仮面ライダーW ToLoveるボイルダー (ダブルボイルダー)
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プロローグ

Pixivもやっています。初めてですがどうぞ


仮面ライダーW・・・・・・・・・・・・

プロローグ

 

 

 

2012年12月25日 クリスマス

本州から離れた孤島に不自然と建っている研究施設

全てはここから始まった

 

少年「おやっさん。かなり不味いぜ。大丈夫か?」

男「かすり傷だ・・・・・・・・」

半袖、ハーフパンツ、ネクタイを着込んだ少年が白いワイシャツを着た少年を背負っている白いスーツとロンガーハットを被った男の元に向かい肩を貸す

すると、そこから離れた場所からSPのような者達が男に向けて銃を放ち男は何も出来ずに撃たれて倒れてしまう

少年「おやっさん!」

男は震える手を帽子に向けると少年に帽子を被せ息を引き取った

「おやっさん?おやっさぁあああああああああん!」

担がれていたもう一人の少年も男の死に胸を痛めた

そうしていると突如床が破裂するように吹き飛びそこからお化けのような怪物が現れ男はその出来た穴に落ちていき怪物は二人に手から光弾を放ってきた

二人は、光弾を避けていくと窓から武装ヘリが二人に向けて機関銃を放ち二人は慌てて階段に隠れる

少年「うぁああああああああ!」

すると、もう一人の少年は持っていたケースを開けて少年に言う

少年2『悪魔と相乗りする勇気・・・・・・・・あるかな?』

少年「え?」

少年はケースに入っていた黒いメモリをもう一人の少年は緑のメモリを取り出す

そして、怪物と武装ヘリが攻撃してきたその時

少年「うぁああああああああ!」

二人は、ケースに入っていたバックルを装着しメモリを差し込む

そして、二人は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            『一人の戦士』の姿になった

すると、突如強力な風が吹き始め武装ヘリは研究施設に激突しSPのような者達は風に飛ばされ地面に叩きつけられ怪物は一目散とその場を去った

燃え盛る炎の中、戦士は立っていた

その姿を見たものは後に彼をこう言った

             『仮面ライダー』と

 

 

 

 

 

              仮面ライダーW

             ToLoveるボイルダー

 

 

 

 

 

 

登場人物

左翔太郎

別名 結城リト

CV 桐山漣

この小説の主人公、幼い頃両親をドーパントがらみの事件で亡くし記憶を無くしていた時に結城家に拾われ養子となる(この時、美柑四歳)しかし、鳴海荘吉と出会い本来の記憶と名前を思いだし彼に弟子入りする。そして、ビギンズナイトを期に仮面ライダーWの力を手に入れ亡き鳴海荘吉の後を継ぎ風都を守る探偵となる。原作の翔太郎と同じくハードになりきれないハーフボイルドだが決めるときは決める。ビギンズナイト以降彼もミュージアムにマークされている存在であるため普段は結城リトとして生活し依頼や放課後、休日等は探偵事務所にいる。

依頼の関係上、早退、無断欠席の常習犯となり風紀委員にトップ人物としてマークされているが鳴海荘吉の荒療治と本人の努力もあってか成績は中2時点で大学卒業クラス、運動能力も桁外れに高い(デビルーク星人のSPを軽く捻るように倒した)そして、学園長が鳴海荘吉の知人であり理解者であるため単位等の問題はない。リト時は、原作の髪のカツラを被るが事件が起これば直ぐ様仕事服に着替えロンガーハットを被る(性格も、リト時は原作と同じ)カツラを被る理由は

本人いわく「おやっさんの弟子入りする時にけなしていると思われるから黒に染めたから」とのこと。原作通り、春菜ちゃんLOVEであり相棒のフィリップも知っていて「翔太郎、何時告白するんだい?」と言われるほど。ララの登場により宇宙人の起こす事件にも巻きこれるため原作以上の苦労人である。そして、あまりラッキースケベは出ない。

 

フィリップ

この小説のもう一人の主人公、こちらはほぼ原作と同じ設定だが検索し終えても直ぐに興味を無くす訳ではない。(再び検索する事もしばしば)翔太郎が結城リトとしているときはリト君と呼ぶが誰もいないときは翔太郎と呼ぶ。ララの登場により宇宙人の検索も始めると同時にララの目の前で変身をするのは控えるように誓いを建てた(ララがダブルドライバーを解体しガイアメモリを造り出すことを防ぐため)後に現れる金色の闇に自分と同じようなものを感じ彼女を探偵事務所に居候させる。(この時、ヤミはグッスリと眠れるらしい)こちらも、運動能力は桁外れに高い(翔太郎と同じくデビルーク星人のSPを倒せる)。後、ラッキースケベを時々起こす

 

鳴海探偵事務所

鳴海亜樹子がこの世界には存在しないため事実上翔太郎が大家を勤めている。中は原作と同じようにリボルギャリーの格納庫もあるが隠し通路があり結城家のリトの部屋に繋がっている。ララの登場以降、彩南学園がトラブルに巻き込まれるため翔太郎にとっての唯一の安息の場所になっている。後にヤミが居候するがトラブルは起きないため安息の場所であることに変わりはなかった。家賃はしっかりと払っておりかなりの貯蓄がある。(一流企業の依頼もあるため)依頼内容は、ドーパントがらみの事件もだが迷子探しも積極的に行っている様子。後に、改造されヤミの宇宙船を置くことが出来るドックが追加された。

 

世界観

仮面ライダーWとToLoveるの世界が融合した世界。宇宙人達も生活しているがWの活躍で逮捕される宇宙人達も現れ宇宙人工務所が秘密利に設置されている。彩南町は風都の中にある町の一つとして存在している。事実上、ドーパントに対抗出来るのはWしか居ないので仮面ライダーWの存在はかなり大きな物となっている。

 

翔太郎、フィリップ『『さあ、お前の罪を数えろ!』』

 

 




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Wの検索/町のヒーロー

一話です。Wは最後の方に出ます


一年後 風都

彩南学園

リト「ぐ~。ぐ~。」

ビギンズナイトを生き延びた少年、結城リトは疲れ果てているかのように机にうつ伏せて眠っていた

春菜「結城君。もうすぐ授業だよ。」

リト「ん~後五分・・・・・・・」

春菜「結城君朝じゃないんだよ。ほら、起きて。」

リト「ん?おはよう、西連寺。」

春菜「おはよう。でも、もうすぐ最後の授業だから起きてね。」

リト「ああ。」

(本当に春菜ちゃんは何時見ても可愛いな~♪しかし、流石にドーパントがらみの事件の後は寝み~な~・・・・・・・・フィリップの奴今ごろなにしてんだか。)

結城リト、本名は左翔太郎と言う。これが、この少年の名前だ。

彼は、ビギンズナイト以降鳴海荘吉の後を継ぎ風都を守る探偵となっていた

ちなみに、翔太郎を起こそうとしている少女は西連寺春菜。翔太郎が心から愛している少女だ。

リト「こうやって過ごせるのも町を守っているお陰かな・・・・・・・・」

(俺は、風都を守れてるよな?おやっさん・・・・・・)

一方、遥か彼方の宇宙では一つの宇宙船が複数の宇宙船に攻撃されながらも地球目掛けて飛んでいた

?「こんなところで・・・・・・・こんなところで諦めてたまるもんですかぁああああ!」

そして、宇宙船は地球目掛けてワープした

 

 

 

 

 

 

 

放課後

リト「やっと終わったか・・・・・・・・フィリップの奴の様子でも見に行くか。」

リトは学園を離れると風都の片隅にある事務所『鳴海探偵事務所』に足を運ぶ

「フィリップ?起きてるか~?」

?「なんだい翔太郎?僕は今、大事なものを検索しているんだ。君は、知らないだろう?流星群と言うものを。」

リト「んなこたぁどうでもいいんだよ。ちゃんと飯食ってるのか?」

リトが話しかけている少年、彼もビギンズナイトを生き延びた一人名はフィリップと言う

それ以外の事は覚えていないらしい

フィリップ「それよりも翔太郎。何時までそんな格好をしているんだい?」

リト「そうだな、ちょっくら着替えるわ。」

そう言ってリトは被っていたカツラを取り(あたかにも地毛のように見える)本来の黒髪を見せると制服を脱ぎ探偵スタイルの仕事服に着替えた

 

俺は、左翔太郎。この探偵事務所のオーナーだ。俺たちは、ある組織から何とか脱出しこの風都を守る探偵として日夜戦い続けている。コイツは、相棒のフィリップ。少し性格はアレだが俺の大切な相棒であることに変わりはない。

フィリップ「ところで翔太郎?ニュースを見たかい?どうやら、銀河の彼方でこの地球目掛けて何かが飛んで来るのが観測されたらしい。実に、ゾクゾクするよ。」

翔太郎「ほぉ~?だが、この地球には危険が多いことを知らないみたいだな。ハードな裏社会で生きている俺たちが・・・・・・・何よりの証拠さ。」

フィリップ「僕たちはこの平和な毎日守るために戦っているようなものだからね。今日は、君の家で夕食を頂くよ。」

翔太郎「あまり、美柑の前でぺらぺら喋るなよ。」

そう言うと翔太郎はカツラを被りリトになる

リト「そんじゃ行くか。」

二人は、表に停めてあったバイク『ハードボイルダー』で結城家に向かった

 

 

 

結城家

リト「ただいま。」

フィリップ「お邪魔するよ。」

二人は結城家に入ると小学五年辺りの女の子が出てきた

この子は、リトの妹の美柑だ

美柑「お帰り。後、フィリップ君もいらっしゃい。その感じだと、事務所に寄ってきたのね。」

リト「コイツの様子を見に行ったんだよ。一人にすると何しでかすか分からねえからな。」

美柑「まあ、慣れたからいいわよ。後少しで夕食だから待ってて。」

リト「俺も、手伝うよ。」

フィリップ「なら、テレビを見てもいいかな?昼間の落下物事件がどうしても気になってね。」

リト「ドーパントがらみだったらすぐ呼べよ。」

フィリップ「そうならないことを祈るよ。」

そう言いながらリトは美柑の手伝いに向かった

 

 

 

 

 

 

園咲家

ここは、風都の中でも一二を争う豪邸の園咲家

その当主である園咲琉兵衛は夜空を見ながら呟いていた

琉兵衛「宇宙からの来訪者か・・・・・・・・この風都に随分と舐めたことをしてくれる輩が居たものだな・・・・・・・・・果たして、私たちに勝てるのかな?」

琉兵衛はこれから何が起きるのかを楽しみにしていた

 

 

 

 

 

結城家

フィリップ「ご馳走さまでした。美柑ちゃん。また、料理の腕が上がったんじゃないのかい?」

美柑「そう?あたしは、自覚は無いんだけどな。」

リト「お前もそう言うことを言うようになったじゃないか?」

フィリップ「君の相棒をして色々なことを学んだからね。これぐらいの事は言えるようにならないとおかしいさ。ところで翔太郎、今日は、愛しの春菜ちゃんに告白出来たのかい?」

リト「ブッー!?」

フィリップの行きなりの爆弾発言にリトは飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった

美柑「リト大丈夫!?」

リト「行きなり何言い出すんだフィリップ!?」

フィリップ「だって、君が西連寺春菜に恋心を持っているのはもうバレバレなんだよ?だったら、どれぐらい進めたのか気になるのが普通だよ。」

リト「昨日ドーパントがらみだったらずっと眠っててろくに話してねえよ。まあ、起こしてくれたけど・・・・・・・・って何言わせんだ!」

美柑「リト、ごっさんです♪」

美柑とフィリップは手を合わせた

リト「たくっ、じゃあひとっ風呂浴びてくるわ。」

フィリップ「僕も、入ってから帰らせてもらうよ。」

美柑「泊まっていけば良いじゃない。どうせ、一人何だから。寂しいでしょう。」

フィリップ「そう言われると返す言葉も見つからない。ここは、甘えさせてもらうよ。」

フィリップとは今から半年前に俺たちの秘密がバレ美柑に世話になっている。ちなみに、俺の部屋には事務所に繋がっている隠し通路があり緊急の場合はそこから事務所の方に移っている。まあ、フィリップの生活習慣の管理には丁度いい。

リトはカツラを取り翔太郎に戻ると風呂に入り湯船に浸かった

一方、テレビでは再び都心のまっただ中に落下物事件が起きたことを伝えていた

風呂

翔太郎「告白か・・・・・・・・俺が、恋をしても良いのか?」

翔太郎が呟いていると湯船から稲妻が走り

突如湯船が『爆発』した

翔太郎「のわぁあああああ!?風呂が爆発した!?」

翔太郎は前を振り向いていると驚愕した

そこには、何とスタイルの良く、ピンクのロングヘアーの全裸の少女が立っていたからだ

少女「ん~!脱出成功♪ん?」

翔太郎「風呂から何かが出てきたぁあああああああああ!?」

フィリップ「どうしたんだい翔太郎!?」

美柑「大丈夫!?」

翔太郎「風呂から変な女が出てきた!フィリップ、バットショット!」

フィリップ「ああ!」

二人は風呂場に行くと既に少女は居なかった

美柑「誰も居ないじゃない。」

フィリップ「いや、ここに誰か居たみたいだ。」

フィリップは床に落ちていたピンクの髪を拾い上げる

翔太郎「そう言えば、さっきまた落下物事件が起きたんだよな?」

美柑「まさかドーパントの仕業?」

フィリップ「いや、ドーパントの仕業ならば行きなり正体を現す筈がない。これは、別の物だ。とにかく、気をつけよう。」

翔太郎「ああ。俺は、二階を調べてくる。」

翔太郎は仕事着に着替えると二階に上がり自分の部屋に入るとバスタオルを巻いた先程の少女を見つけた

少女「ふ~。あっ、タオル借りてるよ。」

翔太郎「人の部屋で何ナチュラルに過ごしてんだ!後、お前誰だ!?」

少女「わたし?わたし、ララ。」

翔太郎「ララ?」

ララ「そう、デビルーク星から来たの。」

翔太郎「デビルーク星?」

ララ「そう、デビルーク星。」

翔太郎「って事はお前宇宙から来たってことか!?フィリップが言ってたことはこう言うことだったのか。」

ララ「まあ、地球から見たらそうなるかな。」

翔太郎「しかし、実感が湧かねえよな。完全に地球人のまんまだし何より俺が言っている言葉が解るもんな。」

ララ「もしかして信じてないの?じゃあこれならどう?」

ララと言う少女は翔太郎に背中を見せるとなんと尻尾を出してきた

大事なところも一緒に

翔太郎「年頃の少女がそんなことをするんじゃない!って言うか何で家の風呂場から出てきたんだ?」

ララ「それはね、ジャーン♪これを、使ったんだ。」

ララは腕に着けているブレスレットを見せる

翔太郎「ブレスレット?」

ララ「わたしが作った『ぴょんぴょんワープくん!』行き場所の指定は出来ないけど生態単位の短距離ワープが出来るの。」

翔太郎「つまり、服だけ残して何処かにワープするブレスレットってことか・・・・・・・・ってお前が作ったのかよ!?ある意味『ガイアメモリ』よりも厄介だな。でもどうしてそんな厄介な物を使ったんだ?」

ララ「・・・・・・・・追われてるんだ。わたし。」

翔太郎「追われてる?」

ララ「地球まで来ればもう追ってこれないだろうって思ってたけど追っ手が来ちゃって、宇宙船も壊れてたし脱出ポットの中で使ったの。これを使ってなかったら今頃どうなってたか・・・・・・・・・」

俺は、彼女の消え行かんとする表情を見て何かを感じていた

翔太郎「それよりもいい加減服ぐらいなんとかしろよ。」

すると、窓を開けてねいぐるみのようなものが現れた

?「ララ様!」

ララ「ペケ!あなたも脱出出来たのね!」

?「はい!宇宙船がまだ大気圏内だったのが幸いでした。ん?ララ様?この冴えない顔の地球人は何ですか?」

翔太郎「おいおい?冴えないは言葉のあやだぜ?俺みたいな男はそうは居ねえぜ?」

ララ「この家の住人だよ。そう言えば名前聞いてなかったよね?何て言うの?」

翔太郎「俺は、左・・・・・・・・結城リトだ。」

翔太郎は敢えてリトの名前を教えた

ララ「ふぅーん。リトって言うんだ。」

翔太郎「ところでそのマネキンはなんだ?」

ララ「この子はね、ペケ。わたしが作った万能コスチュームロボットなの。」

ペケ「初めまして。」

翔太郎「コスチュームロボット?」

するとララはバスタオルを脱いだ

翔太郎「お前には恥じらいと言うものはないのか!」

ララ「じゃあペケ。ヨロシク♪」

ペケ「了解!」

『チェンジ!ドレスフォーム!』

するとペケは光だすとララの周囲に展開し白を基調とした摩訶不思議なドレスへと変わった

翔太郎(『W』のような装着!?)

ペケ「キツくないですかララ様?」

ララ「ピッタリだよ。早めにペケが来てくれて良かった~。ねえ?似合う?」

翔太郎「あ、ああ。」

(コイツまさかこんな発明をするから追われてるじゃ・・・・・・・ん?誰か近づいてきやがる!)

ペケ「ところでララ様?これからどうなさるおつもりですか?」

ララ「実はね、ちょっと考えがあるんだ~。」

その時、開いた窓から二人のSPのような男が現れた

SP「全く、困ったお方だ。宇宙船から連れ出すときには手足の自由を封じて動けなくするべきでした。」

ララ「・・・・・ペケ?尾行には気を付けてねって言ったよね?」

ペケ「申し訳ございません!」

ララ「全く何やってるのよこのバカロボット!」

翔太郎(コイツらもデビルーク星人か?動きは、マスカレイド並みだな。)

ペケ「ララ様!もう一度あのブレスレットを使ってみれば?」

ララ「無理よ。アレは、一度使ったらエネルギーの充填に一日は掛かるもの。」

SP「さあ、行きますよ。」

ララ「嫌よ!離して!」

翔太郎「おい?お前らヒトんち入ったんならまずは靴ぐらい脱げよ?汚れんだろうが?ああ?」

SP「そうでした。スイマセン何せまだ来たばかりでして。」

素直に脱ぎ始めるSP達

翔太郎「こっちだコイ!」

ララ「え!?」

その隙に翔太郎はララの手を引き窓から部屋を出た(靴をもって)

SP「あっ!待て!」

SP達も追いかける

翔太郎はララの手を引きながら屋根を伝って逃げていく

ララ「どうして?」

翔太郎「普通に考えて拐われそうになった奴を助けるのは当たり前だろ!それに、お前が見せたあんな顔見せられたらほっとけるわけねえだろうが!」

二人は公園まで逃げるとSP達に追い付かれる

翔太郎「ドーパントでもないのに早い奴等だな!」

ララ「ドーパント?」

翔太郎「この町を泣かせる奴等の事だ。増援か。」

翔太郎達の後ろに二人のSPが来た

翔太郎「しょうがねえ。」

翔太郎はララの手を離すと腰に着けたロンガーハットを被った

SP「怪我をしたくなければ退くのだな。」

翔太郎「ああ、お前達がな。」

SP「小僧が!」

SPの一人が殴りかかろうとするが

翔太郎「ちょっと痛えぞ?」

翔太郎はそれを軽くかわし溝を蹴りあげ足払いで地面に叩きつける

SP「なっ!?地球人の分際で!」

今度は二人がかりで来るが翔太郎は二人の拳を巧みに防ぎ顔に裏拳を決めもう一人を肘打ちで沈めもう一人を殴り飛ばす

すると最後の一人が殴りかかるが翔太郎はそれを片手で受け止める

翔太郎「この、小わっぱが!」

そして、SPの顎を殴り思いっきり蹴り飛ばした

SP達は全て伸びてしまった

ララ「デビルーク星人を倒した!?地球人なのに!」

ペケ「しかも、息一つ切れておりません!」

翔太郎はロンガーハットを左手で外し息を吹き掛けると被り直す

翔太郎「決まったな~。ハードボイルドに♪」

?「ほう?随分と勇ましいな。」

すると、翔太郎の頭上に巨大な円盤が現れそこから鎧を着た男が降りてきた

ララ「ザスティン!」

ザスティン「そこをどけ地球人。」

翔太郎「退かないと言えばどうするんだ?」

ザスティン「命はないぞ。ララ様!もうお止めください!『家出』など!」

翔太郎「・・・・・・・・・はっ?今なんて言った?」

ザスティン「だから、家出だ。」

翔太郎「はあ!?家出!?たかが家出でこんな騒ぎを起こしたって言うのか!?」

ララ「わたしもう懲り懲りなの!後継者かどうとか分かんないけど毎日お見合いばっかりなのは嫌なの!」

ザスティン「ですが、これはお父上の意思なのです。」

翔太郎「おい?お前?」

翔太郎は何処から出したのか分からないスリッパで

パコン!

ララ「痛っ!」

ララの頭を叩く

翔太郎「アホかお前は!家出ごときでここまで騒ぎをでかくすんじゃねえ!ハードボイルドに決めてた自分が恥ずかしいじゃねえか!おい!さっさとこの家出娘を連れて帰れ!後、お前らが落とした宇宙船も!修理費も払え!」

ザスティン「あっ、申し訳ございません。ララ様のわがままのせいでとんだご迷惑を。」

ララ「パパは関係ないもん!」

ララは携帯のような物を取り出すと

ララ『転送!ごーごーバキュームくん!』

巨大なタコのようなメカを出してきた!

翔太郎「なんか出てきたぞオイ!?」

ザスティン「不味い!ララ様の発明品だ!」

ララ「そーれ!吸い込んじゃえ!」

するとごーごーバキュームくんと言うメカはザスティン達を吸い込み始めた

ザスティン「あああああああ!?」

ザスティン達はあっという間に吸い込まれたがごーごーバキュームくんは今度は辺り一面を吸い込み始めた

翔太郎「暴走してんのか!あんなのが町に出たらマズイ!」

翔太郎は宙に浮いているララの見えない所に行くとビギンズナイトで手に入れたバックル

『ダブルドライバー』を装着する

翔太郎「フィリップ!今すぐ変身するぞ!」

そして、懐から黒いガイアメモリ『ジョーカーメモリ』を取り出した

『JOKER!』

 

 

 

 

 

 

 

 

ララ「これって・・・・・・・・・どうやったら止まるんだっけ?」

ララはごーごーバキュームくんの止め方を忘れていた

その時

『JOKER!MAXIMUM DRIVE!』

謎の電子音が響いた

ララ「え?」

すると、何者かが空中高く舞い上がり

?「『ジョーカーエクストリーム!』」

ごーごーバキュームくんを攻撃しごーごーバキュームくんは破壊された!

ララ「バキュームくんが!?」

ペケ「ララ様!彼処を!」

バキュームくんの残骸が燃え盛るなかその炎の中に体の右半身が緑、左半身が黒で銀のマフラーをなびかせ赤く輝く両目を持つ仮面の戦士が姿を現した

ララ「何あれ・・・・・・・・・・」

ペケ「アレは、戦闘用強化服です!しかも、デビルーク星の科学力を遥かに越えています!」

ララ「この星にそんな技術が!?一体何なの?貴方は誰なの・・・・・・・・」

?「答えてやろうか?」

戦士はララの方を向く

?『僕たちは、二人で一人の探偵さ。』

?「この町を泣かせる奴等を捕まえるな。」

ララ「二人の声!?」

戦士はララに左手を向けると

?「『さあ、お前の罪を数えろ!』」

ララに向けていい放った

ララ「わたしの・・・・・・・・罪・・・・・・・・」

後にこの戦士は伝説の名前を受け継いだ

その名は

             『仮面ライダーW』

                         To be Continued

 

 

 

 

 

 

BGM『W-B-X ~W-Boiled-Extreme~♪』

次回!仮面ライダーW!

真理奈「もう一週間も連絡がつかなくて・・・・・・・」

翔太郎「ドーパントか・・・・・・・・」

戸川「燃えろ!」

翔太郎「止めてやるよ。俺が!いや、俺たちが。」

翔太郎、フィリップ『『変身!』』

次回 Wの検索/探偵は二人で一人

これで決まりだ!




どうでしょうか?可能な限り書いていきますので感想等がありましたらお願いします。


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Wの検索/探偵は二人で一人

W編 一話です
亜樹子ポジションはあの子です(原作よりも登場が早い)



翌日

ララは何故か結城家に居候することになった

リトの部屋

リト「何でこうなってんだよ・・・・・・・・」

リトは何故か自身のベットに潜り込んでいる全裸のララを見てため息をついた

コンコン!

フィリップ「翔太郎。少し話があるんだけどいいかな?」

フィリップがドア越しに話しかけてきた

リト「ちょっと待ってろ。」

リトはララに布団をかけると部屋から出ていく

「なんだ?話って。」

フィリップ「彼女の発明品を見て驚いたよ。まさか、衣服を自由自在に変化させられる事が可能なんてね。だからこそ、彼女の前でWに変身するのは避けるべきだ。」

リト「アイツが、ガイアメモリを作る可能性があるからか?」

フィリップ「彼女の場合はお遊びで発明を作っているようなものだ。もし、ガイアメモリを作るとなるとかなりのガイアメモリが町にばらまかれる事になる。それだけは、なんとしても避けるべきだ。」

リト「分かった。気を付けるよ。それじゃあ、探偵事務所に行ってくるわ。お前も、隠し通路から戻ってこい。」

フィリップ「ああ。」

リトはカツラを外しながら翔太郎になると仕事着に着替え探偵事務所にハードボイルダーを走らせた

 

 

 

 

 

風都

少女「確かここの近くの筈よね?」

少女「古手川唯」リトの通う彩南学園の風紀委員長であり校則を破るものには容赦のない少女だ。何故、彼女がここに居るかと言うと事あることに学園を無断欠席、早退、遅刻するリトを捕まえるためである

古手川「鳴海探偵事務所・・・・・・・・ここよね?」

古手川は探偵事務所の前に来た

すると、ハードボイルダーに乗ってきた翔太郎がやって来る

翔太郎「ウチに・・・・・・・用か?」

翔太郎はロンガーハットを被りながら古手川に聞く

古手川「ねえ?このハードボイルドってなに?」

翔太郎は古手川を事務所の中に入れる

そこは、70年代の面影を思わせる作りになっていた

翔太郎「あらゆる事態にも決して心揺すぶられない男の中の男。それが、ハードボイルドだ。」

翔太郎はお気に入りの小説本を古手川に渡すが古手川はそデスクに置く

古手川「それよりも、平日はちゃんと授業に参加しなさい!結城リト!」

翔太郎「ブーッ!」

翔太郎は思わず飲んでいたコーヒーを吹き出してしまった

古手川「学園長を捕まえて聞き出したわ!貴方、学生の本文は学問なのに何をやっているのよ。こんな、ふざけたことをして!」

翔太郎「ふざけてねえよ!俺は、バリバリの探偵だ!正式に、許可は取ってある。見ろ。」

翔太郎は必要資格等の証明書などを古手川に見せた

古手川「それでも、彩南学園の生徒何だから授業に出るのが当たり前でしょ!第一、ここの責任者は誰よ?」

翔太郎「目の前にいるぞ、目の前に。」

古手川「え!?貴方が責任者!?」

翔太郎「学園長にも許可を取ってある。わかったら、さっさと出ていけ風紀少女。」

古手川「わたしの名前は、古手川唯よ!いいから、授業に出なさい!」

翔太郎「やめろって服が破けるだろうが!」

古手川は力づくで翔太郎を連れ出そうとしていると事務所のドアが開く

?「久しぶりね、翔ちゃん。」

翔太郎「ん?お前・・・・・・真理奈?」

古手川「誰?」

やって来たのは、翔太郎の幼馴染み『津村真理奈』だった

真理奈は自分と共に写っている男の写真を見せる

翔太郎「戸川陽介。彼氏か?」

真理奈「姿を消してから・・・・・・・もう一週間も連絡がつかなくて・・・・・・・お願い翔ちゃん。探して・・・・・・・・」

すると、翔太郎は黒いロンガーハット被る

翔太郎「この町は俺の庭だ。安心して待ってな。」

そして、翔太郎は調査を開始する

 

 

俺は、左翔太郎。私立探偵だ。この町では、小さな幸せも大きな不幸も常に風が運んでくる。幼馴染みの津村真理奈の依頼は

翔太郎「まさに、迷いこんできた一陣の風だ。っと。」

古手川「何で一人で語っているのよ?」

翔太郎「うおっ!?ってお前か。何でついてきてるんだよ?」

古手川「貴方が本当に信用できるか確かめさせてもらうわ。でなきゃ、わざわざ公休届けを出した意味がないもの。それで?何で失踪したのか分かったの?」

翔太郎「ああ。どうやら、会社をリストラされたことが原因らしい。って何でお前が聞くんだよ!?」

古手川「気になるのよ!だって、行きなり行方不明になるだなんてなんか可愛そうじゃない!」

翔太郎「案外、いい奴なんだなお前。って、コイツが居ると俺のハードボイルドが乱れる~。」

ちなみに、翔太郎の身長は175㎝以上である

すると、遠くの方からサイレンの音が聞こえる

古手川「何?」

翔太郎「行ってみるぞ。」

二人が向かってみると、そこにはまるで地面に引きずり込まれたようなビルと救助活動が行われているトンネルが見えた

古手川「ビルが!」

翔太郎「ただ事じゃねえな!知りたいなら俺に付いてこい。」

翔太郎は膝を曲げアヒル歩きをしながら警察の目を盗みトンネルの中に入っていき古手川もそれを追いかける

トンネルの中に入ると、そこにはビルの一階がトンネルの屋根を突き破り道路に落ちているのが見えた

古手川「ヒドイ・・・・・・・・」

翔太郎「WINDSCALE。戸川が勤めていた会社だ。」

翔太郎はロンガーハットの文字を古手川に見せる

?「あー!このヘボ探偵!また首を突っ込んできたのか!」

すると、後ろからマッキーこと真倉刑事がやって来た

翔太郎「真倉さーん。でもね、三下刑事には用はないの。」

真倉「警察舐めんじゃねえぞ!このヘボ探偵!」

翔太郎「んだと!このヘボ刑事!」

二人は取っ組みあいを始めた

?「ピーピーうるせえんだよ!犬と猿かお前ら!」

翔太郎「刃さーん。」

近づいてきたのは翔太郎の知り合いの刃野警部だ

刃野「翔太郎。ちょっとこっちこい。」

そして、ビルの近くに移動する

翔太郎「刃さん。スンマセン。」

刃野「相変わらず鼻がいいな。見ろ。あそこが四階だ。下で、土台となる鉄骨でも溶けない限りこう言うことにはならないんだと。」

翔太郎「『ドーパント』・・・・・・・・か。」

古手川「ドーパント?」

刃野「ああ。今週だけで似たような事件が二件、こんなに派手じゃなかったがな。なんか分かったら連絡しろよ。」

刃野は翔太郎に封筒を渡し翔太郎はカメラ型メモリガジェット『バットショット』で現場を撮影しながら受けとる

翔太郎は現場を離れ人気のいない別のトンネルの近くに行くと封筒を開け中に入っていた写真を見ていく

翔太郎「どれも、戸川が勤めていた支店ばかり・・・・・・・人探しの筈がまさかドーパントにぶちあたっちまうなんてな・・・・・・・・どうやら、俺たちの出番って風向きになってきたな。」

古手川「ねえ・・・・・・ドーパントって一体何なの?」

心配そうな顔で古手川が訪ねてきた

翔太郎「今は、詳しいことは言えないが知っちまった以上知っておいた方が身のためだ。事務所に戻るまで待ってくれ。」

すると、携帯型メモリガジェット『スタッグフォン』が鳴り響く

翔太郎「フィリップか?バットショットが送った画像を見たか?」

フィリップ『ああ。とても興味深い。ムラムラするね~。』

翔太郎「ガイアメモリの正体が知りたい。今すぐ検索を・・・・・・・・!いや、良いわ。」

フィリップ『なぜだい?』

翔太郎「目の前にご本人がいらっしゃるからだよ!メモリの正体は」

翔太郎、フィリップ「『マグマだ!』」

翔太郎達の目の前にマグマをたぎらせている『マグマドーパント』が現れた!

古手川「あ・・・・・・・ああ・・・・・・・・・・」

古手川は恐怖で顔が染まる

すると、マグマドーパントがマグマを噴出させてきた

翔太郎「走れ!」

翔太郎は古手川を連れて走るがマグマに呑まれてしまう

マグマドーパントはその場を後にすると翔太郎が古手川を抱えながら宙に浮いていた

翔太郎はあの時にウォッチ型メモリガジェット『スパイダーウォッチ』で近くの壁にワイヤーを引っ掛け間一髪マグマを回避していたのだ

翔太郎「間一髪だったな。大丈夫か、古手川?」

古手川「怖い・・・・・・怖いよ・・・・・・・・・・死にたくないよ・・・・・・」

古手川は翔太郎に抱きつきながら泣いていた

翔太郎は安全な場所に着地すると古手川を抱きしめる

古手川「え?」

翔太郎「心配するな。死なさせやしねえ。絶対に俺が守ってやる。」

古手川「本当?」

翔太郎「約束する!だから、もう涙なんかだすな。」

翔太郎は古手川の顔を流れていた涙を優しく振り払う

「立てるか?」

古手川「うん///」

翔太郎「とりあえず事務所に戻るぞ。」

そして、翔太郎はスタッグフォンでハードボイルダーを呼び古手川を後ろに乗せて事務所に向かった

 

 

 

 

園咲家

園咲家の次女「若菜」は苛ただしい雰囲気で広間に向かう

そこには、琉兵衛と長女「冴子」がいた

若菜「腹ただしいわ。折角の家族揃っての晩餐会が台無しですわ。」

琉兵衛「ビルが溶け、人が死ぬ。この町ではよくあることだ。」

若菜「マグマのメモリでしょ。一体誰に売ったのかしら?」

琉兵衛「まあ、私たちの仕事のせいだがね。ところで、最近、売り上げを伸ばしている若手がいると聞いたんだが?」

冴子「お父様。」

琉兵衛「なんだい冴子?」

冴子「実は、わたし」

『TABOO!』

すると冴子突如『タブードーパント』へと変わった

タブー「結婚したい男性が見つかったの。」

琉兵衛「ははははは♪」

園咲家に琉兵衛の笑い声が響いた

 

 

 

 

 

 

 

鳴海探偵事務所

翔太郎と古手川はハードボイルダーに乗り事務所に戻ってきた

翔太郎「落ち着けたか?」

古手川「何とか・・・・・・・・」

翔太郎「無茶すんなよ。」

二人は事務所に入ると帽子がかけてあるドアを開け事務所よりも広いガレージに入った

古手川「事務所より広い。」

翔太郎「フィリップ。居るか?」

フィリップ「やあ、翔太郎。遅かったね。」

古手川「貴方は?」

フィリップ「僕は、フィリップ。よろしくね、古手川唯。」

古手川「どうしてわたしの名前を!?」

フィリップ「君のことは全て検索させてもらったよ。しかし、なかなかの信念の持ち主だ。ゾクゾクするねぇ♪」

翔太郎「ところでフィリップ、検索の方はどうだ?」

フィリップ「ああ、僕は今とても興味深い物を調べているよ。君は知らないだろう?たい焼きと言うものを。」

翔太郎「っておい!ガイアメモリについてじゃねえのかよ!」

すると、奥から美柑がやって来る

美柑「ゴメンリト!ララさんに地球の事を教えてたらフィリップ君に聞かれちゃったの!」

翔太郎「あの家出娘ぇええええ!今どこにいやがる!?」

美柑「ウチでご飯あげて寝ちゃったよ。」

翔太郎「よくやった美柑。さすがに、ガレージに連れてきたらヤバかったからな。」

翔太郎は美柑の頭を撫でる

美柑「えへへ///」

古手川「ねえ?一体どういうことなの?」

翔太郎「まあ、順を添って説明するよ。」

 

 

 

 

 

 

翔太郎はパソコンに写るガイアメモリを古手川に見せる

翔太郎「今、この町にこんなのをばらまいている奴等がいる。『ガイアメモリ』って名前で手にしたものを物凄い超人に変えてしまう。それが、さっき現れた『ドーパント』って訳だ。」

古手川「こんなのが・・・・・・・・・」

翔太郎「ちなみに、俺とフィリップもこれとは違う特殊なガイアメモリを持ってる。これで、ドーパントに対抗してるって訳だ。」

翔太郎は持っている『ジョーカー』『メタル』『トリガー』のメモリを古手川に見せる

古手川「あんなに危険な化け物の相手をしていたの?」

翔太郎「警察の力じゃドーパントは止められない。風都を守れるのは俺たちだけだ。」

古手川「そうだったんだ。」

美柑「けどどうするのよ。フィリップ君が検索しないとドーパントの事件は追えないのよ。」

翔太郎「しかも、コイツ一度こうなるとてんで動かねえんだよ。」

古手川「じゃあどうするの?」

翔太郎「検索が終わるまで待つしかねえ。つーか、めっちゃ腹が減った。飯にするか。お前も食べておけ。」

古手川「いいの?」

美柑「良いわよ。流石に、ほおっておけないし。食べないと持たないしね。」

そして、翔太郎達は結城家に帰り夕食と入浴を済ませ仮眠をとった

筈なのだが

古手川「眠れない・・・・・・」

古手川はドーパントに襲われた事もあって寝れずにいた

翔太郎「眠れないのか?」

古手川「ちょっと怖くて・・・・・・・・」

翔太郎「眠るまで一緒に居てやるよ。」

古手川「ありがとう///」

翔太郎は古手川が眠るまで手を繋いであげた

翌朝

古手川は目を覚ますと隣で眠っている翔太郎となぜか一緒にいる全裸のララを見つけ

古手川「ハレンチなぁあああああ!?」

と声をあげたのだった

 

 

 

 

 

ガレージ

古手川「ごめんなさい・・・・・・・・」

翔太郎「しょうがねえさ。って言うかああ言うのが普通だ。」

二人は事務所に来ていると

フィリップ「たい焼きの全てを閲覧した!」

フィリップの検索が終わったようだ

翔太郎「それじゃあ早速『星の本棚』に入ってくれフィリップ。」

フィリップ「分かった。」

フィリップはその場で両手を広げると意識を無数の本が並べられている空間

『星の本棚』に向けた

フィリップ「検索を始めよう。メモリはマグマ。」

翔太郎「奴が次に襲う場所が知りたい。一つめのキーワードは『戸川陽介』」

するよ本棚の数が急激に減った

フィリップ「行きなり減った。」

翔太郎「人名だからな。二つ目のキーワードは『WINDSCALE』」

今度は本棚が四つになった

翔太郎「三つめに次の数字を入れてみろ。『WS-09K-097T』」

すると、一冊の本がフィリップの手元に落ちる

フィリップは意識を現実世界に戻した

フィリップ「タグの商品番号を入れるとはなかなかの思い付きだね。これは、特定店舗で発売されている商品だ。これがある店でまだ襲われていない店舗はWINDSCALE風谷支店。」

翔太郎「行くぜ、相棒!」

フィリップ「ああ!」

翔太郎はハードボイルダーに乗り風谷支店へと急いだ

古手川「一緒に行かないの?」

フィリップ「行くさ、僕らは二人で一人の探偵だもの。」

 

 

 

 

 

 

翔太郎は風谷支店に着くと失踪した戸川陽介を見つけた

翔太郎「戸川陽介だな?」

戸川「お前もここの社員か?」

翔太郎「はっ?」

戸川「ならば!」

戸川はガイアメモリを取りだし腕のコネクタに入れた

「燃えろ!」

『MAGMA!』

戸川は人混みの中でマグマドーパントに変わった

マグマドーパントが現れたことで周りの人たちはパニックになりながら逃げ回った

マグマ「うらぁあああ!」

マグマは熱を発すると翔太郎の被っていたロンガーハットに火がついた

翔太郎「アッチ!?」

翔太郎は急いで火を消すとロンガーハットをかぶり直した

翔太郎「止めてやるよ。俺が!いや、『俺達が』。」

翔太郎はダブルドライバーを取り出すと装着し

ガレージ

フィリップ「ははは♪」

ガレージに居たフィリップにもダブルドライバーが現れる

風谷支店

翔太郎は懐からジョーカーメモリを取りだし起動させる

『JOKER!』

マグマ「なに!」

翔太郎「フィリップ!」

ガレージ

フィリップも懐から『サイクロンメモリ』を取りだし起動させる

『CYCLONE!』

古手川「ガイアメモリ!?」

そして、二人は言い続けている言葉を言う

翔太郎、フィリップ『『変身!』』

フィリップはサイクロンメモリをダブルドライバーの右側に入れるとメモリは何処かに転送されフィリップも意識を失い倒れる

古手川「フィリップ君!?大丈夫!?しっかりして!?」

一方、転送されたサイクロンメモリは翔太郎のダブルドライバーの右側に転送され翔太郎はそれを押し込み自身のメモリもドライバーの左側に挿入しダブルドライバーを両手で開き電子音が流れる

『CYCLONE!JOKER!』

すると、翔太郎の体に風が吹き変身音と同時に特殊戦闘服が翔太郎に装着され

翔太郎、いや、翔太郎とフィリップは

『仮面ライダーW サイクロンジョーカー!』へと変身した!

W「『さあ、お前の罪を数えろ!』」

強力な風がWを招いたのごとく吹き荒れる

W「行くぜ!」

Wはマグマに蹴りを叩き込むとそのまま蹴りの応酬を始めていきマグマを後退させながら次々と回転蹴りを叩き込んでいき

W「ハア!」

そして、強力な回し蹴りをマグマの頭に叩き込みマグマを吹き飛ばした

マグマ「このぉおお!」

マグマは背中から無数のマグマ弾を撃ち始めWは何とか防いでいく

W「アッチいな!」

W『こういう場合は。』

そう言うと、Wの中に居るフィリップはダブルドライバーを閉じてサイクロンメモリを抜くとルナメモリを取りだし起動させる

W「あ?」

『LUNA!』

そして、ルナメモリをダブルドライバーに挿入しダブルドライバーを開くとWの右半身が黄色に変わりWは

『仮面ライダーW ルナジョーカー!』へと変わった

Wは右腕をあげるとなんとWの腕が伸びマグマ弾を防いでしまった

W「おいフィリップ!お前勝手にメモリ変えるなよ!」

Wはマグマの顔に腕を伸ばすとそのまま掴み戻る勢いでマグマに近づくと手を離し体を回転させながら足を伸ばしてマグマを蹴っていき鞭のように足を巧みに伸ばしながらマグマを蹴り続け

W『ハア!』

ジャンプキックを叩き込みマグマは吹き飛ばされた

W『翔太郎。どうするつもり?』

フィリップが話す際Wの右目が点滅する

W「もちろん、メモリブレイクだ!」

『CYCLONE!』

『CYCLONE!JOKER!』

Wはサイクロンジョーカーになると右腰のマキシマムスロットにジョーカーメモリを装填した

『JOKER!MAXIMUM DRIVE!』

すると、待機音と共にWは空中高く舞い上がっていき必殺の体勢に入った

W「『ジョーカーエクストリーム!』」

そして、Wは左右に分かれキックを連続で叩き込む必殺技『ジョーカーエクストリーム』をマグマ目掛けて放った!

W『ハア!』

W「オラァアア!」

マグマ「ぐああ!?」

ジョーカーエクストリームを喰らったマグマはその場で大爆発を起こし戸川に戻り排出されたメモリは砕け散った

W「後は、警察だな。あ~、真理奈になんて言えばいいんだ・・・・・・」

Wは戸川を捕まえよとすると突如地面が揺れ始め地面から巨大な

『Tレックスドーパント』が現れた

W「なんだありゃあ!?」

すると、Tレックスドーパントは戸川に近づき噛みついてきた

戸川「ぐぁああああ!?」

W「おい!よせ!」

Wは阻止使用とするが尻尾の一撃を喰らい壁に叩きつけられた

W「イッテ!」

Wは後頭部を押さえながらもスタッグフォンを取りだし「26074」と打ち込んだ

 

 

 

 

ガレージ

古手川「死んではいないみたいね。」

古手川はフィリップの安否を確認していた

すると、ガレージが突如変形し始めた

古手川「え!?何!?」

そして、古手川とフィリップの体を乗せたままガレージに収納されていた特殊輸送車『リボルギャリー』が目の前のカタパルトを通りながら発進した

古手川「どう言うこと!?怖い・・・・・・・・・助けて・・・・・・・・結城君助けて!」

古手川達を乗せたリボルギャリーはWの元に向かっていった

                           To be Continued

 

 

 

 




7500字位しか書けなかった・・・・・・・・・・感想待っています。後、次回予告はここに書かせてもらいます。
BGM『W-B-X ~W-Boiled-Extreme~♪』
次回!仮面ライダーW!
翔太郎「俺は、この町で誰一人泣いて欲しくねえんだ。」
古手川「助けて結城君!」
フィリップ「君を食い始めるかも知れないよ?」
翔太郎「お前の力は借りない。」
翔太郎「お前が戸川陽介殺しの犯人だ!」
次回 Wの検索/街を泣かせるもの
これで決まりだ!


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Wの検索/街を泣かせるもの

鎧武が終わっちゃいました・・・・・・・・・寂しい
亜樹子ポジションは古手川でした。それではどうぞ


W「うわぁあああ!?」

Tレックスは地中に潜りWに襲いかかってきた!

W『このままじゃ僕らが不利だ。どうにかして動きを止めないと!』

W「うぁあああ!?」

TレックスはWを中に放り投げ噛み砕こうとした時

リボルギャリーがWを救い着地する

古手川「え!?何あれ?半分こ?」

古手川はリボルギャリー内のモニターからWを見つけた

その隙にTレックスは今度はリボルギャリーに狙いを変え襲いかかってきた

古手川「きゃあぁあああ!」

W「ヤバッ!」

Wは直ぐ様スタッグフォンにコードを打ち込みリボルギャリーのリボルバーカタパルトをTレックスの口に挟み込みそのまま高速回転させTレックスにダメージを与える

Tレックスは部が悪いと踏んだのか直ぐ様地中に潜り逃走した

W「拐われた!くそ!」

Wはドライバーを閉じて変身を解除し翔太郎に戻った

翔太郎「そう言えば、古手川の奴ガレージに居たっけ・・・・・・・・まさか!」

翔太郎は急いでリボルギャリーのハッチを開けると意識が戻ったフィリップと座り込んで泣いている古手川を見つけた

フィリップ「翔太郎。彼女をガレージから出すのを忘れてしまっていた。」

翔太郎「仕方ねえ、俺が呼んだからな。とにかく待ってろ。」

翔太郎は古手川に近づく

古手川「怖い・・・・・・・・助けて・・・・・・・・誰か助けて・・・・・・・・」

翔太郎「古手川!しっかりしろ!古手川!」

古手川「結城君!」

古手川は翔太郎に抱きつく

翔太郎「・・・・・・・・・・ゴメンな。怖い思いさせちまって・・・・・・・・・」

古手川「バカ・・・・・・・・・結城君達のバカ!」

フィリップ「面目ない。」

それから何とか事務所に戻ったのだった

 

 

 

 

 

事務所

古手川「ねえ?あの半分こ?の姿は何なの?」

翔太郎「ああ~。あれは、Wだ。」

古手川「W?」

フィリップ「翔太郎の肉体に僕の意識をメモリと一緒に送って誕生する超人の名前さ。ダブルドライバーにちなんで翔太郎が名付けたんだ。」

翔太郎「なかなかのネーミングだろ?」

古手川「それで、フィリップ君が意識を失ってたのね。動きづらくないの?」

翔太郎「動きづらかったら変身しねえよ。ん?ちょっと静かに。」

翔太郎はラジオのボリュームをあげると

『港に居た釣り人が水に浮かんでいる戸川さんを発見し110番通報しました。』

ラジオから戸川が死体で見つかったと聞こえてきたのだ

フィリップ「別のガイアメモリを持った共犯者が口封じか・・・・・・・・」

翔太郎「俺はまた守れなかったのか・・・・・・・」

翔太郎は白いロンガーハットを被ると出掛けた

 

 

 

 

 

 

カフェテリア

男「ohGood♪ohbeautiful♪アンビリーバボー♪」

翔太郎は今、金髪外国人メイドを写メしている男『ウォッチャマン』に会いに来ていた

翔太郎「よっ!情報屋。頼みがある。」

翔太郎は一万円札を出しながらウォッチャマンを呼ぶ

ウォッチャマン「あのね、ハードボイルド探偵気取るのはいいけど翔ちゃん。興味いないよ、そんなドラマみたいな情報屋。常識疑われちゃうよ。」

翔太郎「うるせぇ!さっさと情報出せ!」

翔太郎はウォッチャマンから情報を聞くと直ぐ様別の場所に向かった

 

 

 

 

WINDSCALE

翔太郎は最初に襲われた支店に来ていた

翔太郎「ここが一週間前の事件現場か。」

修復工事が続けられているなか翔太郎は奥の部屋を調べてると出入り口が突如閉まってしまった

すると、Tレックスドーパントが翔太郎に襲いかかってきた!

翔太郎はTレックスの突進をTレックスの背に乗りながらかわし着地する

翔太郎「これ以上かぎまわんなってことか!」

『BAT!』

翔太郎はバットショットにガイアメモリに似たギジメモリを挿し込みバットショットをコウモリ型のライブモードに変形させる

バットショットはフラッシュを放ちながらTレックスを後退させる

翔太郎「も一つ、おまけだ。」

『SATG!』

そして、スタッグフォンにもギジメモリを挿し込みクワガタ型のライブモードに変形させTレックスに向かわせTレックスが水溜まりに入ると近くの電線を切りTレックスを感電させ激しく火花が散った

火花が止むと既にTレックスの姿は無く羽のイメージがついたWINDSCALEの商品を見つける

それから、スタッグフォン達を回収し駐輪場に出ていくとウォッチャマンが出てきた

ウォッチャマン「どしたの?大丈夫?」

翔太郎「どおってことはねえよ。何か分かったか?」

ウォッチャマン「戸川がガイアメモリの売人と会っていたらしい。」

翔太郎「売人の特長は?」

ウォッチャマン「黒いスーツに白いスカーフ、そこに一点だけ血のついた模様があった男って話だ。」

翔太郎「客は戸川だけか?」

ウォッチャマン「いや、もう一人居たらしい。暗がりでよく見えなかったんだけどソイツは・・・・・・・」

翔太郎は情報を聞くと直ぐ様探偵事務所に戻った

一方、ウォッチャマンが言っていたガイアメモリセールスマン『須藤霧彦』が別の場所でガイアメモリを売っていた

霧彦「よく確かめてください。安い買い物ではない。」

男「これを使えばわたしは超人になれるのかい?」

霧彦「超人?陳腐な言葉ですね。どちらかと言うと神に近い。」

その霧彦について園咲家は話をしていた・・・・・・・・

 

 

 

 

ガレージ

翔太郎「星の本棚に入ってくれ。」

フィリップ「分かった。」

フィリップは星の本棚に入っていった

古手川「ねえ?星の本棚って何なの?」

翔太郎「コイツの頭の中には地球の全てと言っていいほどの知識が詰まっているんだ。」

古手川「でも、当たり前の事を知っていないよね。」

翔太郎「膨大な知識を得ている反面、フィリップはそれを全て把握している訳じゃないんだ。」

古手川「そうだったんだ。じゃあ、ドーパントの情報も?」

フィリップ「そのとおり、隠れている。探すのはTレックスのメモリの持ち主、検索を始めよう。キーワードは?」

翔太郎「一つ目は、WINDSCALE。二つ目は、羽。」

すると、本棚が残り五つになった

フィリップ「次は?」

すると翔太郎は黙ってしまった

フィリップ「何か掴んでるね。」

翔太郎「最後は・・・・・・・『女』だ。」

そして、本棚から一冊の本が見つかった

フィリップ「ビンゴだ。Tレックスのメモリに耐性があり、それに関連する著名は一つしかない。」

フィリップは地球の本棚から戻るとホワイトボートにTレックスのメモリの持ち主の名前を書き始めた

古手川「そんな・・・・・・・」

そこには、津村真理奈の名前が書かれた

古手川「真理奈ってあの依頼人の・・・・・・・・」

翔太郎「真理奈もかつてWINDSCALEのデザイナーだった。あそこを恨んでいたのは戸川だけじゃなかったって事だ。最初の二つの犯行は二人の共犯だった。だが、戸川はマグマの力に飲まれ暴走した。そこで、真理奈は俺に戸川を探させ始末した。」

フィリップ「翔太郎、彼女はもうTレックスの力に飲まれている。もう普通じゃない。このままじゃ、君を食い始めるかも知れないよ?」

翔太郎「それでも俺は、彼女を信じたい。たとえそれが無意味だとしても。人を信じることを諦めたくはないんだ。」

フィリップ「君は、相変わらず煮え切らない半熟卵『ハーフボイルド』だね。けど、君らしい答えだ。」

翔太郎「真理奈の本心を確かめるまでお前の力は借りない。けど、止めないといけないときは『半分力貸せよ。相棒。』」

フィリップ「ああ。」

そして、翔太郎は真理奈に会いに向かった

フィリップ「唯ちゃん。君も行きたまえ。」

古手川「え?」

フィリップ「その目にしっかりと見てくるんだ。この町を蝕んでいる悪魔の力を。そして、翔太郎が守るものをね。」

そう言うとフィリップはリボルギャリーを発進状態にし古手川も翔太郎の後を追った

 

 

 

 

 

 

 

風都ドーム

真理奈はここに来ていた

すると、ライブモードのスタッグフォンが真理奈の持っていたカバンのそこを切り落とし中身が散らばった

そこには、Tレックスのメモリも入っていて真理奈はそれを拾う

翔太郎は戻ってきたスタッグフォンを掴むと真理奈を見る

真理奈「翔ちゃん。」

翔太郎「見たぜ、お前がTレックスの魔人。ビル破壊事件及び戸川陽介殺しの犯人だ!」

翔太郎は真理奈を指差す

古手川もちょうど到着する

真理奈「そう。あの服は私がデザインしたもの。けど、WINDSCALEには一人だけ最悪な重役が居た。ソイツは、私の仕事と業績を奪い私を追い出した。ずっとソイツが憎かった。お願い翔ちゃん。見逃して、私・・・・・・・私・・・・・・・」

真理奈は翔太郎に抱きつくが翔太郎は強引に真理奈を離す

すると二人の目の前には翔太郎が呼んだ警察が居た

翔太郎「前にも言っただろ。俺は、この町で誰一人泣いて欲しくねえんだ。お前は、この街そのものを泣かせている!」

翔太郎は真理奈に言いはなった

古手川(それが・・・・・・・結城君が護りたいもの・・・・・・・・・・)

真理奈「フフ、アハハハハ!格好だけだと思ったけど心まで冷徹なのね。」

翔太郎「罪を償え真理奈。もう終わりだ。」

『T-REX!』

すると真理奈はコネクターにメモリを挿し込みTレックスドーパントに変わる

翔太郎「ぐわっ!」

翔太郎は衝撃波を受け吹き飛ばされる

古手川「結城君!」

古手川は翔太郎の元に駆け寄る

翔太郎「バカ!何で来た!」

古手川「気になったのよ!それに、結城君が放っておけなかっただもの!まだ、助けてくれたお礼もしてないし!」

翔太郎「だったら急いでここから離れるぞ!」

二人はその場から離れようとすると警察を片付けてきたTレックスが現れる

Tレックス「大好きな翔ちゃん。愛してる。だから・・・・・・喰ってあげるわ!」

Tレックスは翔太郎に襲いかかってきたが翔太郎はTレックスにオーバーヘットキックを叩き込む

そこに、リボルギャリーが現れTレックスを弾き飛ばすとフィリップと美柑が出てきた

フィリップ「間一髪だったね。」

美柑「ララさんを撒くの大変だったんだよ。」

翔太郎「こんなときにもついてこようとしてたのかよあの家出娘。まあ、それはおいといて『半分力貸せよ。相棒。』」

フィリップ「ああ。」

翔太郎とフィリップは並びながら歩き、ダブルドライバーを装着しフィリップの腰にも現れる

Tレックス「なんだお前は?」

フィリップ「僕たちは二人で一人の探偵さ。」

翔太郎「行くぜ、フィリップ。」

そして、自分達が持っているメモリを取り出した

『CYCLONE!』

『JOKER!』

Tレックス「何!?」

翔太郎、フィリップ『『変身!』』

フィリップはメモリを挿し込もと翔太郎のドライバーに意識と共に転送され翔太郎は自分のメモリと共に挿し込みドライバーを開く

『CYCLONE!JOKER!』

すると、巨大な風が発生し翔太郎はWへと変身しフィリップは倒れた

古手川「二人が本当に変身した!」

W「『さあ、お前の罪を数えろ!』」

Tレックス「ちっ!」

W『僕の体、頼むよ。』

古手川「ちょっ!?わたし聞いてない!」

美柑「とにかく体をリボルギャリーの中に!手伝って!」

古手川「重い!?」

W「ふっ!」

Wは回転しながらTレックスの頭上を飛び越え

W「はっ!」

Tレックスの頭に蹴りを次々と叩き込んでいき

W「オラ!」

回し蹴りを叩き込んだ

古手川「もうダメ・・・・・・・・」

古手川はフィリップを運び込むと座り込んだ

W「オイ!?早くにげろ!」

Tレックス「ギャオオオオオオ!」

Tレックスは衝撃波を放ちWは対応が遅れ壁に叩きつけられる

古手川は何とかパトカーの中に避難する

するとTレックスは瓦礫などの鉱物を体に集め始め巨大な怪物へと変貌した

しかも、古手川の乗ったパトカーにワイヤーをかけて

古手川「うそっ!?」

Wは前に立つとTレックスは体の瓦礫をWに向けて放ちWは蹴りで瓦礫を破壊するとTレックスが噛みついてきた

W「ぐわっ!?ぐああああああ!?」

Tレックスは壁を破壊しながら突き進み

W「うわぁあああ!」

Wを放り投げ壁に叩きつけた

W『僕の側、変えよう!』

W「ああ、お熱いの!噛ましてやるか!」

『HEAT!』

Wはヒートメモリを取りだし、起動させるとサイクロンメモリを外しヒートメモリを挿し込みドライバーを開く

『HEAT!JOKER!』

するとWの右半身が赤く染まり

『仮面ライダーW ヒートジョーカー!』へと変わる

Wは右手に炎を纏わせると近づいてきたTレックスの顔目掛け

W「ハア!コノ!オラァア!」

パンチを叩きつけていき

古手川「え!?何々!?」

W「ハァアアアアアア!」

ジャンプからのストレートパンチを叩き込んだ!

Tレックスはたまらず吹き飛び転がる

古手川「逃げないと!」

古手川はパトカーから出ようとするとTレックスがWから逃げ出したため取り残されてしまった

W「オイ!何で乗ってるんだよ!?」

Wは車内に古手川が居ることに気づき急いで追いかける

 

 

 

 

 

Tレックスは道路を対向車を吹き飛ばしながら走っていた

古手川「そうだ!」

古手川はパトカーのサイレンを流しながら

古手川『どいてどいてー!どいて!早く危ないよ!どいてー!』

スピーカーからどいてコールを言い始めた

春菜「何あれ?」

春菜は偶然それを見ていると

春菜「え!?」

ハードボイルダーに乗り対向車を避けながらTレックスを追うWの姿を見た

春菜「仮面・・・・・・・ライダー?」

Wはパトカーのすぐ近くまで近づく

古手川「結城君!助けて!キャァアアアア!」

Tレックスは急に曲がり辺りの標識等を破壊しWにぶつけようとするがWはハードボイルダーを巧みに操作し全てかわしていく

今度は、道路の上の風車を破壊していくがWはスライディングしながらこれを交わしTレックスを追跡する

すると、リボルギャリーが近づいてきてWもハードボイルダーで運転席に近づいてきた

W「飛び移れるか!?」

古手川「ゴメンムリ!」

W「しょうがねえ。」

Wはハードボイルダーを助手席に近づけると助手席のドアを無理矢理こじ開ける

W「手を伸ばせ!早く!」

古手川「うん!」

Wと古手川は手を伸ばし、あと少しで届きそうなときにTレックスはビル駐車場を登り始めた

古手川「何!?うそっ!?」

Wはスタッグフォンに打ち込むとリボルギャリーのハッチが開きハードボイルダーを乗せるとリボルバーカタパルトの一つにバックするとハードボイルダーの後部パーツが蒸気と共に分離しリボルバーカタパルトが回り始める

W「シャア!派手にいくか!」

そして、赤い後部パーツを装着するとハードボイルダーは飛行メカ

『ハードタービューラー』へと換装する

W「オラァア!」

Wはハードタービューラーを上昇させTレックスのいる所まで行くとTレックスは尻尾等を叩きつけに来る

Wはそれを交わしながら機体下部のユニバーサルランチャー等をTレックスに向けて撃っていきハードタービューラーを更に上昇させるとジョーカーメモリを外しメタルメモリを取りだす

『METAL!』

『HEAT!METAL!』

Wはメタルメモリを挿し込みドライバーを開くと左半身が銀に染まり専用武器『メタルシャフト』が現れ

『仮面ライダーW ヒートメタル』へと変わる

W『もうメモリブレイクしかない!』

W「ああ!分かってる!」

Wはメタルシャフトを手に取るとメタルシャフトのマキシマムスロットにメタルメモリを入れ込んだ!

『METAL!MAXIMUM DRIVE!』

するとメタルシャフトの棒部分から炎が吹き出しそのままTレックスに向けてハードタービューラーを突進させていく

W「『メタルブランディング!』」

そして、炎を纏ったメタルシャフトで敵を叩き潰す必殺技『メタルブランディング』をTレックスの顔に叩きつけ粉々に叩き壊した!

古手川「キャァアアアア!」

すると、その衝撃で古手川がパトカーから放り出され瓦礫の中から真理奈が出てきた

W「古手川!」

W『君は、唯ちゃんを助けたまえ!』

『CYCLONE!JOKER!』

Wはサイクロンジョーカーになると古手川目掛けて飛び降り足を掴むとフィリップが右手を操りスタッグフォンでハードタービューラーを操作し真理奈を乗せ地上に下ろすとWも古手川をお姫様だっこしながら華麗に着地する

古手川「結城君///」

W「待たせたな。」

そして、真理奈の体からメモリが排出され砕けた

一方、霧彦は園咲家に招かれメモリとドライバーを与えられていた

 

 

 

 

 

翌日

鳴海探偵事務所

翔太郎はデスクでタイプライターを打っていた

 

真理奈は警察、陽介は二度と帰ってこない。それが、この街風都の現実だ。だが、例えそれが現実だとしても変えてみせる。きっとこの俺が。

フィリップ「そこは、『俺達が』とか複数系の筈だよね?」

翔太郎「わかったよ。俺達がっと。」

翔太郎はタイプライターを打ち直した

そこに、美柑と古手川がやって来た

美柑「リト、早くしないと学校遅れちゃうよ!」

翔太郎「もうそんな時間か。ちょっくら行ってくるぜ。大人しくしてろよ。」

フィリップ「いってらっしゃい。唯ちゃんもね。」

翔太郎は制服に着替えるとカツラをかぶりリトになって登校していった

 

 

 

 

通学路

古手川「結城君、じゃあ一週間に一度風紀委員の手伝いをしてくれれば探偵業をしても構わないわ。さすがに、あれを見せられたらこうするしかないもの。」

リト「サンキュー。それなら助かる。」

二人は一緒に登校していると春菜を見つけた

春菜「おはよう、結城君。」

リト「おはよう。」

古手川「それじゃあ、わたしはこれで。」

リト「またな。」

そう言って古手川は先に行った

春菜「風紀委員長と知り合いなの?」

リト「ちょっとな。それよりも、西蓮寺って今いいか?」

春菜「何?」

リト「俺、西蓮寺に結構世話になってるのに未だに友達にもなってねえだろ?だからさ、俺と友達になってもらえないか?」

春菜「うん。って言うかもう友達じゃない。わたしたち。」

リト「そうかな?」

春菜「うん。結城君のそういう所わたし好きだな。」

リト「俺も好きだよ。」

リトは久々に穏やかな気分になった

しかし

ララ「ヘエ~、そういうつもりだったんだ♪じゃ、結婚しよ。」

ドレスフォームのララが居て抱きついてきた

リト「ってオイ!?何でここに居るんだよ!?つうか結婚!?俺はまだ結婚はしねえ!」

それを聞いていた古手川は

古手川「これが、ハーフボイルドかしら?」

それがリトの耳に聞こえ

リト「ハーフじゃねえ!ハードボイルドだ!ハードボイルド!」

空に向けて叫んだ

                        To be Continued




やっと書けた・・・・・・就活とかで書けなかった。
W編二話でした。これからは、ここに次回予告を書いていきます(書かない場合もある)質問等があればどうぞ。これからもよろしくお願いいたします。
BGM『W-B-X ~W-Boiled Extreme~♪』
次回!仮面ライダーW!
リト「誤解だって言ってんだろ!」
ララ「仲良くしようよリト♪」
ザスティン「お下がりください。ララ様!」
フィリップ『お仕置きが必要だね。』
リト、フィリップ『『変身!』』
W「例え宇宙人だろうとこの街を泣かせる奴は許さねえ!」
次回『Zの襲撃/探偵の意地』
これで決まりだ!


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Zの襲撃/探偵の意地

Wがザスティンと戦います。


夜中

河川敷

リトはララをここに連れてきた

ララ「どうしたの?リト。いきなり、「外で話がある」なんて改まっちゃって、早く帰ってゲームの続きやろーよ♪」

リト「・・・・・・・・・なあ?本気で俺んちで暮らす気なワケ・・・・・・・・お前?」

ララ「え?だってリトOKしてくれたじゃん。」

リト「や・・・・・・・俺は別にOKしたわけじゃ・・・・・・・・」

ララ「それに、地球でも結婚したら一緒に暮らすものでしょ?」

リト「だ・か・ら!何で俺がお前が結婚なんだよ!?説明しただろ!?全部誤解だって言ってんだろ!それに、俺は結婚する気はねえ!」

(おやっさんを見殺しにした俺に人を好きなる資格なんてねえ・・・・・・・・・・・それにしても、このララってガキに会ってからろくなことがねえ。ドーパントにもぶちあたっちまうし。なんでもいいから早く自分の星に帰ってもらいたいもんだぜ・・・・・・・・・ああ~、胃が・・・・・・・・・)

リトは胃炎になりかけていた

ララ「リトはわたしの事を好きじゃない・・・・・・・・」

リト「いや、別にそういうわけじゃ・・・・」

ララ「わたしはいいよ。別にそれでも!」

リト「いや、良い訳ねえだろ!」

ペケ「ララ様・・・・・・・・」

ララ「なに?」

ペケ「わたしにはだんだんララ様の狙いが読めてきたのですが・・・・・・・・」

ララ「ちょっと!なに変な事言ってんのよペケ!」

リト「狙い!?狙いって何だよ!?」

ララ「まぁまぁ、とにかく仲良くしよリト♪」

リト「質問に答えろ!」

すると

ザスティン「ララ様!」

何故か傷だらけのザスティンが現れた

ララ「ザスティン!」

リト「また面倒なヤツが来たなオイ!?」

ザスティン「フフ・・・・・・全く苦労しましたよ。警官に捕まるわ、犬に追いかけられるわ、道に迷うわ・・・・・・・」

リト(ほぼ自業自得だぁああああ!?)

ザスティン「これだから発展途上惑星は・・・・・・・しかし!それもここまで!さぁ、私と共にデビルーク星へ帰りましょう、ララ様!」

リト(そう言えば、こいつは、お見合いばかりされるのがイヤで星から逃げてきたお姫様だったっけ・・・・・・・ん?って事はララの狙いって・・・・・・・)

ララ「べ~っだ!わたし帰らないんもんね。帰れない理由ができたんだから!」

ザスティン「・・・・・・・帰れない理由とは?」

ララ「わたし!ここにいるリトの事好きになったの!」

リト(俺を、帰れない口実にしやがったこのガキぃいいいい!?)

ララ「だから、リトと結婚して地球で暮らす!」

ザスティン「・・・・・・・・」

リト(こいつ正気か?どう考えたってムリがありすぎるだろ!?こんなのに騙されるのはよっぽどのアホとお人好しぐらいだぜ。)

そう考えていると

ザスティン「なるほど、そういうことでしたか。」ふーむ

なんと信じこんだザスティン

リト「バカがここにいたぁああああ!?」

ザスティン「そう言われると貴様はララ様を助けたあの時の地球人だな。」

リト(それぐらいの見分けがつくなら普通に考えろ!小学生でも気づくぞそんな嘘!)

ララ「わかったら帰ってパパに伝えて!わたしはもう帰らないしお見合いもする気はないって!」

ザスティン「・・・・・・・・・・そうはいきません。このザスティン、デビルーク王の命によりララ様を連れ戻しに来た身・・・・・・・・・得体の知れぬ地球人とララ様の結婚を簡単に認めて帰っては王に会わせる顔がない。」

ララ「じゃあどーすればいいの?」

一陣の風が吹き終わると

ザスティン「お下がりください。ララ様!」

リト「!」

ザスティンは腰に携帯していたイマジンソードでリトに斬りかかり

リトはそれをかわすと地面に斬撃の後が残った

リト「力づくってか?デビルーク星人ってのはどいつもこいつもバカばっかりだなオイ!」

ザスティン「さぁ、リトとやら。実戦で貴様の実力を見させてもらう!いざ勝負!」

リト「河川敷に来といて正解だったぜ!」

リトは走りながらザスティンの斬撃をかわしていく

(どうにかしてララから離れねえとな。アイツが居たんじゃWに変身出来ねえからな!)

リトはとにかくララの目が映らない事を考えていた

ザスティン「どうした!逃げるのか地球人!そんなことでは貴様を認めることはできんぞ!」

すると、ザスティンに自動車がぶつかろうとしたがザスティンはジャンプしてこれをかわす

リト「ジャンプ力もドーパント並みかよ!」

ザスティン「逃げる振りをしてわたしをハメるつもりだったとは・・・・・・・・しかし!戦いはこれからだ!」

と言って着地すると勢いよく電車にはね飛ばされるザスティン

リト「やっぱバカばっかりだな・・・・・・・・」

ザスティンはそのままブロック塀に激突した

その時、線路の向かい側にウォッチャマンが言っていたメモリの売人の姿が見えた

ウォッチャマン『黒い服装に白いスカーフ、そこに一点だけ血がついたような模様がある男。』

リト「!ガイアメモリの売人か!?」

リトは直ぐ様向かい側に向かうが既に誰も居なかった

「俺の見間違いか?・・・・・・・・でも確かに居た筈なんだが・・・・・・・・疲れてるのかな?」

ザスティン「ぐぉおおおお!」

リト「えぇえええええ!?」

ザスティンが頭から血を流しながらリトにイマジンソードを振るってきた

ザスティン「この程度ではわたしは負けんぞ!」

リト「バカ!こっち来んな!」

流石のリトも全速力で逃げた

すると、ララが足をかけてザスティンを転ばせる

ザスティン「何をなさるララ様!」

ララ「ヒキョーだよ。デビルークNo.1の剣士って言われてるザスティンにリトが勝てるわけないじゃん。」

ザスティン「しかしララ様!ララ様と結婚すると言うことはデビルーク王家の後継者としてデビルーク王が治める数多の星々の頂点に立つ事!軟弱な者に務まるものではありません!だから王は銀河中から有志をつのってララ様とのお見合いをー」

ララ「それが嫌だって言ってるの!どーせパパはわたしより後継者の方が大切なんだよ!」

ザスティン「いーえ!そんなことはありません!」

リト「おいお前ら?」

リトは立ち上がると

『少しはいい加減にしろ。』

殺気混じりで二人に言い放つ

ララ「!?」ゾクッ

ザスティン(殺気!?この小さな歳でここまでの殺気を何故!?)

リト「デビルーク星の後継者とかお見合いとかどうでもいいんだよそんなこと。」

(それに、ララはめちゃめちゃカワイイし結婚って言われたときは正直本当は嬉しかった・・・・・・・・でも・・・・・・・・俺に人を愛する資格なんてねえ。)

「お前らは、ララの立場にたって考えたことは一度でもあるのか?やりたくもないお見合いを無理矢理やらされ、ただ息苦しい生活をさせられてる気持ちになったことがあるのか?」

ザスティン「・・・・・・・・・・」

リト「だったら、普通の生活をさせろ。もうこれ以上好きでもないやつに結婚とかそういう話をさせるんじゃねえ。もうこの星から帰れ。自由にさせろ!まだ、子供だろうが!」

ララ「リト・・・・・・・・」

ザスティン(地球人・・・・・・・・)

リト「でもそれ以上に許せねえのはお前達がこの街を泣かせていている事だ。」

ララ「この街を?」

リト「テメエらのゴタゴタのせいでどれだけの被害が出たと思ってる!お前らはこの風都そのものを泣かせている。」

ザスティン「この街そのものを泣かせている・・・・・・・・・」

リト「風都は俺の庭だ。例え宇宙人だろうとこの街を泣かせる奴は絶対に許さねえ。さあ、お前たちの罪を数えろ!」

リトはスタッグフォンを操作しハードボイルダーを呼び出す

「ザスティンとか言ったな?決着を着けてやる!ついてこい!」

リトはハードボイルダーに乗るとザスティンだけを誘導する

ララ「わたしの罪を数えろ・・・・・・・・か。」

ララはしばらく考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

港区

リト「ここなら誰もいねえ。思う存分戦える。」

ザスティン「まさか、ララ様が居たから戦えなかったのか?」

リト「アイツが居たんじゃWになれねえんだよ。」

リトはダブルドライバーを装着する

BGM『俺たち二人で一人♪』

リト「フィリップ。起きてるか?」

フィリップ『ああ。君たちの行動はバットショットを通じて見せてもらったよ。どうやら、お仕置きが必要だね。』

リト「ド派手にいくぜ。」

『JOKER!』

フィリップ『ああ。』

『CYCLONE!』

ザスティン「む?」

リト、フィリップ『『変身!』』

『CYCLONE!JOKER!』

リトはザスティンの前でWに変身する

ザスティン「!?戦闘強化服!?それで、ララ様から遠ざけたのか!」

W「『さあ、お前の罪を数えろ!』」

BGM『Cyclone Effect♪』

ザスティン「面白い!」

W「行くぜ!」

Wはイマジンソードを片手で弾くとザスティンに蹴りを放っていく

ザスティン「くっ!」

ザスティンもイマジンソードでこれを防ぐが徐々に押されていく

W「この街を泣かせる奴は例え宇宙人だろうと許さねえ!」

Wはイマジンソードを弾き横腹に蹴りを叩きつける

ザスティン「がっ!?」

W「まだまだ!」

Wはソバットでザスティンを吹き飛ばすと素早くメモリを変える

『HEAT!』

『METAL!』

『HEAT!METAL!』

W『熱く行くよ?翔太郎。』

W「おうよ!」

Wはメタルシャフトを取るとイマジンソードと激しくぶつかり合う

ザスティン「良い腕をしている!」

W『それほどでも?』

W「おらぁあ!」

Wはメタルシャフトを次々とザスティンの鎧に叩きつけていき火花が散っていく

ザスティン「この!」

ザスティンはメタルシャフトを掴み動きを封じるが

W「それがどおした!」

Wは右手に炎を纏わせザスティンを殴りメタルシャフトを離すと今度はメタルシャフトに炎を纏わせザスティンに叩きつけた!

ザスティン「があ!?」

流石のザスティンも大きく吹き飛ばされる

W「さらにこいつだ!」

『LUNA!』

『LUNA!METAL!』

Wはルナメモリに変え

『仮面ライダーW ルナメタル!』になる

W「美柑の苦労の分まで叩き込んでやる!」

するとメタルシャフトがムチのように伸びそのままザスティンを滅多打ちにしていく

W『翔太郎、マキシマムで決めるよ。』

W「ああ。サイクロンジョーカーで決めるぜ!」

『CYCLONE!』

『JOKER!』

『CYCLONE!JOKER!』

Wはサイクロンジョーカーになるとジョーカーメモリをマキシマムスロットに差し込む

『JOKER!Maximum Drive!』

ザスティン「なっ何を!?」

Wは風に乗りながら宙を舞い始め必殺の体勢に入りマキシマムスロットを叩く

W「『ジョーカーエクストリーム!』」

そして、ザスティンに必殺のジョーカーエクストリームを放った!

W『ハァアアアアア!』

W「オラァアアアアア!」

ザスティン「ぐぁああああああああ!?」

ジョーカーエクストリームをまともに喰らったザスティンは大きく吹き飛び壁に激突する

ザスティン「流石はララ様が認めた男・・・・・・・・・とてつもないほど強い・・・・・・・」

そして、ザスティンは気を失った

W『Wのマキシマムをまともに喰らって生きているだなんて。流石に一筋縄ではいかないね翔太郎。』

W「ああ。ドーパント以上に面倒な事になっちまったな。」

そう言いながらWは変身を解きリトに戻る

リト「手当てぐらいしてやるか。」

そして、ザスティンの顔の血を止めるリトだった

 

 

 

 

 

 

ララ「おーい!リト~!」

ララはリト達がいる港区にやって来た

リト「来たな。」

(変身解いといて良かったぜ。)

ララ「ザスティンは?」

リト「俺の事を大王様に報告するんだとよ。「ララ様のお気持ちを真に理解できるお前なら任せられる」だと。いい迷惑だぜ。」

リトはカツラを外し翔太郎に戻りながら言う

ララ「それカツラだったんだ。」

翔太郎「美柑はこっちの方が見慣れてるんだよ。」

翔太郎はカツラを見せる

ララ「リト・・・・・・・・」

翔太郎「どうした?」

ララ「わたしね、さっきリトが言ってくれたことが嬉しかったの。わたしの事好きじゃないって言いながら・・・・・・・ホントはそこまでわたしの気持ち理解してくれていたんだって・・・・・・・・・・・・」

翔太郎「あ~、まあ俺も色々あったからな・・・・・・」

ララ「リトの言う通りわたしは・・・・・・・自分の好きなように自由に生きたい。まだまだやりたい事たくさんあるし・・・・・・・結婚相手だって自由で決めたい・・・・・・・・・・そう思ってた。わたし、ホントはリトと結婚するって言うのは連れ戻されないための口実のつもりだったの。でも・・・・・・やっとわかった。わたし・・・・・リトとなら本当に結婚してもいいと思う。ううん、『結婚したい』!」

翔太郎「お前・・・・・・・・・そう思ってくれるのは嬉しいんだがよ。今の俺に・・・・・・人を愛する資格なんてねえ。いや、『愛する事じたい許されねえんだ』。」

ララ「そんなこと!」

翔太郎「いや、こいつは俺自身の問題なんだ。あの、『ビギンズナイト』から俺が背負わなきゃいけない罪の償い・・・・・・・俺は、残りの人生を償いの為に過ごす。この街でひっそりとな。」

ララ「リト・・・・・・・・」

翔太郎「翔太郎。」

ララ「え?」

翔太郎「左翔太郎。俺の本当の名前だ。言いたきゃ好きに呼べよ『ララ』。」

ララ「!、リト~♪」

ララは翔太郎に抱きつく

翔太郎「なんでくっつくんだよ?」

ララ「いいじゃないリト~♪」

翔太郎「ったく♪」

 

俺は、この時既に運命の歯車が動き始めていた事に気がつかないでいた。だが、それでも俺は歩き続ける。越えないといけない人たちが山ほどいるからな。

 

                       To be Continued




ドライブ始まりましたね。結構気になる。不定期間ですが頑張っていきます。
BGM『W-B-X ~W-Boiled-Extreme~♪』
次回!仮面ライダーW!
若菜『間違いなく実在するようです。幻のカジノ『ミリオンコロッセオ』。』
マネー「彼らは全てを捨ててもなお勝負がしたいのさ。」
ザスティン「部下の仇だぁああああ!」
次回『Mに手を出すな/天国への行き方』
これで決まりだ!


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Mに手を出すな/天国への行き方

W編三話です。ToLoveるメンバーが結構出てきます。


鳴海探偵事務所

若菜『午後一時となりました。園崎若菜のヒーリングプリンセス♪今日も元気130%でお送りします!』

そして、ラジオからサックスの音色が聞こえるなか翔太郎はデスクの椅子にもたれながらコーヒーを飲んでいた

翔太郎「気だるい昼下がりだぜ・・・・・・・・・昨日のトラブルが嘘のようだ・・・・・・・・」

翔太郎が呟いていると子犬が翔太郎に近づいてきた

古手川「結城君、迷子探しもいいけど授業に出たらどうなの?わたしも今は言えないけど。」

翔太郎「ドーパント以外なら出たいけどドーパントの事件だけだったら食ってはいけないんだよ。特に、リボルギャリーとハードボイルダーの燃料費で。」

フィリップ「それは仕方ないさ。それよりも、僕は園崎若菜のラジオに集中したいのだけど良いかな?」

翔太郎、古手川「「どうぞ。」」

そう言ってラジオのボリュームを上げるフィリップ

古手川「でもまさかフィリップ君がタレントに興味を持つなんてね。」

若菜『それでは最初のコーナーに行きたいと思います。風都ミステリーツアー♪採用された方には若菜のサイン入りポストカードを差し上げます。ラジオネームTKさんからいただきました。若菜姫、どうやら、実在するようです。幻のカジノ『ミリオンコロッセオ』が。」

翔太郎、フィリップ「「ミリオンコロッセオ?」」

フィリップ「興味深い。」

翔太郎「そんな夢物語があるわけないだろ。」

すると、玄関チャイムがなり翔太郎はラジオを消すとフィリップはショボンとして奥に行った

翔太郎「どうぞ!」

すると、何処にでも居そうな中年夫婦がやって来た

夫「あの~、名探偵の鳴海さんはいらっしゃいませんか?」

古手川「鳴海?」

翔太郎「前に言ったおやっさんの事だ。所長の左です。お依頼は?」

妻「お願いします!娘を調べてください!」

夫「娘が!優子が!ミリオンコロッセオに!」

翔太郎、古手川「「え?」」

フィリップ「!?」

 

 

 

 

 

 

 

和泉優子、彼女の行動を調べるのが今回の依頼だ。一人娘が幻のカジノに関わってるってご両親は言っているんだが・・・・・・・・

するとスタッグフォンが鳴る

翔太郎「もしもし?」

フィリップ『検索を完了した。和泉和菓子店は風都名物『風花饅頭』の元祖と言われているお店だ。和泉優子はそこの看板娘でよく店の手伝いをしていたみたいなんだ。』

翔太郎「それがあんな風になったら親も心配するわな。」

翔太郎と古手川が見ている先には成金のように宝石店の店長に文句を言っている優子だった

古手川「あの子何様のつもり!」

翔太郎「全くだ。」

すると優子は店から出てきて二人は物陰に隠れる

優子「あ~!腹立つ!気晴らしにまたあそこで稼いでくるか。」

そう言って移動を始める優子と追跡する二人

翔太郎「古手川。お前先に帰ってろ。」

古手川「流石にこの後まで見つからない自信がないもんね・・・・・・・」

翔太郎「後は、探偵の追跡テクニックに任せろ。」

そして追跡しようとすると

春菜「風紀委員長?」

春菜が話しかけてきた

古手川「西連寺さん?どうしたの?」

春菜「ちょっとペットの散歩に。」

春菜はペットのマロンを連れて散歩をしていた

「そちらの人は?」

古手川「私立探偵の左翔太郎さん。今もちょっと依頼をね。って翔太郎君?どうしたの?」

翔太郎は固まっていた

春菜「大丈夫ですか?」

春菜は心配そうに顔を近づけると

翔太郎「・・・・・・・・」

ドテーン!

翔太郎は倒れた

古手川「翔太郎君!?ちょっと大丈夫!?」

春菜「翔太郎さん!?しっかりしてください?」

春菜は翔太郎の手を握ると

翔太郎「!?」ドッキューン♪

何かに撃たれたように翔太郎は吹き飛んだ

古手川「ちょっと翔太郎君!?」

古手川は近づくと

翔太郎「春菜ちゃんが手を握ってくれた~。俺は、幸せ者だ~。」

古手川「春菜ちゃん?」

翔太郎「ってうお!?古手川!?」

古手川「なるほど♪春菜ちゃんね♪」

翔太郎「ちょっ!?忘れろ!今のは忘れろ!」

古手川「心配しなくても言わないわよ♪結城君も男の子だったんだ♪ってあぁああああ!あの子がいない!」

翔太郎「あぁああああああ!しまった!春菜ちゃんに気を取られてた!」

二人は優子を見逃してしまいバスが走っていた

古手川「どうしよう!?ミリオンコロッセオの手がかりが!」

春菜「わたし何か悪いことをしちゃいましたか?」

翔太郎「大丈夫!大丈夫だからね!ハハハ!ハハハハハ!ハードボイルド探偵に抜かりなし♪」

翔太郎はスタッグフォンを取り出す

古手川「当てがあるの?」

翔太郎「情報屋の出番さ。」

春菜「情報屋?」

 

 

 

 

 

 

 

競争物件の一軒家

翔太郎「ウォッチャマン!」

翔太郎と春菜はウォッチャマンが指定した物件に来た

ウォッチャマン「どうしたの翔ちゃん?そこの可愛い子は?」

翔太郎「さっき追跡に失敗してな。その罪滅ぼしがしたいって聞かなくてな。」

春菜「お邪魔でしたか?」

翔太郎「いえ!むしろ、燃えています♪」

ウォッチャマン「口元が緩んでるよ翔ちゃん。」

翔太郎「それよりも、居るんだろ?天国のカジノから帰ってきた男が。」

ウォッチャマン「いや、天国って言うのは・・・・・・・どうかな?」

そして家の中に入ると泥酔しきっている男、村雨五郎がいた

村雨「そうだ、俺は強かったんだ。ハッハッハッハッハッハッハッハッハ!」

しかし、まともに話せる精神状態ではなかった

翔太郎「証人の名前は村雨五郎だ。」

フィリップ『他にキーワードは?』

翔太郎「それがまともに話せる精神状態じゃないんだよ。賭けに負けて、家族に見陰られ、わが家も失っちまったからな。ってヤバッ!フィリップ!?」

フィリップ『タブーキーワードは言わないでくれ・・・・・・・・打開策はあるから少し待ってくれ。』

そう言うとフィリップはスタッグフォンを切る

古手川「どうしたの?」

翔太郎「アイツにとってのタブーを言っちまったんだ。アイツに調べられないのは自分の過去と家族についてなんだ。」

古手川「もしかして、記憶喪失?」

翔太郎「それに近いな。」

春菜「何の話ですか?」

翔太郎「俺の相棒の話だ。それにしても、一体どうやったらこんな賭け事をやったんだ?・・・・・・・・・」

古手川「優子さんもこうならなければいいけど・・・・・・・・」

春菜「ミリオンコロッセオですか?」

翔太郎「ああ、間違ってもお前は行くなよ。」

春菜「分かりました。翔太郎さん。」

翔太郎「!」ドッキューン♪

翔太郎は本日二度目の撃ち抜かれを起こした

古手川「ハーフボイルド♪」

 

 

 

 

 

家の中

村雨「そうだ、次こそは絶対にツキが来る・・・・・・・はっ!加賀さん!?」

振り返るとソファーに加賀泰造と言う男が座っていた

加賀「村雨さん。私は、三日待ったんだ。あなたは、全てを賭けて勝負を楽しんだ。そして負けた。」

すると加賀はガイアメモリを取りだし首後ろのコネクタに差した

『MONEY!』

そして加賀は『マネードーパント』へと姿を変えた

マネー「潔く取り立てを受けろ。きっちりとな。」

そう言って村雨の頭にコインを押し付ける

村雨「うあぁああああ!?」

家の外

春菜「!?悲鳴!?」

翔太郎「!」

翔太郎達は急いで中に入るとマネーがコインで村雨から何かを吸い取りそれを腹の中に収め村雨が倒れるところを目撃した

古手川「ドーパント!」

マネー「ええい、面倒だ!」

そう言ってマネーは逃げた

翔太郎「古手川!その人を頼んだ!」

古手川「分かった!」

翔太郎はマネーを追いかけダブルドライバーを装着する

翔太郎「フィリップ!」

しかし、フィリップの反応は無かった

「やっぱりまだ戻ってないか。」

すると逃げているマネーを発見する

マネー「お前!」

翔太郎「フィリップ!」

翔太郎はマネー取っ組み合いを始める

マネー「さっき家にいた男か!」

翔太郎「フィリップ!」

フィリップ『・・・・・・・・スマナイ翔太郎。時間がかかった。』

翔太郎「待ってたぜ。」

『JOKER!』

フィリップ『ああ!』

『CYCLONE!』

マネー「ガイアメモリ!?」

フィリップ『変身!』

翔太郎『変身!』

『CYCLONE!JOKER!』

翔太郎はWに変身しマネーを叩き倒し押さえつける

マネー「お前は何者だ!?」

W「俺はW!街の涙をぬぐう二色のハンカチさ♪」

マネー「ふん!私は、バカと金にならない事には興味はないんだ。へっ。」

W「誰がバカだこの野郎!」

Wはマネーの後頭部を叩くとそのまま殴る、蹴る、とまあバカにした報いを叩きつけていった

『HEAT!』

『HEAT!JOKER!』

そしてヒートジョーカーになると右手に炎を纏いライダーパンチを叩き込もうとすると突如何者かがWに光弾を放ちWは地面に着地しマネーに逃げられてしまった

W「別のドーパント?」

W『ミリオンコロッセオの手がかりを逃すなんてしくじったね翔太郎。』

そして変身を解く

翔太郎(半分はお前が手間取ってたのが原因だぞ。)

フィリップ(それを言ったら原因を作ったのは翔太郎だよ。まあ、止まることはないから安心したまえ。とにかく、今日は帰ろう。)

翔太郎「ああ。」

翔太郎は春菜を帰し自宅に戻った

霧彦「サイクロン、ヒート、ジョーカー。私の知らないメモリがあるとは。」

翔太郎達を邪魔した霧彦はWの持っていたメモリに疑問を持ったが園咲冴子との結婚式の準備に取りかかった

 

 

 

 

 

 

 

 

結城家

翔太郎「ただいま~。」

フィリップ「お邪魔するよ。」

翔太郎とフィリップは結城家に帰ってきた

ララ「リト!ちょっとこっち来て!」

ララが慌ただしい雰囲気で出てきた

翔太郎「どうしたララ?ってコイツら!」

リビングに行くとそこには気力もなく座り込んでいるザスティンの部下が居た

フィリップ「これは・・・・・・・・先ほど襲われた村雨五郎に似ている。」

翔太郎「一体何があったんだ?」

ララ「ザスティンがこの二人を連れてきて座らせてから何処かに行っちゃったの。ザスティンもなんか怖い雰囲気だったから。」

美柑「フィリップ君。これって?」

フィリップ「さっき取り逃がしたドーパントの仕業だろうね。この様子だとかなりの被害者が出ていることは間違いないよ翔太郎!」

翔太郎「早くあのドーパントの手がかりを見つけ出さないとな。」

 

 

 

 

 

翌日

和泉和菓子店

優子「心配すんな百倍にして返してやっからよ!」

優子は両親の通帳を無理矢理持ち去ろうとしていた

古手川「いい加減にしなさい!」

すると、古手川が通帳を奪い返し優子を殴った

「あなた自分の親を何だと思っているの!」

優子「何だテメェ!」

翔太郎「落ち着けお前ら。」

翔太郎が仲裁に入る

優子「お前探偵か?あたしをつけさせたんだな!」

翔太郎「優子ちゃんよく聞け、ミリオンコロッセオはー」

優子「怪物がやってるって言うんだろ?」

古手川「あなたまさか!?」

優子「ああ。けど、あんなに興奮する場所なんて存在しないんだよ。まっ、お前らのようなヘボには行き方さえ分からねえけどな。ハッハッハッハッハッハッハッハッハ!」

そう言って優子は行った

翔太郎「そうか!そう言うことか、行き方だ。行き方に秘密があるんだ。」

 

 

 

 

 

 

WIND WAVE

クルー「えっと・・・・・・・木枯坂。」

翔太郎「木枯坂。」

クルー「市場通り」

翔太郎「市場通り」

クルー「後は、十文字交差点。」

翔太郎はヒーリングプリンセスに投稿された地名を調べていた

若菜「おはようございます。」

すると若菜がやって来た

翔太郎「園咲若菜。」

若菜「そちらの方は?」

翔太郎「失礼を、私立探偵をやっています。左翔太郎と申します。ミリオンコロッセオについて調査をしていて若菜さんの番組に少々お尋ねしていました。それではこれで。」

若菜「お待ちになって。調査のお役に立てて光栄ですわ。お礼にこれを。」

若菜は自分のサイン入りのポストカードを三枚渡す

翔太郎「これはご丁寧に。何かありましたらこちらにどうぞ。それでは失礼いたしました。」

翔太郎は名刺を渡すと事務所に戻る

若菜は控え室に入ると

若菜「面白い男ね。覚えておいてあげるわ。」

名刺をバックに入れた

 

 

 

 

 

 

 

鳴海探偵事務所 ガレージ

フィリップ「不思議だ~。なぜ、ここまで惹かれるんだろう?」

フィリップはポストカードを見ながら呟く

古手川「いいおみやげを見つけてみたね。」

翔太郎「お前の分もあるぜ。ありがとよ、プリンセス。」

古手川「やっぱり、myエンジェルは西連寺さん何だね。」

翔太郎「悪いか!?」

フィリップ「それでは検索を始めよう。」

翔太郎、古手川「「あっ、おねがいしまーす。」」

フィリップは地球の本棚に入る

フィリップ「知りたい項目は人間をコロッセオに運ぶ方法だよね?」

翔太郎「基本キーワードは風都、ギャンブル、コロッセオ。そこに、投稿された地名を片っ端から入れていく。」

フィリップ「どうぞ。」

翔太郎「まずは、木枯坂だ。市場通り、十文字交差点、中央街道。」

すると、一冊の本が手元に来る

フィリップ「ビンゴだ。なるほど、なかなか興味深い答えが出たよ。」

フィリップは地球の本棚から出るとホワイトボートに地図を書いていく

翔太郎「路線バス?」

古手川「そう言えばあの時も。」

フィリップ「通常運行しているバスに紛れて客をコロッセオに運ぶ闇バスが走っているんだ。周回ルート、時間等は利用している客しか知らない。この時間、闇バスは確実にここを通過する。」

フィリップは予想通過場所を指定する

翔太郎「コンディションは大丈夫か?」

フィリップ「打開策も完璧だ。僕には、君たちが居る。それで十分だ。」

翔太郎「ああ。行くぜ、相棒。古手川はここに居てくれ。」

翔太郎はガレージを出るとララが事務所にやって来た

ララ「リト・・・・・・・・」

翔太郎「心配するな。ザスティンもあの二人もすぐに戻してやる。」

そう言って翔太郎はララの頭を撫でる

ララ「ありがとう///」

翔太郎「行ってくる。」

翔太郎はハードボイルダーに乗り指定ポイントに向かう

フィリップ「唯ちゃん。これを。」

フィリップは古手川に翔太郎と同型のスタッグフォンとバットショットを渡す

古手川「これって。」

フィリップ「万が一に備えてミリオンコロッセオに潜入して貰えないかい?翔太郎と相談して護身用に作っておいたんだ。」

古手川「ありがとう。ちょっとララさん。ペケを貸してもらえる?」

ララ「唯?どうするの?」

古手川「いい考えがあるの。」

古手川はララからペケを借りると指定ポイントに向かう

フィリップ「取り合えずララちゃんは服を着ようか、翔太郎の服で構わないかい?」

ララ「良いの♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

翔太郎は指定ポイントで待機していた

翔太郎「そろそろ来る頃か。」

すると停留場のない場所にバスが止まり客が乗っていく

「あれか。」

翔太郎はハードボイルダーで闇バスを追跡する

すると、バスの運転手は翔太郎に気づきハードボイルダーをバスで挟み込んできた

翔太郎「うわっ!?」

ハードボイルダーは道路に転がっていき翔太郎は何とかバスにしがみつく

すると、バスの中にペケをパーティードレスにさせて着ている古手川を発見する

古手川はスタッグフォンを見せて翔太郎にアイコンタクトを取る

マネー「おや?どうやら招かれざる客のようだな。」

バスの上にマネーが現れる

翔太郎「野郎!」

翔太郎はスパイダーウォッチにギジメモリを挿し蜘蛛型のライブモードにさせマネーを攻撃させる

『SPIDER!』

マネー「ぐわっ!?」

その隙に翔太郎はバスの上に登りヘルメットを脱ぐとソフト帽をかぶりダブルドライバーを装着する

翔太郎「フィリップ!」

フィリップ『ああ!』

フィリップもガレージに移動し答える

『CYCLONE!』

『JOKER!』

翔太郎、フィリップ『『変身!』』

『CYCLONE!JOKER!』

二人はバスの上でWに変身した!

W「今日をミリオンコロッセオの閉店日にしてやるぜ。」

BGM『Cyclone Effect♪』

マネー「何だと!」

Wはマネーを殴るとそのまま蹴りを叩きつけていきマネーを倒すと挑発する

マネーは襲いかかるがWは軽くかわしソバットを叩き込みマネーをバスから叩き落とす

W「よっと!」

Wはマネーの背中に蹴りを叩き込みバスを追おうとするとマネーは腹からコイン状のビームを撃ちだしWに当たるがあまり効いていなかった

W「それぐらいの攻撃これで!」

Wはマネーのビームをかわしながらメタルメモリをドライバーに挿す

『METAL!』

『CYCLONE!METAL!』

そしてWは『仮面ライダーW サイクロンメタル』になり風を纏ったメタルシャフトでビームを掻き消していく

マネー「一体いくつメモリを持ってるんだ?」

W「えっと、1、2・・・・・あーめんどくせえ!」

Wはメタルシャフトをマネーに叩きつけていきマネーから火花が散る

W「オラァア!」

Wはメタルシャフトの先端でマネーを突く

マネー「ぐあああ!?」

マネーも流石に倒れこみWはマネーの喉元にメタルシャフトを突き立てる

W「終わったな。」

マネー「驚いたね。けど、それでも私は倒せないよ。」

W『なに?』

マネーはメタルシャフトを払うと腹からコインを出した

そのコインにはローマ字で村雨五郎と書かれていたのだ!

W『村雨五郎?まさか!?』

マネー「ミリオンコロッセオでは賃金の尽きたものは自分の命を賭けるんだよ。仕事も、家族も、我が家もね。」

古手川はバスに乗っていると、とあるトンネルに止まりトンネルにある隠し扉が開きミリオンコロッセオがその姿を現した

古手川「ここが・・・・・ミリオンコロッセオ。」

埠頭

W「テメェ!何てことを!」

W『命を道具のように!』

すると

ザスティン「見つけたぞ!」

殺気を全開にマネーを睨み付けているザスティンが姿を現した

W「ザスティン!?」

ザスティン「部下の仇だぁあああああ!」

ザスティンはイマジンソードでマネーを斬る

マネー「ぐあああ!?」

マネーに追い討ちをかけようとザスティンはイマジンソードを振るうがWが羽交い締めで止める

ザスティン「どけ!こいつは私の部下を!」

W「落ち着けザスティン!今のこいつを倒したらお前の部下も死ぬことになるんだぞ!」

ザスティン「なに!?」

マネー「チャンス!」

するとマネーはザスティンとWに大量のビームを放った

ザスティン「どぁああああああああ!?」

W「『うわぁああああああああああ!?』」

二人は避けられずビームをもろに喰らい火炎に包まれた!

                      To be continued




まさかのToLoveるキャラの被害者が出ました。
原作のフィリップの弱みを改善したためこのような対応をしました
感想待ってま~す♪
BGM『W-B-X ~W-Boiled-Extreme~♪』
次回!仮面ライダーW!
ザスティン「わたしをバカにしているのか!」
翔太郎「甘ったれるな!」
マネー「代償は貰うよ。きっちりとね。」
ザスティン「無意味だ・・・・・・・無意味過ぎる!」
翔太郎「次で勝負だ!」
次回『Mに手を出すな/ジョーカーで勝負』
これで決まりだ!


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