」

 

玄鳥「で?どうするとこれから。」

 

パイモン「そうだ!ココナッツミルク?」

玄鳥「何それ?」

鍾離「不卜廬の七七殿との『契約』でな。」

玄鳥「へー。じゃ、俺何すんの?」

 

パイモン「うーん…玄鳥もついてくるか?」

玄鳥「俺はいいや。とりあえず腕冷やしてくる。」

 

玄鳥は腕を冷やす為に、近くの湖に向かった。

 

 

 

 

 

 

玄鳥「ふう…」

腕を冷やしながら、落ち着く玄鳥。

 

すると、何処からか水元素の矢が飛んできた。

玄鳥「危ね!」

ローリングしながら回避した。

 

玄鳥「『公子』か!?」

タルタリヤ「ハハッ、バレたか。そうだよ。君の想像通り、俺だ。」

玄鳥「何すんだよ。」

タルタリヤ「決まってるだろ。戦いに来たんだ。」

玄鳥「ふーん…いいじゃん。」

タルタリヤ「ふん……笑止!」

水元素の槍を投げる。

玄鳥「ぬおっ!……クッソ!こうなったら、返り討ちにしてやるぜ!」

玄鳥は、オニビカリを持ちながらタルタリヤに立ち向かう。

タルタリヤ(彼は炎元素か…しかも、『炎の剣』と言われる実体の無い剣を使う…)

玄鳥はオニビカリを構え、斬りかかる。

その攻撃を双剣に止められる。

タルタリヤ(威力が高い!元素使いになって日は浅い筈なのに…!?)

タルタリヤ(いや、これは彼の『才能』なのか…)

玄鳥は攻撃を続ける。

彼はオニビカリで何度も斬りかかる。

玄鳥「オラオラ!どうした!」

そして、初めて攻撃が当たる。

だが……

玄鳥「何!?双剣が消えた!?」

突然、『公子』が消える。

だが、どこからか水元素の矢が飛んでくる。

玄鳥「チィッ!またかよ!」

避ける。

すると、後ろには弓を持ったタルタリヤが。

タルタリヤ「止水の矢!」

前方から元素を込めた矢を飛ばしてきた。

玄鳥「させるか!」

心臓の部分から、『炎の剣』を抜く玄鳥。

オニビカリを右手に持ち、『炎の剣』を左手に持つ。

そして、飛んでくる矢に向かって斬りつける。

 

玄鳥「ハアァァァァ!」

 

タルタリヤ「蒸発した!?くそッ!」

玄鳥「くたばれぇぇ!!」

 

『炎の剣』の出力を最大出力まで高めた。

その炎はとても巨大だった。

 

タルタリヤ(!?)

冷や汗、体の震えが止まらない。恐怖が体の芯まで染み渡る。

 

タルタリヤ(凄い力だ…あの一撃を喰らえば…流石の俺でも死にかけるだろうな…)

だが、『公子』は覚悟を決める。

タルタリヤ「俺も本気で行かせてもらうよ!」

タルタリヤは邪眼を使い、雷元素を極めた槍をぶん投げた。

 

玄鳥「灰になれぇ!!」

その攻撃に真っ向から挑む。

『炎の剣』の最大出力で、薙ぎ払う。

その攻撃は炎元素と雷元素が混ざり合い、凄まじい力を発揮する。

玄鳥「ハアァァァァァ!!!」

だが……

玄鳥「くっ…」

タルタリヤ「チッ…」

 

二人は大きく吹き飛ばされた。

タルタリヤ「邪眼を使って…ようやく互角なんて…なんて力だ。」

玄鳥「まだやるかい?」

タルタリヤ「やめておこう。俺も君も消耗しきってるだろう?」

玄鳥「そうだな……」

玄鳥(予想以上に強かったな……『公子』は……)

 

 

 

こうして、戦いは終わった。

 

ただ、二人は満足した表情では無かった。

 

 

第七話『ライバル関係』

 

これにて、一件落着




次回!スタレ回!?

現状のキャラの強さ

鍾離〉伏龍〉タルタリヤ〉玲瓏〉玄鳥〉刻晴=甘雨〉胡桃=蛍


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第8話 「開拓者遭遇」

スタレもいつか書く。


玲瓏「ここがドラゴンスパインか…うぅ…さみぃ…」

 

玲瓏は一人ドラゴンスパインに一人訪れていた。

 

玲瓏「確か… 禍津九尾はかつてここを根城にしてたらしいし…文献がまだ残ってるといいが…」

玲瓏「ドラゴンスパインはまだ未開拓の地だ。寒いし早く文献探して璃月に戻らないと…」

 

すると…

玲瓏「ん?」

向こうに人影が二つあった。

 

玲瓏「誰だ…?」

見に行こうとしたが、遠くに行ってしまった。

 

玲瓏「見失ったか…」

 

玲瓏は引き続き、ドラゴンスパインの調査を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「はあ…」

胡桃「どうしたの?」

玄鳥「最近、調子が乗らないんだよなぁ…」

蓮「調子ッすか?」

玄鳥「腕試しに近くの宝盗団を潰してきたんだけどさ…」

玄鳥「思ったより弱くて話にならなかったんだよ。」

 

胡桃「血に飢えてるって事?」

玄鳥「そゆこと。」

 

玄鳥「というわけだ。俺は散歩してくる。」

蓮「兄貴いっつも散歩してるっすね。」

胡桃「散歩した方が玄鳥の気分も晴れるからいいんだよ。」

 

蓮「詳しいですね。兄貴の事。」

胡桃「そりゃ…子供の頃からずっと友達だったし…」

 

蓮「行ってやったらどうです?」

胡桃「え?」

蓮「着いて行きたいなって顔してたし…」

 

胡桃「……うん。ありがと!」

 

そして胡桃も玄鳥について行った。

 

 

 

 

数時間後……

 

 

胡桃「歩いたねー。」

玄鳥「だな。」

 

すると……

 

玄鳥「?」

胡桃「どうしたの?」

 

玄鳥「感じる…」

 

 

そして玄鳥は走り出した。

胡桃「あ!待って〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのか「じゃんけんぽい!」

翡翠「ほい!」

 

二人はじゃんけんしている。あいこ続きで全然終わらない。

 

なのか「そういえば、いつまで歩くの?」

翡翠「いや、御影達に会うまでだ。」

なのか「星ー!何処なのー!?」

 

玄鳥「はあ…はあ…」

胡桃「…はあ…やっと追いついた…」

 

翡翠「あれ?」

玄鳥「ん?」

なのか「どうかした?」

胡桃「気になることでもあった?」

翡翠「………」

玄鳥「あんた………」

翡翠「言いたい事はわかる。あんたも、そうなんだろう」

玄鳥「うん。あんた剣の筋がいいね」

翡翠「あんたも、なかなかの剣の腕だ」

玄鳥「はは、ありがとさん。で、どうする?」

翡翠「……そうだな」

 

胡桃「うーん…」

なのか「どうしたの?」

 

玄鳥「……やめだやめ。こんなとこでやってる場合じゃ無いか。」

翡翠「だな。」

 

玄鳥「そこにいるやつ。出てこいよ。」

木影に指差す玄鳥。

 

????「おやおや、バレましたか。」

 

すると、厚着にゴーグルをつけ、ニヤニヤしてる青年が出てきた。

 

翡翠「デクター!」

デクター「Merci、開拓者。それに異世界人も。」

 

玄鳥「知ってるのか?」

翡翠「ああ。星核ハンターの一人だ。」

玄鳥「星核ハンター?なんだよそれ…」

翡翠「とりあえず、あいつは俺の敵だ。」

なのか「あいつ!新しいレギオロイド作ってるし!」

デクター「それに気づくとはお目が高い。彼は『クレーンロイド』。破壊力なら刃にも負けていません。」

なのか「何それ!てか刃って誰!?」

デクター「あなたが知る必要はないです。では、Mr.公子に報告するので、Au revoir(さようなら)」

 

翡翠「おい!待てッ!」

翡翠が追いかけるが、逃げられてしまった。

玄鳥「めんどくせぇ置き土産残して行きやがったな…」

 

胡桃・なのか「どうするの?」

 

翡翠・玄鳥「倒すッ!」

そして二人は構を取り、クレーンロイドに向かって走って行った。

 

クレーンロイド「………」

クレーンロイドは無口で喋らない。すると、もう突進してきた。

 

玄鳥「短期決戦で決める!」

翡翠「オッケー!」

 

二人は剣を抜き、構える。

玄鳥「邪魔するな!」

クレーンロイドはゆっくりと歩き始めた。

玄鳥「悪いが、ここは通さねぇ!!」

玄鳥はクレーンロイドに向かって走り出す。

そして、オニビカリを振り下ろした。

しかし、その太刀筋はクレーンロイドの腕に止められていた。

玄鳥「何!?いつの間に…」

翡翠「貰った!!」

隙だらけの腕をそのまま蹴り飛ばす。

クレーンロイド「!!」

 

クレーンは木に激突する。

 

玄鳥「トドメだ!」

翡翠「おう!」

 

玄鳥は炎の剣を取り出し、翡翠は左腕に量子エネルギーを溜め込んだ。

 

翡翠「量子の海に消えるがいい!!」

玄鳥「灰になれぇ!!」

 

玄鳥は炎の剣を大きく振り翳した。

玄鳥「焔の波動!!

 

翡翠は左腕の拳を握り、巨大な量子エネルギーを発射した。

翡翠「消えろぉぉ!!!」

 

二人の攻撃で、クレーンロイドは爆発四散した後、量子の海に消えて行った。

 

 

 

玄鳥「しゃあ!」

翡翠「楽勝だったな!」

 

 

 

 

 

玄鳥「もう行くのか?」

 

翡翠「ああ。急いでてな。」

なのか「さっきありがと!またねぇ!」

 

なのかが手を振って、二人は何処かに去って行った。

 

 

玄鳥「不思議な奴だった。」

胡桃「あ!」

 

玄鳥「どうした?」

胡桃「あの人達の名前聞くの忘れてた…」

玄鳥「確かに。」

 

 

不思議な開拓者達と出会い、謎の敵『レギオロイド』を討伐

 

玄鳥達が再び彼らと出会うのは…そう遠く無いかもしれない…

 

第八話『開拓者遭遇』

 

これにて、一件落着。




今回のゲスト

翡翠/壊滅/量子
CV:木村良平
開拓者の一人。オリキャラ。二刀流。

三月なのか
開拓者の一人。ノンデリ要素は少ない。

デクター
反物質レギオンの一人。元ネタはゴーバスのエンター。

レギオロイド
元ネタはメタロイド。レギオウイルスと様々な物で誕生する。
強さも性格もバラバラ。


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第9話 「迫る客星(前編)」

新しい感想コメ見てみたら批判コメで泣いちゃった
でも批評募集のタグをつけたせいでなんも言えん。

UA2000突破。


因果。

 

璃月港は今日も賑やかだ。いつもの光景を見せている。

人々を見守るように聳え立つ帰離原も、楽しげに地面を叩くかのような優しい雫が幾度打たれても変わることは無い。

太古より流るる雲は形を変え、自然の流れのまま姿を変え続ける。それは過ぎ去りし過去の再現か、或いは──。

眩い光を放ち続ける太陽が真南を通過し、上がり切った日差しが少し疲労を感じさせ始める頃……。

 

 

玄鳥「結局…あいつらの名前聞いてなかったなぁ…」

胡桃「確かに…」

来賓用の食事処で、胡桃と玄鳥はお茶を啜りながら雑談していた。

胡桃「なんか奇抜な格好してたけど…モンドの人達かな?」

玄鳥「スメールかフォンテーヌかもな。」

玄鳥「うーん……」

胡桃「まだ悩んでるの?」

玄鳥「やっぱ気になるんだよな……。名前くらい教えてくれりゃ良かったのに」

胡桃「確かに気になるよね!次会ったら聞いてみよ!」

玄鳥「だな」

胡桃「そういえば、今日の依頼はどんな感じなの?」

玄鳥「今日はまだ何件かしかやってないな」

胡桃「そうなんだ……」

玄鳥「暇なら一緒に行くか?」

胡桃「え、いいの?」

玄鳥「まぁ……いらなきゃ別にいいけど……」

胡桃「行く!」

胡桃「じゃあ私準備してくるね!」

玄鳥「おう」

 

5分後─。

胡桃と玄鳥の2人は広場に出て、近くの茂みの側を通りかかった。

玄鳥「ん?」

胡桃「どうかした?」

 

玄鳥「向こうに三人の冒険者だな。」

胡桃「ほんとだ!ちょっと挨拶しに行こ!」

玄鳥「おい、ちょっと待て……」

胡桃「こんにちはー!」

胡桃は元気よく挨拶した。

 

???「ん?ヘイ、ガール。何か用かい?」

???「おい、ハーケン。私達は璃月を目指しているんだ。ここで油を売るわけには…」

???「まあまあ、エリアルさん。この人達に道を聞けばいいじゃないですか。」

エリアル「クーゲル…」

ハーケン「そうだぜ、エリアル。このグリーンボーイに道を聞けばいいだろ?」

玄鳥「ぐ、グリーンボーイ…!」

胡桃「あー、ごめんごめん!急に声かけて驚かせちゃったね」

ハーケン「気にすんなよ、グリーンボーイ。」

玄鳥「ま、まぁいいか……」

エリアル「おい、ハーケン。いちいち私の名前に引っ掛かるのはやめろ。」

ハーケン「ヘイヘイ……」

玄鳥「それよりあんたら、璃月に行きたいのか?」

ハーケン「ああ、そうだぜ。」

胡桃「じゃあ私達が案内しようか?」

玄鳥「俺たち、璃月の出身だからな。」

ハーケン「そうなのか!ナイスタイミングだぜ!」

胡桃「私は胡桃っていうの!よろしくね!」

エリアル「私はエリアルだ。よろしく頼む」

クーゲル「俺はクーゲル。よろしく。」

玄鳥「俺は玄鳥だ、よろしくな。」

ハーケン「ヘイ、グリーンボーイ。俺達は岩神に会いにきたんだ。」

玄鳥「!」

胡桃「岩王帝君に?」

エリアル「ああ、そうだ。」

胡桃「えっ!岩王帝君って璃月の神様だよね?」

クーゲル「はい。確か黄金屋に居るんだっけ?」

玄鳥「あ、ああ。」

ハーケン「おいおい、どうしたグリーンボーイ。」

玄鳥「いや、なんでも……」

胡桃「どうしたの?」

 

玄鳥「で…行くのか?」

ハーケン「当然さ。グリーンボーイは行かないのかい?」

玄鳥「面倒ごとは嫌いだけどな…ま、行かなきゃ、あんた俺を殺すだろ?」

ハーケン「ハハハッ、グリーンボーイは勘がいいね。」

玄鳥「まあ、案内するよ。」

ハーケン「サンキュー!」

胡桃「やった!よろしくね!」

エリアル「感謝する。」

クーゲル「よろしくお願いしますね。」

玄鳥「じゃあ行くか。」

6人は璃月港を出て、岩神モラクスが待つ黄金屋へ向かった。

 

胡桃「!!」

胡桃はビビッときた。

 

胡桃「なんだか往生堂がまずい気がする!」

玄鳥「え?」

胡桃「ごめん玄鳥!私戻るね!」

玄鳥「お、おう。」

胡桃は急いで往生堂へ向かった。

玄鳥「あいつ……。よくわかんねぇな……」

ハーケン「どうした?グリーンボーイ。」

玄鳥「いや、なんでもない。」

 

そして四人は黄金屋に向かった。

 

中は大量のモラに、息絶えている兵士達が居た。

玄鳥「なんだこれは……」

ハーケン「妙だな。」

エリアル「とりあえず、私達は『仙祖の亡骸』を探そう。」

玄鳥「あ、ああ。そうだな……」

 

すると、後ろから声が聞こえた。

ハーケン「ボーイ。出てこいよ。」

タルタリヤ「ハハッ、バレたか。いつから気付いた?」

ハーケン「殺気でバレバレだぜ?ベイビー。」

 

タルタリヤ「…君達がファデュイなら報酬が貰えただろうけど、今、君は俺の邪魔になる存在だ。」

玄鳥「阻止するに決まってるだろ。」

 

タルタリヤ「邪魔をするなら…君達を倒して、『神の心』を手に入れる。」

玄鳥「……ファデュイだからか?」

タルタリヤ「ファデュイだからね。」

 

タルタリヤ「さぁて、始めよう。俺は戦闘の快楽を味わいたいだけなんだ。」

ハーケン「おいおい、ベイビー。お前、俺と同格かちょっと下レベルかな?」

タルタリヤ「ハハハハッ!!」

タルタリヤ「面白い。早く始めよう。」

 

そして、お互い距離を取る。

 

タルタリヤ「せっかくのチャンスだ。実力を見せてくれ。」

タルタリヤ「別に逃げたっていいよ。俺は弱者に優しいからね!」

 

すると双剣を構えて公子が切り掛かる。

ハーケン「おっと。」

それを軽々と受け流すハーケン。

 

公子「おっと。今のはかなり全力を出したんだけどな。」

ハーケン「丸見えだぜ?すると、ハーケンは右手に風元素の力を貯めて、公子の腹に殴りつけた。

公子「うっ!」

 

ハーケン「オラっ!」

公子「チッ…」

ハーケン「グリーンボーイ!」

玄鳥「仕掛ける!」

炎の剣を構え、公子に走る玄鳥。

玄鳥「せやぁ!」

公子はハーケンを身代わりにして、防御しようとするが……

 

ハーケン「残念でした!」

ハーケンが透けるかのように消え去った。

公子「くそっ!」

双剣を槍を変えて防御する。

炎と水元素同士がぶつかり合って、蒸発した。

公子(蒸発…!)

玄鳥「行ける!斬れるッ!」

 

公子「だが、奥の手は取っておく物だよ!」

公子は玄鳥を蹴り飛ばし、邪眼を解放した。

 

クーゲル「おいおい、雷元素になりやがった!」

公子「邪眼解放…これで駄目だったら…いや…まだいいや。」

公子「さあ行くぞ!」

 

エリアル「くるぞ!」

雷の力で速攻近づく公子。

クーゲル「エリアル!」

 

片手剣でカウンターを仕掛けるクーゲル。

公子(今の攻撃を受け止めた!?)

公子(戦闘経験の差が出たか…)

 

玄鳥「貰った!」

エリアル「くらえ!」

公子(…ハッ!目的を忘れていた。俺の目的は…!)

 

二人の攻撃をわざと巻き込まれて、仙祖の亡骸に近づいた。

玄鳥「まずい!」

ハーケン「おっと…ちょっと熱くなりすぎたかな…」

 

公子「じゃあ…モラクスの神の心…いただくよ!」

仙祖の亡骸に腕を突っ込む公子。

 

しかし…

 

公子「?」

握っていた筈の神の心は無かった。

 

いや、最初から仙祖の亡骸に神の心など無かったのだ。

 

公子「ハハハ…予想外だ…」

すると、公子は中央をよると、邪眼の力と神の目の力を使い、全身に『鎧』のような物を纏わせた。

 

公子「さあ!代価を支払ってもらう!」

 

クーゲル「おいおい、まじかよ。」

ハーケン「ちょうどいい。張り合いが無かったからな。」

玄鳥「それが本気かよ!俺はまだ本気出してねぇぜ!」

公子「ハハハハッ!本当に面白いよ!君は!」

公子「じゃ、ご期待に応えないとねぇ!」

 

 

遂に公子と玄鳥達の決戦が始まろうとしていた。

 

この戦いの決着はどうなるのだろうか……

 

 

第九話『迫る客星(前編)』

 

次回に、続く




ハーケン
男/モンド/☆☆☆☆☆/風/両手剣/カラドボルグ
所属:冒険者協会

エリアル
女/モンド/☆☆☆☆☆/氷/長柄武器/ブリューナク
所属:冒険者協会

クーゲル
男/モンド/☆☆☆☆/雷/片手剣/シデン
所属:冒険者協会


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第10話 「迫る客星(後編)」

アンケします(いつもの)


玄鳥「燃えろぉ!」

 

公子「チッ!」

 

ハーケン「そらっ!」

公子「早いッ!」

 

クーゲル「行くぞ!」

エリアル「はあ!」

公子「ぐわっ!」

 

公子は槍を吹き飛ばされてしまう。

玄鳥「貰った!」

 

炎の剣で回転しながら公子を切り裂いた。

公子「ぐわああ!!」

 

玄鳥が地面に着地すると、公子は爆散した。

 

タルタリヤ「ぐっ…」

魔王武装が解除されて、タルタリヤは倒れた。

 

玄鳥「どうだ!」

 

タルタリヤ「はあ…はあ…魔王武装を使っても駄目か…」

タルタリヤ「俺は君の事を甘く見ていたようだね。」

 

タルタリヤはそう言って、ふらつく。

玄鳥「大丈夫か!?」

タルタリヤ「ハハハ…敵の俺を心配するなんて…君は優しいね。」

タルタリヤ「でも、ここで終わる訳にはいかないさ。」

 

するとタルタリヤは周りに札を呼び出した。

 

玄鳥「『禁忌滅却の札』!」

タルタリヤ「こいつで…『渦の魔神』を呼び起こす!」

ハーケン「渦の魔神…魔神戦争で封印された奴だな?」

タルタリヤ「正解だ。よく知ってるね。」

タルタリヤ「俺は渦の魔神を使うのにはあまり乗り気じゃないけどね…でもね!」

 

すると、急に振動が来た。

 

タルタリヤ「どうやら、来たみたいだね。」

タルタリヤ「璃月は再び呑み込まれるのか、楽しみだ!」

タルタリヤは水流になって逃げていった。

 

タルタリヤ『璃月の人と一緒に溺死するなら、俺は止めないけど!』

 

 

玄鳥「くそっ!追うぞ!」

そして玄鳥達は急いで黄金屋を出て、タルタリヤを追った。

 

 

 

すると外には、海から出ているチンアナゴのような奴がいた。

玄鳥「あれが渦の魔神…」

ハーケン「oh My…あれを倒すのは骨が折れそうだぜ。」

エリアル「どうやって倒すんだ!?」

玄鳥「!」

上空を見ると、謎の浮島が魔神に向かっていた。

魔法陣の様なものも展開しているのが見えた。

 

玄鳥「あそこに行こう!」

ハーケン「グリーンボーイ。どうやって行くんだ!」

玄鳥「こうするんだ!」

 

玄鳥は炎の剣を取り出し、地面に叩きつけて、その爆発で吹き飛んでいった。

エリアル「嘘でしょ!?」

ハーケン「おいおい。グリーンボーイは無茶するぜ…」

 

 

 

……………

 

 

 

 

 

刻晴「くそっ、数が多い!」

蛍「大丈夫?疲れてない?」

刻晴「まさか!」

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

玲瓏「?」

刻晴「上から?」

 

玄鳥「せいやぁぁぁぁ!!」

玄鳥は炎を纏ったキックをファデュイ達に向けて放った。

 

ファデュイ達「ぐわあああ!!」

 

玄鳥「大丈夫か!」

蛍「玄鳥…!」

 

玄鳥「悪い!待たせた!」

炎の剣を抜いて、帰終機を攻撃しようとするファデュイ達を蹴散らしていった。

 

刻晴「強い…!」

伏龍「おいおい!刻晴前見ろ!」

 

伏龍がファデュイの頭部に矢を当てる。

刻晴「あ…ありがとう…」

伏龍「なら、今度お茶でもどう?」

刻晴「それは嫌。」

伏龍「デスヨネー」

玲瓏「刻晴だけはやめとけ。仕事に付き合わされるぞ。」

刻晴「玲瓏ッ!!」

 

伏龍「ふーん…俺は間には入れなさそうだな…」

 

ひとまず、ファデュイ共は消え去った様だ。

 

削月築陽真君「邪魔は消えた。これで本気を出せる!」

仙人達が帰終機の力を全開にして放射した。

極太ビームは渦の魔人に直撃した。

 

パイモン「効果あったみたいだ!やったか!?」

 

しかし、魔神は暴れて、帰終機を破壊して、足場も破壊した。

玄鳥「嘘だろ落ちるッ!」

伏龍「大丈夫か!?」

 

伏龍が玄鳥に風を纏わせて、群玉閣に戻ってこられた。

玄鳥「助かった…」

 

甘雨「帰終機が…」

刻晴「不味いわね…これじゃ…」

伏龍「これじゃあ反撃が厳しいな…」

 

玄鳥「どうするよ…」

伏龍「……いや、待て。」

甘雨「どうかしたんですか?」

伏龍は玄鳥を見つめる。

 

玄鳥「な、なんだよ。」

伏龍「閃いたんだよ。あの魔神をぶっ倒す方法!」

玄鳥「まじかよ!?」

玲瓏「どうすればいいんだ?」

伏龍「こいつの炎の剣の力で、あいつを蒸発させるんだよ!」

 

刻晴「無茶よ!そんなことしたら…死んじゃうわよ!?」

玲瓏「安心しろ。群玉閣の力も使う。」

甘雨「え!?」

 

凝光「……やってみましょう。」

甘雨「凝光様…」

 

玄鳥「七星さんは話が早くて助かるぜ!」

 

そして群玉閣を魔神のすぐ近くを待機させた。

玄鳥「行くぞ…!命預けてくれ!」

 

玄鳥は心臓から、炎の剣を抜き去った。

 

玄鳥「うおおおおお!!!」

甘雨(これは…!?)

刻晴「前より力が…これなら!」

 

玄鳥「行くぜみんな!」

玄鳥「ああああああ!!!」

 

玄鳥の炎の剣が伏龍や玲瓏の元素の力を吸い取るかの様に、どんどん炎の勢いが増していった。

伏龍「元素の力が…!?」

玄鳥「これなら…やれる!!」

 

そして玄鳥は魔神に向かって走り出した。

 

水の体を突き進んでいき、上空で玄鳥は炎の剣を握った。

玄鳥「最大出力で……」

 

玄鳥の炎の剣の出力を上げていき、渦の魔神すらも切り裂く程の刃を形成した。

 

玄鳥「落ちろやぁぁぁぁああ!!!」

玄鳥は炎の剣を横に向けて振りかぶった。

 

そして、どんどん魔神の首を切り裂いていった。

玄鳥「これで終わりだぁぁぁ!!」

 

そして炎の剣を群玉閣の中央に突き刺した。

群玉閣は全体にヒビが入り、そして爆散していった。

 

渦の魔人も炎に炙られるかの様に、蒸発して消え去った。

 

渦の魔神は、ある一人の元素使いによって討滅されたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

玲瓏「勝ったな。」

伏龍「ああ。」

 

胡桃「おーーい!!」

胡桃が玲瓏達に向かって走ってきた。

玲瓏「お前は…往生堂の…」

胡桃「玄鳥は…?」

伏龍「俺たちはみてない…」

 

刻晴「渦の魔神を倒してから…消息が分からなくって…」

胡桃「そんな…」

 

玲瓏「いや…」

甘雨「?どうしたんですか……?」

玲瓏「あいつは必ず生きてる筈だ。」

胡桃「…え?本当?」

伏龍「確かにそうだな。」

伏龍「想像してみろよ。」

 

胡桃は考えてみた。

 

玄鳥は今まで、無茶な行為をしていた。

 

高い壁を登って落下し、怪我せずに再び登り始めた事……

 

湖に落ちた胡桃の帽子を100回以上溺れながらも帽子を無事に取り戻せた事……

 

武器も神の目も無しにヒルチャール暴徒に挑んで18時間の死闘の末に倒した事など……

 

 

 

胡桃「確かに…」

伏龍「だろ?」

刻晴「彼…相当凄い人だったのね…」

玲瓏「だな。あいつがそう簡単にくたばる奴じゃないさ。」

胡桃「……そうだね…」

甘雨「…ひとまず、戻りましょう。」

玲瓏「だな。体が痛い…」

 

 

 

渦の魔神は倒されるが、玄鳥は行方不明に……

 

玄鳥はどこに行ったのか…一体何処に行ったのか…

 

 

第十話『迫る客星(後編)』

 

これにて、一件落着。




第一部、完ッ!!

次回、別の地へ!


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第11話 「稲妻へ」

Q.行方不明なのに稲妻に行くには?

A.船に乗り込む!


玄鳥「うーん…」

玄鳥は苦しそうに眠っている。

 

それもその筈、渦の魔神をなんとか討伐し、玄鳥は海に漂流していたのだ。

 

玄鳥「うぅ…」

??「お、目が覚めたんでござるな?」

玄鳥「ん…誰だ?」

楓原万葉「拙者は楓原万葉。よろしくでござるよ。」

玄鳥「お、おう…よろしく。」

玄鳥は起き上がる。

玄鳥「…渦の魔神って…どうなったんだ?」

楓原万葉「渦の魔神…?それなら、一ヶ月前に討伐されたでござるよ?」

玄鳥「一ヶ月!?」

 

玄鳥は漂流してから一ヶ月も経っていたのだ。玄鳥は驚いた。

 

玄鳥「そんなに経ってたのか…てか…ここは何処だ?」

??「南十字船隊だ。」

 

すると、上から誰か降りてきた。

 

玄鳥「誰だ?」

楓原万葉「十夜(じゅうや)殿。」

玄鳥「十夜?」

楓原万葉「彼は榊原十夜(さかきばらじゅうや)殿。訳あって、拙者と南十字船隊に乗っておる。」

榊原十夜「よろしく。お前が璃月の渦の魔神を倒した事は知ってる。」

玄鳥「よろしく。」

榊原十夜「まあ、よろしくな。」

すると十夜はどっかに歩いていった。

 

玄鳥「なんだあいつ?」

楓原万葉「気にしなくていいでござる。彼、初対面の者にはあんな感じで接するのでござるよ。」

玄鳥「そんなもんか?」

楓原万葉「そんなもんでござる。」

 

?「あれは?」

すると玄鳥の前に見知った顔が見えた。

 

 

蛍「玄鳥!」

パイモン「お前もここに乗ってたのか!」

蛍「いや、玄鳥は一ヶ月前に行方不明だったんだよ。」

パイモン「あ、そっか……」

 

楓原万葉「玄鳥殿は数日前に海に漂流してきたのを、十夜殿が助けたのでござる。」

玄鳥「俺がいなくなった後、璃月は?」

蛍「また新しい孤雲閣が建造された。」

玄鳥「あれ直ったのか。ぶっ壊しちまったからな…」

蛍「誰も気にしてなかったよ。気にしないで。」

玄鳥「はあ…」

玄鳥は船の甲板まで歩く。

 

玄鳥「胡桃達元気かな…」

蛍「どうかな…」

楓原万葉「知り合いでござるか?」

玄鳥「幼馴染…かな。昔からの腐れ縁なんだ。」

楓原万葉「なるほど。」

 

玄鳥「で…蛍はなんでここに?」

蛍「……前、兄に出会った。」

玄鳥「お前の兄ちゃんに?」

蛍「しかも…アビス教団に…」

玄鳥「まじか。」

蛍「で…次に行く稲妻で雷神に会う為に向かうんだ。」

楓原万葉(なんかむずそうな話でござるな…)

 

玄鳥「ふーん。なら、俺も行っていいか?」

蛍「え」

玄鳥「成り行きとはいえ、俺も稲妻って国が気になるんだ。」

玄鳥「昔から璃月にしか居られなかったし…別の国に行くのは楽しみだ。」

楓原万葉「油断は禁物。稲妻は鎖国令で面倒な事になってるでござるよ。」

榊原十夜「そうだ。稲妻なんぞ、行っても徳は無いぞ。」

玄鳥「いや、もう璃月には強い奴はいねぇ。」

 

玄鳥は拳を握る。

玄鳥「稲妻になら、強い奴がいるかもしれねぇからな!」

 

楓原万葉「ハッハッハ!そなたは本当に面白いでござるなぁ!」

榊原十夜「……なら、俺は止めないが。」

 

玄鳥「稲妻か…しばらく璃月には戻れなさそうだな…」

榊原十夜「ん?誰だそこに誰かいるのか?」

十夜は何かに気がついた。

 

すると後ろの木箱がビクッとした。

おそらく誰かいるのだろう。

榊原十夜「誰だ?誰か居るのか?」

すると木箱の中から誰かが飛び出してきた。

 

??「ご、ごめんなさぃぃ!!」

玄鳥「!」

蛍「あ!」

 

玄鳥「胡桃!」

木箱の中に入っていたのは、胡桃だった。

胡桃「玄鳥ー!!」

玄鳥を見るや否や、玄鳥に抱きつく胡桃。

玄鳥「うわぁ!いきなり抱きつくな!」

胡桃「幽霊じゃ無いよね!?影とか…あるよね!?」

玄鳥「あるある!だから、痛いってばよ!」

胡桃「あ…ごめん。」

玄鳥「てか、なんでお前ここに?」

胡桃「渦の魔神の倒した後…玲瓏さん達が海に潜って探し回ったんだ…」

胡桃「それで…結局居なくって…伏龍さんが…もしかしたら稲妻に流れ着いてるかもって言ってたから…」

 

榊原十夜「それで、無断で船に乗ったのか。」

胡桃「うう…ごめんなさい。」

玄鳥「まあまあ!許してやろうぜ!俺に免じてさ…」

榊原十夜「だが…」

 

すると、船が揺れ始めた。

船員「ダリダオバエ!?」

 

すると、謎の男が船員に切り掛かった。

玄鳥「なんだあいつ!」

楓原万葉「招かれざる客でござるな。」

??「俺の刃のエサになれ…」

榊原十夜「なんだこいつ…」

??「俺はダヅ。貴様らを殺す者の名。死ね。榊原十夜。」

 

 

 

玄鳥「おいおい。十夜。面倒な奴に絡まれてるな。」

榊原十夜「しらねぇよ。」

楓原万葉「来るでござるよ。」

ダヅ「すぐ殺す。今すぐ殺す。さっさと死ね!」

 

ダヅは二双の刃で切り掛かってきた。

胡桃「危ない!」

蛍「くっ…」

パイモン「あわわわ…あいつ、無茶苦茶だぞ!」

 

玄鳥「面倒だな…船の上じゃ炎の剣も使えねぇ…」

玄鳥はオニビカリを握ってダヅに向かって走り出した。

玄鳥「食らえ!」

ダヅ「ちぃぃ!!」

榊原十夜「そらっ!」

楓原万葉「上から攻める!」

 

万葉は風元素で飛び上がり、空中から攻撃した。

 

ダヅ「邪魔すんなぁ!」

万葉の攻撃を軽々と避けてカウンターを繰り出した。

楓原万葉「ぐわっ!」

玄鳥「万葉!」

 

榊原十夜「この野郎…!」

胡桃「えーい!」

蛍「風刃!」

 

ダヅ「オラオラァ!」

胡桃「きゃあ!」

 

ダヅは胡桃達を蹴散らしていっていった。

玄鳥「おいおい…まじかよ…」

ダヅ「お前…いいな…名前は?」

玄鳥「玄鳥。」

ダヅ「玄鳥…玄鳥玄鳥!フハハハハ!たぎってきたゼェ!?」

玄鳥「こっちはたぎりねぇよ!」

 

玄鳥「チッ!」

ダヅ「オラオラァどうしタァ!?死ね死ね死ね死ねぇ!!」

玄鳥「ちくしょう!」

玄鳥(致し方ない…炎の剣を使う!)

 

玄鳥は炎の剣を抜き取る。しかし、いつもより様子が変だ。

玄鳥「炎の勢いが…増してやがる!」

玄鳥「これならいける!」

 

玄鳥は炎の剣を振り上げ、切り掛かった。

 

玄鳥「燃えろぉ!」

ダヅ「何ぃぃぃぃ!?!?」

炎の刃で、ダヅは船から落ちていった。

 

玄鳥「はあ…はあ…」

 

 

稲妻に向かう途中。謎の殺し屋『ダヅ』に襲撃された玄鳥達。

 

何故か勢いの増した炎の剣…一体どうなっているのか…

 

 

 

第十一話『稲妻へ』

 

これにて、一件落着。




榊原十夜
男/稲妻/☆☆☆☆☆/草/片手剣
所属:南十字船隊
CV:松風雅也
クール系。妹がいる。

ダヅ
謎の殺し屋。十夜を付け狙っているのだが…


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第12話 「目覚めろ仙獣!」

宵宮持ってないです。


玄鳥「稲妻まだかな…。疲れちまったよ…」

玄鳥は疲弊した体を休めていた。

 

榊原十夜「あと数日だ。しばらく寝てろ。」

玄鳥「ああ。」

楓原万葉「拙者も休ませてもらうでござる。」

榊原十夜「ああ。」

こうして、玄鳥は眠りに落ちた。

 

***

 

 

胡桃「玄鳥ー!」

玄鳥「ん?んだよ胡桃。まだ眠いんだから起こすなよ…」

胡桃「まだ眠いって……。もう朝だよ!稲妻着いたよ!」

玄鳥「もうかよ!?」

胡桃「そうだよ!」

玄鳥は驚いて飛び上がった。

 

玄鳥達は船の外を出て、稲妻の大地に降り立った。

胡桃「わぁ……」

玄鳥「本当に稲妻に着いたんだなぁ……」

榊原十夜「ああ。懐かしいな…」

玄鳥「ん?十夜は稲妻の生まれなのか?」

 

十夜は少し黙ったあと、口を開けた。

榊原十夜「…………まあな。」

胡桃「じゃあ、十夜さんは稲妻の大地を知ってるんですか?」

榊原十夜「そりゃあな。」

 

榊原十夜「宵宮の奴元気にしてっかな…」

玄鳥「ん?」

榊原十夜「なんでもない。トーマ任せるぞ。」

トーマ「はい、十夜さん。」

 

そして蛍、パイモンも連れて、玄鳥はトーマに着いて行った。

その間色々あったが、なんとか上陸ができることに成功した。

 

玄鳥「……散歩してくる。」

胡桃「私もー!」

 

パイモン「お、おい!」

トーマ「別に少しの自由行動なら大丈夫だよ。変な行為してなきゃいいけどね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「なーんか…ここ、ヤシの木とかが生えてて変だな。」

胡桃「えー?そうかなぁ?」

 

 

すると向こうから動物の遠吠えが聞こえてきた。

 

玄鳥「なんだ?今の!?」

胡桃「こっちだ!行こう!」

二人は森の方向に走り出した。

 

 

 

そこには、金髪の少女とでかい竜のような奴がいた。

??「ちょちょちょ!なんなんやあれ!?」

玄鳥「大丈夫か?」

??「助けに来てくれたん!?助かるわ!」

玄鳥「なんだあいつ!?カッケェ!」

胡桃「え」

??「へ」

 

玄鳥「おいお前!名前なんつうんだ!?」

すると竜は大声を上げた。

玄鳥「なるほど、『恐竜仙獣』って言うのか。……ん?お前仙人なのか!?」

恐竜仙獣『( ´艸`)』

玄鳥「なるほど…稲妻に来てからもう数百年も経ってんのか。」

玄鳥「ここは退屈か?そうだよな。」

 

恐竜仙獣と話すのに夢中な玄鳥。

胡桃「なんだが…玄鳥にはあの仙獣の言葉が分かるんだ。」

??「不思議やなぁ…あの子。」

胡桃「そういえば聞いてなかったけど…あなたの名前は?」

??「宵宮や。よろしゅうな!」

 

玄鳥(宵宮…?十夜がそんな事言ってたような…)

 

玄鳥「おい!じゃあ俺に着いてこないか!?そしたら璃月に帰れるかもだぜ?」

恐竜仙獣『(*´ω`*) 』

恐竜仙獣『(;´д`)』

玄鳥「え?力不足だったらどうしようかって?」

玄鳥「…………」

 

玄鳥「なら恐竜!俺がお前に勝ったら仲間になってくれるか?」

恐竜仙獣『( ´ ▽ ` )ノ』

玄鳥「そっか!でも…恐竜じゃ呼びにくいな…」

玄鳥「名前考えるか…」

 

玄鳥「ガブティ(ry……は駄目だな……パピゴ(ry…も駄目だな……うーん…」

 

玄鳥「面倒だしギラファでいいや。」

胡桃・宵宮「いや雑!」

 

玄鳥「とりあえずよろしくなギラファ!早速勝負だ!」

ギラファ『(;`O´)o』

 

そしてギラファは腕で薙ぎ払ってきた。

玄鳥「うおっ!?」

 

胡桃「だ、大丈夫、玄鳥!?」

玄鳥「平気だ!二人は先に戻っといてくれ!」

 

玄鳥「それから宵宮さん!」

宵宮「な、なんや?」

玄鳥「十夜さんによろしくな!」

 

宵宮「え!?なんで十夜の事……」

胡桃「ほら、宵宮さん。行こ!」

宵宮「う、うん…」

 

そして二人は去って行った。

 

玄鳥「さあ行くぜ!ギラファ!」

ギラファ『(`Δ´)! 』

 

 

そして二人は激闘を繰り広げた。

 

玄鳥「うわぁ!」

ギラファの口がデカ過ぎて地面まで抉り取ってしまった。

玄鳥「へへっ!それでこそ、倒し甲斐があるぜ!」

 

そしてその日、玄鳥は帰ってこなかった………

 

 

 

 

 

 

 

胡桃「玄鳥…また気絶してないといいんだけど…」

宵宮「彼、いつも気絶してるん?」

胡桃「昔からね…怪我なんて当たり前だったし…」

宵宮「ふーん…よう似てるわ…」

胡桃「似てるって…?」

宵宮「榊原十夜。聞いた事ならあるやろ?」

胡桃「ああ。知ってるよ。身長高くてクール系の人だっけ?」

宵宮「そうそう。あいつも…昔はよく怪我して…その度に泣いててな。」

胡桃「あの十夜さんが?」

宵宮「うん。その度にうちが慰めてたんや。」

胡桃「そーなんだ…」

宵宮「あいつと離れ離れになってからもう数年も経つんか…あいつ元気やったらええんやけど…」

胡桃「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

榊原十夜「………」

楓原万葉「どうしたでござるか?」

榊原十夜「いや、宵宮居ないか探してたんだ。」

楓原万葉「宵宮…殿でござるか?」

榊原十夜「ああ。昔からの顔馴染みでな。俺にとっては…大切な存在でもあるんだ。」

榊原十夜「餓鬼の頃。泣いてた時にあいつはよく慰めてくれた。」

 

榊原十夜「それも数年前か…」

楓原万葉「会えたらいいでござるね。」

榊原十夜「そうだな。」

 

 

 

 

感情というのはとても面倒な物。

 

宵宮と十夜が再開する時は来るのか…

 

 

第十二話『目覚めろ仙獣!』

 

これにて、一件落着。




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第13話 「咆哮、止むこと知らず」

仮面ライダーの中間フォームって大体13話に出てくるよね。

10月もう終わりとかマ?




玄鳥はいまだにギラファと戦っていた。

その間、夜と朝を何度か繰り返しているのか玄鳥は知らない。

 

玄鳥「オラァ!」

ギラファ『(゜▼゜*)』

 

玄鳥「そらぁ!」

玄鳥の攻撃でギラファは倒れ伏した。

 

玄鳥「よっしゃ勝ったぜぇぇ!!」

玄鳥は大喜びした。

 

玄鳥「これで、俺を認めてくれるか?」

ギラファ『(((o(*゚▽゚*)o)))』

するとギラファは咆哮して、玄鳥に何かを差し出した。

玄鳥「腕輪?」

 

腕輪では無い、ブレスレットである。

 

玄鳥「サンキューな!」

ギラファ『(´∇`) 』

玄鳥「ん?」

 

するとギラファの体が徐々に縮んで、鳥と同じぐらいの小ささになった。

 

玄鳥「ちっせぇなお前。」

ギラファ『(╬•᷅д•᷄╬)』

玄鳥「悪かったって。じゃあ胡桃のとこに戻ろうぜ。」

 

そして玄鳥は十夜達のところに行くが…

玄鳥「誰も居ない!?」

 

玄鳥「どっか行ったのかな…」

胡桃「玄鳥ー!」

玄鳥「お、胡桃!」

胡桃「やっと仲間にできたの?」

玄鳥「おう!」

胡桃「あれから一週間あったけど…大変だったんだからね!?」

玄鳥「一週間…」

胡桃「トーマさんが捕まったり、旅人が怪我したりとか…」

玄鳥「大変だったんだな…」

玄鳥「旅人は何処に?」

胡桃「天守閣だって。」

 

玄鳥「なら、俺も行くぜ!」

そして玄鳥はギラファを連れて天守閣に向かった。

胡桃「あ!待ってよー!」

胡桃も急いで追いかけた。

 

 

 

 

 

 

榊原十夜「………」

十夜は稲妻の兵士に襲われていた。

榊原十夜「悪魔で邪魔をするつもりか。」

しかし、いつもと様子がおかしい。

兵士A「榊原十夜…ここで貴様は終わりだ!」

兵士達は一気に向かってくるが。十夜の相手では無い。

 

榊原十夜「はっ!」

衝撃波を放ち、兵士を薙ぎ倒した。

 

榊原十夜「ふうっ…」

十夜が剣を納刀すると、後ろから誰かが歩いてきた。

 

??「!兄さん…」

榊原十夜「その声…」

榊原十夜「咲夜…」

 

その正体は、榊原咲夜。十夜の妹だった。

 

 

 

榊原咲夜「兄さん……」

榊原十夜「何のようだ。」

榊原咲夜「榊原家に戻って欲しいんです。」

榊原十夜「………」

榊原咲夜「あなたが居なければ、我が家は破滅なんです!お願いです!」

榊原十夜「……いい加減にしろ。俺はもう家を捨てた。」

榊原十夜「それに、今のお前が力不足なだけだ。いつかはできるようになる。」

榊原咲夜「しかし!兄さん!」

榊原十夜「はあ…頭が痛いぜ…」

 

榊原十夜「もう俺に構えな。消えろ。」

十夜は何処かに去ってしまった。

榊原咲夜「兄さん…あなたは…」

 

 

榊原十夜「くそっ…俺も女々しくなっちまったか…」

十夜は見慣れた道を歩いていた。

かつては宵宮と歩いた道だからだ。

榊原十夜「あいつ…元気なんだろうか…」

 

そんな事を考えていながら、砂浜の漂木に座る。

榊原十夜「………」

??「隣、ええかな?」

 

聞き馴染みの声だ。

榊原十夜「……宵宮…」

宵宮「……久しぶり。何年ぶりかな…」

宵宮が十夜の隣に座った。

 

榊原十夜「……悪いな。急に居なくなったりして。」

宵宮「せや、なんか一言言ってくれればよかったのに。」

榊原十夜「……お前、背高くなったか?」

宵宮「そりゃ、あの頃よりはな。」

榊原十夜「……考えていた。宵宮が俺の事どう思ってるか。」

宵宮「…十夜…」

榊原十夜「俺の事軽蔑してるのだろうか…それとも忘れてるのか…不安だった。」

宵宮「……私はな……十夜」

榊原十夜「?」

宵宮「ずっと、忘れられへんかった。あの時から……あの瞬間から……」

榊原十夜「……」

宵宮「いや……十夜の事を忘れた事なんてなかった。」

榊原十夜「……!」

宵宮「急に居なくなって悲しかった……連絡も取れんくなった……」

榊原十夜「悪いな……」

宵宮「でも、再会できて嬉しいわ。」

榊原十夜「宵宮……」

宵宮「十夜……」

榊原十夜「なんだ?」

宵宮「うち、十夜の事が大好きやから。」

榊原十夜「……!……俺も大好きだ。」

宵宮「ずっと……会いたかったで……」

榊原十夜「……俺もだ。」

宵宮「……ふふっ、泣いてるん?」

榊原十夜「……泣いてなんかない……」

宵宮は泣きじゃくる十夜を抱きしめる。

宵宮「うちら、相性いいやんな?」

榊原十夜「最高だな。」

榊原十夜「……付き合うか?俺と。」

宵宮「……もちろん。」

宵宮は十夜の手を強く握った。

榊原十夜「……」

榊原十夜が目を覚ますと、そこは砂浜だった。

榊原十夜「……」

海風が吹く。

風鈴の音が聞こえる。

十夜は空を見上げる。

 

榊原十夜(玄鳥のやつ…うまくやってるかな…)

 

 

 

玄鳥「ここか!」

天守閣についた玄鳥。

そこには、雷電将軍と蛍と後誰か一人消し炭になった奴がいた。

玄鳥「蛍ー!」

雷電将軍「……何者ですか。無断で天守閣に足を踏み入れた者。」

玄鳥「あんたが雷電将軍って奴か。それより蛍。大丈夫か?」

蛍「私は平気。」

玄鳥「それより…そこに隠れてる奴出てこい!」

気配を察した玄鳥は柱の後ろにいた男に手を向けた。

 

ダヅ「気づいてたのかぁ」

玄鳥「その剥き出しの憎悪をもっと隠すんだな。」

 

雷電将軍(いつの間にここに侵入を…)

蛍(いつの間に…)

 

ダヅ「玄鳥。お前、俺の刃のエサになれ。」

玄鳥「なんだよ。」

ダヅ「疼くんだよ刃がぁ!殺す!お前をなあ!」

 

玄鳥はダヅから距離を取る。

ダヅ「死ねぇ!」

玄鳥「うわっ!」

 

玄鳥は炎の剣を抜いて、薙ぎ払う。

ダヅに直撃し、ダメージを受けているが、快楽を感じているようだ。

 

ダヅ「フハハハハ!いいぞ!いいぞ!玄鳥!滾るぜぇ!」

玄鳥「イかれたか、ダヅ!」

 

そんな様子を見てギラファが何か言ってきた。

玄鳥「どうしたギラファ?」

ギラファ『ヽ(`Д´)ノ』

玄鳥「え?『一緒に戦うぞ?合体だ?』……お前と合体すんのか!?」

ギラファ『ヽ(`Д´)ノ』

玄鳥「『具体的にはファデュイの魔王武装と同じだ。安心しろ』だって?」

玄鳥「よし、一か八かだ。行くぜギラファ!」

そして左腕のブレスレット『超絶武装チェンジャー』を使い、真のパワーを使った。

 

玄鳥「恐竜武装!」

 

ギラファは遠吠えをあげて、鎧のような姿に変えた。

玄鳥「よぉし!行くぜぇ!」

そして玄鳥に纏うように装備されていった。

 

玄鳥「………」

蛍「す、凄い…」

パイモン「凄いパワーだぞ!」

雷電将軍「あの力…」

 

 

玄鳥「ウオオオオオオオオオオオオ!!!!」

野獣の遠吠えのように叫ぶ玄鳥。

 

玄鳥「行くぜ…」

玄鳥は腕に装備された巨大な爪を使い、ダヅに攻撃した。

ダヅ「ぐおっ!?」

ダヅの持つ双剣を一つ砕いた。

 

玄鳥「すげぇパワーだ…これならやれる!」

玄鳥は高くジャンプし、爪に炎元素を溜める。

玄鳥「喰らえぇ!この野郎!」

 

玄鳥はダイビングクローでダヅの右腕を切り裂いた。

ダヅ「ぐおわぁぁぁぁぁ!!!」

 

遠心力でダヅは天守閣を突き破って何処かに消えてしまった。

 

玄鳥「ふう…」

玄鳥「これがギラファと俺の力か…凄まじいな…」

 

 

 

新しい力を手に入れた玄鳥。

 

果たしてこの先、どうなる事やら。

 

 

第十三話『咆哮、止むこと知らず』

 

これにて、一件落着。




今回の登場人物

玄鳥
恐竜仙獣と合体して新フォームに。


恐竜仙獣(ギラファ)
モチーフはスーパーカセキホリダーのギガラージャから。
パワータイプででかい。

胡桃
ヒロイン。しかし、出番は少ない。

榊原十夜
草元素だから有能

宵宮
かわいい

雷電将軍
キャラデザSSS


かわいい

淑女
出番無く死亡

気軽にコメントどうぞ。


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第14話 「零れ火は明日に舞う」

池田純矢逮捕悲しいなぁ…



視点変更の時は色々記号つけることにしました。

主人公視線→☆☆☆☆☆

ヒロイン視点→☆☆☆☆

各地方主役→☆☆☆


前回のあらすじ

 

ストーカー撃破!

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

玄鳥「何度来んな!」

蛍「………」

玄鳥「どうした蛍?」

蛍「なんでもない………」

蛍(淑女が死んだ…)

蛍「私は、もう行く。あと、よろしくね」

玄鳥「おう、任せとけ。ところで、お前今日はどこに行くんだ?」

蛍「ちょっとね」

玄鳥「そうか……気をつけてな……」

蛍「……」

 

玄鳥「あいつどうしたんだろ。様子がおかしかったけど。」

玄鳥は壁から稲妻城を出た。

 

玄鳥「…これからどうしよ…とりあえず…胡桃を探すか。」

玄鳥は胡桃を探すため、街中を走り回った。

玄鳥「はぁはぁ……どこにいるんだ?胡桃」

すると、玄鳥の前から胡桃が走ってきた。

胡桃「玄鳥ー!」

胡桃は玄鳥を見つけると、ものすごい勢いで走りだし、飛びついた。

玄鳥「ぐはっ!?」

胡桃「えへへー!」

胡桃は嬉しそうに笑っていた。

胡桃「玄鳥、心配したよー!稲妻城から何かが吹き飛んでってから何かあると思って…」

玄鳥「大丈夫だ。ただのストーカー野郎をぶっ飛ばしただけだし。」

胡桃「そっか……ならいいけど。」

 

ギラファ『Σ(゚д゚;)』

玄鳥「どうした?」

玄鳥「『そろそろ璃月に戻る』って?そうだな。でも蛍達の用事が終わってからな。」

 

空が晴れ上がるのを見て、玄鳥はホッとした。

玄鳥「一件落着だな。」

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

玄鳥「戻ってきたな。」

蛍「ごめんお待たせ!」

パイモン「なんとか、目狩り令の事はなんとかなりそうだぞ!」

玄鳥「そりゃよかったな。これで稲妻も平和になったって事か。」

パイモン「そうだな!」

ギラファ『(о'¬'о)』

パイモン「な、なんだ?」

ギラファがよだれを垂らしながら、パイモンにかぶりついた。

パイモン「ギャアァアァ!いきなり何すんだ!!」

玄鳥「パイモンが餌に見えたんだろ。」

蛍「パイモンは非常食だからね。」

パイモン「思いやりが足りないぞ!」

 

そんな笑い話をしている時、十夜達も現れた。

榊原十夜「玄鳥。」

玄鳥「?」

榊原十夜「出発する前に、付き合ってもらえるか。」

玄鳥「いいけど。」

 

そして二人は近くの砂浜まで向かった。

 

☆☆☆

 

ここだ。ここなら、バトルフィールドとしても広く。邪魔も入りにくい。

玄鳥「なにするんだ?」

榊原十夜「俺と戦え。」

玄鳥「え?」

榊原十夜「我が榊原家に代々受け継がれる秘奥義。お前にも教えてやろうと思ってな。」

玄鳥「秘奥義……」

 

玄鳥「………」

榊原十夜「このまま戦って、本当に大丈夫か?」

榊原十夜「そう思い、俺はお前に秘奥義を伝授する事にしたいのだ。」

玄鳥「なるほど…」

榊原十夜「全力で来い!」

玄鳥「なら行くぜ!ギラファ!」

 

玄鳥はギラファの力を使って、恐竜武装をした。

玄鳥「行くぞ!」

榊原十夜「来い!」

 

玄鳥「おおお!」

爪を光らせ、十夜に攻撃をする。

 

十夜「甘い!」

十夜はそれを回避して背中に攻撃する。

 

ガキンという音が鳴る。

十夜の攻撃は全く効いていなかった。

 

十夜「硬いな…」

玄鳥「おら!」

 

十夜「うおっ!」

十夜「早い!」

玄鳥「恐竜だからな!」

玄鳥は地ならしを起こして、十夜の足場を狂わせた。

十夜「くそぉ!」

十夜は元素の力を使って足場を設置した。

 

玄鳥「草元素の力か!」

玄鳥も足場に乗る。しかし、足が徐々に沈んでいた。

十夜「重すぎたようだな!隙ができた!」

 

そして十夜は体の中の力を解き放った。

玄鳥「何!?」

榊原十夜「これが、体の中の力を解き放つ…『オーバーリミッツ』だ!」

そして剣を強く握って玄鳥に走り出した。

 

榊原十夜「一太刀とは言わない、全身に……死の慟哭を刻め!」

 

そして刃でどんどん切り裂いていった。

 

榊原十夜「漸毅……狼影陣ッ!!」

玄鳥「うわぁぁ!!」

 

連続攻撃でギラファとの融合が解除された。

玄鳥「これが…秘奥義の力か…」

 

榊原十夜「どうだ。これが秘奥義だ。」

玄鳥「確かに強い。習得する意味があるな!」

 

玄鳥は不屈の精神で立ち上がった。

玄鳥(精神を集中……)

 

玄鳥は目を閉じて、集中する。

玄鳥「うおおお!!」

 

玄鳥も力を解き放ち、オーバーリミッツ状態になった。

榊原十夜「いいぞ!」

玄鳥「十夜!受けてみやがれ!」

 

そして玄鳥も走り出して行った。

 

 

玄鳥「閃け、鮮烈なる刃!無辺の闇を鋭く切り裂き、仇名す者を微塵に砕く!

 

 

 

漸毅狼影陣!! 」

 

凄まじい連続斬撃で十夜は倒れ伏した。

 

榊原十夜「見事だ…我が家の秘奥義を継ぎやがって……」

玄鳥「はあ…正直疲れるわ。」

十夜は立って玄鳥を見つめる。

榊原十夜「流石だな。」

玄鳥「そりゃどうも。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

玄鳥「さて…そろそろ戻るか。璃月にさ。」

胡桃「うん!」

 

榊原十夜「そうか。」

玄鳥「十夜は稲妻に残るのか?」

榊原十夜「暫くは…な。」

榊原十夜「宵宮と、これからの事を話し合いたいんだ。」

宵宮「じゅ…十夜…恥ずかし…」

榊原十夜「?」

 

玄鳥「ま、頑張れよ。結婚式には呼んでくれよな。」

宵宮「ちょ…!?」

胡桃「あははー!宵宮さん照れてるー!」

玄鳥「ま、頑張れよ!」

 

榊原十夜「お前も。彼女の気持ちに気づいてやれよ。」

胡桃「!!!」

玄鳥「?」

 

榊原十夜「おいおい…気づいてないのかよ…頭が痛いぜ…」

 

 

 

そして蛍、胡桃、玄鳥は船に乗った。

蛍「さようならー!」

 

胡桃「また来るからねー!」

 

玄鳥「また戦おうなー!」

ギラファ「\(^^)/」

 

榊原十夜「ふっ、あいつの恋。少し応援してみるか…」

 

 

 

秘奥義『漸毅狼影陣』を習得した玄鳥。

 

璃月に戻った後、彼は何をするのか…

 

 

第十四話『零れ火は明日に舞う』

 

これにて、一件落着!




ひっさびさにアンケートします。
胡桃編を終わらせるかなぁ…

気軽に感想・コメントどうぞ


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第二章 甘雨編
第1話 「仙人の一日」


甘雨可愛い
甘雨可愛い
甘雨可愛い
甘雨可愛い
甘雨可愛い

☆☆☆☆☆←伏龍視点

☆☆☆☆←甘雨視点


☆☆☆☆

 

みなさんこんにちは。

私は甘雨です。璃月七星の秘書をやっています。

 

そんな私は仕事が少し増えたと感じています。

それもその筈…

 

刻晴「甘雨居る?」

甘雨「何でしょうか?」

刻晴「例の仙人。また逃げたわ。」

甘雨「はあ…またあの人が…」

刻晴「とりあえず、私はアイツを追うから。甘雨はあいつを追ってくれない?」

甘雨「分かりました。」

刻晴「頼んだわよ!」

甘雨「はい。」

 

☆☆☆☆

 

私は璃月港にやってきました。

甘雨(あの人、本当に逃げ足だけは早いですね……)

璃月の街は変わり映えなく、賑やかさに満ちています。

甘雨(何処に居るのでしょうか…)

暫く探していると……

 

甘雨「あ!」

見つけました。女性と話しかけていますね。

 

??「君。俺とお茶しないか?きっと楽しいぜー?」

女性「で、でも…この後仕事が…」

??「大丈夫大丈夫。たまには息抜きも大事だぜ?若いんだから。」

女性「でも……」

??「いいじゃーん!ねえ?」

甘雨(仕事中の女性に、何をしているんですか……あの人は……)

私は我慢出来ず、彼らに近づきました。

甘雨「何をしているのですか?伏龍さん?」

伏龍「お!甘雨ちゃ〜ん!」

甘雨「この人はこれから仕事です。やめてあげて下さい。」

伏龍「ちぇー……折角のチャンスなのに……」

甘雨「また、天権様に言いつけますよ?」

伏龍「あー!それはやめてくれ!あいつ怖いんだよぉ……」

甘雨「あなたが仕事をサボるからでしょう?自業自得です!」

??「……あの、貴方は?」

甘雨「ああ、すみません。私は甘雨と申します。この人が失礼しました。」

そして耳を引っ張って連れて行きました。

手を引っ張って連れていこうとすると風元素で逃げられますからね。

 

甘雨「往生際が悪いですよ。」

伏龍「おいおい。そんな引っ張るなって。」

甘雨「駄目です。しっかりとお仕事して下さい。」

伏龍「ちぇー……」

 

☆☆☆☆☆

 

甘雨「早く座ってください!」

そう言われて俺は正座させられた。

甘雨「全く……」

伏龍「まあまあ。落ち着こうぜ?」

甘雨「誰のせいだと思っているんですか!?」

甘雨は怒ってきた。

俺は仕方なく席に着く。

甘雨「大体、あなたと言う人は……」

甘雨の説教が始まった。

俺は適当に相槌を打ちながら聞き流す。

甘雨「聞いていますか!?」

伏龍「聞いてるよ。」

甘雨「嘘です!」

伏龍「ホントホント。」

甘雨「……全くもう……」

 

甘雨が諦めたようにため息をついた。

甘雨「とにかく、あなたも璃月の民の一員なのですから……しっかりと働いて下さいね?」

伏龍「分かってるよ。まあ適当に頑張るわ。」

甘雨(全然信用出来ないんですが……)呆れた目でこちらを見てくる甘雨。

甘雨「そもそも、貴方はどうしてそこまで働くのを嫌うのですか?何か理由があるんですか?」

伏龍「だって面倒いし…」

 

甘雨「はぁ……少しは真面目に働いたらどうですか?天権様からも言われているのでしょう?」

伏龍「まあ、そうなんだけどさー……」

甘雨「全く貴方は……また逃げられたと報告しなければなりませんね。」

伏龍「それはやめてくれ!」

甘雨はため息をついて言った。

甘雨「とにかく!早く仕事に戻ってくださいね?」

伏龍「はいはい。分かりましたよ。」

俺は適当に返事をして部屋を後にした。

 

伏龍「馬鹿め。俺に逃げられない場所なんざ無いんだよ…!」

俺はサボる為なら何でもやるのだ。

あばよ甘雨ッ!

 

☆☆☆☆

 

甘雨「ふぅ……」

私はため息をついた。彼の扱いには本当に苦労する……。

甘雨(あの人は一体何を考えているのか……)

彼に振り回される日々が続いているが、不思議と悪い気はしない。

むしろ、彼と過ごす時間が楽しくなってきている自分がいた。

しかし、彼にもちゃんとした生活を送って欲しいと思っているのも事実だ。

甘雨(やっぱり少しはお灸を据えなければいけませんね……)

私は彼を捕まえる為の計画を考えることにした。

甘雨(まずは彼が行きそうな場所を絞り込む必要がありますね……)

私は考えを巡らせる。彼はいつも何処に居るのだろうか?

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「ふう……ここまで来れば安心だな。」

俺は建物の屋根の上から璃月港を見下ろしていた。

やはり、逃げるなら高いところに限るぜ! こうして高いところから見下ろすと気分が良いな!

うん!いい気分だ!ふはははは!さて、次行こうかなぁ…

 

俺はとりあえず、璃月港から離れようとするが……

甘雨「やはり、ここに居ましたね。」

甘雨が目の前に現れた。

伏龍「げっ!」

俺は慌てて逃げようとするが、時すでに遅し。

甘雨は氷元素で俺の足を凍らせて、滑らせてきた。

伏龍「うぇっ!?」

地面をスケートのように滑ってしまった。

伏龍「あばばばばば!?」

そして、勢い余って転がってしまう。

甘雨「ふふ。捕まえましたよ?」

俺は手足が氷漬けにされていた。

伏龍「しまった……」

甘雨「さて、覚悟はよろしいですか?」

伏龍(まずい!このままじゃマジ仕事させられる…!)

俺は必死に逃げようとするが……無慈悲にも、そのまま捕まってしまったのであった……

 

ナゼダァ!!

 

 

 

甘雨の奴…あの後大量の仕事を置いてきやがった…やれやれ…明日はナンパは無理だな…

 

伏龍さん…仕事するのは早いのに、何故あんなにめんどくさがり屋なんでしょうか…

 

 

第一話『仙人の1日』

 

これで、一件落着!…ってね。




名前:伏龍
レアリティ:☆☆☆☆☆
国/所属:璃月/月海亭
種族:仙人
使用武器:弓
モチーフ武器:ダグシアンクロウ
神の目:風
誕生日:1月8日
命ノ星座:冥王座
CV:小野坂昌也

璃月の仙人。ナンパするのが趣味でマイペースな男。


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第2話 「帝君暗殺!?」

この作品に駄文タグは必要不可欠


☆☆☆☆

 

あの後、逃げた伏龍さんを捕まえて

甘雨「伏龍さん。これを。」

伏龍「はいはい。」

私は伏龍さんに溜まった仕事を渡しました。

伏龍「こんなにぃ?面倒くさ(ry」

甘雨「しっかりとやってくださいね?」

伏龍「あっ、ハイ。」

甘雨「ちゃんとやらないと……」

伏龍「言わないで言わないで!怖いから!」

甘雨「なら、早くやってくださいね?」

伏龍「ハイ……」

甘雨「では。」

私は部屋から出ると……

甘雨「ふぅ……」

凝光「ふふっ。大変だったわね?」

甘雨「はい、大変でしたよ。」

凝光「そう。でも、楽しかったでしょう?」

甘雨「まあ、そうですね。」

凝光「それにしても、貴方があんなに怒るなんてね?」

甘雨「……あれは怒っていたのではなく叱っていたんですよ?」

凝光「そうかしら?」

甘雨「そうです!」

凝光「はいはい。」

甘雨「……私、一旦部屋で休みます。」

凝光「甘雨は働き過ぎなのよ。たまには休まないと。」

甘雨「そうですかね?」

凝光「そうよ。じゃあ、私は仕事に戻るから。」

甘雨「はい、分かりました。では、私は戻りますね。」

凝光「えぇ。」

 

甘雨は自分の部屋に戻ると……

 

甘雨「はぁ……」

私はベッドに倒れ込みました。

甘雨「…。」

そう思いながら、私は目を閉じて……眠りにつきました。

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「終わった……」

数日後……

何とか全部終わらせておいた。

ひぃー終わった終わった。

伏龍「甘雨。どこ居るかな。部屋に居たら面倒だな……」

そう思いながら、甘雨の部屋に行ったら……

甘雨は留守のようだった。

伏龍「ありゃ、居ないな。」

俺は甘雨の部屋に入って……

伏龍「あいつまた仕事してんのかよ……なら、俺は璃月を散歩……」

伏龍「いや、今日は気分を変えてモンドに行くか!」

俺はそう言ってモンドに行くことにした。

 

伏龍「ここがモンドかー……なんもねぇな。」

俺はモンドに来たが、何も無かった。

まぁ、いいや。

適当に散歩して帰ろ。

 

途中、吟遊野郎の詩を聞いた後、螺旋に向かってヒルチャール共をなぶり殺しにしてやった。

 

スッキリした。そして、俺は何事もなく帰ってくる。

伏龍「ただいまー。」

甘雨「……。」

甘雨が本を読んでいた。

伏龍「珍しいじゃん。何読んでんの?」

甘雨「おかえりなさい。これですか?これは……」

甘雨は本の題名を見せてきた。

伏龍「おう、おかえりー。」

甘雨「ただいまです。これは……璃月の伝承をまとめた本です。」

伏龍「へえー……」

甘雨「貴方も読んでみたらどうですか?」

伏龍「いや、俺はいいよ。本とか読むの嫌いだし。」

甘雨「でも、文化を学ぶというのは大事ですよ?」

伏龍「いいんだよ、俺は。」

甘雨「そうですか……」

甘雨はしょぼんとしている。

伏龍「んぐっ……分かった。読むから俺に貸してくれ。」

甘雨「はい!では、どうぞ。」

俺は甘雨から本を借り、部屋に戻って読む事にした。

 

伏龍「ん?」

しかし、なんか違和感があった。

伏龍「『仙獣と人間の融合について』……?」

伏龍「まさか甘雨のやつ、寝ぼけてたのか?」

さっきも目にクマが出来てたし……寝ぼけてたな……

伏龍「ちょっと読んでみるか。」

俺はその本を読んでみることにした。

伏龍「……。」

その中にこんな一文があった。

『仙獣と人間の融合について』

人間と仙獣の融合。

元素能力の扱いに優れた人間と特殊な仙獣である『武装仙獣』、そして要となる『超絶武装チェンジャー』。

これらにより、人間と仙獣の融合が実現する。

だが、この融合には大量のエネルギーを消費するため、チェンジャーと融合する人間を選ぶ必要がある。

伏龍「はぁ?なんじゃそりゃ……」

俺は読んでいて頭がおかしくなりそうだった。

伏龍「これ……マジか?」

そして、その本には仙獣と人間の融合を行う儀式や方法などが載っていた。

伏龍「うーん……難しいな……」

とりあえず、寝よう。

頭痛くなってきたし……そう思い、俺は眠りについた。

 

 

…………

 

伏龍「んー……?」

なんか、眠気を感じない……

伏龍「てかいつまで寝てたんだ?俺。」

甘雨「伏龍さん!」

伏龍「だあああああ!びびったぁ!」

甘雨が急に部屋に入って来た。

甘雨「大変です伏龍さん!帝君が……」

伏龍「モラクスが……?」

甘雨「岩王帝君が……暗殺されました!」

伏龍「ヴェェェェ!?まじぃ!?」

 

 

 

 

あの岩王帝君が暗殺されたってまじか……これは大事になりそうだぜ……

 

岩王帝君が暗殺されてしまうなんて……一体誰が……

 

 

第二話『帝君暗殺!?』

 

これで、一件落着!…ってね。




クソ作品(事実)


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第3話 「開戦」

3000UA超えて嬉しいね。


☆☆☆☆☆

 

伏龍「帝君が暗殺されちまったのか…」

 

俺は廊下を歩きながらそんな事を呟いた。

他の奴らは対応に困ってるそうだが…

 

伏龍「……仕組まれてるのか…俺達。」

そんな事を思った俺は、急いである場所に向かった。

 

伏龍「ここだな…」

俺は絶雲の間に来ていた。ここは大きな岩が積み重なっており、それのお陰で戦闘では敵からの攻撃を防御しやすい。

 

伏龍(こっからなら誰が来ても…)

俺は弓を構えて、誰が来ても脳天を撃ち抜けるように準備した。

 

伏龍(…………来た!)

伏龍「何もんだ?お前。強いのか?」

玄鳥「はあ?」

伏龍「強いのかって聞いてんだよ。」

伏龍「俺は今、猛烈に戦いに飢えてんだ。」

玄鳥「へえ、意外だな。」

玄鳥「俺も今、血がたぎってしょうがねぇんだ!」

伏龍「面白いやつだな。お前、名前は?」

玄鳥「玄鳥。そっちは?」

伏龍「俺は伏龍…さて行くぜッ!」

 

そして俺は急速接近した。

そして、鋭い蹴りを繰り出して攻撃する。

玄鳥「おっと!」

それを咄嗟に躱した玄鳥は、俺の脇腹に蹴りを入れた。

しかしそれじゃあビクともしない。

 

伏龍「まだまだぁ!!」

 

そう言うと俺は回転し始め、そのままの勢いで玄鳥を蹴り飛ばした。

玄鳥「だあっ!」

伏龍「ふっ!」

玄鳥「くっ!」

伏龍「うりゃあ!」

玄鳥「っぶねぇ!」

伏龍「おらぁ!」

玄鳥「うおお!!」

伏龍「おらおらぁ!」

玄鳥「ぐっ……くっそが……」

伏龍「中々やるじゃねえか。」

すると、俺と玄鳥は同時に跳び上がり、そして空中でぶつかり合った。

そしてそのまま地面に着地した。

 

伏龍「……お互い怪我してんな……」

玄鳥「そうみたいだな……」

伏龍「……でもまだ戦えんだろ?」

玄鳥「ったりめぇだろ!?」

 

俺が放つ蹴りの連打を、どうにか避けていく玄鳥。

だが、このままではいずれやられてしまう。

そこで、玄鳥は俺から距離を取り、妖刀オニビカリを手に取る。

 

ダグシアンクロウを手に持ち、玄鳥と対峙する。

玄鳥「行くぞ!」

伏龍「来い!」

玄鳥は妖刀オニビカリで、俺に斬りかかった。

俺はそれを難なく躱し、蹴りを繰り出す。

だが、その攻撃を玄鳥は腕で防いだ。

さらに、オニビカリから黒いオーラが溢れ出し、剣閃が放たれる。

 

その攻撃を避けつつ、矢を射った。しかし玄鳥は、それを間一髪で躱した。

さらに俺が急接近し、斬りかかる。

だが俺はそれに反応し、防御する。

お互い一歩も譲らず、攻撃と防御が繰り返される。

だが、次第に玄鳥の息が上がり始めた。

それに気づいて俺も一気に攻め立てる。

その猛攻を何とか凌ぐものの、次第に追い詰められていく玄鳥。

玄鳥「だが!」

 

玄鳥は心臓から炎の剣を取り出し、二刀流モードに。

 

玄鳥(消耗が激しい!短期決戦に持ち込む!)

伏龍(あの炎…当たったらひとたまりも無いな…)

 

俺は弓の弦を最大限引っ張った。

 

玄鳥は炎の剣に力を溜めて、一気に俺に向かって振り下ろした。

 

玄鳥「はああ!!」

伏龍「おらぁ!!」

一気に距離が縮まり、俺達はお互いに攻撃が当たる瞬間だった。

二人「!?!?」

 

俺達は爆発の勢いで、遠くまで吹き飛ばされてしまった。

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

〜南天門

刻晴「…‥待ちなさい…待ちなさい!玲瓏!」

玲瓏「……」

 

ここは南天門。この地には、阿鳩が崇拝する若陀龍王を封印するための大木、伏龍の木がある。

そんな場所に、璃月七星の一人『刻晴』と七星書記の『玲瓏』がいた。

しかし、仕事で来ている様子ではなさそうだった。

 

 

玲瓏「なんだよ。まだ着いて来るのかよ。しつこいな刻晴。」

刻晴「別に…今日こそ連れ帰るわよ!あんたの仕事沢山あるんだから!ほら!さっさと行くわよ!」

玲瓏「えー?俺、体を動かす方が楽だしさ…勘弁してくれ!」

刻晴「そんなこと言ってる場合じゃないのよ!あんたの仕事は……ん?あれは?」

二人が言い合っていると、南天門に向かって走ってくる人影が見える。それは、水色の髪に蒼い瞳をした少女『甘雨』だった。

甘雨「はぁ……はぁ……やっと追い付きました……。」

玲瓏「甘雨か。」

刻晴「どうしたのよ甘雨。そんなに急いで。」

甘雨「じ……実は……」

 

 

 

三人が急いで、伏龍の木の近くに向かった。

 

すると……

 

玲瓏「は?」

 

青年が二人、土に突き刺さっているでは無いか。

玲瓏「た、助けてやろうぜ…」

 

 

 

最悪だ…

 

一体…どうしたら土に突き刺さるのでしょうか……

 

 

第三話『開戦』

 

これで、一件落着!…ってね。




半分使い回した。
ごめん。

同時刻→https://syosetu.org/novel/328357/8.html


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第4話 「禍津九尾」

甘雨編もストーリー短い


玄鳥「ふう…助かった…」

 

伏龍「一時はどうなるかと思ったぜ。」

甘雨「伏龍さん!どうしてこんな所にいたんですか?」

 

玄鳥「それは俺から説明しよう。」

 

 

青年解説中……

 

 

玲瓏「つまり…この仙人野郎が悪いって事か。」

伏龍「え!?俺!?」

 

 

甘雨「伏龍さん…『禁忌滅却の札』を持つ人に危害を及ぼすのは……」

玄鳥「意外に強くてビビったわ。お前強いんだな。」

伏龍「当然よー!こう見えても5000年生きてるんだぜー!?」

玄鳥「5000年!?大先輩じゃねぇか!」

伏龍「だから敬えよ。」

玄鳥「だが断る。」

甘雨「伏龍さん伏龍さん。」

伏龍「何?」

甘雨「どうして禁忌滅却の札を持つ彼を攻撃したんですか?」

伏龍「だから…戦いたかったからに決まってるだろ!?それ以外に何か??」

甘雨「まぁそれはそうですが……その……」

玄鳥「つまりこういうことか。コイツは『ルールなんて関係ない』と。」

甘雨「はい……」

玲瓏「はぁ……こりゃまた随分とぶっ飛んだ仙人がいたもんだぜ…」

伏龍「まぁとにかくだ。これからどうする?」

刻晴「とりあえず、璃月に帰りましょう。これからの話もしないといけないし。」

甘雨「……そうですね。」

玄鳥「そーだな。」

伏龍「はあ…何キロある事やら…」

 

そして俺達は璃月に戻る事にした。

 

伏龍「……」

玲瓏「妙だな。」

玄鳥「何がだ?」

 

すると南天門に異様な空気が渦巻いていた。

 

甘雨「な、なんでしょう……」

 

刻晴「ッ!上よ!!」

 

全員が崖の上を見ると、そこには

黒くて禍々しい三本の尾を持つ魔物だった。

 

玄鳥「な、なんだあいつ!?」

伏龍「狐…?にも見えるな…」

 

すると、狐の魔物は崖から降りて、咆哮した。

その咆哮は、地を割り、木を震え上がって、動物は恐怖した。

 

玄鳥「なんかやばそうだぜ…!?」

刻晴「来るわよ!」

 

すると黒い狐はぐるぐると回転し始めた。

 

刻晴「何する気かしら…」

剣を持ち、警戒する刻晴。

 

すると魔物は咆哮し、空に謎の球体が生み出された。

 

甘雨「一体何を………!?」

甘雨は急に倒れ込んでしまった。

 

刻晴「甘雨……ッ!?」

刻晴も続いて倒れ込んだ。

玲瓏「何がどうなってんだ…!?」

伏龍「あの球体のせいか…!?」

玄鳥「やばいなこりゃ…」

刻晴「うぅ……ッ!」

周りには倒れた俺と玄鳥、そして甘雨の姿があった。

しかし、謎の球体の渦により、何もできないでいた。

甘雨「くッ……」

甘雨はどうにか立ち上がる。

しかし、力は出なかった。

 

玄鳥「くそっ…」

すると魔物は甘雨達に近づいた。

しかも、よだれを垂らして。

玄鳥「マジかよ……」

玄鳥は剣を構えるが、もう動けなかった。

甘雨「いやっ…やめてッ!」

魔物は甘雨に襲いかかろうとする。

 

伏龍「ちくしょう…今だけでいいから…動いてくれ…俺の体ァ!!」

俺は最後の力を振り絞って、弓を持つ。

 

そして上空の球体に向かって矢を放った。

そして球体に命中し、粉々に破壊された。

伏龍「よっしゃ……ッ!」

甘雨「はあ…はあ…」

 

魔物は球体が破壊されて不利になったと感じたか、どこかに逃げていった。

刻晴「はあ……はあ……」

甘雨「ありがとうございます。伏龍さん」

玄鳥「すまんかったな」

伏龍「いいってことよ。それより甘雨は大丈夫?」

甘雨「私は……大丈夫です」

刻晴「一旦…絶雲の間に行きましょう…そこで怪我を癒さないと…」

玲瓏「だな…」

 

そして俺達は絶雲の間に急いで向かった。

謎の魔物。

 

その正体は一旦なんだったんだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

留雲借風真君「む?」

 

鶴のような仙人が怪我をした甘雨達に向かっていった。

 

削月築陽真君「何があったのだ…」

伏龍「鹿野郎!」

玄鳥「実は……」

 

玄鳥は南天門での出来事を全て話した。

削月築陽真君「何ッ!?奴が!?」

刻晴達は大声にビビって耳を塞ぐ。

 

伏龍「鹿野郎。なんなんだあの魔物は?」

 

削月築陽真君「すまない…取り乱した。一から説明しよう。」

 

削月築陽真君「奴の名は…『禍津九尾』。かつて…我々と同じく仙人だった者……」

玄鳥「マジか…」

削月築陽真君「奴は我々と共に魔神戦争を戦い抜いた。しかし…」

刻晴「しかし?」

削月築陽真君「奴は…我々を裏切り…人々を襲い始めたのだ……!」

 

削月築陽真君は静かに怒っている。

相当悲しかったのだと感じられる。

 

削月築陽真君「そして我らは奴を封印し…無事に済んだと思っていたが…」

削月築陽真君「何処かの愚か者のせいで…封印が解かれたようだな…」

 

玲瓏「そんな事した奴誰だよ…」

 

削月築陽真君「分からぬ…しかし…」

 

削月築陽真君「奴の力は我々仙人が総動員してようやく封印に成功した。今の奴に我々は勝つ事は不可能に近いだろう…」

玲瓏「そんな…」

刻晴「どうすれば…いいの?」

玄鳥「……簡単だ。」

 

玄鳥が立ち上がる。

玄鳥「力をつけてあいつをぶっ飛ばせばいい。封印なんて小細工使わずに、自分達の実力で倒せばいいんだ。」

 

削月築陽真君「簡単に言うが……」

伏龍「……そうだな。」

玲瓏「……俺もそれに賛成だ。」

 

刻晴「玲瓏…」

 

玄鳥「とりあえず…俺は璃月に戻る。お前らは?」

玲瓏「俺はドラゴンスパインに向かう。」

 

刻晴「もう…なら、私も璃月に戻るわ…」

 

伏龍「俺は、一旦璃月に向かおうかな。」

伏龍「鹿野郎。甘雨の事頼むぜ。」

 

削月築陽真君「善処する。」

 

そして俺達は璃月港に戻ってこられた。

刻晴「なんとか戻ってこられたわ…」

伏龍「だな…」

玄鳥「じゃ、一旦ここで解散だ。」

 

伏龍「だな。俺は寝る。」

刻晴「仕事…」

伏龍「断る。」

 

伏龍(とりあえず…調べたい事があるからな…)

 

伏龍「あー!俺、ちょっと調査に行ってこようかな〜!」

俺は逃げるように璃月港から出て行った。

 

 

 

 

 

新たな強敵『禍津九尾』。

 

それに対抗する為に力をつける為、戦士達は別々の道を歩んで行く……

 

 

第四話『対策』

 

これで、一件落着!…ってね。




気軽にコメントどうぞ


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第5話 「迫る客星(前編)」

気軽にコメント


伏龍「…甘雨の奴大丈夫かなぁ…」

俺は絶雲の間で療養中の甘雨を心配した。

一番怪我してたけど…大丈夫かな…。

流石に心配なので、俺は甘雨に会う事にした。

外は大雨で視界も悪いため、警戒は怠らずに進んでいく。

……そして俺は見てしまった。

 

??「ああーー!!」

伏龍「えぇー!?」

空から女が降ってきたではないか。

俺は咄嗟に彼女を受け止めた。

??「な、なんだ!?」

伏龍「危ね!」

間一髪受け止めて、衝撃を和らげる事ができた。

伏龍「大丈夫か?」

??「あ…ありがとうございます…」

伏龍「ああ、怪我は……無さそうだな」

??「あの、あなたは……?」

伏龍「俺は伏龍だ。君は?」

??「俺は…駆逐艦の風雲です。」

伏龍「風雲?駆逐艦?」

風雲と名乗った少女は、青いネクタイに腰鉈に二刀の剣、ポニーテールにスレンダーな体つきで、どこか璃月の法律家に似ている……いや似てなかった。

しかし某法律家と比べて全体的に大人びており、体型もスタイル抜群である。

 

風雲「あの…ここは?」

伏龍「ここはテイワットだ。」

風雲「テイワット……俺はどうしてここに……」

伏龍「上から降ってきたんだよ。」

風雲「そうか…あの時………」

伏龍「?」

風雲「あ!いえ!なんでもないです。」

伏龍「そうか?」

風雲「あの、テイワットはどんな場所なんですか?」

伏龍「んー……説明するの難しいな……」

風雲「じゃあ質問を変えます。なぜ俺はここに?」

伏龍「分からないが……考えられる事ならある。」

風雲「なんですか!?」

伏龍「……異世界転生!!」

風雲「はい??」

 

とりあえず異世界の餓鬼にはこれ言っとけって感じだよなー。

 

風雲「……とりあえず、これからどうすれば?」

伏龍「そうだなぁ……とりあえず雨に濡れるの不味いし、一旦俺の家来るか?」

風雲「いいんですか?ありがとうございます。」

こうして俺は風雲を連れて自室に行った。

伏龍「とりあえずゆっくりしてくれ。」

風雲「ありがとうございます。」

伏龍「ああ、そういえば……さっき空から降ってきたけど、どうやって来たんだ?」

風雲「俺が敵と戦っていた時に攻撃で吹き飛ばされて…」

伏龍「敵?」

風雲「はい、あれは……」

風雲はこれまでの経緯を話してくれた。

どうやら彼女は深海棲艦と戦っていたようだ。

……ていうか、深海棲艦ってなんだよ? そんな疑問を抱きつつ、とりあえず風雲を休ませる事にした。

 

伏龍「なるほどなぁ……。とりあえず今は休むといいさ。」

風雲「はい……」

風雲はそのまま眠りについた。

 

 

〜翌日

風雲「…おはようございます。」

伏龍「おう。」

伏龍「で?これからどうすんの?」

風雲「しばらくは璃月に残ろうと思います。」

伏龍「分かった。じゃあ、俺が璃月を案内してやろう!」

風雲「いいんですか!?」

伏龍「ああ、ちょっと行くところが出来てな。」

そしてそのまま俺達は外に出た。外は豪雨が未だ降っていた。

伏龍「?????」

風雲「なんだあれ!?」

 

風雲が海の方角を見ると、渦の魔神が目覚めていた。

 

伏龍「渦の魔神!復活してやがったか!」

風雲「あれはなんですか!?」

伏龍「結構昔に封印された筈の魔神だ!」

伏龍「危ねぇから下がってな!普通の人間じゃ戦い辛いぜ。」

風雲「わかってます。俺はこの世界の人間じゃないですからね。」

 

そして風雲は民間人達の元に向かって行った。

風雲「俺、みんなの避難をします!伏龍さんはあいつを!」

伏龍「あいよ!」

 

女に応援されたら頑張るしかないよな!?

 

群玉閣が魔神に向かっていくのが見えた。

伏龍「群玉閣を使うのかよ!」

伏龍「仕方ねぇ、俺も加勢するか!」

しかし!空に浮かんだ群玉閣に向かうのはほぼ不可能。

 

伏龍「やるっきゃないか…」

俺は全身に風元素を纏わせて、群玉閣に飛んでいった。そして、群玉閣に到着した。

 

伏龍「よし到着!」

甘雨「伏龍さん!」

伏龍「甘雨!傷は大丈夫なのか!?」

甘雨「私は大丈夫です。」

伏龍「それより、あいつは…」

甘雨「魔神です。」

伏龍「魔神!?」

甘雨「はい。復活してしまったみたいです。」

伏龍「わかってるよ。」

甘雨「伏龍さん。行けますか?」

伏龍「当然だろ?」

 

そして俺達VS魔神の戦いが…始まろうとしていた。

 

 

魔神との対決。かつての戦いが…

 

再び始まろうとしていた。

 

 

第五話『迫る客星(前編)』

 

次回、続く。




早い段階で第三幕。
だか後悔はしていない。


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第6話 「迫る客星(後編)」

迫る客星編終わり!


玄鳥「ああああああ!!!」

 

玄鳥の炎の剣が伏龍や玲瓏の元素の力を吸い取るかの様に、どんどん炎の勢いが増していった。

伏龍「元素の力が…!?」

玄鳥「これなら…やれる!!」

 

そして玄鳥は魔神に向かって走り出した。

 

水の体を突き進んでいき、上空で玄鳥は炎の剣を握った。

玄鳥「最大出力で……」

 

玄鳥の炎の剣の出力を上げていき、渦の魔神すらも切り裂く程の刃を形成した。

 

玄鳥「落ちろやぁぁぁぁああ!!!」

玄鳥は炎の剣を横に向けて振りかぶった。

 

そして、どんどん魔神の首を切り裂いていった。

玄鳥「これで終わりだぁぁぁ!!」

 

そして炎の剣を群玉閣の中央に突き刺した。

群玉閣は全体にヒビが入り、そして爆散していった。

 

渦の魔人も炎に炙られるかの様に、蒸発して消え去った。

 

渦の魔神は、ある一人の元素使いによって討滅されたのだ。

 

 

 

玲瓏「勝ったな。」

伏龍「ああ。」

 

 

無事に勝ったが、玄鳥は行方不明になってしまった。

 

 

その翌日……

 

伏龍「はあ…」

甘雨「伏龍さん。腕が止まってますよ?」

伏龍「わりぃわりぃ。」

甘雨「言い訳はいいです。」

伏龍「いや、ほら……何ていうかな?こういうの初めてだったからさ……」

甘雨「言い訳はいいです。」

伏龍「……はい。」

甘雨「お灸追加ですね♪」

伏龍「待ってくれ!これ以上やられたら死んじまう!」

甘雨「大丈夫ですよ♪死にそうになったらすぐに癒してあげますから♪」

甘雨は笑顔で言う。だが目には光が宿っていないような気がした。

そしてその後もしばらくの間、俺はなーんとか仕事を終わらせて、外に出た。

 

伏龍「ひー…甘雨ってあんな顔できるんだな…」

しばらく歩いた後、風雲と出会った。

伏龍「お、風雲か。大丈夫だったか?」

風雲「はい。なんとか。」

伏龍「そっか、ならよかったよ。」

風雲「ところで……そのー……甘雨…さんでしたっけ?」

伏龍「ん?甘雨がどうしたんだ?」

風雲「甘雨さんと伏龍さんの関係ってどんな感じですか?」

 

伏龍「!!?!??」

いきなりこんな事聞いてきてびっくりした。

伏龍「関係って……ただの友達だよ。」

風雲「そうなんですか?てっきり恋人同士かと思いましたよ。」

伏龍「ち、違うわ!」

風雲「そうですか?とても相性ピッタリだと思いますよ?」

伏龍「………」

 

思わず頬を赤らめてしまう。

風雲「それでは失礼しますね。」

伏龍「……おう。」

俺は複雑な気持ちで自室で戻った。

 

伏龍「風雲の奴…別れる前に鳩真似をさせられちまうとはな…」

伏龍「それにしても参ったな…2984歳差のヤツに言われるなんてなぁ…」

甘雨「どうかしましたか?」

伏龍「べ、べべ別にー?」

甘雨「そうですか。なら……仕事をしましょう。」

伏龍「ういーす…」

 

その後の仕事が全然集中できなくて、寝込んだ。

 

 

 

伏龍「……と、いう事なんだ…」

??「ガハハwwお前…恋してやんのww」

伏龍「るっせぇなぁ!白鷺ィ!」

白鷺「いやいや……まさか伏龍が恋してるなんて……」

伏龍「俺だって恋ぐらいするわ!」

白鷺「普段ナンパばっかの男だし?」

伏龍「黙れ!」

白鷺「じゃあさ、その甘雨ってやつのこと好きなのか?」

伏龍「え……?」

白鷺「顔真っ赤にしてんじゃねぇかよ。」

伏龍「うっさい!」

白鷺「ふーん……そんなに惚れてんのかよ。」

伏龍「……」

白鷺「まあ、頑張れよ。応援してやっから。」

伏龍「ありがとよ……ところで……お前好きな人とかいるのか?」

白鷺「いるよ?なんなら付き合ってるし。」

伏龍「まじ!?」

白鷺「まじ。」

伏龍「どんな子なんだ?」

白鷺「炎元素で法器使いの星4のアタッカー。」

伏龍「??」

白鷺「画面の前のみんなならわかる筈!」

 

白鷺がそんな事を言っていたら向こうから誰かが来た。

??「おや?珍しくお客さんだ。」

白鷺「おっす煙緋。」

煙緋「久しぶりだな。白鷺。」

白鷺「最近どう?」

煙緋「忙しいよ。大変さ。」

伏龍「誰?」

白鷺「煙緋だよ。璃月の法律家さ。」

煙緋「はじめまして。煙緋だ。」

 

伏龍「どうも」

白鷺「んだよ。妙に素直に言うじゃねぇか。」

伏龍「初対面だし…」

白鷺「そっか。」

煙緋「ところで、お客さんはなんの用だ?」

伏龍「あ、そうだ忘れてた。」

 

俺はさっきの事を説明した。すると煙緋は納得したような表情を浮かべた。

煙緋「なるほど……それでその甘雨という女性との相性が知りたいと?」

伏龍「ああ、そうなんだが……」

白鷺「いいぜ!俺が占ってやるよ!」

伏龍「お前って……占い師だっけ?」

白鷺「違うに決まってるだろ何言ってんだ馬鹿じゃねぇの。」

伏龍「は?」

白鷺「で?甘雨との相性の話だっけ?」

伏龍「いやいや納豆が食べたいって話を…」

白鷺「あれ?」

伏龍「あれぇ?」

煙緋「やれやれ…」

 

 

伏龍「とりあえず勝負しようぜ!」

白鷺「いいぞ!」

煙緋「唐突だな…相変わらず…」

 

白鷺「で?ルールはどうする?」

伏龍「うーん……俺が勝てばお前は煙緋のパンツを嗅げ、お前が勝ったら俺は甘雨のパンツを嗅ぐ!これでどうだ!」

白鷺「いいだろう!」

煙緋「は?」

伏龍「よし、やるか。」

 

煙緋(あとで甘雨先輩にもハリセン持ってこさせよ…)

 

 

白鷺「じゃーんけーん。」

伏龍「フォイ!」

白鷺「はい、俺の勝ち〜。」

伏龍「は?」

白鷺「イ゛ェアアアア!!」

伏龍「うるせえな!!」

白鷺「じゃあお前はこれから甘雨のパンツを嗅ぐのか……」

伏龍「お、おう……」

 

 

煙緋「甘雨先輩ー。こっちこっち。」

甘雨「?」

煙緋「実はー…」

 

煙緋は甘雨に二人の事を話した。

甘雨「行きましょう。」

甘雨はハリセンを持ったまま二人に近ずいて行った。

 

伏龍「唐突!」

白鷺「唐突!」

甘雨「伏龍さん。」

伏龍「は、はい!?」

甘雨「白鷺さんも何してるんですか?」

白鷺「違う違う!俺は何もしてないよ!」

伏龍「そうだ!俺は無実だ!」

煙緋「いやいや、君が先に提案しただろう。」

煙緋「甘雨先輩、お二人はこう仰っていますがどうしますか?」

甘雨「お二人共……覚悟しておいてくださいね?」

白鷺「終わった……」

伏龍「さらば俺の金○よ……」

白鷺「いや、まだ死にたくないな(ry」

 

 

 

 

 

 

風雲「……」

風雲です。現在釣りをしています。

風雲「釣れないなぁ…」

そんな事を呟いたらかかった。

風雲「うおっ!でかい!」

 

ひたすら引っ張る。大きい…!

 

風雲「うおお!大物!」

そして勢いよく釣り上げた!

 

「キー!」

 

風雲「えええええええええ!!???!」

 

なんとでかい隼が釣れました。

 

なんで?

 

 

第六話『迫る客星(後編)』

 

これで、一件落着ですね!




適当だし、深夜のノリで作ったから意味不明


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第7話 「隼仙獣」

隼野郎ッ!!


☆☆☆☆

 

伏龍「甘雨〜」

甘雨「……なんですか?今仕事が忙しいんです。」

伏龍「今暇だよね?」

甘雨「忙しいです。」

伏龍「嘘つくなって。」

甘雨「……ごめんなさい。」

伏龍「素直でよろしい。これあげる。」

甘雨「これは?」

伏龍「林檎だよ。俺の食いかけだけど。」

甘雨「ありがとうございます。」

伏龍「今日仕事終わったらちょっと付き合ってくれない?」

甘雨「どこに行くんですか?」

伏龍「内緒。」

甘雨「……分かりました。」

伏龍「ありがと。楽しみにしてるよ。」

甘雨「私も楽しみにしてます。」

伏龍「じゃあ、お仕事頑張ってね。」

甘雨「はい。頑張ります。」

 

私は貰った林檎に一口齧り付いた。

 

………

 

不思議と美味しかった。

 

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「………」

俺は弓を使ってヒルチャール達を蹴散らしていった。

……やっぱり、甘雨と2人でいた時の楽しさとは程遠い。

……なんだか退屈だ。

 

伏龍「……ちょっと白鷺んとこ寄るか。」

 

俺は白鷺の家まで歩いて行った。

ここから2000m程だからすぐ行けるだろう。

 

 

☆☆☆☆

 

甘雨「はあ…」

私は璃月港をひたすら彷徨ってます。

甘雨「どこに行けば……」

煙緋「おや?甘雨先輩。ここで何をしているんだ?」

甘雨「煙緋さん…」

甘雨「実は、」

煙緋さんに事情を話す。

煙緋「なるほどな。ふむ……つまり、恋愛相談がしたいわけだな?」

甘雨「え?あ、まあ……そうですね?」

煙緋「……そういうことなら私に任せろ!これでも恋多き乙女だからな!」

甘雨「恋多き?」

煙緋「私の武勇伝を聞かせてやろうではないか!」

甘雨「……お願いします。」

 

数日後…

 

煙緋「………という訳だ。」

甘雨「な、なるほど…」

煙緋「それに、伏龍さんはあい見えて一途だそうだ。積極的にアプローチ頑張るのがいいと白鷺は言っていたぞ。」

甘雨「なるほど…」

煙緋「どうだ?参考になったか?」

甘雨「はい。とても。ありがとうございます。」

煙緋「礼には及ばないさ。私の力で良ければいつでも貸すからな。」

甘雨「助かります……!」

私は1つ礼をして、その場を去った。

 

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「白鷺居るか?」

白鷺「んだよ。」

伏龍「ちょっと聞いて欲しい話があるんだけど。」

白鷺「んだよ?」

俺は今までの経緯を白鷺に話した。

白鷺「なるほどな……お前、あの甘雨って子に惚れてるのか?」

伏龍「……いや、そういう訳では……」

白鷺「ま、なんでもいいわ。とりあえず相談に乗ってやるよ。」

伏龍「……ありがと。」

白鷺「てかお前、そんな口下手でよく好かれるな。」

伏龍「口下手だけどナンパしまくってるぜ?」

白鷺「そういうとこだぞ。」

伏龍「?」

白鷺「……とにかく、なんのようだ?恋の話か?」

伏龍「いや、最近ヒルチャールの死骸がそこらに増えてるんだよ。」

白鷺「禍津九尾の影響か?」

伏龍「多分……な。」

白鷺「参ったな…禍津九尾は死骸を喰って強くなる。つまり、人里に降りてくる可能性があるわけだ。」

伏龍「もしそうなったら……」

白鷺「間違いなく町は壊滅するだろう。」

伏龍「……クソ!」

白鷺「……とりあえず、調査はしてみるよ。何か分かったら連絡するから待ってろ。」

伏龍「頼むわ。」

 

俺は踵を返してその場を去った。

 

伏龍「うーん…禍津九尾の力は強大…しかし、それにはパワーが足りないしな…」

俺は夜道を歩きながら考えた。

伏龍「アイツがいれば……って、ダメだダメだ……」

俺は1人で独り言を言いながら頭をかいた。

その時だった。

璃月港の上空から鳴き声が聞こえてきた。

 

伏龍「隼!?」

 

空を縦横無尽に飛ぶ隼がいた。

1500年前に誕生した『武装仙獣』で『三大武装仙獣』の一匹でもあった隼仙獣だった。

 

伏龍「何故こんな場所に……?」

俺は不思議に思いながらも隼を追いかけた。

すると、急に隼が急降下し、こちらに突撃してきた。

伏龍「危ね!」

俺は咄嗟に身をかわし、隼が地面に直撃するのを見ていた。

ドゴォン!という音を立てて大地が割れ、地響きが起こる。

伏龍「な、なんだ!?」

隼仙獣「キィィィィーー!!」

隼仙獣は威嚇するように鳴き、翼を羽ばたかせる。

伏龍「おいおい、どうした!?ここはお前の来るべき場所じゃないぞ!?」

隼仙獣「キィィーー!!」

しかし、隼仙獣は俺の言葉を聞いていないようだ。

まるで俺に怒りでもあるかのような視線を向けてくる。

伏龍「ち……」

俺の風元素で動きを封じようとしたが、相手は『三大武装仙獣』の中の1匹だ。

風元素では歯が立たないだろう。

 

奴は空中での行動に優れており、風元素を翼で巻き込み、乱気流を発生させてくる。

そうなれば俺も只ではすまない。

伏龍「……仕方ねぇな。」

俺は弓を持ち、構えた。

隼仙獣は飛び上がり、上空から突進してきた。

伏龍「はっ!」

俺は矢を放った。

しかし、隼仙獣の硬い嘴によって弾かれてしまった。

伏龍「なら……!」

俺はすかさずもう一本矢を放つ。しかし、それも同じように弾かれてしまった。

隼仙獣は旋回し、再度こちらに突進してくる。

俺は避けようとしたが、そのタイミングが早かったせいか転んでしまった。

伏龍「やべ……」

俺は死を覚悟した。

次の瞬間、何者かが俺と隼仙獣の間に割って入った。

俺の目の前に現れたのは……

 

甘雨「大丈夫ですか!?」

甘雨だった。

彼女はそのまま隼仙獣に向かっていき、矢を放った。

しかし、甘雨の攻撃は当たらなかった。

甘雨「くっ……!!」

隼仙獣「キィィーー!!」

甘雨「くっ……!」

彼女は一旦距離を取ろうとしたが、隼仙獣は許さなかった。

隼仙獣は翼を羽ばたかせ、突風を巻き起こす。

甘雨「きゃあ!!」

甘雨は吹き飛ばされてしまった。

俺は咄嗟に立ち上がり、彼女に駆け寄る。

甘雨「くっ……この仙獣は何なのですか!?」

伏龍「わかんねぇ……!ただ、俺たちに敵意があるのは確かだ……!」

甘雨「……どうすれば……」

 

隼仙獣「!」

すると隼仙獣は何かを察知した。

その時、地面から噴き出してきた黒いヘドロから禍津九尾が出てきた。伏龍「禍津九尾……!」

甘雨「……!」

俺は咄嗟に弓を構えた。

禍津九尾は隼仙獣と目を合わせる。

そして、禍津九尾は咆哮を上げた。

その瞬間、隼仙獣の様子がおかしいことに気づいた。

先ほどまで怒り狂っていたが、急に大人しくなったのだ。

伏龍「怒ってるのか!」

甘雨「因縁があるのでしょうか…」

伏龍「とりあえず、この隙に逃げるぞ!」

甘雨「はい……!」

2人で逃げようとしたその時だった。

禍津九尾と隼仙獣が互いを睨み合っていた。

そして、次の瞬間にはお互いが攻撃し合っていた。

禍津九尾は大量のヘドロを噴出させ、隼仙獣はそれを避けながら風元素で攻撃する。

2体とも一歩も譲らない戦いだ。

伏龍「因縁の対決か…」

甘雨「伏龍さん?」

伏龍「なんでもねぇ…急いで逃げよう!」

 

俺と甘雨は2体の戦いを見届けることなく、その場から離れた。

俺達はなんとか命からがら逃げることができた。

しかし、あの2体は戦いをやめることはなかった。

 

 

また厄介ごとが増えちまった……

 

第七話『隼仙獣』

 

これで、一件落着!…ってね。

 




隼仙獣
空中での行動に優れている仙獣。

残りの二匹の仙獣が居れば真の力に目覚めるそうだ……


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第8話 「空中戦」

隼ってかっこよくね?


伏龍「あいつ…まだ戦ってんのかな…」

甘雨「そっち向かないでください。湿布が貼りづらいです。」

伏龍「すまん。」

甘雨「まったく……」

甘雨が俺の上から立ち上がり、俺の横に寝転ぶ。

そしてまた並んで天井を見上げる。

しばらく静寂が続く中、俺はポツリと口を開く。

伏龍「……なぁ、甘雨。」

甘雨「なんですか?」

伏龍「お前さ……俺が嫌いか?」

甘雨「……嫌いになる理由がないです。」

伏龍「理由はあるだろ?女たらし〜とか。」

甘雨「それはそれ、これはこれです。」

伏龍「そ…そう…」

甘雨「ひとまず体を休めてください。今は……それで充分です。」

伏龍「はいはい。」

 

俺は目を瞑りながらベッドに身をゆだね、そのまま深い眠りに落ちる。

それから俺は小一時間ほど眠っていたらしく、目を覚ました頃には部屋は暗くなっていた。

甘雨はベッドの上に座りながら、本を読んでいた。

甘雨「おはようございます。」

伏龍「もう夜か。」

甘雨「はい。」

伏龍「心配かけて悪かったな。」

甘雨「そうですね。私も心配しましたよ。」

伏龍「甘雨って意外と面倒見いいんだな。嫁にしたいぐらいだよ。」

甘雨「セクハラ。」

伏龍「なんで!?」

甘雨「私が女性だからでしょうかね。」

伏龍「そういうわけじゃないよ……」

甘雨「冗談です。さ、夕食にしましょう。お腹空きましたよね?」

伏龍「もうそんな時間か?」

甘雨「はい。そろそろ食事を運んできます。」

伏龍「じゃあ行こうかな。」

俺はベッドから降りて身だしなみを整える。

甘雨「その……無理はしないでくださいね?」

伏龍「あ、ああ。」

甘雨「それと……」

伏龍「なんだ?」

甘雨は少し恥ずかしそうにしながら口を開いた。

甘雨「さっきみたいな冗談は心臓に悪いです。」

伏龍「わ、わかったよ。ごめん。」

甘雨「い、いえ……では食事持ってきますので少々お待ちください。」

伏龍「OK。」

 

そして甘雨は厨房に向かって行った。

 

数分後に食事が届き、俺はそれを平らげた。

甘雨は相変わらず草を食ってた。

 

俺も食ったけど不味かった。やっぱり肉だよ肉。

 

〜翌日

 

『しばらく家出します。探さないでね。特に甘雨。 伏龍より』

甘雨「またですか……」

刻晴「うちの玲瓏もどっかに逃げたわ…」

甘雨「そちらもですか?」

刻晴「えぇ。しかも2人揃って同じ内容よ。」

甘雨「……」

刻晴「まぁ……今回は探さないでって書いてあるから、放っておいてもいいかしらね?」

甘雨「そうですね。多分どこかで仲良くしてるでしょうし……」

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「おい。」

玲瓏「なんだ?」

伏龍「いやなんでここに居るし。」

玲瓏「俺の目的地がこっちだっただけだ。」

伏龍「へー。本当の理由は?」

 

玲瓏「武装仙獣を探しに行く。」

 

伏龍「正直に話してくれればよかったのに…もしかしてツンデレ〜?」

玲瓏「黙れジジイ。」

伏龍「(聞くに耐えない暴言)」

玲瓏「やっぱりジジイじゃん。」

伏龍「くたばれ餓鬼。」

 

そんな二人は、武装仙獣を探す為に璃月各地を歩いて行った。

 

「キィー!」

 

伏龍「隼の声!」

二人は急いで向こうに走って行った。

 

隼仙獣「キィー!」

狼仙獣「オォーン!」

 

そこには二匹の仙獣が争っているのが見えた。

伏龍「こんなところに…しかも二匹も!」

玲瓏「俺は狼を手なづける。お前は隼をやれ!」

伏龍「おう!」

 

そしてお互いがバックステップで距離を取ったところを二人は仙獣に迫って行った。

 

伏龍「おい!隼!」

隼「!?」

伏龍「おい!俺に力を貸してくれないか!?」

隼仙獣『何!?お前のような下等生物に力を貸すだと?』

伏龍「喋ったぁ!?」

隼仙獣『何を驚いている?俺は仙獣だぞ?喋れて当たり前だろう?』

伏龍「そ……そうだったな」

隼仙獣『それで?何をすればいいんだ?』

伏龍「かくかくしかじかでな……」

隼仙獣『なるほど……しかし俺にそれが出来るかどうか……』

伏龍「でもこのままじゃ人間が殺されるかもしれないんだよ!」

隼仙獣『人間はどうでもいいが、それであの狐野郎に倒されるのはごめんであるな』

伏龍「じゃあ協力してくれるのか?」

隼仙獣『ああ……ただ、死ぬかもしれないぞ?』

伏龍「別に構わないさ。こんなクソみたいなテイワットを救えるならな!」

隼仙獣『そうか。なら、我と戦い、力を示せ!』

伏龍「ああ!やってやるよ!」

そして伏龍は隼仙獣に矢を放つ。

しかし、風で弾き飛ばされてしまった。

伏龍「まじかよ……」

隼仙獣『こんな矢で俺を倒そうとは……片腹痛いわ!』

伏龍「くっ……」

 

そして隼仙獣は天高く舞い上がった。

伏龍「待て!」

俺も両手足に風元素を纏わせて空に飛び上がった。そして隼仙獣の飛んでいる場所に矢を連続で放った。

しかし、全て避けられてしまった。

伏龍「くそっ……」

俺は地面に着地した。

隼仙獣『もう終わりか?口ほどにもないな』

伏龍「まだまだぁ!」

今度は体を丸めて、風で飛び上がった。

隼仙獣『無駄だ!』

風圧で吹き飛ばされた。

伏龍「うおおお!!!」

俺は体制を整えて着地した。そしてまた矢を連続で放ち続ける。

しかし、やはり当たらない。

伏龍「くそっ、高速移動が早過ぎる!」

隼仙獣『ふんっ、他愛もない』

伏龍「まだまだ!」

俺はまたジャンプして矢を放った。しかしそれも避けられてしまった。そして着地した俺の目の前に隼仙獣が現れた。

伏龍「やべっ……」

隼仙獣は爪を振り下ろしてきた。俺は咄嗟に避けたが、服の袖が切り裂かれてしまった。

伏龍「くそぉ」

もう一度ジャンプをして飛び上がり、今度は頭を目掛けて元素弾を発射する。しかしそれも避けられてしまった。

伏龍「くそっ!」

俺は一旦距離を取った。

隼仙獣『どうした?これで終わりか?』

伏龍「まだだ!俺が諦めると思うな!」

隼仙獣『そうか、なら本気で相手してやる!』

隼仙獣は風を集めて巨大な竜巻を起こしてきた。俺はそれをジャンプで避けた。すると今度は上空から無数の風の刃を飛ばしてきた。

伏龍「うおおっ!?」

俺は咄嵯に地面に伏せるが、背中に風の刃を喰らってしまった。

伏龍「ぐはぁ!」

俺は背中の傷を抑えながら立ち上がり、再び弓を構えた。隼仙獣はまた上空に飛び上がり、風を集めて巨大な竜巻を作った。

伏龍「同じ手を食うか!」

俺はジャンプでそれを避けた。すると今度は巨大な竜巻を複数作り出し、俺に向かって飛ばしてきた。

伏龍「!?」

俺は回避しようとしたが間に合わず、竜巻に巻き込まれてしまった。

伏龍「うがぁぁ!!」

体中に切り傷が出来る。そして竜巻が消え去った後にはボロボロになった伏龍の姿があった。

伏龍「ぐっ……」

隼仙獣『まだ生きているとはな……なかなかやるではないか』

伏龍「仙人だからな!」

俺は元素弾を翼に向かって撃った。

隼仙獣『遅い!』

しかし避けられてしまう。

伏龍「今だ!」

伏龍は隼仙獣の口の中に風元素の弾丸を飛ばした。

隼仙獣『しまった!』

 

そして口の中で弾丸を撃ちまくる。

伏龍「これで終わりだ!」

そして撃ち終わった後、俺は隼仙獣の顔に向かって弓矢を構えた。

伏龍「うおぉぉ!!」

そして矢を放った。その矢は風を纏いながら隼仙獣の頭を貫いた。

伏龍「よしっ!」

隼仙獣『うぼぁー』

そして地上に落ちて行った。

伏龍「やったぜ!」

隼仙獣『ま……まさかこの俺が負けるとは……』

伏龍「大丈夫か?」

隼仙獣『ああ……お前は一体何者だ?』

伏龍「俺は仙人の伏龍。覚えとけよ。」

 

なんとか隼仙獣を討伐した伏龍。

 

次回、どうなる!?(適当)

 

 

第八話『空中戦』

 

これで、一件落着!…ってね。




元素弾
伏龍が独自に編み出した我流の技。
弦を弾かずとも矢を発射できる。



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第9話 「天空合体」

毎日投稿だと思ってた時期が私にもありました。




伏龍「勝った。」

隼仙獣『負けた』

甘雨「」

伏龍「どう?新しいペットは?」

甘雨「ペット……?仙獣ですよねぇ?」

伏龍「仙獣だぜ。」

甘雨「さっき、負けたとか言ってませんでした?」

隼仙獣「」

伏龍「まぁ、ペットだし。」

甘雨「そんな訳無いでしょう!!」

 

すると甘雨が俺の背骨を折りそうな勢いで抱きついてきた。

甘雨「仙獣をペットにするなんて信じられません!なんて罰当たりな!」

伏龍「うるせぇ!俺は今、甘雨に胸を押し付けられている事の方が気になるんだよ!」

甘雨「貴方は仙獣をペットにするより、今はこの感触を楽しんでください!!」

伏龍「黙れ変態!!」

甘雨「それは貴方の方でしょう!?」

その後、この様子を客観的に見ていた街の人は『また痴話喧嘩か。』と、気にする素振りも見せずいつも通りの様子だった。

伏龍「あばばばばば!折れる折れる!」

甘雨「いいじゃないですか、別に!折れても再生するんですから!!」

伏龍「そう言う問題じゃねぇよ!」

伏龍「痛い痛い痛い!そろそろ離せ!」

甘雨「問答無用です!」

 

ゴギッ

 

伏龍「アギャアアアアアアアアア!!!」

背骨折れた音した…マジで。

伏龍「はぁはぁ……」

甘雨「いい気味です。」

隼仙獣『草』

甘雨「さっ、帰りましょうか。」

そして、俺の意識はここで途絶えた。

目を開けるとそこには見たことの無い天井が広がっていた。

甘雨「気が付きましたか?」

伏龍「ここは?」

甘雨「ここは私の部屋です。」

隼仙獣『いい匂いだ』

それに小型化した隼仙獣も居た。

伏龍「どれくらい寝てた?」

甘雨「一晩ですね。」

伏龍「そうか。で、後で隼野郎と用事あるから、外出するわ。」甘

雨「私も一緒に行きます。」

伏龍「ん。」

甘雨「それと、仙獣をペットにするのは禁止です!」

伏龍「善処するわ…」

 

そして隼仙獣と外に出た俺。

 

伏龍「お前ってさ。武装仙獣だったよな。俺とも合体できるのか?」

隼仙獣『そうだな。俺を打ち負かし、『超絶武装チェンジャー』を手に入れればな。』

伏龍「そうか。どうやって手に入る?」

隼仙獣『ん?そうだな、俺の体の中にあるから取ってくれないか?』

伏龍「体の中?」

隼仙獣『ああ、そこに超絶武装チェンジャーがある。それをお前にやる。』

伏龍「いいのか?」

隼仙獣『ああ、まあ、簡単には手に入らんがな。』

伏龍「え、胃袋にあるもしかして。」

隼仙獣『ああ、そうだが?』

伏龍「マジか。」

隼仙獣『ああ、マジだ。』

伏龍「取るの抵抗あるんだが?」

隼仙獣『まあ、がんばれ。』

伏龍「えぇー。」

隼仙獣『そんなことよりもだ、早く取れ。胃の中が痛い。』

伏龍「まじで取るの?俺溶かされるの絶対嫌だよ?」

隼仙獣『安心しろ。お前の体の中を溶かすのは無理だ。』

伏龍「えぇー、胃液とかに溶かされないの?」

隼仙獣『ああ、大丈夫だ。』

伏龍「なら取ってやるけども。」

隼仙獣『わかった、すぐにでも出してやるからな。』

そう言って俺は胃の中にある超絶武装チェンジャーを取り出した。

確かに遺産では溶かされなかったが、イカ臭い匂いと何故かベトベトした胃液で散々だった。

 

あの糞鳥今度あったらぶっ飛ばしてやる。そんなこんなで、俺は超絶武装チェンジャーを手に入れた。

ここからが本番だ。

この超絶武装チェンジャーがあれば、武装仙獣と合体できるらしい。

 

伏龍「こんなんで本当にいけるのか?」

隼仙獣『俺を信じろ。』

伏龍「なら、誰かで試しに使ってみたいな。」

隼仙獣『誰にするんだ?』

伏龍「そうだなー。」

隼仙獣『ヒルチャール暴徒でどうだ?』

伏龍「そうだな、ヒルチャール暴徒で試す。」

隼仙獣『よし、なら行くぞ。捕まれ』

伏龍「は?」

そういうと隼仙獣は俺の肩を掴んでから、超スピードでヒルチャール暴徒の元まで移動した。

伏龍「ちょ、速すぎだろ!」

隼仙獣『しょうがないだろう?そんな高速移動はできて当たり前だ。』

伏龍「えぇー」

そして俺達はヒルチャール暴徒達の元に辿り着いた。

 

伏龍「こいつらか…」

隼仙獣『こやつらは最近、付近の旅人達を襲撃しているそうだ。』

隼仙獣『倒して損はないと思うが?』

伏龍「そうだな…行くぜ!」

 

超絶武装チェンジャーのギアを回転して、全身に風元素を纏わせた。

 

伏龍「隼武装!」

隼仙獣が鎧に変わり、伏龍の体を包んでいった。

 

伏龍「はあっ!」

纏い終わると、風の衝撃波を起こし、翼を出現させた。

伏龍「おぉ〜…これが新しい力か…」

伏龍「早速試させてもらうぜ!」

 

俺は飛び上がり、元素弾を当てる。

妙に頭部に狙いやすくなっていた。

 

伏龍「空からの攻撃だ。避けられねぇだろ!」

弓で殴りつつ、矢を当て続けた。

 

伏龍「おいおい、もう最後の一匹かよ。」

目の前のヒルチャール共は一瞬で片付いていた。

伏龍「じゃあトドメと行きますかね!」

弦を強く弾き絞り、ヒルチャールに向かって突撃していった。

 

伏龍「痛みがあるのは…ほんの一瞬さ!」

そしてゼロ距離からの攻撃でヒルチャールは残滓すら残さず消滅した。

 

伏龍「ハッハッハ!楽勝だぜ!!」

 

 

新たな力を試した伏龍。

 

次、彼に何が起こるのか…

 

 

第九話『天空合体』

 

終わりだよッッッ!!





はい、次回は刻晴編です(唐突)


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第10話 「告白」

仙人だって、恋に悩む、お年頃


☆☆☆☆

 

伏龍「………」

甘雨「………」

伏龍「……?」

甘雨「………//」

肉吾郎『……ほほう…』

 

甘雨です。最近、伏龍さんを見ていると、不思議と胸が高鳴るのです。これは一体……

肉吾郎『甘雨、最近伏龍と一緒にいる時は顔が赤いな』

甘雨「な、ななななな何を言ってらっしゃるのですかっ!?そ、そんなことありませんっ!」

肉吾郎『ふふん♪甘雨もそんな年頃なのかぁ……』

甘雨「違いますよ!?」

肉吾郎『じゃあ、なんで伏龍と一緒にいる時は顔が赤くなるのだ?』

甘雨「それは、伏龍さんが……その……かっこいいから……」

肉吾郎『なるほどぉ…』

甘雨「ぜ、絶対に勘違いしないでくださいね?」

肉吾郎『ほほう……伏龍がかっこいいとな……』

甘雨「だーかーらー……」

肉吾郎『俺には、かっこいいかわからんが、甘雨がそう言うのならそうなんだろうな』

甘雨「もぉ〜っ!」

 

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「肉吾郎何話してたんだ?」

最近、隼仙獣に肉吾郎と言う名前を付けてから数日、最近甘雨の様子がおかしい。

仕事をしている時、こちらをチラチラ見て暫くすると視線を逸らし……それが延々と続く無限ループ。

伏龍「肉吾郎…結局なんの話だったの?」

肉吾郎『甘雨がお前の事を好きだそうだ。』

伏龍「甘雨が俺をぉ?そんな馬鹿な。」

肉吾郎『何故だ?』

伏龍「だって俺だぞ?」

伏龍「ナンパ師だし、仕事嫌いだし、帝君の事別に慕ってないし…」

肉吾郎『ほほう。これは意外な答えだな』

伏龍「?」

肉吾郎『お前達…二人揃ってめんどくさい奴だな…」

伏龍「え?」

肉吾郎『なんでもない。まぁ、そう言う事だから頑張れよ?』

伏龍「あぁ……うん。」

 

☆☆☆☆

 

甘雨(ど、どうしましょう……あれから伏龍さんの事しか考えられなくなってしまいました……)

甘雨は無意識に伏龍を見ていたのに気づいてからと言うもの、何故かずっと伏龍の事を考えてしまうのだ。

甘雨(これは一体なんなのでしょうか?)

甘雨「うーん……」

肉吾郎『どうした?』

甘雨「ひゃっ!?」

肉吾郎『……ふっ。』

甘雨「あ、あはは……」

伏龍さんと二人きりだと何故か気まずくなってしまうので、こうして肉吾郎に相談しているのだ。

甘雨(ずっと伏龍さんと居ると、何故か緊張してしまいます。)

甘雨(でも……このまま緊張し続けたら任務に支障が出てしまうかもしれません……)

肉吾郎『ならば、良い方法があるぞ』

甘雨「な、なんですか!?」

肉吾郎『それは……ズバリ!押し倒すのだ!!』

甘雨「ふえっ!?」

甘雨は顔を真っ赤に染める。

甘雨(な、何を仰っているんですか!?)

伏龍「なぁ、肉吾郎。なんか変な事言った?」

肉吾郎『いや、言ってないが?』

伏龍「そう…」

甘雨(そ、そんな……無理ですよ……)

肉吾郎『おやおや〜?』ニヤニヤ

甘雨「うぅ……」

肉吾郎『まぁ、頑張れよ。』

甘雨「はい……」

伏龍「……最近、甘雨と全然話せないな。」

外で肉を焼きながら呟く。やはり避けられているような気がするのだが気のせいだろうか?

肉吾郎『おやおや?寂しそうだな。』

伏龍「別にそういう訳じゃねぇよ。」

肉吾郎『ほほう……そうか……』

伏龍「……」

やはり避けられている気がするのだが気のせいだろうか?

伏龍「……うーん」

肉吾郎『お、どうした?』

伏龍「いや、甘雨が最近ずっとぼーっとしてるんだ。」

肉吾郎『そうだな。』

伏龍「あいつ…意中の相手でも出来たのかなぁ?」

肉吾郎『お前ジャイ!』

伏龍「おま……いきなりどうした?」

肉吾郎『いや、何でもない。』

伏龍「……そうか?お前焼き鳥にしていいか?」

肉吾郎『死ね』

 

 

☆☆☆☆

 

甘雨(うぅ……最近、全然寝れません……)

甘雨(なぜでしょうか?)

伏龍さんが私の近くに来ると緊張してしまい、何故かドキドキしてしまいます。

凝光「甘雨?」

甘雨「は、はいっ!?」

凝光「どうしたの?そんなぼーっとして……」

甘雨「いえ……なんでもありません。」

凝光「そう?なら良いのだけど……」

甘雨(伏龍さんは私の事が嫌いなのでしょうか?)

そんな事を思いながら仕事をする。しかし、やはり伏龍さんが視界に入ると緊張してしまいます。

甘雨(どうしましょう……)

凝光「どうかしたの?」

甘雨「……えっ!い、いや…少し悩み事を…」

凝光「悩み事?」

甘雨「は、はい……」

凝光「私が聞いてもいいかしら?」

甘雨「……い、いえ、大丈夫です。」

凝光「そう?困ったことがあったら相談してね?」

甘雨「ありがとうございます。」

 

数分後……

 

甘雨「……と言う事なんです。」

凝光「なるほど。」

甘雨「どう思いますか?」

凝光「……それはね、恋よ。」

甘雨「恋?ですか……?」

凝光「ええ。これは間違いなく恋よ。」

甘雨「……でも……私は伏龍さんとお付き合いなど……」

凝光「何を言っているの?恋愛に身分なんて関係ないわ!」

甘雨「そ、そうなんですか……?」

凝光「えぇ!そうよ!」

凝光「それに彼は今誰とも付き合っていないそうよ。彼の友人の仙人が言っていたわ。」

甘雨(煙緋さんか白鷺さんでしょうか…)

凝光「だから、大丈夫よ!」

甘雨「そうでしょうか……?」

凝光「えぇ、そうよ。それに彼は一途。必ずあなただけを愛する筈よ。」

甘雨「本当に?」

凝光「本当よ。」

甘雨「そ、そうなんですか…えへ…えへへ……」

凝光(可愛い……)

 

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「よし。」

肉吾郎『どうした?』

伏龍「甘雨に告白する。」

肉吾郎『やっとか』

伏龍「あぁ。」

肉吾郎『頑張れよ?結果がどうなろうと、俺はお前の味方だからな』

伏龍「ありがと!」

 

☆☆☆☆

 

甘雨「きょ、今日伏龍さんに告白します!」

凝光「頑張ってね。甘雨」

凝光は優しく微笑む。

凝光「それと……一つ助言を……」

甘雨「な、なんですか?」

凝光「彼も、きっと同じ気持ちよ。」

甘雨「え?」

凝光「頑張ってね。」

甘雨「は、はい!」

 

伏龍「……」

甘雨「……」

伏龍さんと二人っきり……

心臓がバクバクと高鳴る。

緊張する。

でも、今日こそ告白するんだ!そう思って勇気を出す。

伏龍「か、甘雨…」

甘雨「ふ、伏龍さん…」

伏龍「あの……」

甘雨「は、はい!」

伏龍「俺……」

甘雨「……?」

伏龍さんは深呼吸すると。

伏龍「お前が好きだ。」

甘雨「!」

伏龍「俺と、付き合ってくれ……」

甘雨「は、はい……」

甘雨「私も……好きです。」

甘雨(嬉しい……)

私は涙が出そうになった。

ずっと夢見ていた。大好きな人と結ばれる事を。

けど、それは叶わないと思っていた。でも、夢が叶った。私の恋が実った瞬間だった。

甘雨「あ、あの……」

伏龍「ん?」

甘雨「幸せにして下さいね?」

伏龍「お、おう!」

甘雨「ふふ……あはは……」

 

☆☆☆☆

 

凝光「おめでとう甘雨。」

甘雨「凝光さん……ありがとうございます!」

凝光「気にしないで、それよりお幸せにね?」

甘雨「は、はい……」

凝光(ふふ。可愛いわね)

凝光は優しく微笑む。

甘雨「ふぅ……」

私は一人溜息を吐く。

あの後、伏龍さんと色々お喋りをした。とても楽しかった。幸せだった。

でも、少し不安もある。やっぱり伏龍さんは他の女性に目移りしたら…

 

その時は…私が独占してあげましょう…♪

 

これからよろしくお願いしますね?伏龍さん?

 

 

 

無事に、付き合った二人。

 

いや、無事なのか…?

 

 

第十話『告白』

 

終わる。




隼仙獣は肉吾郎と言う名を与えられた。とても不名誉だ!


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第三章 刻晴編
第1話 「生まれた日」


刻晴編。

主人公が中背なのに声が渋い。


光が見えたんだ。

 

ほんの一瞬だった。

出られない牢屋の中。夜空を一瞬照らし出してくれる月の光だった。でも、俺にはそれで充分だったんだ。

その一瞬だけでも、俺はそれが希望の光に見えたんだ。

 

ある日を境に、俺は感情を殺した。

そして孤独な牢の中。長年に渡って過ごした。

その間、璃月に何があったのか。俺は知らない。

 

だが……ある時だった。

俺に手を差し伸べる存在が現れた。

 

その者の名前は、刻晴。

 

……璃月七星の一人だ。

俺を助け出してくれた刻晴には感謝しかない。

だが、同時に疑問も生まれてしまったんだ。

──何故俺を助けてくれたのか?と。

いくら璃月七星とはいえ、俺を助けるメリットは無い筈。

では、何故? その疑問が頭の中をぐるぐると駆け巡る。

そしてある日の事。俺は思いきって尋ねてみたんだ。何故俺を助けてくれたのか、と。すると彼女はこう答えたんだ。

「私が貴方を助けたかったから」と。

 

まあいい、せっかく出られたんだ。

これからは自由に生きよう。

 

「待って!」

刻晴に呼び止められて振り返る。

 

「これからどこへ行くの?」

 

その問いに俺は答える。

 

「さぁな、決めてない」

 

そう答えると、刻晴は笑顔で言ったんだ。

 

「それなら──」と。そして俺にこう言ってきたんだ。

 

「ねえ、もしよかったらなんだけど……私の所で働かない?」

 

…それが俺と刻晴の出逢いだった。

「璃月七星の一人として、貴方を雇うわ。貴方の名前は?」

「生憎だが…俺には名前が無い。」

「そう、なら私が付けてあげるわ」

「……勝手にしろ。」

「そうねぇ……じゃあ、貴方の名前は──」

 

玲瓏よ──。

 

 

 

 

その日から、俺は玲瓏になった。

そして、俺は璃月七星の書記として働くこととなったのだった。

 

…そこから数年後…

 

玲瓏「…カツ丼食べてぇなぁ…」

刻晴「突然どうしたの?」

玲瓏「……何でもない」

刻晴「ならいいけど……」

 

あれから、俺と刻晴は仕事仲間という関係になっていた。仕事上は上司と部下だが、プライベートでは友人同士である。

とはいえ、仕事中は基本的に上司と部下の関係として接している為、公私混同はしないつもりだ。

玲瓏「俺は待ってるから。」

刻晴「ええ、分かったわ…」

 

そう言って俺は牢屋に向かった。

え?もう入る必要は無いって?

意外と居心地いいんだなこれが。密室空間で、尚且つ集中するには丁度いい。ちなみに、この牢屋には簡易ベッドとトイレが設置されている。つまり、寝泊まりするだけなら十分ということだ。

そして、今日はいつもと違い、後から誰かがやってきた。

 

玲瓏「あー……なんだ?お前捕まったの?」

??『別に?』

玲瓏「……なるほど…理不尽にぶち込まれた訳ね…」

??『まあそうだな。』

玲瓏「……抜け出す方法、知りたく無いか?」

??『はあ?』

玲瓏「いや、俺こっから何回も脱獄した事あるからな。」

??『マジか……』

玲瓏「それで…どうやって抜け出すかは…」

 

すると、刻晴が牢屋の鍵を開けた。

刻晴「…出なさい。」

玲瓏「……良い所だったんだけどなぁ…」

??(玉衡の刻晴が…なんで?)

 

そして俺と兵士が数人、そして刻晴が隣人を通り過ぎた。

玲瓏「おっと…」

俺はわざとらしくしゃがみこんだ。

??(璃月七星直々なんて…お前何者だよ。)

玲瓏「女神像の下…」

俺はボソッと呟いた。

すると、刻晴が一瞬止まった。

刻晴「どうしたの?」

玲瓏「悪い悪い……すぐ行くよ。」

そして俺と刻晴は去っていった。

 

 

 

刻晴「全く…また牢屋に居たの?」

玲瓏「あそこが一番落ち着くからな。」

刻晴「そういう話じゃなくて…」

玲瓏「何か問題でも?」

刻晴「これ!」

 

刻晴は玲瓏に大量の紙束を渡してきた。それも、群玉閣にも届きそうなぐらいだ。

玲瓏「これは?」

刻晴「あなたの仕事!」

玲瓏「なんだ?これの上を登って頂上でガッツポーズするのか?」

刻晴「違う!これをやって!今すぐ!」

玲瓏「おいおい。俺が仕事嫌いなのは知ってるだろ?」

刻晴「………」

刻晴「分かった!今度料理奢るからやって!いい!?」

玲瓏「へいへい…」

 

俺は自分の仕事を持って自室に戻った。

 

玲瓏「……ふぅ…やるか。」

俺は雷元素の力を使って、時間を加速させた。

これをすると、山のように溜まった仕事も一瞬で終わる。しかし、体に負担がかかる為、あんまりやりたくないのが事実。

 

翌日……

玲瓏「終わった。」

俺は無事に全ての仕事を終わらせる事ができた。

玲瓏「さて、そろそろ散歩の時間だな。」

 

俺は散歩を日課にしている。

歩いていると、不思議と気持ちが和らぐからだ。

 

 

 

玲瓏「ここは…」

どうやら、しばらく歩いて、華池岩岫に来てしまっていた。

ここは秘境と呼ばれる不思議は空間だ。

 

玲瓏「ここには何が…」

中央にある鍵のモノリスに触れ、試練が開始した。

それと同時に、アビスの魔術師が三体現れた。

 

玲瓏「アビスの魔術師…暇つぶしには丁度いい。」

俺は聖剣『クラウ・ソラス』を手に持ち、アビスの魔術師に接近した。

 

アビス「!?」

奴らは先程遠くに居た俺がもう既に目と鼻の先に居た事に驚いていた。

俺の元素は雷で、全身を加速させて時間の動きを遅くする事ができる。

 

玲瓏「遅い!」

上斬りをして、バリアを壊し、そして落下しながら切り掛かり、一体撃破。

 

アビス「RanRanruuuu!!」

謎の頭を召喚して、こちらを攻撃してくるが、俺はそれを軽々と避ける。

玲瓏「そこだ!」

剣を逆手持ちにし、バリアごと敵を真っ二つにする。

 

最後に残ったアビスの魔術師(炎)は恐怖で動けていなかった。

玲瓏「惜しかったな。俺の足からは逃げられない。」

アビス「!?!?」

玲瓏「あばよ!」

 

俺は高く飛び上がって、刃に纏った斬撃を飛ばした。

玲瓏「よし。」

俺はその先に大木に触れる。

すると、羽や花。モラが手に握られていた。

 

ここ、秘境では何故かモラや聖遺物と呼ばれる物が手に入る。

それに、聖遺物の能力は必ず同じ物にならないという事。

それのせいで何度も秘境に籠る者も居るらしい。

 

玲瓏「……」

俺は荷物を持って、刻晴の元に戻る事にした……

 

 

第一話『生まれた日』

 

ひとまず…一件落着…




名前:玲瓏
レアリティ:☆☆☆☆☆
国/所属:璃月/璃月七星
種族:人間
使用武器:片手剣
モチーフ武器:クラウ・ソラス
神の目:雷
誕生日:5月1日
命ノ星座:羅刹座
CV:森川智之
ひとこと紹介:サボり癖のある璃月七星の書記。あまり人と関わる事はしない。


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第2話 「異空間へ」

ストーリー繋げるのむずい


少し暇なので南天門に寄って行くことにした。

 

刻晴「…‥待ちなさい…待ちなさい!玲瓏!」

玲瓏「……」

 

玲瓏「なんだよ。着いて来るのか。しつこいな刻晴。」

刻晴「別に…早く帰るわよ!あんたの仕事沢山あるんだから!ほら!さっさと行くわよ!」

玲瓏「えー?俺、体を動かす方が楽だしさ…勘弁してくれ!」

刻晴「そんなこと言ってる場合じゃないのよ!あんたの仕事は……ん?あれは?」

 

二人が言い合っていると、南天門に向かって走ってくる人影が見える。それは、水色の髪に蒼い瞳をした少女『甘雨』だった。

 

甘雨「はぁ……はぁ……やっと追い付きました……。」

玲瓏「甘雨か。」

刻晴「どうしたのよ甘雨。そんなに急いで。」

甘雨「じ……実は……」

三人が急いで、伏龍の木の近くに向かった。

 

すると……

 

玲瓏「は?」

 

青年が二人、土に突き刺さっているでは無いか。

玲瓏「た、助けてやろうぜ…」

 

 

その後、二人を引き抜き、璃月港に向かうのだが、その際『禍津九尾』と呼ばれる仙人に襲撃されるも、なんとか逃れる事に成功した。

 

玲瓏は一人ドラゴンスパインに向かい、調査に向かっていた。

 

 

☆☆☆☆

 

刻晴「昨日は散々だったわ…」

顔に湿布や包帯をつけている刻晴。

その横では、同じく湿布と包帯だらけの甘雨と伏龍が仕事をしていた。

甘雨「伏龍さん。傷は大丈夫ですか?」

伏龍「甘雨こそ、大丈夫か?」

甘雨「私はかすり傷です。これくらいの傷なら……」

そう言って、包帯だらけの右腕を見せる。

その腕を見た伏龍は、無言で持っていた書簡を置いた。

伏龍「嘘つけ。ちょっと血が滲んでるぞ。」

甘雨「えっ!?」

驚いた甘雨が包帯を取って確認する。

確かに、血が滲んでいた。

伏龍「もう今日は帰って休め。」

甘雨「でも……」

甘雨は心配そうに伏龍の顔を見る。

伏龍はその顔を見ると、大きくため息をついた。

伏龍「……これが終わったら休むから、な?」

伏龍がそう聞くと、甘雨は少し考えてから頷く。

甘雨「分かりました……。ではお言葉に甘えて…」

刻晴「そうね…甘雨の怪我が一番酷いからね…今はゆっくり休むといいわ。」

伏龍「ああ。じゃあ甘雨、またな。」

甘雨「はい……また……」

甘雨は軽くお辞儀をすると、ゆっくりとその場を後にした。

刻晴「さて、始めましょうか。」

伏龍「……そうだな。」

2人の間に重い空気が流れる。

刻晴「……全く、あの子も相変わらずね。」

そう言って頬杖をつく刻晴の顔は呆れていた。

伏龍「まあ、甘雨は仕事頑張り過ぎてたからなぁ…。今はちょっと休めばいいさ。」

刻晴「そうね……。」

伏龍「あと……あ〜、そうだな……。」

伏龍は刻晴の全身を見て何か言おうとするが、言葉が出てこない。

その様子に、刻晴はクスクスと笑い始める。

刻晴「何?どうしたの?」

伏龍「あ〜!だから……そ、その!」

一瞬言葉が詰まるが、それでも何とか話を切り出した。

伏龍「……お前も怪我してるんだから、ゆっくり休んでくれよ。」

伏龍「お前が怪我してたら、俺が玲瓏にドヤされちまうからな!」

刻晴「!」

刻晴は一瞬驚いたような顔をするが、すぐに微笑みに変わった。

刻晴「……そうね。」

刻晴「ありがとう、伏龍。」

2人は軽く笑うと仕事を再開した。

 

伏龍「そういえばさ、刻晴はさ…」

刻晴「何?」

刻晴が振り返る。

その顔を伏龍はじっと見つめた。

伏龍「刻晴は玲瓏の事好きか?」

刻晴「え?」

伏龍「ん?」

刻晴は驚いた表情を浮かべて固まった。

やがて、顔を赤くする。

刻晴「……突然どうしたのよ……」

伏龍「いや……ちょっと気になってさ。」

刻晴は少し伏龍から目を外すと、恥ずかしそうにしながらも口を開いた。

刻晴「……好きよ。」

伏龍「やっぱりね〜…顔見りゃ分かるよ。」

刻晴「……」

伏龍「ま、結婚式の時は呼んでくれよな。」

刻晴「!?」

刻晴は更に顔を赤くして、伏龍に抗議する。

刻晴「ちょ、ちょっと待って!まだ結婚なんて……」

伏龍「え?だってお前らもう付き合って……」

刻晴「……それはえっと……まだ……」

刻晴は俯くと、小さい声で呟く。

刻晴「……もう少し待って欲しいわ……。」

伏龍「あ〜……そっか……なんかすまん。」

刻晴「別に大丈夫よ……。」

2人はそのまま黙り込む。

 

伏龍(玲瓏早く付き合ったら、酒のつまみに出来るのに…)

刻晴(れれれれ、玲瓏と結婚?そ、そんなぁ…うぅ…)

そして、2人の間に重い沈黙が流れる。

その後、無言で仕事を再開した。

伏龍(まあ、その内付き合うだろ……)

刻晴(そ、そのうちね……)

そんな事を考えながら………

 

☆☆☆☆☆

 

玲瓏「ぶぇくしょい!」

何も知らない玲瓏であった。

 

 

☆☆☆☆☆

 

…………

ドラゴンスパインまでやってきた俺は、山道を歩いていた。

ドラゴンスパインはモンドに位置している。かなり寒い場所でもあり、数分歩くと凍結して亡くなる者も多いそうだ。

 

玲瓏「寒いな…」

モンドには何度も来た事はあるが、ドラゴンスパインには来た事が無い。

 

しばらく山道を歩いていたら、何かを発見した。

玲瓏「?」

 

何やら異空間に繋がりそうな場所だ。

玲瓏「なんだ…これ?」

俺は一旦、警戒しながらそれに近づく。

 

玲瓏「まずは試しだ。」

その辺にあった石を異空間に投げる。

………貫通せず帰ってこなかった。

やはり、この先に別の空間があるようだ。

玲瓏「気になる…」

 

とりあえず、玲瓏はそれに触れてみた。

玲瓏「!?」

 

すると異空間に引き摺り込まれるかのように、玲瓏は吸い込まれてしまった………

 

 

異空間……

 

その先には一体……

 

 

第二話『異空間へ』

 

ひとまず…一件落着…




伏龍は他人の恋事情だと勘がいいが、自分に関する事は全く無知。


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第3話 「エデン条約(前編)」

異世界?それとも別地方?


玲瓏「おわぁぁぁぁ!!」

 

今、とても高い場所から落ちている!

風が強くて目が開けられない。

相当高い場所から落ちているようだ。

 

目を開け、その場を見てみると、そこは見たことも無い建物や、空を飛ぶ物体、多方向からなる爆発音だった。

 

玲瓏「何が起こってる!?」

風の翼を急いで展開し、落下態勢に入る。

玲瓏(駄目だ…勢いが強すぎて衝撃を吸収仕切れない!)

 

仕方なく、謎のタイヤのついた鉄板の上に落ちることにした。

玲瓏「ぐわっ!」

 

落下の衝撃で、ガラスが飛び散った。

玲瓏「くそっ…いてぇ…」

 

立ち上がりながら、辺りを見渡す玲瓏。

玲瓏「ここは…異世界?」

 

その場を走り出す玲瓏。

玲瓏(謎の世界…爆発音…ここは戦場なのか?)

 

すると、玲瓏の額に何かが掠り、血が流れる。

玲瓏「…誰だ。」

すると、ガスマスクをつけ、白い体にシスター服を着た人間?が出てきた。

 

玲瓏「お前達は誰だ?ここは何処なんだ?」

しかし、ガスマスクのシスターは返信無しに撃ってきた。

玲瓏「全く…」

 

玲瓏は一度ジャンプして、一気に殲滅した。

10体、20体、30体……

 

斬っても斬ってもキリがなかった。

玲瓏「こいつら…妙に数が多い…」

玲瓏「無闇に戦って体力を削るよりはマシか…」

 

クラウ・ソラスを納刀して、その場を後にした。

 

玲瓏「なんだ…あいつ…」

そこには、銃を持つ男と、巨大な蛇型の機械が戦っていた。

 

?「こいつ…以前より強くなっている…」

?(アリウスの奴らが呼んだか…?いや、奴らにデカグラマトンを指揮する程の能力は無い筈…)

 

男が考えていると、敵はこちらに向かってきた。

男は機械の上に乗り、銃を放つ。

 

?「硬い!」

そして、玲瓏の近くにやってくる。

 

?「おい!お前!」

玲瓏「?」

?「戦えるか?」

玲瓏「ふん。初対面の男にいう言葉か?」

?「力のない奴だったら撃ち殺していたがな?」

玲瓏「はっ、面白い奴だ。名前は?」

?「獅童士。シャーレの先生第二号!」

玲瓏「なら士。行くぞ。」

 

士「おう!」

士は腕のガジェットに向かって叫ぶ。

 

士「『Vレックス』!」

すると、異空間から、機械の形をした恐竜が出てきた。

 

士「頼むぞVレックス!思う存分暴れるぞ!」

そしてボタンを押して、Vレックスは士を飲み込んだ。

 

玲瓏「おいおい。」

 

士『心配ご無用。この通り生きている。』

玲瓏「冷や冷やさせるな。」

 

士「まあいい。Vレックスの力を見せてやるよ。」

士「『ボイスフォーメーション・Vレックスロボ』!!」

 

そう叫ぶと、Vレックスはロボ形態に変形した。

 

 

黒服「素晴らしい!やはり巨大ロボット戦は胸が高まりますね!」

士「いつの間に乗ってんだお前!?」

 

彼は黒服。士の宿敵で、一緒に飲みに行く関係でもある。

なお、士と7歳差らしい。

 

士「いつの間に?」

黒服「Vレックスにひっついていたら、一緒に未来に飛ばされてしまいましてねw」

士「笑うな。操縦の邪魔だ。早く降りろ。」

黒服「はい。」

 

大人しくVレックスロボから降りる黒服。

 

黒服「では、私は大人しく応援しているとしましょう。」

玲瓏「なんだあいつ…まあいい。」

 

玲瓏は雷元素を全身に纏わせて、一気に走り出す。

士「リボルバーミサイル!」

 

ミサイルと飛ばし、ビナーの頭部にダメージを与えた。

士「ふっ、流石はVレックスロボ。無敵だ。」

玲瓏「まるで悪役のセリフだな…」

 

士「くらえ!」

ビナーとの攻防戦を繰り広げるVレックスロボ。

玲瓏「内部から砕く!」

玲瓏は急いで、ビナーの頭部に入り込んだ。

 

玲瓏「なんだここ…」

内部は機械化した秘境のような印象を玲瓏に与えた。

 

玲瓏「心臓部分を壊せばいけるかもな…」

玲瓏は高速移動で心臓に近づく。

 

玲瓏「あった!」

そして勢いをつけて、キックした。

それは一気に中の重油が放出された。

 

 

士「!今だ!」

 

士「マックスブリザードッ!!

 

Vレックスロボの両肩の圧縮冷凍レーザー砲から超低温ビームが発射された。

それを受け、ビナーは完全に凍結した。

 

士「ジ・エンド!」

その言葉と共に、ビナーは爆散した。

 

そしてVレックスロボから士が降りてきた。

士「よくやった。」

玲瓏「俺なんもしてないけどな…」

 

士「そんな事はどうでもいい。」

玲瓏「?」

士「今追われてるんだ。」

玲瓏「蛇なら倒しただろう。」

士「違う違う。」

玲瓏「?」

士「特徴を言うぞ。」

玲瓏「分かった。」

士「まず、肩の露出した巫女風の着物、ミニスカート、サイハイブーツに銀色のロングヘアー。」

玲瓏「ずいぶん目立つ格好だな。テイワットでもなかなか見ないぞ。」

士「なんだそれ?」

玲瓏「こっちの話だ。で?他に特徴は?」

士「奴は…ああ見えて男のような喋り方で尚且つ汚い口調だ。」

玲瓏「女っぽくないって事か…」

士「それから…奴は戦艦らしい。」

士「そいつの名は…」

 

榛名「ヨッ!」

 

士「こいつ。」

玲瓏「は?」

すると女はこちらに向かって剣を振り回してきた。

 

士「チッ!貴様!」

榛名「避けられたか…」

士「お前邪魔するな!」

榛名「俺に口答えすんな!俺は宇宙帰りで疲れてんだよ!」

榛名「それから元の世界に帰れる方法教えてくれ!」

玲瓏「あ!そうだ!俺にも教えてくれ!」

士「俺が知るか!ミレニアム行け!」

 

士「……で、さっき言ってたがお前も異世界から来たのか?」

玲瓏「今更かよ。」

榛名「俺は榛名。あんたは?」

玲瓏「……玲瓏だ…」

 

士「今、こっちは忙しい。元の世界に帰るなら、今の状況をなんとかしてからにしよう。」

榛名「……どうする?」

玲瓏「どうせ、終わらなかったら死んでも言わないだろ?」

士「よく分かったな。」

玲瓏「目的はともあれ、案内してくれ。血が騒ぐ。」

榛名「だな!戦いたいぜ!」

士「いいだろう!行くぞ!」

 

そして三人は走り出した。

 

 

 

第三話『エデン条約(前編)』

 

…次回に……続くぜ!最後まで言わせろよ… 言いたかったんだよ俺も…




??「ここがブルアカの世界か…」

私の二次創作作品では、どの世界も繋がりがあります。

Vレックス
タイムレンジャーのブイレックスに99%くりそつな存在。
向こうと違ってこちらは操縦可能。


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第4話 「エデン条約(後編)」

榛名
とある世界で艦娘をしている。元男。
荒々しい戦法が得意。馬鹿。

獅童士
キヴォトスの先生第二号。アサルトライフルを使う。
目が悪く、眼鏡を基本肩身離さず持っている。


榛名「おいどっちだ!?」

士「あっちだ!」

俺達は士に案内されながら目的の場所に向かう。

 

士「あったあれだ!」

榛名「な、なんだ!?これ…」

玲瓏「大穴?」

 

そこには、大きな街一つが沈んでしまっていた。

玲瓏「これは?」

士「かつて、俺と仲間達がカイザーコーポレーションと呼ばれる奴らとの戦闘中に出来たものだ。」

玲瓏「ここに何があるんだ?」

士「どうやら、ここからビナーが這い上がってきたそうだ。」

玲瓏「さっきのでかい蛇か。」

士「こっちはエデン条約で忙しいってのに…行くぞ!」

榛名「飛び込むのかよ!?俺やだぜ!?」

玲瓏「なら待ってろ。」

 

そして二人は大穴に飛び込んだ。

 

 

数時間後……

 

 

榛名「うぅ…気分悪い。」

玲瓏「大丈夫か?」

士「それより、だ。」

 

降りた大穴は、かなり不思議な雰囲気を醸し出していた。

 

士「お前ら、気をつけろよ。」

 

玲瓏「ああ…」

榛名「なんか向こうから来たぜ!」

 

すると榛名は武器のグリップを5回スライドした。

すると、異空間が開き男女二人が飛び込んできた。

 

???「ま、参ったな…」

???「ほんとよ。なんで自ら巻き込まれるような感じで…」

 

榛名「オラァァァァァァ!!」

『TACTICAL BREAK』

 

炎の回転斬撃が謎の男女二人を襲った。

榛名「ふはははは!正義は勝つ!」

士「今の行為は悪だろ?」

 

???「て……めぇ!」

すると男が榛名に向かって殴りかかってきた。

榛名「危ねぇ!」

それを防御する榛名。

 

???「お前!いきなり攻撃を仕掛けるとは…非常識だ非常識!」

黒焦げで大剣を背負った男がそこに居た。

 

榛名「わ、悪かった…」

???「全く…アクセルあんたすぐイライラするの良くないわよ?」

アクセル「ゼーレにだけは言われたくない。」

 

どうやら二人の男女の名はゼーレとアクセルというらしい。

 

ゼーレ「へー…ここはキヴォトスって場所なの…」

アクセル「異世界か…」

五人は雑談していた。

現在、キヴォトスで起こっていることや、アクセル達がキヴォトスに来た理由等々…

 

榛名「とりあえず、俺達五人の力を合わせて頑張ろうぜ!」

士「一時的な協力に過ぎないがな。」

そして五人は各自に分かれて行動することにした。

 

ゼーレ「崩落してるわね…」

アクセル「相当凄い戦場だったんだろうな…」

ゼーレ「そうかもね…足場が歩きづらいったらありゃしないわ…」

アクセル「崩れたのか?」

ゼーレ「取り除くしかないでしょうね……よいしょっと……」

アクセル「転ぶなよ。」

ゼーレ「失礼ね。私を何歳だと思ってるのよ?」

アクセル「悪かったって。」

ゼーレ「まったく……って……うぐっ……」

アクセル「言わんこっちゃない……」

ゼーレ「つぅー……」

アクセル「ほら、見せてみな。」

ゼーレ「大丈夫よ。ちょっと捻っただけよ。」

アクセル「どの口が言うんだよ?ほれ、見せてみろ。」

ゼーレ「血は出てないから大したことないわよ。」

アクセル「足ひねったら危ないだろ?」

ゼーレ「……ありがと。」

アクセルはゼーレの足に応急処置をする。

アクセル「応急処置だからって、無理はすんなよ。」

ゼーレ「分かってるわよ……」

アクセル「心配だな…」

そして二人が歩いていると…

 

アクセル「!静かに…」

ゼーレ「え?」

アクセル「……」

ゼーレ「どうしたのよ……」

アクセルは瓦礫にしゃがみ込んだ。アクセル「あ、あの……」

ゼーレ「え?」

アクセルの目線の先には巨大な怪物が居た。

アクセル「……あれは…」

ゼーレ「でっかい化け物みたいだけど…?」

アクセル「この惨状は……奴がやったのか?」

ゼーレ「みたいよ。」

アクセル「あんなのが暴れてちゃ、キヴォトスの生徒達は安心して眠れないだろうな…」

ゼーレ「ええ。でも、結構弱ってないかしら?」

アクセル「……みたいだな……」

ゼーレ「今なら倒せるんじゃない?」

アクセル「今か。そうだな……じゃ、俺が引き付けるから援護頼むぞ。」

ゼーレ「了解!」

アクセルは拳を握って、怪物に向かって行った。

ゼーレ「任せたわよ!」

アクセルは瓦礫に隠れながら、怪物の気を引いていた。

ヴァジュラ「……グルル……」

アクセル「こっちだ!化け物!」

ヴァジュラ「グオオ!!」

アクセル「よし!今だ!」

ゼーレが鎌で斬り裂くが、大したダメージにはならなかった。

ゼーレ「!?」

ヴァジュラ「グルル……」

 

ヴァジュラが怒りで活性化する。

ゼーレ「嘘!?」

アクセル「あれで倒せないのかよ!」

ヴァジュラが辺りに雷撃をばら撒く。

ゼーレ「危ない!」

アクセル「うおっ!?」

二人は間一髪で雷撃を避けた。

ゼーレ「ちょっと!大丈夫?」

アクセル「ああ……」

ヴァジュラが二人に襲いかかってきた。

アクセル「うおおおお!」

ヴァジュラの攻撃をなんとか躱す。そして、反撃を始める。

アクセル「はあああ!!」

ゼーレ「やあっ!!」

二人の攻撃で少し怯むが、すぐに体制を整える。

 

士「大丈夫か二人とも!?」

榛名「援軍に来たぜ!」

玲瓏「あいつが暴れてたのか…」

士「すぐ仕留める。」

 

そして士はランチャーと自身の持つアサルトライフルを連結させた。

士「離れろみんな!」

照準を合わせ、ヴァジュラに向かって放った。

 

士「ヴァルチャーカノン!!」

アクセル「え!いきなり!?」

 

士のビームがヴァジュラに命中し、辺りは光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に目を開けた時には、群玉閣だった。

 

伏龍がファデュイの頭部に矢を当てるところを見た。

 

刻晴「あ…ありがとう…」

伏龍「なら、今度お茶でもどう?」

刻晴「それは嫌。」

伏龍「デスヨネー」

 

玲瓏「刻晴だけはやめとけ。仕事に付き合わされるぞ。」

刻晴「玲瓏ッ!!」

 

この後色々あって渦の魔神を倒した。

 

第四話『エデン条約(後編)』

 

ゼーレ「これで、一見落着よ。」

アクセル「俺も言いたかった…」

 

 




アクセル
☆☆☆☆☆/炎/壊滅
大剣の使い手、しかし、体術の方が本人に合っている模様。

ゼーレ
アクセルにドロドロ感情を抱きそうになっている。ヤンデレ率36%。


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第5話 「デート日和」

日常回


前回のあらすじ

 

ドラゴンスパイン調査→キヴォトスへ→クロスオーバー→アラガミと交戦→帰還→渦の魔神撃破

 

ーーーーーーーー

 

 

☆☆☆☆

 

刻晴「………朝か…」

寝起き一発の視点は、反転していたどうやら変な体制で寝ていたらしい。

私は、急いで起き上がって時計を見る。

刻晴「6時か………」

 

昨日は渦の魔神の討伐で色々あったから、日を跨ぐ少し前くらいには寝たいわね……。

刻晴「急いで準備しよ…」

 

私は髪を急いで整え、寝巻きから私服に着替える。

刻晴「よしっ!」

私はそう呟くと、急いで走って行った。

 

 

☆☆☆☆☆

 

眠い。今日は珍しく休暇を貰い、朝から惰眠を貪っていた。

渦の魔神討伐から数日、戦闘に参加した組は休暇を貰い、それぞれ息抜きをしていた。

渦の魔神を倒した玄鳥は行方不明扱いだったが…旅人の手紙で今稲妻に流されていたとの報告があった。

何やってんのあいつ…

 

でもまぁ、あの旅人が止めていたから大丈夫だろう。

そう思いつつ、俺は木の上で刻晴を待つことにした。

今日は刻晴が璃月を回りたいと言ってきたので、護衛も兼ねて一緒に回る予定だ。

……まぁ、刻晴と一緒に出かけられるのは嬉しいのだが。

最近任務が多かったし、久しぶりの休暇だからな。

俺はゆっくりと背伸びをして木の上でくつろぐことにした。

 

刻晴「玲瓏居る?」

玲瓏「ん?来たのか?」

 

どうやら来たようだ。いつもの仕事服ではなく、私服のようだった。

刻晴「ごめん、ちょっと遅れちゃった」

玲瓏「いや、別に大丈夫だが……」

刻晴「どうかした?」

玲瓏「いや?なんか雰囲気が違うなって…」

刻晴「そう?ちょっと変えてみたんだけど、変かな?」

玲瓏「いや、似合っているぞ」

刻晴は顔を赤らめながら聞いてくるので、俺は正直に答える。

刻晴「そ、そっか……ありがと……」

少し恥ずかしそうにしながら微笑む刻晴。その笑顔を見ると胸がドキドキする。

玲瓏(可愛いなこいつ)

そんなやり取りをしていると、時間になったようだ。

刻晴「そろそろ行こっか」

玲瓏「了解。」

そう言って俺達は歩き始めた。今日は快晴、雨が降る事はなさそうだ。

 

刻晴「それでさ……」

唐突に話しかけてくる刻晴。

刻晴「その……手、繋いでもいい……?」

恥ずかしそうに聞いてくるので思わずドキッとするが、平静を装い返事をする。

玲瓏「あぁ、いいぞ」

そう答えると、俺の手の上に彼女の手が重ねられる。その手は小さく柔らかく温かい。そして彼女の鼓動が伝わってくる。

刻晴「ふふっ♪」

とても嬉しそうな表情をしている彼女を見ているとこちらまで幸せな気分になってくる。

それから俺達は他愛もない話をしながら璃月港を歩いていた。

 

その後は、夕食を食べて、服を買ったり、装飾品を見たりしながら時間を潰した。

刻晴「そろそろ時間ね……」

彼女が残念そうに言う。

時計を見ると、針は21時30分を指していた。

そろそろ帰るかと思い歩き出すと、急に服の裾を摑まれた。

振り返ると、刻晴が俺の服を掴んだまま俯いている。何か言いたそうにもじもじとしているが、なかなか言葉を発さない。

玲彩「どうした?」

そう聞くと彼女は意を決したように顔を上げる。そして恥ずかしそうにしながらも口を開く。

刻晴「あのね……今日はもう遅いし泊まっていかない?」

予想外の発言に戸惑う。

玲瓏「泊まるってどこでだよ?」

刻晴「それは……私の部屋……」

玲瓏「……いいのか?」

刻晴「もちろんよ!」

 

……確かに俺の部屋、ベッドも机も何も無い状態だ。

玲瓏「……わかった。お邪魔させてもらおう」

刻晴「やった!それじゃあ行きましょ♪」

上機嫌な様子の彼女に連れられて、俺達は再び歩き出した。

歩きながらこの後のことを考える。彼女と二人っきりで過ごすなんて初めてだ。心臓が早鐘を打つように高鳴っているのがわかる。

刻晴「ここが私の部屋よ」

刻晴の部屋は綺麗に掃除されていることがわかる。どうやら彼女は綺麗好きなようだ。

刻晴「座ってて。お茶を淹れてくるから」

そう言って、お茶を淹れに行く彼女。

ベッドに腰掛けていると、彼女が戻ってくる。手にはお茶を2つ持っているようだ。

刻晴「はい、どうぞ」

玲瓏「ありがとう」

2人で並んで座ってお茶を飲む。普段飲んでいるものよりも美味しい気がする。やはり高級品なだけあるのだろうか?

刻晴「……ねぇ、今日楽しかった?」

玲瓏「あぁ、楽しかったよ」

刻晴「本当に!?良かったぁ〜」

嬉しそうに微笑む彼女。それを見て俺も嬉しくなる。

玲瓏「それにしても、お前と居ると退屈しなくて楽しいな。」

刻晴「ふふっ、それは良かったわ」

玲瓏「だから……」

俺は一息置いてから言う。

玲瓏「これからも俺の側に居て欲しい」

刻晴「……それってどういう意味?」

キョトンとした顔で聞いてくる彼女に対して言葉を続ける。

玲瓏「俺と付き合って欲しいってことだよ」

刻晴「……えっ?」

驚いた表情を浮かべる彼女。

しかも、フリーズしたまま動かなくなってしまった。

玲瓏「おい、刻晴?大丈夫か?」

心配になって声をかけても反応がない。

すると突然、彼女が立ち上がると、そのまま抱きついてきた。

刻晴「嬉しい……やっと言ってくれたのね。」

その言葉と共に涙を流し始める彼女。

玲瓏「……そんなに嫌か?」

恐る恐る聞いてみると首を横に振る彼女。

刻晴「そんなことない!凄く嬉しいわ……」

そう言ってさらに強く抱きしめてくる。

 

玲瓏「刻晴……」

俺はそのまま刻晴をベッドに押し倒す。

刻晴「ちょっと……いきなりすぎるわよ……」

顔を赤らめながら抗議してくる彼女。だが、どこか期待しているようにも見える。

玲瓏「嫌か?」

そう聞くと黙ってしまう彼女。

刻晴「嫌じゃ……ない……」

消え入りそうな声で答える。

玲瓏「そうか……」

 

 

……………その日は蒸し暑くてよく眠れなかった……。




書いてる途中思ったけど原神世界って時計あるのかな?どうやって時間確認とかしてるんだろ…


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第6話 「遠吠え」

Q.Hしたんですね?

A.しました!!


玲瓏「ちょっと出かけてくる。」

刻晴「そうなの?行ってらっしゃい。」

 

玲瓏はどっかに向かった。

 

凝光「あら、彼に随分素直になったのね?」

 

刻晴「………言わないで」

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

伏龍「おい。」

玲瓏「なんだ?」

伏龍「いやなんでここに居るし。」

玲瓏「俺の目的地がこっちだっただけだ。」

伏龍「へー。本当の理由は?」

 

玲瓏「武装仙獣を探しに行く。」

 

伏龍「正直に話してくれればよかったのに…もしかしてツンデレ〜?」

玲瓏「黙れジジイ。」

伏龍「(聞くに耐えない暴言)」

玲瓏「やっぱりジジイじゃん。」

伏龍「くたばれ餓鬼。」

 

そんな二人は、武装仙獣を探す為に璃月各地を歩いて行った。

 

「キィー!」

 

伏龍「隼の声!」

二人は急いで向こうに走って行った。

 

隼仙獣「キィー!」

狼仙獣「オォーン!」

 

そこには二匹の仙獣が争っているのが見えた。

伏龍「こんなところに…しかも二匹も!」

玲瓏「俺は狼を手なづける。お前は隼をやれ!」

伏龍「おう!」

 

そしてお互いがバックステップで距離を取ったところを二人は仙獣に迫って行った。

 

狼仙獣『グルルルル…』

玲瓏「おい」

狼仙獣『!?』

玲瓏「お前、俺に力を貸す気は無いか?」

狼仙獣『ワン!』

玲瓏「力を証明しろ?だって?」

狼仙獣『ワオーン!』

玲瓏「いい度胸だ……受けてやるぜ!」

狼仙獣『ワオーン!』

玲瓏はクラウ・ソラスを手に持ち、構える。

狼仙獣『ガウッ!!』

玲瓏「遅い!」

狼仙獣『ギャンッ!?』

玲瓏は狼仙獣の首目掛けて斬りかかる。

しかし、狼仙獣も素早く回避する。

玲羅「逃がすかよ!」

狼仙獣『ウゥッ!』

玲羅「なにっ!?」

クラウ・ソラスで追い討ちを仕掛けようとしたが、狼仙獣の速さに翻弄されてしまう。

だが、そこで玲羅はあることを思い付く。

玲瓏「やってみるか……」

玲瓏は全身に雷元素を纏い、クラウ・ソラスに雷元素を集約させる。

そして、狼仙獣に狙いを定め、雷元素を纏った斬撃を放つ。

玲羅「轟雷斬波!」

狼仙獣『ギャウゥッ!?』

狼仙獣の左目に直撃し、倒れてしまう。

しかし、まだ息はあった。

玲瓏「どうだ!」

狼仙獣『クゥン……』

玲瓏「力を貸してくれるな?」

玲瓏「…そうか。いいだろう。今日からお前の名は犬だ。

狼仙獣『!?』

玲瓏「なんだ?不満か?」

狼仙獣『ワン!』

玲瓏「そうか……これから宜しくな。」

 

 

ひとまず、俺は刻晴の元に帰還するのだった。

刻晴「仙獣…全くあなたは…」

玲瓏「従えるのは大変だったがな…」

刻晴「それはそうでしょ……まさか仙獣を手懐けてくるなんてね……」

玲瓏「そんな意外か?」

刻晴「もちろんよ!普通なら有り得ないわよ!」

玲瓏「そうなのか……まぁ、これで戦力は増したんじゃないか?」

刻晴「そうだけど……あなた、仙獣に名前を付けたの?」

玲瓏「犬」

刻晴「……」

玲羅「どうした?」

刻晴「ネーミングセンス……無いのね」

玲羅「……うるせぇ」

刻晴「まぁ、いいわ。あなたが仲間になったって事は心強いから」

犬『ワフッ!』

刻晴「あら、あなたも嬉しいのね」

玲瓏「ふっ……これからは戦いが更に楽しくなりそうだ。」

刻晴「分かったわ。なら、早速任務を受けてみる?」

玲瓏「そうだな。刻晴、頼む」

刻晴「了解。なら、まずはこの任務ね」

玲瓏「内容は?」

刻晴「『エンシェントヴィシャップ』の討伐。あなたの突破素材も手に入るわよ?」

玲瓏「だな。行くぞ犬!」

玲瓏は急いで、エンシェントヴィシャップの元に向かった。

 

犬『ワ、ワフッ』

刻晴「?どうかした?」

刻晴「渡し忘れた物がある?」

刻晴は犬からアイテムを渡される。

刻晴「これは?」

玲羅「なんだそれ」

刻晴「『超絶武装チェンジャー』?」

玲羅「……」

刻晴「これってまさか……」

犬『クゥン』

刻晴「……もしかして、それを使えって言ってるのかしら?」

犬『ワフッ!』

刻晴「……なるほどね。ありがとう。使わせてもらうわね」

玲瓏はエンシェントヴィシャップの元に向かうと、そこには巨大なモンスターがいた。

玲瓏「あれがエンシェントヴィシャップか……」

玲瓏「行くぞ!」

 

走り出して攻撃を仕掛ける。

エンシェントヴィシャップ『……!』

玲瓏「ちっ!」

エンシェントヴィシャップの放つ岩を回避、そして雷元素を纏った斬撃を放つ。

しかし、エンシェントヴィシャップには攻撃が効いていない様子だった。

玲瓏「なにっ!?」

犬『ワフッ!』

犬が吠えると、何処からともなく狼仙獣が現れ、エンシェントヴィシャップに襲いかかる。

刻晴「玲瓏!」

玲瓏「刻晴!」

刻晴「これを使って!」

刻晴から『超絶武装チェンジャー』を受け取り、手に嵌める。

 

玲瓏「助かる!」

俺は武装チェンジャーに元素を流し込む。

 

玲瓏「狼武装!」

すると、狼仙獣の鎧が装着される。

玲瓏「はあっ!」

玲瓏は武装チェンジャーのギアをスライドさせる。

 

すると、辺りの時間が遅く感じるようになる。

玲瓏「……」

剣を持ち、一気に加速させ、剣を振るう。

玲羅「はあっ!」

エンシェントヴィシャップ『……!?』

エンシェントヴィシャップの体の一部が壊れ始める。

刻晴「いつの間に…!?」

 

玲瓏(体が重い…時間の流れが遅く感じる……)

玲瓏(なるほどな。これが『狼仙獣』の力か……)

玲瓏「ふっ……」

俺はエンシェントヴィシャップを斬り裂く。

エンシェントヴィシャップは悲鳴をあげながら倒れた。

玲瓏「凄い力だな……」

刻晴「……」

犬『ワン!』

狼仙獣のお陰だなと言ってるのか、犬に鼻で突かれる。

玲瓏「……くそっ」

 

 

 




次回から第二章!

やったね!
これでオリジナルストーリー書き放題!


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第二部 律者再臨編
第1話 「仙獣王降臨!」


第二章、ここから六人パーティ。


…… 璃月に三人の青年が居た。

 

一人、璃月に住む後に『炎の刀剣士』と呼ばれる男。

 

二人、璃月に住む仙人、後に『風のトリックスター』と呼ばれる男。

 

三人、璃月七星の青年、後に『雷の如き剣狼』と呼ばれる男。

 

そしてそんな彼らを見守る三人の少女と、異世界の来訪者。

 

熱き青年達は暴れた数だけ強くなる。

暴れた数だけ優しさを知る……。

 

そんな三人が巡り合う事で、璃月の運命…いや、テイワットの運命が託された。

そんな彼らの冒険の物語……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

玄鳥「久しぶりの璃月港だぁーー!!」

玄鳥は故郷に足を踏み入れたのが嬉しかった。

少なくとも、一ヶ月と数十日程の歳月が経っていたからだ。

胡桃「よかったねー。」

玄鳥「早速、モラを稼ぎに行くか…」

胡桃「えぇ早速!?」

玄鳥「あぁ、金がないんだよ。」

胡桃「そっかぁーー。じゃあ、私は往生堂に行ってくるね。」

玄鳥「おう、いってらー」

胡桃は走って行ってしまった。

玄鳥(さてと……俺も行くか!)

玄鳥は冒険者協会に向かった。

 

 

☆☆☆☆

 

伏龍「……うぅ…」

凝光「どうしたの伏龍?すごくげっそりしてるけど?」

竜の仙獣と人間のハーフである伏龍は何故か物凄くげっそりしていた。

凝光「何があったの?」

伏龍「凝光ちゃん…聞いてくれよ…か、甘雨に…」

凝光「なるほど…」

凝光はその一言で全てを察した。

凝光「まぁ、今日の朝甘雨が物凄くキラキラだったのはそのせいなのね。」

伏龍「だいたいそう…」

凝光「とりあえず、今日は仕事を休んで風にでも当たったら?甘雨には私から言っておくから。」

伏龍「ありがとう……」

甘雨の事が相当トラウマになったのか、伏龍は外に出て行ってしまった。

玄鳥「久しぶりの璃月港だぁーー!!」

玄鳥は故郷に足を踏み入れたのが嬉しかった。

少なくとも、一ヶ月と数十日程の歳月が経っていたからだ。

胡桃「よかったねー。」

玄鳥「早速、モラを稼ぎに行くか…」

胡桃「えぇ早速!?」

玄鳥「あぁ、金がないんだよ。」

胡桃「そっかぁーー。じゃあ、私は往生堂に行ってくるね。」

玄鳥「おう、いってらー」

胡桃は走って行ってしまった。

玄鳥(さてと……俺も行くか!)

玄鳥は冒険者協会に向かった。

 

 

☆☆☆☆

 

伏龍「……うぅ…」

凝光「どうしたの伏龍?すごくげっそりしてるけど?」

竜の仙獣と人間のハーフである伏龍は何故か物凄くげっそりしていた。

凝光「何があったの?」

伏龍「凝光ちゃん…聞いてくれよ…か、甘雨に…」

凝光「なるほど…」

凝光はその一言で全てを察した。

凝光「まぁ、今日の朝甘雨が物凄くキラキラだったのはそのせいなのね。」

伏龍「だいたいそう…」

凝光「とりあえず、今日は仕事を休んで風にでも当たったら?甘雨には私から言っておくから。」

伏龍「ありがとう……」

甘雨の事が相当トラウマになったのか、伏龍は外に出て行ってしまった。

 

☆☆☆

 

玲瓏「はあ…」

玲瓏は一人、黄昏ていた。

犬『ワフッ?』

玲瓏「犬か。」

狼仙獣が心配そうに玲瓏の顔を見た。

玲瓏「心配するな。」

犬『ワフッ!』

玲瓏「ふっ…素直な奴だ…」

その時だった。

バサバサと木が揺れた。

しかし、風は吹いていなかった。

狼仙獣が警戒し始めた。

そして、木の根元から人が現れた。

???「ここか……璃月という国は……」

玲瓏(誰だ…?)

???「解き放させて貰うぞ?」

ローブの男が何かを念じた。

すると、空が黒く染まって行く。

玲瓏「ほう……これが魔神の残滓か……」

玲瓏はその空を見てにやりと笑った。

玲瓏「さぁ、舞台は整った!お前達の出番だ!」

そして、黒い雲から稲妻が降り注いだ。

 

☆☆☆☆☆

 

玄鳥「……何だ!?」

突然の事に玄鳥は動揺した。

胡桃「何これ!?」

胡桃も動揺している様子だった。

ギラファ『ヽ(; ゚д゚)ノ』

ギラファも驚いていた。

玄鳥「と、とりあえず……周りを調べてみよう!」

胡桃「うん!」

そして、二人は少し調べに行った。

 

胡桃「……え!?」

玄鳥「こ、これは……」

そこには多くの人が倒れていた。

まるで、誰かに眠らされたかのように……。

胡桃「こ、これってどうなってるんだろう…」

玄鳥「眠らされてるようだな…しかも、誰かに……」

胡桃「誰かにって……?」

玄鳥「こんな事が出来るのは……」

胡桃「あっ!!」

玄鳥が答えようとした時、胡桃が何かを見つけたようだった。

玄鳥「どうした!?」

胡桃「あれは……」

胡桃が指さした方向には謎の怪人が居た。

スリープズオズ「全ての人間は…俺が眠らせてやるぅ!」

玄鳥「おい!お前は誰だ!?」

スリープズオズ「お前達ぃ…寝てねぇなぁ?眠らせてやる!」

胡桃「こ、こいつ……」

玄鳥「こいつが主犯か!」

胡桃「皆を眠らせたのはあなただね!?」

スリープズオズ「そうだ!全て俺がやった!」

胡桃「許せないわ……」

玄鳥「同感だ……」

スリープズオズ「まだ、お前達には眠っていて貰うぞ?」

胡桃「そうはさせないわ!」

玄鳥「……おうよ!!」

 

すると、風元素の弾丸がスリープズオズを襲った。

スリープズオズ「何だ?この力は?」

玄鳥「今のは……」

伏龍「大丈夫か!?」

玄鳥「伏龍!」

甘雨「援護します!」

スリープズオズ「チィィ!厄介な奴が増えて…」

 

玲瓏「雷轟絶影!」

高速の一撃がスリープズオズを襲った。

スリープズオズ「何ぃ!?」

玲瓏「ふっ。」

刻晴「玲瓏!」

刻晴も遅れてやってきた。

 

ここに、六人が揃った瞬間だ。

 

玲瓏「一気に叩く!狼武装!」

伏龍「同感だね!隼武装!」

玄鳥「暴れまくるぜ!恐竜武装!」

 

三人は超絶武装チェンジャーを使い、自身に仙獣を纏わせた。

 

玄鳥「行くぞ…!」

玲瓏「ああ!」

伏龍「いいぜぇ?」

 

伏龍は飛び上がり、玲瓏は疾走して駆け抜けた。

玄鳥は咆哮し、地ならしを起こした。

スリープズオズ「おわっ!」

 

玲瓏「そらっ!」

腕の爪で切り裂き、伏龍の空からの攻撃で攻撃を防ぐ。

スリープズオズ「あー!ズルだよこれ!」

玄鳥「トドメだ!」

玄鳥はオニビカリを取り出し、地面に叩きつけた。

 

玄鳥「大地斬ッ!!」

スリープズオズ「ぐぎゃあ!」

玲瓏「斬雷裂傷!」

伏龍「風裂咆!」

 

三人が囲い込んだ必殺技でスリープズオズは爆発四散した。

 

玲瓏「意外と…弱かった…」

玄鳥「そーだな…」

 

しかし、スリープズオズの死体の前にローブの男が出てきた。

???「まだ死んでもらっては困る。役立たせて貰うおうか!」

ローブの男は札をスリープズオズに貼り付けた。

 

すると………

 

スリープズオズ「うおおおお!漲る高まる溢れ出るぅ!」

胡桃「えぇーー!?巨大化しちゃった!?」

甘雨「で、でかいです…!渦の魔神よりは小さいですが…」

刻晴「どうするの!?」

 

玄鳥「どうするよ…」

考えていると、ギラファが武装変身を強制解除した。

玄鳥「何!?」

 

他の仙獣達も、武装変身を強制解除した。

玲瓏「何をする気だ!?」

 

すると、三匹はテレパシーを送る。

玲瓏「合体だって…?」

伏龍「おいおい。冗談だろ?」

玄鳥「………分かった。信じるぜ!」

伏龍「おいおい。こいつらの戯言に付き合う気かよ?」

玄鳥「俺は信じるぜ!なんだって『仲間』だからな!」

玲瓏「……不合理な事は認めたくないが…いいだろう。協力してやる。」

伏龍「んぇぇ!?……まあいいや。しゃーない!力貸すぜ!」

 

そして三匹の仙獣も巨大化し、三人を体の内部に吸い寄せた。

玄鳥「よーし!行くぜ!」

玲瓏「おう!」

伏龍「行くぜぇ!」

 

 

胡桃「な、何する気だろう…」

 

 

三人「「「仙獣合体!!」」」

 

三人が叫ぶと、三匹は自身の体を変化させて、徐々にドッキングしていった。

玲瓏「なんだこれ…」

伏龍「スーパーロボットっぽくていいね!」

 

そして、頭部が登場し、兜を被る事で合体が完了した。

三人は同じ空間に召喚された。

 

玲瓏「うおっ…これは…」

玄鳥「完成!仙獣王!!」

 

伝説の巨神『仙獣王』の誕生であった!

 

スリープズオズ「うおお!!デカっ!」

 

玄鳥「よし!行くぜ!」

仙獣王は海の海の上に立ったスリープズオズと交戦を始めた。

 

玄鳥「行けっ!」

伏龍「狙い撃つぜ!ハヤブサライフル!」

 

右腕のハヤブサライフルから、羽型の弾丸を連発で撃つ。

スリープズオズ「うえ!痛い痛い!」

玲瓏「テイルブレード!」

左腕のブレードで何度も切り裂き続ける。

玄鳥「仕上げと行くぜ!」

 

仙獣王は胸部のキョウリュウヘッドを展開する。

玄鳥「ファイヤーブラスト!!」

すると、高温の火炎放射がスリープズオズを襲う。

 

超熱線でスリープズオズは爆散した。

スリープズオズ「いや強すぎるでしょぉぉ!!?」

 

 

玄鳥「やったぜ!」

玲瓏「凄まじいな仙獣王の力。」

伏龍「これにて、一件落着!ってね。」

 

…………

 

鍾離「まさか…仙獣王が4000年ぶりに蘇るとはな…」

鍾離「これから…どうなるのだろうか…」

 

新たな力、仙獣王!

 

その力はまさに強大無敵!

 

第一話『仙獣王降臨!』

 

ヤベーイ……




仙獣王
恐竜仙獣・隼仙獣・狼仙獣の三匹が合体した武装仙獣。
右腕のハヤブサライフルからマッハ2の弾丸を放ち、左腕のテイルブレードで敵を薙ぎ払う。
必殺技は胸部のキョウリュウヘッドを展開して、3000度の炎で敵を焼き尽くす『ファイヤーブラスト』

ズオズ
敵組織である『アビエント』が召喚する魔物。
様々な能力を持ち、異空間から召喚される。


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第2話 「見破れ擬態!」

みんなは胡桃、甘雨、刻晴だったら誰好き?

ボクミンナスキ


気軽に感想・コメントどうぞ


玲瓏「じゃーんけーん…」

玄鳥「ポイっ!」

 

あいこだ。これで3回目。

 

ここは璃月(リーユェ)。テイワットに存在している街の一つ。テイワット大陸東部に位置する、歴史ある古い街。テイワット大陸では二番目に大きいらしい。七国の中では比較的大きな国土を持ち、商業貿易が盛んで人口も多い。

 

そんな璃月だが、先日謎の怪人ズオズの襲撃を受けた。

しかし、勇猛果敢な六人の健闘あってか、なんとか危機を脱したのだ。

 

そんな六人は、あの日以来から、暇があれば往生堂の前に集まるようになった。

 

胡桃「まだやってるー、いつ終わりそう?お腹すいちゃった。」

玄鳥「もうちょい待て。こいつに勝ってからだ!」

玲瓏「勝てるかな?」

玄鳥「やってやるよ!じゃーんけーん…」

玲瓏「ポイっ!」

 

次に出したのは玄鳥がグー、玲瓏はチョキだった。

玲瓏「」

玄鳥「勝ったし、飯作るか。」

胡桃「やったー!今日何作るのー?」

玄鳥「今日は作るもの決めてないから、リクエストしてくれ。」

胡桃「うーん…オムライスもいいし…鍋焼きうどんとか?」

玄鳥「いいなそれ!」

刻晴「私、ちゃんちゃん焼きがいいわね。」

玲瓏「おい待てこっちをスルーするな。」

 

玲瓏「あ、俺ハンバーグがいい。」

 

 

このあとじゃんけんしたが、結果はちゃんちゃん焼きになった。

玲瓏「美味かった。」

玄鳥「そうだな。」

 

二人が食事後の散歩をしていると…

 

伏龍「よっ!」

玲瓏「ん?伏龍か?」

玄鳥「あんなところで何してんだ?」

伏龍「……」

すると伏龍は走って逃げていった。

 

玄鳥「?」

玲瓏「なんだあいつ。」

二人がそんな疑問を浮かべていると…

伏龍「よっ!」

玲瓏「ふんっ!」

振り返りながら玲瓏は拳を振るった。

伏龍「ぐえー!」

玄鳥「え、えぇ?」

状況が飲み込めず、焦る玄鳥。

 

伏龍「え、え?俺がさっき向こうに逃げたって?」

玲瓏「それで?なんで逃げたんだ?」

伏龍「だから逃げてねぇって!」

玄鳥「まあ待て待て。もしかしたら伏龍に憧れる痛い奴かもしれないぜ?」

伏龍「俺のファン!?ぐへへ…だったら嬉しいなぁ…」

玲瓏「きも」

伏龍「相変わらず俺に対して冷たいなお前。氷元素か?」

玲瓏「甘雨じゃあるまいし…」

 

玄鳥「とりあえず…さっきの奴は…なんだったんだ?」

伏龍「俺の名前を勝手に使ってるんだ!許されザル事だ!」

玄鳥「うわっ…妙に熱入ったよ…」

玲瓏「付き合ってやれ…こうなったらめんどくさいからな…」

 

そして、こうして伏龍の偽物を見つけ出す事になった……

 

 

一方その頃…

 

伏龍の偽物「遅いでござるな…」

偽物は擬態を解いた。

 

その正体はギタイズオズ。擬態を得意としたズオズだ。

ギタイズオズ「さて…あのナンパ仙人にまた擬態して…脅かしてやるでござる。」

ギタイズオズは伏龍に擬態し、声を調節する。

 

ギタイズオズ「よし…行くか。」

そして表の舞台に出る。

 

ギタイズオズ「確か…こいつの体は甘雨という女ととても仲が良いんだったな…」

ギタイズオズ「よし、行ってみるか。」

 

ギタイズオズは絶雲の間に向かっていった。

ギタイズオズ「擬態した体の記憶も手に入れられるのは便利だねぇ…」

 

そして絶雲の間の複雑な道も進んでいった。

 

 

 

……絶雲の間

 

ギタイズオズ「ここだな。」

甘雨がいつも修行に浸かっている場所だった。

 

甘雨「よーし…よーし…」

何やら、甘雨は撫でているようだ。

亀仙獣『〜♪』

甘雨「ふふっ、可愛いですね。」

 

ギタイズオズ(あれは…仙獣でござるな…しかも未確認。)

ギタイズオズ(行ってみるでござるか…)

ギタイズオズは甘雨の後ろに行く。

 

甘雨「……誰ですか?」

ギタイズオズ(バ、バレた!?)

甘雨「……なんだ…伏龍さんですか。脅かさないでくださいよ…」

亀仙獣『?』

ギタイズオズ「ごめんごめん。脅かそうと思ったでござ…んだよね…」

甘雨「もう、伏龍さんったら…」

甘雨は照れてクネクネする。

ギタイズオズ(こんなにおっとりしてるなら、暗殺も容易では無いでござるな。)

ギタイズオズ「せっかくだし、ここらを散歩しない?」

甘雨「はい。いいですよ♪」

 

そして、ギタイズオズは甘雨と共に散歩する事にした。

 

…………

 

ギタイズオズ「そういえば、何処まで歩くんだよ。疲れた俺。」

甘雨「そうですね…そろそろ休憩しましょうか…」

 

すると甘雨は弓を構えた。

甘雨「風雪の縮図ッ!!」

ギタイズオズ「うおっ!?」

甘雨の突然の攻撃に驚くギタイズオズ。

甘雨「やっと正体を明かしましたね?伏龍さんの偽物?」

ギタイズオズ「な、なぜそれを!?」

 

甘雨「だって、そうですよね?伏龍さんは私と話す時には一度手を服で拭いてから一度深呼吸をして、ニコニコした笑顔で話して来ます。それにまず声が少し高いですし身長も2.4cm低いですし、何より立つ時の姿勢が2.21cm曲がってますし、伏龍さんは常に服のシワがどこか歪んでいますし、伏龍さんは左手の甲に神の目がありますが、貴方は神の目を持っていません。それにそれにそれにそれにそれにそれにそれに………」

 

ギタイズオズ「お、oh…」

ギタイズオズは恐怖した。

伏龍の姿をひたすら熱弁した甘雨の目には光が無く、常に笑顔だった。

甘雨「ふふ、初めから分かっていたんです。まあ本物だったらどう懲らしめようかと思いましたが。」

ギタイズオズ(怖ええよ……)

甘雨「ですが……」

甘雨は弓を向けた。

ギタイズオズ「……へ?」

甘雨「伏龍さんに化けて私とお話しした罪は重いですよ?」

ギタイズオズ「や、やめろ……やめてくれ……」

甘雨「貴方には今から……」

甘雨「弓の練習台にでもなってもらいましょうか♪」

ギタイズオズ(もうダメだ……俺は死ぬんだ……)

甘雨はギタイズオズに矢を放った。

 

何回も何回も何回も。

そして、大量の矢がギタイズオズに突き刺さり、既に事切れていた。

甘雨「一つ忠告しておきます。」

 

甘雨「伏 龍 さ ん は 私 だ け の モ ノ で す か ら ね ?」

甘雨「あ!死んでるからもう返事が出来ませんね♪」

 

そして、甘雨はその場を去っていった。

 

ローブの男「全く…愛が重い奴だ。」

ローブの男は札を貼り、ギタイズオズを巨大化させた。

 

 

 

 

………璃月港

 

伏龍「け、結局居なかった…」

玲瓏「無駄足だったな。」

突如、地震が起きた。

伏龍「な、なんだ!?」

玄鳥「絶雲の間からだ!」

伏龍「甘雨が危ねぇ!行くぞ!」

 

 

 

ギタイズオズ「うおおおお!!全部破壊してやる!」

 

伏龍「甘雨!」

甘雨「伏龍さん!」

伏龍「危ないから下がってろ。」

 

そして伏龍は隼仙獣を呼んだ。

 

伏龍「仙獣合体!!」

 

そして、三匹の仙獣は合体していき、仙獣王が降臨した。

 

三人「「「仙獣王!降臨!」」」

 

ギタイズオズ「うおおお!!!!」

玄鳥「くらえ!」

テイルブレードで斬り裂くが、何かにぶつかって攻撃を受けなかった。

玄鳥「クナイ!?」

ギタイズオズ「ふんっ!」

 

ギタイズオズはバックステップを取り、投げクナイを複数投げつけた。

 

伏龍「うわっ!あいつのクナイ鋭いぞ!」

ギタイズオズ「こんな事もできるぞ!ふんっ!」

 

するとギタイズオズは仙獣王に擬態した。

伏龍「何!?」

ギタイズオズ「ふははは!!これで互角ダァ!」

 

伏龍「くそっ…どうすれば…」

考えていると、ギタイズオズの目の前を何かがぶつかっていった。

 

甘雨「伏龍さん!」

亀仙獣に乗り込んだ甘雨だった。

伏龍「甘雨!」

 

ギラファ『!!』

玄鳥「合体しよう…だって?分かった!甘雨!」

甘雨「はい!」

 

左腕を分離させ、亀仙獣が腕に変形して、ドッキングした。

すると、玲瓏のコックピットから、甘雨のコックピットに変わった。

 

玄鳥「完成!仙獣王カメアームズ!」

ギタイズオズ「くそ!くらえ!」

 

右腕のハヤブサウイングで狙い撃つが、カメシールドで防御する。

弾丸は跳弾し、ギタイズオズに跳ね返る。

 

ギタイズオズ「ぎょえええ!!!」

ギタイズオズはそのダメージで擬態が解けてしまった。

玄鳥「トドメ(ry」

甘雨「トドメです!」

玄鳥「俺のセリフ…」

 

そして、カメシールドを分離させ、ギタイズオズに投擲した。

ギタイズオズ「おわぁぁ!」

そして、キョウリュウヘッドとハヤブサライフルをギタイズオズに向ける。

伏龍「タートルズブラスターァ!!」

 

火炎放射と風の砲撃で拡散反応を起こしながら、ギタイズオズにダメージを与えていった。

ギタイズオズ「擬態したけど負けるのねぇぇぇ!!」

 

そしてギタイズオズは爆散していった。

 

玄鳥「これにて一件(ry」

甘雨・伏龍「一件落着です(だな)!!」

玄鳥「俺のセリフゥ!」

 

 

 

刻晴「私の出番…」

玲瓏「俺も無かったし…」

 

六人がそれぞれ帰宅している時だった。

 

 

甘雨「伏龍さん。」

伏龍「ん?」

甘雨「今回、私、伏龍さんの偽物に話しかけられて…私物凄く怖かったんです。」

伏龍「……」

甘雨「でも、私はすぐに見破りましたけどね!」

 

甘雨が誇らしげに胸を張る。

甘雨「だって、あなたを一番理解しているのは…私''だけ''ですから…♡」

伏龍「ッ!?」

 

伏龍は少し恐怖した。

伏龍「……と、とりあえず帰ろうぜ?」

甘雨「はい!」

 

 

 

色々一悶着あったが、なんとか撃退に成功した伏龍達。

 

これから先、どうなるのやら…

 

 

第二話『見破れ擬態!』

 

これにて、一件落着。




今回の登場人物

ギタイズオズ
擬態を得意としたズオズ。投げナイフによる攻撃を得意とする。

亀仙獣
巨大な亀の姿をした仙獣。穏やかな性格をしている。

仙獣王 カメアームズ
左腕をカメシールドに変えた形態。
防御力を高めており、タートルシールドはオリハルコン並みの硬さを誇る。
カメシールドは分離して投擲武器としても使用可能。


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第3話 「レユニオン登場」

メインキャラの好物

玄鳥
得意料理:基本全部
好きな食べ物:マーボーカレー、肉料理、甘い物
嫌いな食べ物:無し

胡桃
得意料理:松茸のアワビもどき
好きな食べ物:マーボーカレー、エビ蒸し餃子
嫌いな食べ物:野菜系料理

伏龍
得意料理:甘い物
好きな食べ物:四方平和、肉系料理
嫌いな食べ物:野菜系料理、甘い物

甘雨
得意料理:四方平和
好きな食べ物:四方平和、仙跳牆、野菜系料理
嫌いな食べ物:肉系料理

玲瓏
得意料理:海鮮料理
好きな食べ物:寿司、海老のポテト包み揚げ
嫌いな食べ物:松茸のアワビもどき、ドネルケバブ

刻晴
得意料理:
好きな食べ物:海老のポテト包み揚げ
嫌いな食べ物:微妙な料理


玲瓏「おーい。降りてこーい。」

玲瓏と刻晴は木の上に登ってから全然降りてこない猫を見つけて居た。

猫「ニャー」

 

玲瓏「だ、駄目だ…降りてこない…」

刻晴「ニャー」

猫「ニャー」

玲瓏「刻晴?」

すると、刻晴が魚の切り身を持つ。

猫「ニャー」

刻晴「ニャー」

玲瓏(まさか刻晴…)

 

猫が木から降りてきた。

猫の飼い主「あ、ありがとうございます…」

玲瓏「次からは見失ったりするなよ?」

猫「ニャー」

刻晴「ニャー」

 

そして飼い主達は去っていった。

 

玲瓏「……刻晴」

刻晴「………な、何…」

玲瓏「猫…飼ってやろうか?」

刻晴「…ありがとう。」

 

 

 

そんな二人を見つめて居た、奇抜な服装をした男女が居た……。

??「どうすんだよW…こんなとこ初めてだからどうすればいいか分からないぞ?」

??「あたしだって知らないわよ…あんたがなんとかしなさいよ!」

??「俺がなんとかしろってか!?」

W「Rならすぐに転送機とか作れるでしょ!?バイク作れたんだし」

R「バイクと転送機とは話が違うだろぉ!?」

 

玲瓏「誰かが話をしてる…」

刻晴「行ってみましょうか。」

 

二人の大声は流石に近くの玲瓏達にも聞こえていたようだ。

 

R「お前がアルダノーヴァの攻撃を間に受けそうなのを俺が庇ったせいで、変な場所に来ちまったじゃねぇか!」

W「あんたがあたしを見捨てればよかった話でしょ!?」

R「できるわけないだろ!馬鹿か!」

W「……R」

R「お前…俺の…大…切…な……」

 

玲瓏「いちゃいちゃしている所悪いが。近所迷惑だからな。」

二人「………」

 

玲瓏「……お前らは何者だ。」

R「そっちが名乗れ。」

Rは二刀の刃を玲瓏に向ける。

玲瓏も剣をRに向ける。

 

刻晴「ちょ、玲瓏…」

玲瓏「こいつら普通じゃない。警戒は解くな。」

W「あら…随分勘が鋭いのね。」

玲瓏「感覚は優れてるんでな。」

R「ふん…」

Rは刃を向けるのをやめる。

R「今はやめだ。こんなとこで戦っても無駄だしな…」

玲瓏「借りができたな。」

R「借りでいいのか…?」

玲瓏「いつか返せよ?」

R「ふん…俺は悪党だぞ?」

W「あたしは?」

R「こいつも…」

玲瓏「ふん…お前達の世界では悪党だろうが…こっちだと奇抜な外来人扱いだ。」

R「そう…か。」

 

伏龍「ん?また奇抜な奴来たのかよ…」

玲瓏「伏龍か。」

伏龍「よ!」

R「おう。」

伏龍「ん?その腕輪…」

 

伏龍はRの腕輪を見つめる。

伏龍「そういや、レイヴンにも同じ腕輪つけてたな!」

二人「!」

二人は驚いた。

そして、小声で会話した。

 

R「おいおいドクターの奴も居るらしいぜ…」

W「参ったわね…あいつらもアルダノーヴァの攻撃でこっちに来たのかしら…?」

伏龍「ん?知り合いだったり?」

玲瓏「訳アリだ。」

 

すると、遠くの方で爆発音がした。

伏龍「…!行くぞ!」

玲瓏「ああ!」

刻晴「ちょ、待って!」

 

そして三人は急いで爆発音の元に向かった。

 

R「……」

W「行く気?」

R「当然。」

 

そして二人も向かっていった。

 

 

 

 

 

 

……………

 

 

ウイルスズオズ「ヒヒヒー!全員感染させてやるウィルスー!」

玄鳥「こいつ厄介だぞ!」

胡桃「近づいただけで感染させるなんて面倒ー!」

 

R「あいつ…」

玲瓏「着いてきたのか。」

伏龍「邪魔だけすんなよ!」

そして二人も交戦体制に入る。

R「行くぜ!」

 

バイティングエッジを構えて、走り出す。

R「オラっ!」

玄鳥「せやっ!」

連撃でズオズにダメージを与えてゆく。

 

ウイルスズオズ「ちぃ!お前も感染させてやるウィルスー!」

すると、花粉をRに向けて飛ばしてきた。

R「うわっ!」

W「R!」

 

………しかし、Rに外傷は無かった。

R「あれ?」

ウイルスズオズ「あれ?」

玄鳥「今だ!恐竜武装!」

 

玄鳥「トドメだ!大地斬!」

そして、大地の一撃を油断したウイルスズオズにダメージを与えた。

ウイルスズオズ「ウィルスゥ〜!」

 

そして爆散した。

 

玄鳥「ふぅ…」

 

R「W…もしかして…」

W「あんたが鉱石病だからじゃない?」

R「はあ…こんなとこで感謝する事になるなんて…」

 

二人が雑談していると…

 

ウイルスズオズ「ぶっ潰すウィルスー!」

玄鳥「デカくなりやがったな!仙獣合体!」

 

 

そして、仙獣王を降臨させる。

 

R「デカっ!?」

 

玄鳥「くらえ!」

足蹴りやテイルブレードで攻撃してゆく。

伏龍「ハハッ!感染攻撃以外に攻撃方法が無いんだな!」

玲瓏「なら、すぐ叩きのめすぞ。」

 

玲瓏は口笛を吹く。

 

すると地面から何かが飛び出してきた。

玲瓏「頼むぞ、鶴仙獣」

 

鶴仙獣が冷凍光線を吐いてきた。

ウイルスズオズ「なんだこいつ!?」

玲瓏「よし、行くぞ!」

玄鳥「変形だな?行こう!」

 

そして、右腕をツルアームズと変えた。

 

刻晴「行くわよ二人とも!」

玲瓏「おう。行くぞ!」

 

玄鳥「仙獣王 ツルアームズ、降臨!」

 

玄鳥「行くぜ!」

刻晴「せや!」

玲瓏「そらっ!」

 

両腕のブレードで切り裂き続ける。

玄鳥「いいダメージだ決めるぜ!」

 

クロス字でウイルスズオズを切り裂いた後、キョウリュウヘッドを展開して焼き払った。

刻晴・玲瓏「超電導ブレード!」

超電動反応を起こし、キョウリュウヘッドで焼き払った。

 

ウイルスズオズ「なんでこんな事になるのー!?」

そして爆散していった。

 

 

 

 

R「はあ…」

W「どうしたの」

R「この先どうしてくかなぁ…って。」

W「ま、ひとまずは元の世界に帰る方法を探しとかない?」

R「だな。」

 

 

 

なんか、また増えた異世界人

 

一体何人増やす気!?

 

 

第三話『リユニオン登場』

 

お楽しみに




刻晴
称号:ネコ好きを獲得しました。

玄鳥、伏龍、玲瓏
称号:バイクライダーを獲得しました。

R
リユニオンのゴッドイーター。以外とまとも。
・バイティングエッジ
・スナイパー
・バックラー

W
可愛い。


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第4話 「強敵襲来」

スメール編


??「くそっ、ズオズが立て続けにやられておる…」

ローブの男「ふむ…そうだな…仙獣達の力のせいか…」

??「チッ、厄介である…」

ローブの男「ふふふ…なら、こちらも特級ズオズを作ろうではないか。」

??「上級を超える究極のズオズか…よかろう。」

 

謎の空間。ここで新たな強力なズオズが作り出されようとしていた……

 

 

 

 

ツチズオズ「!」

玄鳥「新しいズオズか!面倒だな!」

胡桃「文句言わない!行くよ!」

 

二人は急いで走り出していく。

ツチズオズ「!」

すると、腕を伸ばしてくる。

玄鳥「うわっ!」

胡桃「何!?」

二人は謎のものに押し倒されてしまった。

 

胡桃「こ、これは…土!?」

玄鳥「重いー!」

 

ツチズオズ「ww」

するとツチズオズは逃げていった。

 

玄鳥「逃げられた……」

胡桃「こらー!土なんとかしろー!」

 

 

ツチズオズ「!」

??「よくやった。あの土は3日間は動けない。」

??「これで、特級ズオズの製作が捗るな。」

 

 

そして謎の男は消えていった。

 

 

 

 

 

 

ローブの男「もうすぐだな……」

??「できるのか?特級が。」

ローブの男「そうだ。他のズオズと違い、特殊能力や巨大化機能は一切無い。」

??「何?それでは弱いのではないか?」

ローブの男「いや、奴らに対してならパワーで押し切る方がよい。」

??「ふむ……今までのズオズはウイルスや催涙スプレーを使っていたが……尽くやられてしまったな。」

ローブの男「そうそう。だから、二回目に作る特級ズオズはかなり力を使う。」

ローブの男「暫くはこいつに頑張ってもらうしかないだろう。」

??「長時間に及ぶ行動ならば、人間にもなれる方が良いと思うが?」

ローブの男「そうだな。しかし、そうすれば朽ちる時間が他の人間と同じになるぞ。」

??「ズオズは通常、長きに渡る行動をするため、1000年以上の寿命を持つからな。」

ローブの男「だな。こいつがいれば、10年程度でテイワットは支配可能だ。」

??「ふふふ、想像力が捗るな。」

 

 

 

 

 

玲瓏「大丈夫か?」

玄鳥「うっ、土臭い…」

伏龍「ハハハ!馬鹿すぎだろ!」

玄鳥「くたばれクソ仙人!」

 

玲瓏「それにしても、妙だな…」

玲瓏「敵がこちらを攻撃してこなかった…ただの囮か?」

伏龍「めちゃくちゃ強い奴を作ってたりしてー。」

玄鳥「まさかー。」

 

刻晴「みんな!」

伏龍「うわーー!って…刻晴?」

刻晴「敵を探す為の共鳴石を作ったわ!」

玄鳥「作ったんだ。」

刻晴「この共鳴石は無限に使えるのよ!すごいでしょ!」

玄鳥「流石ダァ。」

刻晴「とりあえず…私眠いわ…甘雨と5轍したもの…」

玄鳥「その努力をもっと別の事に活かしてくれ!」

 

刻晴「早速使うわ…!」

そして共鳴石を起動する。

 

すると、共鳴石は絶雲の間に向かっていた。

玲瓏「よし、行くぞ!」

 

そして、三人は急いで絶雲の間に向かった。

 

玲瓏「あいつか?」

玄鳥「あいつは!この前の!」

伏龍「土野郎か!」

 

ツチズオズを見つけた三人は武器を構えて、交戦する。

ツチズオズは向かってきた三人に土をぶち撒けてくるが、回避され、剣で切り裂かれる。

 

玄鳥「土を出す以外に取り柄が無い!」

玲瓏「これなら、余裕だな!」

二人が走り出そうとしたその時……

 

ドドドド……!

 

玲瓏「うわっ!」

謎の光弾が飛ばされた。

伏龍「誰だ!」

 

ローブの男「ふむ…やはり追ってきたか。」

玲瓏「ローブの男!」

ローブの男「我々の邪魔はしないで貰おうか?」

玄鳥「へっ、璃月に手を出さずそのまま帰ってくれたらな。」

ローブの男「それはできない約束だな。」

??「そうである。我々の邪魔だけはするな。」

すると、まるで神官のような見た目をしたズオズもやってきた。

??「我はヴレドラン。特級ズオズ。その一である。」

玄鳥「ズオズ?」

ヴレドラン「今日は新作の特級ズオズを用意した。存分に暴れるがいい…!」

 

すると、二人の後ろから、何やら刺々しいズオズが現れた。

ヴレドラン「ファングズオズ…行くがいい!」

 

ファングズオズ「とう!」

ジャンプして、一気にこちらに来た。

 

ファングズオズ「勝負だ!お前達!」

伏龍「こ、こりゃ面倒そうだぜ…」

玲瓏「仕方ない…行くぞ!」

 

玲瓏が元素を纏った斬撃を放つ。

ファングズオズ「ふっ!」

それを足蹴りの衝撃波で消し飛ばした。

玲瓏「何!?」

玄鳥「だったらこれでどうだ!」

炎の剣でツチズオズごと焼き払う。

 

ファングズオズ「……」

しかし、鋼鉄の体に効果はなかった。

玄鳥「嘘だろ!?」

ファングズオズ「はあ!」

すると衝撃波で辺りを吹き飛ばした。

玄鳥「こ、こいつ強い!」

伏龍「この野郎!」

伏龍は走りながら元素弾を撃つ。

 

ファングズオズ「せやっ!」

伏龍「うわぁ!」

ローブの男「素晴らしいぞ!ファングズオズ!」

ヴレドラン「そのまま奴らを殺せ!」

ファングズオズ「………」

しかし、ファングズオズは三人を襲う事無く、腕を組む。

ヴレドラン「何をしている。」

ファングズオズ「手負の敵にトドメを刺す程、俺は落ちぶれちゃいない。」

ローブの男「何ィ?」

ファングズオズ「悪いな。」

そして、ファングズオズはその場を去ってしまった。

 

ヴレドラン「チッ、おい。何を吹き込んだ。」

ローブの男「知らぬ。奴を製作した時に異常が生じたとしか…」

ヴレドラン「チッ…奴は知らん!ツチズオズ!」

玲瓏「チッ…まだ生きてたか…」

伏龍「立てる?」

玄鳥「へっ、大丈夫だ。」

 

ローブの男「一時撤退するぞ。」

ヴレドラン「くそっ…」

 

玄鳥「どうするよ?」

伏龍「合体技とか…?」

玲瓏「ふっ、なら前に出ろ仙人!」

そして横に弓を構える伏龍。

それに剣を置く玲瓏と玄鳥。

 

三人「「「三元素爆散砲!」」」

炎、風、雷の元素の力を使い、巨大な矢を生成して連発した。

 

ツチズオズ「ヌゥゥゥゥゥ!!」

そして爆散した。

 

玄鳥「これにて、一件落着!」

玄鳥「やっと言えた…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

 

腹部の辺りから違和感を感じる…

 

これが空腹というやつか…

 

 

…一体何処まで歩いた?

 

随分、草が生い茂る街だな……

 

ああ駄目だ。倒れそうになる。

 

 

はあ……

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ…」

 

ん?

 

「あなた…大丈夫?」

 

 

 

 

 

新たな強敵ファングズオズ

 

その真意は一体……

 

 

第四話『強敵襲来』

 

第5話に続きます。

 




ファングズオズ
高い戦闘力を持つ特級ズオズ。徒手空拳による攻撃に優れている。人間態と怪人態を持つ。

ツチズオズ
喋らない。土を生み出す能力を持つ。しかし、即席で作った為、巨大化機能すらない。

ヴレドラン
特級ズオズ第一号。剣による戦闘力と重力操作を使える。

ローブの男
ヴレドランに協力する謎の存在。


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第5話 「スメールへ」

ジャスコ!


 

☆☆☆☆☆

 

玲瓏「……」

 

無心。滝の音と葉の落ちる音が俺の心を真っ白にしていく。

先月、特級ズオズに敗北してから、こうやって修行を欠かさずにやるようになっている。

何もしなかったら、心が折れる気がするんだ。

だから、今はただ修行する。

 

「………ろう…」

 

「…れい……ろう……」

 

刻晴「玲瓏!」

玲瓏「うわっ!なんだ…刻晴か…」

刻晴「もう!ずっと呼んでたんだから!何してるのよ!」

玲瓏「修行……かな。」

刻晴「……そう……」

玲瓏「刻晴こそどうしたんだ?何かあったか?」

刻晴「……あ、えっとね、これ……」

そう言って刻晴が弁当を差し出してくれた。

刻晴「最近、手付かずでしょ?だから…作ってきたの。」

玲瓏「わざわざ悪いな。」

 

そして、玲瓏は弁当を開ける。そこにはサンドイッチや唐揚げ、ドネルケバブなんかも入っていた。

玲瓏「美味そうだな。」

刻晴「たくさん食べて。」

玲瓏「あむ……」

刻晴「……どう?」

玲瓏「……美味いぞ。」

刻晴「そう、良かったわ。」

玲瓏「……でも……なんで急にこんなことをしてくれたんだ?」

刻晴「それは……」

刻晴は顔を赤くする。

そして、恥ずかしがるように呟く。

刻晴「す、好きな人に美味しいものを食べてもらいたかったからよ……///」

玲瓏「…ありがとな。」

刻晴「そ、そんな……お礼を言われるようなことじゃ……」

玲瓏「でも嬉しいよ。刻晴みたいな素敵な女の子に思ってもらえて。」

刻晴「……///」

刻晴は顔をさらに赤くして黙ってしまう。

玲瓏(可愛い。)

 

 

☆☆☆☆

 

伏龍「俺に足りないのってさ、努力だと思うんだよね。」

甘雨「努力…ですか?」

伏龍「そう!だから俺は今から走ってくるぜ!」

甘雨「え!?今からですか!?」

伏龍「おう!」

甘雨「でも、もう遅いですし、明日にしたら……」

伏龍「いや!今やりたいんだ!」

甘雨「そうですか……では気をつけてくださいね?」

伏龍「ありがとよ!じゃあ行ってくるぜ!」ダッ!!

(数時間後)

甘雨「まだ戻って来ませんのね……。どこまで行ったんでしょうか……。」

(更に数時間後)

甘雨「……もう夜中ですよ?何かあったんじゃ…」

甘雨「伏龍さんに何かあったら……だ、駄目です…伏龍さんは私だけの……(ブツブツ)」

 

伏龍「ぜえ…ぜえ…」

甘雨「!!伏龍さんの声です!迎えに行きましょう!」

伏龍「フォ、フォンテーヌまで走って来た…」

甘雨「フォンテーヌ!?スメールじゃないんですか!?」

伏龍「頑張り過ぎた。寝る。」

伏龍「zzz…」

甘雨「え?ここで寝るんですか!?」

甘雨「うぅ……仕方ないですね……。」

伏龍「……zzz……」

甘雨(それにしてもよく眠ってますわね……疲れてたんでしょうか……でも本当に可愛い寝顔です♡)

甘雨(やっぱり好きな人の寝顔はいいものですね♪)

 

 

☆☆☆

 

玄鳥「ふう…ギラファ達に聞いてようやく分かったぜ。」

胡桃「何がー?」

玄鳥「どうやら、恐竜仙獣みたいにでかい仙獣がこのテイワットには複数いるらしい。」

胡桃「へー。」

玄鳥「んでんで、そいつがスメールに居るって事が分かった!」

胡桃「おおー!」

玄鳥「だから、今からスメールに行こうと思う!」

胡桃「それは名案だね!」

玄鳥「よし、そうと決まれば早速出発だ!準備して行くぞ!」

胡桃「うん!あ、でも往生堂どうするの?暫く留守になるけど。」

玄鳥「鍾離先生に頼んだし大丈夫でしょ。あの人6000年生きてるんだし。」

胡桃「ふーん。鍾離さんなら大丈夫だね!」

そして、二人はスメールに向かった。

 

胡桃「え!?鍾離さんって6000年生きてるの!?」

 

 

なんやかんやでスメールにやってきた。

玄鳥「着いた。ここがスメールか。」

胡桃「私、初めて来たよ。凄い自然だねー。」

玄鳥「うーん…なんで胡桃は服装違うんだ?」

胡桃「鍾離さんが誰かに頼んで作って貰ったって言ってたよ。」

玄鳥「あのおっさん、スメールまで来た事あるのかよ…」

玄鳥(まあ納得かな。)

胡桃「そんなことより、スメールに来たなら目的あるよね!?」

玄鳥「あ、そうだった。すっかり忘れてた。」

胡桃「もう!しっかりしてよ!」

玄鳥「ごめんて。でもまずは……」

胡桃「うん。」

二人は空を見上げる。

玄鳥「うーん。特に何も見当たらないな。」

胡桃「どうする?」

玄鳥「……とりあえず情報収集だな。」

胡桃「だね。」

二人は酒場に向かった。

すると、胡桃が服を掴んできた。

胡桃「玄鳥!ここ酒場だよ!私達お酒飲めないでしょ!?」

玄鳥「情報だけ貰えればいいし、それに胡桃は水飲んでればいいだろ。」

そして二人はカウンターに座る。

 

バーテンダー「注文は?」

玄鳥「ミルクでも貰おうか。」

バーテンダー「舐めてんのか小僧!」

バーテンダーが玄鳥の胸ぐらを掴む。

玄鳥「は?」

バーテンダー「……チッ!これ飲んでさっさと帰んな!」

バーテンダーはミルクを玄鳥に渡し、奥へと去っていった。

玄鳥「あんまり美味しくねぇな。」

そしてミルクを飲み干し、酒場を出て行った。

胡桃「完璧に無駄足だったよね…」

玄鳥「仕方ねぇ。次はどうするか。」

胡桃「うーん…」

 

すると、二人の腹が鳴る。

玄鳥「お腹空いたな。」

胡桃「ね、ね!あそこで何か食べようよ!」

胡桃はとある建物を指差した。

そこには【恐竜や】と書いてあった。

玄鳥「だな。腹減ったし…食うか!」

二人は建物に入る。

すると、奥から声が聞こえて来た。

店員「いらっしゃいませ!」

玄鳥「なんか、凄い店だな……」

胡桃「早く座ろ!」

二人が席に着くと、注文を聞く前に料理が運ばれてきた。

玄鳥「おお!美味そうな匂いだな!」

胡桃「本当に美味しそうだね!いただきまーす!」

二人は料理を頬張る。すると、口に違和感を感じた。それはとても懐かしい味だった。なんと言うのだろうか。懐かしさを覚える味だった。20年前に頑張った戦士達が食べてきたような。

胡桃「この味……どこかで……」

玄鳥「なんか……アバれたくなってきたかも。」

胡桃「ここでじゃ駄目だよ。」

 

腹ごしらえも終わり、店を出てまた情報収集を始める。

玄鳥「次はどこに行くよ?」

胡桃「じゃあ知恵の殿堂に行ってみようよ!大図書館らしいから、欲しい情報あるかもよ?」

二人は知恵の殿堂へと向かう。

 

胡桃「……」

玄鳥「なんかいい情報あるか?」

胡桃「こっちは無し。」

玄鳥「じゃあそっち探してくれ。」

胡桃「りょーかい。」

 

そして、玄鳥も情報を探る。

玄鳥「『星喰みの伝承』…『スメールのおいしい料理レシピ』…これは貰っておいて…こっちは『ブラスターフォームは何故不遇なのか』…『2013〜2023年 艦これの歴史』……なんだこれ。変な本しかない!」

胡桃「玄鳥ー!」

玄鳥「なんだー!」

胡桃「なんかね……これ見て!」

玄鳥「これは……」

胡桃が見せたのは『翼竜王の伝説』と書かれた本だ。

胡桃「ここ、見て!」

玄鳥「『かつて璃月の地よりやってきた翼竜仙獣は、武装仙獣ながらも、一匹だけで変形が可能。』」

玄鳥「『そして、ある六匹の仙獣との合体で、強力な力を得る事が可能。』」

玄鳥「『現在、翼竜仙獣は『千尋の砂漠』の奥地で眠っている…』」

玄鳥「お、おお!ナイスだ胡桃!翼竜仙獣の居場所が分かったぜ!」

玄鳥は胡桃に抱きつく。

 

胡桃「ありがと!それよりも…ちょっと苦しいよ…」

玄鳥「悪い。それより、急いで千尋の砂漠に行くぞ!」

胡桃「おー!」

そして、二人は急いで千尋の砂漠に向かって行った。

 

 

 

………

 

 

 

 

 

 

……

 

「ここは?」

「私の家だよ。」

「君の?」

「うん。」

「……ところで、あなたの名前は?」

「ファングズオ…いや、ファングだ。君は?」

 

「私?」

「私はニィロウ。よろしくね。」

 

 

 

 

 

千尋の砂漠に仙獣がいる事が分かった。

 

この後一体どうなる!?

 

 

第五話『スメールへ』

 

第六話に続きます




イントゥザスカイ
胡桃のスメール用の衣装。鍾離先生のオーダーメイドらしい。


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第6話 「人間の証」

スメール編終わり


しばらく、ニィロウという少女と過ごして分かった事がある。

 

人間という生き物は……時に残酷だが……優しい一面もあるという事だ。

それに、困ったら助け合う精神もある。

そんな人間を本当に滅ぼすべきなのだろうか?

 

ニィロウ「?どうしたの?」

ファング「なんでもないさ。」

ファング(……本当にそうなのか……?)

 

 

 

…………その頃、二人は千尋の砂漠に来ていた。

 

胡桃「風が強い〜!!」

玄鳥「だな。ほんとに居るのか?ここに?」

 

ギィィーー!!

 

玄鳥「!?」

胡桃「ねえ!あれ!」

 

二人が見たのは、砂塵を振り払い、空に高く飛び上がり、強き翼を持つ仙獣だった。

 

 

 

…………

 

人間という生き物は……時に残酷だが……優しい一面もあるという事だ。

それに、困ったら助け合う精神もある。

そんな人間を本当に滅ぼすべきなのだろうか?

 

ニィロウ「?どうしたの?」

ファング「なんでもないさ。」

ファング(……本当にそうなのか……?)

 

ファングは迷っていた。

確かに人間は時に残酷な一面もある。だが、同時に優しい一面もあるのだ。

共存しあえるなら、その方がいいのではないか?

どうすればいいか分からない。

ファングはそんな事を考えながら、眠りについた。

 

??『ここかぁ?』

謎のズオズが、スメールシティの頂上に立っていた。

狂戦士であらゆる物を破壊する、バーサクズオズだ。

バーサクズオズ『ふん、随分と文明が発展してるじゃないか。』

スメールシティの人々は大騒ぎである。

 

ファング「!あいつは……」

バーサクズオズ『おぉ?見つけたぞ裏切り者!ここで死ね!』

バーサクズオズは、大剣を振り下ろした。

ファング「逃げるぞ!」

ニィロウの手を引っ張り、その場を逃げ出した。

バーサクズオズ『逃がすか!』

バーサクズオズは、巨大な爆弾をいくつも投げた。

爆弾が次々に爆発し、砂埃で何も見えなくなる。

バーサクズオズ『逃げられたか……』

 

 

……雨も降る、森の中、ニィロウ達は岩陰に隠れていた。

ファング「……」

ニィロウ「ここはで来れば……追ってこないかな……?」

ファング「多分な。」

ニィロウ「……ねぇ……聞いてもいいかな。」

ファング「……なんだ。」

ニィロウ「ファングも……さっきの怪人と同じなの……?」

ファング「……軽蔑したか?」

ニィロウ「そんな訳ないよ。」

ファング「……」

ニィロウ「私はファングを信じるよ。」

ファング「……ありがとう。」

 

 

 

 

すると、外ではバーサクズオズが暴れていた。

玄鳥「あいつは!?」

胡桃「暴れてるよ!」

玄鳥「邪魔だな…消し飛ばしてやる!」

剣を持ち、走り出してゆく玄鳥。

胡桃「私も行くよ!」

 

炎を纏って胡桃は走り出す。

 

玄鳥「せやっ!」

バーサクズオズ「オラっ!」

バーサクズオズの怪力で、玄鳥は投げ飛ばされる。

胡桃「ああ!」

そして、胡桃の足を持ち、投げ飛ばした。

 

胡桃「きゃあ!」

玄鳥「胡桃!大丈夫か?」

胡桃「そんな訳…」

バーサクズオズ「ハハハ!死ねぇ!」

 

すると、向こうから何かが歩いてきた。

玄鳥「ファングズオズ…あいつまで…」

ファングズオズ「……」

玄鳥「……」

バーサクズオズ「出たな裏切り者!死ねぇ!」

ファングズオズ「ふんっ!」

ファングズオズはバーサクズオズを殴る。

玄鳥「やっぱりあいつ…」

 

ファングズオズ「何故だろうな…人間を攻撃するより、お前達を攻撃する方が気分がいいのは…」

バーサクズオズ「それは不良品だからだ!」

ファングズオズ「いや違うな。俺は人間の心を知った。それだけさ。」

バーサクズオズ「やはり不良品か!死ね!」

そして剣で斬りかかろうとしたその時…

 

雷がその場に落ちてきた。

そしてファングズオズも、人間態に変わった。

 

ファング「こ、これは…!」

その手に握られていたのは、神の目だった。

バーサクズオズ「か、神の目だと!?!?」

玄鳥「神に認められた。お前は人間として認められたって事だな。」

ファング「感謝するぜ。」

そして、ファングは神の目をつける。

 

ファング「行くぞ!」

玄鳥「おう!」

 

そしてファングは拳を握り、地面に打ち込む。

バーサクズオズ「ぐおお!」

玄鳥「おらぁ!」

炎の剣を鞭にして、何度も叩きつける。

 

バーサクズオズ「貴様らぁ…」

ファング「そろそろトドメと行くぜ。」

ファング「はあぁ…」

腕に雷元素を溜め込む。

玄鳥「おお!」

玄鳥は剣を二丁持ち、炎を纏う。

 

玄鳥「オラァァァァァァ!!」

ファング「でやぁぁぁぁ!!」

ファングは拳ビーム、玄鳥は陽炎すら残さず、走り出す。

 

バーサクズオズ「うわぁぁぁぁぁ!!」

 

そして爆散した。

玄鳥「よくやった。」

ファング「お前もな。」

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

 

 

ファング「俺はスメールに残る。」

ファング「これからは、ここを俺が守ろうと思う。」

玄鳥「人間みたいだな。」

ファング「うるせぇよ。」

玄鳥「…また会おうぜ。」

ファング「そっちこそな。」

 

そして二人は握手を交わした。

 

胡桃「そろそろ帰るよー。」

玄鳥「分かったー!」

玄鳥「……頼んだぜ。」

ファング「まかせな。」

 

そして二人は翼竜仙獣に乗り、璃月に帰って行った。

 

 

 

スメールに潜む仙獣を無事に仲間にした二人。

 

さて、おや?何か変だぞ?

 

 

第六話『人間の証』

 

一件落着!




翼竜仙獣
プテラノドン型の仙獣。単体での変形が可能。
口から10万ボルトを発射する。

バーサクズオズ
上級ズオズの一体。破壊力は随一。


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第7話 「料理?」

料理回DAAAA


玄鳥「料理対決だ。」

キリッとした顔でそう言われた。

伏龍「いや急に言われても困る。」

玄鳥「もう既に招待状は送っておいたぜ。」

伏龍「なんで料理対決するんだよ。」

玄鳥「退屈だから…」

玄鳥「もう既にテイワット中に招待状を送ったから後数分で来ると思う。」

伏龍「こんなので来る人居ないだろ。」

玄鳥「それがあるんだよ。」

伏龍「まぁ、良いや。来たら料理でもなんでも作ってやるよ。」

玄鳥「お、それは楽しみだな!」

数分後……

 

榊原十夜「よう。」

宵宮「来たで!」

ニィロウ「料理対決?」

ファング「らしい。」

伏龍「ガチで来てるやん!?」

玄鳥「璃月は人来やすいからな。」

ニィロウ「ところで料理対決って何を作るの?」

玄鳥「それはおたのしみ。」

玄鳥「みんなで作った物を採点してくんだよ。

キリッとした顔でそう言われた。

伏龍「さて、どうするんだ?」

玄鳥「それじゃあ、審査員を紹介しよう。」

玄鳥「審査員はこちら!」

玄鳥「まず俺。」

伏龍「お前かよ!?」

玄鳥「企画者の鍾離が『お前が参加したら優勝してしまうから』だってさ。」

伏龍「企画者って帝君なの!?」

玄鳥「次に、俺が作った料理の試食をする万葉。」

楓原万葉「生粋のギャンブラーとは拙者のことでござる。」

伏龍「酔ってないコイツ?」

玄鳥「審査員。俺。」

そして、エプロンに着替えて帽子を被り、椅子に座った。

伏龍「お前かよ!」

玄鳥「次、ニィロウ。」

ニィロウ「ふふっ、私の審査員甘くないよ!」

伏龍「大丈夫か?」

玄鳥「次、翡翠。」

翡翠「よろしく!」

伏龍「いや誰!?少なくとも原神のキャラじゃないよね!?」

玄鳥「同じホヨバースのメンバーなんだからいいじゃん。な?」

翡翠「だな!」

伏龍「俺達オリキャラだからホヨバースに含まれてな(ry」

玄鳥「次は今回の参加者の紹介だー!」

伏龍「流すな!」

玄鳥「まず、元榊原家当主にして現宵宮の恋人!『榊原十夜』!」

榊原十夜「ギャラはいくら貰えるんだ。」

玄鳥「次!元敵!『ファング』!」

ファング「善玉怪人と言って欲しいな。」

玄鳥「次!近所の飴くれるおじさん『玉井』!」

玉井「玉井ダァ!」

伏龍「おい待て。」

伏龍は玄鳥に顔を向ける。

玄鳥「ん?どうした?」

伏龍「あのおっさんは一体?」

玄鳥「玉井さんだよ。」

伏龍「もっと誰だよ!翡翠は分かるよ!?ホヨバースだからな?玉井は誰だよ!」

玄鳥「玉井さんは玉井だよ。」

玉井「玉井ダァ!」

玄鳥「玉井さん、自分のネタだから面白くないって。」

玉井「それもそうだ。すまんな。」

伏龍「じゃあすんなや!」

玄鳥「つまんないギャグを披露した伏龍には、翌日甘雨による超搾られ祭りを開催します。」

伏龍「終わった。何もかも。」

玄鳥がマイクを手に取る。

玄鳥「さあ皆の者!包丁を手に取れ!料理対決開始ィ!」

玄鳥「ルールは簡単!美味しい料理を作って審査員に提出するだけ!簡単でしょ?」

皆それぞれの料理を作り始めた。

 

榊原十夜(ふむ…向こう二人の実力が分からない。まずはお手並み拝見と行こうか。)

玄鳥「さあ審査員のニィロウさん。誰が勝つと思いますか?」

ニィロウ「そうだなぁ。ファングに勝って欲しいな!」

玄鳥「おっと、お熱い関係のようだー!くっー!羨ましい!」

伏龍「お前には胡桃居るじゃん。」

 

榊原十夜(……ニィロウの好きな料理はスイーツ…玄鳥はなんでも食うが…翡翠という奴の好物が分からない。だが、これは料理対決。どんなものでも勝たなければならない。……クソッ!もっと練習してれば良かったな……)

榊原十夜「よし、スイーツパフェを作るか。」

 

数分後……

 

榊原十夜「出来たぞ!」

翡翠「ほう、綺麗だな。」

玉井「ふむ、美味そうだ。」

玄鳥「試食。」

楓原万葉「ござる。」

そして万葉はスイーツパフェを一口口に頬張る。

楓原万葉「美味いでござる!」

 

翡翠「確かにこりゃ美味いな。」

ニィロウ「うん!スイーツも多くて満足…」

玄鳥「………」

玄鳥は何も言わず、黙々とスイーツパフェを食べる。

??「コラー!」

玄鳥「ん?」

リョウリズオズ「そんな物食べてたら虫歯になるっス!早く捨てるっス!」

伏龍「ズオズ来ちゃったよ!」

玄鳥「せっかくのパフェタイムを邪魔しやがって…死ね!」

そして炎の剣を持ち、そのまま薙ぎ払った。

リョウリズオズ「ぐえー!」

あっけなく爆散した。

 

刻晴「全く…何してるんだか…」

玲瓏「まだ来るぞ!」

 

リョウリズオズ「おおお!漲るっスー!」

 

 

 

玄鳥「仙獣王!降臨!」

胡桃「よーし、行くよ!翼竜仙獣!」

プテゴン『!!』

そして胡桃も翼竜仙獣に乗り込む。

 

胡桃「いっくよー!仙獣、変形!」

 

そして翼竜仙獣は体を人型に変形させていった。

胡桃「完成!翼竜王!」

玄鳥「しゃあ!これで戦力は二倍だ!」

 

玄鳥「喰らえ!」

キョウリュウヘッドで噛み付く。

胡桃「喰らえー!」

両腕のクローでリョウリズオズを不意打ちで斬り裂く。

 

玄鳥「行くぜ!」

玲瓏「いいだろう。」

テイルブレードに元素エネルギーを溜める。

玲瓏「サンダーブレード!」

 

そして斜めに切り裂いていった。

リョウリズオズ「そんな馬鹿なぁー!」

 

そして爆散していった。

 

 

 

 

 

 

第七話『料理?』

 

この後、パフェは美味しくいただいた。




リョウリズオズ
調味料や食材を投擲してくるズオズ。

翼竜王
翼竜仙獣が単体で変形した姿。


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第8話 「大敗北」

遂に全員に強化フォームが!?


鍾離「……できた。」

玄鳥「お?何が出来たんだ?」

鍾離「これだ。」

すると、鍾離は謎の杖を出した。

 

刻晴「これは?」

鍾離「護醒天杖。護醒仙獣を制御する為に作った。」

玲瓏「護醒仙獣?」

伏龍「聞いた事あるか?」

甘雨「私、初めて聞きました。」

鍾離「無理も無い。護醒仙獣は、俺と共に生まれた原初の仙獣達だからな。」

甘雨「つまり…」

胡桃「仙獣達のお父さんって事だね?」

玄鳥「いや、お母さんかもしれないぜ?」

伏龍「そういう問題?」

 

鍾離「……この護醒仙獣は曲者でな、俺の制御すらも受け付けなかった。

甘雨「帝君の制御すらも…」

そして、鍾離は昔の話を始めた。

 

 

鍾離「……という事だ。」

玄鳥「なるほど、つまり当時は力不足で護醒仙獣の制御は不可能に近かった。って事だな。」

鍾離「今の状態でも…制御するのは命の危険が伴う。」

鍾離「そこで、俺は護醒天杖を作ったわけだ。」

玄鳥「なるほどねぇ…殴る武器としても悪くねぇな。」

胡桃「でも、護醒仙獣を制御するのって…どうするの?」

鍾離「これを使うんだ。」

すると、護醒仙獣の頭部を模した黄金の小物を出した。

鍾離「このオブジェを護醒天杖に取り付けて、ディスクを回す。簡単だろ?」

玄鳥「だな。」

 

すると共鳴石が揺れ始めた。

 

刻晴「みんな!行くわよ!」

そして六人は護醒天杖と護醒仙獣を持って急いで向かった。

鍾離「お、おい!」

鍾離は伝え忘れた事を伝える為に後を追った。

 

 

ヴレドラン「まとめて八つ裂きにしてやる!」

ヴレドランは杖を持ち、ブラックホールを生成して辺りを消し飛ばしていった。

玄鳥「出やがったなヴレドラン!」

玲瓏「丁度いい。護醒仙獣の力を試すチャンスだ。」

伏龍「だな。行こうぜ!」

 

そして、伏龍達は、護醒天杖に仙獣の頭部をつける。

六人「天装合神!」

 

そしてディスクを回すと、胸部に黄金の色をした仙獣を模した頭部が装備された。

玄鳥「おお…」

玄鳥「うおおおお!全力全開ィ!」

腕をブンブン回す玄鳥。

すると、胡桃が肩を置いた。

胡桃「落ち着け、見苦しいぞ。」

甘雨「あ、あの…あまりキツく言わない方が…」

伏龍「ふん。やばく仕留めるぞ。邪魔だからな。」

玲瓏「だな!すぐ仕留めるぜぇ!」

刻晴(ど、どうなってるの…?みんな、性格が全然違う…)

刻晴(まさか…護醒仙獣の制御は出来てなかったの?)

刻晴「考えてもしょうがない。みんな行くわよ!」

胡桃「だな。行くぞ!」

そして胡桃は護醒天杖を槍形態に変えて走り出す。

胡桃「はあ!」

ヴレドラン「無駄だ!」

しかし、片手で止められる。

 

胡桃「何!?」

伏龍「邪魔だ!退けろ!」

弓形態の護醒天杖を使い、胡桃がいるところに矢を放つ。

ヴレドラン「効かぬ!」

矢を噛みちぎるヴレドラン。

玲瓏「おらぁ!」

玄鳥「どりゃあ!」

ヴレドラン「無駄だ!」

しかし、衝撃波で辺りを吹き飛ばした。

 

刻晴「みんな!」

甘雨「ど、どうしましょう…」

刻晴「どうするって…攻撃するの!」

甘雨「ひゃ…ひゃい…!」

甘雨は弓を構えて撃つ。

刻晴「迅影の如く!」

雷のような速度でヴレドランに近づいて斬り裂く。

ヴレドラン「ふん。」

杖を叩き、重力操作で刻晴を甘雨に向けて吹き飛ばした。

刻晴「きゃあ!」

甘雨「ああっ!」

 

ヴレドラン「ふん。愚かだな。」

ヴレドラン「新たな力すらまともに扱えぬとは…」

 

ヴレドラン「笑止ッッッツ!!」

そして、杖を地面に強く叩きつけて、六人に向けて連続で光弾を飛ばし続けた。

 

六人「うわああああ!!」

ダメージを受け続けた事により、ボロボロになってしまった。

ヴレドラン「フンッ!」

そして、光の槍で突き刺して爆散させた。

ヴレドラン「弾けるがいい!」

更に追撃で爆発していった。

 

刻晴「ああ…」

刻晴達は力尽きて倒れていった。

ヴレドラン「ふん。無駄だったな。」

そして、玄鳥に近づいていく。

ヴレドラン「さあ。『炎の剣』を頂くぞ。」

 

しかし………

 

鍾離「天理長駆ッッッ!!」

空から巨大隕石を落とす。それを軽々と避ける鍾離。

ヴレドラン「おっと。」

宵宮「喰らえ!」

榊原十夜「せやっ!」

二人の追撃が砂煙から現れた。

ヴレドラン「何ッ」

バリアを貼り、追撃を防御する。

 

ハーケン「ジャックポット!」

ファング「砕けろ!」

更に後ろから、四人の攻撃がヴレドランのバリアに命中する。

 

ヴレドラン「チッ、戦士が集まったか。」

榊原十夜「こいつらに手を出させるものか。」

ファング「仲間の仇。撃たせてもらう。」

ニィロウ「みんなにこんな事するなんて…」

宵宮「許せへん!」

エリアル「そうね。ぶっ潰したげる!」

榊原十夜「行くぞ!」

ファング「へっ、誰にもの言ってる。」

ハーケン「グリーンボーイの借りは返すぜ!」

 

そして三人は走り出す。

 

ヴレドラン(厄介だな…)

ヴレドランはバリアを再展開する。

ファング「幻竜拳!」

榊原十夜「魔神剣!」

ハーケン「獅子戦哮ッ!」

 

三人の攻撃でバリアにヒビが入った。

ヴレドラン(チッ…ブラックホールを使い過ぎたか…エネルギーがもう無い。)

ヴレドラン(『神の鍵』の力…侮れんな…)

ヴレドラン「フンッ!」

すると、辺りから煙を起こし、ヴレドランは退散していった。

榊原十夜「待て!」

ハーケン「oh my!逃げられたか…」

ニィロウ「それよりも…みんなが…」

鍾離達は玄鳥達に近づいていった。

 

宵宮「なんて酷い…」

榊原十夜「あの野郎…」

 

 

完全なる敗北。

 

彼らの行方はどうなるのか…!?

 

 

第八話『大敗北』

 

第9話に続く。




護醒仙獣
6000年前の岩神と共に生み出された原初の仙獣。当初は暴走を続けて岩神にすら扱えなかった。
それを受け入れる装備である『護醒天杖』のお陰で制御が可能になった。

護醒形態
護醒仙獣を模した装甲『護醒装甲』を纏っており、背中から翼を展開して、自身や味方を防護する事も可能。
装備すると、仙獣の性格そのままになる。

護醒天杖
鍾離や仙人達が作り上げた武器。
使用者によって武器が変化する。


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第9話 「修行!」

書いてる事終盤で草。


玄鳥「うぅ…」

鍾離「大丈夫か?」

玄鳥「鍾離…」

鍾離「今現在、傷を治している。」

玄鳥「すまねぇな。他のみんなは?」

鍾離「先に回復して、向こうで安静にしている。お前も行ったらいいだろう。」

玄鳥「サンキュ。」

そして、玄鳥は怪我を抑えながら胡桃達の元に向かった。

 

 

玄鳥「みんな。大丈夫か?」

玲瓏「ああ、なんとかな。」

宵宮「あの時は敵が逃げたお陰でみんな助かったけど…」

榊原十夜「無茶しすぎだぞ。」

伏龍「あの時は…自分の体が制御できなくて…どうしようもなかった…」

刻晴「護醒仙獣は…制御できてないのかしら…」

甘雨「制御は出来てたんだと思います。でも、それは力だけなんだと思います。」

ファング「なるほど、人格に作用する仙獣か…ありがた迷惑だな。」

 

玲瓏「だが…それでも勝てなかった…。」

伏龍「やはり…完成してなかったのか?」

玄鳥「いや、恐らく完成はしてる。」

 

そして、玄鳥は天杖を持つ。

玄鳥「護醒仙獣は、暴れたがってるんだ。」

玄鳥「制御しようとするから駄目なんだよ。」

胡桃「じゃあどうするの?」

玄鳥「受け入れてみる…とか?」

玲瓏「曖昧だな。」

伏龍「ま、いいんじゃねぇの?」

玄鳥「一旦…みんなバラバラに分かれるか。」

玲瓏「なんでだ?」

玄鳥「別々の方が、護醒仙獣の『声』を聞きやすいと思ってね。」

胡桃「それがいいと思うな!私は賛成!」

刻晴「そうね…」

 

そして、六人はそれぞれ別の場所に向かっていった。

 

 

…………

 

 

玲瓏「………」

ここは醒天の処。絶雲の間の奥地にひっそりと佇む場所。

玲瓏は考え事などをする時はいつもここに居る。

 

玲瓏「護醒仙獣。」

そして、白虎の頭部を出す。

すると、白虎の頭部が声を上げた。

 

護醒白虎『おいおい!オメェ、俺を制御しようとしてるってぇなぁ?』

玲瓏「?」

護醒白虎『オイラの力を制御するのは簡単だがな、性格を制御は無理みたいだったな。』

玲瓏「…はあ…」

玲瓏「どうすれば、受け入れてくれる?」

護醒白虎『そうだなあ…オイラの好物をくれ!』

玲瓏「好物?」

護醒白虎『オイラはクラムチャウダーが好きだ!』

玲瓏「分かったよ…作ってやる…」

そして玲瓏はクラムチャウダーを作り始めた。

玲瓏(あんまり作った事ないから面倒…)

玲瓏「作ったぞ…」

護醒白虎『おお、ありがとよ。』

玲瓏「……で?どうだ?満足したから ?」

護醒白虎『いやぁ…まだ満足しねぇんだよなぁ…』

玲瓏「は?」

護醒白虎『もうちょい作ってくれよ。』

玲瓏「チッ…分かったよ!」

そして、玲瓏は色々な料理を作り始めた。

 

玲瓏「はあ…はあ…どうだ?作り上げたぞ…!」

護醒白虎『うーん…まだ足りないなぁ…』

玲瓏「クソッ!まだ足りないのか!?この仙獣はぁ!?」

護醒白虎『悪りぃな。』

玲瓏「わかった…」

そして、玲瓏は料理を作る準備をした。

玲瓏「あ…材料が無い。」

そして山道を降りて、璃月港に買いに行った。

 

玲瓏「はあ…」

材料を買った後、山道を歩いていった。

 

すると…

 

玲瓏「ん?」

道端に、怪我をしている獣がいた。

玲瓏「…大丈夫か?」

動物は、涙目になりそうになっていた。

玲瓏「……」

玲瓏(心配だな…)

玲瓏「おい、足出しな。」

そして、玲瓏は薬を塗って、包帯を巻いた。

玲瓏「応急処置だけど、無理するなよ。」

そして玲瓏は護醒仙獣の元に向かった。

護醒白虎「遅かったな。」

玲瓏「色々あってな」

護醒白虎「まあいいや。早く作ってくれよ。」

玲瓏「はいはい…」

そして再び料理を作ろうとするが…

玲瓏(…!共鳴石が…!)

玲瓏「…」

護醒白虎『どうした?作らないのか?』

玲瓏「…今は作ってる場合じゃ無い!」

そして玲瓏は走り出していった。

護醒白虎『ふん…ここまではいいな…』

 

 

 

 

 

そして玲瓏はズオズの現れた場所に向かう。

 

玲瓏「クソッ、他のみんなはまだ来てないのか!?」

シップウズオズ『おいおい。張り合いが無いな。全員居ないとは…』

玲瓏(他のみんなは…ズオズと交戦中か…!)

玲瓏「ここは俺一人でもやる!」

そしてクラウ・ソラスを構える。

玲瓏「こい!」

シップウズオズ『ふん。来てみろよ!』

 

すると神速の速度でシップウズオズが攻撃してくる。

玲瓏「クソッ…」

シップウズオズ「雑魚が死ね!」

すると、白虎が攻撃を受け止めた。

玲瓏「なっ!?」

護醒白虎『大丈夫か?』

玲瓏「お前の方が…そのままだと死ぬぞ!」

護醒白虎『優しいな!お前!』

護醒白虎『さあ!護醒天杖を使いな!』

玲瓏「待ってろ!今使う!」

そして、護醒白虎の頭部を取り付け、ディスクを回した。

 

そして、黄金のプロテクターが胸部に装備された。

玲瓏「よし!行くぞ!……って…性格が…変わってない?」

護醒白虎『そりゃそうだ。俺がお前を認めたからな!』

玲瓏「なら、行くぞ!」

護醒白虎『おうよ!』

玲瓏「おおおお!!」

そして、シップウズオズよりも早い速度で走り出した。

 

シップウズオズ「は、早い…!」

玲瓏「行くぞ!」

玲瓏は杖を剣形態に変えて二刀流になる。

玲瓏「トドメだ!」

 

玲瓏「雷電斬公!」

 

そして雷電で切り裂いた。

シップウズオズ「ぐわぁぁぁ!!」

 

玲瓏「………」

 

 

 

次回に続く。




テスト期間だから遅れた。


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第10話 「修行 その2」

Q.律者って?

A.なんかすげぇヤツ


甘雨「はあ…はあ…」

甘雨は息を切らしていた。

伏龍「大丈夫?」

甘雨「な、なんとか…認めてくださったんです…」

伏龍「そっちは順調そうで安心だぜ。」

甘雨「そちらは?」

伏龍「刻晴と玲瓏は完璧だってさ。」

甘雨「では…残りは伏龍さんと胡桃さんと玄鳥さんですね。」

伏龍は護聖仙獣の頭部を持つ。

 

伏龍「こいつと俺の相性はあんまり良く無いのかなぁ?」

甘雨「相性はいいと思いますけどね。何かが足りないのでしょうか…?」

それを聞いて伏龍は訓練場に向かった。

甘雨「あ、伏龍さん!」

訓練場では刻晴と胡桃が手合わせをしていた。

刻晴「そこ!」

胡桃「うわ!?まだ行けるって!転身!」

刻晴の一撃が重すぎて倒れそうだったが、すぐに立ち上がって槍を構える胡桃。

刻晴は防御する姿勢になる。

胡桃はその隙を見逃さずに薙ぎ払った。

刻晴「くっ!流石ね、胡桃。」

胡桃「ありがとう!」

甘雨「刻晴さん、胡桃さん、お疲れ様です。」

胡桃「甘雨!どう?順調?」

甘雨「はい。」

胡桃「玄鳥…ずっと秘境に行ったまま帰ってこないから…心配だな…」

刻晴「そうね……」

甘雨「彼の仙獣が、一番力を持っていますからね…」

胡桃「だね…とりあえず、休憩しよっか。」

刻晴「そうね。」

胡桃と刻晴は休憩するようだ。

胡桃「あ、甘雨……ちょっとお願いがあるんだけど……」

甘雨「なんでしょう?」

胡桃は照れながら話す。

胡桃「えっとね……その……腕立て伏せを一緒にして欲しいなって……」

甘雨「……いいですけど、何故です?」

胡桃「えっと……一人じゃ寂しいから…」

甘雨「……そういうことなら、一緒にやりましょうか。」

刻晴「私もやるわ!」

胡桃「え!刻晴!?」

刻晴は顔を赤らめていた。

そして、三人は腕立て伏せを始める。

胡桃「はぁっ……はぁ……」

甘雨「ふぅ……なかなか厳しいですね……」

刻晴「……やばいわねこれ……」

三人が苦しそうな顔をしていると、伏龍が帰ってきたようだ。

 

伏龍「はあ…はあ…キツイ…」

甘雨「伏龍さん。」

伏龍「あれ?なんで、胡桃と刻晴が腕立て伏せしてんの?」

甘雨「まあ、色々ありまして……」

伏龍「……なるほどな。」

胡桃「た、助けてくれる?」

伏龍「おう。」

そう言うと伏龍も腕立てを行った。

 

それから数分後……

 

伏龍「お疲れ。みんな頑張ったな。」

胡桃「ふう…ふう…疲れたよー…」

刻晴「結構きつかったわね……」

甘雨「私ももう限界です……」

伏龍「甘雨、とりあえず風呂と飯済ませたらまた訓練しようぜ。」

甘雨「そうしましょうか。」

胡桃「うー……汗かいちゃった……」

刻晴「……私もお風呂に入りたいわ……」

こうして、五人は食事を取り、風呂を済ませると再び訓練場に戻った。

そして、次の日の朝になった。

 

玄鳥はまだ秘境で戦っていた。

玄鳥「はあ…はあ…」

玄鳥はひたすらに、護聖朱雀と共に戦っていた。

玄鳥「どうだ……護聖朱雀……!」

しかし、護聖朱雀は反撃をする。

玄鳥「くっ!まだまだ!」

何度も攻撃を受けては回復し、また攻撃する。

そんな繰り返しを行っていた。

玄鳥(この苦痛と疲労……覚えがあるぞ……)

すると、玄鳥の頭に存在しない記憶が流れてくる。

 

玄鳥「くっ…」

玄鳥は頭を抑えた。

玄鳥「クソッ…なんだこれ…」玄鳥は辛そうだったので、一旦休憩を取ることに。

玄鳥「ふぅ……」

護聖朱雀『大丈夫か?』

玄鳥「あ、ああ……すまない……」

護聖朱雀『気にするな。お前はよくやっている』

玄鳥「……ありがとう」

護聖朱雀『しばらく休め。その間に私もお前の記憶を見るとしよう』

玄鳥「……良いのか?」

護聖朱雀『当たり前だ。私たちには共有する力があるからな。』

玄鳥は安心したようで、目を閉じて眠りについた……そして夢を見た……

そこには多くの生き物が争いあっている光景だった。その争いの源は人間だった。

その夢では、自分に似た人間や、研究員のような人間もいた。

玄鳥(これが……俺の記憶か……?)

玄鳥が困惑していると、護聖朱雀から声が聞こえてきた。

護聖朱雀『どうだ?』

玄鳥「ああ……これは…なんだ?」

護聖朱雀『詳しくは言えんが…少なくともお前に関係する記憶だ。』

玄鳥「そうなのか……じゃあ、続きを見る。」

玄鳥が目を閉じると、また別の場面になった。

そこには、先程と同じく、自分に似た人間と年老いた研究員達だった。

そして、何事も無く繰り返される実験と研究の日々だった。

玄鳥(これは……どういうことだ……?)

護聖朱雀『…理解できたか?』

玄鳥「……全く理解できない。」

護聖朱雀『そうか……まあ…今は理解しなくてもよい。』

 

護聖朱雀『我々が生み出されたのは『律者』と呼ばれる者達に対抗する為にだ。』

玄鳥「『律者』?なんだそれは?」

護聖朱雀『私も詳しくは分からんが……奴らは『崩壊』と呼ばれる力を行使する者達だ。』

玄鳥「崩壊?」

護聖朱雀『そうだな……簡単に言えば、世界を滅ぼす力だな。』

玄鳥「……え?」

護聖朱雀『だから我々はその力に対抗する必要があったのだ。』

玄鳥「そうなのか……」

玄鳥は疑問に思ったことを聞いてみた。

玄鳥「しかし何故俺達なんだ?他にもいるんじゃないのか?」

護聖朱雀『確かにな……だが、他の者では駄目だと決まったらしいのだ。』

護聖朱雀『お前達には、ある力があるそうだ。私には全く分からないがな……』

玄鳥「……それが『崩壊』に対抗できるのか?」

護聖朱雀『さあ……それに関しては私も知らない。だが、いつかお前はその力を正しく使えるはずだ。』

玄鳥「……正しく使う…か…」

玄鳥は自分の掌をみた。

護聖朱雀『とにかく、今は体を休めろ。』

玄鳥「ああ…」

そして玄鳥は深く眠りについた。

 

 

 

 

 

 




次回何するか決めてない。


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第11話 「フランヴェルジュ」

謎回


「なんだこれは?」

 

目が覚めると、自分の体は幽霊のように白くなっていた。

俺は護聖朱雀と共に秘境で特訓中だったのだが…。

 

「一体どうなっているんだ? これは……」

 

俺はそう言うが、誰も答えない。

いや、誰も居ないんだ……

俺一人? そんなバカな。

だが、人の気配が無い。

護聖朱雀は? 俺は立ち上がり、辺りを見回す。

すると……。

 

そこに居たのは、やはり一人の少年だった。

俺と同じぐらいの身長をした少年だった。

 

「誰だお前は?」

 

俺はそう叫んだ。

いや、叫んではいないが……頭の中でそう言ったつもりであった。

すると少年は答える。

 

「さあな。少なくとも、今のお前には関係ない。」

「ん?」

俺は少年に触ってみる。しかし、俺の手はすり抜けてしまった。

「触れないだろ?お前と俺とでは格が違い過ぎる。」

「随分偉い口だな。」

すると、少年は笑って謝罪してきた。

「悪い。口が滑ったな。」

「これは……一体、どう言う事だ? 何故、俺は一人でこんな所に居る? いや、それ以前に、ここはどこなんだ?」

すると少年は答えた。

「ここはお前の意識の中だ。そして、俺の意識でもある。」

「……は?」

何を言っているのか分からないんだが?

 

「……色々あって、お前の意識の中に入らせて貰ってる。」

「お前は……一体、何者なんだ?」

「俺は……お前の遠い未来の可能性だ。」

「?」

「理解できない。訳分かんねーよ。」

「…ふっ、今は理解しなくてもいいぜ。」

少年はそう言って手から何かを出してきた。

「これは?」

「お前への贈り物だ。」

それは炎を纏っている神秘的な刀剣だった。

まるで愛剣のオニビカリのようだった。

「『フランヴェルジュ』。ヒヒイロカネを研磨用のアダマンタイトで加工した魔剣の一つだ。」

「そんな凄い剣を……何で俺に?」

「言っただろ? お前は俺の遠い未来の可能性だって。」

「いや、そんな事言われても分かんないって。」

「いずれ分かるさ。」

「……そうか。じゃあ、貰っておくよ。」

「ああ、大事にしろよ。その剣は片割れと融合させる事で真の力を露わにする。」

「片割れ?」

「『ヴォーパルソード』。炎の剣と呼ばれるフランヴェルジュとは対である水の剣だ。」

「フォンテーヌのフリーナって奴が持ってる筈だ。」

すると少年は何かに気づいた。

「そろそろ時間だ。フランヴェルジュを大事にしてくれよ。」

「ああ…そう言えばお前の名前は……!?」

 

「俺の名は…」

 

 

……………

 

玄鳥「!」

秘境の外で玄鳥は目が覚めた。

胡桃「おはよ。」

玄鳥「胡桃か…びっくりした…」

胡桃「特訓は順調?」

玄鳥「まあな。」

胡桃は玄鳥が手に持っている、剣を見ながら言った。

胡桃「剣?」

玄鳥「ああ、これか?」

胡桃「…見た事ない材質だね…鍾離なら知ってるかな?」

玄鳥「…なんか、変な場所で、貰った。フランヴェルジュっていうらしい。」

胡桃「へ?」

玄鳥「……俺に、未来の可能性を託した……とか言ってた。」

胡桃「全く意味が分からないんだけど。」

玄鳥「俺も分からん。」

胡桃「…うーん…まあいいんじゃない?その剣を鍾離先生に見せるついでに、オニビカリもそろそろ刃こぼれしてるし研磨しようよ。」

玄鳥はオニビカリを手に取る。

玄鳥「そうだな…そろそろ刃こぼれが気になる時期か…」

胡桃「じゃあ行こうよ。」

玄鳥「だな。」

そして二人は璃月港に戻ってきた。

 

玄鳥「…研磨はできた。後は…この剣を鍾離に見てみるか。」

胡桃「あ、いた!」

そこには茶を飲みながらリラックスしている男性がいた。

鍾離「む?どうした二人とも?」

玄鳥「ちょっと見て欲しい物があって…」

胡桃「これなんですけど……」

胡桃はフランヴェルジュを見せる。

すると鍾離は驚いた顔をした。

そして何かに気づいたように語る。

鍾離「これは……『フランヴェルジュ』じゃないか、よく手に入れたな。」

玄鳥「え?」

胡桃「どういう事ですか?」

鍾離「フランヴェルジュは、5000年前に鍛造されていた武器の一つだ。片割れとしてヴォーパルソードが存在している。」

鍾離「今の時代にこの剣が存在していたとはな…」

玄鳥「そんな昔の武器なのか…だってなんであいつ…」

鍾離「む?何か言ったか?」

玄鳥「なんでも」

鍾離「この剣は君が持つといい。剣としても一流品だ。ヒルチャールの王なら軽く切り裂く事ができる。」

玄鳥「すげえなそりゃ…」

胡桃「ねえ、玄鳥。休憩がてらにどっか散歩行こうよ!」

玄鳥「はいはい。」

 

そして二人は万民堂に向かった。

 

鍾離(……何故…彼がフランヴェルジュを持っていたんだろうか…)




フランヴェルジュとヴォーパルソード

テイルズやってる人なら融合すれば何ができるか分かる筈…


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第12話 「フォンテーヌへ」

フォンテーヌへ…


玄鳥「ここがフォンテーヌかぁ…」

玄鳥はフォンテーヌに足を踏み入れた。

 

胡桃「相変わらずノリノリだね。」

胡桃は衣装を入れ替えている。

玄鳥「お前達はいいよな…俺はその地域特有の衣装なんて持ってないし…」

伏龍「おいおい。俺も無いぜ?」

肩を置く伏龍。

玲瓏「俺もだ」

玲瓏も肩を置いた。

伏龍「スメールでは、出遅れたからな。今回はついて来れて良かったぜ!」

玲瓏「美味い飯たくさん食う。」

刻晴「ちょっと、私達はここで調査のためにきたんでしょう?」

玲瓏が振り向くと、刻晴の髪型が違った。

玲瓏「あれ?髪型変えたのか?」

刻晴「イメチェンよ。似合ってる?」

刻晴の髪はポニーテールになっていた。」

玲瓏「似合っているぞ。」

刻晴「ありがとう…えへへ…」( ´ ▽ ` )

玲瓏「さて、行くか。」

刻晴「ちょっと…それだけなの?」

甘雨「し、仕方ないですよ…」

甘雨はもじもじしている。随分、破廉恥な服装を着ていた。

 

翡翠「………」

なのか「………」

二人は砂浜でお互いを見合っていた。

翡翠「おい。あんなに触るなって言われた剣触んなよ。」

なのか「違うって!あれは不可抗力だよ!」

翡翠「星核ハンターの襲撃はあったとはいえ…不可抗力でも駄目だろ。」

なのか「うう…」

翡翠「今回ばかりは、反省だな。」

なのか「うん…」

翡翠は砂浜の周りを見回す。

翡翠「はあ…ここは何処だ?スマホには…載ってない。また未知の大地か…」

なのか「あの時にもあったよね。」

翡翠「とりあえず、探索でもするか。」

翡翠は歩き出す。その後になのかも続く。

砂浜を抜けると森が広がっていた。

翡翠「また森か……」

なのか「いきなりサバイバルだね!」

二人は森の中へ踏み入れる。

森に入り、しばらく歩いていると開けた場所に出た。

翡翠「……少し休むか。疲れたろ?」

なのか「いや…まだ大丈夫だよー…」

翡翠「嘘つけ。足、血が出てるぞ。」

なのか「え…」

翡翠の言う通り、なのかの足首は出血していた。

翡翠「ほら。」

翡翠がハンカチをポケットから出して、なのかに渡す。

なのか「ありがと……でも大丈夫!歩けるし!」

なのかは足を無理矢理に動かして、歩こうとする。

だが、それは不可能だ。

翡翠「ま、包帯ならあるから…応急処置はしておくぞ。」

なのか「うん…ありがと…」

なのかは頬を赤らめた。

翡翠「熱でもあんのか?」

なのか「ななな、なんでもない!」

翡翠「そ、そうか……」

 

 

その頃……

玄鳥「フリーナって奴は何処にいるんだ…?」

胡桃「何処なんだろうねー。」

二人が歩いていると、玄鳥は誰かにぶつかった。

玄鳥「いってぇ!なんにすんだよ!」

???「それは君の方だ!前を見て歩いてよ!」

胡桃「あー…ごめんね。人を探してるんだ。」

???「人をかい?」

玄鳥「ああ…フリーナって奴を探してて…」

???「フリーナ?」

フリーナ「フリーナなら…僕の事だよ。」

 

二人「………まじ?」

 

 

フリーナは珍しく、家に客人を招いた。

フリーナ「なるほど…探し物があると…」

玄鳥「ああ。ヴォーパルソードって言うんだけど…知らないか?」

フリーナ「ヴォーパルソード…ちょっと待ってて。」

 

すると、フリーナは外に出て行った。

玄鳥「あ、おい!」

胡桃「行こう!」

二人も、後を追った。

 

 

 

……湖中のウィーピングウィロー

 

ここに、一人の少年が立っている。

目を閉じて、集中している。

 

葉が動き出した時に、彼は剣を抜刀する。

 

………刹那。葉は真っ二つに切れていた。

 

??「ふぅ…」

フリーナ「おーい!」

??「ん?」

少年が後ろを向くと、フリーナ達がやってきた。

フリーナ「やあマルク。今日も修行かい?」

マルク「まあな。君のように家に引き籠もってばかりの元水神とは違うからな。」

フリーナ「うう…随分酷い言われようだね…」

マルク「で?何か用か?」

フリーナ「君にお客様だよ。」

マルク「?」

 

 

 

マルク「なるほど…ヴォーパルソードか…」

玄鳥「知ってるのか?」

マルク「ああ。僕のご先祖が使っていたとされる。魔剣だな。」

玄鳥「俺達は、それを探しててな。」

マルク「そうか…だが、今は無い。」

胡桃「なんで?」

マルク「盗まれた。」

玄鳥「そんな率直な…」

マルク「…盗んだ奴は分かってる。どうやらファデュイだそうだ。」

玄鳥「ファデュイか…面倒だな…」

玄鳥はタルタリヤが面倒事を起こしてるんじゃ無いかと睨んでいた。

しかし、あいつは無理そうだな。とも思っている。

 

玄鳥「で?どうすんの?」

マルク「取り戻す為に修行中だった。」

マルク「今から行く。」

胡桃「い、今から!?」

フリーナ「ちょ、僕も初耳なんだけど!?」

マルク「ついてくるか?君も?」

玄鳥「おう!ついでにファデュイぶちのめしたい!」

マルク「君も僕と同じ意見か。なら行くぞ!」

 

そして二人はファデュイの拠点があるとされる場所に向かって行った。

 

胡桃「ちょ!?二人ともー!」

フリーナ「僕達も連れてってよー!」

 

 

 

 

 

 

一方その頃……

 

 

伏龍「……」

玲瓏「……」

リオセスリ「………」

 

 

メロピデ要塞にて…

 

伏龍・玲瓏「出してくれー!!」

 

リオセスリ「駄目だ。無銭飲食しただろ。」

 

伏龍「金無いからな!」

 

玲瓏「俺達は金を取り行って、それを忘れてただけだ!」

 

リオセスリ「もっと駄目じゃねぇか。」

 

 

二人がメロピデ要塞を出られるのは…もうちょい先…

 

 




マルク
CV:保志総一朗
男/フォンテーヌ/☆☆☆☆☆/氷/片手剣/フォニックブレード
稲妻の剣技を会得して、抜刀術と帯刀術を極めた。

フリーナ
CV:水瀬いのり
可愛い

伏龍・玲瓏
無銭飲食・暴行罪・公務執行妨害で逮捕された。

ミシカ博士号
フォンテーヌでの胡桃の衣装。
随分際どい。一部、タルタリヤの趣味である。

セクシータイフーン
フォンテーヌでの甘雨の服装。
だいぶ際どい。伏龍が無理矢理着せたのか…甘雨が恥ずかしながらも了承したのか…真相は闇の中。

小粋なポニーテール
刻晴の髪型をポニーテールにした。
いつもと違う雰囲気でいいかもしれない。


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第13話 「無敵の12人」

遂に、パーティが12人も揃ったな。

玄鳥・胡桃・伏龍・甘雨・玲瓏・刻晴・榊原十夜・宵宮・ファング・ニィロウ・マルク・フリーナ

………
多過ギィッ!


マルク「ここだ。」

玄鳥「ここなのか!」

二人がやってきたのは、かなり古い遺跡だった。

 

フリーナ「はあ…はあ…待ってよ…」

胡桃「二人とも早いよー…」

玄鳥「行くぞ!」

マルク「ああ!」

二人はフリーナ達の言葉を聞かずにそのまま、遺跡の中に走って行った

 

〜ファデュイの隠れ家

玄鳥「どうやって攻略する?」

物陰に隠れた四人は作戦会議をしていた。

フリーナ「どうするの?」

マルク「手分けしてファデュイを殲滅する。右は僕とフリーナ。左は玄鳥と胡桃が行ってくれ。」

胡桃「りょーかい。」

玄鳥「分かった。二人とも気をつけろよ。」

マルク「ああ。」

フリーナ「うん。」

 

そして二手に別れ、マルク達は右の格納庫に向かう。

 

 

☆☆☆☆

 

マルク「フリーナ。僕の側から離れるな。」

フリーナ「あ、ありがとう…」

マルク「ん?」

二人が歩いていると、警備兵が二人いた。

マルク「いたぞ。」

フリーナ「え?何処?」

フリーナが辺りをキョロキョロする。

マルクは指を刺す。

マルク「僕が背後から攻撃する。フリーナは石か何かを投げて警備を誘き寄せてくれ。」

フリーナ「分かった。」

マルクは剣を構える。

フリーナ「えいっ!」

石を投げると、警備兵の一人が反応してこっちに向かって来た。

警備兵1「な、なんだ貴様!?」

マルク「ふんっ!」

警備兵2「うぐっ…」

警備兵はマルクの剣で倒されて、消滅する。

マルク「よくやったフリーナ。」

フリーナ「えへへ…」

マルク「さて…玄鳥達は無事だろうか…」

フリーナ「無事だといいね…」

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

玄鳥「オラァ!」

胡桃「セイヤァ!」

デッドエージェント「ぐわあああ!」

胡桃「完全に護聖仙獣の力を使いこなしてるね。」

玄鳥「そっちこそ。」

胡桃「まぁね〜。」

二人は次々と現れるファデュイ達を薙ぎ倒していく。

玄鳥「ふぅ……流石に数が多いな……」

胡桃「そうね……ん?何あれ?」

玄鳥「どうした?」

胡桃は床を指差す。すると床が開き、何かが出て来た。

それはファデュイの兵器だった。

玄鳥「なんだこれは?」

胡桃「何かの動力源かな?玄鳥!こいつを使って!」

玄鳥「何これ?」

胡桃「玲瓏さんから借りた『動力破壊装置』だよ。」

玄鳥「あいつあんなの作ったのかよ…」

胡桃「でも、一分しか効果無いんだって。」

玄鳥「ゴミじゃん。」

胡桃「と、とりあえず……起動させてみたら?」

玄鳥「ああ。」

動力破壊装置を起動すると、兵器が暴走し始めた。

玄鳥「な……なんだ!?」

胡桃「さあ?壊してみてよ。」

玄鳥「そうだな!」

玄鳥は動力破壊装置で兵器を破壊する。

兵器は壊れて消滅する。

マルク「おい!こっちだ!」

マルクとフリーナがこっちに走って来た。

玄鳥「マルクか!」

フリーナの手にはヴォーパルソードが握られていた。

玄鳥「回収できたのか?」

フリーナ「うん。なんとか取り返せたよ!」

マルク「急ごう。ここは崩れる。何やら先程の振動で遺跡が崩壊しかけているようだ。」

玄鳥(まさかさっきのあれ…!?)

マルク「……使うのは気が引けるが…みんな。僕に捕まってくれ。」

玄鳥「…分かった。」

マルク達は玄鳥に掴まる。するとマルクの足元が浮かび上がる。

マルク「『カオスコントロール』ッ!!」

玄鳥「うおっ!?」

マルクの特殊能力でテレポートし、遺跡の外に向かって移動する。

 

マルク「はあ…疲れる。」

玄鳥「なんか悪いな。」

マルク「いや、いいんだ。それより……」

玄鳥「ああ……分かっている。」

マルクはヴォーパルソードを手に掴む。

マルク「これを探しているんだろう?」

玄鳥「ああ。ありがと(ry」

すると、瓦礫の底から、巨大化したデッドエージェントが現れた。

 

マルク「なんだあれは!?」

玄鳥「マジかよ!めんどくせぇな!」

そして玄鳥は、口笛でギラファを呼び出した。

玄鳥「あとは玲瓏と伏龍さえいれば…」

すると、地面から、土だらけの伏龍達が飛び出してきた。

伏龍「呼んだか?」

玄鳥「は?何してんの?」

玲瓏「脱獄。」

玄鳥「……まあいい。敵が出た。早く仙獣を呼べ。」

二人「おう!」

 

そして二人はそれぞれ仙獣を呼び出して、仙獣王に合体した。

 

胡桃「私も行くよー!翼竜仙獣!」

胡桃も翼竜仙獣を呼び出して、変形した。

胡桃「翼竜王!見参!」

 

玄鳥「行くぞ!」

胡桃「オッケー!」

 

まず、翼竜王のクローが鍔迫り合いが起きる。

その横を仙獣王で切り裂いた。

デッドエージェント「ぐおっ!」

玄鳥「しゃあ!」

玄鳥が喜んでいると…

 

突然、玄鳥に電流走る。

玄鳥「合体?」

伏龍「?」

玲瓏「え?」

 

突然、ギラファが遠吠えをあげると、亀仙獣と鶴仙獣が現れた。

刻晴「急にどっか行かないでよ…」

甘雨「心配したんですからぁ…」

伏龍「すまない。」

 

玄鳥「よし!行くぜみんな!」

伏龍・玲瓏「おう!」

 

玄鳥「天空仙獣合体!!」

 

 

遠吠えを上げた恐竜仙獣の尻尾が展開し、翼竜仙獣がドッキングする。

そして、翼を90度回転し、そこに亀仙獣と鶴仙獣がドッキングする。

そして仙獣王の頭部の兜を外して、翼竜王の兜を被る。

 

六人「天空仙獣王!天下降臨!」

 

マルク「凄い…」

???「だったら、お前も乗るか?」

マルク「え?」

後ろから、ファングと十夜が出てきた。

十夜「丁度、新しい大型仙獣が見つかったんだ。」

ファング「乗るか?このビッグウェーブに…!」

マルク「………」

内心とてもワクワクしているマルク。

マルク「……乗る!」

そしてマリクは二人の元に向かう。

すると後ろからフリーナの声が聞こえた。

 

フリーナ「マリク!」

マルク「?」

フリーナ「無理しないで…」

マルク「……僕をなんだと思ってるんだ?安心しろ必ず帰ってくる。」

 

そしてマリクは仙獣乗り込んだ。

 

ファング「行くぞ!」

三人「仙獣変形!」

 

ファングの叫び声で、人型に変わる闘竜仙獣。

 

三人「完成!闘拳王!」

三人「マッチョォ!」

 

 

玄鳥「うおっ!また増えた!」

ファング「行くぞ!」

玄鳥「おうともよ!」

そして、二体の巨人は生身のデッドエージェントに走り出して行った。

 

甘雨「受けなさい!」

カメシールドを投擲して、傷口を作る。

刻晴「はあ!」

その傷に剣を突き刺す。

デッドエージェント「うわあああ!!」

 

ファング「くたばれっ!」

足蹴りを繰り出す闘拳王。

 

ファング「なるほど、動きをモーフィングできるのか。」

榊原十夜「ならこれも行けるな!?」

十夜は脇固めを繰り出す。

デッドエージェント「いててててて!!!」

マルク「これだ!」

脇固めで骨を折った後、足で首を掴んで投げ飛ばした。

 

デッドエージェント「ぐわああ!!」

玄鳥「トドメは貰ったぜ!」

 

天空に飛び上がり、テイルブレードにエネルギーを貯める。

玄鳥「天空!雷撃斬光!」

 

そのまま、横から真っ二つにしてやった。

デッドエージェント「ぐわああああ!」

 

そのまま爆散した。

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

玄鳥「フランヴェルジュとヴォーパルソード…揃ったな。」

伏龍「でも…なんか不思議な剣だよなぁ…」

すると、玄鳥は二つの武器が磁石のように引き合っていた。

玄鳥「な、なんだ!?」

そして、光が辺りに満ち溢れた。

 

玄鳥「な、なんだこりゃ…」

美しい紫の刀身を持つ剣が出来てしまった。

 

胡桃「何これ…」

甘雨「見たことありません…」

伏龍「うーん…名前が無いとなんて呼べばいいか分かんないな…」

フリーナ「『エターナルソード』…なんてどうかな?」

玄鳥「かっけぇじゃん。それ採用!」

 

そして玄鳥はエターナルソードを手に入れた。

 

しかし…

玄鳥「あれ?」

剣は勝手に玄鳥の手を離れ、何処かに飛び去ってしまった。

 

 

全員「………………」

玄鳥「はあ!?」

 

 




天空仙獣王
仙獣王と翼竜王が合体した形態。
璃月の六人が搭乗する。

闘拳王
ファング、十夜、マルクの三人が搭乗する巨人。
通常は若陀龍王のような姿だが、人型形態になれる。

エターナルソード
フランヴェルジュとヴォーパルソードが融合した剣。


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第14話 「旅立ち」

原神は旅をするゲームです。

でも、テイワットだけでは物足りないと感じている。

別の地方に行こう。


玄鳥「………」

玄鳥は荷物の準備をしている。

胡桃「ん〜?玄鳥何してるの〜?」

玄鳥「準備だよ。」

胡桃「なんの?」

玄鳥「エターナルソード。どっか行っただろ。」

胡桃「うん。」

玄鳥「それを探しに行くための旅だ。」

胡桃「え?一人で行くの?」

胡桃にそう聞かれると、玄鳥は首を横に振る。

玄鳥「いや、既に伏龍と玲瓏には話をつけてある。「

胡桃「……いいなぁ…」

玄鳥「なんだよ。着いてくるか?」

胡桃「え?いいの?」

玄鳥「往生堂を暫く開ける事になるけどな…」

胡桃「大丈夫!鍾離さん居るもん。」

玄鳥「あー確かに…」

 

胡桃「それに、私が居ないとこのお店潰れちゃうかもよ?」

玄鳥「ハッ。それをお前が言うのかよ。」

胡桃「それもそうね〜(笑)」

そんな会話をしていると、玄鳥が荷造りを終えて立ち上がる。

玄鳥「俺、船の様子見てくる。」

胡桃「行ってらっしゃい。」

玄鳥は家を出て船へ向かう。

 

伏龍「………よし!」

玄鳥「どうだ?良い感じか?」

伏龍「おう!もうすぐ行けるぜ!」

玄鳥「わざわざ船を買うなんてな…助かる。」

伏龍「ああ…めっちゃ金かかったんだぜ?その価格…」

玲瓏「50万モラ!」

木箱の中から玲瓏が飛び出してきた。

玄鳥「うわっ……お前、いつからそこに居たんだ……」

玲瓏「寝ぼけていたようだ。」

玄鳥「木箱の中でか?」

玲瓏「そのようだ。」

玄鳥「何やってんだか…」

伏龍「で?舵取りは誰がやる?」

玲瓏「俺がやろう。」

玲瓏が随分乗り気で答える。

玄鳥「お前船漕いだことあるのか?」

玲瓏「無い。」

伏龍「不安過ぎる。」

玲瓏「いや、声からして大丈夫だ。」

玄鳥「声……?」

そして、玲瓏は舵を取る。

玲瓏「で?他のみんなは?」

伏龍「甘雨と刻晴は後で来るだろ?胡桃は?」

玄鳥「来るってさ。」

玲瓏「じゃあ、暫く待つか。」

 

……数時間後。

 

刻晴「お待たせ。」

甘雨「はい、準備万端です。」

胡桃「うんうん。」

玲瓏「……よし、みんな。準備はいいな?……えっと…」

玲瓏「船の名前考えてなかった…」

全員がずっこける。

 

玲瓏「みんな…いい名前無いか?」

 

玄鳥「ゴーカイガレオン」

玲瓏「色々アウト」

胡桃「大天空!」

玲瓏「飛べねぇよ。」

甘雨「伏龍さんの船なんですし…伏龍号とか?」

玲瓏「臭い!」

伏龍「ヨコセヨ!ヨコセヨ!」

玲瓏「渋谷区大型デパートじゃねぇよ!」

 

刻晴「………」

刻晴は少し悩んだ後、閃いたようだ。

 

刻晴「…バンエルティア号…とかどうかしら?」

玲瓏「バンエルティア号…どういう意味だ?」

刻晴「富という意味があるとされるわ。これからの私達の旅に富が訪れるように…って。」

玲瓏「いい感じだな。よし!これからこの船はバンエルティア号だ!」

 

玄鳥「じゃあ、行こうぜ!エターナルソード探しの旅!」

 

全員「おー!」

 

そして、船は出発した。

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「玲瓏。最初は何処行くんだ?」

玲瓏「まずはフォンテーヌに行って、フリーナとマルクを船に乗せる。その後はスメールに行ってファング達を乗せて…最後に稲妻に行って十夜達を乗せる。」

玄鳥「じゃあ、結構時間かかるな。」

玲瓏「だな。暫くは部屋で休んでてくれ。」

胡桃「うん!みんな、部屋行こ!」

刻晴「ええ。」

甘雨「ですね。」

 

玲瓏「お前らはどうする?」

玄鳥「見張りかな。」

伏龍「俺も見張りだな。」

玲瓏「じゃあ頼む。」

 

そして、女子は部屋で恋バナ。

男子は外で見張りを任された。

玄鳥「玲瓏。最初は何処行くんだ?」

玲瓏「まずはフォンテーヌに行って、フリーナとマルクを船に乗せる。その後はスメールに行ってファング達を乗せて…最後に稲妻に行って十夜達を乗せる。」

玄鳥「じゃあ、結構時間かかるな。」

玲瓏「だな。暫くは部屋で休んでてくれ。」

胡桃「うん!みんな、部屋行こ!」

刻晴「ええ。」

甘雨「ですね。」

 

玲瓏「お前らはどうする?」

玄鳥「見張りかな。」

伏龍「俺も見張りだな。」

玲瓏「じゃあ頼む。」

 

そして、女子は部屋で恋バナ。

男子は外で見張りを任された。

 

 

 

バンエルティア号・刻晴の部屋にて…

刻晴「恋バナをしましょう。」

胡桃「へ?」

甘雨「え!?……い、いいですよ。」

刻晴「じゃあ、言い出しっぺの私から。……私…この前足を怪我したんだけど…」

甘雨「はい。」

刻晴「玲瓏がすぐに絆創膏を貼ってくれて…」

刻晴「しかも…その後おんぶもしてくれて…うぅ…凄く嬉しかったの。」

甘雨「玲瓏さんは…優しい方ですからね。」

刻晴「次は甘雨。あなたよ。」

甘雨「はい。私は……この前、風邪を引いてしまって……」

胡桃「え、大丈夫なの?」

甘雨「はい。大丈夫ですよ。」

甘雨「あの時、仕事もままならないあの日、伏龍さんが一番早くにお見舞いに来てくれました。」

胡桃「あ、伏龍さんってそんな事もしてるんだね!」

甘雨「はい!……その後、風邪薬も買ってきてくださって……」

胡桃「へ〜……あの人ちゃんとしてるじゃん。」

刻晴「で?それで?」

甘雨「お粥を作ってくれて……美味しいと伝えたら笑ってくれて……」

刻晴「え!?笑ったの!?」

胡桃「伏龍さん優しいんだねー。」

甘雨「はい……そして、お粥も食べ終わり、片付けをしようとしたら……」

刻晴「したら?」

甘雨「伏龍さんが洗い物はするから、休んでなさい。と言われて……」

胡桃「……っええ!?そんなことする!?」

刻晴「あの伏龍がね……意外だわ……。」

甘雨「……優しいんですよ。」

胡桃「じゃあ、最後に私!実は私……」

二人は興味津々で聞いた。

 

 

………

その頃…

 

伏龍「うおっ!強いぞ!」

玄鳥「おっしゃあ!大物だぞコイツ!」

伏龍「おらよ!」

伏龍が吊り上げたのは、大物の魚では無く、人喰い魚人だった。

玄鳥「ふっ!」

それを斬り裂く玄鳥。

玄鳥「クソが!期待して損した!」

 

すると魚人から何かが吐き出された。

マルク「くっ…油断した。」

フリーナ「あうう…」

玄鳥「?????」

 

マルク「フリーナと二人で釣りをしていたら…魚人に食われてしまってな…」

玄鳥「よく消化されないで済んだな。」

マルク「すまない。僕の油断だ。」

フリーナ「でも、急に食べてくるのは驚いたよ…」

玄鳥「ま、これでフォンテーヌによる必要は無くなったな。」

マルク「エターナルソードを探しているのか?」

玄鳥「まあな」

マルク「だったらスメールに行こう。今、ニィロウとファングならオルモス港の筈だ。」

玄鳥「なんで分かるんだ?」

フリーナ「マルクはあの日以来、ファング達と文通してるらしいからね。」

玄鳥「へぇ……じゃあ、オルモス港に行こう。玲瓏!」

玲瓏「了解。」

……そして、刻晴達の会話は続いて行った。

……

一方その頃……

伏龍「来たぞ!」

胡桃「おっけー!任せて!」

甘雨「頑張りますね!」

刻晴「ええ。」

オルモス港にて……

ニィロウとファングが待っていた。

ニィロウ「あ!来てくれたの?」

ファング「……ようやくか。待ちくたびれたぞ?」

玄鳥「おう、待たせて悪いな。」

玲瓏「早く乗れ。時間は有限だぞ。」

刻晴「そうね。早く行きましょう。」

胡桃「ええ!」

 

玄鳥「さて、次は稲妻か。」

伏龍「十夜達の所だな。」

稲妻に向かう途中、雷や雨に苛まれたが、なんとか稲妻に着いた。

 

伏龍「よ、待たせたな。」

榊原十夜「ようやく来たか。待ちくたびれたぞ。」

宵宮「待ってたで!」

伏龍「早速乗れ乗れ!今夜は宴だー!」

……そうして、12人の元素使いを乗せたバンエルティア号は、エターナルソードを探す旅へと出発した。




みなさん。

文字ってどれぐらいが読みやすいですか?
アンケートでお答えください。


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第15話 「テルカ・リュミレースへ」

甘雨、誕生日おめでとう(出遅れ)

テラリア安いし面白いからオススメだぞ!


ある日ある場所、十夜と宵宮を旅の仲間に加入してから数日……

甘雨の頭に『HAPPY VERSEDAY』と書かれた帽子を被っていた。

 

甘雨「今日は私の誕生日です。」

伏龍「おー!めでたいね!」

バンエルティア号の上、甘雨は伏龍に今日が誕生日であることを告げていた。

伏龍「おめでとさん!」

甘雨「ありがとうございます。」

伏龍「それにしても、どうだ?仕事が無い一日。」

甘雨「あまり慣れませんね…いつも仕事ばかりでこんな風に船旅をしたことがないので。」

伏龍「俺もな~……仕事であちこち行くけど、こういう船旅はしたことなかったぜ……。」

甘雨「ええ、ですがたまにはいいかもしれません。」

伏龍「だよなー!」

バンエルティア号の甲板の上で釣りをする二人。甘雨は普段仕事で忙しいが、今は仕事をしている場合でも無いので、船旅をエンジョイしていた。

伏龍「せっかくだし、釣りするか。」

甘雨「釣り…ですか?」

伏龍「そうそう。ほら、見てみろよ。」

そう言って伏龍は釣竿を二本取り出す。

その釣竿には「爆釣王」と書かれていた。

伏龍「この釣り針で釣りをする!ちなみに俺の趣味だ。」

甘雨「爆釣王って…なんですか?」

伏龍「これを使うとどんな大物も釣れる優れもの!すごいだろ!」

甘雨「それはすごいですね……。」

伏龍「だろう!ちなみにこいつは高いんだぞー。」

そう言って伏龍は釣竿を一本、甘雨に見せる。

その釣竿には「大漁丸」と書かれていた。

伏龍「こっちは爆釣王の改良版って感じだな。魚がかかりやすくなってるぜ。」

甘雨「……釣りって…奥深いですね…」

伏龍「ま、釣りは慣れだ、慣れ。自然と上手くなってくもんだ。」

そう言って伏龍は甘雨に釣竿を渡す。

甘雨「では、やってみます。」

伏龍「いいねー。」

すると、伏龍が呼ばれる。

 

玄鳥「おーい、伏龍!特訓付き合ってくれー!」

伏龍「あいよー!」

伏龍「悪い甘雨。釣りの良い結果を期待してるぜ。」

そして伏龍は去っていった。

 

……数分後…

 

伏龍「ふう…あっちぃ…」

特訓のせいで、服を脱いだ伏龍は甘雨の元に向かった。

すると、顔に何かがぶつかった。

伏龍「いてっ!……なんだこれ?」

見ると、ぶつかったのはタラだった。

 

甘雨「…………」

甘雨が集中しながら、大量に魚を釣り上げていた。

伏龍「うぇ!?なんだこりゃ!?」

甘雨「あ、伏龍さん。釣りってすごいですね……こんなにも魚が釣れました。」

伏龍「こりゃ驚いた……甘雨…釣りの才能あったんだな…」

伏龍「俺より釣ってるし…」

 

玲瓏「おい。ラブラブしてないで、錨を下ろす準備してくれ。そろそろ陸地に上がるぞ。」

伏龍「え?もう?」

甘雨「そうですね。では、急ぎましょうか。」

 

そして、甘雨と伏龍は船着き場に向かって行った。

 

………

玄鳥「ここが…新しい…大陸か。」

玲瓏「『テルカ・リュミレース』…星に存在する世界三代大陸の一つとして知られている。」

甘雨「数年前…『星喰み』と呼ばれた災厄が『星』に現れた時…九人の者達が『魔導器』を全て失くして世界は救われた……と、諸説にはあります。」

伏龍「災厄ね……そんなやべぇもんだったのか?」

玄鳥「確かそうだった。」

甘雨「でもその時に、ある人たちが立ち上がってくれたのです。」

玄鳥「その人たちの名前は伝わっていないが……とあるギルドが話だけど…」

榊原十夜「しかし、そのギルドってどんな名前なのか知られてないんだろ?」

宵宮「ま、そのギルドは謎の存在やったわけやな。」

伏龍「ま、帝都の現騎士団長も参加してたって話はあったな。」

甘雨「ええ、そうでしたね。」

フリーナ「えっと…ここはテルカ・リュミレースの何処ら辺なんだい?」

マルク「カプワトリムだな。目の前には、カプワノールが存在している。」

マルク「昔は、ここにも結界魔導器が存在していたらしい。」

胡桃「でも、星喰みで結界は無くなったんだね。」

マルク「そう言うことになるね。」

ニィロウ「…とりあえず、今日は宿屋で休もうよ!」

玲瓏「そうだな。みんな船旅に疲れただろう。ゆっくり休んでくれ。」

 

そして12人は、宿屋に入っていった。

玲瓏「部屋割りどうする?」

胡桃「私、玄鳥と寝たい!」

甘雨「わ、私は伏龍さんと…」

宵宮「ウチは十夜と…」

ニィロウ「私はファングとがいいな!」

フリーナ「僕はマルクとがいいなぁ…」

 

玄鳥「女子と男子で分けたから、女子は右の部屋使って寝てくれよな。」

伏龍「それじゃあ先おやすみー。」

 

ガチャ…

 

6人「…………」

 

 

 

玄鳥「……」

眠れない玄鳥は一人、散歩に出かけることにした。

 

 

 

玄鳥「はあ…」

海からの風は肌寒いが、別に耐えられないと言う程でもなかった。

すると、向こうで、何者かが歩いてきた。

???「ん?」

玄鳥「あんた…ここで何を?」

???「散歩だよ。」

その男は、黒い服に、似合わない長髪の黒髪ロングの男性だった。

???「見慣れない格好だな。どっから来た?ハイラルか?」

玄鳥「テイワットから。」

???「テイワット…わざわざ遠いところからよく来たな。」

玄鳥「ちょっと探し物をな。」

???「そうか‥見つかったら良いな。」

玄鳥「ああ、ありがとう。」

そして玄鳥は宿屋の中に戻っていった。

 

 

 

 

………

 

翌日。

 

玄鳥「準備いいか?」

胡桃「………」

伏龍「いつでも?」

甘雨「………」

玲瓏「何処でも!」

刻晴「………」

榊原十夜「じゃあ出発するか。」

そして、12人は、カプワトリムを後にした。

 

 




ヴェスペリアは名作。みんなやろう。神ゲーだぞ!


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第16話 「開拓者、再び」

ニィロウの誕生日おめでとう。(出遅れ)


ニィロウ「今日はね…私の誕生日だよ!」

ファング「誕生日って?」

玄鳥「自分が生まれた日を祝う日だな。」

ファング「じゃあ俺の誕生日はいつなんだ?」

玄鳥「うーん…ファングは自分が初めてニィロウと会った日でいいんじゃないかな?」

ファング「じゃあ…俺の誕生日は11月19日って事になるな。」

 

玄鳥「じゃあ、後一年後だな。」

ファング「そう言う事になるな。」

 

焚き火を焚きながら、三人は語り合った。

今日は三人が見張り役だからだ。

 

玄鳥「それにしても、エターナルソードは何処にあるんだろ…」

ファング「意外と近くに刺さってたりしてな。」

ニィロウ「だったらいいね〜」

 

そして、夜が明けた。

 

 

 

 

宵宮「みんな、朝食やでー。」

テントから男達が出てくる。

そして、朝食を食べて、再び出発した。

 

榊原十夜「次は何処行くんだ?」

伏龍「なら、ヘリオードって場所に行こう。最近できた街らしいし。」

そして、一同はヘリオードへ。

 

 

 

新興都市ヘリオード。かつては未完成の街だったが、数年の歳月で貴族の街として完成したようだ。

玲瓏「すまない。今、探し物を探してるんだが…」

偉そうな貴族「下民と話す程、私は暇では無いのだよ。」

すると貴族は向こうにさっていった。

玲瓏「………」

刻晴「玲瓏。イライラしてても剣を抜いちゃ駄目よ。」

玲瓏「分かってる。」

玄鳥「……ここじゃあ情報を聞き出すのは無理そうだな…」

伏龍「じゃあダングレストだな。ヘリオードの先にある。」

フリーナ「じゃあ行こうか。」

すると、ある貴族がこちらにやってきた。

優しそうな貴族「おや?君達は何処から?」

フリーナ「?僕達はテイワットから来たんだ。」

優しそうな貴族「テ、テイワットから!?わざわざ何しに来たんだい!?」

玄鳥が事情を説明した。

優しそうな貴族「その…剣を合体させたら、空に飛んでいったと…」

優しそうな貴族「関連してるかは分からないけど…ガスファロストの頂上に虹色の光が漏れてるって話があったね。」

玄鳥「情報を得られたな。」

指パッチンして玄鳥は喜ぶ。

玄鳥「じゃあ早速、ガスファロストに向かおうか。」

優しそうな貴族「ああでも気をつけて。今、ガスファロストの辺りの土地が変色してるから注意してね。」

胡桃「変色?」

優しそうな貴族「どうやら出てくる魔物も変わってるらしいから。」

甘雨「ありがとうございます。」

 

そして、ガスファロストに向かう玄鳥達。

玄鳥「変色してるとは言ってたけど…ここまで露骨とはな…」

砂浜の色が更に白くなっていた。しかも、その変色は今のゆっくりと続いているようだった。

甘雨「侵食されてる?」

伏龍「って考えた方がいいかもな。まあ考えても仕方ない。行こう。」

そして、一同はガスファロストに向かった。

 

伏龍「なんか‥嫌な予感‥」

甘雨「不吉な事言わないでください!」

 

そして、玄鳥達は徐々に上に上がっていく。

そして、頂上に辿り着いた。

 

するとそこには、エターナルソードが刺さっているのが見えた。

 

玄鳥「あれだ!」

そして玄鳥がその剣に手を伸ばそうとする。

すると、突風が吹き荒れた。

マルク「風が強い!みんな気をつけろ!」

伏龍「風なら任せな!」

伏龍は手を差し伸べて、風を吸い取った。

伏龍「はあ…はあ…意外ときついな…特訓したんだけど…」

甘雨「まだまだ特訓し足りないとか?」

伏龍「絶対それだ…」

風を吸い取られ、エターナルソードに安全に近づく玄鳥。

 

玄鳥「じゃあ抜くか。」

そして、玄鳥は剣を引き抜こうとする。

…しかし…

 

玄鳥「……んぐぐ…抜けない…」

伏龍「だったら俺らが引っ張る。」

マルク「僕達も協力しよう。」

そして、玄鳥は剣を、他のみんなは玄鳥を掴む。

玄鳥「せーの!」

そして力強く引き抜いた。

 

玄鳥「抜けた!」

宵宮「やったやん!」

ニィロウ「目的達成だね!」

胡桃「おめでとう!」

 

玄鳥「…意外と早く手に入ったな。」

玲瓏「にしても‥凄い剣だな。」

玲瓏はその剣を覗く。

魅力される程美しく、として鋭い刀身をしていた。

玄鳥「しかし…武器として使うには少し勿体無いと感じるな…」

玲瓏「使うなら、今の武器で十分だしな。」

玄鳥「これは、荷物の中に入れておくか。」

そして玄鳥は、エターナルソードの刀身に包帯を巻いた。

玄鳥「完璧」

胡桃「完……壁?」

甘雨「私にはただ、剣に包帯を巻いただけにしか…」

榊原十夜「かっこいいじゃないか。」

マルク「これなら、鞘から出すより便利かもね。」

 

フリーナ「なんだか…男子と女子で反応が違うような…」

ファング「性別の違いだな。」

 

そんな他愛のない話をしていると…

玄鳥「ん?」

エターナルソードが突き刺さっていた所に異空間のゲートが開かれた。

玄鳥「何か来るのか…?」

胡桃「ズオズかもしれない…注意しないと…」

ファング「いや、それは無いかもしれん。気配は感じられない。」

玲瓏(そうか…ファングは特級ズオズの一人だったな…)

玄鳥「来るぞ!」

 

すると、ゲートから六人程出ていた。

???「うおわっ!」

そしてそのまま、ドテッと倒れた。

 

しかも、彼の手にはエターナルソードが握られていた。

玄鳥「あ!こいつ…」

見慣れた顔をしていた。

 

しかも、彼の握られているエターナルソードは粒子に分解される様に、分離した。

玄鳥「……一体何があるってんだ…」

 

 




スタレとのクロスオーバー。暫く続きます。


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第17話 「帰還」

原神とスタレのクロスオーバー。もっと流行れ。

今回短いです。


翡翠「…………イッテェ…」

なのか「うう…酷い目にあった…」

玄鳥「おい…お前ら大丈夫か?」

翡翠「!お前はあの時の…!」

翡翠は差し伸べられた玄鳥の手を掴む。

翡翠「よかった…知ってる奴がいて…」

なのか「イタタ…もう…翡翠が無茶するから…」

翡翠「だってよ…あの状況なら使う他無かっただろ?」

玄鳥「…まあ詳しくは聞かないでおいてやる。とりあえず、宿屋に行こうぜ。」

伏龍「このガスファロストの西にギルドの街であるダングレストがある。そこで宿を取って休もう。」

マルク「そうだね。みんな、倒れた他の人達を背負ってくれないか?」

榊原十夜「了解だ。」

 

そして、それぞれ、負傷者を担いで、一同はガスファロストを後にして、ダングレストに向かった。

 

 

数時間歩いて、ダングレストの宿屋にたどり着く。

玲瓏「すまない、部屋は空いているか?」

店主「ええ、空いてますよ。」

玄鳥「なら、そこに18人ほど入れてくれるか?」

店主「大丈夫ですよ。こちらへどうぞ。」

全員は宿屋の一室に集まると、今回の事について話し合うことに。

玄鳥「とりあえず、負傷者は薬を飲ませて休ませておいた。数分もすれば起きると思う。」

翡翠「悪いな。」

玄鳥「なに、こっちも助けてもらったんだ。お互い様って奴だろ?」

なのか「まあ、ウチたちも無事だったし……」

玄鳥「……で?何があったんだ?」

翡翠「えっとな…」

そして翡翠はこれまでの事を語った。

玄鳥「大変だったな。」

翡翠「色々あったんだよ…」

玄鳥「しかし…何故、お前はエターナルソードを持ってたんだ?」

翡翠「ああ…あれ?エターナルソードは?」

玄鳥「ほらよ。分裂してたぜ。」

翡翠「マジか…分裂しちまったか…」

玄鳥「ああ。俺の持ってるエターナルソードに反応して、分裂した。」

翡翠「俺のなのか……」

玄鳥「そうみたいだな。もしかしたら、世界に一つしか存在できないのかもな。」

その出来事を聞いて、翡翠は落ち込んでしまった。

翡翠「とりあえず、みんな起きたら改めて紹介するよ。それでいいか?」

胡桃「私はそれでいいよ!」

玄鳥「じゃあ、暫く待機だな。」

 

そして数分後。部屋に、四人程入ってきた。

翡翠「お前らおはよう。」

??「悪い。待ったか?」

翡翠「全然。話してたし。」

そして翡翠はベッドから立つ。

翡翠「紹介しよう。俺の仲間だ。」

 

御影「よろしく頼むぞ。」

星「うん。よろしく。」

アクセル「俺はアクセル。ツンツンしてるのがゼーレ。」

ゼーレ「ちょっと!それどういうことよ!?」

玄鳥「仲良いな。」

 

翡翠「それより…これからどうしよう…」

玄鳥「こっちはエターナルソードを見つけたから…テイワットに戻りたいんだが…」

翡翠「テイワットになら…手掛かりがあるかもな。」

なのか「じゃあ早く行こ!羅浮に行く前なんだし!」

 

胡桃「それじゃあバンエルティア号にレッツゴー!」

 

そして大勢の仲間を連れて、テイワットに戻った。




ギスギスしないよ。だってオリキャラ同士の絡みだもん。
 


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第18話 「絶望の融合」

第二部も中盤になりました。

最強フォームもくるぞ。


テイワットに戻ろうとする一同。

バンエルティア号にて、語り合っていた。

 

星「これからどうするの?」

玄鳥「鍾離に尋ねてみよう。」

胡桃「鍾離先生に?」

伏龍「帝君ならなんか知ってるだろうからなぁ。」

そして、暫く船旅を続けて、璃月が見えてきた。

 

玄鳥「お、見えてきたな。」

しかし…見えてきたと同時に爆発音もした。

 

全員「!?」

 

翡翠「急いだ方が良さそうだな。」

大波が船に向かって押し寄せてくる。

 

伏龍「甘雨!」

甘雨「はい!」

 

大波を甘雨の元素で凍らせた。

そして、船の先端に凍った波がぶつかった。

玄鳥「こっから乗り込む!俺に着いてこい!」

翡翠「おお!」

 

そして、玄鳥、翡翠に続いて、玲瓏達は走り去って行った。

 

 

 

ヴレドラン「さあ!破壊してやる!」

ヴレドランが体内に色んな機械を埋め込みながら、ブラックホールで民間人を消し去っていた。

 

玄鳥「ヴレドラン!」

ヴレドラン「来たか。『異端者』もいる様だな。」

翡翠「俺たちの事を言ってるのか?」

なのか「なーんかやな感じ。」

すると、ヴレドランは、杖を構えてブラックホールをこちらに向かって投げてきた。

 

御影「みんな避けろ!」

そしてそれぞれ別方向に回避する。

 

玄鳥「本気で行かせてもらうぜ!」

そして、玄鳥は護聖天杖に護聖仙獣の頭部を取り付ける。

 

玄鳥「護聖合神!」

 

そして、勢いよく走り出していった。

黄金のプロテクターが胸部を包み込んで、纏った。

 

玄鳥「くたばれ!」

杖で火球を連続で発射する。

玲瓏「続くぞ!」

伏龍「おうよ!」

二人も続いて援護を開始する。

 

御影「相手の動きを封じる!」

翡翠「頼む!」

御影は剣を地面に突き刺す。

するとヴレドランの辺りに重力場が発生する。

 

ヴレドラン(動けん…!あの小僧の力か…!)

翡翠「オラァ!」

翡翠は衝撃波を纏わせた斬撃を飛ばす。

玄鳥も続いて、火球を飛ばす。

ヴレドラン「うおっ!」

ヴレドランはその攻撃で吹き飛ばされる。

ヴレドラン「小癪な真似を!」

星「させない!」

星はヴレドランの杖を奪い取る。

 

ヴレドラン「なっ!?貴様!」

星「これで、ブラックホールは使えないね。」

ゼーレ「ナイス!」

アクセル「ここからは俺のステージだ!」

ファング「蹴り飛ばしてやる。」

 

アクセルとファングはそれぞれ蹴りとパンチをお見舞いした。

ヴレドラン「ふんっ!」

バリアを貼られ、攻撃は効かなかった。

 

ヴレドラン「愚かな!我に攻撃は無意味だぞ!」

玄鳥「へっ!雑魚がイキがってんじゃねぇよ!」

ヴレドラン「……そこまで言うのなら…見せてやろう…!」

すると、指パッチンをして、異空間から何かを呼び出した。

 

それは、かつて玄鳥達が戦った禍津九尾だった。

玄鳥「禍津九尾!」

玲瓏「生きていたのか!」

ヴレドラン「我々が捕獲したのだよ。」

ヴレドラン「さあ!見せてもらおうか!禍津九尾の力!」

 

すると、ヴレドランが浮遊して、杖が自らヴレドランの元に戻ってきた。

星「あ!」

宵宮「杖が!」

 

 

ヴレドラン「活ッ!!」

邪悪な気が、ヴレドランを包み、禍津九尾はヴレドランと融合したのだった。

 

ヴレドラン「…マガツ…ヴレドラン…!」

マルク「合体した…」

御影「そんなのありかよ!?」

 

ファング「…あれが…特級ズオズの力なのか…」

マガツヴレドラン「そうだ裏切り者。本来ならお前も使える力なのだよ。」

ニィロウ「……」

ファングは拳を握りしめる。

 

マガツヴレドラン「この力…思い知るがいいッ!!」

すると、重力場を形成して、こちらに岩石を投げ飛ばしてきた。

ファング「危ない!」

ニィロウに迫った岩石をファングは砕く。

 

マガツヴレドラン「遅い!」

ファング「何ッ!?」

腹にパンチを繰り出され、建物にぶつかってしまった。

マガツヴレドラン「消えるがいい。」

ブラックホールで更にファングはダメージを受けた。

ファング「……」

 

榊原十夜「よくも!」

マルク「仲間をやってくれたな!」

マガツヴレドラン「無駄だ!」

杖を突き立て、大量の光弾を浴びせた。

 

二人「ぐわぁぁぁ!」

マガツヴレドラン「ふんっ!」

追撃で、重力の圧をそのまま受けて二人も倒れ伏した。

 

玄鳥「……つ、強い…!」

マガツヴレドラン「私が強いのではない。お前達が弱いのだ!」

怒ったヴレドランの光弾が、翡翠と玄鳥に命中した。

 

なのか「翡翠!」

胡桃「玄鳥ッ!」

 

地面に吹き飛ばされる二人。

 

玄鳥「…不味いな…」

翡翠「こいつ…強いぜ…!」

マガツヴレドラン「ふふふ…」

 

玄鳥「…翡翠。エターナルソードの力を試してみる。合わせてくれ!」

翡翠「…賭けか。いいぜ!そう言うの嫌いじゃない!」

 

そして玄鳥は刀身の包帯を全て取り、翡翠と共にエターナルソードを持つ。

玄鳥「一度しかできない。一気に肩をつけるぞ!」

翡翠「しゃあ!」

 

炎元素と量子属性の力が合わさったエターナルソード。

その刀身をヴレドランに向ける。

 

 

玄鳥「ファイアー!」

翡翠「エターナルフィニィィィィシュ!!!」

エターナルソードから巨大なビームが発射された。

 

マガツヴレドラン「くたばるがいい!」

ヴレドランも禍々しいビームを発射した。

 

互いのビームが激突し、その場に謎の力が解き放たれた。

 

全員「!?!?」

 

そして、超振動が起こった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「………うっ…」

玄鳥は目を覚ます。

どうやら、モンドの方まで吹き飛ばされた様だった。

玄鳥「み、みんなは…?」

 

その場を見渡す玄鳥。

しかし、自分しか居なかった。

 

 

 




マガツヴレドラン
ヴレドランと禍津九尾が合体した形態。
禍津九尾の力は使える。


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第19話 「謎の破廉恥美人師匠」

………


暫く歩き続けて、モンドに辿り着いた。

身体中から激痛が走る。めっちゃ痛い。

ヴレドランに攻撃されたせいで、背中に激痛が走り続けてる。

玄鳥「クソッ…きつい…」

そして、モンド城に辿り着いて、宿を取る。

俺は早速、ベッドへ向かう。

玄鳥「はぁぁ……」

やっと休める……マジで疲れた……

……ひとまず、体の疲れが取れたら璃月に戻ろう。あの後どうなってるかも知りたい。俺はベッドで横になりながら、これからの事を考える。

……そして、俺は深い眠りについた。

モンド城で一晩を過ごし、璃月に戻る事にした。

 

玄鳥「ふぁぁ……」

俺は欠伸をしながら、伸びをする。全身が痛い。まだ治ってないようだ。これはキツイぞぉ……

モンドを旅立ってから数日が経過した頃、ようやく璃月に着いた。

玄鳥「…着いた。」

俺は璃月港に降り立つ。すると、胡桃がこちらを見掛けるや否や、駆け寄ってきた。

胡桃「玄鳥ィ!!」

玄鳥「胡桃ー!無事だったんだな!」

胡桃「うん!私は大丈夫。玄鳥こそ、大怪我してるじゃん!」

玄鳥「まあな。木の上に落下してなかったら死んでた。」

胡桃「…とりあえず、往生堂に行こ。みんな待ってるし。」

玄鳥「ああ、分かった。」

胡桃は俺の手を引っ張って、往生堂へと連れていく。そして、往生堂に到着すると、中には包帯まみれの伏龍達が居た。

甘雨「玄鳥さん。お元気そうで何よりです。」

宵宮「玄鳥も無事やったんやな。」

ニィロウ「うん。無事でよかった。」

フリーナ「うむ、玄鳥も調子良さそうだ。」

玄鳥「…あれ?ファング達は?」

ニィロウ「ファングなら、スメールで文献を調査してるよ。」

宵宮「十夜は稲妻で雷電将軍と今後の相談や。」

フリーナ「マルクなら…フォンテーヌに戻って修行中だよ。」

玄鳥「玲瓏は?」

刻晴「玲瓏なら…マルクと同じく修行してるわね。」

玄鳥「……そっか。みんなは大丈夫か?」

刻晴「えぇ、大丈夫よ。」

甘雨「私も大丈夫ですよ。」

宵宮「ウチも大丈夫やで。」

フリーナ「僕も問題ないな。」

ニィロウ「うん。大丈夫だよ。」

玄鳥「……あの後…どうなったんだ?」

宵宮「先日の戦闘で超振動が起きて、辺りは壊滅。街も建物も全滅や。」

フリーナ「僕らは、超振動の近くに居たから、結構ダメージ受けちゃって…」

甘雨「今は療養中です。」

玄鳥「まさか、ここまで被害が大きいとはな…」

伏龍「俺も暫く戦えそうにない。だが、それは相手も同じの筈だ。」

玄鳥「ヴレドランも超振動に巻き込まれて、力尽きた感じか?」

刻晴「そうでしょうけど……油断は禁物よ。」

玄鳥「分かってるよ。ところで、胡桃。」

胡桃「ん?何?」

玄鳥「俺が居ない間、何か変わった事はあったか?」

胡桃「……それなんだけど。実はね……」

胡桃は少し躊躇いながら言うように言う。

胡桃「鍾離さんに居る仲間から聞いた情報だけど、璃月にある遺跡が荒らされてたって噂を聞いたの。」

玄鳥「遺跡」

胡桃「なんか、遺跡の中にあった書類が盗まれてたみたい。」

玄鳥「書類か……」

胡桃「うん、詳しくは分からないけど……」

玄鳥「なるほどな……分かった。ありがとう。」

胡桃「こちらこそ、助けに行くのが遅くなってごめんね。」

刻晴「……えっと、そろそろ話を進めていいかしら?」

甘雨「はい。その事でご報告がありますから。」

玄鳥「これからの話か?」

甘雨「はい。」

刻晴「まず、フリーナと宵宮、それからニィロウは暫く璃月に滞在する事に決めたわ。」

玄鳥「……え?なんで?」

刻晴「エターナルソードの力は、おそらく12人で反動を抑えないと耐えられないわ。だから、トドメにエターナルソードを使うつもりよ。」

玄鳥「なるほど……そういう事か。」

宵宮「十夜も明日になったら戻ってくる筈やで。」

ニィロウ「うん。ファングは戻るついでにモンドの文献とか調べてから来るって言ってたよ。」

刻晴「それじゃあ、それぞれ解散ね。疲れただろうし…」

胡桃「玄鳥、後で往生堂に来てね。」

玄鳥「了解。」

俺は胡桃と一緒に往生堂へ向かう事にした。

……俺は往生堂から出て、その辺を散歩することにした。

 

すると、蛍とパイモンが居るのが見えた。

蛍「あれ?玄鳥?久しぶりだね。」

玄鳥「よう!久しぶりだな!」

蛍とパイモンは俺の所に来る。

蛍「何があったの?」

玄鳥「色々あったんだよ。」

蛍「色々?」

玄鳥「あー……まあ察してくれ。で?蛍は何してるんだ?」

蛍「璃月が大被害を受けたから急いで来たの。」

玄鳥「なるほどな。」

蛍「私は復旧作業を急ぐから、玄鳥はゆっくり休んでて。」

玄鳥「はいよ。」

蛍「じゃあ、またね。」

玄鳥「ああ。」

俺は蛍達と別れて、街を散策する事にした。

すると、背後から突然誰かに声を掛けられた。

???「……お前か?玄鳥というのは?」

振り向くと、そこには長身の女性が居た。銀髪でロングヘアーを靡かせている女性だ。どこか高貴そうな雰囲気を纏っている気がするが……一体誰なんだ?

玄鳥「……俺の事を知ってるのか?」

???「もちろん知っているとも……お前の噂は聞いていた。」

玄鳥「へぇー……」

??「それで……お前は何者だ?」

玄鳥「……ん?ただの剣士だが?」

??「嘘を吐くな。お前が只者じゃない事は分かっているぞ。」

玄鳥「……どうしてそう思うんだ?」

??「まあ、それはいつか話すとしよう。」

玄鳥「そうか。」

??「私はお前に興味がある。少し話さないか?」

玄鳥「……別に構わないけど……なんか怖いな……」

俺は銀髪の女性と一緒に歩きながら、会話を続けた。すると、女性は突然立ち止まって言う。

??「……そういえば、まだ名乗っていなかったな。私の名前はスカークだ。」

玄鳥「スカークか……よろしく。俺は玄鳥だ。」

スカーク「そうか……よろしくな。玄鳥。」

そして、俺とスカークは一緒に食事処に行く事にした。

スカーク「そういえば、お前はこれからどうするつもりなんだ?」

玄鳥「……そうだな……」

俺は暫く考える。すると、ある事を思い出したので、それを口にする。

玄鳥「俺はヴレドランを倒す。」

スカーク「……そうか。ヴレドランをか……」

玄鳥「あぁ、奴を倒す為にはもっと強くならないといけない。だから、俺は修行の旅に出るつもりだ。」

スカーク「……ほう……その修行、私が手伝っても良いか?」

玄鳥「え?なんで?」

スカーク「お前は強くなりたいのだろう?ならば、私がお前を鍛えてやるぞ。」

玄鳥「……でも、良いのかな……」

スカーク「遠慮する必要はないぞ。」

玄鳥「じゃあ遠慮無く。」

スカーク「…そうか。では、行くぞ。」

指パッチンをして、異空間のゲートが開かれた。

玄鳥「oh…」

俺はスカークと一緒に異空間のゲートを進んだ。




スカークさん、プレイアブル化するのかな?して欲しいね。


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第20話 「脅威」

うわーッ!遂に20話いってしまった。
残り数話。


玄鳥「ぜえ…ぜえ…」

息切れの玄鳥は往生堂に帰るところだった。

先日、スカークと名乗る女性に修行をつけて貰ったのだが…

 

その内容があまりにも苦境だったので息も絶え絶えになっているのだ。

玄鳥「ふう……着いたな」

ようやく辿り着いた。

玄鳥「胡桃居るか?」

ドアが開くと、胡桃が出迎えてくれた。

胡桃「おかえり。」

玄鳥「ああ。」

胡桃「ん?なんか元気ないね。何かあったの?」

玄鳥「ある人に修行つけて貰ってな…。」

胡桃「ふーん。とりあえず、今は無理しちゃ駄目なんだから。」

玄鳥「ありがと。」

胡桃に手を引かれ、玄鳥は部屋の中へと入った。

そして、そのまま寝台へ倒れ込むと…

胡桃「ほら。」

玄鳥「なんだよ?」

胡桃「膝枕。」

玄鳥「良いのか?」

胡桃「うん。」

胡桃は寝台に横になって、自分の太股をポンポンと叩く。

玄鳥「じゃあ……」

胡桃の太股に頭を乗せ、疲れを取る為にゆっくりと目を閉じた。

玄鳥(すげぇ落ち着く…)

胡桃「お疲れ様。」

玄鳥「おう。」

胡桃「頑張ったね。」

玄鳥「ああ……」

胡桃は、まるで母親のように玄鳥の頭を撫でていた。

 

そしてそのまま深い眠りについた。

玄鳥「んぅ……」

胡桃「あっ。起きた?おはよう!」

玄鳥「ああ、おはよう。」

胡桃に膝枕されていた事に気付くと、起き上がり伸びをする。

玄鳥(なんかあったかかったな……)

胡桃がずっと手を握っていてくれたんだろう。

それが嬉しくなり、握り返しながら微笑むと胡桃も微笑んでくれた。

そして暫く二人で笑いあった後、玄鳥は改めて胡桃に感謝を告げた。

玄鳥「ありがとうな胡桃。お陰で元気出たよ。」

胡桃「どういたしまして。」

玄鳥「ところで、修行するの止めないのか?」

胡桃「うーん……玄鳥がもうやめたいなら止めるけど。」

玄鳥「いや、続けるよ。」

胡桃「そっかぁ……でも無理はしないでね?」

玄鳥「わかってるさ。それに……」

胡桃「ん?」

玄鳥「胡桃が一緒に居てくれるなら耐えられる気がするし。」

胡桃「そ、そうなの?そんな事言われたら照れちゃうよ…えへへ…///」

玄鳥(かわいい)

胡桃は赤くなって照れてしまい、玄鳥はそれを見て笑うと二人はまた笑い合った。

それから数週間後…

 

榊原十夜「ただいま」

玲瓏「ただいま」

ファング「ただいま」

マルク「ただいま」

玄鳥「一気に帰って来すぎだろ。」

ファング「いい情報は手に入ったぞ。」

玄鳥「ほう。」

ファング「どうやら、闘拳王と翼竜王、そして仙獣王の三体で合体が可能の様だ。」

榊原十夜「つまり、仙獣王のいいとこどりって訳か。」

玄鳥「なるほどな。」

ファング「しかし、今は無理だ。」

ファング「みんな怪我が酷いからな。」

玄鳥「じゃあ治してからだな。」

マルク「そう言う事だ。僕達は何か料理を作る。玄鳥も手伝ってくれないか?」

玄鳥「了解。」

 

エプロンを着て、玄鳥達は料理を作り始めた。

 

………

 

胡桃「おー…美味しそう…」

玄鳥「手間かけて作ったから、いっぱい食えよ。」

フリーナ「いただきまーす!」

 

そして12人は、往生堂で一夜を過ごした。

 

 

 

 

 

………その頃…

 

マガツヴレドラン「そろそろ璃月を落とすとしよう。」

ローブの男「ほう…」

マガツヴレドラン「エターナルソードが奴らの手にある今、我々に勝ち目は薄い。」

ローブの男「そうだな。どうやって突破する?」

マガツヴレドラン「簡単だ。元素の力を使えなくすれば良いのだ。」

ローブの男「ほう?」

マガツヴレドラン「我の力を使って元素の力を封じる。殺生石の力を使った代物だ。」

ローブの男「本質はズオズと遜色無さそうだな。」

マガツヴレドラン「そうだ。これを璃月に向けて放つ。」

 

ローブの男「ふふふ…それまで楽しみだ…」

マガツヴレドラン「そうだな…ふはははは…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「……」

玄鳥は、スカークとの修行で、ある物を譲渡された。

 

それは、コアらしき物。

ガラクタかと思い、玄鳥はスカークにコアの使い道を聞いてみたが、『その先のお前に関する物』としか伝えられなかった。

玄鳥はそのコアを深く覗いてみた。

 

すると、派手な装飾(?)をした少女達の姿が見えた。

それと同時に、赤い線のような物が、コアに走る。

玄鳥「!?」

 

その線は、すぐさま玄鳥の体に乗り移っていった。

玄鳥「!?!?」

玄鳥はコアをすぐさま手放す。

コアは[力を失った]かのように、地面に落ちて割れた。

 

玄鳥「な、なんなんだ…?」

玄鳥は体を確認する。

しかし、赤い線は無い。

玄鳥「…スカークさんの奴…騙したのか…?」

ため息を吐く玄鳥。

玄鳥「今度あったら文句言ってやろ…」

 

そう呟いて、玄鳥は散歩を開始し始めた。

 

 

 

 

 

マガツヴレドラン「……そろそろだな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

鐘の音が響く。

 

それは、まるでこれからの惨劇を予想させる音色だった。

 

玲瓏「なんだ…?」

伏龍「敵が来るのか…!?」

玄鳥「何かあったか!?」

往生堂のドアを開ける玄鳥。

 

伏龍「敵が来たかもしれねぇ!十夜達は偵察に向かってる!」

玄鳥「じゃあ俺達も行くぞ!」

玲瓏「ああ!」

 

三人は急いで支度をして、璃月の港に向かって走り出していった。

 

 

 




異変起きそう…


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第21話 「伝説の三体合体!」

ver4.3の新キャラであるジュヴルーズ。
・元素が炎
・CVが下地紫野
・銃を使う。
・大食い

………TOARISEのシオンかな?



玄鳥「あれは!?」

玄鳥が外を見ると、巨大なズオズとヴレドランが暴れていた。

 

マガツヴレドラン「来たか。」

榊原十夜「また暴れてやがったかヴレドラン!」

宵宮「今度は前のようにはいかんで!覚悟せえ!」

マガツヴレドラン「ふっ、無駄だ!」

 

ニヤリと笑うヴレドランが何か黒い霧を撒き散らす。

 

マルク「これは!?」

すると、神の目から光が失われていってしまった。

フリーナ「か、神の目が…!」

玄鳥「何をしやがった!」

 

マガツヴレドラン「貴様らの元素を封じさせて貰った。悪く思うなよ?」

そしてヴレドランはそのまま去ってしまった。

 

伏龍「ちくしょう逃げやがった…!」

玲瓏「元素を封じられた…厄介だ。」

 

玄鳥「ひとまず、市民を守ろう。話はそれからだ。」

そして玄鳥達は重い体を動かして、敵の元に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「居たぞ!」

量産型ズオズ「……」

玲瓏「量産型か…」

そして全員武器を出す。

しかし、違和感がある。

 

ニィロウ「ぶ、武器がいつもより重いよ…!」

玲瓏「神の目に光が無いから、いつも力が出せないんだ!」

玄鳥「確かに…体に力が入らない…でもやんしかねぇ!」

 

そして、玄鳥達はそれぞれのズオズと交戦する。

 

 

ファング「喰らえ!」

殴りかかるが、ダメージが与えられている様子は無い。

ニィロウ「えい!」

そこからニィロウが脳天をかち割ろうとするが、弾き返される。

 

ファング「やっぱり硬い…!」

ニィロウ「これじゃあジリ貧だよ…」

 

マルク「はあ!」

フリーナ「えい!」

二人の同時攻撃で量産型ズオズがほんの少しだけ後ろに倒れる。

しかし、すぐさま起き上がる。

 

マルク「全然効いてない…」

フリーナ「これじゃあキリがないよぉ…」

 

 

 

全員が苦戦している最中、振動が起きる。

 

すると、大地から巨大ズオズが出現した。

マガツヴレドラン「これは、コーカサスビートルズオズ。特級ズオズその三号。」

玄鳥「特級ズオズ…」

ファング「新しい特級ズオズを作ったのか…!」

 

玄鳥「やるしかない…!仙獣合体だ!」

 

そして、玄鳥達は、仙獣王、翼竜王、闘拳王を呼び出した。

 

玄鳥「…くそ、力が出ない…でもやるしかねぇ!」

そして、テイルブレードで攻撃をする。

しかし、コーカサスビートルの硬い装甲には全く無意味だった。

 

ファング「これならどうだ!」

闘拳王の蹴りも加えるが、効かない。

ファング「駄目だ!効かない!」

胡桃「だったらこれでどう!?」

空からの翼幕で斬り裂く、が、特に効かない。

 

マガツヴレドラン「よし!そのまま吹き飛ばせぇ!」

コーカサスの衝撃波で、内部に居る玄鳥達にも被害が及んだ。

 

玄鳥「うわああああ………!!!」

 

マガツヴレドラン「ふははははは!!遂に倒したぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………うう…

 

玄鳥は暗い空間で目を覚ます。

 

玄鳥「ここは?」

 

玄鳥はその空間を歩いてみた。

 

何処までも

暗く

暗く

暗い空間。

 

何も無くて虚無感に支配されそうになる。

 

玄鳥「なんなんだここ…」

 

しばらく歩くと、そこに小さな灯火があった。

 

玄鳥「…」

玄鳥はその灯火に触れる。

 

すると、辺りは光に包まれていった。

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥に小さな灯火が心臓の部分に纏って消えていった。

そして、体の隅々に赤い線らしき物があった。

 

胡桃「玄鳥!」

玄鳥「!」

玄鳥が目を覚ますと、赤い線は消えた。

玄鳥「だ、大丈夫か?」

胡桃「そっちこそ…」

玄鳥「俺は平気。それより…」

玄鳥は路地裏から出る。

すると、そこではコーカサスビートルが今だに暴れていた。

 

玄鳥「なんとかしないと…」

胡桃「だね。」

瓦礫から宵宮と十夜が出てきた。

宵宮「大丈夫か?」

榊原十夜「おい、まだいけるよな?」

玄鳥「当然だぜ。」

胡桃「うん!」

榊原十夜「なら…行くぞ!」

 

そして四人は明日の方向に向かって走り出していった。

 

 

 

 

 

 

 

「……フリーナ…」

フリーナ「んん…」

「フリーナ!」

フリーナ「ヌ、ヌヴィレット…?」

ヌヴィレット「目が覚めたようだね。」

フリーナの肩を持っているのは、フォンテーヌの最高審判官であるヌヴィレットだった。

マルク「僕達が地面に落下する前に、ヌヴィレット達が助けてくれた。礼を言うよ。」

ヌヴィレット「礼には及ばないさ。それに、君が大怪我でもしたらフリーナが悲しむからな。」

マルク「分かってるさ。」

ヌヴィレット「フリーナ。君には変わりの服装を用意しておいた。」

フリーナ「ありがとうヌヴィレット。」

 

マルク「なら僕は先に行く。」

ヌヴィレット「気をつけてくれ。そして、フリーナを守ってくれ。」

マルク「当たり前だ。」

そしてマリクは走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ファング「ニィロウ。無事か?」

ニィロウ「私は平気。」

ファング「寸前で…こいつが助けてくれなかったら危なかった…」

放浪者「別に…あいつが救援に迎えと言われたから、来ただけさ。」

ファング「ふん。まあいい、感謝しておく。」

放浪者「あっそ。なら、急いだほうがいいんじゃないかな?」

放浪者「あの怪物が更に暴走してるからね。」

ファング「そうか…いけるかニィロウ?」

ニィロウ「まだ大丈夫!」

ファング「なら行くぞ!笠っちありがとな!」

放浪者「ちょ、おい。」

 

そして、ファング達も走り出していく。

 

放浪者「クラクサナリデビの奴…あいつに何吹き込んだんだ…」

 

 

 

 

 

そして、12人が同じ場所に集まった。

玄鳥「……考えてる事は一緒らしいな。」

伏龍「だな。」

玲瓏「今度こそ倒してやる…!」

 

玄鳥「行くぞ!天空仙獣合体!」

ファング「仙獣変形!」

 

翼竜王と仙獣王が合体した天空仙獣王と闘拳王が姿を現す。

マガツヴレドラン「無駄だ。貴様らでは勝てん!」

コーカサスの波動が飛んでくる。

 

玄鳥「クソッ…歯が立たない…」

ファング「一体どうすれば…」

 

すると、璃月の方角から声援がした。

 

 

凝光「頑張って!」

 

鍾離「諦めるな!」

 

楓原万葉「十夜殿なら…必ずいけるでござる!」

 

雷電影「頑張ってください!」

 

ハーケン「グリーンボーイ!ファイト!」

 

エリアル「頑張ってー!」

 

ヌヴィレット「フリーナ…」

 

 

 

R「負けんな!」

 

W「あんた達らしく無いわよ!」

 

アーミヤ「自分を信じて!」

 

レイヴン「気合い入れろ!」

 

浩介「諦めるな!」

 

陽炎「応援してるわよー!」

 

風雲「頑張って!」

 

榛名「気合い出せ!気合い!」

 

翡翠「諦めるな玄鳥ッ!!」

 

 

 

 

 

玄鳥「…!みんなの声援が…聞こえてくる…」

胡桃「そうだよ…すっかり忘れてた…」

伏龍「どんな事があったって…」

甘雨「諦めなかった…」

刻晴「そうよ…私達…」

玲瓏「俺たちは…絶対に…!」

 

 

玄鳥「諦めないッッッ!!」

その声と共に、咆哮が聞こえた。

玄鳥「そうか…今ならなれる。最強の仙獣王!」

胡桃「!」

 

玄鳥「よし!行くぞ!超重仙獣合体!」

 

玄鳥の掛け声と共に、仙獣王は遠吠えをあげる。

 

そして、まず、仙獣王の脚部が闘拳王の脚部と入れ替わり、両肩に翼竜王のクローが装着される。

 

マガツヴレドラン「何ッ!?」

 

翼竜王の体が杖状に変化して、その上に狼仙獣が装填される。隼仙獣も、展開した仙獣王に装填される。

無くなった腕に、亀仙獣と鶴仙獣の腕が装備される。

仙獣王の胸部からキョウリュウヘッドを取り外し、闘拳王の胸部が装備された後に、キョウリュウヘッドが装備された。

 

最後に闘拳王の兜が装着された。

 

玄鳥達「超重仙獣王ッッッ!!降臨ッッ!」

 

最強の仙獣王がこの場に降臨したのだった。

そして、光は神の目にまで影響を及ぼした。

 

先程の声援で、完全に力を取り戻したのだ。

 

マガツヴレドラン「なんだと!?」

 

玄鳥「行くぜ!」

 

伏龍「グランドショット!」

グランドハヤブサライフルが発砲する。

すると、先ほどまでダメージが無かったコーカサスビートルの硬い装甲を打ち破った。

マガツヴレドラン「馬鹿な…!」

玲瓏「グランドクラッシュ!」

グランドテイルランスで、装甲の内側に突き刺す。

 

コーカサスビートルズに突き刺し、そのまま抜くと、そこから大量の血が流れでる。

 

玄鳥「欠片も残さないぐらいに木っ端微塵にしてやる!」

 

そして、キョウリュウヘッドを展開する。

 

全員「超重爆散砲!大!団!円!」

 

極太の熱線がコーカサスビートルに命中する。

マガツヴレドラン「クソッ!こいつでも駄目なのかッ!?」

ヴレドランは危機を察して脱出した。

 

取り残されたコーカサスビートルはそのまま爆散した。

 

玄鳥「よっしゃああああああ!」

玄鳥達危機から脱して、そのまま勝利にした事に喜んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




おまけ

宵宮「ウチが復刻や!」
榊原十夜「よかったな。」
胡桃「いいなあ。」
玄鳥「お前は前に復刻来たんだからいいじゃん。」
榊原十夜「ま、宵宮と同じ復刻が来たのは雷電将軍だけどな。」
宵宮「………」
玄鳥「どうせ大体の旅人は雷電将軍引くでしょ。」
宵宮「ウチも引く旅人おるやろ!」
玄鳥「まあ一定数要るだろうな。」

玲瓏「それよりも刻晴のピックアップは…」

玄鳥・榊原十夜「「もう絶対来ない」」


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第22話 「救世のヴラジラ」

原神終わったら次は何書こう。

合同でアークナイツも書いてるから、他の奴書きたいな。

今回も短いです。


前回、元素の力を封じられたが、超重仙獣王の猛攻で無事に元素の力を取り戻せた玄鳥一行。

 

今はひとときの平穏を過ごしていた。

 

フリーナ「さて…これからどうするの?」

マルク「ヴレドランがまた来るかもしれない。僕は残るよ。」

榊原十夜「俺も残るかな。」

ファング「超重仙獣王を使うなら、最低でも俺達と玄鳥達、そして胡桃達だけで動かせはするが……」

ファングはニィロウの顔を見る。

ニィロウ「私はファングのそばに居るよ。」

ファング「じゃあ残るんだな。」

 

宵宮「そういや、玄鳥は?」

玲瓏「そういえば見てないな。」

伏龍「なんか疲れたから寝るってさ。」

 

 

 

そして、玄鳥は、部屋にて本を読んでいた。

 

玄鳥「……面白いな。」

玄鳥が読んでいたのは、『侍戦隊伝説』と書かれた小説。

 

内容は、外道衆と呼ばれる怪人から、主人公達が戦う話だ。

子供向けの表紙をしていたが、読んでみるとストーリーが奥深く、非常に引き込まれる内容だった。

 

玄鳥「……」

玄鳥は途中まで読み終わると、それをベッドに置いて、ゆっくりと眠る。

 

 

 

 

 

……………

 

 

 

 

玲瓏「……よし…」

資材を街まで運ぶ玲瓏。

刻晴「玲瓏。そっちの資材は向こうに運んでくれない?」

玲瓏「分かった。」

そして、玲瓏はそこらの木材を担ぐ。

玲瓏「なあ、お前は休まなくて大丈夫なのか?」

刻晴「それより復興が大事よ。」

玲瓏「だが…お前は体を休めなければ…」

刻晴「そんな事言って、あなたの方が大怪我よ?」

刻晴は玲瓏の腹を突く。

 

玲瓏「ッッッ!!ってぇ!!」

玲瓏は激痛で倒れ込む。

刻晴「ほらね?」

玲瓏「…お前…」

刻晴「あなたの方が休んだらいいんじゃないの?」

玲瓏「…一生怨む。」

そして、ムスッとした顔で木材を向こうに運んで行った。

 

 

 

 

 

フリーナ「マルク。どうしたら君みたいに剣を扱えるんだい?」

マルク「別に真似してできる剣技ではないよ。僕の場合、書物を読み漁って漸くできた剣技だからね。」

フリーナ「そっかあ…」

マルク「ま、僕が教えるなら話は別かもね。」

フリーナ「え?いいの?」

マルク「ああ。大体の知識はこの頭にある。」

フリーナ「じゃあ、教えて貰おっかな!」

マルク「その前に…」

マルクは懐からケーキを取り出す。

マルク「糖分補給だ。」

フリーナ「ありがとう。」

フリーナは貰ったケーキを貪る。

 

フリーナ「美味しい!」

 

 

 

……………

 

 

宵宮「なあ十夜。」

榊原十夜「どうした?」

宵宮「何書いとるん?」

榊原十夜「今までの記録さ。俺達が戦ってきた記録をここに書いて、本でも出そうかなって。」

宵宮「へえ…いいんやないかな?」

榊原十夜「ただ…誰を主人公にしようかなって…」

十夜はペンを回す。

宵宮「…ここは十夜でいいんやないか?」

榊原十夜「俺が?」

宵宮からそう助言された後、十夜は暫く悩む。

 

榊原十夜「………だな。俺が書くんだし、いっか。俺で。」

そして十夜はペンを走らせる。

宵宮「…頑張ってなー。」

宵宮は十夜の隣に座る。

 

宵宮「ここはこうした方がええんちゃうんか?」

榊原十夜「なるほど…」

 

 

 

 

…………

 

 

 

ファング「……プレイヤー1」

ニィロウ「?」

ファング「すまない、冗談だ。」

ファングは草原に座る。

 

ニィロウ「超重仙獣王。凄く強かったよね。」

ファング「ああ。これでズオズ共にも対抗はしやすくなるだろうな。」

ニィロウ「え?もう負けないんじゃないの?」

ファング「いや、まだヴレドランやローブの男も居る。油断は出来ない。」

ニィロウ「そっか…ファングは…敵を全員倒したら…どうするの?」

ファング「……分からない。俺は…どうなるんだろうな…」

ファング「ただ。君を守る事以外に考えることが無くてね。」

ニィロウ「……………え!?」

その言葉を聞いて、ニィロウは頬を赤める。

ファング「一生そばに居て欲しい。」

ニィロウ「………………」

ファング「嫌か?」

ニィロウ「嫌じゃ…無いよ。」

そして、二人はそのまま、人気の無い場所に向かった。

 

………そのまま肌と肌を重ね合った…………

 

 

 

 

 

 

 

 

玲瓏「ふう…」

伏龍「おっつー。」

玲瓏「伏龍か。」

玲瓏は後ろから来た伏龍に気付いた。

伏龍「いやあ…甘雨と大量の格闘しててさ…」

玲瓏「あっそ。ま、俺は肉体労働だから楽だったがな。」

伏龍「いいなあ…」

ファング「はあ…」

玲瓏「ん?ファングか。」

ファングは疲れ果てた姿で転がり込んだ。

ファング「なあ…」

伏龍「んだ?」

ファング「スメールの女性達はみんな性欲が強いものなのか…?」

玲瓏「それは間違いだぞ。」

ファング「?」

玲瓏「テイワットに住む一部の女性は性欲がエグい。」

ファング「そうなのか!?」

伏龍「嘘教えるなー。」

そして、雑談は夜明けまで続いた。

 

 

 

…………

その頃、ヴレドラン達の基地にて………

 

 

マガツヴレドラン「くそ、これからどうする?」

ローブの男「どうする…とは?」

マガツヴレドラン「コーカサスビートルが倒された。あのズオズを超える力を持つズオズは存在しない。」

マガツヴレドラン「我々だけでは、いつかはジリ貧になって倒れる。」

ローブの男「ふん。その事か。ならば簡単だ。」

 

ローブの男「呼び出すのだ。我と同じ存在をな。」

するとローブの男は指パッチンする。

 

すると異空間から二人のローブの存在が現れる。

 

そして、その二人はローブを脱ぎ捨てる。

 

マグナブレドラン「私はマグナブレドラン。以後お見知り置きを…」

ムクロブレドラン「俺はムクロブレドラン。まあよろしくぅ…。」

 

マガツヴレドラン「ブレドランだと?我と同じ名を持つ者なのか…?」

 

マガツヴレドラン「で、では…お前は何者なのだ?」

ヴレドランは率直な疑問を述べる。

 

ローブの男「俺の名か?」

そして、ローブの男はローブを脱ぎ捨てた。

 

 

 

 

 

ヴラジラ「俺は救世の『律者』…ヴラジラだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はちょっと長くなるかも。

今回は遂にローブの男の正体が明らかに。


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第23話 「元素が消える日」

次回は最強フォーム…来るよ!


玄鳥「~♪」

玄鳥達は、復興が進んだ璃月の道を歩いていた。

 

数週間前にコーカサスビートルを無事に倒して、玄鳥は着実に力をつけていっていた。

 

 

 

 

 

…その日の夜。ムクロブレドランは璃月を歩いていた。

ムクロブレドラン「……」

 

目的はただ一つ。

 

ムクロブレドラン「む?」

ムクロブレドランが目にしたのは、旅人らしき人間だった。

 

ムクロブレドラン「ほう…その欲望…丁度いい。」

そしてムクロブレドランは、その旅人の元に向かった。

 

旅人「ふんふんふ〜ん♪」

ムクロブレドラン「おい。」

旅人「うおっ!?な、なんですか?」

ムクロブレドラン「その欲望…丁度いい…」

そして大きな鎌を手に取る。

 

 

旅人「な、何を…!ぐわああああああ………!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

刻晴「…」

刻晴は欲望のままにケーキを貪る。

フリーナ「気に入ったかい?それだったら嬉しいな。」

玲瓏「美味いな。」

マルク「僕は今、寿司が食べたいな。」

玲瓏「あ、いいな寿司。食いたいな。」

そんな二人の会話を聞かず、刻晴はケーキを食べ続ける。

マルク「……食べ過ぎでは?」

玲瓏「どうやら、仕事のし過ぎで何食べてなかったらしい。」

マルク「そう言うことか…。」

玲瓏「…今度、稲妻に行って本場を寿司を食べてみるか。」

マルク「いい提案だ。」

マルク「あ、そういえば、仕事って何を?」

伏龍「どうやら、最近昏睡者が増えてるらしいんだってさ。」

伏龍が何処からか出てくる。

マルク「昏睡者?」

伏龍「ああ、しかも共通点もあるらしいぜ。」

玲瓏「共通点?」

すると、刻晴はケーキを飲み込んで喋り始めた。

 

刻晴「襲われた人は全員、『神の目』を持っていたの。」

玲瓏「神の目を?」

玲瓏は驚く。

刻晴「しかも、襲われた人の神の目は殆どが壊されていたみたいよ。」

その事を聞いて、玲瓏は考える。

玲瓏「つまり…俺達も襲われる可能性があるのか?」

刻晴「おそらくね。」

玲瓏「だとしたら厄介だ。神の目を失った奴は、大体が記憶を失い、欲望が枯れると書物に書いてあったのを覚えてる。」

玲瓏達は、ひとまず休憩を優先する事にした……。

 

 

 

 

 

 

 

………

 

ファング「妙だ。」

ニィロウ「何が?」

二人はスメールに戻り、散歩に勤しんでいた。

ファング「コーカサスとの戦闘からもう一ヶ月経った。なのにズオズが一向に出てこない。

ニィロウ「それでいいじゃん。平和なのはいい事だよ?」

ファング「だといいんだが…」

そんな事を言っていると、向こうから悲鳴が聞こえてきた。

ファング「いくぞ!」

ニィロウ「うん!」

二人は急いで悲鳴の元に向かう。

 

二人がその元に向かうと、神の目を壊され、その場に倒れ伏す住人達がいた。

ファング「これは…」

ニィロウ「ひ、人が…」

ファングはすぐさま、倒れ伏す人の脈を測る。

しかし、既に息は無い。

ファング「駄目だ…既に死んでる…」

ニィロウ「そんな…」

すると、空から何かが浮遊してきた。

ムクロブレドラン「ほーん…お前がヴレドランの言っていた裏切り者か。」

ファング「ヴレドラン!?…いや、違うな?何者だ!」

ムクロブレドラン「私はムクロブレドラン。以後お見知り置きを…。」

そして、大きな鎌を手に持つムクロブレドラン。

そしてニィロウに向かって切り掛かった。

 

ファング「!」

ファングは怪人態となり、ニィロウを庇う。

ニィロウ「ファング!」

ファングズオズ「ぐっ…!」

ムクロブレドラン「ほう…怪人態になってまで、その小娘を守りたいのですね?」

ファングズオズ「お前には関係ない…!」

そして、ファングズオズは鎌を弾き、ブレドランに殴りかかる。

ファングズオズ「オラッ!」

何度も殴りかかるが、鎌で防御される。

しかし、ブレドランも攻撃後の隙を突いて、何度も攻撃を喰らわせる。

ファングズオズ「クソッ…なんで攻撃が効かないんだ…!」

ムクロブレドラン「ふん、簡単です。私には、律者の手助けや神の鍵の力があるんですよ?」

ブレドランはその力を見せつけるべく、鎌を何度もファングに切りつける。

ファングズオズ「ぐわぁ!」

そして転倒しながら地面を転がる。

ニィロウ「ファング!」

ファングズオズ「つ、強い…」

ムクロブレドラン「神の鍵も無しに…私に挑むとは…」

ファングズオズ「そんな物は本当の力では無い…!」

ファングは怪我を負いながらも、再び立ち上がる。

ファングズオズ「本当に強いのは…!」

そして立ち上がり、ブレドランに殴りかかる。

ファングズオズ「強いのは…!」

 

その猛攻でブレドランは少し下がる。

ムクロブレドラン(私が押されている…!?)

 

ファング「本当に強いのは…人の想いだッ!!」

 

そしてファングは渾身の一撃を叩き込み、ブレドランは地面に叩きつけられた。

 

ムクロブレドラン「ぐっ…!」

ファング「はあ…はあ…」

ファングは先程の一撃で全てを使い果たしたのか、その場に倒れ込む。

ニィロウ「ファング!」

ニィロウは心配そうにファングに近づく。

ムクロブレドラン「ふん…こいつらから欲望を感じない…無駄足だったか…」

ムクロブレドランは地面に沈み込んだ。

 

ニィロウ「……」

ニィロウはただそこに居座ることしか出来なかった。

 

 

 

 

……………

 

玲瓏「何!?ファングが!?」

伏龍「ヴレドランに似たパチモンにやられたんだと…しかもかなりボコボコにな…。」

玄鳥「ヴレドランと同等…いや、それ以上かもな…」

玲瓏達は、ファングの容体を心配していた。

伏龍「でも…神の目を破壊されなくてよかったな。」

玄鳥「ファングはズオズだから、神の目を破壊されても大丈夫だとは思うけど…心配だな」

玲瓏「ああ。それよりも、急いでそいつを探そう。神の目を破壊されるのは厄介過ぎる。」

玄鳥「ああ。十夜達にも声かける。」

玄鳥「行こうぜ伏龍!」

伏龍「おうよ!」

そして二人は往生堂から出て、調査に向かった。

 

玄鳥「何処にいやがる!出てきやがれ!」

すると、ブレドランが後ろから不意打ちを仕掛けてきた。

伏龍「危ねぇ!」

伏龍が玄鳥の服を掴んで避けさせる。

 

玄鳥「出やがったなヴレドランのパチモン!」

伏龍「昏睡事件の犯人は貴様だな!?」

ムクロブレドラン「私はムクロブレドラン。以後お見知り置きを?」

ブレドランは丁寧にお辞儀をして、鎌を構える。

 

玄鳥「あの鎌で昏睡者を作り出してたのか…!」

伏龍「油断するなよ!」

伏龍は弓を構えて、発射する。

ムクロブレドランはそれを軽々と弾き飛ばす。

その矢に乗じて炎の剣を構えて振り下ろす玄鳥。

ムクロブレドラン「無駄だ!」

鎌で玄鳥を弾き飛ばす。

その攻撃で玄鳥は伏龍にぶつかった。

 

伏龍「おい!」

玄鳥「悪い!」

ムクロブレドランは鎌を構えて二人に向かって歩き出した。

玄鳥「まずい…!」

ムクロブレドラン「貴様の欲望…まさか…」

ムクロブレドランは玄鳥を見て驚愕した。

 

玲瓏「させるか!」

玲瓏は雷元素を纏ったキックをブレドランにぶつける。

 

ムクロブレドラン「うおっ!」

ブレドランは転がり込んだ。

ムクロブレドラン「ほう…」

玲瓏「俺の友に触れるな。」

ムクロブレドラン「貴様の欲望…そこの童よりは低いが…丁度いい。」

ムクロブレドランは玲瓏に向かって走り出す。

 

玲瓏「護聖仙獣!頼むぞ!」

護聖天杖にヘッダーを装備して胸にエンブレムを装備する。

そして、剣形態にして切り掛かる。

ムクロブレドラン「無駄だ!」

ブレドランは玲瓏の隙を探して、切り掛かった。

玲瓏「うわっ!」

玲瓏は連続攻撃を受けて、吹き飛ばされる。

それと同時に、刻晴達も寄ってきた。

 

刻晴「玲瓏!」

ムクロブレドラン「ふむ…この童はあの小娘を大切にしているようだな…面白い。」

するとムクロブレドランは玲瓏から刻晴にターゲットを切り替えた。

甘雨「させません!」

胡桃「せやっ!」

二人の攻撃がブレドランに直撃するが、対して効かなかった。

ムクロブレドラン「小娘がッ!」

怒りで辺りに衝撃波を起こす。

甘雨「きゃあ!」

胡桃「うわっ!」

胡桃を受け止める玄鳥。

玄鳥「大丈夫か!?」

胡桃「うん…ありがとう…」

 

伏龍「まずい!」

甘雨「あの距離だと…刻晴に当たってしまいます!」

甘雨は弓を構えるが、刻晴に当たる位置に居るので撃てなかった。

ムクロブレドラン「さあ…終わりだ!」

そして鎌が振り下ろされた。

 

刻晴「ああ!」

 

刻晴は足がすくんで動けなかった。

 

刻晴(こんな…ところで…)

 

走馬灯が浮かぶ。

 

しかし……

 

玲瓏「させるか!」

玲瓏が刻晴の代わりに鎌の斬撃を受けてしまった。

すると、玲瓏の正面にゲートが開かれた。

刻晴「玲瓏ッ!」

玄鳥「何!?」

ムクロブレドラン「ほう。丁度いい。」

ブレドランはそのゲートを通って行った。

 

玲瓏「うっ…」

玲瓏は苦しそうにその場に倒れ込んだ。

刻晴「玲瓏!」

玄鳥「まさか…こうやって昏睡者を…!?」

甘雨「まずい…どうしましょう!?」

焦る一同。

すると伏龍が何かを閃く。

伏龍「そうだ…」

伏龍は、懐から超絶武装チェンジャーを取り出した。

伏龍「玄鳥!超絶武装チェンジャー貸してくれ!」

玄鳥「何か方法があるのか!?」

伏龍「俺もゲートに入って奴を追う!」

伏龍は武装チェンジャーのギアを回して、擬似的にゲートを開いた。

 

伏龍「とう!」

伏龍はゲートの中に入って行った。

 

 

 

…………………

 

 

 

 

 

 

 

伏龍「うおっ!」

伏龍はゲートの先を見た。

 

そこは暗い牢屋の中だった。

伏龍「これは…?」

ムクロブレドラン「心の中だ。」

伏龍「心の?」

伏龍はブレドランを見つける。

ムクロブレドラン「これは奴の心の中だ。こやつはいつも…このような感情を抱いていたのさ。」

伏龍「…あいつ…孤独だったのか…。」

伏龍は今までの伏龍の行動を思い返した。

ムクロブレドラン「こいつが抱く欲望は『孤独』…。その欲望こそ、私に相応しい…!」

伏龍「ふざけんな!そんな事させるかよ!」

伏龍は弓を持ち、そのまま殴りかかった。

ムクロブレドラン「ふん!ここを壊せば奴の心は破壊されるのだぞ?」

伏龍「何!?」

それを聞いて伏龍は手を止めてしまった。

ムクロブレドラン「だが…私は攻撃し放題だ!」

ムクロブレドランは鎌を伏龍に何度も切り刻んだ。

 

伏龍「おわぁっ!」

すると次元の狭間が現れた。

ブレドランは狭間に手を突っ込み、そこから神の目を取り出した。

伏龍「か、神の目!?」

ムクロブレドラン「奴の欲望だ。これを破壊すれば…こいつは二度と戦えない。」

伏龍「や、やめろぉ!」

伏龍はブレドランに向かって走り出す。

しかし、時既に遅かった。

 

ブレドランは玲瓏の神の目を破壊した。

すると重力が崩壊し、伏龍は吹き飛ばされた。

伏龍「ぐわああああ……!!」

 

 

 

 

 

 

 

……

玲瓏「うわあああ!!」

それと同時期に、玲瓏の左手の甲に付けられていた神の目はひび割れ、色を失ってしまった。

 

伏龍「うわっ!」

伏龍はゲートから吹き飛ばされる。

甘雨「伏龍さん!」

それと同時にブレドランも余裕そうに出てきた。

 

ムクロブレドラン「ついでにこれもプレゼント♪」

腕に謎のエネルギーを玲瓏に埋め込んだ。

 

玲瓏「ガッ…!」

ムクロブレドラン「崩壊エネルギーです。残った人生を優雅に楽しみなさい…ふふふ…フハハハハハハハハ!!」

ムクロブレドランは高笑いしながら、ゲートを通って帰還した。

 

 

刻晴「玲瓏…」

玲瓏「お、俺の…神の目を……」

 

 

 

 

玲瓏は元素を失った神の目の抜け殻を強く握りしめた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あーあ、神の目壊されちゃった。

玲瓏もう駄目だ。

しかし、彼はそれで止まる男なのだろうか?


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第24話 「断罪」

ご都合展開!?それもありだ!

人間舐めんな!



……次に玲瓏が目を覚ますと、そこは刻晴の部屋だった。

どうやら気絶していたらしい。

 

玲瓏「……」

玲瓏は起き上がり、自分の手に元素を解き放とうとした。

 

しかし……

 

玲瓏「…………くそっ」

神の目がないからか、元素は一切出なかった。

玲瓏「……壊されてしまったのか……神の目を……」

玲瓏は隣の棚にある壊れた神の目を手に取る。

神の目が壊されてしまったので、今では身代わりとしてしか使えないが……。

 

玲瓏「とりあえず……刻晴達に会いに行くか……」

玲瓏は服を着て、鏡を見る。

 

すると、顔に謎の赤い線が浮かび上がっていた。

玲瓏「……『崩壊』」

ムクロブレドランの言っていた、崩壊というのはこれなのだろうかと玲瓏は考える。

 

玲瓏「……」

玲瓏は服を着て、外に出ていった。

 

…………

しばらく歩いて、往生堂に来た。

胡桃「あ……玲瓏さん。」

胡桃が、不安そうな顔で玲瓏に近寄った。

玲瓏「胡桃堂主か、珍しいな。」

胡桃「うん。中で玄鳥達が話し合ってるから……」

玲瓏「分かった。」

玲瓏は往生堂に入っていった。

 

 

中に入ると、伏龍やマルク達が話し合っていた。

玲瓏「待たせたな。」

玄鳥「玲瓏、体は平気なのか?」

玲瓏「ああ。」

玲瓏は頭の包帯を取る。

伏龍「……ムクロブレドランは、現在フォンテーヌにいる事が分かった。」

伏龍「翼竜仙獣なら、数分で辿り着くはずだ。」

玲瓏「だったら今すぐ……!」

玲瓏がそう言うと、伏龍は玲瓏を殴り飛ばした。

玄鳥「!?」

玲瓏「な、何を……」

伏龍「元素も使えない癖に、行くつもりなのか?」

玲瓏「っ……しかし、奴を放っては置けない!」

伏龍「……」

伏龍は溜息を吐いて、ハッキリと言った。

伏龍「今のお前じゃブレドランは倒せない。今は体を休めて、ゆっくりと待て。」

そして伏龍は往生堂から出ていった。

玄鳥「おい伏龍!」

玄鳥と玲瓏に気まずい空気が流れる。

玲瓏「俺は……」

玄鳥「お前は悪くないよ。必ず一緒にブレドラン達を倒そうぜ。」

玄鳥は玲瓏の肩に手を置いて、笑顔で言った。

玄鳥「とりあえず、好きに過ごしてていいぜ!俺なんか買ってくる!」

そう言って玄鳥も出ていった。

玲瓏「……」

玲瓏は黙って往生堂から出ていった。

 

 

 

……

玲瓏「……」

玲瓏は璃月港を歩いていた。

戦う力も失われ、戦力外通告を受けた。

今、何をすればいいかも分からず、一人璃月を歩いていた。

 

玲瓏「こんなにも虚しいのか。」

そう呟く玲瓏。

そして、寝転がった。

玲瓏「……しかし、刻晴達が心配だ。」

玲瓏はそう呟いた。

やはり気になる。

しかし、行ったら死ぬかもしれない。

いや、死ぬつもりは一切無い。

玲瓏は覚悟を決める。

玲瓏「……少し女々しくなってたか…」

そして玲瓏は立ち上がり、狼仙獣を呼んだ。

玲瓏「おい!今すぐフォンテーヌまで連れてけ!」

狼仙獣はそれに応えて、玲瓏を乗せて、フォンテーヌまで駆けていった。

 

 

……………

 

その頃、玄鳥達はフォンテーヌまでやって来ていた。

玄鳥「本当に良かったのか?」

伏龍「あいつを連れて行っても足手纏いになっちまう。」

玄鳥「でもよ…あいつの性格考えてみろよ。」

伏龍「…………流石に来ない…よな?」

今進行形で来ているのである。

 

刻晴「…玲瓏が戦えない分。私が頑張らないと!」

玄鳥「刻晴。気張るのはいいが、無理するなよ。」

伏龍「そうそう。」

そんな事を言っていると、マルクが剣を握った。

マルク「来るぞ!」

すると、上から鎌が落ちて来た。

玄鳥「うおっ!」

全員それを回避すると、煙からブレドランが現れた。

ムクロブレドラン「ほう…来たのですか。」

刻晴「そうよ!玲瓏の為にも…ここであなたを倒す!」

ムクロブレドラン「倒す?愚かな。返り討ちにしてあげましょう!」

ブレドランは鎌を持ち、玄鳥達に衝撃波を放って来た。

玄鳥「行くぞ伏龍!」

伏龍「おう!」

護聖天杖を持ち、ディスクを回して、護聖形態になる二人。

 

玄鳥「せやっ!」

玄鳥が剣で斬りかかるが、鎌で受け止められた。

伏龍「隙を見せたな!?」

伏龍がすかさず三段チャージで狙い撃つ。

ムクロブレドラン「笑止!」

ムクロブレドランが玄鳥を伏龍に向けて投げ飛ばして来た。

玄鳥「嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

伏龍「は!?」

二人はぶつかり、チャージ矢もブレドランから大きく外れてしまった。

ムクロブレドラン「弱い。弱過ぎますよ!?これでは張り合いが無い!」

そして鎌を構えて、連続で切り掛かって来た。

胡桃「させない!」

甘雨「伏龍さん達を離して!」

二人が全然に出て、攻撃する。

ムクロブレドラン「無駄無駄無駄ァ!」

再び二人を胡桃達に投げ飛ばした。

 

甘雨「伏龍さん!」

甘雨達は伏龍達を受け止め、倒れ込んだ。

榊原十夜「喰らえ!」

マルク「はあ!」

二人が元素を纏ったキックを放つ。

ムクロブレドラン「むっ!」

ムクロブレドランはバリアを張り、それを防御した。

フリーナ「嘘!効かないなんて…!」

ムクロブレドラン「ハッハッハ!もはや元素使いに勝ち目など無いわ!」

高笑いして、鎌を地面に突き刺すブレドラン。

するとその刹那。地面から大量の棘が玄鳥達を突き刺し、大ダメージを負った。

甘雨「うぅ…」

榊原十夜「くそ…」

一同、地面に倒れ込む。

そして、ブレドランは刻晴のところに歩いて来た。

ムクロブレドラン「あなたを殺せば…あの男は深い絶望に沈む。」

ムクロブレドラン「だから…ここで死になさい!」

右腕にエネルギーを溜め込むブレドラン。

ゼロ距離からの攻撃なので回避しようにもできなかった。

伏龍「刻晴!」

甘雨「刻晴!」

玄鳥「刻晴!逃げろッ!」

刻晴(無理…ここからじゃ逃げられない…)

刻晴の左腕はブレドランによってホールドされている為、逃げようにも逃げられない。

刻晴「ここまでなんて…」

刻晴は涙を流す。

 

刻晴(ごめん…玲瓏…)

 

そしてゆっくりと目を閉じた。

 

………

 

玲瓏「させるか!」

空から、ブレドランを蹴り飛ばす玲瓏。

ムクロブレドラン「ぐおっ!?」

玄鳥「玲瓏!」

玲瓏「刻晴!」

玲瓏はすぐさま瀕死の刻晴に近寄る。

刻晴「玲瓏…やっぱり来てくれたのね…」

玲瓏「当然だ。お前や…みんなを放ってただ待ってるなんてできない。」

伏龍「…やっぱりあいつには敵わんな…」

伏龍「溜息を吐いて、そのまま気絶した。」

 

ムクロブレドラン「何しに来た?崩壊は既に貴様の体を蝕んでいる。命が惜しく無いのか?」

玲瓏「惜しくは無い。刻晴を守る事ができるなら…この命惜しくも無い!」

玲瓏はそう言って殴りかかる。

しかし、ブレドランの硬い装甲には効かなかった。

ムクロブレドラン「無駄だ!」

玲瓏「まだだ!」

玲瓏はバク転で後ろに下がり、再び殴る。

ムクロブレドラン「無駄だと言った筈だ!」

ブレドランは苛立ち、玲瓏を殴る。

玲瓏「ぐわっ!」

玲瓏は海辺に吹き飛ばされる。

玲瓏「うおお!!」

再び立ち上がり、ブレドランに連続で殴りかかった。

 

ムクロブレドラン「…何故だ…何故貴様はそこまで立ち上がる!」

玲瓏「これが…俺にできる唯一の事だ!」

玲瓏「たとえ元素を失おうと…俺は負けない!」

玲瓏の猛攻は止まらない。

そして、ブレドランは少し怯んだ。

 

玲瓏「おらぁ!」

ムクロブレドラン「何ッ!?」

渾身の一撃で、玲瓏は吹き飛ばされた。

玲瓏「よしっ…」

 

そして玲瓏はムクロブレドランに向かって歩く。

しかし…

 

玲瓏「!?」

玲瓏は突如倒れ出した。

玄鳥「な、なんだ!?」

ムクロブレドラン「ハッハッハ!崩壊現象が起きたようだな!」

玲瓏「崩壊現象…」

ムクロブレドラン「これで貴様はゾンビとなり、全てを破壊するのだ!フハハハハハハハハ!!」

玲瓏の体にある赤い線が徐々に多くなってゆく。

 

玲瓏「………」

ムクロブレドラン「どうした?絶望して声も出せぬか?」

ムクロブレドランは倒れ伏したまま動かない玲瓏に鎌を向ける。

ムクロブレドラン「ならば…その命を…神に捧げよッ!」

そして鎌が振り下ろされる…

 

玲瓏(俺は諦めない…)

玲瓏(命ある限り…)

 

玲瓏から一粒の涙が零れ落ち、それが壊れた神の目に当たった。

 

 

すると…

 

ムクロブレドラン「何ッ!?」

玄鳥達「!?」

玲瓏の神の目が突如として眩い光を照らし出した。

玲瓏「これは…!?」

その光が神の目に収束されていく。

玲瓏はその神の目を見ると、外枠は白銀の色になり、エンブレムはそのままに、宝玉は虹色に輝いていた。

甘雨「一体何が…?」

玄鳥「甘雨は知らないのか?」

甘雨「は、はい…私も初めて見ました。」

 

玲瓏「神の目が…」

玲瓏はその全く別物になった神の目を、元の位置である左手の甲に取り付けた。

すると、再び光が辺りを包んだ。

 

ムクロブレドラン「ぐおおおおお!?」

ブレドランはその光で吹き飛ばされた。

 

 

 

 

次の瞬間。

玲瓏は謎の空間に飛ばされる。

玲瓏「ここは…?」

辺りを散策する玲瓏。

すると……

目の前に、謎の龍が居た。

 

玲瓏「なんだこいつ!?」

それは黄金の体に、背中に巨大なパーツを持った龍だった。

玲瓏「お、お前は?」

???「我はバハムート・烈。」

玲瓏「バハムート…」

烈「我は…ずっと前から貴様を見ていたぞ。」

玲瓏「は?」

バハムート烈は言う。

烈「我は神に敗れ、神の目の中に封印された。」

烈「貴様が受け取った神の目の中にな。」

玲瓏「そうなのか…」

烈「隙を見て体を乗っ取ってやろうと思ったが…」

烈「お前の戦う姿に魅了され…いつしか貴様に興味を持ったのだ。」

玲瓏「つまり…お前はずっと俺を見ていたのか。」

烈「ああ。そして…今、我の役目はここで終わる。」

そう言ってバハムート烈は玲瓏の周りを飛び回る。

烈「我の力を、其方に託そう。」

玲瓏「俺に力をくれるのか。」

玲瓏「だったら…俺に力を貸してくれ…!」

烈「いいだろう。我が貴様の"希望"になってやる!」

そして烈は玲瓏の中に入って行った。

 

 

………

 

現実空間。

玲瓏の中からバハムートが飛び出して来た。

ムクロブレドラン「!?」

玄鳥「龍!?」

 

そしてバハムートは、宇宙空間にたどり着く。

 

バハムートはビットを飛ばして作ったフィールドを展開し、月に向けてブレスを放った。

そのブレスは瞬く間にフィールドにチャージされていき、そして月から巨大な極太の砲撃を放った。

 

 

 

 

玲瓏はそれを感じ取り、左腕を高く伸ばした。

ムクロブレドラン「貴様何を…!?」

すると…

 

宇宙からの砲撃が玲瓏に直撃する。

その余波は、付近の海を蒸発させる程だった。

ブレドランも余波で吹き飛ばされた。

 

ムクロブレドラン「何が起こったというのだ…!?」

煙が辺りに充満し、玲瓏の姿は見えない。

 

ムクロブレドラン「何処にいる!?姿を現せ!」

ムクロブレドランは辺りを見回す。

苛立ちで鎌を振り回している。

 

「ここだ。」

すると煙の中から玲瓏が出てくる。」

ムクロブレドラン「そこに居たか!今すぐ潰して…」

玲瓏の姿が現れるや否や、ブレドランの顔は青ざめる。

ムクロブレドラン「そ、その姿は…!?」

玲瓏が姿を現す。

前の玲瓏の服装とは全く違っていた。

 

ムクロブレドラン「まさか…覚醒したのか!?『律者』に!?」

玲瓏「どうやら…そのようだな。」

玲瓏は空間の狭間を壊して、そこから剣を取り出した。

ムクロブレドラン「何!?」

そして、大剣をムクロブレドランに向ける。

 

玲瓏「……今こそ、『断罪』の刻だ。」

そして、一気に走り出していく。

玲瓏「はあ!」

凄まじい速度で斬り裂く玲瓏。

ムクロブレドラン「ぐわぁぁ!」

玲瓏「いつもより力が高まってる…」

玲瓏は自分の体をよく見てみた。

すると、装飾は赤く光っていた。

玲瓏「……?」

すると、玲瓏は頭の中に閃いた。

玲瓏「『スタイルチェンジ』…そうか!」

玲瓏は天叢雲剣を空間の狭間に入れて、別の剣を取り出した。

それは『天羽々斬』。それを回転させながらブレドランに放つ。

その時、装飾は緑に光っていた。

玲瓏「なるほど…スタイルの違いで戦闘スタイルと武器が変わるのか…」

玲瓏は理解しながら、剣を投げ飛ばす。

ブレドランはそれを易々と回避する。

玲瓏「ハアッ!」

玲瓏は手を伸ばして、ブラックホールを連続でブレドランに投げつけた。

ムクロブレドラン「ぐわぁぁぁあ!」

 

玄鳥「すげぇ!」

ムクロブレドラン「小癪な!」

ブレドランは姿を消す。

玲瓏「!」

玲瓏は何かを察知して、玄鳥に向かって叫ぶ。

玲瓏「玄鳥!横に避けろ!」

玄鳥「え?…お、おう!」

玄鳥は言う通りに横に避ける。

すると、ムクロブレドランはの鎌が振り下ろされていた。

ムクロブレドラン「な、何故!?」

玲瓏「詠んだのさ。未来を!」

そして玲瓏は瞬間移動の如きスピードでムクロブレドランを連続で切りつけた。

ムクロブレドラン「ぐわあああ!!」

玄鳥「やるぅ!」

 

玲瓏「次はこれだ!」

武器を放り投げて、玲瓏は別の力を使う。

すると装飾は紫色に戻り、一瞬でブレドランに近づいた。

ムクロブレドラン「なっ!?」

玲瓏「はあっ!」

玲瓏は『布都御魂』で切り裂く。

ムクロブレドラン「ぐおっ!?」

玲瓏「オラオラオラァ!」

一瞬でムクロブレドランを切り裂いていく玲瓏。

その速さは光の速度と同等だった。

そして玲瓏は三本の剣をムクロブレドランに突き刺さった。

ムクロブレドラン「ぐわっ…!」

 

玲瓏「トドメと行こう。」

玲瓏はテクニカルスタイルに変わり、パンチと蹴りを交互に繰り返してゆく。

玲瓏「そらっ!」

そして三つの剣を蹴り飛ばし、空に飛び上がって剣を蹴り落とした。

そして脳天に三つの剣が突き刺さったブレドラン。

 

次にスピードスタイルとなり、ムクロブレドランの周りに玲瓏の残像が浮かび上がった。

ムクロブレドラン「何!?」

その瞬間。残像がムクロブレドランにぶつかり装甲がボコボコになった。

玲瓏「はあ!」

ムクロブレドランの後ろから蹴りかかる。

そして、亜光速で走り抜き、そしてパワースタイルとなり、力強く回り蹴りを放った。

ムクロブレドラン「ぐわああああ!!」

ムクロブレドランはその攻撃で爆散した。

 

……………

 

 

 

ムクロブレドラン「!」

ムクロブレドランは目を開けると謎の空間に居た。

ムクロブレドラン「ここは?」

ムクロブレドランは辺りを見回す。

玲瓏「ここは虚数空間だ。」

すると何処からか玲瓏が出てくる。

ムクロブレドラン「虚数空間?」

玲瓏「お前は今、ここで自身のサイクルを見ているんだ。」

ムクロブレドラン「サ…サイクル?」

玲瓏「見てみな。」

すると玲瓏はムクロブレドランの頭を掴んだ。

ムクロブレドラン「!?」

するとそこに映し出されていたのは、自身が色々な形で絶命する映像だった。

 

炎の剣により炎上しながら死亡、氷剣を体全体に刺され死亡、重力に押しつぶされて死亡など…

様々な死亡シーンを見せられていた。

 

ムクロブレドラン「こ、これは一体…!?」

玲瓏「『輪廻』さ。」

ムクロブレドラン「輪廻!?」

玲瓏「そう。お前は今理解できないだろうが、お前は、生まれては死んでを繰り返しているのさ。」

ムクロブレドラン「な、何!?」

玲瓏「そう。この瞬間も、お前は俺達と戦って死んでるのさ。」

ムクロブレドランはその出来事に驚愕した。

 

つまり、この世界に誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し誕生しては死んでは繰り返し誕生しては繰り返し………

 

ムクロブレドラン「うわああああああ!!!」

ブレドランは頭を抱え、発狂した。

玲瓏「恐怖しろ。そして慄け… 一切の情け容赦無く、一木一草尽く…貴様を討ち滅ぼす者の名は…

 

断罪の『律者』…玲瓏だ!」

 

そして玲瓏は足に赤い雷を纏い、そしてブレドランを蹴り飛ばした。

ムクロブレドラン「ぐわああああああ!!」

ムクロブレドランの体中に赤い線が大量に現れ、そしてバラバラに砕けた。

 

……………

玲瓏「………」

玲瓏は虚数空間から出て、現実世界に実体化した。

 

すると、後ろから刻晴が近寄ってきた。

刻晴「玲瓏!」

玲瓏「刻晴!」

玲瓏は刻晴に抱きついた。

玲瓏「……ただいま。」

刻晴「…おかえり…。」

玄鳥も興奮した目つきで近寄ってきた。

玄鳥「なんだよそれぇ!?すげぇカッケェぜ!」

伏龍「ああ。強そうだしな。」

玲瓏「…そうさ。ま、そうだな。今でも体から力が湧き上がってくるんだ。」

玲瓏は自分の手を見つめる。

マルク「凄い…オーラが違い過ぎる…」

フリーナ「なんだか…神みたいだ。」

玲瓏「………とりあえず、帰ろう。今日は疲れた。」

玄鳥「おう!」

そして、玲瓏達は璃月に戻った。

 

 

 

 

 

 

……………

 

マグナブレドラン「ムクロブレドランがやられただと!?」

ヴラジラ「そうだ。律者となった者が居るらしい。」

マガツヴレドラン「やはり律者になった者が出てしまったか…」

マガツヴレドラン「崩壊エネルギーを侵食させたのが仇となったか。」

マグナブレドラン「しかし…崩壊エネルギーが便利なのは事実。次はそうはいかん。」

マグナブレドラン「我が出る。」

 

そしてマグナブレドランはマントを回して、消えていった……

 

ヴラジラ「律者が現れるとは…これは非常に困った事になったな…」

ヴラジラはグラスを空に掲げた。

ヴラジラ「眠りたまえムクロよ。お前は良き部下だった…」

 

そのグラスは、まるでムクロブレドランを弔うかのようだった……

 




断罪の律者・玲瓏
能力:スタイルチェンジ、輪廻管理、亜光速移動、未来予知、虚数空間生成

進化した神の目を装備し、崩壊エネルギーを我がものにした玲瓏の最強形態。
元々持っていた雷は赤くなっている。もしかして:ミラルーツ
戦闘スタイルを変えることができ、それによって使用武器や装飾の色も変わる。
更に、ブラックホール生成や未来予知なども可能。
輪廻を管理し、全ての生命の永遠のサイクル、生、死、再生を操作できる。
スタイル一覧
パワースタイル:装飾の色は赤。かなりの攻撃力と防御力を有する。使用武器は天叢雲剣。
スピードスタイル:装飾の色は紫。亜光速の速度で移動ができる。使用武器は布都御魂。
テクニカルスタイル:装飾の色は緑。他スタイルよりも柔軟に動く事が出来る。使用武器は天羽々斬。


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第25話 「審判の扉」

今更のメインキャラの年齢詳細

玄鳥 16歳
胡桃 16歳
玲瓏 18歳
刻晴 17歳
伏龍 3014歳
甘雨 3001歳
榊原十夜 17歳
宵宮 17歳
ファング 1歳
ニィロウ 16歳
マルク 700歳
フリーナ 514歳


玲瓏「ふんっ!」

ガキンという音が鳴り響く。

玄鳥「お、おい嘘だろ?」

そして音を立てて刀の上部分に折れていた。

それをマリクは拾う。

 

マリク「……まさか天目影打が折られるとは…」

玲瓏「なんだろうな。これでもまだ全力じゃないんだ。」

玄鳥「嘘だろ?」

玄鳥はドン引きする。あの力でまだ全力では無いらしい。

玲瓏「なんだかな…律者の力が体に慣れてないんだと思う。それはまだ1%しか出せてない。」

玄鳥「い、1%しかぁぁぁ!?」

玄鳥はびっくりしながら空に飛んだ。

 

マルク「これはいいな。今は君が最高戦力だ。」

玲瓏「そうか?ありがとう。」

伏龍「いいなぁ…俺も律者になりてぇなぁ…」

玲瓏「そう簡単になれるもんじゃない。なんか色々な手順をだな…」

 

すると、向こうで地震が起きたのを玲瓏は見た。

 

玲瓏「地震が起きる!行くぞ!」

玄鳥「未来予知のお陰か!」

玄鳥達は、急いで玲瓏の元に走って行った。

 

 

そこに行くと、マルクとファングと十夜が戦っていた。

マルク「うおおおお!熱気踏破ッ!」

榊原十夜「熱気爆発!」

ファング「過激気ッ!!」

三人「うおおおおお!!!」

そこには熱気で地面が震えていた。

玲瓏「地震の原因はこれだったのか。」

すると玲瓏は、倒れた木に腰掛けているフリーナ達を見かけた。

玲瓏「何してるんだ?」

フリーナ「特訓だって。」

フリーナはいつもの高貴な服では無く、タンクトップに半ズボンと今の冬だとかなり寒そうである。

伏龍「さ、寒くないのか?」

フリーナ「全然大丈夫。ほら。」

フリーナは温度計を見せる。

すると、驚愕の80℃を超えてきた。

 

伏龍「あっつ!?なんだこれ!?」

フリーナ「なんだかマルク達が新しい力を手に入れる為に修行中なんだって。」

宵宮「そろそろ終わると思うけどな…」

ニィロウ「うん。3日前からずっと修行してるんだって。」

伏龍「三日間…」

すると…

 

三人「はあっ!」

どうやら終わったようだ。

榊原十夜「ふう…」

十夜達の髪は白く変色していた。

フリーナ「おお!凄いね!」

マルク「ああ。これで、玲瓏達に少し近づけたかな。」

玲瓏「ふん。」

玲瓏はそっぽむいた。

玲瓏「!?」

すると新しい未来を予知した。

玲瓏「新しいブレドランが来る…行くぞ!」

玄鳥「おう!」

そして玲瓏達は望舒旅館に向かっていた。

 

辺りの草原は氷の柱や、隕石が落ちたかのようなクレーターができていた。

そこに少年が倒れていた。

伏龍「!……魈!」

それは降魔大聖の魈だった。

大怪我を負って気絶している。

魈「うっ…」

伏龍「くそっ…」

伏龍は魈が倒れている、少し横に刺さっている槍を手に取った。

伏龍「ちょっと借りるぜ。」

玄鳥「伏龍。」

伏龍「ああ。行こうぜ!」

そして草原を走って行った。

 

 

甘雨「はあ…はあ…」

甘雨が血だらけで氷柱を支えに立っていた。

伏龍「甘雨!」

伏龍が甘雨に近寄る。

玲瓏「大丈夫か!?」

玄鳥「ひでぇ怪我だ!」

甘雨は息絶え絶えで喋る。

甘雨「伏龍…さん…ここは…逃げ…」

そう言うと甘雨は気絶してしまった。

伏龍「甘雨!」

榊原十夜「急いで医者に見せるぞ!」

そして伏龍達は甘雨を担いで急いで望舒旅館に向かった。

 

 

………

魈「…………」

魈は怪我が酷すぎた為に全身包帯ぐるぐる巻きだった。

甘雨「あ、ありがとうございます…」

伏龍「何があったんだよ…」

甘雨は状況を説明した。

 

 

…………

甘雨『…ふう…』

魈『油断はするな。』

甘雨は魈と共に、草原のヒルチャールを倒していた。

すると、地面に氷柱が落ちてくる。

甘雨『!?』

魈『!』

魈は、甘雨に落ちてくる氷柱を壊す。

魈『何者だ!?』

すると、地面から何者かが出てきた。

マグナブレドラン『おいおいおいおい。荒らそうと思ってたのに…邪魔すんなよ!』

甘雨「ブレドラン…!?倒した筈じゃ…』

マグナブレドラン『ムクロブレドランの事か…あいつはいい奴だったよ。』

甘雨『まさか…別のブレドラン!?』

魈『何の事だ!?』

魈は状況が理解できずに困っていた。

それもその筈、魈はブレドランの話や甘雨達の体験を聞いていないからだ。

マグナブレドラン『まあいい。俺はマグナブレドラン。よろしく。』

甘雨はそれを聞いた後、すぐさま弓を引く。

魈『!?消えた!?』

マグナブレドラン『後ろだ!』

魈が後ろを向く。

すると、不思議な事が起こった。

魈は一瞬にして全身に傷を負った。

魈『ガハッ!……』

そしてその場に倒れ込んだ。

甘雨『一体何が…』

マグナブレドラン『時を止めたのさ。』

甘雨『え!?』

その言葉と共に、甘雨の視界は暗転した。

………

 

甘雨「………と言う事です。」

それを聞いて、伏龍は震える。

甘雨「伏龍さん?」

伏龍「許せぇぇぇん!俺の甘雨を傷つけやがって!絶対ぶっ殺してやる!」

そして伏龍は走って出て行った。

甘雨「ふ、伏龍さん!?」

 

 

伏龍は、旅館の外に出る。

玲瓏「伏龍!」

玲瓏達も寄ってくる。

玄鳥「一人で行くつもりなのか?」

伏龍「…ああ。甘雨の仇を取るんだ。」

玄鳥「だったら俺たちも行くぜ。甘雨は俺たちの仲間なんだ!」

伏龍「うん。行こう!」

榊原十夜「玲瓏。何処にいるか分かるか?」

玲瓏「…無妄の丘に居るそうだ。」

玄鳥「了解!無妄の丘だな?」

伏龍「よし!行こうぜ!」

そして伏龍達は急いで無妄の丘に走って行った。

 

 

マグナブレドラン「あーあ…つまんねぇ。」

マグナブレドランは死体の山に座っていた。

これは全てブレドランが殺した人間や動物の死体だった。

伏龍「おいてめぇ!」

伏龍は三段チャージの矢を放つ。

マグナブレドラン「ああん?」

伏龍「甘雨の仇は取らせてもらうぜ!」

マグナブレドラン「ああ!お前達がヴラジラの言ってた奴らか。」

玄鳥「ヴラジラ…?」

マグナブレドラン「今はいいや。ここで死ね!」

するとブレドランは後ろに回る。

玲瓏「チッ!」

玲瓏は後ろからの攻撃を剣でガードした。

玲瓏「見えないと思ったか?」

マグナブレドラン「ほう…お前が律者か…」

玲瓏「そう。断罪の律者だ。」

マルクが後ろから切り掛かる。

玲瓏はスピードスタイルになり、マグナブレドランの正面から殴りかかる。

マグナブレドラン「ふっ!」

ブレドランは手を向けた。

 

 

玲瓏「!?」

すると、一瞬でブレドランが消えた。

マルク「消えた!?」

玲瓏「いや、違う!」

玲瓏はマグナブレドランの方向を見る。

玲瓏「時を止めているのか!?」

マグナブレドラン「正解!流石にバレちゃったかぁ…」

伏龍「時を止めるのか…厄介だな。」

玄鳥「燃やせばいい話だ!」

そして玄鳥は炎の剣を抜いて回る。

マグナブレドラン「無駄だ!」

ブレドランは時を止めて、玄鳥の後ろに回る。

玄鳥「!」

後ろからの攻撃を玄鳥は防御する。

マグナブレドラン「おいおい…受け止めるのかよ。」

玄鳥「おらっ!」

玲瓏「はああ…!」

玲瓏は雷撃で殴り飛ばす。

マグナブレドラン「懐がガラ空きだぞぉ!?」

ブレドランは隙をついた攻撃を玲瓏は間に受けた。

 

玲瓏「ぐわあぁ!」

玲瓏はその場に転がり込んだ。

伏龍は玲瓏に近寄る。

玄鳥「おいおい。律者って無敵じゃないのかよ!?」

玲瓏「俺の場合…スピードとパワーとテクニックだ。防御力なんてある訳ないだろ!!」

玲瓏は逆ギレした。

マグナブレドラン「さて…そろそろ退屈だ。終わらせてやる。」

すると、マグナブレドランは力を溜め込んだ。

伏龍「何だ!?」

玲瓏「なんかやばそうだぜ…?」

玄鳥「構えろ!」

そしてブレドランは力を溜めている。すると、後ろから攻撃が飛んできた。

 

宵宮「させへんで!」

甘雨「伏龍さん!」

伏龍「甘雨!」

マルク「来てくれたのか。」

甘雨は弓を引いて攻撃を続ける。

それにブレドランは怒った。

マグナブレドラン「クソッ…邪魔しやがって…まずはお前から仕留めてやるぜ!」

マグナブレドランは甘雨に標的を定め、手に光弾を作り出した。

 

玲瓏「あれは…?」

玲瓏は未来を予知する。

玲瓏「……!まずい!あの光弾には崩壊エネルギーがっ…!」

玲瓏「…何!?」

玲瓏は立ちあがろうとするが、手足が謎のオーラで拘束された。

玲瓏「なっ!?」

マガツヴレドラン「させるものか。」

玄鳥「ヴレドラン!」

玄鳥は近づくヴレドランに切り掛かる。

マガツヴレドラン「どれ程成長したか…!見せてもらおうか!」

マガツヴレドランも肉弾戦に持ち込んだ。

 

伏龍「させるか!」

伏龍は何とか立ち上がり、走った。

その元は、甘雨のところだった。

伏龍「させるかぁぁぁ!!」

マグナブレドラン「ちっ!」

伏龍はマグナブレドランの元に立ち、矢を胸部に突き刺した。

マグナブレドラン「だが!」

 

しかし、時すでに遅く。マグナブレドランの光弾が伏龍の胸部に命中した。

伏龍「ぐっ……!!」

その光弾を受けて、伏龍はその場に倒れ伏してしまった。

マグナブレドラン「………チッ…油断した。」

マガツヴレドラン「マグナブレドランよ。ヴラジラが呼んでいるぞ。」

マグナブレドラン「…………チッ!」

そしてヴレドラン達はその場は撤退した。

 

そして面々は、伏龍の元に急ぐ。

玄鳥「おい伏龍!」

玄鳥は伏龍に話しかける。

しかし反応なし。

玲瓏「………」

玲瓏は未来を見て驚愕している。

マルク「まさか…」

マルクは伏龍の脈を確認する。

マルク「動いてない…心臓も…」

玄鳥「まさか…」

甘雨「し…死んだ…?」

甘雨が伏龍のそばに近づき、静かにそう呟いた。

玄鳥「おい!冗談だろ!?玲瓏!」

玄鳥は胸ぐらを掴む。

玲瓏「未来を見た…だが…」

玄鳥「………」

玄鳥は察知して、胸ぐらから手を離した。

 

甘雨「そんな…伏龍さん…そんな…」

甘雨はその場に倒れ、涙目になる。

 

甘雨「なんで…なんでぇ!」

 

 

 

この日は、雨がいつもより多く降っていた。




し、死んだ…


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第26話 「久遠の裁き」

今こそ無念を晴らす時


玄鳥「…………」

玲瓏「………」

 

二人は黙りながら椅子に座っていた。

先の戦いで伏龍が命を落としたからだ。

 

玄鳥「…甘雨は?」

玲瓏「部屋に篭りきってる。相当トラウマになったと思う。」

玄鳥「そっか……これからどうするよ?」

玲瓏「俺はブレドランを倒したい。だが…伏龍を生き返らせたいとも思ってる。」

玲瓏は懐から宝玉を取り出した。

玄鳥「何それ?」

玲瓏は言った。

 

玲瓏「これは『進化の秘法』。古の時代に…『地獄の帝王』が使っていた物だ。」

玲瓏「鍾離達四人の神から…この秘法に力を込めさせてもらった。」

玄鳥「つまり…伏龍は生き返るかもしれないって事か?」

玲瓏「ああ。今、こいつの体は崩壊エネルギーに汚染されてる状態にある。これは、それを抑制する為の物でもある。」

玲瓏は、進化の秘法を浮かべる。

玲瓏「だが…これではまだ汚染をどうにかするだけに過ぎない。」

玲瓏「だから、お前の力が必要なんだ。」

玄鳥「"炎の剣"だな?」

玲瓏「理解が早くて済む。」

マルク「どうだい?様子は?」

マルク達が部屋に入ってきた。

玲瓏「伏龍復活の計画を立ててるんだ。」

榊原十夜「なら俺達も力を貸すぜ。」

ファング「何処まで力になれるかは分からないが…」

玲瓏「助かる。」

 

玲瓏は進化の秘法を前に出す。

玄鳥も、炎の剣を手に取る。

そして三人も秘法に過激気を込めた。

秘法はエネルギーを集めていき、そして変色した。

 

進化の秘法は、虹色に輝いていた。

 

玲瓏「成功だな。」

玄鳥「後はどうすんだ?」

玄鳥は玲瓏に聞く。

玲瓏「これを伏龍に取り込ませる。」

ファング「伏龍の鋼龍の力はどうするんだ?」

玲瓏「それはこいつの潜在能力に賭けるしかないな。」

 

すると、ファングは何かを感じ取った。

玲瓏「モタモタしてる場合じゃないな。」

玲瓏は伏龍に進化の秘法を取り込ませた。

すると、伏龍の全身の赤い戦は消えていった。

玲瓏「行くぞ!」

そして玲瓏達は部屋を出ていった。

 

 

 

 

 

 

……………

 

伏龍「………?」

伏龍は闇の中で目を覚ました。

伏龍「ここは?」

伏龍は辺りを見回す。

そこは暗い闇の中だった。

伏龍「俺…確か死んだよな?もしかして地獄?」

伏龍は地獄だと考えていた。

しかし、向こうから寒気を感じた。

 

伏龍「………」

とりあえず寒気のする方に向かう伏龍。

すると、風が吹いているのも感じた。

伏龍「?」

伏龍は向こうに走っていった。

すると向こうに何か銀色の龍が見えた。

伏龍「あれは…!」

それは、かつて自分を育ててくれた父だった。

 

伏龍「親父!」

父「久しぶりだな。」

伏龍「なんでここに…?死んだんじゃなかったのか?」

父「確かに死んだ。だが、死んでからは、ずっと進化の秘法の中に籠っていたのだ。」

伏龍「?」

父「今、お前の仲間達が、お前を復活させる為に頑張っていたのだぞ?」

伏龍は驚く。

伏龍「玲瓏達が?」

父「ああ。」

父は翼を羽ばたかせる。

父「俺の体は既に尽きた。だが、その強靭な力をお前に授ける時が来たようだ。」

伏龍「力を?」

 

父「そうだ。風、氷、龍の力を授け、俺は消えよう。」

伏龍「そっか。」

そして伏龍は手を伸ばす。

すると鋼龍は咆哮し、伏龍に飛んできた。

伏龍「!」

 

 

そして伏龍は目を覚ました。

伏龍「ッ!」

伏龍はベッドから起き上がる。

 

そして窓の方を見つめる伏龍。

伏龍「行かないとな。」

 

……

 

刻晴「……」

刻晴が甘雨の部屋のドアを叩く。

刻晴「…甘雨…?居る?」

………反応は無し。鍵もかかっていて開かない。

刻晴「…ご飯…ここに置いておくわね…」

刻晴は床に食器を置いて、去っていった。

 

……甘雨は暗い部屋の中、体育座りをしていた。

窓とカーテンも閉めて、机の上の書類も辺りに散らかっている。

 

甘雨「………」

甘雨は涙を流して、うずくまっていた。

 

甘雨(何も考えられない…考えたくも無い。)

甘雨は伏龍を失った悲しみで、精神を病んでいた。

それを表すかのように、左首には刃物で切ったかのような傷跡もあった。

 

甘雨「私はどうすればいいんでしょうか…」

甘雨「教えてください…伏龍さん…」

そして再び塞ぎ込んでしまった。

 

 

 

……………

 

 

 

 

マグナブレドラン「ハハハ!破壊だ!ハカイだ!破壊だ!」

マグナブレドランが稲妻を荒らしていた。

宵宮「させへんで!」

榊原十夜「オラッ!」

十夜のドロップキックを軽々と受け止めるブレドラン。

マグナブレドラン「ふん!」

榊原十夜「うわっ!」

投げられて壁に激突する十夜。

宵宮は十夜に近づく。

榊原十夜「宵宮!」

十夜は地面を殴って砂煙を起こす。

マグナブレドラン「何ッ」

煙を払うと、十夜が剣を投げつけた。

マグナブレドラン「ふんっ!」

ブレドランはその剣を叩き折った。

榊原十夜「クソッ!」

マグナブレドラン「む?」

ブレドランが空を見上げると、雷が降ってくる。

マグナブレドラン「雷電将軍か…相手に不足はあるまい。」

雷電将軍「…」

雷電将軍は夢想の一太刀を引き抜いた。

榊原十夜「雷電将軍…」

すると、雷電将軍は夢想の一太刀を十夜に向かって投げつけた。

榊原十夜「!?」

十夜は夢想の一太刀を手に取る。

雷電将軍「……」

雷電将軍は暫く十夜を見つめた後、消えていった。

 

榊原十夜「………」

夢想の一太刀を見つめる十夜。

榊原十夜「宵宮。行くぞ!」

宵宮「やな!」

宵宮は弓を引く。

そして十夜は夢想の一太刀を構えて走る。

その速力はいつもより早い。

榊原十夜「うおおおっ!」

マグナブレドラン「ぐおっ!」

ブレドランは怯む。

 

マルク「カオスコントロール!」

フリーナ「宵宮ー!」

空からワープで来るマルク達。

マルク「それは…?」

榊原十夜「夢想の一太刀。雷電将軍からの、ちょっとした贈り物さ。」

マルク「神の気まぐれか…何故君かは知らないが…今はいいだろう。」

そして二人は剣を構え走り出す。

マグナブレドラン「無駄だ!」

玲瓏「どうかな!?」

玲瓏がブレドランの真正面に現れて回し蹴りを放った。

 

その一撃でクレーターを作る。

マグナブレドラン「チィ!」

玲瓏「大丈夫か?」

榊原十夜「ああ。」

ファング「はあ!」

ファングはバク転しながら殴りかかった。

ニィロウも走ってきた。

ニィロウ「はあ…ファングちょっと早いよ…」

ファング「悪い。」

マグナブレドラン「チッ!状況がどんどん悪く…」

玄鳥「オラァ!」

胡桃「えーい!」

二人のオーバーヘッドキックで更に吹き飛ばされるブレドラン。

マグナブレドラン「貴様らぁ…!」

 

玄鳥「へっ、時間稼ぎはしてやったからな。」

玄鳥達は、どける。すると、奥から何者かが歩いてきた。

マグナブレドラン「何!?」

伏龍「よう。」

それは、かつてブレドランが殺した筈の伏龍だった。

 

伏龍「殺したと思ってたか?残念だったな。」

マグナブレドラン「チッ…!なら…また殺してやる!」

伏龍「悪いがもう死ぬつもりは無い。」

そして伏龍は、頭の包帯を外す。

伏龍「この力…試させてもらうぜ。」

そして伏龍は力を溜め、辺りは嵐と吹雪が吹き荒れる。

 

マグナブレドラン「何!?」

伏龍「画竜点睛ッ!」

吹き荒れる吹雪と嵐は伏龍を包んでいった。

ニィロウ「か、風が…強い!」

玲瓏「吹き飛ばされるなよッ!?」

マグナブレドラン「な、何が現れるのだ!?」

伏龍「うおおおおおおおお!!りゃ!!」

嵐を斬り裂くと、そこから姿が変わった伏龍が現れた。

玲瓏「あれは…!」

伏龍「俺は…久遠の律者ッ!」

 

玄鳥「久遠の…」

胡桃「律者…!」

 

マグナブレドラン「馬鹿なッ!?」

伏龍「じゃ、今までの仕返しをさせてもらうぜ!」

そして伏龍は走り出していく。

伏龍「せやっ!」

マグナブレドラン「ぐおっ!」

一撃のパンチが重く、ブレドランは肩の装甲を破壊される。

マグナブレドラン「ちぃ!またやられたいか!」

ブレドランはビームを連射する。

しかし、伏龍はその攻撃を受けてもびくともしていない。

 

マグナブレドラン「!?」

伏龍「無敵なのさ!ハア!」

伏龍は風を巻き起こして、アッパーを放つ。

その余波でマグナブレドランは宇宙に飛ばされた。

玄鳥「お、おい。何処行ったんだ!?」

玲瓏「恐らくさっきの攻撃で宇宙まで行ったんだろう。」

伏龍「ここは任せてくれ!」

伏龍は足に風を纏わせて、高くジャンプしていった。

 

 

 

 

 

 

…………

マグナブレドラン「ここは…宇宙空間!?」

伏龍「だな。そして、ここがお前の死に場所だ!」

伏龍は辺りを飛んで矢を連続で撃つ。

マグナブレドラン「ぐ、ぐわっ!」

伏龍「せやっ!」

風の刃が、ブレドランを襲う。

そして伏龍は氷を全身に纏う。

伏龍「さて…そろそろ本気出しちゃいますか!」

伏龍は足に風と氷と竜の元素を纏う。

伏龍「うおおおおおお…オラァァァァァァ!!」

そしてとんでもなくイカつい回し蹴りがブレドランを襲った。

 

そしてマグナブレドランは、月を貫通し、銀河の彼方に吹き飛ばされた。

マグナブレドラン「馬鹿な……そんな馬鹿なぁぁぁぁぁあー!!!!!」

 

 

伏龍「勝った…」

伏龍は、今まで負担のせいで、伏龍はそのまま落下していった。

大気圏を突入して、伏龍はそのままテイワットに戻ってきた。

 

 

 

玲瓏「何処に落ちて来るんだあいつ…?」

玄鳥「お!落ちてきたぜ!」

玲瓏「何処だ!?」

玄鳥「お前の真上。」

玲瓏「は?」

すると、玲瓏の頭部に伏龍がぶつかった。

宵宮「あ」

榊原十夜「あ」

 

そして玲瓏はその場に倒れ伏した。

玲瓏「先に…言ってくれよ…」

 

 

そして、伏龍達は璃月に戻っていった。

 

 

 

 

 

……………

 

 

甘雨「…………」

甘雨は一人、月を見つめていた。

こうしている方が、少しだけ気分が良くなるから。

 

甘雨「…伏龍さん、今日は月が綺麗ですよ…」

燻んだ瞳でそう呟く甘雨。

甘雨「あなたにも…この景色を見せたかった…」

伏龍「だな。今日はいい月だ。」

甘雨「あはは…そうです…ね…」

甘雨は、その場にいる伏龍を見つめる。

伏龍「?」

甘雨「あ、あれ?夢でも見てるんでしょうか…伏龍さんの幻影が…」

そう言われてジト目になる伏龍は、甘雨の頬をつねる。

 

甘雨「いたたたたた!!やめてください!」

伏龍はそう言われて、頬から手を離す。

甘雨「本当に…伏龍さん…なんですか?」

伏龍「当然だろ?」

甘雨「生き…かえって…」

伏龍「まあ…代償は律者になっちまったけどな…」

すると甘雨は涙目になって伏龍に抱きついた。

 

甘雨「よがったぁぁ!伏龍さぁぁん!!」

伏龍「お、おい!夜中に大声出すな!!」

甘雨「びぇぇぇぇぇぇん!!」

伏龍は子供のように号泣する甘雨を優しく抱きしめた。

伏龍「まあなんだ。ただいま。」

甘雨「…おかえりなさい…」

そして甘雨はそのまま伏龍の口に口付けした。

 

 

………

玲瓏「やれやれ、俺はお邪魔みたいだな。」

 

そしてそのまま、玲瓏はその場を立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久遠の律者・伏龍
能力:無敵、龍風圧、空間転移、時間逆行、粉塵爆発、虚数空間生成

進化の秘法とクシャルダオラの力を解放し、崩壊エネルギーを我がものにした伏龍の最強形態。
元々の風の能力は力をさらに増し、氷の力も操れるようになった。
龍風圧も会得し、生半可な攻撃は反射する。
そして、どんな攻撃も無効化する無敵の能力を得た。


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第27話 「世界の終わり」

この作品を書くことになったキッカケ

原神をやる

原神のストーリーが面白い

しかし体は闘争を求める

ハーメルンに投稿する

完☆成

年末までに終わらせたい…!


胡桃「………」

玄鳥「どした胡桃。」

胡桃は、玄鳥の体に移る崩壊エネルギーを見つけた。

胡桃「…なんでもないよ。」

玄鳥「そっか。俺、散歩して来るわ。」

そう言って玄鳥は外に出た。

 

玄鳥「あー……」

体がだるい。

ブレドランとの戦いから数週間。

玄鳥の体は立つのがもう精一杯の状態だった。

玄鳥「やばいなぁ…俺の体…」

ベンチに座り込んでいると、誰かが隣に座った。

玄鳥「あれ、胡桃か。」

胡桃「隣いい?」

玄鳥「いいけど……」

胡桃「座ってるだけ。」

玄鳥「……そうか。」

特に何か話すわけでもなく、ただ時間を一緒に過ごすだけだった。

胡桃「ねえ、体は大丈夫なの…?」

玄鳥「ん?…ちょっとやばい。」

胡桃「そっか……」

玄鳥「なぁ、胡桃。」

胡桃「なに?」

玄鳥「俺はもう長くは持たないんだと思う。だから、俺が死んだら……」

玄鳥がそう言うと、胡桃は手を握ってきた。

胡桃「…そんなこと言わないでよ…」

玄鳥「…悪い。」

胡桃「玄鳥まで死んじゃったら…私…」

玄鳥は黙る。胡桃はいていた。

玄鳥(もう長くないのかな……)

玄鳥は胡桃の手を握り返した。

 

すると、伏龍がワープでこちらにやってきた。

玄鳥「どうした?」

伏龍「マガツヴレドランが来やがった!」

玄鳥「あいつも来やがったのか…すぐ向かう!」

伏龍は頷いてワープしていった。

 

そして玄鳥は立ち上がる。

胡桃「大丈夫だよね?」

玄鳥「平気さ。胡桃、この話は今は無しだ。戦いに集中できないからさ。」

胡桃「分かってるよ。行こ!」

そして二人も走り出した。

 

 

 

………

マガツヴレドラン「来たか。」

玄鳥「おうよ。」

マガツヴレドラン「もういいのか?」

玄鳥「何がだ?」

マガツヴレドラン「お前の体は、崩壊エネルギーに侵されてもう長くはないのだろう?」

玄鳥は黙る。

伏龍「よお、久しぶりだな。」

甘雨「前は油断しましたが、そうはいきませんよ。」

玄鳥「伏龍!甘雨!」

マガツヴレドラン「仲間との別れは済んだか?そろそろ始めるぞ。」

伏龍「……悪いな、お前はここで倒す。」

そして伏龍はマガツヴレドランに攻撃を仕掛けた。

マガツヴレドラン「はぁッ!」

しかし、マガツヴレドランには当たらない。

マガツヴレドラン「ふん!」

伏龍は弓を縦に切り裂き、山が切り裂かれた。

マガツヴレドラン(力が高まっているのか!?)

甘雨「そこっ!」

甘雨はマガツヴレドランに向かって矢を放つ。

マガツヴレドラン「邪魔だ!」

だが、それもマガツヴレドランには当たらない。

玄鳥「……すごいな……」

伏龍「ちっ!やっぱり当たらねーか!」

すると、マガツヴレドランの体からエネルギーが溢れ出した。

マガツヴレドラン「一ついいことを教えてやろう。」

伏龍「なんだよ?」

マガツヴレドラン「ふんっ!」

玄鳥「!」

玄鳥は飛んできた触手を素早く回避する。

 

玄鳥「こっちに攻撃を!?」

マガツヴレドラン「我はお前に興味がある。何故…生きながらえているのか…」

玄鳥「はあ?」

マガツヴレドラン「解明させてもらうぞ。」

ヴレドランがこちらに近づいてくる。

しかし、ファングや十夜達が飛んできた。

ファング「はあ!」

榊原十夜「オラッ!」

マルク「大丈夫かい?」

玄鳥はマルクの手を掴む。

マガツヴレドラン「邪魔が入ったか…」

すると、空に悪雲が立ち込めた。

玄鳥「な、なんだ!?」

伏龍「空が…」

 

すると、空から謎の光がゆっくりと落下してきた。

マガツヴレドラン「まさか…」

玄鳥「……」

その光はヴレドランの隣に落ちてきた。

その光から、ヴレドランに似た別の存在が現れた。

マガツヴレドラン「『ヴラジラ』。遂に地上に降り立ったのか。」

ヴラジラ「ふん。私の目的が遂に達成されるのだ。」

すると、ヴラジラは胡桃の後ろを回り込んだ。

胡桃「え!?」

ヴラジラは胡桃の腕を掴む。

伏龍「胡桃!」

玄鳥「胡桃を返せ!」

玄鳥は炎の剣を抜く。

そしてヴラジラに斬りかかろうとするが…

ヴラジラ「いいのか?彼女も斬る事になるぞ?」

玄鳥「ッ!」

玄鳥は斬る直前で手が止まる。

 

伏龍「くそっ!」

マガツヴレドラン「余所見をする暇があるのかぁ!」

後ろからの不意打ちを喰らう伏龍。

そして、地面に転がってしまう伏龍。

玲瓏「伏龍!」

瞬間移動の如きスピードで伏龍を助ける玲瓏。

伏龍「ありがとよ。」

玲瓏「ふん。来るぞ!」

そして玲瓏達は武器を取って、ヴレドランに向かって走り出した。

 

 

 

玄鳥「クソッ…!胡桃を返せ!」

ヴラジラ「…ふむ…ならば…」

するとヴラジラは胡桃を放し、玄鳥の首を掴んだ。

玄鳥「!?」

ヴラジラは力を入れて、玄鳥の首を締め付ける。

 

そして、次の瞬間。

 

玄鳥の首が折れる音と共に、ヴラジラは手を離した。

 

玄鳥「ぐふっ…」

玄鳥は血反吐を吐きながら、倒れ込んだ。。

ヴラジラ「やはり死なないか…興味深い。」

ヴラジラは玄鳥をサイコキネシスで玄鳥を浮かせる。

そして…

 

 

ヴラジラ「ふっ!」

玄鳥「ぐわぁぁあ!」

ヴラジラは玄鳥の心臓を抉る。

そして、炎の剣を手に取った。

ヴラジラ「これだ…私が求めていた力…」

ヴラジラはその炎の剣を砕いてしまった。

すると玄鳥はその場に倒れ込んでしまった。

 

玲瓏「なっ!玄鳥!」

マガツヴレドラン「やっとか…」

伏龍「邪魔すんな!」

伏龍達はマガツヴレドランを吹き飛ばす。

しかし攻撃は喰らわず、ヴラジラの横にワープした。

ファング「何をした!ヴレドラン!」

榊原十夜「くっ…」

ファング達は武器を構えながら、警戒をする。

玲瓏「脈は……無い!?」

伏龍「はあ!?」

玲瓏「…なんだ?元から…無いのか?嘘だろ?」

ヴラジラ「嘘では無いよ。」

ヴラジラ「彼はな…最初から死んでいるのだよ。」

全員「!?」

ヴラジラ「彼は…かつて私が滅ぼした1億2万年前の旧人類が転生を繰り返し…そしてその負荷に耐えられず…死体となった者を…」

ヴラジラ「炎神が残した最後の力を宿したのが…その男だ。」

伏龍「炎の神!?ナタが関係しているのか!?」

ヴラジラ「この世界の神などでは無い。外界に棲むこの世界の炎神以上の存在だ。」

玲瓏「外界…つまり…玄鳥はテイワットとは別の場所から来た存在なのか…」

マガツヴレドラン「しかし、幼過ぎる彼の体では炎神の力に耐えられず…生き絶えた…」

ヴラジラ「しかし…炎神は生きながら得る為に…彼に炎の剣を授けた。」

ファング「じゃあ…玄鳥の炎の剣は…心臓だったというのか…」

ヴラジラ「よく分かったな。」

ヴラジラは一同を別の空間に飛ばした。

 

甘雨「こ、これは…!?」

玲瓏「宇宙…!?」

玲瓏は足場を作る。

ヴラジラ「初めて見る外界はどうだ?」

マガツヴレドラン「いや、伏龍は見ただろうな。」

伏龍「これが外界なのか…」

ヴラジラ「外界から来た存在である転生体は、偶然にもテイワットに落ち…そして拾われた。」

ヴラジラ「そして16年もの歳月を掛け…体を成長させて…炎の剣を実体化させるまでに至った。」

マガツヴレドラン「そして残った炎が神の目を生成し…玄鳥はそれを身に付け…覚醒した。」

ヴラジラ「玄鳥は様々な戦いを経て、体に宿す炎の剣はこの世界…いや、全ての時空でも類い稀ない程の元素を宿した。」

玲瓏「七神以上の元素を宿していたというのか…」

ヴラジラ「そしてその炎は世界を穢す。だから私が破壊した。」

ファング「どういう事だ!」

ヴラジラ「使い過ぎたのだよ。彼は…」

伏龍「じゃあ…玄鳥がやった事は間違っていたというのか!?」

ヴラジラ「そうだ。彼は世界を穢し、そして仙獣の元素すらも自らの力にした。」

ヴラジラは浮遊する。

ヴラジラ「私はこの世界を守る『冥府神』の一人。ヴラジラだ。」

ヴラジラ「世界を守る為に壊して何が悪い?世界を穢す者を殺して何が悪い?」

伏龍「エゴを押し付けるんじゃねぇよ!」

伏龍は怒ってヴラジラに向かって走っていった。

そして風元素を纏った大剣を振り下ろした。

しかし、バリアを張られたせいでダメージは無かった。

ヴラジラ「効かぬさ。」

マガツヴレドラン「炎の剣は破壊されて…彼は二度と生き返ることは無い…」

胡桃「そんな…」

胡桃はその事実を聞いて、その場に倒れ伏してしまった。

ヴラジラ「彼がいなくなった今…このテイワットを護る者は存在しない!」

そしてヴラジラは球体を作り出し、テイワットに投げ込んだ。

すると、テイワットの大地にヒビが入る。

 

玲瓏「やばいぜどうする!?」

マガツヴレドラン「ふふふ…ここでお前達を葬り去ってやろう!」

ヴレドランが拳を来 胡桃に振り下ろす。

 

鍾離「天動万象!」

空から隕石が落ちて、ヴレドランはそれを回避する。

マガツヴレドラン「何!?」

雷電影「はあ!」

空から影の斬撃が振り下ろされる。

マガツヴレドラン「神が…何故!?」

ナヒーダ「丸見えよ。」

ナヒーダが領域を展開する。

すると、後ろからウェンティが風を纏った矢を放った。

マガツヴレドラン「何!?」

ヴレドランは神達の猛攻を耐えて、バックステップする。

マガツヴレドラン「何故神がここに!?」

ウェンティ「僕達の世界がこんなになってるのに、ほっとける訳無いでしょ?」

鍾離「その通りだ。」

鍾離は槍をヴレドランに投げ飛ばす。

ヴレドランは槍を弾くと、隙から一太刀を受ける。

マガツヴレドラン「チッ…!」

ナヒーダ「みんな。ここは私達に任せて、逃げなさい。」

ファング「…ナヒーダ…」

雷電影「彼は…まだ死に絶えてはいません。」

榊原十夜「本当なのか!?影。」

鍾離「諦めないのは…玄鳥達の取り柄では無いのか?」

玲瓏「…そうだったな。まだ、俺達は諦めてはいない。」

伏龍「ああ…必ず…玄鳥を生き返らせる方法がある筈だ。」

そして胡桃は近くに落ちた帽子を拾って被り直す。

胡桃「みんな…行こう…!」

鍾離「急げ!ゲートが閉じる!」

玲瓏達はファング達と共にゲートを通っていく。

胡桃「先生!」

鍾離「気にするな!俺達はここを食い止める!」

胡桃「…気をつけて!」

そして胡桃もゲートを通って行った。

 

 

…………

 

 

そしてテイワットにはヒビが入っていき、大地はバラバラになってしまった。

 

 

胡桃達は璃月に戻っていけた。

玲瓏「空が…」

玲瓏は空を見ると、赤と黒が混じった空になっていた。

そして大地を見ると、稲妻の先が見えなかった。

榊原十夜「稲妻が…」

伏龍「上を見ろ!」

上を見ると、稲妻が浮かんでいるのが見えた。

マルク「世界がバラバラになったのは…本当なんだな。」

???「おーい!」

すると、誰かが風の翼が四つ程飛んできた。

榊原十夜「宵宮!」

宵宮「どうなってるんや!空がこんな色になるし…稲妻が中に浮かんでまうし…」

マルク「まあカクカクシカジカで…」

フリーナ「なるほど!」

ニィロウ「今ので理解できたの!?」

伏龍「…」

伏龍「ひとまず、玄鳥を安静な場所に…」

往生堂のベッドで伏龍達は寝かせた。

 

 

 

……………………

 

 

玄鳥「……………ここは?」

玄鳥は目を開ける。

そこは、宇宙のような場所だった。

玄鳥「そうか…俺は…元々死んでたのか…」

玄鳥は自分の手を心臓に置く。

玄鳥「…でも…どうして?」

………考えてもあまり理解はできなかったが、とりあえず歩く事にした。

 

玄鳥「ん?」

すると目の前には、謎の男性が居た。

玄鳥「なんだ?」

???「む?ようやく来たのか。」

玄鳥「俺を知っているのか?」

???「知っているとも。ずっと昔からね。」

玄鳥「ずっと昔…もしかして…炎神なのか?」

炎神「そうだ。よく分かったね。」

玄鳥「回りくどい言い方だしな。」

玄鳥は炎神を見つめる。

炎神「君は…先の戦いで炎の剣が砕かれ…尽きていた命が尽きてしまった…。」

玄鳥「うん。」

炎神「しかし、まだ諦めてはならない。」

炎神「微かながら…君の中の崩壊エネルギーが君の体に順応している。」

玄鳥「つまり…律者になるのか?」

炎神「しかし、律者になるには今の銀河について理解する必要がある。少し、長くなるよ。」

そして玄鳥は、宇宙に飛ばされた。

様々な銀河を玄鳥は見た。

 

テイワットとは別の惑星や、テイワットに似た青い星、黒い大地に包まれた星など…

 

玄鳥はあまり理解はできなかったが、だいたい分かった。

 

 

玄鳥「なんか凄かった。」

曖昧な答えに炎神は笑う。

炎神「仕方ないさ、君の知能は私の知能を引き継いでいないんだよ。」

玄鳥「黙れ!」

玄鳥「………そしてにしても…俺はどうなるんだ?」

炎神「やっと本題だね。私がここにいる理由分かるね?」

玄鳥「復活か?」

炎神「まあそうだね。私の体は長年の経過により霊体の姿である。しかし、半分の力は君に残しておいた。」

玄鳥「もう半分は…?」

炎神「私が持っている。」

すると炎神が目を閉じるとエネルギー体になる。

玄鳥はそれを見て後退る。

玄鳥「……」

 

……さあ、受け取ってくれ…

 

 

エネルギーは玄鳥の体に入っていく。

玄鳥「………」

そして玄鳥は立ち上がる。

 

……君のやるべきことは分かってる筈だ…

 

玄鳥「ああ…」

そして玄鳥は歩き始めた。

 

 

 

 

 

…………

 

その頃…玲瓏は…

 

玲瓏は玄鳥の胸を触っている。

電撃を軽く何回か流す。

玲瓏「……心臓マッサージと電気処理はしておいた。あとは…回復を待つだけだ。」

伏龍「心臓の動きが止まってるだけが救いだった訳だな。元々動いてなかったら終わりだったぜ。」

伏龍は玲瓏の肩に触れる。

 

伏龍「とりあえず、目が覚めた時にこいつを渡しておこうぜ。」

伏龍はある武器を手に持った。

玲瓏「なんだそれ?」

伏龍「お前の律者の力と俺の律者の力を合わせて作った武器!」

玲瓏「は?」

胡桃「斧と…剣?」

胡桃がその武器を持つ。

伏龍「ああ。かなりの自信作なんだ。」

胡桃はその武器を受け取る。

そして眠っている玄鳥の側に置いた。

 

胡桃「玄鳥。これ、新しい武器。」

胡桃「…伏龍さん達が丹精込めた武器だって…」

胡桃「……起きたら…使ってね。」

そして胡桃は、外に出た。

伏龍「………胡桃。強いやつだな。」

玲瓏「今一番辛いのは…あいつだからな。」

そして二人も玄鳥に呼びかける。

伏龍「早く目を覚まして、ヴラジラ達をぶっ飛ばそうぜ。」

玲瓏「ああ。早く起きてくれよ。」

そして二人も外に出た。

 

 

………

玲瓏「これからどうする?鍾離達は今行方が分からないし…世界はバラバラ。どうする?」

伏龍「俺が宇宙を飛んで見つけるか?」

ファング「やめとけやめとけ、不意打ちを喰らってやられるだけだ。」

ファングがヌルッと出てくる。

伏龍「なんなんだよ!どいつもこいつもヌルッと出過ぎなんだよ!」

伏龍は叫ぶ。

すると、空から何かが大量に降ってきた。

伏龍「なんだぁ!?」

玲瓏が未来を予知すると、それは大量のズオズだった。

玲瓏「みんな!急いで戦える奴を集めてくれ!」

伏龍「分かった!」

すると伏龍がワープで全員を担いできた。

伏龍「集めてきた!」

フリーナ「い、一旦なんなんだい!?」

玲瓏「はあ…」

玲瓏は顔に手を当てる。

玲瓏「まあいい。……っと、その前に。」

玲瓏は宵宮達に護聖天杖とヘッダーを投げ渡す。

宵宮「なんやこれ?」

玲瓏「俺達には必要ない物だ。」

フリーナ「いいのかい?玄鳥はまだ…」

玲瓏「いいのさ。」

そしてフリーナは杖を受け取る。

ニィロウ「行こう!」

宵宮「やな。覚悟決めなな!」

フリーナ「行くよ!」

 

玲瓏「俺達も行くぞ!」

そして玲瓏達は走って、ズオズ達を駆逐しに行った。

 

 

………

そして、往生堂では…

 

玄鳥「……………」

玄鳥は、静かに目を開ける。

玄鳥「うっ…」

転がってベッドから落下する玄鳥。

玄鳥「…止まっていた時間が…動き出したのか…」

しかし、体力がまだ戻っていない為、玄鳥は再びベッドに戻る。

 

玄鳥「………」

そして玄鳥は自分の手を見る。

玄鳥(……覚悟は決めた。崩壊の力…試させてもらうぜ…)

そして玄鳥は再び目を閉じた。

 

 

 

 

 




主人公。実年齢1億歳以上だった。

次回、遂に玄鳥も…!?


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第28話 「夢幻の可能性」

最高最善最大最強の主人公の最強フォーム……

降臨。


玲瓏「はあ!」

伏龍「うりゃあ!」

二人はズオズを切り裂いていく。

璃月の大地に大量発生したズオズを玲瓏達は今狩り続けていた。

 

玲瓏「なんか…前より強くなってねぇか?」

伏龍「ああ。前よりも数倍以上だな。」

玲瓏はスピードフォームになり、辺りのズオズを消し飛ばす。

玲瓏「…やっぱり厳しいな…玄鳥が居ないからか…」

伏龍「炎の剣で一網打尽だったもんな…」

二人が油断していると、後ろから攻撃が飛んでくる。

それを黄金のビットが守ってきた。

胡桃「伏龍さん!」

そのビットがズオズ達を真っ二つにすると、ビットは胡桃に帰ってきた。

玲瓏「やるようになったな。」

胡桃「玄鳥に鍛えられてるから!」

そして、再び散開する一同。

 

フリーナ「キリがないよ!」

マルク「文句言うな!神だろ!?」

フリーナ「元水神だよ!」

マルクは剣を納刀して、近づく数百体の敵を切り裂いた。

フリーナも地面に武器を刺して、周囲の敵を水で巻き上げた。

フリーナ「マルク!」

マルク「ああ!」

マルクは瞬間移動をして目にも止まらぬ抜刀攻撃を繰り出した。

そして再び納刀すると、ズオズ達は爆散した。

マルク「斬られたことすら気付かないとはな…」

フリーナ(無慈悲…)

 

 

その頃…

榊原十夜「オラオラァ!」

宵宮「ウチらのお通りやぁー!」

十夜に宵宮が乗って弓を連射していた。

宵宮「これ効率悪くない?」

榊原十夜「悪いな!」

そして宵宮が空に飛んで、十夜はブースターを蒸して走り出した。

榊原十夜「ここは分断して一致に蹴散らすぞ!「

宵宮「ラジャー!」

宵宮が左の敵を元素爆発で吹き飛ばした。

宵宮「火の用心ー!」

 

榊原十夜「いて!尻触んな!」

ズオズに尻を触られながらもズオズを駆逐する十夜達。

 

 

 

更にその頃……

ニィロウ「えい!」

ファング「ファイヤー!」

ファングは回転しながらズオズの集団に突撃していく。

そしてぶつかるズオズは爆散した。

ニィロウ「やったね!」

ファング「ああ。だが油断はするな。護聖仙獣の力があるからって油断はするなよ?」

ファングは人差し指をニィロウの胸に当てる。

ニィロウ「えへへ…分かってるよ。」

ファング「………行くぞ。」

ファングは空に舞って回転し始めた。

ニィロウはダッシュして敵を蹴散らしに行った。

 

 

 

 

 

………それから数時間。

 

玲瓏「よし…ひとまずはこれぐらいか…」

玲瓏がそう言うと、空に球体が飛んできた。

伏龍「何!?」

マガツヴレドラン「我だ。」

伏龍「お前かい!」

伏龍はツッコむとヴレドランは地面に叩く。

地割れが起きて、玲瓏達は分散して避けた。

マガツヴレドラン「玄鳥は何処だ?」

胡桃「教える訳無いでしょ!?」

胡桃が槍を持って答える。

マガツヴレドラン「ならば…力尽くで言わせてやる!」

玲瓏「ふん。」

伏龍「律者二人も居るのに勝てる訳無いだろ?」

マガツヴレドラン「その通りだ。」

ヴレドランが指を鳴らすと、ヴラジラが玲瓏達に殴りかかった。

玲瓏「何!?」

玲瓏はパワースタイルに変わって攻撃を防御する。

伏龍は吹き飛ばされた。

伏龍「アギャアアアアアア!!」

伏龍は吹き飛ばされて瓦礫に埋まった。

玲瓏「律者には律者という訳か…!」

ヴラジラ「その通りだ。ラスボスの私が直々に倒してやろう。」

ヴラジラは空に浮遊する。

玲瓏はテクニカルスタイルとなり、空にジャンプした。

空気をジャンプしながらヴラジラに近づいていく。

玲瓏「うらぁ!」

ヴラジラ「ふんっ!」

ヴラジラはバリアを貼り、玲瓏の斬撃を防御する。

玲瓏「チッ!」

 

そして地上では、瓦礫に埋まっていた伏龍は瓦礫から出て翼を展開する。

伏龍「あの野郎…!」

そしてヴラジラを追って、空に飛んでいった。

 

 

甘雨「くっ…」

甘雨達はマガツヴレドランに苦戦していた。

律者程の力が無いヴレドランだが、胡桃達のような人間達には苦戦する。

マガツヴレドラン「ふん。律者では無い貴様らでは…我を倒せん!」

右腕にガトリングを生成し、刻晴達に撃っていく。

刻晴「きゃあ!」

甘雨「ああっ!」

宵宮「刻晴!」

ニィロウ「甘雨さん!」

マガツヴレドラン「仲間を気遣う余裕があるのかぁ!?」

ヴレドランは左腕を剣に変えて二人を切り裂いた。

そして宵宮とニィロウも吹き飛ばされて気絶してしまった。

 

榊原十夜「宵宮!」

ファング「貴様ァ!」

ファングが怒って殴りかかる。

マガツヴレドラン「馬鹿め!」

至近距離まで近づいたファングに、ヴレドランは容赦の無いガトリング砲が襲う。

そしてファングは様々な場所にガトリングが命中してしまう。

ファング「くそっ…」

ファングは階段を転げ落ちていった。

榊原十夜「強い…」

マルク「胡桃、フリーナ…ここは逃げてくれ。」

フリーナ「え?」

マルク「ヴレドランは強い。僕でも勝つ事は不可能だ。ここは逃げて…玄鳥を守ってくれ。」

マガツヴレドラン「させるか!」

そしてマルクは剣を手に取る。

マガツヴレドラン「ふん。何をする気だ?」

マルク「……玄鳥は渡さない。それだけだ。」

マガツヴレドラン「いいのか?玄鳥が居ればテイワットは滅ぶ。」

マルク「そうなるとは…限らない。」

マルクは剣を強く握る。

マガツヴレドラン「信じてるのか…?」

マルク「僕の友がな。」

そして、マルクはブースターを蒸してヴレドランに走っていった。

マルク「うおおお!!」

マガツヴレドラン「ふん!」

ヴレドランのブレードとマルクの剣がぶつかり合う。

マルクは一旦ローリングしてヴレドランの足を蹴る。

ヴレドランは滑っている隙をついて左腕を切り裂く。

マガツヴレドラン「効かぬわ!」

ガトリングを撃ちまくるヴレドランの攻撃を回避しながら走るマルク。

不発した弾丸は周囲の建物に当たり、倒壊する。

マルク「おおっ!」

再びヴレドランの左腕を斬る。

マガツヴレドラン「ふん!」

足蹴りをしてマルクを吹き飛ばす。

マガツヴレドラン「死ね!」

左腕にエネルギーを溜めてトドメを刺そうとするヴレドラン。

マルク(!)

マルクも剣を納刀して気力を溜める。

マルク(この一撃….逃しはしない!)

 

そして二人の強力な攻撃がぶつかり合う。

マルク「………」

マルクは身体中の切り傷を受けて、そのまま倒れ込んでしまった。

 

 

 

フリーナ「そんな…マルクまで…」

マガツヴレドラン「残るはお前達だ…」

剣をフリーナ達に向けるヴレドラン。

すると、ビキッっと言う音と同時に左腕のブレードが破損した。

マガツヴレドラン「何!!?」

マガツヴレドラン(最初からこれが狙いだったのか!?)

ヴレドランは左腕を元に戻し、再びブレードを再生させた。

フリーナ「胡桃…ここは任せて…」

フリーナは足を震わせながら、剣を持つ。

マガツヴレドラン「意気地なしめ。貴様に何ができる?」

フリーナ「ぼぼぼ…僕は…お前を…た、倒す!」

恐怖で呂律が回らないフリーナ。

マガツヴレドラン「どけ!」

ヴレドランは横殴りでフリーナを気絶させた。

 

マガツヴレドラン「残るはお前だけだ…」

胡桃「…………」

胡桃は槍を持つ。

マガツヴレドラン「何故そこまでする?」

胡桃「何故って?そんなの、玄鳥が大好きだからだよ。」

マガツヴレドラン「ほう…」

マガツヴレドランは銃を構える。

 

それと同時に、玲瓏達が空から落ちてきた。

胡桃「!」

マガツヴレドラン「ヴラジラがやってくれたようだな。」

ヴラジラ「邪魔は無くなった。後は頼むぞ。」

ヴラジラは姿を消した。

マガツヴレドラン「さあ…どくがいい。」

胡桃「絶対に嫌だ!」

胡桃は走り出す。

そして槍で突き刺す。

それをヴレドランは受け流して槍をへし折った。

胡桃「あ!」

マガツヴレドラン「どけ!」

ヴレドランは胡桃を蹴り飛ばす。

胡桃「ぐうっ…!」

胡桃は血反吐を吐きながらも、再びヴレドランに立ち向かう。

マガツヴレドラン「愚かな小娘だ!」

ヴレドランがガトリングを胡桃に向けて撃ち続ける。

胡桃は更に血を吐く。

体や頭からも血が出て、とても生々しい。

マガツヴレドラン「つまらんな…その心は素晴らしい…」

ヴレドランは剣にエネルギーに溜める。

マガツヴレドラン「先に地獄に送ってやる…。」

胡桃(ごめんね?玄鳥…)

その刃を振り下ろされる時…

 

振り下ろされる刃に、斧が飛ばされた。

マガツヴレドラン「何!?」

玄鳥「やめろぉ!」

玄鳥が飛んで、胡桃を担いで回避する。

マガツヴレドラン「何!?」

玄鳥「…………」

胡桃「元に戻ったんだね…玄…鳥…」

胡桃は目を閉じて腕が落ちた。

どうやら気絶してしまったようだ。

 

玄鳥は胡桃を安全な場所に置く。

マガツヴレドラン「復活していたのか。」

玄鳥「炎神が俺に力を貸してくれた。」

玄鳥は胸に手を置く。

玄鳥「この授かった力と…俺の根性と勇気で…お前を倒す!」

マガツヴレドラン「貴様如きに何ができる!?」

玄鳥「何がか…俺は…この世界を守る。それだけさ。」

マガツヴレドラン「英雄気取りか。愚かだな。」

そしてヴレドランは玄鳥に向かって切り裂く。

玄鳥「ふっ!」

玄鳥は回避して殴りかかる。

マガツヴレドラン「何…!?前より力が…!?」

玄鳥「崩壊エネルギーが…俺の中に渦巻いてっからな。」

玄鳥の体から崩壊エネルギーが溢れてきた。

そして、玄鳥は空に手を伸ばす。

すると、フランヴェルジュとヴォーパルソードが何処からか飛んできた。

そして融合し、エターナルソードが実体化した。

玄鳥はエターナルソードを手に取る。

玄鳥「ようやく分かった!元素とは!宇宙とは!」

玄鳥「俺のような外界の人間は…この世界に蔓延る悪を駆逐する為に生まれた…お前達のように…王様気分で他の生命を滅ぼすお前らのような存在を倒す為に…!」

マガツヴレドラン「まさか…貴様…古の時代の『S』の一族!?」

玄鳥「ようやく分かったぜ…何故俺がテイワットに降り立ったのか…」

そして玄鳥はエターナルソードを構えてヴレドランに切り裂いていく。

マガツヴレドラン「小癪な!」

ヴレドランは玄鳥の攻撃を受けていく。

玄鳥「その力も…返してもらうぜ!」

玄鳥はエターナルソードをヴレドランに突き刺す。

すると、ヴレドランから律者エネルギーを取り出した。

玄鳥「やはり…この力…お前、ヴラジラから律者のエネルギーを受け取っていたのか。」

玄鳥はその律者エネルギーを握る。

玄鳥「一旦借りるぜ。」

玄鳥はエターナルソードを高くかざす。

すると、玄鳥の目が黄金に輝く。

マガツヴレドラン「黄金の瞳!?何故貴様が!?」

するとエターナルソードは形状を変えていった。

 

マガツヴレドラン「エターナルソードが!?」

玄鳥「エターナルソードが…新しい力を開花させたのか…。」

そして玄鳥はエターナルソードを地面に刺し、魔法陣を展開する。

マガツヴレドラン「くっ!」

すると、玄鳥はエターナルソードを天に翳すと、玄鳥は光に身を包まれていった。

 

マガツヴレドラン「な、何を…!?」

玄鳥「うおおおおおおおお!!」

玄鳥は全身に崩壊エネルギーを纏わせる。そして、形成された力をどんどん解き放っていく。

すると、天を曇らせていた赤黒い空が光の誕生と共に空は徐々に晴れていった。

マガツヴレドラン「そ、空が!?」

すると、辺りが眩い光に包まれてゆき、そこから玄鳥が出てきた。

玄鳥「………」

玄鳥は、璃月に手をかざす。

すると、建物が徐々に直っていく。

玄鳥「…俺は…」

 

玄鳥「夢幻の律者だ…!」

玄鳥は指を鳴らして、ヴレドランの後ろに近づく。

そして、連続パンチで打ち貫く。

マガツヴレドラン「チィ!」

攻撃するヴレドランを玄鳥は受ける。

しかし、その攻撃を玄鳥はノーダメージで受ける。

玄鳥「オラ!」

玄鳥は殴りかかる。

すると、先程よりダメージが強くなっていた。

マガツヴレドラン「ダメージが強くなっている!?」

玄鳥「俺の律者としての能力か…攻撃を吸収して攻撃を高める!」

そして玄鳥は殴り続ける。

その度にダメージはどんどん強くなっていった。

玄鳥「せやっ!」

玄鳥は神の鍵『倶利伽羅剣』を召喚して斬り裂く。

マガツヴレドラン「その剣は…!?」

玄鳥「せやっ!」

玄鳥は剣で切り裂き続ける。

マガツヴレドランは光弾を飛ばしまくる。

玄鳥はそれを吸収して炎の鞭を作って叩きつける。

玄鳥「………」

玄鳥はエターナルソードと倶利伽羅剣を二刀流にして走り出す。

マガツヴレドラン「チッ!」

ガトリングを連射するが、玄鳥は止まらず、そのまま切り裂かれた。

玄鳥は空に飛び、炎の槍を投げ飛ばす。

マガツヴレドラン「なんだこの力は!?」

玄鳥「誰もが俺の勝利を信じてるって訳さ。」

そして玄鳥が走り出すと、陽炎だけを残してヴレドランを切り裂いていく。

 

 

マガツヴレドラン「くそっ!なんでパワーだ!」

玄鳥「………」

そして玄鳥はエターナルソードを再び地面に刺す。

そして炎の元素を纏ったエターナルソードを逆手持ちにして時を止める。

隙を晒したヴレドランに玄鳥はエターナルソードで何度も切り裂いていく。

 

そして空からの斬撃がヴレドランに飛んだ。

マガツヴレドラン「くっ!」

マガツヴレドランはその攻撃で吹き飛ばされた。

その衝撃で、璃月の半分が消し飛んでしまった。

マガツヴレドラン「馬鹿め!自分で故郷を破壊するとは!」

玄鳥「それはどうかな?」

すると、破壊された璃月の地が徐々に修復されていった。

マガツヴレドラン「何!?」

玄鳥「時を操るってこう言う事だぜ?」

そして玄鳥は手から反物質を生み出した。

マガツヴレドラン「反物質だと!?」

玄鳥「まだまだ!」

玄鳥は空間を作り出して、マガツヴレドランをそこに閉じ込めた。

 

 

 

 

マガツヴレドラン「なんだこれは!?」

玄鳥「肉体に伝達する情報量を無限にまで増大させる空間を創った。」

マガツヴレドラン「チッ…小癪な!」

ヴレドランは空間を破壊して暴走する。

玄鳥「やっぱりまだ慣れないな…」

玄鳥は左手に莫大な律者エネルギーと炎元素を溜め込む。

玄鳥「はあああ……」

そして玄鳥は走り出して、殴りかかった。

 

玄鳥「龍撃ィ!」

 

玄鳥のパンチがヴレドランの装甲を貫く。

玄鳥「どうよ。この一撃。」

マガツヴレドラン「なんというかパワーだ…ヴラジラと同等か…それ以上だと!?」

玄鳥「時と空間と反物質の力を合わせた技だ。」

マガツヴレドラン「この力…断罪の律者や久遠の律者以上の力を有しているのか!?」

玄鳥「多分な。」

玄鳥は全身から炎が湧き上がっている。

それを纏わせると玄鳥から炎の翼を得たかのようだった。

玄鳥「いくぞ!」

玄鳥が六つの剣を召喚する。

 

 

『劫火』

 

『炎荒』

 

『日輪』

 

『紅蓮』

 

『陽炎』

 

『炎帝』

 

 

マガツヴレドラン「こ、これは!?」

戸惑うヴレドランに向かって玄鳥は走っていく。

そして剣は玄鳥に追従し、マガツヴレドランに攻撃していく。

そして玄鳥は連続で蹴りを続けていく。

 

玄鳥「はあ!」

玄鳥は空に舞い、六つの剣がヴレドランを拘束し、宙に浮かせた。

 

玄鳥「はああああああ!!!」

そして太陽の輝きを受けて玄鳥は蹴りをお見舞いした。

マガツヴレドラン「ぐわあああああああ!!」

 

貫かれたヴレドランは衝撃に耐えられずに爆散していった。

ヴレドランの撃破と同時に、空に張られていたフィルターのような物が破壊されて、そこから何かが落ちてきた。

そこからは、鍾離や雷電影達が飛んできた。

玄鳥はそれに気付き、空間と反物質を反発させて、クッションを作り出した。

 

 

玄鳥「ふう…」

玄鳥はため息を吐く。

そして、壊れ切った璃月の街を見回す、

玄鳥「無茶苦茶だな…」

そして玄鳥は指を鳴らす。

すると、崩壊した街は徐々に直っていった。

その場にあった死体だったものも、大怪我を負っていた者も、あっという間に治っていった。

 

胡桃「うぅ…」

胡桃は目を覚ます。

そして自分の体を見ると、怪我は無くなっていた。

胡桃「あれ…なんで…」

玄鳥「大丈夫か?」

律者になった玄鳥は手を胡桃に差し伸べる。

胡桃「ああ…玄鳥…」

胡桃は泣きながら玄鳥に抱きついた。

 

玄鳥「……ただいま。」

 

胡桃「……おかえり。」

 

澄み切った空はまるで二人を祝福するかのようだった。




夢幻の律者・玄鳥

炎神の力と空間、時間、反物質と律者エネルギーと崩壊エネルギーを全て取り込んだ玄鳥の最強形態。
玲瓏や伏龍と同じ攻撃性能は無いが、それすらも凌駕する防御性能を誇る。
一撃で銀河を複数破壊する攻撃力を持ち、受けたダメージや連続攻撃をする事で自身の攻撃力を上昇させる。
更に様々な空間を操り、時を歪ませ、戻したり早めたりも可能であり、反物質を操り敵を押し潰すことも可能。
天理や万物を管理できる。


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第29話 「ファイナル・ハザード・ゲーム」

最終話まで…残り一話。

乞うご期待!


玄鳥「はあ!」

玄鳥は接近してくるズオズを蹴散らしていく。

 

玲瓏「雷光一閃!」

電撃を纏った一撃がズオズの周りに飛び交い、そして収束して爆散した。

 

伏龍「空裂斬!」

嵐を生成して、そこに吸われたズオズ達を伏龍は貫いた。

 

胡桃「刻晴、甘雨さん!行くよ〜!?」

刻晴「ええ!」

甘雨「はあ!」

 

甘雨が空から矢を降らせ、刻晴が超伝導を起こした後、胡桃が炎を纏った落下攻撃を繰り出した。

 

玄鳥「ふう…」

玄鳥達は武器をしまって集まる。

胡桃「やっつけたねー。」

玄鳥「ああ…最近敵が強くなってきてる。」

伏龍「多くなってるしな。」

宵宮「せやなぁ…ウチらは稲妻に帰りたいけど…」

榊原十夜「あんな場所にあるもんだから。帰れないよな…」

 

すると、ワープでマルク達がやってきた。

マルク「宵宮。これを。」

マルクが宵宮から借りた護聖天杖を返した。

フリーナ「やっぱり世界は割られてたよ。」

マルク「しかも、宇宙から謎のチューブが伸びていてね、試しに斬ったらそこからマグマが溢れ出てきたんだ。」

玄鳥「ヴラジラはマントルを吸い上げてるのか?」

マルク「恐らくな。」

マルクは空を見つめる。

玄鳥「どうした?」

マルク「なんでも無い。」

マルク「星が破られた事で、テイワット中では混乱が渦巻いている。このままでは…」

玄鳥「そこで俺の出番だろ?」

玄鳥はマルクの肩を叩く。

マルク「……そうだな。ファング達は?」

玄鳥「食材調達だよ。今は世界がこんなだし。」

マルク「そうか。世界が割れたから食材を調達するのが難しいのか…」

玄鳥「幸いスメールと璃月の地表はあまり割れていなかったし、食料の方は安心だ。」

マルク「ひとまず…これからどうするかをみんなで考えよう。ニィロウ達が戻ってきたら話し合おう。」

 

 

そして数分後、ニィロウ達が戻ってきた。

往生堂にて………

 

 

玲瓏「…ひとまず住民は避難させた。」

刻晴「凝光達も住民の警備にあたるそうよ。」

甘雨「よかった…ひとまず安心ですね…」

伏龍「ひとまずな。」

そして玄鳥は地図を机に置く。

玄鳥「星が破られて、ズオズによる襲撃も増えた。これじゃあいつ滅んでもおかしくないな。」

玄鳥「だから、これからどうするかみんなで話し合おうと思ってな…」

 

そして時計回りで話し合うことにした。

マルク「僕は…ヴラジラを倒したい。それから地表を戻したいな。」

 

フリーナ「えーっと…僕もマルクと同意見かな…」

 

ニィロウ「私は世界を元通りにしたいな!」

 

ファング「俺はヴラジラを倒して…自分に決着をつけたいと思う。」

 

榊原十夜「稲妻に帰る為に地表を戻したい。」

 

宵宮「ウチも十夜達と同意見や。」

 

甘雨「私は…人々を守りたいです。」

 

刻晴「私も住民達を守らないと。」

 

胡桃「私は…この世界の現状をどうにかしたいな。」

 

伏龍「………全員同意見って訳ね。」

玲瓏「ああ。地表を元に戻し…」

玄鳥「ヴラジラを倒す!」

玄鳥は立ち上がって叫ぶ。

 

玲瓏「その為には…全員全力を出す必要がある。

玲瓏は作戦会議を始めた。

玲瓏「まず、胡桃達が持つ護聖天杖を持った者達は、後方支援。超絶変化が出来るファング達は近接支援。そして…俺達律者をメインした戦法をしようと思う。」

ファング「それだと…いや、世界の危機に目立ちたいと思っておくのはやめておくか…」

すると、地震が起きた。

 

玄鳥「…ッ!外に出るぞ!」

玄鳥達は急いで外に出る。

 

すると、割れた地表にヴラジラとマガッヴレドランが立っていた。

 

ヴラジラ「ヴレドランよ…その命尽きようとも…強い肉体が残ったか…」

ヴラジラはヴレドランの頭上に手を探す。

ヴラジラ「その肉体…『ダークガイア』の復活の為に役立ててくれ。」

そしてヴラジラはヴレドランの遺体をマントルに投げ入れた。

 

遺体は直様マントルに落ちていった。

すると…地震が更に起きる。

伏龍「すげえ地震だ!まともに立てねぇ!」

甘雨「何が出てくるんでしょう…!」

 

大地が震え、マグマが溢れ狂う。

そして大地から闇のオーラを纏った巨大な化け物が誕生した。

玄鳥「あれは…!?」

甘雨「まさか…伝承にあった…」

玲瓏「知っているのか?」

伏龍「ああ…古の時代に神すら凌駕する程の力を持つとされる…怪物…」

甘雨「万物を壊し…星を割り…そして世界をリセットする存在…!」

伏龍「ダークガイア!」

 

玄鳥「ダークガイア!」

玲瓏「遠くからでも感じる…奴は…強い!」

玲瓏達はなんとか立ち上がる。

ファング「!玄鳥上だ!」

ファングが上に手を向ける。

すると、大量のズオズと今までの巨大ズオズ現れた。

甘雨「なんで数…ざっと12億程居ます!」

刻晴「12億…」

玄鳥「何、それぐらいの数なら、俺達律者が蹴散らしてやるぜ。」

榊原十夜「巨大ズオズ達は俺たちに任せろ。」

宵宮「仙獣達も暴れ足りへんやろうからな!」

玄鳥「分かった。頼むぜ!」

そして玲瓏は瞬間移動、伏龍は空を飛び、玄鳥は空間転移でズオズ達の元に向かった。

 

胡桃「よーし…みんな行くよ!」

フリーナ「うん!」

 

胡桃「超重仙獣合体!」

胡桃がそう叫ぶと、全ての仙獣が集まり、融合していった。

 

榊原十夜「完成!」

ファング「超重仙獣王!」

マルク「見参!」

 

グランドテイルランスを構え、巨大ズオズ達に向かっていく仙獣王。

そして地上では、玲瓏達が戦っていた。

 

玲瓏「シップウズオズ…ツチズオズの大群か…相手にとって不足は無い!」

玲瓏はテクニカルスタイルとなり、足蹴りやパンチで徐々に蹴散らしていく。

玲瓏「まだまだ!」

パワースタイルになった玲瓏はその力で辺りの敵に衝撃波を与えながら周囲を爆発させていく。

玲瓏「後片付けよろしく!」

玄鳥「ばーか!」

玄鳥が通りかかって地面を修復させた。

玲瓏「まだ居るみたいだな。」

スピードスタイルになった玲瓏は剣を二刀流にして光よりも早いスピードでズオズ達を切り裂いていった。

玲瓏「せやっ!」

そしてフィニッシュに足蹴りを繰り出して周囲を大爆発させた。

 

 

 

伏龍「俺も負けてらんねぇな。」

伏龍は空を飛び交いながら弓を引いて敵の脳天を貫いてゆく。

敵からの攻撃は、更に上空まで飛んで回避していた。

伏龍「トドメッ!」

そして龍風圧を敵に纏わせ、周囲の敵を巻き込ませながら押し潰していった。

小さくなったズオズ達を伏龍は正確に撃ち抜いた。

伏龍「一丁上がり。」

 

 

そして玄鳥は……

玄鳥「ふっ!」

辺りを舞う六本の剣が敵を倒していき、それでも向かってくる敵を玄鳥が倒し尽くしていた。

玄鳥「物足りねぇな。骨のある奴は居ないのか?」

すると、向こうから大群が現れた。

玄鳥が深く見ると、禍津九尾と融合する前のヴレドランだった。

玄鳥「おいおい…」

玄鳥の周りに剣が回る。

玄鳥は剣を向けて、飛ばしながら地面に手を突っ込み、大噴火を引き起こした。

 

ヴレドラン達「ぐわああああ!!」

大噴火で宙に舞ったヴレドラン達を剣が的確に貫いていった。

玄鳥「容赦ねぇや。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胡桃「せやあ!」

コーカサスビートルズオズや巨大化したヴレドラン達に苦戦していた。

榊原十夜「やっぱり全員いないとキツいか?」

マルク「そうだな。前はコーカサスだけだったからなんとなったが…!」

猛攻が激しく、防戦一方になってしまう超重仙獣王。

胡桃「くっ…こんな時…玄鳥ならどうするかな…」

胡桃は考える。そして、一つの答えに辿り着いた。

胡桃「みんな!ちょっと衝撃に備えて!」

超重仙獣王は飛び上がり、後ろに回る。

 

胡桃「喰らえ!」

グランドテイルランスで何度も貫いていった。

猛攻を受けてヴレドラン達は爆散した。

胡桃「やったあ!」

胡桃達はジャンプして喜んだ。

 

 

 

玄鳥「ふう…なんとかなったか。」

玄鳥がそう言うと、空から攻撃が飛んできた。

玄鳥「なんだ!?」

すると、ヴラジラが降臨してきた。

ヴラジラ「そろそろ…終わりにしないか?ダークガイアは目覚めた。この世界は終わりだ。」

伏龍「終わりかどうかなんて、お前が決める事じゃねえ!」

伏龍はヴラジラに弓を向ける。

ヴラジラ「何故抵抗をする?私に身を任せ、破滅を待てば良いものを…」

玲瓏「そう簡単に終わる訳にはいかないからな…」

玲瓏はパワースタイルになって、衝撃波を放つ。

ヴラジラはその衝撃波を反射して、玄鳥に命中する。

 

玄鳥「遥かな過去の因縁…ここで絶たせてもらう!」

ヴラジラ「出来るかな?ダークガイアよ!世界を喰らい尽くせ!」

ヴラジラがそう言うと、ダークガイアは咆哮し、マントルから更に九つの触手を呼び寄せた。

玄鳥「くそっ!」

ヴラジラ「いかせん!」

玄鳥がダークガイアに向かおうとすると、ヴラジラが邪魔をしてくる。

ヴラジラ「行かせる訳が無いだろう?」

玲瓏「チッ…」

玲瓏が舌打ちをすると、超絶仙獣が向かっていった。

 

玄鳥「胡桃!」

胡桃『玄鳥!ダークガイアは私達に任せて!玄鳥達はヴラジラを!」

甘雨『お願いします!』

伏龍「甘雨…」

刻晴『貴方達に託すわ!』

玲瓏「刻晴…」

 

マルク『任せたぞ!』

榊原十夜『頼む!』

ファング『ケリをつけろ!』

 

 

宵宮『任せるで!』

フリーナ『頼むよ!!』

ニィロウ『お願い!』

 

九人の声援を受ける玄鳥達。

 

玄鳥「胡桃…十夜……宵宮………」

 

伏龍「甘雨…ファング……ニィロウ………」

 

玲瓏「刻晴…マルク……フリーナ………」

 

玄鳥「ああ…任せてくれ!そっちも頼むぜ!」

胡桃『うん!』

そして仙獣王はマントルに巣食うダークガイアに向かっていった。

 

ヴラジラ「チッ!」

ヴラジラが仙獣王に向かって走り出そうとするが、玲瓏達が邪魔をする。

玲瓏「この先には行かせないぞ。」

玲瓏は剣を二刀流にしてヴラジラを睨む。

伏龍「悪いな…俺達はせっかちでよ…」

伏龍はヴラジラに向かって弓を引く。

玄鳥「お前をここで倒す。そして…この世界を守るッ!」

玄鳥は炎を活性化させて炎を自身に纏わせた。

 

ヴラジラ「何故そこまでこの星にこだわる…貴様ら一体何者だッッッツ!!!???」

 

 

 

 

 

玲瓏「断罪の律者…玲瓏!」

 

伏龍「久遠の律者…伏龍!」

 

玄鳥「夢幻の律者…!玄鳥ッ!!」

 

 

 

 

 

玄鳥「よく覚えておけ!ヴラジラ!」

 

伏龍「遥かな過去から……」

 

玲瓏「永遠の未来に続く…」

 

玄鳥「この力でッ…!」

 

 

 

三人「お前達を倒すッ!!!!」

 

 

 

 




次回!最終回!!


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最終話 「璃月のとある物語」

………璃月に三人の青年が居た。
 
一人、璃月に住み、『夢幻の律者』と呼ばれる男。
 
二人、璃月に住む仙人、後に『久遠の律者』と呼ばれる男。
 
三人、璃月七星の青年、後に『断罪の律者』と呼ばれる男。
 
そしてそんな彼らを見守る三人の少女と、六人の男女。

熱き青年達は暴れた数だけ強くなる。
暴れた数だけ優しさを知る……。

そんな、夢へと頑張ったソルジャーが居た……


玲瓏「荒れるぜ…」

 

伏龍「止めてみな!」

 

そして最初に二人が走り出した。

ヴラジラ「ふんっ!」

ヴラジラはバリアを貼ると、伏龍と玲瓏はバリアに弾かれた。

玲瓏「硬い!」

玄鳥「だったらこれで!」

玄鳥は炎を投げ飛ばす。

ヴラジラ「チッ!」

ヴラジラは玄鳥の攻撃を回避した。

玲瓏「一番の打点は玄鳥か…」

伏龍「頼むぜエース!」

伏龍は玄鳥の肩を叩いて走っていった。

 

玲瓏「せやっ!」

ヴラジラ「ふっ!」

伏龍「そらっ!」

ヴラジラ「はっ!」

二人による同時攻撃もヴラジラのバリアの前では無力だった。

玲瓏「チッ!なんてバリアだ!びくともしないぞ!」

伏龍「だったらこれだ!」

伏龍も蹴りを加える。

すると、少しだけバリアに亀裂が入った。

ヴラジラ「チッ!」

ヴラジラはバリアを一旦解除すると、玄鳥が回し蹴りを飛ばしてきた。

そのキックをヴラジラは回避する。

玄鳥「避けられたか!」

ヴラジラ「ふん。手間を取らせるな。ダークガイアは後5時間でこの星を破壊する。」

ヴラジラ「お前達はもう終わりだ…」

玄鳥「終わるのはお前だ!」

玄鳥は地面に手を突っ込んで溶岩を吹き出させた。

ヴラジラ「笑止!」

ヴラジラは溶岩を吸収して、三人に光弾を放った。

 

伏龍「ぐわぁぁ!」

玄鳥「なんだ…律者としての力が出ない…!?」

ヴラジラはニヤリと笑う。

ヴラジラ「当然だ。私の光弾は律者の持つ能力を無効にするのだ。」

玲瓏「厄介だな…」

玲瓏は血だらけの体で何とか立ち上がる。

玄鳥達も何とか気力を振り絞って立ち上がった。

ヴラジラ「まだやるのか…」

そしてヴラジラは再び歩いて、玄鳥達に迫っていった。

 

 

 

 

…………

その頃…

 

胡桃「気温が熱い…」

超重仙獣王に乗った胡桃達は、ダークガイアの元に向かっていた。

そして隕石が瓦礫のように辺りに散乱していた。

胡桃「これは…?」

ファング「ダークガイアの食べ残しか…」

ファングの一言に全員が驚く。

ファング「ダークガイアは恐らく、テイワットのマントル付近の岩石を食って、エネルギーを作っているんだと思う。」

ファング「そして溜まりに溜まったエネルギーを解放して…星を砕く…。」

榊原十夜「それがヴラジラの目的か。」

マルク「だとしたら…本当にまずいぞ。」

フリーナ「そしたら…急ごう!胡桃!」

胡桃「うん。分かってる。玄鳥達も頑張ってるんだ。私達も頑張らないと!」

そして超重仙獣王は加速して急いでダークガイアの元に向かった。

しばらくするとダークガイアの元に辿り着いた。

ダークガイアの体は黒く禍々しい見た目で、星を少しずつ食らっていた。

甘雨「グランドショット!」

甘雨が弓を引くと、グランドハヤブサライフルを発射する。

しかしダークガイアの周りにシールドが展開されていた。

マルク「あのシールドを何とかするぞ!」

そして一旦超重仙獣王はそれぞれ分離した。

 

仙獣王には胡桃達、翼竜王には宵宮達、闘拳王には十夜達が搭乗した。

 

そして、各自でシールドを壊していく。

榊原十夜「くそっ!シールドにはそれぞれ防御機能があるのか!」

十夜達が壊そうとしているシールドは、一秒6万発の弾丸を飛ばした。

マルク「くそっ…いくら装甲が硬い闘拳王とはいえ…!」

マルクはそう言いつつも、蹴りを加える。

ファング「はあっ!」

ファングもパンチを加えるがシールドは割れる気配すら無かった。

 

刻晴「なんて硬さなの…なら、これで!」

そして仙獣王も、シールド破壊に手間取っていた。

こちらのシールドはキャノン砲を装備しており、2分に18発の砲弾を撃ってくる。

甘雨「これならどうですか!」

ハヤブサライフルを連射するが、特に効いている様子も無い。

 

すると、ダークガイアは咆哮し、周囲の岩石を吸引した。

マルク「何!?」

吸引される岩石にぶつかる巨人達を嘲笑うかのように、ダークガイアは周囲に衝撃波を発生させ、巨人を中破までに追い込んだ。

胡桃「く〜…敵の攻撃が激しい…!」

マルク「ならば!」

考えたマルクは吸引される岩石を、そのままシールドにぶつけた。

 

すると、シールドはその場に砕け散った。

 

マルク「やはりか、俺達の物理攻撃が効かないのは…奴のシールドにそういう耐性があるからか!」

榊原十夜「じゃあ、どんどん岩をぶつけてやろうぜ!」

そして巨人達は、吸引されていく岩を持ってシールドにぶつけていった。

胡桃「あと二つ!」

 

ニィロウ「任せて!」

翼竜王の高速移動で岩を掴み、シールドにぶつけた。

フリーナ「あと二つだ!」

刻晴「!注意して!」

刻晴の警告通りにダークガイアはこちらに向かってレーザー砲を乱射してきた。

その攻撃が翼竜王の翼幕に当たってしまった。

宵宮「うわっ!大丈夫か!?」

フリーナ「僕は平気…これじゃあ高速移動は難しいよ…」

刻晴「急がないとね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

……

伏龍「オラァァ!!」

伏龍はジャンプしながら殴りかかった。

ヴラジラ「チッ!」

ヴラジラはバリアを張るが、少し吹き飛ばされてしまった。

ヴラジラ「バリアが弱まっている!?ダークガイアに攻撃が!?」

玲瓏「よそ見する暇など与えん!」

玲瓏はジャンプしながら連続キックを放った。

玲瓏「オラオラオラオラ!!!」

玄鳥「せやっ!」

玄鳥は炎の剣と鞭を生成し、勢いよく振り回した。

ヴラジラ「邪魔をするな!」

ヴラジラは衝撃波で玄鳥を吹き飛ばした。

玄鳥「うわぁ!?」

玄鳥は瓦礫に衝突してしまう。

そしてその瓦礫に紛れ込んでいた伏龍の追撃がヴラジラに命中した。

ヴラジラ「ぐおっ!」

伏龍の一撃でヴラジラは怯んだ。

 

伏龍「よっしゃ!」

玲瓏「今の攻撃…」

玄鳥「ああ…勝てる…勝てるぜ!」

玄鳥は剣をヴラジラに向けた。

玄鳥「いい加減やめるんだ。大人しく倒されやがれ!」

ヴラジラ「断る…と言ったら?」

玲瓏「力の限り…」

伏龍「潰してやるぜ。」

ヴラジラ「ふん…愚かな…カウントダウンはもうすぐだ。貴様らの世界の終焉は近い!」

ヴラジラ「ダークガイアさえ居れば、この世界は終わるのだ。」

玄鳥「それはどうかな!?」

ヴラジラ「何?」

玲瓏「ここで、お前の命は尽き果てる!」

玲瓏は剣をヴラジラに突き刺した。

ヴラジラ「ぐおっ!?」

伏龍「ゆっくりそこで見てるんだな。」

 

 

 

そして、同時刻。

全てのシールドを破壊した胡桃達。

 

胡桃「もっかい行くよ!超重仙獣合体!」

再合体して超重仙獣王が再誕する。

宵宮「まずはあの目玉を潰すで!」

甘雨「はい!」

宵宮と甘雨は、ダークガイアの右目に照準を定める。

攻撃を妨害してくるダークガイアは、炎を纏った岩石を投げつけてきた。

胡桃「危ない!」

仙獣王は岩石を砕く。

甘雨「グランドショット!」

その隙をついてグランドハヤブサライフルで射撃した。

弾丸は命中し、ダークガイアからは緑色の液体を垂れ流した。

刻晴「はあ!」

グランドテイルランスの一撃で左目も潰した。

榊原十夜「残るは中央だけだ!」

マルク「だが、奴は生半可の攻撃では沈まない…必殺技で一気に決めるぞ!」

それに了承した胡桃は、ブースターを蒸してダークガイアの至近距離まで近づいた。

 

そしてゼロ距離まで近づき、ダークガイアの口元を開けた。

酸性の唾液と共にダークガイアのエネルギーを溜め込んだ。

ニィロウ「急いで!」

胡桃「分かってる!食らえ!」

 

全員「超重爆散砲!大団円!!」

至近距離からの砲撃がダークガイアの口元に放った。

ダークガイアはそのまま爆散してその場に鎮座した。

胡桃「やった!」

 

ヴラジラ「馬鹿な!?」

玄鳥「お前の野望も終わりだ!観念しろ!」

ヴラジラ「ふふふ…ここまでやるとはな…」

ヴラジラはダメージを受けた装甲をパージした。

ヴラジラ「こうなったら…ダークガイアよ!最期に私の力になれ!」

ヴラジラは天に身を捧げると、ダークガイアと融合していった。

闇のエネルギーが渦巻いていき、そこから謎の存在が出てきた。

 

ヴリズ「………」

玄鳥「何だこいつ…」

玲瓏「ダークガイアと融合したのか!」

伏龍「これが本当の最終決戦ってやつか…」

すると、後ろから胡桃達も飛び出してきた。

玄鳥「胡桃!大丈夫か!」

胡桃「私は平気!それよりも…」

胡桃達はヴリズの方を向く。

 

 

フリーナ「さて…ここで終わらせようか。」

 

ニィロウ「私の絆…見せてあげる!」

 

宵宮「さあ、世界を救うで!」

 

マルク「その通りだ。僕達のファンタスティック・テクニックを見せてやる!」

 

ファング「俺達のオネスト・ハートを見せてやろう。」

 

榊原十夜「アンブレカブル・ボディで世界を救う!」

 

刻晴「この戦い…必ず勝つわよ!」

 

甘雨「はい!」

 

胡桃「うん!」

 

玲瓏「玄鳥、最後の決め台詞頼むぜ。」

 

伏龍「できるならカッコよくな!」

 

玄鳥「おうよ!」

玄鳥は剣を構えてヴリズに向けた。

 

玄鳥「この世界を守る為…我ら…正義に仕える!」

そして、玄鳥達の後ろで大爆発が起きた。

玄鳥「行くぞ!」

 

そして左右から甘雨と伏龍が飛んで、矢を打ってきた。

刻晴「はあ!」

玲瓏「せやあ!」

二人のキックも迫ってきた。

ヴリズはその攻撃を受け止め、迫る矢も握り潰された。

 

ファング「くらえぇ!」

ニィロウ「これで!」

二人の追撃もヴリズは難なく防御された。

 

榊原十夜「だりゃあ!」

マルク「だりゃあ!」

二人の剣撃も、ヴリズは防御して刀身を叩き折られた。

フリーナ「はあああ!」

胡桃「えええい!」

宵宮「くらえぇ!」

三人の攻撃も難なく防御されて吹き飛ばされた。

 

伏龍「うらぁぁぁぁ!!」

伏龍の決死の攻撃でヴリズの心臓部分が丸見えになった。

 

甘雨「ここです!」

甘雨は弦が切れる程弓を引き絞る。

甘雨「当たってくださぁい!」

矢は心臓に突き刺さり、ヴリズの体を凍結させていった。

 

伏龍「今だ…!」

玄鳥「ああ…決めてやる!」

玄鳥は足に炎を纏って走り出した。

ヴリズ「………!」

ヴリズは避けようとするが、玲瓏と伏龍が両隣から羽交締めにした。

 

玄鳥「オラァァァァァァァァ!!!」

そのキックはヴリズを貫いた。

爆発寸前で玲瓏と伏龍は離れ、ヴリズが倒れるとそのまま爆散していった。

 

胡桃「やった…?」

 

フリーナ「倒したん…だよね?」

 

マルク「ああ…勝っ…たんだね…」

そしてマルクは倒れ込んだ。

フリーナ「え、マル…ク…」

フリーナもその場に倒れ込んだ。

 

 

そしてそれぞれも各自で倒れていった。

玄鳥「…みんな疲れたんだな…」

玲瓏「だが、俺達にはやる事がある。」

伏龍「ああ。俺達三人の力を総動員して…テイワットを元通りにするんだ!」

 

そして三人は手を合わせて、力を解き放った。

玲瓏「気合い入れろよ!?」

伏龍「当然だぜ!」

 

玄鳥「………!届けぇ!」

炎の翼が出現した玄鳥。

 

そしてテイワットは徐々に元通りになっていった。

 

 

そして大怪我から治った鍾離達もテイワットが元通りになっていくのを見ていた。

鍾離「これは…奇跡なのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きて…」

 

んん…

 

「起きて玄鳥!」

 

「!」

俺は起き上がる。水面に顔をつけていたのか、少し咳をする。

「胡桃?」

「おはよ。」

 

俺は胡桃に差し伸べられた手を持ち、そのまま立ち上がった。

「なあ…大丈夫か?」

「大丈夫だよ。」

俺は胡桃を見つめる。

服はボロボロで顔も傷だらけだったが、元気そうだった。

「俺達…勝ったんだよな。」

「うん。」

「よかった…」

俺は胡桃に抱きついた。

「ああ…胡桃の匂いだ…」

「うん。玄鳥からもいい匂いする…」

 

そして、俺達はしばらく、砂浜を歩いていった。

「…これからどうする?」

「往生堂に戻って…ご飯食べる?」

「それがいいや…」

俺達は他愛の無い会話をしながら歩いていった。

 

「………」

言うなら今しか無いだろうか。

俺の気持ちを正直に言う事にした。

 

「胡桃。」

「何?」

胡桃は足を止める。

「俺さ…ようやく自分の気持ちに気づいたよ。」

「?」

俺は徐々に言葉を募る。

「俺さ…お前と過ごしてたらさ…毎日楽しくてさ…」

「……」

胡桃は黙る。

「あの時からずっと…俺と一緒に居てくれてありがとう…」

「…えっと…玄鳥?」

 

 

 

「………好きだ胡桃。」

「…………俺と…付き合って欲しい。」

その言葉を聞いて胡桃は泣き出した。

そして俺に抱きついてきた。

「遅いよ馬鹿…」

俺も胡桃に抱きつき返した。

 

「…裏切らないでよ…」

「分かってるよ。」

「…洗濯物とか…料理とか…教えてよ。」

「教えるよ。」

 

「………大切にしてね。」

「うん。」

 

そして、俺と胡桃は一緒に歩いて璃月に帰った。

その日の夕日は眩しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「動くなって。」

俺は甘雨に応急処置を施していた。

「わざわざすみません。」

「謝るなって。」

俺は甘雨の腕に包帯を巻き終えると、副木を巻いて固定する。

「痛くない?」

「はい。平気です。」

甘雨はそのまま座り込んだ。

「これから忙しくなるのかぁ…」

「ですね。街の復興に仕事に…あと…えっと…えっと…」

「落ち着け。」

俺は甘雨の肩に手を置いた。

「とりあえず、戦いは終わったんだ。今は落ち着こうぜ。な?」

「はい…」

「…まずさ…休暇取ろうよ。」

「休暇…ですか?」

「うん。街の復興をやったら…甘雨倒れちまうだろ?それに…俺が困る。」

「伏龍さん…そうですね…たまには…休暇を取るのも大事ですね。」

甘雨は笑った。

やはり可愛い。

「あ。それから甘雨。」

「はい?」

「今更だけど、俺にさん着けなくていいぞ。」

「え?」

「敬称は要らない。」

そう言われて甘雨は少し悩んだ。

「…はい。わかりました。伏龍さ……いえ、伏龍。」

「うん。それでいい。」

すると、何処からか女性が歩いてきた。

「大丈夫か?二人とも。」

「あんたは?」

「閑雲だ。」

「閑雲…まさか… 留雲真君か?」

「え!?」

甘雨が驚いた。

「察しがいいな。」

「匂いで分かるよ。」

「流石は甘雨のつがいだな。」

「留雲真君!?何故ここに!?」

「何故ここに?それは…甘雨と伏龍のイチャイチャしているところが気になっただけだ。」

「はは…勝てねぇや。」

「…ところで…」

留雲借風真君…いや、閑雲は口を開いた。

「いつ、孫の顔を見せてくれるんだ?」

「……………」

甘雨はフリーズした。

代わりに俺が口を開いた。

「100年後かな。」

「もっと早くしてくれないか?」

「じゃあ…50年?」

「もっと早く…」

「10年…」

「もっと早く……」

「じゃ、じゃあ5年でどうだ!?」

閑雲はしばらく考える。

「それでいい。」

「ありがとうございます。」

俺は手を合わせた。

「あんたが居なかったら…俺甘雨と会えなかったよ。一応感謝してる。」

「それはよかった。」

「留雲真君…!」

フリーズが解けた甘雨は閑雲に少し怒った。

俺は邪魔かと思って逃げ出そうとすると、甘雨に服を掴まれた。

 

それからしばらく説教された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう…」

「大丈夫?」

瓦礫を退かせる俺。そして俺に差し入れを運んできた刻晴。

「それは?」

「サンドイッチよ。食べる?」

「うん。」

俺はサンドイッチを食べる。

「美味いな。」

「そうかしら?ありがと。」

そしてサンドイッチを食べ終わる俺。

「流石に休憩かな…」

「それでいいんじゃない?」

「…これからどうしようかな…」

「仕事?」

「仕事やだ。辛い。」

「文句言わない。」

「いや、刻晴もその体で仕事できないだろ?」

「うっ…」

俺は刻晴の体を見つめる。

「…」

刻晴は口を膨らませて、俺に近寄ってきた。

「刻晴…?」

「今だけ…こうさせて。」

「…ならいいけど。」

そしてしばらくすると刻晴は眠っていた。

「…しょうがない奴だ。」

俺も刻晴と共に眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ごほっ」

血反吐をその場に吐いてしまった。

これで七回目。

「…やっぱり無理したか…」

「十夜?」

宵宮が薬を持ってきてくれた。

「ありがとう。」

「全く…無理したらダメやって…。」

「悪い。」

俺は薬を飲み込む。

「…稲妻に帰ったらどうするんだ?」

「うーん…ウチは…どうしよかなぁ…」

「まあ…花火でも作ったら?」

「そうやな。ありがと十夜。」

宵宮は微笑んだ。

「そういう十夜はどうするん?」

「お前と結婚したい…って言ったら?」

その言葉で宵宮はしばらくフリーズした。

「けけけ…結婚!?ウチと…十夜が!?」

「うん。」

「…う、嬉しいわ…ウチ…」

「じゃあ、式場探すか。」

そう言ったら宵宮は静かに頷いてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…」

自分の手を見つめる。

「…終わったか…」

ヴラジラが倒されて、俺はズオズとしての使命が解放された気がした。

しかし、これからどうしようかという事を考えていなかった。

「どうしよっかなぁ…」

「何をどうするの?」

「ニィロウ…」

ニィロウが頭の被り物を外していた。

いつもは被ってる姿しか見ないので新鮮だった。

「被り物は?」

「今は往生堂に置いてるよ。」

「そっか。」

俺達は地面に座る。

そして夕日を眺めていた。

「あの夕日はまるでニィロウみたいに綺麗だ。」

「え?そうかなぁ…ありがと!」

そう言われて微笑むニィロウ。

その笑顔は俺にとってはとても眩しかった。

 

すると、自然とニィロウの頭を撫でていた。

「……んえ?ファング?」

「あ、悪い…つい…」

「…もっと撫でて。」

そう言ってニィロウはそっちに頭を差し出してきた。

「分かったよ。」

そして俺はニィロウの貴方を撫で始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フリーナ。」

「ん?」

「大丈夫かい?」

「君の方が大丈夫かい?大怪我してるよ?」

フリーナが僕の体を見る。

確かに服もボロボロだし顔も血だらけだ。

「どうって事ないさ。」

「ところでフリーナ。君はこれからどうするんだい?」

「僕?僕は…そうだなぁ…」

フリーナはしばらく悩む。

「君と共に毎日を過ごしたいな。」

「僕と?」

「うん。君と居れば…僕は何も怖くないからね。」

「嬉しいこと言ってくれるな。」

そう言って僕はフリーナを肩車した。

「とりあえず往生堂に行こう。あそこには人が集まるからね。」

「そうだね。」

そしてしばらく歩く。

「マルクの背中はあったかいなぁ…」

フリーナがそう言いながら眠った。

流石に疲れたのだろう。

「ゆっくり眠るといい。お疲れフリーナ。」

静かに呟いて僕は歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………璃月に三人の青年が居た。

 

 

 

一人、璃月に住み、『夢幻の律者』と呼ばれる男。

 

二人、璃月に住む仙人、後に『久遠の律者』と呼ばれる男。

 

三人、璃月七星の青年、後に『断罪の律者』と呼ばれる男。

 

そしてそんな彼らを見守る三人の少女と、六人の男女。

 

熱き青年達は暴れた数だけ強くなる。

暴れた数だけ優しさを知る……。

 

夢へと頑張ったソルジャー達の物語は…遂に幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終回『璃月のとある物語』

 

 

 

これにて、一件落着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄鳥「ふう…これでよし。」

洗濯物を干している玄鳥。

世界を救ってから数ヶ月。今は洗濯物を簡単に干せる程平和になっていた。

玄鳥「やっぱり平和が一番だよなぁ…」

 

すると…

玄鳥「ん?」

玄鳥は何かが皿の上にパンが乗っているのを見つけた。

玄鳥「なんだこれ?」

玄鳥がそれを見つめていると、突然そのパンを奪い取った。

 

???「返せ。これは、俺のチリドッグだ。」

少年はそのチリドッグを貪った。

玄鳥「あんたは?」

???「さあ?どうかな?おっとこれから用事なんだ。」

そして少年は歩いて何処かに向かっていった。

 

玄鳥はそれを追うが、ついていけなかった。

 

玄鳥「……なんなんだあいつ?」

そして玄鳥はその場に取り残された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「じゃあ、行きますか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最終回です。
ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回作もご期待ください!








































「さあ行こうぜ、開拓の旅に。」

To be continued…




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第三章 帰ってきた原神
第一話 「帰ってきたあいつら」


ストーリー完結したし色々しようと思っていました…

しかしどうしても続きを書きたかった…後悔は無い。


…………………璃月に三人の青年が居た。

 

 

 

一人、璃月に住み、『夢幻の律者』と呼ばれる男。

 

二人、璃月に住む仙人、後に『久遠の律者』と呼ばれる男。

 

三人、璃月七星の青年、後に『断罪の律者』と呼ばれる男。

 

そしてそんな彼らを見守る三人の少女と、六人の男女。

 

熱き青年達は暴れた数だけ強くなる。

暴れた数だけ優しさを知る……。

 

 

……ヴラジラとの戦いから約一年半が経ちました。

 

 

 

 

玄鳥「平和だなぁ…」

胡桃「平和だねぇ…」

二人は草原で日向ぼっこに興じていた。

玄鳥「しかし、まさかこんな平穏な日々が訪れるなんて誰が想像出来ただろうな。」

胡桃「これも私達のおかげだね!」

玄鳥「そうだな。」

胡桃「この平和も私と玄鳥の愛の結晶だよね!」

玄鳥「違うぞ。」

胡桃「即答!?」

1年の間に璃月の街はだいぶ復興された。瓦礫だった建物も新しいものになり、壊された建物も修復されていた。

胡桃「あれ?あそこにいるのは……」

胡桃が指を差す先には一人の少女がいた。

玄鳥「旅人だな。」

胡桃「おーい!旅人ー!」

蛍「……ん?」

胡桃の声に反応して振り向く少女。

胡桃「やっぱり旅人さんだ!久しぶりー!」

蛍「お久しぶり胡桃。玄鳥もね。」

玄鳥「おう。」

胡桃「旅人はどうして璃月港に来たの?」

蛍「ちょっと散歩かな?景色もだいぶ変わったから。二人は?」

胡桃「日向ぼっこ。」

玄鳥「同じく。」

蛍「……二人らしいね。」

胡桃「えへへ〜♪」

そんな二人の姿を見て旅人は少し寂しそうな表情をしたが、それを悟られないように明るい表情を作った。

胡桃「ねえねえ、旅人の話も聞かせてよ。」

玄鳥「あれ以来、全く璃月を動いてないからなぁ…蛍の冒険の話聞かせてくれよ。」

蛍「そうだね……じゃあ、とある冒険者達の話をしよう。」

胡桃「お!聞かせて聞かせて!」

蛍「じゃあ始めるよ……」

三人は歩きながら璃月に向かった。

 

蛍「…ナタでの問題を解決した後…スネージナヤの問題も解決したよ。」

玄鳥「流石蛍だな。」

胡桃「流石旅人!」

玄鳥「璃月に来たわいいが、これからどうすんだ?」

蛍「凝光に挨拶してこようかな。」

玄鳥「凝光か…俺達も着いて行くか?」

蛍「大丈夫。」

胡桃「旅人、一人で大丈夫?」

蛍「うん。それより二人はこれからどうするの?」

玄鳥「しばらく散歩かな。」

胡桃「私もー!」

蛍「……そっか。じゃあまたね。」

玄鳥「ああ、またな。」

胡桃「またねー!」

旅人は走って去っていった。

玄鳥「じゃあどうするよ?」

胡桃「うーん……」

???「お?懐かしい顔がいるじゃないの。」

玄鳥「ん?ああ、伏龍か!」

胡桃「おひさー!」

伏龍「おひさ〜って、お前らも変わんねぇな。」

玄鳥「お前もな。」

胡桃「ほんとほんと〜」

伏龍は俺達と共にヴラジラとの死闘に参加していた仙人の一人。今は璃月で積極的に働いているようだ。

玄鳥「今日はサボりか?」

伏龍「甘雨から逃げてきたんだよ…見つかったら三徹だぜ…」

胡桃「大変そう……」

玄鳥「甘雨と仲良くなったんだな。」

伏龍「元からだぜ。」

玄鳥「まぁ、頑張れよ……」

伏龍「ああ。じゃあな。」

胡桃「またね!」

伏龍と別れて璃月港を歩く二人。

色々な場所を歩き続けて、往生堂に帰ってきた。

玄鳥「今日何食べたい?」

胡桃「玄鳥のマーボーカレーがいいな♪」

玄鳥「了解。」

玄鳥は胡桃の頭を撫でて、往生堂に入って行った。

 

 

 

玲瓏「よし…」

玲瓏は荷物を運んでいた。

天おじから天枢の座を引き継いでから毎日が忙しい日々の玲瓏。

あの頃の楽しくも辛かった日々が夢のように感じていた。

玲瓏「ん?」

玲瓏は未来を見て、向こうから物音がするので行ってみる事にした。

 

物陰を見ると、そこには謎の粘液が残されていた。

玲瓏「これは?」

玲瓏は触ろうとするが、未来を見て考えが変わった。

玲瓏は急いで物陰から離れた。

 

すると、粘液は爆発した。

玲瓏「爆発粘液!?誰だ!」

???「おいおい。挨拶も無しか?」

玲瓏「ブレドランか…!?」

???「そうそう。俺はラセツブレドラン。よろしくな?」

玲瓏「生き残りが居たのか!」

ラセツブレドラン「生き残りか…俺は他の星の奴らとの戦闘で休息中だったんだよ。」

玲瓏「なるほど…今になって…着任したわけか…」

ラセツブレドラン「俺は他のブレドランとは違うぜ?覚悟しな!」

するとラセツブレドランは凄いスピードで攻撃して来た。

玲瓏「チッ!」

玲瓏はテクニカルフォームになり攻撃を避ける。

するとラセツブレドランの腕から粘液が飛び散った。

その粘液が玲瓏の服にこびりついた。

 

玲瓏「しまった!」

ラセツブレドラン「ボン!」

ラセツブレドランのその声と共に、玲瓏は爆発してしまった。

玲瓏「うわっ!」

玲瓏は地面を転がった。

玲瓏「なんて爆発だ…威力が高過ぎる!」

ラセツブレドラン「そうだろ!?ヴラジラも俺の能力を買ってたからなぁ。」

玲瓏「ヴラジラにも評価された能力が…厄介過ぎる!」

ラセツブレドラン「だろ?だったらくたばれよ!」

ラセツブレドランが殴りかかってくる時、何かが止めた。

マルク「大丈夫か?」

玲瓏「…!マルク!」

榊原十夜「俺も居るぜ?」

玲瓏「十夜!」

ファング「こういうのは、俺も言わなきゃ駄目か?」

玲瓏「ファング!」

三人はラセツブレドランの拳を弾き返した。

ファング「一年半振りか?随分な負けっ面じゃないか。」

玲瓏「うるせえ!下がってろ!」

玲瓏は雷を纏った足蹴りを放つ。

三人はキックを避け、上から攻撃した。

ラセツブレドラン「おっと!」

宵宮「せやっ!」

すると上から矢を放つ宵宮達も居た。

ニィロウ「お待たせ!」

フリーナ「とう!」

ニィロウ達は屋根から降りて武器を構えた。

玲瓏「どうする?こっちは七人居るんだぜ?」

ラセツブレドラン「流石に部が悪過ぎるかな。あばよ。」

ラセツブレドランはジャンプして逃げて行った。

玲瓏「………」

 

玲瓏が上を見ていると、後ろから刻晴の声がした。

刻晴「玲瓏ー!」

玲瓏「刻晴。」

刻晴「もう!遅いわよ!運ぶくらいなら数秒もかからないでしょ?」

宵宮「まあまあ刻晴ちゃん。あんま怒らんとき。」

刻晴「あら宵宮。久しぶりね!元気だった?」

宵宮「うん!」

榊原十夜「にしても…また壮大な戦いになりそうだな。」

ファング「そうだな…。」

 

十夜は空を見上げながら言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃……

甘雨「………」

チャポン…

甘雨「……!」

甘雨は竿を引っ張った。

甘雨「えい!」

甘雨が思いっきり竿を引っ張るとグッピーが釣れていた。

 

甘雨「……大物釣れませんね…」

 

甘雨「大物を釣って伏龍に見せてあげたいですから…早く釣り上げてやります!」

 

そして甘雨は再び釣りを再開した。




登場人物

玄鳥
主人公。夢幻の律者。一年の間に胡桃との仲も進展した。往生堂に定職に就いた。

胡桃
ヒロイン。体が成長した。胸はまだ(ry

伏龍
久遠の律者。仕事は積極的にするようになったが、性格は変わっていない。

甘雨
仕事好きの仙人。最近は息抜きに釣りを始めた。

玲瓏
断罪の律者。なんやかんやで天おじから天枢の座を引き継いだ。サボりはしなくなった。

刻晴
璃月七星の一人。玲瓏ガチ勢。

榊原十夜
紆余曲折あり榊原家の当主になった。当主の衣装にはまだ慣れない。

宵宮
髪が伸び、花火作業をする時以外は髪を結ばなくなった。

ファング
ズオズ最後の生き残り。人間としての生活を謳歌している。

ニィロウ
性格も見た目も変化無し。ファングとの仲は進展した。

マルク
フリーナとの仲は進展している。太刀筋も技のキレも上昇した。

フリーナ
人間生活1年。マルクガチ勢。服装に変わりは無い。


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第話 「叢雲の月夜に、水刃は語る」

フリーナとマルクの関係書いてなかったから書く。


フリーナ「胡桃!一緒に七聖召喚しようよ!」

胡桃「いいよー!」

二人は七聖召喚をしに部屋に向かった。

マルク「フリーナは元気そうで何よりだな。」

玄鳥「ああ。」

玄鳥は一回黙った後、喋り出した。

玄鳥「気になってたんだけどさ。お前とフリーナの関係ってなんなんだ?」

マルク「ん?」

玄鳥「お前いっつもフリーナといるから気になったんだ。」

マルク「そういえば言っていなかったね。いい機会だし、君には語るよ。」

そしてマルクは過去について語り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー僕が生まれたのは今から700年前。

遥か時代に誕生した最初のフォンテーヌ人だった。

しかし、莫大なエネルギーを制御する為に…僕は200年も自身を封印続けていた。

 

マルク「…………」

僕が力を制御し終えると同時に鏡に映る何かに語りかけられた。

マルク「誰だ。」

???「ごめんね。こんな感じで邂逅してしまうなんて。」

僕は鏡の存在に警告して剣を握った。

しかし、彼女からは敵意を感じられず、僕は剣から手を離した。

マルク「君は誰だ?」

???「僕はフォカロルス。…ただの水神さ。」

マルク「水神?…今の水神は…フリーナという者では?」

フォカロルス「……君なら…」

マルク「?」

フォカロルス「君なら…話していいかもしれないね。」

そして僕はフォカロルスから全てを聞いた。

マルク「天理を…欺く。」

マルク「大体分かった。…しかし、それを僕に話していいのかい?」

フォカロルス「…別にいいんだ。"彼"がいる限り、天理は派手には動けないからね。」

マルク「"彼"?」

フォカロルス「…数百後には"夢幻の律者"と呼ばれる少年なんだ。彼がいる限り、今の天理だって僕達の話を聞く事は無いだろうからね。」

マルク「夢幻の律者…」

僕が初めて聞いた夢幻の律者という単語…これが数百年後に現れる事になるとはね…

マルク「…しかし、フリーナに脅威が迫る時…どうするんだ?」

フォカロルス「…僕の提案を聞いてくれるかい?」

マルク「いや待て。大体分かったぞ?」

マルク「…僕に…フリーナを守って欲しいのか?」

フォカロルス「ビンゴ。今の僕では彼女を守れない。」

フォカロルス「しかし、君の鍛え抜かれた力ならば…フリーナを守る事ができるだろう。」

マルク「………分かった。僕が…フリーナを守り抜くと誓おう。」

そして僕はフォカロルスから力を授かった。

それは天理を欺くまで不死の呪いを授かった。

色々話を聞いた後、僕はフォカロルスに案内されてフリーナの元に向かった。

 

 

 

 

 

マルク(どんな奴なんだろう。イカついかな。)

そしてドアをノックする。

???「んー?誰だい?」

マルク「入ってよろしいか?」

マルク「いいね。入るよ。」

???「ええ!?無理矢理かい!?」

そして僕が部屋に入る。

すると、そこにはフォカロルスに似た少女がいた。

マルク「!?」

よく似ていた。

フリーナ「き、君は…誰なんだい?」

僕の目の前にいるのは、足を震わせ、少しオドオドしたただの少女。

マルク(これが天理を欺く為の水神なのか…?)

マルク(ただの年相応の少女じゃないか…)

その時、僕は心に誓った。

僕はフリーナの前にひざまづいた。

マルク「…僕の名はマルク。貴女を護衛する為に、ここに推参しました。」

マルク「僕に出来る事なら…なんでもどうぞ。」

フリーナ「へ…えぇ??」

あの時は流石のフリーナも困惑していたよ。

その後、平然と高圧的な態度を取っていたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルク「あとは…旅人から聞いた通りだ。」

マルク「100年の間に…フリーナのメンタルケアを行いながらも、僕は予言が終わるまでフリーナを守り続けた。」

玄鳥「そっか。頑張ったんだな。」

玄鳥はマルクの肩に手を置いた。

マルク「僕は…フリーナを守る事ができただろうか?」

マルク「旅人が来てからは、フリーナと居る時間が減った。…むしろ…遠くから見る事が増えてしまった。」

マルク「そしてフリーナの審判の時は…胸を締め付けられた。」

玄鳥「…マルク……」

玄鳥がマルクの顔を見ると、少し泣いていた。

マルク「…僕は…正しい事をできたのかな?」

玄鳥「……俺は正しいと思うぜ?」

玄鳥「頑張ったんだろ?だったらいいじゃないか。」

マルク「玄鳥…」

マルク「…君のおかげだ。…君は知らないだろうが、君が居たおかげで…僕はフリーナの元に行けた。礼を言う。」

玄鳥「ただの運命の巡り合わせだよ。」

玄鳥は肩をポンポン叩いた。

すると、部屋から二人の声が聞こえてきた。

フリーナ「うわーん!マルクゥー!」

マルク「うおっ!フリーナどうした!?」

フリーナ「また胡桃に負けちゃったよー!」

胡桃「あはは…ごめんねー…」

玄鳥「はあ…おいボディーガード。」

マルク「ふっ…そうだな。」

するとマルクが胡桃の前に立ちはだかった。

マルク「よし胡桃。僕と七聖召喚で勝負しよう。僕が勝ったらフリーナに璃月を案内して楽しませるんだ。君が勝ったら…玄鳥に夜の営みをさせてやる。」

玄鳥「はあ!?」

胡桃「え!?いいの!よーし!負けないぞー!」

玄鳥「おいマルク!俺を売ったな!?」

マルク「部の悪い賭けは嫌いじゃない。それに…」

マルク「戦いは、ノリの良い方が勝つんだ。」

そしてマルク達は部屋の奥に進んだ。

フリーナ「あはは、マルクは相変わらずだなー。」

玄鳥「昔から仲いいんだな?」

フリーナ「うん!…だって彼が居なかったら…僕の心は壊れていたかもしれないから…」

玄鳥「…フリーナ。辛かったか?」

フリーナ「…正直辛かった…諦めかけた時もあったけど…マルクがいたから…もう少し頑張ろうと思えたんだ。」

玄鳥「フリーナにとって…マルクはどんな存在?」

玄鳥がそう言うと、フリーナは頬を赤らめた。

フリーナ「き、君はこう言わせるのかい!?」

玄鳥「あっそ。好きなんだな。」

フリーナ「え!?別にそんな事は…」

玄鳥「じゃあ嫌いなのか?」

フリーナ「そんなわけないだろ!?」

玄鳥「じゃあ好きだな。」

玄鳥は笑ってマルク達の元に向かった。

フリーナ「あ!待ってよ!」

フリーナが玄鳥の後を追う。

すると……何処からか声がしてきた。

 

「幸せにね。」

 

フリーナ「…え?」

フリーナは後ろを振り向く。

しかし、特に何も居なかった。

玄鳥「どうかしたか?」

フリーナ「…なんでもない。」

フリーナは再び前を向いた。

フリーナ(フォカロルス…僕は今はこんなだけど…僕は幸せだよ。)

そしてフリーナはマルクに抱きついた。

フリーナ「マルクー!絶対勝ってね!」

マルク「お、おう!頑張るぜ!」

そして二人は七聖召喚を始めた。




なんやかんやでこんなのができた。


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第三話 「海灯祭だってさ」

甘雨の新衣装…?

アリガトウ…アリガトウ…


伏龍「え」

マルク「海灯祭だな。」

伏龍「甘雨の新衣装…?」

伏龍はそう言うと天に飛び去った。

榊原十夜「おい!伏龍!ああ、行っちまった。」

甘雨「あ、あの。伏龍は?」

ファング「空に飛び去った。」

甘雨「え?」

 

伏龍「甘雨の新衣装が嬉しすぎてビッグバンになっちゃった。」

伏龍は天から雲を突き抜け降りてきた。

伏龍「甘雨新衣装最高だお。」

甘雨「あの、その……。」

伏龍「海灯祭かあ。楽しみだなあ。」

甘雨「そ、そうですね……。」

伏龍と甘雨は顔を真っ赤にしながら言った。

伏龍「閑雲に挨拶しないとな。」

甘雨「留雲真君にですか?」

伏龍「甘雨を嫁にくださいって言う。」

甘雨「ほ、本当に言うんですか!?」

伏龍「うん。これは決定事項。」

玲瓏「おい、お前も海灯祭の準備手伝え。」

 

玲瓏が伏龍の頭をハリセンで叩いた。

伏龍「イッテ!なんだよ玲瓏!」

玲瓏「お前達がいつまで経っても来ないからな。ほら。」

伏龍「うおっ」

玲瓏は箱を伏龍に渡した。

伏龍は両手で箱を持った。

玲瓏「お前らも持てよ?」

玲瓏は二人にも箱を手渡す。

 

ファング「俺達もか!?」

玲瓏「折角璃月に来たんだ。働けニート共。」

ファング「俺最近バイト始めたんだがな。」

玲瓏「黙れ。働け。」

榊原十夜「酷い!」

 

 

………

その頃、往生堂では…

マルク「…フォーカード。」

玄鳥「負けた…」ガクッ

マルク「玄鳥…君、ポーカー下手くそ過ぎないか?」

胡桃「玄鳥昔からこう言うのに弱いよね〜…」

フリーナ「戦いだと誰よりも強いのに、こういうゲームはできないんだね。」

すると玄鳥はカードを叩きつけて言った。

玄鳥「うるせー!料理だって一応できるわ!」

マルク「フォローになってない。」

玄鳥「ちくしょう!なら俺が絶品料理大量に作ってやるから見とけ見とけよ!」

玄鳥はエプロンを着て、キッチンに走って行った。

 

そして数分後。

玄鳥「マーボーカレー、きつねうどん、ハンバーグ、クレープ、パンケーキ、ホールケーキ、パフェ、ブッシュドノエル!色々作ってやったぞ。」

マルク「普通の料理より甘い物が多い気がする。」

フリーナ「確かに甘い物の割合が多いね…」困惑

胡桃「おいひ〜♪」

玄鳥「だろ!?」

マルクは呆れた顔をしてハンバーグを食べ続けた。

マルク「美味い。」

 

…………

 

伏龍「甘雨を嫁にください!」土下座

閑雲「今更なのか?」

伏龍は地面に頭を撃ちつけながらそう言った。

閑雲「…我は早く甘雨とお主の子が見たくて仕方ないのだ。」

伏龍「ファ⁉︎それって…結婚してもいい…って…コト!?」

閑雲「うん。」

それを聞いた伏龍は再び空に打ち上がり、連続で爆発した。

 

『あれ花火かな?』

『ちょっと早い気がするけど?』

 

伏龍「…プ、プロポーズってどんな風にしたらいいかな…オレヨクワカンナイ。」

閑雲は少し呆れた顔で伏龍に申した。

閑雲「甘雨から聞いておるぞ、甘雨と付き合う前はナンパばかりしておったと。」

伏龍(なんでそれ言っちゃうの甘雨!)

甘雨「…あら?伏龍に留…閑雲。どうしたんですか?」

伏龍「ちょ、ちょっとね〜…」

閑雲「伏龍が甘雨にプロポーズしたいそうだ。」

伏龍「か、閑雲さん!?」

甘雨「え、ええ!?」

閑雲「早く孫の顔を見せてくれ。」

二人「……………」赤面

 

玲瓏「サボってないで手伝ってくれ???」

 

 

 

………

そして更にその頃……

 

玄鳥「お!あれは!」

玄鳥が蛍の隣に歩いている少年を見かけた。

嘉明「お!玄鳥じゃないか!久しぶりだな!」

玄鳥「お前もな!」

二人はハイタッチした。

すると、蛍が胡桃の前に近づいた。

蛍「二人は知り合いなの?」

胡桃「うん。10年ぐらい前から会ってなかったけど、その時の二人はとっても仲良しだったんだよ。」

蛍「へえー…玄鳥からも嘉明からもそんな話聞かされなかったな。」

胡桃「二人共あんまりそういうの言及しないから…」

蛍「胡桃は玄鳥の事よく知ってるんだね。」

胡桃「え!?…そ、それは…玄鳥は…私の…彼氏…だか…ら…」

胡桃は全身を赤くして照れている。

 

嘉明「…重雲や行秋から聞いたぜ、割れた地表を直したんだろ?」

嘉明「…久しぶりに再会した親友が、世界を救った英雄になっちまったとはな。」

玄鳥「英雄なんて…俺はやるべき事をやっただけ。それだけさ。」

玄鳥「それに、英雄なんて肩書きに意味は無い。大切なのは何をやったかだ。」

蛍(ホヨバースっぽい台詞来たね…)

伏龍「お、何やら盛り上がってるご様子で。」

すると、伏龍、玲瓏、甘雨、刻晴の四人がやって来た。

玄鳥「お、噂をすれば英雄その2とその3」

伏龍・玲瓏「誰がその2(3)だ!!」

玄鳥「悪い悪い。てか、どうしたんだよその服。」

伏龍「へへへ、いいだろ!?閑雲に貰ったんだ!」

玲瓏「この前、閑雲さんに『好きな色は何か』と聞かれてな。」

玄鳥(玲瓏の服は紫と黒を基調とした衣装か…!カッケェ!)

玄鳥(伏龍のは緑と黒を基調とした服…!しかも、髪型がいつもと違うから雰囲気が違う!すげぇ!)

玄鳥「はあ…」

玄鳥は二人の服装にとても着目していた。

玲瓏達は小声で会話する。

伏龍(あいつすげぇ俺達の服すげぇ着目してるぜ?)

玲瓏(仕方ないだろう、玄鳥は肝がすわっているとはいえ、まだ17歳の少年なんだ。)

伏龍(世界を救った英雄サマも、かっこいい衣装には夢中になるものなんだな。)

伏龍は咳払いして髭と眼鏡を付け始めた。

伏龍「お前達にいい事を教えてやろう!今、閑雲がお前用の衣装を作ってくれている!」

玄鳥・胡桃「それ本当!?」

玲瓏(がっついた!流石陽キャ…)

伏龍「できるのは、明日ぐらいかな?ま、気長に待てや。」

玄鳥「楽しみだなぁ…」

玄鳥達が浸っていると、地面が揺れた。

嘉明「な、なんだ!?」

玄鳥「海からか!」

六人は海を見る。

すると、そこから量産型ズオズが10体程再来して来た。

玲瓏「おいおいズオズが居るぞ。あいつ全員1年前に倒したんじゃ無いのか!?」

伏龍「残党だろうな。」

玄鳥「よっしゃ、久々の仙獣王行ってみるか!」

伏龍「よっしゃ!」

そして三人は横に並んだ。

 

「「「仙獣合体!!!」」」

 

胡桃「私達も!いっくよー!」

刻晴「ええ!」

甘雨「はい!」

 

「「「翼竜変形!!!」」」

 

そして2体の巨人が再び誕生した。

 

玄鳥「完成!仙獣王!」

胡桃「完成!翼竜王!」

 

玄鳥「行くぜ!」

胡桃「うん!」

そして翼竜王が飛行してズオズを切り裂く。

仙獣王がブレードでズオズを切り裂いていく。

 

玄鳥「ちょっと多いかもな…」

榊原十夜「だったら俺達の出番だな!」

そして崖から闘拳王が飛んできた。

玄鳥「十夜!」

榊原十夜「玄鳥。超重仙獣王で行くぜ。」

玄鳥「お前から申請してくるとはな。よっしゃ!行くぜ!」

 

12人「超重仙獣合体ッ!!」

玄鳥達の叫び声と共に三体の巨人が合体した。

12人「完成!超重仙獣王!」

 

グランドテイルランスを地面に突き刺して、胴体にエネルギーをチャージし始めた。

玄鳥「超重爆砕砲!」

極太のエネルギーがズオズに直撃してズオズ達は爆散した。

 

玄鳥「これにて一件落着ってね。」

伏龍「侍戦隊はもう終わったぜ?」

 

 

……

そして数日後。

フリーナ「こほん。それでは!胡桃と玄鳥の新衣装は…こちら!」

フリーナがマントを降ろす。

玲瓏「おー…」

そこには、閑雲の作った新衣装を着た胡桃と玄鳥が立っていた。

甘雨「まあ…!凄く似合ってます!」

伏龍「玄鳥の服装は元々の服のアレンジって感じか?」

玲瓏「謎の腰マント!」

ニィロウ「赤色と黒色の装飾も似合ってるね!」

ファング「胡桃のはチャイナ風なのか。」

マルク「カップル同士どちらも黒と赤色があるんだな。」

玄鳥「…そ、それは閑雲に言ってくれ…」

玄鳥は照れながら頭を掻く。

刻晴「海灯祭まであと少し。これからが一踏ん張りよ!」

玲瓏「それじゃあ、海灯祭を祝して!」

 

12人「乾杯ッ!」




ディスガイア7楽しいなぁ!
コードヴェイン楽しいなぁ!
閃の軌跡楽しいなぁ!

更新できねぇ!やだー!


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