狩り人の(笑)魂 (幻月)
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馬鹿ハンターの主人公イデア登場
キャラ紹介


狩り人のユクモ魂のキャラ設定です。どうぞ↓

 

名前:イデア (男)

歳 :16

武器:

防具:備考;父親はハンターだったがある龍の討伐に失敗し死亡した。

主人公イデアは父親を殺した龍の正体を追っている。

現在、カラビナと主に狩りをしている。  

 

名前:マリアンヌ (女

歳;20

HR:5

武器:オーダーレイピア

防具:レイアSシリーズ

2つ名;閃光のマリアンヌ

備考:かつてロックラックでハンターをしていたが

HR昇格試験のときにPTの1人が死亡してしまい

PTは解散されユクモの村にやってきた。

実力は若干落ちたものの”閃光”の名に恥じない実力はもっており面倒見がよくイデアを気にかけている。

 

 

名前 カラビナ (男)

武器 

歳 16

防具 

備考:新しいハンターで、大剣使い。イデアより身長が若干低く基本的にソロで素材採取していた。しかしイデアとの出会いをきっかけにPTを組むことに。

関西弁で話しており、責任感が人一倍ある。ツッコみは超一流。、

 

レミリア (女)

HR5

武器:飛竜刀【楓】

防具:レウスS

2つ名:紅銀

備考:ドンドルマのギルドマスターに頼まれて、スラッシュアックスとこの辺のモンスターの調査にきた。白銀の名は、白い髪をしており冷静でありドンドルマでは白い防具をしてたかららしい。仲間思いは凄いが、毒舌。

一人で調査に着たのではなく、数人できている。現在は日数をずらしてこちらに向っているらしい。

 

エイカ (女)

HR5

歳:18

武器:土砂笙【厳ノ音】

防具:ペッコSシリーズ

二つ名:戦律

備考:ロックラックでハンターをしていて腕前はトップクラスだった。第28回HR5昇格試験で突如現れたイビルジョーよって大切な仲間を失い、それを自分のせいだと思い長い間病院にいた。数年後精神が回復したエイカは凍土に表れたイビルジョー討伐戦に参加した。

 

オヤジ

職業:加工屋のオヤジさん。数人の弟子を持っており、その腕は素晴らしいものだ。サブローはオヤジの息子らしい。老け顔を気にしている。以前ロックラックの有名な工房組合のリーダーであったが成功作品が出ず、破産し解散されている。

破産して浪人になったところを、新しくできたユクモの村長が雇った。

 

 

これから少しずつ増やしていきます。よろしくお願いします。

 

 



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プロローグ

「プロローグ必要ないだろう」と、書いた後に言われた。(グスン・・・
わかってるよ!自分でも「あれ?いらなくねっ!?」って考えたよ!!!


空は赤い雲を覆っていて雷がたまに落ちて、とても強い風が吹いていた。足の力を抜けば飛ばされてしまうくらいの暴風だった。ユクモ村とはかなりの距離のある土地─霊峰。

そんな中、一人のハンターが、嵐のなかで見たことのないモンスターの目の前に居る。

モンスターは、古龍。その存在は謎で、神と呼ぶ人もいるらしい。

 

この男は村でもかなりの腕を持っている双剣使いだった。結構前までは太刀を使っていたが、気がつけば双剣を使っていた。

 

男の名前はレイアス。ユクモ村のハンターだ。レイアスはその腕のよさで風のように素早く敵を狩猟することから「神風」と呼ばれている。両手には夜天連刃[黒翼]を構えていた。防具はナルガSだ。

迅竜といわれているモンスターナルガクルガの素材を使った防具だ。見た目はが、身軽さによって回避の距離が伸びるのだ。武器もナルガクルガのブレード部分を多く使用している為切れ味も高く会心率もある。

しかし嵐をまとっている謎の竜の前では、どのように攻撃、回避をすればいいのかが全くわからない。

レイアスは村長の頼みによってこの場所に来たのだ。妻と息子一人を置いて。

だが、死闘の中、レイアスは若干諦めていた。

レイアスはモンスターの目を見ていった。

モンスターは白く大きな体をしていて風を体の周りにまとっていた。

次の瞬間モンスターは声を上げて空に高くあがった。

「!?」

そしてモンスターは、口から凄い勢いで水を地面に直線状に吐き出した。そして数秒後音を立てて、地面から水が飛び出してきた。

「っつ!」

レイアスは右肩を軽くかすった。かすっただけでこの威力なら絶対によけなければと頭で理解した。しかしモンスターは容赦なくもう一度同じ攻撃をしてきた。レイアスは頭で理解していても体が動かなかった。

スタミナ切れだ。

そしてレイアスは水のレーザーに当たった。そしてレイアスは、空高く舞い上がり、がけの下へと落ちていった。

一つの希望を子供に託して・・・。



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ザ・狩猟タイム

ようやく本編です。


一人のハンターがこのユクモ村で狩りをし、生活をしていた。そのハンターの名はイデア。

父レイアスの跡を継ぎ、ハンターになった。腕のほうは・・・あれなのだが。

 

今はドスジャギィに連戦連敗しており、今回の11回目の挑戦も敗北に終わり、集会浴場でうなっていた。

「あ~もう!!何であんなのにも勝てねぇんだよー!?」

実はもうこれが定番である。ギルドによく来る人と村長はもはや毎日三食ご飯を食べることくらい当たり前のことのように毎日見ている。

「まあまあ、ハンター様。焦らずに私の方の依頼をこなしてみては?」

こうやって声をかけてくれるのは村長である。ーこれも11回目だがー いつもこう言っているのにイデアは聞きはしないのだ。

「俺は父ちゃんくらいのハンターにならないといけないんだ!なのにあんな鳥竜種にやれるなんて・・・あー!もう一回行ってくる!!」

「あ、ハンター様!?」

「次は負けねぇからなー!期待してろよー!」

その場にいた全員が思わずため息をこぼした。

 

 

 

 

 

そして、村に戻り1時間後現在連戦連敗中の学習力無しはっきりいって無能ハンター イデアは孤島行きのアプノトスの荷車に乗っていた。

「くそ!今度こそ狩って村のみんなをまかしてやる!」

このセリフをこの荷車の持ち主はなんど聞いたのだろうか・・。

おそらく敗北の数だけ聞いているのだろう。

「そうすれば村長だってギルドのクエストを受けても文句を言うことはないし!」

このセリフも何度目だろう・・・12回目か・・・・。

などと荷車の持ち主(以下A)は思っていると、孤島の方角から他の荷車と出会った。

その荷車にはあの”陸の女王”と恐れられているリオレイアが眠っており縄で縛られていた。

その隣には装備からいって女性だと思われるハンターが乗っていた。

「マリアンヌ!」

とイデアは叫んだ。

そう彼女は一年前までロックラックでハンターをしていて現在はユクモ村に腰を落ち着かせているハンター マリアンヌだった。

またの名を”閃光”のマリアンヌである。

 

イデアは唖然した。”陸の女王”と恐れられているリオレイアをたった一人で捕獲してしまうなど、カナリの実力がないと、無理なのだ。

「おいイデア。今日もドスジャギィにボコボコにされてくるのか?」

マリアンヌは上から目線でイデアの事を、バカにするかのようにいった。

「ちがう!今日こそ、今回こそ一人でドスジャギィを狩猟すんんだ!ボコボコになんかされないぜ!」

イデアが怒鳴り声に近い声でいうと、レイアSヘルムをとった。黄色っぽい髪の色をしていて、顔は綺麗だった。

「そうなの?てっきりMになったのかと勘違いしてしまった。えっと今回で10回目だっけ? 少しは村長様の依頼でも受けてみれば?キノコ採取とか」

「ちがう…今回で12回目だ(グスン・・・」

イデアは、素材収納クエストや、小型モンスター数匹の討伐しかっやってない。そのストレスのせいなのか、2ヶ月ほど前からドスジャギィばっかり挑戦している。しかし連敗している。

「っぷ。 ま…まあ がんばってね~」

マリアンヌは笑いをこらえながら言ったが、イデアには普通に笑っている様に見えた。そもそもクエストに成功しなければ、ゼニが入らない。そのため食費などは、村長やマリアンヌが出してくれている。

「あ…そうだ。今度手伝ってあげようか? 今回も失敗したらだけど」

「よけいなおせわだ! 今回こそ狩猟してやる! 回復薬に回復薬グレートに、肉焼きセット!そして調合用にハチミツや薬草、シビレ罠だって落とし穴だってある。討伐が無理なら捕獲してやる!(どや!!」

イデアは準備なら完璧だと最後に言ったがマリアンヌは

「イデア…捕獲用麻酔玉は?」

「あ…もってくるのわすれた!」

痛いところを疲れた。

イデアは、頭を抑えて叫んだ。

「はぁ…そんなんだと思ったわ。それじゃあ余った捕獲玉6個あげるから、報酬からお金だしてね!」

そういってマリアンヌは村へ、イデアはドスジャギィの所に向った。

「このクエストの報酬少ないのに(グスン・・・」

 

 

 

更に数時間後・・・

 

 

マリアンヌの応援(?)をうけて孤島にきたイデアは空に向かって大声で言い放った。

「よし!絶対に勝つぞ!」

いきようようと拠点を出たイデアは何かが違うように感じた。拠点を出てすぐ近くにいるアプノトスが、イデアの方に向って走ってきた。

「まずは肉を集めるか・・・ってぎゃああ!?」

イデアは、アプノトスの足に潰された。幸い重傷まで負わなかった。

違和感は、モンスターがいつになく凶暴なのだ。アプノトスまで攻撃をしてくるほどに。

「?よくわかんねぇけど、俺におびえてんのか?(ガクガク 」

アプノトスに不意打ちを受けたが、アプノトスの群を背中にある太刀─ユクモノ太刀で斬殺した。

が、テキトーに切りまくったせいで一番小さい固体は剥ぎ取ることができないくらいグロテスクな状態だった。

そして肉焼きセットを取り出して、こげ肉2、生焼け1、こんがり1を作り出した。

ハンターとしてありえないことではあるが、イデアはドスジャギィのところへ向かった。

 

 

そして、森の中の空洞のようなところにそれはいた。

「きたか!ドスジャギィ!!」

紫に近い色の鱗や皮、立派な襟巻のようなものが特徴的な鳥竜種である。比較的にリオレイアなどよりは弱く、初心者レベルではある。しかし狡猾で仲間との連携もとれるため、厄介な相手なのは言うまでもない。

「ガァ!ガァ!ガアォァアァァ!」

ドスジャギイが声をあげ、こちらに向かってくる。そしてかみついてきた。

「うわっ!?」

間一髪でかわす。そして無防備の首にユクモノ太刀をたたきつけた。そのまま体重を移動し、突き、斬り上げ、振り下ろす。そしてそのまま気刃斬りをしようとしたところで尻尾に叩かれ飛ばされた。そしてドスジャギィは別のエリアへ行った。弱ったのではないが。

「ん?こやし玉投げてないのに逃げるの早いな・・・。」

まだこのときは余裕が有った。そして、ドスジャギィが逃げた理由を歩きながら考えていた。

「(こやし玉じゃないし・・・。弱っていないし・・・。じゃあ強いヤツがきたのか・・・?って強い=俺!!!)」

背後からゆっくりと足音がきこえるが、イデアは気がついていない。

 

ドスンッ! 

 

ようやく気がついて後ろを振り向いた。

「んだよ。うるさ・・・って!?嘘だ・・・ろ?」

最近、その存在が確認された種族。体表に固い鱗を持ち「竜」の系統であるようだが、前肢は翼などの痕跡が一切無い完全な「脚」として特化させている。

飛行しない二足歩行の獣竜種とも骨格的に差異が見られる。「獣」のように腹部を地より浮かせた四足歩行を行う骨格の種と推測されて、

牙を象徴としてる─牙竜種のモンスター 【ジンオウガ】

オオカミに似た姿をした牙竜であり、【無双の狩人】と呼ばれている。

鉤爪は鋭く、四肢は強靭に発達しており、頭部には二本の角を持ち、背中にある雷電核は他のモンスターには見られない特徴だ。

「グルルル・・・」

イデアの実力は、ドスジャギィ以下。一方ジンオウガは【無双の狩り人】。リオレイアを捕獲しているマリアンヌでも手こずるあいてであろう。

「う・・・うわあああああ!!!」「グオオオオオオオオ!!!!!!」

二者の叫びは同時に洞窟に響く。

イデアはエリアを変えるため─キャンプに戻るために走った。が、大型モンスターに追われているときは、妙にスタミナの消費が激しい。

スタミナが足りずに一度スピードを落としてしまったのがダメだった。ジンオウガの前足は空高く上がっており、イデアを踏み潰す為に、下ろしていた。



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乱入ハンター

更新遅れました!!!
あと、コメント感謝です>< そのうち本格的にお礼させてもらいます。


”雷狼龍”ジンオウガ。

 

イデアは村長が

「困りましたわ…最近”雷狼龍”ジンオウガが近くにいますわね…」

とか誰かと話していた記憶がかすかにある。

イデアも少しだけなら知っている。

 

だが今は、上からジンオウガの前足が、降って来ている。

イデアはいままでの狩りの中でも一番のピンチに襲われていた。

「(スタミナはまだあるな・・・ならっ !!)」

イデアは、走っている勢いを利用して前にダイブした。ズザザァ~ と、滑って露出している肘や膝の皮はむけたが、ジンオウガに潰されるよりマシだ。

当然ながら攻撃を避けたイデアはビクビクとしてた。

とりあえず逃げるのは不可能と悟り、太刀を抜いてジンオウガに切りかかろうとした瞬間

「ウォォォォォォ…!!!!!!!」

ジンオウガはとてつもなく大きな声を上げた。

バインドボイスだ。イデアは数秒間体が全く動かなかった

その間にジンオウガはイデアに向ってきた

「(ヤバイ…やられる!)」

 

ガキン  !

 

固いものと固いものがぶつかったが聞こえた。

イデアは顔を腕で隠していたが、その音で正面を見た。目の前には大剣でジンオウガの攻撃をガードしていた。

獣竜種のモンスター ボルボロスの素材を使用したボロス装備だ。ガード性能などがついている為ガードが出来る武器と相性がいい

大剣使いは、距離をとって大剣をしまった。そしてポーチからあるものをとりだした。

こやし玉だ。 こやし玉は特定のモンスターが苦手とする臭いのついた玉を、モンスターにあててその臭いを取る為にモンスターは逃げるのだ。

こやし玉をジンオウガにあてて大剣使いは、イデアの手を引いて更に距離をとった。 数秒後ジンオウガはドスジャギィの居た逆の方向へと逃げていった。

 

二人はエリアをとりあえず変えた。

「たすかったよ。ありがとう」

大剣使いは、砥石を使い終わってから、ヘルムを外した。

「アホか!そんな装備でいったら武器折られて、体ボロボロになるのが落ちやで!」

大剣つかいは、赤い髪をしていた。慎重は若干イデアより大きいく、態度はでかかった。

「す…すいません…」

イデアはいきなり怒鳴られて焦っていた。

「アンタ名は?」

大剣使いは、普通にきいてきた。怒鳴ったときとの声の差に、イデアはまたおどろいた。

「えっと…僕でふよね… イデアでしゅ。太刀つかいです。 アニャタは?」

(噛んだっ!もうやだっ !!!)

「ワイか ?ワイはカラビナや。あと、アンタ噛みすぎや。」

「スミマセン…」

こうして大剣使いカラビナとイデアは、和解した。

「イデアは何を狩猟するんや?ワイはブラブラしてただけやけど。」

「ドスジャギィを狩猟するつもりです。」

「ほなワイもてつだうで~。ワイはほとんど手伝ってもらっているから防具はコレでも、武器は…」

そうだ武器はバスターソード改だ。素材も簡単にそろうものばっかしだ。しかも特に大型モンスターなどを狩らなくて済むので、初心者はこれを良く使う。

「よろしくお願いするよ。」

こうして二人はドスジャギィー狩猟を再開した。

だが、イデアは一つ違和感を感じた。

「(あれ?これってギルド内で許されるのか?)」



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天性の馬鹿さ…

二人はドスジャギィを五分ほど探し、やっと見つけた。もうイデアはだいぶ疲れている。

「やっと見つけた・・・」

「なんや、疲れてるんか?なさけないやっちゃなぁ。」

カラビナは全然平気らしい。なんというかたくましい人だとイデアは一人納得していた。まあこんなことを悠長に考えている暇はないのだが。

「グオァァアアァ!!」

ドスジャギイが吠えた。

「来るで!きぃつけぇ!」

「あ、お、おう!任せとけ!」

 

 

そして、二十分ほどの攻防の末についに弱らせることができた。実はイデアはここまできたのは初めてである。ついに初勝利になるとワクワクしているとドスジャギィのいる洞窟からすさまじい声が聞こえた。

 

 ギャアアアアアアアアアアアア

 

「なんだぁ!?」

「さあな?またジンさん来たらあれやしはよ終わらせるで!」

そして、洞窟に入った二人がみたのはありえない、地獄のような光景だった。

「グゥゥゥ・・・」

巨大な何かがドスジャギイを喰い殺していたのだ。ただその何かが放つ殺気は近寄るのも許さなかった。

「な・・なんだよ・・・あれ・・」

「わいもあんな竜知らん・・・あんな悪魔みたいなのはな・・・」

クエストは成功だったがイデアはこの狩りの感想は恐怖のみだった。

しかし、もう一つ別の感想があった。

「あいつよだれたらしてるぞ?」

「あ…あほ!!!にげるでっ!!」

「まてよ!!ハンターたるもの新たな出会いには、背を向けるな!!! 」

「かっこええけど、かっこ悪いわっぁぁぁ!!!あんたイデアとかいったな?もしかしてイデアとかいて馬鹿と読むんちゃうのか?」

「よし、こげ肉を地面におくか…」

「もうええわ死ね。」

 

 イデアが否定不可能と悟った瞬間、黒い竜は視界から消えていた。

 二人がそろって疑問符を頭に思い浮かべると、地面に黒い影が大きくなるのが見えた。

 

「あ 死んだ」「そやな。短いハンター生活やった」

 

 

 ニャァ~

 

「「キタ━━━( ´∀`)!!!」」

 やってきたのはアイルー2匹と荷車だ。 アイルー二匹に二人は投げ飛ばされ、荷車に乗ってアイルーは全力でエリアを変える為に走った。 そのタイムなんと、〇・3秒!!!

 

次の瞬間二人が立っていた場所に ドスンッ と巨音が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キャンプ ナウ。

 

「かえるか。」「そやな」



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大食いのあいつ

クエストを終了させ現在ユクモ村行きのアプノトスの荷車(A)にハンター イデア カラビナが乗っていてた。

 

A「…何でハンターが二人もいるんだろう?まぁ護衛代わりには使えるか」

 

 

「しかしあいつはなにものや?いくらボス級の中では弱いにしても一撃て・・・」

カラビナはさっきの黒い悪魔のようなモンスターが気になるようだ

「黒くて二本足で凶暴でドスジャギィを一噛みで倒すなんて聞いたことねぇよ・・・。」

イデアも気になっているようだ。

「ハンター様、それって1年前に発見され現在調査中のイビルジョーのことですかい?」

と聞いてきたのはこの荷車の持ち主Aだった・・・。

「いびるじょぉ?カラビナ、聞いたことあるか?」

と、カラビナの方を向く

「わい知らんわ。おっさん教えてくれ。」

とAにお願いした

「分かりました。教えましょう。イビルジョーとは去年の第28回HR5への昇格試験のときです。」

と語りだした。それを2人は黙って聞いた。

「HR昇格試験を受けていた4人パーティーが発見したモンスターでたしか発見したハンターは・・・・”魔弾”のカルバドス、”騎士公”のコーネリア、”戦律”のエイカ、”閃光のマリアンヌ「なに!」

説明の途中で声をあげたのはイデアだった。

「なんや?今良いとこやのに・・・。」

とカラビナは不満そうな顔をする。

「そのマリアンヌがいるんだよ・・・今ユクモ村に・・。」

「なんやと!」

カラビナが声をあげる。

「なぞが多い奴だと思っていたけど・・・・。」

とイデアは言う

「とりあえず話全部聞こうや。おっさん続けてくれ。」

その言葉の言うとおりにAは話を続ける

「その4人は最強クラスの腕前で将来を約束されているような方々だったそうです。しかし勝負を挑んだ結果とし”魔弾”のカルバドスは死亡し ”戦律”のエイカは精神的ショックで入院し残った2人のうち”騎士公”のコーネリアはロックラックでハンターを続け、”閃光”のマリアンヌは村でハンターをすると良い消えていったそうです・・・。」

「あのリオレイアを防具に埃ひとつ付けずに捕獲するマリアンヌが負けるなんて・・・・。」

とてもしんじられないという顔をイデアはしていた。

「ここで考えてもしかないんや。村に着いたらそのマリアンヌに聞いて見ようや。」

とカラビナが言う。

「ああ、そうだな・・・。」

とイデアは短くそう答えた・・・・・・。

 

 



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女心をえぐる馬鹿二人

数時間後にユクモ村についた二人は、精算をすませてきた。

しかしカラビナは、ギルド内で密漁ではないか? と疑惑を立て付けられ、誤解を解くのに数十分の時間を使うハメになった。

 

 

「おわったで…。マリアンヌの所にいこうや。」

 

二人は集会所をでて、マリアンヌを探しにいった。

数分後加工屋の前にマリアンヌはリオレイアの素材を渡して、何かをつくってもらっているようだ。

「おぉ。イデアじゃないか! ん?もう一人は?」

マリアンヌの方が先に気付いたのか、あちらから話を掛けてきた。

「そうだイデア!連敗記録は、更新されたのか?それとも一割のゼニをもってきたのか?」

マリアンヌはやはりバカにしてるような言い方をしてイデアにいった。イデアはしっかりと一割の報酬を持ってきてふてくされてる表情で無言でわたした。

「ほう。狩れたのか。そちらの人が手伝ってくれたのか?」

「そうや!ワイが素材を採取していたらコイツがジンオンガに切りかかろうとしてたら、ジンオウガに…」

カラビナは、余計なことを全て話した。そしてカラビナはイデアをヒジで突っついた。

 

「馬鹿かお前ら?」

この一言で二人が数分間フリーズしたことは言うまでも無い。

 

「(イデア!イビルジョーのコトどないするんや?)」

「(あぁ…今からきくよ…)」

イデアは少しだけ困った表情をして、その固く閉ざされた口で勇気を出してきいた。

「あの…マリアンヌ…ひとつきいていいひゃ?」

 噛んだ…。

「ひゃ?なんだ?私に話せることなら何でも話すぞ」

マリアンヌは豪快な笑顔で笑いながら答えた。

「…じゃあ…黒くて大食いで、大型モンスターを食べるモンスターのことなんだけど…」

「!!」

マリアンヌはその名前を聞いた瞬間先ほどの表情と一変した。

「アイツをみたのかイデア?」

イデアは小さく頷いて、狩りのコトを全てはなした。

 

「あと…マリアンヌってアイツと戦ったんだろ?どうだったんだよ?」

「話せば長くなる。しかしアイツにあってしまったならば話さなければな… これ以上の犠牲者はみたくないからな…」

マリアンヌは、話を聞くたびに少しずつ表情が変わっていった。

 



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ヒロイン─マリアンヌの過去編 
ニャルガVS最強四人VS謎の竜…


あれは…

~ 去年のHR昇格試験の時だった。マリアンヌは四人一組のPTで、腕がすごく周りからは「閃光の魔戦騎士」と呼ばれていた。魔弾”のカルバドス、”騎士公”のコーネリア、”戦律”のエイカ、”閃光のマリアンヌの四人だった。皆それぞれの2つ名をもっていた。それは今でもそうだっただろう。生きていれば…

 

四人はHR5に上がる為に緊急クエストをうけていた。内容は、孤島のナルガクルガを狩猟するだけの内容だった。四人は順調に狩りを進めていった。ナルガクルガの尻尾の針、左ブレードを破壊していた。ナルガクルガは徐々に弱っていった。 マリアンヌはランス使い。コーネリアは片手剣使い。エイカは、狩猟笛使い。カルバドスはヘビーボウガン使いだ。 皆かなりの経験を積んでいて一人でもそれなりの実力を持っているが、長年組んでいる四人は連携になると敵なしだった。 

「よし!いけるぞ!」

「ウム…ナルガクルガもこの四人の前では無力だの…」

エイカは狩猟笛をしまい、音爆弾をなげた。

ギャァァァ!!

ナルガクルガが怯んだ。そして次の瞬間から、目が赤く染まった。怒り状態になったのだ。そしてバインドボイスをして四人が数秒間動けない間、ナルガクルガはコーネリアに飛び掛った。

「えっ!?わ…わたしぃ?」

コーネリアは頭の中が、真っ白になっていた。

「っち!」

カルバドスはヘビーボウガンを構え、通常弾LV3をはなった。通常弾LV3はナルガクルガの頭に当たり、ナルガクルガが声を上げてひるんだ。

「あ…ありがとう」

「礼はいらん!まずはコイツを狩るぞ!」

カルバドスはこの四人の中でも一番の実力を持っていた。そしてリーダ的存在だった。

 

ナルガクルガが足を引きずっていた。もうソロソロ捕獲が出来るタイミングだ。ナルガクルガは空に飛んでいき、エリアを変えた。数分間四人は砥石を使ったり、こんがり肉を食べたり、調合したりしてた。ナルガクルガを追おうとした瞬間

グォォォォォォォ!!!!!

 

!? 四人は聞き覚えのない泣き声に戸惑った。

「な…なんだいまのは?」

カルバドスは、周りを見渡した。先ほどまでそんな声をしたモンスターなど見てはいないからだ。

「とりあえず行くぞ!」

マリアンヌが立ち上がって、声の聞こえたほうへとむかった。 

 

 

声のした方へと向うと四人は体が動かなかった。

ナルガクルガは見たこともない黒い竜に捕食されていたのだ。ナルガクルガは全く動かなかった。そして黒い竜は満腹になったのか、立ち上がって咆哮をあげた。遠くにいた四人はバインドボイスによって、体が動かないのではなく、恐怖によって体が動かなかったのだった。そして黒い竜は四人のほうをチラリと見た。存在がばれてしまったのだ。黒い竜は、ゆっくりとこちらを向き、四人は恐怖に耐えながら武器をとりだした。

 

 



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力無きもの

グオオオオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!」

黒い竜はまるで地の底から聞こえる怨念の塊のような声。いや、表現では音の方があっているようなバインドボイスを放った。それは、恐怖を増大させ、絶対的な強者、肉食竜を前にした草食竜のような気分にさせ、戦意を根こそぎ刈り取っていった。

四人は全員強い。しかし未知のモンスターが目の前におり、そして品詞寸前だったとはいえ、大型モンスターの中での強い方のナルガクルガを殺すモンスターの前ではその力が何処まで通用するのかは全くわからない──いや、結果は見えている。【死】だ。

「くっ・・・!逃げるぞ!目的は果たした!コイツの相手する意味も理由もない!!」

カルバドスがそう言い、皆意見も言わずに逃げ出した。その瞬間、黒い竜の巨体が跳んだ。その先にはエリカがいた。

「え・・・?」

エリカは自分でも驚くほどに落ち着いていた。ただ唯一思ったのは「死んだ」ただそれだけだった。

 

 

ドスゥゥン・・・

 

 

鈍く、重い音が響いた。そのときエリカは目を疑った。自分のいるはずの位置、竜の足元にはカルバドスがいた。

「逃げろ!逃げてコイツのことをギルドに伝えるんだ!」

黒い竜はおもむろにカルバドスの腕を一噛みすると防具ごと食い契った。

 

ぐあああああぁぁぁぁ!!!!!

 

エイカとコーネリアが助けに行こうとした瞬間、マリアンヌが二人を引っ張り小さく言った。

「逃げるぞ。」

マリアンヌは振り向かず二人の反発も聞かずにその場を去った。

二人が後ろを向いてカルバドスを見た瞬間、カルバドスはほっとしたようにポーチに手を当てていた。

 

マリアンヌは必死に2人を引っ張り気がつけばベースキャンプにいた・・・・。

「なぜだ!なぜ彼を見捨てたのだ!」

コーネリア激昂していた。

「そうよ!彼はまだ生きているのよ!」

エイカも同じようだ

「2人とも・・・現実を見て・・・・カルバドスは・・・”魔弾”の

カルバドスは私達に逃げろと遺し死んだのよ・・・。」

「シンダ?・・・・・しんだ?・・・死んだ?カルバドスが・・・?

そんな・・・そんな・・・・私たちのせい?いや、私のせいなの?ウソダ。ウソダ。ウソダ。ウソダ。ウソダウソダ。ウソダ。ウソダウソダ。ウソダ。ウソダウソダ。ウソダ。ウソダウソダ。ウソダ。ウソダウソダ。ウソダ。ウソダダウソダ。ウソダ。ウソダ…いやああアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」

「エ、エイカ!」

 発狂した。

コーネリアはそう叫んだがすでに気絶していた。

「とりあえず荷車に乗りましょう」

と言いコーネリアとマリアンヌでエイカを荷車に乗せロックラックに向かった。多くのモンスターの叫び声を背に・・・・。

 

 



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弟子にバッコ~ン!!

「コレだけさ… カルバドスは生きていたかもしれない…しかしアイツが最後に願ったことは「逃げろ」それを信じただけだ。そしてギルドに報告した私とコーネリアは、真実を知った。それはイビルジョーtいう名と過去に起した事件だ。イビルジョーはたった一匹で一種のモンスターを絶滅においやったらしい。そしてもう一つ…」

「…」

二人は全く口が開かなかった。あのまま戦闘してたらどうなったのか…二つ名を持つハンターですら死んでしまった黒竜イビルジョーに挑んだらどうなったか…

 

「イビルジョーは私らがギルドに報告してから特別に隊を作り、討伐に向った。しかしイビルジョーは私達が向ったら既に息がなかった。イビルジョーの正面にはカルバドスが倒れていた。カルバドスも息がなかったがな…。左腕がないのにあいつは一人でイビルジョーを討伐してた…そしてアイツの武器は使いようがないくらいボロボロだった。そして防具の裏に最後のメッセージがあった。「最高の友とずっと…」。」

 

マリアンヌは最後にメッセージを言ったあと話の続きは話さなかった。イデアとカラビナは、こんな辛い事を話してくれたマリアンヌに無言で頭を下げた。すると…

 

「二人とも…今度私と一緒に狩りに行かないか?過去の事を思い出したらなつかしくて… 無理はいわない。 駄目なら結構だが。」

 

イデアとカラビナはいきなりの言葉に戸惑った。イデアはHR1、カラビナはHR2だが、マリアンヌはHR5。その差は歴然だった。

 

「別に俺らはいいけど… 俺らきっと足引っ張るぞ?」

 

イデアは当たり前のように答えた。もちろんカラビナも同意した。 ドスジャギィで苦戦してる二人と、上位のリオレイアをほぼ無傷で倒せるマリアンヌ、足を引っ張るのは確実だ。

 

「大丈夫だ。私が師匠として二人を一人前にする。それが私に出来ることだ。」

「えっ? 今なんっていったの?」

「だから私が師匠になって二人を一人前にするんだよ。」

マリアンヌは笑いながらかるくいった。弟子をとることは、言葉以上に難しい。関係もかわる。そういった様々な事がありえるなかでマリアンヌは言ったのだ。

「いやならば結構だが。」

二人はお互いに目を合わせて頷いた。

 

「お願いするよ。」

 

「ワイからも頼むわ。」

 

するとマリアンヌは笑って

 

ガン!ゴツン!!

 

「っつ!?」

 

「なにするんや!?」

 

二人はいきなり頭上にグーが飛んできてビックリした

「あたりまえだろ?同意した瞬間から、私とお前らの関係はかわったんだ。」

 

当たり前のようになぐった

 

「それじゃぁお前らの実力を見る為に手始めに、ドスファンゴをインナーでたおしてもらうぞ!回避のタイミングが重要だぞ!それから罠の使用はきんしだからな。 それじゃ明日の朝から行くから準備しろよ。明日の朝確認するからな。」

 

そういうとマリアンヌは少し嬉しそうに自分の家の方向へと向っていった。イデアとカラビナも嬉しそうに家に向った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その一方加工屋のオヤジさんは…

「(弟子をもったら関係もかわるか…よし!)サブロー!ちょっとこい!!!」

すごい汗をかいたサブローが「ヘイヘイ」と声をあげながら向ってきた

「ヘイは一回だ!ばかやろー!!」

そして一発顔面をストレートで殴った

 

サブローは、その日、鼻血が止まらなかった。

 

「(なんで俺!?(泣))」

 



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白き狩り人のレミィ~
ハローレミィー



まんま転載したから内容矛盾してるかな・・・?







そんなこんなでインナーでドスファンゴを狩ることになった無能君イデアとカラビナは次の日の狩りに備えて二人で準備を始めた。

「明日は余裕だな!あんな猪俺にかかれば一捻りだぜ!」

「逆や逆!あんたみたいなアホはあの大猪にかかればイチコロやで!」

「ひどい・・・」

カラビナのツッコミという心のナイフで一突きされたイデアは、だいぶへこむ。カラビナは正しいが。100%カラビナは正しいが。

「えっと・・・回復薬にグレート、それから罠と麻酔玉。あと砥石かな。」

「わいは硬化薬グレートとこんがり肉ももってくで?あんたはいらんの?」

「へーきへーき!しょせんは猪だし!俺様がズバズバっと狩ってやるぜ!」

このあとの狩りでイデアはカラビナの提案に従えばよかったと後悔することになった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーし、ついにきた、5分未満で狩ってやらぁ!!」

イデアはカラビナを置いて先に進んでいった。

「おっ!見つけた!」

「あぁまち!イデア、先に様子をみなあかん。」

「いいって、良し、いくぞ!」

イデアは太刀を引き抜き、ドスファンゴに突っ込んだ。

「うおおおおおおおおおおおおお!」

「フゴッ」

ドスファンゴが気付き突進して来た。

イデアが一突き

しかしドスファンゴはその動きを止めず、イデアは巻き込まれた。

「うぐはぁ!」

一方、カラビナは採取を・・・

 

「くっ・・はああああああああ!!」

イデアはヒット&アウェーを繰り返す。

・・・・・・・・・・・

「ドォーダァ、カラビナ・・・ってあれ?いない、ま、報酬は一人じめだぜ!」

そのときだった、

 

 

「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

 

「!?」

何かが雄叫びをあげた。

そして、イデアの前に蒼き鱗を持つ牙竜種が現れた。

 

こいつは、ジンオウガだ。

 

「な・・・何だこいつ?って!? この前孤島に居た奴じゃねぇか!!まぁいいついでに狩ってやる!」

イデアはそのモンスターにかけ寄った。

「うらあああああああああああ!!」

『ガキーン』

太刀が弾かれた。

「くっ、」

その牙竜はイデアに向けてその強靭な前足を降り下ろした。

[死ぬ。]

イデアはそう確信した。

その時、目の前に人影が見えたと思うや否や、後ろに投げられた。

「ぐっ」

“彼女”はイデアを投げ、背中に背負った細身の刀を抜いた。

「あれは、太刀?」

イデアが疑問に思ったのは、その太刀筋があまりになめらかに牙竜を切り裂いていたからだ。

やがて彼女は牙竜をくまなく撃退した。

そして、イデアのほうへ歩みより、

「貴様、そんな格好でジンオウガを倒せると思っているのか!」

「うっせ糞アマ!!!!」

「口悪いな。、まぁ、生きてて良かったな。」

 

 

 ジジジッ

 

 

 

「何の音だ?って何でアンタダイブしてるn……」

 

 

 

 

 

 

 バッコッン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~イデアは力つきました。~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャンプに戻ると、さっきであった女性が居た。うん。美人だ。

 

「あ・あの、あなたは?ガクガク」

イデアが聞くと、

「私は、レミリアだ。」

と、答えた。

「普通の名前ですね。」

「次は大タルで殺るぞ?」

「笑顔も素敵ですね。」

 

 

ここからイデアの真のハンターライフが始まるはずだったのに・・・。

 

 

 



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カクカクシカジカ 省略説明。

 

イデアが落ちたのを聴いて、カラビナがキャンプに戻ってきた。

 

「レミリア・・・?聴いた事あるで。

「どうせ知ったかだろ?」

 

右ストレートが顔面に炸裂。

 

 

 

~数秒後~

 

 

「あっ!思い出したで!」

とカラビナが叫んだ

「どうしたんだカラビナ?」

イデアは少し耳を塞ぎながら質問した。

「レミリアはん、あんた”白銀”のレミリアか?」

とカラビナがレミリアに質問した。

「ええ、そうよ。」

と素っ気なくレミリアは答えた

「なぁ、白銀ってなんだ?」

無知無能の称号を持つハンター イデアはカラビナに質問した。

「イデア・・そんなことも知らんの?白銀ていうは2つ名でエミリアはんはあの、英雄でもあるんやで!」

カラビナは少し興奮ぎみそう言った。

「英雄なんだそれ?」

無知無能ハンターイデアは疑問に思ったようだ。

「え・・・じゃあジャンボ村の英雄 キオは・・・?」

とカラビナがイデアにきく。

「誰だそれ?知り合いか?」

ダメだこいつなんとかしないと・・・と思ったカラビナは説明した。

「英雄てのはシュレイド地方のセクメーア砂漠に生息するモンスター

モノブロスを狩ったハンターのことを言うんや。その中でも優秀なのがさっき言ったキオってハンターや。そのキオにも武器は違えど並ぶ冷静さや強さを持っとるんがこのレミリアはんってわけや・・分かったか?」

カラビナは若干息を荒くしながらそう言った。

 

「ああ、大体は・・・・。」

イデアは半分くらいは分かったようだ。

「話は終わったか?お前たちに頼みがある。私をユクモ村に連れてってはくれないか?」

と今まで黙っていたエミリアがそう言った。

「ユクモ村に?なにしに行くんだ?」

とイデアが言った。

「ドンドルマのギルドマスターにスラッシュアックスとこの地方のモンスターの調査を頼まれてな。それでこの地方までやって来たんだ。」

とエミリアは答えた。

「そっかじゃあ行こう。」

とイデアが言い、3人はユクモ村に向かった・・・・・・

報酬?そんなものは無い。

 

 

 

 

 

ユクも村に三人が着くと…

ガツン!ごつん!!

イデアとカラビナの頭にグーが炸裂した

「おい!ドスファンゴ討伐はどうした?」

「マリアンヌ…いや師匠実は…カクカクシカジカ…」

 

「ジンオウガ?たしか孤島でもお前らが見たって…まさか言い訳か?」

マリアンヌが二人に疑いの目を向けた。

「この無知無能の少年と、ほんの少し常識の通じる少年の二人のことは本当よ。だって私がジンオウガだっけ? それを追い払ったんだもの…」

レミリアの事はマリアンヌも知っていた。レミアスの実力は、レウスSの防具一式と、飛竜刀【楓】を背中にもっていた。獄炎の龍鱗と素材を使うので古竜のテオテスカトルと戦っている証拠だ。

レミリアがユクモ村に来ることも知っていた。ギルドマスターに頼まれて、レミリアの事を案内するように命令されていた。

「どうも…私はマリアンヌだ。アタナの案内は私がする。宜しく。」

マリアンヌが、左手をだすとレミアスも左手を出して固い握手をした。

 

村の入り口から少し歩くとマリアンヌが説明した。

「左側が道具屋だ。私達はここで品物をそろえている。そして右側が加工屋だ。お前が調べたいスラッシュアックスもここで作れる。加工屋の左上側の店が武器やだ。新米ハンターなどはここで武器や防具を買っていっている。加工屋の左下がオトモ武具やだ。オトモアイルーは知ってるな?その武器や防具を作ってくれるところだ。」

マリアンヌは誰にでも理解できるように細かく説明した。

「なるほど…解かりやすかった。お前とはいい仲になりそうだな、改めて宜しく頼むよ。では、酒でも飲みに行かないか?」

「おっ!!いいねぇ~。」

こいつら本当に女なのだろうか?

 

 

二人はイデアとカラビナを置いて集会場へと向った。イデアとカラビナは加工屋に用があった。ドスジャギィーの素材が集まったのだった。イデアはオヤジの所に行って素材をわたした。

「よう!イデアもようやくドスジャギィをたおせたのか?そいつはめでてぇ!今回は料金をタダにしといてやる!!そのかわりしっかり働けよ?」

加工屋の近くにいくだけでも汗が凄いのに熱い言葉で話されるとなおさら熱くなってしまった。防具は明日出来るらしいので今日は家に戻った。

 

 

 

 

 

 

カラビナはイデアと一緒にイデアの家に住んでいる。二人のほうが家を借りなくていいため節約出来るからだ。

「あのレミリアつ女ええ女だったな!顔も体も100点や!」

カラビナは少し興奮気味に大きな声で言った。

「あれで年がつかければ… イカンイカン!変な方向に走ってしもうた。ほな今日はねるわ。明日は、ゆっっっくり休もうな!ほな!」

そういってカラビナとイデアは眠りについた。カラビナはよるに変な笑いをしながら…

イデアは明日の初めて自力で作った防具を楽しみに…

 

 



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