何故かFクラスの俺のリアルな生活 (にこちゃえもん)
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1話

二作目の投稿ですがあんまり慣れてません。 でも頑張ります。


「ああ⁉︎やってしまった。あんだけ勉強したのに。」

 

時計を見るともう11時になっていた。 テストはちょうど終わったぐらいか。

やっぱり1日前だけ勉強するのは無理があったなあ。

 

「もう学校行っても遅いか。……」

 

もう言葉も出ない。だって、うう、

 

「もうFクラス確定だーーーーーーあ!」

 

泣きたい。でも悪いのは日頃から勉強してない俺だ。

明日から1年がんばろぅぅ。元気出ない。

 

「しょうがない今日はもう寝よ。全く寝てないし。」

 

こうして、この俺、神風竜矢のむごい1日が朝から終わった。

 

そして、翌日。

 

「うーん、良い目覚めか。」

 

これでAクラスにでもなっていたら良い目覚めだったんだが。

 

「まあ過去は振り返らない。それが良い、今の自分にとっては……」

 

さて、ご飯の用意して学校に行こうか。 うん?メールが着てる。誰から?

 

『昨日、なんで学校に来なかったの?どうせ、竜矢のことだから、徹夜してそのまま昼まで寝ちゃたんでしよ。まあ頑張りなさい。じゃあ、また学校で。』

 

「はあ、優子か。流石、全部わかってるなあ。」

 

驚くべきことだ。こんだけわかっていることは。

ちなみにこのメールは木下優子からだ。なんでも父親の従兄弟の娘で仲が良い。

親が出張で1人暮らしを始めてからは結構な頻度で家に呼ばれる。

そしてその双子の弟、木下秀吉といて、これがまた、両方似てる。2卵性とは聞いているがそれにしては似すぎ。

しかも、秀吉はオペラをこなす程の演劇氏だ。そんなんで同じ声で同じ服着てそこにおったら、本気でわからん。

まあそんなことはさて置き、

 

「ご飯も食べ終わったし学校に行こう。」

 

そして、俺は、学校に向かった。

 

 

 

 

学校への途中……

 

 

 

「あれ、竜矢じゃないか。」

 

名前を呼んだ方を向いていると、

「おう、明久おはよう。」

 

ということで吉井明久いた。こいつと一緒っていうのは確定だな。まあ知ってるやつがいただけでも良しとしようか。今のは少々上からなところがあったから謝ります。ごめんなさい。それは、いいとして、

 

「明久、テストはどうだった?」

 

「うん、バッチリだね。Cクラスぐらいには行けそう。」

 

こいつ、ガチで言ってるのか。いやいや、まぐれで良かったかもしれないし、ちょっとからかってやる。

「明久、ホイ、あれ何か分かる。」

 

と俺はポケットからあるものを取り出した。

 

「えっなに。あれって秀吉の写真!あっ風に飛ばされて行く。逃がすかー。」

 

まさかそんなんに引っかかるとは思わなかった。でも明久

だからしょうがない。さて、俺は学校に行こうか。




さて次は校舎に入るところです。

コメントで書いていきたいと思います。


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2話

「おお神風。どうだ、Fクラスになった気分は」

 

校舎に入ろうとすると、歩く暴力兵器こと鉄人、いや西村先生が話しかけてきた。

 

「そんなこと聞かなくてもわかるじゃないですか。少なくとも嬉しいなんていう人はいないですよ。」

 

バカにとっては普通と思っているだろうが。少なくても俺はそんなことになりたくない。

 

「まあ、そうだな。次の振り分け試験は後のこともちゃんと考えろ。実際、お前はAクラスにいける実力があるとは言わない。だがな、Fクラスになることはなかっただろうな。」

 

そんなことを言ってくれるんだったらもう1度、振り分け試験を受けさせてくれたら良いのにな。でも、なんか元気は出てきた。

 

「でもまあ、Fクラスにはお前が知っている奴が結構いるぞ。だから、今年は今年で楽しめ。じゃあ、教室に行ってこい。」

 

最近、鉄人が優しく思えてきたが、気のせいか?

 

「あっそうそう神風。補習ではみっちり扱いてやるから

な。」

 

少しでも、優しいと思った俺がバカだった。やっぱり俺はバカか。バカといえば、同じクラスの奴といえば誰だろうか?

とりあえず明久か。いくら調子が良かったとはいってもバカだからなあ。

あとは、あまり思いつかない。明久がバカすぎるのかは知らないが他の奴は結構普通に感じる。

じゃあ教室に行こうか。

 

 

 

 

そしてー

 

 

 

 

 

Fクラスってどこにあるんだろうか?

行ったことがないし、見たこともない。目の前にはAクラスがあり、ここから見渡してもFクラスは見つからない。

 

もしかして迷った?

 

「あれ?竜矢じゃない。こんなところでどうしたの?」

 

周りをきょろきょろしていると優子が目の前にいた。

 

「ああ優子か。実はその、なんだFクラスの行き方がわからなくてさ探してるんだ。もうすぐ、チャイムが鳴るから急いでるんだけど。」

 

そう言うと優子は呆れたような目で俺を見てきた。これはまさしく、バカを見る目。

 

「Fクラスは旧校舎よ。自分の教室ぐらい覚えておきなさい。ああそうそう、愛子もAクラスよ。アンタもあんな失敗をしなかったら、Aクラスになれてた?」

 

この疑問形はもう俺にAクラスは無理だと言いたいのか。

 

「無理無理。俺がAクラスなんて無理に決まってる。まず全ての点数が良くないといけないのに、理数系でもなく、文系でもなく、副教科が得意でもない俺にはCクラスも厳しいだろ。」

 

すると優子は何故か笑い出した。

 

「アンタそんなこと思ってたの?別に全部、平均より高いアンタがCクラスにすら行けないわけないでしょ。ほら、そんなネガティブに考えずにさっさと教室に行きなさい。」

 

そういえばそうか。

俺はネガティブに考えすぎた。点数が得意教科以外大きく差がないのはある意味良いことか。よし元気出た。

 

「ありがとう優子。じゃあ。」

 

そして、教室に向かって歩いた。




次も頑張ります


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3話

続きです。 言うのを忘れていましたが、姫路は話の都合上、出ていません。姫路ファンの人は無理に見なくてもいいです。


あっここか……ばっちい。

まさか、汚い教室だとぐらいは思っていたけどこれは、ない。

Aクラスと比べたら月とスッポンと言っても、過言ではない。

とは言ってもここが自分のクラスである昔から住めば都と言われるが本当にそうなるのか。

まあどうでもいいけど、入ろうか。

 

「(ガラガラ)おはよう。」

 

中も外もあんまり変わらないな。これは酷い。

 

「おっ、竜矢か。さしぶりって程でも無いな。」

 

綿が少ない座布団で雑魚寝をしているのは俺の友人、坂本雄二だ。

 

「ああ。この前みんなで集まっただろ。」

 

この前、元1年Cクラスの仲がいいメンバーで集まった。あの時は、結構、楽しかったなあ。

 

「そういえば、そうだな。ああ俺以外にも、顔見知りのメンバーが揃っているぞ。ほら。」

 

「おはようじゃ、竜矢元気にしておったか?」

 

話しかけてきたのは木下秀吉だ。秀吉とは長い付き合いであり、優しいやつだ。

 

「おお秀吉。俺は元気だぜ。」

 

「そのようじゃな。他にも顔見知りがいるぞい。ほれ。」

 

「あっ神風じゃない。久しぶりね。」

 

次に話しかけてきたのは島田美波だった。

 

「おお島田、久しぶりだ。この前、作ってもらったご飯が美味しくてさあ、俺にもあれを教えて欲しいんだけど。」

 

この前、集まったときに島田が作ったうどんが美味しくて、あの味が自分でも出せるようになりたいと思った。

 

「ああ、そんなこと。それは実は木下さんに教えてもらったのよ。アンタが言ったら教えてくれるでしょ。

まあ、今年1年よろしく。」

 

「ああ、よろしく。」

 

で、他には……うん? そこで島田のスカートを覗いでいるのは、ムッツリーニか。

 

「ようムッツリーニ。相変わらずだなお前は。」

 

「……竜矢か。おはよう。」

 

本当に、スケベだ。まあ去年から知っているが、

 

「お前は今なにしてる?」

 

「……畳の質を見ている。」

 

「あっそ。もう今更だけどな。」

 

「ところで、明久を見ていないか?」

 

突然、雄二が疑問そうな顔で聞いてきた。

 

「明久なら、そろそろ来るだろ。さっき、秀吉の写真に釣られて、どっか行ったから。」

 

今思うとなんか、面目なく感じる。と、そこに、

 

「皆さん、席について下さい。」

 

あれは、福原先生か。見た目では普通だが、なんか凄い人らしい。噂では。

 

「「「へーい」」」

 

皆は、式に戻って行く。俺も席に戻らないと。

 

「はい、私がFクラス担任の福原です。用事があれ『遅れてすいません。』ああ、やっと来ましたか。」

 

遅かったなあ、明久。ちゃんと見つけたのか。

 

『早く席に座れ。まぬけ。』

 

『遅いぞ。バカ。』

 

結構、言われるなあ。まあ、べつに構わん。

 

「それでは、自習しといて下さい。必要があれば、職員室に来て下さい。」

 

ああ、これで全員揃ったな。

えっと、じゃあ、うん。さすが、Fクラスのバカ共だ。もう遊んでいる。

だが、俺の目的には関係ないか。試召戦争をすることには……

 

 

to be continued

 




次回も頑張ります。


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4話

本日、この間行ったテストが帰ってきました。正直言って低いです。もう最低なぐらい。
ああ、叫びたいです。

それでは、どうでもいい話は終わって、本編へどうぞ


 

なんでさあ、こんなことになったのかな?

なんで、俺は逃げてんの?

 

 

それは、数時間前のこと

 

 

「雄二、相談ごとがあるんだが時間いけるか?」

時刻は9時30分になっていた。

 

そして今、俺のFクラスになってしまったことにより、するべきことを実行する。

 

「ああ、構わないがどうしたんだ。」

 

「実はな、俺はさあ、まあ自分が振り分け試験を休んでしまうということが悪いけど、この設備はあまりに酷い。それは、俺だけじゃなくある程度の奴が思っていると思うんだ。

だから、試召戦争をしたいんだ。」

 

「なるほど。実は俺がFクラスになった理由はそれなんだ。

世の中、学力だけが全てじゃないと言うことを証明したいんだ。

それに、明久にも、この話をされてな、明久も思うことは同じらしい。だから、1度全員に言ってみるさ。」

 

そう言って、雄二は教卓の方に行った。なるほど、雄二はそれで、Fクラスになったのか。とりあえず、思っていることが一致してよかった。折角だから明久にも、何が理由で試召戦争をすることに賛同したのか聞いてみようか。

 

「おーい、明久。ちょっといいか。」

 

「別にいいけど、何?」

 

「お前はなんで、試召戦争をしたいと思ったんだ?」

 

すると、明久は深刻な顔で

「実は、島田さんのことで、僕も含めてだけど、島田さんは女子なのにみんなは秀吉のことばっかり、美少女だって言うじゃない。しかも島田さんは別にバカって言うわけじゃないじゃない。帰国子女だからしょうがないはずなのにこんなFクラスにいること自体がおかしいと思うんだよ。だから、試召戦争をしたいと思ったんだ。」

 

明久は、バカで、観察処分者だが、ここまで人のことを考えるとはな。それなら、設備を上位クラスと交換させてあげないといけないな。

 

「本当に、優しいな。」

 

「ありがとう。でも、どうして、竜矢は、試召戦争をしたいと思ったの。」

 

あまり考えてはいなかったが、なんだろうな。優子に勝ちたいから、いや、それではあまりにも自分勝手だな。じゃあ、なんて言ったらいいか。

 

「どういう深い理由があるの?」

 

「……実は、優子に相手にされるためだ。」

 

ああ、恥ずかしい。これはないだろう。とほほ

 

「そう言う理由だったんだ。へえ。」

 

俺が言ったことは間違えではない。でも、これだと、告白の前提みたいじゃないか。

 

「まあ良いんじゃないかな。理由なんて人それぞれだし。」

 

明久は絶対、恋愛の方で考えているだろう。もうそれはできるだけ早く忘れてもらおう。

 

「………以上だ。何も質問がないなら、話は終わりだ。」

 

おっ、話は終わったか。じゃあ、ぼちぼち………うん?どうして、須川達が、こう寄ってくるんだ。

 

まさか⁉︎

 

「諸君。異端者には?」

 

「「「死の鉄槌を!」」」

 

道理で、さっきから静かだと思ったら。さっきの話を聞いてたのか。

 

これは逃げないと殺される。

 

「(逃げるぞ、明久。)」

 

「(もちろんさ)」

 

…………………………………

 

「………さらばだ!」

 

 

こうして今に至る。

 

しょうがない、明久を囮にするしかないか。

 

 

 

明久 side

 

 

このままだと2人同時に捕まってしまう。ここは竜矢を囮にするしか

 

 

side out

 

「「喰らえー」」

 

「早く、囮になって俺を逃がせ」

 

「そうやって、自分だけが逃げようなんて、なんて酷いやつなんだ。」

 

「お前も同じこと考えてるじゃねえか。なんて最低な。」

 

「 何を!」

 

「なんだと!」

 

『なんてバカな奴らだ。諸君、やってしまえ。』

 

『『『 了解』』』

 

「「お前が囮に『『『裏切り者には死を』』』嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」」

 

そして騒ぎも落ち着いて

 

竜矢side

 

ああ、酷い目にあった。相変わらずだが、本当に何なんだこいつらは。

 

「おーい、お前ら、ちょっと来てくれ。」

 

雄二が呼んできた。なんのようだろうか?

 

「なんだ。もしかして、試召戦争のことか?」

 

「ご名答。Dクラスに仕掛けようと思うんだが、宣戦布告を誰が行くかでなんだが。」

 

そんなことか。それなら、 

 

「明久で良いんじゃないか?宣戦布告にうってつけな奴だしな。」

 

「そうだな。おーい明久、Dクラスに宣戦布告に行ってくれ。」

 

「えっ、うんわかった。」

 

宣戦布告をするとどうなるかも知らずに明久は行ってしまった。

 

 

 

to be continued

 




今回の話はストーリーの進行が遅く感じました。
でも、できるだけ、深い内容にして行こうと思います。
それではまた次回!


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5話

僕がハーメルンを始めて初のコメントをいただきました。

本当に感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いします。


「それでさあ、明久はどうなって帰ってくると思う?」

 

「そうだな、多分、滅多打ちにされて帰って来るだろう。」

 

そうだよな。

っていうか、この会話だけだったら多分なんの話をしてるのからからないよな。

じゃあ一応話を整理すると、明久はDクラスに宣戦布告をしに行った。これだけだ。

………何故、こんな話になるのか?

それはDクラスには血の気が多い奴ばっかでな、学力最低、バカのFクラスが宣戦布告してきたとなるとやはり滅多打ちにしようとするだろう。

おお、明久が帰ってきた。 ボロボロな姿で。

 

「おお、帰ってきたか明久。どうだ、今の気持ちは」

 

雄二が嫌味に尋ねる。

 

「どうもこうもないよ。教室に入った直後にリンチされたよ。」

 

「やはりか。俺が行かなくてよかった。ところで、宣戦布告は成功したのか?」 (竜矢)

 

「一応、わかったとは言っていたよ。日にちは明日の9時からにしてくれだって。」

 

なんだ成功してたのか。

 

「なるほど、よし明日に備える。皆よく聞け、明日の9時が開戦だそうだ。皆、頑張ってくれ。」(雄二)

 

みんなによく聞けとか言ったのに明日の開戦時刻と頑張れだけか。

 

なんだかんだでもう4時か、自習だったから、こうやって喋ってたけど普通だったら今まで授業だったのか。

じゃあ、夜ご飯も買って帰らないといけないしそろそろ帰るか。

 

「じゃあ俺帰るわ。」

 

「おお、じゃあ明日な。」

 

「じゃあまた明日。」

 

「……また明日。」

 

「また明日なのじゃ。」

 

「じゃあね、神風」

 

なんかうれしいな。こうやってみんなが挨拶してくれてさあやっぱりFクラスは知ってる奴が多いとは言ってもうれしい。

さあ、スーパーにでも行こうか。とりあえず今日はうどんにしようか。安くて作れるしな。

 

 

 

 

そして、スーパーへ向かって行った。

 

 

やっと着いた。家と真逆の方向にあるから歩いて行くには遠いんだよな。

ん?あれは優子か。 

「おーい、優子。」

 

「あっ竜矢。アンタも今から買い物?」

 

「ああ、そうだ。今日はうどんにしようと思ってな。」

 

「じゃあアタシもうどんにしようかしら。」

 

「じゃあ、たまには俺の家に来るか?どうせ同じもの作るんだったらまとめて作る方がいいだろ。」

 

そりゃだって2人とも、うどんを作るんだったら、消費が少ないし。あー、でもおばさんのご飯はどうするのかということになるしな。

 

「うれしいわ。じゃあ、秀吉も呼んで行かせてもらおうかしら。ちょうど今日はママもパパも帰って来ないからね。」

 

それは都合が良かった。俺はまだ優子に手料理を食べさせたことがなかったからな。

 

「じゃあさっさと買い物を済ませましょ。アタシは秀吉に電話するから。」

 

「ああそうだな。」

 

そして俺たちは、スーパーの中へ入って、秀吉も後で俺の家に来るということで、食材を買って、家に向かった。

 

 

 

 

to be continued

 

 

 




最近、書いていると分かるのですが、竜矢と雄二の話し方が似ています。なので、今回からは竜矢と雄二が一緒にいるときは横に名前を書いときます。

今回も読んで下さってありがとうございました。


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6話

明日、明後日は書けそうにないのでもう書いておきました。今回のは、あまり上手く書けませんでした。
でも、ゆっくり見ていってください


そして買い物が終わり、家に帰って………………………… 

 

 

ピンポーン

 

「おっ秀吉が来たか?」

 

うどんの出汁を作っていると、ベルがなった。

 

「アタシが出るわ。」

 

そう言って玄関に向かって行った。

 

「遅かったわね、秀吉。」

 

「ちょっと、部活が遅れてしまってのう。すまぬ。」

 

「とにかく上がりなさい。アタシの家じゃないけど。」

 

「お邪魔するのじゃ。」

 

「おう、いらっしゃい秀吉ゆっくりしていってくれ。」

 

こうやって、3人で集まるのも久しぶりだな。最後に集まったのっていつだったか?

まあいい。とりあえず久しぶりということはわかっているからな。

 

「優子。ちょっと手伝ってくれ。」

 

「はーい。ちょっと待って。」

 

なんか、2人で厨房に立ってるって恥ずかしいな。いや、恥ずかしいというか、緊張と言った方が正しい。

そういえば、俺が料理するようになったのも、優子が料理をしていたからか。

よし、美味いのを作っていこうか。優子と一緒に。

 

 

そして作り始めて30分。ようやくできた。

 

 

「おお、美味しそうなのじゃ。」

 

「そうだろ。今日のは手抜きじゃないからな。」

 

「そうよね、ちゃんと丁寧に作ったものね。」

 

秀吉に喜んでもらえて良かった。

 

ちなみに、今日作ったご飯は

これだ。

 

: 鍋焼き風うどん

 

: 炊き込みご飯

 

: 茄子の肉詰め

 

「じゃあ食べようか。」

 

「そうね、じゃあ、」

 

「うむ、じゃあ、」

 

「「「いただきます。」」」

 

「とても美味しいのじゃ。」

 

うん、我ながら美味しくできたと思う。

 

「優子、どうだ?」

 

「ええ、美味しいわよ。」

 

「そういえばさあ、島田に美味しいうどんの作り方を教えたそうだな。

このうどんもだが、どうやったらこんなに美味しく出来るんだ?」

 

「 それはね、隠し味に…………を入れて……………………したらいいのよ。」

 

ああ、そういうことか。こういう方法で美味しくなるのか。

 

「ありがとう。今度、実戦してみる。」

 

「ええ、どういたしまして、頑張って。」

 

今日は良かった。うどんの美味しい作り方もわかったし。

あれ、なんか忘れてないか?

 

「秀吉、明日って何があるんだった?」

 

食べ終わった後の眠そうな秀吉に聞くと、

 

「ん、竜矢忘れたのか。明日は試召戦争じゃ。」

 

ああ❗️忘れてた。

それか、明日の大事なことって。

 

「そうだそうだ。忘れるとこだった。ありがとう、秀吉。」

 

「アンタ達、明日試召戦争するんだ。どこと試召戦争するの?」

 

「Dクラスなんだが、」

 

すると、優子はニヤッとして、

 

「へえー、まあ頑張って。やってみないとわからないからね。」

 

コイツ、俺らがDクラスに勝てないと思っているな。

 

「ああ。だがDクラスの次はAクラスだ。覚悟しとけ。」

 

「もちろん、臨むところよ。じゃあ秀吉、そろそろ帰るわよ。」

 

「そうじゃな。じゃあ、今日はありがとうなのじゃ。では明日。」

 

「本当に今日はありがとう。おかげで楽しかったわ。じゃあね。」

 

「ああ、じゃあまた。」

 

そして、優子と秀吉は帰っていった。

 

そうか、明日って試召戦争だったのか。明日は開戦後すぐ補充試験を受けないといけないな。前みたいなことを繰り返さないように。

じゃあ、寝ようか。

そして、今日の長い1日が終わった。

明日は初めての試召戦争だ。絶対勝つぞ!

……………………誰もいないと悲しくなってくる。

 

 

to be continued

 




今日のは正直書くのが難しかったので文章が下手くそでした。すいません。悪かったところをコメントしていただけると嬉しいです。
それではまた。


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キャラ設定

6話まで来たということでそろそろ、キャラについての説明をしようと思います。


 

 

 

神風 竜矢 かみかぜ たつや

 

 

趣味 カラオケ 読書

 

好きなたべもの うどん

 

好きな歌 アニソン

 

身長 172cm

 

科目の特徴 数学と英語が高い(300ぐらい。とても良くて400ギリいきたい)が全てにおいてあまり点数の差がないが、落ちたら落ち続ける。

腕輪の能力 漆黒の羽根が生えて強化される(堕天)

 

召喚獣の姿 優子の鎧に近く、太刀を装備している。

 

 

これは僕の特徴(希望)と言っていいです。好きな食べ物がうどんなので、本作ではうどんが多いですがそれは気にしないでください。

名前に深い意味はありません。というか、竜矢という名前は、RPGゲームでありがちな文字を入れました。

木下優子

竜矢と遠い親戚にあたるが、血縁関係はほぼない。昔から仲が良く、いわば、幼馴染みたいな存在。

はたから見ると、一見恋人のように見られるが、本人達はそう思っていない。

 

吉井明久

原作の主人公で本作の主要キャラ。去年のクラスで一緒であり、仲が良かった。それ以外は原作と同じ。

あと、本作では美波に気があるらしい。

 

 

坂本雄二

原作でも本作でも主要キャラ。明久と同じで去年のクラスが一緒だった。竜矢とは気が合うところがあり、クラス代表として指揮官が強い。基本、原作と同じ。

 

 

土屋康太

基本、原作と同じ。あだ名はそのままムッツリーニ。

 

木下秀吉

優子の弟で顔と身長がそっくり。竜矢とは仲はいいが、性格があまりに違っている。基本、原作と同じ。

 

 

島田美波

ほぼ、原作と同じ。明久のことが好きなのだが、気持ちを伝えるのが難しい。

 

 

姫路瑞樹

本作ではAクラス。竜矢が主人公としてFクラスにいることで、無理矢理Aクラスにした。

ごめんね、瑞樹ちゃん(>人<;)

また、明久のことが好き。

 

 

霧島翔子

原作と一緒。雄二のことが好き。特に説明はない。

 

工藤愛子

竜矢と優子とは中学のときからの友人。明るく、元気で運動神経が良い。最初、竜矢は愛子のことが好きだったがいつの間にか消えていた。

 

 

清水美春

竜矢の正真正銘の従姉妹。

(優子の場合は父側、美春の場合は母側なので優子と美春は一切の関わりがない。)

本作では原作よりは大人しい。もしかしたら、異性で好きな人ができたのかも。

 

 

一応考えているオリジナルキャラ。

 

陽河 滝斗 ようが たきと

 

Aクラスに転校してきたキャラ。理数系で竜矢とは中学で一緒だった。学力を競っていたこともあり、ライバル的存在。

 

 

五月雨 魅御 さみだれ みこ

 

滝斗とともにAクラスに転校してきた。文系で竜矢と中学は一緒。優子と仲が良かった。

 

 

 

 

大切なお知らせ

 

原作でいましたAクラスの佐藤さんはストーリーの都合上、登場が難しくて登場させることができませんでした。

本当にごめんなさい、佐藤さん 

あと、佐藤さんファンの方にもお詫びを申し上げます。




この通りです。
次の投稿も頑張ります。
ではまた、


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7話

最近、想像力が無くなって来た感じがします。

それではどうぞ!


そして翌日、

 

「よーし。みんな集まったようだな。もうすぐDクラスとの試召戦争が始まるが、最後の確認をする。」

 

「「「おお!」」」

 

自信満々な顔で雄二が言う。本当に勝てるのか?

 

「じゃあまず竜矢、開戦したらすぐに補充試験に行ってくれ。できるだけ早くな。他の奴は前衛部隊、中衛部隊、後衛舞台に分ける。」

 

「わかった。」

 

「よし、全員戦争に控えろ。

勝つぞー!」

 

「「「おおー!」」」

 

じゃあ俺は補充試験を受ければ良いんだよな。これで負けると失うものはなくても2ヶ月間待たないといけないからな。

てか、まず俺が試召戦争をしたいって言ったんだよな?それで雄二もちょうど同じこと考えていただけであって。

あまり努力というものをしたことがない俺だが、恥を書かないためにも、明久の島田に対する思いやりのためにも頑張ろう。

 

 

そして、戦いの火蓋は幕を開けた……………………

 

『おらおら』

 

『ああ、戦力が違いすぎる。』

 

『おい、里末がやられたぞ。あっ鉄人」

 

「戦死者は補習、今から俺はお前らを趣味は勉強、尊敬する人は二宮金次郎という模範的な生徒に育てあげてやる。覚悟しろ。」

 

『嫌だ、鬼の補習は嫌だ!』

 

『これは酷いな。』

 

『ああ、敵とはいえ同情するぜ。』

 

これが試召戦争というものなのか。

なんてことだ。開始早々、1人戦死してしまったぞ。このままだと、俺が補充試験から帰ってくるまでに生き残っているか心配だ。

というより心配するぐらいなら補充試験に急ぐ方がいい。

 

そんなこんなで俺は補充試験に向かった。

 

明久side

 

どうしよう、里末君が戦死してしまった。しかもなんで僕が中衛部隊長なの?

それは今考えることじゃないことぐらいバカの僕でもわかる。そして、

 

「ねえ島田さん、どうしてこんなに的に囲まれているの?」

 

「そんなの見たらわかるでしょ。これがウチ達より上のクラスの戦い方なのよ。」

 

やっぱりそうだよね。でもこれはマズイ。

ちなみに今は物理のフィールドで

僕の物理の点数は60点ぐらいだ。まあ、Fクラスの平均ぐらいかな。

それがピンチなんだよ。なんでって、この中衛部隊の中に物理の得意な人はいないから

と、そこに

 

「お姉様、この薄汚い豚どもと半径3mにいるなんておかしいです。

試験召喚!」

 

清水さん?清水さんってあの島田さんにべったりの子?

 

「うげっ美春、アンタもDクラスだったのね。試験召喚!」

 

島田美波 物理 71点

 

清水美春 物理 93点

 

これは、ちょっと無理がある。ん?まてよ、僕らを囲っているDクラスの人達が動揺している。そうか、清水さんはこの部隊じゃないのか。

これはいける!

 

「みんな、Dクラスの人達が動揺している今がチャンスだ。」

 

「「「おおー!」」」

 

よし、いきなりの突撃に反応しきれていない。こちらの攻撃がヒットしていく。

 

『しまった、おい清水。ここの部隊に来てしまったことは置いといて、早く島田を倒せ。』

 

『そうだ。落ち着けばなんとかなる。そうだろう皆。』

 

Dクラスの人々は落ち着きを取り戻してしまった。まだ、多くの人が残っている。

と、そのとき……

 

「待たせたな、みんな。」

 

「遅いよ、雄二。」

 

雄二を率いる援軍が来た。そしてこっちの援軍に来たのは須川君だ。彼はFクラスではそこそこ賢い人だ。

 

「須川亮、清水に試召戦争を申し込みます。」

 

須川亮 物理 90点

 

清水美春 物理 47点

 

「島田、ここは俺に任せろ。」

 

「ありがとう須川。」

 

島田さんも無事なようだ。よし、一気に倒そう。

 

すると、

 

「はまったな。Fクラスのみんな。」

 

あれはDクラス代表の平賀源内だ。

 

「はまったってなにを?」

 

「どうもこうも、援軍が来て、一緒にこちらの部隊を倒そうということぐらいはお見通しだ。終わりだ。」

 

次々と仲間がやられていく。

これは本当にマズイ。どうしたらいいんだ。何か状況を逆転させる方法はないのか。

いや待て、雄二はなんでそんなに余裕そうなんだ?

 

明久sideout

 

竜矢side

 

補充試験が終わった。まだ生きていろよみんな。

よし、早くみんなのところへ急ごう。

 

 

 

to be continued

 




内容を考えるのって難しいです。

自分の悪いところとかもわかりたいので、コメントをお願いします。
それではまた


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8話

ストーリーの間に番外編を加えていこうと思います。
その前に、どうしたらうまく小説を書けるようになるでしょうか?

できれば、悪いところをコメントしていただきたいです。



それでは、本編へどうぞ、



早くしないと作戦がパーになる。急ごう。

 

明久side

 

「もう終わりだ、Fクラスのバカ共。」

 

平賀君が結構酷いことを言ってきた。バカとはなんだ、バカとは。

 

「どうするの雄二。」

 

「まあ待て、もうちょっと時間を稼げば良いんだ。」

 

 

どういうことなのかわからない。でも雄二は神童と呼ばれていたらしいから今はこの言葉に期待するしかない。

ちなみに今残っているメンバーはえっと1、2、3………………………17人。そして向こうが、1、2、3、4………………………38人⁉︎

向こうはこっちの人数の2倍いる。どうやったら、突破できるの?

 

明久sideout

 

竜矢side

 

「よし、間にあった?」

 

「ああ、遅かったなあ。」

 

そりゃ全部の試験を受けていたんだからなあ。結構切り上げた方だ。

 

「もしかして雄二は竜矢のことを言っていたの?」

 

「そうだ。正直、俺は現在補充試験を受けることが出来ないし、お前らだけでは太刀打ちなんてできないだろう。」 

 

「でもあんな多い人数だよ。竜矢が来たからってうまくいくものなの?」

 

なんか、俺じゃ戦力にならないみたいな言い方だな。少し、悲しんでしまう。

 

「俺がなんにもせずにただ座っていただけだと思うか。立ち会いの教師を呼んで置いたんだよ。そうすれば、全ての教科で続けて戦うことができるだろ。」

 

まさにそのとおりだ。あらかじめ、雄二が考えた作戦というのはこうだ。

 

まず、Fクラスの中に、一人学力が高い奴がいるということ。それなら、そいつを代表まで連れていき、代表を倒すと平賀は思っているだろう。だが、こっちは裏を書き、俺が周りのやつを倒し、明久と雄二で平賀を倒す。これが作戦だ。

 

「よし、Fクラスのエースが出て来たぞ。一斉にかかれ!」

かかった⁉︎

 

「長谷川先生、お願いします。」

 

「承認します。」

 

「試験召喚!」

 

神風 竜矢

 

数学 421点

 

動きやすそうなRPGの主人公の格好をした自分のデフォルメされた召喚獣が出てきた。

これが初めての試験召喚になるのか。なかなか良い感じだな。

しかも今回は問題も良かったから400は越えれた。

じゃあ早速、

 

「堕天‼︎」

 

そう言うと、召喚獣の背中から羽根が生えてきた。こういう腕輪の能力か。

 

「作戦は成功だ。竜矢、頼むぞ。」

 

雄二の顔は喜びとかも無く、まるで、こうなることを予想していたようだ。

 

「よーし、かかってこいや。」

 

『『『おらおらおら。』』』

 

『何⁉︎ こんなに強いのか。こんなのに勝てるのか。』

 

「心配するなよ。腕輪を使うと点数も消費されるんだ。だからこっちが勝て……そういうことか。坂本はこうなることは予想していたのか。だからできるだけ多くの教師を呼んでいたんだ。」

 

平賀はやっと、状況を理解したようだ。

そう、腕輪は400点を超えた奴だけが使える。そして、使うと点数も消費されるため、基本、使うのは危険だ。しかし、立ち会いの教師が多人数いることで、俺は別の科目に切り替えることができる。そもそも、こんなにも、面倒臭い作戦を行った理由はDクラスは団体能力がどこのクラスよりも高いこと。それに、この試召戦争は初めてだった。だから、緊張感を持っている方が必ず有利になる。これが理由らしい。

なるほど、さすが、元神童。

それじゃあ、行きますか。

「おらー」

 

『『『ぎゃあ』』』

 

神風 竜矢

 

数学 120点

 

Dクラス生徒A

数学0

B

数学0

C

数学0

D

数学0

よし、結構減らせた。が、点数も減った。

 

「遠藤先生、お願いします。」

 

「承認します。」

 

すかさず俺は召喚フィールドの変更を頼んだ。

 

神風 竜矢

 

英語 406点

 

なんとか400を超えた。今度は腕輪は使わずに、

 

「おらおらおらおらおら。」

 

『『『『うわー』』』』

 

よし、あらかた倒せた。

ん?あれは逃げているのか?

あれって、敵前逃亡だよな。

 

「敵前逃亡は失格ですよ。」

 

遠藤先生が笑顔で言う。そのとき、

 

「敵前逃亡とは、最後まで戦おうとは思わないのか。まあいい、今から俺がその腐った根性を叩きのめしてやる。」

 

『やめてくれー』

 

まあ、良かった。あとは平賀だけか。

あれは明久か?平賀と戦っているのは。

 

「竜矢!明久がやられそうだ。」

 

じゃあお前が行けと言おうと思ったがあいつも点数が無いのか。

 

仕方ない。

 

「明久!代われ、おらー」

 

「うわーっ竜矢、危ないよ。」

 

「俺は明久に当たらないように心がけているのにそんな風に言うなんていけないことだと思わないのか。」

 

「心がけても実際に当たったらどうする嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼」

 

「まて⁉︎こっちに来るなあ嗚呼嗚呼」

見事、平賀に命中!さらに、明久は召喚獣だけでなく、本人もボロボロになっている。

そういえば、明久って、観察処分者だったな。まあ、平賀を倒したんだから、犠牲の1つぐらい構わんだろ。

 

「よっしゃー、俺らの勝ちだ。」

 

「ありがとう、竜矢。まさか2教科とも400を超えていたとはな。考えていた作戦よりは楽に進んだ。」

 

「この作戦を考えた雄二もなかなかだ。」

 

あーだこうだで俺と雄二が大笑いしていると、

 

『戦死者は補習』

 

『ちょっと待ってください鉄人、僕は味方に殺されたんですよ。それに勝ったし』

 

『問答無用!』

 

『放して〜』

 

明久が鉄人に連れられて行く。かわいそうに、

こうして、Dクラスとの試召戦争が幕を閉じた。

 

 

to be continued

 




今回のはDクラスとの試召戦争が終わるまでだったのでいつもの2倍くらいの字数でした。
次はできれば番外編を書きたいです。


それではまた、


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