超次元ゲイムネプテューヌ~女神と竜の物語~ (アーメンガード)
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プロローグ
ー話をしようー
我々「神」はこれまで、数多の命を時には育み、時には刈り取ったりとしてきた。
中には例外で「転生」つまり生まれ変わりを行う事もあった・・・
あれは・・・そうだな、6万と5千・・・・いや、もっとだったか?それ以下だったかもしれないが、まぁとにかくそれぐらいの人間の魂を転生させていた時だ、彼らの中には自己中心的な欲望を願う者、ある種の使命感のような想いを持つ者、それ以外の者と様々な人間達がいたが、どれも共通しているのは強大な力を欲する事だったよ・・・彼もそんな1人だ。
大抵の人間は英雄の力であったり、その世界に準じた能力だったりを願うんだが・・・なんて言ったら言いか、中でも彼は変わり者に分類されていてね、彼はどんな力を望んだんだったかな?・・・ドラゴン・・そうだ、ドラゴンに変身する力を望んだんだ。創作物に出てくる力とは言え、ドラゴンに変身したいなんて本当に彼は変わっていたよ
だがまぁ、彼がどんな力を望み、生まれ変わった世界で成功しようが破滅しようが
我々には関係はない・・・そう、彼がこれからどう生き、どうやって終わりを迎えるのかを・・・そして、彼がどうやって我々を楽しませてくれるのかを我々はただ見守って行くだけなのだから・・・・
・・・
・・
・
「願いは本当にそれでいいのか?」
「あぁ、俺は最近のアニメとかよく知らんからな、これしか思い付かん」
彼の名は時雨龍夜(シグレ リュウヤ)こちらの手違いでその生を終えた人物だ。
どうやら私より上位の神が誤って彼の命を刈り取ってしまったようでね、私はその尻拭いと言うわけさ。なんとも迷惑な話だろう?
「ふむ、ならば後は君を転生させるだけだが・・・」
「あぁ分かってる、確か超次元ゲイムネプテューヌって世界だろう?」
「そうだ、上位神がそこに君を転生させると言って聞かなくてね?困ったもんだよ」
だが断る訳にはいかない、上位神の言葉は絶対だからね
「ハハハ、神様ってのも苦労してんだな」
「本当だよ、全く」
こう何度も似たような失態を繰り返されては此方の方がたまったものじゃない
さて、彼との話も楽しかったが
「すまないね、そろそろ時間だ」
「おっ?もうそんな時間なんだな」
「あぁ、おっとそういえば1つ忘れていたが、君は時雨龍夜として再度、その生を歩む訳だが此処での話しを覚えてはいない、とゆうよりも記憶を消させて貰う」
「別に構わないけど、何でまたそんな事を?」
別に深い意味はないさ、至極単純な事。
「人は生まれる前の事なんて覚えていないものだろう?」
「ハハハ、違いない」
そんな下らない話しを終えて彼は転生をしたのだが・・・しかし
「神である私に【これから先、あんたに良いことがあるといいな】・・か」
これは彼なりの皮肉だろうか?いや、彼なら本心で言ってそうだな・・・フフフッ
「彼は本当に変わった人間だ」
~始まりの時、神との対話にて~
初めまして、アーメンガードです。
この度はこのような小説をご覧いただきありがとうございます。
小説書いたりとかネットとか、ナニもかもが初めてだらけですので今後も生暖かい目で作者を見守って頂けたら幸いです。
後書きとかこんなんで大丈夫かな?
後、本文ですがちょいちょい修正したり大幅に変更したりするかも・・・そして何よりも続けれるといいな(-_-;)
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