女難スキルEXの主人公ががんばる話※凍結 (冷凍食品ウマー)
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01

また作ってしまった。


「いや~めんごめんご」

 

笑いながら目の前に現れた男・・・・・誰?

 

「その質問に間しては、まあ気前のいいお兄さんとでも思ってくれ」

 

じゃあ気前のいいお兄さん、ここはどこで俺はなんでしゃべれないし、思っていることがわかるの?

 

「それは、君が魂の状態でいてお兄さんはその魂の声を聞くことができるからさ、そしてここはお兄さんの作った特別な空間かな」

 

ん?なんで俺は魂の状態になってるんだ?俺の体は?

 

「はい、ここでカミングアウト~!君は死んじゃいました~、元いた世界の神様のお気に入りの子が死ぬはずだったんだけど無理やり死という概念を飛ばしたせいでその死が偶然君に引っ付いて死んだ感じ」

 

まじか、俺そんなとばっちり受けて死んだのか

 

「まあまあ、そんなに落ち込まないでそんな君にBIGチャンス!よくある転生ちゃーんす!」

 

転生?ああ、よくある転生物の小説みたいなものか

 

「そーそー、まあ今回は行く世界は決めることができない分上げられるものはなんと5個ほど!これでYOUも俺TUEEEしちゃおうよ!」

 

そうなの?じゃあ欲張っちゃおうかな

・黄金律A+

・病気にかからない身体

・運をできるだけよく

・結果的にデメリットになるものをなくすチカラ

あとはうーんなんか戦闘技能がほしいよなー

 

「そうだよねーお兄さんとしては、もってた漫画や小説の中から選んでみたら?」

 

うーん・・・・・そうだ!ねえねえ兄さんこんなのってあり?『俺が生前に所持していた物のチカラや物をガチャポン形式で定期的に引ける(定期的ちは兄さんの気分しだい)』とか?

 

「それはどういうことだい?たとえばフライパンがでればフライパンがもらえるってことかい?」

 

そういうものは除外してくれるとありがたい、たとえば俺の生前の持っていた漫画や小説ゲームなんかの創造物も景品に入ってるみたいな?

 

「あーそういうことだね理解したよ、でもそのかわり、君の運をできるだけ上げる特典を引くときだけ無効化させてもらうよ?その代わり娯楽物の中限定にしてあげるそれでプラマイゼロじゃないかな?」

 

オーケーそれでいいよ、じゃあ一回目はここで引かせてもらってもいい?

 

「いいよ、はい」

お兄さんが指をはじくと目の前にガチャポンが現れた。

魂の状態だが、なぜだか引こうとすると白い自分の手が現れてそれで引けた、ガコンッという音とともにでてきた赤いカプセルを開けるとそこには『東京ESP』と書かれていた。

 

え?これなに東京ESPの漫画が当たったって事?

 

「おー君運がいいね~それはその作品のすべてのチカラが与えられる、いわば当たりだね~」

 

ということは俺はあの作品にでてくるすべての能力を使えるってことか・・・・「チート乙」やかましい!

 

「じゃあ次会うときは、またガチャポンを引くときだねじゃあ送るよいい転生ライフを」

 

急に眠くなる衝動に身を任せ、意識がとぎれた。

 

 

 



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02

俺が生まれてから5年がたった。

俺の名前は土宮(つちみや) 剣輔(けんすけ)

 

いろいろ説明したいことがあるんだが、まあとりあえず・・・両親がESPを会得してしまった。

 

発端は、俺が特典を試している時に、ふとESPを目覚めさせる『光る魚』は出せるのか試したときだった、案の定スィーと空間から1匹出てきたのだが運悪くそこに母親が部屋に入ってきて、元々素質があったらしくそのままESPを会得してしまった。

 

それから母親に説明を求められ、嘘を交えて説明したらまあ納得してくれたのだが、母親がなんと「紀之にも試してみてくれない?」といわれてしまい、試した結果まあ、そのまま成功したのだが、まあ楽観的な性格の父親だから、通勤に役立つだとか母親は家事が楽でいいなどまあよかったと思う。

 

紹介しおくれたが、母親の名前は土宮 黄泉(よみ) 父親の名前は土宮 紀之(のりゆき) どちらも喰霊の登場人物で、容姿もまったく同じだった。

 

母親のESPは瞬間移動で、自身は移動できないが物を送ったり手元に瞬間移動させたりできるESPで、父親も同じ瞬間移動だが、こちらは自身と触れているものを瞬間移動させることができる。

 

そしてもうひとついっておきたいことがある。

 

「坊ちゃん、庭の手入れが終わったら相手するんでそれまでまっていてくだせぇ!」

 

目の前にいるイケメン庭師、しってるか?コイツ・・・・・カマイタチなんだぜ。

 

どうやらうちの家系は霊に関する問題なんかを解決している一族らしくこうやっていろいろな位の高い霊体が家で働いている。

 

母親は、麒麟を持っているし、父親は管狐を使うまあ最大の驚きは俺の中には九尾がいるということが1番の驚きである。

 

少し前はここは喰霊の世界かと思ったんだがどうやらそれは間違っていてここはハイスクールD×Dの世界だということがわかった、理由は家に依頼に来る人の中に天使、悪魔、堕天使がいるし、このまえなんかアザゼル本人がきてたからね。

 

それに俺の中にいる九尾はなんか友好的というか寂しがりやというかなんか人間じみている。

俺の中に九尾がいる理由は、生まれた当初に虫の息で両親は家系に代々伝わっている石を俺の手に握らせるとそれが俺の身体の中に入り息を吹き返したんだと。

 

(な~な~剣輔~おやつ~実体化おねが~い)

 

とまあこんな感じで実体化もできる。

九尾に聞いたんだが俺には神器が宿っているらしい

 

「剣~刹那が来てるわよ~」

 

呪禁道は存在するが、家のバックアップが主な役割らしく喰霊に登場するキャラはほとんど味方なようだ。

そしてもうひとつ面倒なことが「剣ちゃ~ん刹那お姉ちゃんだよ~ああ、剣輔ニウムが補給される~」・・・・これだ。

 

眼帯をしているこの今現在俺に抱きついている女性が現呪禁道の時期党首、忌野(いまわの) 刹那(せつな)さんだ。

原作では党首だったんだが、刹那さんのお父さんは生きているというより「剣輔ぇー!おじさんだぞー!」・・・・とまあこんな感じで似た物親子である。

 

「刹那さん、離してくださいあとおじさんうるさい」

 

「なんでお父さんはおじさんなのに私には他人行儀なのよ~お姉ちゃんでいいのに~」

 

「はっはっはっ!刹那は下がってなさい、剣輔はおじさんと遊ぶんだからな!」

 

「なんですって!剣ちゃんはいまから私とお出かけするのよ!ねぇ~剣ちゃん」

 

おじさんの方はうるさいという言葉は聞こえなかったのかまた大声ではなしている。

おじさんは呪禁道党首で、名前はどうやら放送禁止らしく聞くたびに騒音でかき消される。

 

「俺、いまからカマイタチと遊んでくるから」

 

ここはさきほどのイケメンを使って逃げる、おじさんと刹那さんに服を掴まれそうになったが物理透過で服を自分ごと透過させ、逃げた。

 

「剣ちゃん待ちなs『スカッ』またESPで逃げたわね~!」

 

まあこんな感じですごく楽しい日常だ。




喰霊のキャラなんかいれてみましたが原作とはぜんぜん違う点などありますがオリジナル設定ということで。


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03

8歳になりました。

いまは昔すんでいた京都から引っ越して駒王町にすんでいます。

お隣は神社で、そこの一人娘姫島朱乃ちゃんと遊んでいます。

 

ある日今日も、神社に行って遊ぼうと思ったら結界が張られていた。

 

「なあ鬼童丸(きどうまる)この結界なんだが壊していいと思うか?」

俺の護衛として今日は鬼童丸が憑いて来ていた。

 

「・・・・・(これは姫島家の者が張った結界ではないので壊していいかと)」

 

原作どおり鬼童丸は、声が小さすぎるがまあ聞き取れる。

 

「じゃあ壊すか」

 

デコピンに霊力を纏わせ弾くと、パリンッというきれいな音とともに結界が割れた。

その時「剣ちゃん助けて!」という朱乃ちゃんの声が聞こえた。

 

朱乃side

 

黒尽くめの人たちが突然追いかけてきた。

私がお父さんの血を受け継いでいるかららしい。

お母さんと一緒に逃げているときに石に躓いてこけてしまった、黒尽くめの人たちはすぐに追いついて私に向かって剣を振り下ろそうとした。

その時咄嗟に助けを求めたのが、父でもなく母でもなく私の初恋の人物、いつも私の傍にいてくれたとっても優しい人、くる筈もないとわかっていたのに不意にその人の名前を叫んでいた。

 

「剣ちゃん、助けて!」

 

剣が私に迫ってきて、もうダメだと思った時キィン!と金属がぶつかり合う音が聞こえて目を開けると、私の前で刀をもって佇んでる人がいた。

その人はこちらを向いて優しい笑顔でこう言った。

 

「助けに来たよ。」

 

朱乃side end

 

朱乃ちゃんの助けを呼ぶ声が聞こえた瞬間、俺は声がする方向に走りながら鬼童丸に

 

「鬼童丸!ぶっつけ本番だ、俺に身を委ねろ!」

 

その時だけは鬼童丸はいつものボソボソといった声ではなくはっきりとした声で「御意!」といった。

俺は自分の霊力で、鬼童丸の霊力覆うように包み込む。

 

これは人間の血と妖怪の血を引く者が己の配下を纏い戦ったという。

俺は人間の身で在りながら身体に九尾を宿している、だからそれができると思い昔から練習したのだがうまくいかなかった。

だが今回は違う、彼女の助けを呼ぶ声と鬼童丸を信頼する心、そしてこの土壇場の感情の爆発で『纏』を完成させた。

 

白い毛皮を首に垂らし、着物を纏い二本の刀を持った姿はさしずめ鬼神。

 

俺は朱乃ちゃんに降ろされる剣を弾き、落ち着かせるように笑顔で「助けに来たよ。」と伝えた。

 

朱乃ちゃんはじっと俺の顔を見て涙を流しながら笑顔になって、その場に倒れた。

 

「朱璃さん、朱乃ちゃんをお願いします」

 

といって俺は目の前の敵を見る

 

「な、なんだ貴様は!我々の邪魔をするならお前も死んでもらう!」

 

先頭の男がそう叫ぶと、一斉に男たちが攻めてきた。

 

「身体が軽い、持っている刀はどう振るえばいいのか手足のようにわかる」

 

そういって先頭の男を切り殺した。

 

子供の俺が躊躇なく人を殺したことに相手は動揺をかくせないでいた、かくゆう俺もなぜこんなにも人を殺しても無感情になれるのか、驚いていたがすくわかった。

鬼童丸は家に来る前は人を躊躇なく残虐的に殺しまわっていたらしい、それとあわせて今は過去視(サイコメトリー)を使っている、無関心になるわけだ。

 

相手が動揺してる隙に、全員殺そうと思ったのだが突然纏が切れてしまった。

 

「・・・・(剣輔様、今はこれが限界です、これ以上やると剣輔様の身体が持ちません)」

 

突然俺の服や刀が消えたことに再び唖然としていた相手もこれは好機とばかりに突撃してきた。

 

俺はあんまり人前で使いたくはなかったが、これくらいは大丈夫だろうと、指を弾きながら幻惑を使った。

 

指を鳴らした後に次々と男たちは倒れていった、今見せた幻覚は催眠ガスを掃射する幻覚だ。

 

このESPは反則級の力を持っている、脳に直接作用するため、悪魔だろうと、天使だろうと生きている者はみな逃れることができない、そんなチート級の能力だからこそ使いたくなかったのもひとつの理由だが、もっとも一番は、朱璃に見られたくなかったからだ。

いまのはどうかわからないが、俺にこんな力があるとすれば絶対に朱璃さんから、バラキエルさんに伝わり、どんどん面倒くさい方向に行くに決まってる。

そう思って朱璃さんを見たんだが、

 

「あらあら~剣輔くんも黄泉みたいな超能力使えたのね~」

 

え!?母さん何言いふらしちゃってんの!

 

「この前にね~自慢されちゃったのよ~息子にもらったはじめてのプレゼントだってその時はよくわからなかったけど、ようやくわかったわ~」

 

なんだよ、母さん自慢してるのかよそれはおいといてこれはバラキエルさんには内緒にしといてくれと頼むと、一瞬キランと玩具を見つけた子供のような目になり、

 

「いいわよ~でも、ひとつだけお願いがあるの~」

 

とニコニコといつも浮かべている笑顔だがこのときは冷や汗が止まらなかった。

それは何かと聞くと、

 

「私にもその超能力みたいなものはあげることできるかしら?」

 

と、とてもいい笑顔でそういってきた。

俺はさすがに能力者を増やすわけにもいかないから

 

「残念ですが朱璃さんにはs「あらあら~」・・・試してみます」

 

仕方がないので光る魚を朱璃さんの方に出すと吸い込まれていった。

 

「どうやら成功みたいですね」

 

「うふふふ、これで黄泉に自慢できるわ~でも私はどんな能力なのかしら?」

 

いろいろ検証した結果朱璃さんは念写能力だということがわかった。

朱璃さんは早速バラキエルさんがキャバクラに入るところを念写して黒い笑顔であらあらとつぶやいていた。

 

俺が黒い笑顔にビビッているときに、ようやくバラキエルさんが到着した。

 

「朱璃、朱乃!大丈夫か!」

 

バラキエルさんは目の前に倒れている男たちを見た後、俺を見て

 

「剣輔君か、妻と娘を助けてくれてありがとう!なんとお礼をしたらいいか・・」

 

と泣きながら礼を言われた。

 

「顔を上げてくださいバラキエルさん、俺だけじゃなくて鬼童丸も力を貸してくれたからなんとかなったんですよ、俺一人の力じゃない」

 

「なんと、鬼童丸殿もなんとかたじけない・・」

 

なんかいい感じに終わりそうなところに黒い笑顔の朱璃さんが現れて一言

 

「貴方、これ何かしら?」とヒラヒラと念写したものをみせる。

 

バラキエルさんは一瞬固まったかと思うと今度は大量の汗を流しながら

 

「こ、これはアザゼルに誘われて無理やり「言い訳はいいからちょっと来てくださらない?」・・・・・これから剣輔君を送りn「大丈夫っす鬼童丸がいるんで」・・・・・(泣)」

 

こうしてバラキエルさんのお仕置きで幕を閉じた。




ぬらりひょんの孫から纏いを引用させてもらいました。


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04

「剣輔~ヒマにゃ」

 

突然ですが家には、2匹の猫又がいます。

 

「猫又じゃなくて、猫魈(ねこしょう)にゃ~!」

 

黒歌はああいってますが無限の時を生きる猫又のことを猫魈というのです、この世界基準はどうであれ俺は認めません。

 

「お兄様お腹がすきました」

 

もう一匹の猫又がさっき昼ご飯を食べたばかりなのにご飯を要求してきました。

 

「白音ちゃ~ん、ご飯はもうさっき食べたでしょ~」

 

俺はできるだけ、優しく言うのだが

 

「私が所望しているのは、デザートです」

 

白音ちゃんはすごく食べます、そりゃーすごいですよまばたきした瞬間におちゃわんのご飯がたくなりますからね。・・・ここでついでにこの2匹との馴れ初めでも紹介しましょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

あれは俺が町に遊びに行ったとき、九尾がなにやら感じたようでついていったときだった。

 

「なあ九尾、この結界悪魔の魔力混ざってないか?」

 

「だね~さっき感じた変な感じはこれのことか~じゃあ剣輔、壊しちゃいなよYOU!」

 

「オーケー! アイキャンフラーイ!」

 

結界を壊して、中に入るとそこには4人の男が2匹の猫を甚振っているのが目に見えた。

 

「やばっ!急がないと!」

 

俺は瞬間移動で二匹の猫の前に移動した。

 

「ん?なんだお前、おかしーな原作ではこんな展開なかったようなイレギュラーか?」

 

どうやら目の前の男は転生者らしい、ここは自分も転生者だと悟られないように

 

「まあいいや、とりあえず眠っとけ」

 

そういうと、男の目が急に赤くなり文様が浮き出てきた。

 

・・・・・・・それだけ?

男は焦りながら

 

「なんだコイツ!月読がきかねぇ!」

 

あ、そういうことか月読=幻覚、幻覚=病気の一種みたいな認識だったから病気にかからない身体で聞かないわけね。

 

とりあえず念力で男たちを反発する。

勢いよく吹っ飛び転生者以外は打ちどころが悪かったのか伸びていた。

 

「いって~貴様モブキャラ風情が俺に攻撃するだと!お前神器保持者か!」

 

なんか言ってるが無視して黒い猫のほうが危なかったため、治癒能力で傷を癒していく。

 

「な!?聖母の微笑だと!こいつレア持ちかちょうどいい、おいお前!俺の下僕になれ、そうすればいい生活を保障しようそこの猫又どもも一緒にだ!」

 

どうやら神器と勘違いしたらしい、残念ながら俺の神器は聖母の微笑ではない。

 

「は?お前頭悪いだろ、お前下僕になれと言われて素直に下僕なるやつがどこにいる」

 

言わなかったがましてや裏の関係者じゃないなら「なんなのコイツ・・」状態まっしぐらだ。

 

「なら力ずくだ! ――同調、開始!」

 

転生者は、黄金の剣を作り出しこっちに向かって走り出した。

どうやらアイツの特典は、永遠の万華鏡写輪眼、投影魔法というところだろう。

・・・・ではこちらも神器で応戦しようかな、者によっては蹂躙だけど・・・・

 

俺は、ある人物を鮮明に思い浮かべながら大声で「召還(サモン)!」と叫んだ。

すると横には魂のようなものが集まっていき、人の形を作り出した。

 

「問おう、貴方が私のマスターか」

 

「はぁ!?なんでセイバーがここに?ッテメー転生者か!」

 

やっと気づいたかでももう遅い!

 

「早速で悪いが、セイバー目の前の敵の排除を頼む」

 

判りました、と一言いうと男に向かって走り出した。

 

「セイバーか、ちょうどいい!お前を殺してセイバーも下僕にいれてやる!」

 

頭が残念なこの転生者はセイバーに勝てると思っているらしく意気揚々とセイバーに向かっていった、と思ったらなんと俺に向かって走りこんできた。

 

「聖母の微笑惜しいがお前には死んでもらうぜ!」

 

そういって俺に剣を振り下ろした。

プシャッという音とともに俺の右肩は振り下ろされた剣によって深い傷を負ってしまった、しかし

 

「ハッハッハ!泣いて許しを扱いたらそこの猫又とセイバーと引き換えにお前を許しt!?な、なんだお前の身体!傷がないお前人間じゃなかったのか!」

 

そう、俺は九尾が体内にいる、なので正直傷などどうでもよいのだがこれを言うと家のというか知り合い全員に説教されるのであんまり傷を負ってこなかった、だが周りには俺の知り合いはいないし問題ない。

俺は転生者に手を置き身体を分子レベルまで分解した、転生者はわけがわからず死んだことだろう。

 

「終わったと、でセイバーはどうする?残る?それともとどまる?」

 

「私は貴方のサーヴァント、いつまでも貴方をお守りします」

 

はい、ここで皆様の疑問に答えよう

なんでセイバーが出てきたかだがそれは俺の神器『死霊召還』という神器の能力で召還した訳だ。

死霊召還の能力は、どこかで一度でも死んだ者、または物を召還できるという神器だ。

セイバーはサーヴァント以前に死んでいるので召還可能だ。

じゃあDIOとかだせば無敵じゃない?という声もあるだろう、しかしこれは無理だ。

なぜなら召還したらソイツの意思で還るか現世に留まるか決めることができるからである。

だからDIOなど召還した日には殺されて世界が支配されて終わりだ。

とまあ万能ではないのだ。

 

とりあえずセイバーはこのまま俺の神器ノ中(現世に留まるやつらの部屋があるらしい)に入ってもらって、猫又2匹を家につれて帰ろうとすると

 

「坊ちゃま助太刀いたします、それとさっきの自ら傷を負うような行為黄泉様に報告させていただきます」

 

後ろに現れたのは服部 内蔵(はっとり ないぞう)忍者だ。

どうやら俺の行動は監視されていたらしい

 

「はぁ~、じゃあ頼むよ」

 

御意といって二匹の猫を連れて消えていった。

俺は瞬間移動で家に帰ると、ドアの前に母さんが仁王立ちしており

 

「剣、ちょっと来なさい」

 

このあとめちゃくちゃ説教された・・・・

 

 

まあそのあと目覚めた2匹の猫又と話をして家に住むことになったというわけだ。

 

「にゃんか私たちすごいはぶられた気がするにゃ」

 

気のせい気のせい



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05

この話には、ヴァレリー・ツェペシュ、が出てきますが、このキャラの性格や話方を知りませんので想像で書かせていただきますのでご了承ください。


父さんが帰ってきた・・・・・・大量の吸血鬼を引き連れて。

 

「ただいまー、剣輔ーちょっとこっちにこーい」

 

そう呼ばれて応接間にいくと、目の前に金髪の女の子が座っていた。

 

「紹介しよう、ディウォーカーのヴァレリーだ、仲良くしろよ~」

 

詳しく聞くと、どうやらこの子は吸血鬼の王家のヴァンパイアらしい、で付いてきた理由は自分ら吸血鬼を束ねることができるカリスマ的な真祖を召還できる人物がここにいるため、抗争を止めその人についていこうという話らしい。

 

「それはわかったけど、父さんどこに召還できる人がいるの?」

 

父さんにそう聞くと、父さんはこちらに指を向け、

 

「お前だよ、たしか神器が目覚めたんだろ?」

 

なにいってんだこの人は、

 

「じゃあなんでその子「ヴァレリー」・・・・ヴァレリーに言わないんだよ!」

 

名呼びを要求された・・・・このヴァレリーは神滅具『幽世の聖杯』を持っているらしく、それは死者すらもよみがえらせることができるらしい。

 

「それがな~もう魂がここにないんだわ、それに召還してほしいのは異世界の真祖でこの世界の真祖じゃない」

 

そういうことらしく、俺は始祖を召還することになった。

召還するといっても吸血鬼で真祖じゃなければDIOなんかもいけるが却下、あと思いつくのは第四真祖、アルクェイドさんくらいかな~。(パラレルワールドもありますので第四真祖、アルクェイドが死んだパラレルワールドから連れて来ればいいので、原作で死んでなくてもOKという設定で勘弁してください^^;)

 

「聞きたいんだけど、男と女どっちがいい?」

 

特徴を伝えると、父さんはちょっとまってろといって残りの大量の吸血鬼に話した、すると男吸血鬼と女吸血鬼が対立し始めた。

 

「真祖は女性のアイドル系に決まっているだろうが!」

という男の意見に

 

「なにいってんのよ!高校生のイケメンに決まってるでしょー!」

と、チラチラと俺のほうを向きながら反論する女性の方々。

 

めんどいので二人とも召還することに、

 

「多重召還(デュアルサモン)!!」

 

俺の目の前が光り輝き、そこから2人の男女が現れた。

 

「あれ~?ここどこ?」

 

「あれ?ここはどこだ?」

 

召還した瞬間奥からウオォォォォォ!という声と、キヤァァアァアァ!という声が響き渡った。

 

「2人とも突然呼び出してごめん、二人にはこの大勢の吸血鬼を束ねてほしいんだ。」

 

それともろもろ説明すると二人とも快く引き受けてくれた。

 

「じゃあ今から君らを束ねるアルクェイドで~す!」

「うぉぉぉぉ!」「アルたーーん!!」

 

アイドルみたいだな・・・・こちらは、

 

「じゃあ、俺がお前らのトップ?みたいなもんの暁古城だよろしく」

「キャァアァアァ!」「こっち向いてこじょうくーん!!」

 

と同じ状況だか、なんかこちらを向いて、獣を狩る目をしていらっしゃる女性の方々もいる。

 

「じゃあ俺たちは、向こうに行ってようか」

 

俺はヴァレリーに手を伸ばす。

すると、一瞬ボーとした後笑顔になってうん!といって俺の手を取った。

 

その後は俺の家は、その吸血鬼たちにそれぞれ住む居場所を購入して、そちらに移住していったがヴァレリーは家に留まった。



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06

「剣輔は、私のものよ」ゴゴゴゴ

 

「あらあら、冗談きついですわ剣ちゃんは渡しませんわ」ゴゴゴゴ

 

「剣輔君はボクのものだよー!」グゴゴゴ

 

どうも剣輔です、今修羅場に巻き込まれていてきついです。

今にらみ合っているりっちゃんもといリアス・グレモリーと朱乃ちゃんそしてヴァーリは家のある一角にてすごいオーラを出してにらみ合っています。

朱乃ちゃん以外の馴れ初めは、依頼に来る魔王と、堕天使総督が時々連れてきた2人がなぜか俺をえらく気に入ったみたいです。

 

「はっはっはっ、なあ紀之俺んとこの娘はいい子だぞ~俺もお前の息子なら安心して任せられるしどうだ?」

 

「なにをいってるんだアザゼル、それを言うならうちのリアスも負けてはいないどうかな紀之?」

 

「俺の決定権はねーよ、そんなに婚約を結び付けたいなら黄泉んとこいきな。」

 

そんな話し合いをする父親と、魔王&堕天使のシスコン・子煩悩コンビそしてその話を聞いた2人はニヤけており、朱乃ちゃんはあらあらと黒い笑みを浮かべていた。

ちなみに朱乃ちゃんはもうリっちゃんの女王になっていて俺も眷属にしたかったようだがなぜか、俺に駒が反応するのだが身体に入れた瞬間吐き出してしまう、なので戦車の駒を預かっていて仮の眷属として扱ってもらっている。

 

「そういえば2人とも高校合格おめでとう」

 

「ありがとう、でも剣輔もうちの高校に入るんでしょ?」

 

あら?2人が入った高校は女子高だったような?

 

「お兄様に頼んで、剣輔が入れるように来年からは共学になったのよ」

 

なんと!?、共学になる理由が俺ですか!

ちなみに反対とかはそこまでなかったようです。

 

「それより剣輔君、組み手しよー!」

 

無邪気な笑顔で俺を地下の訓練場に誘うロリ巨乳もといヴァーリはTSしても性格は同じ戦闘狂のようで、ウキウキしながら引っ張られている。

 

『剣輔よ、ちゃんと手加減しろよ』

 

ヴァーリの神器『白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)』の中に封じ込まれている二天龍の一角アルビオンはもはやヴァーリの第二の親状態だ。

 

「そういや、赤龍帝は見に行ったのか?」

 

「誠奈ちゃんのこと?まだ神器は眠ってるみたい」

 

そうこの世界もとから女性が多い作品なのだが、なぜか多くのキャラがTSしているのである、主人公の一誠も例外ではなく、誠奈という名前で女性なのである。

 

それとまたガチャポンを引いた、まあ出てきたのは知能、頭がよくなるチートだった。

なので小、中学校と共に成績は常に1位キープ、数学検定の世界大会にも出たことあるが、まあ6位と中途半端に終わった。

 

俺の神器については驚くべきことがわかった、なんと禁手しないという予想斜め上の驚きだった。

 

「ヴァーリ、今日はセイバー辺りとやってくれないか」

 

ヴァーリはえっー!と残念そうにしながらもセイバーと訓練場に歩いていった。

 



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07

はい、ということで高校2年生でございます。

えっ?飛ばし過ぎだって?だって話すことなんてないし、あっ!百味ビーンズ食ってマジで吐いたくらいしかないな~。

 

「剣輔ー!オカ研行こー!」

 

俺のほかにも、ヴァレリー、古城は俺と同時期にはいった。

 

「こんにちわー!」

 

いつもどおりヴァレリーは元気にドアを開けて入っていくので俺も後に続く、古城?補修中です。

 

「剣輔君、久しぶりだね」

 

「げっ圭(けい)!」

 

俺の目の前にいる星綺(ほしき) 圭(けい)は転生者だ、よくいるうざい転生者ではないのだがコイツ・・・・・ホモっぽいのだ。

顔は中性の女性寄りの顔で何人も告白してるのだが好きな人がいると一点張り、時々俺を熱っぽい目で見てくるし、噂では俺とコイツのホモホモしい本が出ているらしいが定かではない。

 

「そんないやそうな顔しないでくれよ」

 

そういいながら無性にボディタッチを繰り返してくる、そして白音にボコボコにされるというのがいつものパターンだ、おっ白音が引きずっていった、ちなみに圭の特典はジョジョの奇妙な冒険第3部のすべてのスタンドだ、しかし制限はあり一体までしか出せないし出すときは「タロット、大アルカナは○番○○を暗示するスタンド、 ○○!」と言わないとでないが、スタープラチナとエジプト九栄神は何も言わなくても出るらしい。

 

「こんちわー!」

 

我らが主人公(TS)とアーシアが部室に入ってきた、えっ?アーシアが何でいるのかって?そりゃー誠奈さんが助けたに決まってるじゃないですか、俺ですか?普通に寝てましたが?3徹でゲームをしたんでその反動で死んだように寝てたようでリっちゃんたちが気を利かせて起こさなかったらしい。

 

そんな感じで部室でダラダラとしながら過ごしていると、部室に突然魔方陣が現れ、荒々しい炎が吹き出した。

 

 

「ふぅ~人間界は久しぶりねぇ~、それより剣輔はどこかしら?」

その魔方陣からは色気がMAXな女性が現れた、それを見たリっちゃんと朱乃ちゃんは嫌な顔をしてその女性を見た。

 

「剣輔~、私との結婚式はいつにする~、それから持ってる戦車の駒はさっさとリアスに返して私の戦車の駒を受け取りなさい~」

 

「久しぶりだね、ライザー」

 

原作ではウザい上に一誠に負けて、引きこもるはずのライザーもTSしていた。しかもなぜか俺に結婚を幾度もなく申し込まれている。

 

「ライザー、貴女なに私の仮とはいえ眷属に手出してるのよ!、しかも剣輔と私は婚約しているのよ!」

 

『えっ!』

 

一同、というか俺も含めて驚きだ、いつそんな約束をしたんだ・・・・・・

 

「リアス、貴女抜け駆けを・・・」

 

朱乃ちゃんは黒い笑みを浮かべながらリっちゃんに近づいていく。

 

「待って!朱乃ちょっとこっちにきてちょうだい」

 

リっちゃんは朱乃ちゃんを部室の端まで手招きしてなにやらごちょごちょ話し始めた、朱乃ちゃんはあらあらやら仕方ないですわねなどいってなにやら二人が握手をして戻ってきた。

 

「そういうことだから、今後一切剣輔を誘惑するのはやめなさい!」

 

「う~んでも、私も剣輔と婚約結んでるからね~」

 

『えっ!?』

 

君たちの親はどこで婚約とか結んでるんだ?だいたい当本人が知らないとかありえないだろ。

 

「ちょっと剣輔、どういうことなの?」

 

リっちゃんがすごい形相で問い包めてくる。

 

「というか俺ぜんぜん知r「それについては私が説明いたします」グレイフィアさん」

 

説明中~

 

どうやら俺の父さんが酒などで酔っているときに、勢いでOKしたらしい・・・・なにやってんだあの人。

 



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いまさら設定1

今回はキャラと世界観の大まかな設定なんかをfate風にあげます。

これをみてもネタばれにはならないと思うのでご安心ください。

 

 

 

・土宮剣輔(つちみや けんすけ)

 

今作の主人公

 

筋力A

敏捷A

耐久C(肉体的にはAクラスだが精神的な面を考慮)

魔力A(ここでは霊力込み)

幸運EX

宝具なし

 

能力

 

黄金律A+

病気にかからない身体

結果的にデメリットになるものをなくすチカラ

東京ESPの超能力および出てくる物

死霊召還

神のギャンブル(ガチャポンチートの正式な名前)

女難EX 常時発動

 

七話時点でのステータスはこんな感じ、ほとんどAなのは殺生石を埋め込んでいるため、そして幸運EXなのに女難なのは、女難スキルがめちゃくちゃ高位のスキルだからという訳です、デメリットで打ち消せないのも同じ理由ですが、どちらも主人公は知りません。ちなみに女難スキルは生前から魂レベルまで定着してるスキルなので持っていることすら一時知りません。

 

 

星綺 圭(ほしきけい)

 

ホモ

 

筋力C

敏捷B

耐久A(子猫に散々ボコボコにされたため、元々はC程度)

魔力B

幸運C

宝具なし

 

能力

 

ジョジョの奇妙な冒険第3部のすべてのスタンド

???

 

 

今作のグレモリー眷属、駒は戦車原作の子猫の立ち位置、ホモ。

能力がひとつしかないのは、転生させた神が低いくらいの神だったため。

神器はもっているがまだあかされてないので???にしました、正直決めてないので募集したです。

 

 

リアス・グレモリー

 

原作どおりのため能力以外のステータスは省きます。

 

能力

滅びの魔力

剣輔センサー

女の勘B(剣輔のことになるとAになる)

???

 

 

主人公の悩みの種その1、剣輔に関してはすごい能力を保有する。姫島朱乃とは停戦協定を結んでおり、剣輔の母黄泉との関係も順調しかし剣輔のことになるとたまに暴走する癖がある。剣輔に惚れた理由は、過去編とか書くときに語るかも。???に間しては原作にもうでてきているものです、剣輔関連で役に立つので保有しています。

 

 

 

姫島朱乃(ひめしまあけの)

 

原作どおりのため能力以外のステータスは省きます。

 

能力

雷光

剣輔センサー

女の勘B(剣輔のことになるとAになる)

???

 

主人公の悩みの種2、姫島家の人たちに襲われているところを、主人公たちに助けられた。

リアスグレモリーとは停戦協定を結んでおり、まだ主人公に本性を見せていない。

昔からの両親の影響もありどちらでもいける口である。(性的な意味で)

 

 

兵藤誠奈(ひょうどうせいな)

 

原作どおりのため能力以外のステータスは省きます。

 

能力

赤龍帝の籠手

魔力補助装置

 

オカルト部員ノーマル要員その1

TSしていて乳に対してはあまり執着していないが、女性の身体を触るのが好き。

 

 

そのほかはいずれかきたいと思います。

 

世界観

魔力・光力について

 

魔力は、悪魔だけでなく人間も使え、光力に関しても天使、堕天使、人間が使えます。

違う点は、悪魔は魔力をそのまま使えるのに対し人間は術式、触媒などが必要です。

 



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