東方幻想録 休載 (鬼如月)
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プロローグ 全ての始まり

どうも。如月 達也です。初投稿ですが見てくれるとうれしいです。


side 白夢

 

とある秋の日、一人の少年と少女が歩いていた。

 

「・・・寒いな。」

 

俺の名は、神崎 白夢 (かんざき はくむ)

俺はある店を目指して歩いていた。

 

「なにいってるんですか白夢先輩!子供は風の子ですよ!」

 

何故かテンションが高いこの子は東風谷 早苗。俺の後輩である。

 

「何でそんなにテンションが高いんだよ・・・」

 

「当たり前じゃないですか!今日は先輩の奢りでケーキを食べれるんですから!」

 

はぁ・・・疲れるな。

 

何でケーキを奢ることになったのかと言うと、賭けに負けたからだ。俺の財布の中身がすっからかんになりそうだぜ・・・

 

「どうしたんですか?元気が無さそうですよ?」

 

早苗さん。あなたのせいです。

 

 

 

その後は軽く雑談しながらケーキ屋に向かっていった。

 

「さて、何を頼む?」

 

「私はパフェがいいです!!」

 

即答!?もう少し考えてもいいのに。

そう思っていると近くの人の話し声が聞こえてきた。

 

「最近ここら辺に通り魔がうろついているらしいわよ。」

 

「へぇ。それは少し気を付けなきゃいけないわね。」

 

「そうよ。ーーは警戒心が薄いんだから。」

 

通り魔か。気を付けておこう。

それにしてもあの人たち目立つ格好をいているなあ。一人はナイトキャップをかぶってるし。いったいなんn「白夢先輩は食べないんですか?じゃあ注文しちゃいますね!」え?

えぇー(´・ω・`)

 

気付いたらさっきの二人は居なくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「~♪」

 

注文したパフェが来たので早苗はそれを食べてご満悦だ。このパフェじみに高いんだよなぁ

・・・

 

「よし、そろそろ帰るか。」

 

「え~!?もう変えるんですか~?」

 

「最近通り魔がうろついているらしいからな。」

 

「・・・わかりました。」

 

よし、じゃあ帰るとするか。席をたとうとした瞬間、早苗にナイフを向けて刺そうとしてる人がいた。

ヤバい!声を賭けてももう刃がせまっている!・・・こうなったら!

 

「早苗!!」

 

そう言いながら早苗にぶつかった。ぶつかった衝撃で早苗は前の方に倒された。

 

「きゃ!何するん・・で・・・白夢先輩!!」

 

早苗は見てしまった。自分を庇ってナイフに刺されてしまった白夢のことを。

 

通り魔は逃げてしまった。しかしそんなことは早苗は気にならなかった。

 

 

「白夢先輩!!白夢先輩!!」

 

やべえ・・・視界が歪んで・・・あーあ。親孝行も何も出来なかったな。あはは・・・

 

「白夢先輩!」

 

俺は最後の力を振り絞って言った。

 

「さ・・・な・・・え」

 

このとき何故か俺は、自分がいつか早苗と再会する気がした。

 

しかし、最後まで言えずに痛みが強くなっていく。

 

「~~!!」

 

そこで俺は意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

side auto

 

 

side ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、この子はいいね。転生でもさせてみようか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
いかがでしたでしょうか。

これからも頑張っていきたいです。
ではまた!!

ゆっくり見ていってください!


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第一章 地上の都
第一話 俺、転生する。


どうも!達也です。今回もゆっくりみていってください!
ではどうぞ!


side 白夢

 

 

 

 

それから少しして俺は意識を取り戻した。

 

 

あれ?俺は死んだはず・・・ここが死後の世界なのか?

暑さも寒さも感じないが。

とりあえず目を開けてまわりがどうなっているのかを調べるか。

 

そして目を開けたら真っ白の空間が広がっていた。

 

「ここが死後の世界か。」

 

誰もいないはずの場所でポツリと言う。

 

「そうだ。そしてここは転生の間だ。」

 

誰だ!?

そうして振り替えるといつの間にか大人にも少年にも見える姿の男がいた。

 

「お前は?」

 

「俺か?俺は神だ。」

 

はあ?こいつ頭が逝っちゃったんじゃn「俺の頭は正常だ!」

おっと、口に出たか?

 

「いや、口には出ていないぞ。」

 

は?と言うことは心を読んだって言うことか?

え?マジで?本物の神?俺オワタ?

 

「まあいいや。」

 

「いいのかよ。」

 

「で、俺はどうなるんだ?」

 

「さっきも言っただろ。ここは転生の間だと。」

 

ふむふむ。と言うことは、俺は好きなところに転生ができるのか?

 

「いや、転生する所は決まっている。」

 

まじかよ。

(;´-`)

 

「じゃあお前に能力をあげるぞ。」

 

能力?超能力でも使えるのか?

 

「まあそんなものだ。それで、能力はなにがいいか?」

 

「うーん・・・そうだな。」

 

何でもできるとかがいいけどなー。

 

「よし。決めた。「出来ないことがない能力」だ。」

 

「え。チートじゃん。」

 

「いーじゃん。それより早く転生させろよ。」

 

早苗のことは気になるけどそれはいいとして。

 

「まて。あと一つ伝えることがある。」

 

伝えること?なんだろう。

 

「お前は『半妖』になった。」

 

え。もう一回言ってください。

 

「お前は『半妖』になった。」

 

ええええええええええええ!?

 

「まあ驚くのも仕方がないな。じゃあ転生させるぞ。」

 

まじかよ。仕方ない。

 

「じゃあ逝くか!!」

 

「行くの字が違う気がするんだが。」

 

何か後ろでいってるけどスルー。そのままあるいていって・・・

 

「どういけば転生先に逝けるんだ?」

 

「はぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

「成る程。じゃあこのままこの門を潜ればいいのか。」

 

今俺たちはでっかい門の前に立っている。

 

「まあそういうことだ。」

 

よっしゃあ!いくか!

そういって俺は門を潜っていった。

 

「あ、そう言えば門を潜った先は空中になることもあるんだった。」

 

そう神が言った時に門が閉まる音と「え?空中?ちょ。ぎゃああああ」

という声が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

畜生!空中に出るなんて考えてもなかったよ畜生!

そう考えている時にも地面がどんどん迫ってきている。

どうする俺。今持っているものは死ぬときに持っていた紙袋と着ていた服しかねえ。

あれ?でも俺半妖になったんだろ?

地面に着地するなんて簡単なことだろ?

よっしゃ!それに賭けてみるか!

 

「うおおおおおおお!」

 

ドオオオオオオン!

 

そんな音と同時に俺の足が地面についた。

おおぅ。死ぬかと思った。

 

 

 

さて。これからどうするか。

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

「よし。行ったか。」

 

そう神は言って近くに椅子を出して座る。

そして巨大な液晶を出して先程転生した者をうつしだす。

 

「「神崎白夢」。君はどんな活躍を見せてくれるのかな♪」

 

 

 

 




今回はここまでです。
自分の小説は短いのでぱぱっと読んでくだされば幸いです。
では今回の後書きではゲストを紹介しましょう。
この小説の主人公の神崎白夢さんです。
「白夢だ。」
今回は白夢さんが転生をしましたね。
「いきなり空中だもんな。」
そりゃ死ぬと思いますよね。
後書きが長くても悪いのでそろそろ終わりますか。

次もまた、

「ゆっくりみていってくれ!」


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第二話 俺、色々する。

今回は白夢が人を探したり能力を使ったりします。
人がいたらいいですねー。
能力を使うのは・・・
被害が出そうですね。
あとで注意でもしておきますか。


side 白夢

 

 

さて。これからどうするか。

取り合えず近くに人がいないかを確認しよう。

そう思いながら周囲を確認する。

 

「だれもいないな。」

 

取り合えずそこら辺を探してみるか。

 

 

 

 

 

 

誰もいなかった・・・

あれ、そう言えば人じゃない生き物とかもいる?

 

そう思った時、周りから三メートルほどありそうな白銀の毛をした狼が四匹現れた。

ナニアレ。デッカイオオカミダー。

イッピキダケスゴクデカイノガイルー。

ワー。コワーイ。

 

 

「にぃぃぃぃげるんだよぉぉぉぉぉ!!」

 

死ぬ死ぬ死ぬ死ぬっ!

ぎゃああああ!!

 

あ、そうだ。「出来ないことがない能力」があるんだっけ。

俺は足が速くなるのを想像しながら能力をつかった。

すると俺の速さが音速を超えた。まじかよ。

 

「うわっと。これは速すぎて危険だな。」

 

そう言えば俺って何の半妖なんだろう。

カッパとかだったら嫌だな。

 

 

 

 

 

調べてみた。俺は半分人間で半分は狐の妖怪だった。

妖怪に変身もできた。

皆が知ってる黄色い毛じゃなくて、

白銀・・・さっきの狼みたいな色をしていた。

しかも尻尾が二本になってた。

この尻尾は何本まで増えるんだ?

 

「まあ、いいや。」

 

それと二つの力を見つけた。

人間の時と妖怪の時では使える力が違った。

両方同時に使えるようになりたいな。

まだやってない能力の研究でもするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わーお。

色々できたぜ。

取り合えず不老不死にしてみた。

んで一日に二つの力(妖怪の時に使える力は妖力。人間の時は霊力。

って言うのが一番しっくりきた。)

が1.5倍になるようにした。

それと能力には代償が必要らしい。

でも限られたものしか代償にできない。

霊力や妖力を使ったり、

代償に腹が減ったり、

眠くなったりするらしい。

 

あと、人間と妖怪の間の姿になることができた。

見た目は人間の姿に、

白銀の狐耳(髪の色はもとから白銀。)

と狐の尻尾が出てきた。

これで二つの力を同時に使えるぜ。

やったね。

 

 

 

 

もう夕方になってきたな。

腹減ったけどテントでも作って寝る「グルルルルル」出たよ狼。

丁度腹減ってたし能力の練習も兼ねてひと狩りすっか。

 

 

 

 

 

 

 

殺ったぜ!間違えた。やったぜ!

まずロ○の剣を創造して、一匹目の狼をぶったぎった。

マジで切れたし。○トの剣ってすげえ。

二匹目は妖力と霊力を纏わせたスーパーボールをロト○剣の側面を

おもいっきり当てて打った。

そしたら狼突き抜いてそのままどっか行っちゃった。

倒せたからいいけど剣が強すぎる。

「キィィィィィィン」とかいう音なってたし。

三匹目と四匹目のボスっぽい狼は逃がしたがまあいい。

これで夕飯にありつけた。

ロ○の剣を創ったせいで腹が減ったし眠くなってる。

力も切れそうだぜ。

では最後の力を振り絞って、

 

「白夢さんのお料理ターイム!」

 

まずは結界を張って周りの安全を確認します。

そしたらロ○の剣で狼肉を一口サイズにぶったぎります。

全部切れたらメラを発動して肉を焼きます。

そしたら完成です!

 

「出来たあああああ!!」

 

あー速く食べたい。死ぬほど腹へった。

俺は創った塩をかけた肉を一口。

 

「んんまぁぁぁい!!」

 

すげえ腹減ってたからメチャクチャ旨く感じた。

あ。眠い。まだあと少し肉が残って・・・zzz

 

 

 

 

 

続く。




はい!今回はここまでです。
今回は能力をたくさん使っていましたね。
ちなみに今日は白夢はお休みです。
まあ後で白夢の所に行くんですけどね。
ロ○の剣は強い(確信)

ではでは、次回も


ゆっくりみていってください!









「もしもし、白夢?能力をたくさん使って地形を壊したりしないでね?
え?だが断る?ふざけんな。なるべく壊さないでね。じゃあ切るね。」ガチャ








「何だったんだ?」


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第三話 俺、都市を見つける。

どうも!達也です。
では今回もゆっくりみていってください!


side 白夢

 

 

 

 

転生してから一億年経った。

展開早すぎだろ。作者の手抜きか?

 

どうやら人が生まれてきたらしい。

村がいくつか見える。

あと俺の力が恐ろしいほど上がった。

一日に1.5倍増えるからなー。

そして今俺は妖怪と戦っている最中だ。

「ガァァァァァ!!」 おこなの?

まあ取り合えず、

 

「神崎流拳法『空間絶破』」

 

そのまま俺は妖怪に向かって走っていく。

それを妖怪は防御しようとするがそんなもんじゃだめだな。

俺は勢いをつけながら妖怪の目の前を殴った。

すると殴った所からひび割れる音がした。

ひび割れたのは空間だった。

空間は目の前のものを吸い込んでいって妖怪も吸い込まれていった。

 

「ふぅ。なんとかなったな。」

 

この技は『空間絶破』。

殴った場所の空間を破壊して攻撃する。

この技を使って直接妖怪を殴ったらそこの空間が破壊されて妖怪ごと消え去る。

神崎流拳法は、さっき思い付いた。

これでもし技が出なかったらメチャクチャダサいな。

 

「村に行くか。」

 

そうして村に行こうとして立ち止まった。

 

「あんなところにあんなでかい都市あったっけな?」

 

四千キロメートル先にでかい都市が見える。

取り合えず行ってみよう。

 

 

 

 

 

 

半妖移動中。

 

 

 

 

 

 

 

「っとっとっと。よし、着いたな。ってデカっ!」

 

メチャクチャでかい。こんなものあったっけなー?

まあいいや。人間の姿になってはいるか。

あ、そう言えば尻尾の数が三本に増えてた。

こんなに妖力上がってるのに三本って・・・

と思ってたら門番らしき人に声をかけられた。

 

「おい、そこのやつ。」

 

早く入りたいんだけど。

 

「何でしょうか。」

 

「お前のようなものは見たことないぞ。どこから来た。」

 

「あっちからですが。」

 

俺はさっきまでいたところに指を指す。

 

「一応身体検査をする。妖怪が化けることもあるらしいしな。」

 

まじかよ。まあ俺は大丈夫だが。

 

 

身体検査中。

 

 

「何も怪しいものはもってないな。ところでその紙袋には何が入っているんだ?」

 

門番が俺が持っていた紙袋に気が付いた。

うーん・・・言っていいのかねぇ。

まあいいや。

 

「遠い昔の思い出だよ。」

 

これだけ言っておくか。

 

「そうか。ならいい。」

 

いいんだ。

なら遠慮なく入らせてもらおう。

 

俺移動中。

 

よし。都市の真ん中らへんまできたぜ。

ていうか何か後ろから誰かがついてきてるんだけど。

なに?ストーカー?まじで?

えぇー。

取り合えずその人の後ろに瞬間移動してみた。

でもその人は気づいてない。

ふーん。この人がストーカーしてきてたのか。

見た目は銀髪に整った顔をしていて、十人中九人くらいが振り向きそうな美人だ。

しかも弓持ってるし。殺す気か?俺を。

まあ取り合えず話しかけてみよう。

と思ったらその人もとい銀髪が振り向いてきた。

あ、気づかれた。

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ?

 

 

「ついに八意永琳にあったね。人妖大戦の時にはどうするのかな?」

僕は不気味に笑いながら液晶を消した。

 

 

 

 

 

 




はい!今回はここまでです。
「今回は八意永琳にストーカーされたな。」
そうですね。ストーカーはこわいですね。
ちなみに紙袋に入っているものは写真です。早苗さんと撮ったやつです。
「その写真をあの日に渡そうとしてたんだけどなあ。」
まあいいじゃないですか。
では次回も!


「ゆっくりみていってくれ(ください)!」


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第四話 俺、戦う。

どうも!今回もゆっくりみていってください!


side 白夢

 

 

 

 

あ、気づかれた。

 

そして銀髪は少し驚いたがすぐに冷静さを取り戻して言った。

 

「単刀直入に聞くわ。あなたは何者?」

 

はあ。何者と言われましても。

 

「神崎白夢だ。」

 

「いや名前のことじゃないわよ。あなたはこの都市の外から来たんでしょう?

なのに霊力が少なすぎる。その霊力で妖怪なんて倒せるわけないわ。」

 

わーお。この人頭良いね。でも、

 

「霊力なんかなくても妖怪なんて倒せる。」

 

さっきの妖怪は体術だけだったしな。

しかも霊力押さえてるだけだし。

 

「本当かしら?じゃあ私と戦って勝ったらこの都市に入るのを許すわ。」

 

もう入ってるんだけどね。まあ暇だったし戦うか。

 

「あと戦う場所はここじゃないわよ。」

 

「じゃあどこだよ。」

 

俺は早く戦いたいんだよ。

 

「ついてきなさい。」

 

そう言って銀髪は歩いていく。この銀髪は強いのか?

 

 

 

俺移動中。

 

 

 

何か闘技場にきた。ここで戦うのか?

 

「そう。そしてあなたは私に負けるのよ。」

 

そう言いながら矢を撃って来やがった。名前くらい教えろよ。

ていうかさりげなく心読んできたし。

まあそんなもんじゃ当たらないけどな。

 

「何で当たらないのよ!」

 

そりゃー避けてるからだな。

 

「それじゃあこっちからいくぞ。」

 

調べてみたらここら一体には死んでも生き返る結界が張ってあるらしい。

それじゃあ本気をだせるな。

 

「神崎流拳法『山斬拳』」

 

その言って俺は光速の速さで腕をつき出す。

 

「そんなところでやっても意味ないわよ。これで終わりね。」

 

そう言って銀髪は矢を撃って来る。避けられなさそうだが大丈夫だな。

そう思ってニヤリと笑うと銀髪の体が斬れた。

 

「な・・・!?」

 

『山斬拳』。この技は光速の速さで腕をつき出してその衝撃波で相手を斬る攻撃だ。

名前の由来は、前にためしに使ってみたら山が一つ斬れたからだ。

これ強すぎ。

まあ取り合えずこれで俺の勝ちだな。

 

「どうだ。これで分かったか?」

 

「仕方ないわ。都市に入るのを許すわ。」

 

だからもうここが都市の中なんじゃ?

まあそれはいい。しかしこれからどうするか・・・

 

「よし決めた!この都市に住もう!」

 

「無理よ。よくわからない人間を都市に住ませるのは、月読(ツクヨミ)様に聞かないとダメだからね。あなたは月読様の場所すらわからないでしょ?」

 

まあね。っていうかよくわからない人間って酷いな。

まあやろうと思えば場所はわかるけどな。

 

「よし、場所がわかったぜ。」

 

出発だー!

そして俺は飛んでいった。

 

 

 

「月読様のいる場所は厳重な警備がされてるから私とかしか入れないのにね・・・」

 

俺は、その呟きが聞こえなかったことに、多分後悔すると思う。

 

 

 

 

 




・・・今回はここまでです。
「元気ないな。どうしたんだ?」
朝起きたばかりなので、眠いんです。
「へー。それで神崎流拳法は、何個くらいあるんだ?」
今のところは空間絶破と山斬拳を入れて五つ位決めてます。
「山斬拳ってどんくらい強いんだ?」
それは秘密で・・・zzz

「起きろ!神崎流拳法『山斬拳』!」
zzzz!?ギャアアアアァァァァァァ!
・・・死ぬ。では次も、


「ゆっくりみていってくれ!(ください・・・)」


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第五話 俺、月読を見つける。

どうも!遅くなってすみません!
「どうせwiiuとかでもやってたんだろ。」
うわ、ばれてやがる。スプラトゥーン楽しい。
「早く始めろ。」
はいはい。では今回もゆっくりみていってください!


side 白夢

 

 

 

さて、と。

 

俺だ。白夢だ。月読がいるっぽいところまでは来たが月読って神だよね。

と言うことは月読=偉い=部下がいて月読を守ってる。ということだから「何者だ!」いってるそばから見つかったな。

まあ、取りあえず話し合いに持ちかけよう。

 

「ちょっと待ってくれ。俺は怪しいものではない。」

 

「どう見ても怪しいだろお前!そんな服見たことないぞ!」

 

あ、学生服のままだった。そりゃ怪しまれるわ。

 

「まあ取り合えず話し合おう。な?な?」

 

「こいつは怪しいな。皆!こいつを捕まえるぞ!」

 

えー。酷いな。

どうするかな。まあ捕まえられないと思うけどな。

俺は厳重な警備を掻い潜り建物に侵入した。

建物の中ではブザーがなっている。

石ころぼうしを創るか。よし。これをかぶってと。

あれ?そういえば銀髪の名前聞いてなくない?

 

「まあいいか。」

 

侵入侵入。

 

 

 

 

 

 

 

 

何かデカイ扉のところに来た。絶対ここだろ。

 

「創造『通り抜けフープ』」

 

じゃあ入ってみるか。

通り抜けフープを使って入った先にはなんと・・・

イケメンな男がいた。

おお、すげーな。

じゃあ石ころぼうしを外し「誰だ!」まだ外してないのにね。

 

「私だ。」

 

「いや、誰だよ。」

 

デスヨネー

 

「お前が侵入者か?」

 

「ああ、そうだけど。お前が月読?」

 

「そうだ。私が月読だ。」

 

やっぱりか。

 

「この都市に住みたいんだが・・・」

 

やっぱりダメかな?

まあダメならOHANA死すればいいだけだし。

 

「いいよ。」

 

「だよなあ。やっぱりダメかー。ってえ?」

 

「いいよ。」

 

ええええええ!?

いいのかよ。

じゃあ適当に家でも建てるかな。

 

「と言うことで、じゃあな!」

 

「あ、ちょっとまて。」

 

「なんだ?」

 

早く家を建てたいんだけd「お前本当に人間か?」!?

 

「人間じゃないといったらどうする。」

 

「お前を殺す。」

 

わーお。こわーい。

 

「俺は人間だよ。」

 

半分な。

 

そう言って俺は飛び立っていった。

 

 

 

 

 

side out

 

side 月読

 

ふう。あいつが妖怪じゃなくてよかった。あいつは俺でも勝てる気がしないほどの力を持っているな。

そう言えば家を建てるとかいってたが見に行くか。

 

 

月読ダッシュ!

 

 

ふう。やっとみつけた。

ものすごいスピードで動いていることには触れないでおこう。

ここは・・・永琳の家の隣か。

 

あいつ永琳といつのまに仲良くなっていたのか?

 

「おーい。お前いつ永琳と仲良くなっていたんだー?」

 

そう言うとあいつが振り返っていってきた。

 

「お前じゃない。白夢だ。ていうか永琳って誰だよ。」

 

え?知らないで建ててたの?

 

「銀髪の青と赤の服のやつだけど。」

 

「あーそいつか。俺を都市から追い出そうとしてきたから返り討ちにした。」

 

マジかよ。

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 




はい!今回はここまでです。
「相変わらずお前の小説は短いな。」
僕も頑張っているんですけどねー。
「あとお前スプラトゥーンをやってて投稿サボってたよな?」
それだけじゃない!面白いラノベとかを読んでいただk「よしお前ちょっと来い。」
え、ちょ。まって俺の腕はそっちに曲がらなポキッ⭐ぎゃああああ!ヤバイヤバイこれマジでヤバイやつだってこれ助け「五月蝿いから首も折るか」ねえちょっと待ってそんな黒い笑顔で来ないでまってだれか助けておまっ逃げっあぶねっあ、捕まった。ってヤバイ死ぬもう一度逃げバキッ⭐おまーっ!

「やっと静かになったか。じゃあ次回もゆっくりみていってくれ。」





※作者はあとで妖怪が美味しく頂きました。




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第六話 俺、家を建てる。

どうも!弾幕遊戯というアプリでSUTAGE2とSUTAGE5がクリアできない達也です。
「なんでSUTAGE3と4はクリアできてSUTAGE2は出来ないんだよ。」
頑張ってるんですけどね。では今回もゆっくりみていってください。


side 白夢

 

 

 

 

さて。白夢だ。今は家を建てている。

俺の出せる最高速度で作ってるからできるのが早いぜ!

え?創造した方が早い?気分だよ。

なんか月読が呆然としてるけどなんでだろう。

まあ俺の全人類を超越した妖狐のパワーさえあればすぐに出来上がるだろ!・・・出来上がるよな!?

 

 

 

 

 

 

半妖建築中・・・

 

 

 

 

 

 

「完成だ!!」

出来た。30秒くらいで出来た。

都市の近くに森があってよかったぜ。

 

最初はまっさらな土地だったのが・・・なんということでしょう。何もなかった場所にはそこら辺に生えてた木でできた完全な木造建築が出来ています。そして、日の光が良く当たるように設計された窓や、まるで、全世界の扉を超越しているほどの素晴らしいセンスの木造扉。中には台所やトイレ、風呂にリビングも常備しています。これは素晴らしいと思いますが皆さんどうでしょう。え?星一つ?いやいやこれほどの家は滅多に無いですよ?せめて星四つは無くちゃあ。

 

「これは結構いい出来だろ。」

 

 

 

 

 

作ったら腹が減ったな。何か創るか。

創造・焼肉セットー!俺はタン塩好きだったな。

 

 

 

半妖焼肉中。

 

 

 

あー美味かった。

思わず「ポパス!!」って叫びそうになったし。ポパスってなんだよ。

さて。これからどうするかな。

 

よし、寝よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 白夢

 

 

「!?」

 

あれ・・・夢?

なんの夢を見てたっけ。まあいいや。

じゃあなにすっかな。

 

 

 

 

 

 

 

「というわけで私のところに来たと。」

 

「そういうことだ。」

 

俺は今永琳の家に来ている。

 

「なんか面白いことない?」

 

「じゃあこの薬を飲んで頂戴。」

 

え、薬飲むの?

 

「この薬って何の薬なんだ?」

 

取り合えず聞いてみる。

 

「何の薬かはわからないわ。いわゆる実験台よ。」

 

え?

 

 

気付いたら俺は両手両足を縛られていた。

え、ちょっとまって。なんで黒い笑顔で注射器持って歩いてくるの?え?この前負けた仕返し?ちょっと何故かこの縄能力を封じてくるんだけど。え。俺オワタ?いやそんなことはない!半妖の力で逃げプスッ・・・

 

「ぎゃあああああああああああああ!!」

 

俺の叫び声は都市中に響いたらしい。

 

 

 

 

 

 

「・・・おい。」

 

「すみませんでした。」

 

薬のせいで俺は筋肉ムキムキになってしまった。こんなに筋肉いらねーよ。

 

「でもその姿もかっこい「あ"?」いやなんでもありません。」

 

俺怒ってるよ?激おこスティックファイナリアティプンプンドリームだよ?ふざけんな。

 

 

そのあとも俺は激おこで永琳を叱っていた。筋肉ムキムキの薬は30分くらいで効果が切れた。

 

 

 

 

 

 

 




はいはい後書きですよ!
「テンション高いな。」
お気に入りが7件になっていました。ありがとうございます!
「ここの小説は平均文字数が少ないからな。あんまり読んでくれる人はいないと思ったんだが。」
本当にありがとうございます。よろしければ感想w「死ね。」グハッ!

で、では次回も、


「ゆっくりみていってくれ(ください)!」



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第七話 俺、技の整理をする。

どうも!達也です!
今回もゆっくりみていってください!


side 白夢

 

 

 

さて。あれから一年と三ヶ月たった。

俺はうまく都市に馴染めた。今は都市の防衛隊長をやっている。

 

 

展開が早いとか言った奴出てこい。

 

それで今は都市の周りを警備している。都市が滅茶苦茶デカイから警備めんどくさい。

分身十人くらい作らなきゃいけないし。

あ、あとここが過去の世界と言うことがわかった。能力で調べたら何年前かが出た。

思い出すのがめんどくさいけど三億年前くらいだった気がする。

あ、都市に侵入しようとしてる妖怪発見。

 

「神崎流拳法『三秒消滅』」

 

そう言って俺は妖怪の目の前に移動し力を溜める。この時間一秒。

そのまま俺は一歩踏み出してすぐに拳を放てる状態にしながら今自分が持っている霊力全てを溜める。この時間も一秒。

そして俺は力を最大まで溜めた拳を使って『殴った』。単純なこの動きをしただけで妖怪は

文字通り『消滅』した。これも一秒。

『三秒消滅』。最強かと思いきやデメリットもある。一番大きいデメリットは燃費が悪いことだ。この技を使ったあとは全ての霊力(または妖力)を使いきって体術でしか戦えなくなる。当たれば勝てるが外れれば強い妖怪が相手なら負けるのは目に見えている。

最後の切り札とでも考えておくか。

 

「さて、俺の警備時間終わりっと。」

 

俺は分身を戻して門から都市に入り家に入っていく。

 

「取り合えず今使える神崎流拳法を整理しよう。」

 

まず一つ目。『空間絶破』。これは一番最初に使った技だ。空間を割って相手を吸い込むか相手のいる空間ごと割って攻撃する。メリットは少し外してもあたる所と攻撃が早い所だ。デメリットはほとんどないが、強いて言うなら決定打に欠ける所だ。相手のいる空間ごと割るなら大丈夫だがこれは避けられやすい。

そして二つ目。『斬山拳』。この技のメリットは遠距離に長けている所と衝撃波が見えない所だ。なんで見えないかはしらん。デメリットは攻撃力が高い代わりに近距離が全然駄目なのと衝撃波の場所がばれれば避けられやすい事だ。

そして三つ目はさっき使った『三秒消滅』。メリットは神崎流拳法最大の圧倒的な攻撃力と

遠距離も大丈夫な所だ。殴った衝撃波で殴った先にいた奴も消滅する。デメリットはやっぱり避けられれば霊力(または妖力)が空になる所と攻撃までに三秒かかる所だ。三秒は短い様で長い。大妖怪なんかが出てきたら簡単に吹っ飛ばされる。まあ力溜めてるから吹っ飛ばないかもしれないけどな。

さて、と。まだ何個かあるがこれらはまだ使ってないからまだ言わないでいいや。

そして他の技の整理だ。

まずは『創造』だ。これは能力でありとあらゆるものを創造出来る。しかしこれで料理などを出すと味が何故か薄くなるから材料だけ出して自分で料理している。

んで能力か。能力は「出来ないことがない能力」だったな。この能力のデメリットは能力を使うと代償がとられる。腹がへったり眠くなったり最終的には命を代償にするらしい。

 

 

・・・技が強い・・・

 

 

 

 

 

side out

 

 




はい。今回はここまでです。
「俺の技ってこんなに強かったっけ。」
知りません。次回はどんな話にしましょうか。あと感s(ry
「それこそ知らん。じゃあ次回も、」


「ゆっくりみていってくれ。(ください!)」


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第八話 俺、決断を迫られる。

はいはいどうも達也です。
前書きとか書くことないんでどうぞ!



「なんか前書きがだんだん雑になってないか?」


side 白夢

 

 

 

「月への移住~?」

 

よう。俺だ。いまは月読の家で話をしている。

 

「そうだ。詳しいことは言えないが、月に移住することになった。」

 

「先住民がいたらどうするんだ?」

 

「まあいないと思うがいたらどうにかして月に住ませてもらう。」

 

「そこでだ。お前は月へ行くのか?地上に残るのか?」

 

・・・月・・か。転生する前はすごい憧れてたなあ。

 

「あと何日で月に行くんだ?」

 

「だいたい三ヶ月後だ。」

 

あと三ヶ月で決めるのか

 

「少し考えさせてくれ。」

 

「そうか。ゆっくり考えろ。」

 

俺はそう言うと月読の家から永琳の家まで跳んだ。そういえば永琳が用事があるって言ってたからな。

 

 

 

 

半妖が跳んだっ!

 

 

 

 

ふう。着いた。永琳の用事ってなんだろう。

 

「んで用事ってなんなんだ?」

 

「ああ、その事。ついてきなさい。」

 

そう言いながら永琳は歩き出したので俺はついていった。

 

「・・・この子は?」

 

「蓬莱山輝夜。都市のお偉いさんの娘よ。」

 

なるほど。この子が蓬莱山輝夜・・・ん?輝夜?かぐや?かぐや姫?

・・・まあいいや。

 

「あなたはだあれ?」

 

「俺の名前は神崎白夢。よろしくな。」

 

「うん!宜しく!」

 

にっこり笑って答える輝夜。かわいい。

 

「じゃあ姫様の相手をしてあげといて。買い物に行ってくるから。」

 

okok。そうジェスチャーで示すと、安心したように永琳は出掛けていった。

 

「じゃあ姫様。なにをやりたいか?」

 

「ん~っとね~。トランプ!」

 

 

 

 

 

 

 

半妖遊び中

 

 

 

 

 

 

 

「ふー。もどってきたわよーって。どうしたらそんな状況になるの?」

 

永琳がそういうのは無理もない。なんせ俺と輝夜が屋根に紐で吊られているからだ。

 

「いやーここで輝夜とくるくる回って遊んでたんだけどさー。ちょっとほどけなくなっちゃってねー。」

 

「はぁ。なにをやってるのよ・・・」

 

「面目ない・・・」

 

本当に面目ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふー。つっかれたー。あの後夜まで遊んでいたから流石に疲れた。

そして今俺は月読の家に来ている。

 

「月読ー!殺り合おうぜー!」

 

「きて早々なにをいってるんだよ。」

 

呆れられた。いーじゃん。

 

「じゃあ晩飯食わせろ。」

 

「まあそれならいいけど。」

 

 

 

半妖食事中・・・

 

 

 

「あー美味かった。」

 

ツクヨミの料理結構美味かったな。また今度食べに行こうかな。

 

「さて、月の話だが。」

 

俺が真剣な顔になったので月読も真剣な顔になる。

 

「そうだ。お前は月に行くのか?」

 

「俺は月には・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行かない。」

 

 

「そうか・・・」

 

「止めはしないんだな。」

 

「もともとお前がそう言うだろうと思っていたからな。」

 

「そうか・・・」

 

 

そのあとは微妙な雰囲気のまま解散して家に帰った。

 

 

 

side out

 

 

 

 




今回はここまでです。
今回は白夢がお休みです。
一人で話すこともないので次回も、



ゆっくりみていってください。


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第九話 俺、人妖大戦をする。前編

お久しぶり?ではないかな。達也です!
では今回もゆっくりみていってください!




12/15 誤字訂正。


side 白夢

 

 

 

 

 

 

さて。俺だ。あれから三ヶ月たってしまった。

俺とツクヨミの関係はあれから戻っておらず未だに気まずい状態だ。

 

そして今俺は永琳と輝夜と月へ行くロケットに向かっている。

 

「ちょっと!話聞いてた?」

 

「あ、ああ聞いてた聞いてた。スマブラxでタブーが倒せないって話だろ?」

 

「聞いてるんだったらなんか反応してよ。」

 

「悪い悪い。タブーの攻略法なんてわかるわけないけどな。」

 

前世ではごり押しで倒したし。(ワリオで)

 

ん?都市の外に気配が・・・!!

妖怪か・・・数は五千匹か。どうするかな。

 

選択肢1 今すぐ外に行って妖怪を倒しに行く。

 

選択肢2 永琳がロケットに乗るのを待ってから妖怪を倒しに行く。

 

選択肢3 ほっとく。

 

・・・選択肢3は論外だな。取り合えず選択肢2を選ぶか。

 

「なあ永琳輝夜。早く行こうぜ。」

 

「早く行っても何もないわよ?」

 

「いいじゃんいいじゃん。」

 

そして俺達はロケットに着いた。

俺は永琳達をロケットに押し込んで扉を閉めた。

 

「~~……~~…~!」

 

永琳が何かを叫んでいる。しかし聞こえない。

永琳の脳内に話しかける。テレパシーってやつ?

 

『永琳。俺だ。』

 

『白夢!?早くロケットに乗りなさい!』

 

『すまねえな。都市の近くに妖怪が来ている。しかも五千匹。でも俺は死なねえしいつか会えるから心配すんな。』

 

『なんでそんなことが言い切れるの!』

 

『それは俺が不老不死で半人半妖だからだっ!』

 

そう言って俺は白銀の尻尾と狐耳を出した。

永琳が驚愕しているが気にせず俺は妖怪の元へ向か「緊急指令!緊急指令!都市に妖怪が侵入してきた。その数五千匹。都市の防衛隊は妖怪を倒しに向かいそれ以外はロケットにに乗り込むようにしろ!」よっしゃあ。これで防衛隊以外の人の安全は恐らく確保できる。

そして俺は妖怪の元へ向かった。

 

 

 

俺移動中!

 

 

 

よし。着いたな。もう隊員たちが妖怪と戦っているな。

 

「お前ら!後の妖怪は俺が相手をするから安心しな!」

 

そして俺は隊員全員を月へ行くロケットに転移させる。

 

「さて。俺の必殺技を見せてやるぜ!神崎流拳法『空間絶破』!」

 

破壊された空間に妖怪が三千匹ほど吸い込まれた。

 

「神崎流拳法『斬山拳』!」

 

衝撃波で千匹くらい斬られた。

 

「神崎流拳法『三秒消滅(霊力ver.)』!」

 

一秒。妖怪の前に降り立ち体に霊力を全て込める。

二秒。相手に拳を振りかぶる。

三秒。相手を殴る。

 

この動作だけで残りの妖怪は全滅し、後からこようとしている妖怪も全滅。生きている妖怪は・・・一匹っ!

 

「はああああ!」

 

その方向に妖力で作った槍を投げつける。

投げた場所に行ってみると二本の角を生やした女の妖怪がいとも簡単に槍を壊していた。

 

「お前すごい力だな。俺の槍を壊すなんてな。」

 

そう言うとその妖怪は俺に気づいた。

 

「なんじゃお主?あれを飛ばしたのはお主か?」

 

「ああそうだ。お前の名前は?」

 

「うむ。妾の名は(あお)() (かえで)。鬼子母神じゃ。」

 

「そうか。俺の名前は神崎白夢。妖狐の半妖だ。」

 

「「いざまいる!!」」

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

side ?

 

 

「お、白夢くんが人妖大戦に突入したね。君は鬼子母神に勝てるかな♪」

 

 

 

side out

 

 

 

 




あとがきです。
次回は「俺、人妖大戦をする。後編」です。
この小説はなにも考えずに行き当たりバッタリで書いているので
楓の能力などは考えていません。
では次回も!



ゆっくりみていってください!








「あ、白夢呼ぶの忘れてた。」



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第十話 俺、人妖大戦をする。後編

どうも!達也です!
ゆっくりみていってください!


side 白夢

 

 

 

 

「「いざまいる!!」」

 

 

そう言うと俺は即座に楓に近づいて技を使う。

 

「神崎流拳法『空間絶破』」

「神崎流拳法『斬山拳』」

「神崎流拳法『吸収拳』」

 

一気に技を三つ使う。この三つの技が楓に直撃する。

しかしなにもなかったかのごとく涼しい顔で技を吹き飛ばす。

 

「まじかよ・・・!」

 

俺は楓に殴ろうとするがあっさり止められる。

そして楓が俺を殴ろうとする。

しかし俺はそれを受け流す。

 

「少しは楽しめそうじゃなあ!」

 

殴る。蹴る。殴る。受け流す。蹴る。避ける。殴る。

 

これをロケットが発車するまで繰り返した。

ロケットが発車した。すると楓が提案をしてきた。

 

「なあ白夢よ。このままでは終わらないから全力の技で決めぬか?」

 

「いいぜ。楓。俺の全力を見せてやる・・・!?」

 

「どうしたんじゃ?」

 

「楓!ここにいると危ない!」

 

空に光るものが見えたがあれは恐らく核爆弾だ。

俺は楓をお姫様抱っこして出来るだけ遠くに走る。畜生!逃げ切れねえ!

俺は妖力全部と霊力半分を使い頑丈な結界を張った。そして残りの霊力を使い結界の外側に

ダイヤモンドの数百倍硬い鉱石を創り纏わせる。そして楓は訳がわからないまま妖力で結界を強化する。そして力を使い果たした俺達は意識を失った。

 

 

 

 

 

side out

 

_________________________________________

 

 

 

 

side 白夢

 

 

 

結界が崩れた音で俺は目が覚めた。

 

「うーん。随分寝てた気がするなあ・・・」

 

取り合えず楓を起こすか。

 

「かーえーでー!起きてー!体消滅させるよー!」

 

「やめるんじゃ!あれ?妾は何を・・・」

 

「お、起きたか。」

 

さてさて今は何年前かな。

 

『二億年前』

 

え?俺一億年も寝てたの?えぇぇぇ。

 

「どうしたんじゃ?」

 

「俺達・・・一億年も寝てた・・・」

 

「・・・そのようじゃな。」

 

ていうかこれからどうしよう。

 

「そういえば楓の能力ってなんだ?」

 

「む?妾の能力か?妾の能力は「倍を操る程度の能力」じゃ。」

 

「それはつまり・・・どういうことだってばよ?」

 

「この能力は力、思考力、防御力、毒への耐性などを何倍にも出来る。」

 

「え。チートじゃん。」

 

「ちーと?」

 

「あ、いやなんでもない。」

 

「しかしこの能力にも弱点があっての。何倍にも出来るが負担も大きいんじゃ。」

 

なるほど。致命的な弱点だな。

 

「次は俺の能力か。俺の能力は・・・」

 

これを言うと厄介になるだろうし嘘を言うか。

 

「・・・「ありとあらゆるものを創造出来る程度の能力」だ。」

 

「・・・とんでもない能力じゃの。」

 

「自覚してる。」

 

 

 

 

「「・・・・・・」」

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
「次回は何をするんだ?」
まだ考えていません。
「お前・・・」
行き当たりバッタリなんで。
では次回も!



「ゆっくりみていってくれ(ください)!」


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第二章 神々の衝突
第十一話 俺、古代で生活する。


どうも!東方玉霊姫というアプリにはまり始めた達也です。
「小説投稿しろよ。」
いやこれがなかなか面白いんですよ。
「知らねーよ。」
知っててよ。








side 白夢

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。俺だ。白夢だ。

能力を教えあってから十五年位経っている。

そして今俺は動物を狩っている。

 

「肉肉肉肉肉肉肉肉ッ!!」

 

なぜこんなに肉肉言いながら狩っているかと言うと四日前に食料が尽きたからだ。

え?能力を使え?腹減ってたし霊力妖力全部尽きてたから無理だったんだよ。

なんで霊力妖力が尽きていたかと言うと、楓と喧嘩したからだ。あいつが俺の分の食料を食いやがったんだよな。俺がぶちギレたら楓が顔を青ざめさせて逃げようとしたから霊力妖力全部使って作った槍をぶつけたからなー。そしたら楓がめっちゃ吹っ飛んだから思わず笑っちゃった。・・・そのあとめちゃくちゃ怒られたけどな。

 

 

そんなこんなで肉をてにいれた俺は楓と住んでいる洞窟(なんか凄い広かった)に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお!もどっできたか!」

 

洞窟に着いて入ったら楓が修行をしていた。

 

「ああ。やっと肉をてにいれたぞ。」

 

「おお!やっと肉を食えるのか!」

 

楓が目をキラキラさせている。まあ四日間なにも食べてなかったからな。

俺と楓は早速肉を焼き始めた。楓は妖力で火を起こして俺はメラを使って焼いている。

 

そして肉が焼けたらあらかじめ能力で出しておいた焼き肉のタレをかけて食べる。

 

「「うまい!!」」

 

おっと。声がハモってしまった。まあいいや。

隣で酒を飲んでいる楓を見て一つ疑問がわいた。

 

「そういや楓。その酒どこでてにいれたんだ?お前いつも飲んでるけどそんなに酒あった?」

 

取り合えず聞いてみる。

 

「お?これか?これはじゃな・・・酒虫と言うもので作った酒じゃ。」

 

酒虫?そんなのがいるのか。ていうかそんな便利なのもってるんだったらさあ・・・

 

「酒くれよ。」

 

「いいぞ。」

 

およ?あっさりokもらえたな。ラッキー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

日が暮れてきた。洞窟の中では楓が俺が創った風呂に入っていて、俺は洞窟の外で修行をしている。

 

「メラ!ヒャド!バギ!ドルマ!イオ!」

 

俺がそう言って呪文を唱えるとメラやドルマの魔法が出てきた。

言っていなかったけど、俺は三つ目の力を使えるようになった。

なんか「魔法使いたいなー。」とか思ってたら出てきた。

この力を使うと魔法が出来たからこの力を魔力としよう。

これで俺はまた一段と強くなってしまった。

 

 

 

 

 

やったぜ。

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

 

 

日が上ってきた。俺は朝早くに起きて朝御飯の準備をする。

む。砂糖が切れかかってる。取りに行くか。

基本的に食料や衣服などは、能力を使わないで作っている。なぜかというと、能力で出した調味料を使ったりすると、味が素っ気なくなったからだ。俺も楓も微妙な顔で料理を食べてたからな。

まあいいや。まあいいやが口癖になってきてるな。まあいいや。

 

 

 

 

 

 

 

半妖料理中

 

 

 

 

 

 

 

 

はいはい料理完成でーす!楓さんを起こして来ましょう!

 

楓さんの元へ行くとなんと!楓さんがいません!なんということでしょ「とうっ!」ぶほっ!

 

「なんだよ。」

 

「朝早く起きてしまったからの。暇潰しじゃ。」

 

暇潰しに俺は使われたのかよ。まあいいや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「とぅーびーこんてにゅー?だっけか?」

 

「なんじゃそれは。」

 

「いや、何となく言ってみただけだから気にしないで。」

 

「そうか。」

 

 




はい。今回はここまででこざいますです。
「言葉がおかしくなってるぞ。」
最近忙しいでござるであります。
「そのせいか。」
そのせいdす。
「おい大丈夫か?」
dいjょうぶだiじょb。
「ダメじゃん。まあいいや。それでは次回も。」


「ゆっくりみていってくれ(kだsい)!」









※これからは更新が遅くなるかもしれません。申し訳ありません。


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第十二話 俺、洩矢の国に行く。

今日は!遅くなってすみません!達也です!
「またゲームでもやってたのか?」
いや、結構しなきゃいけないことがたまってまして・・・
「まあそんなどうでもいいこと興味ないけどな。」
興味ないって・・・まあいいです。今回もゆっくりみていってください。



side 白夢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?ここはどこだ?たしか俺は楓と酒を飲んで眠ったはず・・・明晰夢か?

 

「・・先輩!起きてください!白夢先輩!」

 

どこからか声が聞こえてきたので俺は目を開いた。

 

「あれ、早苗?」

 

「そうですよ!早苗さんですよー!じゃなくて・・・」

 

俺は今いる場所を確認する。ここは死ぬ前に早苗と行ったケーキ屋だ。どういうことなんだ?時間が巻き戻った?いや、巻き戻る何てことはないと思うが・・・

 

「最近ここら辺に通り魔がうろついてるらしいわよ。」

 

「!?」

 

振り向くと近くの席で話している人がいる。やっぱり時間が巻き戻ったのか?

 

「まあいいか。早苗はパフェが食べたいんだったか。」

 

そう言うと早苗が意外そうな顔をする。

 

「あれ、白夢先輩は寝たままでも話を聞けるんですね。」

 

んなわけあるか。どんな超人だよ俺は。

 

 

 

 

 

 

「~♪」

 

早苗はパフェを食べてご満悦だ。

 

「ああ、そう言えば白夢先輩に話すことがあったんでした。」

 

「ん?話?」

 

おかしいな。前は話すことなんてなかったが。

早苗は少し微笑みながら言った。

 

「先輩を殺害した通り魔はーーーー輩がーーーで会ーてーーーを信ーーーいたーーす。」

 

あれ?なんか早苗の声にノイズがかかっている。

と思ったら通り魔が早苗を刺そうとしていた。

 

「早苗!クソがッ!メラゾーマッ!」

 

しかし魔法は放たれなかった。

そしてそのまま早苗は刺されて・・・

 

 

_________________________________________

 

 

 

「!?」

 

俺は布団から飛び起きた。

ここは・・・洞窟?

 

「白夢?どうしたんじゃ?」

 

楓が心配して声をかけた。

 

「あ、いや、なんでもない!」

 

あれー?何の夢を見てたんだっけ?

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

 

 

さて。もう洞窟で生活してどんくらいたったのか。

まあ数えてないけどな。

それで今俺達は洩矢の国に向かっている。洩矢・・・もりや・・・守矢?あれ?早苗の家って・・・

まあいいや。取り合えず行くか。

 

 

 

そんなこんなで洩矢の国の近くまで来た。

 

「まあ取り合えずここで楓とはお別れかな?」

 

そう言うと楓が笑って話す。

 

「世界は広いようで狭い。また会うこともあるじゃろ。」

 

「まあその時には楓が鬼の頂点にでもなってなきゃ会う資格なんてないがな。」

 

「そうか。なら次会う時までに体をもっと鍛えとくかの。」

 

そりゃいいな。でも楓がもっと鍛えたら誰も勝てなくなる気がする。俺も鍛えとくか。

 

「じゃあ妾は行くかの。」

 

「そうか。」

 

・・・・・・。

 

「「じゃあな!!」」

 

そうして楓は山の方に歩いていった。

 

「さて、と。俺もいきますか。」

 

俺は思いっきり跳んで洩矢の国を見渡す。お、神社があるな。あそこに着地しよう。

そして俺は神社の前に華麗に着地!

 

「ふ。決まった・・・あれ?」

 

俺の足元には粉々になった賽銭箱があった。

 

「や、やっちまった・・・」

 

どうしよう・・・

 

 

 




はい!今回はここまでです!
「おい、作者。」ゴゴゴ
な、なんでしょう?
「お前のポケモンw2に先々月までいなかったイーブイが大量にいるんだが・・・」
あ、そ、それは暇潰しにやっただけで・・・
「暇潰し?作者はイーブイを38匹タマゴから生ませられる程の暇があったのか?」
ぐ!それは・・・
「そんなに暇があるんなら小説投稿しろよ!!『メラゾーマ』!」
あ、ちょぎゃあああああ!



「ふう、めんどくさいやつが居なくなった。じゃあ次回もゆっくりみていってくれ。」



ふっふっふ。こんなこともあろうかと魔法耐性の服を着ていt「空間絶破!」え、ちょっ
ピチューン




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第十三話 俺、諏訪子に会う。

・・・・ほんっとうにすみませんでしたあああ!!
東方幻想録十三話、完成しました。十四話は多分出しm「空間z」すぐに出します。
ではどうぞ。


あらすじ

 

やっちゃった⭐

 

 

 

 

 

 

side 諏訪子

 

私の名前は洩矢諏訪子。ここ諏訪の国で祟り神をやっている。

 

 

バキッ 「やっちまった・・・」

 

ん?なんだろう。

 

そう思って神社の外に出ると誰かが粉々になった賽銭箱の上に立っていた。

・・・・

 

「よくも賽銭箱をー!!」

 

「すみませんでしたあああ!」

 

そんなことを言いながら逃げる誰かを殺す為に走る。

はっ!まさか八坂の!

 

「洩矢の鉄の輪っ!!」

 

私は鉄の輪を誰かに向かって投げつけた。

 

 

 

 

 

 

side out

 

side 白夢

 

 

 

やばいやばいやばいやばい!!

なんか神社の中にいた子こええ!!

なんか鉄の輪っか投げてきたし!とりあえず結界!

 

「!?」

 

お、なんか驚いてる。まあいいや。

 

「いまだ!たああ!」

 

「洩矢のtトンッ・・・バタッ」

 

安心しろ。峰打ちだ。

て言うかこの子俺の霊力妖力魔力じゃない力を持ってるな。

まさかこの子が神?まさかそんなことは無いよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

side 達也

 

あー、えー、うん。

なんで僕視点に?

まあそれはともかく白夢の様子を見よう。

えーっと、今は白夢が諏訪子を神社につれってるね。

なんと言うことでしょう。白夢が膝枕をしています。

 

リア充爆発しろぉ!

 

 

 

side out

 

 

 

side 白夢

 

 

 

 

 

今はこの子に膝枕をしているんだが・・・

 

「暇だ・・・」

 

そういや俺の尻尾って何本になったんだっけ。

半妖状態にと・・・

そうすると尻尾が四つ出てきた。何本まで増えるんだこれ。

 

「う、うーん・・・」

 

「お、起きたか。」

 

あ、尻尾出しっぱなし。

 

「よ、妖怪!?」

 

「ぷるぷる。俺は悪い妖怪じゃないぞ。」

 

効果は無い様だ。

 

「ってあれ?」

 

あ、膝枕してるのに気づいた。

 

「ええ!?八坂の神じゃ無いの?」

 

「ちげぇよ。そもそも神じゃないし八坂って誰だよ。」

 

「え?ちょっとまって?」

 

そういって部屋の端に行き考え事をし始めた。そういや賽銭箱壊したの謝ってないな。

 

「すまなかった。」

 

「え!?なに!?」

 

「賽銭箱の事だ。」

 

「ああその事。大丈夫だよ。誰かも見ずに攻撃した私にも

非があるし。」

 

「ならいいんだが・・・俺の名前は神崎白夢。ただの妖狐だ。お前さんは?」

 

「妖怪だったんだ・・・私の名前は洩矢諏訪子。ここの祟り神をやっているよ。」

 

「尻尾見たらわかるだろ。って言うかお前さんがここの神なのか!?」

 

こんなちっちゃな子g「もう一回鉄の輪投げるよ?」こええぇ。

 

「そういや八坂って誰だよ。」

 

「んー。まだ信用出来ないから話さないよ。」

 

「どうしたら信用するんだ?」

 

「それはね・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宴会。」

 

 

 

 

「はぁ?」

 

 

 

 

 

 




その後白夢を見た者はいなかったとさ・・・めでたしめでた「勝手に殺すな」おうふ。
「お前投稿めっちゃ遅れてんぞ。」
すみません。
「まあここで長くしてもつまらんし。」
それもそうですね。では!次回も
「ゆっくり見ていってくれ(ください)。」


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第十四話 俺、洩矢神社に住む。

どうも!すぐに投稿します。
どうぞ!
「いいのかそれで・・・」
いいのです。


side 白夢

 

 

 

 

「まさか宴会とはな。」

 

俺は今、諏訪子と酒を飲んでいる。

 

「やっぱり酒を皆で飲んで仲良くしたいからね。」

 

「祟り神なんじゃ無いのか?」

 

「いいのいいの。神なんて信仰があればいいんだから。」

 

「それでいいのか神よ。」

 

「いいのだ妖怪よ。」

 

まじかよ。まあいいや。

 

「そういえば白夢ってどのくらい強いの?」

 

「ん?少なくともお前よりは強いぞ。」

 

「いやいや、ないでしょ。」

 

「因みに三億年以上生きてるぞ。」

 

「・・・・」

 

驚いてるな。普通だと思うんだが。

 

「い、いや、年齢が強さとは限らないし・・・」

 

まあいいや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あと俺この神社にすむわ。」

 

「ああいいよー。・・・え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして俺は神社に住むことになった。デデーン!

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

side 白夢 (変わらないのかよ)

 

 

 

「だーかーらー!」

 

「いいじゃん見せてよー。」

 

俺達は今口論をしている。原因は俺がいつももってる紙袋だ。

何が入っているかと言うと・・・あれだよ。写真。あの日に早苗に渡そうとしてたんだけどなぁ。まあ一応霊力で保護している。だからこれを見せてしまったら過去改変だっけ?に

なるかもしれないからな。

 

「逃げろーっ!」

 

「あ、まてー!」

 

逃げていると壁に追い込まれた。どうしよう。

あ、そうだ。()()()()

 

「溶ける!」

 

そう言うと俺の体が地面に溶けていった。

 

「!?」

 

おー驚いてる。

そして神社の外まで行って溶けるを解除する。

 

「さて。何しようかな。」

 

能力の練習でもするか。とりあえず身体能力を上げるか。

 

「てやっ!あれ?」

 

身体能力が上がらない。何でだ?

まさか・・・能力が使えなくなったってことは無いよな。

 

「創造『学生服』」

 

そう言うと俺の手元に学生服が出てきた。

創る能力は生きているのか。

と言うことは俺の能力が本当に「ありとあらゆるものを創造出来る程度の能力」になってしまったのか。

あと霊力妖力魔力が増えなくなってる。

これからは鍛えないと・・・

 

 

 

 

 

まあいいや。

 

 

 

 

 

 

 

「。」

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

ある日、神社に手紙が来た。

 

「ガクガクブルブル」

 

「どうしたんだ諏訪子?」

 

諏訪子の持っている手紙を後ろから読む。

 

「この土地を寄越さないと攻めいるだと?ふざけやがって・・・」

 

すごいイライラする。八坂って書いてあるし。

 

「よし。ちょっと攻めこんで来る。」

 

「え!?さすがにそれは不味いって!」

 

「じゃあ行ってくる。」

 

「行ってらっしゃい!じゃなくて・・・ってもういない!?」

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
今回はゲストで洩矢諏訪子さんを呼んでいます。
「やっほー。」
まあ話すこと無いんですけれども。
「そういえば最後の白夢ってマジギレ?」
いや、マジギレ間近です。
「そうなんだ。」
「おーい遅れてすまんな。って諏訪子?」
ゲストです。では次回も!

「「ゆっくり見ていってくれ(ね)(ください)。」」





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特別編 クリスマスの洩矢神社

どうも!達也です!
「クリスマスだな。」
そうですね。では、どうぞ!




side 白夢

 

 

 

俺だ。白夢だ。

今日はクリスマスだ。カレンダー作ってたら気付いた。

 

「クリスマスってなにー?」

 

「俺もそこまで知っている訳でもないが、その日に良いことをしていると、その日の夜に

赤い帽子を被った髭のお爺さんが白い袋を持ってプレゼントを渡しに来るらしい。」

 

「Mの赤い帽子を被った髭のお爺さん?」

 

「多分お前が考えてるのとは違うぞ。」

 

「そっか。」

 

「まあいい子にしてたらその赤いおじさん・・・サンタクロースがプレゼントを持って来ると思うぞ。」

 

「ふーん・・・」

 

「諏訪子は何か欲しいものあるのか?」

 

「うーん・・・特にないなあ。」

 

「ここにクリスマスツリーっていうのを置いておくから欲しいものを手紙に書いてこの靴下の中に入れときな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

18:23

 

 

 

LP 白夢 7200  諏訪子 4600

 

 

「俺のターン!ドロー!」

 

俺達は今俺が創ったカードゲームをしている。

 

「青眼の白龍を召喚!」

 

「青眼の白龍が三体もフィールド上にいる・・・モウダメダァッオシマイダァ」

 

「何でそのネタ知ってるんだよ・・・まだ行くぞ。魔法カード!融合発動!自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する!俺は青眼の白龍三体を使用し、エクストラデッキから融合召喚を行う!伝説の龍が集いし時、新たな希望を創り出す!出でよ!青眼の究極竜!」

 

「攻撃力が4500・・・だと・・・!?」

 

「いけ!アルティメットバースト!」

 

「まだだ!聖なるバリアミラーフォース!」

 

「無駄無駄ァ!カウンタートラップ『しっぺ返し』発動!自分の墓地に存在する魔法・罠カードと同名のカードを相手が発動した時に発動できる!その発動を無効にし破壊する!

その後、この効果で発動を無効にしたカードと同名のカードを1枚選んで手札に加える事ができる!」

 

「ひえええ。でもまだ守備表示のモンスターがいるよ?」

 

「あ。」

 

 

 

 

 

 

 

ターンエンド…

キョーセーダッシュツソーチ!

エ,チョットマッテ

マタナイ!

オレノアルティメットー

フハハハハ

フウインサレテナイエクゾディア!

ナンジャソリャァ!?

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

その夜

 

 

 

 

 

俺だ。白夢だ。

今諏訪子が寝たから部屋の中に入ったんだが。

 

「『人を守れるもっと強い武器が欲しい』か・・・」

 

なんか持ってたかなぁ?

 

 

 

 

あ、そうだ。切れ味が良い鉄の輪創ろう。

桜吹雪の模様をつけてと・・・完成!

 

「よし。じゃあ諏訪子の枕元に・・・ん?」

 

あれ、こんなところにラッピングされた袋が・・・なぜ?

 

諏訪子の部屋を出て廊下を歩いているととある人物にあった。

 

「なん・・・だと・・・!?」

 

特徴的な赤い帽子に白い髭。サンタだ。サンタクロースだ。

 

「クリスマスを楽しむ声が聞こえてたはずなんじゃがのう・・・」

 

「あのー。」

 

「なんじゃ?」

 

「いまが何時代かご存知ですか?」

 

「おっと。いつのまにかこんなに昔に来てしまったのか。ありがとう。白夢と言ったっけか?君にもプレゼントをやろう。」

 

プレゼント?何だろう。

 

「これじゃ!」バァーン

 

これは・・・刀の作り方説明書?あとは・・・!

 

「ポッケモンのタマゴじゃないか!?」

 

これはすげぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気が付いたらサンタクロースは居なくなっていた。

因みに諏訪子のプレゼントは刀だったらしい。桜吹雪の模様がついた。

刀好きだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろエクゾディアを封印した奴のことに触れてもいいとおもうんだ。




はい。今回はここまでです。
「おい。」
半分くらい遊⭕王でしたね。
絵のクオリティーはキニスルナッ
「だってよ。」
では次回も!

「ゆっくり見ていってくれ。(下さい!)」


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第十五話 俺、八坂の神に会う。

どうも!いつもにこにこあなたの後ろに這い寄る死神!如月達也です!
「こええよ。てか死神でもねえだろ。」
そうでした。
「そういや正月の特別編はやらなかったのか?」
あー。はい。正月は実家に帰ったんで。
「そうか。」



本当はめんd(ry


前々回のあらすじ

洩矢神社で宴会。→洩矢神社に住む。→能力が変わる。

→八坂からの手紙。→怒る。

 

 

 

 

 

side 白夢

 

 

 

 

 

 

俺だ。白夢だ。

さっき八坂からの手紙が来てイラついている。

だから

 

 

   「攻め混むぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

さて。

来たはいいが見張りがいるな。

 

神A「誰だ!」

 

やべっ!

 

「ていや!」

 

とりあえず殴る。オレハワルクネェ!

 

神A「くっ・・・助けてくれ!」

 

!?まだいたのか?

 

神B「私は神だ。貴様を助けてやろう。」

 

攻撃か?

 

神B「ヨロシ ヲク フイカ!」

 

回復魔法か?

あ、回復した神がマント取って振り向いた。

 

神A「私だ。」

 

神B「お前だったのか。全然気付かなかったぞ。」

 

神A「暇をもて余した。」

 

神B「神々の。」

 

神AB「「遊び。」」

 

「・・・時限爆弾を創造。」

 

神AB「「ギャアアアア」」

 

 

 

・・・よし、いくか。

 

 

 

 

 

side out

_________________________________________

 

 

side 神奈子

 

 

私の名は八坂 神奈子。軍神だ。諏訪の国に手紙を持っていくように伝えたが

どうなっているのだろうか。

そういえば侵入者の報告があったな。時期的に諏訪の使者か。

 

「侵入者がこちらに向かっています!」

 

「よし、通せ。」

 

「!?っは、はい!」

 

どんな奴か見てやろうじゃないか。

 

 

 

side out

 

 

side 白夢

 

もう何人も神を倒して(殺して)いるのにまだたどり着けないな。

 

「すみません!」

 

ん?なんだ?

 

「神奈子様が通せとおっしゃっているので、来てもらっても宜しいですか?」

 

「ん?八坂か。いいぞ。」

 

神に案内されて向かった先には部屋にいる神が死ぬほどの威圧感を放っている

神がいた。

 

「お前が、この手紙を書いた八坂か。」

 

「そうだ。貴様は諏訪の使者だろう?妖怪を使者に送るなど、諏訪の国も

簡単に落とせそうだな。」

 

「黙れ。俺は半分は人間だ。あと諏訪の国は渡さねえ。」

 

「ほう。妖怪にしてはいい度胸だな。で、返事はどうなんだ?」

 

 

「・・・返事か。返事はな・・・断固拒否だ。」

 

「そういうと思ったぞ。しかし、それではお前と諏訪の神は死ぬぞ?」

 

「死にはしないさ。お前らみたいな貧弱な神なんかに殺されるかよ。」

 

「宜しいならば戦争だ。」

 

「全面戦争だ。」

 

それじゃあ俺は帰るか。

 

「じゃあ俺は帰るわ。」

 

「私が素直に帰らせると思っているのか?」

 

そう八坂が言うと大量の神が部屋に入って来る。

 

「帰るさ。言っただろ?お前らごときには殺されない・・・と。」

 

「全員!行けぇ!」

 

力五割解放!

 

「「「「ぐわあああ!」」」」

 

それだけで半分以上の神が意識を失って逝く。

 

「やはりお前は倒せないか。『天照』。」

 

「当たり前ですよ。でもこれでもまだ本気じゃないんでしょう?」

 

俺が言うと気絶していない神の内の一人が言葉を返す。

その神は、太陽のに綺麗な髪の色をし、太陽を象徴する神。

 

そう。かの有名な天照大神である。

 

「まあ五割くらいだな。そういや月読は元気か?」

 

「はい。元気に月で殺ってます。それより貴方が知りたいのは、『八意 永琳』のことじゃなんでしょうか?」

 

「!・・・そうだ。永琳は月に行けたのか?」

 

「はい。しかし永琳さんは元気がなさそうだったので早く会いに行ったほうが

いいですよ。」

 

「天照!コイツから離れr「黙れ八坂。」!?」

 

「じゃあ俺は帰らせてもらう。」

 

「ま、待て!」

 

まだ来るか。しつこいな。

 

「スタングレネード創造。」

 

創造したスタングレネードのピンを抜き神たちに向かって投げる。

 

「!?皆目を閉じて耳を塞げ!」

 

気付いたようだがもう遅い。部屋は大きな音と光でいっぱいになり、そこから抜け出し

諏訪の国にむかって跳ぶ。

 

 

 

さて。創造して腹が減ってきたな。諏訪子に飯作って貰うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

白夢が帰ってきた瞬間心配していた諏訪子がガチのボディーブローを食らわせて

吐きそうになったのはまた別の話。

 

 

 

 




今回はここまでです。
「そういえば最初らへんの話の神がなんか意味ありげなこと
言ってた場面はどうなったんだ?」
ああ、あれは無しで。
「は?無し?」
はい。無かったことにしてください。早苗が夢に出てきた所は無くなりません。
「そうか。」
ではでは!「次回も。」

「ゆっくり見ていってくれ。(見ていってください!)」


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第十六話 俺、準備をする。

どうも!達也です!
「思ったんだが特別編と番外編はどう違うんだ?」
知りません。ではどうぞ!


side 諏訪子

 

 

「さて、これから修業を行う。」

 

「いや何でだよ。」

 

おかしいでしょ。

 

 

昨日、白夢が帰ってきた後、大和の神と全面戦争になったと聞かされて、

気絶してしまい、起きたらこの状況だった。朝ごはんまだ食べてないのに。

お腹すいた。

 

「大和の神と戦うんだから修業しないとダメだろ?」

 

「でもお腹すいた~。」

 

修業やりたくないな~。

 

「・・・じゃあ俺が持ってる鈴を取ってみろ。取れなかったらご飯だけ。取れたらご馳走にしてや「ご馳走っ!」おっと。話を最後まで聞く気は無いのか・・・」

 

前思撤回。ご馳走があるなら殺るしかないよね。なんか呆れられてる気がするけど

今の私は元気100倍!絶対に鈴を取ってやる。

 

私はくりすますに枕元にあった桜吹雪の模様が付いた鉄の輪を持ち、

同じく桜吹雪の模様が付いた刀を腰に着け、構える。

 

「ご馳走・・・っごほんっ!逝くよ!」

 

「欲が隠せてないぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きんぐ!くりむぞーん!

 

 

 

 

 

 

「取れ・・・無かった・・・ガクッ」

 

もう無理。お腹ペコペコ。

 

「さすがに腹減ってちゃ無理・・・なのか?」

 

なんか白夢が言ってるけどお腹すいて意識が・・・

 

「!おい諏訪子!意識を保て!せめてご飯を食ってから気絶しろ!諏訪子おおおおおおお!」

 

この声は神社の外まで聞こえたらしい。あ、もう無理。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

side 白夢

 

 

 

まったく。せめて食えよ。

そういやポッケモンのタマゴよく見てなかったな。

そう思い改めてポッケモンのタマゴを見る。

 

 

 

 

 

 

うん。普通だな。

どっからどうみてもあの有名ゲーム『ポッケモンスター』にあるタマゴだ。

・・・・・・不思議だ。

 

 

「卵焼き!?」

 

 

「うおっ!?なんだ。諏訪子か。起きたならご飯食え。そのあとまた修業だ。

 

「ひえぇぇお許しを~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

_________________________________________

 

side 諏訪子

 

 

 

ーーおい諏訪子!起きろ!大和の神達が攻めて来てるぞ!おい諏訪子!ーー

 

あれ?なんか誰かが言ってる。誰だろうなあ。

 

「起きろっつってんだろうが!」

 

「ぎゃあ!」

 

頭を叩かれた。

 

「大和の神達が攻めて来てるんだよ!早く戦う準備をしろ!」

 

え!?大和の神が!?急いで準備しないと!

 

 

 

 

 

 

 

「お前が諏訪の神か?」

 

準備が終わり外に出ると圧倒的な威圧感を放つ神がいた。

 

「そうだ。私が諏訪の神。お前が八坂だな?」

 

「そうだと言ったら?」

 

「この神社やこの国。私を信じている人達の為にっ!私はっ!お前らを倒す!」

 

そうだ。私はこの諏訪の国を護る神。ここで負けるわけにはいかないっ!

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

side 白夢

 

 

準備の時に言っておいた。

 

_________________________________________

 

 

「やっぱり不安だなあ。」

 

「大丈夫だ。俺が八坂以外の全部の神の相手をするからな。」

 

「!?なんで・・・そこまで・・・」

 

「まあ『親友』なら当然だろ?」

 

「親・・・友・・・?」

 

「そうだ。お前とは酒を飲み交わしたり、住まわせて貰ったりされてる。俺の勝手かも知れないが・・・俺と親友にならないか?まあ全ては。」

 

「「この戦争が終わってからだな(ね)。」」

 

「あと、これだけは言っておく。」

 

 

「今からお前が戦う理由は、自分を護る為じゃない。『国』や、『信じてくれている人』の為に戦うんだ。」

 

_________________________________________

 

 

・・・まあちょっと照れくさかったがあれだけ言えば目の前の(神奈子)だけに集中してくれるだろう。

 

 

「さて、と。まずはこいつらをぶっ潰しますか♪」

 

 

俺・・・日に日にSが増していっている気がする。

 

 

 




はい!今回はここまでです!
「そこまで修業風景書いて無かっただろ。」
うぐっ!戦闘?描写苦手なんです。
「まあ次の話はどうなるんだ?」
えーっと白夢視点と諏訪子視点のどっちを先にするか迷っています。
「そうか。」
あ、そう言えばお気に入りが20件になっていました!
「お気に入り登録してくださった方。」
有り難うございました!
では次回も!
「ゆっくり見ていってくれ(ください)!」


「そういやもう少しで1500文字だったな。」
やめて!それ以上話題増やすと後書き終わらないから!





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第十七話 俺、大和の神と戦う。

どうも!どうぞ!




side 白夢

 

 

「さて、と。まずはこいつらをぶっ潰しますか♪」

 

 

俺・・・日に日にSが増していっている気がする。

 

 

 

 

まあいい。まずは神奈子と諏訪子以外が入れない結界を張るか。

人妖の状態から妖狐になり、妖力を集中させ、結界を張る。

因みにいま俺の尻尾は五つだ。これって九尾になるの結構時間掛かるだろ。

 

・・・よし。張り終えたな。即座に妖力の針を展開。そのまま神達へと向かわせる。

まあ、流石は神。俺の0.5割の力(・・・・・)じゃ殺せないか。

 

「一割解放。」

 

俺は妖力を一割解放して、手当たり次第に敵をぶん殴る。

オラオラオラオラッ!とか考えて見る。楽しい。

 

「空間絶破!」

 

敵の神達が割れた空間・・・即ち無に吸い込まれて行く。

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!死ねいッ!」

 

吸い込まれて行った神達にラッシュで止めをさす。

・・・まだまだいるな。

 

「創造『ゲテモノ料理』」

 

俺はゲテモノ料理を創って神達の口の中に転移させる。

 

「「「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁマズイィィィ!!」」」

 

前俺も食べたが吐いた。もう食べたくねえな。

 

中々終わんねえな。

 

「五割解放!」

 

妖力で針や剣をつくり、手当たり次第に倒していく。

そして最後に俺ととある神が残った。

 

「やっぱり最後はお前か・・・天照。」

 

「私を他の神達と一緒にしないで下さい。」

 

「だが断る。」

 

「・・・そうですか。まあいいです。・・・行きますよ!」

 

「『紅炎』」

 

そう天照が宣言するとどんな物でも溶かしそうな炎が出てきて俺に向かってくる。

 

「こええよ!」

 

「弟から殺す気でかからないと勝てないと思うと言われましたので。」

 

月読ェ・・・

 

「まあこうなっては仕方ないか。」

 

十割解放。全力だ。

 

「ッ!?」

 

解放した衝撃で天照は吹っ飛んでいく。

 

「切り裂けッ!俺の剣!」

 

直ぐ様使っていなかった剣で切り着ける。

 

「きゃああああぁぁぁぁ!!」

 

・・・ふう。これで倒したか?

 

 

 

 

 

 

「っ!?」

 

誰だ!?神は一掃したはずだが・・・

 

「あら?今のを避けるなんて、流石ね。」

 

黒と白の服に闇のように黒い翼と十字架のような剣。圧倒的な力の差が分かるほどの妖力。

こいつは・・・ヤバイ!

 

「お前は誰だ!」

 

「私はルーミア。宵闇の妖怪よ。」

 

なんつー力だ。くそっ!

 

 

・・・俺は強くなったと思っていた。実際に強くなっていたし、どんな敵にも勝てる力はあるだろうと思っていた。

 

だが、()()()()()()

 

 

「グハァッ!」

 

「あら?楽しめると思ったのにもう御仕舞い?つまらないわ?もっと遊びましょう?」

 

くそっ!闇は妖力で吹き飛ばせば問題無いがあの剣が強い!このまま俺は死んで諏訪子を護れないのか?

 

「斬山剣!」

 

この技は斬山拳の剣版だ。

 

「ふむ・・・ここね。」

 

あっさり破壊。クソがっ!

 

「三秒消滅」

 

一秒。ルーミアの近くに走って近づきながら力を溜める。

二秒。ルーミアの攻撃を避けながら拳を振りかぶる。ルーミアが何かしようとしてるがもう遅い。

三秒!全身全霊を込めて殴る!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは危なかったわね。闇で分身を作って置いて良かったわ。」

 

この技を使った後に相手が生きている。これは相当なピンチだ。

だがまだ霊力魔力が残っている。これで諏訪子を護る為に勝つ!

 

 

 




はい。今回はここまでです。
白夢はおやすみです。
無意識にEXルーミアを出していました。
そして次回は諏訪子視点の諏訪対戦です!
多分上手く書けません。戦闘ェ。
では!次回も

ゆっくり見ていってください!



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第十八話 私、八坂と戦う。

どうも!諏訪子視点です!
どうぞ!


side 諏訪子

 

 

「この神社やこの国。私を信じている人達の為にっ!私はっ!お前らを倒す!」

 

「ほう。良い心がけだ。だがなぁ。『想い』だけで私に勝とうなんてね。

がっかりだよ。」

 

そう八坂が言って来るが無視。

ふと横を見てみると結界が張ってあった。他の神が入ってこれない様にか。

 

「私も頑張らなくちゃ!」

 

私は気合いを入れ直して攻撃を仕掛ける。私の能力は『坤を創造する程度の能力』。

私もどこまで出来るか解らないけど、土や水、マグマを創造できることは解っている。

取り敢えずは土で攻撃してみる。

 

土を圧縮圧縮と。

 

「そっちから来ないのかい?だったら私からいk「黙れ。」ハイ.スミマセン.」

 

よし。圧縮完了。くらえっ!

 

「!おっと。危ないねぇ。でもこれくらいじゃ私には敵わない。勿論、あいつもね。」

 

そういって八坂は指で白夢を指す。

 

「ぷっはははははははははは!」

 

やばい。面白過ぎて腹が痛い。涙出てきた。

 

「・・・何が可笑しい。」

 

「だってあんたごときが白夢に勝てるなんて・・・そんなお目出度い頭をしてるの?

白夢がお前の所に行った時に見たでしょう?白夢の力を。」

 

「っしかしあれくらいなら本気を出せば・・・」

 

「因みにあれは五割の力らしいよ。」

 

「・・・・・・」

 

「今だッ!」

 

桜吹雪の模様が彫られた刀で八坂を切り裂く。

 

「ぐわあああぁ!」

 

続けてマグマの球を百個位創造。相手に向かわせる。

 

「ふざけるなよ!小娘が!」

 

しかし流石は大和の神の中でも強い神なだけある。よく解らない柱でマグマを叩き落として行く。

 

「死ねいッ!」

 

いつの間にか近づいていた八坂に柱で殴りかかられる。しかし、受け身はいやと言うほどやらされているからすぐに体制を立て直して刀で攻撃を仕掛ける。

だけど柱で止められる。柱硬いね。

 

「いけ!ミシャグジ様!」

 

私はミシャグジ様を使って八坂を追い詰めて行く。

 

「ここまでだな。八坂の神よ。」

 

「ああ、そうだな。諏訪の神よ。」

 

「まさかまだ私に勝とうとでも思っているのか?」

 

「当たり前だろ?」

 

「さて。話にも飽きてきた。止めをさすか。『洩矢の鉄の輪』。」

 

そう宣言して私は能力で創った鉄の輪を投げつける。

これで勝てる!国を護れる!いけえええええぇぇぇぇ!!

 

「こんなもので殺られるとでも思っていたのか?所詮はただの信仰がないと消滅する神。

考えが浅い。死ね。」

 

私の鉄の輪は八坂の方へ向かっていって錆びた。これがあいつの能力かッ!

そう考えている間にも柱が私に迫って来ている。

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「これで諏訪の国は私の国に・・・ふははh「なーんてね。」!?」

 

対策練っておいてよかった。まあなーんてねとか言っておきながら自分は助からないんだけどね。まあなにをしたかと言うと・・・

 

 

 

 

白夢の十割の魔力を圧縮した球を投げつけただけ♪

 

 

 

 

 

 

 

「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」

 

これで国が救われるのかな・・・?

 




今回はここまでです。
後書きめんどくさいです。
では次回も

ゆっくり見ていってください。



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第十九話 俺、負ける。

どうも!達也です。
スタンドを白夢に付けたい!でも要素を入れすぎると後でめんどくさくなるって未来の僕がいってた。止めとこ。
ではどうぞ!


side 白夢

 

 

「粉創造+メラガイアー=粉塵爆発!」

 

粉を沢山創造してメラガイアーを使うことで爆発をおこす。目眩まし程度にはなるだろう。

 

「創造『ロト⭕剣』!」

 

久しぶりに使うロト⭕剣。切れ味は凄く良いが創るのに数秒掛かるんだよなあ。

 

「兎に角斬る!このロ⭕の剣に!斬れないものは何一つ無い!と思う。」

 

ザクッ この音!この感触!確実に斬れた!

 

「あら。私に傷をつけるなんて。貴方、戦う中でも進化してる?」

 

「さあな。今俺はお前を殺すか封印する事に集中してるからな。そんなことはどうでもいい。」

 

兎に角奴を倒さなくては。諏訪子の方は終わったみたいだし、逃げるか?

 

「何よそ見しているのかしら。」

 

!?くそ!このままじゃ死ぬ!逆転の一手を考えなければ!

 

 

 

 

 

 

 

 

見えた!

 

創造『毒の霧』創造『ガスマスク』創造『ウイルス菌』

 

「俺の世界。」

 

そう言うと俺以外の生物の動きが止まった。いや、実際は自分の時を加速させてるから周りが止まって見えるだけだが。

 

「神崎流拳法『三秒消滅』(霊力魔力MIXバージョン)」

 

一秒。まあ自分にとっての一秒だから周りにとってはもっと速く見えるだろう。

二秒。俺はルーミアを倒さなくては諏訪子と一緒に帰ることは出来ないのか?

三秒。いや。俺ならいける。絶対に奴を倒して諏訪子と帰るんだ!

 

「オッラアアァァッ!!」

 

殴れえええええぇぇぇぇ!

 

 

 

 

 

「やった・・・のか?」

 

「残念ながら私にはかすり傷しかついてないわよ。」

 

「!?」

 

「もう飽きたわ。さようなら。」

 

そうルーミアが言った瞬間に強い衝撃を感じ、意識が遠くなっていく。

 

 

「貴方はいつか私よりも強くなる。そんな気がする。だから生かしておく。そして私を倒し、殺しなさい。他に私より強い奴がいない限り、私は貴方を待ってるわ。あと、貴方と八坂?諏訪?は近くの国に持っていってあげるから感謝しなさい。じゃあね。」

 

ルーミアの言葉を聞いたとたんに、俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

 

side ルーミア

 

・・・やっと終わったわね。

 

「やっと私の六割の力(・・・・)と同じくらい強い奴に会えたわね。しかもまだまだ成長出来そうな力がある。暇潰しには丁度良かったわ。ありがとね。()()()()()()?」

 

私はまだ姿を現さない人?に声を掛ける。

 

「いや偶々だよ?そんな僕が君に会って一分後に諏訪対戦が起こるなんて。」

 

「まあそう言う事にして置くわ。・・・貴方の方が強い力を持っている。私は貴方と戦いたいわ。」

 

十割の力を解放して如月を威圧する。

 

「残念だけど戦えないよ。攻撃が僕には当たらないんだ。僕は、『幻想に成れなかった者』だからね。」

 

そう言うと如月は姿を消した。

 

「幻想に成れなかった者?攻撃が当たらない?・・・変な奴に関わってしまったのかしら。」

 

 

 




はい!今回はここまでです!
え?ルーミア?だれの事かな♪
では次回も!

ゆっくり見ていってください!


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第二十話 俺、諏訪から旅立つ。

どうも!如月です!
久しぶりですね。
古いパソコンでもいいか!と、
吹っ切れました。
ではどうぞ!


side 白夢

 

 

久しぶりだな。俺だ。

確か前の話では、ルーミアに倒され、気絶したんだっけか。

じゃあ俺は今気絶してる最中なのか。

まあそんなことはどうでもいい。

問題はこれからどうするかなんだよなー。

もうそろそろ旅に出てみたいと思うし。

そういえば諏訪子は勝ったのか?それとも・・・・

いや。それは考えないでおこう。

まあ取りあえず起きるか。

でも気絶してるから自分から起きられないか。

めんどくせえ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お、起きられそうだな。

そう思い目を開けると、目玉がついてる帽子が眼に入った。これは諏訪子の・・・

あれ、諏訪子が俺の上に覆いかぶさってる。心配させたかな。

そんなことを考えながら起きると諏訪子が目を覚ました。

 

「うーん・・・あれ!?白夢!?起きたの!?」

 

「あ、ああ。」

 

「心配したんだから!もー!」

 

あー。やっぱり心配させてたか。

 

「それで八坂との勝負はどうなったんだ?」

 

「あー。それは・・・引き分け?」

 

「引き分け?それで相手は納得したのか?」

 

「いや、納得せずにとらんぷで決めようってなって私が負けたから神奈子が表向き実務を取り仕切って、実際は私が国を治めろって言ってたよ。」

 

「え?ちょっとまて。なんであいつはトランプ知ってるんだ?」

 

「私が部屋に置きっぱなしだったからだと思う。」

 

「諏訪子ェ」

 

「ああ、あとなんで負けたのにそうなったのかというと「国民が信仰の対象を変えなかったからだろ?」まあ、そうなんだけどね。」

 

そういって諏訪子は笑う。まあ、こうなることはわかってたからな。予想外なのは諏訪子が勝てなかったことと・・・ルーミアだな。あいつを倒すか封印できればいいんだが・・・

 

「あ、そうだ諏訪子。俺、旅に出るわ。」

 

「それでねー。私の子供が生まれたんだよ!ってええ!?なにそれ聞いてないよ!」

 

「こっちも子供のこと聞いてないけど!?まあいいや。またいつか顔見せるからさ。じゃあな。」

 

「えー。寂しくなるね。」

 

「・・・まあ、八坂・・・・神奈子もいることだし大丈夫だろ。」

 

「そういえば神奈子とは会ってないね。」

 

「・・・まあ大丈夫だろ。じゃあな!」

 

「たぶん大丈夫じゃないよねそれ!?ってあ、行っちゃった・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「諏訪子!?あいつが目覚めたって本当か!?」

「うん。でもすぐに旅に出ちゃった。」

「えー。一度戦ってみたかったのに。」

「まあいつかまた会うでしょ。」

「そうだな。」

 

 

 

 

 

 

____________________________________________

 

 

 

 

ふう。そういえば子供の名前ききわすれてたな。まあいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

side 諏訪子

 

 

「そういえば子供生まれたんだって?どんな名前にしたの?」

 

そう神奈子が言ってくる。

 

「東風谷 早咲って名前だよ。」

 

「ふーん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




1111文字キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
・・・こほん。はい!今回はここまでです。
新しいパソコンをまだ買ってないのでまだ投稿は遅いです。
では次回も!

ゆっくり見て行ってください!






99文字キター!!


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第二十一話 俺、妖怪を仲間にする。

どうも!久しぶりですね。
「前にも同じようなことをしていた気が・・・」
気のせいですよ。ではどうぞ!


side 白夢

 

 

やあ諸君。突然だが、半人半妖の食事ってどうすればいいのかわかるかい?

私は半人半妖だが人間の食事でも腹は膨れる。

まあ人間を食ったことはないがな。

そこでだ。妖怪は『共食い』をするのか?

今日はそれを考えていきたい。

 

 

 

・・・え?なぜいきなりこんな事を言ってくるかだって?

今妖怪が妖怪を襲っている所を見つけたからだよ。

まあ当然助ける。

 

「やあ君たち。こんなところで何をしているんだい?」

 

「あ?誰だよてめぇ。俺ァ今からこの妖怪を(性的に)食うんだよ。邪魔すんな。」

 

「ほう。君は妖怪を(食料として)食うのか。俺も妖怪なんだが妖怪を食ったことが無いんでな。」

 

「へぇ。そうか。じゃあお前がこいつ食うか?」

 

「いや、遠慮しておくよ。というわけでじゃあな。」

 

「ああ、じゃあな。・・・・!?俺の獲物が・・・・」

 

じゃあな。名も知らぬ妖怪よ。

 

さて。この妖怪をどうするかだが・・・

今俺の前にいる妖怪。紫の服を着ていて年は大学生くらいか。

 

「おいお前。」

 

「は、はい!」

 

「お前はこれからどうする?」

 

「え?私は食われるんじゃ・・・」

 

「んなことするか。お前ほっとくとすぐにまた襲われそうだから俺と一緒に旅に出るか?って聞きたかったんだが。」

 

「え?私は・・・」

 

「別にこのままお前をほっといてもいい。まあすぐに妖怪に食われるだろうがな。あ、お前も妖怪か。」

 

「え?私は人間ですよ?」

 

「は?どう見てもお前は人間じゃないぞ。」

 

「え?」

 

「え?」

 

これはどういうことだろうか。まあいいや。

 

「とにかくどっちにするか決めろよー。」

 

そう言って俺は昼寝をし始めた。

 

 

 

 

zzzz

 

 

 

 

 

 

 

ん?もう夕方か。

 

「ふぁ~あ。よく寝た。おいお前。・・・むらさき・・・紫・・・・紫ご飯。

ゆかりでいいや。おい紫。決まったか?」

 

「はい。ついていくことに決めました。」

 

「わかった。じゃあ夕飯にするか。」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーうまかった。それで紫。お前を見て渡したいものができた。」

 

「ん?何かしら?」

 

「ああ、これだ。」

 

そう言って俺が取り出したものはナイトキャップに飾りを付けた物だ。

 

「これは・・・」

 

「俺の前s・・・結構前にお前みたいな姿のやつがそれみたいなのをかぶってたからな。うれしくなかったか?」

 

「いえ!最高のプレゼントです!」

 

そう言って紫は満面の笑みを浮かべた。

 

「よし。ならいい。じゃあお前は俺が創った風呂でも入って寝て置け。俺が見張っておくから。」

 

「え?寝ないで大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫だろう。・・・きっと」

 

「じゃあお言葉に甘えて。」

 

そう言って紫は風呂に向かっていく。

喉が渇いてきたな。後で水でも飲んでおくか。

 

 

 

 




今回はここまでです。
「今日は投稿遅いな。」
気のせいでしょう。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
まあそんなことはどうでもいいです。
では次回も!
「ゆっくりしていってくれ(ください)。」



ねむぃ


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第二十二話 俺、能力を知る。

どうも!
「まただすんだな。」
最初はイカの非日常を出そうと思ってたんですけどねー。
「話が思いつかなかった・・・とかか?」
いや、そういう訳じゃないです。やる気が出なかっただけです。
「そうか。」
はい。ではどうぞ。


 

side 白夢

 

 

 

「よし。じゃあ早速行くぞ。」

 

「おー!」

 

うん。紫もずいぶん落ち着いてきたな。

まだ一日だけど。

 

「そう言えば白夢さん。私の能力が変わっていたのよ。」

 

「ん?どういうことだ?」

 

「私の能力が『境界を操る程度の能力』になっていたの。何か知らない?」

 

「うーん。知らないぞ。」

 

「ならいいわ。」

 

俺達は雑談をしながら歩いて行く。行先?決めてねぇよ。

 

「そう言えば紫って何歳なんだ?」

 

「女に年齢を聞くの?失礼ね。」

 

「まあそんなこと言うなって。因みに俺は億単位だぞ。確か。」

 

「!?・・・まあいいわ。私はまだ二十歳よ。」

 

「二十歳?まじかよ。」

 

「マジなのよ。」

 

「あれ?マジってわかるのか?」

 

「?当たり前じゃない。」

 

???まあいいか。

 

「そういや紫の能力って何に使えるんだ?よくわからん。」

 

「そうね・・・例えば白夢さんが寝てるとするでしょ?そこで私が能力を使って『夢と現の境界』に穴をあけて夢に入ったりできるわ。便利でしょう?」

 

「なるほどそういうことか。じゃあ空間の境界に穴をあけて移動に使えるんじゃないか?」

 

「なんでそういう考え方ができるのかしら・・・まあやってみるわ。」

 

そう紫が言うと空間に裂け目が出現する。

 

「これが穴が開いた境界か。取りあえず穴を広げて中を大きくするぞ。」

 

俺は裂け目を広げて中に入る。中は小さい立方体になっているようだ。

俺はスコップを創造して裂け目・・・覗く・・・隙間?スキマ。うん。スキマでいいや。スキマの中を掘っていく。

 

「白夢さんどうなってる?って何をしているのよ・・・」

 

「ん?見ての通りスキマの中を広げているんだが。」

 

「それでもスコップって・・・ってここの壁滅茶苦茶固いじゃないの!何で白夢さんは土でも掘るかのように掘れてるのよ!」

 

「掘るとか大声で言うなよ。いやらしいぞ。」

 

「白夢さんねぇ・・・・はぁ。」

 

なんかため息吐かれた。解せぬ。

 

「まあ取りあえずこの世界の半分くらいには掘り進めたぞ。」

 

「この世界の半分!?どれだけ掘ってるのよ・・・」

 

「この世界も元の世界があるはずなんだ。その元の世界から色々パラレルワールドができていく。別の世界では俺が存在しなかったかもしれないし紫が現代・・・だいぶ未来に生きてたりしているかもしれない。他にもこの世界には存在しない人や妖怪がほかの世界ではいるかもしれない。またそれと同じように次元という物も存在すると俺は思う。例えば俺が主人公の原作・・・元の世界があったとするだろ?するとその世界からパラレルワールドは出来ていく。だが元の世界が複数あったら?妖怪なんて存在しないで安全な世界があるかもしれないし例えば滅茶苦茶速く動ける怪物がいたとする。だがその怪物はなぜか教師。そしてその教師は一年後に地球を爆破すると言っている。それを阻止するために生徒は暗殺者になって先生を殺す。そんな次元があるとしたら。そこのパラレルワールドに本来いるはずのないサイコキラーや怪物がいるかもしれない。カードゲームですべてが決まる次元だってあるかもしれない。そしてそれらが架空の存在として絵や遊びである次元もあるかもしれない。人間が吸血鬼や究極生命体と戦う次元も!魔法が中心の次元も!・・・何もできない次元も。俺はそういう世界を行き来して本来死ぬはずの者を助ける異端者になりたい。」

 

「なんか語り始めた!?」

 

俺の話は紫の腹の虫が鳴るまで続いた。

 

 

 

 




今回はここまでです。
「俺の語りがだいぶ文字数いったな。」
そうですね。まああれは僕の持論でもあるんですがね。
「そうなのか。そういやお前何で狐の面をつけてるんだ?」
ああ、最近東方幼霊夢を見てしまいましてね。
「・・・なんだそれ?」
あ、そういや白夢は・・・・
まあいいですね。それに東方霊々夢も見てしまったんで、ルーミアとかーちゃんと霊夢と魔理沙の好感度が上がりまくりですよー。
「ちょっと待て。何も聞こえなくなったんだが。」
当たり前じゃないですか。聞かれたら困りますしおすし。
では!次回も!

ゆっくり見ていってください!


「あれ?もうゆっくり見ていってとか言ったのか?」




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第二十三話 俺、旅をしている。

どうも!
「連続だな。」
そうですね。どうぞ!
「えぇー。」



※白夢通り名を修正。


side 白夢

 

紫を連れて旅をして十年はたった。紫はだいぶ才能があるようで能力を使わないですべての力を3割解放した状態に攻撃を当てることができるようになった。まあ一回きりしか当てられてないが。

 

「ん?紫。誰かが歩いてくる。」

 

「わかりました。今回も私が倒せb「いや、今回はやらなくていいぞ。見本を見せてやるから。」わかりました。」

 

さて。紫の先輩として一丁殺りますか。

あれ?俺なんか命を軽く見てる?

 

そんなことを考えてると誰かが俺の前に立った。

 

「おやぁ~?誰がいると思えばただの餓鬼の妖怪二匹じゃないか。つまらねえな。」

 

「あれ。俺達を見て俺らが何者かわからないのか?」

 

「ん~?ってお前らは!?『神出鬼没の紫ご飯 紫』と!?『絶対勝者 神崎白夢』じゃねえか!?」

 

「おお。気付いたか。ってかやっぱりそのダサい通り名なんだな。」

 

「私の通り名が紫ご飯って・・・」

 

「まあそういうことだからお前を殺すわ。」

 

「どういうことだよ!俺は悪くねぇ!「お前の顔よく見たら前に紫を食おうとして最近人間を性的に食おうとしてたやつじゃねえか。紫も性的に食おうとしてたのかよ。変態め。変態め。」なぜ二回言った。まあいい。お前が俺の獲物を奪ったのか。折角(*´Д`)ハァハァしようと思っていたのに。貴様は許せん!だが逃げる!」

 

なんだこの変態。なんだこの変態。なんだこの変態。

きめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇ「きめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきめぇきm「白夢さん何を考えてるの・・・」」

あれ?心読まれた?

 

「白夢さん声に出てたわよ。」

 

「まじか。まあいい。取りあえず俺は紫の能力を使って戦うわ。」

 

「私の能力使えるの?」

 

「前紫に境界を操る程度の能力を10分間使えるようになる面貰ったじゃねえか。狐のやつ。」

 

そう言って俺は狐の面をつける。すると俺の能力が一時的に封印され紫の能力が使えるようになる。

 

「じゃあまずはスキマを使った攻撃だ。」

 

「ハッ!何をするかと思ったらスキマぁ?何かを覗くのかぁ?」

 

俺は無言で霊力で槍や剣、ナイフなどを作ってスキマに発射する。

するとスキマを通ってやつの背後に俺が放ったものが展開される。

 

「ハハハハハハッっていでぇぇぇ!?」

 

よし。フィナーレだ。

俺はやつの胴体にスキマを展開して通す。そしてスキマを履いているみたいな状態になったらスキマを閉める。だがスキマにはやつの胴体が挟まっている。そこで無理やりスキマを閉めようとするとどうなるかはわかるよな?

 

 

そして奴の胴体は音をたてずにぶった切れた。

やつは血を吹き出しながら倒れる。

 

「ふー。って紫?大丈夫か?」

 

「生き物を殺すのは慣れたと思ってたのに・・・夢にでそう・・・うっぷ。」

 

あー紫吐きそうだな。念のため袋を出しておくか。

 

「うっ。おえええええぇぇぇぇぇ・・・」

 

あーあ。吐いちゃった。

 

「うう・・・今日は怖くて眠れないわ・・・」

 

「なら俺が隣で寝てやろうか?恐怖心を和らげるくらいはできると思うぞ。」

 

「うん。お願いするわ・・・」

 

そう言って紫は風呂に入りに行く。

 

その後、俺は紫の隣で恐怖心を和らげるのに四苦八苦しましたとさ。

 

 




今回はここまでです。
「紫がヒロインなのか?」
いや別に。白夢にとっては紫は妹か従妹みたいなものです。
「そうなのかぁ。まあ確かに紫のことを俺はそんな感じで見ているからな。」
あと三十話切ったら「俺、〇〇する。」とかの題名をやめます。
題名やりにくいし。
「そうか、じゃあ次回もゆっくり見てけ。」
僕は!?っていうか適当過ぎない!?


追記:次の話は少し遅くなります。


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第三章 聖徳の聖人
第二十四話 聖徳太子


どうも!
今回から俺、〇〇する。じゃなくしました。深い意味はないです。
「最近投稿多いな。」
はい。絵の練習をしてたんですが飽きましてね。
「だめだろ。」
・・・ではどうぞ!




side 白夢

 

 

「よし、聖徳太子の所に行こう。」

 

「何をいきなり言ってるのかしら・・・」

 

いきなりひかれた。なぜ?

 

「白夢さん。聖徳太子ってあのいなかった説が濃厚の・・・」

 

「ん?まあそうだが何で聖徳太子を知ってるんだ?」

 

「え?・・・」

 

何だ?いきなり黙ったぞ?まあいいか。

 

「とにかく聖徳太子が近くにいるという情報を得たから行くぞ。」

 

「分かったわ。でも私達が妖怪とバレたら殺されるんじゃないかしら?」

 

「そこらへんは大丈夫だ。俺も紫も人間の姿になれるだろ?そしたらこの『妖力隠蔽玉』を使えばいける。」

 

「ちょっとまって。妖力隠蔽玉とか知らないんだけど。」

 

「あ、言ってなかったっけ?この玉はその名の通り妖力を隠す物だ。」

 

まあとにかく行くぞー。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで無事に聖徳太子の家に侵入できたわけだが・・・

 

「貴様!妖怪じゃな!」

 

何か子供に見つかった。そう言えば聖徳太子もこの子と同じくらいの年って噂だっけ?

 

「ああ、そうだが・・・お前が聖徳太子か?」

 

「・・・そうだ。私が聖徳太子。本名は物部布都だ。」

 

「なるほど。じゃあ本物の聖徳太子に合わせてくれるか?」

 

「!?・・・私が聖徳太子だと言っているだろう。」

 

「この屋敷の奥に人の気配がした。そして位置的にお前はその人を守っている。」

 

「・・・太子様の所へは行かせん!」

 

うおっと。いきなり攻撃してきた。危ねぇ。

 

「・・・攻撃するということは敵とみなしていいのか?」

 

「当たり前じゃ!我を子供だと思って油断しているであろう?」

 

む、こうなったら気絶させるか。「そこじゃ!」!?・・・こいつ・・・強い!

 

「お前、もしかしたら神に対抗できるかもしれないぞ。」

 

「そんなことはどうでもいい!」

 

そう言ってまた切りかかってくる。子供なのに型はしっかりとできている。これは育つととんでもない天才になりそうだぞ。

 

「まあ・・・俺にはかなわないけどな。」

 

俺は布都にチョップをして気絶させる。

 

「よし。じゃあ太子様の所に向かうk「その必要はありません。」・・・誰だ?」

 

「今日は。私の名前は豊聡耳神子。聖徳太子です。」

 

お、来たか。

 

「じゃあ俺達が来た目的もわかっててここに来たんだろうな?」

 

「ええ。詳しいことはわかりませんがあなたにはそういう欲が無いように見えます。」

 

おお、なぜバレた。

 

「耳が良すぎると相手の欲も聞こえてくるんですよ。」

 

「そういう物なのか。」

 

「そういう物なんです。」

 

「白夢さん。私が空気になってる気がするんですけど。」

 

「気のせいだろ。」

 

 

 

 




今回はここまでです。
「そう言えば今回の話って予約投稿らしいな。」
はい。本当は三月十日に書きました。
「そうなのかぁー?」
そうなんです。
では次回も!

「ゆっくり見て行ってくれ(ください)。」


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第二十五話 布都の才能

どうも!
最近えくすぺりあz5を買いました!
「どうでもいい情報をありがとう。」
・・・。
「黙るなぁ!オラァ!」
痛い!
ではどうぞ!


side 神子

 

 

「ではあなたがあの絶対勝者の神崎白夢さんですか?」

 

「うん。まあそうなんだが・・・」

 

私の目の前にいる人(?)彼の名は神崎白夢。銀の髪の色をしていて黒い服とズボンを着ている。この服は私も見たことが無いですね。そしてもう一人の方は・・・

 

「あなたは紫さんでよろしいですか?」

 

「ええ。私が紫よ。」

 

この方は神出鬼没の紫ご飯と言われている妖怪。

二人とも詳しいことは分からないけど敵意は無いようだ。

 

「それでお二人はなぜ私の元へ?」

 

「ん?そりゃかの有名な聖徳太子が近くにいるって情報があったんだぞ?行った方がいいだろ。」

 

ふむ。この人は変な人なんですね。

 

「それで私に会ったところで何をするんですか?」

 

「ああ、それなんだがな・・・物部布都。あいつはお前と違って戦闘の才能がある。一度俺に預けてみないか?」

 

!?・・・やはり布都には戦闘の才能が・・・

 

「あ、お前に才能が無いってことじゃないぞ。お前も布都には劣るが才能を持っている。しかも全体的に言えばお前の方が才能がある。」

 

「あ、そんなことはどうでもいいです。取りあえず布都に聞かないと話は進みません。布都を探しましょう。」

 

今布都は白夢さんに負けたショックで修行と言って何処かへ行ってしまった。

 

「まあそれは問題ない。紫。」

 

「分かりましたわ。」

 

すると紫さんが空間に裂け目を出現させてそこから布都を引っ張り出す。

 

「いたたたた・・・って太子様!」

 

「布都。あなたは強くなりたいですか?」

 

「太子様?いきなり何を・・・・・・っ我は太子様を護るために強くなりたいです!」

 

「そう。ならあなたに命じます。布都、あなたは神崎白夢さんの元で修行をしなさい。」

 

「分かりましたぞ。」

 

そういうと布都は紫さんの元へ言って何かを話し始める。

 

「そういうことで神子。一か月こいつを預かるぞ。お前の護衛は紫に任せる。」

 

「任されましたわ。どうも。私は紫。ゆかりんと呼んで頂戴。」

 

「分かりました。ゆかりんさん。」

 

「む。ネタを本気に捉えられたら少し困るわね・・・」

 

「じゃあそういうことだから。」

 

そういうと白夢さんは布都と一緒に消えていく。

布都が何か言っているがどうせ「我は強くなりますぞ!」とでも言っているのだろう。

 

「・・・さて、ゆかりんさん、あなたの事はあまり知らないので、色々と調べさせてもらいますよ?」

 

「分かりましたわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・これで質問は終わりです。ありがとうございました。」

 

「あら。私も楽しかったわよ?」

 

今回の質問で分かったことを紙にまとめなければ・・・

 

 

 

 

質問:種族は?

答え:妖怪ですわ。おそらく同じ種類の妖怪は存在しないわ。見たことが無いもの。取りあえず「スキマ妖怪」とでも名乗って置きますわ。

 

質問:能力は?

答え:そんなに簡単に手の打ちを明かすとお思いで?まあ、一つ言うとしたら布都・・・だったかしら?あの子を引っ張り出す時に使った裂け目。あれはスキマと言って能力のおまけ程度でしかないわ。

 

質問:白夢さんとの関係は?

答え:一緒に旅をしているだけですわ。あとたまに妹みたいな眼で見られることがあるわね。

 

質問:白夢さんの事を教えてください。

答え:実は私もあまり知らないのよ。まあ知っていることと言えば未来の事を知っているとか歳が億単位だとかだけど・・・

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
「もうすぐ大阪に行くらしいな。」
はい。USJのハリポタグッズが高いそうです。
「買ったら俺にもくれよ。」
ええ!?わかりましたよ。
「やったぜ。」
はいはい。では次回も!

「ゆっくり見て行ってくれ。(ください!)」


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第二十六話 布都の修行

はい!どうも!
「元気いいな。」
いえ、特に何があったということでもないんですけどね。
「あっそ。」
ではどうぞ!


 

side 白夢

 

 

「じゃあこれから修行を始めるぞ。」

 

「分かった。」

 

前回のあらすじ。俺、神崎白夢は布都を修行させることになったのである。

 

「じゃあまず我は何をすればいいのじゃ?」

 

「そうだな・・・ほれ。」ポンッ

 

「わっ。」

 

「これを背負って走れ。そうだな・・・よし、ここにしよう。この山の周りを十周走ってこい。修行はその後だ。」

 

俺はリュックと重りを創造して布都に背負わせる。

 

「え?ちょっと待て。この山の周りを十周も走れと言うのか!?・・・これは太子様のため。全力で取り組まねば・・・」

 

お、走って行った。

その間に俺は修行用の刀を作っていく。布都の筋力だと一二時間はかかりそうだな、って速くね?まあいい。

そういえば布都の喋り方ってあいつを思い出すな。

 

あいつ元気にやってるかな・・・

 

 

 

 

 

「ちょっ!白夢ー!助けてー!」

 

あれ、これは布都の声か?

 

「どうしたんだー?」

 

「落とし穴が彫ってあったんじゃー!」

 

ああ、なるほど。でも何で落とし穴なんだ?

 

「ちょっと待ってろ。助けるから。」

 

 

 

 

 

「ふー。大丈夫か?」

 

俺は布都に聞きながら汗を拭く。さすがに落とし穴が500mくらいあったのは驚いた。

今の時代あんな深い落とし穴作れるのか?

 

「我は大丈夫じゃ。白夢こそ大丈夫か?」

 

「大丈夫だよ。てか何で神子は敬語なのにお前はタメ口なんだよ。」

 

まあいいけど。

 

「さて。お前は今何週した?」

 

「九週と半周じゃ。」

 

「ふむ。ならいいだろう。取りあえず俺が作った刀を持て。結構いいやつだぞ?」

 

俺の作った刀。名付けて『神忠絶殺』。読み方はそれぞれで変えてもいい。この刀は俺の妖力、霊力、魔力を五割ほどつぎ込んである。まあ一振りでそこらへんの妖怪なら消滅する。あとこの刀は所持者が殺意を持たない相手には殺傷能力は0になる。

 

「こ、こうか?」

 

あれ、教えてもいないのに型がちゃんとできてる。

 

「お前今まで剣の型とか意識してたか?」

 

「いや、してないぞ?」

 

え?じゃあ布都は才能だけであんなちゃんとした型をやってたのか?これはマジで才能を開花させたら強くなるぞ。

 

そんなことを考えていたらいきなり攻撃を仕掛けてきた。

 

「うわっ危ねぇ。」

 

このままではすぐにやられてしまう。

そう考えた俺は力を少し解放させてそこら辺のひのきのぼうを持つ。

 

「さてと。殺る気で来いよな?」

 

俺はいきなり布都に足払いをかける。

しかし布都はそれを避けて斬りかかる。

 

「ふっ。無駄無駄・・・」

 

俺はひのきのぼうで刀の軌道をそらして布都にひのきのぼうを突きつけるっ!?

 

「なるほど・・・さっきの攻撃は刀の鞘を使ったフェイク。相手に避けれたと思わせてそこを叩くってことか・・・」

 

布都は刀を使って俺のひのきのぼうを止めていた。

 

「我はまずお前を倒すくらいに強くならねばならん。太子様を倒すために!」

 

「・・・あのなぁ。強すぎる力ってやつはつまんねぇぞ?」

 

強すぎる力。これはいつの時代にも恐れられることだ。いくら妖怪を倒す陰陽師だってその力が強すぎたらそいつも妖怪と恐れられる。

 

「ま、これは一番最初の第一ラウンド。折角だから今の状態の本気で戦ってやるよ。」

 

その言葉を言った瞬間俺と布都の武器が当たる。

 

「我はお前に勝てるなどとは到底思ってないわ。まあ、これから修行をしてお前の強さに追いつくがな!」

 

「ふ。俺に追いつくだって?・・・それは今の俺に勝ってから言うんだな。」

 

 

 

 

 

 





はい今回はここまでデスハイ。
今回はゲストを呼んでいます。その名もひのきのぼうさんです。
「どうも。ドラ〇エ界最強の武器、ひのきのぼうです。」
「どうして呼んだんだよ。」
いや、白夢が拾った棒が偶々ひのきのぼうだったので。
「そういや俺の作った刀の攻撃を受け止めても折れない木の棒ってすげえな。」
「ふふ。そうだろう?」
「あ、ああ。そうだな。(うぜぇ)」
では次回も!

「「ゆっくり見て行ってくれ(ください)。」」







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第二十七話 修行の成果

どうも!
「なあ・・・連続投稿多くないか?頭でも打ったか?」
ひどい!予約投稿してるだけですよ。
「なんだ・・・頭打ってればよかったのに。」
ひどい・・・
ではどうぞ。


 

 

 

 

 川の流れる音だけが聞こえてくる。まるで川以外の時間が止まっているようだ。その中に男と女が座っている。風が吹いてくる。木々を揺らす風はその二人の所まで行く前に方向を変えた。まるで全ての存在が彼らを避けているようだった。

 

 一人は若い女だった。十六か十七、あるいはもっと若いであろう女は、銀に近い白の髪の色をしていて、白い服を着ている。こんな森にいて大丈夫なのだろうかと思う人もいるだろうが今は彼女と隣に座っている男しかいない。

 

 その男は二十歳前後か、銀と白の丁度間の白銀の色をしている。蒼い瞳の彼女とは違い黒い目をしている。しかも、この時代には会わない黒い学生服。男はもういいだろうと息を長く吐く。

 

「・・・もういいぞ。」

 

 彼がそういうと女はゆっくりと目を開く。

 

「これで最後の修行が終わりだ。神子の所に早く戻るといい。恐らく首を長くして待ってるだろう。」

 

 彼がそう言ったとたん。もうそこには女の姿は見当たらなかった。

 

「・・・本当に強くなったもんだ。」

 

 風が吹いてきた。肌を風が心地よく撫でていく。ふっと微笑んでいる彼はとても長い時を生きていた。そんな彼は姿を消し・・・

 

 ・・・代わりに一匹の狐がたたずんでいた。

 

 

 

 

 

side 白夢

 

 

「あら、白夢さん。あれの修行は終わったの?」

 

 布都の修行が終わった。これが意味するのは布都がとてつもなく強くなったということで・・・・

 

「紫ー!太子様にお前で我の力を試して来いと言われたので倒しに来たぞー!」

 

 ・・・戻ってきたと思ったら何を言っているんだろうこの子は。そんな目で見ていたら怒られた。いいや布都これには深い訳が・・・

 

「では紫。いざ参る。」

 

 聞いてねぇ。俺は気を取り直して布都を見に来たであろう神子の隣に座る。

 

「ということで神子。強くなった部下を見てどう思う?」

 

 今は布都が優勢だ。てかあいつ紫に殺意を向けてないか?まあ、大丈夫だろう。・・・きっと、たぶん、恐らく。

 

「ふむ・・・そうですねぇ。やはり部下が強いというのは心強いですね。でも、たった半年でゆかりんさんと互角になるまで才能があったとは。」

 

「だよなー。まあ才能を最大限に引き出して尚且つ布都を鍛えさせまくったからなー。てかその布都と互角で戦える紫。あいつまだ妖怪になってまだもうすぐで六百年程度なんだぞ。まだ子供であの強さ。後千年二千年経ったらどうなるんだか。」

 

「さあ、どうでしょうね。」

 

 そう言ってお互いに笑いあう。

 

「ははは・・・っとそうだ神子、あいつ誰だ?」

 

 いつの間にか布都と紫の戦いを近くの木の上で見ていた女性。あ、目が合ったら手を振ってきた。胡散臭いから視線を逸らす。

 

「ああ、あの人ですか?あの人は・・・「オラオラオラオラオラオラオラオラッ!」あの人はですね「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!もう遅い!脱出不可能よッ!」なんなんでしょうか布都達は。なんか声とか攻撃手段とか性別とかが変わっている気がしますが。」

 

「い、いや、気のせいじゃないか「クレイジーダイヤモンドッ!」・・気のせいじゃないっぽいな。」

 

 この後紫は白夢に、布都は神子に拳骨を食らって闘絶することになったとさ。




はい今回はここまでです。
「最初のあれなんだ?」
あれですか、ちょっと三人称視点も入れてみたかったんで。
「あっそ。」
あとこれを出したら全ての話でナレーションの最初に空白を開けるつもりです。
「どうでもいいな。」
yes!yes!yes!あ、ごめん冗談だからその明らかにやばそうな剣をしまってくださいお願いします。
「安心しろ。この剣はダーインスレイヴといってな。生き血を吸わないと鞘に収まらないんだ。」
ぜんぜん安心できないじゃないですかやだー。っちょマジで誤るから本当ごめんちょっとやめてこないで来るなぁ。
「遺言があれば聞くぞ?」
・・・・・・お空がプリン。
「分かった。遺言はそれでいいんだな?」
え?あっだめだから絶対何でこんな意味不明な言葉が遺言になんなきゃいけないんですかまって僕死んじゃう死んじゃうから!あ、お空がプリンって言うのは自分でも無意識に言ったことだから気にしないでくださいね☆ってだからやめて何で来るのまだ死にたくないせめてこの小説と次の小説と次の次の小説とイカ達の非日常が終わってからにしてお願いですもう☆なんてつけませんからお願いします☆あ、ちょっと目のハイライトが消えてるよせめてつけて!?ハイライトを付けよう!?お願いごめんごめん調子乗りましたせめて遺言をもう一度・・・
「ハァ・・・言ってみろ。」
・・・お空がプリ(グシャァ・・・
「よし、鞘にちゃんと収まったな。長くなったが次回もゆっくり見て行ってくれ。」




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第二十八話 蘇我屠自古

ど・・・どうも・・・
「ん?生きてたのか?」
これがギャグ補正ってやつなんでしょうかね・・・
「なるほど。じゃあ息の根を止めるか。」
いやこれ以上殺るとマジで死にますって。
「ちっ。まあいい。じゃあどうぞ。」
ひどい!あっどうぞ。




side 白夢

 

 

 俺は今神子に部下を紹介されてるんだが・・・

 

「お前の名前は?」

 

「・・・・」

 

「なんか喋ってくれないとこっちもどうすればいいかわからなくなるんだが・・・」

 

「・・・・・・」

 

 ・・・こんな感じなのである。俺何かしたっけ?何にもしてないよなぁ?・・・うん。何にもしてない。と思う。

 

「神子。この子は?」

 

「蘇我屠自古といいます。」

 

「ふむ。でこいつをどうすればいいんだ?」

 

「それは・・・」

 

 神子がはっきり言わないのって珍しいかもな。

 

「あの!私を修行させてくださ「無理だ。」っ!?」

 

「白夢さん!?何を・・・」

 

「俺には無理だ。まずお前には戦闘の才能はほとんど無い。」

 

「・・・」

 

「だがその他の才能は秀でている物が多い。まあ俺にはそういうことを教えるのは苦手だから紫に修行をさせてもらえ。」

 

 そう言うと神子が不思議そうな顔をする。

 

「あれ?ゆかりんさんって妖怪になってすぐの時に白夢さんに出会ったんですよね?だったらそういうことも白夢さんが教えたんじゃないんですか?」

 

「いや、最初は俺が料理とかを紫の前でやってそれを見せて手本にしてもらおうと思っていたんだが・・・」

 

「いたんだが?」

 

「なんかあいつ最初から料理や手芸とかの色々な事が出来てたんでな。」

 

 本当に何であいつは最初から出来てたんだろ。まさか俺と同じ転生者じゃないよな・・・?

 

「まあ取りあえずそういうことは紫に頼むわ。」

 

「あの・・・その紫さんという方はどこにいるのでしょうか。」

 

 そう屠自古が言って気付く。あれ?いつもは俺の近くにいるのに今日は居ないな。まあ大丈夫だろう。

 

「おーい!紫ーっ!」

 

 すると紫が出てくる。

 

「そんな大声出さなくても聞こえるわよ。それで何?」

 

「お前料理とかそういう物得意だろ?ちょっと教えてやれないか?」

 

「まあいいけど・・・それで教えてもらいたい子はこの子かしら?」

 

「はい。蘇我屠自古といいます。」

 

「分かったわ。それじゃ白夢さん、じゃあね。あ、屠自古ちゃん、私の事はゆかりんって呼んでね?」

 

「わ、分かりました。ゆかりんさん。」

 

「む、また冗談を本気に捉えられたわ。ここにいる人は皆生真面目すぎるのかしら?」

 

 そんなことを言いながら紫と屠自古はスキマに入っていく。

 

「そう言えば神子さあ・・・ルーミアっていう闇の妖怪知らないか?」

 

「え?ルーミアですか?確かここから物凄く離れた場所に住んで人を見つけては食べている厄介な妖怪と聞いたことがありますが・・・」

 

「そうか。分かった。」

 

 今の所ルーミアが神子達に危害を加える可能性は少ないか。

 

 

 




はいー今回はここまでですー。
「なんか間延びしてるな。」
はいー。
「何でだ?」
何となくですー。
「そういや屠自古ってあんなに無口なキャラなのか?」
いや、無口って言うより人見知りですが。まあ原作では人見知りでは無いと思います。
「あとこの小説って原作を崩壊させるのか?そんな小説だったら俺は小説打ち切りにするが。」
たぶん崩壊はさせません。まあ旧作は出ないかもしれませんしそれより前の歴史はばんばん変えますがね。既に諏訪大戦で変わりかけましたし。
「そうか、じゃあ次回も

   ゆっくり見て行ってくれ(ください)。」




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第二十九話 俺達の冒険はここからだ!


すみません!ゲームやってたからとかじゃなくてリアルが忙しかったので遅れてしまいました!
「パソコンが調子悪くなったのもあるからどうか許してやってくれ。」
もう白夢にぼっこぼこにされましたからね!

では!どうぞ!


side 神子

 

 

 家の中を走り回る音が聞こえる。その音はだんだん部屋に近づいて行き私の寝ている部屋の前で音が止まる。

 

「神子ッ!」

 

 扉を開けて見えた人は二人。白夢さんとゆかりんさん。二人とも焦った様子で私達を見ている。

 

「まさかお前ら、尸解仙になるつもりだったのか!?」

 

 部屋にいた者は三人。私、布都、屠自古。三人とも苦しそうに布団にうずくまっていて、布都はもう顔の色が抜けてきている。

 

「白・・夢さん、来ないでくだ・・・さい。そんな悲しそうな眼で見られると、決意が薄まりますから・・・」

 

 ああ、私ももう意識がなくなりそうだ。

 

「・・・一つだけ聞く。それはお前が決めたことか?それとも、俺達に影響を受けたり、町の人のせいだったりするのか?」

 

「・・・これは私、いえ、私達で決めたことです。無理やりにでも止めようとするなら、今ここで死にます。」

 

 二人の表情が歪む。

 

「・・・ならいい、紫、行くぞ。」

 

「!?っ白夢さん!あなた・・・」

 

 そう言って白夢さんはゆかりんさん、いえ、紫さんを連れて部屋を出ていく。・・・全く、白夢さんは涙を隠すのが下手すぎますよ。私まで泣けてきちゃうじゃないですか。

 

「太子様・・・私はもう駄目っぽいです・・・」

 

「!・・・布都、貴女は次に目が覚めた時も私に従い、ついてきてくれますか?」

 

「そんなの、当たり前じゃないですか・・・」

 

 そう言うと布都の体が動かなくなり、私は涙をぐっと堪える。

 

「た、太子様、私も、もう・・・」

 

 !屠自古も!?

 

「・・・・・・屠自古、貴女も次に目が覚めた時も私に従い、ついてきてくれますか?」

 

「そんなの、当たり前ですよ・・・・」

 

 屠自古が動かなくなる。そして、私は涙を堪えるのを止めた。

 

「っひっく!うえぇぇぇぇぇぇん!白夢さあああん!紫さあああん!布都おおお!屠自古おおおお!」

 

 ・・・私はひとしきり泣いた後に、動かなくなった。

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その夜、静かに太子の屋敷から出る影を目撃した人が居たそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

side 白夢

 

 

 

「・・・さて、次はどこに旅するか!えーっともうそろそろ太平洋戦争だっけ?あ、あれはまだ先k「白夢さん。」・・・なんだ?」

 

「何故あそこで部屋を出たの?あそこで神子を止めていれば人間の人生を送らせられたじゃない!?」

 

 ・・・・本当、紫はまだ何も分かっちゃいない。

 

「紫、よく聞け、俺は部屋を出る前に『神子自身が決めたことか』を聞いたよな。」

 

「それがどうしたのよ!?あそこで止めていれば神子だって死なずに済んだしあなだって悲しい思いをしなくて済んだじゃない!」

 

「紫ィ、それは可笑しいぞ。俺は『神子自身が決めた』から俺は部屋を出たし死ぬことは無い。あと俺は悲しい思いなんか何度もしている。これくらいどうってことないさ。」

 

「・・・・っ!白夢さん。私は何百年か一人で旅に出るわ、さようなら。」

 

 紫はそう言うとスキマを使って何処かへ消えてゆく。さて、これからどうするか。

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
「よく久しぶりの投稿でこんなシリアス場面を出そうと思ったな。」
いや、指が勝手に動いたんですよ!ほら!ほら!
「やめろ近づけるな気持ち悪い。」
ひどい!まあいいです。では次回も!

 「ゆっくり見て行ってくれ。(ください!)」




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第四章 竹取飛翔 ~序~
第三十話 京の都と藤原氏


こんにちは!僕です!如月達也です!忘れないでいてくれましたか?
「どうせ皆忘れているだろうな。」
酷い!あ、言い訳をさせて貰うと学校の定期テストとか運動会が重なってしまって小説を書く時間がありませんでした!すみませんでした!
「ほう、それなら頑張ったんだろうな?クラスで10位以内とか普通に取ってるよな?」
!?っ主要三教科なら取れてますよ!?五教科も結構良かったですし・・・
「のこりの四教科は?」
・・・
「死んでしまえッ!」
ぴぎゃあああ!!!

2017年3月13日、最初の方を少し改変しました。


side 白夢

 

 

 

 久しぶりだな、俺だ。

 

 神子の時から40年ほど経った。あれから紫とは会うこともなく気ままに旅をしていた。

 

 取り合えず何をするか決めたいんだが・・・そういや今ってもう平安京できてるかな?まあ逝ってみるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが平安京か。結構人がいるじゃないか。」

 

 平城京に着いてあたりを見回すと、京の人々が物珍しそうにこちらを見てくる。まあ妖怪が沢山いる京の外から来たんだからそりゃそうか。さて、これからどうしようかな。取り合えず団子屋でも行くか!

 

 

 よし、着いた。お、限定一名様で高級三色団子が売ってる。買おう。

 

「おばちゃん!高級三色団子ください!」

 

「あいよっ!」

 

 よし、食うか。凄いうまそうだな。なんかもう光沢がやべぇ。

 

「いただきまー「あれ、もう高級団子は売り切れたのか!?」・・・」

 

 俺が振り向いた先には凄く落ち込んでる20代後半あたりの男がいた。

 

「そんな・・・今日こそは食べてやると早起きしてまで来たのに・・・「おい。」・・・ん?なんだ貴様は?ってそれは高級三色団子じゃないか!頼む!俺にそれをくれ!一度は食べたいと思ってたんだ!」

 

 えー、めんどくさいやつだな。でもまあいいかな?

 

「いいぞ。「本当か!?」しかしだ、お前の家に案内してくれ。見てわかるように俺は旅人でな、泊まる場所がないんだ。」

 

「それくらいなら全然かまわない!ありがとう!」

 

 俺が差し出した団子を子供のように無邪気な顔で食べるこのオッサン。実はあの藤原家の人らしい。藤原不比等って竹取物語の貴族のモデルだっけか・・・?わからん。まあいいか。

 

 

 

 

「ここが俺の家だ。遠慮せずあがってくれ!」

 

 不比等に案内されたんだが・・・

 

「めちゃくちゃでけぇ・・・」

 

 そう、でかいのだ。なんだこれ。神子の家の二倍はあるぞ。

 

「さあさあ!何かして欲しいことはあるか?何でも良いぞ!食べ物だって通常手段で手に入れられるものは手に入れてあるぞ!」

 

「ほう・・・じゃあ質問がいくつかあるんだが・・・」

 

 

 

 

質問:ルーミアという妖怪を知っているか?

答え:ああ、知ってるよ。ここから山四つ分くらい離れた場所で人間を惨殺したってうわさが流れている。

 

質問:かぐや姫って知ってるか?

答え:すまないが、知らないんだ。

 

質問:・・・紫という妖怪を知ってるか?

答え:ああ、知ってるよ。何でも人間と妖怪のk「いや、やっぱりいいや。」お、おう。

 

質問:ここら辺に強い妖怪はいるか?

答え:旅しながら陰陽師でもやってるのか?まあいいか、さっき言ったルーミアがいた山の反対方向に大きい山がうっすらと見えるだろ?あそこは妖怪の山と言って強い妖怪が支配してるらしい。

 

質問:ついでだ。神埼白夢って妖怪を知っているか?

答え:ああ、昔の文献にたまに載ってるよ。何でも下種な悩みじゃない限り困っている人間、妖怪を助けるとか。

 

 

   「・・・よし、これで質問は終わりだ。ありがとな。」

 

「どういたしまして。」

 

 さて、空も暗くなってきたことだし寝るか。

 

 

 

 

 

 




はい!今回はここまでです!
「もう竹取物語か。展開早いな。」
そこは指摘しないでください・・・
「えー。あ、そうだ。この更新が遅いクソ小説に誤字報告が来たぞ。」
ええっ!本当だ!『黒のアリス』様!ありがとうございます!
「まったく、誤字はしないように気をつけろよ?」
はーい。では次回もー!

「ゆっくり見て行ってくれ(ください)!」


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第三十一話 藤原妹紅と団子

・・・今まで投稿していなくてすみませんでしたああああッ!
「今まで何してたんだよ・・・」
ちょっと内容が考え付かなくて・・・パソコンも最近使えなかったし。
「まあ、こんな屑作者の小説なんて投稿遅れても誰も文句言わねえよな。」
ひどい!確かにそうですけど!
「まあ気長に見てくれる人がいたらありがたい。」
ですね。ではどうぞ。


side 白夢

 

 

「・・・知らない天井だ。」

 

 朝になり目を開けると見知らぬ天井が目に入る。どこだ?ここ。と、ふと周りを見て思い出す。あー、そういや不比等の家で泊まらせて貰ったんだっけ。

 

「ふぁ~、よく寝たなぁ。」

 

 不比等も起きて来る。取り合えずは着替えて朝飯でも作ってやるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー美味いねぇ!旅の途中に料理の腕を磨いたのかい?」

 

「まあ、そんなもんだ。」

 

 まさか大学生の時に料理してましたなんていえないしなぁ・・・

 

「そういえばこれからどうするんだ?俺の家に泊めるのはいいが、流石に毎日飯を出せはしないぞ?」

 

「そのことなんだが・・・陰陽師ってのになろうと思うんだ。」

 

 陰陽師。妖怪を退治するだけで金が手に入る楽な仕事だな。

 

「陰陽師か、遠くから旅をしてきたらしいお前さんなら何とかなるか。でも偶に恐ろしい強さの妖怪への依頼とかが来るから気を付けなよ。」

 

「わかった。気を付けておこう。」

 

 そうと決まれば話は早い。俺は不比等の家を出て手ごろな木を切り加工して小さな家を作る。そして家の前に陰陽師の看板を立てれば出来上がり。

 

「さて、平安京を探索してみるか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はまず昨日高級団子を売っていた団子屋に行ってみた。

 

「おや、昨日のお兄ちゃんじゃない。団子は美味かったかい?」

 

「あー、オイシカッタデスヨ、ハイ。」

 

 不比等にあげちゃったなんて言えない・・・

 

「それでおばちゃん、今日は何か特別なものはないのか?」

 

 高級団子あったら食べたいな。

 

「あー、高級団子はないけど、今日のみ限定五個で橙団子が売ってるよ。」

 

「おお、まじか。今は何個あるんだ?」

 

「ええっと、ちょっと待ってね・・・あと二つだね。」

 

「じゃあそれを二つ買うわ。」

 

「まいどー。」

 

 橙団子か。橙って何使って色付けしてるんだろ。柿とかか?

まあいいや。そう思い、団子屋にあった椅子に座って橙団子を食べようとすると、黒髪の少女が団子屋のおばちゃんに話しかけているのが見えた。

 

「あれ!?もう橙団子無くなっちゃったの!?」

 

「ごめんねぇ、さっき来た人で最後なのよ。」

 

 あれ、何かいやな予感が・・・

 

「そこのお方、お願いします!私にそれをください!一度は食べたいと思ってたんです!」

 

 あれー?何かデジャヴ感じる。

 

「あー、別にいいが「本当ですか!?」・・・だが条件がある。」

 

「私にできることなら!」

 

 ふむ、条件とか言いつつも何も考えてないんだけどな。ううむ、どうするか。

そうだ、陰陽師を始めた事を宣伝しといて貰うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「と、言うことをして欲しい。」

 

 そう言うと少女は不満そうな顔をする。

 

「周りの人に貴方の事を広めるって、それだけでいいんですか?」

 

「いいんだ。まだ旅をしてここに来たばかりだし、依頼人が来れば不比等に飯を作って貰わずに済む。」

 

「あれ?お父さんの事を知ってるの?」

 

「知ってるも何も昨日から家に泊まらせて貰ってるが・・・ってお父さん!?」

 

 嘘だろ不比等!あいつの屋敷で何人か子供を見たがまだ子供がいたのか!?そういえば不比等はこれで全員だと言っていたが・・・

 

「あ、これあまり言わないほうがいいんだっけ。」

 

「もう遅いと思うぞ・・・」

 

「あっ・・・まあお兄さんはいい人そうですし大丈夫でしょう!きっと。」

 

 それでいいのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「不比等ー、お前まだ子供いたんか。」

 

「妹紅!?なぜ外に出て!」

 

 ありゃま。黒髪少女改め妹紅は存在を伏せてるとか何かなのかな?まあどうでもいいが。

 

「まあいいじゃないか。妹紅の事が知られたのはまだ俺だけだったし。」

 

「まあ・・・そうだが。」

 

 不比等は納得していないようだ。

 

「妹紅はあんたに似て優しかったよ。」

 

「そうだろうそうだろう!やっぱり子は親ににるもんだ!」

 

 こいつ、ちょろい・・・!

まあ明日からは本格的に陰陽師の仕事を始めますかね。

 

 

 

 




はい!今回はここまでです。
「妹紅って髪の色は白じゃなかったっけか?」
まあそうなんですが、それはのちのちと。
「まあいいか。それで次の更新は遅くなったりしないよな?」
はい。まあ三月中には出すつもりです。
「失踪とかするなよ?」
あー、まあするつもりは無いんですが、この『東方幻想録』、最初と最後を大まかに決めてるだけで、殆ど内容は考えてないので、ラストを早めて、東方幻想録のリメイク作品でも作ろうと思っています。
「リメイク作品か。ストーリーは大分変わるのか?」
はい。今考えている中では、主人公の名前は変わりませんが、まず古代スタートでは無くなります。
「まじでか。全然変わってくるんだな。」
まあいつか構成が完全にできたら実行しようと思います。すみません、長くなりましたが次回も!

「ゆっくり見ていってくれ(ください)!」


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第三十二話 半妖陰陽師

どうも!
宣言通り早めに投稿しました。
ではどうぞ!


side 白夢

 

 

 

 妹紅の件の三日後。どうやら妹紅は約束を守ってくれたようで何人かの依頼人が家へ来ていた。

 依頼は三つ。「薬の材料を取りに行くから護衛をしてくれ」と、「ここから少し離れたところににる妖怪を退治してきて欲しい」と、「貴方が知っている妖怪の情報と対処法を教えてください」という依頼だ。どうやら妖怪の対処法云々の依頼人はあの有名な稗田阿礼だそうだ。

 まずはどの依頼からこなすか。一番早く終わりそうな妖怪退治か?いや、その妖怪がいきなり京を襲いに行くとは考えられない。襲うとしたら何かしら前兆があるはずだ。だから俺は護衛の仕事を最初に受け持った。

 依頼人は五十代ほどのお爺さん。なんでもいつも護衛をしてくれた孫と喧嘩をしてしまったらしく、どうしようかと困っている所で妹紅に声をかけられたらしい。

 

「わしがあんなに怒ったのは久しぶりじゃ!あいつめ、人の気持ちを逆撫でしやがって・・・!」

 

「どうどう。一度冷静になってお孫さんと話してみたらどうです?お孫さんも冷静になればお爺さんに謝ってくれるかもしれませんし。」

 

「む・・・確かにそうじゃが・・・」

 

「早めに対処しとかないと後々厄介なことになりますよっと。」

 

 目の前の妖怪を斬り倒しながら進む。

 

「ほら着きましたよ。あれじゃないですか?」

 

「おお!本当じゃ!ありがとうよ。」

 

「はいどういたしまして。」

 

 そこでしばらく薬草や木の実を拾って家に戻る。依頼人からの報酬を獲得し、俺は二つ目の依頼に目を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「妖怪を倒していただいてありがとうございました!」

 

 そう言って依頼人が帰っていく。さて、最後は稗田阿礼の依頼だが・・・

 

「どうも、この度は時間を取らせていただき、感謝します。」

 

「いいさ、といってもあまり知ってる妖怪は少ないがね。」

 

「それでも構いません。」

 

 では話すか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この度はありがとうございました。」

 

 どういたしまして。そう言うと家を出る前に一度礼をして出て行く。久しぶりに沢山喋ったな。

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

side 阿礼

 

 

 

 私は彼の家から自分の家に戻ってくると、大きな溜息を吐く。

 

「紫という妖怪の事をあんなに詳しく知っているとは・・・それに鬼子母神まで!あの妖怪達は普通の旅人じゃまず会わないはず。何か特別な能力でもあるんだろうか・・・これは少し調べてみる必要がありそうですね。」

 

 そういえば彼、自分の名前は言いませんでしたね。何か知られたら不味い名前なのでしょうか。まあまずは彼に教えて貰った妖怪の情報をまとめますか。

 

 

 

 阿礼メモ

 

・妖狼 危険度:大 白銀の毛を持つ普通の狼より大分大きい狼。3~10匹の群れで生活するらしいので個々では危険度中程だが現れたら逃げるのが得策。

 

・鬼子母神 危険度:絶大 鬼の頂点。倍を操る能力を持ち、その強靭な鬼の肉体をさらに強化することができる。目を付けられたら逃げられない。死ぬのみだから諦めよう。

 

・酒虫 危険度:無 水の中に入れて置くとその水を酒に変化させる精霊。水の質が良いほど美味い酒になるらしい。

 

・ルーミア 危険度:絶大 宵闇の妖怪。鬼子母神にも勝る程の力を持ち、性格は凶暴。出会ったら死ぬ。

 

・変態妖怪 危険度:中 女なら妖怪でも何でも性的に食おうとする変態。見た目は人型で体の色が少し青がかっている。

 

・紫 危険度:大 通称スキマ妖怪。紫の服に金の髪、そして特徴的な被り物らしい。あらゆる境界というものを操れる。きちんと話せば見逃されることもあるが下種や変態には容赦が無い。

 

・神埼白夢 危険度:絶大 半分人間の妖狐。白銀の髪を持ち、半人な事もあり人間に化けるのが得意らしい。会ったらすぐに逃げたほうが良い。

 

 

 

 っと。このくらいですかね。

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
今回は白夢がいません。
因みに白夢が阿礼に自分を凶悪な妖怪と伝えたのは妖怪として人間と接するのは嫌だからだそうです。何ででしょうね。
では次回も!

ゆっくり見て言ってください!


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第三十三話 適正属性

どもー。僕です。
「最近毎日投稿してるけど投稿遅くなる前兆じゃねえよな?」
いやー多分大丈夫だと思うんですけど・・・
「多分だと?」
だだだだ大丈夫です。はいぃ!
「まあいいか。ではどうぞ。」
僕のセリフ・・・
「あ?」
何でもありませぇん!


side 白夢

 

 

 俺だ、白夢だ。あれから何日か過ごしてるが、陰陽の仕事をやって妹紅の世話をして何とか過ごしている。

 

「じゃあ妹紅。陰陽術の練習だ。」

 

 そう言うと、妹紅は不思議そうな顔をして聞いてくる。

 

「それはいいですけど白夢さん。なんで陰陽術なんですか?魔法や体術とかもあるでしょうに。」

 

「体術は後で教えるが魔法より陰陽術の方が妖怪には効くからな。あとその敬語は堅苦しいからやめてくれないか?」

 

 理由は堅苦しいだけじゃないんだがな。

 

「わかりまし・・・わかったよ白夢さん。じゃあまずはどうすればいいんだ?」

 

「ええとまずはお前の術の適正を調べる。この紙を持って目を瞑ってくれ。」

 

 そう言って俺は妹紅に京の売店で見つけた適正チェックの紙を渡す。妹紅は素直に目を瞑った。そこで俺は妹紅の体の中の力を紙に集める。おお、珍しいな。

 

「目を開けてみろ、妹紅。」

 

 妹紅が恐る恐る目を開けて紙を見ると、紙が焦げて真っ黒になっていた。

 

「お前の適正は『火』。しかも紙が真っ黒になったところを見るに威力は相当高いと思う。強い陰陽師でさえ紙の半分が黒くなる程度だからな。」

 

 そして『火』という適正は珍しい。俺が今まで見た中では二人、三人のみ。まあ京や家に被害が出るのを恐れて術を使わなかったのかも知れないが。

 

「私の適正が・・・火?」

 

「ああ、才能もばっちりだ。」

 

 そう言ってやると妹紅は嬉しそうな顔になる。

 

「んで適正もわかったことだし修行に入るぞ。」

 

「ああ、わかったよ白夢さん。」

 

 まずは霊力の操作でも教えるかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日はここまで。お疲れさん、風呂にでも入ってきな。」

 

「つ、疲れた・・・」

 

 そう言って妹紅は風呂の方へ向かって行く。

 

「さて、俺は自分の修行でもするか。」

 

 目の前に想像するのはルーミア。今は諏訪大戦の時より強くなった自信はあるがまだ勝てる気がしない。想定するのはあいつの十割の力。今考えてみるとあいつはまだ本気を出していなかった。やっぱり勝てる気がしない・・・

 

 俺は想像のルーミアに向かって蹴りを放つ。しかしその蹴りは止められ足を掴まれてしまう。そして地面に叩き付けられる寸前で狐に変化して避ける。反撃に刀を抜いて斬りつけるが難なく避けられる。刀を振った遠心力を使い蹴りを放つがそれも回避。そしてルーミアが回避した反動を使って手に妖力を込めた突きを放ってくる。俺はそれを横にずれて避けっ!?まずいな、先読みされてた。やばい、避けなければ・・・っ!

 

 俺の体は彼女の腕に貫かれた。俺の胸を貫いた腕から力が吸収されていく。くそ・・・意識が遠のいて・・・

 

「白夢さん!?大丈夫ですか!」

 

 そこで俺は我に返る。

 

「ハァッハァッハァッ・・・もう大丈夫だ。」

 

「何があったの!?すごい汗だし妖怪が現れたか!?」

 

「いや、自分の修行にのめり込んでしまってな。大丈夫だ、妹紅。大丈夫だ。」

 

 そう言って俺は風呂へ向かう。痛みを感じるとかもはや想像じゃない別の何かだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。
「結構中途半端だな。」
ここから思いつかなかったんです・・・
「まあいいだろう。では次回も、


ゆっくり見ていってくれ(ください)。」


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第三十四話 蓬莱のかぐや姫

どうも!
「ではどうぞ。」
はやっ!?何か喋らせて下さ


side 白夢

 

 

 

「かぐや姫ぇ~?」

 

 俺は不比等に言われた事をそのまま返す。

 

「そうだ。この京にかぐや姫と呼ばれる大層美しい女人が現れたらしくな。是非私の息子に嫁がせたいと思うのだが。」

 

 俺は迷う。かぐや姫って恐らく"あの"かぐやだろ?あいつのことは昔しか知らんが性格が変わってなければ求婚なんてされても断るだろうしな。だが不比等には恩があるからなぁ。

 

「どうしたんだ?」

 

 黙ってる俺を見兼ねて聞いてくる。うーむ、妹紅の話し相手程度には出来るのかな?

 

「多分そいつ俺の知人なんだが「本当か!?」・・・あいつの性格からして断られると思うぞ。まあ俺が話せば妹紅の話し相手程度にはなれるんじゃないか?」

 

「そうか・・・少し考えてみよう。」

 

 そう言って部屋を出ようとする不比等にちょっと待てと呼びかける。

 

「そういやそのかぐや姫の現れた場所っていうのはわかるのか?」

 

 不比等が納得したような顔で返す。

 

「ああ、言ってなかったな。京の団子屋から二つ家を挟んだ所だ。」

 

 ああ、あの屋敷か。前団子を買いに行った時は広そうな屋敷だなぁ程度にしか思わなかったが。

 

「そうか。引き止めて悪かったな。」

 

 そう言ってやると不比等は大丈夫だ。と言い部屋を出て行く。

 

 さて、そのかぐや姫にでも会いに行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんと・・・!

 

 屋敷の前に着くと、そこには姫の噂を聞きつけた貴族や農民が大勢集まっていた。こんな昔の時代にこれだけ人が集まると圧巻である。だがそんなことを考えてるのは時間の無駄だと判断し思考を切る。

 

「どうやって入るか。透明マントでも創造するか・・・?」

 

 だがもし気配察知とかでバレたら危ない。それなら結婚を申し込む貴族として入ったほうが自然で楽だろう。そう考え俺は貴族の服を創造し、着替える。ついでに黒い髪のヅラでも創造しとくか。

 

「これなら自然だろう。」

 

 今の俺の姿は黒髪の貴族だ。これなら不自然な格好と思われることもない。

 

 そう考え人で一杯になっている所に紛れて行く。てかあれ不比等じゃないか?あいつ・・・

 

 

 

 

 

 

side out

 

side ???

 

 

「輝夜。求婚をする貴族がいるがどうするか?」

 

 そう爺が聞いてくる。

 

「人数は?」

 

「六人だ。」

 

 それを聞いて私は自分でも悪い顔で笑っているのがわかった。

 

「ならその人達を通して下さい。ちょっと痛い目にあわせて見ようかしら。」

 

 そう私が言うと、爺は家の玄関の方へと歩いていく。

 

 私は顔を見られないようにしながら貴族を待つ。数分すると爺が六人の貴族を連れて戻ってきた。

 

「輝夜よ、連れてきたぞ。皆さん、名前を。」

 

 そう爺が促すと、一番左の人から名乗りだす。

 

「私の名は安倍御主人。是非私と結婚を!」

 

「私は大伴御行と申します。」

 

「石上麻呂です。」

 

「私は藤原不比等です。」

 

「私の名は多治比嶋と申します。」

 

「・・・俺は藤崎白等と申す。」

 

 そう六人が名乗り終わると私は笑ってる顔を隠して言った。

 

「そう。貴方達が私と結婚をしようと。ですが私は貴方方のことをまだよく知りません。そこでです。貴方方一人ずつに題を出します。それを見事突破なさった方と結婚しましょう。」

 

 そう言うと貴族の内の二人が質問をしてくる。

 

「すみません。お言葉いいでしょうか。」

 

 私が許可をすると、藤原不比等とやらが話し出す。

 

「私は貴方と息子を結婚させるつもりで来たのですが・・・」

 

「その方にも題を出します。なのでしっかりと聞いておいてください。

 

 そう言うと納得したような顔をする藤原。そして藤崎白等が私に質問する。

 

「俺は貴方と話したかっただけなのですが・・・」

 

「それが二人きりでということでしたら題を受けて貰います。」

 

「わかりました。」

 

 それでは、と私は皆に題を出していく。

 

「では安倍御主人殿は、『火鼠の皮衣』という焼いても燃えない布を持ってきて下さい。」

 

 そう言うと安倍御主人は自信満々な顔で「わかりました!」と言い、部屋を出て行く。

 

「そして大伴御行殿には『龍の頸の珠』という五色に光る宝玉、石上麻呂殿は『燕の子安貝』という燕が極稀に卵と一緒に産み落とす物を、藤原不比等殿は・・・そうですねぇ、『蓬莱の玉の枝』という七色の真珠の実をつけ、根が銀色で茎が金の木の枝を持ってきて下さい。」

 

 そう私が言うと三人は部屋を出て行く。

 

「多治比嶋さんは『仏の御石の鉢』という釈迦が使ってたという鉢を持ってきて下さい。藤崎白等さんは・・・『エイジャの赤石』という太陽の力を持つ宝石をお願いします。」

 

 そして二人が出て行く。しかし藤崎白等は一度立ち止まり、

 

「ではまた、『蓬莱山輝夜』さん。」

 

 ッ!?今、彼は私の名を・・・ッ

 

 彼の方へ目を向けると、そこにはもう彼はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです・・・
「次回もゆっくり見ていってくれ。」
ねえ僕何かし


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第三十五話 六つの難題

お久しぶりです。
「相変わらずの不定期亀更新だな。」
すみませんでした!
「もう怒る気力もないわ・・・」
oh・・・




side 白夢

 

 

 久しぶりだな。俺だ。あれから不比等の家でゴロゴロ生活している。

 ・・・え?エイジャの赤石?んなもん探す気ねぇよ。もしかしたらあるかもしれないがめんどくさい。能力で作ったほうが楽だし。・・・陰陽師の仕事で多少は金が貯まってるから仕事休んでだらだらするか。

 

 というわけで引きこもり生活を満喫中なのだが・・・

 

「いい加減働け白夢さんッ!いくら金があるとしても動いてないと体が鈍るぞ!」

 

「いやいや妹紅よ、俺は今エイジャの赤石を探してなきゃいけない時期なんだ。だからこの家から出られないんだよ。」

 

「じゃあ将棋指してよ。相手がいないからさ。」

 

 妹紅が言う。にしても・・・・将棋か。前やったのはいつだったかな。

 

「まあいいだろう。だが、やるからには本気だぞ?」

 

「望むところだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「か、勝てない・・・」

 

「甘いぜ妹紅。蜂蜜をたっぷりかけた唐果物よりも甘い。」

 

「それは一週回って頭痛がおきるわ。」

 

「つまりお前は俺の頭痛の種というわけだ。」

 

「!?」

 

 勿論圧勝。完膚なきまでに叩きのめすこと十戦。

 

「ぐぅ・・・悔しい・・・」

 

「ま、精々精進することだな。」

 

 何かテンション上がってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「王手。」

 

「ゲッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「王手。」

 

「ふぁっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「王手。」

 

「ぎゃああああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい飛車貰い。」

 

「ちょっ」

 

 

「角取り。」

 

「あっ」

 

 

「金取り。」

 

「えっ」

 

 

「銀。」

 

「・・・」

 

 

「完全勝利。」

 

「・・・・うそ・・・だろ・・・?」

 

 七十戦目。王以外を全て取ってからなぶり殺しにした。や っ た ぜ。

 

「あー。もう駄目だ。勝てない。私、やりたく、ない。」

 

「じゃあ俺王と歩だけでいいからs「言ったな!?絶対勝ってやる!」・・お、おう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここに飛車を・・・」

 

「はい飛車取り。」

 

「あっやっちまった。」

 

 

 

 

 

 

 

 まあ、なんだ、うん。

 

「ちょっとテンションあがり過ぎた。ごめん。」

 

「大丈夫だって!・・・・ぐすっ・・」

 

 半泣きだよ、やべぇよ、やべぇよ・・・不比等にバレたら殺され「なにやってんの白夢!?」・・・あっ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side out

 

 

side 妹紅

 

 

 

 

 

 

 白夢さんが父さんに連行されていくのを見ながら私は物思いに耽る。

 

(あの強さにこの頭脳。どう考えても人間じゃない。まさかとは思うけど、妖怪?強い妖怪は人型だって聞いたことがあるし・・・)

 

 白夢さんが依頼を受けているのをこっそりつけていった。そして見たのは白夢さんが手刀で妖怪を両断しているところ。依頼人は妖怪に怖がってしゃがみこんでいたし、白夢さんを見ていなかった。刀ならまだありえるが、手刀で両断なんて人間技じゃない。

 

 ・・・妖怪なら目的は何だ?父さん?この京?それとも・・・最近来たとかのかぐや姫?いずれにしても警戒だけはしておかなきゃ。

 

 ・・・まあ私程度じゃあ簡単に殺されそうだけどなあ。白夢さんが人間なのを祈るしか無いか・・・

 

 

 

 

 

side out




今回はここまでです。
「じゃあな。」
えっ




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第三十六話 億単位の再会

ギリギリ十月投稿です!
「・・・」
・・・はい!


side 白夢

 

 あれから少しの時が経った。

 

 かぐや姫からの難題の結果はかの竹取物語と同じで全員失敗。残るは俺だけだ。

不比等はなんか引き篭もっちゃったし妹紅は何か輝夜に恨みを持ち始めてるし大変なことになってる。

 

「ということで輝夜の家まで来たんだが・・・」

 

 なんだか輝夜の家の周りが騒がしい。家の周りに多くの兵がいることがわかる。

一体どうしたのだろうか。

そう思い一人の兵に聞いてみると、

 

「ああ、ここに住んでいるかぐや姫なんだがな。どうやら月の姫らしく、今月の十五日に月の使者が姫を連れて帰るらしいからと帝様に護衛を依頼されたんだ。」

 

 だと。まずいな。もうそんな時期か。とりあえず物陰に隠れて貴族に変装。兵から翁に俺が来たことを伝えさせて中に入れさせて貰う。

 

 部屋の中には輝夜と俺、そして翁。勿論輝夜の顔は見えないように隠されている。

 

「随分時間をかけてきたようですね。しかし貴方も貴族なら今私が大変なことくらい御存知でしょう?申し訳ありませんがお引取り願いま「かぐや姫。エイジャの赤石を創り出しに来ました。」・・・ッ。爺。少しこの部屋から出てくれませんか?この方と話さなければならないことがあります。」

 

「しかし・・・わかった。じゃあわしは部屋の前で待ってるからの。」

 

「ありがとうございます。」

 

 翁が部屋を出て行ったのを確認してから部屋に防音結界を創る。

 

「久しぶりだな、輝夜。覚えてるか?」

 

 とりあえずそう聞いてみる。

 

「あいにく私は貴方のような人知らないわ。・・・と思ってたんだけど、貴方がさっき言ったエイジャの赤石を"創る"。それをできる知り合いが一人だけいる。」

 

 あり?俺は輝夜や永琳にはこの能力について話していないはずだが・・・?

 

「・・・まあ私の記憶であの人がぽんぽんすごいことやってるのと永琳の仮説での判断だけど・・・。」

 

 「なるほどな。それでその人物は?

 

・・・「神崎白夢。」」

 

「・・・やっぱり白夢さん?久しぶりね。何億年ぶりかしら。」

 

「億単位の離れ離れを久しぶりですますのか・・・まあいいが。それより永琳や月読は元気か?」

 

「ええ。元気よ元気。月に来てばっかりは月読の部下の勝手な核投下のせいで私含めて三千年くらい落ち込んでたけど、それからは開き直って研究に没頭してたわ。おかげで永琳は『月の頭脳』なんて呼ばれるまで。」

 

 三千年て・・・たかが一人いなくなったくらいで大げさな。というか輝夜はなんで地球に?

 

 そう聞くと、「蓬莱の薬っていう不老不死になる薬を永琳に作って貰って。それ飲んだら罪人になって地上に落とされちゃった☆」

 

 ・・・はあ?・・・・・・はあ!?

 

 視界が暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

side out




今回はここまでです!
「・・・」
本当に亀+不定期更新ですみません!
「・・・」
恐らく次回もまた遅くなるでしょうけど見てくださると幸いです。
では次回も

ゆっくり見ていってください!





「あれ?反応なしか?」


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第三十七話 そして竹取へ

どうも!多分年内最後の投稿です。
「相変わらずの亀更新だな。」
ではどうぞ!
「無視かよ。」


side 白夢

 

 

 ・・・・・・・・ハッ!?

 

「夢か。輝夜が不老不死になって地上に落とされるなんてあるわけが「あら、目を覚ましたの?」ああああああ!」

 

 夢だよな夢だと思いたい夢だと言ってくれよ「夢じゃないわ。」なんで人の心読んでくるんだよおおお!

 

「・・・まあ夢じゃないなら夢じゃないで、大変だな。頑張れよ。」

 

 そう言って俺は家を出る。

 

「ちょっと待ちなさ・・・!はぁ、自由奔放な人ね・・・。」

 

 何か言ってるけど気にしない気にしない。

 

 

 

 

 

「ただいまー。」

 

「あ、白夢さんおかえりー。ご飯できてるよー。」

 

 テーブルの上には美味しそうな和食が置かれている。

 

「おう、サンキュー。」

 

「サンキュー?」

 

「忝いみたいな感じ。」

 

「ふーん。それも異国の言葉?」

 

「そうだ。英語って言うんだぞ。覚えておけ。いつか役立つ。・・・1300年後くらいにな。」

 

 多分妹紅が死ぬまでに英語を使うときなんて無いだろうな。

 

「1300年後って・・・私生きてないでしょ。」

 

 生きてないね。

 

「まあまあ。じゃあ食べるか。」

 

「「いただきます。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごちそうさま。」

 

「お粗末さま。」

 

 ・・・さて、妹紅の修行を手伝うか。

 

「妹紅。お前もワリと強くなってるだろう。組み手するぞ。」

 

「・・・えー。白夢さん強すぎるしあまりやりたくないなー、拒否権は?」

 

「無い。」

 

「デスヨネー。」

 

少女移動中

 

「よし、構えろ。」

 

「うん。」

 

 俺と妹紅が構える。

 

 まず妹紅が俺に走ってくる。足払いをかけて来たから大きく跳躍して妹紅の後ろに着地する。振り向くと同時に妹紅が陰陽術で燃やそうとしてくるがまたも跳躍。妹紅の死角に入り込んで首に指を置く。

 

「王手。」

 

「無理だわこれ。」

 

 まあ、妹紅も強くなってると思う。ただ動きが直線的過ぎて避けられるだけで、足払いのかけかたや陰陽術の錬度はそこらの陰陽師よりできてるし。

 

「精進するんだな。」

 

「アドバイスは?」

 

「自分で考えろ。」

 

「えー。」

 

 妹紅は文句を言いながら家に戻っていく。

 

・・・そーいえば永琳って月裏切ってでも輝夜の味方につきそうな気がする。まあいいか。

 

 俺も家に入る。

 

 

 

side out

 

side ?

 

「姫・・・元気にしてるのかしら。」

 

 地上に落とされた姫は怖い人に捕まったりしていないだろうか。薄汚い男に汚されていないだろうか。

 

「師匠、今日3回目ですよ。そう言うの。」

 

「あら、声に出てたかしら。それにしても姫、元気にしてるのかしらね。」

 

「4回目です。駄目だこりゃ。」

 

 今度地上に迎えに行って姫を連れ戻す・・・月の生活に飽きてるからまだ禁忌級のことをしようとするかもしれない。だからといって姫の味方になって二人地上で隠れ住むとかは月の技術ですぐ見つかるだろうし。どうしようかしら。

 ・・・地上といえば、白夢のことを思い出す。思い出すと月の重役への恨みが膨らむ。どうにかして裏切ろう。

 

 

 

 

 

side out

 




今回はここまでです。
「良いお年を。」
では来年も!

「ゆっくりみていってくれ(ください)。」


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