神様のいたずらと敗北し続けた少年 (返り血@いままま)
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1話

これは、作者の経験を生かし書いていく物語です
オリジナル小説で過去に一回書いたぐらいの腕しかないので、矛盾などはたくさん発生します
 それでも読んでくれる方は、とてもうれしいです。



  これは、作者の経験を生かし書いていく物語です

 オリジナル小説で過去に一回書いたぐらいの腕しかないので、矛盾などはたくさん発生します

 それでも読んでくれる方は、とてもうれしいです。

 

 試験結果、最低なものだった。

恐らく面接でしくったのだろうか。

 目の前の合格発表ホワイトボードには自分の番号が書かれていない。

最悪だ。落ちた。

 どうすればいいのか分からない、中学で留年か?

いや、ないだろう。じゃあ就職か・・・

 とりあえず自分は、今人生が終了したと思っている

自分の中学校からもらったプリントを鞄から出し、確認してみる。

 

 「合格発表時、番号がなかったものは至急中学校へ戻り三者面談を行う。」

 

戻りたくない・・・普通に考えてそうだろう。

 逃げ出したいな、この世界から・・・。

まぁ出来るわけないか。

 

    

 

       少年は、敗北した

 

 

 

 

 

 入学式の日

 

「はいおはよう、君たちのクラスの担任石鍋だ。

 今後よろしく頼む」

あの敗北の後、三者面談で二次試験を受けることが決定し、そして受験。

 なんとか合格し、今高校生として新鮮な気持ちでこの場にいる。

自分の中学から遠く離れており、無論のこと同じクラスだった中学の人など一人もいなかった。

 どうやら自分の中学から、この高校に入る人は自分が初めてらしい。

うれしいのかかなしいのか分からないが・・・

 

 自分は今とてもほっとしてい「書類おわんねぇぇぇっ」

ドサァ・・・カリカリカリ・・・

 

この高校はほぼバカしか入らないと聞く

 自分から右斜め下のこれから過ごしていく同級生はいきなり

書類おわんねーと叫び始めた。

 書類?まさか入学式の日に提出する書類のことだろうか?

ひとたび視線を送ってみる

 おい、それ今日提出で親が書く奴だろ・・・

・・・待て、お前漢字ぐらい書け、マジで大丈夫かこの高校

「・・・おい大丈夫か?」

話しかける自分も大概だと思うが当然の行動としておこう、

 話しかけた途端、数秒経って気づいたのかこちらに視線を送ってきた。

・・・おい、なんでそんな涙目なんだ、そんな顔で俺を見るんじゃない。

マジで大丈夫じゃなさそうだ、しかしどうにもすることは自分にはしてやれない

 おい助けを求める顔でこちらを見るんじゃない、うぜぇなおい。

 

そうして面倒くさい入学式が終わり、家に帰ることにした

 家から電車で20駅近く離れているため非常にめんどくさい、ひとまず家に帰り

明日の自己紹介の文でも考えてやろう、ああ疲れた・・・

 

そして入学式後日の始業式

「どうしてっ!入学式で言われたことができないんだぁっ!」

なぜだ・・・なぜ俺は引っかかった・・・。

 俗にいう頭髪検査、自信満々に登校しいざ検査だと思ったら

アウト判定しかも瞬殺・・・おいまじでふざけんな

「恥を知れっ!」

 お前明らかに頭髪アウトだろ、なんだよ生活指導の先生ほぼロン毛に近いしほぼ茶髪じゃねぇか

言ってること矛盾しすぎだろ、まず自分を見たらどうだ?

 ヒソヒソ・・・あれ恥だろ・・・ヒソヒソ・・・生活指導(笑)・・・

ほら言わんこっちゃない、早速噂されてるじゃねぇか。

 たるい指導という名のオリエンテーションを済ませ

教室に戻り、石鍋という名の担任が自己紹介をし、みんなの自己紹介に移る。

 ちなみに石鍋はほぼハゲである。

番号順から一人ずつ前へ行き、自己紹介をしていく。

 まず一人目、どんな奴だろうか?

「じゃあ一番・・・名前は石垣、はい拍手」

軽い拍手が流れ、そのまま緊張の顔が見える石垣に全員が注目した。

 「はっ、はぃっ!うぇぇと・・・えぇっと・・・えぇっと・・・あはは」

     ・・・

 「えぇっと・・・うぇぇっとえっとぉ・・・い、一番石垣晴夫です」

ほぉら言わんこっちゃない、この高校大丈夫じゃねぇ

 典型的なコミュ障、と言ったところか

お前、社会出てマジで不安しかないんだが?

 他人のことなのになぜここまで心配できる自分もバカだと開き直った

まぁまてまて、クラスにこういうやつが一人いたほうが恐らく楽しいだろう、恐らく。

 さすがに二人目は、ないよな。

そうして2番、3番と流れていく

 見る限り普通そうな人だったな、中身は相当やばいと思うが。

「4番、うぉぉ大内山づぇっす。うぉろしくょぉねがいします」

(:訳 大内山です。よろしくお願いします)

なんだお前、ラッパーか?噛みすぎだろ

 ほらやっぱり出てきた、二人目。しかもかなり濃い。

もう嫌だ逃げ出したい

 こいつとは話が合わないな絶対。

次は俺か、少し緊張するな。

「じゃあ次・・・大川!」

呼び捨てされるのは毎回だ、なんせ名前が簡単だからな

そうして5番・・・俺が来た

「5番、大川です。出身は○○、勉強をこの学校でがんばりたいです。よろしく」

 

来週更新

 




久しぶりに書いたので、かなり疲れました・・・
 オリジナルなのであまり興味をそそらないと思いますが
それでも読んでくれるだけで大変うれしいです。


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2話

一週間置きの投稿ですが、不定期に更新する場合もあります
 作者はRealが忙しいので、一週間遅れるかもしれません


  特に自己紹介することもなく、簡潔に出身中学校や紹介などをした。

まぁこのくらいか・・・特に自分に自己紹介に気にしている奴も少ないな。

「よしっ、じゃあ拍手!次ッ!」

 次々に自己紹介が進んでいき、要注意人物を警戒するべく見ていく

 「次、えーと・・・願永!」

願永と呼ばれるものに、目を向ける。

 同時にその人物の気怠い声が帰ってきた。

「・・・アァ?オレ?ハイ」

「じゃあ自己紹介、いいぞ!」

 こいつもコミュ障だろうか、少々不安になってきた・・・

なんせ開始4人中2人がコミュ障だぜ?クラス大半がコミュ障の可能性があるわけだぞ?

 はぁ・・・どうせろくな奴じゃないんだろう。

「エェト、ガンエイマサヒロデェス、ッヨリョクシマス」

 あ、こいつちげぇわ、よくコンビニ店員が解読不可能言語しゃべってる奴みたいな感じだわ

ほら、よくいらっしゃいませをッラシャイェセェィみたいに言うやつだわ。

「ヘァ!?マダィップンジャナイシュカ!?ヤベェホカニシャライセェ・・・」

うわまじヤベェホカニシャライセェ・・・

 これで要注意人物が三人目だわ、まだ他にもいるはずだしな、注意深く観察しないと・・・

「じゃあ次・・・飛田!」

「はい」

こいつがあれか・・・入学式当日に書類書いてた奴。

 特徴的なのは、デブとしか言えないな。

こいつのあだ名を付けるならイベリコ黒豚だろう、間違いない。

 肩ロースがおいしいらしいな、試しに食べてみるか、材料はすぐそこだし

「ちょっ・・・肩ロースより豚足の方がうまいぞ」

 ちょっ・・・勝手に人の心の中読まないでくれる?

しかもなんだよ、俺は肩以外認めんぞ

「俺食べたことあるし、まじ脂乗ってっから!」

 自分の足食べたのか・・・引くわー

「飛田です、中学の時のあだ名はイベリコ黒豚です」

 まじで呼ばれてたのかよ、今度豚足喰わせろ

「平山です」

「松村です」

「石垣です」

自己紹介は流れていき、約30分かかって終了した

 キャラの濃い三人以外は、格段注意することもなく普通に終わった

「えー、お前ら聞け、これからオリエンテーションがある。各自体育館シューズを忘れないように」

 チョイマテ、体育館シューズ?持ってないぞ

「二次試験の奴らは持ってないから、言いに来なさいー」

あぁそうゆうことか、焦ったー・・・

 ん?こいつ飛田か?こいつも同じか?

「ん・・・?お前二次試験組だったか?」

「え・・・でも、もらってないんすけど」

 はぁ、どうやらまともに高校生活を送れないらしい

 

 

 この高校の授業は、広く浅く、かつ厳しく教えられていくものだ。

厳しく・・・

 

※糞みたいなおまけを削除。次の話はここからです。

 

 

 

 

 



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