僕とギンガSとStrikers (T&Y-Tiga)
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序章 終わりと始まり

この話はウルトラマンギンガの第一期の最終回から始まります。

今、新たなるウルトラの物語が幕を開ける。


2015年10月31日(土) 追記あり。


今、月面で激しい戦いが繰り広げられていた。

 

青白い光の槍を持つ光の巨人と赤黒い闇の槍を持つ黒い魔神が戦っているのだ。

光の巨人の名はウルトラマンギンガ

闇の魔神の名はダークルギエル

 

ルギエル『止めてやる!全ての命!全ての時間を!』

 

ギンガ『止まるのはお前のその歪みきった野望だ!』

 

二本の槍がぶつかり合うと宙を舞いそのまま地面に突き刺さった。

 

二体は肉弾戦に入りそしてギンガはルギエルと距離を取った。

 

ギンガ『これで止めだ!ハァアアアー!』

 

ルギエル『良いだろう オォオオ!』

 

するとギンガは全身のクリスタルが虹色に輝き、ルギエルは全身を赤く輝いていく。

 

ギンガ『ギンガエスペシャリー!!』

 

二体はお互いの持つ最強の光線を撃ち合う

 

ギンガ『ウォオオオー!』

 

互いに互角だったがギンガが光線に勢いを乗せそのままルギエルが放つ赤い光線を

押していき、そしてギンガが放つ虹色の光線はルギエルに直撃した。

 

ルギエル『な、何故だー!ぐぁああああ!』

 

闇の魔神はそのまま虹色の輝きに飲み込まれていき巨大な炎を上げ爆砕した。

 

ルギエルが倒されたのと同時に赤黒い槍も消えていった。

 

明久『勝った・・・勝ったんだ』

 

ギンガは月面から見える青く輝く地球を見つめていた。

 

ギンガは地球へと降り、カラータイマーから一筋の光が地上へとゆっくりと降りてきた。

光が消えると青年は目の前にいる巨人を見上げる。

 

ギンガ『ありがとう明久。君と君の仲間達のおかげだ。本当にありがとう。』

 

明久『ギンガ・・・僕も君と会えて、一緒に戦えて本当に良かったよ』

 

ギンガ『あぁ』

 

すると周りから沢山の光が宇宙へと昇っていった。

 

明久「この光は?」

 

ギンガ『ルギエルの邪悪な呪いが解けて、スパークドールズが元の場所へと

帰って行くんだ』

 

???『明久』

 

突然聞いたことのある声を聞いて明久は驚いた。

 

明久「この声って・・・」

 

その声の主は明久が初めて出会ったウルトラマン。ウルトラマンタロウだった。

(人間サイズで)

 

タロウ『明久、本当に良くやってくれたな。』

 

明久「うん。タロウが居てくれたから、僕に光を届けてくれたから

ルギエルを倒す事が出来たんだ。」

 

タロウ『あぁ、君に会えて本当に良かった。ありがとう明久』

 

するとタロウの体が光り出した。

 

明久「タロウ!」

 

タロウ『お別れだ、明久。また君と出会えることを私は信じているぞ。』

 

明久「うん。僕も信じてるよ。また会おうねタロウ」

 

タロウ『うん。また会おう明久』

 

タロウも光の玉となり他のスパークドールズ達と一緒に宇宙へと帰っていく。

 

それを明久とギンガは見送り明久とギンガはお互いに見つめ合う。

 

ギンガ『明久・・・これは『私達』から君への贈り物だ』

 

その時、宇宙へと帰っていくスパークドールズの中で主にウルトラマン達の

スパークドールズが光となり、ギンガの手のひらへと集まる。

ギンガはその手を明久へと伸ばすと光は明久の身体の中へと入っていった。

 

明久「今のは・・・?」

 

ギンガ『明久・・・もし君自身が必要と感じた時にその『力』を使うと良い。』

 

明久「力・・・?」

 

ギンガ『その力はきっと君の助けになる』

 

明久「ギンガ・・・」

 

ギンガ『明久、運命や未来は変えることが出来る。それは良いようにも、

悪いようにもな。』

 

明久「うん。」

 

ギンガ『私は宇宙へと旅立つが、君が信じて私を呼べば私は何時でも駆け付ける。』

 

明久「ギンガ・・・」

 

それから暫く二人は見つめ合うとギンガが話し掛けてきた。

 

ギンガ『さらばだ、次にまた会えるのを楽しみにしているよ』

 

明久「僕も信じるよ また君に会えるって信じてるから!」

 

明久がそう叫ぶとギンガがゆっくり空へと飛んでいった。

 

そしてギンガはスパークドールズ達と一緒に宇宙へと帰っていった。

明久は手を振りながらさようならをした。

そして手を振るのを終えたら明久は空に向かって言った。

 

明久「またね・・・ウルトラマン・・・ギンガ」

 

 

これがある世界で起きた激戦の終わり,だがこれが新たなる物語の幕開けでもあった。

 

 

 

 

 




次回は明久がリリカルなのはの世界へと転移する話です。


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第1話 異世界へ

先週の金曜日に北九州でウルトラマンのイベントに行ってきました。
とても楽しかったです。


1/20変更あり


あの決戦から一年が経ち、その夜の事だった。

 

明久「あれは・・・?」

 

明久は今何かのビジョンを見ていた。

地球と良く似た星で綺麗な水晶の森の中で背中に水晶を持つ巨大な何かと戦う

頭部に黄色の胸に青いV字型の輝きを持つ巨人が戦っているビジョンが。

 

更に場面が変わり明久の目の前に青く輝く巨大な水晶体がそびえ立っていた。

 

明久「何だ?これ。」

 

明久は水晶体に触れると突然頭の中にもビジョンが流れ込んできた。

 

水晶の中にさっきの巨人と更に青く輝くV字部分を進むと首に紋章が入った

水晶のペンダントを下げた青年の姿が。

 

ビジョンが終わると明久は飛び起きた。

 

明久「今のは・・・夢?」

 

翌日明久は今、文月学園の3年Fクラスの教室で窓の向こう側の空を見ていた。

明久は3年生に進級し今は昼休みで友達の雄二達は先に屋上へと行ったが

明久だけは皆に後で行くと伝えてあるから今は一人なのだ。

 

昨日の夜、夢で見たあのビジョンを見てから明久は気になってしょうがなかったのだ。

 

明久「ギンガとタロウ今頃どうしてるかな」

 

明久は制服の裏ポケットからギンガスパークを取り出した。

 

明久「ギンガは旅に出るって言っていたし、タロウは故郷で教官をやっていたって

前に話してくれていたから今も新人たちを鍛えているのかな?」

 

明久は今でもギンガスパークを所持していた。

あの決戦からギンガスパークは全く反応しなくなっていた。

まぁ無理もないと明久は考えていた。

 

明久「元々これはスパークドールズを見つけることやリードして

ウルトライブする事に機能するけどもうこの世界にはスパークドールズは

無いから意味ないんだけどなぁ」

 

確かに今の明久にとってはこのギンガスパークはあっても全然意味がないが

でもこのギンガスパークは明久とギンガをいや、今までこのギンガスパークで

ウルトライブしてきた怪獣や宇宙人そしてギンガとタロウ以外のウルトラ戦士たちを

繋ぐ大切な絆の証のようになっていた。

 

明久「きっと皆、元気にやっているさ」

 

そう言うと明久は席を立ち皆が待っている屋上へといこうとしていた。

すると教室の扉が開きそこからある先生が来ていた。

 

西村「吉井、学園長がお呼びだ。直ぐに学園長室へ行ってこい」

 

この先生の名は西村先生。

 

前の戦いで明久をサポートしギンガライトスパークで主にウルトラセブンにライブして

一緒に共闘したりスーパーグランドキング戦でも雄二達と一緒にライブして戦ってくれた。

※因みに雄二はウルトラマンティガ、秀吉はウルトラマンにライブしていた。

 

明久「はい、分かりました。」

 

明久はスマホを開き雄二達に学園長から呼び出されたとメールを打った。

 

明久「西村先生、もしかして観察処分者の仕事ですか?」

 

西村「あぁ、何でも新しい腕輪を作ったからテストをして欲しいらしい」

 

明久「分かりました。じゃあ行ってきます。」

 

明久は学園長室へと歩いていった。

 

学園長室に着くと明久はドアをノックして中に入っていった。

 

明久「失礼します。吉井です。」

 

藤堂「おぉ、やっと来たかい。待ってたよ」

 

学園長は明久に要件を話す

 

明久「それで僕はその新しい腕輪で召喚のテストをやれば良いんですね」

 

藤堂「そう言うことさね。まぁちゃんと報酬も出すから安心しな。」

 

明久「分かりました。じゃあ早速・・・」

 

明久は学園長から渡された腕輪を受け取るとそれは腕輪と言うより

手首に着けるブレスレットの様な形だった。

 

明久「あのこれって黒金のやつとは違った形ですね」

 

藤堂「まぁね。それは試作品だからあまり雑に扱うんじゃないよ」

 

明久「はい、はい。分かってますっと。」

 

明久は試作品を左手首に着ける。

 

明久「それじゃあ、やりましょうか!」

 

明久は試作品を起動し召喚態勢に入った。

 

明久「試験召喚獣召喚!サモン!」

 

明久はサモンを唱えるが何も起こらなかった。

 

明久「あるぇ?おかしいな何も起きない?」

 

藤堂「何じゃと!?一体どういうことさね!?」

 

明久「いやいや、僕に聞かれても知りませんから!?」

 

その時、試作品がいきなり起動し召喚フィールドが明久だけを

中に閉じ込めてしまったのだ。

 

明久「ちょっと!これってどういうことなの!?」

 

明久は学園長に問いかけるが学園長も何が起きているのか分からなかった。

 

藤堂「あたしが知るわけないさね!?。こっちが聞きたいくらいさね。」

 

すると今度は試作品が輝き出した。

 

明久「な、何だこれ!?」

 

明久は試作品から発せられる余りにも眩しい光に片方の腕で目を覆う。

 

藤堂「吉井!?」

 

明久「う、うわぁああああー!!」

 

輝きは激しさを増し学園長室内全体が光に包まれた。

 

そして光が消え学園長が目を覆うのをやめるとさっきまでそこに立っていた

明久の姿はなかった。

 

藤堂「吉井?一体何処に行ったんださね」

 

こうして明久は光に包まれこの世界から姿を消した。

 

 




次回の話はギンガSの第一話を元に書いていきます。

勿論なのは達も登場します。


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明久の設定 転移前

転移後の設定も投稿するかもしれません。

1/17 明久の設定変更


○名前 吉井明久

 

年齢 18歳

 

文月学園3年Fクラス

 

この物語の主人公でありギンガスパークの力を引き出す事が出来る選ばれし者。

 

基本は原作と同じ。だが3年生に進級し友人たちは各々の進路を決めている中で

明久だけは自分のやりたいことが何かあるような気がするけどまだそれが何なのかが

明久にはハッキリとしていない。

 

元の世界で仲間達とウルトラマンギンガと共に宿敵である闇の魔神ダークルギエルを

月面で倒す事に成功しウルトラマンギンガと一旦分離してギンガは旅立って行ったが

お互いに再会の約束を交わす。

 

それから一年が経ち、ある日夢の中で謎のビジョンを目撃。

翌日学校で学園長の実験によって魔法文化が発達した地球とは違う異世界 ミッドチルダへと

転移してしまう。

 

明久は元のいた世界でダークルギエルがバルキー星人達等の闇のエージェント達を

闇の力で解放しその闇の者による悪の囁きによって悪意に染まった人達が

ダークダミースパークによってダークライブした怪獣達を明久は自分の手持ちにある

スパークドールズやウルトラマンギンガでウルトライブして戦っていた為戦闘経験はある。

 

またウルトラ兄弟達に特訓をお願いして鍛えてもらっていたおかげで

身体能力は常人よりも高い。特に格闘戦はウルトラマンレオに鍛えられたおかげで

ギンガにオリジナル必殺技『ギンガメテオキック』やキック中に回転を加えた強化技

『ギンガメテオスピンキック』等の技を習得しこの技で敵を倒す事も出来た。

 

学力の方もウルトラ兄弟の一員であるウルトラマン80に勉強を教えて貰っていたので

学力も高い。

 

料理の方も原作と同じで腕は良い。ウルトラ兄弟達からも高い評価を貰っている。

 

 

○ギンガスパーク

 

明久が元の世界で手に入れたウルトラマンギンガに変身する事が出来る神秘のアイテム。

更にスパークドールズの足の裏にあるライブサインにこのギンガスパークでリードすると

リードしたスパークドールズにウルトライブ『変身』する事が出来る。

またスパークドールズは所持者によって大きく変わる。

明久が所持していれば例えそれが嘗ては悪い怪獣や宇宙人でも味方として戦ってくれるが

悪者が所持すれば例えそれが人間を守るウルトラ戦士も悪のウルトラマンとなってしまう。

 

つまりスパークドールズは中立の存在。

 

そしてギンガスパークはミッドチルダへと転移した際に何らかの変化を起こす。

 

 

○ウルトラマンギンガ

 

元の世界で明久がギンガスパークで変身して共に戦い、最終的にはダークルギエルを倒し

明久と再会の約束を交わし宇宙へと旅立っていったウルトラマン。

ウルトラマンタロウですらその存在を知らないと言っており宇宙へと旅立った今でも

謎のウルトラマンとなっている。

 

ギンガの必殺技

 

殆どは原作と同じであるがこの物語ではオリジナル必殺技を持っている。

 

□ギンガメテオキック

 

全身のクリスタルがオレンジに輝くとギンガが助走を付けてジャンプし空中から右足に

エネルギーを溜めて敵に向かって必殺のキックを放つ。更にジャンプ中に回転を加えて

威力を上げたり、キック中に身体を高速回転させて貫通力を加えた強化技。

『ギンガメテオスピンキック』を放つ。

 

この技はギンガが持っていた技ではなく明久がレオとの特訓の中で自分で編み出した

オリジナルの技

 

□ギンガセイバースラッシュ

 

元はギンガの『ギンガセイバー』ではあるがウルトラ兄弟達から剣を使うウルトラ戦士の話を聞き明久が自分で編み出した技。

 

明久がギンガにウルトライブしてギンガセイバーを光剣として使っていた際に

タロウから自分の教え子であるウルトラマンメビウスと同じウルトラ兄弟である

ウルトラマンヒカリの技である『メビュームブレード』や『ナイトビームブレード』を

教えていた為明久が真似て使った技。

 

ギンガセイバーを発動させ、敵に接近しウルトラ兄弟から教わった『ウルトラ霞斬り』を

ギンガセイバー応用した技。

 

更にウルトラマンヒカリの技『ブレードショット』を応用した『セイバーショット』も習得

この技はギンガセイバーの剣先から発射する連射も可能な光弾を放つ技。

 

 




出来れば感想を書いてほしいです。お願いします。


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第2話 少女達との出逢いと光との再会 前編

ここは魔法が発達した地球とは違う異世界 ミッドチルダ

ここには時空管理局と呼ばれる他の次元世界全体を管轄とする治安組織が存在する。

そして、この時空管理局でつい先日4年の歳月をかけて「古代遺物管理部 機動六課」

通称「機動六課」が誕生したばかりで、総部隊長 八神はやてを中心管理局内でも

ずば抜けた魔導師たちと未来への可能性のある若者たちで構成されている。

この部隊は先日の初出動で目覚ましい活躍をした。

 

 

そして、現在機動六課は次なる任務を受け出動していった。

その事件はミッドチルダで起きているある事件の調査だった。

それは機動六課が誕生する一年前に起きた事件。

突如地底から未知のエネルギーを秘めた水晶体が何者かに奪われる事件が発生し

それは機動六課が誕生した今でも度々起こっていた。

 

聖王教会は機動六課にこの事件の調査を依頼し機動六課もそれを承諾

部隊長の八神はやては幼なじみであり同じ機動六課に所属している

スターズ分隊隊長の高町なのはと同じくはやての幼なじみである

ライトニング分隊隊長のフェイト・T・ハラオウンの隊長陣と

スターズ分隊のメンバーであるスバル・ナカジマとティアナ・ランスターそして

ライトニング分隊のエリオ・モンディアルとキャロ・ル・ルシエそしてキャロの守護竜の

フリードを含めた「フォワード陣」もこの事件の調査に向かった。

 

 

そして行方不明になっていた明久は何処かの山道に倒れていた。

 

明久「う、うぅぅん・・・ここは一体・・・?」

 

明久は辺りを見回すがそこはさっきまで自分がいた場所ではないことに気がつく。

 

明久「どうして僕はこんなところにいるんだ? さっきまで僕は学園長の所でこの腕輪の実験をして

いきなり凄い光り始めて気がついたらここにいて・・・」

 

明久は直ぐに携帯スマホを取り出すとそこいは圏外の文字が出ていた。

 

明久「スマホは駄目か。これからどうしようかな・・・」

 

すると明久は制服の胸ポケットからギンガスパークを取り出した。

今まで反応しなかったギンガスパークが反応していたのだ。

 

明久「ギンガスパークが反応してる!!」

 

明久はギンガスパークを道に向けると反応が強くなりまるでこの道を行けと

伝えているように感じた。

 

明久「僕を呼んでるのか・・・」

 

そして明久はギンガスパークに案内されるかの様にその道を歩いていった。

 

その頃 ある採石場では

 

???「こちらワンゼロ、ターゲットを発見しました。」

 

???『グレート!!ではこれよりゲームを開始する。』

 

何者かが盤上の上でチェスの様な駒を動かす。

 

ワンゼロ「了解しました。」

 

ワンゼロは手をかざすとその延長線上にある場所が激しく揺れ始める。

そこで近くで作業をしていた作業員は驚いた。

 

それは明久が夢の中で見たあの水晶体が何者かに持ち去られようとしている所だった。

 

 

そしてその頃ミッドチルダの遥か地底では

 

 

地底世界 ビクトリアンの祭壇

 

キサラ女王「またしてもビクトリウムが・・・。」

 

そこへ一人の青年が駆けつけて来た

 

ショウ「お呼びですか キサラ女王。」

 

キサラ「ショウ。私たちビクトリアンの命の源ビクトリウムが奪われようとしています。

これより貴方に使命を与えます。地上へ行きビクトリウムを奪おうとする者の正体を暴き

この星を救うのです。」

 

そしてキサラ女王はショウに赤い色をした何処かギンガスパークに似ている

アイテムを授けた。

 

キサラ「この古来より受け継がれし力 ビクトリーランサー。これが貴方に力を授け

貴方を導いてくれるでしょう。」

 

ショウ「この俺が必ず守ってみせます。古代の勇者の名に恥じぬように。」

 

するとキサラ女王はショウに手をかざすとショウの頭の中に地上の世界の知識を与えた。

 

ショウ「これは・・・。」

 

キサラ「地上の世界。その知識を貴方に授けました。」

 

キサラ女王ショウにある約束をするように言った。

 

キサラ「1つ約束してください。くれぐれも地上の生き物たちを傷つけてはなりません。」

 

ショウ「心して守ります。」

 

 

そして地上では今もビクトリウムが奪われようとしていた。

 

 

そこへ機動六課が到着した。

 

なのは「管理局です。皆さん作業を一旦中止してください。」

 

フェイト「安全確認が出来るまで現場一帯を封鎖します。」

 

ティアナ「なのはさん、ひとまずあの水晶体からは有害物質は感知されません。」

 

なのは「そう。でも何だかあれ凄いエネルギーを秘めてるみたいだね。」

 

キャロ「はい。凄い力を感じます」

 

フェイト「うん。一体あの水晶体は何だろう?」

 

スバル「でもティアあれ綺麗だよね。あれ」

 

ティアナ「バカ、喜んでどうするのよ」

 

スバル「あははは、ごめん。」

 

そこへ明久も六課と合流した。

 

明久「あれ・・・夢の中で見たのと同じ物だ。」

 

皆「「「え?」」」

 

六課の皆さんが一斉に明久に振り向く。

 

明久「えっ!? あ、いや。あの・・・」

 

なのは「あの、貴方は誰ですか?ここで一体何してるの?」

 

フェイト「あれが何か知ってるの?」

 

二人の少女の質問に明久は困る。

 

明久「えぇーっと・・・」

 

するといきなり地面が揺れだした

 

なのは「レイジングハート! どうしたの!?」

 

レイジングハート『地底から何か巨大な生命反応を確認しました。』

 

すると地面を突き破るかの様に一体の怪獣が地底から出現した。

 

機動六課の皆はいきなり怪獣が出現して驚いていたのに対して明久は至って冷静だった。

 

明久『あの怪獣・・・確か夢の中で見たのと同じ奴だ』

 

現れた怪獣は真っ直ぐ水晶体に向かって行く。

 

スバル「皆さん早く逃げてください!」

 

エリオ「急いで下さい!」

 

ティアナ「なのはさん!フェイトさん!私たちは作業員達を安全な所まで誘導します!」

 

フェイト「分かった。気をつけてね!」

 

フォワード陣「「「「はい!」」」」

 

なのは「こちらなのは!はやてちゃん怪獣が現れたよ!!」

 

はやて『うん、こっちでも見えてるで!なのはちゃん!フェイトちゃん!頼んだで!』

 

なのはとフェイト「「了解!!」」

 

なのはとフェイトは怪獣に向けて飛翔し攻撃を開始する。

 

明久「えっ!?人が飛んだ!?」

 

明久は二人が空を飛び更には怪獣と戦える力を持っている事には流石に

驚いていたが二人はその見事な連携で怪獣に攻撃を続ける。

その様子を見て明久はギンガスパークを手に取り見つめる。

 

明久「ギンガが居てくれれば・・・僕も戦えるのに。どうすればいいんだ?」

 

 

フェイト「なのは!私があの怪獣を引き付けるからその隙になのはは攻撃して!」

 

なのは「うん!気をつけてね」

 

フェイト「大丈夫だよ。」

 

フェイトは怪獣の正面に浮かび頭に向けて攻撃する。

 

フェイト「ハーケンセイバー!」

 

バルディッシュから放たれた金色の斬撃が怪獣の頭に命中しフェイトに怪獣が進路を変えた。

 

フェイト「さぁ付いてきて!」

 

フェイトは怪獣の吐き出す光線をかわしながら引き付ける。

 

フェイト「なのは!今!」

 

なのは「うん!フェイトちゃん避けてね!」

 

なのはは怪獣に向けてレイジングハートを構え魔力を溜め始める。

 

なのは「ディバイィィン・バスターー!!」

 

なのはのレイジングハートから発射された魔力砲が怪獣の腹に命中し怪獣は岩壁に激突した。

 

フェイト「やった!」

 

明久「良し!」

 

フェイトはなのはの元に向かい二人ははいタッチをする。

 

フェイト「やったね。なのは!」

 

なのは「フェイトちゃんのおかげだよ」

 

だが怪獣はその隙をつくかのように二人に向かって光線吐き出す。

 

明久「危ない!?」

 

明久が思わず叫びその声に反応したなのはは防御する。

間に合ったのは良いが二人は余りにの威力に二人は地面に吹き飛んでしまう。

 

二人「「キャアァァーー!!」」

 

明久は地面に落とされた二人に駆け寄る。

 

明久「大丈夫ですか!?しっかりして!!」

 

明久は声をかけるが二人とも気絶しており返事がなかった。

明久は二人の身体を抱えてる。

 

明久「早く安全なところに!!」

 

怪獣は水晶体の方に視線を戻すがもう既に水晶体は奪われてしまった。

怪獣は悔しそうに咆哮する。そこへ一足遅く地底世界からやって来たショウが到着する。

 

ショウ「遅かったか・・・」

 

明久はショウを見て夢の中で見た青年と首に下げているペンダントが同じだった事に驚く。

 

明久『あいつ、確か夢の中で見たのと同じ人だ。それにあのペンダントも・・・』

 

ショウ「シェパードン 地底へ戻るんだ」

 

明久『シェパードン?・・・あの怪獣の名前なのか』

 

ショウの言葉を理解したのかシェパードンは地面を堀始め地底へと戻っていった。

 

ワンゼロ「転送完了」

 

ショウは振り向くと底には怪しい人影を見つけ去ろうとするその人影を追った。

 

ショウ「もしかしたらアイツが・・・」

 

明久「ちょっと待ってよ!」

 

明久も青年に聞きたい事があったからを追うとするが

今自分は二人の女の子を背負っている事に気がつき断念した。

 

明久「今はこの2人をどうにかしないと」

 

そこになのはに連絡が来た。

 

はやて『なのはちゃん!フェイトちゃん!二人とも無事か!?』

 

明久「あの済みません!」

 

はやて『おっ!誰やあんた!?』

 

明久「そんなことより早く誰かを呼んでください!二人とも気絶してるんですから!」

 

はやて『そ、そうなんですか。分かりました。フォワードの子たちをそちらに

向かわせますからその間に二人をお願いします。』

 

明久「分かった。じゃあそう言うことで」

 

はやては通信を切りフォワード陣に連絡をした。

明久は近くに二人を休める場所を探してそこに二人を降ろすと怪我をしてないか見ていた。

 

明久「どこも怪我をしてないな、良かった。かすり傷程度で済んで。」

 

明久は二人なのはとフェイトの顔を見て思わず見惚れてしまった。

 

明久「可愛い子だな。僕と同い歳かな?いや、少し歳上かも」

 

そこへ連絡を受けたフォワード陣が到着した。

 

スバル「なのはさん!」

 

ティアナ「大丈夫ですか!?」

 

エリオ「フェイトさん!」

 

キャロ「お怪我はありませんか!?」

 

四人はなのはとフェイトの元に集まり、明久はフォワード達に説明した。

 

明久「二人なら大丈夫だよ。酷い怪我はしていないし、かすり傷程度で済んだから

命に別状はないよ。安心して。」

 

明久の説明を聞いて四人は安心した。

 

スバル・エリオ・キャロ「「「良かったぁ・・・」」」

 

ティアナ「そう、ありがとう。なのはさんとフェイトさんを助けてくれて。」

 

明久「良いよ。当然の事をしただけだから。それじゃあ僕はこれで。二人をお願いね」

 

ティアナ「あっ!ちょっと!」

 

明久はティアナ達になのは達を任せるとさっき走っていった青年の後を追いかけた。

そこにはやてから通信が来た。

 

はやて『ティアナ!なのはちゃんたちは無事か!?』

 

ティアナ「はい、お二人ともかすり傷を負った程度なので大丈夫です。」

 

はやて『そうか、ところで怪獣は?』

 

ティアナ「それが私たちが着いた頃には何処にも。それに水晶体も。」

 

はやて『そうか。ところでなのはちゃん達を助けたあの子は何者なんや?』

 

ティアナ「分かりません。ですが、あの水晶体の事を何か知っているみたいでした。」

 

なのは「はやてちゃん。あの人は私とフェイトちゃんを助けてくれたの。

だから私には悪い人には見えないの」

 

なのはは体の上体を起こしてはやてに報告する。

 

はやて『なのはちゃん!気が付いたんやね!体は大丈夫なんか!?』

 

なのは「うん。私は平気だよ。私はあの人を追うから」

 

はやて『ほんなら、なのはちゃんはその子を追って。他の皆はその場で調査を続けてや。』

 

「「「「「了解。」」」」」

 

機動六課 指令室

 

はやて「ふう。」

 

通信を終えてはやてが一息着いたところに、はやて宛がに通信が入ってきた。

 

???『はやて隊長。あの水晶体の解析結果が出ました。』

 

はやて「お!もう終わったんやね。さすが仕事が早いなぁ。」

 

???『今、ミッドチルダで起こっている未知の水晶体の消失事件。それと同一のものです。

更には放射性年代測定によればあの水晶体は数万年前に存在していることは間違いありません。』

 

はやて「数万年前やて?じゃあ、あの怪獣は何の目的で?」

 

???「現在 解析中ですが水晶体を守る為に出現した。僕にはそんなふうに見えました。」

 

はやて「そうなんか、分かった。また何か分かったら連絡してや♪友也君♪」

 

友也「了解です。はやて隊長」

 

何とはやてと通信をしていたのは明久の戦友であり親友の一条寺 友也だった。

 

友也はさっきの採石場での映像に明久が映っていることを確認すると微笑みを浮かべた。

 

友也「まさか君までこの世界に来ていたなんて・・・久しぶりですね。明久君」

 

 




前編は明久となのは達とショウとの出逢いの話で後編は
明久がビクトリーと出逢い、そしてギンガとの再会の話です。

3月20日修正しました。


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第3話 少女達との出会いと光との再会 後編

お知らせがあります。

実は陸上自衛官の自衛官候補生に合格して来週の月曜で入隊します。
最初の3ヶ月は久留米の駐屯地の宿舎で生活するので余り更新は出来ないかも知れませんが
合間の時間でちょっとずつ執筆出来たらなと思います。

活動報告の方にも書いてるので良ければ読んでおいて下さい。お願いします。


明久「はぁ、はぁ、はぁ・・・こっちかな」

 

明久は今ショウの後を追っていた。すると目の前に左右に分かれた分かれ道があり明久は

左の方に走っていった。

その時近くの茂みに隠れていたショウが姿を現した。

 

ショウ「あいつ、何故俺の跡を追うんだ・・・」

 

ショウは分かれ道に着くと明久とは逆に右の道を進んでいった。

 

 

明久「あれ?こっちじゃなかったのか・・・」

 

明久はショウを見失ってしまった。

 

なのは「ねぇ!・・・君!」

 

明久が後ろを振り向くとそこには明久を追っていた高町なのはだった。。

バリアジャケットは解除して管理局の制服姿だった。

 

明久「え!僕ですか?・・・あれ?君はさっきの・・・」

 

なのは「さっきは友達と一緒に助けてくれてありがとう。それとごめんね。

実はちょっと君に聞きたい事があるんだけど。あ、その前に自己紹介するね。

私は時空管理局の機動六課所属の高町なのはです。貴方の名前は?」

 

明久「僕の名前は吉井明久です。実は僕も君に聞きたい事があって、それで聞きたい事って言うのは?」

 

なのは「じゃあ吉井君。君に質問するね。さっきいた採石場で吉井君はあの水晶体の事を何か知っている

みたいだったからちょっと気になって君の後を追ってたの・・・良かったら教えてほしいんだけど良いかな?」

 

なのはは明久が何故あの水晶体の事を知っていたのか気になっていた。

 

明久「と言っても僕も良く分からないんです。ただ・・・」

 

なのは「ただ?」

 

明久「信じてくれるか分からないけど、僕があの水晶体を知っていたのは僕が夢の中で見たからなんだ。」

 

なのは「夢の中で?」

 

明久「そうなんだ。だから知っていた。でも僕も詳しくは知らないんです。」

 

なのは「そうなんだ。分かりました・・・じゃあ次は吉井君の聞きたい事だね。何を聞きたいの?」

 

明久「あの~、ここってどこなんですか?僕、気がついたらあそこの山道で倒れていて」

 

なのは「それってどういうこと?」

 

明久「実は僕はあの採石場に来るまで学校の学園長室で学園長の実験に付き合ってたんだけど

何故かあの場所にいて・・・何か知らないかな?」

 

なのは『そう言えば出動する前に小規模な次元震を確認したってシャーリーが言っていたような』

 

なのはは出動する前に六課で小規模な次元震の確認があったことを思い出していた。

 

なのは「ここは第一管理世界(ミッドチルダ)の首都 クラナガンですけど・・・

この二つの名前に聞き覚えはないかな?」

 

明久「いえ、どれも聞き覚えがないし、そもそもミッドチルダやクラナガンって名前も聞いたことがないし。」

 

明久はなのはの質問にそう答える。

 

なのは(ミッドチルダを知らない?もしかして・・・)

 

なのは「あのね吉井君。貴方はどうも次元漂流者みたいなの」

 

明久「・・・次元漂流者?いったい何それ?」

 

なのはは明久に次元漂流者について説明した。

 

明久「成る程・・・つまり簡単に言うと僕は次元漂流者って言う次元規模の迷子みたいなもので

今の僕の状況がまさにそれと」

 

なのは「明久君、君って結構至って冷静だね。普通の人なら驚いたり慌てたりするのに」

 

なのはは明久の落ち着いて理解している事に驚いていた。

 

明久「まぁ、その・・・こういった事には慣れっこっていうか」

 

明久『そっか・・・ここは僕がいた世界とは違う世界なのか。

あの時の実験で僕はこの異世界に飛ばされてしまったんだ。』

 

まぁ確かにウルトラマン達と出会う前の明久なら今のこの状況でなのはからの説明を聞いても

あまり理解できなかったしさっきもなのはが言ったように大慌てや驚いたりしていただろが

タロウやギンガと他のウルトラマン達と一緒に戦ったり学んだりして様々な経験をした今の明久なら

このような状況でも落ち着ける等ある意味明久が成長しているというところだろう。

 

なのは「そうなんだ・・・それでね明久君。もし良かったらこれから私と一緒に・・・」

 

するとなのはに通信が入った。

 

はやて『なのはちゃん!今何処にいるんや!!』

 

なのは「はやてちゃん!一体どうしたの!?」

 

はやてside

 

機動六課 指令室

 

はやて「実はポイントGー7でまた新たな水晶体が何者かに転送させられているんや!

フェイトちゃんとフォワードの子達も今現地に向かっておるからなのはちゃんも

すぐに皆と合流してや!」

 

なのは『分かった、出来るだけ早く皆と合流するから』

 

はやて「ほんならな」

 

はやてはなのはと通信を切るとため息を吐きながら椅子に背中を預けた。

 

はやて「一体・・・何が起きようとしてるんや?」

 

 

なのは「急いで戻らないと・・・吉井君、私ちょっと急用ができちゃって行かなくちゃ

いけないの だからここで待っててくれるかな?」

 

明久「分かりました、気をつけて」

 

なのは「うん、ありがとう」

 

なのははセットアップをしてバリアジャケットに身を包むと空へと飛び立った。

 

すると突然地面が揺れだし明久は胸辺りに違和感があり胸ポケットから

ギンガスパークを取り出すとまた反応していた。

 

明久「また反応している・・・もしかしてあの水晶を感じ取れるのかな?」

 

明久は考えるがもう決まっている明久はギンガスパークをズボンのポケットに仕舞うと

 

明久「高町さんには悪いけど・・・行ってみよう」

 

そして明久も行動を再開した。

 

 

その頃ショウはビクトリウムを転送しようとしているワンゼロを発見した。

ショウはワンゼロに向かって質問をする

 

ショウ「待て!!・・・ビクトリウムを奪っているのはお前か!」

 

するとワンゼロは懐から何か球形の物を取りだしそれを割り上へと投げると

数対のアンドロイドが出現した。

 

ワンゼロ「消去せよ!」

 

ワンゼロが命令をすると数対のアンドロイド達はショウに襲い掛かるが

ショウは格闘戦でアンドロイド達を倒した。そこへ明久が駆けつける。

 

明久「おーい!」

 

ショウ「・・・あいつは」

 

するとショウは明久のズボンのポケットに入ってるギンガスパークを見ると

明久を見る。

 

ショウ「お前・・・まさか」

 

明久「え・・・? あっ!」

 

ワンゼロはその隙に手から電撃を二人に向けて放ち二人は吹き飛ばされる。

 

明久「うわぁあ!!」

 

ショウ「ぐあ!!」

 

そこへシェパードンが再び地底から出現した。

 

シェパードン(グゥワアアアアアアン!!)

 

ショウ「シェパードン!地底へ帰れって言っただろう!」

 

だがシェパードンはショウの言葉に聞く耳を持たずアンドロイド達に

光線を放って攻撃をした。ワンゼロは当たる寸前に避け他のアンドロイド達は光線が当たり

吹っ飛ばされる。

 

ショウ「不味い・・・あいつ怒りに我を忘れてしまっている。」

 

するとワンゼロは懐から何と一体の怪獣の人形を取り出した。

 

明久「あれはまさか!・・・スパークドールズ!」

 

更にワンゼロは左手にギンガスパークに似た物を怪獣にリードさせた。

 

『モンスライブ!EXレッドキング!!』

 

EXレッドキング(ギャオオオオオオン!!)

 

何とEXレッドキングの人形が実体化しワンゼロはレッドキングと一体化した。

 

明久「どうして・・・スパークドールズがこの世界にあるんだ。

あの時確かにスパークドールズはギンガと一緒に帰っていったはずなのに」

 

シェパードンとEXレッドキングは互いに睨み合うと戦闘を始めた。

レッドキングはそのパワーと巨大な腕を使いシェパードンに殴り付ける

シェパードンも負けずと反撃するが力の差はレッドキングの方が上だ。

 

そして両腕でアッパーを繰り出しシェパードンを下がらせた。

 

ワンゼロ『フッ!・・・ハッ!』

 

ワンゼロはレッドキングの中で謎のスパークを持つ腕を降り下げるとレッドキングも

その動きに合わせるかのように両腕を地面に叩きつけると地中からマグマが吹き出し

相手を攻撃する技「フレイムロード」を放ち技を受けたシェパードンは吹き飛ばされた。

 

ショウ「シェパードン!・・・」

 

ショウはビクトリーランサーを取り出しそれを見た明久は質問をした。

 

明久「そのアイテム・・・君は一体」

 

ショウ「早く逃げるんだな 」

 

ショウはビクトリーランサーをランサーモードにチェンジすると中から一体の人形が出現し

ショウはその人形を手に取るとビクトリーランサーにリードした。

 

『ウルトライブ!!ウルトラマンビクトリー!!』

 

すると光となった巨人とショウが飛びながら一体化しショウは巨人へと変身した。

 

巨人【ジェアッ!!・・・】

 

巨人が地面に降り立つとゆっくりと立ち上がる

 

巨人【ゼァ・・・】

 

立ち上がった巨人の姿を見て明久は呆気にとられワンゼロは巨人を睨むと質問した。

 

明久「あれは・・・」

 

ワンゼロ『お前は何者だ!?』

 

その質問に巨人は答える。

 

 

 

ビクトリー【ウルトラマンビクトリー。】

 

 

BGM ウルトラマンビクトリーの歌

 

 

明久「やっぱり・・・あの時夢に出てきたアイツもウルトラマンだったんだ」

 

ショウ【来い!この俺が相手だ!!】

 

ショウ・・・いやビクトリーはレッドキングへ向かってジャンプし一気に懐に入ると

蹴り技や殴り技でレッドキングに叩き込むレッドキングも反撃するがそれを躱し

攻撃を続ける。その姿に明久は釘つけだった。

 

明久「あのウルトラマン・・・強い」

 

そしてレッドキングを抑えると後ろにいるシェパードンに地底へ帰るように言う。

 

ビクトリー【シェパードン!地底へ戻るんだ!】

 

シェパードンも怒りが治まったのか地底へと戻っていった。

 

そこへなのは達機動六課のメンバーが到着した。

 

なのは「吉井君!?どうしてこんなところに!?」

 

明久「高町さん!?」

 

フェイト「君!ここは危険です!早く逃げて!」

 

スバル「あれ?あなたはさっきの・・・」

 

エリオ「ここは危険ですよ!」

 

キャロ「そうです!早く逃げて下さい!」

 

ティアナ「まずい・・・なのはさん!この先には民家があります。」

 

なのは「そんな・・・」

 

そこへ機動六課の指令室から通信が来た。

 

はやて『皆!そっちの近くの部隊に半径2キロ圏内に避難勧告を発令するように

言っといたから!皆!無理しないで怪獣を食い止めてな!』

 

六課「「「了解!!!」」」

 

なのは達はレッドキングに向かって攻撃を開始した。だがビクトリーの飛び蹴りを喰らい

レッドキングは地面に倒れ込むと土砂が巻き起こり大きな岩がなのは達に落ちてきた。

 

なのは達「うわあ!「あっ!」」

 

明久は何とか無事だったがなのはや他の皆が岩の下敷きなってしまった。

なのは達は足を挟まれてしまい気絶してしまった。

明久は何とかなのは達を助けようと岩を退かそうとするがやはり大きすぎて

とても一人では動かせない。

 

明久「ぐっ!・・・こ・のっ!ぐぅう!」

 

なのは「明久・君、早く、逃げて・・・」

 

明久「そんなの出来ないよ!!絶対に助ける!!」

 

そしてビクトリウムは転送されてしまいそれを見たショウは怒り更に激しく攻め立てる。

 

ショウ【ビクトリウムが・・・おらー!!】

 

そのせいで岩が明久の所へ降ってきて明久はそれを見て逃げようとするが吹っ飛ばされて

しまい地面を転がるその拍子にギンガスパークも転がった。

 

明久はなのは達を助けようと立ち上がるが転がったギンガスパークを見てそれを拾い上げる

明久はビクトリーとレッドキングが戦っているのを見るとその次になのは達を見て

ギンガスパークに問い掛ける。

 

明久「お願いだギンガ・・・もう一度、僕に力を貸してくれ。未来は変えられる

それを教えてくれたのは君じゃないか! 頼む、もう一度僕と一緒に戦ってくれ!!

僕に・・・未来を切り拓く力を!!」

 

その言葉が届いたのかギンガスパークが輝き出した。それを見て頷いた明久は

ギンガスパークを前に掲げるとギンガスパークからギンガのスパークドールズが出現し

それを手に取り両腕を8の字を描くように振りスパークドールズをリードした。

 

『ウルトライブ!! ウルトラマンギンガ!!』

 

明久「ギンガーー!!」

 

そして高く掲げると明久の体が銀河状の光に包まれその中から光輝く巨人が姿を現した。

そして巨人はなのは達を下敷きにしている大岩を片手で軽く持ち上げる。

光が収まるとそこに立っていたのは嘗て明久と共に戦い一度は別れたが再会の約束を交わし

宇宙へと帰っていった光の巨人・・・ウルトラマンギンガだった。

 

BGM ウルトラマンギンガの歌

 

その様子を指令室の映像で見たはやては呆気に取られていた。

 

はやて「な、何や?あの巨人は・・・」

 

そこへ指令室の扉が開き友也が入ってきた。

 

友也「はやて部隊長、あの巨人・・・いや彼の名はウルトラマンギンガです。」

 

はやて「ウルトラマン、ギンガ?」

 

友也「そうです。彼は僕達の味方です!」

 

そして指令室から変わり、ギンガと一体化した明久は・・・

 

明久『久しぶりだね、ギンガ。よし、行くぞ!!』

 

ギンガ【シェアッ!!】

 

ギンガはファイティングポーズを取る。

 

ビクトリー【おりゃ!・・・ん?】

 

ビクトリーはギンガの登場に視線を移した。

 

ギンガはEXレッドキングへ助走を付けてジャンプしEXレッドキングへ向けてジャンプキックを繰り出した。

その際にギンガの身体のクリスタルがオレンジ色に変わり特にギンガの右足のクリスタルがいっそう強いオレンジの輝きを放ち

ギンガのエネルギーである「プラズマエネルギー」を右足に蓄えて相手に叩き込む明久が編み出したオリジナル技・・・

 

ギンガ【ギンガメテオキィィィック!!!】

 

ギンガの技「ギンガメテオキック」を喰らったレッドキングは遠くへと吹き飛ばされギンガは隙を与えないように追撃する。

一気にレッドキングの懐に入りレッドキングの反撃も両腕で防いだり片腕でレッドキングの片方の腕を抑えると

レッドキングの腹に向かってパンチ技を叩き込み一旦離れるとレッドキングの頭に向かって回し蹴りを加える。

 

レッドキングは頭突きを繰り出すがギンガは両腕で押さえつけ更にレッドキングの頭をガッチリと押さえると

レッドキングの身体を持ち上げジャイアントスイングの様に回し、投げ飛ばした。

 

ギンガ【ヘェェイヤァァアア!!】

 

EXレッドキング(ギャオオオオオオン!!!)

 

そしてギンガに助けられたなのはは気がつき目の前で起こってる戦いに驚くがすぐ側でフェイト達が気絶しているため

皆に呼び掛ける。

 

なのは「フェイトちゃん! フェイトちゃん! しっかりして!!」

 

フェイト「なのは? あれ・・・?一体何が・・・?」

 

なのは「フェイトちゃん!!良かった!!」

 

気が付いたフェイトは目の前の向こうでウルトラマンギンガとEXレッドキングが戦っていることにビックリするが

特にフェイトはギンガには驚いていた。

 

フェイト「なのは!?あの巨人は何!?」

 

なのは「分からない・・・でもあの巨人はわたし達を助けてくれたんだと思うの」

 

投げ飛ばされたレッドキングは近くの大岩に両腕からマグマエネルギーを送り込み大岩を巨大な溶岩へと変え

それを腕に一つずつ持ちその巨大な溶岩をギンガに向かって投げつける。

 

ワンゼロ『はぁあっ!』

 

なのは「危ない!!」

 

フェイト「避けて!!」

 

だがギンガはプラズマエネルギーによってクリスタルの色が白一色になると右腕から伸ばした切っ先から形成される

光の刃「ギンガセイバー」を出現させた。

 

ギンガ【ギンガセイバー!!】

 

ギンガはギンガセイバーでレッドキングが投げ飛ばした巨大な溶岩をその光の刃によって切り捨て

更に斬撃を飛ばすとレッドキングにダメージを与えた。

 

なのは「凄い・・・」

 

フェイト「何て切れ味・・・」

 

ギンガセイバーを解除したギンガはレッドキングに反撃する。

 

明久【今度はこっちの番だ!!】

 

ギンガは胸の前で両腕をクロスさせるとギンガのプラズマエネルギーによって

クリスタルが黄色一色に変わり左腕を空へと伸ばすと頭上に銀河状に輝く雷の渦が発生し

そのままそれを右手で敵に投げつける技「ギンガサンダーボルト」を放った。

 

ギンガ【ギンガサンダーボルト!!】

 

ギンガサンダーボルトを喰らったレッドキングは後退りした。

 

そして止めとしてギンガは両腕を前方で交差させた後、S字を描くように左右に大きく広げる

その際プラズマエネルギーは青一色に変わりそして最後にL字型に組み放つ必殺光線「ギンガクロスシュート」を発射した。

 

ギンガ【これで止めだ!・・・ギンガクロスシュート!!】

 

ギンガクロスシュートの直撃を受けたレッドキングはそのまま倒れ爆発した。

 

EXレッドキング(グワァアアアアアアン!!)

 

なのは「やったぁ!!やったねフェイトちゃん!!」

 

フェイト「うん!なのは」

 

爆炎が収まるとEXレッドキングは元のスパークドールズに戻りワンゼロは分離し近くの崖に着地した。

ギンガはレッドキングのスパークドールズを拾おうとすると何とビクトリーが「ビクトリウムスラッシュ」でギンガを妨害した。

 

ビクトリー【ビクトリウムスラッシュ!!】

 

なのは・フェイト「「え・・・??」」

 

ギンガは避けるがレッドキングのスパークドールズはビクトリーに回収された。

ショウはレッドキングのスパークドールズを持つとビクトリーランサーにリードした。

 

「ウルトランス!!EXレッドキング、ナックル!!」

 

何とビクトリーの右腕がさっき倒したEXレッドキングの腕に変化したのだ。

 

ビクトリー【ハァァ・・・フッ!!】

 

ギンガ【まさか、怪獣の腕を実体化させたのか!?】

 

その光景にこの場にいる全員がギンガとビクトリーに視線が集まると先に仕掛けて来たのはビクトリーだった。

 

ビクトリー【はぁ~っ!どりゃ~!!】

 

ビクトリーはフレイムロードを放ちギンガに襲いかかった!!

 




次回!

ギンガと再会した明久そしてウルトランスでギンガに襲い掛かるビクトリーとショウ
二人の青年と巨人はこのまま争ってしまうのか!?
スパークドールズの復活、そしてチブル星人エクセラーはまたしても
ビクトリウムを奪おうとする。はたしてギンガとビクトリーは共に戦う事が出来るのか?

明久「ギンガ?」

ギンガ「久しぶりだな、明久」

ショウ「あの銀色の巨人は一体何者なのですか?」

はやて「明久君、もし良ければうちら機動六課に入隊せえへんか?」

なのは「これから宜しくね♪明久君」

フェイト「宜しく、明久♪」

次回、第3話 ギンガ対ビクトリー

ショウ「何故、俺を助けたんだ?」

明久「お互い背負ってるものは違うけど、僕達が目指すものは同じかなって。」



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第4話 ギンガ対ビクトリー

皆さん、七か月ぶりに投稿しました。T&Y-Tigaです。

自衛隊の前期と後期の教育が終わり中隊に配属されて
一ヶ月が過ぎもうある程度落ち着いて来たので久しぶりに投稿しました。

先週のウルトラマンXはギンガとビクトリーの共演がありましたし
更にはウルトラマンギンガビクトリーの技でガイア、ダイナ、ティガの順番で
それぞれの光線技を放つシーンは興奮しました。

色々なウルトラマンとの共演もしてほしいです。


異世界へと転移してしまった明久はギンガスパークに導かれ機動六課の高町なのは達と

出会い、そこで明久は夢の中で見た謎の青年「ショウ」と出会う。

そこで明久は謎の水晶体ビクトリウムを略奪する侵略者、スパークドールズの復活

そしてショウがビクトリアンに伝わる神秘のアイテム「ビクトリーランサー」で変身する

ウルトラマンビクトリー。ビクトリーと侵略者の戦いに巻き込まれる明久と機動六課。

 

その時明久はギンガスパークに叫んだ。

 

明久「僕に・・・切り開く力を!!」

 

明久の想いが届き明久は再び変身する!

 

「ウルトラーイブ!!ウルトラマンギンガ!!」

 

明久「ギンガーー!!」

 

ウルトラマンギンガ 再び

 

ギンガは何とか侵略者を撃退に成功するがビクトリーがギンガに襲いかかる!

 

 

 

OP 英雄の詩

 

 

 

第3話 ギンガ対ビクトリー

 

ギンガはビクトリーの攻撃をジャンプして避けた。

 

明久『あのウルトラマン、怪獣の力を使えるのか』

 

明久はビクトリーに近づき問い掛ける。

 

明久『お願いだ、教えてくれ、君は一体何者なんだ?』

 

明久は質問をするがビクトリーいや、ショウからの返事は

 

ショウ『お前に話す必要はない』

 

ビクトリーはギンガに背を向けて歩く

 

明久『君、それ全然答えてなってないよ!』

 

明久が戸惑いの気持ちをぶつけるとビクトリーが攻撃をした。

 

ビクトリー『ビクトリウムスラッシュ!』

 

ギンガは攻撃を避けてジャンプしビクトリーに詰め寄る。

 

明久『いきなり何するんだよ!』

 

ビクトリーはギンガの腕を払い除けるとパンチやキックで攻撃する。

ギンガはビクトリーの攻撃を避けたり受け流す。

 

ショウ『フン!中々やるな。行くぞ!』

 

ビクトリーはギンガに畳み掛ける。

 

明久『ちょっ!?待っ、止めろ!』

 

ギンガはビクトリーの攻撃に対して防戦一方となるが2体が空中で取っ組み合い

地面に着地するとお互い蹴り合い両者は距離を離した。

 

ショウはEXレッドキングのスパークドールズをビクトリーランサーにリードする

 

『ウルトランス!!EXレッドキング!!ナックル!!』

 

ギンガ『ギンガセイバー!!』

 

ギンガもギンガセイバーを出し火炎弾を切り裂きビクトリーに組み付く

 

ビクトリー『ビクトリウムバーン!!』

 

ビクトリーは額のV字型から光線を発射しギンガは吹き飛ばされる

 

するとビクトリーのカラータイマーが青から赤へと変わり点滅し始め対する

ギンガも同じようにカラータイマーが青から赤へと変わり点滅していた。

 

明久『このままだと・・・』

 

ショウ『もう時間がないか・・・次で決める!』

 

ギンガはギンガスパークランスを出現させ構えると両者が走り出しジャンプした。

 

キサラ女王「お止めなさい!ショウ!!」

 

ギンガとビクトリーは空中で激突しそして・・・両者は消えた。

 

なのは「何がどうなったの?」

 

フェイト「なのは、スバル達の身体は何処も怪我してないよ。気を失ってるだけだから」

 

なのは「そう、良かったぁ。」

 

なのはは安心したように返事する。

 

フェイト「ねぇなのは、さっきの2体の巨人はどうしたの?」

 

なのは「分からない、2体とも激突した後消えちゃったの」

 

フェイト「そう・・・」

 

なのは「とにかくはやてちゃんに連絡とヘリを呼んで貰おう」

 

 

その頃明久は

 

 

???『・・久』『明久』

 

何者かが明久に語りかけその声で明久は目を明けその声の主を見ると目を大きく見開いた。

 

明久『ギンガ?』

 

ギンガ『あぁ、久し振りだな明久』

 

明久『どうして!?ギンガがここに・・・』

 

ギンガ『あの時言ったはずだ。君が私を信じて呼べば必ず駆けつける・・・と』

 

明久はその言葉を聞いて思い出すが明久はギンガに問い掛けた

 

明久『ギンガ・・・教えてくれ!何でスパークドールズが復活したんだ。

それにあの見たこともない黒いウルトラマンは・・・誰なんだ?』

 

ギンガ『君は何も感じなかったのか・・・彼の拳に邪悪な気配は無かった。』

 

明久『どういうことなのさ、現に攻撃してきたじゃないか。

最初に仕掛けてきたのはアイツだよ』

 

ギンガ『・・・考えろ明久』

 

明久『・・・え?』

 

ギンガ『考えるんだ』

 

そして二人の会話が終わると光が晴れ元の山道に明久が立っていた。

 

明久「考えろ・・・考えろ・・・考えろ、か」

 

すると上の方から凄い音がして明久が上を向けるとヘリが降りてきて

そこからなのはとフェイトがヘリから降りてきた。

 

なのは「明久君、良かった無事だったんだね。」

 

明久「なのはさん!!どうしてここに」

 

なのは「君を捜してたんだよ。さ、早く乗って」

 

なのはは明久をヘリへ乗せようとするが明久は抵抗をする。

 

明久「ちょ、ちょっと何するのさ」

 

フェイト「お願い、私達と一緒に来てほしいの」

 

なのはとフェイトは明久をヘリに乗せ終わるとそのままヘリは飛んでいった。

 

 

その頃ショウはキサラ女王と通信をしていた。

 

ショウ「あの銀色の巨人は一体何者何ですか?地上にも・・・

ビクトリーと同じ力を持つ者がいるんですか?」

 

キサラ女王「貴方はまだ巨人達の本当の力を知りません。それがどれほど・・・

強大なものかを・・・その力を破壊の為に使うのか、或いは未来の為に使うのか、それは

貴方次第なのですよ。ショウ・・・」

 

キサラ女王は通信を切る。

 

カムシン「恐れながら申し上げます。」

 

キサラ女王「何ですか?カムシン・・・」

 

カムシン「ショウにビクトリーランサーを遣わせるには

まだ速かったと私は考えますが。」

 

キサラ女王「私は彼を、ショウを信じてます。」

 

 

キサラ女王との通信を終えたショウはキサラ女王に言われたことを考え

ビクトリーランサーを手にとって考えていた

 

ショウ「俺次第・・・か」

 

??「兄貴!!」

 

ショウ「レピ、サクヤ。二人とも何やってるんだ。

出てきちゃダメじゃないか。」

 

サクヤ「だってショウの事が心配で・・・」

 

ショウ「地上は危険なんだ。速く神殿へ戻った方が良い。」

 

サクヤ「そんな危ない所でどうして貴方一人で戦わないといけないの?」

 

ショウ「ビクトリウムを奪っている奴らを見つけ出す。それが俺の使命だからだ。」

 

ショウがそういうと彼のお腹から空腹の音が鳴る。

そして空腹で倒れてしまった。

 

レピ「姉ちゃん、大変だ!!兄貴が腹ペコだよ」

 

 

そしてビクトリウムを狙うアンドロイド、ワンゼロは

チブル星人、エクセラーの宇宙船へと戻っていた。

 

エクセラー「もう一人のウルトラマンか、実に興味深いですね。」

 

ワンゼロ「ビクトリーとギンガは我々の計画に邪魔になる存在です。

何か手を打たなければ・・・」

 

エクセラー「まぁ良いじゃないか、ゲームの駒は多い方が楽しいからね♪

アンドロイド、ワンゼロ。ビショップをEの2へ」

ワンゼロはエレキングのスパークドールズを移動させた。

 

 

なのは達にヘリに乗せられた明久は機動六課へと到着した。

もう辺りは夜になっている。

スバル達は医務室に預けると明久となのはとフェイトの3人は局内を歩いていた。

今は色々と話しをしながら部隊長室へと向かっていた。

 

なのは「そっか、明久君も私達と同じ地球出身なんだ。もしかしたら帰れるかもしれないね。」

 

明久「本当に!?良かったぁ・・・」

 

フェイト「さぁ、ここだよ」

 

3人は部隊長室へと到着した。

 

フェイト「(コンコン)フェイト執務官です。高町一等空尉と共に次元漂流者の方に同行してもらいました。

八神部隊長」

 

「どうぞ、入ってください」

 

フェイト「失礼します。」

 

明久はフェイトとなのはの後について部屋に入ると、そこにいたのは

 

明久「え、女の子?」

 

女性だった。それももしかしたらなのは達と同年代の女性が座っていた。

 

はやて「どうも。私が機動六課の責任者で部隊長の八神はやてです」

 

明久「あっ僕は吉井明久です。次元漂流者? みたいな者らしいです」

 

はやて「吉井明久‥‥明久君でいいですか? 君の事はフェイト執務官やなのは隊長から色々聞いて

事情は把握してます。これから明久君の住んでいた町の事を詳しく調べますから町の事を教えてくれますか?」

 

 明久「はい。分かりました。××県文月市文月町です」

 

はやて「試験召喚獣か・・・私も地球出身なんですがそんなん聞いた事なかったですね。

私が地球にいた時から随分変わったんやね」

 

はやては端末で調べていると顔を傾けた。

 

はやて「ん?あれ?おかしいな?」

 

フェイト「どうかしたの? はやて?」

 

なのは「何かあったの?はやてちゃん?」

 

はやて「ないんよ」

 

なのは「え? ないって・・・もしかして」

 

はやて「うん、私たちの地球の日本には文月市なんて街はないんや」

 

明久「え・・・ええぇぇぇぇえええ!?」

 

流石の明久もこればっかりには驚いた。

 

はやて「明久君? 君のおった世界は本当に地球で間違いないんやな?」

 

明久「う、うん。それは間違いないよ」

 

はやて「となると呼び方が同じだけで全く別の世界なんやろうか?」

 

なのは「それはないと思うよ? 明久君が話してくれた、地球は私達の知ってる地球立ったし・・・」

 

フェイト「ねぇ、はやて。もしかして明久君って・・・」

 

はやて「うん、恐らくフェイトちゃんの考えとる通りや・・・並行世界出身か

・・・ずいぶんと厄介なことになってしもうたな・・・まさか『二人目も出てくるなんて』」

 

明久ははやてが言った平行世界という言葉でもしかしたらと考えた。

 

明久『平行世界、確かタロウが前に教えてくれた。多世界宇宙(マルチバース)と同じなんじゃ

それにさっき二人目って・・・』

 

明久は口を開く。

 

明久「えっと、もしかして僕は帰れない・・・・・。って事?」

 

なのは「明久君‥‥‥私達管理局は次元漂流者を元の世界に返してあげるのも仕事の内だから

明久君を元の世界に返してあげたいんだけど」

 

はやて「そんな管理局にも手え出さへん次元ってもんがあるんやけど‥‥‥その一つが並行世界なんよ。

並行世界っていうのは決して交わる事のない横の世界のことなんやけど‥‥」

 

明久『確か、タロウも言ってたな。別の宇宙へと行くとなると並み大抵にはいかないって』

 

はやて「もしかして、明久君。うちらの話しが分かるんか?」

 

明久「うん、まぁね。」

 

フェイト「驚いた、普通こんな難しい話しがちゃんと理解できるなんて。」

 

はやて「うん、私もびっくりや。」

 

明久「そっか。じゃあ僕はもう二度と元の世界には帰れないの?」

 

フェイト「もちろん何とかして帰れる方法は探すよ? けどすぐに帰るのは‥‥‥」

 

なのは「私達も出来る限りの事はするけど、明久君を元の世界へ帰れるように

するには、もしかしたら時間がかかるかもしれないの・・・」

 

なのはとフェイトが気まずそうに黙り部屋が静寂に包まれる。

そんな中八神さんが沈黙をやぶり僕にとんでもない相談を持ちかけてきた。

 

はやて「明久君、もし良ければうちら機動六課に入隊せえへんか?」

 

明久「・・・え?」

 

フェイト・なのは「な!?(え!?) はやて!?(はやてちゃん!?)」

 

はやて「大丈夫やよ。なのはちゃん、フェイトちゃん。さっき3人が局内に入った時、簡単に魔力探知してみたんやけど、明久君の体から、魔力が検出されてる。多分明久君にも魔力の素質はあると思うんや」

 

フェイト「けど・・・」

 

なのは「本気なの?」

 

はやて「もちろんや」

 

フェイト「・・・なら、私からはもう何も言う事はないよ。はやてに任せる」

 

なのは「私もはやてちゃんを信じるよ」

 

はやて「ありがとうな。フェイトちゃん、なのはちゃん。」

 

はやて「えっとな、明久君。君はすぐに帰られへんって事は、しばらくこの世界で生きていかなあかんわけやん? 

もちろん申請すれば保護対象になって生活できるんやけど、それにならんと六課で働いてみーひんかって事や」

 

明久「僕が?機動六課で?どうして?」

 

はやて「六課はそれなりに大きな部署やから、明久君が元の世界に帰るための情報を集めやすいのが一つと、

後もう一つはこっち側からのお願いや」

 

明久「八神さん達からのお願い?」

 

はやて「うん。今、私等はレリックっていうロストロギアを探してるんやけど、それ集めるのを手伝ってほしいんや」

 

明久「レリック?」

 

フェイト「簡単にいうと古代に作られて、何の目的で作られたか分からない謎の古代遺産。

これは悪い事しか考えない人の手に渡って悪用されると、世界の一つが消滅する危険があるものなんだよ。

それを探すのに明久君の力を貸してほしいってはやてが言ってるんだよ。」

 

はやてからの提案を聞いた明久は考え込んだ。

 

明久『確かに八神さんの言う通りここにいれば、帰れる情報が入るかも知れないしそれにあの水晶や

あの黒いウルトラマン、スパークドールズを悪に利用している奴らの事が何か分かるかも知れない』

 

明久「別に力を貸すのは構わないけど僕にできる事ってあるかな? 僕はただの高校生だし、

力になれる事なんてあまりないと思うんだけどな・・・」

 

はやて「なるんや。明久君が六課に入ってくれたらうち等の助けになるんや」

 

そういう八神さんの目は真剣だった。それはなのはとフェイトも同じめをしていた。

どうやら、本気で明久が役に立つと思ってるらしい‥‥‥ 

 

明久「ふぅ、やれやれ。そんな真剣な目で言われたら断れないじゃん」

 

なのは「え? という事は‥‥‥‥」

 

明久「うん。僕でよければ喜んで力になるよ。どこまで出来るか分からないけどね?」

 

明久ははやての申し出を受けた。

 

フェイ「本当にいいの? 吉井君? 結構大変だよ?」

 

最期にフェイトが明久に本当にいいのか聞いてくる。

 

明久「良いよ。体力には結構自信あるしね」

 

ウルトラ兄弟や他のウルトラマン達に鍛え上げられたおかげで、体力の方はかなりある方だと自分でも思う。

 

明久「それになのはさんやフェイトさん、八神さんみたいな、可愛い女の子がそんな危険な物を探してて、

僕なんかの力でも助かる。って言うんだから、できる限りの事はやりたいじゃない」

 

なのは「ふにゃっ!? か、可愛い? 私が?」

 

フェイト「か、可愛い? 私が?うぅぅぅ///」

 

はやて「にゃははははは。なのはちゃんもフェイトちゃん顔真っ赤やで~」

 

なのは「そ、そう言う、はやてちゃんだって顔赤いよぉ‥‥‥」

 

フェイト「そ、そうだよ。はやても顔が真っ赤だよ・・・」

 

はやて「な!? これは部屋がちょっと暑なってきただけや!」

 

なのは・フェイト「「わ、私だって!」」  

 

 

それから暫くたって・・・

 

 

はやて「それじゃ、改めて。ようこそ機動六課へ!明久君。

うちらは君を歓迎するよ!!」

 

なのは「此れからよろしくね。明久君♪」

 

フェイト「よろしくね。吉井君」

 

明久「こちらこそ。よろしくね。なのはさん、フェイトさん、八神さん」

 

はやて「あっ、吉井君・・・うちらは名字やさん付けで呼ばれるのは

あまりなれてないんや。硬苦しいのもそうやし、つぎからうちらの事は

名前で呼んでもらって構わないんよ。その代わりにうちらは明久君って呼ぶから

それでええかな?」

 

明久「うん、僕もそっちの方が話しやすいしそれで良いよ」

 

はやて「了解や、二人もそれでええな?」

 

なのは「私も良いよ。明久君、私の事もなのはって呼んで良いよ。」

 

フェイト「私も明久って呼ぶから、私もフェイトって呼んでね」

 

明久「うん、分かった。なのは、フェイト、はやて」

 

その時、ノックのする音が部屋に響く

 

「失礼します。はやて部隊長、いらっしゃいますか?」

 

はやて「どうぞ。入ってください」

 

明久『あれ?今の声ってどこかで・・・』

 

するとドアが開き入ってきたのは明久が知っている人物だった。

 

明久「友也!?」

 

友也「久し振りですね。明久君」

 

それはかつて明久が元の世界で「ジャンナイン」と共に

戦った一条寺友也だった。

明久は思わず友也に抱きついた。

 

明久「久し振りだね!友也!!」

 

友也「相変わらずですね。明久君も」

 

そんな二人の様子になのはは聞いてきた。

 

なのは「え?明久君って友也君と知り合いなの?」

 

明久「いや、知り合いって言うか、友達なんだ。ね、友也」

 

友也「はい、僕は明久君と同じ世界の出身なんです。」

 

はやて「そうやったんか、良かったなぁ、明久君。友達とまた会えて」

 

フェイト「ふたりは本当に仲が良いんだね」

 

明久「って言うか、どうして友也がここに?」

 

友也「実は僕も君と同じでこの世界へと転移してしまって

そして今ではここの機動六課の研究室で面白い研究をしているんです。」

 

すると友也ははやてに研究結果を報告する。

 

友也「はやて部隊長、あの水晶体について分かった事を報告しても宜しいですか?」

 

はやて「ええよ、始めてや。」

 

友也「お二人も聞いていきますか?」

 

なのは・フェイト「「うん」」

 

友也「では説明します。」

 

友也はガンパットを操作し隊長室の中で大きなモニターを表示した。

 

友也「これが現在このミッドチルダで発見されている水晶体。

水晶体は独自の光を放ち同じエネルギーの波動をもっています。

そしてあのEXレッドキングと波動スペクトルが同じなんです。」

 

明久「スパークドールズと水晶体・・・何か関係があるってことか」

 

今度はシェパードンのデータを表示した。

 

友也「一方、この怪獣は完全に生物です。そしてあの謎のウルトラマンビクトリー

地底には何か大きな意思を持つものがいる。僕はそう考えてます。」

 

 

 

その頃、ミッドチルダの首都クラナガンでは

 

 

建物の照明が突然消え更には携帯端末が使用出来ないという現象が

起こりその近くを電気を帯びた何かが地下を移動していた。

 

そしてその影響は機動六課にまで及んでいた。

直ぐに非常用電源に切り替わり部屋に明かりが戻ってきた。

 

なのは「また、最近多いよね。こういうの・・・」

 

フェイト「うん。」

 

はやて「うちらも困ってるんやけどな」

 

友也「それの事も含めて僕は報告に来たんです。」

 

はやて「本当?」

 

友也「はい、ここ最近クラナガン近辺で報告された電波障害、電子機器の異常

地殻の振動にポイントを打ってみたんです。」

 

友也がガンパットのボタンを押すと今度は地図が表示された。

 

なのは「移動してるね」

 

友也「高圧電力を帯びた何者かが地下を移動しその電磁波が磁場に影響を与えているんです。」

 

はやて「つまり、電気ビリビリの何かが地下を進んでるってことやね

でも何の為にや・・・」

 

明久「水晶体を探しているんだ。」

 

その明久の推理に友也は頷いた。

 

 

 

そして翌朝

 

 

 

機動六課 医務室

 

 

スバル「・・・ここは?」

 

シャマル「気がついた?スバル」

 

スバル「シャマル先生?」

 

シャマル「貴女、昨日の夜からずっと気絶してたのよ。

ティアナ、エリオ君もキャロちゃんもね」

 

スバル「ティア達は?」

 

シャマル「大丈夫よ、他の皆も無事よ。だから安心して?」

 

スバル「はい。なのはさん達は?」

 

シャマル「なのはちゃんとフェイトちゃんも無事よ。」

 

スバル「そうですか。良かった」

 

すると医務室のドアが開きなのはが入ってきた。

 

なのは「スバル?起きてる?」

 

スバル「なのはさん?」

 

なのは「スバル、身体の方は何ともない?」

 

スバル「はい、何ともありません。大丈夫です。」

 

なのは「そう良かった。今日は皆安静のために今日一日私達全員はお休みするようにって

それを伝えに来たの。デバイスの方もメンテナンスに出してあるから

スバルもそれで良いかな?」

 

スバル「はい、分かりました。」

 

なのは「後、これ皆が起きたら食べてね。」

 

なのはは机の上に食べ物と飲み物が入った袋を置いた。

 

なのは「それじゃあ、私は用事があるから安静ね♪」

 

スバル「ありがとうございました。なのはさん」

 

なのは「うん。じゃあね」

 

なのははスバルに笑顔で手を振って医務室を出ていった。

 

 

その頃、ショウを心配して地上に出ていたレピと、サクヤは

 

レピ「姉ちゃん、地上の世界の天井って広くて青いんだね♪」

 

二人は地上に出たのは初めてなのか見る物全部が新鮮に感じるようだ。

 

レピ「あの白くてふわふわ浮いてるの何かな?とても美味しそう♪

速く兄貴が回復するような美味しい食べ物見つかるといいね」

 

サクヤ「急ぎましょ、ショウが目を覚ます前に帰らなきゃ♪」

 

そして二人はクラナガンへと歩いていった。

 

 

そして機動六課へと入隊した明久は管理局の制服に着替えていた。

 

明久「何か軍人ぽい制服だね。これ」

 

友也「似合ってますよ、明久君」

 

明久「そっかなぁ・・・」

 

今日、明久はフェイトの運転する車に乗ってなのはと一緒に首都クラナガンへと

案内するようにとはやてから指示があった。

そして明久は今、玄関前で車が来るのを待っていた。

 

明久「それにしてもどんな街なのかな、クラナガンって首都って言うから

凄い都会かも♪」

 

友也「僕も最初に行った時は驚きましたからね、きっと明久君も驚きますよ」

 

そこへ車が到着した。

 

フェイト「お待たせ、明久。待った?」

 

明久「ううん、そんなに待ってないよ。」

 

フェイト「そう、じゃあ速く行こっか」

 

明久「うん。」

 

そして車に乗り込んだ明久はクラナガンへと向かった。

 

 

レピと、サクヤは・・・

 

レピ「凄いなぁ、地上って、高いものがいっぱい建ってる。」

 

サクヤ「そうね、でも何処に食べ物があるのかしら」

 

明久達は・・・

 

明久「ふう、結構大都会だね。ここは色々な物が売ってて凄いよ」

 

なのは「そうだよ、何たってここミッドチルダで一番大きい街だもん」

 

フェイト「はい、二人共喉乾いたでしょ、飲み物だよ。」

 

明久「あ、ありがとう。フェイト」

 

なのは「ありがとう、フェイトちゃん」

 

3人は近くの机と椅子がある休憩所で飲み物を飲んで休憩していた。

 

なのは「次は何処へ行こっか?」

 

その時、明久は昨日のビクトリーに変身して戦っていたあの青年と

同じ様な服装をした。女性と男の子を目撃した。

 

明久『あの服、アイツと同じだ』

 

すると二人は果物売り場でリンゴを沢山持つとそのまま走ってしまった。

 

明久『(°Д°)!え!ちょっ!?不味いよあれ!?』

 

明久は二人を追いかけた。

 

なのは「(゜ロ゜;!あっ!明久君!?」

 

フェイト「何処に行くの!?明久!?」

 

 

明久はそのまま二人を追い掛けた

 

明久「ちょっと!!君達!!」

 

明久は二人に追い付き何とか止まらせた。

 

明久「ダメじゃないか!勝手に物を取っていっちゃ!泥棒だよ」

 

レピ「でも速くこれを兄貴に届けなくちゃ行けないんだ。」

 

明久「兄貴?」

 

サクヤ「ご免なさい、私達あまりここでの事が分からなくてすみません。」

 

明久「いや、僕に謝れても・・・」

 

そこへ果物屋の店員が追ってきた。

 

店員「あ、やっと追い付いた。さぁ、お金を払って!!」

 

明久は二人を見るとまるで困っている表情を見せた。

 

明久『この二人ってもしかしたらアイツと同じ人なんじゃ

それにお金を知らない所を見ると、まるでここを知らない見たいいだな。』

 

明久はポケットからなのはとフェイトから貰った小遣いを出した。

 

明久「なら僕が払いますよ。全部でいくらですか?」

 

店員「あ、600円だよ」

 

明久は代わりにお金を払った

 

明久「すみませんでした。忙しいところをこの二人はお金が無いところから

この街へ来たみたいで分からなかったみたいなんです。」

 

店員「そうだったんですか。次からはちゃんと払ってね」

 

店員はそのまま帰って行った。

 

明久「ふぅ、これで一安心かな。」

 

サクヤ「あの、ありがとうございます。」

 

レピ「ありがとう!お兄ちゃん!」

 

明久「どういたしまして、それで君達に聞きたいことがあるんだけど?・・・」

 

ショウ「レピ!サクヤ!」

 

そこへショウがこっちへ走って来た。

 

レピ「兄貴!」

 

明久「アイツは・・・あの時の」

 

ショウ「お前は・・・」

 

ショウは明久の近くにレピとサクヤがいることに対して疑問をぶつけた。

 

ショウ「なぜお前が二人の側にいる!?」

 

明久「いや、僕は別に・・・」

 

レピ「待ってよ、兄貴!!このお兄ちゃんは助けてくれたんだよ」

 

ショウ「助けた?こいつが・・・」

 

サクヤ「そうよ、私達の代わりにお金を払ってくれて助けてくれたのよ」

 

ショウは二人の言葉を聞いて嘘を言っているようには見えなかった。

 

ショウ「二人を助けた事には礼を言う。だが・・・」

 

その時エレキングが出現しエレキングが光出すとそこから昨日レッドキングに

ライブしていたワンゼロが降り立った。

 

ワンゼロは明久とショウを睨むと水晶体を転送しようとした。

 

そこへなのはとフェイトに通信が入ってきた

 

はやて『なのはちゃん、フェイトちゃん。今二人がいるその近辺で異常な

地殻変動が起こってるんや。至急調査に向かってや!!』

 

なのは・フェイト「「了解!!」」

 

 

ワンゼロは水晶体を転送しつづけるとそこから逃げ出した。

 

ショウ「今度は逃がさないぞ」

 

明久「ちょっ、ちょっと!!あぁ、もう!!」

 

ショウはワンゼロを追いかけると明久もショウを追い掛けた。

 

ショウはワンゼロを捕まえるとワンゼロはショウに反撃する。

ショウも負けじとワンゼロに挑むがかわされてしまう。

 

そこへ明久も追い付きワンゼロはその隙を見て逃走した。

 

明久「お前は誰だ!目的は何なんだ!!」

 

ショウ「貴様達が地下の資源を奪い我々滅ぼそうとしている。」

 

明久「一体、何を言ってるんだよ」

 

ショウ「ビクトリウムは我々の命だ!!」

 

ショウは明久に襲いかかり明久は何とか受け流していく。

そこへなのはとフェイトが駆けつけた。

 

なのは「明久君!」

 

フェイト「何やってるの、明久!」

 

明久「なのは!フェイト!二人はこの先に逃げた女の人を追って!!」

 

なのは「えっ!」

 

明久「その人が今回の水晶体の事に何か関係があるみたいなんだ。

だから速く追って!!」

 

明久はやり過ごしながらなのはとフェイトにお願いをした。

 

なのは「分かった、気を付けてね。行こう!フェイトちゃん!!」

 

フェイト「うん!!」

 

二人は逃げたワンゼロを追跡した。

 

ショウは明久の肩を掴み殴ろうとするが一瞬頭の中を

キサラ女王の言葉を思い出し、殴るのを止めた。

 

ワンゼロを追跡していたなのはとフェイトの二人は別れて先回りして

バリアジャケットを展開したなのはがワンゼロの正面に立った。

 

なのは「行かせません」

 

ワンゼロは動こうとするがレイジングハートを構える

 

なのは「動かないで!!動くと撃ちます!!」

 

ワンゼロが顔を後ろへ向くと同じ様にバリアジャケットを展開したフェイトが

デバイスを構えていた。

するとワンゼロは懐から黒い球体状の『チブロイドオーブ』を取りだし開くと

そこから数体のチブロイドが出現した。

なのはとフェイトは応戦しチブロイドを撃破していく。

 

そしてなのははレイジングハートの魔力弾に麻酔効果を付与させて

ワンゼロに向けて放つが効かなかった。

ワンゼロからの電撃攻撃を避けたなのははすかさずワンゼロに向けて魔力弾を

放ち弾はワンゼロの腕を霞めその部分からは機械の部品が露出しそして再生した。

 

 

なのは「貴女は・・・何者なの?」

 

するとワンゼロはチブルスパークとエレキングのスパークドールズを手に取り

モンスライブした。

 

「モンスライブ!!エレキング!!」

 

友也「危ない!速くそこから離れてください!!」

 

エレキングは段々と巨大化していくと怪獣サイズになり

口から三日月型の光弾を発射し待ちを破壊していった。

 

飛んできた瓦礫がショウに迫ろうしている時、明久はショウを突飛ばしたが

代わりに明久は左足を負傷してしまった。

 

ショウ「何故俺を・・・?怪我したのか!?」

 

明久「僕は大丈夫、それよりエレキングが来る!!」

 

進撃を続けるエレキングにショウはビクトリーランサーをガンモードにして

EXレッドキングをリードする。

 

「ウルトライブ!ゴー!EXレッドキング!」

 

ビクトリーランサーから放たれたモンスシューターと言う光弾がエレキングに

直撃し、エレキングを吹き飛ばした。

 

明久「何だ?今の・・・」

 

ショウはビクトリーランサーをガンモードからランサーモードにチェンジし

ウルトラマンビクトリーへと変身した。

 

「ウルトライブ!ウルトラマンビクトリー!!」

 

ビクトリー『ジェア!!』

 

ビクトリーはエレキングにパンチやキック技でエレキングを攻める

エレキングも尻尾を電気の鞭みたいにして反撃するが

ビクトリーはジャンプしながら避け二体は組み付いた。

 

しかしエレキングの攻撃に怯んでしまったビクトリーはエレキングの

電撃鞭の猛攻に苦戦し体を尻尾に巻き付けられダメージを負ってしまう。

カラータイマーも点滅してしまう。

この期を逃さずエレキングは口から発射する三日月型の光弾を連射し

ビクトリーを追い詰める。

 

明久「無理しちゃって」

 

その様子を見ていた明久はギンガスパークを取りだしウルトラマンギンガへと

ウルトライブした。

 

「ウルトライブ!!ウルトラマンギンガ!!」

 

明久「ギンガー!!」

 

ギンガ『ショウラッ!!』

 

ギンガはギンガスパークランスでエレキングの光弾を弾きビクトリーを

守るように立ちふさがった。

 

ギンガ『ダァッ!!イィヤッ!!デェッア!!』

 

ギンガの攻撃によって怯んだエレキングだがギンガは左足を押さえた。

どうやら明久の身体の傷がギンガの身体にも影響を与えているのだ。

今のギンガは満足に戦える状態ではない。

 

それを見ていたビクトリーは迷うがもう迷いは振り払いビクトリーは

エレキングに向かって高々とジャンプしそこらか強烈な飛び蹴りを喰らわせた。

 

 

BGM ウルトラマンビクトリーの歌

 

 

それを見たギンガは頷きビクトリーは足から放つ「ビクトリウムスラッシュ」を

放ちエレキングを後退させショウはウルトランスでEXレッドキングナックルを発動した。

 

 

ショウ『行くぞ!』

 

『ウルトランス!!EXレッドキング!!ナックル!!』

 

強烈なマグマを帯びたパンチ技はエレキングにダメージを与えて

そして渾身の一撃がエレキングを吹き飛ばした。

 

ウルトランスを解除しビクトリーは両手で描いたV字型のエネルギーを右腕に集めてから両腕をL字に組み、

右腕の甲にあるVクリスタルを正面に向けて放つ、V字型の必殺光線。

『ビクトリウムシュート』を放った。

 

ビクトリー『ビクトリウム・・・シュート!!』

 

ビクトリウムシュートの直撃を受けたエレキングは爆発しそこからエレキングの

スパークドールズを回収した。

 

明久は左足を押さえたまま歩くとそこへショウと後ろにレピとサクヤがいた。

 

ショウ「何故俺を助けたんだ」

 

明久「まぁ何と無くだよ。僕達同じウルトラマンなんだし、

それにお互い背負っている物は違うけど目指すものは同じかもってね」

 

ショウ「だと良いがな」

 

すると明久はポケットからウエハースチョコが入った袋をショウに渡した。

 

明久「僕の名前はは吉井明久。君は?」

 

ショウ「俺の名前はショウ」

 

ショウはチョコを食べながら3人で一緒に帰って行った。

そんな3人を見ていた明久の元へなのはとフェイトが来た。

 

なのは「明久君!」

 

フェイト「明久!」

 

明久「なのは、フェイト・・・くっ!」

 

明久は左足を押さえた。

 

なのは「明久君、大丈夫!?」

 

フェイト「怪我してるの?」

 

明久「大丈夫・・・ちょっと足を挫いただけだから」

 

明久はなのはとフェイトに体を支えて貰い機動六課へと帰って行った。

 

明久『ショウ・・・か。きっと一緒に戦える時が来るよね』

 

その頃宇宙では・・・

 

エクセラー「excellent!!ビクトリウムの力は実に素晴らしい♪

偉大なるグランドマスターよ、貴方の肉体は間もなく復活するでしょう。

この宇宙最高の頭脳を持つこの私の手によってね・・・フッフフフ」

 

 

 




何とか投稿しましたがやっぱり時間を見つけるのはとても大変です。
次回の投稿も時間を見つけては執筆していこうと思います。

次回は明久がデバイスを貰える所と明久の身体の中にある
なのは達とは違う力の事、そしてギンガがギンガストリウムへとなる
話を書こうと思います。


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第5話 明久の力の秘密 修正版

修正版です。


あの戦いの後、明久は機動六課へと戻りはやての守護騎士の一人の

シャマルから治療を受けていた。

 

シャマル「はい、治療終わり♪もう大丈夫よ。明久君♪」

 

明久「ありがとうございます。シャマル先生」

 

するとシャマルは何か思い付いたのか明久にお願いをした。

 

シャマル「あのね、明久君。お願いがあるんだけど。

このまま明久君のリンカーコアを調べさせても良いかな?」

 

明久「リンカーコアを?」

 

シャマル「そう♪明久君まだ自分のデバイスを持ってないでしょ?

でもね貴方ののリンカーコアを調べてそれで明久君に合うデバイスを作る為には

明久君のリンカーコアを調べる必要があるの。だから良いかな?」

 

明久はリンカーコアの事はなのはやフェイト、そしてはやてから説明を受けてたので

リンカーコアの事は理解している。

 

明久「分かりました。僕からもお願いします。」

 

シャマル「はい♪じゃあ明久君、この台の上に仰向けになってね」

 

明久は台の上に仰向けになると詳しく検査を受けた。

そして部屋の向こうにある部屋のシャマルは検査結果を一通り見ると

まるで凄いものを見ているみたいに驚いていた。

そして一旦落ち着いたシャマルは明久に報告する。

 

シャマル「明久君、結果が終了したからもう良いわよ。お疲れ様♪」

 

明久「はい、じゃあ僕は部屋に戻ります。」

 

そう言うと明久は検査室から退室した。

 

それを見ていたシャマルは念話で会話をする。

 

シャマル『はやてちゃん、なのはちゃんとフェイトちゃんを連れて

私の所へ来て、明久君について話があるの。』

 

 

シャマルは念話を終えるとそこへある人物からの連絡が来た。

 

 

 

 

数分後・・・

 

 

シャマルがいる検査室になのは達3人が集まった。

 

はやて「それでシャマル。明久君の持つ魔力について何か分かったんか?」

 

シャマル「それなんだけどね、3人共驚かないで聞いてね?」

 

シャマルの言葉にお互い顔を傾げる3人はこれから話す事に衝撃を受けた。

 

 

シャマル「実は明久君の身体を調べたんだけど彼の身体の中にはリンカーコアが存在したの」

 

はやて「それは当たり前やと思うんやけど。私達が魔法を使えるのも

リンカーコアのおかげやし」

 

なのは「うん。でも何でそんな事で私達を呼んだの?」

 

フェイト「何か理由があるの?」

 

シャマルは3人に明久の身体の中にあるリンカーコアを調べた時に

録っていた記録映像を見せた。

 

シャマル「これを見て」

 

シャマルは先程診察した明久の銀色のリンカーコアの情報を表示させる。

 

はやて「普通のリンカーコアに見えるんやけど?」

 

シャマル「これでも、普通に見える?」

 

そう言ってリンカーコアの映像を拡大するシャマル。

 

はやて「なっ…これは!」

 

なのは「一つ一つの小さなリンカーコアが…無数に結合しているの?」

 

フェイト「こんなの見たことがない」

 

表示された明久のリンカーコアを見てはやてとなのはそしてフェイトは驚愕の声を上げる。

 

そんな彼女達を見ながら、シャマルの説明は続く。

 

シャマル「この極小リンカーコアは普通では感知出来ない程度の物なんです。

恐らくこれが明久くんが持っているリンカーコアだと思うの。」

 

その極小のリンカーコアの総数は26個。その数のリンカーコアが

互いに結び合いそれが一つのリンカーコアとなっているのだ。

 

シャマルは更に説明を続ける。

 

シャマル「そして、この極小のリンカーコアの魔力数値を測ってみたんだけど

軽くSランクか最大でSSランクの物がほどんどを占めているの。

それを総合で表すと明久君の魔力はSSS以上を越える事になるわ。」

 

なのは、フェイト、はやて「「「えぇええ( ; ゜Д゜)!?」」」

 

思わず3人はビックリ仰天してしまった。

そんなあり得ないようなものが明久の身体の中に存在していることに。

 

はやて「ほんならシャマル、このちっちゃなリンカーコアにはどんな力があるんや?」

 

シャマル「それが私でも分からないの・・・」

 

はやて「分からないって・・・」

 

なのは「それって・・・」

 

フェイト「どういう事・・・」

 

シャマル「私達とは根本的に違う・・・未知の力。と、言うものかしらね」

 

なのは「でもこれじゃあ明久君のデバイスは作れないよね?

シャーリーでも作るのは難しいって言いそうだし・・・」

 

シャマル「その事ならさっき友也君がここに来てね

『明久君のデバイスを作るのは僕に任せてもらえませんか?』って」

 

なのは「友也君が・・・?」

 

フェイト「確か友也はシャーリーに勧められてデバイスマイスターの資格を持ってたよね?」

 

なのは「うん、シャーリーも友也君のデバイスの作成技術は私よりも腕が良いって

言っていたし・・・」

 

はやて「シャマルこの事は明久君にはまだ・・・」

 

シャマル「えぇ、まだ明久君には伝えていないわ。

でも代わりに友也君が明久君に伝えるって・・・」

 

はやて「そうか・・・」

 

なのは達3人がシャマルから説明を受けていた頃

明久ははやてから用意された自分の部屋のベッドの上に横になっていた。

 

明久「どうなったのかな結果は・・・」

 

するとドアをノックする音が聞こえてきた。

 

明久「はい」

 

ドアが開くとそこには友也の姿があった。

 

友也「こんばんは、明久君」

 

明久「友也?どうしたの?」

 

友也「シャマル先生から診察結果の報告を伝えに来たんです」

 

明久「そう・・・それで結果は?」

 

友也「全く問題はありません。ですけど明久君、実は君の中にある魔力は

なのはさん達とは全く違う未知の力なんです。」

 

明久「えっ!どういう事なの?」

 

友也「とりあえず、僕の研究室へ行きましょう。そこで説明します。あ、それとその携帯ゲームも一緒に持ってきてくれます?」

 

明久「分かったよ」

 

二人は友也の研究室へと向かい、そして研究室に着くと二人は中へと入った

 

明久「それで友也、僕の身体の中には何があるの?」

 

友也「これを見てください。」

 

友也はガンパッドで映像を出し、そこに写し出されたのは

シャマルがなのは達に見せた物と同じものだった。

 

明久「これは・・・?」

 

友也「これは明久君の身体の中にあるリンカーコアの映像です。」

 

明久「これが僕のリンカーコア・・・」

 

友也「これをよく見てください」

 

友也はリンカーコアの映像を更に拡大させていく。

そして映像は極小のリンカーコアへと切り替わった。

 

友也「明久君・・・これに見に覚えがありますよね?」

 

明久「・・・」

 

明久は目を細めてそこに映っている物をよく見た。

そしてそれは明久にとってはとても見覚えがあるものだった。

 

明久「・・・!? これはもしかして!?」

 

そう・・・そこに映っていたのは銀色の透明なウルトラマンのスパークドールズ

の姿が写し出されていた。

 

明久「ウルトラマン!? それにこっちには・・・ウルトラセブン、

ウルトラマンジャックのスパークドールズもある。まさかこれの全部が・・・」

 

そう、この極小のリンカーコア達の中にはスパークドールズとなっていた

ウルトラマン達の姿があった。

 

明久「じゃあ・・・僕の力ってウルトラマン達の力が僕の身体の中にあるってこと!?」

 

友也「そうです、僕も最初見たときは驚きましたからね。まさかウルトラマン達の力が

明久の身体の中にあるなんて。」

 

明久「・・・」

 

明久は右手を自分の胸に手をあて、そして目を閉じる。

 

明久『もしかして!?あの時・・・』

 

明久はあの時の事を思い出す。

 

 

 

それは・・・あの時、ウルトラマンギンガが明久と別れて旅立つ時の事だった。

 

 

 

 

ギンガ『明久・・・もし君自身が必要と感じた時にその『力』を使うと良い。』

 

明久「力・・・?」

 

ギンガ『その力はきっと君の助けになる』

 

明久「ギンガ・・・」

 

 

 

明久「そうか、思い出した・・・ギンガが僕に託してくれた力。これがそうだったんだ。」

 

友也「何か知ってるんですね」

 

明久「うん・・・」

 

友也「それで明久君、僕は君に頼みがあるんです。」

 

明久「頼み?」

 

友也「はい。明久君にウルトラマンヒカリのスパークドールズを出して欲しいんです。」

 

明久「ウルトラマンヒカリを?」

 

友也「はい、ヒカリはかつてはウルトラの星では科学者だったので彼の

科学者としての頭脳なら明久君のデバイスを作る事が出来るんです。」

 

明久「分かった。じゃあ、やってみるよ」

 

明久は右手のライブサインを出現し、その右手を胸の前に当てる。

そして光る右手の光の中からウルトラマンヒカリのスパークドールズが出現した。

 

明久「本当に出来た。」

 

友也「さ、明久君」

 

明久は頷くとライブサインが出ている右手の指を足にあるヒカリの

ライブサインに触れるとヒカリのスパークドールズの目が光り喋り出した。

 

ヒカリ『久しぶりだな。明久』

 

明久「ヒカリ・・・久しぶりだね」

 

ヒカリ『あぁ、どうやらギンガが君に託した物が何か、それが

分かったようだな。』

 

明久「うん、多分ギンガはこうなることを予想して

皆の力を僕に託してくれたんだってそう思うんだ。」

 

ヒカリ『うん・・・それで君は私に何か頼みがあって私を

呼び出したんじゃないのか?』

 

明久「ううん、僕じゃなくて、君に頼みがあるのは友也なんだ」

 

するとヒカリは友也の方に身体を向ける

 

ヒカリ『君が私に頼みがあると?』

 

友也「はい、ウルトラマンヒカリ。貴方のその科学者としての頭脳に

是非とも協力をしてほしいんです。」

 

ヒカリ『私の頭脳を?』

 

友也「はい、貴方の協力があれば明久君に素晴らしい道具を作れるんです。

お願いします!!」

 

友也はヒカリに頭を下げお願いをした。そんな友也を見てヒカリは

 

ヒカリ『うん。協力しよう』

 

友也「本当ですか!?」

 

ヒカリ『うん、君たちは我々の命の恩人だからな。協力しよう。』

 

明久「ありがとうヒカリ!!」

 

 

友也『明久君、お願いがあるんですが』

 

明久「お願い?」

 

友也「はい、明久君のデバイスを作るために

君の持っていたゲームのソフトを借りたいんですけど良いですか?」

 

明久「どうして僕のゲームソフトを?」

 

友也「そのソフトの中に明久君のバリアジャケットに最適な

物があるからです。

だからそのソフトを僕に預けてくれますか?』

 

明久は携帯ゲームからソフトを取りだしそれを友也へ渡した。

 

明久「友也・・・任せたよ」

 

友也「はい。任せてください」

 

明久は友也とヒカリを見て笑顔で頷くと研究室を出ていった。

 

ヒカリ『さ、友也・・・我々は我々の出来ることをしよう。』

 

友也「はい!」

 

それから二人は明久の為に明久専用のデバイスの開発に着手した。

 

ヒカリ『それで一体どれを制作するんだ』

 

友也は明久から渡されたソフトをある機械にセットすると

前にディスプレイが写りそこにある機体のデータが写っていた

 

友也「この機体を使います。明久君がやり混んでいましたし

それにこれは彼のお気に入りの機体ですから」

 

ヒカリ『分かった。ではこの機体をモデルにしよう。』

 

友也「はい、では早速取り掛かりましょう」

 

そして翌朝・・・

 

友也「完成しましたね」

 

ヒカリ『うん、私達の光の国の技術と・・・』

 

友也「この世界の人間の技術が合わさった・・・人間とウルトラマンの絆の証の象徴」

 

友也&ヒカリ「『アキレスD9』」

 

友也の片手の掌の上にあるのは銀色の菱形のクリスタルだった。

窓の外から入ってくる淡い太陽の光を浴びて光っていた。

 

これこそが明久の新たなる力

 

 

 

 

 



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第6話 紹介とアキレスとウルトラマンの力

2017年7月22日(土) 修正を加えて新しくなりました


一条寺友也とウルトラマンヒカリが明久のデバイスを完成させた頃

明久ははやてに呼ばれ部屋に行くとそこにはなのはとフェイトが一緒にいた。

なんでも僕を六課の人たちに紹介するために僕を呼んだようだ。

 

そして今は3人と一緒に皆が集まっている食堂へと歩いていた。

 

明久「何だか・・・緊張するな」

 

なのは「大丈夫だよ、皆、いい人達や良い子達だから」

 

フェイト「うん、明久なら直ぐに仲良くなれるよ」

 

そうこうしてると食堂へと着く。

 

はやて「はいはーい、皆、注目!!」

 

はやての声によって食堂にいる人達がこっちに目線が集まる。

 

はやて「今日から戦線メンバーとして入った吉井明久君や。皆、仲良くしたってや。

さ、明久君」

 

明久「うん。えっと・・・先程紹介されました。吉井明久です。次元漂流者みたいです。

この世界のことも魔法の事もまだ分かりませんけど、これから先、宜しくお願いします」

 

「「「「よろしく(お願いします)!!」」」」

 

はやて「んじゃ、こっちの主要メンバー紹介や。

フォワードの皆、ちょっとこっち来たってや」

 

そこへはやてに向かって小さい何かが近づいてきた。

小さいな・・・妖精かな?

 

「はやてちゃーん!!私も自己紹介したいです!」

 

はやて「おぉ!ごめんな、リイン。さっ、リインご挨拶や」

 

リインⅡ「はいです!初めまして吉井明久さん。

私はリインフォースⅡ空曹長です。それと同時にはやてちゃんのデバイスです」

 

明久「えっ!?デバイスなの!一瞬、妖精かなって思ったけど」

 

リインⅡ「リインは妖精じゃないです!!リインにはちゃんと

リインフォースⅡって名前があるんです!!」

 

明久「ご、ごめんね…。えーっと、リインフォースⅡって呼べばいいのかな?」

 

リインⅡ「本名は長いからリインでいいですよ」

 

明久「それじゃあリイン。僕は吉井明久。よろしくねリイン」

 

リインⅡ「はい、明久さん。こちらもこれからもよろしくです」

 

そこへリインに続いて一匹の犬?がこっちへ歩いてきた。

 

「私は盾の守護獣ザフィーラだ。よろしく頼む。吉井明久」

 

明久「犬が喋った!!」

 

はやて「あ、アキ君、ザフィーラは犬じゃなくて狼なんよ。

それに今のザフィーラはこんななんやけど本当は人の姿にも

なれるんよ。」

 

明久「そ、そうなんだ。いきなり喋ってきたからビックリしちゃったよ。

よろしくね、ザフィーラ」

 

ザフィーラ「うむ」

 

なのは「さてと、じゃあ次は私だね。昨日紹介したけど、

改めて・・・時空管理局・機動六課の高町なのは一等空尉です」

 

「同じく、アタシは八神ヴィータ三等空尉だ」

 

明久「えっ!?」

 

こんな子供が階級持ち?どうなってるの?ここの組織

 

ヴィータ「何だよ・・・そんなにアタシが大人に見えないのかよ」

 

明久「あっ、いや、別に・・・何も・・・」

 

ここで何か気にさわる事を言ったらまずいや。

 

そして自己紹介は続いていく。

 

「同じく、ティアナ・ランスター二等陸士です」

 

次の人は髪を2つに結った美波みたいなちょっときつめの印象を与える女の子。

 

「同じく、スバル・ナカジマ二等陸士です!!」

 

短めの髪で元気かつパワフルな印象を与える女の子。

もしかして2人とも僕と同年代かな?

 

「昨日、紹介したけど執務官のフェイト・T・ハラオウンです」

 

「同じく、エリオ・モンディアル三等陸士です」

 

「同じく、キャロ・ル・ルシエ三等陸士です」

 

2人を見てると背丈が近いからか、葉月ちゃんを思い出すな。

それにしてもこんな小さい子まで働いてるんだ。

 

そんな事を考えていると目の前から

 

「キュクルー」

 

「へ?って、うおっ!」

 

いきなり目の前が暗くなる。

飛んできた物体を避けてよく見てみると白くて翼のある龍だった。

 

キャロ「あ、フリード!すいません、吉井さん!!」

 

アタシが「大丈夫だよ。ちょっと驚いたけど・・・白龍か、かっこいいね」

 

凄いな龍までいるんだ。

空想上の生き物だと思っていたけどまさか直接みることができるなんて

 

キャロ「あ、ありがとうございます。フリードもなついているみたいですし、

これからもよろしくお願いします」

 

「キュルー♪」

 

はやて「ちなみに、なのはちゃんとヴィータ、スバル、ティアナを総称でスターズ、

フェイトちゃんとエリオ、キャロの3人をライトニングっていうチーム名でやっとるで。

あとライトニングにはもう1人いるんやけど今、ちょうど席を外してるみたいやね」

 

はやてからの補足説明では僕はこの2チームのどちらかに入るらしい。

 

はやて「他にも紹介したいメンバーはおるけど、

まぁ今は明久君が一番多く関係してくるこの2隊だけにしとくわ」

 

そんなこんなで、僕と新しい仲間との顔合わせは終わった。

 

 

 

あの紹介の後、僕は部隊の皆と一緒に朝ごはんを食べた。

その後、はやてからは友也が僕のデバイスが完成したから

研究室へと来てほしいとのことだった。

 

明久「友也、入るよ」

 

友也「どうぞ」

 

部屋の中には椅子に座って待っていた友也がおり

そして近くの机の上にはヒカリも待っていた

 

友也「来ましたね、明久君。やっと完成しましたよ」

 

明久「やっぱり完成したんだ!」

 

友也・ヒカリ「はい!」『ああ』

 

ヒカリ『さぁ、友也。彼にあれを』

 

友也「はい」

 

友也はケースを持って僕の前に出し、そこでケースを開けた。

 

明久「これは・・・」

 

そこに入っていたのは銀色の菱形のペンダントがあった。

 

明久「これが僕のデバイス?」

 

ヒカリ『あぁ。これが私と友也が共に開発した明久、

君だけの専用のデバイスだ。その名も・・・」

 

友也「アキレスD9です」

 

明久「?アキレスD9?・・・ちょっと待って友也。

アキレスD9って、もしかして!?」

 

友也「そうですよ明久君、さ、それを首に掛けてください。」

 

明久はアキレスD9を首に掛けた。

 

ヒカリ『では、友也私はこれで失礼するよ』

 

友也「はい、ありがとうございました。ウルトラマンヒカリ」

 

明久「ありがとう、ヒカリ」

 

ヒカリ『うん』

 

するとヒカリは光の玉になると明久の身体の中に入っていく

 

友也「そのデバイスは既に明久君の個体設定は

終わっていますからこのまま訓練場へ行きましょう。

そのまえに・・・お疲れ様です。はやて部隊長、実は・・・」

 

友也は電話の受話器を取りはやてに連絡を取る

 

友也「はい、はい、ありがとうございます。はやて部隊長

明久君、僕に付いてきてください」

 

明久「うん」

 

明久は友也と一緒に訓練場へと向かった。

 

 

 

 

訓練場

 

 

 

明久「ここが、訓練場・・・何も無いけど」

 

そこはただ広い海が広がってるだけだった。

 

友也「今から訓練フィールドを出します。」

 

友也は端末を操作すると海の上から廃ビル群が出現した。

 

明久「すごい・・・海から街が出てきた!」

 

友也「では明久君、デバイスをセットアップしてください」

 

明久「オッケー!アキレスD9、セットアップ!」

 

アキレスD9『stanby redy set up!』

 

デバイスから女性の声が聞こえ

明久が叫ぶとその身体を光が包み込んでいく

すると明久の全身にパーツが装備されていき

光が晴れていくとそこにいたのは明久ではなく

全身を銀色と所々に白と赤の鎧を纏って、更には

水色のクリスタルも各所に配置された騎士のようなロボットの姿だった。

 

(元となったアキレスD9の青い部分が銀色に変わった姿)

 

友也「セットアップ成功です。」

 

明久「これが、僕?」

 

今の明久はアキレスD9そのものになっていた。

 

友也「では、明久君。今から君のデバイスについて説明をしますね。

まず、このデバイスは明久君がやり混んでいたゲームに登場するアキレスD9をベースに僕とヒカリが改良を加えました

形式上としては人格AI搭載のインテリジェントデバイスでバリアジャケットは全身装甲タイプにしてみました

基本装備はゲームと同じ二刀流で他にも槍と楯、両腰にダガーも装備させてます。

射撃武器は今は持ち合わせていませんが後からこちらで制作しますので出来次第インストールさせておきますね

更に必殺ファンクションのデータもインストールされていますのでゲームと同じようにダメージを与えることでCゲージ(チャンスゲージ)を溜めていき、それを消費することで強力な一撃を繰り出すようになっています。」

 

明久「ありがとう友也、ゲームと同じなら上手く戦える。それに最初はこの中は暑苦しいと思ったけど全然そんな暑くもないし温度が一定に保たれてるから寧ろ凄く着心地が良いよこれ!」

 

友也「気に入ってくれて僕も嬉しいですよ。じゃあ説明を続けますね。このバリアジャケットは明久君の身体の中にあるスパークドールズを実体化させギンガスパークでリードすればそのウルトラマン達の能力と武器、技を使うことが出来ます

ただし、ウルトラマンの力を使えるのは3分間だけです。

制限時間が過ぎればそのウルトラマンのスパークドールズは輝きを失い次にウルトライブ出来るまでおよそ3時間のチャージ時間が必要です。ですから使う際は細心の注意をしてください。」

 

明久「やっぱりウルトラマンの力は強大だからあまり長く

使うと負担がもの凄く掛かるってことだね。インターバルが3時間か」

 

友也「以上で僕からのデバイスの説明は終わりです。

では明久君、訓練を始めましょうか」

 

明久「了解だよ友也」

 

明久が訓練場の中へと入るのを確認すると

友也が端末を操作し、今度は大きなカプセルの形をした

ロボットが現れる

 

明久「な、何だこれ?ロボット?」

 

友也「それが明久君の相手です。名前はガジェットドローン。その1型です。最初は慣らし操作ですので動作レベルC。攻撃制度はB、数は軽く10にしましょう。

その後に本格的な訓練をします。」

 

明久「・・・」

 

明久はうつむいて何か考えていた。

 

アキレスD9『どうしました?マスター?』

 

友也『どうしたんですか?明久君?』

 

明久「なんかやっぱりアキレスD9って長いなと思って、ウ~ン、ねぇ友也、これに愛称をつけても良いかな?」

 

アキレスD9『愛称?』

 

友也『別に良いですよ、愛称を着けてくれたらデバイスも喜ぶと思いますし』

 

明久「分かった。そうだなぁ、・・・ナインはどうかな?」

 

友也『ナインですか?、良いんじゃないですか親しみやすい愛称ですし』

 

明久「うんっ!今日から君の愛称はナインだ!よろしくねナイン!」

 

ナイン『ナイン・・・気に入りました。ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。マスター』

 

明久「うん、じゃあナイン行こうか!」

 

ナイン『はいっ!行きましょう!マスター!』

 

明久「ナイン!セットアップ!!」

 

明久はセットアップしバリアジャケットを身に纏う。

 

友也『明久君・・・準備は良いですか?』

 

明久「何時でもOKだよ。友也」

 

友也『ではまず、訓練の説明をしますね。まず、目の前のガジェットを全て撃破かあるいは捕獲してください。

くれぐれも無理をしないようにして下さいね。』

 

明久「了解!」

 

友也『では・・・ready・・・GO!!』

 

開始の合図と共に明久はランドスピナーを地面につけ加速をつける加速が溜まり一気に地面を蹴るそのスピードに思わず明久は

 

明久「凄い加速!それに加速中の動きも滑らかだ!」

 

最初の2体のガジェットとの距離が近付き攻撃が迫る

 

明久「ナイン!」

 

ナイン『はいっ!』

 

明久はナインのサポートと自身の反射神経と回避能力で容易く避けながら迫る。その最中に明久は両腰のダガー『ホープエッジ』を両手に装備し2体のガジェットを切り伏せる。

 

明久『ダガーも使いやすい』

 

(ダガーはLBXパンドラの物)

 

更に進むと今度は二刀流オートクレールとデュランダルを装備し擦れ違いざまに3体ガジェットを切り裂く

 

明久『やっぱりこいつの武器はこれが似合う!ナイン次は槍と楯を』

 

ナイン『分かりました。マスター』

 

次に明久は槍と楯を装備した。

(LBXエルシオンの基本装備エルシオンハルバードとエルシオンシールド)

シールドを構えながら突き進み攻撃の隙を狙って

ハルバードの切る突くの両方の刃で2体のガジェットを撃破する

 

明久「良し、次はあれをやってみるか!ナイン行くよ!」

 

ナイン『お任せくださいマスター!』

 

明久「必殺ファンクション!!」

 

ナイン『attack function!lightning lance!』

 

明久の右手にプラズマエネルギーをを集中させ、突き出した槍先から放つ渾身の一撃『ライトニングランス』で残りのガジェットを纏めて撃破し10体全てを撃破し終えると槍と楯を解除する。

 

友也『お疲れ様です、明久君。どうですか調子は?』

 

明久「いい感じだよ!さ、次にいってみよう!」

 

友也『次は空中戦で行きましょう』

 

明久「まって友也、アキレスは飛べないはずだけど」

 

友也『ご心配なく、それは飛ぶことが出来ますよ。』

 

明久「えっ!飛べるの!?」

 

友也『はい、明久君背中のバックパックを展開すれば飛行も可能になるように改良を加えましたので問題ないですよ。』

 

明久「良し、ナイン!」

 

ナイン『了解、バックパック展開します。』

 

明久の背中にあるバックパックが展開されるとそこから光が溢れ明久の身体が宙に浮いた

 

明久「凄い!空を、飛べる!」

 

明久は空を縦横無尽に飛び回りとても楽しそうに飛んでいた

 

明久「気持ちいい、空を飛ぶのはやっぱり良い!」

 

友也『明久君、次のガジェットの数は15体です。設定は

さっきと同じにしてあります。』

 

明久「ラジャーだよ、友也」

 

すると前方からガジェットが向かってくる。

 

明久「来たな、ナイン!ソードビットだ!!」

 

ナイン『attack function! sword bit!』

 

バックパックから剣の形をした8枚のビットが向かってくるガジェットを切り裂き次々に撃破し8体も撃墜した

 

明久「よっしゃ、次はあれだ!」

 

今度はもう一度二刀流にする

 

明久「必殺ファンクション!」

 

ナイン『attack function!cosmo slash!』

 

明久は魔力を両手に集中し巨大な剣を形作る。それを一気に振り下ろすとその魔力の刃はガジェットを巻き込み7体撃破した。

 

友也『空中戦の方も終わりですね。まだ行けますか?明久君』

 

明久「勿論さ、伊達にウルトラマン達に鍛えてもらったからこのくらいでバテたりしないよ」

 

友也『では、次が最後の訓練ですね。明久君、1体のウルトラマンのスパークドールズをイメージしてそのウルトラマンにウルトライブしてください。』

 

明久「分かった。・・・良し!来てくれウルトラマン!」

 

明久がイメージすると明久の胸から光の玉が現れそれを手に取るとそこには銀色のウルトラマンのスパークドールズがあった。

 

明久「行くぞ!ウルトラマン!」

 

明久はを右腕のリードライザーにウルトラマンをリードする。

 

ギンガスパーク「ドールズライブ!!ウルトラマン!!」

 

ウルトラマン『シュワッ!!』

 

するとウルトラマンの胸像が明久の後ろで現れるとそれが段々と明久と一つになり明久の身体を包むとバリアジャケットが変化を起こしウルトラマンのカラーリングへと変わり更には頭部のみ形状がウルトラマンに似た鎧をつけている姿になった。

 

ナイン『ドールズライブ成功しました。マスター』

 

友也『最後の訓練はウルトラマンのスパークドールズと一体となっての訓練です。動作レベルはA、攻撃制度もAに設定します。数は20

難易度も上がって敵も強くなっていますから油断しないで下さい。』

 

明久「良し、行くぞ!ウルトラマン!!」

 

明久はウルトラマンのファイティングスタイルの構えをとると

複数のガジェットから一斉攻撃が迫る

 

明久「ハァッ!リバウンド光線!」

 

明久は両手の先から発するエネルギーで光の壁を空中に描き、攻撃を防ぎ跳ね返すウルトラマンの防御技『リバウンド光線』でガジェットの攻撃から身を守る。

 

リバウンド光線をすぐさま解除しガジェットに向けて反撃する

 

明久「これでどうだ!スラッシュ光線!」

 

明久は掌を合わせて連続発射する矢尻状の光線『スラッシュ光線』で

複数のガジェットを撃破する。

 

明久「このまま行くぞ!八つ裂き光輪!!」

 

明久はウルトラマンの持つ切断技『八つ裂き光輪』の構えをとるとまるで本物の様に右手から何と3つ同時に八つ裂き光輪が放たれ、しかも逃げる多数のガジェットを追うかのように高速追尾し切り裂かれた。そして明久はウルトラマンの最大の切り札を使った。

 

明久「一気に終わらせる!!ハァァァッ・・・」

 

明久の両腕が青白く輝きを増しエネルギーを溜めていく

対する残りのガジェットも一ヶ所に集まりレーザーを収束させていく

そして両者のチャージが終わると明久は両腕を十字にクロスさせ放つウルトラマンの最大にして最強の切り札、スペシウム光線を発射した。

 

明久「いっけぇーーーー!!!」

 

ガジェットも収束したレーザーを放つがスペシウム光線によって下記消されまともに喰らった残りのガジェットは跡形もなく消滅した。

 

明久「はぁ、はぁ、はぁ、す、凄い、凄まじい威力だ」

 

明久は自分が放ったスペシウム光線の跡地を見るとそこには無惨に

大破した残りのガジェットの残骸が残っていた。

そして辺りを見渡し今まで破壊したガジェットの残骸を見て明久は

自分に授けられたウルトラマンの力に一瞬の恐怖を感じていた。

 

明久「・・・」

 

ナイン『大丈夫ですかマスター?手が震えてますよ?』

 

明久「え?」

 

明久は自分の両方の掌を見る。するとその掌は震えていた。

 

明久「これがウルトラマンの力・・・」

 

 




突如ミッドの市街地に大量に送り込まれたインペライザー軍団
その軍団に挑み傷つき倒れる僕とギンガに聞こえてきた声が
僕とギンガを次のステージへと導く。

次回!僕とギンガSとStrikerS

新たな力!その名はギンガストリウム!!

行こう!今こそウルトラ兄弟の力!見せてやる!!


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この作品のギンガストリウムの設定&解説

皆さん、お待たせして申し訳ありません。
今回はギンガストリウムの設定についてです。


この小説でのギンガストリウムは、基本部分は原作と変わりませんが

代わりにストリウムブレスでウルトラ兄弟の必殺技を出す際変わっている所があります。

 

例えるなら、ウルトラマンの力で

 

原作では

 

タロウ『ウルトラマンの力よ!』『『スペシウム光線!!』』

 

でしたがこの小説では・・・

 

タ『ウルトラマンの力よ!』

 

間をとってスイッチを押す。ここで押す回数で技が変化します。

 

1回 タ&明『キャッチリング!』

 

2回 タ&明『ウルトラスラッシュ!!』タ&明『ウルトラアタック光線!!』

 

そして3回押せば選択したウルトラマンの持つ最強の必殺技を放つ。

 

3回 タ&明『スペシウム光線!!!』

 

この様にPS2『ウルトラマンFER』の必殺技システムと同じようにしました。

 

ウルトラセブン

 

タ『ウルトラセブンの力よ!』

 

1回 タ&明『エメリウム光線!』

 

2回 タ&明 『アイスラッガー!!』タ&明久『ウルトラノック戦法!!』

3回 タ&明『ワイドショット!!!』

 

ウルトラマンジャック

 

1回 タ&明 『スペシウム光線!』

 

2回 タ&明 『ウルトラランス!!』タ&明『ウルトラ投げ!!』

 

3回 タ&明『ウルトラスパーク!!!』

 

ウルトラマンA

 

1回 タ&明 『パンチレーザー!』

 

2回 タ&明 『各種ギロチン技』

 

3回 タ&明 『メタリウム光線!!!』

 

ウルトラマンタロウ

 

1回 タ&明 『タロウスパウト!』

 

2回 タ&明 『ストリウム光線!!』『ネオ・ストリウム光線!!』

 

3回 タ&明 『ウルトラダイナマイト!!!』

 

ウルトラマンレオ

 

1回 タ&明 『エネルギー光球!』

 

2回 タ&明 『シューティングビーム!!』

 

3回 タ&明久 『レオキック!!!』

 

ウルトラマン80

 

1回 タ&明 『ウルトラ・レイランス』

 

2回 タ&明 『ムーンサルトキック!!』

 

3回 タ&明 『サクシウム光線!!!』

 

ゾフィー

 

1回 タ&明 『ウルトラフロスト!』

 

2回 タ&明 『ゼット光線!!』

 

3回 タ&明 『M87光線!!!』

 

 

とこんな様にストリウムブレスのスイッチを押す回数で技が変わるようにしてみました。

ギンガSで見てた頃『もっと技があっても良いんじゃあ・・・』と思っていたので

この形で実現してみました。

 

読者の皆さんからも何か思い付いたらアドバイスを教えてくれたら嬉しいです。

ウルトラフュージョンブレスもこれと同じ様にしていこうと思います。

 

僕とギンガSとStrikerSの方も今は自教中なので投稿する暇がありませんが

自教が終われば少しは落ち着けると思います。

ギンガSを待ってくれている人達の為にも頑張っていきます。

皆さん、どうかよろしくお願いします。




今後の予定(仮)


なのはの故郷
第97管理外世界へと向かうことになった明久達

そこで出会うなのは達の友達そして家族

明久「友達と家族か・・・皆はどうしてるかなぁ・・・」

自分の元いた世界で家族と友達を思い出す明久

そして・・・銭湯でのハプニング

明久「おぉ~けっこう・・・でか・・・」

なのは「ふぇっ!?・・・」

フェイト「あっ、明久!?・・・」

明久「いぃっ!!・・・」


はやて「やっちゃったや・・・てへっ♪」


97管理外世界から戻った機動六課の元に新たな指令が届く。
オークション会場を護衛する為、ホテル・アグスタへと向かう明久となのは達

明久「あ、あのさ、二人とも・・・似合うかな?・・・」

なのは「と・・・とっても似合うと思うよ。///ねっ!フェイトちゃん」

フェイト「う、うん///凄く似合ってるよ。明久」

明久「あ、ありがとう。///二人のドレス姿もとても綺麗だね。
まるでどこかの国のお姫様みたいだ。」

なのは&フェイト「「うぅ///・・・」」

はやて「ご馳走さまや、3人共」

だがその中で只一人ある思いを抱く少女がいた。

ティアナ「証明するんだ。兄さんの・・・兄さんから教わった
技は役立たずじゃないって・・・」

だがそこで、無茶の末路は起こる

ヴィータ「なにやってんだ!!ティアナ!!今のは直撃コースだったぞ!!」

ティアナ「そ、そんな・・・」

スバル「ヴィータ副隊長、これは・・・」

この事が切っ掛けでフォワード、なのは達との間に亀裂が出始める。

そしてそのまま最悪の展開へとなる。

ティアナ「私は!もう誰も傷つけたくないから!失くしたくないから・・・」

スバル「ティア・・・」

ティアナ「だから・・・強くなりたいんです!」

なのは「・・・少し、頭冷やそうか・・・クロスファイア・・・」

スバル「!」

ティアナ「わあぁー!ファントムブレイ・・・」

なのは「シュート」

ティアナ「!?」

スバル「ティア!」

スバルはすぐにティアナを助けに行こうとしたが、身体を拘束された。

スバル「っ!?バ、バインド!?」

なのは「じっとして、よく見てなさい・・・」

そう言って、なのははさらにティアナに一撃を与えようとしていた。

スバル「なのはさん!!」」

なのは「・・・シュート」

魔力弾が放たれた。

一直線にティアナに向かう魔力弾。

ティアナには避ける力は残っていない。

そのまま直撃するかに思えたその瞬間、

ガキィイーーン!!

なのはの放った魔力弾は何かで切り裂かれ二つに割れた。

スバル「え?・・・」

そこで立っていたのは・・・

なのは「何で?・・・何で私の邪魔するの?・・・明久くん!!」

睨めつけるなのはの視線の先には

明久「・・・」

ゼロスタイルにチェンジしゼロツインソードを手に持っていた明久の姿だった。

なのは「答えてよ!!」

明久「スバル・・・ティアナをシャマル先生のところへ!」

スバル「う、うん!」

なのは「明久君なら、明久君なら分かってくれるって信じてたのに
何で?・・・ねぇ、何で邪魔したの!?」

明久「今のなのはのやり方は教官としてのやり方じゃなかった。
あれは・・・ただの君の八つ当たりだ!!」

なのは「八つ当たり?」

明久「だから邪魔したんだ・・・君をはっ倒してでも止めるってね!!」

悲劇の対決・・・明久vsなのは

フェイト「どうして?どうして二人が戦わないといけないの!?」


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第7話 新たなる力 その名はギンガストリウム!(A) 修正版

明久「うん。えっと・・・先程紹介されました。吉井明久です。次元漂流者です。

この世界のことも魔法の事もまだ分かりませんけど、これから先、宜しくお願いします」

 

はやて「んじゃ、こっちの主要メンバー紹介や。

隊長達とフォワードの皆、ちょっとこっち来たってや」

 

明久「これが僕のデバイス?」

 

ヒカリ『あぁ。これが私と友也が共に開発した明久、

君だけの専用のデバイスだ。その名も・・・」

 

友也「アキレスD9です」

 

明久「うんっ!今日から君の愛称はナインだ!よろしくねナイン!」

 

ナイン『ナイン・・・気に入りました。ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。マスター』

 

明久「うん、じゃあナイン行こうか!」

 

ナイン『はいっ!行きましょう!マスター!』

 

明久「ナイン!セットアップ!!」

 

『ドールズライブ!!ウルトラマン!!』

 

ウルトラマン『シュワッ!!』

 

明久「スペシウム光線!!いっけぇーーーー!!!」

 

明久「はぁ、はぁ、はぁ、す、凄い、凄まじい威力だ」

 

ナイン『大丈夫ですかマスター?手が震えてますよ?』

 

明久「え?」

 

明久「これが、ウルトラマンの、力・・・」

 

 

 

Op 英雄の詩 cv下野 紘

 

 

 

 

 

明久がエストと友也と一緒に慣らし訓練をしている頃

 

地底世界

 

キサラ「そうですか、助けられたのですね」

 

ショウ「はい・・・しかし、あの明久とギンガが何の目的で

動いているのか未だに解りません。」

 

キサラ「その明久という青年も貴方と同じように宿命を背負っているのかも知れませんね」

 

ショウ「アイツと俺が・・・ですか?」

 

その時地底世界と地上世界を繋ぐゲート付近では

 

サクヤ「駄目よレピ、またショウに怒られるわ」

 

レピ「大丈夫だよ。兄貴が大事そうに持ってたこれきっと美味いんだよ。

おいら達が取ってくれば兄貴も喜ぶよ。」

 

レピは近くに落ちている石を拾いそれを遠くへ投げると音が響き

ゲートの前にいた門番は音に連れられて持ち場を離れた。

 

レピ「今だ!」

 

サクヤ「ちょっと待ちなさい!」

 

二人はゲートに入るとそのまま地上へと転送されていった。

 

 

 

そして宇宙では・・・

 

ワンゼロ「申し訳ありません。次こそは!」

 

エクセラー「Shut up!言い訳など聞きたくありません。」

 

エクセラーの両目が光るとワンゼロに失敗した制裁を与えた。

 

エクセラー「ワンゼロ、貴方は暫くはビクトリウムを集めることに専念なさい」

 

ワンゼロ「しかし、奴等が!」

 

???「どうやらやっと俺様の出番のようだな!」

 

そこに姿を現したのは分身宇宙人ガッツ星人だった。

 

ボルスト「フッフッフッ・・・俺様はガッツ星人ボルスト。宇宙最強の戦士だ!」

 

エクセラー「そう言うことです。分かりましたね?ワンゼロ」

 

ワンゼロは不満そうな表情をする。

 

そしてエレキングが置かれていたテーブルには大量のスパークドールズが置かれていった。

 

 

あの後、僕は友也と一緒にエストとウルトラ戦士達とのドールズライブの訓練で何とかウルトラ8兄弟(ゾフィー・ウルトラマン・ウルトラセブン・ウルトラマンジャック・ウルトラマンエース・ウルトラマンタロウ・ウルトラマンレオ・ウルトラマン80)の分は使える様にはなれた。

 

友也は、はやてに説明するときは僕と話を合わせて(僕がギンガだってことを伏せながら)名目上、僕は友也の製作したデバイスのテストデバイサーとして友也の指示で動きなのは達とは別動隊として行動することをはやてに進言して何とか無事に許可を取れた。これならもしウルトラマンギンガとして戦う際にも正体がバレる心配はないし、訓練についてもフォワード達とは別で友也と二人でやることになっているのでそこは抜かり無しだ。流石、友也と僕は思った。

 

ただし友也からは忠告として無茶はしないようにと釘を指された。

もし戦闘中にドールズライブして三分を過ぎてしまえばライブしていたウルトラマンのスパークドールズのエネルギーが切れてしてしまい再び使える様になるまでの再チャージの時間が何んと3時間も掛かると説明を受けた。

 

その後、午前の訓練が終わったなのは達とフォワードの皆と合流して

昨日紹介のとき居なかったライトニング分隊の副隊長「八神シグナム二等空尉」

とお互いに自己紹介をした後で僕は一緒に皆とお昼御飯をとった。

 

その時に僕はフォワードの皆からは

スバルはアキ、ティアナは明久、エリオとキャロは明久さんと呼ばれるようになった。

 

 

機動六課・屋上

 

 

明久は屋上で一人で考えていた。

 

明久「ふぅ・・・」

 

ショウ『俺の名は、ショウ』

 

明久『ショウ、君は一体何者なんだ?』

 

明久はショウの存在がとても気になっていた。

 

「こんな所で何してるの?明久君」

 

明久が後ろを振り向くとそこにはなのはが立っていた。

 

明久「なのは・・・ううん、何でもないよ。でもどうしてここへ?」

 

なのは「明久君が一人で屋上へ行くのを見かけてそれで付いて来ちゃった。」

 

明久「そう」

 

なのは「隣・・・良いかな?」

 

明久「良いよ。」

 

なのはは明久の隣に来ると空を見上げる。すると明久は口を開けた。

 

明久「あのさ、なのは。聞きたい事があるんだけど良いかな?」

 

なのは「ん?何?」

 

明久「なのはは自分の持つ力が怖いと思ったことってある?」

 

なのは「自分の持つ力が怖い?」

 

明久「うん、僕は怖いんだ。自分の持つ、力が・・・」

 

明久はあの時感じた自分の中にあるウルトラマンの力を恐れていた。

あの時ギンガや他のウルトラマン達は何故自分にこの力を授けたのかそれが知りたかった。

でもこの事は誰にも相談できない、相談してもきっと怖がられてしまうと

明久は考えていた。

 

なのは「でも力を持ったのならきっと何か意味があるって私は思うな」

 

明久「意味?」

 

なのは「うん。私は自分の持っているこの力は誰かを助ける事が出来るって

私はそう信じて今まで頑張ってきたんだ。だから明久君もきっといつか答えが見つかるよ。

きっとね♪」

 

明久「なのは・・・」

 

なのは「それじゃあ私は仕事に戻るね。じゃあ」

 

明久「うん。ありがとう・・・なのは」

 

その頃、地底世界から地上へとやって来たレピとサクヤはミッド・市街地の

露店商店街へと足を踏み入れていた。

 

レピ「やっぱり地上は凄いや。見たこと無いものが沢山ある♪」

 

サクヤ「もううろちょろしないでよ。迷子になったらどうす・・・

あっ!これ可愛い!!」

 

サクヤは露店に出されている服に目を奪われ手にとって物色し始めた。

そしてレピも目当ての物を手に取った。

 

レピ「あっ!あった!」

 

「おい!何だあれ!?」

 

誰かが叫ぶとそこには空から大量の落下物が市街地に落下していた。

そして落下物からは『無双鉄人インペライザー』が多数出現した。

インペライザーとモンスライブしているチブロイド達は進撃を開始した。

 

 

 

 

機動六課・指令室

 

機動六課に非常サイレンが鳴り響いていた。

 

はやて「グリフィス君、状況は!?」

 

グリフィス「はいっ!現在ミッドの市街地に謎の巨大なロボット軍団が出現し

破壊活動をしています。市街地担当の管理局員が迎撃に出ていますが敵の数が多く

現在の戦力では長くは保ちません。先ほどこちらにも援護要請が入ってきました。

どうしますか?八神部隊長」

 

はやて「そんなの決まってるやないか」

 

はやては前線メンバーに通信を開く

 

はやて『皆!緊急事態や!ミッド市街地に謎の巨大ロボット軍団が出現した。

現在は市街地担当の管理局員が応戦しとるが敵が多いうえに今の戦力でも

長くは持ちこたえられへんみたいなんや!うちらはレリック担当やけど

人々を守るのもうちらの仕事や!皆!直ちに出動してや!!』

 

スターズ&ライトニング「「「了解!!」」」

 

明久「はやて!僕も行きます!」

 

はやて「ほんなら明久君は先に先行して市民の避難誘導を頼むで

それが済み次第、友也君の指示に従ってや」

 

明久「了解!」

 

 

そして町外れの林の中では

 

ボルスト「ワンゼロ、さっさとビクトリウムを転送しろ!」

 

ボルストの命令でワンゼロはビクトリウムを転送しようとする。

 

ボルスト「ふんっ、生意気な小娘が・・・出てこい!ギンガ!ビクトリー!

早くしないとインペライザー軍団がこの街を破壊し尽くすぞ!」

 

地上での異変は地底世界でも起こっていた。

 

シェパードンもビクトリウムを奪われて怒っていた。

 

キサラ「またしてもビクトリウムが!・・・お願いします、ショウ!」

 

ショウ「はい!」

 

カムシン「ショウ!大変だ!レピとサクヤがいないんだ!」

 

ショウ「まさかあの二人・・・」

 

 

 

明久「こっちです!早く逃げてください!!急いで!」

 

「大丈夫ですか!」

 

「急いでください!」

 

明久は現地の局員と共に逃げ惑う市民達の避難誘導をしていた。

 

そこへ機動六課前線メンバーを乗せたヘリが到着した。

 

ヘリの後部ハッチから先頭になのはとフェイト、ヴィータ、シグナムと

その後からウイングロードでその上を走るスバルとティアナ、フリードに乗っている

エリオとキャロの編成でインペライザーに軍団に向かっていく。

 

はやて『皆!攻撃開始や!!』

 

前線メンバー「「「了解!!!」」」

 

前線メンバーは隊長陣とフォワード陣と別れた。

 

なのは「レイジングハート!」

 

レイジングハート『All right』

 

レイジングハートはカートリッジロードで砲撃の威力を上げていく

 

なのは「ディバィィンバスター!!」

 

なのはの放った砲撃はインペライザーを貫通させながら撃破していった。

 

ヴィータ「アイゼン!」

 

アイゼン『Jawohl!』

 

アイゼンもカートリッジをロードしハンマーへと変形させる。

 

アイゼン『Gigantform』

 

ヴィータは高速で飛行しながらインペライザーとの間合いを詰め懐に入った。

 

ヴィータ「ぶっち抜けーーー!!」

 

ヴィータとアイゼンの強烈な一撃にインペライザーはダウンし爆発四散した。

 

フェイト「バルディッシュ!」

 

バルディッシュ『Yes, sir.』

 

同じようにバルディッシュもカートリッジをロードし魔力刃に威力をのせる。

 

フェイト「ハーケンセイバー!」

 

フェイトの放った魔力刃はインペライザーの片腕を切断し真上に移動し

そこから急降下しながら頭頂部から一気に切り裂く

 

フェイト「はぁぁああーーー!!」

 

インペライザーは縦に真っ二つにされた。

 

シグナム「レヴァンティン」

 

レヴァンティン『Jawohl』

 

レヴァンティンもカートリッジロードで魔力を高め居合いの構えをとる。

 

シグナム「紫電・・・」

 

インペライザーはシグナムに砲頭を向け光弾を放った。

 

シグナム「・・・一閃!」

 

シグナムの紫電一閃に放なたれた光弾は切り裂かれそのままインペライザー本体を

一閃し、インペライザーの上半身がガラリと落ち爆散した。

 

 

スバル「こいつ固そうだよティア!」

 

ティアナ「見れば分かるわよ!」

 

フォワード達は連携でインペライザーに立ち向かう。

 

ティアナ「スバル!エリオ!私達はカートリッジをロードして一気に潰す!

キャロは私達のバックアップを!」

 

スバル「うん!」エリオ&キャロ「「はい!!」」

 

スバル、ティアナ、エリオは同時にカートリッジをロードし準備する。

 

ティアナ「行くわよクロスミラージュ」

 

クロスミラージュ「Yes」

 

ティアナ「クロスファイア・・・シュート!」

 

クロスミラージュから放たれた魔力弾はインペライザーの頭部に命中しよろめく。

そして背後からエリオは高速でインペライザー突撃していく。

 

エリオ「ストラーダ!」

 

ストラーダ『Jawohl!』

 

エリオ「うぉぉおおおーー!」

 

エリオの技『スピーアアングリフ』でインペライザーの背後から

複部を貫かれインペライザーの腹部には風穴が空いた。

 

そしてスバルはウイングロードをマッハキャリバーと共に走る。

 

スバル「相棒!」

 

マッハキャリバー『All right buddy』

 

インペライザーは頭部と両肩の砲から光弾を連射するがスバルとマッハキャリバーの

巧みなローラーブーツで裁きで避けながらインペライザーに近づいていく。

しかし避けたはずの光弾がスバルに迫るが

 

キャロ「フリード!ブラストレイ!」

 

キャロはフリードから放たれた炎の砲撃によって光弾は撃ち落とされ

スバルは止めの一撃に入った。

 

スバル「一撃必倒!」

 

スバル「ディバィィン・・・バスッタァアア!!」

 

スバルとマッハキャリバーによる最大の破壊力を誇る拳の打撃「ディバィンバスター」を

インペライザーにねじ込む様に打ち込むと拳が中に入り背後から爆発が起こり

インペライザーは背中から倒れ爆散した。

 

スバル「やった!」

 

エリオ「よっしっ!」

 

キャロ「やりました!」

 

ティアナ「皆!気を抜かない!まだ沢山いるんだから!」

 

エリオとキャロ「「は、はい!」」

 

スバル「!?ティア!あそこにまだ人がいるよ!」

 

ティアナ「何ですって!?」

 

なんとそこにいたのはレピとサクヤだった。

 

ティアナ「嘘でしょ・・・」

 

スバル「あたし、行ってくる!」

 

ティアナ「スバル!」

 

スバルはレピとサクヤの方へ向かっていった。

 

レピ「早く逃げて!」

 

サクヤ「早く逃げてください!!」

 

「坊や、これあげるよ!」

 

レピ「でもお金は?」

 

「わしの奢りだから!良いんじゃ。早く逃げるんじゃぞ」

 

二人のもとへスバルが駆けつける

 

スバル「ここは危険です。早く逃げてください!」

 

だがスバル達の後ろいたインペライザーが3人に無情に砲頭を向ける。

 

ティアナ「スバル!!」

 

スバル「えっ!」

 

キュイイイィィィン・・・

 

インペライザーが3人に光弾を放とうとする。

 

そんな中でなのはが気がつく。

 

なのは「スバル!!逃げてぇえ!」

 

それを少し遠くから聞こえてきた声に明久は

 

明久「スバル!?」

 

ナイン『マスター!!』

 

明久はギンガスパークを手にしギンガへウルトライブする。

 

ウルトライブ!!ウルトラマンギンガ!!

 

明久「ギンガァアア!!」

 

ギンガ『ショウラァアッ!!』

 

ギンガは3人を間一髪の所で救いだし安全な場所へ降ろした。

 

隊長&フォワード&ロングアーチ達「「「ウルトラマンギンガ!!!」」」

 

スバル「ありがとう・・・ギンガ」

 

ギンガは3人が安全だと確認すると頷きインペライザー軍団の前に立ち塞がった。

 

ギンガ『シェアッ!』

 

ボルスト「ん!ギンガ、お前だけかまぁいいやってしまえ!」

 

インペライザーはボルストの指示でギンガに向かって進撃する。

 

ギンガ『ギンガセイバー!シェアッ!イィッヤァアッ!』

 

ギンガはギンガセイバーでインペライザー軍団に切りかかり次々と切り伏せる。

残りのインペライザー達も砲撃するがギンガはそれを容易く避ける。

 

ギンガ『ギンガクロスシュート!』

 

ギンガの必殺光線ギンガクロスシュートを放ち何とか数を減らして行こうとするが

流石に数が多いのか死角からの攻撃でギンガも攻撃の手を緩めてしまいギンガはインペライザーの集中紅撃をまともに喰らってしまった。

 

ギンガ『グゥッ!グワァッ!グァアァァァアッ!!グェアッ!』

 

隊長&フォワード&ロングアーチ「「「ギンガ!!!」」」

 

ショウも駆けつけるがインペライザーの手痛い集中砲撃でギンガは地面にダウンしてしまう。

 

ギンガ『ぁあ・・・あ、ぐぁっ、グゥッ!』

 

ショウ『あいつ・・・』

 

ボルスト「フッハハハ、良いぞインペライザーもっとやれぇ!」

 

 

なのは「皆!何としてでもあのロボットの数を減らすよ!」

 

全員「「「了解!、おう、ああ」」」

 

なのは達は何とか自分達でも出来る限りインペライザー数を減らそうとする。

 

ボルスト「ちっ!うるさいハエ共が!インペライザーそいつらから先にやってしまえ!」

 

インペライザーは今度はなのは達に砲頭を向ける。

 

ギンガ『ぐぅ、はっ!?危ない!!』

 

その事に気がついたギンガはカラータイマーが赤に鳴っているのにも関わらずなのは達の前に立ちインペライザーに背を向けた。

 

ギンガ『ふぁっ!グァアッアアアァァァ!!!』

 

インペライザーの執拗な砲撃にギンガは身を呈してなのは達を庇ったのだ。

 

なのは「私達を助けるために・・・?」

 

フェイト「ギンガァ!!」

 

ヴィータ「やめろ、ギンガ!そのままじゃお前は!!」

 

シグナム「ギンガッ!」

 

スバル、ティアナ、エリオ「「「ギンガ!!!」」」

 

キャロ「逃げて!ギンガ!!」

 

だがそれでもギンガは耐え続ける。

 

ウルトライブ!GO!EXレッドキング!

 

ショウはビクトリーランサーにEXレッドキングをリードし

モンスシューターでボルスト目掛けて撃った。

しかしボルストがバリアーを張り防いだ。

このお陰でインペライザーの動きが停止し、転送されようとしていたビクトリウムも途中で中断され地底へと戻っていった。

 

耐え抜いたギンガも思わず膝を着ける。

 

ボルスト「貴様はビクトリアンか!」

 

ショウ「何故ビクトリウムを狙う!」

 

ショウはビクトリーランサーの銃口を向ける。

 

ワンゼロ「お前に話す必要はない!」

 

ショウ「何だと!」

 

ボルスト「何をしている。ワンゼロ!さっさと倒してしまえ!」

 

ワンゼロはチブロイドオーブを開くとそこからチブロイドがショウに襲いかかる。

 

ショウ「ふっ!ハァッ!とりゃ!」

 

ショウは格闘戦でチブロイド達と闘いラッシュや蹴り技で倒していく。

ビクトリーランサーのガンモードで残りのチブロイドを撃ち抜く。

 

しかし、ワンゼロとボルストは逃げられてしまった。

 

 

 

その後レピとサクヤは前線メンバーに保護されそこへショウが迎えに来た。

 

二人はショウに駆け寄った。

 

レピ「兄貴!これ貰ったんだ♪兄貴好きだろ?」

 

ショウ「レピ・・・地上には出るなって言っただろ。危ないじゃないか!?」

 

サクヤ「ごめんなさい!レピがどうしてもショウにあげたいからって」

 

ショウ「お願いだ。頼むから俺の邪魔をしないでくれ。」

 

ショウに言われて落ち込むレピ。そんなレピの顔を見て前線メンバーは

表情を暗くさせていく。そんな中でただひとりスバルは

 

スバル「あの、そんな言い方・・・」

 

明久「そんな言い方、良く、ないんじゃないかな?」

 

そこには中傷を負った明久が手を片方の肩を押さえながらとぼとぼと歩いてきた。

 

なのは「明久君!!どうしたのその怪我!!」

 

フェイト「ひどい怪我。はやくシャマル先生の所へ」

 

はやて『アキ君!大丈夫なんか!!すぐにシャマルに連絡して準備させるかんな』

 

なのはとフェイトは明久に駆け寄り肩を貸してやる。

 

明久「ごめん、二人とも」

 

なのは「良いよそんな事」

 

フェイト「気にしないで」

 

そんな明久を見てショウは

 

ショウ「お前には関係の無いことだ」

 

明久「君の為にやってたんだろ、仲間思いの良い人達じゃないか」

 

ショウ「俺には共に戦う仲間など必要ない」

 

その言葉に明久は表情を曇らせる。

 

ショウ「さぁ、行くぞ」

 

ショウは二人と一緒に去っていった。

 

明久「くぅっ!」

 

ナイン『マスター!?大丈夫ですか!?』

 

なのは「あっ!明久君、大丈夫?」

 

フェイト「大丈夫?明久」

 

明久「っ、大丈夫だよ」

 

明久は去っていくショウの背中を見て

 

明久『仲間なんて必要ないだなんて、どうして君はそこまで・・・』

 



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第7話 新たなる力 その名はギンガストリウム!(B) 修正版

何とか逃げ延びていたワンゼロとボルストだったが

 

ボルスト「お前がもたもたしやがったせいでギンガを倒し損ねたんだぞ!」

 

ワンゼロ「・・・」

 

ワンゼロはボルストに興味ないのか無視しようとする。

 

ボルスト「貴様・・・俺様を無視するとは良い度胸だな・・・オリャア!」

 

キレたボルストはワンゼロに殴りかかるが簡単にガードされワンゼロの蹴り技にボルストは腹を押さえ後退りする。

 

ボルスト「グォアッ!・・・フフフ、そうか、そう言うことか、分かったぞ」

 

いったい何が分かったのやら、何とボルストは

 

ボルスト「お前は今こう言いたいんだろう?」

 

ボルスト(ワンゼロの声マネ)「(わたしはお前なんかに負けない)!・・・とな!?俺様を見くびるな!!」

 

するとボルストは二人に分身し片方のボルストはワンゼロに不意討ちで両手からビームを放ちそれを浴びたワンゼロはショートした。

 

ボルスト「覚えておけ!今度しくじったら先に死ぬのはお前の方だからな!!」

 

 

 

 

機動六課 医務室

 

 

その頃中傷を負った明久は機動六課の医務室に運ばれシャマルから治療を受けていた。

そして、なのはとフェイトは心配そうな顔をして明久を見守っている。

 

シャマル「もう大丈夫よ。傷の方も治ったから、でも今日明日までは安静ね」

 

なのは「ありがとううございます。シャマル先生」

 

フェイト「ありがとうございます。」

 

シャマル「いえいえ、これが私の仕事だから。後は私に任せて二人はお仕事に戻って」

 

なのは「はい。明久君をお願いします。」

 

フェイト「あまり無理をしないようにさせてください。」

 

二人は明久の眠っている顔を見て医務室から去っていった。

 

フェイト「明久・・・大丈夫かな?」

 

なのは「きっと大丈夫だよ、フェイトちゃんは心配症だね」

 

フェイト「それは心配はするよ、明久は私達の仲間なんだから」

 

なのは「そうだね、明久君はもう私達の仲間なんだもんね・・・それに」

 

なのははさっきの戦闘で自分達を敵の攻撃から身を呈して楯になった

ウルトラマンギンガを思い浮かべていた。

それはフェイトも同じだった。

 

なのは「どうしてあの時、ウルトラマンビクトリーは来てくれなかったのかな?」

 

フェイト「ビクトリーもギンガや私達の味方じゃなかったの?」

 

なのは「それは分からないよ、でも・・・」

 

 

そこへはやてからの通信が届いてきた。

 

はやて『なのはちゃん、フェイトちゃん。アキ君の様子はどうやった?』

 

なのは「シャマル先生の治療のお陰で怪我は治ったよ」

 

フェイト「でも明日までは絶対に安静だって」

 

はやて『そうか、アキ君の事が心配なのは分かるけど

すぐに戦会議室に集まってくれるか?』

 

なのは「何かあったの?」

 

はやて『友也君が前線メンバー全員に話しがあるって言うとんのや』

 

フェイト「話し?」

 

 

機動六課 作戦会議室

 

はやて「皆、全員集まったな。ほんなら友也君説明してあげてや」

 

友也「分かりました。」

 

友也はガンパッドを操作し全員の前のモニターに映像を映した。

 

 

友也「エレキングを操っていたあの女の体の解析結果が出たので皆さんに説明します。」

 

そこに映し出されたのはなのはがワンゼロに対し非殺傷設定でワンゼロの腕に

魔力弾を掠めさせた映像だった。

 

友也「この女の体を構成している金属はこのミッド上に

存在するどの金属とも一致しませんでした。」

 

スバル「この星以外の金属って・・・」

 

ティアナ「敵は宇宙人ってことですか?」

 

エリオ「あの良いでしょうか?」

 

キャロ「あの!私もです!」

 

二人共手をあげる

 

友也「どうしました?エリオ君、キャロちゃん」

 

エリオ「あの大きな水晶は一体何なんですか?」

 

キャロ「どうしてあの水晶を狙ってるのかずっと気になってたんです。」

 

なのは「そうだね、さっきの戦闘もこの前の戦闘も敵はあの水晶を狙ってた。」

 

フェイト「そしてあの水晶を敵はどこかへ転送させていた。」

 

ヴィータ「何か目的があるんじゃねぇのか?」

 

友也「その事に関してもちゃんと調べてきました。」

 

友也は映像を切り替えてあの水晶・・・ビクトリウムを映し出した。

 

友也「あの水晶体に含まれる未知の元素は融合すると

莫大なエネルギーを発生させるんです。それはたったすうセンチの塊でも

ミッド首都のクラナガンの全体のエネルギーが賄える程にです。」

 

全員「「「!!!」」」

 

友也の説明で全員は驚いた。敵はこの水晶体を狙って何を企んでいるのか

 

シグナム「奴等はこの水晶を狙ってどうするつもりなのだ?」

 

はやて「こんな物が破壊の道具に使われでもしたら・・・」

 

 

 

 

そしてエクセラーの母船の中では

 

ワンゼロはチブロイドによって修復を受けワンゼロは修復を終え再起動した。

 

エクセラー「good morning。お目覚めですか?ワンゼロ」

 

ワンゼロ「もう一度ミッドチルダに・・・」

 

エクセラー「まぁ、待ちなさい。慌てなくてももう既にゲームは始まってます。」

 

 

 

 

 

ミッドチルダ 地上

 

 

 

ボルスト「何処だ!ギンガ!今度こそ息の根を止めてやるぞ!」

 

ボルストは又してもインペライザー軍団で町を攻撃していた。

 

 

機動六課にまた非常サイレンが鳴り響く。

 

全員「「「!!!???」」」

 

 

はやて「どうしたんや!?」

 

グリフィス『はやて部隊長!またあのロボット軍団が現れました!!

今度は鉱山都市で暴れています。

地上本部の魔導師部隊が向かっていますが到着までに時間がかかります。』

 

はやて「それでうちらが出ろってことか」

 

グリフィス『はい、地上本部から魔導師部隊が到着するまで現地に急行し足止めをせよ。

とのことです。』

 

はやて「皆、どないする?」

 

なのは「私は勿論行くよ」

 

フェイト「私も出るよ」

 

ヴィータ「隊長を守んのもあたしらの仕事だからな」

 

シグナム「私も主の命なら参ります」

 

はやて「そうか。フォワードの皆はどうや?」

 

スバル「私も出ます!!」

 

ティアナ「右に同じです。」

 

エリオ「僕も行きます。」

 

キャロ「あの!私も!」

 

ヴァイス『はやて部隊長!こっちの準備は終わってます!いつでも行けますよ!』

 

はやて「わかった・・・ほんなら皆、機動六課出動や!」

 

全員「「「了解!!!」」」

 

前線メンバーはヘリに乗り込むと出動した。

 

 

 

ボルスト「フハハハ!!良いぞインペライザー!そのままギンガを胆振出せ!」

 

ショウ「これ以上お前達の好きにはさせん!」

 

ウルトライブ! ウルトラマンビクトリー!!

 

ショウはビクトリーへウルトライブした。

 

ビクトリー『ジェアッ!』

ショウ『今度はこの俺が相手だ!』

 

ボルスト「今度はビクトリーか?やってしまえ!インペライザー」

 

ショウ『行くぞ!』

 

ウルトランス!EXレッドキング!ナックル!

 

ビクトリーはウルトランスでEXレッドキングナックルを召喚した。

 

レッドキングナックルの豪腕と燃えたぎるマグマを合わせた一撃は

インペライザー達を地に伏せる。

 

ビクトリー『フッ!ハァッ!どりゃあ!オリャア!』

 

EXレッドキングの技「フレイムロード」でインペライザー達を焼き尽くしていく。

 

更にショウはエレキングのスパークドールズをリードする。

 

ウルトランス!エレキング!テイル!

 

すると今度はビクトリーの右腕がエレキングの尻尾を思わせる

エレキングテイルを召喚した。

エレキングテイルの電撃を帯びたリーチの長い武器で残りのインペライザーを

叩いていく。

 

ボルスト「中々やるじゃないか?しかし、まだまだ甘いな。ビクトリー

俺様がお前に本当の闘いを見せてやる!」

 

 

するとボルストはチブルスパークを取りだしインペライザーとは違う黒いロボットの

スパークドールズリードした。

 

モンスライブ!キングジョーブラック!

 

ビクトリー『フッ!ハァッ!グワァアッ!』

 

ビクトリーはエレキングテイルでインペライザーの数を減らして行く。

しかし、背後からの光弾による攻撃でエレキングテイルは解除されてしまう。

 

ビクトリー『ッ!?』

 

ビクトリーが振り返るとそこに立っていたのは黒いボディのキングジョー

キングジョーブラックが右腕の大口径ライフル『ペダニウムランチャー』を向ける。

 

ボルスト『俺様は宇宙一の!ガッツ星人ボルスト様だ!

俺様に勝てる奴などこの宇宙にはいないのだ!』

 

キングジョーブラックはビクトリーに襲いかかる。対するビクトリーも

キングジョーブラックと格闘戦で応戦するがインペライザーとは違いパワーも防御力も

キングジョーブラックが圧倒的に上だった。

 

その猛攻の前にビクトリーは防戦一方となるだがインペライザーも

ビクトリーがキングジョーブラックに注意がいっている隙をつき背後から奇襲を受ける。

 

ビクトリー『ビクトリウムシュート!』

 

ビクトリーは必殺光線『ビクトリウムシュート』でインペライザー達をなぎ払う

 

ビクトリー『ぐぁあっ!くっ!どぅあっ!』

 

キングジョーブラックの怪光線『ハイパーデスト・レイ』とインペライザーの集中砲撃

 

ビクトリー『グァアッア!!』

 

そしてキングジョーブラックのペダニウムランチャーから特大の光弾を打ち込む

『ハイパーペダニウムバスター』でビクトリーを吹き飛ばし圧倒する。

 

ボルスト『フッフッフッ!ビクトリー・・・ここでお前を倒させて貰うぞ!』

 

 

医務室

 

 

明久「うっ・・・っ・・・ここは?」

 

明久が目を覚ましたが医務室には誰も居なかった。

 

明久「っ!?ぐっ!あぁっ!」

 

勢いよく起きると体に残っているダメージでうまく動けなかった。

だが明久は自分の体に鞭を打つかのように起き上がると服を着替えナインを首にかけ医務室を出ていく。

 

ナイン『マスター、まだ休まなくては』

 

明久「僕は大丈夫だよ。それより・・・くっ!はぁ、はぁ、」

 

手を壁に付けて体を支えながら歩いていきそしてヘリポートへと着いた。

 

明久「なのは、フェイト、皆、・・・ショウ」

 

明久は懐からギンガスパークを取り出すと

 

ナイン『余り無茶はしないで下さいねマスター』

 

明久「分かってる。無茶はしないから」

 

明久はギンガへウルトライブしようとするが

 

友也「明久君!!」

 

明久「!?、友也?」

 

そこにいたのは友也だった。

 

友也「何やってるんですか!明久君!そんな身体じゃ満足に戦える訳ないじゃないですか!直ぐに医務室に戻りましょう!」

 

怪我を押して戦おうとする明久を友也が止める。

 

明久「僕は、行かなきゃ! 行かなきゃいけないんた!!なのはや、フェイトが、皆が戦ってるんだぞ!なのにどうして僕は皆と一緒に戦えないんだよ! 何で皆を守れないんだよ! 

何で僕は、仲間の為に何も出来ないんだよ!」

 

友也「明久君・・・」

 

ナイン『マスター・・・』

 

明久「くそぉおおおおっ!!!」

 

 

 

 

 

 

『仲間ならここにもいるぞ!明久!』

 

 

 

 

 

 

 

 

明久「その声は!?まさか!?」

 

その声は明久にとっては忘れられない声だった。

そして明久と友也の目の前に光が集まるとそこに浮かんでいたのは

 

ナイン『あれは?』

 

明久、友也「「タロウ!?」」

 

かつて明久と共に戦ってきた仲間、タロウのスパークドールズが現れた。

 

 

タロウ『明久・・・我々ウルトラ兄弟の意思を継ぐ者には素晴らしい仲間がいる。

 

明久『ウルトラ兄弟の意思?』

 

タロウ『そう、我々はどんな時も仲間と共に力を合わせて戦ってきた。

だから、明久、君にも我々ウルトラ兄弟が付いている! 我々と一緒に戦うんだ!」。

 

 

 

 

ウルトラマンギンガの歌

 

 

 

 

ゾフィー「ヘァアッ!」

 

ウルトラマン「シュワァッ!」

 

ウルトラセブン「デュアァッ!」

 

ウルトラマンジャック「シュアァッ!」

 

ウルトラマンエース「テェエッヤッー!」

 

ウルトラマンタロウ「タァアッーー!」

 

ウルトラマンレオ「イィヤァアーー!」

 

ウルトラマン80「シュワッ!」

 

明久『タロウ、ウルトラ兄弟・・・』

 

ウルトラ兄弟達は明久に一緒に頷くとまずタロウのスパークドールズが光のエネルギーとなって明久の左腕にストリウムブレスが装着されていた。

ストリウムブレスはタロウの顔が描かれたレリーフが特徴で、

これを横に傾けた変身モードと、縦に傾けた必殺技モードの2形態をとる

 

この縦の状態からレリーフの内側にあるディスク(ターレット)に

ゾフィーから順番にディスクに入っていく。

 

ウルトラ兄弟全員が入ると明久の周りにウルトラ兄弟が現れた。

全員が明久の肩に優しく手を添え光を明久へと送る。

 

明久『感じる、皆の、ウルトラ兄弟の光が僕の身体の中に』

 

タロウ『これで我々兄弟は君の助けになれる。君はかつて

我々兄弟を救ってくれた。今度は我々が君を助ける番だ。共に行こう!明久!!』

 

明久『うん!行こう!ウルトラ兄弟!!』

 

更に何と

 

『明久』『明久君』

 

明久が振り向くとそこにはウルトラの父とウルトラの母の姿があった。

 

明久『ウルトラの父!?それにウルトラの母まで!?』

 

タロウ『父さん!母さんまで、どうしてここに!?』

 

流石のタロウもこれには驚かされる。

 

ウルトラの父『私達もかつて彼に命を救われた。彼には恩がある』

 

ウルトラ母『それで私達二人は彼に私達の力を授けに来たのです。』

 

明久『ありがとう。ウルトラの父、ウルトラの母』

 

ウルトラの父『さぁ、私達の光も受け取ってくれ』

ウルトラの母『さぁ、私達の光も受け取ってください』

 

二人は明久のストリウムブレスにお互いの手を揃えると新たにターレットが増えウルトラの父とウルトラの母もストリウムブレスへと入っていった。

 

 

それを見て友也も

 

友也「そうですよね。僕らにはウルトラ兄弟と言う頼もしい仲間がいるんですよね」

 

明久「うん。友也・・・行ってくる!」

 

友也「気を付けて明久君、シャマルさんは僕に任せてください」

 

明久は頷くと

 

明久「行くぞ!ナイン!」

 

エスト『はいっ!マスター!!』

 

ウルトライブ!!ウルトラマンギンガ!!

 

明久「ギンガーー!!」

 

ギンガ『ショウラァ!!』

 

明久は光の流星となり空を駆け抜けた。

 

 

 

機動六課前線メンバー

 

ヴァイス「間もなく現場に着きます。」

 

なのは「了解!皆!準備は良いね!」

 

「「「「はい!」」」」

 

フェイト「うん!」

 

ヴィータ「おう!」

 

シグナム「ああ!」

 

なのは「それじゃあ、行くよ!!」

 

「「「「セットアップ!!!!」」」」

 

なのは達はセットアップしてバリアジャケットを纏うと出動した。

 

そこにあったのは

 

ビクトリー『グゥッ!くっ!うぅっ・・・』

 

そこには多数のインペライザーを引き連れたキングジョーブラックを先頭に

その先にはカラータイマーが赤になって点滅し危険の警告音を鳴らす追い詰められたビクトリーの姿だった。

 

スバル「あぁっ!ビクトリーが!」

 

ティアナ「このままじゃやられちゃうわ!!」

 

エリオ「あんな数を相手に一人で戦っていたなんて」

 

キャロ「ビクトリー・・・」

 

なのは「皆!ビクトリーを援護するよ!」

 

フェイト「なのは!待って!」

 

なのは達はビクトリーを助けようとするがフェイトに呼び止められる。

 

なのは「どうしたの?フェイトちゃん」

 

フェイト「あれ!」

 

フェイトが空の遠く方に指差すとそこには

 

ギンガ「ヘァッ!」

 

ギンガが空を駆け抜けて駆け付けて来た。

 

「「「「ウルトラマンギンガ!!!」」」」

 

ボルスト「ようやく現れたなギンガ!!」

 

ギンガ「ギンガメテオスピンキイィック!!」

 

ギンガはキングジョーブラックに自身をドリル状に回転させて放つ必殺の飛び蹴り技『ギンガメテオスピンキック』をキングジョーブラックに放ちキングジョーブラックを吹き飛ばす。

 

ボルスト「うぉおおぉぉっ!!」

 

ギンガはビクトリーを守るように前に降り立つだが、ギンガは直ぐに膝をついてしまう。

 

この時、フェイトはギンガの若干苦しそうな様子を見て何かを感じていた。

 

フェイト『もしかしてまだ傷が癒えてない!?』

 

ボルスト「ぐっ!ん?まだあの時のダメージが残ってるのか

しかしそんな体で何が出来ると言うんだ?ウルトラマンギンガ」

 

ギンガはそれでも立ち上がる。後ろにいる仲間を守るために

 

ギンガ『ギンガファイヤボール!』

 

ギンガファイヤボールでゼンポウニいる数体のインペライザーを撃破する。

だがまだ完全には癒えていない身体で苦戦を強いられる。

 

明久『まだ、ダメージが!・・・くっ!』

 

それを見てビクトリーも気が付く

 

ボルスト『はっはっはっは!分かる。分かるぞ!お前は今こう言いたい筈だ』

「(明久の声マネ)(こんな体さえなければ勝つことが出来たのに)とな!甘いわぁ!」

 

キングジョーブラックとインペライザー軍団はギンガとビクトリーに止めを刺そうと

するがそこへ

 

「エクセリオン・バスター!」

 

「サンダー・レイジ!」

 

桜色との光がキングジョーブラックにぶつかり爆発し、金色の高出力の雷がインペライザーに落下し二人を救った。

 

ボルスト「何だと!」

 

二人が振り返るとそこにいたのはなのはとフェイトがデバイスを手に持っていた。

 

なのは「ギンガ!私達が貴方を援護します。」

 

フェイト「だから立ち上がって!」

 

明久『なのは!フェイト!』

 

ショウ『・・・』

 

二人は続けて攻撃しギンガとビクトリーを援護する。

 

他の前線メンバーもギンガとビクトリーを援護していた。

インペライザーの攻撃を避けたり、攻撃をして注意をそらさせようとしていた。

 

ヴィータ「さっさと立てよ!ギンガ!ビクトリー!」

 

シグナム「お前達はまだ戦える筈だ」

 

スバル「あたし達も一緒に戦いますから!」

 

ティアナ「まだ私達は、負けていません!」

 

エリオ「僕達が付いています!」

 

キャロ「私達が応援しますから!」

 

 

 

だから・・・

 

 

 

 

「「「「頑張れ!!(立ち上がって!!)(負けないで!!)」」」」

 

 

明久『!!』

 

ショウ『・・・』

 

皆の声援の力でギンガも『明久も』立ち上がった。

 

ギンガ『フゥッ!!』

 

ボルスト「何故だ!何処に其れほどまでの力が残っていたの言うのだ!!」

 

明久『僕は、負けない。負けられないんだ!タロウ!今こそウルトラ兄弟の力をあいつに見せてやろう!』

 

タロウ『良し!行くぞ!明久!!』

 

明久はストリウムブレスのレリーフを変身モードにする。

 

 

 

 

タロウ『今こそ・・・一つになる時!』

 

 

明久はタロウの掛け声の後に先端のスイッチを押しながらリードする

 

 

 

『ウルトラマンタロウ!』

 

タロウ『ギンガに力を!ギンガストリウム!!』

 

 

 

ギンガはタロウ、もといウルトラ兄弟と父と母とひとつになり

ウルトラマンギンガストリウムへとスタイルチェンジした!

 

ギンガ『シュアッ!フゥゥゥッ!』

 

その姿に誰もが見とれていた。

 

ショウ『ぉぉ!』

 

なのは「ギンガが・・・」

 

フェイト「変わった・・・」

 

エリオ&キャロ「「カッコいい!!」」

 

 

指令室

 

 

はやて「何や!あの姿は?」

 

友也「はやて部隊長、あの姿はウルトラマンギンガストリウムです。」

 

はやて「ギンガストリウム?」

 

友也「はい!」

 

 

ボルスト『何を小癪な!遊びは終わりだ!』

 

ギンガS(ストリウムは長いのでSにします)は動こうとしない。

 

明久『行くぞ!ウルトラ兄弟!!』

 

明久は必殺技モードにしターレットを回しスイッチを押す。

 

タロウ『ウルトラマンタロウの力よ!』

 

更にスイッチを2回押しターレットを回す。すると隣にタロウの姿が浮かび上がり、

ギンガとタロウが重なる。

 

明久&タロウ『『ストリウム光線!!』』

 

ギンガSはウルトラマンタロウの必殺光線『ストリウム光線』を発射し

インペライザーを倒していく。更にターレットを回す。

 

タロウ『ウルトラマン80の力よ!』

 

スイッチを3回押す。

 

インペライザー達はギンガSに砲撃するが一気に高くジャンプする。

 

明久&タロウ『『サクシウム光線!!!』』

 

今度は80が隣に浮かび上がりギンガと80が重なる。

 

80『シュワッ!』

 

80とギンガの『サクシウム光線』によってインペライザー達は全滅した。

 

なのは「凄い・・・」

 

フェイト「あの数のロボット達を全部倒しちゃった。」

 

 

キングジョーブラックはギンガSに向かう。

ギンガSもファイティングポーズして迎え撃つ!

 

 

ウルトラマンギンガの歌(続き)

 

 

ギンガSはパンチやキックでキングジョーブラックに当てていく。

後退したキングジョーブラックにギンガSはゆっくりと歩いていく。

 

その最中に明久はストリウムブレスのターレットを回す

 

タロウ『ウルトラマンレオの力よ!』

 

スイッチを1回押し、ターレットを回す。

 

 

ギンガSはキングジョーブラックの攻撃を受けとめパンチのラッシュを浴びせると

右腕のペダニウムランチャーを掴む。

 

 

明久&タロウ『ハンドスライサー!』

 

レオ『イィヤァアーー!』

 

レオがギンガSと重なり合うとギンガSの赤く光る手刃で

ペダニウムランチャーの右腕のを切り裂いた。

 

ペダニウムランチャーを切り落とされたキングジョーブラックは大きく後方へ下がる

ギンガSはキングジョーブラックを両手で持ち上げると地面に投げつけた。

 

ギンガS『シェエアァッ!』

 

キングジョーブラックはよろよろと立ち上がる。

 

明久『これで止めだ!』

 

明久はターレットを回しスイッチを押す。

 

タロウ『ウルトラセブンの力よ!』

 

スイッチを3回押し、ターレットを回す。

 

キングジョーブラックは残った最後の武器『ハイパーデスト・レイ』を放とうとする。

 

ギンガSの隣に最後はウルトラセブンが映し出され

セブンとギンガSが重なる。

明久&タロウ『『ワイドショット!!!』』

ウルトラセブン『デュアァッ!』

 

ギンガSとセブンの『ワイドショット』とキングジョーブラックの『ハイパーデスト・レイ』

がぶつかり合う。キングジョーブラックは出力を上げるが

 

明久『うおぉぉぉあぁぁぁ!!!』

 

明久の気合いとギンガにセブンの力を乗せた光線がどんどん押していきキングジョーブラックにワイドショットが直撃するとキングジョーブラックは全身から火花を上げて大爆発した。

 

ギンガSの勝利に皆が声を挙げる。

 

「「「「やったーー!!!」」」」

 

ギンガSはなのは達にサムズアップをすると皆もサムズアップで返しギンガSは頷き大空へと飛んでいった。

 

ギンガS『シェアっ!』

 

 

ボルスト「俺様としたことがぁぁああ!何て事だ!こんな筈はない・・・

次だ!次こそはギンガ!お前の最後だ!!」

 

ボルストはテレポートで離脱していった。

 

 

明久はショウを見かける。

 

明久「おぉい!ショウ!」

 

ショウは振り返り明久はショウに近づくとキングジョーブラックの

スパークドールズを差し出し、ショウはそれを受け取った。

 

ショウ「何故俺に渡すんだ?」

 

明久「きっと君の力になってくれると思って」

 

ショウは少し笑う

 

ショウ「また、お前に、助けられたな・・・」

 

明久「僕だって助けて貰った。僕には仲間がいる。なのはやフェイト、はてや友也、

他の機動六課の皆やそして頼もしい仲間が僕を支えてくれてる。」

 

そんな明久の元へなのはとフェイトが走ってきた。

 

なのは「明久君!」

フェイト「明久!」

 

明久「たからショウ、君も一人じゃない。僕達が君の仲間なんだ!」

 

ショウは少し鼻で笑うとそのまま去って行った。

 

なのは「もう!勝手に医務室抜け出して!駄目でしょ!もう!」

 

フェイト「シャマル先生も心配してたんだから帰ったらちゃんと休んでね?」

 

明久「ごめん、二人とも。本当にすみません!」

 

 

そんな明久達を見てショウは呟いた。

 

ショウ「仲間、か」

 

 

EDキラメク未来 〜夢の銀河へ〜

CV水樹奈々&田村ゆかり

 

 




使命を背負い一人で戦うことに拘るショウ
でもそれじゃあ駄目なんだ
守りたいものがあるなら僕が教えてあげるよ
僕の・・・ギンガの力の源を!!

次回!僕とギンガSとStrikerS

第8話!強さの意味!



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関話 2 設定修正

読者の皆さん、お久しぶりのT&Y-Tigaです。
今回はこの小説の設定修正についてを書こうと思います。


では、まず最初に

 

明久のデバイスの名前と設定バリアジャケット

更に武器の3つです。

 

リンカーコアは修正無し

 

修正前

 

デバイス・・・

 

名前 エスペランター・ザルヴァト

 

愛称 エスト

 

待機状態 赤と銀色のブレスレット

 

設定

友也とウルトラマンピカリが共同で開発した明久専用のデバイス

 

アニメ『蒼穹のファフナー』に出てくる後期主人公の機体の

設定の一部とその続編『蒼穹のファフナー エクソダス』の

その世界観での『ある人達』の名称の一部を合わせました。

 

更にギンガスパークをデバイス化と言いましたがそれは

修正してデバイス化はしません。

ただし、他のウルトラマンの力を使うのは変更しません。

 

バリアジャケット・・・

アニメ『ソードアート・オンライン』

主人公、桐ケ谷和人ことキリトの服装のカラーリングを

変えてギンガと同じ様な感じにしていましたがこれも修正し

別のものにします。

 

武器・・・

ギンガスパークがデバイスだったのでギンガスパークを変形させた

ランスモードとブレードモードも変更します。

 

 

と、修正はこんなところです。

 

 

所で皆さんは『ダンボール戦機』を知っていますか?

 

『ダンボール戦機W』に出ていましたよね、下野紘さん。

しかもその演じていたキャラクターの名前が同じでしたし

(名字は違うけど)

 

そうあのキャラクターが使っていた機体を使います。

しかも自分の一番のお気に入りの機体です!

 

 

修正後

 

名前 アキレスD9

 

愛称 ナイン

 

待機状態 銀色の菱形のクリスタル

 

デバイス・・・インテリジェントデバイス

 

設定

明久が元の世界でやり混んでいたゲーム『○ン○ール○機W』に

登場する二人の主人公の内の一人が使っていた機体。

そのゲームでは『希望』がこめられていた

 

友也とウルトラマンヒカリはこのゲームに登場する

アキレスD9をモデルにしてバリアジャケットもそのまま

明久の全身に纏わせる全身装甲タイプ。

明久の身体能力と反射神経に合わせて作られている

装甲は部分展開や解除も可能。

 

性能はゲームとほぼ同じで攻撃力と防御力、出力と機動力

全てを高い次元で両立させている。

 

本来は飛行は出来なかったが改修によって空中戦も可能になり

ソードビットが装備されていたがそこは友也とヒカリの改修が

施されソードビットの間に飛行用の翼が展開し飛行が可能になった。勿論、ビット射出後も飛行は出来る。

 

バリアジャケット・・・

セットアップ時はアキレスD9がそのまま等身大サイズになった姿

マントは無くなり、カラーリングはギンガに近いカラーリング

 

ランドスピナー・・・

両脚部に装備されている陸上での高速かつ小回りの利く

高い機動性を出し壁面を走り登ることすら

可能な高い安定性とパワーを誇る。

(コードギアスのランスロットと同じタイプ)

 

武器・・・

基本装備はゲームと同じ二刀流

 

右手には片手剣・オートクレール

左手にはレイピア・デュランダル

 

一見、近接戦闘型に見えるが射撃能力も優れているので

追加装備として射撃兵装を友也とウルトラマンヒカリが共同で開発した片手用ライフル『ヴァリス』を装備する。

 

(コードギアスのランスロットと同型)

 

ヴァリスは戦況によってノーマルとバーストの2モードに切り替えが可能で使用しない場合はバススロットに格納されている。

 

ノーマルモード・・・別名・通常形態

ウルトラマンのスペシウム光線のエネルギーを内部で圧縮し銃口から貫通力のある弾丸を放つ。

光線よりも威力は劣るが連射が可能。破壊力も大型のガジェットクラスならAMFを容易に貫通し最大で5体まで貫ける。

 

バーストモード・・・別名、砲撃形態

銃口があった部分が上部へスライドし中から発射するための砲塔が出る。威力はウルトラマンのスペシウム光線と同等の破壊力だが、光線の為連射は出来ず更には連続で使い続けるとオーバーヒートを起こしてしまい暫くの間はヴァリスが使用不可能になってしまう。

射撃する際には両手で支える必要がある為機動性は低下してしまう。

 

両腰に固定及び予備武装としてダガー『ホープエッジ』を装備されている。

 

防御用の武装はウルトラマンのエネルギー源であるプラズマスパークを粒子状にしそれを楯の様に展開、敵の攻撃を防ぐ。

普段は両腕に収納されており使用する際に展開するため使い勝手が良い。「ランスロットのブレイズルミナス」と同じ

 

明久はギンガの時にギンガスパークランスを使用する為

槍「エルシオンハルバート」と言うランスも使用する

同じようにこの武装もバススロットに格納されている。

 

背中のバックパックには、計8本の『ソードビット』が収納されており使用する際にはバックパックが展開される。

これはオールレンジ攻撃が可能となるほか、自分もしくは

味方が飽和攻撃にさらされた場合、同時多目標防空誘導弾としても機能する。

 

更には友也とヒカリが開発した

新システム拡張領域『バススロット』システムを内臓している

後付武装をデバイスに格納するための領域で武器を量子変換し、

自由に取り出すことができる。

これによってデバイスを変形させる必要も無くなり自分が

必要とする武器をデバイスにイメージさせると瞬時に武器を

展開できる

 

カートリッジシステムは使用せず変わりに

明久の持つ強大な力(実際はウルトラマンのエネルギーをチャンスゲージとして)使用して大技を繰り出す。

戦闘中に明久が『必殺ファンクション!』と叫ぶとデバイスに

インストールされている必殺ファンクションのデータと今装備している

武器に合わせチャンスゲージの使用量によって威力が異なる強力な攻撃を繰り出す。

 

ギンガスパークを使ってギンガ以外のウルトラマンの

スパークドールズをリードすることも可能

 

その際はギンガスパークは『ドールズライブ』としてリードするとそのウルトラマンの能力と技、武器を使うことが出来る

変化があるのはカラーリングがリードしたウルトラマンと

同じカラーに変化することファイティングスタイルも同じ様に変わる。

 

 




かなり変わりますけど今回は設定のリセットと新たに修正を
加えた説明のような感じでした。

遂にウルトラマンジード始まりましたね

融合!
I GO !
HERE WE GO!!
決めるぜ!覚悟!

Opも良いですね

更に今年の夏の映画ではリリカルなのは
最新作も公開されますし水樹奈々さんの新曲も
リリカルなのは、シンフォギア、テイルズオブの曲も
最高に良い曲です。

必ずウルトラマンジードは毎週欠かさず見ますし
リリカルなのはも映画は絶対見に行きますし
CDも2つ手に入れてみせます。

でも、あれだけは非常に残念でした
ウルトラレプリカ、最新作
『ダークスパークレンス』が5分も満たずに即完売!
しかもそれに気づいたのはその日の夜

俺のバカヤロォオオーーーー!!号泣
何で気付かなかったんだよーー!!


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