ある冬の日 (ガチャ口)
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ある冬の日

【家の前】

ある冬の昼前、時間は大体10時頃かな

 

ガチャ「いや〜、冬だねぇ〜。」

穂乃果「冬だよね〜」

凛「冬だにゃ〜」

 

―そう家の周りは一面の銀世界、雪で覆い尽くされていた。

空は蒼く澄んでおり、日光の暖かさと、北風の冷たさが絶妙にマッチしていた。

 

ガチャ「ホント空も綺麗で良いn…冷たっ!」

凛「へへ〜ん。どうだにゃ〜。」

 

凛が俺に雪玉を投げてきた。

 

穂乃果「おっ!雪合戦かぁ〜。じゃあ私も…えいっ!(シュッ!)」

ガチャ「ぶっ!」

 

冷たい雪の塊が俺の顔に炸裂した。

 

ガチャ「2人とも…やってくれたな…!これでもくらe、ぐはっ!」

穂・凛「あははははは!(ヒュンヒュンヒュヒュン)」

 

・・・うん2VS1は酷いんじゃないかな!?。

 

ガチャ「ちょっ!おまっ!タイムタイム!・・・がはっ!ちょっと待ってぇぇぇぇ!!!」

穂・凛「あははははは!(ヒュンヒュンヒュヒュン)」

 

2人とも投げる手が休まる気配がない・・・。

 

ガチャ「クソっ!こうなったら・・・秘技!マッチョ召喚!現れろマッチョ!、」

 

すると・・・

 

まっちゃん「まっちゃん、流星の如く華麗にTO☆JYO☆彡、」

 

現れた。

ちなみにまっちゃんの服装は、上が白い袖無しのランニング、下がちょっと大きめの短パンだ。寝起きかよ!気温8℃位の筈なんだけどな・・・

 

ガチャ「さぁ!これで2VS2だ!。「えっ?、」行くぞ!マッチョ!。「なるほど・・・そういうことか・・・。」いざ…出陣じゃ〜!。「おぅよ!(ヒュッ!!)。」…グへっ!。」

 

―何故かまっちゃんは俺に向けて思いっきり雪を投げてきた。

 

穂・凛「????。」

 

穂乃果と凛も状況を把握できておらず疑問符を浮かべていた。

 

ガチャ「なんで!?なんでマッチョは俺に向けて雪を投げたの!?。」

まっちゃん「いやね…。男対女性で2VS2はないだろ…。しかも俺には女性に対して粗相な行いをする趣味はない!。」

 

―そんな服装で紳士ぶられても格好つかないと思うんだが…。

 

穂・凛「まっちゃん…。」

 

この発言で顔を少し赤くしている2人がいるのは置いておこう。

 

まっちゃん「てことで…くらえや!ガチャ!。」

ガチャ「当たるか!。」

にこ「アンタたち楽しそ〜ね〜。ホント子供なんだかr…んきゃ!」

 

まっちゃんが投げた雪が事もあろうに、玄関からちょうど出てきたにこの顔面に命中した。

 

ま・ガ・穂・凛「あっ・・・・・・。」

にこ「やってくれたわねぇ・・・!!。」

穂乃果「にこちゃん!ちょっと落ち着こ!ね?」

凛「これは、マズイ気がするにゃ〜・・・」

まっちゃん「やっちゃったよ・・・」

ガチャ「やっちまったな・・・」

 

にこの顔が熟したトマトのように紅潮していくのが目に見えてわかった。

 

にこ「そっちがその気なら…相手になってやろうじゃない!その配置から察するに…ガチャVS他3人のようね…。ガチャ!行くわよ!反撃しましょう!」

ガチャ「お、おう」

 

こうして稀代の荒々しい雪合戦が始まった。

 

 

 

下手くそでゴメンナサイ

俺視点です



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2話

【家の中】

俺・まっちゃん・穂乃果・凛・にこ「「「「「ハックション

!!!!!」」」」」

 

雪合戦が終わり、家に入った時には全員の体温が下がり、ブルブル震えていた。

 

絵里「もぅ…5人とも大丈夫?お風呂湧いてるから順々に入ってきたらどうかしら?」

俺「そうさせてもらおうかな。」

まっちゃん「女性陣から先に入る?」

穂乃果「ううん。私達はストーブで温まっているから。先に入ってきていいよ。」

にこ「アンタ達2人方が多く雪をかぶってたんだし、先いいわよ。」

凛「いってらっしゃいにゃ〜。」

俺・まっちゃん「「さんきゅ〜。」」

 

女性陣からの心遣いを無下にすることもできないので先に向かおう

 

絵里「あっ!いい忘れてたけど、もしかしたら真姫が…」

 

体が冷えて早くお風呂に浸かりたい俺とまっちゃんは絵里の言葉を最後まで聞いてなかった・・・。

風呂に行くにはリビング、各部屋に繋がる廊下を通らなければならない。

リビングでは音刃、雛弥、よっしー、海未、ことりがトランプでババ抜きをしていた。

 

海未「さぁ!よっしー!勝負です!」

雛弥「海未ちゃん!頑張れ!」

よっしー「こっち取ろうかな…。」

海未「えっ!?(゚Д゚; )」

よっしー「やっぱりこっちにしようかな…。」

海未「パァ。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。.」

よっしー「やっぱこっち取る。」

海未「ファっ!?Σ(゚Д゚ノ)ノ」

 

―なんかとてつもない既視感が…

 

音刃「はははっ。ホント海未はババ抜き弱いな。」

海未「…どうして勝てないのでしょうか…!(クシャっ!)」

ことり「う、海未ちゃん!次は勝てるよ!…多分。(小声)」

雛弥「オイ!よっしー!負けてやれよ!海未ちゃんが可哀想だろ!」

よっしー「連続で一位抜けしてるお前が言うのか!?」

海未「もう一度です!次こそは…!」

雛・音・よ「お、おう」

ことり「(´•8•`)」

 

―賑やかで何より・・・なのか?

何にせよ、海未が勝つのは何世紀後になることやら・・・。

リビングを通り過ぎ、廊下に入ると

 

Tsubasa「おーガチャとまっちゃん。今から風呂か?」

まっちゃん「まぁーね」

Tsubasa「良かったら一緒に入って背中流してやろうか?(ゲス顔)」

ガチャ「やめろよ。お前ホモか!」

Tsubasa「…冗談だよ…冗談…。間に受けるなよ…(泣)」

まっちゃん・ガチャ「お、おうww」

 

まぁ、安定のホモ件である。

近くの一番大きな部屋には会長、たいへー、なみ、とも、希がいた。

 

会長「っしゃ!石が50個集まったぜ!11連してくる!」

たいへー・とも・なみ「「「てらー」」」

 

・・・・・・少しの無言の間・・・

 

会長「くっそー!またドブだったよ!!チクショー!!」

たいへー・とも「やったぜ」

会長「(´つヮ⊂)ウオォォ」

 

会長哀れにもほどがあるわ・・・

 

希「会長の引き運はうちのスピリチュアルパワーをもってしても治る気配がなさそうやね」。

 

なみ「俺も石が50個貯まったし引いてこようかな。」

希「そしたら良いのが当たるようにサービスしたるね。わしわしMAXや!(わしわしわしわし)」

なみ「ちょっ!希!やめっ!ウヒャヒャヒャヒャ!!」

会長「当てないでよ(小声)」

 

またしばらくの無音・・・

・・・・・・・・・ピローン!(赤い封筒)

 

なみ「よっしゃ!URきた!!」

会長・たいへー「なにィィ!!??」

希「スピリチュアルパワー全開やね。」

とも「で、誰が当たったんだ?新規…じゃないよな??」

なみ「うん…。既存のUR…。」

会長・とも・たいへー「「「はっ!URは羨ましいけどザマァないぜ!!」」」

なみ「当たったのともの推しメン。(ゲス顔)」

とも「ダニィ!!!???」

会長「あっ、補助チケ5枚あるし…。流石にもう当たっても良い…よね。」

た・と・な・希「「「「逝ってらっしゃい。」」」」

会長「オィ!!!」

 

・・・・・・ピローン(淡いピンクの封筒)

 

会長「なんでだ!?」

た・と・な・希「…ハ、ハラショー…。」

 

こちらも当たるのに何世紀かかることやら



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3話

【風呂場】

さて風呂場に着いたわけだが・・・

 

 

ガチャ「マッチョ、どうする?どっちが先に入る?まさか一緒に入るとか言わないよね?」

 

まっちゃん「言うか!そうだな…ちょっと汗かいてからさっぱりしたいし、先に入ってきていいぞ。ちょっと筋トレしてくる。」

 

ガチャ「おう。サンキュー。」

 

 

―あれだけ激しい戦争だったのに汗をかいてないだと・・・?奴は化物か・・・。

 

 

ガチャ「ふんふふんふふーん♪」

 

 

少しテンションが高かったので鼻歌を歌いながら入浴の準備をする。

ガラッ!

 

 

?「えっ??」

 

 

風呂場の扉を開けたら人影が1つ・・・

 

―真姫である。幸い湯船に使っていたので顔しか見れないわけだが・・・

 

 

ガチャ・真姫「「………………………。」」

 

 

2人とも無言で目をパチパチしている。少しの時間いたたまれない空気の中を過ごしていたが・・・段階正気を取り戻し、我に返っていく。

 

 

ガチャ「よ、よお✋(◉ ω ◉`;)」

 

真姫「きゃあァァァァァァァァ!!!(シュッ!)」

 

ガチャ「ぶべらっ!」

 

 

真姫がおもいっきりタライを投げてきた。昭和のコントか!

 

 

花陽「真姫ちゃん、着替え忘れてない?持ってきたんだけど…。きゃっ!どうしたのガチャくん!?しっかりしてガチャ―」

 

 

鉛の塊を顔面に直撃し、倒れている俺を見て騒いでる花陽の声を聞きながら意識は途切れた。

 

 

ガチャ「んぁ…」

 

 

目を開けたら見慣れた天井・・・あぁ俺の部屋か。

 

 

まっちゃん「お〜、目ぇ覚めたか。」

 

ガチャ「あれ?まっちゃん?てか、どうして俺寝てんだ?」

 

まっちゃん「知らねぇよ。俺はただ風呂場の近くで筋トレしてたら、デカい音が聞こえたんだよ。気になって行ってみたら、真姫顔を赤くしてボーっとしてるし、花陽は花陽でお前のほっぺた連打しながら叫んでるし。…しょうがないから俺が倒れてるお前を担いで運んだんだよ。」

 

ガチャ「あっ…。」

 

 

そうだ思い出した。ついでにほっぺたが焼けるように痛い理由もわかった。

 

 

まっちゃん「で、何があったん…て、ガチャ!顔が茹でダコみたいに赤いぞ!?大丈夫か!?」

 

ガチャ「…はっ!ダ、大丈夫ダ問題ナイ。心配かけてスマン。」

 

まっちゃん「そうか…。ならいいんだが…。んじゃ俺は先に大広間に行ってくるわ。もうじき昼飯だし、後から来いよ。」

 

ガチャ「うぃ。すぐ向かうわ。」

 

 

―とはいったものの・・・先にやるべきことをしなければ・・・。

 

俺はすぐさま部屋に向かった。

 

中からピアノの音が聞こえる。なんかいつもとは違う気がするが…まぁいいだろ。

 

コンコン。ドアをノックする。

 

 

真姫「うん?だ、誰かしら?」

 

ガチャ「あ、あぁ…俺、ガチャだよ。」

 

真姫「ガ、ガチャね。外で立ってないで入ったら?」

 

ガチャ「お、おう、じ、じゃあ失礼するぞ。」

 

 

真姫にそう促されて中に入っていく。

 

中は女の子らしい部屋でありながら優美な雰囲気をだしている。

 

まさに真姫の部屋という感じだ。

 

 

ガチャ「よ、よお✋(◉ ω ◉`;)」

 

真姫「もぅ、その顔はいいから。でどうしたの?」

 

ガチャ「そ、その…さっきはごめん!」

 

真姫「べ、別に気にしてないわよ…。」

 

 

そうは言いつつも若干不機嫌そうな真姫。そりゃそうだ。年頃の女の子が男に体を見られたのだから。(実際みてない。みえなかった。)

 

 

ガチャ「本当にスマン…。悪かった。」

 

真姫「しょうがないわね…今回は許してあげるケド、次は絶対許さないんだからね!」

 

ガチャ「肝に銘じておきます。あっ、昼飯食べ終わったら皆を誘ってクリスマスのための買い物に行こうと思ってるんだけど、どう?」

 

真姫「いいんじゃない?私は賛成よ。」

 

ガチャ「うっし、それじゃぼちぼち大広間に行こうか。」

 

真姫「えぇ。」



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