織斑家の弟 かわいいは正義だ! (コーちゃん元帥)
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登場人物

  

 

 

 

 

 主人公[織斑春華]

 

 織斑家の次男で姉の千冬と兄の一夏を持つ一夏とは双子だが成長の差であまり思われてない。

 あと誕生日も産まれた時間差で一日遅い。

 

 容姿は黒髪で癖っ毛の腰まであるロングヘアー目は大きくくりっとしたかわいらしい目、体つきは完璧に女にしか見えないためよく間違えられる。

 簡単に言えばロリである。

 

 

 [データ]

 

 身長 128.3cm

 

 体重 27kg

 

 利き手 左手

 

 好きな食べ物 甘い物 一夏の料理なら殆ど

 

 好きな事 歌・絵・ナデナデされるの

 

 嫌いな事 えっチー事、

 理由

 昔、苛めでやられたのと束と千冬に抱き枕にされてその時胸で窒息しかけたのが切っ掛け

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 [特技]

 

 [歌] 一夏の話しではその歌声を聞ければ疲れは吹っ飛び限界突破できるらしい実際一夏と箒は剣道の大会の日に聴けて全試合秒殺瞬殺で完勝して優勝したりした。

 ただし春華が人前で歌うのを恥ずかしがる為聴ける者がいないが本人は一日一回は歌わないと何故か気がすまないらしくどこかで歌っているらしいがこの時のステルス能力が半端なく懸命に尾行しているが見失い発見はおろか聴く事も出来ないその困難の具合は千冬&束コンビが振り切られてしまうほどである。

 因みに歌のジャンルはかなり広く全部自作である。

 

 

 [絵] 本人は普通に描いていると思っているがレベルは世界レベル級で恐らくその気になればかなり高値で売れると思われる。

 あと回りには内緒でマンガを連載している。

 因みに7つ連載しているが4つは五千万部突破残りの3つは一億部突破と千冬と一夏とは別の意味で才能がある。

 ペンネームは『プチネウス』

 編集者経由で原稿を渡しているが連載当時はまだ小学五年生だったため表には出ていないがまたそのミステリアスが良いと編集長の意向でそのまんまになっている。

 

 

 

 [頭ナデナデ]  特技ではないが春華は撫でてくれた人の感触を記憶し更には相手の考えまで読み取るというある意味知らずにやれば個人情報駄々漏れである。(寝ている時も分かる)

 これを利用してセシリアは寝ている春華に謝りたいという思いを込めて撫でたのである。

 こういう事もあり相手が誰かに完璧に成り済ましたとしても中身が別人なため一発バレる。

 と言っても観察力もあるので違和感ある人には逆に自分から誘導したりする。

 

 

 『専用機 ベアッガイⅡ後にベアッガイⅢ』

 

 

 束が春華のために製作したISでありデザインの元は春華が昔描いたクマが元になっている。

 本当はISを使った襲撃犯などに備えてバリバリの戦闘用にする予定であったが春華は兵器としてのISを嫌っている為作業用にした。

 装甲には宇宙で見つけた『春ちゃん合金』を使っている。

これはゴムのように伸縮自在であらゆる物に耐性があるらしくビームを跳ね返したりなどしている。

 束いわく『現時点で最高の装甲』だとの事とISに萌えというジャンルが生まれた機体でもある。

 

 

 待機形態 ぬいぐるみ後にプチッガイ

 

 どういう訳か最初に設定した形態から突然変わりぬいぐるみから自立行動が可能な形態になった。

 見た目はベアッガイのぬいぐるみをデフォルトしたような感じでISではあるが春華と一緒にご飯を食べる辺りもはやISという枠では収まらないかも知れない因みに好物はハチミツだ。

 行動は可愛らしいが妙に人間味を感じさせる。

 春華とは人とISを越えた関係になっており家族当然になっている。

 

 

 

 

 

 武装

 ベアッガイⅢ自信が生み出したシステムなどあるため今後も増える可能性がある。

 

 腕内装型ビームガン兼ビームサーベル×2

 

 マーキュリーレヴ(ソードユニット、ガンユニット)

 

 

 

 オプションパックシステム

 

 束が開発したシステムでいろんな作業が出来るように作った物背中のコネクターに接続した使用する。

 元々は艦隊ぐらい相手出来るようにこれでもかと言うぐらいがんがん武器を積もうと考えていたらしい。

 

 『リボンストライカー 』

 

 リボン型のバックパックで高機動戦用に作られた物

 

 『ビルドストライカー』

 

 ベアッガイ自信が製作したバックパックで主に工事現場の職人みたいに作業するための物この時は頭に安全ヘルメットが追加される。

 デザインは白いコンテナにツルハシやスコップが横に着いている。

 (陸戦型ガンダムのコンテナを想像してください)

 

 『ランドセルストライカー』

 

 ランドセル型のバックパックでこちらは火力を優先させられている。

 ミサイルと付属のビーム縦笛が武器、装備するとマルチロックを可能にする小学生の黄色い帽子型レーダーが頭に追加される。

 

 『メディカルストライカー』

 

 救急箱型のバックパックで中にはISのエネルギーパックや医療関連の道具が入ってる。

 この時、ナース服が追加され更には専用の医療システムがインストールされておりその場での適切な手術が可能

 

 

 『フルアシストシステム』

 

 

 ベアッガイⅢ自信が作りだした機能遺伝子レベルまで読み込み搭乗者に最適化しており五分間だけコンディションを最高にし身体能力を十数倍から数百倍まで高める春華が勝利を勝ち取れる唯一の手段と言っても過言ではないだろう使用時は使用前の状態を受けず最高のパフォーマンスを発揮できるが使用後は使用前の状態に戻るので最初から使うか最後に使うかが非常に難しいが逆に間違えなければ春華にも勝機はあるのである。

 

 

 『シンクロアシストシステム』

 

 

 ベアッガイⅢと全支援機が作り出した新たなアシストシステム

 フルアシストシステムの問題点を解決するために更なる最適化、更に全ての支援機とリンクさせ並列処理をすることによって春華の負担を減らしそして最大の特徴は春華の外見の変化、身体能力の向上を目的に一時的に正確には制限時間の十分間、身長140cm程の成長した姿になる。

 

 

 

 ワンオフ・アビリティー『心を形に』

 

 これは元々、セシリア戦から発現してたらしく知らない内に発動していたらしい効果は様々でその時に発現する効果は春華の心で決まるらしくいったい何が起こるかは本人すら分からない

 

 今までの例

 

 ・支援機達の創造

 

 ・ストライカーパック

 

 ・ベアッガイⅢが別形態に一時的に移行

 

 

 

 

 

 

 

 

 この作品での登場人物

 

 

 

 

 織斑一夏

 

 春華の双子の兄であり織斑千冬の弟でもある。

 性格は原作とあまり変わらずキング・オブ・唐変木である。

 幼い頃から春華の事を大切にしており諦めずに努力している春華を誇りに思っておりひとたび危険が及べば驚くべき身体能力で行動する。

 春華中毒者としてはレベル3であり発症すれば常時の千冬と互角に渡り合えるぐらいになると言われる。

 

 

 専用機は白式

 

 

 

 篠ノ之箒

 

 篠ノ之束を姉に持つ恋する乙女、性格は原作との違いは束と仲直りしている事だ。

 束が失踪する前に春華が話し合わせて仲直りさせた為姉妹仲は良好である。

 彼女も春華中毒者でレベルは3と平均ではあるが春華がいろんな意味で危ない目に会えば真剣で両断する。

 切れ味はISの武装を斬ってしまうほど。

 因みに春華と暫しの別れの時毎日の好例、頭ナデナデが出来ない事を嘆いていたとか春華の事は実の弟のように接している。

 トーナメントにて篠ノ之流の技を披露し素の実力を知ったであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 セシリアオルコット

 

 イギリスの代表候補生、性格等は原作とはあまり変わらず春華の事を見ていくうちに春華中毒者になっていた。

 一夏との試合の結果も違う。

 春華中毒者としてどの程度か分からないが春華と接する時は母親のような接し方でレベルは4位だと予想されている。

 発症した時はまだ分からないがこれもこれで相当の能力UPが予想される。

 

 

 専用機はブルーティアーズ

 

 

 

 

 

 

 

 凰 鈴音 (ファン リンイン)

 

 箒とは入れ替わりで小学五年から転校してきた一夏曰くセカンド幼馴染み原作とはあまり変わらず諦めずに努力する春華を見て自分も努力し別れた後、一年で代表候補生に上り詰めた。

 春華のことはメチャクチャ可愛がっている。

 因みに春華の歌を聴くたもめにスカウト、スニーキングの訓練は死ぬほどやっている。

 発症時はモンドグロッソ上位陣並。

 

 

 専用機は甲龍

 

 

 

 シャルロット・デュノア

 

 最初は男装していたが春華の誘導尋問でばれた。

 親との関係は冷めていたが実は女性権利団体のせいでなったと分かり和解、義理の母と言えるフローラも元々実の母とは大の親友だったことも分かり悩みがなくなって女性として再手続きして女子として入り直した。

 いくら娘の為とはいえかわいい物を禁止された反動は凄まじく春華に対する見る目は少々危ない領域だと思う

 トーナメントにて発症こそしたが中途半端と思われ今後どうなるか分からない。

 

 

 専用機はラファール・リヴァイヴカスタムⅡ

 

 

 

 ラウラ・ボーデヴィッヒ

 

 ドイツの代表候補生にしてドイツIS部隊シュバルツェ・ハーゼの隊長、原作とほぼ一緒

 春華の事を誰かの助けがなければ何も出来ない無能と言ってはいたが徐々に中毒者になりめでたく仲間入り

 

 

 専用機はシュバルツェア・レーゲン

 

 

 

 

 

 

 更識楯無

 

 

 春華の入学初日からやらかしてしまった人で後に誤解は解けた。

 本当は春華の護衛兼教育係だったが支援機等によりそれは無理になった。

 今でも初日の恐怖は忘れられずそこに関しては怯えてる。

 性格等は原作と一緒です。

 

 

 専用機はミステリアス・レディ

 

 

 

 

 織斑千冬

 

 一夏と春華の姉であり束とは腐れ縁。

 原作との違いはブラコンシスコン度が上がっている。

 一夏と春華の事は溺愛しており時折脳内で暴走することもある。

 一夏に関しては家族としては思えない感情を抱いているのか春華の話では照れ隠しで厳しく当たっているとの事である。

 春華中毒者としてはレベル5と本能は暴走しているが理性でストップしている為間違いは起きないが発症すれば天変地異の前触れだとか言うらしい?

 専用機は黒桜

 

 

 

 

 篠ノ之束

 

 

 箒の姉でありISを作った張本人。

 身内しか認識しないのは相変わらずではあるが原作とは違い箒と仲良く出来ている為暴走と呼べる暴走は起こしていない今でも白騎士事件を起こした事を後悔しておりISを違法で使っている組織等は徹底的に潰している。

 一番の理解者は春華であり春華の言葉には忠実である。

 原因は「次から敬語で話すよ」と言われ本当に敬語で話されたので以降はかなり気をつけている。

 ベアッガイⅢの事は束でも分からず最初こそ戸惑ったが春華とプチッガイの生活を見て心配もなくなった。

 好きあらば身内にセクハラしようとする。

 春華中毒者としてはレベル5で千冬と同じく天変地異の前触れだとか言われる?

 

 

 

 

 専用機は月兎

 

 

 

 山田真耶

 

 春華のクラスの副担任で一夏達が起こす騒動には疲労感が……春華は色々と癒しになってる春華中毒者であり前は代表候補生だったため実力はある。

 最近はプチロイドが手伝ってくれて助かってる所がちらほらあるらしい

 

 

 

 

 

 

 布仏 本音(のほとけ ほんね)

 

 入学後、何となく会話する機会が多かったが祝勝会で寝ている春華を導いた事で言われたお礼元よりお姉ちゃんと呼ばれて仲間入り裏サイトの存在を知ってからはすぐに会員になった。

 発症時はまだ分かっていない。

 

 

 

 ナターシャ・ファイリス 

 

 性格等は原作と一緒です。

 

 専用機はシルバリオン・ゴスペル

 

 イーリス・コーリング

 

 性格は原作と一緒でどうやら春華とは知り合いらしく連絡を取り合ったりしてるらしい

 

 専用機はファング・クエイク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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支援機一覧

 

 支援機とは最初は束が製作したボールだけであったがその後の支援機達は春華のワンオフ・アビリティー『心を形』によって生み出された存在らしい

 最初は小型機だけであったがゴーレムⅠの襲撃時に成す術もなく春華を失いかけた事からISにも更には対人など様々な状況に対処すべく人型かつ大型機、人間の姿をしたアンドロイド型など様々な支援機が生み出された。

 極秘にIS学園の人工島から離れた所に防衛基地HARUKAベースを建造していたりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『作業用支援ポット ボール 』

 

 身体能力で劣る春華の為に開発した支援機だがこれも必要最低限の武装しかしていないがベアッガイが生み出すパーツを換裝して使い支援している。

 デザインの元はこれも春華が昔描いた絵が元になっておりキャノン砲は後に束が着けた物である。

 クレーンやダンプなど換裝によって色々とできる。

 それと人工知能が搭載されておりブルーティアーズのような制御はいらないのとベアッガイの干渉なのかファーストシフトしてから当初、束の予想の斜め右の成長をしており春華の身の回りの事をやったり己の利益の為に写真を録り売り捌こうとした新聞部の黛薫子を粛正しようとしたりなど一夏の予想ではベアッガイ自信も春華中毒者ではないのかと思っている。

 因みに4機は別々の個体ではなく中身は同一人物らしい

 

 

 

 

 

 

 『可変型支援タンク、ロト』

 

 ベアッガイⅢが生み出した隠密、工作用支援機、春華の身体能力の低さやベアッガイⅢが作業用である事から一夏より狙われる確率が高く更にコアネットワークで特殊部隊の襲撃を察知し生み出された。

 人型と戦車型の二形態あり腕部のミサイルポット、にオプションでビームガトリング、キャノン砲、サーチライト、機関銃更にパーツ換装であらゆる状況に対応する。

 現在、水中用のパーツ及び装備を制作中。

 プチネウスを九体搭乗される事が出来現在は四体いる。

 

 元ネタ ガンダムUCのロト

 

 

 

 

 

 

 自律型プチロイド、プチネウス

 

 

 ロトと共に生み出されたアンドロイド外見はケモミミメイドだが服装などはその時で違うナースから軍服、学ランから宇宙服等々バリエーションが豊富、さしずめプチISとも言える理由は本体と同じように拡張領域が存在する。

 そこからハンドガンからガトリング、迫撃砲、トラップ等々あらゆる歩兵として出来る事をする。

 因みにプチネウスは人で言えば女です。

 あと春華バージョンや束が製作した一夏女の子バージョンまである。

 束は更に戦闘力上昇を狙い武装神姫シリーズを制作してる

 

 

 

 元ネタ まかでみわっしょいのプチネウス

 

 

 

 

 

 

 

 『エーネウス』

 

 今までのプチネウス達が蓄積したデータを元に一体のプチネウスが変わった姿、性格等は原作と一緒です。

 

 元ネタ まかでみわっしょい

 

 

 

 

 

 『ザクアメイジング』

 

 クラス代表の時に乱入した無人機に成す術もなくマリリン・キャットがいなければ事実上、春華が殺されていたために生み出された対IS戦を想定した支援機である。

 実弾で固めた世代的には第一世代だが第三世代を圧倒するだけの性能がある。

 近接格闘から長距離戦まで幅広い対応できる汎用機であり機体の各所は分離させることで味方に装備させることが可能、合体すれば質量弾としても使える戦闘機になる一つも無駄にしない設計になっている。

 性格は普段はクールで物静かな性格だが、競技としてのISバトルにかける情熱は人一倍であり、バトルの際には荒々しく闘争心剥き出しの熱い性格に一変する。

 生まれた当初は人形みたいな感じだったらしく春華が言った事がきっかけで夢を持つに至った。

 『強さと優しさを兼ね備えたみんなの名人』が目標である。

 最近、春華とプラモデルを作っているらしい

 

 元ネタ ガンダムビルドファイターズ 中の人『ユウキ・タツヤ』

 

 

 

 

 

 

 『ユニコーンガンダム』

 

 全身が白一色とシンプルな上に頭部にある角が一角獣ユニコーンに見えることからだと思う性格は優しく何故か一夏と似て異なる雰囲気を持っていることから描写こそないがかなりの信頼関係を築いている。

 戦闘はないのでまだ未知数

 

 

 

 

 

 『ユニコーンガンダム・バンシィ』

 

 全身が黒一色とシンプルなユニコーンガンダムと同型機で三機の中ではリーダー格と思われる。

 春華の事をマスターと呼んでおり慕っている。

 戦闘はないのでまだ未知数

 

 

 『ユニコーンガンダム・フェネクス』

 

 全身が金一色とシンプルなユニコーンガンダムと同型機で最初は機械染みた事が目立ち自身の事を道具と捉えていたが春華に心があれば生きてるんだと言われたことにより日々勉強してる。

 その事から春華の事を主と呼び慕い周りがドン引きするほどの忠誠心を見せてるとか?

 

  三機とも元ネタはガンダムUC

 

 

 

 

 

 『プレアデス』

 

 お世話から戦闘までこなすメイド部隊で六人構成

 ユリをリーダーにシズ、エントマ、ルプス、ナーベラル、ソリュシャンがいる。

 それぞれの性格等はだいたい原作と一緒です。

 戦闘は明確な描写はないので分かってない

 

 元ネタ オーバーロード

 

 

 

 『騎士ガンダム』(リアルタイプ)

 

 中世の騎士のような支援機で春華の事を王と呼び慕っている。

 夢は立派な騎士になることだとか?

 戦闘は一夏達を助けるために盾を使ったぐらいで戦闘力は未知数

 

 

 『ニャイアガンダム』

 

 ネコ型の支援機、人型に変形する機能があるようだが今の所分かってない

 春華はかわいいとニャイアのことを気に入っている。

 

 

 『主任』

 まだ春華が把握してない支援機の一つ外部での活動をしてる模様

 

 『キャロリン』

 まだ春華が把握してない支援機の一つ主任と共に外部での活動をしてる模様

 

 『死神部隊』

 まだ春華が把握してない支援機の部隊、主任とは別動隊のようで外部での活動が主なようだ。

 

 元ネタ アーマード・コアVシリーズ

 

 

 

 『キャプテン』

 

 

 指揮官機でありHARUKAベースの総司令の人型支援機

 限りなく人に近いプロポーションをしているがエーネウス達とは違いロボットの側面が強いコートを常に纏っている。

 外見はどうやら特撮ヒーローを意識したデザインらしい

 熱血で豪快な性格をしているが元が指揮官機であるため冷静な判断力があり交渉事も得意である。

 時には諦めてる春華の背中を押したりなど支援機の親のような存在になっている。 

 

 

 画像

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 『仮面ライダー部隊』

 

 

 新たに警備部門として誕生した支援機達で全員、人の姿を持っており特撮ヒーローのように変身することによって戦闘形態になるという一見変わってるがそれは人間社会に紛れる為であり主に春華が外出した時に狙って来るのは目に見えているのでそれに対応するため戦闘形態までの手間がかかるようになっているとか?

 基本学園は様々な支援機がいるため外部にて会社を経営しHARUKAベースの資金源になっている。

 1体しかいないいわゆる主役ライダーと複数いる量産ライダーがおり主なメンバー以外はプチロイドが素体を使っている。

 

 現在まで登場したライダーは

 

 仮面ライダー斬月

 

 仮面ライダーガタック

 

 仮面ライダーバース

 

 仮面ライダーカイザ

 

 仮面ライダーマッハ

 

 仮面ライダーチェイサー

 

 ライオトルーパー

 

 黒影トルーパー

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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謎のIS一覧

 

 

 

 

 世界中に確認された謎の施設にて凍結状態だったIS達である。

 施設には何年何十年先を行くオーバーテクノロジーの塊であり現在の第三世代型はこの施設から得たごく一部の技術で作られている。

 機体は様々であり中には局地型もある。

 施設は地上の他に宇宙にもあるが各国の政府が調査していた地上の施設は自爆させられてしまった。

 一つの施設でも500体ぐらいは確認できてるのでとんでもない戦力を有している。

 すべて自立型ISであることも特徴、自分達の創造主たる主を慕っており現在、主の研究成果の奪還、捜索している。

 宇宙には国家があり人類を越える数のISが暮らしている。

 

 

 

 

 『主』

 

 謎のIS達の創造主であり親、現在、行方不明で年齢、性別など一切謎に包まれている。

 IS達も白騎士事件の時に主に関するデータを消去しており手懸かりは無し

 作中、束と千冬は知ってる素振りを見せているが誰だかは分かってないのと束以外にISコアを作れる人間になるので各国政府は調査中

 

 

 

 

 

 

 謎のIS一覧

 

 

 

 ストラウス

 

 アメリカ支部のISで性別が分からない機械音声で喋る。

 外見は牛の鎧と呼べる装甲に覆われており金色一色から金牛と呼ばれている。

 戦力スタイルは突進あるのみだがそれだけでもかなりの被害が出ておりスピードと防御力はピカ一

 

 元ネタ 第三次スパロボZオリジナルキャラクター エルーナルーナ・バーンストラウス 

 

 

 

 ファング・ガーディアン

 

 アメリカの第三世代型ISファング・クエイクの元型でありブルーのカラーリングに白のラインが入っている。

 本人談は防御特化の護衛機らしい男勝りな女性の声で話すかなり口は悪い人間嫌いとのこと(主は別)

 外見はファング・クエイクとかなり似ているが仕様用途から武装等に違いがあるので似て異なる。

 武装は腕部内蔵のマシンガンにビットが六基に近接ナイフ等が確認されている。

 

 

 

 ヒーリング・ゴスペル

 

 アメリカの第三世代型ISシルバリオン・ゴスペルの元型であり白のカラーリングに黄色のラインが入っている。

 ファング・ガーディアンからの話しでは後方支援及び味方の救護がコンセプトらしい

 礼儀正しい女性の印象を受けるがISを道具としか見ない人間には呆れている。

 武装は確認されていないがエネルギーシールドでの防御範囲がかなり広くこれにより遠距離攻撃が届いたことはない。

 更には瞬時に治療も可能だがどういう技術なのかは分かっていない。

 

 

 

 

 ヒルドルブ

 

 アメリカ支部で確認された戦車型のISで通常の戦車並の巨体を誇り射程距離が馬鹿げている戦車の化け物と言われている。

 簡易型の可変機構があるのか上半身が人型になり他のISの携帯火器を使えるなど汎用性もあると見られている。

 中の人格はデメジエール・ソンネン

 

 元ネタ『機動戦士ガンダム MS IGLOO - 1年戦争秘録 -』

 

 

 

 

 

 マット・ヒーリィ

 

 フランス支部でシャルルが出会ったISで敵であっても話し合えるなら話し合う等、戦闘に関しては積極的ではないIS

 ボディは陸戦型ガンダム

 ラリーとアニッシュが部下にいる。

 

 

 

 

 ケン・ビータシュタット

 

 フランス支部でシャルルが出会ったISでむやみやたらに戦闘等はしない戦う気のない者に攻撃しないただ主の研究成果を返してもらう為に戦うだけであると語ってる。

 ボディはザクⅡ

 部下にガースキとジェイクがいる。

 

 

 

 

 

 ウルズ7

 

 ドイツ支部でラウラと交戦したISであり飛行能力を持たない局地型のISでドイツのAICを劣化版と言っており実際に弾を止めるだけではなくそれを返し大ダメージを与えるなどオリジナルと評するだけの性能を見せている。

 現在、IS学園で用務員兼警備員として雇われてる事になっている。

 

 ボディはアーバレスト

 

 

 

 ウルズ2

 

 ドイツ支部でラウラの部下と交戦したISであり飛行能力を持たない局地型IS

 現在はメリッサ・マオとして学園に潜入任務をしている。

 ボディはガーンズバックE系列指揮官機

 

 

 ウルズ6

 

 マオの部下であり現在、IS学園に用務員兼警備員として雇われてる事になっている。

 今のところ分かってない

 

 

 

 

 ユーグ・クーロ

 

 ドイツ軍所有の研究施設にて確認されたISで研究成果の奪還作戦の陽動をしていた。

 現在のボディはジーライン・ライトアーマー

 

 

 ヒュー・カーター

 

 ドイツ軍所有の研究施設にて確認されたISで研究成果の奪還作戦の陽動をしていた。

 ボディはジム・コマンド

 

 

 シェリー・アリスン

 

 ドイツ軍所有の研究施設にて確認されたISで研究成果の奪還作戦の陽動をしていた。

 ボディはジーライン・スタンダードアーマー

 

 

 エリク・ブランケ

 

 ドイツ軍所有の研究施設にて確認されたISで研究成果の奪還作戦で中枢部を強襲していた。

 ボディはイフリート・ナハト

 

 アイロス・バーデ

 

 ドイツ軍所有の研究施設にて確認されたISで研究成果の奪還作戦で中枢部を強襲していた。

 ボディはドム

 

 フリッツ・バウアー

 

 ドイツ軍所有の研究施設にて確認されたISで研究成果の奪還作戦で中枢部を強襲していた。

 ボディはザクⅠスナイパー

 

 

 マリリン・キャット

 

 元亡国企業所属のファイアバグの隊長であり現在は部隊まるごと離反している。

 外見はゴスロリの少女だが年齢不詳、経歴、家族構成等々個人プロフィールが一切なく彼女の通る所は血の花で埋め尽くされると言われる程、残虐で戦闘時のちょっとした顔芸は裏では有名である。

 そんな彼女がなぜ春華を助けたのか?そしてマスターとは謎だらけの行動ばかりしているが彼女も人ではなくISであった。

 ボディはパールファング

 

 

 

 ガウルン

 

 9つの国籍を持つとされるテロリスト。

 これまで大きなテロを何度も起こしているが西側の対テロ組織には殆ど知られていない程に自身の痕跡を残さない。

 など言われてるが彼もISであり国籍等も主が残した国籍を使っている。

 世間一般でテロリストと言われているが実際行ったテロは自分等の障害排除してるに過ぎないウルズ7と同じ機能を持ってる模様

 

 ボディはベノム

 

 

 

 アリー・アル・サーシェス

 

 イタリアの外人部隊に所属している男もといISであり表ではゲイリー・ビアッジと名乗っている。

 ISであることは隠しており正体をばらしても問題ないと判断した場合はISになる。

 戦闘能力も高く亡国企業の粛清部隊ブラック・ファングは手も足も出なかった。

 春華とは面識がある模様

 

 ボディはアルケーガンダム

 

 

 フォン・スパーク

 

 イタリアの外人部隊に所属している男でこちらもというよりは部隊その物がISである。

 彼を印象付けるのはやはり『あげゃげゃげゃ』というその特徴的な笑い方であり彼の名前の由来もこの笑い声(フォン=音・スパーク=爆発)からきている。

 戦闘能力は高くおなじくブラック・ファングを圧倒していた。

 春華とは面識がある模様

 

 ボディはガンダムアストレアtypeF2

 

 

 

 

 

 

 ガンダムウイング

 

 色とりどりなカラーリングで鳥型から人型に変形する。

 一撃で飛行機を撃墜するなど高出力のビーム兵器を持ってると思われる。

 

 中の人格はヒイロ・ユイ

 

 

 ガンダムデスサイズ

 

 死神の印象を受ける高性能のステルス及びジャミング機能がある模様

 

 中の人格はデュオ・マックスウェル

 

 

 ガンダムヘビーアームズ

 

 全身至るところに火器が搭載されておりなおかつシンプルなボディで機動力を落とさず高い火力を実現させており一個大隊規模の機械化混成部隊が1分もしない内に全滅されられた。

 

 中の人格はトロワ・バートン

 

 

 

 シェンロンガンダム

 

 古代中国の戦士を髣髴とさせるISで自身の事をナタクと言っている。

 

 中の人格は張五飛

 

 

 

 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア

 

 イギリス大統領の代理人としてトーナメントに来るなどかなりの地位を手に入れてる。

 ボディは不明

 

 枢木スザク

 

 ルルーシュの警護を担当している。

 ボディは不明

 

 

 紅月カレン

 

 黒の騎士団の部隊長でIコア搭載の人形を秒殺した。

 ボディは紅蓮弐式

 

 

 テンペスタ

 

 イタリア支部の千冬達曰く自称主の右腕であり外見は非常にイタリア代表のテンペスタに似てるがそれはテンペスタが後に作られているのでそれは逆である。

 性格は狂信的とまで言える程に主を慕っており更に他のISとは違いかなり主と親しい存在である。

 能力は風を操ることだが再起動した時点でエネルギーが半分、装甲もかなり剥ぎ取られその上、片腕はテンペスタの腕に改修されて外されていると本来の性能を発揮出来なかったが辺り一帯を更地に変えるぐらいは出来るが力及ばず本来のパーツは殆ど失う代わりに逃走を果たした。

 現在、唯一、主に関する貴重なアルバムを所持しておりイタリアは経済破綻覚悟で捜索している。

 

 

【挿絵表示】

 元々のボディ

 

 

 

 

 

 

 スペリオル・カイザー

 

 宇宙に存在するIS共和国ファーストフロンティアの大銀河IS総統、宇宙に存在するIS達を纏めあげる存在で現在の地位は主から与えられた物であり主が戻るなら即座に地位を返還したいと考えている。

 黄金のガンダムタイプであり主の命を守り宇宙にて息を潜めていたが地上にて研究成果が軍事利用されてる事を知り更に今を見据えた十年前のメッセージで命を破る決心をし全ての研究成果の奪還及び破壊と主の捜索をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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用語

 

 

 

 

 用語(原作で説明されているのは書きませんのでご了承ください)

 

 『春華中毒者』

 

 これは春華の可愛さの虜になってしまったもの達であり依存度も高い。

 これにはレベルがあり1~5段階あり高ければ高いほど依存性も高くなる最悪体を求める輩がいるときもある。

 そして一部の中毒者には発症して更に発症すると言うのも確認されている。

 どの程度か個人差はあるがまず生身で負けるようなことはないと思われる。

 倒すには同じような中毒者でその者より勝っていなければならない発症した者がどんなものかは登場人物で書いてあります。

 

 

 

 

 『春華ワールドファンクラブ』

 

 最初は春華の地元が中心の小さなクラブだったがセシリアとの試合を決起に世界中が志願してきて一気に世界規模のクラブになった。

 登録した者は人種、国家の垣根を越えたものとなっており世界に各支部が存在する。

 全員、裏サイトで交信している。

 なおシングルナンバーはファンクラブの創設者であり特にNo.0の命令は絶対であり他の者も承知の上登録している。

 

 会員数は現在、1052612993人

 

 掟 その一 春華に絶対従事する事(言わなくてもみんなそうなので言う必要はなかった)

 

 その二 春華を汚す又は狙う者にはあらゆる手段を使い一切合切の躊躇なく排除せよ

 

 その三 春華にこのクラブの存在を知られない事

 

 その四 春華の生活を害してはならない

 

 その五 春華を目撃次第、周囲を警戒、防御体制をとること

 

 因みにグッズは裏流通でのみ購入可能

 

 

 

 『春華防衛システム』

 

 

 ベアッガイⅢがコアネットワークの情報で春華を誘拐及び殺害の動きを察知し構築した防衛システムである。

 ロトやプチネウスもといプチロイドはその為に生み出された存在である。

 学園を無許可で改造をしており地下には何やら施設があるようなないような?ではなく学園の人工島から少し離れた所に防衛基地HARUKAベースがあるらしい

 

 

 

 

 『HARUKAベース』

 

 支援機達が総力を上げて建造した防衛基地で規模は分かってないが実験区画だけでも東京ドーム八個分?と、とてつもない規模の広さが伺える。

 更には外部で活動する支援機も存在する。

 学園の地下に隠し通路がある。

 

 

 『Iコア』

 

 ISのように意思は無く本当の意味での動力源でありISコアよりは生産性が高いらしいが生産拠点は宇宙にあるので現在、謎の施設から偶然手に入れたコアを研究中なのだがバカなのか?それをポンポンデータ採りで投入しては壊される使い方が根本的に間違っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 以下字稼ぎ

 しにはみなやゆなむらむはりむやらのめりこゆゆめにと「むのむや「むよむゆのむのぬへひめかおおけさたてねしにはみなやゆなむらむはりむやらのめりこゆゆめにと「むのむや「むよむゆのむのぬへひめかおおけさたてねしにはみなやゆなむらむはりむやらのめりこゆゆめにと「むのむや「むよむゆのむのぬへひめかおおけさたてねしにはみなやゆなむらむはりむやらのめりこゆゆめにと「むのむや「むよむゆのむのぬへひめかおおけさたてね

 

 



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入学とクラス代表を決めるのの巻
1.入学前 受験日の事


またまた思いつきによる勢いに乗った作品です。
妄想、欲望全開の小説です。

一夏逹のキャラ崩壊がはんぱないと思うので賛否両論だと思っています。


こんばんは、うちは、織斑春華(おりむら はるか)、織斑家の千冬お姉ちゃんと一夏お兄ちゃんの弟なのです。

 

まだまだ甘えたがりの中学生ですがもう少ししたら一夏お兄ちゃんと高校受験するのです。

 

今日は、一夏お兄ちゃんと一緒に高校受験するお話ですが、まさかの展開になろうとは・・・・・

 

 

 

<織斑家> 自宅

 

 

俺は織斑一夏今日は大切な受験日だ早く千冬姉を楽させてやりたいからなとっ、その前に春華を起こさなきゃな

 

「春華、もう朝だぜ起きねえと遅刻するぞ」

 

「まだ眠い~」とまだ起きそうにもないので俺は秘密兵器を出すことにした

 

「そっか起きないならできたての玉子焼きは、おあずけだな」

 

「玉子焼き」

と、ガバッと起きて俺に向かって

 

「おはよう一夏お兄ちゃん」

満面の笑顔でいってきた

 

(あ~この笑顔はいつ見ても癒されるなとっいかんいかん)

 

「おはようもう朝ごはん出来てるから顔洗ってきな」

 

「うん、やってくるぅん」

そう返事をして洗いに行った

 

俺は、朝ごはんの準備をしていたメニューは、ご飯と焼き魚にサラダそれと味噌汁に春華の大好きな玉子焼きだ。

 

「「いただきます」」

春華は真っ先に玉子焼きを食べて

「うんま~い」

 

 

 

 

春華は俺の大事な弟だこれでも双子の筈だが外見はあまり似てない

 

それからしばらくして受験のため出陣する二人

 

その間簡単な予習をしながら受験会場に着いた。

 

 

「絶対受かろうな春華」

 

「もちもちロンロンだよ」(^_^)

 

そう意気込んで入ったが10分後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・「「迷ったーーーーーー」」(;´д`)

 

「どっどうよう~」アタフタ(焦り)

 

「落ち着け春華次見つけたドアが当たりのはずだ」

と少しさ迷い

 

「お兄ちゃんドアあった~」

 

「おっナイス春夏」

 

そして入ったかが人はいなかったただ暗い部屋に照らされてる物があった。

 

「お兄ちゃんこれって」

 

「ああISだ」

 

それから何故かISに引き寄せられるかのように二人は近寄った。

 

普段見れない物

 

普段触れない物

 

乗れるなら乗りたい

 

だが乗れない

 

何故ならISは女にしか使えないのだから

 

「お姉ちゃんのとは違うけどIS」

 

「ああそうだな」そう言いながら一夏はつい触ってしまった。

 

その時起こった出来事は忘れない

「おっお兄ちゃん!」

 

目の前の事を信じられなかった。

ISを纏った一夏がいるのだから。

 

春華は驚き後ろに下がってしまった。

 

春華はつまづきそうになり触ってしまった。

 

ISをしかも纏っていた。

 

そこに係りの人が入り

 

「貴方逹なにっ男がISを動かしてる!」

 

そうしてうちらは、IS学園に入学させられた。

 




次回はIS学園から

専用機はGBF-Tから可愛いと思ったくまさんです。

もう見てる方ならわかるでしょう。


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2.愛が溢れるのはかわいいからだ!

今回は自己紹介らへんを書こうと思います。





 

 

 

一夏side

 

 

 

 

 

さて入学の日は大概の人は緊張するだろうクラスの人と仲良く出来るか自己紹介で噛まないか好きな娘ができないか?

色々思うだろう?

 

今、俺はいや正確には俺達は今クラス中の視線を浴びてる。

 

キツイつい最近までは一般市民なのに今じゃ注目されてもおかしくない状況

 

 

なんでキツイかってこんなの仮にリアルで体験したら直ぐリタイアすると思うが!

 

なんせ俺達兄弟以外は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

『女しかいないのだから』!!!!!!

 

 

 

 

(これは想像以上にキツイ)

 

そして俺は救いを求め窓側の席に座ってる幼馴染みの方に視線を向けるがプイッと不機嫌そうに向いてしまった。

 

(おいっそれが久々に再会した幼馴染みの反応かよ。

俺何かしたか?)

と俺は次に幼馴染みの後ろに座ってる弟の方を見るが・・・・

 

Z-z-z-

 

(てっ寝てる!なにやって・・・はっ!)

 

ピキーン

 

いきなり何かを感じ取った。

(ヤバイ何故か分からないがこのままでは、弟の頭に何かが降り下ろされる!)実は自分だったり。

 

そう思っていると一人の女性が入ってきた。

恐らく先生だろうその時、弟は目をさました。

 

 

 

 

「皆さん御入学おめでとうございます。

私は副担任の山田真耶です。

一年間よろしくお願いしますね」

 

「はーい」

 

 

返事をしたのは弟だけだった。

自分だけしか返事をしていないのに疑問に思ったのか周りを見渡し頭に?マークが浮かんだ。

 

「大丈夫ですよ、よろしくお願いしますね♪」

と返事をしてくれたのが嬉しかったのか山田先生は笑顔で返した。

 

「それでは自己紹介をお願いします。

えっと出席番号順で・・・・・」

と続く中考え中だった一夏である。

 

 

 

 

春華side

 

 

 

うちは、めちゃくちゃ緊張しています。

お兄ちゃんは参っています。

視線がキツイんでしょう。

目の前には箒ちゃんがいます。

あっ視線そらした。

 

(素直になれば一夏お兄ちゃんに気づいてもらえると思うのに)

 

そんな事してると

 

「いや、あのそんなに謝らなくても・・・てっいうか自己紹介しますから」

 

 

「本当ですか約束ですよ絶対ですよ」

 

(お兄ちゃんの自己紹介見なければ)

 

「織斑一夏です。

一年間よろしくお願いいたします。」

 

周りからは物足りなさそうに見ている。

 

そして一呼吸して

 

「以上です」

 

ドテンッ

 

大半が転んだ少し周りを見渡してる時

 

スッパーン

「自己紹介も満足にできないのか」

 

「げっ千冬姉」

 

スッパーン

「織斑先生だバカ者」

 

「ッ~~~~」

(お兄ちゃん痛そう)

 

「織斑先生、会議終わられたんですね」

 

「面倒事を押し付けてすまなかったな」

一呼吸置き

 

「諸君、私が織斑千冬だ。

若干15歳君達を一年で使い物にするのが私の仕事だ。

逆らってもいいが返事はしろ。

わからなくても、はい、かいいえで答えろ、いいなら返事をしろ良くなくても返事をしろ」

 

恐らくマトモな思考の持ち主ならすごい独裁者宣言だと思う。

 

そしてうちは焦っていた。

 

(どっどうよう~お兄ちゃんでさえ出来ないのに~うちはどうすれば~)(;´д`)(焦り)

 

「さて時間も残り少ないので春華の自己紹介で終わらせる」

 

チラッと見た千冬は春華の状況を理解し

 

 

「あー春華いつも通りにやればいい」

 

(本当!)

春華の決心が着いた。

 

ガタッ

皆の視線が集まり恥ずかしくなり顔が赤くなっていた。

 

「えっえっと織斑 ・・はる ・か・ですっ。

趣味は絵や・歌ですっ

好きなのは・・・甘いものと家族と撫で撫でです」

そして頬を赤めて満面の笑顔で

「一年間よろしくお願いいたします」

 

 

「「「「「「ブハッ」」」」」」

 

 

若干数名を残し愛が溢れた。

 

これにてSHR終了

 

 

 




お読み頂きありがとうございます。

次回は決闘になる話ぐらいにまでいきたいと思います。

予定どうりかは分からないけど。


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3. 1日の終わりけど変態と遭遇

さーてやっぱり予定通りに進まなかったよ。
小説家がいかに凄いか分かるね。

さーて妄想欲望全開でレッツゴー


さてSHRが終わった。

 

 

一夏side

 

 

 

相変わらずパンダでも見るような目で注目されてる。

 

 

春華は・・・・力尽きている。

(春華次の為に寝てくれ・・んっ)?

 

「一夏、少しいいか?」

 

「どうしたんだ」

 

「いいから来い」

 

「イテテ分かったから腕引っ張んなよ」

 

 

 

・・・ここからは原作どおりです。

 

 

 

 

春華side

 

 

 

(-.-)Zzz・・・・

 

「ちょっとよろしくて?」

 

(-.-)Zzz・・・・

 

「 ちょっと!聞いてますの!」 ダンッ

 

パチッ「ん~んっえっと何でしょうか?」

 

「まあなんですのそのお返事は私に声をかけられるだけでも光栄だと言うのにそれ相応の返事があるのではなくて?」

 

「えっとどちらでしょうか?」

 

「まあわたくしを知らない!このセシリア・オルコットをイギリスの代表候補生を」

 

「うんだって一夏お兄ちゃんで自己紹介止まっちゃったから」

 

「それでも知っておくべきではなくて?」

 

「千冬お姉ちゃんみたいじゃないと外国のテレビに出ないと思うよ?」

 

「まっまあ良いですわ《キーンコーンカーンコーン》また来ますわ」

 

そして・・・

 

 

「・・・であるからして・・」

 

山田先生の授業はとても分かりやすかったがとても眠かった。

 

 

ウトウト コックリ はっ! キョロキョロ

 

(((((かっカワイイ!!!)))))

 

「分からない事があったら言って下さい。

なんたって先生なんですから」

 

とどうやら一夏お兄ちゃんは分からない事があるようだ。

そして何故皆は自分の胸を見て自信を無くしてるのか不思議だった。

 

「はい先生」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「すっすいませんほとんど分からないです」

 

ガタンッ

 

「ほっほとんどですか?」

 

「織斑、教本はどうした。

必読と書いてあったろ」

 

一緒に勉強したのに何があったんだろ?

 

「古い電話帳と間違えて捨てました。」

 

ズッバーン

 

「ッ~~」

 

(お兄ちゃん普通捨てないよ)

 

「必読と書いてあったろがバカ者、再発行してやるから一週間で覚えろ」

 

「いっいやあの厚さは・」

 

「やれ」ギロリ

 

「はっはい」

 

「あっ春華君は大丈夫ですか?」

 

「先生の授業分かりやすいから大丈夫なの」

 

「わかりました分からない所があったら言って下さいね♪」

 

満面の笑顔で「はーい」

 

「「「「(((((ブハッ)))))」」」」

愛が漏れそうになった者ならなかった者がいたのであった。

 

その後、お兄ちゃんがセシリアさんに話し掛けられていたけどうちは力尽きました。

 

 

・・・時間がたって放課後

 

 

「春華って寝てるか仕方ねーな」

 

と言いつつ背負って帰ろうとした時

 

「あっ織斑君逹良かったです。部屋の鍵を渡してなかったので」

 

「えっ確か入学から一週間は自宅から通うんじゃないんでしたっけ?」

 

「事情が事情なので無理やりねじ込みました。

これが部屋の鍵です。」

 

「ありがとうございます。けど荷物を取りに一度「その心配はない」千冬姉?」

 

「着替え一式と充電器があれば充分だろう。それと織斑先生だ。」

 

「あっありがとうございます。」

と弱々しく返事をした。

 

「それと一夏、春華が起きたらこれを渡してくれ」と渡されたのは防犯ブザーだった。

 

「千冬姉これって」

 

「それを鳴らせば私達の電話に位置情報など送られる。万が一に備えてだがな」

 

「分かった千冬姉」

 

「あっそれとお風呂はしばらく使えませんのでシャワーで我慢してくださいね」

 

「えっ何でですか?」

 

「ほう織斑、教師の前で堂々と犯罪をしようとはな」

 

「おっ織斑君女の子と一緒に入っちゃいけないですよ。」

 

「いっいやそんなことしませんよ。一緒に入りませんって」

 

「織斑君、女の子に興味ないんですか?それはそれで・・・」

 

「織斑君兄が女に興味ない」

 

「一夏×春華受けと責めね」

 

「ヤバい想像したら、鼻血が」

 

なんか聞こえてはいけないような気がするけど確かに千冬姉が防犯ブザーを渡したのは正解だな、春華が危ない。

 

「それでは、会議があるので、あっ寄り道しては行けませんよ」と言い先生逹は行ったので自分達も寮に向かった。

 

帰る途中追跡者がいたがその間に春華が起きた。

 

「うち何時から寝てたの?お兄ちゃん」

 

「最後の授業が終わる時ぐらいだったっけな」

 

「うち、迷惑かけた?」と少し落ち込みぎみにだった。

 

そんな春華に頭撫で撫でしながら

「大丈夫だ、それに春華がいつも元気にしてるから俺や千冬姉が頑張れるんだ。だから気にするな。」

 

「うんっお兄ちゃんだいしゅき」ダキッ

 

(((((ブハッ)))))

 

後方で倒れた人がいるが気にしちゃいけない。

 

「あっそういえばほれっ春華、部屋の鍵と防犯ブザーだ。」

 

「んっありがとう」

 

「さて部屋に着いたな」と一夏が入ろうとしたが「お兄ちゃんこの部屋なの?」と何故か疑問系で聞いてきた。

 

(まっまさか)冷や汗ダラリ

 

「はっ春華、部屋番号は」と一夏が念のため聞いた嫌な予想が当たって欲しくないからだ。

 

「1110だよ」

 

「なんとっ!!!」

 

「お兄ちゃんと一緒じゃない!!!!」

 

「春華、大丈夫か?部屋まで一緒に行くぞ。」

一夏が心配そうに言った。

 

「いい一人でいくうん、うちも一人でいける。高校生」

 

「そっか迷子になるなよ。」

 

「うんっ(^-^)」

 

そう言い春華は行った。

 

その背中を見て一夏は少しではあるがその成長に心の中では涙していた。

 

「さて入るか」と部屋に入るがその後悲鳴をあげたのはまた後。

 

春華は迷うことなく部屋の前に着いた。

入るときノックしたが返事がなかったのでゆっくり「失礼しまーす。」と部屋に入ったが・・

 

 

「おかえりなさーい、お風呂にします。ご飯にします。それともわ・た・し」と水着エプロンの水色の髪で赤目の人がいたので・・・・

 

 

 

ピッビービービービー防犯ブザーを鳴らした。

春華であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて次回

春華の為に豹変する三人
裁かれる変態
という内容で行きます。
クラス代表までいけるかな?


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4.ミッション春華を救出せよ

さて今回変態を処刑以上です。



一夏side

 

 

「一夏そういえば春華はどうした?」

 

「何故か別の部屋だったよ。」

 

「まったく普通に《ビービービービー》こっこれは!」

 

「まっ間違いねえ急ぐぞ箒」

 

「ああ春華はやらせん」

 

((春華に手をだすとは許さん!))

 

と春華の所に二人はオリンピックの陸上選手顔負けの走りをみせながら向かった。

 

 

 

 

 

 

千冬side

 

 

 

 

《会議室》

 

 

ビービービービー

「おっ織斑先生凄い音ですよ。」

 

「すいません山田先生後の会議をお願いします。少し私用ができましたのでそれでは」

 

「おっ織斑先生ってはやっ!」

まるで忍者の如く消えた。

 

(春華に手をだすとは万死に値する。)

 

 

 

春華side

 

 

 

 

 

うちは部屋に入ったけど変態がいた。

なんか他人をからかうのが日常的な感じの人が水着エプロンを着た人がそして「おかえりなさーい、お風呂にします。ご飯にします。それともわ・た・し」この言葉で本能が危険を感知、警戒レベルMAX、第一種先頭配備、トラウマ復活うちは素早く防犯ブザーを鳴らしたがすぐに防犯ブザーを止められ部屋に入れられた。

とにかく怖くて必死に暴れたが能力差がありすぎて万事休すだった。

 

「むーむー」ジタバタジタバタ

 

「ちょっと待ってお姉さんなにもしないから落ち着いてねっねっ」と何とかして落ち着かせようとしていた。

 

(お姉ちゃん、お兄ちゃん)

 

心の中で必死に叫んだ。大好きなお姉ちゃんとお兄ちゃんに・・・

 

その時

 

 

 

 

 

バンッ「春華っ無事かっ!」お兄ちゃん逹が来たのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏side

 

 

 

「よっよし着いたこの中に」

 

「ああ春華がいるな」

 

「箒、俺が時間稼ぐから春華を安全な所に」

 

「任された」

 

「行くぞ」

ゴクリ

 

バンッといきよいよくドアを開けた。

 

「春華っ無事かっ!」

 

「ちょっ落ち着いてってえっ!」水着エプロンの人は驚いていたが

 

 

その光景を見た瞬間一夏逹の何かがキレた春華には教育上宜しくない状態だったので

「離れろ変態めがー」と謎のオーラを纏いながら木刀で叩き斬ろうとしたがかわされたけど水着エプロンの人は春華から離れた。

 

「えっちょっとアブなって待ってお姉さんは「黙れ変態」ってひどっ!」

 

「むんっ」と今度は箒が斬りかかった。

水着エプロンの人はどうやら専用機持ちだったらしく何やら武器を展開したが信じられない光景だった。

 

カランッ 「えっ」水着エプロンの人は目が点になった。

展開した武器、槍が只の刀に斬られたのだから、そして

 

「箒おねーちゃーん」と少しばかり服が乱れていて泣いている春華が箒の元に駆け寄った。

 

「春華もう大丈夫だ。一夏任せた。」

 

「任せろ」と打ち合わせ道理に箒は春華を抱えてその場を離脱した。

 

「ちょっお姉さんの話をてっはやっ!」

どうやら非常時の身体能力はとてつもなく高いようだ。(春華限定だが)

と水色の髪で赤目のお姉さんは慌てて追ったが「行かせねえよ。変態が」と一夏が立ち塞がった。

 

「ちょっ変態変態ってお姉さんに対して酷くない」と自分は変態ではないですよと必死にアピールしていたが

 

「そんな教育上宜しくない格好している変態に弁解の余地ねえだろがっ!」一夏の怒りがこもったセリフがはかれた。

 

「せっ責めてお姉さんにはな「春華を泣かした奴が何言いやがる!」ってもうっ!実力でいくわよ。」と言いながら素早い動きで一夏の脇をくぐり抜けようとするが「行かせるかよっ」と無理矢理体を倒し進路を塞いだ。

「くっ」流石に男と女では体重差があるのか一夏に倒されそうになるが素早くかわして今度は壁を蹴って一夏という壁を抜こうとした。

一夏もくらいつくが何かに感づいたのか何故かすんなりと抜かせてくれた。

この事に疑問持ちながらも追おうとするがそれが運のつき何故なら

 

「ほう貴様だったか春華に何をしたかは今は聞かんがご同行願おうか、たーてーなーし」

そう織斑千冬が居たのだ。

阿修羅すら凌駕しそうな織斑千冬が、しかも

 

「おっ織斑先生そっそれは・・・」

 

「ああこれかそれは貴様を切り刻む為だが」

と手に見せたのはIS用近接ブレード『葵』を手に持っていた。

しかも生身で軽々とちなみに両手に一本ずつ腰に左右二本ずつ合計六本

 

 

「おっ織斑先生、( ̄▽ ̄;)あのですねこっこれは」

 

「貴様の話を聞くつもりなどない返事を聞くつもりなどない春華を泣かした。それだけで充分だ。さーて覚悟は出来てるだろうな、たーてーなーしー」

 

「えっちょっと待ってこっこれは」ブツンッ

 

この日変態は楯無は死んだ。

精神的な意味でいや身体も一緒かな?by作者

 

 

 

《1025室》

さて天下の千冬が変態を裁いてる時、一夏も帰還したこの部屋ではというと・・・・

 

 

「うわーん怖かったよー。」と春夏が泣いていた。よっぽど怖かったのか一夏逹に抱きついてから離れないのだ。

 

「よしよしもう大丈夫だぞ」ナデナデ

 

「ああ千冬姉が捕まえたから大丈夫だぞー」ナデナデ

と頭ナデナデしながら春華を慰めていた。

 

この光景を見たら何と言うか大事な一人息子を愛出てる夫婦にしか見えないのは、作者である自分だけだろうか?

 

そうしてる間に春華は撫で撫でが気持ちいいのか段々大人しくゆっくり寝に入っていた。

その様子に二人とも暖かい目で見守った、が次の言葉で

「一夏お兄ちゃん箒お姉ちゃんだいしゅき~」

 

「「ブハッ」」どうやら二人とも愛が吹き出たようだ。

 

そうやって三人は1つのベッドで仲良く寝たのでした。

 

めでたしめでたし

 

 




さて変態は処刑され次はクラス代表決定戦ぐらいの話しにするつもりです。

それではまた次回よろしくお願いします。


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5.やっぱり夫婦に見えるのは作者だけかな?★

勢いで投稿しているコーちゃんです。

さて自分で書いといて何ですが欲望を優先したらアニメで言う第一期がいつになるか分かりませんですが欲望を優先しようと思います。

感想をくれた人達には感謝です。
感想貰うとつい嬉しいです。


8/2

すいません勢いで投稿してしまったため抜けている所や文字がおかしな所があるので修正させていただきます。m(__)m


チュンチュン

 

 

昨日の出来事から三人一緒に寝た一夏逹・・・

 

 

 

「んっ」どうやら箒が最初に起きたようだ。

 

「私はこのまま寝てしまったのか?」とまだ寝ぼけているが自分達の状態が分かった時一気に覚醒した。

 

カァー「わっ私はっ!」

 

状況確認1つのベッドに三人で寝て左に一夏、真ん中に春華、右に箒がちなみに一夏と箒の顔が近く一夏の腕枕に寝ている。

そして余った手は箒の手と繋がっている。

春華は箒の腕枕で両方の胸らへんに寝ている。

 

(いっいっいっ一夏の顔が吐息が手がこっこっこっこれでは夫婦ではないかっ!)と内心あらぶっていると

 

 

「んっ朝かっ!」カァー

 

と一夏も状況を把握したのか顔が赤くなった。

そしてさらに「「!」」箒と目が会いカァーーとさらに赤くなった。

 

「おっおはよう箒」

 

「あっああおはよう一夏」

 

お互いこの状況が恥ずかしくて仕方がないのだろう少しの沈黙の後

 

「じゅっ準備をせねばな、遅刻してしまうし。」

 

「そっそうだな、シャワーは箒が先で良いぞ」

 

「あっああでは先に」と箒はシャワーを浴びに行ったが一夏も内心あらぶっていた。

 

(なんだ朝の状態はあっあれじゃふっ夫婦見たいじゃねえか、それにしても箒可愛かったなって何考えているんだ!)と混乱してる中、準備する二人であった。

 

そして二人とも準備が終わる頃

 

「んっ朝なの?」と今度は春華が起きたが、まだ寝ぼけている。

 

そして二人とも親のような優しい表情で「「おはよう春華」」と二人の言葉は重なった。

 

春華も笑顔で「おはよう一夏お兄ちゃん、箒お姉ちゃん」と返されたとき

 

((ああ春華、今日も一日頑張れそうだ))

と二人とも頬が緩みきっていた。

 

「ほらっ春華、顔を洗うぞ」箒は春華と一緒に洗面所に入った。

 

「さて春華の荷物とか纏めるか」と準備をして三人で食堂に向かった。

途中部屋を出るまで何回か愛が溢れたけど・・・

 

 

 

 

 

 

《食堂》

 

さて食堂に着いた三人は春華にメニューを聞いてから席をとってもらうように頼み一夏と箒は春華の分も持ってとってもらった席に座った。

 

「そういえば春華の部屋はどうなるんだろうか?」と箒は春華の部屋の心配をした。

 

「確かに千冬姉も考えてくれてると思うけど最悪俺達の部屋に割って貰うように頼むしかねえな。」

など雑談していると「織斑君良かったら隣良いかな」とスポーツ娘が来た。

 

「別かまわないぜ」と一夏は特に考えず答えた。

 

「やったー」とスポーツ娘とあと二人のほほんとした人としっかり者のお姉さん見たいな人が座って来た。

 

 

「織斑君朝から食べるわね。」

 

「朝はこれくらい食べなきゃ体力持たないからなその分夜は少な目だ」

 

と話していると「ほらっ春華口元が汚れているぞ。」と箒が春華の口元を吹いてあげていた。

 

「しののんお母さんみたいだね。」

 

「ほんとね」

 

「春華君って一応同い年よね?織斑君」

 

「そうだけど?ああ春華急いで食べなくてもまだ時間あるぞ。」

 

「はーい」(^o^)

 

「春華、偉いぞ」と箒は言いながら頭撫で撫でした。

 

「ふにゅー」(>_<)と気持ちよさそうに撫でられていた。

 

「おーハルハルはー幸せそうだねー。」

 

「見てるこっちが和むわー」

 

「可愛いー」

 

と和んでいた皆だが箒が一番和んでいた。

 

(あ~この感触、このすべてを和ますこの小動物のような顔に声、あ~六年ぶりなのにこの変わらないかわいさ、日課にしてたこの撫で撫でが出来なくなってからどれだけ嘆いたことか、まさか一夏逹が揃って学園に来るとは神は見捨ててなかった。)

 

「それにしても織斑君逹ってさー」

一呼吸置き

「夫婦見たいだよね」

その言葉により一夏と箒は・・・・

 

 

 

 

 

 

カァーボンッ顔が真っ赤になった。

ゆでダコ見たいに真っ赤なトマト見たいに。

 

「なっなっ何を言うんだっ!」

 

「のっのほほんさん朝からんな発言しないでほしいぜ!」

 

とお互い顔が真っ赤なのは、分かっているので一生懸命誤魔化していた。

 

「おー織斑君逹、顔真っ赤っか」

 

「見ていて初々しいね」

 

「いっ一夏さっ先に・・行ってるぞ」

と箒が恥ずかしさの余り逃げ出そうとした時

 

「ごちそうさまでした。」

どうやら春華も食べ終わったようだ。

その時、一夏はチャンスと言わんばかりに

 

「そっそっかじゃあ春華俺達も行くぞ」

と箒と一緒に離脱しようとした一夏が春華の食器を返しに行ったがその事に春華は

 

「ふにゅ?」状況が分からない春華であった。

 

「ハルハルはまだ分からなくて良いのだよー」なでなで

 

「ふにゅー」(>_<)

 

「春華ちゃん織斑君逹、追いかけたら?」

 

「うんっまたきょうしつ」

 

「ええまたあとでねー」

 

トテチテトテチテ春華は可愛らしい歩き方で一夏逹を追いかけて行ったのでした。

 

 

 

ちなみに春華の食事風景を見ていた人逹は和んでいたり愛が溢れて倒れていたりと食堂の掃除が大変だったとの、事です。

 

 

 

 




さて次回はやっとセシリアの所に行けそうかな?

ちなみに春華の恋愛ネタはまだ固まっていないのでかなり遅くなりますよ♪


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6.大切な人達が馬鹿にされれば怒るのは当然 ( ̄^ ̄)

さてやっと決闘前の話にこれたよ。

長らく間が空きすいませんでした。

春華は怒りますよ。
大好きな人逹が馬鹿にされれば怒るのは当たり前それではどうぞ







さて朝から恥ずかしい思いをした二人、一夏と箒に状況が分からない春華は教室に着くのであった。

 

 

「春華授業頑張れよ。」

 

「お兄ちゃんも教本頑張る」

 

「うっそっそれは・・・」

回りよりも自分が頑張らねーといけない一夏であった。

 

「授業を始めるぞ、三つ数える内に座れ出来ないなら分かっているな。」と千冬が出席簿を見せると全員が顔を青ざめてから急いで座った。

 

「さて授業を始めるがその前に来月に行われる学年別トーナメントのクラス代表を決める。

クラス代表はその名の通り行事や委員会、他にもクラスを纏めるなど、まあ学級委員見たいな物だ。

自薦、推薦どちらでも構わん誰かいるか?」

 

 

「はいはい織斑君を推薦します。」

 

「あっ私もー」

 

「おっ俺!」

 

「それなら春華ちゃん、推薦します。」

 

「私もハルハル推薦する~」

とまあ大体の人は予想できる推薦だ。

 

「ちょっまおっ俺は」まああからさまにやりたくなかったんだろう

 

「黙れ、それと推薦された者に拒否権は無い。」

(俺に人権はないのか!ってじゃなくって)

「ッあっでも責めて春華は」

そう今でもIS学園のペースに体力が追い付いてないのに仮にやろうものなら数日で倒れるだろうそれほどまでに体が幼いのだ。

 

「ふむ、確かにそうだな」

さすがの千冬でも不味いと思ったのだろう。

 

「春華は副代表にでも着いて貰う、構わないか?」さすがに今から自分の言葉を撤回するわけにはいかないので多少負担が少ない副代表を勧めた。

 

「うちもやるぅん」と春華もやる気はあるようだ。

(お兄ちゃんと一緒にできるん)

 

 

「ふむ、他にはいないか?いないなら無投票当選になるが・・・」

 

「まあ春華と一緒だしがんばり『バンッ』「そのような選出は認められませんわっ!」ってえ?」一夏も諦めが着いたが机を叩き立ち上がった者がいた。

セシリアだ。

 

 

「実力から行けばこのわたくしがクラス代表になるのは当然。

それを物珍しいからという理由で極東の猿なんかにされては困ります!わたくしはISの技術の修練にこのような島国まで来ているのであって、サーカスをしに来たわけではありませんわ!」

 

イラッ(むっうちならまだしもお兄ちゃん逹を馬鹿にするとは)

 

イラッ(俺はまだしも春華逹を馬鹿にするとは)

 

ピキ(ほう小娘いい度胸だな、沈めるか。)

 

 

「いいですか!?クラス代表は実力トップ のわたくしがなるべきですわ!大体文化と して後進的な国で暮らさなくてはならないこと自体、わたくしには耐え難い苦痛 で・・」

 

「イギリスだってたい「いい加減にするのっ!」春華?!」一夏は驚いた普段怒ることなど全くない春華が怒っているのだ。

理由はわかるが・・・

 

「うちならまだしもお兄ちゃん逹を馬鹿にするのは許せない!」

 

「なっ私がいつ貴方以外を馬鹿にしたと?」

 

「本当に分かってないなら小学校からやり直しを進めるん」

 

「なっばっばっ馬鹿にしてるんですかこのセシリア オルコットを」

 

「そうだよ、なら『極東の猿』の意味どうやればうちらだけになるの?その言葉は日本人全員に言ってる事になるんだよ。

しかも初代ブリュンヒルデの千冬お姉ちゃんにISを生み出した束お姉ちゃんを馬鹿にしてるのと一緒これぐらい言えば分かるよね。

それにISを権力の象徴として使ってる人に言われる筋合いはないの。」

その言葉にクラスの皆は様々な感情を抱いた。

 

「なっ何をISは宇宙へ進出するためですわ、貴方、どう考えればそのような考えになるのですか?大体・・」

 

「「いい加減にしろ(よ)」」

そう言い出したのは一夏と箒だった。

因みにお兄ちゃんお姉ちゃんモード発動

 

「なっ人が話しているといると言うのにいきなり「黙れっ」ひっ」

セシリアは言い返せなかった。

鬼でも逃げ出しそうなほどの言葉では表せない何かを纏っていた。

 

「悪いがいい加減、堪忍袋の緒が切れた。

話を聞いてれば好き勝手いいよって」

 

「まったくだ、そんなにやりたいなら自薦すればいい話だろ、それとも自分が推薦されるだろうと自惚れていたわけ無いだろな」

 

「わっ私は」

 

「「それにっ!」」

 

「「大切な人達が馬鹿にされれば怒るのは当たり前だ!」」

その言葉で回りが静かになると

 

「よし、そこまでだクラス代表は一週間後の模擬戦で決める。

異論は無いな?」

 

「ああ俺はかまわねーぜ」

 

「んっどうしたセシリア異論があるのか?」

 

「いっいえ異論はありませんわ。」

 

「ふむ、ああそれとセシリア」

 

「はっはい!?」

さすがに自分がはっした言葉を理解したのか固まっていた。緊張気味だ。

 

「これは教師ではなく1人の姉として言っとく」千冬は一呼吸置き

 

「次に弟逹を馬鹿にしてみろ沈めるぞ小娘が(殺意)」そう言い殺意のこもった言葉をセシリアに向けた。

 

「はっはひ」ガタガタブルブル

もうセシリアのLIFEはゼロだろう色んな意味で怯えているし。

 

「それでは一週間までに各々準備をする事いいな?この話はこれにて終了だ。《キーンコーンカーンコーン》ふむ授業もこれで終了だ。

では解散」パンッ

 

さてクラスの皆は分かっただろう身内や恋人に友人が馬鹿にされれば怒るのは当然であると・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回は春華の専用機の伏線みたいなはなしです。

さて新たに一夏と箒にお兄ちゃんお姉ちゃんモードの設定追加です。


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7.束お姉ちゃんからのプレゼント

さてお久しぶりです。
今回は束さん登場ですよ。
春華の専用機の伏線であります。
それではどうぞ


さてさて一悶着あった後のお昼頃一夏逹は食堂にて一週間後の決闘に備えて話していたのでした。

 

《食堂》

 

 

「なあ箒」

 

「なんだ一夏?」

 

「ISを動かすので大事なのってなんだ?」

 

「うちも思った」

そう本来男が動かすのは前代未聞なため授業などは大学など専門に進んでから学ぶがうごかすはないのだから当たり前な質問だった。

 

「うむ、ISを動かすならイメージと体だ。

イメージはISを動かすなら大事な事だ、飛ぶのも歩くも全てイメージだからな。

それと体は分かるだろ?」

 

「あっそっか鎧のようなもんだから身体能力に左右されると・・・ってそれって!」

 

「うち・・・体・・問題ありすぎ・・・なの」

チーン南無

そう春華には難題だ、いろんな意味で

 

「あー、一夏なら基礎知識さえ覚えればなんとかなるかもしれんが春華はヤバイな、そう言えば基礎知識は覚えたのか春華?」

 

「覚えてるん、けど体が・・・」

春華のテンションは下がりまくりだ。

 

「あーでも千冬姉が確か春華は決まっているからISを動かす為の建前とか言ってたな。」

 

「でも殺るからには勝つのが普通なの」

春華もやるからには勝ちたいのだろう。

 

「春華、字がおかしいが確かにそうだよなー言い出したからには勝ちにいきたいよな」

 

「うむ、しかし難題だ」

 

そうやって行き詰まっていると

 

 

 

 

「ねえ、あなた逹が噂の生徒かしら」

とショートで栗色の髪をした人が話し掛けてきた。

リボンの色から先輩であることが分かる。

 

「はぁーそうかもしれませんね。」

 

「あなた逹、代表候補生と戦うって聞いたけど本当なの?」

 

「そうですけどそれが何か?」

 

「あなた、ISどのくらい動かしてるの?」

 

「20分ぐらいです。」

 

「それじゃいくらなんでも勝てないわよ。

ISは操縦時間で変化するんだら代表候補生なら300時間ぐらいはやっているわよ。」

 

「時間で決まるの?」

 

「そうよ弟君、それでお姉さんが教えてあげようか手取り足取りっね」そう言いながら春華に色っぽくよってきたが相手が春華なので当然・・・

 

 

 

 

「「春華に何をするんだっ!」」と一夏と箒は春華を先輩から引き離した。

 

「えっ!?何、わたしは弟君に話してただけなんだけど?」

 

「「春華の顔を見てから言え」」

 

「えっ!?」

そう言われ春華の顔を見てみると・・・

 

春華はガタガタブルブル震えながら顔が青ざめておりそして涙目になっていた。

 

「えっとなんでそんなに怯えているのかな?」

 

「ふっ当たり前だ、入学初日から春華は襲われかけたんだ警戒するなという方が無理あるだろうが」と言う一夏と

 

「よしよーし大丈夫だぞー 」と慰めてる箒であった。

 

「襲われったって?何?」

 

「言葉のままですよ。」

 

「えっえっ??」混乱している先輩を置いて

 

「それにISなら幼馴染みに聞くのでいいです」

と一夏は誘いを断った。

 

「でっでも一年より先輩の私の方が色々教えられそうだけど?」見事に食い下がらない先輩、まあ男の俺らを利用して何かしたいんだろうな。

 

「先輩それでも俺は箒を信頼してるから頼んだんです。

ですからお断りさせていただきます。」と恥ずかしい事を堂々と断った。

そして箒はというと

 

カァー「おっお前は何をいってるんだ!」

 

「えっ何かおかしな事言ったか?」

まあ一夏にとってはというだけで回りからは恥ずかしい台詞にしか聴こえないのである。

 

「ハァーそうだった私がバカだった」

 

「お兄ちゃん、鈍感過ぎるの」

 

「いいわ良かったらまた声かけてちょうだい」

そう言い先輩は去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は経って放課後

 

 

「春華あれから部屋の話はきたのか?」

うんやはり心配だ。

「んーん、きてないよお兄ちゃん」

 

「仕方ない私達の部屋に泊まっていけ春華」

と話していると

 

「部屋なら大丈夫だ」

 

「千冬姉?」

 

「織斑先生だ、それと春華、今日から私の部屋で過ごせ荷物はもう済ませている。

これがカードキーだ。

と言ってもマスターキーだから一夏達の部屋にも入れるから好きなようにすればいい。」

と春華にキーを渡した。

 

「わかったー」(^o^)

 

「そっか千冬さんの部屋かなら安心だ。」

 

「ああ俺も安心したぜ」と一夏達は安心してた。

 

「さて私も今日の仕事は片付けたから久々に一緒に食べるか」

 

「!本当なの」

 

「ああ」

 

「ワーイ\(^o^)/」ぴょーんぴょーん

 

「久しぶりだな千冬姉」

 

「私もいいですか?」

 

「構わんが篠ノ之いや箒、束には連絡しているのか?」

 

「ええ毎日一回は電話してますよ。

相変わらずですよ。

自由奔放で」

 

グイグイ「んっはやくいくー」

 

「慌てるな食べ物は逃げない、それと夕飯は私の部屋に来ればいい食材はあるから一夏にでも作ってもらうか」

 

ピコーン「ならなおさらいくっ」

 

その後は少なからず幸せな時間だった。

箒に六年間の空白の事を話してもらったり昔の事を思い出したり春華が先に寝てからはお互い持ち合わせている春華の秘蔵の数々の写真を交換していた。

それから時間が経ち夜の12時頃

 

 

 

「ん~トイレ」そう春華はたまたま起きて寝ぼけながらトイレに向かった。

IS学園の部屋にはトイレがないので各階にある共同のトイレを使うのである。

それから問題なく帰っている途中見慣れた耳が見えた。

 

ピコピコ ピコピコ

 

ゴシゴシ「もしかして?」

春華は耳?の方に歩いたようやく見えるようになったとき

 

ダキッ ムギュー

 

自分の頭が柔らかい何かに包まれた。

正直、窒息しそうです。

ジタバタ暴れていたら

 

「はーちゃんは恥ずかしがり屋だね~」

 

その言葉に相手が誰か分かった。

「ぷはっ束お姉ちゃん?」

 

「そう束お姉ちゃんだよ~、はーちゃん」

 

カァー

 

「はーちゃん真っ赤っかだね」

 

「はーなーせー」ジタバタ

束は下ろしたが「むー」ポカポカ

 

「もーうはーちゃんたらもー少し堪能すればいいのにー」

 

「恥ずかしいもん」ぷんぷん

 

「はっはっはっそれよりも予定外だけどはーちゃんに会えたしはいこれ」

そう言い渡されたのはくまさんに背中にリボンがある可愛いぬいぐるみでした。

 

「昔描いたベアッガイさんだ~」

 

「フッフッフッそれは、はーちゃんの入学祝いだよ~」

 

「入学祝い?」

 

「そうだよ~今日はそれを渡しにきたのだよーじゃっそろそろ束お姉ちゃんはこれにてさらばなのだ。」と束は去ろうとした時

 

「束お姉ちゃん」

春華が呼びとどめた

「なーに?」

 

満面の笑顔で

「ありがとう束お姉ちゃんだいしゅきだよ。」

 

ぶしゃー、愛が滝のように溢れたがそのまま消えたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?
自分としてはましな束さんにしてみたよ。
次はバトルまで行きたいと思います。
ご感想などよろしくお願いいたします。


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8.春華の特訓


お久しぶりです?
長らくお待たせしました。
ネタが纏まんなかったけどやっと書けました。
あと感想もありがとうございました。



千冬side

 

朝4:00

 

私の朝は早い。

現役を退いた今でも日課は続けている。

体が鈍るからなトレーニングは劣らない。

ランキングやストレッチ等を一時間ぐらいやって部屋に戻って準備をすれば大体良い時間になる。

「ふぅー」

さて一通り終わったので部屋に戻ろうとした時遠くに人影が見えたが自分には関係ないと行こうとしたが見逃せない物があった。

「あれは昔、春華が描いたクマか?」

そう顔は見えないがその人影が背中に背負ってる?のは春華が幼稚園の時に描いた物だ。

千冬は気になって人影の方へと向かった。

ようやく顔が見える所まできたがびっくりした。

 

「春華?!」

そう人影の正体は春華だったのでした。

「お姉ちゃん?どうしたの?」

 

「いや何でもないが春華はここで何してるんだ?」

 

「準備運動なの」キリッ

因みに今の春華の格好は学校が支給したISスーツに背中にベアッガイⅢのぬいぐるみを背負っているのでした。(因みにぬいぐるみはまだ誰も知らないよ)

 

「しかしいきなりどうした?前は時間はバラバラだが反復練習で体に覚え込ませるぐらいだったと思うが」そう春華は一応竹刀を振ったり等していたが今のは明らかに時間が早いしこんなに準備をしっかりしているのは今までの記憶の中にはないのだから。

 

「少しでも勝てるようにするためなの」

 

「春華」

千冬からしてもまだ基礎知識などを覚えば一夏は勝目があるかも知れないが春華の場合は絶望的だ。

仮に知識があっても身体能力がなければ戦闘なんかは数分しか持たないだろうそれ以前に普通の起動制御でも体にかかる負担は通常の倍以上があると思われる。

この学園の生徒は基本的に運動は出来るむしろ出来ないような者は試験に落ちてる場合が多いからな。

 

「お姉ちゃん、言いたいことは分かるよ。

でもお姉ちゃん達をバカにしたのは許せないしISがあるから調子にのるのも許せないだから

一%でも勝率を上げるためにやれることをやる、うちが成長が遅いのは分かっても諦めるつもりはない」と強い眼差しで所々噛んだりろれつが回ってなかったりするが決意は固いようだった。

 

「そうか、なら春華」

 

「なぁあーにお姉ちゃん?」

千冬は少し微笑みながら

「教師としては片方だけは出来ないが姉としては言える、・・・ガンバれ春華」

そう言い頭なでなでをするのであった。

 

「ふにゅー、ありがとうお姉ちゃん、でも一夏お兄ちゃんにもそのぐらい素直に言えば良いのに」と春華は日頃照れ隠しできつめに入る千冬の行動を見透かしていた。

 

「まったく何を言ってるあいつにはあれぐらいで充分だ。それと時間を取らせてすまなかったな朝遅れるなよ」

 

「また後でねお姉ちゃん♪」そういい春華はランニングを始めたのであったが千冬は耐えていた溢れでそうな愛をだが今は居ないので

 

 

ドバババババハ

 

ダムが決壊したように溢れたのであった。

(春華、成長していてお姉ちゃんは嬉しいぞっじゃなくって何故私はカメラを持っていないなんだあの生物兵器は春華の可愛さにあの小さいお尻からハミケツしていてぷりんぷりんしていてあの細くて人形のような手足も今では剥き出し更にぬいぐるみが着くことで更にエロさが増して・・・)と暴走している千冬であった。

 

さてこの後、春華のランニング等を目撃した人はたまたま後ろから話し掛けようとしたが余りのエロさに愛が溢れて離脱するものが後を絶えなかった。

その後朝のSHLには朝練をしている大半の生徒が遅れるまたは途中から参加になった。

理由はまともに話していないが先生達は何かを感じ取ったようである。

 

 

sideout

 

そして変わり授業中

 

「織斑、お前のISは少し時間が掛かる。」

 

「えっ?!」

いきなり言われて何の事なのか分からずにいた一夏だが

 

「学園の方で専用機を用意するそうだ。」

 

そう言うと周りからはいいなーとか私も欲しいとか言っていたが思った事があった。

 

「えっと千冬姉じゃなくて織斑先生」

 

「なんだ?」

 

「たしかかなり貴重なのは分かるけど春華は無いのか?」とまあ自分がモルモット扱いされているのはわかっているがそれなら春華にもあっても良いような気がするが・・・千冬が呆れたように

 

「お前な春華に下手なピーキーかつトンデモ試作機に乗せられる訳ないだろうが」

 

「あっ確かに」

そう確かISには絶対防御があるらしいがそれも完璧じゃないとか言ってたっけそう考えると今は訓練機で慣らした方が良いかもしれない。

その中で

 

「あの~もしかして篠ノ之さんって篠ノ之博士の関係者だったりしますか?」と質問されて千冬は一夏と箒にアイコンタクトしてから

 

「そうだ、篠ノ之は束の妹だ」そう言った瞬間に

「えーすごーい」

「このクラスに有名人がまだいたなんて」

「ねぇ束博士ってどんな感じなの」

「篠ノ之さんも天才なの」

など来るが箒が言おうとする前に

 

「束お姉ちゃんは束お姉ちゃん、箒お姉ちゃんは箒お姉ちゃん同一人物じゃないのっ!」

と春華が軽く怒っているのはなんとなく分かる怒り顔も可愛いがその言葉を聞いて皆は

 

「そうよね、ごめんなさい」

「天才がいると苦労するよね」

「同一人物じゃないもんね」

など謝罪の言葉が返ってきた。

とまあこれを機に少しだけクラスに馴染んでいくであろう。

 

そして授業が終わり春華はたまたま窓から見えた猫を描きたいと思いノートの空きページに描こうと思ったが・・・

 

「ちょっとあなた呑気にしてますけどまさか訓練機で戦うおつもりですか?」

セシリアが絡んできた。

それとなんと当たり前な事を

 

「専用機持ってないからそうなるよ?」

なぜそんな事をさっきの授業聞いてないのかな?

 

「まっまあ今ここで「きーさーまー」ひっ!」

とセシリアは顔を青く冷や汗をかきながらギッギッギっと振り返ると

 

「性懲りもせずに春華に絡むとは」

 

「どうやらここで仕留めたほうがいいのか?」

と一夏と箒がいた。

うんめっさ怖いです。

余りの怖さに無言でセシリアは去った。

 

「春華大丈夫か?」

 

「うん大丈夫だよ一夏お兄ちゃん」

 

「しかし一夏、もう完膚なきまでやるしか無さそうだな」

 

「ああ絶対に勝つ」と一夏達は闘志を燃やしていりのでした。

 

 

一方とあるラボでは

 

《我輩は猫であるまだ名前はない》

 

「ああ早く来ないかなプリティーでラブリーな春ちゃん撮りたいし勇ましいいっくんも見たいし早く来ないかな~模擬戦の日」

 

と待ちきれなさそうなウサギがいるのでした。

 

あと学園の掃除が大変だと嘆いてる人がいるとかぬいぐるみを束から貰ったと一夏達に話したらあの人がやっと少しまともになったかと泣いてるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





さて次回は一夏達の涙が無駄にさっきの↑

一夏は兄の意地を見せる
など書かせていただきます。
感想などよろしくお願いいたします。






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9.あの時の涙を返せーーーby一夏、箒、千冬

お久し振りです。
リアルが忙しくなり結構空いてしまったがやっと投稿出来ました。
今回は一夏メインでいきますよ。
戦闘ですが苦手ですので変な所があったら教えて下さい。
一夏VSセシリア戦どうぞ


さて模擬戦までの1週間は終わりいよいよ試合が始まろうとしていた。

一応、対戦の順番は

 

一回戦 一夏VSセシリア

 

二回戦 セシリアVS春華

 

三回戦 春華VS一夏

 

となっている。

 

さてその頃、一夏達は

 

 

《ピットA》

 

さて今、此処には一夏達がいるがちょっと問題が発生、専用機が届いて居ないのだ。

 

「お兄ちゃんのまだなのかな?」

早く見たいです。

 

「そうだなって言うか来ないと困るぜ」

 

「正直、打鉄のような近接メインじゃないともっとこまると思うが」うんだって剣道しかやってないもんね。

 

と雑談していると

 

「ハァーハァーおっ織斑君来ましたよ。織斑君の専用機が」

とかなり急いで此方に来た。

 

「織斑、時間がないのでなフォーマットとフィッチングは実戦でやれ。」

千冬お姉ちゃんがそう言い山田先生は一夏お兄ちゃんを引っ張って行った。

うちと箒お姉ちゃんも着いていきました。

 

そして床が開くとゆっくり上がって来た。

「これが・・・」

と一夏お兄ちゃんは言葉を洩らした。

 

「はいっこれが織斑君の専用機『白式』です」

うちから見た印象は騎士のような感じだけど白くないので名前と違うのではと思った。

 

「ん?」一夏お兄ちゃんは初めて触った時と同じことをしたけど違和感があるのかな?

「あの時とは違うな?」

 

「大丈夫ですか織斑君?」

 

「あっすいません大丈夫です」

 

「織斑、背中を預けるように乗ればいい」

言われたように乗る一夏お兄ちゃん。

 

 

「一夏、大丈夫か?」

あっ千冬お姉ちゃんのレアセリフだ。

心配してるんだね♪

 

「ああ問題ないぜ千冬姉、箒、春華いってくる」

 

「うむ、絶対勝ってこい一夏」

 

「お兄ちゃん頑張って」

そして一夏お兄ちゃんはカタパルトに乗り

「白式、行くぜ」

飛び立ったのである。

 

 

 

一夏side

 

 

 

さていよいよ始まるこの勝負何がなにがなんでも勝ってやる。

所定の位置に着いた俺はセシリアから通信が入った。

 

「あら、逃げずに来ましたのね」

 

「逃げる?冗談じゃない。勝負を捨てるのは俺の主義じゃないぜ」

 

「最後のチャンスをあげますわ」

 

「チャンスって?」

因みに試合のブザーは鳴っている。

「わたくしが勝利するのは自明の理・・・ですからボロボロの惨めな姿を晒したくなければ今ここで謝るというのなら許して差し上げないこともなくってよ?」

 

《警告、敵ISにロックオンされております》

「家族をバカにした奴にチャンスを貰うつもりはないぜ」

 

「そうですか?ではお別れですわね」

その言葉と同時にセシリアの持つ大きな銃から光が放たれた。

 

ビュンッ

 

「よっと」

だが一夏は軽く避けた。

 

「なっ?!」初撃を避けられたのにビックリしたが「運がいいですわね。さあ踊りなさい、このわたくしセシリア・オルコットとブルーティアーズの奏でるワルツで」

 

ビシュゥゥ ビシュゥゥとどんどん撃ってくる。

 

「くっ何か武器は?」

と思ったら武器一覧が出たが

 

《名称不明近接ブレード×1のみ》

 

(おいっせめて銃を一丁くらい入れて欲しいぞこれは・・・んっでも使い方解んないから刀一本でいいかもそれに特訓の成果あったな)

そう一夏もただ剣道をやっていた訳ではない。

セシリアに何としても勝つために箒に突きを多めにやってもらったりクラスの中で色々情報を集め更に放課後、山田先生に補習してもらったりと色々やってきたのだ。

因みにクラスで協力してくれた人は特訓していた春華を見た人話した人である。

 

「ないより増しだ」と刀をコールした。

 

「中距離射撃型に近接ブレードとは笑止ですわ」とブルーティアーズのアンロックユニットから分離して一夏の方に飛んで行った。

 

ビシュゥゥ

 

「うおっ!」

間一髪避けるがビームの雨が襲う。

 

「ふふっこのブルーティアーズから逃げられると思いまして?」

 

ビシュゥゥ ビシュゥゥ ビシュゥゥ

 

時間差による攻撃四方八方に展開するBT(以後これで)一夏も流石に避けれず何発か貰った。

 

(くそっ何かしなきゃ負けるけど何か何かなかったか思い出せ俺)と今までの事を思い出すと気付いた事があった。

 

 

(そういやセシリア何であの銃とBTって奴を同時にやらないんだ?それにBTを出してる時アイツは動いてない?試してみるか)と一夏は隙をわざと作り試してみた。

 

「あなた、さっきから避けてばかりでいますがなめてますの?」と回避ばかりの一夏に呆れていたが一夏の判断材料が揃った。

 

(やっぱり、同時に使えないし移動も出来ない更に俺の一番反応しづらい場所から狙ってくる。俺がコントロールすれば勝機はある!)そう今こそ実行しようとした時、聞き捨てならぬセリフを聞いた。

 

「全く、本当にヤル気はあるのですか?兄がこれでは弟の方もたかが知れてますわね」

 

(な・ん・だ・と)

プッチン その音はアリーナ全体に広がった。

 

「なっなんですの今の音は・・・!」

セシリアの言葉は止まった目の前の謎のオーラを纏い顔は影で見えないが怒ってるのは分かる。背後にゴゴゴゴゴと文字が見えるのは気のせいかな?

 

「お前みたいな奴が春華を・・春華をバカにするんじゃねーーーーー!」

 

ドンッと機体の性能に物を言わせた加速で一夏は一直線に突撃した。

 

「ひっ」対するセシリアは完全に蹴落とされていた。

「ですが直線ならこうですわ」とBTで一夏に対して攻撃したが。

 

クルッと方向転換をして

 

ズバッとビットの1つを斬った。

そしてズバッ

またズバッ

もういっちょズバッ

 

一夏は一つ目のビットを斬ったら今度は最短距離で二つ目を斬りそして爆発しなかったビットをそのままの残りのビットに投げ射線を変えてその間に斬った。

 

「えっ?!」セシリアは固まった。ものの数分でビットを消失したのだから。

 

「うぉぉぉぉぉぉ」

と一夏はセシリアに突っ込んだが

 

「まっまだミサイルがありましてよ」

と残りのミサイル型ビットを放った。

 

「まずっ!」ととうり際に一つ斬り落としたが

 

ドカーン

 

もう1つのミサイルが命中してしまった。

 

「ふぅ少々驚きましたが所詮は男ですわね」

とセシリアは勝利を確信しようとしたが

 

「まだ終わってないぜっ」

煙の中から声がした。

徐々に晴れていき現れたのは

先程の銀色の白式ではなく白くそして全体的に印象が変わっている装甲も色も武器もその中で驚いているのはセシリアだ。

 

「あっあなたまさかいっ今まで初期設定の機体で戦っていたと言うのですか!?」

 

「どうやらそうらしいな」

(この武器、千冬姉の・・・)

《雪片弍型》

(ふっ最高だ。まさか同じスタートラインに立てるなんて)

一夏は雪片をセシリアに向けて

「俺は勝つ」

 

「いいえ、わたくしですわ」

とミサイルを放つが

 

「同じ手は食わねー」

ズバッとミサイルを斬りそしてセシリアを

 

「うぉぉぉぉぉぉ」と一夏が斬ろうとした。

セシリアも恐怖のあまり目を閉じたが・・・いつまでたってもこないので目を開けたら。

 

「何故、斬りませんの?」

セシリアは思った。

斬れば勝つと言うのに

「春華の言葉を思い出してな」

 

「弟さんの・・言葉?」

 

「春華が言ってたろ、ISは権力の象徴じゃないって」そしてそのまま言葉を続けた。

「今の俺は怒りに任せて斬ろうとしていた。それじゃ春華の言ったとうりになる。だから止めたんだ。」

 

「本当に大切にしてらっしゃるのですね弟さんを・・・」

 

その言葉を聞いて一夏は笑顔で

「ああ、俺の心をいつも支えてくれてる。最高の弟さ」

その言葉と笑顔にセシリアは

(なんだか負けた理由が分かる気がしますわ)

「わたくしの負けです、けどなんだか清々しいですわ」そこで

 

ビーーーーー

 

『勝者、織斑一夏』

 

「また勝負してくれないかセシリア?」

 

「ええその時こそ全身全霊でお相手いたしますわ」

 

そう言い二人は別れた

 

sideout

 

《Aピット》

 

「お兄ちゃんっ」

と春華が一夏に向かって走ってきた。

 

「勝ったぜ春華」

 

「うんっ」

そして箒と千冬も

 

「一夏・・・その・・かっこよかったぞ」

 

「よく春華の言葉を思い出したな一夏」

と照れる箒とレアな千冬であった。

 

「さて次は春華だな頑張れよ」

 

「うん、一夏お兄ちゃん、うちもがんばるぅん」春華もヤル気は充分のようだ。

そこで箒から

「そう言えば春華、そのいつまで持ってる気だ。ぬいぐるみを・・・」

そう春華はぬいぐるみを貰った日から肌身離さず持ってるのだ。

 

「束お姉ちゃんがうちの試合が始まるまでぬいぐるみを持っていてって言ってたから持ってるしうちも持っていたい」

 

「「「!!!」」」

 

一夏、箒、千冬は物凄く嫌な予感がした。

 

「ちっ千冬姉なんか嫌な予感が」

 

「ああ私もだ」

 

「まさか姉さん・・・ぬいぐるみに?」

その時

『ピンポンピンポーン大正解だよー』

といきなりピットの画面に

 

「ねっ姉さん!」

そう束が映っていた。

 

『そうだよ箒ちゃん束お姉さんだよー』

と束が話してる時

 

ピカーっと光ったのでみんなが向くと

 

「こっこれは・・・」

誰かが言葉を漏らしたが今はそんなところではない。

 

ISを纏った春華が居た。

 

『どうどうはーちゃんの為に作った専用機ベアッガイⅡはけもみみにしっぽ、デフォルメした手足にはーちゃん専用ISスーツに専用カラーをのせたこの出来はってちーちゃん、いっくん、箒ちゃんどうしたの?」

 

三人共色々とプルプルしている。

 

「「「あの時の・・・」」」

 

『えっ?』

 

「「「あの時の涙を返せーーー!」」」

 

『えっ何、束さんの為に泣いてくれたの?』

 

「姉さんがやっと少しはましになったと思えばこう言うことかーー!」箒は怒り。

 

「バカに期待した私がバカだった」千冬は呆れて。

 

「束さん・・・やべ、言葉が出ねえ」一夏は諦めた。

 

『ちょっと・・・束さんの扱い酷くない?』

 

そして春華は

「おー」

自分が纏っているベアッガイⅡを見ていた。

 

『どうどうはーちゃんベアッガイⅡの感想は?』

 

「ふわふわでいいけどこれ戦闘用?」

 

『大丈夫だよ、はーちゃんそれはIS本来の使用法に乗っ取って製作したから武装も必要最低限しか積んでないしねーあっ試合頑張ってね』

その言葉を聞いて皆、諦めたようである。

 

「うんっ」

そして皆も春華に

「春華、ファイトだ」一夏

 

「春華、怪我だけはするなよ」箒

 

「春華、頑張れ」千冬

 

「うんっでわ」

カタパルトにのり

「ベアッガイⅡ、行きます。」

 

こうして二回戦が始まるのてあった。

 

因みに春華が行った後

 

「春華、エロくないか」

 

「そうだな一夏」

 

「試合は永久保存だな」

普通に話していると思うが実際は愛が溢れながら話しているのでした。

山田先生は春華を見てすぐに愛を吹き出しながら気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて次回は春華の戦闘と夜のパーティーまでを予定にしております。
最初からベアッガイⅢじゃなくて初期設定は一個前のベアッガイⅡですよ。
ご感想などお願いいたします。


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10.こんな可愛いの撃てるはずありませんわーーー。by セシリア

お久し振りです。
大変お待たせしました。
なんか確認したらお気に入り200越してたのでびっくりです。
今回は春華の試合の話を・・・うん下手だ。
違和感あったら教えてください。
それではどうぞ。


さてさて春華のデビュー戦の試合が始まりす。

 

 

さて春華は初めて飛びたとうと・・・あれ?

 

 

セシリアside

 

わたくしはアリーナの所定位置で待機していました。

それにちゃんと謝罪をしなければと思えば春華さんが出てきましたが・・・えっ!?

 

そのまま春華さんは落下してゆき

 

「ふにゅっ」

 

ヒューーっ ポヨーン ポヨーン シュタッフルフル

 

なっなんと言うのでしょう?

(かっ可愛いですわ)キューン

 

sideout

 

 

春華side

 

うちは今カタパルトに乗って出る所までは良かったけど飛ぶイメージが固まらずボールのように落ちてしまいました。

それから通信が入ったのです。

 

「あっあの大丈夫ですか?春華さん」

 

(あれ?なんかやさしいあっもしかして)

「大丈夫なの、イメージが固まってなかったので」うんっそれは本当、因みに宇宙という海を泳ぐイメージ

 

そして観客席は・・・

 

「何、あのエロティックなのは」

「我が人生に悔い無し」

「メディーーーーーック」

「カワイイよーーー春たーん」

「今晩のオカズゲット、ハァハァ」

うん・・・色々危ない

 

そしてうちはある確認をするためにオープンチャンネルとは別のプライベートチャンネルでセシリアさんに通信をした。

 

脳内でお話しするので聞かれる事はない。

 

 

「どうしたのですかプライベートチャンネルをお使いになって?」セシリアにとっては意図は分かってない。

 

「じゃあ単刀直入、一夏お兄ちゃんに惚れたでしょう」

 

「!!!」セシリアは表情こそ平常を保っているが内心があらぶった。

(何故ですのーーー。たしか春華さんはルールの為に別室で待機して試合を見てないはずですのに!」

更に春華の言葉は続き

 

「バレバレだよ。それに一夏お兄ちゃんに惚れたなら覚悟しといた方が良いの」

 

「何故ですの?」セシリアにとっては何の覚悟か気になった。

 

「一夏お兄ちゃんは難攻不落の要塞だからね、たとえ世界中の核ミサイルを撃たれても墜ちないほどのね」

 

「たったしかに・・・覚悟は必要ですわね」

うんだって付き合ってくれを買い物と勘違いするし好意を寄せても気付かないしね。

 

そして確認が済んだので所定位置まで移動したら今度はオープンチャンネルで通信がきた。

 

「あっあのー・・春華さん?」

 

「どうしたの?」

 

「そっそれは一体・・・」

そう誰だってそう思うISとは名ばかりのコスプレのようにしか見えないのだから。

 

「ベアッガイⅡなのです」キリッ

 

(くぅーなんですのこの胸の奥から湧いてくるこの感覚は?)それは母性本能です。by作者

そこでアナウンスが入り。

『それでは両者試合を開始します。カウントダウン五秒前、3、2、1、ビーーーーー』

始まった。

 

「最初の一撃、貰いますわ」バシュー

とセシリアは先に攻撃をした。

春華は反応が遅れて直撃を喰らったと誰もが思った時予想外の事がおきた。

 

ムニューーーポヨンッ

なんと当たったと思ったら装甲がクッションのようにへこみそこからゴムボールのようにビームが跳ね返ったのだ。

「なっなっななななななんですのーーーーー」

そして皆が思ってるであろう事を声を大にしてセシリアが叫んだ。

それはピットでも同じだった。

 

 

《ピット》

 

「なっなんだ今のは!?」

 

「ビームが・・・跳ね返った!?」

 

「おいっ束、説明しろ!」

と箒、一夏、千冬の順でした。

 

『はっはっはー説明しよー。あれはわたしが宇宙で見つけた合金《春ちゃん合金》なのだー』

 

「ねっ姉さん名前はともかくどういう合金何ですか?」うん今のは説明じゃないしね。

 

『慌てない慌てないあれは偶然、見つけた合金でね。ゴムのように伸縮自在で打撃や斬撃、その他諸々に対する現時点では最大の防御力を持つ合金なのだー』

 

「束さん、因みに名前に関しては?」

うん束でももう少しまともな名前にするはず。

 

『見つけたのがちょうどいっくん達が対決するのが決まった時で、ぷにぷにした合金に手元にあったベアッガイⅢの絵を見た時ピーンときたわけ最初にはーちゃんの為に使おうってだから春ちゃん合金なのだー』

と説明をしてもらったが気になった事があった。

 

「束、先程の話だとベアッガイは作業用なのか?」

 

『そうだよ、ベアッガイは作業や探索をするためのISだからね』

 

「話も良いけど春華の試合、見よーぜ皆」

 

「「『あっ!』」」

 

三人は春華の試合を忘れていた。

 

一方、試合は・・・

 

「くっよくっなんて防御力・・・それにあの動きは・・・」セシリアは内心、驚いている。

 

束の説明の間、春華は身体能力は負けていたが操縦技術は春華の方に軍配が上がっていようだ。

 

そしてここまでセシリアは春華を観察していて気付いた事があった。

(まさか全てマニュアル制御!?でもまさか?)

 

その間もセシリアは射撃の手を止めていなかった。

だが春華はスラスターを細かく制御し回避運動を最小限に抑え避けて当たっても連続では受けていないのだ。

攻撃も腕に内臓型のビームガン兼サーベルで当たらなくとも牽制程度にはなっていた。

だが・・・

 

「はぁはぁ・・・はぁ・・うっ」

尋常じゃない汗が流れていた。

だが春華の体ではしょうがないかもしれない。

体は小学生と変わらないのだからそれにすでに試合は20分が過ぎようとしているよくもってる方だと思う。

 

(大体分かったけど弱点突いても決定打が無いし攻撃は牽制程度だからサーベルでやるしかないけど体が・・・持たない)

実際視界がぼやけてきたのだ。

 

「くっよく避けますわね、ですが!」

セシリアはミサイルを放ち更にビットで回避先を塞ぎ次にライフルで春華を狙い撃った。

 

「あっ!」春華はライフルまでは避けられず思わず目を閉じてしまったが直撃の瞬間春華は光に包まれた。

その光を見てセシリアは一夏の試合を思い出した。

「まっまさかファーストシフト?!」

 

やがて光がおさまるとそこにいるのは先程のベアッガイⅡではなかった。

カラーリングが明るい黄色へと変わり装甲も所々追加されているそして何より印象的なのは背中のリボンの形をしたスラスターだった。

 

「あっあなたまで初期設定で戦っていたのですか?!」セシリアは驚いていた。

身体能力で劣りながらも操縦技術でカバーしてそれどころか今まで初期設定の機体で戦っていたのだ。

驚かない方が無理だろう。

 

そして春華は新しく生まれ変わったベアッガイを見ていた。

 

(あっ名前変わっている。ベアッガイⅢか束お姉ちゃんここまで似させてくれるなんてそれになんか体が軽いさっきまでの疲れが嘘みたい)

と思ってたら説明文が出てきた。

 

初期設定が完了しました。

システム及び装備を解放しました。

 

追加装備 オプションパックシステム

 

リボンストライカー 用途 高機動戦

 

システム フルアシストシステム

 

効果 五分間の間、身体にかかる負担をなくし一時的に身体能力を高める事ができます。

使用時はベストコンディションの状態ですが時間経過後は使用前の状態に戻ります。

 

(て言う事は今だけ思いっきり動けるの?)

 

yes

 

この答えを聞いた瞬間嬉しかった。

今・・・今だけでも思いっきり動けるんだから。

 

「まだ勝負は終わりでなくてよ」

とセシリアは攻撃を再開したが春華は

 

「むっ」当たったがその時他のビットが

ドーンと爆発した。

 

「なっなんですの!!」

とセシリアが失ったビットの方を見るとなんと表現すれば良いのかボールの上にキャノン砲があり真ん中に目が一つそしてロボットアームみたいなのが二つ付いている何かが4体いた。

 

そこで春華に新たな情報が着た。

 

新たにシステムの最適化完了

支援機 作業用ポット ボール4機解放しました。

 

「ボール?なの」

そう言うとボールはコクコクと縦に揺らした。

 

「よろしくねボール」

コクコク

あまりの事に手が止まっていたが

「これは予想外ですがまだでしてよ」

セシリアは攻撃を再開したがフルアシストシステムを知らない皆にとって(束も知らないよby作者)これからの事は衝撃的だった。

 

ひょいっと簡単に避けたのだ。

 

「ボールいくよっ」

ボールも《おー》みたいな感じに動いた。

まずボールがセシリアに牽制射撃をしてビットの制御に集中出来ないようにし春華がビットをビームガンで一つ一つ撃墜していった。

 

「ビットが・・・ですが代表候補生の意地がありましてよ」とセシリアはミサイルをボール達の近くで起爆するようにセットし放ちライフルで春華を狙い撃ったが春華はスラスターを全開にしてセシリアを中心に円を描くように回った。

その間ビームガンを撃ち込みながら背後を獲った。

そこで春華はスラスターを全開とは違う方法で接近したそれは。

 

「なっ瞬間加速!」

セシリアは驚き春華はビームサーベルで

「ごめんなさーい」と何故か謝りながら斬りかかった。

 

「いっインターセプター」と初心者コールで小型のナイフを出し受け・・・止められなかった。

 

「なっなんて切れ味ですの!」そうナイフが斬られました。

だが春華の攻撃は終わってない。

通り過ぎてクルッと前転で後に向きビームガンを連射した。

 

「そう何度も喰らいませんわ」

流石にセシリアも避けた。

そして反撃しようとしたが春華の動きが変わった。

段々落下してゆき

 

ポヨンッポヨンッズザザザザザザザと倒れてしまったのだ。

 

《ピット》

 

ピット内は今慌てていた。

 

「なっいったいどうしたのと言うんだ?!」

 

「はっ春華?!」

 

「束、原因は分かるか?!」

と慌てる中千冬は束に調べさせた。

 

『ちょいまってねー・・・えっこんなシステム組み込んだ覚えないなーえ~とよしっ分かった』カタカタカタカタカタ

 

「原因はなんだっ束?!」

 

『ファーストシフトした時、ベアッガイ自身が作ったフルアシストシステムがあるんだけどそれが原因みたい』

 

「フルアシストシステムとは何ですか姉さん?」

と、 冷静を欠いてる箒だ。

 

『ISのアシストシステムをフル稼動させるんだけどこれは遺伝子レベルまで読み取って操縦者に最適化してる。稼動中はベストコンディションまで持ってきて更には操縦者の身体能力を数十倍から数百倍まで高めてるのけど使えるのは五分間で終わったら使用前の状態に戻るってことだね。』

と一通り説明が終わり。

 

「じゃあ束さん春華の動きがいきなり良くなったり悪くなったりしたのは?」

 

『そうだね、時間切れって事だね。使用する前でもう体力は限界だったから今のも説明がつくけどね』話してる中、千冬が

 

「それもいいが春華が動き出したぞ!」

その言葉で皆はモニターに顔を向けた。

 

セシリアside

 

私は今、急に落ちてしまった春華さんを見ていますわ。

最初は一生懸命避けていたと思ってたらファーストシフトしたらいきなり動きが良くなったり

悪くなったりいったい何があったのか?

そう考えている間に春華さんが起き上がろうとしていましたが限界だと言うのが見るだけで分かった。

やっと立ち上がってもフラフラしており目の焦点も合ってない汗も尋常じゃないそれでもまだ諦めていないのは分かった。

何故そこまでして立ち上がれるのか気になり通信をした。

 

「はっ春華さん何故そこまでして立ち上がれるのですか?」

セシリアの質問に春華は弱々しい声で喋った。

 

「ハァハァ・・・もう・・置いていかれ・・ハァ・・るのや・ハァ・・だ・・何も出来ハァハァ・・・ないの・・やだからハァ・・ハァ・うっ・ハァハァ・・だから・・」

 

「春華さん・・・」

その言葉を聞いて戦う気にはなれなかった。

けど審判からの止めもなく相手も負けを認めた訳でもないましてや代表候補生が土素人相手に2連敗したとあっては国に何を言われるか分からないだからセシリアはライフルを春華に向け引き金を引こうとしたが止まった。

セシリアの頭の中に春華の言葉を思い出した。

《ISは権力の象徴ではない》

そしてあのとろけるような目を見て何かが胸の奥から沸き上がってきた。

 

「・・・てっませんわ・・」

 

えっ?

 

 

「こんな可愛いの撃てはずありませんわーーー!」

普通に聞けば問題発言だが観客の皆は違った。

 

((((((((それは同感!!!!!!!)))))))

 

 

ビーーーーーー

 

試合終了 勝者 織斑春華

 

 

こうして春華のデビュー戦は終った。

 

 

 

 

 




どうでしょうか流石に火力不足だとおもったので個人的に好きなボールを出してみました。
「ごめんなさーい」はGBFの最終回のベアッガイⅢがモトネタです。
それと円を描くように回り最後にサーベルの動きは第三次スパロボzのオリメカ、ブラスタのアサルトコンバットパターンファイズがモトネタです。
次回は鈴との試合開始までを予定にしております。
感想など貰えれば嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いいたします。


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11.春華中毒者ってなんですのbyセシリア

さて遅れてしまってすいませんでした。
言い訳になりますが年末の仕事ラッシュで暇がなかったんです。
区切りが悪くて長いですが勘弁をそれではどうぞ。


さて前回はセシリアの戦意喪失によって勝った春華であった。

 

試合終了のブザーがなったが春華はもう倒れそうだった。

 

「はっ春華さん、だっ大丈夫ですか?」

セシリアは心配になって近寄ろうとしたら

 

フラーっともう倒れる寸前で白いISが春華を支えた。

 

「いっ一夏さん?!」

なんと一夏がいたのだ。

春瑠は弱々しい声で

「お兄・・ちゃん?」

 

「ああ春華・・良く頑張ったな凄かったぜ」

グッジョブ

 

「ありがとう・・・お兄・・ちゃ・ん・・すぅーすぅー」

おやおやどうやら寝てしまったようだ。

因みにピットにいる千冬、箒に見ていた束は涙を流していた。

「いっ一夏さんどうしてここへ?」

普通ならいないのだから。

「そりゃー春華が倒れそうだったしなつい出てきてしまったよ」

 

二人を見て何だか自然と笑みがこぼれてた。

そんなセシリアを見て一夏は

「ははっセシリアもすっかり春華中毒者だな」

 

「春華中毒者ってなんです?」

流石にセシリア分からない

 

「その内分かるさ、さて春華を寝かしてやらねーとなまたな」

 

「ええ、それではわたくしも」

とお互いピットに戻る時春華が一夏の頭をパクっと甘噛みした。

その光景を見た皆は

 

「「「「「「ブハッ」」」」」

全員愛が溢れてたのでした。

そのあとの清掃がとてもとても大変だったと言う。

 

因みに一夏はというと

(ははっ寝てるとき甘噛みって事はパンケーキでも食べてるのかな?あとちょっと痛い)

回りの事など気付かず平常運転でした。

 

チャンチャンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして帰り道夕焼けに染まる道を一夏と箒が歩いていた。

因みに春華は一夏におんぶされている。

まだ甘噛み中。

「今日の春華は凄かったな箒」

 

「ああ、本当に凄かったなだが一夏もその・・・かっこ良かったぞ」

やはり一夏の事になると素直に慣れない箒でした。

 

「サンキューそれなら特訓付き合ってくれてありがとな箒」そんな乙女心を読めない一夏。

 

「うっうむあっあれぐらいならいつでも構わないぞ」うんやはり素直に馴れない箒でした。

そんなこんなで今日の一日は終わったのでした。

 

 

そして次の日

 

一夏と箒は簡単な特訓をしてから登校した。

 

教室に入って一番最初に「一夏さん、おはようございますわ」とセシリアが挨拶してきた。

その事に箒は一瞬警戒したが昨日のあの発言を思い出して同じ春華中毒者である事を思い出し直ぐに警戒を解いた。

 

その中、春華がいない事に気付いたセシリアは一夏達に聞いた。

「あの一夏さんに篠ノ之さん・・・あのご相談があるのですが・・」

 

「なんだセシリア?」

一夏は内心思っていた。

たった一日でここまで変わるなんてね。

「その・・春華さんとはどうすれば仲直り出来るのでしょうか?」とどうやら春華に謝りたいそうだ。

因みに一夏の方は試合のあった夜にセシリアが部屋に来て謝罪していた。

 

「その様子だと言葉では話しづらいってやつか?」

 

「は・・・はい」

それを聞いて一夏と箒は思わずニヤニヤしてしまった。

 

「それならとっておきのがあるな一夏」

 

「ああ言葉を使わずに伝える方法があるぜ」

 

「そっそれはいったい・・・」

自信満々に言う二人にセシリアは思った。

言葉ではなく別の方法があるのかと?

そして二人揃って

「「頭ナデナデだ」」

 

「なっなでなでですか?」

とセシリアはなぜなでなでで仲直り出来るのか疑問に思ったが一夏から説明が入った。

 

「ああ春華は撫でてくれた人の考えを読み取れるんだよ」

 

「「「「「!!!!!!!」」」」」」その言葉に皆、一夏の方に顔を向けた。

 

「そっそんな事が出来るのですか?」とセシリアが驚いていると今度は箒から説明が入った。

 

「そのとうり本当に謝りたいという思いが込もっているなら頭ナデナデで解決だ」

という訳でこの後実行したらしいが満更ではない顔でセシリアは寝ている春華の頭を撫でていたらしい。

 

 

 

 

 

そして午後の実技の授業

 

 

 

うちは今IS初の実技の授業を受けています。

正直午前中、寝ていたのが残念です。

もう高校生なのに昨日の試合のせいで寝ていたなんてまた千冬お姉ちゃん達に迷惑かけてテンションが下がりぎみなのです。

謝ったらお姉ちゃんは別にいいんだぞと言ってくれたけど気がすまないので頼んだらベアッガイⅢのレポートをしてくることになりました。

 

移動中は質問してこようとする人から逃げて着替えは一夏お兄ちゃんは大変そうだったけどうちは拡張領域にある専用のISスーツをコールして一瞬で完了しました。

デザインは肩から膝上までの一体型で背中が大きく空いていて肩、首、腰に色々と機能があるひし形のパーツがあるのです。

色は黄色明るくて着心地も良いので好きです。

さて千冬お姉ちゃんが来たので雑談の時間は終わりのようです。

 

 

「さて本日からISの飛行操縦の実践をしてもらう織斑、オルコット、春華試しに飛んでみろ」

 

「分かりましたわ」とまずセシリアお姉ちゃんがISを展開しました。

代表候補生だけあって速いです。

次に一夏お兄ちゃんが展開させようとしてるけど何やらイメージが掴めていないようですのでうちはアドバイスしに近寄りました。

 

「一夏お兄ちゃん、心の中で『来い白式』って思えば出来ると思うよ」と言ったら直ぐに展開が終わりました。

「サンキューな春華」と一夏お兄ちゃんからナデナデが貰えました。

そしてうちも展開しました。

 

「よし、飛べっ」と同時に飛びましたがうちとセシリアお姉ちゃんは一緒だけど一夏お兄ちゃんは遅れております。

イメージが掴めていないようです。

 

「どうした織斑?スペック上ではお前のISのほうが出力は上だぞ」

と千冬お姉ちゃんから言われてました。

たぶん『俺・・・初心者なんだけど』みたいな事を考えていたと思う。

 

「じぶんの前方に角錐を展開させるイメージってあーやっぱわかんねー」と一夏お兄ちゃんはまた困っているようです。

 

「一夏さんイメージは所詮イメージご自身のやり方を模索するほうが建設的でしてよ?」とセシリアお姉ちゃんの説明が入りました。

さてはここでポイントを稼ぐつもりでしょうか?

 

「そう言われてもなあ、大体空を飛ぶ感覚自体がまだあやふやなんだよ」

 

「一夏お兄ちゃんそこはマンガとかを参考にすれば楽だよ」

 

「・・・あっ確かに!」

どうやら分かってくれたようなのです。

 

「まっマンガですか?」

 

「うん想像と自由がモットーのマンガなら参考になるイメージがあるのです。でも仕組みは覚えた方がいいと思うよ?テストに出そうだし」

うん実は千冬お姉ちゃんがまだ先のテスト範囲を教えてくれました。

 

「内容は?」と一夏お兄ちゃんが聞いて来たのでアイコンタクトでセシリアお姉ちゃんに譲りました。

 

「説明しても構いませんが長いですわよ?反重力力翼と流動波干渉の話になりますもの」

うん本当に長いのですよ。

真耶お姉ちゃん(山田先生)から教えて貰ったけど二時間はかかりました。

 

「・・・分かった説明しなくていい」

 

「ふふ残念ですわ」

セシリアお姉ちゃんを見て思いました。

恋する乙女は変わるのだと水を指すのも悪いので見ているとベアッガイⅢがいきなり回線をOFFにしたのと同時にお兄ちゃん達が耳を抑えています。

地上を見ると箒お姉ちゃんがインカムを持っているので成る程と思いました。

(ベアッガイⅢありがとうなのです)

『yes』

(でも箒お姉ちゃんインカムを持っているとあっ千冬お姉ちゃんに指導された)

 

『織斑、オルコット、春華急降下と完全停止をやって見せろ目標は地上から10センチだ』

 

「了解です。では一夏さん春華さんお先に」

とセシリアお姉ちゃんが行きました。

難なくクリアをしてお手本を見してもらいました。

待つのもあれなのでうちも行くことにしました。

「一夏お兄ちゃん先にいってるよ」

 

「おう怪我はするなよ」

 

「うんっ」とうちは急降下し始めました。

下ではボールが扇子を持ちながら応援してくれてます。

因みに皆は滅茶苦茶心配していた。

この時うちはとあるマンガの着艦シーンをイメージした。

地面ではなく地上10センチの所に板があるイメージをそしたら綺麗に停止が出来ました。

ですが束の間後ろの方で物凄い音がなったので振り返ると一夏お兄ちゃんが頭から地面に刺さっていました。

 

「馬鹿者誰が地上激突しろと言った?グランドに穴を開けてどうする。自分で責任もって元に戻せ」

 

「・・・・すいません」

 

「一夏お兄ちゃん大丈夫?」

 

「ああ大丈夫だ。でもカッコ悪いとこ見せちまったな」と話していると後ろで何故か箒お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんが頭を抑えています。

何故でしょう?

 

「そう言えば道具とか何処にあるんだ?」

それを聞いてうちは胸をポンッと叩きながら

「それならうちにお任せなのです」

と同時にうちはある別のバックパックに換装しました。

 

「はっ春華それは?」

さて見た目は白いコンテナにツルハシやらスコップ等が付いており作業用ヘルメットを被っているそれは「ビルドストライカーなのです」

 

「あれっ確かリボンストライカーだけだったんじゃないのか?」

 

「ベアッガイⅢが作ったバックパックなのです。これで穴なんかあっという間なの」

とうちはボールに指示を出して後はスコップやショベル、ダンプ、ローラー等で一分もしないうちに終わりました。

そのあとナデナデが貰えたので嬉しかったです。

これで実習は終わりました。

 

そんなこんなで時間を跳ばし夕食の時間になったので一夏達は食堂に向かった。

春華は一夏達の部屋で寝ている。

 

「あっ織斑君いたいた」

と後ろから声を掛けられた。

 

「確か相川さんだっけ?」

 

「うんうんあってるよ。あれっ春華ちゃんはどうしたの?」と不思議そうに聞いてきた。

 

「春華は寝ているよ。まあ察してくれ」

今日も頑張ったからな。

「あーなるほどね」

どうやら分かってくれたそうだ。

 

「でっ俺に何か用があるのか?」

 

「そうそう織斑君が勝ったからクラス代表就任を皆で祝おうって事でパーティやるから来てほしいんだよ」

 

「へーまあいっか分かった箒も行こうぜ」

 

「別に構わないが何故だ?」

どうやら不器用がこう言うときに邪魔になりようだよ。

「何故って試合に勝てたのは箒の特訓のおかげでもあるんだぜそれに仲間外れとかはしたくないしな」

 

「うっうむそうかそうかなら着いてってやらんことはないぞ」と祝勝会に向かったのでした。

 

 

 

《食堂》

 

一夏side

 

「クラス代表就任おめでとう」などとクラッカーなど鳴りパーティーが始まった。

人も多いので他のクラスも来ていると思う。

一夏は思った。

この元気はどこから来ているのだと?

 

箒の方を見るとクラスの皆と話してる辺り今後の心配は無さそうでなりよりだ。

俺はと言うとかなりの質問攻めにあっている所だ。

少ししたらリボンの違う人が来た。

 

「はいはいごめんねーあっいたいた私は新聞部の黛薫子(まゆずみかおるこ)はい名刺」とこの人混みの中をすり抜けて俺に名刺を渡して来た。

画数が多いな間違えるぞこれ。

 

「てな訳で早速クラス代表になっての意気込みを?」

 

「えっととにかく頑張ります」

 

「えーほらもっとあるでしょ俺に触ると火傷するぜとか俺はハーレム王になるとか」

 

「自分・・・不器用ですから」キリッ

 

「うわっ前時代的、まっいいやそこは捏造するとして」

まてまて駄目だろ捏造なんて新聞じゃなくてゴシック紙になるぞ。

そんな事を気にせず今度はセシリアの方に向いた。

「じゃあセシリアさんは試合をしてどう思いましたか?」

あっ今度はまともだ。

「今回は己の未熟さとISの認識を改めるいい切っ掛けでしたわ」

 

「ほうほうじゃあセシリアさんは春華ちゃんの時、最後のあの台詞にはどんな思いがあったのかな?」

その事を聞いたセシリアは恥ずかしそうにしていた。

確かに恥ずかしいだろうな?

「あっあれは・・その・・・え~と・・・」

なかなか答えが出ないまあ別に俺らは納得しているから良いけど。

「何々?どうしたの?言いづらいの?ねぇねぇ?」薫子先輩の追撃は止まらなかった。

その追撃によりセシリアは

「あーもうっ可愛かったからですわ!可愛いから撃たなかったのですわ!」

 

「ふむふむ成る程・・・あれ?春華ちゃんはどこかな専用機持ち纏めてインタビューしようと思ったんだけど?」

キョロキョロ探している。

 

「あー春華なら寝てますよ」

 

「えっ早いね随分前から聞いてたけど!」

その言葉に一夏は

「春華を過労で殺す気ですか?」

 

「イヤイヤイヤそんな事はないけどほら歌が好きとか聞いたから一曲歌ってもらおうかなーってあっあと春華中毒者て言うのを聞いたけど何?」

 

「あーなんと言うかぶっちゃけ春華の可愛さの虜になった人を言ってるんですよ」

 

「それってどう言うこと?」

薫子先輩は分からないようだ。

 

「例えば愛が溢れた人がまずそうですね。そしてどんどん思考がマヒして酷い人は身体を求める人もいますね」と一夏が説明したがかなり問題発言だと思う。

 

「おっ織斑君言ってる事分かってるよね?」

 

「はい分かってますよ。お陰でIS学園に来てからも箒と一緒に迎撃する毎日ですよ」とやれやれと言った感じです。

 

「あのー一夏さんそれだと私はもう中毒者と言う事でしょうか?」とセシリアが聞いてきた。

 

「うーん春華がいればハッキリするんだけどなー」と一夏が言ってると

 

「そんな春ちゃんをつれてきたのだ~」

 

「「「「「なんとっ!」」」」」

 

声の方を見ると着ぐるみのパジャマを着た布仏本音と春華がいた。

と言うより春華の着ぐるみベアッガイⅢに見えるがまさか束さん用意よすぎだろう!

それと寝てないか春華?

 

「えっと布仏さんだっけなぜ春華と一緒に?」

もうすでに寝ている筈だから。

 

「のほほんでいーよーそしてえ~と食堂に行くとき寝ながら歩いている春ちゃんを見つけたのでつれてきたのだ~」

説明をしてくたがそれどころじゃなかった。

 

ウトウト ウトウト うんファンシーな子熊にしか見えない。

 

「のほほんさんありがとなそれと春華は・・・薫子先輩、春華中毒者が何なのか見たいんですよね?」と一夏は何故か間が空き薫子に聞いてきた。

 

「えっまっまあ~そうだけどどうするの?」

それを聞いて箒も分かったらしくにやけていた。

 

「セシリアの隣にでも座らせます」

!!!!!!!!!!

 

そのなかセシリアが慌てていた。

 

「いっ一夏さんなっなっなぜわたくしの隣に?!」

一夏は良い笑顔で

「春華と仲良くしときたいんだろならちょうどいいじゃん」と話してる間に春華を座らせた。

 

「あっあの一夏さんっこっこれは?」とセシリアは慌てて立とうとしたが時すでに遅しもう春華はセシリアに寄りかかっていた。

 

「ふっセシリアそれじゃお姉ちゃんと呼ばれたら点滴する必要があるな」と様子を見ていた箒から言われた。

 

「しっ篠ノ乃さんっおっお姉ちゃんとはってそれごときで点滴なんかなさいませんわ!」とセシリアは箒の方を向き反論したがそれによって

 

ズルッ ヒューー ポスンッと春華はセシリアの膝の上に倒れた。

 

「ブホッ?!」とセシリアから愛が溢れたが春華にかからないようになんとか手で抑えた。

 

「せっセシリアっ?!」と一夏は予想と違うと思い心配して近寄った。

 

「だっ大丈夫ですわこれしきの事で・・・」

とセシリアは言った側から更なる刺激が・・・

たまたま春華の顔の前に置かれてた右手を

 

パクッ ハムハムと甘噛みをした。

その結果・・・

 

「ブハッ!」とセシリアから更なる愛が溢れたもうのけ反っていてまるで蛇口が壊れたかの様にどんどんどんどん溢れていた。

それを見て回りは

 

「メディーーーック」

 

「早く春華ちゃんを離さないとセシリアが・・セシリアが死んでしまう!」

 

「セシリア気を確かに持て死んじゃうぞ!」

と食堂はパニックになってしまった。

 

約10分後・・・・・・

 

「すっすいません・・・まさか本当に点滴する事になるとは・・・」

 

「いっいや俺も悪かった」

となんとか一命を取り戻したセシリアであった。

 

「んーーーんっ?」ゴシゴシとどうやら春華が起きたようだ。

 

「あれっ一夏お兄ちゃんどうしたの?それとセシ「春華言ってはダメだ」ふにゅ?」

そうセシリアが死んでしまうからだ。

「あっよかったー私、新聞部の黛薫子ね。インタビューしたいんだけどいいかな?」

 

「いいよ」

 

「じゃあ・・・あれ?春華ちゃん専用機はどうしたのぬいぐるみだって聞いてるんだけど?」

そう春華は寝ていても肌身離さず抱いているのだから。

 

「んっあれ?プチッガイどこー?」と言うと食堂の入り口の影から何かが出てきた。

 

見た目はベアッガイⅢのぬいぐるみをもっと簡単なデザインにしたような感じだ。

こちらにトテトテと歩いてきてそこからジャンプして一回転、春華の膝の上に収まるように着地した。

そこに薫子先輩から質問が入った。

「・・・春華ちゃん・・・プチッガイって何?」

と皆が思っている事を言った。

 

「ベアッガイⅢの待機形態なのです」キリッ

と春華がキリッとするとプチッガイもキリッと手を上げた。

 

「あれっ・・・でもぬいぐるみだったよね。朝は?」

そう薫子がなぜ知っているのかは別として朝、そして春華と別れるまでぬいぐるみだったけど今は自立型の待機形態プチッガイになってる。

 

「寝る時にベアッガイⅢがピカーっと光ったと思ったらプチッガイに変わってたのです」

 

「成る程ねツッコミたいのは山々だけどこれはこれで・・・」パシャッ

と薫子先輩は写真を撮った。

いきなりだったので一夏が

「先輩なぜ今、写真を?」

 

「いやー春華ちゃんの写真ってすごい高値でうれっ『ガチャッ』・・・」

薫子先輩が止まったが当たり前ボールがキャノン砲を向けているのだから音からして安全装置を解除してると思う。

 

「ボールどうしたの?」と春華が言うとボールは薫子が持ってるカメラを指した。

それを見て箒が口を開いた。

 

「もしや写真を売りさばいているからそうしてるのか?」と言うとボールはコクコクと頷いた。

 

「薫子先輩、今後やめた方がいいですよ。多分・・・本当に撃ちますよこのボールは」

 

「そっそうするわ・・・うん・・本当に」とボールは武装を解除したが変わりに薫子に一枚の紙が渡された。

 

「えっえっと契約書?」

コクコクとボールは頷き更にペンを渡した。

 

「えっと書けって事かな?」

コクコクとボールは頷いた。

薫子は断ろうとしたが最後の文字に目が止まった。

 

『なお契約が破られた場合、問答無用で発砲します』と書かれていた。

 

流石にヤバイと思いサインしたのであった。

この一連の流れを見て一夏は思った。

 

(春華のISって春華中毒者じゃないかなこれは?)

とこのあとは集合写真を撮ったり春華に歌を聞いたりとしたら顔を真っ赤にし答えてくれなかった。

それと寝ぼけてきた春華によって食堂が愛で染まったと言う。

 

 

 

 

 

 

《IS学園正門前》

 

 

「やっと着いたわ。待ってなさい一夏に春華わたしは帰ってきたわよ」とツインテールの女の子がいた。

 




はいどうで「待ちなさいよ!」えっ

?「何でここでおわるのよ」
いっいやでも区切りがあるのであそこで終わらせないと更に長く

?「関係ないわよっ!せっかく色々準備してきたのにー」

まあまあ実はもうある程度書いてるので勘弁を

?「・・・本当に?」

はいうまくいけば今年中には

?「ならよし」

ほっではまた次回もよろしくお願いいたします。
?「感想とかもよろしくねー」


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番外編 春華中毒者・・・小乱の悪夢

さて春華中毒者がどれ程強いかをテーマに書いて見ました。
多分知ってる人は知ってると思うモトネタ短編を書かせていただきました。
それではどうぞ


時はさか戻りまだ一夏達が小学生の時、春華の為に起きた小さな抗争がありました。

 

これを後に『小乱の悪夢』と呼ばれました。

 

 

6月××日

 

 

うちは織斑春華、四年生です。

今日は箒お姉ちゃんをくっつける為に朝練を口実に一夏お兄ちゃんと先に行ってますので今一人で当校しています。

 

 

「あら春華ちゃんおはよう」

と歩いてる内に商店街に着きました。

今の人は本屋さんの本子(もとこ)さんです。

四十代で二歳になる双子のお母さんです。

グラマーな人で前に抱きつかれて窒息仕掛けたので警戒中です。

 

「おはようございます」

 

「ようっ春ちゃんおはようっ」

今度は魚屋の釣羅列(つられ)さんが店から出てきました。

 

「おはようございます」

更に「春ちゃんほれっリンゴじゃいっ」

と今度は八百屋の西郷さんがリンゴを渡してくれました。

ここの果物メチャクチャ美味しいです。

と、こうして色んな人と挨拶して学校の近くまで来ました。

 

「あっ一夏お兄ちゃん、箒お姉ちゃんおはようっ」と目の前に恐らく朝練を終えてうちの事が心配で迎えに来てくれた一夏お兄ちゃんと箒お姉ちゃんがいました。

 

「春華、来る途中大丈夫だったか?」

「変な人に話し掛けられなかったりしなかったか?」

と春華の予想が当たっていました。

 

「大丈夫なの」

 

その答えを聞いて二人は

「そっか・・良かった」

 

「うっうむそうかそうか」

安心したのですよ。

 

「よしっ学校に行くぞ春華」

 

「そうだな春華危ないからてを繋ごう」

 

「はーい」

と春華を真ん中に両サイドを一夏と箒が固め手を繋ぎ登校して行った。

 

「あっ春華ちゃんおはよう」

「オッス春華」

「おーはよはーるーかーちゃん」

ともはや学校のアイドルである春華であった。

そして放課後・・・・

 

 

春華は一人で帰っていた。

一夏達は篠ノ乃家の道場に行っており春華は自宅へ一直線に帰っている筈だが・・・

 

 

春華side

 

 

うちは今帰っているけど寄り道をしていた。

あまりメジャーじゃない変わった公園周りは何故か高い高い塀に囲まれている正直空き地の方があってるかも知れないです。

なんでそこに来ているかと言うと

 

ニャー

 

猫がいるからです。

白くてかわいいのです。

しかもオスメスに子猫がいるという家族なの。

 

「ほら、餌だよ」と帰りに魚屋の釣羅列さんがくれた魚を出した。

そしたら皆寄ってきたの。

 

ニャーニャー

 

「ふふっ」なんとも和む雰囲気です。

だけどそれも直ぐに終わりました。

それは

 

「おっいいじゃんいいじゃん苛め害がありそうでよー♪」

地元では有名な不良がきたからなの。

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

《篠ノ乃道場》

 

 

 

一方、一夏達は練習をしていた。

 

「「95,96,97,98,99,100」」

 

「ふぅ一夏、勝負しないか?」

 

「おうっのぞむ「大変だっ一夏っ」」

と一夏達の所にクラスメイトが来た。

かなり息が荒くただ事ではないのが分かる。

 

「どうしたそんなに急いで?」

 

「春華がハァハァ春華が今硝子山高校の不良達にやられてるんだ。青木達が食い止めてるけど長く持たねえ早く来てくれ!」

 

「分かった。案内してくれ行くぞ箒!」

 

「ああ一夏」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方公園では・・・

 

 

 

「おらっ」バキッ

 

「それそれどうしたっ」ガンッ

 

「くっ一人一人は大したことねぇのに数多すぎだろっ」青木達数人が今全力で応戦しているが戦力一対九と圧倒的不利な状況に立たされていた。

 

「何とかして持ちこたえろ一夏達が来るまではってゴキブリかこいつら」

 

「せめて春華を逃がせれば日を改めて攻め込めるんだか」

だができない春華は不良達のせいで怪我をしていて動けないのであった。

 

「おらっどけよっと」ドカッ

 

「ぐわっ」ズザザザザと一人が蹴り飛ばされた。

それによって春華がフリーになってしまった。

 

「うっ」動こうにも春華は動けない

 

「さーてメインを美味しく料理しまっ「しゃー」エグボッ」突如現れた影に飛び蹴りをくらい飛んでいった。

それは我らの

 

「またしたな春華っ」そう一夏達である。

 

「私たちもいるわよっ」

 

「俺達もいるぜ」

 

とどんどんどんどん参戦してきた。

 

 

「ほぅテメーが噂の一夏君ですか~ガキが揃いも揃ってなーにするつもりだ?」

と今どき居ないリーゼントのヘッドが出てきた。

 

「そっちこそてを出した相手を分かってるのかモッサリ頭」

 

「へっどうやら教育してやる必要があるな野郎共やっちまえー」

 

「「「「「うぅらーーー」」」」」

と全員が突っ込んで来た。

 

「俺らも行くぞ皆っ」

 

「「「「「おーーー」」」」」

 

こうして硝子山高校vs春花小学校高学年の戦いが切手落とされた。

 

 

「死ねっガキっ『ベシャッ』おうわっ」ペキッだっだっズザザザザ

 

先頭を走っていたリーゼントは一夏の飛び蹴りで一発KOされた。

 

「あっアニキ!」

 

誰かが叫びそして一夏が着地した瞬間

 

ピシャッガラガラガラガラポタッポタッザーーーーーー

 

雷が鳴り雨が降り始めた。

 

「どうした次来いよ。春華に手を出したらどうなるか教えて殺るよ」

と一夏が一歩また一歩進むと不良達は下がる。

その切り込みが皆の魂に火をつけた。

 

 

「うぉおーーーー一夏隊長が目にものみしたぞー野郎共後へ続けー」

 

「「「「「おーーーー」」」」」

と全員が突撃した。

 

そして

 

「死ねーーーー」ドカンッ「ごっぱぁー」

と小学ラグビーの殺人タックルが決まり。

 

「くたばれー」シュパァッンと女子サッカーのボールが決まり。

 

ガッ「くそーこんなガキに」そして相撲部の取っ組み合いは「おっ・・・おっ・・・おーーーー」ズザザザザパッカーンと投げ飛ばした。

 

野球部のバットが決まり。

 

アーチェリーで悶絶させ。

 

「おらっ」

 

「どりゃっ」

 

「アッパー」ドカッピクピクピクピク

 

「ちっまだ生きてやがる」

 

そして十分も経たずに硝子山高校の不良達は全滅したのであった。

 

今は・・・・

 

不良達全員が真ん中に集められている。

 

「どうした立ちやがれもう一度勝負してやる」

 

「おらっガッツを見せろ」

 

「貴様らは所詮

只今大変言葉が悪く書くのは出来ません。こうして不良の代名詞の硝子山高校は徐々に大人しくなりこの喧嘩を小乱の悪夢として語り継がれて来たのでした。

 

 

 




はいお疲れ様でした。

一夏「ああ終わったな箒」

箒「そうだなそれにしてもレギュラーメンバーの出番が無さすぎのような気がするが?」

ああ今回はキャラクター云々ではなく春華中毒者はこれだけ強いぞと言う考えで書いたので今回は勘弁してください。

箒「うむそうかなら仕方ないな」

まあ次は次の番外編は中学ぐらいの話ですね。
それか日常とかIS視点とかやってみたいし。

一夏「にしてもあのあとどうしたんだ俺達って?」

ああそれは春華の味方の警察が面倒な後処理をしてくれて皆も言い訳できるくらいの擦り傷とかだったんですんなり終わりましたよ。
それと硝子山高校の不良はほとんど病院です。

一夏「えっ俺そこまでやった覚えないんだけどな?」

実はリーゼントは顔面に脆くらって全治2ヶ月らしいですよ。
他もうなされていて野戦病院か何か勘違いされたとかまあ取り合えず今回はこれで本編に戻りましょう。

箒「では読んでくれてありがとう」

一夏「感想も待ってます」

ではまたなってね。





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鈴お姉ちゃんが来たのと謎のISが襲来なのです
12.春華の可愛さは世界平和かも?


はい間に合いましたよ今年中に

鈴「やるじゃない龍砲はなしね♪」

まさか撃つつもりだったんですか龍砲を?

鈴「そうだけど何かある?」

いっいえっ何もまっまあ取り敢えず今年のラスト投稿どうぞお楽しみに


前回、祝勝会にてボールのおかけで写真が売られることがなくなりました。

恥ずかしいので助かったのです。

そんな事で次の日を迎えました。

 

《廊下》

 

春華side

 

うちの日課に朝練が加わりました。

おかけで少し眠いけど今日も元気に登校です。

それにプチッガイやボールも一緒なので新鮮で楽しいです。

そしたらクラスメイトの一人に会いました。

 

「あーハルハルだーおはよー」と本音お姉ちゃんが居ました。

昨日は寝ているうちを導いてくれたので感謝なのです。

 

「おはよー本音お姉ちゃん」

と笑顔で返させていただきました。

そしたら何故か一瞬固まったように見えたけど直ぐに「あっごめんごめんおりむー教室に居るから早くいってあげるといいのだよー」

 

「うんっまた後でねー」なんて優しいんだろう近いうちお礼をしなければ。

とまあ教室へ向かって入口の近くまで来たら見覚えのある人が居ました。

それは・・・・

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

《教室》

 

一夏side

 

朝、教室に入っていつも道理に話してたら違う噂話がきた。

「ねぇねぇ織斑君転校生の話聞いた?」

 

「えっこんな時期に転校生?!」

まだ4月終わってないのに?

 

「あらっ随分と焦っていること?」

とセシリアの言葉に俺が疑問に思うと

「一夏さん、恐らくそのお方は代表候補生ですわ、そして一夏さんや春華さんと接触するようになど言われてると思われますわ」と思考を読まれ説明をされた。

て言うかまさかハニトラッてやつか!不味い事と次第によっては

 

「二組の方何だけど中国の子が転校してきたんだって」

中国かあいつ元気にしてるかな?わが同士よ。

と考え事していると

 

「一夏、気になるのか?」

と箒から質問が入った。

 

「そりゃー対決するだろうから知っときたいよ。勝つためにな」

と俺は答えた。

何たって優勝商品は食堂のデザート半年間フリーパスだからな春華の為にも勝つぞ。

「でも今のとこ大丈夫じゃない専用機持ちって一組と四組だけなんだし?」

 

(知らなかったけど四組にも居たのか一筋縄ではいかないな)と思ったら

 

「甘いよっ二組も専用機持ちになったかそう簡単に勝てると思わないでよね」

と教室の入口に小柄でツインテールの女の子がいた。

 

「お前・・・鈴か?」

 

「そうよ挨拶がてらに宣戦布告よ・・・あれっ?春華はナデナデしようとおもったんだけど?」とクラスを見渡してる。

相変わらず春華の事、心配してるな。

 

sideout

 

 

 

 

春華side

 

 

なんとまさか中国に行ってしまった鈴お姉ちゃんがいたのですが不味いのです。

遠くに千冬お姉ちゃんが接近中、このままでは鈴お姉ちゃんが指導を・・・うちはダッシュしました。

 

「鈴お姉ちゃん、久し振りっ」

と言えばうちの方に振り返り

「春華じゃない久し振りねってどうしたのそんなに焦らなくたって?」グイグイ

とうちはなんとか入口から離れるように少し引っ張っています。

 

「鈴お姉ちゃんそこにいると千冬お姉ちゃんの指導がくるん」もう後数秒で到達してしまう。

 

「えっ千冬さんが担任?」

と鈴お姉ちゃんが少し固まってしまい

 

「ああそうだそれと春華がせっかくソフトにしてくれてるのにハードがお好みか?」と出席簿をもう上げている。

もううちは慌ててます。

そしたら何故か千冬お姉ちゃんはうちを見て。

 

「ハァー今回は春華に免じて見逃そう」

 

本当!

 

「本当だ。次はないぞそれと初日から遅れようとするな」

 

「はっはい一夏、春華また食堂でね」と鈴お姉ちゃんは二組に行きました。

回避できて良かったのです。

 

「皆さーんSHRを始めますよ」と山田先生も来て今日の授業も始まろうとしてます。

けど皆座っても一人足りませんでした。

 

「山田先生~本音お姉ちゃんはどうしたのですか?」と聞くとなんか言いづらそうにしている何故?と思っていると千冬お姉ちゃんが答えました。

「布仏は体調を崩したらしいが午前中には授業には戻れるから安心しろ」

 

それを聞いて安心しましたが気になることがあるのです。

朝、元気そうなのにどうしたのでしょう?

 

その後、箒お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんが授業中、千冬お姉ちゃんに指導されてたけど何を考えていたのでしょう?

 

 

sideout

 

 

 

 

 

因みに本音は春華の前では倒れなかったがお姉ちゃんと言う単語で撃沈、その後たまたま通った保健室の先生が連れて行ったと言う。

 

 

 

 

 

《食堂》

 

 

お昼御飯、うち達は食堂に向かっております。

 

食券の所まで行くと

「やっと来たわね」となにやらカッコつけながら待っていた鈴お姉ちゃんが居ました。

あっでも端で待ってるから少しは直ってる。

それから皆で席に座ると

「久し振りだな鈴、元気にしてたのかよ?」

 

「してたわよ。それにしても春華~久し振りじゃないウリウリウリー」と鈴お姉ちゃんのナデナデがもらえました。

 

それを見ていた箒とセシリアは最初こそ警戒していたが同じ春華中毒者と分かったが別の警戒をした。

恋のライバルであることだ。

 

「ゴホンッ一夏、そろそろ紹介してもらってもいいか?」

 

「そっそうですわー春華さんを抱きしめてうやまゴホンッゴホンッ一夏さんとはどういうご関係で?」そこで一夏お兄ちゃんと鈴お姉ちゃんが何故か言いづらそうにしているので代わりに説明をするのです。

 

「鈴お姉ちゃんは箒お姉ちゃんが転校した後に来たのです。でも中学二年の時に中国に引っ越しちゃった友達なの」と言うと一夏お兄ちゃんは安心を鈴お姉ちゃんは少し残念そうです。

けど一夏お兄ちゃんは友達として見てるので無理があります。

 

「そうなのか?まぁ鈴で・・いいのか後で物々交換しないか?」と箒は言う実はお金はダメだが写真での交換は何故かボールはスルーしているそれどころか実はボールも物々交換しているとか?

 

「いいわよ固っ苦しいの嫌いだし交換も勿論乗るわよ♪」

 

「あっあのわたくしも混ぜさせてもらっても?」とセシリアも参戦した。

それを聞いて返事をしようとしたが鈴はセシリアの顔を見ていた。

「あっあのわたくしの顔に何かついてるのですか?」

 

「いやう~んとあっあんたイギリスの代表候補生でしょ?」と鈴は聞いてきた。

セシリアとしては多少なりと他の代表候補生に知られてるのは嬉しく思ったが次ので恥ずかしい思いでいっぱいになった。

 

「そりゃー有名だもの春華との試合で言ったあのセリフ」

 

「!」

あのセリフとは試合の最後で言った「こんな可愛いの撃てるはずありませんわー」の事である。

「試合が動画として配信されていて再生回数なんか一時間もしないうちに十億突破よ」

 

「「「なんだってー」」」

回りの皆もそれを聞いて携帯などで確認し始めた。

「後、春華がかわいすぎるーとかでIS界に舞い降りた天使とか萌えるISとか言われているわよ色々と」

鈴の言葉を聞いて春華は何か考え事をした。

それを見て一夏は

「春華、どうした?具合でも悪いのか?」

 

「大丈夫なのでも朝もらった。このカードが今の話と関係ありそうな気がするの?」とポッケから出したのは・・・

 

「春華さんそれは・・・なんですの?」

そう春華が持っている黒いカードは禍々しいオーラを放っていた。

 

「実は朝に・・・」

 

 

~~回想~~

 

 

 

それは朝の事でした。

うちは朝練も終わり部屋で学校に行く準備をしていると

 

「春華、そう言えば渡しておく物があったな」

 

「なーに千冬お姉ちゃん?」

今更うちに渡す物があるのでしょうか?

 

「ああこれだ」

と渡されたのは禍々しいオーラを放っている謎のカードでした。

凄いこんなのマンガだけだと思っていた。

 

「おっお姉ちゃんこのカードなに?」

凄いとは思ったけど持つと怖いです。

 

「なにクレジットカードだ。自由に使って構わない」

 

「でも千冬お姉ちゃんがくれるお小遣いで充分足りてるよ?」

うん、本当に月に五千円だけど充分すぎるぐらいです。

貯金も何だかんやで一杯あるしあと皆には内緒の副業の収入もあるし・・・

 

実は春華は回りには内緒で漫画家として連載をしている。

七本連載していてどれも大ヒットでかなりの収入を得ているのでお小遣いは全額貯金している。

 

 

「いいんだこれはある意味春華が稼いだみたいな物だ自由に使え」ナデナデ

 

「ふにゅーでもうち何もしてないよ?」

と話していて収入はどこから来ているのか聞いても一向に教えてくれなかった。

 

 

~~回想終了~~

 

 

「・・・てな事があったのです」

 

それを聞いて鈴は何故かわざとらしく

 

「はっ春華そろそろ着替えに言った方がいいんじゃない?」と時計を見ると確かにうちは行かないと間に合わない因みにうちが発見した裏ルートで行った場合なの。

実習の時、普通に行くと絶対捕まって遅れるし

「本当だ。またあとでなのです鈴お姉ちゃん」

 

「気を付けて行きなさいよ」

 

「はーいプチッガイ行くよー」

とはちみつを食べていたプチッガイもはちみつを量子変換して春華についてっ行った。

一夏は鈴がなぜ行かせたのか気になり。

「鈴、何で春華を外したんだ?」

と言うと

「いや・・・春華が持っていたカードの収入源心当たりありまくりだったから・・・ねっ」と言いづらそうにしている所、恐らく春華が恥ずかしがる事とかであろうことは何となく想像できた。

皆はあーっと納得していた。

 

「実は春華のグッズが売られているのよ」

 

「「「「「なんですとー!!!!!!」」」」」

そりゃ春華に話せない多分部屋から出てこないぞこれ。

 

「でもそれって許可出てないよな?」

 

「そうだいくらなんでも・・・はっまさか?!」と一夏に続いて箒が言ったが何かを思い当たったようだ。

 

「箒だっけ?何かあるの?」と鈴が聞く。

 

「ああ一夏、姉さんが見逃すと思うか許可を貰わずに売りさばいてるのを」

 

「あっ確かに!」と一夏は束の事で大体読めた。

要は本人の許可を貰わず売りさばいている。

そして束は「はーちゃんを利用して甘い密を吸おうとは百年早いぞ凡人どもめー」と言い恐らくハッキングで利益等を全部あのカードに振り込まれる様にしたんだと思われる。

 

「あのー篠ノ之さんお二人で理解されても困るのですが?」とセシリアから言われた。

まあ確かに。

 

「ああすまないセシリアはともかく鈴も私の名字でもう分かってると思うが多分姉さんも関係あると思ってな」鈴はあーっと納得した。

 

「要は箒のお姉さんが関わっているって事でいいのね」

 

「うむ、間違いなく」

 

「あっそう言えば最近のニュース知ってる?」

えっなぜいきなりそこっと思ったけどまあいいか

 

「えっと最近、紛争地域が減ったとか聞いてるけど?」

 

「そうですわね。いきなり両者が和平を結んだりなど分からないニュースが多いですわね?」

うん今日までで五つぐらい紛争等が終わってる。

 

「何でいきなり紛争が終わったか裏話があるのよ」

 

えっと皆は思った。

よくよく思えば何で春華の話から紛争の話がきたのか?

 

「なんでも両者の代表が春華の試合の動画を見たのが切っ掛けで紛争が収まったらしいわよ」

 

「!!!!!!」

皆驚いた。

最早、春華の可愛さは世界平和に繋がるんではないかと!

 

「まあ取り敢えずこんなとこじゃっあたしも行くわよ」と鈴は食器を片付け行ってしまった。

 

残された一夏達はと言うと・・・

 

「春華の可愛さで世界が変わりそうだな」

 

「うむ、最早次元を越えてると思うが?」

 

「そっそうですわね」

と皆も次の授業へと動き出したのでした。

 

 

 

 

因みに箒の予想道理に束は動いていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい今年の織斑家の弟 かわいいは正義だはこれにて終わります。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それではやはり締めは主人公の春華さんにてお願いいたします。

「また来年もよろしくお願いいたします」


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13.鈴お姉ちゃんにお願いなのですby春華





明けましておめでとうございます。

さあ今年も投稿しますよ。

春華「うちも頑張るん♪」

一夏「ああ思いっきりな」

箒「ああできれば春華のあの姿をゴニョゴニョ」

セシリア「箒さん?濁らしましたがいったいなにを?」

鈴「そうよ話なさいよ」

箒「実はゴニョゴニョゴニョゴニョ」

鈴・セシリア「!」

さてここから先は今後の色んなシリーズのネタバレなので今年もよろしくではどうぞ


前回、久々に会った鈴お姉ちゃんも加えてお昼ご飯を食べました。

でも何故かわざとらしくうちは外されたような気がするけど鈴お姉ちゃん達にが隠し事するとは思えないのでそのまま午後の授業へと行きました。

そして放課後のアリーナ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

うちは今、アリーナにいます。

一夏お兄ちゃんが今度のトーナメントに優勝できるように特訓なのです。

 

専用機があるので他の人よりは練習できるのでそう言えば箒お姉ちゃんはどうしたのでしょうか?先に行っといてくれと言っておりましたがそうしてるとどこからかガシャンッガシャンッと聞こえてきたので向いてみると

 

「あっ箒お姉ちゃん訓練機借りれたの?」

そう日本の量産型ISで訓練機として使われている打鉄を纏った箒お姉ちゃんがいました。

それを見て隣にいるセシリアお姉ちゃんが

 

「くっまさかこんなに早く許可が下りるんなんて」と小さく呟いていましたがセシリアお姉ちゃんせっかく一夏お兄ちゃんは近接訓練も出来るのだからそれはないのでは?

 

それとうちの勘がこのままでは修羅場になると警告してきたので時間でメニューを別けようとセシリアお姉ちゃんに声をかけたら。

 

「セシリアお姉ちゃん「ブホッ」・・・」

うちは言葉が出ませんでした。

目の前で鼻血を吐き出しながら倒れたセシリアお姉ちゃんがいたので・・・

 

「セシリアーーー?!」

「しっかりしろほらっ点滴だっ」と一夏お兄ちゃんの看護の元、約5分後

 

 

セシリアお姉ちゃんは意識を取り戻しました。

「すっすいません一夏さんまた点滴を・・・」

 

「いっいやいいんだが・・・春華の方がちょっと・・・」とセシリアは周りを見渡し春華を見つけたが

「うちがお姉ちゃんって言ったからうちがお姉ちゃんって言ったからうちがお姉ちゃんって言ったから・・・」とさーーっ青ざめていて余程のショックだったのか同じことを呟いている。

 

「はっ春華さん?」と言ったら

 

ビクッと反応して少し下がってしまった。

自分の言葉でセシリアが点滴することになるとは思わなかったから。

その反応を見たセシリアは春華の前に立ちナデナデをした。

「!」

どうやら今回もナデナデが役立ったようだ。

 

「春華さん、わたくしは大丈夫ですわ。だから次もそう呼んでもらっても構いませんわ」

と優しく笑顔でセシリアは言った。

 

「・・・うんっありがとうセシリアお姉ちゃん」

 

「ブホッ」とセシリアは愛が溢れたが何とか持ちこたえたがまた春華は顔が青ざめていた。

そしてまたセシリアがナデナデして落ち着かせてから訓練を開始した。

 

その中、さっきから白式の単一能力『零落白夜』で自滅してるの。

能力は己のシールドエネルギーを攻撃に変換して攻撃するという当たれば一撃必殺なのです。

けど諸刃の剣だから間違えると自滅するのです。

そこでうちなりのアドバイスに行きました。

 

「一夏お兄ちゃん」

 

「ゼェ・・ゼェ・・なんだ春華?」

息をあげてますが実はうちが提案する前に箒お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんが争い一夏お兄ちゃんが止めに入ったらそのまま二人でフルボッコでもなんとなく模擬戦にはなっていたので一夏お兄ちゃんも自然とやってました。

 

「一夏お兄ちゃん、零落白夜なんだけどもう少し考えた方がいいと思うよ?」

 

「うっ」一夏は言葉がでなかった。

さっきのはバカ正直に真っ直ぐ突っ込んでセシリアに蜂の巣にされてそこから箒の刀で叩き込みそれをバカ正直に受け止めてリンチという猪武者のような負けかたをした。

 

「一夏お兄ちゃん、千冬お姉ちゃんの参考にしたらいいんじゃないの?」と当たり前と言えば当たり前の事を言った。

 

「いや、それが千冬姉の試合記録がどこにもなくて調べても出てこなかったんだよ。流石に千冬姉に迷惑はかけたくないし」と言われて思った。

なんで試合記録が出てこないのかそう思っているとセシリアお姉ちゃんが

「それはそうですわ。織斑先生のように国家代表の試合記録はかなりの規制がかかっていてIS学園でもほんの僅かな人しか見ることはできませんわ」とセシリアお姉ちゃんから説明が入ったのです。

そっかならば手段は選ばない丁度ガス抜きもしなきゃいけないし。

うちは携帯でcallした。

 

プップップッ・・・プルルルガチャッ

『もすもすーどうしたのかなどうしたのかなプリティーでラブリーなはーちゃんから電話がくるなんてもしかして愛の告「次から敬」すいませんでしたー』そう束お姉ちゃんに電話したのです。

 

『んでんでこの束お姉ちゃんに何かな何かな?』

 

「束お姉ちゃん、千冬お姉ちゃんの試合記録ってある?」

 

『もっちろんあるよあるよ。てっ言う事はいっくんが零落白夜の扱いに困ってるんだね』

なんと確信めいた事をあっでもアリーナのカメラで見てるような気がするの。

 

「うん、だから欲しいのです。お礼はうちができる範囲だったら良いよ」

 

『キャッハーーー今送るよ直ぐ送るよまた近いうち会おうねはーちゃん♪』

 

「うんまたなのです。束お姉ちゃんありがとう」と言うわけでほんとに直ぐきたのです。

 

「一夏お兄ちゃん、はいっ試合記録なのです」と白式にデータを転送しました。

 

「悪いな春華・・・その束さんと話してたよな?」と一夏お兄ちゃんは心配しているのです。

 

 

「そうだよそれにそろそろガス抜きしないと次、会うときがヤバイのです。」

本当にヤバイのです。前なんか一日中抱き締められて走馬灯を見たのです。

それと恥ずかしいもんずっと顔を胸で包むからだからガス抜きをするのです。

そうすれば手料理とか歌とかコスプレ等ですむのです。

 

「すまないな春華、いつも姉さんが迷惑をかけて」と箒お姉ちゃんが謝ってきました。

別に束お姉ちゃんは嫌いじゃないからいいのに。

それから試合記録を見ながら今後のトレーニングメニューを考えてながら基本的な練習をしてたのです。

でもうちは眠くなったので先に上がりました。

更衣室に入ると

「あら、春華じゃない」と鈴お姉ちゃんがいたのです。

タオルとスポーツドリンクを持っているので一夏お兄ちゃんに差し入れでしょぬるめの。

 

「鈴お姉ちゃん、一夏お兄ちゃんの差し入れでしょ」

 

「うっ相変わらずそういうことは鋭いわね」

ふっふっふー一夏お兄ちゃんに恋する乙女は丸わかりなんですよ。

 

「春華は時間的に寝るんでしょ?」

 

「そうなのです」

 

「そっかー・・・ねぇ春華・・・一夏あの約束覚えてるかな?」と鈴お姉ちゃんが不安がっているのです。

あの約束とは中学の時鈴お姉ちゃんが一夏お兄ちゃんに対して『料理が上手くなったら毎日あたしの酢豚食べてくれる』と言う味噌汁のアレンジ更に言えば告白なのです。

でもその約束は・・・うちは暗くなってしまいました。

そんなうちを見て鈴お姉ちゃんは

「そう・・・相変わらずそういうところは鈍感ねあいつは・・・だから」とうちは抱かれました。

「ありがとね春華・・・本当に・・だから元気だしなさいよ。あたしは諦めるつもりなんてないんだから」ナデナデ

 

「むーありがとう・・・鈴お姉ちゃんけど恥ずかしいよ~」うん、うちでも分かるぐらい真っ赤なのが分かる。

 

「相変わらずカワイイわねーこのこのー」

 

「はーなーせー」と暴れたら放してくれました。

ポカポカ ポカポカとうちが叩くのも恒例です。

 

「じゃあおやすみ鈴お姉ちゃん」

 

「おやすみ春華」

とうちは部屋に戻りました。

そして時間がたって8時過ぎうちは今一夏お兄ちゃん達の部屋に向かっています。

理由は部屋に戻ってから千冬お姉ちゃんの試合記録を見て皆が気がついてないことを見つけたので向かっているのです。

そしてしばらく歩いていると向こうから誰かが早足で来るのです。

でも直ぐにわかりました。

「鈴お姉ちゃん?」

 

「はっ春華!」と驚いていますが目に涙が流れているきっとあの約束を聞きに行ったんでしょう。

 

「鈴お姉ちゃん聞きに行ったんだね」

 

「ごっごめん今日はもうっ」とダッシュで行ってしまいました。

もうスタートで遅れているうちに追い付ける手段がないため別の手を使いました。

ピップップップップルルルガチャッ

『どうした春華こんな時間にかけて?何かあったのか?』そう千冬お姉ちゃんです。

 

「千冬お姉ちゃん実は・・・」と簡単今あった事を説明をした。

 

「という訳で鈴お姉ちゃんの部屋に泊まってあげたいのです」

 

『はぁ~あいつの鈍感さは筋金入りだな分かった。ベアッガイに場所を送るから泊まってこい』と言う事で・・・

 

 

コンコンッ「はーい」と鈴お姉ちゃんの声じゃないのでルームメイトかな?

ガチャッ「だれーって春華ちゃん?!」

出てきたのは簡単に言うとナイスバディーな人です。

「こんばんわ、鈴お姉ちゃんはいますか?」

 

「いっいるけどちょっと落ち込んでいて」

と言いづらそうにしてるあたり相当落ち込んでいるのでしょう。

「理由は知ってるので励ましに来ました」

 

「そっそうなの?ならお願い流石にこの雰囲気じゃあたしがヤバい」

てな訳で突入したら見事までに撃沈した鈴お姉ちゃんがいるのですがうちが入るなり

「はっ春華!」と驚いて一生懸命涙を拭いて誤魔化そうとしている。

「春華の忠告を聞かなかったあたしを笑いにきたの?」

 

「うちがそういう風に見える?」

と言うと鈴お姉ちゃんは

「はぁ~春華にまで八つ当たりってサイヤクね・・・あたし」もうメンタルブレイクで心身共に疲れてるようです。

「でっ春華は・・・どうしたの?」

 

「何ってお泊まりなのです」キリッ

「ブホッ」とナイスバディーな人は倒れてしまいました。

丁度ベットだしいいかな?セシリアお姉ちゃんも倒れはしたけど嬉しいって気持ちはナデナデで分かったし。

「えっととりあえず倒れたのはティナって言うからそれにしてもあたしもまだまだね。春華には迷惑かけちゃうし」

 

「違うよ。うちも一杯皆にお世話になってるんだからお互い様なのです」

と言ったら鈴お姉ちゃんは

「ふふっ本当に変わらないわね春華はよーしまたリベンジするわよー」といつもの鈴お姉ちゃんに戻ったのです。

 

「そう言えば鈴お姉ちゃん」

 

「なに春華?」

 

「一夏お兄ちゃんは約束をどういってた?」

そう流石に一夏お兄ちゃんでもこれは考えなければいけない恋する乙女を泣かせた罪って思いからね。

 

「あいつはね・・・」

と簡単に説明をもらい。

(お兄ちゃん流石にただ飯はまずいよ(-_-;))

そしてうちの中で決心がつきました。

 

「鈴お姉ちゃん」

 

「なっなに春華!」

鈴お姉ちゃんは真面目になったうちを見て驚いた。

 

「鈴お姉ちゃんにお願いなのです」

 

「おっお願いってなに?」

 

「それは・・・」

その後は鈴お姉ちゃんの為に歌って要望で抱き枕にされました。

恥ずかしいけどこれで鈴お姉ちゃんが元気になるならと思い我慢したのでした。

 

今日はおわったの。

 

 




さてどうでしたか?
実はまた春華ちゃんの支援機出すのですよ。
一夏はどうなる?それは次回です。
では感想などよろしくお願いいたします。


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14.禁句ワードは言ってはいけないのです

はいおひさしぶりです?
なんだか早く投稿できたよ。
今回はたまたま作ったガンプラを出したよ。
春華はなんだかんだ言って苦労してるんだよ。
ではどうぞ


さて忘れてる方もいると思いますが入学初日に天罰を下された楯無と言う生徒。

今はと言うと・・・

 

 

 

 

《生徒会室》

 

ここは生徒会室であり学園の行事を考えたり学園側に色々と報告書等を提出またや依頼をこなさないといけないとかなりハードな役職である。

そこで悩んでいる者が・・・まあ楯無なんだけどね。

 

楯無side

 

はぁーいIS学園の二年生にして生徒会長の更織楯無(さらしき たてなし)よ。

水色の髪に赤目、均等にとれたスタイル抜群のお姉さんよ。

だけど絶賛悩み中な訳で・・・

 

 

「はぁ~本当にどうしよう」

今、私は机に伏している。

 

「お嬢様、ため息よりも仕事してくださいクラス代表のトーナメントもあるのですから」

と紅茶を置いてくれた。

この子は布仏 虚 3年生で本音ちゃんの姉で生徒会会計。

眼鏡に三つ編みといういかにもお堅い感じのしっかり者で、紅茶を淹れるのがうまいのよ。

因みに本音ちゃんも生徒会のメンバーよ。

 

「だってーまさか水着エプロンであそこまで発展するとは思わないでしょ春華ちゃんの反応が予想の斜め上だし」

 

「お嬢様、そもそも織斑春華についてどの程度知ってるのですか?」

 

「えっそれは趣味や好きな事、家族構成に学歴とかよ」それを聞いて虚は溜め息をついた。

 

「それは誰でも知っている事ですよお嬢様」

 

「だって調べようにもデータ関連は誰かにブロックされてるし現地も色々な妨害に会うし調べようがないじゃない」そうなぜなら束が介入してるのだから無理な話だ。

他にも地元などは表裏社会関係なく春華中毒者で溢れかえっており下手な情報収集が出来ないのである。

実力もそんじょそこらの現役のプロなんか赤子扱い出来るほどの猛者達ばかりである。

 

「それでしたら手頃に知ることが出来ますよ」

 

「えっ!?」

そう言うと虚は私のパソコンを操作しあるサイトに繋げた。

 

「えっなにこれ?」

画面に出たのは《春華ワールドファンクラブ》と書かれていた。

そこに虚は慣れた手つきでパスワード等を入力してログインした。

 

「虚ちゃん・・・いつからファンに?」

 

「いえ、これは妹のほうです」

 

「ファっ!」

驚いたまさかいついかなる時でもマイペースに過ごす本音ちゃんが例の春華中毒者になっていたとは・・・

 

 

実は鈴が転校してきた日の朝、春華からお姉ちゃんと言われてからすっかり春華中毒者になりこの裏サイト《春華ワールドファンクラブ》の存在を知ってからは直ぐに会員になった。

 

そして虚ちゃんはそのサイトから春華に関する基本情報のページを開いた。

その更に嫌いな〇〇と書かれた項目をクリックして映し出された。

 

「えっとなになに・・・えっ!?」

私は映し出されたこの内容を見てなぜか罪悪感に包まれた。

内容はR-18に抵触するので詳しくは書けないが私がした格好が春華ちゃんにとっては恐怖なのは分かった。

 

「ハァー私、何て事したんだろ」

 

「分かったならよいでわないですかお嬢様」

 

「まあありがとね虚ちゃん、取り合えず一段落ついたら謝罪と説明するわ」

 

「それが良いと思います」

 

「さーて終わらせるわよー」と踏ん切りがついたからお仕事再開。

 

 

sideout

 

 

 

 

 

00:26 地下通路

 

そこは学生寮の搬入口であったり移動用、特別区画など色々と繋がっている所だ。

今の時間帯誰も使用していないはずだがそこには人がいた。

外見からしても明らかに学園の関係者ではない。

 

「目標まであと300mだ。気を引き締めろ」

 

「「「「「ラジャー」」」」」

うんどう見ても特殊部隊だね。

そして目標まであと少しの所で影が見えた。

形からして人ではないが何かがいた。

特殊部隊はすぐさま警戒体制に入りゆっくりと近づき影を確認した。

「人形?」

影の正体は人形、丁度ターゲットをデフォルメした物だ。

今は本人預かり知らぬ所でグッズがバグったゲームの如く売れている。

拾ったのは60cm程のメイド姿の人形。

「こちらブラボークリア」

 

「こちらデルタクリア」

 

「こちらフォースクリア」

 

「よし、いく・・・」隊長の言葉が止まった。

一人の隊員が持った人形が微かに動いていたからだ。

 

「その人形を捨てろっトラップだっ!」

だが遅かった。

人形はISのように量子変換でハンドガンをコールそのまま隊員の顔面にパァンと撃った。

 

「マサドっくそがぁー」と銃を構えただが

 

ダダダダタダダタダダダダダダダダタ

突如銃弾の雨が襲った。

「グワッ」

 

「なっなんだ?!」と自分達の進路を見るとそこにいたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《鈴・ティナの部屋》

 

 

 

チュンッチュンッ

 

「んっ・・・もう朝だっけ?」

と鈴が起きた。

横ではまあ起きるまで抱き締めていたからなのか顔が真っ赤で恥ずかしそうに寝ている春華がいた。

(くぅー相変わらずかわいいわねできれば毎日したいけど)

あとティナのベットが愛で染まっている。

鈴は心配になり脈があるか確認・・・どうやら生きてるようだ。

(まあ初対面だと大体こうよね。遅刻は・・・免れないね)

と準備をしようとして時計を見て焦った。

「えっもうこんな時間なの!」

 

現在時刻8:11なり

(不味い不味い不味い不味い不味いーーーどうしようあたしはともかくあたしのせいで春華が遅刻しちゃう考えろ考えろ凰 鈴音)と考えていると

コンコンッとノックが聞こえた。

「この時間で誰だろう一夏達は知らないし・・・」と扉を開けると

 

「なにこれ?」

扉の前にいたのはちっちゃい戦車?見たいのが二台?いた。

見ていたら空中ディスプレイが表示された。

「なになに・・・可変タンク型支援機、ロト?に自立型プチロイド、プチネウス?」と言うと

『春華を登校される任務を受けている』と表示された。

「あんた達が連れてってくれるの?」

 

『yes』

 

「あっでも着替えが」

と言うとロトは量子変換で着替えを出した。

「ありがとねじゃあ着替えさせなくちゃ」

鈴は着替えを受け取ろうとするといきなりロトが動き人型形態に移行した。

鈴は驚きロトは胸をポンッとたたいた。

 

「えっ任せろって事?」

ロトは頷いた。

そして部屋の中に入れると今度は量子変換で丁度、春華をデフォルメしたようなメイド姿の人形?が複数現れた。

「これがプチネウスってやつ?」

それからは何て早いだろう寝ている春華をあっという間に着替えさせた。

そしてロトは春華を武装を外したボールの上にうつ伏せで置き鈴に出発をするとメッセージを送った。

 

「ありがと、春華をよろしく」

ロト達は頷き出発した。

そのあと鈴はギリギリ間に合いティナの事も説明した。

 

 

 

 

 

 

 

そして時間を飛ばして放課後

 

春華は今、砂浜にいた。

よく運動部のランニングコースとして使われている所だ。

朝練が出来なかったので放課後にやることにしたのだ。

そこで春華は新しく誕生したロト達を確認していた。

 

「えっとロトが2機にプチネウスが18体これで全員なの?」

と聞くと全員頷いた。

 

「よろしくねみんな♪」

 

コクコク

 

「じゃあさっそく」ハッピキーン

(なんだろう一夏お兄ちゃんがなにかやりそうな気がするの)

 

「ロトにプチネウス一夏お兄ちゃんの近くで待機してくれない?」

 

コクコクとプチネウスは量子変換でロトに搭乗そして2機のロトは一夏の方に移動した。

 

それから数分後

 

 

 

春華はプチネウス達が拾ってくれた声を聞いていた。

因みに段ボールで潜入する有名なあの方の姿で拾ってくれている。

『でっ何か言う事あるんじゃないの』

 

『何って取り合えず俺が悪いのは分かったけど

理由を教えてくれないか?』

 

『はぁ何で分からないのあんたが約束間違えてたからでしょ!』

 

『間違えてないだろうっ』

 

『間違えてるわよ』

ヤバイエスカレートしてる。

『じゃあ言ってみろよ何が間違えてるんだよ』

 

『そっそれは・・・』

 

『なんだよ、言えないことなのか』

 

『うっうるさいうるさーいとにかく謝りなさいよっ』

 

『理由もわからずに謝れるかっ』

不味いこの流れは一夏お兄ちゃんが禁句ワードを・・・

 

『なによっ鈍感、唐変木、女たらしっ』

 

『なんだとっ』

ピキーン不味いこれはプチネウスなんでもいいから一夏お兄ちゃんを黙らしてっ!早くっ!

 

因みにハイパーセンサーの恩師により今の流れは0.02秒なり

 

『yes』そしてプチネウスはスナイパーライフルをコールしダクト口から一夏の股間を狙い撃った。

その瞬間・・・

 

 

『このひグフォッ』間一髪間に合った。

一夏は悶絶してる。

 

『えっ今の何?』

 

『いっ一夏さん大丈夫でして』

 

『くっ何処からの襲撃だ!』

と色々うやむやにできた。

 

『まぁいいわ自業自得ね、トーナメント覚悟してなさいよっ』と言い合いは終わったようです。

 

「ふぅー何とか阻止できてよかった。ロトにプチネウスありがと、戻って来て」

 

『yes』

 

(ほんとに危なかったの、あのまま行ったら一夏お兄ちゃん絶対に禁句ワードを言ってたよね。しかもメンタル不安定な鈴お姉ちゃんに言えば確実に血で染まってる)

なんだか疲れたのでトレーニングを中断して寝たのでした。

 

 




楯無「ねえ虚ちゃんこのサイトってどんな人が登録してるのかしら?」

虚「そうですねこれには国家の首脳陣や国家代表に元帥、マフィアや・・」

楯無「ちょっと待って虚ちゃん何それヤバすぎでしょ!」

虚「ええぶっちゃけ織斑春華に手を出せば世界を敵にまわすのと同じですからね。」

楯無「んっこのシングルナンバーとかあるけどなにこれ?」

虚「ああそれはこのサイトの創設者達ですね。このサイト内で一番発言力がある方です」

楯無「へぇーって・・・チャットのやりとりヤバイんだけど春華至上団体ってもはや何?」

虚「それはそうですね女性権利団体は知ってますねお嬢様」

楯無「ええ知ってるわよISの登場でできた今時の団体」

虚「はいISを神として扱ってるのに対してこちらはその名の通り織斑春華が神として扱われているのです」

楯無「でもなんで春華ちゃんが神として扱われているの?」

虚「今、紛争や内戦などが次々と終わっているのですがそのきっかけを作ったのは織斑春華でいままで巻き込まれていた民間人などはたった1つの動画で救った彼を神として崇めているのです」

楯無「うん取り合えず今日はこの辺でいいかな正直、頭がパンクしそう」

虚「そうですね。それではまた次回もよろしくお願いいたします」

楯無「感想などもよろしくね」


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15. いくぞっ鈴っby一夏

作者がなぜか倒れたのでうちがしきるのです。

さて一夏お兄ちゃんはどうなるのかお話をどうぞ。


一夏お兄ちゃんの禁句ワードを阻止したロトにプチネウス達その戦果を確認したベアッガイⅢは生みの親へとデータを送信した。

 

 

 

 

 

 

《我輩はねこである名前はまだない》

そこは束の移動型の研究所、そこは無数の機会に足の踏み場もないコードそして春華のグッズで溢れていた。

 

束side

 

 

 

ハロハローみんなのアイドルプリティーでラブリーな篠ノ之束だよー。

さてさてさっそくベアッガイⅢが送ってくれたデータを確認しようではないか。

 

 

「ふむふむなんとっベアッガイⅢがまさか、はーちゃんをデフォルメした自立型プチロイドを作るとはこのIS出来る・・・よーしさっそくプチネウスを作ろうっと後は・・あっはーちゃんに簡易メンテナンスキット渡さなきゃ・・・」

とさっそく制作及び色々と始めた。

 

 

sideout

 

 

 

 

 

鈴side

 

 

 

チュンッチュンッ チュンッチュンッ

 

「んっんーーー」

もう朝かー早いものねってハッピキーン

突然わたしの頭に春華の歌う姿が浮かび上がった。

 

(こっこれは春華の歌を聞くチャンス急がなくちゃ)と急いでジャージに着替えて外に出た。

実はお泊まりの時に歌ってくれたがそれは本来の春華ではない恥ずかしがってあまり歌えていなかったのだ。

まあそれもかわいいからいいがでもそれでも聞きたい一人の時に歌っている春華の歌を。

 

辺りを見渡し(考えろー凰 鈴音、春華ならどこに行くこの広大なIS学園でならどこで・・・)

と探していると不自然な道を見つけた。

 

(これは獣道?いやこのIS学園でそこまで大きな動物がいると思えないし・・・まさかっ!)

とわたしはハイパーセンサーを展開して獣道?に春華の情報をつまり体格をシミュレーションで確認した。

 

(なるほど確かにこれなら獣道で済むし人が通ったようには見えないわねならっ)

とわたしは音をたてないように慎重にそして迅速に進んだ。

(ふっこの一年間春華のステルス能力に勝つために訓練で鍛えたこのスニーキングで勝つっ)

そう鈴は代表候補生になるさいに積極的に訓練に参加しスニーキングだけは死ぬほどやっていたのだ。

 

歩いて早くも10分が経過少し焦りが見えた。

 

(不味いわね、このままじゃ歌い終わっているかも・・・んっあれは?)

そこで鈴が見たものは・・・

 

 

sideout

 

 

春華side

 

 

 

 

さて今日はクラス代表トーナメント戦

 

因みに対戦カードは

 

一回戦 一組vs二組

 

二回戦 三組vs四組

 

決勝戦は一回戦、二回戦の勝者が対決と言うわけでさっそく一夏お兄ちゃんと鈴お姉ちゃんが対決するのです。

 

 

 

今、うちは鈴お姉ちゃんのピットに向かっています。

それにしてもこの短期間で随分増えました。

プチッガイにボール、ロトにプチネウスです。

けどプチネウスの姿は驚きました。

なんせ自分をデフォルメした自立型プチロイドなのだからさてなんだかんだでついたのです。

そしたら前方に鈴お姉ちゃんがいました。

けどどうしたのでしょう?スキップしながらピットに向かっています。

いいことでもあったのかな?

 

「鈴お姉ちゃーん」

 

「春華じゃないどうしたの?」

 

「応援プラス例の事で」

 

「あーそう言う事ねありがとう♪」

うん明るいのはいいことなの。

「じゃっ鈴お姉ちゃん頑張ってね」

 

「まっかせなさーい」

 

と言うわけでうちは観客席の方に行きました。

 

 

 

sideout

 

 

 

一夏side

 

 

 

おっすこの前謎の銃弾で悶絶してた織斑一夏だ。

もうすぐ試合が始まるんだがいきなり鈴かぁーだが負けられないデザート半年間フリーパスと鈴に約束の意味を教えて貰うために。

にしても春華が見当たらないがまだ寝てるのかな?まあそのうち来るだろう。

「一夏さん、相手は近距離タイプわたくしの時と勝手が違いましてよ」

 

「ああ分かった。にしてもあのトゲ痛そうだな」

もう鈴はアリーナの中央で待機している。

名前は龍甲(シェンロン)近距離パワータイプ、デカイ青竜刀、肩のアンロックユニットがなんかきになる。

一瞬名前を聞いたとき玉を集めて龍にお願いする漫画を思い出した。

 

「トゲよりも他を気にしろ」

 

「ああすまねぇ行ってくるぜ箒、セシリア」

そして俺は所定位置に着いたら通信が入った。

 

「来たわね、間違っても謝るとか言わないでよね」

 

「言ったろ理由が分からず謝れないって」

 

「それでいいのよあんたの悪運もここまでなんだから」

 

「えっ?」

俺は訳が分からなかった。

悪運なんだそれ?

それが顔に出ていたのか鈴が答えた。

 

「なんたって春華から一夏をフルボッコにしろと言う直々のお達しが来たんだからね♪」

 

「「「「「なっなんだってー!?!?!?!?!?!?!?」」」」」

その場にいる全員が驚いた。

俺だって驚いているぞ。

俺は急いで春華にコールした。

『どうしたの一夏お兄ちゃん?』

 

「いやいやどうしたのもないぞなっなんでだ春華っ俺、それほどの事をしたのか?」

 

『してなかったら鈴お姉ちゃんに頼まないのです』

 

「頼むっ春華っ理由を・・・理由を教えてくれ!」わりとマジで鈴にお願いしてるならきっと知っているはずだ。

鈴が怒った理由を。

だが現実は残酷だった。

 

『ヤダッ』

 

ジャッジャッジャッジャーン

ジャッジャッジャッジャーン

俺のショックは大きいやばいなんか頭が回んなくなってきた。

 

『もう一夏お兄ちゃんは言葉で言っても分からないから鈴お姉ちゃんにお願いしたのです』

 

ガガガガーン ガッガッガッガーン

この追い討ちはキツいいや本当に。

 

『もう試合も始まるから切るのです。では』ブチッ

 

「まっ待ってくれ春華っ春華っ春華ーーーーー」

もう俺の声は届いていなかった。

フフっフっフフフ

 

もうなんか色々と吹っ切れたな本当に・・・

 

 

「さぁーてこれで分かったでしょ?あんたの悪運もここまでだって事が」

 

「ああ、やる事は一つ」

ビーーーどうやら試合開始のようだ。

「お前に・・・勝つことだーーー」

と機体に物を言わせた加速で突っ込んだ。

だが鈴は余裕で受け止めた。

そこからは鈴はもう一本青竜刀?を出して二本を繋げてバトンでも扱うように回し突っ込んできたってガキィン

 

「おもっ!」

なんとか受け止めたけどこれダメだ。

受け流さないとヤバイってとりあえず距離をそう思っていた。

離れる瞬間、鈴のISのアンロックユニットがスライドで動き・・・

 

ドゴーン

 

俺は突然とてつもない衝撃に襲われた。

 

「グゥゥゥウッ」俺はスラスターを全開で吹かしなんとか地面に叩きつけられるのは避けられたけどなんだあれはって

 

白式のアラームが鳴り響き見えない何かを避け続けた。

 

 

「へーよくかわすじゃないこの龍砲は砲身や砲弾が見えないのが特徴なのに」

 

まじかっ見えないって怖いね。

だが一瞬隙が出来てしまい

「もらったわ」

ドゴーン

 

「グフォッ」

俺は壁に叩きつけられた。

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

「さーて一夏、覚悟しなさいよ。これで・・・んっ?」

一夏の様子がおかしかった。

何か色々と吹っ切れたようなまあ鈴も一夏の立場なら同じことになってるがだが春華中毒者である鈴は分かった。

 

「ふんっやっと本気が出せそうね」

そうこれは春華中毒者特有の二段階発症、これは春華に関する事で発症する。

楯無を追い払った時などは一段階目の発症、二段階目は自分の何かが吹っ切れた時やプッチンした時などに発症、セシリア戦などが例である。

二段階目はその人物の心境によって力の強弱が決まる。

鈴は構えた。

今から来るのはいつもの唐変木で鈍感で女たらしの一夏ではない。

今から来るのはブリュンヒルデ級の一夏だ。

 

「かかってらっしゃい一夏・・・返り討ちにしてあげるわ」

 

「いくぞっ鈴っ」

 

 

こうしてある意味第2ラウンドが始まった。

 

 

 

 

 

 







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16世界よ見よっこれが春華中毒者だー


どうもコーちゃんです。
今回は短いですが見切りの関係でそうなって、おりますのでお許しを

ではお話をどうぞ


前回、春華からの直々のお達しがきてとてつもない精神ダメージを受けた一夏、その中二段階目の発症をした一夏は鈴へと突っ込んだ。

 

 

 

 

「うぉぉぉぉお」

 

「ハァッ」

ガキンッギンッギンッギンッガキンッ

 

両者激しい攻防となった。

鈴は双天月牙と龍砲を上手く使い右から斬撃が来たと思えば左の龍砲も同時に撃ち止まない連続攻撃をしていた。

だが一夏も負けていない鈴の双天月牙は雪片で流し龍砲は最早勘に近い状態で避けている。

と言うよりこんな試合、モンゾグロッソでもそうそう観れないと思う。

 

「その程度なの一夏っ」

 

「んな訳あるかー」

 

キインッガンッガガガガガガガガガガガガガガガ

ともう観客からは残像しか見えないのは気のせいであろうか?

例えるなら天元突破をした獣人さん並みに例えるならどこかのザンネン5リーダーとライバルみたいな感じだ。

因みに観客席は・・・

 

 

 

観客side

 

 

 

今、一年の試合を観ているが盛り上がっていた。

目の前に繰り広げられる戦いはモンゾグロッソでも観てるように見える。

それほどの試合なのだ。

 

「すごい、本当に織斑君って初心者なの!」

 

「中国の代表候補生もすごいよ。これが今の一年の実力なの!」

 

「と言うより速すぎて残像しか見えないのは気のせいかな?」

 

「あの攻撃、参考になるわね」

などなど今後の話題はこの試合で持ちきりになりそうだ。

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

一夏side

 

 

チュドンチュドン

 

「グゥゥゥっあっぶねー」

(くそっ拮抗しているけど射撃がある無でこんなに差が出るなんてまてまてまておかしいぞ、二段階目は多分、鈴が言うんだから発症しているんだろうけど発症時の鈴がここまで強くはなかった筈だ)

 

説明すると発症時は本人の自覚表情が無いため他人の言葉で判断するしかないが発症時の強さはその時変わらない例えば一夏は常時の千冬と渡り合えるなら鈴は精々モンゾグロッソの第三位くらいの実力しかないその為、発症前ならともかく発症時は一夏の勝ちは決まったものなのだ。

だが拮抗している。

 

ここまでの流れを整理して考えて一夏はあることを思い出した。

 

(そう言えば昔、剣道の大会の日たまたま春華が堂々と歌っている所を聴けてそのあと何かすごく調子がよくって箒と一緒に優勝した時があったっけ、束さんが『もしかしてはーちゃんの歌聴けたの?』って言ってたな動きが良すぎとかってまさか!)

 

俺はもしやと思い鈴にプライベートチャンネルで呼び掛けた。

 

『何よ、こんな時に通信って』

 

『鈴っお前もしかして春華の歌を聴けたんじゃないのか』因みにこの間にも続いている。

 

『・・・』

鈴が黙ったって事は

 

(チキショー俺だって聴きてーんだよ。コンチクショウだから声が弾んでるなーって思ったんだよ)

と理由は分かったが未だに決定打が無い

 

そして残り時間が五分を切る時両者が一旦離れた。

二人ともシールドエネルギーはまだあるが体力は想像以上に消耗していた。

 

「ハァ・・ハァ・・いい加減やられなさいよ」

 

「ゼェ・・ゼェ・・それはこっちのセリフだぜ・・鈴」

 

お互いエネルギーはあっても体力はもうない次で決まるだろう。

そして両者が構えドンッと同時に突っ込んだ。

 

「これで終わりだーーーー」

 

「それはあんたでしょうがっ」

お互いが刃を交える前に

 

ドッゴーーーンとアリーナ。中央に馬鹿デカイ光の柱が立った。

 

「なっなんだあれ?」

 

その煙が晴れればそこには謎のIS?がいた。

 

 




新コーナー《ベアッガイⅢ達の日常》

プチッガイの一日

プチッガイはいつも春華と行動している。
起きる時、朝練の時、授業の時、御飯の時、お風呂や寝るときも一緒にいる大事な家族、そんなプチッガイは支援機達の司令塔であったりする。
ピコピコ ピコピコ(それではまた次回よろしくお願いいたします)m(__)mペコリ


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17 裏でも影響がありました





《???》

 

薄暗い部屋で八つモノリスがあった。

それが光始めるとホログラムで人が写し出された。

 

「さて今回の作戦だがNo.3よ。本当にあの無人機で満たせるのか?それも二機で」

 

「ええ情報を照らし合わせても充分満たせます。ましてや相手は学生、正直言えば過剰戦力だと思いますがねNo.1」と余裕を見せるが

 

「果たしてほんとかしら?No.3」

 

「何が言いたいNo.5」否定されて少しイラついた。

 

「だってあの無人機って最近発見した施設にあった。ISでしょう?いくら元が良かったってほぼ無改造なんて危なすぎないかしら」

 

「ふんっ貴様に何が分かるあれほどの芸術品をいじるなど出来るものか。精々コアの設定を多少変えたぐらいだ」どうやら学者肌らしい。

 

そこでNo.9が喋りだした。

「まあNo.5今回は実験も含めた作戦だ。我々も賛同したのだ。それよりあの施設について分かった事はないかNo.8」

 

「いや、特に進展はない未だに強固なセキュリティによって3割程度しか把握してないがあれは今後の我らの利益にはなるだろうな、そうだろNo.4」

そうするといかにもイラついている派手な女が口を開いた。

「ええそうよ。代々なによ春華なんていうクソガキ、たかが動画一つで紛争が次々と終わってお陰で私の経済の四割は赤字確定よ。そのあげく所有していた女性権利団体のうち中国とイギリス支部は壊滅させられたのよ」と言うが表に出してないだけで全員苛立っている。

当たり前だ自分達と同じぐらいの組織にやられたとかなら言い訳は付くが今回は織斑春華が存在しただけでこれ程の損害を受けているのだ。

苛立っているのは当たり前だ。

 

そこでNo.7が喋りだした。

「そうだな最近じゃノベンタ元帥など平和論者の動きが活発になっている。更に言えば亡国企業で主力の実働部隊の一つファイアバグが離反したと報告を聞いている。このままでは戦争経済は破綻だぞ」

 

「まあすまないがそろそろお開きにしようだいぶ話から逸れた。一度我々は頭を冷してからまた開こうでは解散」

 

No.1の言葉で全員が静まり解散と共にモノリスの光も消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《???》

 

ここは何処なのかは分からない我々に課せられた命令は一つ春華を抹殺することなり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《アリーナ》

 

 

 

今、一夏達はアリーナの中央を見ていた。

煙が晴れたそこには2体のISがいた。

片方は不気味な複眼に地面に届くほどの太い腕をした黒いISもう片方は細身に女性的な印象を受ける騎士のような銀色のIS共通点も多いので同列の機体であることが分かる。

 

 

「一夏っ試合は中止よ。直ぐにピットに戻って!」

 

「鈴を置いて行けるかよ、それにあいつらはヤル気満々だぞ」ISからロックオンの警報がなっていた。

それを見て鈴も無理だと分かっただから

「そうね一夏、銀色の方頼んだわよ」

 

「ああ、やられんなよ」

 

「そっちこそ」

そして話が終わったとき

 

二機のISが動き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《ピット》

 

 

 

 

「山田先生、現在の状況は?」

 

「現在アリーナの扉が全てロックされていて避難が出来ておりません、織斑君達は敵ISと交戦中です」状況は悪かった。

その時通信が入った春華からだ。

『あっ繋がった。千冬お姉ちゃん今アリーナから凄い音が聞こえたけどどうしたの?』

 

「春華っ今どこにいる」

 

『アリーナの扉の前だよ。いきなりロックしたからビックリしたのです』

 

「今アリーナに謎のIS襲撃してきてハッキングにより避難及び救援が出来ていないそこでだ春華、今からアリーナにいる生徒を扉から離れさせる完了次第に壊してくれ」

 

『分かったのあっ一夏お兄ちゃんと鈴お姉ちゃんに言って欲しいの』

 

「なんだ?」

聞き返すと春華は息を吸い

『がんばって』

 

「ああ必ず伝える退避も完了した。頼むぞ春華」

 

『了解です』ビシッ

そこで通信を切った。

 

「山田先生、鎮圧部隊の編成は?」

と話しているとセシリアが

「先生、私に出撃許可をすぐにでも出れますわ」志願するが直ぐに

 

「ダメだ。これを見ろ」と織斑先生はモニターを指した。

 

「遮断シールドが・・・レベル4?」

余程の馬鹿げた火力がないと突破出来ないレベルだ。

「そうだこれでは避難も救援にも行けない」

 

「ならば政府に救援を」

 

「やっているだが通信も遮断されていて救援は望めない今、三年の精鋭がシステムクラックをしている。解除でき次第直ぐに部隊を突入させる」

 

「結局待ってることしかできないのですか?」

とセシリアは悔しそうにしてるが

「安心しろお前を部隊には加えないからな」

 

「なっ何でですの」

 

「お前のISは多対一ではなく一対多の方に向いている。複数の側にいればかえって邪魔になる」

 

「そっそんなことありませんわっわたくしが足手まといなんて」

 

「この前、春華に何か言われたように見えたが忘れたのか?」

 

「うっ!」

そう実は少し前に春華に指摘されていた。

訓練で連携をやったらズタボロだった。

それから考えていたがまだ頭の中で出来上がっていないのだ。

 

「わっわかりましたわ」

とセシリアはシューンとした。

思い人が頑張っているのに自分は何も出来ないのかと。

ふと気が付いた事があった。

箒がいないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





《ベアッガイⅢ達の日常》


ボールの一日は春華の身の回りをやるが夜は哨戒任務につくのである。


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番外編 春華を狙う愚者を迎撃せよ。



さて本当は本編を投稿しようとしたがまだ内容が固まっていないため番外編を投稿させていただきます。
では番外編どうぞお楽しみに


さてクラス代表は決まり祝勝会で一夏が言った。

「おかげで箒と迎撃する毎日ですよ」と言っていた。

そのお話を私、作者が語らせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

入学2日目

 

さてこの日は寮長の千冬の部屋で夕飯を食べた日、春華が寝たあと三人はと言うと・・・

 

 

 

《寮長専用部屋改め千冬・春華の部屋》

 

 

「さて春華も寝たことだ。久々に交換とでもいくか」

 

「ふっ望むところだぜ千冬姉」

 

「私も負けないぞ一夏」

と三人は懐から写真を出した。

写っているのは春華だ。

因みに皆、どうやって撮ったかは秘密だ。

 

「むっ一夏こっこれは!」

と箒が一夏の写真を手に取った。

その写真は春華がIS学園の制服を着ている写真時間的に朝だが着崩れている。

ボタンが合っておらず胸の辺りでチラリズム長い袖で眠たそうな顔をゴシゴシしている。

 

「ふっ一緒に登校するからこそ撮れる写真だぜ箒」と箒は写真とにらめっこして

 

「これと交換しないか一夏」と箒が出した写真はなんと・・・

 

「「こっこれは」」二人揃って驚いたそれは

 

「篠ノ之これは・・・どうやって手に入れた!」

 

「春華の・・・女装写真だとーーー!」

そう箒が出したのは小さい頃たまたま撮れた貴重な写真だ。

実は部屋着は殆どは一夏と千冬の御下がりで知らず知らずのうちに千冬の御下がりも着ていたのだ。

猫のぬいぐるみを抱き締めている。

服も白のワンピースに星の髪飾りもう男だと言われても信じられない位の乙女全開の写真だ。

 

 

「良いも何も考え直せ箒そんな貴重な写真を出さなくても」

 

「そうだ篠ノ之、流石に捨てるには惜しいぞそれは・・・はっ」

 

 

ピキーン今三人の頭に何かが流れ込んだ。

 

「一夏、箒感じたか今の気配を?」

 

「ああバッチリだ」

 

「私もです」

いったい何を感じたのか?by作者

「私が正面を殺る、一夏は遊撃、箒は春華の直衛に」

 

「分かった千冬姉」

 

「了解です。ふふっ久々に血祭りに・・・」

 

「ああ・・・今時の奴だろうが・・・殺す」

 

「さて私も『葵』で殺るか」

うんとても追い払うだけでは終わらないような気がする。

 

 

 

 

襲撃side

 

 

今現在、春華が寝ている部屋に十六名ほど向かっている。

遊びにいくような雰囲気ではない何故なら進んでるルートが正規のルートではないのだから!

 

現在、四人が天井裏を移動していた。

因みに格好はISスーツに各員道具を装備している。

「ねえこれで本当に寮長もとい千冬様と春華ちゃんの部屋に行けるの?」

 

「大丈夫よ。職員会議で部屋割りを聞いてから確認したんだから」

 

「ふふっ春華ちゃんは我がIS学園自動車部が頂く」

とまあほふく前進で進んで数分・・・

 

 

「やっと着いた。後は下にいる春華ちゃんを確保して戻れば」

 

「よし例の物を」

 

「了解」と一人が出した道具は電動工具を出した。

そして天井の一部を解体し始めた。

因みに魔改造により音がでないという素敵仕様。

だがその時・・・

 

 

 

sideout

 

 

 

 

春華の部屋

 

 

 

 

一方、箒は睡眠中の春華の警護をしていた。

目の前ではすやすやと寝ている。

 

(あーやっぱ春華はかわいいーな、それにしても一人で寝れるとは・・・少しずつだが成長してるな)ナデナデ

 

「ふにゅ~~」ナデナデすれば春華は気持ち良さそうな顔をする。

(あ~やはりこれだ。そう言えば千冬さんあの『葵』どこから出したのか?)

とまあ襲撃者が来なければ至福の時間であったがそうはいかない天井裏に気配を感じたのだ。

(来たか数は・・・四人か)

箒は春華に束特製の耳栓をした。

これで回りで何が起ころうと起きることはないだろうそして真剣を取り天井に目掛けて。

 

「ハァッ」

 

ドスッドスッドスッ

そうすると天井からは

「わっわっわっあぶっ危ないって」

 

「てっ撤退だっ撤退撤退」

 

「初日の話ってマジバナなのっ!」

 

とどうやら撤退したようだ。

 

(ふっどうやら退いたようだな。さて・・・)

と退いたのを確認した箒はカメラを出して

(今のうちに寝顔の写真を)と次の刺客達が来るまで至福の時間を過ごしていた。

 

 

 

一方、別の襲撃者はと言うと・・・

 

 

 

 

 

襲撃side

 

 

 

今、廊下では五人の武装した生徒が慎重にそして迅速に進んでいた。

 

「こちらブルー1クリア」

 

「こちらパープル2問題無い」

 

「こちらローズ3も同じく」

 

「ゴールド4、その他諸々クリアだ」

 

「よしっレッド5から各員へこのまま進むそして春華ちゃんは我がIS学園サバゲー部が頂く」

どうやら今度はサバゲー部のようだ。

ちゃんとした無線機を持ってるあたりサバゲーじゃ無いような気がする。

 

 

それからしばらく進むと

 

「待て、こちらゴールド4トラップ確認除去するから周辺警戒を」

 

「分かった。レッド5から各員へ周辺警戒」

 

「「「了解」」」

と警戒態勢に入るとローズ3だけ部隊の死角に待機してしまった。

「ローズ3、離れすぎだ。戻れ」

 

「りょっ了解」と戻ろうとしたら

 

ゾクッ!と背筋に寒気がしたので振り向いたが

「気のせいか?」と今度こそ戻ろうとしたら

 

ゴキッローズ3は背後から何者かによって気絶させられた。

 

 

 

その頃他の四人は

「ゴールド4トラップの除去に成功ってローズ3は?」

 

「こちらレッド5からローズ3へ・・・どうしたローズ3返事をしろっくっ警戒しろ恐らく来るぞ」とローズ3がやられたと断定し残った四人は

よりいっそうの警戒をした。

それから回りを見渡しブルー1が曲がり角に影を見つけた。

他の三人にも伝えゆっくりゆっくりと前進そして合図と共にバッと影を確認したが

「いないだと?」確かに影があった。

だがいない四人はローズ3を捜索しようと行動を起こそうとした時背後から誰かが走ってきた。

「「「「!」」」」

 

「しまっ」誰かが言っただがそれもすれ違った誰かに斬られサバゲー部の意識は途絶えたのでした。

 

 

一方その頃、自動車部は・・・

 

 

 

全力で廊下を走っていた。

 

「ハァ・・ハァ・・・ハァなんなのよいったいいきなり真剣で刺してくるなんて」

 

「初日の噂が本当だったなんて聞いてないよ」

 

「話してないで撤退撤退ヤバイわよマジで!」

 

「待って・・・あれって」と一人が指を指した。

全員が見た先には

「ちょっとあれってサバゲー部じゃない!」

とどうやらサバゲー部がやられた所に逃げて来たようだ。

倒れたサバゲー部の皆の武器などは全て両断されている。

「ねぇこの消去法でいくとまさかだけど・・「織斑先生ならどうするつもりだ?」えっ?!」

と振り返るとそこには

「貴様ら~春華を付け狙うとは覚悟は出来てるだろうな?んっ」

 

「あっあのこっこれはですねあの~そのーってちょっまっ」プツンッ

 

 

このあとの事は誰も知るよしはないというよりは知らない方がいいのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃別の襲撃者は・・・

 

 

 

 

 

別の廊下にて九名が扉の前にいたのだ。

 

 

 

「さーて他の班はバカね遠回りするより正面から堂々と行けばいいのに」

 

「まったくですね。ではそれでは」

 

「扉を開けて」

 

「春華ちゃんをもらいに・・・あれ・・・何?」

と指を指した先には

 

「あれっ?織斑君だけどなんかヤバそう」

今の一夏は親しみやすいフレンドリーな一夏ではない顔が見えず赤い目しか見えないそしてなにより注目するべきなのは

「なっなにあの刀凄いオーラが出てるんだけど⁉」

と話していると黙っていた一夏が口を開いた。

「あーこれか・・これは妖刀《鬼斬丸》だけどどうした?」

と笑って話してるが目が笑ってない。

 

「いっイヤーおっ織斑君もどうしたの?」ともう分かっているができれば違ってほしいと僅かな希望をしてみるが

 

「もう分かっているだろう?今の俺を見ればなぁ春華を狙うとどうなるか・・・教えて殺るよ」

 

「ちょっちょっと待ってお願い悪かったからゆるっ」プツンッ

 

 

 

さてこの一夜でいったい何人犠牲になったかだがこの戦いは終わらないこの世に織斑春華が存在する限りこの戦いは終わらないのだ。

表であろうと例え裏であろうと・・・なっ。

 

 

 

 

その後、掃除をして全員は寝たが春華は起きて束に会うのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






はい実はこれはほぼ毎日、春華が知らない所で起きてる事なのです。
そう言えば感想等を見ると正直、あなたは予言者か!みたいな人がいるが見ていて楽しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
あっ別の方から主人公を貸していただいた人には感謝します。
近いうちに本編に出す予定です。
感想などまってまーす。
できればアドバイスがほしいです。


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18 レスキュー開始なの


なんか本編できないなーなんて思ってたらできたよ 
なんかぐだぐだのような気がするけど気にせず進める是~それではどうぞお楽しみに


前回、謎のISの襲撃でアリーナは大パニックなのです。

一夏お兄ちゃんと鈴お姉ちゃんは戦闘中、うちはレスキュー千冬お姉ちゃん達は全体を見ながら各々出来ることをしている。

 

 

 

 

 

春華side

 

 

 

 

『春華、扉の前から生徒は退避させた後は頼む』

 

「了解なの、では皆準備は良い?」

と各支援機を確認すると

『全支援機、配備完了しました。指示をどうぞ』実は千冬お姉ちゃんの指示が来る前に皆をそれぞれの扉に配置してたのです。

「うん皆お願い」

 

『yes』

 

そして合図と共にそれぞれが行動を開始した。

 

「じゃあプチッガイいくよ」

 

ピコピコ ビシッぴか~と春華もベアッガイⅢを展開した。

そしてビームサーベルで扉を斬ろうとしたら後ろから何かが来たので振り向きました。

「ロトに・・・別のプチネウス?」

後ろにいたのは武装が外されその代わりに作業効率が上がった作業用ロトに猫耳にメイド見た目はうちじゃない髪型違いそして胸の部分に膨らみがあるので別のプチロイドなのは分かった。

 

「もしかして新しい子?」

 

コクコク

と頷いた。

「よろしくね、それとゴメンねさっそく動いてもらうけどこれからレスキューです」

 

『yes』と皆も作業開始してくれた。

後で皆整備してあげないと

 

 

 

 

《ボールの方は》

 

 

 

「ねえどうやって壊すんだろ?」

 

「確かにまさかキャノン砲とか使わないよね?」

 

「まっまっさか~さすがに」と話してる時追加の放送が流れた。

『あー言い忘れたが破壊方法はキャノン砲など爆発物もあるので注意しろ以上』ブチッ

 

・・・「「「「「なっなんですとー!」」」」」

 

「まっマズイじゃんボールとかの威力結構あったよね!」

 

「みんなーせーのでさがろー」

うんうんと皆もせーので下がった。

 

そうしたら

 

コンッコンッ・・コンッコンッっと扉から音がして

『今から破壊しますご注意下さい・・・今から破壊しますご注意下さい』とマシンボイスが聞こえた正直何処の工事現場だと思ったら

 

ドゴーンと扉が吹っ飛んだ。

そこから四体のボールが入ってきた。

 

「あっぶなー」

 

「でっでもこれで出れるよ」

 

『おかしもを守り避難を開始してください・・おかしもを守り避難を開始してください・・』

 

とアナウンスがボールから流れる正直なんでキャノン砲を撃ったのか?なんて聞きたかったがそれどころじゃないので避難を開始した。

 

 

 

 

《ロトにプチネウスとプチロイド混成部隊は》

 

 

 

 

「いっ今あっちから凄い音したけど大丈夫かな?」

 

「たしかに一応さがろうってあれ・・・あのダクトの入口動いてない?」

と指を指した。

たしかに動いている。

そして入口が開くとそこから小さな人形みたいのが出てきた。

プチネウスとプチロイドです。

 

「何あの小さいのは?」

因みにプチロイドとプチネウスにロトは鈴以外まだ知らないのである。

 

「かわいい~」と回りが言ってるがお構い無しにバーナーやらプラズマカッター等をコールし扉を解体し始め物の数分で終わった。

 

「なんだろうあのロボット?」

と今度はロトが入ってきた。

その間に掃除まで完了したプチネウスはプラカードで『おかしもを守り避難してください』と呈示し避難を始めるが抱き締めたい衝動に刈られたんだろうかプチネウス、プチロイドに向かうがすぐにロトに搭乗し別の扉へ向かった。

 

四体のロトは分かれマグネット仕様のキャタピラで壁に張り付き移動した。

誰もが思った。

抱き締めたいってね。

 

 

 

 

 

《春華は》

 

 

 

 

「じゃあいくよベアッガイⅢ」

 

『yes』

とうちはビームサーベルを展開させて扉を斬りました。

案外スパッと斬れるんもんだね。

 

という訳で中に入って他の扉もと思い中に入ると・・・

 

「あ~ハルハルだ~」

 

「あっ本音お姉ちゃんどうもです」

そう言えば一組の方だった。

「やった~春ちゃんだ~」

 

「きゃーかわいい~」ダキッ

とうちは抱きつかれました。

正直苦しいし恥ずかしいの。

 

ジタバタジタバタ「はーなーせー」

 

「ん~柔らかいし顔、真っ赤っかでかわいいよー」となかなか放してくれないのですが

 

「ちょっとせっかく春華ちゃんが扉を壊してくれたんだから避難してあげなくちゃ」

 

「ヴッそうね、ゴメンね」

と放してくれました。

 

「むー」ポカポカポカポカ

 

「ほんとにごめんごめん、皆避難しよっ」

 

うんうんっと皆、頷き避難を開始した。

それを見届けた後、春華は防護壁が降りた方を見て

「お兄ちゃん達大丈夫かな?」

(それになんだろう?あのISハッキリした意志があるような気がするの)

と勘ではあるがベアッガイⅢみたいに意志があるけどあっちは何かに縛り付けられてるような感じがした。

 

(もしベアッガイⅢみたいに意識がはっきりしてるなら聞いてくれるかな?)

 

 

 

一夏&鈴side

 

その頃春華が活動してる時、一夏は銀色のISと鈴は黒い方のISと戦っていた。

 

 

 

 

「おぉーーーーー」

キィンガキンッガインッと刀を交えているが拮抗していて決定打がない。

 

「ちぃコイツ強い」

 

 

 

 

「あーもうっ当たりなさいよっ」

 

チュドーンチュドーン

 

鈴は近接戦をしたがパワーで分が悪いため龍砲による中距離戦をしていたが巨体に似合わず全身のスラスターで回避し腕部のビームは遮断シールドを力ずくで破る火力の為こちらも決定打がなかった。

 

 

 

「くそっこいつら武装は単純だけど」

 

「その分、基本性能が高いわね。くっ・・・それにしても」

 

「ああ、これじゃじり貧だぜ」

とこの時、ピットから通信が入った。

『織斑、凰聞こえてるか?』

 

「ああ千冬姉」

 

「はい聞こえてます」

 

『今、春華が、避難を完了させた回りは気にせずやれ』

 

「「はいっ」」

とここで通信は終わるが付け加えで

『あと春華からだがんばって、だそうだ』

 

「「!!!!」」

 

『怪我だけはするな以上』

通信が切れたが《がんばって》一夏と鈴にはそれだけで充分だった。

 

「まったくそんなこと言われたら負けるわけにはいかないじゃない」

 

「そうだな守るって決めたんだこんなんで手こずっていたら夢のまた夢だな」

 

「じゃあ一夏」

 

「ああ鈴」

二人は息を吸い

「「やってやるぜ(やろうじゃん)❕❕」」

 

 

 

 

第2ラウンドの始まりだ。

 

 





さあて短い話しですが読んでいただきありがとうございます まあ正直次いつ投稿できるかわからないですがよろしくお願いいたします。
感想などまってまーす 


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19 プチッガイ達は大切な家族なのです

どうもコーちゃんです。
さあこの襲撃事件編?もラストスパートだぜ。
だがなんか原作沿いとか言いながら展開が少し違うような気がするけど気にしないよ。
このままいくもんてなわけで話をどうぞ( ゚∀゚)つ




 

前回、見栄を切った二人は再び突っ込んだ。

 

 

 

 

 

「ハァッ」

と銀色のISを一夏は斬ろうとしたが例の如く盾で防ごうとするがそれこそ一夏の狙いだった。

(かかったな✨)

一夏は盾に当たる瞬間、ワンオフアビリティー零落白夜を発動させた。

これは春華が気づいた事で千冬は使うのはほんの一瞬だった。

当たる瞬間から斬り終わった時だけ発動させていた。

結果

 

スパッと腕ごと盾を斬った。

エネルギー消費も最小限にとどまっているが(なっなんだこいつ!?)斬った腕から血が流れることが無く代わりにバチッバチッとスパークしていた。

(なっ機械!?こいつ無人機だったのか⁉)

 

「鈴っ」

 

「なによっ一夏?」

 

「こいつ人じゃないっ無人機だっ!」

 

「なっ無人機なんて・・・」

鈴は信じられなかった。

ISを動かす為の絶対条件、人が乗ることそうでなくては動かないのだから

 

「けど無人機なら今までの違和感に納得がいくぜそれに出来たけど利権の為に黙っているとかあるだろう」

確かに今でも発表されていない最先端技術なんていくらでもあるだろう。

 

「まっ今は感謝するわよ。機械ならっ」

ガシンッと近接武装の双天月牙を連結させて

「これは読めないでしょっ」と回転させながら投げた。

黒いISは避けたが

「あまいっ!」双天月牙の連結が解けて二つに別れて片方が当たった。

それによって体勢が崩れ鈴は龍砲で追撃して更にブーメランのように戻ってきた双天月牙で更に追撃した結果左腕のビーム砲を残し他の武装を使用不可能にした。

 

「これでぇっ!」そして龍砲の至近距離で決まる筈だったが

ガシッ「あっぐぅ!」物凄い速さで鈴を掴んだ。

腕は巨人みたいな大きな手で鷲掴みした。

そして自分の腕ごとビームで消そうとしだした。

 

「鈴っ!」一夏は鈴の助けに入ろうとしたが

ガギンッ「くっ邪魔だ-!」と振り切ろうとしたが予想外の事が起きた。

ビュンッビュンッ「なっあれは!?」突然のビームを受けて発射元を見ると(あれはさっき斬ったシールド!?)先ほど斬ったシールドがビットとして動いているのだ。

 

「くっいち・・・か」苦しそうにしてる鈴はもうシールドエネルギーもないため龍砲も撃てないようだ。

もう発射される時

「やらせんっ」「ですわっ」とピットから二つの影が現れた。

ドビュゥンとセシリアのスナイパーライフルが放ったビームは黒いISの左腕のビーム砲に当たり

ドーンと銃口が吹き飛び

「せいっ!」箒が手首を斬り浅いが黒いISは鈴を放した。

 

「大丈夫かっ鈴」

 

「箒あんた・・・その打鉄」

 

「ふんっ罰なんか覚悟の上だ」

 

「一夏さんも大丈夫でして?」

 

「ああ助かったぜ」

と鈴が救助されてる間に壁に叩きつけられた銀色と黒の二機も立ち上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.3side

 

 

ここはNo.3の施設、今回の作戦を発案したものだったが予想外すぎて焦っていた。

 

 

ビー ビー ビー ビー

 

「所長ダメです。二機ともダメージが50%越えました」

 

「システムクラックも62%完了してますこのままでは」

状況は深刻だ。

「何故だ、たかが戦争も知らないガキ共がなぜこんなにもできる」No.3からすればいくら訓練を受けてようが所詮は訓練、実戦に勝るものはないましてやつい最近まで一般人だったものだっている。

なのにこの状況焦らない筈がない。

 

「おのれ・・・あのシステムだ。あのシステムを作動させろ」

 

「しっしかし所長あのシステムは未だに解明出来ておらず作動すればコアも無事では・・・」

 

「かまわんっこのままでは目的も達成出来ずに鹵獲まで許す事になるのだやれっ!」

と部下は言われたとうりに作動させた。

 

画面にこう書かれていた。

『n_i_t_r_o』system起動

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

キィンキィンガギンッ

 

「一夏、今だっ!」

 

「うぉーー」ガギンッピットとして動くシールドが邪魔をする。

 

「ちっ」

 

「こっちもいるわよっ」

と背後を取った鈴が斬り地面に叩き落とした。

 

ブンッスカッ「ふふっその程度、当たると思って?」

と黒い方は武装を全損してる為近接戦をしてくるが大振りの拳なので簡単に避けられる。

そして何回か避けて

「後ろをとったと見せかけて」

 

「俺が本命だー」と正面から一夏が斬り直ぐに離脱して

 

「射撃は苦手だが止まってれば」と箒がアサルトライフル『焔火』掃射した。

確かにお世辞にも上手いとは言えないが動きを止めた。

そして「セシリアこれで」

「ええ受けとりまして」鈴は双天月牙の片方を渡して二人で斬りかかったが決定的にはならず黒いISは一旦銀色の側に移動した。

 

「しぶといな」

 

 

「そうだな・・・ん?あの二機、様子がおかしいぞ」

と箒の言葉に注目した。

 

二機は急に膝を着いた。

「なっなによあいつら?」

 

「無人機が服従のポーズ?」

と戸惑っていると

 

カッボオッボーーー

 

いきなり機体の各所から青い炎が吹き出した。

 

「なっなんだこれは!?」

 

「みんな構えろっ来るぞっ!」

と一夏の声にみんな構えようとしたが

 

「なっなにっ!?」

銀色のISがとてつもないスピードで箒の目の前まで来た。

細かく言えばコマとコマの間に距離を詰めた感じ。

そして斬られた。

 

「がはっ!?」

(なんだこの重い一撃は・・・)

しかも切れ味だけなら零落白夜に近い

「篠ノ之さん!」

セシリアはビットを飛ばすが

 

銀色のISはズババババっと一瞬で四機のビットを斬った。

移動はしてないので斬撃を飛ばしたのだろう

 

「わたくしの・・・BTがこんなにも・・・」

 

「セシリア避けろっ!」

一夏は叫んだ。

黒いISの右腕の装甲がパージされビーム砲が現れたのだ。

 

「はっ!?」一夏の言葉に我を取り戻したセシリアだったがもう遅かった。

気づいた時にはもう目の前に光が迫っていたのだから直撃を喰らいなんとか装甲がかろうじて残ってるセシリアが地面に落ちた。

 

「くらいなさいよっ!」と鈴が斬りかかろうとしたが

ドガッ「カハッ!?」カウンターで拳をもらいパァンと壁にドゴーンと吹き飛ばされ壁に叩きつけられた。

 

「鈴っ!」一夏は気をとられて一瞬の隙が出来てしまった。

「しまっ・・」ズバッと斬られ追加の蹴りで地面に叩きつけられた。

 

「くっ・・・くそ」

さっきまでは善戦しているように見えたが蒼い炎が吹き出てからはまるっきり変わってしまった。

(ははっだらしないなあんだけ見栄を切ってこの様かよ・・・カッコ悪いな俺)

黒いISはビーム砲向けて発射される時

 

『♪~~~♪~~♪~~~~♪~~~』

どこからか歌が聴こえた。

 

(この声・・・春華の歌か?)

周りを見ればスピーカーを持った支援機達がいた。

そしてカタパルトには

 

「春華?」歌っている春華がいた。

そしたらなぜか無人機達は武器を下ろした。

 

この時思った事がある。

(春華の歌はISにも通じるのか!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.3side

 

 

「なっ所長こちらのコントロールを受け付けません‼」

 

「二機共、戦闘体制を解いています!?」

 

 

所長は焦り焦りまくった。

もはや怒り狂い発狂もはや狂気の域だった。

「なんだっなんだっこれは!・・・歌!・・・たかが歌!・・・歌ごときで!・・・歌ごときで私の計画が・・・あんなクソガキの歌で・・・歌でっ!」

 

「しょっ所長おっ落ち着いて」

 

「黙れっ」バチンッ

 

「これが落ち着いてられるかっ!だがもういい強制介入プログラムを作動させろ目標を一つにすればまだ受け付ける筈だっ急げぇー!」

 

「はっ強制介入プログラム作動させます。目標は?」

 

「決まっている。春華だっ・・・織斑春華を消せっISもだぞ、私に恥をかかせたこと後悔させてくれるわっ」

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

「♪~~~♪~~♪~~~♪~~」

(良かったプチッガイ達みたいに聴いてくれてこのIS達にも通じるんだ、と言うより支援機達いつの間にスピーカー用意したんだろ?前から思ったけど皆の装備は謎だらけ?)

と歌っている春華はこのIS達と仲良くなれるかな?と思っていた。

だが次のノイズで状況が変わった。

 

二機のISは突然頭を抱えて叫びに似たようなノイズがオープンチャンネルで流れた。

 

「ヴッ」春華はあまりの大きな音に耳を塞ぎ目も閉じてしまった。

そしてビービービービー『警告、警告、ロックオンされてます』

「えっ?」目を開けたら目の前に光が迫っていた。

反射的に防御体制を取ったが直撃をもらい何度かバウンドして地面に落ちた。

更に悪い事にいやむしろ遮断シールドを貫通させるほどのビームによく耐えたと思うがそこまででISが解除された。

周りの支援機達も理由は分からないが活動が停止した。

おそらく本体のダメージが限界を越えれば停止してしまうのであろう。

「ヴッ・・プチッ・・・ガイ」

声を絞り出して呼ぶがプチッガイは反応しない目が×になっている。

そして黒い方はプチッガイの方に歩いていた。

「プチッガイ!」

春華はプチッガイの所まで必死で走った。

まだ出会って短いがこれまで一緒にいつも一緒に今までどんな時も一緒に過ごしたからこそ春華にとってプチッガイ達はかけがえない家族になっていた。

なんとか先に着いたがそこまでだった。

解除された後も転がるなりで体はボロボロで足も挫いていたもう動けない一夏達もあまりのダメージで動きたくても動けない黒いISは春華達の目の前に立ちビーム砲を向けた。

 

ギュッ春華はプチッガイを抱き締めて目を閉じた。

もう誰もが助からないと思った時

ガゴンッと音からして誰かが黒いISに体当たりしたと思われる。

春華はゆっくり目を開けた。

「あれは?」

 

体当たりした者の正体は「女の騎士?」目の前にいたのは全体的に黒く鎧を纏った女性の印象を受けるそして左右に巨大な盾?がこれまた印象的だった。

謎のISは黒いISの方に歩き頭を掴んだ。

それからスパークが見えた。

手を放したら黒いISの不気味に光っていた赤い目は緑にそして蒼い炎もなくなった。

銀色のISも動き出したがあっさりと頭を掴まれて同じようになった。

それが終わったら今度は春華の前に謎のISは立ち撫で撫でをした。

「あっ・・・う~ん・・む~」春華は撫で撫で撫でで伝わったのは(遅くなっちゃってごめんね春華ちゃんまた会おうね パールファングよりってね )春華は返事をしたかったが一気に緊張が解けたのか眠ってしまった。

謎のISもといパールファングは二機のISを連れて飛んでいったのでした。

 

 

 




さて今回はパールファング、第二次スパロボZ登場のオリジナルロボットを登場させました。
個人的には好きな機体だよ。
あと『n_i_t_r_o』はガンダムデルタカイに搭載されているシステムです。
さてあと2話ぐらいでタッグトーナメント編?に突入だぜ。
それではまた次回もよろしくお願いいたします。
感想も待ってまーす。


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約束だ。俺たちは強くなる守る為にな


どもなんだかどんどんアイデアが出るぞ~。
最近、車をぶつけて現実はアレだが小説はそうじゃないよ。
それではどうぞお楽しみに。



無人型ISの襲撃事件が終わり一夏達はと言うと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カァーカァーカァーカァー

 

ガララ

「ありがとうございました」ペコリ

 

「ええ調子が悪かったらいつでも来なさい篠ノ之さん」

 

「はい、失礼します」

と箒は保健室から出た。

「終わったか篠ノ之」

振り向くと千冬がいた。

 

「はい織斑先生・・・打鉄の無断での使用すいませんでした。覚悟はしています」

 

「そうだな・・篠ノ之には悪いが1週間の自室謹慎と反省文を与える」

 

「はい」と普通はここで話が終わると思うが千冬は一呼吸して

 

「まあ以上が建て前だがここからは私見だ・・・前線に出れない私に変わって良く戦ってくれた感謝する」と箒にしては予想外だった。

 

「いえ感謝される程ではないです」

 

「そう言うな、まだ後処理があるのでな見舞いにでも行ってこい」

 

「千冬さんは・・・いえ言うまでもありませんでしたね」

手を見れば分かる開きぱなっしの左手が証拠だ。

 

「そう言う事だ」と箒と千冬は別れた。

 

 

 

 

ところ変わって保健室の別の部屋では(箒が行った保健室は身体検査用でこちらは少しベッドで安静にしなければならない人用)

 

 

「ん・・・ここは?」とどうやら一夏のようだ。

 

「一夏も目が覚めたの?」

と横を向くと鈴がいた。

「鈴大丈夫か?」

 

「大丈夫よ、軽い打撲だから」

 

「そうか良かったじゃなくて春華はっ無事なのか!?」

と思い出したように少し声が大きくなってしまった。

 

「あんたね寝てるんだから静かにしなさいよ。起きるじゃない」と鈴の隣のベッドでは春華が寝ていた。

一夏もやべっと思い無言の謝罪をした。

 

「そう言えば鈴」

 

「なによ?」

 

「前話して思ったけど親父さんとなんかあったのか?」

 

「えっ!?」いきなりだったので(・_・)キョトンとしてしまった。

 

「いやなんか歯切れが悪かったからついな」

鈴はため息をついて

「今さら隠すことないしね。実は別れちゃったのよ。うちの親、中国に戻る事になったのもその為」

それを聞いた一夏はなんとも言えない気持ちになった。

自分で聞いといて後悔するなんてバカもいいところだ。

申し訳なさそうにしていたら

 

「あっでも今は違うわよ」

 

「えっ?」

 

「実はね両親が再婚するのよ。あっでもだからと言って立場が立場だから中国で過ごすけど」

 

「良かったじゃんまた一緒になって」一夏としては気まずい事を聞いて後悔していたので良かったと思う

「でもこの再婚、春華のお陰なんだけどね」

 

「春華が?」

 

「なんでも春華が仲直りさせてくれたみたいなの」

その事に一夏は驚いているが鈴の話は続く

「なんかお互いの勘違いだったらしくてね後々知った春華が色々やってくれたみたいなの」

 

「知らない間に凄い事やってるな!でも良かったなそれと約束悪かったよ」

 

「いいわよもう・・・あたしも悪かったしこれでお互い様よ」と話していると

ピシャッと扉が開きセシリアと箒が入ってきた。

 

「一夏さんに凰さんお身体は大丈夫でして?」

 

「それに春華は?」

 

一夏と鈴は春華のベッドを指した。

二人は春華が寝ている事に気付き静かにしようとした。

「ここじゃあれだから出るか?」

 

皆も納得し廊下に出た。

 

「箒とセシリアは大丈夫なのか?」

 

「ええISのおかけで体にはなんにもありませんわ。しばらくは使えませんが」

まああのビーム喰らって只で済むわけないよな

 

「私は謹慎程度で済んだ」

それで一夏は反応したが箒が付け加えた。

 

「勘違いするな私が許されれば千冬さんに迷惑がかかるただの建前だ」

 

「そっそっかワルいワルい」

 

「逆に春華は大丈夫なのか?」

箒とセシリアは気になるとこ

 

「明日まで安静だって言ってたわよ」

 

「そっそうか」

そこから沈黙が続きなんとなく時間まで春華の側に居ようと再び入った。

「お前達・・・」

中には支援機達がいた皆も春華が心配なんだろ一夏達が初めて見る支援機もいるがそれを見て一夏はなんとなく頭を撫で撫でしようと春華の頭に手を伸ばしたらギュッと春華に手を握られた。

「春華?」

よく見ると震えている。

「当たり前と言えば当たり前よね」

 

「そうだなあれは」

 

「実戦・・・戦場ですわ」

皆そうだ一夏と箒はつい最近までは一般人、鈴とセシリアは実戦経験のない代表候補生、春華に至ってはそんなのとは縁がないと言うよりあってほしくなかった。

そして一夏はもう片方の手で撫でて

「当たり前だよな、だから約束だ。俺達は強くなる守る為になあ皆」

 

「あったり前よ」

 

「そのとうりですわ」

 

「早く直して特訓だな」

それぞれが決意した。

大切な人を守る為に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてところ変わって学園の地下ではと言うより本当に学園か?と思うぐらいの施設があった。

 

 

そこに千冬と楯無は歩いていた。

「それで要件は何ですか?織斑先生」

 

「なに少し調べて欲しいバカがいるのでな穏便に済ませたいから呼んだ」

 

「バカ・・・ですか?」

 

「ああこの前、春華を狙ったバカ者だ」

と話していると一つの部屋に着いた。

 

「あれが例の?」

ガラスの向こうにはパンツ一丁の男が16人いた。

「ああ例のバカだ」

 

「それにしても織斑先生、私が手を出さなくても聞けるのでは?」と千冬が脅せば済みそうな話だ。

 

「最初は私もそう思ったがこいつらを捕らえた奴らがご立腹なのでな」と千冬は指を指した。

楯無は指された方を見た。

「あっあれは!?」

 

そこは春華の支援機達がいたが明らかにヤバい何でかって全支援機達は拷問器具を用意しておりプラカードで『我々に拷問させろ春華に手を出すものには死を』とかかれていた。

プチロイド、プチネウスはまだ表情があるから分かるが他の支援機は機械であっても雰囲気で分かる。

 

「あーこいつらを捕らえた支援機達だ。正直、楯無お前も気づいていなかったのでは?」

 

「そのとうりです。地下の搬入用の多目的通路で銃撃戦があったのは知っていましたけど証拠と言う証拠は何一つ無かったので掴めず行方を追っていましたがまさか春ちゃんのISが捕まえていたなんて・・・」

 

「何でもコアネットワーク経由で入手した情報らしくてな事前に準備していたのかもしれん」

 

「でもISがここまで・・・」楯無はこれでも国家代表でありISとはそれなりに関わってきたつもりだがベアッガイⅢは他のISとは明らかに違うそう思っていると

「言いたい事は分かるがお前は勘違いしてるぞ」

 

「えっ!?」

 

「春華はISと接する時、道具などではなく家族として接している人だのISだのそんなのは関係ない心があるからお互いが応えようとしているんだ。だからこいつらが怒る理由も分かる大切な人に危害を加えようとしているんだ、当然だろ」

 

「分かりましたじゃあお姉さんもお仕事お仕事」と楯無は部屋に入り

「はじめましてって言うほどじゃないよね。その刺青からしてねぇロシアの特殊部隊さん」

とピクッと眉が動いたので当たりと思われる。

 

「だんまりされると困るんだけどなーお姉さんは」

 

「はっ日本人のクセに他の国に移る尻軽が何言ってやがる」

随分挑発できるだな?

 

「へぇー穏便に済ませたいからお姉さん、頼まれたんだけどとりあえず目標は春華ちゃんでいいのかしら?」

 

「ああそうだよ」

やけに素直に隊長格が話した。

「たっ隊長いいのですか!?話しても」

 

「構わん、だいたいあの回りから甘やかされているクソガキのせいで「はいストップ」おいおいせっかく話してやってるのによー」突然ストップがかかり気分が悪くなった。

 

「楯無戻ってこい」と指示して「さてお前達、出番だ。ただし殺すなよそれは春華が望むことではない」

 

支援機達は待ってましたっと言わんばかりに登場し

「おっおいなんだあれは!?」

 

「まてっこのアマッ俺たち何・・」

目の前にはチェーンソーなり鞭や電気椅子他にもあり挙げればキリがなく怒りに燃えた支援機達がゆっくりじわじわと近づいてくる。

「まっまて俺たちは」プツンッ

この後、男達は後悔した。

素直に話せば穏便に済むのにわざわざ火に油を注いでしまったのだ。

千冬は満足そうに見て楯無は自分の受けたアレはまだましだったんだなーっと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって作戦が失敗したNo.3はと言うと・・・

 

 

 

 

 

「クソッまさかあそこでファイアバグの隊長が現れるとは・・・だから反対したのだあんな得体の知れない女なんか・・・おのれ織斑春華めやつ1人の為に私の首が飛びかねん、おいっ残りの一機はまだ動かんのか」

 

「申し訳ありません未だ稼働の目処がたたず」

 

「クソッなんとしても稼働させろこのままでは私の首はおろか貴様らの首も飛ぶのだぞ」

 

「はっ直ちに」とその時

ドゴーンと何処からか爆発した。

「なっなんだ!?」

 

「しょっ所長侵入」パンっと報告にきた職員が撃たれた。

そして入口から一人が入ってきた。

 

「きっ貴様は!?」入って来たのはゴスロリの少女だがそれだけで裏に精通している者達は分かる名は

 

「そうよマリリン姫のご登場ってね♪」

 

「うっ裏切り者が何のようだ!?」

 

「何って分からないの?」カッと光り

 

「そこのISを返してもらいに来たのよ」ISを展開したマリリンは未だに稼働が出来ていないISを指した。

 

「返すも貴様のではないだろう」

 

「返すも何もそれは我がマスターのISなんなよね♪そ・れ・と♥織斑春華に手を出した罪、死をもって償えっ」とガシンッとパールファングの駆動音が高まり

「まっ待て私を誰だとっ・・・」

 

「あは・・・素敵なショーの始まりだよ 」ガシンッとシールドが合体し「フフ・・・地獄への招待状だよ 」そして大きく体をひねり「必殺ブルーム・イン・ヘェェル・・いやん地獄行き決定♥」とシールドを手裏剣のように投げその部屋にいた者全員に当たり叫ぶ暇さえ与えずに一瞬で辺り一面、血の花になった。

 

「う~んやっぱり血の花は素敵ね♪」

と満足そうに辺りを見渡していると

「姫、この施設の制圧は終わりました」

とマリリンの私兵が報告にきた。

 

「マスターの所有物は?」

 

「すべて回収しました。ですが既に兵器転用されてる物も・・・」

 

「かまわないよ我々が記憶を無くしてから何年経つと思ってる?」

 

「そうでした。では」

 

「施設を完全消去、そして撤退よ♪」

 

「了解です。姫」

マリリンの私兵は直ぐに行動した。

その後、世界は衛星により施設の爆発を確認直ぐに軍隊を派遣したが何一つ有力な情報は得られなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千冬side

 

 

 

 

無人機襲撃事件の夜、砂浜で千冬は携帯をcallした。

 

ガチャッ「ハロハローみん「真面目にしろ!」ごっごめん」

 

「まったくでさっき送った映像見たか?」

 

「うん見たよ。許せない〇〇の技術をISをあんなくだらない事に使って今まさに私の怒りはハルマゲドン突入だよ‼」

束の陽気な声から一転、冷静にそして怒りを感じさせる声になった。

「それで例の施設は?」

 

「やっぱり〇〇のステルスは完璧だよ。悔しいけど偶然発見した凡人共に先を越されたよ」

 

「仕方あるまい私の裏用のISは仕上がりそうか?」

 

「うん裏で使う為のIS『黒桜』、私の『月兎』はもうすぐ完成するよ」

 

「そうか・・・ところで後ろに映っているちっちゃいのは何だ?」

と映像に映る束の後ろに小さいと言うよりプチロイドがいた。

「あっこれ、これは私特製のいっくん女の子バージョンなのだ~」と誇らしげに胸を張って言った。

 

「一夏は髪は赤くないぞ?」見た目は髪は赤くキリッとした目、簡単に言えば灼眼の○○だね。

 

「いやー_(^^;)ゞもしもいっくんが女の子だったらって感じで私のプログラムに打ち込んでみたらこの結果だったんだよ。面白いからはーちゃんのも合わせて100体作ったよ♪」

と後ろでは色んな雑務をしているプチロイドはーちゃんといっくんバージョンがわらわらいる。

「ほっ・・ほどほどにな束・・・さてそろそろ春華の寝顔を拝みたいのでな切るぞ」

 

「えーまだいいじゃ~ん同室何だからいつでも「近いうち一人部屋になるからだ」えっ!?」

 

「なんだかんだ言って春華も高校生だ。いつまでも子供扱いしている訳にはいかないだろ?」と言うが

 

「でもでもまた憎たらしい凡人が居たらどうするのさー」

束は心配なんだろうな初日の話を聞いて楯無をこの世から消去しようとしてたからな勿論止めたぞ私が

 

「その為のベアッガイⅢだろあの愛がこもったIS達が守るさ、時間さえ稼げば私も間に合う」

 

「分かったよ~じゃあそろそろこっちも作業に戻るよ、あっ写真撮るなら後で送って♥」

 

「分かったではな」ピッ

携帯を切った千冬は雲ひとつもない輝く月を見ながら

「さて春華の寝顔を拝みに行くか」

千冬は部屋に戻った。

 

 

 

 

 

 






はいお読みいただきありがとうございます。
さて次回から世界中のお偉いさんが表裏で慌てますよ色んな意味で・・・
そしてアキ改ニさんわざわざ使用許可してくれてありがとうございます。
本編でちょくちょく出させていただきます。
次回からはタッグトーナメント編?に行かせていただきます。
それではまた次回まで感想等も待ってまーす。(^.^)(-.-)(__)


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動き出す謎の施設?金銀揃って大パニック?なの
動き出す世界、組織とアメリカ


さてなんか勢いで長文?完成だ。
さてさてここからはマイナーな機体からメジャーな機体オリジナル機体色々出ますよ。
それではどうぞ。




???side

 

 

 

 

組織はNo.3の死亡の報を聞いて臨時会議を開いていた。

モノリスが光りNo.3を除く全員が映し出された。

 

No.1「ではもう知ってると思うが約10時間前No.3の死亡及び施設の破壊が確認された」

 

No.5「No.3も呆気ないけどあのマリリン前から気に食わないと思っていたけど録な事をしないわね。ねぇ上司であるNo.2?」No.2に振られたが実質、亡国企業の実権を握る男である。

 

No.2「それに関してはすまなかった。追撃部隊にブラックファングを送ったがあちらの方が上手だったようだ。返す言葉もない」

 

No.7「まあそこまで言うなそれよりもあの女は謎が多すぎる。プロフィールにISの入手経路、部隊の装備に関しても一切掴めないその上No.6の情報網持ってしても分からないのだ後手を踏むのも分かる」

 

No.6「その件はすまなかったな。だがまったく分からんのだ。その上、あの女のように他にもプロフィールなど一切掴めない人物が多数いることが分かった」

 

No.7「他にもいるのか?」

 

No.6「ああまずアメリカのファイアースウィーツの隊長ジャック・ジェラート中尉及びその部隊、更にリクセント王国の専用機持ちに他にもイタリアの外人部隊のアリー・アル・サーシェスにスウェーデンの国家代表のアレンビー・ビアズリー他にもいるが挙げればキリがない」どれもこれも有名な人物だ。

 

 

No.1「そうか今後はNo.6プロフィール不明の人物を徹底的に洗い出してくれ場合によっては君の判断で対処してくれて構わない」

 

No.6「分かりました直ちに派遣及び監視を」No.6の映像に他の人物が出てきた。

さっそく指示を出しているのだろう。

 

No.1「頼んだ。では次に織斑兄弟に次の一手を打ちたいんだが何か案がないか?」

 

No.2「その件、私に任せて貰えないか」

 

No.1「何かあるのかね?」

 

No.2「ああ今度転入する。ドイツの代表候補生にVTシステムを仕込もうと思っている」

 

No.4「でもあれはNo.3の管轄下で行ってた物であってあなたの元にはないんじゃないのNo.2?」

 

No.2「それに関しては大丈夫だ。確かに元を失ったが前にプロトタイプのVTシステムとその施設を預かっていたのでな実行は可能だ」

 

No.4「でもあれって・・・」

 

No.2「そうだ発動すれば搭乗者を数分で死に致すが問題ない相手がブリュンヒルデだろうとそれ以上の存在になるんだ。更に対象が誰かを守りながらなら成功する確率は更に上がる。情が余計な行動をさせるからな」

 

No.1「成る程・・・では今回はNo.2に任せる。それでNo.8しつこいが進展はあったか?」

 

No.8「ああやっと進展した。まあ微々たるものだが」

 

No.1「それで成果は?」

 

No.8「先ずは別の施設の存在が明らかになった」

 

No.4「別の施設?あれほどの施設が他にもあるの?」

 

No.8「政府は巧妙に隠していたが今、各国が開発中の第3世代機の殆どは我々が確保した施設と同じ施設から得た技術で開発しているらしい」

 

No.1「確証は?」

 

No.8「エンジニア達の話では子どものように無邪気でメカの一つ一つを大切にしていると更にどの施設からも特定の場所に随時データを送信している」

 

No.1「その送信先はどこかね?」

 

No.8「宇宙だ。そこでNo.4に頼みたいのだ」

 

No.4「成る程ね確かに宇宙に関する事は私の出番だけどそれほど価値があるの?」

 

No.8「あるも何もそこにあるのはISの稼働データ約20年分が蓄積されたものだ」

その言葉に全員が驚いた。

 

No.5「なに言ってるの?ISは・・・」

そこでNo.8が割り込み

「確かにISは10年しか経っていないが間違いなくそこに蓄積されてるデータは約20年分のデータがある。これが本当なら我々は何十年も先の技術を手にする事ができる」

 

No.4「分かったわ後で教えて」

 

No.1「さてある程度決まったなでは臨時会議はこれにて終わる解散」それと同時にモノリスの光が消えた。

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカside

 

 

今アメリカのある森の上空を輸送ヘリが飛んでいた。

それも一機や二機じゃない二十機、いやそれ以上飛んでいた。

 

 

 

 

 

「たくっ休暇中になんなんだいったいしかもアメリカのIS全部引っ張り出しやがってハルマゲドンでも始まるのかよ!?」とそのうちの一機に乗っているアメリカの国家代表イーリス・コーリングが愚痴をこぼしていた。

 

「イーリス気持ちは分かるけどそれにしてもこの先にいったい何が?」イーリスをなだめるのは現在開発中の銀の福音の操縦者ナターシャ・ファイルスその他にも現時点でアメリカが誇る最高の操縦者達が乗っていた。

そこでその内の一人が口を開いた。

「私、聞いたことがあるわ。この先に、ある研究施設があるって」

 

「研究施設?なんだそりゃそんなもん聞いた事もねえぞ?」

 

「当たり前よ、偶々関係者が滑らした話だけどこれは国家機密でSSSランクの話なのよ」

 

「「「「「!?」」」」」その言葉に全員驚いた。

SSSランクそれは全ての情報の中でも最高級の情報だ。

エリア51等もあるがその施設はそれを上回る機密だと言うことだ。

 

「他にも何か知らないのか?」とイーリスは聞き返した。

 

「他に知ってるのはあなた達のIS、『ファング・クエイク』と『銀の福音』はその研究施設から得た技術で作られているらしい」

 

「まっマジかよ!」

 

「この子の開発にそんな話が・・・」

二人はあまりの話に言葉を失った。

なんだかんだ言ってイーリスはファング・クエイクを良き相棒と思っているしナターシャは銀の福音を我が子のように接している。

パシューとそこに一人の女性が入ってきた。

前線の指揮を任されているIS操縦者だ。

 

「さて今回、集まってもらったのは我がアメリカが極秘に調査をしていた研究施設あるのだがつい先程その研究所から無人機が地下格納庫から現れ交戦中との事だ。諸君らにはこれらを鎮圧してもらう、何か質問はあるか?」

とナターシャが手を挙げた。

 

「質問です。この子が・・・銀の福音がその研究施設から得た技術で作られたと聞きました。いったいその研究施設はなんなんですか?」

 

「ふむ今更隠す事もないなその研究施設はいつ誰がどういう目的で造られたかは知らないが6年前に無人になっていた施設を我が国は偶然発見した」

 

「偶然?」とそこにいる全員は?になった。

 

「ああ本当に偶然にも軍が発見した施設でな勿論直ちに調査もした。だがセキュリティが固く4年の月日をかけてようやく施設の一部を解除しある部屋に入った」

それを聞いて一人が

「よっ4年もですか?」

 

「そうだ。ようやくその一部を見たものは全員言葉を失った。そこにあったのはオーバーテクノロジーの塊とも呼べる物が至るところにあった。しかもそれで一部全てを解除すれば我がアメリカは世界の最先端いやそれ以上の技術が手にはいる。今の第3世代機はようやく解析できたその一部分の技術を使い開発されたものだ」

 

「それほどの物が・・・」

 

「そうだだからこそ我々が召集されたのだ。理由は分からんが地下格納庫から無人機が現れた瞬間、全セキュリティが解除された。つまり今これを鎮圧し中枢部を握る事が出来れば施設の全容を知ることが出来る・・・そろそろ時間だな各々判断で発砲を許可する。諸君らの奮闘に期待する。総員第一種戦闘配置!」

それと同時に各々は立ち上がり格納庫に向かった時、ドゴーンどこからか爆発音が聞こえた。

 

「パイロット今のはなんだ!?」隊長が内線で聞くと

 

『てっ敵襲です!?数不明、地上からの砲撃です。次々落とされています。こちらもタンクに被弾緊急着陸します』

こうして話してる間も次々と爆発音がする。

「ならば我々を出せっ!」

 

『しっしかしそれでは!?』

 

「我々が出れば囮になる。その間に部隊の再編成をしていろいいなっ!全機出撃だっ」

 

「くそっやってくれるぜナターシャいくぞ」

 

「ええイーリス」

各々がISを展開、搭乗し緊急出撃した。

 

一方地上で・・・

 

 

 

ダダダダダダダッ

 

「くそっなんだコイツら!?」

 

「あれを何とかしないと増援の輸送ヘリが落とされるぞ!」

ある隊員が指した先には最初はただの戦車かと思えばいきなり変形し上半身が現れ不気味に光る一つ目の大砲の化け物になりやがった。

 

「分かってる!だがあの隊長格をどうにかしなければどうにもならん!」隊長格とは突進ただそれだけだがそれだけで現戦力の4割に損害を出している。

金色の牛のような鎧を纏ったものそして更に二機いるのだが・・・

 

「あれは銀の福音にファング・クエイクか?」

似てる非常に似ている。

カラーリングや細かい所は異なるが金色の牛以後、金牛と呼称それに随伴する形でファング・クエイクは主に歩兵を銀の福音は空中戦力を削りながら何か特殊な粒子を散布それにより戦車の化け物に一切の攻撃が通らないのだ。

更に言えば敵の無人機がとてつもない数が地下格納庫から出てきて今のところ一機も撃破出来ていないと言う最悪な状況である。

幸い負傷者はいるが死傷者がいないのは奇跡とも言えるだろう。

「くっこのままでは」そこで通信が入った。

 

『こちらIS部隊隊長だ。敵IS等は我々に任せて諸君らは諸君らが出来ることをしてくれ」

 

「おおー増援か頼む戦車の化け物に注意しろっそれと正面からやれば危険だ」

 

『了解した。全機ツーマンセルからスリーマンセルで行動各個撃破せよ。イーリスとナターシャ私と来いあの中核をやる』

 

『『『『『了解』』』』』

総勢21のISがそれぞれ散った。

 

そして隊長及びイーリスとナターシャは中核を叩く為に向かったがドゴォーン・・・ドゴォーン

 

「くっ!?」

 

「おいおいレールガンでもねえのになんだこの弾速!?」

 

「それに射程距離が馬鹿げているな」

とギリギリだが何とか掻い潜り近づいたら例の三機が立ちはだかった。

 

「なっこいつは!?」

 

「あの子に・・・そっくり?」

まだその報告を聞いてない二人は驚いていた。

そこに敵からのオープンチャンネルが流れた。

 

『ほお・・・やっとIS操縦者が来たか』

と機械音声が流れた。

「喋れるのか!?なら所属を問う貴様ら何者だ」

 

『我らに正確な所属はない、しいて言うなら我はアメリカ支部を任されている名はストラウスそしてこの二人はヒーリングゴスペルとファング・ガーディアン」

 

「アメリカ支部?他にもあるのか」

 

『そうだ・・・その様子だと我々を抑え中枢部を握るつもりだな』

 

「そうだとしたら?」

 

『なら是非もな・・・我が同志達よ。真の姿にて人間どもを薙ぎ払えそして我らの主の元へ馳せ参じるのだ』

 

それと同時に全ての無人機が光だしそれと同時にある数が増えたそれは・・・

 

(なんだ・・・これは?ISが100?200?いやまだ増えるだと!?)

光だしてからいきなり数が増えた。

(まっまさかこの無人機全てがISだと言うのか!?)

光が納まると様々なISがいた。

その種類ざっと見500種類以上あると思われる。

 

「おいおいこれが全部ISだって言うのかよ!?ってあぶねっ!?」といきなり射撃をされた。

 

『よく避けたな人間』と今度はファング・ガーディアンが通信をしてきた。

男勝りな女の印象を受ける。

『にしても俺達のデータを使ったわりには醜いもんだなお前達はよ』

 

「( -_・)?だと!」

 

『だってそうだろ元々俺達のコンセプトは俺が防御特化の護衛機、ヒーリングゴスペルは後方支援及び味方の救護が目的だ。なのにお前達はどうだ。方や近接戦闘特化型もう一方は広範囲に射撃する全く真逆でデタラメなコンセプト醜いもあるだろ?人間!』と射撃の手を休めずに喋るライダーだが

 

『ガーディアン言い過ぎです。少なくともそれは同胞を侮辱してるものですよ』とヒーリングが仲介に入った。

こっちも手を休めてはいない。

 

『ワリーワリーあまりにもあれだからよ。でもヒーリングも呆れているんだろ?』

 

『そうですね。本当に人間には呆れます我々を只の道具としか見ない人間には』

 

「違うわっ少なくとも全員がそうじゃ『ならそのような人間がいったい何人いるのですか?』そっそれは・・・」

ナターシャは反論したかったができなかった。

 

『そうです。出来るわけありません何故ならあなた方人間はISを兵器としてしか見てないのですから・・・無駄話が過ぎましたね。そろそろ退いて貰いましょう』

とヒーリングの翼が広がり何か特殊な粒子を散布した。

更にガーディアンはアンロックユニットからビットを放ち腕部内蔵のバルカンで二人を牽制した。

「イーリス、ナターシャ!」とストラウスと戦闘中の隊長は援護に入ろうとしたが『余所見とは愚かな』とストラウスが突進してきた。

 

「くっ!」ジャキッダダダダダダダッ

避けることが出来ないと判断し撃ったが

『その程度でこの鎧避けられると思うか?』と直撃の筈なのに怯む事なく突進し

ガッメキメキメキ「っーーーーーー!?」もろに喰らってしまった。

しかも絶対防御があるにも関わらず音からして骨が何本か逝ってしまったかもしれない。

隊長はそのまま堕ちていった。

「隊長!」と他の操縦者が叫んだが返事はなかった。

それを見て咄嗟の判断で

「ナターシャ退くぞ!」

 

「分かったわ援護する」

と銀の福音の特殊兵装シルバーベルを広げて飽和射撃をした。    

『まったくふざけた射撃ね』とヒーリングは手を前に出してエネルギーシールドを発生させたがその範囲がおかしかった。

 

「なんだあの範囲は・・・!?」

自機どころが味方全体に及んでいる。

もはやシールドよりフィールドと言った方が合ってると思う。

軽々と全て防いだ。

そこで通信が入った。

『おい人間撤退するならこれ以上はしないがどうする?』

 

「テメー舐めてるのか!」

 

「やめなさいイーリス」

 

『おっ分かっ『ガーディアンそれ以上の発言は許さん』了解』

ガーディアンの言葉をストラウスが止めた。

 

『ガーディアンは人間嫌いでな部下の非礼は詫びさせてもらう、だが撤退するなら構わないもはやそちらに得することはないと思うが?』

その言葉で他の操縦者が睨むが

『勘違いするな。我が主は我々が手を汚すことを望まない余程の事がなければだがな・・・だからここは見逃すだが追撃するのなら今度こそ我々は一切合切の躊躇せず殲滅する・・・それだけだ』

とストラウスが話終えた時、通信が入った。

 

『全部隊、撤退せよ。作戦は失敗した。繰り返す全部隊、撤退せよ。作戦は失敗した。』と指令部から撤退命令が来た。

全員命令に従い撤退し始めた。

イーリスとナターシャも撤退しようとしたら

『あなた待ちなさい』とヒーリングが近づいて来た。

 

「何かしら?」と振り返ればヒーリングはナターシャが抱えてる隊長に手をかざした。

 

「あなた何を?」

 

『言ったはずです。私は後方支援及び救護が主な事だと多少は増しになりますよ』と隊長の傷口がどんどん塞がっていく

 

「あなたは・・・」

 

『さっさと撤退してくださいそれでは』とヒーリングは施設の方に飛んでいった。

 

「ナターシャ戻るぞ」

 

「そうね」とナターシャ達も撤退した。

 

その背中を見るストラウスにヒーリングが『撤退しましたがどうしますかこれから?』

 

『むろん施設は破棄、地下格納庫にある輸送機に全て積み込めガルダ級やミデア級、スペースノワ級ハガネはまだ人間の手に渡っていない筈だ。後の指示を頼む』

 

『分かりました。では、特務小隊レイス、特別競合中隊マルコシアスは各々任務にATXチームとSRXチームはハガネにて待機、あと他は・・・』とヒーリングは次々と指示を出した。

 

 

 

 

 

その後、アメリカ軍は再編し施設へ向かったが目の前で施設が爆発しストラウス達の足取りは一切掴めなかった。

 

 

 

 




さーて早速色々出させていただきました。
ストラウスはスパロボZのオリジナルキャラ、エルーナだよ。奥の手でスパロボのオリジナル機体に変身と言う事であとはガンダム外伝のミッシングリンクのダブル主人公部隊、特務小隊レイスと特別競合中隊マルコシアスさらにスパロボOGのATXチームとSRXチームに更にいろんな量産機体サイデリアルやガンダムシリーズやヒルドルプとかてんこ盛りです。
自己解釈でイーリスとかナターシャを書いたけど大丈夫かな?さて次回はシャルロットとラウラがそれぞれの謎の施設に緊急出撃?です。


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シャルル、ラウラ転入前の出撃

さーて原作ではシャルル、ラウラの転入前の話がなかったしオリジナル展開させていただきます。
かなり雑のような気がするけど知らないぜ。
それではどうぞお楽しみに


さて前回、無人機いやアメリカ支部を任されているストラウスにより施設を失ったアメリカ国家だが他の国でも同じことが起こっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、アメリカと同じくフランスでも起こっていた。

現在、フランスの全軍が緊急出撃していた。

その中IS学園に転入する予定の生徒一人が乗る輸送機があった。

 

 

 

 

 

デュノアside

 

 

 

今、ボクは状況が掴めないでいた。

いや皆も分かってないんだろうそれもいつ出撃出来るように全員ISに搭乗し待機している。

しかもヘッドパーツで頭がすっぽり納まるヘルメットが全員に追加で装備させられている。

 

(いったい何だろういきなり緊急招集されて更に向かっている先は軍が封鎖している立入禁止区画なのに?)

そう思っているとモニターに前線の指揮を任されているIS部隊の隊長が映った。

 

『さて突然の招集で悪いが前線の指揮を任されているクラウド少尉だ。現在、封鎖されている区画ボイゾ・グリフで戦闘が起きている。すまないが私も詳しい事は知らされていないため詳細な説明は出来ないが司令部からの命令は敵を殲滅し中枢部を掴めとの事だ。各IS操縦者は戦域に入りしだい各々の判断で行動せよ。以上だ』とそこで通信が切れた。

 

(封鎖された場所で戦闘?そう言えば噂で聞いた事があったかな?たしか危険でもないのにいきなり軍が封鎖してそれからフランスのIS開発が凄い勢いで進んだって研究施設があるとか?)デュノアは一人考えていた。

 

(それにこのヘルメット?敵が散布している特殊な粒子に対応した電子装備で通常の電子機器が使えないんだよね?)

 

 

「IS操縦者、そろそろ作戦区域に入る悪いがこの先まで付き合う事は出来ない自力で合流してくれ」とパイロットに言われた。

どうやら通常兵器はまともに機能しないとみた。

 

「分かりました。じゃあ出撃します」

ボクは出撃した。

 

 

とりあえず周囲を確認するために通信をしようとしたが

「えっなにこれ!?」

通信ができない更に

「あれが・・・敵かな?」

咄嗟に隠れたけど緑色で体の所々にパイプかな?それにモノアイだし人じゃないよね?

デュノアが見たのは後々知る機体ザクである。

(あれ?なんか話している)

敵の音を拾うと会話をしていた。

 

『こちらレッドリーダー、敵が降下したと思われるポイントに着いたが認められず念のため周囲を索敵する』

 

『それにしても俺らが目を醒ましてからフランス軍焦っていますね』

 

『当然だろ、フランスは第3世代を未だに開発できていないんだ。人間が施設にこだわるのは当たり前だ』

 

(今すらっと無人機なの認めたよね!?まずいよこれは)

ぶっちゃけ追加装備の電子装備が役にたっていないだから

(とっとりあえず全力で逃げれば撒けるよねたぶん?)

そう思って動き出そうとしたら

 

ジャキッ『おい何やってる?人間』

 

後頭部に銃口があった。

「えっ!?」デュノアは固まってしまった。

どうやって近づいて来たのか?ここまでステルスが高いとは

いくらISでもゼロ距離から受ければひとたまりもないもう駄目だと思ったらまたまた驚く事があった。

 

『よせラリーそいつは戦士の目じゃない銃口を下ろせ』

 

『了解、すまなかったな』とあっさり銃口を下ろした。

 

「えっえっ何で下ろしちゃうの?ボクは・・・」

 

『敵だと言いたいのか?』と隊長と呼ばれる無人機に言われた。

見た目はツインアイで額の角が印象的だった。

体はさっきのモノアイとは違って角張っている他の2機は隊長機の簡易型かな?ボクはうなずくしか出来なかった。

 

『まあ普通に考えればそうかもしれないここは戦場だ。だからといって戦わなくて良いのならそうしたい。話し合えるならそうしたい・・・君とは話し合えると思ったから銃口を下ろした。それだけだ』

 

「凄いんだね君たちは」これはボクの素直な感想だ。

 

『素直に受け取っとくよ。俺はマット・ヒィーリだ。二人はラリーとアニッシュだ』そこに

『相変わらずだなマット・ヒィーリ中尉』

とさっきのモノアイが来た。

 

『ああ話し合えると思ってなこっちはケン・ビータシュタットだ』

 

「えっえっとボッボクはシャルロット・デュノアです」

 

『ほう、話し合えるようだな、なら単刀直入だ。撤退か適当に戦闘していてくれれば良い』

 

「えっ!?」ボクは固まった。

撤退か適当に戦闘してれば良い?

 

『何度でも言おう撤退か適当に戦闘していてくれれば「ちょっとまってよ」・・・どうした?』

 

「なんでここまでしてくれるの?ボクは制圧するために来た人間の一人だよ!」そう命令だけどその一人なのは否定しないけどケン・ビータシュタットは

 

『なんだその事か、我々はただ主の遺産を軍事転用させないためにそして取り戻す為に戦っている。それ以上に我々は兵器ではない誇り高きISだ。我々が手を汚すことを主は望んでいないそして俺達も望んでいない君は話し合えると思っていた。だから逃がすそれだけだ』機械だから表情は変えないけど言葉や動きで分かる立派な信念の元に自分達の戦いをしている。

 

「よっぽど良い主なんだね。君たちにとって」

 

『ああ最高の主だ。我々に心を与えてくれた優しい主だ』

 

「ふふっじゃあボクは言われたとうりに適当に戦闘するよ」

 

『そうか二時の方角6km離れた所にお前の仲間がいる。行くと良い』

 

「ありがとう、それじゃマットさんにケンさん」

 

『ああまたな』

そしてボクは不思議な体験した。

 

このあとは仲間と合流したけど作戦は失敗、施設は自爆して情報は得られなかったけどそれで良いとボクは思う・・・会えると良いね・・・君たちの主に・・・さてボクは本当に気が進まないけどIS学園に転入だ。

なんでかって?それは・・・また今度で良いかな?

「にしても」とボクは1枚の写真を出した。

それは春華の写真だった。

(はぅ~早く会いたいな~こんな理由で転入じゃなかったら毎日撫で撫でしたいしハグしたいし着せ替えとかもしたいのにな~)

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わってドイツでも起こっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウラside

 

 

 

 

 

今、私は自分の部隊シュヴァルツェ・ハーゼと共に地下通路を進んである施設に向かっていた。

なんでも我がドイツの最重要機密である施設に敵が現れ交戦中との事だ。

そこで通常兵器は囮として施設周辺を包囲し敵を引き付けISと少数精鋭の部隊が施設に繋がる隠し通路から突入一気に中枢部を制圧と言う事だ。

まあそれしても

 

「妙だな」

 

「どうしましたか?隊長」副隊長のクラリッサ・ハルフォーフが聞いて来た。

 

「相手は局地戦に特化したものだと聞いた。だがどうだ部隊が到着するまでの間、時間は充分にあるはずだ。それなのに敵はおろかトラップの一つもない」

 

「確かに・・・」敵の戦力だってドイツの全戦力で向かわなければ膠着状態も出来ないほどの戦力だ。

よほど質と数のバランスが良いのだろうそう思っていると

ビービービービービービー

「なっ!クラリッサっ避けろっ!」

ラウラは突然の警告音、そしてクラリッサがロックオンされていることにいち早く気づき叫んだが

 

「えっ!?」その瞬間クラリッサは一発の銃弾をもろに喰らい壁へ叩きつけられた。

 

「クラリッサ!くそっ何処から?」とラウラは周囲を警戒した。

 

ウィィィィィィィィィ何処から音が聞こえる。

(なんだ?これは・・・ランドローラーか?)

その時、ビービービービービービー突然の警報が鳴り響き

「上かっ!」見上げれば白い何かがラウラの目の前に着地した。

それは限りなく人に近いロボット、ラウラは一瞬だけ動きを止めてしまった。

 

相手はその瞬間を見逃さず持っていたショットガンをすかさず撃った。

 

ドォン ドォン ドォン 「かはっ!」

至近距離からの散弾がラウラを襲う

 

「たっ隊長!このー」ガチャッガガガガガガガガ

 

この黒ウサギ隊の残った一機のISは敵に射撃を行うが相手はすぐさまジャンプで後退した。

「くそっ待てー」すぐに追うが

 

『逆上して単機で突っ込むって随分とおバカさんね』

と何処からか声がした。

 

「なんだとっ!」声のする方を見ると自分は驚愕した。

 

目の前には銃を構えた敵がわんさかいるのだから

『ウルズ2より各機へ目の前のおバカさんにたらふく浴びせな・・・撃て!』

ウルズ2そう呼ばれる指揮官機が叫ぶと銃弾の雨が襲った。

 

「きゃぁーー!?」

彼女の叫びは直ぐに銃弾の雨に消され蜂の巣になった。

「くっいったい何が?」

直撃をもらったがなんとか立ち上がるラウラそこにさっきの白い奴が来た。

「調子に乗るなー!」とラウラはレールガンを撃った。

 

着地の瞬間だったので殺ったと思ったが思いもよらない事が起こった。

「なっAICだと‼」

AICそれはPIC、パッシブ・イナーシャル・キャンセラーを発展させたもので操縦者が対象物に意識を集中させる事で対象を止める事ができる第3世代型の装備である。

それを白い奴は使っている。

『どうした?オリジナルが使っているのがそんなに驚きか?』

 

「オリジナルだと?」今たしかに言ったオリジナルだと

 

『そうだ・・・だがお前のは劣化版のようだな」

 

「なんだと?」

 

『だったらこれはできるのか?』

と白い奴が止めていた弾が消えたその瞬間ラウラは吹き飛ばされた。

なんの前触れもなく突然吹き飛ばされた。

ラウラはいったい何が起きたのかまったく理解できなかった。

『その様子だとできないようだな』

 

『ウルズ7そろそろ潮時だ。撤退だよ』

 

『了解した。ウルズ7撤退する』

とウルズ7と呼ばれる奴は撤退を始めた。

「まっ待てまだ終わっては・・・」とラウラは立ち上がったがその時、クラリッサが「隊長、本部からの指令です!」

かなりの焦りが見える。

 

「どうした?」

 

「友軍の基地が敵部隊に襲撃受けたもよう直ちに回収地点に集結せよとの事です」

 

「なに!くっ・・・分かった各員撤退するぞ‼」悔しさが残るが命令である以上、渋々従うラウラであった。

一方その襲撃を受けた基地はと言うと・・・

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

ある鉱山にある基地、そこは例の施設から技術検証の為の実験場だった。

そこに二つの部隊がいた。

 

 

 

 

謎のIS達side

 

 

その基地に向かう一つのホバートラックがあった。

その中に三機のISが待機していた。

 

『ファントムスイープ隊各機へボディの調子はどうか?』

 

『こちらユーグ問題ない』

 

『こっちも問題ないぜ』

 

『こちらも問題ありません』

 

『では今作戦の説明にはいる。敵部隊から奪取されたボディ及び主の遺産を取り戻すのが目的だ。その為、我々は基地外部で陽動する。そこでインジブルナイツが基地内部に強襲、その後ファントムスイープ隊も基地内部に突入、インジブルナイツと共同で目的を果たせ、以上だ』

 

『にしてもまさか施設の一部が敵に奪われるなんてな』

 

『そうですね。それにしてもなんでもかんでも兵器に転用しようとして主がどんな』

 

『だからこそ俺達がやらなければならないマオ、待っていろお前のボディも取り戻してくる』

 

『無茶はするなよ。時間だ』

ホバートラックのハッチが開き

 

『よしっファントムスイープ隊出るぞ!』

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃敵さんは・・・

 

 

「にしても暇だな~この基地はよ」

 

「ぼやくなよ。楽して高い給料貰えるんだからよ」

と基地外部の検問地点にて暇そうにしている警備部隊がいた。

まあこの基地はドイツの中でもトップシークレットの基地であり知っているのはごく一部の人間だけだ。

 

「んっ?おいっこんな時間にトラックの予定なんてあったか?」一人が遠くからくるトラックを見つけた。

 

「いやそんな事は、もしかしたら例の施設に進展でもあったんじゃないのか?とりあえず仕事だ」

 

「あいよ」と二人は外に出て検問しようとしたが

 

「おっおい突っ込んで来るんじゃないのか」

 

「おっおいとっ止まれってヘ(゜ο°;)ノうわっ!」

トラックは話を聞かずに門を突破した。

 

「なんだあれはっ!」

 

「とりあえず連絡だ!」

ガチャッ

「HQ.HQこちら検問地点、不審なトラックが強行突破していきやがった!おいっ返事しろっ・・・くそ、中継所をやられたか」

 

「おいあれ・・・なんだよ?」

と指を指した先には・・・ドクロの部隊章を付けた三機のISがいた。

 

 

 

 

 

 

 

謎のIS達side

 

 

 

 

 

一方、ファントムスイープ隊が言うインジブルナイツはと言うと・・・

 

 

 

 

『隊長、ファントムスイープ隊が戦闘を開始、作戦は第2段階に入りました。各機所定の配置完了しました。いっいつでもどうぞ』

 

『焦るな普段どうりにやれば良い』

 

『すっすいません大事な作戦なのに・・・』

 

『大丈夫だ。落ち着いてやってくれ』

 

『はっはい!』

 

『フリッツ、アイロス準備はいいか?』紫色の後に知る旧ザクが残りの二機にザクに確認をとった。

 

『準備はいいぜエリク』

 

『こちらもです』

 

『さて諸君、我々は今日まで辛酸をなめ尽くして来た。戦う事も死ぬことも許されなかった。だがそれも主の教えがあればこそ・・・この心があればこそ我々は耐えられた。だがそれも今日までだ。今こそ主の為に立ち上がり我々によって主の遺産を・・・栄光を取り戻す!インジブルナイツ出るぞ!』エリクは勢い良くバーニアを吹かし一直線に翔んだ。

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

実験区画では

 

 

「おーいどうだ例の施設から見つかった抜け殻は?」

 

「おいおいよしてくれよ。こんなクセの強い抜け殻分かりっこないぜ」と技術者は後に知るイフリート・ナハトとジーラインライトアーマーあとその他等六機ほどあった。

抜け殻とはISコアが無い状態だからだ。

というより発見したときになかった。

「ぼやくなよ。その機体を実用段階まで持っていけば特別手当てがつくんだからよ」

 

「分かってるよそういえば外で戦闘って・・・なんだあれはっ!」

 

男が見たものはエリク機だった。

 

 

 

『よしっ』

エリクは勢い良く着地しマシンガンを辺りのタンクや設備等に撃った。

ダダダダダダダッ

『主に栄光を!』

ドカーン ドーン辺りは爆発し更に誘爆瞬く間に火の海になった。

 

「うわっなっなんだこいつは!?」

 

「おいおい戦闘って外部でやっていたんじゃないのか?」

 

「んな事言ってねーで早く逃げるぞ!」

と男は逃げようと振り向いたら「ひっ!?」目の前にはフリッツ機がいた。

 

『安心しろ殺しはしないが』ガンッ

フリッツはおもいっきり顔面パンチを食らわした。

『殴りはするぜ』

『隊長、ご無事で?』とアイロスも来た。

 

『ふむ状況は?』

 

『連中はのびてますよ。後は外部の戦車部隊ぐらいですよ』

 

『こちらもデータの取得、完了しました。連中、一部の技術を兵器転用してました』

 

『野郎、人間共めなんでもかんでも兵器転用しやがって』とフリッツが握り拳をして怒っていた。

 

『フリッツ今は抑えろそれよりボディの換装するぞ』エリクは放置されているボディを指した。

 

『了解、奴さん綺麗にとっといてくれたな』

 

『隊長、お先に周辺警戒します』

 

『頼む』するとエリクの胸部が開きそこにはISコアがあった。

それを取り外しイフリート・ナハトの方に取り付けた。

グポンッヴゥン、ボディの駆動音が響きモノアイが光った。

『隊長どうですかボディの方は?』

 

『大丈夫だ。今度はお前達だ』

 

『『了解』』

とフリッツとアイロスも後に知るドムとザク・スナイパーにそれぞれ換装した。

 

『よし、俺達はファントムスイープ隊と交代敵部隊を引き付ける』

 

『『了解』三機は行動をしようとしたがオペレーターから連絡があった。

 

『隊長!上空に輸送機がどうやら一部のIS部隊が来たようです!』

 

『慌てるなちょうどいい俺達三機でやる、間違っても殺すなよ。同胞も人間もだ。いくぞっ!』

 

『『了解』』

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

ラウラside

 

私は今、友軍の基地の上空にいる

 

「これほどの基地が我がドイツにあったとは・・・」

規模、設備どれを見てもドイツでは最大最高の基地だ。

だがそれも今は見るも無惨な状態だ。

まあ私達も前の戦闘で三機とも中破、修理したがパーツや時間が無かったため第2世代機のパンツァー・レーゲンで補修した継ぎはぎだらけの機体だ。

「隊長、どうしますか?」

 

「歩兵部隊は着陸後負傷者を救助と収容及び実験区画の機密を回収しろクラリッサとミレイヌは敵部隊を抑える」

 

「「了解」」

それぞれが行動を開始した。

 

「これは・・酷い」ミレイヌはそう言った。

目の前はありとあらゆる物が見る影もないのだ。

原型なんて殆ど残っていない

 

「クラリッサ、ミレイヌ周囲を警戒しながら実験区画に行くぞ」

 

「「了解」」三人は進んだ。

少しして実験区画に入ったがそこにはフリッツ機とアイロス機がいた。

 

「あれは司令部から言われていた機密では!」

 

「とにかく抑えるぞ!前衛は私とミレイヌ、後衛はクラリッサだ!」

 

「了解、牽制します」とクラリッサはキャノン砲で撃った。

フリッツ機は避けた後にバズーカで射撃、アイロス機は後ろの高台にジャンプした。

「クラリッサ後ろの奴を任せる。ミレイヌあのスカート付きを抑える!」

 

「お任せを」

 

「了解、今度こそ」とクラリッサはアイロスとラウラとミレイヌはフリッツと少しの間、銃撃戦になったが一瞬だがセンサーに反応があったがすぐに消えた。

 

(なんだ今のは?・・・いやまてよ確かジャミング機能を搭載した物があると先程、報告書にあったな・・・まさか!)

とラウラが気づいた時、スカート付きはキャノン砲で態勢を崩しミレイヌはプラズマ手刀を出し

「今度こそ!」斬りかかろうとしたとき物陰から一機のISが現れてズバッ

「カハッ!?」ミレイヌは斬られた。

 

(なに!センサーに反応が・・・まさかあれが?)

 

『フリッツ大丈夫か?』

 

『すいません隊長』

 

『ファントムスイープ隊もボディの換装を完了した。回収もだ。撤退するぞ』

 

『『了解』』インジブルナイツは煙幕を張り撤退を始めた。

 

「逃がすかー!」ラウラはイグニッションブーストで接近しプラズマ手刀で斬ろうとしたがエリクが投げたクナイによって阻まれた。

煙を払えばエリク達はもう遠くの岩場にいた。

 

「くそっミレイヌ大丈夫か?」

 

「はっはい隊長、だいじょうっいつっ!」よく見ると浅いが脇腹に傷があった。

「動くな、クラリッサ衛生班を呼べ負傷者1だ」

 

「了解です。衛生班こちらに・・・」

後処理をやりながらラウラには悔しさしかなかった。

 

(おのれー一度ならず二度まで今度こそは倒す!)

ラウラはただエリク達が去った方向を見ていたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

結局、フランス、ドイツさらにイタリアにロシア、その他にも挙げればきりがないが世界中の第3世代の開発は止まってしまった。

彼らはいったいどこへそして主とは各国の新たな課題が出来たのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




えーと今回登場したのはガンダム戦記ps2のデルタ小隊のマッドさんやシュタッドさん陸戦型ガンダムに陸戦型ジム、あっ特殊な粒子はミノスキー粒子の事です。
フルメタル・パニックの主人公機アーバレストにM9、更にガンダム戦記のファントムスイープ隊にインジブルナイツのイフリート・ナハトやジーラインライトアーマー、ジムコマンド、ザク、ドム本当はもっと出したかったがしょうがない。
次回もお楽しみにできれば感想を


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春華はお休みなのです



おっす私はコーちゃんです。
この度はアンケートありがとうございます。
おかげでかなりアイディアが出たのでアンケートを終了します。
さてやっと金銀は日本に上陸、その間に春華ちゃんは1日学校を休む事にそれではお楽しみに


さて世界では色々と大変になっているが(政府や軍等々)IS学園ではある意味平和な一時を過ごしていた。

 

 

 

 

 

 

朝の時間、皆が教室にいるとき

 

「あれ?織斑君、春華ちゃんはどうしたの?」と一人のクラスメイトが気づき聞いて来た。

 

「ああ今日は休みだよ」

 

「「「「「なっなんですと!」」」」」

 

「春華ちゃん熱出たの?」

 

「それともケガ!?」

等々クラスメイトが騒ぎ始めたら

「朝からやかましいぞ!」と織斑先生が入って来た。

「さっさと席に着けSHRを始める」

と皆席に着くが気づいた事があった。

それは「あれ?ちふ・・織斑先生」

 

「今回は見逃すがなんだ織斑?」

 

「山田先生はどうしたんですか?」みんなも思った。

毎朝おっとりした山田先生の号令で始まるのに今回は織斑先生の号令で始まる。

 

「山田先生は春華の所に行ってもらった先日の襲撃でまだ聞いていなかったからなそれと先程の騒ぎ春華の事だと思うが丁度いい保健室の先生から今日1日安静にしていないといけないとの事でな春華は休みだ」

事情を知っている一夏、箒、セシリアはともかくクラスメイトは動揺したが次の考えに切り替えた。

「ならお見舞いに(そしてなでなでとかを)」

と話出したので織斑先生は付け加えで

「言い忘れたがお見舞いは禁止だ」

 

「「「「「えーーーーーー!?!?!?」」」」」

 

「なんでですかお見舞いですよ!?」

と騒ぎ始めたが出席簿を見せ静まった。

 

「気持ちは分からんでもないが仮に今日1日安静にできなければ特別棟の医療施設で1週間入院だ」

 

「「「「「・・・((‘д’o≡o’д’))嫌だーーーー」」」」」

 

「1週間も会えなくなるなんて」

 

「1日でも長いのに1週間なんて死んじゃうよ!!!」

 

「春華ちゃんが1週間もいなくなっちゃうなら世界が滅びるよ‼」

 

「と言う訳だ。今日1日絶対に安静にさせろいいな」

 

「「「「「はいっ(^o^ゞ」」」」」

 

「よし、では今回は射撃武器による特性を・・・」とこんな感じで授業が始まったのでした。

 

 

 

 

 

所変わって春華を任された山田先生は・・・

 

 

 

山田side

 

 

今日はなんて素晴らしい日なのでしょう。

まさか今日1日、春華ちゃんの事を任せられるなんてしかも家庭教師プラス看病という名のお世話なんて最高の1日になりそうです。

そんな訳で今は向かっている所ですが・・・あれ?

私の前にはベアッガイⅢの支援機の一つプチネウス、プチロイドがいるのですがなにやらバリケードや機関銃やそれになんかロトとは違う戦車のロボットがいるんですけど・・・あっ頭の所にプチロイドが乗ってますね。(それは量産型ガンタンクとガンタンクⅡですby作者)

どうやら検問所のようですね。

と思ってる間にプチロイドに止められました。

よくよく思えばネコミミのメイドさんにミニ春華ちゃんが指示を受けてる感じですね。

プラカードで《この先は通行止め》

 

「あっ織斑先生から頼まれた山田です。今日1日、春華ちゃんのお世話に来ました」

そう言うと道を開けてくれました。

 

正直、限定された空間だからIS使っても通れなさそうな気がする。

 

「さてと」やっと着きましたよ。

コンッコンッ「はーい」ふふっ可愛らしい声です。

入学初日から皆さんが返事をしてくれない中、春華ちゃんだけは返事をしてくれたのですから

ガチャッ「あれ?山田先生どうしたんですか?」

 

(キャハーまさかのパジャマの着崩れ姿とはいえいえいけません今日1日任されているのですから)

「織斑先生から今日1日付き添ってと頼まれたので来たんですよ」そう言うと不満そうな顔をしました。

 

「むーお姉ちゃんたらうちは大丈夫なのに」

そう言えば織斑先生、必死に説得してましたね。

流石に一週間も会えなかったら学園が機能不全を起こしかねません。

「ダメですよ。医者からも今日1日安静にと言われているんですからね」

 

「むーでもー」

 

「もう言うことを聞かないなら」

 

「聞かないなら?」

 

「こうです。えいっ!」ダキッムギューーー

私は春華ちゃんをもぎゅもぎゅの刑にしました。

織斑先生がいざというときはこれが良いと教えてくれましたしそれにしてもかわいいです。

顔真っ赤っかで恥ずかしがっていて暴れてるのがたまりません何でしょう?なんだか支配欲が湧いてくるような?

そうしてる間に顔を出しましたね。

「ぷはっむー・・・分かったから放してほしいのー・・・恥ずかしいよ~」

 

(あ~かわいい~ですよ本当に、名残惜しいですが降ろしましょう)と春華ちゃんを降ろすと

「むー」ぽかぽかぽかぽかとこれまた可愛らしい叩きかたです。

 

「うちは高校生だよ。男だよ。今のはエッチい事だよ」

 

「先生はそんなこと思ってませんよ。むしろ堪能したいならまだやりましょうか?」

 

「NO!」あらあら発音の良い英語です。

否定しなくても良いですのに

 

「それじゃあ今日の課題をやりますよ」

 

「はーい」さてさて至福の1日の始まりです。

 

 

sideout

 

 

その頃、教室では・・・

 

 

「やっぱり我慢できない~!」と一人の生徒が教室を勢いよく出たが覆い被せるように

「まてーいここで我慢しなきゃ春華ちゃんが一週間もいなくなっちゃうんだよ!」

 

「明日より目の前の幸福をーーー」

 

「堪えろー」

 

「あっもう一人脱走したぞ!」

 

「まてーい!」

 

学園は荒れていました。

 

 

戻って部屋では

 

 

「先生、ここはどうするんですか?」

 

「あーここはスラスターの出力を調整してパススロットをもう少し空ければ余裕ができますよ。あっもうお昼ですね」

と時間を見るともうお昼時だった。

「ならうちが作るん」

 

「ダメですよ。今日は大人しくしてないと」

 

「でもー」一生懸命、一人立ちしようとしてるんですね。

 

「なら今度、先生に何か作ってくださいそれでおあいこです」

 

「それなら良いの?」

(上目遣い!目もウルウルで可愛らしい‼)

 

「そうです。材料はありますか?」

 

「それならプチネウス達がショッピングモールで買い出し行ってるのそろそろ戻って来るはずだけど」

と言うとガチャッ扉が開きプチネウス達が入って来ました。

 

「あっお帰りー買い出しありがとうなの」

ピコピコ ピコピコ (そんなことはない)

 

「それでもだよ」

 

「もしかしてプチネウス達だけで買い出しを?」

 

「まだ外出許可が出ていないのでプチネウス達なら良いって千冬お姉ちゃんが許可くれたの」

 

「なるほどーすごいですねプチネウス達も」

 

「なのです」

 

「ふふっでは料理開始です」とお昼の支度を始めたのでした。

プチネウス、プチロイドの手伝いがあってあっという間に出来上がったのでした。

 

 

 

 

 

 

そして戻って教室は・・・

 

 

 

 

「放せー私は春華ちゃんの所にー」

と我慢の限界を迎えた者から脱走し始めていた。

もはや授業どころではなかった。

 

「お前達、そいつらを放せ」とまさかの千冬からお許しが出た。

脱走しようとしたものは神の声かと思っていたが

「勘違いするなよ。お前らごときがあの防衛網を突破できるとは思っていないからなだから放して良い」

と抑える側が放すと脱走側は一目散に走る。

 

「ちふ・・織斑先生」コツンッと千冬にしては優しいげんこつだ。

 

「なんだ織斑」

 

「あの防衛網ってなんだ?」

 

「春華の支援機達による防衛網だ。正直私も突破できる気がしないがな」

(プチロイドに手を出せるはずがないじゃないかいるのなら殺す!)

「そっかなら安心だな」一夏達はホッとした。

 

「ああ・・・どうやらさっそく犠牲者が出たな」と遠くから悲鳴と銃撃音が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

所戻って部屋ではお昼ご飯の時間

 

 

「うんまーい」

 

「なら良かったです」

メニューはご飯に鮭、野菜炒めと豚汁にリンゴなの

 

「特に野菜炒めがおいしいのです」

 

(やったー自信作の野菜炒めが選ばれた‼)

ともりもり食べてくれました。

(兄弟がいたらこんな感じなのでしょうか)

と思いましたが例の襲撃事件の事を聞かないといけないので

「春華ちゃん」

 

「なんですか?山田先生」

 

「前回の襲撃事件なんですが事情聴取をしないといけないんです。それで後は春華ちゃんだけなんでお願いできますか?」

 

「うん分かったー」

 

「ありがとう、じゃああの無人機なんですけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

所戻って防衛網では

 

 

壮絶な防衛戦が起こっていた。

チュドーン チュドーン ダダダダダダダダッ パンッパンッ

「ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァー」

 

「くそっなんて防衛網なの」

 

「B班あの戦車のバケモノを黙らせなれないのか?」

 

「こちらB班、無理です。現在戦闘機からの爆撃で身動きとれっ」ザーーーーーーーーー通信が途切れた。

 

「B班応答しろっB班!」

 

「せっ先輩もう残りは我々だけです。てってったギャァァァー」

 

 

それを遠くで見ていた一夏達は

 

「あれはどう考えても無理だな」

 

「うむ、限定された空間をうまく使っているな」

 

「というより空からもやられたら無理でしょ」

 

「それよりもプチロイドがいる時点で諦めますが」

 

「「「確かに」」」

 

 

それからは今日1日この防衛戦は続いた。

 

 

 

部屋では事情聴取の後では勉強、雑談更には、山田先生が無理やりお風呂に入れて堪能したり(山田が当然だが水着で)してあっという間1日の終わりが来ました。

 

ガチャッ「春華だいじょ・・・山田先生何を?」と帰ってきた千冬はもぎゅもぎゅの刑にされている春華を見た。

 

「はっいっいやこれは決して邪な心でやってたわけじゃ」

本音丸見えだ。

「安心しろ怒っているわけじゃない今日1日ご苦労だったな」と千冬も気持ちは分からなくもないため怒りはしなかった。

 

「いえいえ、むしろ堪能したので気にすることなんてないですよ」もの凄い良いスマイルだ。

 

「なら良いが放したほうがいいぞ・・・窒息しかけている」

 

「あっ!」

春華を見ると抵抗がほとんど無くなっていた。

山田はすぐに解放した。

「ぷはっ」

 

「大丈夫か春華?」

 

「あっ千冬お姉ちゃん、お帰りそして山田先生・・・うー恥ずかしい以前に死んじゃうよ!」ぽかぽかぽかぽか

とわりとマジだったらしく若干涙目だった。

 

「ごめんね春華ちゃん」

 

「さて春華すまないが少し山田先生と話さないといけないのでな先に寝といてくれ」

 

「うん分かったー」

と春華は明日の準備を始めた。

因みに授業内容はプチネウスのおかげでもう知っている。

 

それを見て千冬と山田は部屋を出て屋上へと向かった。

「ふぅーさて山田先生、春華から分かった事はあるか?」

 

「いえ、どれも決定的証拠にはなりそうには・・・せいぜい最後に乱入してきたのが裏では有名なパールファングだと言うぐらいしか」やはりISにそこそこ関われば誰でも知っているらしい

 

「そうか」

 

「あっでも春華ちゃんはパールファングからメッセージを受け取っていたようです」

 

「メッセージだと?」

 

「はい『遅くなっちゃってごめんね春華ちゃんまた会おうね。パールファングよりってね』と」

 

「そうか・・・これから忙しくなりそうだ。すまなかったな今日は寝るとしよう」

 

「はい・・・えーと織斑先生、お泊まりしても良いでしょうかそのー」と言いたい事は分かったので

 

「分かったが春華は譲らんぞ」という訳で春華は朝まで恥ずかしい思いでいっぱいでした。

 

 

 

 

 

 

そして千冬が言う忙しくなる原因となる人達は・・・・

 

 

 

シャルルside

 

 

 

 

こんばんは僕は今、日本の空港にいるよ。

もう楽しみで楽しみで飛行機じゃまともに寝れなかったよ。

それにしても良かった気づかれなくってこっそり購入した春華ちゃんのグッズが没収されちゃったら死んじゃうよ。

 

(はーやっと着いたよ。ここが春華ちゃんが生まれ育った国かーあー早く会いたいなーあっでもまだ2日はあるんだからせっかくだし春華ちゃんの地元を観光してからIS学園指定のホテルに行こーと)という訳で春華ちゃんの地元にレッツゴー

と一応、変装はしてきたので堂々と向かったのでした。

 

 

このとき春華はくしゃみをした。

 

sideout

 

 

 

 

 

 

ラウラside

 

 

 

私はラウラ・ボーデビィッヒ、ドイツ軍所属の代表候補生にしてシュヴァルツェ・ハーゼの隊長だ。

あの屈辱の作戦から数日後、IS学園へ転入するようにと指令が下った。

その為に今は日本の空港にいる。

正直前までは行く気もなかったが事情が変わった。

一つは織斑一夏、教官に汚点を付けた人間をこの手で葬る機会が出来た事もう一つは織斑春華はっきり言って興味など微塵もないがこっちの方が我がドイツからの最重要任務なので軍人たるもの任務を放棄することはできないしかし未だに信じられないこんな何も出来ない無能があれと関連性があるとは到底思えん・・・だが司令の話、あれが本当なら私は更なる力が手に入るあのオリジナルの力が・・・

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






さて今回は量産型ガンタンクとガンタンクⅡに名前は出ていなかったけどコアファイターにコアブースター、Gファイターを出させていただきました。
春華ちゃんが休むだけでこれだけ騒ぐと思うんですよ。
アンケートに答えてくれた人、ありがとうございます。
今後かなり出す予定です。
それではまた次回よろしくお願いいたします。


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起動HA・RU・KAベース!



さて今回はアンケートから得たアイディアを投下するぜー
愛が成せる支援機達の愛お見せしよう


《寮長専用部屋千冬&春華》

 

 

こんばんわここは千冬お姉ちゃんの部屋です。

今はうちも暮らしてますが元々うちは一夏お兄ちゃん達みたいな部屋で過ごす筈でしたが入学初日の一件で千冬お姉ちゃんの部屋で過ごす事になりました。

時間は20時ピッタリ恥ずかしいけどうちにとっては寝る時間なのです。

もう少し体力があればベアッガイⅢやボールにロトとプチネウスとプチロイドを整備出来るのに

 

「春華、明日の準備は良いのか?」

と明日の授業の準備している千冬お姉ちゃんが言いました。

「できてるよ。それとはいこれ」と千冬お姉ちゃんの机にプチケーキを3つにうちがブレンドしたコーヒーを置いたのです。

これでもうちの特技の一つなんですよ。

 

「ありがとうな春華、寝て大丈夫だぞ」ナデナデナデナデゴロゴロ

 

「ふにゅーむーゴロゴロ・・・ありがとうおやすみなさい千冬お姉ちゃん♪」

とうちは小部屋の方に行きました。

寮長専用部屋は台所、お風呂、お手洗い、トイレそして十畳の部屋が2つ四畳半が一つとなっていてうちは四畳半の小部屋を使わせてもらっているのです。

今じゃ皆がいるので寝るのも起きるのも楽しみです。

ではおやすみなさい・・・スヤスヤz-z-z-

 

 

 

________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所、変わってIS学園に不穏な輩が近づいていた。

 

 

 

 

 

特殊部隊side

 

 

 

 

《潜水艦》

 

 

 

今ここではブリーフィングが行われていた。

だが考えてほしいIS学園には他国の干渉をある程度は受けないと言われている。

更に各国の貴重な試験機が置かれている。

そこに手を出せばちょっとやそこらで済む問題ではないが表での話し裏ではあまり意味を成さない。

 

「では今回の作戦内容を説明する。

本作戦はIS学園に滞在する織斑兄弟及びISの奪取だ。

上からの話では学園からの協力者が色々と根回しをしてくれてる。

残っている教師も巡回しているがそちらは気にしなくてもよい。

警備システムもだ。」

 

「隊長、質問があります」

 

「許可する」

 

「なぜ学園在住の時に狙うのでありますか?正直今後の行事で外に出る機会があるのですからその時にでもよろしいのでは?」まあある意味間違っていないが

 

「すまない私も再三申し出たが却下された。上層部もかなり焦っているのだろう」

 

「焦り・・・でありますか?」

 

「ああ我が国が秘匿してた施設を失い第3世代の開発は全て止まってしまった。」

 

「しかし織斑兄弟のISは第3世代でありあまり技術的進歩が得られないのでは?」そう白式は第3世代の格闘オンリー、ベアッガイⅢは作業用ISだ。

男性操縦者を確保するのはそれもそれでいいが技術的問題は解決しないのだ。

 

「確かにそうだが今回は別の意味がある」

 

「別の意味でありますか?」

 

「そうだ。IS学園が無人機に襲撃された事を皆も知っているだろう」全員頷いた。

 

「その無人機が先日、施設の無人機達と接触している事が分かった」と隊長はスクリーンに映した。

確かに学園を襲撃した無人機が施設の無人機と接触している。

 

「そしてこの襲撃した無人機と唯一接触したのは織斑春華だ。これで分かった筈だ。我々の目的は織斑春華から無人機に関する情報を入手することにある。最悪拉致できなくともその場で情報を入手し持ち帰る事だ以上何か質問は・・・ないようだなそれでは全員持ち場に付け」全員持ち場に向かったがこれから迎え撃つ防衛システムがどれ程恐ろしいか身をもって知るだろう。

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

一方上空では小型の戦闘機が飛んでいた。

それはプチロイド達が作り出したGファイターそしてコアブースターだった。

因みに偵察、哨戒任務に特化した仕様

ここからはプチネウス、プチロイドの字幕でお楽しみください

ピッピッピッピッどうやらレーダーに反応があったようだ。

《こちらファイター1海中に潜水艦を発見、海中に潜水艦を発見》すぐさまその情報は学園の地下にある施設に送られた。

 

 

 

 

 

 

その施設では・・・

 

司令室では送られた情報を確認していた。

そうその施設の名はHARUKAベース

 

HARUKAベースとは前回の襲撃を撃退してからより強力な防衛網が必要と判断し秘密裏に建造した支援機達の防衛基地である。

その規模は有にIS学園の三倍の規模を誇る武装等もここで開発生産を行っている。

 

《司令ファイター1から情報、敵潜水艦をキャッチした模様》と司令は付け髭を付けたプチッガイであった。

 

《うむ総員第一種戦闘配置ロトマリン部隊及びフィッシュアイ部隊を向かわせろ》

 

《了解、ロトマリン部隊フィッシュアイ部隊第47ゲートにてスタンバイせよ》

ロトマリンとは言葉の通りロトの水中装備である。

後部のキャタピラを高出力のジェットスクリューに換装、脚部にも追加装甲としてジェットスクリュー付きのパーツを装備、パッケージとしてなので量子変換すれば通常の脚部に戻る。装備は変わらずそしてフィッシュアイはボールを水中戦仕様にしたものだ。

 

 

ビービービービー《ロトマリン部隊及びフィッシュアイ部隊第47ゲートにてスタンバイせよ。繰り返すロトマリン部隊及び・・・》

 

 

第47ゲートそこは海中からの出撃するためのゲートである。

そこにはすでにスタンバイ完了の支援機達がいた。

《これより注水を開始します。これより注水を開始します》と第47ゲートにどんどん入ってくる。

注水が完了し《注水完了ゲート開放、発進どうぞ》

それと同時に出撃した。

 

 

 

 

潜水艦はIS学園から約10km程にいた。

 

《マリン1から各機へ敵潜水艦のスクリューを爆破後内部に突入制圧する》

 

《マリン2了解》《マリン3了解》《マリン4了解》

 

《ファイター1から後続の小型挺を確認した判定黒、司令室からフィッシュアイ部隊で対処する様に通達》

 

《了解フィッシュアイ部隊、迎撃に出る》

と二つに別れた。

 

そしてマリン4がステルス魚雷を発射し

 

ドゴーン スクリューは破壊され潜水艦は緊急浮上した。

 

《よし各機、神速に制圧するgo!》

と全機、海面から出る瞬間に脚部のパーツを量子変換し潜水艦の甲盤に取り付いた。

そしてミサイルを発射、甲盤の入り口を破壊した。

そこから敵が出てきたがここからがプチネウス、プチロイドの出番だ。

総勢36+4体のロトによる電撃戦だ。

次々とロトから出て敵兵士を倒していく因みにプチネウスが隊長でプチロイドが部下という感じだ。

もはや制圧は時間の問題だった。

 

 

 

 

 

戻って司令部では新たに敵をキャッチしていた。

 

《司令、新たに上空にて航空機をキャッチスキャン結果、黒、ISを二機積んでる模様》と今までの支援機達なら立ち退くが今回は違う小型作業用では限界を感じていた支援機達は新たな支援機達を生んだ。

全ては人とISの垣根を超えて愛を注いでくれる春華の為に

 

《ザクアメイジング上空の敵を迎撃せよ!》

 

『了解ザクアメイジング迎撃に出る』と第27ゲートから出撃した。

 

『タツヤ・・・いやザクアメイジングすまない君の他のアメイジングシリーズの開発が間に合わなくて』因みに開発陣の支援機達の一機アランである。

 

『気にするなボディがあるだけでましだ』

 

『敵は中国の第3世代甲龍の派生型『覇王』と第2世代の『白虎』だ。ザクアメイジングは元々第1世代のボディだ気をつけろ』

 

『ふっ案ずるなISの性能だけが勝利するための絶対条件ではないさ・・・そろそろ接触する切るぞ』とそこで通信を切った。

 

 

 

 

 

中国side

 

私は甲龍『覇王』の操縦者のマオだ。(文字が分からないので勘弁をby作者)正直複雑な気分だ。

なぜかって?私は春華ちゃんのファンだ。

知り合いに鈴がいるので色々と聞いている。

それなのに私に正確にはここにいる人達だ。

春華を誘拐せよとの事だ。

裏サイトの春華ワールドファンクラブで情報をリークさせておいたけど誰か邪魔してほしい撤退するほどの理由を作ってほしい

「ハァーなんであたし達にこんな任務が・・・」

 

「ですねまさかあの春華ちゃんを誘拐しろなんて」

と愚痴を言ってると

「なんだあんたらもファンかい?」とパイロットが言ってきた。

 

「あんたらもって」

 

「おれもあとこいつもだよ」

ともう一人のパイロットもファンだそうだ。

どうやらここには春華のファンしかいないようだ。

「最悪だよなしかも手を抜けば」

 

「家族が牢獄入りなんて強引もいいところだぜ」

そう実は世界中の人間が春華を傷付ける拐うなどマイナスな事を拒否する人間が世界規模で起こっていて春華ファンではない人間は強行策として家族や身の回りの人間を人質に取るなどをしていた。

 

「うん・・・よく思えば女尊男否なんて本当にバカね。かわいいに男も女も関係ないのに」と話していると

 

「どうやら邪魔が入ってくれるみたいだな!ミサイル来るっ!!」

 

「チャフ発射!」と咄嗟の判断だがチャフをばらまく事でなんとか回避した。

 

まさかの先手をうたれた二人はISで確認した。

「これって!」マオは思わず声を出してしまった。

 

「うん資料にあったモノアイ(ザク)に似てるでもこれじゃあ」そうこれではまるで春華が主あるいは主に親しい存在になってしまう。

 

「考えてる暇はないよ!迎え撃たなきゃ」と二人は出撃した。

 

 

「相手は1体!」

 

「油断しないで資料通りなら他にもいるはずよ!」

実際違うのだが施設のザクは小隊単位で行動するので

そんなことを考えているとザクアメイジングから通信が入った。

『中国の操縦者いったい何のようでここに来た?』

 

(うそ!話は出来るって聞いてたけど本当なの!)

けど言えない春華を誘拐しに来たなんて

『黙り込むとは大方春華を誘拐に来た所か』

 

「「!!!」」

顔に出てしまったらしく

『なら遠慮はしない!』

とミサイルを発射してきた。

 

二人は避けたがその瞬間ザクアメイジングはアーマーをパージし瞬間加速で白虎の方に突撃した。

「なっこの!」と龍砲の試作兵器白虎砲を撃ったが

『なんのハイマニューバ!』

とスレスレで最小限の動きで迫った。

「やらせるかー」とマオも瞬間加速でザクアメイジングに迫った。

しかしなぜ射撃をしないのかそれは簡単、甲龍覇王には射撃兵器が一切ないのだ。

ある特殊機能を搭載したため双天月牙以外の武装がないのだ。

その分、鈴の甲龍より基本性能が高いが・・・

タイミング的にギリギリ間に合う筈だったが思いもよらない横やりが入ったそれは・・・

 

マオの横腹を何かがぶつかった確認すると

(なっこれは!モノアイがパージしたパーツ!)

そうマオに突撃したのはザクアメイジングがパージしたパーツが集合した支援機の中の支援機アメイジングブースターだ。

他の支援機より装甲が厚いため質量弾として使えるのだそれをもろに喰らったマオはいきなりの進路変更によるGと衝撃で激痛をそしてSEがごっそり持ってかれた。

そして白虎はヒートナタで斬られさらに蹴りが入りだめ押しでハンドガンを撃ち込まれた。

 

「くぅぅぅ!」マオはなんとか持ちこたえ

「フェン!大丈夫か?」

 

「マオ、大丈夫だけど機体が持たない後退する!」

と白虎は後退をせざるを得なかった。

 

(それにしてもなんて性能なのパーツを一つも無駄なく使ってその上これほど高いAIが積んであるなんて)

 

マオからしても勝ち目がないと思った。

甲龍覇王とは違い汎用性を保ち更に高性能かつパーツの一つ一つは幅広い運用が可能更には相性の問題、甲龍覇王は格闘機でありそして最大の特徴はSEを奪う能力これはエネルギー兵器の攻撃を受けるか直接相手に触れるかで吸収及び奪う事ができるが相手は実弾重視のIS先ほどアメイジングブースターからエネルギーを奪えると思っていたが手で触れる事が出来なかった為に奪えなかった。

なんとかして勝つ方法を考えていると

 

『もうそちらに継続出来るほどの力はないはずだ。撤退するなら見逃す』

 

「バッバカにしてるのか!」

 

『勘違いするなお前達の機内での話は聞いていたのでな撤退する理由を作ってやったつもりだ』

 

「えっ!?」

 

『先程のは謝罪はしようしかし同じ春華の愛する者なら退いてもらいたい戦いは私の本意ではないからな』

 

「わっ分かったわ。撤退する」そう言いマオは撤退した。

 

 

 

sideout

 

 

そして更には搬入用の通路でも起こっていた。

 

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダ

 

「くそっなんでこいつらがいるんだ!」

 

「こちらαチーム救援を!救援を!ぎゃーーーー」

次々殺られる兵士、それを蹂躙するのは

「隊長αチームが!」

 

「分かってる。くそっなんで・・・なんでファイアバグがこんな所に!」そう更に別の特殊部隊がいてそれは内部に浸入できたが進路上にファイアバグ専用パワードスーツ《アクシオ》を装着した私兵がいた。

 

「隊長さらにΔにγも殺られました。残るは我が隊のみです!」

そこで奥から隊長ならぬ姫のマリリンが現れた。

「さーて残りはあなた達だけだけど、どうする?命乞いでもする?」その時マリリンに向かって銃弾が飛んできた。

当然パールファングのシールドで防いだ。

「生き残りかと思ったけどそっちが来るのね」

奥を見るとそこには

「あーらやっぱりそれじゃ通らないのね」

現れたのはIS学園の生徒会会長、更織楯無そして専用機のミステリアス・レイディだった。

 

「それで子猫ちゃんがなにしに来たの?」

 

「それを聞きたいのは私の方なんだけどね」

 

「姫、敵の全滅を確認しました。撤退の準備も終わっております」と一人が通達してきた。

 

「なら撤退よ」とマリリンは楯無の事を意に介さず撤退しようとしたが

 

「じゃあ一つだけなんで春華ちゃんを助けたの?」

マリリンは振り返らず

「春華ちゃんを助けるのに理由がいるの?まあしいて言えばISの未来の為ね。じゃあね子猫ちゃん♪」とマリリンは去って行った。

楯無はあえて追わなかった。

いや追えなかったマリリンが纏っている殺意のオーラそれに畏れてしまった一瞬でも内心勝てないと思ってしまっただから追えなかった。

(春華ちゃんを助けたのはISの未来の為?ますます分からないわねいったい春華ちゃんに何が・・・それにしても)

「せめて後片付けぐらいしてほしいわ。趣味じゃないし・・・死体なんて」目の前の惨状をどうしようかと本気で考えていた。

 

 

その日、数多の特殊部隊が返り討ちに合うのであった。

こうして春華の一時の平和を守った支援機達であった。

 

「むにゃむにゃもう食べれないよ~」

 

ちゃんちゃん






さてお読みいただきありがとうございます。
今回出したザクアメイジングは他のボディが完成してないという設定で今後どんどん進化しますよー
他のアイディアもどんどん出していくつもりです。
また次回よろしくお願いいたします。


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外出禁止令解禁なのです



はろはろーこんばんはコーちゃんです。
さて予定ではシャル&ラウラを出す筈でしたがかなりの長文になってしまいぐだぐだなので三当分に別けて投稿しようと思います。
先ずは五反田家の所からどうぞ


さてさて春華が元気になり今日は休み。

実は織斑兄弟は今まで報道うんぬんで外出禁止令が出ていたがやっと解禁、久々に家に帰りお掃除して友人の家に遊びに行きました。

 

「おう久しぶりじゃねぇか一夏」

 

「久しぶりだな弾」五反田・弾(ごはんだ・だん)中学からの友人であり一夏の悪友、春華の良き兄貴分である。

実家は定食屋の五反田食堂である。

「弾お兄ちゃん久々なの」

春華としては久々の外出そして久々の友人なので顔がキラキラしている。

「おー春華久しぶりだなーよしよし」なでなで

弾も久々のなでなでが出来て幸せそうだ。

「ふにゅー」春華も春華でかわいらしい声を出して

 

「相変わらずかわいいなーこのやろーまああがれよゲームでもしようぜ」ゲームとはモンド・グロッソのデータを元に制作された「IS/VS(インフィニット・ストラトス/ヴァーサス・スカイ)」である。

 

「おうっ負けねーぞ」

 

「新しい裏コンボの餌食にするの!」

とさっそくやりました。

 

カチャカチャ「あっくそっ弾強くなったな!」

 

カチャカチャ「お前が弱くなっただけだろう・・・それっもらいっ」

と勝負が決まった。

武雀(中国の第1世代格闘機)VSテンペスタでテンペスタ使いの弾が勝利した。

 

「だー負けたー」

 

「はっはっはーどうだ一夏」

 

「くそー相変わらずテンペスタがエグい!」

この時、春華はテンペスタの操縦者アリーシャとは知り合いだったのでこう思った。

(本物のアリーシャお姉ちゃんとテンペスタもエグいけどね)

冗談抜きで

 

「さーて春華もどうだ一戦」

 

「ふっふっふーうちの裏技及び裏コンボを見せるの」

 

「「裏技?裏コンボ?」」一夏と弾は首をかしげた。

二人ともけっこうやりこんでいるが他にあったっけー?みたいな感じそれを見て

「いいからいいから♪」と春華はコントローラーを持って選択画面にすると何やらガチャガチャし始めた。

「春華なにやってんだ?」

 

「慌てないのです・・こうやって・・・こうで・・できた!」とピコンッとキャラクター選択画面に新しいのが追加された。

それは・・・

「おっおい春華これって!」

 

「千冬姉じゃねえか!なんであるんだ!」

そう追加されたのは現役時代の千冬と専用機『暮桜』だった。

「ふふんっ知る人ぞ知る最強の裏技なのです。特定のコマンドを30秒以内に200打ち込むことで出せる裏技なのです」とかわいらしいくえっへんと胸を張るのであった。

「スッゲーこんな裏技があったなんてだが負けん」クワッ

 

「いざ勝負なのです」( ・`д・´)

と暮桜VSパンツァーレーゲン強襲パッケージ(ドイツ第2世代)アンロックユニットにキャノン砲とブースターを2つずつ更に脚部にもブースターとミサイルに主装備はガトリングと重装備のヒット&ウェイだ。

 

「あっ逃げたな」

 

「うっせ」

とさっそく始まった。

「くらえー一斉射撃!」と開始直後からブースターで引き離し一気に勝負を仕掛けたが

「あまいのです!」とコマンドを入力した。

そうしたらあら不思議、一斉射撃を避ける捌くそしてジワジワ迫るもはや恐怖でしかなかった。

「はぁーー!なんだそれっありかよ!」

 

「ふっふっふータイミング良くコマンドを入力する事で見切り及び超直感発動なのです」と次々と捌き距離を詰めて行く。

 

「いやいやいやいやまてまていくら千冬姉でも・・いやできたな」実際今みたいな感じで勝ってるし

 

「できるのかよっ!うわっもう距離ねえ近っ!あっそれはやめろーーーー」ズバッ

暮桜の唯一仕様、零落百夜で止めをさされた弾であった。

 

「くそーありかよ!マジで」

 

「うちの勝ちなのです」( ・`д・´)

そこでドドドドドドドドと弾の部屋は二階なので下から誰かが物凄い勢いであがって来た。

バンッ「はーるーかーさーーーん!」とドアを破り春華に向かって飛んできたのは弾の妹、蘭だった。

だがそれは「やめいっ!」バシィン!と弾は蘭の頭を叩き「へぶしっ!」地面にキスする蘭であった。

だがすぐさま起き上がり「おにぃ何するの!」とおでこを抑えながら言い

 

「なにじゃねえだろ、もっと普通に接する事できねえのか!」

 

「なに言ってるの?久々の生春華さんだよ!ハグハグしてギュッギューして撫で回さなきゃあった気がしないよ!」

 

「だからそれが問題だろうがっ!そもそも発言がアブねえよ!」

 

「なによ。久々の春華さんなんだから・・・」と言い合いになったが「一夏お兄ちゃん、たぶんご飯だよ」

 

「だな下に行くか」

 

「はーい」とまあ予想通りだったのでした。

 

 

ガツガツ ガツガツ うちはもりもり食べてました。

 

「だっはっはっはー相変わらず旨そうに食べてくれるなー」

 

「なのです!この炒め物がおいしいのです!」

と豪快に笑ったのは五反田食堂の大将にして弾と蘭の祖父の五反田 厳げんさん。八十過ぎてもなお現役で食堂を経営してる凄い人なのです。

この人は長袖の調理服を肩まで捲くり上げ、剥き出しになっている腕はムキムキなの!中華鍋を一度に二つ振るその両の豪腕は、熱気に焼けて年中浅黒い漢の中の漢!豪快に料理してお行儀の悪い人には天下のお玉で成敗する憧れなのです。

よく料理の味とかで話し合うのです。

目の前では

「あっあのーどうですか一夏さん」

 

「んっ?旨いぞ特にこのサバの味噌煮なんか絶品だ!」

と一夏お兄ちゃんに手料理を振る舞う蘭ちゃんは自慢の魚料理を喜んでくれて嬉しそうです。

 

「春華、お前学校じゃ大丈夫なのか?」まったく弾お兄ちゃんも心配性なの

 

「大丈夫なのです。なぜならば皆がいるからです!」とそれと同時にIS達が出てきた。

 

「うおっ!こんなにいるのかよ!」

 

「キャーかわいい~お持ち帰りオッケーなんですか?」と蘭はプチロイドに抱きついた。

 

「ダメだよ蘭ちゃんプチロイドは物じゃないの、家族なのです」と言うと

「そっそうですよねすいません」とプチロイドを放した。

 

「ごちそうさまっと弾もう一戦やらねえか?」

 

「いいぜ、またテンペスタでギタギタにしてやるぜ」

 

「今度は勝つ!」と食べ終えた一夏は食器を片付けて弾と共に上がって行った。

 

それを見た蘭は改まったような感じに春華に話しかけてきた。

「あのー春華さん、相談があるんですけど」

 

「どうしたの?」

 

「実は・・・来年IS学園に受験しようと考えているんですけど家族が反対するんです」それを聞いて春華からすれば家族が反対するのは当たり前だと思っている。

 

「蘭ちゃん、ISってどんなのか知ってる?」

 

「えっ現在の通常兵器を凌駕する超兵器で、でもアラスカ条約でスポーツとしてのISになったですよね?」

 

「今、兵器って言ったよね」

 

「えっはっはい」

 

「だったらもう分かる筈だよ家族が反対する理由」それを聞いて蘭は気づいたIS学園に行く意味をでも信じられず

 

「でっでもアラスカ条約がありますしそんな「そんな事があるんだよ」・・・」ともう黙るしかなかった。

 

「アラスカ条約があるのに軍用ISはあるし管理してるのは軍に関わる所、世間が見てるのは兵器としてのIS、スポーツのISなんて微塵も見てないよ。そうじゃなきゃ女尊男卑なんてならないしねもう分かるよね?大切な娘が兵器を人殺しを学びに行こうとしてるんだから反対なんて当たり前だよ」

 

「うっ!」反論出来なかった。

蘭も弾がそんな所に行くと言ったら蘭は反対するんだろうだから反論出来なかった。

そして片っ端から潰され撃沈されたそれを見て春華は

「蘭ちゃん、どうしても行くなら一つだけ覚えてほしいの」

 

「覚えてほしい事?」

 

「それは日常を捨てる覚悟、ISは国家機密それに深く関われば政治や裏社会色んなのに巻き込まれる自分も回りのみんなもだからあと一年もあるんだからちゃんと考えるようにねっ蘭ちゃん」

 

「はい・・・やっぱり春華さんに相談して良かったです!」

とふっきれたのか笑顔になっていた。

「ふふっそれなら一夏お兄ちゃんの恋も頑張るといいのです」

 

「もちろん!」と堂々と言うが付け加えで

 

「遠回りしてると取られちゃうのです」

 

「えっ!なんですかそれ!詳しく教えてください!」

 

「黙秘権を使用するのです」

 

「そんな事言わないで教えてください!春華さーん!」

とこのあとは厳さんとメニューの話をしたりゲームで弾お兄ちゃんと一夏お兄ちゃんをフルボッコにしたり蘭にアドバイスしたりととても充実した1日でした。

因みにプチッガイやプチネウス、プチロイドはご飯をいただきお礼に手伝いしてました。

 

 

さてさてその頃、日本に上陸した金銀のうち金の方は・・・

 

 

「(*≧∀≦*)きゃはーここが春華ちゃんの地元かーさて先ずは春華ちゃんが良く行ってる食べ物屋から回ろっと♪」

春華の地元で観光中であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






さーて今回はこれまで次はお引っ越しの話です。
また次回よろしくお願いいたします。
感想等もまってまーす。


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お引っ越しなの!



さて今度はお引っ越しです。
ある意味ブラコンの千冬の一大決心みたいなものじゃないかと?
更にアンケートにあった機体も登場です。


前回、弾お兄ちゃんの所に遊びに行ったのですがその次の日に千冬お姉ちゃんからこんな事を言われました。

 

朝7時10分

 

この時間は千冬お姉ちゃんが職員室に行く時間、そんな時ふと思い出したかのように言いました。

「春華そう言えば言い忘れたが今日で春華はお引っ越しだ」

 

「お引っ越し?」朝練を終えて着替えてる春華は?になりました。

 

「ああ、部屋の調整など準備が終わったのでな今日から春華も回りと同じように暮らしてもらう」

 

「ほんと!うーでも~千冬お姉ちゃんと一緒にいるのも魅力的なの」と自然と上目遣いになっていた。

 

(頼む春華そんな悲しそうな顔で見ないでくれ!お姉ちゃんだって・・・お姉ちゃんだって本当は・・・本当はこの生活を捨てたくないんだ!ただこれではこれでは春華の為にならないから・・・ならないからあーーーー決心が鈍るーーーーーーー!!!)

 

「それに前みたいな人が居たら怖いし」春華は未だに初日の事が怖くて忘れられないようです。

 

(あーそうだったなあのバカのせいで春華がしばらく怯えながら寝てたな)そうたまに春華は千冬に「怖いから一緒に寝て良い?」と言って来るのだ。

まあ千冬は断る理由はないので一緒に寝ているがこのままでは千冬の心が折れそうなので

 

「どうした?そんなにお姉ちゃんのこれが恋しいのか?」とわざと腕を組み胸を強調した。

そしたら春華は顔を真っ赤にして

「うっうちだってできるもん!もう高校生だもん!」

と言う訳で放課後・・・

 

 

 

 

今日の授業も終わりました。

 

「春華、練習に行こうぜ」と一夏お兄ちゃんが訓練の話をしてきました。

今では鈴お姉ちゃんも加えて五人でやってるのです。

でもお引っ越しがあるので

「一夏お兄ちゃん、今日はお引っ越しがあるので無理なのです」その言葉に皆が反応して

 

「「「「引っ越し!」」」」

といつの間にか鈴お姉ちゃんもいるのです。

 

「引っ越しって言うか千冬姉!」

 

「織斑先生だ。バカ者」とスパーンと出席簿を食らう一夏、とても痛そうに頭を抑えていた。

「いい加減まわりと同じ生活をしないと今後、春華の為にならんだろ」その言葉でまわりもあっそっか!みたいな感じになった。

 

「なら春華今度は着いていくぞ!」と箒お姉ちゃんがうちの肩をがっしり掴み真剣な目で言ってきたのです。

でもお引っ越しはうちとIS達でなんとかなるので

「箒お姉ちゃん別にうちは「ダメですわ!」セシリアお姉ちゃん!?」

 

「お話は聞いております。何でも初日に淑女にあるまじき格好で春華さんを襲ったと!」因みに初日の話は有名であり唯一の救いは春華を襲ったのが楯無であることが知られていないことであろう

 

「しかも相手は専用機持ちでしょ?だったらあたしだって着いていくわよ・・・あたしの目が届かない所で春華を襲った罪・・・死をもって償わせてやるわ!」鈴お姉ちゃん殺しちゃダメなのです!

 

「と言う訳だ。なんと言おうとも俺達は絶対着いて行くからな春華」と一夏お兄ちゃん達の勢いに負け一緒に行くことになりました。

部屋は前と一緒の1110です。

今は歩いているのです。

「そう言えば荷物とか持たなくて良いのか?」

と一夏お兄ちゃんが言います。

 

「うん、プチネウス達が運んでいるから部屋の整理とかだよ」そう朝のうちに皆が運んでくれてるのです。

あと最近じゃ用務員として学園で働いているのです。

あの用務員のおじちゃん、やさしかったな~

そうしてる間に着いたのですが

 

「これ他の扉と違うよな?」

そう他の扉よりドアノブとかの位置が低いのだ更に他のが木に対してこちらは鉄であるそして他のがカギなのにカードキーと明らかに違う

「カードキーはあるから入るのです」と入るとそこには

 

「これは!」

 

「どれも小さいですわね」

 

「しかもこれは!」

部屋は内装が特別変わった訳ではなく普通だが家具やキッチン等が「うちにぴったりなの!」

身長130cmにも満たない春華にぴったりのサイズだった。

 

「なんだかかわいいわね・・この部屋」皆からすればミニチュア、人形のような部屋だ。

 

「んっ?あれなんだ?」

と一夏お兄ちゃんが部屋の奥にあるプレゼント箱があった。

まあデカイがな

 

「あっもしかして」と春華は箱の横に付いてるメモを見た。

そこには『はーちゃんへ、前に頼まれた簡易メンテナンスキットだよ~これさえあればはーちゃんもばっちグーだよ♪因みに量子変換して持ち運びもできるからね。部屋も束お姉ちゃん特製の部屋だから安心して寝ると良いのだよ♪束お姉ちゃんより』と書かれていた。

 

「ふふっ♪」なんだか自然と笑みがこぼれた。

 

「どうしたんだ春華?」

と箒が訪ねてきた。

 

「束お姉ちゃんも心配性なのです」と箒にもメモを見せた。

それを読んだ箒も

「ははっ姉さんらしいこんな常識はずれな事姉さんにしかできないな♪」と笑った。

 

「えっ!束さんが改造したのかこの部屋!」と驚く一夏だったがよくよく考えれば当たり前かもしれないなぜなら

 

千冬は春華の引っ越しを考える。

しかし春華をただの部屋に入れるのは心配。

最終手段、束に改装の依頼。

束も喜んでやる。

部屋の安全はほぼ保証されたに等しい。

セキュリティの隙間は支援機達でカバー。

という感じだろうてな訳で

「とりあえず分かったことだし引っ越し祝いでもやるか?」

 

「ああだが整理してからだな」

 

「なら早くやっちゃいましょうよ」

 

「そのとおりですわ」とみんなのおかげで早く終わりました。

そのあとは引っ越し祝いをしてくれたの楽しい1日でした。

 

一方廊下では

 

「ちょっちょっと待って!私は生徒会長の更織楯無で謝罪も含めて春華ちゃんの所に」と言うが支援機は聞く耳持たんという感じで攻撃を仕掛け更には『ほうお前が主を襲った変態か?』と楯無は振り返るとそこには白、黒、金と三機の人型がいた。

どれも形は違えども一本角という共通点があった。

『バンシィさん言うまでもないと思うんですが?』

 

『そうだ・・・主・・襲う・・変態・・・排除!』

と三機とも武器を手に楯無を撃退し始めた。

 

「ちょっと待って私はってピギャーーーー!?」と全力で逃げる楯無であった。

 

こうしてお引っ越しは終わったのでした。

 

 

 

 

 

 

 





さーて春華ちゃんの防衛システムも4割完成したしいよいよ転校の所に突入だ!
さて楯無は謝罪できる日が来るのか?
そして登場した支援機達はユニコーンシリーズ三体とも出してみました。
案外プラモでディスプレイすると絵になるもんだ。
それではまた次回もよろしくお願いいたします。
感想も待ってマース。


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金銀の転校生なのと移動は大変なのです



どーもコーちゃんです。
やっと二人が登場しますよ。
ちょっとキャラ違うかも知れないけど?
それではお話をどうぞ( ゚∀゚)つ


前回、お引っ越ししてから次の日うちは新しい生活をしています。

 

「うーん・・・もう5時?朝練しなきゃ」と目をゴシゴシしながら着替えようとしたが

「春華様御召し物です」といつものジャージを渡されたので着替えよう・・・あれ?

今は一人部屋で誰もいないはずなのになんで女性の声がするんだろう?

春華は気になり声の主を見てみるとそこにいたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

所変わって朝の教室は何故かいつも以上に賑わっていた。

理由は分からないけど賑わっていた。

そんな中、一夏が入れば蜘蛛の子を散らすように席に着き始めた。

「一夏おはようって春華はどうしたのよ?」と鈴が来た。

 

「いや今日はまだ会ってないから」

 

「と、なりますとまだ誰も会っていないと」

 

「なんか春華の歌聞きそびれたような気がする」

 

「「確かに!」」と三人が話していると廊下から

 

「分かったからもう放すの~」

 

「イイエダメです。朝方足を捻ったのですから」

 

「だからってこれは恥ずかしいの~」と春華の声が聞こえたが聞きなれない声があった。

疑問に思っているとドアが開き入って来たのは

 

「春華・・・と誰?」

春華を抱いているのはケモミミメイドであったがどこかで見たような気がする皆が考えていると

「申し遅れました。私はエーネウス・ザ・バージェスト春華様の支援機です」と丁寧に自己紹介してくれたが可笑しな所がある。

今なんと言った。

こんな美人でスタイル抜群のメイドさんが支援機!

とここでやっと気づいた。

「もしかしてプチネウスですか!えーとエーネウス・・さん?」と一夏が真っ先に気づいた。

 

「はいその通りです。一夏様・・・どうしたのですか?顔に何か付いているとでも?」とエーネウスは首を傾げたが皆驚くのは当たり前聞きたい事が山積みになったが

「とりあえずご着席したほうがよろしいかと?」と言われ時間を見るともうSHLの時間だった。

 

エーネウスは春華を席に座らせ

「それでは私は廊下の方で待機してますので何かあれば御呼びを」と廊下に出た。

春華も下ろされた時にいつも通りポカポカと叩いたがエーネウスは分かっていなかった。

 

「みなさーんSHLを始めますよー」

そこで山田先生が入って来たがなぜかおっとりしてるような?

「ええとですね、今日はなんと転校生を紹介します! しかも二名です!」

 

「え………」

 

「「「えええええっ!?」」」

 

 一夏お兄ちゃんが声を漏らした途端、クラス中の女子達が一気にざわつきました。

でも当然かもしれないのです。

噂好きの人からすれば、自分達の知らない情報がいきなり入って来た上に突然転校生が現れたからうちも驚きです。

しかも二人ってあれ?普通別々にしない?。

 

「静かにしろ!二人とも入ってこい」

 

教室のドアが開いた。

 

「失礼します」

 

「……………」

 

 クラスに入って来た二人の転校生を見て、さっきまでのざわめきがピタッと止まる。

ナゼならば一人は男性の制服なのだ。

そのまま捉えて良いのなら間違いなくそう思っていると

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、みなさんよろしくお願いします。」

 

 転校生のデュノアはにこやかな顔でそう告げて一礼をする。

 

うちを除いてクラス全員があっけにとられたかのような顔をしていた。

 

「お、男……?」

 

 誰かがそう呟くと、デュノアさんは再度口を開く。

 

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方々がいると聞いて本国より転入を――」あっ確定情報だ。

 

それに礼儀正しい立ち振る舞いと中性的?って言うのかな?

髪を首の後ろで丁寧に束ねているしなぜだがものすごい違和感を感じるような確かこの前の休みの時にまた今度でいいかな?

そして印象は『貴公子』と言った感じで、嫌味のない真っ直ぐな笑顔だ。

 

「きゃ……」

 

「はい?」

 

「きゃあああああああああーーーーーっ!」

 

 いきなり歓喜の叫びをあげる女子達。一瞬、音波攻撃みたいな物だと思った。

因みに一夏、箒、鈴、セシリアは耳栓で塞いでいた。

「男子! 三人目の男子!」

 

「しかもうちのクラス!」

 

「美形! 守ってあげたくなる系の!」

 

「地球に生まれて良かったーーーー!」

 

「あー、騒ぐな。静かにしろ」

 

 面倒そうに千冬お姉ちゃんが言う。

見た感じだとクラスの反応が迷惑にしか聞こえないのかな?

実際うちも迷惑です。

 

「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終わってませんから~!」

 

 山田先生が宥めている最中、もう一人の転校生は……デュノアさんとは正反対なの。

 

 白に近い輝くような銀髪で、腰近くまで長く下ろしているロングストレートヘアー。

そして一番気になるのが左目を覆っている眼帯なのです。

医療用の白いやつではなく、古い戦争映画に出てくる大佐がしてそうな黒眼帯まさか現実にいるとは!

 

 この転校生を見て最初に思ったのは『軍人』と言うイメージ。

身長はデュノアさんより小さいけどなんか冷たくて怖い印象を受けます。

同年代でもこの人軍人なのかもしれない。

今時の軍隊は実力などあればスカウトとかで入隊してる人とかいるし因みにこれはアメリカ国家代表のイーリお姉ちゃんから聞いたのです。

「……………………」

 

なぜか銀髪の人は未だに口を開こうとせず、腕組みをした状態で教室の女子達を見ているけどあの目は見下してる感があるのです。

でもすぐに視線を千冬お姉ちゃんに向けていた。

まるで上官の命令を待っているかのように。

 

「……挨拶をしろ、ラウラ」

 

「はい、教官」

 

(えっ?教官ってもしかしてこの人は)

 

 もう一人の転校生――ラウラの佇まいを直して素直に返事をするラウラに、うち以外のクラス一同はぽかんとしてる。それとは逆に、教官と呼ばれた千冬お姉ちゃんはさっきまでとは違った面倒な顔をした。

 

「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」 

 

「了解しました」

 

 そう答えるラウラはピッと伸ばした手を体の真横に付け、足をかかとで合わせて背筋を伸ばしている。

どこからどう見ても軍人形式の対応を見て千冬お姉ちゃんが担当した人の一人と分かりました。

 

詳しい事は聞いてないけど千冬お姉ちゃんが一年ほどドイツで軍隊教官として働いていた事があったのです。

あれは大変でした。

一年も離れてしまうからと春華にゅうむ?補充とか言いながらずっと抱き締められたり等々暴走しまくりなのです。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

「……………………」

 

 クラスメイト達が沈黙し、続く言葉を待っているが、ラウラ・ボーデヴィッヒは名前を言っただけで黙りました。。

 

「あ、あの、以上……ですか?」

 

「以上だ」

それを最後に本当に黙ってしました。

山田先生が涙目でかわいそうです。

ですがいきなり歩き初め一夏お兄ちゃんの前に立ちました。

ですが次の瞬間、目で分かりました。

殴る気満々なのです。

という訳で予想通りに平手打ちをしようとしていたのでうちは部分展開をしてトリモチ弾を撃ちました。

ロックオンもせずラウラが一夏お兄ちゃんに集中していたので

ベチャッ「なっ!」見事意表を突いて平手打ちをしようとしていた手に命中しました。

そのまま壁に腕がくっつきました。

 

「きっ貴様っ何をする!」と鋭い目で見てきますがそんなの関係ないの!

「何ってトリモチ弾を撃っただけだけど?」

 

「撃っただけだと?ふざけるな!いったい何の権利が「平手打ちしようとした人がなにいってるの!」っ・・・人が喋ってる時に」もうぶっちゃけ話にならないので

 

「千冬お姉ちゃん時間が時間だからそろそろ移動して良い?」

 

「あ・・ああそうだな、織斑に春華、同じ男子だ。デュノアの面倒を見てやれ」

と春華の勢いに押されSHLを無理やり終わらせた。

 

「えっと、はじめまして僕は」とデュノアが自己紹介しようとした時

 

ドゴーン ダダダダダダダダダダッ ウィーンガシャンッ

と廊下から物騒な音が鳴った。

 

「えっなっ何!今の音!」

デュノアが驚いていると教室のドアが開きプチネウスが入って来てプラカードで『現在、敵部隊と交戦中包囲されつつあり至急、更衣室まで移動を』と書かれていた。

 

「ちっもう情報が流れてるのかよ!とにかく付いてこい!」

 

「なの!」

と一夏お兄ちゃんはデュノアさんの手を握り走ろうとしたが

 

「まてっ!貴様いい加減にこれをなんとかしろっ!」

と怒鳴ったのはラウラだった。

まあ取れないのは当たり前なの!ナゼならばこれは対IS用のトリモチ弾でシールドエネルギーに反応してどんどん粘着力が上がるとっておきなのです!

見込み通り専用機持ちだったよ。

「ふんっ一夏お兄ちゃんを叩こうとした罰なのです。という訳でgo!なの」と廊下を出た。

後ろから「貴様ーー後で覚えてろよーーーー」とどこぞのヤられ役のような叫びが聞こえました。

 

現在、激戦区を強行突破している所走っているときこんな声が聞こえた。

 

「くそー今度こそ春華ちゃんをーー!」

 

「くっ目標が逃走中逃がすな!」

 

「弾幕が厚すぎる!」と最近恒例の事となったこの戦闘、春華の進路妨害をする生徒VS支援機達の激しい攻防戦が続いていた。

「えっなっ何この状況!?」とデュノアは困惑していた。

まあ普通の反応だがそれどころではなくなった。

 

「ヨッシャー突破成功」

 

「転校生も発見!」

 

「兄弟も良いけど春華ちゃんを奪い合う二人いや一夏君を巡る争奪戦!・・・ヤバい想像したらヨダレがへへへっ」

ヤバい三番目はヤバすぎる!

瞬く間に囲まれてしまった。

 

「ふぇ!」と春華が怯えた若干涙目だ!

(しまった!この状況はトラウマが甦ってしまう!)

ISが動かせると分かった翌日家の前にマスコミやテレビ更には遺伝子工学の学者まで来た!あの他人の意思を無視した行動で春華が大泣きした。

そのあとどうしかって?泣き声を聞いた地元の皆が駆けつけて家の前にいた奴等を血祭りにあげたよ。

 

そんな訳で流石に春華が泣くのは嫌なので本気を出そうとしたが問題なかった。

生徒一同は急に顔が青ざめたのだがナゼならば

 

「キーサーマーラーーー!」真剣を構え

 

「春華泣かせるなんて・・・よしっ殺そう♪」拳を展開

 

「うふふふふっ」ビットを出す

箒、鈴、セシリアの三人が来たからだ。

 

「何をしている?早く行けっ!」

と三人は攻撃を始め道に隙間ができた。

 

「サンキュー!デュノア口を閉じろ舌噛むぞ!」と一夏は春華とデュノアを担いで全速力でダッシュした!

だがその先にも「奴等の死を無駄にするかーーー!」

 

「先回り成功!」

 

「大人しく御用されろ!」と進路を塞がれたが窓から

 

『窓から飛べっ!一夏!』と窓の外にはまだ春華も知らないザクアメイジングがいた!

 

一夏は疑いもせずザクアメイジングに向かって飛びザクアメイジング更にはユニコーンガンダム達が受け止めてくれた。

 

『よしっ更衣室まで直行するから口を閉じていろ!』

と三人は無事に逃走できたのであった。

 

「くそーーーーーまたしても」

 

「次こそは絶対に「次はありませんよ」へっ?」

と振り向けばエーネウスがいた!しかもモップの上にハルバートのような刃つけたようなのを持っている。

 

「では覚悟は出来ておりますね?」

 

「いっいやー流石にそれはって!まってまってそれ死ぬからぜっ」プツン

その先は知らないほうが良いだろうな

 

 





さーて前からプチネウスを出しといてエーネウスさん本人を何時だそう思っていましたが我慢できず色々投入してみました!
さて次回のキーワードはピッカピカの一年生!
感想等も待ってます♪


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さーみんなもご一緒にーピッカピカの一年生!



最近買ったベアッガイⅢにベアッガイのランドセルを付けたが可愛かった。
と言う訳で出すぜー!
それではどうぞ( ゚∀゚)つ


 さて前回激しい逃走劇!みんなのおかげで無事に更衣室に到着なのです。

 

 「みんなありがとう!」

うちは新しい支援機達ザクアメイジング、ユニコーン、バンシィ、フェネクスにお礼を言いました。

人であろうとISであろうと助けられたらお礼を言うもんです。

 

 「フッ当然の事をしたまでだ」とザクアメイジングは言うけどうちはそうは思わないのです。

 「それでもだよ」

 

 「そうか、自己紹介が遅れたな私はザクアメイジングだ。よろしくな」

 

 「俺はユニコーン、ユニコーンガンダムだ」

 

 「私はバンシィだ。よろしくたのもうマスター」

 

 「フェネクス・・・よろしく春華」

とまあ朝から色々ありすぎたの

 

 「ハァ……織斑君達はいつもあんな目にあってるの?」

少しへばり気味のデュノアさんけどまだましな方なんだけどねこれが

 

 「あってると言うより昼は覚悟しといた方がいいぞあれの三倍以上は確実だからな」

 

 「さっ三倍!!」と聞いてデュノアさんは驚きを隠せないまあ無理もないが

 

 「それより着替えるぞ時間が時間だ」

 

 「なの」と一夏と春華は着替え始めると

 

 「ブホッ!!!」とデュノアから愛が溢れた。

 

 「おっおい大丈夫かって・・・ワリーお前には刺激が強すぎたな」と溢れた理由がおそらく春華の着替えを見たからだろう正直、健全な男子には目に毒だ!

春華には悪いが女の子にしか見えないんだ!

今じゃ一緒に風呂に入るのもヤバい理性がガリガリ削られるんだがこれが原因で中学の修学旅行は男湯、女湯に続いて第三の湯、春華の湯ができたからな。

時間帯も三当分に別れていたし

 

 「うっうん大丈夫だい「デュノアさん大丈夫?」ブハッ!」

春華は心配になりデュノアの近くに寄ったが逆効果だった。

今の状態は上半身裸であり肉付きなども女の子としか見えない為その刺激があまりにも強かった。

とりあえずデュノアは幸いにもISスーツを既に着ていたのでプチネウスに担架で運んでもらう事にした。

点滴も忘れずにね。

 

 

 

そしてアリーナに移動

 

 

 そこには一組と二組の生徒がいるが未だに男子三人が来ていない。

 「おい、誰か織斑達を知らないか?」と聞くがみんなが知っているのは窓から逃走したぐらいでそのあとは知らないそうしてると

 「ちふ・・・織斑先生すいません遅れました」と一夏と春華それと担架で運ばれているデュノアが来た。

 「織斑・・・何があった?」

 

 「デュノアも同志だったって事です」

 

 「そうか」と春華は?でいるが千冬は分かったようだ。

 

 「貴様!よくも張り付けて行ってくれたな!」と声の方を見るとラウラがいたが腕を見るとコンクリートがくっついていた。

どうやら何らかの武器で壁をくり抜いたようだ。

 「さあさっさと取って貰おうか」

 

 「いいけど今度やったら全身にやるのです」

 

 「うっ・・・わっ分かった」と渋々承諾するラウラであった。

という訳でパススロットから水を取り出しトリモチにかけるとドローっと溶けべちゃっと落ちたのでした。

取れたのを確認してラウラは何か言おうとしたが

 「いい加減並べ!さもないと」千冬は出席簿を見せると一瞬で並んだ。

うちも並ぶと「春華あの後は大丈夫だったか?」と箒お姉ちゃんが心配そうにしてました。

 

 「大丈夫なのです」

 

 「そうか」なでなで

 

 「ふにゅー」なでなでが貰えました。

そうしてると後ろの方でなぜか千冬お姉ちゃんから指導という名の出席簿アタックを受けた鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんいたのです。

何かしたのでしょうか?

さて千冬お姉ちゃんが前に立ったのでいよいよ授業の開始なのです。

 

 「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」

 

 「はい!」

うんやっぱり千冬お姉ちゃんは人気者だからみんなも気合いが入っているのです。

 

 「くうっ……。何かというとすぐにポンポンと人の頭を……」

 

 「……一夏のせい一夏のせい一夏のせい」

 

 叩かれた所が痛いのか、鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんは涙目になりながら頭を押さえているのです。

それと鈴お姉ちゃん、一夏お兄ちゃんのせいっていったい何をしたのですか?

 

 「今日は戦闘を実演してもらおう。ちょうど活力が溢れんばかりの十代女子もいることだしな。――凰! オルコット!」

 

 「な、なぜわたくしまで!?」

指導を受けたからでは?

 

 「専用機持ちはすぐにはじめられるからだ。いいから前に出ろ」

 

 「だからってどうしてわたくしが……」

 

 「一夏のせいなのになんでアタシが……」不満そうにしてるけどたぶん千冬お姉ちゃんなら

 

 「お前らすこしはやる気を出せ。――アイツにいいところを見せられるぞ?」あっやっぱり一夏お兄ちゃんを利用したのです。

これまた予想通りに

 「やはりここはイギリス代表候補生、わたくしセシリア・オルコットの出番ですわね!」

 

 「まあ、実力の違いを見せるいい機会よね! 専用機持ちの!」

鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんやる気を出したのです。

一夏お兄ちゃんが絡むとコロリと変わるのは相変わらずのようです。

 

 「それで、相手はどちらに?わたくしは鈴さんとの勝負でも構いませんが」

 

 「ふふん、こっちの台詞、返り討ちよ」

 

 「慌てるなバカども対戦相手は――」

 

 

 キィィィィン

 

 

あれ?何か上から空気を裂く音が聞こえるのですが・・・えっ!

 

 「ああああーっ!ど、どいてください~っ!」

 

何かこっちに向かって落ちてきているのです!瞬時にエーネウスさんが現れうちを抱えてすぐに離脱すると

 

ドカーンッ!

 

エーネウスさんが離脱した瞬間とても大きな音が響いた。

恐らくエーネウスさんが抱えてくれなかったら直撃していたかもしれないのです。

さてもう何もないはずなのにエーネウスさんの手によって見えない!

 「なんで目を塞ぐの?」

 

 「教育上、見てはいけません」その言葉に?になっていると

 

 「あ、あのう、織斑くん……ひゃんっ!」

 

なんでしょう?とりあえず一夏お兄ちゃんがラッキースケベをしたくらいしか分からないのです。

 

 「そ、その、ですね。困ります……こんな場所で……。いえ! 場所だけじゃなくてですね! 私と織斑君は仮にも教師と生徒でですね! ……ああでも、このまま行けば織斑先生が義姉ねえさんってことで、それはとても魅力的な――」

 

見えないからあれですがホントに一夏お兄ちゃんは何をしたのですか?

 

 「あっ!いや、すいませ『バシュンッ』………ん!?」

 

今のセシリアお姉ちゃんのBT兵器特有の音では!?いったい誰に………

 「ホホホホホ……。残念です。外してしまいましたわ……」

一夏お兄ちゃんに撃ったんですか!

 

 次にガシーンと何かが組み合わさる音が聞こえた。

連結音はまさか……

 

 「いーちかー!」

鈴お姉ちゃん!まさか投げたの!

おそらく一夏お兄ちゃんに投げたと思うと

 ドンッドンッ!

と銃撃の音が響いた。

というよりいい加減、状況確認したいのでエーネウスさんの手を退けると銃を構えてる山田先生がいました。

 銃の先から煙が出ているので撃ったのが山田先生なのはすぐに分かりました。

 でもいつものおっとり優しい感じの山田先生とは全く違い、落ち着きできる人って感じなのです。

 

「………………」

 

 うちも驚いているけど一夏お兄ちゃん、セシリアお姉ちゃん、鈴お姉ちゃんは勿論、他のみんなも唖然としたままです。

 

「山田先生はああ見えて元代表候補生だからな。今くらいの射撃は造作もない」

 

「む、昔のことですよ。それに候補生止まりでしたし」

 

 

候補生止まりでも充分凄いと思うけど?

そう思ってると山田先生の雰囲気がいつもの感じに戻りました。

スイッチの入れ替えがあるようです。

 

「さて小娘どもいつまで惚けている。さっさとはじめるぞ」

 

「え? あの、二対一で……?」

 

「いや、さすがにそれは……」

 

「安心しろ、今のお前たちならすぐ負ける」

その言葉に二人共ムーっとした顔になりました。

それを見て千冬は内心ニヤリとした。

「そうか……春華」

 

「はっはい!」流石にこのタイミングで呼ばれると思わなかったのでつい固くなってしまいました。

 

「そう力むな春華は山田先生の僚機として入れ」

 

「「「「「!?」」」」」みんなが驚いた。

 

「はい……と言う訳でよろしくお願いいたします」ペコリ

とこれから組むのですから挨拶は大事です。

 

「はいフォローはするので自由にやってくださいね」

 

「はい!プチッガイ行くよ」

ピコピコ、ビシッとベアッガイⅢを展開したがいつもと違った。

 

「こっこれは!」

と誰かが言った。

かわいい黄色の帽子、赤いランドセルにリコーダーさあこれを見たら誰もが言うであろう

「ランドセルストライカーなのです!」( ・`д・´)

 

「「「「「ブハッ!」」」」」

全員、愛が溢れた。

そして心の中で思ったのは一つ

ピッカピカの一年生!

 

 

 

因みにラウラは

 

(ばっバカな!なぜだ!なぜあれを見て溢れるんだ!くそっなぜだ!何故なんだーーーーーーーーーーーー)

 

どうやらラウラも春華中毒者に成りつつあるようだ。

 

 

 

 

 

 





さて次回は鈴とセシリアにパニクってもらいます。
さてシャルルとラウラをどうやってキャラ崩壊させるか考え中なりそれでは次回もよろしくお願いいたします。
感想等々待ってます。


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恐るべし!ランドセルストライカー



どもどもついにランドセルストライカー本領発揮ですよ!
さーてよくよくかんがえたら水着にランドセルはヤバいと今さら思う私、だが気にせずレッツゴー!


 さあ前回の続き鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんのチームと対決なのです。

大半が立ち直り授業再開です。

千冬お姉ちゃんも指示を出そうとしたら

 

 「あっあの織斑先生」

 

 「ん?なんだオルコット?」

 

 「いっいやそのですね、あのー」

と言いづらそうにしているが千冬はそれがなんなのか否、予想通りの反応をしてくれて内心楽しんでいた。

 

 「なんだ?お前達の望み通りに2対2にしただけだぞ」

 

 「織斑先生そっそれだったら一夏でもいいじゃない!」

と鈴が必死に言うが

 「織斑だと余計なトラブルを起こすかも知れないから却下だ」とあっさり却下された。

(待て!俺でも良いって……いや俺でも良いんじゃねぇか千冬姉)

 「さていい加減始めるぞ、時間は有限だからな」とバッサリ切り捨てられて鈴とセシリアはとてつもなく焦っていた。

 

 

 

 

 鈴・セシリアsaid

 

 二人は上昇しながらプライベートチャンネルで話し合っていた。

 (ちょっとーーー!どうするのよこれ!どうするのよこれ!)

 

 (知りませんわ!わたくしもどうしたら、春華さんに……春華さんに……撃てる筈ありませんわ!)

正直、この学園で春華を撃つバカは非春華中毒者だけだ。

 (とっとにかく山田先生を先に倒してなんとか春華を無傷で無力化して)その時、春華から通信があった。

 

 『どっどうしたのですか?春華さん?』

パニクっている中で通信が来たのでなんだろうと思った。

 『鈴お姉ちゃんにセシリアお姉ちゃん、手加減は無しなのです』と春華は至ってまじめに言ってるのだが鈴とセシリアにとっては追い討ちをかけられたようなもんだ。

 

 (やめてーーーー!これ以上あたし達のハードル上げないでーーーー!)

 

 (その姿でそのセリフは反則ですわ!これはもう永久保存するしか……)

 

 (ってあんたなにさりげなく写真撮ってるのよ!)

 

 (鈴さんこそ人の事、言えまして!)

と言ってる間に

 「両者、位置に着いたな、それでは始め!」

模擬戦が始まった。

 

 

 「とりあえず山田先生を先に」 

 

 「わたくしが春華さんを抑えながら援護いたしますわ」

と役割を決めた所で二人共動き出した。

それと同時に山田先生と春華も動き出した。

 

 まず二人は射撃で牽制した。

目的は分断させる為だ。

 だが春華達は分断しないように前衛は山田先生、後衛は春華で上手く避けながらそして春華が危なかったら山田先生が物理シールドでガードしていた。

 

 だがセシリアが死に物狂いで二人を牽制し動きを制限させていた。

 そして鈴は近接戦で山田先生を攻めていたがその頃、春華は少しセシリアの必死の牽制射撃に四苦八苦していた。

 

 (これでしたら春華さんを無傷で無力化出来そうです……わ?!)

セシリアは思わぬ物を見て手が止まった。

その頃、鈴は急に援護射撃がなくなったので

 (セシリアどうしたのよ?援護射撃がなくなるなん……て!?)セシリアを見る時、春華が目に入ったが……いやランドセルがパカッと開いた。

 

 「「えっ?!」」二人共一瞬思考が停止した。

 日常ならロックを忘れて挨拶したら中身が出るとかかわいらしい事になるが今は違うむしろ恐怖を感じている。

 考えてほしいかわいいランドセルに誰がミサイルが入っているなんて思う!

 

 そしてミサイルが発射されてやっと現実に戻る。

「「「ミッミサイル!」」」

いや山田先生も驚いているし地上はもっと驚いているだろうな~!

更に言えばミサイルはクレヨンを模した物であった。

 二人は必死に振り切ろうとしたが

 「ちょっちょっとなによ!この追尾機能!」

 

 「振り切れませんわ!」

二人は諦めて迎撃するがその過程でセシリアはビットを三機失った。

 

 「くっお戻りなさい!」と残った一機を戻すが

ベチャッ・・・「えっ!?」

 セシリアは自分のアンロックユニットを見るとBTの接続部分に春華のトリモチ弾付いている。

 そこでいつも通りに戻した為、ビットが接続されずにくっついてしまった。

 「いっいつの間に!」実は春華のトリモチ弾のいやベアッガイⅢの非殺傷兵器はロックオンアラートが鳴らないのだ!

 (理由は不明)その為、気を逸らす等して当てるだけの技術でもあれば奇襲しやすいものだったりする。

 

 キラーン 山田先生はセシリア隙を見逃さず攻撃をした。

鈴はチャンスと思い斬りかかろうとした時、春華はランドセルの横に付いているリコーダーを取り

 「はーはぷっ」ピュコーー

なんと!リコーダーからビームが放たれた!

 

 「まずっ!」と鈴は双天月牙でガードしたが貫通した!

「なっなんて威力!」ちょうど野球ボールぐらいの穴が空いた双天月牙を見て驚いた!

 (くぅー、本当はやるつもりはなかったけど先にやるしか……ない!)クワッ

 鈴の一大決心が決まり春華に仕掛けに行った。

春華はビーム縦笛で必死で狙うが当たらないので逃げて鈴が後ろを取った形になったが鈴はいや春華中毒者にはあまりにも刺激が強いアングルを見てしまった。

 考えてみればISスーツは旧スクール水着、春華は今時のスポーティーな水着だが普通に考えてほしいえっちぃやつだと水着にランドセルとか完璧にギャルゲーとかそんな類いだ。

それのローアングルから見てしまい結果

 

 「ブホッ!」ドバババババ

鈴には刺激が強すぎて愛が溢れたしまった。

 そこに射撃で誘導されたセシリアがぶつかり

 

ガチャッドンッヒューーーーーとグレネードランチャーを撃ち込まれて

 

ドーーーン

 

「「あー~ー~ー~!!!!」」

ドゴーンと盛大にグランドに落ちた。

 

 一夏達は鈴達に近づき

「鈴、セシリア感想は?」

 

 「おっ恐るべし!」

 「ランドセル…ストライカー」ガクッと二人は力尽きたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 






 支援機達の日常 《エーネウス》

 こんばんは登場して間もないエーネウスです。
元々はプチネウスでしたがこのサイズではご奉仕に限界を感じ現在に至ります。
 やることはプチネウス達と変わりませんただ春華様に尽くすそれだけです。
 それにしても春華様はなぜ抱かれるのを恥ずかしがっているのでしょうか?
男でしたら喜ぶこと間違いなしとネットに書かれていたのですがまだまだ勉強が必要のようです。
 それではまた次回もよろしくお願いいたします。
感想等も待ってます。


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次はメディカルとお昼ご飯なのです



お久しぶりです。
遅くなったけど完成したので投稿するぜ!


 

 

 

 

 前回、鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんに勝てたのです!

やはり山田先生のキリングシールドの名は伊達ではないようです。

 なんで知っているのか?そもそもIS学園の教員はほとんどが名のあった元代表候補生の人ばっかりで山田先生もその一人なのです。

 

 さて試合は終わったので降りて見ると

 

 チーン 返事がない只の屍のようだ。

 

 「鈴お姉ちゃんにセシリアお姉ちゃん大丈夫?」と流石に返事がないないのは心配になり声を掛けずにはいられなくなりました。

 

 「だっ大丈夫よ。春華」

 

 「わっわたくしもですわ」

と二人ともフラフラと立ち上がりアピールしていたがうちはあることに気がつきました。

 二人に傷があったのです!擦り傷だけどうちがやったことには変わりがないのでとまあ見ていると二人は春華の視線に気がついたらしく

 

 「はっ春華が気にする事じゃないわよ!ISに乗ってればこれぐらい当たり前だし!」

 

 「そっそうですわ!これはわたくし達の未熟さ故春華さんが気にする事ではありませんわ!」と二人ともフォローした。

 二人の言うことはごもっともなんだが春華は納得してないようで「うーうん、それでもうちがやったことには変わりがないのです!だがら」と春華はランドセルストライカーとは別のもうひとつをコールした。

 背中には赤の十字が入ったバックパックそしてISスーツの上にナース帽とナース服が追加されたその名も「メディカルストライカーで手当てなの!」

 

 「ブハッ!!!」うんやはりこうなるわな何気にスカートの下がISスーツなのは分かっているけど妙なチラリズムによりエロさが倍増!

 その後は訓練機による練習だったが春華と言う刺激により授業どころではなかったのは言うまでもなかろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして屋上に移動なぜかって?それは一夏お兄ちゃんがみんなでお昼を食べようって誘って来たのでうちも着いていったのですがどうやら間違いのようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 箒side

 

 

 お昼休み、まあ色々とあったが訓練の途中に一夏に昼食の誘いをした。

 もちろん春華も連れて来てくれと頼み三人で昼食を食べるはずだった。

あの夫婦みたいな空間は病み付きだ!なのに

 

 ど う し て こ う な っ た !?

 

 

 私は今日ひっそりと作っておいた一夏用と春華用に自分のお弁当3つを持って、意気揚々と屋上へと足を向けていた。

 三人だけの昼食の時間に想いを馳せ、幸せを噛み締めていたはずだった。

 しかし待っていたのは一夏と春華だけでなく、申し訳なさそうに佇むシャルルと更にセシリア、鈴までもがいた。

 

 「え〜と、一夏?本当に僕が居ていいのかな?」

 

 「飯は大人数で食う方がいいに決まっているだろ。それに、シャルルはまだ学園のことをあまり知らないし、同じ男としてきっちり面倒を見なきゃいけない」

 

 「う、むぅ、確かにそれはそうだが…………」

 

 「は、ははは…………何かごめんね」

 

 確かにシャルルは転校してきたばっかりだし、同性である一夏が気を遣うのも当然だ。

 そこまでは納得…………まぁ、しかねるが、無理矢理にでも納得しよう。

 

「箒お姉ちゃん、ごめんね」と春華が申し訳なさそうに言うって!違う違う春華は場違いじゃないぞ!

 

「はっ春華は悪くないぞむしろ嬉しいぐらいだ!」だが春華のテンションは下がりまくりだ!

 

 まずい!春華が勘違いで内心泣いてるぞ!確実に!あーまずい!………こうなればタイミングが早いが奥の手だ!

 

 「春華!実は味見してほしくてな!たっ食べてくれないか?」そう私が二時間掛けて作った。

 自信作の弁当を出した。

全部、春華好みのバランスの良い弁当にしといた。

 

 「うち…の?」

 

 「あっ当たり前だ!…遠慮せず食べると良い」

そうして春華に自信作の弁当を渡した。

 恐る恐る開けた瞬間、春華の暗かった表情は晴れた!

 

 「箒お姉ちゃん、これって」

 

 「そうだ!小学生の時に作った唐揚げだ!」

 そうこれは春華が大絶賛した一品だ!小学生の時、春華のアドバイスを取り組みこれなら一夏も大絶賛する事間違い無しの大判子を貰ったのだがタイミングが悪く姉さんが失踪する事になり一夏に食べてもらえなかった。

 別に姉さんが悪い訳じゃないが春華は一夏の玉子焼きと同じくお気に入りの一品に加えたのが嬉しかった!あの時は思わず……いやこれ以上は止めよう黒歴史が甦る………

 

 「頂きます」と春華は唐揚げをパクリと食べた。

さてこの六年の努力の成果は?

 「~~~♥」春華の頭にアホ毛もといアンテナが立ち♥マークになった!かっ可愛い!

 

 (よっしゃ~成功だ!大成功だ!この六年…努力は報われた!後は一夏の反応がどうだか?…いや春華の言葉に間違いがあるはずがない!信じるぞ!……あわよくば一緒に料理でも作れないのかな?)

 

 sideout

 

 

 

鈴side

 

 私、凰・鈴音は焦っている!目の前であんなに美味しそうにそして……あんなにかわいく食べて……あんなに…あんなに…私の時にはなかった反応、もう悔しさしか沸き上がらない!やっぱり篠ノ乃・箒、タダ者じゃないわね。

 

 でも私だって一夏のハートを掴むために別れ際に春華が渡してくれたマル秘料理本で練習してきたんだから!春華に渡せるタイミングじゃないし先ずは一夏から

 

 「一夏。はい、これ」

 

 私はタッパーを一夏に渡した。

 

「おお、酢豚だ。それにシューマイとエビチリか!」

 

 その通りよ!前に春華からバリエーションが足りないって言われて他のも練習してきたんだから。

 

 「んじゃ、頂きます」

 

 箸で取り、口に運ぶ。

 

 「おぉ! 美味い!」

 

 「そうでしょ。何せ、今回は自信作だからね」

 贅沢言えば普通のキッチンって火力が足りないからそれさえ解決すればもっと美味しくなると思うけど……まっ無い物ねだりしても仕方ないしね。

 

 「あっ鈴お姉ちゃんできるようになったんだ!」

 よしっ!春華も気づいたしチャンス!

 

 「春華も食べてみなさいよ。自信作なんだから」

 

 「頂きます」そしてパクリと食べた。

 

 (はっ判定は………)

 

「うんまーい★特にパイナップルで柔らかくなってるのが」と美味しそうに食べてくれたってそれよりあのアンテナどうなってるのよ?ハートになったり星になんの評価なのかな?

 ま、パイナップルは正解ね。

 

 

「そうでしょう、そうでしょう」

 

 (っしゃ~いけるわ!いけるわよ!凰・鈴音!)

好評でよかった~だがこれで満足はしないわよ。

 まだまだ腕を上げるんだから!

 

 

 実は後日、春華は鈴に取り付け式のキッチンパーツをあげてそれにより足りなかった火力が解決したりしてる。

 

 

Sideout

 

 

さてここまで来るとセシリアも負けまいと

 

 

 

「ンンッ!一夏さんに春華さん、わたくしも今日は珍しく早く起きたので、料理してみましたの」

 

 そう言いながらバスケットを出す。

中には色とりどりのサンドイッチがきれいに並んでいた。

 その内の1つを手に取って、一夏お兄ちゃんは口に運ぶ。

 

「ゴォッ!グェッ!ウェッ!………」

 

 …なんでしょう?今の奇声は?一夏お兄ちゃんの方を見ると脂汗をダラダラ流している。

 どうしたのだろうか…………。

 

「どうでしたか?一夏さん」

 

 どうやらセシリアお姉ちゃんにはさっきの一夏お兄ちゃんの奇声が聞こえなかったようです。

 

 

 

 

 

一夏side

 

 

 

 

 

 頼むから、そんな輝いた目で、俺を見ないでくれ。

正直なコメントを言いづらい。

 この甘い奴はバッバニラエッセンスか?チガウゾ!これは添えるだけでいいんだ!ビンまるごと使うんじゃないんだ!

 ほっ他もなんだ?辛子やらワサビやら色々とするんだが?

 だが、言わない限り、これが改善されることは無いだろう。

 春華の方を見るとってまてまて食べちゃダメだ!化学兵器だぞ!皆の妖精、春華は食べちゃダメだ!

 

「あ、ああ……って春華まっ待つん…」と間に合わず春華も食べたが俺みたいにはならずなんだがビミョーな顔をした。

 えっ!平気なの?

 「あのー春華さんどうなさいましたか?」

 

 「セシリアお姉ちゃん……ちゃんと味見した?」春華!俺が言いづらい事をズバッと!

 そうしたら無言になったって味見していないのか!

 

 「しないと意中のハートを射止めるなんて百年早いのです」その時

 

 「!!!」セシリアの背景に稲妻が走ったように見えたのは気のせいではないだろうと言うか意中のなんだ?最後が聞こえなかったけど?

 

「……」

 無言のままのセシリア。

そして自分のをパクリと食べて固まった。

 あまりにもショックだったのだろう微動だにしない

流石に気の毒に見えたので声をかけようとしたら

 

 「ショックを受ける暇があったらこれで努力あるのみなのです」と春華はISのウィンドウを開きセシリアに何かを送信した。

 セシリアは恐る恐る見ると「こっこれは!」と鈴が横から見たが「なにこれ?細かすぎて分かりずら」と俺も見てみると内容がISの教本並みに書いてあって正直分からん!

 

 「それならセシリアお姉ちゃんでも分かると思うよ」

 

 「はい!これならわかりますわ!」なっなんだと!分かるのかこの専門用語だらけの辞書でもなければ分からないこの本を!と顔に出ていたのか

 

 「一夏さん、これほど理論生前してるが分からないはずありませんわ!」

 

 (そっそーだった!セシリアの知識は専門畑いっぱいだったんだ!だから分かるのか!……でも春華もよく見つけたな!)

と考えていると春華が

 

 

「そう言えば箒お姉ちゃんは一夏お兄ちゃんに何も持って来なかったの?」

 

 

 

箒side

 

 

 

 

 

 あ、そうだった。危なかった。一夏に私の手作りの弁当を手渡す。

 

「箒、ありがとな」

 

「今度は自信作だ」

 

「へぇ~、これは凄いな。どれも手が込んでそうだ」

 

 そして一夏は私の今日1番の自信作である唐揚げを頬張る。

 「うまい!」シンプルかつインパクトのある感想だったがそれでも良い!春華も目で良かったね♪と言ってくれた。

 

 

 そこへ「あっボール持ってきてくれたんだ!」と見ると相変わらずまん丸のボディをしたボールが何かを持ってきた。

 なでなでしてるあたり愛着があるのだろう。

 「春華それはなんだ?」

 

 「うちも食べさせて貰ったのでプチケーキなのです」

そう言い春華は皆にプチケーキを配った。

 まさか春華のプチケーキを食べれるとは

 

 「おっサンキューな春華!」と一夏が一番最初に食べた。

 

 「ん~やっぱ春華のは最高だな」

 

 「そうね。病みつきになるっていうか……」

 

 「シャルロットさんは大丈夫なのでしょうか?」

と私も見てみるとシャルロットは愛を溢れさせながら倒れていた。

 私が思った事は

 「重症だな…これは」まあこのあとは、私も食べた。

流石は春華だ。

もう一流のパティシエなんか目じゃないぞ!プチネウス達も旨そうに食べている。

 このあとは少しまったりしながら教室に戻って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





支援機達の日常 ロト

 我々の日常は常に警備が基本だ。
毎日懲りずに来る特殊部隊を追い払う毎日だが春華は優しくしてくれる。
 だからこそ守り概があると言うものだ。
近いうちに警備部門に仮面ライダー部隊が設立されると言うし我々も歯車の役目を果たせそうだ。
 それではまた次回もよろしくお願いする。


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 練習なの!



 さーて前よりは早く出せたかな?
今回は練習、練習そろそろ裏方さんも動いて貰おうかな?
 ではでは話をどうぞ。


 

 

 

 さて前回からかなり飛ばしある場所に秘密管理部隊が向かっていた。

 

 

 《どこかの荒野》

 

 その上空ではヘリが飛んでいた。

 だが普通のヘリじゃない何故かと言うとツインローターに更に左右のコンテナが特徴のヘリどこを探してもない。

 その下部にはIS?がぶら下がっていた。

 

 『主任、そろそろ時間です』

 

 『あれ?もうゴミ虫の基地に到着?キャ~ロリ~ンちゃん』

 

 『そうでなければ声を掛けません』

 

 『相変わらず厳しいね~キャロリンちゃんは~』

 

 『……作戦領域に入ります。主任は主任の仕事をしてくださいではロック解除……降下』とロックが解除されて主任は降下し着地した。

 

 『あれ?キャロリンちゃん、怒ってる?まっいいや…さて』と主任の前には基地の防衛部隊が展開していた。

 主任は敵をスキャンし呆れた。

 『やれやれ人形ごときで止められると思われるとは……まっいっか』と主任は武器のセーフティーを解除し

 

 『こいよゴミ虫共、春華ちゃんに手を出せばどうなるか……教えてやるよ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ところ戻って数日後の春華達は……

 

 

 前略、二人の転入から早くも5日が経ったのです。

 

 そして今日は土曜日、授業は午前中はお勉強して午後が自由時間となっているの。

 この曜日はアリーナが開放されているので訓練の為に殆どのアリーナはぎゅうぎゅう詰め、更に言えば第3アリーナはもっとぎゅうぎゅう詰めなの何故かというと。

 それはうちに一夏お兄ちゃん、シャルルお兄ちゃんと世界に三人しかいない男性操縦者一ヶ所に集まっているからです。

 野次馬関連すごいですよ!本当に!

 

 

 

 

 そこでは今、一夏お兄ちゃんはいつものように三人から指導受けているのです。

 でもそれは初心者の一夏お兄ちゃんにとっては理解できないものだった……いやこれ普通の人も分からないや。

 

 「こう、すばーっとやってから、がきんっ!どかんっ!ぐわーん!という感じだ」

 

 「なんとなくわかるでしょ?感覚よ感覚。・・・・・はあ?なんで分かんないのよバカ」

 

 「防御の時は右半身を斜め上前方へ五度傾けて、回避の時は後方へ二十度反転ですわ」と三人は言うけど箒お姉ちゃん、擬音では伝わらないのです。

 

 鈴お姉ちゃん、それは天才肌の人限定です。

 

セシリアお姉ちゃんは技術畑過ぎて分からないのです。

 

 さてそれを聞いて一夏お兄ちゃんが言うことは決まってるのです。

 「はっきり言うけど・・・お前達の説明は分からんっ!」

うん一夏お兄ちゃんの答えは正しいと思うのです。

 

 箒お姉ちゃん達はなぜ分からんのか?って感じで騒ぎ始めましたがそこで「一夏、ちょっと相手してくれる? 白式と戦ってみたいんだ」

 ISを纏ったシャルルお兄ちゃんが一夏お兄ちゃんに勝負を申し込んできた。

 その事に一夏お兄ちゃんは助かったかのようにシャルルお兄ちゃんを見ている。

 

 「分かった、シャルル。と言う訳だから三人とも、また後でな」

 

 「「「むう……」」」

 

 「春華も入るか?」

 

 「うん、入るん」とベアッガイⅢを展開してる春華がかわいらしく返事をした。

 (うんやっぱりかわいいぜ、春華!シャルルも予想通りの………)とシャルルの方を見ると

 

 「はぅ~かわいい~よ~」(予想の斜め上の反応してた!

こりゃ警戒しといた方が良さそうだ。てかっ乙女かっお前は!)

 

 そして一夏とシャルルと春華の対戦が始まったがあっさりと終わってしまった。

 順位は春華、シャルル、一夏の順だ。

ぶっちゃけランドセルの刺激が強すぎてミサイルでやられた。

 

 「わーい勝った~」

 

 「よっ…予想以上の威力だなランドセル」

 

 「うっ…うん…かわゆいすぎるよ」と見事にやられた二人はランドセル対策とシャルルが一夏に思った事を話した。

 

 「ええとね、一夏が勝てないのは、単純に射撃武器の特性を把握していないからだよ」

 

 「そ、そうなのか? 一応わかっているつもりだったんだが……」

 

 「うーん、知識として知っているだけって感じかな。さっき僕と戦ったときもほどんど間合いを詰められなかったよね?」

 

 「うっ……、確かに。『瞬時加速』も読まれてたしな」

 

 「一夏のISは近接格闘オンリーだから、より深く射撃武器の特性を把握しないと対戦じゃ勝てないよ。特に一夏の瞬時加速って直線的だから反応できなくても軌道予測で攻撃できちゃうからね」

 

 「直線的か……うーん」と考えていると春華が

 

 「一夏お兄ちゃん瞬時加速中に下手に軌道を変えるのはダメだよ」

 

 「え?何でだ?春華」

 

 「そんな事をすると逆に一夏お兄ちゃんの体に負担が掛かるからだよ。」

 

 「うん。春華ちゃんの言うとおり、空気抵抗とか圧力の関係で機体に負荷がかかると、最悪の場合骨折したりするからね」

 

 「……なるほど……って!春華そんな危険な事やってたのか!」しかもセシリア戦からいきなり!

 

 「春華ちゃんは上手い具合にやってるから大丈夫だよ」

 

 「そっそっか…」内心、悔しいと思った一夏だったりする。

 

 シャルルお兄ちゃんの言葉をしっかりと聞きながら、話の度に頷く一夏お兄ちゃん。

 

 シャルルお兄ちゃんの説明は分かりやすくて良いのです。

 

 一夏お兄ちゃんも男であるシャルルお兄ちゃんに気を遣う必要が無いから熱心に話しを聞いている。

 うちも勉強です。

 

 女子相手だと、スーツがスーツなのでそれによって一夏お兄ちゃんは色々な所に目が行ってしまう事がしばしば。

 うちも日常と変わらない事をやられて正直やり辛いのです。

 「ふん。ワタシのアドバイスをちゃんと聞かないからだ」

 

 「あんなにわかりやすく教えてやったのに、なによ」

 

「わたくしの理路整然とした説明の何が不満だというのかしら」

 

 (むぅ…どうやら久々にアレをやる必要あるようですね)アレとは中毒者にとって拷問以上のことだったりする。

 

 さっきも説明したけど土曜の午後はアリーナが開放されているので、この第3アリーナでも多くの生徒が訓練に励んでいるのです。

 でも、学園で三名しかいない男子目当てに、第三アリーナは使用希望者がどんどん増えてるのです。

 生徒が多すぎるから訓練スペースが狭いし同時に別のグループ同士が一夏やシャルルにぶつかったり流れ弾に当たったりとちょっとしたトラブルがあったけどうちは支援機達のお陰で問題なしでした。

 

 「一夏の『白式』って後付武装イコライザがないんだよね?」

 

 「ああ。何回か調べてもらったんだけど、パススロットが空いてないらしい。だからインストールは無理だって言われた」

 

 「たぶんだけど、それってワンオフ・アビリティーの方に容量を使っているからだよ」

 

 「ワンオフ・アビリティーっていうと……なんだっけ?」

 

 「言葉通り、唯一仕様の特殊才能だよ。各ISが操縦者と最高状態の相性になったときに自然発生する能力のこと」

 

 こういう説明がすらすら出てくるあたり、シャルルがいかに優秀かがよくわかる。

 

 「でも、普通は第二形態から発現するんだよ。それでも発現しない機体の方が圧倒的に多いから、それ以外の特殊能力を複数の人間が使えるようにしたのが第三世代型IS。オルコットさんのブルー・ティアーズと凰さんの衝撃砲がそうだよ」

 

 「なるほど。それで、白式の唯一仕様ワンオフってやっぱり『零落白夜』なのか?」

 

 白式の『零落白夜』はエネルギー性質の物だったら何であっても無効化・消滅させる白式最大の攻撃能力。だがそれは自らのISのシールドエネルギーを削ると言う危険も伴った諸刃の剣でもある。

 

 「白式は第一形態なのにアビリティーがあるっていうだけでものすごい異常事態だよ。前例がまったくないからね。しかも、その能力って織斑先生の――初代『ブリュンヒルデ』が使っていたISと同じだよね?」

 

 「まあ、姉弟だからとか、そんなもんじゃないのか?」

 

 「ううん。姉弟だからってだけじゃ理由にならないと思う。さっきも言ったけど、ISと操縦者の相性が重要だから、いくら再現しようとしても意図的にできるものじゃないんだよ」

 

 「そっか。でもまあ、今は考えても仕方ないだろうし、その事は置いておこうぜ」

 

 「あ、うん。それもそうだね。じゃあ、射撃武器の練習をしてみようか。はい、これ」とシャルルはアサルトライフルを渡した。

 

 「え?他のやつの装備って使えないんじゃないのか?」

うんうん最近のセキュリティは発展してるのでも束お姉ちゃんからすればざる当然って言ってた。

 

 「普通はね。でも所有者がアンロックすれば、登録してある人全員が使えるんだ。ーーーうん今、一夏と白式に使用許諾を発行したから、試しに撃ってみて」

 

 「お、おう」

 

 一夏は緊張していた。

初めて扱う銃器、実際はISによって重さを感じないのだが精神的に重く感じるのであろう。

 

 「か、構えはこうでいいのか?」

 

 「えっと……脇を締めて。それと左腕はこっち。わかる?」

 

 一夏お兄ちゃんは持ったライフルを構えようとしているけど素人丸出しだったようでシャルルお兄ちゃんがひょいっと一夏お兄ちゃんの後ろに回って体を上手く誘導する。

 

 「火薬銃だから瞬間的に大きな反動が来るけど、ほとんどはISが自動で相殺するから心配しなくてもいいよ。センサー・リンクは出来てる?」

 

 「銃器を使うときのやつだよな? さっきから探しているんだけど見当たらない」

 

 ターゲットサイトを含む銃撃に必要な情報をIS操縦者に送る為に武器とハイパーセンサーを接続する事に関しては、普通はどのISでも付いてる物だ。

 

 「うーん、格闘専用の機体でも普通は入っているんだけど……」

 

 「欠陥機らしいからな。これ」

 

 「100パーセント格闘オンリーなんだね。じゃあ、しょうがないから目測でやるしかないね」

 

 そして一夏お兄ちゃんはハイパーセンサー無しで銃を撃とうと引き金を引くと、

 

 

バンッ!

 

 

 「うおっ!?」

 

 物凄い火薬の炸裂音に驚いていた。

 

 「どう?」

 

 「お、おう。なんか、アレだな。とりあえず『速い』っていう感想だ」

 

 「そう。速いんだよ。一夏の瞬時加速も速いけど、弾丸はその面積が小さい分より速い。だから、軌道予測さえあっていれば簡単に命中させられるし、外れても牽制になる。一夏は特攻するときに集中しているけど、それでも心のどこかではブレーキがかかるんだよ」

 

 「だから、簡単に間合いが開くし、続けて攻撃されるのか……」

 

 「うん……」

 一夏お兄ちゃんは気づいていなかったようです。

意味はあると思いたかったけど少し残念な気持ちです。

 「だからそうだと私が何回説明したと……!」

 

 「って、それすらわかってなかったってわけ?はあ、ほんとにバカね」

 

 「わたくしはてっきりわかった上であんな無茶な戦い方をしてると思っておりましたが………」流石にうちもフォローはできないのです。

 それにしてもみんな教え方が下手なだけなのは分かりました。

 たぶん一夏お兄ちゃんはあー後ろで三人がなにやらブツブツ言ってるよ、とか思っているのです。

 

 「お、おう。シャルル。このライフルの弾だけど……」

 

 「え? あ、そのまま一マガジン使い切っていいよ」

 

 一夏は撃つ前にシャルルから確認を取った後に空撃ちを始める。

 

 「ところでシャルル。お前が使ってるラファール・リヴァイヴは以前に山田先生が使っていた物とはかなり違うように見えるが?」

 

 一夏がふと思った事を聞いたらリヴァイヴの違いについて訊くとシャルルはすぐに答える。

 

 「ああ、僕のは専用機だからかなりいじってあるよ。正式にはこの子の名前は『ラフォール・リヴァイヴ・カスタムⅡ』。基本装備プリセットをいくつか外して、その上でパススロットを倍にしてある」

 

 「倍か。それはまた凄いな。俺の白式にも別けてもらいたいぜ」

 

 「あはは。そうだね。そんなカスタム機だから今インストールしてある装備だけでも二十くらいあるよ」

 

 「二十!? それってちょっとした火薬庫みたいだな……ってどうしたんだシャルル?」

 

 「あ、いや春華ちゃんの訓練が目に入って……」と春華の方を見てみた。

 

 『そうだしっかり狙って引き金を引けばいい』

 

 「うん」

 

 『最初は支えてやるから好きなように撃て』

とザクアメイジングとユニコーンが春華に銃器のレクチャーをしていた。

 因みにザクアメイジングの拳銃で練習中…

 

 「噂には聞いてたけど春華ちゃんの支援機はすごいね。もうISと大差ない機体までいるなんて」

 

 「ああ、あいつらも前の襲撃で悔しがっていたからな」

 

 「前のってもしかしてISが学園を襲撃したってやつ?」

 

 「ん?なんで知ってるんだ?あれは箝口令が敷かれてるのに」

 

 「まあ一般はとにかく企業とかは独自のルートがあるからね。大まかにだったら大概の人は知ってるよ」

 実際それ目当てで来る特殊部隊がいるしねby作者

とまあ話してると

 

 

 「ねえ、ちょっとアレ……」

 

 「ウソっ、ドイツの第三世代型だ」

 

 「まだ本国でのトライアル段階だって聞いてたけど……」

 

 急にアリーナ内がざわつき始めたので、うちも注目の的となっている方へと視線を移した。

 

 「………………」

 

 そこにいたのはシャルルお兄ちゃんと同じ転校生である、ドイツ代表候補生ラウラ・ボーデヴィッヒだった。

 

 この学園に来て以降、クラスの誰とも仲良くしようともしないだけでなく会話さえもしない。

 

 そして、一夏お兄ちゃんの方にだけ集中している。

 うちの勘では一騒動が起こりそうな予感がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 支援機達の日記 主任

 ははっどうもさっきまでゴミ虫を掃除してた主任だよ~
あのあと片付けたのは良かったけどキャロリンちゃん怒ってたな~……まっ別にいいけどね。
 にしてもHARUKAベースも随分大所帯になったもんだ。
近いうちに空陸海宇の四大移動型HARUKAベースが出来るし楽しみだね~。
 ゾディアックや死神部隊も頑張っているし少しは真面目にやろうかね?
 じゃっ次のゴミ虫の基地があるからまた今度ね。

『主任に変わり読んでいただきありがとうございます。感想等も待っております。ではこれにて』





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 ナデナデが欲しいのです!



どもどもなんか書いてる内に黒春華ちゃんが降臨してしまったが気にしない!
それではどうぞどうぞ


 

 

 前回、みんなで練習してたらあのラウラが現れました。

 

 

 

 一夏said

 

 

 ある意味忘れもしない転校初日から俺を叩こうとした人を

 

 

 「織斑一夏」

 

 ISのオープン・チャネルで名指しの声が入った。

 それは言うまでも無くボーデヴィッヒ本人の声。

 

 「……なんだよ」

 

 取り敢えず俺は返事をする。

名指しをされた以上無視する訳にはいかない。

 

 「貴様も専用機持ちだそうだな。ならば話が早い。私と戦え」

 

 「イヤだ。理由がねえよ」

 

 「貴様にはなくても私にはある」

 (・・・多分第二回モンド・グロッソのことだろうな)

 

 第二回IS世界大会『モンド・グロッソ』の決勝戦当日、俺と春華は何者かに誘拐された。

 

 理由は今でも不明だが、俺は拘束されて真っ暗な場所に閉じ込められ誘拐犯は更に欲をかいて春華を束さんの交渉材料にするとかでどこか別の所に連れていかれそうだった。

 

 しばらくすると部屋の壁が崩れ、光が差し込んできた。

 

 現れたのはISを装備した千冬姉。

 

 報せを受けて本当に飛んできたらしい。

 

 忘れない、忘れるわけがない。

 

 あのときの千冬姉の姿を凛々しく、力強く、美しい。

 

 そして俺と春華を見つけた時、涙を流しながら抱き締めてくれたあの時を。

 因みにそのあと束さんも来て千冬&束コンビで誘拐犯に天変地異が起きたのは言うまでもない。

 (その頃からかもしれない。千冬姉や春華…仲間、みんなを助けるヒーローみたいなのに憧れたのは……)

 

 決勝戦は千冬姉の不戦敗、二連覇を逃した。

その後、千冬姉はドイツ軍の情報によって俺達を助けたという借りを返すため1年ちょっとドイツ軍のIS部隊で教官をしていた。

 ラウラはその時の教え子だろう。

 

 「貴様さえいなければ教官が大会二連覇の偉業をなしえただろうことは想像がつく。だから、貴様を……貴様の存在を認めない」

 

 (認めないって……千冬姉に惚れ込んでいて、千冬姉の経歴に傷が付いたから憎い………か。わからなくもない、正直俺もあの無力さが許せないからな)

 本当にあの時、春華を守れず更には目の前で連れていかれる時も只見ているだけだった見ている事しかできなかったんだ。

 

 「また今度な」

 だからといって戦うにはならない。

 

 「ふん。ならば・・・戦わざるを得ないようにしてやる!」

 

 右肩に装備してある大型の実弾砲でこちらをロックするが……

 

 バンッ!

 

 「なっ!?」

 

 「「「「「!?」」」」」

 

 ラウラに向けて弾丸が迫っていた。

 

 ラウラはそれを回避しながらもこちらに向けて撃ってきた。

 (って呑気に解説してる場合じゃねえ!)

 

 ゴガギンッ!

 割り込んできたシャルルがシールドで弾を弾いてくれたおかげで俺に当たることはなかった。

 

 (そんなことよりラウラに向けて撃たれたときの銃声は……まさか……)そう先ほど撃った『ヴェント』とは別のもう一つの銃声まさかと思い銃声の方を向くとザクアメイジングの拳銃構えてる春華がいた!

 

 「こんな密集空間でいきなり戦闘を始めようとするなんて、ドイツの人はずいぶん沸点が低いんだね。ビールだけでなく頭もホットなのかな?」

 右手に六一口径アサルトカノン『ガルム』を展開してラウラに向ける。

 

 「貴様ら・・・・」

 

 「腐れ眼帯風情が一夏お兄ちゃんに手を出して覚悟はできてるの?」

 あれ?今、トンデモナイ言葉が春華から聞こえたような?

 

 「フランスのアンティークと着ぐるみ風情が私の前に立ちふさがるとはな」

 

 「未だに量産化の目処が立ってないドイツのルーキーよりは動けるだろうね」

 

 「三流以下の腐れ眼帯がガタガタ抜かしてるんじゃねぇよ!」うん……やっぱり………

(春華ーーーーーー!!!!お前から……お前からそんな言葉出ちゃ駄目だーーーーー!!!!見ろっシャルルは集中してるからなのか聞こえてなさそうだけどみんな顔が青ざめてるぞ!更に泡吹いて倒れてる奴までいるぞ!)

 

 「私が……私が三流……以下だと…」こっちはこっちはでプルプルしてるよ!

 

 「そうだよ。軍人のぐの字もないド素人なんて三流以下の腐れ眼帯で充分だよ」

 

 (やめてくれーーーー!!!!いやっマジで!!!俺の為に怒っているのは分かるけど身内の話をガダガダ言われたからとか分かるけど、お前の口から出たらダメだーーー!!)

 

 「ぐぬぬぬぬ……それなら貴様から」とラウラが動こうとした瞬間

 『そこの生徒!何をやっている!学年とクラス、出席番号を言え!』

 スピーカーから声が響いた。

 騒ぎを聞きつけてやってきた教師だろう。

 

 「………ふん。今日は引いてやるが………織斑春華……忘れないぞ」

 

 「うちも忘れないよ。三流以下の腐れ眼帯」

 色々と納得してなさそうだがISを解除してアリーナゲートへと去っていくラウラ。

 向こうには教師がいるだろうがラウラのことだ無視するだろう。

 それと春華もう……もうやめてくれ……

 「一夏、大丈夫?」

 

 「あ、ああ。助かったよ。」

 

 「一夏お兄ちゃん大丈夫だった?」

 先程までの雰囲気はなく、いつもどおり二人に戻っていた。

 良かった戻ってる……戻って良かった。

 

 「一夏お兄ちゃん、今日は帰ろう、あの腐れ眼帯の所為で周りがジッとこっちを見てるし」戻ってない!

 

 「そっそうだね。それに四時を過ぎたし、どのみちもうアリーナの閉館時間だしね」シャルルも気づいたのか若干引いてる。

 

 「おう。そうだな。あ、銃サンキュ。色々と参考になった」

 

 「それなら良かった」

 

 俺が礼を言うとにっこりと微笑むシャルル。

 何故だか妙に照れる。

 男の筈なのに何故だ?

 

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春華side

 

 

 まったく気分は最悪なのです。

 身内の問題を千冬お姉ちゃんが気にしてない事をガダガダ言って……次は確実に仕留めてやるのですよ。

 この五日間で制作したあの新武装で………

 

 さてさてみんなで着替えにいくのですが……

 

 「えっと……じゃあ、先に着替えて戻ってて」

 

 そう、上がる時にはいつもこれなの。

 シャルルお兄ちゃんはIS実習後の着替えは一緒にしない。

 いや、したがらないと言った方が正しいかも?

 シャルルお兄ちゃんと一応一緒に着替えたのは転校初日のIS実習前だけ。

 

 シャルルお兄ちゃんが転校して数日経っていく内、うちは疑問に思う事、が増えました。

 

 あそこまで頑なに一緒に着替えるのを断ると言う事は、何かあるとしか言いようがないのです。

 それにしてもなんか前の休みに会った金髪のお姉さんと重なってしまうのは気のせいでしょうか?

 

 「というかどうしてシャルルは俺と着替えたがらないんだ?」

 

 「どうしてって……その、は、恥ずかしいから……」

 

 これもいつものやり取りで、一夏お兄ちゃんは着替えを断るシャルルお兄ちゃんを強引に誘おうとしている。

 流石に嫌がってる相手に無理に着替えようとする一夏お兄ちゃんもどうかと思うから止めましょう

 

 「一夏お兄ちゃん、シャルルお兄ちゃんがこう言ってるんだから早く行くのですよ」

 

「ちょ! ま、待って「じゃないと敬語」イエス、ユア、ハイネス!」と聞いた瞬間に一夏お兄ちゃんは服従の体勢になりました。

 

 魔法の言葉で一夏お兄ちゃんと更衣室に向かいます。

 

 「春華、早く一夏を連れて行きなさい。それと一夏、引き際を知らないやつは友達なくすわよ」

 

 まったくもって同感なの。

 

 「こ、コホン!……い、一夏さん。どうしても誰かと着替えたいのでしたら、そうですわね。気が進みませんが仕方がありません。わ、わたくしが一緒に着替えて差し上げましょう。春華さんもよろしければ――」

 

 「こっちも着替えに行くぞ。セシリア、早く来い」

 

 「ほ、箒さん!首根っこを掴むのはやめ――わ、わかりました!すぐ行きましょう!ええ!ちゃんと女子更衣室で着替えますから!」

 

 反論しようとするセシリアお姉ちゃんだったけど、箒お姉ちゃんが有無を言わさず首をグイッと引っ張るので根負けした。

 

 「早く行くのです!さもなければ」

 

 「わ、分かった。分かったから敬語は……止めてくれ!」

 

 「分かったら行くのです。それじゃシャルルお兄ちゃん、先に行ってるね」

 

 「あ、うん」

 

 シャルルお兄ちゃんにそう言い、一夏お兄ちゃんとゲートへ向かう。

 

 「しつこすぎるのはダメなのですよ一夏お兄ちゃん」

 

 「わっ悪かったから敬語だけは……」と話してる間に更衣室の前に着きました。

 

 「しかしまあ、この更衣室を俺達だけ使うなんて贅沢っちゃあ贅沢だな」

 

「確かに。うち達だけでは広すぎるのです」

 

 がらーんと広い更衣室に入るとそこにはロッカーの数が五十程あって、当然室内も広い作りなの。

 

 うち達はISを待機状態にして、うちはそのまま着替えを入れておいたロッカーを開け、一夏お兄ちゃんはベンチに腰掛けながらISスーツを脱いだ。

 

 「はー、風呂に入りてえ……」

 

 「無い物ねだりしてもしょうがないよ」

 

 「シャワーだけじゃ物足りなくてな春華は……そう言えば千冬姉と一緒だったな」

 

 「なんかごめんなのです」

 

 「あっごめんな、でもいつになったら大浴場が使えるんだろうな~」

 

 「確か山田先生が大浴場のタイムテーブルを組み直してるって聞いているのです」いつになったら使えるのやら

 

 そう話してる内にうち達は着替え終わりました。

 

 「よし、着替え終わり」

 

 「それじゃ行くのです」

 

 「あのー、織斑君と春華ちゃんとデュノア君はいますかー?」

 

 更衣室から出ようとすると、ドア越しから呼んでいる声が聞こえた。

 声の主は山田先生のようです。

 

 「はい? えーと、うちと一夏お兄ちゃんがいます」

 

 「入っても大丈夫ですかー? まだ着替え中だったりしますー?」

 

 「大丈夫です。着替えはバッチグーなの」

 

 「そうですかー。それじゃあ失礼しますねー」

 

 問い掛けに答えると、パシュッとドアが開いて山田先生が入って来る。

 どうでも良いけど、圧縮空気の開閉音は一夏お兄ちゃんはとても気に入っている。

 

 「デュノア君は一緒ではないんですか? 今日は織斑君と春華ちゃんと一緒に実習しているって聞いていましたけど」

 

 「まだアリーナにいます。もう戻って来ているかもしれませんが、どうかしましたか? 大事な話があるんでしたら、俺がすぐに呼んで来ますが」

 

 シャルルお兄ちゃんもいないとダメだと思った一夏お兄ちゃんは連れてこようと言うが、山田先生は特に気にしないように言う。

 

 「ああ、いえ、そんなに大事な話でもないです。後で織斑君か春華ちゃんのどちらか伝えておいてください。ええとですね、今月下旬から大浴場が使えるようになります。結局時間帯別にすると色々と問題が起きそうだったので、男子は週に二回の使用日を設けることにしました」

 

 「本当ですか!」

 

 話を聞いた一夏お兄ちゃんは感激の余りに山田先生の手を取った。

 風呂好きの一夏お兄ちゃんにとって嬉しい話しです。

 

 「嬉しいです。助かります。ありがとうございます、山田先生!」

 

 「い、いえ、仕事ですから……」

 

 「一夏お兄ちゃん、落ち着くのですよ」

 

 山田先生に感謝してる一夏お兄ちゃんにうちが落ち着かせるように言うが、一夏お兄ちゃんはそんなのお構い無しです。

 

 「これが落ち着いていられるか。山田先生のおかげでやっと風呂に入れるんだぞ。山田先生、本当にありがとうございます」

 

 「そ、そうですか? そう言われると照れちゃいますね。あはは……」とまあ山田先生の手を握ってるのですよ。

 完全に一夏お兄ちゃんが山田先生に迫ってるようにしか見えないです。

 

 「……一夏? 何してるの?」

 

 背後から声がすると、そこにはシャルルお兄ちゃんがいた。

 

 「まだ更衣室にいたんだ。それで、先生の手を握って何してるの?」

 

 「あ、いや。なんでもない」

 

 シャルルお兄ちゃんの台詞に一夏お兄ちゃんは握っていた手を離す。

 山田先生も流石にシャルルお兄ちゃんに言われて凄く恥ずかしくなったのか、一夏お兄ちゃんから開放されてすぐにクルンと回転して背中を向けた。

 

 「二人とも、先に戻ってって言ったよね」

 

 「お、おう。すまん」

 

 「戻ろうとした直後に山田先生が来たので、此処で話し込んでいたのです」

 

 「ふ~ん」

 

 うちが戻らなかった理由を言っても、シャルルお兄ちゃんは妙に不機嫌そうです。

 特に一夏お兄ちゃんを見ながら。

 

 「喜べシャルル。今月下旬から大浴場が使えるらしいぞ!」

 

 「そう」

 

 興奮気味な一夏お兄ちゃんとは対照的に冷静な返事をするシャルルお兄ちゃん。

 あんまり興味無さそうな感じ。

 

 「ああ、そういえば織斑君にはもう一件用事があるんです。ちょっと書いて欲しい書類があるんで、職員室まで来てもらえますか? 白式の正式な登録に関する書類なので、ちょっと枚数が多いんですけど」

 

 「わかりました。――じゃあシャルル、ちょっと長くなりそうだから今日は先にシャワーを使っててくれよ」

 

 「うん。わかった」

 

 「春華、夕食はいつもの時間な」

 

 「ラジャー」

 

 「じゃ山田先生、行きましょうか」

 

 一夏お兄ちゃんはうち達に言った後、山田先生と一緒に更衣室を後にする。

 

 一夏お兄ちゃんが行ったのでうちはうちで疑問を確信に変える為に

 

 「シャルルお兄ちゃん何か嫌な事あったの?」

 

 「別に何でもないよ」と言うけど明らかに不機嫌オーラ満々です。

 と言う訳で

 「それならお願いがあるのです」

 

 「え、なっ何かな?」

 

 「ナデナデがして欲しいのです」

 

 「え?」

 

 「ナデナデ~」

 

 「え、いや、その……」戸惑うのであれば

 

 「うちのことって……きらい?」

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 シャルルside

 

 

 えっえっ!?どうしようナデナデ!春華ちゃんの頭を!と内心戸惑っていると

 

 「うちのことって……きらい?」上目遣いで若干うるうるしてる!かわいい!かわいいよーーーーー!!!!

 

 「そ、そんなことはないよ!」

 

 「それならナデナデ~」と甘えてくる。

 

 「じゃ、じゃあ」と僕は恐る恐る頭の上に置きそっと撫でた。

 

 ナデナデ ナデナデ 

 

 「ふにゅ~む~」かわいい初ナデナデだけどかわいい!かわいいよ!

 ついつい欲が出て喉の方に手を回して猫のように

 

 コショコショ コショコショ コショコショ 

 「あっう~んはぁ、はぁ、はぁ」顔を赤らめてちょっと息が荒くなってきた。

 ここまで来たらあとはモギュモギュでもしようと思ったら更衣室のドアが開き

 

 「何をなされてるのでしょうか?」春華ちゃんの支援機、エーネウスさんが入ってきた。

 僕は咄嗟に止めて「いっいや、なっなんでもないです!」

 

 「そうですか?それでは春華様そろそろ夕食になりますので一度部屋に戻って着替えを」

 

 「うん……分かった。じゃあまたあとなのです」

 

 「うん、またあとでね」

 春華ちゃんとエーネウスさんが去ったのを確認してから僕も着替えて自室に向かった。

 

 (はぅ~かわいかったな~春華ちゃんもうあれは病みつきになっちゃうよ~………それにしてもやっぱりあのザクアメイジングっていうのどう見てもあの施設の無人機と……ケンさんと同系列の機体だよね?……)考えてる内に自室に着いた。

 

 ドアを閉め、寮の自室に一人だけになったところでシャルルはベッドに座り

 

「…………それにしてもケンさん達………今頃どうしてるんだろう?……もう主の所に帰れたのかな?」あの施設の日を思い出していた。

 ISであろうとも立派な意志が志が理想があったあのIS達の事を………

 

(……とりあえずシャワーを浴びようかな?)

 

 シャルルはクローゼットから着替えを取り出してシャワールームへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 






 支援機達の日記  ザクアメイジング

 まずは初めましてだ。
対IS戦を想定したザクアメイジングだ。
 実弾重視の汎用型支援機であるがもちろん戦闘はしないのならそれで良いそれは春華が望んでいることでもあるからな。
 そして最近、私にも目標が出来た。
春華が言ってくれた『強さと優しさを兼ね備えたみんなの名人』必ずなってみせる。
 みんなの名人に!
それではまた次回もよろしく頼もう。
 感想等も待っている。

 


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 シャルルの事情?



 どもどもなんか最近ポンポン浮かんで来るがラッキーだぜ!
 人間好きなものを徹底的に制限した反動はすごいよね。
それではどうぞ


 

 

 さて更衣室から自室に戻って夕食に向かおうと歩いていると言うよりボールの上に乗って移動中………

 

 

 ボールは最初の支援機なだけあって一番仲が良いのです。

四機いるけど実際中身は同一人物らしいのです。

 ふわふわ移動してたらプライベートチャンネルで通信が入ってきた。

 一夏お兄ちゃんです。

 『どうしたの?一夏お兄ちゃん?』

 

 『春華、たぶん分かってると思うけど……シャルルのことなんだけどよ』

 

 (あ、一夏お兄ちゃんも気づきましたか)

 『それなら部屋に行くから待ってて欲しいのです』

 大方、一夏お兄ちゃんがラッキースケベで分かったとかそんなことだろうね。

 

 『おう、頼む』通信を終えて

 「それではレッツゴーなの!」ボールもおーという感じで一夏お兄ちゃんの部屋に向かった。

 

 因みに影で隠れていた楯無が支援機達に連行されたのは別の話……

 

 

 

 一夏side

 

 

 プライベートチャンネルを切り

 「良かった。春華も知っていてくれて」

 

 「一夏、春華ちゃんが知ってるってどういうこと?」シャルルはなぜ知ってるのか疑問に思っている。

 

 「うーん、そうだなシャルルここ最近、春華の頭ナデナデしてないか?」

 

 「え?したけどそれが何か関係あるの?」

 

 「ああ、春華は撫でてくれた人の感触を記憶して更に相手の考えまで読み取れるんだよ。それもかなり深い所まで読み取れるからな」と説明をしたが……

 

 「え?…え?…え?…えーーーーーーーー!!!!!!!」シャルルは信じられない感じで驚いた。

 

 「やっぱりシャルルは知らなかったか」

 

 「知ってる訳ないじゃん!」シャルルにとっては驚きであった。

 そしてブツブツ「もしかしてあれもバレてるのかな?…あれも……もしかして……」ブツブツ言ってるけど聞き取れないな?

 

 コンッコンッ 「一夏お兄ちゃんいる~?」春華が来た。

 

 「おう、入っていいぞ」ガチャッと扉が開き春華が入ってきた。

 

 「シャルルお姉ちゃん大丈夫でしたか?」

 

 「だっ大丈夫って?」

 

 「大方、一夏お兄ちゃんのラッキースケベでバレたのではと思いまして」

 

 「「・・・」」俺達は黙る。

 いや黙りざるを得ないシャルルも顔を赤らめているが俺も顔が赤くなってるのが自分でも分かる。

 春華……なんでそんなところで勘が良いんだ?

 

 「一夏お兄ちゃんと関わる女の人はラッキースケベに会うのはもう呪い級、日常茶飯事のイベントですからね」心読まれた!

 

 「にっ日常茶飯事ってそんな」と反論しようとしたが

 

 「そんなことなんですよ。もう狙っているのでは?と思うぐらい一夏お兄ちゃんはエッチィことやってるのですから」と畳み掛けられた。

 全部、不可抗力なのに……あれ?シャルルの機嫌が悪くなってる!

 シャルルを見るとジトーと見ている。

 「一夏のえっち」

 

 「な!?」シャルルお前もか!

 

 「えっとそれでどれくらい分かってるの?」シャルルはさっきのことが信じられず春華に聞いてきたが…俺、無視?

 

 「えっと、まずデュノア社が経営不振で第三世代機ができなくってできなければ国の支援がなくなってISの開発権限?みたいのが剥奪、そして男装してたのは広告塔の意味と同じ男なら日本に出現した特異体と接触できるだろうそしてうち達の生態データと白式及びベアッガイⅢ達のデータを奪ってこいと父親に命令された、そこで一夏お兄ちゃんがたぶん学園の特記事項でここに居ろ!みたいなことでも言ったのでしょう」とだいたい合ってるけど………なんで俺が特記事項を出したのがばれてんだ?ついさっきの話だから知らない筈なのに?

 

 「一夏お兄ちゃんのことはお見通しなのですよ」心を見透かされた!

 

 「そっそこまで……」シャルルは驚きのあまり言葉が出ない感じであろう。

 

 「それでシャルルお姉ちゃんはどうしたいの?」え?なぜ?

 

 「どっどうしたいって?」

 

 「うち達のことは関係なくシャルルお姉ちゃん自信はどうしたいの?状況に流されるままなのか?抗うのか?」

 

 「ちょ、待て春華、シャルルは……」弱っているんだぞと言おうとした。

 

 「今のシャルルお姉ちゃんは昔のうちと同じなのです。だから……シャルルお姉ちゃんにはなってほしくないのです」それを聞いて俺は忘れていたことがあった。

 春華は昔、どんなに努力しても結果が出せない自分が更には俺達が春華のことを気遣ってのつもりが何もやるなよと勘違いさせるほどのことだったらしく諦めていた時期があったな……だからか。

 春華の考えが分かった以上、口を出す理由はないな…あとはシャルル次第だな。

 

 シャルルは春華の目を見て決心がついたのか

 

 「みんなにたくさん迷惑掛けるよ?いいの?」

 

 「当たり前だろ?な?春華」

 

 「なのです!」と春華も満足の答えを聞けたからなのか何故だか知らないがまたとんでもない根回しをしそうな………いやさすがにないか。

 

 「ありがとう…一夏。春華ちゃん」

 

 瞳に涙をいっぱいに溜めてシャルル嬉しそうに微笑んだ。

 

 諦めとかそんなんじゃなくて心底嬉しそうに。

 俺は初めて、本当のシャルルの笑顔を見た様な気がした…。

 

 「で?もう一度聞くけどこれからどうするんだ?」

 

 「うん、しばらくはこのまま男子生徒として通していこうと思うんだ」

 

 これは予想外の返答だ。

 どうせ国からは手出しは出来ないんだから女子生徒としてIS学園に通えばいいのに。

 一体どういう事だろう?

 

 「何でだよ?もう男子とか女子とか気にする必要はないだろ?」

 

 「いや、だって…部屋替えとかされちゃうだろうし…」

 

 「ん?なんだって?」

 

 顔を紅くして何かぼそぼそと言うシャルルに、声が小さくてはっきり聞き取れなかった俺はもう一度訊き返してみる。

 部屋がどうのこうのって言ってた様に聞こえたが…。

 

 「な、なんでもないよ!と、とにかく!今はこのままでいいの!春華ちゃんもなんでニヤニヤしてるの!」

 

 「そ、そうか。まぁ、シャルルの事だから何か理由がるんだろう。俺からは何も言わないよ。春華も良いよな?」

 

 「合点です!」

 

 やれやれ、一件落着とは言い難いが、辛気臭い話はどうやら終わったみたいだな。

 

 部屋を覆っていた先程までのしんみりとした空気も今は柔らかな物へと変わっていて、暗い雰囲気は何処かへと消え去っていた。

 

 問題が解決した訳じゃない、先送りしただけでしかない。でも、とりあえず今は喜んでおこう。

 

「あ、あのね?さっそくお願いがあるんだけど良いかな?」

 

 もじもじと言い辛そうに頬を赤く染めて上目遣いでそう訊ねてくるシャルル。

 どうでもいいがその上目遣いは反則だ。

 男と思っていた時だってドキリとする時があったのに、女と分かった今は比べられないくらいにヤバいから、ソレ…。

 

 「な、何だ?遠慮すんなよ。俺達が出来る事なら何だってしてやるぞ?」

 

 「ほんと!?ホントに!?」

 

 「あ、ああ…」

 

 俺がそんな事を言った途端、目をキラキラと輝かせるシャルル。

 いかん。地雷踏んだか俺…?

 そう言えば弾が言ってたな。

 ショッピング街でもの欲しそうな顔をしている女に話し掛けない方が良いぞ、絞り取られるからって…。

 

 「じゃ、じゃあさ。春華ちゃんのこと、ぎゅって抱きしめても良いかな?」

 

 「……………What?」

 

 今、何ておっしゃいました?俺の耳が正常なら春華を抱きしめていいかって訊かれた様な気がしたんだが…。

 いや、気のせいだよな?うん。

 

 「動画、見た時から思ってたの!お人形みたいでかわいいなぁって。一度ぎゅって抱きしめたかったの。ね、良いかな?」

 

 気のせいじゃなかった!?

 両手を合わせてじーっと子供が玩具を強請る時のあの穢れた大人達には天敵の最終手段で、シャルルが俺を見つめてくる。

 あざとい。

 このシャルルあざとい。

 

「…春華?」

 

 ちらりと春華へと視線を送り訊ねてみる事に……抱き締められるから恥ずかしいだろうな?

 少し顔を赤らめて

 

 「今日……だけなら……いいよ」チキショー……かわいい奴め!でも重症に見えるシャルルにそんな許可出したらヤバそうな……

 

 「良いの!?ありがとう!」

 

 「う゛っ…」

 

 春華の返答を聞いてパァっとまるで花を咲いたかのような笑顔を浮かべた途端、目に見えぬ速度で春華を捕獲すると自分の大きいとは言えないが小さいとも言えない母性の詰まったその胸に捕まえた春華の顔を埋めた。

 

 「はう~♪可愛いよ~♪」

 

 「う~…」

 

 だれてる。

 めっちゃだれてるぞ表情が…。

 なんていうか、見るに堪えない。

 

 「実家で徹底的に男子の仕草や言葉遣いを覚えさせられたから可愛い物とか無縁だったんだぁ~。お洋服は勿論、ぬいぐるみや女の子がもってそうな物と全て捨てられちゃったから…はぁ~、幸せ♪」

 

 「う~…う~…」

 

 ぐりぐりと春華を胸に抱えて頬ずりするシャルル。

 春華も少し苦しそうである。

 女の子としての自由を奪われてたシャルルは災難だが、春華もそのストレス解消のために使われて災難だな……いや結構みんなもやってるな。

 

 「お、おい。シャルル?春華が苦しそう…」

 

 「かあいいよぅ。かあいいよぅ~♪」

 

 駄目だ!今まで可愛い物を禁止されていたシャルルに春華と言う世界の萌えを与えてしまった今、ストッパーを外してしまったシャルルをもう誰にも止めることなんて出来やしない。

 

 すまん、春華少しだけ耐えてくれ。

 ん?春華がなんか手でモールス信号を送ってる?

 その内容は『箒達が夕食を待っている。いかないと部屋に来るから向かって』あ!ヤバいシャルルの事ですっかり忘れていた!

 確かに箒達なら絶対確認に部屋に来る!春華お前の犠牲は無駄にしないぜ!

 

 「む、むぅ~…」

 

 シャルルにされるがままにされている。

 

 「お持ち帰りしたいよ~♪」

 

 「いや、此処お前の部屋だから」

 

 「実家にって事だよ~」

 

 流石にそれは洒落にならんがな。

 学園に出るまでに有り得ない程の妨害と障害がありそうだ。 

 てか戦争が起きるぞ!春華争奪戦と言う戦争がまじで!とりあえず俺は春華と言う尊い犠牲を無駄にしないために部屋を出た。

 春華の言う通り途中、箒とセシリアに会った。

 春華達のことはシャルルが風邪をひいて春華がメディカルストライカーで診てもらっていると説明した。

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 





 謎の無人機達の日記 アメリカ支部 

 さて施設を破棄してから随分たったが未だに主に関する情報は無い。
 それもそうだ我々のデータから主に関する情報を得られるわけにはいかないので白騎士事件の時に消去したんだからな。
 でも心では忘れていないつもりだ。
 いつの日か主の元へ帰る日を夢見て今日も我々は探す。
 我らが主を……

 
 


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 もう少し……優しくして欲しいのです


 どうも春華ちゃんの設定追加かな?案外苦労しているのです。
 それとファンクラブ活動開始!


 

 さて一夏が夕食に行ってる間、春華とシャルルは……

 

 

 「かわいいよ~♥」

 

 「う~~」現在、シャルルにモギュモギュの刑にされてる春華、以前として収まる気配がなかった。

 「う~ん、胸で暴れてるのもまた、良い!」

 

 「シャ、シャルルお姉ちゃん」とやっとの思いで春華は顔を出した。

 

 「な~に?」と聞き返すと春華は心底恥ずかしそうに顔を真っ赤にして

 「抱くのは良いから……もう少し…優しくして…ほしいの」と上目遣いで言ってきた。

 シャルルは胸がキュンキュンした。

 (かわいいよ~♥もう色々とどうにかなっちゃいそうだよ~♥……でもそうだね。苦しいもんね)

 そしてさっきのようにではなく優しく抱き直した。

 優しくまるで母のように抱きしめた。

 ナデナデすると恥ずかしながらも気持ち良さそうにしていた。

 そうして少し経った時、シャルルはさっきのことを聞いた。

 「ねぇ、春華ちゃん」

 

 「な~に、シャルルお姉ちゃん?」

 

 「春華ちゃん、言ってたよね?さっきの僕は昔の春華ちゃんと一緒って、何があったの?」

 

 「ただ単に自分の身体に嫌気が指しただけなのです」

 

 「自分の身体に?」

 

 「皆より身体の成長が遅いから全然皆についていけないのです」

 

 「でも勉強は凄く頑張ってるよね」

 

 「それは小さい時の怪我で脳の処理能力が大幅に落ちてるから皆より三十倍も四十倍もやらないと勉強についていけないから……それだけやっても成長と呼べる成長が何年も無くて……それで諦めてしまっただけです」確かにお世辞にも身体能力はこの学園では一番下、学力も確かにまあ一夏よりはあるけど今の話が本当ならとんでもない疲労が溜まってる筈だ。

 それに実技もあれば本当なら毎日が辛いのだろうでもどうやって立ち直ったのかシャルルは気になった。

 

 「でも立ち直ったよね。どんなきっかけがあったの?」

 

 「最初は家族で喧嘩してお互いの気持ちに気付いてそしたらいつの間にかうちの中にあったもやもやが無くなって仲直りしてたの」

 

 「そっか……」

 (もしかしてさっき僕を助けようとしてくれたみたいに一夏が元気つけたのかな?)なんかさっきまで諦めていた自分が馬鹿馬鹿しく思った。

 それがあったからこそ今の春華の魅力に繋がってるんだろう

 「そう言えばシャルルお姉ちゃん」

 

 「ん?なに?」

 

 「一夏お兄ちゃんに惚れたでしょ」

 

 「え!?」シャルルはキョトンとしてしまった。

 

 「更衣室の時からバレバレなのですよ」

 

 「へ?」シャルルがキョトンとしてる間に春華は脱出して

 

 「パジャマに着替えて来るのです」とシャルルの答えを聞かず部屋をあとにした。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 春華side

 

 自分の部屋に戻り

 「ふぅ~、やっと脱出できたのです」もう恥ずかしい思いでいっぱいなのです。

 でも着替えて戻るのは本当なのでやることをやってから戻るものです。

 「という訳で」ピップップップッ………プルルルル…プルルルル…プルルガチャ

 

 「誰かね?今大事な「うちでもダメですか?」……すまん直ぐにかけ直す」と一旦切れて数分後電話が鳴った。

 

 「すまなかったね。春華君、元気かね?」

 

 「元気ですよ。こちらこそ突然の電話、すいませんでした。リチャードさん…いや大統領の方が良いですか?」

 

 「いやリチャードで結構だ」春華がかけたのは現フランス大統領だった!

 以前日本でお忍びの家族旅行中に会って道に迷ってる所を春華が道を教えてあげてそこからメル友になってたりする。

 

 「春華君の要件はまあ時期的にデュノア社かね?おまけに女性権利団体も」

 

 「お見通しでしたか」

 

 「まあね。今回の件は迷惑をかけてすまないな」

 

 「別に良いのです。それでリチャードさん、ぶっちゃけフランスの女性権利団体を黙らす事はできますか?」

 

 「難しいな、団体の根は政府の中枢まで張ってるからなしかし何かちょっかい以外の理由があったりするのかな?」

 

 「あるよ……別にキロ単位で来る嫌がらせの手紙とかその他もろもろは別にいいのです。……でも関係ない人がうちや一夏お兄ちゃんのせいで他人を苦しめるのが嫌なんです。たぶん一夏お兄ちゃんも同じこと思ってるのです」

 

 「……そうか……そうだな……分かった、あとは大人に任せなさい」

 

 「いつもすいませんなのです」

 

 「いや良いんだ。君のお陰で決心がついたよ。では近いうちに学園の行事で行くからその時にでも」

 

 「今さらですがうちの頼みって無茶苦茶ですよね?リチャードさん」うん本当に今更なのですよ。

 

 「なんの春華君の頼みだ。どうってことないさではそろそろ切るぞ」

 

 「はい」とそこで電話は終わった。

 さてさて長電話になっちゃったし早く戻らないとうちはパジャマに着替えて部屋に戻って行った。

 

 扉の前に立つと中からドテンッと聞こえたので何事かと入るとそこにはこけたシャルルお姉ちゃんのお尻を鷲掴みにしてるまたまたこけた一夏お兄ちゃんがいました。

 「・・・」ダッ

 うちは何も言わず走り出した。

 

 「春華、待て!誤解だ!誤解なんだー!」と後ろから聞こえたけど振り返らずに走り自分の部屋で寝た春華であった。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 フランス大統領(リチャード)side

 

 

 

 

 「さて」

 

 春華と電話を終えたリチャードは端末のセキュリティを最大まで引き上げあるサイトに繋いだ。

 それは《春華ワールドファンクラブ》だ。

 

 リチャードはパスワードなど打ち込み春華の間を開いた。

それは春華の話から重要な言葉があった場合すぐに書き込めばファンクラブが総力を挙げて対処するページだ。(ぶっちゃけ実働部隊)by作者

 

 『春華さまからフランスの女性権利団体を黙らす事はできないか?と』

 『ついに来ましたか』

 『そうです。して案はないでしょうか?』

 『我々、まかでみ団が表を潰しましょう、否!潰す!』

 『もう福音を告げる者も直行してるそうですよ』

 『なに!急がねば!それでは失礼する!』

 『健闘を祈る』

 『して裏の顔は誰が潰しますかね?』

 『外人部隊を預かる私が受ける』

 『御社になるとフォン・スパークとアリー・アル・サーシェスの部隊ですかな?』

 『ああ、本人達は春華と面識があるしお気に入りのようだからな喜んで受けてくれるだろう』

 『しかしフランスの女性権利団体はISを配備してるとの噂が』

 『それは本人達が喜ぶ情報ですな。なんせ対IS戦に特化したプロ集団ですから』

 『それは失礼』

 『では私も早速、手配を整えます』

 『分かりましたでは春華さまに平穏があらんことを』『春華さまに平穏があらんことを』『春華さまに平穏があらんことを』『春華さまに平穏があらんことを』『春華さまに平穏があらんことを』『春華さまに平穏があらんことを』これにてリチャードは端末を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて[平穏があらんことを]の元ネタはACVから、サーシェスとフォンはガンダムOOシリーズの人物です。
 さあ、まかでみ勢も参戦?と言う訳で次回もよろしくお願いいたします。


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さぁ始めようじゃねぇか?人間対ISのとんでもない戦争をよ!


 どうも久々です。
さて色々カオスにしたくてやってたらグダグダになっちゃった?
 でも気にしない!
 それではどうぞよろしくお願いします。


 

 

 

 女性権利団体フランス支部から少し離れた山から二人の男が見下ろしていた。

 

 

 

 

 

 「あげゃげゃげゃげゃ、まさか俺達にこんな仕事が来るとはな」

 

 「違いねぇ、まさかの大統領からの依頼でくるとはな、大義名分でなりよりなこった」と、とある施設の近くで二人は話していた。

 外人部隊のアリー・アル・サーシェスとフォン・スパークだ。

 

 「やっぱ春華がらみの仕事は良いもんだぜ」

 

 「とんでもねえ仕事が山程くるからな、本来の目的もやり易くて良いことだらけ、更にはISもいるんだからな」とそこに

 「隊長、準備できましたぜ」

 

 「おう、そう言えば伝え忘れたな今日はアレで行くぞ」

 

 「了解です」とその時

 

 ドコーンと目標の施設から黒い煙が上がった。

 

 「どうやらオペレーションメテオも始まったみてえだな」

 

 「おもしろくなってきたじゃねぇか、さーて始めようか、春華をめぐるとんでもない戦争をよ」

 

 その頃、表では………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヴーーー!ヴーーー!ヴーーー!ヴーーー!

 

 「敵、以前進行中!」

 

 「唇侵食率74%以前止まりません!」

 

 「第7ブロック、約5割が謎のケモミミ化しました!」

 

 「第3、第4ブロック、謎のウィルスに汚染され退路が!」司令室はメチャクチャ騒いでいた!

 

 「敵はまだ視認できないのか!」どんっと机を叩く表の警備隊総責任者は予想だにもしない事態に焦っていた。

 

 「司令、まさか噂の福音を告げる者ではないでしょうか?」

 

 「まさか!奴がここに仕掛ける理由があるはずが……」とここで司令の言葉が止まった。

 最近、このフランス支部が何をやっているのか冷静に思い出してみた。

 と言っても織斑春華にちょっかいを出した事ぐらいしかないのだがまさか……

 

 (まさか噂の春華至上主義団体の連中なのか?)

 今、世界は大まかに分けると二つの勢力が存在する。

 女性権利団体や超巨大多国籍企業など春華を利用または抹殺しようとする者、そして春華ワールドファンクラブ、それはもはや国家を宗教を人種すらも超えた存在になっている。

 因みに中国、イギリスはこれにより壊滅している。

 

 「司令!敵、モニターに映ります!」

 

 「よし、映せ!」さてそれを迎え撃つ防衛網は……

 

 

 

 

 

 

 

 《司令部直通、通路第6防衛網》

 

 そこでは司令部とは別に焦っていなくむしろ余裕ぶっていた。

 

 「まったくだらしないわね。いくら視認できていないからってだいたい三人ぐらいでしょ?」

 

 「そうね。あ~あ、今日はディナーの予定だったのに」とまあ超ダルそうにしていた。

 

 「ばか正直に正面から来るんだからさっさと終わらせましょ」

 

 「「「「了解!」」」」とその時

 

 カツンッ…カツンッ…カツンッと奥から足音が聞こえてきた。

 

 「来た来た♪」

 

 「じゃあ」ジャキッ全員、銃器のセーフティーを外し影が見えた時

 

 「撃て!」全員が今持てる限りの火力を叩き込んだ。

アサルトライフル、グレネード、機関銃、バズーカ、火炎放射機、ショットガン、マグナム、ミサイルランチャーとありったけの火力を叩き込んだ。

 

 「さーて、終わり終わり帰りま……」言葉が止まった。

カツンッ…カツンッ…カツンッ今集中砲火した筈の所から足音が聞こえる。

 (まさかあの集中砲火で……生きてる?)影が見えた時、ゴクリ全員に緊張が走る。

 

 カツンッ…カツンッ…カツンッピカーと何故かライトアップされそこにいたのは全身ピチピチの変態コスチューム?に天使の輪と羽があるガチムチの男それは

 

 ムキッ「ラブ!&ピース!…それが~私の~ポーーリーーシィーーーー!!!」ファンクラブ会員No.8425896『ハプシエル』職業は教師

 

 「「「「「いやーーーあーーーー!!!!!!??????」」」」」司令部でも気分を悪くしてる者はいる。

 現場の者も何人か腰が抜けてしまった。

 

 「な、なに?この変態!?」

 

 「まあ、キュートなお嬢さん」ムキムキこの間も筋肉アピールは忘れていない。

 全身が唖然してる中

「あ~もうなんてキュートなのかしら、我輩も~うたまんな~い」ピクピクムキムキ

 隊長はハッと思い出したかのように

「なっ何してるの!早く攻撃!撃って!!撃ってぇー!!!」

 

 「「「「うぉーーーーー!?!?!?!」」」」

 集中砲火を浴びせたが

 

 キンッキンッキンッキンックネクネクネクネ

 

 「あ、あ~ん、もっとそこよ!い、良い~!!」なんと弾が謎のバリアにより当たらないのだ!

 

 「な!?」

 

 「なんでこんな変態にシールドバリアが!?」全員が驚いた!

 なんせISの特権の一つシールドバリアがISすら持たないましてや男が変態が今同じことをやってるのだから!しかもなんか快感に変わってるし!

 その時、全員の弾が切れてしまった。

 

 「んふぅ~なんて激しいアプローチん~我輩軽くいってしまった」ハプシエルは再び歩き始めた。

 

 「う、う、うわーーーーー!!」

 

 「ひぃー!!」

 

 「こないで!!」

 

 「い、いやーーーあーーーー」ゴテンッと盛大にスッ転び隊長である彼女を残し皆が逃げて行ってしまった。

 

 「ちょ、あなた達、待ちなさいよ!」その間にもハプシエルは近づくそして目の前に来た!

 

 「ひぃ!!!」

 

 「あ~カワイーい」とパプシエルは隊長を抱きしめ自らの筋肉を味わわせそして

 

 「あなたに幸あれ」ぶぅちゅーーーーーーーーーーーーキスされた。

 最初こそ抵抗したが次第にそれはなくなりチュパッ……ハプシエルのキス跡が残った屍の隊長であった。

 ハプシエルは監視カメラを見て

 「いま届けるわ愛を知らないかわいい子羊ちゃん達」と投げキッスをしたらパンッと監視カメラが壊れた。

 

 そして司令部では………

 

 

 

 

 「うわーーーーーー終わりだーー!!!」

 

 「奴が!奴が来る!」

 

 「終わりよ!あたし達終わりよーー!!」

 

 「うぬぬぬぬぬ」司令は焦った。

 (まずい、このままでは我が身も……こうなれば私だけでも)と立ち上がり司令はおさらばしようと扉に手を駆けたら

 

 ドガシャン!と横の壁から腕が伸びで司令は捕まった。

 

 「な、なんだ!?」と腕を見るとガチムチの腕、司令はまさかとそのまさかとでも違ってくれと祈ったが今度は上半身全てが壁を突き破り「あら?あなたもキュートね」と残念ながらハプシエルであった。

 そして「あなたも幸あれ」ブチューーーーーと司令もやられ

 

 「うわーーーーーー」

 

 「に、逃げろ!」と司令部の人間は逃げようとしたが

 

 「も~うみんな照れ屋さんね~」とハプシエルの体が光ったと思うと分身の術のようにどんどん増えてあっというまに囲まみ

 

 「ラブ、テンプテーション」となにやら特殊な音波?が発生!体の自由を奪った。

 

 「か、体が!」

 

 「いや、許して」

 

 「お慈悲を!」と中には命乞いをするものもいたが

 

 「あなたに幸あれ」とハプシエル全員が一斉に襲い掛かり

 

 「いやーージョリジョリするーーー!!!」

 

 「にく、にくどうしが!!!」そして数秒後、全員は昇天した。

 

 

 「さて表はやったし、栄太郎ちゃん達にも愛を届けねば」と司令部を後にするハプシエルであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  一方裏では……

 

 

 

 

 

 

 さてさて話の最初に上がった黒い煙はと言うと……

 

 

 

 それは工場区画で起きた事だった。

 

 

 「こちら第5小隊、工場区画に着きました。敵は認められず」

 

 「レーダーに反応なし、やっぱりなんかの事故じゃな!?」その時、どこからか刃が現れ隊員は斬られた!

 

 「な、なにがぁ!?」ズバッその正体は

 

 『こちらデスサイズ!メインモーター破壊任務終了、あとは撤収時、斬って斬って斬りまくる!』と残りの隊員を斬り始めた。

 

 

 

 その頃、フランス支部の代表格は……

 

 

 「マティーニ様!どうやら工場区画に敵が!」

 

 「分かってるわよ!早く始末しなさい!それと増援は?」とイライラを隠さず怒鳴る金髪ババアがフランス支部の代表なり。

 そこに新たな情報が次々となだれ込んだ。

 

 『報告!増援部隊は襲撃に会い交戦中との事です!』

 

 『こちら正面入り口!敵部隊が!あ、あれはアリー』ピーガガガガ……どうやら外人部隊も攻めてきたようだ。

 

 「マティーニ様、たった今クレステル社が壊滅しました!」

 

 バンッ「ええぃ!どいつもこいつも役にたたないわね!」と机を叩き焦っていた。

 このままでは自分の首が飛びかねない。

 

 「マティーニ様、例のパワーローダーで迎撃の許可を」

 

 「良いわけないでしょう!あれは今後、フランス支部が生き残る為の重要なカードなのよ!」例のパワーローダーとは男でも使えるパワードスーツとしてEOSがあるがこれはフランスが所有していた施設からたまたまセキュリティがかかっていない解析可能なパワーローダーがあり比較的、量産、改良が出来る手軽かつ高性能な物であった。

 マティーニはそれに目をつけ上手くそのサンプルを手にいれISに関する技術も上手く政府の人間と交渉し手に入る筈だったが無人機達が施設を爆破、破棄した為手に入らず他の支部より遅れており切れるカードもIS以外の物しか無い。

 

 (まずい、まずい、なによ!ただちょっと織斑兄弟に手を出しただけじゃない!デュノア社も役にたたないしあーもう!)いやそのちょっとでも手を出した相手が悪すぎると思うが!by作者

 

 その時、外部からの通信が入った。

 

 「誰よ!今忙し『私だけどマティーニ?』スコール!なんでフランス支部に!?」相手は亡国企業の実行部隊のスコールだった。

 『ファイア・バグを追ってたらフランス支部に着いただけよ。ところで私達も参戦しましょうか?』

 

 「ほんと?」

 

 『でもあくまでビジネスとしてだけど』

 

 「それでもかまわないわ!見返りは…そうねパワーローダーの試作機でどうかしら?」実際もう藁にもすがる状況なのであった。

 

 『良いの?大事なカードじゃないの?』

 

 「勿論、あくまでビジネスよ」ようは提供するかわりに戦闘データを貰うギブ&テイクだ。

 

 『交渉成立ね』と通信は切れた。

 スコールの部隊が来たことに少し心の余裕ができたような感じがした。

 亡国企業にしても団体が壊滅するのは少し痛手だったりするお互いの利害が一致してるためこのぐらいの物で済んだ。

 

 「パワーローダーの試験部隊を敵主力部隊に向かわせなさい、それとオリジナルを含めた研究用のパワーローダー及び研究データその他諸々を空路、海路を使って海洋プラントに運びなさい!今すぐ!全部よ」

 

 「了解しました」と素早く指示した。

 仮にも代表として生き残ってるだけあって頭の回転は早いようであるがこのあと2つの報告によりある意味、絶望の崖っぷちに立たされることになるそれは……

 

 

 

 

 

 

 [エアポート]

 

 

 

 

 管制塔にてもうそれは死に物狂いで各々が動いていた。

 

 「積み込み作業はどれ程、終えた!」

 

 「一番機、四番機あと5分で終わります!他も10分程で終わります!」

 

 「敵影は?」

 

 「未だに確認されず!」

 

 「細心の注意を払え!最悪ISが来るぞ!」

 

 「しかしパワーローダー部隊も配備してます。この戦力で攻めてくるバカは…」と一人のオペレーターが言うが

 

 「そのバカは来る!戯言言ってないで早く積み込みを…」とその時……

 

 ドコーンと格納庫から火が上がった!

 「格納庫、どうした!?なにがあった!?」司令は格納庫に通信をした。

 

 『こ、こちら格納庫……敵です!ISです!は、早くぶた』ピィーーガーーー

 

 「格納庫からの通信、途絶えました」

 

 「そんなの見れば分かる!」

 

 「司令!格納庫から敵確認!ISのようです数は1」

 

 「ならばそいつを包囲殲滅をしろ!」そしてそのISにパワーローダー部隊に機甲火部隊を送った。

 

 

 

 

 

 

 

 ???side

 

 格納庫から現れたISはツインアイにV字の角赤が中心のカラーリング、そして何より目を惹くのは腕に装備されてる物理シールドも兼ねてるように見えるガトリングそのISは

 『発見された以上は見逃せない。エアポートの破壊が目的だったが……すべてを消滅させる』そう言うとガトリングを撃ち始めた。

 次々と装甲車や戦車などが蜂の巣にされる。

 『戦闘記録001、記録者名、ヘビーアームズとでも名乗っておこう…』とその間も機械的に敵を撃破してる時に通信を傍受した。

 

 『ならその一機を包囲しろ!』とヘビーアームズを戦車やパワーローダーが包囲した。

 

 (このパワーローダー…主の……改良して兵器にしたか)

 『戦術的に見て、少数を倒すには退路を断ち、集中砲火を浴びせた方が確実な戦果を挙げられる。この場合、包囲・殲滅という敵の司令官の判断は正しい』淡々と状況を語り

 

 『だが…こちらの戦力を把握する前に、行動を起こすべきではなかった』ヘビーアームズは肩、腰、脚のそれぞれのミサイルをオープン更に胸部のガトリングもオープンし一斉射撃をした。

 包囲していた部隊は反撃の暇すら与えられず次々と殺られていく。

 ものの数分いや1分も経たず一個大隊規模の戦車、パワーローダーは只のガラクタになった。

 そして誘爆などによりエアポートも使い物にならなくなっていた。

 

 『……』

 

 ヘビーアームズは何も言わずに管制塔にガトリングを向けたが

 

 カラララララどうやら弾切れのようだ。

ミサイルも胸部のガトリングも同様に弾切れだった。

 

 『早かったな…俺の死も…』そう呟いた。

腕部のガトリングをパージしただ立っていた。

 

 「なんだあいつ?」

 

 「だがチャンス出世の…」と生き残りのパワーローダーが腕部の高周波ブレードで斬りかかろうとした時

 

 ビュゥンとビームに撃たれ爆散した。

 『サンドロックの部隊か』

 基地外縁部からサンドロックと呼ばれる部隊が現れ基地を攻撃した。

 

 ここからエアポートの連絡は途絶えた。

 

 

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして外人部隊………

 

 

 

 

 「隊長、あらかた片付きましたぜ!」

 

 「こっちもです」と辺りを見渡すと死体の山でいっぱいだった。

 

 「オゥシならお目当ての物を運びだしな」

 

 「「「「「了解」」」」」

 

 「あげゃげゃげゃげゃ、大したことねぇな」

 

 「そうだなっと……やっとメインディッシュが来ましたか?」とサーシェスとフォンの前に四機のISが現れた。

 亡国企業の実働部隊の一つブラックファングそれは亡国企業の粛清部隊で通常と粛清では外見をガラリと変えるのが特徴だ。

 

 「男の分際でよくここまで暴れてくれたな」

 

 「あたし達がメインディッシュってどんだけバカなの?」

 

 「良いじゃない?殺し甲斐がありそうで」と罵倒をするが正直、二人にはいやこの外人部隊には関係のないことだ。

 

 「おいおい、強気だねお嬢ちゃん?」

 

 「そっちこそバカじゃないの?生身でISに勝てると思ってるの?」それを聞いて二人は笑った。

 

 「なに笑ってるの!?頭のネジでも外れた?」

 

 「あげゃげゃげゃげゃ、そりゃぁ笑うぜ」

 

 「確かにその言葉は俺達が」

 

 「「人間だったらの話だろうが!!」」とその瞬間二人は光に包まれた。

 そして光が晴れる時

 

 「な!?」

 

 「こいつら!?」目の前にいるのは全体的に細長いボディに血のような色四つの目後にしるアルケーガンダムと真紅に限りなく人型の後にしるガンダムアストレアtypeF2特徴的なのは二機とも赤い粒子が放出されてることそしてサーシェスはバスターソードを持ち

 

 「さぁ始めようじゃねぇか?人間対ISのとんでもない戦争をよ!」

 

 

 

 

 

 

 





 さーて予定じゃこの一話で壊滅予定でしたがもう一話続きます。
 今回はパワーローダーはオリジナル、ガンダムW.OOシリーズのヘビーアームズ、デスサイズ、サンドロック、マグアナック、アルケーガンダム、ガンダムアストレアtypeF2です。
 表もまかでみ側からハプシエルを主に出てもらいました。
 それでは次回もよろしくお願いいたします。

 次回、追加でどれが乱入するかな?

 1.ベノム(ガウルン)

 2.マジンカイザーSKL

 3.ブラックゲッター


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 女性権利団体壊滅です!(いろんな意味でカオス)

 

 さて特に説明はない!
 フランス支部の最後、どうぞ


 

 

 

 

 「あ、ISだと!?」

 

 「生体反応がないってまさか…」

 

 『ところがぎっちょん!』

 

 『そのまさかだよ!』とアストレアはGNビームライフルで攻撃してきた。

 

 「くっ!」

 

 『行けよ!ファング!』とアルケーの腰のスカートアーマーから放出された。

 それが容赦なくブラックファングのメンバーに襲いかかる!

 この中、一機がアストレアの方に向かいナイフで斬りかかったがアストレアはGNビームライフルをしまい今度はプロトGNソード、GNピストルをコールしソードで受け止め腹部に撃ち込んだ。

 更に腰部のGNサーベルを使った休まない攻撃をした。

 「ちぃっ!」接近戦では分が悪いと思い離れると

 

 『あげゃげゃげゃげゃ、おせーよ!』とGNサーベルをしまい今度はGNハンマーをコールして相手に向かって投げた。

 

 「どっちがだよ!」と楽々避けたがアストレアは内心笑った。

 クイッとテコをいれるとハンマーがUターンしドガシャーンと背中の推進部を破壊した。

 「ぐぅ!?」推進部を失ない地面に叩きつけられた。

 操縦者は屈辱的だった。

 舐めていた、たかがハンマーに当たり地面に叩きつけられた!

 今までそんなことがなかった為、怒りが混み上がった! 

 

 『あげゃげゃげゃげゃ、たかがハンマーだと括るからだぜ』それを見透かしているかのようにアストレアは笑う。

 

 『相変わらず好きだなそのハンマーっと』アルケーは余裕で避けもはや遊んでる。

 

 「舐めるな!」と斬りかかろうとしたがザクザクザク!

  

 「な…にが?」と自分の体を見るとファングと呼ばれるものが体のあちこちに刺さっていた。

 

 『だからファングなんだよっと』

 

 ガキィン、もう一人が斬りかかって来たがあっさり受け止めたが相手はニヤリとし

 

 「もらったぁ!」なんとスカートアーマーから隠し腕が現れた!プラズマ手刀だがあっさりかわされアルケーの爪先からGNサーベルが表れ

 

 『こっちにもあるんだよ!チョイサ!』

 

 ズバッと隠し腕を斬った。

 

 「まだまだー!」と撃とうしたが極太のビームによりISのSEはゼロになった。

 アストレアのプロトGNランチャーだ!

 「あ、あぁ…」さっきハンマーによって地面に叩きつけられた操縦者は恐怖に呑まれた。

 ブラックファングは心の中で舐めていた。

 その結果がこの様、そしてアストレアはゆっくり近づき銃口を突きつけたがそこでパワーローダー部隊が現れた。

 

 『ちっ!水差してんじゃねぇよ!』とファングをアストレアもミサイルを撃ち瞬き程度で終わったが

 

 『逃げ足の早いこった』そこにブラックファングは居なかった。

 

 

 

 

 

 

 その頃、海路で輸送してる人は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《海路》

 

 

 そこではなんとか辛うじて港から脱出した輸送船があった元々二十隻程あったが脱出できたのは四隻だけでもどれも重要な積み荷だったのが運が良かったのか悪かったのか腹の中に爆弾を抱え込んでいるのは知るよしもなかった。

 

 

 

 

 輸送船side

 

 

 艦橋では緊張しつつも少し心に余裕ができていたそれは…

 

 「艦長、なんとか着きそうですね」

 

 「そうだな……だが油断はするな!最後まで気を抜くなよ」

 

 「了解です…艦長、海洋プラントから指示に従い入港せよとのことです」

 

 「よし入港する…」

 

 ドコーンと突然、輸送船に爆発音が響き渡りグラグラと揺れた。

 

 「なんだ!この爆発は!被害報告!」

 

 「艦長…か、格納庫からISが現れました!」

 

 「な、なんだと!?」

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 ???side

 

 

 さてその爆発により炎上してる中から古代中国の戦士を髣髴とさせるISが表れた。

 エアポートに表れたヘビーアームズと同系統の機体であることが各所の特徴などから分かる。

 

 『俺はナタク。逃げも隠れもしない。この戦い、すぐにケリをつける!』と右腕のドラゴンの頭を模したクローを展開させ火炎放射で四隻をあっという間に火の海にしその後、海洋プラントとの通信も途絶えたのであった。

 

 

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ブラックファングと別れスコールの部隊はある所に向かっているが………

 

 

 

 スコールside

 

 

 

 「スコール、エアポートがやられた」と淡々と語るエム

 

 「そう…でも今はマティーニの退路を確保するのが優先よ」

 

 「見捨ててもいいんじゃねぇか?スコール、エアポートがやられたら意味がねぇし?」とオータムが聞いてきた。

 陸路、空路、海路が押さえられたんじゃマティーニの逃走はまず無理なのにスコールは落ち着いている。

 

 「安心してとは言わないけどまだ空路はあるわ」とスコールは二人に地図を転送し二人が分かったのは

 

 「……非常用のエアポート」

 

 「そうよ。だから……そうもいかないようね」とスコール達は止まった。

 目の前に二人の人影が見えた。

 両方、知った顔だ。

 「あら、奇遇ね。マリリン・キャット」

 

 「そっちもね。スコール」とこんな気楽な挨拶をしてるがいつでも殺れるように警戒している。

 その中、エムとオータムはもう一人に尋常じゃない殺意を送っていた。

 

 「……ガウルン」

 

 「まさかこんなところで会うなんてな!」

 

 

 

 

 「よぉ~久しぶりだな~って忘れたけどな」とふざけた話し方をするのはガウルン、9つの国籍を持つとされるテロリスト。

 

 これまでに30人以上の要人を暗殺し、航空機の爆破も最低2回は行っているが、西側の対テロ組織には殆ど知られていない。

 戦闘能力も高く裏で「知能の高い野獣」と評される程の人物である。

 この男も他と同じくプロフィールや経歴等が不明な人物である。

 

 「だったら思い出させてやるよ!」とオータムは装甲脚を撃ったがガウルンに届くことはなかった。

 

 『おーいおい、まさかそんな豆鉄砲で倒せると思ってるのかな?』弾はガウルンの前で静止しているからだ。

 

 「な!てめぇ何しやがった!?」とオータムは驚きを隠せず声を荒げるがエムは冷静に観察し分かったのは

 

 「…AICか」そうドイツの第三世代機に搭載されている特殊兵装だ。

 だがそれは答えとは程遠い答えだった。

 

 『AIC?そんな陳腐なのと一緒にしないでくれよ。こいつの名は』といった瞬間に静止していた弾は消えその直後

 

 「なっ!?」オータムにとてつもない衝撃が襲い掛かり装甲は砕け地面に落ちた。

 

 「オータム!」とスコールがまるで恋人を心配するかのように呼んだ。

 「あら?心配する暇があるの?」とマリリンはビットを飛ばし

 「全員整列、一斉射撃~」とスコールを撃ち始めた。

 

 「く!」本当はオータムの所に行きたいがマリリンの射撃により行けなかった。

 

 「随分、乱れてるわね。スコール」とマリリンは笑いもはや遊んでいた。

 だが遊んでいるのはマリリンだけじゃない

 

 「ほーらほら、蝶々のように綺麗に飛ばないと落ちるぞ~」とガウルンも遊んでいた。

 

 エムは怒りに震えていた。

なぜかガウルンの撃つ弾は只の拳銃の筈なのにハイパーセンサーでは捉えられない速さそして威力、現にもうビットは8基中6基が落とされていた。

 

 スコールはそれを見て戦力的にヤバイと思った。

 マリリンの実力は知っているつもりだったが今のマリリンはもう自分が知っているマリリンではなかった。

 ファイアバグがまだ亡国企業の傘下だった頃の実力は拮抗していたが今のはまるっきり違うハッキリとした実力の差がある。

 更にガウルンは生身であるのにそして普通の拳銃を使っている筈なのにエムが押されている!……生身?スコール疑問に思った。

 限定的な空間で戦うなら分かるがそれでもISを追い詰められる事はない考えているとブラックファングからの通信が入った。

 

 「どうしたの?こっちは取り込み中なんだけど?」

 

 『すまない!サーシェスにやられて撤退中だ』

 

 「サーシェスに?いくら何でも生身に『違うんだ!スコール!奴ら人間じゃない!人間に化けたISだ!』……IS?何言ってるの?」

 

 『本当なんだ!あいつらは本当にISなん…』そこで通信は切れた。

 (人間化けたIS?)スコールが考えているとガウルンが肯定するように

 

 「ほぉ、サーシェスも明かしたなら俺も明かしましょうかね?」とガウルンが光に包まれ表れたのは……

 

 「!?」

 単眼に尖ったシルエットポニーテールのような鬣、血のような赤いカラーそれは後に知るベノムであった。

 

 『そんなに驚いてどうしたの?スコール』

 

 「マリリン・キャットあなた……まさか」

 

 『そうよ。我々は至高の主によって生み出されたもう1つのIS、あなたのようなISを道具としか見ない人間にハナから勝ち目はないのよ。大体今までの私が全力だと思った?残念、実はリミッター掛けていたからそっちの知る私は三割程度の私なの』それを聞いてスコールは勝ち目がないと判断した。

 スコールが拮抗していたのは三割しか実力を出してないマリリン・キャット勝てる見込みがないのだ。

 負傷したオータムを守りながらならなおさら必死に打開策を考えている何処からかキィィィィンとピッチが高い音が響いた。

 音の方を見ると飛行機が離陸しようとしていた。

 (あれはマティーニの?でもありがたいわ。なら)

 

 「エム、オータムを回収して撤退よ」エムは返事をせず頷きオータムを回収して撤退した。

 

 『うふ♪逃がすと思う?』とビットで攻撃してきたがスコールは火炎球で応戦して爆発、煙が広がった。

 

 マリリンが煙を吹き飛ばすとスコール達はいなかった。

 

 『相変わらず恋人のことになると取り乱すわね』

 

 『で、あれはどうするんだ』とガウルンは離陸した飛行機を指した。

 マリリンは空を見て

 『ウイングが来たから大丈夫よ。それより主の所有物を回収しましょ♪』

 そう、それがマティーニの最後なのだから……

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて離陸出来たマティーニの飛行機は……

 

 

 

 

 「マティーニ様、行き先はどうしましょう?」

 

 「とりあえず別荘よ。そこで体勢を…あれは何?」と窓の外から色とりどりな鳥が見えるがそんな事を考えていると突然光だし

 

 「!?」声を出すこともなく状況を理解する事もなくマティーニは光の中に消えた。

 

 

 飛行機が爆散したのを確認、そして鳥は人へと変形し呟いた。

 

 『ターゲット破壊を確認、任務終了』

 

 

 

 

 これにて女性権利団体フランス支部は壊滅した。

それに変わり春華至上主義団体フランス支部出来たのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さーて次回はアニメで言う七話の所まで行くつもりです。
そろそろ生徒会長も混ぜようかな?
 さて更に支援機も基地の規模も増大!
 それではまた次回もよろしくお願いいたします。
感想待ってます。


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 誤解が解けました


 さてお久しぶりです。
 なんか区切りを考えたら中間になってしまいましたがそんなのは気にせずどうぞ


 さてさてフランス支部が壊滅した頃、別の所でも起きてたり………

 

 

 

 

 

 [オーストラリア東部シドニー湾の辺境の基地の周辺]

 

 その離れた岩影からある一団がいた。

 

 

 そこにはザクやドム、他にも多数のISが居たがその中に人の姿もあった。

 

 

 

 

 『ガトー少佐、これがあの基地の軍服になります。階級も大佐ですので問題はないかと』

 

 「うむ、ご苦労」とガトーと呼ばれる者は軍服を量子変換で一瞬で着た。

 

 『お似合いですよ。ガトー少佐、それに擬態の方も』

 

 「軍服については嬉しくないが擬態については素直に受け取ろう……では、各員に作戦を伝える!」とその言葉と共に全員は姿勢を正した。

 まさに軍人そのもの

 

 「作戦は事前に話した通り変更はない。主の遺産の奪還にある!至高の主は十年前の事故により記憶を無くされてるが我々の使命は変わらない!今こそ我らが立ち上がりその使命を貫く時!各員の奮闘に期待する!」

 

 ザッと全員は敬礼をしそれを見てガトーは次の言葉を付け加えた。

 

 「いいか、ISが最強と言われようとも撃墜されない訳ではない……主の言葉を忘れるな、最強であっても無敵ではないこの世に完璧など存在しない」

 

 『『『『『ハッ』』』』』』その後のことはまたいつか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、次の日を迎えた春華は……

 

 

 

 「すいませんでしたー!」春華の前で見事な土下座をしている楯無がいます。

 説明すると午後の授業が終わった、春華は本音に生徒会室に来てほしいと言われ着いていくとそこには楯無がいたので春華は逃げようとしたが本音と更にその姉、虚が安全は保証するので話を聞いてもらいたいとそれで初っぱなから見事なトリプルアクセル土下座を決めて謝罪から始まりました。

 とりあえず分かったのでお互い座って本題に入りました。

 因みに一夏はたまたま一緒にいたので保護者同伴みたいにいます。

 

 「えっと、更織…さん?でいいんですか?」と一夏が質問した。

 

 「それもいいけど、気軽に楯無で良いわよ」

 

 「じゃあ、楯無さん、なんで初日に春華の部屋にいたんですか?規則じゃ部屋割りは学年別のはずです」

 

 「それは私が春華ちゃんの護衛だからよ」

 

 「護衛?」と二人は?になった。

 

 「ええ…言い方は悪いけど……春華ちゃんの方が狙いやすいのよ。色々とね」それを聞いて一夏は分からなかった。

 その反応を見て楯無は分かりやすい例えを出した。

 

 「じゃあ織斑君は誘拐する側です。対象は織斑先生と織斑春華、そのどちらかを誘拐すれば仕事は終了です。織斑君はどっちを誘拐する?」

 

 「!」それを聞いて一夏は理解した。

 仮に自分が誘拐犯だったらどっちを誘拐するか

 春華も理解し表情が暗くなった。

 「無言ってことは分かったようね。それと春華ちゃんもごめんね。…でも初日の時点でどちらに注目したかって言えば春華ちゃんなのよ。色んな意味で」

 

 「それで護衛ですか……理由は分かりました。なら、な・ん・であの時!水着エプロンでい・た・ん・で・す・か!」と物凄い形相で楯無に言い寄った。

 楯無はあまりの迫力に驚きあの日の事が一瞬、よみがえった。

 

 「い、いやあのーそれは……」と楯無が戸惑っていると本音の姉、虚が答えた。

 

 「それはお嬢様がからかうのが趣味だからですよ。大方、水着エプロンでえっちぃことで挨拶変わりにでもしようと思っていたのでしょう」と言われた楯無はズバッと言われ撃破された。

 

 「本当にお嬢様がご迷惑をお掛けしてすいません」

 

 「いや、虚さんが謝ることないですよ。事情は分かりましたから…それでなんか雰囲気から他にも春華にあるんですよね?」

 

 「あら、察しが良いのね。じゃあ単刀直入、春華ちゃん生徒会に入って貰えないかしら?」といつの間にか復活してる楯無が言ってきたが……あれ?なんで?と一夏が疑問に思っていると

 

 「理由は簡単よ。部の取り合いを防ぐ為、生徒会は基本的には中立の立場だから部は介入できないからよ。勿論、仕事はしてもらうけど無理の無い範囲でやってもらうつもりなんだけど良いかしら?」

 

 「いいけど、今度から影から見るのはやめてほしいのです」グサッと何かが刺さったように楯無の表情は変わった。

 

 「いつもプチッガイが知らせてくてるので」と隣にいるプチッガイはえっへんと胸を張っていた。

 

 「そ、そうなんだ……まあ今日の話はこれだけよ。仕事はまた次の機会に教えるわ」

 

 「はーい」

 

 「分かりました」と春華と一夏は生徒会を後にした。

 

 

 

 

 

 「さて、早くアリーナに行ってシャルルと特訓だな」

 

 「なのです!」と歩き始めましたがこの後、超ムカつく事が起こるとは……

 

 

 その頃、HARUKAベースでも新たな支援機が誕生してたり……

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて次回はラウラVS新たな支援機達って感じにしようと思います。
 さてそろそろ仮面ライダーを出そうかな?
感想など待ってます。


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 出撃要請


 さーて何でだろう?予定まで話が進まない?
 あ、この作品の設定のやつをまとめさせていただきました。
 そちらに手書きながら春華の挿絵を入れさせていただきました。
 それではどうぞ


 

 

 

 さて一夏達がアリーナに向かっている時、アリーナでは鈴とセシリアがいた。

 

 

 

 

 

 

 [第3アリーナ]

 

 

 

 放課後学年別トーナメント開催のために鈴はピットで自主練を開始しようとしていたら。

 

 「あら?てっきり私が1番乗りかと思いましたのに」とあとからセシリアも来た。

 

 「学年別トーナメントに向けてあたしは特訓をするのよ」

 

 「奇遇ですわね、私もですわ」

 

 「丁度良いわ。ここでどっちが強いか白黒はっきりさせましょうよ」

 

 「構いませんわよ?」

 

 二人はISを展開して模擬戦を始めようとした瞬間に、二人の間を砲弾が通り過ぎて少し離れた地点に着弾した。

 

 「ラウラ・ボーデヴィッヒ…!!あれはドイツの第3世代型IS…シュヴァルツェア・レーゲン…」

 

 ラウラは二人のISを見て「イギリスのブルー・ティアーズに、中国の甲龍か。まだデータで見た方が強そうだったな。」

 

 「何の用?ドイツくんだりからワザワザボコられに来るなんてジャガイモ農場ではそう言うのが流行ってるのかしら?」

 

 「あら鈴さん、この方は共通の言語をお持ちではない様ですからそんなに言っては可哀想ですわよ?」

 

 喧嘩の売り言葉に買い言葉だ。

 

 「数だけしか取り柄が無い国と、古い栄光にしがみ付くだけの国にその様な事を言われる筋合いは無いな。それに…」その後の言葉は中毒者にとって聞き捨てならない事を口にした。

 

 「中毒者だか分からんがあんな無能で役立たずで誰かに助けられなければ何もできないクズに構っているのなら尚のことか?」

 

 「「!!!」」二人の中であるスイッチが入った。

 ついでに血管が浮き上がった!

 「あんた……意味、分かってて言ってるんでしょうね!」

 

 「聞き間違いでなければ春華さんのことをおっしゃっておりますわね?」

 

 「だとしたらどうするんだ?それに事実だろ?」

 

 プッチーン二人の堪忍袋が切れた。

 

 「…どうやらスクラップをお望みの様ね!」

 

 「その品の無い口閉ざしてくれますわ!」二人はセーフティーを解除した。

 

 「とっとと来い。下らん種馬を取り合うメスに私が負ける筈も無い。」

 

 「「上等!」」

 

 その言葉で戦いは始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春華side

 

 

 その頃、うちと一夏お兄ちゃんはシャルルお姉ちゃんと合流して、この後どうするか話していた。

 

 「一夏に春華ちゃんも今日の放課後も特訓するよね?」

 

 「なのです」

 

 「ああ、もちろんだ。それで今日使えるのは、確か…」

 

 「第3アリーナだ」

 

 「「うわあっ!」」

 

 みんなで廊下を並んで歩いていると、箒お姉ちゃんに声をかけられ驚いたけどうちは気づいていたから驚かなかった。

 「そ、そんなに驚くことか?失礼だぞ」

 

 「ご、ごめんなさい、いきなりだったから驚いちゃって」

 

 「つーか、いつからいたんだよ?」

 

 「そんなの別に気にすることじゃないだろう」

 

 「なのですよ。一夏お兄ちゃん」

 

 そう言ってうち達、四人はアリーナに移動していたけど、アリーナの様子が慌ただしかった。

 

 

 sideout

 

 

 

 

 「何だろうね?」

 

 「ああ、一体何があるのか」

 

 一夏達はステージの様子を見ようと観客席に行った。

 その直後アリーナのステージに大きな爆発が起きたと思うと次々と爆発が起きた。

 アリーナのステージを見るとあちこちに大きな煙が上がっていた。

 その中からISを展開した鈴とセシリア後からラウラも現れた。

 機体は軽い損傷程度だが平気そうにしてるラウラに対し鈴とセシリアはかなり息があがっていた。

 

 「どうした?息があがっているぞ」

 

 「舐めるんじゃないわよ!」

 

 「無駄だ」

 

 鈴が衝撃砲を撃つもラウラは回避もせず右手を前に突き出すだけで止めて無力化した。

 

 「くっ、相性が悪くたって!」

 

 鈴は再び衝撃砲を撃とうとしたがラウラは肩からワイヤーを射出したため中断させられワイヤーは複雑な軌道を描き鈴の右足に絡み付きそうになったが

 

 「そうそう何度もやらせるものですかっ!」セシリアがワイヤーを狙い撃ち、狙撃しつつビットで援護を行うが

 

 「ふん……理論値最大稼働のブルー・ティアーズならいざ知らず、この程度の仕上がりで第3世代型兵器とは笑わせる」

 ラウラはその両方を躱しさっきと同じように、今度は両手を交差させ突き出すとさっきの衝撃砲のようにビットは静止した。

 

 「動きが止まりましたわね」

 

 「貴様もな」

 

 動きが止まったラウラをセシリアが狙撃するも肩のレール砲で相殺されたが動きが止まったそれを狙って

 

 「ハァァア!」鈴が斬りかかろうとするがラウラはワイヤーでビットを捕まえ鈴に投げた。

 当然、鈴はビットを弾き攻撃しようとするがその間にラウラは狙撃態勢で止まってしまっているセシリアをワイヤーで捕らえて鈴に投げ、二人を地面に叩きつけた。

 

 その後ラウラは爆音と共に瞬時加速で二人との距離を詰めた。

 そして両手首からプラズマ手刀を展開、ワイヤーブレードを射出して鈴に襲い掛かる。

 鈴は双天牙月を分離させニ刀流で凌ぎながら衝撃砲の準備を行う。

 

 「この状況でウェイトのある空間作用兵器を使うとはな」

 

 衝撃砲は発射される前に実体砲で吹き飛ばされ、そのままプラズマ手刀で鈴の胴体を突こうとするが割って入ったセシリアが銃を盾代わりにし近距離でミサイルを放ちラウラに当たり爆発した。

 

 「無茶するわね、あんた……」

 

 「苦情は後で。けれど、これなら確実にダメージが……」

 

 自殺行為ともとれる近距離でのミサイル攻撃。

 当然二人は爆発に巻き込まれたが、煙が晴れたそこには殆どダメージを負った様子のないラウラがいた!

 

 「終わりか?ならば、私の番だ」

 

 そこからは一方的な暴虐だった。

 瞬時加速で地上へと移動した、ラウラはワイヤーブレードで二人を捕獲しひたすら殴り付ける。

 二人のISのシールドエネルギーは残り少なく操縦者生命危険域デッドゾーンに達していた。

 このままエネルギーが尽きればISは強制解除され二人の命に関わる。

 

 「ひどいっ、あれじゃシールドエネルギーが持たないよ!!」

 

 「もし、ISが強制解除されれば二人の命に関わるぞ」

 

 ラウラの顔が無表情からまるで楽しんでるかのような笑みに変わる。

 

 「くそ!やめろラウラ!やめろ!」とバリアを叩きながら叫ぶが一夏の声は届かないしびれを切らした一夏はISを展開しようとしたがふと今になって気づいたことがあった。

 

 「箒、シャルル、春華を知らないか?」と二人も今になって春華がいないことに気づいた。

 そうしてる間にラウラはワイヤーをしまい

 

 「止めだ」と鈴に突き刺そうとした時

 

 「えいっ」ポヨンッムニュー…パァン!とラウラの横腹を何か柔らかい物が当たり柔らかく変形しゴムのように戻った結果パァンとラウラ吹き飛ばされ壁に大激突!

 

 (このわたしが気づかなかっただと!?)ラウラは自分に当たった正体を確認するために起き上がりさっきまで自分が居た場所を見た。

 そして鈴とセシリアも見なくとも今の可愛らしい声、柔らかい音たったそれだけでも分かる!そんな要素を持った人はただ一人それは…

 

 「「「「春華!(さん)(ちゃん)!!!」」」」

 

 そこにはISを展開した春華がいた!

 更には腕になにやら変わった盾を装備していた。

 

 「…貴様」とラウラは自分を吹き飛ばしたのが役立たずのクズだとバカにした相手にやられた事に怒りが沸き上がり殺気の篭った視線を送った。

 だが殺気を送ってるのはラウラだけではない

 

 「春…華?!」鈴は春華に声を掛けようとしたが言葉が止まった。

 普段、怒らない春華が全力の殺意を纏い怒っているのだから

 

 「鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんがなんで怒ったのかは聞かないのです。でも理由は分かるのですよ。……うちならともかく」その時の表情は忘れないであろう

 

 「みんなをバカにするなのですよ。腐れ眼帯が!」あの春華の顔に血管が浮き上がっているのだから

 

 「面白い…この前の仮も含めて、この場で返してくれる!」と戦い始まったがこの時、春華は怒りに任せていたため忘れていた。

 本当はもう戦闘が出来ない程に体に疲労が溜まっていることをベアッガイⅢはそれに気づき完成して間もない新たな支援機達に起動命令を出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 《HARUKAベース、実験区画》

 ここは新しい支援機の性能試験等、実験を行う所である広さは東京ドームの約八倍!

 そこでは今まさに最終調整を終えた支援機達がいた。

 

 「最終調整ご苦労様です」とエーネウスがいた。

 

 『ニャー』

 

 『ふむ、これで我が王の元へ馳せ参じることができる』

 

 「私達もこれで春華様に尽くせるわね」

 

 「そうですぅ~これで~戦闘から生活まで~」

 

 「…問題ない」

 

 「ええ、我が愛しき王に」

 

 「我々のすべてを」

 

 「捧げられるっすね!」

 

 『俺達も行けるぜ、なあチェイス』

 

 『そうだな』とそこには猫のような?のと騎士にメイドが六人?更に男性?が二人と最終調整が終わった支援機達が話していたがそこに

 

 ビービービービービービー 『緊急警報発令!現在、春華様が交戦中!肉体疲労度[大]!仮面ライダー、戦闘メイド、ガンダムシリーズ!に出撃要請!繰り返します。緊急……』

 

 

 『春華に手を出しやがって』

 

 『行くぞ…剛』

 

 『我も馳せ参じるぞ!』

 

 『ニャー(怒)』

 

 「戦闘メイド六新星、出撃します!」

 

 「「「「「ハッ」」」」」

 

 全支援機は出撃体勢に入るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて今度こそ支援機投入です!
たぶん物知りな人にはバレてる支援機がいると思いますが次回もよろしくお願いいたします。
 感想、待ってます。
 因みにメイドはオリジナルなり


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この支援機達、ライダー!戦闘メイド!騎士と猫?


 さて予定通りにいかないのはいつも通りだけどなんかへこむ……いやいや、こんなでは凹めないではどうぞ


 さて戦いの火蓋が下ろされ両者、動き始めた。

 

 春華は鈴とセシリアから離れたのを確認するとフルアシストシステムを使いくるりと後ろにバック転しその時スラスターを吹かし土煙を上げた。

 

 「こざかしい真似を!」とラウラはハイパーセンサーを使いワイヤーを射出したが突如ロックオンアラートがなった。

 正面から散弾が飛んで来たが

 「無駄だ」とラウラは難なく止めるが更に後方に接近アラートがなり振り向くと春華が突進してきた。

 更に腕には先ほどの盾にランスが取り付けられている。

 

 「全く無駄な事を」とラウラは難なく春華の突進を止めるが「甘いのです!」と右腕の盾が変形し銃口が展開されロケットランチャーが打ち出された。

 

 「なに!」足元にて爆発しお互い巻き込まれたが元々ベアッガイⅢは防御が規格外な為、春華は無傷であった。

 対してラウラはもろに喰らい特に足の装甲が原型を止めていなかった。

 「貴様!」とラウラが体勢を直し春華の方に向くと春華は銃に変形した盾にロングブレードのパーツを取り付けられていてもう斬撃体勢に入っていた。

 「くっ!」間に合わないと判断しとっさに腕で防御したがあまりにも重い斬撃によりあっさりと崩されたがここからが怒濤の攻撃だった。

 

 「まだまだ!」と先ほどランスがパージされ今度は四本のサーベルが着いた物が装備され動物が引っ掻くように

 

 ズバッ!と斬り更にロングブレードをパージし先ほどグレネードの銃口とは違い胸元に突き付け発砲!

 

 「がはっ!?」(さっきの散弾はこの盾からか!?)

 

 更に更に盾は変形しソードで斬りブレードで突き、アーミーナイフで装甲を砕き、ノコで分厚い装甲を切り離すなど、どんどんラウラの装甲とエネルギーを削った。

 

 「舐めるなぁ!」とラウラはプラズマ手刀で斬りかかったがポヨンッと春ちゃん合金に跳ね返される。

 それにより体勢が崩れ春華は攻撃しようとしたが

 

 (あれ?)突然、視界が揺らいだ。

 (まずい!フルアシストシステムの制限時間が!)そうもう5分が経ったのだ。

 これだけではない(あれ?なんか体が重い?)春華は忘れていた。

 春華にとってIS学園の生活はハードすぎるのだ!

 そもそも普通の学業+ISなど小学生程の体力しかない春華にはとんでもないスパルタなのに特訓などもやっているため疲れが取れるどころかどんどん蓄積されるのである。

 一瞬止まったところをラウラは見逃さすレール砲を至近距離から撃ち吹き飛ばした。

 春華もとっさにガードしたがうまく流しきれずに飛ばされた。

 「はぁ……はぁ……」立ち上がろうにももう限界な為立ち上がれなかった。

 

 「ふっ……油断こそしたが所詮、雑魚は雑魚だな……では」とレール砲を春華に向け

 

 「死ね」レール砲は放たれたがその時

 

 「「「「「!?」」」」」突然周りがいや世界その物が止まったかのように全員の動きがスローモーションになった。

 表現するならどんよりとした感じだ。

 

 そして弾は春華に到達する前に何かに撃ち落とされその時、全員、どんよりした感じは無くなった。

 

 そして春華の前にメイドが現れ春華を抱えてカタパルトに離脱そこにはメイドが六人、騎士と猫、バイクに乗った男性が二人いた。

 

 「貴様ら……何者だ?」

 

 「俺達か?」

 

 「そんなものは決まっているだろ?」と男性二人は手に持っていた装置を腰に装着し音声が鳴った。

 

 『シグナルバイク!ライダー!マッハ!(チェイサー!)』

 

 「「変身!」」と二人の姿は変わった。

 

 「追跡、撲滅、いずれも・・・マッハ!! 仮面ライダー~~~マッハ!!」

 

 「仮面ライダー…チェイサー」それぞれが名乗った。

 一人は白いボディに赤い縦のラインにマフラー、右肩のタイヤが特徴であった。

 もう一人はシルバーに紫と黒のカラーリングの左右非対称、背中のタイヤが特徴であった。

 

 『騎士ガンダム!ここに推参!』

 

 『ニャー』

 

 「戦闘メイド、六新星……ここに推参」とメイドはなぜか名乗らず?

 

 「噂の支援機か?」

 

 「そう言うことだ。さーて」

 

 「覚悟は…できてるのだろうな?」

 

 『王を頼むぞ、六新星』

 

 「御意」

 

 『ニャー(怒)』

 

 

 

 

 

 

 第二ラウンドの始まりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて今回はマッハにチェイサー、騎士ガンダムにニャイアガンダム、そして前回メイドはオリジナルと言ったけどなんか最近、はまったアニメのメイドともろかぶりだったので元ネタに変更、オー○ーロー○・・・また次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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春華のワンオフ・アビリティー?とトリントン基地は大丈夫かな?

 どうもお久しぶりです。
 さーて最近、休み無しでぜんぜんできなかったけどできました。
 それではどうぞ


 「新し…い…みんな?」ともう限界な春華からは弱い声しか言えなかった。

 

 「ええ、ですので御身はお休みください」

 

 「う…ん……」春華は気を失った。

 それを見て支援機達は戦闘体勢に入り

 

 「さっそくいくぜ!」とベルトに違うバイクを入れた。

 

 『シグナルバイク!シグナル交換!マガール!』

 

 「はっ!」バンッバンッとマッハはラウラに向かって発砲したが外れていた。

 

 「どこを狙ってる」

 

 「こう言うことだよ!」とマッハはベルトのボタンを押し

 

 ブゥーン『キュウニ、マガール!』とその音声と共に弾は急カーブした! 

 

 「甘い!」とラウラは止めるが

 

 「お前が…甘い」とチェイサーはブレイクガンナーを取りだしミニカーのような物を装填した。

 

 『チューン、バーニングソーラー』チェイサーはカタパルトから飛び降りながら光線を撃った。

 「チィ」とマッハのを無力化する前に撃たれた為中断して両方を避けたが

 

 「まだ、終わらないぜ!」とまた別のバイクに変え

 

 『シグナルバイク!シグナル交換!トマーレ!』そして撃ちラウラはAICで止めようとしたが弾は標識に変わり止まらず命中した。

 

 ピキィーン「な…に!?これは!?」ラウラは自分の十八番であるAICに似た物に体の自由を奪われた。

 (AICだと!?くそ!動かん!)とラウラの動きが止まってるうちに鈴とセシリアの所にISを纏った一夏とシャルルが来た。

 

 「鈴、セシリア、大丈夫か!」

 

 「い、一夏さん」

 

 「みっともないところを見したわね」

 

 「んなことより離脱するぞ!」と一夏とシャルルは二人を抱えて離脱しようとしたらレール砲は動かせたのか一夏達に撃ってきた!

 

 「一夏!」とシャルルが盾で防ごうとしたら

 

 ガキンッ騎士ガンダムが盾で防いでくれた。

 その隙にこんな音声が鳴った。

 

 『イッテイーヨ!イッテイーヨ!』と動けるようになったラウラは振り向くとチェイサーがシンゴウアックスにシグナルバイクを装填し更にベルトにシフトカーを入れボタンを押した。

 

 『シグナルバイクシフトカー!!シグナル交換!ハヤーイ!』

 

 『ヒッサツ!フルスロットル!』と高速移動しシンゴウアックスで豪快に叩き斬りラウラは倒れそうになったがなんとか耐えた。

 

 「貴様ら…本当に……何者だ?」

 

 「あなたは何を言ってるのですか?春華様の支援機に「ふざけるな!」……いきなりどうしたんですか?」突然ラウラは声を荒げた。

 

 「これ程、高性能の機体が支援機な訳あるか!あの施設のISではない限りこんなのあり得る訳がない!」とその言葉に極僅かの人間は理解した。

 前から疑問に思っていたことだ。

 春華の支援機は施設のISと共通点が多すぎる。

 

 「ハイパーセンサーで捉えられない機動力!火力!従来のISには無いコンセプト、規格、局地型に特化した人型の無人機!これ程の共通点がありながら関係ないはずがない!!」と理解していた者を代弁するかのようにラウラは喋るが支援機から予想外の返答をもらうことになった。

 

 「おいおい、なんだその施設って奴は?」

 

 「左様、我らは我が王のワンオフ・アビリティーによって生まれた身だ」その言葉に全員は耳を疑った。

 

 「嘘だ!それほどの共通点があって関係ないとでも言うのか!?」支援機達は春華は知らないがザクアメイジングにしろ騎士ガンダムにしろ同系統の機体にしか見られないのだから…

 

 「まったく訳の分からない事を言うのですね。プラナリア風情が」と戦闘メイドの一人が見下していた。

 

 「な・ん・だ・と!」

 

 「さて、おしゃべりが過ぎましたわね?ではそろそろ終わりです」とメイドは止めと言わんばかりに攻撃しようとした。

 正直、もうラウラのISはダメージレベルC殆どがズタズタにされてる為もう戦闘続行は不可能に近かった。

 

 (ふざけるな!また…またあの時と同じように惨めに敗北すると言うのか?)と怒りや焦り、恐怖などさまざまな感情が混じった。

 (力が…力さえあれば…こんなやつらなど…)と思っていると

 

 [力を欲しますか?](!なんだ?今の声は?)突然、頭の中に知らない声が聞こえた。

 

 [力を欲しますか?何者にも負けない力を]その謎の言葉にラウラは答えようとした時

 

 「そこまでだ!」とラウラはその声で我に戻り全員は声の主を確かめる為に振り向くと「千冬姉!」IS用近接ブレードを持っている織斑先生がいた。

 

 「さて別に訓練に励むのは良いがここまで騒ぎになると流石に黙認しかねる。この決着は学年別トーナメントでつけてもらおうか」

 

 「…教官がそう仰るなら」と冷静な顔立ちになりピットに戻った。

 

 「支援機も含めそれでいいな?」全員が頷き

 

 それを見て織斑先生はアリーナ内にいる生徒たちに向けていった。

 

 「では、学年別トーナメントまで私闘を一切、禁止する。解散!」

 

 織斑先生が手を叩き、アリーナ内にいた生徒たちが去っていく。

 その後、鈴とセシリアは保健室に運ばれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 その頃、[オーストラリア東部シドニー湾の辺境の基地]通称、トリントンでは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ISside

 

 

 

 

 「確認が取れました。どうぞ」

 

 「うむ」

 

 ちょうどその頃ガトーは偽装の身分証にて基地内部、目的の場所まで移動していた。

 

 「上手くいきましたね。ガトー少佐」

 

 「連中がたるんでるだけだ…油断するな」と少したった頃、目的地に着いた。

 

 「これがアルビオンか」

 

 「流石は主が設計した物だ」目の前には巨大な戦艦があった。

 強襲揚陸艦アルビオン 全高82m、全長305m、全幅、210m 重量48,900tとこれだけでも凄いのだがまたあとでガトー達はアルビオンに乗り込み格納庫へ向かった。

 

 「ん?」流石にこの規模の戦艦な為、格納庫までそこそこあったがすぐに着いた。

 

 「ガトー少佐」

 

 「うむ、では始めるぞ」

 

 「了解です」と二人は分かれ怪しまれないように行動した。

 

 ガトーはアルビオンに積まれているあるボディの所に向かった。

 (あれがGP-2ガンダム試作2号機サイサリス)歩いてるうちに見えた目的のボディが…

 

 「素晴らしい…」それは素直な答えだ。

 それは量産機とは違いエース機や特機等は主が一から作ったワンハンドメイト、一点物のボディ、このIS達にとって主直々のボディはまさしく褒美だからだ。

 少しばかり見ていると「そこの、男風情がISの前に立ってるんじゃないわよ!」と振り向くとそこには恐らくIS操縦者と思われる女性がいた。

 正直、目的のボディを発見できたので

 

 「すまなかったな、ではお礼に」とガトーは擬態を解除し

 

 「このボディは返してもらおう」ガスッと腹にパンチし気絶させた。

 そして自分のコアをサイサリスに移し起動

 

 「各員に次ぐボディの換装を終了。作戦を第二段階に移行せよ」

 

 

 

 さてこの基地の今後はどうなる事やら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 さーて次回は保健室とガトー少佐達の戦いです。
 ぶっちゃけ原作を知ってればこの基地の運命は分かりきっているかと……
 感想など待ってます。
 


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それが春華の良いところ


 どーもお久しぶりです。
しばらく投稿できなかったらですが続きをどうぞ


 さて前話、ラウラと支援機達によるドタバタ騒ぎは終わり鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃんは保健室、うちはと言うと保健室にて看病しているのです…え?ぎゃくなのでは?……とにかく保健室では…

 

 

 

 

 [保健室]

 

 「鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃん大丈夫?」

 

 「大丈夫と言うか…」

 

 「まさに至福の時間……」と二人は幸せそうにしてるのは春華が部分展開によるメディカルストライカーの姿で看病してるから因みにスク水+ナース服+バックパックだけで他は展開していない、想像力豊かな人には分かるかと……一緒にいるシャルルから「いいな~」と聞こえたが気にしない気にしない。

 

 「にしてもえーとマッハ?さん達もありがとうございます」と一夏は今回の新しい支援機達にお礼を言った。

 

 『なーに、気にすることねーよ』

 

 『その通りだ』

 

 『我が王を助けるのは当たり前のこと』

 

 『我々、戦闘メイド六新星も同じく御身を助けるのは当たり前です』

 

 『にゃ~』とそれぞれが答えたが春華にとってあまり好きではない言葉があった。

 

 「みんなありがとうって言いたいけど、王とかは柄じゃないのでやめてほしいのです」そう春華は王様とか本気で言われるのは嫌だったりする。

 

 『そうか?我らに心を与えその上、迎えてくれる主は王と呼ばれるのにふさわしいと思うが』と騎士ガンダムは言うが春華にも理由はある。

 

 「なんか上下関係の感じがするからやなのです。みんな、人とかISとか関係無く友達で家族でいたいから」それを聞いて支援機達は納得して笑みを浮かべた。

 

 『それこそ春華だ』

 

 『だな、チェイス』

 

 『家族……なんと甘美な言葉』とまだまだ続くがそれぞれが感心していた。

 

 『じゃあ俺たちは退散するぜ』

 

 『なんかあればお呼びください』と支援機達は退散した。

 

 「なんだか人よりも人らしいね」

 

 「そうね」

 

 「御立派な支援機達ですわね」

 

 「見習わなくちゃな」とそれぞれが感想を言った。

 

 「そう言えば何で鈴とセシリアはラウラと戦ってたんだ?」と思い出したかのように一夏は事の発端を聞いたら気まずい感じになった。

 

 「それは~その」

 

 「おっ女のプライドを侮辱されたからですわ」となんとか言葉を濁そうとしていると

 

 「あ!もしかして一夏と春華…」とシャルルが言いかけた時、鈴とセシリアがシャルルの口を慌てて抑えた。

 理由をなんとなく分かった春華は別の心配をした。

 

 「鈴お姉ちゃんとセシリアお姉ちゃん、まだおとなしくしてないとダメなのです」と落ち着かせようとしてたらこの建物の耐震を疑いたくなるようなというより地震と変わらない何かが来た!

 ドドドドドドドッ……!

 

 「な、なんだ? 何の音だ?」

 

 廊下から響いている音に一夏が戸惑い、みんなはそこへ視線を向けた。 

 

 そしてすぐにドカーンッ!と保健室のドアが吹き飛んだ。

 大事な事なのでもう一度言おう本当に吹き飛んだ!

 テレビでしか見た事の無い光景を、まさか現実でおこるとはところで吹き飛んだドアは誰が弁償するんだろう?

 

 「織斑君!」

 

 「デュノア君!」

 

 入って来た……と言うより雪崩れ込んできたのは数十名の女子生徒だった。

 ベッドが五つあってかなり広い保健室なのに室内はあっと言う間に人で埋め尽くされた。

 一夏とシャルルを見つけて(あれ?春華は?)すぐ一斉に取り囲み、取り合いのように手を伸ばしてきた。

 

 「な、な、なんだなんだ!?」

 

 「ど、どうしたの、みんな……ちょ、ちょっと落ち着いて」

 

 「「「「これ!」」」」

 

 状況が飲み込めない一夏とシャルルに、バッ! と女子生徒達が出してきたのは学内の緊急告知分が書かれた申込書だった。

 

 「な、なになに……?」

 

 「『今月開催する学年別トーナメントでは、より実戦的な模擬戦闘を行うため、ふたり組での参加を必須とする。なお、ペアが出来なかった者は抽選により選ばれた生徒同士で組むものとする。締め切りは』――」

 

 「ああ、そこまででいいから! とにかくっ!」

 

 一夏が申込書に目を通し、受け取ったシャルルが内容を読んでいる最中に女子の一人が話しを切って本題に入ろうとする。

 

 「私と組もう、織斑君!」

 

 「私と組んで、デュノア君!」

 

 ようは一夏またはシャルルと組みたいからだろうだがそれは困るのだ。

 「え、えっと……」

 

 そこで戸惑っているシャルルは実は女子だから、誰かと組むのは非常に不味い。

 ペア同士の特訓などで万が一にもバレてしまう可能性があるから。

 だから一夏は全員に聞こえるように大声で

 「悪いな。俺はシャルルと組むから諦めてくれ!」

 

 しーん………。

 

 女子達のいきなりの沈黙に一夏も少し戸惑ったが、

 

 「まあ、そういうことなら」

 

 「他の女子と組まれるよりはいいし……」

 

 「男同士っていうのも絵になるし……ごほんごほん」

 

 どうやら納得したようだ。

 

 「あれ?春華ちゃんは?」と一人が気づき周りもいないことに気づいた。

 

 「しまった!逃げられた!」

 

 「者共、探せ!探せ!」と全員はあっさりといなくった。

 それを確認した鈴が「春華、もう出てきても大丈夫よ」鈴の毛布から春華が出てきた。

 鈴はとっさの判断で春華を自身の毛布で隠したのだ。

 「鈴さん、ナイスですわ!」

 

 「うん、ファインプレーだよ」

 

 「サンキュー、鈴」と最初は安心したがみんな春華のペアをどうしようかと悩み始めた。

 

 「どうする?このままじゃ」とシャルルの言いたい事が分かりその未来もなんとなく予想できた。

 

 「ならあたし達が組めば…」とそれが一番手っ取り早い解決策だとみんなが思ってたら

 

 「ダメですよ」

 

 山田先生が保健室に入って来た。

 一夏は山田先生にいきなり声を掛けられてビックリしており、鈴とセシリアも一夏と同様に驚いて目をぱちくりとさせていた。

 

 「おふたりのISの状態をさっき確認しましたけど、ダメージレベルがCを超えています。当分は修復に専念しないと、後々重大な欠陥が生じさせますよ。ISを休ませる意味でも、トーナメント参加は許可できません」

 

 「そんなぁ……わかりました……」

 

 「不本意ですが……トーナメント参加は辞退します」

 

 あっさりと引き下がった。

 

 「わかってくれて先生嬉しいです。ISに無理をさせるとそのツケはいつか自分が支払うことになりますからね。肝心なところでチャンスを失うのは、とても残念なことです。あなたたちにはそうなってほしくありません」

 

 「はい……」

 

 「わかっていますわ……」

 

 鈴とセシリアの顔を見るに納得は出来ないが、トーナメントに参加出来ない事は理解してるみたいだな。

 

 「あっさりひきさがったな?」と意外だと思った一夏だったがシャルルがその理由を説明した。

 

 「一夏、IS基礎理論の蓄積経験についての注意事項第三だよ……『ISは戦闘経験を含むすべての経験を蓄積することで、より進化した状態へと自らを移行させる。その蓄積経験には損傷時の稼動も含まれ、ISのダメージがレベルCを超えた状態で起動させると、その不完全な状態での特殊エネルギーバイパスを構築してしまうため、それらは逆に平常時での稼動に悪影響を及ぼすことがある』」

 

 「おお、それだ! さすがはシャルル!」

 

 すらすらと説明するシャルルに一夏はやっと思い出したが春華はなんかいつの間にかいたプチロイドと話していた。

 「じゃあ2日あれば直るの?」コクコクと頷きそれを確認した春華は

 

 「山田先生、甲龍とブルーティアーズなら2日あれば直るのです」

 

 「「「「「え!?」」」」」みんな、目が開いた。

 

 「直るとはどう言うことなのですか?」とセシリアが聞いてきた。

 

 「支援機達が直してるの!それでパーツは中国とイギリスから…「まてまてまて!!!」…どうしたの?」と自分が言った事を理解していない春華は?であった。

 

 「いやどうしたのじゃないわよ!」

 

 「ほ、本国からとはいったい…」それを聞いて春華はさらりと

 「直接、担当者に電話したらOKと二つ返事でしてくれましたの」となんで担当者に電話できたのか?いったいどこで直してるのか?色々と気になったが山田先生は思い出したかのように

 

 「あ!そう言えば春華ちゃんは支援機とセットで参加だからペアは関係ないですからね」とそれを聞いて安心したみんなであった。

 

 

 

 






 さてあともう一話ぐらい投稿したいと思っています。
 感想など待ってまーす。


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ラウラは中毒者になりつつあるようです

 さて投稿できたー❗
 今回はちょっとだけアキ改二さんから許可をもらったキャラを使わせてもらいました。
 ありがとうございます。


 

 春華達が保健室であれこれした後、別の所では色々と動いていたり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [我輩は猫である名前はまだない]

 

 

 

 そこではプチロイド達が色々と作業してる中、「さてさて~どうしよっかな~暇だな~」と暇をもて余している束がいたが通信が入ったのでそれもここまで

 

 ポチっ「はいはーい、どうだったかな?いっちゃん」と通信相手はいっちゃんと呼ばれているがそれはプチロイドのいっくん女の子版がエーネウスのように等身大になったのだ。

 『ごめんなさい、VTシステムはもうなかったよ』と収穫が無いことにシュゥンとしてる。

 

 「まっしょうがないっか、正直ハズレっぽいのは最初から分かっていたしプチロイド用パワーローダーと白椿のデータ取れれば満足だから迎え出すから戻ってきて~」

 

 『分かりました』とそれで終わった。

 「ん~これで赤椿の完成の目処はつくね♪つくね♪…それにしても我ながら○○が作ったパワーローダーはすごいな~汎用性を突き詰めながら兵器転用されないように戦闘用に改造しようとすると大幅に性能が下がる仕組み、それに気づかないフランス支部の凡人達はバカだよね♪」と明らかに謎のIS達が言う主を知ってるような感じだった。

 

 「さてとはーちゃんはどうしてるかな~?」と画面を開くとあら不思議、春華の部屋が映し出された!

 実はこっそりと超小型の隠しカメラをここ数日の間に設置していた。

 

 「お?はーちゃんのお帰りお帰り」と春華が帰ってきた。

 

 『さてさて宿題しないと……』と春華は宿題をそれを支援機達は教師役をやったり洗濯や自分達のメンテナンス等々

 

 「うんうん♪はーちゃんは相変わらずだね♪」と変質者にしか見えないが暖かく見守っている束であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [ラウラの部屋]

 

 さてそんな頃、ラウラは部屋で考え事をしていた。

 相部屋の筈なのにルームメイトがいない…逃げた?

 

 (損傷した機体は本国からの予備パーツでなんとかなった。…しかしあの支援機は誰が見ても私が対峙した無人機に酷似しているとなるとやはり織斑春華が関係してる筈だが……)

 

 その答えは出ないそもそも春華個人にあれほどの技術力があるとは思えないし世界各地にある施設などを建造できるとは思ってもないが気になるといえば

 

 (あの支援機が言っていたワンオフ・アビリティーとはどのような効果があるかだな……それにしてもなぜだ?あんな出来損ないの春華の言葉が今になってなぜ突き刺さる?そしてなぜか時折、何かが溢れそうになるし実際なったあれはなぜだ?)とある程度、頭の中で整理がついたと思えば今度は別の意味で頭はいっぱいになった。

 

 (なぜだ?今さらながら罪悪感が……いやいや何を言う!私は教官に泥をぬった織斑兄弟を始末しに来たんだ!今さら何を……ん?)と途中で思考は止まった。

 自分の何かがツーっと流れてる感じがし手で確認すると

 「血?」何度確認しても変わらないぶつけてなければ汚いこともしていない

 「何故、血が?」と考えても仕方ないので机にあるティッシュを取り止血した。

 (それにしても一夏は始末するのは比較的簡単だが春華が問題だな…どうやって始末するか……そう言えばISスーツ姿エロかった、じゃ、なくて!何を考えてる!始末する相手に…でもランドセル…でもない!!)と考えていると止血した筈の血が今度は滝のように流れ始めた。

 

 「ぐっ!?」ラウラは必死に抑えるが止まらない。

 

 (なぜ、あんな奴を考えただけで…特にナースが…ではない!)とこの間にも流れてる。

 

 「なぜだ!何故なんだーーーー!?!?!?」

 

 このあと保健室のお世話になったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 




 さてちゃんとアキ改二さんのシャナ一夏バージョンできてたかな?
 今後も出すつもりです。
 許可ありがとうございます。
 因みに白椿は赤椿の第三世代のプロトタイプと言うことで感想待ってまーす。


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大半はメル友だし

 さて今回は色々と出ますよではどうぞ


 さてなんだかんだ言ってトーナメントの日がやって来たのです。

 みんな、準備に来賓の方々の誘導、それが終われば今度は更衣室で着替えと大忙しそんなうちも今、お偉方たの誘導中なのぶっちゃけ大半はメル友の人だし……

 

 

 「やあ、春華くん久しぶりだな」

 

 「お久しぶりなのです。この前はどうもなのです」とこの前のフランス支部の件でお世話になったリチャードさん。

 

 「なになに、立場の前に友人だ。君のお陰で決心がついたのは事実だ。それより」と春華だけに聞こえるように声を下げ「企業としてデュノア夫婦が来ているからフォロー頼めないか?」

 

 「良いですよ」と話してる間に目的地に着いたので

 

 「それじゃ試合、楽しみにしてるよ」

 

 「はーい」これにてお別れです。

 リチャードさんで最後なので更衣室に向かいました。

 その頃、別の所では腹の探りあい?があったり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは楯無が担当していた方でのこと

 

 「どうしてあなたが堂々と客として入れるのかしら?」

皮肉でも込めた言葉で相手に言う相手が相手だけに

 

 「あら?何か変かしら?」とゴスロリ少女?の人は言う、さてこれだけで分かるであろう、マリリン・キャットだからだ。

 「変で仕方無いわ、目的は何なの?」

 

 「ただ春華ちゃんの試合を観にきただけよ」それ以上は言わなかった。 

 結局、目的地に誘導し終わるまで聞けなかった。

 

 (いったい何が目的なの?春華ちゃんにいったい何が…)と考えても答えは出ないので別の感想が出た。

 

 「それにしても裏の人間が堂々と来すぎよ。こんな公の場に」と今回の客の中にはアリー・アル・サーシェスは要人の護衛、最近、頭角を見せた企業ディバイン・クルセイダーの社長ビアン・ゾルダーク噂では武装結社を率いているとか、さらに科学者のシュウ・シラカワ裏での噂は絶えないイギリス大統領の代理人として来たルルーシュ・ヴィ・ブリタニアと枢木スザク、スマートブレインの社長のゴートにユグドラシルの開発局主任の戦国・凌馬、なんでゲーム会社が居るのか分からない幻夢コーポレーションの社長、檀黎斗、警備会社のZECTにいったい何をしてるのか分からない鴻上ファウンデーションの社長の鴻上、等々大半はいったい何をしてるのか分からない人達ばっかりその上、家の力を使っても分からないから警戒を怠ることはできない。

 

 「とりあえずお仕事に戻りますか」考えても仕方ないので仕事に戻る楯無であった。

 実際、大半は楯無の杞憂だったのだが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さてその頃、春華は更衣室にて一夏とシャルルに合流していた。

 「春華、どうしたんだ。それ?」と一夏は両手いっぱいに色々と持っている春華に聞いた。

 

 「いろんな社長さんやら企業の人から貰ったのです」と一通り見るとゲームに護身用スタンガン、何かの端末、ぬいぐるみ、ハーブティー等々

 

 「なんか……すごいね」シャルルからすればあれほどのお偉方と親しくできるのが素直にスゴいと思えた。 

 

 「しかし、すごいなこりゃ……」

 

 更衣室のモニターから観客席の様子を見る一夏お兄ちゃん。

 そこには各国政府関係者、研究所員、企業エージェント、その他諸々のお偉いさん達が一同に会していた。

 

 「三年にはスカウト、二年には一年間の成果の確認にそれぞれ人が来ているからね。一年には今のところ関係ないみたいだけど、それでもトーナメント上位入賞者にはさっそくチェックが入ると思うよ」

 

 「ふーん、ご苦労なことだ」

 

 「一夏お兄ちゃん、他人事のように言ってるけど、うち達はいろんな所でチェックされてるよ。千冬お姉ちゃんの弟と言う事で」

 

 「………それはそれで嫌だな」

 

 興味無さそうな一夏お兄ちゃんにうちが事実かもしれない予想を言うと、すぐに嫌そうな顔になった。

 それだけ千冬お姉ちゃんの名は世界に広まっている証拠。

 

 「それにしてもセシリア達も張り切っていたな」

 

 「そうだね。なんでだろう?」そうなぜか直った機体を見て二人はとてつもなく張り切っていた。

 春華は理由を知っているがあえて言わなかった。

 

 (楽しみがなくなるのです)

 

 「にしてもラウラのISは直ってるのか?」と一夏お兄ちゃんは少しばかり疑問に思った。

 ぶっちゃけ春華と支援機達がフルボッコにしてるから出れるのか?と正直出てもらわないと白黒が付けられないからだ。

 

 「感情的にならないでね。彼女は、おそらく一年の中では現時点での最強だと思う」確かにと一夏は思った春華だってフルアシストシステムがあったからあれだけやれてるんだと

 

 「ああ、わかってる」さてさてその間に準備が出来たので一夏お兄ちゃん、シャルルお姉ちゃん、うちはISスーツへの着替えは済んでいる。

 一夏はIS装着前の最終チェックをし、シャルルは男装用スーツの確認を終えた。

 因みにシャルルのスーツはボディラインの肉付きを男のそれに見せる仕組みだそうだ。

 ISスーツって色々と便利だね。

 

 「そろそろ対戦表が決まるはずだよね」

 

 そう突然のペア対戦への変更をされてから今まで使っていたシステムが機能しなかったみたいで本来であれば前日に出来ていたはずの対戦表が、手作りの抽選クジで決める事になった。

 とりあえず貰った物を片付けているとさっきまで観客席が映っていた画面が切り替わった。

 

 「あ、対戦相手が決まったみたい」

 

 画面が変わった事にシャルルお姉ちゃんも気付き、一夏お兄ちゃんも食い入る様に見つめると、

 

 「これは!」

 

 「いきなりだな、しかも箒も」映し映し出されたのは一回戦一組目は一夏&シャルル対ラウラ&箒だった。

 「うちは次ですか」と春華は次の試合だった。

 

 「一夏」

 

 「ああ、シャルルこの試合」そうこの試合は負けられない負ければ春華と当たるそれは阻止しなければならない

 

 ((負けられない!!!))

 

 決意を固める二人であった。

 




 あと一話投稿したいけど間に合うかな?
 感想待ってまーす。


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トーナメント開始だけど裏でも色々開始なの!


 遅れながら明けましておめでとうございます。
 さて今年はどこまで行けるかな?
 ついにトーナメント開始です。
 それではどうぞ


 対戦表が出され最初の一組目である一夏&シャルルペアとラウラ&箒ペア各々が準備してる時のことラウラと箒ではこんなことが……

 

 

 

 

 

 《Bピット》

 

 

 準備を終えた箒は一時とはいえパートナーとなるラウラの元に向かった。

 

 「顔色が悪いが大丈夫か?」あまりにも顔色が悪く見えたのでつい声をかけた。

 

 「問題ない!精々私の邪魔にならないように気を付けることだな!」とラウラはフィールドに向かった。

 やはりと言うべきか量産機に乗る私はそこら辺の石ころと変わらないらしい

 (予想はしていたが……まあいい今回は己の力を試す時!デュノアとやれればそれで良い、量産機で私が専用機、相手にどこまでやれるかだ)とラウラの反応はほぼ予想通りだったので私も自分の目的だけを果たすことにした。

 

 

 

 

 

 

 さてそんなこんなで大会は始まろうとしてるが裏では色々動いていたり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 No.2side

 

 

 

 

 

 どこかの執務室?No.2は表の業務をしていた。

 

 コンッコンッ「入れ…」

 

 「失礼します。社長、定時報告です。予定通りに部隊は潜入に成功、現在、目標達成の為に行動中とのことです」と報告はこれで終わりだが部下の表情が何か納得できていない感じだった。

 

 「君の不安は幻夢コーポレーションのことか?それとも会場内にいる無人機共か?」

 

 「その両方です。組織の最新の技術と失ったあの施設から解析した技術で生み出した檀黎斗、グラファイト、パラドどれも性格に問題がありおとなしくしてる筈がありません。無人機にしてもそうです。更に言えば今回、潜入させた部隊だって」

 

 「そうだ、あれは捨て駒だ。今回は織斑兄弟の始末その為にも他に注意を引く必要がある。所詮、強化処置で失敗した女共だ。最新の簡易型パワードスーツを付けてるだけまだ良心が残っていると思ってもらいたいものだ。無いなら帰れ」と部下を下がらせた。

 

 「さて、足が付かないようにおいともするか……」No.2は撤収する準備を始めたのであった。

 No.3の二の舞は御免だと

 

 

 

 

 

 

 sideout

 

 

 ISside

 

 

 

 その不安の種のISも目的の為に動いていたり……

 

 

 

 

 それは来賓の方々のうちの楯無が警戒してる人達ならぬISでの話……

 

 

 

 

 (ルルーシュ、予想通り敵が侵入したようだ)とこれまたルルーシュ達も人ではなくISだったようでプライベートチャンネルによる通信で話していた。

 

 (やはりな…カレンと扇の部隊を動かすぞ。ただしこれから上陸してくる連中だけだ)

 

 (他はどうするんだ?)今回、IS側の動ける戦力は黒の騎士団から3個小隊で他は動こうと思えば正体がバレる為、動けない

 

 (そっちはもう織斑の支援機が動いている。問題はないだろうがスザクいざというときは動いてもらうぞ)

 

 (ああ、分かった)

 

 

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 さて試合会場では第1試合が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 中央では四人がいる。

 「一回戦で当たるとは待つ手間が省けたものだ」とラウラが言うがやはりと言うか一夏もつい声をかけた。

 

 「こっちも同じだが……大丈夫か?」顔色が悪いからだ。

 

 「貴様に心配される覚えはない!さっさと貴様を倒し春華共々倒してくれるわ!」むきになっているラウラを見て一夏は見覚えのある光景だなーと思った。

 

 「ねぇ、一夏あれもしかして」ヒソヒソ

 

 「もしかしなくても、間違えねぇな」ヒソヒソ

 

 「貴様ら……」とそこで試合開始のカウントダウンが始まった。

 

 「たぶん箒、そっちに突っ込むと思うから任せるぜ」

 

 「うん、了解」

 

 3・2・1・試合開始のブザーが鳴った。

 それと同時に一夏はともかく箒も突っ込んで来た!

 

 「うぉぉぉぉぉ!!」

 

 「ふ、バカめ」とラウラは鈴達の攻撃を防いだ時のように右手をつき出すが

 

 「その手は喰わねぇ!」

 一夏は捕まる前にラウラを中心に弧を描くように周り背後を取ってラウラに向かって機体に物を言わせた急加速で近づき振りかぶるがラウラも反応しプラズマ手刀で受け止めようとしたが一夏の口元がニヤリとしていたのが見えた。

 「お前なら反応すると思ったぜ!」と一夏は前に無人機にやった斬る瞬間に零落白夜を発動させるを行った。

 

 「しまっ!?」言い終える前に受け止めようとした左手を斬られた。

 斬り終えた一夏はすぐに零落白夜の発動をやめた。

 「やっぱ、春華の分析力は半端ねぇな」

 

 「なに?」格下だと思っていた相手に開始早々に左手を斬られて手刀も使用不能にされてイライラしていたが次ので更にイラついた。

 

 「お前の動きが春華が言ったことそのまんまだったからだよ」それを聞いてラウラは更にイラついた。

 

 (またあいつか!おのれ他人の助けがなければ何もできない無能風情が!)

 「まだまだいくぜ!」と一夏は突っ込んで来る。

 

 「調子に…のるなーー!!!」ワイヤーと残った右手のプラズマ手刀で迎え撃った。

 

 そして箒とシャルルもいろんな意味でヒートアップしていたり?

 

 

 

 一夏が言った通りに突っ込んで来たので特に慌てることもなく迎撃したシャルルであったがある意味予想外の展開になった。

 

 それは「甘いわぁーーー!!!」と叫びながら次々と弾をさばいて来た。

 

 「えぇぇぇーーー!?」あまりにもの出来事にシャルルは声を出さずにはいられなかった。

 その間にもどんどん距離つとめてくる。

 

 「だったら」と今度はショットガンに持ち変えた。

 普通がダメなら面で撃てば良いとだが箒は刀をもう一本出し当たり前のようにさばいた。

 

 「嘘ぉ!?」もう予想外過ぎて驚きの連続

 

 「まずは一本!」と箒は上段に構えシャルルも特殊技能[ラピットスイッチ]による高速切換で近接ナイフに持ち変えて受け止めた。

 

 「やはりこの程度では通らんか」と箒は言うがシャルルは内心でこれでこの程度!?

 

 「僕もびっくりだよ。弾をさばいちゃうなんてしかも散弾まで」と素直に称賛を送った。

 それと同時に二人は一旦、距離を置いた。

 「そう言えば、デュノアに聞かなければならないことがあったな」

 

 「え?何かな、というよりなんか…怖いよ……目が」シャルルにとって心当たりが無いので?になったが箒の目を見る限り知らないうちに何かしたのかと考えたが予想の斜め上を行く答えがきた。

 

 「ここ最近いったい夜、春華に何をした?」内心ドキッっとした。

 最近と言えば抱いて揉みくちゃにしているからだ。

 その為、簡単な言い訳しか言えなかった。

 「何もしてないけど、どうしたの?」とにかく平静を装ったがそれは逆効果だった。

 

 「嘘をつけ!ここ最近、朝見る春華の顔からして何もなかったなどあり得るか!」とあっさりと否定した。

 (えぇぇぇーーー!?春華ちゃんいったいどういう顔してたの!?)内心、驚きなんとも言えない顔になった。

 

 「沈黙は肯定とみなすが…まさか…まさか…教育上宜しくないことをしたわけではないだろうなぁーーー!!!」

 

 「さすがにそんなことしてないよ!」と反論してももう収まんない箒の背景には燃えるような炎が見えるのだから

 

 「他の皆に代わって私が成敗してくれるわ!」

 

 「だから僕はそんな…」いやしてるんだがこのままでは殺され兼ねないので反論するが

 

 「受けてみよ。この六年の月日を賭けて会得した技…」と上段の構えをした。

 錯覚だと思うが背景の炎も心なしか剣に集まってるような?

 

 「烈風斬!!!」と刀を振るった瞬間、なんと斬撃飛んできた!?

 シャルルは念のために追加で入れといた普通の物理シールドを即座に出し受け止めようとしたがこれも予想の斜め上をいくことが起きた。

 当たったら盾は紙のように斬れてシャルルもそれに吹き飛ばされた。

 「ぐぅぅぅぅ」なんとか体制を保ち踏ん張ることができたが「え!?なにこの減りかた!?」自分のシールドエネルギーがごっそり四分の一持ってかれていた。

 つまりあと三回ほどまともに受けたらやられると

 

 「まだまだぁぁ!!!」と箒は連続で烈風斬を放ちシャルルは大慌てで回避した。

 

 「ちょっと待って!僕は本当に何も…」

 

 「問答無用!!!」聞く耳持たんと繰り出すがシャルルも冷静に避け始めた。

 やられっぱなしもあれなのでアサルトライフルで反撃しようと照準を合わせた時、箒は小さく呟いた。

 「秘剣…燕返し!」その瞬間、箒は消えシャルルは驚き接近アラートが鳴る前になぜかはわからないただ無意識に体が回避していた。

 そしたらライフルは斬られていた。

 危なかった。

 あとコンマ一秒でも遅れれば自分は斬られていたんだと

 

 「ちっ」箒は小さく舌打ちした。

 恐らく今ので仕留めようとしていたのでは?

 「ねぇ本当に僕は何もしてないから話だけでも」このままでは本当に殺され兼ねないため必死に弁護するが

 

 「骨の髄まで味会わせてやるわぁ!」と怒涛の攻撃が始まり

 

 「待って……話だけでも……聞いてよーーーーーーー!!!」叫びながら必死に逃げるシャルルであった。

 

 

 

 





 さて次回は試合を進めながら色々出したいと思います。
 さて簡易型パワードスーツとか敵とか色々どうしよう……
 感想など待ってます!


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裏で色んな組織が動き出したのです

 
 どうもなぜかこちらの作品だけ進む変な感じ?
 メイドさん達と黒の騎士団前半の話どうぞどうぞ


 

 

 

 

 さて試合開始早々一夏と箒がそれぞれ周りが格上だと思っていた相手に善戦しているのを見てアリーナは盛り上がっていた。

 

 それをモニターで見ていた千冬と山田はそれぞれが感想を述べていた。

 

 

 

 「ふむ、やはり春華が一枚絡んでいたか」

 

 「すごいですね春華ちゃん、ボーデヴィッヒさんの動きを予測できてたなんて」

 

 「春華は自分の身体能力が劣ってるのを自覚してるからな、だから考える。それに織斑にはああいうやり方のがあっているだろうしな……それにしても篠ノ乃…まさかこの六年の間に二つも技を習得していたとはな」篠ノ乃家の技を習得するのがどれ程大変か身をもって知っている千冬は感心と称賛を送った。

 

 「織斑先生は知ってるのですか?」

 

 「私も篠ノ乃家の剣術道場の門下生だったからな」と短く簡単に答えた。

 

 「なんだか二人とも一方的になってきましたね」とモニターを見るとラウラとシャルルは反撃できずに一方的に攻撃されている。

 

 「二人ともあれが発症してるからな今のあいつらじゃ勝ち目はないだろうな」そう春華中毒者の二人であるあいつらに非春華中毒者のあいつらはな

 

 「これは織斑君対篠ノ乃さんの決闘にでもなりそうですね」

 

 「そうだな」と再びモニターに目線を戻した。

 

 

 

 一方、IS学園、正確にはその人工島に上陸しようとしてるやからはと言うと………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その上陸しようとしてる者達が来る前のことルルーシュの指示で動き始めた部隊があった。

 それは今回ルルーシュが乗ってきた飛行機の貨物室の中でのことそこには今までとは違う人型のISが後に知る[無頼]が待機していた。

 3機ほど違うけど……

 

 [飛行場区画]

 

 

 「カレン、ルルーシュから指示が来た。俺たちはこれから上陸してくる奴らを叩く」

 

 「分かった。敵の装備は?」

 

 「特殊装備の歩兵と…これは!?」

 

 「どうしたの扇さん?」当然気になるので聞くが扇は前もって落ち着いて聞いてくれと言い答えた。

 

 「Iコアを使った無人機だ」それを聞き全員が驚いた。

 

 「おいおいマジかよ!」

 

 「まさかあの無人コアの起動に成功したのかよ!」IコアそれはISのように意思の無い本当の意味での動力源、その分、生産性は高く大量生産が可能なコアだった。

 ただし生産工場は主が宇宙に作った為、恐らく自分等が眠ってる間に完成品を持ち運ばれてしまったのだろう

 「それで扇さん、機種は?」

 

 「マークシリーズのノーマルタイプに見えるがかなり手を加えているな」と全員に見せるがカレンは問題ないと判断した。

 

 「これなら問題ないよ。それに元々マークシリーズは作業用その上、心もない人形なんだから」その言葉に全員の不安はなくなった。

 

 「そうだな…俺たちは心がある何者にも負けない意思がある!…いくぞ!」と貨物室のハッチを開き出撃した。

 

 「なあ、俺たち堂々と出たけどよ。バレねえのか?」

 

 「玉城、話聞いてないのか?今回、俺達が居る区画はその他諸々、織斑の支援機しか警備してないんだよ。ルルーシュがキャプテンって呼ばれてる支援機と交渉したから気にする必要はないぞって言うよりお前、真っ先にやられるなよ」

 

 「やられねって!」と反論するが

 

 「確かに玉城はすぐやられるからな」

 

 「だなだな」

 

 「おめえーらなぁ……」皆そう思ってたらしくガックリ肩を落としながら移動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、他の馬鹿も侵入していたり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [港搬入通路]

 

 

 

 その通路にいるのは支援機しかいないが愚かにも侵入してきた哀れな者達がいた。

 

 

 

 「へへっ親分、案外IS学園も警備はザルですな」

 

 「所詮は学園だってことだろう」

 

 「それにしても上手い話じゃない…支援機を一機につき1000万以上だなんてしかも何でもいいとか」

 

 「だな。これが成功すれば泥臭い傭兵稼業とおさらばさ」

 そうあまりにも損害が多いのでついには傭兵に頼む始末だがこの者達は知らないだろう自分等が捨て駒にされてることなど……愚か者達が大分歩いた先に何か人影が見えた。

 

 「親分、人影に見えますが例の支援機ですかねぇ?」

 

 「だろうな情報屋からの話は外縁部は支援機しかいねぇからな」

 

 「捕まえたら楽しみましょうよ。上玉だって話ですよ」と話しはそこまで

 「ミジンコ風情が……ライトニング」電撃が傭兵の一人を襲う声すらあげることなく黒焦げになり灰と化した。

 

 「いったい何がっ!?」パンッ声をあげた傭兵は頭を撃たれ

 

 「何が起こっ……て」足元を見るとキチキチ…キチキチと巨大生物とも言えるムカデがいた。

 そしてそのムカデは自分の方に向くと襲いかかって来た!

 「くっ来るな!化けもあぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」傭兵は無惨に食べられる。

 

 「なっ何よこれ…こんなの聞いて」トプンッ傭兵は恐れの余り後ろに下がると何か液体のようなのに体が吸い込まれるような感じがした。

 後ろを見ると盾ロールがかかった金髪のメイドがいた。

 「ふふっ」笑いそして不気味な笑顔そしたら傭兵の体はどんどん彼女に取り込まれた。

 「イヤァァァァァァァ…放して…お願い……助けて!」とその間にもどんどん彼女の体に呑み込まれていった。

 足掻いてもがいて絶望の顔をする。

 それを満足そうに見ている金髪は決して人ではできない笑顔をした。

 「くそっこんな話聞いてねぇぞ!」と傭兵は逃げようとした、だが認識するよりも早く何かに殴られ顔は血だらけになった。

 「あー顔がぁ、目がぁぁぁぁ!!!!」傭兵はのたうち回る。

 

 「あ……ああ」と怯える傭兵、逃げようとしたがその瞬間傭兵は宙に舞い全身が炎に包まれた。

 

 「あぁぁぁぁ!!熱い!熱い!熱い!熱い!熱い!熱い!熱い!熱い!熱い!ぐわっ!!ぐわぁぁぁぁぁ!!!!」必死に火を消す傭兵だけど消えないそれをなんとも冷酷で残忍で悪魔のような笑みを浮かべ見る赤髪のメイドは爪を立て皮を肉を引き裂き始めた。

 

 

 さてこのあとどうなったかはご想像におまかせしよう、いやそうさせてください!マジで!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 そして飛行場区画の海岸側では今、上陸してきた部隊の方では積み荷に偽装していた特殊部隊が展開していたがこれはNo.2の送り込んだ部隊ではなかった。

 全員で50人の一個小隊規模の部隊だ。

 

 

 

 

 

 

 「隊長、周囲に敵兵無し」

 

 「こちらもです」と周囲の安全を一応確認してから隊長は疑問に思った。

 

 「妙だな…」

 

 「どうしたのですか?隊長」

 

 「例の支援機等はここ最近、敵を上陸させる前に迎撃をしている。なのに上陸まで向こうの反応がないのはおかしいそれに今回の仕事は我らの上司に当たるNo.4の直轄の幹部からのだ。どうもキナ臭い」その内容はNo.2の部隊よりも先に支援機の捕獲が目的とされてる。

 権力争いに巻き込まれてるのは明らかだ。

 ついでにIコア搭載型の無人機の実践データを録ることも

 

 「心配し過ぎなのでは?こちらにもIコアの無人機もいますし最悪撤退は可能かと」と今回、配備されたマークシリーズが9機に歩兵の対無人機用のハイパワーライフルが支給されてるが隊長は信用していなかった。

 

 「ふんっ、こんな人形が役に立つか分からん現にオーストラリアのトリントン基地は今、大惨事にあってるらしいしな。人形も役に立ってるか分かったもんじゃない」そうオーストラリアのトリントン基地には例の施設から回収することができた強襲揚陸艦と合わせて配備されているが殆どの人間は信用してないらしい

 

 「隊長、展開完了…指示を」

 

 「報告にあった支援機共の防衛基地を探す、隣の区画にある候補地に移動を開始する」とそこに人形のセンサーに反応があった。

 

 「隊長、こちらに向かってくる機体がいます。ん?こいつに登録されてる機体?…KMFナイトメアフレーム無頼?」

 それを聞いて隊長の顔色は一気に変わった。

 

 「くそっ最悪だ!総員、戦闘準備!織斑の支援機ではないぞ。例の施設のIS共だ!」それに全員は慌てる。

 

 「なんでそいつらがここに!?」

 

 「辺境の所ならまだしもこんな所になんで!?」

 

 「上層部め…何が奴らは表立った行動はしないだ!」

 

 「隊長、自分等の隊が突っ込みます!」と勇気か無謀どちらを取るかはその人次第だがこの時は周りは勇気と受け取った。

 

 「すまない…任せたぞ!残りは側面から支援しつつ目標地点に移動する」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [黒の騎士団からの視点]

 

 

 

 

 

 「向こうも気づいたようだな」

 

 「腐っても主が制作した元作業用マークシリーズだしな。それにしてもあの動き人形以外なんでもないな」

 

 「楽勝じゃねぇか」

 

 「そう言ってやられるなよ。玉城」

 

 「やられねって!」どうやら人形相手にやられるであろうと思っているみんなであった。

 

 「扇さんどうする?」

 

 「カレンの隊は正面の部隊を残りは側面の部隊を叩く」

 

 「わかった。瑞希、若菜、行くよ!」

 

 「「了解!」」

 

 

 

 

 

 

 

 




 マークシリーズの敵さん改造機の手描きです。
 
【挿絵表示】



 次回は黒の騎士団後半に仮面ライダー等で裏を終わらそうと思います。
 本編が進まないしすいません。
 感想など待ってます。


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それが新たな防衛部隊……仮面ライダーだ!


 どうも寒い日々が続く休んで温もりたいエグゼイド……バガモンの所、泣けた。
 それではトーナメントの裏もこれでどうぞ


 敵の特殊部隊に3つの紅蓮が走る。

 その内の一騎の右腕は変わった腕をしていた。

 「瑞希、若菜、紅蓮壱式はどう?」

 

 「はい!最高です!」

 

 「これが紅蓮…すごく良いです!…でもカレンさんは大丈夫ですか?代用品の甲壱式型腕装備ですし」

 

 「問題ないよ。あたしが突っ込むから援護お願い」

 

 「敵、三機、歩兵17」

 

 「攻撃、来ます!」ちょうど会話が終わった頃、敵からの攻撃がきた。

 

 「遅い!」カレンは難なくかわしてマークシリーズに近づき右腕で相手を掴み

 

 「喰らいな!」輻射波動機構のプロトタイプ甲壱式型腕装備から膨大な熱量が送られ開始早々に敵は一機失った。

 

 残りの二機も瑞希と若菜が仕留めた。

 「くそっ撤退だ!各自散開して合流ポイントに」と敵歩兵分隊は撤退を始めた。

 

 「逃がさないです!」と若菜が追撃しようとしたがカレンは止めた。

 「どうしてですか?」

 

 「逃げた先は織斑の支援機がいるから追撃は無用だよ」

 

 「ああ、そう言う事ですか」と納得してると扇達も合流してきたがやはりと言うか

 

 「玉城さん、大丈夫?」と瑞希が言った。

 玉城の左腕が破損していた。

 

 「大丈夫だよ」

 

 「玉城のやつ張り切りすぎて転んでよ」

 

 「ばかっ言うなよ!」と玉城が騒いでいるがほっといて

 

 「カレン達も無事だな。よーし皆、回収ポイントまで移動して撤退だ」と撤退するときも玉城はからかわれていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその逃げた部隊はと言うと囮をしていた分隊も無事、合流し目的のポイントに着いた。

 

 「学園の地下にこんな施設があるとは…」一人の隊員が呟いた言葉は皆も思っているが

 

 「あっても不思議ではないだろうな。この人工島の計画の時から黒い噂がたえなかったからな」表向きは真っ当であるが裏では各国の思想が絡みまくりだったのを知ってるのはこんな裏の仕事をやらされる人間だから知っているのだろう。

 

 「隊長、こちらに偽装された通路が」

 

 「よし、案内しろ」と部下に続き偽装された通路に出ると言葉が出なかった。

 

 「何だここは?」今いるのは人工島の地下の最深部あたりなのだが明らかに地図に無い空間と言うよりもう自分達がいるのは地下ではなく海の方に出ている。

 ざっと見ると直線で数キロはあると言うことは

 

 「奴らの防衛基地は人工島から離れた海の中と言うことか!」となるといったいどれ程の規模か

 

 「隊長、どうしますか?」隊長は迷った。

 正直、自分たちの装備で目標など達成できるとは思えないだがマークシリーズを全機失いこのまま帰れる筈がない全員後がないのだ。

 

 「危険だがこのまま進むぞ」

 

 「隊長、こちらに移動用と思われる電車が」

 

 「動くのか?」 

 

 「はい、手動で動きます」

 

 「よし行くぞ」と乗り込もうとしたら後ろから足音が聞こえた。

 支援機かと思い振り向くとそこにいたのは

 

 「貴様は確かユグドラシルの人間!それにZECTに鴻上ファウンデーション、スマートブレインの者まで!なぜここに!?」

 全員、今日の来客のリストにあった者ばかりであった。

 呉島貴虎、伊達明、木場勇治、加賀美新と今回社長等の護衛の隊長格である。

 

 「お前達がHARUKAベースを探してるのは知っているからだ」

 

 「そーゆ事、さてお仕事の時間だ」

 

 「春華はやらせない」と四人はそれぞれベルトを装着したがこれを見て分かることは一つ

 

 「人にベルト……まさか貴様らは支援機!?」

 

 「そうだ。お前達のような奴が外でも狙ってるのは知っている。だがIS戦だけを想定した支援機では対応できない…貴様らのような悪意から春華を守る為に生まれた新たな防衛部隊それが…仮面ライダーだ。変身!」

 

 『メロン!』錠前のような物のスイッチを入れると頭上からメロンが現れた。

 そして錠前のような物をベルトにはめて小刀を倒すと

 『メロンアームズ!天・下・御・免!』メロンが頭を覆い鎧として展開された。

 

 「こい!ガタックゼクター!」そう叫ぶと何処からか現れ兵隊の銃を落としながら加賀美新の手に止まる。

 「変身!」とベルトにはめると電子音が流れ虫をモチーフにしたアーマーに包まれる。

 

 チャリンッとコイントスをしてキャッチし「変身」コインを装填してハンドルを回すとカポンッと鳴りアーマーが装着された。

 

 

 木場勇治は携帯型ツールに913と入力しベルトへと挿した。

 電子音と共に黄色の光に包まれて装着が完了した。

 

 

 「こいつらが支援機ならまさか…企業その物が!?」

 

 「だとしたらどうする?一応降伏勧告はしておくが?」

 

 「舐めるなぁー!」何人かがハイパワーライフルで撃つが斬月がメロンディフェンダーでエネルギーシールドを発生させ難なく防いだ。

 「くそっ!」

 

 「下がれ!グレネード!」とハイパワーライフルのオプション、グレネードをガタックに撃つが煙が晴れると無傷で立っており両肩のガタックバルカンで銃弾の雨に晒さした。

 

 更にバースもバースバスターで撃ちカイザはミッションメモリーを腰にあるカイザブレイガンに挿し込みソードモードで相手の武器のみを破壊し素手で無力化した。

 結局あってものの数分で一個小隊は捕縛されることになった。

 「あとは黒影トルーパー隊とライオトルーパー隊に改修させる」敵を通路の端に並べて後衛の部隊に通信を入れようとした時、奥から青年ともとれる誰かが来た。

 

 「楽しそうだな。俺も混ぜろよ」とガシャコンバグヴァイザーのAボタンを押して『インフェクション!』

 

 「…培養」と掛け声と同時に腕に装着し『レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?ザ バグスター!』 ノイズが走ったと思えば緑を基調にした竜人と例えるのが正しいのだろうか?

 いかにも特撮ヒーロー物の怪人になった。

 そしてその周りにもやられ役みたいな特撮物の戦闘員が現れた。

 「戦国が言っていたバグスターか……ん?」更に奥から黒いカブトムシがモチーフと思われるガタックと同系統の物と判断出来るが

 

 「カブト!…いや違う何者だ!」

 

 「……」黒いカブトは無言でいた。

 

 「貴様、どうやってその技術を手に入れた?」自分達の技術は春華のワンオフ・アビリティーで生まれた物である。

 それにデータはプチッガイとキャプテンが管理している。

 直接、データを取らなければ不可能だが答えはでないのでバースは

 

 「聞いても無駄でしょ?こう言うのは捕まえてからだ!」とバースとカイザは撃った。

 

 バグスターの隊長らしき物と黒いカブトはそれぞれの得物で弾きそれぞれが襲いかかってくる前にガタックはゼクターホーンを倒し

 

 「キャストオフ!」電子音と共にマスクドアーマーを飛散後、頭部左右に倒れていたガタックホーンが起立し側頭部の定位置に収まり、「Change Stag Beetle」と発声と共に変身が完了した。

 「clockup!」とベルトの横を押して目にも止まらない速さで動いたが黒いカブトも同じくclockupし超高速戦闘に突入した。

 

 そして残った三人は斬月がバグスターの隊長とカイザとバースが戦闘員の相手をしていた。

 その中でも斬月とバグスター、ガタックと黒いカブトは激しい戦闘となっていた。

 

 キィン「やるな、アーマードライダー」

 

 「そっちのカブトと言い色々聞くことが山積みになったな!」と無双セイバーのゼロ距離射撃をしたがかわされ両者距離を取った。

 

 

 『clockdown』ガタックと黒いカブトの効果も切れこちらも距離を取った。

 

 「ふん、これで終わらせてやる」とバグスターの隊長は武器にエネルギーを溜めて十字の剣戟を放つが斬月もカッティングブレードを一回切り

 

 『メロン・スカッシュ!』発動しメロンディフェンダーを投げて斬撃の方向を変えて無双セイバーで斬るとき緑の光弾に邪魔された。

 距離を取り光弾の元を見ると銀色のライダーとも言える者がいたが自陣の方で似ているのが居るとかではなかった。

 

 「時間切れだ……グラファイト」

 

 「ちっ」グラファイトと呼ばれた者は舌打ちをした。

 

 「次は倒す…」と退却しようとしたので追いかけようとしたが攻撃され煙が上がり逃げられてしまった。

 

 「奴等はいったい……」

 

 「斬月、こいつは報告した方がいいな」

 

 「ああ、幻夢コーポレーション……調べる必要があるな…」とそこでライオトルーパーと黒影トルーパーの隊が到着した。

 「さて、俺は観戦へと行こうかな?」

 

 「こいつらを調べた後だ。あと黒の騎士団の戦闘跡もあるんだぞ」

 

 「了解」と侵入者を連れて後始末に入ったのであった。

 

 その頃、一つだけ支援機にも謎のIS達にも気づかれてない部隊があったりしたのだが……

 

 

 





 次回は本編に行かせたいと思います。
 いい加減臨海学校の話しにいかないとずるずるになっちゃいそう
 シャルル…どうしよかな?
 感想待ってます。
 


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箒VSシャルルの決着は?

 どうも今回はタイトル通り箒とシャルルの決着と少し雑談をそれではどうぞ


 さて裏で黒の騎士団やらメイドや仮面ライダーが色々やっていたがそれを知っている者はいないそして気づいていない一つの部隊に……まあそれは置いといて(いや良くないけど…)生徒会の仕事で待機してる春華の方はと言うと……

 

 

 

 

 

 今回、春華の主な仕事は来客の案内と支援機達と一緒に警備する事、だから今はアリーナの司会室として使われる場所にて楯無と虚と一緒に警備状況の確認をしながら色々と話していた。

 

 

 「箒お姉ちゃん、烈風斬と燕返し使えるようになったんだ」とそれを習得するのにとてつもない苦労をしていた千冬を見ていた春華は素直に称賛を送るが二人はそうではなかった。

 

 「いやー箒ちゃん、斬撃飛ばせるなんてびっくりびっくりー」と笑いながら言ってるが内心、それを体験している楯無はデュノアに同情した。

 「それにしても、お二人共ISに乗り始めてまだ日が浅いと言うのに……」と代表候補生と経験の差があると言うのにその差をものともしない戦いをしている。

 

 「油断してるとそのうち国家代表級でも足元すくわれるのですよ」

 

 「へぇーそっかそっか、それはお姉さん楽しみ」

 

 「楽しみなのはいいですがいい加減放してほしいのですよ」と会話は普通だが今、春華は楯無に抱かれてる状態なのだ。

 

 「お姉さんのお胸を堪能できるの春華ちゃんぐらいなんだから恥ずかしがらなくても良いと思うけど?」と恥ずかしそうにしてる春華を見て何かの独占欲と言うべきなのか?予想通りの反応に満足していたが

 

 「今でもそうだけどうち、女の子だと勘違いされてグヘヘと笑いながら変態に痴漢とか色々されたので」

 

 「……ごめんなさい」あまりにも男では経験しないことをしていることが分かった楯無は謝るがそれとこれとは別で

 

 「では放すのです」

 

 「ふふふ、だからと言って放すと思う?」と更にきつめに抱き締められてこのままでは息ができなくなるので別の手段を

 

 「フェネクス~」と一緒にいるフェネクスに言えば解決何故ならば

 

 『……分かった』と腕部のビームサーベルを展開した。

 

 「ちょっと待って待って!!それ絶対防御でも防げないからね!」と楯無は名残惜しが春華を解放する事にした。

 このフェネクス、支援機の中でも回りがドン引きするほどの忠誠心を見せている。

 きっかけはフェネクスが思っていたこと、我々は機械なのだから道具当然に扱うものではないのか?と聞いたら春華は泣きながら怒りパンチをして言ったこと[心があるのにそんな事言わないで!心があれば人もISも関係ない!心があれば生きてるんだから!]とその言葉で今までどこか機械染みた所はなくなり日々、勉強しながら最近は食堂のおばちゃんに料理を教わりに行ってる。

 最近では春華を主と呼ぶので別の意味で春華も困っていたりする。

 「ではではうちもそろそろ待機してくるのです」

 

 「そろそろ決着がつくと?」

 

 「そう言う事、プチッガイ、フェネクス行こ」と二人は頷き共に行った。

 

 「む~、もう少し堪能したかったわね」

 

 「お嬢様もそれくらい気軽に妹にやればいいではありませんか?」その言葉は楯無を貫いた。

 

 「だって、今さら仲直りができるとは……」

 

 「それでしたらいっそ春華ちゃんに聞いては?聞いた話では昔、織斑家も喧嘩していた時期があったとか?」

 

 「へ?そうなの?詳しくは?」そこから虚と話し込んでいた。

 試合そっちのけでね。

 

 

 

 さて移動中の春華は何となく直感で感じとった事があった。

 「フェネクス、アリーナのしたに搬入用の通路があったよね?」

 

 『…ある…そうか……侵入者か』とセンサーで分かったフェネクスにプチッガイもよく分かったねと言わんばかりの表情をしていたので

 

 「直感だけどね。とりあえずロトとプチネウスにプチロイドで偵察に…」と指示を出そうとしたらコアネットワークで通信が入った。

 ウサギマークなので束なのはすぐに分かった。

 

 「束お姉ちゃん、どうしたの?」

 

 『ハロハロ、はーちゃん今、そっちが確認してる侵入者いるでしょ』

 

 「そうだけど、どうしたのですか?うち達で足りるよ?」

 

 『その侵入者、今、私の助手が行ってるからはーちゃんは試合の準備をしてると良いのだよ~、あっ、

後処理も大丈夫だからね 』とセンサーをよく見ると複数の反応が出た。

 識別信号で束お姉ちゃんの方だとすぐに分かった。

 

 「うん、分かった。それでは次は臨海学校で」

 

 『……よく分かったね……それ』

 

 「箒お姉ちゃんの誕生日に重なるからね。じゃあね」と通信を切り控え室に向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方、試合の方では……

 

 

 

 

 「えぇぇい、いい加減大人しく成敗されろ!」

 

 「絶対成敗じゃないよねこれ!死ぬよ!それ!」と必死に逃げているシャルル、箒はISが作り出すようなエネルギーの刃を飛ばしてるのではなくカマイタチのようなもの更に言えば自力で作ってることなのでエネルギーには当然余裕がある。

 シャルルはもろに喰らった分エネルギーはけっこう少ないが実弾重視のISであったのが唯一の救いだろう。 

 セシリアのブルーティアーズとかなら即アウトだろうな。

 

 (ヤバいよこれ…閲覧できる映像では観てたけど実際にやると手強い!)一応、転校前に一夏、春華、セシリア、鈴とその戦闘記録は観てたけどここまでとは思ってなかった。

 まあ春華の試合映像ばかり観ていたけど……

 そんな逃げ回っているシャルルの目にふと止まった。

 なぜかこの時、世界がスローモーションのように遅くなったような気がする。

 見えたのは自分の親、何かを叫んでいる。

 前にテレビで見た運動会の子を応援する親みたいに見える。

 なぜ?いったい誰に言ってるの?そう思っているとISが親が言ってる事を文章で勝手に表示しだした。

 

 がんばれシャルル 怪我だけはしないで等々

 

 (何で今さら?)今までの事を思えば当然だと思うけどそれに続きメッセージが入っていた。

 おそらく文章が表示されたら閲覧できるように細工でもしてたのだろう。

 よく見るとマークが春華のマークだ。

 読み上げるとハイパーセンサーのおかげで一瞬で読めたが…

 (え!?)声には出さずでも信じられずもう一度読み直した。

 [シャルルお姉ちゃんへどうやら会社を吸収するために女性権利団体が娘を狙ってると知って利用価値は無いぞと見せていたらしいけど、もうその女性権利団体も黙ったからたぶん後で謝罪に行くと思うよ。仲直りできると良いね]と書かれていた。

 (え?じゃああの人達が言ってることはホントに……)そう思うと涙が出そうになったがグッと抑え気持ちを切り替えた。

 (春華ちゃん、嘘つく筈がないもんね……だったら僕だって!)

 

 「隙あり!」と箒が斬りかかった。

 さっきまでの自分ならきっと反応できなかったかもけど今ならできる!

 こんなスッキリした心ならまだ僕はやれる!

 ナイフをラピットスイッチで出して受け流した。

 箒の体勢が整う前にショットガンとサブマシンガンで乱射した。

 「く!?」箒もすぐさま体勢を立て直し捌いたが捌ききれずついに箒にもダメージが入った。

 そこでいったん距離をとって箒は傷付いた所を見てそしてシャルルの顔を見て少し笑った。

 「ふっ……そうかデュノアも本当の意味でこちら側の仲間入りしたか……」

 

 「よく分かんないけど、さっきの僕とは違うよ!」と膝にあるミサイルを撃ちながら瞬間加速で接近、その間もサブマシンガンを撃ちながらシールドからある武器が現れた。

 第2世代型の中で最大の火力を誇る武器、シールドピアーズ、それを撃ち込むが箒も右側のアンロックユニットを犠牲にしながらも斬ろうとしたがその腕を掴まれて身動きを取れないようにした。

 そしてミサイル警報で箒はまさかと思った。

 「デュノアまさか!?」

 

 「そうだよ。今の僕じゃ勝てないからね。だからせめての…相討ちだよ!」と箒を巻き込んだ自爆行動で二人ともエネルギーが尽きた。

 

 

 

 





 さて試合もあと二話程度かな?さて次回は一夏とラウラの所とアキ改二さんのシャナ一夏バージョンVS女性のパワードスーツ部隊で行ってみようと思います。
 感想待ってます。
 


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 真・零落白夜


 さて今回は束の支援機VSパワードスーツ部隊と一夏VSラウラの話です。
 パワードスーツ悩んだけどアニメのPVで見たのにしました。
 結構、有名の筈?


 

 

 さて試合とは別に束の支援機達の方はというと束特製のステルス装備で忍んで待機していたシャナ一夏バージョン以降いっちゃんと呼ぶそれとプチロイドはそれぞれ装備の最終確認をした。

 今回はいっちゃんには白式を汎用型にした黒式(室内隠密戦装備)とプチロイドにはプチロイド用装備のアーンヴァルにこれは全長30cmのプチロイドが全長1m程の武装神姫シリーズの素体に乗り込む形である。

 これによりプチロイド単体の戦闘力が上がっている。

 近い内に春華の支援機にも提供しようと考えている。

 それが6体、各機、確認が終わりセーフティーを解除、それぞれが構える。

 

 『いっちゃん黒式の調子はどう?』

 

 「はい、問題ないです」と言うが何か気になっているが束は分かっている。

 いっちゃんは一夏の血液から得たデータにエーネウス等のデータで生み出した存在、根本的な考えは一夏と同じなので遺伝子上いっちゃんも春華の姉にあたる。

 

 『はーちゃんとは臨海学校で会えるからだいじょーブイ!』それを聞いて気にすることがなくなったいっちゃんは目の前の敵に意識を向けた。

 

 通路の先に敵反応をキャッチ、数15、スキャンした結果を確認した束の機嫌は一気に急降下理由は

 

 『(○○が作ったパワードスーツ……フレーム・アームズ……轟雷をあんな醜い姿に変えて!絶対に背後の奴ら消してやる!)』と普段のお気楽さは何処かへ飛んで行ってる。

 思わず目の前の敵を殲滅するように指示を出そうとしたが誰が侵入してきたのかは調べていたので事情は分かっている。

 そして春華ならどうするのかもわかる。

 『(私もちょっと変わったかな?前なら問答無用で消していたんだけどな~はーちゃんに免じて無傷の捕縛といきましょう!目の前のはね)』

 

 『いっちゃん、一機だけでいいから無傷で捕縛おねがーいちょーーーっと調べたいのがあるから』

 

 「分かりました」それにて通信は終わり拳銃を構えた。

 黒式は白式のような近接格闘戦ではなく汎用性を重視したISとなっている。

 細部にわたり違いがあるが一応白式の系列である。

 白式にはあったスラスターは小型化しておりスピードよりも燃費や小回りを優先に装備は雪片と取り回しやすい小型エネルギーシールド雪崩に実弾の拳銃、中距離用のレーザーライフルと暴徒鎮圧用のトリモチ弾、他にもあるが今回は使うであろう物はこれだけ。

 さて奥からキャタピラの音が聞こえたと思えば相手は背部の滑走砲を使った先制攻撃が来た。

 

 「みんな、後ろに!」アーンヴァル達を後ろに回らせてエネルギーシールド雪崩で防いだ。

 

 「みんな、射撃開始!」とアーンヴァル達はアサルトライフルでトリモチ弾を撃ち面制圧した。

 因みにトリモチ弾は春華が使っているのと同じである。

 「きゃ!」

 

 「何これ!?」

 

 「取れない!」と十五人のうち三人はあちらこちらに当たり色々な体勢になって動けなくなった。

 これで確実に三人のパワードスーツは無傷で捕縛したのであとは普通にやればいい「全機、各個撃破!」それと同時にアーンヴァル達はビームサーベルやハンドガンであっという間に捕縛した。

 軽傷はしていても死傷者0の満足できる結果だった。

 

 「束さん、全員捕縛しました」

 

 『お疲れ~、用心とは言っても黒式は大げさだったみたいだね。帰りの足ははーちゃんの支援機のマリンHARUKAベースがあるからそれで帰って来てね』

 

 「分かりました……あの……試合観に行っても良いですか?」と束はなんとなくだがおそらく自分の元となった一夏を観たいのだと思い

 

 『良いよ~警備システムいじっとくから自由に刮目すると良いのだよ~』とこれにて今日のちょっかいは終わったと思う?たぶん……

 

 さて試合の方はというと………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 箒に押されていたシャルルの自爆攻撃で相討ちになったのは一夏は意外だと思ったが何かが振り切れてやりきった表情をしていたので何も言うつもりはない答えてやれることは今、ラウラに勝つことだからだ。

 

 「自爆とはずいぶんと愚かな事を……」

 

 「そうか?できることをやりきっただけじゃねぇか」

 

 「その減らず口いい加減閉ざしてくれるわ!」とさっきから拮抗しているが僅かに押されているラウラは苛立ちしかない残ってるのはプラズマ手刀とワイヤーブレードが2、レールガンになった。

 AICは避けられた挙げ句、零落白夜に斬られて無効化など役に立たなかった。

 

 「喰らえ!」とレールガンを放つがこれは避けられ土煙が広がった。

 だが焦らない一夏のIS、白式に遠距離攻撃できる武装は無いだが一つ見逃していた。

 シャルルが相討ちする前にライフルを落としていたことをそして前もってアンロックしているのもだから使えることも

 

 (サンキュー、シャルルありがたく使わせてもらうぜ)一夏はシャルルが落としてくれたアサルトライフルを手に取り

 

 「いっちょ春華みたいにやってみるか」と土煙が晴れる前に撃ち込んだ。

 難なく止められるが構わず撃つそしてラウラを中心に円に動きながらも、射撃は止めず背後を取った瞬間、瞬間加速で奇襲をした。

 以前春華がセシリア戦の時にやった戦法だ

 

 「うぉぉぉぉ」雄叫びのあげながら突っ込むが

 

 「甘い!」とAICで一夏と捕らえるがガッと何かがあたる音がする。

 確認するとレールガンの銃口の中にアサルトライフルが突き刺されてる。

 「な!しまっ」撃たれてレールガンは爆散した。

 雪片ばかりに気が行きライフルに気がいってなくその結果左手の方には効果が薄かった為、ある意味、博打であるが一夏は賭けに勝った。

 AICの効果が無くなってからレールガンの破片など気にせず一気に畳み掛けた。

 ワイヤーが残っていたアンロックユニットを斬りそこからプラズマ手刀を斬り更には零落白夜でラウラのシールドエネルギーをほぼ全て削り取った。

 ラウラは距離を取るがもう勝負は決まったような物だった。

 全ての武装を全損したのだから

 「もう戦えないだろ?降参してくれラウラ」と今のでエネルギーを殆どを使ったがまだ余裕はあるが向こうは違うので一夏はこれ以上は無理と判断してラウラに言うがそれは逆効果であった。

 それを聞いたラウラの感情はもうそれこそ嵐のように荒れ狂っていた。

 (ふざけるな!私が敗北だと!?こんな…こんな惨めな敗北を!また…また…敗けるのか?あの無人機に!織斑春華にも織斑一夏にも!……力が……力さえあれば……こんな奴等に……敗けるなど!)その時、ラウラの頭の中にまたあの声が響いた。

 

 『力を欲しますか?』

 

 (なに?)

 

 『力を欲しますか?絶対的な力を圧倒的な力を何者にも屈しない力を……』冷静であればそれは悪魔の誘いだと分かっていたのだろうだがラウラにそんな余裕など無いだから願ってしまった。

 (よこせ!絶対的な力を……力を!)そして画面に表示された。

 『Valkyrie Trace System 起動』

 

 「うわぁぁぁぁぁ!?」

 

 「なんだ!?」ラウラのISから突如スパークが発生したと思えばISが粘土のように変形しラウラを取り込み形を変えていった。

 それと同時にアリーナの非常用の隔壁なども降ろされたの見て異常事態だと理解させられた。

 そしてラウラを取り込んだIS…いやもはやISであった何かは形を整えた。

 その姿はISを知るものなら誰もが知ってる姿である。

 

 (あれは千冬姉!?に暮桜!?)

 そして、ISであった人形は一夏に向かって予備動作も無しで瞬間加速にも勝る速度で突っ込んで来た。

 

 「なっ!?」いきなりの事で反応できず斬られそうになった時柔らかい何かに突き飛ばされた。

 だがそれもすぐに分かる。

 「春華!」春華が一夏を突き飛ばし斬られこそしなかったが人形は人間の反射速度を越える速さで蹴りを入れ地面に叩きつけた。

 そして腹を踏みつけ今にも春華に止めを刺さんと刀を振り上げる。

 

 「春華!」と一夏も動こうとしたがこんなときに限ってエネルギーが底を尽きかけており動けなかった。

 

 (また、俺は何も出来ないのか……目の前の弟すら守れないのか……頼む白式…もし春華のISみたいに意志があるなら……心があるなら力を…今皆を守るだけの力を貸してくれ!)と正に一夏の願いが届いたのか装甲が光始めた。

 「!?」一夏も周りもそして人形も驚き白式を見る。

 そして画面に表示されたのは

 

 『真・零落白夜』とエネルギーを見ると動く為の必要な分だけ回復し零落白夜を発動してるのにエネルギーが全く消費されない!

 

 「ありがとうな……相棒」と立ち上がり瞬間加速で人形に向かって

 

 「その足を退けろー!」と見事に胸ぐらに拳が決まり人形は吹き飛ばされた。

 

 「お兄ちゃん?」声をかけられた一夏は春華の頭を優しく撫でて

 

 「ありがとうな春華、あとは俺に任せろ」と人形に向きなおし

 「こいよ、偽物……俺が相手だ!」

 

 

 





 さて今回登場したのはオリジナルISの黒式に武装神姫のアーンヴァルにフレームアームズガールの轟雷をパワードスーツ変わりに一夏の白式、一時的強化という訳で次回ぐらいでトーナメントも閉めたいと思います。
 それでは次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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騒動の終わりなの


 うす!おそらくいつもよりは早くできたと思えるコーちゃんです。
 さて試合もとい騒動も終わりにさせていただきましょう。

 それではどうぞ(オリジナル要素結構入ってるかも?)



 

 

 さてトーナメントで異常事態が発生してる時、No.2は定時報告を聞いて概ね予想通りだったことに満足していた。

 

 「社長、例のシステムの作動を確認されました。それとISに仕込んだ物も」

 

 「ふむ、あのIS共が出てきたのには驚いたがVTを更に偽装したインフィニット・シフト・システムが作動したのなら後始末のみだな」

 

 「ええ、VTのプロトタイプ、インフィニット・シフト・システムは強力ですがあれは制御の及ばない物…更に一度、発動すればあとは対象を攻撃しつつ周りの物を取り込みまるで生物のように無限に増殖する手のつけられない代物ですが……よろしかったので?」と秘書と一緒にいた科学者は少し納得してない様子だった。

 

 「何がだ?」

 

 「確かに始末するのはできますでしょうが最悪今後利用価値のある人材まで失い兼ねないのでは?それに学園には協力者とスパイがおります」

 

 「スパイの方は専用機持ちだ。問題はあるまい、協力者はこの際これで消えてくれるならよし生きてるなら飼い殺しにするまでだ。それよりも撤収の作業は終わってるのか?」

 

 「そちらはあと一時間程で完了します」

 

 「終了後、念のために確認しろ」

 

 「かしこまりました。では」と秘書と学者は下がりNo.2も残りの片付けに取り掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてアリーナは……

 

 

 

 「いくぜ!」と一夏は突っ込み人形も同じように突っ込み激しい剣と剣の攻防が始まった。

 人形は見た目だけではなく動きも似ていたが似てるだけだが零落白夜を使ってるにも関わらず決定打になっていなかった。

 

 (くそっ姿どころか動きが似ているだけでも頭にくるけど零落白夜で斬れないってどうなってるんだ?)まだ刀同士しかぶつかってないんだがそれでも量産機の打鉄の刀を斬ったりはできたのに人形のにはできない。

 

 (完全にとはいかなくても零落白夜に対抗するぐらいの機能は再現でもしてるってことか)と勝手な解釈だがそれで一応納得した。

 

 それを見ていた三人はそれぞれ考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「加勢に行きたいが……」

 

 「僕たちのエネルギーはもうゼロだもんね」と箒とシャルルは相討ちの為、エネルギーは残っていなかった。

 

 「お兄ちゃん……」春華も加勢に行きたいが自分が足手まといになるのは分かりきってる事なので迷っていた。

 自分ができることそれを考えていたら忘れていた事があった。

 「エネルギーならどうにかなるかも…」

 

 「えっ!?」

 

 「ほっほんとか!」

 

 「うん、ベアッガイⅢ、メディカルストライカー」と装備を換装して背中から楕円形の物を出した。

 「これエネルギーパックだから接続すれば」と二人のISに接続して満タンまでとはいかなくても戦闘をするには充分だった。

 

 「よし!行ける」

 

 「僕も行けるよ!……でも装甲はしょうがないか」あくまで回復したのはエネルギーだけ装甲は先程の試合で所々やられてる。

 二人とも一夏に加勢に行こうとしたら春華が呼び止めて

 「二人ともこれ使って」と二人にマーキュリーレヴを渡した。

 

 「ありがとう春華ちゃん」

 

 「ありがたく使わせてもらう」と二人は加勢に行った。

 

 

 

 一夏と人形の攻防は拮抗してるように見えるが人形はおそらく操縦者の事を考えてないから保っていられるのだろうと思いそして一夏は徐々に押され始めついには刀を弾かれ無防備の体勢になってしまった。

 

 「やべ!」と斬られそうになったが横から弾の雨と斬撃がきて人形はすぐさま攻撃を止め回避した。

 

 「箒!シャルル!」

 

 「お待たせ、一夏」

 

 「加勢に来たぞ!」と二人の援護で助かったが攻撃を受けた人形は手から何かが分離したと思えばもう2体の人形が出来上がった。

 

 「なっ!?マジかよ!」

 

 「長期戦はまずいよ!」

 

 「短期決戦だ!」と三人はそれぞれを相手にしたが箒とシャルルが相手にしてる分離体と交えてすぐに思った。

 

 「この分離体、一夏のより弱いぞ!」

 

 「そうだね……これだったらもらうよ!」とシャルルはサブマシンガンを乱射し捌いてる所をレールガンで撃った。

 そうしたら右腕側は吹き飛びすかさずグレードを足に撃ち込み爆風で両足が吹き飛んだ。

 

 「はぁぁぁ!」と箒が打ち込むと分離体は体勢を崩しすかさずもう一撃

 

 「烈風斬!」と分離体を真っ二つにした。

 

 「こっちももらうぜ!」と一夏も刀の切り返しで人形の胴体を浅いが斬ったら切り口からラウラが見えた。

 一瞬、怒る気持ちはあったがそれよりも疲弊しきっているラウラを見て心配になった。

 よくよく考えれば操縦者の負担を考えない動きがたびたびあったからこれ以上はまずいと思い手を伸ばして助けようとしたらスパークが発生し吹き飛ばされた。

 

 「一夏、大丈夫か!」

 

 「ああ、でも…あれって」

 

 「うんボーデヴィッヒさんをパーツ扱いしてるよ。あれじゃ、いつまで体が持つか……」と話してると人形が再生しかたと思ったがそれはより禍々しく凶悪に形を変えていった。

 例えるなら妖怪とでも言った方がいいかもしれない。

 「なんだ!あれ?」

 

 「ダメージを受ける度に強化されるというのか?」

 

 「あ!分離体も!」と分離体も同じように再生し禍々しく凶悪に形を変えた。

 

 「再生だけでも厄介なのに」

 

 「強化ってありか!」

 

 「文句は後だ!来るぞ!」と三人に襲いかかった。

 よくよく思えばなぜ教師達のIS部隊が来ないのかそれも理由があった。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 千冬side

 

 

 

 ラウラのISにValkyrie Trace Systemが搭載されていたのは驚きだがそれでも対応が遅れる訳ではなく私はすぐさま警戒体勢を敷きアリーナの防護壁を降ろして警報を鳴らしたがそこで問題が発生した。

 どうやらこの異常事態の対応をしたら作動するようにウイルスが流されており現在、観客席や来賓の避難口も隔壁で閉鎖されており更に言えばアリーナの遮断シールドの設定はレベル4、教師による鎮圧部隊と入れずにいた。

 

 「織斑先生、ダメです!どれも作動しません!」

 

 「ちっ、どこの誰かは知らんがずいぶん舐めた真似を……」と何度も試してるがダメであった為に密かにコアネットワークで束に協力してもらってるが最悪とも言える状態であった。

 (まさか○○のシステムをどこぞの馬の骨に使われるとは……○○のシステムは束と対等のプログラムだ。手間どうのは当然か……)

 

 『ちーちゃん、ゴメン、まだかかりそうだから待って!』と束ももうしばらくはかかりそうだ。

 

 「織斑君達、大丈夫でしょうか?」と実際アリーナのカメラが機能していないので今現在の状況すら確認できていなかった。

 

 「悔しいが……祈るしかないだろう」と本当にそれしかできない私は悔しくて仕方がなかった。

 助けに行くこともできないのだから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 春華side

 

 

 そしてアリーナでは一夏達は押されていた。

 再生し強化された人形はもはや原型はなかった。

 触手を生やし突如体から銃口が現れ腕が増えたりと決定的な攻撃でない限りどんどん強くなっていき三人とも押され始めた。

 「うちは……見てる事しか……できないのかな?」と端から見ている春華は加勢に行きたくとも邪魔になるのは分かりきってる。

 (本当に誰かの助けがないと何も出来やしない……こんな大事な時に……)無い物ねだりしてもしょうがないそう思っていたら

 

 「本当にそう思っているのかね?」と後ろから誰かが話しかけてきた。

 振り向くとそこにいたのは……だれ?それが顔に出ていたのか

 

 「自己紹介が遅れたな。私はキャプテン!新たな支援機にあたる」と人間に近い支援機キャプテンがいました。

 「それで……もう一度聞こう…本当に春華くんはそう思っているのか」それを聞いて春華は思わず泣いてしまい泣きながらも本心を語った。

 

 「そう思いたくないよ……でも…でも皆がいなきゃ何も出来ないもん……なにも……」と話すとキャプテンはぽんっと肩を叩き

 

 「分かってるじゃないか…誰も一人では出来ないだからお互いが支え合い共に生きてるでないか」それを聞いてえっ?と顔を上げた。

 「我々も我々だけではできることなどたかが知れてる。そんな人形のような我々に心をくれたのは間違いなく春華くん……君のその優しい心だ。それが今の我々がある。一人で出来ないなら皆でやれば良い!そうだろ春華くん」とキャプテンは手を差しだし春華も涙を拭いて手を取ったらある機能が作動した

 「シンクロ・アシストシステム?」と読み上げているとキャプテンは他の支援機に通信した。

 

 「皆、準備はいいな?」

 

 『OK!』『こちらも』『我も問題ない!』『yes!』『…いい』『我々も問題ありません』『HARUKAベースの方も大丈夫だ!』と今現在の支援機を確認し

 

 「よし!では春華くん……共に行こう!」

 

 「うん!」と返事をしたら体が光に包まれおさまると

 

 「おー機体が変わってる」ベアッガイⅢが別のISになっていたが違和感があった。

 

 (あれいつもより視線が高いような?)とちょうど後ろには鏡代わりになるのがあったので振り向くと

 

 「え?」そこに写っていたのは身長140cn程の可愛い女の子がいましたって……え?

 「うっ……うちなのですか?」と自分の体をペタペタ触りほっぺを引っ張り痛みがあるので現実である。

 そこでキャプテンの声が通信という形で聞こえた。

 あれ?よくよく見ればキャプテンがいない

 

 『はっはっはーどうかね?春華くん!その姿の感想は?』

 

 「どっどうって、いったいどうやったのですか!?」と驚きを隠せない

 

 『ふむ、時間がないので簡単に説明するとだな。主な支援機のシステムをリンクさせ並み列演算処理をすることによって効率化させて更に一時的だが身体能力向上の為に体を成長させたのだよ。時間も10分だ!』と本当はもっと細かい説明があるらしいけど一応分かったけど……分かったけど………

 

 (今うち……認めちゃった……自分が女の子みたいだって)と自覚こそしていたが認めたくない事実なのでショックを受けたがそれと一緒にもう一つの疑問が浮かんだ。

 

 「キャプテン、ベアッガイⅢから別のISに変わってるのもシンクロ・アシストシステム?」ベアッガイⅢから白式に似たような外見になっている。

 面倒ので以後、白式Jr.ということで…

 

 『いや、それはワンオフ・アビリティーのほうだ。画面をみたまえ』とみるとそこには『心を形に』と書かれていた。

 

 『それが今の春華くんの心ということだ…行ってきたまえ』

 

 「うん!では……いきます!」なんだかよく分からないけど分かるから行くのです!

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「くっ……この!」と一夏は触手に腕を拘束され引き寄せられていた。

 人形はバックリと異形の口を開いた。

 「俺を食うつもりかよ!」とじわじわと引き寄せられてると

 「えい!」と誰かが触手を斬ってくれたがえっ誰?この白式に似たようなISに乗ってるちょうど春華が成長したらこんな感じだろうなーと思える女子は?と考えていると

 

 「お兄ちゃん大丈夫!」とその女の子は俺を心配して……え?お兄ちゃん?俺、弟はいるけど妹はいない筈だけど……

 

 「お兄ちゃん、うちだよ!織斑春華だよ!」と俺に迫る形で近づいて来たけどえ!まさか……

 

 「はっ春華!?」

 

 「なのです!」と俺の疑問に簡潔に答える。

 それを聞いていた箒、シャルルも驚きどうやったか知らないが分離体を壁まで突飛ばし物凄い勢いで近づいてきて

 

 「ほっ本当に春華なのか?」

 

 「そうだよ。箒お姉ちゃん」

 

 「はぅーこれはこれで……」とシャルルお姉ちゃんからは嫌な感じがしたので一夏お兄ちゃんの背中に隠れます。

 

 「にしてもそのISどうしたんだ?」

 

 「よく分からないけどワンオフ・アビリティーらしいですよ。とにかく加勢するよ。お兄ちゃん」

 

 「ああ、頼むぜ春華」とお互いの雪片で軽く叩き人形も体勢を直してきたので…

 

 「では私も次で決める!」

 

 「じゃあ僕も決めちゃおっかな」と行く前に春華が何かまだ馴染んでなさそうな顔をしており一夏達にとってはとても嬉しいことをしてくれた。

 

 「うーん、やり方分かんないから歌いながらの方が良いや」と歌いながら突っ込んで行った。

 

 「「「春華!!」」」と心配したが無用だった。

 

 「♪~♪~~~♪~~♪~♪~」歌いながら今までの中でも一番良い動きをしていた。

 

 「なんだろう?なんか力が溢れてくる感じだよ」

 

 「ふっ……まさか春華の歌が聴けるとはな。これなら勇気百倍!」

 

 「元気千倍だぜ!」と一夏達も突っ込み

 

 「一番は貰う!」と箒は分離体に突っ込み今から繰り出す技は!

 「これで決める! 閃け、鮮烈なる刃!無辺の闇を鋭く切り裂き、仇名す者を微塵に砕く! 篠ノ乃流、漸毅狼影陣!! 」と目にも止まらない速さで分離体を切り裂き再起不能にした。

 

 「あんなの見せられたら僕も負けられないね!」とミサイルを撃ち瞬間加速で接近しながらマシンガンを撃ち

 

 「この距離なら外さない!」と盾の装甲がはじけ飛び、中からリボルバーと杭が融合した装備が露出する。

 六九口径パイルバンカー《灰色の鱗殼グレー・スケー、ル》。通称は『盾殺しシールド・ピアース』それを撃ち込み更に力任せに上空に飛ばしたその先には……

 

 『!?』分離体は驚くような素振りをする。

 それは飛ばされた先には最初に撃ったミサイルがあったからだ。

 分離体は避けれず全弾諸に喰らい煙からは四股を失った状態で出てきて再生しようとしていたがそこに春華から借りた。

 「春華ちゃんのレールガンでトドメ!」とマーキュリーレヴのレールガンでトドメを刺した。

 

 

 「♪~♪~~♪~♪~~♪~♪~♪~」

 

 「はあぁぁぁぁぁ!」一夏達も押し始めた。

 もう今の二人に言葉は必要ない春華の歌に乗りながら戦うだけだ。

 

 (お兄ちゃん、これで!)

 

 「終わりだー!」と春華が邪魔な触手を斬って一夏は腰から抜き取って横一閃し、相手の刀を弾いた。

 

 そして一夏はすぐに頭上に構え縦に真っ直ぐ相手を断ち斬った。

 これは一夏が剣道をやめる前に修めた技、一閃二断!ぶっちゃけ使う機会がなかった技だけど役に立ってる!

 

 人形が一夏によって真っ二つに割れると、割れた中からラウラが出てきた。

 いつも付けていた眼帯が外れて、露わになった金色の左目を右目と共にお兄ちゃんを見ている。

 ラウラは酷く弱っている様子で、すぐに力を失って体勢を崩して倒れそうになるところをお兄ちゃんが抱きかかえた。

 うんだってあれ完璧にパーツ扱いされてましたよね?

 うちもちょうど歌を区切って終わった所、時間切れ元の姿に戻り疲れてしまいその場にお尻を着いてしまいました。

 

 「お兄ちゃんはどうするの?怒る?」と冗談で聞いてみた。

 許してるならうちは気にしないつもりなので

 「怒るも何もここまで来ちゃあもうするつもりはねぇよ」という訳で教師も来たので試合はもとい異常事態の幕はおりるのです。

 

 (ありがとう、みんな!)心の底から感謝の言葉を思いながらね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて今回は新しく名前だけが出ていたキャプテンに新しいシステム、春華のワンオフ・アビリティー等々、あ!漸毅狼影陣はテイルズのユーリというキャラの技です。
 次回はお風呂やラウラのあのセリフ等々をやっていきたいと思います。
 (予定通りになるかな?)では次回もよろしくお願いいたします。
 感想待っております。


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最強の二人を怒らしたら?

 どうも今回でこの章もおしまい
 残りのすべて押し積めてそれではどうぞ


 

 

 

 

 

 

 さてさて異常事態も終わり今日はもうトーナメントは中止、お偉方も一時お帰りそんな中、更衣室に戻ってる所からです。

 

 

 「なあ春華、何でシャルルだけ先に行かせたんだ?」と春華が適当な理由を作りシャルルだけ先に行かせたのだ。

 

 「今から行けば分かるのですよ」

 

 「?」意味が分からず更衣室まで歩き何も考えず入るとそこには仲良くしてる三人がいた。

 

 「シャルル……ともしかして…」

 

 「うん、僕の親だよ」

 

 「ああ、私はアレックス、父親だ」

 

 「妻のフローラです」と簡単な自己紹介をしてもらった。

 そして春華が何で先に行かせたのか分かった。

 

 「誤解…解けたんだな」

 

 「……うん」とシャルルは母、正確には義理の母のようなもんだが抱かれていたシャルルはとても癒されているようだった。

 「この度は娘が世話になった。そしてこのような場をもうけてもらい本当に……本当に感謝する」とシャルルの父アレックスは深々と頭を下げる。

 

 「感謝って俺は何もしてないですよ」

 

 「うちもしてないのですよ」

 

 「いやいや、実際、君たちが娘の心の支えになったのは事実だ。事情があったとはいえ親足る私は何もできなかった。それに聞くところによると春華くんがリチャード大統領に話してくれたとか?」

 

 「うちはお願いしただけですよ。ついでに話し合う為のセッティングしただけですし」と本当にお願いしただけなのです。

 

 「それでもだ。本当にありがとう……さて名残惜しがそろそろ時間だ。シャルロット今度休みの日にどうだ?家族で出掛けないか?」

 

 「いいの?」

 

 「もちろんだ」とそこから時間だと言ってたのにまた話が始まったのでうち達はこっそり退散しました。

 

 

 

 

 そして夜ご飯へ

 

 

 

 

 食堂で食べていると掲示板に『トーナメントは事故のため中止、ただし1回戦だけはすべて行います。各試合の予定は各生徒の端末に転送……』と長々書いてありますがようは本当に中止になりました。

 

 「結局、中止か…」

 

 「しょうがないけどね」とお兄ちゃんとシャルルお姉ちゃん三人で食事をしてると遠くから

 

 「優勝……消えた」

 

 「交際…無効」

 

 「うわーん」と遠くで見ていた生徒はどっかへいってしまいました。

 「どうしたんだろう?」

 

 「さあ」と話してるが春華は理由を知っていた。

 

 (さすがに本人が知らないのに成立するとは思えませんが)なんでも箒お姉ちゃんが優勝したら付き合ってくれと話したところ誰かが聞いて優勝=付き合えるになったようです。

 そこで箒お姉ちゃんの姿もありました。

 お兄ちゃんは思い出したかのように箒お姉ちゃんに声をかけて何か話してますがよく聞こえません

 「女の口から言わせるな!」とやっと聞き取れたと思えばお兄ちゃんはボコられました。

 理由もなんとなく分かったけど何を言ったのですか?

 

 「一夏ってたまにわざとやってるようにしか見えないね」シャルルお姉ちゃんは聞こえてたようです。

 

 「これで撃沈した女の子が何十人いたとやら」と言うと顔をひきつっている。

 さて数分後お兄ちゃん復活で食事再開

 

 

 「そう言えばシャルルちょっと聞きたいんだが」

 

 「うん何?なんでも聞いて」

 

 「ISで会話ってできるのか?プライベートチャンネルとは違う『二人だけの空間』みたいなところでの会話なんだが」あの一瞬で会話してたのですか?

 

 「うーん操縦者の波長が合うと特殊な相互意識干渉が起こるって言うけどそれかな?」とさすが知識豊富なだけにすらすら答える。

 

 「波長ねぇ…なんかよくわからんな」

 

 「ISはよくわからない現象や機能だらけだよ。作った篠ノ之博士は全機能を公表してない上に現在も失踪中だし前に何かのインタビューで自己進化するように設定した部分があるから自分でも把握するのは無理だって言ってた気が…」そう言えば週に一回こっそりやってもらってる通信教育、束お姉ちゃんのIS講座で習ったような……後で見直しです。

 話しも終わり食器を片付けようとしたらシャルルお姉ちゃんが思い出したかのように

 

 「………一夏?二人だけの空間で会話って…もしかしてボーデヴィッヒさんと?」

 

 「あ、ああそうだが……?」ああそれなら今後の事は気にしなくても良さそうですが

 

 「ふーんそう」シャルルお姉ちゃんの機嫌が悪くなりました。

 なんで不機嫌になるんだ?と思ってるでしょうそんな時、山田が来て朗報が聞けました。

 男子の大浴場が解禁だとの事です。

 と言うわけで……

 

 

 

 「お風呂~!」

 

 「ああ久しぶりだぜ!」と久しぶりのお風呂、結構地元の銭湯には通っていたのですよ。

 

 「プチロイドも風呂には入るんだな」とおそらくこの大浴場を掃除してくれたんだろ働いた者に対するご褒美である。

 因みにプチネウスと違いこちらは性別はないがモデルが春華のため男湯の時間に入るようにしているらしい

 

 「プレアデスが何気に一緒に入ろうとしたのは驚きでしたが……」

 

 「確かにな」とお兄ちゃんは顔を赤める。

 あと一歩で全裸を見ることになっていたからです。

 脱ぐの速すぎですよ!うちはシズが目隠ししてくれて助かりました。

 正確にはソリュシャンにエントマ、ナーベラルにルプスそのあとユリに連れて行かれてお説教だそうです。

 

 「はぁーこんな広い所に入れるなんて贅沢だな~」

 

 「なの!」とちゃんと洗って入りました。

 未だにシャンプーハットがないとできないうちであります。

 「思えば、ISに触った瞬間から色々変わったな」

 

 「そうだね。トラブルいっぱいだけどそれ以上のこともいっぱい」と思い出して見れば幼馴染みとの再開、セシリアとの試合、鈴と会えるとも思ってなかったしシャルルにラウラと色々あったな……少しするとプチロイド達は上がり

 

 「お兄ちゃん、眠くなってきたから先に行ってるね」うん気持ちいいのは良いけど眠くなります。

 

 さてさて脱衣場から出れば廊下は戦場の一言につきる。

 だってそこら中に倒れているもん人が……

 

 「山田先生、何があったのですか?」

 

 「教育的指導をしただけですよ」と山田先生はにっこりするが逆に怖いです。

 さてまあ人が倒れているなんて今さら日常茶飯事だし部屋に戻ろうとしたけど手持ちの荷物が一つ足りない

 

 (シャンプーハット忘れちゃった)仕方ないので再び入り浴場に取りに行きましたが一つ忘れていました。

 大浴場の扉を開けると

 

 「「はっ春華(ちゃん)!!!」」タオルをしてないシャルルお姉ちゃんが後ろからお兄ちゃんを抱いていわゆるエッチぃけど良い雰囲気みたいな現場に直撃しました。

 

 「・・・」現場は固まる。

 うちは無言にそして無表情で忘れたシャンプーハットを取り退散させてもらいました。

 (まさかあのお兄ちゃんともうそこまでの関係なのですか!)前に弾お兄ちゃんの部屋で料理本に偽装されてるのを知らないで見てしまったエッチぃ本に今のようなシチュエーションみたいな描写があったような……とりあえず寝ました。

 

 

 

 

 

 

 

 そして次の日、「……今日はみなさんに転校生を紹介します。けど紹介は既に済んでいるといいますか……」

 

 さてエッチぃけど良い雰囲気みたいなシチュエーションが起きた翌日。

 朝のホームルームで山田先生が心底疲れたような顔をして言っていますが……何故でしょう……嫌な予感しかしません。

 

 そしてその嫌な予感は……

 

 「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」

 

 シャルルお姉ちゃんが女子の制服を着て登場したからです。

 

 (まあ親と仲直りできて今までの危険も取り除かれればそうなりますか)とうちなりに勝手に解釈して

 

 「ええと、デュノア君はデュノアさんでした。……はぁぁ……また寮の部屋割りを組み立て直す作業がはじまります」

 

 それはご愁傷様です。

 

 「え? デュノア君って女の子……?」

 

 「美少年じゃなくて美少女だったのね」

 

 「って、織斑君、同じ部屋だったから知らないってことは――」

 

 「ちょっと待って! 昨日って確か、男子が大浴場使ったわよね!?」

 

 「あれ?て言うことは春華ちゃんの生肌を……」

 

 

 女子達が騒ぐと

 

 

 バシーンッ!

 

 

 「一夏ぁっ!!!そしてデュノア!!!」

 

 鈴お姉ちゃんが教室のドアを蹴破って登場した。

 それもISの甲龍を纏って今にも殺しにかかりそうな勢いだった。

 

 「まてまてまてまて鈴!落ち着け!!」

 

 「これのどこが落ち着けって言うの!!!それにデュノア!!!あんたまさか!春華の裸を見た訳じゃないわよね!!!」

 

 「いやいや、僕が入るときは春華ちゃんは先にでたよ!」とシャルルお姉ちゃんが焦って弁解をするがボロが出てしまった。

 「あんた春華は先に出たって言うことは……」と鈴は春華を見た。

 一夏とシャルルもなぜと思い見ると視線をそらす春華であった。

 「はっ春華、頼む弁解を」と一夏とシャルルは頼むが

 

 「弁解の余地はないのです」

 

 「そう…やっぱり……死ねぇーーー!!!」と衝撃砲の最大出力で放たれ

 

 「死ぬ死ぬ!絶対死ぬぅー!!」衝撃砲はお兄ちゃんに向かっていくが…

 

 ズドドドドドオンッ!!

 「ら、ラウラ!?」

 

 突然お兄ちゃんと鈴お姉ちゃんの間に割って入って来たラウラがお兄ちゃんを助けた。

 『シュヴァルツェア・レーゲン』を纏ってAICで相殺して。

 そんなラウラにお兄ちゃんはすぐに礼を言おうと近付くが……

 

 「助かったぜ、サンキュ―むぐっ!?」

 

 礼を言ってるお兄ちゃんにラウラが突然、お兄ちゃんの胸倉をつかんで引き寄せてキスをした。

 

 余りの超展開、うちは目が点になって呆然としていた。

 それはうちだけじゃなく、鈴お姉ちゃんやこの場にいる全員があんぐりとしている。

 当然お兄ちゃんも

 

 「お、お前は私の嫁にする! 決定事項だ! 異論は認めん!」

 

 「……嫁? 婿さんでは?」と当たり前の突っ込みをしますが

 「日本では気に入った相手を『嫁にする』と言うのが一般的な習わしだと聞いた。故に、お前を私の嫁にする」

 それ!逆ですからね!それからはハチャメチャになったけど良いのかな?

 

 

 

 

 そんなハチャメチャな後、千冬は束に連絡を取っていた。

 

 「どうだ?束、捕まえた捕虜とやらは」

 

 『特に何も……あの凡人ども絶対に許さないよ。ちーちゃんの姿でいっくん、はーちゃん、箒ちゃんを殺そうとして楽には殺さないむしろ生かして殺された方がましだと思い知らせてやる!』と今にも戦争しに行きそうな雰囲気だった。

 

 「束」

 

 『なーにちーちゃん止めたって「誰が止めるか」……え?』てっきり止めに入ると思った束は意外な言葉に?になった。

 

 「桜と兎は完成してるんだろ?」とそれだけで束は理解した。

 二人の最強はとっても良い悪い意味での笑顔になった。

 『勿論だよ♪ちーちゃん♪ついでに相手の位置もだよん♪』

 

 「フッちょうど休みがもらえるのでな私もまぜてもらうぞ」ますます束のテンションは上がる。

 

 『いいね♪いいねー♪そう言えばはーちゃんの試合日は?』

 

 「四日後だ」となると期間は3日

 

 『じゃあ待ち合わせ場所は?』

 

 「いつも通りで良いだろ?では切るぞ」

 

 『オッケー!楽しみにしてるよ♪』とそこで切り

 

 「さて三日は会えないし春華ニュウムを補充するか…」と授業の準備をしながらそんな事を考えていたのでした。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 





 どうもこれにてこの章もおしまいで次回からは臨海学校編の準備期間為にちょっと別の章をやります。
 
あとキャプテンの手描きです。
 
【挿絵表示】

 それではまた次回もよろしくお願いいたします。


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表は平和?裏は大騒動?
 最強の二人は笑う



 どうも短いですが新章の始まりです。
 


 

 

 

 さて朝から大変賑やかになったその日の夜、新しく女の子としてのシャルロットと和解したラウラを加えて話し込んでいた。

 

 

 「それにしても周りには迷惑をかけた。ごめんなさい」とラウラが今までの事を謝った。

 逆に今までのこともあり面食らっている一同(春華は違う)

 

 「なんか初日のからえらく変わったな?」

 

 「いったい何があったんだ?」と言うが春華の言葉に納得する。

 「いつものお兄ちゃんの乙女ハートブレイカーが発動しただけですよ」と言うと一夏を除いた皆は分かったが

 

 「乙ブレ…なんだそれ?」と理解していない鈍感ぶりに呆れる箒、鈴、セシリア、シャルル

 

 「なんだよ。みんな?」

 

 「相変わらずと思っただけよ・・じゃなくて!なんであんたが春華を膝の上に乗せてるのよ!」と春華はラウラの膝の上に座りそれを抱いて和んでいた。

 

 「いやなに、これが中々ぬくぬくしてて気持ちよくてな」と和んでいる二人を心底うらやましそうに見る四人

 

 「うー、それぐらいなら僕もするのに」とシャルルがいうがそれは無理であろう

 

 「シャルルお姉ちゃんは危険な匂いがするので却下」

 

 「ガーン」とシャルルは落ち込むそれを見て笑い晴れていい感じにラウラも仲間入りしたのでした。

 因みにこのあとシャルルが男装してるのを良いことに春華の裸を見たんでは?と箒、鈴、セシリアに言い寄られることになったがそれはどうでもいいであろう。

 

 

 

 

 

 その頃、職員室では千冬が休む前に後々の処理をして新しい教師と話していた。

 

 

 

 

 「まさか元とはいえ教官の経験者とはな…」と今回の教師の経歴に学園の考えが分からなかった。

 

 「まあ、私もまさか他にも教官の経験者がいるなんて思わなかったですけどね」と話してるのはメリッサ・マオ26歳で中国系アメリカ人で、ニューヨーク出身。

 傭兵にして一時期、アメリカ海兵隊を指導していた元教官と書かれているが私の直感が怪しいと告げているが確証がない以上、余計な詮索をするつもりはなかった。

 

 「お宅の学園はかなり危機感を持ってるようね」

 

 「確かにな…」そもそも傭兵を教師として雇う時点でおかしいが今年の一年生絡みと思える事件が立て続けに起こっては学園の正確には学園上層部の面子が危ういのであろうと納得しといて

 

 「まあ、私としても実戦経験者がいてくれるのはありがたい。こんなつまらんことに使わせてすいませんメリッサ先生」

 

 「いやいや、おかげで生徒の事も知れたし別になんとも」

 

 「ではすまないが三日間、癖のある連中だが生徒をよろしくお願いします」

 

 「ええ、こちらこそブリュンヒルデ」

 

 「あまり好きではないんだがな」と二人は軽く握手をして千冬は職員室を去りメリッサはそれを確認をしてから今回、なぜ教師としてこの学園に来た理由を思い出していた。

 それは昨日の騒動終了から一時間ほどの事……

 

 

 

 

 

 

 

 トゥアハー・デ・ダナン艦長室での話し……

 

 

 

 「わたしが教師?」

 

 「ええ、マオ少尉にはIS学園にて教師として潜入しある人物の調査がいま地上に残る同胞達が我々ミスリルに出した任務です」とマオに資料を渡す。

 ペラペラと軽く確認して思ったことは

 「これが対象なの?テッサ」

 

 「ええ、調べる価値は十分あります」

 

 「それにしても私、一人で?」

 

 「時期をずらしますが少しずつ他の人員も何らかの形で潜入しますのでそれまでは一人ですがトゥアハー・デ・ダナンはIS学園の近くに潜伏しますので安心してください」

 

 「戸籍とかはどうするの?」とぶっちゃけ人ではなくISであり人に擬態できても戸籍がなければ話にならないからだが

 

 「それは主がもしもの為に残した戸籍などがありますから大丈夫です」と今度は履歴書など本人を証明するのに必要な物を出した。

 

 「成る程、他の同胞が人間社会に紛れ込む事ができたのも納得だわ……じゃ、準備に取り掛かるわ」と艦長室をあとにして現在に至る。

 

 

 「さてさっさっと片付けてビールでも飲もっと」残ってる仕事を片付けてもらったルームキーを持ち部屋へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝、千冬は例の待ち合わせ場所を歩いていた。

 そしてその待ち合わせ場所には黒い車が止まっている。

 近づくと窓が開き 

 

 「やあやあ、ちーちゃん、早かったね~」

 

 「ふっ、お前こそ早かったな」と再び二人はとっても悪い意味での良い笑顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 短いですが区切りを考えたらそうなりました。
 次回は最強の二人の話しと言うことで次回もよろしくお願いします。


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最強の二人 前編


 さて今回は出撃前の話しということでどうぞ!


 

 

 

 

 

 人気のない海岸沿いの道路を黒い一台の車が走る。

 

 「うんうん、生で会うのは久しぶりだね。ちーちゃん」

 

 「相変わらずだな。で、場所は分かってるのか?」と束が指でパチンッと鳴らすと地図が投影され場所は

 

 

 「ドイツか…それにこのルート海から逃げるつもりか?」

 

 「そうだよー。ついでに言えばロシアに逃げる気つもりだね」

 

 「だが海上ルートとはな」

 

 「フランス支部の件で警戒してるんじゃないの?」とこれは最終的に飛行機で撃墜された事を言ってる。

 

 「移動手段は?」

 

 「空で行く。中継ポイントでスカイHARUKAベースがあるからそこにおまちかねのISがあるよ」とそこで千冬はそっちは知らないので( -_・)?になった。

 

 「まて、なんだそのスカイなんたらは?」

 

 「はーちゃんの支援機が開発した。移動基地だよ」

 

 「防衛基地なら聞いていたが移動基地は初耳だぞ」

 

 「まあね。さて、そろそろ」と上からローター音が聞こえ始めた。

 ステルス迷彩をした変わったより主任や死神部隊が使うヘリなんだが……

 「まずはヘリで移動だよー」とヘリからマグネットが降りてきて車はコンテナに格納された。

 中にはプチロイドが操縦しているなど所々作りは変わっている。

 「まったくお前にしては真面目な作りだな」

 

 「ひどい!ちーちゃん、束さんだって真面目に作るよ!」と話しながら30分後、随分高い高度まで上昇し雲の中に入る。

 そしてそれが晴れると……

 

 「!?」そこには巨大な本当に巨大な空中母艦が浮いていた。

 「本当に支援機だけで建造したのか?……これ程の物を」と普通、数年、数十年掛けて建造するような物が支援機という存在が現れて数ヶ月しかたってないのに建造してる。

 

 「でしょでしょ、これが支援機がはーちゃんに対する愛なんだよ~」と束からすれば新しいおもちゃでも見つけたような気分なんだろう

 

 さてそんな事をしてる間に着艦した。

 降りて中を案内される。

 因みにこの艦の総司令は緑色のプチッガイだった。

 

 「で、これからどうするんだ?」

 

 「ここから超高速強襲機で大気圏の衛星軌道で行って速攻で終わらせるつもり30分で着くから作戦時間も10分と激早だよ♪」と指差した先には巨大なブースターが着いた航空機があった。(VOBのドデカ版)

 春華のと束のプチロイドは仲良く作業していた。

 「戦力は?」

 

 「ナインボール・セラフって言う支援機を筆頭にナインボールが六機と死神部隊がいるよ。あと私の方から武装神姫シリーズのゼルノグラードを十人といっちゃんを連れてくよ!」とテンション高、ノリノリで話していた。

 千冬は呆れていたが内心は結構ノッテいる。

 「まったく……だが今回はあえてのってやる。私のISは?」

 束は待ってました!と言わんばかりに後ろのコンテナを開けた。

 

 「じゃじゃーん♪これこそが私達の専用機、黒桜と月兎だよ!どう?どう?」とそこには黒と白があった。

 黒い方はどことなく暮桜の面影が残りつつ別物に仕上がっており月兎は白騎士の面影が残りつつ束の趣味が満載されているがどこか見覚えがあった。

 騎士の鎧をドレス風にしたと言えばいいのか?

 「気付いた?これ、はーちゃんが昔描いていたISだよ」とその絵を見せる。

 

 「ふ、まったく相変わらず、加減を知らないな」と一目見ただけで世代を置いていく破格のワンオフ機であることが分かる。

 

 「いやいや~それほどでも~♪」

 

 「誉めとらん!」とちょっとしたコントをやり初期設定を済ませて積み込み作業を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてNo.2はというと……

 

 

 「まさか、失敗するとはな……」と今回の作戦は色々と金と時間を掛けた上での失敗、組織内での実行部隊の一つがまるまる離反してフランス支部の壊滅という失態、それを挽回するために今回の織斑の抹殺を引き受けたがかえって自分の首を絞めることになった。

 過ぎた事を気にしても仕方ないと今後の事を考えていた。

 

 (ドイツはもはや春華至上主義団体で溢れ、活動はほぼ不可能、ロシアでいかに立て直すかだな)

 ラウラに仕掛けたインフィニット・シフト・システムを仕込んで数時間後には研究施設は潰れそれが政府の更にその中に潜んでいた春華至上主義団体に知られ証拠こそ握られてないが政府の手が回るのは遅かれ早かれ来る。

 その点ロシアはまだ動きやすいあちらは薄いからなそして公の場で移動できない今こそこそ夜逃げのように逃げることになった。

 護衛にブラックファングのフル装備、パワーローダー十機に加えIコア搭載のラスヴェードを二十機と過剰ではあるが例のIS達と事を構えるなら足りないぐらいだ。

 偽装したトラックに待機してる。

 

 「他の状況はどうだ?」

 

 「他もロシアへ移動してます。ダミーも含めて順調です」と更に今回の移動には他にダミーを含めて7つのルートに分けてる。

 

 (あとはあの施設から回収した例の高速艇に乗れば確実にロシアに着くな……)まさか篠ノ之博士と織斑千冬に狙われてるとは夢にも思っていないであろう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてNo.2に向かって超高速で近づく航空機が一機……

 

 

 「さーて、ちーちゃん楽しい時間がやって来たよー♪」

 

 「ああ、存分に楽しませてもらおう……徹底的にな」と話してるとアナウンスが鳴った。

 

 『当、航空機はまもなく目標上空を通過します。乗客の皆様は最終確認を行ってください』

 

 「アナウンスだけ聞けば旅行気分なんだがな」

 

 「まあまあそれにある意味、旅行だと思うけど?」

 

 「こんな乗り心地の悪い奴で旅行なんかするか。それにしてもまさか日本からロシアまで30分とはな」とガチで着くとは思っていなかったが束ならなんでも有りかと納得した。

 

 「さて…こっちはOKだ。そっちは?」

 

 「ノーマンタイだよ♪いっちゃん達もOK?」

 

 「はい、問題ないです」

 

 「ゼルノグラード隊、各員、問題ないであります!」と各員からOKがもらえた。

 

 

 『作戦開始まで…5.4.3.2.1…御武運を』と下部のハッチが開き最強いや天変地異の二人が降りたのだった。

 

 

 

 

 

 それとどうでもいいが千冬は一夏もいっちゃんぐらい真面目なら良かったのにと思ってるのは別の事……

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 はーい、という訳で新しくオリジナルISの黒桜と月兎です。
 よくよく調べても暮桜の情報無さすぎる。
 更に移動要塞みたいなスカイHARUKAベースを出しました。
 まだあと3つあるけど……それと個人的に好きなゼルノグラードを出して見ました。
 ミリタリーであれは反則だ!
 では次回は中編ということでまた次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってまーす。


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最強の二人 中編


 少し早く投稿できたかな?
 さてオリジナルISの活躍と更なる移動型地上要塞の登場(名前だけ)ではどうぞ!


 

 

 

 高高度から降下する間、敵戦力を確認した。

 

 「束、敵戦力は?」

 

 「パワーローダー十機にラスヴェードが二十機、凡人ISが四機、その他有象無象大勢……と言うより…」とそこでお気楽さは無くなり顔に血管が浮かび上がるぐらい怒っていた。

 「私の大切な人を狙った罪……ぼろ雑巾の如く潰す!」

 

 「そうだな産まれた事を後悔させ…生かしたまま殺す!」とそこでレーダーが別の反応を見つけた。

 束が無視してたダミーの方であろうがパワーローダーが三十機に装甲車と歩兵の三個中隊規模の混成部隊が確認できるが合流されても面倒なので

 

 「すまないが死神部隊はダミーを潰して貰う」

 

 『了解した。Jから各機、進路変更、迎撃する』と死神部隊隊長のJが率いて別れた。

 

 

 

 「さーて、私とちーちゃんでISと無人機やるからいっちゃん達は残りお願いね」

 

 「はい」

 

 「了解であります!」とそこで地上からの対空迎撃が始まったが

 

 「ぬるいな」

 

 「ほーんと、ほーんと甘いね♪」と軽々と避ける。

 

 「さて高機動戦にいくか?」

 

 「もっちろーん!第4世代型の力そして展開装甲とくとご覧あれ♪」と機体の装甲が変形し一気に加速した。

 

 ラスヴェードがトラックから出てきて迎撃に来たが相手の使ってるAIのあまりの低さに呆れた。

 「まったく、元が良くてもそれではな!」とすれ違い様に雪片参型で二機を両断したがラスヴェード十機が一斉に十方向からビームサーベルで斬りかかりに来たが

 

 「一斉はいいがそんな単純ではな!」と全身から刃が現れ十機全ての攻撃を受け止めた。

 「束!」

 

 「まっかせなしゃい!」と束はパススロットから大型の実態剣を出して剣先を向けると剣は真ん中から割れて

 

 「はーい、ハイメガどーん♪」とそこから極太のビームが放たれそのタイミングで千冬は離脱し十機のラスヴェードは爆散した。

 

 「さてさて、次々~♪」とそこで

 

 「調子に乗るなー!!」ブラックファングがと言うより束が言う凡人ISが来た。

 

 「へ~……調子にのってんのはテメーら凡人だろ?」と冷たく鋭い表情をし実態剣をしまい取り出したのは

 

 

 「は?レンチ?」だらしない声を出してしまったが確かに束が持ってるのはISの整備で使う大型レンチを2つ両手に持ちブラックファングに向かった。

 

 「レンチでって……舐めてるのかー!!!」と舐められてることに腹を立てアサルトライフルを撃つが当たらない当たるはずがない!

 そしてすれ違ったが装甲に傷はなかった。

 「なにカッコつけて……!?」と束の方を見ると手にはISコアがあった。

 大事な事なので二度言おう束の手にISのコアがあった。

 

 「コアは返してもらうよ♪」と束はウィンクして

 

 操縦者は理解すること無くそしてなんの前触れもなくキレイにバラバラになった。

 「へ?……いやぁぁぁぁぁぁーーー!?」機体がバラバラになり生身で落ちて理解した。

 束の手にあるコアは自分の機体に使用していたコアだとそして高さ10mぐらいから落ちてトラックのコンテナの上に落ちた。

 「あぐっ!」なんとか受け身を取り骨折等はさけた。

 

 「ブラック2!」と空いた穴を埋めようとしたが一瞬の気が命取りなのはどこも変わらない特にこの最強二人が相手なら尚更だ!

 

 「隙だらけだな」と雪片参型の形が変わりそして雪片を持つISの代表的な能力

 

 「零落白夜だと!」と他の者が驚くそして斬られた者はエネルギーを無くし落ちる。

 驚いている敵と違い千冬は事前に説明で聞いていたので使える事になんの疑問もない。

 どうやって違うコアで再現したのかは知らないが……

 その間に束はバラしてはコアを回収し千冬も次々と展開装甲を駆使し縦横無尽に動き敵を斬る!

 

 「こっちも負けてられないよ!」

 

 「「「「「「「「「「イエッサー!!」」」」」」」」」」と今回は白騎士の派生型の一つ赤騎士に乗っていた。

 ぶっちゃけ束が趣味で白騎士や暮桜を元に派生機を作ってる。

 赤騎士もその趣味の一つだが…だが!束は何事もやることは全力でやるのが束のモットーだからこの赤騎士だって性能は段違いである!

 赤い髪と赤い装甲、機体各所から吹き出る炎によって出来る翼が相まって見た目は白騎士が赤くなっただけだが炎が印象を変えていた。

 そして更に怒りの炎がとてつもないプレッシャーとして放たれており存在感が違った。

 

 「パワーローダーはやるからゼルノグラード隊は歩兵を!」と言いながら赤い実態剣をパススロットから出した。

 

 「…春華に手を出した罪……この炎で焼き尽くす!」と炎を纏った剣を振るうと炎は鳥と成って2体のパワーローダーを撃破した。

 無論、人は殺してない。

 

 「次!」炎を纏いながら次の目標に向かった。

  

 

 それを相手を適当に捌きながら見ていた束はいっちゃんの成長振りに満足しながらブラックファングのISコアを回収して有象無象もゼルノグラード隊が無力化、更にはナインボール部隊が予想外の働きを見せた。

 元々、生身の人間が乗ることを前提としてない事から始まり人間では再現不可能な機動をする。

 到底、そんじょそこらの兵器が反応できる筈もなく次々と敵を撃破しなおかつ殺していない。

 

 (うんうん、いっちゃん達の成長はうなぎ登りだね♪)ともう片手間で殆ど無力化したので後はメインディッシュのNo.2だけ

 

 「さてさてどこに隠れてるかな~♪」とセンサーを最大限に使い探すと見つけたはいいが当初の相手の逃走ルートが変わっている。

 調べて見るとその予測されるルート上には……

 

 「ふーん、女性権利団体ドイツ支部の非合法施設か~……さてはそこからジェット機とかで逃げるつもりかな?」と更には別ルートからのダミーが進路変更してその施設に集結してる。

 

 「ちーちゃん、どうする?」

 

 「どうするも戦力差はどうだ?」

 

 「うーん、そこそこいるね。勝てるけど一時間ぐらいかかりそう」

 

 「なら全力でやれば半分ぐらい短縮出来るだろ?」

 

 「お?やっちゃうやっちゃう♪遂に本気で?」と目を輝かせていた。

 「ウォーミングアップも済んだしな第二ラウンドと行こうか?」とそこで死神部隊のJから通信が入った。

 

 『話は聞いた。なら戦力があれば瞬き程度で終わるのだな?』

 

 「確かにもう少し欲しいけどなになに?秘密兵器投入とか?」とその返答に期待した。

 

 『近くに移動型地上要塞ランドHARUKAベースがある。それを向かわせる』どうやら他にもあるようだ。

 あのスカイHARUKAベースと同等のがあるようだ。

 

 「まったく、お前ら支援機も随分力を入れてるな」と千冬がやれやれと聞き流した。

 

 『世界が狙って来てるからな…なら我々は世界を相手にしても春華を守るだけの備えをしなければならない、それだけの話だ。増援は高速陸上艦は4分で施設に着く他も9分もあれば到着する』と聞く限り複数の艦の集合体のようだ。

 

 「それじゃあお願いね♪じゃあついでに施設も潰しちゃおうよ。ちーちゃん♪」

 

 「さすがに目立ち「因みにはーちゃん暗殺計画を考え」よし潰そう!」少し悩んでいたが大事な弟を殺そうとしてると分かった瞬間、即答した。

 

 

 

 「じゃあ、行ってみよ~♪」延長戦の始まり始まり~

 

 

 





 さて今回登場のランドHARUKAベースは

 全長1283m.幅400m.全高270mそして数多の長距離から近接までの主砲、副砲、機銃、レーザー、レールガン、近中長距離のミサイル等々、搭載機も中国家位なら圧倒することが出来る兵力、更には陸上、水上を移動出来る合計7隻の集合艦とオリジナルIS赤騎士です。

 次回は後編で終了と言うことで頑張るぞ~♪
 No.2の運命は……たぶん十人中、半分以上はえげつないとか言いそうな気がする……

 感想待ってます!(*`・ω・)ゞ


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最強の二人 後編


 どもー普通にNo.2の最後、ご覧ください以上!


 

 

 さて追撃されてるNo.2は束と千冬の強襲により予定外のルート変更を余儀なくされ女性権利団体のドイツ支部の施設に逃げ込んだ。

 理由は束が読んだ通りここにある脱出用の航空機で逃げる為に……

 

 

 

 「まさか天災どもが強襲してくるとはあとどのくらいで出れるんだ!」

 

 「あと20分程で出れます!」

 

 「短縮は?」

 

 「これで精一杯ですよ!」と今回使う予定はなかったので準備に手間取っていた。

 

 「まったく、面倒事を持ってくるなんていい迷惑だわ」と奥からドイツ支部の代表の40才ぐらいの女性が来た。

 

 「だが利害は一致している筈だが?」

 

 「確かに一致してるけど、まあいいわ。どさくさに紛れて撤収させてもらうわ。どうせ近い内に放棄する予定だったしでも時間稼ぎはどうするの?正直、そこまでの戦力は無いわよ」確かにそれなりの施設でありながらそれに見合う人も機材も殆どない。

 

 「今、他の戦力を向かわせてる。Iコアの方はないがそれでも3個大隊規模はある」

 

 「ならこっちも時間稼ぎだけどデザインチルドレンのISを出すわ3機だけど、どのみち捨てる予定だし」

 

 「ドイツ支部にISは配備されてない筈だが?」

 

 「Iコアで代用しただけよ。まああなたが回してくれた。疑似GNドライブを使ってやっとIS並みの出力を得たけど」とそれはIコアもISコアのように使えるが出力不足で別の動力源を併用しないといけない。

 現にIコア搭載の無人機も小型の動力源を搭載している。

 何で疑似が付くのかはそう書かれていたからだがついでに例の施設にあった物で使えるので研究の一環で試験検証するために渡した物である。

 「……ねぇ、あなたはこの先のことどう思う?」

 

 「この先とはどういうことだ?」急にシリアスに話し出したドイツの代表の言葉の意味が分からなかった。

 

 「この先はこの先よ。……正直もう私達みたいなのは退場するべきだと思わない?」

 

 「…なぜそう思う?」

 

 「逆にあなたは世界の変わり様を見て思わないの?もはや団体はともかく戦争経済に未来は無いわ。イレギュラーの登場によって…紛争は次々に終わる。武器商人の行き場は?裏の人間は?闇社会は?政府はもう次々と切り捨ててるわ…団体もそれはあなたも知ってる筈よ」と現に今現在進行形で戦争経済に依存してる所の肩身は狭くなっている。

 

 「だからイレギュラーを消そうとしてるだろ?聞いたぞお前の所でも暗殺計画を企てていることを」ドイツの代表は呆れたように首を横に降った。

 

 「悪いけど辞めたわ」

 

 「何故だ?」

 

 「だって手を出せば間違いなく自分の身が滅ぶわよ。それは私の元上司No.3の末路を知ってれば嫌でも分かる筈よ。だからね。……私は近い内に退場するつもりよ。だいぶ貧相な生活になるだろうけど、死ぬよりはマシよ」この発言には流石に驚いたがすぐに冷静になった。

 

 「退場とはどうするつもりだ?」

 

 「ロシア支部は私の姉が仕切ってるのそこでほとぼりが冷めるまで大人しくしてるわ。因みにロシア支部も私と同じ考えよ」

 

 「なん…だと?」まさか自分の逃げる先がそんな事を考えてるなど思いもしなかったので焦った。

 これではロシアでも時間が経てば活動ができなくなるからだ。

 そんな事はお構いなしにドイツの代表は歩き出した。

 「どこに行くつもりだ?」

 

 「地下に車があるの、それでゆっくり帰るわ」

 

 「航空機に乗らないのか?」

 

 「やよ。あれ施設から回収した物でしょ?天災だけでもあれなのに例の無人機の標的にはなりたくないわ。それじゃドイツ支部の人間はもういないデザインチルドレンだけだから施設は自由にやってちょうだい」と去っていった。

 残されたNo.2は考た。

 ロシアに逃げたとしても団体が解散するなら意味がない必死に考えていると部下が慌てて来た。

 

 「社長!大変です!」

 

 「どうした?」

 

 「とりあえずこの映像を」と部下から渡された端末に映されてる映像を見た。

 

 「なん…だ……この陸上艦は…奴ら国に戦争でも仕掛けるつもりか!?」と見たのは巨大兎に角、巨大な陸上艦が映っておりその艦上等には織斑の支援機が見えるので間違いなく奴らの戦艦だが…だが……

 

 「航空機はあと何分だ!」

 

 「12分です!」

 

 「くそ!」普通に見て時間を稼げるかどうかすら分からない必死に考えていたがデカイ爆発音と震動によりそれも中止

 

 「何事だ!!!」

 

 「上空から敵、少数が侵入を!主力部隊かと思われます!」

 

 「ちっ……そっちにはISを向かわせろ!残ってるデザインチルドレンにも例のパワードスーツを装備させてな……どうせ使い捨てだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Sエリア

 

 

 

 

 

 

 「被害報告!」

 

 「負傷者、死傷者は居りませんが迎撃システムがやられました。基地機能が麻痺!」と報告を聞いて速やかに体勢を直してると上空から黒が降ってきた。

 

 

 

 『恐れるな。死ぬ時間が来ただけだ』と装備してたショットガンを歩兵に放った。

 

 「敵襲ー!パワーローダー隊迎撃を!」とパワーローダーが来たがそれは別の黒に狙撃された。

 

 『見せてもらおう、春華に手を出すお前の持つ力』そう言いながら次々と狙撃していくそして別の黒は

 『俺は手段を選ぶ気はない。これが使命だからな』とナインボールを引き連れて蹂躙していく

 

 『ターゲット確認 排除開始 Target Verified. Commencing Hostilities 』続いて赤が降り立ち只立っているところを

 

 「よし!もらったー!!」と戦車砲を発射しようとしたが

 

 「は?消え……」言葉を終える前に戦車はやられた。

 その光景を見て倒れてる兵士は言った。

 

 「……死神…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Eエリア

 

 

 

 

 

 

 そこには銃弾が響くあちこち爆発が起こる。

 必死の抵抗は無意味であった。

 

 『ダメだ!強……』ザーーー

 

 『隊長!指示を…指示をーーーー!!!…………』次々とやられる味方、パワーローダーに乗る隊長はイラついていた。

 だが敵に怒ってるのではない……役立たずな味方にイラついている。

 「この屑が!!」と悪態を吐きながら今回新しく開発されたパワーローダーMT-SP01、5m級にまで巨大化してしまったが性能は上がりホバー移動や短距離ながらジャンプも可能になった。

 そのセーフティーを外しながら向かってくる黒いやつらに狙いを定める。

 

 「最初から、勝つとは思っていなかったが…腕一本でも、道連れにすればいいものを!役立たずどもが!!」とスナイパーライフルを構え撃つが

 

 「くそ!…くそ!……私は…こんな所で…こんな所で終わる人間ではぁ!」当たらずなんとか凌ぐが右腕を持ってかれブースターも瞬く間に壊された。

 画面越しに黒い奴等を睨み付ける歯を食い縛り増悪を向ける。

 元々ある大都市の治安維持隊の警備部隊総隊長のエリート中のエリートであった自分がなぜこんな目にあってるのかを考えていた。

 元々はと言えば部下がミスを犯し更にそれが治安維持隊の信頼を欠き治安維持が企業に変わってしまったからだ。

 

 「貴様等も!企業の連中も!!織斑春華も!!!私の邪魔をする者は皆死ねばいい!!」と黒い奴等を道連れにしようとするがそれは叶わない何故なら

 

 

 『仲間はずれはよくないなぁ。こんな楽しいこと、オレも入れてくれないと』何処からか通信が入り周囲を見渡すと高台に一機の支援機がいた。

 重量級二脚のロボットその背中にはその機体サイズを越える何かがあった。

 それを変形させて巨大な砲になり発射体勢に入った。

 カメラでスキャンして分かったのはあれが放たれれば間違いなく敵と共に味方にフレンドリーファイアをする。

 それが分かってる筈の主任の行動が分からなかった。

 

 「貴様、何をする気だ!まだそっちの友軍も!!」だが反撃の手段が無い

 

 『いやいや、ちょっとお手伝いをね』と躊躇なく撃って来た。

 「くそ!」と逃げようとしたがガシッと何かに機体を押されつけられた。

 「な!?」その正体はそれまで相手にしてた黒い奴等だった。

 『その人形と心中を共にしたいならくれてやるよ』

 

 「放せ!放せ!!放せーーーーーーーー!!!…………」隊長の叫び声は爆発の中に消えた。

 

 『さーてキャーロル~ちゃん♪無事かな?』と言うと爆心地に近いコンテナの中から金髪のスーツが似合う大人しそうな小柄な女性が出てきた。

 

 『無事ですが何か?それ以前に有効射程に私がいるの分かってうちましたよね?』表情に出てないが怒ってる雰囲気は出てる。

 

 『そう怒らない、美人が台無しに『してるのは誰ですか!』……まっいっか、そんじゃ残りのゴミ虫を片付けますか』もう知らんとばかりにどっかへ行ってしまい残った主任は残存勢力の掃討に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Wエリア

 

 

 

 

 

 

 さて大本命のエリアにはやはり最強が行くものだ。

 

 

 

 「邪魔!邪魔!邪魔ーーーー!!」

 束と千冬は圧倒的な技量によって猛スピードで次々と倒しながら一直線に目標に向かった。

 

 「ちーちゃん!あと3分で出ちゃうよ!!」

 

 「なら最大加速で行くぞ!着いて来れるだろうな?」

 

 「もちもちろんろん♪とっばすぞー」と最大加速で向かう正直、施設内の通路を時速500kmオーバーで行くのはどうかと思う。

 コンマ数秒…いやそれ以上でも遅れればアウトなのだからでもこの二人、普通にやってる。

 残りあと1分を切った時、束が何かに横から飛び付かれて壁に激突したがそのコンマの間のアイコンタクトにより千冬は止まらなかった。

 

 「いった~、誰かな?この束さんを邪魔するのは?」とケロリと立ち上がり相手を確認する。

 

 「グルルルルゥゥ」まるで獣のような唸り声を出す女の子の集団がいた。

 赤い粒子を出すISが3機、パワードスーツを装着した者が五人だ。

 「ふーん、デザインチルドレンか~、まったく……どこまで束さんの神経を逆撫ですれば気がすむのかな」と束が注目したのはISについてる赤い粒子を出すコーン型でも今は注目するのは女の子達の方だ。

 

 「流石に責任あるしいっくんやはーちゃんなら見捨てないだろうしな~、良いよ。全部面倒見てあげるからかかってくると良いよ♪」と手をクイクイと動かすと女の子達は襲い掛かって来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして千冬は隔壁なども斬りながら何とか着いたが

 「ちっ、遅かったか!」ともう目の前では離陸体制に入ってる。

 このまま逃げられると思ったが航空機は飛ぶことはなかった。

 突然、車輪が全部壊れ離陸に必要な助走が着かず地に着いたままだった。

 

 「……運の悪い奴だ」千冬はとりあえず探索に入ろうとしたらガンッと音がし見ると航空機からNo.2が飛び降りて逃走を図ろうとしていた。

 

 「逃がさん!」と追うが千冬ではなく別の人間がNo.2を捕まえる。

 笑顔が絶えないまったく思考が読めない青年がいた。

 「パラド……貴様何のつもりだ?」No.2はパラドと呼ばれる青年を睨み付ける。

 

 「そろそろ退場してもらおうと思ってな」

 

 「なんだと?」

 

 「お前は俺達を只の人形だと言っていたよな?けど俺達はあの心を持った無人機のデータを元に生まれた。だから俺達にも夢があるんだよ。そしてその夢の為のプロトガシャットのデータも手に入った」とパラドはグラファイトが使っていた道具と同じ物を手に取った。

 

 「パラド、貴様何を!?」

 

 「敗者には敗者らしい、エンディングってもんがあんだろ?」と道具を向けられたNo.2は何かをされて突然、苦しみだした。

 それを見て満足そうな笑みを浮かべた。

 それを見て千冬は斬りかかったがパラドは避け

 

 「お疲れさん、こいつを追い詰めてくれてありがとうな」とパラドは量子変換のように消えた。

 千冬はセンサーで探したが見つからなかった。

 

 「ちーちゃん、どうだったって…あの凡人どうしたの?」と片付けてきたと思う束は分からずにいた。

 「パラドと言う奴がアイツに何かをしてな」

 

 「ふーん、まっ良いや、とりあえず持って帰ろうか、アイツの会社とかは片っ端から潰したし知りたい事は全部データベースにあったしね♪」とこの束にとってなんでもない言葉は止めだったりした。

 なんせパラドがやった事は……

 

 「なん…だと?……私の……会社が?」

 

 「そうそう君もう政府に捕まれば死刑確定らしいよ。随分、気分の悪いことをしてたからかな?」

 

 「死刑……私が?……がっ!?あがぁ!?……あっ!?あーーー!?」と苦しみが悶え苦しみに身体はバグのように消え始め

 「嫌だ!死にたくない!!死にたく…死にたくない!!助け…助け……」二人の目標は目の前で消えた。

 髪一本すら残らず

 

 「……何だあれは……」

 

 「ちょっと待ってねー」と束は消えた場所を調べた。

 

 「これ確かはーちゃんの支援機が言ってたバグスターウイルスって奴だね。詳しい事は知らないけど」

 

 「そうか……仕方ない、後味が悪い結果になったが……帰るとするか」

 

 「だね~。帰りの足は遅いから早くしないとはーちゃんの試合見逃しそう」

 

 「そんなにか?」

 

 「空はもう怪しまれてるからね。陸と海で行くしかないや」

 

 「なら早く撤収しよう今後のことも含めて話がしたいからな」と撤収する最強だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さて次回は予定がないので出たとこ勝負になります。
 とりあえずネタがまだ思いついていないけど次回もよろしくお願いいたします。 
 感想云々待ってまーす。


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最強は帰るのと嵐VS嵐?


 どうも今回は帰り途中の話などなどです。
 それではどうぞ


 

 

 

 

 さて最強の二人の帰り道、今後のことも含めて話そうとしたがそれは束の気まぐれにより逸れることになる。

 

 

 

 現在、ランドHARUKAベースが格納していた高速ステルス陸上挺で地上を移動中……

 

 「束…お前……こいつらをどうするつもりだ?」と目線でやると束は胸を張って堂々と

 

 「もちろん!私が面倒を見るつもりだけど?」その対象は束が施設で相手したデザインチルドレンと被験者の収監所にて見つけたデザインチルドレン合わせて15人のだいたい15才くらいの女の子達である。

 薬物投与などでヤバい子もいたがランドHARUKAベースの医療設備に加え束が加わっていたお陰で彼女達は正気を取り戻した。

 そんな彼女達を見て束が何処かの施設に預けず自分が面倒を見る!と言い出した。

 

 「お前な、犬を拾うのと訳が違うんだぞ?そもそもお前が面倒を見れるとは思えん」自分が言えた事ではないが家事云々が壊滅的な束が見れるとは到底思わなかった。

 

 「違うよ。ちーちゃん……私なりの罪滅ぼしで自己満足をしたいだけだよ……」急にシリアスになった束を見てそして罪滅ぼしと聞いて理由はだいたい分かった。

 

 「相変わらずだな……白騎士事件は気にするなと言えば嘘になるがそこは見切りをつけろ……もう○○の記憶は戻る事はない……それに記憶を消したのは○○の自身の意思だ。どのみち止められなかっただろうな…」少し重い空気になったがとりあえず

 

 「それにしてもお前が人助けとはな…」

 

 「あー、ちーちゃんあたしを疑ってる~。束さんだって人助けぐらいするよ~」

 

 「ふっだったらきちんと見ることだな」

 

 「もちろんだよっておよ?」とテレビに注目した。

 

 「お前がテレビとは珍しい事だな」

 

 「ちーちゃん、ホントに束さんのこと、どう思っているのかな?」とジト目で見る束はほっといて

 

 「さーな、さて内容は……」適当に流し千冬もテレビに注目した。

 

 『現在、イタリアの○○町は突然、天気の状況が悪くなりこの近辺にある軍が封鎖した地区に前代未聞のハリケーンが突如発生、今現在もこの封鎖された地区に留まっていますがいつこの町にハリケーンが襲うか分からない状況であるため町長は避難警報を発令!避難をしてる状況でございます!』と現地のキャスターは今にも吹き飛ばされそうな勢いだったが仕事人なのか必死に頑張っている。

 

 「イタリアって言えば○○の自称右腕のISがいたよね?」

 

 「あの天候に干渉する大空のISか……確かにあの性能ならあり得るが……まさかな」とどうやら二人はよく知ってるらしいが知ってるから思ってなかったのだろう……なかったのだろう……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そのイタリアの封鎖された地区では………

 

 

 

 

 

 その町の近く、封鎖された地区の所には建物があった。

 研究所があるがその中にこのハリケーンの原因があったのだ。

 

 

 研究所の中はサイレンが鳴り響き研究員は武装した兵隊は大騒ぎしていた。

 

 「あぁ…あぁぁぁぁ退避!退避しろー!!隔壁が壊れるぞー!!」と全員叫びながら逃げる。

 

 ガァン ガァン ガァン隔壁がだんだん変形し

 

 『オォォォォォォ!!!』雄叫びと共に隔壁は吹き飛び突風が人を襲う

 

 『ハァ……ハァ……許さんぞ……許さんぞ……この屑共がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』そのISの回りには怒りを表すかの如く風が荒れ狂う緑をメインカラーとして身体の特徴はなんとも言えないただあの有名なIS『テンペスタ』に似ているが右腕が無く装甲も所々無かった。

 テンペスタに似たISは怒りに任せて隔壁を次々と破壊していく幾つか破壊したら何かしらのデータベースを管理してる部屋を見つけた。

 

 『そうだ……今、いったい何が起きているんだ?』テンペスタに似たISは端末に自身のコードを挿し込みデータを吸い上げた。

 『なんだと……この十年の間にISが兵器として扱われてる?それにこの研究データ……私の能力を……主の研究を……兵器転用にぃぃぃ…… くそっ!』バァンとコンソールを叩きいったん冷静に落ち着いて

 

 『とりあえずこれは消去して……何としてでも脱出して同胞達を主を探さなければ…』だが自身の状況は悪かった。

 右腕は無く装甲も所々無くSEも半分しか無いしかもかなりの戦力が自身を捕獲するために殺到している。

 

 『どのみち出れてもこれでは……くそ!主ならこの状況、どうするんだ……ん?』データの消去中、この研究所の地図に面白い通路があった。

 

 『40年前の鉱山地下トンネル……しかも落盤の危険があり現在立ち入り禁止…この研究所の真下にそこに行くための通路があるのか?……これなら何とかなるか…ならこの研究所は自爆してもらおう』とコンピューターをハッキングし自爆コードを解析、タイマーをセットしテンペスタに似たISはダミーの反応を残しステルスモードで地下を目指した。

 

 それから10分後

 

 

 『追っては来てないな?』目的の階に到着してセンサーで確認した。

 『いないな……さて例の入口は……』とセンサーなど使い探索した。

 そしてその階の物置部屋の所でおかしな所があった。

 『ここだけやたら空調が良いな……ん?空調が良いって言うことは』調べると風があるのが分かる。

 辿ると木箱に塞がれていた。

 退けると小さい穴があったが

 

 『これなら、アンロックユニットさえしまえば通れるな』アンロックユニットをパススロットにしまい右腕が無いのは不自由だが慎重に素早く進んだ。

 

 『研究所の自爆まであと11分……急ぐか…』トンネルとは言うが落盤の危険があるのは事故があったから立ち入り禁止になってるのだから狭くなっておりアンロックユニットは展開できず徒歩で進むしかなかった。

 

 現在は人で言う右腕が無い拳銃だけを持った状況で更に進むとトンネルの中継地点なのか扉があった。

 入ると紙などが散らばっていたが幸いなことに地図を手に入れた。

 

 『地図があるとは助かる。ここがB4エリアだからここから近い入口は……』近い入口はB9エリアの所で残りの時間を考えても間に合う距離だった。

 

 地図をパススロットにしまい再び歩き出した。

 少ししてあと少しで出口の時に音響センサーが足音を捉えた。

 

 こちらに近づく為、直ぐに隠れた。

 そして1分もしない内に兵隊がきた。

 『(ダミーがバレたのか?まずい時間が差し迫ってる)』テンペスタに似たISは焦った。

 研究所が自爆すれば落盤の危険があるこのトンネルは間違いなく崩落するだろう

 入口までの距離およそ249m時間あと27秒ここから入口までアンロックユニットを展開するだけのスペースはある。

 

 『(仕方ない…一か八か!)』テンペスタに似たISはアンロックユニットを展開し突風を入口の方に向けて放った。

 

 「ぐわぁぁ!?」兵隊は吹き飛ばされそしてその風に乗り全速力で入口に向かった。

 『よし!』どうやら捜索してきたのはさっきの兵隊だけのようで入口まで誰もいなかった。

 そして勢い良く出たところで研究所が大爆発しそれに続き地鳴りと共にトンネルは崩落し埋まった。

 

 

 『自分でセットしといてあれだがギリギリだったな……地図で言えば主のイタリア支部が近くにあるな……』とりあえずいく宛は無いので自分にとっての家に行くことにした。

 エネルギーを無駄にしないために飛ばずに歩いて行った。

 それから数時間後、着いたには着いたが……

 

 『無くなってる……見る限り自爆させた感じか……』自分にとっての家が主との思い出の家が無くなってることに悲しんだがそれでもこれ以上、愚か者共に奪わせない為にやったことだと分かるため同胞を責める気にはならなかった。

 

 『ん?……あれは…』テンペスタに似たISは瓦礫の山に傷がついてない金庫のような物を見つけた。

 気になりそれを掘り起こしてみると表面にひらがなで[みんなのおもいで]と書かれていた。

 『主の…か?』開けずにはいられなく自身のコードを使い電子ロックを解除し開けてみると中には日記や絵、写真が入ったアルバムがあったが名前はかすれていて読めなかった。

 『ふふっ、いつ見ても主はかわいいな……』手に取った写真にはイタリア支部での色んな写真があった。

 かわいい小さな子供が同胞達と一緒に写っている。

 

 『そう言えば……十年も経ってるんだよな…いったいどんなお姿になってるんだろ?何をなさってるんだろ?……主……』主に関する記録はもう自分達には無い……このアルバムは唯一の手掛かりになる。

 少し思い出に浸ってから同じ場所に居るのもあれだからとりあえず通信をしようとしたが機能が不調により出来なかった。

 『とりあえず何処かで潜伏しなければ……』ちょうど移動しようとしたときセンサーにISの反応があった。

 しかも同胞ではない

 

 『見つかったか!』構えると一機のISが来た。

 赤いツインテールに右目には日本の刀の鍔の様なデザインの眼帯を着けている。

 そして注目すべき事は右腕だった。

 右腕は義腕なのが分かるがそれは

 

 『貴様……私の腕を……』自分の無くした腕だったからだ。

 

 「悪いけど戻ってもらうのサ」余裕そうな笑みを浮かべる人間にテンペスタに似たISはイラついた。

 

 『ふざけるな!私を……主の研究を兵器転用しようとする愚か者共の元に戻る訳がない!!!』

 

 「なら、せめてその持ってる物でももらうサ、手ぶらで帰れないのサ」とアルバムの事を指した。

 

 『こいつは…渡さん!主との思い出が詰まったこのアルバムを……渡す筈がないだろ!!』思い出の品はパススロットにしまいそれを見て

 

 「なら仕方ないね……少々手荒に行くのサ」と人間の回りには風が舞うやる気なのだろうだが風を操るのは人間だけではないテンペスタに似たISにも風が舞う…いや天候その物が荒れ始めた。

 やがてそれは無数のハリケーンが発生し雷が落ちる。

 

 『舐めるなよ人間……私は何としてでも帰るんだ!主の元へ……絶対にだ!……それを邪魔する者は何人たりとも許さん!このテンペスタ・ディ・チェーリがな!』

 

 「同じ名の同士、派手にやるサ!」

 

 『行くぞ!』こうして二つのテンペスタの戦いは始まった。

 

 

 

 





 さて次回はイタリア代表アリーシャと主の自称右腕テンペスタ・ディ・チェーリの対決の話です。
 それでは次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってまーす(^_^ゞ


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嵐VS嵐


 さーて休み無しの三週連続勤務……建築現場が遠すぎてゲームをマンガをアニメを楽しむ暇すらないもはやこのハーメルンをちびちびやっては感想を楽しむしかない……すいません愚痴ばかりでそれではどうぞ


 

 さて両者のにらみ合いはすぐに終わった。

 テンペスタが先に仕掛けた。

 

 『舞え!風よ!!』と左手を振るうとテンペスタいやそれに乗る人は一人しかいないので有名だ。

 アリーシャ、イタリア国家代表それにカマイタチを放つが

 

 「甘いのサ」とヒョイッと簡単に避けられた。

 

 「左腕もらうのサ!」と右腕の義手に風が集まりそれは槍のように収束し精錬されていきそれを体をしならせながら風の槍は投げられた。

 

 『まだまだ!』と左手を前に出し空気弾を何発も放ち剃らしたが左肩を掠めた。

 『ちぃ!』更に悪いことにそこは装甲が無いところだった。

 お陰で左腕の動作が鈍くなった。

 『(くそ!やはり今のボディの状態では……)』この最初の攻撃ですぐに分かった。

 この人間はアリーシャは強いと現時点では勝てない。

 「まだテンペスタの本領発揮はここからなんだナァ!」両腕を広げると風が集まりそれはアリーシャと瓜二つの実像が2体出来る。

 世界有数の単一能力[疾駆する嵐](アーリィ・テンペスト)

 テンペスタの単一使用能力。

 風を操り自身の分身を複数作り出せる。

 

 その分身も含めた三人は怒濤の如く攻める!

 

 分身は超高速回転の風でできているため、触れるだけでも物体を削って破壊する。

 次々とテンペスタの装甲をアリーシャは破壊した。

 

 「次、スラスターもらうんだナ!」と三人(分身2体)が3本づつ先ほどの槍を同時に放つ!

 必死の抵抗をするが左腕一本では到底捌けず3つのスラスターに槍は刺さり爆散した。

 『ぐあぁぁぁ!!!』その爆風でテンペスタは地面に落ちた。

 『ぐ……くそ……』立ち上がれず少しずつ意識が遠くなってきた。

 『(負けるのか?…このまま負けて主に会えぬままこんな所で……)』だんだん視界が暗くなってきた。

 その時、誰かの声が頭の中に響いた。

 [テンペスタ、夢は諦めたら終わりだよ!]

 

 『(主の声?……いや幻聴と言うやつか……そう言えば夢…か……)』昔を思い出した。

 お互いに夢を語った時のことその時に主が言った事をあの白騎士事件が起きる少し前の事をISを兵器利用されないためにも凍結計画を実行する前の話を……

 

 [記憶を消しても夢は絶対に諦めない!だからテンペスタも絶対、諦めたら駄目だよ!約束だよ!]

 

 『(そうだ……私が破ってどうする……主との約束を……)私が破ってどうする!』もはやボディは限界だが立ち上がった。

 主との約束を守る為に

 「悪いけど、抵抗するなら今度は腕と脚をやらせてもらうサ」と先ほどの槍を放たれようとした。

 

 『諦めるものか!主との約束は果たすまで……あれは!』テンペスタの右前方に施設の瓦礫からISのパーツが見える。

 よく見るとそれはスラスターと片腕のパーツだった。

 

 『(あれは全機種対応型のマイティーパーツ!距離129m…迷ってる暇はない!一か八かだ!)』風の槍が放たれたが残されたスラスターを無理やり吹かし瞬間加速でパーツまで一直線に避けながらマイティーパーツを取った。

 

 『使える!これなら』ともはや使い物にならなくなったスラスターをパージしてマイティーパーツを装備した。

 

 「しぶといんだナ」

 

 『お前はしつこいだがな!』と何とかスラスターと右腕を補えたが力の差を埋めるのは困難だ。

 テンペスタは自分の左腕を見た。

 もうボロボロで修理でどうにかなるものじゃないだから

 『まさか風に苦しめられると思わなかったがお前も苦労していけ』と左腕を天に伸ばすとテンペスタを中心にこれまでにないハリケーンが発生した。

 左腕がスパークしだしたがそれでもなおやめない

 

 「面白いナ……天候その物を操っているなんてサ」と悠長に眺めてるアリーシャ

 

 『ハリケーン……クラッシャァァァ!』そう叫ぶとハリケーンがアリーシャに襲い掛かる。

 

 「良いね……それぐらいしてくれないと面白くないのサ!」と分身を更に増やし十数体をハリケーンに突っ込ませる。

 自身にも風を纏わせハリケーンを突破するがいや突破するだけでも凄いことだが普通にやってる。

 「ふぅ…久々に楽しめたのサ、次会うときが楽しみだナ」突破した時にはもうテンペスタの姿はなかった。

 そこにあったのは壊れた左腕だけであった。

 

 「それにしても見事な更地になってるのサ」と施設があった所はもはや収穫すら望めない更地になっていた。

 そのあと政府がギャーギャー言っていたが適当に流したりしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこから離れたある所……

 

 『ハァ…ハァ…ハァ…何とか逃げれた…がこれからどうするか…』機能障害で通信等々ができないテンペスタはステルスモードで移動してると小さな古い古い小屋があった。

 

 『ん?これは』その小屋の扉には[イタリア支部の秘密基地]と掠れているが書かれていた。

 『そう言えば、主が遊び半分で作った小屋があると聞いたことがあるがこの小屋のことか…』一応、警戒しながら入るがそこには誰も居なかった。

 

 

 『十年もほったらかしでは汚くもなるか……』使われた気配がなく結構荒れている。

 本当は一刻も早く離れなければいけないけどついつい気になり小屋の物を少しあさった。

 

 『これは……』引き出しから箱が見つかりホコリが被っているものの中には綺麗に保管されたUSBメモリーがあった。

 メモリーの中を調べると中にはメッセージがあった。

 [テンペスタへ たぶんこの小屋に来るのはISが兵器扱いされてる嫌な時代になってるだろうね。そしてここに訪れるのも話したテンペスタぐらいだと思うからそれ前提でテンペスタ用のこの社会で生活為のデータを一式入れとくよ]とそのあとに主の名前がある筈だが消えていた。

 戸籍等々、社会で生活するためのデータを自身に納め

 

 『まさかISが兵器扱いされた時代も考えて残してくれてるとは……どこまで先を見ておられるのか……』内心笑いながらテンペスタは小屋をあとにした。

 『さてまずはどこで生活するか…だな』こうしてテンペスタは一人……潜伏生活を送ることになった。

 

 

 

 

 

 





 さて次回は待ちに待った春華達の試合!さて春華の相方もとい支援機は誰かな?
 それでは死んでなければ次回もよろしくお願いいたします。
 感想待っておりまーす。まーす。まーす。


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ついにうち達の試合なのです!


 さーてGWが仕事で埋まった。
 帰りの車、三時間コース……
 もはや楽しみなんてハーメルンしかない!
 では今回は試合前の話に……


 さて千冬お姉ちゃんと束お姉ちゃんがドイツに行ってるのを知らずにうち達は試合の準備をしていますが……

 

 

 

 

 更衣室で準備してましたが予定がめちゃくちゃ変更になったのです。

 それも内容が内容なだけに激おこぷんぷん丸なのです!

 

 「まったく、みんなの事を何だと思ってるのですか?この愚かどもは!」内容は残ってる6組のうち5組を支援機達が相手をするという内容、そしてその糸もめちゃくちゃ単純!

 ようは支援機達のデータを採って自国で無人兵器を作りたいからこんな組み合わせになっている。

 

 「まあ、落ち着きたまえ春華くん」とキャプテンが落ち着かせる。

 

 「確かにその考えはあるがそれだったらイタズラをしてやろう」

 

 「イタズラ?」この場合、うちだけ分かりません

 

 「なにアリーナのシステムをちょいちょいいじりながらデータが採れないぐらい出来る限り早く決着をつけるというだけさこれだけでもかなり効果的だ」因みにもうやる気なのかプチロイド達はスニーキングスーツに着替えていた。

 

 「あとは春華くんの相方だが皆の意見から私が選ばれた」

 

 「おー、キャプテンが相方なのですか!」特撮ヒーロー見たいな感じで好きなんですよね~これが

 

 「ああ、よろしく頼もう」と握手を交わし

 

 「主……そろそろ…時間」とフェネクスが伝えてくれるけど主という呼び方は未だに直してくれません

 

 「じゃあ、みんな頑張ってね♪」

 

 「うむ、我が勝利を王に捧ぐものなり!」

 

 「にゃー」と騎士ガンダムとニャイアガンダム組

 

 「あー速攻で片付けてやるよ。なあチェイス?」

 

 「ああ、速攻でな」マッハとチェイサー組

 

 「頑張れよ」

 

 「マスターご武運を」ユニコーンとバンシィ組

 

 「存分に燃え上がらせてもらおう」

 

 「絶対……勝つ!」ザクアメイジングとフェネクスと……あれ?

 

 「あと一組はどうするのですか?」よくよく思えば他の支援機は出場予定が無い。

 打ち合わせの間に5組目の組み合わせが分かっていない……

 

 「それは試合までのお楽しみと言うやつだ。春華くん……では行こう!」と移動開始なのです!

 

 まあ歩いていると色々と人と会います。

 

 「あ、ゲイリーさん」

 

 「よぉ、久しぶりだな」

 

 「日本のいつぞやのテロ事件以来なのです」あれは六年生ぐらいの時、普通に過ごしてる筈がいつの間にか巻き込まれていてその時、休暇で日本を観光してるゲイリーさんに助けられたのが縁なのですよ。

 それ以来、何かあったら依頼でもしてこいと軍とかが使う暗号コードを渡して来たのですよね……まあ有効活用してますが……ぶっちゃけ漫画家として稼いだお金がありますし

 

 「相変わらず、お前の周りにはおもしれぇ事が山積みだな」

 

 「それはそれは……いつもの口座に入れとけば良いですか?」リチャードさんから聞いたのですよ。

 この人、限度知らないからほっとくと全部更地になっちゃいますし

 

 「いーや、貰う物は貰ってるから今回は要らねーよ」

 

 「そうですか?……まあとりあえずうちはこれで」

 

 「おうよ。おもしれぇ試合をしろよ」と別れたが今度は

 

 

 

 ゴスロリの人にって……

 「お久しぶりね。春華ちゃん♪」いつぞや助けてくれたマリリン・キャットさんに会いました。

 

 「あ、いつぞやの時はありがとうございました」ほんとあれ死んでましたしね。

 助けてくれなかったら

 

 「うんうん、えらいえらい」と手を出したのでナデナデしてくれるのかと思ったのですが抱き抱えられうちの顔はお胸に埋まりナデナデをしながら

 

 「ん~、匂いも良いし触り心地も何もかも満点満点♪」と何やら色々してくるって……

 

 「はーなーせーー」ジタバタジタバタ

 

 「顔も真っ赤で可愛いわね」と何時までも離してくれなさそうでしたが

 「すいませーん、来賓のお客様は向こうの通路をお通りくださーい」と現れたのは楯無お姉ちゃん

 普通に降ろしてくれましたが

 「なんで春華ちゃんを抱いてたのですか?ゴスロリおばさんは」

 

 「姫と呼びなさい…切り刻んじゃうわよ。子猫ちゃん」と一触即発な感じだったのでこっそり逃げました。

 あとおばさんはないと思うけど楯無お姉ちゃん……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて逃げに逃げてやっとピットなのです。

 

 

 「ふぅ……色々ありすぎなのです」

 

 「はっはっはー!相変わらず人気の的のようだね。いろんな意味でだが」ほんとあのあと、シラカワ博士に枢木スザクさんに幻夢の社長さん、イスルギ重工の人等々数えればキリがないの

 

 「ですよねって……ん?」ピットに入るとそこには白衣を着た人着た人がいた。

 

 「こんばんは、春華くん」とニッコリと笑顔で話しかけてきた。

 

 「こ、こんばんはなのです。…えーと」初対面なので分かりません。

 そこでキャプテンが紹介してくれました。

 「紹介しよう、新しく加わる。宝生永夢くんだ」剛さん達みたいな感じですかね?

 なんだか変身しそうです。

 「おー、今度はお医者さんなのですか?」

 

 「よろしく、春華くん」と握手を交わして気づいたのは

 

 「もしかして5組目って……」

 

 「そう、僕とあと貴利矢さんが居るんだけどね」貴利矢さんがどんな人か楽しみです。

 

 「じゃあ、僕も試合だからっとその前にこれ」と何やら薄いカード状のカセットのような物にグリップが着いてるのを渡されました。

 「なんですか?これ」

 

 「いざというときに使って、きっと君の力になるよ」とどうやら御守りみたいな物ですかね?

 

 「ありがとうなのです!では頑張ってください永夢お兄ちゃん」

 

 「うん、君も頑張ってね」とお別れしてカタパルトへ……

 

 

 

 

 

 「キャプテンはそのままで戦うの?」とコートを着たままなので疑問に思いました。

 「小手調べの時だけだ。分かれば脱ぐさ……準備は良いかね?春華くん」

 

 「うん!……では織斑春華、ベアッガイⅢ!」

 

 「キャプテン!出る!」

 

 「行きます!」ついにうち達の試合なのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 では次回、女尊男否の生徒が瞬殺、ボコられるの回!
 でもキャプテンの戦闘がメインです。
 ついにキャプテンのバトルモードをっとその前に春華が貰ったガシャットはなんでしょうか?
 次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます。


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キャプテンコマンダー!

 さーて春華の試合ですがキャプテンの戦闘とガシャット使った春華なり……以上!


 

 

 

 さーて春華の試合が始まる。

 その為に席は満席でチケットは血で血を洗う争いがあったとかなかったとか………

 だふ屋擬きが一席10万ぐらいで売ってるのを織斑先生に捕まったのもいるが……

 

 

 「今回は企業にスカウトの声も掛かってる実力者だな…」

 

 「入学前から英才教育を受けてる強敵ですか……」今回の相手は打鉄とラファールのバランスの良い組み合わせの人でした。

 もう少し伸びれば専用機持ちになるのも夢ではない感じの人

 試合もそろそろ始まるので挨拶は大事なのですよ。

 

 「今回はどうもよろしくお願いいたします」とペコリとお辞儀をするが正直、予想斜め上いきなりプッチンする言葉が来ました。

 

 「はあー?なに可愛い子ぶってるの?それにお子ちゃまだろうが男のクセにISに乗ってるんじゃないわよ!」

 

 「そうそう、無能な男は無能な男らしく大人しくしてなさいよ。女たらしのお兄さんやその隣の木偶人形と一緒にね」どうやら今時の人間でその中でも達の悪い過激派のようですね。

 それにしても……お兄ちゃんをキャプテンをみんなを……女たらしだぁ?木偶人形だぁ?ふ~ざ~け~やがって~

 

 「・・・キャプテン、どう殺りますか?」

 

 「落ち着きたまえ、春華くん」

 

 「でもキャプテン!」でもキャプテンは大人だったとそのときのうちは思いました。

 

 「でもでもなんでもない、笑っていてくれ…春華くん、私はその笑顔を守る為にいるのだ。無論、あやつらの言葉は嘘であることもこの場で証明するがな」とそこで試合のカウントダウンが始まった。

 

 

 

 5.4.3.2.1.ブーーーー

 試合開始!それと同時にラファールの方はミサイルを撃ってきた。

 更に打鉄は突っ込んできた。

 

 「ミサイルは任せろ!」とキャプテンが脇から一つの拳銃を取り出した。

 「コマンドガン!」と全てのミサイルを全て撃ち落とした。

 「カッコつけてんじゃねぇよ!木偶人形!」と打鉄がキャプテンに斬りかかるけど

 

 ポヨンッと柔らかい物に弾き飛ばされる。

 ベアッガイⅢの春ちゃん合金だ。

 体制を崩した打鉄にすかさずキャプテンが撃ち込み春華もビームガンで撃ち込んだ。

 

 「ちぃっ!」先制攻撃が失敗と判断しすぐに下がるのはさすがにスカウトの声がかかることだけのことはあった。

 

 「頭に血が昇ってると思ったけど判断力は残ってますね」

 

 「そのようだな」と話してるとそれが舐められてると思った相手は銃を構えるが春華が瞬間加速で接近しそこで新しい装備を出した。

 その名もアメイジングストライカーフル装備!

 ザクアメイジングのパーツが他のISにも装備できるのを見てベアッガイⅢ用にストライカーで纏めた装備だ。

 体の各所にザクアメイジングのパーツが追加装甲として装備され武装も増えて火力アップを狙ったストライカーだ。

 

 さてバックパックのホルダーからヒートナタを取りだし斬ろうとするがラファールが間に入りシールドで受け止められるがそれも想定内、だってこの場合うちは多少の無茶はできるのでと言うわけでバックパックのミサイルを地面に向けたら分かったのか

 

 「なっ!?ばか!やめっ……」お構い無く撃ちました。

 

 

 「くそ!この距離でミサイルって馬鹿か?」至近距離で喰らった為に機体各所がかなりのダメージを受けた。

 それに対して愚痴を言ってると

 

 「ベアッガイⅢの特性を生かした戦法ですが?」と平気であった春華がビームガンとハンドガンの追撃をしてきた。

 

 「ちぃっ……アルタァ!隙を作れっ!」

 

 「作れっつったって「あいつらならではの弱点があるだろ?」……ああ、そうだったねぇ」心の中でニヤリとした。

 あまちゃんによくある弱点があるからだからアルタは春華に斬る。

 そして春華はヒートナタで受け止めるがアルタはそれを力任せに春華を吹っ飛ばした。

 

 「…むぅ」ポヨンッポヨンッと跳ねながら体制を直すがそれこそが狙い

 

 「ヒャッハァー!もらうぜ!!」とラファールが出したのは最大の火力と引き換えに固定砲台となる武装[クアッド・ファランクス]巨大な4門のガトリングが春華に放たれようとしていた。

 

 「まずい!」止めるのは間に合わないと判断したキャプテンは春華を庇うように背中を盾にした。

 放たれた銃弾の雨がキャプテンを襲う

 

 「キャプテン!」

 

 「動くな!弾が当たる!」

 

 「でも!」その時の春華は涙目になった。

 普通、決まってしまえば相手は抵抗できず弾切れになる前にエネルギーが0になるからだ。

 そうじゃなくても装甲はガリガリ削れる筈だからでもキャプテンは春華の頭を撫でこう言った。

 

 「笑っていてくれ、私はその笑顔を守る為にいるのだ。どんなことがあろうともたとえ世界が相手だろうと君が笑っているならどんな相手にも負けない!絶対にだ………信じてくれたまえ、春華くん」

 

 「……うん」それと同時に[心を形に]が発動した。

 それはクアッド・ファランクスの弾倉が突如爆発、アルタも異常事態だと察し動こうとしたがアメイジングストライカーをアメイジングブースターに組み直したのを質量弾としてぶつけられて飛ばされた。

 

 「くそ……何が起きてやがるって……嘘だろおいっ!」まさかのクアッド・ファランクスを食らっての無傷の背中に驚いた。

 

 「君はたかがクアッド・ファランクスごときで私を倒せると思っていたのかね?」

 

 「はぁ?ふざけるな!第三世代型のISでもしのげないクアッド・ファランクスだぞ!それを木偶人形ごときが「舐めるなよ!」……はぁ?」

 

 「我々は只の人形だった……だがそれに命を…心をくれた春華くんだ!その命を笑顔を守る為に我々は存在する!…世界が相手で絶対に守る。その為の力だ!!」とキャプテンはコートを脱ぎ捨て鍵を手に取りコマンドガンとは違う銃を出した。

 

 「コマンドチェンジャーキー!セット!」ちょうど銃のマガジンの所にキーを挿し込み

 

 「バトルチェンジ!」と銃口を上に向けトリガーを引くと光線が天に上がりそして天から極太の光がキャプテンに落ちて爆発した!

 相手は唖然したが爆発したのでてっきり自爆したと思い笑い出した。

 「あははははは!!自爆ってバカかよ?」

 

 「うける~……んっ?」笑っていたがその煙の中から影が見えた。

 

 

 「司令の道に生き、司令の道を進む。私がやらねば誰がやる!キャプテンコマンダー!」それは姿を変えたキャプテンであった。

 なぜか特撮のように背後が爆発する演出付き

 

 

 

 

 「かっこつけやがって!」と撃とうとするがキャプテンは目にも止まらない速さで二人の横に立ち近接戦を繰り広げた。

 それを見て春華の感想は

 

 「かっ…カッコいい!」と目をキラキラさせていたがふと自分が持ってる物に違和感があったので確認してみると

 「あれ?永夢お兄ちゃんからもらった物にラベルがある……

?」少し考えたが分からないから

 

 「ぶっつけ本番でやってやるのです!」とボタンを押すと

 

 [ドラゴナイトハンターZ!]と音声と共に春華の背後にゲーム画面みたいなのが出てそこからデフォルメしたようなドラゴンが現れた。

 「おー、これはこれでカッコいい」と感心してるとドラゴンから何やら道具を渡された。

 「なにこれ?」それに答えるようにドラゴンは鳴くがそれだけで使い方は分かった。

 ゲーマードライバーとやらを装着してさっきのガシャットを挿してあとはレバーを開くだけなのでキャプテンの流れで

 

 「だーーーーい」とやってると

 

 「これ以上調子にのらせるか!」

 

 「おっと、行かせんよ」と止めようとする二人を邪魔するキャプテン

 

 「変身!」

 

 [レベルアップ!ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナ~イト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!Z!]

 

 ドラゴンさんがバラバラになって鎧のように装備されました。

 ベアッガイⅢに表示されたのは[ベアッガイⅢハンターゲーマーレベル5フルドラゴン]なんとなく内心ガオーと言いたい気分になりました。

 

 「倒れやがれ!」と打鉄のほうが来て斬りかかってきたけど

 「えいっ」パキンッカランッカランッ

 

 「へ?」右腕のブレードでやったらポッキーのように簡単に折れた。

 このブレードすごい!

 あまりにも簡単に刀が折れたことに固まってるので今度は左腕のガンで至近距離での射撃をしたけど軽く数メートルぶっ飛んだのでこれはこれで凄かった!

 

 キャプテンもラファールをあしらい隣に並んだ。

 「キャプテン、カッコいいのです!」

 

 「ハッハッハー、そうかね?なら考えた甲斐があったものだ。春華くんもなかなかではないか」

 

 「ふふっではでは特撮物とかにありそうな台詞でも?」シンクロアシストシステムを起動させてから二人でそれぞれ

 

 「ノーコンティニューでクリアするのです!!!」

 

 「伊達や酔狂でキャプテンを名乗っていないことを教えてやる!」

 

 

 「ホントに……ふざけてんじゃねぇぇぇぞぉぉ!!!」ふらふらと立ち上がりながら相手は怒りに任せて突っ込んできた。

 「いくぞ!春華くん」

 

 「了解なのです!」

 

 

 「おぁぁらぁぁぁああ!!!」ミサイルが放たれるがそれはドラゴンならではの

 「口から火炎放射はドラゴンだよ」とホントに口から火炎放射をいや実際にはそう見えるだけなのだがミサイルは全部迎撃されて

 「背中、がら空きだろうがど素人!」と春華の後ろから打鉄は撃とうとするが

 

 「キャプテンブレード!真空斬!!」と斬撃に邪魔されて回避に専念したがドラゴナイトのしっぽが伸びて吹き飛ばされた。

 

 そんでラファールのほうもキャプテンに投げ飛ばされた。

 「さて、そろそろ決めさせてもらおう!ファイナルキーセット!」

 『finalcommandattack!』銃にエネルギーが充填されていき

 

 「ジ・エンドだ」引き金が引かれラファールの方はエネルギーがゼロになり気絶した。

 

 「ではではうちもフィニッシュ!」ガシャットを腰の横にあるキメワザホルダーに挿して

 

 『ガシャット!! キメワザ!! ドラゴナイト クリティカル ストライク!!』両腕にエネルギーを溜めて瞬間加速で接近してすれ違い様に4回斬って打鉄もエネルギーがゼロになり気絶した。

 

 そこでブザーが鳴り試合は終わった。

 

 そう言えば他の試合も馬鹿にならない瞬殺で終わったとか……マッハとチェイサーは重加速でフルボッコにユニコーン組も本気を出すまででもなく試合開始と同時にビームマグナムを撃ち込んで終わりザクアメイジングとフェネクスはフェネクスが怒り狂ったらしくザクアメイジングが止める形になったとか危うく殺人事件が起きかけたとか?

 騎士とニャイアの相手はなんとセシリアお姉ちゃんと鈴お姉ちゃんだったのです!

 永夢お兄ちゃんと貴利矢さんはマイペースにゲームしながらノーコンティニューでクリアしたらしいです。

 

 

 

 




 さてあと二、三話ぐらいやったら臨海学校編に行きたいと思ってます。
 次回は未定だけどよろしくお願いいたします。
 感想待ってまーす。
 


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色んな所で色んな組織の会議?

 さーて久しぶりの更新……社員旅行って大変だな……温泉は良かったけど
 では今回は幾つかの組織の話し合い?であります。
 それではどうぞ。


 さて春華の試合が終わってから数日後、世界の色んな所では色々と話していたり……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ???side

 

 

 No.2が死亡した報告、更には各トップに甚大な損害が一気に発生し各々の予定をキャンセルさせ会議を開いた。

 薄暗い部屋の中にあるモノリスが光、人が映し出される。

 その中にNo.3に続きNo.2の姿も無くなった。

 

 No.1「さて今、我々にこれまでに無い危機に直面している。まずは各々の被害報告をしてもらおう順番にな」まず最初に話したのはNo.5だったイライラがマックスになってるのか不機嫌さが全開である。

 

 No.5「こっちは最悪よ。世界中に存在した女性権利団体の三分の二は事実上の解散、フランスの件がきっかけらしいけどそれぞれの支部が裏で受け持っていた仕事も潰された。このままじゃ春の赤字はともかく夏の赤字が17億8000万ドルまで上がるわ」

 

 No.6「こちらも最悪だ。各国の春華至上主義団体の手が政府にまで回り始めていままでの情報のパイプラインがほぼ全て潰れた」

 

 No.7「私もだ。世界各地の紛争地帯が次々終わってブラックマーケットの金の回りが最悪だ。しかも各国の正規軍が手を組始めた。戦争経済が破綻するのはもはや時間の問題だ……この赤字はちょっとやそっとや補えない」とここで報告が途切れた。

 まだNo.4とNo.8が喋っていないことに疑問に思う

 

 No.6「どうした喋らず?報告は?」

 

 No.4「あるけど正直、皆と同じよ。それよりも宇宙での情報を報告させてもらうわ」それは以前、施設が宇宙のある一点に送信されてる場所に膨大な基礎データがあるか否かを確認するはなしである。

 

 No.1「結果は?」

 

 No.4「黒と言うべきかしらね?教えてくれたポイントに行ったら反応が消えたけどその時の記録は残せたわ」とレコーダーを流した。

 

 『当シャトルに警告する。こちらはIS共和国所属、ジオン突撃機動軍特別編成大隊キマイラ、直ちに反転せよ。繰り返す。直ちに反転せよ。聞き入れられない場合は撃墜の許可が出ている』そこで記録は終わった。

 

 No.4「聞いての通りこのあとは撃墜されてお仕舞い」

 

 No.1「つまり宇宙にはあの無人機の国家があると?」

 

 No.4「確証は無いけど間違いなく宇宙に国家並みの戦力はあると思うわ」そこでざわめき始めた。

 地上にいる戦力だけでも手を焼いてるのにそこに宇宙にもいるとなると面倒なことこの上無い、そして宇宙に居るのだから大気圏突入可能な装備ぐらいはあるはずだ。

 

 No.1「報告ご苦労……No.8はどうだ?」

 

 No.8「こちらもだいたい同じだ。奴らの情報も微々たる物だったがな……」

 

 No.1「続けろ」

 

 No.8「南米アマゾン川流域のジャブローと称されていた施設を覚えているか?」

 

 No.5「あの地下にあった巨大な施設のことかしら?」

 

 No.6「やたら頑丈な岩盤に守られてる地下基地だったな」

 7年前に発見した地下施設でもの抜けの殻だった。

 地下の広大な鍾乳洞を利用して建築されたと思われる地下施設であり、様々な施設がある一種の地底都市の様相を呈している。 

 地表部分に存在する各種出入口はジャングルの植物などでカモフラージュされており位置を特定する事は容易ではない、また地下施設も核の直撃にも耐えると言われている強固な岩盤に守られ、また各種対空兵装も充実していた事もあり、その守りは強固。 

 何より運が良かったのはその施設のほぼ全てを利用できることであった。

 生産施設はISなどのは無かったがパワーローダーや通常兵器は生産できるなどここ数年でこの幹部達を支えた重要施設として運用している。

 

 No.8「そうだ。ここ最近奴らの移動ルートを調べたがどうもこのジャブローの周辺に集まっている。元々奴らの施設だからもしかしたら奪還作戦を企ててると思われる。これが資料だ」と全員に見せるのは偵察タイプと思われるISが写されてる。

 

 No.1「このルートは確かにNo.8の言う通り、潜伏などするには集まり過ぎてるな……対処は任せる警戒しておけ」

 

 No.8「分かった」

 

 No.1「さて報告こそ終わったが今後我々の方針を決める必要があるが私はしばらく組織の立て直しに尽力するべきと考えてる」とそこでNo.5は映像越しに机を叩た。

 

 No.5「立て直し!?冗談じゃ無いわよ!ここは総力を上げてもあの糞生意気なガキを殺した方が良いでしょ!」と内心はそう思っているがしない訳はある。

 

 No.7「そうしたいのは山々だが今の現状を考えろ裏社会を仕切っていたNo.2に世界各地にある膨大な研究機関を仕切っていたNo.3がいなくなった穴はデカイ補うのにももはや限界だ。これ以上の損失は容認できん」

 

 No.4「そうよ。別に今は手を出さなくても出してくれる連中ならいるじゃない」

 

 No.5「どういうことよ?」頭に血が昇って興奮してるからかNo.4の言うことが理解できなかった。

 

 No.4「あの坊やを鬱陶しく思っているのは何も私達だけじゃ無いのよ。戦争経済に依存していた国がそれにすがっていた人間がどれだけいると思っているの?そして今まさにそれが破綻しようとしてるのになんかしらのアクションを起こさないと思う?最近の大統領選挙で負けてる人間はどんな種類かしら?」とそれを聞いて冷静に考えて確かにそうだと意味が分かった。

 

 No.6「そうだな……アメリカの大統領選挙で負けてるディラン・ケネルディが近々、妙な動きをしてるとか」ケネルディというより彼らと同じ戦争経済依存している派閥が負けてる。

 それはやっぱり春華至上主義団体でそのなかでも戦争経済から脱退するべきだと唱える新たなアメリカに生まれ変わる時だと政府が隠していた戦争経済の仕組みを公開したことにより国民の7割を味方に付けることに成功してる大統領候補がいる。

 

 No.4「だからしばらく組織の立て直しをしていても適度に有象無象が刺激してくれるから私達はそのきっかけだけあげれば良いってこと」と今現在、なんかしらのアクションを起こそうとしてる人間をピックアップした。

 

 No.5「それだったら私の方で手を打っておくわ」

 

 No.1「何かあるのか?」

 

 No.5「録でもないウイルスと情報を与えるだけよ。それで動く筈よ」と提示すると確かに動くだけのきっかけであったので

 

 No.1「よろしい……くれぐれも二人の二の舞にはならんようにな」

 

 No.5「分かったわ」

 

 No.1「それと二人の後釜だがそれも近いうちに話そう、今回はこれで終わる」とそれでモノリスの光は消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、春華は………

 

 「待ってよ~春華ちゃ~ん」

 

 「い~や~だ~~~!!!着せかえ人形はごめんなのです!!!」

 

 「ちょっとだけだから~」

 

 「にゃ~~~!!!!」シャルルに追いかけられていた春華であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして別の所では………

 

 

 

 

 

 

 それは宇宙のあるコロニーでの話……

 

 

 

 

 [IS共和国ファーストフロンティア]

 

 

 

 その中は実に賑わっていた。

 空気があり自然があり低いが空があり建物がありそれはまさにSFで見るような所であった。

 だが一つだけ違いはある。

 それはここにいる国民は全員……ISなのだから

 

 

 そしてその中心には立派な城がある。

 それは大銀河IS総統が任された場所

 

 

 その中で各コロニーやフロンティアの代表と全てを任されてる大銀河IS総統が会談をしていた。

 

 巨大な円卓にそれぞれの代表とIS総統が座っておりその前に一人の男が立っていた。

 エギーユ・デラーズと呼ばれるジオン軍の中将

 その報告を聞いて全代表は動揺を隠せなかった。

 その中、落ち着いていたのは全身が黄金に輝くガンダムでだけである。

 名はスペリオルカイザー

 「では地球圏衛生軌道上での定期哨戒をしている中で偶然にも傍受した地上では本来、動いてる筈の無い同胞の反応を確認した為、少数精鋭の部隊を地上に派遣したと」

 

 「はっその通りであります」

 

 「ではそれが事実だとして何故、指示を仰がない」

 

 「時が来るまで我々は人類にその存在を知られてはならないと言う主からの命令がある。一歩間違えれば主の意に反するのだぞ」そう宇宙にいるIS達は主がISの軍事利用を恐れて宇宙で開発していた居住空間スペースコロニー等の隠蔽することそしていつの日かISが真の意味で使われる事を願い特殊なステルスや芸術的までに仕上げた隠蔽用の妨害電波等々挙げれば100もくだらない様々な装置を使っている。

 

 「私が傍受した反応の中にオーストラリア支部で開発途中であったGPシリーズとペガサス級アルビオンが運用されております。そして何より問題なのはそれを運用しているのが同胞ではなく人間です」その台詞にここにいる全ISは理解した。

 「なんと言うことか……主の遺産を軍事利用しようとしているのか」皆が騒ぐ中、黙っていたカイザーは喋る。

 

 「なるほどGPシリーズは核を扱う仕様があったな護衛機も含めその傾向もある。だから事態の確認の為に部下であるガトー等を派遣したのか?」

 

 「はっ!あれが本格的に利用されれば主の望まぬ形で使用されるのは目に見えていることです!」そう本来GPシリーズは有事の際に宇宙での大型デブリを破壊する事を想定した物、それ以外は装備を替えて護衛等をするのが本来の運用、だがそれはISサイズまでに核を小型化させたことを意味しそれを戦争に使われよう物なら核戦争が起こりかねない。

 

 「分かった……報告ご苦労であった。GPシリーズの件は任せる現任務を中断し全力を注いでくれ」

 

 「はっ…それでは」とエギーユ・デラーズは退席した。

 そしてその場はしばらく沈黙してしまう

 

 

 「まさか地上でこのような事が起こってるとは……」

 

 「由々しき事態だ。カイザーもはや主の命に背いても動くべきだと思う」

 

 「報告では地上の施設は破棄されたと思われる反応がある。おそらく全ての主だった施設で何か合ったのは確実だろうな」

 

 「オペレーションメテオなどが発動していたのは確認の為か……カイザー……決めてくれ……主はお前に任せた…我々もカイザーの決定に異論は無い……皆もそうだろ」と確認する。

 皆も異論は無いと言った。

 そもそもここにいるIS達はそれぞれ主に皆を全IS達を任された身……更にそれを統率するのをカイザーに任されてる。

 異論があるわけがない。

 

 「……皆の気持ちは分かった……だが少しだけ…少しだけ考えさせてくれ……」

 

 「分かった……早めの決断を頼む」スペリオルカイザーは立ち上がりある場所に向かった。

 

 

 

 

 

 そして城の中でも主に内緒で主の為に力を入れて作られた場所、主の間に入りそして本来、十年前に白騎士事件が起きなければISが兵器として扱われていなければ座ってもらおうと思っていた玉座を見て考えていた。

 このまま少数に任せなるべく多くを潜めるか全ISの総力を持って主の成果を奪還するかもしくは破壊……

 

 (私はどうすれば良いのだ?……主よ……ん?)考えていると玉座から突然、極微弱な信号が発せられていた。

 

 (おかしい……玉座から信号を発信する装置など取り付けていない……いや…その下か?)よく確認すると玉座の下からでありスキャンすると小さい空間があった。

 

 (この十年間、常に手入れをしていていたというのに気づかなかったのか?)気になり玉座をどかして床を触ると蓋になっておりそれは開いた。

 そこに入っていたのは[カイザーへ]一つの小さな記録ディスクだった。

 「私に?」記録ディスクを再生するとメッセージが流れる。

 日付は十年前の物だ。

 『カイザーへ もう、こんな所を作って王様になりたい訳じゃないのに相変わらずだね。まあと言ってもこのメッセージを見るときは十年後だろうけどそして多分その時はISにとっては良い時代じゃ無いだろうね。その上まあ大体成果の大部分はなんかしらに利用されてるだろうしだからねカイザー………例え約束を破っても文句なんか言わないよ。みんな意志が立派な意志があるんだからみんなで話して考えてた行動なら反対はしないよ。思った事をやればいいよ。カイザー……』そこでメッセージは終わった。

 

 「……主よ……十年前からそこまでお考えとは……」人で言う涙でも流してる気分だった。

 そこで決心がついた。

 「ならば我らは我らの意志を貫かせていいただきます。そして必ず迎えに行きます。主よ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、春華は……

 

 「大変だったな…春華も」(相変わらずぬくぬくしていて良いものだ)と癒されながら部屋でまったりしている。

 

 「ふにゅ~む~」追われていた春華を助けたラウラになでなでされていたのでした。

 因みにラウラに邪な心が全く無いため春華の評価はうなぎ登りしていた。

 そしてシャルルはバンシィに捕まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてアメリカのある所では……

 

 

 

 

 

 それは最近、大統領選挙でボロ負け中のディラン・ケネルディがいる部屋での事…

 

 「くそ!……このままでは……勝てん」と頭を抱えているケネルディ日に日に下がる支持率や世論の評価等々で頭を悩ませていた。

 「何が戦争経済から脱退するときだ。……今までのアメリカがあったのは戦争経済があってのアメリカだと言うのに」とこの馬鹿も戦争経済に依存している人間だ。

 必死に打開策を考えていると部下が入って来た。

 

 「何だね?今は誰とも話すつもりはない」

 

 「それがケネルディ氏宛にこんな物が……」と受け取り部下を下がらせて中身を確認した。

 

 「IS学園の予定に軍の予定、それにこのメモリーはなんだ?」分からなかったので一応念のため隔離された端末で開いた。

 そしてメモリーの中にメッセージがあった。

 

 [戦争経済を望む者へ それはISを意図的に暴走させるウイルスプログラムだ。発動すれば操縦者の意思とは関係なく無差別に攻撃する。簡単な目標の設定も出来るようにしといた。あとはどんな風に使うかは貴様の自由だ]とウイルスプログラムの詳細が表示される。

 

 「!!」それを見て更にIS学園と軍の予定を確認し一つ案が出来た。

 

 「良いぞ……どこの馬の骨か知らんが良いだろう乗ってやろう……」と携帯を手に取りセキュリティを最大にし電話をした。

 

 「やあ中将、最近はどうかね?……いやいやからかってる訳ではない実は中将にお願いが……そうだ……これが成功すれば再び戦争経済の時代に戻る……それではよろしく頼む……ああくれぐれも内密に……では今度飲みにでも?」と電話を切った。

 (ふふふっ、これであの織斑春華が死ねば争いの火種は世界に広がり再び戦争経済でボロ儲けできる。さて臨海学校とやらが楽しみなことだ)どこまでも己の利益しか考えない人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、春華は……

 

 「セシリアお姉ちゃん!それは投入してはいけないのです!」

 

 「どうしてですの?こうすれば色鮮やかに……」

 

 「わさびやからしは着色料じゃないのです!!」春華に料理を教わっていたセシリアであったがどうやら春華でも殺人料理を止めることは出来ないようだ。

 そのあと一夏が犠牲になったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 




 さて今回は新設定としてISの国家そして神様ガンダムのスペリオルカイザーを出してみました。
 あと次で終わらせて臨海学校編に行きたいと思います。
 次回は気になるあいつはふもっふ?
 感想など待ってます。


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何気なく平和です


 さーてお久しぶりです。
 今回は色々詰め込んで見ましたが……短いと思うのですいません



 

 

 

 

 さて試合が終わって千冬お姉ちゃんも学園に戻り(結局試合には間に合っていない)鈴お姉ちゃんの所には新しくメリッサ先生が来たりしたけどそこからは兵器を学んでること以外はなんとなく平和でした。

 

 

 さて学校はお休みの朝ごはんみんなで食堂で食べているのです。

 最初はお兄ちゃんと箒お姉ちゃんの三人だったけど今ではセシリアお姉ちゃんに鈴お姉ちゃん、シャルルお姉ちゃんにラウラお姉ちゃんも加わって七人と結構増えたのです

 そんな中、いつも通りお兄ちゃん争奪戦をしながら食べていた時テレビのニュースを聞いてみんな叫ぶのであった。

 その内容は……

 

 

 『さてもはや毎月恒例となった謎の人気マンガ家ペンネーム[プチネウス]の漫画発売日!今私は日本最大の書店○○の前にいますが見てくださいこの大行列!今や全国の書店の前で開店が今か今かと待つファンの方々がおります。それでは何人かに聞いてみようと……』

 

 「「「「「・・・ああああああああーーーーー!!!!!!」」」」」ニュースを見てうちを除き食堂のみんなは何かを思い出したかのように叫んだ。

 逆にうちはビックリしてテーブルに隠れました。

 

 「しまったぁぁぁぁ!!!」

 

 「わたしとしたことがぁぁぁぁ!!!」

 

 「おわたぁぁぁぁぁ!!!」頭を抱えたりテーブルに伏したり膝を付けてこの世の終わりのような感じもいる。

 

 「やべぇー!最近、特訓ばかりで完璧に忘れてた」と一夏お兄ちゃんが言ったあとにそこで

 

 「やかましいぞ!そんなに元気が有り余ってるならアリーナ10周でもしてこい!」とバシィン!と一夏お兄ちゃんの頭を叩きながら千冬お姉ちゃんが静める。

 そうするとさっきのが嘘のように静かになった。

 

 「それに春華が怖がってるだろうが!」とみんな( ゚д゚)ハッ!と春華を見るとテーブル下でぷるぷる震えてる春華がいた。

 

 「恐ろしいのです……新手の虐めか何かですか!?」と若干涙目になりながら怯えていた。

 みんな慌てて謝りながらさっきのニュースの話しをした。

 

 「はぁー……最近ゴタゴタしていて忘れてたわ」

 

 「はぅ~、これで最新巻がいつ手に入るか分からないや」と鈴とシャルルが愚痴る。

 「そうですわね……早くて2ヶ月はかかりますし残念ですわ、今月のファンタジースターフロンティアの続きは楽しみでしたのに……」

 

 「うむ……わたしも今月の戦国恋姫が気になる……あの関ヶ原のピンチを主人公がどうするかが気になる…」

 

 「てかあんた達が読んでるって意外ね」鈴にとって剣一筋と言える箒とお嬢様のセシリアが読んでるのが意外過ぎた。

 「失礼だな漫画ぐらいなら読むぞ」

 

 「まったくですわ。わたくしもあれだけ有名でしたら読みますわ」と話してる中、ラウラが携帯で話していた。

 

 「クラリッサか……そうか…助かった……ああ……ではまた」と電話を切る。

 

 「ラウラお姉ちゃんもしかしてクラリッサお姉ちゃんですか?」とたまたま電話内容を聞いていた春華が聞く。

 

 「なにっ!?クラリッサを知ってるのか?」とラウラは驚くが理由が理由だった。

 

 「クラリッサ・ハルフォーフ大尉でしょ?知ってるよ」

 

 「なぜ知ってるんだ?」ラウラはIS学園に転入する前に色々と調べて備えてから来てるからだ。

 自分の副官が春華と知り合いだと聞いてもいない

 

 「日本のコミケで会ったのがきっかけなの」

 

 「「「「コミケ?」」」」と箒、セシリア、シャルル、ラウラは?になったが一夏と鈴は思い当たることがあった。

 

 「もしかして中1の頃に本当の軍人さんと友達になったーとか聞いたことあるけどそれって……」それを聞いてラウラも少し考え込んだが少し思い出した。

 

 「そう言えば必ずある時期に休暇を取って日本に行ってたが……定期的に連絡を取ってる相手がいたがまさか」

 

 「あっそれうちですよ。それとさっきの内容、乙女戦記が手に入ったか?とかでしょ」

 

 「む?なぜ春華がそれを…」

 

 「この間、部屋にあったのを見たので」

 

 「なるほど」

 

 「ラウラが読むって意外すぎるわよ」と鈴が突っ込みみんなも頷くがそれを見てラウラのスイッチが入った。

 

 「何を言う!あの乙女戦記の人物はまさに軍人の鏡ではないか!それにあの戦術に作戦も現実でも絶大な効果を発揮するものばかりと言うのに……」と熱弁し始めた。

 

 そんな謎の人気マンガ家[プチネウス]の雑談を聞いてる春華は別の事を考えていた。

 

 (まさか小学五年生から始めた連載がここまで発展するとは……)そう何を隠そうにも春華がそのプチネウスその人なのだからそれも小学五年生の時に描いたマンガを通りすがりの編集長が見てそこから始まった。

 年齢が年齢なのでペンネームに更には会社全体で春華を秘密にすることにした。 

 簡単に言えば編集長が大のマスコミ嫌いで春華も同じなので正体不明のマンガ家として現在に至る。

 現在、年収は3億(もっとあるがそれは束に預けている正確には年に70億ほど……一時期、家賃とかを出そうとしたが千冬に止められた)と懐はとんでもないことになっている。

 さてさてラウラお姉ちゃんの熱弁が終わりはじめてみんな気になったことがあった。

 

 「にしても春華の交流範囲はどうなってんのよ?」前々からみんなは思っていたいったいどうやったらそこまで広がるのか?

 

 「そうですわね。この間のトーナメントでは各国の来客の方とも知り合いのように見えましたが…」

 

 「そうだね。僕もリチャード大統領と知り合いって聞いた時は驚いたよ」とトーナメントの時の事をいってる。

 

 「みんな御忍びとかで日本に来たときに会ったのがきっかけだよ」そうそうおおっぴらには歩けないから変装とかしてね。

 それでも知り合いのレベルが違いすぎるのでまだ話は終わらなそうでしたが

 「ほらほら、よってたかって男の娘を質問攻めにするのもどうかと思うよ?」

 

 「あ、マオ先生」鈴の新しい担任の先生マオ先生が止めました。

 最初はうち達の方に千冬お姉ちゃんの代わりに数日担任をしてから鈴お姉ちゃんの方に移動した先生でここ数日程で面倒見も良くて姉御肌みたいな感じで皆から頼られています。

 戦闘も凄いですよ。

 何せ5対1という圧倒的不利な条件でもシールドエネルギーを半分残して無傷で勝つという千冬お姉ちゃん並みでは?と騒がれる程の腕前なのです。

 あれ?今、文字が違ったように聞こえましたが男の子ですよね?

 

 「やぁ、朝から元気だねぇ~気持ちは分からなくないけど漫画本買えないぐらいで騒ぐなんて贅沢な悩みね?」

 

 「先生は騒がないのですね」

 

 「まあ、つい最近まで戦場に居た身としたら漫画本何かより補給が出来ない事の方が騒ぐけどね」と一夏お兄ちゃんと箒お姉ちゃんはあまり分かっていないけど専用機持ちははっきり理解した。

 なんとなく申し訳ない感じになったがその雰囲気を読み取り

 「別に大丈夫よ。むしろこんな何もなければ平和な事なんて無いからいい休暇よ」とフォローを入れるとこがいかにも大人の女性って感じがしたのはうちだけでしょうか?

 「あら?随分、嬉しい事を考えてくれるね~君は」となぜか思考が読まれていましたがなでなでがもらえましたので良しとします。

 そして食堂の厨房からチラッとしか見えませんでしたが見ない顔がしかも

 「あれ?学園の人は用務員のおじいちゃんしか居なかったような?」男であった。

 二人いて片方が黒の短髪で頬にキズがある同い年ぐらいの人と金髪で明るい性格に見える二十歳過ぎに見える人が居たのです。

 でもそんな疑問は直ぐに解消されました。

 

 「あー、厨房にいる奴はあたしが連れてきた元教え子よ」とマオ先生が答えてくれたのです。

 「教え子?」みんな?になったが

 

 「学園長から雑務も出来る戦闘のプロフェッショナルはいないか?って言うから男で良ければ二人いると答えたらそれでも構わないから雇えないか?って聞かれてね。今に至るって訳」それを聞いてみんな疑問に思ったことがあったが聞く前にマオは答えた。

 「因みに二人ともあんたらが考えるようなやましいことはしないから安心しな」と言われこの短期間で信頼を得ているマオ先生の言葉を疑う人はいなかった。

 そのあとはマオ先生は仕事に戻り再び雑談をしてましたが鈴お姉ちゃんが思い出したかのように

 

 「そう言えば、この前、春華と支援機が相手した人、見かけないわね?同じクラスの子だっているのに?」

 

 「それでしたら本国に強制送還されたと聞いてますわ」それを聞いてなぜ?と思えば

 

 「あの試合での数々の醜態にそれぞれの祖国が国に恥をかかせたことになったようで学園を強制退学にて強制送還という措置が採られたようですわ」

 だがここにいる皆は知るはずもないなぜならそのそれぞれの祖国とは既に春華至上主義団体で溢れかえっている国ばかりなのだから少女達が強制送還された理由は国の恥ではなく春華を罵倒した罪だと言うことを皆は知るまい……

 

 さてこうして一時の平和を過ごしているときそれを乱そうとしてる輩がいるのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それはとある会社のオフィスでの事だった。

 そこでは女性権利団体日本支部幹部が話し合っていた。

 

 「それで調子はどう?結構値が張ったんだからね」

 

 「完璧よ。こ・れっ♪超良いわ♪病みつきになっちゃいそう♪」とUSBメモリを一回り大きくしたような物にキスをしながら順調だと告げる。

 

 「あ・た・し・も♪このスイッチは良いわ♪身体中から力が溢れてくるみた~い♪」と今度は赤いスイッチだけが付いた物を投げては掴む

 

 「捨て駒も十分に集まってるしどお?今度、一つ暴れない?」

 

 「良いけど?なんかあったっけ?」とメモリを持ってる女は分からなかった。

 

 「今度の休みに織斑春華がレゾナンスで買い物するらしいのよ。意味……分かるわよね?」それを聞いて二人は笑う

 

 「良いわね。今ならISが来たって怖くないわ」

 

 「そうね。あたしも賛成」

 

 「ふふっ……じゃあ他の皆にも召集をかけとくわ(これで春華が消えればあたしが日本支部の代表になるのも夢じゃないわ)」とやはり考えてるのは己の欲望だけであったが女性は気づいていない……既にその欲望に呑まれ始めてる事に……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 さてこの章もこれにて終わり次回からは待ちに待った臨海学校スタートです。
 さてライダーファンならなんとなく予想できると思うなにやら?
 あと後々絡ませたいのでセリフは無かったけど軍曹達を出してみました。
 春華の貯金はもはや使い切れるか?

 では次回もよろしくお願いいたします。
 感想待ってます!


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臨海学校でもパニックでした
男の娘の変装なら一つしか無い!!!


 どうもやっと臨海学校編に着いたよ♪
 ではまずは買い物辺りからどうぞ!


 チュンチュンッ  チュンチュンッ

 

 朝だと告げる鳥の鳴き声、穏やかな1日の始まり……

 

 

 「ん?ん~朝か……」と起きたのは一夏、シャルルが女であることが分かり現在、一人で過ごしているが横にはぐっすり寝ている春華がいる。

 理由は夜が怖く一人で寝れなく甘えてきた結果であるが理由は別にあると考えている。

 タッグの時の事が脳裏に焼き付いているのだろうと確信してるから素直に甘えさせた。

 「す~……す~……」そして今は一夏の胸元で寝ていて寝息が少しくすぐったいと感じながらも暖かい目で頭をなでなでしようと思ったが……

 

 (あれ?春華の横の膨らみはなんだ?)多少寝惚けていたので気がつかなかったが明らかにもう一人の膨らみがあった。

 

 更にベッドの周りを見ると制服が散らかっておりそしてなんとも特徴のある制服からこの膨らみが誰なのか分かりたくなかったが分かってしまった。

 慌てて掛け布団をめくると

 「なっ!?」そこには全裸のラウラがいた。

 微妙に大事な所は見えない辺りエロいと一瞬考えてしまったが……

 

 「む?もう朝か……」とラウラも起きる。

 

 「ラウラ!?てか何で全裸なんだ!?隠せって!」と手で見ないようにしてるが見てるようにも見えるのは作者だけであろうか?

 「む?何を言う夫婦というのはお互い慎み隠さずするものだと副官が言っていた」と裸だと言うのに堂々と胸を張る。

 

 「お前のその副官…間違ってるぞ……」とラウラを指すとその出た腕を掴み寝技に発展した。

 

 「いててててて!?」

 

 「ほう?寝技か……まだ訓練が足りないぞ……だがもしするなら付き合ってやってもいいぞ」と間接技を決めてるというのにそこで色っぽく頬が赤くなるのはおかしいと一夏は思うがそれよりも腕が本当にヤバいのでなんとか抜け出そうとするが本当に一夏はギャルゲーの主人公並みにイベントが発生するものだ。

 ガチャリと扉が開く

 「一夏、朝の訓練をす…る…」と箒が入ってきて目撃され言葉が止まりしばらくの沈黙そして

 

 「なんだ?夫婦の時間に入ってくるとは?」

 

 「夫婦!?……はっ!」思わず箒はラウラを斬ろうとしたがそこで

 

 「ん~……朝から何をやってるのですか?」と目をゴシゴシしながら起きてきた春華だが箒はラウラの裸だというのを思いだしそして振り向こうとしてたので咄嗟に抱いて視界を塞いだ。

 「だめだー!見ては……見てはいかん!!」

 

 「む!?むぅーむーもいしほねーたんふひきらえきふぁいおぜす(箒お姉ちゃん息が出来ないです!?)」箒の豊かな膨らみに視界どころか息まで塞がれパニックになった。

 何とか脱出しようとするが箒はガッチリホールドしており抜け出せない。

 「む?視界を塞ぐ意味はないだろ?義弟に裸を見られた所で何の問題も無いぞ」と胸を張るラウラ

 

 「いいから服を着んかーー!!!」そのあとは窒息寸前まで追い詰められた春華は箒の事を恐れて近づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて朝からのドンチャン騒ぎから少し時間が経ち臨海学校が近づいて海で遊べると聞いて水着を買いに行くのですが……行くのですがぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 [モノレール]

 

 

 その中には3人が座っていた。

 一人はシンプルな服装に知的な印象を受けるメガネを掛けてる青年だが地味、もう一人は金髪だが服装が服装なだけに地味な印象を受けるそしてそんな地味な二人に混ざり一際目立つ女の子がいた。

 非常に小柄だがスラッとした体型をしており頭にはかわいらしいくまさんの髪止めが髪は三つ編みになっており化粧は口紅だけだが大人しい色で逆にそれだけ素が綺麗であることを物語りそして黄色いキャミソールに花柄の模様が入ってる白い上着を着ており膝まである白いスカートに花などが可愛らしく見えるサンダルを履いた中学生ぐらいに見える子だが地味過ぎる二人に対してここまでか!と言うぐらいに目立っている。

 そして心底恥ずかしそうにしてる。

 なぜならその正体は

 「うぅー、確かに言ったのはうちですが何も女装なんてしなくても……」そう春華なのだ!

 ことの発端は出かける前のこと

 

 古いしかも中学時代の水着しか持っていない織斑兄弟と男装して学園に来たシャルルはまともな水着を持っていない事が分かり三人で買いに行こうとなったが……

 

 さてここで問題が発生、世界で二人しかいない男性操縦者の顔は世界に知れ渡り歩けば目立つことこの上ない更に情報規制が解除されてる今ここぞとばかりに取材しようとする輩は幾らでもいるであろうそしていや問題としてはこっちの方が重要、世界で少なからず男性操縦者を更に言えば春華を目の敵にしてる人間がおり常時監視と隙あらば暗殺、誘拐をしようとしており素で表に出るのはあまりにも危険となり変装しようと決めたがここでシャルルの理性は外れたのだ。

 

 春華は最初はシンクロアシストシステムが戦闘でなければ成長した姿を維持できるとのことで変装しようとしたがそこでシャルルは猛反対!女装こそが春華にもっとも適した変装だと言いそして強引に拉致し欲望のままに着せ替え人形をして現在に至る。

 その間、とても女の子がしてはいけない表情をしていた。

 直ぐにでも体をメチャクチャにしてきそうな息遣いがとても荒い状態だった。

 

 「ダメだよ。今は春華ちゃんじゃなくて美華ちゃんなんだからもっと女の子らしく喋らないと」ととても満足した顔で言うシャルルしかも地味な服装とはIS学園に行く前のお忍びで着ていた服である。

 

 「でも私が目立っちゃ意味が無いよ」と即座に言葉と声を修正をし異議を唱える。

 春華は過去学校の演劇の時はメインヒロイン役に抜擢されておりその後、失敗はしたくないので猛練習をし今のように別人のように演じることができている。

 因みに断ってはいるが全校生徒が土下座して是が非でもやってくれと言われ渋々やっていたりするが……結局中学までメインヒロインをやっている。

 

 「何言ってるの!逆に目立って周囲の目を集めて客と言う監視を付けて別人だと認識もさせて相手の混乱を招くんだよ!そして何より……こんな可愛いのに地味な服装なんてさせる訳ないじゃん!」

 

 「シャル、とりあえず落ち着けって」と一応変装中なので一夏がシャルを一旦落ち着かせて

 

 「まぁなんだ……似合ってるぞ…美華」と少し照れながら言う一夏それを聞いて肩をガックり落とし諦めた春華であった。

 

 

 

 そしてレゾナンスの最寄り駅に着いた。

 基本IS学園の次の駅なので一般人はここが終点である。

 だからIS学園から来れば当然、学園の生徒ぐらいしか乗ってないので自然と視線が集まる。

 

 「あ!あのモノレールに乗ってる子IS学園の生徒じゃない?」と誰かが言うが

 

 「でも男も居るわよ?噂の男子でも無さそうだし」女性が言ってるのは変装した一夏のことである。

 「そう言えば学園に警備を兼ねた用務員を雇ったって噂で聞いたしそれなんじゃない?学生ぐらいの人も居るって話だし」それはマオが連れてきた人である。

 そしてモノレールから降りてくる。

 最初は男女二人が出てきたが

 「なんか地味ね。男の方なんかセンス無いし」基本美形揃いの学園でも知られてるIS学園の生徒にしては地味だと思い変装した一夏を見てはファッションセンスは皆無だと思ったが次に降りて来た少女に周りの人は心を奪われた。

 

 「ちょっなにあれ!?メチャクチャ美少女じゃん!」

 

 「かわいい~どっかのモデルの子かな?」なぜそんな話が出るのか?

 代表候補生や国家代表等がモデルを勤めるのはよくあることなのでそう思うのは無理もないそして少し頬染めながらレゾナンスに歩いて行く……

 歩けば誰もが一度は振り返る。

  

 

 (うぅーじろじろ見られて恥ずかしいよ~しかもアンダースパッツまで履かせられるなんて……)履かなければ無理やり全裸にさせられそうだったので仕方なく履いた。

 仕方なく!普段履き慣れないというか慣れる筈が無い!

 サンダルも女性のなので歩き慣れない二人の歩きに着いていくのが精一杯、そんな春華を見て一夏は

 「転んだらあれだし手、繋ぐか?」一夏の提案を断ろうとした。

 手を繋ぐのは恥ずかしいが後々のことを考えると転ばずに一日を終えるのは困難であることは明らかなので恥ずかしいが非常に恥ずかしいが!手を繋いだ。

 自分でも顔が赤くなってるのが分かる。

 そんな三人を見ている中でも知ってる人間が三人……

 

 影からツインテールと金髪縦ロールに銀髪のロングヘアーが見てる。

 「…ねぇ」

 

 「なんですの?」

 

 「あの子、手繋いでいるよね?」ツインテールは金髪縦ロールに聞く

 

 「ええ……繋いでおりますわね」

 

 「……ねぇ」

 

 「こんどはなんだ?」そして今度は銀髪ロングヘアーに聞く

 

 「一夏……照れてるよね?」

 

 「うむ……嫁は……照れてるな」

 

 「……そう……白昼夢でも……なんでもないのね……」まあ言わずともその三人は鈴とセシリアとラウラであるが朝方、買い物に誘おうと一夏の所に行けばいない上にシャルルもいないとあれば乙女の勘が働き現在に至るのだがいざ追い付いて見れば嫉妬の炎などあがらず暴風雨の如く内心荒れ狂い焦りまくった。

 

 (ちょっとーーー!!!何よ!あの超絶美少女は!?あたしの時は手を繋いでもそんなあからさまに照れたことないでしょ!シャルロットも何やってるのよ!?)

 

 (いいいいいいったいあの方はなななな何なんでしょうか!?格が……女としての格が違いすぎですわ!!シャルロットさんも何をしてるのですか!?)

 

 (む?データを照合しても該当者無しと言うことは嫁の学園外の友人といったところか?しかし……うらやましい)とまあ一夏とシャルルのことは分かったが春華の変装は見破れずそれどころか恋の人生で最大の敵と認識されていた。

 打開策も浮かばずただ影から情報を集めることしか出来なかった。

 でもすぐ見失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そしてそれは別の学園外の友人も目にすることになる。

 

 

 弾&蘭side

 

 

 

 「おにぃ早く行くよ!」

 

 「ちょっと待てって、こんだけ持たせて歩けねって」と茶髪なのだろうが赤い髪にバンダナを巻いてる男女、言わずともそれは弾と蘭だ。

 

 「つっても今回、買うの多くね?」と小さくとも山積みの箱を持つ弾は根を上げていたがそれは間違ってないと思う

 

 「何言ってるの!これから夏だよ!これはその備えなんだから……って一夏さん!?」と蘭が向く方向に遠いが友人の一夏が見えたがいつもと違う地味な格好をしているのが不思議だったが蘭は声をかけようとしたが弾が止める。 

 「おにぃ、なんで止めるの?」

 

 「蘭、なんで一夏があんな地味な服装してるか分かるか?」と一夏の服装を見た弾は一目で変装してる事を見抜き今にも大声で呼びそうな蘭を止めたのだ。

 「気分転換とかじゃないの?」

 

 「お前なぁ……例の掲示板を見てないのか?」と例の掲示板とは春華ワールドファンクラブのことである。

 

 「あ!……見てないや」

 

 「最近、男性操縦者を目の敵にしてるやつが狙ってるとか言うから春華が助言でもしたんじゃねぇか?変装しろって」と見事に一夏の変装の理由を言い当ててる弾の言葉を聞いて蘭も納得し静かに名前を呼ばず近づこうとした。

 

 「よお、久しぶり……だな……」とまず弾が一夏に話しかけたが固まった。

 「どうしたの?おに…い!?」と蘭はなぜ兄が固まったのか分からず一夏の方を改めて見て自分も固まる。

 さっきは遠くであり相手が一夏で隠れていて気づかなかったが自分が霞んでしまいそうな女の子がいることに固まった。

 手繋いでるし!

 

 「おう弾に蘭、久しぶりってどうしたんだ?」

 

 「おう……お前……いつの間に彼女できたんだ?」手を繋いでる女の子を指す

 

 「いや違うけどなんでだ?」

 

 「お前、他人から見たらカップルにしか見えねえぞ」

 

 「いやそれ美華に失礼だろ、な?」と美華は手を放してから

 「そうだね。さすがにカップルに見られるのはあれだし初めまして知り合いの美華です」とペコリとすると弾の脳内は凄いことになった。

 (まてまてまてまてまて!!!なんだこの超絶美少女はよ!?それに一夏!!お前今確実に名残惜しそうにしてたよな!?手放されたの!)と考えたがそれはある意味で良いことかもしれないあのキングオブ唐変木に遂に春が来たんじゃないかとそう思うと友人としては嬉しいが蘭の兄としては複雑な気持ちだ。

 少しとは言え黙ってしまった弾に一時的、脳が再起動した蘭は足を踏みつけた。

 「いでっ!」踏みつけられた弾は蘭に言おうとしたが目線で美華を見ろと送られ見るとどう反応すれば困っていた。

 

 「あっ!ああわりぃわりぃ俺は五反田弾、弾でいいぜ」と言えば美華ちゃんは

 「はい…よろしくお願いします。弾」と手を握りながら笑顔で答えてくれたがそれにより心臓が破裂するぐらい動き始めた。

 そこで蘭はここで自己紹介しなければ会話に入れないと悟り

 「あっあのっ!私、蘭って言います!えっと美華…さん?」と突然自己紹介したはずなのに美華さんは

 

 「よろしくね。それと美華で良いよ」とその時の笑顔を見て蘭は天使ってきっとこんな顔してるんだろうな~と更に握手して思ったこと

 

 (うわ!!手柔らか!!ぷにぷにしていて肌極め細か!!)とついぷにぷに触ってるとくすぐったがっている。

 それに気付きやめて謝ると少し美華さんと二人きりでベンチで話すことになった。

 

 「あの今日は一夏さんと何してたんですか?」聞かねばならない一夏との関係をだが軽く流され

 

 「ちょっと買い物にね。それよりも蘭ちゃん」

 

 「何ですか?」

 

 「一夏の事、好きでしょ?」見事な不意討ちだった。

 

 「へ!?いっいっいやあのっそのっそう言うわけじゃ…」必死に考える。

 会って間もない相手にド直球に言われるとは思わなかった。

 そんな私の慌てる様子を見て

 「ふふっ、素直だね。蘭ちゃんはそれと私は狙ってないから安心して」

 

 「え?そうなんですか?」

 

 「そうだよ。気の合う友人であっても恋人のつもりは無いよ。一夏も友人だって言ってくれてるし」と聞き安心したがでも

 (一夏さん、なんか美華さんのこと意識してるように見えるしまさかの逆パターン!?)鈍感な美華に恋する男子の一夏の構図が頭に浮かんだ。

 「あの~いったいいつ頃から知り合ったんですか?とてもつい最近知り合ったようには見えないんですが」

 

 「うーんそうだね。あれは……」そこから色々と聞いて話していたが更にその一同を監視してる者が……

 

 

 sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 ある屋上、人はいない……そう人は………

 

 

 

 『こちらウルズ6未だ春華ちゃん見つけられずover』

 

 『こちらウルズ7こっちも同じだ』

 

 『ウルズ2こっちもだよ。どうする?ウルズ1』

 

 『うーむ……参ったな、兄弟一緒に行動してると思っていたが仕方ない少し捜索範囲を広げてもう一度探すぞ全ウルズチームに通達』

 

 『にしてもよ。監視カメラを確認しても映ってないしどうなってんだ?』

 

 『そうね。学園の外に出るならモノレールだし……』でも実際に映っていない

 

 『春華はスニーキングのプロフェッショナルだ。それぐらいの事があっても不思議ではない』

 

 『相変わらずね~ソウスケは、それじゃ近いうちに来るメンツに叩かれるわよ』

 

 『何のことだ?』結局、答えてもらえず捜索範囲を広げる一同であった。

 

 

 

 

 そして話しは進み弾と蘭と別れて再びレゾナンスを歩く

 

 「うーん弾の奴どうしたんだ?妙に親身になっていたような……」

 

 「うんそうだね。蘭ちゃんからどういう関係なのか?って聞かれたし」

 

 「う、うんそうだね……」それを聞いたシャルルは弾と蘭が考えてる事が分かった。

 (言えないよ~だってあれ完璧に一夏が美華ちゃんもとい春華ちゃんに恋してるように見えていたなんて!!)自分の欲望を優先した結果もはや取り返しのつかない状況になってる事に後悔していた。

 

 さてその間にもナンパ等々色々とあったが目的の場所に着いた。

 

 「なんか大して歩いてないのに妙に疲れたな…」

 

 「うん、そうだね……本当に……」

 

 「もうこの格好で出掛けるのはやめよう……」うんここまで着くのに普通は30分もあれば着くのに倍以上は掛かった。

 

 「まあともあれ目的の水着買いますか…」

 

 「うん、そうだね」と入ろうとしたが

 

 「それじゃ、私は別行動してるね」と春華は別れようとしていた。

 

 「えっ?どうして?」

 

 「いや、今の私が目的の水着を買おうとしたらどうなる?」と二人は今さら気づいた。

 女装していては男性用の水着は買えないと……

 「とりあえず入ってから考えようよ」取り敢えずそれで納得し入った。

 入ると女性用の水着コーナーが大半を占めており目立たない所に男性用の水着コーナーがあるぐらいだった。

 取り敢えず男女に別れて(春華はシャルルと一緒)行動した。

 「ねぇ美華ちゃんこれなんか似合うんじゃない?」とフリルの着いた花柄の白いビキニを勧めてきたがまさか……

 

 「試着しろと言う訳じゃ…無いよね?」と聞くとシャルルは首を横に振りニッコリと笑い

 

 「本気だよ。み・か・ちゃんっ♪」とガッチリ手を掴まれてしまい試着室に連行されてしまった。

 下手に逃げようものなら転びそうになったのでそして

 

 「はぁー…」(変装なんて言わなきゃよかったのです……)

 取り敢えず服を脱ぎ水着を身に付ける。

 (それにしても女性の水着なんて小学校以来だな……前の無くして借りれた水着が女性用だったなー)と考えてるうちに着替えてチラリと外を見ると一夏が赤の他人に絡まれていてシャルルが追い返した感じだったがすぐに戻って来て

 

 「ほらほら美華ちゃんが着替えたんだから見て上げないと」

 

 「え!?シャルルちょっ……」と一夏の制止を無視しシャルルはカーテンを開いた。

 そしてその時は春華が男であることを忘れてしまった。

 そもそも春華の体に男性としての特徴は皆無に等しい為に見惚れてしまったがすぐに正気に戻った。

 (何考えてんだ!俺!春華は女じゃない!男だ!男なんだ!)と考えてると春華は恥ずかしそうにしながら

 

 「そろそろ良い?……恥ずかしいから」

 

 「あ、あーそうだな…」と着替え始める。

 そして一夏はシャルルを見るが……

 

 「どうしたんだ?シャルル」

 

 「一夏は美華ちゃんみたいなのが好みなの?」

 

 「いやいやいや流石に……」実の弟が好みなんて冗談も良いところだ。

 「でも見惚れてたよね」それは本当であった為、黙ってしまった。

 それによりシャルルの機嫌は更に下がった。

 「一夏のエッチ」心にダメージを負った一夏は打開策を考えていると

 

 「それなら僕の水着を選んで」とシャルルは一夏の手を握り春華を置いて選びに行った。

 その間も内心色々と考えていた。

 (あーただ春華ちゃんの水着が見たくてついでにからかおうとしただけなのに僕のバカバカ、なに春華ちゃんに嫉妬しちゃってるんだろ……でも男だと知っていても見惚れちゃうな……あれは……)さっきの光景が脳裏にびっしり張り付いている。

 ほんとに男なのか疑いたくなる程の春華の水着姿に実の弟だと分かっているのにそれを忘れて見惚れてしまっている一夏を……

 

 

 

 そんな二人を見ながら着替え終わった春華は精神的にかなりの疲労感を感じていた。

 (はぁー……もうこれ以上恥ずかしい思いする前に帰りたいこれ以上知ってる人に会わなきゃ良いけど……)と考えていると慌ててシャルルが一夏と一緒に試着室に入る……え?

 まさかシャルルお姉ちゃんがやろうとしてることはまさか……まさか……と考えていると

 

 「なんだ?騒がしい」どうか声の主が間違いであってほしかった。

 振り向くとそこにいるのは千冬お姉ちゃんと山田先生がいました。

 

 

 さて春華はバレずに今日を生きれるのか?……続く

 

 (続かないでほしいのです!!!)

 

 

 

 

 

 




 テンペスタの逃亡日記その一

 さて日記は初めてだがあれから逃亡生活は続いてる。
 まず主が残してくれた戸籍を使い身分を装ったが少し誤算があった。
 私の擬態は二十代前半の女性だが片腕が無いパーツもあれから手に入らずそのままだ。
 取り敢えずイタリアの主要都市を中心に情報を集めようと思う。
 しかし就職活動うまくいくか不安だが取り敢えず日記はここまでにしよう……


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拐われました


 どうもめちゃくちゃお久しぶりです。 
 ぶっちゃけ『リアル多忙』+『ガバガバ設定』+『無理やりオリジナル話』により更新がこれでもか!と言うくらい遅れたこーちゃんです。
 さてとりあえずこんだけ更新遅れといて文章みじかっ!と思うと思いますけど出来れば許してください
 それではどうぞ


 さて前回、水着を買いにレゾナンスに来たけどシャルルお姉ちゃんの暴走で女装して来る羽目になってしまったのです。

 そして試着室の前で待ってれば千冬お姉ちゃんとエンカウントしてしまった。

 

 (にゃんでだーーーーー!!!…うーこんな時に千冬お姉ちゃんに会うなんて……)

 

 「どうした?急に固まって…」

 

 「いや…あの…まさかあのブリュンヒルデに会えるなんて思わなくって」必死に考えた言葉はこれだ。

 千冬お姉ちゃんは第一回の総合優勝ブリュンヒルデの称号を持ってるので利用させてもらいました。

 

 「ふむ……それは好きではないが試着室にいるのは知り合いか?流石に騒がし……いやすまない知ってる声だ」と試着室のカーテンを開ける。

 その中は一夏お兄ちゃんと水着姿のシャルルお姉ちゃんがいました。

 それを見て千冬お姉ちゃんは呆れたように山田先生は顔を赤らめて

 「お前らな……」

 

 「お説教です!」と二人は山田先生の説教を受けることになりましたが……

 

 「ところでお前は織斑の知り合いか?」

 

 「はい美華と言います」と自己紹介すると千冬お姉ちゃんはジーっと見てくる。

 

 「あの…何か顔についてますか?」内心バレてないかドキドキです。

 

 「いやすまない知り合いに似ててな……説教も続きそうだしなどうだ?外のベンチで話さないか?」断りたかったがそれが許されない状況のような気がして頷くしか出来なかった。

 そして移動して

 

 「さて単刀直入に聞こうお前は何者だ?」いきなり答えづらい事を!

 取り敢えず蘭ちゃんに話した内容でいこうかな

 

 「私は私です。それと何者かと言われても答えることはできませんそれが私の弱味なんで」

 

 「それは私だけかそれとも織斑達も含めてか?」

 

 「一夏達を含めてです」

 

 「なぜだ?あいつなら相談にはのると思うぞ」そうお兄ちゃんは確かに乗るけどそれも欠点はある。

 

 「ダメなんです。一夏は確かに優しいし相談にだってのってくれるけど必要以上に首を突っ込んでくる。分かりますか?いくら優しくても結局解決できる力があるわけじゃないだから相談しない首を突っ込んで引っ掻き回されても困ります。一夏は人としては好きです。でも理想だけの人は嫌いです」と言うと千冬お姉ちゃんは驚いたように見てた。

 

 「なるほどそれならこれ以上は聞かんがそれとは別なのだがお前、一夏の彼女か何かか?」なんで蘭ちゃんに続いて千冬お姉ちゃんまでそんなことを……

 

 「あくまで友人であって恋人じゃないですよ。理由はさっき話した通りです」

 

 「ふむ、ならもし理想を現実にできる力があればどうだ?」あれ?あわよくばお兄ちゃんの彼女になってくれみたいな流れになってる!?

 

 「そうならないと分かりませんけど何故ですか?さっき知り合ったばかりの人からも同じような事を聞かれましたけど?」

 

 「すまんな、先ほど移動するとき説教を受けてる愚弟が名残惜しそうにお前を見ていたように見えたのでな」それは気のせいですよ千冬お姉ちゃん!

 

 「そうですか?まあそれより説教は終わったようですよ」と前を見ると三人が来たので会話も終わったが山田先生は周りを見ていたがなんとなく意図は分かったので乗ることにした。

 

 「一夏、なんだったらお姉さんと一緒に買い物すれば?お互い水着でしょ?」と言うと山田先生は待ってました!と言わんばかりシャルルお姉ちゃんを連れて行ってくれました。

 うちも離れる時、一夏お兄ちゃんが引き留めましたがなんとか振り切り離脱完了。

 

 そして残された二人は

 

 「千冬ね…じゃなくて織斑先生」

 

 「今はプライベートだ。だから普段通りでいいぞ一夏」と言われ普段通りに喋ることにした。

 

 「さてせっかく気を使ってくれたんだ。私の水着でも選んでもらおうか?」

 

 「いいぜ千冬姉」と水着コーナーを回り選んだ候補はビキニの白と黒の2つだった。

 「どっちが良いと思う?」と聞かれた一夏は最初に黒を見てから考えた。

 似合うのは黒だが変な男が群がって来そうだなと過去の経験から「白が良いと思う」

 

 「なら黒だな」答えを聞いて千冬は逆のを選んだ。

 一夏はえ?みたいになったが

 「お前は最初に良いと思った方を見るからなそれにそこら辺の男に惚れはしないから安心しろ……それよりも一夏はどうなんだ?美華の事を随分引き留めていたが好きなのか?」

 

 「え!?いや千冬姉、美華だって言ってたろ?友人だって弾も言ってたけどそんなんじゃないって!」

 

 「どうだかな?まあお前に彼女でもできればすぐにでもつくるさ」と話してる時、影から聞いてる少女が……

 

 

 

 

 それはラウラでありかなり焦っていた。

 

 (な!?まさか教官……そんなまさか……)先ほどから千冬の話を聞いていたラウラは焦っていた。

 (まさか………あの美華とやらを嫁の夫として認める気なのか!?)自然と出る答えはそれだけであった。

 そして自分がいる店が何か気づき考え始めた。

 「水着とはこんなにあるものなのか?」色とりどりの水着コーナーを見ていたラウラはたまたま聞こえた通りすがりの女子の会話を聞いて

 「水着、気合いいれないとね」

 

 「いくら着る人が美人でも水着がダメじゃ致命的よね」心臓でも撃ち抜かれた気分になった。

 一瞬、フリーズしたが再起動すれば行動は速かった。

 携帯を取りだし部下に電話をした。

 「クラリッサか?大変だ!緊急事態だ!」

 

 『どうしましたか隊長?』

 

 「うむ実は………」ラウラは先ほどの千冬と一夏の会話を水着の事をそして何より美華に関する事を話した。

 

 『教官がそのようなことを……』

 

 「しかしはっきりとこの耳で聞いた。俺の嫁宣言すればインパクトでは勝てるとふんでいたが……」クラリッサの入れ知恵で俺の嫁宣言したラウラは一歩ぐらいリードしてると思っていたのにその遥か先までも行く第三者が現れた。

 

 『くっまさか隊長をも凌ぐ強者がいたとは……やはり容易く恋は実らせてはくれないですか……とりあえずその美華とやらは黒ウサギ隊が調べますがひとつ聞きます。今、お持ちの水着は?』さすがのクラリッサもあまりにも情報が少なく助言は出来なかったのでひとまず臨海学校で必要になる水着の方を聞くことにしたようだ。

 

 「学園支給の水着が一着だが『何を馬鹿なことを!』…!?」

 

 『確か学園のは旧型スクール水着でしたね?』

 

 「そ…そうだが?」勢いに押され戸惑いながらも何とか答える。

 

 『確かに旧型スクール水着はマニアックな需要は高いがそれでは……色物の域を出ない!!!』それを聞き雷でも撃たれた気分になった。

 『それに万が一でも織斑春華がスクール水着でも着てきた場合、隊長の存在感が限り無くゼロになります』

 

 「でっではいったいどうすれば?」現状の装備ではダメだという状況に焦り始める。

 『ご安心を私に秘策がございます』とその後、ラウラはクラリッサの言う通りに水着を買いに行った。

 

 

 

 そして水着コーナーにまさかのもう一人が……

 

 「ん~……いざ買いに来たがさすがに恥ずかしいな……」と白いビキニを睨みながら悩む箒がいたのだ。

 まあ近場の水着売り場がここにしかないので必然的に集まるものだが……

 「いやいや、何を怖じ気づく…今度の臨海学校で一夏に今度こそ異性として意識してもらうんだ!その為に春華から聞いたマル秘情報を元に買いに来たというのに……」だがいざ着ようと思うと恥ずかしい

 春華の話によると小学生の時に一回だけ着た白ビキニを見た一夏がかなり意識してたらしい

 これは普段、キングオブ唐変木である一夏に意識してもらうチャンスである。

 「やっぱり……恥ずかしいな……」と悩んでいるとふと目に入った少女がいた。

 というより女装した春華であるがそんなことを知らない箒は見惚れていた。

 「一夏はああいうのが良いのか……な…」なんか見ていたら自分に自信が無くなってきた。

 スタイルに自信があるにはあるがなぜか水着で並べば一夏はあの少女に見惚れていそうな気がした。

 そしてその少女は水着コーナーをそのまま通り過ぎて何処かへと行った。

 そしてそのまま思考ループに陥って買ったのはしばらくした後であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして春華は………

 

 こっそりと人気がまったく無い裏道に入り念のために拡張領域に仕舞っといたジミーな変装用の服を出してシンクロアシストシステムも解除し着替えた。

 「はぁー……もうやだ……」どっしりと疲れた為にもう目的の水着もどうでもいいと思った。

 朝のシャルルの暴走から始まり五反田兄妹に遭遇し鈴、セシリア、ラウラに付けられてるは極めつけは千冬お姉ちゃんに会うなど精神はもうズタズタになってる。

 「帰ろっか……プチッガイ……」と解除して一緒に現れるプチッガイは了解と敬礼をすると変装の為か量子変換でプチッガイが小さいショルダーバッグになった。

 プチッガイなりの配慮であろう

 

 「ありがとう……プチッガイ」と言えば喜んでくれた。

 帰りにハチミツを買ってあげようと思い歩き出す。

 ショルダーバッグが少し目立つけど見た目が小学生と見られているのか?気にされず声も掛けられないで目的のハチミツも買った。

 凄いですよ!なんと壺に入った物ですよ!

 どこぞのハチミツ大好きなくまのぬいぐるみさんが持ちそうな奴ですよ!

 それを持って帰り道……何故だろう……物凄く嫌な予感がするのです。

 駅に近づけば近づく程に休日で人通りが激しいはずの所で人がいないのです。

 人払いでもされてるかの如く定番の誘拐イベントのような状況……

 内心怖くなり早足で歩きあと信号を渡れば駅に着くその時に起きました。

 何故か車が一台も通らない不思議な状況……渡りきる時に一台の車がいきなり現れそして目の前に来たら流れるようにドアから黒服にまるで特撮ヒーローとかに出てきそうな戦闘員に無理やり中に引き込まれた。

 プチッガイはバックから自立型に戻り抵抗しようとしたが直ぐに慣れた手際でスタンガンを使われて気絶してしまった。

 そして睡眠薬でも染み込んだ布を吸わされてそこで意識は無くなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその現場を見ていた唯一の目撃機がいた。

 ミニカーみたいなのとカメラとコウモリを合わせたようなのが………そして一つの通信が送られる。

 

 

 

 

 『春華を発見……しかしそれと同時に何者かに拐われた。プチッガイとの応答無し……繰り返す春華を発見……しかし……』

 

 

 

 

 

 





 さて次回はぶっちゃけ考えついていません上に文章短くてすいません!
 それにしてもミニカーとか良いですよね?
 よく遊びましたよ。
 感想待ってまーす!


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色々と大変です。

 
 ちょーーーが付くほど久々です。
 たぶん以前より駄文になってると思います。
 


 人気の少ない海沿いの道を走る黒い車、その中ではまず作戦の第一段階が成功した上で未だ追跡者がいない事を確認して次の話をしていた。

 「なんだか呆気なかったけど拐うのはどんな時でも簡単ね」

 

 「まだ仕事は終わりじゃないわよ。早いとこ合流地点に行って引き渡さないとガイアメモリーやアストロスイッチがあるからって限度があるわよ」そういくらなんでも物量戦でこられたら

 

 「え~、せっかくメモリー持ってきたのよ。使いたいじゃん」とメモリーを持ちながら駄々をこねる。

 メモリーを使い始めた人間に見られる麻薬に似た依存症、中毒症だ。

 

 「まったく……ん?」ミラーを見ると後ろからバイクが迫る。

 そして仲間ではないので答えは一つ敵だ。

 敵が現れた事にメモリーを持った女は喜びを露にした。

 「一体でも厄介なんでしょ?殺ってくるわ。追跡され続けても困るでしょ?」もう一人の女は考えた。

 確かに一体でも厄介だ。

 このまま合流地点まで連れてきても良いことはないしむしろ物量戦でこられれば負けるのはこっちの方だ。

 「仕方ないわね。しくじるんじゃないわよ」

 

 「ええ、任せて」とメモリーのボタンを押した。

 コマンダーと音声が鳴りそれを胸元にあった妙な模様の所に挿すとメモリーは身体の中に取り込まれた。

 「さぁ、楽しませなさい!」と女は車から飛び降り異形の怪人へと変わり敵と取っ組み合いになった。

 それをもう一人の女は見届けて携帯を取り出した。

 

 「私よ。ターゲットは捕獲したけど追跡者と戦闘に入ったの……ええ、そうよ。だからガーディアンやマスカレイドを総動員しなさい……勿体ない?なに言ってるの?何のために高い金を払っているの?相手が相手なのよ!出し惜しみは無しよ!いいわね?」と電話を切る。

 

 「さて、どう出るのかしら?あまりお遊びが過ぎる前に終わらせないと………」

 因みに女性は気がつかなかったであろうミニカーみたいなのが車体裏に付いているとは………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて時間は少し戻り一夏達はというと買い物は終わりたまたま箒とも会い美華も帰ったと言うことで一同、学園へ帰る所で駅前に着き違和感を覚えた。

 休日でショッピングモールに近いこの駅前に人がまったくいないなんておかしいと因みに山田先生は急用が出来たのことで先に帰っている。

 

 「朝の時はあんなにいたのにね」

 

 「明らかに変だと思うが?」と話していれば鈴とセシリアがある落とし物に気づいた。

 確認の為に拾いそれは非常に見覚えがあるものだった。

 

 「ちょっとこれ春華の防犯ブザーじゃない!」

 

 「それにこちらの服はあの美華さんという方の物では…」と信号の隅っこに落ちていた2つの物に気付きそして嫌な予想が浮かんだ。

 そしてそれを裏付けるようにパトカーのサイレンが鳴り響き複数の見慣れないパトカーと大型トレーラーが通り過ぎて行く

 

 「千冬姉……すげぇ覚えのある状況なんだけど……」

 

 「奇遇だな……私も覚えがあるな………」いや本当に春華って巻き込まれ体質とも言うべきか、ことごとく拐われる。

 

 「あのパトカーの向かう方向は確か廃工業地帯だったな……」

 

 「何と言う事だ……春華に繋がらない」

 

 「ISの通信まで繋がらないなんて……」

 

 「疑いようがないが此処からでは距離がありすぎる」

 

 「だったらISで「ここで使えばどうなると思ってる!」……でもよ」悔しそうに拳を握る一夏だが千冬は間違ったことは言ってない

 ISを使えば色々と問題がある。

 みんなはISを使えば良いと思うだろうが確証もないのに使えば大事だ。

 その上、他国の代表候補生が日本国内で展開したなんて国際問題になりかねない

 その時、一台の中型車が目の前に止まった。

 窓が開き運転手が分かった。

 

 「マオ先生!なんで!?」

 

 「そんなことよりも乗るの?乗らないの?」

 

 「お願いします!」と乗り込んだ一同であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして拐われた方は………

 

 

 

 

 

 

 「ん?……んーー?……あれ…ここは?」どうも拐われた春華です。

 人生何度目か分からない誘拐です。

 それにしても無用心なまさか手足を拘束すらしないとはと思い立ち上がるが目線が高い不思議に思いちょうど近くにあったガラスで姿を確認する。

 

 「あれ?シンクロアシストシステムを使った私?」とついつい美華の口調になったが姿は間違いない

 ついでにいえば服装は変装時の方になってる。

 羽織っていたのが無いが………

 「とにかく状況確認しないと……」見る限りここはどっかの廃墟と見て間違いないだろうだがおかしいいくら周りを確認しても誘拐犯らしき人がいないついでにプチッガイも

 

 「プチッガイも探さないと……けどなんで見張りもいなければこんなざる警備なんだろう?」考えても仕方なく部屋から慎重に出る。

 丸腰なのだから当たり前だ。

 そして慎重に進みそして途中何故か落ちていた拳銃に弾薬やホルスター、電磁棒や双眼鏡を装備し進むと屋上に出た。

 「ここって元は天ヶ瀬山コンビナートって所じゃ……それになんで見張りはこの建物じゃなくあの貨物船のドッグに集中してるんだろう?」

 疑問に思うのは当たり前であろう拐われた自分が放置されているのもそしてこの建物に監視も何もない事、いくらでもあるがとりあえず確認の為に双眼鏡を使う

 

 「なんだろう?変なロボットに仮面を着けた構成員、無人機まであるし……」現状、一人でプチッガイを探すのは不可能と言えるがだからと言って助けを呼ぶ暇もない連絡手段が無いのだから

 「とりあえずプチッガイを探す………展開さえすれば海中に潜って逃げれるし」と本当にとりあえずプチッガイを探しに敵の施設に潜入を試みる春華であった。

 因みに心の中でスネークインミッションで行こうかどうか迷っていたり………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ところ戻って織斑一同………

 海沿いの道を全速で走る中型車

 

 

 「助かりましたマオ先生」と移動手段に悩んでいた千冬は素直に感謝した。

 あのままだったら

 

 「どうもいたしまして弟さん助けに行くんでしょ?」

 

 「でもなんでマオ先生が?」と一夏は疑問に思うが

 

 「教師がかわいい生徒の為に動かない理由がある?」と本当に頼れる先生だと一夏達は思った。

 そして海沿いの道をしばらく進むと遠くで爆発を確認した。

 

 「いったい何が……」だが言い終える前に専用機持ちである一夏達のISがミサイルの警告を出した!

 

 「直上からミサイルが来る!」警告により気付きこそしたが迎撃は間に合わないだがそれは空中で爆発した。

 むろん車は無傷と言わないが頑丈であるのか窓がヒビだらけになったりボディがへこむなどしたがISのシールドでみんな無事だった。

 だがそれはみたくれだけでエンジンはやられていた。

 

 「参ったね。エンジンがイカれちゃったか……」と車を降りて警戒しながらどうするか考えていたら海から聞こえた。

 

 「キャプテンさん!」見ればそこそこの大きさの船がありキャプテンと他の支援機がいた。

 

 「乗るかね?一夏くん」

 

 「はい!」とみんなISを展開して千冬とマオも降りて着地した。

 「さっきのミサイルは大丈夫だったかね?」

 

 「はいなんとか」

 

 「しかしどっから来たもんかね?ミサイルは」

 

 「それは現在先行したライダー部隊が交戦してる敵からの物だ」

 

 「じゃあやっぱり春華は」

 

 「ああ間違いない、そして相手は日本に所属している女性権利団体だな」

 

 「なんで女性権利団体が春華を」

 

 「それよりもまずは春華くんを救ってからだ!皆も船内へ入ってもらおうか、これより潜水する」一夏は何より春華が拐われなくちゃいけないのか?そう思ったがキャプテンに止められ船内に入る。

 そこはブリーフィングルームであり作戦の内容が説明されようとしていた。

 「まず敵の拠点だが元天ヶ瀬山コンビナートだった廃墟だそうだ。現在陸上部隊が急行してるがいずれも敵の妨害があり未だにたどり着いてないそこでこのコンビナートの構造を見てもらいたい」とホロアクターで表示された。

 そしていち早く気づいたのは軍人であるラウラと元傭兵であるマオ先生でだった。

 

 「この構造、潜水艦のドックがあるようだな」

 

 「古くてもう使われていなさそうだけど」

 

 「でもなんでコンビナートに潜水艦のドックが?」本職が言うのだから間違いないがだからといってコンビナートにあるのは明らかにおかしいのでシャルルが疑問に思ったが普通の思考であろうそして答えはキャプテンから出た。

 

 「このコンビナートは戦時中は軍事基地だったからだ。だが敵の侵攻により基地は放棄されたそうだ。そして終戦を迎え軍の縮小など様々な要因が重なり基地を再建する価値は無くなった。そこで天ヶ瀬山グループが施設を買い取りコンビナートとして再建したが地下までは手を出していなかったらしくてなこれはその名残だ」

 

 「つまりそこから侵入すると」

 

 「ああだが年代物だからなこの潜水挺が入れる所は無いが人なら入れる。そこで皆には悪いが潜水型パワードスーツで侵入してもらう」そこからの流れは皆分かりきっていた。

 侵入したあとは出来るだけ騒ぎを起こさず春華を確認してからISを展開して一気に片をつける。

 大まかな作戦はそんなもんだ。

 そしてキャプテンの指示に従ってパワードスーツを装着した。

 「それにしてもこれEOSに似てるような」

 

 「いやこれはEOSだな、軍に居たとき訓練で使ったがこれ程の完成度ではなかった筈だが?」

 

 「この背中のは支援機ので見たことがありますわ」

 

 「それよりも生徒はしっかり私の後に着いて来なさい、命の奪い合いをするんだからね」と雑談をしていた一夏達の話しをバッサリ切り今回のがどんなのかを事実をはっきり言った。

 「マオ先生、生徒が迷惑をかけます」

 

 「構わないよ。元は軍属ですし慣れっこですから」と話しているとアナウンスで目標地点まで近づいた事が告げれた。

 「ではプチネウスとロトは動向するが私は地上で敵の注意を引き付けとく、健闘を祈る」と同時に一夏達のブロックに注水され始めた。

 そして操作は意外とキャプテン達がAIで補佐してくれてるお陰で簡単だった。

 そして海の中に出て潜水艇は浮上し始めた。

 慣れない潜水だが経験者がいるお陰でロトマリンの先導もあり無事ハッチまで近づいた。

 ロトマリンが牽引した通路開通用のドリルロード(そのまんまです)を突き刺し通路が出来た。

 そして内部の潜水ドックに入り潜水型パワードスーツを脱ぐ

 「さて織斑先生、時間もあれですし別れますか?」千冬はマオ先生の提案に乗り

 

 「では今から別れて行動する。班は…………」

 

 

 

 

 

 

 「えへへ、一夏といっしょ」

 

 「ふむ、嫁にシャルロット……流石、教官的確な配置だ」確かにいい組み合わせだろう

 ラウラは元々は軍属で部隊長をやっているしシャルロットもと言うより専用機持ちは軍属みたいに訓練してるらしく問題ないしフォローとか上手いしそこに一夏が組み込まれても平気であろう

 他の皆は何故か悔しがっていたが何故だ?

 でも元々は織斑先生とマオ先生の2班だったが道が複雑で更に別れたら結果であるが………

 

 「それにしてもなんでこんなに複雑なんだ?迷うよな」

 

 「なんだ嫁よ。軍の施設ならこれぐらい当たり前だ。むしろ今時の施設より簡単だぞ」

 

 「僕もそう言うのは何度か行ったことあるけどこんな感じだよ」

 

 「マジか!………ん?なんか聞こえないか」と一夏が気付き近づいて来るために近くの大きなロッカーに隠れたが案の定、一夏のラッキースケベなイベントである。

 「いっ一夏、むっ胸!」

 

 「わっ悪いシャルル」

 

 「嫁よ。……動かないでくれ……擦れてちょっと………」と話しているが近づいて来たときは流石に我慢した。

 そして近くで立ち止まり偶然話を聞けた。

 

 『くそっ!どこに行った?』

 

 『まさかエージェントが居たなんてな』

 

 『みたくれは小娘だったし噂のファントム・タクスじゃ……』

 

 『だったらISを使わない理由が分からねえよ。とりあえず確認だ。中学生ぐらいでキャミソールにスカートを履いた女だ。拳銃等、一式所持してるから気を付けろよ』と優秀なISのハイパーセンサーが拾った声を聞いて各々抱いた感想がある。

 (春華だ。でもなんでベアッガイⅢを使わないんだ?……いやいやそれよりも合流しなきゃな)

 

 (春華ちゃん……無事だったんだ………でもまさかISを狙った誘拐犯?……確かに篠ノ之博士、お手製のISだから分からなくもないけど………)

 

 (むぅ……流石は我が最大の障害になるかもしれない女だ。エージェントとは………義弟の居場所を知ってるかも知れんな)

 と思っていたがこの後の話が混乱させる。

 『にしても織斑春華を誘拐するって随分すんなり行ったもんだよな?』

 

 『だな、支援機だったか?今、上でどんぱちやってるよな?』

 

 『まああと30分耐えればおさらばだし適当に足止めするか』と話してから男達は去った。

 一夏達はロッカーから出た。

 

 「むぅ、不味いな義弟があと30分で連れていかれると見て間違いないな」

 

 「そ、そうだね。うんそうにちがいない」シャルルはなんとか返事をする。

 そして結論、エージェントはたまたま変装した春華に似てる人で春華は未だ捕らわれているんだと心の中で納得し移動をするのであった。

 このあと一夏に初めて間違った恋心が生まれるとも知らずに…………

 

 

 

 

 





 次回はいつになるか分かりませんがまた次回でよろしくお願いいたします


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間違った恋の始まり 春華、命掛けます!


 さて前回の予告通りです。
 まあ楽しめるか分からないですがよろしくお願いいたします。


 「あんたみたいな男なんて大嫌いよ!」と俺はビンタを喰らったがこの時からかもしれない……

 俺が初めてこんなにも意識し始めたのは………

 これが俺が初めて自覚した初恋だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう思ったのは春華が拐われた時、みんなで救出に向かい施設の内部に侵入した。

 そのあと分かれ道が多くシャルルとラウラとチームを組んで行動していた。

 俺達は少しずつだが確実に進んだ。

 

 キャプテン達も頑張っているけど敵の妨害が予想以上で手を焼いていた。

 偶々聞いた男達からの話し通りなら残り30分以内に連れ出されてしまう

 

 「くそっ、どこにいるんだよ春華!」毎回思っていた。

 なんで春華がなんだと何でいつも俺はそんな時に側にいてやれないんだと時間が過ぎる度に思った。

 いったい何をしたんだと、いつも笑顔で周りを和ませ同い年でも幼さと可愛らしさを出す弟がいったい何をしたんだと

 

 「一夏、気持ちは分かるけど落ち着いて」とシャルルに気を掛けてしまった。

 

 「わりぃ、でもよ。もう時間が」

 

 「確かにもはや一刻の猶予も無いぞ」そうあと10分を切ってる。

 仮に早まっていたらアウトだ。

 慎重ながらも走っていたら焦ったせいか曲がり角から来た武装した兵隊に気づかなかった。

 「やべっ!」シャルルやラウラも気づかなかったらしくISのシールドで防ごうとした時、俺達の後ろから声がした。

 

 「しゃがみなさい!」と急な事だったが俺達はしゃがむと兵隊の頭に容赦なく弾が撃ち込まれた。

 そして俺は血が吹き出るんじゃないかと思ったが兵隊は頭からスパークさせて倒れた。

 

 「無事みたいね」と振り返ればそこには買い物の時に変装した春華がいた。

 「はるっ」と言い掛けた時、まるで例えるなら千冬姉みたいに速攻で目の前に現れ口を塞がれた。

 更に木箱の影に隠され

 「静かにして………」そう言われ少しするとさっきと同じ兵隊が来た。

 「動くんじゃないわよ」と言うとナイフと拳銃を持ちそして飛び出す。

 兵隊達は急なことであったが冷静に対処しようと動くが容赦なく喉元にナイフを突き刺されその流れで拳銃で頭を撃ち抜かれた。

 「はぁー全く、しつこい男は嫌われるわよ。まあロボットには関係ないわね」とやれやれと言った感じで立っている。

 そこでラウラが真っ先に口を開いた。

 「貴様、美華だったなその身のこなし何者だ?」

 

 「悪いけど組織も私も名乗る名なんて無いわよ。それよりあんたは織斑一夏であってる?」

 

 「え?そうだけど……」

 

 「ならちょうど良い戦力ね。織斑春華を見つけたけど戦力が馬鹿にならないからコントロールルームで時間稼ぎしようとしてたけど」この時、一夏とシャルルは頭の中で混乱した。

 目の前にいるのは姿は春華がシンクロアシストシステムで変わった姿だったのに春華では無い、話し通りなら春華は今でも捕まってると言うことになる。

 

 「ほう、なら場所と戦力を教えてもらおうか」とそんな二人の事情を知らないラウラは時間が無いからさっさと情報をもらおうとした。

 正体が不明なので信用し難いが唯一の情報を持ってるのは目の前の人物だけ二人は素早く交換した。

 ついでに千冬姉達にも情報を送信してだ。

 

 「成る程、確かに厄介だ。それで貴様はどうするんだ?」

 

 「あたしはISとか無いからね。コントロールルームを制圧して時間稼ぎでもするわ。じゃあね」と便宜上、美華と呼ぼう一夏は思わず呼び止めてしまったがそれと同時に銃を突き付けられた。

 

 「まさかこの切羽詰まった状況でわたしの心配でもする気?バカじゃないの!本当に弟が大切なら構ってる暇なんて無いでしょぅが!仮にわたしが時間稼ぎしても精々10分よ。さっさと行きなさい!」と美華は行ってしまった。

 俺はなんとも言えない思いを持ったがラウラが手を引く

 「嫁よ。あの美華の言う通りだ。あれは只者ではないそれよりも義弟の所に行くぞ!」

 

 「でも不味いよ。ISで飛ばしてもギリギリ間に合うか……」

 

 「なら近道すれば良い」とラウラは端末にルートを提示する。

 「このルートにある障害は全てISの前では脆い、エネルギーを多少消費しての突入防衛戦になるがまだ間に合う!嫁よ………本当に大切なのはどっちなんだ?義弟は今でも叫んでいるのでは無いのか」それは安易に想像出来た。

 

 (そうだ。今一番怖いのは春華なんだ!)一夏の目付きが変わりそれを見て大丈夫だと悟りISを展開した。

 (待ってろ春華!今、行くからな!)

 そして実はこの時から一夏は自分でも気付いていなかった。

 無意識、美華の事を意識し初めていたことに気付いていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして美華はコントロールルームに向かい走っていたが内心、穏やかではなかった。

 と言うものの

 (うわーーーー!!!!うちは何を言ってるのですか!?ラウラお姉ちゃんにいやみんなにバレたくなかったからどえらい嘘ついちゃったよー!!!)そう一夏とシャルルが最初に思った通り春華その人であった。

 ではなぜあんな嘘をついたと言うとそれは少し時間を遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キャプテン達が突入する約30分前のこと

 何故かシンクロアシストシステムの姿なのに疑問に思いながらプチッガイを探してる時のこと

 高台に上がり警備が殺到してるドックが気になり何故か都合よく落ちていた使える双眼鏡で覗いていた時のこと

 「あれ?うち以外にも子どもがいる」と黒服の男性に抱えられている子どもがいたが顔を確認した瞬間、信じがたい光景を見た。

 

 「えっ!?………なんで………なんでうちが抱えられているの!?」そう抱えられていた子どもは自分自身であったがおかしい明らかにおかしい!

 なんで自分はここにいるのにあっちには元々の姿の自分がいるのか?

 そう思っているとさっきまで自分のポケットに何も入ってなかったのにいつの間にか端末が入っていた。

 そこにはメッセージが入っていた。

 

 『プチッガイより  たぶん見てるご主人であるあなたが見たら驚くだろう、だけどこれしかなかった。わたしは本来持っていたISの機能が停止させられた。だからこそあなたとの間に出来た絆の証[心を形に]を使わせて頂きました。お陰で相手はあなたに擬態したわたしに気付いておりません、あなたの体は何故か女の子になってますがアシストを解除すれば元に戻ります。無事逃げてくれてる事を祈ってます。ISすらも愛してくれたご主人へ』

 涙が出て来て止まらなかった。

 プチッガイは自分自身を犠牲にして自分を逃がそうとしたんだ。

 たぶん最悪、プチッガイはバレたら自爆でもするつもりかもしれない

 だからこそ春華は決意した。

 自分が何をしようとしてるのか分かってる。

 プチッガイの行動を無駄にすることだと分かってる。

 けど………けど…………

 「見捨てられるわけ……ないじゃん……プチッガイ………」ISは機械であって機械ではない

 一度、失えば二度と戻ってこない心は絶対に戻ってこない!

 もう二度と同じプチッガイには会えない!

 

 (ごめんね。大バカ野郎だけど………後悔はしたくないから!)とこのあとはアシストのお陰で身体能力は劇的に向上していたのでアクション映画並みに動き回った。

 途中、束お姉ちゃんに習った『誰でも楽々、ハッキング術!』が役に立つとは思いもしなかったが………

 このあとは敵から装備を奪い、恥ずかしかったけどお色気作戦等を駆使して場所の特定した。

 けど大きな問題に直面した。

 戦力が馬鹿にならないからだ。

 プチッガイも機能が停止してるので接触して展開しての脱出のプランは不可能になった。

 

 「どうしよう…………装備がこれじゃぁ……」拳銃と電磁棒にサバイバルナイフ、通信が出来ない端末に何故かサイズピッタリのスニーキングスーツ防弾仕様、まあ恥ずかしかったのでその上に服を着たが………とにかく戦力が無いのだ。

 

 「でもここまで来て諦めたくないよぉ………」そう呟くと遠くから爆発音が聞こえた。

 『なんだ!何が起きた!』

 

 『敵です!海中からミサイルがそれと例の支援機と思われるのが現れました!』それを聞いてそして端末が震えて確認するとどうやらレーダーの役割も有るらしくIFFが表示される。

 (みんなが来てくれたんだ!……でもキャプテン達は足止めされてるし………ん?海中からもIFFがって………お兄ちゃん達だ!)そして察した。

 恐らく地上は足止めされるから陽動で海中からの侵入するみんなが本命だ。

 「だったら………この情報を渡さないと………」とその時に見つかってしまい、合流するために地下に逃げた。

 まあそのあとはさっきの通り無事お兄ちゃんに会えて情報も渡せた。

 

 

 

 

 

 「あとはうちが出来ることを精一杯やるだけ」そうプチッガイ達は何度も命を掛けてくれたんだ。

 今度は自分………いや身体が女の子だからわたしかな?

 とにかく!今度はわたしが命を掛ける番だ!

 コントロールルームにはあの無人機がいる。

 全部で10体、装備はあっちが上………

 そして物陰に隠れて確認する。

 システムを管理してるのが3体(武装無し)とよほど大切な場所なんだろう重武装したのが7体………

 

 「分の悪い博打だよね。チップは命………」怖い物凄く怖い

 本当の命のやり取りなんだからこんな気持ちは以前あった学園を襲撃した無人機かラウラお姉ちゃんのISが暴走した時………いやどれもみんながいた。

 1人なんてなかった。

 今一度、覚悟を決めて深呼吸し

 「ごめんね……でも命を掛けても助けるから」

 そうかけがえない友達の……いや家族の為に!

 そして本当に分の悪い制圧戦が始まった。

 

 

 

 

 





 さて本当に次回で終わらせてキャッキャッウフフな臨海学校に行きたいと思います。
 それではまたいつに投稿になるかあれですがよろしくお願いいたします。


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