やはり俺に理解者がいるのは間違っている。(未完) (remi)
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~過去編~
プロローグ


初めまして!
ちょっと書いてみたくて書いちゃいました。
面白いかはわかりません。
書きたいだけです。


  

 

 

 

 

  俺は、小町・妹が生まれて初めて兄と言う立場を持ち。

 

  そして、親と言う存在を失った。

 

  親は小町が生まれたとたん小町一筋となった。

 

  俺はまだ2歳だった。だったのだが親は俺を構ってくれなかった。

 

  親はそう言うものだと思ってきた。

 

  小学生になり、それが普通じゃないと気付かされた。

 

  「そうか。親なんて、大人なんてそんなものなんだ。」

 

  俺は小学生で全てを悟った。

 

  そして俺は「目が腐った」

 

  家族にも担任にもクラスメイトにも蔑まれた目で見られた。

 

  そうか、大人だけじゃない。子供だろうと関係ない。

 

  「人間なんてクソくらえだ。」

 

  これが俺の始まり。人間不信。最高だね。

 

  小町も小学生になった。

 

  小町だけは俺を見てくれた。居場所だった。  そう「だった。」

 

  毎日、毎日小町を教室に迎えに行った。

 

  もっと早く気づくべきだった。いや、認めたくなかっただけなのかもしれない。

 

  既に、学校でのカーストが最低辺の俺が見た目も内面も良い小町を迎えなんて行ったら

 

  「悪い噂が広まるにきまっている。」

 

  

  俺には小町という居場所さえ持ってはならなかったのか。

 

  今回ばかりは恨むぞ。神様。  神様なんていないんだろうけど。

 

  次の日、小町には迎えにいけないと伝えた。それとなく一週間続けた。

 

  一週間経って次の日。          小町が帰ってこない。

 

  どうして?何があった?間違っていたのか。俺のやり方は。

 

  どうすれば正しかったんだ?  探しに行かないと。 小町はうちのトップカーストだ。

 

  

 

 

  走った。走り回った。小学生なのにこの程度で息切れだ。汗もすごい。

 

  少し鍛えよう。このままじゃ情けない。

 

  あとはこの公園くらいか。いるのか小町。いや、いてくれ。

 

  居た。  でも泣いてた。やはり間違っていたのか。許してくれ小町。

 

  結果はまぁよかった。そしてやはり俺のやり方は間違っていた。

 

  小町に小学1年の妹に論破された。

 

  「小町はお兄ちゃんがどんな風に言われていても小町のお兄ちゃんなんだよ!」

 

  正直嬉しかった。小町は別だ。小町だけは信用し信頼しよう。

 

  いろいろあった。小町のことや小町のこと。あと、告白された。

 

小学生だぞ?ませすぎだろ。俺も小学生か。

 

  まぁ、罰ゲームだったが。

 

  無論、引っかからなかった。小町しか信じないし。もう小町LOVE

 

  小学校だってのに結構人生経験をした。まぁ悪い経験じゃなかった。

 

  特に林間学校は凄かった。この話はこのあとにしよう。

 

  この経験を活かして中学に行こう。俺を知ってる奴はいないんだ。

 

  いずれ俺を弄るような奴が出てくるだろうが小学生でこんな経験したんだ

 

  信じないし気にしない。だから引っかかったりしない。

 

  

 

 

 

  よし、次は中学だ。

 

 

 

 

 

 

 




折本出したいですね。
まだ出ません。
次は林間学校です。伏線+フラグ立ちます。
折本じゃないのにっ!!


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俺の林間学校はまちがっている。前編

これはプロローグに書いた林間学校のお話。
ある少女との伏線?みたいなものです。
なんか長そうなんで前編後編で分けます。
まだ本編じゃない。けど関係ないこともない(´∀`*)v


 

 

 

 

 今日は林間学校の班決めらしい。

 

 なぜらしいなのかって?俺も今知ったからだ。

 

 まぁぼっちには関係ないがな。

 

 ぼっちといえば1人この前転校生が来た。なんかお嬢様みたいな奴だった。

 

 性格きつそうだけどな。見た目が良い分寄ってくる人は多かったな。

 

 まぁ おもいきり突き放されてたがな(笑)見てて面白かったぞ。

 

 そのせいで結構疎まれる存在になっている。

 

 なんでも前の学校でも疎まれぼっちだったらしい。

 

 前の学校では何もわかってない「バカ」のせいでいじめにまで発展したらしい

 

 俺に言わせりゃ「運が悪かったな」としか言い様がないな。

 

 今 もし声をかけるなら「お前がぼっちだろうといじめまでにはならないさ」

 

 「なったとしてもすぐになくなる」そう。俺が真のぼっちだからな。

 

 まぁ声なんてかけないけどな(笑)

 

 そうこうしてる間に班が決まったらしいぞ。

 

 あぁ今話してたもう1人のぼっちも同じ班みたいだな。

 

 他のメンバーは・・・ 嫌な奴らだな。

 

 林間学校だってのにめんどくさいな。

 

 

 

 

  そして林間学校当日。

 

 

 

 

 特になにもない。当たり前だ。林間学校だからな。

 

 でも、なんだろうな。気は抜けないな。俺ってこんなお人好しじゃないはずなんだがな

 

 これをかっこよく言うなら「ぼっちは俺1人で十分だ」だな。

 

 ほんと何もないが一番なんだがな。

 

 

 

 

 

 

 

 まさか初日の夜にいきなり起こるなんてな。予想外だよ。

 

 小学生とはいえ部屋は男女別なんだが、俺が夜部屋から抜け出した時

 

 彼女は木の木陰に座っていた。月夜の光が彼女を照らし

 

 

 「あなたは誰かしら?」

 

 「名前を尋ねるならまず自分からだと思うが?」

 

 彼女はムスっとした顔で首をかしげる。 やめろ。可愛いじゃないか。

 

 「あなた私のこと知らないの?」

 

 「悪いな お前がどんな扱いを受けてるかは知ってるが名前なんて気にも止めてなかったからな」

 

 「変な人ね。私は雪ノ下雪乃 あの県議会議員の娘よ」「あなたは?」

 

 「比企谷八幡、特にいうことはない。普通の家の普通の人だ」

 

 「ごめんなさい。人だけでなく名前も変だったわね」

 

 「おい。百歩譲って人が変なのは認めるが名前まで否定されると黙ってないぞ」

 

 「あら?それはごめんなさい」

 

 「はぁ。それで雪ノ下さんはこんなところでどうしたのかな?」

 

 「部屋に入れなくなっただけよ」

 

 

 そう。彼女は部屋を締め出されたのだ。まさか初日からこんなきついことになるとは

 

 思ってもみなかった。

 

 

 「そうか  隣  座るぞ」

 

 「あら 私は良いなんて言ってないわよ」

 

 「どちらにしろ座るけどな」「眠くないのか?」

 

 「あなたには関係のないことよ」

 

 「そうか」         「別に寝てもいいぞ。見張っててやる」

 

 なんだ俺らしくないな。まぁぼっちはぼっちに優しいってことだな。

 

 「いやよ。あなた私が寝たらいやらしいことする気なのね」

 

 「おい! 人の気遣いを変に解釈するなよ。お前にそんなことしたら消されるだろ」

 

 「そうね。私も一応お嬢様なのだからね」

 

 

 一応?こいつ・・・

 

 

 「やっぱり少し休ましてもらえるかしら?」

 

 「あぁ、構わないぞ」

 

 「それじゃあ見張りお願いするわ。わかってると思うけど私になn」

 

 「しねぇよ! いいからお前は休め」

 

 

 まだ林間学校は始まったばかりだ。これで終わりじゃないんだろうな

 

 最悪の場合になったら仕方ないが「やるしかない」か・・・

 

 

 

 

 

 

 




八幡・・・何をするんだ。。。
まぁ八幡のすることなんて「あれ」しかないですね。
この頃から八幡は八幡なのか。


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俺の林間学校はまちがっている。後編

書いてて思った。

これ八幡じゃない。

まぁ若気の至りってことにしとこうよ。うん。

最初も言いましたが書きたいだけです。

あまりにもひどかったら見なくても結構ですよ?


出す日はわからないですが時間は0時を予定してます。


 

 

 

 

 

 

 

 翌日。彼女 雪ノ下さんは集合時刻の前に帰っていった。

 

 やべぇ、俺寝れてねぇぞ。いつも以上に目が腐ってる。大丈夫かこれ・・

 

 

 案の定周りから蔑まれた目で見られました。わかってたよ・・・

 

 さて林間学校2日目だ。早く帰りたいな・・

 

 

 

 特にないよ?なにもなかったよ?  ぼっちだもん

 

 問題はこれからだな。見に行ってみるか。

 

 

 

 

 

 遅かったか・・・・・。

 

 その場には雪ノ下さんたち女子と先生。そして、

 

 外に放り出された雪ノ下さんのであろう荷物。

 

 わかりやすく実行してくれたな。だが・・・

 

 そのおかげで「やりやすくなった」な。

 

 見てろ。これが「ぼっちのやり方」だ。

 

 

 彼女たちはシラをきっている。

 

 先生も先生だ。それだけ聞いて終わりだと。やはり大人なんてその程度か。

 

 だが今回のことで雪ノ下さんの締め出しはなさそうだな。

 

 そのおかげで今夜はよく寝れそうだ。準備もしないといけないしな。

 

 

 

 

 林間学校3日目。明日の朝には帰れる。帰れるが・・いい気分ではないな。

 

 さて、ぼっちの影の薄さでバレずにやろう。

 

 これを成功させてこそ「真のぼっちだ」

 

 

 

 作戦 決行

 

 

 今は自由時間 宿舎の周りには誰もいない。先生でさえもいない。

 

 好都合だな。  

 

 さて、これから俺がすることは彼女たちの荷物を「ぶちまける」だけだ

 

 彼女たちがしたように。雪ノ下さんには悪いが雪ノ下さんの荷物もやらせてもらう。

 

 これだけだ。これをするだけ。そう「天誅」だ。

 

 

 

 自由時間が終わり彼女たちが帰ってきた。昨日のことがあったから先生もいる。

 

 あとは時を見て出て行くだけだ。

 

 

 「どうしたんだ?みんな」

 

 「せ 先生・・ 私たちの荷物が・・・」

 

 「なっ!またか!一体誰の仕業なんだ?」

 

 

 そろそろか・・・   ん?今、雪ノ下さんがこっちをみた?気付かれた?

 

 気のせいだろ。さて、終わらせよう。

 

 

 「俺がやったんですよ。先生?」

 

 「ん?比企谷?お前がやったのか!」

 

 「そうですよ。彼女たちを見てて胸糞悪かったんでね」

 

 「胸糞悪い?そんなことでお前はやったのか!」

 

 

 なぜだ。なぜこっちを見るんだ 雪ノ下さん

 

 

 

 「そんなこと?教師にとっては見たくないものだからですか?」

 

 「教師はそんなことが起きても形だけ繕ってそれでおしまい・・」

 

 「そんなんだから俺みたいな生徒が現れるんですよ。そこにあるでしょ?「天誅」って」

 

 「そのまんまの意味ですよ」

 

 そんな目で俺を見るな。雪ノ下さん

 

 「比企谷!ちょっとこい!教師全員で説教だ!」

 

 

 説教だってよ。結局教師なんて怒って終わりなんだよ。

 

 こんな大人には絶対にならない。

 

 

 

 

 結局、説教して厳重注意だとさ。今日で林間学校は終わりだ。

 

 これから俺を見る目が変わるんだろうな。

 

 もう「ただのぼっち」じゃないからな。

 

 ※ちなみにまだ小学生です

 

 

 

 「ちょっといいかしら?」

 

 げ・・雪ノ下さんじゃねぇか。

 

 「な なんだ?」

 

 「あなた、性格も変なのね」

 

 「悪かったな」

 

 「ありがとう」

 

 「は?」

 

 気づいたら雪ノ下は既にいなかった。

 

 「なんだよ。言いたいこと言って逃げんなよ」

 

 

 はぁ。帰ったら小町に癒してもらおう。

 

 

 

 正直辛いね。全員からのこの視線は辛い。

 

 辛いけど仕方ないか。こんなものだと思っていたし。

 

 もうじき卒業だしいいか。

 

 

 

 

 やっと帰ってきた。疲れたな。はぁ小町に会いたいな

 

 ん?また雪ノ下が見てるな。うわ。ほんとにお嬢様なんだな。リムジンとか初めて見たよ。

 

 また来たよ。雪ノ下さん。

 

 「なんのようだ?」

 

 「一言言い忘れたのよ」

 

 こっちのことは一言も聞かなかったくせに・・・

 

 「で、なんだ?」

 

 「あなたのやったことが無駄だったことを伝えにね」

 

 「は?無駄?」

 

 「私夏休みが終わったら確かアメリカに行くのよ」

 

 「え?まじ?お前ホントにお嬢様なんだな」

 

 「だからあなたのやったことは無駄なのよ」

 

 「・・・ 何言ってんだ?俺は別に俺のやったことが無駄だったとは思ってないが?」

 

 「そもそもお前に礼を言われることもないしな」

 

 「あなた捻くれてるわね。あなたなら仲良くできそうなのに残念だわ」

 

 「俺は仲良くなるつもりはないぞ」

 

 俺もお前みたいな奴なら信じれないこともないだろうけどな

 

 「私 高校は日本にするつもりなの。もし同じ高校だったら仲良くして欲しいわね」

 

 「そんな同じ所だったら奇跡通り越して運命だね。信じないけど」

 

 「それじゃあ、またね。比企谷くん」

 

 無視かよ!はぁ・・・早く帰って小町に癒されよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




八幡どこぉぉぉぉぉぉ!!!

どこにいるのぉぉぉ??

てわけでなんかゆきのん(笑)出しました(笑)

八幡と雪ノ下が会ってたらどうだったのかも気になってたので

満足です。

あれ?このまま総武行ったら確実に雪ノ下フラグたたないかな??

ほんとひどいかも。不愉快なら見ないでね!?


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~中学生編~
やはり八幡はキャラ崩壊している


 まったく。キャラ崩壊なんて・・・

 つーか、八幡書きづれぇぇ

 そして、出会い方ありきたりすぎるわぁぁぁい!

 自重しまぁす。


 

 

 

 

さぁ、今日はみんなが待ちに待った中学の入学式だ。

 

 いやぁ・・・ 早く起きすぎちゃった(笑)

 

 まぁちょっと学校遠いからいいか。道覚えるついでだ。

 

 そうそう。うちの親は育児放棄とまでは言わないが放任されてる。

 

 が、心配はしてるみたいだ。中学に入ると親は俺に携帯を持たせた。

 

 小町は小学生だがもう持たされてるがな。小町大事。うん。大事

 

 てなわけで、早めに家を出る。携帯があるから道に迷うことはないだろう。

 

 流石、俺だな。道に迷うどころか地図を覚えたまである。

 

 これは余裕で間に合うな。 学校の周りでも調べるか。

 

 

 

 

うわぁ・・・。嫌なのに遭遇したよ・・・。  ナンパ? おい 中学生にか?

 

 見て見ぬ振りが一番だな。    ん?制服・・ 同じ学校の奴か。お気の毒だな

 

 

 

 

 

 おい。中学生だぞ。 なに無理やり連れてこうとしてんだよ・・・ プツ・・

 

 あ~あ。らしくもない「八幡のやる気スイッチ(笑)」入っちゃったよ

 

 「おい。中学生を無理強いしてるお兄さん?」

 

「流石に無視できないなぁ」

 

 「あ?なんだよ。ガキは黙ってろよ」

 

 めんどくさいな

 

 こうゆう時にこの目を使うべきだな。

 

 「そのガキと同じ中学生をナンパしてるのはどこの誰だよ」

 

 八幡特有の「腐った目攻撃だ」

 

 「ぐっ・・・」

 

 相手はひるんだみたいだ。    だが・・・

 

 「んなこと知るか!俺はこの子と話をしてるんだよ!」

 

 

 聞く耳すら持たないのか。ほんと見て見ぬ振りしてれば良かったよ。

 

 仕方ない。最終手段だ。  その名も・・・  ごめん。特になかった・・

 

 

 「はぁ、兄ちゃん 俺を甘く見ないでくれよ」 言ってて恥ずかしい・・・

 

 「は?何言ってんだガキが!」

 

 「兄ちゃんは既に俺に負けてんだよ」 

 

 「はぁ?お前頭イカレてんのか?」

 

 さてそろそろだな。

 

 「おらっ!」

 

 俺は兄ちゃんの顎に向かって「ヘッドバット」 俺も地味に痛ぇ

 

 「がぁっ!」

 

 うわぁ。兄ちゃん涙目だ(笑)

 

 「クソガキ!」

 

 はぁ。扱いやすくて助かるよ。

 

 「おらおら!こっちだよ!」

 

 「待てっ!クソガキ!」

 

 うわぁ。簡単についてきた(笑) さて鬼ごっこの時間だ。あれ?入学式間に合うか?

 

 

 

 

 

 

 はい。結論から言うと間に合いませんでした・・  え?わかってた?

 

 やっぱ下手に慣れないことするもんじゃないね。

 

 まぁ。間に合ってようが、間に合わないでようが、変わりないんだがな。

 

 今朝の子は大丈夫だっただろうか。まぁ「どうでもいい」か

 

 

 

 

 

 入学式の日って大したことないよね。

 

 うわぁ、もうグループが出来てるー((棒 早いなー((棒

 

 帰って小町とイチャコラしよう。うん。

 

 

 「あのっ!」

 

 

 あれ?声かけられた? まさかね・・・

 

 「あのっ!えっと・・比企谷くん?」

 

 

 呼ばれてるよ。比企谷くん。    俺か・・・

 

 「俺のことか?君は・・・誰だっけ?」

 

 「え?あ!HRの途中で来たから仕方ないか」

 

 「私は折本かおり。今朝助けてくれたの比企谷くんだよね?」

 

 あぁあの時の子か。

 

 「あの後、急にナンパ男が比企谷くんの後追いかけて行ったけど大丈夫だった?」

 

 「あぁ こう見えて身体鍛えてるから体力には自信あるんだ」

 

 「そうなんだ!あ、ごめんクラスの人たちとカラオケに行くんだった。比企谷くんもくる?」

 

 「いや、自分は用事があるから遠慮するよ。(小町とイチャコラする用事がね)」

 

 「そっか。じゃあまたね。比企谷くん」

 

 「あぁ。じゃあな」

 

 

 どうやら彼女は同じクラスらしい。

 

 あれ?新学期初日からクラスの奴と話すなんて初めてじゃね?

 

 折本さんはよっぽどコミュ力があるのか。

 

 「俺とは真逆だな」

 

 

 

 

 

 

 




 ん・・・(泣)

 書いてて思うんですよね。

 進むにつれて内容が悪くなってる気がする。

 でも、書いちゃいます!

 これはただのぉ 自己満足ですからぁ  残念!


 (折本出せた!)


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やはり俺の中学生活はまちがっている

どうも。お久しぶりです。なのかな?
この作品はホントに浮かばず長い間放置していました。こめんなさい。
今回2期が始まり折本がもろに戸松さんだった__げふんげふん
折本もよかったですが・・いろはちゃん可愛かったですね。やっぱり文字で見るより聞いたほうがあざとい感じしましたね。こちらもどことなくあやねるだった気がしなくも__げふんげふん
ってワケでアニメにそそられるまま書いた結果です。
映像ってすごいですね。ここまでペンがもとい指が走ったのは初めてです。
前回ほどではないですがちょっと八幡おかしいですね。まぁおかしくないとこの作品ではない気がしますが・・・
あぁ、いろはちゃんの書いてみようかな。でも設定とか決めるの疲れるなぁ
気が向いたら書いてみよう。うん。そうしよう。


  

 

 

 

 

 中学生になった。三ヶ月たった。やっぱ何もなかった。「ぼっち」だからね!

 

 ただ、時々折本さんが声をかけてくれる。

 

 特に話すことなんてないからすぐに会話はおわるけどな(笑)

 

 仕方ないだろ。ぼっちに会話術をもとめるなよ。

 

 ほんと折本さん察してくれ 

 

 

 

 

 「比企谷くんさ 休日って何してるの?」

 

 ほら 来たよ。本当にお前だけだよ俺に話しかけてくる奴。

 

 「別に家でゴロゴロしてるさ」

 

 「へぇ~。じゃあ暇だよね?」

 

  は?

 

 「は?何勝手に決めちゃってんの?」

 

 「だってまだお礼とかしてないじゃん?だからどっか出かけよう!」

 

 「しなくていいんだがそれに俺家から出たくないし だからお断りします」

 

 「そっか~。ん~」

 

 なに考えてんだよ?諦めろよ。

 

 「じゃあ、比企谷くんの家に行こうか!」

 

 

 

 「「「!!!」」」

 

 

 

 おい・・・周りの目線が・・・

 

 「いや、来んなよ?」

 

 「え?別にいいじゃん!」

 

 良くないだろ・・・周り見ろよ。

 

 「とりあえず日を空けといてよ」

 

 「は・・・?ちょっ・・」

 

 グループに帰ってるよ・・返事くらい聞けよ

 

 あ・・助けて・・・視線が・・ 辛い

 

 

 

 

 

 なんて感じによく折本さんが来るんだよ。

 

 家に来る宣言はもちろん初めてだがな。 来るなよ?

 

 

 

 

  ___________

 

 

 

 

 

 

 なぜ?なぜ家を知っている。そして来てんじゃねぇよ。

 

 

 「なんで知ってる?って顔だね 先生に言ったら教えてくれたよ」

 

 

  おい教師。プライバシーってのを知らないのか!

 

 

 「比企谷くん家 学校から遠くない?疲れたよ私」

 

 

 

 「いや じゃあ来るなよ 休みの日くらい休ませてくれ」

 

 

 

  ほんとに  午前10時だぞ。いつもなら二度寝してる時間だぞ

 

 

 

 「いやぁ、外に出たくないならどんなお礼をしようか悩んだんだけど思い浮かんだのはお昼作ってやろうかと」

 

 

  うん。  なんでそうなった・・・・・ いや正直嬉しいよ?こんなこと「ぼっち」にはもったいない。

 

 

 「ん?お兄ちゃん?休みなのに起きてるなんて珍しいね?・・・・どなた?」

 

 

 

  おはよう。Mylovely小町。もう目が冴えまくりだよ。

 

 

 

 「おう。おはよう、小町。いや、寝てたんだがちょっとトイレに起きたタイミングでこいつが・・・」

 

 「比企谷くん。こいつはひどいんじゃないかな?私には折本かおりって名前があるんだけどな?」

 

 「あ、あぁ。わるいな」

 

 「それより比企谷くん!誰この子?可愛い子だねぇ!」

 

 「折本、何を当たり前のことを言ってるんだ。小町は可愛いに決まっているだろう」

 

 

  ほんとに俺の妹なのか疑うレベルで可愛い。うん。可愛い。

 

 

 「折本さん?でいいのかな?__小町はお兄ちゃんの妹です!あ、お兄ちゃんってのはここにいる比企谷八幡のことで__」

 

 

  そこはわざわざ言う必要ないと思うぞ。さっきからお兄ちゃんって呼んでたんだからな。

 

 

 「つ、つまり、比企谷くんの妹ってことでいいんだね?」

 

 

  ほら、あの折本が引いてるじゃないか。___あの折本なんて言えるほど折本のことは知らないがな・・・

 

 

 「はい!それと比企谷だとお兄ちゃんと被るので気軽に下の名前で呼んでもらって構わないですよ!」

 

 「わかったよ、小町ちゃん。これからよろしくね」

 

 「はい!__そうだ、折本さん。連絡先交換しましょう!何があるかわかりませんからね」

 

 

 

  __________

 

 

 

 

 「それはそうと、折本さん。午前中からうちに来てどんな用件なのですか?」

 

 「あ、忘れてた!今日はね入学式の時に比企谷くんに助けてもらったお礼をしにきたんだよ!」

 

 

  できるのならそのまま忘れていて欲しかったな。小町も余計なことを・・・

 

 

 「助けてもらった・・・・?お兄ちゃんにですか?」

 

 

  あのお兄ちゃんが人助けを?まぁお兄ちゃんは根が優しいから人と関わらないとか言いつつこんなことするような人だからね。んー。小町的にポイント高い_かな?

 

 

 「そう。入学式に向かってる途中で男の人の捕まってさ。しつこくて入学式間に合わないんじゃないかな?って困ってたら比企谷くんが助けてくれてね。私はそのおかげで入学式に間に合ってんだけど比企谷くんは間に合わなかったみたいで悪いなぁと思ったのでお礼をしようと!」

 

 「そんなの気にするなと何度も言ったはずだけどな・・・」

 

 

  ほんと、しつこくて・・困る__

 

 

 「だから、お邪魔してもいいかな?小町ちゃん」

 

 

  これは!!お兄ちゃんに友達が出来る大大大チャンスじゃないですか!この機を逃すわけにはいかない!!

 

 

 「もちろんいいですよ!どうぞどうぞ上がってください。折本さん」

 

 「ありがと~。小町ちゃん」

 

 

  なん・・・だとっ__せっかくの休みだってのになぜ・・・・・

 

 

 

 

  __________

 

 

 

 

 

  結論から言うと普通にうまかったです。見た目によらず料理はちゃんと出来るらしい。

 

 「どうだった?比企谷くん。結構うまくできたと思ってるんだけど・・・」

 

 

  予想外だ。って感じだよ。まぁ、言わないけど。

 

 

 「まぁ、中学生でこれだけできてれば十分過ぎるんじゃねぇの?」

 

 「もう。お兄ちゃん!そこは素直に美味しかったって言えばいいのに・・・」

 

 「よしっ!褒められたって事でいいんだよね?」

 

 「そうですね。お兄ちゃんは捻くれててこんな言い方しか出来ないですけど、まだわかりやすい方ですね」

 

 「そうなんだ!捻くれてるね」

 

 

  笑ってんじゃねぇよ。___はぁ。

 

 

 「それで折本はこのあとどうすんだ?帰るのか?帰るんだな?そうか」

 

 「さりげなく__もないけどその帰るしか選択肢がない感じ比企谷くんっぽいね。でも残念!まだ時間あるからもう少し居座らせてもらおう!」

 

 

  チッ!

 

 

 「チッ!」

 

 「お兄ちゃん・・・心の声が漏れてるよ・・はぁ・・・駄兄ちゃんだね。まぁでもそんなところも含めてお兄ちゃんだから仕方ないか!この程度だとポイントも下がんないしね!」

 

 

  小町ぃ。愛してるぞ。なんで兄妹なのかと後悔するくらいに。まぁ千葉の兄妹だから気にしないんだけどね。

 

 

 「てわけで、遊ぼう比企谷くん!」

 

 「嫌だ」

 

 

  ___________

 

 

 

 

  結局ゲームした。折本、人ん家だってこと忘れてはしゃいでやがった。親、いなくてよかった。休日出勤お疲れ様ですっ!はぁ・・

 

 

 「てわけで、暗くなってきたし帰ろうか!それじゃあ比企谷くんまた学校で!」

 

  できればあまり学校で話しかけては欲しくないね・・・・

 

 「待て、送ってやるから、結構暗いからな」

 

 「「おぉ!!」」

 

 「お兄ちゃん!すっごいポイント高いよ!」

 

 「馬鹿言え、折本が来たとき言ってたろうが遠かったって。そんな遠くて暗い道を歩かせれるか。それくらいの常識はわきまえている」

 

 「あぁ、確かに比企谷くん成績いいもんねぇ。・・数学以外は学年10位以内に入ってるもんね」

 

  そう言う意味ではないんだが・・・まぁいいか。

 

 「これ以上遅くなると本当に危ないぞ」

 

 「わかった、わかった。小町ちゃん!またねぇ!」バイバイ

 

 

 

  _____________

 

 

 

   折本side

 

 

 「確かにこの長い道一人だと暇だねぇ」

 

 「話し相手になるとは行ってないぞ。あくまでも送ってくだけだ」

 

 

  んーん。つれないなぁ  比企谷くんは・・・

 

 

 

  もう学校の近くか・・・無言だったにしては早かったなぁ

 

 

 「ねぇ。比企谷くんさ、あんな家遠いのになんでこの中学にきたの?」

 

  

 「気になるのか?」

 

 

 「ん、、まぁそれなりに?」

 

 

 「聞いて気持ちのいい話じゃないぞ?」

 

 

  言いづらいことなのかな?・・・でも・・気になるから

 

 

 「それでもいいから、聞かせて」

 

 

 「・・・・・簡単に言えばいじめだ。俺は小学生の時からこんな目で周りから軽蔑の目で見られてた。そのせいで小町にも迷惑をかけた。今の俺は小町のためだけに生きてるも同然なんだ。・・・・ほら気持ちのいい話じゃないだろ?」

 

 

 「そう・・・だね」

 

 

  でも、聞いて後悔はしない。こんなこと・・・人を見かけで・・・目だけで判断するなんて信じらんない。比企谷くんはいい人、確かに目は腐ってるでもちゃんと優しい人なんだ。

 

 

 「大丈夫!私は別に目が腐ってるからって比企谷くんのこと軽蔑の目で見たりしないから。大丈夫!」

 

 

 「それはありがたいけど・・・あまりこういうことをされても困るんだ。俺は別に一人でいようと気にしないしむしろ一人がいいまである。・・・・・話しかけるなとまでは言わないでおく。ただ、あまり頻度高く話しかけるのはよしてくれ」

 

 

 「そん____

 

 

  そんな顔するのはずるいよ。比企谷くん。そんな辛そうな顔されたら____

 

 

 「わかった」

 

 

  としか言えないじゃん____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すごいですねぇ。3000字超えてますね。一度でこんなに書くとは思ってもみませんでした。多分、今回だけかなぁ。
それと次回は少し時が飛びます♪飛びます♪中学3年あたりで考えてます。
早く高校に行かないとグダりそうですからね。
さぁ、次回はいつになることやら。
浮かんでいるからそう遠くはないだろう。・・・・・そう願いたい。


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結局、俺は俺でいる

ちょっと困りましてこの辺で区切ってとりあえず出します。
事情は後書きに記しますのでよければ読んでやってください。


 

 

 

  あれから、2年と少し・・・まぁ特に変化なし。折本はちゃんと話しかける回数が減っている。あいつが言うこと聞くとは思ってなかったが、おかげで平和そのもの・・・・だと思ってるんだけどな。

 

  少しだが変化したことがある。折本が俺のことを・・・・・

 

 

 「ねぇ、比企谷 次、移動教室だよ?いかないの?」

 

 

  この通り、回数は減ったが何故か親しげな呼び名に変わっている。 いつの間に『くん』が抜けたんだよ・・・去年だよ。

 

  あ、回想シーンとかないから、めんどくさい。

 

 

 「ねぇ?比企谷~無視ぃ?」

 

 「あいあい。行くから、行く」

 

 

 

 

 

 

 

  さて、あれから2年と少したったと言ったがつまり中学3年と言うわけで俺らは・・・俺や周りは受験ムード真っ盛りだ。この前先生がうちの学校の生徒は大体大きい学校か部に力を入れてる学校に行くみたいだぞ。そう言って高校のパンフレットを渡してきた。俺はこの先生は好きだ。わかりづらく、そしてわかりやすい。高校にもこんな先生がいればいいな。

 

  そのパンフレットは__総武高のものだった。

 

  総武高は進学校だ。うちの学校は、まぁ バカが多いからから総武に行く奴がいないのも納得だな。

 

  俺の学力で行けるのだろうか。行けるから勧めてくれたのか。

 

 

 「頑張らないとな」

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 

 「そうだな。内申も十分だし、お前の学力なら行けるな・・・・・ただ、なぜここまで出来て数学がこれなんだ」

 

 「いやぁ・・・なぜでしょう・・・?」

 

 「まぁいい。お前なら受からない事はないだろう。だが、もう少し数学を頑張れ」

 

 「そうっすか。じゃあ、失礼します」ガラガラ

 

 「あれ?比企谷じゃん。どうしたのこんなところで」

 

 

  なんでお前がいるのかが驚きですよ。

 

 

 「先生に捕まってたんだよ。進路のこととかでな」

 

 「進路?どこ!どこいくの?」

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 「・・・・まだ。決まってない」

 

 「そうなんだ。私結構今勉強頑張ってんだ!狙えそうだったらついてってやるよ!」

 

 「はは、それはありがた迷惑かな」

 

 「なー!ひどいなぁ!」

 

 

 

 

 ________

 

 

 

 

 

  

 「ねぇ、比企谷~。勉強教えてよ。比企谷頭良かったよね。  数学以外だけど」

 

 

  そこ!笑うところじゃないと思うぞ。それに・・・

 

 

 「今は数学だってそれなりに出来る。流石に数学ダメダメで受験に挑むほどバカじゃない」

 

 「そうなんだ?これは比企谷に非の打ち所がなくなっちゃったなぁ」

 

 

  だから笑うとこじゃ・・・・はぁ・・・

 

 

 「それで、どうすんだ?勉強すんだろ」

 

 「!!!!!__比企谷が乗り気だと!ダメ元だったんだけどこれはなんと幸運」

 

 「それを心の中に収めていればいいものを」

 

 「それで私海浜狙おうと思ってそこに行けるラインまで教えてくれたらと・・・」

 

 

  海浜か・・・ならいいか。

 

 

 「折本もそこまでバカじゃないからまぁ一週間くらい頑張ってみっか」

 

 

  高校が違えば・・・・会うこともなくなるだろう。

 

 

  最後くらい、いい夢見させてもらいたいね。

 

 

 「おぉ!頑張るよぉ比企谷!」

 

 「頑張るのはお前だけだよ」

 

 

 

 

 ________

 

 

 

 

 

 「そこ!違うぞ。ふざけてんのか?なんで理科の問で坂本龍馬が出てくるんだ!」

 

 「い、いやぁ・・・なんとなく?」

 

 「次、ふざけたら次回から教えないからな」

 

 「なー!真面目にやるから!それだけは・・・」

 

 「はぁ、じゃあ、次はこれやってみろ」

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 「・・・・・なぁ、これはなぜだ?俺はちゃんと教えたはずだぞ?なぜ俺が作ったテストの点が8割いかないんだ?俺が直々に教えたところしか出してないぞ?」

 

 「いやぁ・・・・ど忘れでもしたのかなぁ・・・」

 

 「はぁ・・・・・こんなんで海浜行けるのか?」

 

 「大丈夫!大丈夫!本番には強いほうだから!」

 

 

  不安になってきた・・・・・大丈夫だよな?こいつ

 

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 

 「比企谷~ 今日もよろしくね~」

 

 「真面目にやれよ?じゃねーと教えないから」

 

 「わかったから!ほら行くよ!」

 

 

  はは、・・・・はぁ結構楽しいな。でも多分・・・・

 

 

 

 

  マジサイキンヒキタニチョーシノッテネーベ?マジッベーダワ ソウソウ ダショ? クスクス

 

 

 

 「!!___ちょっとみんな好き勝手________」

 

 「折本。落ち着け。声がでかい」

 

 「だって比企谷!_____」

 

 「折本!・・・落ち着け。お前らしくない。勉強すんだろ?いくぞ」

 

 「まっ! 比企谷!」

 

 

 

  そろそろ噂なんかが流れ出すと思っていたがこんなタイミングがいいとは・・・・・

 

 

  まぁ、折本もあんなんだけど十分受かるだけの知識は持ってるし大丈夫だろう。

 

 

  ほんと、総武に行くのが俺だけでよかった。・・高校では多少でも居心地がいいと・・・いいな・・・・

 

 

 

 

 

 

 




えーっとですね。ここまで読んでくれたのなら大抵の人がわかってくれてると思ってますが、まぁ想像通り八幡は突き放すんですがその方法が浮かばず・・・浮かんだはいいが他の作品さんと似てしまったりしてうーんと言う状況です。

優しい方~。私に助言をくださいなぁ。


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やはり俺は俺でいてやはり周りは周りでいる

ひとまず中学編・・・・・終わりにしましょう!
グッダグダです。
高校編は結構先になるかもしれないです。
まぁ読んでくれると嬉しいです。
これで一区切りなのでよかったら感想等お待ちしてます。
あんまり尖った言い方だと泣いちゃうかも・・・


 

 

 

 

 「比企谷!なんで!なんで止めたの!?」

 

 「お前の行為は火に油を注ぐようなものなんだよ。ああいうのは無視すればいい」

 

 「でも、悔しくないの?あんなに・・・・」

 

 「・・・・もう、慣れてるからな。嫌でも扱い方がわかってくる」

 

 「・・・扱い方がわかってる・慣れてるじゃなくて___諦めてるだけじゃないの?」

 

 

  ・・・・・・・・そんなことは____

 

 

 「そんなことは・・・・ないっ」

 

 「!!__こんな空気じゃ勉強できそうにないから今日はいいや。また明日よろしく」

 

 

 

 

 

 __________

 

 

 

 

 

   折本side

 

 

 

 

  また・・・またあの顔だった。すべてを見据えて悟ったようなそしてどことなく辛そうな__あの顔・・・

 

  みんなだって比企谷と話せば比企谷の良さがわかるはずだけど・・・その比企谷があれだから。

 

 

 「比企谷・・・どうやっても考えは・・・自分は変えないつもりなの?」ボソッ

 

 

  そんなの見てられない。 私にだってできることがあるはず!

 

 

 

 

 ___________

 

 

 

 

八幡side

 

 

  どうなっているだろう。昨日の今日だ、何かしらの行動はしているだろう。その行動が今までのような『物隠し』だったり『机なんかに書かれてる』くらいなら対処できるが・・・

 

  折本へ行動を起こしていたら?それを止める術が俺にあるのか・・・

 

 

 

  ____おかしい。教室がやけに静かだ。何かしら行動してるということなのか。・・・・確かめる以外ないか。 ガラガラ

 

 

 「!!___これは・・・・想定外すぎる・・・」ボソ

 

 

 

  そこにあったのは机の上に一輪の花。そしてそれを貫くかのように刺されている__ナイフ。

 

  あれ?これ俺より先に先生来てたらどうなってたんだ?

 

  放置で先生が来るまで待つのも手だが・・・それでは『解決に至らない』ならば、やるしかない。

 

  俺なりのやり方で・・・・・

 

 

 

 

 __________

 

 

 

 

   折本side

 

 

 

 

 「やっばい!寝坊した!!」

 

 

  昨日遅くまで考えすぎてた!結局大した案は浮かばなかったし・・・間に合うかな?  全速力で漕いだら行ける!

 

 

 「はぁはぁはぁ・・・全然間に合った。はぁはぁはぁ・・・間に・・合った・・・」

 

 

  息切れしすぎ?そりゃ死ぬ気で漕いできたからね。昨日の今日だからね、遅れたら何かまた言われそうじゃん?まぁ、なんとか間に合ったからいいけど

 

  あれ?うちのクラス静かだな・・・?集団でインフルにでもかかっちゃったのかな?

 

 

 「俺は___ほど___じゃないから____________」

 

 

  あれ?比企谷?比企谷が朝から話すような相手がいたっけ?しかも廊下に聞こえるくらいの声で・・・・・廊下に聞こえる?そんなに大きい声で何を・・・・・!!

 

 

 

 

 ___________

 

 

 

 

 

 

 

 「おい!ヒキタニ!お前みたいな奴が、かおりをたぶらかしてんじゃねぇよっ!ヒキタニみたいな奴は家にでも引きこもってりゃいいんだよっ!」

 

 

  たぶらかすって・・・お前は折本の親父か何かなのか? それとヒキタニじゃねぇよ。ひきがやだって

 

 

 「はは、はぁ・・・俺はお前らみたいにバカじゃないからな。多少勉強せずとも高校受かれるくらいの頭は持ってんの。だからこの時期暇でさ!そこで折本が話しかけてきたわけよ。勉強教えてってな」

 

 

  何も考えるな。ただ、ただ、言えばいい。言葉を・・・全てを壊せる魔法の言葉を・・・

 

 

 「勉強教えるだけで折本といれるんだぜ?役得以上のなにものでもない。だから俺は折本を使ったやった。元より折本も十分頭がいいからな対して教えずとも受かれるだろうから本当に楽しかったさ」

 

 「ふざけんなよ!ヒキタニ!!」ブゥン

 

 「ぐっ・・・・・」ドスッ ドン!

 

 

  痛・・・背中打った・・・てか殴ってきたし  暴力反対~!

 

 

 「てかさぁ、このナイフ先生にでもバレたらどうするつもりなんだろうと思っていてね、まぁおおよそ俺のだとか言い張って俺のせいにでもするつもりだったんだろうけど」

 

 「だったらなんだって言うんだ!」

 

 

  それ、俺がやったって自供してるしてるようなものだぞ?まぁそれならありがたく

 

 

 「俺のだってなら・・・いただこうかね」

 

 

  結構重いんだな。ナイフって・・・  このまま授業受けれそうにないし今日はサボるか。内申も大丈夫だし

 

 

 「____!!・・・・いつからいたのかな。折本」

 

 「ほとんど聞いてたよ・・・比企谷」

 

 「そうか、ならそういうことだ。結構楽しかったぞ」

 

 「まっ!比企谷!ちょっ____」

 

 「___________」

 

 

 

  はぁ、疲れた。帰って寝よ。

 

 

 「おい?比企谷どうした?HR始まるぞ?」

 

 「すみません。ちょっと調子が優れないので帰ります」

 

 「______そうか。大事にな」

 

 

 

 

 

 _________

 

 

 

 

 

 

   折本side

 

 

 

  何を言ってるの?役得って?使ってやったって?・・・・・それは比企谷の本心なの?そんなわけないよ。あんなに楽しそうに勉強教えてくれてたじゃん。

 

 

 

 

 「____!!・・・・いつからいたのかな。折本」

 

 「ほとんど聞いてたよ・・・比企谷」

 

 「そうか、ならそういうことだ。結構楽しかったぞ」

 

 「まっ!比企谷!ちょっ____」

 

 

  待って!まだ聞きたいことが・・・・!

 

 

 「___受かるといいな____」

 

 

 

  比企谷・・・・・?  なんで!どうしてこんな・・・

 

 

 

 「かおり?大丈夫?ヒキタニのせいでこんなことになってねぇ、ホントなんで学校なんか来てんだか・・・」

 

 

  比企谷のせい?どこがなの?比企谷は悪くな・・・・ 悪くないと言い切れるの? 比企谷だってあんな言い方して悪くないなんてことないよ。__でも・・・・

 

 

 

 「___受かるといいな____」

 

 

 

 「比企谷は悪くないよ」ボソッ

 

 「かおり?どうかしたの?」

 

 「んーん。なんでもないよ」

 

 

 

 「おい、お前らHR始めるぞ~」

 

 

 

 

 

 

  それから卒業まで比企谷が誰かと一緒にいた所、話したところを誰も見たことがない。

 

  そのまま、私も比企谷も卒業。私も比企谷も高校に受かって、私たちは別々の道を歩き出す。

 

  また、二人で話せる日を夢見て・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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~高校編~
やはり俺は車に飛び込む運命である


はぁ・・・やっとです。短いですがかけました。
自分SAOの書いてるんですがそれをやめて俺ガイルとSAOのクロスを書こうかと思っております。 というか今書いてるのをいじって八幡にしようかと・・・
そんなの書くよりこっち書けよと思う方もいると思います。
現に自分でもそうだと思っています。
でも、書けないものは仕方ないと思います!
忙しいことに変わりはないのでどちらもかなり不定期ですが
今後もよろしくお願いします。


 

 

 

 

 

 「お兄ちゃん?まだ朝早いのに学校に行くの?」

 

 「あぁ、目覚めちまったし風にでもあたりながらのんびり行ってくるよ」

 

 「気をつけてよ?車に轢かれたりとかしないでよ?あ、これ小町的にポイント高い!」

 

 「そんな車に轢かれるなんて滅多なことがない限りありえないだろ」

 

 

  ないよな?   ないない。

 

 

 「じゃあ、行ってくるから。小町も遅刻するなよ?」

 

 「はーーい」

 

 

 

 

  小町は心配性なのか?そんなにお兄ちゃんが心配なのか?そんな心配になる要素お兄ちゃんにある・・・あるか。

 

  それにしても車に轢かれるのはないよ・・・・ない。    ワン!ワン!

 

 

  ほら犬だって『ない!ない!』って言ってるじゃないか。あの犬、暴れ馬ならぬ暴れ犬だな。飼い主の躾がなってないな。うん。カマクラとはえらい違いだ!

 

  

  カマクラは猫か。  やべ、信号が変わっちまう前に渡らないと・・・あ、点滅・・間に合わないか。仕方ない、待つか。

 

  ちょっと待て少女よ。点滅で渡るのは危険だぞ?早くしないと赤に変わっちゃ ブロローン !!

 

 

 「あれ?(今朝小町なんて言ってたっけ?んー。あ、フラグ回収早すぎだろ・・・しかも乗用車じゃないとか運悪すぎだろ俺)」

 

 

  また、入学式・・・出れそうにないなぁ。・・・・・小町になんて言い訳しよう。考えていたらいつの間にか気を失っていた。

 

  目が覚めたときそこは

 

 

 

 「知らない天井だ」

 

 「お兄ちゃん!大丈夫?小町のことわかる?」

 

 「小町、落ち着け俺が小町のことをわからないわけ無いだろう。それよりお前学校は?」

 

 「もう夕方だよ?お兄ちゃん」

 

  

  そんなに気を失ってたのか。あ、言い訳考えてないや。

 

 

 「それより!お兄ちゃん?朝、あれほど言ったのに車に轢かれたってどういうことかな?」

 

 

  一度しか言われ__!!_睨むなよ・・・

 

 

 「いやぁ、小町はみらいよちでもできるんじゃないか?」

 

 「お兄ちゃん!」

 

 「はい!すみませんでした」ズサァ 「気付いたら宙に浮いてました。反省してます」

 

 「はぁ、まぁ無事だったから特別に許してやろう!」

 

 

  無事といえば・・・

 

 

 「なぁ小町その場にいた少女は無事だったのか?」

 

 「ごみいちゃんはホントごみいちゃんだね。他人の心配ばかりで。手と膝を擦りむいてたらしいけどそれ以外に怪我とかはなさそうだったらしいよ」

 

 「で、そのごみいちゃんは全治3週間だって」

 

 「結構かかるんだな。2週間くらいで治りそうだけど」

 

 「お兄ちゃん。ついに痛覚まで腐ったの?足折れてるんだよ?」

 

 

  ちょっと待て。痛覚まで腐った?までってなんだよ。ほかに腐ってるところなんて・・・・・目か。

 

  これは入学式の日から入院なんてぼっちスタート確定だな。

 

 

 「入院がなくてもぼっちには変わらないんじゃないの?」  

 

 「それは思っても言わないで欲しかったな」

 

 「あーあ、折本さんと高校が別になるなんてね。同じだったらぼっちじゃなかったのに」

 

 「・・・・・そうかもな」

 

 

 

  あれ?さっき俺声に出して言ってなかったよな。

 

 

 

 

 

 




はっはっは。犬が飛び出すと思うたかぁ!
犬だと在り来りだと思って変えてやったわぁ。

この口調ウザったるいんでやめますね。

まぁ犬じゃなくて少女だったと
多分この少女は小学6年くらいじゃないかなぁと思ってます。

ん?小学6年?・・・・・少女なのかな?


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やはり俺の高校生活はまちがっている

本当に短いですが一旦ここで区切りです。
理由はあとがきに書いてあります。
短いながらも連日投稿です!


 

 

 

 

 

  俺は退院した。全治3週間の怪我は俺の予想通り2週間で治った。だてに身体鍛えてんじゃい!

 

  まぁそれはいいとして。俺は退院してもう1年が経とうとしている。つまりは高校2年だ。

 

  え?1年間何もなかったのかって?ぼっちの俺にそんなこと求めるの?・・・言ってて悲しくなるからやめよう。

 

  そして俺は何故か呼び出しをくらっている。俺が何したって言うんだ。

 

  レポートですね、わかります。だって仕方ないじゃん。俺の高校生活なんてそんなもんだよ?

 

  もういいか。適当に流してさっさと帰ろう。小町が待ってるからな。

 

 

 

 

 「失礼します__ズガ___!!」

 

 「遅いじゃないか比企谷。待ちくたびれて口よりも先に手が出てしまった」

 

  なんですかその一昔前の不良みたいなセリフは・・・というか教師としてアウトでしょう?

 

 「まぁいい。座れ。  なんで呼ばれたかわかってるな?」

 

 「高校生活を振り返ってのレポートのことですかね」

 

 「そうだ。なんだこのふざけてるのは、ふざけるのは比企谷の目だけで十分だろ」

 

  それが教師の言葉ですかー?・・・まぁこんな先生だからいいんだけどもなんで結__!

 

 「何か言ったかな?」

 

 「い、いえ何も」

 

  おっかしいなぁ。今俺喋ってなかったハズなんだけどな

 

 「君は部活をしてなかったよな?」

 

 「えぇ、愛しの小町が待ってるので」

 

 「?!愛しの?彼女か?お前みたいなやつに彼女がいるのか?!」

 

 「落ち着いてください。小町は妹です。可愛い可愛い我が家の宝石です」

 

  そもそもお前みたいなやつって何ですか。俺のどこが・・・目か。

 

 「それで、君は友達はいるか?」

 

 「・・・・自分には小町さえいれば他は何もいりません」

 

 「つまりいないと?」

 

 「平たく言えば・・・」

 

 「そうだよな!やはりそうだったのか。私の目に狂いはなかった!」

 

  ひどいな。この教師。こんなんだから結__スミマセンデシタ。

 

 「えーオホン ちなみに か、彼女はいるのか?」

 

 「・・・・・(なぜあいつの顔が浮かんだ?未練でもあるのか?まさか!ありえない。)いませんね」

 

 「今の間が気になるが今は君の言葉を信じよう。よし。とりあえずレポートは書き直せ」

 

 「わかりました」

 

  これでやっと帰れ__

 

 「それと君の心無い態度で私の心が傷ついたのも事実だ。あー!結婚したい!ともかく君には奉仕活動をしてもらう」

 

  傷ついた?むしろいつも以上にピンピンしてるよな。そういえばどことなくピンピンって卑猥な感じがするよな。

 

 「・・・奉仕活動ってなにするんすか?」

 

 「ついてきたまえ」ニヤ

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。短くてすみません。
もしかしたら察しのいい方は気付いてるかもしれませんが。
私、この回を書いてる時までゆきのんとの伏線のことを全く忘れておりました!
小説書くのって難しいですね。
ただいま非常に困っています。
でも、もしかしたら明日にでも次話が投稿できるかもしれないです。
まぁ、かもしれないなのであまり期待をせずお待ち頂けたらなと思っております。


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やはり俺が運命を信じるなどまちがっている

ごめんなさい。投稿するといったな。あれは嘘だ。
というより嘘になってしまいました。
まさか胃腸炎とは・・・
画面見るのも辛かったです。
次回未定。由比ヶ浜の回どうしよっかな。


 

 

 

 

 

 「早く着いてこないか」

 

 

  俺は今平塚先生によって何故か奉仕活動をするように仕向けられている。まずい。早く帰って小町に会いたいというのに何をさせられるのか。

 

 

 「せ、先生?じ、自分腰があれであれになっててピラニア?ってるんで奉仕活動はまた今度に・・・」

 

 「ピラニア?ヘルニアのことか? それと別に今から力仕事をやらせるわけじゃないから安心しろ」

 

 

  いや、帰らしてくれ・・・むしろ力仕事じゃない方が何をさせられるか分かんなくて怖いまである。しかも特別棟のこんなところに

 

  え?何?襲われちゃうの?平塚先生ついに狂って生徒との既成事実つくちゃうの?

 

 

 「着いたぞ。比企谷」

 

 

  こんな人気のないとこでナニしちゃうの?! 待てよ?このままいけば俺、専業主夫できるんじゃ・・・

 

  先生が立ち止まったのは普通の教室。プレートに何も書かれてないからおそらく空き教室か何かなのだろう。先生は躊躇なく開けた。いやたかが扉を開けるのに躊躇する必要はないか。

 

 

 「平塚先生。これで何度目ですか?ノックをしてくださいと・・・比企谷くん?」

 

 「は?なんで俺の名前・・・まさか雪ノ下さん?」

 

 「さん付けなんてやめてくれないかしら虫唾が走るわ」

 

 

  え?なんでいんの?お前どっか海外行ってたんじゃ?・・・・・あ

 

 

 『「私 高校は日本にするつもりなの。もし同じ高校だったら仲良くして欲しいわね」』

 

 

  とかなんとか言ってた気が・・・てか何年前の話だよ。よく覚えてたな俺。

 

 

 「高校はこっちだとか言ってたな、そーいや。てかなんで同じ高校なんだよ。奇跡通り越して運命じゃねぇかよ」

 

 「そのセリフ前にも聞いた気がするわ。それに同じ高校なのは偶然・・・だと思うわ」

 

 

  そこで詰まるなよ。気になっちゃうだろ。ならないけど

 

 

 「なんだ君たち知り合いだったのか。なら話は早いな。雪ノ下こいつは入部希望者だ」

 

 

  え?入部?部活に?いや待て待てそんなことありえるはずがない。

 

 

 「待ってください!入部ってなんですか?!聞いてないですよ?」

 

 「そりゃそうだ。言ってないからな」

 

 

  そんな、部活なんてしたら小町との時間が・・・

 

 

 「待ってく__「拒否権はない」ださ・・」

 

 

  それは入部()()()とは言わないんじゃ?

 

 

 「というわけだ。雪ノ下こいつは見たまんま腐っている。こいつの更生を頼む」

 

 「それは依頼ということでいいんですか?」

 

 「あぁ。そうだ」

 

 「依頼というなら仕方ありませんね。受けましょうその依頼」

 

 

  というわけで何故か俺は部活に強制入部させられた。奉仕活動ってなんだよ・・・

 

 

 「久しぶりね。比企谷くん」

 

 「あぁ・・・」

 

 

  急に話しかけてくんなよ!ドキドキしちゃうだろ しないけど

 

 

 「な、何か聞きたいこととかないのかしら?」

 

 

  そうだなぁ・・・

 

 

 「帰っていいか?」

 

 「ダメに決まってるでしょう?」

 

 「はぁ、ここが何部なのか気にならないの?」

 

 「・・・何部なんだ?」

 

 「当ててみなさい」フフン

 

 

  それが言いたかっただけかよ。えーと何部か、だっけ?

 

  文芸だと安直だし奉仕活動関係ないし、というか部員こいつ一人だったのか?つまり

 

 

 「平塚先生直属の部隊とかか?」

 

 「なっ・・・はぁ。一応なぜそうなったのか聞かせてもらおうかしら」

 

 「まず第一に部員がお前だけだということ。お前ひとりでも部活だというのなら平塚先生が何か一枚かんでんだろう。それと俺は奉仕活動を命じられてきた。文芸部なんかだと奉仕活動にならない」

 

 

  どうだ。結構いい線いってると思うが

 

 

 「はずれよ。だいたい部隊ってなによ。ヒントは今この現状よ」

 

 「・・・・・だめだ。わかんね。降参だ」

 

 「比企谷くん。女子と話したのは何年ぶりかしら?」

 

 

  何年ぶりって馬鹿にしてんのか?さっきまで平塚先生と・・・・女子じゃないか・・・・・って今朝話したか。

 

 

 「今朝話したから大体10時間ぶりくらいか?」

 

 「?!ち、ちなみに誰かしら?言っておくけど平塚先生は・・・

 

 「やめろ。それ以上は言ってやるな。悲しくなる。今朝は小町と少し話しながら学校に来たからな」

 

 「小町さん?・・・・・あ、妹は外しなさい。家族以外の女子よ」

 

 

  酷いな。小町だって可愛い可愛い女子だぞ。

 

 

 「あれ?妹がいるなんて言ったか?」

 

 「昔、聞いたことあった気がするわ」

 

 

  へぇ・・・そう。小町以外となると・・・

 

 

 「中3の冬以来だな。1年と少し前くらいか」

 

 「あら、案外最近だったわね」

 

 「つまりどういうことだ?」

 

 「あなたもさっき言った通り。奉仕活動、いわばボランティア。困っている人がいれば救いの手を差し伸べる。女子と話すことが滅多にない人のために話し相手になってあげる。そういう部活よ」

 

 

  そう言ったら雪ノ下は俺の前まで歩いてきて

 

 

 「ようこそ、奉仕部へ。歓迎するわ」

 

 

  奉仕部?何故そこはボランティアじゃない?奉仕なんて何か卑猥。

 

 

 「何を考えているのかしら?」

 

 「?! い、いやなんでもないです」

 

 「久々の再会ということもあるしお茶入れるわね」

 

 「あ、あぁサンキュ」

 

 

 

 

 

 「雪ノ下。邪魔するぞ」

 

 「平塚先生。ノックを・・・」

 

 「悪い悪い。気にせず二人で昔話でもしてもらって構わないよ」

 

 「別に昔話などしてませんが」

 

 「そう照れるな。この調子なら比企谷の更生はすぐ済みそうだな。 おっと、そろそろ時間だ。お前たち下校時刻までに帰れよ」

 

 「ちょっ!ちょっと待ってください!更生ってなんですか?!俺は変わるつもりなんてありませんよ」

 

 「と言ってもな。君みたいな奴がそのまま大人になったところでこの先苦労だらけだぞ?社会はそんな甘くないぞ」

 

 「わかってますよ」

 

 

  そんなこと去年のことで思い知ってるさ。でもな今更変えられないんだよ。変わってしまったら俺は俺を捨てることになるんだ。それだけは、それだけは死んでもいやだね。

 

 

 「雪ノ下。こいつの更生に手こずってるみたいだな」

 

 「本人が問題点を自覚してないからです」

 

 「自覚はしている。それでも変えない。変えるつもりはない」

 

 「私が知っていた頃より格段に腐っているわね」

 

 「何年前の話をしてるんだ」

 

 「面白いな。久しく再開した友人がここで相対するとは」

 

 「「友人などではないです」」

 

 

  げ、かぶりやがった。

 

 

 「比企谷にも何かワケがあるんだろうし雪ノ下の言い分も最もだ。だからどちらが正義か勝負で決めようじゃないか!」

 

 「「勝負とは?」」

 

 「フフ ここは奉仕部だ。悩みを持った生徒が訪れる地。その悩みをどちらが多く解決できるか。という感じだ」

 

 「そ_「拒否権はない」__横暴だ・・・」

 

 「と言っても君たちが真面目にやってくれるのか不安だから君たちにメリットを用意しよう。勝者は敗者になんでも命令出来るでどうだ?」

 

 「なんでもっ?!!」

 

  なんでもだと?なんでもということはつまりは・・・そのなんでもということか・・・

 

 「先生。この男相手だと貞操の危機を感じるので断ります」

 

 「バ、バッカ!いくら命令でもお前にそんなことしたら消されるだろうが!」

 

 

  ・・・・・・・・

 

 

 「「クックック クスクス」」

 

 「そうだったわね。あなたにそんな度胸なかったわね」

 

 「度胸がないわけじゃない。身の程をわきまえてるだけだ」

 

 「勝負の裁定は私が下す。基準はもちろん私の独断と偏見だ。かしこまった勝負というわけではない。適当に適切にさらっと頑張りたまえ」

 

 

  そうして先生は出て行った。

 

  何分経っただろう。一分も経ってないかもしれない。チャイムが鳴った。雪ノ下は本を片付けだした。帰るということだろう。俺も支度しよう。小町が待ってる。

 

 

 「比企谷くん。また、明日」

 

 「あ、あぁ。じゃあな」

 

 

 

  こうして俺は帰路につく。

 

 

 

 

 

 

 

 



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やはり彼女のお父さんは勇者である

お久しぶりです!書けました! 


今回は・・・今回も!ですね。
おかしな点が多々ありますがまぁあくまでもSSなのでそんなものだと思ってください!

なんと!次回投稿は!


未定です!     毎度のことですね。
不定期ですがこれからもよろしくお願いします!


 

 

 

 はぁ・・・やっと授業が終わった。どうしようかな。小町は友達と勉強するから帰りは遅いらしいし。

 

 

 「部活行くか・・・」

 

 

 

 ガラガラガラガラ

 

 

 

 「どこに行くのかな、比・企・谷?」

 

 「どこって、部室ですけど?」

 

 「!? 部活に出るのかっ!?」

 

 「え?出なくていいんですか?」

 

 

  マジ?強制入部とか言ってた割にそのへん甘いのかな?

 

 

 「いや、出ないとファーストが飛ぶ羽目になる」

 

 

  甘くなかった!?と言うかホントに教師としてそういうの大丈夫なの?

 

 

 

 

 

 

 ガラガラガラ

 

 

 

 「うっす」ヘコ

 

 「あら、来たのね」

 

 

  あっれぇ~?昨日また明日って言ったのは誰だったかなぁ・・・?

 

 

 

 「はぁ、強制入部だからな。来ないと屍っちゃうんだよ」

 

 「そう。紅茶 飲むかしら?」

 

 「あぁ、もらうよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガラガラガラガラ

 

 

 

 

 「しつれいしま~す。ここ奉仕部ってところであってますか?__!ヒッキー?!」

 

 

 「そうだけれど、依頼か何かかしら?由比ヶ浜さん」

 

 

  ヒッキー・・・?それは誰だ。ヒッキー・・ヒッキ・・ヒキ・・ヒキガヤ・・比企谷。

 

  俺!?え?何その引きこもりみたいな名前!?家好きだけど引きこもってないぞ!

 

 

 「え!?なんで私の名前知ってるの!?エスパー?」

 

 

  エスパー?何言ってんの?むしろエスパー伊藤じゃね?あぁ、あれ面白かったな。あれが渾身のアドリブって聞いたときは流石と思ったね。

 

 

 「お前よく知ってたな。俺知らなかったしボソ全生徒知ってんのか?」

 

 「そんなことないわよ。貴方がここに入学してたなんて今まで知らなかったもの」

 

 「ヒッキー!私、同じクラスだよ!?」

 

 「そうだったのか。知らなかった・・・」

 

 

  仕方ないよな!クラスだとぼっちだもんな!

 

  ・・・え?クラスじゃなくてもぼっちだろって?分かってるよ。

 

  おい。そんな目で見るな・・・仕方ないだろ・・・

 

 

 「んっん、それで何か依頼があるんじゃないのか?」

 

 「そうだった!えっとね・・・その」チラッチラッ

 

 

  お邪魔ってことね。

 

 

 「そういえば平塚先生に呼ばれてたな。ちょっと出てくるから終わったら連絡してくれ」

 

 「ええ。わかっ__待ちなさい。私貴方の電話番号知らないわ」

 

 

  あ、そうだった。電話番号ってどうやって交換するんだっけ?あれ以来番号交換なんてしてないから分かんねえや。

 

 

 「雪ノ下、番号交換の仕方、わかるか・・・?」

 

 「私に今までそんな機会があったとでも?」

 

 

  おい・・・そんな怒るなよ。分かってて聞いた俺も俺だけど。

 

 

 「私わかるからやってあげようか?」

 

 

 「「頼む。お願いするわ。」」

 

 

 

 

 

 

   由比ヶ浜side

 

 

 

 「出来たよ!ついでに私の連絡先も入れといたから!」

 

 「「・・・・・・」」

 

 

  待って!そんな嫌そうな顔しないでっ!

 

 

 

 

 「それじゃ、行ってくるから」

 

 

  そう言ってヒッキーはいなくなった。先生に呼ばれたって言ってたけど気利かせてくれたのかな?

 

 

 

 

 「それで由比ヶ浜さん。依頼は何かしら?」

 

 「あぁ!えっとね。その____________」

 

 

 

 

 

 

  八幡side

 

 

 

 

 「で、俺はなんでこんな早く呼び戻されたのかな?」

 

 「由比ヶ浜さんの依頼は美味しいクッキーを作りたいだそうよ」

 

 「なんだ?誰かにプレゼントでもするのか?」

 

 「!!?  そ、そうなんだ!だから美味しいクッキー作れるようにって思って」

 

 「ふーん」

 

 

  何焦ってんだ?まぁどうでもいいか。

 

 

 「てことは俺は何をすればいい?おしえればいいのか?食べればいいのか?」

 

 「あら、貴方料理とかできるのね」

 

 「まぁな。小さい頃から親は社畜でいつも妹と自分の飯作ってたからな。妹のためにお菓子とかも作ってやってたな。今じゃ基本妹が飯作ってっけどな」

 

 「あら、そう。意外ね。でも貴方には食べる方をしてもらいたいわ」

 

 「そうか。わかった」

 

 

  わかったが何故雪ノ下は冷や汗を流している?まぁいいか

 

 

 

 

 

 

 ______

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それで由比ヶ浜さん。依頼は何かしら?」

 

 「あぁ!えっとね。そのクッキーを作りたいの」

 

 「クッキー?それくらいなら自分で__」

 

 「んーん。作り方くらいはわかるんだけど、その美味しいクッキーを作りたいんだ・・・」

 

 「美味しいクッキー? 美味しくないクッキーってなんなのかしら?ボソ」

 

 

  ん?雪ノ下さん何て言ったのかな?聞き取れなかったな。

 

 

 「それでね。その、入学式の時に、ひ 一目惚れ?しちゃって・・・2年になってやっと同じクラスになってきっかけが欲しくて前にパパにクッキー作ってあげた時泣きながら食べてくれて、その子にもクッキーをあげようかなって」

 

 

 「泣きながら?ボソ 由比ヶ浜さんそのクッキーを食べたあとお父さんはどうしたのかしら?」

 

 「ん?パパ?そういえばトイレに行ってたっけな?夜ご飯食べ過ぎたのかな?」

 

 

 「!?そ、それは・・・・なるほど美味しくないクッキーねボソ」

 

 

 「どうかしたの?雪ノ下さん」

 

 「いえ、なんでもないわ。とりあえず私は平塚先生に頼んで調理室を借りれるように頼んでみるわ」ピピピ

 

 「わぁ~!ありがと!雪ノ下さん」

 

 

 

 

 「さて、調理室の使用許可も取れたことだし比企谷くんを呼び戻さないと・・・」ピピピ

 

 「えっ!?ヒッキー呼ぶの?」

 

 「えぇ・・・毒見・・・ゴホゴホ 味見役が必要でしょう?」

 

 「え?あぁ、うん・・・」

 

 

  今、雪ノ下さんが毒見っていったような・・・

 

  気のせいだよね!うん!

 

 

 

 




さて、次回で八幡はどうなってしまうのでしょうか・・・?
無事であることを祈ってます。

ちなみに題名の彼女とは由比ヶ浜のことで・・・
ここまで言ったらどういうことかわかりますよね!


そして!八幡はどんな解決をするのか!
乞うご期待!






ゲンサクドオリダトハイエナイ・・・


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やはり石炭を作り出すのはまちがっている

 

 

 

  調理室はクッキーの甘い香りに包まれている・・・・・

 

  と思っていた時期が俺にもありました。なんで炭鉱の匂いがするんだ。いや、炭鉱の匂いなんてわかんないけどさ・・・

 

 

 「でさ、雪ノ下・・・・・食べなきゃダメ?」

 

 「そ、そうね。味見をしてもらわないとどう手直しすればいいかわからないものね」

 

 

  手直しなんてもので済めばいいけどな・・・

 

 

 「じゃあ、食べるぞ?」アム・・・

 

 

  硬っ!苦い・・・なんでクッキーがこんな苦いんだ。クッキーもコーヒーも甘いほうがいい。

 

 

 「苦すぎる。あと硬い。硬すぎる。それと苦い。帰っていい?」

 

 「味は見た目通りと言うことね。それと最後のはダメよ」

 

 「なぁ雪ノ下、お前料理できるよな?」

 

 「えぇもちろん」

 

  だったら

 

 「なら、口直し じゃなくてお手本を作ってやれないのか?」

 

 「ちょっと!待って。あの、クッキーは・・・」

 

 

 

  ・・・・・・・・・・

 

 

 

 「まだやるのか?別のものっていうのじゃダメなのか?」

 

 「それは最後の手段よ、比企谷くん」

 

 「あ、あれぇ~?雪ノ下さんどうしよう・・・やっぱい才能がないのかな・・・」

 

 

  才能ねぇ・・・才能をもって生まれるやつなんて本当にいるのかね。雪ノ下のように生まれた家が大きく裕福であって何も困らない血筋もいい。それが才能なのか運なのか。

 

  そこに生まれたのはまぁ運なのだろう。だがそこから料理ができるようになったり楽器が演奏できるようになったりするのはその人自身の努力なんじゃないのか。

 

  もし、生まれ持っての才能があるのなら俺はコミュニケーション能力と言う才能が欲しかった・・・

 

  と、1年くらい前までは思っていたな。

 

 

 「いいえ、由比ヶ浜さん。才能なんて存在しないわ。人間結局努力して成長するのよ。その努力が実らなかったならそれは向いてなかった。ただそれだけよ。努力もしないのに諦めるなんて目の腐っている負け組よ」

 

 

  あっれぇ?おかしいなぁ・・・途中まで同意見だったのに最後の一言はなんだったのかな?

 

  負け組ね・・・否定はしないけど

 

 

 「うん!そうだよね!よし。頑張ろう!」

 

 「とりあえずお手本を見せるから良く見てるのよ?」

 

 

 

  雪ノ下は手際よくクッキーを作りだす。レシピを見てレシピ通りに手を動かす。まぁそれが当たり前だけどな。

 

  途中でコーヒーの粉とか山ほど入れるのはまちがっている。

 

 

 

 

 「うまい。さっきのと比べると石と砂糖だな。いやむしろあんなのと比べるなんてこれに失礼だ」

 

 「うっ・・・本当に美味しいから否定できない・・・」

 

 「別にレシピ通り作っただけよ」

 

 

  レシピ通り作れない奴がそこにいるから褒めてんだろうが・・・

 

 「あたしにもできるのかな?」

 

 「大丈夫、できるわよ。レシピ通りに作れば。そんな難しいことじゃないんだから、レシピ通り作れば」

 

 

  雪ノ下、大事なことだからって2回言ったぞ・・・余程不安なんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 「由比ヶ浜さん、違うわ。粉をふるうときはもっと円を描くようにね。円よ?習ったでしょう?」

 

 

 「待ちなさい、由比ヶ浜さん。隠し味なんて入れないでいいの。まともに作れてないのだから変に手を加えなくていいのよ。それにその量は隠し味にならないわ」

 

 

  ご苦労様です。雪ノ下、すごい顔だぞ・・・

 

 

 

 

 

 

 「なんか違う・・・」

 

 

  確かにさっきの雪ノ下のに比べてしまうと色や形が歪だがクッキーと言えないこともないだろう。

 

 

 「どうして伝わらないのかしら・・・?」

 

  雪ノ下、その発言は少しドキッとくるものがあるぞ?・・・俺はこないけど。

 

 

 「やっぱり違うなぁ・・・雪ノ下さんのと」

 

 「そりゃそうだろ。もしお前が雪ノ下と同じものが作れたら引くぞ。そもそもお前らなんでうまいクッキー作ろうとしてんの?」

 

 「はぁ?」

 

  何言ってんの?目だけじゃなくて頭も腐ってんの?みたいな目で見られてんすが・・・

 

 「さっきの反応から察するにプレゼントってどうせ男にやるんだろ?」

 

 「そ、そうだけど・・・」

 

 

  頬染めるなよ、ビッチ。

 

 

 「ビッチの癖に男心わかってないねぇ・・・」

 

 「なっ!ビッチじゃない!」

 

 「はぁ、どういうことなのかしら?比企谷くん」

 

 「どうやらお前らは本当の手作りクッキー(・・・・・・・・・・)を食べたことがないみたいだな。少し待ってろ、俺が食べさせてやる」

 

 

  ここで雪ノ下達を追い出した。さて、どうするか・・・

 

  まぁ、男心を教えるだけなら普通のやり方で問題ないか。

 

 

 

 

  そうして俺は彼女らに教えた。俺の手作りを自称した由比ヶ浜のクッキーで。

 

  男とは甘い生き物である。ちょっとしたことで意識して、感情一つ過信して

 

  甘い感情一つでトラウマがいくつも出来る。そんな世界。

 

  そんな世界だと足早に気付けていたら腐った人生は歩まない。

 

  こんな世界に無関係な出来た人間も腐った目にはならない。

 

  俺が気付けたのは去年のことだった。今でもこう話題に出してるのはやはり悔やんでいるのだろう。

 

  後悔したところで何も変わらないというのに。いや、

 

  変わるつもりすら、変わろうとする気持ちすら失った。

 

  理解しようとしてくれた彼女を突き放した俺にはもう望むことさえ許されない。

 

  彼女は今どうしているのか、俺のことを恨んでいるのか、もはや無関心なのか。

 

  それを知ることさえ許されないと、これが俺自身で俺自身に付けた枷だ。だから、

 

 

  やはり俺に理解者がいるのはまちがっている。

  

 

 

 

 

 

 




なんか最後の方シリアスっぽかったですね・・・

あ!最終回じゃないですよ?
ちゃんと次回あります!   未定ですけど・・・
材なんとかくんはごめんなさいします。
天使とブラコンさんを書いて文化祭って流れですかねぇ・・・


え?折本出せって?  んふふ(ノ∀`)

自分でもいつ出そうか困ってます・・・(-_-;)

それではまたごきげんよう☆ミ


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やはり天使がいるのはまちがってい・・・ない

いやいや。皆さんやっはろー!
戸塚氏に見惚れていたら文が進まず...申し訳ない。
どう書いていたか忘れているから前と変わったりしてるかもしれないが
今後共ご贔屓に。


 

 

 

 

 

 

  やぁ。久しぶ──ゴホッ おっとこれはメタ発言だったね。

 

  さてという訳で簡単に振り返ろうか?忘れてるだろう? え?必要ないって?そう言うなって

 

  書いてる本人忘れてるから整理させろって!! おっとこれも禁句だね

 

 

 

 

  じゃあ改めて前回の俺がいるは...

 

 

  クッキーという名の石炭を作り出し俺が男心というやつを教えてやり過去に後悔してるような雰囲気を出したような出してないような...

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・ここからが本編だよ!!・・・・・

 

 

 

 

 

  俺は今ベストプレイスにいる。今日は午前中から体育があり身体が疲れている。故に一人で静かなここで昼飯を頬張る。

  

  ぼっちにしてはなかなかにいい昼食じゃないか。邪魔も入らな──

 

 

 「あれ?ヒッキー?こんなところで何してるの?」

 

 

  ないこともないな。言ってるそばからこれだ。はぁ...

 

 

 「見ればわかるだろう?昼飯食ってんだよ」

 

 

 「なんで教室で食べないの?」

 

 

 

  いや察せよ。言わせるの?鬼かよ

 

 

 

 「あ!居づらいのか!!」

 

 

 

  察したね!! でも口に出して欲しくなかったね!!

 

  ほんと、残念な子だねぇ...

 

 

 

 「今馬鹿にしたでしょう?」

 

 

 

  ______.....

 

 

 

 

 「そういえばお前は何しにここに来たんだ?」

 

 

 

  よし、上手く話を変えれたぞ、八幡。良くやった

 

 

 

 「ゆきのんとじゃんけんしたのそれで負けちゃって罰ゲームで...」

 

 

 

  あぁ...

 

 

 「俺と話すのがですか...」

 

 「あぁ!違うよ!?違うからね!ほらほらこれ!飲み物!飲み物買いにだよ!!」

 

 

 

  あぁ、さいですか。

 

 

 

  あ、そうそう。こいつだがクッキーはちゃんと渡せたらしい。お礼と言って作ったクッキー渡されたときは死ぬのかと思ったが練習した時のあれに比べたら上手く出来ていた。

 

  上手くだよ?美味くじゃないよ?あの雪ノ下も(見た目だけは)褒めていたし奉仕部として教えた価値はあったんじゃないかと今でも思うな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あれ?彩ちゃんだ~」

 

 「ん?あ、こんにちは。由比ヶ浜さん比企谷くん」

 

 「彩ちゃんはテニス?ほんとに熱心だね。朝練と部活だけじゃなくてお昼も練習してるなんて」

 

 「うん、好きだからね。テニス」

 

 「そういえば比企谷くんテニス上手だよね」

 

 

 

 

  __あ、俺に話振られたのか。つい見惚れ──じゃない。俺の名前覚えてる奴なんて初めてだからついぼーっとしてしまった。

 

 

 

 「あー、そうだな。テニスは中学の時少しだけだがやっていたな」

 

 

 

  そう。小町に「お兄ちゃん!中学から一新して変われるように努力しましょう!!」と言われ押しに負けテニス部に入ったっけな。まぁ案の定合わずすぐにやめたけど。ラケットもったいないからって一人で壁打ちばっかやってたからな。

 

 

 

 「えぇ~!!ヒッキーテニスやってたの!?意外~!」

 

 「つっても少しだけだったぞ?結局合わなかったからやめたし」

 

 「え?あんなに上手なのに合わなかったの?」

 

 

  あぁ、テニスにじゃなくて同じ部員にね?察してよ。心で説明してるだけで泣きそうなんだから...

 

 

 

 

 「で、この子誰だっけ?」

 

 「え~!!同じクラスだよ!?ヒッキー」

 

 

 「そう言っても同じクラスでも女の子だとなお知らないしな」

 

 

 「「(・・・・・・・・・・・・)」」

 

 

 

 

 「僕、男の子なんだけどな」

 

 

 

 

  !!?____そういえば体育は男女別だしそれでテニス見たことあったら男の子なのか。

 

  ・・・・・男の娘?

 

 

 

 

 

 




とつかわいい


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