ハイスクールD×D 魔法使い始めました (バファリン)
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初陣

第1話 お楽しみください


皆さんこんにちはわたしの名前は泉恋歌と言います。15歳の高校1年生です。今時風に言うとJKってやつです。

前置きはこのくらいにして本題です。

 

わたし、魔法使いになりました。

 

 

15歳にもなって何言ってるんだこいつと思うかもしれませんが事実です。

 

あっこいつ流行りの厨ニ病だなと思ったそこの貴方、わたしは厨ニ病じゃありません。

 

 

 

ごめんなさい。嘘つきました。厨ニ病は事実です。少年マンガとかライトノベルとか大好きです。

封印された~とか~眼とかの超燃えワードです。覚醒とかもいいですね。

わたしにもいつか隠された力が目覚めないかと妄想していましたが、まさか現実になるとは。

 

あれですね、「事実は小説より奇なり」ってやつですね。

 

話をきく限りなかなかこの世界はファンタジーらしいですし。だって天使に悪魔に堕天使ですからね。大概のファンタジー小説に出てくるやつは実際にいるらしいです。

 

堕天使には、昨日会いました。

コート姿に羽生やした男が何か言ってましたけど、全速力で逃げました。わたしの本能があいつは変態だとつげていたので。

そしたら光の槍?を投げてくるし。あれをすべて避け切ったわたしはニュータイプなのだろうか。魔法使いでしたけど。

で気づいたら家にいたし。

 

流石に変態との鬼ゴッコに疲れて少し横になると夢にドラゴンが出てきて、この世の真理を知りました。

 

で、わたしは魔法使いとなりました。

 

 

まぁあれです細かいことは置いといて。魔法使いです。わたしはこれからリリ狩るマジ狩るに悪の組織との戦いや謎の美少女か美少年とキャッキャウフフが待っていると思うとわたしの人生捨てたもんじゃないです。

 

 

で、話は変わりますがこれから実戦です。チュートリアルですが

 

現在時刻、23時18分わたしは町外れの廃工場にいます。ここには悪魔がいるらしいです。そして何か匂います。

 

 

ここで紹介しましょう。今日のわたしの先生、宝石を司るドラゴンのシードさんです。

 

このシードさんがわたしに戦いかたを教えてくれます。

 

では、いきましょうか。

 

《エクスプロージョン ナウ》

 

 

ドゴーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!

 

(って何をやってるんだ、お前は)

 

「いやですね~あいさつですよ~ あ ・い・さ・つ」

「こ~んな小娘がのこのこ現れたってテンプレなセリフしか聞けないですからね~」

 

 

(だからってあれはやりすぎだ)

 

 

うむ、怒られた。舐められたら負けだと思うんだけどなぁ。と少し落ち込んでると奥から何かきました。

 

(気を引き締めろ、来たぞ悪魔が)

 

おーあれが悪魔、わたしの踏み台か。

 

では、蹂躙しましょう。

 

「きさまかさっきの爆発は」

 

「ええそうですが」

 

「喜べ、きさまを我が血、我が肉としてやろう」

 

「お断りします。それにあなたはこれから世に羽ばたく私の踏み台でしかないので精々派手に逝ってくださいね。あ・く・ま・さ・ん」

 

「人間風情が舐めた口を」

 

「あ~けど今からわたしの変身パートなんでそこで大人しくしててください」

 

 

 

≪チェイン ナウ≫

 

「きさま、ぐぐぅぅ なんだこれは」

 

「そこで大人しく見ていてください、わたしの変身を」

 

「変身だとぉ」

 

 

うるさいですね、口も縛りましょう。

 

「ん~」

 

これで静になりました。

大事な初変身ですからね、邪魔されたら堪りません。

ではでは、いきますか。

 

まずは、右手の指輪を手の平マークのやつに替えて腰にかざす。

 

≪ドライバーオン≫

 

で、次は左手の顔の付いた指輪をかざすと。

 

ガシャ

 

≪シャバドュビタッチヘンシーン シャバドュビタッチヘンシーン シャバドュビタッチ≫

 

「うるさ、」

 

まぁいいでしょう。

右手をかざして

 

≪チェンジ ナウ≫

 

どうやら変身出来ましたねぇ

 

ふむ、全身白いローブを纏った感じに顔は触った感じ指輪のやつですか。

ちょっと悪役ぽいですけど嫌いじゃないですね。

 

けど変身で魔法使いっていうから女の子向けのキラキラキュピーンみたいなの想像してたんですけど、どちらかというと男の子向けの特撮チックでしたか。

 

わたしこれでも女なんですがもっと可愛く出来ないんですか?どうなんですかシードさん?

 

(俺に言われてもな、そそういうものとしか言えん)

 

まぁこれはこれでかっこよくていいんですけどね。

 

 

 

さてさて無事変身パートも終わりましたし殺りますか。

 

「お待たせしました。では初陣ですキバっていきましょうか」

 

「ん~ん~」

 

「何言ってるかわかりませんね。おっと失礼魔法使ったままでしたね」

 

「きさま、変身だかなんだか知らんがなぶり殺してやる」

 

「??、知ってますか?それ負けフラグですよ」

 

「ごちゃごちゃと 死ねぇーー」

 

と、叫びながら悪魔がこちらへ向かってきました。

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




という訳で白い魔法使いです。ウィザードじゃありません。




2話は近いうちにアップします。


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初陣 続き

前回の続きです。お楽しみください。

注意 牛頭=うしあたま とお読みください



ミノタウロスside

 

俺が今日も楽しく食事をしているときそれは起こった。

 

ドゴーーーーーーん!

 

爆発?何事だ?

 

俺がそこに向かうと女が立っていた。

 

「きさまか、さっきの爆発は」

 

「ええそうですが」

 

「喜べ、きさまを我が血、我が肉としてやろう」

これだけのことが出来るん俺の力にしてくる。

 

「お断りします。それにあなたはこれから世に羽ばたく私の踏み台でしかないので精々派手に逝ってくださいね。あ・く・ま・さ・ん」

 

「人間風情が舐めた口を」

 

「あ~けど今からわたしの変身パートなんでそこで大人しくしててください」

 

何を言っているのだ、こいつは?

変身パートってなんだ?

 

≪チェイン ナウ≫

 

な、なんだこの鎖は?う、動けん、どうなっている?

 

「きさま、ぐぐぅぅ なんだこれは」

 

「そこで大人しく見ていてください、わたしの変身を」

 

「変身だとぉ」

 

 

うるさいですね、口も縛りましょう。

 

「ん~」

 

この小娘ただじゃおかん、なぶり殺してやる。

くぅ、あれが変身とやらか。しかし、あれはなんだ?神器か?あんなもの見たことも聞いたこともないが?

 

まあいい、やることは1つだ。

やつを殺し喰らい、力とするそれだけだ。見たところ素人のようだしな

 

「お待たせしました。では初陣ですキバっていきましょうか」

 

「ん~ん~」

 

「何言ってるかわかりませんね。おっと失礼魔法使ったままでしたね」

 

「きさま、変身だかなんだか知らんがなぶり殺してやる」

 

「??、知ってますか?それ負けフラグですよ」

 

「ごちゃごちゃと 死ねぇーー」

 

俺は叫び向かっていくが、

 

「まずは、性能チェックですね」

 

≪バリア ナウ≫

 

くっ なんだ?阻まれた だとぉ

 

ならば、一旦距離をとって魔力弾で

 

「くらえぃー」

 

「打ち落とします」

 

≪チェイン ナウ≫

 

ガッガッガッ

 

白いのが俺を縛っていた鎖を使い魔力弾を全て防ぎきりやがった。

 

だが、俺は見逃さない。やつは1つの魔法を使うのにあの指輪を交換しなければならないという隙を

 

ならば、接近戦で指輪の交換の隙を与えない。

 

 

「うわぁ ちょっ この」

「くっ うわぁ」

 

ガシャーーーーーん

 

 

俺は、先ほどの恨みを込め殴り、蹴り最後におもいっきり吹き飛ばす。

 

しかし、この白いの中々丈夫だな

ほぉー 今をくらって起きあがってくるとは

 

「どうした?その程度か? んん」

 

「うるさいですね、もう大体わかったので遊びは終わりです」

 

どうやら本当に素人らしいな

 

こちらも次で決める

 

 

そして、俺は渾身の一撃を叩き込むため魔力を右手に集め振りかぶる。

 

ミノタウロスside out

 

恋歌side

 

いたたぁー

わたしは、牛頭に吹き飛ばされたところで考える

 

 

あの牛頭中々強いですね。

 

(まぁヤツの実力を見たところ中級悪魔と言ったところか)

 

(それ強いの?)

 

(はぐれで活動してる以上本来の主を殺したか逃げだしてきたのだろう)

 

(あぁー 早い話ロクデナシってことか)

 

(おまえ中々いい性格してるな)

 

(誉め言葉としてとっとくよ)

 

(じゃそろそろ決めますか 明日も学校だし眠くなってきました)

 

 

「どうした?その程度か? んん」

 

こいつ調子に乗ってますね

 

「うるさいですね、もう大体わかったので遊びは終わりです」

 

「うおーーーー」

 

向かって来ますか、でも同じ手は二度も通じません。

 

≪チェイン ナウ≫

 

「くっ なんだ動けん」

 

「では、これにて夜のショーの幕引きです」

 

≪イエス キックストライク アンダースタード≫

わたしが必殺の指輪をベルトにかざすと足元に魔方陣が描かれた。

そして、足に力が漲る

 

あとは、どうしたらいいのかわたしの頭が知っている。

 

特撮物の必殺の足技と言ったら

 

飛び蹴りだ!!

 

だから、わたしは思うままに飛び

 

そして、牛頭を………………蹴る!!

 

 

するとどうでしょう

 

 

 

 

 

 

 

爆散しました。

 

 

牛頭乙

 

いやー終わりましたね、割と呆気なく。

あれですね、縛って動けないところに必殺技を叩き込むのは王道ですよね。魔法使い的に

 

さて、帰りますか。確か超便利魔法テレポートがありましたね。

 

帰りますか。

 

ん?

 

あ、なんか赤く光った

なんか人が四人こっちにきた。

 

あ、囲まれた。

 

「これは、あなたがやっの?答えなさい」

 

(どうしようシードさん?)

 

(どうやらこの土地の悪魔らしいな)

(あの髪の色 グレモリー家か)

 

(ん?グレモリー?ホントだよくみたらグレモリー先輩と姫島先輩にイケメン先輩と子猫ちゃんだ)

 

(なんだ?知り合いか)

 

(子猫ちゃん以外よく知らないかな?まぁ学校の有名人だからこっちが一方的にしってるだけ)

 

「どうしたの?答えなさい!」

 

あー ちょっと幻滅かもお姉さまっていうからもっと上品なの想像してたけどこれないわー

さて、どうしようか?正直眠いしさっさと帰りたい

 

ぽく

 

ぽく

 

ちーん

 

「私の糧にした、それがなにか?」

 

「この土地がグレモリーの管轄だと知っていて?」

 

「そんなもの知らないが」

 

「なら答えなさい、あなたは何処の誰でいったいなにが目的なの?ことと次第によってはここであなたを消し飛ばすわよ」

 

うわぁ~

この人めんどくさい

もう帰ろう

 

「貴方たちの知ったことじゃない」

≪テレポート ナウ≫

 

「なっ!この」

 

「あらあら、逃げられてしまいましたわ」

 

「ええ、一体何者だったのかしら?ミノタウロスを一人で倒すなんて」

 

「まぁいいわ 今日もう戻りましょう」

 

「「「はい、部長」」」

 

 

 

恋歌side

 

ふ~疲れた~

うわ もうすぐ1時じゃん

 

早く風呂入って寝よ

 

 

 

 

 

 




はい、これにて初陣の前、後編終了です。

ま、大した文字数じゃないのでくっ付けてもよかったんですけどね。

まぁ、ミノタウロスさん乙ということで仮面ライダーウィザードの第1話登場ファントムに主人公の踏み台になっていただきかました。
これからもウィザードに出てきたファントムを悪魔としてだしていこうと思います。

まぁ、さきのことはどうなるかわかりませんが。

指摘やアイディアは受け付けす。


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泉恋歌の日常

原作キャラ出ます。変身はしません。

これは主人公、泉恋歌の日常です。

この話で恋歌のキャラを把握してください。

では、お楽しみください。

ご指摘が有りまして。sideによる視点変更を廃止しました。



 

午前5時 泉 恋歌の朝が始まる

 

≪ピピッ ピピッ ピピッ ヒャッハー 朝だぜ 朝だぜ朝だぜー太陽様が登ったぜー 地上に蔓るむ≫

 

ポチっとな

 

ふぁ~あ もう 朝ですか、余り眠れませんでしたね。

結局あれから寝たのは2時回ってましたし仕方ありませんね。

 

さて、どの授業で寝ましょうか?

 

さて、まずは今日のお弁当と朝ご飯ても用意しますか。

 

今日のお弁当は何にしますかねー

 

あれにしますか

作るの面倒なので由緒正しき日本の代表的お弁当、

 

 

日の丸弁当に

 

 

 

この女中々ずぼらである。

 

今なんか変な電波をキャッチしましたが無視しましょう

 

朝ご飯は、簡単だしラピュ○飯でいいですね。

今日こそパ○ーのように目玉焼きを食べてみせます。

 

ご飯を炊いて予約 これでよしっと!

 

さて、目覚ましセットして二度寝しましょ

 

6時24分

≪ピピッ≫

 

パシッ

 

寝起きハ~イテ~ンショ~ン!ヒャッフゥ~!

 

やあやあやあ 太陽また会ったな今日も1日夜露死苦な!

 

ふぅー 朝からこのテンションは疲れますね

着替えて朝の支度でもしますか。

 

(おまえ情緒不安定か)

 

(あっ おはようシードさん今日も1日夜露死苦ね)

 

(おい今、文字に変換したら確実におかしいよな)

 

(おっと失礼噛みました)

 

(わざとだろ)

 

(いえいえご冗談を)

 

(わざとなんだな)

 

(おっといけない モウコンナジカンダワー)

 

(くっ なんとわざとらしい)

 

さて、シードさんとも遊んだことだしいい加減準備しましょうか。

 

 

時間は過ぎて現在7時50分

 

鞄よーし 弁当よーし

 

えっ?教科書そんなの学校に置いてきてるに決まってるじゃないですか~

あんな重いの毎日持って帰りません!

 

勉強なんて授業だけで十分です。

 

 

それでは、気を取り直して

 

「いってきま~す」

 

まぁ 誰もいないんですけどね。

 

返事が有ったら即引っ越します。

 

ちなみに、○ズー食べは出来ませんでした。

 

 

通学路にて

 

あっ!イッセー先輩たちだ

「おはようございます、先輩方こんな道端で固まってどうしたんですか?」

「正直邪魔です」

 

「おはよう恋歌ちゃん 君は相変わらずアレだね」

 

「アレじゃわかりませんよ、イッセー先輩」

「ところで、この道の真ん中で固まってる元浜先輩と松田先輩はどうしちゃったんです?」

「ついに壊れましたか?それとも太陽様の光に滅っせられましたか?」

 

「いや、おれには君の方が大丈夫か聞きたいよ」

 

「そうですか、日頃の行いに太陽様のお怒りを買ってしまいましたか」

 

「いや、だから人の話ちゃんと聞こうよ それに太陽様ってなに?」

 

「なんと!太陽様を知らないなんて。先輩も大概ですからお二人のようにそのうち天罰が下りますよ」

「けど、安心してください先輩この太陽教に入って太陽様Tシャツと太陽様缶バッチ、太陽様タオルを買っていただければきっとどうしようもない変態のイッセー先輩だって太陽様のご加護が受けられるはずです」

 

「うわ、聞いてねー」

 

「まぁ 嘘ですけどね」

 

「マシンガントーク始めたと思ったらバラすの早っ もうちょっと引っ張ろうよ せめておれ話聞こうよ」

 

「ちなみに太陽様こと泉恋歌ちゃんです」

キラッ

 

 

「いや、キラッって若干古いし 好きたけなどさぁ!」

 

「まぁ、そんなどうでもいいことは置いといてどうかしたんですか?」

 

「あっ 終わりなんだ若干気になるんだけど」

 

やっぱり乗りがいいですねぇーこの先輩

「で、もう一度聞きます、どうかしたんですか?」

 

「えっと おれに彼女ができたんだ!」

 

「そうですか、おめでとうございます。」

 

「えっ?驚かないの?」

 

「やれやれ、先輩 夢は寝ながらみるものですよ」

わたしはそう言って先輩の肩に手を置く

きめ顔で

 

「恋歌ちゃんって結構失礼だよね 敬語なら許されると思ってない?」

 

まさかそこに気づくとは!

「まあまあ何を今更、先輩とわたしの仲じゃないですか」

 

「可愛く言ってもダメだからね」

 

「ホントだから 見てこれ証拠の写真だから」

 

「ううっ(涙) まさか先輩が女性に嫌われ過ぎてこんな合成写真まで作るなんて」

「先輩!わたしでよければ1日一万でいいですよ。だから現実をもっと直視してください」

わたしは、そう言って先輩の手を握る

 

「君ほんとに失礼だね、それと数字がリアルすぎだよ」

 

「ふぅー すっきりしました。」

先輩と喋るのはたのしいですが、そろそろ時間ですね

 

「先輩、おめでとうございます。」

 

「えっ?」

 

「いえいえ真面目にそう思ってるんですよ。これでも」

「先輩、煩悩さえ無視すれば顔はそこそこですし熱血漢ですからね きっとそんなところをどこかで見たんじゃないですか その彼女さんは」

 

「あっ うっうん えーっと…」

 

「では、そろそろ遅刻しそうなので先に行きますね先輩」

 

 

行っちまったよ

あの子足速いな!

 

 

オッス おれの名前は兵藤一誠。

皆からイッセーって呼ばれてる

 

でいまだに放心してるのがおれの親友、松田と元浜だ。

でいまのが、おれたちの中学からの後輩、泉恋歌ちゃん

 

まぁおれたちの出会いエピソードなんかは置いておこう

 

あの子のことだ

ホントよくわからない子なんだよな~あの子

 

かれこれ三年の付き合いだけど

たまにああいうよくわからないテンションでネタをぶっ込んでくるんだよなぁ~

 

まぁ いい子なんだけどな見た目は可愛いし、けど中身がな。

 

なにとは言わないけど

 

強いて言うなら残念系なんだよなぁ

あっ言っちった。

 

それを差し引いてもいい子にはかわりないんだけどな。

ああやって真面目になるときもあるし、不覚にも赤くなっちまったよ絶対、それに学園でおれたちは変態三人組って呼ばれてるのに絡んでくるしな。

 

あっ!!それより時間だ

松田と元浜起こしておれもいそがねーと

 

「おい!起きろ。松田、元浜」

 

「はっ!なんだ夢か イッセーに彼女なんて何かの間違いだよな」

 

「ふぅー 立ったまま寝ちまった」

 

「おい、いいから急ぐぞいい加減時間ヤバい」

 

「そういえば、恋歌ちゃんここにいなかった?」

 

「いたけどもう先にいったよ」

 

「きさま、イッセー我らのアイドル恋歌ちゃんとイチャイチャしやがって 許さん」

 

「まてまて、別にイチャイチャなんてしてないって」

うわ、やばそろそろ急がねぇーと

もういいや こいつらおいて先行こう

 

「な!何処へ行くイッセー話はまだ終わってないぞ」

 

「何処って学校だよ」

 

「なに?もうこんな時間か 待てイッセー俺達を置いていくなーーー」

 

 

 

しかし、イッセー先輩に彼女ですか、世の中何があるかわかりませんね。

わたしが魔法使いなったり

 

まぁ魔法少女じゃないっていうのはポイントですね。

 

 

「ボクと契約して魔法少女になってよ」みたいな

 

(そこらへんどうなんですか?シードさん)

 

(いきなり話を振ってきたな、そこらへんってどこのことだ?)

 

(いえ、何でわたしが魔法使い何ですかという話ですよ)

 

(ランダムだ完全にな 神器持ちなんてそう珍しくもない おまえがこの世に生まれる時たまたま俺がおまえに宿っただけだ)

(俺一応説明したよな)

 

(いえあのときは体力的にも精神的にも疲れてましたから 何より眠かったので話半分、いや四分の一程度にしか聞いてませんでしたからね 今の話で少しだけ思い出しました)ドヤー

 

(そんなに威張られても よくそんなんで昨日戦ったな)

 

(そこは愛と勇気と長年見続けた夢の実現みたいな感じですね)

 

(おまえはホントにスゴイのかただのバカなのか解らんな)

 

(いえいえそれほどでもないですよ)

 

(都合のいいとこだけ抜き取った)

 

おっと教室に着いちゃましたね

 

(シードさん大人しくしててくださいね)

 

 

(解っている 俺からは余りおまえには干渉はしない)

(こうして話のはおまえが話しかけた時だけだ)

 

(いえ、そういうことではなく うるさくて眠れないので)

 

(なっ!おまえは…… 学生なら学生らしく勉強しろ!)

 

(うっ!ちょっと大声出さないでください、びっくりしたじゃないですか)

 

(おまえが悪いわ!)

 

あっ!

「小猫ちゃん おはようございます」

 

「恋歌さん おはようございます。今日はいつもよりも遅かったですね」

 

(おい!無視するな)

 

(黙っててください、わたしと小猫ちゃんのイチャイチャタイムを邪魔しないでください)

 

「?どうかしましたか?恋歌さん」

 

「いえ、ちょっと昨日は夜更かしと道の途中で先輩たちに会ったのでおしゃべりしてたら遅くなってしまいました」

 

「そうでしたか」

 

「だから、おやすみ!」

 

「えっ?恋歌さん起きてください 恋歌さん」

 

「Zuuu~」

 

「スゴイ!もう寝てる」

 

 

「…恋歌さんホントに寝ちゃいました」

 

どうもこんにちは、塔城小猫です。

 

その後の恋歌さんです。

 

幸にも午前中の授業では体育もなく ほとんどの時間を恋歌さんは寝てました。

 

スゴイことに出欠確認や小テスト、問題を指された時などの大事なところだけやって

 

ちょっと、いえ結構納得のいかないところもありますが大事な私のトモダチです。

 

 

そんな感じで4現終了のチャイムと共に恋歌さんが起きて言いました。

 

「お昼だよ 全員集合~」

 

「どうかこの卑しいわたくしめにおかずを恵んでください」

 

と言って日の丸弁当を広げて土下座しました。

 

当然クラスの皆さんはドン引きでしたが少しの間を置いておかずをあげていました。

 

 

 

あれが許されるってスゴイですね。

なりたいとは思いませんが…

 

 

午後の恋歌さんは元気でした。

ちなみに体育と英語(英会話)でした。

 

やあみんな 泉恋歌だよ

睡眠は五時間以上とらなきゃダメだよ

 

「ん~今日も1日終わった~」

 

(半分以上、寝てけどな)

 

(細かいことはきにしなーい)

 

さて、帰りますか。

「じゃあ 子猫ちゃんまた明日」

 

「ええ、また明日 恋歌さん」

 

いやー、今日も子猫ちゃん可愛いかったですねー

やっぱり可愛いは正義だと思うんですよ

 

(どう思いますシードさん?)

 

(興味ないな それよりもあの子猫とか言うやつ悪魔だぞ)

 

(それがなにか?)

 

(いや、昨日帰りにちょっかいかけてきたグレモリー眷属の悪魔だと言っているんだ)

 

(別にいいですよ 何かされた訳じゃないですし)

(話のわからない悪魔って訳じゃないんでしょ?)

(昨日は眠かったから適当にあしらっちゃいましたけどちゃんと話せば解りますよ きっと 絶対! …たぶん? )

 

(おい!自信がなくなつてるぞ。まぁ 向こうの印象は最悪だけどな)

 

(えっ?そんなに?わたしどんな感じでした?)

 

(おまえさては覚えてないな)

 

(いえ、なんとなくは覚えてますよ、イラッとした感じは)

 

(そのイラッとした感じのままほとんど相手を無視して帰ってきたんだけどな)

 

(…大丈夫です人間話せばわかります、悪魔ですけど)

 

 

校門前にて

 

あっ!イッセー先輩たちだ

なんか松田先輩と元浜先輩が項垂れてますねぇ

 

たったった

「どうかしましたか?松田先輩、元浜先輩」

 

「「……恋歌ちゃん!!」」

 

「イッセーがイッセーが~」

わたしに擦り寄ってくる松田先輩

 

「くそぅ 神は死んだのか」

地面を叩く元浜先輩

 

「キモいですね」

「おっと失礼、声にでてしまいました」

「正直な話祝福してあげましょうよ 友達なんですから」

 

「そうは言ってもね恋歌ちゃん男には譲れない一線があるんだよ」

「そうだよ恋歌ちゃん何で俺達の中でイッセーだけっていうねそういうのがあるんだよ」

 

「では、はっきり言いましょう先輩方」

 

「醜いです」

 

「「ぐはぁ」」

 

「そもそもですね先輩方ここはかっこよく親友を祝福してイッセー先輩の彼女さんの好感度を上げる場面です」

「そして、お友達を紹介してもらうという素晴らしいフラグが立っていたというのに自らフラグを折ってしまうとは……」

 

「「そうだったのか」」

 

「俺は、俺達はなんてバカなことをしてしまったんだぁー」

「時間を時間を戻してくれぇーー」

 

「だからモテないんですよ先輩方は」ボソッ

 

「「かはっ」」

 

ちーん

 

 

「恋歌ちゃんやり過ぎ」

 

いてっ

 

イッセー先輩チョップされました。

 

まぁ さすがに可哀想というより哀れですね

 

 

「ふふっ 面白いお友達と後輩ちゃんだね イッセー君」

 

「はは 面白いというかバカなんだよコイツらは」

 

「失礼ですね先輩 わたしは、やれば出来ますがただやらないだけです そこの二人と一緒にしないでください」

 

「いや 君も大概だと思うよ」

 

「これはこれは挨拶が遅くなりました、イッセー先輩の後輩で泉 恋歌と申します」

 

「うわ、無視された」

「えっとイッセー君の彼女の天野夕麻です」

 

頬を赤くしちやって可愛い方ですね

(アレ 堕天使だぞ うまく隠してるがな)

 

(ああー 今の一言で幻滅です)

(ただの類友でしたか 納・得)

 

「では、先輩わたし買い物して帰るのでまた明日」

「ごきげんよう」

わたしはお嬢様風に挨拶をして立ち去った。

 

 

(で、類友ってどういうことだ)

 

(変態先輩×痴女ですからね)

 

(はぁ?)

 

(え?堕天使って魅せることに喜びを感じたから堕天したんじゃないの?)

 

(おまえホントーに適当に俺の話け聞いてたんだな)

 

「さぁ~て夜は何作ろーかなーっと」




本文にある団体はフィクションです。実在しません。


まさかの約5000文字。
1、2話軽くこえました。

こんな時間なので誤字、脱字は後日見直して直します。

まだまだ書き方も安定せず読みにくいところも多々あるでしょうがここまで読んでいただきありがとうございました。


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恋を歌うと書いて恋歌ちゃんです。

お待たせした。


お楽しみください。


いやー、自分でご飯作っといてなんですけど今日のご飯はよく出来てましたねー

 

どうもこんばんは、泉恋歌です。

 

ちなみに夜ご飯のメニューです。ご飯、味噌汁、肉じゃが、ほうれん草のお浸しにお漬物でした。

 

和食です。

 

わたしこれでも料理はできるんですよ。

まぁ、食べてくれる人はいませんが

 

さて、お腹も満たされたことですし食後の運動でもしますか。

 

お気づきの方もいるかもしれませんが、わたしはアパートに一人で暮らしています。

ですから、夜間外出もオールオッケーです。

 

 

 

ただ、あんまり遅くなると眠くなるし朝起きるのツラいので嫌ですけどね。

 

「では、行きましょうかシードさん!」

 

とりあえず、人気のないところまで

 

≪テレポート ナウ≫

 

 

 

スゴイですね。一瞬できちゃいましたよ、昨日の工場。

 

確かに人気もなくていいところですけどね。

 

さぁ、始めましょう

 

≪ドライバー オン≫

ガシャ

≪チェンジ ナウ≫

 

??

 

あれ?あのうるさい歌なくなりましたね。

(おまえがうるさいとか言ったからだろ)

(神器といろいろ進化していくものだからな)

 

あ~、でしたらこの指輪の付け替えどうにかなりませんかね。

昨日の牛にそこ狙われましたし。

 

(俺にはどうもできん)

(言えることとしたら強く願え、思いが神器を進化させるってことだな)

 

(今のところ問題ないので大丈夫です)

 

縛るなり、爆発するなりすればいいので

 

(で、今日は何をするんですか?)

 

(おまえが昨日使ってない指輪の説明だな)

 

(普通逆じゃありません?)

 

(おまえが「大丈夫です皆まで言わなくても、わたし実戦の中でこそ輝くので」とか訳の解らんなこと言ったんだけどな)

 

(まったく覚えていないですけど、わたしだったら多分それ言いそうですね。)

 

(で、残りの魔法だが今のおまえが使えるのは後2つだな)

 

(今のってことはまだまだあるんですね)

 

(おまえは、今や魔法使いなんだ。縛ったり、爆発させるだけでは魔法使いは名乗れんよ)

 

(それもそうですね。では後2つの魔法お願いします)

 

(まずは、≪デュープ≫分身の魔法だ)

(まぁ まずは使ってみろ)

 

それでは、

ガシャ

 

≪デュープ ナウ≫

ブウーーン

 

おー 増えましたねわたしが。

では、

「せっせっせーのよいよいよいっ」っと

 

「ほぉ~流石ですね、わたし」

「大体わかりました、色々出切るんですねこのわたしは」

 

(ざっくりしすぎだがまあいいだろう)

(その分身体は独立稼働ができおまえの同等の力を持っているといったところか)

 

(ほぉ~では、ダブルキックやダブルエクスプロージョンで火力2倍も夢じゃないと!)

 

(出来わするが魔力も倍使うぞ)

 

(あ~、連帯保証人ってやつですか 世の中うまい話なんてないんですね)

(では、次いきましょう)

 

(次は、≪コネクト≫空間と空間を繋げたり、空間内の武器を取り出せる)

 

(武器?そんなのあったんですか)

(わたしてっきり魔法とこの指輪を付けた拳と厳つい足で戦うものだと思ってました)

 

(言っておくが指輪壊すなよ)

 

(……大丈夫です。そんなことしないので)

 

(今の間はなんだ!本当に壊すなよ フリじゃないぞ)

 

 

(それより≪コネクト≫使ってみましょう)

 

 

≪コネクト ナウ≫

 

ここに手を突っ込んでとっ!

なんかありますねぇ~ おっ!これですね

 

ちゃちゃちゃ ちゃっちゃちゃーん!

 

恋歌は笛?剣?を取り出した!

 

 

(ハーメルケインだ。この笛の音には様々効果があり、剣の部分は大抵のものを切り裂く。)

 

(めちゃくちゃ曖昧な説明ありがとうございます。)

 

(くっ、おまえ次第ということだ)

 

 

次は、空間を繋いでみましょう。

 

(繋げたい場所を思い浮かべてみろ)

 

≪コネクト ナウ≫

 

えい!

 

すご!

 

 

手が地面から生えてる!

 

これはやるしかありませんね。

 

 

「泉恋歌のぉ イリューーージョン!」

「とぉ!」

 

わたしは、叫び頭を魔法陣に突っ込みます

するとどうでしょう、わたしの目の前には夜の町が広がってるではありませんか。

 

まぁこれくらいでいいでしょう。大体わかりました。

これはなかなか使い道がありそうですね。

 

「ふぅー」

 

変身ももういいですね

さて、帰りましょうか。

 

(帰りますよシードさん)

 

(ああ、わかった)

 

≪テレポート ナウ≫

 

 

 

 

 

ふぅー 一瞬ですか、この魔法やっぱ便利ですね。

 

(言っておくがくだらないことに魔法を使うなよ)

 

(大丈夫です、そこらへんは分別つけるので無闇には使いませんよ)

 

(わかってるのならいいがな)

 

夜も遅いですし風呂入って寝ますかね。

 

 

 

 

一時間後

 

(では、お休みなさい シードさん)

 

(ああ)

 

(どこで魔法使いになったのはいいんですけど、何をすればいいんですか?)

 

(あー そのことなんだが今の時代戦争してる訳でもないから特にはないな)

 

(そうですかなら、魔法使いらしく魔王でも倒しすか?)

 

(止めんか、返り討ちにあうわ!)

 

(冗談ですよ、わたしはこれでも平和を愛する女なので)

 

(やることないならそれはそれでいいじやないですか)

(成るようになりますよ)

「ふぁ~あ」

(シードさん、今度こそ寝るのでおやすみなさい)

 

(ああ)

 

夜は過ぎゆく

 

 

朝5時

 

≪ピッピッピッ 朝だぜ 朝だぜ≫

 

パシッ!

 

今日の寝起きはバッチリですね。

 

昨日があれだったんで、今日は真面目お弁当つくりましょうか

 

 

……まずはお米研がないといけませね。

 

 

さぁ、今日も一日頑張りましょう

 

 

 

 

朝、7時30分

 

つくづく思うんですけど睡眠って大事ですね。

きちんと寝るだけで朝の仕度もバッチリです。

お弁当とか朝ごはんとか

昨日とは大違いですね。

 

通学路では特に面白いことなかったのでカットします。

別に誰かと待ち合わせしているわけでもないので

 

だから、わたしは決してボッチではありません。

 

(おまえの中ではな)

 

(……聞こえません)

(まぁ、そこまで気にしてないんですけどね)

 

なんだかんだで時間はすぎ

 

昼休み、事件は起きました。

 

 

 

 

キーンコーン カーンコーン♪

 

さあーてお昼ですよ~ 今日は脳ミソ使いましたからね、お腹もすくってもんですよ!

 

きょーうのおべんとなんだろなー♪っと

 

まぁ、自分で作ったんですけどね。

 

 

 

ブゥーン ブゥーン

 

 

む?なんかメールが着ました。

誰ですかこの至福の時に

 

「あっ小猫ちゃん今日は部室ですか、行ってらっしゃい」

「いえ、今日はちゃんとお弁当あるので大丈夫です」

「じゃあまた後で はい」

 

ふぅー で誰ですかね?

 

あ、イッセー先輩ですか 珍しいですね

ほぉー 彼女がいるくせに女性とご飯を食べつつ話をしたいと

 

とりあえず『リア充爆発しろ』っと

送信

 

ブゥーン ブゥーン

あ、速いですね。

 

意味がわからないと

では、懇切丁寧に『彼女がいるのにわたしとランチをキャッキャウフフと楽しみたいとか先輩も偉くなりましたね』っと

送信

 

ブゥーンブゥーン

 

どれどれ

おや?違うと相談したいことがあると

仕方ないですね『そちらの教室に行きます』っと

送信

 

では、行きますかね ここは先輩のために可愛い後輩であるわたしが一肌脱ぎましょう

 

「あれ?どこいくの泉さん」

 

「ちょっと先輩にお呼ばれしたんで行ってきます」

 

「泉さん、あんまり言いたくないんだけどあの人逹って大丈夫なの?」

「そうだよぉ~変なことされないの?いい噂聴かないよあの先輩逹」

 

 

「うーん…特にこれといって問題ありませんけど」

「ただ、楽しくおしゃべりする仲ですから大丈夫ですよ」

 

「そっか~ゴメンね変なこと言って」

「あたしもゴメン」

 

「別に気にしてないのでいいですよ」

「それに先輩逹が変態ということは事実ですし」

 

 

「おっと、ではそろそろ行きますね」

 

「ゴメンね呼びとめちゃって」

「明日は一緒にご飯たべようね」

 

「ええ、では」

 

 

 

 

(ほら、聞きましたかシードさんわたしボッチじゃなかったですよ)

 

(そうみたいだな)

 

(それより早くいかないと)

 

タッタッタ~

 

 

と~お~ちゃ~く

 

「イッセー先輩お待たせしました、先輩逹の愛の奴隷恋歌ちゃんただいま到着しました」

 

 

ざわ ざわざわ

 

「お、おい聞いたか今の」 男子逹の声

「な、なにぃ~ あんな可愛い子を奴隷だと」

「ど、奴隷だと羨ましすぎる」

「くそ、羨ましくなんかないんだからね」

 

 

 

 

「男子 最低ぇ~」 女子の方々の声

 

 

 

 

「ち、違う誤解だ。俺逹この子にはなんもやってない それにおれは巨乳フェチだ」

「そうだ、確かに可愛いが俺はロリコンだ」

「俺も可愛いのは認めるが俺は年上のおねーさん好きだ」

 

(こいつら性癖暴露しやがった) 男子一同

 

 

「まぁ、嘘ですけどね ただの先輩と後輩です」

「よろしくお願いします」

 

まあ、印象はよくしておきましょう

 

「それでは、先輩方おじゃまします」

 

 

「あ、どうぞどうぞ」 クラス一同

 

 

 

「ふぅー ノリのいいクラスですね。ここ」

 

「いや、ノリいいかもしないけどやめて」

 

「ちょっと気になったんですけど、わたし先輩逹のストライクゾーンことごとく外してるんですね」

 

「「「そ、それはその~……」」」

 

「どうでもいいんですけどね 早くお昼にしましょ」

 

 

 

「そうだな、じゃあこことその2つの机くっつければいいだろ」

 

「よし、では俺は恋歌ちゃんの隣で」

 

「な、ズルイぞ元浜!」

「そんなもの取ったもの勝ちだわ、ハッハッハー」

 

「いいから早く食べましょう」

 

「よし」

「「「「いただきます」」」」

 

 

 

食後中

 

基本的に雑談はしません、食事中は

 

「「「「ごちそうさまでした」」」」

 

で本題です。

「ところでイッセー先輩、相談って何ですか?」

 

「ああ、その今度の日曜にさ夕麻ちゃんとデートに行くんだけど女の子の意見を聞きたくて」

 

 

「「「チッ」」」

 

「ちょ!松田と元浜はわかるけど今、恋歌ちゃんも舌打ちしたよね」

 

「気のせいじゃないですか、リア充爆発すればいいのに」

「おっと、失礼つい本音が」

 

「君は本当に清々しいよね」

 

「でなんでしたっけ、デートのアドバイスですよね」

「それならお任せて下さい。恋を歌うと書いて恋歌ちゃんです」

「愛だの恋だのの相談なら大船いや、ここはタイタニック号に乗ったつもりでお任せ下さい」

 

「それ、最後沈むよね」

 

「いいんですよぉ、最初は快適なんですから」

「それに沈まないようにするのがイッセー先輩の腕の魅せどころじゃいですか」

 

「誰が上手いこと言え」

 

「まぁ、漫才はこのくらいでお教えしましょう、秘策を」

 

 

 

 

続きは次回




松田、元浜の口調がわかりません。こんな感じで勘弁してください。




泉 恋歌
15歳
高校1年生

容姿は仮面ライダーウィザードのコヨミをイメージしてください。 あくまでも容姿だけで性格は完全べつものです。


ありがとうございました。



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大丈夫です、先輩はやれば出来ます。

だいぶ時間が空きましたがお待たせしました。

前回の続きをイッセー視点でお送りします。


オッス!イッセーだ。

今度の日曜に夕麻ちゃんと初デートするために松田と元浜それと恋歌ちゃんに相談してみたけどダメな気配しかしない。

 

そもそもこの子、可愛いけど中身がアレなせいか浮いた話を聞いたことがない。

けど、学園内での俺たちって嫌われてるから異性でまともに話せるのってこの子だけなんだよなぁ

 

まあダメもとで秘策とやらを聞いてみよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、焦らしたところでお教えしましょう」

 

「ぶっちゃけ、ラブホでいいんじゃないですか」

 

「は?……いや、初デートでラブホとかないでしょ」

 

「まぁ、最後まで聞きましょうよ」

「わたしが見た感じ天野さん絶対エロいはずです」

「ですから先輩わたしが今からお教えすることをやるだけで彼女はイチコロです」

 

 

「いや!さすがのおれでも今の発言は聞き逃せないって 人の彼女がエロいとか」

 

「あの人、女王様コスとか似合いそうですよね」

 

ふむ、ちょっと想像してみよう

 

 

「……確かに!見てみたいかも」

 

恋歌ちゃんは天才かもしれない、この子は時々おれの新しい扉を開けてくる

 

「それはさておき、続きですけど」

「とりあえず先輩、そのブレザー脱いじゃってください、あと中のTシャツは要らないのです、そしたらYシャツのボタンを閉めてくださいね」

「大丈夫です。たかが上半身裸くらいじゃわたし何とも思わないので」

 

「え?ここで」

 

なにを言ってるのだろうか、この子は

 

 

「そうです。今更、先輩の周りからの好感度なんて上がりっこないのでいいじゃないですか」

 

「ちょ、酷くない!」

 

「早くしてください。時間が勿体ないので」

 

「容赦ねぇ~、わ、わかったよ」

 

おれは言われたとおりに着替える

その際、色々言われたが今は無視

 

 

ガサガサ イッセー着替え中

 

「これでいいの恋歌ちゃん?」

 

「ええ、そしたらシャツのボタンを2個くらい開けて、右手で自分の胸を見せるように左手はズボンのチャックを開けるように」

 

「な、なあ恋歌ちゃんこれってもしかして」

 

「ダメです先輩。ここまできたら最後まで付き合ってください」

「では、先輩ネタも割れたところで仕上げです、カッコいい声でどうぞ」

「大丈夫です。先輩はやれば出来ます」

 

このポーズはアレじゃないか

 

 

「だーーー、こうなりゃやけくそだ」

 

 

 

 

 

「んほん、あー あー あー、……よし!」

 

 

 

 

「おれとやらないか」キリッ

 

 

おれはよくやったと思う。

くそみそテクニック、阿○さんを!

 

「「「…ぷっ」」」

 

 

 

 

「イッセー、おまえ今最高に決まってるぜ、だけど今度から俺の後ろに立つな」

 

「最高だ!イッセー、今のおまえならあのイケメン王子だって撃墜出来るって、けどおまえの思いには答えられない」

 

「キャー♪流石です。先輩! わたし思わずキュンときちゃいました」

「それとご馳走さまです」

 

 

「うれしくねぇ~、それと松田と元浜おれは断じてノーマルだし、男に対してその気はないそれと恋歌ちゃん、もうおれには君のツボがわからないよ。頬を赤くするとか初めてじゃない?あと最後のご馳走さまってなに?

「はぁはぁはぁ~あ」

 

「今日のイッセーはすごいな、まとめてツッコミ入れてきたな」

「イッキにやるとか大胆ですね、先輩」

 

 

「…もう疲れた」

 

やっぱりこのメンバーじゃまともな意見でなかったか

恋歌ちゃんは今日も絶好調だし

 

 

「お疲れ様でした、では答えです」

「少々お待ちを…………お待たせしました、それではポチっとな」

 

 

『おれとやらないか』

 

「ごめん恋歌ちゃんそれ消して」

 

そう言っておれはきれいな土下座を後輩の女子にしました。

 

「だが断る!」

 

なぜか断られた!

 

「代わりにわたしのステキボイスをあげます」

 

なに?ステキボイスだと!だがしかし

 

「……いや、マジでそれ消してほしいけどステキボイスが気になるおれの煩悩が今は憎い。10秒考えさせてください」

 

10

9

8

7

6

5

4

3

2

1

 

ふっ やっぱり人間素直が一番だな

 

「お互い、いい取引をしようじゃないか」

 

おれは、そう言って手を恋歌ちゃんに差し出す

 

「ええ、わたしはそんな先輩が大好きですよ。取引成立です」

 

 

この時、おれと恋歌ちゃんは熱い握手を交わし何ともいえない友情が芽生えた。

 

 

 

 

「ちなみにそれどうするの?」

 

「ご安心下さい。プライベートでしか使わないので」

「まぁ、わたしの目覚まし専用ボイスとして使わせていただきます」

 

 

それはそれで恥ずかしいな、しかも目覚ましって

 

「くぅ、しかし恋歌ちゃんのステキボイス、背に腹は変えられないか」

 

 

 

 

「そういえば本題のデートですが、無難に映画とかショッピングとかでいいんじゃないですか 初デートならそんなものでいいと思いますよ」

「けど、最初のプランAには80%くらい期待してます」

 

うわ、完全に忘れたころにしかもまともな意見が恋歌ちゃんから返ってきた

ただしプランA割合高いな、さすがのおれも初デートでそんな大冒険はしない

 

 

「いやに期待されてるけどプランBでいかせていただきます」

「まぁあれだ恋歌ちゃん、一応お礼は言っとくよ」

 

 

「ありがとう」

 

「いえいえ、こちらこそ楽しかったです。」

 

キーンコーンカーンコーン♪キーンコーンカーンコーン♪

 

「予礼も鳴ったのでもう行きますね、わたしのステキボイスは後で先輩の携帯に送りますので」

 

「それでは失礼します」

 

 

 

行っちまったなあ

楽しかったか、確かにあの子と話すのは楽しいんだよな

おれが

 

「おい、イッセー後で恋歌ちゃんのステキボイス聴かせろよ」

「俺にもな」

 

「絶対イヤだね、恋歌ゃんのステキボイスおれだけのものだ」

 

こいつらには絶対聴かせない、おれの中の大切ななにかを支払ってまで手に入れた恋歌ちゃんのステキボイスは!

 

 

そんなどうでもいい話をしているなかにクラスの男子逹が集まってきた

 

「なあ、結局あの可愛い子はなんだったんだ」

 

クラスの男子逹の1人が聞いてきた。

これに関しては俺たちの共通認識として言えるのは

 

「「「親友!」」」

 

それが一番しっくりくる

 

「めちゃくちゃ羨ましいなおい!」

 

いや、まぁ確かにそうなんだけど

俺たちだって『見た目』可愛い子が男子と楽しくしゃべってるの見たらそう思う。けど恋歌ちゃんって中身がアレすぎて松田や元浜としゃべってるのと大差ないし普通に下ネタもOKだから女の子以前に友達それも親友枠なんだよな

 

「しかし、世の中わからんなおまえらとまともな会話をする女の子がいるとか」

 

「しかも可愛い女の子だしな」

 

「べ、別に羨ましくなんかないんだからな」

 

「なあなあ、まさかとは思うがおまえらの内の誰かと付き合ってるとかないよな?」

 

この手の質問は色んなやつらから言われるが答えはNOだ

 

「いや、あの子はあくまで友達だな」

 

そりゃ、初めて恋歌ちゃんと会ったときは俺たち三人期待はしたさ!

けど、色々しゃべってこの子の性格的なものがわかってきたときおもったんだ、

 

 

この子、手に負えねぇって

だから友達だしなんだかんだで三年もの付き合いだから俺たちの中では恋歌ちゃんは親友なんだ。

 

キーンコーンカーンコーン♪キーンコーンカーンコーン♪

 

うぇ、しゃべってるうちに次の授業のチャイムが鳴っちまった

 

話もそこそこにみんな自分の席に戻って行った。

 

 

 

 

余談だが恋歌ちゃんのステキボイスはネタがひどかったけどステキなのもあった。

3個中1個だけど

 

ただ今日のことでなんか女子たちから『イッセー×木場』などというものが囁かれた。

しかし、何度も言うがおれにその気はない!断じて!

 

 

そして放課後は夕麻ちゃんと一緒に帰り、明後日の予定なんかを話し合った。

 

松田と元浜には悪いが先に帰ってもらおうと思ったけど、恋歌ちゃんからゲーセンに行こうとの誘いがあったので心配ない

 

 

やべぇ、いまのおれメッチャリア充してるんだけど

彼女がいて友達がいて可愛い後輩がいるとか

おれもしかして近い内に死なないよな?

 

 

 

楽しみがあると時間はあっという間に過ぎていった。

 

 

土曜日、今日はデート前日ということで家でだらだら過ごす予定だったがそうもいかなかった。

 

 

時刻は9時27分

ピーンポーン♪

 

誰か着たようだ、こんな時間に誰だ?

 

ガタッ ドタドタ ガシャ

 

「イ、イ、イッセーあなたにお客さんよ」

 

「客?」

 

「女の子、それも偉く別嬪な」

 

「女の子?誰だろ?」

もしかして夕麻ちゃんかな

 

そう思って下に行こうとするおれの腕が捕まれた

 

「あんた女の子が来てるんだからもっとちゃんとした格好してから下に行きなさい」

 

そう言われて自分の格好は休日に家で過ごすためのとてもラフな格好だった

 

「お茶でも飲んで待っててもらうから着替えるてきなさい、あんたに女の子のお客さんなんて二度と来ないかもしれないんだから」

 

「母さん、実の息子に言い過ぎじゃね」

 

「そう思うんだったら自分の日頃の行いを悔い改めなさい」

 

「ひでぇ、おれだってそのうち彼女連れてくるかもしれないだろ」

 

「いいからさっさと着替えなさい」

 

そう言って母さんは下に行った。

やば、早く着替えよ

 

そして、下に行くと

 

 

 

 

 

「残念、恋歌ちゃんでした」

 

おれの顔を見るなり恋歌ちゃんの開口一番がこれだ

それより恋歌ちゃんって家知ってたっけ?

そんなことを考えていると恋歌ちゃんが衝撃の一言を言ってきた

 

 

 

「先輩わたしとデートしましょう」




後一話くらいイッセーの人間ライフ日常編が続きます。

これさえ終ればきちんと恋歌が変身して戦うはず


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