ハリー・ポッターと愛の守護霊 (征マル)
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プロローグ

どうも、初めまして征マルです。
ハリポタと黒バスとワンピースとラブライブへの愛が止まらない。
8月末位には完結させる気です。

流行れよ、また流行れよハリポタ!!!
作者の切実な想いです。
その他話したいことたくさんある……
ちょっと待て内容先だろ私はなにを言ってたんでしょうかね。
ハハハハハ。


「おはよう、メイレー。」

 

 

心地の良い声が鼓膜を響かせる。

彼女はゆっくりと瞼を開いた。

 

 

「おお、起きたの。メイレー。」

 

 

光沢のある絹のローブを何重にも重ね着している老人がいた。

長く伸ばされた白い髭は、彼の容姿にあった偉大さを醸し出している。

 

 

「こうして話をするのは初めてじゃ。ほっほっほっ」

 

 

マグカップからコーヒーを一飲み。

彼女はなにがなんなのか分からなかった。

 

 

「……」

 

 

「声は出るかの?」

 

 

声?

彼女は首を傾げた。

声は、どうだしたかな……

 

 

「ぁ……」

 

 

「声は出るようじゃの。安心したわい」

 

 

朗らかに微笑を称える老人。

この老人は誰なんだろう。

 

 

「な、……まえ、は、なんです、か」

 

 

絞り出す様に紡いだその声を、老人はちゃんと聞き取ったようだ。

見た目に合わず、聴覚は良いのか、と彼女は思った。

 

 

「わしとしたことが自己紹介を忘れとった!

 

わしはアルバス・ダンブルドアじゃ。

アルバスと読んでくれると嬉しいのぉ」

 

 

そしてまた、朗らかにほっほっほっ、と笑うダンブルドア。

咄嗟に彼女は自己紹介をしようとした。

だが、声が出なかった。

いや、彼女は自分の名前を知らなかった。

 

 

「お主の名はメイレー・シックザールじゃ。メイレー・シックザール」

 

 

言い聞かせる様に2度繰り返し言うアルバス。

 

 

「あ、りがとう、アルバス」

 

 

まだ震える声で彼女――メイレーは言った。

 

 

「いいや、礼にも及ばんぞ」

 

 

ニコリと笑い、茶目っ気タップリにウインクをするダンブルドア。

メイレーはどう対応すれぱ良いのか分からず……困ってしまった。

そんなメイレーを見て、アルバスはすまんの、とまた笑った。

 

 

「おお、そうじゃ。お主に引き合わせたい人物がおるんじゃった」

 

 

ちょっとここで待っておれ、とダンブルドアは言い、その場を去る。

 

 

メイレーはとりあえず周りを見渡してみた。

なにもしていないのに湯気をあげるヤカン、なぜか走り回る列車。

周りには無数の本と、本棚の上には動く肖像画に、ボロ帽子。

なにやらたくさん置いてある机の横には、大きな壺の様な物。

反対側には燃え上がるような赤色の不死鳥がいた。

 

 

見れば見るほど不思議な部屋だ。

ここで暮らすアルバスはどんな事をしているんだろう……と無意識にメイレーは思った。

 

 

「メイレー」

 

 

後ろからダンブルドアの声がした。

メイレーは後ろを振り返る。

 

 

ダンブルドアの後ろには、全身真っ黒の鉤鼻の男がいた。

 

 

「メイレー、これはセルブス・スネイプじゃ。

後々お主に教鞭を振るうこととなる人じゃよ」

 

 

「よ、ろしく、おねが、いします」

 

 

震え声でスネイプに挨拶をする。

 

 

「よろしく。」

 

 

対してスネイプの対応は素っ気なかった。

 

 

「おお、セルブス。無愛想になる必要もないんじゃよ」

 

 

「いえ、我輩はメイレーに近付いてはなりませんので」

 

 

「なぜじゃ……ああ、そうじゃったな。」

 

 

どこか納得した口調でダンブルドアは言う。

話についていけないメイレーは、困惑していた。

 

 

「すまぬのメイレー。」

 

 

こういうとダンブルドアはメイレーに向き合った。

何事か、とメイレーは身構える。

 

 

「メイレー、お主は次の日、セルブスと共にホグワーツへ入学するための準備をしてもらおう」

 

 

安心せい、セルブスは良い奴じゃ、とコッソリ耳打ちしてくるダンブルドア。

 

 

いや、不安なんて持っていない。

逆にメイレーは安堵感を覚えるくらいだった。

 

 

チラッとスネイプを盗み見る。

 

 

――やっぱり安心する。




ダンブルドア「メイレー、お主は次の日、セルブスと共にホグワーツへ入学するための準備をしてもらおう」
メイレー「ハッ、誰がこんな黒染め野郎といくかよ」
「「(^ω^)ファッ!?」」


とういうわけでプロローグてす。
どうでしたか?
あ、なんかスネイプ落ちみたいな感じですかこのSSに落ちなんてありません。
てかかけません。
普通に原作沿いです、ええ。

ハリポタ流行れよ。
私は今日もハリポタを布教しています。

あ、なんか2016年の11月にハリーポッターの世界観を元にしたスピンオフ映画が上映されるみたいですね。
それを期にまたハリポタブームが起きることを心から祈ります……

余談ですが、このSSを書いてるときに地震がきて地震アラーム的なやつのせいで内容ふっとんだ解せぬ


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