魔法少女リリカルなのは ☆双子の魔導師☆ (野佐先輩)
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一章、私達の物語の始まり
1話 小学校入学と進級編


こんにちは,プロローグはご指摘がありましたので消去させていただきました。
という事で、物語はここからはじまります。

それでは本編です。




~なのは側~

 

「こんにちは、高町なのはです。

今日はとっても、とっても大事な日なんです。」

 

え、どんな日かって?

 

和人が小学校に入学する日なんです。

ちなみに私も三年生に進級しました。

 

学校ではちゃんと私がお世話しないと。

私は今までみたいに泣かないと誓いました。

 

それじゃあ、和人を起こしに行ってきます。

 

その前に、制服に着替えなくちゃ。

 

私はさっと着替えました。

 

私は和人の部屋まで行きました。

 

「和人、起きて。今日から小学生だよ。」

 

~和人側~

 

「お姉ちゃん、まだ6時30だよ。

もう少し寝かせてよ。」

 

~なのは側~

 

「ダーメ、もう、7時だよ。

着替えたり、ご飯食べたり、色々あるでしょ。

入学初日から遅刻したく無いでしょ。」

私は和人に少し言いました。

 

 

~和人側~

 

「わかったよ。起きるよ。」

 

僕は、小学校入学前のプレゼントといってお父さんに買って貰った携帯のアラームを切りました。

それじゃあ、お姉ちゃん、着替えるから自分の部屋に行っててね。

 

~なのは側~

「わかったよ。

和人も成長したね。

昔は、お姉ちゃんや、お母さん達の後ろにいたのに。

でもね、和人、無理しなくていいよ。

困ったことがあったら誰でもいいから相談するんだよ。」

 

私は和人に言いました。

それじゃまたご飯の時ね。

 

~和人側~

「お姉ちゃん。僕はお姉ちゃんの言った事を考えながら新しい制服に着替えていました。」

よし、忘れ物は無いし。

僕は新品の鞄に、今日必要な物を入れました。

 

「よし、準備OK

僕はリビングに行きました。

時間は7時10分で、まだまだ時間はありました。

なんで、僕が時計を読めるかというと?

お姉ちゃんに教えれたからです。」

 

最初は苦労したけど、お姉ちゃんやお母さん達が

教えてくれたので、簡単でした。

 

皆、おはよう。

僕は家族に挨拶をしました。

なのはお姉ちゃんは既に準備を終えていました。

 

~桃子側~

「おはよう、和人、今日から小学生だね。

頑張ってね。」

それじゃあ、ご飯を食べようか。

 

私は、和人が来たのを確認してから、ご飯にした。

 

~和人側~

皆が、挨拶をしてくれて、頑張ってといってくれました。

「うん、今日もお母さんのご飯は美味しいな。」

 

 

~なのは側~

「あ、そろそろ行かなくちゃ。

和人、行くよ。」

私は言いました。

 

~和人側~

「僕は、残っていた、パンを口の中に押し込みました。

あ、なのはお姉ちゃん、今行くよ。」

僕は、そう言って、席を立った。

 

~桃子側~

「2人共、お弁当置いてあるから、持っていってね。」

 

私は、皿を洗いながら言った。

 

~和人&なのは側~

「はーい、なのはお姉ちゃんと僕は返事をして、お弁当を鞄の中にいれました。

それじゃあ行ってきます。」

 

僕たちは、行ってきますをして、バス亭に行きました。

 

 

~なのは側~

「和人、バスに乗ったら、ちゃんと挨拶するんだよ。」

私は、和人にちゃんと言った。

 

 

~なのは側~

「わかってるよ、なのはお姉ちゃん。」

僕は、お姉ちゃんのこういう所が好きでした。

 

 

~アリサ側~

「おはよう、なのは。和人君。」

 

私は二人に挨拶をした。

 

~すずか側~

「おはよう、なのはちゃん、和人君。」

 

私も挨拶をした。

 

~なのは&和人側~

「おはよう、アリサちゃん、すずかちゃん」

 

「おはようございます。アリサさん、すずかさん。」

 

僕たちは、すずかさんとアリサさんに挨拶をしました。

 

 

それから、学校に着いた僕は、入学式に出席しました。

 

 

 




いかがたったでしょうか。
やっと、和人が、小学生になりました。

次回は初めての授業編です。

感想はどんな物でも素直に受け止めますので、お願いします。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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2話 初めての授業編

こんにちは、今回は授業編です。
オリキャラが沢山います。

そして、皆さんに謝罪があります。原作に行くと言いましたが、まだ自分の自信がないので、
このまま、オリジナルで完結させます。

もちろん、原作キャラは登場させます。

長くなりましたが本編です。



~和人側~

「はぁ、入学式緊張したなぁ。」

 

僕達1年生は入学式が終わってから、教室に戻って来ていました。

 

「体育館を出る時に、なのはお姉ちゃんが手を振っているのが見えました。」

 

~詩乃側~

「和人君、どうしたの?元気無いみたいだけど?

悩み事があるなら相談して、詩乃で良かったら相談に乗るよ?」

私は大親友の和人君に言った。

 

~和人側~

保育園から同じの詩乃ちゃんが話しかけてくれました。

 

「うん、大丈夫だよ、詩乃ちゃん。」

 

僕は言いましたが詩乃ちゃんはわかっているようでした。

 

~詩乃側~

「嘘言わないで、和人君、悩んでると顔に出てるんだもん

わかるよ。休み時間があるあいだに言ってくれないと

詩乃だって怒るよ。」

 

私は和人君に少し強く言ってしまった。

 

~和人側~

「わかったよ、言うよ。

実は、クラスに馴染めるか心配なんだ。」

 

仮に、詩乃ちゃんが僕のせいでイジメられたりしたら

僕、泣いちゃうよ。僕は詩乃ちゃんに言った。

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ、和人君、なんで、私が和人君のせいでイジメられたりするの?、和人君いい子だからそんなことないよ。」

 

だから、楽しく、6年間を過ごそ。

 

私は優しく言いました。

 

~和人側~

 

「ありがとう、詩乃ちゃん、そうだよね。

僕が間違ってたよ。」

 

これからもまたよろしくね。

 

~詩乃側~

「それでいいんだよ、和人君。」

 

え、和人君から、不思議な感じがする。

 

まさか、和人君が魔導師?

 

そんなわけ無いよね。

うん、絶対にそうだよ。

 

私は、皆から見えないようにして首から下げてきた、

緑色の宝石を触りました。

 

~和人側~

 

あれ、詩乃ちゃんから不思議な感じがする。

まぁ、いいか。

僕は思いました。

 

~先生側~

 

「はい、皆静かにして、私が貴方達の担任の高町アイカです。

アイカ先生って呼んでください。」

生徒に自己紹介をした。

 

「それじゃあ、皆が仲良くするために自己紹介をします。

窓側の人からお願いします。」

 

 

~和人側~

「えー、アイカさんが、担任なの、気まずいよ、嫌、無理だから。」

 

僕がそう思っているあいだに、詩乃ちゃんの自己紹介が始まりました。

 

~詩乃側~

「私の名前は、綾野詩乃です。

趣味はお菓子作りです。

 

気軽に詩乃って呼んでください。

6年間よろしくお願いします。」

私は自己紹介を終えて礼をした。

 

 

~和人側~

「僕の名前は、高町和人です。

趣味はゲームと料理です。

6年間よろしくお願いします。」

 

僕が、名前を言った途端、皆から色々な声が上がりました。

 

僕は、それに耐えきれなくて、教室を飛び出してしまいました。

 

~先生側~

「和人君、どこ行くの?

待って、まだ授業中だよ。」

 

みんな、先生は和人君を探してくるから、自己紹介を続けていてください。

 

~生徒達~

はーい、

 

~和人側~

僕は、先生が追いかけて来るのも構わずに

走っていました。

 

「やっぱり、僕には無理なんだよ。

皆と仲良くするなんて。」

 

ぼくは、屋上まで逃げてきていました。

そして、片隅で1人で、春の風に当たりながら泣いていました。

 

~先生側~

 

「和人君、こんなところにいたのね。

さあ、みんな、待ってるよ。

早く教室に戻りましょう。」

 

私は和人君に言った。

 

~和人側~

「アイカ先生、僕なんか教室に戻ったところで、皆に笑われるだけだよ。

 

先生の親戚っていうだけで。」

 

僕は言った。

~アイカ側~

 

「和人君、先生は貴方が親戚だからって、皆が笑おうが関係ないと思うな、だって、みんなはみんな、あなたはあなただもん。」

 

私は和人君に優しく言った。

 

「それに、先生は入学してきた貴方を見たとき、成長したと思ったもん。

 

だから、安心して教室に戻りましょう。」

 

私は言った

 

~和人側~

「はい、アイカ先生。」

僕はもう、泣かないと決めました。

 

~生徒側~

「やっぱり、僕達が間違ってたよ。

ごめんなさい、和人君、貴方がアイカ先生の親戚だからって、いじめちゃった。

やだよね、こんなクラスじゃ。

いまからは、仲良くしよう。」

 

僕達は和人君に言った。

 

~和人側~

「みんな、ありがとう。これからよろしくお願いします。

僕はみんなに言いました。

 

こんな感じで、僕達の初授業は終わりました。」

 

僕は言った。

 

 




いかがたったでしょうか。
和人達の担任の高町アイカは、SAOのアスナの容姿です。

あと、綾野詩乃は魔導師です。容姿は、SAOのシノンです。
髪は水色でツインテールです。

新キャラはまだ出てくるかもしれません。

感想はどんな物でも素直に受け止めますので、お願いします。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。

次回は、なのはが活躍します。

先生の名前を高町アイカに変更し。
友達の名前を綾野詩乃に変更しました。



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3話 初めての兄弟喧嘩

こんにちは、今回はなのはメインの話になります。

あと、友達の名前を変更しまくって最後には詩乃になりました。

それでは、本編です。


~なのは側~

私は、和人の担任の先生に呼ばれて職員室に来ていました。

 

~先生側~

「なのはちゃん、和人君が、元気ないのよ。

今日が初めての授業だから緊張してるのかなぁと

思ったんだけど、なんか違うのよ。」

 

私はなのはちゃんに言った。

 

~なのは側~

私はアイカ先生に一部始終を聞きました。

それを聞いた途端、私の心の中に今までになかった感情がありました。

 

「和人、なんで、朝ちゃんと約束したのに。」

 

「先生、和人はまだいますか?」

 

私は聞きました。

 

~先生側~

 

「もう、帰っちゃったよ。

今日は四時間の日だからね。」

 

私は時間割を見せながら言った。

 

~なのは側~

「わかりました。

帰って様子を見てみます。」

 

私は、そのまま早退ということになり、急いで家に帰り、私服に着替えるのも忘れて和人の部屋に行きました。

 

~和人側~

「あ、なのはお姉ちゃん、お帰りなさい。

早かったね。」

僕はあのことを隠して言った。

 

まぁ、もう解決したからいいけどね。

 

~なのは側~

「ただいま、和人、ところで、さっき担任の先生から聞いたんだけど、授業を途中で抜け出したんだって。

どうしてそんなことしたの?

何かやな事でもあったの?」

 

「お姉ちゃんに教えなさい。」

私は、今日はほんとに怒っていました。

 

~和人側~

「あ、その事ね、確かにちょっとした問題はあったけど、

解決したよ。

それで、友達もできたしね。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「和人、学校じゃ解決したようだけど、お姉ちゃんと和人のあいだじゃ解決してません。」

私は言いました。

 

「お姉ちゃん朝言ったよね。

 

何かあったら相談してねって

 

これがそうじゃないの?

 

何も言ってくれないなら助けられないじゃないの。

 

もういいよ。和人なんか知らないから。」

 

私は和人の部屋を飛び出して、自分の部屋にこもってしまいました。

 

~和人側~

「お姉ちゃんの言った事がまだ残っていました。」

 

でも、これでいいの。お姉ちゃんには関係のないことだし、もう解決したから。

 

「でも、なんか、残るんだよな。」

僕は外に出かけようと思い時計を見ました。

6時30分か、ご飯の時間だけどいいよね。

 

僕は、そのまま家の外に飛び出しました。

 

お母さんの止める声も聞かずにです。

 

僕は、走って、凄い遠くの公園まで来ました。

そこには、ブランコがあって、独りで揺れていました。

 

僕は、そのブランコに乗って、しばらく考えていました。

 

「やっぱり、僕がわるいのかなぁ。」

 

質問に答えてくれる人はいなくて、ただ自分の声が沈む夕日の、なか反響して返ってくるだけでした。

 

え、そういえば、此処はどこ?

なんか、寒いし、薄着してきたしなぁ。

さむいよ、帰りたいよ。

 

なのはお姉ちゃんには、もう知らないて言われたし。

やっぱり僕がわるかったんだ。

 

「たすけてよ。誰でもいいから、たすけてよ。

もう、悪いことしないから。」

 

僕は戻ろうとしたけど足が動かなかった。

 

~桃子側~

「なのは、ご飯だよ。」

 

 

それに、和人がさっき出掛けて行ったけど、帰り遅いわね。

 

~なのは側~

 

「今日は、ご飯要らない、私、和人を探してくる。」

 

最後の言葉を聞いた途端、私は言い過ぎたと思いました。

 

 

 

~桃子側~

「お願いね、なのは。」

私はなのはを送り出した。

 

 

~なのは側~

私は、和人の行きそうな所を探しました。

和人が、見つかってもいいように、コートを持ってです。

 

「どこ、和人、お姉ちゃんが悪かったから早く出てきて、一緒に帰ろう。」

 

私は、あの公園に行きました。

昔、和人と遊んだあの公園です。

 

あ、いた。

 

私は和人に、コートを着せてあげて言いました。

 

「和人、お姉ちゃん、ちょっと言い過ぎたね。」

私は和人に誤った。

 

「ごめん、私、お姉ちゃん失格だね。」

 

私は泣きそうになりました。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、僕も悪かったの。

お姉ちゃんの気持ちも考えなくて、自分の事ばかりで、

 

本当にごめんなさい。」

 

僕は謝りました。

 

~なのは側~

「 和人もう、いいの、さぁ、帰ろう。

あ、ちょっとまって、和人この公園覚えてる?

 

お姉ちゃんと和人が昔遊んだ公園だよ。」

私は和人に言った。

 

~和人側~

あ、そういえば、僕は改めて見渡してみました。

 

あ、あの公園じゃん。

 

こんなところで、迷子になってたんだ。

途端に恥ずかしくなりました。

 

~なのは側~

「うん、そうだよ。

手をつないで帰ろうね。

私は和人の手をしっかり握って帰りました。」

 

勿論、そのあと、二人で怒られました。

 

「でも、悲しくは無かったです。

だって和人といっしょだもん。」

 

そして、今日は和人といっしょに寝ました。




いかがたったでしょうか。
なのはは、ちゃんとお姉ちゃんらしい所をだしました。
次回は、あのキャラが登場します。

感想はどんな物でも受け止めますので、お願いします。

誤字脱字があったらご指摘お願いします。


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4話 不思議な出会い編

こんにちは、今回はあのキャラが登場します。

そして、ついになのはと和人が魔導師になります。

詩乃がついに魔法を使うかもしれません。
感想とお気に入り登録をしてくれた皆様、
ありがとうございます。

それでは本編です。


~なのは側~

はぁ、私は和人より早く起きて、背伸びをしました。

 

私は、和人を起こそうとしましたが、和人の寝顔を見てやめてしまいました。

 

「まあ、今日は土曜日だし、いいか。」

 

え、でも、何か用があったような?

 

「あー、今日はアリサちゃん達とお出かけする日じゃんか。

 

和人、起きて。今日だよ。アリサちゃん達とお出掛けする日だよ。」

 

~和人側~

「おはよう、なのはお姉ちゃん。」

 

僕は眠い目をこすりながら言った。

 

~なのは側~

「おはよう、和人、早く準備して。

出かけるよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「え、そうだった。今日じゃんアリサさん達と買物に行くの。

待っててね、なのはお姉ちゃん、今準備して来るから。」

 

僕は、自分の部屋に駆け込んで、私服に着替えました。

 

~なのは側~

「あー、私も着替えなくちゃ。

 

私はいつものスカートに白のセーターを来ました。

そして、その上にコートを着てマフラーを巻きました。

 

「あとは、鞄にお財布と携帯を入れて、準備完了と。」

 

和人は、終わったのかな?

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、準備終わったよ。」

 

僕は青いジーパンに青の長袖という格好でした。

そして、そのうえにコートとマフラーを巻きました。

もちろん、鞄も財布も携帯も青です。

 

~なのは側~

 

「うん、それじゃあ行こうか。」

 

私達は、アリサちゃんの家に行きました。

 

~アリサ&すずか&詩乃側~

「遅いよ、二人とも、じゃあみんな揃ったところで、行こうか。」

 

「あのー、すずかさん、アリサさん、私がいていいんですか?」

 

大丈夫よ詩乃ちゃん、大勢の方が楽しいからね。

 

「ねぇ、アリサちゃん。」

 

「もちろん。詩乃ちゃんも私達の友達だからね。」

 

~なのは側~

「ところで、アリサちゃん、今日はどこに行くの?」

 

私はアリサちゃんに聞きました。

 

~アリサ側~

「よく聞いてくれました。

今日行く所は最近出来たデパートでーす。

 

あそこなら、1日楽しめるわよ。」

 

 

私は言った。

 

~なのは&詩乃&和人側~

「やった。」

僕たちは喜びました。

 

~詩乃側~

 

何、この感じ。

 

まさか魔導師の反応?

 

しかも3つ、2つはこの辺から感じる。

 

丁度、なのはさんと和人君がいる所に。

 

まさか、なのはさんと和人君が魔導師?

 

じゃあデバイスは?なんで持ってないの?

 

まさかリンカーコアはあるけど、ディバイスはない感じなの。

 

まぁ、今はもう一つの反応を探しましょう。

 

~和人側~

 

「詩乃ちゃん、元気無いけど、どうしたの?

 

みんな待ってるよ。行こう。」

 

僕は詩乃ちゃんの手をとって歩きだしました。

 

~詩乃側~

「和人君、詩乃は大丈夫だよ。」

 

行こう。

 

私は和人君の手をしっかりと握りました。

 

やっぱり違うよね。

 

~和人側~

「え、詩乃ちゃん、何が違うって?」

 

僕は聞きました。

 

~詩乃側~

「なんでも無いの和人君、大丈夫だからね。」

 

 

~アリサ&すずか&なのは側~

「二人とも何やってるのよ。

 

しっかりついて来ないとダメだよ。」

 

「もう、二人とも、大丈夫?」

 

~和人&詩乃側~

「大丈夫です。」

僕たちは返事をしました。

 

~アリサ側~

「大丈夫ならいいのよ。

もうすぐ着くからちゃんとついて来てね。」

 

私は言った。

 

 

 

~なのは&和人&すずか側~

「はーい。」

 

~それから30分後~

「やっとついたね。」

 

「ここがそうなの?」

 

「そうよ。」

 

「それじゃあ中に入りましょう。

 

ところで、ここからの予定なんだけど。

 

私とすずかとなのはで

 

和人君と詩乃ちゃんで行動ね。

 

はーい。」

 

~和人&詩乃側~

「詩乃ちゃん、どこに行く?

僕は詩乃ちゃんの行きたいところに行くよ」

 

僕は、詩乃ちゃんに言った。

 

 

「和人君、私はね、ゲームセンターに行きたいな。」

 

私は和人君に言った。

 

「わかったよ。詩乃ちゃん。」

 

じゃあ行こうか。

 

それから僕たちはゲームセンターで遊んだあと、ご飯を食べて、今は買い物をしていました。

 

和人君、これ和人君に似合うと思うなぁ。

そう言って詩乃ちゃんは僕に水色のネックレスを見せてきました。

 

「綺麗なネックレスだね。

どうしよう買おうかな?」

 

「あ、和人君、このネックレス、詩乃からのプレゼントで買ってあげるよ。」

 

「いいの?

 

ありがとう。」

 

僕は詩乃ちゃんに買ってもらったネックレスを首に掛けてみました。

 

「似合うよ和人君、やっぱり青色は和人君に似合うね。」

 

~なのは&すずか&アリサ側~

「ねえ、なのは、和人君、昔から比べれば明るくなったよね。」

 

「うん、昨日ちょっと喧嘩したんだけど、おかげでまた仲良くなったよ。」

 

「いいな、私も弟が欲しいなぁーとすずかちゃんとアリサちゃんが言っていました。」

 

「あ、もう、集合時間だよ。

早く戻らないと。」

 

「1年生二人じゃ心配だしね。」

 

~和人&詩乃側~

「遅いね、なのはお姉ちゃん達。

 

そうだね和人君。

 

僕たちはジュースを飲みながら待っていました。

 

あ、来たみたいだよ。」

 

~なのは&すずか&アリサ側~

「ごめーん、二人とも寂しかったでしょ。

もう大丈夫だから、帰ろうね。」

 

~なのは&和人&詩乃側~

「デパートを出たとき、僕の頭の中に(助けて)と言う声が聞こえました。」

 

「なのはお姉ちゃん、詩乃ちゃん、今の声聞こえた?」

 

「うん、和人も聞こえたの?」

 

「和人君、やっぱりあなた魔導師なのね?

なのはさんも。」

 

「詩乃ちゃん、魔導師ってなぁに?」

 

「え、本当に言ってるの和人君。」

 

「うん、ほんとだよ。」

 

「二人とも、今はこんな事している暇じゃないでしょ。

 

早く助けに行かないと。」

 

「アリサちゃん、すずかちゃん。

私達用があるから、此処で別れよう。」

 

~すずか&アリサ側~

「大丈夫?ちゃんと帰れるの?

わかったわ、またね。」

 

「和人君、詩乃ちゃん、今日は楽しかった?」

 

~詩乃&和人側~

「はい。とても楽しかったです。

今度は、是非、翠屋に来てください。」

 

僕は言った。

 

もちろん、詩乃ちゃんもね。

 

~なのは&詩乃&和人側~

「どこから声が聞こえたの?

た多分、あれは直接、魔導師に呼びかけているんです。」

 

って事は呼びかければいいの?

 

「そうだよ、和人君。」

 

やって見るよ。詩乃ちゃん

 

「あなたは誰ですか、どうして、助けを求めているんですか?何処にいますか?」

僕は言った。

 

 

~???側~

「僕の名前はユーノ・スクライアです。

助けを求めている理由は追われているんです。

 

いる場所は港の端の森です。

助けてください。お願いします。」

 

 

~なのは&和人&詩乃側~

「二人ともわかったよ。

名前はユーノ・スクライア、助けを求めている理由は

追われてるから。」

 

 

「場所は港の端の森。」

 

「早く行こう。」

 

「うん、わかったよ。」

 

 

二人が返事をしたと同時に僕は走り出しました。

 

~森の中~

「何処ー、助けに来たよー。

 

なのはお姉ちゃんが言います。

 

僕はしっかり詩乃ちゃんの手を握ります。」

 

 

~ユーノ側~

 

「ここです。あなたちのいる左側の木です。」

僕は言った。

 

~なのは側~

「貴方がユーノ君であってるの?」

 

私は言いました。

 

~ユーノ側~

「なのは、和人、詩乃であってますよね。

 

此処で、僕の持っているこのレイジングハートと契約して下さい。

 

詩乃はもうデバイスを持っているね。

 

和人、君が、首から下げている青い石もデバイスだよ。」

 

~なのは&和人側~

「わかったよ。契約するよ。

それであなたを救えるなら。」

 

「僕も契約するよ。」

 

~ユーノ側~

「二人ともありがとう。

早速始めよう。

二人同時に行くよ。」

 

「集中して、まずは、バリアジャケットを思いうかべるんだ。」

 

「できたかい。」

 

次は、デバイスをあげて叫ぶんだ。

 

「レイジングハート、セットアップ」

 

「ナイトソードセットアップ」

 

~和人側~

「叫んだ途端、僕の身体に光が走りさっき思い浮かべたバリアジャケットに変えました。」

 

~なのは側~

 

「私の体に光が走り、バリアジャケットに変えました。」

 

~詩乃側~

「はぁ、はぁ、私は戦っていました。

こうなったら、シャドーブレイカー」

 

私は、闇色の光を放ちました。

 

それが限界だったのか、私の変身は解けてしまいました。

 

~なのは&和人側~

「大丈夫、詩乃ちゃん。

ここからは僕達に任せて。」

 

行くよ、なのはお姉ちゃん。

 

僕はデバイスを構えました。

 

 




いかがだったでしょうか。ついに和人となのはが、魔導師になりました。

詩乃の必殺技はシャドーブレイカーです。

なのはのデバイスは原作のままレイジングハートで。
和人のデバイスはナイトソードです。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったらご指摘お願いします。


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5話 皆を守る力編

こんにちは、、今回は戦闘になります。
今回は和人の必殺技が出てきます。



それでは本編です。


「ナイトソード、ライフルモード」

 

「ディバインバスター、シュート」

 

「僕は、ナイトソードをライフルモードにして、ディバインバスターを放ちました。」

 

水色の光が走り、ユーノ君を襲っていた敵にあたりました。

 

「よし、あたった。なのはお姉ちゃん、お願い。」

 

~なのは側~

 

OK、和人、「シュート」

私は和人が作ってくれた隙に攻撃しました。

 

~ユーノ側~

「なのは、和人、そろそろとどめだ。」

 

~なのは&和人側~

「わかった。僕達の声が重なりました。

 

そう言うと、なのはお姉ちゃんのレイジングハートにはピンクの光が。

 

僕のナイトソードには水色の光が溜まっていきました。

 

「スターライト・ブレイカー」

 

「エクストラ・スラッシュ」

 

僕達は必殺技を放ちました。」

 

それが効いたのか、敵が倒れました。

 

「やったー、僕達はハイタッチをしました。」

 

~ユーノ側~

「二人とも、あの石にデバィスを向けて言うんだ。

 

「ジュエルシード・封印」と。」

 

~なのは&和人側~

 

わかった。せーの、「ジュエルシード・封印」

 

そう言うと、デバイスが光って、さっきの石がそれぞれのディバイスに吸い込まれていきました。

 

~ユーノ側~

「まさか、ジュエルシードが2個も取り込まれているなんて。」

 

でも、封印出来て良かったよ。

 

「お疲れ様、なのは、和人

 

デバィスを元に戻すには、モードリリースだよ。」

 

~なのは&和人側~

「レイジングハート、モードリリース」

 

「ナイトソード、モードリリース」

 

僕達はディバイスを宝石に戻しました。

~戦闘パート終了~

 

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、大丈夫だった。

怪我はない?」

 

僕は言いました。

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ。和人君

すごかったよ。初めてなのに、魔法の力を使いこなして。やっぱりあなたは魔導師だったんだね。」

 

~和人側~

「うん、そうだったみたい。

でも、大丈夫、今日からは詩乃ちゃん独りで戦わせないから。僕も戦う。」

 

僕が手に入れた魔法の力は大切な人を守る為に使う。

 

~詩乃側~

「ありがとう、和人君、私はもう、独りで戦わなくていいのね。大事な仲間がいるんだね。」

 

私は嬉しくて泣いてしまいました。

 

~和人側~

「大丈夫だよ、詩乃ちゃん泣かないで、君はもう独りじゃないんだよ。」

 

僕は詩乃ちゃんの頭を何度も、何度も、撫でました。

 

詩乃ちゃんは泣きやんだようでした。

 

~詩乃側~

「和人君、ごめんね、私、強くなったと思ってたけど違ったんだね。私に足りなかったのは、みんなとの絆だったんだね。魔法の力に頼り過ぎてたんだ。」

 

~なのは側~

「和人、成長したね。もう、お姉ちゃんはいらないのかなぁと私は思いました。」

 

~ユーノ側~

「なのは、出会ってすぐの僕が言うことじゃないけど、

和人はまだなのはが必要なんだよ。

 

まだまだ甘えたい年頃だしね。」

 

~なのは側~

「そっか、そうだよね。

ありがとう、ユーノ君」

 

私はお礼を言った。

 

「和人、詩乃ちゃん、帰るよ。

もちろん、ユーノ君もね。」

 

~和人側~

「あ、お姉ちゃん、僕は詩乃ちゃんを送って行くよ。

一人じゃ心配だしね。」

 

~なのは側~

「わかったよ。帰りは危ないからどこにもよらずに来てね。」

 

~和人側~

「はーい、詩乃ちゃん、行こう。」

 

~詩乃側~

「和人君、本当にいいの?

和人君も疲れてるのに。」

 

「あ、なんか寒いな、そういえば、ミニのスカートで、来ちゃったからかな。」

 

私は朝の自分を恨みました。

 

~和人側~

 

「詩乃ちゃんこれ着なよ。

僕は自分のマフラーを巻いてあげて、コートを着せてあげました。これで少しはあったかいと思うよ。

 

 

~詩乃側~

「和人君、いいの?寒くないの?」

 

私は心配になりました。

 

 

~和人側~

「寒いけど、女の子をほっとくわけには行かないから。

大丈夫だよ。明日返してくれれば。」

 

~詩乃の家の前~

「和人君、送ってくれてありがとう。

ほら、詩乃も、お礼言いなさい。」

 

「ありがとう、和人君、明日、遊びに行くね。」

 

~和人側~

「うん、待ってるよ。

また明日ね。

 

僕は歩きだしました。

 

あ、コートとマフラーを貸したままだ。」

 

まぁ、いっか。

僕は家に向かって歩きだしました。

 

~ユーノ&なのは側~

 

「ねえ、なのは、僕、どうするの?」

 

まぁ、いいから、一緒に来て。

 

~なのはと和人の家~

「ただいまぁ、私は言いました。」

 

「お帰り、なのは、和人は先に帰ってきたけど、なんだかだるそうなの、今は部屋で寝てるから、様子を見にいってあげて。」

 

お母さんが言いました。

 

「ところで、なのは、その動物なぁに?

 

あ、この子?、フレットなんだけど、名前はユーノ君

 

外で、震えてたから拾って来たの。

 

お願い。ちゃんとお世話するから飼ってもいいでしょ。」

 

「いいわよ。そのかわり、ちゃんとお世話してね。」

 

~なのは側~

私はユーノ君の為にベッドを作って、寝かせました。

 

「ユーノ君、和人の様子を見てくるね。」

 

~和人側~

「はぁ、はぁ、どうやら僕は風邪をひいたようでした。

あ、なのはお姉ちゃん、ただいま。」

 

~なのは側~

「もう、和人、ちゃんと寝てなきゃダメじゃないの。

 

もう、ご飯もちゃんと食べて。」

 

「私は和人にご飯を食べさせました。

ふぅ、ふぅ、ほら、和人、口あけて。」

 

私は、初めて、看病を、しました。

 

和人、ゆっくりお休み、私は和人をトントンして、寝かせました。

 

あ、私も眠くなってきた。

お休みなさーい。

 

 




いかがだでしょうか。

和人の必殺技はディバインバスターとエクストラスラッシュでした。

そして、和人の風邪は治るのか。

次回はなのはにも何かがあります。

感想はどんなものでも、受け止めますので、よろしくお願いします。。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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6話 詩乃の秘密編

こんにちは、今回は詩乃の秘密がわかります。

あと、なのはに何かがあります。

それでは本編です。


~詩乃側~

「私の名前は綾野詩乃

 

昔から住んでいる海鳴市の私立小学校に通う

小学校1年生です。

 

家族はお母さんとお父さん、そしてお姉ちゃんがいます。

 

でも、私には、ほかの子と違うところがあります。

それは、私には魔法が使えるのです。

 

それも昨日までの話し。

 

あれ?私昨日は家にいたはずだけど。

 

なんでだろ?何かあった筈なのに思い出せないよ。

 

確か和人君となのはさんとアリサさんとすずかさん?

 

ちょっとまって、アリサさんとすずかさんって誰だっけ?

 

大事な人の筈なのに思い出せないよ。

 

どうしちゃったの私。

 

とりあえず、今日は覚えている記憶でいくと、

和人君に昨日借りたコートとマフラーを返しに行く日だよね。」

 

私はそう思って、私服に着替えました。

 

今日はスカートだけど、長い靴下を履いて、寒くないようにして、上は薄めの服の上に厚めのカーディガンとい

う格好です。

 

普段はつけないリボンまでつけました。

 

でも、私のデバイスの「ダークネスハート」に触れたとたん、頭痛が、出てきました。

 

なんで、今まではこんな事は無かったのに。

は、まさかダークネスハートがわたしの記憶を消しているの?

 

そう思った私はダークネスハートを窓から投げてしまいました。

 

「ごめん、ダークネスハート、私は自分でいたいの。

辛いこともあったし、楽しいこともあった。

 

これからも沢山あるの、そんな大事な記憶を貴方なんかに消させない。もう魔法なんて使えなくていい、

 

今までの記憶を返して、お願い。」

 

私は言いました。

 

~ダークネスハート側~

「マスター、戦えなくなった貴方に用はありません。

記憶はお返しします。

 

さようなら、長いあいだお世話になりました。」

 

~詩乃側~

「う、頭が痛いよ。

そっかクラスの子達の名前も忘れてたのか

 

アリサさんにすずかさん、全部思い出したよ。

 

それじゃ、和人君の家に行こうと思います。

 

お母さん、和人君の家に行って来るね。」

 

~詩乃の母親側~

「行ってらっしゃい。あまり長くいてもダメだから

早く帰って来てね。」

~詩乃側~

「はーい。」

私は言った。

 

「さっき私の部屋であったことは、みんな知らないの?

あれだけすごい音だったのに。」

 

~和人となのはの家~

「はぁ、まさか二人とも風邪をひくなんてねぇ。」

 

お母さんが言っているのが聞こえました。

 

ごめんなさい。私は心の中で謝りました。

 

~和人側~

「はぁ、はぁ、なのはお姉ちゃん、ごめんなさい。

僕のせいで。」

僕は謝った。

 

 

~なのは側~

「大丈夫だよ。和人、寒い所で寝ちゃった私にも問題はあるから。」

私は言った。

 

~その頃の詩乃~

和人君の家に着いた。

バスで移動してきました。

 

ちなみに途中からは歩きです。

 

私はインターフォンを押しました。

 

「えっと、覚えてますか?

綾野詩乃です。」

 

~桃子側~

「あ、詩乃ちゃん、今日はどうしたの?」

 

~詩乃側~

「えっと、昨日和人君に借りたコートとマフラーを返しに来ました。

 

あのー、和人君は?」

 

~桃子側~

 

「あの子がそんなことをするなんて。

わざわざ返しに来てくれてありがとう、詩乃ちゃん。

 

そうだ、お菓子食べてかない。」

 

~詩乃側~

「はい。」

 

私は言いました。

 

「お邪魔します。」

 

私は言いました。

 

~桃子側~

「そうだ、詩乃ちゃん、和人達の様子を見に行ってくれる?」

 

~詩乃側~

「はい。わかりました。

 

私は部屋の場所を聞いて、行きました。

 

「トントン」和人君、詩乃だよ。

大丈夫?」

 

~和人側~

「あ、詩乃ちゃん来てたんだ。

そのリボン似合ってるよ。」

 

僕は言いました。

 

~詩乃側~

「ごめんなさい、和人君、私のせいで。

私があんな服装をしなければ、良かったのに。

 

本当に、ごめんなさい。」

 

~和人側~

「詩乃ちゃんのせいじゃないよ。

僕が好きでやったんだから。

 

ところで、詩乃ちゃん、デバイスは?」

 

~詩乃側~

「ダークネスハートは捨てちゃった。

あのデバイスは使ってはいけなかったから。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「どうして、使っちゃいけなかったの?」

 

~詩乃側~

「あのデバイスは、使用者の記憶を消すの。

使う魔法が大きければ大きいほど、消える記憶も多いの。私は全部説明した。」

 

~和人側~

「うそ、そんなことをなんで今まで言わなかったの、

友達じゃなかったの僕達は、これから一緒に戦うって言ったじゃん、嘘だったの?」

 

~詩乃側~

「和人君、私が言わなかったのは、和人君を巻き込みたくなかったの。」

 

「でも、友達なのは本当だよ。

貴方は私に出来た最初の友達だよ。」

 

~和人側~

「ごめん、詩乃ちゃん言い過ぎたよ。

詩乃ちゃんの気持ちも考えないで

 

僕ってダメだから、運動が、できないから、勉強ばっかりで。」

 

~詩乃側~

「そんなことないよ。和人君は、和人君なりに頑張ってるよ。」

 

~和人側~

「ありがとう、詩乃ちゃん、大好きだよ。」

 

僕は言った。

 

「なのはお姉ちゃんにもあってあげてね。」

 

~詩乃側~

「うん、わかったよ。和人君」

 

~なのは側~

「あ、詩乃ちゃん、来てたんだ。

さっきの話は聞こえてたよ。

 

詩乃ちゃんは、もう戦わなくていいの。

今まで無理してたんだね。」

 

私は言った。

 

~詩乃側~

「なのはさん、ありがとうございます。

私もできる限りのことはします。」

 

~なのは側~

「ありがとう、詩乃ちゃん。」

 

~詩乃側~

「それじゃ、私はそろそろ帰ります。」

 

~桃子側~

「あ、詩乃ちゃん、クッキー食べてって。」

 

~詩乃側~

「ありがとうございます。

 

いただきます。」

 

~それから30分後~

 

「それじゃ、帰りますね。

 

お邪魔しました。

 

私はそう言って和人君の家を出ました。」

 

~詩乃側~

え、誰かに追われてる?

 

確かに誰かに追われてる感じがあった。

 

怖い、ただそれだけの気持ちで私は走っていた。

 

しかしそれも続かなかった。

 

そうだ、途中で気を失ってしまった。

 

やっぱり女の子の体力じゃ、逃げ切ることは無理だったのだ。

 

「和人君、助けて、わたしの言った言葉は届かなかった。」

 

 




いかがだでしょうか。
詩乃のデバイスのダークネスハートは使えば使うほど使用者の記憶が消えるというデバイスでした。

そして、ダークネスハートを手放した詩乃が、何者かに襲われました。

ダークネスハートは新しい使用者になります。

感想はどんなものでも、受け止めます。
お願いします。

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7話 私の本当の力編

こんにちは、今回は詩乃メインの話です。

詩乃と和人が、とんでもない事になります。

それでは、本編です。






~詩乃側~

「此処はどこ?」

 

私は意識が戻ったけど視界がはっきりしませんでした。

 

しばらくしていると、私は視界がはっきりしてきました。

 

部屋の中を見渡してみると、何もないただ白い部屋でした。

 

唯一あるのは私の寝かされているベッドだけでした。

 

起きて移動しようとしましたが、体か痺れて動きません、どうやら何かをされた様でした。

 

「嘘、怖いよ。私が何したの?教えて?

 

もう、こんなことはやなの、私はもう、普通の女の子に戻りたいの。」

 

私は叫んだ。でも、帰ってくる声は無かった。

 

~???側~

「やっとお目覚めかい、綾野詩乃ちゃん。

早速だけど、お兄さんたちに協力して、海鳴市の魔導師を倒してくれるかなぁ?

 

断ったら君の家族や友達はお兄さんの仲間がちょっと痛い事をしちゃうよ。」

 

~詩乃側~

「貴方はだれ、どうして私の名前を知ってるの?

 

私の家族に何をしたの?

 

友達に何をしたの?」

 

私は叫んだ。

 

「貴方達に協力なんてしない。

家族も友達も私が助ける。」

 

~???側~

「やれやれ、気の強い子だな。

デバイスのない君に何ができるのかなぁ?

 

今の君はなにもできないただの子供じゃないか。」

 

~詩乃側~

「そうかもしれない、でも、魔法の力なんかなくても、みんなを、助けることはできる。」

 

私は言った。

 

~???側~

 

「ほんとかなぁ、君の友達、高町和人だっけ?

 

言ってたよ。魔法を使えない詩乃ちゃんなんかいらないって言ってたよ。」

 

~詩乃側~

「うそ、和人君が、そんなことを、なんで、私達は友達じゃ無かったの?」

 

それを知った私は何かが終わったようでした。

 

そっか簡単な事じゃん無理やりでも、和人君を振り向かせれば良いじゃん。

 

「お兄さん、詩乃に協力させてください。

 

その代わり、倒すのは白いバリアジャケットの魔導師だけです。」

 

~???側~

「詩乃ちゃん、まずはこの指輪を君にあげるよ。

そして、この杖が君の新しいデバイスだ。

名前は「シャドーハート」君の使っていた、ダークネスハートの改良型だ。」

 

~詩乃側~

「私は新しい力を手に入れた。

それに、この指輪は何か不思議な感じがする。」

 

私はさっそく、シャドーハートをセットアップしました。

 

私は黒いスカートに黒い服というバリアジャケットに姿を変えました。

 

~???側~

「詩乃ちゃん、それじゃあ、お願いね。」

 

うん、やっぱり純粋な女の子は扱いやすいね。

 

~ユーノ側~

「なのは、和人、魔力反応だ。

 

この反応はジュエルシードとは違うはんのうだ。

 

まさか、この反応は詩乃だ。しかもものすごい闇の波動を感じる。

 

早く詩乃を止めないと街に被害が出る。

それに、詩乃の体がもたない。」

 

~和人&なのは側~

ユ「ーノ君、今言ったことはほんとなの?

本当に詩乃ちゃんが?

間違いじゃないの?」

 

なのはお姉ちゃんは信用していないようだが。

 

僕は聞いてすぐ走り出していた。

 

僕は家を飛び出して、見えないところまで来た。

 

「ナイトソード、セットアップ。」

 

僕はバリアジャケットに姿を変えた。

 

「和人、まって。

 

お姉ちゃんも行くよ。

 

レイジングハート、セットアップ。」

 

なのはお姉ちゃんもバリアジャケットに姿を変えた。

 

「お姉ちゃん、これは僕が、やらなきゃいけないの。

 

お姉ちゃんは街に被害が出ないように守って欲しいんだ。」

 

「わかったよ。和人、絶対に二人で帰って来てね。」

 

~和人側~

「うん、当たり前だよ。行って来るね。

 

ナイトソード、もっと早く飛べる?

「当然ですマスター」マスターが望むなら。

 

お願い、ナイトソード。」

 

~詩乃側~

「魔力反応、この色の光は、和人君か。

 

今回の目的は和人君じゃないけど、上手くいけば引き込めそうだしなぁ。

 

シャドーハート、行くよ。

 

殺さない程度に、最後は闇に落として、和人君を私の物にする。」

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、どうしちゃったの?

もう、魔法は使えないんじゃ無かったの。」

 

 

~詩乃側~

「和人君、もう、昔の私じゃ無いの。

話は終わり?、戦おう、和人君もそのために来たんでしょ。」

 

~和人側~

「そうだよ詩乃ちゃん、やろう。

ナイトソード、詩乃ちゃんが死なない程度にね。」

 

「わかりました、マスター、最善を尽くします。」

 

「ナイトソード、ライフルモード」

 

「ディバインバスター、シュート」

 

僕は最小限の威力でディバインバスターを放ちました。

 

~詩乃側~

 

「そんな攻撃効くと思うの?」

私は障壁を貼って防ぎました。

 

限界まで耐えて、和人君を私の物に。する。

 

~和人側~

「やっぱり、僕に詩乃ちゃんを、助けるなんて無理なのかなぁ?

 

ううん、諦めない、絶対に取り戻す。」

 

「ナイトソード、ブレードモード」

 

これが僕の、新しい必殺技

「エクストラスラッシュ・フルバースト」

 

これで最後だー。

 

~詩乃側~

「そんなもの?

「ダークネスブレイカー・フルドライブ」

どう、なのはさんのスターライトブレイカーを、アレンジしたの。」

 

~和人側~

「嘘、僕の必殺技が、やっぱり、ダメだったよね。」

 

すると、僕の体の周りに黒いものが、現れました。

これ、何?

 

~詩乃側~

「やっときいてきたみたいだね。

これで和人は詩乃の物だよ。

 

また、仲良くしようね。

 

また明日ね。」

 

~和人側~

「あ、意識がなくなっていく。

でも、これでいいの、詩乃ちゃんと一緒にいれるなら。

 

なのはお姉ちゃん、ごめんなさい、やっぱり僕じゃダメでした。」

 

僕は、そのまま落ちていくと思いましたが、詩乃ちゃんが受け止めてくれました。

 

僕はそのまま、気を失ってしまいました。

 

~詩乃側~

「帰ろう、和人君、これからは詩乃が、和人君の家族だよ。」

 

私はそのまま、さっきの白い部屋に戻っていった。

 

~なのは&ユーノ側~

「大変だ、なのは、和人の反応が、消えた。」

 

「ユーノ君、本当?」

私はそれを聞いた途端、力が抜けて落ちていきました。

バリアジャケットも途中で解けてしまいました。

 

「なのは、危ない。」

 

僕は地面にガードを貼った。

 

なのははそれに、乗ってくれたけど、色々な所に傷ができてしまいました。

 

「なのは、大丈夫?

 

ユーノ君、助けてくれたんだね。

ありがとう。

 

なのは、とりあえず今日は帰ろう。

 

そうだね。」

 

私は一度帰ることにした。

 

 




いかがだでしょうか。
詩乃と和人は、一緒に行動しています。

詩乃と和人は、行方不明ということになっています。

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8話 もう、お姉ちゃんなんかいらない編

こんにちは、することがないので、もう1話投稿します。

今回は、詩乃と和人の、行方を、なのはが、追います。そして、ついに、あのライバルが登場します。

それでは本編です。




~なのは側~

私は、昨日帰って来てからの記憶がありません。

気がつくと自分の部屋のベッドにうずくまっていました。

 

部屋に鍵をかけて、誰に呼ばれても出ないようにしていました。

 

「和人、早く帰って来て、また、なのはお姉ちゃんって呼んでよ。

 

あのとき、ちゃんと二人で帰って来るって言ったじゃん。」

 

私は学校にも行かなくなりました。

そして、ご飯も食べなくなりました。

 

している事は、部屋で一人泣いている事しかできませんでした。

 

~ユーノ側~

「なのは、しっかりするんだ。

 

君がそんなんじゃ和人が、帰って来ても笑われるよ。

 

それに、待ってるだけじゃなくて自分で行かないと。」

 

~なのは側~

 

「ユーノ君に私の気持ちなんかわからないよ。

 

でも、そうだよね。行こう、和人と詩乃ちゃんを探しに。

 

詩乃ちゃんが1番辛いと思うから。」

 

~ユーノ側~

「そうだよ、なのは、二人を助けるんだ。

 

二人の魔力反応は僕が見つけるから安心してね。」

 

~なのは側~

「お願い、ユーノ君。」

 

~ユーノ側~

「なのは、一応聞くけど、和人や詩乃と戦う気はあるんだね。」

 

~なのは側~

「うん、そうしないと助けられないなら、私はどんな事でもやるよ。

 

行くよユーノ君、レイジングハート、セットアップ」

 

私はバリアジャケットを装備しました。

 

~和人側~

「此処はどこ?

確か僕は詩乃ちゃんと戦ってたはずだけど。」

 

~詩乃側~

「和人君、おはよう。

よく眠れた?」

 

私は言った。

 

「そうだ、これあげるね。」

 

私はあの指輪をあげました。

 

「その指輪わね、和人君を悪い人から守ってくれるよ。

そう、私達の邪魔をする悪い人からね。」

 

~和人側~

 

指輪をもらった途端僕は詩乃ちゃんに従わなきゃいけないと思いました。

 

「ありがとう。詩乃ちゃん、僕の家族は詩乃ちゃんだけだよ。」

 

僕は詩乃ちゃんに言いました。

 

「ところで、詩乃ちゃん、僕のデバイスは?」

 

~詩乃側~

「そうだったね。

 

これが和人君の新しいデバイスだよ。

名前はエターナルソード、和人君を守る剣だよ。」

 

~和人側~

「エターナルソード、僕を守る剣。

 

なら僕はこの力を詩乃ちゃんのために使う。

 

エターナルソード、セットアップ」

 

僕は詩乃ちゃんとお揃いの黒いバリアジャケットを装備しました。

 

~なのは&ユーノ側~

「なのは、和人と詩乃の魔力反応だ。

ここから近い。

早く行こう。」

 

「わかった。ユーノ君

待ってて、和人、詩乃ちゃん」

 

~和人&詩乃側~

 

「和人君、来たよ。

行こう、邪魔する人を倒しにね。

 

うん、詩乃ちゃん。

 

なのはお姉ちゃん、僕は力を手に入れたよ。

お姉ちゃんはもういらないんだよ。」

 

~なのは側~

「和人、詩乃ちゃん、貴方達はこんな事する子達じゃなかったはずよね。

 

こんな事はやめて、帰りましょう。

 

二人の好きなクッキー焼いてあげるから。」

 

~和人側~

「うるさいよ、なのはお姉ちゃん、いや元お姉ちゃん

 

僕は詩乃ちゃんと暮らすって決めたんだ。

もう誰にも邪魔はさせない。

 

ダークスラッシュ」

 

僕は切りかかりました。

 

~なのは側~

「和人、やめて、貴方は私の大事な弟よ。貴方が変わろうと、私には関係ない。

 

だから今は戦う。

 

レイジングハート、シュート」

 

私は魔力弾を放ちました。

 

~和人側~

「凄い、予測が見える。

 

僕は魔力弾を全て切り落としました。

 

そんなものなの?

 

もっとやると思ったのに。

 

じゃあそろそろ終わらせるよ。

 

詩乃ちゃん。」

 

僕は詩乃ちゃんを呼びました。

 

~詩乃側~

「わかったよ、和人君

ターゲットロックオン

 

ダークネスブレイカー

 

私は、なのはさんに向かって放ちました。」

 

~なのは側~

「私は障壁を貼って防ぎましたが衝撃が強すぎて防ぎ切れません。

 

和人はどこ?」

 

~和人側~

「エターナルブレイカー」

 

僕は今まで余り使わなかった砲撃魔法を使いました。

ちゃんとターゲットに当たりました。

 

「やった、倒したよ。」

 

「詩乃ちゃん、これで邪魔をする人はいないんだね。」

 

~詩乃側~

「そうだよ、和人君、これでいいの。」

 

~なのは側~

私は近くの森に落ちて、気を失っていましたが、バリアジャケットのお陰で助かりました。

 

はぁ、はぁ、私は全身が傷だらけでとても痛くなって

しゃがみこんでしまいました。

 

でも体より、心の傷の方がいたんでいました。

 

「和人、詩乃ちゃん、助けられなくてごめんなさい。

 

でも、絶対に助けて見せるから。」

 

~???側~

「待って、私にも協力させてください。」

~なのは側~

「貴方は?」

 

~フェイト側~

「私の名前は、フェイト・テスタロッサです。

 

お願いします。私にも協力させてください。」

 

~なのは側~

「私の名前は高町なのはです。

 

ぜひ、お願いします。

 

 

私にも仲間ができたよ。

 

待っててね、二人とも。」

 




いかがだでしょうか。
フェイトが登場しました。

フェイトはプレシアとは仲がいい設定です。

アリシアは生存ルートです。

感想はどんなものでも受け止めます。

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9話 私はもう、和人君には近づかない編

こんにちは、またまた投稿します。
今回は、フェイトとなのはが一緒に戦います。
そして、和人にも変化があります。

それでは本編です。


~なのは側~

「えっと、フェイトさん、私のことは、なのはって呼んでください。」

 

私は言いました。

 

~フェイト側~

 

「じゃあ、私の事はフェイトって呼んで。

 

敬語じゃなくていいよ。

 

同い年なんだから。」

 

~なのは側~

「そうだよね。

よろしく、フェイトちゃん。

 

そういえば、フェイトちゃんはどうして海鳴市に?」

 

私は聞いた。

 

~フェイト側~

「えっとね、お母さんの頼みで、お姉ちゃんと探し物をしにきたの。ジュエルシードって知ってる?」

 

~なのは側~

「え、まさか、フェイトちゃんも探しているの?

 

私もなの、本当は、和人と詩乃ちゃんとなんだけどね。

 

あ、和人と詩乃ちゃんって言うのは、私の助けようとしてる子たちなんだ。」

 

~フェイト側~

「なのは、二人を、助けたら、ジュエルシード集めを一緒にしない?皆で集めた方が早いでしょ。」

 

~なのは側~

「うん、フェイトちゃん、行こう。

 

レイジングハート、セットアップ」

 

~フェイト側~

「バルディッシュ、セットアップ」

 

~和人側~

僕は家に帰らず、詩乃ちゃんと居ました。

 

最近は自分の記憶が消えていくきがしました。

 

~詩乃側~

「和人君、嫌な記憶なんか消してしまえばいいんだよ。」

 

私は言った。

 

そう、私は記憶が消えていっていた。

でも、和人君の記憶は消えていなかった。

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、僕はやっていいことを、やってるの?

大事な人を、傷つけているような気がするんだ。」

 

~詩乃側~

「和人君、そんなことないよ。

貴方は、ちゃんと言われた事をやってるの。

 

それでいいじゃない。」

 

~???側~

「そうだよ二人とも、君たちは、言われた事をやっているよ。大丈夫だよ。」

 

~詩乃側~

「あ、慎司さん、おはようございます。

今日は何をしますか?」

 

~慎司側~

「もうすぐ、ここにやってくる、魔導師を倒してくれるかなぁ。

 

大丈夫、殺さない程度でいいから。

 

すぐに君たちの仲間になるよ。」

 

~詩乃側~

「今回は私一人で行きます。

和人君は、援護にまわって。」

 

~和人側~

 

「わかったよ。詩乃ちゃん」

 

僕は言った。

 

「エターナルソード、セットアップ」

 

~詩乃側~

「シャドーハート、セットアップ

 

~なのは側~

フ「ェイトちゃん、私が先攻するから援護お願い。

~フェイト側~

わ「かった。なのは

~和人側~

「僕は、なんか忘れてるんだよなぁ。

まぁいいか。

 

エターナルソード、ライフルモード

シュート」

 

僕はライフルモードて攻撃をしようと、トリガーに指をかけたが、頭痛により引けなかった。

 

~なのは側~

「和人、そっか、この指輪を壊せば。」

 

私は和人を、抱えて、地上に降りました。

 

和人、ちょっと我慢してね。

 

私は、和人の指から、怪しい指輪を外して、壊しました。

 

~和人側~

 

「頭が痛いよ。

貴方は誰?

 

此処はどこ?

 

僕の名前はなぁに?」

 

~なのは側~

「和人、落ち着いて、貴方は私の弟だよ。

 

貴方は悪い夢を見てただけなの。」

 

私は和人を、抱きしめました。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、だぁれ?

 

僕の名前は和人って言うの?

 

なんで知ってるの?」

 

~なのは側~

 

「和人、ここで休んでてね。」

 

 

~和人側~

「うん、わかった。」

 

~フェイト側~

「貴方は、友達をあんな目にあわせて、悲しく無いの?

 

あなたと和人君の友情はそんなものなの?」

 

~詩乃側~

 

「あなたに何がわかるの?

 

その大事な友達に裏切られた私の気持ちが。

 

私言われたの、魔法を使えない私は要らないって。

 

だから、和人君を、私の物にしたの。

認めてもらうために、また楽しく遊ぶために。」

 

~フェイト側~

「そんなの間違ってる、本当の友達ならそんなことは言わない。そんな嘘に惑わされたらダメだよ。」

 

~詩乃側~

「ごめんなさい、和人君、私が嘘に騙されて。

あなたまで巻き込んで。

 

フェイトさん、私はもう和人君には関わりません。

 

これから、和人君の事をお願いします。

 

なのはさん、ごめんなさい、大事な和人君をとってしまって。あなたにも関わりません。」

 

~フェイト側~

「大丈夫だよ。

泣かないで。」

 

私は、気を失った詩乃ちゃんを連れて地上に降りました。

~なのは側~

「フェイトちゃん、これからどうする?」

 

~フェイト側~

「とりあえず、病院に行こう。

 

この指輪のことも調べたいしね。」

 

~なのは側~

 

「そうだね。」

 

~病院~

 

「まだ、目を覚まさないね。」

 

わたし達は、ベッドに寝かされた和人達を見ていました。

 

「そうだ、なのは、ご両親には連絡したの?」

 

「うん、さっき電話したから、もう来ると思うよ。」

 

~桃子側~

 

「なのは、和人と詩乃ちゃんが見つかったって、本当?」

 

 

~なのは側~

「うん、お母さん、二人とも見つかったんだけど、なかなか目を覚まさないの。

 

病院の先生が言うには、もしかしたらずっとこのままかもって。」

 

~桃子側~

「なのは、お母さんは今日病院に泊まるけどなのははどうする。」

 

~なのは側~

「私も泊まるよ、でも、1回家に帰るね。」

 

~桃子側~

「わかったよ、来るときは、車に気をつけてね。」

 

~なのは側~

 

「私は家に一度帰りました。」




いかがだでしょうか。

和人は記憶を失っています。

詩乃は魔法の影響で、性格が変わってしましました。

慎司の容姿は、フェイトのまとう慎司です。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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10話 お願い、思い出して編

こんにちは、時間が空いたので投稿します。

今回は詩乃に、変化があります。

それでは本編です。


~なのは側~

私は、今日は学校を休んで病院に来ました。

 

お母さんはお仕事だから帰ったけど、私は無理を言って残りました。

 

少しでも、一緒にいたい、二人を守りたい。

そういう気持ちでした。

 

でも、相変わらず、二人は目覚めませんでした。

 

私は、二人に話しかけて、撫でてあげるのを繰り返していました。

 

「お願いします。神様でも、誰でもいいです。二人を元の元気な子に戻してください。」

 

当選、祈ってもダメな事はわかっています。

 

でも、私にはこれしか無いんです。

 

私は、二人がこんな状態なのに、何も出来ない自分が、悲しなくなりました。

 

「もうやだよ。私がかわりになれば良かったのに。」

 

そんな考えはダメだよ。

私に声をかけてくれる子がいました。

 

~フェイト側~

「なのは、自分が代わりになればいいなんて考えはダメだよ。

 

そんな考えをしているとダメになるよ。

 

いい、和人君と詩乃ちゃんの件は事故なの。

 

あの子達もなのはも悪くないの。

わかった?」

 

私はなのはに言った。

 

「それに、なのはは、私の初めて出来た友達なの。

 

だから、私が守る。それには、当然、詩乃ちゃんと和人君も、含まれるの。」

 

私は泣きそうになりながら言った。

 

~なのは側~

「和人と詩乃ちゃんをおまけみたいに言わないで。」

私は、大声で言いました。

 

「フェイトちゃんがこんな事を言う子だとは思わなかったよ。

 

そんなこという友達なんかいらないよ。」

 

私は周りが見てくるのにも関わらず言った。

 

「…私は部屋を飛び出して和人と詩乃ちゃんの病室に戻ってきた。すると、私はびっくりした。

 

和人と詩乃ちゃんが目覚めていたのだ。

 

「和人、詩乃ちゃん、やっと起きたのね、私の事わかる?」

 

 

~詩乃側~

「ごめんなさい、私は自分の名前もわからないの。

 

だから、あなたの名前はわからないわ。

 

でも、なんだか懐かしい気がするの。

 

忘れてはいけないような気がするし、忘れなきゃいけないような気がするの。

 

とりあえず、時間をかけて思い出して見るわね。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「そう、ごめんね、無理に言っちゃって。

 

和人は私の事おぼえてる?」

 

私は言った。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、誰?僕は自分の名前が、わからないの。

 

横にいる詩乃ちゃんのことしかわからないの。

 

でも、お姉ちゃんみたいな兄弟が、いたことは覚えてるかなぁ。多分それも、本当かどうかはわからないけど。

 

それとも僕は人間じゃないのかも知れないね。

 

実際どうかは知らないけどね。」

 

~なのは側~

「それが私なの。

私が貴方のお姉ちゃんなの。

 

お願い、思い出して。」

 

私は期待したけどダメだった。

 

 

~和人側~

「お姉ちゃん、怖いよ。

詩乃ちゃん、助けてよ。」

 

僕は詩乃ちゃんに言ったけど、

返事はなかった。




いかがだでしょうか。

詩乃も、記憶を失ってしまいました。

でも、和人のことは覚えています。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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11話 記憶が戻る日編

こんにちは、もしくは、こんばんは。

今回は、この時間に投稿します。

ここで、変更点を書きます。

今書いているのは一章になりました。
一章は全30話を予定しています。

今回は、和人の記憶が戻ります。

それでは本編です。


~和人側~

僕は、さっきのお姉ちゃんが言った事を考えていました。

 

もしかしたら、本当に僕のお姉ちゃんかもしれない。

そう、思っていました。

 

なのはお姉ちゃん、懐かしい響きの名前を僕は呟いていました。

 

「何処にいるの?早く会いに来て。」

 

僕は、考えるより体が動いていました。

 

横で寝ている詩乃ちゃんを見ました。

 

「詩乃ちゃん、必ず、記憶を戻してあげるね。」

 

僕は、忘れていた事を全て思い出しました。

 

「あんなに酷いことを、なのはお姉ちゃんに言ったけど、まだ弟だと思ってくれてるのかなぁ?」

 

僕は朝になるまで考えていました。

 

そして、朝

 

~詩乃側~

「和人君、おはよう。

昨日は寝てなかったみたいだけど大丈夫?」

 

私は聞いた。私は結局、思い出そうとしたけど、思い出せなかった。

 

まさか、和人君は何かを知ってるの?

私は思った。

 

~和人側~

 

「詩乃ちゃん、よく聞いてね。

 

昨日来たなのはお姉ちゃんはね、僕の本当のお姉ちゃんなんだ。

 

それでね、実は僕と詩乃ちゃんは魔法が使えるんだ。

 

今日、なのはお姉ちゃんが来たら、僕は家に帰ろうと思うんだ。

 

大丈夫、詩乃ちゃんには絶対会いに来るよ。

何時間でもいる。学校を休んででも来るよ。」

 

僕は笑顔で言った。

 

~詩乃側~

「和人君、嘘だよね。

和人君が詩乃を捨てるわけないよね。

 

あの人の弟なんて、嘘だよね。

 

ねえ、お願い、嘘って言ってよ。」

 

私は必死に言いましたが、和人君の言うことはホントのようでした。

 

~なのは側~

 

「和人、詩乃ちゃん、来たよ。」

私は言いました。

 

しかし、和人が呼んでくれた名前を聞いて、嬉しかったです。

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、おはよう。全部思い出したよ。

 

僕の名前は高町和人、紛れもない、高町なのはの弟だよ。

あの時、酷いことを言ってごめんなさい。

それでも、まだ弟だと思ってくれるの?

 

思ってくれるなら、僕と詩乃ちゃんを抱きしめて、頭を撫でて。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「そんなこと簡単だよ。

私は詩乃ちゃんと和人を抱きしめて、頭を何回も撫でました。

 

和人、お姉ちゃんのもとに帰って来てくれてありがとう。これからもよろしくね。一緒に成長しようね。」

 

~詩乃側~

「なのはさん?私はその人の名前を思い出しました。

 

なのはさん、会いたかったです。」

 

でも私は、家族の記憶は思い出せませんでした。

 

和人君、なのはさんと家族に戻れて良かったね。

 

~なのは側~

詩乃ちゃんが私の名前を呼んでくれました。

 

でも家族の事は思い出せていないようでした。

 

「和人、家に帰ろう。」

 

私は言いました。

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、絶対、絶対、時間を作って来るから、学校なんかより優先するから、詩乃ちゃんの食べたいお菓子作って来るから。」

 

僕は、伝えたいことを全て伝えて帰りました。

 

~詩乃側~

「ありがとう、和人君、なのはさん。」

 

私は見えなくなるまで手を振りました。

 

 




いかがだでしょうか。
和人の記憶は戻りました。

詩乃はなのはの事だけ思い出しました。

感想はどんなものでも受け止めます。

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12話 思い出したくなかった事編

こんにちは、今回は詩乃の記憶が完全に戻ります。
それでは本編です。


~和人側~

僕は今、懐かしいこの家に、この部屋に帰って来ていた。

 

「今日は学校に行こうかなぁ。僕は思った。」

 

なのはお姉ちゃんも今日から学校に行く事になった。

 

「詩乃ちゃん、君はいつまでそうしてるの?

 

あの時のことはもういいから、早く明るい詩乃ちゃんに戻ってよ。」

 

お願い。僕はここにいるはずの無い詩乃ちゃんに言った。

 

僕は着ようとした制服をしまって、代わりに私服を出した。今日は水色の服に黒のズボンというかっこだ。

 

「うん、後は、材料を買って来て。

ケーキを作って。

 

リボンを買って来て、詩乃ちゃんにプレゼントする。

 

と、その前にお母さんに言ってこなきゃね。」

 

~桃子側~

「和人、おはよう。今日は学校に行くの?

 

って、やっぱり詩乃ちゃんのところよね。

 

わかった。学校にはお母さんが連絡しておくね。

 

和人、今の詩乃ちゃんには貴方が支えになるからしっかりね。」

 

~和人側~

「ありがとう。お母さん、僕は言った。

 

その前に、お母さん、今からケーキ焼くね。

 

そう、僕はお父さんにお店のケーキの焼き方を、教えてもらっていた。」

 

~それから1時間後~

 

「やった、出来た。

僕は誰も居なくなった家のリビングで叫んでいた。

 

後は、これを箱の中に入れて。完成と。」

 

僕はケーキと一緒にユーノ君のクッキーも焼いていました。

 

~ユーノ側~

 

「和人、このクッキー食べていいの?

嬉しいなぁ。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

ユーノ君は喜んでくれました。

 

「それじゃ、ユーノ君、僕は詩乃ちゃんのお見舞いに行ってくるね。

鍵をかけていくけど大丈夫?」

 

~ユーノ側~

「大丈夫だよ。和人、詩乃の事を明るい詩乃に戻してあげて。」

 

~和人側~

「うん、ユーノ君、僕もそのつもりだよ。

そのためのケーキだよ。」

 

僕はそれだけ言って家を出ました。

 

「途中で僕は雑貨屋に寄って緑色のリボンを買いました。

詩乃ちゃん、喜んでくれるかなぁ。」

 

~詩乃側~

 

「和人君、今日は来るかなぁ。

 

早く足りない記憶を思い出さないと。」

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、ごめんなさい、

遅くなっちゃったよ。

 

はいこれプレゼント。」

 

僕はケーキとリボンをあげました。

 

~詩乃側~

「嬉しい、ありがとう、和人君。

開けてみてもいい?」

 

~和人側~

「うん、いいよ。詩乃ちゃんが好きな物だよ。」

 

~詩乃側~

「あー、ケーキだ。私は嬉しくなりました。

もしかして、手作り?、それにこのリボンも、可愛い。

 

あれ、こんな事、昔したようなぁ。

 

あ、そうだぁ、お母さんとやったんだ。

 

いつも来てくれてたんだね、お母さん。

 

あ、この記憶はまさか、そっか私が、和人君を巻き込んだんだね。

 

ごめんなさい、和人君、もうここには来ないで。

 

また、貴方を事件に巻き込みそうで怖いの。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「やだ、ダメって言われても来るよ。

 

僕は巻き込まれたんじゃ無いの。

自分で行ったんだよ。

 

だから、詩乃ちゃんも、元の優しい詩乃ちゃんに戻ってよ。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「やっはり、怖いよ。

思い出したくなかった記憶だもん。

 

私は自分で、貴方を傷つけたんだよ。」

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、これからは、そんな記憶ともみんなで向き合っていこう。魔法も、正しく使えば、皆を守れるよ。」

 

 

~詩乃側~

「うん。」

 

私は笑顔で言った。

 

この日のことは、私達の中で最高の日になった。




いかがだでしょうか。
詩乃の、やな記憶は皆で向き合っていく事になりました。

感想はどんなものでも受け止めます。

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13話 やっと取り戻した日常編

こんにちは、今回は学園編に戻ります。

御指摘をしてくれた皆様、ありがとうございます。

それでは本編です。


~詩乃側~

うーん、私は学校に行くために、起きました。

「えっと、制服は、どこだっけ?」

 

私はクローゼットを開けました。

 

「あ、あった。」

 

その懐かしい白い制服に袖を通しました。

「うん、今日も頑張ろう。」

 

そう決めた私は鏡を見ながら、友達の和人君に貰った、

リボンをつけました。

 

鏡の中の私が微笑んでいました。

 

「私はもう笑えるんだ。」

 

鏡を閉めた私は鞄を持ってリビングに降りましたが

お母さん達は、お仕事に行っていませんでした。

 

あ「、ご飯食べなくちゃ。」

 

私はテーブルの上にあるパンを食べました。

 

食べ終わって片付けてから、戸締りを確認して、誰もいない部屋に行ってきますを言いました。

 

 

~和人側~

「あ、今日詩乃ちゃん一人って言ってたから

お弁当作ってあげよう。」

 

僕はそう思って、作り始めました。

作っている物は、詩乃ちゃんの好きなサンドイッチです。うん、我ながら美味しそうだな。

 

ついでに僕は皆のお弁当も作ることにしました。

 

 

~なのは側~

「和人、起きてる?

私はそう、言いかけましたが、口を閉じました。

 

キッチンで和人がお弁当を作っていたからです。

 

和人、おはよう。」

 

私は言いました。

 

お母さんとお父さんは今日は早くにお仕事に行っていませんでした。

 

だから、家には和人と私とお姉ちゃんとお兄ちゃんしかいませんでした。

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、おはよう。お弁当出来てるよ。

僕は言った。後、朝ごはんはパンでいいよね。」

 

 

僕は、後二つのお弁当に書き置きを残して、残りの3つをお弁当の鞄に入れました。

 

「なのはお姉ちゃん、時間ないから朝ごはん食べながら行こう。」

 

 

~なのは側~

そうだね。私は頷いてからお弁当を鞄に入れました。

 

「行くよ和人。」

 

私は言います。

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん。わかったよ。」

 

僕達は、バス停に向かって走り始めました。

 

「詩乃ちゃんいるかな?」

 

僕は期待しながら行きました。

 

 

~詩乃側~

「和人君となのはさん遅いなぁ。」

 

私は時計を見ながら言いました。

 

あ、この声は、和人君となのはさんじゃない?

 

私は思った。

 

あ、やっぱりそうだ。

 

「和人君、なのはさん、おはようございます。」

 

私はなのはさんもいるから敬語にしました。

 

 

~なのは&和人側~

「おはよう、詩乃ちゃん。もう大丈夫なの?」

 

僕達は詩乃ちゃんとお話しをしていた。

 

「あ、そう言えば今日、転校生が来るんだった。」

 

私は思い出した。

 

「え、どんな子?」

僕は聞いた。

 

~フェイト側~

「なのは、和人君、詩乃ちゃん、おはよう。

 

実は転校生は、私なの。」

 

 

~アリシア側~

 

「フェイト、この子達が昨日言ってた友達?」

 

私は妹に聞いた。

 

 

~フェイト側~

「そうだよ。アリシアお姉ちゃん。」

私は言った。

 

~和人側~

「皆、バスが来たよ。」

 

僕は皆に言った。

 

「そうだ、皆で一緒に座らないですか?」

 

僕は聞いてみた。

 

~なのは&フェイト&詩乃&アリシア~

「そうだね、友達になるためにもそれがいいよ。」

 

~和人側~

「皆が、賛成してくれたようで嬉しかったです。」

 

 

~バスの中~

「詩乃ちゃん、今日お弁当ないって言ってたよね。

だから、良かったらでいいんだけど、お弁当作ってきたから食べて。」

 

僕は言った。

 

「ありがとう、和人君、嬉しいよ。」

 

それを見たアリシアさんが言いました。

 

「和人君って料理ができるんだ。

 

凄いな。」

 

そんな話しをしているうちに学校に着きました。

 

~フェイト&アリシア側~

 

「私達は職員室に行くからまた後でね。」

 

~なのは側~

「うん、また後でね。」

私達はそれぞれの場所へ行きました。

 

 

~詩乃&和人側~

「詩乃ちゃん、久しぶりの教室だね。」

僕は言った。

 

「そうだね和人君。」

 

私も言った。

 

その時、校内放送が流れました。

 

なんと、呼ばれた名前は僕達の名前でした。

 

「どうする?和人君。」

 

私は聞いた。

 

「一応、行ってみよう。」

 

僕達来た道を返して職員室に行く事にした。

 

~職員室~

「和人君、詩乃さん、貴方達は入院してたぶん授業が遅れてるから、一週間、二人で別の教室で授業します。

 

先生は私がつきます。

 

わかりましたか。」

 

~和人&詩乃~

「わかりました。

どこに行けばいいですか?」

 

 

~先生側~

「えっと、三年生の教室の横ですね。

 

和人君、貴方のお姉さんの教室の横ですよ。」

 

 

~和人側~

こうして、僕と詩乃ちゃんの、補習がはじまるのでした。




いかがだでしょうか。
フェイトと、アリシアが転校してきました。

それと、詩乃と和人の補習が、始まります。

それは、次回の話しです。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったら、御指摘をお願いします。


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14話 二人だけの授業編

こんにちは、今回は、前回の続きで、和人と詩乃の二人だけの授業です。

そして、なのはのクラスにフェイトが転校してきます。

アリシアは、4年生という設定です。

それでは本編です。


~和人側~

僕達は先生に言われた教室に移動していました。

 

ふと、横を見ると、詩乃ちゃんの、顔が真っ赤でした。

 

「どうしたの?熱でもあるの?保健室に行く?」

僕は聞きました。

 

僕は、何かあったら詩乃ちゃんの手を握ることにしています。

 

もう、詩乃ちゃんを一人にしないためです。

 

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ。ちょっと緊張しただけだよ。

なんでもないから行こう。」

 

私は和人君の手を引っ張りました。

 

「そうだ、時間あるから、なのはさんの教室に行かない?」

 

私は聞いた。

 

 

~和人側~

「そうだね、アリサさん達にも会いたいし。」

 

僕は言った。

 

 

~その頃、三年生の教室~

「なのは、朝いた子は誰なの?

この学校の制服着てたけど。

 

アリサちゃん、おはよう。

 

あの子はねフェイトちゃんっていって、転校生の子だよ。

 

なんで、なのはがそんなこと知ってるの?

 

フェイトちゃんから、聞いたの。

 

そうなんだ。」

 

すずかちゃんも言いました。

 

 

~和人&詩乃側~

「なのはお姉ちゃん、いますか?」

 

僕と詩乃ちゃんは三年生の教室に着きました。

 

流石に、年上の教室は怖いです。

 

 

~なのは側~

「どうしたの?和人、詩乃ちゃん

 

教室、1階だよね。

 

行かなくていいの?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「えっとね、入院してたぶん授業が遅れてるから、

僕達だけ特別授業だって。

 

だから、お姉ちゃんの隣の教室なの。」

 

~なのは側~

「そうなんだ。じゃあ一緒にいれるね。

何かあったら、こっちに来てね。

 

もう、時間ないから、教室に行ってね。」

 

~和人側~

「うん、また後でね。」

僕と詩乃ちゃんは教室に向かいました。

 

~フェイト&アリシア側~

「フェイト、落ち着いてしっかり話すんだよ。」

 

私はフェイトに言いました。

 

じゃあ私は四年生の教室に行くね。

 

 

~先生側~

「皆静かにして、今日は転校生が来ています。

フェイトさん、入って来て。

 

自己紹介をお願いします。」

 

~フェイト側~

「私の名前はフェイト・テスタロッサです。

 

お母さんのお仕事で、海外からこっちに来ました。

 

まだわからないことだらけですが、仲良くしてください。」

 

私は、拍手を貰えたので、嬉しかったです。

 

~先生側~

「それじゃ、フェイトさんの席は、高町さんの隣ね。」

 

 

~フェイト側~

「わかりました。」

 

私は、言われた席に座りました。

 

 

~なのは側~

「フェイトちゃん、ずっと謝りたかったの。

病院では、ごめんなさい。」

 

~フェイト側~

「大丈夫、気にしてないから、あの時は私もあんな事を言ってごめんね。」

 

私達は、二人とも謝りました。

 

 

~アリシア側~

 

「私の名前はアリシア・テスタロッサです。

ママのお仕事で、海外からこっちに来ました。

 

妹のフェイトも三年生のクラスにいるので、よろしくお願いします。」

 

 

~和人&詩乃側~

「僕達は国語の授業を受けています。

 

和人君、ここの問題違ってるよ。

 

私は、和人君に教えました。

 

あ、本当だ。ありがとう詩乃ちゃん。」

 

僕はお礼を言いました。

 

ちょうど、とき終わった時にチャイムが鳴りました。

 

 

~先生側~

「それじゃ、休み時間をしてください。」

 

 

~詩乃側~

「和人君、フェイトさんに会いたいから、行かない?」

私は聞きました。

 

~和人側~

「詩乃ちゃんが行くならいいよ。」

僕達はまた手を繋ぎました。

 

~三年生の教室~

「貴方が、フェイトちゃんね。

私はアリサ・バニングよ。よろしくね。

で、こっちのおとなしいのが、月村すずか。

 

私達と友達にならない?」

 

 

~フェイト側~

「うん、是非お願いします。」

 

私は、新しい友達ができて嬉しかった。

 

 

~和人&詩乃側~

「なのはお姉ちゃん、遊びに来たよ。」

僕と詩乃ちゃんは言いました。

 

~なのは側~

「あ、和人に詩乃ちゃん、今から皆で景色を見に屋上に行くんだけど、一緒に行かない?」

 

~和人&詩乃側~

「うん、行く。僕達は言いました。」

 

~屋上~

「どう、フェイトちゃん、この街の景色は?

 

私達はフェイトちゃんに聞きました。」

 

~フェイト側~

「綺麗、私は感動していました。」

 

 

~アリサ側~

「そうそう、この際だから、言うけど、和人君と詩乃ちゃんって、どうして私とすずかとフェイトちゃんの事を敬語で呼ぶの?」

 

 

~和人&詩乃側~

「だって、僕達より学年が上だからです。」

 

 

~アリサ側~

「わかった。じゃあ今から呼び方を変えよう。

 

アリサお姉ちゃんって呼んで。

 

ちなみに先輩命令です。」

 

~和人側~

「えっと、アリサお姉ちゃん。」

 

僕は戸惑いながら呼びました。

 

~詩乃側~

「アリサお姉ちゃん。」

私も呼びました。

 

 

~アリサ側~

「じゃあ、フェイトちゃんとすずかは?」

 

~和人側~

「フェイトお姉ちゃんとすずかお姉ちゃん。」

 

僕は恥ずかしくなって来ました。

 

~詩乃側~

「フェイトお姉ちゃん、すずかお姉ちゃん。」

 

確かに恥ずかしい。

~すずか側~

「そうだよ、すずかお姉ちゃんだよ。」

 

~フェイト側~

「フェイトお姉ちゃんだよ。

 

困ったことがあったら言ってね。」

 

~なのは側~

「三人共、楽しそう。」

 

 

 

~それから数時間後~

「ふう、やっとお昼ご飯だね。」

和人君が言った。

 

「そうだね。」

 

私も言った。

「確か、午後は後一時間だよね。

 

お昼ご飯、食べようか。 」

 

私達は食べ始めました。

 

和人君、サンドイッチ、ありがとう。

美味しいよ。今度は私が作ってくるね。」

 

「ありがとう、詩乃ちゃん。

じゃあ、早く食べて、予習しようか。

 

うん。」

 

それから5時間目の授業を受けました。

 

~先生側~

「それじゃ、今日の学校は終わりです。

明日も元気に登校してください。」

 

 

~詩乃&和人側~

「和人君、今から家に来ない?

見せたい物があるの。」

 

私は言った。

 

「うん、行く。」

僕も言った。

 

それから手を繋いで、詩乃ちゃんの家に向かいました。

もちろん、バスの中も手を繋いでいました。

 

~詩乃側~

「お母さん達はまだ帰ってきてないから私の部屋で待ってて。」

 

私は言った

 

私が見せたいもの、それは、新しいデバイスだ。

闇の力なんてない本当の大切な人を守る力。

 

それに、もう一つある。そう、和人君専用のデバイス。

 

「和人君、お待たせ、お菓子持って来たよ。」

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、見せたいものって何?」

僕は聞いた。

~詩乃側~

「それはね。これなの。」

 

私は持って来た、透明な水色の剣の形をしたペンダントと透明な緑のハートの形をした指輪を出しました。

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、これってまさかデバイス?

でも、どうして?」

 

~詩乃側~

「闇の力を抜いて、作ってみたの。

 

最初から、正しい気持ちで作れば、闇なんて関係ない

デバイスになるの。

 

ちなみに名前はエターナルナイトソードとエターナルレイジングハートだよ。

エターナルナイトソードは和人君のデバイス

 

エターナルレイジングハートは私のデバイスだよ。

 

二つ揃うと、特別な力が発揮されるよ。」

 

私は説明した。




いかがだでしょうか、アリサとすずかとフェイトに対する、詩乃と和人の呼び方を変えました。

詩乃と和人の、新デバイスを出しました。

今回は、正しいデバイスです。

詩乃はデバイスを作っていたということにしました。

感想はどんなものでも受け止めます。

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15話 僕達のあたらしい魔法編

こんにちは、今回は、和人と詩乃のあたらしいデバイスの、あたらしい魔法が登場します。

それでは本編です。


~和人側~

「詩乃ちゃん、あたらしいデバイスの所有者設定はしなくていいの?」

 

僕は聞いた。

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ。ちゃんと完成してから、和人君のデータを記憶させてあるから、自由に動くよ。

 

そうだ、試しに、使ってみない?」

私は聞いた。

 

~和人側~

「うん、そうだね。あたらしい魔法も見たいしね。

そう言うと僕達はベランダに出ました。

 

行くよ、エターナルナイトソード、セットアップ

 

僕は懐かしい水色のバリアジャケットに姿を変えた。

 

エターナルナイトソード、ソードモード」

 

僕はソードモードにしたエターナルナイトソードを振ってみた。

 

何も使ってないのに、明るくて、優しい気持ちになった。

 

~詩乃側~

「次は私だね。「エターナルレイジングハート、セットアップ」

 

私は緑色のミニのワンピースというバリアジャケットに姿を変えた。

 

「シュートモード私はシュートモードにしたエターナルレイジングハートを撃とうとしましたが、ある事に気づきました。あ、結界貼ってないじゃん。」

 

私は緑色の結界も貼りました。

 

「よし、エターナルレイジングハート、シュート」

 

私は緑色の魔力弾を発射しました。

 

「うん、ちゃんと使えてる、魔力も供給出来てる。

 

これなら、私は大技を決めることにしました。

 

バスターモード、エターナルスターライトブレイカー」

 

私は、なのはお姉ちゃんの必殺技のアレンジを発射しました。

 

「よし、ちゃんと使えてる。」

 

 

~和人側~

「ソードモード、エターナルブレイク。」

僕は必殺技を出しました。

 

次は、「ライフルモード、ナイトブレイカー。」

僕はトリガーをひきました。

 

次は、「ダブルライフルモード、エクストラナイトブレイカー。」は大技を放ちました。

 

最後は「ダブルソードモード、ダブルエターナルスラッシュ。

 

よし、全部発動できる。」

 

僕達は一通り試したあと、地上に降りて、バリアジャケットを解除しました。

 

同時に結界も消えました。

 

~詩乃側~

「お疲れ様、今お茶持って来るね。」

私は、紅茶をいれにいきました。

 

~和人側~

「そういえば、エターナルナイトソードの方がバリエーションが、多かったな。どうしてだろう。」

 

~詩乃側~

「和人君、お茶持ってきたよ。ミルクティーで良かった?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「うん、ところで、僕のデバイスの方が、バリエーションが多い気がするんだけど、気のせいかな。」

 

「~詩乃側~

実は、そうなんだ。

魔力量は和人君の方が多いからね。

 

さぁ、冷めないうちに飲もう。」

 

~和人側~

「そうだね。僕は、詩乃ちゃんの、淹れてくれた紅茶を飲みました。とても暖かくて、甘かったです。

 

それから、楽しいおしゃべりをして、僕は帰りました。

 

詩乃ちゃん、また明日学校でね。」

 

 




いかがだでしょうか。
詩乃の、新しいデバイスは、レイジングハートの姉妹機という、設定です。

和人の新しいデバイスは、今までの和人のデバイスの改良型です。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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16話 皆でジュエルシード集め 日常編

こんにちは、今回は、16話の日常編です。
戦闘編は、次回でやります。

それでは、本編です


~和人側~

僕は昨日詩乃ちゃんの家から帰ってきて、すぐに、新しいデバイスをなのはお姉ちゃんとユーノ君に見せた。

 

もちろん、ちゃんと結界を貼りました。

 

二人とも、闇の波動は、感じないって言ってました。

 

そして、今は、次の日の朝です。

 

「よし、学校行こう。

僕は、詩乃ちゃんを待つために、朝ごはんも食べずに家を飛び出しました。もちろん、エターナルナイトソードも一緒です。」

 

僕は詩乃ちゃんの家に向かいました。

 

インターフォンを押して詩乃ちゃんを呼びます。

 

~詩乃側~

「和人君、準備出来てるよ。行こう。

私達は手を繋いで走り出しました。

 

和人君、ちゃんと持って来た?」

 

私は緑色の指輪を見せます。

 

~和人側~

「もちろん、持って来たよ。」

 

僕も剣のペンダントを見せました。

 

ちゃんと、会う人に挨拶をしながら言いました。

 

~詩乃側~

「今日はね、学校が、終わったらジュエルシードを集めに行こうと思うの。

 

もちろん、みんなでね。」

 

~和人側~

「あ、なのはお姉ちゃんだ。」

 

なのはお姉ちゃん、僕は手を振りました。

 

詩乃ちゃんも振っています。

 

~なのは側~

「和人、詩乃ちゃん、おはよう。

二人とも、新しい魔法が、使えるようになったからって、調子に乗っちゃダメだよ。」

 

私は言いました。

 

~和人&詩乃側~

「大丈夫だよ。なのはお姉ちゃん、僕達は、もう闇の力なんてないから。

 

今の僕たちにあるのは、皆を守る力だけ。」

 

僕達は、はっきり言いました。

 

~なのは側~

「そうだよね。もう大丈夫なんだよね。

 

ごめん、私が間違ってたよ。」

 

~詩乃側~

「なのはお姉ちゃん、今日は皆で、ジュエルシードを、探しませんか?危険なものは早く見つけた方がいいし。」

 

~なのは側~

「そうだね、でも、私達、終わるの遅いよ。

それまで待ってられる?」

 

私は聞いた。

 

~詩乃側~

「大丈夫です。和人君は私に任せて下さい。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「大丈夫だよ。ちゃんと待ってられるから。」

 

~フェイト&アリシア側~

「おはよう、三人とも、私は挨拶をした。」

 

~詩乃側~

「おはようございます。フェイトお姉ちゃんアリシアお姉ちゃん。」

 

私は言った。

 

「今日、学校が、終わったら、ジュエルシードを集めに行こうと思うんですが、どうですか?」

 

~フェイト側~

「うん、いいよ。頑張ろうね。

アリシアお姉ちゃんもいいよね。」

 

~アリシア側~

「詩乃ちゃん、今私の事アリシアお姉ちゃんって言った?

 

詩乃ちゃん、アリシアお姉ちゃんだよー。」

私は、詩乃ちゃんに抱きつきました。

 

「和人君、イジメられたりしたら、アリシアお姉ちゃんにいいなさいね。」

 

私は言った。

 

「あ、さっきの事は、いいよ。

 

ジュエルシードを集めに行こう。

 

 

あ、バス来たよ。」

 

~すずか&アリサ側~

「おはよう。今日も頑張ろうね。」

 

~和人&詩乃側~

「おはようございます。すずかお姉ちゃん、アリサお姉ちゃん。」

 

私達は挨拶をした。

 

 

~なのは&フェイト&アリシア側~

「おはよう、二人とも。」

 

私達は挨拶をした。

 

 

~それから数分後~

「あ、もう学校か、お話ししてたら早いね。

 

私達はバスを降りて、教室に向った。」

 

アリシアさんとは途中で別れました。

 

~なのは側~

「それじゃ、二人とも、また後でね。

私達は三年生の教室に、和人たちはとなりの教室に入りました。」

 

~和人&詩乃側~

「さて、詩乃ちゃん、予習しょうか。

僕達は、教科書を開いて予習を初めました。」

 

~先生側~

「おはよう、今日も1日頑張りましょう。」

 

~詩乃&和人側~

「おはようございます。」

僕達も挨拶をしました。

 

~それから、数時間後~

「ふぅ、やっとお昼かぁ。」

 

僕達はなのはお姉ちゃん達とお昼ご飯を食べようと思って、教室に向かいました。

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、一緒にお昼ご飯食べない?」

 

僕は聞いた。

 

~なのは側~

「うん、いいよ、皆で食べよう。」

私達は屋上に向かうことにしました。

 

~屋上~

「いただきます。私達は、それぞれのお弁当を食べ始めました。

 

和人たちは、今日これで終わりだよね。どこに待ってる?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「そうだね、お店に寄って、お父さんにただいまを言って、詩乃ちゃんの家に行こうかなぁ。」

 

~詩乃側~

「え、来てくれるの?ありがとう。

皆、旅行に行っちゃって、寂しかったんだ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「そうなの、じゃあ今日は僕、詩乃ちゃんの家に泊まるよ。それなら寂しく無いでしょ。

 

ねえ、いいでしょ、なのはお姉ちゃん。」

 

~なのは側~

「お姉ちゃんが決められないよ。ちゃんとお母さんとお父さんに聞かないと。」

 

~詩乃側~

「来てくれたら嬉しいんだけど、お家の人は大丈夫なの?」

 

~和人側~

「うん、大丈夫だとおもうけど。

 

あ、そろそろ時間だよ。」

 

~なのは側~

「あ、本当だ。じゃあ、ちゃんとお父さんの所に行くんだよ。後で迎えに行くから。」

 

 

~和人&詩乃側~

「じゃあ、バス亭に行こう。」

僕達は靴を変えて歩き出した。

 

もちろん、手はしっかり繋いでいる。

 

「それじゃ、まずは翠屋に行こう。」

 

僕達はバスに乗って、移動した。

 

~数分後~

「やっと着いたね。」

 

~和人側~

「お父さん、今、暇?」

 

僕は聞いた。

 

~士郎側~

「お、和人に詩乃ちゃん、お帰り。

 

どうした、何か用か?」

 

~和人側~

「えっとね、詩乃ちゃんの家族が旅行でいないから、今日は詩乃ちゃんの家に止まりたいんだけど、良いかな?」

 

~士郎側~

「なら、家に泊まったらどうだ?部屋ならいっぱいあるし、詩乃ちゃんも和人といられていいだろ。」

 

~和人側~

「だって、詩乃ちゃんどうする?」

 

~詩乃側~

「迷惑じゃなかったらお願いします。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「じゃあ、僕は詩乃ちゃんの家にいるね。」

 

~士郎側~

「お、二人とも、ご飯までには帰って来いよ。」

 

~和人&詩乃側~

「はーい。」

 

僕達は歩き出した。

 

 

 




いかがだでしょうか。
次回も少しは日常パートが、入ります。

感想はどんなものでも受け止めます。

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16話 皆でジュエルシード集め 日常編(後半)+戦闘編

こんにちは、今回は日常パートと後半と戦闘パートです。

それでは本編です。


~詩乃側~

「和人君、私ね、皆とお友達になれて、嬉しいの」

私は、和人君に言った。

 

~和人側~

「急にどうしたの?詩乃ちゃん」。

僕は、びっくりして聞いてしまった。

 

~詩乃側~

「うん、ちょっとね、最近、考えるの、この日常がまた壊れそうだって」

 

私は、あまり、和人君を心配させないように言った。

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、怒るよ。」

僕は返した。

 

「例え、この日常がまた壊れても、僕達なら、どんなようにでも変えられるよ、いいようにも、悪いようにもね。」

 

僕は、続けて、言った。

 

~詩乃側~

「和人君、ありがとう、なんか、和人君が言うと、ほんとになるような気がする。」

私は言った。

 

「よし、じゃあ、元気に私のお家に行こう。」

 

私は、和人の手を繋いで走り出しました。

 

 

~ユーノ側~

(和人、魔力反応だ、そこから近いよ。お願い。)

 

僕は、和人に念話で言った。

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、目的が変わったよ、魔力反応、もしかしたらジュエルシードかも。」

 

僕は詩乃ちゃんに告げた。

 

~詩乃側~

「どうするの?なのはお姉ちゃん達はまだだよ。

私達だけで勝てるの?」

 

私は聞いた。

 

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、それでもやるしかないの。だってこのままだと誰が襲われるかわからないし。」

 

僕は言った。

 

「それに、頑張ってれば、お姉ちゃん達も、きっと来てくれるから。」

 

~詩乃側~

「うん、行こう和人君。」

私も言った。

 

「エターナルレイジングハート、セットアップ」

私は、バリアジャケットに姿を変えた。

 

 

~和人側~

「エターナルナイトソード、セットアップ」

詩乃ちゃんに続いて、僕もバリアジャケットに姿を変えた。

 

 

~和人&詩乃側~

「エターナルナイトソード、飛ぶスピードを上げて。」

僕は言った。

 

「わかりました、マスター」

 

「エターナルレイジングハート、私達も。」

 

「はい、マスター」

 

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、もうすぐだよ。準備は出来た?」

 

僕は詩乃ちゃんに聞いた。

 

 

~詩乃側~

「うん、和人君」

私も言った。

 

「エターナルレイジングハート、シュートモード」

 

私は、シュートモードにしたエターナルレイジングハートで、敵に、攻撃を始めた。

 

~和人側~

「エターナルナイトソード、ダブルソードモード」

僕は、ダブルソードモードにしたエターナルナイトソードで、攻撃していた。

 

~詩乃側~

「和人君、片方をライフルモードにして、射撃をしながら戦って。」

 

私は、和人君に言った。

 

~和人側~

「わかった。詩乃ちゃん」

 

「エターナルナイトソード、ハンドガンモード」

僕は、ライフルモードは使わず、連射が、出来るハンドガンモードにした。

 

 

「ディバインバスター、シュート」

 

僕は引き金を引いた。

 




ごめんなさい、時間の都合で、戦闘の途中ですが、いったんおわりです。

続きは、今日の夜、投稿します。

次回は、なのは達が登場します。


感想と、お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。

感想はどんなものでも、受け止めます。

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16話 皆でジュエルシード集め 戦闘編 後編

こんにちは、夜に投稿しますと書きましたが、時間が出来ましたので、今、投稿します。

今回は、戦闘パートの後編です。

夜は、次話を投稿します。

それでは本編です。


~和人側~

「ディバインバスター、シュート」

僕は引き金を引いた。

すると、銃口から、チャージされた魔法が発射された。

 

「よし、倒した。」

僕は、言った。

 

「マスター、まだです。油断しないで。」

エターナルナイトソードが言った。

 

え、僕は気付いたけど遅かった。既に、敵の植物のような手が、僕に絡みついていた。

 

「あ、力が抜ける。魔力が、吸い取られてるんだ。」

目の前の視界が暗くなってきた。

 

「マスター、しっかりしてください。まだ解決策はある筈です。」

 

エターナルナイトソードがそう言っていたけど、僕はもう、考えたくなかった。

 

 

~詩乃側~

「和人君、しっかりして、今助けるから。」

私は和人君に、言った。

 

「エターナルレイジングハート、あのモード行ける?」

私は聞いた。

 

「はい、いつでも行けます。」

 

「エターナルレイジングハート、ブレードモード」

私は、エターナルレイジングハートを、両手持ちの大剣にした。

 

「クリスタルライトスラッシュ」

 

私は、剣に、魔力を、加えて、和人君を捉えていた手を切った。

 

「和人君、大丈夫?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「詩乃ちゃん、ありがとう。助かったよ。でも、まだ終わってないよ。喜ぶのは後だよ。」

 

僕は言った。

確かにその通りだった。

 

~なのは側~

「遅れてごめん、二人とも、よく頑張ったね。」

私は言った。

 

~フェイト側~

「そうだよ、二人は休んでて。」

私は、二人を休ませようとした。

 

~アリシア側~

「二人とも、ここは、私達の言う事を聞いて。」

 

私も言った。

 

~和人側~

「でも、お姉ちゃん達だけで勝てないよ。僕も戦う。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「和人君、此処はなのはお姉ちゃん達に任せよ。私だって、デバイスの修理や傷の手当も、あるし。」

 

私は和人君に言った。

 

~和人側~

「でも、行くなら、詩乃ちゃんだけにして。」

僕は言った。

 

~なのは側~

「和人、いい加減にして、どうして、大事な人を失う私達の事も考えて。お願いだから、お姉ちゃんの言う事を聞いて。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「わかった。でも、絶対に帰って来てね。負けないでね。」

 

~なのは側~

「うん、わかってる。また後でね。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「和人君、行こう。私達は安全な所まで飛んで、地上に降りた。」

 

~フェイト側~

「なのは、本当に、よかったの?」

私は心配になって聞いた。

 

~なのは側~

「うん、いいの。私達は、あの子達を守らなくちゃいけないから。」

 

~アリシア側~

「そうだよ、フェイト、なのは、さっさと終わらせて帰るよ。皆、最初から最大魔法でね。」

私は二人に言った。

 

~なのは&フェイト側~

「はい!!」

私達は返事をした。

 

~なのは側~

「スターライトブレイカー」

私はトリガーを引いた。

 

~フェイト側~

「アークセイバー」

なのはに続いて、私も魔法を放った。

 

~アリシア側~

「サンダーレイジ」

私は得意な遠距離魔法を最大威力で放った。

 

私達が放った魔法は、全て、直撃した。

 

~なのは側~

「これで、終わったの?」

私は言った。

 

~フェイト側~

「多分、魔力反応は感じないから、終わったと思う。」

私も言った。

 

~アリシア側~

「それじゃ、せーので行くよ。」

 

~3人~

「ジュエルシード、封印」

私達は同時に言った。

 

ジュエルシードは、それぞれのデバイスに1つずつ収納された

 

~なのは側~

「レイジングハート、モードリリース」

私は、デバイスを待機状態にした。

 

~フェイト側~

「バルディッシュ、モードリリース」

 

~アリシア側~

「アルディッシュ、モードリリース」

 

~3人~

それじゃ帰ろうか。

私達はそれぞれのお家へ帰っていった。

 

~なのは側~

「そう言えば、詩乃ちゃん、家に泊まりに来る事になったんだっけ、今日は3人で、寝よう。」

私は苦笑いをしながら、帰っていった。




いかがだでしょうか。アリシアのデバイスが、出てきました。

次回は、詩乃の高町家、お泊り会です。

感想はどんなものでも、受け止めます。

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17話 初めてのお泊り編

こんにちは、今回は詩乃の高町家、お泊り編です。

今回は高町家の中で進みます。

それでは本編です。


~和人側~

「ただいま。」

僕達は、家に帰って来ました。

 

~詩乃側~

「お邪魔します。明日の朝までよろしくお願いします。」

 

私は言った。

 

~桃子側~

「お帰り、和人。」

 

「詩乃ちゃん、自分の家だと思って自由にしてね。」

 

「ちょっとまって、二人とも傷だらけじゃないの。どうしたの?」

 

~和人側~

「うん、ちょっとね、遊んでたら、転けちゃって。」

 

僕は嘘をついた。

 

~詩乃側~

「実は私もなんです。」

 

和人君とアイコンタクトをして、話を合わせた。

 

~桃子側~

「もう、二人とも、遊ぶなら安全な所にしないと。」

 

~詩乃&和人側~

「はい、ごめんなさい。」

僕達は、謝りました。

 

~なのは側~

「ただいま。」

私は、玄関の扉を開けました。

 

~桃子側~

「あ、なのは、お帰り、和人と詩乃ちゃんは和人の部屋にいるよ。」

 

~なのは側~

「はーい、あ、お母さん、私、今日、二人と寝るんだけどいいかなぁ。」

 

私は聞いた。

 

~桃子側~

「うん、二人がいいって言ったら良いんじゃない。」

 

~なのは側~

「うん、聞いてみるね。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「和人君のお部屋って、水色が多いね。」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「うん、だって、一番好きな色だもん。」

 

僕は、お気に入りのくまのぬいぐるみを抱きしめました。

 

「あ、ごめん、詩乃ちゃん、僕、この子がいないとさみしいんだ。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「大丈夫、和人君、私もだから。」

そう言って、私はペンギンのぬいぐるみを鞄から出しました。

 

~なのは側~

「詩乃ちゃん、和人、入るね。」

私は、和人の部屋の扉を開けた。

 

「ちょっと、二人とも、傷の治療してないじゃない。ばい菌が入ってたらどうするの、救急箱持ってくるから待ってて。」

 

私は急いで、階段を降りて、救急箱と濡れたタオルを持ってきた。

 

~和人側~

「どうしょう、なんとか、一番深い傷を隠さなきゃ。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「そうだね、和人君、とりあえず、袖で隠そう。」

私達は、それぞれの一番深い傷を隠しました。

 

 

~なのは側~

「二人とも、ちょっと、痛いかもしれないけど我慢してね。」

 

私は、詩乃ちゃんから治療する事にした。

 

 

~詩乃側~

「痛い、私は言ってしまった。」

やっぱり隠せないよ。

 

~なのは側~

「詩乃ちゃん、まだ傷があるでしょ、それも深い傷が。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「はい、実は、私は袖をまくりました。」

 

~なのは側~

「こんなヒドイ傷、なんで黙ってたの?」

 

私は聞いた。

 

~詩乃側~

「なのはお姉ちゃんに余計な心配をかけたくなかったから。」

 

私は涙目で言った。

 

~なのは側~

「もう、考えすぎだよ。なのはお姉ちゃんは、そんなこと心配しません。」

 

私は言った。

 

「ほら、早く手を出して。」

 

 

~詩乃側~

「はい、痛くしないでください。」

私は言った。

 

~なのは側~

「うん、早く終わらせるからね。」

私は、手早く、傷を拭いて、消毒し、薬を塗って、包帯を巻きました。

 

~詩乃側~

「ありがとう、なのはお姉ちゃん」

私はお礼を言いました。

 

~なのは側~

「はい、次は和人ね。手を出して。」

 

私は言った。

 

「もう、詩乃ちゃんと同じ方法は使えないよ。素直に出してね。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「はーい、僕は素直に出しました。」

~なのは側~

「和人も傷が深いじゃないの。」

私は言った。

 

「ごめんなさい、二人とも、私達がもっと早くに来てれば。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「泣かないでなのはお姉ちゃん。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「うん、あ、治療終わったよ。」

私は言った。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、ありがとう。」

 

僕は言った。

 

~士郎側~

「3人共、ご飯だよ。降りて来て。」

 

~3人~

 

「呼ばれてる、行こう。」

 

 

~数分後~

「和人、お風呂いくぞ。」

恭也お兄ちゃんが言いました。

 

~和人側~

「うん、お兄ちゃん。待っててね。」

 

~恭也側~

「おう、ゆっくりでいいぞ。」

 

~和人側~

「うん、ありがとう。」

 

それから、僕とお兄ちゃんはお風呂に入りました。

 

~恭也側~

「和人、その腕どうしたんだ?すごい痛そうだけど。」

俺は和人に、聞いた。

 

 

~和人側~

「ちょっとね、遊んでたら転けちゃった。」

 

僕は言った。

 

~恭也側~

「そうか、元気がいいのは、嬉しいんだけど、怪我だけはダメだそ。」

 

~和人側~

「うん、わかった。」

僕は言った。

 

~恭也側~

「よし、そろそろ上がるか。」

俺は、和人の、腕の事を考えて言った。

 

~和人側~

「うん、お兄ちゃん。」

僕は言った。

 

それから僕たちは、着替えて、自分たちの部屋に行きました。

 

~詩乃&なのは側~

「詩乃ちゃん、私達もお風呂に行こう。」

 

私は言った。

 

「はい、行きましょう。」

なのはお姉ちゃんの意見に、私も賛成した。

 

 

~お風呂(なのは&詩乃)~

「詩乃ちゃん、和人の事をどう思う?」

私は聞いた。

 

「えっと、好きっていう気持ちはまだわからないですけど、大事な友達っていう感じです。」

 

私は言った。

 

「そっか、今は、それで良いんだね。いつか、詩乃ちゃんのいった、好きっていう気持ちがわかる時が来るよ、」

 

私は言った。

 

「はい、なのはお姉ちゃん。」

 

 

「じゃあ、そろそろ上がろうか。」

 

私は、詩乃ちゃんに言った。

 

はい、なのはお姉ちゃん。

 

 

~和人&詩乃&なのは側~

私達、いろいろおしゃべりをして、寝ることにした。

 

「詩乃ちゃん、和人、もっと近くによって。」

 

はーい、僕達は、なのはお姉ちゃんに寄った。

もちろん、くまとペンギンも、一緒だ。

 

おやすみなさい、二人とも。

 

僕達は、眠りについた。

 

 




18話 でしょうか。
詩乃の、初お泊りは、楽しく終わりました。



詩乃の家族には、何かがありました。

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18話 私はもう笑えない編 前半

こんにちは、今回は詩乃の家族になにかがあります。

それによって、詩乃にも、影響があります。

それでは本編です。


~詩乃側~

「私は夢を見ていました。私の家族が何処かに行っちゃう夢。」

 

一人になって、怖くて、悲しかった。でも、何もできなかった、戦う力のなかった私じゃ無理だった。

 

~なのは側~

「詩乃ちゃん、詩乃ちゃん、起きて、朝だよ。」

私は、詩乃ちゃんを揺すりました。

 

和人は、既に起きて、朝ごはんのお手伝いに行きました。

 

 

~詩乃側~

「あれ、なのはお姉ちゃん、おはようございます。」

私は言った。

 

「やっぱり、あんな事、ある筈ないよね。」

 

私は思った。

 

 

~なのは側~

 

「詩乃ちゃん、うなされていたけど、怖い夢でも見たの?」

 

私は聞いた。

 

 

~詩乃側~

「実は、そうなんです。」

私は隠さずに言った。

 

~なのは側~

「もう、大丈夫だよ。心配しなくていいよ。」

それじゃ、着替えようか。

 

~詩乃側~

「はい、なのはお姉ちゃん。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「お母さん、目玉焼き出来たよ。」

僕は言った。

 

~桃子側~

「ありがとう、和人、もういいから、休んでて。」

 

~和人側~

「うん、わかった。」

僕はそう言って、リビングのソファーに座って、いつものアニメを見だした。

 

~なのは側~

「あ、この時間なら、和人はいつものアニメかな。」

 

なんか、最近、和人の、することがわかってきたよ。

 

 

~詩乃側~

 

「なのはお姉ちゃん、和人君って、アニメとか見るんですね。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「うん、日曜日の奴とか、録画までして、テレビの前で応援してるよ。」

 

私にはわかんないけど。

 

~詩乃側~

「そうですよね。男の子ってああいうの好きですけどね。」

 

私は言った。

 

「私達は、変身系の女の子の魔法アニメですよね。」

 

~なのは側~

「だよね、可愛いし、強いしね。」

 

私達は、しばらく、女子トークが始まった。

 

 

~士郎側~

「おーい、二人とも、ご飯だよ。降りてきて。」

和人が、拗ねてるよ。

 

~二人~

「はーい、今行きます。」

私達は、同時に言った。

 

 

~詩乃側~

「皆さん、お世話になりました。」

私は言った。

 

~士郎側~

「大丈夫だよ、子供が遠慮しちゃいけないよ。

それに困っていたら、お互い様だしね。」

 

 

~桃子側~

「そうよ。無理しなくていいのよ。」

 

~詩乃側~

「はい、ありがとうございます。」

私は言った。

 

 

~なのは側~

「和人、いつまで見てるの?、早く食べないと時間がなくなるよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

 

「ちょっと待って、もう少しだけ。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「ふーん、いつものパターンですか。」

私は、素早く、録画ボタンを押して、和人を引っ張っていった。

 

 

~士郎側~

「それじゃ、皆揃ったから、食べよう。」

 

~それから、数分後~

「行ってきます。」

僕たちは、家を飛び出した。

 

 




いかがだでしょうか、後半は、学校に行ってから始まります。

後半に、盛り上がらせるので、今回は、ここまでです。

感想はどんなものでも、受け止めます。

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18話 私はもう笑えない編 後半

こんにちは、今回は、後半です。

後半は、前半より、盛り上がらせます。

そして、詩乃と和人に亀裂が。
なのは達にも、問題が?

それでは本編です。


~和人側~

「お姉ちゃん達、僕の事、いないようにしてるな。」

僕は、なのはお姉ちゃん達の態度を見て悲しくなった。

 

僕は、さきに行こうと思ってあ歩くスピードを早くした。

 

~なのは側~

「和人、どうしたの?あんなに怒って。」

私は、和人が怒っている理由が、わからなかった。

 

~詩乃側~

「大丈夫ですよ、なのはお姉ちゃん、そのうち治りますよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

(アリシアお姉ちゃん、フェイトお姉ちゃん、今どこですか?)

 

僕は、念話を飛ばした。

 

~アリシア側~

(どうしたの、和人君、なにかやなことでもあったの?)

 

私は言った。

 

~和人側~

(なのはお姉ちゃんが、僕のことを無視して、詩乃ちゃんとばかり話してるんです。)

 

僕は、泣きそうな声で言った。

 

というか、もう制服が、涙で濡れていた。

 

僕は、バス停の横にしゃがみこんで、泣いてしまった。

 

~フェイト側~

「おはよう、和人君。」

私は聞いた。

 

でも、返事はなかった。

 

「和人君、もしかして、泣いてる?」

 

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「フェイトお姉ちゃん。」

僕は、抱きついた。

 

~フェイト側~

「よしよし、大丈夫だよ。何があったか、フェイトお姉ちゃんに話してくれる?」

 

~和人側~

「うん、フェイトお姉ちゃん。」

僕は、全部話した。

 

~フェイト側~

「ひどいよ、和人君が泣くほど悲しいのに。」

私は、始めて、なのはが、嫌いになった。

 

~アリシア側~

「フェイト、やっと追いついた。」

私は息を切らしながら来た。

 

「和人君、どうして泣いてるの?」

 

私は聞いた。

 

~フェイト側~

「それがね、なのはと詩乃ちゃんが、和人君を仲間はずれにして、二人で仲良くしてたんだって。」

 

~アリシア側~

「ひどい、あの子達がそんなことをする子達だったなんて。」

 

私も、和人君を撫でた。

 

「そうだ、和人君、しばらく私達の家で暮らさない?

ママには、私から電話しておくから。」

 

そう言って、私は携帯電話を取り出した。

 

「あ、ママ、今日から可愛い、可愛い1年生が泊まりに来るよ、うん、男の子だよ。はーい、また後でね。」

「OKだって

始めての男の子だから、嬉しがってたよ。」

 

~和人側~

「あ、お母さん、しばらくテスタロッサさんのところで

お世話になる事になったから、え、大丈夫だよ。」

 

「こっちも、OKです。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「おはよう、フェイトちゃん、アリシアさん。」

私は挨拶をした。

 

~詩乃側~

「おはようございます、フェイトお姉ちゃん、アリシアお姉ちゃん。」

 

私も言った。

 

~アリシア側~

「二人共、和人君に言うことはない?」

私は、冷たい声で言った。

 

~なのは側~

「え、何もないと思うんですけど。」

 

私は、言った。

 

~詩乃側~

「私も、わからないです。」

 

~アリシア側~

「そう、もういいわ。」

私は、ちょうど来たバスに乗った。

 

~フェイト側~

「和人君、私のお膝に、おいで。」

私は和人が、ちゃんと来てくれた事が嬉しかった。

 

~和人側~

「フェイトお姉ちゃんの手、あったかいな。」

僕は言った。

 

「このまま寝ちゃいたいな。」

 

~フェイト側~

「うん、ゆっくりお休み。」

私は、和人君の背中をトントンして、頭を撫でた。

 

~数分後~

「和人君、着いたよ。起きて。」

私は、和人君を起こした。

 

~詩乃側~

「和人君、一緒に行こう?」

私は言った。

 

~和人側~

「なに、今更、一人になった途端、話しかけてくるの辞めてくれるかなぁ。」

僕はそれだけ言って、教室に向かった。

 

~詩乃側~

「なに、私が何したの、和人君が嫌いになることした?

言ってくれなきゃわからないよ。ねえ、教えて、早く。

これ以上、怒らないうちに。」

 

私は言ったけど、和人君の姿はなかった。

 

~先生側~

「詩乃さん、職員室に来てください。」

 

~詩乃側~

「はいわかりました。」

私は、職員室に向かうことにした。

 

~先生側~

「詩乃さん、よく聞いてくださいね。貴方のご家族は、旅行先で行方不明になりました。」

 

~詩乃側~

「嘘、早く帰って来るって、お土産沢山買って来るって言ったのに、いい子に待ってればいいっていったのに。」

 

私は、叫びました。息苦しくて倒れるまで、叫びました。

 

~先生側~

「詩乃さん、誰か救急車を。」

 

~和人側~

「ふ、僕を無視するからそうなるんだよ。残念だったね詩乃ちゃん。」

僕は、心の中で思った。

 

「なのはお姉ちゃんも、なればいいのに。」

 

~先生側~

「みなさん、聞いてくださいね。今日の授業は全学年中止です。早く下校してください。」

 

~和人側~

「これで、アリシアお姉ちゃんと遊べる。」

 

~アリシア側~

「フェイト、和人君を迎に行って帰るよ。」

私は言った。

 

~フェイト側~

「わかった。」

私はなのは達には、目も向けずに、教室を出ていった。

 

~和人側~

「アリシアお姉ちゃん、フェイトお姉ちゃん」

僕は、元気な声で言った。

 

~アリシア側~

「ごめん、待った?じゃあ、行こうか。」

私は言った。

 

こうしてわたし達は、家へと帰って言った。




いかがだでしょうか。
詩乃の家族は行方不明です。

しばらく和人は、テスタロッサ家で過ごします。

詩乃は、入院中です。

次回は、テスタロッサ家メインです。

感想はどんなものでも、受け止めます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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19話 僕はここがいい編

こんにちは、今回から、和人がテスタロッサ家で暮らします。

そして、なのはが、ある行動に出ます。

それでは本編です。



~アリシア側~

「さあ、和人君入って、ここが、しばらく貴方のお家になります。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「和人君は私と寝るんだよね。」

私は聞いた。

 

 

~アリシア側~

「えー、和人君は私と寝るの。」

フェイトに言い返した。

 

~和人側~

「二人共、喧嘩しないで。みんなで寝ればいいと思います。」

 

~二人共~

「和人君、やっぱりいい子だよ。そうだね。みんなで寝よう。」

 

~アリシア側~

「あ、和人君のお部屋に案内します。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「はーい。」

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「私は、お茶の準備してるね。アリシアお姉ちゃんはいつものコーヒーで、私はミルクティーで、和人君はどうする?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「えっと、カフェオレがいいです。」

 

僕は言った。

 

~アリシア側~

「フェイト、お砂糖とミルクはいらないからね。

あと、和人君は甘いのにしてあげてね。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ここが、僕の部屋?」

僕は、びっくりした。

可愛いくまやゲームがいっぱいあって、なにより、全部、水色だったのだ。

 

 

~アリシア側~

「どう、気に入った?子供の好きなものを分かっておくのが、テスタロッサ家だよ。」

 

私は言った。

 

「よし、そろそろ戻ろうか、フェイトが、お茶の用意してくれてるから。」

 

~フェイト側~

「遅い、二人共。」

私は言った。

 

「さぁ、お茶の時間にしよう。」

私は言った。

 

「和人君、ちょっとまって、ふうふう。」

私は、和人君のカフェオレを冷ました。

 

「まだ暑いから火傷しないように飲んでね。」

 

~和人側~

「フェイトお姉ちゃん、ありがとう。」

僕は言った。

 

「ずっとここで暮らして、ホントの弟になりたいな。」

 

~アリシア側~

「和人君がいいなら、私達、家族は、いつでも受け入れるよ。一緒に暮らそう。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「そうだよ、あの家が嫌いになったら、いつでも来ていいよ。お母さんも言ってたし。」

 

私も言った。

 

 

~アリシア側~

「あ、ママから電話だ。え、今日は帰れなくなった。

うん、わかった。」

 

私は電話を切った。

 

~アリシア側~

「二人共、今日はママが、帰って来ないから、みんなで、晩御飯作ろう。」

 

そう言おうとしたとき、また、携帯電話がなりました。

今度は、フェイトのもです。

 

 

~プレシア側~

「アリシア、フェイト、任務よ。海鳴市で、貴方達くらいの年の、魔導師が破壊活動をしているは、まだ、住民の避難も完了してないし。とにかく危険な状態だから。」

 

~アリシア側~

「フェイト、聞いた?ここで、私達くらいの魔導師はなのはしかいない。あの子もついに、そこまで行ったのね。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「そうだね、もう、友達じゃない。倒すよ。例え、なのはでも。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「フェイトお姉ちゃん、アリシアお姉ちゃん、僕にもやらせて、手伝いたいの。」

 

僕は言った。

 

~フェイト側~

「和人君、これは、管理局の、任務なの、追いかけっこをしにいくんじゃないよ。」

 

~プレシア側~

「フェイト、アリシア、和人君も、管理局の臨時魔導師に任命されたは、一緒に連れてってあげて。今から、管理局から支給された、新型デバイスを送るわ、フェイトと同じディバイスよ。名前を、バルディッシュセイバー」

 

~和人側~

「バルディッシュセイバー、僕は、転送されてきたデバイスを受け取った。」

 

そうだ、僕は、エターナルナイトソードのデータとナイトソードのデータをインストールした。

 

「これなら、初期設定を飛ばして使える。」

 

~アリシア側~

「和人君、いい考えよ。」

私は褒めた。

 

「行くわよ。二人共」

 

「アルディッシュ、セットアップ」

 

~フェイト側~

「バルディッシュ、セットアップ」

 

~和人側~

「バルディッシュセイバー、セットアップ」

 

僕達は、それぞれのディバイスをセットアップした。




いかがだでしょうか、次回は戦闘パートです。

今まで仲間だった、重要なキャラがてきになります

感想はどんなものでも、受け止めます。

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19話 僕はここがいい編 戦闘パート

こんにちは、今回は、19話の戦闘パートです。

フェイト達となのはが本気で戦います。

そして、詩乃にも動きがあります。

それでは本編です。


~なのは側~

「あは、まだまだ壊したりないな。みんな壊れちゃえばいいんだ。私の心みたいに。」

 

私は、住み慣れた、思い出のある海鳴市の街を魔法で破壊していました。

 

「そうだよ、そのまま逃げ惑えばいいんだよ。自分の弱さを思い知ればいいんだよ。」

 

「ディバインバスター」

 

私は逃げていた子達にディバインバスターをはなとうとチャージを始めた。

 

 

~フェイト側~

「なのは、そこまでよ。もう、これ以上、街も人も壊させない。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「そうよ、貴方は私達がとめる。」

私も言った。

 

~なのは側~

「あれ、まだ誰かいるの?まさか詩乃ちゃん?なわけないよね。あの子は病院のベッドの上で横たわってるよ。

ってことは和人か。」

 

もっと使えない子を連れてきたんだね。

 

私は言った。

 

 

~和人側~

 

「サンダーレイジ」

 

「ディバインバスター」

 

「エターナルブレイカー」

 

僕は、最大威力で、魔法を3連続はなった。

 

「なのはお姉ちゃん、いや、なのはでも、この魔法の3連続には耐えられないよ。」

 

僕は、また魔力チャージを始めた。

 

 

~なのは側~

「惜しかったね和人、ちゃんと狙いを定めないと。」

私は、加速と、魔法障壁を利用して、魔法を全てよけた。」

 

「今度はこっちの番だね。おいて、ダークハート。」

 

私は、もう一つのデバイスを呼んだ。

 

「これで終わりじゃないよ。レイジングハート、ダークハート、クロス、漆黒の闇、ダークレイジングハート」

 

「すべての光を飲み込む闇、ダークライトブレイカー」

 

私は引き金をひいた。

 

~アリシア側~

「和人君、フェイト、危ない。」

 

私は、フェイトと和人君を庇った。

 

「フ…ェ…イ…ト、和…人…君…逃…げ…て。」

 

私は、そこで意識を失った。

 

~なのは側~

「まず一人目。良かったね、二人共、他人の命を犠牲にして生き残って。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「高町なのは!!、絶対にあなたを許さない、アリシアお姉ちゃんを何処にやったの?」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「フェイトちゃん、大丈夫だよ、死んじゃないから、その代わり、永久に闇の中をさまようけどね。」

 

~フェイト側~

「高町なのは、くらいなさい、アークセイバー」

 

私は攻撃した。

 

~なのは側~

「痛い、フェイトちゃん、私達友達じゃないの?助けてフェイトちゃん、痛い事しないで。」

私は言った。

 

~フェイト側~

「なのは、何があったか、聞かせてくれる?管理局に連行するだけにしたいから。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「甘いよ、フェイトちゃん、そんなことでよく管理局の魔導師ができるね。」

 

「これで止めだよ、アークセイバー」

 

私は、見まねで覚えたアークセイバーを出した。

 

~フェイト側~

「きゃ、確かにね。」

 

私は言った。その場で私の意識も、途切れた。

 

 

~なのは側~

「二人目、和人、今ならまだ仲間にしてあげるよ。」

 

私はできるだけの笑顔で言った。

 

 

~和人側~

「ふざけるな、二人を消しさったお前なんか姉じゃない。」

僕は言った。

 

~なのは側~

「そう、残念だよ、最後に教えてあげるね、私達の家族はもうこの世にはいない、私が闇の中に消しちゃった。

アリサちゃんも、すずかちゃんも、詩乃ちゃんの家族を、消したのも私だよ。」

 

じゃあ消えて。

 

「ダークライトブレイカー」

 

~和人側~

「もう、同じ技は効かない。」

 

「僕はこの技でお前を倒す」

 

「スターライトブレイカー」

 

二つのブレイカーが、空中でぶつかった。

 

~なのは側~

「へぇ、やるね。でも、仲間を呼べばいいか。」

私は指を鳴らした。

 

「おいで、詩乃」

 

私は言った。

 

~詩乃側~

 

「なのはさん、呼びましたか。」

 

~なのは側~

「うん、呼んだよ。あの邪魔な子を闇に落として。」

 

~詩乃側~

「はい、なのはさん、ダークブレイカー」

 

~和人側~

「まさか、君は病院にいるはず、管理局が確認済みのはずた。」

 

「僕は、それに気を取られて、防御し忘れた。」

 

 

~詩乃側~

「消えろ。」

 

~和人側~

「最後に聞こえた言葉、ごめんね、助けって」

 

あれは、あの子の本心なのか言わされた言葉かはわからなかった。

 

 

僕の意識は途切れた。

 




いかがだったでしょうか、いろいろおおすぎて説明しきれません、予告との変更もあります。

次回から、話は、闇の中で、進みます。

管理局が登場しました。プレシアは管理局で働いています。

感想はどんなものでも、受け止めます。

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20話 光が消えたあと編

こんにちは、今回は戦闘も学園パートもありません。

和人達が、闇の中をさまよいます。

それでは本編です。


~アリシア側~

「ここはどこ?」

前が見えない、光がない、誰の声も聞こえない、

 

 

あるのは恐怖感だけでした。

 

 

~フェイト側~

「あれ、私は誰?そう、私はフェイト▪テスタロッサ」

 

私は、記憶を失いかけた。

 

早くみんなを見つけないと。

 

「それにしても、なのは、貴方はなんであんな事を?

私が出会ったときの貴方は、必死に和人と詩乃ちゃんを助けようと頑張ってたのに。そんなあなたが、家族や友達まで消して、成し遂げたい物はなんなの?」

 

考えれば、考えるほど、わからなくなった。

 

 

「進もう、前に。」

 

私は、歩き出した。

 

「アリシアお姉ちゃんー、和人君、何処ー」

 

早く、無関係の人達を助けないと。

 

「でも、どうすればいいの?」

 

~和人側~

「あれ、ここはどこ?そっか、闇に取り込まれたんだ。」

 

あ、暗いな、光なんかひとつも無いじゃん。

 

 

「どうしょう、とりあえず、移動しょう。」

 

僕は移動を始めた。

 

「あ、アリサお姉ちゃん。」

 

僕はアリサお姉ちゃんを、見つけたが、アリサお姉ちゃんは眠っているように目を閉じ動かなかった。

 

「アリサお姉ちゃん、アリサお姉ちゃん、」

 

僕は何度も呼んだが結果は同じだった。

 

 

「お願い、目を覚まして、元のアリサお姉ちゃんに戻って。」

 

僕は大声で言った。

 

 

~アリサ側~

「和人君?和人君、貴方もいたのね。」

 

私は、苦しかったけど言った。

 

 

~和人側~

「アリサお姉ちゃん、起きたんだね。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「二人共、ラブラブはそこまでにしてね、どうせここからは出れないから、あと、アリサちゃん、もう少し眠ってて。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「なのは、どこから話してるんだ、早くみんなを開放しろ。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「うーん、別にいいんだけど、交換条件があるの。あなたが私の物になってくれるなら、開放してあげる。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「…」

 

~なのは側~

「そうだよね、自分の命を、人のために使えないよね。

そうだ、いいこと教えてあげる。私が呼んだ詩乃は、私が作ったコピーなの、ほんとの詩乃は、今頃病院のベッドの上で、何も話さずに、動けずにしているよ。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「和人君、嘘に騙されちゃ駄目、あいつが狙っているのは和人君のリンカーコアとデバイスだよ。誰も開放する気なんかないの。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「あは、バレてたの?勿論だよ。リンカーコアのない人間たちからは命を吸収してるんだけどね。」

 

私は、笑いながら言った。

 

 

~フェイト側~

「全部聞いたよ、高町なのは、貴方は魔導師の力を奪い、平和に暮らしていた人達からは、大事な命を吸収した。これだけで、貴方は管理局に連行される。もしかしから、こっちの世界に帰って来られないかもね。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「フェイトちゃん、そんなプライド捨てちゃいなよ。

まだわたし達小学生だよ、遊べるんだよ。」

 

私は、言葉でフェイトちゃんを誘惑した。

 

 

~フェイト側~

「プライド…捨てる…まだ小学生…遊べる。」

 

私は、呟いていた。

 

~なのは側~

「フェイトちゃん、こっち側へおいで。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「はい、なのは」

 

私の体は勝手に動いていた。

 

~アリシア側~

「フェイト、どこに行くの、戻って来なさい。」

 

私はそう言ったが、フェイトの目を見てわかった。

 

光が無かった。操られていたのだ。

 

「よくも、フェイトを、許さない。」

 

「サンダーレイジ」

 

私は魔法を使った。

 

~なのは側~

「フェイトちゃん、お願い。」

 

~フェイト側~

「はい、なのは」

 

「バインド」

 

 

~アリシア側~

「フェイト、早く解除しなさい。和人君にまでかけて何してるの。」

 

そう、言ったけど、二人は闇の中に消えていった。

 

 

 

 




いかがだでしょうか、

そして、フェイトが、なのはの仲間に。

感想はどんなものでも、受け止めます。

感想、評価、お気に入り登録を、してくれた皆様、ありがとうございます。


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今回は、いろいろあり、一話しか投稿できません。
ごめんなさい。


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21話 決着をつけよう編 和人パート

こんにちは、今回は和人となのはが、アリシアとフェイトが戦います。

和人パートとアリシアパートに分けました。

それでは本編です。


~和人側~

「フェイトお姉ちゃん、なんでどうして?裏切ったの?

なのはの味方になっちゃったの、管理局のお仕事はどうするの?」

 

僕は叫んだが、深い深い闇の中に沈んでいくだけだった。

 

 

~アリシア側~

「和人君、落ち着いて、聞いて、フェイトは、自分から仲間になったんじゃないの、あの子はなのはに洗脳されてるの。」

 

いくら強がってても、和人君はまだ甘え足りない子供だもん、お姉ちゃんの私がしっかりしないと。

私は思った。

 

「そうだ、和人君、今だけでもいいから、任務とか、いろんな事を忘れて、私に甘えてみない?貴方はまだ子供なんだよ。これは、私からのお願い。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「アリシアお姉ちゃんのお願いでも聞けないよ。だってまだ事件は解決してないし、フェイトお姉ちゃんも、助けなくちゃ。それに、もうそこまで、魔力反応が来てる、しかも二人共だよ。」

 

僕は言った。

 

 

 

~なのは側~

「そうだよ、和人のお姉ちゃんは、私だけ、この世に私しかいないの。お願い、私の元に戻って来て。」

 

~和人側~

「デバインバスター、サンダーレイジ」

 

僕は、魔法を放った。

 

 

~フェイト側~

「和人、残念だよ、貴方ならなのはのやっている事の素晴らしさがわかると思ったのに。」

 

私は言った。いや、勝手に、体と口が動いた。

 

「なのは、私はアリシア▪テスタロッサを倒して来るね。」

 

~なのは側~

「わかった。フェイトちゃん。お願いね。」

 

私は言った。

 

「よし、和人、始めようか、最初で最後の本気の勝負を。」

 

~和人側~

「来い、なのは。」

 

僕は言った。

 

「ハンドガンモード、スターライトブレイカー」

 

僕は、ハンドガンモードでスターライトブレイカーを放った。

 

「お前の動きは読めてる。」

 

僕は、移動した方向にもう一発放ちました。

 

~なのは側~

「うん、楽しいね和人、貴女が成長してくれて、お姉ちゃんは嬉しいよ。そうだ、いいもの見せてあげるね。」

 

そう言って私は指を鳴らした。

 

 

~和人側~

「まさか、お母さん達?それなら、守りながら戦うしかない。射撃戦だ。」

 

~なのは側~

「あれー、和人、分かっちゃった?そうだよ、私達の家族だよ。まぁー、動かないし、喋らないけど、生きてるよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ふ、やっぱりそんなところか、守りながら戦えばいいんだよ。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「それでこそ、和人だよ。さぁ、続けよう、わたし達のゲームを。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「続ける?もう、終わっているさ、そのバリアジャケットとデバイスで、何をするつもりなんだ、降伏しろ、こっちには、まだ手があるんだよ。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「確かに私は戦えないかもしれない、けど、手がないとは言ってないよ。」

 

「ここの闇を全て取り込んだらどうなるかな?今より強くなれるかな。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「やめろ、もうお前は終わりだ、もうすぐ援護が来るという連絡だった。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「へぇー、分かっちゃった、この闇の障壁が、内側からは出れないけど、外側からは突入できることに。」

 

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「和人、大丈夫か、よく頑張ったな、後は僕に任せてくれ。」

 

「エターナルコフィン」

僕は、確実に、高町なのはの手足と、デバイスを凍らせた。

 

 

~なのは側~

「…貴女が管理局の援軍ね…和人、いい友達を持ったね。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「闇の障壁がきえない?どうしてだ。」

 

~和人側~

「クロノさん、ジュエルシードを、使いましょう。」

僕は言った。

 

~クロノ側~

「だめだ、危険すぎる。」

僕は言った。

 

~なのは側~

 

「闇を消す方法?一つだけあるよ。この場にいる人質をすべて消せば、闇は消えるよ。」

 

私は言った。

 

 




いかがだでしょうか、途中ですが、終わります。

クロノを、登場させました。

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21話 決着をつけよう編 和人パート 続き

こんにちは、今回は、和人パートの、続きになります。

アリシア編は、明日になります。

それでは本編です。


~クロノ側~

「なんだと、まさかそういう事だったとは。それじゃ永久に破壊出来ないじゃないか。」

 

~和人側~

「だったら僕の魔力を使ってください、それて助かるなら、惜しくないです。」

 

僕は言った。

 

~クロノ側~

「君がそんなことをやってなんになる。君は命を捨てるきか、君がそんなことをする必要はない。もうすぐ、僕達の母艦のアースラが来る。アースラのシステムなら、突入も離脱もできる。人質を転送して、結界を消すことも可能だ。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「そうですね、それまで、聞けることは聞いておきましょう。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「ふふ、まだ終わってないよ。まだ、フェイトちゃんが、アリシア▪テスタロッサを倒そうとしてるから、見ものだよ、信じていた姉妹が、潰し合うのは。」

 

~クロノ側~

「笑わせるな、どうせ、フェイトを惑わして、味方に引き込んだんだろう、友達?聞いて呆れるな。」

 

~なのは側~

「最初は楽しかったよ、まだ、普通の女の子で、普通の暮らしがあって、友達やお父さん、お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん、そして、弟の和人がいる生活がね。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そうか、だが君は、その生活を自分の手で壊した。

そうだ、お前は、自分の人生以外に友達の人生、家族の人生、フェイトやアリシアの信頼、すべて君が壊した。

 

そうだ、和人は、僕の家族か、テスタロッサ家に引き取られるそうだ。

 

それについては依存はないな。」

 

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「無いわ、どちらの家に引き取られても、和人ならやって行けるわ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ちょっと待って。なんで僕が、引き取られるんですか?僕は、海鳴市で、家族と暮らします。」

 

僕は言った。

 

~クロノ側~

「まて、和人、今とは言ってない、すべてが終わって、管理局に正式に配属されて、親御さんに説明してからだ、大丈夫、帰りたくなったら、休みをとって帰ってこられる。魔法の事も、言って大丈夫だよ。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「はい、わかりました。しばらくは、アースラにいますね。」

 

僕は言った。

 

~クロノ側~

「ああ、そうしてくれると助かる。」

 

来たみたいだ。

 

僕がそう言うと、一隻の船が突入してきた。

 

~リンティ側~

「クロノ、和人君、罪人を連れて、アースラに乗って、その後で、フェイトさんとアリシアさんの戦闘に介入し、人質を安全域に転送、救急の用意を。最後に、この船の主砲で、結界を破壊します。」

 

~クロノ側~

「了解。」

 

~和人側~

「わかりました、艦長。」

 

僕達はアースラに転送された。




いかがだでしょうか、これで、アリシア編に突入します。

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21話 決着をつけよう編 アリシアパート

こんにちは、今回はアリシア編です。

フェイトとアリシアが戦います。

それでは本編です。


~アリシア側~

「フェイト、私の可愛い、大切な妹。」

 

私は、フェイトと向かい合いながら言った。

 

 

~フェイト側~

「お話はおしまいだよ。なのはのためにも、貴方を倒す。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「そっか、そうだよね。私達は今、戦うしか無いんだよね。やろう、勝ってあなたを取り戻す。」

 

私はデバイスを構えた。

 

~フェイト側~

「バルディッシュ、遠慮はいらないからね、行くよ。」

「サンダーレイジ」

 

私は放った。

 

 

~アリシア側~

「サンダーレイジ」

私も同じ魔法をぶつけた。

~フェイト側~

「アリシアお姉ちゃん、楽しいね。」

私は言った。

 

~アリシア側~

「あなたまさか、戦いを楽しんでいるの?」

 

私は聞いた。

 

~フェイト側~

「バルディッシュ、あのモードを使うよ。」

 

「バルディッシュ、レイジングモード」

 

「スターライトブレイカー」

 

私は、大量の雷をまとった魔法の光を放った。

 

~アリシア側~

「もうそろそろかな、クロノ、リンティさん。」

 

~クロノ側~

「和人、聞いたな、行くぞ。」

 

僕は言った。

~和人側~

「わかりました。」

 

僕も言った。

 

~クロノ側~

「二人共、そこまでだ。戦いをやめろ。アリシア、フェイトはこちらで預かるよ。」

 

僕は言った。

 

~フェイト側~

「お前は誰だ。なんで私の名前を知ってるの?」

 

~和人側~

「艦長、二人を回収しました。人質の転送及び、結界の破壊をお願いします。」

 

僕は言った。

 

 

~リンティ側~

「わかったわ、和人君、全員、任務を第二段階へ。」

 

 

~アリシア側~

「クロノ、どうやって転送するの?」

 

私は聞いた。

 

~クロノ側~

「アースラの転送技術なら、どこでも転送できるから、それを使う。」

 

僕は言った。

 

~エイミィ側~

「艦長、転送準備完了しました。クロノ達も、一旦戻ってきて。」

 

~クロノ側~

「了解。」

 

僕達は、抵抗するフェイトをバインドで拘束しながら、アースラに戻ってきた。」

 

 

~リンティ側~

「転送開始!!」

 

自分の声が、告げると同時に、人質の安全域への転送が始まった。」

 

 

エイミィ側~

「艦長、転送率半数をきりました。いけます。

後、30パーセントです。」

 

「成功です、拘束されていた人質はすべて、安全域に転送されました。」

 

 

~リンティ側~

「了解、アースラ、全攻撃兵装起動、最突入後、結界を破壊する。」

 

そう言うと、アースラは、移動を始めた。

 

 

~和人側~

「これで終わったんだね。全部。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「そうだよ、和人君、また、楽しく遊ぼうね。」

 

私は言った。

 

 

「だから、今はゆっくりお休み。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「うん、アリシアお姉ちゃん。」

 

僕は、強い眠気が襲って来て、寝てしまった。

 

~クロノ側~

「フェイト、しばらく、ここにいろ。」

 

僕は、一応フェイトを、閉じ込めた。

 

「次は、容疑者のほうか。」

 

僕は、違う留置所へ歩き出した。

 

行くのは、最重要の犯罪者がいるところだ。

 

~なのは側~

「はぁ、これで、私も死んじゃうんだ。

でも、どうしてだろう?これから死ぬのに、涙がでないや。」

 

~クロノ側~

「君は、死刑にはならないぞ。まだ、未成年だからな。

そこは、どの世界でも一緒さ。大丈夫、君が、罪を認めて、また真面目に歩き出すなら、無罪にすることも出来る。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「そっか、考えてみるね。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そろそろ作戦が終わる時間だ、ブリッジに行こう。」

 

 

~エイミィ側~

「作戦終了、お疲れ様でした。」

 

~リンティ側~

「お疲れ様、子供達に連絡を。」

 

~エイミィ側~

「和人君、アリシアちゃん、クロノ、作戦終了です、至急ブリッジまできてください。」

 

~アリシア側~

「どうしょう?和人君、寝ちゃってるし。そうだ、抱っこしていこ。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「アリシア、和人は寝てるんだろ、ならいいじゃないか、部屋に連れってあげろよ、

一番辛かったのは、和人だから。」

 

僕は言った。

 

 




いかがだでしょうか。今回は、ここで、終わりです。

続きは、今日の夕方投稿します。

感想はどんなものでも、受け止めます。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


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21話 決着をつけよう編 アリシアパート 続き

こんにちは、今回はアリシアパートの続きです。

それでは本編です。


~アリシア側~

「クロノ、和人君はこれからどうするの?」

 

私は、和人君をベッドにの寝かせながら聞いた。

 

~クロノ側~

「まず、家族が目覚めて、普通に生活ができるようになってきたら、僕と艦長が和人の家に行って全てを説明する。もちろん、魔法の事も、それに、和人にも言っていないことがある。あの子にこれ以上負担はいらないからな。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「なのはの裁判は見せるの?いくら犯罪者といっても、和人君はなのはの弟なのよ、血の繋がった姉が、裁かれる姿なんて、幼い和人君にしたら、苦痛でしかないわ。最悪、精神を壊されるかも。」

 

~クロノ側~

「そうだな、考えておかないと。それに、もう一人、裁判を見せるか、見せないのか、悩む子がいる。

しかも、その子は、和人にも合わせない方がいいかもしれない。」

 

僕は言った。

 

~アリシア側~

「それは誰なの?まさか、詩乃ちゃん?」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「そうだ、綾乃詩乃は、本当は高町詩乃、和人の双子の妹だ。詩乃は、兄弟の中で、唯一、問題にまきこまれたため、親戚の綾乃家に引き取られたんだ。」

 

僕は、端末のデータを見て言った。

 

~アリシア側~

「クロノ、和人君と詩乃ちゃんは、私が引き取る。それで、みんなで管理局で働く。小学校はミットチルダの学校の初等科似通う、もちろん、私達も。あそこなら、そのまま、中等科に行ける。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そうだな、それが一番いいのかもしれないな。

でも、アリシア達だけで、生活できるか?」

 

僕は聞いた。

 

~アリシア側~

「大丈夫よ。早く、ブリッジに行こう。」

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そうだな、行こう。」

 

僕も言った。

 

 

~リンティ側~

「クロノ、アリシアさん、お疲れ様、今から本艦は管理局の本部に向かいます。そこで、すぐ、容疑者を引き渡します。それと、回収した、ロストロギアである、ジュエルシードも同時に引き渡します。わかりましたね。

 

ところで、和人君は?」

 

~アリシア側~

「和人君は、疲れて、部屋で眠っています。

起こしたらいけないと思い、私達だけできました。」

 

私は言った。

 

 

「艦長、お願いがあります。和人君と双子の妹の詩乃ちゃんをすべてが終わったら引き取りたいんです。

 

私とフェイトが育てます。」

 

 

私は言った。

 

~リンティ側~

「何処で、それを聞いたか教えてくれる?

それによって返答によって変わるわ。」

 

~アリシア側~

「クロノに聞きました。

これで満足ですか?」

 

~リンティ側~

「そうね、満足よ。大丈夫ね。」

 

~アリシア側~

「ありがとうございます。艦長」

 

私は言った。

 




いかがだでしょうか。
タイトルの双子とは、和人と詩乃のことでした。





感想はどんなものでも受け止めます。

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22話 詩乃ちゃんと僕との関係の変化編

まず、最初に謝罪します。

昨日は、投稿できなくて、申し訳ございません。



それでは本編です。


~和人側~

「どうして、詩乃ちゃん?僕の双子の妹だってこと黙ってたの?知らなかったの?どっちなんだろうね。」

 

僕はアースラの自室のなかで、ベッドで、呟いていた。

 

 

「そうだ、海鳴市の病院に行けば、わかるかも。」

 

僕は思った。

 

でも、艦長が許してくれるかわからなかった。

 

「とりあえず聞いてみよう。」

 

僕はそう思って、渡されていた管理局の制服に着替えて歩き出した。

 

 

~リンティ側~

「二人共、もう、部屋に帰って休みなさい。それと、アリシアさん、フェイトさんが、正気に戻ったそうだから、会いに行ってあげて。」

 

~アリシア側~

「はい、今から向かいます。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「アリシア、これが、フェイトの牢獄を開けるカードキーだ、落とさないようにな。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「うん、ありがとうございます、クロノ、艦長。」

 

私は、お礼を言った。

 

 

~フェイト側~

「此処はどこ?なんで私、捕まってるの?」

 

私は、自分の記憶を思い起こしてみた。

 

「そっか、私、なのはの犯罪に手を貸したんだ。

でも、なんで?最初はなのはを捕まえようとしてたはずなのに?そっか、あの時、なのはの優しい言葉に、闇に操られたんだ。」

 

私は、一個一個、記憶を復元していった。

 

 

~アリシア側~

「フェイト、目覚めた気分はどう?まだ無理しなくていいけど、ゆっくりでいいから、私の部屋に来て、大事な話があるから。」

 

私は、フェイトの牢獄の扉と、手錠を解除した。

 

 

~フェイト側~

「アリシアお姉ちゃんは、私のこと怒ってないの?

 

あの時、なのはの言葉に惑わされて、私は戦いたくなかったの。でも、アリシアお姉ちゃんが来たとき、私の口が、勝手に喋ったの、アリシアお姉ちゃんを倒すって、その後、勝手に体が動いて、魔法がでて、気がついたら、ここにいた。操られていたときは、寝ている感じだったの。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「怒ってるけど、今は貴方が戻ってきたほうが嬉しい。

私は先に行ってるね。ゆっくり来るんだよ。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「うん、アリシアお姉ちゃん。」

 

私は、返事をした。

 

 

~和人側~

「艦長、お願いがあります。海鳴市の病院に行きたいんです。ちゃんと詩乃ちゃん、いや、詩乃と向き合って、話しをしたいんです。」

 

僕は言った。

 

~リンティ側~

「和人君、気持ちはわかるけど、今は会うべきじゃないと思うは、だって、いきなり、友達から、妹になった詩乃さんの気持ちも考えなきゃ。」

 

 

~和人側~

「そうですね。でも、約束してください、すべてが終わったら、一旦海鳴市に帰ることを、大丈夫です。病院にいって、家族にあったら、ちゃんと戻ってきます。」

 

僕は言った。

 

~リンティ側~

「わかった、約束するわ。」

 

 

~和人側~

「ありがとうございます。艦長」

 

僕は、お礼を言って、艦長室を出た。

 

 

~アリシア側~

「フェイト、よく聞いて、詩乃ちゃんは和人君の双子の妹だったの、それで、私と、フェイトと、和人君と、詩乃ちゃんで、暮らそうと思うの、私達がママになってね。学校はミッドの初等科のある学校に通うし、あそこなら、中等科もあるから、進学には、問題ないしね。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「うん、問題ないと思うよ、素敵じゃん、みんなで暮らすって。」

 

私は言った。




いかがだでしょうか、フェイトの洗脳が解けました。

そして、和人は、海鳴市に、行けるのか。

感想は、どんなものでも受け止めます。

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23話 詩乃ちゃんの元へ編

こんにちは、今回は和人がリンティとの約束を破って海鳴市へ行きます。

それでは本編です。


~和人側~

「リンティさんにはああ言ったけど、やっぱり行かなきゃ。」

 

僕は、制服を脱いで、私服に着替えて、転送ゲートに向かった。

 

~クロノ側~

「和人、どこに行くんだ。まさか、詩乃の所か?」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「はい、僕はどうしても行きたいんです。すべてが終わってからじゃいけないんです。」

 

僕は言った。

 

~クロノ側~

「そうか、僕が、誤魔化しておくから、必ず帰ってこい。」

 

僕は、透明なクリスタルを渡した。

 

「それは、好きなところに移動できるクリスタルだ。

今は、ゲートを開けるが、帰りはそれで、アースラに帰ってこい。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「はい、クロノさん、ありがとうございます。」

 

僕は言った。

 

 

「クロノさん、必ず、詩乃を連れて帰ってきます。」

 

 

~クロノ側~

「ああ、待ってるよ、僕もあってみたいしね。」

 

そう言うと、僕はゲートの行き先を海鳴市の詩乃の病室の前に指定した。

 

 

~和人側~

「詩乃、待っててね、今行くよ。」

 

視界が白くなって、気がついたら、見慣れた、海鳴市の病院があった。

 

「なのはが病院を壊さなかった理由はこれか。」

僕は思ったけど、すぐに忘れることにした。

 

 

~詩乃側~

「此処は、病院、なんで私、病院に?そっか、家族が行方不明になって、でも、この記憶はなに?闇の中にいる記憶、なのはお姉ちゃんに利用されて、和人君に攻撃しちゃった。それで、後ろには、え、私の家族?なんでいるの?それに…」

 

私は、思い出すほど、悲しくなった。

 

 

~和人側~

「詩乃、迎えに来たよ。僕のことわかる?本物の和人だよ、詩乃の双子の兄だよ。」

 

~詩乃側~

「和人君、どうして?しかも、和人君が私の双子のお兄ちゃん?じゃあ、私の家族は?あの家のこどもじゃないの?じゃあ私の本当の名前は、綾乃詩乃じゃない、高町詩乃、高町家の、子供なんだ。」

 

「なんか変だと思った。だって、私の小さい頃の写真が一枚もないもん。」

 

私は、目覚めたばかりの冷たい声で言った。

 

 

~和人側~

「そうだよ、詩乃、だけど、おばさん達も、詩乃の家族だよ。さぁ、一緒にアースラに帰ろう。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「アースラって、なあに?まさか、和人お兄ちゃん、管理局に入ったの?」

私は言った。

 

 

~和人側~

「まだ、完全じゃないけどね、すべてが終わったら、お母さん達に説明して、ミットに引っ越す。それで、詩乃と僕とアリシアお姉ちゃんとフェイトお姉ちゃんと、暮らすことになってる。ちゃんと行く学校も決まってるから安心して。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「和人お兄ちゃん、そこまで考えてくれたんだね。嬉しいよ。」

 

私は言った。

 

「私はいつでもミッドに行くよ。今から行ってもいい。

服や、必要なものは、全てあるから。」

 

~和人側~

「待って、いまゲートを開くから。」

 

僕は詩乃と手をつないで、ゲートを開きアースラに戻った。

 




いかがだでしょうか、今回は詩乃がアースラに来る話にしました。

詩乃は途中で目覚めていたことにしました。


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24話 取り戻した家族編

こんにちは、今回は、和人と詩乃がなのはの元に行きます。

それでは本編です。


~和人側~

「詩乃、着いたよ、目を開けて。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「ここがアースラ、時空管理局の戦艦。」

 

私は言った。

 

 

 

~リンティ側~

「和人君、やっとは帰ってきたわね。命令無視をして何か言うことはある?」

 

 

 

~和人側~

「ありません、ても、自分の信じる正しいことをした自信はあります。」

 

 

僕は言った。

 

 

~リンティ側~

「そう。今回はいいけど、次はないわよ。覚えて置いてね。」

 

「詩乃さんの部屋は、和人君の隣よ。」

 

 

~和人側~

「それじゃ、詩乃、行こうか。」

僕は言った。

 

 

 

~詩乃側~

「うん、和人お兄ちゃんとならどこまでても行くよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「まず、アリシアお姉ちゃんとフェイトお姉ちゃんの所に行って、それから、詩乃に紹介したい人がいるから、そこに行って、最後に、なのはのところに行こうと思うんだ。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん。最後はあまり行きたくないけど、和人お兄ちゃんとなら行けるよ。じゃあ、アリシアお姉ちゃんとフェイトお姉ちゃんの所に行こう。」

 

私は歩き出した。

 

 

~和人側~

「詩乃、あんまり走ると転ぶよ。それに、まだ、来たばっかりで道も知らないでしょ。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「いらっしゃい、詩乃ちゃん、そして、おかえり、和人君。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「二人共、成長したね。初めてあった頃とは大違いだよ。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「よし、家族がみんな揃ったね。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「アリシアお姉ちゃん、フェイトお姉ちゃん、クロノさんが、詩乃に会いって言ってて。でも、場所がわからないんです。」

 

 

~アリシア側~

「クロノがそんなこと言うなんて。わかったわ、クロノの部屋に案内してあげる。それと、今度からは、アリシアママと、フェイトママって、呼んでね。」

 

私は言った。

 

 

 

~和人側~

「わかった、アリシアママ」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

 

 

「はーい、アリシアママ。」

 

私も言った。

 

 

 

~フェイト側~

「可愛いー、やっぱり子供って可愛いーね、アリシアお姉ちゃん。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「フェイト、本当は、私達もその子供なんだけどね。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「そっか、いろいろありすぎて、実感なかったけど、私達まだ小学生何だね。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「フェイトママ、泣きそうだよ。大丈夫?」

 

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「大丈夫だよ、和人君、さぁ、クロノの所に行こう。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「僕がどうかしたのかい?あ、そう言う事か。和人、おかえりなさい。そして、君が詩乃だね。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「よろしくお願いします、綾乃…違った、高町詩乃です。和人お兄ちゃんがお世話になってます。」

 

私も言った。

 

~クロノ側~

「僕は、まだ、仕事があるから、少し席を外すよ。

あ、そうそう、後で僕の部屋に来てくれ、皆にプレゼントがあるから。」

 

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「詩乃、それじゃ、最後の場所だ。行けるね。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「和人お兄ちゃん、大丈夫。」

 

私も言った。

 

 

~アリシア側~

「まさか、二人共、なのはの所に行くつもり?」

 

私聞いた。

 

 

~和人側~

「うん、アリシアママ、僕達も向き合って見ようと思って。」

 

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「二人共、それが、本当なら、二人だけで行きなさい。

これが、なのはの牢獄の鍵よ。帰ってきたら、飲み物を作ってあげるから、私とアリシアお姉ちゃんの部屋に来て。」

 

 

~和人側~

「うん、フェイトお姉ちゃん。」

 

僕は言った。

 

僕と詩乃は、なのはの牢獄に向かって歩き出した。

 

 

 

~なのは側~

「誰もいない、一人は慣れてたと思ってたのに。大事な人達や、友達まで、傷つけて、何が、私の心よ、みんなの方が、傷ついてるじゃないの。和人、詩乃、私の可愛い、弟と妹。貴方達は、私のようにはならないでね。」

 

私は、誰もいない、檻の、中で言った。

 

 

~和人側~

「なのは…なのはお姉ちゃん、久しぶりだね、さっき言ってたこと、聞こえちゃったよ。どうして、後悔するならあんなことしたの?」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「なんでだろうね、自分でもわからないの。和人と喧嘩してから、なんだか、闇に飲まれちゃったみたいなの。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「なのはお姉ちゃん、無理しないでね、ほんとの妹になった以上はフォローするから。」

 

私は言った。

 

 




いかがだでしょうか、なのはが、自分でやった事を考えるようになりました。

感想はどんなものでも受け止めます。

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25話 なのはの約束編

こんにちは、今回はなのはと詩乃&和人メインの話です。

それでは本編です。


~なのは側~

「詩乃、和人、貴方達はもうここには来ない方がいいかもしれないの、今日が最初で最後だよ。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「やだ、ダメって言われても来る。絶対にだよ。お姉ちゃんの元に来たらおかしいなんてありえないもん。だから、お姉ちゃんも、安心して。」

 

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「そうだよ、なのはお姉ちゃんのいない場所なんて嫌だよ。またみんなで遊ぼうよ。」

 

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「ありがとう、二人共、やっぱり、貴方達はいい子だね。和人、詩乃の面倒をちゃんと見るのよ。詩乃は、お兄ちゃんの言う事をよく聞いてね。二人共、フェイトちゃんやアリシアさん、大人の人達に困ったことがあったら相談してね。最後に、絶対、皆の元に帰るからね。これが、お姉ちゃんからの約束だよ。」

 

そう言って私は、水色と緑のペンダントの片割れを和人と詩乃にあげた。

 

「それを持っていれば、みんな繋がってるよ。」

 

私は、自分のペンダントの片割れを見せた。

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、約束、絶対に守るからね。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「私も、守るよ。絶対に。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「ありがとう、二人共、ほら、もう行きなさい。詩乃も今日は疲れたでしょ。部屋で休みなさい。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「行こう、詩乃、フェイトママ達に呼ばれてたし。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「そうだね、行こうお兄ちゃん。」

 

私も返した。

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、辛いかもしれないけど、鍵をかけるね。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「大丈夫。慣れたから。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、バイバイ。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「バイバイ、なのはお姉ちゃん。」

 

私も言った。

 

 

~なのは側~

「バイバイ、二人共。」

私は、見えなくなるまで手を振った。

 

 

~和人側~

「詩乃、フェイトママの所に行こう。」

 

僕たちは、手を繋いで、歩き出した。

 

 

~フェイト側~

「二人共、遅いな、やっぱり、まだ早かったかな。」

私は言った。

 

~アリシア側~

「フェイトだよ、二人で行ってきてって、言ったのは。」

 

「でも、確かに早かったかもね、詩乃ちゃんの事も、なのはの事も。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「ただいま、フェイトママ、アリシアママ」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「ただいま、会いたかったよ、フェイトママ、アリシアママ」

 

私も言った。

 

 

 

~アリシア側~

「二人共、元気がいいね。何があったの?」

 

私は聞いた。

 

~詩乃側~

「えっと、なのはお姉ちゃんに綺麗な石をもらったの、

これがある限り、どこでも一緒って、言われたの、それで、必ずみんなの元に帰って来るって。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「なのは、また、明るくなったね、罪を認めたんだね、絶対に無罪にするから。」

 

私は、心の中で言った。

 

 

~アリシア側~

「なのは、やっぱり、いい子だったんだね。待っててね。無罪にしてあげるから。」

 

私は、心の中で言った、多分、フェイトも、している事を。

 

 

~フェイト側~

「それじゃ、お茶に、しよう。こっちは冬だから。あったかいのにしたよ。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「そっか、私達もう夏休みなんだ。こっちに来てすごい時間がたったんだね。」

 

私は言った。




いかがだでしょうか、なのはと和人と詩乃は、みんなとまた会うと約束しました。

そして、海鳴市は夏、ミッドは冬にしました。

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感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。これからも、ぜひ読んでください。


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26話 クロノのプレゼント編

こんにちは、今回は、クロノのプレゼント編です。

クロノの用意したプレゼントは何なのか、この話でわかります。

それでは本編です。


~クロノ側~

「遅いな、みんな、早く来ると思ったのに。」

 

僕は、いろんな色のリボンを付けた紙袋を持ちながら言った。

 

「こっちから行くか。」

僕は、そう言って、部屋を出た。

 

~和人側~

「フェイトママ、アリシアママ、クロノさんが、部屋に来てって言ってなかった?」

 

僕は、クッキーを片手に持って言った。

 

~アリシア側~

「あ、忘れてたと思ったら、それだったか。」

 

私は言った。

 

「みんな、早く行こう。」

 

 

~フェイト側~

「そうだね、和人君、教えてくれてありがとう。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「もう、ママ達しっかりしてよ。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「ごめんね、詩乃」

 

私は誤った。

 

 

~クロノ側~

「ここが、アリシアとフェイトの部屋か、」

 

僕は、ドアのボタンを押して、アリシアを呼んだ。

 

 

「アリシア、いるかい?用があるから来たよ。」

 

 

~アリシア側~

「あ、クロノ、今みんなで行こうと思ってたの。さぁ、入って。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そうか、じゃあ、お邪魔するよ。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「あ、クロノさんだ。こんにちは。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「クロノさん、こんにちは。」

私も、挨拶をした。

 

 

~フェイト側~

「ごめんね、クロノ、忘れちゃって。」

 

私は誤った。

 

 

~クロノ側~

「大丈夫だよ、皆。謝らなくていい。先走った僕も悪いんだ。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「はい、クロノ、コーヒーだよ。」

 

私は、クロノにコーヒーを入れた。

 

~クロノ側~

「ありがとう、アリシア。」

 

「実は、皆に渡したい物があってね。」

 

僕は、4つの袋を取り出した。

 

 

「僕からプレゼントだ。開けてみてくれ。」

 

~和人側~

「わぁー、ゲームソフトだ。しかも、新しいやつだ。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「かわいい、猫のぬいぐるみだ。ありがとう、クロノさん。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「私は、カチューシャだ。綺麗。ありがとう、クロノ」

 

私は、お礼を言った。

 

~フェイト側~

「私は、新しいリボンだ。ありがとう。」

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「喜んでくれて良かったよ。あと4つは、艦長とプレシアさんと、エイミィとなのはだ。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「所で、クロノ、どうして、急にプレゼントなんか?」

 

~クロノ側~

「それは、普段みんなにお世話になってるからかな。」

 

僕は言った。

 

 

 

~アリシア側~

「なるほどね。クロノは優しいね。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「皆で、プレゼント渡しに行きませんか?みんなお世話になってるからか、準備したのはクロノさんだけど、皆の気持ちは一緒だと思うから。」

 

僕は言った。

 

 

~クロノ側~

「そうだな、それがいい。」

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「やっぱり、お兄ちゃんはすごいなぁ。」

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「うん、そうだね。」

私は、反対する気はなかった。

 

 

~アリシア側~

「そうよ、みんなお世話になってるもんね。行きましょう、皆で。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「全員OKですね。」

僕は言った。

 

 

 

 




いかがだでしょうか、今回はこれで終わりです。

次回は、皆でプレゼント渡しで、アースラを、回ります。


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27話 皆でお礼しよう編

こんにちは、今回は、皆でアースラを、回ってプレゼントを渡します。

今回は、なのは編です。
後のキャラは次回やります。

それでは本編です。


~クロノ側~

「それは、そうとどこから行くんだ?」

僕は聞いた。

 

~和人側~

「あ、考えてなかった。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「もう、行くならリンティさんの所からでしょ。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「艦長…いや、母さんはもうすぐ本部に着くって忙しいから後にしよう。」

 

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「じゃあ、なのはの所に行って欲しいの、あの子も寂しがってると思うから。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「ああ、いいよ。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「わーい、なのはお姉ちゃんのところだ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「ありがとうございます、クロノさん。」

 

僕は言った。

 

 

~クロノ側~

「気にするな、それと、僕からもお願いだ。和人は、最近頑張りすぎてるから、たまには普通の、色々な物を見て、たくさん遊んで、好きな人といる時間を増やす。

まとめると、普通の小学生に戻って欲しいんだ。

 

これは、詩乃のためでもあるんだ。だから、しばらくの間でいいから、お願いだ。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「はい、わかりました。クロノさん…いや、クロノお兄ちゃん。」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「和人君、やっと言う事を聞いてくれたね。ママ、嬉しいよ。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「クロノお兄ちゃん、意外といいな。」

 

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「クロノ、なんか嬉しそう。」

 

 

 

~詩乃側~

「早く行こうよ、フェイトママ、アリシアママ、クロノお兄ちゃん、和人お兄ちゃん。」

 

私は、言った。

 

 

~クロノ側~

「そうだな、行こうか。」

 

僕は言った。

 

 

~それから数分後~

 

 

 

~なのは側~

 

「皆揃ってどうしたの?」

私は聞いた。

 

 

~クロノ側~

「なのは、実は君に渡したい物があってね。」

 

僕は、そう言って、紙袋を手渡した。

 

 

~なのは側~

「嬉しい、開けてみていい?」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「ああ、勿論だ。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「かわいい、これ、フェイトちゃんのリボンと同じやつだ。ありがとう、クロノ君。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「喜んでくれて良かったよ、それで、お願いだ。僕と友達になってくれ。」

 

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「こんな私で良かったら。お願いします。クロノ君。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「なのは、困ったことがあったら、いつでも呼んでね。」

 

私は、通信端末を渡した。

 

 

~和人側~

「ごめんなさい、なのはお姉ちゃん、僕達からはあげれるものはないの。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「本当にごめんなさい、なのはお姉ちゃん。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「大丈夫だよ、みんなが会いに来てくれた事が、一番嬉しいよ。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「なのは、私からは、本をあげる。」

 

面白い小説だから、読んでね。

 

 

~なのは側~

「ありがとうございます、アリシアさん。」

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「みんな、もう、言うことはないな。」

僕はそう言って、檻を閉めた。

 

 

~詩乃側~

「バイバイ、なのはお姉ちゃん。」

私は言った。

 

 

~なのは側~

「バイバイ、詩乃、和人、アリシアさん、フェイトちゃん、クロノくん。」

 

私は言った。

 

 

 

 

~和人側~

「僕達は、元の廊下に戻ってきた。」

 

「次はどこに行くの?」

 

僕は聞いた。

 

 

~クロノ側~

「次は、プレシアさんの所なんだけど、詩乃が、あれじゃなぁ。」

僕は言った。

 

 

~和人側~

「詩乃、もう、昨日ちゃんと寝ないからだよ。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「クロノお兄ちゃん、どうする?明日にする?」

僕は、聞いた。

 

~クロノ側~

「そうだな、無理させてもダメだから、明日にしよう。」

 

僕は言った。




いかがだでしょうか、なのはへのプレゼントは、フェイトと同じリボンでした。

ほんとは、リボン交換のシーンを書きたかったんですけど、無理がありました。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。


感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。

これからも読んでください。


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28話 僕達の気持ち編

こんにちは、今回は、プレゼント渡しの後編です。

今回は、プレシア、エイミィ、リンティです。

そして、和人に何かが。

それでは本編です。


~詩乃側~

「ふうー、朝か。」

私は、軽く背伸びをして、服を着替え始めた。

 

 

「昨日は、途中で寝ちゃって、プレゼント渡しが、中断したんだった。私ってやっぱりどこか抜けてるな。」

 

そう言いながら、着替えを終わらせた。

 

~和人側~

「詩乃、起きてる?朝だよ。ママ達が一緒に朝ご飯だべないかって言ったんだけどどうする?」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん、行こう。みんなと一緒の方が美味しいし。」

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「和人君と詩乃ちゃん、遅いなあ。迷子かな。」

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「和人君に限ってそれはないと思うよ、お姉ちゃん。

最近は、一段とお兄ちゃんらしくなったからね。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そうだな、あ、来たみたいだぞ。」

 

 

~和人側~

「遅れてごめんなさい。たまに小学校の制服に着替えてたら遅くなりました。」

 

~アリシア側~

「わぁー、懐かしい制服、私もたまに着ようかな?」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「確かに、懐かしいな、私も今日は、学校の制服でいよう。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「似合ってるよ、和人、あ、ネクタイが曲がってるぞ。直してあげるから動くなよ。」

 

僕はそういって、和人のネクタイを直し始めた。

 

 

~リンティ側~

「あら、みんな揃ってどうしたの?あら、かわいい、制服じゃないの。クロノもこんな時があったわね。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「母さん、僕はまだ中学生です。そこまで歳はいってません。あ、母さんにプレゼントがあります。」

 

僕は紙袋を手渡した。

 

 

~リンティ側~

「あら、ありがとう、クロノ、あけてもいいかしら?」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「はい、是非。」

 

僕は言った。

 

 

~リンティ側~

「新しい、お茶の茶碗ね。ありがとう、クロノ。優しい子に育ってくれて。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「母さん、恥ずかしいです。」

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「クロノが終わったら行くわよ。」

私は言った。

 

~リンティ側~

「あ、ごめん、皆で朝ごはんだったね。」

私は、クロノを離した。

 

「クロノ、友達は大切にしてね。」

 

 

~和人側~

「リンティさん優しいな。お母さん達、早く目覚めてね。」

 

僕はそれから一言も話さなかった。

 

 

 

~それから数分後~

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、どうしたの?さっきから私達と話さないけど。何かやな事でもあったの?」

 

私は聞いた。

 

 

~和人側~

「…。」

 

僕は、聞こえないふりをした。

 

理由は簡単、クロノお兄ちゃんにあって、僕にない物があったから。

 

 

~アリシア側~

「どうしたの和人君、具合でも悪いの?」

私は聞いた。

 

 

~和人側~

「…。」

僕は、制服のネクタイを握り締めて、泣きそうになるのを我慢した。」

 

 

~フェイト側~

「和人君、何かあったの?フェイトママに言ってみて。」

 

 

~和人側~

「…。」

 

あえて言わないようにした。

 

 

~クロノ側~

「和人、まさか、僕のせいか?僕が、母さんに抱きしめられていたから。」

 

確かにそうだ、今は僕達が親代わりだけど、本当の家族は眠ったままだ。

 

 

~和人側~

「…。」

僕は、嘘をついて、首を振った。

 

 

そして、ご飯を食べ終えて、1人で、展望室に走って言った。

 

 

しばらく、僕は、移り変わることのない次元の壁を眺めていた。

 

「…。はぁ、こんな事やってもお母さん達は目覚めないのに。これが、嫉妬っていう感情か。そう言えば、この気持ちは二度目だね。最初は、詩乃と、なのはお姉ちゃんが、仲良く話してた時だったね。」

 

ふと、窓を見ると、もう一人の僕がいた。

 

~鏡の中の和人側~

「もう一人の和人、どうしたんだい、君から闇が出てるよ。そうか、クロノお兄ちゃんに嫉妬しているんだね。」

 

 

~和人側~

「やめて、言わないで、我慢してたのに、泣かないようにしてたのに。」

 

僕は悲鳴ににた声を上げだ。

 

~アリシア側~

「和人君、落ち着いて、何があったの?話して。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「アリシアママ、逃げて、もう一人の僕が、なにかしようとしてる。」

 

僕は言った。

 

~アリシア側~

「もう一人の和人君?どこにいるの?貴方は一人だけだよ。安心して、貴方は貴女だけだよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「アリシアママ、ごめんなさい、僕、クロノお兄ちゃんが羨ましくて、嫉妬してたの、だから、皆の事を無視してたの。最低だよね。僕って。」

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「そうだったんだね。安心して、ママがいるから。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「ほんとに?ママは僕のママになってくれる?」

僕は言った。

 

~アリシア側

「当たり前だよ。」

私は言った。

 

~クロノ側~

「和人、ごめん、僕のせいだな、プレゼントわたしは、終わったから、ゆっくり休むといいよ。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「うん、クロノお兄ちゃん、ありがとう。」

僕は、部屋に向かった。




いかがだでしょうか、プレゼントわたしは、クロノ達がおわらせたことにしました。

そして、もう一人の和人が登場しました。

感想はどんなものでも受け止めます。


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また読んでください。


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29話 僕は弱いんだ編

こんにちは、今回は、鏡の中のキャラ達が登場します。

それでは本編です。




~和人側~

「あれはなんなの?どうして僕が二人いるの?しかも、僕から闇がでてるって、おかしいよ、闇はエターナルナイトソードを手に入れた時に消えたはずだけど。」

 

僕は言った。

 

 

「疲れてるのかなぁ。」

 

僕は、しばらくベッドに横になることにした。

 

「ねえ、バルディッシュセイバー、僕がもう一人いたらどうする?」

 

 

「マスターはマスターですよ。貴方は、今まで、兄さん達を使ってくれました。そんな優しい貴方は、二人もいませんよ。」

 

~和人側~

「ありがとう、バルディッシュセイバー。」

僕は、お礼を言って、寝てしまった。

 

 

~アリシア側~

「もう一人の和人君がいるか、それがほんとだったら、どうして今更出てきたの?まさか、闇がある人にしか見えないとかね。」

 

私は、本を読みながら呟いた。

 

 

~もう一人のアリシア側~

「こんにちは、私、貴方の言うことは半分はあってるよ。そう、私達は闇がある人にしか見えないの。

だから、もう一人の私も闇があるのよ。」

 

「知ってたよ、貴方は和人君を引き取ることで、自分を満足させようとしてた。逮捕されたなのはに急に優しくなったのがその例だよ。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「違う、そんなことない、私が、和人君を引き取ったのは自分のためじゃない。あの子と詩乃ちゃんをもう一度家族に戻すためなの。それに、なのはに優しくなったのは、あの子が罪を認めて、元のなのはに戻ったからよ。」

 

私は言った。

 

~もう一人のアリシア側~

「どうして?家族に戻す必要があったの?あの子はまだ知らなくていいことなのよ。それに、時が来れば、必要な人から教えられる。他人の貴方が、口出しする事じゃないじゃないの。」

 

 

~アリシア側~

「貴方はなんなの?これ以上聞かないで。どこかに行って、目の前からいなくなって。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「アリシアお姉ちゃん、どうしたの?そんな大声を上げて。」

 

私は言った。

 

 

 

~アリシア側~

「フェイト、貴方には見えないの?もう一人の私が。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「もう一人のお姉ちゃん?どこにいるの?お姉ちゃんは一人だけだよ。もう、映画か小説でも見たり、読んだりした?」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「違うの、ほんとにいたのよ、私が私を見間違うわけないじゃん。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「わかったよ、お姉ちゃん、実は私もあったの、もう一人の自分に。いわれたよ、まだ闇を持ってるって。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「貴方もあってたのね。フェイト。」

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「アリシアお姉ちゃん、今は忘れよ、明日はなのはの裁判じゃん。大事な日だよ。」

 

 

~アリシア側~

「そうだね。」

 

私は言った。




いかがだでしょうか、鏡の中のキャラの正体は闇がある人に見えるものでした。

そして、次回は、一章の最終回です。

感想はどんなものでも受け止めます。

誤字脱字があったら、ご指摘お願いします。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。


1話しか投稿できず、申し訳ありません。
そして、明日は時間があまりない為、投稿できません。

ごめんなさい。

時間ができたら、必ず投稿します。


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30話 事件の終わり編

更新が出来なくて申し訳ありません。

今回で一章が最後です。

それでは本編です。


和人側~

「詩乃、おはよう、突然だけど、わかってるね。僕達は今日は子供じゃないんだ。こんな大事な日に、子供じゃいられないからね。」

 

僕は、朝起きてすぐに詩乃に言った。

 

どうやら僕達が寝ているあいだにアースラは管理局の本部に着いたようだった。

 

 

~詩乃側~

「おはよう、和人お兄ちゃん、大丈夫、わかってるよ。

今日はなのはお姉ちゃんの裁判の日、だから、子供じゃいられないんだよね。」

 

私は、和人お兄ちゃんに言った。

 

 

~アリシア側~

「おはよう、和人君、詩乃ちゃん。なのはからのお願いを伝えに来たよ。貴方達二人は、裁判には来ないでって。これは、皆からのお願いでもあるの。」

 

私は、二人に言った。

 

 

~フェイト側~

「わかってね、皆、貴方達が大切だから言うの。

悪い影響を与えたくないなから。ミットで暮らし始めた時に、明るく始められる為だよ。」

 

私は、優しく言った。

 

 

~和人側~

「ママ達、嘘はやめて。僕たちが子供だからでしょ。

なのはお姉ちゃんや皆からって言えば、納得すると思ってるからでしょ。だったら心配しないで。僕達、今日は大人だから。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「そうだよ、私達はもう子供じゃないの。だって他の子達が出来ない事をやって来たんだよ。もう大人だよ。」

 

私も言った。

 

~アリシア側~

「二人共、いい加減にしなさい、大人、大人って、なんでこだわってるの?

いい、この約束はなのはが自分から進んでした物なんだよ。貴方達はそんな、なのはの気持ちを考えたの?考えてないよね。わかった?貴方達二人は、今日はお留守だよ。大丈夫、必ずなのはを連れて来るからね。近くなら、遊びに行ってもいいからね。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん、ママ、私達は今日お留守してるよ。それが、なのはお姉ちゃんやママ達のお願いなら。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ママ、ごめんなさい。そうだよね。今日は詩乃とお留守してる。だから、早く帰って来てね。」

 

僕は言った。

 

 

 

 

~アリシア側~

「わかった。それじゃ、行ってくるね。」

 

私は、フェイトを連れて部屋を出た。

 

~フェイト側~

「お姉ちゃんが、怒るなんて珍しいね。私がお姉ちゃんのケーキを勝手に食べた時以来じゃない?」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「あったね。そんなこと、だってあれはママにも内緒にしてたんだよ。私の初めて買った物だったんだから。」

 

私は、笑いながら言った。

 

~フェイト側~

「その後、魔法を使った喧嘩にまで、なって、家を散らかしちゃって、お母さんに怒られて。でも、理由を聞いたら、笑って、新しいケーキを買って来てくれたよね。

私は、二個食べちゃったけどね。」

 

私も、笑いながら言った。

 

~アリシア側~

「そうだった。フェイトはいつまでたってもあの時と変わって無いね。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「変わったよ。だって、可愛い子供ができたんだもん。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「あ、そうだよね。ミットにきたら、私達があの子達のママになるんだもんね。頑張らなきゃ。」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「うん、だからお姉ちゃんも心配しないで、信じて待とうよあの子達の事を。」

 

私達は、そういう会話をしながら、廊下を歩いて行った。

 

~詩乃側~

 

「ねえ、お兄ちゃん、詩乃の手を握って。詩乃からのお願いだよ。」

私は、久しぶりに、自分から、自分の名前をよんだ。

 

~和人側~

「いいよ、詩乃、詩乃は今まで頑張って来たんだしね。

ごめんね、詩乃。僕達が離れなかったら、最初から、家族のままだったら、魔法とは無関係の明るい生活だったのに。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、その先は言っちゃだめだよ。どうせ、自分か、代わりになれば良かったって言おうとしたでしょ。わかってるよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「そうだよ。わかっちゃった?」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん。でもね、魔法が使える、使えないは、かんけいないの。大切な人を守りたいっていう気持ちがあるから。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「うん、詩乃。」

僕は言った。

 

 

~数分後~

 

 

~リンティ側~

「アースラ艦長、リンティ・ハランオウンです。ロストロギア、ジュエルシードと、罪人を護送してきました。」

 

 

~クロノ側~

「御無礼を、わかった上で、申し上げます。

この子に、罪人に、危害を加えたら、僕が貴方を倒します。」

 

僕は言った。

 

 

~管理局員側~

「お疲れ様です。リンティ提督、クロノさん、まずは、部屋を用意したので、休んでください。

 

ロストロギア、ジュエルシードと罪人、いや、高町なのはさんは、こちらで引き取らせていただきます。

 

あ、クロノさん、大丈夫ですよ。私達は、なのはさんを無罪にする気ですから。こんな小さい女の子を守れなくて、何が管理局ですか。」

 

 

 

~なのは側~

「あのー、よろしくお願いします。」

私は少し小さな声で言った。

 

 

~管理局員側~

「はい、こちらこそ、よろしくお願いします。」

 

「それでは、部屋に移動しましょう。」

 

 

~なのは側~

「はい。」

 

私は、明るく言った。

 

 

~クロノ側~

「なのは、また後でね。」

 

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「うん、クロノ君、また後でね。」

私も言った。

 

 

~リンティ側~

「クロノ、上官に対する態度は何?今はまだ良かったけど、繰り返していくと、次はあなたよ。以後は慎みなさいね。」

 

 

~クロノ側~

「はい、提督。」

 

僕は、母さんと言いそうになって、言い直した。

 

 

~数分後~

 

 

~フェイト側~

「お姉ちゃん、もうすぐだよ。行こう。」

私は、扉を開けた。

 

 

~アリシア側~

「うん、フェイト。」

 

私は、フェイトに言って、扉の向こうに行った。

 

~クロノ側~

「二人共、早いな。やっぱり心配だったんだな。」

 

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「それは、クロノもでしょ。」

私は言った。

 

~アリシア側~

「そうだよ。まぁ、確かに心配だったけどね。」

私は言った。

 

~管理局員側~

「えー、今から、裁判を始めます。まず、罪人の名前をお願いします。」

 

~なのは側~

「はい、私の名前は、高町なのはです。」

私は、はっきり言った。

 

 

~管理局員側~

「わかりました。次に、家族を教えてくれますか?」

 

 

~なのは側~

「はい、お母さんとお父さんと、兄弟は、お姉ちゃんにお兄ちゃん、弟と妹です。」

 

私は、詩乃の事も言った。そう、あの子はちゃんと血の繋がった妹だから。

 

 

~管理局員側~

「ありがとうございます。出身世界は、こことは別次元の地球の海鳴市であってますね。御両親やお兄さん、お姉さんは魔導師ではありませんね。」

 

~なのは側~

「はい、そうです。魔導師なのは、私と弟の和人と妹の詩乃です。」

 

私は言った。

 

 

~管理局員側~

「はい、ありがとうございます。次に自分の犯した罪について説明をお願いします。」

 

~なのは側~

「はい、私は、海鳴市を闇の結界で包み込んで、友達や家族、管理局の魔導師や罪のない人達を拘束して、リンカーコアや、命を削りました。そして、助けに来た弟や親友のフェイト・テスタロッサさんや、アリシア・テスタロッサさんなどと戦いました。」

 

私は、隠さずに言った。

 

 

~管理局員側~

「ありがとうございます。最後になりますが。それは、貴方本人の意思でやった事ですか?」

 

 

~なのは側~

「いいえ、違います。まるで、もう一人の自分に操られているようでした。本当の私は、闇の中に囚われて、息も出来ず、身体も動かせない、そういう感じでした。

 

でも、私の名前で、私の声で、私の体で、やりました。」

 

私は言った。

 

 

~管理局員側~

「はい、ありがとうございます。判決を言います。貴方は無罪です。しかし、保護観察になります。観察役は

アリシアさん、お願いします。」

 

 

~アリシア側~

「はい、任せてください。」

私は言った。

 

~管理局員側~

「これで、裁判を終わります。お疲れ様でした。」

 

 

~アリシア側~

「なのはを迎に行くわよ。二人共。」

私は言った。

 

~フェイト&クロノ側~

「うん。」

 

~なのは側~

「終わったの?私は、もう自由なの?」

私は言った。

 

~フェイト側~

「なのは、良かった。」

私は、なのはに抱きついた。

 

~なのは側~

「うん、フェイトちゃん。ありがとう。大丈夫、もう一人の私は、用が終わったら消えたみたいだから。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「なのは、みんなで帰ろう。海鳴市へ。みんなが、目覚めたって連絡があったから。まずは、戻って、家族に全部説明してから、ミットに戻ってくる準備だよ。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「はい、アリシアさん。」

私は言った。

 

 

~数分後~

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、おかえりなさい。大好きだよ。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「なのはお姉ちゃん、信じてたよ。必ず帰ってくるって。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「二人共、ただいま。これからはずっと一緒だよ。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「和人君、詩乃ちゃん、準備して、今から海鳴市に、一回帰るよ。」

 

私は言った。

 

~和人&詩乃側~

「はーい。」

僕達は言った。




いかがだでしょうか。一章が、終わりました。

二章は、海鳴市に帰って来てから始まります。

感想はどんなものでも、受け止めます。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。

読んでくれてありがとうございます。

二章の構造を練るまで、投稿できません。

申し訳ありません。


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二章、新たな戦い
1話 しばらくの休暇編 前編


こんにちは、やっと二章の1話が完成したので、投稿します。二章は、アニメ二期のキャラをだします。

それでは、本編です。


~なのは側~

「やっと着いたね。私達の街に、海鳴市に。何も変わってないね。あの時と、綺麗な海も、涼しい風も。」

 

これは、海鳴市に転送されてすぐに私が思った感想でした。

 

 

~アリシア側~

「なのは、そうだよ、私達の街、静かで、平和な海鳴市だよ。うん、懐かしいな。」

 

私は、みんなで歩きながら言った。

 

~フェイト側~

「そうだ、お姉ちゃん、今から、どうするの?海鳴市なら、みんなバラバラに行動できるよ。」

 

私は、お姉ちゃんに聞いた。

 

~アリシア側~

「そうね、クロノはなのは達と行くからいいとして、私達は、一旦、こっちのお家にもどろう。鍵は持って来たから、みんな、それでいい?」

 

私は、皆に聞いた。

 

~和人側~

「うん、いいよ。でも、お母さん達は、何処にいるの?」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん、何処にいるの?それがわからなきゃ戻ってきた意味が無いよ。」

 

私は、お兄ちゃんと一緒に聞いた。

 

~なのは側~

「でも、私は、大丈夫なの?一応、観察処分だし。」

 

私は言った。

 

 

~クロノ側~

「そこは、大丈夫だ。君たちの御家族は、君達が、一番わかっている所にいるよ。そこに、君達の友達も集まっているようだよ。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「って言うことは、僕達のお家だね。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「それならわかるね。クロノ君、案内するから着いてきて。」

 

フェイトちゃん達と別れた私達は歩きだしました。

 

~詩乃側~

「どうやって行くの?歩くの?」

 

私は、お姉ちゃんに聞いた。

 

 

~なのは側~

「ううん、バスで行こうと思ってる。」

 

私は、詩乃に言った。

 

~和人側~

「クロノお兄ちゃん、バスって乗った事ある?」

 

僕は聞いた。

 

~クロノ側~

「ああ、バスなら、どこでも一緒だよな。」

 

僕は、和人に言った。

 

 

~詩乃側~

「行こう、皆。」

私は、お兄ちゃん達の手を握って走り出しました。

涼しい風が吹いてきて、とても気持ちが良かったです。

 

「なんだか、懐かしいな。前も、この道をバスを遅れそうになって走ったよね。お休みの日は、みんなで、遊んだりしたよね。海に行ったり、温泉に行った事もあったね。」

 

私は、思い出を一つ一つ思い出す事に、悲しくなってきました。

 

~なのは側~

「大丈夫、詩乃、泣かないの。ほら、ちゃんと手を握って。泣きたいのはみんな一緒なんだよ。和人やクロノくんだってそうなの、詩乃だけ泣いてちゃ、仲間外れになっちゃうよ。」

 

私は、詩乃に言った。

 

「大丈夫なんだよね、私、これでよかったんだよね。」

 

私は、少し不安になって来ました。

 

~詩乃側~

 

「ごめんなさい、なのはお姉ちゃん、クロノお兄ちゃん、和人お兄ちゃん、お父さん、お母さん、皆。私が弱い子で、すぐに泣いちゃう子で、ごめんなさい。」

 

私は、何度も、謝りました。

 

 

~和人側~

「詩乃、もういいよ。泣いたらダメっていう決まりなんてないよ、なのはお姉ちゃんも、言い過ぎだよ。なに、裁判が終わったから、偉いの?自分が経験したから凄いの?

 

本当はわかってるんだよね。なのはお姉ちゃんも辛いから、こんな事言うんだね。大丈夫、これからみんなで変えていこう。なのはお姉ちゃんの悲しみも皆の気持ちも。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「ごめんなさい、皆、和人と言う通りだよ。私は、寂しかったの。和人がフェイトちゃん達のお家にお泊りに行った時から。あの時私は、考えたの。私が悪かったんだって。でも、遅かったの。

 

私は、和人を振り向かせる力が欲しかったの。

 

どんな力でも受け入れたつもりだったのに、気がついたら、鏡の中に、自分がいて、鏡の中の私が、本物の私の体を使っていたの。

 

怖かった。声も出せなくて、大事なレイジングハートも取られちゃって、もう一人の私は、私のリンカーコアを吸収してたから、魔法を出せたの。私の魔法を。

これが、私の知ってる私自身の最後の記憶だよ。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「なのは、今、リンカーコアは?あいつが消滅したなら、みんなのリンカーコアや、命も帰って来るはずだ。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「大丈夫、みんな無事だよ。私は、まだリンカーコアが体に馴染んでないけどね、たまに魔法を使わなきゃね。」

 

私は、バス停に向かう道と、バスの中で、全てを話した。

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、ごめんなさい、あの時僕は、詩乃まで無視して、教室に行ったの。

 

もちろん、他のクラスメートと喋ってた。

 

で、その後、詩乃が倒れて、お見舞いに行こうと思ったけど、こんな事した僕を、受け入れてくれるかが心配で、怖かったの、友達を、妹を失うのが、嫌だったから。こんな僕でも、許してくれる?」

 

僕は、聞いた。

 

~詩乃側~

「バカ、許すに決まってるよ、だって、詩乃の大切なお兄ちゃんだよ、家族なんだよ。」

 

私は、和人お兄ちゃんに言った。

 

~なのは側~

「二人共、そろそろ、おうちに着くよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ごめん、詩乃、この話は、後でね。今は、やるべき事をやるだけだよ。」

 

僕は言った。

 




いかがだでしょうか、少し長いので、前編と後編に分けます。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

感想はどんなものでも、受け止めます。

そのほか、読んでいて思った事があったら、御指摘お願いします。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。

また読んでください。


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1話 しばらくの休暇編 後編

こんにちは、今回は、後編です。

後編では、ついになのは達が家族に会います。

それでは本編です。


~なのは側~

「みんな、準備はいい?扉を開けるよ。」

 

私は、言った。

 

~和人側~

「うん、最初から出来てるよ、その為に来たんだから。」

 

僕はなのはお姉ちゃんに言った。

 

~詩乃側~

「私は、どうするの?ほんとの事を解っちゃったって言えばいいの?」

 

私は、クロノお兄ちゃんに聞いた。

 

~クロノ側~

「詩乃、はっきり言っていいよ。君はちゃんとこの家の子供だからね。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「うん。」

 

私は、笑顔で言った。

 

~なのは側~

「それじゃ、皆で言おう。」

 

~なのは&詩乃&和人側~

「皆、ただいま。」

 

僕達は、明るい声で言った。

 

~士郎側~

「お帰り、なのは、和人、詩乃」

 

~詩乃側~

「あの、私、解っちゃったんです。私は、本当はこの家の子供だって、貴方の家族だっていうことに。」

 

私は言った。

 

~士郎側~

「ああ、そうだよ。詩乃、あの時、詩乃と和人を離したわけは、詩乃、君だけが、特別だったんだ。だから、狙われる可能性があるから、君だけを、預けたんだよ。

 

ごめん、詩乃、ずっと一緒にいたかったかも知れなかったのに。」

 

 

~詩乃側~

「パパ、大丈夫だよ。だって、また家族に戻れたんだから。それに、不思議な力があるのは、詩乃だけじゃないんだよ、なのはお姉ちゃんや、和人お兄ちゃんだって持ってるから。」

私は、パパに言った。

 

 

~和人側~

「そうだよ、僕たちは、魔法を使えるんだ。」

 

僕も言った。

 

~なのは側~

「ごめんなさい、今まで黙っていて。」

 

私も言った。

 

 

~士郎側~

「いいよ、正直に話してくれたからね。」

 

~桃子側~

「お帰りなさい、三人共、早く入って、お客さんが困ってるよ。」

 

~なのは側~

「あ、ごめんなさい、クロノ君。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「申し訳ありません、紹介が遅れました、僕の名前は、クロノ・ハランオウン、時空管理局の戦艦アースラ所属の執務官です。今日、こちらに伺ったのは、和人達を、管理局に正式に迎えたいと思いまして、和人達には、事件の解決に協力してもらっていました。

 

とても優秀ですね。もちろん、三人共、同意の上です。

 

保護者や、学校、生活の面でも大丈夫です。」

 

僕は、なのはの家のリビングで、説明した。

 

~恭弥側~

「本当に安全なんですか?弟達に危害はないんですか?まだ小学生ですよ。」

 

~美由紀側~

「そうです、この子達に危険なら行かせたくありません。」

 

~和人側~

「これは、僕達が、自分で決めた事なの、だから、最後までやらせて、お兄ちゃん、お姉ちゃん。」

 

~詩乃側~

「そうだよ、お願い、お兄ちゃん、お姉ちゃん。」

 

私も言った。

 

~なのは側~

「これが、私達の気持ちです。」

 

私は言った。

 

 

~アリサ側~

「なのは?本当に、なのはなの?あの時のなのはじゃないの?私達の友達のなのはだよね。」

 

私は、なのはが来るって聞いて、なのはの家に来ていた。

 

~なのは側~

「そうだよ、アリサちゃん。ごめんなさい、私の偽物が、危ないことをして。」

 

私は言った。

 

~アリサ側~

「大丈夫、わかってたから、あの子はなのはじゃないって、なのはは、危険なことをしないって。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「すずかちゃんは?」

 

私は、聞いた。

 

~アリサ側~

「あの子はまだ、眠ってるよ、なんか幸せそうだったな。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「皆を守るためにも、僕たちは、管理局に入るよ、皆、返事は?」

 

~士郎側~

「いいぞ、和人、詩乃、なのは、でも、辛いことがあったら帰って来ていいよ。ここは、お前たちの家だからな。」

 

~詩乃&なのは&和人側~

「ありがとう、お父さん。」

 

「ありがとう、パパ」

 

私達は、それぞれ言った。

 

 

それから、いつもどおりの生活をした。




いかがだでしょうか、しばらくは、海鳴市へんです。

感想はどんなものでも受け止めますので、よろしくお願いします。

誤字脱字や、こうした方がいいというものがあったら、御指摘お願いします。

感想、お気に入り登録、評価をしてくれた皆様、ありがとうございます。

また読んでください。



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2話 クラスのみんな編 前編

こんにちは、更新が途絶えてしまい、申し訳ありません。

理由はデジモンストーリーをしていたからです。


それでは本編です。


~和人側~

「ふぅ、あれ?ここは?僕たちのお家?そっか、帰って来たんだ。」

 

僕は、少し寝ぼけていて、記憶がとんでいました。

 

そんな時、携帯から着信音が聞こえてきました。

 

着信を見ると、フェイトママでした。

 

 

~フェイト側~

「和人君、朝早くにごめんね、今日は皆で、学校に行こうと思ったの、和人君達も、お友達と会いたいだろうし。」

 

私は、声が聞こえる音量で言ったあアリシアお姉ちゃんがまだ寝ていたからです。

 

 

~和人側~

「うん、いいよ、なのはお姉ちゃん達にも言っておくね。」

 

僕は、大事なことだけ言って電話を切った。

 

「学校か。」

 

僕は、正直行きたくなかった。

理由は、元気なみんなに会えないと思ったからでした。

 

「なのはお姉ちゃん達のところに行かなくちゃ。」

 

僕は、制服に着替えて部屋から出た。

 

~なのは側~

「おはよう、詩乃、ユーノ君、今日は、すずかちゃんも元気になったから、学校に行こうと思うの、詩乃はどうする?」

 

私は詩乃に聞いた。

 

 

~詩乃側~

「おはよう、なのはお姉ちゃん、ユーノ君、私も今日は学校に行こうと思ってたの。後は和人お兄ちゃんだね。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「そうだね、それじゃ、和人が来る前に着替えちゃおうか。」

 

私達は、制服に着替え始めました。

 

~ユーノ側~

「おはよう、なのは、詩乃。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、詩乃、ユーノ君、おはよう、入っていい?」

僕は、なのはお姉ちゃんと詩乃の部屋をノックしてから言った。

 

 

~なのは側~

「あ、和人、入って来ていいよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「うん、わかったよ。」

 

僕は、返事をしてから扉を開けた。

 

 

~詩乃側~

「和人お兄ちゃん、おはよう、お兄ちゃんも今日は学校に行こうと思ってたんだね、やっぱりみんな繋がってるんだ。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「皆、危ないことはないと思うけど、念の為にデバイスを持っていってね。」

 

私は言った。

 

~ユーノ側~

「三人共、今から僕の本当の姿を見せるよ。」

 

そう言って、僕は、フレットの姿から、本当の、人間としての姿に戻った。

 

~なのは側~

「え、ユーノ君って、男の子だったの?フレットだと思ってた。」

 

私は、びっくりしてしまった。

 

 

~詩乃側~

「ユーノ君、こっちの方が、かっこいいよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「ユーノ君、僕たちと同じ年だったんだね。」

 

僕は嬉しかった。

 

 

~ユーノ側~

「みんな、ありがとう、すぐに受け入れてくれて。」

 

僕は言った。

 

「さぁ、早く行かないと遅れちゃうよ。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん、行ってきます。ユーノ君。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「ユーノ君、お留守番お願いね、行ってきます。」

 

私は、詩乃に続いて部屋から出た。

 

~和人側~

「ユーノ君、行ってきます。」

 

僕は言った、それから、揃って歯磨きをしたり、髪をとかしたりしてから、リビングに行った。

 

~三人側~

「おはよう、お父さん、お母さん。」

「おはよう、パパ、ママ」

 

僕たちは、それぞれ、挨拶をした。

 

 

~士郎側~

「おはよう、なのは、和人、詩乃。今日は学校に行くんだね、頑張っておいで。」

 

 

~桃子側~

「おはよう、お弁当できてるから、持っていってね。」

 

~三人側~

「ありがとう、わかったよ、お父さん、お母さん、お仕事頑張ってね。」

 

「ありがとう、ママ、パパ、お仕事頑張ってね。」

 

それぞれお礼を言った、それから朝ごはんを食べて、バス停に向かった。

 

~三人側~

「行ってきます。」

 

僕たちは、皆で、行ってきますを言った。

 

それから、少しゆっくりめで、歩いていった。

 

 

~なのは側~

「二人共、今日は学校が早く終わるみたいだから、終わったら一緒に帰ろうね。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「はーい。」

私は言った。

 

~和人側~

「ごめん、なのはお姉ちゃん。僕、終わったら図書館に行こうと思うんだ。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

「詩乃はOKだね。和人は図書館に行くんだね。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「おはよう、なのは、和人君、詩乃ちゃん。」

私は、おはようを言った。

 

~なのは側~

「おはよう、フェイトちゃん。」

 

私もおはようを言った。

 

~詩乃側~

「おはようございます、フェイトママ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「おはよう、フェイトママ。」

 

僕も言った

 

そして、ちょうどバスが来ました。

 

 

~すずか側~

「おはよう、なのはちゃん、フェイトちゃん、詩乃ちゃん、和人君。」

 

私は、言いました。

 

~アリサ側~

「おはよう、みんな。」

 

私も言った。

 

~フェイト側~

「おはよう、すずかちゃん、アリサちゃん。」

私は言った。

 

~三人側~

「おはよう、すずかちゃん、アリサちゃん。」

「おはようございます、すずかお姉ちゃん、アリサお姉ちゃん。」

 

僕たちは、それぞれ挨拶をした。

 

それから、バスは学校に向かいました。




いかがだったでょうか、後編は、学校についてから始まります。

感想はどんなものでも受け止めます。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございました。


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2話 クラスのみんな編 後編

こんにちは、今回は後編です。

それでは本編です。



~和人側~

「やっと学校についたね。」

僕は、校舎に入ってから言った。

 

 

~詩乃側~

「そうだね、和人お兄ちゃん。」

 

私は言った。

 

「あ、ちょっと待って、私、まだ、綾野の苗字のままになってたと思うの、どうすればいい?」

 

私は聞いた。

 

~なのは側~

「多分、お父さんが学校に言ってくれて、ちゃんとなってると思うけど、一応、職員室に行っておく?」

 

私は言った。

 

~フェイト側~

「大丈夫だよ、詩乃ちゃんは何も心配しなくていいんだよ。」

 

~アリサ側~

「そうだよ、落ち着いて。」

 

私も言った。

 

~すずか側~

「うん、でも、無理しないでね。」

 

私は、明るく言った。

 

 

~詩乃側~

「ありがとう、みんな。」

私はお礼を言った。

 

~なのは側~

「ねえ、私と和人は、詩乃について行くけど、アリサちゃん達はどうする?」

 

私は聞いた。

 

~アリサ側~

「うーん、先に教室に行ってるね、すずかも、フェイトもそれでいいよね。」

 

私は、二人に聞いた。

 

~フェイト&すずか側~

「うん。」

私達は、一緒に返事をした。

 

それから、私達とアリサちゃんは、教室に向かって歩き出した。

 

~なのは側~

「よし、それじゃ行こうか。」

私達は、アリサちゃん達を見送ってから、職員室に向かった。

 

~和人側~

「詩乃、手、繋ごうか。前みたいに。」

 

僕は、詩乃に言った。

 

~詩乃側~

「うん、お兄ちゃんの手あったかいから、もちろん、なのはお姉ちゃんもね。」

 

私は、左右から手を握ってもらった。

周りから見られたけど、恥ずかしくはなかった。

 

だって、大好きな、なのはお姉ちゃんと和人お兄ちゃんと一緒だったからです。

 

 

~なのは側~

「詩乃、帰ったら、一緒にお店を手伝おうね。だから、和人も早く帰って来てね。」

 

私は、和人と詩乃に言った。

 

~詩乃側~

「うん、なのはお姉ちゃん。」

私は、言った。

 

~和人側~

「わかったよ、読みたい本を借りたら、寄り道せずに帰ってくるから。」

 

~なのは側~

「うん、二人共、いい子だよ。さぁ、着いたよ。」

 

私達は職員室に着きました。

 

~三人側~

「失礼します、おはようございます。」

僕たちは、挨拶をして、職員室に入って、担任の先生のところに向かった。

 

~なのは側~

「あの、アイカ先生、詩乃の事なんですけど、お父さんから、連絡来てませんか?」

 

私は、アイカ先生に聞いた。

 

 

~アイカ側~

「あ、おはよう。連絡は来てるよ、大変だったんだね、でも、びっくりしたな、詩乃ちゃんが、和人君となのはちゃんの妹だったなんてね、しかも、転校しちゃうんでしょ、貴女達だけで大丈夫なの?困ったことがあったら、相談してね、私はいつでも、貴女達の担任だからね。」

 

私は、和人君達に言った。

 

~和人&詩乃側~

「はい、ありがとうございます、アイカ先生。」

僕たちは、お礼を言った。

 

~なのは側~

「先生、今まで、和人と詩乃の事をありがとうございます。それで、あの、出来るだけ、たくさんのお友達にお見送りに来てくれれば嬉しいんですけど。」

 

私は、聞いた。

 

~アイカ側~

「ええ、わかったわ、もう、授業の始まる時間よ、教室に行かないと間に合わないわ、急いで。」

 

私は、なのはちゃん達を教室に急がせた。

 

~和人側~

「詩乃、走って。」

僕は、一番後ろにいる詩乃の手を握って走らせた。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、詩乃、もう疲れたよ。詩乃はゆっくり行くから、お兄ちゃん、先に行って。」

 

私はまた、自分の呼び方が、名前になってしまった。

 

~和人側~

「だめ、僕はもう、お兄ちゃんとして、詩乃を離さないって、一人にしないって決めたから。」

僕は詩乃に言った。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、そんなに詩乃の事を考えてくれたんだね、ありがとう。」

 

私は、泣いてしまった。

 

 

~なのは側~

「和人、詩乃、私は、こっちだから、行くね。ここからは二人で行くんだよ。」

 

私は言った。

 

~和人&詩乃側~

「うん。わかったよ。」

僕たちは、一緒に言った。

 

それから、僕たちは、1年生の教室にはいった。

 

教室にはいると、みんなが出迎えてくれた。

 

~ヒカリ側~

「おはよう、和人君、詩乃ちゃん。最近学校に来なかったけど、何かあったの?」

 

私は、和人君と詩乃ちゃんに聞いた。

 

~和人側~

「ごめん、ヒカリちゃん。いろいろあったんだ。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「ヒカリちゃん、あなたにならわたし達の秘密を言ってもいいかな、実はわたし達は兄妹なの、そして、魔法使いなの。」

 

私は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「そうなんだ、私は、二人の言うことなら信じるよ。だって、お友達だから。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「ありがとう、ヒカリちゃん。ずっと、友達でいてくれる?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「ヒカリちゃん、ありがとう、友達だよ、ずっと、ずっとね。」

 

僕も言った。

 

~ヒカリ側~

「なんで?そんなこと聞くの?当たり前じゃない。ずっとね。」

 

私は、不思議だったけど答えた。

 

~和人側~

「それじゃ、席につこうか。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「うん、和人お兄ちゃん。」

私は言った。

 

~ヒカリ側~

「うん、和人君。」

私は、今までの明るい和人君と詩乃ちゃんに戻ってくれた事が嬉しかった。

 

~アイカ側~

「みんな、おはよう。実は今日、悲しいお知らせがあります。詩乃ちゃんと和人君が、転校してしまう事になりました。御家族の方は海鳴市に残りますが、和人君と詩乃ちゃん、そして、お姉さんのなのはちゃんだけ、いなくなることになりました、引越しする日は、まだ、未定だけど、必ず、皆で、お見送りに行きましょうね。」

 

私は、朝のショートホームで言った。

 

~生徒のみんな側~

「はーい。」

 

~アイカ側~

「それじゃ、みんな、1時間目は体育だから、着替えて、来てね。」

 

私は、授業を伝えて、ショートホームを終わらせた。

 

 

~その頃のなのは側~

 

 

 

~なのはの担任側~

「皆さん、このクラスから、転校してしまう人が居ます、高町さん、テスタロッサさん、一言すつお願いします。」

 

 

~なのは側~

「みんな、今までありがとうございます、離れていても、皆とはお友達です。今まで、楽しかったです、引っ越す日は、まだ未定だけど、お見送りに来てくれたら嬉しいです。」

 

私は、お別れの言葉をいい終えた。

 

 

~フェイト側~

「みんな、今までありがとう、みんなと一緒にいた期間は短かったけど、楽しかったです。また会えたら嬉しいです。」

 

私は、なのはの後にいい終えた。

 

 

~なのはの担任側~

「二人共、ありがとうございます、それじゃ、1時間目は音楽なので、各自移動してください。」

 

 

~アリサ側~

「なのは、フェイト、転校する事、どうして言ってくれなかったの?友達でしょ。」

 

私は、二人に聞いた。

 

~すずか側~

「二人共、寂しくなるよ、せっかく、またみんな、揃ったのに。」

 

私も聞いた。

 

 

~なのは側~

「ごめん、言えなかったの、でも、わたし達は、離れていても友達だよ。」

 

私は、言った。

 

~フェイト側~

「ごめんなさい、なかなか言い出せなくて、二人を悲しませたくなかったの。」

 

私は言った。

 

~アリサ側~

「もう、そんなことだろうと思ったよは絶対、お見送りに行くからね。」

私は言った。

 

~すずか側~

「そうだよ、絶対行くからね。」

私も言った。

 

はなのは&フェイト側~

「ありがとう、二人共。」

 

私達は揃ってお礼を言った。

 

~アリサ側~

「それじゃ、音楽室に移動しようか。」

私は言った。

 

~なのは&すずか&フェイト側~

「うん。」

私達は一緒に言った。

 

~それから数時間後~

 

 

~和人側~

「詩乃、ヒカリちゃん、一緒にお昼ご飯食べない?」

 

僕は二人に聞いた。

 

~ヒカリ側~

「うん、こちらこそ、お願いします。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「やった、久しぶりのお兄ちゃんとのお昼ご飯だ。

 

私は言った。

 

~和人側~

「決まりだね、それじゃ、屋上に行こうか。」

僕は言った。

 

 

~ヒカリ&詩乃側~

「そうだね。」

私達は和人お兄ちゃんといっしょに、歩き出した。

 

 

~それから数分後~

 

 

~和人側~

「美味しいね、詩乃、ヒカリちゃん。」

僕達は、ご飯を食べながら言った。

 

~詩乃側~

「うん、ママのご飯はやっぱり美味しいね。」

私も言った。

 

 

~ヒカリ側~

「二人共、やっぱり仲がいいね。私もお姉ちゃんがいるけど、そこまで、仲良くないよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「へぇー、ヒカリちゃんにも、お姉ちゃんがいるんだね。知らなかったよ。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「私は、あった事あるよ、ヒカリちゃんのお家に遊びに行った時にね。」

私は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「そうだったね、また来てくれる?今度は、和人君も一緒に来てね。」

 

私は、二人に聞いた。

 

~和人側~

「うん、勿論だよ。」

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「ありがとう、ヒカリちゃん。」

私は、お礼を言った。

 

~ヒカリ側~

「さぁ、午後は後1時間だよ、頑張ろう。」

私は、言った。

 

 

~詩乃側~

「そうだね、ヒカリちゃん。」

私は言った。

 

~和人側~

「うん、頑張ろう。」

僕も言った。

 

それから、午後の授業を受けて、放課後になった。

 

~詩乃側~

「それじゃ、和人お兄ちゃん、朝の約束覚えてるね。寄り道しないで帰って来てね。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「わかってるよ、また後でね。」

僕は、言った。

 

~その頃のなのは側~

 

 

~アリサ側~

「なのは、すずか、フェイト、和人君達を迎に行くよ。」

 

私は言った。

 

 

~すずか側~

「ごめん、アリサちゃん、私、図書館に行かなくちゃ、借りたい本があるから。」

 

~なのは側~

「あ、和人も図書館に行くって言ってたよ。」

 

~フェイト側~

「そうだね、帰ろう。」

私は言った。

 

~アリサ側~

「すずかと、和人君は図書館だね、それじゃ、なのは、フェイト、詩乃ちゃんを迎に行ってから帰るよ、じゃあね、すずか。」

 

~すずか側~

「じゃあね、アリサちゃん、なのはちゃん、フェイトちゃん。」

 

私は言った。

 

~なのは&フェイト側~

「そうだね。じゃあね、すずかちゃん。」

私達はさよならを言った。

 

 

~すずか側~

「それじゃ、私は、和人君と、行こうかな。」

 

私は、そう思って、歩き出した。

 

 

~和人側~

「あれ、すずかお姉ちゃん?どうしたんだろう?」

僕は、気になって話しかけてみた。

 

「すずかお姉ちゃん、どうしたの?」

僕は聞いた。

 

~すずか側~

「うん、和人君と一緒に、図書館に行こうと思って。」

私は、言った。

 

~和人側~

「ありがとう、すずかお姉ちゃん、実は1人で寂しかったんだ。」

 

僕は言った。

 

~すずか側~

「良かった、それじゃ、行こう。」

 

私は、和人君の手を握った。

 

 

~それから数分後~

 

~和人側~

「どうしょ、迷うな、どっちにしよう?」

僕は、二つの小説を持って悩んでいた。

 

~???側~

「右の方がいいんじゃない?」

私は、思わず、その男の子に声をかけていた。

 

~和人側~

「えっと、教えてくれてありがとう。右の方を借りることにするよ。えっと名前はなんていうの?」

 

僕は聞いた。

 

~???側~

「八神はやてっていいます。よろしくお願いします。」

私は、自己紹介をした。

 

~和人側~

「八神はやてさんですね、またあえるといいですね。」

僕は言った。

 

「えっと、僕の名前は高町和人です。私立聖祥大付属小学校の1年生です、でも、もう、転校しちゃうんだ。」

 

僕は言った。

 

~はやて側~

「高町和人君だね、また会えるといいな。」

私は、そう言って、車椅子を動かした。

 

~すずか側~

「和人君、借りたい本見つかった?」

私は言った。

 

~和人側~

「うん、決まったから、カウンター行ってくるね。」

僕は言った。

 

それから、僕たちは、それぞれのおうちに帰った。

 

 




いかがだったでしょうか、新キャラのヒカリを出しました、容姿はデジモンのヒカリとおなじです。

遂に、はやてを登場させました。

感想は、どんなものでも受け止めます。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。

変更した方がいい場所があったら、御指摘お願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

読んでくれて、ありがとうございます。


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3話 魔法が使えなくなちゃった編

こんにちは、今回はあのキャラが登場します。

そして、和人に、変化が。

それでは本編です。




~和人側~

「ただいま、僕は、図書館から帰ってきて、思いっきり玄関の扉をあけた。」

 

あれ、お家に誰もいない?あ、そっか、お店にいるんだ、お手伝いにいなかきゃ。

 

僕は家の鍵をかけて、自転車に乗った。

 

それから、数分間、綺麗な海沿いの道を走って、駅前に向かった、それで、お店の横に自転車を止めた。

 

 

「お父さん、お母さん、お姉ちゃん、詩乃、お手伝いに来たよ。」

 

僕は言った。

 

 

~士郎側~

「和人、ちょうど忙しかったんだ。そのコーヒー、運んでくれるか?」

 

 

~和人側~

「うん、わかったよ。お父さん。」

 

僕はそう言うと、エプロンをつけて、言われたとおりにした。

 

 

~お客さん側~

「あ、和人君じゃん、お父さん達のお手伝い?偉いのね。」

 

 

~和人側~

 

「いえ、当たり前の事ですから、ご注文のコーヒーをお持ちしました、ごゆっくり、どうぞ。」

 

僕はお礼をして、カウンターにいるお父さん達の所に戻った。

 

~桃子側~

「和人、かっこよかったよ、さすが、私達の子供だね、なのは達は、外のテラスで、すずかちゃん達とお茶してるから、行ってきなさい。」

 

 

~和人側~

「うん、でも、もうちょっとお手伝いしたら行くね。」

 

僕は言った。

 

 

~桃子側~

「うーん、そうしてくれると嬉しいんだけど、和人も、自分の時間が必要でしょ、お手伝いはお家でもできるから、行ってきなさい。」

 

 

~和人側~

「うん、わかったよ。行ってきます。」

 

僕は言った。

 

 

~桃子側~

「行ってらっしゃい。」

 

 

~なのは側~

「和人、遅いな、どうしたんだろう?」

 

私は、心配になってきた。

 

 

~すずか側~

「大丈夫だよ、私がお家まで送って行ったから。」

私は、ジュースをすすってから言った。

 

~アリサ側~

「それから、こっちに来たのね。」

私は、言った。

 

 

~詩乃側~

「でも、お手伝いに来るって言ってなかった?」

 

私は、足をフラフラさせながら言った。

 

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん、すずかお姉ちゃん、アリサお姉ちゃん、詩乃、遊びに来たよ。」

 

僕は言った。

 

~すずか側~

「和人君、こっちだよ、おいで。」

私は、言った。

 

 

~アリサ側~

「和人君、お疲れ様。」

私は、言った。

 

 

~なのは側~

「和人、ジュースあるよ。」

私は、和人を座らせてから、コップに入ったジュースをあげた。

 

~詩乃側~

「和人お兄ちゃん、お帰りなさい。」

私は、和人お兄ちゃんに言った。

 

~和人側~

「ただいま、なのはお姉ちゃん、詩乃、すずかお姉ちゃん、アリサお姉ちゃん。」

 

僕は、ジュースを一口飲んでから言った。

 

 

~なのは側~

(和人、ユーノ君から、念話があったけど、海鳴市に、魔法の反応が出現したって、しかも、今、戦えるのは和人だけだから、いざとなったらお願いね。)

 

私は、念話で言った。

 

~詩乃側~

(ごめん、お兄ちゃん、私達のデバイス、調子が悪くて、デバイスモードにならないの。)

 

私は、言った。

 

 

~和人側~

(大丈夫、僕に任せて、いざとなったら、フェイトママ達も来てくれるから。)

僕は言った。

 

 

~アリサ側~

「どうしたの?三人共静かになちゃって。」

私は、なのは達に聞いた。

 

 

~すずか側~

「そうだよ、大丈夫?」

私も聞いた。

 

 

~なのは側~

「大丈夫だよ、ちょっと考え事をしてただけだから。」

私は、言った。

 

~詩乃側~

「ごめんなさい、実は、すごく眠くて。」

私は、思いついた事を言った。

 

~和人側~

「大丈夫だよ、ちょっと疲れただけだから。」

僕は言った。

 

~アリサ側~

「そっか、そうだよね、それじゃ、そろそろ帰ろうかな。」

 

私は言った。

 

 

~すずか側~

「そうだね、じゃあね、和人君、なのはちゃん、詩乃ちゃん。」

 

私は、それだけ言うと、アリサちゃんに続いて歩き出した。

 

 

~三人側~

「じゃあね、また明日。」

僕たちは最後まで、すずかお姉ちゃんとアリサお姉ちゃんを見送った。

 

~バルディッシュ側~

「マスター、魔力反応です、ここから近いです。速やかに戦闘準備を。」

 

~和人側~

「わかったよ、バルディッシュナイト、セットアップ」

僕は、バリアジャケットを装着して、空に飛んだ。

 

「なのはお姉ちゃん達は、ここから動かないで。安全だから。」

 

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「 うん。わかったよ。」

私はそう言って、詩乃を抱きしめた。

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、怪我しないでね。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「大丈夫だよ。」

僕は言ってから、加速した。

 

「ナイト、魔力の発生地点はどこ?」

僕は聞いた。

 

 

~バルディッシュナイト側~

「この辺です。来ます、上へ飛んでください。」

 

 

~和人側~

「わかったよ、ナイト。」僕は、素早く上に飛んで、魔力をチャージした。

 

 

~???側~

「ほう、いいデバイスを持っているな、連携もいい。」

 

~和人側~

「貴方は誰ですか?」

僕は聞いた。

 

~???側~

「私の名前は、シグナム、主を守る騎士だ。お前の魔力の元を貰いに来た。」

私は言った。

 

~和人側~

「ふざけるな、スターライトブレイカー」

僕は、チャージしておいた、スターライトブレイカーを放った。

 

~シグナム側~

「ふん、やはりまだ子供だな。闇の書よ、食事の時間だ、アイツのリンカーコアを吸収してやれ。」

 

私は、持っていた本を掲げると、ページか勝手に開いて、水色の光を吸収し始めた。

 

「すごい、魔力量が格段に違う。」

私は言った。

 

~和人側~

「う、苦しいよ、助けてよ、リンカーコアを取らないでよ。」

僕は、ハァハァ言いながら訴えたけど、為だった。

 

そう、結局僕は、手も足も出せずに負けたんです。

リンカーコアを取られて。

 

それから僕は、地上に落ちてしまった。それからの記憶はありません。

 

 

 




いかがだったでしょうか。
シグナムを登場させました。

感想はどんなものでも受け止めます。
誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいいところがあったら、御指摘お願いします。

感想、評価、お気にいり登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。

読んでくれてありがとうございました。



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4話 魔法の必要性編

こんにちは、今回は、詩乃に変化があります。

それでは本編です。


~詩乃側~

「和人お兄ちゃん。早く帰ってきて。」

私は、心配になった。

 

~なのは側~

「大丈夫だよ、和人もちゃんと帰ってくるって言ったじゃん。」

 

私は、詩乃に言った。

 

~ユーノ側~

(なのは、詩乃、和人の反応が消えた、場所は港の近くだ、僕も向かうけど、なのは達も来てくれるかい?)

 

僕は言った。

 

 

~なのは側~

(わかった、ユーノ君、今から向かうね。)

 

私は、そう言って念話を切った。

 

「詩乃、聞こえたね。行ける?」

 

私は、優しく聞いた。

 

~詩乃側~

「うん、怖いけど、行くよ。お兄ちゃんが心配だから。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「わかったよ。だけど、無理しないでね。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「うん、エターナルレイジングハートも一緒だから。大丈夫。」

私は言った。

 

 

~エターナルレイジングハート側~

 

「マスター、心配しないでください。」

 

 

~詩乃側~

「ありがとう、レイジングハート。」

私は、お礼を言った。

 

 

~なのは側~

「行こう、詩乃。」

私は、言った。

 

 

~ユーノ側~

「和人、目を開けて、落ち着いたらでいいから、何があったか話してくれないか?」

 

僕は聞いた。

 

 

~和人側~

「ユーノ君、僕、勝てなかったんだ、シグナムさんっていう人に、リンカーコアを取られて、得意な魔法のスターライトブレイカーも吸収されちゃったんだ、だから、今の僕は、魔法が使えないただの、使えない人間なんだ。あ、ナイトはどこ?」

 

僕は、説明をしながら、ナイトを探した。

見つけた。でも、ナイトは壊れて半分が無くなっていた。

 

 

「ナイト、ごめんなさい、僕がダメなマスターだから。君を壊しちゃた。でも、今の僕じゃ治せないよ。」

 

僕は、ナイトに泣きながら謝った。

 

 

~バルディッシュナイト側~

「マスター、大丈夫です。貴方が謝ることではありません。」

 

 

~ユーノ側~

「和人、ナイトも管理局に持って行けば治せるよ。なのは達も、もうすぐ来るから、みんなで一緒に帰ろう。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「ありがとう、ユーノ君」

僕はまた、気を失ってしまった。

 

 

~なのは側~

「ユーノ君、和人は?」

私は、ユーノ君に聞いた。

 

~ユーノ側~

「大丈夫だよ、傷の治療もしたから、でも、また、倒れちゃった。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、大丈夫なの?」

私は聞いた。

 

~ユーノ側~

「うん、怪我はもう大丈夫だけど、和人の、リンカーコアはもうないんだ、いや、盗まれたと言うべきかな。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「その話は、家でするとして、とりあえず帰ろう。」

私は、そう言って、和人をおんぶして、詩乃と手を繋いだ。

 

~ユーノ側~

「僕はフレットになってるね。」

僕はそう言って、フレットになって、詩乃の肩に乗った。

 

 

~詩乃側~

「ユーノ君、サポートよろしくね。」

 

私は、言った。

 

 

「そうだ、なのはお姉ちゃん、先に帰って。魔力反応があるから。なにか来るかもしれない。」

私は言った。

 

 

 

~なのは側~

「詩乃、ちゃんと帰って来れるの?和人みたいにならないの?」

私は、詩乃も、怪我をしそうで心配だから聞いた。

 

「それに、今、エターナルレイジングハートは調子が悪いんでしょ。無理しないでね。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「大丈夫だから、なのはお姉ちゃんこそ、和人お兄ちゃんを襲った敵に、襲われないようにね。」

 

私は言った。

 

~なのは側~

「大丈夫だよ。」

私達は、タッチした。

それから、私は、歩き出した。

 

 

~詩乃側~

「レイジングハート、行けるね。」

私は聞いた。

 

 

~エターナルレイジングハート側~

「はい、マスター、自己修復で、一回は起動可能です。」

 

 

~詩乃側~

「OK、エターナルレイジングハート、セットアップ。」

 

私は、バリアジャケットに姿を変えた。

 

「加速して。レイジングハート。」

私は、言った。

 

 

~エターナルレイジングハート側~

「わかりました、マスター。」

 

 

~詩乃側~

「ユーノ君、ちゃんと掴まっててね。」

私は言った。

 

 

~ユーノ側~

「うん、詩乃。」

 

僕は言った。

 

 

~???側~

「新たな魔力反応?シグナムが倒した奴の仲間か?まぁいい、コイツのリンカーコアもうばってやろう。」

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「いた、貴方が、和人お兄ちゃんを襲った人なの?答えて、答えによっては、消すよ。」

私は言った。

 

~???側~

「口だけはでかいんだな。それに、お前の兄貴を襲ったのは私じゃない。あれはシグナムだ。でも、ちょうどいい、私の姿を見たんだったら、お前のリンカーコアを奪ってやるよ。」

 

私は、デバイスを構えた。

 

~詩乃側~

「貴方の名前はなに?」

 

私は、戦闘をしながら、名前を聞いた。

 

 

~???側~

「私の名前はウィータ、主を守る騎士だ。」

 

私は言った。

 

「カードリッジ、三発リロード。」

私は、カードリッジを、リロードして、攻撃した。

 

~詩乃側~

「私の名前は、高町詩乃、貴方を倒す魔法少女だよ。」

私は、魔力を普段より多くチャージした。

 

「レイジングハート、行けるね。」

 

私は、聞いた。

 

~エターナルレイジングハート側~

「はい、フルパワーで一発だけなら。」

 

 

~詩乃側~

「大丈夫なんだね。エクストラブレイカー。」

私は、引き金を引いた。

 

でも、あたったらなかった、いや、吸収されたと言うべきか。

 

 

「え、なんで、なんで、あたらないの。」

私は、怖くなった、死にたくない、痛いことはやだ。

そんな、気持ちだけがあった。

 

~ウィータ側~

「そんなものなんだな、じゃあ、リンカーコアをもらうかな。」

私は、本を開いて、緑色のリンカーコアを吸収した。

 

 

~詩乃側~

「う、苦しい、なんで、リンカーコアが出てるの?助けてよお兄ちゃん、お姉ちゃん。」

 

私は、そのまま地上に落ちたけど、ユーノ君の回復魔法で、歩けるまでに回復して、木などに、つかまりながら、家に帰った。




いかがだったでしょうか、シグナムに続いて、ウィータ登場させました。

そして、詩乃のリンカーコアも吸収させました。


感想はどんなものでも受け止めます。
誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいいところがあったら、御指摘お願いします。

読んでくれて、ありがとうございまし。


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5話 あの人達は誰なの?編

こんにちは、今回は、詩乃と和人となのはがメインです。

アリサ達はあまり出てきません。

それでは本編です。


~なのは側~

「詩乃、怪我しないって言ったじゃん?」

私は、詩乃に言った。

 

 

~詩乃側~

「ごめんなさい、なのはお姉ちゃん、本当にごめんなさい。私も魔法が使えなくなっちゃったし、エターナルレイジングハートも壊れちゃった。」

私は、泣きながら謝って、割れた、エターナルレイジングハートを見せた。

 

 

~なのは側~

「もう、無理したんだね。詩乃、もういいから、ゆっくり休んで。」

 

私は、そう言って、詩乃を抱っこした。

 

 

~詩乃側~

「恥ずかしいよ、なのはお姉ちゃん。」

私は言った。

 

 

~なのは側~

「大丈夫、詩乃は、私の妹だから。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「そっか、そうだったね。」

私は、そう言って、目を閉じた。

 

~なのは側~

「寝ちゃった。」

私は、詩乃を和人の隣に寝かせ。

 

 

~なのは側~

 

「二人共、しばらく、魔法の事は忘れて、普通の子に戻って、ゆっくり休むこと、これはお姉ちゃんからの約束だよ。」

 

私は、二人を撫でながら言った。

 

 

~ユーノ側~

「なのは、魔法の素質のあった、二人共やられたんだ、なのはも十分注意してね。」

僕は言った。

 

~なのは側~

「わかってるよ。ユーノ君。」

私は言った。

 

「それじゃ、私の部屋に移動しようか。」

私は、そう言って、和人の部屋の扉を開けて、自分の部屋に戻って、部屋の扉を開けようとしたとき、お母さんに呼ばれた。

 

~桃子側~

「なのは、和人達、どうしたの?すごい、ぐっすり寝てるけど。」

 

 

~なのは側~

「なんか、疲れてるみたいだよ。あれだけお手伝いしたんだもん。」

私は、お母さんに言った。

 

~桃子側~

「そっか、なのはも寝ててもいんだよ。」

 

~なのは側~

「私は、大丈夫。なにかお手伝いすることなぁい、なんでも言って。」

 

私は言った。

 

~桃子側~

「じゃあ、今のなのはのお手伝いは、休むことだよ。」

 

 

~なのは側~

「わかったよ、じゃあ、和人の部屋にいるね」

 

私はそう言って、階段を上がった。

 

 

~和人側~

「ここはどこ?」

僕は、深呼吸して辺りを見回してみた。

 

「ここは、お家で、僕の部屋だ。」

僕は、それだけ確認すると、また、枕に倒れ込んだ。

 

 

「詩乃、ぐっすり寝てる、疲れてたんだね。」

僕は、詩乃と手を繋いで、目を閉じた。

 

 

~なのは側~

「あれ、二人共、手を繋いでる。これなら、離れ離れにならないかも。」

 

私は言った。

 

「眠くなって来ちゃった。」

私は、和人の机の上に手をおいて、寝始めた。

 

 

~詩乃側~

「私、寝ちゃったんだ。あれ?なんで、和人お兄ちゃんと手を繋いでるの?それに、なのはお姉ちゃんも寝てるし。まぁいっか、本でも読もう。」

私は、そう言って、和人お兄ちゃんの部屋の本棚にある、魔法使いの小説を読み始めた。

 

「魔法使い、本。」

私は、最初の数ページ読んだところで、あのウィーダという、魔法少女が持っていた本と被ってしまって、怖くなってしまい、本をとじた。

 

「やっぱり、ダメだな、私って。」

そう呟いた声は、誰にも答えてもらえなかった。

 

 

 




いかがだったでしょうか、今回は、こんな話にしてみました。

感想はどんなものでも受け止めます。
よろしくお願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

その他、変更したらいいところがあったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございました。


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6話 ヒカリちゃんのお家へ編 前編

こんにちは、今回は和人と詩乃が、ヒカリの家に行きます。

それでは本編です。


~ヒカリ側~

「和人君と詩乃ちゃんが魔法使い?」

私は、二人の前では信じると言ったけど、自分の心の中では、まだ信じてなかった。

 

「私達、保育園から、ずっと一緒だったのに、二人は変わっちゃったんだね。あ、そっか、二人を私のお家に呼べばいいんだ、明日は土曜日だし、学校もないから。」

私は、和人君達のお家に電話をした。

 

 

「もしもし、高町さんのお家ですか?私、和人君と詩乃ちゃんのお友達のヒカリです。あの、和人君か、詩乃ちゃんはいらっしゃいますか?」

私は、言った。

 

 

~和人側~

「あ、ヒカリちゃん?どうしたの?」

僕は、突然のヒカリちゃんからの電話にびっくりした。

 

 

~ヒカリ側~

「あ、和人君、あのね。明日の土曜日に私のお家に遊びに来ない?詩乃ちゃんと二人で。」

私は、用件を言った。

 

 

~和人側~

「うん、詩乃も喜ぶよ。わかった、明日ね。」

 

僕は、返事を伝えて、電話を切った。

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、今の電話ヒカリちゃんからでしょ。なんだって?」

私は聞いた。

 

 

~和人側~

「うん、明日の土曜日に遊びにこないかって。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「わぁ、行く行く。」

私は、嬉しくなった。

 

 

~和人側~

「うん。明日が楽しみだよ。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「和人、詩乃、ご飯だよ、おいで。」

私は、二人に言った。

 

~和人&詩乃側~

「はーい、今行きまーす。」

僕たちは言った。

 

それから、僕たちは、晩ご飯を食べた。

 

~それから、数分後~

 

 

~詩乃側~

「和人お兄ちゃん、また一緒に寝てくれる?」

私は、さっきのお兄ちゃんの手の暖かさが忘れなれなくて、つい言ってしまった。

 

~和人側~

「うん、いいよ、詩乃、おいで。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「ありがとう、お兄ちゃん。」

私は、お兄ちゃんのベッドに入って、手を握った。

 

~和人側~

「ゆっくりお休み、詩乃。」

僕は、詩乃の頭を撫でた。

 

~詩乃側~

「お休み、和人お兄ちゃん。」

私は、そう言って、目を閉じた。

 

~和人側~

「僕も眠くなっちゃったな。」

僕はそう言って、目を閉じた。

 

~なのは側~

「和人、詩乃、寝るときは、電気消さなきゃダメだよ。」

 

私は、和人の部屋の電気を消して、静かに扉を閉めた。

 

 

~それから、数時間後。~

 

 

~詩乃側~

「ふう、朝か。あ、今日はヒカリちゃんのところに遊びに行く日だ。」

 

私は、自分の部屋に行って、着替え始めた。

夏だから、白のワンピースに、緑の靴下というかっこだ。

 

「よし、和人お兄ちゃんをおこしにいこう。」

私は言った。

 

~和人側~

「詩乃、おはよう。あれ、詩乃は?」

僕は、隣に詩乃がいない事に気がついた。

「もうおきたのかな?、僕は、そう思って、着替え始めた。」

 

水色の短パンに、黒の半そでという、かっこだ。

 

「よし、着替えたし、忘れ物はないかな?」

僕は、携帯と財布を入れた水色の鞄を肩にかけた。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、起きてる?」

私は言った。

 

 

~和人側~

「おはよう、詩乃、可愛いワンピースだね。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「ありがとう、お兄ちゃん。ママに買ってもらったんだ。」

私は、嬉しくなった。

 

「さぁ、朝ごはんだから、行こう、それから、出発だよ。」

 

私は、お兄ちゃんに言った。

 

 

~和人側~

「そうだね、詩乃。」

僕たちは、部屋の扉を締めて駆け出した。

 

 

~桃子側~

「おはよう、和人、詩乃、二人でお出かけだってね。」

 

 

~和人側~

「うん、友達のお家にね、なるべく遅くならないように来るね。」

 

僕は言った。

 

~詩乃側~

「ママ、カチューシャ貸して。」

私は言った。

 

~桃子側~

「いいよ、詩乃、ママのお部屋にあるから持って来て。」

 

 

~詩乃側~

「うん、ありがとう、ママ。」

私は、ママの部屋に行って、カチューシャを持って来た。

 

~なのは側~

「和人、詩乃、おはよう。二人共、似合ってるよ。」

私は言った。

 

「そう言えば、お父さんは?」

私は言った。

 

~桃子側~

「お父さんは、もう、お仕事に行ったよ、お母さんも、もう行くから、みんなでご飯食べててね。」

 

 

~なのは側~

「うん、行ってらっしゃい。お母さん。」

私は言った。

 

~和人側~

「お母さん、頑張ってね。」

僕も言った。

 

 

~詩乃側~

「行ってらっしゃい、ママ。」

私は言った。

 

~桃子側~

「行ってきます。」

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、そろそろわたし達も。」

朝ごはんを食べ終えた私は言った。

 

~和人側~

「そうだね、行こう。」

僕も、朝ごはんを食べ終えたから言った。




いかがだったでしょうか、後編は、ヒカリの家に向かうところからはじます。

感想はどんなものでも受けとめます。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいいところがあったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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6話 ヒカリちゃんのお家へ編 後編

こんにちは、今回は後編です。

それでは本編です。


~ヒカリ側~

「よし、私も準備しなくちゃ。」

私は、パジャマをぬいで、スカートと半そでに着替えた。

「これでOKかな。」

私は、和人君たちが来るのを待った。

 

 

~その頃の和人と詩乃側~

 

 

 

~和人側~

「詩乃、道はこっちであってるの?」

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ。お兄ちゃん、もう着くから。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「そうだ、ユーノ君、出てきて。」

僕はお姉ちゃんが、サポートのために連れてってとユーノ君を送ってくれたのでした。

 

 

~ユーノ側~

「和人、どしたの?」

 

僕は、和人に聞いた。

 

~和人側~

「魔力反応は、無いよね。」

僕は、魔法の事はしばらく忘れてと言われたけど、聞いてしまった。

 

~ユーノ側~

「大丈夫だよ、だから、和人達は安心してね。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「そうだね、ユーノ君、肩に乗って。」

僕は、ユーノ君を肩に乗せた。

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、あれが、ヒカリちゃんのお家だよ。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「そうなんだ、あれ、ここって、まさか、僕達が、魔法と出会った場所じゃ。」

 

確かにそうでした、ヒカリちゃんのおうちは、僕達が、魔法と出会った場所から、近くにある、住宅街に住んでいました。

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、大丈夫だよ。私も強くならなきゃだよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「そうだね、詩乃、後少しだから、頑張ろう。」

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「私は、インターフォンを押した。」

ヒカリちゃん、遊びに来たよ。

私は言った。

 

 

~和人側~

「おはよう、ヒカリちゃん、今日は呼んでくれてありがとう。」

僕は、ヒカリちゃんにお礼を言った。

 

 

~ヒカリ側~

「いらっしゃい、和人君、詩乃ちゃん。さぁ、入って。」

 

私は、詩乃ちゃんと和人君をリビングに、招待して、お茶をいれた。

 

「実はね、今日来てもらったのは、確認のためなの。本当に和人君と詩乃ちゃんが、魔法使いなのか、みせてほしいなぁー、なんて。」

 

私は、おねかいをしてみた。

 

 

~和人側~

「ごめん、ヒカリちゃん。僕達、魔法が使えなくなっちゃったの。それに、しばらくは、魔法関連の話も、本も読んじゃダメだって、お姉ちゃんに言われたの。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「ごめん、ヒカリちゃん、でも、今の私達は、普通の兄妹なの、普通の子供なの、ヒカリちゃんと一緒だよ。」

 

私は、ヒカリちゃんに言った。

 

 

~ヒカリ側~

「よかった。和人君、ヒカリちゃん。二人が無事でいてくれて。」

私は言った。

 

「ティル、おいで。」

 

私は、飼っているネコのティルを呼んだ。

 

 

~和人側~

「ヒカリちゃんも、ペットを飼ってたんだ。ユーノ君、おいで。」

 

僕は、ユーノ君を呼んだ。

 

(ユーノ君、ヒカリちゃんが、魔法を使えるとか無いよね。)

 

僕は、念話で言った。

 

 

~ヒカリ側~

「そうだ、和人君、詩乃ちゃん。これ、拾ったんだけど、なんだろう。」

私は、綺麗な紫色の宝石を見せた。

 

 

~和人側~

「ヒカリちゃん、それは、デバイスかもしれない、専門的なところで、見てもらうから、ちょっと貸してくれない?」

 

僕は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「うん。こんな怖いものいらないから。」

私は、宝石を渡した。

 

「よし、それじゃ、遊ぼうか。」

それから、私達は、夕方まで、ゲームをしたり、本を読んだり、お絵かきをしたりして遊んだ、二人には、特に、詩乃ちゃんには、言えない秘密を残して。

 

 

~和人側~

「それじゃ、帰るよ。楽しかったよ。またこんどね。」

僕は、ヒカリちゃんに、バイバイを言った。

 

 

~詩乃側~

「じゃあね、ヒカリちゃん。」

私は、手を振った。

 

 

~ヒカリ側~

「また今度ね、じゃあね、詩乃ちゃん、和人君。」

私は、最後まで見送った。




いかがだったでしょうか、今回はこんな感じです。

感想はどんなものでも受けとますので、お願いします。

誤字脱字があったら、、御指摘お願いします。

変更したらいいところがあったら、御指摘お願いします。

呼んでくれてありがとうございます。


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7話 管理局へ編 前編

こんにちは、今回は、和人と詩乃が、管理局へ行きます。

今回も、前編と後編でいきます。

それでは本編です。


~和人側~

「あれ、クロノお兄ちゃんから電話だ、どうしたんだろう?」

 

僕は、朝速くに鳴り響いた携帯電話の音で、目を覚ました。着信を見ると、クロノお兄ちゃんだった。

 

「クロノお兄ちゃん、おはよう、久しぶりだね、どうしたの?」

僕は言った。

 

~クロノ側~

「和人、君と詩乃が、謎の魔導師と戦って、リンカーコアをとられたって、なのはから電話で聞いて、心配で、連絡したんだ、しかも、友達が、デバイスらしきものを拾ったそうじゃないか、それの調査と、和人達の治療もしたいから、ちょっと、アースラまで来てくれるか?」

僕は言った。

 

 

~和人側~

「でも、僕達、今日は学校だから、三時くらいまでは、家に帰って来れないよ。」

 

僕は言った。

 

~クロノ側~

「ああ、なら、学校が、終わり次第、連絡してくれ、アースラのテレポートで、そっちに行くから、必ず、詩乃と二人でいるんだぞ。」

 

僕は言った。

 

~和人側~

「わかったよ。それじゃ、また後でね。」

僕はそう言って、電話を切ってから、ディスプレイの時間を見た。

 

「6時50分か、そろそろ着替えよう。」

僕は、昨日あった、楽しい事を思い出しながら、制服に着替えた。

 

「これで後は、教科書と、携帯を入れて、準備完了と。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「おっはょ、和人お兄ちゃん、さっきの電話、クロノお兄ちゃんからでしょ、管理局へ行くんだね。早く準備しないと。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「おはよう、詩乃、管理局へ行くのは、学校が終わってからだよ。だから、今日は、一緒に帰るよ。」

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

 

「わかった。それじゃ、また後でね。」

私は、部屋から出ようとしたけど、フラフラになって倒れてしまった。

 

 

~和人側~

「大丈夫?詩乃、熱でもあるの?」

僕は、詩乃をおこして、素早く、着ていた制服のスカートの埃を払って、椅子に座らせた。

 

「ほら、詩乃、おでこ触るよ。」

僕は、詩乃のおでこを触って見た。

 

「ちょっと熱いかな?体温計を持って来るから、そこでじっとしてるんだよ。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「うん、わかったよ、和人お兄ちゃん。」

やば、バレちゃうよ、すごい熱があるのに、無理して元気に振舞ってたことが。

 

 

~和人側~

「ほら、詩乃、おいで、お兄ちゃんが、測ってあげるから。」

僕はそう言って、詩乃を膝に乗せて、詩乃の制服のリボンを緩めて、体温計を入れた。

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、ほんとに大丈夫だから。詩乃、学校行くもん。熱なんかないもん。」

 

私は、そう言ったけど、体は素直だった。寒いな。

私は言った。

 

~和人側~

「38度9分だね、完全に熱だね。はい、お休みね。」

僕は言った。

 

「お母さんに言ってくるからね。お兄ちゃんのベッドで寝てること。」

僕は、詩乃に、注意した。

 

 

~詩乃側~

「わかった、お兄ちゃん。」

私は、そう言って、ベッドに転がった。

 

 

~和人側~

「お母さん、詩乃が、お熱だから、学校休ませてね。」

僕は、リビングに降りて、お母さんに言った。

 

~桃子側~

「どうしょ、お母さんも、お仕事だし、そうだ、なのは達で、詩乃のお世話出来る?学校には、お母さんから、電話しておくから。」

 

~なのは側~

「うん、私達に任せて、和人も、それでいいよね。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「うん、後、僕達、夕方から2時間くらい、クロノさんの所に行ってくるね。」

 

僕は、お母さんに言った。

 

~桃子側~

「わかったよ、ご飯までには、帰って来てね。」

 

 

~和人側~

「ありがとう、お母さん。」

僕は言った。

 

「それじゃ、着替えてくるね。」

僕は部屋に戻った。

 

 

~なのは側~

「和人、また、お兄ちゃんらしくなったね。」

私は言った。

 

~桃子側~

「なのはも、お姉ちゃんらしいよ。」

 

~なのは側~

「ありがとう、お母さん、私も着替えてくるね。」

そう言って、私は、部屋に戻った。

 

~詩乃側~

「学校行きたいよ。一人でさみしいよ。」

私は、言った。

 

~和人側~

「詩乃、今日は、お兄ちゃんも、お姉ちゃんもいるから、安心して、何かあったら言ってね。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「じゃ、私のそばから離れないで、ずっと一緒にいて、絵本を読んだりして。」

私は、言った。

 

~和人側~

「いいよ。他にはして欲しい事はある?」

僕は詩乃に聞いた。

 

~詩乃側~

「ううん。もう大丈夫だよ。お兄ちゃんやお姉ちゃんに迷惑かけるわけにもいかないしね。」

私は言った。

 

~和人側~

「迷惑じゃないよ。大丈夫だから、何かあったら言ってね。」

僕は言った。

 

~詩乃側~

「ありがとう、お兄ちゃん。」

私は言った。

 

 

~なのは側~

「詩乃、寒くない?熱が上がってきたと思ったら、お姉ちゃんか、お兄ちゃんに言ってね。

 

~詩乃側~

「うん、ありがとう、なのはお姉ちゃん。」

私は言った。

 

~それから、数時間後~

 

 

~和人側~

「詩乃、ご飯持って来たよ、起きれる?」

僕は聞いた。

 

 

~詩乃側~

「うん、起きれるよ。ご飯、作ってくれて、ありがとう」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「うん、お粥にしたよ、食べさてあげるね。」

僕は、お粥をすくって、ふうふうして食べさせた。

 

「美味しい?詩乃。」

僕は、聞いた。

 

~詩乃側~

「うん、美味しいよ。」

私は言った。

 

 




いかがだったでしょうか、後編は、続きから始まります。

感想はどんなものでも受け止めます。

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7話 管理局へ編 後編

こんにちは、今回は、後編です。

それでは本編です。


~なのは側~

「和人、詩乃、寝た?」

私は、和人に聞いた。

 

~和人側~

「うん、熱も朝に比べて下がってきたから、大丈夫だとおもうよ。」

 

僕は、詩乃の約束があるため、動けないから、なのはお姉ちゃんに来てもらいました。

 

「どうしょ、クロノお兄ちゃんとの約束、詩乃も来なきゃ行けないのに。」

僕は、少し心配になって言った。

 

~なのは側~

「そうだね、この調子で下がってくれたら行けるんだけどね。一応、検査だけでしょ。」

私は言った。

 

~和人側~

「うん、その予定なんだけどね、調べたいことがあるの、一つは、僕達のリンカーコアを吸収した本のこと、二つ目は、ヒカリちゃんが見つけたこの紫色の宝石の事、まぁ、二個目は確信があるんだけどね。」

 

僕は、約束を破ってしまったと思った。

~なのは側~

「和人、貴方は、とれだけ言っても、魔法に関わるのね。それが、あなたのいいところなのかもしれ無いけど、無理はしないでね。」

私は言った。

 

~和人側~

「そうだね、でも、誰かが、魔法を取り戻さなきゃ、なのはお姉ちゃんも、フェイトママも、アリシアママも襲われちゃう。それに、いくらリンカーコアがない僕達にも、何かされるかもしれない、だから、僕は、魔法を取り戻すよ。例えそれが、闇の危険な魔法でもね。」

 

僕は、自分の気持ちを素直に告げた。

 

 

~なのは側~

「闇の魔法だけはダメ。貴方は自分の経験や、お姉ちゃんを見て、何も思わないの、危険な力は、大切な人を失うだけだよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「闇の力も使い方によっては、正しい力になるって、この前読んだ本に書いてあったよ。」

 

僕は言った。

 

~なのは側~

 

「それは、本の中のものがりの話でしょ、貴方が、闇に飲み込まれたら、お姉ちゃん、次こそ、死んじゃうよ。だから、お姉ちゃんは、和人と詩乃には、普通の元気な子として、育って欲しかったの。これが、お姉ちゃんの今の気持ち。」

私は言った。

 

~和人側~

「もう、僕達は、元の子には、戻れないから、魔法に出会った時点で、闇の魔法に飲み込まれる前にね。だから、お姉ちゃんも、僕達とは、関わらない方がいいかもね。」

 

僕は、なのはお姉ちゃんに静かに言った。

 

~なのは側~

「和人、ちょっと来なさい。」

私は、そう言って、和人を廊下の一番奥に連れていった。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、どうしたの?僕なにかおかしいこと言った?」

 

僕は、なのはお姉ちゃんに言った。

 

 

~なのは側~

「おかしなこと?和人は自分で言った事をわからないの?あなたは、お姉ちゃんや、詩乃、フェイトちゃん、

 

すずかちゃん、アリサちゃん、アリシアさん、、今まで育ててくれた家族、仲良くしてくれたお友達。

 

アースラで、優しくしてくれた、クロノ君、リンティさん、エイミィさん、プレシアさん。みんなの、気持ちを壊したんだよ。

 

今の和人に、友達とか、仲間とか、勇気とか、言う権利はないよ。」

 

私は、寝ている詩乃に聞こえないよな大きな声を出して言った。

 

 

~和人側~

「何なの?お姉ちゃん、僕が、大丈夫な人を傷つけたみたいな言い方だね。もう、いいよ、お姉ちゃんはまだ魔法が使える、大事な人だけ守ればいいじゃん、僕の事なんか、捨てればいいじゃん。」

 

僕は、泣きそうになりながら、言った。

 

~なのは側~

「そう言う事いうんだ。もういいよ、勝手にすれば。」

私は、そう言って、詩乃の所に戻った。

あ、ここは、和人の部屋だった。

 

 

~和人側~

 

「なんで?なんでなの?どうして怒るの?」

 

僕は、壁に背中を合わせて、体育座りで、うつ伏せに座った。

 

「リビングに行こう。」

僕は、リビングに降りて、誰もいない、部屋にある、ソファーの真ん中に座った。

 

「なんだろう?この気持ち、そう言えば、なのはお姉ちゃんもこんな気持ちだった事あったんだね。」

 

なんで、なのはお姉ちゃんの事なんか考えてるんだろう?喧嘩したばっかりなのに。

 

「お散歩に行こう、今はまだ、三時前だから、すぐ帰って来れば、大丈夫だよね。」

 

僕は、なのはお姉ちゃんと目を合わせないようにして、携帯を取りに行った。

 

~なのは側~

「和人、どこに行くの?管理局に行くんじゃないの?」

私は言った。

 

~和人側~

「…。」

僕は、何も言わずに携帯をとって部屋をでた。

 

 

~なのは側~

「やっぱり言い過ぎたかな?、このままだと、明るかった和人が、昔の私みたいに性格が暗くなって、誰にも話してもらえなくなっちゃう。せっかく、明るくなったのに。」

 

私は、一人で言った。

 

 

~和人側~

「どこに行こうかな、そうだ、あの森に行こう、あの森に行けば、気持ちが変わるかも。」

 

僕はそう言って、自転車に乗って、港のあの森に向かった。

 

 

~なのは側~

「和人、どこに行ったの?やっぱり私のせい?まさか、あの森に行ったの?でも、詩乃が、こんな状況だし。」

私は、詩乃に聞こえたかもしれ無い声で言った。

 

 

~詩乃側~

「お姉ちゃん、行ってきていいよ、熱も下がったし、もう呼吸も楽になったから、ホントのことをいうね。私も連れてって。」

私は、はっきり言った。

 

~なのは側~

「詩乃、本当に来てくれるの?お姉ちゃんと和人お兄ちゃんは喧嘩したんだよ。詩乃が気にすることじゃないんだよ。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「お姉ちゃんと和人お兄ちゃんの問題は、詩乃の問題だよ。だから、私も行くの。」

 

私は、そう言って、ベッドから出て、携帯をポケットに入れた。

 

~なのは側~

「そうだったね、行こう、詩乃。」

私、自分の部屋に寄って、携帯を持ってきて、ポケットに入れた。

 

「行こう、詩乃。」

私は、書き置きを残して、外に出て、玄関の鍵を閉めた。

 

 

~和人側~

「ここだったね。なんか、懐かしいな。」

 

僕は、自転車を近くに止めて。木の枝が沢山落ちている森の中に入って言った。

「あれって、ヒカリちゃんだよね。」

僕は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「和人君には、ああ言ってあの宝石をあげたけど、あれが、魔法を使う道具なら、探さなきゃ、私も魔法使いになるために。和人君や、詩乃ちゃんと同じ世界を見るために。」

 

私は、そう言って、同じ、紫色の宝石を探していた。

 

「あった、これだ。」

私は、そう言って、宝石を手に取ると、胸から、紫色の光が出てきた。

 

「これが、魔法なの?」

そう思っていると、さっきの宝石が、拳銃の形に変化した。

 

「これが、デバイス。」

私の服は、黒を基調とした、スカートとトップスに変化した。最後に、紫色のラインが入って、頭にカチューシャがついた。

 

~ショットカノン側~

「貴方が僕のマスターだね。デバイス名、ショットカノン、愛称、カノン、術式、ミットスタイル、カードリッジシステム搭載完了、初期設定完了、マスター、これから宜しくお願いします。」

 

僕は、言った。

 

~ヒカリ側~

「よろしくね。カノン。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「ヒカリちゃん、どうして?どうして君が、魔導師になんか。」

 

僕は言った。

 

 

 

~ヒカリ側~

「和人君?いつからそこにいたの?見て、私も魔法使いになったよ。可愛いでしょ。これから、和人君達は私が守るよ、だから、安心して。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「だって、ヒカリちゃんが拾ったデバイスは、僕が持ってるに。」

 

僕は、驚いてしまった。

 

~ヒカリ側~

「そう、あなたにあげたのが失敗だったの。これは私が持ってるべきだった。」

 

私は言った。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、ここにいたんだね。」

私は、お兄ちゃんを見つけて走って言った。

 

でも、お兄ちゃんの前にいる魔導師にびっくりした。

 

「ヒカリちゃん、なんで?なんで、貴方が魔導師なんかに?なんで、私が好きだった、友達だったヒカリちゃんはどこに行ったの?」

 

私は、強く言った。

 

~ヒカリ側~

「ごめん、詩乃ちゃん、私は、貴方達と一緒になりたかったの。魔法使いにね。和人君にも言ったけど、私が、貴方達を守るよ。安心してね。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「ヒカリちゃん、今、魔法を使うと、貴方が魔導師になったことがバレてしまうよ。だから、やめて。」

 

私は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「なのはさん、貴方には用はありません。」

私は、手を挙げて、なのはさんの体にバインドとかいう魔法をかけた。

 

~レイジングハート側~

 

「セットアップ」

 

私は、マスターを助けるために、バリアジャケットを装備させて、バインドを解除した。

 

~なのは側~

「ありがとう、レイジングハート。」

私は、レイジングハートを、砲撃モードにした。

 

「バインド、魔力チャージ、チャージ完了、砲撃方法威力半減、非殺傷モード、ターゲット、ロック、スターライトブレイカー」

 

私は、たくさんの事を一度にこなした。

 

~ヒカリ側~

「これが、なのはさんの力。」

私は、何もできなかった。

 

 

~詩乃側~

「ヒカリちゃん、大丈夫?」

私は、ヒカリちゃんを抱き抱えた。

 

~ヒカリ側~

「詩乃ちゃん、ごめんね。」

私は、バリアジャケットを解除した。

 

~和人側~

「詩乃、そろそろ時間だ。ヒカリちゃんも来て、あと、なのはお姉ちゃんも。」

僕はそう言って、携帯で、クロノお兄ちゃんの所に電話した。

 

 

~クロノ側~

「和人、詩乃、迎に来たよ。なのは、久しぶりだね。

それに、和人の横にいる子が、ヒカリちゃんだね。君にも検査を受けてもらうよ。」

 

僕は言った。

 

 

~和人側~

「アースラ、帰って来たんだ。」

僕は言った。

 

~クロノ側~

「部屋はそのままだから、大丈夫だよ。その前に、検査だからね。」

 

僕は、和人達を、検査室に案内した。

 

~和人側~

「クロノお兄ちゃん、検査ってどんな事をするの?」

僕は聞いた。

 

~クロノ側~

「大丈夫、和人達は、ベッドに寝てたら終わるから。」

僕は言った。

 

 

~和人側~

「うん、わかった。」

 

僕は言った。

 

それから、僕は検査を受けた、本当に、ベッドに寝ているだけの簡単な事だった、リンカーコアを回復させる薬をうつ以外は。

さその後に、詩乃、ヒカリちゃんという順番で検査を受けた。

 

 

~クロノ側~

「お疲れ様、和人、詩乃、それになのは、君たちのデバイスは、改造のために預からせてもらうよ。そうだ、ヒカリちゃん、君が最初に持っていたデバイスは、預かってもいいんだね。」

 

僕は言った。

 

~三人側~

「うん、いいよ。」

僕達は、デバイスを出して、預けた。

 

~ヒカリ側~

「はい、大丈夫です。クロノさん。」

私も言った。

 

~クロノ側~

「ありがとう、みんな、それじゃ、家族も心配してるから、それぞれの家の前に転送するぞ。」

 

僕は、そう言って、魔法で、転送した。

 

 

~三人側~

「帰ってきたね。さぁ、お母さん達も帰ってきてるから、中に入ろう。」

僕達は、ただいまを言って、家に入った。

 

~ヒカリ側~

「ただいま。」

私は、家に入った。




いかがだったでしょうか。今回はこんな感じにしてみました。

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8話 喧嘩のあとで編 前編

こんにちは、今回は、和人となのはがメインの話です。

新しいデバイスは、まだ出てきません。

あと、なのはとフェイト、アリシアのリンカーコアは、シャマルとザフィーラに取ってもらうことにしました。

長くなりましたが、本編です。


~なのは側~

「謝らないと、和人に、ひどいこと言っちゃったから。」

 

私は、アースラから帰ってきて言った。

 

 

~和人側~

「謝ろう、なのはお姉ちゃんに。」

 

僕は言った。

 

「行こう。」

僕は、なのはお姉ちゃんに謝るために、なのはお姉ちゃんと詩乃の部屋に向かった。

 

~なのは側~

「和人、来てくれたんだね。」

私は、和人の手を引いて、部屋の中に入れた。

 

「和人、ごめんなさい、お姉ちゃん、貴方に、辛いこと言っちゃったね。和人、覚えてる?前にもあったよね。」

 

私は、和人に言った。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、ごめんなさい、ダメな弟で、お姉ちゃんの言う事を聞かない子で、同じ事を繰り返す子で。」

 

僕は、必死に誤った。絶対に許してもらう、そんな気持ちしかなかったからです。

 

~なのは側~

「和人、もういいんだよ、お姉ちゃんも、貴方達の気持ちを考えてなかった、自分の気持ちばかりで、ごめんね。私の方こそダメなお姉ちゃんで。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、お願いがあるの、抱っこして、抱きしめて、僕を撫でて。」

 

僕は、必死に言った。

 

 

~なのは側~

「いいよ。これで許してくれるなら。」

私は、和人を抱きしめて、撫でて、最後に抱っこした。

「そうだ、和人、目を閉じて。」

 

私は、和人が、目を閉じたのを確認すると、ほっぺにキスをした。

 

「これが、わたしのファーストキスか。」

 

私は、顔が真っ赤になってきた。

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん。やりすぎだよ。詩乃も見てるんだよ。」

 

僕は言った。

 

 

~詩乃側~

「お姉ちゃん、ファーストキスだね。私も早くしたいな。」

 

私は、ベッドの上に転がりながら言った。

 

「そうだ、お兄ちゃん、もう一回目を閉じて。」

私は、和人お兄ちゃんにお願いした。

 

~和人側~

「まさか、詩乃までやるんじゃないよね。」

僕はそう言いながら、目を閉じた。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、じっとしてね。」

私は、お兄ちゃんのほっぺに自分の唇をあてた。

 

「これで、私もファーストキスか。」

私は言った。

 

~和人側~

「詩乃、やめて。離れて。」

僕は詩乃を突き放した。

 

~詩乃側~

「痛い、お兄ちゃん、ごめんね。やり過ぎたよ。」

私は、ベッドに思いっきり倒れ込んでしまった。

反動できた衝撃と痛みが私の身体を襲った。

 

私は、初めてお兄ちゃんが怖いと思って、震えながら謝った。

 

~和人側~

「ハァハァ、ごめん、詩乃、痛かったよね。

 

でも、詩乃、そしてなのはお姉ちゃん、もうこんなことは辞めてね。次やるともっと痛い、僕の最大出力のエターナルスラッシュをバインド付きで受けることになるからね。」

 

僕はそう言って、部屋を出た、そういえば今日は学校だったね。僕はそう言って、時計を見た。

 

「7時30分か。まだ間に合うね。」

僕はそう言って、素早く制服に着替えた。

 

「朝ご飯はいいかな。」

 

僕はそう言って、行ってきますを言って家を出た。

 

「詩乃達は来ないみたいだね。まぁ、当たり前か。」

 

僕はそう言ってバス停に向かった。

 

~なのは側~

「和人た落ち着いた?詩乃は今日学校に行かないって。

今日は一緒に帰って、詩乃に謝ろう?詩乃も謝れば許してくれるよ。ねぇ、だから。」

 

私は、和人を追いかけるようにしてバス停に向かった。

 

 

~和人側~

「うん、それが、僕のするべきことならね。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「和人、どうしたの?やっぱり私が言い過ぎたから?

昔の私みたいになっちゃったね。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「なのはお姉ちゃん。そうだよ、もう、明るい僕はいない、昔の冷たい僕に戻るよ、だって、大事な妹とお姉ちゃんを傷つけたからね。」

 

そう言って僕は、復活したリンカーコアを胸から出した。

 

「見て、あれだけ綺麗だったリンカーコアが、濁り始めてるの、このままじゃ、また、闇の魔導師かな?なら、いっそ、あの本を手に入れて闇の力にもう一度目覚める。だから、お姉ちゃん、いや、なのは姉さん、もう僕は管理局にも行けないし、みんなと住むことだって、できないんだからね。」

 

僕は、リンカーコアを見せながら言った。

 

 

~なのは側~

「うそ、お姉ちゃんって言ってくれなくなったの。それに、そのリンカーコアどうしたの?まさか、和人、あの本を、闇の書を手に入れるつもりなの?今のマスターを殺して?アリシアさんとの約束はどうするの?」

 

私は和人に聞いた。




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8話 喧嘩のあとで編 後編

こんにちは、今回は、後編です。

後編は、いろいろなキャラが出てきます。

それでは本編です。


~和人側~

「そういえば、そんな約束もあったね、言ったでしょ、僕はもう、誰とも暮らせない、家族とも、ましてや、血も繋がってない、フェイトさんや、アリシアさんとなんかね、巻き込むことなんかできないし。

 

詩乃に伝えておいて、父さんや母さん、恭弥兄さんま美由紀姉さんと幸せに暮らしてね。

 

今言った通り、僕はもう、家には帰らない。家族は巻き込まない。それでいいね。」

 

僕は、なのは姉さんに言った。

 

 

~なのは側~

「変わったね、和人、さっきまでの貴方なら、そんなことは言わなかったのに、ついに、家には帰らないまで来たんだね。

 

それにフェイトちゃんや、アリシアさんの事まで悪く言うなんて。和人、ついに堕ちるところまで堕ちたんだね。和人、私達の前にもう現れないで。おねがい。」

 

私は、言った。

 

~和人側~

ありがとう、なのは姉さん、本心を聞かせてくれて、これで僕はミッドで一人暮らしが始められるよ。」

 

僕はそう言って、学校に行くバスに乗った。

 

 

~なのは側~

「もう、無理なのかな?さっきまでの和人なら、泣いて誤って来たのに、今の和人からは、涙も何も無いんだ。

 

私の希望が、今叶うなら、和人にもう一度、チャンスを戻るチャンスをね。」

 

私は、窓の外の景色を見ながら、心の中で思った。

 

~すずか側~

「なのはちゃん?どうかしたの?」

私は、隣にいるなのはちゃんに聞いた。

 

~なのは側~

「ううん、なんでもないよ。私の家庭の問題だから。」

私は言った。

 

~アリサ側~

「なのは、私達が関わる問題じゃないっていう事?」

 

~なのは側~

「ごめん、悪く言うとそう言う事なんだ。よく言ったら、みんなが、元気無くなちゃうこと。」

 

私はそう言って、前の席にいる和人の方を見た。

 

~フェイト側~

「まさか、和人君の事?」

私は、なのはに言った。

 

~なのは側~

「まぁ、そんなところかな?」

私は言った。

 

「そうだ、フェイトちゃん。休み時間になったら、屋上に、アリシアさんと、絶対に二人だけで来て。

大事なお話があるから。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「うん、わかったよ。」

私は、不思議だったけど返事をした。

 

~アリサ側~

「なのは、その話、私達にも聞かせて。」

 

私は言った。

 

~すずか側~

「そうだよ、私達お友達じゃん。」

私は言った。

 

~なのは側~

「さっきも言ったよね。これは、私の問題、関係あるのはフェイトちゃん、アリシアさん、そして、詩乃とヒカリちゃんだけ。用は、魔導師だけだよ。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「なのは姉さん、余計な事はしないでいいし、言わないようね。」

 

僕は、なのは姉さんを睨んだ。

 

「あと、すずかさん、アリサさん、そして、フェイトさん、少し静かにしてください。」

 

僕は、三人にわからせるように言ってから、読書に戻った。

 

~すずか側~

「和人君、ごめん、静かにするね。」

私は言った。

 

~アリサ側~

「ごめんね、和人君、少しうるさかったね。」

私も謝った。

 

~フェイト側~

「もう、フェイトママって言ってくれないんだね、和人君。」

 

私は、和人君に聞いた。

 

~和人側~

「フェイトさん、血が繋がってない貴女に関係ありますか?」

僕は聞いた。

 

~フェイト側~

「ごめん。」

私は、それから、話さなかった。

さそれからすぐにバスは学校に着いたけど、私達の気持ちは暗いままだった。

 

~和人側~

「ヒカリちゃん、いや、ヒカリなら僕の気持ちがわかるかもな。だから、唯一、人として見てくれるかもな。」

 

僕は言った。

 

~ヒカリ側~

「和人君、おはよう、今日も詩乃ちゃんはお休みなんだね。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「そうだよ、それより、大事な話があるんだ。」

僕達は、校庭にあるベンチに座った。

 

「前に僕を守ってくれるって言ったよね。僕は大事な妹と姉を傷つけた。だから、もう、帰る場所なんかないんだ。だから、ヒカリちゃん、いや、ヒカリ、僕を助けて。僕を人間として見て。」

 

僕は言った。

 

~ヒカリ側~

「和人君、辛かったんだね、誰も和人君を本当の和人君として見てない、詩乃ちゃんや、なのはさんさえも。

 

でも、私は違う。和人君を和人君として見てる。

おうちの事は心配ないよ。私のおうちにくればいいから。

 

大丈夫、お母さんやお父さんは仕事で滅多に帰って来ないし、お姉ちゃんも、いるようでいないから。」

 

私は、言った。

 

 

~和人側~

「ありがとう、ヒカリ、大好きだよ。」

 

僕は、ヒカリにお礼を言ってから、携帯を取り出して、詩乃や、母さん、父さん、恭弥兄さんや、なのは姉さん、美由紀姉さんの電話番号を消した。

 

「これで、よし、連絡はできない。」

僕は言って、携帯を閉じた。

 

 

~ヒカリ側~

「行こう、和人君、うんん、和人。」

私は、和人と校舎の中に入って、下駄箱で靴を変えて、教室に向かって歩き出した。

 

「和人、学校が終わったら、お買い物に行かない?和人の服とか、いろいろ買わなくちゃ。あ、お金の事は心配しないで、自由に使えるお金と、お母さんのカードがあるから。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ありがとう、ヒカリ、楽しみにしてるよ。」

僕達は、近づいて歩いて教室に向かった。

 

 

~なのは側~

「フェイトちゃん、アリシアさん。和人は、もう、私達の和人じゃありません。あの子はもう、私の弟じゃないんです。戻そうにも、戻せません。」

 

私は、屋上に来たフェイトちゃんとアリシアさんに言った。

 

~フェイト側~

「確かにあれはもう無理かもね。完全に人格を失ってる、まさか、詩乃ちゃんの影響があれほどとはね。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「そうやってすぐに諦めるの?大事な家族をすぐに、まだ試してないこともあるんじゃないの?私が和人君と話してくる。」

 

私は、出て行こうとしたが、なのはの言葉を聞いて、立ち止まってしまった。」

 

私達のスカートとリボンが風に揺れるなか、なのはが口を開いた。

 

~なのは側~

「和人は、私達の事をなのは姉さん、フェイトさん、アリシアさんって言った。

 

もう、なのはお姉ちゃん、フェイトママ、アリシアママって呼ばないみたいです。」

私は、静かに言った。

 

 

~フェイト側~

「それにさすずかの事を、すずかお姉ちゃんから、すずかさん、アリサの事を、アリサお姉ちゃんから、アリサさんに変えてた。」

 

私は、なのはに続いて言った。

 

~アリシア側~

「そんな、私の事まで。」

 

私は、正直ショックだった。

 

「なのは、フェイト、結論が出たわ。私達はもう、和人に関わらない、ただし、それは今の和人君。私達が関わるのは、取り戻しに行く数時間前の優しくて、明るい和人君だよ。」

 

「今日の放課後、緑屋で作戦会議よ。そうとなったら、頑張ろう。」

 

私の意見に二人とも賛成してくれた。

 

私達はそれから、それぞれの教室に戻った。

 

~和人側~

「あ、どうしょ?お昼ご飯、あの家においてきちゃった。」

 

僕は言った。

 

~ ヒカリ側~

「大丈夫、私のお弁当わけてあげるから、心配しないで和人。」

 

私は、和人に言った。

 

~和人側~

「ありがとう、ヒカリ、僕は今、ヒカリ以外のものが、濁った、色の無い、光の無い、この次元の物じゃないように見えるの。

 

この教室も、窓から見える海も、校庭の花も、草木もね。」

 

 

~ヒカリ側~

「当たり前だよ、私の名前はヒカリだもん。和人君だけの光、和人君だけを守るものだよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「ありがとう、ヒカリ。僕の大好きな人。」

 

僕は言った。

 

それから僕達は、この腐りきった学校という世界で、半日を過ごした。

 

 

~ヒカリ側~

「和人、帰ろう。」

私は、和人と歩き出した。

 

~和人側~

「そうだね、ヒカリ。」

僕も言った。

 

~アリシア側~

「なのは、フェイト、行くわよ、翠屋へ。」

 

私は、和人君達が出て行ったのを確認しながら、言った。

 

もちろん私達は違うルートから行きました。

 

 

~なのは側~

「和人、待っててね。」

私は、心の中で思った。

 

~フェイト側~

「和人君、待っててね。ママが、貴方の心を取り戻してあげる。それで、すぐ、ミッドへ行こう。」

 

私は、決意した。




いかがだったでしょうか、今回はこれで終わりですが、この話は、次の話に続きます。

感想はどんなものでも受け止めます、よろしくお願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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9話 和人のいない部屋編 前編

こんにちは、今回は8話の足り無かったぶんを投稿します。

メインはなのは、フェイト、アリシアです。

それでは本編です。


~なのは側~

「ただいま、お母さん、お父さん。」

 

私は、お店の戸を開けていった。

 

~フェイト&アリシア側~

「こんにちは、士郎さん、桃子さん。」

 

私達も言った。

 

~士郎側~

「お帰り、なのは。」

 

「こんにちは、フェイトちゃん、アリシアちゃん。」

 

 

~桃子側~

「お帰りなさい、なのは、フェイトちゃん、アリシアちゃん。」

 

「ところで和人は?先に帰ったの?」

 

 

~なのは側~

「お母さん、お父さん、よく聞いてね、和人はもう帰ってくる気はないみたいなの。でも、必ず連れてくるからね。」

 

私は、言った。

 

 

~フェイト側~

「そうです、だから、心配しないで下さい。」

 

私は、なのはに続いて言った。

 

 

~アリシア側~

「私達もなのはに協力します。」

私は言った。

 

 

~桃子側~

「和人がそんなことを言うなんて、でも、なのは達がちゃんとしてくれるのよね。」

 

~士郎側~

「大丈夫だよ、男の子は親に反抗する物なんだよ。逆に今まで素直だったのが、不思議なくらいだよ。」

 

 

~なのは側~

「うん、お姉ちゃんとして頑張るね。」

 

私は、元気に言った。今日初めて笑ったような気がした。

 

 

~フェイト側~

「なのは、頑張ろう。私も頑張るから。」

私は、なのはの手の上に手を載せた。

 

~アリシア側~

「今回は魔法の力を使いません。それでいいね。」

私は、二人に言った。

 

 

~フェイト側~

「うん、当たり前だよ。魔法なんか必要ない。

私達の力で、できるよ。

 

私は言った。

 

~なのは側~

「うん。魔法は使わない。」

私は、リボンを触りながら言った。

 

 

~士郎側~

「三人共、ほら、ジュースでも飲んで休憩して。」

 

 

~なのは側~

「ありがとう、お父さん。あれ?お母さんは?」

 

私は言った。

 

~フェイト&アリシア側~

「ありがとうございます、士郎さん。」

私達も言った。

 

~士郎側~

「お礼なんかいいよ。子供は遠慮しちゃいけないんだから。

 

あ、なのは、お母さんは先に帰ったから、帰りはお父さんと一緒だよ。」

 

 

~なのは側~

「うん、お父さん、わかったよ。」

私は言った。

 

 

~士郎側~

「ほら、詩乃も出ておいで、お姉ちゃん達がいるよ。」

 

 

~詩乃側~

「やだ、だって和人お兄ちゃんがいるんでしょ。お兄ちゃん、怖いもん。詩乃に優しくしてくれないもん。

 

詩乃に優しかったお兄ちゃんはもういないもん。」

 

私は、自分しか信じられなくなってきた。

 

 

~なのは側~

「詩乃、お兄ちゃんはいないから、おいで。

フェイトママとアリシアママとお姉ちゃんしかいないよ。」

 

私は詩乃に言った。

 

 

~詩乃側~

「やだ、お姉ちゃんもママ達も、詩乃を騙してるんでしよ、和人お兄ちゃんみたいに詩乃を叩くんでしょ。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「私達は、そんなことしないよ。だから、おいで。」

私は言った。

 

~アリシア側~

「そうだよ、大丈夫だから。」

私は、詩乃ちゃんに優しく言った。

 

~詩乃側~

「本当に?大丈夫?」

私は、信じて、なのはお姉ちゃんの所に行った。

 

 

~フェイト側~

「詩乃ちゃん、怖かったんだね、和人お兄ちゃんが。

 

だけど、安心して、ママ達が、優しいお兄ちゃんに戻すからね。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん、フェイトママ。」

やっぱり、ママ達だなと私は、思った。

 

それから、私達はそれぞれのお家へと帰った。

 

 

~なのは側~

「ただいま、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん。」

私と詩乃は、ただいまを言った。

 

~桃子側~

「お帰り、なのは、詩乃。お父さん達、ご飯食べてるから、なのは達も早く行ってあげて。」

 

 

~なのは側~

「ごめん、お母さん。私、今日お腹すいてないの。」

私は、謝りながら言った。

 

~詩乃側~

「ごめんなさい、ママ、私もなの。」

 

私は、なのはお姉ちゃんと一緒に誤った。

 

~桃子側~

「和人の事が、心配なせいだね、わかったよ、残しておいてあげるから、お腹がすいたら食べてね。」

 

 

~なのは側~

「うん、わかったよ。お母さん。」

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「はーい、わかったよ、ママ。」

私も言った。

 

 

~なのは側~

「それじゃ、和人の部屋に行こう。」

 

私はそう言って、2階に上がって、和人の部屋の扉を開けた。静かな部屋でした、部屋も朝のままでした。

 

「そうだ、和人の部屋って何があるんだろう。」

 

私は、和人の机の引き出しをあけてみた、まず初めに

 

日記がでてきた。

 

「あれ?この日記、和人が、小さい頃に書いてたやつだ。」

 

私は、懐かしくなって開いてみると、こんなことが書いてあった。

 

 

 

「きょうはなのはおねえちゃんとこうえんにいきました

ぶらんこおしたりすなばであそんだりしてたのしかったです」

 

 

 

~なのは側~

「文のあいだに点とかないし、文字も間違ってるし、ひらがなを覚えたての時に書いたのかな?」

 

私は、そう言いながら、涙が止まらなかった。

 

次のページには、こんなことが、書いてあった。

 

 

 

 

「おとうさんかけがをしたきょうやおにいちゃんもみゆきおねえちゃんもあそんでくれなくてかなしいです

 

でもなのはおねえちゃんがいるからさみしくないです

でもなのはおねえちゃんもげんきがないです

 

なのはおねえちゃんもおとうさんもはやくげんきになってまたみんなであそびたいです」

 

 

~なのは側~

「和人も、悲しかったんだ、ごめんね、泣いてばっかで。」

お父さんが怪我をしたとき、私は、和人が泣いた所を見た事がなかった。

 

いや、私の前では泣かなかっただけで、裏で泣いていたのかもしれない。

 

 

「まだ続きがあるよ。」

私は、ページをめくった、今度は、小学生になってからだった。

 

 

 

「きょうは、さんすうのべんきょうをした、たしざんはできたけど、ひきざんがむずかしかったので、がんばります。」

 

 

 

~なのは側~

「そうだよ、お姉ちゃんも最初は出来なかったよ。」

私は、だんだん、眠くなってきた。

 

「寝ちゃお。」

私は、目を閉じた。

 

 

 




いかがだったでしょうか、次回の後編は、和人とヒカリがメインです。

感想はどんなものでも受け止めます。よろしくお願いします。

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読んでくれて、ありがとうございます。


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9話 和人のいない部屋編 後編+戦闘パート前半

こんにちは、今回は和人とヒカリがメインです。

そして、なのは、フェイト、アリシア、ヒカリにも、危険が。

それでは本編です。


~ヒカリ側~

「和人、何かあったら言ってね。守ってあげる。」

 

私は、和人の手を引いて街の中を歩きながら言った。

片手には、お買い物をした袋があった。

 

 

~和人側~

「ありがとう、ヒカリ、でも最近は魔導師を狙う魔導師がいるから、まずは自分の安全からだよ。」

 

僕はそう言ってからヒカリの荷物を半分持った。

 

 

 

~ヒカリ側~

「うん、優しいね、和人君は。それに、荷物を持ってくれてありがとう。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「あ、なのは姉さん、なのはお姉ちゃん。」

 

僕達は、なのは姉さんにあってしまった。

 

 

~なのは側~

「和人、どうしたの?もう、私の前には来ないでって言ったよね。」

 

私は、和人の前では冷たくした。

 

「ねぇ、和人、詩乃が、あなたのことをなんて言ったか知ってる?私の優しい和人お兄ちゃんは、もう、いないって言ったんだよ。残念だね。」

 

私は、それだけ言って、アリサちゃん達の元に帰った。

 

「今はこれでいいの、でも、必ずあなたを家に連れて帰るからね。」

 

私は、言った。

 

 

~和人側~

「せっかく、仲直りしようとしたのに、やっぱり無理なんだね。それに、詩乃まで。」

 

僕は携帯を開いて詩乃に電話をかけようとしたとき、思い出した。

 

「そう言えば、電話番号を消したんだった。あれ、念話だ。」

僕は、携帯をしまって、意識を集中した。

 

 

(なのは姉さん、どうしたの?まだ、何かあるの?)

 

 

~なのは側~

(和人、必ずあなたを家に連れて帰るからね、ヒカリちゃんと仲良くね、迷惑かけちゃダメだよ。)

 

私は念話で言った。

 

 

 

~和人側~

(なのは姉さん、ううん、なのはお姉ちゃん。僕が落ち着いたら、迎えに来てくれる?)

 

僕は、自分が、何をしたかに、ようやく気がつきました。

 

 

~なのは側~

(うん、お姉ちゃんとママ達が、迎に行くからね。)

私は言った。

 

 

~和人側~

(ありがとう、また後で連絡するね。)

 

僕は、念話を切った。

 

 

~ヒカリ側~

「和人、ちょっと、明るくなったね。」

私は、少し笑顔になってから、和人の手を引いて、お買い物の続けた。

 

家に帰ったのは、5時30分くらいだった。

 

「今日もお父さん達は、帰って来ないんだ。」

 

私は、そう言って、和人君を見た。

 

 

~和人側~

「ヒカリ、何かする事はある?」

 

僕は言った。

 

~ヒカリ側~

「大丈夫、だから、休んでて。」

そう言った私に、カノンから連絡があった。

 

 

~カノン側~

「マスター、魔力反応です。敵です。」

 

 

~ヒカリ側~

「わかったよ、カノン。行くわよ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「ヒカリ、僕も行くよ。」

僕は言った。

 

 

 

~ヒカリ側~

「ありがとう、和人君、行こう。」

 

私は、バリアジャケットに、姿をかえた。

 

 

それから、私は、和人を連れて、飛んだ。

 

 

~和人側~

「ヒカリ、魔力反応が増えた、なのは姉さん達だ。」

 

僕は、ヒカリの前では、なのは姉さんのままで読んでいた。

 

 

~ヒカリ側~

「それじゃ、急がなきゃね。」

私は、飛ぶスピードをあげた。

 

 

 

~フェイト側~

「この人達が、和人君達の言ってた魔導師?」

私は、なのはに聞いた。

 

 

~なのは側~

「うん、そうみたいなんだけど。」

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「どっちでもいいから、はやく終わらせよう。」

 

私達は、それぞれのデバイスを構えた。

 

 

 




いかがだったでしょうか、次回は、戦闘パートの続きです。

感想はどんなものでも受け止めます。

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9話 戦闘パート 後編

こんにちは、今回は戦闘パートの後編です。

それでは、本編です。


~???側~

「お前たちか、ここの都市の最後の魔導師は。」

俺は目の前にいる子供に言った。

 

 

~???側~

「ダメですよ、最初に自己紹介しないと。

 

申し遅れました、私の名前はシャマルといいます。

主を守る騎士です。

 

そして、こっちが、ザフィーラ

で、同じく、主を守る騎士です。私達の目的はわかりますね。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「私の名前は、高町なのはです。あの、どうしても戦わなくちゃダメですか?」

 

私は聞いた。

 

 

~シャマル側~

「ええ、それが、主の為になるのですから。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「私の名前は、フェイト・テスタロッサです。」

私は、名前だけ言った。

 

 

~アリシア側~

「私の名前は、アリシア・テスタロッサ、貴方達を倒す魔導師だよ。」

 

私は言った。

 

 

~シャマル側~

「もう1人、いや、二人いますね。早く、出てきてください。」

 

私は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「貴方が、今回の敵?早く倒して帰るよ。」

私は、そう言うと、和人を地上におろして、素早く戻って来た。

 

 

~シャマル側~

「なるほど、貴方は、敵に名前を言わないのですね。

 

それに、戦えない仲間の魔導師を地上に降ろすなんて、優しいんですね。」

 

私は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「カノン、カードリッジ、三発リロード、あの技いける?」

 

私は言った。

~カノン側~

「いけます、マスター。」

 

~ヒカリ側~

「オーロラブレイク。」

私は、引き金を引いた。

 

~シャマル側~

「そんな物ですか?あなたの今の魔法は、闇の書を使わなくても防げます。」

 

私は、サイドによけた。

 

~ザフィーラ側~

「そろそろ終わらせるか。闇の書よ、我々と戦っている全魔導師のリンカーコアを奪うがいい。」

 

俺は、闇の書を開いて、リンカーコア吸収を始めた。

 

 

~なのは側~

「う、苦しいよ、この痛みを和人や詩乃も受けたんだね。」

 

私は、意識が朦朧としてきて、地上に落ちたと思ったけど、誰かに受け止められた、視点を合わせると和人だった。

 

 

~和人側~

「お姉ちゃん、ゆっくり休んでて。」

 

僕は、なのはお姉ちゃんを、木の下に寝かせた。

 

 

~アリシア側~

「う、なにこれ、リンカーコアが吸い取られてる?力が抜けてくよ。」

 

私は、なんとか意識を保った。

 

 

~フェイト側~

「私もなの?助けてよ。お母さん。」

私の胸からリンカーコアが出てきて、あの本に吸収されていった。

 

私も地上に落ちそうになったけど、アリシアお姉ちゃんが受け止めてくれた。

 

 

~ヒカリ側~

「キャー、苦しいよ、助けてよ、誰でもいいから。」

私は、苦しくて、耐えれなくなって、地上にいる和人の元に飛び込んだ。

 

 

~和人側~

「ヒカリ、いや、ヒカリちゃん、ごめんね、巻き込んじゃって、辛かったでしょ。」

 

僕はバリアジャケットが解除されて私服に戻った、ヒカリちゃんを撫でた。

 

 

~ザフィーラ側~

「任務完了だ、戻るぞシャマル。」

俺は、シャマルに言った。

 

 

~シャマル側~

「わかったわ、ザフィーラ。」

 

私は、ザフィーロの後に続いて、撤収した。

 

 

~なのは側~

「和人、お家に帰って来てくれる?」

私は、和人に聞いた。

 

~和人側~

「ごめん、お姉ちゃん、まだ待ってくれる?」

僕は言った。

 

~ヒカリ側~

「和人、和人君、行ってもいいんだよ。和人君には、家族がちゃんといるんだから、やっぱり私じゃ、家族の代わりにはなれないよ。」

 

私は、言った。

 

 

~和人側~

「そうだよね。なのはお姉ちゃん、帰ろう、僕達のお家に、帰って皆に謝らなきゃ。」

 

僕は言った。

 

 

~ヒカリ側~

「鞄は後で、お家に持ってってあげるね。」

 

私は、言った。

 

 

~和人側~

「ありがとう、お願いします、ヒカリちゃん。」

僕は言った。

 

「フェイトママ、アリシアママ、ごめんなさい、やっぱりママ達は、僕のママです。」

 

僕は、フェイトママ達に言った。

 

~フェイト側~

「和人君、もう、迷惑かけちゃダメだからね。」

 

私達は、地上に降りてから言った。

 

~アリシア側~

「もう、和人君、苦しかったり怖かったなら、素直に言って欲しかったな。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「ごめんなさい、アリシアママ、関係ないとか言って、ママ達の気持ちも考えてなくて、自分の事ばかりで。」

 

僕は、そう言うと、胸からリンカーコアを出した、色を見ると、綺麗な水色に戻っていた。

 

「やった、綺麗な色に戻ってる、それに、前より、暖かくて、強い光が感じる。」

 

~なのは側~

「和人、よかったね、これで、みんなでミッドに行けるよ。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「クロノから、ミッドで生活していくために必要なお金や、お家、家具が、準備できたって連絡があったから、いつでも行けるよ。」

 

私は言った。

 

 




いかがだったでしょうか、戦闘パートは短かったですね。

次回くらいに、ついにミッドでの生活が始まります。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくおねがいします。

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10話 新しい暮らしのスタート編 前編

こんにちは、今回はついにミットでの暮らしのスタートです。

それでは、本編です。


~和人側~

「お姉ちゃん、怖くて開けれないよ。」

僕は玄関の扉を開けようとしたけど、手が震えていた。

 

 

~なのは側~

「大丈夫、お姉ちゃんが着いてるよ。」

私はそう言って、和人の手に自分の手を置いて、一緒に扉を開けた。

 

 

~和人側~

「ただいま、お母さん、お父さん、恭弥お兄ちゃん、美由紀お姉ちゃん、詩乃。」

 

僕は元気に言って家族の反応を待った。

 

 

~恭弥側~

「お帰り、和人、なのは。」

 

 

~和人側~

「ただいま、お兄ちゃん。」

 

僕は、お兄ちゃんに飛びついた。

 

 

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」

 

僕は、何度も何度も謝った。

 

 

~恭弥側~

「和人、大丈夫だから、もう、大丈夫だからな。

 

和人は、ちゃんと戻ってきたんだからな。」

 

 

 

~和人側~

「うん、ありがとう、お兄ちゃん。」

僕は、少し、気持ちが落ち着いた。

 

 

~なのは側~

「和人、大丈夫って言ったでしょ。」

私は和人にウィンクをした。

 

~恭弥側~

「父さん達も待ってるから、早くおいで。」

 

 

~なのは&和人側~

「はーい、今行きまーす。」

 

僕達は、そう言って、リビングに向かった。

 

 

~桃子側~

「恭弥、和人が、帰って来たんだね。」

 

 

~和人側~

「みんな、迷惑かけて、ごめんなさい。でも、大丈夫、和人は、もう、元気だから、やっぱり、ここは、和人のお家だから。」

 

僕は、みんなの前で謝った。

 

あれ?僕も自分の事を名前で読んじゃった。

 

 

~士郎側~

「和人、もう、こんな事をしちゃダメだからな。」

 

 

~美由紀側~

「和人、謝らなくていいよ。和人と、なかなか遊んであげられなかった私達にも、悪いところはあるんだから。」

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、和人お兄ちゃん、やっと戻ってくれた。詩乃の優しいお兄ちゃんに。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「ほら、みんな、心配してたんだからね。」

私は、嬉しかった。

 

 

~和人側~

「ごめんなさい、みんな、実はみんなの携帯番号を消しちゃったの。もう一回、登録してくれる?」

 

僕は、みんなに聞いた。

 

 

~士郎側~

「いいよ、番号くらい、いくらでもね。」

 

~桃子側~

「うん、そうよ。」

 

 

~恭弥側~

「ああ、いいよ、和人。」

 

 

~美由紀側~

「うん、お姉ちゃんので、良かったらね。」

 

 

~なのは側~

「当たり前だよ、だって私達、家族だからね。」

私は言った。

 

~詩乃側~

「うん、いいよ、お兄ちゃん。」

私も言った。

 

 

~和人側~

「ありがとう、みんな、あと、明日、あっちの世界に行く事になったから、ここで本当に暮らせるのは、今日が最後なんだ。

 

大丈夫、心配しないで、たまには、三人で帰って来るから。」

 

僕は、言った。

 

~詩乃側~

「そうなんだ、明日になったんだ、準備しなくちゃね。」

 

それから、私達は、和人お兄ちゃんと電話番号を交換して、それぞれの部屋に戻った。

 

 

~和人側~

「何を持って行けばいいんだろう?」

 

僕は、そう思って、クローゼットから、大きい鞄を出して、そこに、服を入れ始めた、もちろん、明日の服はちゃんと別にしてね。

 

服は、これでいいとして、次は、携帯と充電器だね。

 

後は、ゲーム機とソフト、後は充電器、そのほか、色々な物を鞄の中に入れた。

 

「これで、大丈夫。」

僕は、早めに休むことにした。

 

「おやすみなさい、お姉ちゃん、詩乃。」

僕は、目を閉じて、眠ってしまった。

 

 

~なのは側~

「えっと、私服と、携帯と、充電器と、後は写真かな。」

 

私は必要なの物を鞄にいれたので、隣にいる詩乃に聞いた。

 

 

「詩乃、準備終わった?」

私は、聞いた。

 

 

~詩乃側~

「うん、終わったよ。」

私は、なのはお姉ちゃんに言った。

 

 

~なのは側~

「それじゃ、寝ちゃおうか。」

私達は、同じベッドに入って、眠り出した。




いかがだったでしょうか、ミットに行くのは後編です。

感想はどんなものでも受け止めますから、宜しくお願いします。

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読んでくれてありがとうございます。


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10話 新しい暮らしのスタート編 後編

こんにちは、今回は10話の後編です。

ようやくミッドに行きます。

シグナム達はしばらく出て来ません。

それでは、本編です。


~和人側~

「そっか、今日が、出発の日だったんだ。」

 

僕は、朝起きて、ベッドの横にある大きい鞄を見て思い出した。

 

「でも、最後じゃないんだね。戻って来ようと思えば、戻れるんだしね。」

 

僕は、仲の良かった友達には、出発の時刻を伝えてあった。

 

 

「よし、行こう。」

僕は、私服に着替えて、パジャマを鞄に入れた。

 

 

~なのは側~

「詩乃、起きて、そろそろ時間だよ。」

私は、先に着替えて、詩乃を起こした。

 

「ユーノ君、行くよ。」

 

私は、ユーノ君も連れていく事にした。

~詩乃側~

「おはよう、なのはお姉ちゃん、すぐ準備するから、待っててね。」

 

私は、素早く私服に着替えて、鞄を肩からかけた。

 

 

~和人側~

「お姉ちゃん、詩乃、行こう。」

僕達は、リビングに降りた。

 

 

~士郎側~

「おはよう、三人共、そっか、今日が出発の日だったんだな。寂しくなるよ、でも、たまには帰ってこいよ。」

 

 

~桃子側~

「おはよう、フェイトちゃん達も、もうすぐ来るって、それに、お見送りもたくさん来てるよ。」

 

 

~恭弥側~

「お前達は、俺の可愛い、兄弟なんだから、いつでも帰っておいで。」

 

~美由紀側~

「ほんとに行っちゃうんだね。頑張ってね。」

 

 

~なのは側~

「ありがとう、みんな、私達は、離れてても家族だよ、私を産んでくれてありがとう、お母さん、お父さん。」

 

私はお礼を言った。

 

 

~和人側~

「みんな、迷惑かけてばかりで、ごめんなさい。

産んでくれてありがとうございます。」

 

僕は、泣いてしまった。

 

 

~詩乃側~

「パパ、ママって呼べる日はあまり無かったけど、これからも、恭弥お兄ちゃんや美由紀お姉ちゃんと仲良く暮らしてください。

 

たまには帰って来ます。産んでくれてありがとう。」

 

私が言い終えたのと同時にフェイトママ達が来た。

 

 

~アリシア側~

「おはようございます。和人君達を迎に来ました。」

私は、挨拶をしてから言った。

 

 

~フェイト側~

「おはようございます。」

私は、挨拶をした。

 

 

~士郎側~

「フェイトちゃん、アリシアちゃん、和人達の事をお願いするよ。」

 

 

~アリシア側~

「任せてください。私達が、責任を持ちます。」

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「はい、大丈夫です。」

私も言った。

 

 

~なのは側~

「そろそろ時間だね、お見送りの人達はあまりいないけど、行こう。」

 

私達は、そう言って、それぞれ、握手をしたりしてから、時空の扉を潜った。

 

 

~詩乃側~

「わぁー綺麗な所、海鳴市に似た所だね。」

私は、扉を潜った先にあった、青い海に感動した。

 

 

~和人側~

「本当だ、確かに似てるね。」

僕も、感動した。

 

 

~アリシア側~

「どうですか?海鳴の街に似た環境の所を選んでもらいました。ちなみに、お家の方もすごいですよ。」

 

私は、言った。

 

~フェイト側~

「わぁーすごいな。風も気持ちいいし、海も綺麗だし。」

 

私は、感動して、泣いてしまった。

 

 

~アリシア側~

「それじゃ、お家に行きましょ、みんな、離れずについて来てね。」

 

私は先頭にたって歩き始めた。

 

それから、30分くらい歩いた。

 

~なのは側~

「ここが、新しいお家?すごいじゃん。こんなお家に憧れてたんだ。」

 

私は言った。

 

 

~和人側~

「中に入ろうよ。」

僕は、お家の外見が気に入ってしまって、早く中も見たくなった。

 

~詩乃側~

「そうだよ、早く入ろう。」

私も言った。

 

~アリシア側~

「そうだね、早く入ろう。」

私は、玄関のカードキーを開けた。

 

~和人側~

「わぁー、広いし、二階もあるし、え、まだ階段があるの?すごいな。」

僕は言った。

 

~なのは側~

「和人、走っちゃダメだよ。」

 

私は、疲れてソファーに座った。

 

 

~詩乃側~

「私も疲れたよ。」

私は、なのはお姉ちゃんの隣に座った。

 

~フェイト側~

「元気がいいのは和人君だけなんだね。」

私も疲れていた。

 

~アリシア側~

「多分ね、ある程度休んだら、部屋を決めたりしなきゃね。」

 

私もソファに座ってから言った。

 

 

~和人側~

「楽しかった。疲れちゃったな、休もうと。」

僕は、リビングに戻って来ていた。

 

 

~アリシア側~

「さて、和人君が、戻って来たところで、お部屋を決めましょ。」

 

私は言った。

 

「えっと、フェイトと私で、なのはと詩乃ちゃんで、和人君とユーノね。」

 

私は、部屋割りを発表した。

 

 

~なのは側~

「ユーノ君、本当の姿になってみて。」

 

私は言った。

 

~ユーノ側~

「うん、わかったよ、なのは。」

僕は、本当の人間の姿に戻った。

 

 

~フェイト側~

「え、ユーノって男の子だったの?びっくりしたよ。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「本当だよ、この部屋割りにしてよかったよ。」

私も言った。

 

~ユーノ側~

「ごめん、驚かせるつもりは無かったんだ。」

僕は言った。

 

~なのは側~

「それじゃ、お部屋に移動しよう。」

私達は、部屋に移動した。




いかがだったでしょうか、今回はこんな感じにしてみました。

感想はどんなものでも受け止めますから、宜しくお願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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11話 皆でお買い物編 前編

こんにちは、今回は買い物編です。

それでは本編です。


~和人側~

「ユーノ君、ベッド、上か下かどっちにする?」

 

僕は自分の部屋に行って少し休んでからユーノ君に聞いた。

 

 

~ユーノ側~

「じゃあ、上にしようかな。」

僕は言った。

 

 

~和人側~

「OK、じゃあ、僕は下だね。」

僕はそう言ってから、荷物の整理を始めた。

 

「えっと、服はクローゼットに入れて、携帯の充電器は机の上で、ゲーム関係は机の中で、写真は棚の上と。」

 

僕は、そう言って色々な物を整理した。

 

「そうだ、ユーノ君も色々買わないとね。待っててね、ママ達に聞いてくるから。」

 

僕はそう言って、部屋を出た。

 

 

~アリシア側~

「フェイト、私、今思い出したけど、お買い物をしなくちゃね、ユーノの服とか、携帯とか、色々な物をね。」

 

私は、服をたたみながら思い出した。

 

 

~フェイト側~

「じゃあ、今から行っちゃう?どうせ、時間あるでしょ?どうせなら、お昼も食べちゃいましょ。」

 

私も言った。

 

 

「あ、もう一人、遊びに行きたい人がいるみたいだよ。」

 

私は、和人君の方を見た。

 

 

~和人側~

「アリシアママ、フェイトママ、ユーノ君の服とかを買いにいかない?」

 

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「和人、大丈夫よ、私達も今から行こうって話だったから、さぁ、ユーノとなのは達を迎に行きましょ。」

 

私達は、そう言って、なのは達の部屋に向かった。

 

 

~アリシア側~

「なのは、詩乃、入るよ。」

私達は、部屋の中に入った。

 

 

~なのは側~

「あ、どうしたの?アリシアさん、フェイトちゃん、和人。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「急にごめんね、今から、お買い物に行く事になったから、準備して、リビングに来てね。」

 

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「やった、お出掛けだ、嬉しいな。」

私は言った。

 

 

~なのは側~

「わかりました、じゃあ、また後で。」

 

私も言った。

 

 

~アリシア側~

「次は、ユーノだね。」

私は言った。

 

「ここは、和人に行ってきてもらおうかな。」

私は、和人に行かせる事にした。

 

 

~和人側~

「わかったよ、アリシアママ。」

僕はそう言って、自分の部屋の扉を開けた。

 

 

「ユーノ君、出掛けられる事になったから、準備して、リビングに集合だって。」

 

僕は、備え付けのパソコンで、調べものをしていた、ユーノ君に言った。

 

 

~ユーノ側~

「わかったよ。また後でね。」

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「さてと、後はみんなの準備が出来るのを待つだけだね。」

 

私はそう言って、鞄から、財布を出した。

 

「こんなたくさんのお金、簡単に使えないよね。」

私はそう言って、和人にある程度チャージしたカードを渡した。

 

 

「和人は、頑張ってるから、このお金で好きなもの買っていいよ。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「えー、お姉ちゃん、私にもちようだい。」

 

私は言った。

 

 

~アリシア側~

「わかったよ。」

私は、フェイトにもあげた。

 

まぁ、結局、皆にあげるんですけどね。

 

 

~和人側~

「あ、携帯を置いてきちゃった。」

 

僕は、大事な事を思い出した。

 

「とってきていい?」

僕は、ママ達に聞いた。

 

 

~フェイト側~

「うん、いいよ。でも、なるべく早くね。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「うん、わかったよ。」

僕は、走って、部屋に戻って、鞄と財布、携帯を持って来た。

 

 

「ユーノ君、一緒に行こう。」

 

僕は言った。

 

~ユーノ側~

「うん、和人、わかったよ。」

 

僕は、調べものを終えて、和人と歩き出した。

 

 

~なのは側~

「あ、和人、ユーノ君、やっと来たね。」

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「遅いよ、二人共。」

私も言った。

 

 

~アリシア側~

「いいじゃん。あ、なのは、詩乃、ユーノ。このカードあげておくから、買いたいものを買いなさい。」

 

なのは達が受け取って、頷いたのを見てから、私達は家を出た。

 

ちなみに鍵を締めるのは私の役目です。

 

 

~アリシア側~

「えっと、ユーノは私とフェイトと行動で、なのはと詩乃と和人ね。」

 

私は、それぞれの班に分けた。

 

「それじゃ、ここからは、自由行動で、二時くらいになったら、広場に集合ね。」

 

私は、予定を告げて、フェイト達と歩き出した。

 

 

 

~なのは側~

「それじゃ、私達も行こう。」

私達は、とりあえず、和人と詩乃が好きそうな、本屋さんに入った。

 

あれ?和人、早速買い物してるんですけど。

 

 

~和人側~

「えっと、このデバイスの本と、魔法の本をください。」

 

僕は、カードを出して本を買った。

 

 

「多分これで、魔法の授業についてけるはず。」

僕は、沢山の魔法の教科書や参考書の入った紙袋を持ちながら言った。

 

 

~なのは側~

「和人、学校に行くのは来週からだよ。それに、教科書はクロノ君が、新しいデバイスと一緒に送ってくれるって言ってたのに。」

 

私は、弟が、こんなに勉強しようとしているところを初めて見ました。

 

~詩乃側~

「私は、この本を買ったよ。」

私は言った。

 

~なのは側~

 

詩乃が見せてきたのはピンク色の表紙の小説でした。

 

どうやら、ミットでやっているアニメの小説みたいです。

 

 

「詩乃も、和人も本が好きなんだね、いいことだよ。」

私はそう言って、和人達とお店を出た。




いかがだったでしょうか、後編はこのなのは達の買い物の続きから、初めます。

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11話 皆でお買い物編 後編

こんにちは、今回は、11話の後編です。

今回はなのは達がメインです。

それでは本編です。


~なのは側~

「次はどこに行く?」

私は、和人と詩乃に聞いた。

 

~詩乃側~

「お洋服を買いに行きたいな。」

私は、なのはお姉ちゃんに言った。

 

 

~和人側~

「僕は、二人に着いてくよ。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「それじゃ、決まりだね。早く行こう、二人共、しっかりついてきてね。」

 

私は、二人の先頭を歩いた。

 

~詩乃側~

「あ、ここがいいな。」

私は、少しストリートを歩いた先にある、可愛い服屋さんが気になった。

 

~和人側~

「うん、可愛いお店だね。」

僕も言った。

 

 

~なのは側~

「そうだね、ここにしよう。」

私達は、お店の中に入った。

 

~詩乃側~

「見て見て、可愛いワンピースだよ。」

私は胸にリボンのあるワンピースを指さした。

 

 

~なのは側~

「わぁー、可愛いな、どうする?」わ私は詩乃に聞いた。

 

~詩乃側~

「買う。」

私は、レジに持って行った。

 

 

~なのは側~

「あれ、ユーノ君とアリシアさん達じゃない?」

私は思った。

 

 

~アリシア側~

「ユーノ、これ似合うんじゃない?」

私は、ユーノに緑色のパーカーをあててみた。

 

 

~フェイト側~

「似合うよ、ユーノ。」

私も言った。

 

 

~ユーノ側~

「そうかな?じゃあ、アリシア達にお任せしようかな。」

 

僕は言った。

~アリシア側~

「OK、わかったよ。」

私は、たくさん入っているカゴに入れて、レジに持って行って、買った。

 

 

~フェイト側~

「あ、なのは達じゃん、なのは達も、このお店に来てたんだね。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「うん、詩乃がね。」

私達は、お店の外で、詩乃達を待っていた。

 

 

~和人側~

「ねぇ、ユーノ君、帰ったら、ゲームでもしよう。」

僕は、そんな話をしながらお店から出て、なのはお姉ちゃん達と合流した。

 

~ユーノ側~

「そうだね、和人。」

僕は言った。

 

 

~アリシア側~

「さて、晩御飯の買い物に行こう。」

詩乃と出てきた私は言った。

 

それから、私達は、近くのデパートに向かった。

 

 

~アリシア側~

「みんな、今日は何が食べたい?」

私は皆に聞いた。

 

~詩乃側~

「えっとね、ハンバーグがいいな。」

私は言った。

 

 

~和人側~

「僕も、皆で作れば楽しいよ。」

僕は言った。

 

 

~なのは側~

「うん。そうだね。」

私も言った。

 

 

~アリシア側~

「わかったよ、ハンバーグだね。」

私は、ハンバーグの材料とこれから必要な食材や飲み物、お菓子などを買った。

 

~フェイト側~

「もう、お昼ご飯を食べる時間じゃないね、帰ろっか?」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「そうね、帰りましょう。」

私達は、最後にミットで使う携帯を買った。

ユーノの携帯を買うはずが結局、みんなの物を買ってしまった。

 

それから、お家に帰った。




いかがだったでしょうか、今回は、こんな感じにしてみました。

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12話 僕達の新しい力編 前編

こんにちは、今回は、ついに、新しいデバイスが出てきます。

前編は、日常パートです。

メインは後編からになります。

今回はなのはと和人がメインです。

他のキャラはあまり出てきません。

それでは本編です。


~なのは側~

「ふう、疲れたなぁー。」

 

私達は、お家に帰ってきていた。

新しいピンクの携帯をポケットの中に入れて。

 

 

~和人側~

「うん、疲れちゃった。」

僕は、眠くなってきた。

 

「お姉ちゃん達って前の携帯ってどうするの?」

僕はお姉ちゃん達に聞いた。

 

 

~なのは側~

「お母さん達との連絡に使えるでしょ。」

私は、和人に優しく言った。

 

 

~和人側~

「あ、そうだね、ごめんお姉ちゃん、変な事を聞いて。」

 

僕は素直になる事にした。

 

「そう言えば、詩乃は?」

 

僕は気になって聞いた。

 

 

~なのは側~

「みんな、それぞれのお部屋にいるよ。私達も行こう。」

 

私はそう言って、和人と歩き出したとき、携帯が鳴った。

 

 

~クロノ側~

「皆に伝えてくれ、デバイスが出来たって、それで、今からプレシアさんとそっちに行くよ、もうミットに着いただろう。

 

それと、色々説明する事もあるしね。」

 

僕は電話で言った。

 

 

~なのは側~

「うん、皆に伝えておくね。」

私は言って、電話を切った。

 

 

~和人側~

「お姉ちゃん、クロノお兄ちゃんからの電話だよね。

どうしたの?」

 

「なのはお姉ちゃん、リンカーコアは大丈夫なの?」

 

 

僕はお姉ちゃんに聞いた。

 

 

~なのは側~

「新しいデバイスが出来たから、持って来るってさ。」

 

 

「うん、回復はしたみたいだよ、でも、デバイスの補助がないと、ちょっときついかも。」

 

私は和人に言った。

 

 

~和人側~

「大丈夫、これからはまた一緒だよ。皆で戦って行こうよ、みんなでいれば、どんなに辛い事だって、大丈夫だから。」

 

僕は、なのはお姉ちゃんを明るくしようとして言った。

 

~なのは側~

「ありがとう、和人、私は素直な和人も喧嘩して怒って、家を抜け出した時の和人もすきだよ。

 

だって、それが全部、和人だからね。

お姉ちゃんね、和人の事をちゃんと見てなかったのかもね。」

 

私は和人に今まで思っていた気持ちを言った。

 

 

~和人側~

「ごめん、お姉ちゃん、僕はお姉ちゃんが嫌いっていうわけじゃないの。

 

優しいし、勉強を教えてくれるし。でも、僕はお姉ちゃんが好きになれなかった、すぐ泣くし、ドジだし、すぐ怒るし、お父さんが、怪我した時、僕はみんなの前では泣かないようにしてたの。

 

でも、実は、自分の部屋で泣いてたんだよ。悲しかった、お兄ちゃんは、ちょっとした事で怒るし、美由紀お姉ちゃんとお母さんは、病院だし。

 

僕は、なのはお姉ちゃんしか居なかったのに、お姉ちゃんは、すぐに、一人で何処かに行っちゃうし。

 

寂しかったんだよ。」

 

僕も、自分の気持ちを言った。

 

 

~なのは側~

「ごめんね、和人、やっぱり泣いてたんだね。それに、

公園に行く時も一緒に行けば良かったね。寂しかったね。でも一緒だよ、もうみんなね。」

 

私は和人にそう言って、部屋に連れていった。




いかがだったでしょうか、今回はこんな感じです。

なのはのリンカーコアは回復したことにしました。

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12話 僕達の新しい力編 後編

こんにちは、今回は後編で、新しいデバイスが出てきます。

それでは本編です。


~アリシア側~

「え、私、寝ちゃってたの?」

私は、起きて時計を見た。

 

「5時30分か。ご飯の準備をしなくちゃ、今日はクロノとママも来るから、多めにしなくちゃ。」

 

私は、フェイトを起こさないように、部屋から出た。

 

~詩乃側~

「お姉ちゃん、さっき遊びに行ったら、ティアナって いう女の子に出会って、仲良くなったの。」

 

私はお姉ちゃんに言った。

 

~なのは側~

「良かったね、詩乃、お友達ができて。」

私は言った。

 

 

「よし、じゃあ、ママ達をお手伝いしに行こうか。」

 

私は言った。

 

~詩乃側~

「うん、なのはお姉ちゃん。」

 

私は頷いて、なのはお姉ちゃんと部屋から出た。

 

 

~和人側~

「ユーノ君、ここに書いてある、クローン技術って便利だね。僕でも出来るのかな?」

僕は、ユーノ君に聞いた。

 

 

~ユーノ側~

「和人、色々な事に興味を持つ年頃なのはわかるけど、クローンっていう技術は、人間を作るんだよ。

 

失敗したりしたら、その作られた子を殺さなきゃいけないんだよ。

 

いくらクローンでも、生きてるから、そんな簡単に、作れるとか、言っちゃダメだよ。」

 

僕は、和人に、少し強い口調で言った。

 

 

~和人側~

「そうだよね、やっぱり生きてるんだよね、命には変わりないんだし。

 

ユーノ君、僕は、クローンを作って、喜んでいる人を許せないよ。自分の望みのために、作って、いらなくなったら捨てる、人間のやることじゃないよ。」

 

僕は、ユーノ君に言った。

 

~ユーノ側~

「ああ、僕もだよ、一応、僕も考古学者だけど、お墓だけには踏み入れた事がないんだ。

 

理由は、そこに眠っている偉人の眠りを妨げないためなんだ。」

 

僕と和人は、意見が似ているようだった。

 

~和人側~

「ユーノ君、ありがとう、理由を聞かせてくれて。

 

あ、そろそろご飯だし、クロノお兄ちゃんとプレシアさんも来る時間だ。行こう、ユーノ君。」

 

僕とユーノ君は、リビングに向かった。

 

 

~アリシア側~

「さてと、なのは、詩乃、運んでくれる?」

私は、お手伝いをしてくれている詩乃となのはに言った。

 

 

~なのは側~

「わかったよ、アリシアさん、じゃない、アリシアママ。」

 

私もアリシアママと呼ぶことにして、言われた通りに、ハンバーグの皿をテーブルの上に運んだ。

 

~詩乃側~

「私は、サラダをはこぶね。」

私は、頑張ってお手伝いをした。

 

 

~和人側~

「ママ、何かお手伝いすること無い?」

僕は、ママに聞いた。

 

 

~アリシア側~

「じゃあ、デザートのプリンを冷蔵庫に入れて。

 

それから、ジュースを出して。」

 

私は和人に言った。

 

 

~和人側~

「うん、わかったよ。」

僕は言われた通りにした。

 

 

~フェイト側~

「おはよう、お姉ちゃん、なのは、和人、詩乃」

私は、今まで、寝ていたようでした。

 

~アリシア側~

「おはよう、フェイト、もう、ご飯だから、手を洗ってきなさい。」

 

私は、フェイトに言った。

 

 

~フェイト側~

「うん、わかったよ、アリシアお姉ちゃん。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「みんな、こんばんは、デバイスを持って来たよ。」

僕は言った。

 

~プレシア側~

「こんばんは、フェイト、アリシア、なのはちゃん、詩乃ちゃん、和人君。」

 

私は、みんなに挨拶をした。

 

~アリシア側

「いらっしゃい、クロノ、ママ。ご飯作ったから、食べてって。」

 

私は言った。

 

~クロノ側~

「ありがとう、ご飯まだだったんだ、いただくよ。」

 

僕は言った。

 

~プレシア側~

「ありがとう、アリシアのご飯が食べられるって、ママ嬉しいよ。」

 

私は言った。

 

~アリシア側~

「はいはい、わかったよ、そこに座って待っててね。」

私は言った。

 

~フェイト側~

「あ、お母さん、クロノ、いらっしゃい。」

私は言った。

 

~クロノ側~

「さぁ、これが新しいデバイスだ。」

 

僕は、ケースを開けた。

 

「まず、和人のデバイス、バルディッシュナイトの強化型、ホーリーソード、和人が今まで使っていた、ソード系のデバイスだ。

 

カードリッジシステムを搭載してある、もちろん、今までの魔法をすべて使えるよ。

 

 

次は、なのはのデバイス、レイジングハート・エクセリオンだ、ホーリーソードと同じで、カードリッジを搭載してある。

 

もちろん、魔法も使えるよ。

 

次は、フェイトのデバイスだ、和人とは違い、バルディッシュの原型を残してある。

 

名前は、バルディッシュ・アサルト、カードリッジを搭載してある。

 

 

次に詩乃のデバイスだ、名前はエターナル・カノン

 

銃型のデバイスだ、カードリッジシステムを搭載してある。

 

最後にアリシアのデバイスだ、名前はアルディッシュ・サンダー、カードリッジを搭載してある。

 

雷の魔法を最大限に生かせるようにしてあるよ。

 

 

とまぁ、ここまでが、デバイスの話だ。

 

次は、学校の事と、管理局の事だ。

 

学校は、明日から行ってもらう、転入手続きも終わらせてあるよ。

 

これが、制服だ。

 

それに、そこにいる男の子は、ユーノだろ、ユーノの転入手続きも、しておいたよ。

 

学校は、少し違う所もあるけど、海鳴市と似たような学校を選んでおいたよ。

 

管理局の仕事は、ひと段落したら連絡を入れるよ。」

 

僕は、デバイスの説明と、学校や管理局の説明をした。

 

 

~プレシア側~

「みんな、しっかり勉強して、立派な大人になってね。」

 

私は言った。




いかがだったでしょうか、こんな感じにしました。

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13話 新しい学校へ編 前編

こんにちは、今回は、ついに新しい学校へ行きます。

それでは本編です。


~和人側~

「朝か。まだ眠いけど、起きよう。」

 

僕は、眠い目を擦りながら、クローゼットをあけて、新しい制服のシャツに袖を通して、ズボンを履いて、ベルトを通した。

 

最後にネクタイをしめてから、ベストを着た。

そして、わすれずに、ホーリーソードを首からかけた。

 

「おはよう、ホーリー、今日も頑張ろうね。」

僕は言った。

 

~ホーリーソード側~

「おはようございます、マスター、初登校ですね、頑張って下さい。」

 

~和人側~

「うん、ありがとう、ホーリー。」

僕は、お礼を言った。

 

「ユーノ君、起きて、朝だよ。」

僕は、ユーノ君を起こした。

 

~ユーノ側~

「おはよう、和人、そっか、今日から学校だったね。

僕も着替えなくちゃ。」

 

僕は、和人と同じ制服だけど、ネクタイの色が緑色だった。

 

 

「えっと、僕は、初等部なのかな?」

僕は、疑問になった。

 

 

~和人側~

「行けばわかるよ。もしかしたら、僕達と同じで、一年生からスタートかも。」

 

僕は、新しい鞄に、教科書と筆記用具と、ノートと、携帯と財布を入れた。

 

 

~ユーノ側~

「うん、そうかもね。」

僕は、和人と同じ物を鞄の中に入れた。

 

その時、部屋のモニターに通信が入った。

 

 

~アリシア側~

「おはよう、ユーノ、和人、もうすぐ朝ごはんだから来てね。」

 

私は通信で言った。

 

 

~和人側~

「はーい、わかったよ。」

僕達は、返事をして部屋から出た。

 

 

~なのは側~

「うーん、朝って気持ちがいいな、さぁ、新しい制服に着替えなくちゃ。」

 

私は茶色のスカートを履いて、制服のシャツを着て、赤いリボンをしめて、ベストを着た。

 

「後は、荷物と。」

 

私は、鞄に、教科書とノートと携帯を入れた。

 

 

「レイジングハート、おはよう。」

私は、レイジングハートにおはようを言った。

 

 

~レイジングハート・エクセリオン側~

「おはようございます、マスター、そのリボンお似合いですよ。」

 

私は言った。

 

 

~なのは側~

「ありがとう、レイジングハート。」

私は、レイジングハートにお礼を言った。

 

「詩乃、起きて、朝だよ。」

私は、詩乃を起こした。

 

~詩乃側~

「おはよう、お姉ちゃん。あ、可愛い制服。私も早く着替えよう。」

 

私は、お姉ちゃんと同じ制服に着替えた。

 

 

「えっと、教科書と、携帯と筆記用具とノートと、財布かな。」

私は、思った物を鞄に入れた。

 

 

~なのは側~

「詩乃、準備出来た?行こう。」

私は言った。

 

 

~詩乃側~

「うん、大丈夫だよ。お姉ちゃん。」

 

わたし達は、鞄を持って部屋から出た。

 

~フェイト側~

「おはよう、みんな。」

私は、みんなに挨拶をした。

 

 

~アリシア側~

「おはよう。ご飯出来たから、運ぶの手伝って。」

私は言った。

~フェイト側~

 

「はーい。」

 

私は鞄を置いて、ご飯を運んだ。

 

 

~なのは側~

「ママ、後は何をすればいい?」

私はママに聞いた。

 

~アリシア側~

「えっと、もうないから、座って待ってて。」

私はなのはに言った。

 

~なのは側~

「うん、わかったよ。」

私はそう言って、席に座った。

 

~和人側~

「へぇー、ユーノ君はサポート魔法が得意なんだね。

僕が使えるサポート魔法って、バインドだけなんだ。」

 

僕は、携帯のディスプレイに浮かんでいる魔法の情報を見ながら言った。

 

 

~ユーノ側~

「うん、逆に僕は攻撃魔法の得意な和人の方が羨ましいよ。」

 

僕は、和人に言った。

 

 

~アリシア側~

「皆、ご飯にしよう。」

私は、皆とご飯を食べ始めた。

 

「今日は、和人達が早いから、家の鍵を預けておくね。」

 

私は鍵を和人に預けた。

 

~和人側~

「うん、わかった、無くさないようにするね。」

僕は、カードキーを制服の内ポケットに入れた。

 

~なのは側~

「あ、もう時間だよ。行かなくちゃ。」

私は、時計を見て言った。

 

 

~フェイト側~

「あ、ほんとだ、皆、早く食べて。」

私達は、急いで食べると、洗い物をして、お弁当を持って、家から出て、目の前の坂を下った、朝の風が、気持ちよかった。

 

 

~なのは側~

「あ、あれが学校だね。」

私は、だんだん楽しくなってきた。

 

~和人側~

「お姉ちゃん、僕達より大人でしょ。急に退化したみたいだよ。」

 

僕は言った。

 

 

~フェイト側~

「そうだよ、一応、私達は年上なんだからね。」

私は言った。

 

~アリシア側~

「みんな、校舎に入ったら、右側が初等部だから、ね。

まずは、校長先生に挨拶をしなくちゃね。」

 

私達はいろいろ話しているうちに校舎の中に入っていた。

 

 

~詩乃側~

「職員室って何処なの?」

私は、ママに聞いた。

 

~アリシア側~

「ごめん、私もわからないの。」

私は、詩乃に言った。

 

~ティアナ側~

 

「あ、詩乃、ここの転校生だったんだ。

えっと、詩乃と一緒にいるのが、和人となのはさんと、フェイトさんとアリシアさんだね、後の男の子はユーノ君?だっけ?」

 

私は詩乃に言った。

 

~詩乃側~

「あ、ティアナ、おはよう、ねぇ、職員室ってどこか知ってる?」

 

私はティアナに聞いた。

 

~ティアナ側~

「あ、そっか、挨拶をするんだね。案内してあげるね。皆さんついてきてくださーい。」

 

私は言った。

 

~詩乃側~

「はーい。」

私は返事をして、ティアナについて行った。

 

 

~和人側~

「やさしそうな子で良かったよ。行こう、ママ、お姉ちゃん。」

僕は言った。




いかがだったでしょうか、前編はこんな感じにしました。

感想はどんなささいなものでもいいです。素直に受け止めますので、よろしくおねがいします。

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13話 新しい学校へ編 後編

こんにちは、今回は後編です。

それでは本編です。


~なのは側~

「この学校、広いんだね。校舎も中学校のもあるし

凄いんだね。」

私は廊下をティアナの後に歩きながら言った。

 

ちなみに時間は7時30分で、普通の学校ならもう授業が始まっている時間です。

 

でも、私達は今日は初日なので職員室に向かっているのでした。

 

 

~フェイト側~

「そうだね、聖祥大付属小学校と違って授業も難しいものね。」

私は前より短くなったスカートの裾を触りながら言った。

 

私達はいや、私とお姉ちゃんはミットに戻って来てからな何か変わった事がないか心配でしたが、この小学校も変わってなかったので、大丈夫でした。

 

 

~ティアナ側~

「此処が職員室ですよー。えっとたぶん名前を言えばいいと思います。」

 

私は最後まで一緒にいてあげたかったけど、図書館に用があったので理由を言って元きた道を戻ることにしました。

 

帰りは結構走ったので図書館に着く頃には息が上がっていました。

 

 

~アリシア側~

「みんな、心の準備は出来た?開けるよ。」

私はそう言って職員室の扉を開けた。

 

中に入るとわかってくれた様で一人の先生が近づいてきました。

 

前にいた時と先生が変わってなかったので、良かったです。

 

~和人側~

「おはようございます、今日からこの学校に通う事になった、高町和人です。妹の詩乃とお姉ちゃんの、なのはお姉ちゃんや家族のユーノと一緒によろしくお願いします。」

 

僕は皆の事を先生に自己紹介した。

先生も挨拶をしてくれたので、第一段階はクリアーです。

 

詩乃は緊張しているようでした。これがわかったって事は僕もお兄ちゃんらしくなったのかな?

 

僕はそう思いました。

 

 

~先生側~

「おはようございます。貴方達が和人君と詩乃ちゃんとなのはちゃんとユーノ君ですね。

 

アリシアちゃん、フェイトちゃん、元気だった?またよろしくね。」

 

私は生徒達に挨拶をした。

 

 

~詩乃側~

「お、おはようございます、お兄ちゃんから紹介があった高町詩乃です。よろしくお願いします。」

私は恥ずかしかったけど、勇気を出して自己紹介をしました。

 

言い終わった後は、体が震えていて、暑かったです。

 

 

~なのは側~

「弟から紹介がありました高町なのはです。よろしくお願いします。まだわからないことばかりですが、頑張りたいです。」

 

私は元気に言った。

 

自己紹介なんて、久しぶりだなと思いました。

そして友達ができるかなぁという悩みもありました。

 

~ユーノ側~

「どうも、ユーノ・スクライアです。

勉強や色々な事を頑張りたいです、宜しくお願いします。」

 

僕は、こんな感じでいいだろうと思って挨拶をした。

でも、こんな挨拶でも笑顔で聞いてくれる先生に優しさを感じました。

 

学校って楽しいところなんだな。

僕はそう思いました。

 

 

~先生側~

「皆、ちゃんと挨拶出来て凄いね。」

私は挨拶が出来る子が好きだった。

 

「それじゃ、教室に案内するからついて来て。あ、フェイトちゃんとアリシアちゃんはわかるね。」

 

私は言った。

 

 

~フェイト側~

「先生、私がなのはを連れていきます。どうせ、同じ教室ですから。」

 

私は先生に言って許可を取ろうとした。

 

また、私よりレベルの低い人達がいるクラスに行く事になるという気持ちの中で。

 

 

~アリシア側~

「はい、行けます。場所は変わってませんね。」

私は先に職員室から出て自分の教室に向かった。

 

あれ、何で職員室の場所忘れてたんだろう?

まあ、いっか。

 

私は考えていた事を気にしないようにして歩き出した。

「頑張らなくちゃ。」ただそれだけの気持ちだった。

 

~先生側~

「フェイトちゃん、それじゃなのはちゃんをお願い出来る?担任の先生には話を通してあるから。」

 

私はフェイトちゃんになのはちゃんの事を任せて和人君達を 教室に案内することにした。

 

「和人君達の担任は私だから一緒に教室まで行こうか。

皆、いい子達だからすぐに馴染めるよ。」

私は安心させる事にした。

 

 

~和人側~

「はい。あの僕達って授業がまだわからないんですけどどうしたらいいんですか?」

 

僕はいざ教室に行くとなると、だんだん心配になってきて先生に聞いてしまった。

 

でも僕達には、ティアナというお友達が出来ていたのでした。

 

 

~先生側~

「大丈夫よ、貴方達は特別に授業があるから安心してね。」

 

私は和人君にそう言って安心させた。

 

 

~和人側~

「はい、ありがとうございます。先生」

僕はお礼を言って皆に着いて職員室から出て教室に向かった。

 

廊下はすごい静かで僕達の足音しか聞こえなかった。

 

静かさは余計に僕の恐怖心を煽ったけど先生に大丈夫と言われたので信用する事にした。

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、ゆっくりでいいから皆と仲良くなって行こうね。それと自己紹介しっかりしてね。」

 

私はお兄ちゃんに耳打ちをした。

でも正直、私も緊張していた。

 

自分の手を見ると震えていた。

 

怖いなぁ、そう思っていると誰かに両手を握られた。

 

「誰?」そう思って見るとお兄ちゃんとユーノ君だった。それで少し安心した。

 

~ユーノ側~

「詩乃、安心して。丈夫だからね。」

僕は詩乃を安心させようとして和人と手を握った。

 

これが家族なんだな。僕は、守ってあげなきゃって思った。今は僕も家族なんだ。

 

~先生側~

「みんな、着いたよ、入って。」

私は教室に入って、和人達を読んだ。

 

「みんな、今日は転校生がいます。さぁ、自己紹介して。」

 

私は言った。

 

~和人側~

「皆さん初めまして高町和人です、趣味は読書とゲームと料理です。デバイスのホーリーも一緒によろしくお願いします。」

 

僕は、自分の名前と趣味、ホーリーの紹介をした。

みんなが明るく反応してくれたので嬉しかったです。

 

「これなら大丈夫かも?」

 

僕は先生に指示された席に座った。

なんとティアナの前の席でした。

 

後ろを見るとティアナが笑っていたのでした。

 

 

~詩乃側~

「皆さん初めまして、高町詩乃です。苗字でわかると思うけど和人お兄ちゃんの妹です。

 

趣味はお菓子作りと読書です。好きなものは可愛いものです。仲良くしてください、よろしくお願いします。」

 

私は笑顔で自己紹介と挨拶を終えた。指定された席はお兄ちゃんからもティアナからも遠かったけど、二人が手を振っているのが見えました。

 

でも、一つ良かった事は窓側で窓から桜や色とりどりの花が見えた事でした。

 

~ユーノ側~

「初めまして、ユーノ・スクライアです。和人達と一緒に暮らしています。趣味は考古学と読書です。

 

皆さんよろしくお願いします。」

 

僕の指定された席は詩乃の後ろだった。

 

「やっぱり一年生か。でも、この身長だからしょうがないな。」

 

僕はそう思って、黒板の方を向いた。

 

 

~先生側~

「お疲れ様、和人君達は、初めての授業だから、慣れるだけでいいよ。それじゃ、教科書の10ページを開いてください。基礎魔法の教科書です。」

 

私は授業を始めた。

 

「皆さん、復習です、デバイスをセットアップした時に展開される防御服はなんでしたか?じゃあ、和人君。」

 

私は、わかっていそうな和人君をあてた。

 

~和人側~

「はい、バリアジャケットです。デバイスの初期設定の時に自分の思い浮かべた物が展開されます。色々な魔法や衝撃から身を守ってくれます。」

 

僕は、一応詳しく答えたつもりだった。

ふと周りを見ると、みんながびっくりしていました。

 

先生もびっくりしていました。

 

 

~先生側~

「その通りですね和人君、良くできました。

 

それじゃ、やって貰おうかな。さっき答えた和人君お願いします。」

 

私は和人君に指示した。

 

~和人側~

「はい、ホーリー行くよ。セットアップ。」

僕の体を水色の光が包み込んで、バリアジャケットに姿を変えた。背中についているマントがなびいていた。

 

「これが僕のバリアジャケットです。」

僕はセットアップしたホーリーの刃先を誰もいない方向に向けながら言った。

 

久しぶりの魔法なので、体の抜けていた部分が喜んでいるような気がした。

 

でも、ここは教室なので魔法は使えません。

少し残念です。

 

~先生側~

「凄いですね。皆さん、この子は優秀な魔導師です。

みなさんも負けないように頑張ってください。

 

和人君、バリアジャケットは解除していいよ。

 

私は和人君に言った。

 

~和人側~

「はい、先生。モードリリース。」

僕は制服の姿に戻った。

 

それからノートをとったりしてこの授業は終わりになりました。




いかがだったでしょうか、今回はこんな感じにしました。

そして、書き方を少し変えました。

感想はどんなささいな物でもいいです、受け止めますから、よろしくお願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら御指摘お願いします。

読んでみて面白いと思ったら、お気に入り登録や、感想をお願いします。

最後に、~〇〇側~というのを使用しないほうがいいという感想を頂きましたが、やはり、誰のセリフかわからないので、すいませんが、つかわせていただきます。

御指摘してくれた方は不快に思うかも知れませんが、個人的な解釈です。

読んでくれてありがとうございます。


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14話 学校探険へ編 前編

こんにちは、和人達が学校を探検します。

する事になった理由は本編を読んでからのお楽しみです。

それでは本編です。


~ティアナ側~

「和人、凄いね。初めての授業の筈なのにバリアジャケットの事をあんなにすらすら答えるなんて。

 

それに和人のバリアジャケット、カッコよかったよ。」

 

1時間目の授業を終えた私達は早速、皆で集まって雑談をしていた。

 

~和人側~

「あれくらいの事、知ってて当然だよ。教科書を見なくてもスラスラ言えるし。それにデバイスも一応持ってるからね。」

 

僕はティアナにびっくりされたので、本当の事を言った。

 

「ティアナはデバイスを持ってないの?」

僕は気になった事をティアナに聞いた。

 

何だか、自分のデバイスを自慢しているようで、やな感じでした。

 

 

~ティアナ側~

「うん。パパやママが許してくれないんだ。魔法の基礎ができてないからまだ必要無いんだって。」

 

私は和人も本当の事を言ってくれたので、素直に言った。

 

「ユーノ君と詩乃は?」

 

私はユーノ君と詩乃にも聞いてみることにした。

 

でも、詩乃は元気がなくて、静かだった。

 

 

~ユーノ側~

「僕はデバイスがなくてもある程度、魔法を使えるから必要ないんだ。」

 

僕はティアナに言った。

ちなみに言った事は本当です。

 

でも、僕は質問より詩乃の事の方が気になっていた。

 

~詩乃側~

「ごめん。ティアナ。私、いまそういう気分じゃないの。だからちょっと抜けて景色を見てくるね。」

 

私はティアナの返事を待たずに、走り出した。

 

初めての友達に、初めてついた嘘でした。

 

ティアナやお兄ちゃんから離れた目的は、一人になりたかった。

 

優秀すぎるお兄ちゃんのおまけみたいにあつかれたくなかった。

 

色々な事から逃げ出したかった。など、幼い子供みたいな理由でした。

 

ただ、走っていました。どこに何があるかも知らない校舎の中をただひたすらに走っていました。

 

気がつくと知らない所にいました。

校舎の中みたいだけど、先輩たちがいる所でした。

 

もちろん、アリシアママより上の学年です。

 

 

「ここは何処なの?何処の教室なの?」

 

私は誰に聞く事も出来ずに、ただ時間だけが過ぎていきました。気がつくと、2時間目が始まっていました。

 

 

「どうしょ?始まっちゃったよ。」

私は混乱してしまって、また走り出してしまった。

 

 

~ティアナ側~

「詩乃、どこに行ったの?転校初日で何もわからないはずなのに。探しに行かなくちゃ。」

 

私は、前の席でノートをとっている和人を呼んだ。

 

「和人、詩乃を探しに行かない?流石に心配だよ。」

 

でも、私はどうやって授業を抜け出すかを考えてなかった。

 

 

~和人側~

「ティアナ、僕も同じ事を考えてたよ。でも、どうするの?やっぱり素直に言って出てくしかないよ」

 

僕はペンを置いてティアナに言った。

 

 

~ティアナ側~

「そうだね、私が言うから、和人はついて来てね。」

 

私は言った。

 

「先生、詩乃を探しに行ってきます。途中退席しますね。」

 

私は言った。

 

~先生側~

「あまり、よくありませんが今回はいいです。他に退席する人はいますか?」

 

私は聞いた。

 

~和人側~

「はい。僕です。」

僕は手をあげて言った。

 

 

~ユーノ側~

「僕もです。」

僕も和人に続いて手をあげた。

 

 

~先生側~

「はい。和人君とスクライアさんですね。

 

三人共、後で補習だから、覚悟しておくように。」

 

私は言った。

 

 

~ティアナ側~

「和人、ユーノ、行こう。ついでに学校案内もしてあげるね。」

 

私は言った。

 

 




いかがだったでしょうか

次回は詩乃を探します。
感想はどんなものでも受け止めますから、お願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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14話 学校探険へ編 後編

こんにちは、今回は後編です。

それでは本編です。


~和人側~

「詩乃、どうしたの?まさか僕がさっきの授業でちゃんとした答えを言ったから引け目を感じてるの?」

 

僕は心の中で思ったけど口には出さなかった。

 

~ティアナ側~

「和人、どうしたの?体調悪いの?保健室行く?

無理しなくても良いんだよ。」

 

私は和人の顔が真っ赤だったので心配になった。

 

 

~ユーノ側~

「そうだよ、無理しなくても良いんだよ。」

僕も和人が心配だったので言った。

 

 

~和人側~

「大事だよ、大丈夫だから。心配しないで。

さぁ、詩乃を探しに行こう。」

 

本当は少し頭が痛かったけど隠して言った。

 

~ティアナ側~

「大丈夫ならいいけど、辛くなったら言ってね。」

 

私は、和人に優しく言って、二人ともう一人の友達を探すために歩き出した。

 

渡り廊下を通るとき、優しい春の風が私達の髪を揺らした。

 

まるで、詩乃はこっちだよと言っているようだった。

 

 

~ユーノ側~

「もしかしたら、詩乃は携帯を持っているかもしれない、電話してみよう。」

 

僕は電話帳を呼び出して詩乃の番号をコールした。

 

しかし、数回の呼び出し音の後には詩乃の声はなかった。

 

「だめだ、出ないよ。」

僕は二人に言った。

 

 

~和人側~

「やっぱり、自分達で探すしか無いんだよ。」

僕は、意識を保ちながら言った。

 

僕達は、一階を探し終えて二階に来ていた。

 

~ティアナ側~

「だよね。とりあえず、この階も探してみよう。」

 

私は和人の意見に賛成した。

 

絶対体調が悪くて、無理してる和人に。

 

~ユーノ側~

「ねえ、あれ詩乃じゃない?」

僕は詩乃に似た女の子を見つけた。

 

~和人側~

「そうだよ。見つかってよかった。さぁ、詩乃の所に行こう。」

 

僕達は、詩乃の元に向かった。

 

~詩乃側~

「あ、お兄ちゃん達、なんでこんな所にいるの?タメじゃん、ちゃんと授業にでないと。」

 

私は静かに言った。

 

~ティアナ側~

「みんな詩乃を探しに来たんだよ。さぁ、教室に帰ろう。」

 

私は詩乃に手を伸ばしながら言った。

 

詩乃なら素直に聞いてくれると思ったが、その期待は、儚くも打ち砕かれる事になった。

 

~詩乃側~

「いやだよ。私なんかが、授業に出ても優秀なお兄ちゃんとおまけの妹みたいに扱われて、辛いだけだもん。」

 

私はそれだけ言ってまた逃げ出そうとしたが、お兄ちゃんにバインドをかけられてしまった。

 

~和人側~

「詩乃、何甘えてるの?もうここは海鳴市じゃないんだよ。魔法の世界なんだよ。僕のおまけ?ふざけないで。

 

自分で勉強しようとは思わないの?そんなんだから、いつまでたっても成長しないんだよ。」

 

僕は、これだけ言った疲れと、詩乃を見つけた喜びと怒り。それに頭痛が重なって倒れてしまった。

 




いかがでしょうか。今回はこんな感じです。

感想はどんなものでも受け止めます、よろしくお願いします。

誤字脱字があったら、御指摘お願いします。

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読んでくれてありがとうございます。


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15話 僕ってお兄ちゃん失格だな編

こんにちは、今回は、詩乃とティアナがメインです。

それでは本編です。


~ティアナ側~

「和人、やっぱり無理してたんだね。ほら、保健室に行くよ。ユーノと詩乃もついて来て。」

私は倒れてしまった和人をおんぶして保健室に連れていくことにした。

 

「詩乃、和人はいじめであなたにあんな事を言ったんじゃないんだよ。貴方に成長して欲しかっただけなの。わかってね。」

 

保健室に向かう廊下の途中で私は元気のなかった詩乃に言った。

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~詩乃側~

「わかってるよ、わかってるけどそんな簡単に成長なんか出来ないよ。本当は慣れないミットでの生活に恐怖があったの。勿論、感動って言うか、楽しみもあったよ。

 

でもね、今思うのあの時、私のお兄ちゃんのじゃなくて、友達としての和人君に戻ってたらどうだったんだろうって。」

 

私は今まで言い出せなかった事をついに口にした。

 

「こんな事言っても進まない事はわかってるよ。

でもこのまま、間違ったまま進んじゃうと私は一生後悔すると思うの。だからやなの。」

 

私はティアナに静かに言った。

 

 

「ごめんね。ティアナにはまだ言ってなかったね。

私とお兄ちゃんは最初は別々のところで暮らしていたの。理由は私だけ産まれた時に魔法の力を使っちゃった為だって。」

 

私は初めてティアナにこの事を言った。

 

~詩乃側終わり~

 

~ティアナ側~

「詩乃、秘密を言ってくれてありがとう。

これで私達とまたお友達だよ。

 

さあ、早く和人を保健室に連れていかなくちゃ。」

 

私は詩乃や和人、ユーノと仲良くなって思った。

妹や弟ってこんな感じなんだって。

 

そう、私は詩乃や和人達を弟と妹のように思っていたのでした。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

~詩乃側~

「うん。そうだね、お兄ちゃん、辛そうだから。」

 

私はこんな感じのお兄ちゃんをあまり見たことはありませんでした。

 

 

「ティアナ、保健室ってあれだよね。」

私は保健室と教室、職員室の場所は覚えていました。

 

~詩乃側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「うん。そうだよ、早く行こう。」

私は保健室の扉をあけて用件を言った。

 

 

「和人、もう大丈夫だからね。安心して休んでね。」

 

私は和人をベッドに寝かせて布団をかけた。

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、大丈夫だからね。」

私はお兄ちゃんの近くにずっといる事にした。

 

「私、成長するから、間違ったままじゃなくてちゃんと自分を受け入れるから。」

 

私は眠っているお兄ちゃんに言った。

 

~詩乃側終わり~

 

 

~和人側~

「ここは?そっか、僕倒れたんだ。」

僕は記憶を一つ一つ繋ぎ合わせて思い出していった。

 

「詩乃、ごめんね。ひどいこと言って、詩乃も苦労してたんだね。僕ってお兄ちゃん失格だね。」

 

僕は詩乃がいる事に気づいて言った。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ。お兄ちゃん、詩乃はもう大丈夫だよ。

詩乃は詩乃、お兄ちゃんはお兄ちゃんだからね。」

 

私はお兄ちゃんに言った。

 

 

「ユーノ君、ティアナ、行こう。私達の教室へ。

あ、お兄ちゃんはちゃんと休んでるんだよ。」

 

私達は保健室から出た。

 




いかがだったでしょうか。今回は試しにこんな書き方にしてみました。

これで読みやすかったら、これに決定して、投稿済みの話も編集します。


感想はどんなものでも受け止めますから、宜しくお願いします。

誤字脱字があったら、ご指摘ありがとうございます。

変更したらいい場所があったら、ご指摘ありがとうございます。

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読んでくれてありがとうございます。


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16話 管理局のお仕事編 前編+日常パート前半

こんにちは、今回は学園編から変わって、管理局編です。
管理局に行くのは、後編からです。

それでは本編です。


~詩乃側~

「そういえば、管理局のお仕事っていつからなんだろう?」

 

私は気になって聞こうと思ったけど、帰ればわかると思って今は気にしないことにした。

 

クロノお兄ちゃんやプレシアさんも学校は学校、管理局は管理局とか言いそうだから。

 

私はそう考えただけで笑ってしまった。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

 

~ユーノ側~

「詩乃、今日はティアナと遊んできたらどうだい?

和人の面倒は僕が見てるから、女の子だけで、ゆっくりしてくるといいよ。」

 

僕は詩乃とティアナに遊んでくるように言った。

 

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「でも、いいの?ユーノも和人も来てもいいんだよ、

外の空気をすった方が和人も元気になると思うし。」

 

私はユーノに言った。

 

みんなで遊ぶ、昔の私からすれば考えられない事だった。でも、今なら言える、最高の友達が出来たから。

 

 

「詩乃達は管理局に入ってるんだよね。

私も入る、管理局に入って、詩乃達と悪い人を捕まえる。これならずっと一緒にいれるよ。」

 

私は二人とここにいない和人に言った。

 

 

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~ユーノ側~

「ティアナ、どうして僕達が管理局に入ってるって知っているんだい?」

 

僕は疑問になって聞いてしまった。

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「感かな。」

私は風で揺れるリボンを抑えながらユーノに言った。

なんとこの話は教室につくまで続きました。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

 

~詩乃側~

「どうするの?今の授業で今日の時間割最後だよ。」

私は焦ってしまった。

 

 

「ごめん、私のせいだね。私がダメだったから。」

 

私はまた悲しくなってきた。

 

 

~ティアナ側~

「大丈夫だって、逆にもう帰れるって考えればいいじゃん、さあ、遊びに行こう。」

 

私達はそれぞれのカバンを持って和人を迎に行った。

 

 

「和人、大丈夫?帰れる?カバンはちゃんと持ってきたよ。あ、さっき携帯なってたよ。」

 

私は和人に言った。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~和人側~

「もう大丈夫だよ、ごめんね心配かけて、帰ろうか。」

 

僕は先生にお礼を言うと、みんなと歩き出した。

 

 

「そういえば、誰からの電話なんだろう?」

僕はディスプレイに表示されている名前を見るとクロノお兄ちゃんだった。

 

 

「どうしたんだろう?」

僕はクロノお兄ちゃんを呼び出して電話をした。

 

 

「もしもし、クロノお兄ちゃん?どうしたの?」

僕は、急いで学校の外に出た。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~クロノ側~

「ああ、和人、実はなのは達が帰ってきたら、一緒に管理局に来て欲しいんだ、正式な管理局員としての初仕事だよ。先に言っておくと最初はみんなアースラに配属になるよ。

 

 

そうだ、管理局に入りたいって言ってる子とかいない?

もしいたら、明日試験があって、今なら受けるだけ受けれるって伝えといて。」

 

僕は要件を言って電話を切った。

 

 

~クロノ側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「和人、今の電話本当?本当なら私受けたい。

管理局に入る。」

 

私は和人に言った。

 

 

「まあ、今は遊びましょう。とりあえず、和人達のお家に行きましょう。」

 

私達は和人達のお家に向かって歩き出した。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

 

~和人側~

「ティアナ、今は聞かないけど、お家についたら詳しく聞くからね。絶対だよ。」

 

僕はティアナに言うとまた歩き始めた。

 

 

「そうだ、みんな、お菓子作るから買い物してきていい?」

 

僕は聞いた。

 

 

~和人側終わり~

 

言った

 

~詩乃側~

「あ、お兄ちゃん、お家にジャムならあったよ。

何作るかはわからないけど。」

 

私は言った

 

 

「あ、わかった。クッキーでしょ。」

私はお兄ちゃんの得意なお菓子を言った。

 

 

 




いかがでしょうか、まだ続きますが、後編になります。

感想はどんなものでも受け止めますから、宜しくお願いします。

誤字脱字があったら、ご指摘お願い致します


変更したらいい場所があったら、ご指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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16話 管理局のお仕事編後編+日常パート後半

こんにちは、今回は後編です。

それでは本編です。


~和人側~

「あ、わかっちゃった?」

僕は答えを言われてしまったので、少し悔しかった。

「詩乃はすごいね。流石はお兄ちゃんの妹だよ。」

 

僕は詩乃を怒ったぶん沢山褒めることにした。

 

やっぱり妹は可愛いと思ってしまいました。

 

 

「行こう、お買い物しに。」

僕達はデパートに向かう事にした。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~詩乃側~

「ありがとう、お兄ちゃん。お兄ちゃんは私の大切なお兄ちゃんだよ。もう、そのままでいてね。

 

家族のままでね。もう離れて暮らすなんて嫌だからね。」

 

私はお兄ちゃんに言った。

 

~詩乃側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「二人共、やっぱり仲が良いんだね。」

私は二人に言った。

 

「ほら、着いたよ。」

 

私達がこんな話をしているうちにデパートにつきました。

 

私達の年頃の子達が沢山いました。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~詩乃側~

「私達はここでお茶してようよ。」

私はティアナとユーノ君に言った。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

~ユーノ側~

「良いんだけど、和人はどうするの?

和人だけ仲間はずれじゃ可愛そうだよ。」

 

僕は詩乃に言った。

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

 

~和人側~

「大丈夫だよ、詩乃もみんなといる時間が必要なんだから、それに僕はお家で好きなだけ一緒にいれるしね。

 

それじゃ、なるべく早く終わらせてくるから、待っててね。」

 

僕はそう言って買い物を始めた。

 

 

~和人側終わり~

 

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃん、やっぱり単純だね。

どうして私が考えている事に気がつかないの?

 

あの時の私の傷はまだ消えてないんだからね。

 

精神的にも身体的にもね。」

 

私はティアナにバインドをかけて動けなくした。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

 

~ティアナ側~

「なにこれ?どうしてバインドがかかってるの?

誰がやったの?早く解除しなさい。」

 

私は身体を動かすことが出来なかった。

 

「まさか、詩乃がやったの?遊びだよね。

ほんとにかけたんじゃないよね。」

 

私は詩乃がこっちを向いて軽く笑っているのを見て言ってしまった。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~詩乃側~

「そうだよ、やったのは私だよ。

遊びじゃないよ、お兄ちゃんに復讐するためにティアナには少し協力して欲しいんだ。」

 

私はティアナの返事を待たずに、ティアナを眠らせた。

 

「可愛い寝顔だね。ユーノ君はちゃんと協力してくれるよね。」

 

私はユーノ君に言った。

 

~詩乃側終わり~

 

 

~ユーノ側~

「君は本当にあの詩乃なのかい?

そうならなんでティアナを傷つけたりした。」

 

僕は詩乃の質問を無視して逆に聞いた。

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

 

~詩乃側~

「今の私は詩乃であって詩乃じゃないの。

わかりやすく言えば詩乃の悲しいとか寂しいとか怖いとかいう感情から生まれたもう一人の詩乃だよ。」

 

 

私は言った。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

~ユーノ側~

「そんな、じゃあ本当の詩乃は何処にいるんだ?」

 

僕は聞いた。

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

~詩乃側~

「大丈夫だよ、もう一人の私はちゃんといるよ、私の体の中にね。あ、一つやることがあったよ。」

 

私はティアナの方を向いて言った。

 

 

「ティアナ、貴方は今だけ私の道具になってくれるね。

大丈夫だよ、後でちゃんと開放してあげるから。」

 

私はティアナが頷くのを確認した。

 

「見てユーノ君、これが私の魔法だよ、簡単に相手の心を操れるんだよ。これでティアナは私のものだよ。

 

いまティアナは私の命令しか聞かないよ。」

 

 

私が説明しているあいだにティアナがフラフラ立ち上がった。

 

~詩乃側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「詩乃、早く始めよう。和人に対する復讐は私が全部やるから。詩乃は指示をして。」

 

私は詩乃に命令されたように動いた。

 

「私は詩乃の人形、詩乃の為の私。」

あれ?私なんでこんな事言ってるんだろう?

 

私は自分の意志がなくなってしまったようでした。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

~詩乃側~

「待って、もうすぐお兄ちゃんが来る、もうすぐだよ、だから待っててね。」

 

私はティアナに言った。

 

「お兄ちゃん、お買い物は終わり?じゃあ今度は詩乃達に付き合ってね。」

 

私はお兄ちゃんのデバイスを取り上げた。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

~和人側~

「詩乃、どうしたの?なんでホーリーを持ってたの

返してよ。それにティアナもおかしいよ。」

 

僕は詩乃やティアナの異変に気付いてしまった。

 

 

「まさか?詩乃、ティアナを操っているの?」

僕はティアナの目を見てわかった。

あの時と同じ、目に光がない。

 

「詩乃、もう本当に許さないからね。なんで?なんで同じ事をするの?それで大事な家族と離れ離れになったのに?戦いあったのに。どうしてなの?詩乃。」

 

僕は詩乃を問い詰めた

 

 

~和人側終わり~

 

 

~詩乃側~

「ねえ、お兄ちゃん。私まだあの時の傷が残ってるんだよ。」

 

私は足と背中に残っている黒いあざを見せた。

 

「なんの傷かわかるよね。そうだよ、お兄ちゃんが思いっきり私をベッドに打ち付けた時に出来た傷だよ。

 

痛かった、でも泣けなかった。なんでかわかる?

お兄ちゃんがいたからだよ。変な話だよね。

 

私に怪我をさせた最低のお兄ちゃんなのにね。」

 

私は言った。

 

 

「ティアナ、やっちゃって。」

私はこれ以上話す事はないからティアナに終わらせるように命令した。

 

 

~詩乃側終わり~

 

~和人側~

「ティアナ、やめて。君はこんな事するこじゃないよ。

詩乃に操られているのはわかってるんだよ。

 

お願い、元の優しいティアナに戻って。」

 

僕はティアナを頑張って説得した。

 

「ティアナ、目を覚まして。」

僕はティアナを抱きしめた。

 

~和人側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「離して、私はあなたを倒さなきゃならないの。

 

和人、私の最高の友だち。え、なんでこんな事言ってるんだろう?それでなんか頭が痛いよ。」

 

私は和人を引き離そうとしたけどだめだった。

もっと強く抱きしめたからでした。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~和人側~

「離してって言われても離さないよ。ティアナ。

大好きだよ。僕のお友達。」

僕はティアナをしっかり抱きしめた。

 

僕は初めてティアナに好きって言う感情を抱いてしまった。

 

 

「ティアナ、早く開放してあげるからね。」

僕はティアナをベンチに寝かせた。

 

ティアナが手を伸ばしてくれたので、僕は握った。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~詩乃側~

「あーあ、終わっちゃったか。意外に楽しかったしもういいかな。」

私は意識を本当の詩乃に渡した。

 

 

「あれ?お兄ちゃん?どうしたの?そんなに怖い顔して、あれ?ティアナどうしたの?こんなところで寝ちゃったら、風邪引くよ。」

 

私はここに来てからの記憶がところどころ途切れていた。

 

ふと手の中を見るとお兄ちゃんのデバイスのホーリーがあった。

 

「なんで?なんで私がお兄ちゃんのデバイスを持ってるの?」

 

私は怖くなって、お家まで一気に走ってしまった。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

~和人側~

「詩乃、何かおかしいよ。自分のやった事を覚えてないの?それに、さっきの冷たい声でもないし。

 

まるでもう一人の詩乃が、新しい人格があるみたいな感じだった。詩乃に何があったの?」

 

この時の僕はまだ自分のやった失敗に気がつていませんでした。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~ユーノ側~

「和人、気づいてると思うけど実は詩乃には実はもう一つの人格があるんだ。

 

それは詩乃が、悲しいとか、寂しいとか、怖いとかいう感情で生まれた物なんだ。

 

この事は、僕達だけの秘密だよ。」

 

僕は和人に説明した。そしてなのは達に言わないように口止めをした。

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

~和人側~

「まさかね、ユーノ君、嘘って言ってよ。

僕のせいなんだね。僕があんな事をしたから。

 

それに詩乃のあのあざは、僕が詩乃をベッドに押し倒して詩乃が打ちつけたところだ。」

 

僕はその場から動けなくなってしまった。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~ティアナ側~

「和人?ユーノ?私どうしてこんなところで寝てるの?

詩乃は?何処なの?」

 

私は疑問しかなかった。スカートのホコリを払いながら立ち上がった私は、和人が元気のない事に気がついた。

 

 

「和人、さっき私の事を好きって言ってくれたよね。

実は私も出会った時から好きでした。

 

私で良かったらお願いします。」

 

私はついに和人に言ってしまった。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

~和人側~

「ティアナ、ありがとう。ティアナの気持ちに答えられるように頑張るから。

 

帰ろう。ユーノ君、ティアナ」

 

僕達はお家に向かって歩き出した。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~ユーノ側~

「和人、良かった。元気になって。」

僕は言った。

 

 

~ユーノ側終わり~

 

 

~それから数分後~

 

 

 

~和人側~

「よし、カードキーを通してロックを開けるっと。」

僕は玄関の鍵を開けてリビングに入った。

 

 

「あ、ママ達に連絡をしておかなくちゃ。」

僕は同じ文面のメールを送信した。

 

 

「みんな少しだけ待っててね。」

僕はキッチンでお菓子を作り始めた。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~なのは側~

「ただいま、和人、詩乃、ユーノ君。メール見たよ

お仕事だね、頑張ろうね。ティアナちゃん、いらっしゃい。」

 

私は皆にただいまとティアナちゃんにいらっしゃいを言った。

 

 

「あ、先に管理局行ってて言ってたよ。」

私は要件を告げた。

 

 

~なのは側終わり~

 

 

~和人側~

「うん。あ、僕とティアナね付き合うことになったから、だから今日は管理局へ行くって。いいよね。」

 

僕はなのはお姉ちゃんに言った。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~なのは側~

「えー、急だね。和人が決めたことなら私は否定しないよ。管理局に行くのもいいよ。それじゃ、今から行こうか。」

 

私はクロノくんに連絡して家の外に出た。

 

~なのは側終わり~

 

~クロノ側~

「みんな、アースラの下に来てくれ。」

僕はテレポートの下にみんなを呼んだ。

 

~クロノ側終わり~

 

 

~詩乃側~

「お兄ちゃんがティアナと付き合うって?

ダメだよ、お兄ちゃんは私だけのものだよ。

 

誰にも渡さない、絶対にだよ。

ふふ、ティアナ、時間をかけて仕返ししてあげるよ。」

 

私は心の中で微笑んだ。

 

それから私達はアースラのブリッジに転送された。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

 

~リンティ側~

「みんなお帰りなさい、ティアナさんは初めましてだね。貴方達は今日から正式な管理局員です。

 

ティアナさんはいまご両親の許可をとっている段階だから少しだけ待っててね。」

 

私は皆に制服を渡した。

 

 

「フェイトさんとアリシアさんは後で来るように言っておいてね。」

 

私はそれだけ言ってクロノにパスした。

 

 

~リンティ側終わり~

 

 

~クロノ側~

「みんな、初任務はロストロギア、闇の書の回収と所有者及び守護騎士の逮捕だ。闇の書の現在の所有者はもう割れている。

 

海鳴市にいる八神はやてという君たちと同じくらいの女の子だ。任務は明日からだ、今日は帰って休んでくれ。

 

以上だけど質問はあるかい?」

 

僕は皆に聞いた。

 

 

~クロノ側終わり~

 

 

~和人側~

「大丈夫だよ。任務はちゃんと遂行するから。」

僕は言った。

 

 

~和人側終わり~

 

 

~詩乃側~

「大丈夫、邪魔な奴らはどんな事をしても倒すから。」

私は言った。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

~なのは側~

「大丈夫。任せて。」

私は言った。

 

 

~なのは側終わり~

 

 

~クロノ側~

「ありがとうみんな。安心して任せられるよ。」

 

僕はそう言ってから皆を帰した。




いかがでしょうか。今回はこんな感じにしました。

感想はどんなものでも受け止めますから、宜しくお願いします。

変更したらいい場所があったらご指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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17話 初めてのお仕事編 前編

こんにちは、今回は、管理局の初任務です。

それでは本編です。


僕達は初任務の為にアースラに戻ってきていました。

なんと、嬉しい事にティアナも一緒です。

早速、僕はティアナのお部屋に来ていました。

 

 

「ティアナ、パパとママの許可が降りたんだね。

これからはずっと一緒にいれるんだね。」

 

僕はティアナに本当の自分自身の気持ちを伝えた。

これからは僕がティアナを守ってあげなきゃと思った。

 

 

「ティアナ、無理しちゃダメだからね。辛くなったら言うんだよ。絶対だからね。」

 

ティアナはきちんと頷いてくれました。

僕は少し言いすぎたかなと思いました。

 

 

~和人側終わり~

 

 

「和人、和人も辛くなったら必ず言ってね。

私が誰よりも早く助けるからね。」

 

私は和人を支えていくと決めました。だから、配属先をこのアースラに決めたのでした。

「ねぇ、和人。詩乃を二人で守って行こう。

暗い方の詩乃も一緒に。詩乃は詩乃だからね。」

 

私は和人を泣かさないように言った。

 

可愛い、私は和人を見て思いました。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

 

「ティアナ、ありがとう。詩乃の事を心配してくれて。

そうだね、僕達だけじゃ無理でも皆と力を合わせれば出来るよ。

 

だから、詩乃は詩乃。僕達の仲間だよ。」

 

僕はティアナに言って、部屋から出ようと立ち上がった。

 

 

~和人側終わり~

 

 

 

「和人?お部屋に帰るの?そうだよね。今寝ておかないと辛いもんね。それじゃまた後でね。」

 

私は和人を見送ってから、ベッドに倒れ込んだ。

 

「一人になっちゃったよ。私も少し眠らなきゃ。」

そう思って、私は目を閉じました。

 

 

~ティアナ側終わり~

 

 

 

 

「ティアナ、お兄ちゃんと仲良くしてるみたいだね。

私の、私だけのお兄ちゃんとね。

そうだ。今日から復讐していこう。」

 

私はティアナのお部屋の影から見ていた。

 

 

~詩乃側終わり~

 

 

「皆さん、そろそろ任務開始の時間です、ブリッジに集まってください、それと。和人君達は海鳴市に着いたら、必ずご家族に会いにいくこと。」

 

私は艦内放送で言った。

 

 

~エイミィ側終わり~

 

 

 

 

「そろそろ行かなくちゃ、お母さん達やアリサお姉ちゃんやすずかお姉ちゃんにも報告することが沢山あるからね。」

 

僕は放送の通りにブリッジに行った。

ブリッジに着くとみんなが集まっていた。

 

「遅くなりました。ごめんなさいでした。」

僕は遅くなったのかなぁと思って謝る事にした。

 

 

~和人側終わり~

 

 

「大丈夫よ。みんなもいま来たばかりだから。さぁ、ミーティングを始めましょう。」

 

私は艦長席からみんなに告げた。

 

 

「今回の任務はロストロギア、闇の書の回収と所有者の確保です。

 

可能なら騎士の方も確保する事。

 

メンバーは、なのはさんと和人君、そして、詩乃さん

 

これが一個目の分隊ね。

 

次はクロノとアリシアさん。フェイトさんです。

 

これが二個目の分隊ね。

 

ごめんなさい、ティアナさんは待機です。

 

 

最後に、和人君達はおうちに帰ること。一応休暇もあるから、御家族に元気な顔を見せてきて。

 

以上です。何か質問は?ないようなら、任務開始です。」

 

 

私は出撃命令をだした。




いかがでしょうか。ついに任務が始まりました。

後編は海鳴市に転送されてからです。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。


誤字脱字があったら御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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17話 初めてのお仕事編 後編

こんにちは、今回は後編です。

それでは本編です。


海鳴市に着いてから、僕達は家族に会いに行って、それから、すずかお姉ちゃんやアリサお姉ちゃん。ヒカリちゃんに会いに行って来ました。

 

そして今はアースラに戻って来ました。

 

「ちょっと疲れちゃったな。でも、これから任務だしなぁ。」

 

僕はそう思いながら、飲み物を飲んでいた。

 

 

「ねぇ、クロノお兄ちゃん。僕ね執務官になりたいな。」

 

僕は隣りにいるクロノお兄ちゃんに言った。

 

~和人側終わり~

 

「和人、執務官の試験は難しいんだよ。それでも受けるのかい。和人、管理局は、いろいろな部署があるんだよ。ゆっくりと考えた方がいいよ。」

 

僕は和人にそう言って、書類に目を向けた。

 

 

「そうだ、和人。しばらくは偵察という命令が艦長から下りたから、早速行ってくれ、出来るだけ、遠くから魔法を使ってくれ。」

 

僕は和人に命令を出した。

 

 

~クロノ側終わり~

 

 

「はい。行くよホーリー。セットアップ。」

 

僕はホーリーをセットアップして、バリアジャケットになった。

 

それから、また海鳴市に転送されました。

 

~和人側終わり~

 

 

「マスター、なるべく高い所に行きましょう。」

 

私はマスターをフォローした。

 

 

~ホーリーソード側終わり~

 

「わかった。ホーリー。サポートありがとう。」

 

僕はホーリーにお礼を言って、高い木の上に飛んだ。

 

「ホーリー、はやてさんの。いや、闇の書の所有者の八神はやての魔力反応は感知できる?」

 

僕はホーリーに聞いてみた。

 

「はやてさん、闇の書なんか早く手放してください。」

 

僕は、ホーリーが魔力を感知してくれてる中、一人で呟いていた。

 

 

~和人側終わり~

 

「マスター、反応はありません。撤収して報告しましょう。」

 

私はマスターに言った。

 

 

~ホーリーソード側終わり~

 

「わかったよ。ホーリー。さぁ、帰ろう。」

 

僕達はアースラに帰って、クロノお兄ちゃんに報告して、帰宅する許可をもらいました。

 

 

「それじゃ、帰りますね。何かあったら、連絡ください。」

 

僕は転送される前に言った。

 

ちゃんと家の前まで、転送されたので、楽でした。

 

「ただいま。皆。」

僕はそう言って、元気に玄関の扉を開けました。

 

 

~和人側終わり~

 

「お帰り、和人。和人も帰宅許可が降りたんだね。」

私は帰ってきた和人に言った。

 

 

「皆待ってるから、手を洗って来てね。」

私は和人にそう言って、詩乃とお母さんのお手伝いをしていました。

 

~なのは側終わり~

 

「うん。わかったよ。なのはお姉ちゃん。」

 

僕は手を洗いに行きました。

 

~和人側終わり~

 

「みんな揃ったから、ご飯にしよう。」

 

私は和人が来たのを確認してから言った。

 

 

~桃子側終わり~




いかがでしょうか?今回はこんな感じです。

感想はどんな物でもかまいません、お願いします。

誤字脱字があった、御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。

次回は少し時間を戻して、過去の話になります。


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番外編 僕と詩乃が生まれた日編

こんにちは、今回は少し時間を戻して、プロローグとして公開していた話を変更と、追加をして投稿します。

前話と話はそれます。

楽しみにしていた方はごめんなさいです。

それでは本編です。


「おとうさん。あかちゃんはまだうまれないの?」

わたしはおとうさんにきいた。

 

「おとこのこなの?おんなのこなの?

どっちともほしいなぁ。だってなのはは、もうお姉ちゃんになるから。」

 

わたしはがんばっていった。

 

 

~なのは側終わり~

 

「なのは、ほら、座って。ちょっとお休みしてもいいから。」

 

俺はなのはに言った。

 

~士郎側終わり~

 

 

「ねぇ、なのは。赤ちゃんが生まれて大きくなったら、お兄ちゃんとお姉ちゃんとなのはと生まれてくる赤ちゃんと一緒に遊ぼうね。」

 

私はなのはに笑いかけた。

 

~美由紀側終わり~

 

「そうだぞ、なのは。だから、なのはも泣いちゃダメだぞ。」

 

俺は美由紀の後に言った。

 

~恭弥側終わり~

 

 

「わかってるもん。なのははもうなかないもん。

だってないてたら、あかちゃんもないちゃうもん。」

 

わたしはおにいちゃんとおねえちゃんにいった。

 

~なのは側終わり~

 

「そうだ、お父さん。名前はもう決まってるの?」

私はお父さんに聞いた。

 

 

~美由紀側終わり~

 

「名前はね、和人と詩乃だよ。良かったねなのは。

二人共いるよ。」

 

俺はなのはに言った。

 

そう言っているうちに生まれたようだった。

 

~士郎側終わり~

 

 

 

「はやくあいたいよ。いこうよ。おとうさん、おにいちゃん、おねえちゃん。」

 

わたしはおとうさんたちをいそがせた。

 

「おかあさん、あかちゃんは?」

わたしはおかあさんにきいてみた。

 

~なのは側終わり~

 

 

「なのは、もうお姉ちゃんなんだね。

ほら、この子達だよ、手を握ってあげてね。」

 

私はなのはに優しく言った。

 

~桃子側終わり~

 

 

「うん。かずと、しの。なのはおねえちゃんだよ。

よろしくね。これから一緒に遊ぼうね。」

わたしは、かずとと、しののてを握った。

 

 

「ねぇ、おかあさん。しののまわりにあるキラキラしたものはなぁに?」

わたしはおかあさんにきいた。

 

~なのは側終わり~

 

「本当だ、なんだろう。あなた、なのは達を少し外に出して、話があるから。」

私は士郎さんにそう言ってなのは達を話の聞こえない外に出した。

 

「士郎さん、よく聞いてね。詩乃にはね。普通の子にはない力があるんだって、それは成長しても消えない、むしろ強くなるんだって。

 

だから考えたの、しばらくは一緒に暮らして、ある程度成長したら、私の妹の所に預けようと思うの。

 

和人達が、特になのはと和人が詩乃の力で喧嘩しないうちに。」

 

私は士郎さんに報告した。

 

~桃子側終わり~

 

「桃子、君がそう決めたなら否定しないよ。

子供達にもそれがいいんだ。

 

それじゃ、なのは達を呼んでくるよ。」

 

俺は桃子にそう言って、一旦病室を出た。

 

~士郎側終わり~

 

それから、いろいろなことがありました、わたしは、ほいくえんをそつえんして、せいしょうだいふぞくしょうがっこうににゅうがくしました。

 

和人はわたしのかわりに、ほいくえんににゅうえんしました。

 

ひとつかわったことは、しのがおばさんのおうちにいってしまったことでした。

 

おかあさんたちはいもうとがいたことはわすれてといったけど、わたしはぜったいにわすれません。

 

またぜったいにしのにあえるとおもうからです。

 

それから、私は沢山勉強して、二年生、三年生と進級しました。

 

和人も聖祥大付属小学校の一年生になりました。

 

そして、詩乃もです。

 

不思議な事に、結局私達は魔法に出会ってしまいました。

 

そして、大切な友達や仲間もできて、今は時空管理局というところでお仕事をしています。

 

~なのは側終わり~




いかがでしょうか、なのはの喋り方の表示がひらがなから漢字になったのは、なのはの成長を書きたかったからです。

感想はどんな物でも受け止めますから、よろしくおねがいします。

誤字脱字があったら御指摘お願いします。

変更したらいい場所があったら、御指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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18話 突然の任務編 前編

こんにちは、久しぶりの更新です。
今まで更新出来なかったのは、読む専門にまわっていたからです。
これから更新していこうと思うので、また読んでください。

それでは本編です。


朝の気持ちのいい日差しがカーテンの隙間から差し込む部屋の中で僕は目覚めた。

 

自分で起きたんじゃない。静かな部屋に反響する携帯の着信音で起きた。

 

僕はすぐに飛び起きてディスプレイを見た。

そう、僕がお兄ちゃんと呼んでいるクロノさんからの電話だった。

 

僕はすぐに通話ボタンを押した。

少し短いコール音の後クロノお兄ちゃんの声が聞こえた。

 

電話の内容はこんな感じだった。

 

「もしもし和人か?朝早くからすまない。闇の書が動き出した。一旦アースラに戻って来てくれ。休暇中にごめんな。」

 

それから電話は切れた。

 

僕はいそいで姉である高町なのはと妹である高町詩乃の部屋に駆け込んだ。

 

二人の所にも連絡は来ていたようですぐに開けてくれた。

 

しばらく僕達は話すことにした。

 

 

「和人の所にも連絡が来たんだね。詩乃と和人には悪いけど緊急任務だから行くよ。」

 

姉が、なのはお姉ちゃんがそう言った。

 

僕は賛成だったが妹は。詩乃は行きたくないと、ママ達ともっと一緒に居たいと言って聞かなかった。

 

 

「お兄ちゃんも本当は嫌なんでしょ。ママ達と居たいんでしょう。無理しなくていいよ。」

 

詩乃の言う事は確かに間違ってない。

僕もお母さん達と居たい。たまには普通に戻りたいという気持ちもある。

 

でも、ダメなんだ。ここで甘えてちゃ、ダメなんだっていう気持ちもある。

 

結局僕は、一緒に居たいという感情を押し殺して任務に望むことにした。

 

もちろん詩乃は詩乃の気持ちを優先して家に置いていくことにした。

 

僕は自室に戻り、時空管理局の指定の制服に着替え。

専用のインジェントデバィスである、ホーリーソード。

 

(愛称は、ホーリー)を首から下げた。

 

まずは呼びかけて起動させてみた。

 

「マスター、お久しぶりです。任務内容は全て私の中にインプットしました。

 

まずは、お母様達に置き手紙を残してアースラに向かいましょう。

お姉さまは先に向かわれました。」

 

 

ホーリーはいつになく丁寧口調だった。

 

僕はホーリーの言う通り置き手紙を書いてリビングのテーブルの上に置いた。

 

それから玄関を出て少しいそぎみぎでアースラとの合流地点に向かった。

 

僕はちょうどだったらしく、すぐにアースラに転送された。

 

 

しばらく瞑っていた目を開けるとそこはアースラのブリッジでした。そこには友達であり、僕の彼女である、

 

ティアナ▪ランスター(僕は普段ティアナと呼んでいる)やクロノお兄ちゃん、アースラ艦長のリンティ▪ハランオウンさんや、なのはお姉ちゃんなど僕の仲間たちがいました。

 

 

ブリッジにはいるとすぐにティアナが抱きついてきました。

 

僕はティアナの頭を撫でると皆がむかいだした会議室にティアナと歩いて行った。

 

 

会議室に入ると僕達は所定の席に座った。

まずは、リンティさんが話始めて次にクロノお兄ちゃんが作戦について説明した。

 

今回の作戦はこうだ。

 

海鳴市に出現した闇の書まで移動する

二つに分けたチームの片方のチームが守護騎士とマスターを拘束する。

闇の書を拘束していた片方のチームと合流して、何が出てきてもいいようにする。

作戦終了の帰還。

 

こんな作戦だ。

 

チームわけはこんな感じだ。

 

Aチーム 僕、フェイトママ、アリシアママ

Bチーム クロノお兄ちゃん、なのはお姉ちゃん、ティアナ

 

控えのサポートがユーノ君とアルフさんだ。

 

Aチームのリーダーはアリシアママ

Bチームのリーダーはお兄ちゃん

控えのサポートチームのリーダーはユーノ君

になりました。

 

作戦はすぐに始まりました。

 

 

僕達Aチームは守護騎士とマスターの拘束任務に当たることになりました。

 

闇の書の近くで別れた僕達は、ターゲットの家に向かいました。

 




いかがだったでしょうか?
書き方を変えてみました。

感想はどんな物でも受け止めます。よろしくお願いします。

後編は明日のこの時間に投稿します。

読んでくれてありがとうございます。


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18話 突然の任務編 後編①

こんにちは、久しぶりの更新です。
たまに書いたのでよろしければ読んでください。

毎回書き方が変わりますが、ご了承下さい。

それでは本編です。


「和人、あまり無理しないようにね。貴方は無理すると

自分が壊れるまで無理するんだから。」

私は潜入してすぐに和人に言った。

 

「フェイト、貴方もよ。二人共私の大事な家族だから怪我して欲しくないの。わかるよね。」

 

二人共うなづいてくれたので良かったです。

 

~アリシアside終わり~

 

「アリシアママ、僕はもう自分に素直になるって決めたから無理はしないよ。それに大好きなママ達がいるから怖くもないよ。」

僕はアリシアママの方を見ながら少し笑顔で言った。

 

「アリシアママ、フェイトママ。行こう。んな事はもう止めるために、誰も傷つかない為に。」

僕は強く言ってみた。

 

~和人side終わり~

 

「アリシアお姉ちゃん、和人、みんな大好きだよ。」

私は余り言わなかった。

 

 

「ここからは別れよう、私は上を調べる。

アリシアお姉ちゃんと和人は1階を調べる。

 

ターゲットは見つけたら連絡する。」

 

私は提案してみた。

 

~フェイトside終わり~

 

「いいわよ、それで行きましょ。」

私は妹の、フェイトの提案に賛成した。

 

 

「フェイト、頑張ってね。」

私はそう言ってフェイトと別れた。

 

 

~アリシアside終わり~

 

 

「アリシアママ、魔力感知でこのフロアを探してみるね。ホーリー、サポートお願い。」

(OKmaster)

珍しくホーリーは英語で答えてくれました。

 

「このフロアには僕達以外に二人いる。

場所は奥の部屋と、この部屋だよ。」

 

僕もたまたま入った部屋にいるとは思ってなかったんです。

 

~和人side終わり~

 

「和人、ありがとう。まずは呼びかけからね。」

私は言った。

 

「時空管理局のアリシア・テスタロッサです。

そこに隠れている魔道士、出て来なさい。」

 

私は脅してみた。

 

~アリシアside終わり~

 

「管理局か、なんでこんな所に。まさか、主が狙いか。」

私は言った。

 

「主の元には行かせない。」

私はデバイスを構えた。

 

~シグナムside終わり~

 

「アリシアママ、僕がライフルモードで援護するから先行して。」

 

僕はアリシアママに言ってライフルモードにしたホーリーを構えた。

 

「ホーリー、カードリッジ、3発ロード。

行くよ、シュート。」

 

(デバインアロー)

僕は魔力弾を放った。

 

~和人side終わり~

 

「和人、ありがとう。ママも負けないよ。

アルディッシュ、カードリッジ4発ロード

サンダーバースト」

(サンダーバースト)

 

私は雷の槍を持って攻撃した。

 

「和人の援護を無駄にはしないんだから。」

私は左右に動きながら槍を突き刺していった。

 

~アリシアside終わり~

 

「こいつら、前より強くなっている。

しかし、私にも主を守る騎士としてのプライドがある簡単には負けん。チェーンバインド」

 

私は後ろの変化するデバイスを持つ魔導師にバインドをかけた。

 

~シグナムside終わり~

 

「え?バインド。ホーリー、解除は可能?」

僕は身体の自由を失われながらホーリーに聞いた。

 

(ごめんなさいマスター、流石に深く固定されているので時間がかかります。)

 

「大丈夫、時間をかけてでもいいから解除して。」

僕は言った。

 

 

「それくらいの時間はある。」

これは僕なりに出した結論だった。




いかがだったでしょうか?
書きたい事が多すぎるのでわけたいと思います。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いします。



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18話 突然の任務編 後編②

こんにちは、続きを投稿させていただきます。
今回は戦闘シーンがメインです。

それでは本編です。




「和人、ホーリー、下がってなさい。ここはママが頑張るから」

私はバインドを解除しようと頑張っている和人を見ながら言った。

 

「和人だけに任せるわけには行かないんだから」

 

私はママとして、お姉ちゃんとして、皆をまとめるリーダーとして、和人を守ると決めた。

 

必ずまた皆で集まるために。

 

「アルディッシュ、ソードモード」

(OK)

アルディッシュから音声が聞こえて槍だったアルディッシュが雷をまとった大型の大剣に変形した。

 

「カードリッジを使う必要なんかない、サンダースラッシュ」

私は本気になって相手のシグナムとかいう騎士に切りかかった。

 

~アリシアside終わり~

 

「ほう、お前のデバイスも変化するのか。

面白い、少しは楽しめそうだ」

 

私はデバイスの剣を片手に構えて切り結んだ。

 

「聞かせてもらおう、お前の正義はなんだ?

なんのために戦う。答えろ」

私は問いかけてみた。

 

~シグナムside終わり~

 

「私の正義、戦う理由は大切な人を守るため。

例え大勢の人を敵に回しても私は大切な人を守る」

 

私はシグナムにそう言ってから思いっきり大剣を横になぎ払って切りつけた。

 

「貴方はもう終わりです、アースラに連行します」

私は言った。

 

~アリシアside終わり~

 

「ああ、そうだな、悪いが頼みがある。主を助けてくれ、主が歩けない理由は闇の書にリンカーコアを汚染されているせいだ、闇の書の闇を解き放てば主は元に戻る。それに協力して欲しいんだ。

 

無理な相談なのはわかっているつもりだ」

 

私は言った。

 

~シグナムside終わり~

 

「アリシアママ、助けてあげよう。

はやてさんは僕のお友達なの。お友達を見捨てるなんて

僕は嫌だよ。絶対嫌だ。助けられる人が助けるんじゃなくて、動ける人が動かないとダメだよ」

 

バインドを解除した僕はアリシアママとシグナムさんに

言った。

 

「お願いします。命令違反になるのはわかっています。

管理局を辞めなきゃいけなくなることもわかってます。

 

それでもいいんです、助けられないのなら、魔法なんて必要ない」

 

僕は目から涙が出てくるのがわかった。

「モードリリース」

僕はバリアジャケットを解除して座り込んでしまった。

 

 

~和人side終わり~

 

「和人、ごめんなさい。ママは貴方の気持ちにはまだ答えられない。けどね、八神はやてさんを助けたいのは

ママも同じだよ。だから立って」

 

私は和人に優しく言って立たせた。

 

「シグナムさん。協力させてください」

私はシグナムさんに言った。

 

 

~アリシアside終わり~

 

「すまない、感謝する」

私は言った。

「シャマル、出てきてくれ」

私は奥の部屋にいるシャマルを呼んだ。

 

 

~シグナムside終わり~

 

「シグナム、話は全て聞かせてもらいました。

和人君、貴方がはやてちゃんの言っていたお友達ね。

 

アリシアさん、和人君。協力してくれてありがとう」

私は二人に言った。

 

~シャマルside終わり~

 

「シグナム、闇の書の方に向かったウィータとザフィーラはどうなった」

 

私はシャマルに聞いてみた。

 

~シグナムside終わり~

 

「闇の書を護衛していた魔導師と戦っていたけど

はやてちゃんを助けるために休戦したそうです」

私は言った。

 

~シャマルside終わり~

 

「なのは達も調子いいみたいね。

そろそろ移動して合流しましょう。フェイト、そこにいるんでしょ」

 

私はフェイトの気配を感知して言った。

 

~アリシアside終わり~

 

「アリシアお姉ちゃん、和人。私も賛成だよ。

皆で協力してはやてさんを助け出そう」

 

「なのは達に合流しよう」

私は言った。

 

~フェイトside終わり~

 

「うん。ママ達もシグナムさん達も」

僕は皆の方を見て言った。

 

「皆行こう」

僕達は闇の書の所に向かった。

 

 

 




いかがだったでしょうか?
今回はこれで終わりです。
次回の19話では皆で戦います。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いします。

次回も頑張ります。


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19話絆の力編 前編

こんにちは、今回は19話です。
そして、今回と次回くらいで闇の書事件が終われればいいと思っています。

その後は後日談にしようと思います。

ソロでは本編です。


「ティアナ、詩乃、なのは、守護騎士達、もうすぐ和人達が来る。頑張ってくれ」

僕達は闇の書から突然溢れ出した闇と戦っていた。

 

「バインド」

僕はバインドをかけて固定した。

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

「和人達が来るまで負けないんだから。

レイジングハート、カードリッジ4発ロード

デバインアロー」

 

(デバインアロー)

レイジングハートから音声が聞こえてから

私はレイジングハートを振った。

 

「え、防がれちゃった。それにあの障壁って私の魔力光じゃん。もしかして、吸収した魔法を使ってるの?」

 

私はその予感は外れて欲しいと思っていた。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「なのはお姉ちゃん、皆、見て。闇の書が。」

私がそう言うと闇の書があった所に怪物がいた。

 

しかも、手には見慣れた本を持っていた。

 

「ウィータさん、ザフィーラさん、あれはなんですか?」

私は聞いてみた。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「あれはリィンフォース、闇の書の管制人格だ。

どうやら、我々と一緒に目覚めていたようだ。

 

リィンフォースを倒せばすべてが終わる。

主を助けることができる。

 

みんな、力を貸してくれ」

 

俺は言った。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

「うん。わかってる。クロスミラージュ。

お願いね」

私はスフィアを出してリィンフォースを攻撃した。

 

 

「やっぱりすぐには倒れないね。ユーノ、アルフさん

バインドをお願い」

私は頼んだ。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「わかった。すぐには解除できないようなやつをかけるよ。チェーンバインド」

僕は何重にも張り巡らせたバインドを放った。

 

「アルフ、お願い」

僕はアルフに言った。

 

 

◆◆◆◆◆

 

「わかったよユーノ」

私はユーノがかけたバインドの上に重ねてかけた。

 

◆◆◆◆◆

 

 

「拘束魔法、解除に時間がかかりそう。

魔法発動、漆黒の闇を切り裂く聖なる剣、我が手に宿れ、エクストラスラッシュ」

 

これが闇の書だ。

 

◆◆◆◆◆◆

 

「これって、和人お兄ちゃんの魔法じゃん。

許せない、お兄ちゃんを魔法を使うなんて

お兄ちゃんの魔法はお兄ちゃんだけのものだよ」

 

 

私はよける事を忘れて向かって言った。

 

「エターナルカノン、ジャケット変化、ブラスターフォーム」

私は素早く移動できるようにジャケットを変えた。

 

 

「これが私の魔法、ブラスターブレイカー」

私は魔法を思いっきりはなとうとした。

 

でも、出来なかった。私は闇の書に閉じ込められてしまったから。

 

◆◆◆◆◆

 

「詩乃、どこ?嘘だよね。闇の書に取り込まれるなんて」

私は言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「なのは、ちゃんと現実を見るんだ。

そして、詩乃を信じて待つんだ。家族だろ」

僕はなのはに言った。

 

 

 




いかがだったでしょうか?
現在ではフェイトだったポジションを詩乃にしてみました。後編では、前編以上に頑張ります。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いします。


感想、評価をしてくれた皆様。
そして、読んでくれている皆様。
ありがとうございます。


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19話絆の力編 後編

こんにちは、今回は19話の後編です。
予定ではこれで闇の書事件が終わるはずです。

それでは本編です。


「クロノ君、そうだよね。私達が信じてあげなきゃ

詩乃は一人ぼっちになっちゃう。誰も守る人がいなくなっちゃう」

私はクロノ君に言った。

 

「和人、フェイトちゃん。アリシアママ

詩乃の事は信じるしかないよ。

だから私達は目の前のことをやり遂げよう」

私は合流した和人達に言った。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

「なのはお姉ちゃん。恰好いいな。やっぱりなのはお姉ちゃんは僕と詩乃の大好きで憧れお姉ちゃんなんだな」

僕はなのはお姉ちゃんを改めて凄いと思いました。

 

「例え、リィンフォースが僕達の魔法を使っても

本物の僕達には勝てないんだから」

僕達はそれぞれのデバイスを構えて戦い始めた。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

「和人、なのは、クロノ、3人の言葉で皆が団結してる。凄い、私達も負けない、行くよフェイト」

私は妹に言った。

 

 

「和人とシグナムさん、ウィータはフェイトと

クロノとなのはとティアナ、ザフィーラさんは私と

 

ユーノとアルフとシャマルさんはサポートをこの作戦で行くわよ」

 

私はみんなに素早く指示を出した。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

「バルディッシュ、ソニックフォーム」

私はマントを解除して高速で移動できるフォームにチェンジした。シグナムさん、ウィーダ、和人。

行くよ、私に力を貸して。

 

アークセイバー」

(アークセイバー)

私は魔法を放った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「フェイトママ、僕の新しい魔法を見せるね。

フレイムクロススラッシュ」

僕は炎と雷をまとった二刀流をクロスして

同時に切り裂いた。

 

 

「シグナムさん、ウィータさん今です」

僕は言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ウィータ、あの子達が作ってくれたチャンスを無駄にするなよ、行くぞ、飛竜一閃」

私は剣を振った。

 

「行け、ウィータ」

私はウィーダに繋げた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「ああ、行くぞ、ギガントシュラーク」

私はでかくなったハンマーを振りおろした。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「次は私達の番ね。アルディッシュ、ライトニングアタック」

 

私はアルディッシュを本気で振って攻撃した。

 

「なのは、次」

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「うん。ママ、レイジングハート、スターライトブレイカー」

(スターライトブレイカー)

私は得意魔法を使った。

 

「次はティアナちゃん、お願い」

私はティアナちゃんに繋げた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「クロスミラージュ、ファントムブレイカー」

私はトリガーを引いた。

 

「次、ザフィーラさんお願いします」

私はザフィーラさんに繋げた。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

「ああ、任せろ」

俺は思いっきり殴りつけた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

~闇の書内部~

 

「あれ?此処はどこ?私は闇の書にとり込まれたはずだけど、なんでこんな所にいるの?」

私の前には見慣れた海鳴市の市街地が広がっていた。

 

「もしかして、闇の書は吸収した人をずっとここにいたいと思わせるような空間を作り出すの?」

私の予感は当たってしまった。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「詩乃、探したよ、突然居なくなっちゃったからびっくりしたよ。さあ、お家に帰ろう」

僕は詩乃に言った。

 

 

「詩乃?どうしたの?辛そうな顔をして」

僕は気になって聞いてみた。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「なんでもないよ。行こう」

私は一応ついて行く事にした。

 

「ねぇ、お兄ちゃん。今この世界が全部嘘で作られた物だったらどうする?」

私は聞いてみた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「詩乃、気ついてたんだね。この世界が本物じゃない事に。でもね、ここにいれば怖い事や危険なんて何も無いんだよ。お兄ちゃんねずっと後悔してるんだ、

 

それはね、詩乃と喧嘩しちゃった事だよ」

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「お兄ちゃん、私はねもう全部受け入れるって決めた

もう一人の私も、本当の私も全部。

 

だからね、ここにはいれないの、戦わなきゃ、みんなが待ってるから」

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「詩乃、強くなったんだね。ほら、デバイスだよ。

最後に言わせて、必ず詩乃を助けてくれる人が絶対にいるっていう事を」

僕は隠していたエターナルカノンを詩乃に渡した。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「お兄ちゃん、ありがとう。

みんな、すぐ行くよ」

 

私は闇の書の中から抜け出した。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

「戦闘ダメージ、蓄積98%、戦闘続行不可能

自爆します。シグナム達、主を頼む

そして、頼みがある、新しい私に名前をつけてくれ、これが、闇の書の正しい姿、夜天の書だ。

 

主に渡してくれ」

 

私はシグナム達に夜天の書を託すと、街を巻き込まない

別次元まで転移してから自爆した。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「リィンフォース、確かに承ったぞ」

私は言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「任務は終わりだ、撤収して報告するぞ」

 

僕はみんなに言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「待てよ、私達も連れてくれ、管理局に入る。

お前たちを見ていたら、はやて以外の為に戦うのも悪くないと思ったんだ、これは私達守護騎士全員の意見だ」

私は言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ええ、もちろん歓迎よ、はやてさんもうけいれることができるよ」

私は言った。

 

「迎に行きましょう」

私は言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「ありがとう。本当にありがとう、はやてちゃんまで受け入れてくれて、是非お願いします」

私は言った。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「クロノお兄ちゃん、ママ達、なのはお姉ちゃん。やてさんを迎えに行くのは僕達に任せて欲しいんだ、これは僕達がしなきゃいけない事だから。

 

だからお願いします」

僕はみんなに必死に頼んだ。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「わかったよ、艦長には私達から話をつけておくから

行って来なさい」

私は和人に言った。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ありがとう、フェイトママ。行って来ます」

僕とシグナムさん達、それと詩乃は、はやてさんのところへ、なのはお姉ちゃん達はアースラへ、それぞれ別の所に向かいました。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「はやて、すぐ迎えに行くからな」

私達は出来るだけ早く飛んで移動した。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

~八神家内~

「私の足が治ってる、ちゃんと歩ける。

リィンフォース、貴方といた時間は忘れないよ」

私は言った。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 




いかがだったでしょうか?
結局今回ですべてが終わらなかったので、次回の前半で終わらせます。

そして、はやてのキャラの作り方をどなたか教えてください。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いします。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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20話 家族っていいな編 前編

こんにちは、今回は20話ので前編です。
これで本当におわりです。
前半は和人達と守護騎士がメインになります

それでは本編です。


「和人お兄ちゃん、私、はやてさんに会うのたのしみだな」

 

私は移動しながら横でウキウキしている和人お兄ちゃんに言ってみた。

 

こんなに可愛い妹をほっといて、自分だけ。

という気持ちもありました。

 

「私、なんか浮いてるんだね」

私だけ仲間はずれのような気がして寂しくなって来ました。

 

◆◆◆◆◆

 

 

「詩乃、ごめんね、なかなか構ってあげられなくて

お兄ちゃんね、ねぇ、詩乃。お兄ちゃんね後悔してる事

があるんだ。

 

それはね、詩乃と喧嘩して詩乃に怪我をさせて

傷を残してしまった事だよ」

 

僕は詩乃の方を見て少し暗めに言った。

 

 

「ごめん、詩乃。謝って済むことじゃないって言う事はわかってるよ、でもね、お兄ちゃんは詩乃に言うために

黙ってたんだ」

 

僕は詩乃にこれだけの事を言いたくて、ずっと詩乃と話さないでここまで来た。

 

「詩乃、お兄ちゃんの事嫌いになった?」

少し怖くて悲しかったけど詩乃に聞いてみた。

 

◆◆◆◆◆

 

「お兄ちゃん、本当にバカ、私がいつお兄ちゃんの事を嫌いって言った?それにあの喧嘩の事はもう解決したじゃん、だから安心して。私は全部私だよ。

 

もう一人の私も、今のこの私もね」

 

私はお兄ちゃんに笑顔でそう言うと地上に降りて歩き出した。

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「詩乃、和人、お前たちはやっぱ仲いいな。

初めて見てわかったぜ、お互いを信じあってるって」

私は和人と詩乃に言った。

 

 

「シグナム、ザフィーラ、シャマル、見えてきたぜ

私達の家だ」

地上に降りていた私は思いっきり走っていた。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「ウィータ、少し落ち着け」

私は走り出していたウィーダを落ち着かせた。

 

「お前たち、準備はいいな、開けるぞ。」

私は扉を引いた。

 

◆◆◆◆◆

 

 

「ただいま、はやてちゃん。すべてが終わったよ。

そして説明することがあります」

私ははやてちゃんに言った。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

 

「主、俺は、いえ、私は彼らと一緒に戦いそして気がつきました、管理局も悪くない事に。

 

そして、主。貴方も一緒に時空管理局へ行きましょう」

 

俺は主に伝えた。

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

「みんな、自分で考えて動いてたんだね、

わかったよ。皆が管理局に行くなら私も行くよ」

 

私はみんなの方を見て言った。

 

◆◆◆◆◆

 

「はやてさん、覚えてますか?前に図書館で会った

高町和人です。はやてさんに会いたくて来ちゃいました」

 

僕ははやてさんに言った。

 

 

◆◆◆◆

 

「えっと、妹の高町詩乃です、お兄ちゃんがお世話になりました」

 

私は挨拶した。

 

◆◆◆◆

 

「和人君、それに詩乃ちゃん、ありがとう

皆を守ってくれて、これからよろしくね」

 

私は和人君と詩乃ちゃんの方を見て言った。

 

 

◆◆◆◆◆

 

「艦長、すべてが終わりました、アースラに帰還します」

僕は通信でアースラに連絡した。

 

◆◆◆◆◆

 

「ええ、わかりました、アースラを向かわせます。

あと、今日ははやてさん達の歓迎会よ、楽しみにしててね」

私は通信を切った。

 

◆◆◆◆

 

「皆、アースラが来るから外に出て」

僕は皆に言った。

 

それから、僕達はアースラに帰還した。




いかがだったでしょうか?
次回はなのは達とはやての初対面です。
そして、そこで夜天の書がはやてに渡されます。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

感想、評価、御指摘、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。


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20話 家族っていいな編 後編

こんにちは、今回は20話の後編です。
また自信が出てきたので頑張ります。

今回のメインは、なのは達とはやてです。

それでは本編です。


「ただいま、みんな。はやてさん達を連れてきたよ。

こっちに来て」

僕はアースラのブリッジが見えた瞬間、ブリッジにいる

皆を呼んだ。

 

「なのはお姉ちゃん、ママ達、クロノお兄ちゃん。

迎に行くことを許してくれてありがとうございます」

 

僕は詩乃と繋いでいた手を離してみんなの所に移動した。

 

◆◆◆◆◆◆

 

「あのー、はやてさん。和人や詩乃とお友達になってくれてありがとうございます」

 

私は、はやてさんのところに行って挨拶をした。

 

◆◆◆◆◆

「あ、貴方が高町なのはさんですね。

敬語じゃなくて大丈夫だよ。私もなのはちゃんって呼ぶから」

私はなのはちゃんとしばらくお話しをするうちにいろいろな事がわかった。

 

そう、この子は悪い子じゃないという事を。

 

◆◆◆◆◆

 

「さぁ、皆、歓迎会を始めるよ。

まずは自己紹介からね」

私は仕切った。

 

「じゃぁ、私から。私の名前はアリシア・テスタロッサです。

 

好きな事は年下の子の面倒を見る事と読書をすることです。よろしくお願いします」

 

私は、はやてに自分の趣味と名前を言った。

 

◆◆◆◆◆

 

 

「私の名前はフェイト・テスタロッサです。

趣味はお花を育てる事です。

 

よろしくお願いします」

 

アリシアお姉ちゃんみたいにうまくできなかったけど

一応自己紹介が出来たので良かったです。

 

◆◆◆◆

 

「私の名前は高町なのはです。

趣味はお菓子作りなどです。

 

よろしく、はやてちゃん」

 

私は2回目の自己紹介をはやてちゃんにした。

 

◆◆◆◆◆

 

「私の名前は高町詩乃です。好きな事は遊ぶ事と

大切な家族やお友達と素敵な時間を過ごすことです。

 

よろしくお願いします、はやてさん」

 

私は前とは少し違う自己紹介をした。

 

「ティアナ、アルフさん、お願いします」

私はティアナとアルフさんを同時に指名した。

 

 

◆◆◆◆◆

 

「わかったよ。詩乃。

私の名前はティアナ・ランスターです。

趣味はいっぱいあっていいきれないです。

 

よろしくお願いします」

 

私は詩乃に指名されて自己紹介をした。

 

◆◆◆◆◆

 

 

「私の名前はアルフだよ、見ての通りフェイト達の使い魔だよ、よろしくな」

 

私は詩乃に続いて自己紹介した。

 

「次は男の子達だな」

私は言った。

◆◆◆◆

 

「僕の名前は高町和人です。

趣味はゲームと料理です。

 

よろしくお願いします」

僕ははやてさんに2回目の自己紹介をした。

 

「クロノお兄ちゃん、お願いします」

僕はクロノお兄ちゃんにバトンタッチをして壇上から降りた。

 

◆◆◆◆

 

「僕の名前はクロノ・ハランオウだ、趣味は特にはない。よろしく頼む、次はユーノだ」

僕はユーノにバトンタッチして自己紹介を終えた。

 

「僕の名前はユーノ・スクライアです。

趣味は考古学かな。よろしくね」

僕は言った。

 

◆◆◆◆

 

「次は私達ね、私の名前はリンティ・ハランオウ

性の通りクロノの母親よ、仕事はこのアースラの艦長よ。よろしくね」

 

私は自己紹介をした。

 

◆◆◆◆

 

「私の名前はプレシア・テスタロッサよ、仕事は

技術者ね。フェイトとアリシアの母親よ。

 

それにここでは和人君たちも私の子供よ。

よろしくね」

 

私は和人君たちも含めて言った。

 

 

◆◆◆◆◆

 

「エイミィ・リミエッタです、よろしくね」

私は言った。

 

◆◆◆◆◆

 

「八神はやてです。これからよろしくお願いします。

それと、同い年の子は敬語じゃない方がいいです」

私は皆より短く自己紹介した。

 

◆◆◆◆◆

 

「ザフィーラだ、よろしく頼む

こっちは、シグナムとシャマル、ウィータだ」

俺は代表で自己紹介した。

 

◆◆◆◆

 

「それじゃ、皆の自己紹介が終わったところで、パーティを始めましょう」

私は仕切りなおし、皆でクラッカーを鳴らした。

 

◆◆◆◆

 

 

「主、渡したいものがあります。

リィンフォースからです」

 

私は夜天の書を主に渡した。

 

◆◆◆

「リィンフォースがんな事を。みんなリィンフォースの意思を継ぐんだよ」

私は守護騎士みんなに言った。

 

◆◆◆◆

「はい。我が主」

私達は返事をした。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

「はやてちゃーん、こっちだよ」

私ははやてちゃん達を呼んだ。

 

それから私達はしばらくのあいだ楽しくパーティをしました。

 




いかがだったでしょうか?これで闇の書事件は終わりです。予定通り次回から後日談になります。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

感想、評価、御指摘をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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21話 楽しい日常編

こんにちは、今回から日常パートです。

それでは本編です。


闇の書事件を解決した私達は、しばらく休暇が与えられて家に帰ってきていた。

 

「和人お兄ちゃんおはよう、今日はティアナとお出かけする日だよ」

 

大好きな和人お兄ちゃんの部屋に行き、お兄ちゃんを起こすことは私の中で、楽しくなりつつあった。

 

「詩乃、おはよう。そうだったね。準備してくるからさきに外かリビングで待ってて」

 

僕は寝かせて欲しいと思いながらも、眠い目を擦りながら起きた。

 

「お兄ちゃん、まだー?」

 

詩乃が呼んでいる。着替えなきゃ。

 

僕は素早くパジャマから夏用の薄い服に着替えると

身だしなみや持ち物、戸締りを確認して部屋から出た。

 

どうやら、なのはお姉ちゃんはなのはお姉ちゃん達で遊びに行ったみたいだった。

 

「お兄ちゃん、遅い。ユーノ君なんかすぐ来たよ」

やっと来たお兄ちゃんに私は強めに言った。

 

「詩乃、和人だって疲れてるんだよ。

無理させるのは良くないよ」

 

 

僕は和人が昨日、いろいろ準備をしていてあまり寝ていないのを知っていた。

 

いや、同じ部屋の僕が知らないとおかしい事だ。

 

 

「ユーノ君、いいよ。悪いのは僕なんだから、ごめんね詩乃、ユーノ君。こんなに時間をかけちゃって」

 

僕はちゃんとした謝り方で詩乃とユーノ君に謝って

その場は終わった。

 

「お兄ちゃん、そんなに謝らなくていいよ。

詩乃も少し言い過ぎたから」

私もちゃんと自分の悪い所を認めて、お兄ちゃんに謝った。

 

 

「和人、詩乃、ユーノ。おはよう、ティアナだよ」

突然なったインターフォンにびっくりしたけど、相手はティアナだった。

 

どうやら迎に来てくれたみたいだった。

 

「ティアナ、ごめん、今行くよ」

僕達はお弁当を持って、戸締りを確認してから

ティアナと歩いて今回の目的地に向かった。

 

「そういえば、三人共、おしゃれしてるね」

私も女の子だから、おしゃれは少し気にしていた。

 

 

「ティアナも可愛いよ」

僕はティアナのチェックのミニスカートと薄いピンクの洋服を褒めた。

 

 

「ありがとう、和人。和人は今日は水色じゃないんだね」

私は和人の白の洋服と黒の半ズボンを褒めた。

 

「ユーノはなんか、可愛いな」

ユーノの私服は緑の洋服にグレーの半ズボンだった。

 

「ありがとう、ティアナ。ティアナも似合ってるよ」

僕はティアナに返した。

 

 

「詩乃はワンピースだね、真ん中のリボンが可愛いよ」

私は詩乃のワンピースのリボンに見とれていた。

 

こんな事をしているうちに目的地に着いた。

 

 

「みんな、お昼まで時間があるけど何して遊ぶ?」

僕はティアナ達みんなに聞いた。

 

「アスレチックがあるから行こうよ」

詩乃がそう言うので、そうなった。

 

近くに皆のリュックサックをまとめて置くと、僕とティアナはブランコで遊んで、ユーノ君と詩乃はシーソーをしていた。

 

 

「和人、疲れてるでしょ、見てればわかるよ」

心地よい風が私達の髪を揺らしていく中で私は和人に告げた。

 

 

「大丈夫だよ、僕は元気だから、ティアナが心配する事じゃないよ」

 

僕はブランコをゆっくり揺らしながらティアナに言った。でも、実際はすごい疲れていた。

 

言わなかった理由はこんな個人的な事でティアナの

楽しい気持ちを壊したくなかったからです。

 

 

「和人、どうして?どうしてそんな事言うの?

なんでそんな悲しいこと言うの?

 

私は好きな人を心配しちゃいけないの?

恋人じゃん私達」

 

私の目からはどんどん涙の粒が出てきて、買ったばかりの新しい洋服を濡らしていった。

 

「ティアナ、泣かないで。

ごめん、本当の事を言うと疲れてるんだ

 

でもね、理由はね、今日はみんなに喜んで貰おうと

思って準備してたからなんだ、だから、あまり寝てないんだ」

 

僕はティアナに嫌わられて仕舞うのが怖くて

本当の事を言った。

 

「和人、本当の事を言ってくれてありがとう。

私達の為だったんだね。ありがとう。

 

だから、今日は帰ったらゆっくり休む事、これは私からのお願いだよ」

 

いつの間にか泣きやんでいた私は和人の打ち明けてくれた気持ちを聞いて安心した、そして、お願いもした。

 

「ティアナ、わかったよ。必ず守るよ。

もういい時間だからお昼にしよう」

 

僕達は同時にブランコから降りてシーソーをしている

ユーノ君と詩乃の所に向かった。

 

「ユーノ君、詩乃、お昼にするよ。こっちに来て」

僕は詩乃とユーノ君に叫んだ。

 

「はーい、わかったよ。お兄ちゃん、ティアナ」

私はユーノ君と一緒にシーソーから降りてお兄ちゃんとティアナの方に向かった。




いかがだったでしょうか?三人称ってこんな感じでいいんでしょうか?

次回はこれの続きから始まります。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

感想、御指摘、お気に入り登録、評価をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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22話 友達っていいな編 前編

こんにちは、今回は22話です。
今回は、いろいろします。

それでは本編です。


僕達はみんなでお弁当を食べる準備をしていた。

「よし、大丈夫かな、みんな準備出来たよ」

 

僕は手を洗ってきてもらって来ていた詩乃達を呼んだ。

 

「はーい、お兄ちゃん、いま行くよ」

私はお兄ちゃんに呼ばれて直ぐに走り出した。

 

特にお腹は空いていなかったけど、お兄ちゃんを独占したかった。理由は、いつもティアナが優先だからだ。

 

「詩乃、どうしたの?そんなに走ってきて」

僕は急いできた妹に言った。

 

「なんでもないよ、早くご飯にしょう」

私はお兄ちゃんの法を見て、笑顔で言ってみた。

 

「詩乃、早いよああれだけ早いなら体育の授業ももっと成績あがるんじゃない?」

 

私は詩乃にそう言うと、大事な事を思い出した。

 

「和人と詩乃って今週お誕生日だよね。

なにか欲しいものはある?なんでも言ってね」

 

私はこの事をなのはさんから聞いていたから、知っていた。

 

 

「えっとね、皆といられる時間が欲しいな。

こうやってお弁当を食べたり、遊んだりする時間が。

だから、僕の欲しいものはもうもらったよ」

 

僕はティアナにそう言うと手を洗いに向かった。

 

「詩乃はなにが欲しいの?」

私は詩乃にも聞いてみた。

 

「私はね、ティアナとお兄ちゃんに幸せになってもらう事だよ」

本当はもう一人の私の願いを言おうとしたけど、大事な友達にそんな事は言えなかった。

 

「二人共物じゃないんだね、ちょっと不思議かも」

私は言った。

 

「ティアナ、プレゼントはね、気持ちだよ」

僕はティアナに言ってみた。

 

「ユーノ、ありがとう。そうだよね」

私は問題が解決してなんだか楽になった。

 

 

「みんな、今度こそご飯にしょう」

僕達はいただきますを言ってお弁当を食べ始めた。

 

昨日の夜と昨日の朝のぶんで無理して作ったかいがあったよ。

 

そのかわり、二度寝したら詩乃に起こされて、こうなりました。

 

「お兄ちゃん、美味しいよ」

私はエビフライを食べながら言った。

 

「詩乃、食べながら喋らないの

女の子としてダメだよ」

私はおにぎりを飲み込んでから詩乃に言った。

 

 

「これをなのは達が見たらもっと怒られるぞ」

僕は詩乃に追い討ちを掛けた。

 

「もう。わかってるよ、ごめんなさい」

私は二人に謝った。

 

もちろんなのはお姉ちゃんやママ達が怖い訳じゃないんだよ。

 

「二人共、あまり詩乃をからかわないようにね。

僕もほんとに怒るよ」

 

僕は自分でも思いがけないほど言葉が出た。

自分で言ってないみないに。

 

「ごめんなさい、和人。でもね、からかったわけじゃないの。注意しただけなの」

私はまた泣きそうになって来た。

 

 

「和人、僕はなにも反論はしないよ」

僕は言った。

 

 




いかがだったでしょうか?
今回はこんなかんじです。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります


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22話 友達っていいな編 後編

こんにちは、今回は後編です。
三人称について御指摘を受けましたので頑張ります。
それでは本編です。


「あれ?僕なに言ってるんだろう?

ティアナ達は悪くないのに」

 

そう言った和人は不思議そうな顔をしている。

 

まるで、僕は言っていない。違う自分が言ったみたいと言っているようだった。

 

「お兄ちゃん、今のはお兄ちゃんが悪いよ。

私はちゃんとティアナ達の言った事を認めたのに」

 

自分で言った覚えのない事を妹に責められた僕は

その場から逃げ出してしまった。

 

「ユーノ、詩乃、もういいよ。和人は一人が好きみたいだから」

 

ティアナの口からそんな言葉が出るなんて僕は思わなかった。

 

あれだけ和人の事を心配していたティアナから。

 

「ユーノ君、私、お兄ちゃんの所に行ってくるね」

私はユーノ君達の返事を待たないで走りだした。

 

 

「みんなどうして僕を疑うの?悪くないのに

自分で言って無いのに。

 

なんで?どうして?僕は一人じゃないの?

 

僕の中にもう一人いるの?」

 

僕は考えれば考えるほど、だんだん怖くて

悲しくなってきた。

 

 

「お兄ちゃん、大丈夫?」

詩乃の声がした。どうやら心配して来てくれたようだった。

 

「お兄ちゃん、謝りたくないのはわかるよ。

でもね、ティアナとユーノ君に謝らなきゃ

 

お兄ちゃん達の中は終わちゃうよ。

 

私は嫌だ、お兄ちゃんが外れるだけで楽しくなくなるもん」

 

詩乃はまだ僕が自分の意思で言ったと信じているようだった。

 

 

「詩乃、言ったのは、本当の僕じゃないよ

さっきから本人が否定してるもう一人の僕だよ。

 

前は身体を乗っ取るのに失敗したけど今回は君達だけだ、簡単な事だよ」

 

お兄ちゃん、いやお兄ちゃんじゃない物の口から

さっきみたいに冷たい声が出た。

 

お兄ちゃんの身体を乗っ取る?みたいな事を言っていたけど、私はお兄ちゃんが抵抗してると信じていた。

 

「和人、詩乃。大丈夫か

話は全て聞いた、和人から出ていけこの偽物が」

 

遠くからユーノ君が走ってきた。

 

そして、話を全て聞いていたようだった。

 

 

「ユーノ君、今出ていけって言ったよね、

この体は和人の身体、と言うことは僕の体でもあるんだよ」

 

和人の声で喋るな、僕はそう思った。

だけど、僕には戦うためのデバイスがない。

 

詩乃に任せるしかないのが悔しかった。

 

「話しててもキリがないね、戦って無理やりお兄ちゃんの体から追い出してやる、エターナルカノン、セットアップ」

 

(セットアップ)

詩乃はいつもどおりのバリアジャケットに姿を変えて

デバイスであるハンドガンを構えた。

 

 

「ホーリーソード、セットアップ」

(エラー、貴方はマスターではありません)

 

「出ていけ、僕の中から、お前は僕じゃない」

 

ほんとの和人の声が聞こえた。

どうやら抵抗しているようだった。

 

なまだ抵抗するようだね、あまり無理しない方がいいよ」

 

抵抗してるうちは大丈夫。

私はユーノ君に言った。

 

「和人を返して」

僕達にしては聞きなれた声が聞こえた。

 

ティアナだった、どうやらティアナも和人が悪くない事に気がついたみたいだった。

 

「ティアナ、今更気がついても遅いよ」

 

その声を聞いてティアナが進んでいって

思いっきり和人の体を抱きしめた。

 

 

「和人、こんな偽物に負けないで貴方は強い子のはずだよ」

 

ティアナが呼んでいる、早く体を取り戻さなきゃ

偽物は必要ないから。

 

「ティアナ、今戻るよ。まっててね」

和人の声が聞こえた、今戻るよって。

 

 

「流石に無理だね」

僕は諦めてほんとの僕に意識と体を戻した。

 

「お兄ちゃん、お帰りなさい」

詩乃が僕に言ってくれた。

 

「お帰りなさい、和人。信じてたよ」

ティアナとユーノ君までが抱きついてきた。

 

「二人共、詩乃。ごめんなさい、僕が弱いから、

ダメな子だから。」

 

和人は必死に謝ってきた。

 

「和人、もういいよ。もう終わったの、お家に帰りましょ、送っていくから」

ティアナはそう言うと、僕の手を掴んで詩乃達と歩き出した。

 

それから、僕達はお家に帰りました。




いかがだったでしょうか?
まだ甘いような気がしますが。
感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

感想、評価、御指摘をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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23話 僕達の誕生日編 前編

こんにちは、今回は23話で和人と詩乃の誕生日かいです
それで、海鳴市に帰ります。

それでは本編です。


「フェイトちゃん、ママ、ちょっとお話ししたいことがあるの。いい?」

 

なのはが私達の部屋の前で言っている。

どうやら、和人と詩乃の誕生パーティの事のようだった。

 

 

「いいよ、なのは。今開けるね」

アリシアお姉ちゃんが扉をあけに行くうちに私は

和人達が自分の部屋にいることを確認した。

 

勿論バレないためだ。

 

 

「ママ、フェイトちゃん。えっとね

和人と詩乃の誕生日を皆で海鳴市のお家で祝ってあげたいの。休暇中にしか出来ない事なの、お願い」

 

なのはがこんなに必死になるなんて。

やっぱりお姉ちゃんって凄いなと私は感心していた。

 

「ええ、いいわよ。実は私もかんがえてたのよ。

 

実はもう士郎さんたちに連絡済みよ、はやて達は来れないかもしれないけど。

 

今日和人達がピクニックに行ったのは、私達がプレゼントを買いに行く為にティアナに提案した物だよ」

 

アリシアお姉ちゃんはこんなに考えていたんだと私は思いました。

 

 

「じゃあ私はティアナちゃんに連絡するね」

 

そう言うとなのはは携帯を持ってきた。

 

「もしもしなのはさん?どうしました?え、和人と詩乃の誕生日を海鳴市でやる?

 

賛成です、絶対参加しますね」

 

どうやらティアナちゃんは参加してくれるようでした。

 

 

「なのは、フェイト、アリシア。

和人と詩乃は疲れたみたいで寝ているよ」

 

ユーノ君だった、どうやら和人達を寝かせてくれたようでした。

 

「アルフ、ユーノ、和人と詩乃の事をお願いね

私達はあっちの世界で準備して来るね」

 

なのはにティアナを呼び出してもらって、私達は

緑屋に向かった。

 

 

「私、管理外世界って初めてなんです、たのしみだな」

ティアナちゃんはティアナちゃんで楽しんでいるようでした。

 

 

「あ、お父さんだ、お父さん。ただいま」

 

なのは達が着いたようだ。

 

 

サプライズらしく和人と詩乃はいなかった。

 

「初めまして、ティアナ・ランスターです。

詩乃と和人のお友達です。

 

それで、和人とは恋人同士です」

 

ティアナちゃんか、なかなか真面目そうないい子だな

と初対面で思った。

 

 

「あら、なのは達じゃないの。お帰りなさい

えっと、その子は?」

お母さんも聞いてきた

 

「ティアナ・ランスターちゃん、私達のお友達で

和人の恋人さんだよ」

 

和人に恋人。私はびっくりしたけどあの子の進む道だからなにも言わない事にした。

 

 

「さぁ、みんな、飾り付けを初めましょう」

お母さんとお父さんが支持をしてくれて飾り付けが

速く終わりすぎてしまったので、私達はお茶をしてから

戻ることにしました。

 

 

「みんな、一旦帰るね、また来るから」

 

なのはの目は少し悲しそうでした。




いかがだったでしょうか?
誕生日のパーティは後編です。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

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次回も頑張ります。


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23話 僕達の誕生日編 後編

こんにちは、今回は後編です。
後編は前編のなのは達が海鳴市に準備に行ったあとから始まります、それでは本編です。


何もない空間。その中に僕は一人でいた。

誰もいなくて、暗くて、何も出来なくて。

 

ただ一人でいた。

 

「これは夢なんだよ、多分目を開けたらいつもの僕の部屋のベッドの上なんだ、ほら誰かが揺すっている

起きなきゃ」

 

僕はうなされている和人を揺すって起こした

目を開けた和人は凄い辛そうで汗が凄かった。

 

「和人、このままじゃ風邪ひいちゃうよ

シャワーして着替えなきゃ」

 

ユーノ君は僕の為を思って言ったと信じて素直に従う事にし、着替えを出した。

 

「ありがとう、ユーノ君。シャワーをしてくるよ」

 

和人はそう言うとお風呂場に向かって行った。

 

「お兄ちゃん?辛そうだけど、どうしたの?

今日は私達のお誕生日だよ、楽しまなきゃ」

 

お風呂場に行く途中にあった詩乃は、僕と違って

元気そうで、嬉しそうだった。

 

そんな詩乃を見て僕は少し元気になると同時に

誕生日という実感がでてきました。

 

それから急いでシャワーを浴びて着替えると

やっぱり何もない、怖くないという気になりました。

 

 

それからなのはお姉ちゃんとママ達、ティアナが

帰って来て。突然、海鳴市に帰ることになりました

 

可愛そうだけどユーノ君達はお留守番です。

 

「和人、詩乃、なのは。たまにはこっちに残りなさい

桃子さん達を心配させないためにも」

 

アリシアママがそう言ってくれました。

 

荷物を持って来てって言った時点でこうなる事予測してました。

 

「うん、わかったよ。ママ」

詩乃と和人は賛成したので私も残る事になりました。

 

それから私達はしばらく歩いて翠屋に来ました

 

「あれ?なのはお姉ちゃん達は?」

 

僕達はいつの間にか詩乃とふたりだけになっていた。

 

 

「お兄ちゃん、中に入ろう」

詩乃がそう言ったので僕達はお店の中に入った。

 

 

「お誕生日おめでとう。和人、詩乃」

クラッカーが鳴り響いて消えていた電気がついた。

 

「おめでとう、詩乃ちゃん、和人君

和人君達がミッドに行ってから私ね2年生になったの。

 

本当は和人君たちと一緒に進級したかったけど。

 

しかたないよね」

 

ヒカリちゃんは元気そうに話してくれました。

 

 

「アリサお姉ちゃん、すずかおねえちゃん

こんばんは」

詩乃はすずかおねえちゃん達に挨拶をしに行った。

 

 

「詩乃ちゃん、和人君も元気そうでよかったよ

最後に会ったのは、お別れの時だっけ?

 

あの時は和人君たちはまだ7歳だったよね。

 

今はもう8歳か。これからも元気に育ってね。

 

たまには帰って来て欲しいな」

 

すずかおねえちゃんとアリサお姉ちゃんは

ちょっと大きくしすぎでした。

 

それから、ちょっとだけパーティは続いて

終わったのは10時くらいでした。

 

みんなはそれぞれのお家に帰りました。




いかがだったでしょうか?
少し変な設定があるかもしれません。
ご了承ください

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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24話 皆で遊ぼう編 前編

こんにちは、今回は海鳴市に残った
なのは、和人、詩乃のストーリーです。


前編は和人、詩乃にヒカリがメインです。
それでは本編です。

今回は都合により一人称になるところがあるかもしれません。ご了承ください




「眠いな、寝ちゃおう」

誕生日パーティが終わり今まで寝ていた僕は

もう少し眠ることにしました。

 

「お兄ちゃん、寝てるの?

もしよかったらヒカリちゃんの所に遊びに行かない?

 

電話があったの」

 

扉をノックする音と詩乃の声が聞こえて僕は

起こされてしまった。

 

 

「わかったよ、行こう」

 

お兄ちゃんはちゃんと返事をしてくれたので

よかったです。

 

「聖祥大付属小学校に集合だからね。

ちゃんと制服で来ることだって」

 

私はお兄ちゃんにそう伝えて部屋に戻った。

 

 

「聖祥大付属小学校か。懐かしいな

行かなきゃな」

 

僕はクローゼットを開けて白い制服を出して

袖を通して、ネクタイをしめた

 

「お兄ちゃん、行こう」

詩乃が呼んでいる、僕は気持ち的に鞄を持って

部屋から出た。

 

それから二人で聖祥付属小学校に向かった。

 

 

「詩乃ちゃん、和人君。こっちだよ」

懐かしい声が聞こえた。

 

「ヒカリちゃん。

僕達、転校したんだけど入ってもいいのかな?」

 

それは私も思った。

 

 

「うん、大丈夫だよ。先生に言ってあるから」

ヒカリちゃんは準備がいいみたいでした。

 

 

「お兄ちゃん、ヒカリちゃん。行こう」

詩乃がそう言うので僕達はなれた道を歩き出した

 

「何も変わってないね、あの時のままだよ

ここで喧嘩もしたし、沢山遊んだし。

 

お弁当も食べたし。一年生の時しかいられなかったけど

楽しかったな」

 

詩乃は悲しくて泣いていました。

 

 

「二人、教室に行きましょ、ふたりの席は学年が変わってもあるんだよ」

 

みんながまだ僕達の事をクラスメートだと思っていてくれていたので。

 

僕達は、この学校に六年間ずっといればよかったと思ってきました。

 

「詩乃、ここにいよう。僕はミットに帰りたくないよ

このまま、聖祥大付属小学校に通っている

 

前の生活に戻りたいよ。

 

魔法なんていらない、前の楽しい生活に」

 

それは無理なんて事はちゃんとわかってるつもりだった

でもそう思わずにはいれない気持ちになりました。

 

「和人君、詩乃ちゃん。

ティアナちゃんやアリシアさん達の事はどうするの?

 

こっちの暮らしが忘れなれないのはわかるよ

でも、今の和人君達には私達とは別の暮らしがあるんだよ、だから。頑張って」

 

誰もいない教室でヒカリちゃんは僕達を応援してくれました。

 

優しくて、でもちょっと怖くて

不思議な気持ちでした。

 

 

「職員室に行こう。誰かいるはずだから」

ヒカリちゃんが言った。

 

 

「わかったよ、誰かいるといいけど」

 

僕達はまた歩き出した。

 

ちゃんと先生はいた、僕達の担任だった先生だ。

 

それからは、どうなったかは覚えてないというかんじです。

 

 




いかがだったでしょうか?
前編はこんな感じです。

場面によって一人称と三人称を使い分けようと思います。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いします。

今回は都合により1話投稿です。
ご了承ください。

感想、評価、お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります


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24話 皆で遊ぼう編 後編

こんにちは、ながい間更新出来なくてすみません。

学校のほうが忙しくて更新できませんでした。

今回は和人メインです。

それでは本編です。


聖祥大付属小学校から知らず知らずのうちに帰って来ていた僕達は、自分のお部屋でお昼寝をしていたようだった。

 

なのはお姉ちゃんはどうやら、すずかお姉ちゃんとアリサお姉ちゃんの所に行っていたみたいでした。

 

「やっぱり、ミットに帰るっていう

決心が鈍っちゃうな、どうしょう?

 

ミットにはティアナもいるし、フェイトママやアリシアママもいるのに、僕って変わってるのかな?」

 

僕は独りで抱え込んで、独りで答えをだしてしまって

なのはお姉ちゃんにもみんなにも相談しなかった。

 

「和人お兄ちゃん、出てきて、みんなで遊ぼうよ

ゲームもあるよ」

 

妹が、詩乃がお部屋の扉の前で呼んでいる。

 

どうやらみんなでゲームをする気のようだった。

 

「詩乃、先に行ってて、お兄ちゃんは後からちゃんといくから」

 

僕は乗り気じゃなかったので、半分ホントの事を行ってみた。

 

「うん、必ず来てね、待ってるから」

 

妹の少し悲しそうな声が遠ざかって聞こえなくなると

僕はまたベッドに転がった。

 

目の前に映るのはここにいる時にお父さんやお母さんに買ってもらったおもちゃが入っているおもちゃ箱だった。

 

「懐かしいなぁ、久しぶりに遊んでみよう」

僕はベッドから降りると、おもちゃ箱に向かった。

 

箱の中には僕が保育園の時や、一年生の時にテレビ番組のおもちゃやぬいぐるみ、ラジコンが入っていた。

 

「これ、一番遊んだなー、ありがとうお母さん、お父さん」

 

僕はベルトのおもちゃの電源を入れて腰に巻いて

携帯電話型のおもちゃを開いてボタンを押して

 

ベルトに戻した。

 

「変身」

僕はノリノリでテレビの真似をした。

 

「楽しいな、これがあるならミットに帰れるよ」

僕はしばらく遊んでおもちゃを箱にしまって、持って行くのに鞄の中に入れた。

 

…………

 

「和人、遅いな」

なのはお姉ちゃんがお兄ちゃんをしんぱいしていました。

 

「大丈夫、来るよ、お兄ちゃんもみんなとあそびたいたもん」

私はお姉ちゃんを安心させるために笑いかけた。

 

………

 

「行こう、詩乃達の所へ」

僕はお部屋の電気を消すとリビングに向かった。

 

「詩乃、なのはお姉ちゃん

一緒に遊んでもいい?」

僕はなのはお姉ちゃんと詩乃に聞いた。

 

「当たり前よ、家族じゃない私達は

さぁ、遊びましょ」

 

なのはお姉ちゃんは優しく僕に言ってくれた。

 

 

「わー、皆と遊べる」

詩乃も喜んでいました。

 

それから僕達は色々なゲームをしたり

お話をしたりして、お母さん達が帰って来るのを待っていた。

 

そして、ミットに帰る前日の最後の夜になった。

 

 




いかがだったでしょうか
久しぶりの更新で文字数は少ないですが、大目に見てください。

感想はどんなものでも受け止めますから、よろしくお願いいたします。

次回も頑張ります。


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25話 海鳴市での最後の夜編

こんにちは、今回はミッドに帰る前夜の話しです。

そして、和人と詩乃、ティアナは2年生になったことにしました。

それでは本編です。



「三人とも、元気な顔を見せてくれてありがとフェイトちゃんやアリシアちゃんのおかげね

 

お友達も沢山いるんだね」

そう話すお母さんの顔はとても笑顔で明るくて優しかった。

 

僕達三人は家族で晩御飯を食べながらお話をしていた。

こういうのをなんて言うかまだ分からないけど

とても楽しくて明るい気持ちになり、嬉しくなりました。

 

「なのは、和人、詩乃、三人にはいつも

お父さん達やお友達がついてるって言う事を

忘れないで欲しいんだ、きっと三人の力になるから」

 

お父さんの言葉を聞いて、僕は、いや僕達は口には出さないけど、心のなかで、その言葉を繰り返していた。

 

「ごちそうさま、なのはお姉ちゃん、美由紀お姉ちゃん

一緒にお風呂に入ろう。

 

たまにはみんなで入ろうよ」

 

詩乃はお姉ちゃん達とお風呂に行くようでした。

 

「いいよ、行きましょ、ゆっくりね」

お姉ちゃん達は頷いていた。

 

正直僕もお兄ちゃんと一緒に入りたかったので

お兄ちゃんに言ってみた。

 

 

「お兄ちゃん、僕もお兄ちゃんと一緒に入りたいな

ねっ、いいでしょ」

 

僕はお兄ちゃんに甘えてみることにした。

 

理由?それはね、僕がまだ子供だからです。

 

「和人、いいよ、和人だけ一人なのは可愛そうだもんな、お兄ちゃんでよければ一緒に入ろう

 

なのは達が上がるまでお兄ちゃんと遊んでいよう」

 

お兄ちゃんはいつもどおり優しくて、かっこよかったです。

 

お兄ちゃんと僕はお風呂に入るまでのあいだ、ゲーム機で一緒にゲームをしたり、テレビでアニメを見たりしていました。

 

「そうだ、このDVDとプレイヤーを持ってていい?」

僕はお兄ちゃんの物だから聞いた。

 

「いいよ、DVDは和人の録画したのだし、プレイヤーは和人達のために買った物だからね」

お兄ちゃんは僕達の事を考えていてくれていたので

とても嬉しかったです。

 

お姉ちゃん達は女の子らしくお風呂に時間をかけていました。

 

「遅いね、お姉ちゃん達」

僕はお兄ちゃんにそう聞こうとした時、お姉ちゃん達の

声が聞こえた。

 

「和人、お兄ちゃん、お風呂上がったよ

冷めないうちに入って」

僕達はお姉ちゃん達にお返事をすると

着替えを持ってお風呂に向かった。

 

…………

「お兄ちゃん、気持ちいいね。

 

みんなにお誕生会をしてもらって、ヒカリちゃんと遊んで、家族で過ごせて楽しかったよ。

またきかいがあったら帰ってくるね」

 

僕はお兄ちゃんにそう言ってみた。

 

「和人、いい子だな、ティアナちゃん? だっけ

和人の彼女は、大切にするんだぞ、守ってあげるんだぞ」

 

お兄ちゃんは僕に強いけど、優しく言ってくれました。

 

「お兄ちゃん、わかったよ

ティアナの事は任せて」

僕はお兄ちゃんに言った。

 

それからお兄ちゃんに洗ってもらって

お風呂から上がった。

 

 

「そろそろ眠いから寝るね」

 

僕はお母さんやお父さん、お姉ちゃんやお兄ちゃんに

おやすみなさいを言うと自分のお部屋に帰って眠った。

 




いかがたったでしょうか、今回はこんな感じです。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いします。

お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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26話 ミッドに帰る日編

こんにちは、今回はミッドに帰ります。
いつもよりグダグダかもしれませんが、お楽しみください、それでは本編です。


「来ちゃったんだね、この日が、ミッドに帰る日が

でもね、もう帰りたくないっていう気持ちはないよ

だって、ここにはいつでも来れるし、遊ぶものも持ったしなにより、フェイトママ達に会えるから」

 

僕は目覚まし時計の音を聞き、まだ少し眠っている体を

開けたカーテンからこぼれ落ちる朝の眩しい光でおこしてから独りで、自分の心に告げ、着替えを始めた。

 

着替えを終えて、しばらくゴロゴロしているとお部屋の扉を叩く音が聞こえた。

 

多分なのはお姉ちゃんだろうと僕は思った。

 

「和人、おきてる?なのはお姉ちゃんだよ

お母さん達がもう朝ごはんが出来るからリビングに来なさいって言ってたよ、帰る日なんだから、ちゃんと一緒にいようね」

 

なのはお姉ちゃんはそう僕に言うと隣の部屋に向う

足音が聞こえた、どうやら詩乃をおこしに行った様子だった。

 

………

「詩乃?詩乃、どうしたの?

おきて、もしかして、熱があるの?

お姉ちゃんに見せて」

 

私はなかなかおきなくて震えている詩乃を抱き抱えて

自分の膝に抱っこした。

 

「ちょっと熱いかな?体温計をとって来るから

ちょっと横になってて」

 

私は詩乃をベッドにもどして寝かせると

体温計をとりに戻った。

 

……………

 

「詩乃、熱があるんだ、どうしょう?

お兄ちゃんとして何かできることはないの?」

僕はなのはお姉ちゃんに言われた通りリビングに向かいながら階段の段差の途中で考えていた。

 

 

「そうだ、ひとつだけ出来ることがあったんだ

絵を書いて詩乃に見せればいいんだ」

 

僕は実は絵が得意で、賞状もちょっとはもらっていた。

密かな楽しみで、書いた絵を見せてみんながよろこんで

くれるのが、楽しかった。

 

「その前にご飯だね、ミッドに帰る前に完成させないと」

 

僕はリビングに降りて、皆におはようを言って

急いでご飯を食べて、部屋に戻ってきた。

 

 

「何を書こう?やっぱり、ミッドにいる皆とお母さんやお父さん達かな?」

 

僕は画用紙を開いて鉛筆で下書きを始めた。

それぞれの人達の事を思い浮かべながら書いていった。

 

 

「下書きは出来た、後は色を塗るだけだね」

僕は色鉛筆を何本も何本も使って色を塗っていった。

 

完成したのは本当に帰るギリギリだった。

 

「出来た、詩乃も喜んでくれるよね」

僕は完成した絵を急いで詩乃の元に持って行った。

 

………………

 

「詩乃、大丈夫?おきれる?

そろそろミッドに帰る時間だけど、ささえながら行く?」

 

私は詩乃に問いかけてみた。

 

「大丈夫、もう体も楽になったし、多分

おきたばかりで体温が上がってただけだから

 

もうミッドに帰れるよ」

詩乃は笑いかけて言った。

 

…………

 

「なのはお姉ちゃん、詩乃、和人だよ

開けて、詩乃が元気になるようにプレゼントを持って来たよ」

 

僕は詩乃の部屋の扉をノックしたながら

言った。

 

「あ、和人、今開けるね」

私は和人の声が聞こえたので扉を開けた。

 

「お姉ちゃん、詩乃

プレゼントだよ、詩乃が元気になるように書いたよ」

僕は書いたばかりの絵を渡した。

 

「ありがとう、お兄ちゃん

詩乃はもう元気だよ、ミッドに帰えろう」

詩乃は元気そうなので、とっても嬉しかったです。

 

それから僕達は準備しておいた荷物を持ち、書置きを書いてミッドに帰るためのゲードを開けて帰りました。

 




いかがたったでしょうか?
次回からはミッド編にもどります。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いします。

お気に入り登録、感想をくれた皆様ありがとうございます。

次回も頑張ります。


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27話 進級と新しい季節編 前編

こんにちは、今回はミッドに帰ってきてからの話しです。

あまり、面白くは出来ませんが、読んでくれたら嬉しいです。

それでは本編です。


ゲードを潜った先はいつもどおりのミッドのお家の

玄関の前だった、戻って来て、とっても嬉しかったし

早く入りたいという事も考えていた。

 

「お姉ちゃん、詩乃、僕先に行くね

早くフェイトママ達に会いたいから」

僕が二人にそう言うと、詩乃が僕の手を握ってきた。

どうやら、一緒じゃないとダメっていう意思表示のようだった。

 

「お兄ちゃん、みんなで入ろう、お姉ちゃんも早く

せっかくなんだし、行こう」

どうしても、詩乃の方がお姉ちゃんで、僕の僕が

弟に見えてきました。

 

「そうよね、詩乃、和人、一緒に開けましょ

検索の扉を」

 

お姉ちゃんは詩乃の意見に賛成していた。

僕は二人のお姉ちゃん?と一緒にインターフォンを押した。

 

「ママ、和人達だよ、開けて、帰って来たよ」

僕がそう言って数秒くらいで玄関の鍵が外れる音がした。

 

……………

「お帰りなさい、和人、詩乃、なのは

お泊りは楽しかった?もう、早く入って」

 

アリシアママはいつもみたいに明るくて元気そうでした。やっぱり家族って繋がってるんだと実感しました。

 

それから三人でただいまを言って入りました。

 

…………

 

「あ、そうだ、和人と詩乃の2年生の教科書となのはの

四年生の教科書を買って部屋に置いてあるから確認しておいてね」

 

アリシアママは僕達が海鳴市に行っているあいだに

新学期の準備をしていてくれたようでした。

 

僕は急いで部屋に帰って予習を始めようとした。

 

 

「あ、ママ、新学期はいつから?」

詩乃がアリシアママに新学期が始まる日を聞いていた。

 

「実はね明日からなの、だから今日帰える日にしたわけよ」

 

アリシアママは帰る日を設定していてくれたようでした。

 

「僕、お部屋に行くね」

僕はみんなにそう言うと水色のリュックサックを持って

お部屋に向かった。

 

…………

 

「和人、やっと帰って来た

一人で寝れなかったよ」

 

ユーノ君はやっぱり可愛いところが沢山ありました。

本当に弟みたいに思えてきました。

 

 

「ごめんねユーノ君、今日からはこっちだから

心配しないで、いつでも一緒に寝てあげるよ

 

あ、そうだ、僕の前使ってたおもちゃとDVDを

持って来たんだ、後で一緒に遊んだり見たりしようね」

 

僕はユーノ君にそう言うと、机の上にあった

教科書の包を開けて教科書を取り出して予習を始めた。

 

「えっと、今回は算数と社会、基礎魔術があるんだね」

 

僕は新しい教科を集中的に予習し始めた。

 

「ちょっと難しいかな、でも頑張らなくちゃ

勉強だけでもちゃんとしなきゃ」

 

僕は難しいと思いながらも勉強をしていった。

 

(マスター、お久しぶりです。

お母様達はお元気でしたか?

 

そして、遅くなりましたが、ハッピーバースディ、マスター)

 

ホーリーは机の引き出しの中から話しているみたいでした。

 

「ホーリー、うん、お母さん達は元気だったよ

それに、お誕生日終わったけど、お祝いしてくれて

ありがとう、これからもよろしくね、ホーリー」

 

僕は机の中からホーリーを取り出すと、改めてホーリーとの絆を確かめていた。

 

「和人、実は僕もデバイスを作ってもらったんだ

インテリジェントデバイスだよ、名前はねクロスバスターだよ、これで僕も和人達と同じように戦えるよ」

 

ユーノ君のデバイス、クロスバスターの待機状態は

マガジンだった、どうやら、マガジンからデバイスであるライフル型に変形するみたいだった。

 

「ユーノ君、ユーノ君はあまり前にでないから

サポートの力が増えるよ、ありがとうユーノ君」

 

僕はクロスバスターをユーノ君に返しながら言うと

勉強に戻った。

 

「和人、僕頑張るね」

何もない、平和な春の風が開けっ放しの窓から入ってきて、外では桜が咲いていた。




いかがたったでしょうか、ユーノにインテリジェントデバイスを持たせてみました。

感想はどんなものでも受け止めますので、よろしくお願いします、わからない設定やおかしいところ、誤字脱字があったら、御指摘お願いいたします。

お気に入り登録をしてくれた方や読んでくれている皆様、感想をくれた方、本当にありがとうございます。

次回も頑張ります。


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27話 進級と新しい季節編 後編

こんにちは、今回は後編です。
今回は学校編です。

本編は少し前から始まります。

それでは本編です。


「あれ?そういえば、いまって何時だろう?

時間によってはそろそろお昼ご飯の時間だし、たまに

僕がお昼ご飯を作らなきゃね。

いつもママ達にお世話されてばっかりだから」

 

僕はそういいながら手元に置いてあった携帯のボタンを

押すとディスプレイに明かりがついてパスワード画面が出てきた。

 

「えっとパスワードは913だったね

これで解除出来るはずだと思うけど」

僕は表示されたディスプレイにパスワードを入力して

パスワードを解除し、待ち受け画面を表示させた。

 

「良かった、あってたよ、えっと今の時間は12時30分だね、二時間近くもお勉強してたんだ、流石に疲れちゃったよ。

ユーノ君、一緒にお昼ご飯を作ろうよ」

僕はユーノ君にそう問いかけてみた

当然ユーノ君はお返事をしてくれるとわかっていました。

 

「うん、いいよ、たまには作らなきゃね

行こうキッチンに」

僕とユーノ君はお部屋の電気を消して、階段を歩くと

リビングに降りました。

 

「よしユーノ君、作ろう、フェイトママとアリシアママが来ないうちにね」

僕とユーノ君は手を洗ってからご飯を作り初めました。

 

作った物はみんなの大好きなオムライスとコーンスープを作りました。

 

ユーノ君もなかなか料理が上手くてびっくりしました。

 

「和人、出来たね、僕がみんなを呼んでくるよ

和人は準備を続けてて」

 

ユーノ君は僕にそう言うとこの家全部に繋がっている

インターフォンの所に行きました。

 

…………

 

「なのは、詩乃、アリシア、フェイト

お昼ご飯ができたから降りてきて」

 

ユーノ君はママ達の事をママとまだいえないようでした

そこがユーノ君の可愛いところでもあるんですけど。

 

…………

「はーい、今行きまーす」

詩乃達の明るい声が聞こえて、その後に階段をおりてくる音が響き始めた。

 

「OK、準備完了、みんなもよろこんでくれるよね

大丈夫だよね」

僕は余っていた材料で生野菜のサラダを作っていた。

 

「お兄ちゃーん、遊んでくれなくて寂しかったよ

お昼ご飯を食べたらティアナのお家に遊びに行こうよ

ユーノ君もだよ」

 

詩乃が凄い勢いで僕に抱きついてきた。

なぜか、妹相手なのにドキドキしてしまって

心臓の鼓動が跳ね上がっていた。

 

 

「いいよね?フェイトママ、アリシアママ」

僕はちょうど階段を降りてきたアリシアママとフェイトママに聞いてみた。

 

「いいよ、失礼のないようにね、早めに帰って来るんだよ。

 

ティアナにもよろしく伝えておいてね」

 

アリシアママは僕にそう言うと手を洗っていた。

 

「アリシアお姉ちゃんが全部言っちゃったから

フェイトママが言うことはないかな?」

 

フェイトママは笑顔だけど少し悲しそうだった。

 

………

 

「私もルミナの所に行こうかな?

最近言ってないし、どうする?フェイトちゃん」

 

私は席に座っているフェイトちゃんに聞いてみた。

フェイトちゃんとルミナも仲がいいから一緒に行こうと思った。

 

 

「うん、ルミナもたまには遊ばない?って言ってたからね、行こう」

 

フェイトちゃんはやっぱりルミナと繋がっているようでした。

 

………

 

「私はお留守番ね、それじゃ、午後の予定も決った

事だし、ご飯にしましょ」

 

アリシアママがそう言うと、みんなでいただきますを言ってご飯を食べ始めた。

 

僕とユーノ君、詩乃が先に食べ終わったので、後片付けをしてティアナのお家に向かう事にした。

 

「えっと、お財布にホーリーに携帯にゲーム機っと」

僕は持ち物を確認して携帯を取り出すとティアナに

電話をかけた。

 

「もしもし、ティアナ、急なんだけど、今から

詩乃とユーノ君と一緒に遊びに行くね、大丈夫?

予定とかない?」

ティアナはワンコールででてくれました。

 

………

 

「大丈夫だよ、パパとママは今日はお仕事だし

おうちには私しかいないから大丈夫だよ。

ちょうど私も和人のお家に行こうと思ってたし」

 

ティアナも僕とちゃんと繋がっていたようでした。

 

 

…………

 

「お兄ちゃん、ユーノ君、行くよ

ティアナのお家まではちょっと距離があるしね」

詩乃が玄関から呼んでいた。

 

今日の詩乃の格好は海鳴市にいた時によくしていた

コーディネートだった。

 

そして、僕が一番好きだったコーディネートでもあります。

 

「お待たせ、行こうか、ユーノ君、詩乃

行ってきます、ママ、お姉ちゃん」

 

僕たちは行ってきますを言うと玄関を開けた

春の風が僕達の着ている薄いカーディガンを揺らしていた、カーディガンはそれぞれの好きな色でコーディネートしていました。

 

 

「坂は危ないからあまり走らないでね

怪我をしちゃ明日からの新学期に影響するからね

手を繋いでね」

 

僕達三人は手を繋いで仲良く坂を下って住宅街から大通りに出ました。

 

「ティアナのお家は大通りを挟んで、海の近くの

もう一つの住宅街だね早く行こう」

 

詩乃が優先して僕達の手を引いてくれていたので

僕達は自然と早足になっていました。

 

 

「お兄ちゃん、ユーノ君、着いたよ

お兄ちゃんが彼氏さんなんだからインターフォンを押してね」

 

詩乃はなぜかいつもは使わない(彼氏さん)っていう

言葉を使ってきた、多分何かで覚えたんだろうって

僕は考えました。

 

 

「わかってるよ、わかってるから」

僕はティアナの家のインターフォンを押した。

 

「ティアナ、和人と詩乃とユーノ君だよ、開けて

遊びに来たよ」

 

僕はティアナにインターフォン越しに言った。

 

「あいてるよ、入って来て

でも、早く締めてね、ちょっと怖いから」

ティアナの声が聞こえたので僕達はお邪魔しますを言ってあがらせてもらった。

 

「いらっしゃい、和人、詩乃、ユーノ

近くに怪しい人はいなかった?」

ティアナは理解できないことを聞いてきた。

 

どうして、ティアナが狙われてるの?僕は頭の中が混乱してきて立ちくらみがしてきた。

 

「和人、大丈夫?いなかったならいいの考えさせちゃってごめんなさい、遊びましょ、その為に来たんだから

お茶をいれてくるね」

 

ティアナはそう言ってキッチンに向かって行った。

 

「ティアナ、本気で怖がってた目だったよね

私達じゃ力になれないの?お友達なのに?」

 

詩乃はだんだん悲しそうな目になっていって

泣きそうだった。

 

「詩乃、泣かないで、ティアナにも

触れて欲しくない事もあるんだよ、それも理解しないと

嫌われちゃうよ」

 

僕とユーノ君は必死に詩乃を慰めた。

詩乃は頷きながら泣くのをやめてくれました。

 

「お待たせ、みんな、コーヒーでよかった?」

ティアナは飲み物を入れてくれました。

 

「それじゃ、何して遊ぶ?」

コーヒーを一口飲んでから僕は言った。

 

「決ってるじゃないの当然育ててるよね

今日はまけないんだから」

 

みんなはそれぞれの色のゲーム機を取り出した。

 

入っているソフトはミッドで人気の育成ゲームだった。

 

ミッドに着てユーノ君はゲームを始めたり、あまりゲームをやらなかった詩乃まで始めた。

 

「今日の僕の手持ちはね、イーブイとピカチュウと

マリルだよ」

僕はそういえばこのゲームをミッド以外でもやった事があった。

 

そう、ポケモンだ。

 

「私の手持ちはね、ブースターとラッキーとプラスルだよ」

 

詩乃はなかなかの手持ちでした。

 

「和人も、詩乃もすごいね、私はね

ムーランドとバシャーモとムクホークだよ」

 

ティアナはノーマルやひこう、ほのおを使っていた。

 

「最後は僕だね、僕はねオーダイル、バグフーン、メガニュウムだよ」

 

ユーノ君は御三家で決めてきました。

 

 

「それじゃ、組み合わせは僕とティアナ

詩乃とユーノ君だね、始めよう、絶対勝つよ」

僕達はポケモンバトルを始めた。

 

僕は最初ピカチュウをだした。

ティアナはムーランド

詩乃はブースター

ユーノ君はオーダイルだった。

 

「和人はユーノをお願い、私は詩乃を倒すから」

タイプの相性を考えて僕はティアナの支持に従った。

 

「和人、そう簡単には負けないよ、オーダイル

がまんだよ」

ユーノ君の指がボタンを押した。

 

「ピカチュウ、10万ボルトだよ」

僕は卵から育てたピカチュウの10万ボルトをオーダイルにあてた。

 

「よし、倒した、やっぱり電気タイプはいいな

ティアナ、どう?」

 

僕はティアナを見た。

ティアナのほうも倒していた。

 

それからもう少し遊んで、明日学校でねって言って

お開きになった。

 

ティアナのおうちをでるのとなのはお姉ちゃんとフェイトママがルミナ先輩のお家を出るのが重なったので

 

一緒に帰ってきた。

帰るとご飯の準備がしてあったので、みんなでご飯を食べてお風呂に入って寝ることにした。

 

 

「お休み、ユーノ君」

僕達はお休みを言い合って電気を消して眠った。

 

いつまでねていただろう?

目を開けると既に朝だった。

 

そして、ユーノ君もいない、僕はいそいで準備して

リビングに降りた。

 

「遅いよ和人、早く食べて」

僕は言われた通りにご飯を食べて、学校にむかうことにした。




いかがたったでしょうか、今回はこんな感じです。
次回は学校に登校してから始まります。

感想はどんなものでも受け止めますのでよろしくお願いします。その他不明な点や誤字脱字があったら御指摘お願いいたします。
新キャラのルミナをだしました。

読んでくれてありがとうございます。

次回も頑張ります。


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28話 ようやく迎えた新学期編

こんにちは、またまた投稿します。
こんな作品でも読んでくれている方に感謝しています。
精一杯頑張りますので今後もぜひ読んでください

それでは本編です。


「いそいで追いつかなきゃ、でもアリシアママは大丈夫なの?僕に急いでって言ったのに自分は急いでなかったし、もしかして?そんなわけないよね、行こう」

僕はまた走り出すことにして足を進めた。

 

…………

 

「やばっ、和人に急いでって言って自分が遅れそうだし、急がなきゃ」

私は寝癖を治すと家の鍵をしめて急いで走った。

 

ついたのはほんとに始業式が始まるギリギリだった

 

 

…………

 

「和人、遅い、ほとんど時間ギリギリじゃん

何してたの?こんな時間まで」

 

始業式に出席するために列に並んでいると

横の列のティアナと詩乃、後ろにいるユーノ君から

同じ事を言われづけた。

 

「ごめん、ごめん、実は寝坊しちゃって

っていうか、ユーノ君なんでおこしてくれなかったの?

一緒に寝てるのに、っていうかおんなじ部屋なのに」

 

少しだけユーノ君を問い詰めてみる事にした。

でも、全然強くなくて優しい言い方です。

 

 

「ごめん、和人すごいグッスリ寝てたからおこすのが

かわいそうで、でも間に合ったしいいじゃん」

ユーノ君はやっぱり僕が本気で怒れないことを知っていました。海鳴市から一緒に住んでたかいが有りました。

 

「あ、二人共、始業式始まるよ

お兄ちゃん、この話は後で可愛い妹と可愛い彼女が

しっかりお話しますからね」

 

詩乃の目はとっても本気でした。

 

詩乃が本気の時は後が怖いときだと知っていたので

僕は始業式が長引けばいいと思いました。

 

そんな思いも虚しくて始業式は1時間くらいで終わってしまいました。

これから30分の休み時間が怖いことになる。

 

……………

「さて、お兄ちゃん、お話の時間だよ

どうして遅れそうになったか聞かせてくれるかな

答えによっては一週間くらい、私とティアナの

お願いを聞いてもらうことになるけど、もちろん

ユーノ君もだよ」

 

休み時間になると同時にティアナと詩乃が僕の席に来た。ユーノ君にも矛先をむけてるけどね。

 

「だから誤ったじゃん、寝坊したって

詩乃やティアナだって寝坊くらいするでしょ」

 

僕はティアナと詩乃に抵抗しようとした。

流石に僕にもお兄ちゃんとしてのプライドがあるから。

 

 

「だから、なんでお寝坊したの、昨日の夜はちゃんと早く寝てたよね、もしかして、お部屋でインターネットでも見てたの?ユーノ君もこっち来て、聞きたい事があるから」

 

詩乃はユーノ君まで呼んだ。

 

「確かに和人は昨日の夜は早めに寝てたよ

もしかして、寝坊したのは、詩乃となのはが騒いでたせいじゃないのかい?」

 

ユーノ君は逆に詩乃を問い詰めていた。

僕は寝ていて知らなかったがそんなことがあったらしい

 

「そんなわけないもん、私ななのはお姉ちゃんは

静かに遊んでたもん、あ、もしかして、私がクロノお兄ちゃんとお電話してたから?絶対そうだよね

 

ごめんなさいお兄ちゃん、ユーノ君疑ったりして

私の事嫌いにならないでね、私、お兄ちゃんとユーノ君のお願いなんでも聞くから」

 

詩乃とティアナの目がだんだん潤んできた。

このままじゃ本気で危ない。

 

クラスメイトがこっちを見ていた。

 

「詩乃、ティアナ、泣かないで僕が悪かったから

詩乃とティアナのお願いひとつだけなら聞いてあげるよ

 

なんでも買ってあげるよ」

 

ティアナと詩乃を撫でて席に戻すと僕はため息をついてしまった。

 

「和人、ごめんなさい、私の事は許して欲しいとは言わないけど

詩乃の事は許してあげて欲しいの、だって詩乃は

和人のたった一人の妹でしょ」

 

ティアナが言った、そうだ、詩乃とは小さい頃に別れて別々の家で育てられていたけど確かに血の繋がっている妹だった。

 

僕は大事な妹を傷つけてしまうところだった、いやもう傷つけてしまっていたのかも知れなかった。

 

そう考えているとチャイムがなって先生が来た

一年生の時の担任の先生と同じだった。

 

「みんな、おはよう、今年も私が皆さんのクラスをもちます、また一年一緒に頑張りましょう

 

それじゃ、二時間目は今年の目標を書いて発表してもらいます。

ちゃんと理由もかいてね。

 

画用紙を持ってきたので好きな色を選んでね」

先生はいろんな色の画用紙を教卓の上においた。

 

(黒にしよう、今の僕に水色なんて明るい色は似合わないから)

好きな色を決めているクラスメイトの声が少しだけ、ほんの少しだけ耳障りだった。

 

僕は素早く誰も選ばない黒を取ると席に帰った。

ティアナはいつもどおりオレンジ色を、詩乃とユーノ君は緑色をとっていた。

 

 

「和人、どうして黒なの?水色残ってるじゃん

変えてくれば?」

 

ティアナは間違えて黒を取ったと思っているようだったから無視する事にして書く文章を考える事にした。

 

(和人、また暗くなっちゃったんだね

私がどうにかしないとまたもう一人の和人がでてきちゃう)

私は心の中で和人の事を考えながら書く文章を考えていた。

 

「決めた書く文章を、誰の前でも笑顔にならないようにする」

 

僕は黒い紙に赤色のマーカーで書いた

理由はもちろん、些細な喧嘩から妹や友達を傷つけたからと書いた。

(出来た、私の目標、大好きな人といつでも明るく過ごす、理由はみんなといつでも一緒にいたいから)

 

私は出来るだけ明るい色で書いて余った所には

可愛いくまを書いた、理由は和人が好きだからです。

 

「みんな、書けたかな、それじゃ、この時間の残りと

次の時間の前半を使って発表をします

 

それじゃ、誰にしようかな、今日の日直の詩乃ちゃん

お願いします」

 

詩乃が指名されていた。

なぜか詩乃は笑顔に戻っていて僕は少し機嫌が悪くなってしまった。

 

「私の目標は病気にならずに明るく、元気に過ごす事です、理由は私自身だけじゃなくて家族やクラスメイト

友達にも元気でいてほいからです」

 

詩乃の言ってることはただの言い訳に聞こえてきてしまって僕はどうすることも出来なかった。

 

「ありがとう、詩乃ちゃん、次の人を指名してください」

 

先生は次の人を指名型にしていた。

(めんどくさい)正直そう思ってしまった。

 

 

「じゃあ、お兄ちゃんで、よろしくねお兄ちゃん」

僕は指名されたので仕方無しに前に出た。

 

「僕の目標は誰の前でも笑顔にならないようにするです。理由は些細な喧嘩で妹と友達を傷つけたからです

 

以上です、つぎはスクライアさんお願いします」

僕はユーノ君と言うのをやめてしまった。

僕の目標を聞いた先生は少し戸惑っていて

後で職員室に呼ばれる事になった。

 

そして、ユーノ君、スクライアさんのばんになった。

 

「僕の目標は誰も傷つかないようにする事です

理由は大切な人を守るためです。

 

次はティアナ、お願い」

スクライアさんも言い訳にしか聞こえなかった。

 

「私の目標は大好きな人といつまでも一緒に明るく過ごす事です

理由は大好きな人といつまでも一緒にいたいからです」

それからだんだん紹介は続いて終わりを迎えた。

 

「それじゃ、紹介は終わったから

次は今年の授業のオリエンテーションをしたいと思います、今年は去年に引き続いて基礎魔術があります。

 

他の教科も難しくなるので頑張って下さい」

今日は三時間で終わることを知っていたので

僕はいそいでよばれていた職員室に向かった。

 

「失礼します、高町和人です」

僕は名前を言って職員室に入った。

 

「和人君、この目標はなに?やる気はあるの?

こんな事を続けるならアリシアちゃんとフェイトちゃんを呼ぶよ」

 

僕は半分おどされていた。

 

「もういいですか?帰りますね」

僕は話しの途中で抜け出して公園まで来た。

 

「僕ってなんなんだろう?詩乃やティアナ、ユーノ君まで傷つけて、ユーノ君の事をスクライアさんって言っちゃうし」

 

僕はブランコをしていた。

前にみんなでピクニックにきた公園だ。

 

「どうしてだろう?昨日までは毎日があんなに輝いてたのに、楽しかったのに、今は何も楽しくない

輝いてない、ねえ、ここはどこ?僕はだれなの?

誰か教えてよ、ねえ早く」

 

僕は自分で自分が分からなくなるほど追い込まれていた。

 

失って気がついた、詩乃やママ達、お姉ちゃん、友達の大切さを、影響力を思いやりや、絆を。

 

「もう、遅いのかな、もう無理なのかな」

ようやく僕は自分が強がっていた事に気がついた。

悪いのは僕だったという事も。

 

「とりあえず、お家に帰りたいな

入れてくれるかな」

僕はお家の前まで行ってみることにした。

 

………………

「和人がそんなことを言ったんだね

あの子も思いつめて無理をしてたんだね

 

詩乃、ユーノ、和人が帰ってきたら明るく

むかえようね」

 

アリシアママは当たり前の事を言っていた。

 

「アリシアママ、わかってる

ここはお兄ちゃんのお家だから」

私は言った。

 

……………

「お家着いた、インターフォンを押してみよう

ママ、和人だけど良かったら開けてくれる?

 

ってダメだよね、僕はこのお家にいちゃダメだもんね」

 

僕が引き返そうとしたとき、後ろで玄関の扉が開いた。

 

「お帰り和人、心配したよ、早く入って」

私は冷たくなっている和人を抱きしめた。

 

「お姉ちゃん、ママ、ほんとにいていいんだね

僕は」

 

僕はお姉ちゃんに言った。

 

「うん、いいよ、反抗したかったらすればいい、泣きたかったら泣けばいい、怒りたかったら怒ればいい

 

喧嘩したかったら喧嘩すればいい

何をするにも和人の自由だよ」

 

ママ達は何もせずに見ていた。

 

「ごめんなさい、みんな、まだ僕は安定しない

またなるかもしれないけど、お願いね」

僕はお家の中に入った。




いかがたったでしょうか、もしかしたらもう一人の和人がまた出てくるかもしれません。

感想はどんなものでも受け止めますからよろしくお願いいたします。
誤字脱字やわからないところがあったらぜひ御指摘してくれると嬉しいです。
時間の許す範囲で修正いたします。

読んでくれてありがとうございます。

次回も頑張ります。


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29話 心の傷編

こんにちは、今回は学校編が半分と日常編が半分です。

感想が来なくても、お気に入り登録が減ったり、こなくても、読んでくれている方がいる限り続けさせていただきます。

長くなりましたが本編です。


「ただいま、詩乃、ユーノ君」

僕はリビングにいた詩乃とユーノ君にただいまだけ言うと自分の部屋の片隅にうずくまっていた。

 

ユーノ君が入ってくる気配はない、当たり前だ僕は

ユーノ君まで傷つけたんだから。

 

「泣きたいよ、泣いていいんだよね

大丈夫なんだよね、お姉ちゃん、ママ」

 

必死に堪えていたが涙がポロポロ落ちてきて僕の制服を濡らしていった。

 

悲しいのに悲しいとは感じない、なんだか不思議だった。

 

(ねぇ、僕、まだ僕の身体にいるんでしょ、今度は自分の意志で受け入れるから出てきて)

僕にはもうこの方法しか残されてなかった。

もう一人の僕の力を借りてほんとの僕を閉じ込めてしまおうとおもっていた。

 

(いるよ、やっと自分で望んでくれたね

さぁ、ひとつになろう、僕)

そんな声が聞こえると僕自身の意識はなくなってしまった。

 

「状況は理解出来たよ、辛かったんだね、僕

今からはそんな辛い気持ちはないよ、さぁ、リビングに行こうか、さっきから呼ばれてるし」

 

僕は心の中にいる意識だけになったほんとの僕に

呼びかけた。

 

…………

「お兄ちゃん、遅いな、なんだか雰囲気違ったし

やっぱり私のせいだね、私が悪くないことでお兄ちゃんを攻めたから、私、謝ってくるね」

私はリビングから飛び出して階段をかけ上がろうとした。

 

「おかしい、あれは本当に和人なのか?

もしかしたらまたもう一人の和人なのか」

 

僕は考え事をしていた。

 

…………

 

「あ、お兄ちゃん、あのね、えっとね

ごめんなさい、私お兄ちゃんの気持ちを考えなくて

自分勝手にお兄ちゃんとユーノ君を攻めて

 

辛かったんだねお兄ちゃんもユーノ君も」

 

私は階段の踊り場でお兄ちゃんにあったので

素直に謝った。

 

「詩乃、もういいよ、もう許すし、わかったから

……もうお兄ちゃんには関わらないで、詩乃ちゃん……」

 

僕は詩乃の事を許すと言って油断させてみた。

これは仕返ししたいというもう一人の僕の考えでもあった。

 

「えっ、お兄ちゃん、今私の事詩乃ちゃんって言った

それにもう関わらないでって、どうして?私達家族に戻ったのに、今まで一緒に暮らして来たのに」

 

お兄ちゃんは私を詩乃ちゃんって呼び、声は明るいお兄ちゃんの声なのに私の心には冷たい氷の刃物のように

 

突き刺さった。私はその場からしばらく動けなかった。

 

(詩乃ちゃん、詩乃、これでいいんだね

詩乃はお兄ちゃんの事を忘れて楽しく暮らしてね)

 

やっぱりもう一人の僕は少し優しすぎたようだった。

 

「ママ、何かよう?たいしたことじゃないなら

僕、宿題をしたいんだけどいいかな?」

 

僕は呼ばれた理由をママに聞いてみる事にした。

多分たいしたことじゃないのもだいたいわかっていた。

 

「ごめんね、呼んじゃって、実はね、和人

病院に行かない?カウンセリングを受けに

ママ達に話すより大丈夫だと思うし」

 

ママは僕を病院に連れていこうとしていた。

やっぱりくだらなくてつまらなかったけど話に乗っておくことにした。

 

「うん、行けるなら行きたいな、相談に乗ってくれるなら多いほうがいいし」

 

僕は今回はもう一人の僕の意見を無視した。

理由は今はこの体は僕のものだから、やっともう一人の僕が受け入れてくれたから。

 

一人だった僕が一人じゃなくなったから。

 

「予約は入れてあるから、和人、一人で行って来れる?

ママ達ちょっと忙しいから」

 

ママは忙しそうにしていたのでそんなことだろうと思いました。

 

「わかった、じゃあ、行ってくるね

晩御飯はいらないや、外食してくるね」

 

僕はママにそう言うと部屋に帰って病院に行く準備をした、詩乃ちゃん、詩乃はまだ階段の踊り場にいた。

 

僕は行ってきますを言うと少し寒い夕方の桜道を病院に向かって歩き出した、ついたのは30分後くらいだった。

 

「えっと、3階だね」

僕は受付をすると電光掲示板に表示された階に向かおうとしてエレベーターに乗った。

 

…………

 

「あのー、高町和人ですけど、ママから予約が入ってませんか?」

 

エレベーターを降りた僕はすぐにもう一度受付をした。

 

 

「はい、入ってますよ、すぐに診察しますので

入って下さい」

僕はそう言われたので返事をして診察室に入った。

 

「高町和人君だね、カウンセリングしてほしいと

親御さんから言われたけと、何があったのかな?」

 

病院の先生は信用できないような感じだった。

 

「はい、僕は妹や友達を傷つけて

なんだか、現実が楽しくなくなってきて

 

自分が自分で分からなくなって、ここがどこかもわからなくて、だんだんおうちにも帰りたくなくなってきて

 

もうどうすることも出来なくて、もう嫌になってきて」

 

僕はもう一人の僕の気持ちを全部、病院の先生に告げることにして言った。先生は何も言わずに頷いてくれた。

 

 

「辛かったたんだね、妹さんやお友達とは

仲直りしたのかい?まずは相手の話を聞いて

仲直りすることから始めよう」

 

何もわからないのに、何も知らないくせに

口を出すなともう一人の僕はまだふさぎこんでいた。

 

「仲直りはもうしました、でも関係は治ってないです

もう無理なんです」

僕は多少の嘘を交えながら説明した。

 

「それなら後はコミュニケーションだね

大丈夫、少しずは話していけばいいよ

 

帰りは大丈夫かい?」

 

どうやら診察が終わったようで帰る方法を心配してきた。

 

「大丈夫です、心配しないでください」

僕はそれだけ言うと、診察室を出て、受付でお金を払った。

 

 

「僕、何が食べたい?」

僕はもう一人の僕に聞いた。

(今の身体はもう一人の僕のものだから、もう一人の僕が決めなよ)

 

もう一人の僕は身体を今は僕の物だと言ってくれた。

結局、僕は僕なので好みは一緒だったので

ホットケーキとアップルパイを食べて帰ってきた。

 

「ただいま、ママ、お姉ちゃん、ユーノ君

…詩乃…」

僕はやっと詩乃の名前を絞り出した。

 

「お帰り…お兄ちゃん…」

詩乃もやっとお兄ちゃんと言っていた。

 

「ママ、お兄ちゃん帰ってきたよ」

詩乃はママに僕が帰って来たことを報告していた。

 

「和人、どうだった?ちょっと楽になった?

お風呂湧いてるから入ってね」

 

ママは帰ってきた僕が寒いと思ってお風呂を沸かしてくれていた。

 

その優しさも僕にしては苦痛でしかなかった。

 

「いつも、ありがとう、ママ、大好きだよ」

ママは不思議そうだったがすぐに笑顔になった。

 

………

「僕、気持ちいいね、明日は学校どうする?

僕は行きたくないけど、もう一人の僕は?」

 

僕は聞いてみる事にした。

 

(僕も行きたくない、成績なんか関係ない

僕は頭がいいから問題ないしね)

 

僕達はやっぱり繋がっていました。

そして、だんだん僕のせいでもう一人の僕がグレてきました。

 

「そうだね、じゃあ宿題はしなくていいね

早く寝ちゃお」

 

僕はお風呂を早めに切り上げて部屋に帰り寝ることにした。

 

「和人、宿題は?」

ユーノ君が少しオドオドしながら聞いてきた。

 

「大丈夫、明日は学校に行かないから

それじゃお休み」

 

僕は目を閉じた。




いかがたったでしょうか?今回はこんな感じです。
しばらくはもう一人の和人になります。
次回で二章は終わりになります。
三章はまだ未定なので構造が完成しだい投稿します。

感想はどんなものでも受け止めますのでよろしくお願い致します。そのほか、誤字脱字、わからないところがあったら御指摘してくれると嬉しいです。

読んでくれてありがとうございます。

次回も頑張ります。


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30話 僕達の計画編

こんにちは、今回は二章最終回です。
ここでの話を三章に繋げようと思っています。

それでは本編です。


「和人、おきて、遅刻するよ

和人?聞こえてないの?」

お姉ちゃんの声が聞こえていたけど僕は無視をして

眠っているように見せかけていた。

 

「和人、なのはが呼んでるよ、ダメなら僕が誤魔化しておくけど」

僕は一旦おきてユーノ君に言った。

 

「ありがとうユーノ君、誤魔化しておいて、理由は

そのまま今日は学校に行きたくないでいいよ」

僕はユーノ君にそういうとまた眠りについた。

 

…………

 

「なのは、和人は学校に行きたくないって

だから今はそっとしてあげて欲しいんだ

ダメかな?」

僕はなのはやアリシアに問いかけてみた。

 

「ユーノ、仕方ないわね、学校に行ったら担任の先生に言っておいてね、朝ごはんにしましょ」

私は和人の分の朝ごはんにラップをして

書置きをしておいた。

 

「ねぇ、ママ、私も学校に行きたくないよたいまティアナから連絡があって今日は学校に行かないって言うから」

 

私はやっとみんなの前で言いたかったことを言った。

 

「詩乃やティアナまでどうしたの?わかったわよ

風邪っていうことにしておくわね」

 

私は詩乃の悲しそうな顔を見て学校に行かせたらダメだと思って言った。

 

「詩乃、とりあえずパジャマから着替えておいてねさ詩乃、和人の事をお願いね、今日は詩乃がお姉ちゃんだよ、頑張ってね詩乃お姉ちゃん」

 

私は詩乃の事をお姉ちゃんって呼んで応援した。

 

「それじゃママ達は学校に行くね

お留守番よろしくね」

お姉ちゃん達は学校に向かっていた。

 

……

 

「これで、お兄ちゃんとちゃんと話ができる

お兄ちゃんに認めてもらえる」

 

私はそう思ってお兄ちゃんのお部屋に向かった。

 

……

 

「もう一人の僕、詩乃は学校を休んだ様だよ

実は僕の考えた計画には詩乃も必要なんだ。

 

計画はね僕と詩乃、ティアナとユーノ君で管理局を裏切って別の組織を作って、悪い魔導師と協力しようって考えだよ、そのために催眠術も勉強したよ」

 

僕はもう一人の僕に計画の全てを説明して

納得させることに成功した。

 

(もう一人の僕、僕は優しすぎたんだね

今からは甘さを捨てるよ、僕は僕だからね)

そう言うもう一人の僕は冷たく微笑んだ気がした。

 

 

(面白い事をしたいんだけどちょっと身体を渡して)

僕は身体の持ち主のもう一人の僕と意識を交換した。

 

「お兄ちゃん、詩乃だよ、入れて」

ちょうど探していた詩乃が来た。

そうだ、僕は詩乃を操ろうとしていた。

もう一人の僕の力を使って。

 

 

「詩乃、あいてるよ入って来て

怖がらなくていいよ、お兄ちゃんはもうおこってないから、昨日はゴメンねちょっと気が動転してたみたい」

 

僕は詩乃を優しい言葉で油断させて操るところまで持っていく事にした。

 

「ねぇ、お兄ちゃん、可愛く詩乃お姉ちゃんって言って欲しいな」

 

詩乃は意味のわからない事を言ってきたけど

操るためには仕方ないと思った。

 

 

 

「詩乃お姉ちゃん、大好きだよ

遊んで」

僕は頑張ってキャラを作ってみた。

ほとんど声のトーンをあげていた。

 

「ありがとう、お兄ちゃん

実はね私、お兄ちゃんの考えている計画に関わりたいの

なんで知ってる?って顔だね、当たり前だよずっと妹だったんだよ」

 

詩乃は操らなくても僕の仲間になってくれました。

無理しないようにして欲しかった。

 

「詩乃、こっち向いて、お兄ちゃんの

方をみて」

僕は詩乃をちゃんと操る事に成功した。

 

「うっ、私はお兄ちゃんに従うよ

私、頑張るから」

 

詩乃はちゃんと操られていた。

 

後はユーノ君とティアナだね、ティアナを呼ぼう

僕は携帯でティアナを呼んだ。ティアナもサボりのようだった。

 

「ティアナ、今からお家に来て大事な話があるから

お願いね」

 

ティアナは困っていたけどちゃんと来てくれると言った。

それからしばらくしてティアナが来た。

 

「和人?どうしたの昨日より明るいね

それで大事な話ってなぁに?」

 

ティアナは聞いてきた。

「ちょっとね、まずは僕の方を見ててね」

僕は詩乃と同じようにティアナと操った。

 

「和人、私は和人に従うね

話したいことはなに?」

 

ティアナはちゃんと操れていた。

 

けど、詩乃のときとは違って少し抵抗があった。

 

「そうだね、管理局を裏切って、悪い魔導師となかまになって僕達だけの組織を作らない?」

 

僕はティアナに全部話して納得してもらった。

 

それからお昼ご飯を一緒に食べて

相談を始めた。

 

「ユーノ君が帰って来たら、みんな普通にしててね」

僕は作戦を説明してからユーノ君が帰って来るのを待った。

 

「帰って来たよ、ユーノ君となのはお姉ちゃんだよ

ママ達はいないよ」

 

私はお兄ちゃんとティアナに報告した。

 

「ただいま、詩乃、和人

お留守番してた?」

なのはお姉ちゃんの声がしてもなにも気にはならなかった。

 

「なのは、僕に任せて、僕が和人と詩乃を呼んでくるよ」

 

ユーノ君の声と階段を上がってくる音が聞こえた。

作戦成功する事を祈っていた。

 

「和人、詩乃、僕だよ、あけて」

ユーノ君が部屋の前まで来たので僕は開けることにした。

 

「お帰り、ユーノ君、突然なんだけど

僕の方を見て、ちゃんとだよ」

僕は同じ方法でユーノ君を操ろうとした。

 

「ユーノ君、お願い、僕達の仲間になって

お願い、僕からのお願いだよ」

僕はユーノ君に問いかけた。

 

「わかったよ、和人、僕は君に協力するよ

ただし計画によるよ」

そう言うと和人は少し笑っていた。

 

 




いかがたったでしょうか?前書きにも書きましたが
三章はこの話の続きから始まります。

三章はまだ構造があまりないですが、和人がメインになると思います。

感想はどんなものでも受け止めますのでよろしくお願いします。誤字脱字やわからないとこかがあったら御指摘してくれると嬉しいです。


読んでくれてありがとうございます。

次回も頑張ります。


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三章 新しい仲間と信頼と計画
1話 新しい僕編


こんにちは、久しぶりの更新です。
今回から3章です。

アニメ3期のキャラは自分がわかるキャラしか出ないので、原作ファンの方は申し訳ありません。

これで読んでくれる人が減っても、どうしょうもないと思っています。


長々と申し訳ありません。


それでは本編です。





1ヶ月がすぎた。

僕達はジェイル▪スカリエッティさんの元で

時空管理局を潰す計画を進行していた。

 

それは、高町家の血を引いている僕と詩乃の

DNAを使ってクローンを創り出して

 

時空管理局のメインを潰す計画だった。

その計画の為に僕と詩乃はベッドに横たわっていた。

 

 

……………………

 

「詩乃、準備はいい?僕達のDNAや血液が

計画に影響するんだからね。

多少痛くても我慢するんだよ」

 

詩乃に言い聞かせた僕は、計画が進行したことが嬉しかった。そして、何も抵抗はなかった。

 

そんなものはもう捨てたし、迷いがあるなら最初からやってない、そんな気持ちだったからです。

 

「大丈夫だよ、お兄ちゃん、私達のクローンかぁ

きっと可愛いだろうなぁ、スカリエッティさん、始めてください」

 

詩乃はスカリエッティさんに始めることを要求したので

スカリエッティさんは始めてくれた。

 

 

……………

 

「それでは、始めよう、二人とも

準備はいいね、しばらくはやめられないよ」

 

スカリエッティさんはそう言って赤いボタンを押すと

僕達と機械を繋げたチューブが動き出して、備え付けられた太めの注射針が腕に穴を開けた。

 

 

そこから僕達は周りが見えなくて、暗くなった。

気を失ったようでした。

 

 

 

次に目を開けると、寝室にしている部屋のベッドの上だった。

 

実験が終わって部屋に運ばれたと僕は聞いていた。

 

 

…………………

 

「二人のDNAと血液で造ったクローン

今は二人が限界だが、いずれはまだ作れるさ

 

名前は高町実優斗と高町未来だ。

 

みんな、仲良くするように」

 

スカリエッティさんがみんなに呼びかけているのが聞こえた。

 

…………………

 

「はい、スカリエッティさん

えっと和人と詩乃は?」

 

ティアナがそう言うので僕達はでるタイミングがわからなくなってしまった。

 

 

「行こう、お兄ちゃん」

いつの間にか隣に来ていた詩乃が僕の手を引きながら言った。

 

 

「そうだね、悩んでても仕方ないし

悩んでる理由も無いしね」

 

僕達は一緒に手を繋ぐと、扉を潜った。

 

 

………………

 

「あ、和人、詩乃

お帰りなさい、もうおきても大丈夫なんだね

見て、和人達の妹と弟、高町実優斗と高町未来だよ

二人ともご挨拶は?」

 

ティアナが二人に挨拶をうながしていた。

二人とも目を見合わせてから、こっちに向いた。

 

「はい、ティアナさん

 

初めまして、高町実優斗と高町未来です。

 

造られたばかりでわかりませんが、よろしくお願いします。兄さん、姉さん」

 

実優斗と未来は頭を下げてちゃんと挨拶をしてきた。

 

 

「よろしくね、実優斗、未来

今日は一緒にいようね」

 

僕達は一緒にいることにした。

 




いかがだったでしょうか?
和人と詩乃のクローンの名前に問題がある場合は変更しますので、ご意見お待ちしています。

感想はどんなものでもだいじょうぶです。
お待ちしています。

誤字脱字がありましたら御指摘お願いします。


読んでくれてありがとうございます。


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2話 家族の時間

久しぶりの投稿です。
読んでくれている人がいるので、投稿します。

それでは本編です。


「未来、実優斗、僕達の事をお兄ちゃんとお姉ちゃんって

呼んでほしいな、僕達は家族だし、なんの問題もないし

 

何より、外に出たときに怪しまれるからね」

 

僕は2人にそう言うと、二人とも不思議そうな顔をしてから

すぐに笑顔になって納得してくれた。

 

凄く可愛いと思ってしまう僕達がいました。

 

~未来side~

 

はい、高町未来です。

私は今、お兄ちゃんとお姉ちゃん

弟の実優斗と一緒にこれから暮らす事になる

お部屋の中にいます。

 

お洋服はお姉ちゃんの着なくなったお洋服を

貰いました。

 

「お姉ちゃん、お兄ちゃん

今日は一緒に寝てほしいな

 

実優斗と2人だけじゃ怖くて寝れないから」

 

私はお兄ちゃんとお姉ちゃんに

頼み事をした、ダメって言われる事はわかっていたけど

 

頼まずにはいわれなかった。

 

~未来sideエンド~

 

 

「当たり前だよ、みんなで寝よう

お兄ちゃんも実優斗もそれでいいよね

 

ふふ、夜が楽しみになって来たよ」

 

詩乃は頷きながらそう言うと

ふたりを撫で始めた。

 

~和人side~

 

僕は今、妹と弟の面倒を見ながら

今後の計画が書いてある書類と、今回の

書類に目を通していた。

 

字が細かくて見にくいところもあったけど

そこは、勉強をちゃんとしていたから読めていた。

 

「ふぅ、終わったよ

詩乃、コーヒーでも飲もう

 

未来と実優斗にはお砂糖とミルクたっぷりで

持って来るからね」

 

僕は最近、自分でコーヒーをいれる事に

はまっていた。

 

~和人sideエンド~

 

「うん、ありがとう

お兄ちゃん

 

未来、実優斗、お兄ちゃんの

いれるコーヒーは美味しいんだよ

 

楽しみにしててね」

 

私は2人にそう言うと、お兄ちゃんがコーヒーを

いれている間にケーキの準備をしていた。

 

もちろんティアナとユーノ君、スカリエッティさんにも

連絡済みです。

 

………………………

 

「和人、詩乃

二人とも、遊びに来たよ

 

和人ってコーヒーいれれたんだね、かっこいいな

さすが私の彼氏だね」

 

私はティアナと話しをしながら

未来と実優斗と一緒にいた。

 

ユーノ君とスカリエッティさんは仕事を

していて来れなかった。

 

 

……………

 

「みんな、できたよ

熱いからね、冷ましてあるよ」

 

僕はそれぞれの前にコーヒーとケーキを

おいた。

 

未来と実優斗は見たことがないのか

嬉しがってケーキを食べていた。

 

私達はそんな2人を見ながら、とりあえず

落ち着いて今後の会議をしながら

話していた。

 

 

「とりあえず、今はこのまま進むとして

途中で計画変更が必要だね

 

一旦元に戻った振りをして管理局の

内部調査もしたいしね、厄介なのは

 

フェイトママとアリシアママだけだからね

あとは簡単に倒せる」

 

僕はパソコンのキーボードを打ちながら

そう言った。

 

……………………

 

「そろそろ晩御飯だね

今日は私が作る番だよね」

 

ティアナはそう言うと

エプロンをつけてキッチンに

向かっていった。

 

ティアナはツインテールを揺らしながら

料理をしていた。

 

ティアナと付き合い始めてから

僕はティアナの料理を始めて食べる気がした。

 

 

多分、それはみんないっしょだと思う

 

「みんな、晩御飯

できたよ、スカリエッティさんと

ユーノを呼んでくるから、準備よろしくね」

 

私は頼むと、スカリエッティさんとユーノを呼びに言った。

 

それから、みんなでご飯を食べて

お風呂に入って、それぞれの部屋に向かった。

 

 




いかがだったですか?
久しぶりなので感覚がつかめませんでした。

食い違いや誤字があったらご指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます。


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管理局側 ① なのはメイン編

こんにちは、今回は、前回の続きの話ではなくて
管理局側の番外編といった感じです。

和人達だけではなく、なのは達が何をしているかも
説明しておいたほうがいいと思って書きました。

それでは本編です。


和人と詩乃、ティアナちゃんやユーノ君が行方不明に

なってから、一ヶ月くらいが過ぎた。

 

私達管理局は必死に探しているけどなかなか手がかりは見つからなかった。

 

あの日、和人達を無理にでも学校に連れていたら

こんな事にはならなかったって、私は自分に言い聞かせる

 

事をずっと続けていた。

 

 

和人達が使っていた部屋は、いつ帰ってきてもいいように

そのままにしてあった。

 

アリシアママや、フェイトちゃんは

もう諦めかけてるけど、私は諦めてなかった。

 

絶対帰って来るって信じてるから。

 

 

「和人、ユーノ君、詩乃、ティアナちゃん

おはよう、見て、お外はいいお天気だよ

 

ほら、早く帰って来て、またみんなで遊ぼう

学校に行こう、元気な姿を見せてよ」

 

和人達がいない事を、認めたくなかったから

信じたくなかったから

 

私はあえて、毎朝こんな事を言った。

 

「なのは、おはよう

………まだやってたんだね、諦めきれないのは

わかるよ、でも、多分もう帰って来ないよ

 

私だって会いたいよ、でも諦めるしかないの…」

 

 

フェイトちゃんだった、いつも明るい

フェイトちゃんも今日は暗くて

 

なんだか、怖かった。

でも、私には一つだけわかった、フェイトちゃんは

口では諦めると言っているけど、まだ諦めてない事を。

 

家でも、学校でも、管理局でも、必死に書類と

パソコンを見比べているところを何回も、私は

 

見ていたからです。

 

「フェイトちゃん、本当はフェイトちゃんも

諦めてないんでしょ、あんなに頑張ってる

 

フェイトちゃんが探すのを諦めてるはずないじゃん

 

認めたくないから、諦めたくないから、頑張ってるんでしょ」

 

私はフェイトちゃんに素直になってもらおうと思って

あえて強く言った。

 

フェイトちゃんならわかってくれると思ったから。

 

………………………

 

「そうだよ、あきらめられるはず

ないじゃん、あんなに小さな子達が

急に消えるはずないじゃん

 

それに、ちゃんといた痕跡だって

家にあるんだよ、絶対犯罪に巻き込まれたしか

考えられないよ、私はあきらめないよ

みんなを見つけるまでね

 

……………なのは、学校行きましょ

アリシアお姉ちゃんは先に登校したから…」

 

私達は朝から気まずい雰囲気になりつつも

学校に行くから無理矢理、元気に

振る舞いました。

 

………………………

 

「なのはちゃん、フェイトちゃん

和人君達の事で悩んでるでしょ、わかるよ

 

お友達だからね、相談してよ

私だって2人の悩みを解決したいよ」

 

 

ルミナちゃんは、お昼ご飯の

時にお弁当の箸をおいてそう言った。

 

ルミナちゃんまでに迷惑をかけてしまっていたことと

心配してくれた事にお礼と謝罪を言った私達は話し始めた。

 

 

「和人達が帰って来なくなったのは

和人が病気で休んだ事からなの

 

それから、詩乃もユーノ君も休むって言って

しまいにはティアナちゃんまで

 

それから、急にみんないなくなって、帰ってこなくなったの

 

捜査をしても、部屋にいた痕跡しか見つからないし

それ以外なにもないの

 

ルミナちゃんのところの妹ちゃんは大丈夫なの?」

 

私はルミナちゃんに問いかけた。

ルミナちゃんの妹のコロナちゃんも

もしかしたらいなくなってるかもしれないから

 

 

「そうなんだ、コロナは先に家に帰ったはずなのに

いなかったの、しかもパパやママも

コロナなんて子はいないって言って

 

覚えてないのになぜか部屋だけ残ってる

やっぱり不思議だよね

 

私達が覚えてるのに、みんなが覚えてないのって」

 

やっぱりコロナちゃんも行方不明になっていた。

リストを見ていたからわかっていたけど。

 

「なのは、ルミナ

1度みんなが消えたところを捜索しよう

 

しっかり探さなきゃ」

 

私達はそう決めると、お弁当を早く食べて

パソコンを開いた。

 

 

「なのは、ルミナ、これ見て

これ、和人達に似てない?

 

絶対そうだよ」

 

フェイトちゃんがインターネットで見つけたのは

管理局の施設を破壊している

子供の画像だった。

 

間違いなく、詩乃と和人だって事も判明した。

 

「良かった、無事だったんだね

でも、どうして、こんな事を?

 

和人達はこんな事をできる子じゃないのに

 

もしかして、またもう一人の和人が?

………そんな訳ないか、あの子はもう消えたはずだから……」

 

私はそう判断すると

2人と教室に向かって歩き出した。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか
ルミナはコロナの姉でした。
今回はいつも以上にひどい気がします。

ご指摘や訂正などをよろしかったらお願いします。

読んでくれてありがとうございます


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管理局側② フェイト編

こんにちは、今回は
フェイトメインです。

少し前から始まります。


それでは本編です。


「和人、詩乃、ユーノどこにいるの?

ママ達はこんなに心配してるのに

ねぇ、もしかしたら、ママ達の事嫌いになっちゃった?

 

ティアナ、ごめんね、巻き込んじゃったのを怒ってるんだね

でも、お願い、みんな必ず見つけ出すから無事でいてね」

 

私は制服とコートを着込みながら

1人でこんな事をつぶやいていた。

みんなは、私の大事な家族だから

 

私達がちゃんとするって士郎さんや桃子さんにも

約束したから。

 

 

……………………………

「フェイト、まだそんな事言ってたの?

諦めなさい、もう和人達は帰って来ないの

 

認めなさいよ、いい加減

………もう無理なのよ……」

 

私は和人達と過ごしていた思い出を

完全には消しきれないから、最後の方は

小さな声で言った。

 

「お姉ちゃん、もういいよ

私はお姉ちゃんとはもう話さない

 

簡単に家族を諦められる人を

姉と思いたくないから」

 

私はお姉ちゃんにそう言うと

部屋からでた。

 

あえて、お姉ちゃんに辛くしてから。

 

「フェイト、強くなったね

前はお姉ちゃんの後ろに隠れてただけなのに

 

そっか、私フェイトにきらわれちゃったんだね

 

学校行きましょ」

 

私はフェイトとなのはよりも先に登校した。

 

………………………

 

「なのは、ルミナ

行くよ、放課後だから」

 

私はなのはとルミナにそう言った。

廊下でアリシアお姉ちゃんにあったけど無視して

 

歩き出した。

 

「なのは、ルミナ

まずは、あの写真の施設に行きましょ

期待は薄いけど、何かあるはずだし」

 

私達は少し遠くにある

管理局の施設に来た。

………………………

「ひどい、完全に壊されてる

これをあの子達がやったの?

 

本当に?あの子達が?」

 

私は確信がなかった。

あの子達が、こんな事をしたなんて

 

あんなに、優しくて

素直で、おとなしい子達が

 

 

「フェイトちゃん、物陰に何かあるよ

見に行こう」

 

ルミナがそう言うので

私達は廃墟にある物陰に

向かった。

 

「これ、コロナのつけてたリボンだ

やっぱりコロナ達はここにいたんだ、探そう

 

まだいるかも」

 

ルミナが見つけたのは、コロナちゃんの

つけていたキャンディの形をした

リボンだった。

 

「コロナ、リボンだけ見つかった

だけでも、あなたが無事だって

確率が上がったの、和人君達と仲良くね」

 

その後、私達は搜索を

続けて、和人の指紋がついた

飴を見つけた。

 

甘いものが好きなのは変わってないみたいだった。

 

「みんなそろそろ帰ろう

暗くなっちゃうし」

 

私とルミナは歩き出したけど

なのはだけは止まっていた。

 

なにかにとりつかれたように、和人がいる

和人がいると呟いて廃墟の中に入って行った

 

 

「なのは、待って

どこ行くの?危ないよ

 

ルミナ、ごめん

先帰ってて」

 

私は後で、後悔した。

この時に、ルミナと別れなければ

 

アリシアお姉ちゃんがいればって考えてしまった。

 

…………………………

 

「なのは、どうしたの?

急に走り出して、危ないよ

帰ろう」

 

私はなのはの手を握ると

歩き出した。

 

「離して、フェイトちゃん

和人がいるの

 

ここには和人がいる、弟がいるのよ

探さなきゃ、見つけなきゃ」

 

多分なのはは、幻覚を見ていたか。

周りには和人はいないって思っていた

 

私は少しあさはかだった。

 

…………………

 

「久しぶり、フェイトママ

なのはお姉ちゃん、僕の事わかる?

和人だよ、しかもママ達がもう一人の和人って呼んでるね

もう一人の僕ね、今度こそ

自分から受け入れてくれたんだよ

 

本当に嬉しいよ、今まで僕は暗闇の中にいたから」

 

そこには、いつの間に、黒い服を着た

和人が立っていた。

 

……………………………

 

「あなたついに

和人を取り込んだのね、貴方のせいなのね

レイジングハート、セットアップ」

 

(OK、master)

 

なのはは、レイジングハートを

振りかざして和人のところに

向かっていった。

 

 

「なのは、やめて

バルディッシュ、セットアップ」

 

(OK、master)

 

私もバルディッシュをセットアップして

二人の戦いを止めにはいった。

 

………………

 

「ママ、お姉ちゃん

僕を消すって事は

本物の和人を消すんだよ

 

お願いだから、僕の居場所を奪わないで

そもそも、なのはお姉ちゃんが

 

泣いてばかりだったから、僕が生まれたんだよ」

 

和人はなのはにそう告げていた。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?
和人がついになのは達の前に現れました。

本編とつなくためにこんな感じにしています。

ご指摘や質問をお待ちしております。

読んでくれてありがとうございます


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管理局側 なのは&フェイト編

こんにちは、今回は2話目の投稿です。
前回の引き続きです。

それでは本編です。


「どういう事?

私が泣いてばかりいた?そんなに

前から貴方はいたの?じゃあ

お父さんが怪我した時の和人も

貴方だったの?」

 

私は目の前にいる和人に問いかけていた。

和人の秘密を全部知りたいから

焦りすぎていて、もう一人の和人を

見ていなかったから。

 

「そうだよ、僕はあの時に生まれたんだ

なんで、和人だったかはわからないけど

 

僕は和人でよかったと思ってる

それから、和人の中でいろんなことを見てきた

 

でも、和人が一度記憶を失った事で

僕も消えた

 

また出現できたのはアースラで和人が

鏡を見ていた時だよ

 

なのはお姉ちゃん、僕も弟だって

認めてくれる?家族になってくれる?

 

そうすれば僕は和人から消えるから」

 

僕はなのはお姉ちゃんに

そう言った。

 

返事はまだもらえなくていいと思っていた。

 

「貴方の話を聞いてわかったよ

ダメだったのは私だったね

 

貴方、本当は女の子でしょ

仕草が男の子じゃないもん

 

貴方は私の妹になるの」

 

私は見抜いた事を和人に

告げた。

 

「なのはお姉ちゃん

そうだよ………僕…私は女の子だよ」

もう一人の詩乃は私の妹だよ

 

なのはお姉ちゃんをコピーしたのは

もういないけど。

 

和人をコピーしたから私は

男の子になったんだけどね

 

和人が料理好きなのは、私の

影響なんだ。

 

「そうだったんだね

なのは、引き取ろ、この子を

かわいそすぎるよ。

 

和人から分離出来れば

この子も単独で存在できる」

 

フェイトちゃんはそう

言った。

 

「ありがとう、ママ

お姉ちゃん、分離するのは

私の自分の意志でできるから

 

いまはスカリエッティを捕まえて

だけ伝えるね、今の和人は暴走してるから

ちょっと無理かな

 

みんな元気だから安心して」

 

私はそう伝えると

元きた道をバリアジャケットを

装備して飛んだ。

 

スカリエッティさんに私が女の子だと

バレてからは、私がホーリーソードを

使う時だけバリアジャケットがスカートになるように

設定してもらった。

 

 

「ホントの名前、教えて

欲しかったな、大好きだよ

私の大切な妹」

 

私とフェイトちゃんは

家に帰って来た、そう

帰って来たけど

 

家には誰もいなかった。

 

「アリシアお姉ちゃん、どうしたの?

まだ帰ってきてないのかな?

 

いや、おかしい、この時間なら

アリシアお姉ちゃんは塾から

帰って来てる時間

 

もしかして、アリシアお姉ちゃん、事件に巻き込まれた?」

私はなのはに携帯に電話してもらうように

頼むと、外に飛び出した。

 

アリシアお姉ちゃんの魔力反応を

さがして。

 

朝は喧嘩したけど、やっぱり

大切なお姉ちゃんだから

小さい時から一緒に育って来たから。

 

…………………………

 

「いない、どこにもいない

魔力反応もないよ

お姉ちゃんまで行方不明になっちゃったよ

 

怖いよ、なのは」

 

私はそういいながら

家に帰って来た。

 

「なのは?なのは

良かった、お風呂はいってたんだね

 

わたしもはいろう」

 

私はなのはに続いてお風呂

にはいってすっきりしていた。

 

……………

「フェイトちゃん、今日は

落ち着こう、ママはまだ帰って

来ないとも限らないし」

 

私達は一旦ご飯を食べて

宿題をして眠った。

 

 

 




はい、話がぶっ飛んでますね
実はもう一人の和人は女の子でした。

ご指摘と質問をお待ちしています。

読んでくれてありがとうございます


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管理局側 アリシア編

こんにちは、今回はやってなかった
アリシア編です。
次回の3人編で合流して、番外編は終わりです。

それでは本編です。


フェイトと言い合いをした私はなかなか家に帰れなくて

そのへんをブラブラしていた。

 

喧嘩するとなかなか許してくれないのがフェイトだった。

 

「はぁ、今日はママのところに

泊まろうかな、でも明日の準備も

あるし」

 

私は迷いながら喫茶店で紅茶を

飲んでいた、結局わからなかったが。

 

「とりあえず、お風呂にはいりたいから

やっぱり帰らなきゃ」

 

私はお会計をすると、覚悟を

決めてお店から出た。

 

………………

 

「アリシアママ、久しぶりだね

元気にしてた?」

 

懐かしい声が聞こえて

私は前を見た、詩乃だった。

 

「詩乃、今までどこにいたの?

和人は?みんな?

 

とにかく無事でよかった」

 

私は詩乃を抱きしめた。

 

「ママ、お話したい事があるから

とりあえず、私についてきて、お願い」

私は詩乃に、静かな誰もいない場所に

連れてかれた。

 

「詩乃、話したい事はなに?

お家じゃダメなの?」

 

私は詩乃に聞いた。

 

「話し?これだよ」

詩乃は私に催眠ガスを

噴射してきた。

 

「詩 …乃…何…する…の?」

私の目の前は暗くなって

意識を手放してしまった。

 

 

「アリシアママ、ゆっくりおやすみ

お兄ちゃん、アリシアママを回収したよ」

 

私はアリシアママを回収して、転送

された。

 

………………………

 

「私どうしたの?

確か詩乃と話して

 

それからどうなったの?」

 

私はやっと取り戻した意識で

あたりを見渡した。

 

そして、なぜか、バインドで

ベッドに固定されていた。

 

色を見る限り、和人とティアナ、詩乃

の色をだった。

 

 

…………………

「ママ、おきたんだね

まだ動いちゃダメだよ、洗脳が完璧じゃないんだから

ははっ、逆らえないよ、スカリエッティさんには

 

そういうように設定したから、アルディッシュも

改造してあるよ」

 

詩乃は私にアルディッシュを持たせてきた。

アルディッシュは不気味に紫色に輝いて

私に魔力を流し、バインドを取り外して

いた。

 

 

「詩乃、スカリエッティさんの

ところに案内して、せっかく生まれ変わらせて

くれたんだもん、挨拶しなきゃね」

 

私は詩乃に案内して貰って

スカリエッティさんのいる部屋に来た。

 

「スカリエッティさん、アリシアです

生まれ変わらせてくれてありがとうございます

 

スカリエッティさんのために私は戦います」

 

私はスカリエッティさんにそう

告げた。

 

「ああ、頼むよ

アリシア、今日はゆっくりおやすみ

明日から仕事だよ」

 

私はみんなで集まっていた。

元気そうなみんなと

 

「ママ、おかえり

これでまた一緒だね

 

コロナちゃんはまだ知らないよね

僕達のママのアリシアママだよ」

僕はコロナちゃんにアリシアママを

紹介して、挨拶してもらっていた

 

………………

 

「よろしく、コロナちゃん」

 

私はコロナちゃんに挨拶を

してから、和人と一緒に別室に行った。

 

和人から秘密を打ち明けると

言われたから

 

「ママ、もう一人の僕は

実は女の子なの、だから、名前をつけてあげて

欲しいの、僕と分離させて欲しいの」

 

私は和人にそう言われて

返事をした。

 

 




いかがだったでしょうか?
アリシアは和人の仲間になりました。

もう一人の和人の名前は考え中です
何か案がありましたら、お願いします。

ご指摘、質問がありましたらお願いします。

読んでくれてありがとうございます


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管理局側 なのは、フェイト、アリシア編

こんにちは、今回で番外編は終わりです。
今回はいつも以上に頑張ります。

なのはとフェイトメインから始まります

それでは本編です。


私とフェイトちゃんは、アリシアママを

探すのと同時に、和人達の搜索と

女の子だったもう一人の和人の名前を考えていた。

 

「フェイトちゃん、やっぱり

怪しいのは最近できた、家しかないよ

 

頻繁に科学者みたいな人が出入りしてる

子供の声も聞こえるって近くの家の人も

言ってたから、多分あそこだよ

 

今からでも行こう、助けなきゃ」

 

私はフェイトちゃんにそう告げると

レイジングハートを持って、玄関に向かって

歩いていた。

 

「なのは、待って

まだ準備もできてないでしょ

すぐ行っても、意味無いよ」

 

私は出ていこうとしている

なのはを必死に止めるために

警告を考え、なのはに告げた。

 

「フェイトちゃん、甘いよ

私は行くよ、何を言われてもね

 

来るなら今だよ」

 

私はフェイトちゃんに暗い声で告げると

玄関を飛び出して、レイジングハートをセットアップし

バリアジャケットに姿を変えて、飛び上がった。

 

「なのは、もう聞いてくれないのね

わかったわ、好きにして

そのかわり、私も行く」

 

私はバルディッシュをセットアップして

なのはと同じようにバリアジャケットを

装備して、2人で最大加速で飛行していた。

 

……多分そうするしか、選択肢が私には

できない、そう考えるしかなかった……

 

…………………

 

「なのは、そこだね

突入するよ」

 

私となのはは、突入すると

同時に叫んだ。

 

「「みんな、助けに来たよ

無事?」」

 

建物の中はたくさん機械があって

カプセルが繋がっていた。

 

カプセルの中には詩乃と和人ににた子達が

目を閉じてたくさん機浮いていた。

 

「ひどい、もしかしてクローン

しかもこんなにたくさん

 

何をする気なの?和人達は」

 

私達はしばらく進んでいた。

和人達がいると信じて

 

「なのはお姉ちゃん、フェイトママ

悪いけどここから先は行かせないよ

 

スカリエッティさんを守るのが私達の仕事

 

エターナルカノン、セットアップ」

 

詩乃とティアナだった、2人は

目に光がなくて、口調も暗かった。

 

「なのはさん、フェイトさん

消えてください、クロスミラージュ

セットアップ」

 

私と詩乃はバリアジャケットを装備して

詩乃はなのはさんと、私はフェイトさんと

戦い始めた。

 

「二人共、やめて

帰りましょ、二人共

そんな事できる子じゃないよね

操られてるのね、すぐに元に戻すから」

 

私とフェイトちゃんは、2人には

悪いけど、最大魔法で一気に決めることにした。

 

「スターライトブレイカー」

「アークセイバー」

 

雷と、ピンクの砲撃が詩乃とティアナちゃんを

巻き込み、後ろの壁に貫通させた。

 

……………

 

「まだだよ、私は操られてなんかいない

私は自分の意思でお兄ちゃんとスカリエッティさんに

協力している、多分、ティアナとユーノ君

 

コロナちゃんだってそうだよ、アリシアママは洗脳だけどね」

 

私はフェイトママとなのはお姉ちゃんにそう告げて

攻撃体制にはいった。

 

 

「エターナルスパーク」

「なのはさん、見ててください

スターライトブレイカー」

 

逆に私達は最大魔法を放った。

 

「もしかして、殺傷モードに

なってる、痛いよ」

 

私とフェイトちゃんの体からは血が流れていた。

私のバリアジャケットは白だったため

すぐわかった。

 

………………

 

「詩乃、ティアナ

そこまでにしなさい、捕まえるのが命令でしょ

 

なのは、フェイト、悪いけど

ここを見られたからには、返すわけには行かないわ」

 

アリシアお姉ちゃんの声だった

アリシアお姉ちゃんは既に操られていたのだった。

 

「アリシアママ、どうしちゃったの

ママまで操られてるの?」

 

私達はママにバインドをかけられて

動けなかった。

 

手足は固定された影響か黒く変色していた。

 

「詩乃、催眠ガスをかけて

連れていきなさい」

 

私達は詩乃に催眠ガスで

眠らされて、どこかに連れていかれた。

 

………………

 

「お兄ちゃん、なのはお姉ちゃんと

フェイトママだよ、どうする?」

 

私はお兄ちゃんに聞いた。

「なのはお姉ちゃんと、フェイトママは

そのままにしておいて、変わる瞬間を

見せたいからね

 

これは、あの子の意見だよ」

 

僕はもう一人の僕の、まだ姿を見れない

妹の意見を尊重したら

 

「わかった、抵抗はしないようにしておくね

ティアナ、行くよ」

 

私はティアナを連れて部屋から出た。

 

「まだ名前がないんだね

早く名前をあげるからね」

 

僕は胸を抑えて呟いた。

 

…………………

 

「和人、ありがとう

私の事を妹って言ってくれて

 

お兄ちゃんになってくれてありがとう」

 

もう一人の僕のそんな声が聞こえた気がして

少し嬉しくなった。

 

 

………………

 

しばらくするとなのはお姉ちゃんと

フェイトママが目を覚ましたので

僕は説明しに行った

 

「なのはお姉ちゃん、フェイトママ

あえて今は洗脳しないよ

 

ふたりには管理局がなくなる瞬間を

見てて欲しいからね、すべて終わったら

 

あの子に名前をつけようね、僕達の新しい妹に」

 

僕は二人にそう告げるとら静かに部屋からでて

いつもいる会議室に戻って来た。

 

……………

 

「なのは、和人は望んであんな事をしてない気がしてきたよ

もしかしたら和人の中に眠る

あの子のためなのかな

 

管理局にバレると、消されるかもしれないし

お兄ちゃんとして、多分和人は必死に守ってるんだろうね

 

違法行為をしてまで」

 

私はなのはに言った。

なのはは不思議そうに考えていた。

 

「多分そうだよ

あの子は小さい時からそうだよ

無理して、隠して

 

一人で抱え込んで

 

今回はみんなまで巻き込んで」

 

私はフェイトちゃんと話していた。

 

 

…………………………

「ごめん、みんな

もう少しだけ付き合って」

僕は一人でつぶやいた。

 




いかがだったでしょうか、今回はこんな感じです。
次回から通常にもどります。
ご指摘がありましたら、お願いします。

読んでくれてありがとうございます


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3話 和人の気持ち 前編

こんにちは、今回から通常です。
女の子の方の和人の名前はだいたい決まりそうです

それでは本編です。

ちなみにこれは前編です


「ねぇ、君の名前、決まりそうなんだ

まだ、僕だけしか知らないけど

姿を表せるなら、出てきて欲しいな

女の子としての、君の姿を見せて」

 

僕は心の中にいる、もう一人の自分に呼びかけて

姿を見せてもらうために呼びかけた。

この前は勝手にでて行かれたから

 

「うん、ちょっと待っててね

今すぐ向かうからね

 

和人お兄ちゃん」

 

私はお兄ちゃんに呼ばれたから

お兄ちゃんの体からでた。

 

「こうして会うのは初めてだね

実は女の子でした、よろしくね

和人お兄ちゃん」

 

私はお兄ちゃんに自己紹介した

まだ名前が無いから性格には自己紹介じゃないけど。

 

「なんだ、いい子そうだね

お兄ちゃんだよ、よろしくね」

 

もう一人の僕は白いワンピースを来た

僕達と同じくらいの女の子だった。

 

「お兄ちゃん、お散歩したいけど

ダメかな、久しぶりに実体化したから

体をくれたから、慣らしておきたいの」

 

私はお兄ちゃんに頼んでみた

ゆっくりしていたいから

 

「うん、いいよ

お姉ちゃんやママも紹介するからね

あと、そのワンピースはちょっと

似合わないかな、もっと可愛い服を

あげるよ」

 

僕はまずティアナとコロナのところに

案内した。

 

「あ、ティアナお姉ちゃんと

コロナお姉ちゃんだ」

 

私はお兄ちゃんの中から全部

見ていたから知っていた。

 

「うん、詩乃と和人にそっくり

目元はなのはさんかな」

 

ティアナお姉ちゃんは私の方を見て

そう言った。

 

「和人君、ここに来たって事は

この子の服だよね、ちょっと待ってて」

 

コロナちゃんは奥に行って

ライトブルーのスカートと

よく見るニーソックス、スカートと同じ

ライトブルーの洋服を持って来た。

 

「着替えてみて、あ

和人君は外にでてね」

 

私は和人君に外にでてもらうと

着替えさせた。

 

「和人君、どう?似合ってるでしょ

さすが私のセンスだね」

 

コロナちゃんとティアナは少しだけ

大人びて、あの子は立派な子供になっていた

 

そう、どこにでもいる小学生の女の子に。

 

…………………………

 

「さて、いまからデバイスを

あげるよ、君とおんなじで名前はないから

好きな名前をつけてあげて」

 

僕はあの子に涙滴型のデバイスを

託した、あの子を守る力になるし

 

………それこそが僕の計画だから…

 

「お兄ちゃん、ありがとう

名前はまだ決められないし

初期設定もまだ出来ないけど

 

嬉しいよ」

 

私はお兄ちゃんにお礼を言うと

近くの椅子に座った。

 

「疲れちゃったんだね

ちょっと休もうか、いま

飲み物持ってくるね」

 

僕はアイスカフェオレをいれて

持ってきた。

 

……………………

 

「美味しい、お兄ちゃんの味がする

優しい味が」

 

私はお兄ちゃんの入れてくれたアイスカフェオレを

飲みきると、今度こそ眠くなって

寝てしまった。

 

「おやすみなさい、ゆっくり休んでね」

 

僕は優しく毛布をかけて

寝かせると

 

パソコンを開いて、入力を始めた。

 

「ふぅ、この子を助けるためには

この計画しかない」

僕のパソコンの画面にはこの子を

コアにした機械が描かれていた。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか、前編はこんな感じです
相変わらず短いですね、デバイスの名前も考えなくちゃだめですね

読んでくれてありがとうございます


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3話 後編

こんにちは、今回は3話の後編です
今回であの子の名前が決まります。

それでは本編です。


僕はパソコンに新しいワードを入力していた

そう、あの子の名前を、ユア、高町ユアと入力して

エンターキーを押した後、僕はノートパソコンを閉じて

ユアを見つめていた。

 

 

「ユア、ごめんね、ユアを利用する事に

なっちゃうの、せっかく普通の女の子に

なれたのに、ちょっとだけお兄ちゃんの

わがままに付き合って」

 

僕は眠ったままのユアをおこさないように

抱き抱えると、スカリエッティさんと

ユーノ君、詩乃が待つ部屋に向った。

 

……………………

「お兄ちゃん、その子がお兄ちゃんの中にいた

子なんだね、本当にいいの?名前まであげて

デバイスまであげたのに、わたしと同じ妹だよ

 

お姉ちゃんとして、形だけでも計画に使うのは反対だよ

 

未来も実優斗もせっかく妹ができたって

喜んでたのに、いくらお兄ちゃんでも許せないよ」

 

私はお兄ちゃんに初めて反対した。

 

「ユアを助けるために

この機械のコアにするの

計画も完遂出来るし

 

すべて計画通りだよ」

僕はユアを機械の中央に座らせて

ユアの体にコードを繋いで、電源を入れた。

 

この機械は一時的にユアの魔力を吸い上げて

攻撃に転換する機械だった。

 

作成者はスカリエッティさんと僕、ユーノ君だった。

 

…………………

「あっ、苦しいよ

私の周りのコードは何?助けてよお兄ちゃん

 

私はこんな事をされるために出てきたんじゃないの

普通の女の子として生きたいの」

ユアの悲鳴を聞かない振りをして、僕は流す電流の

質量を上げた。

 

ユアは動かなくなって、言葉も話さなくなった。

気絶した事が見ただけでわかりした。

 

ある程度魔力を吸い上げたところで、機械を止めて

僕はユアを抱き抱えました。

 

「ユア、ごめんね

痛かったでしょ、こうするしかなかったの

ユアのためだよ」

 

僕はユアをベッドに寝かせると、点滴をして

魔力を補充してやユアの意識が戻るのを待っていた。

 

……………………

 

「……お兄ちゃん?

来ないで、ユアに近付かないで

 

詩乃お姉ちゃん助けて」

私は詩乃お姉ちゃんに助けを求めて

いた。

 

なぜかお兄ちゃんを見ると震えが止まらなくなった。

 

「ユア、怖かったのね、お姉ちゃんが

ついてるから安心してね

 

お兄ちゃん、ちょっとユアと2人きりにして貰ってもいい?

ユーノ君とスカリエッティさんも」

 

私はみんなに了解を貰ってから、ユアと

2人きりになった。

 

「ユア、まずは、もう一人のお姉ちゃんと

弟を紹介するね」

 

私は未来と実優斗を紹介した。

二人共喜んでいた。

 

「ユア、お兄ちゃんもね

ユアのためにあんな事をやったの

ユアは外にでると、必ず管理局に捕まる

だから、お兄ちゃんは管理局に捕まらないように

 

管理局を作り替えようとしてたの、ユアの魔力が

必要だったのも、ユアの存在を最初から

いた事にする為に必要だったの

だから、わかってほしいな」

 

私はユアに全部説明して

納得して貰おうとした。

 

「ありがとう、お姉ちゃん

お兄ちゃん、未来お姉ちゃんと

実優斗も、ずっと守ってくれてたんだね

 

ありがとうみんな」

 

私はみんなにお礼を言った

 

 




いかがだったでしょうか、名前は高町ユアにしました
容姿はSAOのユイを想像してください

誤字や、問題があればご指摘お願いします。

読んでくれてありがとうございます


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4話 初めてみんなで外へ 前編

こんにちは、今回は初めて
実優斗と未来が初めて外に出ます

それでは本編です。



「みんな、そろそろ

久しぶりに外に出てみないか

未来と実優斗も外に出たことなかった

はずだからね」

 

スカリエッティさんは僕達に

外に出てくるように言いました。

 

多分、これまでのお礼だと思って

僕達は素直に遊びにいく事にして

素直になのはお姉ちゃん達も開放して

あげた。

 

 

「ごめん、なのはお姉ちゃん、フェイトママ

痛かったよね、今治癒魔法をかけるからね

ちょっとビリッて来るけど、許してね」

 

僕は練習している治癒魔法をなのはお姉ちゃんと

フェイトママの腕にかけた。

 

傷はすぐに治まったけど

やっぱり痛そうな顔をしていた。

 

「ありがとう、和人

治してくれて、もうみんなを巻き込んでこんな事を

しちゃダメだよ、もうお家に帰りましょ

 

ユアも私達が守ってあげるから、もう和人の

したい事は終わったのよね」

 

私は和人にそう聞いた、和人は

1度迷ったような顔をしてからこう言った。

 

 

「まだだよ、僕は詩乃達を

犯罪に巻き込んでしまった、だから、僕の弟と妹

だったって事を忘れて貰おうと思うの

 

すべて忘れて、幸せに生きてもらう

もちろん、フェイトママやなのはお姉ちゃん

ユーノ君やアリシアママもだよ

 

僕は違う場所で静かに暮らすよ」

 

僕は今度はフェイトママの方を

見ながらそう告げると、返答を待っていた。

 

「ダメ、それだけは絶対にダメ

離れ離れなんておかしいよ

 

私達だけでも和人の事を覚えてる

それだけじゃダメ?」

 

ただ反対されるただけじゃなくて、なのはお姉ちゃんと

フェイトママ、アリシアママだけでも

 

僕の事を覚えていてくれると言いました。

 

本当にいいの?っていう

気持ちもあったけど、かなり嬉しかった。

 

「ありがとう、遊びに行こう

みんな待ってるよ」

 

僕達はみんなが待っている

玄関へ向った。

 

「あ、和人お兄ちゃんと

なのはお姉ちゃんと、フェイトママ」

 

ユアと未来、実優斗は僕達を

見つけると抱きついてきた。

 

こんな可愛い妹と弟がすべて忘れて

他人になってしまうと思うとなんだか

悲しかった。

 

「みんな、待たせちゃったね

行こうか」

 

僕達はしばらく歩いて、前によく行っていた

公園に来ました。

 

………………………………

 

「はい、皆さん、今日は

実優斗とユア、未来に

1日外を満喫して貰おうと

思って、公園にしました

 

3人とも、危ない場所には

行っちゃダメだからね」

 

僕は3人にそうつたえると、3人とも

頷いて、シーソーをし始めた。

 

コロナちゃんは保護者としてついていてくれた。

……………………

 

「ティアナ、前にここで

ティアナを泣かせちゃったね

ごめん、今ならわかるよ

 

ティアナは僕の事を心配してくれてたんだね

ありがとう、ティアナ」

 

あの日のようにブランコに乗りながら

話していた僕達はあの日の事を改めて

隣のティアナに謝った。

 

 

「気づくの遅すぎ

当たり前じゃん、今だって心配だよ

和人とわたしが本格的にお付き合いするのは

 

初等科を卒業したらね、流石にキスとかは

まだ早いしね」

 

ティアナはまた涙目になってから

直ぐに笑顔になった。

 

…………………

「ねぇ、なのは、フェイト

詩乃とティアナは私を洗脳したって言ったけど

 

私はちゃんとはっきりしてる、逆らえてる

って事は正常だって事よね

 

もしかして、詩乃達はお家に帰りたいんじゃないのかな」

私はなのは達に聞いた。

 

「そうよ、アリシアお姉ちゃん

でも、和人は私達以外の子達から自分の記憶を消す気なの」

 

私はアリシアママにそう告げた。

アリシアママはとてもビックリした。

 

「そう、それがあの子の臨んだ事なら

私は止めない、私達が覚えてる限り

 

あの子は、和人は1人じゃないから」

 

アリシアお姉ちゃんは、やっぱり

私達の事をわかってくれていて

嬉しかった。

 

………………………

「ねぇ、ユーノ君

お兄ちゃん、絶対家に帰りたそうだよね

私だって帰りたいよ

 

正直あの時にお兄ちゃんに協力しなければ

違反行為スレスレの事に手を出す事も

なかったのよね、ユーノ君はどうおもうの?

やっぱり帰りたい?」

 

私はユーノ君にそう聞いた。

多分同じ気持ちだと思ったから

 

「当たり前だよ、帰りたいよ

普通に遊んで、部屋して、いろんなことをしたいよ」

 

僕は詩乃にそう言った。

ほんとの事だったから

 

…………………

 

「コロナお姉ちゃん

遊ぼう、滑り台したい」

 

私達はコロナお姉ちゃんに

背中を押してもらいながら滑り台を

していた。

 

「痛っ、がすっちゃったみたい」

ユアのそんな声が聞こえて

私はお姉ちゃんとして、ユアを

抱きしめに行った。

 

 

「ユア、大丈夫?

走るからだよ」

 

私はお兄ちゃんから習った

治癒魔法でユアの傷を治した。

 

「ありがとう、未来お姉ちゃん

痛くなくなったよ」

 

私は妹にお礼を言われて嬉しかった。

 

「未来お姉ちゃん、ユアお姉ちゃん

コロナさん、お兄ちゃんから電話があって

お昼ご飯にするから、手を洗って

 

来てほしいって電話でした」

 

僕はお姉ちゃん達に

伝えると、先に行った。

 

「ちょっと待ってよ、実優斗

行くよ、ユア、未来」

 

私は先に行ってしまった

実優斗を追いかけて、2人の手を

ひいて、走っていた。

 

…………………

 

「和人、お弁当作って

来てたんだね、いつの間に作ったの?」

私は和人に聞いた。

 

「うん、ちょっとね

でもね、今回はちょっと手抜きなんだ」

 

僕はティアナにそう言って

みんなが来るのを待った。




いかがだったでしょうか、次回の後編に
繋げようと思います。

誤字脱字やご指摘があればお願いします。

読んでくれてありがとうございました


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4話 後編

こんにちは、今回は4話の後編です。
今回は何かがあります。

それでは本編です。


「和人、みんな来たみたいだよ

お昼ご飯にしよう、なんだか

信じられないね、前は4人だったのに

今はこんなに増えるなんてね」

 

ティアナはお昼ご飯の準備を手伝いながら

そう言ってくれて、なんだか嬉しくなった

僕がいました。

 

「そうだね、なんだか、あの時が懐かしいな

………もう、帰って来ないけど……」

 

僕は小さな声でそう言った。

ティアナにも僕の事を忘れて貰おうと思っているから。

 

…………………………

「じゃあ、みんな揃ったから

お昼ご飯にしよう、なのはお姉ちゃん達の

好きな物も未来達の好きな物も作ったよ」

僕はみんなの好きな物をわかっていたから

 

ちゃんとお弁当を作れたのでした。

 

「あー、私の大好きなハンバーグだ

実優斗の好きなオムレツとユアの好きな

卵焼きもある、ありがとうお兄ちゃん」

 

未来は弟や妹の好みをちゃんと

わかっていたから、僕がいなくても

大丈夫だと確信しました。

 

それから、ちょっとして帰ることになりました。

………………………

 

「なのはお姉ちゃん、ママ達

今からだよ、詩乃達だけ僕の事を

忘れるように設定したよ

 

僕もまだ、あのお家で暮らしてもいいの?」

僕はママとお姉ちゃんに聞いた。

 

「当たり前だよ、和人は私達の家族だもん

暮らしていいに決まってるじゃん」

 

フェイトママは僕にそう言ってくれた

それが、今の僕にはとっても暖かかった。

 

「ありがとう、じゃあ、押すね

ばいばい、僕の可愛い、妹と弟

 

そして、ユーノ君、ティアナ、コロナちゃん」

僕は腕時計型の機械のボタンを押した。

 

………………………

「あれ?ここどこ?

ねぇ、詩乃お姉ちゃん

私達、お姉ちゃんとママ達とユーノさんと

 

ティアナさんと、コロナさんと

あと誰と遊んでたんだっけ?

 

なんだか、懐かしい感じがするの」

私は詩乃お姉ちゃんにそう言うと

実優斗とユアと一緒にゲーム機で

遊びだした。

 

誰かに買ってもらったゲーム機で。

 

いてもおかしくない、お兄ちゃんはどこにもいなかった。

 

「いるわけないよね、お兄ちゃんなんて

最初っからいなしね」

 

私はひとりでそうつぶやくと、2番目の

お姉ちゃんとして、弟と妹とちゃんと

遊び始めた。

 

「未来お姉ちゃん、さっき食べたオムレツ

未来お姉ちゃんが作ってくれたんだね

 

僕達の好みをわかってくれてるのは、未来お姉ちゃんか

なのはお姉ちゃんか、詩乃お姉ちゃん

 

ママ達しかいないもんね、ティアナさんや、コロナさん

ユーノさんに聞いたら作ってないって言ってたから」

 

僕は未来お姉ちゃんにそう言うと

未来お姉ちゃんの目を見て必死に聞いた。

 

………………………

 

「私だってわからないよ

でも、なんだか懐かしい味がしたよ」

私は実優斗にそう言い聞かせると

お姉ちゃん達に呼ばれていた事を思い出して

向かいました。

 

…………………………

「詩乃お姉ちゃん、ママ達

なのはお姉ちゃん、どうしたの?」

私はお姉ちゃんとママに聞いた。

 

「詩乃と未来達に紹介したい人がいるの

ママの知り合いでね、高町和人君だよ

 

凄いね、偶然にも、名字が一緒なんだよ

詩乃とティアナとコロナちゃんと同い年だよ

よろしくね」

 

私は紹介した。

「和人さん、よろしくお願いします」

ママに紹介された人はなんだか

懐かしかった。

 




いかがだったでしょうか、今回はこんな感じです。
誤字脱字、間違えがあったらご指摘お願いします。

お気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます
また一段とやる気が出ました。

読んでくれてありがとうございます


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5話 新しい関係

こんにちは、今回は和人と詩乃達がメインです。
前書きはこれくらいで、本編です。


「和人君、もしかして

私達のお兄ちゃんとかじゃないよね

少しだけだけど、そう感じるし

 

なんだか、私や未来、実優斗、ユア

なのはお姉ちゃんとにてるきがするから

 

…………って違うよね、私達のお兄ちゃんは

ここにはいない、ミッドじゃないところにいるから…」

 

詩乃が恭也お兄ちゃんの事を言っているのが

すぐにわかりました。

 

でも、ここで僕が言うと、絶対ややこしい

事になるから、僕はあえて知らない振りをした。

 

「そうなんだ、詩乃ちゃん達の

お兄ちゃんはとっても優しい人なんだね

 

僕にはそういう人がいないからわからないな」

最近、我ながら演技が上手くなっていると

実感している僕がいました。

 

 

「じゃあ、私達がなってあげる

和人君の初めてのお友達に、和人君、悪い人には

見えないよ、優しい子なんだね、和人君

 

もう1人じゃないよ、私達がついてるから

安心して」

 

久しぶりに詩乃にこんな事を言われた

保育園以来かもしれない

 

ずっといじめられて、泣いていた僕を慰めて

くれて、初めての友達になってくれた

詩乃とヒカリちゃんに言われた言葉と

 

同じ言葉を今の詩乃はもう一度僕に

かけてくれた。

 

「ありがとう、詩乃ちゃん

実優斗君、未来ちゃん、ユアちゃん」

 

僕はみんな一人一人にお礼を言うと

ちょっと待っててと言われた。

 

多分ティアナとコロナちゃん、ユーノ君を紹介されるんだと

思った。

 

「和人君、ティアナとコロナとユーノ君だよ

みんないい子達だから和人君もすぐに

仲良くなれると思うな

 

ティアナ達もいいよね」

 

私は了承をもらうと、ティアナ達に

自己紹介をしてもらった。

 

「ティアナだよ、よろしくね

和人君、趣味はお茶する事と

みんなで楽しい事をする事だよ

 

ねぇ、和人君、どこかであった事ない?

和人君と付き合ってた気がするの

 

改めてだけど、私と付き合ってくれますか?

和人君」

 

私は改めて和人君に告白した。

私の忘れている事を思い出させてくれてくれそうだったから

 

絶対必要な事だから

 

「ティアナちゃん、ありがとう

ティアナちゃんの気持ちに答えられるように頑張るね」

 

記憶が消えてもティアナとまた恋人になれた事は

計算外だったけども、やっぱり嬉しかった。

 

「ふふ、ティアナ

素敵な恋人が出来たね、和人君

私はコロナだよ、よろしくね

 

こっちはユーノ君だよ、いい子だから安心して」

 

私はユーノ君も紹介して、自己紹介は終わった。

 

…………………………

僕はいつもの部屋にいた。

 

「和人君のお部屋あったんだ

やっぱり不思議、絶対初対面じゃないよね

 

忘れちゃ行けない人だった気がするの」

 

詩乃は僕の部屋にいながらそう言った。

 

「ねぇ、和人お兄ちゃん

遊んで」

ユア達が僕の近くによってきて言った。

お兄ちゃんって呼ばれたのは気にならなかった。

 

「うん、いいよ、何して遊ぶ?」

僕はそう言うと、ユア達はゲーム機を持ってきた

 

僕の買ってあげたゲーム機を

 

「和人お兄ちゃん、これで遊ぼう

面白いゲームあるんだ」

ユアが持って来たのは、ポケモンだった。

 

ユア達にも面白いから買ってあげていたことを忘れていた。

 

「もう1台余ってたから、和人お兄ちゃんのね」

僕は電源をつけてデータを呼び出した。

 

僕のデータで名前はひらがなでかずとだった。

 

「和人お兄ちゃんのゲーム機?

………和人お兄ちゃん、わかったよ

和人お兄ちゃんはやっぱり私達の本当のお兄ちゃんだね

 

全部思い出したよ」

 

ユアはそう言った

 




いかがだったでしょうか、意外と早かったですかね?
誤字脱字、ご指摘お願いします。

お気に入り登録をしてくれた皆様ありがとうございます
よろしければ、評価、感想をお待ちしています。

読んでくれてありがとうございます


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6話 もとどおりの生活に

こんにちは、久しぶりの投稿になります
また、再開したいとおもうので、お願いします

それでは本編です。


『僕が、ユアちゃん達の

お兄ちゃん?そんなわけないじゃん

‥だってユアちゃん達のお兄ちゃんは

ここじゃない場所にいるんでしょ

 

だったら、絶対違うよ、僕はずっとここにいたから』

 

僕は誤魔化そうとして、嘘をついてしまったけど

なんだか、悲しくなってきた。

 

自分に嘘をついて、みんなにも嘘を

ついて、傷つけて、結局、僕は

もう誰にも関わっちゃいけない子だって事がわかって

 

少し泣いてしまった。

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

『お兄ちゃん、もういいよ

無理しなくていいよ、みんなで、元のお家で暮らそ

 

ちゃんと学校にも行って、ママ達やお友達

みんなにも、ちゃんとごめんなさいをして

 

もう一度やり直しをしよ』

 

詩乃は僕の方によってきて

なんでか、抱きしめて、僕を撫でていた。

 

 

僕の方がお兄ちゃんなのに

なんだか恥ずかしいかった。

 

でも、詩乃の手は暖かくて

優しかった。

僕でも許してもらえるのかなって思ってしまうくらいだった。

 

『だから、違うって

言ってるでしょ

もう放っておいて、僕を1人にして

 

どこでも勝手に行きなよ』

 

部屋から走り去った僕は

自分で最後の仕事をするために

スカリエッティさんのところに来ていた。

 

決別するために、詩乃達を元の生活に

戻すために、みんなが記憶を取り戻したのは

誤算だったけど、僕が自分の記憶を消せば

済む話だったから、気にはならなかった。

 

 

『スカリエッティさん、僕たちは

貴方とは決別します

 

僕が歪んでいたから、貴方に協力して

クローンまで作ってしまった、‥でも

それは間違いだった

 

僕は詩乃やユア、実優斗や未来

ティアナやコロナ

 

ママ達に普通の生活を返す

だから、もう関わらないで

 

勝手なのはわかってるけど

もう誰も傷つけたくない

悲しませたくない

 

だから、もう許して』

 

僕はスカリエッティさん、いやスカリエッティに

そう言ってから、スカリエッティの返事を待っていた。

 

ちょっとの間があってから、笑い出したスカリエッティが口を開いた。

 

『ああ、ちょうど潮時だと

思っていたよ、必要なデータは手に入ったから

どこにでも行くがいい

 

ただし、解放の条件としては

君の記憶は消去させてもらうよ、高町和人君』

 

スカリエッティは僕になにかを向けて

引き金を引いた。

 

そこからは頭が真っ白になって

なにも覚えていなかった

自分の名前も、この場所の事も

自分が首から下げている物の事も

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

〜詩乃達サイド〜

 

私達は自力でお兄ちゃんの事を思い出して

から、みんなで話しあっていた

 

お兄ちゃんは1人でスカリエッティさんのところにむかった

って事はわかっていたけど、なにもされないって

みんな思っていた。

 

『ねえ、詩乃お姉ちゃん

お兄ちゃん、本当に大丈夫なのかな?

 

なんか心配になって来たし

探してくるね』

 

未来はお兄ちゃんを探しに

向かっていった。

 

『みんな、ここからでるわよ

お家に帰りましょ』

 

アリシアママがそう言うから

私達は一応、ここにくるときに持って来ていた

リュックに物を入れて

 

お兄ちゃんと未来を探しに行った。

 

〜詩乃達サイドエンド〜

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『ここは?出口はないの?

僕は誰なの?首から下げているものはなに?

 

怖いよ、誰か助けてよ』

 

見覚えのない薄暗い廊下を歩いていた僕は

怖くなってその場で止まってしまった。

 

周りには誰もいなくて、1人で

怖くて、寂しかった。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『あ、お兄ちゃんだ

お兄ちゃん、帰るよ

 

お家に、ママ達のところに戻ろう』

 

知らない女の子が、僕に抱きついて来た

ママ?お兄ちゃん? 正直なにを言っているか

わからなかったけど、なんだか、この子は懐かし気がした

 

なにより、一番嬉しかったのは

1人じゃなくなった事で、安心できた

事だった。

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

『えっと、ごめんなさい

僕、ここがどこかも

自分が誰かさえも、君がだれかも

 

わからないんだ』

 

女の子は首を傾げて

不思議そうな顔をして、僕に言った。

 

『お兄ちゃん、疲れてるんだね

大丈夫、もう大丈夫だからね

 

お兄ちゃんは悪い人に全部記憶を

消されてるだけだからね、きっと思いださせて

あげるから、だから今はゆっくり休んでね』

 

女の子は僕の手を握って、歩き出した

握られている手は暖かくて、優しくて

安心できた。

 

 

〜スカリエッティのアジト入り口付近〜

 

『ママ達、お兄ちゃんと未来を見つけたよ

2人とも、こっちだよ

 

よかった、無事で』

 

私たちはお兄ちゃんと春香を

見つけて合流した

 

でも、お兄ちゃんの様子は明らかにおかしくて

目も虚ろな感じだった。

 

『みんな、今はお兄ちゃんを

休ませてあげたいから、なにも聞かないでね

 

後で私から全部説明するから

心配しないでね』

 

未来がそういうから、私たちは

アリシアママが準備していた

転送用の魔法で、懐かしお家の

前まで帰ってきた。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『とりあえず、コロナちゃんと

ティアナは私が送って行くから

 

なのはとフェイトはみんなをお願いね

特に和人をね

 

後、クロノとママにも連絡ね』

 

私たちはアリシアママと別れてお家に入った。

 

春香とユア、それに実優斗は初めての

お家だから興奮していた。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『ここが僕の家?

じゃあみんなは家族って事?』

 

僕は混乱していた。

あの場所から移動したら次はいきなり

ここに連れてこられたから

 

『ユーノ君、お兄ちゃんを

お部屋に連れてってあげて欲しいの

お兄ちゃんが一番疲れてると思うし』

 

ユーノ君?って呼ばれた子は

僕を部屋に案内した。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『和人、ここが君と僕の部屋だよ

さっ、とりあえず休もう』

 

僕はとりあえず言われたとおりに

ベッドに入ると、気がつかないうちに眠っていた。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

〜リビング〜

 

『春香、そろそろ話してくれても

いいんじゃない?お兄ちゃんに

何があったか』

 

みんながソファーに座ったのを確認してから

詩乃お姉ちゃんがそう聞いてきた。

 

ちょうど説明しようと思ったし

都合は良かった。

 

『みんな、驚かないで聞いてね

お兄ちゃんはね、お兄ちゃんはね

記憶喪失なの

 

自分の名前も、私たちのことも

今まで何があったかも、全部忘れてる

 

ここからはね、私の推測なんだけど

スカリエッティになにかされたんじゃないかって

思うの』

 

私が説明した事をみんなは

静かに聞いていた。

 

 

 

 




いかがだったでしょうか
久しぶりに描いたので、今回はこんな感じです
質問、ご指摘などおまちしています。

読んでくれてありがとうございます。


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7話 僕の記憶

こんにちは、時間は
かかりますが、今回も投稿します。

それでは本編です。


未来の話を聞き終わった私達は

みんな静かだった。

 

私は許せなかった

大事な家族を、弟の和人の記憶を

消したスカリエッティを

 

『ねえ、フェイトちゃん

ちょっとお話があるんだけど、2人だけで

いいかな』

 

私はフェイトちゃんに

そう言うと、2人で

隣の部屋に向かった。

 

ここだと、詩乃達に聞かれて

大変だから

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

〜なのはとフェイト側〜

 

『なのは、話ってなに?

まぁ、聞かなくてもだいたいわかるけど

 

‥‥和人の事だよね

 

あの子が本当に記憶を失ってるか確かめなきゃ

 

でも、それはなのはがやるべき事だよね』

 

フェイトちゃんがそう言った。

たしかに和人は私の弟だから

私一人で行くべきなのはわかってる事だった。

 

『わかってる、わかってるよ

でも、心配なの

 

和人が思い出さなかったら

このまま全部忘れたままだったら』

 

フェイトちゃんにそう言った私は

和人のところに行くために

部屋から出た。

 

〜なのはとフェイト側終わり〜

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

〜和人側〜

見覚えのないお家に連れてこられて

自分の部屋?で寝てしまった僕は、僕のものらしき

携帯の音で目が覚めた。

 

『これは?僕の携帯?

 

あ、メールがきてる誰からだろ?

 

なのはお姉ちゃん?‥誰だっけ?

 

思い出せないよ、多分大切な人なんだよね』

 

僕はメールを開いていた。

なんでか指がパスワードを覚えていた。

 

メールには、二人っきりで話したいから

公園に行こうって書いてあった。

 

何か思い出すかもしれないし

行く事にした。

 

〜和人側終わり〜

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

〜なのはと和人側〜

 

私は玄関で和人を待っていた

和人は来てくれるって信じてたから

 

『えっと、なのはさん

待っててもらってごめんなさい

 

場所わからないんで、案内おねがいします』

 

和人は私の事をなのはさんって呼んだ。

ちょっと切なくて、悲しかったけど

 

和人は和人だから、大丈夫だった。

 

『和人君、大事な話は

公園で話すね、さっ、手を繋ぎましょ』

 

私は怪しまれないように、和人君って呼んでから

手を繋いで歩きだした。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『和人君、着いたよ

さっ、休もう』

 

私と和人はベンチに座って休みだした。

 

『あのね、和人君

信じてもらえないかもしれないけど

 

私ね、和人君のお姉ちゃんなの

ずっと一緒にいたんだよ

 

ほら、写真だってあるんだよ』

 

僕はなのはさんが見せてきた

携帯の画面を見た。

 

確かに僕となのはさんが一緒に写っている

写真だったけど、信用できなかった。

 

『僕を騙そうとしてるんですね

もういいです、あの家は僕の場所じゃない気がしてきました

 

さようなら、なのはさん』

 

僕はそう言うと、わからない、見に覚えがない

道を歩き出した。

 

でも、心の中には何かが残っていた。

懐かしいような、忘れちゃいけなかった

何かが

 

‥‥‥‥‥‥‥

 

和人がどこかに行っちゃってから

私は1人で泣いていた。

 

あんなに優しかった和人の性格がかわってしまったから

前にも和人は私の事を忘れちゃったけど

 

あれはすぐに思い出したから良かった。

でも、今回は違う、和人は完全に

私達の事を忘れていた。

 

 

『和人、嘘じゃないんだよ』

和人がいないのに私はつぶやいていた。

 

‥‥‥‥‥‥‥‥

 

『なのはさん、どうして?

どうしてなのはさんの事を考えると

頭が痛くなるの?

 

どうしてこんなに胸が痛いの?

誰か教えてよ』

 

誰もいないのに僕は壁を叩きながら

叫んでいた。

 

悲しかった、寂しかった

大事なことなのに思い出せない自分がくやしかった。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

(マスター、いえ

和人、なのはの言っている事は

間違いではありません

 

貴方はなのはの弟です、思い出してください

マスター、貴方の記憶を)

 

僕が首から下げているペンダントから

声が聞こえた。

 

どうやらインテリジェントデバイスのようで

僕の事をマスターと呼んだから

 

僕のものらしかった。

 

『うるさい、デバイスのくせに

僕に指図するな

 

僕に使われるだけの道具のくせに』

 

僕はデバイスを握りしめると、静かになった。

とりあえず、水飲み場で水を飲んでから

考える事にした。

 

『気持ち悪い、頭が痛い

なにかを思い出せそうなのに

 

どうして?僕は本当に記憶をなくしてるの?

本当にあの人の弟なの?』

 

僕はふらふら歩きながら

気がつくと目の前が真っ白になって

そこからのことは覚えていなかった。

 

最後に聞こえたのは、女の子みたいな

声だった。

 

〜和人となのは側終わり〜

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

ママに頼まれて、お使いをしていた

私は公園で倒れていた和人を見つけて

家に連れて来て、ベッドに寝かせていた。

 

〜ティアナ側〜

『和人、目がさめるといいね

どうして倒れてたんだろ?和人

 

それに、いつもの感じとは違ってた』

 

私は和人を撫でながらそう言った

なんだか、今の和人を

見てると、和人が私より子供に見えていた。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

机に座って、みんなにメールを

しようとしたら、私の使ってるベッドから

物音が聞こえた

 

私のベッドに今寝てるのは1人しかいなかった。

 

『おはよう、和人

目が覚めたのね

今、お茶持ってくるから

待っててね』

 

私は携帯をスカートのポケットにいれて

リビングに向かった。

 

『ママ、和人起きたよ

でも、まだちょっと疲れてるみたい』

 

私はリビングにいたママに

そう言った。

 

『ティアナ、和人君は

まだ混乱してるんだから

 

あまりいろんなこと聞いちゃダメよ

貴方だっていろいろあったんだから』

 

ママに返事をすると私は

お茶を持って部屋に戻った。

 

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

 

『和人、お茶だよ

ゆっくり飲んでね

 

まだ、疲れてるみたいだし』

 

私は和人にお茶を渡して

和人の近くに座った。

 

〜ティアナ側終わり〜

 

僕は何かを思い出しそうだった

このお茶をくれた女の子の事を

 

『ねえ、聞きたいんだけど

もしかして、君の名前ってティアナっていう?

 

違ってたらごめんね、僕記憶がないんだ』

 

僕はおそるおそる聞いてみた。

ちょっと確信がなかったから

 

『そうだよ、和人

思い出したんだね

 

和人かね記憶をなくしてるのは詩乃から

聞いてたんだ』

 

ティアナちゃんは僕を

抱きしめて来た。

 

多分思い出したことが嬉しかったんだと

思った。

 

家族の事より先にティアナちゃんの

事を思い出したのは、なんでかわからなかった。

 

 

 




はい、今回はこんな感じです
和人はティアナの記憶だけ戻りました。

ご指摘なとお待ちしています。

読んでくれてありがとうございます


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