ギャグってスゲェのな…。あっちこっちって… (文才皆無。)
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1 いい加減にしてくださいな…死んでしまいます。

初めまして、もしくは改めましてどうもでしょうか?

文才皆無。という者デスヨ?


あっちこっちの六巻が出ていたのに気付かず、最近読んだら結局全部読み返してしまい暴走させちゃいまして…ラブライブ放置でやっちゃいました!!


やっちゃったぜ!


このネタで一体何人が気付けたのですしょうね?
ギャグ日と直ぐに気付いた貴方!!
もしかしたら気が合うかもしれません!

では、どうぞ!!


ある晴れた日のことである。

 

俺は出会ってしまった。

 

 

それは偶然で片付けてしまっていいものか…運命なんて表面的な物で表現するべきなのか…。

 

兎に角この出会いは冬を目前にした俺の下にやって来た新たな家族と不可思議なクラスメイトとの学校生活である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは幾分か前のことなんだが少し聞いてほしい。俺は何故か親から家を追い出され、気付くと勝手に転校届けを学校に出されていた。勿論何にも知らされずにである。

 

そしてその日の朝のこと

 

「…あ、そうそう忘れてた。アンタ今日からあの学校行かなくていいから。

これからはここに書いてある学校に行きなさい。そこの校長が私の知り合いでアンタのことを話したら是非会いたいって言われたから思わず転校させといたわ。じゃあ後はよろしくねー…おっと、此処から学校に通うとなると面倒だから一軒家でいい物件も探しておいたから色々手配の方も出来てるわ。お金の方もアンタの口座に一先ず一千万程入れといたからそれで当分はどうにかなるでしょ?住所とかそれもあの紙に書いてあるからね、あの紙持ってれば取り敢えずなんとかなるはずよ。まぁ、何かあったときは電話かければ出ると思うからその時はその時ね。んじゃ、バイビー」

 

そういって、仕事に行ってしまった我が家の母。俺は意味が分からずに口を半開きにして間抜けずらでもしてたんじゃないかと思う。我に返ってその言葉の真相を問いただそうとしたときには既に家は俺以外もぬけの殻。

 

学校に間に合わないっていうのは笑えないのでイライラしながらも母が指差していたその紙を引ったくるように持つと、通帳や一先ず必要になるであろう物全てを持つと家を飛び出していった。スクールバッグはパンパンで重く、走りずらい…訳わかんねぇー

 

ぼやいてもぼやいても収まることのない怒りは逆に募っていき、人からみたら切羽詰まって見えたらしく優しさから声をかけてくれた人がいっぱいいたがそれが鬱陶しい。荒れに荒れているが仕方ないだろう、許してくれ。

 

 

「あー、クソっ!!マジなんだあのアホ親は!破天荒とかっていうレベルじゃねぇだろ!?何なんだよったく!」

 

紙に書いてある場所にはバスを使う必要があり、そのバスの発車時間が走ってやっと間に合う位だった。本当に…

はぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いうわけだ。全然説明になってないかも知れないが俺自身分からないことだらけ何だ…許してくれ。

そしてアノ後はバスの時間にも何とか間に合い、バスに揺られていた時間もあったために精神的余裕も出てきて落ち着くことができた。今だけは悲しい歌聴きたくないよ…。

 

降りるバス停に着いたときには案外時間の余裕があった。朝飯も無しに駆けて来たために少しお腹が空いたためにコンビニに寄ると目の前にいたアホ毛が特徴的なメガネの男子と黒いリボンをしたポワポワしてるおんなの子が仲良さそうに話しているのが見えた。

考えてみれば、俺って知り合いのいないとこに行かなきゃならんのだよな…あはは。鬱だ、死のう…。

 

 

「あのー、大丈夫ですか?」

 

「顔色悪いみたいですけど…それにその制服ここら辺で見ませんしどうかしたんですか?」

 

 

目の前から件のリア充が声をかけてきてくれていた。うん…ちょっといけすかないなって思っちゃったけどいい子達だ。俺、君らのこと勘違いしてたっぽい!

 

 

「ああ、ありがとう。見ず知らずのカップルよ…ぶべっ!!?」

 

ぶーーーーっ!!

 

「姫!?それに貴方も大丈夫ですか?」

 

 

嘘間違ってなかった、やっぱ嫌い。

もうなんなんだ…目の前が真っ赤だぞ?俺がいったい何をしたって言うんだ…。泣くぞ?齢16にしてガチ泣きすんぞコラ!そしてメガネ君、君は神の子なんじゃないかい?

優しすぎなんだよ…なんで白いハンカチで赤い何かをふけるんだ…。目立っちゃうんじゃないかな

 

 

「あはは、姫が失礼しました。とんだ災難だったと思って許してくれあげてくれませんか?」

 

「…君の顔を立てて此処は引き下がらせてもらうよ」

 

「あ、ありがとうごじゃいます…。でも、本当にごめんなさいです。私昔から鼻血が出やすい体質みたいで、少しの刺激であふれでちゃうんです…」

 

「そ、そうか…災難だったな。…これって鼻血?この量って致死量じゃ…まいっか。」

 

 

何故だかこれだけは触れてはいけないような気がした。例えるならまるで刃物を突き付けられてるような、そんな寒気が止まらなかったのである…。

 

 

「すいません、お返しにって訳じゃ無いですけど何か出来ませんか?」

 

 

姫と呼ばれた少女は何故か異様にヤル気満々で息巻いてて意地でも譲りませんよ!とでもいうかのようだった。うん。適当に頼みごとして去った方が良いと俺の勘が告げてるぜ!

 

 

「じゃあこの場所ってどこにあるか分かるか?一応用が在るんだがここら辺は初めてで…」

 

「どれです?」

 

「俺も力になれるかもしれないから見させてもらいますね?」

 

「どうぞッス。」

 

 

鼻血姫さんに続くようにメガネ君が俺の手渡した紙を見ていた。その場所はどうやら知っているようで鼻血姫さんが力になれます!!と喜んでいて、良かったなってメガネ君も嬉しそうにしていた。

うん。この子達やっぱりいい子達や…。

 

 

「で、此処へはどういけば良いんだ?」

 

「ふっふっふ、じゃあ案内させてもらいますね?」

 

「ん?聞き間違えか知らないが案内するって言われたような気がするんだが?」

 

「はい!!任せてください!」

 

「ほら、姫ちゃんと説明しないから混乱しちゃってるぞ?」

 

「はわっ!?」

 

 

え?なんで早く離れたいって思ったらこうなったの?しかもちゃっかり手を握られてるんだけど…。俺の朝食は?

なんでしかもコンビニから遠ざかってる?え、何この有無を言わせない強引さ…

 

 

 

 

 

「で、ここまで来ちゃったけど二人はここの生徒だったってことで良いんだな?」

 

 

道中手を離してくれない事を悟ったので大人しくドナドナされて付いていくと学校に行き着いていた。途中で色々話したこともあり、友人と言ってもいい間柄になった。それはつまらない他愛ない世間話やゲームの話、授業の話に一風変わったクラスメイト達まで上がっていた。…ちょっぴり幸先が不安になったのは二人には内緒だ。

 

 

「それで合ってるよ。そういう貴方は転入生ってことか…」

 

「おう、どうやらそうらしいな…。俺の人生波乱万丈過ぎて置いてかれた挙げ句に理解も追い付かないから切ないよ。」

 

「それはまた…」

 

「あはは、訳ありなんですか…でも16ってことは一年生か二年生何ですよね?ならおんなじクラスだと良いですね?」

 

「それはまたその赤い奴で狙撃するっていう宣告か!?」

 

「ち、違いますよ!!」

 

「狙ってたのか?」

 

「伊御君!!」

 

「「冗談だ」」

 

「もうー!!」

 

 

冗談を言い合いながら楽しくふざけあっていたが俺は一応転校生らしいので職員室に行かなければならない。そう切り出すとメガネ君こと伊御君は拳をつき出した。

 

 

「俺は音無 伊御だ。一年で姫とも同じクラスだから何かあれば頼ってくれ。」

 

「おう!!頼むぜ?伊御君!俺は羽図 心結(うと みゆ)って名で同じ一年だから同じクラスになるかもしれないな!!」

 

 

そう自己紹介をしてつき出されていた拳に拳をぶつけた。こうして新天地初の友達が出来たと言うわけだ。幸先がいいな…。お人好しで優しすぎる奴が友達になるって結構勝ち組じゃね?だってボッチにならないで済むんだぜ?これって冗談抜きにしても最高やん!!

 

「よろしくです!!私は春野 姫ですよ!!忘れないで下さいね。」

 

「よっ鼻血 姫!!」

 

「春野 姫ですよ!?」

 

 

なんて笑い合いながら姫ちゃんとも仲良くなった俺は二人に御礼を言い、職員室へと急いだのだった。

 

 

 

 

 




最初の所のアレって必要あったのか?なんて思った貴方!

その感性は正しいですよ?

今回の話では要らなかったって思いますよ…。次かその次辺りでその話に触れていきたいですよ。

そして嘘あらすじのあの嘘予告についてですが嘘というのは嘘なのだよ。
災害=母。人生の荒波=無茶ぶり

そんな所に変換したら強ち間違いでもないなってなっちゃったから余計に反応に困ったんだよ。


で、どうでしたか?楽しんで貰えましたかね?始まったばかりなんで何も言えねぇかもしれないですけどちょっとずつガンバりますのでこれからもヨロシクです!それではこれで!

作者は華麗に舞うと、カボチャのUFOのキャトられていった…。




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2 積み重なる束、埋もれる先生。

どうも、書いた文章が消失し全力で萎えている堕作者文才皆無。ですよー…

ううむ、ちょっとやる気がでないのでメガシャキでも飲んできます…。



では行ってみましょい!!

今回は繋ぎ回ということも相まって全然進んでねぇ!
以上!!


冗談は半分だけにしておきますん。
前半はまぁ、マトモっちゃマトモです。その分後半がぶっ飛んでますけど…

では、どうぞ!!


職員室に赴いた俺は入って一発目に後悔することになった…。

 

 

「ふえぇぇー待ってくださいー…オプッ!?」

 

「もう勘弁してください…これで何回目っすか?」

 

 

後悔と言ったが、正確には先生とは何だったか辞書を引きたくなるぐらいに飽き飽きしてきていたのだった。

 

 

 

 

 

 

少し振り返ってみよう。

俺こと、宇図 心結は職員室に赴くと騒然としていた。あえて無視しても良かったのだがそうすると教室の位置も所属も何もかもが分からないという事で仕方無しで扉を開いた。

 

 

「失礼します。転校生という事で本校に参りました宇図心結です。…なにやってるんすか?」

 

 

この時は完全に素が出てしまったがそれも仕方がないと言わざるを得なかった。目の前にいる白銀の髪をした人が何かしらの資料と思わしき書類の下敷きになっていたからだ…。

 

 

「…失礼しました。」

 

「ここで見なかったことにされました!?ちょ、待ってください!?助けてくれないんですか!?」

 

「ある人は言ってました。諦めが肝心だ、と。」

 

「ふぇー、見捨てないでくださいー。」

 

 

職員室にいるってことは教師という事で間違いないだろう…。流石に困ってる人を見捨てたくなかったが…だが、もしこれが担任だとしたらと思うとかなり関わりたくないのも事実。この女性はジーッとこちらに助けてくださいオーラ全開で見ながらジタバタと手足を動かして全力でもがいていたりしている。抜けられなくなったという事だろうな…。

 

 

「はぁ…幸先が不安で仕方ない…」

 

「面目次第もありません…。」

 

 

と言い女性を助けだし、書類の山を一先ずかき集め一纏めにしておく。その間その女性はボーッとしながら俺の動作を見ていた。特に変なところはなかったはずだが何だろうか?

生徒に見られたら不味い書類があったか?それともそれ以外の案件?

 

 

「…どうかしましたか?」

 

「あ、えっと…ありがとうございました。」

 

「別にこれくらいは構いませんよ。ただ、整理ぐらいは定期的にやらないと大変になると思うのでこれからは確りしてくださいね?」

 

「…はい。」

 

 

叱られた子犬のように項垂れる先生を尻目に漸く本題に入れると思い、やっとか…と小さな達成感に浸っていた。先生の方に関しては流石に放置するのは後味が悪かったので少し何か気の利いた事の一つでも言っておこうか。

 

 

「美人なんですから生徒さん方には憧れの存在なんじゃないですか?その思いに応えられるように頑張ってみたら良いんですよ」

 

「ふぇ?…なっな!?びびび美人ですの!?」

 

 

ここまで御世辞で取り乱す人もそうそういないだろう。前の学校でも確かそんなこと言って怒られた記憶があるから注意されるかなって思ったんだけどなんでだろう?

あの時は、そんな事を無表情で言われたら真に受けちゃうでしょ!!そんなことさらっと言わないでっ!って怒られた筈だ。…表情がいけなかったのか?

 

 

「ええ。(にこっ」

 

 

うん、我ながら完璧な笑顔だな。ここまでできれゃぁ演劇部もいけるんじゃね?自画自賛バンザーイ!!

 

先生は頭から煙を発しながら俯いていた。気のせいか室内温度が上がったような気もする。

ふと、思い出したがここって職員室なのにこんなに騒いでお咎めなしっていうのは少し変だよなって思って、見渡してみると女性教師の方は赤くなってボーッとしていて、男性教師の方は青くなっていた。うむ、これだけ暑ければ赤くなるのは当たり前っちゃ当たり前だな!男性陣は逆に青いが…ま、どうでもいいな。

 

それにしても…信号?

 

 

「…あ」

 

「えっと…その『あ』ってなんですか?嫌な予感しかしないんですけど…」

 

「あはは…そろそろ出ないとホームルームが…って…」

 

 

苦笑いする先生に何を言ってるんだろうかという目を向けると明後日の方を向いて目を全力で反らしていた。

時計を確認すれば8:25を指している。この学校は知らないが、前の場所は30分がHRだった。

 

「…はぁ。もうなにがなんだかって感じですよ。しょうがないので俺の所属クラスと場所を教えてください。」

 

「すいません…。心結君のクラスですが私のクラス…か、帰ろうとしないでほしいですの!?」

 

 

現実を受け入れる時間が欲しいだけだ!!けして逃げようとしたんじゃない!!

まあこんな感じで今に至るって所だな。

 

 

 

 

 

 

 

そして未だに職員室である。

というのも、出ようとすると先生が書類をひっくり返したりコケたりするから…しかも、態となんじゃねぇか?と疑いたくなる程やらかしてくれる。もう時間が三分を切っていて笑えないので俺がその書類を全て纏め、先生が躓かない場所に置いておく。その動作を繰り返すこと約5回。

もういい加減にして欲しいものだ。

 

 

「遅刻しますよ」

 

「ほぅいわれふぇもー」

 

「あぁもうじっとしててください!後は全部俺が片づけやりますんで」

 

「で、でも…」

 

「でももくそもあるか!!折角間に合ったのに遅れるって事にはなりたくないんすよ!!」

 

「うぅ…すいません。不甲斐ないばっかりに…」

 

 

最後の紙山を片付け終わると同時に、先生を担ぎ上げ廊下をダッシュする。最初は暴れていたが事の重大さに気付いてくれたのか大人しく抱き上げられていた。

 

 

「それでクラスの位置は何処ですか?」

 

「そこを右ですの。それで3つ行った所が私のクラスの1の―」

 

「はい、着きました。お、何とか間に合ったみたいですね…。良かったです。」

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

学校のチャイムがタイミング良く鳴り出した。

まだ何か言おうとしていたが俺は折角間に合ったのを台無しにしてほしくなかったので先生を急かして、教室に入らせた。うむ。転校生といえばこういうイベントだよな。

 

扉の前で頷きながら中でどんな事を言ってるのかと少し耳に意識を集中させてみると中の声があーら不思議、聞こえてくるではありませんか!

 

 

「皆さーんおはようございますですの。」

「因みについでに調べてみた先生の本質は天然王と出た」

「「王!?」」

「凄いなー」

「なんなんですの!?その哀れむような視線は!?」

 

 

聞き覚えのある声と知らない男性一人と女性二人の声もしたが概ね雰囲気は良好だった。

先生ってやっぱり天然のドジなんだな…。しかも職員室でだけじゃなくて生徒の前でも大概あの様子って考えると表裏のない良い先生か…。まぁ、あのドジがたまに傷だが良い先生なのは変わらないし運は良かった…のか?

うぅーん…断言できないのが悲しい…。

 

 

「では、どうぞ入ってきてくださーいですの!!」

 

 

考えている内にどうやら準備が整ったみたいで、俺は先生に声をかけられた。クラス内の緊張感もMAXで今か今かと待っている様だった。

 

 

「………。」

 

「…うん?入ってきて下さいですのよ?」

 

「………。」

 

「聞こえてないんですかね?おーい、おーいですのー」

 

 

俺はこういうときってインパクトが大切だと思うんだよ。

だから思いつきで一発ネタをやろうと思ってるんだよね、それで敢えてすぐに入らないでおいたら後ろのドアから一人の男子生徒が来て今の俺を見てネタの真相に気付いたみたいで親指を立てて良い笑顔をすると隣のクラスに駆けていった。

 

うむ…奴、出来る。

 

 

深呼吸を一つ付くと、盛大に且つ力強くドアを開け放つ。

 

ガラララ!

 

 

「貴様らは今を以て、本校を完全に俺様に占拠された。貴様らは全員捕虜だ!

手を頭の後ろで組み、床に伏せろ!!さもなくば、撃つ!!」

 

「…え?ですの。」

 

 

俺は何故か手元にあった機関銃のレプリカを構え、クラス内の生徒に銃口を向けていた。

ポカンとする先生を除き、決まっていたかのように全員息の合った動作で身を低くしていた…。

 

 

「そこの教師。貴様はどうしてもここで死にたいらしいな」

 

「ふえええーーー!?」

 

「さあ、此方に来い!」

 

 

うん、ちょっと面白くなってきちゃって歯止めがきかなくなってきちゃったよ。

緊張感が違う意味でまた最高潮になってきている。だが、一つだけ言わせて欲しい。

 

何でこんなに普通の高校生が統率の取れた行動が出来んの?おかしくね?

 

 

「うわわわわ、ですの!?」

 

 

俺はあからさまにイラついている様に見せて、レプリカの銃のトリガーを引いた。

 

ズガァン!

 

 

「と、いうわけで俺の名前は宇図 心結です。そらを図る心を結うと書いてうとみゆです。よろしくお願いします!」

 

 

銃口を少し上に傾け、発車されたのは弾ではなく、色とりどりのカラフルな紙屑そしてカラーテープ。

所謂、クラッカーである。パーティー用グッズがまさかこういう風に役立つとは思っていなかったがどっきり大成功みたいでしてやったりと嬉しかった。

 

先生は未だに状況が読めなかったらしく呆然としていたが、ノリが良いのか回りの人は拍手していてくれた。嬉しすぎて歓喜しちゃう!!あ、違った。一人だけ気絶してる…

 

 

「姫ちゃーん!?」

 

「はぇ!?心結さんでした!?」

 

「ゴメンね驚かせて…。ドッキリだったんだけどまさかこんなに驚いてくれるとは思ってなかったんだよ。

お茶目として許してくれないか?」

 

 

俺は膝を付き、固まってしまっていた姫ちゃんの手を取り忠義を誓う騎士とその主みたいな構図で囁くように言ってみた。ヤベェ…テンションがサイコーにハイってやつだ。

 

 

 

「え、えぇっと…はいぃ…」

 

「ありがとう。嬉しいよ、姫。」

 

 

ブシャーっ!!

 

鼻血姫は相変わらずも鼻血姫だった事を追記しておこう…。

前の学校の制服、完全に血だらけだな。

 

 




はっはっは!!

進行具合を考えると原作マンガのカラーページだけだ!!いってしまえば6ページ!!
6000字でそれだけしか進んでねぇぜ!!


やっちゃったぜ!

被せネタはこんくらいにして進みますん。


後半のネタですけど、スパロボZでフルメタのそうじが出るって聞いて思い付きました!
フルメタのシュールなギャグって嫌いじゃないんですよね~。

え、甘ブリ?知らない子ですね…。


因みにレプリカ機関銃のイメージとしてはコルト9mm短機関銃です。

そこはフルメタで出てきた機関銃じゃねぇのかよとツッコンだ君!

その通りだよ。


なんでコルト?って思った方がいたのなら説明しよう!

私が好きだからだ!!
機能とかガン無視で見た目だけは一番好きだからです!!好きなものに妥協はしない(キリッ


では、この辺でおいとまさせてもらいます!
グッドナイっ!






ふぅ…この人間の被り物、ちょっと窮屈だな。
でも、こんなグレイ型の宇宙人って人間に好かれないもんなぁ…



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3 学校ってこんな感じだったっけ?

どうも…あはは。更新遅れました。文才皆無。なんですよ?

家のWI-FIが原因不明の停止に伴い更新が出来ませんでした…。話は出来てたのに進めないっていうもどかしさと戦いながらこうして次話をあげたのですが、今回はちょっと無理して上げてるようなものなので、次もテンポよくあげられません。すいません…。


アハハハ~…ではどうぞ…


血だらけのブレザーを脱いだ俺はこの冬の近付く季節ということもあり、少し寒い外気に身を震わせていた。

流石にびしょ濡れともなると風邪引きかねない為に着るという考えは自然と断念させてもらった。

 

 

あんな悪ふざけをしたにも関わらず先生からは『めっ!!』という一言で勘弁してもらうという謎染みたお叱りを受けた。それはそれで良いのかと心配になって問うと、『このクラスって面白い子が集まってるんですの。なので多少のオイタは多目にみますの』とのこと。

 

…これ、多少か?

 

まぁ気にしたら負けってことでいいな。それで本来だったら一時間目は授業だったんだけど先生の英語を削って態々俺の為に自習にしてくれた。

その時のクラスは歓喜しまくりヒャッハー状態だった。

 

 

「おんなじクラスだったんだな…」

 

「おぉ…伊御くん!!」

 

ブレザーを真っ赤に染め上げてくれた姫ちゃんがいた時点でもしやと思ったがやっぱりそうだったみたいで、今年一年は面白おかしく過ごせそうだ!

 

 

「少し寒そうだねん。」

 

「うん?まぁカイロのお蔭で無理じゃない程度だから大丈夫だよ…君は?」

 

「おぉ、私とした事が自己紹介がまだじゃったね。片瀬 マヨイじゃよ、よろしくねん。」

 

 

そう名乗った彼女は前髪を鼻の少し上位で切り揃えたオカッパみたいな頭にシニョン?で纏めていた少女で何故か白衣を着ていた。白衣の天使とかの白衣じゃないことは念押ししおこう。

科学者とかのアレだ。

 

 

「うん、よろしくナメクジさん」

 

「初めてナメクジって言われたんじゃよ!?」

 

「間違えた、マゾイさん」

 

「悪意のある間違い方じゃ!?」

 

「えー、もう我が儘だなぁ。じゃあマゾでいいよもう。」

 

「なんか私が悪いみたいに言わないで欲しいんじゃ!!最後の最後で雑っ!?しかもじゃあって完全にわざとじゃ…」

 

「私の時は鼻血 姫って覚えられました…。」

 

「姫っちは名前だけでも合ってるだけマシにゃ。」

 

「ん?俺の時は間違えなかったぞ?」

 

 

それは弄られて輝く原石っぽかったからなんだけどね!でもこの人がクラスのムードメーカーって考えて間違いないだろうな…。

だって、ほら。

 

 

「あの転入生、片瀬さんの調子を崩したぞ!?」

「スゲェ…あの空気ブレイカーと吟われたあのマヨイさんをだと…」

「なん、だと…」

 

 

って向こうの男性陣も言ってるし。え、女性陣?

やり過ぎたみたいでちょっと遠くにいるよ。心の距離も現実の距離も少し離れたっぽい。

 

でもやっぱり転入生イベントって皆ワクワクするみたいで賑やかだった。うむ、でもやっぱりここは逆に俺を弄るんじゃなく俺が誰かを弄ろう!

 

 

「…そういえば伊御くんと姫ちゃん、今朝はすまなかったな」

 

「なんだ、しんみりした雰囲気になって?」

 

「朝?」

 

 

近くにいた小柄な子が問うように発言する。以後、この少女は猫みたいなので自己紹介までは猫娘と呼ぶことを心で決めました!

因みにこの猫娘。伊御君の話題をあげた瞬間にピクンって反応したので少しカマをかけたくなってね~。

え?悪い顔してる?良いんだよそんなの、面白ければそれが正解だ。

 

 

「別に気にしなくても良いんですよ。私達の好意でやったんですから~」

 

「姫っち顔が赤いけどまださっきの引き摺ってるん?」

 

「ち、違いますよ!?」

 

 

そうは言った姫ちゃんだったが、ちょっと我慢出来なかったのか鼻血が垂れてた…。

それにさっきっていうとアレだね。案外俺の演技力も伊達じゃなかったってわけか!!

 

「嬉しいよ、姫」

 

まぁわざと聞こえるように呟いたんだがな…。猫娘弄りもいいけど姫ちゃんも弄りがいが有るから。

 

 

「はぅぅぅーー!!」

 

「姫っちー!?」

 

「今の声、出てたぞ?」

 

「ナンダッテー!?…照れるような所なんかあったか?」

 

「…無自覚なん?」

 

「いや、ネタであんなことやるのって結構頻繁だったから分からないんだよね。」

 

「い、言わないでください、マヨイさん!」

 

「フッフッフ、それは前振りかえ?てっきり私は姫ちゃんの名前のニュアンスがお姫様みたいだったから命を賭けてでも守ってくれる騎士様とお姫様みたいだなってでも考えちゃったのかと思ってたよん♪」

 

「恥ずかしいですー!」

 

「………。」

 

 

まぁ良いんだけど、やっぱりあの姫ちゃんの鼻血の勢いって変だよな…。致死量ってどれくらいだったけ?

今度機会があったら調べてみようかな…。友人に死人とか笑えないし…。

 

 

「でも、アレは姫ちゃんじゃなくても反応しちゃうんじゃないかしら?」

 

「だよね~。つい、姫ちゃんじゃなくて私だったらって思ったら照れ臭くなっちゃうもんね!?」

 

 

俺の後ろ、丁度死界になってて見えにくい所からだったから反応に遅れてしまった。振り返ってみると女性陣からしたら一番身長の高いと思われる金髪のグラマラスボディな子と、緑?黄緑?位のグラデーションの髪をうなじのところで2つに括ってる活発そうな子いました!!

そしてその言葉は前ふりかい?

ヤっちゃうよん?

 

 

「…ふむ。貴女も草原に咲き乱れる麗しき一輪の花のような美しき女性ですよ。

貴女も強く強かに生きる力強さを感じる。お二方の可憐な姿に俺は思わず惹かれてしまいますよ(にこっ」

 

 

うん。何事も諦めが肝心って分かってるんだけど、やってから恥ずかしくなってきた…。なんでよりにもよって、ナンパ野郎みたいなこと言っちゃったんだろう…。

ネタといってもこうじゃないだろう!?うがー!!恥ずい、穴があったら入りたい!この際、犬神家みたいになっても良いから!!さもなくばいっそ一思いに殺してくれ…。

 

 

 

「まさか、本当にやるとは…恐ろしい子!?」

 

「やっぱり女の子としてはそんな台詞を一度でも良いから言ってもらいたいって思っちゃうけど…何よりもちょっと照れ臭いわね…それになんか良いわね…///」

 

「はわぁー、凄いね!何がすごいって態とらしく聞こえないところがスゴい!!

それにその手をお腹の前に曲げてお辞儀してる所なんて本職の執事さんみたいだったよ///」

 

「執事さん!?ブシュー!?」

 

「たぶん榊と西原がやったらこうはならないわね…」

 

 

誉められて嬉しいのやら恥ずかしいのやら…。そりゃ、今までネタのためなら体張ってきたけどこういう張り方はしたことないから流石に照れるんだけどな…。

 

 

「ふふ、これから今までよりもっと楽しくなりそうね♪よろしく、心結君。私は崎守 咲よ。」

 

「あ、私は深山 佳奈だよ。よろしくねー、ミユミユ♪」

 

 

うん、そのあだ名ちょっと抵抗あるんだけど…。女の子みたいな名前だって、親近感わかれた事もあったけどあって早々にあだ名まで付けられたのはこれが最速だよ…。

結果オーライみたいだから良いけどね。

 

 

「おぉ…照れ隠しはもういいのん?」

 

「隠してたんじゃないさ…それに、誰だって照れたくもなるさ。こんなかわいい子達と友達に成れたんだ嬉しいし、照れたくもなるってもんだよ。それが偶々今回俺がその立場に立っただけだよ。」

 

「…これが、純粋な力か」

 

「それだけ聞くと姫っちと揃ったら歯止めがきかなくなりそうじゃねん…。」

 

「「「……///」」」

 

 

頭から湯気を出す姫ちゃん、佳奈やん、咲さんの三人。これって結構ヤバイような気がするんだけど大丈夫なのかな…?今回は芝居とかしてないし問題は俺じゃないだろうな…。

そしてダクダクと流れ出すその鼻血って見た目がヤバイんだけど…。死因、テレリコ?

 

 

「えっと、咲さんに佳奈やんのその湯気をって大丈夫なのか?なんなら少し窓開けるけど?」

 

「ううん、大丈夫よ。でもあのタイミングでのアレは回避不可よね…」

 

「あはは…ちょっと不意討ち気味だったから余計、ね…。それに気遣いの出来る所が伊御くん並みだよぉ」

 

 

当人が大丈夫っていうなら、大丈夫なの…かな?それにあんまり俺が触れちゃいけない話なのか小声で話してるし…。うーん…

 

 

因みに姫ちゃんは未だに復活できずに己の鼻血の血溜まりに沈んだままで、救出されたのはこの後異変に気付いた伊御くんの手によって救われていたのだった…。

 

 




うーん…こんなんで良いのかっていう慢心が生まれつつあります…。

次話辺りで京谷と榊君を出したい…。
でも、一話でやった新しい家族も出したい…。悩み所ですね!


心結くんは天然な所が今回は出ましたけど、伊御くんは最上級の朴念人として心結くんは勘違い系ですかね?

なんか命を吹き込んでるみたいでちょっと面白いです!


短いかもしれないですけどこの辺で終了です。

ではまた~


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4 過激な昼休み

にゃっほい♪文才皆無。です!!

嬉しさのあまりテンションが最高にハイって奴です!

評価してくださりありがとうございますです。以後、その評価を目安にできるよう一層力を入れていきたいです!感想も嬉しかった!

では、出来立てホカホカ弁当のような形容しがたい新話をどうぞ!


血溜まりに沈んだ筈の姫ちゃんは何故か衣服に血液一つ付いてないという魔法チックな瞬間に驚愕していたら午前中が終わっていた。

 

俺自信何を言ってんだか分からないんだけどマジックとかそんなチャチなもんじゃねぇ…恐ろしいモンの片鱗を垣間見たような気がするぜぇ…

 

 

「やっほー、俺心結だけど今貴方の目の前にいるの。昼休みなの。」

 

「メリーさん!?しかも後ろじゃない!?」

 

「そりゃ、こうして自己紹介してるんだから目の前に居なきゃ変だろ?」

 

「ソウダソウダ!ナニイッテンノオマエ?」

 

「なんかメッチャ引かれてる!?」

 

 

昼休みにて、いつだかの会話に出てきた西原くんとやら?と咲さんに訪ねた所このツンツンボーイが紹介された。

何故か咲さんにアイアンクローされながら連れてこられたんだけど…ね。

 

で、異様にツッコミを入れてるこっちが榊くんらしい。朝、サムズアップした人だよ?

では説明しよう!

伊御くんの友達。以上!

 

 

「もっとなんかあんだろー!!?」

 

「キレやすい最近の若者は怖い。」

 

 

ちょっと良いこと思い付いた♪いざ、実行!!(実食じゃねぇぜ!)

 

 

「榊さん、なにやっとるん?心結さんが怯えすぎてウサギさんみたいに端っこでプルプルしてるんじゃよ!?」

 

「榊、お前…」

 

「伊御!?落ち着け!!誤解なんだ!!」

「問答無用だ」

ズドン

「あべし!!?」

 

 

俺が蹲る後ろで、榊がアターされた声が聞こえたが気のせいだ。

そして何度も言うが昼休みなので、教室で騒げば誰だって気になるってもんだ。よって、こうして何かあると観戦者もしくは参戦者となって騒ぎが大きくなるんだよ!!

うむ!余は満足じゃ!

 

 

「大丈夫ですか?」

 

「たぶん姫の杞憂だと思うわよ?彼のソレ、演技よ?」

 

「あはは、猫娘は鋭いね!

うん、心配してくれてありがとねん、姫ちゃん。嬉しかったよ♪」

 

「今のも演技だったんですか!?」

 

「勿論。」

 

 

姫ちゃんが『驚きです…。』なんていう、ウサギの家を英語にしただけの喫茶店の娘さんのような驚き顔をしていた。

え?ご注文?ウサギじゃなくて犬がいい。

 

そして猫娘は『私は妖怪じゃない。』って小さい声で言われたんだけど、自己紹介されてないから名前が分からないのだよ、ワトソンくん。

 

 

「アレって演技じゃったんじゃね…。クオリティー高くて気付けなかったんじゃよ…」

 

「榊、すまない」

 

「大丈夫!榊は皆の心に生きてるのさ…」

 

「それ、死んじゃってるよ心結さん…。」

 

「おぉーい!!勝手に殺すな!」

 

「お前の事は忘れない…。」

 

「続けるのかよっ!」

 

 

うん、良いツッコミだ。

榊は俺と似た所があるように思えたから敢えてボケさせなかったんだよね~。ペースを崩す事において誰も俺に着いて来させない(キリッ

 

そして気付くと空気になってる西原。

 

 

「にしはらじゃねぇ!!さいはらだ!!」

 

「もしかして…エスパー!?」

 

「声に出てたよ!!」

 

「わざとに決まってンだろ。ナニイッテンノ?」

 

「ウがぁぁぁー!!!!」

 

「カラオケ?」

 

「ちゃうわ!!?」

 

 

うん、良い具合に壊れたね♪今日も楽しいね(^-^)

 

 

「その顔文字がイライラする!!」

 

「ちょっと、食事中にウッサイ。京谷のくせに」

 

「す、スイマセンデシタ…。」

 

「あはは…ま、まぁその辺にしましょうよ、ね?榊みたいになっちゃいますから。」

 

「心結くんに感謝しなさい?」

 

 

そうして、アイアンクローから解放された西原あらため、京谷豆腐はクレヨンな5歳時のような顔の潰れ方をしていた。ちょっと咲さんが怖くて敬語になってしまったな、俺…。

 

そして西原は…うむ、榊一歩手前だ…。死ななくてよかった…。

 

 

「まぁ、俺が全ての元凶なんだがな。」

 

「「ホントだよ!!」」

 

 

お、もう復活してる。

リスポーンが早いね♪

 

 

「クソッ!!…じゃあ今度一緒に神食いやるぞ!」

 

「なぁ、そのクソッって言葉は必要だったのか?」

 

「本当に見も蓋も無かったな…。やるけど。」

 

「そんなんだから、エリックに京谷(笑)って名付けられるんだよ♪」

 

「言われたことねぇよ!」

 

「「エリック(笑)」」

 

 

最初より復活の速度が上がった榊と供託して、うまい具合に地に沈んだ京谷を放置。撤去。回収。されたのを見て咲さんと京谷さんて仲良いなとおもいながら購買のあげパンを食す。

 

柔らかめなパンにきな粉がマッチしててウメェ…。

 

 

この時の席は

 

猫娘 伊御 自分 姫

ーーーーーーーーーー

| 机 机 机 机 |咲

ーーーーーーーーーー

マゾ 榊霊 佳奈 豆腐

 

って感じだった。 

 

 

「なんか余分なの付いてた!?」

 

「マゾじゃないじゃよ!?」

 

「名前に掠りすらしない!?」

 

 

上から順に榊、マヨネーズ、西田だよ!

 

 

「マヨしかあってないんじゃ!?」

 

「誰だよ!?」

 

 

うん。マヨイさんに京谷だった。…飽きた。

 

 

「失礼じゃ!!」

 

「間違えといてそれは酷くね!?」

 

「あはははは。まあまあ、これあげるから許してくれ。」

 

 

そういって渡したのは購買でなにか知らんが、神々しく輝いていた何かだった。

気になって買ってみたが結構人気なのか、これ一個しかなかった。値段も一個500円と購買にしてはちょっと値が張っていた。まあ、初めての利用だし良いかと購入したものだ。

 

 

「こ、これは!?」

 

「ゴクッ…」

 

「なっ!?」

 

「これ、本当に貰っても良いのか!?」

 

「うん。購買で500円と割高だったけど奮発して買ったんだよ。でも、運悪く一個しかなかったから分けてくれると嬉しいかな。…でも、こんなので許して良いのか?結構もので釣ってる感強いんだが?」

 

 

目の色が変わった三人に少し焦…呆れながら、少し思います。チョロくね?

そして、チョコの入ったくるくる巻きのパンはチョココロネです。

 

只、あぁも取り乱してる所を見ると少し気になるんだよね~たかがパン一個でどうしてああもなれるんだろ…。高校生って凄いね♪

ここで猫娘さんが俺を見ていた。パンに食い付く三人を尻目に無視という暴挙のもと放置し、猫娘さんとの会話を楽しむとしよう。

 

 

「貴方も高校生でしょ?」

 

「そうなんだけどさ~…って、そういえば猫娘さんやい。あんたの名前を聞かせてもらおうか!」

 

「なんでそんなどこぞの山賊みたいなノリなのかは気になるけど、確かに朝の時は結局自己紹介してなかったわね…。私は御庭 つみきよ。」

 

「つみきって漢字?」

 

「いいえ。平仮名よ…なんで?」

 

「いや、大した事じゃないんだけど気になったから?」

 

「なんで答えた貴方が疑問なの…」

 

 

いやー、だってねぇ。もし漢字で積木だったらもはや憐れみすら感じないかい?

感じない?…そう。

 

 

「伊御くんや、つみきって名前って可愛いと思わないかにゃ?」

 

「ん?…うん。つみきによく似合ってる可愛い名前だよ。」

 

 

やっぱり確実にこれは気があるね!今も姫ちゃん並みに盛大な血のアーチが出来てた。

そして、うん。今のセリフ録音したんだけどまだ誰ともメアドとか交換してなかったの気付いちゃったよ…折角録ったんだし無駄にしたくないしなぁ…。

よし!

 

 

「ねぇ、ミニワン」

 

「その渾名嫌なんだけど…」

 

「まあまあそう言わずに。俺の肩書きって恋する乙女の味方、キューピーちゃんなんだよね?」

 

「そこはマヨネーズじゃないんだから普通にキューピッドって言えばいいじゃない。」

 

 

ミニワンがマヨネーズっていった瞬間にマヨイが反応してたのは面白かったよ。ビクゥッ!!?ってなってた。

そしてキューピーっていったのは別にネタ的に言って回りにバレにくくしただけだから気にしなくても良いのにね。

 

何故なら、ギャグ的に言えば回りは『なんだギャグか…』程度に捉えるからその物の意味がバレにくくなるんだよ。

 

 

「少し嫌悪感抱かれるかも知れないけど耳元で話すよ?」

 

「…何、構わないわよ。それくらい。

………!!?」

 

「って訳で、メアド交換しよーぜー」

 

「いいわょ…。」

 

 

尻すぼみになったのは果たして、好意を寄せる人がバレて恥ずかしかったからなのかは分からない。まぁ、聞くなんて野暮はしないけどな。

…この録ったセリフは、まぁ気にしない方向で頼むよ

 

(「さっきの伊御くんの言った言葉をボイスレコードしたんだけど、どう?

勿論回りにはおろか、本人にも気付かれてない。もしイエスならこの後合図するからその時にイエス、ノー答えてくれれば、一緒に送るよ。」)

というものだった。ここまで言えばさっきの冗談が冗談では無かったって分かるって寸法よ!!

 

これが孔明の罠ってもんよぉ!まあ、只単に相手の真相心理を利用しただけのミスディレクションなんだけどね。

 

 

「ほいほーい。」

 

「あ、ありがと…。」

 

「年中無休のキューピーは何時でもマヨネーズを売るぜ♪何かあって連絡くれれば要相談の下提供するよ。応援してるからな~」

 

 

ミニワンのメアドをもらってすぐにメールに添付して送ると、ミニワンは幻視した耳がピクピク動いていて、尻尾がクニャクニャ曲がっていた。うぅーん、猫っぽい…。

だけど喜んでもらえて嬉しいね♪

 

 

「どうやらあの気難しいつみきさんを攻略したみたいだねん?次はあたしかな?」

 

「アッハッハ。何迷い事抜かしてるのかな?マヨイさんや。その頭のお団子モグゾ?」

 

「扱いが酷いんじゃぁ!?そういうのは私じゃなくて榊さんだけで十分じゃ!」

 

「何で俺なんだよ!?」

 

「なら!!榊の場合はモグ部位が無いから間接かな♪」

 

「モグっ!?外すのか!?それは俺に対してなんだよな!?ひどくねぇ!?

俺はなんもしてねぇ!!」

 

 

発言が既にアウトだった。いや、やってないのは分かってるんだけどリアルであんな盛大な振りをされたら其処に乗っかってやんなきゃ失礼だろ?

立ち上がる俺は榊の後ろに回るとジタバタする榊の腕を抑え、ロメロスペシャルをキツめにかけておいた事をここに追記しておこう。

 

 

伊御くん、食べるのに夢中になってたね…。そんなに焼きそばパンがすきなのかな…。

それで、だれも止めてくれないから止め処が見えなくてつい、やり過ぎて変な音がしてた…。榊、すまん。

 




ええ、今回も色々カオスになってると思います!!

榊くんの本領はいつ発揮できるのか!?そしてこの物語のヒロインって誰なのかそれは神様すら分からない!カボ神様は一体誰に微笑むのか!?

何て言うMCが思い付いてました!!


話を書くに当たって案外高校生活や、今まであった中学生活でのネタを思い返す事が多々あるんですけど、この話ってオリジナルに近い物語になりつつ在りますね♪

次は普通に原作沿いになるんですけど…展開を考えれば考える程進行が遅れることに気が付きました!

まあ、1日一回深夜投稿を目指してます!
これからもよろしくお願いしますね♪




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5 見捨てられたのはディアベルはんじゃなくて俺だったんだな…。

コンバンワ。皆様に笑いを届けるメッセンジャー、文才皆無。であります!

軍曹じゃない、であります!


私は明日で学校しゅーりょーなのでぶっちゃけて来ますね♪
ええ、勿論日常からネタを探してきますとも!

ヒャダインですか?ええ、OPの人です。


では、こんぐらいにしてどうぞ!!


どうやらこの学校の授業は前の学校より少し遅れてるらしい。それは昼休みを終えての授業でよく分かった。

先生は教科書などの道具が無いことを気にかけてくれて、心配してくれていたが大丈夫と伝えると『そう、ですか…』と残念そうにしてるのがテンプレのように繰り返していた。

 

どうやらこの学校は生徒を気遣いながら授業をするから遅れていたんだなと納得しつつ、ノートに黒板の文字を写していた。まぁ、おさらいだって思えば良いんだから結構楽な授業だったな!

 

ホームルームで先生(名前は桜川 キクエというのを先程初めて聞かされた。)の話の下、教科書類は来週には届くとの事で落ち着いた。

そして放課後。

 

 

「今日もお疲れ~!」

 

 

マヨイの音頭によりだらける面々を横目に乾いた血だらけブレザーを羽織り、教室を後にしようとすると誰かに引き止められた。

後ろからこう、服を(’8’)チュンと…?

 

伝わらない?う~ん…じゃあチョコンと摘ままれる感じでいいか?

 

 

「で、どうしたの姫ちゃん?」

 

「えっと…そのぉ」

 

「もしや!?これは噂に聞く!」

 

「え?噂に聞く、何ですか?マヨイさん」

 

「愛の会瀬への誘い!?姫っち、策士!!」

 

 

愛の会瀬なんて単語で反応しないはずも無い姫ちゃん。ええ、もちろん皆様の想像通りだよ。

真っ赤なお服の心結さんは~♪コンチクショー!!

 

鼻血がブシャー!姫っ血ーなっ血ー!!

 

うん。非公認ゆるキャラさんに怒られそうだ…。あっちは梨だけど此方は血痕だし、惨状が発禁ものだな…。いったいどれだけの子供のトラウマを作るんだろうな…。

 

 

「そんな軽快にジャンプ出来ないですー!!」

 

「ツッコミ所そこっ!?」

 

「いやいや、姫っち。それより私のボケに突っ込んで欲しかったんじゃよ…」

 

 

うむ。やっぱりマゾイさんか…。態々ツッコミにいくなんて…それよりコイツなんて言ったっけ?

え?俺と姫ちゃんの愛の会瀬?ほぅ?いい度胸じゃねぇか?

そういう話題で俺を弄るなんてなぁ?

 

 

「伊御ー帰ろ…何か不穏な気配がぁ!!?」

 

「一瞬榊がそこに居て、シャーペンが突き刺さって飛んでったような…」

 

「伊御くん。世界の理には触れちゃいけない事もアルンダヨ?」

 

「ふぇぇーなんか心結くん怒ってますぅ!?」

 

「あはは、怒ってなんかないさ。ただ…フッフッフ。アッハッハッハ!!」

 

 

高笑いする俺の急変に回りのクラスメイト達もギョギョギョ!ってしてたお

あー、面白い。思わず机バンバンしちゃった。

 

 

「えっと、心結さん?」

 

「何かなマゾ?」

 

「マゾじゃないんじゃよ!?」

 

「じゃあ、死に急ぎ野郎か?」

 

「巨人となんて戦えないんじゃ!って野郎じゃないんじゃよ。」

 

「まぁいい。問題はそっちじゃぁない。」

 

「あのぉ…その笑顔スッゴい怖いんじゃよ…止めない?」

 

 

笑顔とは本来威嚇に使うものだから何も間違ったことはしてないよ?アハハ可笑しいなぁ

ちょっと怒りのボルテージ上がっちゃったよ♪

 

 

「さて、じゃあ本来の問題に戻ろうか。

貴様は事もあろうが、俺をダシに人の恋心を嘲笑うような真似をしてくれたな?」

 

「あのぉ…そのキャラ付けはー」

 

「貴様は怒られている最中に私語が話せるなんてよっぽどお気楽な御花畑脳ミソをしてるらしいな。

そんな貴様は今日からウジ虫で十分だ!」

 

「酷いんじゃよ!?言うことかいて乙女に向かって虫扱いなんて!!」

 

「フハハハハ、貴様にやる慈悲などない!!宇図 心結の名の下に命ずる…相手の恋心を弄ぶ下郎がっ姫に謝れ!!」

 

「ルルーシュ!?」

「京谷、アンタ空気読みなさいよ!!」

「ヒデブッ!!」

 

 

うん。言い切った。チョースッキリ!!

このキャラちょっと嫌いじゃないな!何かあったらまた利用させてもらおうかな?

 

 

「あの時のキューピッドって…」

「キューピーなんて言ってふざけてたのかと思ったけど…」

「ちょっと怒りの矛先が理不尽かなって思っちゃったけど…でも、あんなに真剣に自分の思いについて怒ってくれる人がいるのって羨ましいなぁ」

 

 

ミニワン、咲さん、佳奈やんのセリフだけど、でもそれもちょっと観点が違うような……ふぁ!?

待って!?咲さんその手を放してあげて!?

 

指がめり込んでるから!青を通り越して京谷が豆腐並みに白くなってるから!!

 

あ、まだ生きてる!口からヒューって息が漏れてて声が出てなくて分からないけど…腕が上がった…。

そして弱々しく握られた拳からピィンって感じで親指だけ天に向かって立ち上がった。

 

そして、グッジョ部をした京谷は力なく腕が下がった…。

 

「京谷ぁぁぁーーーーーー」

 

お前の死に様。しっかり見届けたからな!!こんな所で死にやがって…この、バカ野郎が!

 

 

「京谷、お前の死は無駄にしない…」

 

「あぁ。きっと天国で安らかに俺達のこと見守ってくれてるはずだぜ…」

 

「榊、お前も…」

 

 

隣には榊が立っていて、俺の肩にポンとその手を置いていた。いい笑顔で…。

そして伊御くんもその隣で無言で目を瞑り頷いた。

榊のセリフで、俺達は続くように冥福を祈る。

 

「あぁ。京谷…」

 

「「「黙祷」」」

 

「捧げるな!!つうか、音無は止めてくれよ!」

 

「キモいって思ってたけど…」

 

「まさかここまで体はってたなんて…」

 

「バカだけど…」

 

「「「黙祷」」」

 

「真似すんなよ!!?しかも、思い出で既にディスられてる!?」

 

 

生きてたみたいで安心した。イヤー、あの灰みたい白くなって倒れた瞬間は思わず『立て!!立つんだキョー!!!』って叫びたくなっちまったよ。手遅れっぽかったから流石にヤバいって思ったんだよね…。

 

何故か忘れてしまいかけていたこの話の中心人物、マヨイと姫ちゃんはというと

 

 

「ぐすっ…。すまないんじゃぁー!姫っちの純粋な好意をバカにするような気は無かったんじゃよ。本当じゃよ?許して欲しいんじゃーーー」

 

「マヨイさん!?大丈夫ですから少し落ち着いてください。大丈夫です。私、マヨイさんの事信じてましたから」

 

「姫っち…」

 

「はい!」

 

「ありがとーー!姫っちは天使なんじゃー!!」

 

 

泣きながら謝るマヨイを見てちゃんと反省出来てるじゃねぇか。くくく、俺は余計な事をしてしまったかな?…そう思い、静かに席を外す。

誰にも悟られることなく、この涙に溢れるハートフルな展開を後にした。

 

因みに後で聞いた話によると、この瞬間を偶々見てしまった京谷は俺の姿が伝言板のXYZの後ろ姿のように見えたのとの事。ハードボイルドだって。

…硬茹で玉子ってあんま好きじゃないんだけどな…。

そして別に、止めてから引く…を実行した訳じゃないんだけどな。

 

 

 

 

 

 

そのあと止まることなく、俺は一先ず校長室に向かって行ってあの母の奇行について文句を言いに行くと土下座されました。

ええ、見事なまでの綺麗な土下座。思わず間抜け面したけど仕方ない。

 

そして校長曰く、まさかアノ癖が未だに直ってない事を知らなかった。

ああいった性格だったのを忘れてた。

君には本当に悪いことをした、贖罪じゃないが制服代と教科書代は全て此方が払わせて貰いたい。…らしいッス。

あんまりに低姿勢だから心配になって声をかけたら泣かれた。

うん、ドン引きするぐらいに鼻水まで出してグチャグチャ。

 

その後なんとか慰めて落ち着かせたら、まだこんなんじゃ贖罪にならないとか言い出してなんか面倒そうだったから無理矢理お話しゅーりょーさせて教科書と制服だけ頼んでおいた。

いや、俺だって態々学校にそんな迷惑かけたくなかったよ?でもそうでもしないと帰してくれねぇんだもん。

それじゃあ君に悪いから!とか言ってドンドン条件増やそうとするし…で、結果妥協出来る最低限度のこの結果に落ち着いたって訳。

そんときの校長って少し残念そうにしてた。けど、どうしてなのかとか聞くのやぶ蛇っぽかったから遠慮しておいた。校長先生のショボーンってもはや誰得?

 

 

 

 

 

 

少しげんなりした気分で校門に向かって歩いてる時の事。

 

 

「あ、心結さんじゃ!」

 

「本当だ。」

 

「……ブシャー」

 

「姫…?」

 

「アサシン?」

 

 

と、前にマヨイ、伊御くん、姫ちゃん、ミニワン、榊がいた。

姫が何故鼻血の噴水を作ったのか?とか榊が何故、俺をアサシンと呼んだのかとかは一先ず置いておこう…。

 

 

「なんかぐったりじゃね…」

 

「うーん?ああ、マヨイか…それに皆も」

 

「この十分チョイでいったい何があった!?」

 

「大丈夫ですか?コレ、余っちゃったお菓子ですけどどうぞ…はい、あーん」

 

「ありがとー…。ん、うまい。心に染み渡る…」

 

 

口に差し込まれるように挿入されたのはニャッキー。けしてポッキーなどではない。

細いビスケットにチョコでコーティングされたそれは姫ちゃんの優しさで美味しさが倍増してたと俺は語る。

 

…ニャッキーって昔NHKの子供向け番組で無かったか?

うぅーん…青と黄色の芋虫…。

 

 

「甘さが舌に染み渡るとかじゃなくて、心に染みたんじゃね…。」

「それは、ほら。姫っちだからじゃね?」

「ナルホドー」

 

「はぁぁー、生き返る~。姫ちゃんはいい奥さんになりそうだ。結婚してくれ!」

 

「も、もう!!冗談でそういう事いっちゃメッです!」

 

「鼻血出しながら言っても効果無いわよ…。それと…」

トン…

 

 

首に瞬間的な衝撃を受け、一気に意識が覚醒した。

後ろで榊とマヨイがなんか「無視だけはヤメテ」って騒いでたけどどうしたんだろうか?

 

 

「ハッ!!?俺は一体何を!?そして知らない天井だ…」

 

「此処は外よ。」

 

「なんか意識が朦朧としてたみたいだけど大丈夫か?」

 

「伊御くん…。大丈夫だ、問題ない。」

 

「あの言葉は無意識だったんですか!?」

 

「うん?なんか言ったっけ?それに少し残念そうだけど…俺がトッポ食っちゃマズかったのか!?」

 

「トッポじゃなくてニャッキーですよ!?」

 

 

おぉ、そうだった。ん~でも、さっき俺ってなんて言ったっけ?

なんか訂正しなきゃいけないよな気がするんだけど思い出せん!!どういう風に気がするのかっ言うと、こう…ゴーストがそう呟く。みたいな?

 

でも姫ちゃんって本当に鼻血出しすぎなんだよね…。回りが慣れちゃってるのか分からんがいつの日か血液足りなくなりそうで怖いんだよな~…。

 

 

「…って、俺ってもしかして、姫っちの事気になってるのかな?」

 

「……直球過ぎじゃないか///」

 

「ブシャー!!?」

 

「にゃっ!?」

 

「「ほほ~」」

 

 

俺の発言に赤くなる伊御くんとミニワン。ニヤニヤするアホ。キュピン!と無い目を光らせたマゾ。謎の躍りを始める姫ちゃん。うん、姫ちゃんは一旦落ち着け。別に気になって当然なんだから。

 

 

「って、アホって俺の事か!?」

 

「目が無いんじゃん無くて隠れてるだけなんじゃよ!?」

 

「男子高校せーいの日常ー♪」

 

「女じゃ!!」

 

 

テンポの良いツッコミに惚れ惚れするね~ん。

でも伊御くんとかが赤くなるって事はこれって勘違いさせたっぽいね!

幼馴染みとか多かったからこの手の会話って前の学校じゃ日常茶飯事だったんだよね。伝わるから、つい主語とか修飾語とか抜けちゃったりね。

 

 

「あー、たぶん皆は近すぎて慣れて気付かなかっただけなんじゃねぇか?」

 

「皆、私の事が好きなんですか!?」

 

「「…そういう事(なのね)か」」

 

 

今の発言でどうやら姫ちゃん以外は気付いたようだった。…人間誰しもが思うことだよ。

てか、思わなかったらそれこそトチ狂ってる奴位だろ?

今一瞬視界の端に赤い妹が居たような…。次の瞬間には銀色の軌跡と一緒に消えてたけど…もしかして鬼畜がいたのか!?

 

 

「ちょっと、姫ちゃんは落ち着いてね?」

 

「「…ブー」」

 

「うん、お前らは後でぶっ飛ばす。」

 

「御無体な!!?」

「エンガチョっ!?既に手が出てるぞ!?」

 

 

ブー垂れるマヨイに、ぶたれた榊。この二人の扱いは分かってきたな。

マゾは放置、榊はアタタタタ、ター

 

 

「その誤解は止めて欲しいんじゃよ!?」

 

「それやったら確実に死ぬ未来しかねぇ!?」

 

 

と、放置して姫ちゃんの誤解を解いておかねば!最悪、今後顔を会わせづらくなる!!

オイ、誰だ今ヘタレとか抜かしたやつ!

 

野郎ー!ぶっコロコロしてやる!!

 

何だ。転がすだけかってガッカリしてんな?

安心しろ、吐くまで俺はお前を転がすのを止めねぇ!!

 

冗談も此ぐらいにして真面目に言わないと相手に失礼になるからな…。ギャグも許される所とされない所があるからな。ましてや回答一つで相手を傷付ける場面にギャグはダメだ。

 

 

「…姫。聞いてほしい。」

 

「わい!?そのぉ、あの…。…はぃ…。」

 

「これは、本気だからしっかり聞いてほしいんだ。」

 

「「「「…ゴクリ」」」」

 

「姫はとても魅力的で誰かを気遣ってあげられる優しい子だよ。

いつもふざけてる俺から見ても姫ちゃんの良いところを挙げられる。それは全部本当だよ。

…気になってるって言ったのは心配になるからだ。姫ちゃんって鼻血で良く血溜まり作ってるから足りなくなったら…って怖くなるんだ…。大切な人だから余計に、ね。」

 

「………。」

 

「だから、さ。その、えっとー…。これからもこんな俺と友達でいて欲しい。」

 

「「ズコー」」

「まぁ、そうなると思ったわよ…。」

「うんうん。良い話だ。」

 

 

転けるマヨイ榊に、なんともいえない顔をするミニワン。うんうんと仕切りに頷く伊御くん。そしてプルプルと震える姫ちゃん。

なんでや…なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!

 

何故かこのセリフが頭から離れない。何故?

 

 

「ふふふ、ふふ…ふ。」

 

 

あ、なんかデジャブ。

 

プルプル震える姫ちゃんを見たマヨイはガタガタしている。榊は陸軍兵士よろしく伏せていて、伊御くんは首を傾げる。そしてミニワンは…

 

 

「つみきさん、そのままでお願いします。」

 

「何!?え、なんで!?なんで俺、縛られたの!?」

 

「…キューピットになるならもう少し女性心を知った方がいいって事よ。」

 

「なんでや!?わいは真面目に傷付けないように最善を尽くした筈や!!」

 

「あのくだりでアレは酷いんです!

私の純情を返してください!!」

 

「へ?てか、その鼻血大丈夫なのか!?」

 

「もう知りません!ふん。心結くんは一度優しさについて熟考してみてください!!」

 

「カハッ!!」

 

 

訳も分からないまま、綺麗なボディブローを鳩尾に決められ俺は宙を舞ったあと、母なる大地に叩きつけられましたとさ…。

 

背後からはフィニッシュ!!って聞こえた気がしたが、此処はブレイブルーじゃないのできっと幻聴だろうな…ゴフッ。

 

 

チーーーン。

 

 




つい、筆が唸っちゃって書いちゃいました!

いつもより文字数が増えちゃいましたね~♪
う、腕が勝手に!!?

冬休み前にテンションが上がってるんでしょうね…。小学生かっ!
でも、嬉しいのも事実なんで隠さないですけどね!


では、ちょっとした小話でも。
今回少し、姫ちゃん押しな話でしたけど、ヒロインは未定ですよ?

だって、此処で誰かを好きになったら心結って惚れやすい性格になっちゃいますもん。まだ転校初日ですからね!
カオスで忘れられてるかもしれないですけど、時間軸的には半日しかたってませんよ!?


進み遅っせぇって思った方、私もそう思います!


作者な私的にはもっとすすんでると思っても、実際はやっと二桁目のページッス。それも一巻の。
ヤッベぇ♪

でも挫けません。私のやる気は世界一ぃぃぃー!!

次回もお楽しみに!






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6 新たな仲間、あらわる。

現在、涙脆くなっている作者こと文才皆無。です~♪

昨日は更新できず、すいませんでした…。
バイトが忙しくて力尽きて眠気というなの魔物に負け、寝落ちしてアップ出来んかったですたい。

朝は叩き起こされた後、映画を見に行ってました。
ナルトですよ!

普通に恋愛要素の強い出来になってました!しかもボスを倒すシーンはビックリでした!!

「えぇーーーー!?そうやってたおしちゃうの!?」

そう洩らしたのは私だけじゃないと思いますよ?
ってこれって結構不味い話でしたね…。


でも、気を取り直してどうぞ!!


………。

 

え?

 

 

これは帰路についた時だった。

それは姫ちゃんに殴り飛ばされた後のこと。意識を手放した後幾分かして目を覚まし、俺は痛む身体に鞭を打ち立ち上がった。

何度か飛ばされた後、バウンドしたのか結構色んなとこが痛い…。でも、心が一番痛かった。

 

あの温厚な姫ちゃんを怒らせちまったから…。

 

…俺ってまだまだ未熟だったっぽい?

ぽいー!!

 

 

うん、止めよ。一人でボケても悲しいだけか…。

 

 

そして静かに帰宅…出来ないんだった…。

確か右ポケットに…おぉ、あったあった。

 

 

テレレレレッテレ~♪何か色々書いてある紙~

ノブヨさんボイス禁止?しっかたないなぁ。

 

 

では説明しよう。この紙はとりあえず色々かいてある紙なのだ。スゴいのだ!

山寺さんも禁止?じゃあどうやってヤッターマンネタすれば良いんだよ!?リメイクされた方に関しては全然興味なかったからこんなのしか出来ないぞ!?

 

それに山ちゃん禁止令が出たら龍が如くの秋山さんネタも封じられた事になっちゃうじゃん!!

 

なんでや!!

 

 

え、コイツはいいの?

…でもなんかいいや。キバオウって噛ませ犬っぽいし。

 

しかも翌々考えたらまだ一回も口に出してない辺り、扱いの差があるのが歴然だし…。

 

 

おっと、紙だったよね~♪

何々、そこから真っ直ぐ行ってポストを右に、コンビニの2つ隣…ってナニコレ?

珍百景?チャイマッカー

 

適当すぎねえか、これ?適当なのは俺の流すように出てくるネタだって?そりゃ勘弁だ!

 

あ、ポストってアレだ。違うよ?目を逸らしたんじゃないんだからね!!

 

………。

 

こわっ!?

全て予測済みなのか!?なんで!?

 

取り敢えずツッコむのも程々にして歩いてみる事にする。

まあ、幾らかしたら目の前にコンビニも見えた。うん。適当じゃなくて的確だわ、コレ。唖然だよ。

 

 

「…これは!?」

 

 

テレレーン、テレレレレーレーン♪

あ、別に鼻から牛乳じゃないんで帰ってください。カモンって言ってもCome onじゃねぇから!

お前ぇの席ねぇから!!くんな!!

 

 

「…クゥン。」

 

「おーよしよし…ってなるかぁー!!?」

 

 

は?だって目の前にいるのってあれだよ?現代日本で見ることが出来なくなった狼だぜ?

捨て犬じゃなくて、捨て子狼なんだぜ、これ。品種としては確かコーカサス白銀狼。緋弾のハイマキか!?

 

しかもこっちに首をコテンって傾げてんのがスッゲェ可愛い。もう、モフリたい。だって子犬の大きさで毛並みがもさもさなんだもん。

もさもさなんだもん!!

 

もちろん大事だから二回言ったんだぜ?そこんとこ宜しくな!

ネタとか抜きにしてコイツに心臓を握られたような気がする。…ハッ!?これが恋だ!!

 

チャイマスネー。

 

「うぐ…だが、狼を養えるほど金……あっ、あったじゃん。

問題も案外無かったよ。ダメじゃん。俺、籠落されちゃう!!」

 

「ガウ!!」

 

「うん。俺的にも今のはつまんなかったさ…。だからってタックルすんな。

今は小さいからいいけど大きくなってからそれされたらひとたまりもないんだよ。そんな癖つけさせる訳にはいかん!!

お父さんそんな事許しませんからね!お前さんを立派な狼に育てあげるんだい!!」

 

「うー…わん!!」

 

「よし。いい返事だ!今日からお前はエリマキだ!!…はい冗談なので足に噛みつかないで。」

 

 

ガシガシと噛み付く狼。まぁ、甘噛み程度だからいいんあだけどさ。

…あと言い忘れてたけど、なんでSUN値がピンチになりそうな返事の仕方をしたし。(」・ω・)」うー(/・ω・)/にゃー!じゃない辺りお前さんのアイデンティティーを感じるぜぃ♪

 

(」・ω・)」うー( ・ω・)>ワンってお前…敬礼してんじゃねぇか…。器用だな、その手の関節どうなってるん?

 

 

あ、頭擦り付けてやがる。匂いを付けんな!何回りに所有物アピールしてんの!?所有者は俺でお前は逆じゃボケ!!

おりゃおりゃ!!どうだ、参ったか!

 

 

「あらあら~仲良しね♪」

 

「え!?」

 

「ワン!!」

 

 

突然後ろから現れたメイド。彼女の正体は一体!?

 

次回に続く!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて訳ねぇだろ。

始まったばかり~♪

 

…それは僕たちの奇跡~ってちゃうわ!!

 

 

「えぇっと…貴女は?」

 

「ふふ、申し遅れました。私は戌井 みいこって言います。」

 

「え…あれ?あ、どうもッス。俺は宇図 心結です…」

 

「よろしくね」

 

「お願いします?」

 

 

いや、訳分からなさすぎて全然意味が分からん…。だって、え?

エリマキ(仮)も俺の顔を見ると…つぶらな瞳で見返す。うん可愛い。

 

あ、違う。コイツ、只ガン見してるだけじゃん。舐めるなよ!

狼なのに…。猫じゃねぇのかよ。

 

なめ猫改め、なめ狼。語呂悪っ!!

 

 

「ふふ、その子本当になついてるのね。その子、誰にも心開かなかったのよ?

貴方に撫でられてる時に尻尾が動いてるじゃない?他の子がやると怒ってるのか尻尾がピンって立ってるの。

でも、捨てられたのかある日此処で見つけたのだけど私は飲食店で働いてるから拾ってあげられなくて…」

 

「あ~…なるほど。だから元々いたここで面倒を見ていたって事ですね。」

 

 

これでメイドさんがこんな道端にいたってことが正当化されたね。

グラマラスメイドこと戌井みいこさんはあらあらうふふと俺達を見ている。正直に言うとやりづらくて緊張して、しかも俺って狼とジャレ合ってる姿見られたんだって思ったら恥ずかしいったらありゃしねぇ。

それにコイツ、狼は捨てられて親と離れ離れ…。

 

そんな時でした。

 

 

この時撫でてる手に湿った感触がして、手に視線を送ると舐められてた。

…コイツがなんて感じてるのかなんて俺には分からないよ。でも、気にすんなって言われてるような気がしたんだよな。

 

コイツの居場所は無くて…一人で、この段ボールの中だけで生きてる。誰にも甘えないで、気高く生きてる。

それって野生で生きるよりとっても過酷だよな…。

 

それなのに他者を気遣ってる。

 

 

「…なぁ、狼。もしお前さんが良ければ家に来るか?」

 

 

同情とかそんなモンじゃない。可愛いからでもない。

俺はコイツの生き様に格好いいって思ったんだ…。謂わば惚れたって奴だ。

 

飼い狼としてじゃなく、友達とかそういうのとして俺は力になりたい。一緒に歩みたいって思ったんだ。

 

 

「ふふ。いいわね、男の子って。」

 

「そんなんじゃないですよ。俺は一人の人間としてコイツの力になれればって思っただけなんですから…それに、この子が立派に育つような育てかただって分からないんですから。一緒に成長したいってだけです。」

 

「わん!!」

 

 

狼の返事は分からないけど、一緒に頑張ろうっていう励ましだと思える。

尻尾をブンブン振り回して足元をぐるぐる走ってる姿は微笑ましい。健気にも思える。

 

 

「ううん。それは貴方の大切なかけがえのない思いよ。真摯にそう思ってるからこそこの子も心を開いたんじゃない?だったら、それって貴方が立派になったってことよ。」

 

「…そう、ですかね?」

 

「ええ、そうよ。」

 

「わん!!」

 

 

足にくっつく狼を抱き上げ、顔の近くに持ってくると見上げながら顔を舐められる。

その様子をみいこさんがニコニコ見て嬉しそうにしていた。

 

 

「ふふ、その子のこと頼みましたね♪

私ははちぽちってお店で働いてるのでご一緒にいらして下さいね。またお二人にお会いしたいですし顔を見せて下さいね♪」

 

「…はい!!」

 

 

それだけ言うと、みいこさんが抱いている狼の頭を撫でて帰っていった。なんかゆったりしてる人だけどしっかりしてるな~っていうのが印象だった。姉がいたらあんな感じなのかな?

 

まぁ、俺は母と二人暮らしだったからしらねぇけどな!!

 

 

 

そして帰宅。先ず狼に名前を付けようって事になったので色々考えたんだが気に入らないのかかなり頭をかじられた。

 

…オレ、オマエマルカジリ。

 

うん。猟奇的過ぎるのでその想像はやめてもらおうか?天使並みなキュートな子を悪魔みたいな目で見るんじゃねぇ!四肢切断すっぞコラ!

 

実際はガブというより、アグアグって感じだ。

 

 

それで格闘する事十分でネタが尽き、コーカサスハクギンオオカミからとって「はく」と名付けた。そして気に入らったのか今は扇風機と化す尻尾を俺の頭の後で振り回して時折ぶつけてくる。

 

可愛いから許す!

 

 

そのあとは…描写がメンドイから適当にやるな~。

 

・大家に挨拶。

・部屋の掃除。

・水道、ガス、電気の確認。

・一先ずコンビニ。

・何が入ってるのか分からない段ボールの開封

入ってたのは衣服、ケータイの充電器等の必要性の高いもの、何かの紙だった。

 

・衣服を既に配備されてたクローゼットにしまう。

もともと必要がありそうな家具は既に配備済みだったのである。

 

で、疲れて食事はカップ麺とドッグフードを準備。冗談で一食分買ったんだけど、はくが気に入ったらしく直ぐにペロッっと平らげていた。

…オオカミがドッグフードて…。

 

そんで、一緒に風呂に入って和んで睡眠。

こん時にはくが布団に侵入&俺のシャツにインして窮屈になったが楽しく1日を終われた。

 

 

これが俺の新生活初日。友達を作り、弄り、笑い合い、怒り、怒らせ、家族が出来た。結構色々あったから忘れてたけど、朝のバスで心配してたことは嘘のように消え去っていた。

 

きっと、この転校は失敗じゃない。そう、思いながら重い瞼を閉じたのだった………。

 

 

 

 

 




今回の話って予約投稿なんですけどしっかり出来てるか心配です…

初!!予約投稿!

ぱんぱかぱーん!


え、今あたごんがいなかったかって?バカいってんじゃねぇの、あーた。
あんなおっぱいオバケわしゃぁ知らん。鼻血なんてでてないやい!!


純粋な子にとって、あの姿は刺激が強すぎると思いませんか?


…あれ、後書きと前書きにあっちこっちについて一回も触れて……テヘっ♪


では皆様ごきげんよう!
同じ1:00からですけどでも、けして昼の時間にやってた番組じゃねぇっす。


本当にバイバイっ!!






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7 赤い色に染まるシャツ。

やっほーい、皆待たせたな!新話が出来たぜコラ!文才皆無。だ、コラ!

ちょっとリボーン見てコロネロ思い出したんですよ~♪

でも、今回の話って完全に原作外の部分ですから全然進んでねぇ!てか、1ページも進んでねぇ!

あはは最近私、開き直る事と殻に籠るって技を習得しましたよ!
あっでも、別に流星の滝の先にいるアイツの二段階目の進化じゃないですからね?

コモルーじゃないんで突進とか命令しないでね?
私、死んじゃうんで♪


ではいってみよー!!


ええ、事実から言います。

 

新しいシャツが血だらけです。

 

 

 

そういった経緯について回想という名の形容しがたいものですが、付き合ってくれると嬉しいな♪

 

…おぇ

 

これだけはねぇ。正直言って「キモーい、敬語が許されるのは小学生までだよね~」状態だ…。うん…リバースカードがオープンしそうだ…。

 

 

そして回想。

今日の朝6:00頃という傍迷惑な時間に宅急便が来て起こされ、イライラしながら受け取った物は制服でした。

あの人だって仕事だろうけどかなりブラックな宅急便だという事の証明にならないかな…。

 

仕事がブラック、やってて睨まれて…踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、もはや泣きっ面蹴ったりだな!!

まぁ、うん、あの会社は今後使わない方針で生活していこう。

 

 

そんなせいで何時もより早い起床したがやることも無いから朝食と弁当を作り、身支度するけど初めての制服に心ピョンピョンさせてコーヒー飲む。さあ、出発!!

となって、出かけました。

 

 

察しのいいかたは既に気付いたかもな…。俺は気付かんかったが………。

後悔先に立たずって言葉、知ってんか?

 

俺は見に染みてるよコンニャク(ロ)がーーー!!

 

 

登校時、俺は妙に人に見られた。そりゃ転校生だし見られるのがおかしいなんて思ってないけどそれでも、なぁんか視線集めるなって思ったんだよ。だって生徒、教師ならまだしも用務員さんまで見てくんだもん。そこで違和感を感じたのさ。

でもメンドイから「まぁ、良いか…」で片付けたら…。

 

 

「おはよー」

 

「オッスー、おっ今日は普通に制服なんだな」

 

「…おはよう」

 

「おはようー、昨日のは大丈夫だったんだな?結構派手に飛んでったけど…」

 

「おはようです。うぅ…伊御くんもそう思いますよね…」

 

 

姫ちゃんが聞こえてるのに気付いてないのかボソボソといってる言葉が聞こえちゃったんだけど気にしすぎじゃないかな?当の本人ピンピンしてるんだしむしろあやまるのって俺だよな?うーん…なら此処で気付かなかった降りをするのが優しさか?

 

 

「ん?あー、前に居たの皆だったんだ。気付かなかったぜ♪榊とかマヨイとか影薄いからなぁ…」

 

「「そんな事、言われたことねぇよ(ないんじゃー)!?」」

 

 

今日も息ピッタリ!!それに追撃と言う名の追い打ちをかけますん♪

じゃあ、あえて真似するぜぃ?

 

「ふぇふぇふぇ!」

 

「マヨイさんですー!?」

 

「姫っちは今日帰りどうする?どうせなら私が考案したゲームでもどうじゃ?

ふっふっふ、腕がなるの~」

 

「な、何するつもりなんですか!?」

 

「いやいや、今のは普通にマヨイだよ。俺じゃない。あと、俺ならこのタイミングでイタズラするなら姫ちゃんじゃなくて榊を痛め付けるかな~」

 

「俺かよ!?」

 

 

バッと振り向いた姫ちゃんに笑いながら、手を振って否定する。

マヨイの復活も早くなったもんだ!ヤハハ、俺のお陰だな♪

 

俺ってヘッドホン付けた異世界に行った高校生の真似似合わねぇな…。

石投げても音速ブッチしないし…座右の銘は”強きを挫き、弱きも挫く”じゃないもんなぁ~

 

 

「あはは、あんまり意地悪はだめですよ。」

 

「…私もこのタイミングで榊を弄ると思うわ。」

 

「御庭まで!?」

 

「ふっふっふ…腕が鳴るわ」

 

「なんか危険が迫ってる!?」

 

 

む、ミニワンも出来るな…。

その榊はというとギャーって声で覚醒した榊がトランザムでミニワンから逃走。気のせいか、赤く光ってたような…。

GN粒子って有害だし…殺っちゃおうか♪

 

 

「ワーワー、待ったストップストップ!!死ぬ!死んじゃう!だから勘弁して!?」

 

「命乞いすれば助かるというその幻想をぶっ壊す!

二重の極み、うおぉぉぉー!!!

おぉ、榊よ。死んでしまうとは情けない。ではここでトドメといこうか、ふふ。」

 

「そげぶっ!?殴んないんかい!!投石って酷くね!

薄々感じてたけどかなりサディストだろ!!」

 

「なぁにイッテンダ~♪」

 

「だよな、s…」

 

「俺ってドSだぜ?じゃ、いってみよー!オイッスー!!」

 

「「「オイッスー!」」」

 

「マヨイと伊御までやるのかよ!!てか、俺の謝罪しようとした気持ちを返せっ!!」

 

「まだまだ、声じゃ小さい。オイッスー!!」

 

「おいっす!」

 

「ここでぷよぷよ!?つか、無視!?」

 

 

ぷよぷよっていうよりウィッチの真似だね。…でもマヨイって魔女とかよく似合いそうだよね~

ま、俺はどっちかっていうとウィッチよりアルル派だがな!

 

む、貴様…見ているな?

 

 

「おはよございます、先生。あんまり背後に立たないで下さいね?」

 

「はい、おはよございますですの。…って、ノールックで居場所がバレましたの!?」

 

「いやいや先生、居場所って…。すぐ後ろじゃよね?」

 

「そこかっ!俺はゴルゴの13をツッコむのかと思ったぞ!!」

 

「あ、榊さん。マヨイさん。おはようございますですの」

 

 

おぉ~、先生の登場でうやむやになったから自己申告するんだけど…さっきのオイッスはドリフターズだよ?

高校生の年代じゃないんだけど面白かったからね~♪よく覚えてるんだよね!

あとはひょうきん族とか鉄ドンとかか?

 

 

「元気なのは良いんだけど怪我しないようにしてくださいね?それと、伊御くん、御庭さん、春野さんもおはようございますですの。」

 

「「「おはようございます」」」

 

「…それで皆さんに少し訊ねたいんですけど心結くんの頭のそれってなんですの?」

 

「頭?」

 

「………?」

 

 

え、ナニソレ怖い。俺とおんなじように姫ちゃんと伊御くんは首を傾げて俺を…というか俺の上を見てた。

それで、メタギアのスネークみたいにビックリマークが出てた!擬音にして"テェレン"だな。

 

 

「伊御さんと姫っちは気付いてなかったんじゃね…。」

 

「俺は敢えて触れてないのかと思ったぞ!」

 

「子犬可愛いですー!」

 

「ガウっ!」

 

「怒られちゃいました!」

 

 

え、なに今の?ガウって…それに今気付いたが心なしか頭が重いような…それに鳴き声も上から聞こえたし…。

子犬?え、心辺りが有るんだけど…

 

 

「…あ、そういえば今日の朝見なかったような…。」

 

「飼い犬か?」

 

「…う~ん、何処かで見たことあるような気がすんだよなー。」

 

「およ、榊さんは見たことあるん?

それに見たことない犬種だけど何て言うの?」

 

 

オオカミです。

そう言えたらどれだけ楽なんだろうね…でも学校だし、問題になるよな…。

じゃあ、オオカミに似た犬種…犬種……あ!!

 

「し、シベリアンハスキーです。ちょっと珍しい柄してるけど…」

 

「「そうだったんですか(の)ー」」

 

「キリッとしててなんか心結に似てるな!」

 

「飼い犬は飼い主に似るって奴じゃね!」

 

「でも、う~ん…」

 

 

榊がいまだに悩んでるのが怖いけど、誤魔化せたようでホッとしたぜ…。

一先ずどうにかなったが、今から帰ったら遅刻するし…どうしようか…。

 

 

「仕方無いですから、私が校長先生に許可をもらってきてあげますの!」

 

「先生!」

 

「ふぇぇぇーーーーーー!?」

 

「ありがとうございます!!俺、先生の生徒で良かったです!!本当にありがとうございます!!一生貴方に付いていきます!」

 

「せせせ、先生として生徒のためでしゅの///」

 

 

感極まって抱きついてしまっていたが、この時は本当に嬉しくてそんなの気にしてなかった。

先生が噛んだとか、後ろで「噛んだ…」とか「羨ましい…」とかそんなの聞こえん。俺は今嬉しくて、嬉しくて堪らないんだ!

 

 

「もう…駄目、ですの…。ウニャァァァーーーーーー!!?」

 

「せ、先生がこわれたんじゃーー!?」

 

「はやっ!?」

 

「チーターも目じゃないんじゃねぇか?」

 

「それは流石にないでしょ?」

 

「せ、先生ぇーー!?」

 

 

もうダッシュする先生はあっという間に消えてしまった。え、えぇ…置いてきぼり?

と、とりあえずハクについては問題ないってことで良いんだよな?

 

 

「わん!!」

 

「お前が返事すんなよ…ったく。ふふ。」

 

ーーーーキュン

 

 

え、なんだ?今の水10でやってた宮迫が”車車車、車3つで轟です”みたいな声は!?

コレは流石に古すぎて伝わん無さそうだな…。

 

しかもきゅんじゃなくて『~ん、ギュンっ!!』だしな~♪

 

 

「あはは、だらけて垂れかかったら前が見えなくなるだろ?ホレホレ、しっかりしてくんないと困るんだよー。」

 

 

やっぱコイツって、利口っぽい。

俺の言葉を理解してんのか直ぐに頭をどかしてくれて見えるようになっていた。…まぁ、尻尾がプロペラになってベチンベチン背中とか首とかに当たってるんだがな。

 

それに犬っぽい!

 

 

「うん、いい子だ。そんなお前に御褒美だ。」

 

 

良いことしたときは全力で誉める!!

 

掃除好きの愛犬家の坂上さんがそう言ってたもんで実行してみました!もうムツゴロウさん並みに愛情を込めて撫でまくる。例えだけど、撫でボッ!するぐらい撫でて撫でて撫でまくった!

 

背中を叩く尻尾は勢いが更に増して気付いたら気持ち軽かった…。

 

おい、まさかほんとに尻尾で飛んで?いやまさか…な。

 

 

「ボンバヘっ」

ブシャー!!

 

「姫っちーー!?」

 

 

何があったのか、また血を溢れさせる姫ちゃん。…ほんと感受性たかすぎじゃね!?

…おい、その噴水の向きって…!?

 

 

「アガペー!?」

 

「しゅ、しゅみましぇん…」

 

 

ええ、勿論我が純白の鎧…白のシャツが綺麗な赤色に染められました。そりゃぁ基が赤いシャツって言われても違和感がない程度に真っ赤だぞ。

 

ほら、皆も一緒に!!

 

この手を放ーすもーんか、真っ赤な血かーい!

 

 

あはは、以上。今日の回想でした!

 

 




皆様、今回のタイトル何か気付きません?

ほらほら~どうです♪

ちょっと近いイントネーション覚えてないですか?まぁ、深夜だったから分からないかも知れませんけど…。

気付いた人は1からプレイする事をススメ、気づかなかった人はゲオにでも行って借りてきなさい?

正解は"あかね色に染まる坂"でした!
知ってます?

友達はプレイしたらしいんですけどエロゲーなんですよね…。アウト!
でも、ストーリーはかなり泣けるって言ってましたから大丈夫ですよね!アニメは面白かったです!

って、それじゃ終わらないんで♪
24日って事もあるので是非とも恋人達の生活でも見つめて下さい(笑)

ではでは!


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8 驚いたら罰金な♪

いつになったら出来るのか、展開が進まないことに定評のある文才皆無。でっす!!

思い付きで書いてると行き詰まったときってこうなるのか…って自覚させられましたね~そして最近はもっぱらダメ人間生活、又はバイトしてますよ。

では出来立てホヤホヤの新話ですぜぃ、プレゼントフォー・ユー!!


テレレッテテテッテ~♪

 

心結は血塗られた呪われたシャツを装備していた。

 

過去進行形!?ヤメイ!!なっ脱げない!?何故だ!!

 

 

「何一人でパントマイムしてるんだ?」

 

「うわっ…本当空気読めないな~榊さんはダメダメだぁ。もう駄目だな。死ぬしかないな♪」

 

「辛辣!!なんでそんなに罵倒されなきゃいけないの!?」

 

「そりゃあ俺がドエスでお前が榊DAKARAかな♪」

 

「もう名前が別称!?」

 

「まったく、道の真ん中で騒ぐなよ。回りに迷惑かかるだろったく。」

 

「俺か!?俺なのか!?俺が悪いのか?」

 

 

オコなの?プンプン丸なの?

だが、皆に目配せしてみると榊に見えないところでグッジョブしてるのを見て、ニヤァーーーをする。

榊はその悪どい顔をみて一歩、二歩と後ろに下がっていたが甘いな♪

 

 

「榊煩いわよ。」

 

「あぁ喧しいな」

 

「榊さんは少し自重っていう言葉を知った方が良いじゃよ?」

 

「…え?」

 

 

追い討ちをかけて確実に追い込んでいく三人にノリだけで意外と黒いことするなぁ~って思ってたんだけど、我らが天使姫ちゃんは一人分かってなかった。

 

うん、でもだからこそフォローしなかったことで榊のHPを削っていってるんだろうけどね?

説明するけどHPはヒットポイントじゃなくてハートポイント…心身的ダメージ値だな。このメーターをふりきるとSAN値がピンチになるんです!

 

はいよってくるんだよ、貞子が。

 

 

「ニャル子じゃない!?」

 

「…マヨイは凄いな!自重と自嘲をかけて榊に的確に抉りに行くなんて!よし、俺も行くぜ!」

 

「やめろぉぉーーー!!しかももう十分!さっきの間って確実に判断下してた時間だよな?あえての無視だったわけか!?なんなの、終いには泣くぞ?」

 

「ふむ…あとちょっとか。」

 

「確信はぁーん!?ドエスってレベルじゃなくね!?もうSの仮面を被ったなにかだよ!!」

 

「魚雷飛びだよ!!」

 

「走り高跳び関係ぇねぇ!!」

 

 

今日も鋭いキレだね!本調子っぽいしもういいかな。

 

 

「べ、別に榊の体の健康を遠回しに確認したわけじゃ無いことも無いんだからね!」

 

「むしろトドメ刺してるから!!」

 

「ツンデレじゃ…」

 

「あれがツンデレなのか…」

 

「伊御はもう少し人の心情に機敏になったほうがいいわよ。」

 

「ツンデレだったんですか!?ならいいことしてたんですね!!」

 

「「「「し、信じちゃった!?」」」」

 

 

驚きすぎて皆が姫ちゃんに向かって首がぐりんってなった。怖いとは思うけど、俺も人の事を言えないので何も言わない。首ってこんなに可動域広かったんだね!ウフフ

 

もう全部妖怪のせいって事にして解決しないかな?

やっててなんだけど収集がつかなくなっちゃったんだよね…。どうしよう…。

 

 

「いや、無言で踊り出さないでほしいんじゃよ!」

 

「ヨーデル、ヨーデル、ヨーデル、ヨーデル、ヨーロレイヒ~♪」

 

「なんか違いますぅ!?」

 

「ちょっとブランコ乗りたくなった。でもそれよりも面白いのが頭に浮かんだんだよね…。」

 

 

というのもミニワンがハイジの服着ておしーえてーおじいーさんしてる姿が思い浮かんだんだけど、違和感が仕事しねぇんだけど、どう思う?

 

もし演劇するなら配役はこんな感じじゃない?

 

 

伊御くん…お爺さん

俺…木A、B、C

ミニワン…ハイジ

姫ちゃん…クララ

マヨイ…ヨーゼフ

キクエ先生…クララの家庭教師

榊………。

 

 

「おれ省かれたぁぁー」

 

「男のキャラクターが思い浮ばなかったんだ。すまん。」

 

「…たしかに其処まで重要度のあるキャラクターとなると男性って確かに少ないんじゃね」

 

「馬車引きの人とかいましたけど出番もあんまりありませんもんね。」

 

「それより木だけでABCっているのか?」

 

「バカヤロウっ!!」

 

「アスラン!?」

 

「殴られた時のかけ声が京谷さんみたいになってたね…。」

 

「お前はぁ!!お前はなんにもわかっちゃいねぇ。そこに確かにあるだけで生まれる安心感。なくてはならない存在、それが木だ!!生物学的にももし植物が無ければ人間という生物も生まれることがなかったんだぞ!それを今、お前はバカにした。神様、仏様が許してもこの俺様がゆるさねぇ。この聖天太斉孫悟空様がな!」

 

「お前、人間!」

 

「カカロットォー!!」

 

「そっちじゃねぇー!!」

 

「あ…クリリンの事かぁー!!」

 

「違うのはセリフじゃねぇ!!」

 

「おれ、めんどくなってきた。」

 

「じゃあ止めろよ!」

 

 

うん。やっぱり楽しいよね♪友人弄りはやっぱこうじゃないとね~、お?前方に豆腐発見!!

突貫します!

 

 

「よし、許可する!」

 

「はっ伊御総長、心結一等兵いきます!!おれ、無事この戦争から帰ったらあの子に告白するんだ…。はは、なんてな。

じゃあ、行ってくるぜ…」

 

「心結ぅぅぅーーーーー!!」

 

「無茶しやがって…。バカ野郎…」

 

「榊さんと心結さんは分かるけど伊御さんまで乗るって珍しいんじゃ。」

「この前、榊の家で戦争の映画見たって言ってたわよ?」

「だからだったんですね~」

 

 

そんな声が聞こえたけど、そんなことより今は豆腐だ!!バールでもめり込ませればいいのかな?

バールにめり込んだ豆腐の様なもの?

 

あれ?これじゃあ逆か。んん?これでもいいか…物凄いんだし!

 

 

「おっはよー、京谷~」

 

「おはようさん、って朝からすげぇー!?」

 

「ん?何が?」

 

「おま、お前…大丈夫か!?そんな状況で登校なんかして、なんなら先生に休みの報告ぐらいしておくぞ!?」

 

「京谷が…デレたぁー!!?」

 

「京谷のツンデレ、キモい。」

 

「うおぉぉい!?榊、そんな事言ってる場合じゃないだろ!心結が…心結がぁーー」

 

「え、フラグでも回収した?」

 

「ある意味それが正解っぽいねん。姫っちの被害者じゃし、死人に見えなくもない?」

 

「あれ、マヨイ?それに春野さんって事は…?」

 

「たぶん京谷の勘違いじゃねぇか。」

 

 

ポカンとしながら見る俺の顔を見て京谷がホッと安堵してた。

うん、いいやつだね。ツンデレっいうかキョンデレっていうの?キョンくんもビックリだね!

 

弄るまえから盛大に疲れてるみたいだし、まぁいいか。

 

 

「お、もう着くな♪」

 

「ああ、ビックリし過ぎて時間の経過が分かんなくなったがな。」

 

「いきなりアレだったら誰でもビックリね。」

 

「たしかに…」

 

「で、スルーしてたけどその頭の奴は?」

 

「ガルルルr」

 

「あーこらこら。ハクって言う名前で昨日偶々拾った…犬で気付いたらついて来ちゃってたんだよ…。」

 

「なんかすげぇ見られてんだけど…」

 

「気に入っられたとかじゃないか?」

 

「むしろ噛みつきそうな目をしてるんじゃけど…」

 

「元からじゃないかしら」

 

「えぇー!?可愛いじゃないですか!」

 

「睨んでるのは仕方ないよ。捨て犬だったんだ、コイツ。

それで人間不信気味だったんだよな。それでも気に入られて飼う事にしたんだ。ほら、こうやって頭撫でると目を細めて和んでるの見てると落ち着くんだぁ~」

 

「心結がデレデレだっ」

 

「確かにこんな姿昨日の姿からは想像がつかないな。」

 

「でも、ちょっとキュンってきたんじゃ」

 

「もう姫は鼻血の噴水を作ってるわよ。」

 

「はは、そうそうなんだ…。てか、俺って皆にどんなイメージもたれてんの?俺動物とかってかなり好きなんだけどな…。」

 

 

なんかよく分からないけどあんまりよく思われてないとか?でも出会ってばっかりだし印象も悪くない…はず。んで、昨日1日でなにがあったかなんて考えたら弄り倒して笑いあってたから結構お調子者な感じだと思うんだけどどうなんだろう?

 

 

「………。」

 

「さっきから姫ちゃんは静かだけどどうしたの?」

 

「う、ううん。何でもないですよ!?ですよ!!」

 

「いや、何かあるっていう雰囲気で言われてもなぁ、なんてな。もしなにか相談があればいってくれ」

 

 

そんなのないと思うけどな!でもなんとなくいった方がいいような気がしたんだよね。てか、イヤな雰囲気醸し出してたから誤魔化すためにもお調子者の道化を演じさせてもらったってだけかな。

 

それで当の姫ちゃんはというと、スッゴい真剣な顔をしていた。何かを言いかけては諦めて…。意を決してはそれを止める。それでふざけてる場合じゃないんだって思った…。

 

 

「俺はバカ野郎だし、どうしようもない奴だけど…誰かの為に体を張れる。誰かの為に傷付くことに抵抗なんてない。それが俺って言う人物で、変わりようのない不変のものだ…。ま、まあ…言っちゃえば言いたいことは言うのが良いぜってことで!!」

 

 

すっげーハズイ。いや、言ってる間はそうでもなかったんだけど、いざ意識してみるとドンドン恥ずかしくなった。

 

 

「そ、そうですよね!!うん、背中を押してくれてありがとうございますぅ。じゃあ言いますね!」

 

 

そして姫ちゃんが落としたのは小さな物なんかじゃなく、核爆弾級の兵器だった…。

 

 

「心結くんの言った告白って誰にするんですか?」

 

 

俺は言葉を失った。…どうせなら一緒に意識も手放せれば良かったのにな…。

 

 

 

 




ゲオにてアニメを適当に借りるのがマイブームですね。

では言ってみましょう!
それで今回もオリジナルで進んでないですね♪

あ、待って、石投げつけないで!そりゃエウレカ顔で「♪」つかうなんて器用な事したけどそれでも怒らないでくだされ!

ふぅー…軟弱なモヤシな私にそんな鈍器をぶつけたら死なないでしょうけどきっとアザになるんで勘弁してくっさい…。


てかこんないい加減でいいんスか?けっこう雑なネタをぶちこんでるときもありますけど定評とかもありますし…。

人はシリアスよりギャグを好む傾向がありますね~…。新年の笑ってはいけないって見て、英気を養いましょう!


では優しく殺されてきますね(笑)
killing soft meですよ~


ちなみにこのネタ鷹の爪団のネタですけどそのシーンってマニアックで知らないかもしれませんね?

まぁ今回はこの辺で!グッバイです皆様~




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9 ロマンを求めて

遅れました!これでも急ぎ目で作ったので見直ししてません。ということで誤字あるかも…。

本当に不出来でスミマセンね~…。

もう、ねみぃっす!!
夜更かしでDVD見てたからなんですけどこれがまた面白くて見いっちゃいました!

作品については今回の話見れば一目瞭然っす!

ではどうぞ!!


「…それで、言ってもらってもいいですか?」

 

「私も詳しく知りたいなぁって♪」

 

「恋に恋する乙女は気になるんだよ?」

 

「あ…あははぁ…何がでしょうか?」

 

…これがジャパニーズshurabaですか。

そうですか…。

 

目の前には三人の女性。一人は姫ちゃん。次に咲さん。最後に佳奈やんなんだけど…どうしてこうなった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在私めは昨日と同じ様にミニワンにぐるぐる巻きにされて引っ張られました!いったいあの小さな体の何処にあんな怪力があったのかっていうのは気になるねん♪

 

その時の様子だけど西部劇にある馬に引き摺られるアレを想像するのが正解ですぜぃ?んでんで、教室まで来ました!

 

 

「まさか階段までこれとは思ってなかったよ…。」

 

「大丈夫ですか?」

 

「天使だ。目の前に天使がおる!これさえあればもう何もいらない(キリッ」

 

 

まぁ、この姫ちゃんが言った告白っていうのが大元なんですけどねん~。

それでこうなるのもさっきあの場に落ちた核弾頭、告白の一言が原因ですわい。その時に偶々通りかかった崎守さんの号令のもと、マヨイが悪ノリしてミニワンをたぶらかして有無を言わせず手伝わされた京谷。

 

余りの手際の良さにいつもならツッコンできそうな榊は目を点にしてる内に俺がドナドナされていた。助けを求める隙もなかった…。

 

伊御くんも止めようとはしてくれたんだけど、ミニワンに「女の子は時にアグレッシブになるものなの…」って言われて黙っちゃったんだけど…。

伊御くんのことだから女の子の嬉しそうな顔を見て、言わないのが正解とでも思ったのだろう。

 

俺からしてみればこの時の姫ちゃんとマヨイと崎守さんの顔は「綺麗な顔してんだろ(女の子三人が)、これ(俺は後で)死んでるんだぜ?」だった。

 

 

佳奈やんはドナドナされた終点の教室で事情を聞いてこうして詰め寄ったって訳です。

 

 

 

 

…あ、これでどうしてこうなったのかの説明が終わったって訳か!案外アッサリしてた!

どれくらいのアッサリ感かというと新作のポケモンぐらいのアッサリ感かな?

1日でリーグ突破しちゃったし…。

 

まあ、そんな訳で気付けば学校ですよ、皆さん。

 

身体中擦り傷だらけですなぁ…。たはは…はぁ…

 

 

「それで俺の好きな人だったっけか?」

 

「告白の相手ですよ、心結くん」

 

「いや、姫ちゃんそれおんなじじゃないかな?」

 

「佳奈の言う通りよ。そっちの方が回りくどくなくて良いじゃない。」

 

 

あはは、ホント律儀やな…姫ちゃんらしいっちゃらしいんだけどね。でも、どうしたもんかなぁ…?

実はネタで言いましたとでも言えばいいんか?うーん、本当のことだけど納得してくれなさそうだしなぁ…。

 

ならあえての人物名を言う?駄目だ…即決でこれだけは禁止させてもらおうか…。

俺はあくまでもキューピットだから、そんな不逞なことできねぇぜってな。

 

だとしたらどうやって言い訳を考える?…駄目だ告白なんてしたことねぇから分からん。ましてや昨日そういうので怒らせたばかりだし…。誰かに助けて…は無理だな。

 

伊御くんは頷いてるし、きっと仲良くすることは良いこととか考えてそう?

次に京谷なんだけど咲さんにかしずいて…怯えてる。助けを求めるのも無理じゃねぇかな…。

榊は論外だ、考察する予知すらないな。アイツなら楽しんでるだろうからなぁ。

 

うぅむ…。告白、告白かぁ…ん?あら?

 

うし!!これだ!!人間としては最低だけどこれで俺が汚れ役を請け負えば全部丸っと解決だって訳だな!

んじゃまぁ言ってみよう~

 

 

「なら言わなきゃいけないな!俺がしようとした告白についてと好きな人、だよな。」

 

「はいです!!」

 

「…あら?」

 

「咲もなんか変な言い回しなの気付いたのん?」

 

「なんでかしらね…嫌な予感がするんだけど…。」

 

 

あちゃー、気付いちゃった?俺ってCoCo壱番でやらかしちゃうんだよね~。

誰だ!カレーをディスった奴は!それはカレーが好物の俺に対する挑戦と取るぜ?

 

よろしい、ならば戦争だっ!!

 

俺の拳が真っ赤に燃える!ばぁくねぇつゴッドぉフィンガァァーー!!

 

お、このネタはちゃんと通じたかな?いやいや、ガンダム史上一番好きなんだよね~。熱いし、世界の見方とか結構辛辣だけど俺の考えに近いものがあるしな!

 

男はやっぱりロボと展開の熱さを求めちゃうんだ!!

…っは、思わず熱くなっちまったな♪でも男性諸君!君達にも分かるだろう?

 

「ウォオォォー!!」

 

「煩いのよ、京谷の癖に」

 

「もうアイアンクローはイヤだぁー」

 

 

もうこれって鉄板のネタなのか地に沈んでいく京谷。咲さんが段々怖くなっていくのは一種のミステリーじゃないかな?

そして京谷がこうなる事を分かっていた筈なのに叫んだのを表して俺はその散り際を見てこう言ってやる事にした。

 

 

「京谷、お前…最高な男だったぜ…」

 

「倒されたのか!?」

 

「お前はもう死んでいる。」

 

「………ん?あれ?」

 

「北斗神拳正統後継者じゃないんだからそんなの使える訳ねぇだろ…。いくらなんでもそれは、な…ナイワー。」

 

 

時間が経っても何も起きないことにいぶかしんでた京谷に呆れながら見てやるがポカンとしてホッとしたように胸を撫で下ろす。…でもそのひ弱な反応は男としてどうなんだって思うわけですよ?ついこうも思うんだ~。

 

それでもーーー(ピー音)ついてんのか!!それでも俺はやるぞ。やってやるぞぉー!なんてね(笑)

 

 

「何考えてんの?バカナノ?シヌノォ?」

 

「饅頭!?榊も悪ノリすんな!!」

 

「くっ、やるな!!榊!!なら俺もだ!ウォオォォー!!」

 

「なんで今回そんな熱い青春マンガ染みた展開なんだよ!!」

 

「こんのばか野郎がぁぁー!!んな事すら気付かないなんて見損なったぞ京谷!」

 

「心結のいう通りだ。こう言うのは頭で考えるんじゃない。此処で、心で感じとるんだ!さっきまでのお前はどうしたんだ!!」

 

 

俺と榊の戯れ言に肩を震わせて雷が落ちてくるエフェクトが背景に見える位に驚いた顔をしてるんだけど本当にアイツって奴は面白い奴だ…。俺もアイツと友だって思うと楽しいよ…。

 

 

「っふ。俺も少年の心を忘れるなんてな…忘れてたよこの胸の中の熱いものをよ!!」

 

「それでこそ男だ!」

 

「伊御…お前は俺がこうなる事を信じて静かに…俺は馬鹿だった。やってやるぞぉー!」

 

「だからうっさいって言ってんの!!」

 

 

ほら、分かってても地雷に飛び込むんだもん。たしかに俺と榊も悪ノリさせたけどさ…ああも綺麗に自滅出来るか?普通。俺はアイツ以上の自爆男は見たことねぇ…。オモロー!!

 

え、貶してないかって?馬鹿いってんじゃないよ。俺達体を張った芸をする人間にとってはサイコーの誉め言葉だったな!

俺達にとっての大先輩って出川さんとダチョウクラブとヒヨコクラブ、こっこクラブだもんな!!

 

 

「そんな育児するような高校生ってなんか嫌だ!まって!?そんな…頭がちぎれるーーー!!崎守さんマジ勘弁して下さい!崎守様、もう…もうぅぅーーーー!!?」

 

「ぷは、アヒャハハハハ」

 

「えっと、これって?」

 

「まぁ分かってたことだな。伊御くんもナイスアシストだったよ!」

 

「男にしか分からない世界って奴ね…。」

 

「そ、そうだったんですか…」

 

「いやいや、姫っちそれちょっと違うんじゃないかなぁって」

 

 

皆でこうやってグダグダにしちゃったけど…これでよかったのか?京谷が人柱になっちゃったけど助かった…?

案外実はそこまで気にしてなかったとかだと俺としても嬉しいかなぁ♪

 

では続きましては…

 

 

「ふふ、これで心お気なく聞けるわね~」

 

 

デスヨネー。あは、アハハはは…はぁ

うえぇ、咲さんの一言で加えて佳奈やんも詰め寄ってきたし諦めろって事っすね。はい。

 

 

「まぁいいか。で、何処から説明すれば良かったんだっけ?」

 

「告白についてを言えばいいんだよ?」

 

「うんうん。教えてほしいです。」

 

「諦めたんだ~ふふ少し気になってたのが聞けるってなると嬉しいわね」

 

 

うーん、やっぱり女性って恋愛事情の話って好きなのかね~。まぁ、その事を騙す俺は最低な奴だな…。

これが波風立たないやり方って頭じゃわかっちゃいるんだけどどうしてもしたくなくなっちゃうんだよ…。へたれた訳でもなく友達を騙すっていうのが嫌なんだよな…。

 

 

「ふ、ではいいましょか~告白はキクエ先生にだよ。俺、実は一人暮らしなんですけど高校生なら寮暮らしした方が良いですかねってな。

用事の際何も出来なくなる可能性がでてくるじゃん?だから信頼してる先生にはあんまり心配かけたくねぇなって訳で告白するって言ったんですねぇ。好きですね~。」

 

 

ポケモン大好きクラブの人の真似付きでやってみました!どう、どう?上手くね♪

 

 

「「…やっぱり。予想的中ね(だ!)」」

 

「…またですか?またなんですね!もう良いです。怒りましたよ!心結くんなんて知りません、フンッだ!」

 

 

置いてかれるように教室から出ていってしまう姫ちゃんを傍らで見ながら一つだけかんがえていた。『嫌われたけどこれが正解だった…んだよな…』っていう後ろ髪を引かれる思いだけだった。

 

くく、女々しいな、俺…。

 

 




男のロマンはロボ。青春、熱い展開だと思ってるんですけどどうっすか?
女のロマンは恋愛ってか?


今回は全力で暴走してるんですけど深夜テンションって不味いって事はたぶん十時頃分かりますねん♪

思い違いが一番ですけどそんなことないと願いたいです!
あはは…

では、お休み&おはよう!!


なんてね~。さよなら、さよなら、サヨナラ~



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10 戦場の絆

明けましておめでとうございます!そしてお久しぶりです!

私はこの何日間かですこぶるダメ人間になりました。
寒い…。お布団を…このぬくもりを…けして手放さない!

なんて事が夢の中でまでやったぐらいです。


時期的には学校も始まりましたね♪
皆さんも不摂生な生活の代償でも食らってますかね?

面倒臭くて学校がある日はもっぱら徹夜して学校に行くようにしてたら怒られました!


そんな近況報告は明後日の空にぽい。

では、第10話ですたい!!


みーなさーん!!聞いてくださいよ!

 

学校に来てたった二日目にして何故か新聞の号外にのってるんですよ!?スゴくね、スゴくね?

因みに写真とかはまだ無かったからいいんだけど中の記事が結構不思議なんだ~。名前、クラス、性別、好きなもの…まぁ俺が昨日一時間目の自習の際に言った奴は大抵書かれてたんだけどその下にどんな人物なのかっていうのが寄せ書きみたいな感じで書かれてたんだー。

 

云わばクラスメイトの第一印象なんだろうけど…一番多かった意見がよく分からない人だった。

まぁ、これに関しては仕方ないとも思うんだけどね♪ゲームの話で盛り上がったり、近所で起きた事件の話を皆の横で聞いて頷いて知らないことを誤魔化してたり、京谷いじったり、物真似してアホやったり、榊にアターしたり、佳奈やんと一緒にファイト一発したり…こうしてみるととにかくマトモなことしてないなぁ…。

 

 

おぉっと、それで告白についてであの三人の事だけど結果から言うと無言を貫き通して見詰めて誤魔化してたらなんか分からないままにうやむやになりましたとさ、チャンチャン♪

 

え?もっとしっかりした情報寄越せ?貴様ー何様じゃー?

読者様?なら仕方ないね!

 

 

「ねーね~三人に聞きたいんやけどどうしてあんなに聞きたがってた情報について言及止めたん?スピリチュアルパワーでも働いたん?」

 

「そういえば作者って神田明神で初詣したみたいだからね~」

 

「佳奈、それはメタじゃない?」

 

「メメタァ…です。」

 

「で、真実はどうなんだ?」

 

 

聞くと直ぐに目をそらされました!!俺は何かしたでしょうか?

あと、忘れてないので頭をかじらないで下さい、ハクさん。

 

 

「もう、良いのよ!それを聞くって言うのは野暮ってものよ?」

 

「そうだよ!そんな真っ直ぐな瞳で見られたからって訳じゃないからね!」

 

「佳奈さん…それ全部説明してます…。」

 

「…そうなのか?真っ直ぐなんて言われたことないんだが。」

 

「心結さんってやっぱり鈍感なんじゃね…。」

「いや、鈍感っていうか天然か?」

「うん、そうなのか?」

「伊御だしな…」

「西原の言う通りね。」

「「「うんうん」」」

「なんか失礼なこと言われてないか」

 

 

後ろでの会話は伊御くんの話だな。結局あの話はうやむやって事で終局だな。

局っていうと囲碁だが俺は因みに囲碁は出来ないからヒカルの碁の如くサイさんは見えないからな!ルールすらしらないぞ…。あえて言えば五目並べなら出来るけどな♪

 

 

「まぁ、いいか。」

 

 

こんな感じで二日目の朝が終わりましたとさ、チャンチャン。

…なんて訳なかったですね。

 

一時間目が潰れて、集会になってました!!

そりゃあ確かに転校生だもんね。いや、忘れてた訳じゃないよ?だってクラスメイトがキャラ濃いとかそんな言い訳する訳じゃないからな?忙しないからとかでも無いからね!お兄ちゃんなんて(ry

 

え、略すな?ネタが雑?

 

仕方無いじゃん。むしろこのタイミングでボケられただけ褒めて欲しいよ…。

 

 

「…では転校生の一年、宇図 心結くんの言葉です」

 

 

この通り、いきなりこれだ。なのにボケたんだぞ?緊張で胸が張り裂けるぞ!?

心が鉄でできてない限り結構クるものがあるからな?

 

 

「よ、ッハ!!…っと。みなさんどうも、紹介にあった通り宇図 心結です。……。あ、まぁその…宜しく!」

 

「え、終わりですか!?ちょ、ちょっと、心結くん!!心結くん!?」

 

 

司会進行役と思われる先生からめっちゃ言われたけど気にせず元の位置に戻っていくと他の生徒からも見られたよ?

考えてみてくれ、いきなり前に出て話してくれとか言われてもできるわけないじゃん。

むしろ思い付きで壇上でマイク投げてパフォーマンスしただけでも機転が効いたと思ってくれ。

 

 

こんな感じで終わった。

 

…このあと先生に呼び出しを受け、恒例のメッ!!をもらいました。解せぬ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、なんやかんやで学校が終わりました!

 

いや、キングクリムゾンじゃないから。ちゃんと授業とか受けたし、お昼も食べたからね?

授業の際、キクエ先生が壇上でヘッドスライディングかまして倒れた所で、不謹慎な先生が息をしてない…っていうネタをしたあとに何故か怒られ、罰として俺が保健室に運ばさせられたり(先生が恥ずかしながらも何故かお姫様だっこを強要されました)、お昼の際に出したこの弁当のせいで一悶着あった(誰に作ってもらったのかという口論からアイアンクローの流れだった)けど兎に角終わったことは気にしないのだ!

 

言いたい事はまだまだあるけどこんなもんじゃ!

スクエニのゲームに白いふさふさのカモノハシみたいなの居なかったっけ?ドラゴンクエストで出てくる雑魚モンスターとして扱われるくせになんやかんやで雑魚くないアレ。

 

 

「それ、モモンジャじゃないか?」

 

「おぉー、それそれ。流石京谷。でもよく覚えてたな?」

 

「まぁな。結構好きだし」

 

「あぁー納得。」

 

 

確かにどことなく感じる小物臭とか、やられ役とかそんな感じがするもんなぁ。京谷=モモンジャの公式が出来るぐらいだもんなぁ…。親近感からか…

 

 

「ちゃうわ!!」

 

「中国の犬?」

 

「それはチャウチャウ!」

 

「関西の否定」

 

「ちゃうちゃう。…これイントネーションが違うだけじゃん。」

 

「ハァ?何言っての、お前」

 

「なんかメッチャムカつくな、その顔!」

 

「プークスクス。」

 

「ぶん殴るぞ!」

 

「プギャー」

 

「テメェは俺を怒らせた」

 

「しゅんしゅんしゅん」

「クリリンの事かぁ!」

「あ、ドラゴンボールなんじゃね」

「そこはジョジョじゃないのね…」

「伊御くんも榊くんも止めに入らないんですか!?」

「姫ちゃん、大丈夫だよ!咲がホラ」

 

 

京谷から意識を外し、伊御くん達の声に意識を傾けた瞬間の出来事だった。視線を元に戻そうとしたら…

そこには…

 

 

「フギャァーーー」

 

「きょ、京谷ぁーーー」

 

「二人とも少し騒がしすぎじゃないかしら?」

 

「ハイ、ソノトオリデス。スイマセンデシタ。ナノデソノテヲ…ウギャー」

 

 

雪国ならぬ出血で真っ赤な大地が広がりました。

恐怖心から声が上手く出せなく、片言になりました。何時もは端から見るだけのこのアイアンクローは笑えない威力でした。…あ、婆ちゃん。今からそっちに向かうね…。

 

 

「どっせい!!」

 

「眩しいよ、熱いよ、はっ!!?アンリエットさん」

 

「誰かしら、それ?」

 

「え、咲さん?あれ俺は何してたんだっけ?婆ちゃんは?それに背中に痛みが走ってるような気も…」

 

「気のせいじゃないかしら?

…で、そのアンリエットってだぁれ?」

 

「いや、あの…咲さん?怖いよ?」

 

「ふふ…」

 

 

拝啓、天国の婆ちゃんへ。

気温もめっきり下がり、冬の訪れをヒシヒシと感じさせる今日この頃。婆ちゃんは如何お過ごしですか?

俺は元気です。でも元気過ぎるが故にソッチに行くかもしれません。先人の教えもバカに出来ないことを身をもって理解させられたよ…。

口は災いのもと…。

では、お体お気をつけください。

 

p.s.お風呂上がりに耳掃除をすると湿っている。

 

 

「俺もそれは聞きたいかな?なんて…あはは」

 

「ギルティ」

 

「待って!!ジョーク!!ジョークです!

アンリエットはリュパンの母の名前です!知り合いじゃないです!!」

 

「それならそうと直ぐに言いなさいよ。まったく…焦っちゃったじゃない。」

 

「す、すまん…。」

 

 

冷や汗が止まんなかった。気付けば二、三歩下がっていたが何時だか言った言葉がブーメランになるなんてな…。

笑顔、怖い。

 

 

「あれ?そういえばなんで咲さんが焦ってたんだ?」

 

「え!?」

 

「ダメです!」

 

「ん?姫ちゃん?声荒げてどうしたの」

 

「ミユミユ、それは女の子の秘密って奴なのさ!」

 

「…ま、いいか。」

 

 

佳奈やんと姫ちゃんに距離を詰められた為に納得してないけど折れた。皆、考えても見てくれ。

もし敵がいるとしよう。

こちらは無防備、だが敵は構えていて目と鼻の先。これってもう摘んでるだろ?

ボクシングならアッパー入れられる寸前だぜ?

 

無条件降伏あるのみだろ?

第二次世界大戦の日本でもないし、バカじゃない。受け入れるよ、まだ死にたくないもん…。

そして俺達を無視して何故かロケット鉛筆を構えるマヨイが目に入った。

 

 

「くらえー、伊御さん!」

「………。」

ヒョイ

「そんなアッサリ!?」

 

…サクッ

「かふっ」

 

「「えええぇーーー!?」」

 

 

直ぐ後ろでロケット鉛筆の刺さる京谷を見た瞬間に助かった筈の俺達に止めが入ったことを直ぐに理解した。

スローモーションの様に感じる俺の感覚の中でゆっくりと地面に倒れる京谷へ、戦友が倒れ伏す事への無慈悲な一瞬の悲しみが満たす。

もう俺にはなりふり構ってられなく、伊御くんとマヨイの声が…回りの音が一切として聞こえなくなっていた。悲しみにくれる事も出来ず、倒れる音だけが静かに耳につく。

俺は倒れた京谷に走り寄る。肩を持ち、うつ伏せだった京谷を仰向けにさせる。

 

 

「なんで…なんでなんだ…。京谷、京谷!!起きてくれ。俺を見捨てないでくれ…。残していかないでくれ…京谷ぁ…。俺、まだお前に謝ってないんだ。ありがとうって感謝の言葉も言えてないんだ。目を開けてくれ!お願いだ…。お願いだよ…。嫌だ、嫌だよぉ。」

 

 

目から雫だけが頬を伝い、垂れ、顎にその雫が集まり落ちる。

 

 

ピチャン…

 

 

そんな音が耳に届いた。俺の涙が京谷の頬に落ち、静かに床に流れていく…。

 

 

「心結…。顔を上げてくれ…。俺はもうダメだ…。俺の分まで心結が生きてくれ…。幸せになってくれ…。

俺さ、短い間だったけどお前に会えて良かったよ。つまらない日常がかけがえのない物になったんだ…。俺はダメだけど、お前だけでも…お前だけが………」

 

 

それだけ言うと京谷の顔は力なく落ちた。

 

 

「京谷………。お前、最高の男だったよ。俺は京谷の友達になれて誇りに思う…。そこで見ててくれ。俺、頑張るからさ。お前の分まできっと…必ず…絶対に幸せになるからさ。それが俺に出来るお前への手向けだよな…。…クソ、目から汗が出やがる…。」

 

「京谷さん」

「京谷…」

 

 

伊御くんとマヨイが俺のすぐ横に歩いてきた。

俺は流れでるものを隠そうともせず、二人を見上げた。そしてソッと静かに抱えている京谷の頭を地面に下ろす。

 

戦友の立派な散り姿をこの目に焼き付けて、二人に向き直る。

 

 

「伊御くん、マヨイ…」

 

「はい…」

 

「ああ…」

 

 

俺は二人を静かに見やる。俺が何を言おうとしてるのか理解しているようで首を曲げ、頭の天辺を此方に向けていた。

右手に力を入れ、京谷の敵をとる。

 

 

「室内で危険なことすんなやぁ!!」

 

「「すいませんでしたー!!」」

 

 

このあと、ロケット鉛筆の先を回収して演技に協力してくれた京谷も無事救出しました。

詳しく説明すると本日二度目の保健室に行きました。

 

 

 

 




祝、第十回目!

ドンドンパフパフ~!


なので、感想にでもやってもらいたいことを教えて下されば記念という事で実施したいと思っています!

皆さんやったね!
私に追い討ちがかけられますよ♪

冗談です。

でも、こんなのどうだろうっいうのは聞きたいです。
こういうネタは?でもいいですよ?

おまちしてます!!




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11 我が身に降りかかる最悪

どうも、お久しぶりです。

最近思うように文章が思い浮かばなく、進みが遅くなってます…。気分転換にラノベを読み返したりしてるんですけど一度読んだ内容ってなんとなく覚えてるもんですね~
アニメを好きになるきっかけをくれた本を読んでもスラスラ出てくるんでビックリしました!

もう4.5年前に読んだものでも懐かしいと思いながらバンバン読み進めて全13巻でしたが3時間ほどで読破してました。


つまらない話をタラタラと失礼しました!ではどうぞ


さっきの不幸な事故は京谷ロケット鉛筆事件という名が付き、無事解決する。

京谷は保健室に送り、不在となったのだがそれと同時に咲さんと佳奈やんも帰宅。榊はバイトとなりこの場には俺の他には伊御くん、マヨイ、姫ちゃん、ミニワンのみが残された。

 

 

「…ロケット鉛筆はあんな使い方するなよ。危ないし、先が無くなると使えんぞ?」

 

「あ、そうじゃぁ!?」

 

「はい、これ。マヨイさんもう危ない使い方しちゃダメですよ?」

 

「姫っち…了解じゃ!!」

 

「俺が避けた後、京谷に当たったから窓から落ちなかったんだろうな…あとで改めてちゃんと謝りなよ?」

 

「勿論じゃ!!伊御さんも狙ってすまなかったんじゃ」

 

「うん、仲良きことは美しきかな…なんてな」

 

 

以上、京谷の尊い犠牲のもとに得た一連の流れでした!!

 

 

 

そのあとは各自だらけるように且つ時間を無駄にするように…え?それおんなじ意味だって?…指摘ありがとう。

たまには素直に謝っておこうと思ったんだけどないな。一周回ってキモい。鳥肌が立ちすぎて鳥になるとこだったぞ?もしそんなことになったら三重県にでも送ってくれ♪ぶっちぎって優勝してやんよ!

 

ところでシャドウボクシングってカッコいいよね。

 

 

…見苦しいところを見せたね。気を鳥直s…取り直して一度頭に乗せてたハク机の上に乗せて落ち着いて撫で回すと目を細めて機嫌良く尻尾をブンブンさせる。全くもって気分屋だと思う。

気に入らないと噛みついて、嬉しいとこうして擦り寄る。…ドッグデイズの姫様とかみたいな奴なら大歓迎なんだけどな…。あ、勿論性格面の話だからな?順従っていうか…表裏がないというか…ラバーズというか…。えっ?違うの混じってるん?え、あぁそう。

 

 

ガブっ

 

 

「いっ!!?」

 

「「へ?」」

 

「夢斗どうした?」

 

「あ、あはは…何でもないよ?心配してくれてありがとうね伊御くん」

 

 

本気と書いてまじと読む…レベルで心配してくれる伊御くんに何でもないとジェスチャーで無事を伝えると噛まれた手をブンブンとする。コイツ、噛みつきやがった!?しかも今までで一番強い噛みつきだし!!

まじコイツはアニメ初期エクレール並のツンケン具合だよ。反抗期ですかぁ?このヤロー。

 

温厚な銀さんでも怒っちゃうよ?それはもうカンカンになるからな?どれくらいカンカンかと言われたら…もう、カンカンだよ。

 

指からその立てた歯を離さず上げた手にぷらーん、とブラ下がるハクをそのままにして立ち上がる。

 

 

「いやいや…心結さん?」

 

「それ指大丈夫なのか?」

 

「痛そうね…」

 

「ふぇぇーー!?それどうなってるんですか!?」

 

「いや、痛いのは一瞬だけだよ。慣れれば問題ない(キリッ」

 

「痛いのは一瞬だけって台詞をまさかお日様が上に出てる学校で聞くことになるとは思わなかったねん…」

 

「格好つけてもその腕だとつくものもつかないわよ」

 

「今の心結に違和感がないんだよな…。なれってこわいな…」

 

「グスン…」

 

「格好よかったですよ!?だから泣かないで下さいね」

 

「姫ちゃんは天使だぁ!」

 

「ひにゃっ!?」

 

「コッペ!?」

 

 

ありのままに起こった事を話すぞ?

俺は地面に熱いベーゼを交わしている…。

 

何やってんのとか言わないで!!順を追って説明するから。

 

 

これは俺が……え?フォレスト・ガンブ真似ようとしたのにネタが分かりにくいだって?見れば分かる。アイツは英雄だ。

 

あー、尺が!!もう手短にイクぜ!

 

 

俺傷心。

癒しは姫ちゃん。

俺頭を撫でられる。

発言。後、ポイ。

 

うん。捨てられた。掌底ってこんなに痛いってはじめて知ったよ…。ついでに心も痛い。

死のう…もう、世界に救いは………ある。

 

 

「あるんじゃぁ!!?」

 

「いきなり叫んでどうした、マヨイ?」

 

「マヨイのいつもの病気ね。」

 

「そんな優しい目で見ないでぇ」

 

「ツッコミ戦隊、アルンジャァ!」

 

「絶対心結さん分かっててやってるでしょ!!助け船の一つもないのん!?」

 

「面倒なんで、イヤナンジャァ!」

 

「バッサリ!」

 

「基本サディスト、心結ナンジャァ!」

 

「しってるぅ!現在進行形で被害にあってるから!」

 

「自分、無器用ですから!」

 

「原型がない!」

 

「それが、私ですから!」

 

「原型がないっていうのにその返しだと溶けてるみたいな言い方ね…」

「スライムだな…」

「確か青いプニプニの先が尖ってるのですよね?」

「機械とかあんまり使わなさそうだもんね。姫はあんまりゲームやらないか…。」

 

「ア”ーーーー」

 

「なんで伊御さんのやらないかって部分だけ聞き取ってるん!?」

 

 

失礼な!基本友達のいった言葉は殆ど聞いてるから!いつでもボケる準備は怠らないのさ♪

そんな貴女には新たな壁どんをプレゼントしちゃうよ?ヤるぞ?ヤるぞ?やっちゃうぜぇ?

 

 

「ほい!壁ドーーン」

 

どーーん

 

「壁に投げられた!?女の子になにやってるの!?」

 

「なぁ…マヨイ。」

 

「ん、なんじゃぁ?今忙しいんじゃよ。」

 

「それ壁と見せかけてロッカーと思わせてオフトンなんだぜ?」

 

「柔らかかったもんね!でも違うから!大事なのそういう問題じゃないから!」

 

「では、ご一緒に」

 

「「よゐこの皆は真似しないでください。プロの指導のもと実践しております。大変危険なので真似せぬよう、心がけましょう!」」

 

「…ってなにわせるんじゃ!?」

 

「とったぞぉぉーー!!」

 

「それを言うならとったどぉぉーじゃ!!」

 

「安西先生…無人島に、行きたいです。」

 

「知らないんじゃぁぁーー!!行けばいいんじゃよ、もう!」

 

「…マヨイ、そんなに…すまない」

 

「ま…まぁ、謝ってくれたのならそれでいいんじゃ。」

 

「一ヶ月一万円の方、なのか?ずいぶんとまた、マニアックだね。」

 

「んなのどうでもいいんじゃよ!揚げ足とってばっかり!」

 

「揚げたタコの足ってなんであんなにオツマミにピッタリなんだろうね。」

 

「し、る、かぁぁーーー!」

 

「おい、未成年!」

 

「いや、伊御くん。それは流石に冗談だってヴァ!大丈夫大丈夫、甘酒のオツマミにしてるだけだから♪」

 

「持ってかせないセーラー服」

 

「甘酒に蛸足って美味しくなさそうな組み合わせね…」

 

「胸焼けしそうです…」

 

「大丈夫!世の中にはゲソにピーナッツバターを付けて食べた猛者すらいるのだから!」

 

「ソーマ!?」

 

 

ネタは尽きないがマヨイもそろそろ息切れを起こしてるし、止めるか。

ここに京谷と榊がいればもう少しやっても良かったんだけどね!チっ

 

 

「息も絶え絶えになったところで」

 

「計画的犯行じゃ!?」

 

「あーうんうん。計画通り。」

 

「雑っ!!」

 

「一先ず飲み物でも買ってくるけど皆は何飲みたい?謝罪の意味も含めて奢るよ?」

 

「じゃ、じゃぁ貰おうかな…」

 

「チョロいな。」

 

「餌付け!!」

 

 

なんでだろうな…。良いことすると逆に悪ふざけしたくなるんだけど…照れ隠しとしてだったら申し分ないんだろうけど、この気持ちは~なんだろう~♪

あ、またふざけてた…。

 

 

「冗談だ。んじゃま、伊御くんから順番にどうぞ!」

 

「うん? なら俺はポカリで」

 

「姫ちゃんどぞ」

 

「お茶?」

 

「…牛乳」

 

「………。」

「………。」

 

「私も胸の為に牛乳にするんじゃよ!」

 

「………。」

「なんで一直線で胸になるんですか!」

「マヨイ…言い残したい事は、ある?」

「…ノーコメント。」

 

マヨイが落とした爆弾は結果、自分の足元に落ちて爆発しましたとさ♪ん、俺?俺は伊御くんに救いを求めるという意味で無言で見てたらノーコメ言われた。

 

 

選べ…

 

1.マヨイに悪ノリする。

 

2.突然走り出す。

 

3.権藤大子さん召喚。

 

 

…え”?なぁにこれぇ?

 

 

選べ。

 

 

え、ちょ、ま…

ぎにゃぁぁーーーっ!!?痛い痛い痛い!頭痛がする!?なんだこれは!!

じゃあ、一番は論外だから!!死ぬ。最悪死んじゃう!!三番の大子さんって誰!?もう、二番でいい!二番でお願いします!

 

 

本当に?

 

 

なんで急にフランクになった?yesだ、んなもん。

 

 

ファイナルアンサー?

 

 

なんでそんなに変えたがるんだよ!ファイナルアンサーだよ。

 

 

っち。

 

 

舌打ちされた!?

 

 

大子さん召喚したかったな…

 

 

ただの願望になってんじゃん。だからだれだ!!

召喚とか世界観無視か!

 

 

今からお前の春を殺すからだ

 

 

今冬と秋の中間だから。なに?ヤンキーのモトハルに言ったようにお前の頭が春か?とてでも聞けばいいのかよ!

 

 

ちぇーしっかたねぇーな。じゃあ、ひとっ走りして行ってこい!

 

 

その声を聞いたのが最後に俺は体が勝手に走り出したことで、自販機まで全力失踪…おっと失礼。疾走することになったとさ。

ちゃんちゃん。

 

 

「ざっつ!?」

 

そんな声が遥か彼方から聞こえたような気もしなくなくもない。




私はGガンダムでゴットガンダムよりシャイニングガンダムのほうがカッコいいと思うんですよねぇ~

今日、友達とそんな話をしました。友達はゴット派で討論会に発展しちゃったんですけど、結果Gガンはガンダムらしくないけどそれが良いっていう最初の話は何処に行った!?と本末転倒で終了。

今思い返してこう、呟いてみました。


あとは、アレです。
北斗の拳でだれが一番好きか?でした。

黒王って真面目に答えたら、馬やん!!って関西弁ツッコミを貰って友人の初めて関西弁を聞いたとちっちゃな感動があったぐらいですかねぇ~…

あと一ヶ月で学生も終わるのになにやってるんでしょうね?私は。


学生の皆さんは悔いが無いような過ごし方をしてくださいね~

では皆様ありがとうございました。





…なんか、連載が終了した本の後書きみたいだと思っちゃたけど違いますので。あしからず





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12 見守ってるよ。

にゃっほい!

最近少し物語が難産になってる作者っす。でも、頑張ってみました。褒めて褒めて♪
おえっ

あ、タイトルは死人がでたとか言うわけでは無いですから!
それとほんの少しだけページが進んで嬉しいです。まぁ、ミクロンの世界ですけど…

では、どうぞ


…で、戻ってきてみればこれだ。

さっきのアホを見て呆れてる伊御くんも居れば、何があったのかいまだに理解できなくて処理落ちして固まっちゃってるのもいる姫ちゃんがいるし、笑ってるマヨイと逆に無表情のミニワンもいると…いやね、もう心が折れそうッスよ。

 

もうやけくそ精神で他人言みたいになってたときに妙に冷静になっちゃって冷静になったときには自販機にゃ牛乳は無いって気付かされて、だから下手したらコンビニまで走らさせられるとか気にしてたけど心配無用だったらしく自販機に着いたら体のコントロールもちゃんと戻ってたよ。いやぁ…焦った焦った!

 

コンビニともなると家の近くまで戻るって事だから帰宅してんじゃん?更には死ぬっつーの。高校生の体力なんて所詮紙レベルのペライ奴なんだから、帰宅部を走らせないでほしいぜ。

 

で、牛乳は無いから適当にC2レモンとプペシコーラにしておいた…。あ、いや…問題は無かったように見えるけど考えてみてくれ。

 

人間一人にたいして持つペットボトルは五本腕は二本…どう持てば良いんだろうね?横にして持つと崩れて落ちちゃう。で縦で持とうとすると足りない。貴方ならどうするぅ?

うむ。八方塞がりってこういう事だね!

 

 

「何か使えそうな物はっと…」

 

「ワン!」

 

 

いや、目の前から走ってくる一匹を目にして思った感想がこれっていうのも如何なものかと思ったけど言わせてもらおう。

もうハクさん貴方、犬ッスか?

鳴き声がモロ犬だよ?仮にも貴方はコーカサスハクギンオオカミの子供だよね?何?オオカミとしてのプライドは何処かにポイしたとか?プライドなんて犬にでも喰わせとけ?バカなんじゃないかな?

 

俺の思考はガン無視で足下にすりよってくる姿を見て、俺自身が馬鹿馬鹿しくなったがまぁいい。

 

キュピーン!!

 

 

この時心結の頭の中である計算が高速で駆け抜ける。それは一重に神からのお小言のような…一種の天恵だった。

両手で4つまでなら持てる。ならば、もう一本はどうするのか…そう。彼はこう考えたのだ…

今目の前にいるハクにくわえさせて持たせればいい!と…(あえてセルフツッコミを入れておくぞ?自演乙)

 

 

「こぉれだぁぁーー!!」

 

「ビクッ!?」

 

「いいか、よく聞けよ?これをくわえるんだ。それで持ってきてほしい。報酬はその水を分けてやる。どうだ?」

 

「???」

 

 

デスヨネェー!

 

人の話す言葉を理解するのなんてできっこないかぁ…。面倒だけど二回戦でもしますかね…

人は必ずしも成功させる生き物じゃない。そう、完璧な人間が存在しないように不可能はあるという事だね!うん。俺はバカか?諦めが肝心?

はっ君はあの御方の言葉を知らないのか!!

そう、あの方だ。

 

諦める?

 

バカいってんじゃないよ!!お前、言っただろ。富士山みたいに日本一になるって言っただろ!昔を思い出せよ!

今日からお前も、富士山だっ!!

 

そう、松岡さんだ!真夏のような真っ赤な戦士SYUZOUだよ。Never Give Upの精神だ。人間やれば出来る。諦めなければいつか夢も叶うんだよ!さぁ、立ち上がれ!髪の毛達よ!

 

 

「ハァァァーーーーー!フンッ!」

 

 

シュインシュイン、ボン。

 

………。

 

で、できたぁぁーーー!?俺、今スーパー野菜人だ!?立った…立ったよ、修造先生…。俺、やりました!

クララもビックリするぐらいに立ち上がりました!俺の髪の毛!スカ○プDでも出来なかったこと成し遂げました!怒りとかじゃなくて、修造先生のお言葉でやってやりました!貴方は偉大だ!今日から貴方は、神様だっ!

 

 

「グルルルr」

 

「アッハイ。行きます。サーセン。」

 

 

ハクは俺が遊んでる間にペットボトルを倒してたらしく、それをくわえながら俺を置いていって先に行っちゃってた。

…何か大切な事が抜け落ちたような気もするけど、まぁいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「HEY、pass!」

 

「グハッ!?」

 

「マヨイ!?」

 

「マヨイさん!?」

 

ぺしっ、パァン。ドォォォーン(ぶつかった後プペシが爆発し、その勢いで壁に激突した音)

 

「壁ドンその二ね。」

 

「落ち着きすぎですよ、つみきさん!?」

 

「いったい誰がやった、んじゃぁ……ガクッ」

 

「私だ。」

 

「お前だったのか。」

 

「暇をもて余した」

 

「神々の」

 

「「遊び(ドヤッ)」」

 

 

戦闘力が上がってるのを忘れて放置してために何時もの感覚で投げた為少し強すぎてマヨイに突き刺さったプペシ(爆発済み)の残骸とマヨイだったものを見詰めたあと、死んだと思ったら復活して聞かれた為に悪びれもせず返してみた。

そしたら、あーら不思議。世界が勝手にギャグ補正をかけてくれます。

リスポーンしたマヨイと共にオチまでやりきった俺は気合いでスーパーモードを解除してみた。うん。出来た。

 

気合いってスゲェ。

 

つか、野菜人になれたことが驚きだわ。俺…人外やったんやんねwww

これからは宇宙人名乗った方がいいかな?

 

 

「マヨイさん凄いです。」

 

「あのペットボトルの爆発、意外と大きかったな。」

 

「人間止めてたわね。」

 

「あれぇ?」

 

「お、お帰りなさい。心結」

 

「あぁーうん。はい、ポカリ。」

 

「サンキュー」

 

 

普通に受けとる伊御くん。君、スルースキル凄くない?

あと、なんでミニワンはやっとその領域まで辿り着いたか、みたいな顔で頷いてる?

姫ちゃんは………常識人だね。

マヨイは興味津々で“どうやたのん”とか聞きにきてんだよ…。

野菜人より、マヨネーズなのに。サラダでも作る気か?

 

 

 

 

チャララッチャッチャ~♪チャララッチャッチャ~♪

 

三分クッキングの時間でございます。

全部気合いでどうにかなります。

 

(ry

 

事前に用意しておいた物で~はい完成です。これがマヨイネーズの野菜人(サラダ)です。

 

では、番組は此処まで。次回もまた見てくださいね~♪ジャンケンポン。ウフフフ~♪

 

チャッチャラララララっら~♪

 

 

 

 

 

 

っは!?今何か電波受信した!

しかも放送権が奪われた!貝類が名前の母君も出てきたし…。

 

って、そうじゃなかった。これ渡さなきゃ。

 

 

「はい。姫ちゃんは紅茶華伝のミルクティーね。」

 

「ありがとうです。」

 

「勿論自販には牛乳は置いてないから適当にこれで…OK?」

 

「何でも良いわよ。ありがとう」

 

「マヨイはもう渡したよね~」

 

「たった今さっき爆散したんじゃよ!?」

 

「爆散っていうか、爆慘?」

 

「べつに上手くない!!」

 

「じゃあ、はい。」パンっ

 

「こいつ、錬成しやがった!!」

 

「どうも、プペシの錬金術師です。」

 

 

これは、鋼じゃないのがミソですぜぃ。かにミソは脳ミソではないんだぜぃ。ワイルドだろぉう?

そして私は男子高校生です。

 

 

「はい、マヨイさま。こちら暖めておきました。」

 

「うむ、くるしゅうない…って、炭酸を温めないで欲しいんじゃよ!!」

 

「冗談です。お嬢様はバカで御座いますか?」

 

「謎解きはランチの後で!」

 

「今は放課後だけどな。」

 

「…じゃあ謎解きはafter schoolの後で?」

 

「語呂悪いし、”after”と”後で”で意味が被ってるぞ?」

 

「…難しいんじゃ。って、普通に渡してくれればいいなじゃよ!」

 

「(誤魔化した)」

「(誤魔化したな)」

「(誤魔化ました)」

「(誤魔化したわね)」

 

「分かったよ。ちゃんと渡せばいいんだろ。じゃあ…

はい、ケバブ。」

 

「ありがとう…渡し方は正しいのに渡した物がおかしいことにツッコメばいいんじゃよね?なんでホントにケバブが出てくるんじゃよぉ…」

 

「ブラジルの人ー、聞こえますかー?」

 

「いや、聞いてるの心結さんだから」

 

「今のはケバブのネタをやってる人とかけてみました!」

 

「そんな清々しい顔されても困るんじゃよ…」

 

「俺、手品が得意なんだよね。」

 

「いや、プペシだそうよ」

 

「プペシル、ブシャー!」

 

「ウギャーーー…目に、目にぃーー!?」

 

「メディーーーック!!」

 

ここまでが一連の流れだったとさ。

で、マヨイ弄りに精を出してたらミニワンが大変な事になってたんよ…。

 

だって、ミニワンが伊御くんに抱きついてるじゃ、アーリマセンカ。

酔ってる?酔ってるよね?だって、ボーッと違うとこ見てるもん。

 

 

「美味しそう」

 

「youパクパクねー」

 

「人肉実食!?」

 

「そう言われると、○肉○食って問題思い出しちゃいます!」

 

「もういいだろ。起こすぞ!」

 

「あ、伊御くんや。俺も手伝うよ。」

 

「ああ、サンキュー。」

 

「いい加減目を覚ませ」

 

パァン!!

 

 

伊御くんがミニワンのほっぺをムニィしちゃったタイミングでやらかしたっぽい。

俺もまさかそんな典型的な事するとは思ってなかったから…

 

 

「伊御くん…すまん。」

 

「あー、仕方ない、かな?最初にそれに気付ければそうしてたと思うし…」

 

「…という訳でしてだからその辺で離してあげませんか?」

 

「マジ噛みですな…」

 

「………!?」

 

 

ガジガジから、ギリィって音になったもんね。噛み付きっていうより締め上げ、もしくは咬みきりに入ってたよね。

伊御くんもちょっと頭から血が出ちゃってるし…

 

 

「…これぐらいで、許してあげる。」

 

「…すまない」

 

 

って、収まった。

それから、あのパァン!は猫だましの音だよ。

意外と効き目があったからこっちも驚いたもんだ。流石は猫娘といったところか…。

 

でも、酔って乙女の純情を傷付けずに済んでよかった。そういう行為はやっぱりちゃんと意識がある時にやってほしいからな…。

それが御庭の為と伊御くんの為になる筈だよ。お兄さんは君達の恋愛模様は応援してますから。

 




もうこれで十二話になるんですね…

お読みの方、ありがとうです。
つか、作者色んな小説書くなよって思うかもしれませんね…。私もそう思います…。

そして、この小説がなんと友達に読んで貰ったら、お前の頭の中ってこんなんだったんだなって言われました…。
そりゃ、内気で思ったこと言えませんよ。でもその返しは無いんじゃない?
作品の感想下さいよ…みたいな?

話が反れましたが戻します。で、そろそろ何かしらの展開があってもいい頃合いかなって思いましたので心結くんにフラグを建てたいっておもいます!どうでしょう?


意見をお待ちしております!


(^o^)ノシ


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番外編 前の学校、昔の友達。

13話書こうとしたらヤっちまった!

でも後悔はしてない(ドヤッ


で、心結の友達です。
今後は出る機会は多分無いでしょうね…。まぁ、逆に出る可能性もありますが先の事は分からんです。

では、どぞ


ふっふっふ…聞いて驚け、見て笑え!我ら閻魔大王さまの一の子b…じゃなかった。宇図 心結です。

 

なんとなく、やらなきゃいけないような気がしたから少しだけ聞いてほしい。

俺の前の学校の事を。そしてその時の友達の事を。

ほんの少しの昔話を…

それは…始まりのある日の事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式。それは始まりの季節。

 

だが、俺にとっては終わりの日でもあった。幼馴染みの子が亡くなった。そして昔仲良くなってずっと会っていなかった友達もその日に亡くなったらしい…。

 

というのも、その日俺は呑気に入学式を受けていたから。幼馴染みの名前は上野ちひろ。友達の名前は渋谷いずみ。

俺達三人は知り合うきっかけはバラバラで上野ちひろ、俺はちーちゃんと呼んでいたんだが彼女とはずっと家が近所の癖に遊ぶ機会が一向に来なくて…でも互いに知ってるという変な関係だった。

この時の俺はまだ思春期+反抗期という面倒な時期だったんだ。引っ込み思案と言えばいいのか…そんな感じで…。

 

だけどある日のこと。学校で困ってた所を手伝って貰った。出会いとしてはありふれた物で面白みも欠片もない。だけど、俺はそれからなんとなく一緒にいることが居心地がいいものとなっていたんだ。

 

彼女もそう思っていてくらたら嬉しい。でも、それも確認する術はもうないのだ。

 

 

そしてもう一人の少女、渋谷いずみ 別名アホの子。

彼女は普通というものにコンプレックスを感じてて、それでいて生真面目で人を信じてる弄り甲斐のある面白い子だ。

出会いは母方の実家の田舎に帰った時に公園で会ったんだ。

 

誰か仲のいい知り合いもいないし、暇で暇でしかたなく公園で一人ブランコに乗って一周して見せる!とバカな事をしている時のことである

 

小さい子っていうのは猪突猛進で目の前しか見えてない故に隣に居たのに気付いてなかったんだ。

いつの間にか隣で寂しくブランコ少女なイズミンはなんか黄昏てた。

 

それで俺はそんなの気にせず一人盛り上がって空中ブランコをした。

 

…というのも、一周したら体が宙に浮いて放り出されて必死に落ちないようにしてたら結果一周回ったそのブランコの座るとこにしがみつくしかなかったってわけ。それで、地面にズザァァーーーしたんだよ。

勿論それを見てたイズミンは口をあんぐりって開けて目をこれでもかって位にかっぴらいて目が合ったんだ。それで初めて隣に居たのに気付いて話すようになって、友達になったってわけ。

 

黄昏てた理由も何てことない。普通が嫌で特別が良かった…何て言うもんだ。

この時にはちーちゃんとも仲良くなってたから普通が一番って知ってたからそれも個性だって言ったら怒っちゃって…必死にそれで謝ったんだっけ。

 

でも許してくれなくて、どうしたらいいのかって思ったら思い付いたのがアレだったってわけ。

じゃあ、人の心を征服したらいい。そう言ったんだ…

 

まるで雷が落ちたような驚きをしてたよ。

征服して皆を引っ張っていけるリーダーになれって、そうしたら馬鹿にする人もいない。子分も報われる。いいこと尽くしじゃんってね。

 

そしたらそれから面白いぐらい人が変わった。

俺も子分にしてやるっていってきた。じゃあ、俺がいずみちゃんの子分第一号だねって約束して最後の日に別れ…あの言葉を婆ちゃんから聞いた。

 

 

話を戻して、入学式の日

普通に学校に行って入学式の時に異変に気づいた。

先生方が一人の生徒が居ない。そして連絡もとれないと騒いでいた。それで何か怖い予感がして本来そこにいる筈の人物を探すと…居なかった。

ちーちゃんが…。

 

俺もそれで電話をかけようとすると出ない。お母さんの方にも電話をかけると焦った様子で心結くん今日あの子を見てない!?と聞かれて悟った。

 

ちーちゃんに何かあった…。

 

それから一瞬の合間に電話が来た。婆ちゃんから…。

それどころじゃなかったけど出なかったら後悔するような気がして出た…。

 

 

「もしもし、婆ちゃんよ。落ち着いて聞いてね…。心結と仲の良かったあのこ…渋谷さん家の、いずみちゃん。さっき観光バスに轢かれて…亡くなったの…。」

 

 

それ以上はもう覚えてない。頭の中が真っ白になって…でも、ちーちゃんのこともあったから先生に一言言って式の途中で早退させてもらった。

 

帰り道はどうやって帰ったのかも覚えてない。その時は只ちーちゃんの後ろ姿を探していた。いずみちゃん…それにちーちゃん…。何で?って。

 

 

家に入った俺は微かな希望で偶々ちーちゃんが遅刻しただけ。どうせ、何時もの奴だ。困ってる人の手助けをしてて遅れただけ…。そう無理に思い込もうとしてたんだ。

心が引き裂かれるような…そんな感覚がずっと残ってる。

 

分かってる。でも知りたくない。何があったのか予想がつく。でも、直視何てしたくない…。

 

渦巻く思いと考えで自分が黒く染まっていくのに気付いた。

 

 

「あ…心結、お帰りなさい。」

 

「うん、ただいま。」

 

 

たったこれだけの会話なのに何を言おうとしてるのかに気付いてしまっていた。あの変人な母がマトモな事を言っている…それは天変地異の前触れと本能が知っているのだから…

 

 

「あはは…やっぱり、そうなんだ。ちーちゃんだよね…トラックにでも轢かれちゃったとか?」

 

「っ!!?」

 

「あーあ。予想してたけど、キツイ、なぁ…。いっぺんにこうも大切なものが無くなってったら何を支えにしたらいいのかわかんねぇや…」

 

「…ごめんなさい。」

 

 

このごめんなさいは何に対しての謝罪なんだろうか…俺はマトモに考えることすらできないぐらいに神経が麻痺していたんだと今は思う。

支えになれなくて、無力で、たぶんそんなだろう…。

 

でも正直謝って欲しくなかった。俺はこれ以上惨めになりたくない。俺は……

 

 

 

 

 

で、大切なものを失って、道筋すら見失って無意味に足掻いて過ごしながら一学期はいつの間にか終わっていた。

夏休みもこうして無価値に過ぎていってしまうと分かっていても動く気には成らなかった。

だが、終業式を終えて帰ろうとした時の事…

 

 

「そこのアンタ…えっと宇図!!何勝手に帰ろうとしてんのよ!」

 

「…誰」

 

「うえ!?喋った!!」

 

「用がないなら帰らせて貰うぞ」

 

「冗談!用ならあるわ」

 

「そう。じゃあ早くしてくれ」

 

「あーうん。これから缶けりヤるわよ!」

 

「サヨナラ」

 

「うわーん。帰らないでーーー」

 

「…で」

 

「あぁ怒ってらっしゃる…。ってそうよ!何無意味で無価値に帰ろうとしてんのよ!」

 

「それが俺の個性なんで…。では」

 

「帰んなやーーー!!」

 

 

そういってまた、腕を掴んで引っ張ってくる銀髪の黒いカチューシャが特徴の面倒そうな女性。だが、俺には関わらないでほしい。

 

 

「貴方が妖怪なのは丸っとお見通しなんだから!」

 

「電波は帰ってください。てか、俺が帰ります。」

 

「ダメよ。」

 

「うるさい高飛車。放っておいてくれ」

 

「…嫌。貴方を救うわ」

 

「勝手にしろ。俺は帰る!」

 

「強情ね。なら私にも考えがあるわ!」

 

 

そういって今度は俺の腕を掴んで胸に持っていく。コイツハはバカなんだろうか?

そんなに帰らせたくないのは理解した。だが、こいつは貞操観念ってもんが欠落でもしてるんだろうか…。

 

 

「あー、はいはい。分かりましたよ。だから手を離せ!んで、状況も話せ!」

 

「ぷぷ、貴方別に上手くないわよ♪」

 

「………。」

 

「はい。冗談です、なので殺意をこっちに向けないでください。」

 

「…ふぅ。それで話よね。貴方、勿体ないとは思わないの?」

 

「…どうでもいい」

 

「あなたは折角この学校に来てるのに初日以外全然楽しそうじゃない…。」

 

「…あの日が最後だったからだ。」

 

 

別に話す気はなかった。だが、付き合わされるのも御免だ。だから適当にあしらって帰ろう。明日からは夏休みだ。

凌ぎさえすればもう辛い記憶を思い出すこの場所に居なくても良いんだから…。

 

 

「お前はお節介のつもりかもしれない。俺を救う?冗談キツイ。俺は生きる意味も見いだせなくなっちまったんだ…そっとしておいてくれ…。」

 

「嫌。」

 

「…何?」

 

 

普通ならこれだけ言えば苛立って関わらないだろうと思っていた。だが、彼女が返したんはその逆だった。

何故?放ってくれればいいのに…

 

 

「貴方は諦めてない。」

 

「知ったようなこと言わないでくれ」

 

「いいえ。言うわ。

貴方の心は真っ直ぐだもの!傷付けるのが怖い…そうやって逃げてるだけよ!」

 

「かもな。俺もそれは分かってる。」

 

「でしょうね。全部分かってて尚そうやって停滞してる。」

 

「何が悪い。停滞がいけないか?大切なものを守ろうとすることがいけないのか?

死んだ人間は帰ってこない。その記憶を薄れないようにして何が悪いんだ!」

 

「…それが本音ね。」

 

 

このあとは記憶がない。ただ、思い出そうとすると震えが止まらないんだ…。真っ赤に染まる視界とか振り上げられた拳とか…罵詈雑言とか…あれ、涙が出てるよ…アハハーヘンダネ。

 

で、こうして彼女 水無氷柱の会話(物理)により強制的に今の人格が形成されましたとさ…。

この弄り過ぎる体質は氷柱による暴力の賜物で、傍若無人っぷりはアホの子 いずみんの真似で、真っ直ぐなとこがあるのはちーちゃんのおかげだと思う。

 

いまの俺はあの三人のお陰だと思う。

俺はあの三人の子分で、友人で、ストレス発散の相手だったと思う。

 

氷柱もわざとあんな事をして元気付けてくれたんだと今なら理解できる。それ故に、転校の際は確りと彼女には別れを言いたかった…。

 

 

 

 

pipipipi

 

携帯がなる。知らない番号…通話ボタンを押すと聞き覚えのある彼女の声が聞こえてきた。

 

「…転校の件、すまなかった。それと、あの時俺を殴ってくれてまで進ませてくれてありがとう。」

 

「ふん。ストレス発散の相手だから気にしなくて良いわ。で、今はどうなの?」

 

「…最高の友達逹だよ。氷柱も、そしてあの二人も…ね。」

 

「泣かないの。ったく、貴方がまた私の前に来るときは連絡位寄越しなさいよ。勝手に居なくなられたら心配するじゃない…」

 

「…ありがとう」

 

「ふ、ふん。じゃあね」

 

 

プツン…

 

切れた通話は不機嫌そうだったけど、俺は彼女が嬉しかったのを知っている。

最高の友達だよ、氷柱は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…何処かのとある学校で…

 

「あれ?カウントが増えてるよ!?」

 

「…私も」

 

 

二人の携帯にはこう文字が並んでいた。

 

上野ちひろの普通カウント2

(+1 宇図心結)

変友カウント変化無し

 

渋谷いずみの手下カウント2

(+1 宇図心結)

変友カウント変化無し

 

「…元気かな?」

 

「あんなお別れ嫌だったけど、こうして思い返せば嬉しいものですね…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何処かで友人逹が今も笑ってるような気がした。

 




友人は上野ちひろ と渋谷いずみ それから水無氷柱です。

ちーちゃんといずみんは富士見書房、ファンタジア文庫 築地俊彦作 変・ざ・くらする~むのキャラクターです。

氷柱さんはメディアファクトリー MF文庫 岩波零作 ゴミ箱から失礼いたしますのキャラクターです。

勿論絵師は意識さんですとも!
イラスト繋がりでやってみました。書いてて思いましたがまさかのシリアステイスト。ビックリですよ。

でも、最初に転生するってことは逆にそれ以外の人は残されるって事なので敢えての残される側サイドを書いてみました!

如何でしょう?


ま、最後はかなりゴタゴタしてたかもしれませんね~。力は正義です!
お話(物理)は最強ってことで♪


ではでは~


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13 センチメンタルハート

小説を書くのはいつもvitaなんですけど水没させて以来、電源ボタンと十字ボタンの下とSELECT、STARTボタン及び丸ボタン、Rボタンが使用不可になりました~♪

ゲームはもう出来ないですね~…神喰いが出来ん…ジュリウスが生きてるってどういう事なんだろうか…。バーストみたいなストーリー展開なのかな?
てか、いつアニメやるんだろうとか考えてばっかなので最近は書けなかったのかも!?

まぁ、高校生なんてゲームのことで頭一杯なんですからそれ以外を望むのが間違い…私、全国の高校生に殺されんじゃないかなぁ こんなこと言って…。


兎に角、四苦八苦しながら書いた話ですのでどうぞ、お楽しみ下されば幸いでっす!!
じゃ、また後書きで!



こんなアホな時間も電話一本で終わりを迎えた。

 

pipipipi

pipipipi

 

「ん?」

「おっ!?」

 

「ダブって聞こえるねん…」

 

「伊御くん、電話ですか?」

 

「いや、メールだな。…あー、急用が出来たから俺 先に帰るわ」

 

「残念です」

 

「知らない番号だ…。はい、もしもし。」

 

「心結さんは電話だったみたいじゃね」

 

 

伊御くんはメールだったみたいで少し残念そうにしながら手で帰るアピールをしていた。声を小さくしてそう伝えたのはたぶん俺が電話なのを気遣ってだと思う。出来た子だ…一家に一台欲しいね♪

 

 

「ポカリ残った分つみきにやるから酔いでも醒ませ」

「ヒニャッ!?」

「伊御さんは…」

 

 

伊御くんは恋愛よろしく、冷たい缶をミニワンのほっぺにピトっさせてた。初々しいですなぁ~

ミニワンの反応もまたよろしい。良いものを見させて頂きました!ええ、思わず会話も短く終わらせて通話を切って、激写しちゃう程度には青春してると思うぞ♪

 

 

「…はやっ」

 

「あぁ、うん。青春してるなぁって思ったらつい。」

 

「というか、心結さんも電話切って良かったの?」

 

「かけ直すから問題ない。ただお小言ぐらい我慢すれば良いだろうからな。」

 

「で、誰からなのん?」

 

 

ニヤけながら聞いてくるマヨイだったんだけど、走馬灯って言ったらおかしいけどそれぐらいに感じる程度には色々と思い出していた。だから今の俺の心情的に悪ふざけはしたくなかったんだ。マヨイが弄ろうとしてるのも分かったけど、敢えてノる事はしなかった。

 

 

「前の学校の友達だよ。何にも言えずに転校になってたから行方不明一歩手前で心配になって態々かけてきてくれたんだとさ」

 

「いい友達じゃねぇ~」

 

「俺には勿体無い位の奴だよ。」

 

「心結さん…」

 

「………。」

 

 

たぶん俺の様子から汲み取ってくれたのかそれ以上は聞いてこなかった。姫ちゃんは勿論、あのマヨイも…だ。

たしかに、色々と事情があって説明しづらかったから良かったことには違いない。…だが、同情されるより笑い話にしてくれた方が俺的には嬉しいんだよね~。だって、もう終わったことだし、クラスメイトについてはいつかまた会うことも出来るわけだしなぁ。

 

気を取り直す意を込めて、何時ものバカをやってるときの雰囲気に戻す。そして、不遜にものを言う。

 

 

「伊御くんも帰っちゃったしこれからどうしようか」

 

「私は帰るわ」

 

「そうじゃねぇ~…確かにキリもいいしこれで解散っていうのもアリじゃね。」

 

「なら、そうしましょうか」

 

 

みにわんの返答に便乗する形で皆で帰る支度を始める。

俺も今日はこれといってこのあと用事が有るわけでも無いので暇だ。だから帰ってもやることはない。どうせだから駅の方にでも足を運んでみるかね~

 

 

「じゃ、暇だし俺は皆の事を送ることにしようかな?」

 

「そんな事言って送り狼になるつもりじゃね?くふふふふふ」

 

「あ、そういうのは大丈夫です」

 

「あっさりかわされた!?しかも棒読み!!」

 

 

頭に何か湧いて出たかのような事を言い出したマヨイのネタをポッキリと折ってやった俺は愛想笑いを浮かべる姫ちゃんの横に並び、一緒に歩きだした。

…切り替えたつもりだったけど思っているよりも自分は弱い人間なのかもしれんな。気分が上がらなかったんだ…。

 

それでも、見栄ってもんがあるから誤魔化すんだけどね。

 

 

「んじゃ、レディのエスコートお願いできるかしらぁん?」

 

「それがマヨイのレディ(笑)のイメージか」

 

「かっこ笑いかっこ閉じって、日常会話で使う物じゃないんじゃよ!」

 

「マヨイ(笑)」

 

「物凄いバカにされたっ!?」

 

「心結さんもあんまりマヨイさんを苛めちゃダメですよ?」

 

「………え?」

 

「その[え]は何に対してのえ何ですかマヨイさん?」

 

 

驚いた…芸人に対してのイジリは姫ちゃんの目には苛めてるように見えたらしい!マヨイも驚いて隠れて見えない目を丸くしてる(ように見える)じゃないか!!

素直過ぎる子ってたまに凄いよね!

 

気を取り直した様子でオホンとかわざとらしい咳を一つすると、切り替えたのかニヤリとほくそ笑んで悪い顔をしているマヨイ。

 

 

「伊御さんは私達女の友情より男を取るのね、酷いわっ!」

 

 

体をくねらせイヤンイヤンとするマヨイは芝居染みた口調でそんなことを言い出していた。俺は勿論のことミニワンも呆れながらその様子を見ている。リアクションの大きい姫ちゃんだけはその場で転けていたんだけどね~

 

 

「その言葉の使い所違うだろ!?」

 

「いやいや、ここで俺にふるなよ。何?マヨイさん 俺にこの場でウホッとでも言えと?

バカ言っちゃけねぇ。その青いツナギの人は男にとっちゃぁ恐怖の対象なんだぜぃ」

 

「…ッハ!!?青鬼じゃ」

 

「安部鬼とかけたのか?」

 

 

こんなバカなやり取りだけど伊御くんは優しく見守るような瞳で無視せずにいてくれている。うむ!イイコや!!

で、区切りが良いところまで来ると伊御くんが支度が終わったみたいだったから帰るようだ。最後まで付き合ってくれてありがとう!今度またジュースをおごってあげよう。そう静かに決めた俺は教室から出ていく伊御くんを見送りながら手を振っていた。

 

そして放心するかのようにボーッとしていたが考えの海から意識を浮上させれば先程から一言も喋らない事に不思議に思ってた俺はミニワンの方を向くと…放たれた鉛筆達がカーブしてマヨイの頭に吸い込まれていくのを見てしまった。

 

ツカカカカカ

 

小気味の良いそんな音をBGMにしながら綺麗に刺さる鉛筆たち取り敢えず拍手を贈った。

 

 

いや、確かに止めてやれよとか思うんだけどミニワンの怒り具合からしてマヨイが余計なことして怒らせたって分かるから、まあいいかってね♪

 

 

「ダメじゃろ!?てか止めて!死んじゃう!死んじゃうから!」

 

「あ…よいこは真似しないでね♪」

 

「そもそもあんな真似無理ですよ!よいこはそもそも鉛筆投げないですからね!?」

 

「そりゃそうだ。姫ちゃんは鉛筆で曲芸出来る?」

 

「つみきさんのアレって曲芸なんでしょうか…」

 

「吸い込まれるようにマヨイに刺さるんだし見てる側からすれば楽しませて貰ってるしそうなんじゃないかね」

 

 

適当な物言いだったけど少し考えるそぶりを見せたあと、姫ちゃんも納得していた。

そしてミニワンがツンデレってそういう事だったんですねとよくわからない結論を出してもいた。

 

…それでツンデレ認定っていうのもまたへんな話だが、恋する女の子はたいてい素直になれないものであるのでツンデレと言ってもいいんじゃないかな?

って、俺も人のこと言えないな…。前後の会話が全く関係してないし…。

 

 

ま、結論はミニワンはツンデレ。以上!!

 

 

 

 

 

で、帰り道のことである。俺は駅までお伴をする際ひっそりと心のなかで忠犬ハチの気持ちになりながら話に華を咲かす。あ、別に誰かのペットになることを甘んじるほど俺は落ちぶれてないのは分かってるよな?

もし分かってないなら…少し路地裏まで来てもらおうかな♪

大丈夫…読者様が分かってくれるまで頭、冷やしてくれるまでおはなしするだけだから。

…ん?お話がO・HA・NA・SIに聞こえた?うん。ダイジョウブダヨ、合ってるからフフフ

 

 

「実は忠犬ハチ公のお話って物語性を出すために毎日ご主人の帰りを待つ姿で描かれてるけどあれって嘘なの知ってた?」

 

「えっ!?」

 

「知りたくなかった真実ってやつじゃね。でも、確かに駅で待ってたから銅像にまでなったんじゃないのん?」

 

「確か鉄橋の下にあった焼き鳥屋の残り物を貰うために通ってたんじゃなかったかしら」

 

「正解だよん。みにわんは博識だねぇ」

 

 

そうなのだ。よくある美談に改変するって奴だな。ちなみに詳しい話をするなら解剖結果で胃から焼き鳥の串が出てきたってことで判明したんだよ~。

ま、それでも広まるってことはある面ではあの話も真実であったが故に起こった事だ。だからあの話は半分本当でもあるんだからな?皆、がっかりするなよ?

 

俺としては水戸黄門の話の誇張具合の方が驚きだったけどな!

 

 

「たしかに下らない見栄であそこまで話を大きくしちゃってたら呆れもするわね…。」

 

「…今さらっと心読まなかったか?」

 

「どれだけガッカリしてたのか分かるぐらいに気落ちしてたし、声に出てたんじゃよ?」

 

「そんな…バナナ!?」

 

 

あ、バックからお昼の残りのバナナを出してかじっておくのも忘れてないからな?くっふっふー、…あ、別に主人公に弾丸ぶちこんで死ぬ気でやれとか抜かすスパルタ家庭教師が出てくる作品の幻術使いの真似じゃないからな~。

頭をパイナップルにするとか…ウケる!

 

 

「なんでバナナ食べてるのかは聞かないでおくんじゃよ…」

 

「チョコをかければチョコバナナになるね!」

 

「溶けた状態で常備するような人居ないと思うんじゃけど…」

 

「ところがドッコイショ!!俺のバックは四次元を通り越して五次元のポケットを持ってるためこうしてひょいっと出てくるのさぁ~♪」

 

「青い猫さんの秘密道具ですか!?」

 

「姫ちゃんの意見だけど残念ながら出てくるのは実現された秘密道具1号ことテレビ電話~♪しか無いのことよ」

 

 

え、信代さんボイスは封印したはずじゃないのかって?

甘いな!俺が出したのは水田わさびさんのほうさ!!変わってからもう既に十年も経ってるんだ!認めてあげようぜ♪

たしかに信代さんの印象が強いのは認めるしそれが真実と思う。だけど、わさびさんの努力だって報われても良いじゃない!十年だぞ!?認めても良いじゃない。

某暑苦しくて最強の応援団長こと修造さんも行ってたZO!!中途半端な気持ちで出来るか こんなのがって

だから俺はわさびさんが富士山にもなれるって信じてるんだよ!俺だってマイナス10℃(に感じるような冷たい世間で)のところ、シジミがトゥルルって頑張ってるんだから!

 

 

「今日からお前も富士山だっ!!」

 

「…心結さん。私 頑張ってみるよ!!」

 

「…修造さんの真似ですか?」

 

「今の俺には勢いがある って訳で明日からマヨイは富士山決定な?」

 

 

有無を言わせない。強引に押し込め!お前の終わりかたを無理やりなんと無くフィニッシュさせたのさ!!富士山だよ、富士山。マヨイの明日のあだ名は富士山だから鷹と茄子でもプレゼントしてみようかな。

 

富士、鷹、茄子…縁起が良いじゃん?マヨイが犠牲になるだろうけど皆のために幸せを配り歩いて貰おうよ!

ほら、大丈夫だって!いつもの変な行動だって思ってくれるよ♪

 

 

「失礼じゃよね?流石にこれは怒っても良いような気がするんじゃぁ!」

 

「褒め言葉より苦言に感謝しなきゃ!これは俺からの愛の鞭だ!愛だよ、愛!!そこに愛があるからこその言葉なんだ…分かってくれ マヨイ」

 

「心結さん…私、勘違いしてたよ。思っての行動だったんじゃね!!」

 

 

いや、流石に無理あんだろ。ノリって大切だと思うけど立ち止まることも必要だと、俺は思うわけで…チョロくて歯応えが無いのが残念だ。チョロいと言えば、パイセン結婚おめでとう御座いまーす!

 

 

「むぅぅー。マヨイさんだけズルいです!!なら私にも苦言下さい!」

 

 

姫ちゃんの迷走っぷりが凄い件について…スレは立ってないけどね!

てか、バックからチョコが出てきたことに付いてのツッコミが欲しかった…。あと、本当にバックからテレビ電話も出したんだから何かあっても良いんじゃねぇかな?

 

 

「私、此処だから。」

 

「ホンジャマカ、バイビー♪」

 

「いやいやそれじゃ、つみきさんが芸人になってるから…」

 

「つみきさんまた明日~」

 

「ん、また明日」

 

 

お、モッチロンふざけてるけど俺もマヨイも手を振って見送ってるからな?線引きはしっかりしてるから問題は無いのだよ、ワトソン君!

そういえば、伊御くんの用事って何だったんだろうね?ここで適当なフラグでも立てておけば案外すんなり会えたりしてね~、なんちゃって♪

 

 

「…伊御くんがもしバーテンダーの格好して御注文は何でしょう?とか言われたらどうする?」

 

「そうじゃね~…ふむ。では、彼方の方にウォッカをストレートで」

 

「倒れちゃいますよ!?」

 

「確かにアルコール度数の高いお酒を薄めないで飲む人を生で一度見てみたい気はするな~♪じゃ、姫ちゃんは?」

 

「え、わ私ですか!?…ううん…オススメのケーキ下さい!でしょうか?」

 

 

バーテンダーの意味がない姫ちゃんはらしいと言えばらしい回答が返ってきた…ん?でもなんか具体的じゃないかな?バーでケーキなんて出てくる訳じゃないだろうし…もしかしてバイトでもしてるとかかな?

ま、明日聞いてみるんも手だねぇ~♪

 

そして俺は頭で大人しくしてるハクを一撫ですると鼻歌を歌いながらヨホホホホ♪と笑ってみるのだった。

 




なんとなく思い付いたタイトルですけど詳しくセンチメンタルって言葉の意味を知りません!
というか、センチメンタルって言われるとイメージ的に感傷的?みたいなイメージです。

最後の鼻歌のネタですけど分かりにくいですけどワンピースです。
ブルックの技に鼻歌ってあったよな~なんていううろ覚えからやってます。ならその鼻歌もきっとビンクスの酒ですね!!

ヨホホホ~ヨ~ホホ~ホ~♪なんていうのですよ!!


私の日常では学校が卒業式とか位しかなく、個人的にネタを発掘しづらいのであんまりペンが捗りません!
だれか、オラにネタを分けてくれ~

あ、私はKAIOUKENとかGENKIDAMAとか出来ないですから御安心を。
出来てもチャオズの自爆位です。


…後書きがジャンプネタばっかりだな。

では、不定期で次も上げますので出来うる限り早めに投稿したいです。では、また!


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14 プロは何があってもプロだからプロなんです

おひさっす!!

学校も卒業式までノンストップ!!
リアルなリアルな話、今週で学校も終わりで学生でいられるのもあと二日なのでアップしなきゃって思って強引にでも展開を発展させて書き込みました!

強引感はMAXですけど、どうぞ!!


そして翌日

 

え、いきなり飛んだ?だってあのあと何が有るわけでもなかったんだもん。

いくら女の子二人と歩いてるって言ったってまだ出会って3日仕方ってないのに進展もくそも無いだろうよ。

 

出会って2日3日で何かしたらそれはヒロインがチョロインだったってだけだよ。よく考えてみ?恋に落ちるのなんて千差万別でも大抵は恋はタイミング。その子の問題で俺が介入する余地なんて無いんだよん♪

劇的ななにかがない限りそんな簡単には心の中は複雑怪奇な異次元空間になってるのだから何もないのだ!

 

 

「皆ぁ~聞いたかい♪」

 

「おー、富士さんじゃん。どした?」

 

「「え!?まだそれ続いてたの(ですか)!!?」」

 

「富士山?俺が帰ったあと何かあったのか?」

 

「富士山じゃなくて富士なんじゃねぇ~…マヨイじゃよ!?」

 

「ナイス、遅延ツッコミ!

まるでカエル男商会の関ヶ原先生みたいだったよ?」

 

「また、マニアックな…桶狭間じゃ!?」

 

 

なんで伊御くんの捕捉をしないかは、敢えてしないことでミニワンに二人で話すという建前を上げるためだ。別に面倒とかじゃない。うん、きっと…たぶん…メイビー…

おっと、マヨイを引き付けておかないとまた伊御くんとミニワンの邪魔するから弄り倒さなきゃ!

 

 

「だって~可能性感じたんだ~♪ってな訳でこれで一つどうぞ!!」

 

 

渡したのはメモ用紙でそこにはカエルの絵を描いてある。

…ゲコ太ではないぞ?だからといってケロロとかでもないぜい!

 

 

「心結くんから何を渡されたんですか?…って上手い!」

 

「そんなに上手いのか?…お、おぉ」

 

「どれどれ…確かに上手ね。でもなんで鳥獣戯画なのよ」

 

 

ミニワンって器用だよね♪なんで感心しながら呆れるっていう顔出来るんだろうね?表情筋どうなってるのそれ?

で、マヨイもカエルでネタが完成したらしいけど…まぁ人に見せられたもんじゃないからまたの機会にでも楽しみに…。

 

 

「…ハァ、ツマンネ」

 

「酷いんじゃよ!?ネタふったのだって心結さんじゃよね!?なのにそんな仕打ちって…仕打ちって…ひd「ゾクゾクするのか?」い…。だからそのマゾっていう勘違いも忘れてほしいんじゃぁ!!」

 

 

どうやら伊御くんとみにわんの会話も終わったようで、こちらの会話に参加してくる。…してる、のか?

 

 

「そんなことは兎も角、…で結局何が言いたかったんだよ?」

 

「そんなって…うぅーん…ま、いいじゃろ。で、聞いて驚け!」

 

「おぉーーー?」

 

「次ってなんだったっけ?」

 

「数学」

 

「お、美味い。次からこれを買うのもありだな!」

 

 

よくわかってなくても感心したような…でもやっぱり分かってない姫ちゃん。そして授業の準備の片手間で会話する伊御くんに、マヨイの戯れ言よりも伊御くんとの会話を優先したミニワン。俺は一応、聞いてるぞ?パン片手に。

 

 

「聞いてくれよぉ~!?」

 

「泣くほどかっ!?」

 

「まっ聞いてほしくてポージングしてまで話を大きくしてるのに全く興味を持たれないからやるせない気持ちになっちゃったんだよ。ほら、何処かの電車のヒーローが変身シーンでやってるようなポーズじゃん?」

 

「平成ライダーで一番ストーリーが凝ってて面白かったよな、電王」

 

 

そこまで察してるなら言ってやるなって?甘い。甘過ぎる!どれくらい甘いかって言えばホットケーキに生クリームをかけてその上にハチミツ、黒蜜、イチゴジャムをトッピングして更にだめ押しにチョコ、メープル、水飴をかけたぐらい甘いぞ!!

個人的には焼く前の生地に紅茶を少し混ぜるのをオススメしよう。

 

で、話を戻してデンオウの話をしようか!

 

 

「電車王に俺はなる!!」

 

「いやいや、それ海賊王じゃないか?デンオウの話でも無いぞ!?」

 

「ハーレム王に俺はなる!!」

 

「それだと碧陽学園の生徒会副会長になるな…」

 

「なんか意外な単語が伊御くんの口から出てきたぁーー!!?」

 

「榊さんが一時期スッゴいハマってたのが原因じゃと思うんじゃよ♪」

 

「…あー。納得」

 

 

ボケてた筈がいつの間にか突っ込みに変わってる謎。…ナァゼェーー。

 

 

「あ、マヨイは俺、参上!!とか言いながらまたそのポーズしてみ?」

 

「俺、参上!!…おぉ!?ホントだ!マッチしてるんじゃよ!!」

 

「デンオウですか?電車男の続編ですか?」

 

「電車の中で酔っぱらいに絡まれていた女の子を助けたのだけど、実はその女の子が実はお姫様だったのです!!」

 

「な、なんじゃとぉーーー!?」

 

「色々ファンタジーともとネタがごっちゃになってるわよ…。因みに姫、デンオウというのは仮面ライダーよ。」

 

「ミニワンも知ってるんだ!スゲェデンオウ!イマジンとか敵じゃねぇ!!」

 

「ふっふっふ…伊御さんと会話するためになんやかんやで全部見てたんじゃよ♪」

 

「…私、内緒って言ったわよね?覚悟は出来たかしら」

 

 

『見せられないよ!』サーっ

 

 

今、なんか居なかったか!?具体的に言うと笑った顔のピンクっぽいデフォルメされた何かが…おぉ…何時もより高く飛んでいます!

 

…回ってはいないぞ?

 

 

ビタンッ!!

…チーン

 

地面に落ちたマヨイはまるで車に轢かれた生物の死体のようなグロッキーなことになって…いない。

てか、見せられないよっていう看板?が邪魔して見えない…。貴様、やるな!!

発禁阻止のプロだけはあるな。だが、俺はそれすらも越えてやる!ーーーよ、俺は人間をやめるぞぉーーーー!!!

 

その看板を足場にして大きく飛び上がった…あと少し…もうちょっと…見え…見え…見えt(ドコーーン)…はい?

 

俺は目の前が真っ暗になった。

あと少しで見えるという瞬間に頭に衝撃を受けたと思った…だが、実際はそんな物じゃない。俺はまさかと思いつつ直ぐにこの結論に行き着いた。

 

 

「「「…え、え、えぇっと!?…えぇぇえええええええええーーー!!?」」」

 

 

クラスの一体感がカンストしますた。

そしてガラリという音もなりました。

 

 

「…おぉーし、席つけ?これから楽しい楽しい数学の時間だぞぉう…ってだぁぁぁああああーーーー!!?」

 

 

先生が入室しました。

そして多分自分の姿を見て驚いたんだろう。

 

でも、やっぱり一体感は現在進行形でカンスト状態です!

 

 

「…いたたたた。強く殴り過ぎじゃよつみきさんって…ん?え?は?うえぇぇぇーーーー!!?」

 

マヨイも復活しました。

そして相変わらず一体感が(ry

 

では俺の身に起こった現象の答え合わせをしようか。

では、今、この場にいる皆さんどうぞ!!

 

 

 

「「「なんで天井に刺さってる(のぉ)(んじゃぁ)(んだよ)!!!」」」

 

 

 

はい、俺は勢いが着きすぎたようで飛んだ拍子に頭が天井にズボーーしましたとさ。いったい誰がこんな展開を予想できたであろうか…

 

そして『見せられないよ!』のプロは越えられない壁だったようだ。

 

見せられないよには勝てなかったよ…

 



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15 春だけど夏の予寒

お久しぶりです。…イキテマスヨ…更新忘れてたとかじゃ…無いんですよ?

書いたので早く上げなきゃと速攻で書いて速攻であげます。
相変わらずの強引っぷりですが、久しぶりに書いたので腕が落ちてます。ええ、キャストオフです!

多大なる時間をお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。どうぞ、お納めくださいな!


授業は終わった。

相変わらず授業の進みは前の学校に追い付くことはない。つまりは暇だったという事だ。天井に刺さったわけだけど案外力を入れたり抜いたりしてたらスポッと簡単に抜けた。抜けた後は先生が保健室へ行くように激しく言ってきたが勿論こんなの日常茶飯事だった俺としてはその程度で?と思うわけで普通に授業に出ました。

 

だが、この先生がイイ人であるのはよーく理解したよ。暑いまるで太陽なような熱さを誇る熊谷のような…って流石に伝わりにくいか?

( ・∀・)r鹵~<≪巛;゚Д゚)ノゾーさんだよ!松岡の( ・∀・)r鹵~ゾーさん。あの人の本気は世界を変えるね‼テニス業界でも、CM業界でもあの人は富士山だと思うね!

 

 

「お、そう言えば今の今まですっからかん忘れてたけど」

 

「すっかりじゃないです⁉」

 

「それだと何も無くなってた事になるな…」

 

「皆無じゃよ。」

 

「で、その先は?」

 

「へいへいほー!」

 

 

ほいほいじゃないとこが俺流っす!

バックから出したそれを片方はマヨイに持たせる。もう片方を腕に装着。さあこれで完成じゃー!俺が渡したもの‼それはぁ!

 

 

「茄子と…た、鷹ぁ⁉」

 

「欧米か!」

 

「それはトシじゃぁ⁉」

 

「ひぃいぃいい⁉」

 

「ちょっと待って。これ良くできてるけど偽物よ」

 

「ぬいぐるみ…だな。リアルすぎる…」

 

 

そうなのダァ、これは俺が夜なべまでして編み上げた一分の一そのまんま鷹君ぬいぐるみなのだぁ‼精巧な作りのこの貴さんは爪もくちばしも石を加工アンド砥いでるのでこの通り!鷹アンドトシなのだ!

 

 

「いっったァァァ⁉なんじゃぁ⁉」

 

「タウン。」

 

「マヨイさんから血が出てますぅ⁉」

 

「心結、あれは?」

 

「リアルを追求するためリアル並の鋭さを持っとりますん。因みに少しずつ絞まっていくという設定ですんで、あそこだけ地獄スクラッパーなのデース!」

 

 

個人的にはデーモンハンドのほうが好きだったんだけどね!

っと、ジョークで済まなくなりそうだったんで鷹の爪団をマヨイから取り外しマヨイの頭の団子に装着するとピッタリフィット!もとからこの為だけに作ってたから他の所に装着すると地獄スクラッパーと化すんだよね~。鷹の爪と団子に装備って意味で鷹の爪団なんだからね!べ、別に誤変とか誤字じゃないんだからね!勘違いしてもいいんだからね‼

 

 

「なんで無駄に精巧な作りにするんじゃよ!」

 

「富士さんだから?」

 

「あー、一富士二鷹三茄子か。納得した」

 

「伊御さんが納得しちゃったんじゃよ⁉」

 

「でも、やり過ぎね。」

 

「後悔はしている、反省はしてない!やりきった清々しさすら生まれている。」

 

「やり遂げましたもんねー」

 

 

姫ちゃんの間抜けた相槌は相変わらずだが、俺も相変わらずバカやってるんで何も言えなかった。それよりずっこけたミニワンを転ばないように支えてる伊御くんに萌えたよ。男として惚れ惚れするね!流れるようなすっこけかたのミニワンとそれを吸い込まれていくと錯覚するような綺麗なフォームで受ける伊御くんだった。

ん?錯覚?では聴いて下さい「今のを受け止めるじゃと!?」…台詞被された…。

 

 

「って、姫っちそこじゃない!問題はそこじゃないんじゃよ⁉」

 

「はぁ…因みにこの鷹さんにこの茄子をくわえさせると…」

 

「え⁉まだ他のギミックが残ってたの⁉」

 

「正直言うけど、これだけで充分よ…」

 

 

姿勢を立て直したミニワンは溜め息を吐きそうな呆れ顔をしながらそんなことを言った。だが、無駄な才能を無駄に使うのが俺クオリティ‼てな訳でいざ!

 

 

「まず、この鷹だけど見た通り滑空して獲物(マヨイの団子)を掴んだ格好だけど…あ、カッコウになるっていうのは無いからな?

…んで、茄子借りるぞ?茄子を~こう!嘴に食べさせると…」

 

 

……………。

 

 

「んぅ…?…何も、起きない?」

 

「もう、何かまだ有るのかと思っちゃったじゃないですか」

 

「アッハッハ~これは心結さんに一本取られたんじゃよ」

 

「確かに何も起きな…いや、待て!」

 

 

どうやら伊御くんは気付けたようだ。俺はあえて勿体振るようにしている。そして俺はニヤリと不敵な笑みを浮かべ口角を上げる。

 

 

ギ…ギギ……

 

バサァッ!

 

 

マヨイの足元の影が元の大きさの二倍近くに膨れ上がる。俺達の目には太陽光を遮るような形になる

俺も某マジシャン且つ泥棒のような演技がかったポーズをとる。あ、ポーズだけでレディース、ェアーンド、ジェントルメェーン‼とか言わないからな?⬅これ大事。

 

「そう、コイツは茄子をくわえさせると時間差をつけて羽ばたくのさ!」

 

 

厳密に説明すると鷹くんは胸を張るような姿勢で両翼を広げ、両足でマヨイの両方の団子を鷲掴みしている。…鷲じゃなくて鷹だけどな。

分かりづらい?ならグリコっぽい格好。グリコの両足を地に着けたバージョンだ

 

 

「名付けるなら荒ぶる鷹くんのポーズ!」

 

「グリコじゃないのがポイントね。」

 

「…あ、なるほど。茄子には磁石が入ってるのか」

 

「ふむり…なら、鷹の方は歯車じゃね?んむ…?」

 

「どうかしましたか、マヨイさん?」

 

 

「不意に首をかしげ出すマヨイに疑問を抱いた姫ちゃんがそれを問いただす!マヨイの思考に隠れた意味深な行動。

次回、真実に隠された思惑。デュエル、スタンバイ!」

 

「次回予告?」

 

「いきなりだな…」

 

「問いただしては居ないですよ⁉」

 

 

決闘者なネタは最初しか分からないんだけどさ!

城之内君の顎が狂気…おっと、凶器だったり、自分自身がモンスターカードになる某コーポレーションの社長だったり、コントローラーを弄くり倒す変態MADが世の中に出回った社長だったり、もう一人の僕とか言ってヤバイ奴が見えてる少年にボコされる社長だったりね?

ディスってるって?意味分かんないよぉ~

 

おふざけしてる間に話が進んでいたようで、気付けば頭に?を浮かべてる一同がそこにいた。どったのぉ、先生?

あ、ワーナーマイカルシネマ系列の映画館行きたい。たまにマイカルかマイケルか分かんなくなってめんどくさくなるワーナーさん行きたい。

 

 

「いや、マヨイ。流石に考えすぎじゃないか?」

「…でも、マヨイの意見にも一理ある気がするわ」

「伊御君の言う通りですよ、少し感覚がおかしくなっちゃってるだけですよ…これ、言ってて悲しくなりました…。」

「じゃろ?夜なべまでしたっていうのが冗談なのか、真実なのかも疑わしいって思うんじゃ」

 

 

あ、なんかアウェーだ。なんの会話してるか分からんのだよ。俺、察しの良いガキじゃないからねぇ…嫌われてないよね?大丈夫だよね?

…(´・ω・`)ショボンヌ

 

 

「ウジウジ考えても始まらんのじゃぁー!男は黙って突撃じゃぁ!」

 

「女性ですよ⁉」

 

「クールポコ?」

 

「違うんじゃないかしら?」

 

「って、ファッ!⁉」

 

 

なんか驚いた声が聞こえた気がするけど気のせいさ…俺は悲しみの向こうさ…。俺を慰めてくれるのはことり隊だけなんさぁ…あはは。ナンクルナイサァ。

バッグから大量のヌイグルミを出しながらそうボヤキ続けた…。

 

 

「可愛い筈なのに居すぎて怖いですぅ⁉」

 

「まさかこれのせいだったのかなん?ウムム」

 

「一匹一匹がリアルね…」

 

「というか、ハクちゃんが埋もれてるけど…良いのか?」

 

「「「……あっ!」」」

 

 

ことり(すずめ)が一匹、ことり(メジロ)が二匹、ことり(ハト)が三匹、ことり(カラス)が四匹、ことり(カモメ)が五匹、ことり(ぬえ)が六匹、ことり(もず)が七匹、ことり(キビタキ)が八匹、ことり(カワセミ)が九匹、ことり﹙・8・﹚が十匹…

…ふふふ、トリサンガイッパイダァ

 

 

「えぇーっと…心結さん?」

「鳥さんはっ籠の中、死人は墓の中…俺は…蚊帳の外…♪」

「ヒィィィ⁉心結さんがなんか怖い歌歌ってますぅ⁉」

「じゅ、重傷ね…」

「なんのリズムだったっけ?知ってるのに思い出せないねん…」

「…着信アリじゃないか?」

「テ・テ・テ・テン・テ・テ・テ・テン・テ・テ・テ・テン・テ・レ・レ・レン・テ・レ・レ・レ・テ・レ・レ・レ・レン♪

レン…テン…テン…。テレレ…テレレ…テレレ…テレレ…テレレレレン、レン、レン、テレレン、テレレ~ン♪」

 

「「ヒィィィ⁉」」

「なんで機械音が口から流れるんだ⁉」

「え?あ…いや、これ携帯だよ?ほら?」

 

俺はそういうと携帯の画面を見せた。

すると姫ちゃんとマヨイが更に大きな声で叫び声を上げた。あの伊御くんですら少し焦ってみえる…ただ、ミニワンだけは呆れていた。

 

バックグラウンド以外で曲が流すと通話画面のスクショ画像を標示しているので端からみたら着信アリが着信で流れるようにも見えるからだと思われる。ってか、それで驚かす目的で設定してたのを忘れてたんだよねぇ~?…あ、そんなことより謝らないとだった。

 

「てへぺろ!」

「軽いっ⁉」

 

ペシンって音が出る程度でのツッコミを入れられた俺は一先ずしっかりと事情を説明して今度はしっかりと謝っておき、許してもらえた。

ううむ…夏は集まって怪談大会っていうのは開催しないほうが良いかもしれないなぁ…あんまり良い様子じゃないし‼

 

 

 

 

 

 




なんか終わりかた変じゃね?とか思った方は正解ですよ?
今回の話はただの伏線なのでまあ、ああいう終わりかたをさせていただきました。(書けないから適当に終わらせたわけではない!…と思いたい。)

前書きでも書かせていただきましたが今まで大変長らくお待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。
これからも仕事柄忙しいのであげられるかというと難しいのですが、あげられるよう努力していくつもりですのでどうか暖かい目で見守っていただきたくあります。

以上、駄作者文才皆無。でした!
何かご質問、御要望ございましたら感想などで下さると嬉しいです。…評価でも良いのよ?

ありがとうございましたー


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16  宣伝かい

お久しぶりです!ドーモ、文才皆無。デス!

…文才皆無。さんって言われて誰だっけ?ってなったぐらいにお久しぶりです!

先ず始めにこの話を読んでくださっている皆様に感謝を。お気に入り100件突破、そして評価も下さり帯に色が付きました。更新速度もかなり遅くなってしまって申し訳ないです。それでも温かく見守ってくださる皆様は私にとって太陽な存在です。あたたかく、なくてはならない…そんな気がします。

次に、誤字報告してくださったのも実は結構嬉しかったです。この人は読んでくださっているんだなぁって♪

皆様、ありがとうございます!
では、本編です!どうぞ!


この前(ついさっき)の出来事で放課後の時間がかなり磨り減ってしまった訳だがどうにかフォローを入れ終えた。…いや、主に俺の性だけどね?

 

「って、時間がないの忘れてた…。」

 

という、伊御くんにスッゴい申し訳なさが込みあげて、くぅるぅ~。え?嘘だ?そんな訳ワカメだよ。

何処かの運命ってタイトルのシンジっていうワカメは三下ゲスワカメだけど…。

 

 

「え~、これから茶しばきに行く予定じゃったのにぃ~」

 

「先約ありだ、悪いな」

 

「むー…用事があるなら仕方無いね」

 

「折角お茶碗使って京谷しばき倒しに行こうかと思ったのになぁ~」

 

「っ⁉(ビクゥ‼)」

 

 

距離的に聞こえないであろう呟きに反応している京谷さんマジパナイワァ。第三の目宜しくきっと何かの能力に目覚めたに違いない。間ぁ違い、ない。

なんて相も変わらずバカな事を考えている間にどうやらマヨイが何時もの世迷い言を言っているようだ。あ、今のは~マヨイと世迷い言でかけたのだからね?中島みゆきさんのじゃないかんな!

 

 

「是非是非つみきさんとのデェ~ト、楽しんできてくれ」

 

「「デート‼!」」

 

「捏造だっ⁉」

 

 

ううむ…伊御くん、時間押してるみたいだけど大丈夫かなぁ…。え?やる気無さそうだって?まあ、そんな日もある。

気分転換したい気分なのさ。落差が激しいのは今に始まった訳じゃないんだけど、どうしてか急になんかやる気が出てこなくなった。ううむ…体の何処かに貧ちゃん神さんついとるんちゃいます?

 

 

「おー、ずいぶん萎れてるけど大丈夫か?

例えるならおじゃる丸の…」

 

「あ、そのクダリもう既にやったからいいよ」

 

「突っ込みに覇気がない⁉」

 

「やる気が起きなくてねぇ~、…ん~っあ」

 

「お?どうかしたか?」

 

 

いや、そこ「お?」じゃなくて「オウ!」とか「オウ!オウ!」とかしなさいよ。島風とかアザラシとかそこら辺でやれば京谷でも可愛いねーとか頭でも撫でてやるぞい!

 

 

「…今何か変なこと考えなかったか?」

 

「サーッ!」

 

「それはYESっていう意味のsirなのか、さぁ?っていう事なのか少し気になるところなんだけどな。」

 

「そんな小さな事気にしてると禿げるぞ?詳しくいうと波平スッぞ!オラ、この場で禿げ出すんのワクワクして見るっぞ」

 

「見るっぞ⁉ごろ悪っ⁉」

 

禿げるについては否定しない京谷に、突っ込みが追い付いてない事を理解しながらそれでも追い討ちをかける。かけてかけてかけまくるぜぇ!マイルドだろぅ?

 

「茂野ぉ~、お前がミスすんの珍しいじゃん!」

 

「それは茂野吾朗だっ」

 

「忍!忍!…からのぉ!相手のゴォールにシューッ‼チョー、エキサイティン!」

 

「五郎丸か…それ?」

 

「あれ、窓割れてね?ピョンピョンキラーで有名なアニメの犬。」

 

「たろう丸⁉」

 

「ナルトのヘビっぽいオカマ」

 

「大蛇丸だ」

 

「山口多聞の幼少の時の名前」

 

「えっと…多聞丸?」

 

「はい、正解!」

 

「射命丸ぅ!」

 

「クイズじゃないよ!クイズじゃないんですよ!」

 

 

ちょっといい気分転換になったわー。(いや、ハラペコ煽り虫じゃないよ?知らなければニコ動さんでハラペコ煽り虫で検索検索ぅ)え?いつも通りだって?お前が言うならそうなんだろう、お前の中ではな!

っと、どうやらマヨイ達はとっくに話終えたのか急いだ様子で教室を出ていった。なら今日はもう解散って感じかな~。あと、俺忘れられてるよね?

 

 

「うまいこと誘導された気がするわ。てか、コール&レスポンスとか、懐かしいな」

 

「石鹸屋!」

 

「μ'sとか言うなよ?」

 

「ボケを取られた…だと⁉

くっ…ミュージックぅ~スタート!」

 

「うぇーるかーむスォンって、言わせんじゃないよ」

 

「松岡」

 

「ウルトラソゥ!」

 

 

なんて軽いやり取りに満足した俺らは笑いながら帰ることにした。別に土に、じゃないからな?

…ん?そういや今更だけど気付いた事があります!つか、なんか思い出しちゃったって訳やね

 

 

「なぁ…京谷?俺さ…ヤバイことに気が付いちまった…」

 

「心結…?お前がそんなに震える位にか⁉」

 

「ああ、俺はなんでこんな事も気付かなかったんだ‼クソッ!DQN風に言うならマジfat!」

 

 

オドロキダワー、workingのチーフは轟ダワー、キマシタワーですわー、ぶっぶーですわー

あと、fatは脂肪とかっていう意味で悪い言葉じゃないです。あとフックはスペルがhookなので似てるのは聞こえ方だけでスペル的には被らないから使わなかったんだよ?ボケにアドバイスなんてしようとしないでくれよ?おいちゃん泣いちゃうで?

 

 

「取り乱してどうした?気になるだろ」

 

「あ、DQM3発売おめでとうございます。」

 

「え?あれってもう出たのか⁉」

 

「残念だったな!3月24日だ!」

 

「ダニィ!騙したな!」

 

「騙されて手玉にとられる方が悪いんだよ!このお手玉が」

 

 

いや、なんで俺は京谷ディスってるんだろうね?ノリって怖い。あと、京谷も項垂れてるし相変わらず収拾つかないな!…まずそもそもつける気無いけど‼

なんて言ってるけど、次いかないと進まないから言うなよ!ジョーカーはスペディオが兎に角可愛い。

 

 

「いや、多少ハクと散歩がてら散策するけどそれって商店街とかから離れた公園とかそっちばかりで行ったことないなって気付いてさ?知らないとこだらけじゃん‼豆板醤!なのさ」

 

「なんでさ…」

 

「体は細胞で出来ている。

血潮はヘモグロビンで心は精神。

幾度のシリアスを越えて無双。

ただ一度も逃走はなく、ただの一人もを笑顔にさせる。

彼の者は常に多数、円満の中で微笑む。

故に生涯を捧げる。

その体は、きっと笑顔で出来ているであろう!」

 

「長ぇよ!なんで全部言えるんだよ!何ちゃっかり自分用にアレンジ加えてるんだよ!

オカン系の英雄か⁉ただのいい奴の詠唱じゃねぇか!」

 

「でもボブは最近オルタ化したから!ただのオカンじゃないで?新たなる外道への道を開拓したんや!…まあ、オカンエミヤさんの方が良いけどさ…」

 

「でも、アーチャーしてるエミヤよりクロエの方が」

 

「それ以上は言うなぁ‼上位互換とか言われてるんやぞ!これ以上エミヤさんを殺さないであげて‼キャラ立ってるだけで人気とってるとかいっちゃダメ‼」

 

 

なんて、二人でFGOで盛り上がっているが然り気無く帰りの支度は終わってるしちゃっかり校門前なんやで!

あ、あと俺の戦闘スタイルはフレンドとライコウママンによる高火力ブッパであとジャンヌで守りと星稼ぎがメインだね!殺っちゃえバーサーかぁさん!

 

 

「すまないんだけどこの街の案内頼んで良い?」

 

「ああ、構わないぞ?そういえばFGOの前そんな話してたっけな?忘れてた。」

 

「…アメーバかよ。」

 

「単細胞生物じゃねぇよ!」

 

「そういやコンタクトレンz」

 

「辞めろぉ!アメーバとコンタクトっていう単語で察したわ!」

 

 

まあ、有名といえば有名だよね…怖いし知りたく無かったけど知らないと被害出るし…知ってれば問題はないっていう程度な問題だよ。知るか知らないかは貴方次第‼ま、コンタクトする人は知ってないと不味いっていう程度だ!

 

 

「誰だって目の角膜が食べられてますなんて言われたら恐怖しか感じないよな」

 

「言ってるぅ!」

 

「あ、スマンスマン。すまない…」

 

「すまないさん⁉いや、ジークフリートは辞めろ。ハロウィンは笑う」

 

「ワロチ」

 

 

べ、別に恐怖発言した空気を一掃するためにボケたんじゃないんだからね!勘違いしないでよね!

アーチャーなんて好きじゃないわよ!ほ、ホントよ!

だぁれが赤い悪魔よ!ゼニゲバでも無いわよ‼

 

あ、京谷との案内に関してだけど語ることはあんまないよ?だって男二人だし、した話もFGOから始まってアプリゲームばっかだったからね?モンスト、パズドラだって攻略についてとかなに持ってるかとかばっかだしね~

そんなの聞いても他者からしたらは?なにそれキレそう状態になっちゃうでしょ?だって、ガチャ運良いから…。

 

行った場所といえばゲーセン、マック、商店街内のお店だね?ゲーセンとマックは勿論軽く寄ってた。ゲーセンはガンシューティングを協力プレイで1クレ全ステージ無双したり、イニシャルのレーシングで対戦して京谷に大敗を喫することになったのは正直かなり悔しかった。次の機会までに腕上げてリベンジしてやるわぁ‼

んで、時間もそれなりになったからマックでメガポテ頼んで外の席でハクとつまみつつ京谷とのお喋り。ここだとゴッドイーターとモンハンメインだったな。オンラインの方だったり、新作どうするかぁ~とかそんな感じで軽く。

 

商店街だと、あっさりだったな~

「それいけ、隣の商店街!」「アンパンマンか!」「略して、それ街!」「ん?いや…突撃隣の晩御飯と被せたのか⁉」って感じだったし。

まあ、勢いよくわーっと行ってわーっと一周して戻ってきた。それで案内ご苦労だったと肩を叩いてリストラされたサラリーマンみたいな感じに京谷を労いつつ解散。⬅イマココ

 

 

って状態な訳だけど~今日の晩御飯どうしようかな?

折角だし紹介された商店街で買い物しようか…。ほらそこ、今までなんで商店街来なかったとか痛いとこツツカナイデ!トラナイデ!

ほら、折角コンビニぃ~エンストァ~♪が近いからそこで全部済ませちゃってたのだよ、ワトソンちゃん。え?男じゃないのかって?緋弾のアリアのワトソンだから良いの良いの。間違いじゃない、イイネ?(´∀`)b

 

ハクだけど、何故かスクールバッグが気に入ったみたいで顔だけ出して静かにしてるんだよね…学校だろうと関係ないみたいでずっと一緒にいる。まあ、問題を起こさないからこっちもそこまで気にしてないんだけどね?

学校の方は正式に許可出ちゃったし…校長先生からは良ければハクに合わせてとまで言われた。…意外と可愛い趣味な先生っぽい?あ、そういえば明記した記憶ないから言うけど母さんよりは下らしいけど校長先生は女性ですぜい?

涙目の似合うキャリアウーマンですよ?

正直、和服着てもらいたい感じの方だぞ?黒い長い髪の日本人らしい日本人?うん、そんな感じ。

 

一先ずまた商店街の中をゆったりとどうするか考えながら歩き出す。世の主婦は毎日三食何を作るか考えるのにこうしているのか…ううむ…頭が上がらないな…。

うちは主婦じゃなくて主夫だけど…父さん元気かな…。

 

なんていうのは明後日にぽいぽいぽいぃ~して、買いm…え?…さっきは気付かなかったけど何これ…何これぇ!パリコレっ!

 

 

「………。あ、俺…結構余裕あったのね」

 

 

うん…まさかこのタイミングでもボケかませるとは思ってなかったダヨー。ビックリしたさー。思い付きで生きてるって怖いじゃん?じゃん、ジャンジャンジャン!

あ、東方M-1ネタはダメ?

…カラーボール投げたいけどダメぇ?

 

あ、可愛く言ってみても許されない…ミトメラレナイワァ、認められませんわ‼

ダロウナ!分かってた。

状況を説明すると電柱に真新しいひび割れが伝染して、メッコり行っちゃってるんだ、メランコリー♪

今のはメッコリとメランコリー、電柱を伝染つまり電線にかけた訳ですよ!メランコリーの方に目が行くように意味わからん小ボケを入れた訳だが気付けたかな?言えるかな?ポケモンの名前ぇ~!

 

 

そんな事言ってたら前方に荷物を持っていたサカキンがいた。別にハローきんいろモザイクとか言わないぞ!…あれ?ユーチューブだったっけ?まあ、些細な事だね。

 

 

「迫るショッカー!地獄の個人

おまえを狙う黒い影世界の平和を謳歌する!ゴッ!ゴッ!レッツゴッ!月面パンチぃ~♪」

 

「それアクエリオンの必殺技だろ⁉」

 

「必殺、月面パンチ!(歌詞の擬音的に連続で三回やっちゃってるけど良いよね?)」

 

「今然り気無く心の中でスッゴいこと呟かなかったか?」

 

「すっごーい!貴方は人の心を勝手に読むフレンズなんだね!サトリなんだね!」

 

「思ってたぁ⁉う…うん。そのネタは突っ込まないぞ。突っ込まないからな!」

 

 

榊が折角の時事的ネタを放り投げようとしてる?そんなことさせるかぁ!絶対に突っ込ませてやるぅ!例えどんなブラックネタだろうと突っ込んで突っ込ませてやるからな!覚悟しておけ!覚えておけよ!…とは言ってもブラックネタで言えるのは一つしかなかったりするわけだ。

 

 

「まあ、アニメ直前で潰れたアニメなんて突っ込む価値すらないと榊はいうのね…酷い」

 

「違うわ‼そうじゃないだろ‼」

 

「そうなの…難しいのね。」

 

 

そして、示し合わせた訳でもないのに見つめあった。目と目が合う~瞬間どするか気付いた~♪

ああ、気付いた。榊が何をするのか…何をしようとしているのか…その全てを理解してしまった。そして分かった以上俺もその行動に乗っかるだけ。

 

 

「「トリニティセブン、映画化おめでとうございます!」」

 

 

…また宣伝してる?

意図してた訳じゃないんだけど…ま…まあ、仕方無いさ。

あとけものフレンズはいいけど、けだものフレンズはダメだよ?はっきりわかんだよ?

野性の獣と野獣じゃ大きな違いだからそこんとこよろしくね?

 

 

そういや、けものフレンズに犬科のフレンズってキツネしか出てないよ…な?…そんな、嘘だっ!

プレーリードッグはネズミだからな⁉犬じゃないんだぞ?引き合いに出そうとしてたらオレサマオマエ、丸裸だ!

お前をハダカデバネズミにしてやろうかぁ!

…うちのハク、コーカサスハクギンオオカミをフレンズにしてくれれば推しになりますわー犬は神がかった可愛さですわー、徳川のお犬将軍はマジで将軍ギザミですわー

 

 

ーキュピン

 

 

は…妖気!

アホ毛が…立った!それこそクララが(ry位にプルプル立った!べ、別に俺は鬼太郎なんかじゃ無いんだからね!奇異太郎なんだからね!…妖怪絵日記はただのほのぼのかと思ったけど結構考えさせられる内容の所もあって結構好きだったなぁ~

…あー、まあ妖気なんて無いだろうから今のアホ毛センサーはきっと風のイタズラか、妖怪のせいだろうね!

 

「それはきっと妖怪のせいですね」

 

うん、オマエは幽霊で妖怪じゃねぇよとは突っ込まねぇぞ?ウィスパー…お前はもう死んでいる。

 

 

「榊はん?その重そうな荷物良かったら一袋お持ちしましょうか?」

 

「なぜ京都弁…?いや助かるけどさ」

 

 

そういうと右腕を持ち上げる榊。たぶんそれを受けとれという事だろうね~。だが、甘い!そんな姑息な手に引っ掛かるほど私は甘くない!MAXコーヒーほどは甘くないのだよ、少年。

 

 

「…ふっ、私はそっちを持とう。」

 

「いや、重いしそっち持っけよ」

 

「いやいや、折角持つんだから軽い方じゃなくて重い方もつわ。あと、人に押し付けられた道とか歩む気になれないから!獣道の方がワクワクするから、冒険、探索、迎撃は男の子サガットなのさ」

 

「タイガーアッパーとか出来ないよな…?」

 

「流石にできないよ…出来て俺ガイル」

 

「待ガイルじゃない⁉」

 

 

因みに俺が迎撃するときはこのバッグからハクによる追尾式咬住弾が解き放たれます!全砲門ファイヤー!

ハクは呼んだ?と言わんばかりにバッグから顔を出して見上げてきていた。コイツ、人の脳内を…。

 

 

「…男の子だからね!」

 

「男の子だからといって全員が目を腐らせる訳じゃないだろ!」

 

「テテテテンテテテテン♪」

 

「みんな目が死んでるぅ~♪いや、アレは特異な環境だろ!」

 

 

ズビシッとか音が聞こえてきそうなキレイな突っ込みを左手でやる榊。そう、左手だ。本来渡そうとした方の腕はどっちだったかなぁ~?く…くく…ふ、はっはっは!そうだ!右手だぁ!つまり俺はこの数瞬の隙を付き、すり替えておいたのさ!榊もまだその事実に気付いていない!全部俺の手の上で踊っていた!さぁ、楽しい楽しい道化の演目が今始まる!楽しませて貰おうじゃないか、さぁかきクゥン?

 

 

「まあね!いも子とツナは~なあかよしトゥナイッ♪チャオっす!」

 

「そっちのツナかよ!」

 

「わりぃか!ダメツナだろうと中学生だったらまだ許される気しかしない程度のミスでもダメなんだって悩むツナくんいい子じゃん!バカにすんなよ!忘れてやんなよ!」

 

「マグロの方のツナじゃねぇのかってことだよ!」

 

「同じ突っ込み役で何かと苦労に絶えないとことかおんなじだし気が合いそうだろうが‼」

 

「…たしかに…。」

 

 

あれ?納得させた?ボケたのよ?突っ込みは?突っ込みはどこですか?早く!早く誰か突っ込んで‼終われない!終われないから!……。

 

 

 

ちゃんちゃん

 




どうでしょうどうでしょう‼
何故か宣伝が多くなっていたのはわざとでは無いんです…気付いたらこんな風になってました…。

終わり方も変だった?いいえ~心結くんが終わらせてって言ったから私が「じゃあ、終わらせてやるよぉ!」と言って「ちゃんちゃん」したんですよ?聞こえませんでしたか?

そして、あともうひとつ言い忘れていた事があります。
焼きそばパンの(為に)飛ぶ回の話を抜かしてしまっていました。伏線で焼きそばパン食べてる描写自体は入れていたと思うのですが、肝心な部分が忘れ去られていました。
取り急ぎ話を考えていますので今しばらくお待ちいただけますでしょうか?
何かと至らぬ身で申し訳ありません。

そして、前書き後書きがいつも少し長くなってしまう中ここまでお読みいただきありがとうございました。
次話もお楽しみいただけたら幸いです。

( ゚∀゚)ノシ 元気で居てねぇー


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お気に入り百件記念 消失

「もう、こんな時期なんですね」

「早いものだよねぇ…」

「………。」

「でもさ、こう振り返ってみると色々あったなぁって感慨深いよなぁ」

「まあ、実際沢山有りすぎた訳ですし、4月の出会いがずっとずっと前だった気がしちゃいます。」

「………。」

 

 

「んで、黙ったままなんで何もないかのように炬燵に入ってるんだよ?」

「えっと…この人いったい誰なんですか?」

「………(ダラダラ)」

「それに地の文もないけどな」

「地の文…ってなんですか?」

「いや!私が責められるなら分かるよ⁉でも君がそんなメタ発言しちゃダメじゃん‼」

「わりと何時もだぞ?むしろそんな事まで忘れたのか?」

「/(^o^)\オワタ」

「今のどうやって発音したんですかっ⁉」

 

 

「…まあ、いいや。わざわざこっちに出向いたってことは何か意味あってやってるんだろ?」

「お、いい目してるね!いつも脱線させて物語進ませないくせに‼」

「ぶっ飛ばすぞ糞作者‼」

「殺れるもんなら殺ってみやがれ!私は神だ!けして私の作りし者になど負けぬよ」

「ほへぇ~神様だったんですか」

「「へぁっ⁉」」

 

「いや、姫ちゃんや?確かに作ったけど神様というのは言葉のあやであってだね?」

「そうだぞ、姫ちゃん。コイツが神なら意識さんは果たしてどうなる⁉あと、下手なジョークは姫ちゃんがキラーだから通じない場合があるから自嘲しろ!榊とかマヨネーズとか凶やんとかじゃないと着いてこれないぞ」

「うーん難しいですね…それとお二人って仲が良いというか息があってるっていうかなんか疎外感感じちゃいます…」

 

 

「おい、作者?何姫ちゃん悲しめてるんだァ、アァ?」

「おい、お前こそどれだけネタ詰め込んでるんだよ…それアセロラレーターさんだろう?あと実際に戦うつもりはないから姫ちゃんは心配しなくていいからね~?…野菜人には勝てねぇよ(ボソッ)」

「そうなんですね…なら安心です!えっと…糞作者さん?「グッハァ⁉」ふえぇぇぇ‼血を吐きましたけど大丈夫なんでしょうか!」

 

 

「クフフ…姫ちゃん、糞作者っていうのは全く駄目な作者への罵倒であって、名前じゃ無いからねぇ?」

「クフフがリボーンの骸か…個人的にはあの作品はドクロちゃんが一番可愛いと思うけどそこんとこどうよ?」

「自己紹介しろっつってんだよ‼このお馬鹿様が!後俺はハル派だぞ」

「お馬鹿様…問題児の黒ウサギだな。断然サラ=ドルトレイクを推させて貰うけどね。ツナさんラブだからハルであって、故にハルちゃんには是非ツナとくっついて欲しいっていうのが私の本音だ。」

「問題児は分かるがレティシア=ドラクレアの本来の姿も捨てがたいと俺は思う!それと相容れないようだが話は分かってるみたいだな、同士であることは認めよう。ようこそ、作者。」

「(ガシッ)ふ、歓迎の言葉をありがとう。こちらこそ今日はよろしく頼む」

 

 

「え?え…え?何か男の子同士で何か分からないシンパシー?みたいなのでいつのまにか仲良くなってますぅ‼」

「姫ちゃん、どうも初めましてこの世界の作者、文才皆無。です。よろしく頼みます。」

「え?あ、はい‼よろしくお願いしますね!」

「で、姫ちゃんの質問に答えてあげよう。さあ質問ハリアプ!」

「『の』って、なんだ!俺の質問は無視か!」

「ボケだらけになったら不味いから突っ込んでてくださいよぉ~、だって私作者だし。作者だもの」

「人間だものみたいに言い直すなよ!」

「息ピッタリですね」

「そりゃあ、創造主とその想像された人物ですからね!」

「今のは誤変か?」

「わざとに決まってるじゃん。私の作風でしょ?」

「いや、直せよ」

「断固拒否、私は拒絶する‼」

「相変わらず変な所に引き出しがあるようで安心だよ、堕作者が!」

「貧乏神ではなくてよ?」

「作者さんですよね?」

 

「「はっ…ね、ネタをネタと認知されてない⁉」」

「てか、この地の文無しはいつまで続けるんだ?」

「挨拶が終わるまでだよ。さあ、出演者からの質問はあるかい?」

「斬新!読者じゃなくて出演者⁉」

「はい!」

「はい、姫ちゃん」

「無視か!」

「作者さんって普段何をしてるんですか?」

「オゥオゥオゥオゥニネンブゥリデスカ、いきなりアプカリプス!」

「えっと…聞くなってことでおk?」

「いや、言うよ。普段は仕事してるけどしてないときは家で寝てるかマイクラかポケモnグハッ」

「ダメ人間か!」

「心結さん⁉いきなり暴力はいけないと思います!」

 

        (…………………少年鎮静中……)

 

「初地の文はネタか!」

「残念、ソイツはざんz…私の心の声だ。」

「あはは、天衣無縫ですね」

「お、姫ちゃんは私という人間を理解してきたようだね」

「天衣無縫は本来誉め言葉に使うものだから間違いだぞ」

「シャァラップ!赤い彗星にクレラップだ心結よ!天衣無縫は飾り気のないそのままの君という意味なので合っているのさ!」

「捏造すんな!」

「え、じゃあ生まれたままの姿ってことですか⁉」

「姫ちゃんもそっち側に回らないで⁉てか、生まれたままの意味をちゃんと理解しないで使わないでくれないかな⁉」

「…ホゥ、つまり脱げと」

「脱いだら小説から摘まみ出す」

「聞いたことないような低い声ですぅ⁉」

「ガチなトーンや…因みに私の背後には雷の落ちるトーンが出ましタワー」

 

 

 

 

「コホン、では改めましてどうも文才皆無。の作者です。」

「逆だ」

「あっ…作者の文才皆無。です」

「素でミスってたのか⁉」

「あ、また脱線してますよ。そして、春野姫です」

「「ツッコミ担当の」宇図心結です」

「あ"ぁ"‼」

「あ、ケンカは駄目ですよ!めっ!」

「……はい。」

「反省した⁉」

 

「という訳で私は真面目モードに切り替えます!メルヘンチェンジ」

「初手ボケんなや‼」

「…あのさ、ボケないのキツい…」

「えぇ⁉泣くほどですか⁉」

「ボケないと死ぬんかお前は?」

「死ぬ。」

「あ、じゃあ後最低でも百文字無言な?はいスタート」

「……‼⁉」

「ええ~っと?作者さんが口開こうとしてますけど…パントマイムでしょうか?」

「マイムマイムだな」

「もごもがもごぁ!」

「なんて言ってるのかわからないですぅ⁉」

「言い直すなぁ!だな?」

「分かるんですか⁉」

「あったりぃ~!」

 

「「………。」」

「ふぅ…まあこうしてみると百文字って短いよな?」

「ボケてツッコミいれるだけなのに会話だから文字がかさむんだよな…なぁ、つまり普通に書いてれば即文字数行くよな?」

「ダッシュ、ダァッシュ、脱臭!」

「それを走る掛け声にするアホウはテメェ程度だ!」

「つまりこれは君もやるということだ!ハァーッハッハ!(・´д`・)」

「ぶっ殺すぞ!」

「良いぜかかってこいやぁ!」

 

 

「…ケンカはダメですよぉ!」

 

 

「「…はい」」

「空白四行の間にお二人のお顔がブクブクです⁉」

「赤いお魚」

「それはプクプクだろ!」

「ナイスツッコミ!」

「いや、中々のテンポのボケだぜ、作者!」

「「俺たちいいコンビニなれるぜ!」」

「おでんください」

「えっとえーっと」

「何にしますか」

「えっとえーっと」

「いい加減決めぇや‼表でぇやお客様ァ!」

「キレんの早っ!」

「俺が速いんじゃない、世界が遅いのさ」

「キメ顔すんなよ」

「サーセン」

 

「仲直り早いですし、喧嘩するまでがノンストップですぅ!」

「誰も俺には追い付けない!」

「スピーディーなボケとツッコミの応酬がこの作品の売りだからか?」

「お、おう。」

「核心突かれると言葉少なくなるの気を付けような?」

「しょうがないでしょ‼だってこの作品のお気に入り100件突入したんだよ⁉そうなのかもって思ったら嬉しいじゃん‼違うかもだけど‼」

「…もしかしてそれが本題か?」

「あ、…なるほど‼そういう事だったんですね!」

「うん、そうだよ。100件記念やらなきゃって思ってたから変な形でもあげにゃ思ったんよ。」

「いや、本題切り出すまでに3000字越えてたんだが?」

「うん。だから作者と心結くんと姫ちゃんの三人のやりとりをボイスレコーダーでラジオ風にしてみたんだよ。結果はご覧の有り様だけどね!」

「記念事に関しては全力タイプなんだな…」

「心結さんと同じタイプです…」

「作者だからね…」

 

「…まあ、作者と俺が似てるかもしれないって話は今はいいや。で、俺から聞きたいことが一つある。」

「ん~?何、何ぃ?」

「これからの展開もしくはネタについて考えはあるか否かだ」

「あら少し意外!真面目な質問だね~ま、読者様方に対しての礼儀だね。いいよ、応えてやろう」

「上から目線ムカつくな」

「ケンカはダメですよ?それに答えて貰ってから遊びましょうよ、ね?」

「…姫ちゃんの顔に免じて許す」

「ありがとう。んじゃ、答えるよ?

ネタは小出し出来るレベルで幾つかあるよ。オリジナル展開混ぜつつネタに走る事になりそうだし使えるのはまだ等分先になりそうなんだけど想像をメモって形にしてはいるから引き出しならあるって感じ。相変わらずの展開の遅さにはなりそうかな?最新話もあの続きになるし、意識さんのあっちこっちの描かれてない部分も勝手な想像で埋めていく形になるから四コマからの小説って意外とやること多いんだよね…それ故やること増えて大変頭が足りてないのよ?だからこそお待ちいただきたいの。いや…遊びの時間減らせって言われればそれまでなんだけどそれやっちゃうと今度はネタが無くなっちゃうんだよ…ほら結構タイムリーなネタもあるでしょ?そういうののこと。まあ、もっと自分が要領よく出来ることが一番だからさ。削れる部分削りながらやるからさ?」

「お前の方が真面目に答えてるじゃねぇか!」

「…ふふ、良くできました!」

「ボケないと…死ぬぅ」

「よく言うよ。今どんな顔してるか知ってるか?」

「ブサイク」

「その通り」

「殺す」

「なんで二人とも一言ずつ会話してるんですか!」

 

「だから、まあゆっくりだけど書いてるから読者様には大変迷惑かけてるけど一日百文字でもいいからって考えで書こうとはしています。だからエタる事だけはしないつもりなので此れからも応援お願いします」

「「お願いします!」」

 

 

 

「…てっきり心結の家族構成、及び出番の話かと思ったわ(ボソッ)」

 

「…は?え?ちょっと待て!今なんて言った⁉おい待て逃げるな‼なんでこんな最後だけはやいんだよ!…くっ、逃げられた」

「これからの展開考えてくださってはいるみたいで安心しましたね?」

「考えてるとは言ったが書けるとは言ってないけどな?」

「…はっ‼確かにそうです!」

「…ま、ここは作者も帰っちゃったしちゃんと俺らで占めますか」

「お読みの方々へ!今日はありがとうございました!」

「次回はしっかり本編やりますからね?」

「…こんなことやってないで本編書けよ…」

 

 

「「「では、また‼」」」

 

 




…あ、投稿失敗してました…。

そして消失していたのは地の文というオチです!
読みづらい、かつ会話だけというのも書く側としても初体験でした。まるで骨だけで投稿したような話で凄くスッキリしません‼

…そして再三言いますが、お読みいただきありがとうございます!


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17理解するよりも感じとれ

皆さんこんにちわ。
ドーモ、文才皆無。です。

皆さんはGWをどうしてますか?家でゴロゴロ、仕事だバッキャロウメー!でも頑張ってくださいね‼
私はGWは正直よく分かりません。手紙破いて、涙を拭ってあげた後お前を殺すとか意味わからんわーガンダムウィングは謎ですわー

ゴールデンウィークじゃないんかい!って突っ込み入れられたら貴方は既に洗練された兵士(ツッコミ役)です。

今回は前回の続きを書こうとしてオリジナルなぶぶん?になってしまってますので相変わらず迷走してます。
なのでFISYではありません‼(FISYについてはあとがきで)

では( ゚д゚)ノドウゾ!


榊を弄りながらもなんやかんやで目的地に着いたらしい。

なんやかんやって何か?なんやかんやはなんやかんやだよ!もしくは、丸々シカシカ、丸々ウマウマ、マルカリジウマウマでもいいよ?

 

 

「荷物持たせて悪いな」

 

「ええんよええんよ~、お礼は身体で払ってもらうさかいニヤァ」

 

「貴方、私に酷いことするつもりね!エロ同人みたいに‼エロ同人みたいに‼」

 

「ぐっふっふカスタム!」

 

「略してグフカス⁉そこはイグナイテッドだろ!」

 

 

きっと京谷がいたらツッコミを入れているだろう。違う!論点はそこじゃない‼と

だが、掘り返せば怪我をするのは我々であると互いに分かっている故にこうして誤魔化し合っているのが現状。

だが、私はあえて突っ込もう‼それが心結クオリティです!

 

 

「現状的にエロ同人っつーよりもBLだよな?」

 

「何故より酷い方に言い換えたァ‼⁉」

 

「え~wだってぇwこっちは店員としてしっかり働いて貰えれば結構だよって意味で言ったのにw榊がwあんな風に誤爆するんだもぉんww」

 

 

自分でやっておいてなんだけど、かなりうざいね!あ、あと掘り返す、突っ込むにかかって欲しくないのにかかっちゃった(意味深)だけだからね!ほら!やらかした!もう、俺もこのネタ触れねぇわ!触ったら引火するんだけど‼

厄介すぎるんだけど‼怖いわぁ~ホモぉ怖いわぁ~、森のホモぉだわ~マジパキケファロサウルスの化石×夕暮れの教室っすわぁ~

あ、恐竜の話だけどどこかの1000ちゃんの那珂の人はログインしないでぇ⁉那珂ちゃんの中の人は寝てる人‼

キャパシティがオーバーロードですたい!

 

 

「クッソォ!裏切り者‼」

 

「あの日やられた裏切りは僕の名前をまだ知らない」

 

「混ざってる混ざってる」

 

「裏僕×あの花」

 

「やめい!てか、心結お前実はそういうの好きだろ‼」

 

 

ピキピキピギィ!

コメカミ辺りにはきっと十字路が出来ているだろう。間違えた、血管が浮き出て怒りマークが逃げちゃダメだしてる。なんでだよ、父さん‼シーラ、カンスッ!右手のエイリアンはミギィ!ヨシヒコのはヒダリィ!

 

 

「なあ、言っていい冗談と悪い冗談があるんだよ?分かるかい?俺は男だよ?」

 

「す…すまん。そりゃあそうだよな…」

 

「俺はただこういうネタで弄られてる奴を見るのが好きなだけだ‼そしてある程度寛容なだけだ‼」

 

「最低だーっ⁉俺の謝罪を今すぐ返せぇ!」

 

 

ゼェゼェと肩で息をする榊。どこか申し訳ない気持ちになったが榊自信に謝罪を返せと言われてしまった以上返さぬ訳にはいかないわけで…ん?違和感?その正体は割れてるよ?

謝罪を返せ…まあ、普通返せないからねぇ。概念的な問題でしょ?でも、俺に不可能はない!何故なら俺はエネイブル…哿の二つ名持ちのネームドモンスターでディノバルドも目じゃないのさ‼ネームドモンスターはSAOで二つ名モンスターはモンハンよ?

…人間辞めたつもりはないけどさ、遠山さんの血って怖いよね。

で、俺なら返せるっていうのだけどまあ、誰でも出来るからいつか機会があれば誰かにやってみるといい。じゃあ、心結、実践しまふす!あっ!しもうす!

 

ポケットに手を突っ込み、ブツを取り出す。そして牡丹を…コホン、ボタンをポチっとな!因みに18歳未満は牡丹は駄目よ?ほら…グロいから…

 

 

「んじゃ、はい!返すな?」

『す…すまん。』

 

「それボイスレコーダー!ってか、返すんじゃなくて繰り返してるだけじゃん‼」

 

『す…すまん。』

 

「俺の声で会話成立させんなやぁ!」

 

 

あえて言おう。これ、店前での会話なんだぜ?んで、榊なんだけど丁度振り替えって俺を見てるんだよ。ドアの前で。

…察した?君は実にいい目をしてる。だが、私は君のような勘の良いガキは嫌いじゃぁない。元ネタの真逆だけど嫌いじゃないのことよ。別にコードDTDとかしないよ?男がヒートエンドしていいのはゴッドハンドかゴッドフィンガーしたときだけです。シャイニングフィンガーも勿おkです。あと、男がキャストオフしても誰得よ?

 

そして、ここはメタだがギャグ小説。つまりは~はい。世界の真理が発動!俺は場に伏せていたカード、ブービートラップをこの場で使わせて貰うぜ!

 

 

……ガチャ

ゴン

 

 

「お、虹色の卵だ」

 

「ぐおぉぉぉぉ!頭が割れる様に痛い」

 

「遺体だけにか…」

 

「死んでねぇ‼」

 

「いや、すまん。店先で騒いでるのは聞こえてたんだがまさかドアの前に居るとは思ってなかったんだ」

 

 

榊の頭に狙いをきぃ~めて、便座ブロック!

今のレゴって凄いからなぁ…あ、ブロックってそっちじゃないか。じゃあ便座カバーだね!

そして地味に出来ているたんこぶに痛そうだなぁとか思いながらも伊御くんに挨拶をした。あと、別にガチャのクダリを無視されて寂しくなんてない。悲しくなんてないんだからね!

 

 

「ああ、さっきぶりだな」

 

「だねぇ~喫茶店で働いてるとは思ってたけどまさかこんなに早く会えるとは思ってなかったよ」

 

「ん?」

 

「ん、いや何。姫ちゃんが地雷踏み絵したからもしかしたらって思ってたんだよねぇ~。まあ、あの二人は気付いてなかったっぽいから安心してくれていいよん、略してクレヨン。」

 

「ふみぬいた…だろ?あと、そのクレヨンは分かりづらくないか?」

 

「じゃあ、鉛筆」

 

「いや、しんちゃんじゃないんだから」

 

「鉛筆しんちゃんは今時知ってる奴居ないだろ?」

 

「「流石ゾンビ」」

 

「二人して俺の扱いが酷ぇ⁉」

 

 

冗談は一先ず置いておくとして、店先でコントをやっても客寄せになるかは微妙な所だからそろそろ店内に案内してもらおう。伊御くんに続く形で俺、榊とはちぽち(たった今看板を確認しました。)に入っていく。ドアを抜けるとそこは……

 

 

「雪国…じゃない⁉」

 

「ドアに入ったら雪国ってどこでもドアじゃないんだから普通に店内だよ。」

 

「あ、いや。ごめん?なんか出てきても驚かない自信があったから逆に普通で驚いた」

 

「いやいや…雪国の方を驚けよ…」

 

「「あ、榊。いらっしゃいませ」」

 

「ただいま~って⁉その挨拶は違うだろ!今まで一緒だったよな⁉あと心結は迎える側じゃなくて迎えられる側だろ!」

 

 

ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ!お前は発情期ですかコノヤロー、バカ野郎!

ん…あれ?銀時さんとビート版コケシさん混じっちゃった?あれ?台詞も間違ってる?えっと…

piーpiーpiーpiーうるせぇんだよコノヤロー!発情期ですか?始まりですか~?テーッテレーテレー♪だっけ?

なんか原形留めてないような気がシテキタワー。そんな放送禁止用語みたいな感じだったっけ?あっれれぇ~おっかしいぞぉ~

 

 

「ん…?あれ?二人とも此処にたどり着いてたんだね」

 

「無視された⁉」

「なんか一人人数が足りてないんじゃよ⁉私か?わたしなのか⁉」

 

 

外野でなんか言ってるけど、あえて言うなら姫ちゃんを外しただけだからな?だって、姫ちゃんだけ知ってたはずだから伊御くんの居場所見付けたんだ?って意味で言ったんだからね?

まあ、わざわざ言わないけどね!(鬼、悪魔、ちひろ~)

 

 

「…あ、いらっしゃい心結くん」

 

「あれ?みいこさん?」

 

「ふふ、覚えてくれてたのね。そうよ?ここは私のお店なの。その感じだと榊のお手伝いしてくれたんでしょ?お礼じゃないけどサービスさせて貰うわね」

 

「いえいえ、榊の手伝いは俺がやりたいからやったので気にしないで下さい。お代はしっかり払わせて下さい」

 

「常識的ね」

「真面目な応答だな」

「偉いですよ」

「アリエナーイ」

「天変地異の前触れじゃね!」

 

 

だまらっしゃい!外野はトヨタ車です!あれはガイアだったっけ?( ゚ε゚;)ムムーン…ワタシヨコモジワカリマセーン!

後ろ二人は失礼だなぁと思いながらも自分のやり取りを思い出し、俺が人の事言えた身じゃねぇや!と自己完結してみいこさんに向き直る。

 

みいこさんは改めていらっしゃいと言うと微笑む。あらあらうふふと笑う満点の店員スマイルだった。

…気のせいだよな?みいこさんの背後から花が咲き乱れてるような気がしたんだけど…?

…うん、みいこさん目的でこの店に来るお客さんとかも多そうだね。こんな店員さんスマイル向けられたら分かってても勘違いしちゃいそう!心結さんにも春が来たのかと錯覚しちゃう‼

ん?錯覚?では聴いてください錯覚クロスロード………あれ?言えた⁉前回は被されてネタ出来なかったのに…やったよ、やったよ僕。やりとげたよおっかさん。岡○さん

 

 

「うふふ、人の好意には甘えるのが良い男の子ですよ」

 

「なるほどなら俺は良い男ではないですね。

( ;´・ω・`)ショボンヌ」

 

「あらあら、そういう意味では無かったのですけど…。」

 

「甘えてくださってもいいんですよ?って事ですよね~(この人もしかしてネタが通じない⁉)」

 

 

戦々恐々としながらたじろぎ、然り気無く他の店員に視線を送る。死線とか何処かの七夜は関係無いデース。

榊の反応は「やはり勝てぬか…みいこねぇラスボス説が強まったか」とか言ってた。自分の姉がラスボスでいいんか?ってツッコミを入れたい。

次に伊御くんはというと「ダメだったかぁ…」…あの…みいこさんってそんな強敵扱いなの?てか、バイト先の店長さんにそんな感じで大丈夫なのか?

 

「大丈夫だ、問題ない」

「マヨイ…いきなりどうしたのよ」

「あ、もしかしてつみきさんのコーヒーに塩入れた事ですか?」

「ひめっちぃぃ~⁉まだリアクション見てないのにネタバレは御法度なんじゃよ!」

「マヨイ、覚悟」

「みぎゃあぁぁー目がぁ!目がぁ!」

 

 

アホすぎる…何やっとんねん…。しかも目じゃなくて頭だし…アイアンクローなんだから目は関係ないじゃん。

 

ーみにわんは攻撃力が上がった

 

いやそれメタルクローぉ‼

え?攻撃力上がったの?なんで?爪か⁉爪が鋭くなったの?我が事ながらゲーム脳怖いわ。まさか脳内にテロップ出てくるとか予想外にも程があるっつーの!

 

ー心結はスマートホーンをくりだしたい。

 

し・る・かぁーーー!つーので角か⁉しかも出したいって願望持ってねぇよ!ククイ博士からスマートホーン貰うけどマジか、ケータイ渡す博士とかヤバイなとか思ったら技だったガッカリ感とか感じたけど今このときに繰り出す余地がねぇよ!

 

ー心結は榊の地にねむるを予知した

 

だぁからァ‼今度は余地か!なんやねん!もう‼何処でも反応するのかよ。なんでもありか!あと縁起悪すぎるわ⁉

 

ー心結はなんでもなおしを使った

 

使ってねぇよ‼あとなんでもなおしは瀕死にはつかえねぇよ!

 

ー使えよ

 

なんでだよ‼しかも会話すんなよ!何がしたいんだよ!お前ぇツッコミ追い付かなくなるわ!あと然り気無く命令形ウザいな

 

ー若干ゃ草

 

表でやがれこんにゃろー!てか、それ言いたいが為だけにこの無駄なやりとりやっただろ⁉ほんと無駄だな!てかお前は結局誰やねん!

 

ー私はですねぇ(ry

 

だから誰ぇ⁉あと中途半端すぎる多摩動物公園の飼育員さんの真似も辞めろ!

 

…………。

そして、それ以降あのテロップは出てくる事は無かった。スッキリしない。終わり方とか色々と…。そして謎過ぎる…故に気になって集中出来かった。

 

何よりもこの瞬間が無駄すぎる…なんだったんだよあの無駄空間…。文字稼ぎも要らない文字数なのになんで始めた⁉責任者(作者)だせ、訴訟モンだぞこれ

 

 

「心結くんは表情が豊かなのね」

 

 

ー心結くんは表情が豊かなフレンズなんだね

とか頭の中で変換しちゃったんだけどぉ⁉マジアイツ迷惑だったわ!ヤバイ…なんて言ってたっけ?最後の会話ってなんだっけ…あ、あれか!

 

 

「そうですかね?みいこさんだって美人じゃないですか~引く手多数なんじゃないですか?」

 

 

いい男とかそんな会話だった希ガス!これならきっと違和感ない会話を……を……あー…やっちゃったぜ⁉

いや、やめてぇ⁉え?戦犯もの⁉なんで姫ちゃんこっちを親指のタタキ…じゃねぇや、親の仇みたいに見てるのさ!怖いよ‼あと榊くん除いてみんなヒソヒソヒソカに内緒話やめてぇ⁉あと砒素砒素(と山のように盛られる)ヒソカさんじゃないデスヨー?

バンジーガムは関係ない!

 

榊くんやー親指突き立てんな!天に向かっていっそ「我が生涯一片の悔いなし」みたいに綺麗に親指上げんな!むしろ落とせよ‼死ねぇとか言われたらまだ納得いくから!だから榊の反応だけ困るんだよぉぉぉーーーーー!

 

 

 




FISY…それは世界でも見られた事のない風景。
それは今までの歴史でも類い稀に見る光景…ではない。
ジャパニーズスチューデントはアイエーする。
Japan is very crazy‼

FISY…Fly in search YAKISOBA-PAN

なぜ、日本の学生は購買のパンの為に空を舞い、駆けるのか…なぜ日本人は舞空術でパンを勝ち取るのか…パンが聖杯のような価値にも値するかのように…なぜ…


はい、焼きそばパンの話が後回しのされてます!
申し訳ありませんでした!数少ないみいこさん回なので張り切ってたら長くなりました!しかも終わってない!まだまだみいこさんのターン!悪い意味でこれからもずっと読者様を裏切り続けます!(・∀・)v

石投げないで!痛いし、危ないでしょ‼

塩投げないで!悪霊じゃないからそれじゃあ成仏出来ないから!

ナイフ投げないで! …PADty(ピチューン


ええ、もう言い残す事もないのでここらでしめますね?(おい誰や首を?とか言ったやつ)今回もお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに‼

俺たちの戦いはまだ終わらない!
                     完


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18 お茶会に失礼します

大変長らくお待たせしました!ドーモ文才が無い人こと文才皆無。デッス!

別にペテコンは意識してないです。
いやー…纏まった休みとかない(とはいえ、遊んでたりはしました)ので全然書けませんでした…。
今回のお話も半分以上は春先に書いてたのでそこに足す形で仕上げてますからね〜。無駄に上司から仕事し過ぎとは言われてないですからね!

仲の良い作家さんとかと遊んで英気を養ってただけです。…はい、言い訳でした。

まあ、他にも言い訳はありますがそんなのしたって見苦しいですよね〜な訳で難産オブ難産でしたが完成したのでお送りします!では、お楽しみくださいませ!


「それで心結さんや」

 

「なんだい榊さんや」

 

「結納の日取りは決まってるんかいのう」

 

「寝言は死んでから言え」

 

「はっはっは…はあぁぁ!?

えっ、ちょっ!そこはせめて寝て言えじゃないのかよ!」

 

「いや、死んでから逝ってくれ。…あ、もう大丈夫だ少年、私が来た!生者は嘘を吐くが死人は真実を語る。これは顔の堀りが深いヒーローととあるNCISの検死官のセリフだよ。さぁ安心してゆっくりしんでいってね!…即○ねやオラァァ!」

 

「直球過ぎんだろ!容赦ねぇな、オイ!!」

 

 

俺のこのやりとりは本当に死んでほしくてって訳では勿論ない。こうでもしんと榊はん、冷やかすやろ?心結(ちい)知ってるよ。なんて内心余裕ぶってるけどエマージェンシーコール鳴りっぱなしだったりするんだよね。前後の会話が頭に入ってこないっていうのはつまり最悪話を月牙天衝、卍っ解!天鎖斬月ドドーンって感じで無月するんやね。心結はINTが一段と上がったよ。え?言葉がすでに頭悪そう?シャラップだわ。

君はいい友人であったが君の父親がいけないのだよ。聞こえていたら君の生まれの不幸をのろうがいい…坊やだからさ☆キラッ

 

 

「それはシャアラップだろ」

 

「冗談ではないっ、私を誰だと思っている」

 

「心結さんですよね?」

 

「ふふふ、姫ちゃん大丈夫よ。あれは照れ隠しだと思うわよ。だって榊もたまにああなるもの。」

 

「そうなんですか…。心結さんも照れたりするんですね」

 

「失礼な!ツンだけじゃないデレたりもするよ!」

 

「以外と余裕ありそうじゃね…」

 

「もうやめてあげないか?」

 

 

被弾者が二名に増えてる現状に震撼するよ…。完全に巻き込まれた形で跳弾を胸に受けた榊は隣で呻いている。正直一番の被害者と言えよう…俺は当事者だからまだ事故死程度だが榊は味方である姉の援護射撃でノーガードに一撃必殺たたき込まれたからね…。あと、その気持ちもよくわかる…。あれは…ツラい…。

なるほど姫ちゃんのように無自覚にたたき込むくせにそれを敵味方関係なく一撃必殺も繰り出すスタイルは裸素ボスだな…。もち、誤字にあらず。裸も素も似たような意味だから被ってるんだけどね〜。

 

…そして我らが良心は伊御君だけだよ。ありがとうね…

 

悪ふざけもいいけどもそろそろ腕が…というかふくろをもってる掌に食い込んで少し痛いかなって思うのよ~。だぁれが貧弱だって、あぁん?そこまで言うなら貴様も実践してみいや。是非袋に牛乳のパックが五本に小麦粉二袋入った袋を持ち続けて貰おうじゃないか!いやね、ホント男の子としての意地があるから黙ってるけど地味にダメージの蓄積量多いのよ…。考えてみ?これ持ち続けて二話目なんだよ!ここまで来たらチキンレースやんな。

これに加え卵二パックと生クリームって明らかに罰ゲームの域に達してるような気がするんだけどどうなんだろうか…。ああ見えてもしかしてみいこさんってスパルタ…いいえ。ミイコサンハイイヒトデス。キレイデキレイデキレイな人なんだよふざけんな!って電波受信したんだが何処から流れてキタンだろうか?紅蓮で裸眼なんだろうか?ギガッドリルゥブレイクゥァ!!

 

 

「前後の会話はギガドレじゃなくてゴマダレ~♪」

 

「ギガドレイン?…ポケモンの話しか?」

 

「ギガド(リルブ)レ(イク)って些か無理ないか?いや、おれもその略しかた嫌いじゃないけどさ。」

 

「ゴマダレですか?」

「姫、別にただゴマダレっていう意味で言ったんじゃなくてあれはスキップするっていう言葉を違う言い方するっていうような様式美みたいなものだから食いつかなくて大丈夫よ」

 

「榊さんは分かったんじゃね…いや、つみきさんも詳しすぎじゃね⁉」

 

「榊もたまに唐突に意味の分からないこと叫ぶものね?」

 

「世界の中心で…って地球が丸いと思ってたときは何処で叫んでも中心だよね~って思ってたとこあるわ」

 

「愛は叫んでねぇよ!」

 

「確かにそれは昔思った事あったな。実際はかなり歪な形なんだったよな…」

 

 

伊御くんが同意してくれる。いや、皆ウンウンと頷いていた。あの作品を知ってて且つ地球の形を知らなかったら絶対思うのだろう。世界=地球って方程式出来上がってるけどそこはトリックだよね?ん?ロジックだったっけ?まあ、いいや。

 

 

「ですよね!分かってました!俺今、ホント分かっていながら、あえて動揺してみせてたとこあります!

榊はあくまでも君が好きだと叫びたいだけだよね?ゴメンねゴメンねぇー」

 

「謝る気ゼロじゃねぇか!!」

 

「fu~♪ZERO~♪」

 

 

ですよね!からの一連の言葉はゲーマーズ!のネタだったりするけど皆は見たかな?たしか夏アニメだったはずだけど…ん?俺は一巻出た時点で買ったよ。だってあの葵せ○なさんの作品だぜ?面白くないとかアリエナーイ。生徒会の一存の作者さんだぞ?白骨化していたとかもう帰ってこないとか頭から離れんよ…誰もあんなもん作れないと思うのよ。他にない良さがあるんだよねぇ~だからあの作者さんの作品ってなったらチェックはする。んでんでんで、にゃぁんで…君が好きだと叫びたいのはスラムダンクよ?いわずもがなだよ。喜界島もがなだよ。それはめだかボックスか…。でも喜界島ちゃん可愛くない?今はどうでもいい?

(´・ω・`)ショボンヌ

 

 

「あ、じゃあみいこさん俺ティーセットアールグレイ、チーズケーキでお願いします。」

 

「ふふ、はーい!承りました〜」

 

「サラッと注文したぁ!?」

「自然すぎるけど、不自然すぎるタイミング‼」

「アールグレイ…そこは心結ならダージリンを選ぶと思ってたぞ!」

 

「ねぇ榊、貴方はこの格言を知ってるかしら?『我が行くは恩讐の彼方!』」

 

「アンフェル・シャトー・デュフ!?」

 

「『虎よ、煌々と燃え盛れ』でも正解だよ?」

 

「いや、まあいいか…。巌窟王のセリフだよな…それでどういう意味で?」

 

「意味などないわ!感じるままに感じろ!待て、しかして希望せよ!だ!!」

 

「そっちが格言だぁーーーー!!」

 

 

ダージリンですからね…格言なんて意味あるのかないのかは微妙なとこでしょ?そんな事に意味はあるのかな?

…ダー様とミカって似たとこあるよねー?乗ってるのはチャーチルとBT-42と共通点はねぇぞい!!どこか天然なとこのあるリーダーって言う観点だけやけどね?

そして榊は自分でネタ振ってきたけど今日も中々冴えたツッコミ…ん?まだ前話から日付変わってない?メタいねぇ。君、実にプロミs…メタいよ!もうね、マスターソードでブンブンとネギ振りしちゃうくらい初音ミクやでぇー!え?そこメタナイトちゃうんかい!!って?なんでそんな言葉を…。また関西人カブレがしたいのか、あんた達は!

 

 

「はぁい、こちらアールグレイになります。」

 

 

そういうと目の前にそっと置かれたティーカップ。みいこさんはサラッと普通に置いたけど…ティーカップに波紋一つ立っていなかった。…波紋で反応したい欲は抑え付け、匂いを嗅いでみるとスゥっと脳にまで響き渡るような感覚に陥る。イイ香りだった…。これはまさしくアールグレイみたいな香りがpnpnするぜぇー!(イイ香りすぎて元ネタの表現はどうしてもしたくなかった。)

芸人の風上にも置けない…だから風下に置いてくれ…。

でも…おれは…俺は…芸人でありたいんだぁーーー!

 

 

「この上品な香り!これがブルーマウンテンかー」

 

「アールグレイですからね?」

 

「この酸味…キリマンジャロだね」

 

「頼んだのアールグレイですからね?」

 

「安心する味!これイン……」

 

「………。(じー)」

 

「とっても美味しいアールグレイです。香りも引き立ってて茶葉が程よく開いていて、開きすぎた苦味もなく薄くなってしまうこともなく!凄く美味しいです!(インスタントなんて言えるわけねぇだろうがァァァァァ!!)」

 

 

ふ…風下どころか川下にでも流してくれよ…。

あーあー川の流れのように…緩やかに死に行く人生でありたかった…。いやね?美味しすぎてネタにするのも憚れるのよ…。コーヒーの方が好きな自分でさえ通い詰めたくなるぐらいに美味しかったんだよね!

 

 

「ふふふ、ありがとうございました。」

 

「いえいえ、こちらこそ美味しいアールグレイ御馳走様でした。毎日でも飲みたい位でした」

 

「なんなら、毎日淹れましょうか?」

 

「なら毎日通いますよ。」

 

「うふふふ」

「あははは」

 

 

俺とみいこさんは和やかな雰囲気の中互いに微笑み合う。何者にもとらわれぬまま、温かな雰囲気に流されながら良い笑顔をしている。…さらっとみいこさんが俺の心の内を読んだのにはスルーするとして、ね…。

あと、外野静かだね?心愛ちゃんの真似したらツッコミ来ると思ったんだけど予想外ダッタヨー。

 

「…ぅん?」

「ありゃ?」

「………。」

「サラッとタイトルの伏線回収したな…あれは。」

「あーなるほど…お味噌汁か。」

「「「伊御(くん)(さん)が鈍くない!?」」」

「さらっとなんか驚かれた!!」

 

味噌汁にアールグレイは合わんよ?DOKIDOKIディスクは関係ないったらない!二個二個動画で夏と冬のコミケ前のラジオが楽しみとかそんなことないんだぁー!

で…話を戻すけど、アレはシン・アスカの真似してたんだよ。え?何処だよって?

トミ(カ)、明星(会エスメラルダ)、ちから(のたね)…この世の全てを手に入れた男模倣王ゴールドミユー彼の死に際に放った一言は極一部の読者様を冒頭へと駆り立てた。

俺のモノマネか?知りたきゃ教えてやるぜ探してみろこの話の何処かに置いてきた

 

世はまさに大後悔時代!

 

っていう訳で探しても得にはならんよ。それでも知りたいならみいこさんがアールグレイ運んでくれた直前だよ。確認してみる?

 

あー…また脱線してるぅ…やだもー!

 

 

「お待たせしました、こちらがチーズケーキになります。」

 

 

みいこさんが持ってきてくれたのはまごうことなきチーズケーキだった。鍋に入ったチーズケーキとかではない。鍋にチーズケーキ、これで誰も食えねぇだろ!っていう状態ではない。え?なんで言い方変えてまで2度言ったのか?大事なことだからだよ!

 

言わなきゃ絶対想像しただろ!だって、ドーモ読者・サンだろ。特別な訓練を受けた限られた人しかここにいないだろ!え?メタい?いつもいつも。

 

 

「では、いざ実っ食‼」

 

「…ジー」

 

「じっsy…」

 

「ジーー」

 

「あの…」

 

「じぃーーーー」

 

「すいませんみいこさん、ハクにパンの耳でも分けてくれませんか?」

 

 

スクールバッグからひょっこりと顔を出し此方をじっと見る眼力にやられましたわー。いや眼力っていっても睨まれてる訳じゃないけどね?ただこっちをキラキラした目で見つめてくるんですよ…もうね、ノックアウトぉ〜!

DOG DAYSのネタだけど細かすぎて伝わらないか…ほら、シンクに姫さまが戦さについて説明してる時…え?掘り下げなくていい?解せぬぅ

む…貴様、見ているな!

そんな微笑ましいものを見るような目しぃひんといて‼

それと榊、それは映画ドラえもんの優しい目だ。やめろ、その技は俺に効く

 

 

「これで大丈夫かしら?」

 

「全然大丈夫です、ありがとうございます。」

 

「うふふ、気にしなくてもいいのよ。それに頼んだのは私だもの。」

 

「あれは頼まれたって言うんですかね?自分からだと思うんですけど…」

 

「あれ?もしかしてアレって心結のこt」

 

 

榊が何か言いかけたと思ったら榊が…

アイツは白目を向きながらくらりと体を傾かせると立て直す事もせずそのまま膝から崩れ落ち、倒れた。

俺たちは何があったのかわからず困惑した。一瞬影が見えたような気もするが視認したというよりもそんな気がしたという物で何とも言えない。

もしかしたら見えてたのではと少しの期待を込めてミニワンに視線を送ると…ミニワンもまた同じような表情をしていた。

あ”っ…!この川、深いっ!!?

ちゃうね。

 

この感じたぶん向こうも同じ光景を目撃したのだろう…と言う事はあれは残像…?速すぎて残像すら残像ってもう何が何やら…

 

仕方ないので地面に崩れ落ちている榊を肩に担ぎ…高くジャンプ!筋肉ぅバスタァァー!

もちろんしないよ?

普通に肩を貸し、伊御くんに案内されながら隣に置きっぱなしにしてた榊の荷物(あっ、榊が荷物じゃないからね?勘違いは禁物だよん?)を持ってバックヤードに運ぶ。

 

 

「お客なのに荷物持たせて悪い」

 

「ん?あー、そっか伊御くんは知らないのか。別に自分から榊を手伝っただけだからね〜気に知ることないよ。それに、こんな楽しい経験ってあんまり…あんまり出来ない?し…」

 

「そこなんで疑問系なんだ?急に自信無くなったみたいだったけど」

 

「いやね?前の学校もかなりぶっ飛んでたから珍しくないのかもしれないなぁって気がしちゃってさ〜

あはは、飴ちゃん吹き飛ばす破壊兵器な妹ちゃんとかビビリなあまり机から出られない後輩ちゃんとか妖怪探知機な同級生とか居たから自分の常識疑っちゃったんだよねぇ〜変な事なんて何にもないのにおかしいね!」

 

「確実にそれはおかしいだろ…」

 

「…えっ!?どこが!?」

 

「前の学校で何があったら人外魔境に早変わりするんだ!?」

 

「全部妖怪のせいだよ!」

 

「それで片付けていいレベルじゃなくないか!?」

 

 

でも残念ながら全部妖怪のせいだったりするので否定できないのが辛い。言われて気づいたけどやっぱりクラスメイト変だった!そうだよね…演劇やるからって女装強制ってやっぱりおかしいよね…?(そこだけじゃない!)

今地の文でツッコミ入らなかった?気のせい?ならそうなんだろう、お前の中ではな!

ゴミ箱から失礼しちゃうようなクラスメイトだしそこはもう…いいか。いいクラスメイトだったけどヅれてたんね。ズラがヅれた校長だったけど…ヅラじゃないカツラだ!

 

 

「…榊ここに寝かせとけばいい?」

 

「せめてイスに置いてあげないか?そこ思いっきり床だぞ…」

 

「ジョーク!」

 

「それチョーク!」

 

「大丈夫!しまってないから!チョークスリーパーだって問題ないよね!」

 

「愛さえあれば問題ないみたいに言ってるけど一応怪我人(?)だから」

 

「あーい!」

 

 

くだらないやり取りで笑い合う俺と伊御くん。

特に意味なんてないやりとりだが、それでも俺の中では何かが満たされるような気がした。まあ、所詮感覚的物で目には見えないんだけどね〜。

 

 

「じゃあ、俺は仕事に戻るから」

 

「うん、お勤めご苦労様だよ。俺も姫ちゃん達のとこ戻るよ若者よ、頑張りんしゃい」

 

「あはは、なんだそれ」

 

「なんだろうね?」

 

「分かってないのか。」

 

「そんなの気分だからね、それじゃ引き止めるのも悪いから今度こそ頑張ってね」

 

「ああ」

 

伊御くんの背中、仕事の出来るお父さんみたいな背中やなぁ〜なんて冗談めかして心で呟くとよっこらせ!と声を出し立ち上がるとハク達のいる喫茶店の方に歩き出した。




如何でしたか?お楽しみいただけましたか?
楽しむことが出来たのなら幸いです。

今回少し物騒と言ってしまえば物騒な物言いがありましたね…。気分を害してしまったかもしれません。申し訳ありませんでした。男子高校生と男子高校生のやりとりなので軽い感じで言ってます。互いに悪気がある訳では無いことを承知の上での軽口ですのでそれは見逃していただけると嬉しいのですが…

過ぎたることは及ばざるが如しという奴です。良いことではないので皆さんも容易に命を軽んじてほしくないです。…いったいどこ目線なんでしょうね?

今回はこのへんでしめさせていただきます。
感想、誤字報告等ございましたらお気軽にしていただけたら作者として嬉しいです。ではあでゅーです!


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19 話題があっちこっち

お久しぶりデース!

厳密に言うと6ヶ月とちょっと間が空きました。
うん、こういうの良くないよね…。
とはいいつつ、ちょこちょこ書いてはいたんですよ?…あっちこっちじゃなかったですけど。

うん、すいません。エイサーハラマスコイ踊り踊るんで勘弁してけろぉ!
ジョークです。

待たせたのが理由ではありませんが今回は(も?)ネタは豊富に取り揃えられていると思います。

長くなっても読む気失せてしまうかもなのでここいらで前書きは終わります。
では、お楽しみくださいませ!


回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ!

髪も振り乱されて〜

 

え?歌詞転載?なぁにソレぇ意味わかんないよぉ〜

だって回レ10回だから違うし!振り乱すじゃなくて振り乱されてるからちゃうし!

 

あと、回ってるのは肩に乗ってるハクがプロペラヨロシク扇風機と化した野獣(の尻尾)先輩で俺の後ろ髪が貞子並に前に垂れて来ちゃってる現状を詳しく説明してるだけだし!招き猫ダックだし!

AFLAC!

 

え?JASRACだっけ?

 

あ、こらそこのちびっ子!俺はライオンさんじゃないぞ!あと人に指差す行為は褒められた物じゃないからやめようね。

そりゃ髪の毛四方八方ブワーしてるけど、ライオンさんじゃないのさ!ナッツ!

 

…あ、これはREBORNのツナのライオンのBOX兵器のナッツとアメリカの俗語のNuts!をかけたんだよ。Nutsっていうのはラインの守り作戦でドイツ軍に対して馬鹿野郎!って返しt…え?つまらない?桃はせっかち…じゃねぇや、ホモはせっかちだもんね!ランボ(心結だけど)さんは大人だからそれ位なら待ってやれるけどね!!ランボはREBORNにはかかってるけどライオンじゃなくて牛だからそっちにはかかってねぇけどな!

 

ちびっ子がこっちを見てライオンさんライオンさんってママさんに言ってるのが微笑ましい。

ママさんの方もこっちを見てごめんなさいね?と言わんばかりに片目を閉じて手を合わせるジェスチャーをしてる。なんというか若々しい奥さんだね?

よぉし、気分が乗った!やぁってやるやってやるやぁあってやるぜ!

ちびっ子にチョイチョイと見てろよ?と合図すると俺は渾身のモノマネを披露する!出血大サービスって奴だね!貧血で倒れちゃう!

 

 

「グルォーゥオオゥ!!(最後ら辺低く唸るようにするのがコツ)」

 

 

ちびっ子が呆然としていた。いや、この場にいる全員が、だ。

やっちまったぁー!下手こいた〜でけでんでけでんでけでん…ぴぃや!

…。スベリ芸すら出来るぐらいには平気だったわ。メンタル硬かったわ。硬度10だったわ。ダイヤモンド不愉快だったわー。砕け得ぬ闇に鋼の意志でした…なんでや!システムU-Dは関係ないやろ!ラストアタックを命を捨ててまで取りに行く見苦しさは正直ナイワー。夜間ゲームはナイター。喫煙具と作家はライター。変身するのは仮面ライダー。

………。

何故私がしつこく天丼的ネタに走るのか、何故

こうも文字数だけが加算でいくのかァ!

それ以上ゆーなー

その答えはただ1つ…

ヤメロォー

アッハイ…

………。

真実は割と迷宮入り!迷探偵ミユン

なんか色々ごめんね?お付き合いありがとうね?

後半に至ってはネタにキレがないからって誤魔化してごめんね?物語の進みが遅くてごめんね?って、この物語の偉い人が言ってた!主に愚作者が謝罪会見で泣きながら貴方には分からないでしょうね!って開き直りオルガ(愚か)に言ってたからキボウノハナーの餌食にしといた!心結偉い?

でもオルガ、読者が止まらねぇ限りその先にいるぞ!だからよ、(更新)止まるんじゃねぇぞ…

だとかなんとか!エタりかけで何言ってんだろう感拭えないよねぇ〜(グフゥッ!!?作者はブルーバックにはなりません。インムはイヤァ!!)

 

 

「…ぁ…。

お母さん!ライオンさん!!ライオンさんだったよ!」

「…え、ええ。そうね…?」

 

目をパチクリする奥さん。昔やってたキョロちゃんのアニメで確かパチクリくんっていなかったっけ?ほらソニックみたいなカラーの…え?お前何歳だよって?

んなモンケーブルテレビの再放送に決まってんだろ!

キョロ缶欲しさにチョコボールいっぱい買って銀が一枚だけ足りなかったのは懐かしい思い出だよ…

ピーナッツとキャラメル…凄く美味しかったよね!だが、いちご味、お前だけは容赦しねぇ!…ワルサーは二丁もいらねぇんだよ。

いや、別にいちご味に恨みは無いけどさ。あれだけなんか普通だったからさ…あれってチョコボールである必要あるのかなって…あーはいはい。私の好き嫌いですよーっだ!

あ、そういやソニックさん映画化おめでとうございます。アニメも昔やってなかったっけ?マジモンのレーサーをご自慢の脚で打ち負かすのやめれ

…ってチョコボールの話からどんだけ掘り下げてるんだよ…

 

この状況、どうしましょうかねぇ〜

うむ、一人動物園でもやればいいかな。…自分いいすか?

今何でもするって…言ってないね!

 

あ、そうそう。アレからね、戻って駄弁って普通にお茶してハク回収。いい時間だからってお開きになったよ。

後はそうだね…みいこさんからバイトの募集を受けたよ。その場で保留にしたけど…

そういや、伊御くんがミニワンのメイド服を想像して松浦果南したいと公言してた。おい、誰だ松浦果南と書いてハグと読むとか言い出した奴!作者だよ!まったく、どうしようもねぇな!まあ、作者だし是非もナイヨネ!

考えておくとは言ったけどぉ自分、カフェでコーヒーをサイフォンで入れたりラテアートでゲルニカ作ったことある程度だよ?あとは仕込みの手伝いとバーテンダーになった程度だからなぁ…え?何処のカフェ?そりゃラビッt…ゲフンゲフン

 

既にアンゴラウサギ師匠に教わった技術は全部吸収済みさ!(キリッ

うさぎの娘さんにお兄ちゃんと言われたり、お店の店員さん仕込の宇宙のつかないガチなCQCとか、弾丸逸し、ビリヤードなんていうのはお手の物よ!さて、これで問題が全く無いことに気付いてしまったわけだが…どないしましょ?まあ、落ち着いてから考えるとしよう。

 

えー…もっと戻ったときの事掘り下げろよ?やだよめんどい。オコトワリシマス!

えー…じゃあ詳しく言うと作者がゴミだから場面を無理矢理にでも進めないと進行出来ないからだ!

ドーモ読者サン、メタ(な)モンです

 

はいはい、ラビットハウス云々は勿論嘘ですよー

なわけ無いでしょー?この作品にクロスオーバータグ付いてないでしょー…え?番外編?何それ僕シラヌイ。

何か落ち度でも?

…でもいつか出てきそうだよね、本編に絡んでくるであろうクロス作品キャラクター…うん、電波受信したわ。オールナイト全時空エバーグリーンだわ。主のゲーム関連だわ。

 

エバグリっていうと…あの作品って学園内に忍とか超能力者とか色々出てくるけどウチの高校は大丈夫だよね?前の学校ですら妖怪が跋扈してたけど…大丈夫だよね?

私、気になります。

 

えー…現実逃避はやめにしましょ…だれも頭皮の話はしてねぇよ!反応すんなハゲ!違うだろ、違うだろぉぅー!!この、ハゲぇー!!

 

勘違い系ヒステリック政治家の話はまた今度に…どちらかって言うと絶叫系号泣会見政治家の方が好きです。

誰だって?マンマやろ?マンマ Me や!

はっ!俺だったのか!?

ちゃいますねー、インド式ミルクティーはチャイですねー

チャイは苦手なんだけどねー

 

そして、ハクさんご機嫌な様子で現在進行形でプロペラしてるね…おいかぜの効果で速度上がっちゃうよ?

まあ、ポケモンは正直2とかウルトラとか付けてそれっぽくしてるけど蓋を開ければ前作と被りまくってるせいでやる気完全に削がれちゃう奴だ。

ポケモンは既に底が見え始めてる感強いね。

それが悪いとは言わないけど、追加パッチレベルの物でしっかりと金取ってる時点で子供向けをうたっちゃいけねぇよな?

子供に大人の事情巻き込むなっていう気持ちが強いよ?

 

…また脱線しちゃったよ。新幹線なら大事故だね!ワタクシで隠さなきゃ!べ、別に中国ディスってねぇです。いずなたん可愛い。しっぽモフりたい。

 

…ん?風が止んだ?

ハクのプロペラはぴたっとハウス…おっと失礼、ぴたっと静止したと思えば今度は見せつけるように顔の前で上下にユサユサと揺らされる。

これで我慢しておけという事だろうか?…いや、馬鹿言ってないで現実を見ろ、これが真実だとでも言ってるのだろう。今だけは聴きたくないよ…悲しい歌。

 

なんか、もうこれでも良いかねぇ…そっとハクの尻尾を鷲掴みに…した時点でマルカジリされるから持ち上げるように両手で掬い上げ、その感触を楽しむ。モフモフッ!、フゥーモッフ!モッフ!

心愛ちゃん、古泉一樹、ボン太君の物真似を心の中でしながら癒やされました。感触を楽しむってなんか響きが変態っぽいよね。

 

「へぶっ!?」

 

ハクさんからの久しぶりのツッコミ入りましたー。尻尾でおでこをべチンされましたー。

もっふもふです。幸せです。ご褒美です!

( ・´ー・`)どやぁ

 

 

なんでドヤ顔なんだろうね…?

うん、取り敢えず餅突こう。ペッタンペッタンペッタンコぉ!

おい、誰が千早さんの話をした!赤城某十一歳に負けてるとかやめい!

そんなこと言ってると72さんが首をだせぇいとかやってきちゃうぞ。枕元に立たれてアズライィール!って叫ばれるぞ!ご近所迷惑になっちゃうからな!!

 

因みに俺は文字ピッタン聴きながら千早さん見て胸ペッタン呟いた日に夢の中にののワさんが現れた位でしたぜ

 

ののワさんがチェーンソー片手にお家に突撃!お前が晩御飯してきてワイらがトマト投げ祭りの惨状を起こす夢だよ!

どうせだ。

その話をしよう、あれは丁度36万…いや、1万4,000年前だったか、まあいい。私にとっては昨日の出来事だ。

 

………。

 

…本当にこれでいいのだろうか?いや、よくない!

1万年と2000年前だ!!間を取って一億年と二千年後でも可!

いや、愛は叫ばないし音楽も流れない。地獄は…まあいい。そして、それは読者様にとっては十三日の金曜日の出来事だ。

 

覚悟すると良い。それはもう既に君のすぐ近くに居る。

 

 

 

 

 

 

 

 

,────ヽ

      ∞    ∞ )

     / 凵凵凵凵 . /

       の  の    

     ノ (  ワ  レ′し

  

 

 

どうかしたのか?

いきなり怖いわーなにか見たみたいな顔してるぞ…よく猫がやる動作ですわ。まったく…犬派の俺の対する宣戦布告だな?よろしい、ならば戦争だ!

最近拗れまくってる世界情勢にメスを入れてやるから待っときぃ!友人にも煽りが神がかってるとお墨付きだから大丈夫だ、問題ない。手始めに北朝鮮のふりしてお米の国にケンカふっかけてくるからよぉ!

…おい、誰だ健全な物語の中でメスとかおすとか入れるとかかけるとかっていう話出した奴!

 

お兄さんそういうハレンチなのいけないと思います!

 

お前だろっていうツッコミありがとう。でもね、思ったんだ…これ、ギャグやん?いろんなネタあるやん?でも唯一手を出してないネタがあったねん。そう、それが下ネタや…。

気付いたときにはやらなやらな思いながら敬遠し続けてた…どうせだ、出来るときやらなきゃ男が廃るってもんだ!別に、やらかしてしまっても構わんのだろう?

真の男っていうのは背中で語るんだよ。

 

龍が如くの桐生さんとかシティーハンターのリョウちゃん赤い英雄の弓兵とか白い髭の船長さんとか黒の兄妹の長兄にグレン団の団長、鉄華団の団長ってね!

 

だからよぉ、止まるんじゃねぇぞ…

 

 

 

脱線この上ないね!脱線事故のし過ぎでキボウノハナーですよ。

 

何やってんだよ団長ぉ!

ライドォ…断腸の思いでやった、後悔はしてない。

馬鹿やってんなよ団長ぉ!

 

 

…そろそろ疲れてきたし、どうでもいいや

 

そうだ、お家帰ろう。

 

おうちには桜の名所は流石にありません。

予約するならお早めに、満開は結城友奈で

今年の春は冬木の桜を見に行こう

 

…作者は桜散った後に京都行ったらしいぜ

m9(^Д^)プギャー

 

 

収集つかへん…終わっていい?だめぇ?

 

そして上着の袖をひっぱられるような感覚がして意識が戻された。コイツ、いつの間に!⁉

はい、阿呆やってる間に視線の下より這い寄る混沌されてただけですね分かります。

 

さっきの少年がキラッキラした目で見上げていた。どうしてそんなに大きくなっちゃったんですか?なんでやろなぁ。牛乳飲んできたからよ、ね?

心結さんマークの発声者!

 

「お兄さん他にも出来る?」

「ほっほ〜い…僕、アンポンタン!ピッカチュウ!ハハッ!」

 

凄い凄い!とはしゃぐ少年にほっこりしながらもネタに興じる。一つ一つのネタに食い付くリアクションに嬉しくなってしまいついつい大盤振る舞いしちゃったりしてるけどたまには良いよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、その街には凄い大道芸人が来たと噂となり本人の預かり知らぬ間に周知されるのだが当人にはその自覚はなく、ただ笑ってくれるから期待に答えてただけだしそこまでではないだろうと考え、別人だろうと高を括っていた。

その誤差が次第に大きくなりそのズレが自分に返ってくることに今は本人も、そして誰もが気付く事は出来なかったのだった




はいどうもー!キズn…ゴホン!

如何でしたか?楽しめたのであれば恐悦至極で御座います。
そして今回も進んでない上、場面が飛んでて急展開になってましたが出落ちっていうことで許してヒヤシンス!(ヒヤシンスの花言葉を調べてみてください)

今回は個人的に、戻って駄弁って〜の所のテンポと勢いが好きだったりします。
好き!
(安珍様大好き蛇女ちゃんをフェードアウトさせてます)
さては安珍だな、オメー!

後はそうだね、いつかやろうと思っていた下ネタついでに
最後にもう一つだけ
いつもご愛読頂いている読者様方へ、9評価をくださった師匠様、しらこつの様、さなわ様、7評価をくださった太郎様、城雅様、6評価をくださった神天宮様3評価をくださったマギカ様にそしてお一人様方を呼び上げると文字がかさんでしまう為申し訳ありませんが省略させていただきますがお気に入り登録していただいている171名様方全員に感謝しております。応援に応えられるよう頑張る所存ではございますが、何分誘惑に弱いクソザコナメクジの身。それはもう下剋上レベルの国家転覆、背信行為に謀反に不義を重ねた裏切りオニギリです。

裏切りすぎじゃね?まさおくん!?っていうツッコミが正解です。
…まあいいでしょう。

遠い未来でまたお会いしましょう!(ツッコミ待ち)
ではまた!


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