提督と新たな艦娘 (論理コーン)
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プロローグと人物紹介(全員が作品に登場するとは言ってない)
アドバイスあれば頼みます。
防衛大学校を卒業して自衛隊に所属した・・・する予定だった。深海棲艦が現れて自衛隊が日本海軍に名前を変えなければ。深海棲艦が現れたことでほとんどの国との貿易は途絶え、海洋国もほとんどが滅びたらしい。現在、日本と辛うじて国交を保てている国は韓国、中国ほどであり、アメリカやヨーロッパがどのような状況かはわからない。アメリカへと飛行機を飛ばそうとすれば必ず落とされるらしい。
日本と隣国の国交が保てているのはまだ東シナ海や日本海
に深海棲艦が現れていないからで、もし出現すれば日本は孤立してしまうだろう。
これは、そんな状況で不幸にもエリート組として海軍に入隊したために入隊1年目で鎮守府に着任して深海棲艦と戦うことになる佐々木二郎(中佐)の物語である。
主人公設定
名前 佐々木二郎(中佐)
21歳
よく名前がダサいと言われる。末っ子で4歳年上の兄と2歳年上の姉がいて、どちらも海軍所属であり、階級は兄が大佐、姉が中佐である。能力はまあまあ優秀で軍艦の知識は同期の中ではトップクラス。狙撃はかなりの腕前で、さらに機械の操縦に優れる。バイクや車、船を自分の手足のように使いこなせる腕前である。
主人公の関係人物
兄
佐々木 将大
25歳
将来、大将にでもなりそうな名前だ。(なぜ主人公の名前が二郎なのかは永遠の謎)
弟にくらべて軍艦の知識は少ないが武器の知識は凄まじい。自分で拳銃やスナイパーライフルを組み立てて愛用している。母にだけは頭が上がらない。普段は温厚だが、ヤる気スイッチオンになると戦闘凶へと変わる。まるで二重人格のように。
銃撃戦は同期でトップだが組手は妹に劣る。
ちなみに、彼女がいる。リア充爆発しろ。
姉
佐々木 飛鳥
年齢23歳
兄妹のなかで一番、格闘に秀でる。
軍人としてかなりしっかりしており、兄とは大違いである。3兄妹のなかでは銃器の扱いが最も苦手であり、狙撃、射撃のどちらもその腕前はからっきしである。
しかし、組手は強く、そこらの軍人なら容易に押さえ込める。男に興味がなく、まあまあかわいいにも関わらず、彼氏はおらず、よるのプロレスも未経験。
オリジナルの艦娘
「こんごう」
金剛ではなく「こんごう」であり、イージス艦(ミサイル駆逐艦)である。並の艦娘より賢く、索敵能力が高く同時に多数の敵を攻撃可能。火力は戦艦以下だが、あらゆる敵に対応可能で特に対空能力が高い。あくまで駆逐艦であり、総合火力は空母、戦艦に劣るが防衛や対多数の戦いではかなりの力を持つ。
ただ、食欲とコストは戦艦なみである。
うん、駄文だ。那珂ちゃんしか引かない、と友人がうるさいので那珂ちゃんのファンやめます。
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鎮守府初日
SSを継続的に書いて完走するってすごいと思います。
受験生なので不定期更新です。
本格的な更新は受験後になります。
それまでは亀更新になると思います。
横須賀まで、海沿いで車を走らせる。海に船は浮かんでいない。深海棲艦が現れてから二年・・・たった二年ですべてが変わった。陸地は半減し、名だたる大国すらいくつも滅びた。地球の総人口はすでに三年前の半分になったと言われている。
深海棲艦が現れて間も無くその存在が確認された新たな存在、艦娘・・・人間と同等の大きさから軍艦レベルの力を持つ娘たち・・・が新たな日本の主力らしい。
まだ見ぬ艦娘とはどんな存在なのだろうか?
そんなことを考えながらUNICORNやMAD-NUGを聴いていると鎮守府に着いた。
玄関に制服を着た幼い見た目の女の子がいる。これが艦娘だろうか?
「あなたがこの鎮守府に着任する司令官さんですか?」
これが艦娘らしい・・・こんな見た目で本当に戦えるのだろうか?
「今日から横須賀鎮守府に着任する、佐々木二郎だ。よろしく頼む。」
言葉と一緒に手を差し出した。
「電です。どうか、よろしくお願いします。」
差し出された手を握る。普通の女の子と変わらない手だった。むしろ姉より柔らかかった。
そして、電に鎮守府を案内してもらう。思ったより広く、かなり上等な食堂を備えていた。
「今、ここにいるのは電だけなのか?」
素直に思ったことを口にすると、
「はい、だから、さっそく建造するのです!」
建造?なんだそれは?軍艦を作るのか?
「あ、司令官さんは着任したばかりでわからないのですか?それならちょうどいいのです。建造について説明するのです!」
〜かくかくしかじか〜
電の説明を聞きながら妖精と言われる人?たちのもとへとむかう。
「ア、アタラシイシレイカン?」
「ヨロシクー」
「イナヅマタンハアハア」
変なのがたくさんいる。最後のやつはまわりの妖精にフルボッコにされて見るも無残になっている。
「妖精さん、建造をして欲しいのです」
「イイヨー」
「オダイハカラダd(グシャッ
どうやら妖精は仲間に容赦しないみたいだ。
「シゲンハドウスル?」
「む、オールナインで」
「エ、ソレマジ?」
「構わんよ」
え、資源ってあるだけつぎ込んだら強い艦娘が建造されるんじゃないのか?そう考えたところであること・・・資源が有限だということに気付いた。しかし、もう妖精たちは建造に取り掛かっていた。
「司令官さん・・・さっきキチンと説明しましたよね?」
電が怖い、気弱そうな電が怒ってるよ、そう考えた瞬間、自然と足が動いた。鎮守府のなかで鬼ごっこか・・・貴重な体験だな。
うまく撒いて妖精の様子を見に行く。途中、電が見えた気がしたが・・・
「テイトクサンモウスグダヨ」
「む、そうか」
「ナカナカイイカンジ」
「見つけたのです・・・!」
あ、なんか一人ヤバそうなのが後ろにいる。
ガシッと肩を掴まれた。母さん、父さん先立つ不幸をお許しください。
「デキタヨー」
ああ、神はいたのか。助かった。
生まれたのは、黒髪を長いポニーテールにまとめ、身長160くらい、活発そうな見た目の艦娘だった。
「ミサイル駆逐艦、こんごうよ!よろしく!」
元気そうな艦娘だと感じた。
「佐々木二郎だ。こちらこそよろしく頼む」
「電です。よろしくお願いします」
俺と電も挨拶を返す。
金剛といえば、あの第二次世界大戦で活躍した金剛かな?
果たしていまの資源で運用できるのか?不安だな。
「資源どうしよ」
「あれ、もしかしてあたし、生まれる場所を間違えた?」
うむ、駄文だ。
今日、ガンオンでカッス先輩が強化されたらしいが、果たして産廃じゃなくなったんだろうか・・・
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鎮守府二日目
昨日の建造で資材が尽きました。兄さん、姉さん、弟は先に逝きます。どうか達「大丈夫⁈司令官!」
「うわああああ‼︎なんだ、こんごうか」
・・・うなされていたみたいだ。こんごうがドン引きしている。
「えっと、その、さっきお偉いさんから資材を分けてやろうという連絡があって、昼までには届くって」
どういうことだ?なにか思惑があるに違いないが、いったいなんだ?ただの中佐に何を要求する気だ?
「それと、司令官宛てにメッセージが届いてるからここに置いとくよ。」
そう言って置かれたディスクには、㊙といういかにも怪しい印があった。
「私は山本中将だ。実は中佐が建造したこんごうについて話がある。
彼女はこれまで確認されてない艦種である。『金剛』という名の戦艦はすでに幾つかの鎮守府にいるが、駆逐艦のこんごうというのは未だ前例がない。君の鎮守府の資料を見たところ、資材が枯渇寸前のようだ。弱味につけ込むようだが、援助の交換条件としてこんごうの調査を頼みたい。引き受けるのなら0830に私の鎮守府に連絡をしてくれ。いい返事を期待している」
かなりの好条件での交渉もとい命令だが、これで資源不足は解決できる。だが、あのこんごうが第二次世界大戦で運用された金剛でないのなら、いったいなんなんだ。イージス艦のこんごうなのか?未確認というのはイージス艦をもとにした艦娘だからか?ーーー
電に資源が手に入ったことを伝えると怪しい目で見られた。とりあえず、こんごうの戦闘記録を細かく送れと命令された。
資源も手に入ったので、今度はきちんと駆逐艦が出やすいと言われた資源量をつぎ込んだ。妖精さんが黒い笑顔を浮かべていたが、きっと大丈夫だろうとかんがえた。建造時間が8時間というのはいい駆逐艦が出てくるんだろう。悪い予感はするけれど。
とりあえずやることもなかったので海を眺めていた。電との会話で闘いの記憶がないのは私だけだと知った。ほぼ全ての艦娘に戦争の時の記憶が残っているらしい。では、その記憶がない私はいったいなんなのか。ーーー
南西の方角に何かいる。それに気づいたこんごうは、鎮守府へと急いだ。 始めて感じる、敵の存在…私の初陣を飾る相手…胸の鼓動が高まるのを感じる。初陣を前にしたこんごうは、気づいていなかった。並の艦娘では敵の気配を察知し得ない距離に敵がいることを。
時を同じくして二郎も、自分に対する悪意のようなモヤモヤとした感情を持ったものが南西から来ると直感的に気づいた。それが深海棲艦だとまでは気づかなかったが。
駄文AND亀更新です。受験おわったらトランザムします。
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