白竜科学世界見聞録 (白竜シース大好きマン)
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#1 白竜の新たな生きざま

タグにもあるように、かなりの亀更新、にわかです(失踪もあるかも…てか保険欠けすぎワロタ)。
それでもよろしいならこのままお読みください。
一つでも拒否反応が出たならば、パソコンの電源をきった後、スクワット30回してベットで安眠してください。


私は、かつては同胞達を裏切り、そして人間に味方した。

その理由は単純だ。

 

私は鱗がなかった、そしてそれは私に耐えがたい屈辱を与えた。

 

生まれた時から竜であるに関わらず、鱗を持たず産まれた私は、親からも…同胞達からも不気味に思われた。

私は、産まれた時から差別されてきたのだ。

鱗が無いという、竜として致命的な欠点を持ってたゆえに。

だから、私は鱗が…否、普通が欲しかった。

普通に産まれ、普通に暮らし、普通に老いたかった。

なのに…私はそれを赦されなかった。

 

だから、私はちっぽけな可能性に懸けた。

 

人間、それは不思議な存在だった。

ちっぽけな存在でありながら、私達竜に挑み勝つつもりで戦争を起こしたのだ。

私は彼等の存在を知ったとき、さぞ狂喜したでしょう。

彼等なら、私を差別しないかもしれないと。

彼等なら、私を受け入れてくれるかもしれないと。

彼等なら、私に鱗を授けてくれるかもしれないと。

だから、私は同胞を両親を裏切り、人間に味方した。

 

私達竜の秘宝、原始結晶…これさえ使えば、私に鱗が出来るかもしれない、普通になれるかもしれない。

それを叶えるためにも、人間という未知の存在は必須だった。

 

やがて、人間の王のような者が同胞達を、おそらく皆殺しにした頃。

私は人間に、原始結晶を研究するための地位と場所を与えられた。

だから、私は鱗を手に入れるために研究を始めた。

だが…研究をすればするほど、その可能性は否定され始めた。

 

私は、神を、呪った

私は、神を、憎んだ

私は、神に、捨てられた

 

私は、神に、普通を、与えられる事を、奪われた

 

そして今、私は死の淵にいる。

そうだ、私は今人間に殺されようとしている。

否、不死者に殺されかけている。

何故、何故なのだ神よ、私が何をしたというのですか。

何故私はこうまでも苦しまなければならないのですか、神よ!

私は、あなたに、産まれてきたとき、何をしたというのですか!

神よ

私は普通が欲しかっだけなのに…神よ…

私に救いを、与えてはくれないのですか?

私は…私は…今この時になってから、産まれてきたことその物が後悔しかなかった事を知りました。

 

だから、神よ…もう良いのでは?

この憐れな竜に、救いを…救いを…………

 

私はそして、自らの意思を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に私が目を覚ました場所は無だった。

 

 

何もない、無だけが広がっている…光さえない無の世界。

そんな世界に光が指した。

 

「白竜よ、すまない…私のせいだ」

 

光は呟いた。

ああ、頭が良い私は直ぐに気づいてしまった。

気がつけば私は光に向かってブレスという名の唾を吐いていた。

それを光は避けずに、もろに受けた。

何故避けないのだ、あの光は…否、あの神は。

 

「避けるわけにはいかんのだ、私のせいなのだから…お前が、苦痛と屈辱にまみれた生を送ることになってしまったのは」

 

光の一言一言が、私に憤りを募らせる。

光は喋り続ける。

 

「私は謝罪する、お前にそのような味わう事の無い屈辱を与えるようなことしてしまったことに…ただ、本当にすまない」

 

それが答えか、神よ。

それが貴様らの答えなのか!

なら私はなんのために産まれたのだ、ただ苦しむためか!

私に、あの穢れた世界でなんの意味があって産み出されたのだ!

謝罪よりも、それを教えてくれ…神よ…

 

「すまない、もうそれを答える事はできない…お前はやり過ぎた、普通になるためとはいえ殺しすぎたのだ」

 

殺しすぎただと?

 

「元はと言えば私が悪いのだか…それにしてもお前が行った悪逆非道な行いは赦されるものではない。だか、先も言った通り私にお前を罰する権利など無い、だからお前には救いでもあり、罰でもあることを下そう」

 

何を言っているのだ貴様…

 

「お前を、転生させる!それが私がお前にできる唯一の贖罪でも、断罪でもある。拒否権など無いぞ」

 

転生だと?

転生…まさか、貴様は私にまたあの苦痛を味わえと言うのか!

貴様は私にまた絶望を突き付けるのか、神よ!!

 

「この転生が、絶望になるか希望になるかはお前次第だ…私はただ、前と同じように、見守るだけだ…白竜シースよ、お前には新たな生命を授け、人でも竜でもない存在『竜人』となってもらう!そしてその世界で自らの罪と向き合い、新たな道を刻め!」

 

神よ!!また貴様は私を見捨てるのか!

神よ、貴様は傲慢だ!

神よ!!私は必ず、次は必ず貴様を殺してやる!

私は貴様に、私と同じ屈辱を味会わせてやる!

 

「さあ行け!救われぬ白竜よ!私を殺すと言うならば、私は何時までも待っていてやろう!だかもし私を殺す気が失せたとき、お前に私は初めての手を差しのべるだろう!さあ逝くが良い、前の世界とは違う、科学によって人が支配する世界へ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女尊男卑が蔓延る腐ったあの世界へ…

インフィニット・ストラトスへ!



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* 主人公紹介

ネタバレが嫌な人はスルーで、スルーしても本編に困ることはありませんのでご安心を


白凰シース(はくおう しーす)

 

生前 白竜シース

種族 竜人

性別 女

見た目年齢 16

年齢(生前+)多すぎて不明

仮想cv 水橋かおり

出身国 ドイツ ベルリン

専用IS なし

ソウル所持数 カンスト

素質 放浪者

レベル カンスト

主な使用武器 片手で月光の大剣(状況次第では両手持ち)

 

主な技(殆どのオリジナル)

 

ソウルの矢

*原作を見た方が早い

吸魂の魔術

*ソウルを強引に肉体から引きちぎる

ブレス(小)

*原作とほぼ同じ性能、ただし小さいので範囲は狭い

原始結晶配置

*原作とほぼ同じ、ブレスと同じく小さいので回復量もショッパイ

石化の魔術

*名前通り石化させる、ただし全身ではなく部分的にのみ

竜化

*一時的に生前の姿に戻る、使用時は全ての技が原作のサイズならびに威力となる。デメリットは服が破れる(需要です!)

白竜の咆哮

*ただのこけ脅し、女尊男卑に入り浸った女ならこれだけで腰抜かすけど…

結晶爆発

*広範囲に結晶を撒き散らす、竜化でのみ可能。だかやり過ぎると…

 

 

 

 

 

 

 

 

本人詳細

 

生前は白竜シースと呼ばれる、竜でありながら鱗が一切ない、珍しい白い竜であった。

しかしそれ故に同じ竜からは差別され、本人は普通を求めて、竜の秘宝『原始結晶』を盗み、グウィン達に味方する。

これにより古竜とグウィン達の戦争は、グウィン側に大きく傾き、グウィン達が勝利し古竜のほとんどは全滅した。

その後、その偉大な功績を彼等に称えられ、伯爵の地位と原始結晶を調べる研究所を貰う。

これにより、彼女は自らの肉体に鱗を生やすために様々な研究所を行うが全て失敗に終わる。

結果、多くの人間を巻き込みその全てをソウルを求め、人々を襲う亡者に変えてしまう。

それでもなお鱗を求め続けた結果、名前も知らぬ不死者(ダクソ原作主人公)に殺されてしまう。

そしてその後、自らに苦痛の生を与えてしまった神に出会い、神に新たな人生を半強制的に授かる。

転生後はドイツのベルリンに生まれ、人の目になるべく付かない場所に暮らし、人間でも竜でも無くなった自らの身体を研究するついでに、何でも屋を営んでいる。

ちなみに普段は翼や3本の尻尾は身体から出しっぱだか、外出時は収納する。

 

 

友人関係

 

ジャック・O

何でも屋をし始めた頃にあった傭兵。

自称世界最強のバイ。

常に右手とその股間にパイルバンカーを仕込み、今日も何処かで気に入った相手にぶちこんでいるようだ。

ちなみに傭兵としての腕はかなりの強者らしい。

また、いつも被ってる防弾ヘルメットの形から、シースからは『興』と呼ばれてる。

 

J

本名不明の傭兵。

最強の傭兵部隊『死神部隊』の部隊長。

なのだか…ジャック本人ではないかと言う噂まである。

その理由は彼もまたバイであると同時に、死神部隊の隊員全員が腐ってる為である。

なぜかブラックラビット隊と友好関係である。

そして彼もまた、IS無しでISと互角にやり合うほど強いために余計に質が悪い。

だが結局、装備などの面でISに負けてしまう。

 

ブラックラビット隊の皆さん(主にクラリッサ)

Jとの繋がりのため仲良くなったドイツの特殊部隊。

構成員のほとんどが実験経験のない少女ばかりである。

基本は関わることは無いようだか、軽く魔法を見せたせいで、副隊長のクラリッサにはかなりベッタリされてるようだ。

 

篠ノ野束

ISを造り出した世界最強の天災。

だかシースが魔法を使った瞬間を偶然監視カメラで捉え、それ以来彼女の事を調べている。

という建前の元、シースと一緒に新たなIS製作をしている。

 

 



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