次元を駆ける守人~創造の巫子~ (御凪 霧封)
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傍迷惑な神!?

初めまして、御凪 霧封と申します。
初投稿で処女作なので何分駄文では在りますが、よろしくお願いいたします。



「なんじゃこりゃー!」

目の前に広がる白一色の空間を前に、そう口にした俺を、責める権利は誰にも無いだろう。

物が一切存在しない世界というのは、とてつもなく寒い。せめて殺風景でもいいから、何かしら存在して欲しい。

「申し訳ありません!」

「はっ!?・・・どちら様?」

誰だ、この人。いきなり現れたと思ったら土下座したよ。

薄紫色で胸元と背中が大きく開いたロングドレスを纏って、耳には多分プラチナと思われるイヤリングを着けてるけど、目に出来たのは一瞬。まるでソレがデフォルトだと思わせる土下座は、綺麗を通り越して不気味だ。

「えっと・・・誰だ?んで、此処は何処で俺は何故此処にいる?」

「此処はあの世とこの世の狭間、俗に言う転生の間です。貴方は死ぬ運命では無かったのですが、傍迷惑な女神のアンバーが暇潰しに死なせ、それを私の部下が殺してしまった風に偽装した上で、考え付く限りの弩チート能力を植え付け、最高神でも解除不可能にしたのです。それに気付いた我々管理部門ですが、駆け付けた時には、最終段階、つまり、転生前だったと言うわけです」

「済んだ事は仕方無い。んで?俺が送られる筈だった世界って?」

「ハイスクール・オブ・ザ・デッドの世界ですが、あのアンバーの事ですから、原作以上の狂った世界でしょう」

HOTDだと!?おもいっきり死亡フラグ立ちまくりなのに、それ以上!?

「有り得ねえ…でも、何で俺は貴女と話してるんだ?転生するんならさっさとするだろ?」

「最高神と御三家の決定により、アンバーの特典とは別に5つの特典を付ける事になったんです。あと、容姿・性別の選択も可能です」

「特典か…なら

1:星の守護神、平成ガメラの全能力。

2:俺が好きで読んでいた二次創作小説『XX』の主人公の全能力にデメリット無しの魔眼。

3:俺が考えてた最強の戦艦と拠点。

4:『蒼き鋼のアルペジオ』に登場する霧の艦隊と能力にアドミラリティ・コード及び演算能力等のコアの性能面の強化。

5:いろんな世界を回りたいから、自由に世界を回れる能力と弾数無限の全火器。

以上だな。

容姿はマンガ『舞乙HiME』の主人公、マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームで、性別は男だな。あと、瞳は翡翠と銀緑にしてくれ。ついでなんだが、能力の扱いや戦闘経験蓄積の為に、小説「ザ・サード」の派生世界に送って欲しい。貰いたての能力で驕るなんて愚の骨頂だからな」

最高神と御三家の承認済みの特典付加とはいえ、傍からすればめちゃくちゃな要求だろう。だが、俺にとっては、五番目の特典に対し、アンバーが付けた特典が 役立たずだと最悪になる。故に、一系統の特典では無く、多系統の特典にしたのだ。

王の財宝?無限の剣製?

接近戦主体や視認が必要な火力特化は、要らん。

死角からの攻撃や遠距離狙撃に弱いのは、最強の能力じゃ無い!士郎とアーチャーの戦いは、暗黙の了解が有ったし、ギルガメッシュも戯れだったしね。

何で、士郎は死角を探したり、カラドボルクの遠距離狙撃でギルガメッシュを倒さなかった?

宝具の原型をギルガメッシュが持ってるから、それに対応出来る戦法を採用したんだろうけど、防御系最強格のロー・アイアスにしても、視認出来なきゃ駄目でしょ。

最強の能力等無く、油断と慢心在らば、敗北は必至。

そう考えた俺は、体感時間で三年間程ザ・サードの世界に行って、自分の鍛錬を行ったのだが、世界の消滅に遭遇し、機械知性体四体と男性一名、女性一名に少女二名、老人一名を連れ帰ってしまったため、付随物を含めて同行出来ないかお願いした。

その上、破壊と創造を司る神へと進化してしまっていた。

「最高神と御三家の許可が出ましたし、転生して貰いますが、何処にしますか?」

「インフィニット・ストラトスの世界。原作の女尊男卑は一番嫌いだから、俺の艦隊で真っ当な世界にしてやる。何でIS無くても男が女より弱いっていうことになるかな?」

「申し訳ありません。いずれ、貴方は自らの真実を知ることになると思いますが、負けないで下さい」

そんな愚痴を溢しつつ、女神の言葉を聞いた俺は、同行を許可された彼等と共にインフィニット・ストラトスの世界へと転生したのだった。




様々なライトノベルやハーメルンの他作者の方々に触発されて、投稿することにしました。
前書きにも書きましたが、何分、初投稿で処女作なので駄文では在りますが、頑張って行きたいと思っております。


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転生と原作崩壊への第一歩

駄文二話目となります。
不定期更新ですが、ちまちま更新して行きたい!
オリ主の名前は変更せず、容姿を変更致しました。


「漸く…か?」

純白の巨大戦艦の前部甲板に立った俺は、そう呟いた。

アンバーに殺されて、あの女神や最高神に助けられた俺はこの世界に転生し、ありとあらゆる力を蓄えて来た。

幸いにも、この世界での両親は良くできた人で、俺の秘密を受け入れてくれた。ちなみに、二人は神のミスによる転生ではなく、天寿を全うして転生した転生者(容姿はリリカルなのはの高町夫妻)とのことで、俺は驚いてしまった。尚、俺の従兄弟はセタンタことクー・フーリンの容姿で、バゼット・フラガ・マクレミッツの容姿の彼女がいる。

そんな俺がいる現在地はイギリスの東海上30キロの海上で、 周囲に目を向ければ、ヤマトやコンゴウ、ナガト、ムサシ、キリシマ、ハルナ、ナガラの7艦がおり、各艦のメンタルモデルもいた。

ナガラのメンタルコアは性能面の能力が上昇しているおかげで、メンタルモデルを獲得していたのだが、何でよりによってナガラのメンタルモデルがガンダムビルドファイターズ・トライのシアなんだよ!?

そう考える俺はというと、心臓はオルハリコン製の物に変わり、おまけに『舞乙HiME』に登場する『真白なる金剛石』を所持。アドミラリティ・コードが結晶化したアドミラリティコアと融合、船体はアニメのイ‐401アルスノヴァにガンダムシリーズの戦艦であるラー・カイラムやリーンホースJr.、アークエンジェル、プトレマイオス2改を混ぜた物となり、縮退炉や重力子機関(グラビトンエンジン)、対消滅機関、GNドライブ、6連型波動エンジンに、フォールドエンジンを搭載し、強制波動装甲やクラインフィールド、ラミネート装甲、GNフィールド装備という特殊万能型強襲揚陸戦闘戦艦の名にふさわしい物になっていた。

ちなみに、名称はカグラナギホノカグツチという。

「全艦、これより、単縦陣で硫黄島の近くにあるアメノミハシラに向かう。ヤマトはドイツ、イギリス、フランスのネットワークを傍受し、情報の入手だ」

「了解しました」

俺がそう告げると、ヤマト達は機関が始動し、単縦陣となってドーバー海峡を通過して大西洋に向かう航路に乗った。

そして、ドイツに近付いたとき、ヤマトから概念通信が入り、ドイツの機密らしい情報が送られてきた。

ラウラのISにつけられていたVTシステムの試作データと、ラウラとクロエの所在地情報だ。

黒兎・クロエ・簪・シャルロッ党の俺としては、見過ごせない。

「ヤマト、俺以外の全艦を率いて、アメノミハシラに向かえ。俺は、ドイツに用がある」

「了解しました。無事の帰還をお待ちしております」

ヤマトから概念通信でそう言われた俺は、こちらを見るヤマトに頷くと、ドイツへと向かう航路に乗った。

俺はメンタルモデルでは決してないが、神様から貰った能力+アンバーが付けた特典が有る上に、漫画『FULL Moon』のレーヴァテインやホワイト・カードゥンケウス、聖銃ザンジバル、聖剣エクスカリバー、『魔法先生ネギま』のネギとエヴァの魔力属性にデメリット無しのマギア・エレベアが有るので、船体が無くてもターゲット二名の救出は楽勝なんだよな♪

「(絶対に助け出す!外道の好きにさせるか)」

世界を変えるために、俺は只ひたすらにドイツへと向かって航海を続けたのだった。




原作崩壊!
統一性無し(一部は本人が望んだ)チート特典持ちの櫛灘 蓮華ですが、ドイツの被害はどの程度の規模になるのだろうか。
多作品の設定、メカや能力を採り入れてやっていきます。
もし、こんな能力やメカを出してほしいと言う要望がありましたら、送ってください。
全てでは有りませんが、幾つか、キャラに合いそうな能力として考えていただけると、こちらも出しやすくなります。


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キャラクター設定

主人公、櫛灘 蓮華の設定及び個人戦力等の設定になります。
う~ん……はっちゃけたので弩チートだ。
一応、スコールさん達や束さんの立ち位置も書こうかな?
尚、織斑一夏の立ち位置を関わりたくないから義弟に変更して、シュヴァルツェア・ハーゼ隊を協力者に加入、HIME能力を追加しました。
2016.10.11 乙式HiME能力を追加しました。


主人公設定

名前:櫛灘 蓮華

種族:響界種(アラザイド)、神(破壊と創造)、特異点

年齢:18歳(転生前)

0歳(転生後)

15歳(本編開始時)

身長:167㎝(転生前)

179㎝(本編開始時)

容姿:マンガ『舞乙HiME』の主人公、マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム(最終回バージョン)で、翡翠と銀緑のオッドアイを持つ極中性的な男性。特典により、アドミラリティコアを持つ半人半メンタルモデルかつオルハリコン製の心臓と真白なる金剛石を有する不老不死者かつ特異点。半人となっているが、神域者であり、混沌龍と神獣、幻獣種のファクターキャリア(因子保有者)。また、『天地無用!魎皇鬼』の主人公、柾木天地同様に特異点存在になっている為、光鷹翼を多数単身展開可能で、展開数は驚異の20枚(余裕有り。全力展開数は不明)。

所有特典:①平成ガメラの全能力。

②好きで読んでいた二次創作小説『 ブレードstory of XX』の主人公 の全能力及びデメリット無しの魔眼。

③漫画『蒼き鋼のアルペジオ』に登場する霧の艦隊とアドミラリティコード及びユニオンコアの性能面の強化。

④自身が考えた戦艦と拠点。

⑤自由に世界を回れる能力と弾数無限の全火器。

好きな物:アニメ観賞、オータム弄り、ゲーム、コンゴウとのティータイム、ほっぽ、緋女 一乃。

嫌い・苦手な物:女尊男卑、友人や仲間を傷つけたり馬鹿にする者、IS委員会、織斑 千冬、篠ノ之 箒、織斑 冬都。

IS世界関係者:更識 簪、轡木 十蔵、山田 摩耶、篠ノ之 束博士、マドカ、オータム、スコール、クロエ・クロニクル、ラウラ・ボーデヴィッヒ、布仏 本音、シャルロット・デュノア、セシリア・オルコット、鳳 鈴音、ナターシャ・ファイルス、シュヴァルツェア・ハーゼ隊の面々。

義弟妹:櫛灘 聖護(しょうご)、櫛灘 マドカ(共に旧姓織斑、一夏のみ姓名を全変更)。

立場:霧の艦隊総旗艦及びIS企業「AST」代表兼PSP運用者。

個人所有戦力(IS学園入学前):特殊万能型強襲揚陸戦闘戦艦『カグラナギホノカグツチ』、PSP(パワード・シンクロ・プロテクター若しくは強化動甲冑)、ジェミニオン・アークホープ(IS・PT)、迦具土・敖焔、(IS時:敖焔・???)、精霊魔砲銃『旋龍・真式』、MBT・HHBT/001-α『ドレッドノート』、テクノスストレージユニット『ブレイズ』、レーヴァテイン、ホワイト・カードゥンケウス、聖剣エクスカリバー、聖銃ザンジバル、高次物質化能力・通称HIME能力、乙式HiME能力、緋女神、ゼロドライバー、DIVIDER-996、アームドギア『インフィニティーホープ』???×多数。

備考:ジェミニオン・アークホープと迦具土・敖炎、HIME能力は最高神と指事を受けて蓮華を助けた女神が、蓮華に内緒で付加した。緋女神は蓮華に原初神の一柱が付加した能力で、漫画「箱館妖人無頼帖 ヒメガミ」の主人公である土方 彪のヒメガミモードをモデルに創られ、緋女刀・真打ちに宿る一乃と魂の契約を結んだ際に覚醒した。インナースーツは蓮華のPSPのインナースーツがモデルになっている。尚、巫女服形態も存在する。また、迷惑神アンバーが付けた特典はほとんど不明となっている。また、天姫の一人であり元人型リアクトプラグでもあるリリィ・シュトロゼックとのリアクテッドモードの『黒騎士』は非リアクトでも使用可能。PSPはアニメ化や漫画化されたライトノベル「ザ・サード」シリーズ第1巻「ザ・サード 蒼き瞳のソードダンサー」に初登場する機体と同じではあるが、索敵含めて全システムの強化と、PA及びAAの強化型搭載が施されている。名称はミネルバ、製作担当は蓮華でアカシと束がサポート。

実は、櫛灘家の養子であり、アンバーにより惑星エアルのヴィントブルーム皇家から転移させられており、特異点の力を持つ。神様転生に際して頼んだ容姿をアンバーが利用した結果である。

スコール達の立ち位置:亡国企業上層部が蓮華達を取り込んで、メンタルモデルを調教する為に送った使者だったが、蓮華の怒りによって亡国企業が壊滅した後は、仲間入りする。

戦闘技能:超近接戦闘技法「COMMANDO ZERO」、変幻抜刀戦闘術「朧」、我流戦闘技法「流転森羅」、ブレードナイフ一本、ダガーナイフ8本。ゼロ因子適合能力「ゼロドライブ」、緋女刀・真打ち。

使用火器:ブレンテンフューチャー二挺、超硬質金属刀「ガーベラ」、アンチ・マテリアル・ライフル「ウルティマティオ・ヘカート・ストライカー」、「ゲパート」

使用アタックスーツ:AS-X01P「ライジングストライカー」

所有チャイルド:カグツチ(マンガバージョン)

エレメント:宝輪×4 カグツチの劔

所有GEM:蒼天の青玉 真白なる金剛石

ローブタイプ:蒼天の青玉(マンガ版最終バージョン)とマンガ版舞乙HiMEで登場した真白なる金剛石のローブを使い分ける。使用するエレメントはマンガバージョン。

カグラナギホノカグツチ

動力機関:重力子機関(タナトニウムドライブ)、対消滅機関、縮退炉、Vドライブ、フォールドエンジン、モノポールエンジン各一基。6連型波動エンジン二基を搭載しており、特装砲であるタンホイザーⅢやローエングリンⅢ、プラズマ波動砲が『トランジット波動砲』の様に連射可能になっている。

武装:46㎜対空バルカン砲塔システム『イーゲルシュテルンⅢ』×100、連装型『バリアントⅣ』×2、三連装46㎝副砲『イゾルデⅢ』×6基、連装型『ゴットフリートⅢ』4門×2基、三連荷電粒子砲『トライデントスマッシャー』×6、大口径2連装ビーム砲『トリスタンⅢ』2基、陽電子特装砲『タンホイザーⅢ』、同砲『ローエングリンⅢ』2門、同砲『プラズマ波動砲』1門、超重力砲×1、艦首魚雷発射菅8基、艦尾魚雷発射菅6基、VLS多数。

備考:蓮華が考えた戦艦で、『YAMATO2520』の第18代ヤマトが基本モデル。蓮華を転生させた神がそれを戦闘職系の神と協力してチート改修・強化した戦艦。ラミネート装甲やクラインフィールド、強制波動装甲を装備している。更に、あるユニットが搭載されている。

篠ノ之 束の立ち位置:転生した蓮華がラウラとクロエを助けた後、アメノミハシラに現れる。蓮華達によって改心するが、称号を権力と勘違いする千冬に嫌気が差しており、千冬や箒と距離を置いている。原作と違い、自分の短絡的思考によって女尊男卑主義となった世界に悲しみを抱いている。簪達、霧と協力している原作ヒロインや霧のメンタルモデルを妹と考えている。原作では紅椿は箒の専用機だが、あるトーナメントで合流する女神の専用機となり、名前もシルフィードとなった。

原作把握度:元来、ロボット物やメカ物系のアニメが好きで、ガンプラ等の作成を趣味にしていたため、細かい点以外はおおよその範囲で把握している。簪、シャルロット、ラウラ、クロエの四人が好きで、転生後は更識姉妹の仲直りやラウラとクロエの原作開始前での救済、デュノア社の壊滅に関わる。

メイン使用のIS:束参入後、束から本人持参の最新コア4つを貰い、転生前の知識を使って造り上げた。拠点に何故か存在したオリジナルのGNドライブ2基を組み込んだTRシリーズの機体。ファーストシフト前はヘイズルで、シフト後にヘイズル改となり、セカンドシフト後には、ハイゼンスレイのメインユニットのウーンドウォートへと変化する。ハイゼンスレイⅡ・ラーやヘイズル・アウスラになる為のフルドトⅡやプリムローズも作成済み。コア4つの内、1つはツインGNドライブの制御でフルドトⅡとプリムローズに1つずつ、最後の1つがメインコアに使われているが、各々人格がある為、神姫モードを組み込んで、日常的に活動可能にしている。採用モデルとして参考にして組み込んだ機体は、アーンヴァルMK.2にストラーフMK.2、アルトアイネス、アルトレーネ、FAGフレスヴェルク、FAG轟雷・榴雷仕様、FAGスティレット、FAGバーゼラルド・ゼルフィカール仕様。

備考:独自開発したISコア(疑似ISコアでは無い)が4つあり、MSではなく蓮華が前世で観ていた別の作品を参考に開発・所持している。神姫モードも勿論実装し、人格も存在する。

FAGは、追加専用機のモード。




短い設定ですけど、すみません。
タグで、多作品の設定参考と書きましたのは、こういう事ですね。主人公の隠された特典は、後程公開して行きます。
高田祐三さんのある作品に、妄想を刺激されました為、かなり原作から離れてしまいますが、これからもよろしくお願いいたします。
主人公の名字、変更致しました。能力開放の必要の為です。


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設定②

原作開始前に、設定を投稿します。
あぁ~、チート度合いが上がっていく~!
設定を少し追加・変更しました。


2017/10/29、設定追加。


●アークルナ・フリート(聖月の艦隊)●

転生特典により、蓮華所有となった霧の艦隊の新名称。全ユニオンコアがデルタコアに変更・強化されており、演算能力も格段に上昇している。

●アル・イスカンダリアシステム●

メギドと並ぶ蓮華最強ランクの高高度射撃武装であり、蓮華のみが扱える武装。

●ミラーリンクシステム・Ⅱ●

原作に登場した旗艦装備を、蓮華専用装備として改良した特殊装備。船体のみならず、蓮華単体でも使用可能となっている。

●アメノミハシラ●

蓮華達、アークルナ・フリートの拠点である人工島。メンタルモデルは艦コレの不知火がモデルになっている。拠点用特殊要塞艦にナノマテリアルで形成したイミテーション・ストラクチャーを取り付けている。

●アークファング●

アークルナ・フリートのIS部隊の名称。装備するISは、蓮華の知識にある様々な人型機動兵器をベースに、各艦の武装を取り付けた世代分類不能な機体。

●イレギュラー・エネミー●

女神が蓮華に依頼した存在であり、ISでは勝ち目がない存在。唯一、蓮華達のみが対抗出来るために蓮華達の存在は、千冬や箒にとっては目の上の瘤となっている。

●ラウラ・V・クシナダ●

原作名:ラウラ・ボーデヴィッヒ。

蓮華に姉のクロエと共に救われ、改名する時に蓮華の名字を付けた。ヤマトやクロエに着せ替えをされる事が多く、本音とシャルロットが友人。

何故か、キリシマとも仲良しで、チビキリシマことキリクマの着ぐるみパジャマを愛用する。本音愛用の着ぐるみも所有している。

●シャルロット・デュノア●

蓮華によって救われた、原作ヒロインの一人。

元から女子生徒としてIS学園に入学した為、

男装イベント無し。

●リシュウ・トウゴウ●

スーパーロボット大戦OGシリーズより参戦。

聖護の師匠となり、後に合流するゼンガー、ブリットと共にアークルナフリートに参加する。

この世界の櫛灘家の祖先が、トウゴウ家の一人であったため、櫛灘の姓を持つ蓮華達を孫と捉えている。

●レーツェル・ファインシュメッカー●

スパロボOGシリーズお馴染みの、食通さん。本名はエルザム・V・ブランシュタイン。

射撃は聖護、マドカ、ラウラ、クロエ、シャルロット。料理は上記に加え、理緒が教えを受けている。

紅い弓兵、鳳翔、間宮と共に食の四天王。(真耶、楯無、簪、虚、本音命名)

宇都宮ヒメの特製栄養ドリンクを飲んでも倒れず、平然と材料を当てる人外。

●IS原作との相違点●

①・束さんの所在地が固定され、アメノミハシラ内部で生活。

②・ラウラがドイツ軍に所属していない。

③・シャルロットが原作開始前に救済され、男装イベントが無くなっている上、実の母親が生存。

④・山田真耶が千冬を尊敬していない。

⑤・更識姉妹の関係が早期修復。

⑥・幼馴染み同士の、戦闘が無い。

⑦・原作主人公の一夏には原作ヒロインのフラグが存在せず、リリカルなのは勢の何人かをヒロインにしている。

⑧・亡国機業が壊滅し、別の敵が存在する。

⑨・山田真耶が一組の副担当ではなく、セシリアも一組では無い。

⑩・原作と違って、一夏は恋愛感情が分かる様になっている。

⑪・一夏は姉の織斑千冬や箒を嫌っている。専用のISも白式ではなく、蓮華達が悪乗りして作成した機体になっている。ほぼネタ機体。

⑫・一夏とマドカの姓が織斑から櫛灘に変更されており、束も篠乃之束から霧乃理緒に変更、一夏は名前も聖護(しょうご)へ変更しており、変更理由は、織斑一夏が死亡したことになっているのと、織斑千冬及び篠乃之箒対策の為。

●世界各国との関係●

IS委員会が蓮華の性別が男である事を知った関係上、ちょっかいをかけてくるが、それ以外は良好。理由として、アークルナ・フリートと戦闘を行って国が消滅するよりも、良好な関係を築いた方が得策と判断された為である。

●ネクシートモード●

マンガ『マップス・ネクストシート』の主人公が乗る宇宙船、ネクシート号を特典としてカグラナギホノカグツチに組み込み、使用可能とした形態で、形成はナノマテリアルで行われる。原作の武装プラス霧の艦の武装が使用可能であり、能力も格段に向上している。リープシステムを搭載。

●工作艦・アカシ●

原作『艦これ』とは違って、変態レベルの技術力の持ち主。ゲーム『アーマードコア』シリーズにどっぷり嵌まり、有澤・キサラギ・ラインアークLOVEっ娘である。ゲーム『アーマードコア』シリーズの機体を現実に作り出したメンタルモデルであり、AMIDAシリーズすら産み出した『リリなの』のスカさんが雑魚レベルの技術屋少女。ちなみに、コジマもGNドライブを基に作り出した。

●コジマドライブ●

アカシがGNドライブを基に作り出した動力機関。原作と違って、浴びても害は無く、健康的になるというビックリ機関。数多ある並行IS世界の世界最強(原作どこ行ったレベルで超真面)や山田摩耶、セシリア、轡木十蔵等がAMIDAと共にくつろぐ光景が休日に見られる。

●AMIDAシリーズ●

アカシが生み出したアーマードコアシリーズの有名処。甲殻機動隊のタチコマレベルのAIが初期状態で搭載されている為に、好奇心旺盛な性格が多い。シャルやラウラ、簪、鈴がそれぞれ数体飼っている。

●PSP●

パワード・シンクロ・プロテクタ、若しくは強化動甲冑という名称でも呼ばれる否IS型パワード・スーツ。インプラント・ナノマシン型の阿頼耶識システムの原点である、マン・マシン・テレパシック・インターフェイスを有していなくても操縦は可能ではあるが、モニター表示数は多くなる。蓮華専用機にはISから流用した量子化システムが組み込まれ、PSP用アンチマテリアルライフル「ドラゴントゥース」を装備している。

●マン・マシン・テレパシック・インターフェイス●

蓮華のみが有する天宙眼に融合しているナノマシンが形成した生機融合インターフェイスの名称であり、これにより蓮華が人として持つ脳は束ですら作れない超高性能生体コンピュータになっている。後天的能力としてISとの意志疎通が生まれた上、元々有していた気の操作と感知能力、生体レーダーの索敵範囲向上、サイコキネシスを応用した抜刀術の威力上昇が起きた。

●リアライズシステム●

蓮華が所持している専用機に搭載されたシステムで、元は特典として所持していた機体に搭載されていたシステムを応用した技術。元のシステムは、IS移行システムであり、ISでは無かった特典をISとして使用する目的で組み込まれていた。

●我流戦闘技法「流転森羅」●

蓮華が漫画「GODAGUN」に登場するセカンドスキルを複数得ていたことから「銃闘技(ガンシュートアーツ)」と「竜拳道」、「ハングドクロスアーツ」を組み合わせて創り出した物。コマンドゼロが超至近距離を基本とした戦闘技法なのに対し、流転森羅は距離を選ばない戦闘技法となっている。

・龍巻竜身体(エア・ドラゴン):空中技。左右どちらかの足裏を相手の顔面に当て、身体全体を捻ることで相手の鼻を折る。

・旋風竜脚(テュポーン):空中技。脚を交差させて体育座りの様になった状態で上下逆さまになり、身体全体を捻ることで繰り出す蹴り技。エア・ドラゴンからの連携技にも使用。

・竜身体(ドラゴンダンス):移動技。攻撃と同時に反撃回避、反撃に対する返しを行う移動系体術。柔軟さとスピード、動体視力が組み合わさることで、相手からは分身しているように見える。

・竜縛撃(デルピュネー):投げ技であり、関節技に繋げる事も可能な技。

・竜牙砲(ドレイクファング):掌蹄を使った打撃技。踏み込みから生み出された力を乗せるため、相手を吹き飛ばせる。

・翔龍砕破(ワイバーン):蹴り上げと掌蹄を組み合わせた技。ワイバーンネイルへの連撃も可能。

・翔龍襲爪(ワイバーンネイル):ドロップキックに似た蹴り技だが、身体全体を使った捻りと落下速度を組み合わせるため、威力が高い。

・竜身竜牙砲(ドレイクファングダンス):ドラゴンダンスとドレイクファングの複合技。対多戦闘が基本となるが、一対一でも使用可能。

・竜毒牙(ヴァジェト):シンプルな回し蹴り。

・ソニックトルネード:真空の刃で作った十字の中心を蹴り抜く事で横方向に竜巻を生み出す技。ドレイクファングでも可能。

・バーントルネード:ソニックトルネードとガンシュートアーツの複合技。あくまでも真空を撃ち抜く為、負担は少ない。

・ガンブレット:スナイパーポジションと称される遠距離用のガンシュートアーツ。ブラッドバーンで生み出す威力を気弾の形で撃ち出す。

・クイックドロウ:近接対応のガンマンポジションで使用するガンシュートアーツ。派生型のダブルアーム・クイックドロウもある。

・ガンダイバー:アサルトポジションで主に使用するガンシュートアーツ。助走の勢いがあるため威力が高い。

・ショットガンエアシュート:ガンダイバー同様、アサルトポジションに分類されるガンシュートアーツ。空中戦向きの技で、拳に加えて膝蹴り等の蹴り技が含まれており、派生技は44マグナムを組み込んだショットガンマグナムフレシェット 。

・44マグナム:ブラッドバーンにより生まれた一撃必殺といえる技で、通称アブソリュートブレイクシュート。殺気を込めて使う事で、粉砕する44マグナムキャノンと消滅させる事で、再生能力ですら無効化するパーフェクトブレイクシュート・44マグナムがある。




現状の設定を投稿しますが、今後、追加するかもしれません。
駄文ですが、お付き合い頂けると有難いです。


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救出と新たな道

ラウラとクロエの救出と参入回です。
原作アルペジオの霧の艦隊と違って、蓮華君は海上封鎖何て考えていません。唯、怒りに触れた存在には容赦しないだけです。
それにしても、文才が欲しい。他の作者さんの文才が羨ましい。


ヤマト達霧の艦隊と別れてドイツへと潜入した俺は、ラウラやクロエのいる研究施設の近くの森に隠れていたのだが、同行者が一人いた。

あの迷惑神アンバーが、艦隊と別れた直後の俺を送り込んだ世界で知り合い、最高神の手で戻る俺と離れたがらなかった為、俺と共にこの世界へとやって来た北方悽姫ことほっぽだ。

そして、俺の額の中央にある天宙眼(サードアイ)と身体に融合し、全身に根を張った8個の奇魂(くしみたま)が新たに顕現した事だ。

しかも、このサードアイは眼とついているのだが、五感系の器官ではなく、電子機器とアクセスする能力があり、その関係上、MMTI(マン・マシン・テレパシック・インターフェイス)機能とナノマシンの保有と生成、気の感知と把握及び操作能力を備えている魔眼の一種と言われれば、多少は納得できる。

「しかし、何で悪巧みする輩は地下に隠れたがるかな?」

「殲滅スルノ?レンカ?」

「救出目標の保護が、最優先だな。まぁ、邪魔者は排除するけど」

現在、ラウラとクロエは俺の足下の逃走経路を通過して、200メートル先の出口に向かっていた。

俺の船体であるカグラナギホノカグツチは、そこから50キロ離れた場所の海中に潜航している。

「レンカ、見ツケタ!」

俺と共に走り出したほっぽは、直ぐに地上へと脱出したラウラとクロエを発見し、北方悽姫としての艤装を展開、二人をアームでかっさらって担ぎ上げた。

「あ、あの……貴方達は誰ですか?」

ほっぽに担ぎ上げられた少女の片方、目を閉じている事から、クロエだと判った方がそう聞いてきた。

「詳しい事は、後で話す。君達を助けに来たんだが……ほっぽ、後方に追っ手30」

「ワカッタ。スピードヲ上ゲル」

俺の言葉に答えたほっぽは、直ぐに走るスピードを上げ、引き離しに掛かった。

メンタルモデルと同等の身体能力を備えている上、逃走経路をあらかじめ考えていた事から、俺達は無事にカグラナギホノカグツチの艦内に戻れた。また、ラウラとクロエの体内に埋め込まれていた発信器は、サードアイの能力で破壊しておいたし、後は研究施設の消滅だけだな。

「access、アル・イスカンダリア・システム、起動。起動モード、フォール・レインを選択。殲滅ターゲット、ロックオン。発射!」

俺がそう呟いた直後、天から光の柱が何本も施設目掛けて降り注ぎ、巨大な爆発が発生した。

「二人共、無事か?」

「はい、大丈夫です。貴方達は一体、何者何ですか?」

「俺は、ある神が唯暇だからというふざけた理由で殺され、その神が断り無しに、その神が面白そうだと思った世界へと転生させる前に、別の神と最高神の手で救われ、この世界へとやって来た転生者だ。それと提案なんだが、二人共、ウチに来ないか?」

「目的は、何ですか?」

「この世界に来た以上、俺にしか出来ない事があるんだろうけど、今は分からない。何か有れば神様から連絡して来るだろう。それと、俺達の技術なら、君達の能力を安定化させて、デメリット無しに出来るけど、どうする?君達は生きているのだから、明日や夢、幸せを掴む権利がある」

「転生…ですか?にわかには信じがたいのですが」

「確かに、言葉だけでは信じられないだろうけどさ。二人がいまさっき目にした光景を作り出した兵器を、目にしたり、聞いたりした事ある?」

俺の言葉に、二人は揃って首を振って否定してきた。

「現実は、喜怒哀楽を生み出して突き付け、決してその存在は否定できないしさせてくれない。そして荒唐無稽な話だろうと、現実に存在するなら現実だ」

「では、先程のは」

「迷惑な死を俺に与えて好き勝手した神と、俺を救いこの世界に転生させてくれた二人の神様がくれた転生特典という名の特殊能力の一部だ」

俺の言葉に、ラウラとクロエは頷いた。なんとか信じてくれたみたいだ。それにしても、ラウラは人見知りするのか、クロエの後ろに隠れていたけど、隠れきれてない。何ですか?この可愛い生き物!

まぁ、その後は半メンタルモデル化の技術を使って二人を半メンタルモデルにして、能力の安定化を行った。

これは、俺のアドミラリティコアを使って二人に合うメンタルコアを作成し、植え付けると共に二人の船体も作成可能な量のナノマテリアルも俺の船体内で生産した。

さて、後はアメノミハシラに帰還するだけだ。




はい、弩チート攻撃でラウラとクロエのいた研究施設を消滅させた蓮華君です。
後は、シャルロットの救済と天災兎さんとの出会い、雨や秋、Mの救済ですね。
それが終われば、原作に入ります。
一応、原作にあったクラス対抗戦や臨海学校、タッグマッチ、学園祭は入れるつもりです。


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帰還と兎

書いてて思いました。亡国機業、アッサリ壊滅。
まぁ、主人公の敵を考えると、出番無いんで問題なし。
兎さんは、神出鬼没ですから!


「何なんだ?このカオスは」

ラウラとクロエを連れてアメノミハシラに帰還した俺は、目の前の状況に対して思わず、そう呟いた。

アメノミハシラのメンタルモデル、シーラを抱き締めたウサミミの女性は、不思議の国のアリスコスをしており、ヤマトはラウラが気に入ったのか艦コレの島風コスやビスマルクコス等、大量の衣装をラウラに着せていた。

クロエは、ヤマトに協力している上に、かなり嬉々としている。

「ムサシ、何で篠ノ之束が此処にいる?」

「総旗艦が帰還される一時間前に、アメノミハシラの哨戒網をくぐり抜け、やって来ました。何でも、我々霧の艦隊に対して、保護を求めたらしいのです。対価として、ISのコアを4つ、持参したそうです」

「シーラ!現状の戦力は、どれくらいある!」

「は、ハーフメンタルモデルの蓮華さんの船体である神戦艦、カグラナギホノカグツチに、超戦艦のヤマト、ムサシ。大戦艦のナガトにコンゴウ、キリシマ、ハルナ、ヒュウガ、イセ、ヒエイ。巡洋戦艦のレパルス。重巡洋艦のマヤにタカオ、アシガラ、アタゴ、ミョウコウ。軽巡洋艦のナガラにヴァンパイア。海域強襲制圧艦のショウカク、ズイカク、レキシントン。イ400、イ402。給糧艦のマミヤ。MVFーX1620機、ドレッドノート1輌、アルトドラグーン・リーゼ、以上が此処にある覚醒済みの総戦力です」

「れー君!束さんからのお願い事なんだけど、フランスに行ってくれない?」

「フランス?何でだ?」

「フランスのデュノア社が、ISをテロリストに売ってる上に、人体実験してるんだ」

「潰せ、という事か?」

俺がそう言った直後、索敵範囲、それもすぐ真横に反応が現れ、一隻の潜水艦が浮上した。ロシアのタイフーン級原子力潜水艦だ。

微細動タイルに水流ジェット推進システムによる高静穏性能で、此処まで来たのか。

この世界に転生して覚醒してからドイツの研究施設の消滅、さらには、此処までの道中、嫌な視線が感じられたが、衛星での監視か?

「此方は亡国機業の使者です。敵対する意思はありません」

潜水艦から出てきたのは、亡国の雨、秋、Mことスコール・ミューゼルにオータム、マドカだ。

俺は、クラインフィールドをタラップとしてタイフーン級と繋げると、3人を移乗させた。

「此処に来た理由は、おそらくだが分かっている。亡国機業と我々霧の艦隊の同盟を締結に来たんだろう?」

「はい。偶然、我々の監視衛星のカメラが貴殿方の姿を捉え、さらには研究施設の消滅により貴殿方の戦闘能力を知りました。故に、上層部は貴殿方との同盟を結びたいと」

「確かに、ソコは警戒してなかったな。だがもう既に、亡国のアジトは全て消滅させている。更に、君達の体内のナノマシンも既に機能停止、無力化している」

「「「なっ、なに!?どういう事だ?」」」

「簡単だ。彼らは自らよりも強大な力に対し、欲望を以て操ろうとした。その情報も、帰還する途中で入手した」

亡国のアジトを消滅させたのは、帰還する途中で、我々霧の艦隊をメンタルモデル含めて知った亡国の首脳陣が、不躾な自主規制行為を計画したのを知り、俺がそれにキレたからだ。

アジトにいる連中の所に突撃し、直死の魔眼で四肢を切断した上にアル・イスカンダリアシステムを使って自動追尾。浸食弾頭ミサイルの雨とアル・イスカンダリアシステムの最大出力攻撃を食らわせてしまった。

ナノマシンに関しては、サードアイとハッキング能力を使用したから、アッサリ完了。

「我々霧の艦隊は、ある目的がある。まぁ、人類の殲滅ではないから、安心してくれ。3人は、此処に居れば良い。おっと、そう言えば、あのタイフーン級は良い出来だ。多少、油断してたとは言え、至近距離まで接近したのだからな」

俺はそう告げると、ヤマトが然り気無く出してくれたMVFーX16に乗り込み、VTOL発艦。

フランスに向かったのだった。




残すは、シャルロットの救済ですね。一応、原作突入位に、女神から連絡して敵判明にしようかと思っています。
ちなみに、ウチのスコールはオータムと付き合うレズビアンではなく、男性への恋愛感情があります。オータムやマドカのお姉さん的存在です。
目指せ、艦隊のお母さん。目指せ、第2のマミヤ。


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敵の名と救済

原作前の救済メンバーは今回で、終了しました。あとは、たっちゃん・かんちゃんの救済に布仏姉妹の春、なんですよね。
問題は、最終決戦兵器級の胸部装甲を持つウチの山田摩耶先生が、織斑先生を尊敬していない事ですね。
公私の区別がしにくいけどさ?
原作のイメージが強すぎる!
UA6600、お気に入り60突破!有り難うございます!


篠ノ之束にラウラ、クロエ、元亡国機業の3人が加わり、シャルロットを救うためにフランスへ向かった俺は、船体をドーバー海峡フランス側の海底に潜航させて、下水道に飛び込んだ。

長袖のタートルネックシャツ、アーミーパンツにコンバットブーツ、アーミージャケットを身に付け、サードアイを隠すためにバンダナを額に巻いた俺は、黒いレインコートを身に付け、下水道をデュノア社に向かって走っていた。

武装は、腰のホルダーに納められたアーミーナイフ二本にブーツに隠してある投擲用の小型ナイフ二十本に加えて、デザートイーグルとPー90を携行しているし、破壊用のTNTも持ってきていた。

「此処か」

30分程歩くと、漸くデュノア社に通じる地下道が見えてきた。

ヤマト経由の束さんからの情報によると、シャルロットの実父であるアラン・デュノアは監禁されており、妻のレーネ・デュノアが隠し子と言えるシャルロットを人体実験の材料にするために、シャルロットの実母であるエミリアの殺害まで計画しているそうだ。しているというのは、今日中にエミリア殺害が実行されるからだ。また、俺の目的だが、シャルロットの両親をシャルロットと共に救済し、レーネ・デュノアの消去とデュノア社の消滅だ。

序に、キングクリムゾン!だって、潜入するから楽しくないでしょ?

そんなこんなで、俺はシャルロットとアラン・デュノア、エミリアを救出し、持参したTNTを全て設置。船体であるカグラナギホノカグツチに帰還していた。

アル・イスカンダリアシステムによる殲滅攻撃まで、あと30秒しかないから、既に脱出しているアラン・デュノア派(技術者が九割)以外の脱出は不可能。

そして、アル・イスカンダリアシステムによる殲滅攻撃が行われた頃、アメノミハシラでは、ある作業が行われていた。

「ぼ、膨大な量の戦闘機のパーツ!?これを整理⁈」

アメノミハシラ内部に保管されている、修理用パーツの整理だ。それを、アメノミハシラの本来の船体内部にある保管庫に移動させているのが、見た目は少女なのだから異質な光景だろう。

そして、俺はというと、あの女神とあの空間で会っていた。

「貴方が俺を呼んだという事は、敵が判明したのですか?」

「はい。ネメシス・デモンと我々が名付けた存在です。イレギュラー・エネミーとも言います。」

「対処法はあるのか?」

「ISでは勝ち目がないですね。有るのは、霧の艦隊かウィルスシステム、NTDを持つ存在だけです」

「NTD?ニュータイプデストロイヤーの事か?」

「違います。ニュータイプ・ドッカク、または、ネオ・タイラント・ドッカクというウィルスです。貴方は宮比羅(クビラ)というコードネームのウィルスと適応し共生しています。そして、シャルロットさんには摩虎羅(マコラ)というコードネームのウィルスが注入されており、感情が一定のラインを越えると、獣人化している現状の数倍に身体能力が上昇します。貴方の場合はアンバーが脳内に、直接埋め込んだのですが、逆にシャルロットさんはレーネ・デュノアがアランさんを上手く騙して、シャルロットさんにすら栄養剤と偽って静脈注射で注入したため、そうなったのですが、シャルロットさんの平行世界同位体は葉沼巴という女性で、それを知ったアンバーがレーネを操って行わせました」

「人体実験はアンバーの性で始まっていたのか。それで、治療法はあるのか?デメリットは?」

「どちらもありませんし、食人思考もありません。力及ばず、申し訳ありません」

「判った。次に会うのは仕事が終わった頃か?」

「はい、よろしくお願いします」

女神の答えを聞きつつ、俺は現実に帰還した。

全てを始める為に。




原作ヒロインの中で、きちんと助かってないのがシャルロットなんですよね。3年後にどうするか一夏が考えてない何て、他人事だと考えていそうです。
シャルロットの両親と継母の名前が不明だったので、私が考えてみました。序に、お母さんに生存してもらいました。
シャルロットの人外化、スタートします。蓮華君の側ですから、人外化は当たり前?


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原作開始

今回から原作開始します。駄文ですが、読んでいただければ幸いです。原作開始


ラウラやクロエ、シャルロット、オータム、スコール、マドカ、束さんといった原作キャラが合流してから三ヶ月が経過し、俺はというと、アメノミハシラを含む霧の艦隊改めアークルナ・フリート(聖月の艦隊)総出でIS学園へ向かった。

俺たち、アークルナ・フリートの登場と、第二回モンド・グロッソに出ることとなった男性操縦者の登場により、世界中の国は混乱した。

決勝戦は原作通り、織斑一夏の誘拐が有ったのだが日本政府は織斑千冬に知らせず、救出はキリシマとコンゴウが担当して霧に迎え入れることになった。俺は織斑千冬と激戦も生温い決勝戦を行い、第二回モンド・グロッソは俺が優勝したが男だという理由から俺の優勝は公的には準優勝となり、ブリュンヒルドの称号と優勝は織斑千冬の物となってしまった。。結果、IS委員会が俺を確保するのと、女性権利団体なんて言う女尊男卑主義者どもが行動したのが重なった為に、俺たちは世界中の国に対して、やむなく戦闘能力を行使したのだが、結果、俺たちは不可侵の存在に決定してしまった。

また、束さんからの贈り物だった新規作成のコアを使ったヘイズル改は俺の専用機として登録して、俺が作り出したコア四つも霧の艦のアカシの協力により、俺の専用機として登録した機体に使った。結果、俺の専用機は神から贈られたジェミニオン・アークホープ、GNドライブ二基をフルドトⅡ、プリムローズ改と共に組み込んで魔改造を施したISヘイズル改であるヘイズル・アウス・ラー改、前世で好きで考えていたG-セルフPERFECT PACKのアイデアを具現化したG-ブラスティア、戦術機の不知火をIS化して魔改造を施した不知火・覇龍と不知火・麒麟、神様謹製の迦具土・敖炎となり、IS学園の理事長の轡木十三と親交を結んだ結果、IS学園へ入学することになった。ちなみに、ラウラやクロエ、シャルに適合するコアを含めて、かなりの数のコアを俺は作成済みである。

アークルナ・フリートは学園がある人工島の近くに停泊することになり、アカシとキリシマは整備科、つい最近覚醒したホウショウはマミヤと食堂へ配属されることになった。残りは警備担当になり、俺自身は学生と原作以上にIS学園が強化されたが、この世界には亡国機業以上の敵が存在するのだから、油断は出来ないし、していない。

「何なんだ、この視線は」

「仕方が無いのではありませんか?男性操縦者にしてアークルナ・フリートの総旗艦及び第二回モンド・グロッソ準優勝という経歴があるのですから」

IS学園一年三組の教室内の机に突っ伏してぼやく俺にそう答えたのは、原作でチョロインといわれ、登場時女尊男卑主義者と似た考えの持ち主だったセシリア・オルコットだ。

コンゴウやヤマト、ナガトによって貴族としての有り様や淑女としての有り様を教え込まれたお蔭なのか、良い意味で魔改造されたキャラだ。

マドカによって偏向射撃を修得し、残すはBT兵器を使いながら行動出来るようになるだけとなっている。

本人はアークルナ・フリートに所属したいらしく、今はイギリス本国と交渉中らしい。

「まぁ、のんびりするさ…そういや、コンゴウが久し振りにセシリアとお茶会したいってさ」

「それはうれしいお誘いですわね。近いうちに伺わせていただきますと、お伝え下さい」

セシリアの言葉に頷いた俺は、意識を切り替えて学生生活を楽しむのだった。




原作開始しましたが、自己紹介前で終わります。自己紹介まで行くと、セシリアとの絡みも書かないといけないので切らせていただきます。それと、ウチのセシリアは原作以上に強化され、良い人になっています。なので、代表戦もかなり変化します。
原作と違って、セシリアや童顔の豊満スタビライザー山田真耶先生は一組ではなく、三組に所属させました。ウチの真耶さんは世界最強を尊敬してないので、こうなりました。


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何で?

他の作品のキャラも登場します。
しかし、山田先生が一年一組ではなく、一年三組の副担任となりましたけど、ウチの真耶さんは世界最強を尊敬してないので、こうなりました。


IS学園一年三組の教室内は、原作主人公の織斑一夏がいる一年一組以上に 騒然としていた。

何故なら、この世界の原作には存在しないイレギュラーである俺がいるからだ。その結果、この一年三組には本来一年一組にいるはずのセシリアがおり、しかも女尊男卑ですら無いというビックリな事態が起きていた。その事から、この世界が空想の世界ではなく、あくまでも原作に酷似した世界であり、前世と同じ確固とした現実であると俺に伝えていた。

「そう言えば、4機の新型専用機が製作されたそうですわね?」

「ああ、セシリアも知ってると思うけど、俺の転移能力暴走事故の際に、此方の世界にやって来た宇都宮ヒメの専用機とコンビネーションが採れる機体を含めて、俺の能力に対応出来るのをな」

俺が身に付けているISはアークホープに迦具土、ヘイズル・アウス・ラー改や不知火等の6機なのだが、何故かこの世界にもあり、俺が購入したゲームであるアーマードコアシリーズとACEシリーズをプレイしたり、俺のアニメコレクションを視聴した束さんやアカシが産み出した新型専用機は、宇都宮ヒメの専用機とコンビネーションが採れる機体ということで、予想は出来る。モデルはブレンパワードだろうが、何故か残す3機が嫌な感覚を生み出している。

『PAにAA、コジマドライブ二基の同調は完璧ですから、モデルはFAのアレにしませんか?束さん』

『もう2機はACEのRに登場したアレとあのアニメの主人公機をモデルにして、動力機関やアーマーは同じにしよう。武装は、原作遵守で搭載し、他にも武装の搭載もしようか?勿論、浪漫武装もしっかりとね。アカシちゃん』

1週間前に偶々耳にした会話に、俺は少し恐怖してしまった。

アーマードコアシリーズの変態共に匹敵する変態レベルの技術力のアカシと束さんがタッグを組んだのだから、原作の白式以上の変態機体になる事は間違いない。

「皆さん、おはようございます!私は一年間、三組の副担任をする山田真耶です。よろしくお願いしますね」

「私は一年間、三組の担任をするミラ・アラクネラよ。よろしくね」

そう言って現れたのは、三組の担任ミラ・アラクネラと副担任の山田真耶だった。

山田先生は原作通りの豊満スタビライザーの持ち主だったけど、何であんたがいるんだ!?あんたはモンスター娘の緊縛に飽きたらず、この世界にも魔の手を伸ばすのか!?名前以外、同一人物だから、思わず叫びそうになったぞ。

横にはラウラやクロエ、シャルロット、ヒメがおり、自己紹介をしていた。

「蓮華、アカシから例の物が出来たと聞いたので持って来ました」

「ありがとう。これで、俺の専用機は10機になるな。しかし、アカシと束さんが作ったのか」

「ACFAのホワイトグリントにACEのアルファート、クロスアンジュのヴィルキス、ユウブレンの後期がモデルだと聞きました。リアライズシステムも苦労したそうですが、完成させて搭載したそうです」

「VOBもインストールされてるのか。武装はロボアニメやゲームを網羅してるな」

そこまで呟いた時、俺の番が来たので、自己紹介するために立ち上がった。

「知ってると思うけど、アークルナ・フリートの総旗艦のメンタルモデル及び第二回モンドグロッソ準優勝者の櫛灘蓮華だ。メンタルモデルであり実体を持つ人間でもあるので、怖がらなくても良いからな?まぁ、ハーフと言った方が適切だな」

そう言った俺の言葉に反応する様に、10個のアクセサリー、待機状態のISが淡く輝いていた。




アカシと束さんがアーマードコアシリーズの変態に同調する事態になってしまった。アカシは有澤にキサラギ、ラインアークLOVEっ娘です。なので、高火力武装が存在します。ちなみに、アカシ製作のAMIDAはマスコットですね。水色髪のメガネっ娘のお気に入りになります。勿論、カラーリングは各自の趣味になります。
他にも、登場させたいメカや機体があるので、原作以上にIS学園は強化されます。だって、この作品の敵にISは太刀打ち出来ませんから。
えっ?蓮華達?勿論、ISコアは使用してても機体自体はIS以上の変態機体ですから、アニメ準拠のメカが無双しそうです。


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女尊男卑の否定

100分の1サイズのガンダムバルバトス、来月発売ですね。HGのガンダムバルバトスは購入したのですが、100分の1サイズも購入予定です。
蓮華君は今回、世論への爆弾を投下します。


「さてと……各自、自己紹介が済んだからこのクラス独自の実習について、説明するわね。IS操縦訓練はアークルナ・フリートの全面協力の元に訓練機ではなく、EPSを使用します。説明は蓮華さん、お願いします」

真耶がそう告げてきたので、俺はデータディスクと専用ノートパソコンを持ち、立ち上がると真耶に近づいた。そして、真耶が示した場所でノートパソコンと黒板代わりのディスプレイを接続して、データを表示した。

「先程説明にあったEPSだが、ISの技術を3つ使用した以外は、EOSと同じだ。使用した技術はPIC、量子化システム、絶対防御を含めたシールドバリアシステムだ。ISもそうなんだがこのEPSもパイロットの動きを反映して動くのでIS操縦の訓練をしたことにもなる。それとこのクラスにも、女尊男卑主義に染まりかけた者もいるだろうから言うが、馬鹿な思想に染まるよりも命を奪い奪われる覚悟や戦う覚悟を身に付ける事をしろ。それと、いつかは結婚して子どもを産みたいと考えているなら、女尊男卑主義に染まるのは止めとけ。女尊男卑主義に染まり、男を排除して、どうやって子どもを産む気だ?このままこの女尊男卑が進めば、人類は滅亡するだけだ。それとISは最強の兵器ではない。訓練機として使用するEPSでも第三世代同等の性能がある上にウチの使用する兵器に、ISは無力だったな」

俺の言葉にクラス中がざわめくが、セシリアを含むアークルナ・フリート関係者は平然としていた。そして、このクラスのみ使用するEPSなんだが、グレイズが10機にZy-99Mシャドウが10機、ジェスタが10機になる。

そういえばこのクラスは、轡木さんに交渉したお陰なのと、安全のために本来一年一組にいるはずの一夏と真耶が加わっている。真耶はアークルナ・フリート関係者でありながら、IS学園の教師でもあるため、専用のEPSを所持してるんだよな。それに束さんやアカシは織斑一夏こと櫛灘聖護と織斑マドカこと櫛灘マドカの専用機を製作している最中だ。また、俺の専用機としてスペックを学園に提出しているEPS、ASW-G-08〈ガンダムバルバトス〉とPSPは待機状態である黒と白のイヤリングになって、俺の耳につけられている。

「あと、クラス代表を決めなきゃいけないんだけど、珍しいからとかそういう不謹慎な理由での選出は駄目ですよ?自薦他薦は問わないわ」

ラクネラ先生がそう告げると、ざわめきが大きくなった。うるさすぎる!聖護やマドカなんか目を回してるぞ!

「私は櫛灘蓮華君を推薦します!」

「私は櫛灘聖護君を推薦します!」

「私は櫛灘さんを推薦します!」

「オルコットさんを推薦します!」

そういう声を聞きながら、俺は頭を抱えてしまうことになった。不運の星でも俺の上にあるのか考えたくなったぜ。




実は真耶さん、アークルナ・フリート関係者でした。そして、ガンダムバルバトスやグレイズが名前だけですが、登場しました。


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接触と1つの始まり

タイトル、悩みました。本作には打鉄弐式が出ません。正確には、打鉄を使用しないので打鉄弐式にならないんです。



「ねぇ、くっし~。さっき言ってたEPSっていつ使用できるの~?」

他薦せれまくったクラス代表を、アークルナ・フリート総旗艦であり、AST社のCEOもしているという理由で辞退し、聖護に代表を任せてから数時間後。食堂で天ぷら定食を食べていた俺に布仏本音(本人曰くのほほんと呼んでで良いらしい)が、友人らしき水色の髪の眼鏡少女と共に現れ、そう聞いてきた。

「ウチのマッドな工作艦のアカシが、海域強襲制圧艦のアカギとカガに協力を頼んで製造したらしくて、昼イチの授業には持ってくる」

俺の言葉に、本音の友人がおずおず手を挙げてきた。

「……本音曰く、ロボットらしいけど、どんなの?」

「えっと「更識簪、簪で良い」分かった。一年三組のみ使用するEPSは、EOSをモデルにしているけど、俺が知る限りのロボットアニメやゲームに出てくる機体を実機として再現している。しかも、男女問わずに使用できてISよりも使い勝手が良いくらいのスペックがある。っと……確か簪は専用機を製作している最中らしいけど、ウチのG-ISフレーム、使ってみないか?」

『G-ISフレーム?』

「俺が作製したバルバトスに使ってるG-ISフレームと同一の型なんだが、3機余っててな。装甲材も大量にあるから、いっそのことソレ使って専用のIS作ったらと思ってな」

「じゃあ、私も持てるの~?専用機」

「あぁ、お望みならね。但し、生半可なISよりも高性能かつ使い勝手の良いISになるから、一年一組の担任の世界最強がなんだかんだ理由付けて奪おうとするだろうから、ソコは要注意だな」

俺の言葉に簪は、本音以上のキラキラ目をして俺を見つめている。ラ、ラウラ並みの可愛さだと言うのか?お持ち帰りしてー。

「簪はどんなのが好きなんだ?」

「……イクスブラウにマドロック」

「もしかして、面制圧可能な武装のメカ?」

「……そう」

面制圧可能な武装のメカ。でもイクスブラウを挙げたってことは、クロスレンジ戦闘能力も考えてるのか。ラウラと考えは似てるな。とっつき系の武装はシャルが使いたいらしいし、ライガーゼロのCAS使うか。

「判った。なら、コアを持って放課後に海岸へ来てくれるか?アークルナ・フリートに行くから」

俺の言葉に簪は本音と共に頷いた。轡木さんには諸々の許可を貰ってるし、世界各国の代表や国際IS委員会には代表候補生がウチに所属したい場合、拒否出来ないようにさせてるから問題なしだ。

そう考えていると、ローター音が聞こえ、オスプレイのような可変ローター翼を持つ大型の輸送機、ブラストが5機姿を現した。

搭載機数10機だが、現在の搭載機数は各機6機に各種弾薬や消耗品である。

「一応は、訓練機と言うことにしてるが本当は専用機と同じなんだよな。聖護から聞いてた自己中掃除道具と勘違い女がどう動くかが、問題だな」

小さく呟いた俺の言葉は、誰にも聞こえなかったが、頭が痛くなる状況が生まれるとは、思ってもいなかった。




活動報告コメントにありました機体の1つ、イクスブラウを簪の専用機にと考えましたので、打鉄弐式には可哀想ですが、弐式には改造されません。弐式ファンの方がおられましたら、申し訳ありません。
また、簪が好きなアニメが作者さんごとに違うので、判断つきかねたのでこの作品では、ロボット系のアニメが好きであると言うことにしました。


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閑話:魔王(女)参上!!

EPS登場前に、蓮華が何をしていたかが明かされる?
ちなみに、此処で登場する武装は、ぶっちゃけ対イレギュラー用のバ火力武装です。IS?そんなの紙装甲です。本気の出力なら、絶対防御すら某黒鉄の魔神のバリアと同一にしかなりません。


「さてと・・・ウェポン・ボックス・ハンガーの完成っと♪」

IS学園の入学式が終了し、EPSの選定も終了した俺は、バルバトスや他のISに装備させるリアライズシステム搭載型マルチユニットを作り上げていた。

第二次スパロボOG外伝で主力にしていたジュアン・シュヴァリアーと、デア・ブランシュネージュのウェポン・ボックス・ハンガーであるジュアン・エールとエクセルシオ・アルスノーヴァの2機だ。

ジュアン・シュヴァリアーは近接寄りの高機動型で、エクセルシオ・アルスノーヴァは中~遠距離の多武装射撃型と、状況に合わせて使うことが可能だ。しかも、エクセルシオ・アルスノーヴァのニューロ・バスターは、束&アカシが改良し小型化した超重力砲が組み込まれ、ミラーリンクシステムを起動させれば、メギドすら発射可能だ。

「れーくん!大変だよ!!クーちゃんとラウちゃんが、倒れた!!!」

「疲れか?」

「違うよ!G-ISフレームや他の資材を整理した後に、ヒメちゃんと話してるのを見て、少ししたら倒れてたの!!」

確かに変だ。ラウラやクロエは疲れれば直ぐに休むので、倒れるほどの疲れは溜めないタイプである。

しかし、ヒメの名前が出たことに少しの不安があった。アニメ『ブレンパワード』の宇都宮ヒメの平行世界存在であると共に、スパロボのキャラであるクスハ・ミズハの平行世界存在でもあるヒメは、健康器具オタクな所がある。未確認であるが故に、クスハ汁と呼ばれる激マズ健康ドリンクという不安があった。

「まさか…アレが実在すると言うのか?」

「れーくん。アレって…まさかの健康ドリンクなの?原因は」

束がそう聞いてきた直後、アラートが鳴り響いた。まるで、死を告げる使者のBGMの如く。

「束さん、蓮華。疲れてると思って、ドリンクを持って来たわ」

そんな言葉と共に、俺の目の前にコップが差し出された。

若干とろみが有るものの、見た目はサラリとしているソレは、あのイングラム・ブリスケンですら、敗北させる威力と味を持ち、OGキャラ達にとって恐怖の代物だ。

チラリとヒメが入ってきた方に目を向けてみると、アカギやカガ、ナガト、そして超戦艦のヤマトにムサシが気絶しているという惨状が見えた。

「疲れが取れるから、飲んで♪」

「あ、ありがと」

「分かった(聖護、マドカ……先に逝ってるからな)」

そう言ってドリンクを飲んだ俺と束の意識はブラックアウトし、アカギ達の仲間入りをしたのである。

その後、ヒメの健康ドリンクは『ヒメスペシャル』と名付けられ、恐怖の一品となった。

最終兵器並みの威力(味)だから、たぶん世界最強でも倒せるだろうな。




出ました、クスハ汁。
アニメ『スーパーロボット大戦OG~ディバイン・クルセイダーズ』で、イングラム・ブリスケンを撃破してます。コミックスは『レコード・オブ・ATX』、『ディバイン・ウォーズ』のどちらだったか忘れましたが、此方ではイングラムが倒れていた様に記憶しています。


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設定ーヒロインズ&拠点連結式要塞艦等ー

リアルでのゴタゴタがあったり、ネタが浮かばず更新が遅れてしまい、すみません。
今回出てきましたヒロインは、近々登場する人物だけですが、ある程度ネタが出来ているので出しました。


鉄血のオルフェンズ、対ハシュマル戦良かった。
イヨク・クジャンのダメっぷりにライドの勇気、右半身を対価にバルつバトスの力を引き出して、ハシュマルを破壊するミカ。そして、とんでもない爆弾発言をするアトラ。
アレは予想の斜め上のセリフでした。


ヒロイン設定

⚫宇都宮ヒメ⚫

本作主人公、櫛灘蓮華のヒロインその1。受容世界が情報を受けていたブレンパワード世界のヒロインだが、原作と違い、ユウとはカップルになっていない。理由として、ユウの存在が無い為。天姫の1人。

年齢:16歳

身長:168cm

好きな事:ブレンを洗う事。釣り。

好きな人:蓮華、自動人形の方の武蔵、ほっぽ。

嫌いな事:女尊男卑。

嫌いな人:女尊男卑主義者、織斑千冬。

特技:コマンドゼロ。ガンカタ。我流戦闘術「無形」。

⚫ヒメブレン⚫

アニメやゲームを参考にして造られた、理緒謹製のIS。

アークルナ・フリートの動力炉データを基に製作されたIS用タナトニウムドライブを搭載している為、エネルギー問題が解決。また、搭乗者の身体及び精神的疲労を自動感知、戦況に応じてISに反映するシステムが搭載されている為、暫定第5世代機だが実質は世代不明。

リアライズシステム搭載済み。

⚫煌武院悠陽⚫

マブラヴ原典派生世界出身のヒロインその2。オルタナティブ4及び5が失敗し、滅亡する世界で蓮華と出会い、天姫となる。

訓練により、高度な操縦技術を取得した。

年齢:16歳

身長:160cm

好きな事:神樹の間での昼寝、お茶を飲む事。

好きな人:ヒメと同じ。

嫌いな事:楽しみの邪魔、他はヒメと同じ。

嫌いな人:楽しみの邪魔をする人、他はヒメと同じ。

⚫素戔嗚参式⚫

コンセプトが気に入った理緒が、アークルナ・フリートを含む様々な技術を投入て製作した専用機。

動力炉、装甲、システムはヒロイン全員同じ。

ダマスカス鋼製の長刀、リニアレールライフル、ハイマニューバマイクロミサイルポッド、対空バルカンが主武装。

⚫アーマードジャケット&パフュームシステムガントレット⚫

蓮華が悠陽専用装備として開発された武装で、搭載AIはボギーから株分けされた女性型AIであるパフィア。左右2箇所計4箇所のバルーンボトルに、複数のマテリアルボトルをセット可能で、マテリアルを調合する事で任意の効果を発生させる事が出来る。

例:白の香(ホワイトパフューム)No.7『ミスティック・フライト』

効果:誘導弾の誘導妨害及び弾体の炸裂妨害。

黒の香(ブラックパフューム)No.3『ハミングバード』

効果:黒色の鳥を模した誘導炸裂弾。黒色の燕を模した同型に位置付けられた誘導性と威力向上型の黒の香(ブラックパフューム)No.5『ランブリングスパロー』がある。

黒の香(ブラックパフューム)No.24『マインクック』

効果:黒色の鳥を模した地雷タイプで効果範囲指定も可能なタイプ。

衣装は、Forceのアイシス・イーグレットの物にサイファーのリアクト時の衣装を足した物で腹出し無し。

⚫火乃香⚫

蓮華が転生前に鍛錬で転移した世界で出会った運命持ちの少女で、ヒロインその3。

能力や容姿、武装等は原作同様。好きな物や嫌いな物は他のヒロイン同じ。

専用機は開発中だが、コンセプトは近接寄りのオールラウンダー。

⚫アウローラ・ルナ⚫

カグラナギホノカグツチとアメノミハシラがドッキングした蓮華本来の所有艦。

副艦長は、境界線上のホライゾン派生世界出身の自動人形武蔵。

武蔵を初めとした自動人形は、ユニゾンデバイスとピメイダー作製技術を使って造られた人と同じ肉体を持つ。

⚫蓮華の自宅⚫

アウローラ・ルナ内にある居住エリアに存在する。

前世で所有していたサブカルチャーグッズが大量にあり、プラモデル作製用の部屋もある。

作品を飾る棚や本棚がある為かなり広く、簪や本音がよく居る。

⚫ヒロイン達の自宅⚫

蓮華の自宅と同じエリアに存在する。

あるシステムで建てられており、各自の趣味が反映している。

蓮華を含めた全員がストックされていた生糸を使ったある惑星国家由来の和服を愛用している。

⚫紺野 木綿季⚫

SAOを原典とする派生世界出身の少女で、ヒロインその4。本来ならALOにおいてアスナ達と出会う筈が、蓮華がその世界を訪れた事により、朝田詩乃と共にデスゲームへ参戦する。SAO製作者であり、とある人物の策略でデスゲームに囚われた茅場と協力して現実世界に復帰。原作通りAIDSに侵されていたが、蓮華が持つDNA因子によりAIDSを克服し、明日菜やサチ、珪子、里香、詩乃と共に天姫となる。

年齢:15歳

身長:160cm

好きな事:蓮華とのデュエル。その他は他のヒロインと同じ。

嫌いな事:他のヒロインと同じ。

⚫絶剣⚫

木綿季専用として理緒とアカシが製作したISで、形状はALOバージョンのアバターコスチューム。

武装は片手用直剣のエルラグナとブレンテンカスタム、ドラグノフカスタム。

スカート部分にインプの翼と銀のロザリオ、直剣を組み合わせたパーソナルエンブレムが刺繍されている。

・獅子神 クロ・

漫画「黒神」を原典に持つ世界のifの世界で天姫となった元神霊の少女。

本来は、ボクシングがバトルスタイルだが、蓮華との出会いにより、蓮華の流転森羅を会得。

尚、黎真と母親は生存している。

好きな事や物、者は原典と同一。嫌いなのは女尊男卑。

⚫アリカ・ユメミヤ⚫

漫画版「舞乙HiME」を原典にしたキャラで、天姫の1人。15歳の蓮華が最高神によってエアルに戻った際に出逢い、紆余曲折を経てオトメの中で最初の天姫になった。「蒼天の青玉」マイスターオトメであり、カグラナギホノカグツチ内部に亜空間固定されたエアルから艦内の居住空間に移住。ガルデローベの生徒と蓮華の護衛を兼任している。所有エレメントは短い柄の両端に諸刃の剣が付いた形状の物で、「クリムゾンブラッドクロス」が美力技と呼ばれる必殺技。

⚫ニナ・ウォン⚫

天姫の1人で、原典と立場はアリカと同じであり「黒炎の金緑石」マイスターオトメ。オトメの中で2番目に天姫となった。性格の冷静だが、蓮華を傷つけたり馬鹿にする相手には容赦しない。元々、アルタイ公国のナギ大公のマイスターオトメに就任していたが、原作同様の流れを経て蓮華とオトメ契約を結んだ。所有エレメントは片刃の双剣で連結が可能。

⚫エルスティン・ホー⚫

天姫の1人で、原典と立場はアリカとニナ同様のオトメ。「彩雲の薔薇輝石」マイスターオトメであり、天然キャラ。3人の中で1番の爆乳の持ち主であり、山田先生と遜色無い。所有エレメントは宝輪で、天姫になった影響か不明だが、将来にわたって垂れないらしい。

⚫天姫⚫

蓮華のパートナーを指す言葉。不老不死を意味する紋章を身体の何処かに持つ。

正式名称は天翔閃姫と言い、想いと純潔を蓮華に捧げる事で紋章を得る。

⚫原典との違い⚫

主人公やパートナーが居ない-ソードアートオンラインで言えばキリト-敗北する筈の敵が勝利する事が大きな違い。




今回は、設定になります。
次話は、完成次第更新しますが、何分文才が無いので苦労しております。


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