魔法少女リリカルおわたorz (Alika)
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第一話 こんなときどういう顔をしたらええかわからへん…笑えばいいと思うよやて?やかましいわ!

わたしは今、どうしていいのかわからへん。これからはじまるはずやった私と魔法の物語。

6月4日午前零時、目の前には浮遊する本と、どこかおかしい5人の人影。

ふと意識が遠くに逝きかけるが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。

 

 

『なにがどうしてこうなったん!?』

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

第一話 こんなときどういう顔をしたらええかわからへん…

     笑えばいいと思うよやて?やかましいわ!

 

 

 

 

 

 

 

唐突で申し訳あらへんが、聞いてくれるか?わたし「八神はやて」は転生者や…たぶん。俗に言う神様転生じゃフォッフォッフォとかではないんやけど、生前は原因不明の病気にかかり5年間入院し、15歳で亡くなった(と思われる)薄幸の美少女(笑)やった。

おい誰や、薄幸の美少女(笑)とか言うた奴は。

 

それは置いといて、わたしの前世のことなんて正直あまり関係あらへん。

要はこの世界「リリカルなのは」について多少知っとるちゅうことを言いたかっただけや。だからわたしが「八神はやて」になったんも最初はアレ?ここ病院ちゃうやん?家?なんで家に誰もおらへんのや?ってかなんで足動かんの?ぐらいしか思わんかった。

 

うんゴメン嘘ついた。現実逃避しとっただけや。きっと前世は薄幸の美少女(笑)のまま死んでもうたから神様が第2の人生をくれたんやと思っとる。

おい、(笑)入れんなや!

 

 

そんなこんなでわたしが「八神はやて」になって5年が過ぎた9歳の誕生日の6月4日。わたしの物語が始まる。

「魔法少女リリカルなのはA`s はじまりは突然になの」

 

あれ?なんか足の麻痺、とれてきてる?

 

 

 

 

 

 

「主、現実逃避はもう十分でござるか?そろそろ拙者らの話を聞いていただきたいのでござるが…」

うん、それ無理。これがきっと噂に聞く孔明の罠。本当に世界はこんなはずじゃなかったことばかりやな、クロノ君。

ああ、外の日差しがリビングに差し込んでホンマ気持ちよさそうやなぁ。

 

「どうするでござるか?主は外を見つめたまま未だに現世へと帰還してこないでござるが…」

「あらあらうふふ。どうしたのかしらねぇ?」

「しかたないんじゃないのか?突然わたしたちが現れたからきっと主も混乱しているのだと思うぞ?」

「フン!フン!フン!」

「そもそも我々5人も現れたらだれでも驚くだろう」

 

あかん、もう突っ込みどころ満載すぎて我慢できへん。特に、そこのガチムチ!主の前で筋トレすんなや!

 

 

 

「で、アンタらは誰なん?ヴォルケンリッター言うとったみたいやけど、悪いが自己紹介とかしてくれんか?」

現実逃避してたら終わらへんから意を決して話かけてみる。

「ふむ、では僭越ながら拙者から。拙者の名は烈火の将シグナムと申す、以後よしなに頼むでござるよ」

「ダウト」

「おろ?」

おかしい、小柄ながら筋肉のついたしっかりとした体。ほほの十字傷。日本の古き良き文化の象徴である着物。だがその胸に詰まった夢と希望、てめーはダメだ。というより以外に似合っとるなとしか言えないコスプレシグナム…なんぞこれ。

 

「次は誰や?あと、わたしのことははやてって呼んでな?」

「次は私ね、湖の騎士シャマルっていうの、よろしくね?はやてちゃん」

どこの水の惑星からきたウンディーネですかね?あらあらうふふって…天然か!?腹黒か!?シャマルッ、恐ろしい娘ッ!

 

「フン!フン!フン!」

やかましいわ!自己紹介ん時ぐらい筋トレすんなや!

 

「次は私だな!鉄槌の騎士ヴィータだ!よろしくたのむぞ!ハヤテ!」

なんでや…ヴィータ…なんでツインテールなんや…はやての発音ちゃうやん…仕える側がちゃうやん…借金ないで、私。あ、でも不幸か…

 

「次は、フン!俺の番、フン!だな。盾の、フン!守護獣ザフィー、フン!ラだ。フン!好きな言葉は筋肉!」

フンフンうるさ過ぎてワンワンに見えてきたやないか…なんで1人だけ好きな言葉言った理由もわからへんし…なんで上半身裸で赤いバンダナだけつけとるんや。

 

「すまないな、ザフィーラはアホなのだ。多目に見てくれると嬉しい。最後は私だな、私は夜天の書の管制人格だ。よろしくたのむぞ、よm…主はやて」

…なんで眼帯してんねん。いま嫁って言いかけたやろ、てか背ちっちゃ!アニメで見たときと全然ちゃうやんか!あ、ちがうアニメ出身か。

 

「な、名前が無いなんて不便やな。じゃあわたしがつけたげるわラウrゲフンゲフン。そうやな、祝福の風、リィンフォースなんてどうや?」

あかん!違う名前付けるとこやった!ってかなんで管制人格外に出てんの!?

 




お初お目にかかります、alikaと申します。
小説を書いたのは初めてですので、稚拙とは思いますが、どうぞよろしくお願いします。


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第二話 こんな守護騎士で大丈夫か?大丈夫だ問題ない…訳あるか!一番良いのはどこや!?

 

わたしはもう、どうしていいのかわからへん。これからはじまるはずやった私と魔法の悲しくも素敵な物語。

目の前にはやはりおかしい5人の人影。

ふと現実逃避したくなるが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。

 

 

『ホンマなにがどうしてこうなったん!?』

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

第二話 こんな守護騎士で大丈夫か?大丈夫だ問題ない…

     訳あるか!一番良いのはどこや!?

 

 

 

 

 

 

 

「んで、シグナム。リィンの自己紹介で気になったんやけど、夜天の書って何なん?」

本来わたしの所に来るんは闇の書やったはず、いったい何があったんやろ?まさかの死亡フラグ撤回か!?ヤッフー!

 

「ふむ、それについては管制人k…リィンフォースのほうが詳しいので説明を頼むでござるよ。」

「うむ、夜天の書とは…」

 

 

 

 

 

…意味がわからない。もはや死亡フラグだとか原作ブレイクとかちゃちなもんじゃ無かったわ、もっと恐ろしいものを味わったわ。

 

 

 

「ようわからへんかったけど、ひとつわかったことがあるわ、夜天の書には存在意義があらへんっちゅうことが。」

 

今のわたしの顔はげんなりした感じやろうな…無限転生?魔力蒐集?防衛プログラム?そんなん問題あらへん。大問題が現在進行形で発生中や。

 

「うぬぅ、だけどハヤテぇ、それが夜天の書の、わたしたちヴォルケンリッターの存在意義であって…」

「やかましいわ!なんやねん!古代ベルカがミッドチルダに対抗するために作られた『イタズラ用デバイス』って!そんなんちゃうねん!わたしが求めとったんはこんな悲しい魔法との出会いちゃうねん!」

 

だいたい守護騎士システムが一番意味がわからん、イタズラ中の主を守るために作られたってのがもう意味わからへん!1頁目から訳わからん魔法がのっとるし、なんや!バナナの皮を設置し確実に滑らせる魔法とか!頭の上からタライを落として必中させる魔法とか!どこで使えば良いッちゅうねん!

 

「こんなん夜天の書やあらへん…ただのドリフのショーや…いったい古代ベルカはどこに向かっとったんや…」

 

「ワンモアセッ!ワンモアセッ!」

やかましいわ!絶望にうちひしがれた薄幸の美少女の横で隊長のDVD見んなや!何みんなやっとんねん!空気読めや!ガチムチだけじゃないんかい!

 

「「「「薄幸の美少女(笑)」」」」

 

「(笑)つけんなやあぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

「まあ、もぉええわ。昼やし食事の準備してくるから好きにしたってや…」

 

あかん、みんなキャラ濃過ぎや…ここにおったらわたしもアホになりそうや…

 

 

「はやてちゃん?食事の準備はもう済ませておきましたよ~?」

「シャマル?いつのまに準備しとったん?ありがとうな。ホンマ助かったわ」

「うふふ。みんな全然話とか聞かないから大変かもしれないけど、これからよろしくね?」

「シャマルぅ…」

あかん、涙が出ちゃう、女の子やもん。

 

 

 

 

 

わたしが間違っとった。シャマルは普通やとおもっとった。せめてシャマルは…と。

 

 

「なんやねん、コレ」

 

テーブルの上に並べられた料理の数々。いや、ほらな?シャマルって料理下手って先入観があるやろ?ちゃうねん、コレ。地球の料理、ちゃうねん。

 

「ハヤテ?食べないのか?シャマルのご飯はメガ美味いぞ!」

ヴィータェ…何でそれが食えるんや。マーブル模様でピクピク動いとるのが見えへんのか?あぁ、刻が見える…

 

「ふむ、さすがシャマルでござる。また腕をあげたでござるな?このピロペー焼きは特に絶品でござる。」

ピロペー焼きって何やねん!グギャッて!今フォーク刺したらグギャッて聞こえた!

 

「うむ、シャ、ハグッ!マルの料理は、いつ、ハグッ!食べてもうまい。ハグッ!(笑)もいかが、ハグッ!ですか?」

おいガチムチ!お前は話の最中になんか挟まんとしゃべれんのか!そして、誰の名前が(笑)やあぁぁ!

 

「シャマルよ、隊長として私も鼻が高いぞ」

だまれ管制人格!お前は隊長ちゃうやろ!隊長はさっきまでブートキャンプしよったやろが!

 

「はやてちゃん?どうかしたの?あ、冷蔵庫の中の食材勝手に使っちゃってごめんなさい、怒っちゃった?」

れいぞうこ!これ地球の食材か!?ダメや、もう、わたしがまちがっとったんやな…

 

 

 

私はその日、初めて料理を前に死を覚悟した。

 

「うまっ!?なんでやねん!?」

 




文章量は少ないですが、よろしくお願いします。
また、誤字脱字あれば指摘よろしくおねがいします。


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第三話 クロースエンカウンター?むしろクロスカウンターや!

 

 

こないな状況、わたしはもうどうしようもあらへん。これからはじまるはずやった私と魔法の夢と希望の物語。

我が家にはなんかおかしい5人の人影。

ふとここから逃げだしたくなるが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。

 

 

『あかーーーん!?』

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

第三話 クロースエンカウンター?

     むしろクロスカウンターや!

 

 

 

 

 

 

 

「では、はやて殿。拙者はいつもの道場に出稽古に行ってくるでござるよ。今日の土産は何が良いでござるか?」

「そうやなぁ、道場近くの洋菓子屋さんやろ?そや!シュークリーム置い取ったらこうてきてな?今日はヴィータの分は買わんでええで?無しやから」

「ハ、ハヤテェ…」

 

 

わたしがツッコミ死しそうになってはや一週間。だんだんヴォルケンズもこの街に慣れてきたようで一安心や。ってか、最初からバリバリ家電製品使いまくっとったから特に大した問題は起こらへんかったんやけど…

 

 

 

 

「で、ヴィータ。わたしのパソコンつこうて何しよったんや?履歴見たら仰天してもうたで?」

「そ…それは…」

まぁ大した問題は起こらへんかったんやけど、多少の問題なら起こす娘がここにおるからなぁ…

 

 

「なんやねんこの同人誌の山!?どうしてくれるんや!18歳未満閲覧禁止もんばっかりやで!?このムッツリ娘!」

「あうぅぅぅ…」

あうぅ…やあらへん!なんでヴィータがこんなダメな娘になってもうたんや!

「ネットでなんでも買えるからって買いすぎやろが!ってかまず買うなや!」

 

「「もっと、熱くなれよぉぉぉぉ!!!」」

誰やあぁぁぁ!大音量でバーニング叫びよるアホは!

 

 

 

 

 

 

朝はムッツリ娘の同人誌、さっきはさっきでリインがニタニタ動画見ながら叫びよるし…なんでバーニング修像の動画を無限リピートしとるんか小一時間問い詰めたい、てか問い詰めたし。

 

リイン曰く「なぜバーニングするのかって?ふふふ、愚問だなよm…主はやてよ。そこにバーニング修像がいたからだ!」ドヤァ

 

謝れ!修像に謝れ!いたとか言っとるが、お前が呼び出したんや!

 

一発殴ったわたしは悪くない。わたしは悪くない、悪いのはバーニング小娘なんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうだめや…ココロがぶろーくんふぁんたずむや…」

 

 

こんな気分のときはリビングでごろ寝するしかないで、ほんま。

庭を見ながら日向ぼっこ気持ちええなぁ…

 

 

「フン!フンッ!ハアァァアアア!!!」

 

 

………。わたしの視界はセルフエコノミーだから何も映っとらへん。庭にはなんもおらへん。

「今なら出来るやもしれん…はぁぁぁあああ!我が拳に宿るは必殺奥義!カ メ ハ メ ハァァァァアーーーッ!」

アホや…マジもんのアホがおる…しかもなんもでてへん…

 

「はやてちゃーん?手紙が届いてますよー?」

「んー?シャマルー悪いけど持ってきてくれんかー?」

 

 

 

 

おお、グレアムおじさんからや!ほんまおじさんには迷惑かけっぱなしで申し訳ないわ。管理局入ったらきちんとおじさん孝行せなんなぁ…いくら闇の書の為とはいえ生活支えてもらったんは感謝しとるしなぁ…あ!そういえば闇の書やあらへん!しょーもない夜天の書(笑)やった。

 

 

「はやてちゃん誰からの手紙なんですか?」

「グレアムおじさんや!わたしのこと援助してくれとる優しい人やで?両親の知り合いらしくてなぁ、イギリスに住んどるらしいし会ったことないんやけどな」

 

アハハ、あいかわらずおじさんはおもろいなぁ、『私の仕事は空を飛ぶファイターという職業だ!』やて。グレアムおじさんってたしか今、本局の提督やったろ?いまだに次元航空艦で飛びまわっとるのをごまかしとるんやろな。

 

 

 

えっとなになに?「『Ps.時間が取れたのではやて嬢に会いに行こうと思う、ちょうど手紙が着く頃に「「シジミもトゥルルッて頑張ってんだよ!!!」」……、私も現地に到着するだろう!心して待っているといい!』やて。ってことはグレアムおじさんが今日家に来るんか!?」

 

あかん!グレアムおじさんの歓迎会の準備せなん!あとでリインしばく!

 

 

 

 

「はやてちゃん?ちょっといい?」

「どうしたんやシャマル?はよ準備せなんグレアムおじさん来てしまうで!?」

 

なんやシャマル、グレアムおじさんからの手紙を見て難しい顔してどないしたんやろうか?

 

「はやてちゃん、言いづらいんだけどね…その人の名前。グレアムじゃないみたいよ?」

「へっ?」

「名前の綴りをよくみて? Greahmでしょ?Greamじゃないとグレアムとは呼ばないと思うわ。それに、イギリスはUK、この住所はUSだからアメリカよ?」

 

ピンポーン、ガチャッ「うぅっシグナムぅ、私のシュークリーム…誰なのだ?」「失礼。今日約束があって来た者だ。はやて嬢はご在宅か?」

 

 

 

そうやった、なんかおかしいと思ってたんや。闇の書やなくてポンコツデバイスの夜天の書(笑)のためにわざわざ違法なことしてまで管理局に隠しとく理由があらへん。そもそもこの夜天の書(笑)は前の持ち主がコケて虚数空間に落としたから地球にたどりついたってバーニング小娘が言っとったし。

 

「そうか、君ははやて嬢の家族か、まったく時間の取れなかった私の代わりを務めてくれていたことに礼を言おう。これはお土産のケーキだ。謹んで贈らせてもらおう!」

「ケーキ!?やったのだ!ハヤテェ!お土産のケーキだ!」

 

ガチャッ。

あかん、猛烈に嫌な予感しかせぇへん。なんでや!なんで筆記体で書いてんねん!こっちは通算10年ばかり学校も行っとらん不登校児童やで!?なんで文章は日本語で名前だけ英語やねん!

 

 

 

 

「はじめましてだな!はやて嬢!私の名前はグラハム。ギル・グラハムである!」

 

 

 

 

「アカーー「「今日から君は!富士山だっ!!!」」

だからセリフに被せんなや!!バーニング小娘!!

 




書きたかった、書きたかったぞ!この話を!


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第四話 おとめ座のセンチメンタリズムとふたご座のメランコリック…ただしザフィーラ!てめえはダメだ!

あかん、こないな状況かんがえてもみなかった。これからはじまるはずやった私と魔法の友情と絆の物語。

我が家にはすでにおかしい5人の人影。

もうここから逃げられないが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。

 

 

『シグナムーー!!助けてぇーー!?』

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

第四話 おとめ座のセンチメンタリズムと

     ふたご座のメランコリック

      …ただしザフィーラ!てめえはダメだ!

 

 

 

 

 

「むぐー!むぐー!」

「フハハハハハ!!抱きしめたいなっ!はやて嬢!!!」

「フン!ハアァアアア!テオアーッ!」

「ケーキ!ケーキ!わったしのケーキ!」

「ふう、やはり一日3時間のバーニングタイムはかかせんな。シャマル、昼飯の支度はできているか?」

「あらあら、はやてちゃん楽しそう。リイン、ちょっと待っててね、もうすぐ出来上がるから」

 

 

 

抱きしめたいなって現在進行形でホールドされとるがな。だれかこのカオスからわたしを助け出してぇ…ってかグラハムさん若っ!もう35歳って手紙には書いてあったで!?そしてヴォ(ル)ケ(ン)達!助けんかい!

 

「波動拳!波動拳!昇竜、竜巻旋風脚!」

誰や今!昇竜キャンセル竜巻旋風脚繰り出した奴は!ガチムチか!?

 

 

 

 

 

 

「すまなかったな、はやて嬢。ついついおとめ座のセンチメンタリズムが熱いパトスとなって弾けてしまったのだよ」

 

 

グラハムさん、ハッハッハと豪快に笑っとるけどセンチメンタリズムの使い方まちごうとる気がするんは私だけか?ってかシャマル飯ふつうに食べとる!なんや、やっぱり私が間違っとったんやな…きっとこれが食わず嫌いっちゅうやつやったんや。

 

 

「やはりシャマルの料理は美味い、いつ食べても飽きん味だ」

「シャマルの料理はメガ美味だろー!ハヤテは最初なかなか食べなかったんだぞ?」

「うむ、この料理。見た目も凄いが味も凄い!最初は毒物を出されてしまったのかと食べるのを躊躇してしまったぞ」

「ダウト」

「む?」

「あらあら、うふふ。」

 

 

最初から『ではいただこう!』とかいって出された瞬間、躊躇なく口に入れた人が何を言うんや。やっぱり私の周りはおかしい人しかあつまらへんのか…?あぁ、八神はやて…可哀想な薄幸の美少女やで…

 

 

「ハグッ、発酵の微少女(笑)?ハグッ」

おいガチムチ、ちょっと表出ろや。そのけんか買ったで。

 

 

 

 

 

 

「ふむ、そろそろここを出なくては時間に間に合わんか。でははやて嬢!これにて失礼する!」

「えっ…もう帰ってしまうん?せっかく会えたんやからゆっくりしていってぇな…」

 

 

あかん、グラハムさん困らせるつもりはなかったんや。ただ、もうちょっと一緒に居たかっただけなんや。今まで本当に厚意でわたしのこと援助しとってくれとったんが嬉しくて。

 

 

「もぐもぐ…」

 

 

 

 

 

「はやて嬢…。すまないな、私とて友人たちの忘れ形見をないがしろにしたくはないのだが。私は男!空を飛び続けるファイターなのだよ。私が行かなくては世界が回らんのだ!それに今の君には家族がいるだろう、私とて二度とここに来ないはずがない!」

 

 

「…あはは、やっぱりグラハムさんはおもろい人やな。うん、わかった。またきてぇな!今日はおらんけど、家族はあともう1人おんねん!そのとき紹介するわ!」

 

 

「その言葉、謹んで受け取ろう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうや、結局グラハムさんってどんな仕事についとるん?」

 

「フッ、私か?私は株式会社MSWAD(エムスワッド)航空のジャンボジェット…フラッグのパイロット!そう、即ち『フラッグファイター』なのだよ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あらあら、嵐のような人でしたね?」

 

「うむ、あれこそが燃える男のバーニングという奴なのだろう」

 

「……どうしよう、ケーキひとりで食べちゃった……」

 

「あの体、鍛え、フン!抜かれているな。次に、フン!あった時が楽しみ、フン!だ。」

 

 

 

なんやろ、この気持ち…この………別れを台無しにされた気持ちは。

 

 

「ヴィータ。一週間おやつ抜きで許したる」

 

「ふぎゅ!」

 

 

 

 

 

「あ、主(笑)?なぜ俺の前に来るのでしょうか…」

 

ブチッ!

 

「ザフィーラ、わかるか?今ね、私の怒りが有頂天!」

 

 

 

 

 

 

 

 

          キャイン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぬぅ…ザフィーラ。お前、主のフルネーム知ってるか?」

 

 

「あまり俺をアホ呼ばわりするな、インなんとか。そんなもの『発酵の微少女(笑)』に決まっているだろう。もちろん名前が(笑)だ」

 

 

「ダメだこいつ、早く何とかしないと…」

 

 

「ただいまでござる~」

 




とりあえずスマンかった、シグナム。いつ帰宅させればいいのかわからなくて…


グラハムさん退場です。もともと「あれ、グレアムとグラハムって英語で書いたら似てんじゃね?」という思いつきと、夜天の書(闇の書)をショボくしてしまったがゆえの「援助してるグレアムって誰よ?」からここ2話が出来ました。

あいかわらずのネタまみれ。一番書いてて楽しい掛け合いは、はやてとザッフィー。


2012/10/19
グラハムの勤め先の会社名が実在していることを確認したので、修正いたしました。


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第五話  全私が泣いた…世界が衝撃の雷に包まれた。これ以上アホの子を増やさんでや!!

 

あかん、なんでいつもこうなるんや…これからはじまるはずやった私と魔法の出会いと別れの物語。

わたしの前にはなにかがおかしい4人の人影。

出かけたことを後悔するが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。

 

 

 

 

『いったいあんたらナニモンやあぁぁ!!!』

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第五話 全私が泣いた…世界が衝撃の雷に包まれた。

     これ以上アホの子を増やさんでや!!

 

 

 

 

 

「なぁシグナム、暇やったら出かけんか?この間食べたシュークリーム、また食べたいねん」

 

「うむ、そうでごさるな。一度はやて殿を連れてきては?と誘われていたゆえ、ちょうどいい機会にござる」

 

 

 

こないだ食べたシュークリーム、絶品やったなぁ、あれが噂に名高い翠屋のシュークリームやろか?一人やと遠くて行けんかったしなぁ。ちょうどシグナムが知っとるみたいやし、連れてってもらお。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「む、シグナム君ではないか?こんな所で珍しい。今日は道場にくる予定ではなかったはずだが?」

 

 

おぉ、かっちょええ兄ちゃんとエンカウントしてもうた。シグナムの通っとる道場の知り合いか?

 

 

「おお、高町殿こそなぜここに?拙者は家族を連れて翠屋に行くところにござった。この子が件の八神はやて殿にござる」

 

「いや、買出しの帰りでね。あぁ、その子がシグナム君の話に出てきた子か、確かにうちのなのはと同じくらいの歳だな」

 

 

 

高町…?おお!この人が神速のリア充と名高い、シスコン剣士KYOUYAさんか!てかシグナム、高町道場行っとったんかい。ん?なんや、シグナムとえぇ雰囲気やな。そこやシグナム!かましたってや!相手の好意は奪い取るもんやで!

 

 

 

「なんか変な電波を受信したんだが…神速のリア充?」

 

「拙者、その電波の発信元に心当たりがあるでござるよ」

 

 

 

なんやねん、二人してジト目でみらんといてや。わたしがこないな美少女かて、そんなにみつめられると、照れちゃうで。

 

 

 

 

「「美少女(笑)」」

 

 

 

 

なんでしっかり受信しとんねん!わたしの考えてることわかるんか!?あと(笑)つけんなや!

 

 

 

 

「そういえば、自己紹介がまだだったな。こんにちは、はやてちゃん。俺の名前は高まt…「呼ばれて飛び出て僕、参上!!シャキーン!はーやいぞつーよいぞスーパーガール!!」

 

 

 

どこのアホがでてきたんやぁぁぁ!!誰も呼んどらんわぁぁぁ!!!

 

 

 

 

 

 

「こら!アリシア!ちゃんと挨拶なさい。御機嫌よう、士郎さん、シグナムさん」

 

「おっ、プレシアさんか、こんにちは。今日はアリシアちゃんとお買い物ですか?」

 

「でたな!お話魔王の父シローとニート侍シグシグ!!ここであったがキサマらの最後だー!この僕、『銀河美少女☆アリシア』がやっつけてやる!くらえっ!ビシューン!超☆カッコいいビームッ!!ビビビビー」

 

「ござっ!?ニート侍!?甚だ遺憾にござるよ!?しかしアリシア殿はあいも変わらず元気いっぱいでござるなぁ。プレシア殿も体調がよろしいようで重畳なり。うんうん」

 

 

 

 

 

士郎さあぁぁぁん!?若すぎやぁぁぁ!普通に高校生ぐらいにしか見えへんで!!プレシアさんもなんで地球におんねん!ご近所のセレブみたいな挨拶しおってから!!あと、アリシア!いったい何と合体して蘇生したぁぁ!銀河美少女ってなんやねん!超☆(スターホワイト)カッコいいビームってなんやぁぁぁ!しかもあんたも何も出えへんやんけ!!あと何や!あのシャキーン!とかの効果音!どうやって出しとるんや!?

 

 

 

 

 

「シグシグー、あの(笑)なにー?」

 

「むしろお前が(笑)やぁぁぁぁ!!はやてや!八神はやて!ハァ…ハァ…、そういうあんたはアリシアちゃんって言うんやろ?」

 

「なっ、なんだってー!まさかお前は…我が永遠のライバル八神はやてか!!ジャキーン!そしてなぜ僕の名前を知ってるんだっ!ビシュー!」

 

 

 

知っているのか雷電!ってかあんたがわたしの何を知っとるんや?いきなり永遠のライバル言われるし…。さっき壮絶な自己紹介しよったやろが。

 

 

 

「きっとこれが運命の出会いってやつだな!スチャッ!僕はアリシア・テスタロッサ!職業は銀河美少女だ!ババーン!よろしく、我が永遠のライバルにして最高の親友はやて!」

 

 

 

出会って3分で親友ができてもうた…インスタント親友か!?

 

 

 

「だって名前で呼んだら親友だってフェイトが言ってたよ!だから僕達は親友だ!カキーン!」

 

「なんでナチュラルに行間読んでんねや。それは例のお話魔王の持論や。まぁええわ、親友で構わへんで。これからよろしくなアリシアちゃん」

 

「よろしく!銀河美少女★はやて!バキューン!わーい、ママァー!!初めて友達できたー!!」

 

「良くやったわー!!アリシアー!!早くフェイトにもメールしなくっちゃ!今夜はご馳走よ!!」

 

 

 

 

 

「よかったでござるな、はやて殿。友達ができたでござる」

 

「なんやねん、シグナム。別にどぉってこともないで。人の職業かってに銀河美少女にしよるし、なんやねん★(スターブラック)って、白黒でピュアキュアやるつもりか?」

 

 

まぁ、でも悪い気はせぇへんな。それに…わたしにとっても初めての友達やし。

 

 

「はやて殿、顔がにやけてるでござるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイト、ヨク聞イテ。私ハネ、アナタヲ創リダシテカラズット、アナタノコトガ大嫌イダッノヨ!アッハッハッハッハ!私達ハ、旅立ツノ!忘レラレタ都、アルハザードヘ!

 

 

「あら、フェイトからのメールの着信だわ」

 

 

 

プレシアさん!?なんちゅう着信音にしてんねや!!

 




銀河美少女☆アリシア!爆誕!ドカーン!


なぜか地球にいるテスタロッサ家。アリシアちゃんには、はやてちゃんの初めての友達になってもらいました。

えっ?すずかはどこ行ったって?
君が何を言ってるのか、僕にはわからないよ。

2012/10/19
利用禁止規約の再確認を行なっていたところ、一部内容が歌詞転載に当たると思いましたので自主修正しました。


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第六話 立ちはだかるは「最強の魔王軍団!愛と勇気のピュアキュアスターズ!ここに見参!シャキーン!」タイトル横取りすんなや!!

 

 

 

あかん、なんでや!わたしが悪いんか!?これからはじまるはずやった私と魔法の愛と勇気の物語。

わたしの前には手がつけられないほどおかしな4人の人影。

ここに来んければこんな事にはと思っとるが、その前にどうしても言いたいことがひとつだけ。

 

 

 

『見える…私にも味方が見えるで!!!』

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第六話 立ちはだかるは

    「最強の魔王軍団!愛と勇気のピュアキュアスターズ!

      ここに見参!シャキーン!」タイトル横取りすんなや!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーやいぞつーよいぞスーパーガール!みーえない敵もバッキバキー!ドキューン!」

 

「アリシアちゃん、なんやねんその歌…」

 

「なんだよー決まってるだろー、僕たち銀河美少女ピュアキュアスターズの歌だよー。それにちゃんづけやめてよー、なんか変な感じになるー」

 

「はぁ…とりあえずちゃんづけはやめとくわ」

 

 

 

おい、いつ結成したんやピュアキュアスターズ。わたしは加入届け出しとらんで?シグナムは知らんうちにフェイドアウトしとるし…なんやねん。

翠屋にはいったとたん「いらっしゃいま…ウホッ、いい女(戦士)」

「(一戦)ヤらないか?でござる」

「「アアアアァァァァァーーーーーーーーッ」」ガキンガキン!ビシュッビシュッ!キンキン!ダダダダ………

 

 

 

 

 

そして現在に至る…や。主を護るっちゅう仕事を放りだして男と殺し愛やなんて呆れた侍や。今日からシグナムはニート侍で十分や。そして恭也さん…あんたも仕事放りだして行ってよかったんか…?

 

 

 

「おまたせ、ご注文の品を運んできたよ。でも、うちの恭也が悪いことをしたね…ごめんね?はやてちゃん」

 

「いえいえ、気にせんといてください。まさかうちのシグナムもあんな風になるとは、わたしも思わんくて…。ほれ、アリシア。ケーキきたで?」

 

「ケーキ!?ケーキがきたぞ!ビシューン!いっただっきまーす!」

 

「そうかい、そろそろなのは達もここに来ると思うから、それまでゆっくりしていてくれ」

 

 

 

さすが士郎さんやな。包容力のあるええ大人や。ただ、席を離れ際にぼそっともらしとった、あとで恭也にはお話(物理)しないとな…の一言が高町家をよく現しとるわ…なのはちゃんのお話(砲撃)は父親譲りだったんやな…

 

 

 

 

「ところでアリシア、プレシアさんはどうしたん?店の前で別れとったみたいやけど」

 

「ママ?今日はせっかくだからお友達とゆっくり遊んできなさいってさー。フェイトももうすぐ来るみたいだし、僕の親友を自慢してやるんだ!ゴゴゴゴ!ママはお家でご馳走作って待ってるんだって!ババーン!ママの次元世界料理はこの世で一番美味しいんだぞ!キラッ!」

 

「次元世界料理…私も知っとるで、マーブル模様でピクピク動いとるやつとかやろ?」

 

「なにそれ!!ゴミ!?ズキューーーン!」

 

 

 

 

 

 

シャマルェ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カランカラン

 

ん?誰か店に来たみたいやな?もしかしてなのはちゃん達か!?あかん!緊張してきてもうた!

 

 

 

「アリシアー、友達できたんだって?お母さんから聞いたよー。……ん?なんではやてがここにいるの!?闇の書事件もおかしくなってるの!?」

 

「あれ?もしかして…我が永遠のライバルはやて!もしやフェイトの知り合いだったのか!?ガガーン!」

 

「いや、初めて会ったんやけど…」

 

「世界はいつだってこんなはずじゃなかったことばっかりだよ、クロノぉ…」

 

 

 

 

「ちょっとフェイト!先に行くなんて薄情ね」

「そうだよフェイトちゃん、置いてくなんてひどいよ。鮫島、ここまで送ってくれてありがとうね?」

「ククク!すずかもアリサもそう怒るなよ。きっとフェイトも姉のことが心配だったのだろうさ。しかし、我が領土である翠屋にのこのことやってくるとは、我が宿敵、銀河美少女☆アリシアも堕ちたものだな。フハハハハ!」

「きっ、貴様はお話魔王!ここであったが百年目ぇぇぇぇ!ババババーズキュンズキューン!!」

 

「あ、あの…ご、ごめんね?みんな…」

 

 

 

 

ちょいまてや、とりあえずひとつひとつ確認していこか?ただし中二。てめーはだめや。

 

てか、アリシアの効果音は感情の昂りにでも作用されとるんか?今までで一番凄いで?

 

 

 

 

 

「とりあえず自己紹介するわよ!私の名前は月村すずか。すずかって呼んでいいわよ、そのかわりにはやてって呼ばせてもらうわ」

 

「次は私ね?私はアリサ・バニングスっていうの、よろしくね。はやてちゃん」

 

 

 

えらくツンデレな感じになったすずかちゃんやで…そのかわりに物静かになったなぁアリサちゃん…ってなんで二人の性格が逆転してんねや!!

 

 

 

「次は我の番だな!我は超古代魔道機ギャラクシーシューティングブラスターの使い手である「master!? my name is Raising Heart!」今良いとこなの、少し黙ってるの!「………」フンッ、神魔道帝王バスターカラミティホワイト・T・なのはである!我が野望は最高評議会を駆逐し、管理局を正しい道に戻すことである!」

 

 

あーあー…要するに、ロストロギア級バ(スター)カ(ラミティ)ホワイト高町なのはっていう翻訳でええんやな…

 

なんでもう中二病発症してんねん!ってかお前もか!口が軽すぎとちゃうか!?ああそうやな!!頭も軽そうや!!!見つけたで!!!世界の歪みを!!!!このわたしが駆逐したる!!!!

 

 

「ええっと…最後は私だね?私はフェ、フェイト・テスタロッサっていいます!ア、アリシアの妹です。ええと…あと、お母さんの作ったコピー機から生まれました!あ…これ内緒だった…」

 

 

コピー機!?プレシアさん一体どんなコピー機作ってんねん!なにをコピーしようとしたんや!あとフェイトちゃん!お前に一体何が起きとるんやあぁぁぁ!!!

 

 

 

「あ、あはは。おもろいジョークやな。わたしの名前は八神はやてっていうんよ?よろしゅうな、えっとフェイトちゃんやっけ?わたしたち会ったことあるか?あと闇の書ってなんなん?」

 

「えええええーっと…あの、その…か、勘違いみたいだった!うんそう!そうにちがいにゃい!さっきお母さんからメールきて名前知ってただけだよ!?闇の書っていうのはアレ、アレだよアレアレ…ジャスタウェイだよ!?」

 

「………」

 

「うぅぅ……」

 

 

 

 

テンパリ過ぎやでフェイトちゃん…あと噛んどるで…困ったからってネタに逃げんのは反則や…あとその赤面するのも可愛過ぎて反則や…

 

 

 

「そ、そうか、ジャスタウェイならしゃあないな、うん。あっ…そういえばド忘れしてもうたんやけど、機動六課の時に追いかける奴、誰やっけ?ポッカリスエッテーやったっけ?」

 

「スポーツドリンクの名前のほうが近いよ!?スカリエッティだよ!部隊長でしょ!しっかりしてよ!…えっ?」

 

 

 

 

ふははははは、仲間や!仲間がおる!この世界に置き去りにされてしまった仲間がおる!!!

 




はやて、世界の歪みを見つける
なのは、重度の中二病を発症
フェイト、救世主と出会う

以上、三本仕立てでした。


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第七話 たったひとつ!たったひとつのシンプルな答えや!貴様はわたしを怒らせたあぁぁ!!

 

 

あかん!もう限界や!ここからはじまる私と魔法の物語。

わたしらの目の前に現れたるはアホアホな強敵達。

正直八つ当たりやって分かっとるが、その前にどうしてもアイツに伝えなあかんねん!

 

 

『君がッ!泣いて謝ってもッ!わたしはッ!シバくのをやめへん!!!』

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第七話 たったひとつ!たったひとつのシンプルな答えや!

      貴様はわたしを怒らせたあぁぁ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ…ひっく…ふえーーん!はやてはやてはやてはやてはやて!はやでぇ…ぐすっ、ひっぐ」

 

「いきなり飛びつかんといてやフェイトちゃん!びっくりしたで。号泣しとる理由はなんとなくわかるんやけど…」

 

「だっで…なのばが、なのばが…ぢ、ぢゅうにびょうで、じゅえる、じーどが…うぇぇ…」

 

「はいはい、わかっとぉよ。よぉ今まで一人で頑張っとったなぁ。フェイトちゃんはエライで?誰でもできることやあらへん。今はたくさん泣いてえぇで。これからは私もおる、もう一人やないで」

 

「うえぇぇぇーん!!はやでぇー!あいじでるぅぅぅぅー!!」

 

「うんうん、わたしもやでー」

 

 

 

 

 

 

 

「アリサ。なの×フェイの時代はたった今、終わったわ。これからはフェイ×はや、フェイトのヘタレ攻めの時代よ!今年の夏込みはコレに決まり!帰って原稿差し替えるから手伝いなさい!すずか月村!吶喊します!」

「もちろんだよすずかちゃん!最高の作品に仕上げないと万死に値するねっ!盛り上がってきたよぉぉ!」

「「ぐぬぬ!僕(我)のはやて(フェイト)が…!」

 

 

 

オイ、ちょっとマテや。なんか不穏な言葉が聞こえたで…。そして誰があんたのはやてやねん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひっく……。あぅぅ、ご、ごめんね?はやて」

 

「別に気にせんでえぇで。かわええフェイトちゃんをしっかり堪能させてもろたしな」

 

「あぅあぅあぅあぅ……」

 

 

 

なんてかわええねんフェイトちゃん…そうやな、フェイトちゃんに比べたらわたしなんて薄幸の美少女(笑)になんのもしゃあないで……

 

 

 

「そ、そんなことないよ!はやては優しくて包容力があって、とっても素敵な女の子だよ!私なんかよりよっぽど可愛いよ!」

 

 

 

やめて!フェイトちゃん!余計にみじめになるだけや!わたしなんて(笑)で十分なんやあぁぁぁ!!!そして姉妹で行間読まんといてえぇぇぇ!!!

 

 

 

 

 

 

 

「オイ、(笑)。いい加減、我を放置するのはどうかと思うがな…ククク、貴様の所有する闇の書など、軽く星をぶっ壊す我が必殺奥義『超時空波動砲撃スターライトブレイカーファイナルデストロイシフト』の前には飛んで火に入る羽虫同然よ…ふっ…ふはははは!八神はやて!貴様は所詮その程度の女よ!」

 

 

ブチッ!

 

「今までの全ての鬱憤!あんたで晴らさせてもらうでぇ世界の歪みぃぃ!!来いや!夜天の書!!結界展開!これがっ、人類進化の極みの姿やあぁぁ!特と見せ付けてもらおうやないの!!第98頁蒐集魔法発動!『アンブラッ!マウント富士!ネイチャーツアーの刑!』くらえやぁ!このツングタングガングアジドルがあぁぁぁ!!!」

 

「だめぇー!はやてー!その一連の言葉は死亡フラグだよぉぉ!!!」

 

「なのおぉぉぉぉぉぉ!!!!!モミアゲがぁぁ!!」

 

「あははは!いいエビゾリ体勢だ、お話魔王!バシューン!おびえろー!すくめー!デバイスの性能を生かせぬまま死んでいけー!ズガーン!」

 

「見えたか!富士山見えたんかあぁぁぁ!!!こっから見えるわけないやろぉぉがぁぁ!!!」

 

「星がっ!星が見えたっ!!スター!!!」

 

「もうやめてぇぇぇ!なのはのHPはもうゼロよぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

「ストップだっ!管理外世界での魔法行使は禁止されている!いますぐ魔法を止めるんだっ!」

 




フェイトちゃんの可愛さ上手く表現できてるかなぁ…


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第八話 あかん!無理や!それ飲みもんやない!フェイトちゃん!やめ……ゴバァーー!「AMSギャァするァッ!、逆流…!から光がァァァ…」…すまん、なのはちゃん…。

 

 

 

ここからはじまる私と魔法の物語。わたしらの目の前に現れたるはアホアホな強敵達。

正直やっぱりここにおったんか、でもどうしてもあんたに伝えなあかんねん!

 

 

『せめてハナクソほじりながらでてくんなやぁ!!』

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第八話 あかん!無理や!それ飲みもんやない!

     フェイトちゃん!やめ……ゴバァーー!

     「AMSギャァするァッ!、逆流…!から光がァァァ…」

      …すまん、なのはちゃん…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。投降の意思があるなら速やかに武装解除してほしい。みたところそんなに害のある魔法ではなさそうだから、当方としては話し合いで解決したい。僕個人としても、君みたいに可愛い女の子に魔法を放つのは心苦しい」

 

「かかかか…かわ……かわ……」

 

「なのぉぉぉぉぉ!!!通常の三倍の速度で背中とお尻がぁ!!!接近してくる機影がありますのおぉぉぉぉぉ!!!」

 

「なのはぁ!何を言いたいのか分からないけど赤い彗星にならないでぇ!!はやて!こっちに戻ってきてぇぇ!突っ込みでしょおぉぉ!!クロノもなに自然に口説いてるの!?」

 

「いや!?別に口説くつもりはなかったんだが……」

 

「ようやくきたな!銀河美少年ブラックフィールド!ズモモモ!颯爽登場!した瞬間からお話魔王にダメージとは!ピキーン!さすが二代目銀河美少年!チャキーン!」

 

「黒野じゃないクロノだ、それに二代目銀河美少年を襲名した覚えもない。そろそろなのはも限界みたいだから魔法を解除してくれると助かるんだが…」

 

「かか…かわっ……」

 

 

 

 

 

あああああかん!男の人にかか…可愛いなんて言われたの前世も含めて生まれて初めてや!?あわわわわわ!!!!くぁw背drftgyふじこlp;@:「」!!!!

 

 

 

 

 

 

ぷしゅー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅん……ここどこや?病室か?海鳴大学病院か…?」

 

「いや、ここはL級次元航行艦船の8番艦アースラ。乱暴な言い方をすると次元を旅する宇宙船だ。魔法使用中に気を失ってしまったので急遽アースラの医務室につてれきたんだ。」

 

 

 

おわっ…クロノ君や!ベッドの隣でわたしが目覚めるまで待っててくれたんか?

 

 

 

「そうだったんや、すいません迷惑かけてしもうて…」

 

「いや、僕も悪かった、はやてだったか?お詫びとして翠屋での飲食代は僕が払っておいた。あと、フェイトから聞いたよ。バカホワイトが相変わらずのアホな事を言ったみたいだね」

 

「そ、そこまでしてもらうなんてえっと…クロノさんに悪いわ!わたしこそなんかお詫びせんと…そうや、なのはちゃん達は?」

 

「気にしなくても良い、あぁ、どうしてもって言うなら今度翠屋についてきてくれないか?なかなかこの艦を離れられないかあさ…艦長達からのお使いを良く頼まれるんだが、あの手の店に男一人で行くのはちょっと敷居が高くてね。さぁついてくるといい。なのはは今艦長室でこってり絞られているところさ、フェイトとアリシアもそこでのんびり待っている。そこで君の使っていた魔法のことも少し聞きたい、聞かせてもらえるか?」

 

「し…しれっと女の子とのデートの約束を取り付けるなんて…つ、罪作りな男やな。え、ええでそのくらい。あと…く、車椅子あるか?わたし、歩けんねん…」

 

「!?すまない…つらい事を言わせてしまって。あの時は急いでいたせいで、翠屋に置いてきてしまったみたいだ。……悪いがちょっとがまんしてくれよ?よっと」ヒョイ

 

「うわあああぁぁぁぁ!?!?な……なにすんねん!?!?」

 

「あまり暴れないでくれ、バランスを崩してしまう。ここから艦長室までは近い、車椅子を取ってくるよりこのほうが早いだろう」

 

「せやかて…なにもお姫様だっこせんでもえぇやん…」

 

「僕だって恥ずかしいんだ。すこしの間だけがまんしてくれ」

 

 

 

あああああかーーーーん!!!なんでクロノさんこんなに出来るイケメンになっとんのや!!よう考えると将来、富と地位と容姿のすべてがそろう超絶ヒーローやないやあぁぁ!!これがイケメンパゥワーか!?主人公補正か!?罪な男やで!!ええのか!奥さんおるのにお姫様抱っこでホイホイ連れてって!?わたしは子持ちやろうが誰やろうが惚れてまう女なんやでーーーー!!!そうや!こん時はまだエイミィとはなんもないんやったあぁぁ!!

 

 

惚れてまうやろーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えへへ…あかんでクロノさん、わたしたちまだ出会ったばかりやで…いやん、はやて困っちゃう!」

 

「おーい、はやてー。いい加減戻ってきてよー。この部屋、突っ込みどころがたくさんあるんだよぉ…」

 

「なーなー!銀河美少年ブラックフィールド!決め台詞やってくれよー!」

 

「断る。だいたい僕の職業は銀河美少年などではない、管理局の執務官だ」

 

「な…なのぉ…正座2時間は足がしびれるの…リンディさぁん、ごめんなさいなのぉ…」

 

「なのはさん?何度言ったらわかるんですか?嘱託魔道士としてまず人前で魔法魔法叫んではいけません!ちゃんとRaising Heartの言うこと聞いてますか?どうせ聞いてないんでしょう!まったくあの人と同じでしょうがないわね」

 

 

 

カコーン!

 

 

 

 

 

 

 

「そんなとこ…はずかしいわ…やん…せめて電気けしてぇなぁ…」

 

「もうこうなったら特殊兵装の出番だね…クロノー。リンディさんのお茶取ってー」

 

「何をするつもりだフェイト。ほら、間違っても飲み物じゃないからな、それ。はやてに飲ませるなよ?いいか、絶対に飲ませるなよ!」

 

「わかってるってクロノ、なのはじゃあるまいし。でも、さすがクロノだね」

 

「ん?何がさすがなんだ?」

 

「お約束をよくわかってるってこと。………騙して悪いがっ!はやて!一気!一気!」

 

「フェイトテスタロッサァァァ!!!!」

 

「ゴバァーーー!!!甘さと渋さと辛さと苦さと酸っぱさが混ざり合って地獄の協奏曲をぉぉ!!!口の中がダークマターに蹂躙されるうぅぅぅ!?ってなんでやぁぁぁ!!!」

 

「銀河美少女★はやて!颯爽生還!ズキューーン!さすが僕の最高の親友だ!あの兵器を前によみがえるなんて!キラーン」

 

「なのおぉぉぉぉ!ダークマターがぁ顔にいぃ!!目がぁ!!!ワタシノメガアァァァ!!!!足がぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

「ギャーギャーうるせぇぞ。おいクロノォ、たくさんの美少女に囲まれてやがって。両手に花ですかコノヤロー。しかも女の子抱えて医務室に連れ込んだんだってなぁ?オイオイ初めてが医務室とかガキのくせにレベルたけぇな、両手に花どころかシモのさくらんぼまで収穫されてたのか。どうせなら美女つれてこい美女、お前の誑しスキル使って。そして俺に紹介しろ」

 

「とっ父さ…副艦長!なんて品がない事を言うんですか!そして事実無根なこと言わないでください!あとせめてボサボサの頭もどうにかしてきてください!こんなに長い間どこに行ってたんですか!」

 

「誰の頭がクルクル性根から捻じ曲がった天パーだ!あそこだよ、駅前のパチン…トイレに篭ってたに決まってんだろ」

 

 

 

下ネタ自重しろやあぁぁぁ!!ダメ人間臭しかせえへんで!!

 




気がついたら6時間もパソコンの前で…

しかも会話文多すぎて予定の半分までしか行かなかった…


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第九話 あかんあかんあかぁん!!!!たっちゃうぅぅぅ!!!フラグがたっちゃううぅぅぅ!!!!

 

ここからはじまる私と魔法の物語。わたしらの目の前に現れたるはアホアホな強敵達。

正直それより最強の敵がおんねん、わたしはどうしてもあなたに伝えなあかんねん!

 

 

 

『だめやぁぁぁぁ!!わたしはだめなんやぁぁぁ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第九話 あかんあかんあかぁん!!!!

      たっちゃうぅぅぅ!!!

      フラグがたっちゃううぅぅぅ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…とりあえず副艦長は艦長の隣にでも座っていてください。はやて、さっそくで悪いが君の使っていたデバイスと魔法について教えてもらいたい。みたところデバイスのほうでエミュレートをかけたミッド・ベルカとも違う術式のようだったが」

 

 

「う、うん。かまわへんで。っていってもわたしも魔法つこうたんは初めてやったし…詳しいことは家族に聞かなわからへんけど…」

 

 

「へいへい、よっこいせ。オイ、クロノ。俺が買ってくるよう言ってた少年ジャンクはどうした。」

 

 

「お話魔王!今日こそ決着をつけてやる!訓練室で勝負だ!ドドドドド!」

 

 

「フッ、銀河美少女よ!そのジョジョ立ちでの挑戦受けて立つ!我が魔道神眼の前には貴様など塵芥に等しいことを改めて思い知らせてくれるわ!このなのはが!」ゴゴゴゴ

 

 

「はやてー、私たちは訓練室に行ってくるからねー?」

 

 

「あら、クライドさん。少年ジャンクはここにありますよ。あと、卵焼き作ってみたの。食べてもらえる?桃子さんに地球の料理を教えてもらったの」

 

 

「オイ、てめぇの料理は非殺傷設定切れてるか質量攻撃に当たるか未だに法廷で争ってるんだから、結婚するときに絶対に作んなって言っただろ、リンディ。また近所にばら撒いて古代遺物管理部 機動三課のお世話になる気か、何度目だボケェ。だいたい、てめえの料理のせいで俺の出世が遠のいたんじゃねえか」

 

 

「法廷で争われてるのはクライドさんの魔法です!私の料理は関係ありません!」

 

 

 

 

 

 

あかんフェイトちゃん!一人にせんといてぇ!!誰も味方がおらへん!そしてそこの天パー!なに少年ジャンク読んどんねん!パチンコ行っとったなら自分で買ってこいや!あとリンディさん!あんたの料理はロストロギア認定されとんのか!!!前にしょっぴかれとんかい!アホ二人はさっさと訓練室でも好きなとこに行けや!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まず、この夜天の書は古代ベルカで、ミッドチルダに対抗するために作られた『イタズラ用デバイス』ちゅう話で、何らかの原因で持ち主の手を離れたら新しい持ち主の下に転移するようなっとるらしいで。機能としては再生機能と魔法蒐集機能と転移機能、あと守護騎士システムが組み込まれとんのや」

 

 

「古代ベルカのデバイス…貴重な資料だな…、聖王協会からしてみれば喉から手が出るほど欲しがるだろう。魔法蒐集機能とは一体…?まさか強制的にリンカーコアから蒐集したりとかの傷害事件をおこしたりしてないだろうな?」

 

 

「それが…蒐集するためには持ち主が書を所持している状態で魔法を食らう必要があるらしくて…。しかもイタズラレベルの魔法とちゃうと蒐集せんくて…。わたしが使えんのはこの書に蒐集されとる601頁分のイタズラ魔法だけなんや…」

 

 

 

 

 

あかん、泣けてきた…なんでこんなポンコツデバイスが生まれてきてしもうたんや…。体張ってラーニングしても使える魔法がイタズラ魔法だけなんて、クロノさんに笑われてしまうで…

 

 

 

 

 

「………。その、なんだ…。まあ、事件を起こしていないなら所持していても問題ないだろう。元気を出してくれ、僕のS4Uを貸してあげるから、あとでちゃんとした魔法を使ってみるかい?」

 

 

 

 

その優しさに、全私が涙した。クロノさんの優しさ…プライスレス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あん?夜天の書がどうしてここにあんだ?」

 

 

「副艦長?ご存知なのですか?」

 

 

「昔、クロノが生まれる前だったか?俺のとこに空から降ってきて来たんだよ。守護騎士システムってのは知らなかったが、魔法が次元犯罪者をつかまえんのにスッゲー便利だったから使ってたんだけど、10年くらい前のどっかの任務ん時に虚数空間に落っことしちまった」

 

 

「こんな古代ベルカの貴重なデバイスを落っことさないでください!父さん!転移機能がなければ失われてたかも知れないんですよ!!!」

 

 

「んなこと言ったって、こけちまったもんはしゃあねえだろ。オイ、嬢ちゃん。その夜天の書、第594頁に俺のくらった『リンディちゃんの愛☆LOVEだぁくまたぁ。~私の想いよクライドさんへ届け!!管理局のクライドさんへ届け!~』って便利な魔法が入ってっぞ。発射された料理がターゲットに自動追尾して口に入り、確実に行動不能になる」

 

 

「もう!クライドさん!出世できないのはその魔法のせいじゃないですか!!だいたいなんですか!私のダークマターって!!」

 

 

「俺が知るか。勝手に魔法として蒐集されたんだよ」

 

 

「そんな法廷で争われとる魔法なんか使えるかあぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

あんたがコケて夜天の書を虚数空間におっことしたアホかぁぁぁ!!!そしてそんな恥ずかしく危険な魔法!使えるかぁぁぁ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず話は終わったから訓練室に行こうか。翠屋から車椅子を取ってくるから少し待っていてくれ。先にS4Uを預けておく、すこし父さんたちから使い方をレクチャーしてもらうと良い」

 

 

「そうや、クロノさん。S4Uってなんなん?」

 

 

「S4Uて言うのは、父さんと母さんが僕にくれた杖型ストレージデバイスで読み方は『Song・For・You(ソング・フォー・ユー)』。いつか僕も誰かの為に、愛の歌を贈れるようにってさ」

 

 

 

 

 

Song for you…貴方に歌を…か。それをわたしに預けるって………うわあああああ!!!!クロノさん全力でわたしを攻略にかかっとるんかあぁぁぁ!!!! 堕ちちゃうぅぅぅ!!!わたし、クロノさんに墜とされちゃうううぅぅぅ!!!

 

 

 

 

 

 

「「ピコーン。息子が孫フラグを立てました」」

 





クロノ君…無意識のうちに全力ではやてちゃんを攻略にとりかかってます。


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第十話 「僕は…僕は、彼女達を止めたい。止めなきゃならないんだ!S4U!!僕に力を貸せー!!!この、分からず屋ぁーっ!!」

 

 

 

ここからはじまる私と魔法の物語。わたしらの目の前に現れたるはアホアホな強敵達。

アホとアホがアシンメトリカルドッキングしとる…わたしはどうしてもお前らに言わなあかんねん!

 

 

『なぜや!なぜお前らがここにおる!答えろぉぉぉぉ!!!』

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十話 「僕は…僕は、彼女達を止めたい。止めなきゃならないんだ!

       S4U!!僕に力を貸せー!!!この、分からず屋ぁーっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうだいはやて、魔法は使えそうか?」

 

 

「う、うん、バリアジャケットの展開とシューター1個作るくらいならなんとか出来そうや…それにしても、このデバイスもろうてよかったんかな…」

 

 

「そうか、それは良かった。ベルカ式の魔法にしか適正がないかもしれないと思ったからね。父さんと母さんがくれたんなら素直に貰っておけば良い、個人所有のデバイスなら誰に渡しても問題ないからね、名称はなんて言うんだい?」

 

 

「あいあむF4U、はろー」

 

 

「なんでもクライドさんとリンディさんの好きな歌を元にしたS4Uと対になる名前らしいで?正式名称『Flower・For・You(フラワー・フォー・ユー)』で、S4Uと一緒に作られたインテリジェント型らしいで?なんでもクロノさんに渡すつもりやったらしいんやけど…」

 

 

「あぁ、僕がストレージデバイスの方がいいといったせいだろう。それにしても発音が…」

 

 

「あろんぐろんぐたいむあごー、いんざぎゃらくしー。ふぁーふぁーあうぇーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

あかん、なんやこの両親からの支援体制…リンディさん、孫の名前はなんにしようかしらとか勝手に言わんといてください。エイミィやのうてなんでわたしに渡すんか?あとクライドさん、クロノがあそこまで落としにかかるのは初めてみたとか意外と満更じゃなさそうだとか期待させること言わんといてください…。それにしても対になるねぇ…Flower for you, Song for me.とか…あのふたり意外にロマンチストやな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが訓練室だ、シールドを突破するほどのアホみたいな威力の魔法さえ使わなければ安心だから思いっきりやってくれていい」

 

「へぇ…みんなこの部屋ん中におるんy「おりゃあああああ!!!!」なんやこの状況…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「くらええぇぇぇ!!お話魔王おぉぉぉぉ!!!バッキューン!超ッ!ホワイトスター!キラン!カッコいいビィィィィムッッッッッツ!!!!」バシューーーー!!!

 

 

「真っ向勝負うぅぅぅぅ!!!ギャラクシーシューティングブラスター!!!スローイングスピアフォームッ!!!「No!Master!No!!!!」いいから黙って変形するのおぉぉぉ!!!「……All right.ガシュン!」ここが貴様の終焉だあぁぁぁ!!!銀河美少女ホワイトスターを!軽く!ブッ壊せぇぇ!!!全!力!全!壊!ギャラクシーガール!ホワイトスターライトッ!ブレイカァァァァ!!!プロキシミティィィィエディショォォォン!!!投ッ擲ィィィィ!!!!!」ゴォォォォ!!!

「Noooooo!!!!Oh my god!Oh my god!Oh my god!!!Noooooo!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「テスタロッサァァァ!!!拙者ッこんなに胸が躍るのは生まれて初めてでござるよおぉぉぉ!!!レヴァンティン!!!カートリッジッ!ロォォォォドッ!!!「Ja!ガガガシューン!」夜天御剣流ッッッツ!!!九頭龍!!一!セェェェェン!!!!!」ガガガガガガガガガッ!!!

 

 

「さすがシグナムッ!!どんなになっても最高だよ!!!バルディィィッシュ!!!「Yes Sir!!ガガガシューン!!」ライオットザンバァァァ!!!!カラミティイイイイ!!!!」ガッキィィィィン!!!

 

 

 

 

 

 

 

「フンッ!フンッ!ハアァァァァ!!!筋!肉!全!開!」バババッ

 

「ああ、やっぱりいい筋肉だよ!アンタ!!さすがあたしの彼氏だよぉぉぉ!!!」ベタベタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待てえぇぇぇぇ!!!ニート侍!!!ガチムチ!!!どっから出てきたてめぇらああああ!!!いろいろあり過ぎて突っ込みきれんわああああ!!!超☆カッコいいビーム出すなあぁぁ!!!レイジングハート投げんなやあぁぁぁ!!!夜天御剣流ってなんやぁぁぁ!!!それはスカリエッティぶっ飛ばすやつうぅぅぅ!!!筋肉全開ってなんやああああ!!!お前ら付き合っとんかぁぁぁい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ストップだアアァァァァァ!!!!ここでの大規模魔法の使用は禁止されているって言っただろオォォォォォ!!!!S4U!!!!スティンガアァァァアブレェェドッ!エクセキューショナー!シフトォォォォォォ!!!!!少しッ!頭ッ!冷やそうかァァァァァァァ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「みぎゃあぁぁぁぁ(なのぉぉぉぉ)(ござぁぁぁぁ)!!!!」」」」

 

 




「もう!へたれだなんて!言わせないッ!僕がッ!執務官だ!!!」


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第十一話 「ふふふ、はやて。私はね…人間じゃないんだよ」 フェイトちゃんェ…

 

 

 

 

 

 

ここからはじまる私と魔法の物語。わたしらの目の前に現れたるはアホアホな強敵達。

特にそこの中二病!…どうしてもアンタにコレだけは言わなあかんとや!

 

 

『さすがなのはちゃん…わたしらにできへんことをやってくれる…そこに痺れも憧れもせんけどな…』

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十一話 「ふふふ、はやて。私はね…人間じゃないんだよ」

       フェイトちゃんェ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ううううーーー、今や!ラピットシューター!」ポシュ

 

 

「すごいじゃないか!一度目で魔法を発動させるなんて!」

 

 

「はやて凄いよ!私も初めてリニスに魔法習ったときは不発だったんだよ!」

 

 

「そんな褒めんといてや、へろへろのシューターが一個できただけやで?」

 

 

「いや、誇っても良い。ベルカ式の使い手がミッド式の魔法を使うなんて至難の技だ」

 

 

「ふんっ、そんな子狸のへっぽこ魔法など我が魔道の前にはゴミ同然よ!ふはははははは!」

 

 

「はい、アンタは黙っとこうな?第594頁蒐集魔法発動、『リンディちゃんの愛☆LOVEだぁくまたぁ。~私の想いよクライドさんへ届け!!管理局のクライドさんへ届け!~』」

 

 

「なのおぉぉぉぉ!聞くからにヤバそうな魔法がぁぁ!!フ、フラッシュムーヴ!回避できないの!?プ、プロテクション!コレで安心なの「パリーン」そんな!プロテクションがやぶらガボッ!」

 

 

「おお、ホンマに一撃必中や…なのはちゃんの目と口からビーム出とる…」

 

 

「なのぉぉぉぉぉぉぉ!!!マーーズーーイーーぞーー!!!」

 

 

「お話魔王があんな簡単にやられるなんて…ガビーン!」

 

 

「おお、前の主がよく使用していた魔法にござるな。アレは書の中からみてよく笑っていたでござる。今回はハンバーグのようにござるな」

 

 

「あのスピード…真ソニックフォームで回避できる?「No, sir…」だよね…はやてー、その魔法私には絶対に使わないでねー?」

 

 

「母さんェ……」

 

 

 

 

 

 

 

おお、クライドさんが便利っちゅうとった訳がわかったわ。なのはちゃんのプロテクションぶち破ってフェイトちゃんですら回避不可能な魔法とか無敵やろ…あと、あれハンバーグなんか!?わたしには紫色のオーラを纏った暗黒物質にしか見えへんかったで?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、フェイトちゃん。何でここにシグナムとザフィーラがおんねん?」

 

 

「アルフが彼氏が出来たから紹介したいって連れてきたの、シグナムはここに来る途中で会ったみたい。それにしても、シグナムもザフィーラも何か変になってるみたいだね」

 

 

「分かってくれるかフェイトちゃん、シグナムはまだマシやねん。相変わらずのバトルマニアやけど…問題はアホのザフィーラとむっつりヴィータ、あとバーニングリインや。特に前者2人は手がつけられへん」

 

 

「あはは、はやても苦労してるみたいだね?ところで、はやてはどうやって過去に戻ってきたの?私はティアナと執務官の任務中に確保したロストロギアが暴走して、気が付いたらコピー機の前でぼーっとしてるのを母さんに見つけてもらったんだけど…」

 

 

「ちょいまてやフェイトちゃん。自分がおかしな事口走っとることに気ぃついとるか?気になっとったんやけどなんやねん。コピー機って。プロジェクトFATEはどうしたんや?」

 

 

「えっとね…私もよく分からないんだけど。私がこっちに来る前からアリシアはよみがえってたみたい。あの…マテリアルみたいになって…。私は5年くらい前かな?母さんの作った、研究材料を増殖させるコピー機から生まれたの…アリシアがイタズラで…自分のパンツをコピーしたから…」

 

 

「………………」

 

 

「聞いてる!?はやて!パンツだよ!?よりによってアリシアのパンツから生まれたんだよ!?なんなの!ついに人間ですらないよ!?どうゆうことなの!?ねえ、はやて!教えてよ!母さんは何も答えてくれないんだ!」

 

 

「お、落ち着いてぇなフェイトちゃん。そんなことわたしにきかれても答えられへんて。だからガクガクさせんといてやぁぁぁぁ」

 

 

「うぅ…酷い目にあったの…ふぅ。ときに雷光の死神に狸の王よ、貴様らも未来がわかるのか?ふむ、我は娘ヴィヴィオとウェンディとともにスカさんごっこをしてる最中に次元震に巻き込まれたのだが…」

 

 

「狸の王と申したか!?もう1セット逝っとくか!?まぁとりあえず、スカさんごっこってなんや?なんでその微妙なメンツで行ったかも、小一時間問い詰めたいで?」

 

 

「ぴぃぃ!!…スカさんごっこってのは、白衣を着てスカさんになりきってハッハッハッハッハ!しながら地上本部を練り歩くの。その間に局員に捕まったら罰ゲームなの」

 

 

「鬼畜だね、なのは。それじゃあ余計に海と陸の確執が深まるばかりだよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、フェイトちゃん。こんななのはちゃんと出会ったときはどうだったん?いきなりスターライトブレイカーとか撃たれんかったか?お話しようよとか言いながら」

 

 

「いや、私は撃たれなかったんだけど…大きな子猫に対して『リリ狩る!真剣狩る!首を刈る!』って叫びながらブラスタービット出してエクセリオンバスターA.C.S.打ち込んでた」

 

 

「き…鬼畜過ぎやボケェ!」

 




おまたせしました!最新話になります!


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第十二話 こうなってもうたらもう、スカリエッティが…ポカリスウェットになっとってもおかしくないで?「「いや、はやて。それはおかしい」」

 

 

 

 

 

 

ここからはじまる私と魔法の物語。わたしらの目の前に現れたるはアホアホな強敵達。

それより先のことどうなるんやろ…どうしても気になってしまうで…

 

 

『このままやと機動六課どうなるんやろ…』『『えっ?』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十二話 こうなってもうたらもう、スカリエッティが…

      ポカリスウェットになっとってもおかしくないで?

      「「いや、はやて。それはおかしい」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とどのつまり、フェイトちゃんは正史よりロストロギアの暴走によって過去に戻った、もしかしたらティアナも巻き込まれとるかもしれん。なのはちゃんについては次元震によってこの世界に来たと、次元漂流者になったかと思えどそこは過去の自分の世界に似とるけど違う世界やったちゅう訳やな。わたしは…仮に観測世界としとくわ、そこにおった同位体的存在『矢上 疾風』から『八神 はやて』になってもうた…と。うわー見事にバラッバラやな」

 

 

「うむ、我が世界には『高町 美由紀』などというヘッポコな姉など存在しておらぬ。それに…アレだ…『クロノ・ハラオウン』はアレの父と同じ性格の女であった。ちなみに我が世界からはヴィヴィオとウェンディが巻き込まれている可能性がある」

 

 

「ティアナ…大丈夫かな…。こんなアホばっかりの世界で一人で…。泣いてないかな?」

 

 

「それについてはなんとも言えへん…あの真面目な性格やから絶望しとらんならええんやけど…。わたしの世界にも一人知り合いに心配な人がおる、わたしの友人でな『中島 元也』さん言うねん。名前が同じなだけで歳はわたしの3つ上やったんやけど…ここまで来たらゲンヤさんになっとる可能性は捨てきれんわ…」

 

 

 

 

 

 

「「「………………。不安や(だよ)(なの)」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ戻らんとあかん時間やな。シグナム、ザフィーラ、帰るでー。シャマルが夕飯作って待っとるで?」

 

 

「そうでござるな、あまりヴィータを放置しておくととんでもない事態になってそうでござる…家の中に入れないほどの同人誌の山が出来ているかもしれないでござるよ」

 

 

「そういえばシャマルが、フンッ!今日の、フンッ!夕飯は魚、ハァァァ!料理にすると、フォオオオ…言っていたな。アルフ、ではまた明日」

 

 

「明日は駅前に午後1時待ち合わせ!新しく近くにジムが出来たんだ、そこにデートとしゃれ込もうよ」

 

 

「えー、もう帰っちゃうのかよー、もうちょっと遊ぼうよー。フェイトもそう思うだろー?」

 

 

「えっと…ダメだよアリシア。はやてに迷惑がかかるよ。それに母さんがご馳走作って待ってるんだよ?今日はもう帰らないと」

 

 

「なのおぉぉ…もうこんな時間なの!早く帰らないとお母さんに心配かけちゃうの!私も帰るの!」

 

 

 

 

 

しもうた!あのヴィータを放置して来てしもうた!もしかしたら家が爆発しとるかもしれへん!何を起こすかわからへんのがウチのヴィータや!ってかなのはちゃんって中二病状態になっとらん時はやっぱりいつも通りのしゃべり方なんやな。普通にしゃべれるんなら中二病やめればええのに…やめられへん止まらへんから中二病感染率が高いんか?怖いわ中二病…わたしも4年後くらいに気をつけておかんと…中二病に感染する前に死んどるから感染するかもしれへん…

 

 

 

 

 

 

 

「アリシア、わたしは普段ひまやから、いつでも家に遊びに来たらええ。ほれ、バルフィニカスにわたしの住所送っといたで、それで来れるやろ?楽しみに待っとるで!」

 

 

「うん!絶対に行く!!チャキーン!わーい、ママァ!!!友達にお呼ばれしたぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

アリシア、いくら嬉しいからってここで叫ばんでも…家におるプレシアさんには届かへんd……「良くやったわー!!!アリシアーーー!!!」どうして届いたぁぁ!?なんや今の!『母の歓喜の叫びO.J.T』かあぁ!?次元跳躍魔法の一つかぁぁぁ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほな、わたしらは帰るなクロノさん。今日はとっても楽しかったで!」

 

 

「それは良かった。F4Uに僕の連絡先を送っておいた。魔法の練習がしたくなったらいつでも連絡してくれ。なかなか艦を離れることは出来ないが、迎えに行くことぐらいはできそうだから。ああそうだ……はやて。日曜日は何か予定はあるか…?」

 

 

「? 特に何もあらへんけど…なんかあるんか?」

 

 

「フッ、それはちょうど良かった。午後1時に迎えに行くから家で待っていて欲しい」

 

 

「なんや、クロノさん。答えになってへんで?」

 

 

 

 

 

なんやろ?聖王教会がらみが?それにしては連絡したようには見えへんかったし、対応が早すぎる気がするんやけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「約束しただろう、翠屋にデートのお誘いだよ、少し色々な場所をまわってからね。その時はとびきりのプレゼントをしようと思う。楽しみに待っていてくれ。じゃあ僕は仕事に戻る。また日曜に…楽しみにしている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ…………!!」

 

 

「「「「「キャアアアア!!デートのお誘い(なの)(でござる)!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「うう…クロノ…、ホロリ。息子が嫁フラグの為に全力を出すようです」」

 




とりあえずストライカーズまでを視野にいれているのだが…



「空白期なんも思いつかへん!」


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第十(悲)惨話  幕間 そのころのヴィータちゃん

 

 

 

今ここに!ヴィータちゃんの非常に残念な物語がはじまる。

 

 

『ハ、ハヤテェェェ!?!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十(悲)惨話  幕間 そのころのヴィータちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィータちゃん?ちょっとリインと一緒にお買い物に行くけど、一緒に来る?」

 

 

「えー、ヤダ。家でゲームしてるほうが百倍マシ。買い物行くならアイス買って来てー、バーゲンだっちゅのイチゴ味ー」

 

 

「ふむ、なぜそんなに外に出るのが嫌なのだ?ここは魔法も危険も何もない平和な国だというのに」

 

 

「パソコンの中のほうがよっぽど楽しい。二次元の住人にアタシはなる!」

 

 

「しかたないわ、リイン。行きましょ?今日はお魚にする予定なの。商店街で良いお魚ないか一緒に見てもらえるかしら?」

 

 

「うむ、構わん。魚といえば刺身なるものがあると商店街の魚屋の主に聞いたことがある。何でも生魚を食べるそうだ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふっふっふ!さっさと出て行けー!アタシにはしなきゃならねぇ事があるんだよ!この時を…この時を待っていたぁぁぁぁ!!!

 

 

 

 

「うへへへへ。誰もいなくなったー!コレでハヤテに取り上げられたアタシの18禁同人誌を回収できる!ふへへへへ~」

 

 

 

 

待ってろ!アタシの同人誌!!今すぐ取り返してやる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえずハヤテの部屋に来たは良いものの、どこに隠したんだーハヤテ?とりあえず…ベッドの下から確認だぁぁ!へっへっへ!アイゼン!よっと……ゴソゴソ……やっぱり何かあるぞ!アイゼンに引っかかって出てきたらいいなー」

 

 

 

 

こういうベッドの下にはえっちぃ本が隠してあるはずなんだ!あんな物凄いおっぱいマニアのハヤテが一冊や二冊持ってない訳がない!そうに決まってる!今こそその時だアイゼン!ハヤテに今までの仕返しをしてやる時がきたんだ!ラテーケンハンマー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何だコレエェェェェェ!!!!ガビガビになった水風船みたいなヤツウウウウウ!!!!これってアレだよな!?アレなんだよな!?なんでこんなとこにぃぃぃ!!」

 

 

「ハッ…もしかして………(ヴィータちゃんのイ・ケ・ナ・イ・妄想♪)……大人だよぉ…ハヤテェ…まさか…あんなことやこんなことも…経験済みだなんて………」

 

 

 

 

ハ…ハヤテ…アタシの予想の斜め上をバレルロールしてカッ飛んでいった…無理だよ…アイゼン…アタシがハヤテに敵うはずがなかったんだよぉ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハッ!?気が付いたら1時間もぼーっとしてた!今のうちに同人誌回収しないと…コレは…ハヤテの机の上にそっと置いておこう…」

 

 

 

 

うん。アタシは何も見なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次はやっぱり本棚だ!この本棚の後ろとか…おりゃあ!お!やっぱり何か落ちてるぞ!これは…本だ!ちょっと遠くてわからねぇけど…よぉぉいっしょっと!」

 

 

 

へっへっへ!コレでハヤテの趣味をみんなの前でブチまけてやる!アタシの同人誌を奪った罰だ!かなり埃被ってるなこれ…さてさてどんな本がハヤテの趣味なの…か……

 

 

 

 

「うぎゃああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「む…無修正…の…ハードポルノだ…うわー……」

 

 

 

 

ハヤテ!マジハヤテ!アタシなんか子供じゃねぇかよ…うわー、こんな風なんだ…うわーうわー……

 

 

 

 

「これ。もって帰ろ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気を取り直して最後は庭にある納屋の中だ!へっへっへ!ここが一番アヤシイところだぜ!いざ!戦場に逝かん!ハヤテの秘密を大暴露なのだぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「意外と色々入ってるんだな…よっと、ん。扇風機の空箱に…1mケピィちゃん人形…スワンボートに…スワンボート!?なんでこんなとこにあるんだよ!何に使うんだよ!?あと、乗馬用ムチ…まったく意味がわかんねぇ……ん?なんだこのリュックサック…コレだけ結構新しいぞ?」

 

 

 

最後に当たりを引いたみたいだな!クックック…ハッハッハッハッハ!!!ハヤテ!残念だったな!アタシの騎士としての勘の前ではハヤテの秘密ももはや風前の灯だぜ!

 

 

 

「ハヤテの部屋にブチまけてやる!帰ってきたときのハヤテの顔が目に浮かぶぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぴぎゃああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「縄にロウソク…納屋にはムチ……ハ…ハヤテェ……大人すぎるよぉ…え…SMだなんて…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー。ヴィータちゃん、いい子にしてた?ちょうどはやてちゃん達と一緒に帰ってきたの。今からすぐに夕飯作るから待っててね?」

 

 

「う、うん。おかえり、ハヤテ…」

 

 

「ヴィータどうしたんや?調子悪いんか?わたしはちょっと部屋に戻って着替えてくるわ。シグナムー手伝ってや?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたのだ?ヴィータ。何かあったのか?家を出る前と様子が違いすぎるぞ?」

 

 

「いや、ちょっと……」

 

 

 

 

 

 

 

「なんやコレ!?なん…本棚が動い……や?」

 

 

「……て殿、この……ソクと、縄…一体なん……ござるか?」

 

 

「ん?なんで…屋に置い……避難用……ックがここに…ねん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アタシも少し大人になっただけさ…」

 

 

「いったいなんのことなのだ?」

 

 

「フンッ!フンッ!ぴたんこ張ったらズッコンピー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィイイイイイイタアアアアアア!!!!!貴ッ様アァァァァ!!!!!」

 

 





ちょろっと書き上げたその頃の「ヴィータちゃん」でした。



ちなみにヴィータちゃんが見つけた前の二つについては、はやては知りませんでした。足が悪かったので。


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第十四話 幕間2 ~はやての日記 もう、わたしは無理や~より

 

 

 

 

ちょっと今までわたしの周りに出て来た人のせいりでもしとこうか。

正史とかけ離れとるから混乱してしまうで。

 

 

『魔窟海鳴のカオス具合がようわかるわ…』

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十四話 幕間2 ~はやての日記 もう、わたしは無理や~より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日から待ちに待った『魔法少女リリカルなのは』が始まるで!この五年間寂しかったわー。でも明日からはちがうで!わたしは文字通り生まれ変わったんや!でも…なんですずかちゃんは図書館におらへんかったんやろ…

 

 

 

 

 

 

あかん。昨日の日記みよると涙が止まらへん…わたし、なんか悪いことしたんかな…涙が…ほとばしる…

 

 

 

 

 

 

 

『シグナム』種族…ニート侍

 

バトルマニアなんは変わっとらんけど、見た目はまんま流浪人やな…。夜天御剣流っちゅうパチモン臭い剣術の使い手で、私の周りでは『比較的』マトモな人物やな。恭也さんとは殺し愛をする仲やで。得意技を聞いたら龍槌一閃って答え取ったけど…魔力使わずに大木を叩き切ったのを見て、やっぱり思うた…人やない。

 

 

 

『シャマル』種族…ありえへん料理

 

ただの天然さんや、凄くマトモやで!腹黒やなくてホンマ助かったで。ブレーキが付いとらんわたしの家族の唯一のストッパーや。ほんまいつも感謝しとるで。料理も見た目がカオスなくらいで味はメガ美味や!たまに塩と砂糖を間違えとるけど…。最近はプレシアさんと桃子さんとリンディさんとママ友?会をしとるみたいや

 

 

 

『ヴィータ』種族…むっつり娘

 

わたしの頭痛のタネや…。ゲートボールどころか家から一歩も出えへん。PCイジるのが好きみたいでサブカルチャーにドはまりしよんねん…ヴィータの部屋は同人誌で溢れかえっとる…。あと、ヴィータから没収した18禁同人誌は今朝の資源ゴミに一直線や。捨てるのもあまりに恥ずかしすぎて、狼になったザフィーラに出しに行ってもろうたで…

 

 

 

『ザフィーラ』種族…アホガチムチ

 

人の話の途中に平然と割って入って場を引っかき乱す生粋のKYや。好きな言葉が筋肉とか言っとった通り、体を鍛えるのが趣味や。行動は意味不明の一言で分かってもらえると思うけど、コメコメ波を撃とうとしたり格ゲーの技を練習したり…CMのマネをしたりしよる。一つ気になんのは、魔力も使わずになんでキャンセル技や空中ダッシュ出来んねん!物理法則に真っ向から喧嘩売っとんか!?あと、リア充や。爆発しろ。

 

 

 

『リインフォース』種族…バーニング小娘

 

リインも『比較的』マトモな人物の一人や。ただ、ニタニタ動画が好きみたいでバーニング修像の大ファンみたいや。一日3時間バーニング動画で燃えとるみたいやけど…うっさいわ!ちなみに昨日は一日中教祖様ダンスしよったで。「るー!!」ってな、非常に動きがキモかった。もはやただのニタ厨や!

 

 

 

 

「あはは…わたしの家族終わっとる…もう、ゴールしてええよね…」

 

 

 

 

「ギル・グラハム」グラハムさんや!

 

正史どおりに進んどると思っとった思い込みから激しい衝撃を受けた人や、なんてことない。ただのフラッグファイターや。ジャンボジェット言っとったけど…変形とかせんやろな?グラハムスペシャルとか変態機動しとる可能性はある!絶対!日米国際線のエースパイロットやで。ほんまにこの人がおらんと世界が回らんな。

 

 

 

『高町 士郎』士郎さん、なのはちゃんのお父さんや

 

見た目が高校生ぐらいにしか見えへん以外は非常にマトモな人や。この魔窟海鳴の良心的存在で、シグナムのかよっとる道場の主や。包容力のあるステキな男性や。非常に悲しいことに、普段は翠屋からほとんど外に出てこん…エンカウント率が非常に低い…伝説のポケモンみたいな人や

 

 

 

『プレシア・テスタロッサ』プレシアさんやな

 

アリシアがおることで狂気に走らんかったみたいや。フェイトちゃんとアリシアを溺愛しとるみたいでどこからともなく声が聞こえてくるときがあるで、きっとこの人には次元なんてものは最初からなかったんやな。ただ、たまに見え隠れする正史通りの狂気が怖いで…フェイトちゃんからの着信音とか…

 

 

 

『アリシア・テスタロッサ』自称、わたしの最高の親友「シャキーン!」

 

ん!?なんで効果音入った!?もう、どこから触れてええやら…訳のわからん効果音に然り、復活の理由しかり、レヴィ化しとることに然り、フェイトちゃんの生まれた理由に然り…。まぁ見たとおりのアホの娘やけど、とってもええ子やで!一応、自称やのうてホンマにわたしの親友やで。そんなこと恥ずかしくてアリシアには言えへんけどな。初めての友達やし…もっと一緒に遊びに行きたいとおもっとるd「ママァァァ!!!今、はやてが親友だって日記に書いてくれたぁぁぁぁ!!!」なんでわかるんやあぁぁぁ!!!お前の叫びも次元を超えるんk「よくやったわーー!!!アリシアーーー!!!」もうええわ…

 

 

 

「今日はこの辺にしとこ…最後の意味分からん事態にわたしのSAN値が直葬や…。ん?なんやこの机の上に置いとるピンクの塊…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぎゃああああああああ!!!!!何やコレェェェェ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィイイイイイタアアアアアア!!!!貴ッ様アアアアアアアア!!!!!」

 

 

「ゲェエエ!!!!関羽!!!!」

 

 

「最後に一言だけ聞いてやる。ナニヲシタ?」

 

 

「ふふふ、アタシ。この戦い終わったら、見つけたエロ本、熟読するんだ…」

 

 

「小便はすませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?さあ…全!力!全!壊!でOHANASHIしようかァァァァァ!」

 

 

「もう。怖いものなんてない。この世のすべてを部屋に置いてきた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「ヴィータのヤツ…無茶しやがって…」」」

 




今日は帰宅が遅かった…すまない。


明日は汚い忍者の話を上げます。


「たまに活動報告も上げてくで。もしよかったら見たってや!」


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第十五話 「こうなったら…忍法!お色気の術!」ウホッ、ええ乳や。揉んでええか?

 

 

 

 

 

 

 

衝撃とともに始まった私の魔道物語。

目の前に現れたるは、史上最強の女の敵!ここは一致団結、みんなで戦うんや!

 

 

『汚い!さすが忍者汚い!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十五話 「こうなったら…忍法!お色気の術!」

      ウホッ、ええ乳や。揉んでええか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あかん、はよ着替えんとクロノさん来てしまうで!うぅ…なかなか決まらへん…もうすぐ夏やしな…そろそろ軽く露出度高めのカッコの方がええんかなぁ…」

 

 

 

 

その方がクロノさんも意識してくれるかもしれへん…おお!乙女しよるなわたし!そうや!初デートに気合入って何が悪いんか!?命短し恋せよ乙女や!

 

 

 

 

「いっそのこと…この勝負下着で…クロノさんを悩殺…ゴクリ…」

 

 

「ハァ…ハァ…黒のレースの下着と…背伸びする少女…イイ!」

 

 

 

 

 

!?!? なんか変な言葉聞こえたで!?気のせいか…?

 

 

 

 

 

「と…とりあえず…この下着を…」

 

 

「おふ!エロティシズム溢れる下着少女ktkr!使用済おぱんちゅゲットだぜ!」

 

 

「だっ…誰や!?」

 

 

 

 

気のせいやない!見えへんけど、誰かおる!なんや!誰や!わたしのエロスを見てええのはクロノさんだけやで!?あとわたしのパンツ返せや!

 

 

 

 

「しまった!興奮しすぎて息が殺せなかった!………ファファファ。よくぞ気が付いた!トウッ!」

 

 

「に…忍者!?なんで忍者がわたしの家におんねん!思いっきり叫んどったやないか!こっちみんな!えっち!」

 

 

「ブフォ!えっちいただきましたー!結界展開!Ninnjaタイムはいりまーすwww」

 

 

 

「ひっ…こっちくんな!手ぇワキワキさせんな!ばか!えっち!へんたい!誰かー!シグナムー!ヴィータァー!」

 

 

「無駄ナリよwwwこの結界は特製の結界だから破れるものはほとんどいないアルヨーwww」

 

 

「あ…ああ…やや!こっちこんでぇな…」

 

 

「まずは…手始めに…ぱいたーっちwww吾輩の揉みポの餌食でごっざるーwww」

 

 

「やぁや!やぁや!ひっく…ばか!ばか!」バシッバシッ!

 

 

「ありがとうございます!ありがとうございます!www我々の業界ではご褒美ですwww少女のビンタ、気持ちE-!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャマル!結界の解除はまだでござるか!飛龍一閃!クソッ!声だけ聞こえるとは非常に悪趣味な結界でござる!いざとなったら家ごと結界を叩き切る!」

 

 

「ハヤテー!ハヤテー!シャマル!早くしないとハヤテが!ハヤテが!」

 

 

「だめ!こんな複雑なミッド式結界見たことないわ!あと3分はかかる!はしって!クラールヴィント!」

 

 

「筋!肉!全!開!バリアブレェェイク!!クソッ!これでもダメか!ハァァ!テオアー!!」

 

 

「諦めるな!ここで諦めてなんの守護騎士か!その血をもって染め上げよ!ブラッディーダガー!!」

 

 

「いったいなんの騒ぎだ!!どうしたんだ!?」

 

 

「「「「「クロノ(殿)(アニキ)(婿殿)!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「!! この結界は…まさかヤツか!?僕に任せてくれ!!S4U!量子化転送開始!強襲用特殊近接仕様!」

 

 

 

 

【SystemBootup.TRANS-Assault.Mode.】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃げてばかりじゃダメナリよ、フヒヒwww忍法!亀甲縛りの術www裸に荒縄…ハナヂブーwww!ロリコンには刺激が、つ・よ・す・ぎ・るwwwみ・な・ぎ・っ・て・キターwww」

 

 

「あぅ…う、動けへん……」

 

 

 

 

あかん!もうダメや…わたしはこんな汚いニンジャに犯されてしまうんか…汚されてしまうんか…ごめんなクロノさん…わたし…ほんとは…クロノさんのこと…

 

 

 

 

「うぅ…えぐっ…うわーん!クロノさーん!たすけてー!」

 

 

「残・念・で・すたー☆www初ピンポンいっただっきまー「そこまでだあああああ!!!!」ナ、ナンダッテー!」

 

 

「指一本触れさせてたまるかぁぁぁ!!!はやては、僕が守って見せる!」

 

 

「貴様は…クロノ・ハラオウン!なぜここがわかったああぁぁ!!クッ…忍法!」

 

 

「無駄だッ!ここはッ、僕の距離だ!ウオオォォォォォ!!ライザァァーソォードッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「ク…クロノさん…ど、どうやってここに…」

 

 

「はやて!大丈夫か!?今度は逃がさないぞ!S級広域次元犯罪者!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ユーノ・スクライア!!!!」

 





ユーノェ…どうしてこうなった…?構想段階ではここまでひどいキャラではなかったはずなのに…まさに「どうしてこうなった」


TRANS-AMのAは実際はANGELのAだと思う。TRANS-ANGEL.MODE.(天使を超えた形態)的な?…異論は認める。


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第十六話 「ミッドチルダninnjaなんばーワンwww」許さへん…絶対にや!!!

 

 

 

 

 

 

 

衝撃とともに始まった私の魔道物語。

目の前に現れたるは、史上最強の女の敵!ここは一致団結、みんなで戦うんや!

 

『みせてもらおうか、管理局執務官の性能とやらをwww』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十六話 「ミッドチルダninnjaなんばーワンwww」

       許さへん…絶対にや!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぜここにいる…宿敵、クロノ・ハラオウン。この間まで第57管理世界にいたはずの貴様が…なぜここにいる!…木の葉隠れ~おぱんちゅの舞~で確かに巻いたはずwww」

 

 

「誰があんな変態忍術くらうか!?舞と巻いたをかけて上手い事言ったつもりか!?ここに用事があっただけだが、丁度いい。今日こそ貴様を捕まえてやる。それが僕の執務官としての仕事…いや、はやてを襲った報いとして、だ!!」

 

 

「この第97管理外世界に執務官が来ているとは予想外ナリよ。ここは一度引かせてもらうwwwだが!この星の魔法少女のおぱんちゅをコンプリートするまでは!死んでも死にきれんwww死んでも神様転生か?wktkwktk!」

 

 

「この次元変質者がぁぁぁ!逃がすかッ!スナイプショット!アクセル!」

 

 

「ちゃきーん。ユーノは『次元変質者』の称号を得たwwwうはおk把握www少女よ!今度はその装備したスケスケおぱんちゅ頂きに参るwwwばいびーむ☆」ドロン

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソッ!逃がしたか!はやて、大丈夫だt「ヒシッ」うわっ」

 

 

「うぅ…えっぐ…クロノさん…わたし…わたし…」

 

 

「……すまない、遅くなって…」

 

 

「ううん、クロノさんはちゃんと助けてくれたで…わたし、もうダメかと…ひっく…」ピトッ

 

 

「は、はやて!?離れてくれ!服を!何か着てくれ!」

 

 

「いやや!離れんで!クロノさんになら見られてもええもん!」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「無事か!!!主はやt……………」」」」」

 

 

 

 

 

 

「あらあら、はやてちゃん…クロノさん押し倒しちゃって…」

 

 

「あ…あれが騎乗位…やっぱりあのピンクの塊は…」

 

 

「おぉ…こ…これが…例のミリオン動画の…」

 

 

「勇者が囚われの姫を救い出した感動の場面だ。邪魔をするのは悪い…皆、居間にもどるぞ。KYにならんうちにな。フンッ!フンッ!」

 

 

「そうでござるな。では、はやて殿。しっぽりと楽しむでござるよー」

 

 

 

 

 

 

あかん!勢いで押し倒してもうた!でも、ええ機会や!女は度胸!せ、せめてちゅーくらいは…八神はやて!転んでもただでは起きへん女やで!?それにしても変態忍術…ユーノ君いなくなったら即消えてもうたわ。そしてガチムチ、ようやった。今日はペディグリーチャム好きなだけ食うてええ!

 

 

 

 

 

 

 

「クロノさん…わたし…ええよ?…わたしをあなた色に…黒に…染め上げて…」

 

 

 

「はやて!?ストップ!ストォォップゥゥ!!!君たちも勝手なこと言わずに助けてくれぇぇぇぇ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく、悪ふざけも大概にしてくれ…寿命が縮むかと思った…」

 

 

「あはは、ごめんなクロノさん。でも、クロノさんも悪いんやで?あんな状況、女の子は盛り上がってまうに決まっとるやないか」

 

 

「…そうゆうものなのか?」

 

 

「…………。この鈍感ヒーロー」ボソッ

 

 

「ん?なにか言ったか?」

 

 

「なんも言うてへん。………もうこっち向いてええで。ちゃんと服着たわ」

 

 

「そうか、ではそろそろ行くとしようか。なんだかんだで約束の1時を30分も過ぎてしまっている」

 

 

「………なんも言わへんのか……うん。ところで今日はどこ行くんや?他んとこもまわる言うとったけど、わたし車椅子やから遠くまで行けへんで?」

 

 

「フッ、そのためのプレゼントだ。F4U、さっき送ったプログラムを起動してくれ。起動した後は、僕のS4Uと同期状態を維持していてくれ」

 

 

「おーけー。ぷろぐらむ、すたーてっど」

 

 

「ん?なんや?プレゼントって魔法か?わたしまだ魔法ろくに使えんで?」

 

 

「大丈夫だ、S4Uを介して僕が維持している。はやて、自分が立っているイメージはできるか?」

 

 

「歩く感覚はようわからんけど、そんくらいなら出来る…おわっ!!!」

 

 

「よっと…危ないな、突然立ち上がるから倒れるところだった。ふむ、やはりまだプログラムが甘いか…」

 

 

「ク、ククククロノさん!?わたし!自分の足で立っとる!!!」

 

 

「やはりな…リインフォースから聞いたよ、夜天の書の初期起動のためにリンカーコアを酷使しすぎて足に麻痺が起きていたようだね。この魔法は身体強化魔法を基に、足に対して集中的に強化を施し、それを思考制御することで、はやてが立てるかもと思い僕が作ったんだ」

 

 

「わたし…わたし…」

 

 

「一人で歩くのはまだ危ない、僭越ながら僕が支えになろう。さあ、はやて。

 

 

 

 

 

 

           散歩に行こうか」

 

 

 

「…………。うん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ、伝え忘れていたことがひとつある」

 

 

「? なんなん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はやて。その服、とても君に似合っているよ」

 

 

 

 

 

あっ……今、わたし……殺されてもうた。

 

このタイミングで言うなんて…

 




変態忍者推参www彼の散り際はもう考えてありますwww

仕事中にフッと頭の中に…湧・い・て・き・たwwwこうご期待!



よかったね。はやてちゃん。


爆発しろ。クロノくん。


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第十七話 「おぱんちゅ抱いて、溺死するwww」東京湾に沈しろやぁぁぁぁ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃とともに始まった私の魔道物語。

目の前に現れたるは、史上最強の女の敵!ここは一致団結、みんなで戦うんや!

 

『デュフフwwwこんにちは。今日もいいおぱんちゅ日和ですねwww』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十七話 「おぱんちゅ抱いて、溺死するwww」

       東京湾に沈しろやぁぁぁぁ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふふ…えへへ…クーロノさん」

 

 

「ん?なんだい?」

 

 

「呼んでみただけやー」

 

 

「フッ、非常にご機嫌みたいでなによりだ。しかし今日は見事に天気がいいな…このまま海鳴海浜公園まで行ってみないか?」

 

 

「わたし、クロノさんと一緒ならどこへでも行くで!!」

 

 

 

 

 

まさか、もう歩けるようになるとは思わんかった…夜天の書が起動してから確かに足の麻痺がなくなってきてるんは気付いとったけど、リハビリにはまだまだかかるもんやと思っとったわ…まったく、この人はなんでこうもイケメンなんや…性質が悪いというか…。どないしよう、他の女の子にも手ぇだしたら…ダメや許さへん。クロノさんOHANASHIやな。うん。なのはちゃんに手伝ってもろて10本耐久スターライトブレイカー訓練や」

 

 

 

 

 

「……はやて、なんで突然僕にOHANASHIなんだ?スターライトブレイカー食らうほどの何かをやらかしてしまった覚えはないんだが……」

 

 

「あら、いややわー。女の子の思考を読むなんて…クロノさんのえっち!」

 

 

「うっ……。僕が思考を読んだんじゃない、口からダダ漏れだっただけだ…」

 

 

「……てへぺろ☆」

 

 

 

 

まあええわ!しっかし、まさかユーノ君があそこまでヒートアップしとるとは……思わんかったで、誰も。きっと淫獣淫獣言われとったから開き直ってもうたんやな…ユーノ君…。最初に出てきたとき、口元隠しとったし、あまりにキャラが違いすぎてわからへんかったわ…。それにしても『S級次元犯罪者』ねぇ…あのユーノ君なら強制猥褻罪とか…普通にありえるな。

 

 

 

 

 

「ところでクロノさん、さっき言っとった『S級広域次元犯罪者』ってなんや?Sって言うくらいやし…殺人とかしとんのか?」

 

 

「いや…実は、次元犯罪者の区別は危険度ではないんだ…S級ってのは、その…『セクハラ級』のSなんだ…」

 

 

「………しょうもないへっぽこ犯罪者って訳やな…。なんやねん、セクハラ級広域次元犯罪者って…」

 

 

「このS級広域次元犯罪者を放置しておくと……あまりにもミッドの品格を疑われてしまうことから、全執務官に対して最優先事項として処理しろという通達が出ているんだよ…正直、僕はアイツに二度と会いたくないんだが…」

 

 

「ワーカーホリックのクロノさんが仕事したくない…やと…!?どんだけや…汚い!流石忍者!汚い!」

 

 

「うっひはーwww」

 

 

「「あの声は!!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこのお嬢ちゃーんwwwおぱんちゅ見せてくれませんかーwww」

 

 

「おぱんちゅ??僕のパンツが見たいのか?なんで?」

 

 

「ウヴォァァァwww!無垢な幼女ktkr!そこの金髪幼女、お兄さんと遊ばない?今なら飴ちゃんあげるよーwwwデュフフフwww」

 

 

「飴ちゃん!?ピキーン!飴ちゃんくれるの!?わーい!!」

 

 

「ちょっとそこの公園の茂みの方へ行こうねーwww」

 

 

 

 

 

 

 

アウトォォォォ!!!あかん!あかんあかんあかん!お巡りさーーん!!!犯罪者やぁぁぁ、犯罪者がここにいますぅぅぅ!!!はよう捕まえたってやぁぁぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「クロノさん!!!あそこ!!!あのアホアリシア!何、不審者に着いて行こうとしてんねん!」

 

 

「もはや、奴はなにを仕出かすかわからない!一撃で沈める!ウオォォォ!!」

 

 

「うひっwwwみちゅかってもうたwww」

 

 

 

 

 

 

 

『「私のアリシアに触らないでぇぇぇ!!!!サンダァァー、レイジィィ!!!」O.J.T.!!!!』

 

 

「「うぎゃあああああ!!!」」

 

 

 

 

 

 

「ほえ?なんでここに我が親友、銀河美少女★はやてがいるのだ!?ガガッキュピーン!」

 

 

「クロノさーん!!!!ク、クロノさんが巻き込まれてもうた…。このアホアリシア!あれだけ変な人には着いて行ったらあかんって言うたやろ!!」

 

 

「うぅ、はやて、ごめんなさい。ショボン」

 

 

「全く…気ぃつけぇや?あそこにおる変態みたいなんが世の中にはおるんやから。さっきわたしも危うくあの変態の毒牙に掛かるとこやったんやで?」

 

 

 

 

 

 

 

『「アリシアはいつだって私に優しかった!!!あなたはやっぱりアリシアの偽物よぉぉぉぉ!!!だからあなたはもういらないわぁぁぁぁ!!!どこへなりとも、消えなさぁぁぁい!!!」』

 

 

「「ぴぎゃああああ!!!」」

 

 

 

 

 

 

「あ、よく見るとフェイトがあそこにいる!チュピーン!ところではやて!その可愛いカッコ…まさか…おデートか!?僕との関係はお遊びダッタノネー!ピシャーン!」

 

 

「プレシアさんはいつもの事として、フェイトちゃんまでやってくるとは思わんかったで。しかもええ感じに二人とも壊れとるみたいやし…そしてあんたとわたしの関係っていったいなんやねん!そ、それに…デ、デートとか…か、関係あらへん…これは…普段着や!!!」

 

 

「嘘はいけないぞ!このあいだデートの約束を銀河美少年としていただろ!ジャキーン!しかもその服は、おととい僕と一緒に買い物に行ったときにこっそり買った服じゃないか!ゴゴゴゴ!」

 

 

「うっ……ええやないか!人生初のデートがイケメンとやなんて、ちょっと気合入ってもええやないか!薄幸の美少女(笑)にようやく訪れた幸せやで!?ちょっとくらい夢見たってええやないかぁぁぁ!!(笑)いれんなやぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

『「よく聞いて!!私はね、あなたを創りだしてからずっと、あなたのことが…大嫌いだったのよ!アッハッハッハッハッハ!私達は旅立つの!忘れられた都、アルハザードへ!」』

 

 

「「ぐっはぁぁぁぁ!!!!」」

 

 

 

 

 

「もうやめてぇぇぇ!!!クロノさんのHPはもうゼロやぁぁぁ!!テスタロッサ家にはバグった人しかおらんのかぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょいとフェイトちゃん。なんでクロノさん巻き込んだかOHANASHIしようやないか、ついでにバグった理由についても説明してもらおうか」

 

 

「えええええっと…あの、その…ちがうんだよ!?丁度クロノが変態の陰に隠れて見えなかっただけで、私とアリシアのはやてを取ったからとかそんなんじゃなくて!はやてがかまってくれないからヤツ当たりにとかそんなこと全然思ってないよ!?それよりはやてはなんで立てるの!?」

 

 

「…フェイトちゃん、限りなく本音がダダ漏れや…誰があんたらのはやてやねん…。クロノさんのお蔭や、魔法で立たせてもらっとる。まだ自力ではリハビリせなん立てんから学校へ行くんはもうちょいかかるけどな」

 

 

 

 

 

「なんだかよくわからないが…僕が悪いのか?」

 

 

「銀河美少年!このやろー!はやてを返せー!バキューン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐっひひーwww吾輩にとってはさっきの電撃はご褒美ですwwwドMぱわー全開wwwいまじゃ、忍法!風魔手裏剣~はためくスカートと秘境おぱんちゅ~www」

 

 

 

 

「「「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!」」」

 

 

「なっ……!!!」

 

 

「ぶふぉあああががががwwwwww!!くぁwせdrftgyふじこlp……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「フェイトちゃん……なんでパンツはいとらんのや……」

 

 

「だってアリシアが…フェイトはパンツだから…パンツがパンツをはくのはおかしいって…あぅ、みられちゃったよぅ…」

 

 

「だってフェイトはパンツだろ?あれ?ちがうの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕は何も見ていない僕は何も見ていない僕は何も見ていない僕は何も見ていない………」

 

 

「我が人生。一片の悔いなし……フヒッwww」

 





今明かされた、フェイトの真実!


「脱げば脱ぐほど早くなるだけやのうて…すでに初めから脱いどるとは…」


「ちちちちちがうんだよ!?

きょ、今日はたまたまパンツはいてくるの忘れただけなんだよ!?

だからはやてー!ちがうんだってばぁぁー!!」


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第十八話 「うえぇぇぇぇん!!もう元の世界に帰るぅぅぅ!!」なのはちゃん…その気持ち、わからんでもないで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃とともに始まった私の魔道物語。

目の前に現れたるは、史上最強の女の敵!ここは一致団結、みんなで戦うんや!

 

『なのは…僕は、君に…どうしても言いたいことがあって、海鳴に来たんだ…』

 

『ユ、ユーノ君?な、何よ、今頃…もう遅いなの。私たちの関係は始まらなかったの!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十八話 「うえぇぇぇぇん!!もう元の世界に帰るぅぅぅ!!」

      なのはちゃん…その気持ち、わからんでもないで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ、でもはやて。歩けるようになってよかったね!あ、クロノ。支えるの私が代わるよ、だから私のはやてと腕組むの…やめようか?はやて、あそこにクレープ屋さんがあるよ!行ってみようよ!」

 

 

「し、しかしフェイト……」

 

 

「ふふふ…どうしたの?クロノ。あ、わかったぁ…非殺傷設定の限界ってどこまでか、身を持って受けてみたくなったんだね?」

 

 

「すまないはやて。僕は無力だ」

 

 

「おいコラ、何勝手に着いて来とんねん、アリシアはどうした。誰がアンタのはやてや、目のハイライト勝手に消すな。あと、クロノさんも諦めんの早過ぎや」

 

 

「はやては私のだもん!やっと…見つけた私の心の支えだもん!クロノなんかには……渡さないんだからー!!」「ガガガシュン!」

 

 

「わかったわかった!わかったからバルディッシュを振り回さないでくれ!バルディッシュも、なんでライオットザンバーになってるんだ!」

 

 

「Sorry」

 

 

「フェイトちゃんの腹ん中がもう、驚きの黒さやで…ああもう、こうなったらしゃあない…ノーパン娘!さっさと行くで。デート邪魔するんやからクレープのひとつでも奢りぃや」

 

 

「もちろん!あ、アリシアは今日翠屋JFCの試合があって、汗かいたから一回家に帰ってお風呂に入って翠屋に来るんだって」

 

 

「アリシアも来るんかいな…へえ、アリシアはサッカーに興味があるんやな?意外や、もしかしたら…あっちのアリシアもそうやったんかもしらんな…」

 

 

「うん…そうだったのかもね…なんでも将来シンヂ・カッガーワを超える選手になって、自分でチームを作りたいんだって!毎日暇さえあれば練習してるよ」

 

 

「ふむ、言い方が悪いと思うが…何と言うか…とても普通でいい夢だと僕は思う。そうか、アリシアも自分の夢に向かってがんばっているんだな…」

 

 

「アリシア…私がちゃんと立てるようなったら、リハビリがてらサッカーに付き合って貰おかな。将来はどこにチーム作る気なんやろな?わたしもアリシアん事、応援したくなってもうたで!」

 

 

「アリシアすっごく喜ぶよ!最近じゃ、アリシアの為にって母さんがサッカーの事をもっと知ってもらおうと色々なところに働きかけてるみたいだし…そうだ!クロノも応援手伝ってよ!執務官なら色々なとこに行く機会も多いでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「すみませーん。ベリーベリーストロベリークレープ、トッピングにバナナとチョコレートましましで…って、みんな同じ!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ええ話や…正史では死んでもうたけど…ここでは夢に向かってがんばっとるなんて…わたし感動したで!私がサッカー選手アリシアのファン第1号や!!!にしても、フェイトちゃんもプレシアさんも応援がんばっとるみたいなや…ん?執務官なら?

 

 

 

 

 

「もちろん!僕なんかの応援でよければ手伝わせてもらおう。僕にできることならば何でも言ってくれ!なんかいいな、こういうの。凄くマトモで…」

 

 

「じゃあ丁度いいや!このデバイスをいろんな世界の人たちに渡して欲しいんだ。ただの映像投影型メモリーデバイスで、再生のみしかできないやつなんだけど…」

 

 

「クロノさん、それについてはわたしも同感やで。なんやアリシア!次元世界にサッカー流行らそうとしとるんかいな!えらい壮大なプロジェクトやで!?」

 

 

「ふむ、これならほとんどの管理世界には持っていっても大丈夫だな。いくつかあるなら後で渡してくれ、できるだけ多くの世界に持っていってあげたい。中にはどのような映像が入っているんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『超次元サッカー!電撃イレブン』ってアニメーションだよ!もし気に入ってくれたならクロノも一緒にやろうよ!私もなのはも最近練習始めたんだ!母さんと士郎さんがレギュレーション考えてくれてるの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

おおおおおおおい!!!サッカーやのうて超次元サッカーの方か!!!まぁ、魔法文化のある次元世界になら超次元サッカーの方が流行るかもしれへんな…いや、意外に面白そうや…あかん、わたしもやりたくなってもうた…このままじゃ魔法少女リリカルイレブンになってまう!!!くらえ必殺、石化のミストルティンシュートや!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嫌あぁぁぁぁ!!!!!ユ…ユーノ君がぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」

 

 

 

 

 

「「「!? な、なのは!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もっと強く!もっと激しく!もっと情けなく!!僕の顔を踏んでください!!!僕を……君の犬にしてくださぁぁぁぁい!!!!」

 

 

「嫌なのぉぉぉぉぉ!!!!足に縋りつかないで欲しいのぉぉぉぉぉ!!!!」ゲシゲシ

 

 

「ありがとうございます!!ありがとうございます!!」ペロペロ

 

 

「足を舐めないで欲しいのぉぉぉぉぉ!!!!そんな趣味、私には無いのぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

「この卑しい淫獣め!とお呼びくださぁぁぁぁい!!!なのは様ぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

「うえぇぇぇぇん!!!!はやてちゃーん!!!助けてほしいのぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

「あぁっ!!!なのは様ぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「よ…予想GUYデス…」」」

 

 





「魔法少女リリカルイレブンStriker'S 最強のライバル軍団!?スカリエッティ率いるナンバーズ!私達、管理局機動六課は負けられへんのや!来週も、リリカルマジカルキルゼムオールや!見たってな!」


「フリード!ボール咥えてゴールまで突撃!蹴られてもボール放しちゃダメだからね!!」
「キュイ!?!?」


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第十九話 IF 嘘予告がホントになっちゃった!魔法少女リリカルイレブンStriker’S 始まります!

 

 

 

 

 

 

 

 

アリシアさんの夢から始まった私達の情熱と汗と涙の物語。

 

『さあ行くわよ、みんな!キックオフ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第十九話 IF 嘘予告がホントになっちゃった!

      魔法少女リリカルイレブンStriker’S

      始まります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっしゃ、今日から新人も入ってきて本格的に管理局機動六課の始動や!ええか、みんな!この機動六課結成の意義は、超次元サッカーを基にどれだけ局員の魔導師ランクのレベルアップが見込めるかっちゅうことや。そやから海も陸も関係あらへん、ベテランも新人も同じフィールドで戦う仲間やっちゅうことや!新人の子達にはベテランの魔法の上手さを、ベテランの人たちには新人の柔軟な発想をお互いに学びあってほしいねん」

 

 

 

 

粛々と進む結成式、そこには機動六課の部隊長である八神はやて隊長の姿があった。彼女は若くして一等空佐にまで登り詰めている出世頭であり、管理局が最も力を注いでいる魔導師ランクの向上及び超次元サッカーの普及の旗頭となっている。あれ?次元サッカーなんて前あったっけ?

 

 

 

 

「今回、試験運用っちゅう名目で管理局内にこの機動六課を作る際の、本局並びに地上本部、聖王教会の幹部の皆様方のご協力、誠に感謝しとります。特に、レジアス中将にはこのように広いサッカーフィールドを使える隊舎をご用意いただき、そのご厚意には部隊一同を代表して謝辞を述べさせていただきたいと思います」

 

 

 

 

 と、とりあえず、超次元サッカーとは、現在ミッドチルダにて流行の渦を巻き起こしている、第97管理外世界発祥のスポーツである。魔法を駆使し、ボールを相手側のゴールに入れると得点となり、前半45分後半45分の計90分間に多くの得点を取ったチームの勝利となる。もともとこのスポーツはここ数年に始まったスポーツであり、今ではインターミドルチャンピオンシップに並ぶ一大イベントである。私もスバルと何度かスタジアムに足を運んだことがあった。

 

 

 

 

「では、あまり長い話してもしゃあないので、ここに…機動六課の結成を宣言します!」

 

パチパチパチパチパチパチ!!!!

 

 

 

 

壇上から降りる八神部隊長。流石の彼女でも部隊の隊員、管理局幹部たちを合わせた総勢100人を超える人達の前での演説は厳しかったのか、額に汗が浮かんでいた。

 

 

 

 

「あかん、もう漏れそうや…、すまんフェイトちゃん、ちとトイレ行ってくるわ」

 

 

「なんで開会前に行かなかったの!?はやてやっぱりバカでしょ!?」

 

 

 

 

そこにいたのはなぜか締まらない部隊長だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの…フェイトさん…?私の事…覚えてますか?」

 

 

「ティア?もしかして…私の補佐だったティア?」

 

 

「はい!よかったぁ…フェイトさんもやっぱりこっちに来ていたんですね!なんだか兄さんは生きているし、スバルの様子がちょっとおかしかったので心配になっちゃって…」

 

 

 

 

よかった!こんな変な世界でフェイトさんだけは私の事を覚えててくれたんだ!

 

 

 

 

「お兄さん生きてたんだ!よかったね…うぅ…」

 

 

「な、泣かないで下さいよフェイトさん!でも、いったい機動六課はどうなっちゃってるんですか?私は、この機動六課でまた訓練を積んでフェイトさんの執務官補佐になりたいと思ってきたんですけど…レリックはいったいどうするんですか?」

 

 

「あはは……ティア、世の中にはね。知らなくていいこともたくさんあるんだよ…」

 

 

「フェ、フェイトさん………?」

 

 

 

 

「うひゃ~危なかったわ、間一髪っちゅうとこやったな。お、フェイトちゃん。ティアナにはもう会えたんか?どうやった?知り合いのティアナやったか?」

 

 

「うん!はやて。私の知ってるティアだったよ!」

 

 

「ほーかほーか、ゲンヤさんもわたしの知っとるゲンヤさんやったし、あとはヴィヴィオとウェンディがどうなっとるかやな」

 

 

「えっ!?ヴィヴィオにウェンディ!?八神隊長!?いったいどうなっているんですか!」

 

 

「あははーティアナ、あんま気にせんでええよー。ある程度は元の歴史通りっちゅうことはわかっとるんやけどなー、詳しくは私にもわからん…一つ言えるんが、スカリエッティからの挑戦状が管理局宛に届いたんがこの機動六課結成の理由の一つになっとるんや」

 

 

「スカリエッティ!?」

 

 

「ティア、今から部隊全員を集めてブリーフィングルームで説明するから、そこで詳しく話すよ」

 

 

 

 

八神部隊長も知ってる?ロストロギア暴走と何か関係があるのかもしれない。いったいどうなっているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、今からブリーフィングを行うで!各々席についたってやー」

 

 

「フンッ!フンッ!コォォォォ…、そうだ。その呼吸法こそが波紋エネルギーと言って召喚する際に召喚獣に対して、強力なブーストを引き起こすことが出来る…」

 

 

「このチョコポッドってやつギガ美味いなー、なぁスバルー。あとで売ってる店教えてくれよー」

 

 

「やはり剣を振るうには、手首の返しと体重移動が重要なのでござるよ。槍とて同じことにござろう。拙者でよければ指導させてもらうし、ここにはゼスト殿もいらっしゃる。エリオもすぐに強くなれるでござるよ」

 

 

「それでねシャーリー。はやてちゃんったら自分の旦那さんに向かって『なんでわたしの取っといたチョコケーキ食べたんやー』ですって、自分が旦那さんに買ってきたケーキだったのすっかり忘れちゃってたのよ?」

 

 

「熱血、そうだ熱血が必要なのだ。みたところ、新人の中で一番状況を見ることが出来そうだが、時には自ら前に出て戦うときも来よう。その様な時に必要なのが、冷静な熱血ということだ」

 

 

 

 

「おーい、隊長きたでー。ブリーフィング始めるでー」

 

 

「「「「「おお!隊長(笑)」」」」」

 

 

「お前ら後で説教な…」

 

 

 

 

えっ……?ヴォルケンリッターにいったい何が…?リインフォースⅡ空曹…なぜかおっきいし

 

 

 

 

 

 

 

 

「私が部隊長の八神・H・はやてや、よろしゅうな。でや、おのおの手元に資料送っといたで。中をよう見たってや。一応そこにスカリエッティからの挑戦状がはいっとる、それを読んでもらえればこの機動六課結成の意味が分かってもらえると思うで」

 

 

「オイ、狸の王。少しはまともに部隊長をやらぬか。そんなことだから貴様はいつまでたっても(笑)などと呼ばれるのだ。フッ、やはり我が魔道神眼の前に敵などはいまい、フフフハハ…ハッハッハッハッハ!!!」

 

 

「はやて、端折りすぎだよ。もうちょっと丁寧に話をしないと、新人たちきっとわからないよ?まったく、はやては私がいないとダメなんだからー」

 

 

「黙れや。そんなんだから未だにアンタらには旦那どころかまともな恋人の一人もできんのや」

 

 

「「ふぎゅ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

「話し戻すでー。今回、ジェイル・スカリエッティと名乗る者から管理局宛に挑戦状が届いたんや。簡単に言うt…『クックック、管理局の諸君。私の名前はジェイル・スカリエッティ。ただのしがない科学者だが、今日は諸君らに言いたいことがあって放送をジャックさせてもらっている。フッフッフ、どうやら私の挑戦を受けてもらえるようで嬉しいよ…超次元サッカー…なんとも素晴らしいものではないか!犠牲を出さずに勝敗を決める…クックック、実に心躍る展開だよ!このたび私達は『ナンバーズ』というチーム名でワールドフットボールチャンピオンシップに出場させてもらう。そこで実は次元サッカーを広めた管理局が大したことはないということを証明させてもらおうじゃないか…フフフハハ…アッハッハッハッハッハッハ!!!!!』……ちゅうことや。別に犯罪者取り締まるっちゅう訳やないんやけど、次元世界に超次元サッカーを広めた管理局が大したことないなんて思われるのは次元管理局の名折れや!ええか?わたしら機動六課はワールドフットボールチャンピオンシップで優勝目指すで!!!」

 

 

「「「「「「「「オーーーー!!!!!」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ…フェイトさん。結局どうゆうことなんですか?コレ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフフ、では今から新人の教導を始める!まずは主に教導させてもらう我々の自己紹介といこうではないか。我が名はバスターカラミティホワイト・T・なのは!魔道神眼の正統後継者で、次元管理局最強の砲撃魔導師である!気に食わぬやつには片っ端からスターライトブレイカーを叩きこんでやるから覚悟しておけ!」

 

 

 

 

「「「「は、はい!」」」」

 

「なのは様ぁぁぁ!!!僕にも砲撃のご褒美をくっださーいwww」

 

「ユーノ・スクライアぁぁぁぁぁ!!!!貴ッ様!また僕の嫁の…はやての下着を盗んだなぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

「いーち、にー、さーん、しー」ズドーン!ズドーン!ズドーン!ズドーン!

 

 

「あぅん!あぅん!あぅん!あぅん!www気持ちE-!!!」

 

 

「あら、なんやあなた、またユーノ君追っかけてここに来たんか?そんなに私に会いたいなんて…もう、いややわー」チュッ

 

 

「は、はやて!?人前でそんな大胆なこと…!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ…?今、ユーノさんいなかった?あれ?ハラオウン提督って八神部隊長と結婚してたっけ?下着…?」

 

 

なのはさんにいったい何が…!?中二病発症してるし!言ってること物騒だし!やってること恐ろしいし!!!

 

 

 

 

 

 

 

「次は私だね?私の名前はフェイト・T・八神。はやての愛人で、いつかクロノを倒してはやてを私のものにs「勝手に八神姓を名乗んなやフェイトちゃん!ちょっと隊舎裏まで来んかい!」あはは、いやだなぁはやてぇ…まだ自己紹介の途中…スカート脱げちゃうよぉぉぉ!!あああぁぁぁぁぁ……」ズリズリ

 

 

 

 

 

 

「訳が…分からないッ!!!」

 

フェイトさん…とりあえずパンツ履きましょう!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーい!オラの名前はスバル・ナカジマ!ここに来ればスゲーつえー奴と戦えるってとーちゃんに聞いた!オラ、わくわくすっぞ!」

 

 

 

 

やはりスバルは少しおかしい。なんでこんな変な言葉遣いになってるんだろうか…まぁ、性格的には何も変わってないし、付き合いやすいからかまわないんだけどね。

 

 

 

 

「拙者!エリオ・モンディアルと申す!背中に背負ったこの六文銭と拙者を拾ってくれたお館様であるフェイト殿の為にも、この身を粉にして戦い抜いて見せるでござるよ!」

 

 

 

 

エリオ……こんなに熱血だったっけ…?なんかシグナム副隊長としゃべり方酷似してるんだけど…ま、チビッ子ががんばるって言ってるんだし、私も頑張らないと!!

 

 

 

 

「次はワタシアルね。ワタシ、キャロ・ル・ルシエっていうアル。コレはワタシの非常食の「キュクル!?」フリード…じゃなかったネ。定春っていうヨ「キュク!?」よろしく頼むアル」

 

 

 

 

非常食…今、キャロ非常食って言い切ったよね…?フリードなの?定春なの?本当はどっち…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わ、私の名前はティアナ・ランスターです。将来の夢は執務官になって………私の大好きな自慢のお兄ちゃんと結婚することです!!お兄ちゃんだけど、愛さえあれば問題ないよねッ!!」

 

 

 

 

 

「「「「「「問題しか起きんわボケ!!」」」」」」

 

 




この超次元サッカーの話について大事なことが活動報告に書いとるから

続きみたけりゃ活動報告読んでってや!


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第二十話 IF 今こそ証明する!ランスターの弾丸は!全てを打ち抜く弾丸だぁぁぁ!「キーパーを突き抜けゴールへ…だと!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリシアさんの夢から始まった私達の情熱と汗と涙の物語。

 

『なんで…お話し聞いてくれないの…』

 

『うわあぁぁぁぁ!!クロスファイアー!シュートッ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二十話 IF 今こそ証明する!ランスターの弾丸は!

       全てを打ち抜く弾丸だぁぁぁ!

       「キーパーを突き抜けゴールへ…だと!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ!ティア!ボールが転がるのを意識するんだ!フェイクシルエットとオプティックハイドはこの競技最強の魔法なんだ!ランスターの弾丸は…全てを突っ切りゴールを打ち抜く弾丸だ!」

 

 

「はい!がんばります!お兄ちゃん!!」

 

 

 

 

明日は私達新人の初試合だ!今までの試合はベテランの人達で行われたんだけど…特にストライカー隊のゼスト隊長…すさまじい攻撃力だわ…ハーフラインからボールごと5人まとめてゴールに叩きこんだんだから…うへぇ…私達じゃ絶対に敵わないわね…ホント、JS事件の時はシグナム副隊長に抑えてもらってて本当によかったわ…

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいまへんな、ランスターさん。幻影魔法の使い手はあまりおらんから頼まざるをえぇへんかったんやわ…」

 

 

「ははは、気にしないでほしいッスよ、八神さん。妹に魔法を教えてるだけじゃないッスか」

 

 

「でも、執務官で忙しいやろうに…わざわざここまで呼び出してもうて、申し訳ないわー」

 

 

「なら、このあとお昼に一緒にご飯でも行かないッスか?なんでもこの近くにおいしいと評判の第97管理外世界料理店があるって話なんッスよ」

 

 

「あら、イケメンさん。こんな人妻口説かんといてくださいよー。いややわー」ペシ

 

 

「あはは、こりゃ失敬。もちろんそんなつもりはこれっぽっちもなかったッスよ」ポリポリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ぐぬ…ぐぬぬぬぬぬ!!!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あら、ハラオウン提督…ごきげんよう。利害は一致したようね…

 

≪聞こえるかティアナ君。僕がはやての気を引くからその隙に…≫

 

了解。ミッション…スタート!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はやて!またユーノの奴が隊舎の中に!」

 

 

「なんや、また出たんかいな…今度は誰の部屋なんや?」

 

 

「なんでも女性隊員の下着を着用して走り回っているらしい…」

 

 

「うっひゃぁ……絵的に見たないな…」

 

 

「流石に僕が女性隊舎に入るのはマズイからね…」

 

 

「そんなんもうなのはちゃんに頼んで鎖に繋いでもらわなあかんで?」

 

 

 

 

 

 

 

≪今だ!≫

 

 

 

 

ええ、わかっているわハラオウン提督!

 

 

「お、お兄ちゃん?あのね…そのお店、わ、私が一緒に行きたいな…ダメ?」モジモジ

 

 

 

 

必殺!『可愛い妹からの上目使いおねだりびーむ♡』いかにお兄ちゃんといえど!この攻撃は無視できまい!!

 

 

 

 

「そうだね、うん。一緒に行こうか?ティアも頑張ってるみたいだし。可愛い妹の頼みをきくのも兄の義務だからね。八神さん、俺達は少し早いッスけどお昼に行って来るッス」

 

 

「そうやな、わかりました。ティアナ、明日試合なんやからお兄さんとゆっくりして英気を養ってきいや。午後の練習は3時からやからそれまで自由時間やでー。あなたもちっとはわたしを労わってくれてもええんとちゃうか?」

 

 

「フッ…ここに来る途中に『翠屋~ミッド支店~』で君の好きなチョコケーキを買ってきた。食事の後にティータイムでもしようか」

 

 

「あら、やっぱりわたしの旦那が世界一や♡」

 

 

 

 

 

 

ぐっ b

 

≪ビッ b≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえスバル…私きっとお兄ちゃんがいなかったらハラオウン提督の事好きになってたと思うわ。あんなに私の事理解してくれた人、初めてだったもの…」

 

 

「うっひゃあ!略奪愛か!オラわっくわくしてきたぞ!!」

 

 

「略奪愛でござるか!それも一つの愛の形でござるな!」

 

 

「りゃくだつあいってなんアルか?非常食の仲間アルか?」

 

 

「キュ…キュクルー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!今回が新人には初試合や!好きにやったらええ!後ろはちゃんと守ったるさかいな!!おっしゃ!気合入れていくでー!!!機動六課!」

 

「「「「「「「「「「「「「「「ファイ!オー!!!」」」」」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

『それではただいまより!【管理局機動六課】と【NRPガッ!ツ】の試合を開始いたします!!!』

 

Piiiii!!! Kick off!!!

 

 

 

 

「行くわよスバル!!!」ダッ!

 

 

「うっひゃああああ!!!オラわくわくがとまんねぇぇぇ!!!」キュイィィン!

 

 

「フンッ!フンッ!後ろは我々に任せろ!フンッ!」

 

 

 

 

『実況解説は私、コータロー・マチュッキーがお送りいたします!先に飛び出したのはスバル選手!まさに戦車のような突撃力!相手をちぎっては投げちぎっては投げ…その後ろに続くはティアナ選手、ボールは現在彼女がキープしております!いやぁ凛々しくて可愛い!!』

 

 

 

 

「ティアナ!行くアルヨ!ブースト!ストライクパワー!」

 

 

「サンキュー!キャロ!」

 

 

「「させるか!!!」」ババッ

 

 

 

 

『おおっと!ここでスバル選手を迂回してハッテュー・シン選手と萌奈ア選手がティアナ選手に襲い掛かった!』

 

 

 

 

「ティア!」

 

 

「くっ、スフィアシューター!GO!」バシュ!

 

 

「「よっと!」」

 

 

 

 

『ティアナ選手迎撃失敗!このままだとボールを取られてしまうぞ!大丈夫かぁ!?』

 

 

 

 

「マズイ!どうすれば!「ティアナ殿ぉぉ!!こっちでござるぅ!!」エリオ!!行くわよ!パス!」バシュ!

 

 

「確かにこの魂!しかと受け取ったでござるぅぅぅ!!」バシッ!

 

 

「「し、しまった!空中だと!?」」

 

 

 

 

『なんとぉぉ!これは凄い!エリオ選手!空中でリフティングを続けながら手に持った二本の槍での飛行を続けております!この超次元サッカー、ボールを殴り飛ばしたりするのはOKですが、手で掴んでしまうのは反則!ゆえに空中戦を見るのは実に久しい!』

 

 

 

 

「このまま一気に本丸を狙うでござるぅぅ!!」

 

 

「ざんねんだったブーン!ウチにも飛行魔導師がいるブーン」スパーン

 

 

「な…しまったでござる!!」

 

 

 

 

『おおっとここで部ーーーん選手がインターセプト!しかしボールはキープできずにフィールドに落ちてしまった!』

 

 

 

 

「大丈夫ネ!エリオ!今アル!行くネ定春!!おりぃやあああああ!!!」バシューン

 

 

「キュックーーーー!?!?!?」

 

 

 

 

『なんとー!キャロ選手、ボールに向かって自分のテイムビーストを投げつけたぁ!いったい何をするつもりなんだぁ!』

 

 

 

 

「そんなの決まってるアル!定春!合体ネ!死んでもボール離しちゃダメアルヨ!!!」

 

 

「ギュ!ギュグルウウウゥゥゥ!?!?」ドベチ

 

 

「ブースト!ストライクパワー!全開!スバルー!今、キュクール宅急便そっちに送るアルヨぉぉ!!」

 

 

「キュ!キュクーーーール!?!?ギュグェッ!!」ドゴム!

 

 

 

 

『なんとキャロ選手!自分のテイムビーストの定春君ごと蹴り飛ばしたぁ!全然クールな行動じゃないぞぉ!』

 

 

 

 

「へっへっへー!ナイスパス!こうなったらオラも……本気モードだぁ!!!」キィィィン

 

 

【Standup Activating Combats Mode】

 

 

「どけどけぇ!スーパー戦闘機人だ!当たると痛てぇぞ!!!」ギュイイイイン!

 

 

「「「「ぎゃあああああ!!!!」」」」

 

 

 

 

『なんと!スバル選手!突如金ぴかに光り出したかと思うとすさまじいスピードで相手を轢き逃げしていく!恐ろしい!誠に恐ろしい新人たちだぁぁ!』

 

 

 

 

「ハァァァ!エンチャント・サンダー!スバル殿!今でござるよおぉぉ!」

 

 

「ここはッ!オラの距離だあぁぁぁ!!!一・撃・必・蹴!ディバイーン…」

 

 

「キュ!キュキュキュクルーーー!!!!」シビシビ

 

 

「バスタアァァァァァ!!!!」ドッゴン!

 

 

「ギュグェェ…」メメタァ!

 

 

「この時を待っていたアル!!定春ぅぅぅ!龍魂召喚!!ブラストレイィィィ!!」

 

 

「キュ!キュックーー!?ギャオォォォォォ!?」

 

 

 

 

『なんて非情な技だあぁぁぁ!定春君ごと技を放ったかと思えば!その定春君にも技を使わせたぁぁぁ!燃える巨大火の玉ビーム電撃龍が回転しながらゴールを目指す!これは!初得点になるのかぁぁぁ!?そして定春君は生きているのかぁぁぁ!?こんなの止められるのかぁぁぁぁ!?』

 

 

 

 

「なんだと!しかし…まだ俺が残っている!キーパーとしての使命!相打ちしてでも果たさせてもr「あら、ごめんなさい」な…貴様はさっきまであっちの方に…」

 

 

「残念ね…それは幻影だったの。クスッ…じゃあ、私と二人っきりでオ・ハ・ナ・シ・し・ま・しょ?クロスファイアァァァー!!!シュートッ!!!」

 

 

「ひ…ひでぶー!!!!」

 

 

 

 

『ティアナ選手!キーパーを至近距離からブッ飛ばしたぁぁぁ!可愛い顔してしたたかだぁぁ!幼さゆえのアンバランスな色っぽさ!けしからん!けしからん!まことにけしからぁん!だがッ!それがいいぃぃぃ!!!!そしてゴオォォォォルッ!!今試合初得点は管理局機動六課!新人4人の息の合ったチームプレイと犠牲となった定春君により開始早々にして得点を叩きこみました!!健気だ!最後までボールを離さなかった定春くぅぅぅん!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「定春は犠牲となったのだ…。少しでいいから…たまには定春の事…思い出してあげてください…」」」」」」」」」」」

 





「ちょうど切のいいところまで出来上がったのであげちゃいます!私たちの活躍、これからもIFとしてあげていくと思うので、応援よろしくおねがいします!ちょっとの間、ばいばーい」


「お疲れやったなティアナ、さて!今日の6時には本編の方を予約投稿させてもらうで!わたしの活躍!楽しみにしたってや!半分近くユーノ君に食われたってもうたけど…」


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第二一話 「私は変な夢を見ていたの、白昼夢。そうにちまいない」なのはちゃん……なかったことには出来へんで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃とともに始まった私の魔道物語。

目の前に現れたるは、史上最強の女の敵!ここは一致団結、みんなで戦うんや!

 

『震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!www』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二一話 「私は変な夢を見ていたの、白昼夢。そうにちまいない」

      なのはちゃん……なかったことには出来へんで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕の!この熱い思いを!なのは様の中にぶちまけさせてくださぁぁぁい!!!!」ハァハァ

 

 

「きぃやぁぁぁぁぁ!!!何か言い方からして卑猥すぎるのぉぉぉぉぉ!!!!」バシバシ

 

 

「なっなのは様ぁぁぁぁprpr!!!!」ドーン

 

 

「うにゃあああぁぁぁぁぁ!?!?!?」バターン

 

 

「僕のフェレットが戦闘モードですよぉぉぉぉ!!!」ジィィィ

 

 

「うえぇぇぇぇん!!!もうやだああぁぁぁ!!!おーち帰るのぉぉぉ!!!ズボンのチャック降ろさないでほしいのぉぉぉ!!!」ジタバタ

 

 

 

 

 

 

 

 

「日中の公園でいったいなにさらしとんじゃぁ!!!この淫獣がぁぁぁ!!!」

 

 

「む!スケスケおぱんちゅはやてたん!邪魔しないでいただきたい!ようやくなのは様を口説き倒したところなのだ!今からがいいところナリよwww」

 

 

「思いっきり押し倒しただけだろうがぁぁ!!!この次元変質者ぁぁぁぁ!!!執務官の目の前でそんなこと、許すもんかぁぁぁ!!!」

 

 

「わぁ、ユーノのフェレットがズボンからこんにちはしてる…」

 

 

「ふえぇぇぇぇん、ふえぇぇぇぇぇん…」

 

 

 

 

 

 

 

カオスってか、もはや犯罪現場や…ユーノ君がなのはちゃんにまたがって18禁なことしようとしとる…そして誰がスケスケおぱんちゅはやてたんや!!フェイトちゃんも見たらあかん!!目が腐るで!!ほら!なのはちゃん泣き出してもうたやないか!!!クロノさん殺っちゃってええで!!

 

 

 

 

 

 

 

「こうなったら一度逃げて体制を立て直すしか…!忍法!水遁の術~その服をスケスケにしたい~!!」

 

 

「まかせて!プラズマディフェンサー!」バシュー

 

 

「なるほど、大量の水を一気に電気分解したんだな?さすがフェイトだ。そこまd「そこまでや!次元変質者!この執務官クロノさんが捕まえたるで!!!」はやて…空気読んでくれよ…」

 

 

「はやてちゃぁぁぁん!ユーノぐんが…ユーノぐんが…うぇぇぇん…」

 

 

「なのはちゃん…えらいドギツイ目におうたなぁ…もう大丈夫やで?…オイ淫獣!とりあえずズボンからハミ出とるフェレットさっさと仕舞わんかい!!!」

 

 

「ああ!なのは様が泣いている!いったい誰がこんなことを…許さん!!」

 

 

「「「「お前だぁぁぁぁ!!!!!」」」」

 

 

「うっひひーwwwすんまそんwww吾輩の目的はこれで達成したナリヨwwwドロンさせてもらうでごっざるーwww」

 

 

「そんなk「そんなこと許す訳がないだろ!!」クロノさん…仕返しせんといてぇな…」

 

 

「これからははやてたんのおぱんちゅコンプリートを目指すでごっざるーwww忍法!火遁の術~花火に見とれている君の胸元に手を~」

 

 

 

 

「「「「オイ!!!ばかやめろ!!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どかーん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひ…ひどい目にあったわ…士郎さん、わたしチョコケーキとダージリンな」

 

 

「全くだ…僕もはやてと同じものを」

 

 

「私はシュークリームとアイスココア!なのはは?」

 

 

「うぅ…あんなのユーノ君じゃないの…ユーノ君は優しくて情けなくって…ちょっぴりMで…えっちぃで…たまに押しが強くって…あれ?やっぱりユーノ君なの?」

 

 

「なのはちゃんが心の迷宮に入っとる…」

 

 

「俺はイチゴ牛乳とデラックスジャンボパフェ。リンディ、てめぇは何にするんだ?」

 

 

「うーん…じゃあ葛きりと抹茶オレにしようかしら?砂糖は10個入れてくださいね?」

 

 

「と、とりあえずなのはちゃんにはショートケーキとオレンジジュースお願いしとくわ」

 

 

「やっぱりあれはユーノ君なの!あまり変わらないの!」

 

 

 

 

 

 

ん!?なんでしれっとここにおんねん!ハラオウン夫妻!アンタら次元航空艦勝手に離れてえぇんかい!!あと、洋菓子店でなに頼んどるんや!!パフェとか葛きりとかある訳ないやろが!!!!そしてなのはちゃん!どうしてそこに着地した!?!?

 

 

 

 

 

 

「あはは、オーダー承りました。ちょっとまっててね、すぐ持ってくるから」

 

 

 

 

 

 

あるんかい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず、アイツの目的が何であれ、一人で行動するのは危険すぎる。これからは各人最低でも2人行動を心がけるように。なのははご家族と一緒に…『気配の読める半人外戦闘民族』さんたちと一緒ならさすがにユーノの奴も手出しできないだろう。フェイトとアリシアは…まぁ『次元なんて私がプレシア・テスタロッサの時点で最初から存在しなかった』さんがいるから大丈夫だとは思うが…。一番危険なのは君だ、はやて」

 

 

「へっ!?わたしか?『おバカ戦隊!腐ってもヴォルケンズ』がおるのに?」

 

 

「その彼らのいる家の中で襲われたから言っているんだ。アリシア、なのはについては外を一人で出歩いていた時に襲われていることから家の中では容易に手出しができなかったと推測される。それにいざとなれば戦うこともできよう。でも、そうなるとやはり君が一番心配なんだ。戦う力もなく、逃げることさえできない君が」

 

 

「たしかにそうなの。今回は私もレイジングハートも驚いちゃって戦えなかったけど、次からはちゃんとユーノ君の期待に応えられるの!思いっきりシバき倒すの!!」

 

「Yes. Master!」

 

 

「そうなってくるとやっぱりはやてさんが一番心配ね…どうしたらいいのかしら…」

 

 

「んなもん簡単だろうが。オイ、クロノ!てめぇが嬢ちゃん守ってやりゃあいいだろ、自分の女ひとり守れねぇ奴が次元世界を守る執務官名乗るのは百年はぇぇよ」

 

 

「な…なんやて!?クロノさんがお風呂も寝る時も付きっ切りで新婚生活おくってくれるやて!?!?夢の新婚生活やぁぁぁ!!!お義父さんお義母さんありがとおぉぉぉ!!!」

 

 

「だ、誰もそこまで言ってない!父さん、なんでその結論になるんですか!!!」

 

 

「んなこと言ったってなぁ…俺とリンディも似たようなもんだったし…なぁ?」

 

 

「うふふ…昔はよくクライドさんをレティからよく匿ってたわね」

 

 

「よりによって守られていた方なんですか!!!!レティ提督ぅぅぅ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぐ……ぐぬぬぬぬ!!!私のはやてがぁぁぁぁ!!!!」

 




「おっしゃ!婿ゲェェェット!リア充への切符はいただいたぁぁ!」

「ユーノ君は何も変わってない!私がすべて受け止めてみせるの!」

「はやては誰にも渡さない!はやての始めては…私のものだぁぁ!」


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第二二話 たまにはこんな日常や!わたしかて毎日突っ込みしとる訳やないで?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

『もしテントの中でクロノさんと二人っきりになってもうたら…うへへ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二二話 たまにはこんな日常や!

      わたしかて毎日突っ込みしとる訳やないで?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁクロノさん?わたしの干しとった下着知らんか?なんか枚数少ないねん」

 

 

「それをよりによってなぜ僕に聞くんだ、はやて?君の中での僕のキャラクターについて話がしたい。事と次第によっては小一時間説教がしたい」

 

 

「あ、あはは。冗談に決まっとるやないか…誰もクロノさんが取ったなんて思っとらんよ?…あかん、目がマジやった…」

 

 

「まったく…このところずっと一緒に暮らしているが、いつまで経っても君のすべてを理解するのは僕には到底無理だよ…」

 

 

「それは当たり前や。女の子の事をすべて理解できるなんて思っとったら痛い目みるでー。女の子は男の子には理解できんのやー」

 

 

「ふぅ、やれやれ。聞くのならヴォルケンリッターに聞けばいいだろう?」

 

 

「うーん。誰も洗濯物には触っとらんゆうとるねん…風に飛ばされた様子もないってシャマルが言うとったし…」

 

 

 

 

まさか下着ドロか!?うーん…でも、下着ドロやったらじょしこーせーとか狙うんがふつうやないか?そうなってくると怪しいんは…

 

 

 

 

「やっぱりクロn「まぁ、十中八九はユーノの奴だろうな…最近姿を見せなくなったかと思ったら…。何か言ったかはやて、質問に答えろ」

 

 

「い、いややわぁ…あ・な・た。自分の嫁に向こうてデバイス突きつけんといてやぁ…。あ、あはは…おちゃめなジョークやん…」

 

 

「………。ホントのところは?」

 

 

「ようやくクロノさんがわたしに興味をもってくれたんかと思っとるなんてことないで!?わたしの下着であんなことやこんなことを…うへへ…」

 

 

 

 

 

あかん!あかんでクロノさん!そんなこと…まだ朝っぱらやで!?うへへ…わたし!今最高に幸せやぁぁ…あぁ…憧れの新婚生活(+5)って最高やな…まるで夢の中にいるみたいやぁぁ…

 

 

 

 

 

「おーい!シャマル。はやてがまた夢の世界に旅立ってしまった。僕は仕事に行って来るから後をよろしく。いつユーノが来るかわからないから、はやての傍に誰か一緒にいてやってくれ」

 

 

「あらあら、はやてちゃん。また壊れちゃったの?クロノさん、いってらっしゃい!今夜はお父さんとお母さんもいらっしゃるんでしょ?今日は冷やし中華ってのに挑戦してみようかと思ってるの」

 

 

「そうか…できれば今日は紫色や虹色に輝いている肉は使わないでくれよ?なんていうか…たぶん父さんが見ただけで痙攣しだすと思う…」

 

 

「うーん…善処するわ!ほらはやてちゃん、今日は病院に行くんでしょ?早く準備しないと…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうや?石田せんせ?最近ちゃんと動くようになってきたんやでー!もうすぐ歩行訓練に入れるやろか?」

 

 

「うんうん、順調みたいね?結局どうして足が動かなかったのかわからないままだったわね…。うぅ…ごめんね、はやてちゃん。ダメなせんせぇでぇぇぇ…」

 

 

「ちょ!石田せんせ!泣かんでくださいよー、せんせの所為やないでー。原因不明やったんやから治るんも原因不明でええやないですかー」

 

 

「う、うえーん!ごめんねぇぇぇ!!!」

 

 

「やれやれ…また石田医師の号泣が始まってしまったでござるか…」

 

 

「うぬぅ…なぜこうも石田先生は泣くのだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁシグナム、リイン。このあとってなんか予定あったか?なんか買い物せなあかんかったような気がすんねん」

 

 

「ふむ…なにかあったでござるか…?思い出せないでござるが何か大事な用があった気もしなくはないでござる」

 

 

「む…?そういえば来週、高町家の者からキャンプに誘われていなかったか?そのための買い物をしなければならないのではないか?」

 

 

「おお!そうや!さすがリインやな、我が家で一番記憶力がええでー」

 

 

「拙者、生粋の脳筋にござるからな。3歩歩けば鳥頭にござるよー!はっはっはー!」

 

 

 

 

「「シグナム、そこ笑うとこちゃう(ではない)」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、なんやねんコレ。木刀とテニスラケットがキャンプに要るかぁぁぁ!?キャンプの道具買いに来てこんなん買って帰るわけないやろ!!」

 

 

「そ、そんなこと言わずに買ってほしいでござるよー!さすがに街中でレヴァンティン抜く訳にはいかないでござるよー!いつ次元変質者が出るかわからないでござるよー!けっして拙者が欲しいからという訳ではないでござるよー!」

 

 

「そ、そうなのだ!いつ次元変質者が現れてもいいように準備を整えておくべきなのだ!そのラケットを装備したらバーニングのように熱く速い戦士になれそうなのだ!」

 

 

「シグナムもリインも本音がダダ漏れやぁぁ!!いいからもとあったとこに返してこんかい!お母さん許しまへんで!」

 

 

「ならば!そのカゴの中に入ってるワイシャツは何でござるか!いったい誰が使うんでござるかぁぁぁ!!」

 

 

「そ、そうなのだ!婿殿が使うにはサイズが大きすぎるぞ!いったい何の目的で購入するのか聞かせるのだぁぁぁ!」

 

 

「そんなんわたしがクロノさんに対して肌ワイで迫る為に決まっとるやろうがぁぁぁ!」

 

 

 

 

「お客様方、周りの方の迷惑となりますのでもう少しお静かにお願いします」

 

 

「「「す…すみません」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、そろそろクロノさんが帰ってくる時間やないか?玄関で出待ちしーとこっ!」

 

 

「ハヤテェ?どこに行くんだ?アタシ達から離れたら次元変質者が来るぞ?」

 

 

「そうやった、なぁヴィータ。玄関で一緒にクロノさん出待ちせぇへん?もうすぐ帰ってくる時間やし」

 

 

「んー、いいよ。ポーエスびーた持ってく」

 

 

「主はやて、私にお乗りください。『週刊守護獣』に載ってたのですが、最近では四肢を鍛えるのに主を乗せるのがトレンドなのだそうです」

 

 

「いったい何の雑誌なんや…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー。帰ったよ、はやて」

 

 

「おかえりや!クロノさん!」

 

 

 

なんか…こーゆーの、ええな。幸せや。






「たまにはのんびりしたいねん。わたしかて毎日叫んどる訳やないで?」


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第二三話 「なぜ山に来て叫ぶかだって?チャキーン!ただ単に叫びたかったから!ドドドド!」そこに山があるから。やないんかい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

『クマと執事ってどっちが強いんやろ…?』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二三話 「なぜ山に来て叫ぶかだって?チャキーン!

      ただ単に叫びたかったから!ドドドド!」

      そこに山があるから。やないんかい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「士郎さん、わざわざすんまへんなぁ…誘ってもろうて。でも、ホンマよかったんですか?車の手配とか…わたしんとこの家族、人数多いから大変やったと思いますけど…」

 

 

「大丈夫、気にしなくてもいいよ。キャンプは人数が多いほうが楽しいからね。それに、みんな聞き分けのいい人達ばかりで助かるよ。さあ!さっそくコテージに荷物を運んじゃおうか。はやてちゃん達のコテージは右から三番目だよ」

 

 

 

 

士郎さん…はっはっはって…それは擬態や!あのヴォルケンズはそんなんちゃうんや!今は大人しくしとるけど絶対この三泊四日の間で大問題起こすで!?ザフィーラが野生動物に格闘挑んだり、シグナムが鍛錬とか言って森林破壊したり、ヴィータがドジって川に流されたり…あかん、容易に想像できるわ…。シャマルとリインに見張り頼んどこ…

 

 

 

 

 

 

それにしてもえらい参加者多いな…八神家からはわたしとヴォルケンズの六人。

高町家からはなのはちゃん達家族の五人に…美由紀さんと桃子さん初めて見たで…美由紀さんの方が年上にしか見えへん…何で桃子さんがなのはちゃんの中学ん時にそっくりなロリになっとるんや…高町家は意味が分からん…。

バニングス家はアリサちゃんと執事の鮫島さんの二人…鮫島さんがどうしても東方不敗にしか見えん…執事の東方不敗とか…誰も誘拐出来へんわ…あ、今ザフィーラと格闘しよる…手からビーム出た…見なかったことにしよ。

月村家からはすずかちゃん、忍さん、メイドのファリンとノエル…やったっけ?の四人や。ファリンとノエルの違いがわからん…あ、ファリンがコケた!?そんなキャラやったっけ!?

テスタロッサ家からはフェイトちゃんとプレシアさん、あと「行くぞすずか!!銀河美少女☆アリシア!今必殺の…超☆輝くシュートツヴァイダブルツインマークⅡセカンド!シュバッ!」の三人やな。突っ込まへん、突っ込まへんで。なんで2がいっぱいあるんかとかバスケットボール蹴っとるかなんてわたしは絶対に突っ込まん。「あ、これバレーの時に使うやつだった」ちゃうわぁぁ!!お前はサッカーボール蹴っとけやぁぁぁ!!

 

 

 

 

 

 

 

「ふいー、ようやくついた。車の運転とか何年ぶりだ…オイ、クロノ!さっさと荷物運べ、俺は糖分補給してくる。どっかパフェ落ちてねぇかな…」

 

 

「父さん!ちゃんと最後まで働いてください!なんで家族全員の荷物を僕が持たなきゃいけないですか!もし落ちてたとしても拾い食いなんてしないでください!それでも大人ですか!?」

 

 

「うるせぇぇ!親父に向かってマダオ(まるでダメな大人)呼ばわりだと!?せめてマジでダンディなお父様って呼べ!そして、パフェが落ちてたら誰でも食うに決まってんだろ!」

 

 

「毎日だらしのないオッサンの間違いでしょぉがぁぁ!!!」

 

 

「チッ、しゃあねえな…リンディ。俺はガキと一緒に荷物運ぶから士郎の奴からケーキ奪ってこい。アイツの嫁さんの四次元ポケットなら入ってるだろ」

 

 

「わかったわ。あと、私の作ったクッキーでよければこk「さあ!クロノ。荷物運ぼうか!どっちが早くコテージに着くか、父さんと競争だぞ☆」

 

 

 

 

………。キャラ変わりすぎやろクライドさん…まぁあのリンディ茶改を飲んだわたしならアレがどれだけのもんかわかるんが余計に嫌やけどな…てかハラオウン家も参加やったんやな…クロノさんもなんか言ってくれればよかったんに…。そして桃子さんの四次元ポケットって一体なんなんや…

 

 

 

 

 

「なんかもう…突っ込みとかどうでもええ気がしてきた…そうや、かの勇者様も言っとった…『僕にはとてもできない。』ごめんな…クロノさん…わたしにはもう無理や…」

 

 

「はやて!?諦めないでくれ!僕を残して逝かないでくれ!!」

 

 

「あぁ…そうや…最後にクロノさんに言わなあかんことがあるんや…。クロノ、貴方の事を愛してます…」

 

 

「はやてぇぇぇ!!ネタに走って僕を一人残さないでくれぇぇぇ!!」

 

 

 

 

 

「「「「「寸劇乙www」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところでなのはちゃん。その紐でグルグル巻きにして引き摺っとるのは何や?なんか動いとるけど…まさか動物か!?虐待はあかんで!!」

 

 

「なのは、それはちょっと僕もさすがにどうかと思うが…」

 

 

「えっ?だってこうするとスッゴクよろこぶの!見ててはやてちゃん、クロノ君!ええいっ!」バチッ!ビッターン!

 

 

「ちょ!叩きつけたら…」

 

 

 

 

「おふwwwおふwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ユーノ!!!そこにいたのかぁぁぁ!!!」」

 

 





「こんな大量の人数出して大丈夫や?」

「きっと大丈夫…じゃない、問題だ。数人は空気になるだろう…」



大人達「まぁ…空気で構わんがな…むしろカオスに巻き込まないでください…」


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第二四話 魔法少女にはマスコットが付き物やて?ならこれでわたしも立派な魔法少女や!異論は認めん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

 

『あはは…拾ってきてもうた…』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二四話 魔法少女にはマスコットが付き物やて?

     ならこれでわたしも立派な魔法少女や!

     異論は認めん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうや!わたしは次元変質者なんて見んかった、それでええんや。ほな荷物も置いたことやし…念願の渓流釣りに行こか!頼むでザッフィー!」

 

 

「ワンッ!ワンッ!」

 

 

「狼姿で腕立てすんなや…動きがめっちゃキモイで…あと、吠えとるんか気合入れとるんかはっきりしいや…」

 

 

「では、はやて殿。我々は大人組と一緒に酒盛りに参加するでござるよ。ひっさしぶりのビールでごっざるー!!!」

 

 

「ヴィータちゃんは…車酔いでダウンしてるから、しばらくそっとしておいてあげてね?一応、薬は渡してあげたから大丈夫だと思うわ」

 

 

「あい、わかった。リインも一緒かいな?その見た目で大丈夫か?」

 

 

「大丈夫だ、問題ない。桃子も士郎もいるのだ、私だけ仲間外れはズルい」

 

 

 

 

 

たしかにあのメンツやったらリインがおっても大丈夫やな。約一名マダオがおるくらいしか不安材料があらへんし。むしろ、子供たちと一緒に行動するよりは大人組に混ざっとったほうが安全地帯なんやないか?いや、やっぱ地雷踏み抜きそうで怖いわ。

 

 

 

 

 

 

「おっしゃ!いっちょ大物釣って帰って来ようやないか!岩魚や岩魚!ザッフィーに乗っとったら険しい山道も安全やろ?フェイトちゃんもあとからくるらしいし…それにうちのザッフィーに勝てる野生生物なんて日本にはおらんで!」

 

 

「もちろ、ワンッ!んです。主は、ワンッ!やて。フゥー…。岩魚は塩焼きが一番美味しいと聞きました」

 

 

「お!ええな!シャマルがおるからあんま料理せぇへんごとなったけど、わたしもなかなか上手なんやでー?」

 

 

「では調理器具も一緒にお持ちしましょう。期待していますよ、主はやて」

 

 

 

 

 

 

 

「おっしゃぁぁぁ!獲ったどぉぉぉぉ!!!」

 

 

「お見事です!さあ、火は起こしました!串に刺して塩焼きと行きましょう!」

 

 

「了解や!わたしは調理しとくから、ザッフィーは2匹目よろしゅうな!」

 

 

 

 

 

 

「はやてちゃんのお料理教室やー。今日は岩魚の塩焼きにするでー。まず、水で洗って…次に鱗はちゃんと取るんやでー?あと内蔵もな? そして、身に切れ目をちょちょいっと…」

 

 

「筋!!肉!!バスタアーーーーッ!!!」

 

 

「一体なんの掛け声や。せめてそこはフィィィイイイッシュ!やろが!」

 

 

 

 

 

 

「ほふほふ!あっつあつで美味いでー!!獲れたて新鮮!野生の味やー!!!」

 

 

「ハグッ!ハグッ!ハグッ!ハグッ!」

 

 

「なんかコメントしてぇな…。そろそろええ時間やし…これ食べたら帰ろか?にしてもフェイトちゃん、来る言うとったんに来んかったな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あかん、どっかで変なフラグ立ててもうたみたいや…なんでこんなとこにドラゴンがおんねん…サイズえらいでかいし…意味わからん。ここはルシエの里か?」

 

 

「主はやて…さすがの私もあのサイズのなんちゃらレウスを討伐するには回復薬(シャマル)が足りません。せめてしびれ罠と大樽爆弾Gをご用意ください…あと、3乙の可能性は覚悟していただきたい」

 

 

「そんな問題ちゃうやろ…わたし日本で猫カー見たことないで。乙しても復活できんわボケ」

 

 

 

 

 

 

なんかここにおったわ、ザフィーラより強いかもしれん野生生物。近くにヴォルテールとかおらんやろな…超大怪獣決戦とか普通に起こりそうなところが海鳴の怖いところやで。あかん、触らぬ龍に祟りなしや。ザッフィー、寝とるうちにゆっくり離れるで…

 

 

 

 

 

 

「はやてぇぇぇ!!!おまたせぇぇぇ!!!私の愛をうけとめてぇぇぇ!!!」

 

 

「誰やぁぁぁ!!!やかましいわぁぁぁ!!!静かにせぇっちゅったんが分からんのかぁぁぁ!!!」

 

 

「主はやてぇぇぇ!!!声が大きすぎます!!!気づかれますよぉぉぉ!!!」

 

 

「なになにー!!!そこに何かいるのー!?ド、ドラゴン!?!?ここはアルザス!?!?」

 

 

 

 

 

 

「きゅ!?きゅくるー!?」

 

 

 

 

 

 

「「「でかい割には声が可愛過ぎ!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、はやて。私たちに何も言わずに釣りに行って、こんな時間にようやく帰ってきたと思ったら…その…空を飛んでる赤饅頭はなに?きちんと説明しなさい」

 

 

「いやな…すずかちゃん。わたしにもようわからんねん…岩魚釣りに行ったかて思っとったらこの…「きゅくるー?」子を見つけてな…。でかかったんやけど、光ったかと思ったら縮んでもうたんや!ザッフィーも何に対抗したんか分からんけど唐突に高速腕立て伏せ始めるし…フェイトちゃんは相変わらず頭ん中お花畑でおかしいし…気づいたらこんな状態や!超スピードとかちゃちなもんやあらへんで!もっと凄いモンを味わったわ!」

 

 

「ワン!ワン!ワン!ワン!」

 

 

「はやてったら…照れちゃってぇー!せっかくクロノがクライドさんの世話していないんだから、私と二人っきりでデートしようって言っただけなのにぃー」

 

 

「あはは…あいかわらずだねフェイトちゃん…。ねぇはやてちゃん、この子の名前は?…君可愛いね?お名前なんて言うの?」

 

 

「きゅくく!きゅくるー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一応…ぷちトマトって名前にしようとおもっとるんやけど…」

 

 

 

 

 

 

「「「「……ダサッ!」」」」

 





「だってなのはちゃんもペット持っとったし…わたしかて欲しかったんや!」


「「「「もとあった場所に返してきなさい!!!!」」」」


「ペット扱いktkr!www」


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第二五話 乳に関してはわたしも一言申し上げなあかんことがある…揺れへん乳は乳やない!貧乳はステータス!神は偉大な言葉を残したで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

 

『わたしとこの子でおっぱいドラゴンや!!』『きゅく!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二五話 乳に関してはわたしも一言申し上げなあかんことがある…

     揺れへん乳は乳やない!貧乳はステータス!

     神は偉大な言葉を残したで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はやて…まさか…僕は非常に信じられない…まさか…君も次元犯罪者となってしまうなんて…。悪いことは言わない、今スグ自首するんだ!出来心だったのなら観察処分で済むから…。他次元への無許可転移並びに他次元の生物の無断捕獲は密漁なんだ…!」

 

 

「や、クロノさん。わたし転移とかしてこの子捕獲してきたんちゃうで。なんか知らんけど、そこの裏の山ん中におったんや」

 

 

 

 

開口一番、クロノさんから次元犯罪者認定されてしもうた。ま、気持ちわからんでもないで…わたしかて未だに信じられへん。これ、絶対モンスター狩り殺す奴から来とるやろ…持ってきた奴、地球の生態系の破壊が目的とかそんな生易しいやつちゃうで?むしろ全力で地球破壊しに来とるわ…

 

 

 

 

「で、クロノさん。現地住民が次元世界の動物を保護したったのは大丈夫なんか?ぷちトマトもなんかわたしに懐いてしもうて…引きはがすんは可哀相や…」

 

 

「うむむ…。本来、管理外世界の現地住民が保護したのなら次元漂流者と同じ扱いで、ミッドチルダで保護することになるんだが…。次元生物を保護した、はやて自体の扱いが妙なことになっているからなぁ…」

 

 

 

 

こんな幼気な薄幸の美少女捕まえておいて妙とはなんや、妙とは!断固抗議したるで!出るとこ出たらんかい!!訴えてやる!

 

 

 

 

「まぁ、幼気な美少女かどうかは置いといて。それに訴えても勝ち目はないと思うんだが…。ごほん、まぁ、実際のところはやてがミッドチルダ…引いては魔法世界とどのような関係になるか次第ってのが大きいかな?魔法世界と一切関わりを持たないって言うなら、やはり地球でその子を飼い続けるのは…まぁ状況から言って不可能だろうね」

 

 

 

 

あかん、クロノさんにまで置いておかれた…やっぱわたしは薄幸の美少女(笑)やったんか…。まぁ正直そこはどうでもええ、問題はぷちトマトや。クロノさんの話し方からすると、魔法世界の関係者やったら問題はなさそうや。確かにそうやな、キャロやルーテシアも他次元の生物連れとったし…使い魔登録みたいなんしとけば問題ないっちゅう制度やろうな。地球でこの子を飼い続けるんも周りの目から見て明らかに地球外生物やから連れて行かれて研究されてまうかもしれへん…

 

 

 

 

「ちゅうことは……わたしはどうすればぷちトマトと一緒におれるん?もともとわたしは地球で一生過ごすつもりなんかあらへんで?それに一度聖王教会っちゅうとこに行って、話をせなあかんのやろ?なんか使い魔の登録みたいなんすればええんか?」

 

 

「まず、その子が次元生物保護法の対象になっているかを調べないと。他次元への連れ出しが禁止されている生物もいるからね。そのあとは…はやての使い魔として管理局に届出をすれば問題はない」

 

 

「よかったな、ぷちトマト!これからも一緒におれるかもしらんで!夢はでっかく!打倒、乳龍帝や!合体してジャガーノートドライブの練習するで!!」

 

 

「きゅくー?きゅくきゅく!」

 

 

「なんだその卑猥な称号は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもわたし、ベルカ式魔法は使えへんし、使用デバイスからしてミッド式やし…使い魔にぷちトマト…原作の八神はやては完全にロストしてもうた…。ドラゴンに乗って魔法撃ちながら戦うって…どこの『俺、強えぇぇぇ!』なオリ主やねん…。むしろ『私、弱えぇぇぇ!』やで?頑張ってもシューターをガトリングでしか撃てんねん…役立たずここに極まれり!Striker’sじゃ、きっと出番ないでー。AMFで形無しやー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ忍さん?ちょっとええか?相談したいことがあんねん」

 

 

「どうしたのはやてちゃん?お姉さんに相談事?いいわよ、何でも聞いて?」

 

 

 

 

そうや、わたしもうかうかしてられへんねや!またいつどこで誰にクロノさんのスキル『フラグメイク』が発動するかわからん!クロノさんが家にいる今のうちにゲットしとかなん!

 

 

 

 

「史上最強のシスコン朴念仁をどうやって射止めたんか聞きたいんや。乳か?やっぱり乳なんか!?肉体的な色仕掛けかぁぁぁ!?わたしのぼうけんはおわってしまったで…。ちきしょー!わたしの未来は平均やぁぁぁ!!!」

 

 

「ブッ!!ごほっごほっ…と、突然何を聞くかと思えば…なかなか答えにくいことを聞くわね…」

 

 

「なになに?どうしたの?桃子さんも混ぜてー!!」

 

 

「こら桃子、はやてちゃんが驚いてるわよ?どうかしたの?私達でよければ相談に乗るわよ?伊達に二人も子育てしてないんだから…まぁ、フェイトはあまり手のかからない子だったんだけどね」

 

 

「ふっふっふーん、きっとうちの息子の事よ。あの子バカみたいにニブチンだから…まったく、そんなとこばかりクライドさんにそっくり」

 

 

 

 

ママさん大集合や。桃子さん、完全に酒入っとるやろ…。しても流石の貫録、旦那方を射止めただけのことはあるで…

 

 

 

 

 

 

「つまりはクロノ君の事を好きになったから振り向いて欲しいってことね?あぁ!いいわー!若いって素晴らしい!」

 

 

「プレシアー。それじゃあ完全にオバサンみたいだよ?まだまだ私達も若いんだから何とかなるってー!再婚とかしないの?」

 

 

「こらこら、桃子。話を逸らさないの!今は、はやてちゃんの相談が先でしょ?で、はやてちゃんはうちの息子に対して何かアピールした?」

 

 

「アピール…、ま、まあ色々と…。でも結局クロノさんはわたしのこといっつも子ども扱いするんや!そんなに歳が離れとるんがいかんのかな…」

 

 

「うーん…たぶん歳とか恋愛対象外とかじゃないと思うんだよね?恭也もそうだけど、あの手の堅物は自分に対して何故こんな行動を取るのかってのを理解してないんじゃない?もし、理解しててその態度なら完全に脈なしってことになるけど…」

 

 

「そのクロノって子、フェイトから聞いたわ。なんでも無意識にフラグを立てるけれど、微妙に恋愛対象にならないところギリギリまで攻めてくるって言ってたわね」

 

 

「なにー?その新手のフラグメイカー!デメリットのない凄いスキルだねー!」

 

 

「完全にクライドさんを凌駕してるわね…まぁ、クライドさんはフラグ作ってバッキバキに壊してたわ~。大体が死亡フラグだったけど」

 

 

「いやむしろクライドさんにとっては、リンディさんがバッキ刃牙な死亡フラグやと思うんやけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「結論は、既成事実作っちゃえー♡」」」」

 

 

 

「そんなこと出来る年齢やないわ!!!」

 




「またせたな!わたしは帰ってきたーーー!で」

「今回はお母さん達会なの」

「えっと…頼りになる母さん達だよ…?」

「大分暴走気味だがね…」


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第二六話 求めよ、されば与えられん。その肉はわたしが育てた奴やぁぁぁ!!!「自らの力で勝ち取ってこその勝利にござる!」ハフハフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

 

『このステークス(鉄串)…全弾持ってけやぁぁぁ!!!』ジュージュー

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二六話 求めよ、されば与えられん。

     その肉はわたしが育てた奴やぁぁぁ!!!

     「自らの力で勝ち取ってこその勝利にござる!」ハフハフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「既成事実…既成事実…ぬーん…。やっぱあの手のニブチン捕まえるに肉体的に迫るしかあかんのか…。でも、クロノさんわたしを風呂入れてくれても全然意識してくれとる気配なかったしなぁ…。全裸で添い寝しても朝起きたら服着せてもらっとったし…あかん!このままじゃ永遠に意識してもらえん同居の従妹的か、パンツ履けへん女の子的な何かになってまう!?あれ?後者はそれでええんやないか…?」

 

 

「はやてちゃんが心の迷宮を彷徨ってるの…、しかもなんかクロノ君の秘密を大絶賛暴露中なの…。どうしてクロノ君はあんなに紳士なの…?」

 

 

「ぐぬぬー!!クロノ!うらやまけしからん!私と変われー!はやては…はやては私とアリシアのだぁぁ!!」

 

 

 

 

誰がお前らのはやてか。たしかになのはちゃん、クロノさんは紳士やで。でも…男はちょっとくらいえっちな方がええらしいんや!桃子さんたちも言うとった、その方が手のひらで転がしやすいって。

 

 

 

 

「ふむふむ、メモメモなの…。じゃあユーノ君はどうなの?大分エッチに変身してしまっているの」

 

 

「あかん、あれはエッチとかいうレベルちゃう。もはやエッチを超え、変態すら超越した。今のユーノ君はまさに次元変質者と呼ぶにふさわしい存在や」

 

 

「次元変質者…私が将来、執務官に成ったらユーノみたいなの追いかけるの…?やだなぁ…スカリエッティがスッカリエッチィとかになってたら…」

 

 

「そんなん、チンクの名前が○で隠さなあかんくなっとる上にセインのディープダイバーで盗撮しまくりに決まっとるやろ…常識やで?JK」

 

 

「うぎゃぁ!そんな所にヴィヴィオ置いておけないの…教育に悪いとかそんなレベルじゃないの…変なこと覚えてきちゃったらどうしよう…」

 

 

 

 

 

 

 

「そういえばフェイトちゃんは未来でスカリエッティに拘束プレイされとったな…、今回もされるんちゃう?」

 

 

「い…いやあぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヴィータ?元気なったかー?今から夕飯やでー?今日はバーベキューやって士郎さん気合入れとったでー?」

 

 

「バーベキュー?なんだそれ。アタシ食ったことねえ…キュウリをバーベに付けて食べんのか?あんまりうまそうじゃねぇな…」

 

 

「モロキュウちゃう、それにバーベってなんやねん。そっちの方がどんな味か気になるわ。バーベキューってのはな………串刺し祭や。鉄の串に突き刺して火あぶりにするんや」

 

 

「は…はやてちゃん?その説明は斬新すぎると思うわ…。ヴィータちゃん、気分はどう?ご飯食べれそう?」

 

 

「く…串刺し…。シャ、シャマル。アタシ体調悪いから行けないや。あ、あははは…」

 

 

 

 

クックック…ヴィータ君。君のついた嘘など私にはマルッとお見通しなのだよ。フフフ、ハアッハッハッハ!!!ほな行くで。

 

 

 

 

 

 

 

「やだー!まだ串刺しにされたくないー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええかアリシア。肉!野菜!肉!野菜!肉!肉!野菜!の順番やで」ムグムグ

 

 

「肉!野菜!肉!肉!野菜!肉!野菜!チャキーン!」モシャモシャ

 

 

「ちゃうわ!肉!野菜!肉!野菜!肉!肉!野菜!や!」ハグハグ

 

 

「お約束だね、これは一種の様式美ってやつ?」アムアム

 

 

「いったい何の話をしているんだ君たちは…」モグモグ

 

 

 

 

およ?クロノさんやないか。クロノさんでもわたしとアリシアとフェイトちゃんの高度な会話には入ってこれへんみたいやな。それにしてもアリシア、よう合わせたな。さすがわたしの親友なだけはあるわ、このタイミングでその返しは素晴らしいで。

 

 

 

 

「それにしても…君の…ぷちトマトだっけ?あまり肉を食べないな…食が細いのか?それともなにか病気に罹ってるとか?」

 

 

「肉食えー!おっきくなれないぞー!!ドゥビシ!ほれほれーーー!!!」

 

 

「きゅ!きゅくるるる……」

 

 

「いやアリシア、実はえらいおっきいでその子。それ以上おっきくなられたら逆に困るわ。そうやなぁ…龍といえば肉を大食い!ってイメージなんやけど…。フェイトちゃんかなり前に龍を飼っとった人にあったって言うとったろ?そんときはどうだったん?」

 

 

「龍を飼ってた人…?ああ!キャ……。はぅはぅ…。ル、ルシエさんのことね?う、うん知ってるよ!ええええっと…確かにお肉いっぱい食べてたかな?うん!そうだった!」

 

 

「? なんで突然フェイトは挙動不審になったんだ?ルシエ…あぁ、聞いたことがある。たしかアルザスってとこにいるルシエの里の民の事か…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゅく……きゅ!?きゅくきゅくー!!」アグアグ

 

 

 

 

 

「「「「猛烈な勢いで生ピーマン齧りだした…!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オオオオオウフwwwバーニング!バァァァニング!もっと熱くなれよぉぉぉ!」

 

 

「む!今どこからか燃える男の声がしたのだ!今日からお前はマックポークだっ!!!」

 

 

「ユーノ君、さすがに火投げ込むのはまずいから火元に転がしておくけど、大丈夫なの?」

 

 

「お好みはミディアムレアで…www丁度いい塩梅で引きずり回してくださいwwwキタキターー(゜∀゜)ーーー!!」

 

 

 

 

 

 

アンタは対抗せんでええねん、リイン。燃える男の声ちゃうわ、物理的に燃えとる淫獣の声や。ほんまに大丈夫か?尻尾燃えとるで、ユーノ君。

 

 





「もうユーノに関してはなのはに任せた方が次元世界的にも僕の胃的にも優しい…」

「まぁ、もともとユーノ君の管轄はなのはちゃんやしな。元鞘におさまってちょうどええやん」

「それにしてもなのは…積極的にユーノしばいてるね…」


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第二七話  幕間3 しょーとしょーと24連発

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここらで一息入れようか?手抜きやないで!?

 

 

『感想返しから生まれた私らのショートショートやでー』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二七話  幕間3 しょーとしょーと24連発

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【原作どこいった!?】

 

 

「もうここまで変化が来てしまったのならどうしようもなかろう」

 

「そうやな、もともとわたしらがいる時点でおかしいもんな」

 

「原作なんて、私がパンツの時点で最初から存在しなかった」

 

「フェイトちゃん…」

 

「ふむ、ということはストラグルバインドをかけたらパンツに戻るのか?」

 

「「!?!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【アンリミテッド・エロイヤ】

 

 

「フヒヒwww我輩が無限の欲情www淫獣ユーノだwww」

 

 

 

「!?!? 今、次元世界のどこかで私の誹謗中傷を受けた気がするよ!?」

 

「博士が…壊れた…」

 

「いや、だって今…え?ウーノ、私が悪いのかい?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【触るな地雷!】

 

 

「なぁクロノさん、エイミィって誰なん?リンディさんの話ん中で出たんやけど…」

 

「エイミィ…エイミィィィィ!!!!」ガクガク

 

「ク、クロノさん!?!?どうしてもうたんやぁぁぁ!!!」

 

「あががが!くぁwせdrftgyふじこlp……」

 

「あかん…壊れてもうた…正史を知らんはずなのに…『エイミィ』は地雷みたいや…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【CIWS】

 

 

「オホーwww金髪幼女たんwww生まれる前から好きでしたーwww」

 

「きゃあああああ!!!」「Photon Lancer!」

 

「ひでぶwww」

 

「あ、ありがとバルディッシュ」「All Right. Sir」

 

 

 

「ねぇあなた♡いつまで妻のわたしのこと放っておくん?」

 

「あがががが……ハッ!?今、外堀から埋め立てられた気がする!?」

 

 

「まだだwwwまだ終わらんよwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【悩んだ結果】

 

 

「実は、STSの敵役をスカリエッティやのうて、スッカリエッチィになってもうたユーノ君に担当してもらおうかとも思っとったんやけど…」

 

「それだと僕が、使えない執務官になってしまうので諦めたんだ」

 

「それにしてもSTS敵役…「無限の欲情」スッカリエッチィ…えらい勿体無い事した気がするで…」

 

 

 

「!?!? また次元世界のどこかで私の誹謗中傷が…私の将来が脅かされた気がしたよ!?ねぇ!ウーノ!!」

 

「博士。申し訳ありませんが、私達戦闘機人にも電波を受信する機能は備わっておりません」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【最強の盾】

 

 

「フッヒヒーwwwやっぱりパンチラするなら反応の可愛いはやてたんだおww」

 

「やめぃや!」

 

「フンッ!盾の守護獣!パンチラなどさせん!筋肉ヘッドロック!」

 

「オゲェェェ!!胸筋がががが!かかか顔の横ににに…!!!」

 

 

「悪は滅びたで」

 

「僕も体を鍛えようかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【フェイトちゃんのひ・み・つ】

 

 

「フェイトちゃんにはとんでもない秘密が隠れとる」

 

「うむ。たとえばストラグルバインドで変身が解け、パンツになるt「ならないよ!なのは!」

 

 

「!! 君が伝説の…おぱんちゅガールだというのか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【途中で脱ぐではなく最初から履いてない。これが発想の転換…!】

 

 

「フェイトちゃん…なんでいつもパンツ履いてないんや?」

 

「ちちちちちがうんだよ!?!?いつも履いてないんじゃないんだよ!?見られそうになるのが恥ずかしくていつもモジモジしてることなんてないんだよ!?私えっちぃ子じゃないもん!!」

 

「「「「フェイトちゃんエロ可愛い」」」」

 

「はうっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【けどそんなことなかったぜ!】

 

 

「最近フェイトちゃんのキャラが弱いと思っとった。そこに、フェイトちゃんの驚愕の事実が発表された!」

 

「それが…まさにどうしてこうなった!という訳だ」

 

 

「うぅ…私、汚されちゃったよぅ…ティアナー、ふえぇぇん」

 

 

 

 

「はっ!?今、フェイトさんに助けを求められた気がした!」

 

「? どうしたティアナ?今日はクラガナンに御飯でも食べに行こうか」

 

「けど…そんなことは無かった!はい!兄さん!早く行きましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【変態忍者!推参】

 

 

「いっつもいっつも…みんなして僕のことを淫獣だの、空気だの、ユーノって必要なくね?だの、エロオコジョだの、なのはのオマケだの、使い魔で十分じゃ?だの、ユーノ?いたっけそんな奴?だの…

 

 

好き勝手言われた吾輩テラカワイソスwwwフッヒヒーwww自重など、当の昔に捨・て・て・き・たwww」

 

 

「わ…私の…初代相棒ユーノ君が…変態忍者になってるのぉぉぉぉ!!!」

 

「よくもハヤテを…次元変質者!ブッ潰してやる!」

 

「我が主を辱めるとは…この不殺さずの誓い!破らせてもらうでござる!!!」

 

 

 

「グヘヘwww貴様らに用はないwwwなのは様!私を卑しい淫獣め!と蔑み下さい!!」

 

「…私…ユーノ君が変わってしまって気づいたの…ユーノ君のこと…本当は…」

 

「踏まれず虐げられず蔑まれずに…何の淫獣か!!フッヒヒーwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【わたしがやらねば誰がやる!】

 

 

「かの未来の執務官も言っとった。原作なんて私がパンツの時点で最初から無かった、と。わたしは名言やと思うとる」

 

 

 

「だけど安心しいや!わたしが絶対……フェイトちゃんにストラグルバインドかけたるわ!」

 

「………! 世界には敵しかいないんだね…ふふふ。フェイト、よく聞いて。世界はね、私を創りだしてからずっと、私のことが大嫌いだったんだよ!アッハッハッハッハッハ!私は旅立つの!この世界から消えた正史、リリカルなのはVividへ!」

 

 

「フェイトちゃんが壊れちゃったの…なのはの所為?」

 

「たぶんユーノ君の所為や」

 

「いや、たぶんはやてがとどめを刺したんだと僕は思う…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【見た目も中身も真っ黒です】

 

 

「なぁ…あの次元変質者、警察とかで捕まえられへんのかなぁ…。だめか、転移で逃げてまうだけやなぁ…」

 

「一応、僕も警察と同じような組織として、アイツを追いかけているんだが…」

 

「わかった!つまり、次元変質者も捕まえられないクロノって、実は役立たずなんだね!」

 

「あかんフェイトちゃん!たとえホントの事でも、そんな直球で言ったらクロノさん傷付くで!?」

 

 

「ぐっはあぁぁぁ!!」

 

 

「あ…やってもうた…」

 

「ニヤリ…計画通り…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【はるか昔、その頃の主人公だった男の話】

 

 

「いつもニコニコ!クライドさんの隣に這い寄る混沌!レティ・ロウランでぇぇっす☆クッライドさぁぁん!」

 

「えぇい!しっつけぇんだよ!レティ!」

 

「クライドさん!私の料理を食べてください!」

 

「それは料理じゃねぇ!百歩譲って料理だとしても、てめぇを料理してやる!の料理だよ!世界中の料理人に謝れコノヤロー!」

 

「あぁん!クライドさんは照れ屋さんですねぇ~!うっふふ~今日は逃がしませんよぉぉ!だいじょぉぶ…痛くないからぁぁ!」

 

「私だっていつまでも『管理局の暗黒騎士』って呼ばれたくないんです!今日こそその称号を返上して見せます!」

 

「オオオオイ!!俺の周りの女にはろくな奴いねぇのかぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ツッコミの英霊】

 

 

「毎日叫んでばかりで……喉が壊れる前に心が砕けてもうた…」

 

「喉は鉄で心は硝子な訳でござるな?」

 

「その砕け散った心を私たちがミキサーに入れて粉微塵にするのだ!」

 

「「「「「そう、それが我々ヴォルケンリッター!!!」」」」」シャッキーン!

 

 

「亡霊(守護騎士)は暗黒(夜天の書)に帰れやぁぁ!!!シャマルもこんな時だけ乗らんでえぇねん!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【勇者はやての冒険】

 

 

「フッヒヒーwww今日こそスケスケおぱんちゅゲットだぜwww」

 

「魔王の下僕が現れてもうた。コマンド」

 

   戦う

   魔法

   道具

 → 通報

 

 

「はやては旦那を呼んだ」

 

 

「時空管理局!クロノ・ハラオ…グェ!「嘱託魔導師!フェイト・テスタロッサだ!」ゲシッ!

 

「しかし、旦那はこんかったで」

 

「ふぎゅ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【お話し聞いて?】

 

 

「あのね、お父さんお母さん…お願い聞いて欲しいの…」

 

 

「し…士郎さーん!ついになのはがワガママ言ってくれましたよー!!」

 

「な、なにぃぃ!?いいぞ!なのは!お父さんが何でも聞いてやろう!」

 

「ず、ずるいわ士郎さん!桃子さんも聞くからね!なのは」

 

 

「う…うん。あのね、実は今日フェレットさん拾っt「いいぞ!うちで飼おう!」

 

「あ、ありがt「いそいでペットショップでケージとフェレットフード買ってこないとイケないわね!」

 

「そ、そこm「恭也ー!美由紀ー!なのはが初めてワガママ言ってくれたぞー!」

 

「あの…その…「「なんだってー!?」」

 

 

 

 

「なのはー。僕はケージの中より外にいるほうが好みだなー」

 

「わかったの!外に紐でグルグル巻きにして繋いであげるの!!」

 

「うはwwwそっちのほうが好みですwww」

 

「やっぱり私にはユーノ君が必要だったの!ユーノ君!お話ししよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【○○○はいつだって】

 

 

「女の子はいつだって男の子より強いの!」

 

「男の子はいつだって女の子にいぢめられたいの!www」

 

「「そう!きっとそういう生き物なの!!!」」

 

 

 

 

「いや、僕は断じて違う。一緒にしないでくれ、はやて。だからその乗馬用ムチをしまうんだ!早く!」

 

「ちぇーー。あ、そうやったね。クロノさんはバインドで縛るんが好きやったんやな、忘れとったわ。クロノさん早くーわたしにバインドかけたってぇなー」

 

「ありもしない事をさも事実のように言わないでくれ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【胸の大きさなんて飾りです】

 

 

 

「そういえばわたしって結局、きょにゅーにはなれへんのやなぁ…。な、なぁ…ク、クロノさんは…胸が大きい娘の方が好きなんか…?」

 

「…?どうしたんだいきなり。しかも答えにくい事を…ハッ!」

 

「ん?どうしたんや?」

 

(きっとはやては夜天の書によって成長を阻害されていて、自分が体格的に小さいことを気にしているんだ…だから突然こんなことを…だとしたら僕がかける言葉はただ一つ!)

 

「はやて。僕はたとえ君がどんな大きさ(体格)だろうと僕は気にしないよ。君は僕にとって大切な(友)人には変わらない!」

 

「な…!どんな大きさ(胸)でもわたしのこと大切な(恋)人として思ってくれるんか…」グスッ

 

 

 

「こうして今日もクロノ殿はちゃくちゃくとフラグを立てていくのでござった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【狩り暮らしのスカリエッティ】

 

 

「ハッハッハ!貧弱!貧弱ゥゥ!とでも言って欲しいのかね?君の攻撃など私にとっては価値のないものなのだよ」

 

「ギュググ…ギャオーン!」

 

「クックック、甘いよ。そんな簡単に行動を予測されていては自然界では生きていけるはずがないではないか…残念だったね。そこは罠だ」

 

「ぐぎゃあぁぁぁ!!」

 

「フフフ…ハッハッハッハッハ!獲ったどー!というヤツだね…クックック」

 

 

 

 

「オイ、誰だ奴を無限の欲望でなく無限の筋肉で作り上げた奴は!」

 

「むしろあれでは無敵の筋肉ではないか?ドラゴンと素手で格闘していたぞ?」

 

「もともとがジェイル・スカリエッティだったから異常に知性が高いな…無敵生物誕生って意味では成功作…か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【哀れフリード。そして兄妹の日常】

 

 

「キュク!キュクキュクキュクルー!」

 

「コクコク」ポン

 

「「非常食(ガリュー)。なにやってるアルカ(の)?」

 

 

 

 

 

「はい、お兄ちゃん♡今日もお弁当作ったよ」

 

「ありがとうティア。いつも悪いね?」

 

「いいの!いつもお仕事頑張ってるお兄ちゃんのためだもん。お兄ちゃん!行ってきますのちゅー…」

 

「うん、ティアが何を言ってるか、俺には全然わからないよ。いってきます」ガチャン

 

「あぁん!おにいちゃんのイケずぅぅ~!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【そしてブラコンへ…】

 

 

「だって…前はお兄ちゃん…死んじゃったんだもん…お兄ちゃんと一緒に暮らしてて分かったの…お兄ちゃん超かっこいいんだよ!もうハラオウン提督とか目じゃないの!お兄ちゃん…結婚してくれないかなぁ…♡」

 

「ちょいまちぃや!!!いったい誰よりカッコえぇ人がおんのや!?わたしの旦那の方が100倍カッコえぇに決まっとるやないか!!!超絶イケメンヒーローやで!!!」

 

「そんなことないもん!次元世界で一番かっこいいのは私のお兄ちゃんだもん!いくら八神隊長でもこれだけは譲れません!」

 

「ほぉ…ええ覚悟やないか。そこまで言うんやったら白黒はっきりつけたろうやないか…」

 

 

「異議あり!私ははやての方が「「アンタは黙っとれ!!」」ひゃう…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【和解、そして伝説へ…】

 

 

「お兄ちゃんは超イケメンでヒーローだもん!でも、ハラオウン提督もやっぱりカッコいいかも…」

 

「確かにわたしの旦那は超カッコえぇ。まぁ、もちろんランスターさんもカッコえぇけどな…」

 

 

 

「いまここに歳を超えた友情が成立したの…」

 

「なのは様ぁぁ!!もっと!強く踏んでくださいww」

 

「うーん、最近ユーノ君とこうやってるのも有りかもと思ってきている自分が怖いの」ゲシゲシ

 

「ありがとうございます!ありがとうございます!」

 

「ユーノ君が旦那でもいいかもなの。ストレス溜まらなさそうで…」バシーン!バシーン!

 

「おふ!おふ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【あるいはこんな、愛の形】

 

 

「なのは…あの…」

 

「んん…なぁにユーノ君?こんな朝早くから…」

 

「………」

 

「ふふっ、昨日あれだけシタのにもう欲しくなっちゃったの?しょうがないなぁ…」

 

「ごめん、なのは…」

 

「んふふ、いいよ。きて、ユーノくん…」

 

「なっ…なのはぁぁぁ!」

 

 

 

ビシッ!バシッ!バチコーン!

 

「うっぴょーwww」

 

 

 

「朝からうっさいわ!世帯宿舎出てけぇぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【魔法少女(痛)】

 

 

「私は諦めない!絶対にはやてをクロノの魔の手から救い出してみせる!だから早く!クロノと別れて私と結婚してよ!!」

 

「フフフ、我にも男の一人や二人おるわ!ハッハッハ!何をおっしゃる狸さん」

 

「そんな妄言吐いとる暇あったらまずパンツ履けや!!10年後までノーパン娘とか痛いで!!お前もや永遠の中二病!!お前の男は変態を超越した次元変質者やろが!!」

 

「「ふぎゅ!!」」

 

 





「意外に時間かかったんやでー。楽しんでってなー」



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第二八話 今やヴィータ!お前の力を見せてみぃ!「ハンマーヘル!ハンマーヘブン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

 

『行くぜゴルディ…グラーフアイゼン!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二八話 今やヴィータ!お前の力を見せてみぃ!

     「ハンマーヘル!ハンマーヘブン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん。気持ちのええ朝やなー。今日はいったい何するんやったっけアリシア?超次元サッカーやるんやったかな?ま、走れへんわたしには関係あらへんけどなー。……言ってて悲しくなったわ、鬱や…死のう」

 

 

「はやて!?ドゥキューン!いきなり一人で鬱にならないでよ!?ドゥキューン!はやてだって一緒に遊ぼうよ!キュイィン!今日はみんなでシュート練習だ!!!アンタダケハ…オトス!」

 

 

「………!?おい、なんで効果音にバナージ入った!?お前の効果音は宇宙世紀から聞こえてきとったんか!?………今のはさすがに流しきれへんかったで…。シュート練習か、わたしにもできんかな?ようやく杖につかまって立てるようなっただけなんやで?」

 

 

「それについては大丈夫、クロノも一緒に来てくれるんだって!ドゥ!頼んだら魔法で何とかしてくれるってさ!ズガーン!」

 

 

「うぅ…ホントは私がその魔法使えればよかったんだけど、電気変換資質がなぁ…。悔しいけど緻密な魔法についてはクロノにかなわないんだよね…」

 

 

 

 

ほーかほーか、フェイトちゃんそういや電気変換資質もっとったなぁ…。フェイトちゃんに頼んだら足をビリビリにされそうや…。それはそうと今日の朝食はなんやろな?朝っぱらから肉やないやろうし…士郎さんと桃子さんに期待やな。

 

 

 

 

「ほれ、アリシア。わたしの車椅子押したってぇな。そろそろ朝食の時間やし行かな間に合わんで?たぶんみんな集まっとるでー」

 

 

「そうだった!ティン!超時空銀河美少女ピュアキュアスターズ!吶喊します!うおおおおお!!!!νガンダムハダテジャナイ!」ガラガラガラ

 

 

「アリシア……効果音パワーアップしてるね…。なんかさっきから人の声に聞こえるんだけど…」タッタッタ

 

 

「フェイトちゃん…アムロも人類に失望しとらんかったんや、これがニュータイプの革新なんや…。さすがνガンダム、さすがニュータイプ」ガラガラガラ

 

 

 

 

 

 

「はやてが何を言っているのか私には全然わからないよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきました原っぱ。なんもないな、一体ここでどうやってサッカーするつもりなんや?このまま結界も張らずになのはちゃんのエクセリオンバスターブレイクシュートぶっ放したら海鳴どころか日本沈没やで。さすが魔王、ペタジュールは伊達やないな。

 

 

 

 

「おい、銀河美少女。このまま超次元サッカーの練習をするつもりか?我に日本を沈没させたいのか?さすがにまだ管理局に捕まりたくはないのだが」

 

 

 

 

自分の魔法が世界を滅ぼすっちゅう自覚あったんやな、なのはちゃん。

 

 

 

 

「ふっふっふー!見よ!テテーン!この機械はママが僕がトイレに行ってる5分の間に作り上げた超次元サッカー用のバーチャルフィールド発生マシンだー!テレレレテッテッテー!」

 

 

「アホ、勝手にレベル上がんな。まぁ5分やて、プレシアさんやから仕方ない。で?そのバーチャルフィールド発生マシン…名前長いな、バフでよかろ。バフ、どうやって使うんや?」

 

 

「はやて、バフって…MMOの補助魔法じゃないんだから…もうちょっと良い呼び方があるんじゃない…?」

 

 

 

 

ええやん別に、バフで十分やバフで。それよかはよ説明したってやー、みんなボーっとまっとるで?ん、めずらしいな、ヴィータまで来たんかい。すずかちゃんとアリサちゃんは来とらんようやな、魔法使える子供達しかおらんのか。

 

 

 

 

「えっと…なになに…『まずは容器の中から薬剤を取り出して、容器の線の部分まで水を入れます。そのあと薬剤を容器の中に入れ、周囲から1m以上離れてください。約1分ほどで煙が出ますのでその間に部屋から退出してください』……?なんだこれ?」

 

 

「それ、黒いガンダ…げふんげふん。黒いGを退治する奴じゃないのか…?いったいプレシアさんが何を元に開発したのか僕はとても気になるよ…」

 

 

 

 

クロノさんがガンダムファンやっちゅうことが知れ渡った一瞬やったな。どおりでどこかで聞いたことのあるセリフが出てくると思ったわ。そんなに将来ガンダムに乗れんのが悲しいんか…?いつか絶対主役になれるって、気にせんでぇな。

 

 

 

 

「アリシア、ここにボタンついてるよ?これじゃないの?母さんの字で、押したら10秒以内に遠くに放り投げなさいって書いてあるよ?」

 

 

「さっさと押すのだ、なんならアタシのグラーフアイゼンで遠くまでブッ飛ばしてやるよ」

 

 

 

おっしゃ!行くでアリシア、ヴィータ!

 

 

 

 

「よし!いっくぞぉぉ!!ゴルディオンハンマー!承認!ビシィ!」

 

 

「セーフティデバイス、リリーブ!」ポチ

 

 

「光になれぇぇぇ!」カッキーン!

 

 

 

 

「君たちのその謎の連携はいったいどこで培われてきたんだ?しかもまったくもって意味が分からない…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっ、よっと。なかなか難しいな…。ふむ…ブレイズキャノンを直射型から変えた方がいいな、歪曲射撃型にしてボールを包んだまま相手を迂回させれば…」

 

 

 

 

「超☆銀河美少女!ボールをゴールに向かってシュート!チョウエキサイティーン!」

 

 

「ブリッツアクション!アリシア、私は簡単には突破できないよ!ソニックムーヴ!」

 

 

 

 

「高町にゃのは!アタシのグラーフアイゼンの錆となるのだ!シュワルベフリーゲン!シューッ!!」

 

 

「我が名はバスターカラミティホワイト・T・『な・の・は』!逃げも隠れもせん!こおぉぉい!ディバイーン…」「Buster!」

 

 

「う?高町にゃのか?」「ちっがーう!私の名前は高町な・の・は!ちゃんと名前を呼んで!」

 

 

 

 

みんな思い思いに遊びよんなぁー。してもクロノさん器用やな、もうブレイズキャノン曲げよるわ…。わたし?小休止や。立ちっぱなしもなかなかキッツイしなー、なにより歩けるようにしとるとF4Uで魔法が使えんからポンコツ夜天の書しか使えへん。お、そうや!サッカーに使えそうなおもろい魔法とかのっとらんかなぁ~。

 

 

 

 

「はやてたん、みんなと一緒にサッカーしないの?なら吾輩と一緒にミノムシごっこでもしようでわないかーデュフフwww」

 

 

「なんやユーノ君、ミノムシごっこって。またわたしに緊縛プレイさせるつもりか?わたしが縛られたいんはクロノさんからだけやで?」

 

 

「吾輩も緊縛プレイは、なのは様以外はお断りでごっざるーwwwはやてたん、気が合うなwww」

 

 

「ガーン。ユーノ君と気が合うなんてショックが隠し切れへんでー。うわー死んでまうー。ところでユーノ君はなんでフェレット状態で縛られとんのや?」

 

 

「なのはに迷惑がかかるからさ、僕だってなのはの評判を落としたい訳じゃないからね。まだフェレットだったらマシだろ?それに魔法を知ってる人の前でしかこんなかっこしてないよ」

 

 

「なんやユーノ君、普通にしゃべれるんか?そうや、どうしても聞きたいことあったんや。なんで初めて会ったときにあんなに暴走しとったんに、最近はまったく音沙汰なしやったんか?クロノさんが家に住むようになってくれたんは嬉しいんやけど…なんか違和感がぬぐえんねん…何を考えとるんや?」

 

 

「………」

 

 

「最初に会った時もおかしかったんや。わたし、アリシアとフェイトちゃん、そしてなのはちゃん。なんでこの4人だけ狙ったんや。うちにはヴィータもおるし、完全にわたしだけ狙う意味はないやろ?あと、なんでこれからはわたしのパンツだけを狙うとかクロノさんに宣言したんや。守ってくれって言っとるのとかわらんで?わたしらに危機感持たせてホンマは何がしたいんや?」

 

 

「………。そこまでわかってるなら僕がなにをしたかったのかまでわかってるんでしょ?詳しくはまだ話せない。ただひとつだけ言えるのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はある目的を持ってこの時代に戻ってきたんだ。あの時の事を…なかったことにするために」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?なんやこのページ…『第602頁収集魔法、忍法・亀甲縛りの術』!?」

 

 

 

 

 

「ぎゃあぁぁぁ!!なんだこれはぁぁぁ!!う、動けな…はうっ!」キーン!

 

 

「あ、銀河美少年にピンポイントアタックが…」

 

 

「しかも当たったのは超一撃のビームマグナムだろう…」

 

 

「あ、空中から墜落してくる…撃墜なのだ」

 

 

「確実にチャンスステップ発生だね」

 

 

「テラウラヤマシスwww」

 




「すまんな!昨日は予約投稿したつもりできちんと投稿できとらんかったわ!」

「しかも構想練っていたのはキャンプ後の話なせいでなかなか筆も進まず遅れてしまって済まない。キャンプの話もあと2回ほどで終わるつもりだ」

「あと、今回はガンダムネタはさみすぎたで。Gジェネが面白すぎやったんが悪いんや…」


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第二九話 「なぜ、分かり合おうとしない!悪いがっ…ここまでだっ!」ええなぁ…わたしもガンダムごっこしたいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

 

『クロノの行ったフラグ立てを…この私が、破壊するッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第二九話 「なぜ、分かり合おうとしない!悪いがっ…ここまでだっ!」

     ええなぁ…わたしもガンダムごっこしたいなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちっ…あとすこしでクロノが戦闘不能になるところだったのに…しつこいんだよ!!アリシア、次は絶対に決めるよ!フォトンランサー!さあ始めよう、来たるべき未来の為に!」バババシュッ!

 

 

「もちろんだ!パウッ!絶対銀河美少年をやっつけて、はやてを僕たちのものにしてみせる!ダキシメタイナッガンダムッ!超銀河☆アリシアスペシャルッ!そのどおり、僕の無理でこじ開けるっ!!」バシュゥ!

 

 

「くっ…僕は戦う為に来たわけでは…。君たちがなぜ僕に敵対意識を持つのか全く分からない…その件について、僕たちは分かり合う必要がある。答えてくれっ!君たちの目的は!」キュィン!

 

 

「私も参加するのおぉぉぉ!!デバイスを使ったとんでもねぇ戦争って奴によぉぉ!!」

「Which rock shoot?」

 

 

「たぶん話しても意味なんてない、何も……何も変わらないっ!はやての救世主なんだよ、この私は!」

「Sorry. Thunder Smasher!」ドドドドッ!

 

 

「フェイト!そんな甘ったれた奴の言うことになんか耳を貸す必要はないぞ!キィィン!捉えたっ…バルフィニカス!僕は…君を倒すっ!ワタシノミチヲハバムナッ!」

 

 

「クソッ!迎撃する!なぜ…なぜだっ!君たちは分かり合う気はないのかぁ!!!トランザム!」

【TRANS-Assault. Mode.】ヒィィィン!

 

 

「全部まとめて全力全開!行けよぉ!ファング!」ジャキィン!

「Master… Are you Devil?」

 

 

「なのは!?くっ…だけどっ!トランザムが自分のものだけだと思わないでほしいね!その傲慢な態度はよくないな!バルディィィッシュ!!」

「Yes Sir!Sonic Form…No!TRANS-A.M.!」ヒィィィン!

 

 

「この気持ち!まさしく愛だっ!僕は…はやてが好きだぁぁ!キミガホシイィィ!」

 

 

「悪魔でいいよ、悪魔らしく…消えちまいなぁぁ!チョイサー!!」ドォォ!!!

 

 

「君たちは歪んでいる!その歪み…この僕が断ち切るっ!僕がっ…執務官だっ!!」ガガガッ!

 

 

 

 

 

 

「世界の歪みがここに集結しとる…いったいわたしはどうすればええんや…あぁ…ヴェーダ…」

 

 

「ハヤテ!!ケーキの兄ちゃんの声がするよ!今度会ったらお礼しようと思ってたんだ!探しに行ってくる!」タッタッタ…

 

 

「拙者も参加するでごっざるーwww僕はAEUのエース(笑)富士見のスクライアだっwww模擬戦では負け知らずの、スペシャル様なんだよーwww」ピヨーン!

 

 

 

 

 

ユーノ君、なんで自ら撃墜フラグ立てていったんや…今日は00ネタかいな、それにしてもクロノさん主人公しとるなー!そんなあなたにメロメロやー!めっちゃかっこええで!それに、わたし好きやで、せったん。フェイトちゃんはどっちかってぇとアレハレやないんか、戦闘スタイル的に?それにしてもバルディッシュ、えらいノリがええなー!意外に気に入ったんちゃうか?アリシア、あんたグラハムさんが乗りうつっとるんか?その変態機動と効果音…そして、わたしはアンタの気持ちに応えられんでー。なのはちゃんはブラスタービットをファング扱いすんなや、なんでブチ当てとるんか?質量兵器やろそれ…。あと、微妙に原作のネタ入れんなや。

 

 

 

 

「ところがギッチョン!」ズドドド!

 

 

「無駄だ!僕は、示さなくてはならない!この世界と…来たるべき対話をっ!」シュイン!

 

 

「フヒッwww流れ弾がwww!僕はスペシャルで…模擬戦なんだよーwww」ドカーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ズルイズルイ!みんなしてわたしのことほっぽってガンダムごっこ始めるんやもん!放置プレイもいいかげんにしぃや!せったんの背中でぐるぐる回されとるサジ君の役でもくれてええやないか!」

 

 

「すまなかったはやて、でもそれだと必然的に僕の背中に括り付けられるんだが…。さすがに僕もあの弾幕の中を無傷で抜けるのは厳しすぎるし…」

 

 

「くっそー!強すぎるぞガンダムマイスター!ビシュ!」

 

 

「はやて!私の背中があいてるよ!私の頭はツインドライブだから大丈夫!」

 

 

「フェイトちゃん、頭はツインドライブじゃなくてツインテールなの…」

 

 

「フェイトちゃんの頭ん中がツインドライブくるくるパーなんやろ」

 

 

「ふぎゅ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぃー、いい湯やったなぁ…。結局ヴィータはどこまでいっとったんやろうな、ちかくにグラハムさんがおらんかったって帰ってきたけど…、そりゃそうや。アリシアの効果音やったんやからな。ん?外が騒がしいな、そろそろ夕飯やからか?それとも…なんか始めたんかな?

 

 

 

 

 

「おお、久しいではないか燃える男のバーニング!」

 

 

「ハァァァ!筋肉全開!また会ったな…今度こそ、この体で…見極めさせてもらおう!フンッハァァ!!」

 

 

「あらあら、おひさしぶりです。どうしてこちらへ?休暇ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハッハッハ!久しいな皆!あえて言わせてもらおう!ギル・グラハムであると!!」

 

 

「ケーキの兄ちゃん!やっぱり気の所為じゃなかったんだな!」

 

 

「おろ?この御仁はいったい誰でござるか?」

 

 





「もうネタやない。これは…ガンダムごっこや!小学生ならガンダムごっこのひとつやふたつやるやろ!」

「魔法とか使える時点でwktkだよね…。しかたないよ」

「フェイトちゃんがワクテカとか違和感ぱないの」

「フヒヒwww拙者wktkがと・ま・ら・な・いwww」

「やっぱユーノ君が一番違和感無いな…、存在は違和感の塊やっちゅうに…」


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第三十話 「なぜ、テメェがここにいる!答えろぉ!」べ…別人やなかったんか…歴史はいったいどこまで狂っとるんか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏真っ盛り!今年はいっぱいみんなと遊ぶでー!!今までの鬱憤を晴らさせてもらおうやないか!待ってろ!ひと夏のあばんちゅーる?

 

 

 

『まったくもってナンセンスだな!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第三十話 「なぜ、貴様がここにいる!答えろぉ!」

     べ…別人やなかったんか…

     歴史はいったいどこまで狂っとるんか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はやてちゃん?私たちは先に夕食の手伝いしてくるからね?」

 

 

「おー、了解や。みんなの事をお願いするでシャマル。それにしても久しぶりやなグラハムさん、どうしてここにいるんか?変態機動しすぎて会社クビになったんか?やっぱり思った通りやったわ」

 

 

「随分なご挨拶だなはやて嬢。いまさらグラハムスペシャル程度で私はクビにならんよ、貨物室がぐちゃぐちゃになったことはあったがね、まったく…EUめ!あんなところで軍事演習などしおって…私の顔に泥を塗るか!」

 

 

 

 

ハッハッハ!やあらへんでグラハムさん…グラハムスペシャルしとったんかい!ジャンボジェットですんなや!変形か!?変形するんか!?もう驚かんと決めとったがやっぱりこの人は生まれる時代と場所をまちがっとったで…

 

 

 

 

「今日は会社の同僚たちとバカンスに来ていたのだよ。それにしても偶然…いや、これぞおとめ座のセンチメンタリズムな運命と言うやつだな!ハッハッハ!そうそう…紹介したい者たちがいるのだ、出てきたまえ!」

 

 

「「にゃー」」

 

 

「にゃんこ!グラハムさんはにゃんこ飼っとったんか!?かわえぇなぁ~!!」

 

 

「私の猫…ハワードとダリルと言う!!二匹ともメスなのだがね!」

 

 

 

 

もふもふもふもふ!にゃんこ!にゃんこ!かわええにゃんこ!世界はにゃんこの光に包まれたぁぁ!おほー!

 

 

 

 

 

 

 

「めんどくせぇな…オイ嬢ちゃん!そろそろ夕食の時間だから呼んでくるようにってシャマルに言われてきたんだが…入るぞ」

 

 

「にゃーにゃーにゃんこー、かわえぇにゃんこー!ぬ、クライドさんか?もうそんな時間なんやな」

 

 

「む…?クライド?どこかで聞き覚えが…まさか…」

 

 

「ここにいたのか嬢ちゃん。もう夕食の時間だ…って貴様…グラハム!?ようやく見つけたぜ、本局から抜け出してきやがって!テメェ提督なんだからいつまでもフラフラしてんじゃねぇよ、俺達はテメェを探してこの星まで来たんだよ!」

 

 

「ずいぶんな言いようだな、クライド。私は君の探しているギル・グラハムなどと言う魔導師ではない!私の名前はグラハム・エーカー!生粋のフラッグファイターなのだよ!」

 

 

「ごまかしきれてねぇから!?ボロボロ情報漏れてっから!このドアホ!だいたいフラッグはテメェのデバイスだろうが!まず、地球のダミー会社で働いてんじゃねぇよ!?まったく意味わかんねぇから!?」

 

 

「ハッハッハ!さすが我が宿命のライバル!では、はやて嬢!失礼する!行くぞ、ハワード!ダリル!私は我慢弱い男なのだ!あんな狭っ苦しいところに好き好んでいる訳がないだろう!私は空を飛ぶために生まれたフラッグファイターなのだ!!!」ダダダダ

 

 

「「は、はい!ま、まってぇーお父様!!」」テテテテ

 

 

「オイ!!まちやがれぇぇぇぇ!!テメェには俺のボーナスがかかってんだよぉぉぉ!!」ダダダダ

 

 

 

 

 

 

「えっと…どういうことなんや…?」

 

 

 

 

 

結論から言うと、グレアム×(アリア+ロッテ)=グラハム×(ハワード+ダリル)÷フラッグファイター+クライドの方程式が成り立つ訳やな…ってんな訳あるかい!!結局グラハムさんはグレアムおじさんやったっちゅう訳か。真に悲しきはリーゼアリアとリーゼロッテや…名前が…くっ!涙がとまらへん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「約束された勝利の肉(肉スカリバー)!」

 

 

「肉の軍勢(アイオ肉ン・ヘタイロイ)!」

 

 

「天地乖離す開闢の肉(エヌマ・肉シュ)!!!!」

 

 

「破魔の肉薔薇(ゲイ・ジャ肉)!!!!」

 

 

「「「「おおぉぉ!我が手に肉を!!!」」」」

 

 

 

 

 

 

「めっちゃうまいなー!士郎さんは焼きそばとかも作れるんか!次はたこ焼き作ったってやー!」

 

 

「いいよ、でもあっちの焼肉には参加しないのかい?君のところの家族が第4次焼肉戦争はじめちゃってるけど…」

 

 

「ええんや、みんな聖杯の泥みたいに焦げてもうた肉でも食えばええんや」

 

 

 

 

うちの家族は食事中くらい静かにできんのか!周りからも注目されてもうて、わたし恥ずかしくて穴があったら入りたいで!!

 

 

 

 

「はやて!焼きトウモロコシ持ってきたよ、私が愛情込めて焼いたからスッゴク美味しいよ!」

 

 

「はやてもこっちのテーブル来なさいよ。たまには子供達で騒ぐのもいいじゃない」

 

 

「おお、フェイトちゃんありがとうな。すまんなすずかちゃん、今行くわ」

 

 

「私、子供じゃありません、少女です。キリッ!」

 

 

「アリシアちゃん?突然どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「流派東方不敗が名のもとに!超級覇王電影弾!!!ばぁくはつ!」ドゴーン!

 

 

 

 

「「「「ぐはっ…我々の…我々の肉がぁぁぁ!!」」」」

 

 

「おや、少々やりすぎましたかな?」

 

 

「鮫島ぁ、やりすぎだよぉ…」

 

 





「キャンプおもろかったな!」

「次回からはミッドチルダ編を予定している。楽しみにしていてくれ」




「ハッハッハ!私は捕まえられんよ!!」

「まてぇぇ!俺のボーナスゥゥ!!」


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第三一話 幕間4 執務官とは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな、すまないな。今日の主役は僕がやらせてもらおう、と言っても執務官の何気ない日常なんだがね。

 

 

『くっ、そんな所に質量兵器を設置するとは…!卑怯な!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第三一話 幕間4 執務官とは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、行って来る。はやて?最近ユーノの奴が大人しくなったからと言って気を抜くんじゃないぞ?いったい奴は何を仕出かすかわかったもんじゃないからな?」

 

 

「あはは、わかっとるってクロノさん。ほな、お仕事頑張ってぇや!わたしも今日から聖祥に編入やし…大丈夫やろか…」

 

 

「まったく、いつもの元気はどこに行ってしまったんだい?聖祥にはなのは達もいる、君は分け隔てなく人と接することが出来るんだから嫌われることなどないさ。僕が保証する。だからそんなにビクビクする必要はないと思うがね。僕の好きないつもどおりの元気な笑顔でいればきっと大丈夫さ。」

 

 

「………あかんよクロノさん、こんな朝っぱらからなに女の子口説いてんねん…。そや!にっしっし…」

 

 

「ん?どうしたんだい?独り言しゃべってたと思ったらへんな笑い方をしだして…」

 

 

「なんでもないで!ほら、仕事遅れるで?行ってらっしゃいダーリン♡こうしていると新婚さんみたいやな」

 

 

「…! その割には随分とまぁ幼い妻だことだ。夕飯までに帰れないときは一度連絡する。もう11月だ、帰りに寄り道して風邪ひいたりしないようにな。フッ、では行って来るよ嫁さん」

 

 

 

 

「ふぎゅ!!はぅはぅ…いってらっはい…」

 

 

「自分で言い出して照れないでくれよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執務官の朝は早い。職場であるアースラまでは転移で一瞬なのだが、地球時間でいう午前6時には仕事を始めなくては片付かない。僕が八神家で暮らし始めてもうすぐ4カ月が過ぎようとするが、相変わらずはやては毎日朝起きて僕が家を出るのを見送ってくれる。まぁ…毎朝のはやてとのやり取りが結構気に入ってるのは僕だけの秘密だ。

 

 

 

 

 

 

 

「副艦長!!もう6時ですよ!!いい加減起きてください!!朝御飯食べないと仕事に間に合いませんよ!!」

 

 

「ぐごー!すぴー!むにゃむにゃ…お?クロノか………。おやすみ…」

 

 

「こんの…ダメ親父がぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

だからといって毎朝の仕事が父さんを起こすことだなんて絶対はやてには言えない…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「む、この案件は局に資料の請求をしなければいけないな…。そういえばこのあいだ起きたジュエルシード事件の報告書の追加資料を纏めて報告しなければいけないんだった。あと…はやてを聖王教会に連れて行く日は…来週か」

 

 

 

 

ジュエルシード事件…嫌な思い出だ。次元震の反応を感知してあわてて飛び出したものの、まさか半泣きになって逃げまわっている金髪少女を白い悪魔から助けることとなるとは夢にも思わなかった。うぅ…しばらくピンクのものは見たくないな、思い出してしまった。

 

 

 

 

「っと、どこにしまったんだったかな…たしかフォルダ名は『フェイト、散る』だったはず……あれ?『なのは、大地に立つ』だったっけ……。あった、『すれ違い、空』のフォルダか。これと…このファイルを送信っと」

 

 

 

 

ビービービー!

 

 

「クロノ執務官!仕事です。今すぐブリッジへ!」

 

 

「艦長!?了解しました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「第38無人世界に魔力反応をサーチ。どうもきな臭いわね…あの世界にはカエルみたいな生物のピョンキチ君以外は生息していないはずよ。魔力反応を持つ生物なんているはずがないのに…。渡航禁止区域だから一般人もいないはず…」

 

 

「たしかに怪しいな。魔力量からいって推定AAランクか…俺かクロノがいけばなんとかなるな。どうすんだクロノ?」

 

 

「副艦長は残っていてください、僕一人で行きます。最近このあたりの次元世界に次元犯罪者が逃亡した可能性があるらしいので、真偽のほどを確かめてきます」

 

 

「わかりました。ですがクロノ執務官、危険と判断したら速やかに帰還すること」

 

 

「了解です、艦長」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「たしか反応があったのはこのあたりだったはず…地上には一切魔力痕跡がない…」

 

 

 

 

どういうことだ?このあたりを少し回ってみたものの、辺りに住んでるピョンキチ君にはおかしな行動は見られなかった……ということはやはり地下か。

 

 

 

 

「ふむ、なら…S4U。金属反応探知、半径2km」

 

 

【Scanning Start】

 

 

 

 

やはり地下になにか研究施設があるという訳か。こんなところにあるということは違法研究施設の可能性が非常に高い……。ん?東に700mのところに出入口か…少し中を調べる必要があるな…。蛇が出るか鬼が出るか死神が出るか魔王が出るか…もしかしたら美少女(笑)かも…

 

 

「フフッ。我ながらアホなことを考えてしまうとは…。いかん、ツボにはまってしまった…ククク…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから(笑)つけんなやぁぁぁぁ!!!!」

 

 

「ふぇっ!どうしたのはやて?突然叫びだして?」

 

 

「いや、今な?誰かわたしのこと美少女(笑)って言った気がしたんや…。わたし、美少女(笑)やないやろ?な?」

 

 

「………」フェイッ

 

 

「………」ナノッ

 

 

「………キラッ」

 

 

「……神は言っている、ここで泣く運命ではないと…。わたし、負けへん…ぐすん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結構前に廃棄された場所のようだな…このぶんだと半年以上前だろうか…」

 

 

 

 

なになに…細胞をもとに元となった人物の再生を試みる…こっちは、戦闘に特化した機人を作り出すためのデザインベイビー…

 

 

 

 

「ちっ…完全に黒って訳だな。命を冒涜した研究がおこなわれていたってことか!」

 

 

 

 

いったいこの研究を行う為にどれだけの命が犠牲になったんだ!許さないぞ、絶対に首謀者を暴き出してやる!…ん!?声が聞こえる、例の魔力反応だな!

 

 

 

 

 

 

 

 

「クックック…ハアッハッハッハッハ!!!!実に愉快だ!ここまで愉快なものは久しぶりだ!ハッハッハッハ!どうだい?吾輩に命を握られている気分は…ねぇ、どんな気分どんな気分!?ハッハッハ!」

 

 

「や…やめてください!ひっ、そこは!あ、あれは…爆弾!?」

 

 

「クックック、さよならだ!爆弾に燃やされるか、吾輩のガトリングガンで蜂の巣にされるか選ぶがいい!そして潔く死ぬがいい!ハッハッハ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこまでだ!次元管理局執務官!クロノ・ハラオウンだ!武装解除しておとなしく……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッカーン!ウワァァ!

 

 

「あぁ!ドクター!私の質量兵器マンが死んじゃったじゃないですかー!」

 

 

「クックック、君が防弾チョッキに穴をあけてしまったのが敗因だよ。それじゃあ装備できないじゃないか。おや?お客さんかい?いらっしゃい、君も一緒に質量兵器マン4でもしないかい?」

 

 

「えっと…次元管理局執務官のクロノ・ハラオウンです。少しお話聞かせてもらってもいいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ…今日も疲れた…。もう夜の10時か…、仕事で夜遅くに帰るって…まだ20歳にもなってないのに…がんばれ僕。がんばれサラリーマン。がんばれ世界中のお父さん……。はぁ…今帰ってもはやては寝てしまっているだろうな…。ただいまー」キィ

 

 

 

 

「おかえりクロノさん!待っとったでー!あんな、今日いろいろ楽しいことやら、なんやらかんやらがあったんやで!ご飯食べながらでえぇから聞いてぇな!」

 

 

「………! あぁ、もちろんだとも。僕も今日、なかなか愉快な人たちと出会ってね…まったく、何も玄関で待ってなくてもいいだろうに…」

 

 

 

 

 

 

この笑顔があるからこそ…僕は執務官を続けられるのだろう。きっと。

 

 

 





「つまり執務官とは…今ミッドでもっともなりたくない仕事ナンバー1に輝いている悲しい仕事だ」

「そんなのって…ないよ!私将来どうすればいいの!?」

「笑えばいいと思うで」

「むしろ笑うしかないの」


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第三二話 性王教会…なんと卑猥な響きや…!「君の頭の中の方がよっぽど卑猥だよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう…ここが第三部の舞台になるミッドチルダや!きっといろいろ変な店があるんやろうな。お!これは…ピカチュウのぬいぐるみ!?なぜここに売っとるんや!?

 

 

『『この女狐がっ!!』』『『狸じゃないんだ…』』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第三二話 性王教会…なんと卑猥な響きや…!

     「君の頭の中の方がよっぽど卑猥だよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおっ、ここが話に出とった性王教会っちゅうところやな…なんと淫靡な王様を崇拝しとるとこやろうか…きっと変態レベルが高ければ高いほど上にいけるっちゅうシステムなんやろな…うむうむ」

 

 

「きゅくく!きゅくきゅく!」

 

 

「聖王教会だ。そんな卑猥な王が古代ベルカにいてたまるか!まず、そんな王様崇拝するか!」

 

 

「いややでークロノさん。さすがのわたしもちょい緊張しとるからそれをほぐそうとしただけのウィットにとんだジョークやないかー」

 

 

「自分で言って緊張がほぐれるのか僕は凄く疑問なんだが。やはり1回、君の頭の中を精密検査してもらうしかないようだな…大丈夫だよはやて。痛くないから」

 

 

「その哀れな目線くれるのやめてんか!?ああコイツも結局は…みたいな顔せんといてや!みっともなく泣くで!?大声で泣くで!?」

 

 

「きゅくー?きゅくるー!」

 

 

 

 

 

「クスッ…はいはい、こんなところで痴話ゲンカしないでくださいな。ようこそいらっしゃいました、クロノ執務官に八神はやて様、ぷちトマト様。私が案内人を務めさせていただきます、シスターシャッハと申します。本日はよろしくお願いしますね」

 

 

「あぁ!すみませんシスターシャッハ。教会の前で長々と話し込んでしまいまして…、約束の時間に遅れてしまい申し訳ありません」

 

 

 

 

おお、この人がシスターシャッハか!なるほど…トンファー流を極めていると見た!きっとそうに違いないで…なぜなら、この世界の人はどっかバグっとるに決まっとるからや。うん。そうにちまいない!トンファーキック!

 

 

 

 

 

「いえいえ、まだ約束の時間まで余裕がありますよ。あいかわらずクロノ執務官は時間に厳しいですね…まったく、ヴェロッサにはクロノ執務官の爪の垢でも煎じて飲んでもらわないといけませんね!いつもいつもフラフラとどっか行って…!」

 

 

「ははは、ヴェロッサの奴もあいかわらずみたいですね。おっと、紹介するのを忘れていた。はやて、こちらが本日お招きに預かっている騎士カリムの秘書であるシスター、シャッハ・ヌエラだ」

 

 

「…!? あぅあぅ…きょ!きょうわ、わざわざおにょびしてもうて!ありあとごじぇますた!八神はやてでちゅ!こっちは…わたしのぷちトマトの使い魔です!」

 

 

「きゅくっ!?」

 

 

 

 

あかーん!あまりに普通の人過ぎて逆にビックリしてもうた!噛んでもうたのはまだええ!『でちゅ』!?これはあかんやろ!!うわぁぁぁ!穴があったら入りたい…ぷちトマトの使い魔ってなんや!?あかん、このあと騎士カリムにも会うんやで?またトチッて噛んでまうかもしらん…ウヴォアァァ…

 

 

 

 

「クスクス…はい、お気になさらずに。クロノ執務官…この子とってもかわいいですね。私に譲ってもらえませんか!?妹にします!これは決定です、異論は認めない!私、妹が欲しかったんです!!」

 

 

「いや…あの…今日は別にはやてをシスターの妹にしてもらうために来た訳では…それより騎士カリムを待たせているのでは?」

 

 

「いや、正直カリムなんてどうでもいいんで。そんなどうでもいいことより!はやてちゃん!今日から私の事をおねぇちゃんって呼んでね!」

 

 

「ほぁっ!?な、なんでこんなことになっとるんか!?わたしが心の迷宮を彷徨っとる間にいったい何が!?」

 

 

「いや…あの…どうでもいいことじゃなくて…騎士カリムが…約束の時間過ぎてるんだけど…」

 

 

「きゅくー」

 

 

 

 

 

 

 

 

「で。シャッハ、何か申し開きはあるか。俺をこれだけ待たせたんだ、どうでもいい理由だったら今晩からロッサと一緒の布団で寝ろ」

 

 

「ロッサと一緒!?なんて嬉し恥ずかし…じゃなくて!騎士カリム!はやてちゃんが可愛くて私の妹なのがいけないんです!」

 

 

「ふむふむ…なるほどわからん。とりあえずロクなもんじゃねぇな…とりあえず、そのハヤテの為にクラガナンで1番美味いケーキ買ってこい。ダッシュな」

 

 

「はやてちゃんの為なら…私は今、光になる!」ダダダ…

 

 

 

 

アホや…真正のアホや。やっぱりこの世界にはアホしかおらんちゅうことが再確認できたわ。トンファー流より性質悪いで…

 

 

 

 

「おいクロノ。このちっこいのが綾崎ハヤテか。へぇー、少女よ。運命とは実に残酷だが、借金なんかに負けるなよ。聖王様はちゃんと見てくれているはず…とか適当に言っとけばいいか」

 

 

「いや、借金執事ちゃうし…八神はやてや。そして信仰心の欠片もないんかい…いったいどうして騎士になったんやこの人…」

 

 

「合法的にニートできるからに決まってんだろ。適当にレアスキル発動させてりゃ仕事しなくて済むなんて最高の職場、他にないぜ」

 

 

 

 

誰やこの人…中身全然ちゃうで…見た目はそのまま騎士カリムなんやけど、絶対中身ちゃう。なんかこう…悪徳業者とかマフィア的なニオイがするで…

 

 

 

 

「はぁ…騎士カリム、人の名前覚えないのはあいかわらずですね。あと、ちゃんと仕事してください…別にニートじゃないでしょうが…、ヴェロッサから聞きましたよ?アイツに全部の仕事押しつけてるそうじゃないですか…。シャッハには黙ってろって言われたせいで毎回会うたびにどこほっつき歩いてんだって無実の罪に問われるってぼやいてましたよ」

 

 

「へっ、義弟なんて使ってナンボだろうが。そうそう、ヴェロッサが今、俺の執務室に監き…居るからたまには顔でも見てってやれ。……そういえばそろそろ最後に飯食わせてやってから丸2日ぐらい経つな…」

 

 

「ヴェロッサー!待っていろ!今行くからなー!だから…死ぬんじゃないぞ!」ダダダ…

 

 

「きゅっくー♪」パタパタ…

 

 

「あっ…クロノさん…。ぷちトマトも行ってもうた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……、で?騎士カリム。人払いしておいて一体わたしに何の用や。夜天の書の話だけじゃないんやろ?だったらクロノさんまで追い出す必要があらへん」

 

 

「ククッ、頭のいい子は嫌いじゃないよ……さて、八神はやて。交渉と行こうか」

 

 

 

 

あかん、なんやこの人。腹黒とかそんなチャチなもんちゃうで…でも、わたしかて将来管理局の子狸言われとるんじゃ!素養はあるはず!まけへんで!

 

 

 

 

「俺のレアスキルについてはクロノから話があったかもしれないが『予言者の著書(プロフェーティン・シュリフテン)』って言ってな、まぁ要はよく当たる占い的なモンなんだが。ここ数年変な予言が出てきていてな…どうもキナ臭い感じがして、その予言の当事者である君に少し協力してもらいたいと思ってね」

 

 

「ほうほう、予言の当事者…ね。いったいどんな予言なんや?残念やけどわたしは大した力はもっとらんで?我が家のヴォルケンリッターの戦力を当てにしとるんなら個別に話持ちかけてもらわな、決定権がわたしにある訳ちゃうからな」

 

 

「ククッ…つれないねぇ…。まぁそこはいい、予言については訳したものがここにある。まずそれを読んでもらってから話を進めようじゃないか」

 

 

 

 

「ほなF4U翻訳お願いな。「おーるらいと」えっとなになに…『新暦007X年、ミッドは魔王の光に包まれた…草木は枯れ生物は絶え管理局は壊滅し、あらゆる生き物が絶滅したかに思えた…だがしかし、人類は滅亡してはいなかった!』ってなんじゃこりゃ!世紀末魔王伝ナノハの拳でもやるつもりか!?」

 

 

「ずいぶんと前衛的な詩だろう。君の記載が出てくるのはその先だ、どうも魔王と不滅の楯に対する抑止力となる夜天の王と金色の死神、あと黒の英雄ってのが出てくる。なぜかよく出てくる言葉に『その現実と常識をブチ殺すなの!』ってのもあるな。最後の言葉はよくわからなくてな…一応ミッド語に訳しておいたんだが…」

 

 

「うわー、非ッ常に嫌なそげぶが出てきてもうた…。そうやな、事件は新暦0070年から0079年までの間に起こるっちゅうことと、夜天の王ってのがわたしの事で間違いあらへんってことが読み取れるやろうな」

 

 

「そういう訳でね、相手も時期もわからないことから君に夜天の書の協力だけではなく事件の解決も依頼したいと思ったわけだよ。報酬としては、君を騎士として認定することと、局において現在3尉の待遇を用意することが出来る。その待遇からなら事件の発生時に迅速に対応できるぐらいには出世できていると思うんだが…どうだい、悪い話じゃないと思うんだがね」

 

 

 

 

 

ふむふむ…実際のところ、新暦0075年にはStSがあるからその期間になのはの乱がおきる可能性があるっちゅう話か…それにしてもいったい何が原因でなのはちゃんはミッドにスターライトブレイカー打ち込むんかな…気分やろうな、きっと。あと不滅の楯ってユーノ君の事やろうな…この前アリシアと模擬戦しとるときにユーノ君をフェレット状態で右手に縄で縛り付けて楯代わりにしとったし…黒の英雄に関してはたぶんクロノさんやろうな…黒ノ…ヒーロー…、魔法執務官マジカルクロノ!チャッキーン★って感じやろうな。

 

カリムの予言については必中やない、当たらない場合もある。という考え方もできる訳やから、私が中学卒業するまでになのはちゃんを矯正して、見張りをフェイトちゃんやヴィータに頼めば何も問題あらへんっちゅうことやな…ならあとはどれだけカリムから有利な条件を引き出すかやってことか…

 

 

 

 

 

「ひとつええか?騎士として認定っちゅう話やけど、夜天の書が古代ベルカの貴重な文献やっちゅう話での認定やったっけか?もしそうやないんなら…別にわたしの家族は教会やのうて管理局に入っても全く問題あらへん訳やから、管理局でシグナム達にがんばってもらうってのもアリやな。古代ベルカ式の使い手…そっちとしては喉から手が出るほど欲しい人材とちゃうんか?それにミッドが崩壊するっちゅう予言なんやろ?やったら報酬がちと少ない気がするんやけどなぁ…?」

 

 

「くっ…そうだったね…。では、騎士の認定については夜天の書での協力…ということで、報酬については…そうだな、ならミッドでの拠点を贈ろうではないか」

 

 

「うーん、そうやな…。拠点については新暦0070年からでええわ。あとは、そうやな…指揮官としての勉強をしたいから、士官学校に通えるよう計らってもらいたいねん。それに騎士っちゅう訳やからもちろん給料出るんやろ?さすがにグラハム提督から厚意で援助してもらっとるからちょっとは負担にならんようにせなんしな…」

 

 

「ふむ、そのくらいなら全く問題がないだろう。拠点については大豪邸って訳にはいかないがな…。給与については問題ない。古代ベルカのデバイスなら技術的な分野や史実的な分野から見たコストパフォーマンスが良過ぎるからね、相当な額が出ると思ってもらっていい」

 

 

 

 

 

「なら交渉成立や。これからよろしゅうな、騎士カリム」

 

 

「俺の事はカリムでいい。よろしく頼むぞ、はやて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゅくっ!」

 

 

「どうしたんだいはやて?聖王教会からでてからずっと非常に性質の悪い悪巧みをしていそうな顔なんだが…僕がいない間にいったい騎士カリムと何の話をしていたんだ?」

 

 

「いややなークロノさん、わたしかて女の子なんやから顔が悪いだなんて失礼やでー。ま、夜天の書での協力に関する話やったよー」

 

 

「夜天の書だけかい?リインフォースは現存する古代ベルカのユニゾンデバイスだろうに…その話はしなかったのかい?」

 

 

「あやー!すっかり忘れとったわー!」

 

 

「きゅくるー」

 

 

 

 

 

 

くっくっく…わたしが全てのカードを切ったと思ったら大間違いやでカリム…。それにしてもタダで家が手に入るとはな…、これから先の生活費についても安泰やしリインフォース及びこれから生まれるリインフォースツヴァイに関するユニゾンデバイスのパテントも夜天の書とは別に契約することによって、せしめられるっちゅう訳や…これが笑わずにいられるか?クックック…ハッハッハッハッハ!」

 

 

「途中からダダ漏れだよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぐっ…死ぬ…」

 

 

「どうしたんですか騎士カリム?はやてちゃんが帰ってからずっと非常に性質の悪い悪巧みをしていそうな顔なんですけど…私がいない間にいったいはやてちゃんと何の話をしていたんですか?」

 

 

「嫌だなシャッハ、俺とて女性なのだから顔が悪いだなんて失礼じゃないか。ま、例の魔王の予言での協力に関する話だっただけさ」

 

 

「魔王の予言だけですか?予言についてはもう1つあったでしょうに…その話はしなかったのですか?」

 

 

「あぁしまった。すっかり忘れてしまっていたよ」

 

 

「シャッハ…僕を踏みつけないでくれ…」

 

 

 

 

 

 

 

くっくっく…俺が全てのカードを切ったと思ったら大間違いだぜはやて…。それにしてもタダで管理局の手駒が手に入るとはな…、もう1つの予言で起きる事件に対して活動してもらう人材としても安泰だろうし、指揮官として勉強したいって言ってたことから部隊を自発的に作ってくれそうだからバックアップとして活動するだけでよさそうだ…これが笑わずにいられるかい?クックック…ハッハッハッハッハ!」

 

 

「途中からダダ漏れです…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「この勝負、わたし(俺)の勝ちだったな!」」

 

 

「「ああ、つまり似た者同士だったって訳か…」」

 

 




「ロッサがいつまでもフラフラしているからこれはお仕置きです!」

「クロノ…僕は死ぬ、きっと死ぬ」

「黙れ愚弟が」



「だいぶ遅くなってすまんかったな!風邪ひいて寝込んでしまっとったんや、あと今回は2話分の字数になってもうたんもちょっと関係しとるわ」

「はやてとカリムの腹黒さを出すのが非常に苦労したよ…」



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第三三話 クラガナン散策や!世界が違うと文化が違う!やっく!でかるちゃー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう…ここが第三部の舞台になるミッドチルダや!きっといろいろ変な店があるんやろうな。お!これは…アーンヴァル型武装神姫!?なぜここに売っとるんや!?

 

 

『1分の1ガンダムとか作れそうなのになぁ…質量兵器扱いか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル おわた orz

 

 

第三三話 クラガナン散策や!世界が違うと文化が違う!

      やっく!でかるちゃー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあはやて、僕は局に用事があるからもう行くが…本当に一人で大丈夫なのか?」

 

 

「なんやクロノさん、ぷちトマトもおるから大丈夫やって。局に行く言うても今日はそんなに時間かからんのやろ?その間にクラガナンの街をちょっと散策しとくだけや、それに…ここ、クラガナンには地上本部の局員さんがおる。きっと何かあっても守ってもらえるって」

 

 

「そうだな…。とりあえず夕方の5時ぐらいには遅くとも終わるだろうからその頃になったら連絡を入れよう」

 

 

「ほな、いってらっしゃいなー」

 

 

「きゅく、きゅっきゅくっきゅくるー」

 

 

 

 

クロノさんも大変やな、休日やっちゅうのに報告せないかんことばっかりやって。さて、ほんならクラガナンの街でも散策に出かけよか?アニメじゃほとんどどんな街かわからんかったしなぁ…地球にはない最先端技術で溢れかえっとるんじゃなかろうか?うは!ワクテカするなぁ!

 

 

「おっしゃ!行くでぷちトマト!超次元巡りツアーや、シャマルの料理を超える変な食べ物とか見つけるでー!」「きゅっくー!」

 

 

 

 

 

 

それにしてもわたしひとりなんてまったくもって珍しいな…地球じゃどこにいるにも誰かと一緒だったしな。F4Uでの魔法もかなり使えるようになってきたし、歩くのは何とかなるし、もう少しリハビリしたら走れるようになるかもな。

 

 

まずは目についた店から覗いて行こかな?ん~、お!新品のデバイスが売っとる店や。デバイスショップなんかな?ほへー、ミッド式言うてもいろんなタイプのデバイスがあるんやな…。なんやこれ…レイトウホンマグロ型デバイス…?魔法が氷結系にオート変換されますとな?名前はデュランダル!?……なんかもう夜天の書事件の被害者はリーゼ姉妹とデュランダルに決定やな…。見なかったことにしよ…。

 

 

「ほへー…デバイスショップっちゅうのもなかなかおもろいな…。こりゃシャーリーがグヘヘ状態になるんもわかるわ。おや?こっちの棚はベルカ式デバイスやな、両手剣に片手剣、ハンマーにボウガン…モンハンに出てくるような武器ばっかやな、笛とかないやろうか?」「きゅくっ!?」

 

 

なんや、ぷちトマト変な反応したな?……なるほど、見た目レウス大剣やなコレ。確かにぷちトマトからしたらビビるわ。んー、一通り見渡してみたけどもうおもろいもんないなー、まぁええわ。次の店いこっと。

 

 

 

 

「にいたん!こえ買ってー!」

 

 

「こらティアナ、まだデバイスは早いよ。それにしても俺と同じ拳銃型デバイスを手に取るとは…やるな!我が妹よ!よっと、高い高ーい」

 

 

「うー!子供あちゅかいヤダー!」

 

 

 

 

 

 

「ん?どっかでティアナちゃん4さーいの声が聞こえたような気がしたが…そんなこと無かったで。次は…そこのお菓子屋さんやな!」「きゅ!」

 

 

クラガナンのお菓子で聞いたことあるのはケーキにチョコポット、あとアイスやな。次元世界流のゲテモノお菓子とか超次元カエルチョコレートとかあるかもしらん。なんだまたダンブルドアかいな、的なカードもはいとっるかもしらん。

 

 

 

 

「ほへー、棚の上から下までお菓子尽しやな…。定番のスナック菓子にクッキー系、チョコレート系に…おっ、これが噂のチョコポットやな。何個か買うて帰ろ、みんなにお土産やな。ぷちトマトー何個か持ってきてくれんかー」「きゅくっ!」

 

 

えっと、籠はこれか。フェイトちゃん、アリシア、なのはちゃん、すずかちゃん、アリサちゃんユーノ君の6人分でよかろうか?家族には別の物買うて帰ろうか。ふむふむ…包装されたお菓子とかも売ってるんやな…近くに病院があるからやろうか。おや!ねるねるねるね!こんな所で出会えるとは…地球に売ってなかった理由はこれなんやな!また君に出会えて嬉しいよ!10個買いやな。うまいっ!てーれっててー!

 

 

 

 

「ほなこれで会計しよか。ぷちトマト、悪いんやけど持ってくれへんか?」

「きゅっくー!」

 

 

 

 

さて会計も終わったし…次はどこに行こうか。家電量販店とか面白そうやな!初音ミクとかAI化して売ってそうやし…もしそうやったら買って帰ろ!ニタニタ動画に旋風を巻き起こしたる!うへへ。

 

 

 

 

 

 

「あれは…八神はやて?自力で歩いているし、この時期にクラガナンに居るはずがないんだが…闇の書事件は起こらなかったのか?隣に浮いてるチビドラゴンもよくわからないし…他人の空似か?」

 

 

 

 

「おとーさん、早くー!スバルとおかーさんが店のお菓子を一緒に全部食べちゃうよー!」

 

 

「ゲンヤ、このお菓子とってもおいしいわ」モグモグ

 

 

「うーまーいーおー!!!」バクバク

 

 

「ごるぁああ!!バカども!店のお菓子を買う前に食うなぁぁぁ!!クイント!お前の頭の中は4歳児並みかぁぁ!?」

 

 

「とっても美味しいの」モグモグ

 

 

「モグモグしながら言うな!!美味いかなんて誰も聞いてねぇー!!まったく…あぁ、なんでこんなダメっ娘に捕まってしまったんだろうか…ゲンヤ・ナカジマ最大の失敗だぜ…。ほらクイント、とりあえず会計して出るぞ。すまんギンガ、スバルを頼む」

 

 

「私はゲンヤと結婚出来てよかった」ニコニコ

 

 

「ちっ…その言い方は卑怯じゃねぇかよ。へいへい、俺もだよ!」

 

 

「ぱぱーだっこー」

 

 

「おとーさんは私と手をつなぐのー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんや?どっからかゲンヤさんの叫びが聞こえてきたで?どこか近くにおるんやろうか?リア充爆滅しろ!!!」「きゅ?」

 

 

あかん暴走モード突入してまうとこやった。それにしても、なんかさっきからニアミスしとる感が否めないな…。

 

 

 




「てぃあなちゃんよんさーい
すばるちゃんよんさーい
くいんとちゃんにじゅう【ピー】さーい(笑)
まさに(笑)の人や…」


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第三四話 魔法少女リリカルはやてStriker’s 第0話 魔法少女、育ちます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『わたしかて魔導師のはしくれ、戦う心構えくらいは持っとります!』

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女リリカルはやてStriker's

 

 

第0話 魔法少女、育ちます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「家電量販店なんて、どこの世界も同じなんやなぁ…それにしても電気街アキバハラってなんやねん…そっくりにも程があるんやけど…」「きゅくー」

 

 

お、ここか…エドバシ電気…なんかこれもどっかで聞いたことあるような…。まぁええわ、PCコーナーが地雷やなきっと。なんか知らんがポンコツ店員とアホの子店員に次元跳躍店長がいそうな気がする。それでも……行くしかないんだー!踏み込めー!フラットアウトー!

 

 

 

 

「行くでぷちトマト!踏んで行って生き残る!それがR乗りの宿命やー!とつげ、ふぎゅ!」ドンッ!「きゅくっ!?」

 

 

「む?すまない、大丈夫か?メガーヌ、来てくれ。少女を轢いて泣かせてしまった」

 

 

「隊長!?まったく、冷蔵庫は大きいんですから周りには気を配っていただかないと…、あなた大丈夫!?怪我してるわ、ヒーリングかけないと…隊長はこの子を向こうのベンチへ運んでください!」「あぶー」

 

 

「しかし…世間では『Yes!ロリータ。No!タッチ』という言葉があるらしい、レジアスから聞いたことがある。俺は次元犯罪者になってしまうのではないか?」

 

 

「そのあまりの世間の疎さをどうにかしてください!そんなの、この場合は治外法権です!」「きゃっきゃっ!」

 

 

「うぇぇぇ…、ふぇぇぇ…」「きゅくー!」

 

 

めっちゃ痛いねん!泣くわ!転んだのなんか何年振りや!前世になるから10年ぶりくらいやで!うぇぇぇ…痛いよークロノさん…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「少女よ、すまなかったな。お詫びと言っては何だが遠慮せず食べてほしい…俺の名前はゼスト・グライガンツだ。こっちはメガーヌ・アルピーノとその娘のルーテシアだ」

 

 

「私達は地上本部の首都防衛隊なの。今日はお休みで隊長に荷物持ちをお願いしていたのよ。ほら、私はこの子がいるから」「ぴゃぁ!」

 

 

「わたしは八神はやて言います。こっちは使い魔のぷちトマト「きゅくっ!」クラガナンには初めて来たんでちょっと散策しとったとこやねん」

 

 

あら、ゼストさんとルールーのお母さんやったんか。ルーテシアちぃちゃいな!かわえぇ…。それにしてもヒーリングかけてもろただけじゃなく喫茶店でケーキまでごちそうになるとは…ちょっと悪い気がするなぁ…いや、めっちゃ痛かったんやから気にせんでええか。

 

 

 

 

「む?初めてということは他の次元から来たのか?変なことを聞くが渡航証明書とかもっているか?それとも次元漂流者か?」

 

 

「とこーしょうめいしょ?そんなんもらったっけ…パスポートみたいなもんか?次元漂流者やないでー。聖王教会に用事があってきたんやー」「きゅくーきゅくきゅっく?」

 

 

「ひとりで来たの?それとも他の人と来たの?お父さんとかお母さんは?」「あぅあぅ」

 

 

うーん、お父ちゃんとお母ちゃんは死んどるし…。なんて言えばいいんやろうか…クロノさん言うても知らんかもしれんし…、地上本部と本局はめっちゃ仲悪いもんなー!しゃあないか、年相応に振舞っとけばなんとかなるやろ!

 

 

 

 

「クロノさんと一緒にきたでー!管理局の執務官やー!」「きゅ!」

 

 

「執務官と一緒に…?ということは少女、デバイスを持っているか?なにかあったらデバイスを見せろと言われていないか?」

 

 

「あ。言うとった。身分証と財布が一緒になっとるよーって言われとってん。すっかり忘れとったわ」

 

 

「ちょっと見せてもらうね?………、隊長。この子、このあいだ話のあった管理外世界で見つかったっていう古代ベルカのデバイスの持ち主ですよ」

 

 

「だから聖王教会にか、なるほど。と言うことはクラガナンについて全く知らない訳か。」

 

 

「知らんかったけど、この街めっちゃ楽しいで!変なモンいっぱいある!さっき曲がるビーム出る光線銃見つけてん!当たっても痛くないとか何に使うんやろか!」「きゅっきゅ!」

 

 

きっと魔法の練習用やろうな!おもちゃ屋さんとかわくわくするでー!なんでこんなん楽しいんやろうか!クラガナンは最高の街やでー!

 

 

 

 

 

 

「あらあら…そうだ!もしよければこの後、私たちがクラガナンを案内……、はやてちゃん!危ない!」ドンッ

 

 

「わあ!?いったい何が…バインド!?メガーヌさんになんでバインドがかけられとんねん!?」

 

 

いったい何が起きたんや!?突然メガーヌさんに突き飛ばされたかと思ったら私がいた場所にバインドがかけられとる!あかん!ルーテシアもメガーヌさんと一緒にバインドに捕まっとる!

 

 

 

 

「メガーヌ!ルーテシア!大丈夫か!……これは中距離転送の魔法陣!?」

 

 

「隊長ははやてちゃんを連れて離れてください!この子は私が守って見せま…」シュイン!

 

 

 

 

転送用の魔法陣…!?敵は私を連れ去るつもりやったんか?………!まさか…ユーノ君がクロノさんを私の護衛にしようとしたんに関係があるんか!?

 

 

 

 

「クソッ!行くぞ、少女!とりあえず店を出る…狙われているらしい!メガーヌは首都防衛隊の隊員だ、なんとかルーテシアを守るくらいは出来るはずだ!」

 

 

「あわわ!りょ、了解です隊長!」「きゅく!」

 

 

「フッ………。デバイスを持っているなら少しは魔法が使えるのだろう、期待しているぞ八神隊員!店を出てすぐセットアップだ!敵が来るかもしれん…戦うぞ!いけるか?」

 

 

「ひゃあ!……大丈夫です!わたしかて魔導師のはしくれ、戦う心構えくらいは持っとります!」

 

 

 

 

 

 

 

これが、わたしが海やのうて陸を志願したきっかけになる事件やった。

 

 





「魔法少女へっぽこはやて!リリカルマジカル頑張るで!」


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第三五話 魔法少女リリカルはやてStriker’s 第1話 ファースト・アタック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『わたしは負けへん。戦いを知った今のわたしは…ちぃっとばかし強いで?』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル はやて Striker’s

 

 

第1話 ファースト・アタック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「八神隊員!気をつけろ!どこから敵が狙っているかわからん!空戦魔導師がいるかもしれないから空にも気を配れ!セットアップ!」

 

 

「りょ、了解です隊長!Flower For You!セットアーップ!」

「おーるらいと!Get Set Ready!」

 

 

 

 

本邦初公開!1分の1フルアーマー八神はやてや!ごめん嘘ついた。ただの初セットアップや。バリアジャケットの設定がなぜかわからんが黒のゴスロリから変更不可以外はまったく普通…って普通なとこあるか!?なんでヘッドセット付きのゴスロリやねん!?絶対リンディさんの趣味やろこれ!しかもなんで左目にパチモンスカウターがついとるんや!?絶対クライドさんの趣味やろこれ!誰を見ても戦闘力5しか表示されん!いらんわ!!

 

 

「………。なんというか、ずいぶんと個性的なバリアジャケットだな。しかし左目のスカウターはいい趣味しているぞ」

 

 

「変な気遣いはいらんとです!偉い人にはそれがわからんのですよ!F4U、ガトリングモード!」

「がとりんぐもーど!ガシュン!」「きゅくー」

 

 

F4Uを両手持ちのガトリングガンみたいな形状に切り替えて…右脇にしっかり抱えて左手で支えるっと…右手でグリップを握ってスカウターのロックマークが付いたらトリガーを引く!大丈夫や…覚えとる…。これやったら連射に優れとるからそう簡単に近づくことはできんはずや!

 

 

「む…変形機構を取り入れているのか。しかもインテリジェンスとは…援護射撃は期待させてもらうぞ!」

 

 

「は、はい!ワイドエリアサーチ!スフィア射出!半径2km展開!」

「おーらい!」バシュッ!

 

 

 

 

初の実戦や…怖い…でも、地上の英雄と一緒や!敵は……6人か!?地上に5人、空に1人…意外に多いで…!

 

 

「隊長!バリアジャケットの反応が地上に5人、空に1人です!そのうち4人は範囲ギリギリで固まってますが地上の2人がバラバラにこっちに向かって来てます!正面と…右側面空中です!」

 

 

「了解!右の奴は俺が抑える、正面から来る奴に一発お見舞いしてやれ!」

 

 

「は、はい!!」

 

 

 

 

 

はぁっ…はぁっ…、も、目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ…射程まであと40…30…、手が震える。…20…10…は、発見!目標……ロック!オレンジの頭の奴や!?走って来よる!?ひあぁぁぁ!?

 

 

 

 

「うわあぁぁぁ!バレットスフィア!フルファイアー!」

「Kill、ぜむ、おーる!」

キュイィィン…ガガガガガガガガガ!!!!

 

 

小型直進型スフィアの連続滅多打ちや!!せ、先手必勝!!!怖い怖い怖い!!!

 

 

「うわぁぁぁ!!俺は、ゆ、友軍だぁぁぁ!!ア、アンカー射出!」ダダダダ!バシュ!

 

 

避けられたぁぁ!!左のビルになんか糸みたいなもん出してピヨーンって!ピヨーンって!なんか叫びよるぅぅ!!ひやぁぁぁぁ!!撃ち落としたるぅぅぅ!!!

 

 

「きゃあぁぁぁ!スパイダーマンみたいに跳ねおったぁぁ!いやあぁぁぁ!!!」

「ぐんないBaby!」「きゅ!きゅっくー!?」

ガガガガガガガガガ!!!!

 

 

「ぎゃあぁぁぁ!かすったぁぁ!トリガーから指を離してくれぇぇぇ!!!」チュイン!チュイン!

 

 

こっち来よる!?来よるよおおおお!?!?だ、弾幕やぁぁ!!クラスター型の弾幕を張るんやぁぁ!!左舷弾幕薄いでぇぇ!?何やっとるんやぁぁ!?弾幕は…パワーだぁぁぁ!?!?

 

 

「こっちこんでぇぇぇ!!ブ、ブラストシューター!!!」

「しゅーと、いっと!ばーらっじ、いず、Power!」

ドゴォ!ドゴォ!ドゴォ!

 

 

「ば、爆風がぁぁ!バカな!ちょ!直撃だと!?うぎゃぁぁぁ!」チュドーン……ポトッ

 

 

い、嫌やあぁぁぁ!!!!まだ死んどらん!?もう動かんでぇぇぇ!!!

 

 

「まだピクピク動いとるぅぅぅ!!!もう嫌やぁぁぁ!!!接近してトドメやぁぁ!?うえぇぇぇん!!一・撃・突・貫!バンカァー!バスタァァー!!とっつき打ち込んであげるから昇天してぇやぁぁぁ!?!?(大絶賛錯乱中)」

「じぇっとむーぶ!ひーとぱいるもーどちぇんじ!!Dai,job!He,Sad,Show,Dad,Color!!」

ドスッ、ズガァァァァン!!!

 

 

「ぴぎゃあぁぁぁぁ!!!!ごふっ!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひっく…ひっく…はぁっ…はぁっ………ふぅ!殲滅完了や!」ゴシゴシ

「ないすKill!ますたー!」「きゅ……」

 

 

「お、俺は…局員…だ…」ガクリ

 

 

「いったい何をしているんだ八神隊員?」

 

 

「フレンドリーファイアね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えらいすんませんでっしたぁぁぁ!!!ほんますんまっせぇぇん!!!」ゴン!ゴン!

 

 

「いや…友軍識別コード知らなかったんだから仕方ないよ、別に怒ってないからそのジャパニーズDOGEZA?をやめてくれないかなぁ…」

 

 

 

 

ティアナのお兄さんって気付かずに勢い余って撃墜してもうた…しかしオーバーキルやったはずなのに……

 

 

 

 

「さすが我が地上本部の局員だな、ランスター捜査官と言ったか?」

 

 

「ゼスト隊長!?光栄です!地上本部の強さと言えば…回復力の強さ!即死でも5分で全快は当たり前です!」

 

 

「お腹が空いたわ、ゲンヤはどこ。はやく返して」

 

 

 

 

 

 

殺しても死なないっちゅうんはこういうことなんやな…ティーダさんの人外スキルはとりあえず置いといて…。みんなの持ち寄った情報からすると『敵は4人、陸戦3人に空戦1人』『人質としてゲンヤさん、スバル、ギンガ、ティアナ、メガーヌさん、ルーテシアの6人』『敵は女の子を狙っているらしい』『ティアナの反応が敵が4人固まっているところにある』ってとこやな。ゲンヤさんはスバルとギンガを守ろうとして一緒に捕まったらしいし…メガーヌさんとルーテシアはわたしの代わりに捕まったし…。近くに他の子供がおらんかったことや、近隣の地区の子供がさらわれていないことからリンカーコアの資質の高い子、もしくはわたしを狙った犯行やろうな。そして局員を2名も攫ってしまった敵がいまだに逃亡していないことからすると…

 

 

 

 

「十中八九、敵の狙いはわたしや。サーチ出来るのはわたしとティーダさんだけやから他の人が何処に捕まっとるかわからんけど、ティアナがいることからたぶんみんな一緒なんやろ。ここから南に2kmほど行ったところみたいやね」

 

 

「ふむ、敵の狙いが八神隊員だとすると…人質に興味は無いだろうな。よし!ではこれより敵陣に強襲をかけ人質を奪還する!敵も狙いである八神隊員が来るのなら全員でかかってくるだろう。撃破してしまえば安全だ」

 

 

「そうですね、幻影魔法を使って反応を誤魔化している様子もないみたいですし…純粋に4人なんでしょう」

 

 

「ゲンヤ…ゲンヤ…。ゲンヤがいないと…死んでしまうわ。早く行きましょう」

 

 

 

 

「そうだな、プロテインだな。だが行く前に簡単にポジションを決めてしまおう。クイント、お前はフロントアタッカーSt01だ。敵を引き付けて撃破しろ。ランスター捜査官はセンターガードSt02だ、中距離から我々に指示を送って欲しい。俺はガードウイングSt03として敵をかく乱する、炎熱変換があるから多少の中距離なら何とかなる。八神隊員は集団戦の経験がないだろう、フルバックSt04として援護をお願いする」

 

 

「隊長、空はどうするの。1人そっちに裂かないと」

 

 

 

 

そこが問題や…。しかし、逆に好都合なんやないか?……ん?プロテイン?

 

 

「大丈夫や…わたしが空戦引き受けたる…。できへん集団戦で完全に足を引っ張るより多少なんとかなる対人戦に持ち込んで時間稼ぎます!」

 

 

「はやて君、君は怖くないのかい!?さっきは泣きながら戦ってたじゃないか!今だってほら!足が震えているし…」

 

 

「そりゃ怖いで…初めてやったんやもん…。次はもしかしたら死んでまうかもしれん…。でも、わたしには一心同体の強い家族がおんねん!来たれ夜天の書!第46頁収集魔法発動!『フワフワたいむ』対象、ぷちトマト!!F4U!ドッグファイトモード!」「おーらい!もーどちぇんじ!」

 

 

 

 

 

 

ぷちトマト!フルサイズ・リオソウル!!

 

 

グルルル……!ギャオォォォォォ!!!!!

 

 

「「「青くなって…巨大化した…!?」」」

 

 

 

 

「わたしは負けへん。戦いを知った今のわたしは…ちぃっとばかし強いで?」ニッ

 

 

 

 

 

 

 

 

「戦闘を怖がりながらも笑う…。泣きながらも戦う意思を示す…。フッフッフ…面白い、実に面白いな!八神隊員!いつか局員になるときは是非とも我が首都防衛隊に来るといい!歓迎しよう!急造チームだが…我々は絶対に負けん!行くぞ!チーム・ストライカーズ!!」

 

 

 

 

 

 

なんかどっかでみたような布陣なんやけど………あ!わかったで!つまり、魔法少女リリカルはやてStriker’sでは、わたしがキャロのポジションなんや!

 

 





「夜天の書の魔法の『フワフワたいむ』っちゅうんは対象を無重力状態にしてしまうんや。空戦の適性のない魔導師につかってもうたら時間切れになるまで空中から動けんくなるんやけど…こないだフェイトちゃんに使わせてもらったんや。結果、フェイトちゃん速い→無重力状態→地球の引力に魂が引かれなくなった→ソニックムーヴ発動→フェイトちゃん、風になった→お墓の前で泣く。という結果やった。つまり、フワフワたいむを使うと、フェイトちゃんがお墓になるんや」

「はやて!そこに私はいないよ!!」


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第三六話 魔法少女リリカルはやてStriker’s 第2話 チャージ・オン・ザ・エネミー

突貫する charge on the enemy




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『残念やったなぁ!それは生存フラグやでぇぇ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル はやて Striker’s

 

 

第2話 チャージ・オン・ザ・エネミー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ射程圏内に入ります、お二人とも、準備はよろしいですか?俺が降下の援護射撃を行います!何かあったら通信で!」

 

 

「だだだ大丈夫だ、もも、問題ない。神は言っている、ここここで死ぬ運命ではないと。タカイノコワイタカイノコワイ……」

 

 

「一番いいゲンヤを頼むわ」

 

 

「こんなチームで大丈夫や…?」

 

 

敵もわたしらの接近を察知したんか、人質を置いて戦いやすい開けた場所に移動したようやな…。一気にぷちトマトから降下作戦の開始や!

 

 

 

 

「ではカウント3で行きます!3、2、1、ヴァリアブル・シュート!」ズドン!ズドン!

 

 

「St01。クイント・ナカジマ。私のゲンヤと家族とゲンヤとゲンヤを返してもらうわ」タンッ

 

 

「St03。ゼスト・グライガンツ!『地上』の平和は俺とレジアスが守る!いざ行かん!母なる大地へ!」ズタンッ!

 

 

 

 

 

 

「…St01とSt03の降下を確認。はやてちゃん、くれぐれも無理しないようにね!St02。ティーダ・ランスター!俺の妹に指一本でも触れていたら殺す!触れていなくても殺す!七代先まで殺す!非殺傷で殺す!死ぬまで殺す!お前を、殺す!!」バシューン!

 

 

クイントさん…何で三回も言った?隊長は高所恐怖症やったんか…。ティーダさんもシスコン丸出しでえらい勢いで落下していきおったし…。管理局員が殺すやなんてあかんやろ。どうやって非殺傷で殺すんや…

 

 

「さあ行くで、ぷちトマト。敵さんも空に上がって戦闘態勢や…アンタとわたしの実力、見せつけてやるんや!!」

「ギャオオオ!」

 

 

 

 

 

 

さて、空戦開始と行こうやないか。敵さんもやる気みたいやし…ヤバッ!シューターの準備しとる!?

 

 

「St04八神はやて!!エンゲージ!!前方に火炎弾!撃ったらすぐ右にバレルロールで回避や!」

「ギュオォォォ!」

 

 

≪地上の英雄!大地の精霊!俺がガイアの意志だァァァ!!≫

≪あなたーのクイントちゃんだーよー。ゲーンヤー、はやくこーないとーごはんたーべちゃうよー。うそだーよーいっしょにたべたーいよー≫

≪ヒャアッハッハッハア!いいねェいいねェ、最ッ高だねェ!ユカイに素敵にSHI☆NI☆SA☆RA☆SE!!≫

 

 

ドゴォォォン!

 

 

「ぐっ…爆風があがっとる、どうやらシューターの迎撃には成功したようやな。そのまま円を描くように右から接近!F4U!誘導弾!」

「おーけー!らぴっどしゅーたー、しゅーと!」

 

 

「討つしかないのか!スフィアシューター!」

 

 

くぅぅ!バリアジャケット着とるとはいえ、凄い風圧とGや…。あと、通信邪魔!!なんかあったら通信でって…なんの役にも立たんやないかぁぁ!!シューター3発!?回避や、いっけぇぇ!!

 

 

「ならば、俺がお前を討つ!プロテクション!」バシッ!バシッ!

 

 

こっちのシューターは弾かれたか!?しかし、敵はこっちの速さに着いてこられんみたいやな!掠りもせんやったで!ぷちトマト!

 

 

「下降して、敵めがけて火炎弾を撃ちながら上昇!相手に背中を向けてすれ違ってや!」

「ガアアアァァァ!!!」

 

 

うぐぐ…目が回りそうや…。こんなんが得意とはフェイトちゃん、さすがノーパン変態機動娘や。だけど、舐めたらあかんで?わたしの得意なゲームはエースコンバット! F-16は最高や!天と地が入れ替わることぐらいなんてことないで!

 

 

 

 

「クッ、どうしてお前がそんなものに乗ってるんだっ!?プロテクション!」ズガァァン!

 

 

「光よ集い突き抜けろ!魔王直伝!全力全開!ディバイーン…」

「Baster!」

 

 

ズドォォォン!

 

 

ここでやったか!?は生存フラグや!八神はやて、動けなくなるまで叩き込むのがわたしの流儀や!

 

 

「今や!ぷちトマト!ムーンサルトで下降開始!……あとでわたしのこと拾ったってや」トンッ

「ギュイ!?」

 

 

 

 

 

 

 

ヒュー。

 

 

 

風、気持ちいいねー。ってそんな悠長にしとる場合やないな、大絶賛自由落下中やでー。うん、この状況…実は飛べないわたしはただのアホや。やっぱり敵さん生きとったで、なのはちゃんクラスの砲撃適正はやっぱりわたしには無いなー。

 

 

「飛べないっていったってなぁ…ドッグファイトは無理でも、ストライクぐらいは出来るんやで!!」

 

 

 

 

さて!八神はやて一世一代の大博打!咲かせて見せよう女華!

 

 

「夜天の書第29頁収集魔法発動『たーまやー!』」

 

 

ヒュルルル~ドーン!ドーン!

 

 

「クソッ、なんだこの魔法は!?前が全く見えない!どうしてお前がニャチュラルの味方をスルンダッ!」

 

 

「F4U!突撃やぁぁぁ!!」

「ちゃーじ!じぇっとむーぶ!」キィィィン!

 

 

そりゃ目の前で花火爆発させられたらなんも見えへんで。加速しながら一撃必殺かましたる!あとさっきからヅラが左にズレとんねん!!

 

 

 

 

「テキーン!キラキラーン!ヘヤッ!モウヤメルンダッ!!」ドゥ!

 

 

アホがぁぁ!!こんな時に覚醒ゲージ解放すんなやぁぁ!?ヤバい!砲撃魔法や!回避出来へん!!

 

 

ドガァァァァァァン!

 

 

 

 

 

「やったか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「残念やったなぁ!それは生存フラグやでぇぇ!!」ドンッ!ガシッ!

 

 

ギリッギリでプロテクションが間に合ったで。今のはちょーっとヤバかったなぁ…。ちびっと漏れてもうたやないか!そのヅラふっ飛ばすで!?

 

 

「ニコルゥゥゥン!!」

 

 

「うっさい黙れェェェ!!今度はこっちの番やぁぁ!超至近距離から受けてみぃ…これがわたしの!一・撃・突・貫!!!」

「Bunker Baster!Full Power!」ズッガァァァァン!

 

 

 

あなたッ!吹き飛んでッ!

ギンガの!はちぇまれぇっ!

 

「キラァァァァァッ☆!!!」ズドォォォン!

 

 

 

 

 

 

 

「フッ、戦闘力たったの5、ゴミめ!しかし最後の最後まで何が言いたいんか全くわからんやっちゃなぁ…、ニャチュラルってなんや…。おーい!ぷちトマトー、こっちやでー。はよ来てくれんとこのヅラが取れた兄ちゃんと一緒に流星に跨って地上に急降下やでー、地表まであと500mやー」

 

 

「ギュグルゥゥゥ!?!?」

 

 

 

 

 

あかん……緊張の糸が切れたからか、意識が遠くなる…、ぷちトマト、あとは頼むで…ちゃんと拾ったって…や…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いけークイントちゃん、君に決めたー。『ズガァァン!』クイントちゃんの、りぼるばーしゅーと。きゅーしょに当たったー。『ぐええぇぇぇ!』ててててーん。クイントちゃんのれべるが151になったー。『ドガァァン!』クイントちゃんは新しく、む!くんくん。『うぎゃぁぁぁ!』ゲンヤのにおいがする!ゲンヤサーチャーを覚えた!ててててーん!」ギュイィィィン!

 

 

 

 

「おい!St01!?クイント!どこへ行く!」

 

 

「St01!突っ込み過ぎです!下がってください!」

 

 

「違うわ。ツッコミはゲンヤで、夜の突っ込みもゲンヤ。私はボケで、夜も突っ込まれる方。でも子供のそーじょーきょーいくに悪いって最近ご無沙汰…今度二人で旅行に行くわ。いちゃいちゃするの、らぶちゅっちゅ。ところで……そーじょーきょーいくって何?」

 

 

「「こんな戦闘中に下ネタ言うなっ!!情操教育だっ!!」」

 

 




「泣いたり気絶したり忙しいなー。でも、考えてみぃ。もともと一般人やったらそれが普通やと思うで?」

「弱くたって泣いたって、最後まで立ち向かうんが大事やと思う」

「だから…わたしが漏らしたんはクロノさんには内緒やで!!」


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第三七話 魔法少女リリカルはやてStriker’s 第3話 ストリーム・オブ・ティアーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おいバカやめろ!そんな速度でつっこんできたら…!ストップ!ストップゥゥゥ!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル はやて Striker’s

 

 

第3話 ストリーム・オブ・ティアーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゅくー?」

 

 

「うにゃん…ダメや…それはわたしのチョコケーキ…」

 

 

「はやてちゃーん?そろそろ起きようねー?もう敵は倒したよー」

 

 

「私のこの手が真っ赤に燃える、ゲンヤを掴めと轟き叫ぶ!ゲンヤがいないのなら、こんな星…いらない!」

 

 

「そろそろクイントが色々な意味で危ない。捕まっていた彼らの元へ行こうではないか」

 

 

 

 

ほえ?ヅラの兄ちゃんがわたしのチョコケーキに向かって銀河美少年クロノース★ミ…?

 

 

「あれ?なのはちゃんがさっきまでフェイトちゃん縛ってシバいて高笑いしよったんじゃ…?『フェイトちゃんにパンツなど百億光年早いの!』って…あれ、昨日の事やったっけ?」

 

 

「はやてちゃん…いったい君の夢の中で何が起きていたんだ…。むしろ君の私生活がどうなっているのか…」

 

 

 

 

なんや。さっきまで気絶しとったんかいな…しっかし、よう勝てたなぁ。いっつも模擬戦ではフェイトちゃんやなのはちゃんにボッコボコのメメタァ!ってされとったからなぁ…まったく自信なかったで。ようやってくれたな!ぷちトマト!

 

 

 

 

「なに悠長にしている!クイントが電波を受信しだした!急げ!時間がないぃぃぃ!死にたいのか!」

 

 

「そう、あなたたちが私からゲンヤを奪ったのね…。大丈夫、ゲンヤは死なないわ。私が守るもの。それに…私が死んでも代わりはいるわ。ふはははは!見事だ勇者よ!だが、私を倒そうとも、第2、第3のクイントが再びこの世に現れるだろう!!」

 

 

「ヤバッ!急いで、はやてちゃん!クイントさんはゲンヤさんの事となると我を忘れるんだ!過去に地上本部すら崩壊させた実績がある!」

 

 

「ひあぁぁぁ!?クイントさんから変なオーラが出とる!?た、たいちょー!ティーダさん!おいてかんでぇぇぇ!!」「きゅっくー!?」

 

 

「私のゲンヤに、手を出すなぁぁぁぁぁ!!!!」ギュイィィィン!

 

 

 

 

うぎゃあぁぁぁあぁああ!こっちこんといてぇぇぇぇ!?プ、プロテク…どっかーん☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くんくん。こっち!ゲンヤサーチャーでは、ここの倉庫にゲンヤがいる。ついでにギンガとスバルもいるわ。あとは知らない、他の人には興味ないもの」

 

 

し、死ぬかとおもた!味方に轢き殺されるかとおもた!やっぱチビッた!

 

 

「自分の娘をついで扱いかい…しっかし、サーチャーと同じ性能を持っとるんやなぁ…クイントさん。ゲンヤサーチャーって一体…?」

 

 

「さっきレベルが上がって覚えたようだ。む?そういえば、レジアスは技は4つまでしか覚えられないと言っていた気がするんだが?」

 

 

それはポケモンの話や。クイントさんが仮にポケモンやったとしたらゲンヤさんは今頃保護責任者なんたらーの罪で捕まっとる。

 

 

「興味ない!?そんな訳ねぇぇだろぉぉぉ!!俺のティアナは次元世界一可愛い妹だあぁぁぁ!!…くれ?やる訳ないだろおぉぉぉぉ!!」

 

 

「ふざけないで、私のゲンヤが次元世界一よ。異論は…認めないっ!」

 

 

そこ!食いつくなシスコン!あんたら二人は話がややこしゅうなるからだまっとってや!

 

 

 

 

 

 

「てきーん!にいたんの声がしゅるでしゅ!絶対、にいたんでしゅ!わたしにはわかるでしゅ!にいたぁぁん!ここでしゅー!にいたぁぁぁぁん!」

 

 

「どうした嬢ちゃん?ん~確かに、俺もなんか近くでクイントが暴走してる気がするんだよな…。だいたい当たる嫌な感だぜ。おっと、どうしたギンガ?」

 

 

「おとーさん…こわいよぉ…」ギュッ

 

 

「よしよし。お母さんが来るまではお父さんがギンガとスバルはしっかり守って見せるからな!」

 

 

「ぱぱ、おちっこー!」

 

 

「あら、クイントの旦那さんはやっぱりいいお父さんね」「あーうー」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「テキーン!今、ティアナ(ゲンヤ)の声がっ!!」」

 

 

「俺には全く聞こえなかったんだが…。聞こえたか?八神隊員?」

 

 

「…。わたしも隊長と同じ普通の人間なんで、聞こえませんでしたわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここか!うおおおおお!!!ティアナァァ!!」ドゴォ!

 

 

ヤバス。今、素手でコンクリぶっ壊したで?ティーダさん、あんた射撃型魔導師ちゃうんか…!?妹の為ならコンクリすら破壊するんか!?さすがミッドチルダ!恐ろしい…。

 

 

「にいたん!」

 

 

「ティアナ!」

 

 

 

 

 

 

 

「にいたぁぁぁん!」テテテテ

 

 

「ティアナァァァァ!」ダダダダ

 

 

「ゲンヤァァァァ!」ギュイィィィン!

 

 

「おいバカやめろ!そんな速度でつっこんできたら…!ストップ!ストップゥゥゥ!?」

 

 

ゲンヤさん死亡のお知らせやな。線香くらい上げたったるわ。なむなむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダァーン!   チャリン。

 

 

 

 

 

 

 

 

「………。ゴフッ………」

 

 

 

 

ビチャッ。  バタン。

 

 

 

 

 

 

 

 

…………えっ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チッ、射線上に入りやがって。ったく、あれだけの人数で、あの小娘ひとり排除できないなんてね…」

 

 

「貴様!誰だっ!姿を現せっ!クイント!メガーヌ!敵は質量兵器を所持している!警戒しろ!!」

 

 

 

 

「にいたん?てぃあなでしゅよ?……こんなとこでねちゃダメでしゅよ?いつもみたいに高い高いするでしゅ。てぃあなに会えたのがそんなに嬉しかったんでしゅか?ししゅこんでしゅねー。……にいたん?にいたぁん」ペチペチ

 

 

 

 

えっ…ティーダさん、なんで寝とるんや?なんで血がいっぱい出とるんや?

 

 

 

 

「残念だけど、ここは撤退させてもらうわ。じゃあね、小娘。そうそう、倒れている彼ね?あなたの所為で死んだのよ。フフフッ」

 

 

 

 

えっ…死んだ?ティーダさんが…わたしの…所為で…?

 

 

 

 

 

 

「にいたん……?い、いやあああああぁぁぁ!!また死んじゃうの!?にいたん!?にいたぁぁぁん!!ひとりにしないでぇぇぇ!!いやああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

「わ…わたしの所為で…?…う…うわあああああああああ!!!!!!」

 

 

「八神隊員!しっかりしろ!君の所為ではない!撃ったのは君ではない、奴だ!」

 

 

 

 

 

 

「にいたぁぁぁぁん!!うえええぇぇぇぇ!!高い高いするでしゅぅぅぅ!!おきるでしゅぅぅぅ!!にいたぁぁぁぁん!!またひとりにしないでぇぇぇ!!ふえええぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー!!死ぬかと思った!!ビックリさせてごめんなー?ティアナー。ほれ高い高ーい☆」ヒョイ

 

 

「ふえええぇぇぇぇ…え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「なんで生きているんだぁぁぁぁ!!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ?プロテイン飲んでれば死なないでしょ?普通」

 

 

「うむ、レジアスが言っていたから間違いない」

 

 

「だから、第2、第3の私がいるの」

 

 

「えっと、ちょっと疑問に思っていたんだけどね?」「ぴゃあ!」

 

 

「おとーさんも死なないの?ギンガも管理局はいるー!」

 

 

「ぷとてーん?ままー、おいしー?」

 

 

 






「いや、妹残して死ぬとか、兄の風上にも置けないから」

「にいたぁん…グスグス…」

「よしよし。ティアナはあまえんぼだなぁ」ナデナデ


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第三八話 魔法少女リリカルはやてStriker’s 第4話 プリーズ・スタンド・バイ・ミー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『行くな!僕の傍からいなくならないでくれ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル はやて Striker’s

 

 

第4話 プリーズ・スタンド・バイ・ミー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだって!?はやてを狙った襲撃犯が!?僕が今からそっちに行く、現場を教えてくれ!ティーダ!」

 

 

やはり目を離すんじゃなかった!地上本部のあるクラガナンの街だから安全だと高をくくっていたのが裏目に出たか!幸いなことに僕の友人であるティーダが近くにいたのと、ストライカーゼストとともに行動をしていてくれたみたいだったからよかったものの!

 

 

「S4U、転移!!」

 

 

はやての事だからきっと…!間に合ってくれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、カツラの兄ちゃんたちは何でわたしをねらっとったんや?ほれ、しっかり吐いてもらうでー。さっさと答えんと永遠に縄で縛って地面に寝っころがしたままやー」

 

 

「桂じゃない、アヅランだ」

 

「ストライプゥゥ!?」

 

「グゥゥレイトオオオオオ!!」

 

「すばらしい!しまパンですね!」

 

 

「うっさい!黙れぇぇぇぇ!!質問しとんのや!きちんと答えんかい!あとパンツ覗くなや!!」

 

 

 

 

なんでこんな変態しかこの世におらんねん!!足元に転がってくんなや!蹴っ飛ばすで!こんな小学生のパンツ覗くなんてロリコンちゃうか!?このっこのっ!!

 

 

 

 

 

 

「狙うも何も、小さなドラゴンを連れた女の子がクラガナンの街で迷子になっているから探して欲しい、と依頼があっただけだ。なんでも聖王教会の大事な客で他の組織から狙われているから急ぐようにってな。これが俺達『こずみっくイラッ☆警備会社』の許可証だ」

 

 

「ふむ、間違いない。たしかにこれは最近クラガナンで有名なセキュリティー会社の社員証だ。ちゃんと管理局の許可もある大手の警備会社だな」

 

 

 

なんやねん!こずみっくイラッ☆警備会社って!あんたらにイラッ☆ってなるわ!!

 

 

「隊長、ほんまですか?だったらその依頼主がいったいなんの目的でその依頼を行ったかやな…、最後に出てきた女が依頼主なんやろうか…?」

 

 

「そこまではわからない、うちの警備会社はネットで依頼があったときは、依頼主と会うのが依頼品の受渡しなどの最終段階になってしまうからな。ただ、依頼があった時に通信で聞こえた声は女性だったはずだ」

 

 

「つまり謎が謎を呼ぶって訳ね、私からゲンヤを奪ったこと後悔させてあげるわ…フフフ」

 

 

「別に謎が謎を呼んどらんと思うんだけどなぁ…まぁ、だれも怪我してないし。ティアナも無事で本当に良かったよ」

 

 

 

 

 

 

今回は無事でよかったんやけど…このままみんなとおったら迷惑が掛かる…少なくともクラガナンには居られんな…。でも、わたしがミッドチルダで狙われたっちゅうことは地球に帰った方が他の人を巻き込むんちゃうやろうか…。ユーノ君が地球でクロノさんに護衛させとったのも、ミッドより襲撃がかけやすかったからやろうし…

 

 

 

 

 

 

「まぁ…小学校や中学校卒業程度の学力は持っとるんやし…。もともと一人やったんや、いまさらまた一人になったって対して寂しくないでー」

 

「きゅっくー!!」

 

「あはは、そうやったな…ぷちトマトが一緒におるもんな。そやったら全然さみしくないで!」

 

「きゅくっ!」

 

「ほな行こうか。F4U、凶暴な野生生物のおらん生活できそうな世界に転移したいんやけど。あと、転移先知られんように出来る?」

 

「おーけー、さーちすたーと。らんだむじゃんぷ、ぶーとあっぷ」

 

 

 

 

こっからは誰も巻き込めへん。ティーダさんやったから死なんかったものの、心臓に銃弾くらって生きていられる方がおかしいんや。クロノさんやアリシア、おバカヴォルケンリッター、フェイトちゃんになのはちゃん…。地球には巻き込みたくない人ばかりや、わたしは誰にも死んでほしくないんや…

 

 

 

 

 

 

「なにをしているんだ?八神隊員」

 

 

「隊長?すんません、お先に家に帰らせてもらいますわ。あ、ひとつお願い聞いてもらってもえぇですか?」

 

 

「……自分で蹴りを付けに行く気なのか。なんだ?」

 

 

「……隊長はわかっとるんですね、ティーダさん達は騙されてくれたんですけど。大丈夫です、いつか必ず戻ってきて地上本部の隊長の隊に入れてもらいますわ。お願いっちゅうのは、この『夜天の書』を執務官のクロノ・ハラオウンさんに渡して欲しいんです」

 

 

 

 

「……わかった、たしかに預かろう。行くあてはあるのか?」

 

 

「あてなんかありませんわ。ただ…とりあえず犯人の目的と目星はついてますんで」

 

 

 

 

と言うより今まで出てこんかったあの人なんやろうけど…。ますますクロノさんは巻き込めへんで…、悪いなクロノさん。今は会いとうないから一人で行かせてもらうで。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁっはぁっ…はやて!!たった一人でどこへ行くつもりなんだ!!いったい君は何をしようと言うんだ!!答えてくれ!!」

 

 

「あっちゃぁ……、もう少し早く行動せなあかんかったな…。チェーンバインド!」

 

 

 

 

なんでそんなに必死になっとるんね、クロノさん。誰かから通信で聞いて急いで来てくれたんやろうけど、そやったら怪我もしとらんことぐらい知っとるやろうし。もうちょっとゆっくりきてくれてもええやんか

 

 

 

 

「ぐっ…!君のことだ、今回の事件は君を狙った犯行だから、自分が他の人と一緒にいたらまた巻き込むって思っているんだろう!早く転移魔法を止めるんだ!」

 

 

 

 

なんや、クロノさんもわたしのことようわかっとるやないか。なら、こんな時どうするかなんてわかりきったことやろ?あはは、なんでやろ…クロノさんの顔がぼやけて見えるわ。

 

 

 

 

「地球へ帰るんじゃないんだろう!?どこか僕も知らない世界へ行こうとしているんだろう!?行くな!!僕の傍からいなくならないでくれ!!」

 

 

 

 

結局、わたしはクロノさんと一緒にいることは出来んかったんやろうな…。原作では、わたしとクロノさんは結ばれとらん。それが今回の事件を引き起こした可能性がある…もう、クロノさんには会えんな。

 

 

 

 

「ごめんなクロノさん!!わたしのことは忘れてくれてええで!!ありがとう、さよなら!!あんな…わたし、クロノさんの事…大好きやで!!F4U!転移!」バシュウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はやて!?はやてぇぇぇぇ!!!………ちくしょおおおお!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひっく…転移完了…ひっく…。もう、クロノさんには会えないんやね…、ふぇぇぇ…」

 

 

もう会えないなんて本当は嫌や…うう、涙が止まらへん…。少し、座って泣いていこ…

 

 

 

 

 

「やっぱりここに転移してきたんだね、はやてたん。そのへんは歴史通りって訳か…」

 

 

「ふぇ…?ぐすっ…」

 

 

「オウフwww!砂漠のど真ん中で涙目美少女の上目づかいを見たwww!!ウッヒハーktkr!僕のフェレットが元気爆発www!!デュフフwwwみんなのアイドルユーノ君でぇぇっすwww」

 

 






「長い間更新できんですまんかったな!」

「どうして更新できなかったか、活動報告に記載しておくから気になる人は見てくれると助かる」

「デュフフwwwここから数話、NINJAタイム入りまーっすwww」


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第三八話 魔法少女リリカルはやてStriker’s 第5話 アイ・ワナ・ビー・ユア・ヒーロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『白馬の王子様って柄じゃないのはわかってるんだ』

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法少女 リリカル はやて Striker’s

 

 

第5話 アイ・ワナ・ビー・ユア・ヒーロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ユーノ…君…?ヒック…なんで…ここに…?」

 

 

「そうだよ、はやてたん。超時空変質者の称号を持つ変態忍者ユーノ・スクライアだよ。なんでここにって?そんなの日夜、はやてたんの事を電柱の陰からハァハァしながら見守ってるからに決まってるでござるよーwww」

 

 

 

 

口ではそんなこと言いながらも、座り込んでるわたしと目を合わせてくるユーノ君。嘘やね、ほんまに嘘つきや。そんな優しい目をしとる人が本当の変質者やないことくらいわたしでもわかる。

普段の彼は決して自分から目を合わせようとしてこなかった。それは今、彼がここにいる理由と関係があるのだろう、そんなことすぐにわかった。

 

 

 

 

「フヒヒwwwそれにしてもこの星に転移してくるとは流石はやてたん!あっちに綺麗な湖があるんだよ。いってみようでわないかーwww」

 

 

 

 

ほら。なぜ泣いていたかも聞かないで…。きっと何があったか知ってるんやろ?でもそんなことお構いなしにわたしを連れてこうとする。きっと彼なりの優しさ、ほんまに不器用な人やなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここがその湖でごっざるーwwwねぇ今、どんな気持ち?どんな気持ち?www」

 

 

 

 

なんでやろ。このウザさがビミョーに心地ええのは…私オワタ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわあぁぁ……。ほんまに綺麗やな…、水面に空が反射して水平線がわからんわ…。まるで…」

 

 

 

 

そう、空が大きな湖の水面と一体になっていて、この陸地がまるで空に浮かんでいるかのような光景にわたしは圧倒されていた。青空に浮かぶ雲が水面に浮かび、まるで逆さまの空を覗きこむ感覚にしばし、わたしは感動していた。さっきまで泣いていたことすら忘れて。

 

 

 

 

 

 

「ラピュタは滅びぬ!何度でもよみがえるさー!!!www」

 

 

「うっさい!人の感動を台無しにするセリフ吐くなや!!」

 

 

てい!目つぶし!

 

 

「あああぁぁぁぁ!!目があぁぁぁ!!私の目がああぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

いくらラピュタにいるような気分になれたからと言ってこのタイミングで何を叫んどるんや!!まったく!ユーノ君は相変わらず…って、そのまま転がっていったら…!

 

 

 

 

「あ!ユーノ君!そっちは…!」

 

 

「問題ない…!?」

 

 

 

 

彼はそう呟いて…言葉は失われた…。ぼちゃん…。ユーノ君、湖に落ちてもうた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どう?はやてたん。少しは落ち着いた?もしそうなら冷静に聞いて欲しい」

 

 

「ありがとうな、ユーノ君のおかげでだいぶ落ち着いたわ。話ってなんなん?はよ湖からあがってこんと風邪ひくで?」

 

 

「すぐに上がるよ。でも、落ち着いて聞いて欲しい。座ったまま動かないで。どうか僕の話を冷静になって聞いて欲しいんだ」

 

 

「なんやねん…あらたまって…」

 

 

 

 

でも、ユーノ君ってなんかこう…普段の頼りなさげなところやふざけた態度がなくなって、真剣な表情をしてるところなんて、始めてみたわ…

 

 

彼はそう言って湖からあがってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ズボンごと、パンツ流された」

 

 

 

 

下半身素っ裸で…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………。わたしの『あっ、普段はオチャラけた彼が真剣な表情をしている…なに…この気持ち…!』みたいな感じの胸キュンな乙女心を返せやああああああ!!!!」

 

「らぴっとしゅーたー!ふるふぁいあ!」キュイイイン!ガガガガガガガ!!!

 

 

 

 

「はやてたん!?そこは!!集中的に狙わないでえぇぇぇ!!!僕の防御はもうゼロよぉぉぉぉ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ぴちゅーん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で?さっきのは正直いらんかったと思うで。本当に露出狂みたいな性癖でもあるんとちゃうか?変態なのはドMだけにしときぃや」

 

 

「ちがうんだよ、はやてたん。さっきのは本当に事故だったんだ…」

 

 

 

 

替えのズボンを着用したユーノ君はそう言ったが、どこまでホントやろうか…。

 

 

 

 

「この際やから聞いておきたい。ユーノ君はこの世界の事をどこまで知っとるんや?わたしやフェイトちゃんに、なのはちゃんのことも気づいとるんやろ?」

 

 

 

わたしがそう尋ねると、彼はうつむき…少しして、空を見上げながら語りだした。

 

 

 

 

「もちろん知っているさ。でも、きみたちと僕は違う。君たちの話は何度か盗み聞きさせてもらったよ、ごめんね、はやてたん」

 

 

 

 

彼はそう言い、わたしの方を少しすまなそうな顔をして見てきた。

 

 

 

 

「話に聞いた限りだと、はやてたんは別世界から人格だけこの世界に来た憑依。フェイトは…たぶん向こうの世界では次元震に巻き込まれて亡くなってしまったのだろう…種別は転生。なのはは、幼くなってしまったのは次元震の影響か知らないけど…並行世界への転移、トリップだね」

 

 

「ちょっとまってぇな。ユーノ君はそのどれにもあてはまらんちゅうことか?基本的にこの3パターン以外で……!? ………。ユーノ君、それって…わたしのことをはやてたんって呼ぶことに関係があるんやね」

 

 

「さすがはやてたん。君のお察しの通り

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は逆行者、この世界の行く末を正しく知っている、たった一人の人間さ」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言ったユーノ君の表情からは、硬い決意と後悔、そして少しの悲しみの色が見て取れた。

 

 

 

 

「ここに来た理由はそんなに大したことじゃない、『はやてたん』と『はやて』が違う人だって事もわかっていたんだ。それでもね、どうしてもあの結末だけは許せなかったんだ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから僕はここにいる。白馬の王子様って柄じゃないのはわかってるんだ。僕はね、はやてたん。君にとってのヒーローになりたくて、ここに来たんだ」

 

 

 

 

そういったユーノ君は、…今にも泣きだしそうな顔をしていた。

 

 

 






「わ、私のユーノ君がああぁぁぁぁ!!はやてちゃんに取られちゃうのおおぉぉぉ!!」

「わ、私のはやてがああぁぁぁぁ!!ユーノに取られちゃうよおおぉぉぉ!!」


「ふふふ…はやてちゃんには後でしっかりOHANASHIしないと…スターライトブレイカーなの…」

「ふふふ…ユーノには後でしっかりOSHIOKIしないと…ライオットザンバーカラミティだね…」



「「!?!? 急に寒気が…!!」」


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