魔法少女リリカルなのはViVid  クロスオーズ (うさぎたるもの)
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魔法少女リリカルなのはViVid編
別の世界にご招待


この小説は 現在ここにおいているハイスクールD×Dを書いているときに思いついたネタとまたいくつかの漫画とアニメと小説を読んでいるうちに クロスオーバーをさせられると考えて本編の代わりの暇つぶしに書いていたものです




 

イッセーを筆頭に女神パラス率いるパラサイト軍との聖戦や無限龍オーファスをトップする組織カオスブリケード軍

 

魔界の反乱軍やマルス率いるマーシアン軍との聖戦が起きて

 

そのすべてに聖闘士達を含めた3種族の同盟軍との協力によって無事になんとか乗り切ったが…

 

それでも問題がおきていた…

 

 

それは今まで世界にも隠されていた三大種族が表沙汰になったことである、

 

これは同時に聖闘士達のことも必然的に知られてしまう。

 

そしてなによりカオスブリケードが世界を一度壊して世界を再生するという理念を持っていたからである。

 

 

現在の世界秩序に対する異能者達に対しての反乱なのだ。しかもだそれは世界規模でほぼ同時時刻によって引き起こされたことであった。

 

これは最も危険視されている聖闘士達の今までの数々の戦いで数が減少し 聖闘士側も戦力を回復させている最中であったが…

 

これには反乱側にもわけがあったそれは一つ一つ 拠点を持ち行動しても聖闘士達が10人程度いれば英雄派の人間達や魔術側は簡単に鎮圧させられるからだ。

 

 

これを防ぐに為にも世界中で表でいっせいに事を起こして聖闘士達では収集できなくするしかないのだから。

 

 

 

またそのために防ぐには裏の住人達も表に出るしかなかったのだ、無論聖闘士も聖域のことも含めてだ。

 

 

 

 

その結果…現在聖闘士達の各地の拠点には表の人間達も自らも聖闘士のようになりたいという人間達が多くいるのである、

 

アテナがはった結界は過去の戦いの時に消滅は免れたが、だが昔のような強度などは一切残っていなかったのだ。

 

 

この結界を元に戻すためにもアテナは世界中を現在も伝説の聖闘士達と共に飛び回っておりほとんど聖域にいなかった。

 

 

そしてイッセーを含めた最高峰の聖闘士達もそれぞれの持ち場で新たな聖闘士候補生を日々育ててたときにそれは起きた

 

 

突然として巨大な神々しい謎の小宇宙がイッセーの周りに集まりそのまままイッセーごと消滅させてしまった

 

「なってこと…私は 私は また 大好きな人を 大好きな人を 目の前で守れなかった」

 

これはイッセーの補佐としてついていたブラックサジタリウスの女性聖闘士がつぶやいたところでもう何も戻ってこなかった。

 

このブラック・サジタリウスの女性聖闘士はなにを隠そうイッセーに母親も救われたあの姫島 朱乃であった、彼女は自ら生んでもらった母親をイッセーに救われた後に侍女という形で聖闘士側の庇護を受けていたが。

 

 

自らの出生の事を考えても再び襲われることもあり、また既に大好きになっていたイッセーと共に歩んで生きたいという思いもあり聖域ではないが

 

 

それでも聖闘士としての訓練を受けて無事に守護星座に目覚めてブラック・アクィラとして幾度の戦いをイッセー達と共に戦いぬけているうちに。

 

 

聖闘士の最高方といわれるセブン・センシズに目覚めており、また現在サジタリウスの星矢が存在しているためにその影として残っていたブラック・サジタリウスのクロスにも認められたことで正式にブラック・ゴールド・セイントとして活躍をしていたのだ。

 

 

その最中にイッセーが消えてしまったのだ…… 動揺するなというほうがおかしいがそれでもなんとか気丈に彼女はふるまおうとしていた。

 

 

 

 

 

 

そしてイッセーも普段なら余裕でかわすこともできたのだが、それをしなかったも理由は簡単である

 

その謎の強大な神々しい小宇宙は一度イッセーが感じたことがある小宇宙であったからだ。

 

そうなにを隠そう イッセーとして生まれる前に一度ハイスクールD×Dの世界に転生するかどうが聞いてきたあの神と同じ小宇宙のなのだそれが再び現れたことでイッセーもなにかあるとして思っていなかったが。

 

 

 

『聞こえますか…イッセーよ…貴方を転生させた神です』

 

「聞こえます、 それで一体何の用でしょうか? 今の自分がいる世界は復興や表と裏の世界の融合の調整の為に忙しい時期なんですが?」

 

 

そうなのだイッセーのいうことは間違いではない 

 

いきなり裏の事を知った人類は神々の時代から人類の守護者である聖闘士に憧れと恐怖と嫉妬などの感情を持ち 

 

なおかつ某大国や某独裁的な国はそのクロスを奪取するために聖域に対して物理兵器を沢山使用したが。

 

 結局は…聖闘士達の活躍で事なきを得たのだが 

 

 

未だにその残党が各地でテロ活動などをしているのが現状である某世界1の宗教などはアテナや他の神々を自分達の神より下だとランク付けしているが…

 

世界を守った実績があるアテナの聖闘士や海の闘士・北のヴァルキリー達の抗議によってこれは鎮圧しつつあるがそれでも油断はできないのが現状である。

 

 

そんなさなかに最高戦力の一人が急に突然と消えたのである、世界のパワーバランスは大変なことになるのは間違いなのだが…

 

 

 

『それは問題ありません 今ここにいるイッセーが消えたと同時に今からイッセーに旅立ってもらう世界のイッセーがその世界で役目を終えて元いた世界の今ここで会話しているイッセーの世界に行って貰うので、一秒後には問題ないように世界は動き続けます』

 

 

「なるほどね」

 

 

これは早い話 今から会話をしているイッセーが行く世界がAだとすると その世界で役目を終えたイッセーがBと過程すると この二人がいる世界は元々はAのイッセーがいた世界なのだ。

 

 

しかも記憶も感情もちゃんとあるしから Bの世界のイッセーがAの世界に降り立つのはなにも問題ではないのだ、

 

 

ただしB側のイッセーはAの世界からBの世界にいって何かしらの経験をつんでいるために

多少の誤差があるがそれは世界からすればなにも問題ではないのという事である。

 

 

それを分かっているために今いるイッセーは納得しているのだ。

 

これはドラえもんでもよく出される手法を神が真似したといっているだけである。

 

 

「実は・・・今回の貴方の働きもあり、我々神々が特別に許可した世界限定ですが・・・その世界に渡ってもらいさまざまな知識や経験をしてほしいのです」

 

 

これは実に異例中の異例である、 本来であればパラレルワールド化したイッセーを別の世界に飛ばすとさまざまな問題が発生するからだ、特に世界がバランスを崩して崩壊するなんて当たり前になる可能性が秘めているのだが・・・

 

 

だからこそ神々は特例という形でイッセーに許可を与えたのだ。

 

「ただしイッセー、貴方が行けると世界は原作ではありませんそれを中心にして生まれた幾つもあるパラレルワールドの世界です」

 

 

「イッセーにはわかっていると思いますが・・原作の世界があるから並行世界が生まれる為にどうしてもその世界にはつれていけませんこれは絶対のルールなのです」

 

 

そこまで神がいうと神は自らの言葉を発するのを止めて、イッセーに少しだけ考えるだけの時間を与えることにしたのだ。

 

 

この空間では時間という言葉や枷がないのだから・・・幾らでも時間を潰せるのだ。

 

 

イッセーとして考える時間は普通にほしいために・・・

 

 

『さて・・・どうしたものか・・・実際に世界は復興する為に・・・動く予定だったんだが・・・それも出来ない上に、今度は別の世界に飛ばして・・・経験と知識を得ろか・・・今後何かをたくらんでいるのは間違いないとしても・・・確かに色々と足りないからな』

 

 

「わかった・・・でもどうするんだ? クロスもなければ・・・幾ら聖闘士として強くても最大級の力を発揮できないぞ」

 

 

確かにそうなのだ、実際に赤龍帝のバランスブレイカーで鎧になれるといってもいまだにその持続時間が余りにも短いのだ なにもしなければ一ヶ月は余裕で持たせられるが・・・戦闘も含めると立ったの二日程度しか持たないのだ。

 

 

これはイッセーがいまだに人間という種族の括りに有る為にどうしても肉体的強度やさまざまな要因でそれ以上は持たないのだ。

 

 

逆にクロスはいつでも着れる上に壊れない限りは一年間は戦闘も含めて着ていることができるようになっている、これはカオス・ブリケードや火星聖闘士達の聖戦・・・パラス軍との聖戦等がイッセーを成長させた結果でもあるのだ。

 

 

 

それを聞いた神は・・・問題ないような表情をした瞬間に左手に神々しいまでの光とありにも莫大過ぎる小宇宙をイッセーに向かって放ち・・・

 

 

イッセーもさすがにとっさのことでなにもできないうちにその光と小宇宙を食らってしまったが・・・

 

 

「なにも起きては・・・いないだと・・・だけどあれ程の小宇宙を食らったというのに」

 

 

イッセーは不思議に体を自らで調べていたが・・・

 

それを知った神は直ぐに・・・こんな事を言い出した。

 

「今の光はイッセー、貴方に攻撃をしたわけでは有りません、むしろ逆です、この光は神々の許可と共に貴方の赤龍帝に イッセーのクロスをいれて共に聖闘士達の全てのクロスが作り出せる存在と生まれ変わります、これで少しは世界により修正が減るはずです、次に会うのは世界をまた渡る時にでも・・・会いましょう、イッセー』

 

 

 

「なにを・・・・・」

 

 

こうしてイッセーの姿はこの空間から消えてしまい・・・パラレルワールドの世界の一つである。

 

 

 

魔法少女リリカルなのはViVidの世界へと向かって落ちて行く・・・・

 

 

ただしそれは現在というわけではない・・・むしろ逆である、

 

 

ここは後に古代ベルカ時代と呼ばれる世界にこうして無事に大地に降り立ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 




次はからはいよいよ あの人物が登場します・・・ わかる人にはわかります 

だってヒントは古代ベルカ時代です。


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古代ベルカにようこそ 

魔法少女リリカルなのはViVidのコミックスにあったエレミアの本を元に構成を考えたものです

原作ではまだ一部しか描かれてはいないために 作者の妄想で色々と書いている部分があります 


いやな人は すぐに 戻るで他の小説へ行ってください




 

神がいる異次元空間からイッセー自身が巨大な光となって・・・飛ばされてきた大地は・・・

 

 

「なんだこの大地に・・・この空気は・・・ここはあれか某救世主が出てくる世界か・・・それともどちらにせよヒッハー達が大量に出てくる大地には違いないな・・・あんな子供まで・・・襲うのだから」

 

 

こうしてイッセーが向かった場所はイッセーがいる場所から10Kも離れている場所でありながらそれが見れるのは・・・イッセーが聖闘士であるためでしかない。

 

視力も小宇宙によって強化すれば、どんなに遠くても見通す目を持つことができる、これが聖闘士が一度見た技は効かないといわれる秘密のひとつではあるが・・・

 

 

 

イッセーが襲われている子供を見るより少しだけ時間は戻り・・・

 

 

 

「今日は、この辺で野宿かな・・・家柄で血統魔法や血統で受け継いできた技も先人達の記憶で覚えているけど」

 

 

 

「それをまともに使いこなすためにはまずは身体能力と基礎を固めないと・・・あんな暴走はもうこりごりだけど・・・」

 

 

 

 

そういいつつ、この子供はこの荒野と呼べる場所で野宿をする為にキャンプセットを取り出して、作業をしていたのだが・・・

 

 

 

この子供のは運が良い方なのか、それとも悪い方なのかは知らないが・・・

 

元々この子供を人質にしてこの子供の家に対して自らの陣営に入りその研究結果やさまざまな知識を奪う目的でやってきた他国の誘拐専門の特殊部隊であるのだ。

 

 

 

そのためにその特殊部隊が誘拐するターゲットを見つけたらどうするか・・・・答えは簡単である。

 

 

 

「ターゲットを確認した・・・おのおのわかっているな、やつらの一族は我々と同じく人を殺し尽くす技・技術を持っている一族だ・・・子供だと思って躊躇すれば・・・一瞬のうちにやられるぞ・・・」

 

 

「わかっている・・・相手は餓鬼一人だ・・・たとえここにいる盛栄のほとんどが死んだとしても・・・いや死ぬことを前提に考えて動いて相手の動きを完全に封じれば・・・後はこれでやつの力と魔力を封じればただの子供よ」

 

 

そういって副隊長が見せたのは各員がこの任務のために渡された特殊な手錠であり、本来の使い方は罪人を捕まえておく為の手錠をより特殊に強化したタイプであった。

 

 

そして特殊部隊の者達はいっせーその子供に向かって奇襲を仕掛けた・・・

 

 

 

「!!!! そうか・・・道理で・・・気配がおかしいと思っていたら・・・・君達が相手か」

 

その子供は自らの得意の構えをして・・・総勢五十人以上はいる特殊部隊に対して一歩も引かずに戦いを始めていた。

 

 

「はっ・・・これで五人目!!!」

 

 

その子供の手には血はがべっとりとついている上に・・・他のさまざまのは場所は着ている服が多少は擦り切れていたり、右肩まで布地はきれいになくなっていた、ただし 右腕もちゃんとつながっているが・・・

 

「はっ・・・はっ・・・数が・・・多すぎる!!」

 

そう特殊部隊は最初から部隊の全滅も頭に入れて戦っているためにある意味で死兵に近いために後先のない攻撃をいくらでもできるが・・・

 

 

この子供は違うのだ・・・ただ一人でこの場所に来ているためにいざという時のための力を残しておく必要も出てくるのだが・・・

 

 

「ちっ・・・なにをしている 相手はたった一人子供だぞ・・・それを7人もやってくれるとは恐れはいくが・・・そろそろ体力の限界だろう」

 

そうなのだ 実際に特殊部隊の隊長が言っていることはなにも間違ってはいない、確かに技も何もかもすごいが 

 

相手はまだ七歳も満たない子供である・・・ どんなに強いといっても特殊な訓練を受けている大人のスタミナと子供のスタミナは決定的に違うのだ。

 

 

 

そうこのままではこの子供はまず間違いなく、この特殊部隊の手によって落ちてしまう・・・

 

 

「ちっ・・・さっさと捕まえろ・・・聖王家に組しているこいつの家は我々の方に寝返ってもらう為にはこいつが生きていることが絶対だ・・・

なに腕の一本や足のひとつとれただけで人は簡単には死なん・・・」

 

 

 

その隊長の言葉を合図にして 何にもの特殊部隊がいっせいにその子供に向かって走り出していた・・・

 

 

そう子供だということでなめられていたこともあり、また逃走経路もふさぐ為にもある程度相手も時間と人間が必要なために・・・ここまで手間取ってしまったが、

 

 

特殊部隊の連中の包囲が完成したために一気に攻勢に出てきたのだ。

 

どんな使い手であったとしても、基本的には大瀬による囲い込みにの一斉攻撃には基本的には無力になってしまう。

 

 

それに加えて今まで戦いによるスタミナの消費によって・・・子供は・・

 

ズッキン 一瞬ではあったが・・・強烈な痛みと共に両腕が麻痺してしまった・・・これは戦闘という中では一番やってはいけない行為のひとつであった。

 

 

 

「クッ・・・しまった・・・」

 

 

そうすぐに構えを取ったがどう見て、まず間に合わない・・・

 

「だめ・・・」

 

咄嗟の行動で子供は目を閉じて来るであろう衝撃と攻撃に対して防御体制をとった

 

これはある意味で理に買っているのだ、戦闘はまだまだ続くのだそのためにもしものために両目を守るのは当たり前であるが同時に体全体が大きな隙を作ってしまったが・・・

 

 

子供はいつまで経ってもその衝撃が来ないのに不思議がっていたが同時になにやら体全体に対して違和感を覚えていた・・・

 

 

もっともそれは無理もないのだが・・・

 

現在の子供はお姫様抱っこをイッセーによってされているのだから。

 

「まったく・・・はっぁーーー こんな子供まで襲うのか・・・理由はわからんが・・・」

 

「子供を襲うのは大抵の連中は誘拐が目的だからな、一部の連中はロリやぺドが大好きな人種もいるが・・・今回はそれに該当するのかな」

 

実際に七歳児の子供のわりにこの子供は色々と育っているためにスポーツブラらしきものもしていたのだ、それに加えて男性よりも若干ではあるが・・・軽いのだ。

 

 

「えっ・・・えっ・・・と・・貴方は誰?????」

 

実際に助けられ方として今さっきいた場所から五百メートルも一瞬のうちに離れてしまっていたら誰だってそう思ってしまうが・・・

 

 

「お前は・・・はっ・・・まさか、聖王家の手の者か まっあいいわれらの姿を見たやつはターゲット以外は全て抹消対象だからな、せいぜい自ら招いた者によって死んで逝けーーー」

 

 

その男がそういうと回りにいた連中が一斉にイッセーとその子供に向かって強化魔法を使って距離をつめてイッセーを殺しにかかろうとしているが・・・

 

 

 

 

「危ない・・・私を・・・じゃなく、僕を置いて逃げて あいつら僕が目当てなんだから、大丈夫とおもう」

 

 

「おいおい 子供に心配されるほど、落ちぶれていないぞ、まったく」

 

 

実際にその子供でも自分を助けてくれた相手が魔力を多少は持っているがそれでも下から数えたほうが早いぐらいはわかっているのだ、

 

 

実際にこの子供の家は魔力を使って人を殺す技を長年の研究と努力によって代々伝えられていたものである。

 

 

平和の時代では裏家業や護衛等幅広くしていたこともあり、表と裏では【黒腕】の二つ名は有名であったのだ、だが戦争中になれば逆にその技術がほしいとさまざまな勢力から狙われてしまった。

 

 

だからゆりかごを有している聖王家の勢力に色々と協力することで一時的な平和を手に入れていたが・・・逆に相手にしてみれば、その技術があれば邪魔な勢力のトップを暗殺できるという意味も含めて、色々と今日まではなんとか無事に過ごしていたのだが・・・

 

 

 

その平穏がぶち壊されてしまっていた、どこかの国が送り込んだ特殊部隊によって。

 

 

だがこんな連中でも魔導師ではあるのだ故にバリアもはれる為に即座に自分はいいから逃げてくれと子供は言っていたのだか・・・

 

 

「問題ない・・・この程度の連中であれば・・・な」

 

イッセーがなにも動かないまま・・・

 

まるで糸が切れた操り人形のように次々と地面に襲ってきた連中が倒れていくのだ。

 

 

子供にも・・・そして隊長すらも気づかないいや 気づけない速さで攻撃されて倒されたのだから。

 

 

基本的に聖闘士の相手は同じ聖闘士でなければ勤まらない、これは世界が変わろうとも絶対の法則である。

 

普通に光の速さで動ける人間に対してどのようにして攻撃を当てることができるのだろうか? それはこちらも同じく光の速さで動いて攻撃するしかないのだから・・・ 

 

 

魔導師たちはまだマッハ1すら会得はできていないのだから、当然の結果でしかない。

 

「「!!!!!!」」」

 

子供と隊長は驚いて言葉も出ないそれは・・・無理からぬことである。

 

 

「残ったのはお前だけ・・・もう二度とこの子に手を出さないと誓えば見逃してやるがどうする?」

 

実際にイッセーにしてみれば子供と自分の周りに小宇宙を使って見えないバリアを作ってために魔力弾程度はまず、このバリアを抜くことはできないのだ。

 

 

子供も黙っている、どう考えても自分が口出しできる事をすでに越えてしまっているのだ、助けてもらったばかりか、自分を狙って襲ってくる連中を一人を残して全員倒したのだから、そんな恩人に対して無礼な振る舞いをする子供ではなかった。

 

 

「ちっ・・・わかった・・・どうやってあれだけ多くいたやつ等を殺した手段も見えない上にその子供を助けた動きすら見えなかった俺がどうあがいてもお前には勝てないからな・・・だが覚えておけ絶対にお前には復讐してやるからな」

 

 

こうしてその男性姿を突然消した・・・子供もその様子を黙ってみていたおかげか、または緊張の糸が切れたために・・・そのまま寝てしまった。

 

 

「やれやれ、どこに飛ばされたかと思えば・・・リリカルなのはの世界かしかも時代は古代あたりか・・・聖王家といっていたからな、他の情報はこの子が起きてから聞き出すか」

 

 

そういうとイッセーは寝てしまった子供をお姫様だっこの状態からおんぶの状態にして、片手でその子供の体重などをささえつつ、次々と襲ってきたやつらの死体を一箇所に集めて

 

 

「なにか仕掛けられているということもありえるからな 消えてなくなれアナザー・デメンション!!!」

 

 

双子座が使える技のひとつで何でも異次元へ送り出す技で襲ってきたやつらの死体その物を次元空間に送り込んでしまった。

 

普通の人間はまずこんなことはできないのだが・・・それができてしまうのが双子座である。

 

 

こうしてイッセーは散らばっていたキャンプセットをちゃんとした上で火を焚いて寝ている子供は衣服が一部敗れていたり なくなっていたりしているために、キャンプセットから毛布を取り出して、子供にかけて起きるまでただ静かにイッセーは様子を見守ることにした。 

 

 

 

 

そして一日が経過して・・・次の日 

 

 

 

 




なんとか書き上げました 

古代ベルカ時代に飛ばすのは確定はしていましたが いったいだれの元に飛ばすかで色々と考えて 話を作ってはみましたが 中々しっくりしなかったので

この人にしてみました 


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ヴイヴォのご先祖様登場

 

パチ パチ パチ

 

 

敵の特殊部隊がイッセー達を襲ってからようやく日が出てている時もイッセーの周りには焚き火の火がまだ、ゆっくりとではあるが点いていた。

 

さすがにあれから直ぐに周りの木々から焚き火に使える、落ちた木々を大量に拾ってきて、それで自らが焚き火をして、この女の子が寒くないように上に毛布をかけた状態で

朝日が昇ったあとも襲われていた女の子が目を覚ますまでは、ほとんどその場所から動かずに火の番に徹していたのだから。

 

 

そしてようやく・・・朝日がだいぶ空に上がってきた時に、毛布が揺れて・・・その女の子がようやく起きてくれたのだ。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・あれ・・・・僕は・・・どうして・・・こんな場所で・・・」

 

 

さすがに緊張の糸と戦闘による極度の精神の疲れによって寝ていたおかげで女の子の方はまだ頭の方が完全に目がさめていなかったようで。

 

 

自らの左手を使って目をこすりながら・・・しばらくの間・・・時間が経過したこともあり。

 

 

 

 

ようやく自分がおかれた立場に気づいたのか? それとも・・

 

「あれ・・・そういえば僕は・・・昨日襲撃者に襲われて・・・服と・・・あれ・・・」

 

 

そして直ぐに自分がおかれた現状を理解して同時にその毛布をかけてくれたと思う人物に対して・・・

 

 

さすがに服が破れた状態ではいられないが、たが同時に自分を助けくれた人物でもあるのだ。

 

 

「ぼ・・・僕は・・・えっと・・・助けてくれてありがとうございます」

 

素直に助けてくれたことへの礼を言った女の子、対してイッセーも

 

そのままの状態で焚き火の火を絶やさずにただ女の子に背を向けた状態で会話を始めていた。

 

 

「丁度・・・道に迷って周りを見ていたら、君が賊か何かに襲われていたからね、それで助けただけだ、ただ荷物とも手を出していないから、そこに入っているテントに入ってさっさと着替えてくれ、さすがにこの時期でも服がそこまで破れていたら寒いだろうし、動けないだろう?」

 

 

確かにイッセーの言っていることはなにも間違いではないのだ、本音を言えば襲われた場所からさっさと移動はしたかったが、あいにくのこと気絶した女の子を担いでこのあたりをうろつくのはさすがに危なすぎるからである。

 

 

下手すると、逆に襲撃犯に間違われる恐れも出てくるからだ。それに地形も何もかもわからない状態では流石のイッセーの動きようがないのだ。

 

 

幾ら聖闘士とはいえ無限に体力が有るわけでもないのだ。

 

 

そしてイッセーの言葉を聴いた女の子も流石に自分の今の状態を見て・・・

 

毛布をそのまま体に巻きつけると。

 

 

「・・・それじゃあ、お言葉に甘えて着替えきます、こんな時の為に着替えはある程度もっているので」

 

 

そういい残して、さっさとテントの中に自らの荷物と共に入っていく、女の子の気配を感じて黙ってそのままイッセーは再び焚き火と同時にその辺で捕まえた、蛙と蛇と鳥系の綺麗に〆て、朝ごはんの用意を始めているのだ。

 

 

 

 

実際にイッセーは着の身着のままの状態で神様によってこの世界に送り込まれたのだ。

食料の調達や現地の情報を得るには人と必ずどこかで会う必要が出てくる、

 

 

それが早いか、遅いかの違いだけなのだ。

 

 

そうして焚き火の周りで焼いている蛙と蛇と鳥系の肉が焼きあがっていると同時に女の子もようやく服を着替え終わったようで、今まで着ていた服はどうやら動きやすさと丈夫な生地で作られた修行用の服だったのか。

 

 

今着ている服はなにやら多少は今までの服は少しだけ違うようだが全身が黒の色で統一されており後ろには同じく黒のマントをつけた状態で現れてようで。

 

 

「貴方のおかげで、ゆっくりと着替えられました、お礼を言います」

 

 

「別に、ただ子供が襲われていたから、助けただけで、そろそろ名前を教えてくれるかまだ名前を聞いていないお嬢ちゃん」

 

 

 

確かにそうなのだ、イッセーも実際に最初からは見ていないためにどんな人物が襲われていたのかも知らないのだ、ただ情報がほしいためと同時に聖闘士としての誇りもあるために子供を助けただけなのだ。

 

 

 

「そうですね、確かに自己紹介もしてはいませんでしたね、僕はエレミアといいます旅しながら主に学問を修めています」

 

 

実際には血統魔法や技能のことは基本的には伏せて話すが当たり前である、自分達の家で代々守ってきた秘密などをぺらぺらとしゃべる人間は、まずは家からも出されはしない。

 

 

「そうか・・・名前はエレミアか・・・こちらもちゃんと名乗ったほうがいいな、俺の名前は兵藤一誠だ、仲間のみんなからは愛称もこめてイッセーと呼ばれているからできればそっちの名前で呼んでくれ」

 

 

エレミアもお互いに自己紹介をしたのだが・・・だが普通に聞きなれない名前であるのだ、【兵藤一誠】と名前は最もベルカ時代にもいえるのだが、基本的に苗字がつくのは貴族など一部の特権階級の人間でしかないのだ。

 

 

ゆえにエレミアも自らの苗字を隠して複数の名前を使い分けて修行と学問の旅をしていたのだから。

 

 

 

だからこそ、聴き慣れない苗字と名前に少しだけ困惑はするが同時に考えていたが・・・

 

 

丁度エレミアが考えごとをしている最中にイッセーが焼いていた、蛙と蛇と鳥系の肉の臭いをエレミアも嗅いでしまったために・・・

 

 

ぐっーーーーーーーーーーーーーーーー

 

流石に鍛えていたとしても 昨日から戦闘で使ったカロリーとまた戦いの中でご飯すらも食べれない為に丸々一日ほど空腹な状態ではあれば、良い臭いの肉が焼ける臭いを嗅いで我慢できるはずもない。

 

どの道イッセーも少し遅い朝ごはんを食べるために焼いている肉なのだ、それに一人分が加わる位は何も問題はなかったりする。

 

 

「お腹がすいているだろう、昨日からほぼなにも食っていない状態でついさっきまでエレミアは寝ていたからな」

 

 

「/////// 僕も食べて良いの?」

 

 

確かにそうなのだ 捕ったり、焼いたりしたのは全てイッセーなのだが・・・

 

元々聖闘士はサバイバル経験が一番豊富であり、なにを食べていいのか、なにを食べてはいけないのかも修行中にみっちり師匠によって確実に叩き込まれるためになにも問題はないのだ。

 

 

「どの道、襲撃を受けた場所から動けなかったのはエレミアが起きるのを待っていたからな、それにお腹が空いて動けないなんてことも困るから、これを食べたから近くの町まで連れて行ってくれ、少しでも色々な情報がほしいからな」

 

 

 

確かにそうなのだ、エレミアもこのことには同意するしかないために、イッセーが用意してくれた蛙と蛇と鳥系の肉を半分子して二人で食べ終わると。

 

 

さっさと荷物をまとめてイッセーは焚き火の火を消して、エレミアも荷物をまとめて次の街へ向かいながら二人は色々と話しながらゆっくりと歩いていた。

 

「太陽も丁度真上にきたから大体は昼位か」

 

 

「そうだね、僕の事を守ってくれて本当にありがとう、あのままだったから僕はあれ捕まっていたと思うから、本当にありがとう、それにしてもイッセーが異世界の住人だったとはまだまだ世界は奥が広いね」

 

 

流石にあの場所から歩いて二時間もたった上に、この世界の情報が圧倒的に不足しているイッセーにしてみれば自分が元いた場所の情報を教えてもなにも問題はないのだ、

 

どうやってもあの場所へは絶対にたどりつけないのだから。

 

 

「そしてイッセーは、そこでは聖闘士と呼ばれる組織では上から数えたほうが早い実力者なんだね・・・まさか・・・人間が光の速さで動けたり、おまけに神様も実在しているなんて本当にすごいな、イッセーの世界は」

 

確かにエレミアからすれば本当にすごいのだろう、実際にこの時代ではまだ正確には別の世界への移動手段が完全には確立されていないのだから、

 

仮にしているのならばとっととそこの世界へと移住するのは当たり前である、この時代ではすでに禁忌とされている爆弾やさまざまな生物兵器によって大地が少しづつではあるが確実にかれてさまざまな裂く物の収穫量が年々減って着ているのだから。

 

 

だからこそエレミアはすごいと関心していると同時にこの出来事のことは自分の胸にしまってだれにも知られてはいけないと思っているのだから。

 

 

こうしてエレミオとイッセーの二人はしゃべって歩いたおかげがそのためか街に行く間の森の中で夜を迎えてしまったはずなのだが・・・

 

 

「申し後れました! 私は オリヴィエ・ゼーゲブレヒトと申します!」

 

僕たちが夜の小路で出会った少女は大陸列強「聖王家」の両手がない王女様だった

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんとか出来ました しかもアニメになっていると事は・・・

オリヴィエ・ゼーゲブレヒトはアニメで出るのかな・・・でないと色々と問題がおきそうだと・・・


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そして 聖闘士になる 二人

まさか 黄金組みが蘇り なおかつ 黄金のゴットクロスを見れるは・・・

普通に考えても Ωのクラウンに進化するのかなと 思っていました Ωつながる間の話ならば、 聖矢が皇に進化させれるとしたら 旧五人は確実に黄金にしたほうが色々と戦力的には強いですから 呪いのクロスも登場させる必要なんて なくなるし。




 

「申し後れました! 私は オリヴィエ・ゼーゲブレヒトと申します!」

 

僕たちが夜の小路で出会った少女は大陸列強「聖王家」の両手がない王女様だった

 

 

時は少しだけ戻り・・・ 

 

エレミアとイッセーの二人は ようやく街までの間にある森林地帯の中間点に来た所で

 

あたりから光が消えて・・完全に夜が支配するまでの間の時間の頃には野営の準備に入る為にイッセーは少し離れた所から、薪に使える木材や落ち木を集めていた。

 

 

一方のエレミアは自分が持っている知識の中で食べれるキノコや野苺などを採るために

探索をしていたとき・・・

 

「なにをするんですか?」

 

行き成り知らない人物から殺意を持った攻撃を出してきたが、元々探索していたキノコや野苺などを相手にぶつけたと同時に、

 

即財に人体破壊の技を相手の首の急所に決めていると、それに気づいたほかの襲撃者達が一斉にエレミアに対して攻撃を仕掛けようとしたが・・・

 

 

ドス ドス ドス ドス ドス

 

何かが刺さった音が複数したと思ったら・・・

 

襲撃者達は その音と同時に木の枝が体に見事に刺さり 完全にその者達は死んでいたのだ。

 

 

無論そんなことをできるのは エレミアが考えられる人物は一人しかいなかった。

それは・・・

 

「イッセーがやったのか?」

 

エレミアは後ろを振り向き、だれもいない場所に向かって言葉を放つと・・・

 

 

その場所から直ぐに黒髪の男性が現れて・・・

 

「まったく・・・どうなっているんだ、エレミアを襲うという、よりかは目撃者は殺すという感じで襲ってきたようにみえるけど・・・」

 

 

実際に襲撃者達が倒れた場所から少し離れた場所には立派な馬車が止まっており、またその馬車から一人の少女らしき影がこちらに向かって歩いてきた。

 

元々森林地帯ということもあり、また今日は満月でありながら月の光はこの森林によってさえぎった場所もあるために その少女がイッセーとエレミアに完全に近づくまでは

 

少女以外はわからない為に・・・手が出せなくなっていた。

 

 

そこへ少女がやってきて 襲われていた所を助けたお礼を言い始めた。

 

「危ない所をありがとうございました、お手数をおかけしまして 申し訳ございません」

 

 

「もっと早くに、私が出ていれば良かったんですが・・・・・・侍女達がいましたので」

 

「僕はかまいませんが・・・夜道は危ないですよ、この森林地帯は普段はベースキャンプがある場所が複数あるので そこに泊まって次の日にようやく抜けることができる道なので」

 

 

「私もそう思ったのですが・・・なにぶん急ぎの用が有ったので・・・」

 

 

それに彼女の紅と緑の瞳に気が付いて、その後に彼女の袖に気が付いた。

 

王族かまたは貴族の血筋の娘がなぜ護衛の一人もつけずにまたなぜこんな場所にいるのかどういった子なのか・・・それが僕にわずかな困惑の間に・・・

 

 

「しかし こんな子を狙うとは・・・どんな野郎か見てみたいけど、無理だろうな」

 

僕の隣にいつの間にかいたイッセーが急にこんな言葉を言った直後に近くに落ちてあった小石を左の奥の方向に向かって投げたと思ったら・・・

 

 

バキバキーーーー 何かが木から落ちる音が聞こえた後に・・・

 

ドスン 

 

「もしかして・・・まだ私を狙っているものがいたのでしょうか?」

 

「そうだ・・・まったく このまま手を出さなければ見逃してやったのに・・・殺されるのも仕方がないだろう、相手が殺しにかかっているのだから」

 

 

確かにそうである、 相手が殺意を持ってこちらを殺しにかかっているのだから 逆に殺されても仕方がないのだ。

 

「では すみませんが・・・ 賊の捕縛をお願いします、腕は城においてきてしまったので」

 

 

「わかった、ただし生きている奴らだけだ、また死んでいるやつらは一箇所に集めてくれ、せめてもの情けだ墓ぐらいは作って埋めてやる」

 

 

「僕もそれでいいと思います」

 

「はい 私もそれでかまいません」

 

そして彼女は僕達に向かって自己紹介を始めた 

 

「申し後れました! 私は オリヴィエ・ゼーゲブレヒトと申します!」

 

僕たちが夜の小路で出会った少女は大陸列強「聖王家」の両手がない王女様だった

 

 

 

 

そして一時間が経過した頃には 何とか生きている賊二人を捕縛して、残りの賊は全て死んでいたのでイッセーが一瞬のうちにが作った巨大な墓に残りの賊を入れて。土にようやく埋めたあとだった。

 

 

「私はこれからゼーゲブレヒト家の城に戻ろうと思います 流石にこの状態では色々と無理がありますので、それにもしよろしければ私の城に共に来てくれるとうれしいです」

 

 

「僕もいいですよ、元々はゼーゲブレヒト城下に向かうつもりでこの道を向かっていたので、流石に賊に襲われた人をこのままにはしておけませんから」

 

 

僕はイッセーのほうに視線を向けると・・・イッセーも

 

「丁度、行く予定だった方角だからな、それに万が一賊の仲間がまたやってくるかもしれない、そんなときは流石に二人が幾ら武芸に長けた人物でも、守りきれないだろう」

 

 

確かにそうなのだ、実際に襲われたということは、この道を通るということを襲撃者側には伝わっているという事なのだ、万が一最初の襲撃が失敗したとしても第二・第三の襲撃が用意されている可能性を含めて移動をしなければ成らなかった。

 

 

結局僕とイッセーは馬車には乗らずに二頭の馬に乗って馬車を引く役目に買ってでた。

彼女の侍女達は馬車に戻り彼女も馬車に戻った後に捕縛した二人の賊は馬車の屋根の上にくくりつけた状態でそのままゼーゲブレヒト城に向かって馬車は走り出した。

 

 

 

そして・・・ それから一日が経過して・・・

 

僕とイッセーは彼女のゼーゲブレヒト家で食客として雇われることと成った。

 

彼女の従者達や周りの人達にしてみれば 丁度年齢が一緒で同じ背丈位の友ダチがほしかったということも有ったのだろう。

 

 

そして月日が流れて 一ヵ月後・・・

 

「すごいです・・・ エレミアもう イッセーさんから教わった小宇宙を会得できるようになるなんて」

 

 

「なにをいっているんですか? ヴィヴィ様 あなたはイッセー様から小宇宙の事やそれを体験したら一発で小宇宙を出せたり、会得できましたよね」

 

 

「あっははは 確かにそうですね イッセー様の話では小宇宙の会得は基本死にかけるこやまたは修行の末に会得できるもののようです 中には生まれた直後から小宇宙を持っていてだけど」

 

 

「 それを学ぶすべを持たぬものや力のコントロールが出来ないために周りのものを壊してしまうなんて当たり前のようです・・・私は前者のほうで力のコントロールができていなかったために 普通の義手でも周りのものを壊していましたが・・・」

 

 

 

「今では小宇宙の力をなんとか扱えるために普通の義手でもこんな事を出来るんですよ

ただ・・・貴方がイッセーさんが見せた双子座のクロスの篭手を元に作った「エレミアの腕」はちゃんと五本の指もありますし・・・なによりこれは小宇宙の力を利用または理解できないと作れないものですから」

 

 

 

確かにそうなのだ、エレミアが持っていた技術とベルカの義手の技術が融合して作ったのが原作に有った【エレミアの腕】なのだが、ここではイッセーに合うことによって

 

それにプラスされて小宇宙という生きている全ての物が持っている力を利用して作られたのがこの小宇宙対応型【エレミアの腕】なのだ。

 

 

これのおかげでちゃんと指も再現されており、また鉄の感じに仕上がっていた義手をオリヴィエの肌の色に合わすことで、遠目からは義手と思えないほど人の手に見えるように完成されたものである。

 

ただしこれには致命的な弱点もまた存在する、これはエレミアが自ら作ったものであり

さまざまな技術が詰め込まれた特注品であるために 

 

オリヴィエが成長するに従いそれに合わせて再び作り直す必要が出てくるめたに、 エレミアを食客としてまたオリヴィエの友人としても、このままこの城に残ってほしいと周りの侍女達も臣下達も思っていた。

 

 

 

イッセーもまたその類まれなる武術の腕でイザというとき為に、オリヴィエを鍛えるために食客として雇われていたが、その修行方法が少し特殊なために周りからは最初の内は疑われるようなことではあったが・・・

 

 

 

流石に一ヶ月も経過して、オリヴィエとエレミアの二人の身体能力とまたオリヴィエには普通の義手でさまざまなことができるようになるまでの力のコントロールを教えていたとこともあり。 やはり食客件武術の師匠として城に残ることが出来ていた。

 

 

これは逆にイッセーはさまざまなことでプラスになっていた、実際に聖王家以外の国の情報や現在はどのようなことになっているとか、情報を集めるだけでも一ヶ月では全然足りないほどであった。

 

 

 

そして明日にはオリヴィエがシュトゥラに留学する前・・・イッセーに二人とも呼ばれて・・・

 

 

「今日はどうしたんです? イッセーさん」

 

 

「そうだよ ヴィヴィ様は明日からシュトゥラに向かう為に色々と準備が必要なんだよ」

 

 

イッセーも二人の言葉を聴いた上で。

 

「だからだ、二人には渡すものがある、 二人が小宇宙に目覚めたときに二人の守護星座が見えたんだ、また俺が持っているクロスもそれに反応したから、もしもの為にも護衛の力として二人に渡しておく、これから先、どんなことが起きるかはわからないかな」

 

 

そういうとイッセーは左手に赤龍帝の篭手を出したと思ったら その篭手が光を放ち。

 

オリヴィエの前にはサジタリウスのクロスを エレミアには天秤座のクロスを

 

 

それぞれの前に光と共に現れた。

 

 

「「えっ」」

 

 

二人にしてみれば 流石に驚くしかないのだ、確かにイッセーが二人の前にクロスを出すのはこれで二度目になるが、双子座のクロス以外はまだこの二人にも見せたことがなかったのだ。

 

 

「これは・・・まさか イッセーが言っていたクロスなのか?」

 

実際にイッセーのクロスは神々しいまでの光とそれに見合った白くて美しいほどのクロスではあったが 二人の前に現れたのは光輝く黄金のボックスに天秤の絵や人が弓矢を持っている絵が入っているものなのだから、仕方がない。

 

 

「これから二人には これの所有者として認められる為に名前を読んでくれ、本来ならばセブンセンシズに目覚めないとクロスの力をフルに使いこなすことは出来ないが」

 

 

「だが小宇宙で目覚めたときに、守護星座が決まっていた二人にはこれしかないからな、エレミアの方のクロスの名前はライブラといい善と悪のバランスを見極めるものだけが纏えるクロスだ」

 

 

「そしてオリヴィエの方のクロスは名前はサジタリウスのクロスという勇気あるものと決して何事からもあきらめない物だけが纏えるクロスだ」

 

 

「これが サジタリウスのクロス」

 

「そして僕のクロスがライブラ」

 

するとどうだろう 二人が名前を言った瞬間に 黄金のボックスが開き それぞれの形をしたクロスが飛び散りサジタリアスのクロスはオリヴィエにエレミアはライブラのクロスが足から順番に自動的にクロスを纏ってしまった

 

 

まるでクロスに意思があるように 二人は感じとれていた。

 

「これは・・・なにか暖かい感じがします」

 

「僕も同じだ・・・確かにこれはしかも武具の使い方まで頭の中に入ってくる・・・けどこれはありえない・・・だからこれを纏うものは厳しく選ばれるのか」

 

 

二人ともそれぞれのクロスを来た事で、なにを感じとれたのかはしらないが、元々黄金には明確な意識が宿っているために、幾ら現所有者であってもクロス側から見捨てられると事もあるのだ。 

 

 

 

だが逆にクロス側が纏っている人間を認めたときにはさまざまな恩恵が与えられたりもする。 そのうちの一つがそれそれが持っている必殺技や通常技と呼ばれる伝授である。

 

 

実際にこれはよくあることで 聖闘士と言えども一つの例外を除いては死ぬ可能性が高い為に、クロス側が代々の所有者が編み出した技や必殺技を覚えておき、それを次の所有者に教えることもある。

 

 

それが今回に限れば エレミアはライブラが持っている黄金用の武具の使い方やその威力を・・・オリヴィエにいたってはクロスがちゃんと意識を持っているということを伝えたのだ。

 

 

「二人とも クロスに認められたようだな、では次にステップへと移るから一度クロスを戻してくれ」

 

 

「「はっ・・・はい」」

 

二人は直ぐにライブラとサジタリアスのクロスを脱ぐと 二人のクロスはパンドラ・ボックスに収納された。

 

 

それを見届けたイッセーは次の段階へと移った。

 

「今から エレミアとオリヴィエの二人には自らの利き手をボックスを直接触ってくれそうしたらしばらくの間は自らの小宇宙を全身に対して張り巡らせておいてくれ」

 

 

「「はい わたりました」」

 

 

すると二人は 自らのクロスの前までやってくると イッセーが言ったとおりに自分達の利き手でボックスを直接さわり、さらには小宇宙を全身にめぐらしていると。

 

イッセーが二人の利き手の上に自らの手を載せて・・・

 

「この者達の魂と血に対して・・・ひとたびのクロスを加護を与えたまえ」

 

イッセーがその言葉を言った直後に オリヴィエとエレミアが触っていたクロスが光だして・・・

 

 

「「えっ!!!!」」

 

 

まばゆい光と共に クロスが光になって オリヴィエとエレミアの触っていた利き手に入るとそのまま二人のリンカーコアの位置と共に光は完全に同化してしまった。

 

 

これには流石に二人も驚くしかないのだ。

 

「これでいつでも 二人が意識した場所にそれに適したクロスが現れて二人を守ってくれる」

 

 

つまり 篭手のみを自由に取り出せるようになったり また鎧のみを自由にだせると言っているのだ イッセーは・・・

 

これはΩの最初の時にクロストーンからクロスの一部を自由に取り出せるようにする訓練方法があったのをイッセーが思い出して・・・やってみたのだ。

 

 

今のこのクロスはイッセーの赤龍帝の中に全て入っているのだ つまりは精神体にもなれる状態になっていると考えるのが普通なのだ、

 

 

だからこそ イッセーはここ一ヶ月の間二人の練習を見ている間に、赤龍帝と会話して実行が可能とわかったために二人を呼び出してわざわざ 黄金クロスを二人に与えたのだ。

 

ただ二人が持っている守護星座も当然関係はしていたが・・・

 

 

 

「もしかして これは僕の腕と同じ用に出し入れができるようになったということかな」

 

 

「そうだ・・・エレミアの腕を見て、なんとか考え付いたのがこの方法だ実際にクロスは二人にしても重いだろう」

 

 

黄金以外のクロスも鉛以上に重いのだ・・・それを持って歩くとなれば並大抵の事ではない。

 

 

またそれをわざわざ明日から留学する側に持っていくことは相手を信頼していない証拠でしかないのだ。

 

 

だからこそ このような形にしてしまえば 非常時には幾らでも言い訳ができるようにのだ。

 

 

「・・・わかりました、イッセーさんのお気持ちはありがたく受け取っておきます、一ヶ月前のように襲撃にあっても今度はこれでなんとかできるようになりますから」

 

 

オリヴィエもこの意味を理解したのか、イッセーに素直な気持ちを言って、二人はイッセーの下を後にした。

 

 

そしてオリヴィエは留学相手の国シュトゥラに向かって馬車を走らせていく。

 

エレミアとイッセーの二人は食客という立場もあり、またシュトゥラに行く為の方便の為には二ヶ月の間この地にとどまることと成っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




なんとか 書きあがりました 


色々と変更した点も存在します 原作より少し色々と改造しました。 



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さようなら ベルカ・・・そして イッセーは

あれから四年以上の月日が流れた イッセーもエレミアも二人そろって聖王家にゆかりがある、シュトゥラ王家にクラウス・G・S・イングヴァルト王子と同年代ということもあり。

 

留学生として、またはエレミア・クラウス・オリヴィエの三人の格闘術の師匠としてまた小宇宙の師匠として四年間は平和でゆっくりとした時間が経過していたが・・・

 

 

やはり聖王家に組する諸外国以外の近隣諸国では禁忌の技術を使った戦争などをして・・

 

 

ついにはその諸外国の連中に聖王家に組している【シュトゥラ王家】も標的になっていた。

 

 

事実、シュトゥラ王家が有していた【魔女が住んでいる森】に対しての徹底した焦土作戦の実施など・・・徐々にではある イッセー達が住まわしてもらっているシュトゥラ王家にも戦争という名の影が迫っていた・・・

 

 

そこで聖王家は自ら有している最終兵器である、【聖王のゆりかご】の発動を全ての国に対して告知を出したが・・・やはり・・・それにたいしての周辺各国の答えは・・・

 

 

戦争の継続でしかなった・・・

 

 

 

 

元々は【ゆりかご】そのものが脅しなのだ、確かに強力すぎる兵器ではあったが同時に

いつでも使える札ではなくて、本当に追い詰められた時の用の作られた兵器としての

 

意味合いが圧倒的に高いのが【聖王のゆりかご】なのだ、実際に周辺各国はこの情報は知っており、それゆえに聖王家が何時までたってもその【乗り手】が見つからないのは

 

ゆりかごの機動と条件にその乗り手は確実に物言わぬ人形と貸した上で乗り手の命が一ヶ月も持てばいいと思えるほどの兵器なのだ。

 

 

それゆえか ほとんどの聖王家の連中は自分達が圧倒的に不利にならない限りはだれも乗りたがる人間はいない兵器でしかない。

 

 

そしてついに・・・聖王家はそのゆりかごにのる【乗り手】の発表を行った・・・

 

 

【オリヴィエ・ゼーゲブレヒト聖王様】 

 

元々は彼女自身は聖王家の王位継承権その物が剥奪されていたのだ、そして後ろ盾もほとんどいない彼女の【ゆりかごの適合率】は200%越えである。

 

 

代々のゆりかごの乗り手達の記録を大幅に塗り替えたのだ・・・

 

これは実際には小宇宙も関係している 小宇宙は元々全ての物に宿っているものであり、当然草木にも森羅万象ありとあらゆるものに宿っているのだ。

 

 

故に小宇宙によって強化では飽き足らず進化した【彼女の聖王核】はこの圧倒的適合率を示したのだ。 

 

 

それから三ヶ月後・・・

 

つい最近になってようやくシュトゥラ王家に一度だけいけるようなった彼女は無事にシュトゥラ王家について・・・一週間滞在した後に・・・

 

 

シュトゥラ王家からゼーゲブレヒト王家につながる道のさなか・・・

 

 

二つの黄金に輝く鎧を着て戦うものたちがいた。

 

「なぜですが・・・オリヴィエ・・・あなたはわかっているんでしょう? 聖王のゆりかごがどのようなものかということを!!!!!」

 

 

その黄金に輝く鎧を着た男性は通常の人間には見えない速度で動き・・・

 

 

「わかっています・・・ですが・・・だからこそ・・・私が行かなくてはならないんです」

 

 

同じく黄金の鎧を着てさらにその背中には黄金のツバサを持っている女性が同じく黄金の鎧を着た男性との死闘を演じていた・・・

 

 

周りの物は突然のなにかがくだける音が聴こえたと思うとすでにその建物や森のその物が壊れていたり、破壊されていたり または地面に巨大なクレーターが広がっていたり・・・

 

 

通常ではありえないほどの破壊力がこの二人を中心として被害がどんどんと広がっていた。

 

 

「僕には・・・わかりません・・・なぜ【ゆりかごの力】を使おうとするのかも・・・イッセー師匠は言っていました・・・確かにこのコスモの力はみだりに使ってはいけないけれども・・・大事な者、人を奪おうとする人達には使ってもいいと・・・」

 

 

「だから・・・僕達に対しても 絶対的な防御力をもつクロスを渡してくれたんじゃないですか!!!!」

 

 

確かに男性の言っていることはなにも間違いではない、そもそもここは完全に異世界であり、イッセーも自分の身や命を守る為には必然的にこの力を使って食べ物や着る者、住む場所の確保をしなければ成らないのだ。

 

 

そこに【アテナの掟】をイチイチ出してしまうと・・・色々と面倒になってしまう、またアテナの聖闘士は守る者の為には【仲間を裏切る】なんてことも普通に有ったりする。

 

 

これはその者にたいして愛しているということすらも封じてしまえば、アテナがつかさどる【愛】ということが出来なくなるのだ。 それゆえにイッセーも結構厳しい掟を弟子の三人に課している クロスを着て戦う時は【本当に守りたい者の時】と【自分の命が危険にさらさられた時】限定なのだ。

 

 

ゆえに三人とも普段は自分達が用意した鎧を着て戦場に行き戦っていたりするのだが・・・

 

 

「わかっています・・・確かにイッセー様の言っていることは・・・私は・・・命の危険にさらされています・・・確かにこの力を使えば 諸外国にたいして圧倒的に勝利することができるでしょう・・・でもそれは・・・圧倒的な屍の上に成り立つ一時の平和です・・・それがわかっているのでしょう? クラウス」

 

 

クラウスと呼ばれた男性もそれがわかっているがだが・・・自分が愛した女性がむざむざゆりかごの犠牲になった上での平和なんて望んではいなかった・・・

 

 

 

「僕だって・・・それにエレミアも イッセー師匠もいるんだ・・・なのになぜ君はオリヴィエはいつも・・・いつも一人でなんでも決めてしまうんだ!!!!」

 

 

「・・・・・・それは!!! 貴方には教えられません ですが・・・これ以上をしていても二人とも・・・死んでしまいます・・・ですから私はこの技で・・・貴方を倒して・・・ゆりかごの聖王としての役目を果たしてみせます」

 

 

オリヴィエは直ぐにある構えをすると同時に・・・自らの小宇宙を最大限まで高めると

 

「燃え上がれーーー 私の小宇宙ーーーー!!!!!!!!」

 

 

やはりクラリスの方も同じく 自らの小宇宙を最大限までたけまていた。 

 

「燃え上がれ 僕の小宇宙ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

 

 

 

「ライトニングプラズマ!!!!」

 

 

「アトミックサンダーボルト!!!」

 

 

二人の技は中央で完全に激突したが・・・徐々にだがオリヴィエが放ったアトミックサンダーボルトの威力がましてきたこともあり。

 

 

「そんな・・・ばかなーーー」

 

 

「はっあ はっあ はっあ・・・すみません・・・クラウス、私はやり遂げねばならないのです・・・ですが・・・もしゆりかごで・・・世界が平和に・・・なったら・・・

 

世界が二度と・・・こんな暗闇にならないように・・・世界中の人達が笑顔で・・・むかえられるようにがんばってください」

 

 

 

「まってくれ・・・オリヴィエ・・・まだ・・・ぼくは・・・君に・・・つた・・・え」

 

 

そこで完全に意識が途絶えた、クラウスを見たオリヴィエはその場にとどまり。

 

「ジャマが入らないようにしてくれてありがとうございます、イッセー師匠そしてエレミア」

 

 

「いいのか? 元々二人とも相思相愛だって思っていたが・・・いや・・・だからこそか」

 

 

突然現れた神々しいほどの鎧を着た男性イッセーと背中には武具が刺さっている黄金の鎧を着て今にもないている黒髪の女性エレミア。

 

 

「わかって・・・いたけど・・・師匠がこれは・・・クッズ 二人のことだから絶対にはいっちゃだめっていうし・・・」

 

 

「わかっています エレミア・・・私も本当ならば 死にたくはありませんけれど・・・大好きな人達めに・・・また好きな人が犠牲になるかもしれないとなると私は・・・私は・・・・」

 

 

エレミアもオリヴィエも二人とも抱きついたまま自分の気持ちを大好きな親友にはっきりといって泣き続けていた。

 

 

そしてイッセーは双子座の最も得意とする空間の技でこの一帯を一時的にではあるが無限ループ上にしてだれも入れないようしていた。 

 

 

これをもし聖王家ゆらいの者達がしればそれだけでクラウスの身もまたシュトゥラ王家そのものが危険にさらされるのだから、なにげにイッセーがやっていることは大きかったりするのだ。

 

 

 

 

そして五分が経過した後にエレミアもオリヴィエも二人も気持ちを、感情も何もかも出し切ったの今はもう涙すらその瞳にはためてはいなかった。

 

 

 

「本当にいいんだね オリヴィエ」

 

「はい・・・私の・・・私の命で皆が平和になってくれるならば・・・喜んでこの命をささげましょう、後の子供達のためにも平和な世が続くことを祈っています エレミアそして さようなら 私が最もと愛した人クラウス」

 

 

こうしてオリヴィエは何事もなくゼーゲブレヒト家に戻り、エレミアもクラウスも双方それぞれの家に戻るように聖王家からの通達が有った。

 

 

それから一ヵ月後・・・【聖王女オリヴィエ】を乗せたゆりかごは静かにその巨体をベルカの空に上がらせた・・・

 

 

そのままゆりかごが地上に降りてくるまでは 役10年の月日が流れることと成る。

 

 

またイッセーの姿もゆりかごの前にはすでにクラウスとエレミアの二人の前からいつの間にか消えていた、二人とも当然のごとく探してはみたのだが。

 

 

 

すでにこの世界そのものからいなくなっているイッセーを探すことはできないようで。

 

ただエレミアはこの時からすでにある特別な魔法の研究と開発に入っていた。

 

 

「イッセー・・・あなたはいつも突然に消えていなくなる、貴方の言っていることがただしければ、何時の日にかはまた会えるかもしれない、だからイッセーと絆は切れないようにまたこの力を後世に残しておければ何時の日にか現れるイッセーと僕の子孫がこの絆をつないでくれると信じて」

 

 

そうしてエレミアは一つの途方もない魔法をついに完成させた、その日は丁度ゆりかごがベルカの地に再び舞い戻った日でも有った。

 

 

 

そして後のベルカ戦争と呼ばれる歴史は本当の意味で幕を閉じた・・・それから五百年以上経過した後・・・

 

 

エレミアの子孫・・・ 覇王と呼ばれた子孫・・・ そしてオリヴィエそのクローンと呼ばれた子供が蘇る・・・・ 時代は進んでいく。

 

 

 

 

 

 

 




これで古代編終了です、 単行本は全巻持っていますが 結構長い上に なにげに全ての歴史がだされたわけではないので。 


エレミアの本でようやく古代の歴史がわかるといった感じなので いろいろと話ははしょりました。 

イッセーはさっさと次の時代へすすんでもらいます 


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ViVidの時代へ
そして 現れる 黄金の鎧の継承者達


千新暦0079年(「JS事件」から4年後)、高町なのはの娘となった高町ヴィヴィオは、ごく普通の少女として魔法学院に通い勉強をする傍ら、ストライクアーツ競技者としての鍛錬も行っていた。



魔法の基礎も出来てきたと判断したなのはとフェイトは、ヴィヴィオに専用デバイス、「セイクリッド・ハート(通称クリス)」を贈り


いたずらに使わないという条件で大人モード(聖王モード)に変身することもできるようになった。



一方そのころ、ミッドチルダでは覇王イングヴァルトを自称する謎の人物が腕に覚えのある格闘家に野試合を申し込み、徹底的に叩きのめすという傷害事件が頻発していた


その噂が流れている間にも一人の女性が・・・代々自ら家系に伝わっている血統魔法ならびに継承記憶によって 次世代の格闘女性からの間にもこう呼ばれるようになっていた

 

 

「鉄腕のエレミア」 確かに鉄腕解放した彼女の力は次世代にもまた管理局でエースと呼ばれている人間達でもかなわないほどの実力をもってはいるが・・・

 

 

それは彼女の家系ではあえて相手にもわかるように情報流れる程度の力でしかない。

 

本当の真の力の名前は【小宇宙】コスモと呼ばれている力であり、代々の党首が継承していた真の力に耐えれる【黄金の鎧】【ライブラのクロス】と呼ばれる物が代々の党首が継承していき・・・

 

 

党首以外でも エレミアの一族ではあれば大抵のものが小宇宙を使えることが前提なのだ、これが後に【魔法消去】通称【イレイザー】と呼ばれるほど一族が触れたものは何一つ残らないという結果を生み出しのだ。

 

 

その彼女も今は前回の大会において、抜刀術の使い手であり実力者に対して一時的とはいえ暴走をしてしまい、結果自らのギブアップをしたために 現在は彼女は必死になって小宇宙の扱いとまた自らの体を苛め抜いて鍛えていた夜に。

 

 

 

 

ここはミッドチルダの中島家に向かうノーヴェ・ナカジマも自分が所属している救助隊にて、装備の点検や調整でこんなにも夜遅くになったが・・・

 

 

「たっく・・・であんたは一体だれだ?」

 

ノーヴェとしても行き成り街灯の上で立っている碧銀の髪にバイザーで顔を隠している女性に対して文句の一つも言ってやりたい気分である。

 

 

ただでさえ調整に時間がかかりすぎて、ご飯はほとんど食べていないのだ、実際にペッドボトルの飲料水でお腹の空腹をすごしている程度なのに・・・

 

 

もしかして噂の通り魔ではないかとノーヴェとしても考えてしまうが・・・

 

「ストライク・アーツの有段者のノーヴェ・ナカジマさんとお見受けします貴方にいくつか伺いたい事と確かめさせていただきたいことが・・・」

 

ノーヴェとしても 行き成りバイザー越しの相手にここまで言われてしまえば・・・

一種の挑発行為だとしても・・・誰だってはらが立つ。

 

しかも相手は用心深くていまだに街灯の上に立っているのだから、ぶちのめして捕まえるという選択肢も取れないのだ。 ノーヴェは飛行魔法は取っていないのだから。

 

それいえに相手の言葉に対して・・・

 

 

「質問すんなら、バイザーはずして 名をなのれ」

 

ノーヴェとしてもこれが限界である、実際に相手もこちらに対して興味をもってくれないことにはなんともできないのだから。

 

 

「失礼しました」

 

そういうとその女性は自ら顔を隠していた、バイザーをはずして・・・

 

ノーヴェに顔をはっきりとみせた、

 

 

『・・・目の色が・・・左右違っている・・・まさかな王なんてことはないだろう』

 

そんな考えもこの一言で全てが吹き飛んでしまった・・・

 

 

「カイザーアーツ正統ハイディ・E・Sイングヴァルト 【覇王】を名乗らせています」

 

「噂の通り魔か?」

 

「否定はしません・・・ですが 貴方の知己の王達について、少し張り話があります」

 

やはり・・・ノーヴェは思ってしまった。

 

 

確かに調べられるとわかってしまう当然の機密ではあるが、すでにベルカ時代ではなく

もはや昔の王族の血を引いているからといってなにかにつけて優遇されるというほどではないために

 

 

情報規制は結構ゆるいのだ、 もっとも普通のネットで調べられる情報は流石に個人名もなにもかも伏せられてはいるが・・・ 

 

 

そんなやりとりをしている間にも自称覇王を名乗った女性はノーヴェの距離にして立ったの100メールともないほどに近づいていた。

 

 

「しらねぇな・・・聖王のクローンだの 冥王陛下だのなんて連中と知り合いになった覚えはねぇ あたしが知っているのは一生懸命生きている 普通の子達だけだ!!!!」

 

 

ノーヴェとしても自らの過去で管理局相手にテロを起したり 自らの姉に対しても攻撃を仕掛けたこともあり、ちゃんとその辺を学んでいるために・・・今を生きている人間に対して・・・

 

 

すでになくなっている国の王になにか用があるという人間は大嫌いな部類の人間なのだ。

 

 

おまけに ノーヴェとしてもヴィヴィオとイクスに触れて、仲良くなって聖王や冥王なんてものよりか彼女達人身にたいして好意を感じているのだ、そのために彼女達のことを悪く言う人物達には感情の押さえが 利かなくなっているが・・・

 

 

 

それは姉のスバルにもいえることでもあるので 遺伝とは遺伝なのだろう。

 

 

そのノーヴェの言葉を聴いた自称覇王もなにやら納得したようで。

 

「わかりました・・・理解できました その件については他を当たるとしましょう、そしてもう一つ・・・貴方の拳と私の拳どっちが強いか・・・はっきりさせましょう」

 

 

そして構える自称覇王の女性の構えはとても綺麗でまったくの隙がなかったが・・・

 

ノーヴェとしても、どの道ただで返してくれると思ってはいなかったようで。

 

 

「こんな事するよりかは、ちゃんとプロや道場とかに通ってそれで実力をはっきりさせたほうがいいだろう? こんなストリートファイトなんてことをしないでさぁ、良かったら私がいい所を紹介でもしようか?」

 

 

ノーヴェとしてもただいってみただけである、こんな事で止まる程度ならば最初からストリートファイトにはだれも手をださないのだから。

 

 

「いいえ・・・私が求める強さは・・・表には有りません・・・そしてノーヴェさん防御服と武装をお願いします」

 

 

「はっ・・・ばかばかしい」

 

 

相手に言われて はいそうですか? という連中はまず格闘なんてことはしないそして・・・ノーヴェとしてもよく相手を見てみると・・・

 

 

「なんだ ただのガキか?」

 

そうノーヴェよりも若干若い感じが見受けられる為にそう思ってしまうが・・・

 

ノーヴェもすでにいつでも相手を倒せるように自らの構えをするために、今まで持っていた荷物をその場に落とした・・・

 

直後 ノーヴェは左足の膝による、攻撃にくわえて相手を行動不能にさせるためのスタン用の魔法をこめた左手を相手に全力で攻撃をしてみたが。

 

 

相手もまさか直ぐに攻撃が飛んでくるとは普通は思わなかったが・・・流石に慣れているのか? 元々ストリートファイトはルールが本人同士による納得にのるバトルでしかない。

 

 

相手の攻撃がどんなに卑怯だったとしてもだそれを受け流すか、攻撃そのものをうけなればいいだけであるのだ。 

 

そもそもちゃんとしたルールで戦いたいならばそのような場所で戦えばいいだけであり。

 

 

「確かに・・・やりますね、 ルールは特に決めていませんでしたが、元々は攻撃されても仕方がない」

 

 

実際にノーヴェの二段構えの攻撃を受けても平然として立っていた。

 

「ちっ・・・これで決まると思っていたけど・・・いいぜ望みどおりに 相手をしてやる行くぜ ジェット」

 

ノーヴェもちゃんと防御服と自らの武装を装着し終わると・・・・

 

「ありがとうございます」

 

 

そういうとその覇王はノーヴェとの距離がかなり離れた位置で直ぐに再び構えを取っていた。

 

 

『この距離で 構えをした・・・ エアルかそれともバスター系かなっ・・・』

 

 

「チャージだと この距離で!!!」

 

 

そうノーヴェも普通にある程度回避が可能な距離で戦うとなれば格闘系の人間は大抵は相手との距離を短くする意味や、フェイントまたは自らの距離で戦いやすくする為に

 

多少ではあるがシューター系を覚えている、これの放った後に一緒に飛び込んでくるか?

またはバインド系で相手を縛るなどさまざまな方法があるがまさかのチャージ・・・

 

 

普通に考えると これはあまり良い手ではない 相手との距離が離れている状態チャージ系は普通はしない 奇襲では良い手ではあるが、相手との距離によってはチャージ後に簡単に潰されてしまうなんてことがよくあるのだ。

 

 

「くっ・・・それに重い!!!!」

 

 

チャージ&ステップでがら空きになっていたノーヴェの腹に覇王の拳が確実に入ってしまったのだ。 

 

『この重さ・・・確かにジャケットがなければ一撃で終わっていた威力だ・・・ストリートだけにルール無用だかな、一撃で相手をしとめることにかけた一撃か』

 

 

実際にノーヴェの考えはあたっている ストリートはいかに戦っている相手を早く意識なくすかで勝負が決定する。 ルールがない所で少しでも意識があるのならば相手がどんな反撃をするかもわからないのだ。

 

 

「一撃で倒れないとは 流石です」

 

 

ノーヴェはこのときすでに覇王の下からかなりの距離を取っている 最初のチャージを食らった距離の倍はなれているが・・・ノーヴェの左手は自らのお腹に当てていながら

 

息も少しは上がっている。実際にかなりのダメージがあるのだから仕方がないが・・・

 

ノーヴェの装備にあるとジェットは足についておりさらには高速移動が出来るようにスバルの装備を元に作られたこともあり 足の裏にはローラーが付いておりそれで移動して攻撃するのだが・・・その移動音が結構うるさいのだ。

 

 

「列強の王達を全て倒して、ベルカの天地に覇を成すこと、それが私のなすべきことです」

 

 

「寝ぼけたことを抜かしてじゃねぇよ!!!!!ーー」

 

「昔の王様なんぞとっくの昔に死んでいるんだーーーー生き残りや一族だって、みんな普通に生きているんだ!!!!」

 

 

ノーヴェの言うこともなにも間違いではない、領土もなにもすでにないのだから幾らご先祖様が王に連なる一族だったとしても権力もなにも持たない人間なのだ。

 

 

「ならば ほふるだけです 弱い王はいりません」

 

 

ブッチ・・・ ノーヴェの中でなにかが切れた・・・当たり前だ今まで台詞からすれば・・・ヴィヴィオもイクスも弱いからこいつは殺すといっているのだ。

 

友を殺されるとわかっているしまっては もうノーヴェをとめるものはなにもなかった。

 

 

そしてその瞬間・・・ノーヴェの周りからも足元からもウイングロードが十本以上現れて自称覇王の周辺にたいしてロードが現れる・・・

 

 

「この馬鹿たれが!!!!ーーーーベルカの戦乱も聖王戦争もッ! ベルカって国その物がとっくになくなっているだろうが!!!」

 

 

すでに自称覇王がロードの魔法に少し気をやった瞬間に覇王の両足・左手にバインドがかかっており逃げれないようになっていた。

 

 

 

そしてそのまま左側にノーヴェのロードの魔法によって助走が付いた状態のノーヴェの足蹴りが確かに覇王の頭部右側に決まったとノーヴェも思っていたが・・・

 

 

ガシャン・・・なにやらとても鈍い音ともにその攻撃そのものが防がれていた。

 

だがそれだけではない ノーヴェにしても・・・その防いだものに驚きを隠せなかった・・・

 

 

「それは聖王の鎧・・・なんであんたが・・・それを・・・それをもっている」

 

 

ノーヴェの攻撃を防いだものは黄金に輝いた篭手と兜がいつの間にか覇王に装着されていた。

 

 

「・・・また助けられました・・・私はまだ弱いですが・・・これは聖王の鎧ではありません・・・覇王の鎧です・・・そしてこれで終わりです!!!」

 

 

「しまった!!!バインドだと・・・一瞬の隙を突いて・・・動けない・・・」

 

 

「弱さはなにも守れません 自分さえも・・・覇王流断空拳!!!!」

 

魔力をこめた打ち下ろし系ではあるが相手はバインドで捕まっており、なおかつ防御も不可能な状態であれば・・・

 

 

ドスーンンンン!!!!!

 

 

ノーヴェのいた場所には巨大なクレーターができてはいたが・・・ノーヴェはその場にはいなかった。

 

 

「まったく・・・レオの気配を感じてきてみれば・・・こんな事になっているなんて・・・それで赤髪の女性は大丈夫か?」

 

制服を着た男性にお姫様抱っこの状態でかかえられているノーヴェは一瞬にして固まってしまった。

 

 

元々救助隊では主に救助する側であり、間違ってもこんなお姫様抱っこ状態はノーヴェ一度として人生の経験上なかったのだ。

 

 

「//////// たっ・・・たすけて・・・くれてありがとうございます・・・でも一瞬であの状態からどうやって?」

 

 

「まっあ・・・話は後で・・・それにしてもまさかここでレオのクロスの継承者と会えるとは・・・驚きだな・・・」

 

 

「レオ・・・どうやら・・・貴方にも聞きたいことが出来たようです・・・相手をお願いします」

 

 

「いいだろう」

 

 

「ちょっとまってくれ・・・これはあたしのケンカだ・・・・だから・・・」

 

だがノーヴェとしても自分をいままで戦ってきた相手が行き成りノーヴェを助けてくれた相手と戦うことになると・・・誰だって混乱はするのだが・・・

 

 

 

このとき・・・すでにもう一つの混乱が高町家でも起きていたのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんとか書き上げました・・・

イッセーは世界というか時間を越えてしまいました・・・




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蘇る聖王の鎧と意思と魂

ゴールデンの間に色々と考えたので なんとか小説に出来ました 

特にクロスを呼び出す呪文? 言葉? を考えるのが一番の難関でした。 

変な言葉にすると色々と大変なことになると思い・・・言葉を作り出す間に本当にたいへんでした。


イッセーが助けた赤髪の女性は自分がどうやって助けられたのか? 

 

それすらもわからないまま助けられた男性の言葉によって、より自称覇王の女性がいらだっているのだけはわかっていたが・・・

 

「・・・だめだ・・・これはオレの戦いだから・・・たすけてくれたのはうれしいが・・さっさと逃げろ・・・」

 

 

よく見えなかったが、普通に学生服を着ている時点でどう考えても魔法などは使っていないようにみえたが・・・

 

【オレを助けたのは・・・多分レアスキルとかそっち系の能力だろうな姉妹【セイン】と似たような能力だろうな】

 

実際にはただ早く動いただけなのだが 光の速さで動く人物なぞまず管理局側にいないのだから仕方がない【高町家の家系には大量に居たのだが爆弾事件で大量に死んでいるのだからなのはもこのことはまず知らない】

 

 

「とっ・・・いわれてもな、動けない状態からの小宇宙と魔力を纏った拳を食らえば流石にやばいぞ」

 

 

「コスモだと・・・知らないけどなんだそれは?」

 

 

「小宇宙!!! やはり・・・貴方には聞きたいことが増えました・・・なぜそれを知っているのかも含めて・・・腕づくで相手になってもらいます」

 

 

上からノーヴェで下は覇王の言葉であり、これは管理局も知らない力の一つに立ち会った瞬間でもあったが・・・

 

 

「なるほどね どうやら継承されているのはクロスだけではないということか、最もとクロスと小宇宙だけではどうにもならないけど 用心したことはないようなドライグ」

 

 

『まったく・・・ようやくよんだと思ったら・・・なるほど面白いことになっているようだなイッセーよ」

 

 

そうよばれた男性の左手側に赤い飾りが付いた篭手がいつの間にか表れており・・・

 

さらにはそこから男性の声も聞こえたてきたのだがその程度のことミッドチルダでは当たり前であり、デバイスの設定により、さまざまな状況に応じて姿を変えるのデバイスの十八番であったからだ。

 

 

 

ただし、自称覇王だけはそれをみて・・・より一層のきつい表情に変わってしまったが。

 

「わるいけど あれだしてくれるか・・・流石にドライグの鎧だけじゃあ・・・危ないからな」

 

 

実際に小宇宙は原始を砕く拳なのだ、それを防ぐのには並大抵の鎧では意味を成さない

それいえかイッセーもドライグのバランスブレイカー状態になるのには結構時間がかかったほうである。

 

 

断じて原作同様に胸で鎧姿になったとか それでドラゴンがノイローゼになったとかは断じてない・・・

 

 

 

『わかった・・・流石に相手がレオであるならば・・・それ相応が必要だろうな』

 

 

「まったくな」

 

「だからなにをいっているんだ?・・・学生服姿ならば・・・まともに戦えるわけないだろう・・・」

 

 

ノーヴェとしても親切のつもりでいったのだが・・・だがそれは根底からくつがえされる・・・

 

 

『イッセー・・・出すぞ・・・双子座のクロスを』

 

 

「おう!!!」

 

 

はっきりとした声と共に 赤い篭手の珠の部分が光りだすと同時にその光が珠から離れていき・・・イッセーの前にその姿を現した・・・

 

 

それは黄金に輝くボックスで有ると同時になぜか神々しいほどの力強い光がボックスからあふれていた。

 

 

無論それを見た自称 覇王は完全に動揺していたのだ・・・

 

 

『そんな・・・あれ・・・夢に 初代の・・・記憶にあった・・・双子座の・・・いいえそんなわけ・・・でも、もしかして・・・』

 

 

あまりにも強大で神々しい光は一瞬で収まり イッセーの前にゆっくりとその姿を現して 地面にボックスごと着地した・・・

 

 

「さて・・・君がレオのクロスを継承者しているのならば・・・記憶でこれを見てわかると思うよ・・・双子座のゴットクロスよ!!!」

 

 

すると黄金に輝くボックスが四方にわかれると同時にその中にはなにやら奇妙な形をした黄金の銅像があったが・・・それが直ぐになにかの意思をもったようにはじけ飛ぶと

 

同時にイッセーの体に次々とそれがまるで意思を持っているように体を守るように足から順番に腰・体・腕と背中の後ろに黄金のツバサが二つ・・・最後に頭を守るためのメットがイッセーが持つと・・・・

 

 

それはノーヴェには見覚えがあった姿であり、それはまさしく聖王の鎧と呼ばれていた鎧に似てはいるがどこか微妙に違っていた・・・

 

 

また自称、覇王もこれには完全に驚いていたが・・・同時に残りの黄金の鎧がどこからともなく現れて覇王のバリアジャケットの上に装着されていた。

 

 

 

それと時間は少しだけ時が戻り・・・

 

 

高町家では丁度 ヴィヴィオはなのはママとフェイトママとのお風呂から上がってフェイトとなのはの二人が風呂上りのお茶するために準備をしながら。

 

 

高町ヴィヴィオだけはなにやら、懐かしいような、それでいて不思議な感覚があるために

 

「ゆあたりかな・・・でも・・・これはなにかな、わからないよね クリス」

 

ピコ ピコ 必死になってヴィヴィオの周りを飛んで心配しているウサギのデバイスクリスであったが、

 

 

元々はクリスタルタイプであり、言葉がしゃべれないようになっているために現在はウサギの姿で必死になってヴィヴィオの事を心配しているのだか。

 

 

「心配してくれてありがとうね クリスでもね これは体のことじゃないの? 感情かなそれともなにか本当にわからないことなの?????」

 

 

そういうと高町ヴィヴィオはクリスをしっかりともって自分地の庭に出てゆっくりと歩いて空の星を見ていたら・・・

 

 

突然神々しい光と共に高町ヴィヴィオの意識は完全に失っていたが、同時に【別のなにか】がヴィヴィオの中に入ったと思うほどにその光の一点を見つめて・・・

 

 

 

「この小宇宙は・・・懐かしい・・・感じです、レオとそしてイッセー様・・・でしょうか・・・わかりませんが・・・この時代に二人の子孫がいるということなのでしょうね? 挨拶ぐらいはしておいた方がいいでしょうね」

 

 

クリスは突然のヴィヴィオの変貌にあわてていたがレイジングハートやバルディシュのようなしゃべるタイプでないために・・・

 

「・・・クリス、本来の持ち主では有りませんが、力をかしてください・・・聖王モード・セート・アップ!!!」

 

「「!!!!!」」

 

突然のヴィヴィオの魔法使用に驚いたフェイトとなのはだったが、それ以上の驚きがそこにはあったのだ、

 

 

本来のヴィヴィオのジャケットの色は白をベースにしているのだがいまはではそれは完全に黒色になっているほか 

 

その顔の表情はまるでヴィヴィオではないまるで違う別人であるような表情と目をしていたのだ。

 

 

それにいち早く気づいたのは やはりなのはだろう。

 

「あなたは・・・だれ・・・ヴィヴィオじゃない・・・クリスも違う・・・」

 

フェイトにいたってはまた腰を抜かして本気で泣いてしまっている。

 

「なのは~~ヴィヴィオが~~ヴィヴィオが聖王の時と一緒だよ!!!」

 

 

「・・・どうも、はじめましてというべきですね、私は高町ヴィヴィオの中で眠っていた聖王オリヴィエ・ゼーゲブレヒトともうします」

 

 

「「眠っていた聖王!!!!」」

 

 

「元々私は・・・高町なのはとはこれで二度目になります、一度目はゆりかごの中で最もあの時は聖王の鎧が壊れたように見せかけてこの子の中に入り、二度と表にはでないつまりでしたが・・・まさかあの人達の子孫がいるのであれば一度はあってみたいと思いまして、この体を一時的に借りました、よって用が済み次第、自らの意識を封印して表には出ないと約束しましょう、ですから なのはそのようにしていつでもスターライブレイカーを撃てる用意をするのはやめてほしいのですが・・・流石にこの体にもトラウマが刻まれているようなので」

 

 

実際になのははいつでも撃てるように準備をしていたのだが、それすらもみやぶられてしまうほど相手はなのかかそれ以上の実力を持っているということをしめしてしまった。

 

 

「では・・・再び舞い戻れ・・・黄金のツバサよ われの前に今一度姿を現せ・・・」

 

 

するとどうだろう ヴィヴィオの体からリンカーコアが現れたと同時にその中から黄金に輝くボックスが現れて ヴィヴィオの前の地面に静かに着地すると同時に・・・

 

 

ヴィヴィオはある言葉を放った なのはが住んでいた地球では占いとかに良く使われる星座のあの名前を・・・

 

 

「サジタリウスよ 再び纏って 姿を現さん!!!!」

 

 

その名前と同時にボックスから 黄金に輝く弓矢を持った人馬が姿を現したと同時にそれがパーツに分かれてまるでなにものかの意思をもっているようにヴィヴィオの足から順番に 腰・体・背中・腕・篭手・拳・頭に背中には黄金の翼があり。

 

 

 

それは紛れもなく かつてのゆりかごでヴィヴィオが持っていた鎧、そのものであった。

 

 

元々サジタリウスのクロスを砕ける人間はこの世界にはまずいない、それが砕けたようにみせたのは、サジタリウスの中に宿っていたオリヴィエ・ゼーゲブレヒトの意思と魂によって砕けたように見せかけるようにしてリンカーコアの中に封じただけなのだ。

 

 

 

クロスは元々の持ち主の意識や記憶や魂を継承することがあるのだ、ゆえにオリヴィエ・ゼーゲブレヒトしか着てないサジタリウスのクロスはほぼ生前と変わらないほど記憶と意識と魂が宿ったまれにないほどのクロスが出来上がったのだ。

 

 

ただしこれにはクロスの意思が重要で意思が反対をしめせば一時的な保管もないのだから・・・

 

 

「それは・・・聖王の鎧・・・私が・・・砕いたはずなのに・・・・どうして???」

 

それはなのはにとっては当たり前の問いかけでしかないのだが・・・

 

残念なことにそれは・・・

 

 

「あの程度の威力の収縮砲程度ではこれの破壊はむりです・・・ヴィヴィオが貴方を死なせたくないと・・・または本当に好きであると核心したことで、こわれたように見せかけただけです・・・ではあの方向ですね・・・失礼します」

 

 

そういうとヴィヴィオの姿は完全に高町家の庭から完全に消えていた。

 

 

そうなにもこんせきを残さずにきえたのだ、普通は魔法を使ったりして移動をするのだが・・・今のヴィヴィオの体は小宇宙によって動いているのだ、よって聖闘士の当たり前のスピードマッハ1程度は余裕でだせる、これはクロスの影響もあったりする。

 

 

 

こうして高町家ではオリヴィエ・ゼーゲブレヒトと名乗った高町ヴィヴィオが突然姿を透けしてしまった。

 

これにより、高町なのはとフェイト・T・ハラオウンの二人は直ぐに自分達の相棒であるデバイスを手に取ると、フェイトの車でヴィヴィオのデバイスの反応を追いかけるために追跡を開始する。

 

 

これはもしヴィヴィオが危険なことになったりするのを防止するために組み込まれた予防策の一つであり、現在のヴィヴィオの居場所がわかるのだが・・・

 

 

ただその居場所が自宅より十キロも離れている場所から反応があるのに二人は驚きをかくせないままその場所に向かっていた。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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再会する 聖王と覇王とイッセー

イッセーがクロスを装着し終わると同時に向こうもいつの間にか、残りのクロスが全て装着されているために。

 

 

二人の鎧を見た ノーヴェとしてはつい こんなことを再びつぶやいてしまった。

 

「どうして・・・あんた達が聖王の鎧を・・・似ているのを持っているんだ」

 

そのつぶやきに反応したのはとうぜん近くにいるイッセーであり。

 

 

「・・・おい、赤髪の女・・・これを見て聖王の鎧といっていたな・・・・オレの記憶が確かならば聖王はゆりかごと共に意識もなにもない人形になったと記憶しているが違うか」

 

 

それを聴いたノーヴェとしてもそれを否定しなければいけなかった、かつての自分達が引き起こした事件であったとしても、今はちゃんとした自我が生成されておりなおかつ

 

自分が大好きな人達がそんなことをいわれることはノーヴェとして我慢できなかったのだから。

 

 

「ちがうーーーー!!!! ヴィヴィオはあいつはただの子供だ確かに聖王とか言われているけど・・・一人の子供だ!!!」

 

 

 

それをきいたイッセーともう一人のレオのクロスの女性はただ黙っているしかなかったが。

 

「そうか・・なるほど オリヴィエにもしらない分家筋がいたのか・・・確かにそれならば納得がいくからな」

 

 

そうこうしているうちにまるでそのあたりを一瞬ではあるが昼のように明かりが現れたと思ったら同時に・・・

 

 

それは現れた・・・そうなにを隠そう・・・聖王の鎧を装着したヴィヴィオがいや今はオリヴィエの意識によって体を乗っ取られたためにこう読んだ方がいいかもしれない

 

聖皇女オリヴィエとそれが自らのクロスを纏ってイッセーとノーヴェと覇王の目の前に現れたのだ。

 

 

 

「ごきげんよう・・・そしてやはり・・・貴方でしたがイッセー師匠とよんだ方がいいでしょうか? 私はこの体を一時的に借りている聖王オリヴィエと申しますそこにいるノーヴェさんに・・レオのクロスの後継者よ」

 

 

「なに・・・なを なにを 言っているだ!!! ヴィヴィオ・・・確かにそれはなのはさんが・・・あの時ゆりかごで壊したはすだ・・・それに今度はオリヴィエって名乗って 冗談がすぎるぞ!!!」

 

 

ノーヴェとしてもこんな事はありえないのだ、普通に暮らしているだけの高町ヴィヴィオがなぜこんな所にいるのか? そしてなぜ自分のオリジナルの名前を言っているのか? 

 

 

また復活したと思われる聖王の鎧も 本当にわけがわからないのは覇王と呼ばれる女性も一緒だろう・・・なんせ行き成り現れた女性は調べた名前ではなくて、聖王としての名前を使っているのだから・・・

 

 

 

 

ただし気になるのは もう一つあるそれは・・・聖王の鎧が壊れたというノーヴェが言っている言葉である。

 

 

『壊れた・・・違う壊されたというのはまず、ありえません・・・特に小宇宙によって派生した原始を砕く力を防ぐために作られた鎧を壊せる人物がいるとは到底思えません・・・実際に修行の時にも魔法すら防いだこのレオのクロスが・・・』

 

 

 

「なるほど・・・それはクロスに宿っているオリヴィエの魂と記憶と意識が今の体を一時的に乗っ取ることで出てきているのか? オリビェ」

 

 

ただしイッセーだけは違っていた 元々クロスの知識もありなおかつオリヴィエ達にさまざまな事を教えたのはこのイッセーなのだから。

 

 

しかもとうの本人であるオリヴィエも

 

 

「はい・・・本来ならばこの体の持ち主に危機的状況に陥るまでは眠っていましたが・・・貴方の小宇宙と気配を感じましたので一時的ではありますが・・・体を借り受けました、心配しないでください ノーヴェ師匠・・・今ヴィヴィオの意識はちゃんとありますし、現在のこの状況も知っています」

 

 

オリヴィエにそういわれてしまったノーヴェはただその目線をオリヴィエに向けると

 

 

「本当に大丈夫なんだよな・・・後で大変なことにはならないよな?」

 

 

「はい・・・多少ご迷惑をかけると思いますが・・・大丈夫です・・・それにそろそろ私の保護者達がこちらに来て私を迎いにくると思いますので・・・」

 

 

「・・・・・・・・・そうかよ・・・・ ただし本当に大丈夫じゃなかったら・・・意地でもヴィヴィオの意識を戻す為にも魔力ダメージでもなんでもして絶対にお前からヴィヴィオを取り戻すからな」

 

 

「はい」

 

 

オリヴィエもノーヴェにそういわれてもただ普通の返事だけをして、今度はレオのクロスの継承者に目線を向けていた。

 

 

 

 

その視線を向けられていた覇王のクロスを継承している女性もわけがわからないままその場にいたが・・・

 

流石にオリヴィエと名乗った女性が保護者がここへ向かって来ているという話を聴いてしまえば・・・当然対処が違ってくる。

 

 

「このままでは私が・・・不利なようです いったんここは引いて出直したほうがいいでしょうね、ではイッセーと呼ばれた男性とオリヴィエと名乗る女性をまた合いましょう」

 

 

といってその場から姿を消そうとした瞬間・・・

 

ゴン!!!! 

 

 

なにかとてつもない鈍い音が聞こえてくると同時に・・・

 

 

その女性はなぜか後ろ向きになって地面に寝そべっていたが・・・数秒が経過したとおもったら・・・その女性は光を放ち・・・十歳程度の姿になって完全に気を失っていた。

 

 

 

これには流石にノーヴェも驚いていたが・・・

 

 

「まったく・・・後ろから殴るとは師匠も相変わらずでは・・・確かに戦いに性別もなにも関係は有りませんでしたが・・・不意打ちとか・・・」

 

 

「でも、また来るよりかは 逃げれると思っている今が絶好のチャンスだったからな実際にレオのクロスも継承していたわけだし・・・ただしここまで子供だったとは・・・」

 

 

 

実際にイッセーがいたときにこのような魔法はまだ開発もされてはいなかったそのためにレオの継承者をここで逃がすという選択肢はそもそも初めから存在していなかったわけで。

 

 

 

「それでどうする・・・確かにここに向かってくる人は・・・二人か・・・それが今の保護者達か?」

 

 

イッセーとしても出来うるかぎりここがどんな状況か知りたいのだ・・・実際にレオのクロスとサジタリウスのクロスを継承している二人がこの場にはいるのだから。

 

 

「わかった・・・ならばしばらくこの場所で待つよ・・・いいよなオリヴィエとノーヴェでいいのかな、赤い髪をした女性よ」

 

 

「ああ・・・名前はあっているから赤髪と呼ぶなよな・・・それでヴィヴィオとどういった感じだ・・・師匠とか読んでいたけど・・・オレ以外に師匠がいたなんて護衛の双子や友達からも聞いてはいないぞ」

 

 

 

「まっあまっあ・・・落ち着いてください・・・それは順番に話しますのです・・・やっとなのはとフェイトが来ましたね」

 

 

「「ヴィヴィオ・・・にノーヴェにこの人とこの子供はだれ??」」

 

 

「なのはさんにフェイトさん・・・お久しぶりです・・・それで色々と話がしたいのですが・・・よろしいでしょうか?」

 

 

なのはもフェイトもノーヴェに有ったと事とまたこれ以上逃げない気がないとわかっているヴィヴィオとまたヴィヴィオとよく似た鎧を着ている男性に抱っこされている

 

十代前後の少女のことも色々とわからない為に・・・

 

 

「あっ・・・うんいいけど・・・話的に何処の家でしたほうがいいかな ホラノーヴェはまだ家に連絡してないでしょう? 皆心配しているとおもうけど・・・大丈夫?」

 

 

「あーーーん ヴィヴィオ・・・いい加減にそれは・・・それだけはやめて・・ほしいよーー」

 

 

流石にオリヴィエもイッセーもこのままでは目立ちすぎるために・・・いったんは自らのクロスを体から離れると同時にそれぞれのクロスは星座でかたどった置物に変わりその上で黄金のボックスに自らが入ると同時にそれは今度は消えることはなくて 

 

 

イッセーとオリヴィエの足元に残っていた。

 

 

「これでいいかな もう戦いはないとおもうけど・・・流石に説明の為に残しておいたほうがいいだろう オリヴィエ」

 

 

「はい・・・それは・・・そうですね イッセー師匠」

 

 

 

こうしてオリヴィエにイッセーと呼ばれた学生を服をきた男性とそれに担がれている女性はなのはと呼ばれた女性が乗ってきた自動車の後部座席にのって静かに高町家に向かっていた。

 

 

一方のノーヴェはこの戦いを挑んできた少女の身元をきちんと調べる為にフェイトと共にその場所に残って少女が持っていたコインロッカーの鍵から荷物を預けている場所を特定して・・・

 

 

その荷物を持って 高町家に向かっていた・・・

 

 

こうして一連の自称覇王と呼ばれた少女による路上でのバトルは幕を終えたのであった。

 

 

だが同時に・・・また次の問題も表れてしまった それは現在もヴィヴィオの意識があってもヴィヴィオの体を支配しているのはオリヴィエと名乗る女性の意識で有るということ

 

 

またそれと同時にイッセーと呼ばれる謎の学生と出会い・・・こればなにをもたらすのかは・・・このときのノーヴェもまたフェイトも・・・そしてそこに巻き込まれる

 

 

さまざまな人は だれ一人 わかっていなかった こうしてめぐってきた運命と呼ばれる糸は・・・どこへ行くのだろうが・・・

 

 

 

 




なんとか書き終えました ヴィヴィオの持っている素質は多少は変更させようかなと考えています。


実際に 小宇宙を持った人間のあの台詞をヴィヴィオにも言わせて見たいなと思っていたりします。


聖闘士に一度見た 技は通用しないと呼ばれた あの台詞を・・・


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説明会改

最初に説明すると コスモ=小宇宙の事は特別な力としか本編は書きませんから

流石に公的機関であり聖王教会や管理局に小宇宙の存在をばらすのは現状では得策ではありませんからね。 


肉体を鍛えればだれもが使える小宇宙にたいして 魔力は一部の人間しか持っていない力ですが 非戦闘など含めたら 魔法が圧倒的に有利になりますからね。


小宇宙の力を使うだけの犯罪者が組織が出てくれば 管理局は壊滅しますから。

流石にマッハ1以上速度を出せる人間や原始を砕く力を持つ人間を逮捕するには死亡がかなり多く出るので 今回は説明会から省きました。


実際に聖闘士星矢の世界でもはぐれ聖闘士の問題で色々と聖域側が問題になりましたからね。 

このへんはエピGを見てくれるとわかります レオの予備の人は色々と問題があって聖域から問答無用で退場を食って テロリストになりましたから。  


ヴィヴィオ達を乗せた車が安全運転で高町家に着いたときにはすでに夜の10時を回っていためたに、

 

 

「説明は明日でもいいかな、流石に今からとなると下手すると明日の昼過ぎまでかかるよ」

 

という学生服を着た少年に言われた高町なのはにしてみれば、明日も非番の日であり、

娘が通っている学校も明日は休みの日なのだ。

 

 

それに少年がおんぶをしている少女にも話を聴かなくてはならないためにどの道明日はそれで埋まってしまうと考えに同意してしまうが。

 

 

「でも娘のヴィヴィオはこのままなの? いくらなでも流石にこれでは・・・」

 

 

なのはも流石に車を運転しながらでは二人から話を聞けなかったが家に入るまでは多少の時間はあったためにヴィヴィオの現状までは聞いているのだ。

 

 

「問題はありません、最もと貴方の娘は流石にこの時間までは意識が起きれなかったようなので、眠っていますが・・・私とこの方との説明後にはちゃんと主人核であるヴィヴィオにこの体をかえしますよ」

 

 

ヴィヴィオの言葉や声はなのはにも聴きなれているが・・・やはりどこか違うのだ。

 

 

「本当よ 私もヴィヴィオの事を本当の娘のように可愛がっているんだから、嘘をついたのなら、返してくれるまで・・・どうなるかわかるよね」

 

 

流石に管理局に勤めてエースと呼ばれるほどの時間と経験を積んでいる為にこの言葉に重みがかかっている。

 

 

「はい・・・無論あの子が私を必要としてくれるのであれば若干の手伝い【小宇宙の扱い方】をしたいと思います」

 

 

こうしてなのはとヴィヴィオの二人は自分達の部屋に戻り睡眠を取ることができるが

 

だがイッセーやノーヴェの寝床の確保となると普通は大変だと思うがそれも問題はなかった、ノーヴェとしてもあの後フェイトと分かれた後に自分の姉であるスバルに連絡を入れており。

 

 

 

「ごめん 姉貴今日はとめてくれないか 明日色々と野暮用があってなのはさんの所に行かないと行けないんだ」

 

 

流石のスバルとしても普通ならばこれで自分の自宅に泊める必要がないだろうが

 

だが元々ノーヴェはヴィヴィオ達を指導している立場にいるのだ本人が認めていないが

ヴィヴィオ達にしてみればノーヴェによって格闘の基礎を色々と教わっていたので

 

 

またこの時に原作同様にアインハルトにやられていれば、話は変わっていたが。

 

 

「いいよーーー でもあんたはまだ自宅にも連絡いれてないでしょう さっきギン姉からも連絡が入ったよ、まったくいくら装備点検だといっても時間がかかりすぎでしょうが心配する身にもなってよねノーヴェ」

 

 

 

「はーい わかったから、自宅にも連絡は入れるから いい加減にここのオートロックを解除してくれよ」

 

 

「はーい 返事をしたので今あけたよ  ちゃんと自宅に連絡するんだぞ ノーヴェ」

 

「ちっ わかってる」

 

 

こうしてノーヴェは高町家には割りと近くの住んでいる姉のスバルの自宅に泊まっていくことと成る。

 

 

 

フェイトもその報告を受けて、八神家と聖王教会側に連絡を入れた後に同じくフェイトも自らの部屋で睡眠をとる時にリビングで毛布に包まって寝ている学生服の少年に目をやりながら、そのまま寝てしまった 

 

 

 

どの道明日は色々と忙しくなるのだ 本来であればフェイトはこのまま別の仕事に向かうはずなのだが、なにせ事が事なのでその辺はすでに報告済みで管理局が別の執政官を向かわしたということ報告もすでに受けている。

 

 

 

聖王がらみの事件はここ数年の間に収束に向かっているが、いまだに過激な聖王派閥もまた存在するのだ、そいつらからヴィヴィオや冥王を守る為に今ではカムリが筆頭になっている派閥が護衛と称してあの二人や自分の信頼が置ける部下達に色々と嗅げながら護衛の任務を付かせているのだ。

 

 

実際にヴィヴィオが通っている聖王教会系列の学校にも護衛件先生が居るのだ。

流石に生徒にそれは求めてないが ヴィヴィオの友ダチがそれに近い形でヴィヴィオを見守っている。 

 

 

 

そして夜が明けて ミッドチルダに朝日が昇ると同時に聖王教会側からシスターシャッハやカリムなど早々たるメンバーが高町家に向かっていた。

 

 

一方の八神家でも事が聖王問題と絡んでくるとなると、またヴィヴィオのデバイス問題も絡んでくるために八神はやても含めた複数のメンバーが同じく高町家に向かっていた。

 

 

 

本来であれば逆に聖王教会側や管理局側で用意した場所で話すのが一番なのだが時間が余りにも少なすぎた事や、

 

 

ヴィヴィオの人格を抑えて出てきているオリジナルの意識や記憶がヴィヴィオ側に残りすぎる可能性が高いという事が有る為に話の場所は高町家ということになっている

 

 

ちなみにこれは融合デバイスが引き起こす融合事故と余りにも事例が告示していることからも早期に解決したほうがいいと判断された結果でもある。

 

 

聖王協会側としてオリジナルの血から生まれたクーロン体のヴィヴィオは今の所問題なく成長してくれているのだ。

 

 

それに現代に蘇った聖王という事でも将来的に協会側に属してくれたらいいなということも含めていまの状況は色々とよろしくないのだ。

 

 

 

 

そしてついに聖王協会側のメンバーと八神家メンバーとノーヴェと含めた中島家やティアナもそろったがさすがに人数が多い為に八神はやての護衛として着てくれた。

 

シグナムとシャマルの二人は庭に出ている無論会話を拾えているがそれは些細なことである、同じく中島家では教会属している二人組みを護衛として出しているが

 

ノーヴェは自称覇王の当事者と学生服の少年イッセーと会っているために会議には参加できるのだ。

 

 

ティアナとフェイトは執政官として立場としてこの会議の会話を録音する為に自分のデバイスは録音モードして設定して普段使っているテーブルの上においている。

 

なのはのデバイスもやはりテーブルの上に置かれていると同時にクリスもウサギの人形としてここに参加している。

 

 

シャッハも協会側と参加しているがやはりカリムの護衛という立場が大きい為に中々席をはずせない為にこの会議では皆が飲むお茶や食べ物の用意をする係りとなっていた。

 

 

 

そして大きいテーブルにカリム・なのは・ヴィヴィオ・イッセー・ノーヴェが時計周り順番に座っていたがもう一人自称覇王と名乗る少女もこの席に座っていた。

 

これはノーヴェがこの少女に戦いを挑まれなければ、ヴィヴィオの中に眠っていた人格も現れることがなかったことや また軽く話していたが ノーヴェによると

 

「あれは間違いなく二人とも聖王の鎧に似たなにを着ていた」

 

といっていたのだ、そしてこれからが話の本題であった。

 

 

 

 

「申し後れました! 皆様 私はオリヴィエ・ゼーゲブレヒトと申します、まずはこの体を一時的には借りていますが、まず間違いなく本人であります」

 

ヴィヴィオの声でありながらはっきりした言葉と覇気と呼ばれるほどのなにかで発言した後に学生服の少年も自己紹介を始めた。

 

 

 

「そして俺の名前は兵藤一誠だ、仲間のみんなからは愛称もこめてイッセーと呼ばれているからできればそっちの名前で呼んでくれ、最もとこの名前を聞いて驚いているの奴に言わせてもらえば俺は地球出身であり生まれも育ちも地球人だからなそこはわすれるな」

 

 

 

「「「「「「「!!!!!!!!!!!」」」」」」」」

 

 

 

「えっ・・・地球って・・・ミッドにこれるわけ・・・もしかして漂流者とか」

 

 

これにはだれもが困っていたが・・・それを見かねたイッセーは

 

 

「正確にはパラレルワールドの地球だ、最もとそのおかげで神様の力で飛ばされた場所で最初に出会ったやつらはオリヴィエ達だったけどな」

 

 

「それは・・・確かにそうでしたね 私が敵国の間者に襲われている時エレミアが最初に現れて次に貴方が現れてからの数年は本当に楽しい思い出です」

 

 

もはやこのままではイッセーとオリヴィエとの思い出話になってしまうために、実際にこの話は貴重な話であったりしたのだが・・・・

 

 

そこへノーヴェが待ったをかけた 

 

「話は大体わかったけど・・・聖王の鎧をなんであんたやこの子が持っているのか?説明が付かないぞ?」

 

 

確かにそうなのだが これは実際に違うのだ、当事者でなければわからないのは当然である。

 

 

「皆様が聖王の鎧と呼んでいるのは実際には違うのです、この方イッセー様と格闘訓練やある力の学び方やそれの使い方を教えてもらった結果・・・イッセー様から授かった武具なのです」

 

 

オリヴィエの言うことが真実なのは定かではないが・・・なぜそれが本来の聖王の鎧と間違えられたのはそれはオリヴィエがゆりがごの中に入ってゆりがごの一部と成った時に

 

 

有ろうことにその力のいったんをオリヴィエが継承していることを全国民に広く見せるために映像を空に投射した時に、聖王の鎧を発動させるように当時の意思決定機関がオリヴィエに命令してオリヴィエがそれを実行したことで、クロスを着たオリヴィエが空いっぱいに写りこんでしまった、

 

 

これがのちの聖王の鎧の誕生秘話で会った、流石に国民全体や敵国にも見られてしまっている映像を止めることは出来ないために聖王側があれば正統な聖王になったのみに与えられる鎧であると嘘を真実に摩り替えたのだ。 

 

 

 

「事実だ、オリヴィエには射手座のクロスを覇王には獅子座をそしてエレミアには天秤座のクロスを与えている、最も獅子を継承していることからもこの子は覇王の血筋かそれに近い血筋を持っているとおもうが違うか?」

 

 

イッセーの言葉に 自称覇王と名乗っていた少女もだんまりをやめて・・・

 

「はい・・・イッセーさんでよろしいでしょうが・・・確かに私の一族は覇王イングヴァルトの直系筋に当たる者です・・・時たま血筋の中に私のような先祖がえりをする人間にはなぜかあの獅子のクロスが呼び出せるようになっているとおじい様から聴いたことがあります、そしてなぜかそれは私の家では代々覇王の鎧として呼ばれていることもです」

 

 

 

「それは・・・やはりクラウスも自らのクロスを代々の孫や子孫に受け継いでほしいと思って特別な魔法を作ったと思う」

 

 

それを聴いていたイッセーはこのようにしか言うことしか出来なかった。

 

 

他のものはすでにこの会話に言葉すら挟める状況ではなくなっていたが・・・

 

だが地球出身者のなのはとフェイトとはやてはイッセーが言っていた言葉にある共通の物を連想されるには十分だった。

 

 

「ねっえ・・・もしかして天秤とか獅子・そして射手座とかはもしかして黄金十二級と呼ばれている星座じゃないよねイッセーさん」

 

 

なのはのこの言葉で・・・イッセーもなにかを納得したのか?

 

直ぐにそれについて話し始める 星座を象ったクロスの事やある神様の下に集まって出来た組織【聖域】その後に聖王達のみに教えた特別な力を持った人達など居ること

 

 

そして本来ならば自分もその組織に一員であり自分が住んでいた地球ではそれらの組織はすでに一般人まで知られてしまった事など。

 

 

「それは・・・・でもそれは本当のことなのかしら・・・神様なんているのかしらね?」

 

 

それが当たり前である、特にミッドチルダ系の住民にしてみれば神様というオカルト的な存在やまた魔法以外の特別な力はレアスキル程度だろうと考えていたのだが・・・

 

 

 

 

「では・・・一体どうやって、クラウスやオリヴィエにクロスを渡せたと、記憶の改ざんという方法でも・・・それはいつ一体どうやってやったのでしょうか?」

 

 

「それは・・・・たしかに」

 

 

 

実際にそうなのだ、いくら言葉でそれはありえないといったとしても本人がいる上に

双子座のクロスや射手座のクロスはボックスに入っている。

 

 

 

またそれに良く似た鎧をこの覇王クラウスの直系となるの少女も持っているのだ

 

しかも一族がそれを認めている・・・つまり残り一個天秤座と呼ばれるクロスがどこかに存在していると事だけが発揮とわかっているのだが・・・

 

 

 

なにせ頭の痛い事でもあった、それを使われる可能性も含めて聖王教会も管理局も持ち主を探さなくてはならないので、エレミアという名前だけで。

 

 

「はっあ・・・どんでもない爆弾ですね イッセーさんとお呼びしたほうがいいのかしら」

 

 

「それでその覇王の直系の血を引いている少女はなにをしたかったのかな」

 

 

ノーヴェの言葉に、その少女は色々と目的を含めて話し出す。

 

 

まずクラウスの夢や記憶の一部が自分の記憶として残っており、また特別な力をどのように使いこなすか、

 

 

 

など一族で先祖がえりをしたものだけが読めれる古文書や巻物を読んでさまざまな方法を取る中で一番確実になのが実戦経験であったと書かれていたことで

 

 

最もとそれには情報の欠落が有り 小宇宙を高めることや、それによって受けた恩恵での戦い方の練習などはどうしてもペアー以上の人間が必要になる。

 

つまり二人以上の人間で組み手などをしていけば青銅クラスの上位に軽く組み込めるほどの実力を持つことが出来るのだ。 

 

ただし今回の時はアインハルトしか先祖がえり組みは一人しか居なかったために一族の中でも普通に覇王流の魔法の使い方はまともに教えられるが小宇宙の使い方を教えられる人間は誰一人としていなかった 結果として一人で実力を高める方法として・・・

 

実戦訓練しかなかったということだけは事実である。

 

 

 

 

「それでもって路上でのなんでもありのバトルをやっていたと、当人同士納得しているから被害届もだせなえかな そんなも出したら・・・もしそいつが管理局に捕まったから自分はこんな子供にやられてしまったと言いふらすものだからな」

 

 

 

確かにノーヴェの言うことにも一理あるのだ プライドや腕っ節が強い人間は裏でのバトルで誰かに負けてしまったというのはそれは後々に響いてくる為にそんなものは出さないのが普通なのだ。

 

 

 

「・・・はい・・・それで・・・もしよかったなのですが・・・私にも・・・クラウスの直系を引いている、私にイッセーさんが師匠となってこの力の使い方を教えてください・・・そうしなければ・・・ならないとなにかが・・・私の中のなにかが訴えているんです」

 

 

そういうとこの少女はみずからイスから立ちイッセーに向かって頭をさげていた。

 

 

これには流石のイッセーも・・・本来ならば言ったことをいってこの地をさる予定ではあったのだが・・・

 

 

「・・・・いいだろう どの道・・・その力【クラウス】に教えてしまった責任があるからな」

 

 

「はい」

 

 

「ならば私も・・・もどりましょう  クラウスの血筋を引いている少女よ確かにあなたはクラウスの直系筋なのかもしれませんが・・・」

 

 

「過去にとらわれるのは止めたほうがいいです、特に私のような亡霊に付き合う必要もないですからね それではイッセー師匠会う機会がないことを祈って・・・いまはこの子にこの体を返します、この子も話を聴けるので聞かせていましたが・・・なにやら思う所があったようですよ」

 

 

 

そういうとオリヴィエはヴィヴィオに体を渡して再びヴィヴィオの意識下にもぐってしまった。

 

 

そう聖王の鎧と呼ばれている射手座のクロスを出したままにして。

 

 

こうなってくると話の主役が一人減ったためにとうぜん 振り分けられる人材も違ってくる。

 

 

 

聖王協会としても管理局としても一度は壊れてなくなったと報告を入れている聖王の鎧が再び現れたこと、実際には壊れたようにみせかけたことや

 

 

覇王の直系筋が居たことやそれが聖王の鎧に似た覇王の鎧と称した鎧を代々が受け継いでいたことや、それを渡したという人物がミッドチルダに現れたことなど。

 

 

本当に上に報告することが多い為にとりあえずイッセーとこの少女のことは一時的にノーヴェの預かりとなった。

 

 

これはなのはも含めた多くのことが報告やさまざまなことに時間を取られることで

まだ正規入隊ではあるがバイトに近い状態なノーヴェしか開いている人材は居なかったことが大きかった。

 

 

 

それに相手はもし話が本当ならば 弱い600年は軽く越えている少年であるこの扱いも微妙なために戸籍や色々と含めての話し合いが再び行われる予定になって今日の話し合いはこれにてお開きとなった。

 

 

 

そしてなのははヴィヴィオをかかりつけの病院にレイジングーハートとクリスをもって向かっていた、フェイトもティアナと分かれた後に自らの仕事部屋に戻り仕事を開始していた。

 

 

 

そしてティアナだけはノーヴェとこの少女聞き出した名前はアインハルトと共に地上の交番に来て色々と書いて書類を提出していた。

 

 

そしてイッセーはノーヴェは共に一緒について着たのだ、元々この世界には戸籍にもなにもないイッセーだからこそ逃げることも出来たが とりあえずはあの子の師匠とやると約束をしてしまっている手前・・・付いてくるしかなかった。

 

 

 

聖王協会と八神家と中島家は途中まで一緒に帰ったが・・・八神家と聖王教会組みだけは聖王教会に向かって車を走らせていた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんとか書き上げました


格闘シーンまで入るかな・・・下手すると最初のアインハルトとヴィヴィオの格闘がなくなっている可能性が高いような気がする。



会話は聞いているからどんな展開になるか色々と楽しみだ。

あと幼女の二人も出さないといけないから 色々と大変だーーー


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アインハルトとヴィヴィオ 初めての自己紹介? 

すみません 結構時間がかかりました あと口調はすこしづづ治していきます 

次はハイスクールの方を取り掛かる予定なので。


 

 

ノーヴァとしてもだ、隣にいるイッセーに対しては十分すぎるほどの注意を払っていた。

 

 

「まっあ・・・仕方がないと思うけど、あの子がそろそろ帰ってくるから そんな顔はやめたほうがいいよ それにこちらを探っている気配も出しているのもわかるけど」

 

 

「なっ!!!」

 

 

ノーヴァとしては 探りを入れているのはわからないLvでやっていたはずなのだが。

 

元々この世界の住人は格闘タイプを初めとする多くの人間以外は魔法による人探しをするほうが慣れているおかげで、このような探りあいに関しては 現場にいるたたき上げの管理局の人間程度しかわからないLvでやっていたはずなのだ。

 

 

 

「ちっ・・・わかったよ だけどな あんたが確かに私を助けくれたのは事実だけど、もしもだあいつらに何かしてみろ、たとえ実力が負けていようとも 確実に倒しにいくからな」

 

 

イッセーも 言葉には納得するしかない 今の自分ははっきりといって ただの不審者しかない しかもこの世界に関する情報もなにも持っていないのだから。

 

 

こうしている間にもティアとアインハルトは無事に昨日起きた湾岸地区でのストリートバトルの報告に来た上で 色々とアインハルトは書いていたのだ。

 

 

流石にクレーターが残る威力を出してしまった状況をそのまま見過ごすわけには行かない為に 軽い器物破損の疑いがある犯人であるアインハルトは事実上の自首扱いにすると事で面倒な書類を何枚も書いていた。

 

 

流石にそれ以前の事も書く必要が出てくるのだが 実際にノーヴァ以外の目撃者件バトルした相手の素性もわからない為に アインハルトはわかることだけは出来うる限り書いていた。

 

 

 

その頃 ヴィヴィオはなのはにつれられてかかりつけ病院に入って身体検査と精神検査の二種類を最初から順番的に行っていた頃。

 

 

高町なのははというと ヴィヴィオと共に持ってきた黄金聖衣の聖衣が入っているボックスを自らの相棒であるレイジングハートと共に表側限定しか調べることが出来なかった。

 

 

 

これは全てのボックスにいえることなのだが アニメや原作では簡単に開くボックスは実は簡単に開くようには出来ていない。

 

クロスボックスは自らの使い手かそれとも治す物、例外的にアテナなどの許可がないと開かない仕組みとなっている。

 

 

その強度もはっきりといえば、小宇宙の攻撃を食らっても壊れないほどの耐久性を持っている。

 

 

そのためか やはりなのはも ヴィヴィオとイッセーとなのる少年が簡単に開いたり閉じたりしたことからも 簡単に開けることが出来ると考えていたが。

 

「うーーん ここまで 頑丈で しかも 魔法による探査すらも跳ね返す上に素材も不明か、ヴィヴィオが軽く持っていたから 大丈夫と思っていたけど これほど重たいものだったとは」

 

 

確かに なのはとヴィヴィオは戦闘スタイルも違えば その素質もまるっきり違っている。 

 

ここまでクロスボックスをヴィヴィオがもってこれたのは 一重にヴィヴィオの中に戻った聖王とクロスの意思によるものの恩恵であり それがないとクロスはただの重たい箱でしかない。

 

 

 

最もとそろそろ ヴィヴィオの二つの診断も終わり、ノーヴァ達と待ち合わせしている

テラスまで行く予定では予定しかない。

 

 

そこへヴィヴィオが元気な姿をなのはに見せてくる しかもなにやら診断書らしきものを持ってくるではないか、 

 

「まっあ 娘に心配をかけるよりかは イッセーって人に聞いたほうが早いかもしれない」 

 

 

「なのはママーーーーー 見てみて これ私の診断書だよ ほら身体共になんにも問題ではなって、 だから 早くあの子に会いたいよ」

 

 

ヴィヴィオにしてみれば 昼過ぎまで検査で時間がつぶれた上に なにもないとわかれば 昨日の覇王の血筋を引いている子と名乗ったアインハルトに一刻も早く会って 話がしたいと思うのは無理からぬ話である。

 

 

 

昨日までは聖王がヴィヴィオの体を乗っ取って話していたのだ 確かにその記憶がヴィヴィオにもあることはあるのだが、自分視点ではなくて第三者視点で見て、聴いているような感覚が残っていた。

 

 

 

 

「ほらあんまり あわてないの ちゃんとお医者様から話を聴いてからね」

 

「はーい」

 

 

こうしてなのはとヴィヴィオの二人は医者から色々と聞いたうえで ノーヴァとの待ち合いの場所に向かって車をだしていた。

 

 

その頃ノーヴァとしても昨日事でもあったし、結局の所 アインハルトが居ないうちに

中島家に連絡を入れていた、無論襲撃されたことや聖王関連であるということもだ。

 

 

その結果ギンガ・ナカジマとスバル・ナカジマを除くナカジマ家が一斉にこのなのは達と合う場所で集合していた。

 

 

「すまいな だがやはりノーヴァの事を心配しているのを姉の私が止める方がやぼというものだろう」

 

「でも チンク姉に話をしただけなのに 確かに双子はヴィヴィオの警護や護衛で来ているのはわかるけど・・・ 他のやつらは・・・いいか アインハルトは繊細なんだ

 

それにあいつの事もあるし 絶対に問題を起こすなよ いいな」

 

 

 

「「「「「はーーーーーい」」」」」

 

 

イッセーとしてもだ 何時までもこんな場所に居たくはないが だが世界をまたに駆ける移動はイッセーとしても突然に訪れるためにどうすることも出来ないのだ。 

 

 

だがらこそ イッセーはアインハルトが本当にレオを継承しているならばそれをまともに扱えるようにしてやりたいと思っている。

 

あんなストリートで戦うよりもちゃんとした戦い方があるのだから 無論アインハルトの本来の姿をみて また年齢も聞いているので 小宇宙の扱いやまた肉体的にも十分に成長できると判断した上でだ。

 

 

 

そのように考えていると アインハルトは自らの席に座って 今日ここにくる相手にたいして挙動不審になるようにまわりをキョロキョロとしていた。

 

 

すると

 

 

「ノーヴア、お待たせ 結構ヴィヴィオの検査に時間を取られた上にヴィヴィオの友達も一緒になって付いてくると成ったから それで時間が取られて 大変だったよ」

 

 

「お待たせしました アイハルトサン 高町ヴィヴィオと言います よろしくお願いします そしてイッセーさんもよろしくおねがいします」

 

 

「はい・・・ はじめまして? アイハルト・ストラトスと申します 昨日は大変おせわになりました、貴方の中に眠っている存在にはちゃんと挨拶をしましたが 貴方には初めてだったので 変でしょうか?」

 

 

「ううん 変じゃないよ だって あの時は 意識はちやんとあったけど 私の体を動かしていたのはあの人だから」

 

 

ヴィヴィオとアインハルトが双方挨拶をした後に この場所からは移動することとなっている、移動する場所は【聖王教会本部・訓練室】である。

 

 

本来ならば管理局でもいけばいいのだが 流石に聖王・覇王といった関係はやはり適材適所という感じである。

 

 

それにいまだにイッセーとヴィヴィオが持っている 黄金に輝くボックスは簡単ではあるが、布や車の中に置いている 流石に昼間でしかも 人道りが多い場所に持ってくるようものではないのだ。

 

 

 

 

 

こうしてイッセーを含めたなのは達一行はそれぞれ乗ってきた車に乗り込み 一路聖王教会に向かって 車を走り出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




流石に クロス関係では それを使った訓練をすると 普通のジム程度では確実に壊れてしまいますから 

それならば最初からきちんと設備が整っている場所でやる方がいいとおもってかきました。




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驚愕の真実 

すみません 色々と後れました。

冥王様には キャンサーのクロスを与えてみました 人の魂を操る術を使えるので

戦場では使い勝手が良かったはずです 同時にそれを元にして作られたのが

冥王事件と呼ばれるあの人形達に使われていた技術です。 




全員がようやく聖王教会の訓練室まで集まった頃、 

 

とある部屋では異変が起きていた・・・そう本来ならばまだ眠り続けているあの冥王と名乗った少女であった。

 

 

元々この少女は確かに古代ベルカ人であるしなによりもしらべった結果本当に冥王本人と確認されたのだが・・・ある事件によって今の今まで昏睡状態で聖王教会によって

 

その身柄を保護されていた、しかも一部の人間しか知らない情報なのだ。

 

 

 

だからこそ・・・だれも気づかなかった その冥王が起きて上がっていることには。

 

 

「あれ・・・私は・・・そうだ・・・ヴィヴィオちゃんと一緒に会話して・・・そのまま眠ったはずだけど・・・この小宇宙は・・・それに私が封印しているあの方から貰ったはずのクロスが共鳴している・・・それで起きれたの?」

 

 

「でもなんで今になって 共鳴が・・・ヴィヴィオちゃんのクロスも封印状態のはず・・・あの時会話の時に確かにヴィヴィオちゃんの手に触れて・・・確認もした・・・あれはクロスが・・・意識を持って封印をしているようだった・・・でもそれが解けている?」

 

 

そう冥王自身もあの古代ベルカ戦争の生き残りであり、イッセーとも顔を何度も合わせたことがある、その結果イッセー自身もキャンサーのクロスを彼女に渡したのだ。

 

 

聖王と名乗った彼女のように自身だけでも守れるようにその力の使いかたなどを・・・

 

 

冥王はその力を結果的に周りの人間に使われて人間をゾンビのように殺しても死なない兵器へと生まれ変われるようにする力の供給現として使われていた。

 

 

だからこそ事件が解決した後には、その力の反動によって今の今まで昏睡状態になっていたのだが・・・

 

 

だがイッセーとヴィヴィオがこの聖王教会に持ち込んだクロスの力と波動によって彼女の中に封印されているクロスも反応した結果・・・彼女が目覚めたのだ。

 

 

 

そして彼女は歩き出した・・・そうクロスの反応をたどって・・・イッセー達がいる訓練室に向かって歩き出したのだ。

 

 

 

このことは他の聖王に属するシスター達にもあんまり知られていなかった、情報が少ないほど・・・情報を知っている人間が少ないほど・・・その情報が漏れた時のルートがわかる為でもあった。

 

 

 

そして彼女が目覚めている間にも話は進む。

 

イッセーも含めて・・・なぜかヴィヴィオが言ったのだ

 

「私も知りたいです・・・なぜあなたがそんな目をしているのか? 私にはわかりませんが・・・今のあなたは私の中にいるあの人を見ている・・・そんな感じです・・・だからこれで語りましょう」

 

 

そうヴィヴィオは自らアインハルトのスパーリング相手に名乗りを上げたのだ。

 

実際にヴィヴィオの言っていることは間違いではない・・・今の彼女アインハルトの目にはヴィヴィオの中にいる【聖王様の意思】と【魂】を見ていたのだから。

 

確かにイングヴァルト家の問題は仕方がない・・・これは血の宿命でもあった。

 

記憶と力を代々受け継いできた家柄・・・なによりも偽もではない本物の覇王と呼ばれる家柄を示すもの【クロス】が存在しているのも大きい・・・

 

逆にこれを盗もうとしたやつらはさまざまな勢力にもいたが結局のところはアインハルトが持っているということは盗まれてはいないのだ。

 

そもそも聖闘士と魔法使い・・・どう考えても聖闘士の方が単純にスペック上では圧倒的に優れているのだ。 

 

 

しかも光の速さで動ける相手に魔法使い程度では誰も勝たない・・・いや勝てないのだ。

 

こうして異例だらけではあったが・・・ヴィヴィオ対アインハルトの対決が始まろうとしていたが・・・・

 

 

 

だがイッセーには結果は見えていた・・・以下にヴィヴィオが強いといっても所詮は一般人である、対してアインハルトはすでに聖闘士なのだ。 

 

 

だが他の連中は知らない為に特にノーヴェはいい勝負が出来るだろうと思っていた。

 

実際に昨日のストリートファイトでは十分にいい勝負が出来ていたが。それは魔法と格闘技のみを限定に戦っただけに過ぎない。

 

 

実際にレオのクロスによって守られたアインハルトには普通にダメージを入れられる人間なんてイッセー以外以内のだ。

 

例外としてヴィヴィオの中に眠っている聖王を除いては。

 

 

「ふんじゃあ はじめるぜ スパーリング一本勝負だ・・・砲撃なしバインドなしの格闘オンリーだ じゃ 五 四・・・三・・・二・・・一 ・・・初め!!!」

 

 

 

ノーヴォの初めの掛け声と共に最初に動いたのはヴィヴィオであった、

 

実際にまっすぐにアインハルトの前まで行き・・・左・・右・・・そして左回し蹴りの後にすぐさまその回転を利用して再び飛び膝げりをしたのだが・・・

 

 

【まっすぐすぎる・・・そして心も・・・体も・・・良い師匠に恵まれましたね・・・ノーヴェさんの動きと同じです・・・】

 

そうアインハルトはそのヴィヴィオの攻撃を受けることなく全て紙一重でよけていたのだ。

 

 

だか逆にあせったのはヴィヴィオでもあった・・・それはその動きは自分の得意分野の動きだったからだ。

 

【駄目・・・全然アインハルトさんには当たらない・・・しかも目で見て全てを交わしている・・・それは・・・私と同じスタイル・・・だったら・・・これならどう!!!】

 

 

「はっあーーーーーー!!!」

 

 

何度も何度も交わされている内に ヴィヴィオもアインハルトの動きを徐々ではあるが

目が慣れて来た感じがあったのだ・・・

 

 

それがアインハルトが仕掛けた罠とも知らずに・・・

 

 

「これで決めます!!!」

 

 

ヴィヴィオは勢いをつけて一気にアインハルトの前までチャージして左ストレートをアインハルトのお腹に決めようとしていたのだが・・・

 

 

シュ

 

「「「「「「えっ」」」」」

 

 

そう一瞬アインハルトの姿がぶれたと思ったら ヴィヴィオの後ろに現れてそのまま

ドン

 

鈍い音ともアインハルトはヴィヴィオを床にたたきつけてホールドをしてしまった。

 

 

これにはだれもがわからなかったそうイッセー以外はだれも 誰だってアインハルトのお腹にヴィヴィオの攻撃がヒットしたと思った瞬間にそれが幻のように消えてしまったのだから

 

そのためにティアは直ぐに自らの相棒であるデバイスに

 

「ねっえさっきのて・・・もしかして幻術・・・」

 

「いいえ違います・・・魔力反応は関知しません・・・」

 

 

「そう」

 

 

実際には簡単である アインハルトがその場から高速でヴィヴィオの後ろに移動しただけである。

 

ただしこれは普通に目がいい人でも 多少の引っかかる程度のマジックに過ぎないが

格闘家もだませるスピードを出せるとしたら イッセーかアインハルト程度しかいないのだ。

 

 

「ミラージュです・・・ヴィヴィオさん 貴方のような目がいい人用に作り出した高速移動術です・・・これで一本です」

 

 

もうこの時になっていると流石にヴィヴィオもホールドされてしまって以上は抜け出せないとわかっているために

 

 

「そうだね すごいよアインハルトさん・・・やっぱりすごいよ・・・」

 

 

「お手合わせ・・・ありがとうございます ヴィヴィオさん ですが貴方の実力はわかりました」

 

 

「それじゃあ」

 

ヴィヴィオは単純にうれしいのだ、ノーヴェ以外では普通に仲間内で基礎訓練などしていたのだから、それが仲間内以外しかも同年代くらいの少女に認められるほどの実力がある。

 

 

たが次のアインハルトの言葉でそれは綺麗に壊れてしまう。

 

 

 

「ですがそれは趣味と遊びの範疇内ならば・・・なにも問題はありません」

 

 

【そうだ・・・この子は違う・・・こんなにも心配してくれる人達がいる、でも私は私が倒したい王は・・・こんな弱い人ではない・・・そしてイッセーさん・・・あなたは記憶にある人物と一緒なのでしょうか? それもと私と同じように受け継がれた者でしょうか?】

 

 

「あの何か・・・私は・・・アインハルトさんにご迷惑をかけたのでしょうか・・・貴方とのスパーリングはまたやりたいと今よりもっと真剣にやりたいです」

 

 

「・・・違います・・・これは私自身のわがままです・・・それに幾ら成長したとしても・・・魔法もバインドもなんでもありだったとしても・・・私は・・・いいえ多分」

 

 

「そう今のヴィヴィオでは勝てない・・・アインハルトはすでに聖闘士と呼べる実力になっている、そして聖闘士は移動速度はマッハ1・・・アインハルトは最後の移動だけはマッハ1で動いた・・・本当ならば 最初の一撃をよけれたのにもかかわらずだ」

 

 

「「「「「「「「「「「マッハ1だって」」」」」」」」」

 

 

アインハルトとなのは以外は驚いていたのだ、 なのはの地球にある実家の道場である移動術を習ったおかげで、似たような移動術ではないかと考えてはいたが・・・まさか普通にマッハ1で動くなんて誰もが思わなかった。

 

 

 

「やはり知っていましたか・・・覇王家に伝わるこの移動術の正体に・・・そしてその呼び名・・・やはりあなたは・・・」

 

 

 

「まっあ・・・聖王・覇王がいた時代から飛ばれた人物だ、昨日も話したけど。彼らの戦いの師匠を勤めていた、だからこそレオのクロスが継承されていた時には驚いた」

 

 

「・・ただまっあ・・・ストリートファイトで実力をつける為にわざわざ小宇宙を封印して魔法で戦っていたのも知っている・・・・そうでないと相手側が確実に死亡するか二度と戦えないほどの傷をえるからな」

 

 

小宇宙・・・コスモといわれてもアインハルトにしかわからないはずだったが・・・

 

ギぃーーーーーーーーーーーーーーーー

 

訓練室が開いたと思ったら。

 

 

「小宇宙とは誰もが持っている無限の可能性と同時にこれを扱える人物は原始を砕くこともできる力を得る・・・その力を得るためには死ぬかも知れないほどの修行もしないといけないということも・・・」

 

「ただし元から持って生まれている人もいるが、それを扱いきれないために・・・自らが危険になった時に使われることが多いために人はそれを火事場の馬鹿力と読んでいた、そうでしたね 双子座のイッセー」

 

 

入院服をきたヴィヴィオと同じでそれでいて・・・ヴィヴィオを含めて全ての人間が驚いていた。

 

 

「まさか・・・生きていたのか・・・冥王・・・」

 

 

「イッセー貴方も私の小宇宙を感じ取れていたのならば・・・わかっていたはずですが」

 

 

「確かにでも小宇宙は弱く・・・そして穏やかだったからな 多分力の使いすぎでまた寝ていると勘違いしていた」

 

 

「それは・・・そうですが・・・でずか貴方のクロスとヴィヴィオのクロス二つの共鳴で私の中に眠っているクロスが共鳴したおかげで」

 

 

「なるほどね・・・共鳴現象か・・・確かに忘れていたな・・・なにぶんクロスを渡したのはずいぶんと前だったからな・・・そしてそれぞれ立場があったから・・・それを伝えるのも忘れていたし」

 

 

確かにそうなのだ、実際にクロスが共鳴現象をする時は大抵なにか重代なことが起きていた時でそれによって命が助かった聖闘士達も結構いたりするのだ。

 

 

クロスの共鳴現象化はそれによってクロスが本来そこまでの持っていない小宇宙の増幅装置の役目をさらに高めることが出来るのだ。

 

 

これはアテナ軍の切り札であり同時に禁止技となっているモノを撃つのにも使われる。

 

 

だが今回は小規模であった、そもそも人間一人の小宇宙を癒す程度ならば黄金級が一つあれば十分であった、だが今回はそのうちのひとつは封印状態にあるために装着者の小宇宙を高めることも癒すことも出来ない状態であったが。

 

 

ここでイッセーのクロスとヴィヴィオのクロスは封印がされてはいない為にその力を少しだけ共鳴してだしてやることで意識が回復したのだ。

 

 

「「「「「えっ・・・えっ・・・」」」」」」

 

 

そうまともについていけるのは 冥王本人とイッセー二人だけである。 アインハルトは確かに力と技は継承しているが肝心の知識までは全ては継承には要っていない。

 

そもそもその知識は継承された覇王の記憶である、つまりつらい体験を思い出さないとその知識も思い出さないのだ。

 

 

アインハルト本人は知らないが、本能的にその無意識化で記憶を封印しているおかげで

わからないまま、育ってきたのだ。

 

 

 

 

こうして目覚めた冥王と認識があるイッセーと呼ばれる青年

 

 

混乱する中・・・いまだ訓練室では・・・だれもが動かないでそのまま話を聞いていた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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