モンスターハンター 〜恋と絆の物語〜 (雷竜)
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第0章 プロローグ
彼とそのアイルーの名は・・・


どうもはじめまして、雷竜です。実は初めて小説投稿しました。脱字や誤字あったらいってください、では、どうぞ


「ふあぁ〜」

ユクモ村のハンター、アメリア・カズキは朝、あくびをしてからオトモアイルー、通称オトモを起こした。

「おーい、起きろ暁」

カズキのオトモ、暁のヒゲを引っ張って起こした。

「ん、ニャー!なんて起こし方をするんですかニャ〜!」

この話の主人公、カズキ。一年前からハンターをしていて始めは弱かったものの優しい上級ハンターが手を貸してくれて今ではリオレウス一式である。

 

 

 

 

「いつもわるいね、暁」

「朝飯位なら楽勝ニャ」

(流石に旦那さんに始めてあったときに振る舞ってくれた食事が壊滅的に不味かったのはもうこりごりニャ)

「さあ、朝一番で風呂にいこうぜ!」

この村、ユクモ村には上質な温泉が湧いていて温泉目当ての観光客がいるほどである

「朝飯食べてからが良いニャ・・・」

風呂から出ようとしたその時だった。風呂の石畳の横にポツリとアイルーがいた。

(あれ?こんなとこにアイルーがいたっけ?番台のアイルーがとは違うしなんだろう・・・)

「暁は風呂に先に入ってて」

「わかったニャ」

不思議そうな顔でアイルーを見ているとふとそのアイルーが声をあげた。

「ニャ?貴方はハンターさんですかニャ?」

不思議そうな顔でアイルーは訪ねてきた。

「まあね、僕はアメリア・カズキ。カズキでいいよ」

ハンターという単語を聞いた瞬間アイルーは目を丸くしていた

「これは失敬、私はしがないドリンク売りの見ての通りのアイルーだニャ」

「なら早速ドリンクを売ってくれないか?」

「残念ながら今は資源がなくモンスターが資源の輸入を妨害しているのニャ」

「ならそのモンスターを倒せば良いんだね?」

「引き受けてくれるのかニャ?」

「まあ、そこまで強いモンスターじゃないなら・・・」

なんて言うと暁が飛び出してきた。

「同じアイルー同士困っているアイルーを見逃すわけにはいかないニャ!明日にでもそいつを狩りにいくニャ!」

暁は胸を張って高々と宣言した

「いや、狩りにいくのかは俺が決めるんだけど・・・ちなみに敵は?」

「大型モンスター、ドスファンゴの狩猟だニャ〜」

俺と暁は目を合わせる

「ドスファンゴ位ならいこうか」

「ならば明日朝に行こうニャ〜」

「すまないニャ〜、恩に切るニャ〜」

「まあ、報酬金高いしドリンク飲めて一石二鳥だよね(ニャ)」

「じゃあ、明日午前8時にここで待ってるニャ〜」

「じゃあ、明日の準備をするよ、暁、僕はシビレ罠やペイントボールを買ってくるから暁は武器のメンテナンスお願い。」

「旦那さんの大剣研ぐの面倒だニャ〜(泣)」

「そう言う事言わない!」

こうして1日は終わりカズキと暁はベッドに入った「まあ、暁より、知り合いでも良いから女性ハンターが良いんだけどねー」

「じゃあ作るのやめるニャ」

「まって、今のなしなし」

そして朝飯を食べた後に少し外を歩くと村の北の方からざわめきが聞こえた。そして、北の方へ行くと全身緑・・・リオレイア一式のライトボウガンを背負ったハンターが来た。そしてさらに進むと彼女と目が合ってしまった彼女はカズキに話しかける

「貴方がユクモ村のハンターですか?」

「貴方は・・・」

「すみません、申し遅れました。私の名はクラウド・カナンと言います」

「こんにちは、アメリア・カズキです。クラウドさん、」

「名前で読んでください」

「いや、あの、」

「カナンで呼んでほしいです」

「いや、いきなり名前呼びというのは・・・」

恋人いない歴15年のカズキにとっては名前呼びは恥ずかしい事であった。

「なら、私から呼びますね、カズキ」

カズキと呼ばれてその瞬間カズキは顔を赤くしていた

「結構カズキさんは恥ずかしがりなのですね」

「か、からかわないでくださいよぉ」

なんて雰囲気の良い会話をしていると村の人が

「おーおー、暑いねー」

「あの彼女いない歴15年のカズキがついに恋人できたか〜」

「これは村長さんも驚くぞ〜」

村の人、マジでうるさいっす

「あ、そう言えば私、村長さんに頼まれて来たんですよ、村長さんはどこですか?」

「アカツキ〜?」

流石にカナンをエスコートするにはカズキには無理だと悟りアカツキに頼もうとした、が、

「〜♪」

アカツキは微笑みながら手を後ろで降っていた

(アカツキ、覚えてろよ・・・)

「アカツキって誰ですか?」

カナンが突然聞いてきた

「いや、何でもないよ・・・」

カズキは少し怒っていた

「カズキさん、村長さんに会わせてください」

「わかった、会いに行こう」

結局カズキがカナンをつれていくことになった・・・

「この人が村長さんですよ」

「あら、ついに来たのね、カナン」

「呼ばれて来ました、カナンと申します」

「じゃあ、僕はこれで、」

「待ちなさい、カズキにも話があります。」

「僕にですか?」

「カナンさんにはカズキさんと狩友、パートナーとなってもらいます。ちなみにカズキに拒否権は無いですよ」

「はぁぁぁぁぁ?」

「まあまあ、カズキ君の家は広いですし、」

「まあ、家は確かに若干広いですが・・・何故ですか?」

「カナンさんにはカズキ君の家に住んでもらいます。」

「えっ・・・」

「カズキ君も良いって言ったじゃない」

「言ってないです、そんなこと言うなら証拠見せてください。」

「ほら、」

「え・・・」

そこにあったのは村長が持っている一枚の紙だった。

「内容は・・・」

内容は主に女ハンターが村に来るから同じ家に住み込めというのが主な内容だった。しかも自分のサインもある。少しグチャグチャだが・・・

「な、なんで」

「いやぁ、前宴会あったじゃない。その時にここにサインしてって酔ってるカズキに言ったら内容も見ないでサインしちゃうんだもん、自業自得よ、」

「で、でもカナンさんが良いとは・・・」

「私はそれでも良いですよ?」

「ほら」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「嫌です」(カズキ)

するとカナンの目が泣き出しそうになった。ヤバい、むちゃくちゃ可愛い

「わかりました、でも流石に違う部屋ですよ」

そう言うとカナンはぱぁっと表情が明るくなった

「じゃあ、カナンをよろしくね〜、カズキ君、いくらカナンが可愛いくても間違いはしちゃダメよ?」

「しませんよ!、村長は僕の事をなんだと思ってるんですか?」

「村の人にも好かれている優しいハンターよ」

「そんな・・急に・・」

「カズキ君、家に行きましょう?」

「わかったよ」

そう言うと村長と別れて家に向かった、景色は夕暮れだった・・・

 




第1話はどうでしたか?これからもお願いします


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第1章 これからのハンターs
ありがちな風呂場のハプニング


第2話です、どうぞ


村長とカズキとカナンが話している頃・・・

「ドリンク屋さーん」

「どうしましたか?アカツキさん、クエスト時間越えてますよ?」

「それが旦那さんはちょっと今日は行けなくなってしまって・・・」

「なら、また今度で良いですよ」

「ありがとーニャ」

「また今度でクエスト受けてくださいね?」

「旦那さんに言っとくニャ〜」

そして、カズキとカナンは・・・

「カナン、家はユクモ村の自慢の風呂に一番近くてそれなりに大きな家だからのんびりしてね」

「わかりました、寝るところは・・・」

「好きなところを使ってよ」

「じゃあ、ここで」

そう言って指した場所はカズキの寝るひとつ上のいつもアカツキが寝るにはどう考えても大きな二階建てベッドの上の方だった。

「いや、いいけど僕の上だよ?」

「私は構いませんよ?」

「僕が気にするんだよぉ」

「ではユクモ村の風呂に行きましょう?」

「そうだね、いつもは男女別々だから安心してね?」

「私は留守番してるニャ」

「よろしくね、アカツキ」そしてカズキとカナンは温泉へ・・・

「あっ、ごめんなさい洗剤忘れてしまいました。」

「なら先に入っているから、それにこの時間帯だから客は他にいないよ」

「わかりました、では、後で」

カズキは先に風呂に入っていた

「〜♪」

更衣室から鼻声が聞こえてきた、余程の男性客だろう。にしてはかなり音程が高い

「ツアーの男性客かな?」

次の瞬間入ってきたのはバスタオルで胸もとを隠していたカナンが入ってきた。

「カ、カナンここは男子風呂だよ!」

カナンは間違ってしまったのだ。すると番台が

「この時間帯は誰もいないから混浴でもいいですニャ」

「いや、そういう問題じゃないでしょ」

「他の風呂は閉めましたニャ」

カナンを見ると間違えた羞恥心でか、顔を赤くしていた。

カナンは見た目より胸があって着痩せする人なのかと思った瞬間

「なんで見てるのよ!カズキの変態!」

そう言うと風呂桶を投げてきた。風呂桶はカズキの頭に直撃してカズキは気絶してしまった。

「少し、やりすぎですニャ〜」

 

と番台が言っていた

そしてカナンが帰ってから5分後にカズキがかえるとカナンに凄く睨まれた、殺気が半端ない、殺気だけでドスファンゴを倒せそうだ。

「カズキ、私の、その、見たでしょ」

「本当に見るつもりは無かったんだ、カナン許してくれ!」

「まあ、私が間違えたのも悪かったからなかったことにしましょ」

「ありがとうカナン、カナンは着痩せするんだね」なんてカズキが言うと今度は膝枕していたアカツキを投げてきた、アカツキの頭とカズキの頭がぶつかりアカツキがかなり痛がっていた。

「カズキはもう少しプライバシーを考えなさい!」と怒られた、何が悪かったんだ、僕は

ちなみにその日上に寝ているカナンの匂いがいいにおいだったのは言わなかった

 




更新時間は決めてほしいかバラバラのままで良いかメッセージを送ってください、質問も受け付けます。(答えられる範囲)


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VSドスファンゴ

どうも雷竜です、最近部活の顧問の先生がキレ症で困ってます、では、どうぞ


朝起きたらアカツキが話しかけてきた

「旦那さんクエストどうしますニャ?

「クエストってなんの?」

覚えてないカズキ

「ドリンククエストニャ」

「???」

「温泉の横にいたあの、アイルーですニャ」

「あ・・・忘れてた」

「じゃあ今日行くか」

「もちろんニャ」

「まずはカナンを起こす必要があるね、」

「旦那さんはカナンさんを起こしてくださいにゃ」

「アカツキは?」

「朝飯作るニャ〜、カナンさんに作って欲しかったニャ?」

「いや、アカツキのご飯は美味しいよ」

(和風過ぎるけど・・・)

「じゃあ作るニャ」

アカツキがそう言って調理場に行ったのでカナンを起こすことにした

「カナン、起きろ〜」

カナンは少しずつ目を開けた

「後5分だけ・・・」

「もう朝だよ?」

「うーん・・・」

そう言って再び目を閉じて二度寝するカナン

「カナン〜起きてよ〜」

「・・・」

反応がない、ただの屍のようだ

「もうどうなっても知らないよ?」

「Zzz」

(怒)←カズキ

カズキはカナンの布団を取り上げた

「あーっ」

「どうなっても知らないよ?って言ったよ」

カナンはゆっくりと起きた

「カズキは一回出ていって!」

「どうせ二度寝すんでしょ?」

「着替えるのよ!」

カナンは少し怒ってた

「わ、わかった、ごめんカナン」

カズキは飛び降りるように出ていった

「はぁ、なんでカズキに強く言ってしまうのかしら?」

ふと思うカナンだった

「アカツキ〜料理できた?」

「旦那さんは食いしん坊だニャ、少し待つニャ」

「もうたくさん待ったよ〜」

「今日は腕を振る舞うニャ」

「ははーん、カナンが来たからいいとこ見せようと(笑)」

「ち、ちがうニャ」

「めちゃくちゃ動揺してるよ、アカツキ」

「ニャー!」

上からカンカンと音がした

「カナンが降りてきたよ」

「料理ができたニャ」

「おはよ〜カナン」

「おはよ〜カズキ」

「カズキに起こされたとき変なことされてないかニャ?」

「こら!アカツキ!」

「ごめんニャー」

「あれ、アカツキがご飯作ってくれたの?」

「そうだニャ、感謝するニャ」

上から目線なアカツキ

「ご飯食べたら僕とアカツキはクエストに行くんだけどカナンはどうする?」

「私は今日はユクモ村を見て回るわ」

「そっか・・・」

「クエストは今度一緒に行きましょう?」

「そうだね、じゃあ昼はカナンは家にあるもの適当に食べてね」

「ありがとう、カズキ」

カナンは自然に笑った、カナンは凄く可愛いなと思った

「さあ、ご飯食べたしクエストに行こうか、アカツキ」

「そうだニャ、いくニャ」

そう言ってカズキは炎剣リオレウスを背中に持ち アカツキはマカライト鉱石を使った上質な防具とアイアンネコソードと小タル爆弾を少し持っていった

「じゃ、また後でカナン」

「行ってらっしゃ〜い」

こうしてカズキはドリンク屋の前まで来た

「昨日はごめんね」

「なに、カズキさんの彼女との用ならしょうがないニャ」

「カナンと僕は付き合ってないよ?」

「だって村長さんが付き合ってるって」

「違うよ〜」

「それにカズキさんの防具は火竜の父、リオレウスでカナンさんは火竜の母、リオレイアだにゃ間違えるのも無理はないニャ」

「まあ、それは良いとしてドスファンゴの狩猟に行かなきゃ」

「了解ニャ、この書類にサインするニャ」

「はい、これでいい?」

「では、そこの気球からクエストの場所、ユクモ村周辺地域に向かってほしいニャ」

「わかった、行ってくる」

こうしてカズキとアカツキは地底洞窟へ向かった

「アカツキ、ドスファンゴは突撃がメイン攻撃だから横に避けてカウンターを入れれば問題ないよ」

「了解ニャ」

「今回は捕獲用麻酔玉を持ってきてないから狩猟するよ?」

「持ってきたニャ捕獲用麻酔玉」

「じゃあ機会があれば捕獲しよう」

「ドスファンゴは森の中に入ると思うんだ」

「じゃあ森にいきますニャ」

カズキとアカツキは森の中へ入っていったその頃カナンは・・・

「加工屋さん、ボウガンの手入れと調整をしておいてください。」

「わかった」

「いくらですか?」

「カズキの彼女からなんてお金はもらわんよ」

「私とカズキは付き合ってないですよ?」

「初めて会ったときあんなにも意気投合したならいずれは友達の関係をこえるかもな」

加工屋さんはそう笑っていた

 

 

 

 

 

「旦那さん、ドスファンゴがいましたニャ」

アカツキがひっそりと言った

「よし、先手必勝だ、アカツキ一人で行って油断させといて後ろから僕が背後を溜め切りするよ」

「了解ニャ」

アカツキは一人・・・いや一匹でドスファンゴの前に立った

「ニャ〜」

ドスファンゴはアイルーであれど剣を持っているので多少の警戒はしていた。後ろからカズキが剣を持っていることなど気がつかずに・・・

「てゃぁ〜!」

カズキの炎剣リオレウスがドスファンゴの足を貫いた、炎剣リオレウスは火炎粉末が付いてるのでドスファンゴに炎が追加ダメージと言わんばかりに火を吹く

「ガァァァ」

ドスファンゴは怒り状態になってしまった

ドスファンゴはカズキに突撃してきた、が横に回避、ドスファンゴはそこで一瞬動きが止まった、方向を変えるためだ。そこをアカツキは見逃さなかった。すぐさま横に持っている小タル爆弾をドスファンゴに投げつけた、方向を変えた瞬間目の前に爆弾を投げたので小タル爆弾はドスファンゴの頭に直撃した。ドスファンゴの毛がぷすぶすと燃えている、小タル爆弾はそのくらいの少しだけの力しかなかった。が驚いているドスファンゴにカズキが大剣の横殴りで追い討ちをかける。これはドスファンゴも森を抜けて別のエリアへ行ってしまった。

「ドスファンゴは違うところに行ったから追いかけるよ!」

カズキとアカツキは走って追いかけた。

ドスファンゴは森から近くの河原で寝ていた。

「アカツキ、捕獲しよう」

「捕獲用麻酔玉を投げるから罠を設置してほしいにゃ」

カズキはドスファンゴの背中にしびれ罠を設置した、瞬間罠が作動しドスファンゴはしびれ状態になった

「今ニャ〜!」

アカツキは麻酔玉をドスファンゴの口にぶちこんだ、ドスファンゴは口の中の異物を噛んだことによりギルド公認の麻酔効果が発動、ドスファンゴは無事に捕獲された。




第3話はどうでしたか?少しずつ文字が増えていって慣れるものなのだなぁ、と実感しました。では、


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性格変わりやすいな、カナンは

どうも、雷竜です。今回はドスファンゴを捕獲し、気球に乗った部分から始まります。そしてカナンの新たな一面も見られます。では、どうぞ


「ふう、疲れたね」

「疲れたニャ〜」

カズキとアカツキは帰り道気球に乗ってだらだらとしていた。

「ユクモ村周辺って言うけどユクモ村までまだ20分あるんだよな〜」

「帰ったら風呂だニャ」

「そうだね、そして風呂上がったら」

「ドリンクだ(ニャ〜)」

相変わらずのハイテンションだった

ユクモ村にて、カナンは

「カズキ遅いな〜、まあクエストだししょうがないか、そうだ!」

カナンはなにを思ったのか笑っていた

カズキとアカツキはようやく村に着いた。帰ると

「仲間のアイル〜に聞きましたニャ!ドスファンゴの狩猟、ありがとうニャ、これで貿易ができるニャ、ドリンクは明日かニャ〜?」

カズキとアカツキはガッツポーズをした

「カナンも待ってるし家に帰ろうか」

「そうだニャ〜」

温泉から家は近いのですぐに着いた

「お帰りなさ〜いカズキ君!」

「ただいま、カナン」

「ご飯作ったから食べましょう?」

カズキはカナンの料理が食べられる事に嬉しくて跳び跳ねそうになった

「旦那さんよかったニャ〜、長年の夢がかなって」

「長年の夢?」カナンはアカツキに聞いてきた

「それは・・・」

「言うな〜!アカツキ!」

「ねえ、カズキ、長年の夢って?」

「実は三つあるんだ」

「聞かせてくれない?カズキ?」

「いいよ〜一つ目は父を殺した古竜、アカムトルムに自分も挑んで勝つんだ!」

「それは、復讐?」

「違う違う、父よりも強いハンターになるんだ!」

「親の名前は?」

「父がアメリア・クロス、母がアメリア・トライド」

(アメリア・クロス・・・世界に指折りのG級ハンター、でもカズキの父がそこまですごい人だなんて)

「母親は病気で亡くなったニャ」

「ごめんね、聞いちゃダメだったわね」

「いや、いいんだ。いずれは言うつもりだったんだし」

「カナンの親はどうなんだニャ?」するとカナンはいきなり静かになった

聞いてはいけない、ふとカズキとアカツキは思った

「父も母もハンターで名前しか聞いたことの無いのだけれどゴア・マガラと言うそうよ。」

「ゴア・マガラ、なんなんだ?そいつは」

「正体不明のモンスターよ。ドンドルマの研究家が調べているのだけど全くわからずじまいなのよ・・・」

カナンは泣き出しそうだった

「ねえ、カズキ君、何で・・・わだじの親は」

カナンは泣いていた

「カナン・・・」

するとカナンはカズキの胸に飛び込んできた

「ヒクッ、グスッ」

「カナン・・・」

「私は皿を洗うニャ、カズキはカナンを慰めてあげるニャ」

「ありがとう、アカツキ」

アカツキは手を降って皿を洗い初めた

「カナン・・・」

「ううっ、カズキぃ〜」

カナンは泣いたら止まらない、そういうタイプだった

(しょうがないか、カナンがなき終わるまでこの体制でいよう)

5分後、カナンは泣き終わった。そしてカズキの胸の中で寝てしまった。

カナンをベットにいれて下で寝ようとしたときだった。

「カズキ、一人にしないで・・・」

「それって、」

「今日は一緒に寝て?」

「いや、それは」

「私じゃ、嫌?」

「そんなことないよ!」

そう言うとカナンはカズキを自分のベットに無理やり手を引っ張ってカズキを布団の中に入れた

「カズキの背中、暖かい・・・」

カズキは恥ずかしすぎて声すら出なかった。

カナンはカズキに密着し過ぎていて、カズキの背中に二つの柔らかい物が当たっていた。カズキは嬉しさと恥ずかしさがあって夜はあまり眠れなかった




カナンは結構甘えん坊でしたね〜カナンは着痩せするので胸は実は凄く大きいです。では、また次回


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ドンドルマに行こう!

どうも雷竜です。実は毎回深夜に投稿します、時間が無いので、東方の小説始めました。良ければどうぞ


朝カナンが起きると昨日一緒に寝たはずのカズキがいなかった。

「あれ?カズキ?」

仕方なく下へ降りるとカズキとアカツキがいた。

そっと話を聞くと

「旦那さん、本当にドンドルマに行くニャ?」

「うん、これは決定事項なんだ。」

「でも、カナンはどうするニャ」

「カナンは僕たちの仲間の前にユクモ村のハンターだよ。カナンとは一緒に狩りがしたいとは思ったけど、残念だよ」

なんとなく状況はわかった。カズキはドンドルマに行くのだ

「カナンとは一緒に狩りがしたかったニャ〜、ズズズ」

アカツキは残念そうに冷めたコーヒーを飲んだ

「アカツキ、それ角砂糖何個?」

「信頼なるオトモはブラックだニャ〜」

「貸してみ?」

カズキはアカツキからコーヒーを奪って飲んでみた

「うわっ、甘ったるい!」カズキは甘過ぎるコーヒーに喚いた

「べ、別に角砂糖は入れてないニャ、5個入れるほどの甘党じゃないニャ」

「角砂糖5個も入れたのか・・・」

「なんでわかったニャ!」

そろそろカナンは部屋に入った

「カズキ、アカツキ、おはよう」

「おはようニャ!カナン」

「うん、おはよう」

「カズキ、なんで私を起こさずに起きたの!」

「いや、あまりにも安らかに寝てたので」

「何でカズキはカナンの寝顔を知ってるニャ?」

コーヒーを飲みながらカズキに聞いてみた

「そ、それは」

戸惑うカズキにカナンは

「一緒に寝たからよ」

「ぶふぅ!」

アカツキは盛大に吹き出した

「旦那さん、マジかニャ?」

「・・・」

カズキは無言だった

「昨日のカズキの夜は激しかったわ」

「カ、カナン、そんな誤解を招くことをアカツキに言ったら・・・」

「旦那さん、不潔ニャ」

「違う!寝相が激しくてカナンの上に覆い被さっただけなんだ。」

「本当かニャ?」

「本当だ!間違えて覆い被さってキスをしただけで嫌らしいことは何も・・・」

「なんだ、旦那さんとカナンはキスをしただけ・・・」

「ふざけるニャ〜!」アカツキは小タル爆弾を投げつけた。

「や、やば、」

カズキの頭はアフロとなった

カナンは昨日の夜を思い出したのか顔が真っ赤だ

「旦那さん、カナンにあれを言わないと」

「そうだね・・・」

カズキはとてもカナンにこれを言いたくなかった。

「ごめん、カナン!君はユクモ村のハンターだ、だからもう一緒に君とは過ごせない!」

「ドンドルマに行くからでしょ?」

「そうだ・・・ってえ?」

「朝の話しは盗み聞きしたわ、カズキは私に隠し事をするなんて!」

「ごめん、カナン」

「私の初めてを奪ったくせに!」

「僕もそうだよ・・・」

「罰として・・・」

カズキは身構えた。ビンタが来ると思ったのだ

「私も付いてくわ」

「わかった・・・」

「あら、聞き分けいいのね?」

「カナンには何を言っても聞かないからね、」

カナンは

(*`Д´)ノ←みたいな顔になった。

そしてカズキの顔が赤く腫れた

そしてドンドルマ行きのバスでは・・・

「ひどいよ、カナン、ぶつなんて」

「カズキが悪い!」

「ドンドルマに行ったら仲間が増えると良いね?」

「浮気したら怒るわよ」

「付き合ってないよ・・・」

「初めてを奪ったくせに!」

「僕もそうだよって」

カズキとカナンはドンドルマ行きのバスに乗り、故郷、ユクモ村を後にした




はい、ユクモ村は一回終わりました。次はドンドルマです。ユクモ村が速いのには訳があるので、ではまた次回


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小悪魔なカナン

最近甘が多いですね、今回はただただ甘です。替わりにドンドルマで仲間が増えたらクエスト多くします。


ここはドンドルマ行きの移動用荷台の中だ。

「ごめんなさい、用意に時間がかかって」

「大丈夫だよ、流石に輸出用の荷台はなしだけど・・・」

カズキ達はカナンの荷物の準備の影響で馬車に乗り遅れ仕方なく輸出用の荷台に乗っているのだ。

「やっぱりちょっと狭いわ・・・」

「ちょっとどころじゃないよ、めちゃくちゃ狭いよ、アカツキなんて狭すぎて輸出用の道具の中にはいってるもん」

カズキとカナンはため息をついた

「まあ、後15分位だし、我慢しようよ」

「はぁ」

「ニャ〜、旦那さん。あっちに着いたら宿は決まってるかニャ?」

「まあね、結局ギルドのハンター用個室部屋と中くらいの大きさの2〜3人サイズがあるけどどうする?」

「うーん、どうしようかしら?」

「迷うニャ〜」

「多数決にしよう、ただし理由つきで。」

カナン→カズキ→アカツキの順番で意見を言うことになった

「私は中くらいの大きさの部屋がいいわ、理由は皆と一緒がいいわ」

理由になってないし、やはり一人は怖いカナンであった

「僕は個室がいいな。一人でゆっくり寝たいし」

カズキは一般論であった

「ボクは旦那さんと一緒で個室がいいニャ〜、理由は夜カズキとカナンが一緒だと暑いからニャ」

「冬だから良いじゃない」そしてカナンは説得する、やはり一人は怖いのだ

「アカツキは大きな部屋を選べば一緒に寝てあげるわ」

「ニャ〜、やったニャ〜」

こうしてそんな話をしている間に夜になり、ドンドルマに着いた。

「僕はこのベッドで寝るね、おやすみ〜。」

カズキはあっさりと寝てしまった

「カナン一緒に寝てニャ〜」

「なんのことかしら?」

とぼけるカナン

「ひどいニャ〜(泣)」

「私はカズキと寝るの!おやすみ!」

「・・・がっくりニャ」

こうしてカナンはとっくに寝ているカズキを後ろからホールドするようにあえて胸をカズキの背中に付けて寝た、カナンは不意に笑いが込み上げてきた。

「明日カズキ起きたらびっくりするだろうな〜」

カナンはそう考えながら寝た。カズキはアカツキにボコされる悪夢を見てカナンはカズキとキスする甘夢を見ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ1

「なんでカナンは一緒に寝てくれなかったニャ!不本意だニャ!夢でも良いからカズキに八つ当たりするニャ!」

「カナンも今後は信じないニャ!」

終(下にもうひとつオマケあるよ、甘いのが嫌いな人はここで終わってください!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ2

「うん・・・?背中が温かい・・・カナン?一緒に寝てたのか?うう、寒い、カナン、温めて・・・」

カズキはカナンの体温が伝わるように前から抱き締めてカナンの体温で暖まった

「ありがとう、おやすみカナン」




甘を書いて自分でも恥ずかしくなります。では


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ドンドルマの初クエストは・・・人助け?

更新遅れてすみません。東方と部活が時間を喰い尽くす・・・すみません、言い訳です。では、どうぞ


朝、いつもどうりの朝食を食べてドンドルマへやってきた

「やっぱりドンドルマはでかいな」

「そうね、流石と言うべきかしら」

「ん、クエスト掲示板に二つ緊急クエストがあるよ、カナン」

「一つ目はラージャン、これは今の私たちには無理ね」

「二つ目は緊急救助クエスト、ジンオウガね新米ハンターが採取クエスト中にジンオウガに遭遇して小さな洞窟に逃げ込んで帰れないらしいわ」

「ってカナン、冷静にしてないで救助に行かないと」

「カズキが助けたいなら良いわよ」

「当たり前さ」

こうしてカズキとカナンはジンオウガの狩猟に出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズキとカナン(とアカツキ)は救助のため湿林と言う場所へ来た

「カナン、ジンオウガはどんなモンスターなの?」

「雷撃や雷光虫を放ってくる雷竜よ」

「わぁ、めんどくさそうな相手だね?」

「でも閃光玉や落とし穴は効きやすいのよ。爆弾もかなり効くわ」

「今回は武器を変えたのね、」

「そうだよ、双剣を使っていこうと思ってる」

「ジンオウガは速いから気をつけて行くわ」

「まあ、狩猟対象じゃないから、救助のためのクエストだから」

「カズキはジンオウガ一式にしたら?」

「いや、リオレウスとは深い事情があるからね、そういうカナンこそジンオウガ一式にしたら?」

「私も深い事情があるから・・・」

それっきり二人は黙り込んだ、マタタビを楽しんでいたアカツキでさえ、空気を読んで黙る事なのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくの沈黙後カズキは自分の事情を話し始めた

「実は僕のユクモ村にはリオレウスの有り得ない強さ・・・普通より断然強いリオレウスに襲われた。あいつは俺の両親を焼き払い妹はそれで行方不明となった」

「私もよ、姉妹ははいないけど両親に有り得ない強さのリオレイアに襲われたわ」

 

 

 

「それは、G級じゃないかニャ?」

「へ・・・」

カナンとカズキは唖然とした

「G級のリオレイアにリオレウス、その他etc・・・Gはあの雑魚いドスファンゴすら強いニャ」

「勝てないかもね」

「でもGの防具はリオレウスの場合リオレウスXって言って凄く、今旦那さんが装備してるのは普通のリオレウスニャ、それの20倍くらい防御力が高いニャ」

「ほぉ・・・」

「そろそろ、着くわよ」

カズキは双剣、カナンはライトボウガンをもち、準備した。

 

 

 

「そういえばカナンとは初めてのクエストだね、宜しくねカナン。背中、任せたよ」

「撃ってほしいのね、背中を」

「違うよ!」

「冗談よ(笑)」

「じゃあ、いこうか」

カズキとカナンは深林のベースキャンプに着き、準備と支給品を手に取った




来週から僕は部活の合宿です。書き溜めしなくては


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VSジンオウガ

頑張って長くしました、ではどうぞ、明日から部活の合宿です。(泣)


「さあ、カナン、あくまでも救助のためだから、ジンオウガはやらなくていいからね、最悪の場合を想定してだから。」

「わかってるわ、後カズキ、救出ハンターは美少女らしいわよ」

「ほんと?」

「嘘よ、なんで目を輝かしているの?ていうか救出ハンターの特徴や性別もわからないわ」

「(´・ω・`)ショボン」「貴方の目の前に美少女はいるわよ?」

「え?どこ?」

「・・・」

「わかったカナン、冗談だ!だから無言でボウガンを僕に向けるのは・・・ちょぉ」

「・・・」

「ごめんなさい」

「よかろうニャ」

「なんでアカツキが言ってんの?」

「さんざん無視したニャ、作者さん、出番と台詞がほしいニャ〜!」

(アカツキはサブなので笑)

「アカツキ、どこに向かって喋ってるの?」

「空じゃないかしら・・・」

「ニャ〜!」

「怒るなアカツキ、マタタビやるから」

「ニャ!」

首を横に降るアカツキ

「アカツキ、マタタビあげるわよ、だから落ち着いて」

「ニャ〜(*´∇`*)」

「なにこの差別(泣)」

「アカツキ、私のオトモになる?」

「一応!カズキがご主人様だからダメニャ」

「あら、残念」

「カナン、そろそろ、洞窟につくよ」

「なぜモンスターに遭遇しなかったのかしら」

「ジンオウガが全部殺ったんじゃないかしら」

「あり得る(ニャ)」

「洞窟に入るわ、ホットドリンクを飲んで?」

「忘れた・・・」

「僕は要らないニャ〜」

「知ってるわ」

「カナン・・・ホット・・・」

「じゃあ、行きましょう」

「そうだニャ〜」

「カナン?なんでもするから!ホットドリンクを一つ恵んで?」

「何でも?」

「はい!」

「じゃあR-18行為を」

「ダメです、小説的に」

「じゃあ小説以外は?」

「ダメです、18歳になってません」

「私は18歳よ?」

「カナンのほうが歳上だった件について・・・」

「ドンマイニャ〜」

「カズキ、ホットドリンクは?」

「マジでください」

「今日は一緒に寝てね?」

(いつも勝手に入ってくるくせに)

「どうしたの?ホットドリンクいらないの?」

「ありがとう、カナン」

カズキはホットドリンクを飲む、喉がトウガラシで焼けそうになるが体が凄く暖かくなる。

「ホットドリンク飲むの久しぶりだなぁ」

「氷海には行かないの?」

「最近は鉱石要らないんだよなクリスタルとか昔散々集めたし」

「どのくらい?」

「8〜90位かな?」

「鉱石でたまに黒い物体採れた?」

「白いやつしか」

「嘘!何個くらい?8位かな」

「磨けば太古の武器が貰えるわ」

「マジ?やったぁ」

「帰ったら一緒に磨きましょう、救出した人をお礼に手伝ってもらうわ」

「はーいよ」

「そろそろ着くわ」

「あ、ハンターがあそこにいる」

「行ってみるわよ?」

「行ってらっしゃ〜い」

「カズキも来るの!」

「ε- (´ー`*)」

「逝くわよ・・・」

「漢字が違うよカナン・・・」

「お、君が助けてくれるハンターか」

「あれ?」

「どっかで見覚えのある・・・」

「私は・・・」

「フォロウ・シーナさんだニャ!新米ハンターながら一ヶ月でソロでディアボロスを倒した有名ランス使いだニャ」

「なんで知ってんの?」

「狩りに生きるの特別号に出てたニャ〜、『狩りに生きる』代表の長官が美少女だ〜って叫んでたニャ」

「あ、またそんなお金の使い方してる」

「私はフォロウ・シーナだシーナで良い」

「アメリア・カズキです好きな呼び方で」

「じゃあ、カズキだな」

「名前呼びですか・・」

「嫌か?」

「大丈夫です!」

「私はクラウド・カナンライトボウガンを使ってます」

「なぜジンオウガ相手にシーナさんは勝てないのですか?」

「鉱石をたくさん持って帰りたいからピッケルと食料しか、持ってきてない」

「あるある〜」

「じゃあ、帰りますか」

「ジンオウガに会ったら殺るわよ?」

「了解」

こうして、カズキ一同はベースキャンプに戻ろうとした

「カナン、シーナ、アカツキ、前!」

「なんかこの辺電撃的だニャ〜、髭が絡まるニャ〜」

「あれは、ジンオウガ」

「シーナは目がいいな」

「ランスだからな、当然だ」

(ランスだからなって訳じゃないと思うんだが・・・それにボウガンのほうが普通に目は良いだろ絶対に)

「カナン、後方射撃、シーナ、前衛防衛」

「・・わかった(わ)」

「アカツキ!逝ってこい」

「嫌だニャ〜、逝きたくないニャ!」

(カズキは狩りになると本気になるのね)カナン、シーナの心の声

「いくぞ!」

「了解(ニャ!)」

ジンオウガは後ろを向いている、そこにカズキの双剣が尻尾と後ろ足を攻撃する

「グォォォォ!」

ジンオウガだってやられる訳にはいかない、雷光虫をカズキに放った

「なんだあれ?当たってもいたくなさそう?ていうか簡単に・・・」

その瞬間かわそうとした雷光虫は軌道を変えてカズキに直撃、カズキは軽くぶっ飛んだ

「痛てて、かなり効くなぁってあれ?体がバチバチする」

カズキの体は電撃を纏っていた

「カズキ!それは電撃纏い状態だ!目眩が起きやすい、逃げろ!」

「わかった!」

カズキは逃げる、後ろを向かずに・・・

ジンオウガは逃げるカズキに雷光虫を放った

「ぐはっ!あれ?目眩がする」

カズキは体が思うように動かない

 

 

ジンオウガは弱っているカズキを殺そうと雷光虫を放った

「危ない!」

シーナはランスの盾で雷光虫を弾いた

「大丈夫か?」

「ありがとうシーナ」

「ああ、無事でよかった」

「ってシーナ、後ろ!」

ジンオウガはシーナもろともとどめをささんばかりに前足でカズキを踏み潰そうとした

ドコォォン!

ジンオウガの後ろから爆発音がした

ジンオウガはかなりのダメージを受けたらしく違うステージへ避難していった

「カナン・・・」

「愛する人を守っただけよ?」

「シーナの事?」

「君は随分と鈍感だねぇカズキ」

「アカツキは?」

「なんでも、ジンオウガに大ダメージを与えるためにどっか行ったわよ」

「んじゃ、放置で良いか?」

「そうね」

「カナン、さっきの爆発音は?」

「ジンオウガ後ろがら空きだったから大タル爆弾をこんな風に投げたわ

( ・_・)ノΞ●~*

「どうして大タル爆弾を投げなれるんだ?」

「体が勝手に動いたわ」

「すごいね(棒)」

「ありがとうカズキ」

「カナン、カズキは多分褒めてないぞ」

「良いのよ」

「ジンオウガはどうする?」

「殺りましょう」

「・・・わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ、ジンオウガいないし」

「落とし穴仕掛けてタルG5〜6個爆発させたら足引きずって逃げてたニャ」

「アカツキはいつの間に・・・」

「誉めていいニャ」

アカツキは頭を出してくる、きっと頭を撫でてほしいのだろう

ゴツッ

「いたいニャ〜!なにするにゃ!」

「そんな事したらこの小説の意味がないだろ!」

「カズキ、メタい発言はやめましょうね?」(シーナ、カナン)

「じゃあ、ちゃっちゃと捕獲して帰りますか」

「了解よ」

 

 

 

 

 

「ジンオウガ寝てるね」

「罠を私は置くからカズキは捕獲用麻酔玉を投げて」

「了解(`◇´)ゞ」

「顔文字可愛いね」

「なっ、か、かわいいって俺は男だぞ!」

「ふふっ」

「そろそろ捕獲した方がいいぞカナン、カズキ」

「わかった」

カナンは罠を置きカズキは捕獲用麻酔玉を投げてジンオウガは無事捕獲された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてドンドルマ

「この私、シーナもこのチームに入ることにしたからな!」

「えーっ!マジか、やったぁ」

万歳するカズキ

「恋の敵にならないといいけど・・・なったら厄介ね、私より胸があるかも・・・私だって大きいのに・・・」

 

 

 

 

 

カズキの日記一日目

今日はシーナが仲間入り、カナンはあまり嬉しそうにない、何故だろう?ジンオウガ戦で疲れたのかな?まあ、初ジンオウガ狩猟で嬉しいな、後、ジンオウガの双剣ハタタカミって言うのを作った。明日は白い謎の物体を黙々と磨く予定かな?




友達がR-18を書いてくれと言います。いかがいたしましょう?章を付けるようにしました。第一章はこれで終わりです


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Let’sショッピング

雷竜です、合宿で投稿出来ませんでした。ごめんなさい、ではどうぞ、合宿後なので少なめです


ジンオウガ捕獲から3日後

 

「カナン、シーナ、起きてくれ」

シーナが来てからカナンと一緒に寝なくなりほっとしたような残念なような

「うにゅ・・・後五分だけ」

これがあのいつもクールなシーナである。普通の人なら悶えるだろうが俺はそんな事知らん。

「カナン、お前も起きろ」

「後1時間だけ・・・」

「なげえよ、第一二人とも、今日はなんの日だよ」

「デートは午後よ・・・」

「カナンは支度が遅いことが多いからな、て言うか速いのを見たことがないぞ」

「カズキは朝ご飯でも作ってて・・・」

「もうとっくに出来たよ!」

もう知らん布団を引ったくるしかないか

「起きろって言ってんだろ!」

「きゃぁ!」

悲鳴をあげた二人、いつもなら文句を言うはずなのに

「なんで二人で下着なんだよ」

「昨日の夜は暑かったし」

「エアコン!」

「掃除めんどい」

「・・・」

「て言うか下着姿見ないで変態!」

カナンはカズキを殴っていった

「理不尽すぎるだろ」

「ドンマイ、カズキ」

「シーナも服きれば?」

「なにじろじろ見ているんだ!この!変態!」

ランス使いのシーナの電光石火の突きはカズキの溝うちに命中しカズキは倒れた

「理不尽すぎるだろぉぉぉぉぉ!」

カズキが起きたのは20分後だった

 

 

 

 

 

 

「カズキ、なんでそんな遅いの?」

「どうせ、カズキは私とカナンの寝た後のベッドで満喫してたんじゃない?」

「その前に殴っていった事を謝ってほしい」

「ベッドに入ったの」

「そんなわけないだろ」

「女子が寝た後のベッドが合ったら入らないなんて」

「損なわけないだろ」

「( ^∀^)?」

「いや、その」

「カナン、カズキを縛っていろいろしましょう?」

「名案ね」

「だってカズキは・・・Mだし(だもの)」

「Mじゃねぇ!」

「ご飯を食べてカズキを縛ってそれからデートに行きましょう?」

「そうね」

「理不尽だぁ!」

カズキ、縛られ中・・・

「さあ行きましょう?」

「そうね」

「・・・」

「いつまで怒ってるの?カズキ?3分縛っただけじゃない?」

「カナンの辞書に理不尽という単語はないのか?」

「あるわけないじゃない?」

「そーですかー」

「流さない!」

「カナンが悪い ボソッ」

「なんか言ったかしら?カ・ズ・キ?」

「はいぃ!何でもないですよぉ」

「そう?ならいいわ」

 

カズキ、カナン、シーナ移動中・・・

「服買いに来たの?」

「私服が欲しいの」

「そうですか〜」

「私も興味はあるぞ」

「シーナもか、意外だ」

「失礼だと思わないか」

「シーナだし」

「そうね」

カナンも同情してくる

「怒るぞ?」

「そろそろ買い物しようか?」

「そうね」

「私を省くな!」

「はいはい」

「カズキ?これなんてどう」

カナンは黄緑のワンピースを着ている、かなり似合う。

「良いと思うよ?」

「ありがとう、カズキ」

(毎回思うけどカナンはこう、優しかったり純粋に笑えば可愛いんだけどな〜、なんでだろ、たまに性格悪いんだよな、カナンは)

「カズキ!私はどうだ」

シーナは水色のワンピースを着ていた

カナンの黄緑のワンピースより似合っている

「おっ!似合うぞ」

「そうか///ありがとう」「評価しただけだよ」

苦笑するカズキ

 

 

こうしてカズキ達は買い物を終えた

「なんで俺が払うんだよ、しかも全額!万の桁いってるよ!」

「美少女になにか買うのは当然よ」

「自分で言うか・・・」

カズキはやれやれと金を払う

「もうカナンと買い物なんか行かない!」

カズキはちょっと怒った、すると

ツゥー、っとカナンの目から頬に一粒の滴が落ちた。カズキは流石に不味いと思った。

「すまん、冗談だよ!許してくれ」

カナンはうずくまったままだ

「ごめん・・・」

カナンはカズキに手招きをした。カズキは疑問に思いながらカナンに近ずくと

ダキッ! カナンはカズキにハグをした

「えっ・・・」

「カズキは嘘泣きに弱いね」

「あの滴は・・・?」

「目薬よ、カズキが会計中にやったわ」

カナンがカズキより上手だった

「そんなぁ・・・」

「帰りましょう」

「カナンのバカぁ(泣)」

「ふふっ」

「あれ?シーナは」

「夜ご飯作ってるわ」

「そっか」

「早く帰りましょう」

「そうだね」

空はかなり暗くなっていた




そういえばタイトル変えました。では


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これは、フラグですね

合宿疲れが残ったまま明日から野球部・・・これは死ねる。では、どうぞ


家に帰ったらシーナとアカツキが料理を作って待っていた。

「カズキ、遅いぞ、料理が冷めたらどうする」

「すまないな、シーナ。でも・・・」

「でも?」

「俺は悪くない!」

ガコン

部屋に鈍い音がした、カズキはフライパンで殴られた(シーナではなくアカツキが)

「嘘つきはいかんニャ」

「痛てえよ!」

「偶然カズキがカナンを泣かせたのを見たニャ!シーナはカズキにあげるからカナンを寄越すニャ!」

ドコオォォォン

今度はアカツキがカナンとシーナに殴られた(無論グーで(o^-')b !)

「調子にのるな赤猫、私はアカツキよりカズキの方が好きだ」

「アカツキ!私はカズキの事しか好きにならないわ」

「というよりお前らは猫に物扱いされてる件について」

「カズキは黙っていなさい!」

二人に怒られた、俺は悪くないはずだ

「・・・」

アカツキは壁に埋まっていた。壁フェチか?

「なわけないじゃない、殴ったら埋まったわ」

「助けるべきか否か」

「助けるべきではないと思うぞ」

「りょーかい」

「助けてニャ・・・」

アカツキはHPが一割以下だ、まあ、知らんな

「それより腹減ったから何か食べようぜ」

「そうだな」

「そうね」

 

 

 

 

 

 

 

「ご馳走さま〜」

「旨かったか?」

「もちろんさ」

「また今度作るな」

「ありがとう、シーナ」

「カズキが素直に喜ぶとは・・・明日はラオシャンロンがこのドンドルマを壊しにくるな」

「ひどいよ、シーナ!」

「ははは(^∇^)」

「そこは笑わないでよ」

「カズキ〜、たまには一緒に寝て〜」

「お、良いな、私も寝かしてくれカズキ」

「そんなベッドでかくないので却下」

「布団を敷けばいい」

「良いわね、シーナ」

「はあ( ̄。 ̄ )」

「その顔文字イラッとくるわ」

「そうだな、殺るか」

「殺らないで」

「ヤらないで?」

「違うぞ、カナン」

「明日はクエストに行かないか?シーナ、カナン」

「良いわよ」

「賛成だ」

「じゃあ明日だな」

「そうね」

「じゃあお休み〜」

「ベットに行かない!」

「一緒に寝てもらうぞ」

「・・・」

「OK出たわよ」

「何も言ってないが」

「カズキは恥ずかしがりだから黙っちゃうのよ」

「成る程、そういうことか」

「おやすみ〜カズキ、シーナ」

「おやすみ〜」

「・・・おやすみ〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、カズキ、カナン、シーナ、アカツキは集会所にきた

「なんのクエストにするかな?」

「これなんてどうだ?」

「未環境の古代地、良いわね」

「未環境なんて、変な敵でるよ〜、やめとこ」

「賛成ニャ」

「ありがとう、アカツキ!」

「何いってるニャ!未環境にいくニャ」

「え〜Σ(´□`;)」

「すみませーん、三人と一匹で古代地行ってきます」

「じゃあ、これにサインして」

「わかりました」

シーナはペンでサインカナンはどこから出てきたのか、判子をアカツキは肉球スタンプをした

「カズキもサインしなさい」

「なんか、変な予感がするんだよな」

「知らないわ、行くわよ」

カズキもサインした(力ずくでだが)

「って、四日もかかるのかよ!」

「大移動の準備をしてくれる?アカツキ」

カナンはアカツキのほっぺにキスをしながら言った

「了解ですニャ〜」

アカツキはどこかへ行ってしまった(どうせ家だろ)

「自分のルックスをそんな風に使わない方が良いぞ」

「ファースト使ったからキスはなんでも良いわ」

「そうじゃないんだよ、カナン」

「出発は午後3時な、カナン、カズキ」

「後6時間か、了解」

「わかったわ」

 

 

 

 

 

6時間後・・・(アカツキが全員分やってしまっていたのでアカツキの狩りに生きるをだらだら読むしかなかった)

「行くぞ、カズキ、カナン」

「へーい」

「了解よ、シーナ」

カズキたちは未環境土地へ向かった




毎日1500文字投稿か3日で4500文字、どっちが良いですか?では


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新しい土地、初めての古竜

最近暑いですね、ダルくて夏バテになりそうです


今は移動中の馬車の中

「未開拓地だからなんかあるかな?」

「新しい武器とかありそうね」

「新しい武器と言えばそういえばまだ白い塊磨いてないよ」

「あ・・・忘れてたわ」

「このクエスト終わったら磨こう、シーナも手伝ってね」

「わかった、カズキが言うなら手伝おう」

「ありがと、シーナ」

「私も手伝うのに?」

「わかってるよ、ありがとカナン」

 

 

 

 

 

 

かなり進むと

「うわっすごい霧だね、カナン、シーナ」

「これは……モンスターの霧じゃないか!」

「シーナ?カナン?」

「カズキ逃げるぞ(わよ)」

「え?」

「声を出すな!気づかれたら終わりだ」

「洞窟に逃げるわよ」

 

 

 

 

 

「カナン、シーナあれはいったい?」

「カズキ、落ち着いて聞け、あれは古竜、オオナズチだ」

「はい?」

「言いたいことはだな」

「うん」

「お前じゃ勝てん、私でも、カナンでも」

「三人いても?」

「馬鹿者!奴はドンドルマの撃退クエストにもでてくるかなり強い古竜だ!」

「無理ってことよ、カズキ」

「そんな……」

「今日は帰りましょう、オオナズチがいただけで立派な調査報告よ」

「わかった、帰ろう」

カズキたちは何事もなかったかのように帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダルい〜!足が痛いよ〜」

「カナン、俺だって足痛いよ」

「いきなり走ったからだろ」

「走れっていったのはシーナじゃない!」

「カズキ!足揉んで」

「俺だって揉んでほしい」

「シーナ!(カズキ、カナン)」

「私だって揉んでもらいたいのだが…」

「だりい、俺は寝るぞ」

「じゃあ、私も寝ようかしら」

「おやすみ〜カズキ、カナン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日……

「白い塊磨くの大変だな

「ガンナー用武器出たらいただくわよ」

「ランス出たら貰うぞ」

「ハア?」

「ん?文句あんのかしら?あるなら聞くわよ」

「無いっす、手伝ってくれてマジ感動っす」

「初めからそういえばいいのよ」

「(ったく…磨かせろって言ったのあの二人からなのに)」

「これは、ランスよ!」

「マジか、それは私にくれ」

視線を合わせるカズキとカナン

「良いぞ」

「良いんじゃないかしら?」

「ありがと、貰う」

「これは?片手剣か、強そうだしその辺のハンターにでも売っとくか」

「そうね………これはボウガンよ」

カナンむっちゃ嬉しそう 「当然よ、ボウガンなんて滅多に来ないわ」

「ふーん、って大剣だわ」

「ありがとう!」

「売りましょう?」

「名案だな」

「お前らは鬼か!」

「ハンターよ?」

「当たり前だな」

「泣くぞ、俺」

「冗談半分よ、はい」

「半分!?」

「もう半分は面白みで」

「もうやだ、こんなの」




投稿スピードを遅くします(極)
理由は新しい小説を書くからです


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シーナ、発掘に行っきまーす(笑)

「カナン発掘した大剣見せて」

「良いわよ?」

「切れ味は良く攻撃力も高い…属性は麻痺かなり強いな」

「そうね」

「シーナのランスは?」

「風化してたから大地の結晶がたくさんいるから取りに行ったわ」

「一人で?」

「ええ」

「まあ、良いか」

「そうね、簡単には死なない人だし」

「ボウガンは?」

「まあ、強いわよ」

「まあ、って?」

「シーナと同じく大地の結晶がたくさんいるから取りにいってもらったわ」

御愁傷様である

「さて、疲れたし風呂にでも入ってくるかな?」

「私もいK」

「だめだ」

「ひどいわ、カズキ〜」

「異性だからだめだ」

「そう、いってらっしゃい」

「ああ…」

 

 

 

 

 

 

 

「なんか、あっさり引き下がったなカナンは」

「なにか罠があるから?かしらね」

「そうだね………ってカナン!」

「どうしたの?」

「一緒に入らないって」

「だ〜か〜ら〜、私は一人で入ろうかな〜って思っていたらカズキがた〜ま〜た〜ま〜いただけよ」

「絶対嘘だ」

「背中洗ってあげるわよ」

「(たまには、良いか)お願いするよカナン」

「まかせなさい」

カナンはタオルに洗剤をつけて洗い始めた

「あー、気持ちいい」

「んっ、くぅ」

「カナン……甘い声を出さないでくれ」

「力を入れてるからしょうがないじゃない」

「まあ、そうだね」

「体重かけても良い?」

「力が入るならね」

「えい!」

「カナン!そんなにいきなり力が入ったら危ない……」

「きゃぁ!」

カナンはカズキの上に転んだ

「痛てて、大丈夫?カナン」

「ええ」

そのときカナンの柔らかい二つの大きな膨らみがカズキのお腹辺りにあることに気がついた

「カナン……離れてほしいな……ちょっとアレなんで」

「あれってなにかな〜?カ・ズ・キ?」

「いや、ね」

「なんかカズキの下が硬いわ」

「それはカナンが俺の腹筋に力を加えてるからだよ」

「そうじゃないのに」ボソッ

「そろそろ出るね?」

「わかったわ、カズキ」

 

 

 

 

 

 

 

「危なかった、理性が吹き飛ぶところだったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「素直じゃないわね、カズキも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この日常を壊したくは無いんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい、カナン、カズキ、ただいま〜!」

凛々しすぎるシーナの声が響いた

 

 

「お帰り、シーナ」

「大地の結晶はたくさんとれた?」

「これを見てくれよ!」

シーナの袋のなかには大地の結晶がたくさん入っており、また他の鉱石もたくさん入っていた

「これは……ピュアクリスタルじゃないか、シーナ!」

「この綺麗なやつか?」

「レアすぎるわよ、シーナ?」

「じゃあ売るかな?」

「「そのくらいならほしい(わ)」」

「そこまでレアなら持ってるか、自分で」

「「はあ、結局か」」

「二人してなんだ、それは!?」

「今日は夜遅い、武器は明日強化しよう」

「そうね、そうしましょう」

カズキも寝る準備をして眠をとった




作者「最近投稿スピード遅くてすみません」
カズ「大丈夫だよ、読む人少ないし(笑)」
作者「一番心にグサッてくることサクッと言いやがった………」
カナ「ドンマイよ、作者」
シー「ていうか最近クエスト少なくない?」
作者「そうなんですよ、次回あたりからクエスト行きます」
カズ「ネタバレすると誰かがいなくなります」
作者「ネタバレだめ、絶対に」
カズ、作者「では、また次回」


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ユクモ村、緊急要請

個の話ではまだいなくなりません、誰も、ストーリーの構成上変更があり後二話位でいなくなります、予告ミスです、大変申し訳ありませんでした


今は朝の6時30分、いつも起きる時間

「アカツキ、どうしたの?アカツキの荷物纏めて」

「なんでもないニャ〜、荷物整理してただけだニャ〜」

「?だといいんだけど」

「なんでもないニャ〜」

「アカツキ、カナンを起こしてきて」

「………わかったニャ」

やっぱりカナンを起こすのは大変である、アカツキもそう思っているだろう、アカツキはやれやれと言わんばかりに渋々と階段を登っていった

「シーナは俺が起こしてやるか」

カズキも隣のシーナの部屋に来た

「入るぞ〜、絶対寝てるけど」

シーナ=寝ている=いつも通り=(笑)

 

 

 

「起きろ!シーナ!」

「んっ…カズキか、アカツキじゃないのは珍しいな」

「カナンは起こすのに骨が折れる」

結構真面目な感想だ

「しょうがない、カズキに言われたら起きるか」

 

「…アカツキの時も速くしてくれ」

「だが、断る」キリッ

「\(^o^)/オワター」

「Zzz」

「起きろよ、マジで」

「冗談だ」

「マジで寝てたぞ」

「知らん」

 

 

なんだかんだで朝飯

「アカツキは最近家事しかやらなくなったわね」

「しょうがないニャ〜、オオナズチの時はまだ土地が新しいからアイル〜はいっちゃだめって言われたニャ」

「白い塊磨きは?」

「ダルくてやってないニャ」

直後、アカツキの頭に拳骨が落ちてきた

「………いたいニャ」

「カズキ、この炒め物旨いわよ」

「本当だ、カズキ、これは旨い!」

「………旨いな」

「おかわり!」

「カナン、食べすぎると太るぞ」

「私は世界理論で太らないわ」

「本当は?」

「作者が太らせないだけ」

「「………おい、」」

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、朝食食べたし発掘武器強化に行きましょ」

「明日さ、クエストいかないか?」

「「良い(わよ)」」

「んじゃ、明日に向けて今日は解散で」

「わかったわ」

「……ジンオウガ殺ったからナルガクルガってやつにいこう」

「どうなっても知らないわよ?」

「大丈夫だ、問題ない」

 

 

 

 

 

 

・・・シーナ・・・

「ランスで行くべきか否か」

ナルガクルガは早い、ランスやガンランスは少し遅いため別のにするか迷っている

「迷っても仕方ないな、いつもどうりランスでいこう、(アレ)を持っていってな」

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・カナン・・・

「ライフルは確定、銃弾はLV2、3通常弾、LV2、3貫通弾、後はナルガクルガに良く効く雷撃弾、そして・・・LV2睡眠弾、後は大タル爆弾Gを4個位かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・カズキ・・・

相手は速い、ならば発掘武器の麻痺がついてたあの大剣を使おう・・・

「よし、迷ってもしょうがない!」

カズキは壁に掛けてある発掘武器…その名は輝剣だ、カズキは明日に向けて砥石を使い剣の切れ味を最大にした

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・アカツキ・・・

「久しぶりのクエストだニャ、気を引き締めていくニャ!後は仲間の援護で回復笛、シビレ罠、生命の粉塵…こんなもんかニャ〜?」

 

 

 

 

 

シーナ→ランス(発掘武器、合戦槍)

アイテム、大タル爆弾G×2 回復薬グレート×6 閃光玉×5 砥石×5 ???×4

 

 

シーナ→ライトボウガン

アイテム→回復薬グレート×10 閃光玉×4 大タル爆弾G×4(笑)

 

 

 

カズキ→大剣(輝剣)

回復薬グレート×10 シビレ罠×1 閃光玉×5 砥石×10

 

 

 

アカツキ→ニャン剣ジンオウガ

アイテム→回復笛×1 生命の粉塵×2 シビレ罠×1 ???×1

 

 

 

 

である。

「さあ、ナルガクルガの狩猟に行こう!」

カズキ達は集会所に行こうとした・・・その時

プルルルル、プルルルル

カナンの電話がなった

話の相手はユクモ村の村長らしい、話をしていると急にカナンの顔が青ざめた

「カズキ!大変よ!ユクモ村からの緊急要請でちょっと異常な感じのナルガクルガが村を襲おうとしてるわ!」

「嘘だろ!?…でもユクモ村にも俺たちよりは弱いけどハンター×6位いるじゃん!?」

「………全滅よ、負傷者三名、死亡者二名、行方不明者一名、壊滅的よ」

「間に合うか?今からでも3時間はかかるぞ?」

「だから気球に乗ろうとしているのよ!」

「3時間はどうするんだ」

「………ユクモ村によっていたハンターが交戦中よ、急いでユクモ村に行くわ!」

カズキ達はユクモ村へ急いだ




合戦槍ってあまり強くないという事実・・・


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アリスとユクモ村の被害

ナルガクルガ撃退第一話です!どうぞ、あとUAが1000越えました!皆さんのおかげです、ありがとうございます!


カズキ達はユクモ村についた

 

 

悲惨、それ以外なんとも言えなかった、住宅は燃え、所々温泉水がこぼれている、ナルガクルガが暴れた跡だ

「なんなんだ、これ」

カズキは悲しみのあまり膝を地面についた

「カズキ、落ち着いて」

なんて言うカナンも泣いていた

「故郷が…あんまりだニャ………」

アカツキは悲しんでいたが目は怒りに満ち溢れていた

「これは、悲惨すぎるぞ」

シーナもここまで酷いのはあまり見たことがない

「そうだ、村長!」

カズキは無我夢中で村長の元へ走り出した

「カズキ!探しました。来るのが遅すぎますよ?」

「すみませんでした!それよりナルガクルガは」

「ここを左に行ったところの丘に一人のハンターがいます!急いで」

カズキは急いで走り出した、それを追いかけるようにアカツキ、カナン、シーナも後をおった

「きゃっ!もう!応援が来ないじゃないの、村長さま!」

聞こえなくても叫んでいたハンター、操虫棍の使い、名をアリスという

「大丈夫か?君」

カズキはアリスに声をかける

「あれ?ナルガクルガはどこへ?」

「飛んでった」

「あら、そうなのですか?」

口調がお姫様の貴族生まれ、それがアリスだ

「君は?」

「アリス・ナタールと申します、アリスと呼んでください」

「僕はアメリア・カズキ、カズキで良いよ」

「カズキ〜!大丈夫?」

「カナン、シーナも、大丈夫だよ」

「そこの子は?」

とカナン、

「すみません、名を名乗っておりませんでしたね、私はアリス・ナタールですわ」

「その武器はなんなの?狩猟笛でなければ太刀でもない」

「これは私の生まれた土地に伝わる操虫棍と言います」

「はじめて聞く武器だなぁ」

「私の村だけなので」

「そっか、まあナルガクルガ討伐しにいかないと、アリスも同行してくれる?」

「もちろんですわ」

なんて会話している後ろでは………

 

 

「なんか良い雰囲気しちゃって……カズキは私の物なのに」とカナン

 

 

「カズキはカナンの物じゃないぞ」とシーナ

 

 

「ご主人様は美少女と遭遇しやすいですニャ」

とアカツキ

 

 

「これは………」

 

 

「「「女たらしね(ニャ)」」」

 

 

 

と言ってるとカズキとアリスは武器を取った、ナルガクルガだ

「私たちも行くわよ!」

 

 

「はぁぁぁ!」

カズキは大剣で斬りかかり………足に直撃するはずだった

「ギャァァァ!」

ナルガクルガは尻尾から刺のような物が出てきてカズキの横腹を攻撃した

「ぐはっ!」

直撃しても尻尾によるぶっ飛ばしは無かったがレウス防具を破り刺がカズキの肉に刺さった

「カズキさん!大丈夫ですか?」

「ありがとう、平気だよアリス」

「ギャァァァ!」

今度はカナンのLV2貫通弾がナルガクルガの翼を狙った

「くらいなさい!」

カナンの貫通弾は見事に翼を破り、ダメージが入った

「いくニャ!」

アカツキは怯んだナルガクルガに爆弾を投げかかった所へゴォッと風が起きた。否、ナルガクルガがアカツキの背後に飛んだのだ

「ニャ?」

アカツキにナルガクルガの固い鋭利な翼が襲いかかる

「危ないぞ!アカツキ」

キーンと金属音、シーナの合戦槍の盾がアカツキを守った

「危ないニャ…助かったニャ、シーナさん」

「気にするな、さあ、行くぞ!」

シーナはナルガクルガに突撃を放った、ナルガクルガがシーナの今の行動によりある影響が起こることも知らずに………




作「いやぁ、すみませんでしたぁ旅行に行って投稿遅れましたぁ」
カズ「何様だよ、ていうか作者アブに喰われて軽く腫れました(笑)」
作「キンカン塗ったら治り始めたという事実」
カズ「まあ、小説に支障が出ないなら良いか」
作、カズ「では、また次回!」


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さらばアカツキ、また会う日まで………

サブタイトルがネタバレですね(笑)どうぞ!


「ニャ?…!」

アカツキは上に何かを見つけた

「みんな!一回逃げるニャ!」

訳もわからずカズキ達は洞窟へ避難した……すると………

「ギャァァァ…!」

見たこともない、黒き衣を纏いし竜が現れた

「あれは……ゴアマガラ?」

カナンはおもむろに言い放った

「あれがゴアマガラ…なの……母さん…父さん…………ユルサナイ!」

カナンの親を殺害したモンスター、それがゴアマガラだ

「アレがゴアマガラ、聞いたことがあります。古文に書いてありました。ゴアマガラ現れし時、多々モンスターの生態を変え、ハンターを襲うと………カナン様、今は、ゴアマガラと戦うことはありません…」

とその時だった、ゴアマガラのウイルスがナルガクルガを襲った

「ギャァァァ……」

ナルガクルガはウイルスに飲み込まれ、全体に紫のオーラがまとわり付いた………

「グァァァ……!」

ナルガクルガはカズキ達を見つけ、獲物と認識した…

「まずいな……離れるぞ、このクエストはリタイアだ!」

とシーナ

「だめだ、ゴアマガラはいなくなった。なら勝機はある!」

とカズキ

「私も賛成よ」

まるでナルガクルガのオーラよりドス黒い、ウイルスより強い復讐と言う名のオーラを纏っていた

「カナン様怖いですわ………でも、カナン様とカズキ様には賛成ですわ、私達がここで食い止めないと……ユクモ村が…」

そうだ、ここはユクモ村周辺、ここで逃げると話にならない

「わかった、戦いざるを得ないな」

するとアリスが動いた

「っ!はああああ!」

いつものおっとりとしたのとは裏腹、狩りの時は本気だ

「たあっ!」

アリスは操虫棍の下の部分を地面に押し付け、反動で空を跳んだのだ

「やあっ!たあっ!」

そのまま斜めに右、左と、ナルガクルガの背中、頭を切りつける

「僕たちもアリスに加戦しないと……行くよ!」

カズキは大剣を振りかざし足を切り裂き

 

カナンは通常弾を頭に放ち

 

シーナはランスで尻尾に斬りかかり

 

アカツキは剣を振りかざす……直前で後ろから迫る鋭利な翼に背中を軽く切りつけられた

「ニャァァ〜………」

アカツキはその場に倒れた

「アカツキ!大丈夫か!おい、返事をしてくれ」

カズキは武器をしまい、アカツキの肩をゆらす

「旦那さん……逃げるニャ………」

「えっ?」

ナルガクルガの、尻尾が迫っていた

ドカッ!と鈍い音

「ぐっ、ああぁぁぁ!」

カズキは背中に刺の付いた尻尾で叩きつけられた

「くそっ……そうだ、皆、離れろ!」

シーナはここぞとばかりに持ってきたアイテム、眠りナイフ、ナイフに睡眠薬を仕込んだナイフを投げた、すると

「ァァァ……」

ナルガクルガは睡眠薬が効き眠った

「3分だけ寝ている!今のうちに逃げるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズキ!しっかりして!」

カナンは薬草を背中に塗りつける

「アカツキさん、しっかり!」

アリスも傷ついたアカツキの背中に薬草を塗りつける。

「………にゃ…ここは」

「アカツキが目を覚ましたわ!」

とアリスが叫ぶ

「しっかりしなさいよ!カズキ!」

カナンはカズキに泣き叫ぶ。そして、カナンの一粒の涙が傷に染み込み

「っ!!あっ!」

カズキは傷に染み込んだ痛みに反応し、目覚めた

「カズキっ!」

カナンはカズキに抱きつく

「痛い痛い!背中に手をやるなぁ!」

カズキはカナンに叫ぶ

「…ごめんね、でも目覚めて嬉しいわ」

「……アカツキは」

「……旦那さん、僕はオトモ失格だにゃ……自分のせいで旦那さんが傷つくなんて」

その言葉にカズキは苛立ちを覚える

「ふざけるな!なにがオトモ失格だ、だよ。どれだけお前が必要な存在かも知らずになにが……なにがだよ!お前が、オトモとして、アイルーとして、そして………!」

泣き叫びながらアカツキに言い放った

「仲間として!お前が必要な存在だからだぁぁぁぁ!!!」

「うっ、ニャッ、だ、旦ニャさん……こんな、僕でも、必要としてくれるニャ?」

「ああ、言っただろ!お前が必要な存在だとっ………」

「旦ニャさ〜ん!」

アカツキは泣き叫びながらカズキの胸に飛び込んだ

「アカツキ!」

書いてありましたカズキも負けじとアカツキを抱き抱える

「うわぁぁぁぁぁっ!」

「ニャァァァァっ!」

互いに抱き抱えあった

「青春?なのかな?だがっこれは……泣けるぞっ………!」

とシーナは半泣き、意外にもシーナは感動的物語に弱かった

「うっ、良いなぁーカズキの胸の中に甘えるなんて………でも、良いわね、こう言うのは」

とカナン

「この狩チームは良い仲間なのですね……うっ!うっ!」

仲間の絆に号泣、アリス

そのときだ

「「ぐぅーー」」

っとカズキとアカツキのお腹が鳴った

「「腹減った(ニャー)」」

「もう夜だな、この洞窟で狭いが一夜を明かそう」

「そうね、そうしましょう」

もう夜7時30分、お腹も皆空いている

「カズキとアカツキは休んでいろ」

「「すまないな(ニャー)」」

と言うとカズキとアカツキ(胸の中)はそのまま目を閉じた………

 

 

 

30分後だった……

「いい加減!起きなさぁい!」

とアリス

「うん……?」

「これは……」

「「飯だ(ニャ)!」」

目の前にあるのは美味しそうな物ばかりだった

サシミウオの丸焼き、ガーグァの新鮮な卵、そして何よりだったのは

「ブルファンゴのステーキだぁぁぁぁ!」

「いただくニャー!」

二人は食べようとする、が

「まだです、手を洗いなさい!」

飯の時は厳しい!アリスだった

「「はーい(ニャ)」」

 

 

 

 

 

 

「それでは、いただきます!」

とアリス

「「「「いただきます!」」」」

カズキ達は食事を楽しんだ………

 

 

 

 

 

「アカツキ!それは俺のステーキ!」

「早い者勝ちだニャー」

「まだいっぱい有るのだから喧嘩しない!」

「じゃあカナンのステーキ貰いっ!」

「あーっ!私のステーキ!このっ!」

「あっ、俺の魚を盗るなぁ!」

「お互い様よ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、そろそろ寝るぞ」

「席はこれが良いニャ」

「右から順にアリス、カズキ、シーナ、カナン、僕だニャー」

講義したのは勿論カナン

「なんで私がカズキの隣じゃないの!」

「夜にイチャイチャラブラブされると腹が立つニャ!」

とアカツキ、目はかなり真剣、よっぽどウザいのだろう

「あら、カナンさんとカズキさんはそういう仲なのですか?」

とアリスは疑問を……

「誤解だ!アリス!カナンが勝手に入ってくるだけで俺は……!」

必死の弁解である

「じゃあ、カナンさんのモノじゃ、無いのですね」

「当然だ!」

「なら、私が奪っても?良いのですね?」

「えっ?」

「「「「ええっ!」」」」」(アカツキ、カナン、シーナ、カズキ)

「今回のことでカズキ様が少し興味を持ちました。カズキ様、一緒に寝ましょう?」

「いや、その、な?」

「巨乳より貧乳好きですか?そこのカ○ン様みたいに」

カナンを挑発するアリス

「私は着痩せするだけでシーナよりもずっと巨乳よ!」

「私もシーナさんより巨乳ですわ!」

「………私が普通のサイズみたいに言わないでくれ!……私だってかなり大きいのに………」

 

 

 

 

「カズキ様、私と夜を共にしましょう!」

「カズキ!私と寝るよね!?」

究極の選択肢である

1、アリスと寝る

2、カナンと寝る

 

結果は……

 

 

 

「勿論」

1、アリスと寝る

2、カナンと寝る

→3、アカツキと寝る

である

 

「アカツキ、一緒に寝よう」

「わかったニャー!」

「「ううっ!ひどい!カズキ!」」

苦情する二名

「知らん!」

こうして、カズキは寝た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみません、旦ニャさん、僕は旅に出るニャ………修行と言う名の」

深夜、アカツキは置き手紙を残し、旅に出た。

アカツキの目は潤いながらも決心の目をしていた

「ニャーーーっ!」

 

 

 

「………旅に出たのだな、アカツキ。」

シーナは影でアカツキを見守り、そっと温かい目で見守るのだった

「旦那を守るために強くなれ、ゴア・マガラを倒せるくらいに、な…………彼の身体に加護が有らんことを、アーメン………」

これが、時に残酷な、仲間の旅たちだった「ニャァァ〜………」

 




いやぁ、自分で書いてる間に泣けてきます、これでこの章は終わりです、では


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アカツキの離脱、皆の危機

雷竜です、夏休み終わりそうなのに宿題が終わらない!どうぞ!


「なぜ教えなかった!」

 

アリスです、カズキが絶賛激おこ中です

 

「アカツキの進む道を変えさせる行為をしてはいけないと………ハンターの掟を忘れたか!第四項五条目にハンターがアイルーと共存関係であるがうえ互いの道を変えさせるのはその項目に違反するぞ!お前に置き手紙を残し旅に出た、読め!」

 

カズキはアカツキの置き手紙を読み上げた

 

「信頼なるご主人、カズキへ

まずは勝手に出ていくことを許してほしいニャ、旦那さんは知ってるニャ?アイルーの狩猟場があることを、上位ハンターの一部の人のみが教えてもらい、そこで上のハンターがと成績順に上のアイルーを雇うニャ、僕は成績ほぼ最下位僕より下なアイルーはもう死んだと聞いてるニャ、僕が生きてること事態奇跡ニャ。それはシーナの盾、カナンの援護射撃、アリスは………まだ助けてもらってないニャ、ニャハハハハ(笑)そして何より貴方の、ご主人の、カズキの優しさと愛情と言う名の見えない盾に守られたニャ!感謝ニャ!でも僕は自分を守り、最高の仲間を守るまで強くなって見せるニャ!食料や宿代が無いので旦那さんからいただ………げふんげふん、借りたニャ。仲間を守るため僕は旅に出るニャ!旦那さんに僕から元師匠に頂いた守りの護符をプレゼントするニャ!大切にニャ!最後に、貴方のオトモで誇らしいニャ!貴方と一緒に狩猟できて嬉しかったにゃ、借りた武器は返していく………のではなく貰うニャ、ニャハハ(笑)

旦那さんは悲しみを抑えきれないタイプだからニャ、仲間とケンカすると思うニャ、だから喧嘩しないでほしいニャ、すぐ帰るニャ!ではニャ!互いに頑張るニャ!」

 

そう強気で書いてあったが紙は涙がついた跡が残っていた

 

「速くいくわよ、ナルガクルガを倒さないと、悲しむのは帰ってからよ!」

 

そう言うカナンは涙が隠せなかった、カナンの頬に涙の跡がある

 

 

「ああ、わかったよ。」

 

カズキの首元に守りの護符をカナンはチェーンでつけてあげた、守りの護符はとても明るくオレンジ色に輝いていた……

 

「いたわ、ナルガクルガよ、どうするの?」

「私は眠りナイフを持ってきた、それを使って眠らせる」

 

シーナらしい作戦だ、ナイフは当たらなければ意味がない、チャンスは一度きり、しかも頭にナイフを刺さないと睡眠は成功しない。

 

「私がチャンスを作りますわ」

 

ここで声を挙げたのはなんとアリスだった

 

「どうやって隙を作る」

 

シーナは納得がいかない、隙を作るにはスタンさせる必要がある

 

「私に任せなさい」

 

アリスは自信に満ち溢れている目をしていた

 

「わかった、アリスに任せる。」

 

シーナは作戦を伝える

 

 

 

 

「………という感じだ」

 

「「「了解(ですわ)」」」

 

(ここからはシーナの一人称です)

 

「……」

 

カズキは指先をクイクイ上げた、作戦開始だ

 

「ピュー、ピピュー」

 

(高い音がこだまする………カズキが角笛を吹いたな)

 

瞬間、ナルガクルガはカズキに攻撃を仕掛けた、

 

(カズキ、耐えてくれよ………)

 

残り時間は多くて20秒だ

 

「今だ!準備!」

 

カナンは銃弾、雷撃弾を装填した

 

「急げ!」

 

皆はナルガクルガの近くの岩に大タル爆弾Gを置いた……その時

「危ない!えいっ……」

 

強烈な光が視界を襲った、閃光玉だ

 

「暴れんなよ………」

 

カズキは作戦通り後退、次にアリスとカナンと一緒にナルガクルガに走り出す

 

「閃光が効いている間は暴れて危険なので一旦待機よ」

 

 

 

「グォァァァァ!!!」

 

ナルガクルガは怒り状態………速度が上がり攻撃力が増えたのだ

 

「今だ、アリス!」

 

私は眠りナイフをを手に持ち、カナンとカズキは大タル爆弾Gを持った

 

「やぁぁぁぁぁっ!!はあっ!」

 

アリスは操虫昆を地面に打ち付け、空を舞い、操虫昆を縦、横、ナナメ切りを行い、そのままナルガクルガの背中に打ち付け、もう一回ジャンプしたあと武器を背中に戻し代わりにナイフを手に取った

「やぁぁぁぁっ!」

 

ナイフを獲物の背中に刺し込み、バランスを崩させた

 

「今よ、シーナ!」

 

私は倒れたナルガクルガの額に眠りナイフをを差し込んだ

 

「グ、アアアア……」

 

ナルガクルガが眠った、今がチャンスだ

 

カナンとカズキは大タル爆弾Gを背中、頭、翼………計5個置いた

 

カナンがライフルを持ち………銃口から雷が出た。雷撃弾だ

 

 

 

ドン!…ドコォォォン!

 

辺りは真っ暗、黒煙が視界を遮る………

 

「逃げろ!シーナ!」

 

カズキの声……目の前に出てきたのは破れた翼………

 

「っ………」

 

気がついた時には遅かった、声も出なかった

 

 

 

翼が肩を掠める……直後恐竜ウイルスが体に感染した

 

「ああァァァ!痛い!体が!焼ける!…なんだっ、これはぁ!」

 

体が焼けそう、恐竜ウイルスはまだこの世界はよく知られてなく、対処法も知られていない、

 

(もうダメだな、死んでしまう。走馬灯が見えそうだよ……カナン、アリス、カズキになんて言おう……)

 

「カナン!しっかりしろ!!」

 

カズキは閃光玉を放ちナルガクルガの目をくらませる

 

「カズキ……もう私………ダメだ…………力になれなくて………ごめんな………お前の……仲間で……良かったよ………」

 

「ふざけるなぁ!アカツキを失って、シーナを失ったら……ふざけるなぁ!!!」

 

カズキの目は殺意がこもっている、また、標準は……恐竜化したナルガクルガだ

 

「お前は助け出す!生きてだ!そしてこんな目に会わせたナルガクルガをユルサナイ……!」

 

カズキの体にオーラが走る……

 

「鬼神化?違うわ、カズキ、そんな力使ったら体が持たないわ!」

 

カナンは危ない、そう悟りやめさせる

 

「………」

 

カズキは大剣を持ち、アリスの操虫昆を………奪った………えっ?

 

「とりゃぁーっ!」

 

カズキは操虫昆を使い空を舞う

(私は操虫昆でジャンプするのに一年かかったのに……一発成功?)

 

「はあっ!っ!やあっ!」

 

カズキは背中に溜め斬り、体を無理に動かし頭にカチ上げ、さらにそこから回転斬りを放った

 

「グァァァ………」

 

ナルガクルガは生きたえた………

 

ドサッ

 

 

「えっ?カズキ!」

 

カズキは体を無理に使ったからか、そのまま倒れた………

 

「カズキをユクモ村に連れてくわよ、アリス!」

 

カナンはカズキを持ち上げアリスはシーナを持ち上げ…ナルガクルガの死体には目もくれず、ユクモ村に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カナンとアリスは医療班に二人を連れていき、命に別状はないが、シーナは4日寝続けて、カズキは二週間、起きなかった………

 

 

カズキ、シーナ入院6月25日

 

ユクモ村、復興開始6月25日

 

シーナ、意識を取り戻す6月29日

 

ユクモ村、復興、7月5日

 

カズキ、意識を取り戻す、7月9日

 

 

 

 

 

 

「ここは?」

 

カズキは意識を取り戻した

 

「「「カズキ!」」」

 

ユクモ村の災いは、とりあえず去ったのだった




終わりみたいですが、終わりません!カズキのオーラは何だったのでしょう………?では!


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アイルーを雇うのは難しいByカズキ

どもども、雷竜です。絶賛投稿スピード低下中です(笑)実は部活が朝から晩まであるため夏休みの宿題がオワターとなっています。よってこの状態でございます
では、どうぞぉ!


「心配したのよバカ!」

 

目覚めて一番目の言葉はそれだった

 

「バカって……かなりひどいぞ」

 

目覚めてこれだもん、しょうがない

 

「カズキは体を無理に使いすぎたんだ」

 

ウイルスから復帰したらしい、シーナだ

 

「シーナ、もう大丈夫か?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

誰かの台詞を言い放った

 

「シーナって意外にもそういう系好きなんだな」

 

「余計なお世話だ!」

 

直前指摘されて困っている

 

「カズキ?これからどうするの?」

 

うーん、考えてない

 

「村長さんから話があるわよ」

 

以外だ………あの村長が手紙なんて……

 

「カズキ、貴方はこの村を救ってくれました。お礼に二つの贈り物をします、一つ目は一番大きいあの農場、あれをプレゼントします。施設はあまり発展してないので自分で発展させてください、発展には金がかかります、が少しこちらで発展させてあるので、二つ目、その農場の倉庫に古い猫の石像があるので破壊し、この鍵で中の物を使ってください、これはユクモ村の長きにわたる村の宝です。あなたに託します、ではまた会いましょう」

 

 

そういう手紙の中に鍵が入っていた

 

「農場に行ってみようか?」

カズキはとりあえず見に行きたい

 

「わかったわ、行きましょう」

 

皆も賛成してくれた

 

少年移動中………

 

「ここが農場か……」

 

「キノコの苗木……これがあればクエストに行っている間にキノコが採れそうだな」

 

「そうだねシーナ、早速このキノコを……」

 

「それはドキドキノコで何が起こるかわからない………」

 

「うっ!まずっ、でも力が湧いてくる…!翼もはえたぞ!………翼?」

 

「か、カズキさん。それ………竜人?」

 

カズキの翼はリオレウスのようだった

 

「すげぇ……空飛べるぞ?」

 

普通に使えた…

 

「カズキ、そろそろやめとけ。ドキドキノコは3分が限界だ」

 

シーナ、早く言え

 

「えっ?ギャァァァ〜」

 

カズキの翼は背中に収納?された=落ちる

 

ドコォォォォン

 

「カズキさん、すぐに手当てします!」

 

「待ちなさいアリス!私が手当てするのよ!」

 

「どっちでもいいから早くっ!」

 

カズキは背中を痛めた

 

 

 

「………あれ?翼は残ってるぞ?」

 

えっ?まじかよ……シーナ、嘘だといってくれ

 

「というかこの大きすぎる農場はどうする?」

カズキは唐突に思う、そりゃそうだ。この敷地はユクモ村の四分の一を占めているのだから

 

「アイルーを雇うといいと思いますよ?」

 

アリスがそう言うと皆が考える

 

「クエストに行っている間に収穫等をしてくれるじゃないですか」

 

アリスが意味を言うと皆が頷く

 

「だがどうやってアイルーを雇う?」

 

するとカズキが

 

「地底平原の採取ツアーに行こう。野生のアイルーがいっぱいいるから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけでやって来たのは良いものの………

 

「皆で同じではなく皆で散らばってアイルーをスカウトしよう、効率がいい」

 

と自分で言ってしまった

 

「いま雇えたのは二匹……みんなはどうだろうか」

 

 

 

アリス………

 

「野生のアイルーのみなさーん!」

 

アリスはアイルーの集うアイルーの村?みたいな所に奇跡的に遭遇し勧誘を行っている

 

「ここはなんと言う村ですか?」

 

すると長老は答える

 

「名はない……これから!の村じゃ!」

 

えーっと、つまりはこれから発展していく村、みたいな感じですね

 

「村はどこにあるのですか?」

 

ココアと名乗るアイルーが答える

 

「ジンオウガというモンスターが出てきてたまたま通りすがった私たちのアイルー、陽光と共に現れ名を暁、いいや、アカツキ………そう言ってました」

 

アリスは驚く、アカツキはこの村に立ち寄りジンオウガを一人で狩猟出来るまでの腕利きのアイルーとまでなっていた

 

「でもジンオウガがまた現れてアカツキさんはいなくて村は崩壊、新しい土地を探していますニャ」

 

「なら………ユクモ村に来てみない?」

 

「………ニャ?いいのかニャ?」

 

「歓迎よ!」

 

アリス、小さな村(総勢8匹)をスカウト

 

次回!問題児?カナン!




いつも読んでくれている皆さん、ありがとうございます。(唐突に思った)


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これからユクモ村は楽しくなりそうだ

追加タグ…ポカポカアイルー村です。よろしくです


「………なんでっ!私だけぇ〜!」

 

カナン、いろいろありました

 

「聞いてよ読者の皆さん!私がね、アイルーをスカウトしようとしたらメラルーがアイルーのアイテムを盗んだうえ私の美味しそうなこんがり肉Gを盗られたのよ!?」

 

カナンはアイルーをスカウトしようと近くの集団に近寄って話している途中にアイルーのアイテムを盗み、カナンのアイテムも盗まれた

 

「カズキに何て言えば良いのよ〜!」

 

んっ?メラルー発見…私のこんがり肉Gを盗んだ奴だ………

 

(どうなったかは読者の皆さんにお任せします)

 

「ああ、美味しいわ、流石こんがり肉G……」

 

カズキやシーナがいたら言ってくるだろう、「太るぞ?」って

 

………食べてたらシーナとカズキに会った

 

………アイルーが8匹いた

「カズキ〜!」

 

はっとカズキが後ろを向いた……シーナがいなければ背中から抱きつけたのにっ!チッ

 

「?カナンか、なんか舌打ちが聞こえたが………」

 

シーナはかなり耳がよい、聞こえないように舌打ちをしたのにバレるくらい

 

「?私は聞こえなかったよ〜?」

 

カナンはとりあえず言い訳をしておく

 

「なあカナン」

 

「なに?カズキ!?」

 

「アイルー………」

 

「………」

 

これだけは言えない、スカウト出来なかったと

 

「まあ、お腹空いたな、カナン、肉焼いてくれ」

 

カナンは一人だけ肉焼きセットGを持っている、Gと書いてあるだけに高い、旨い、難しいの三点セットである

 

「生肉がないわ……」

 

「俺が持っている」

 

「わかったっ!」

 

超上機嫌で肉を焼き始めた

 

「♪〜♪♪♪〜〜〜♪〜」

肉焼きの歌、がありそれを歌い終わってあげるとこんがり美味しく焼けるのだ

 

「はい!ウルトラ上手に焼きました〜っと、はい、カズキ!」

 

ああ、めちゃくちゃ美味しそう、これは冷める前に………頂きます

 

「カズキさ〜ん!アイルーをスカウトして参りましたぁ!」

 

アリスがきた、後ろからアイルーの大軍が押し寄せてくる

 

「ニャ〜!ユクモ村に行くニャ〜」

 

「ユクモ村で村の人に最大級の美味しさの野菜をプレゼントするネギ、」

 

「まてまてぃ!我がタル爆弾の極意を教えてやるのだぁ!」

 

「ユクモ村でプーギーレースをするにゃ〜」

 

「………ポポミルク、あげたいな………」

 

「うぉぉぉ!なんだか知らんが燃えるぞ〜!」

 

このやかましいアイルーは後に長老と言う、元気だな、おっさん。

 

「これでアイルーは16匹………十分すぎる、帰ろう、皆」

 

ここで緊急事態発生、気球、7人のり

 

「………アイルーさん、早速ですがユクモ村はこの先の山を越えたところなので潜ってきてください」

 

「ワシは長老じゃ、潜るのは、腰がいたいのう」

 

「長老も気球にどうぞ」

 

「待って待って〜長老一人はうるさいからココアが一緒に気球に乗ってよ?」

 

 

………気球にて

 

「我が村にはアイルーの温泉があってじゃな、小さくて皆入れなかったのじゃ」

 

長老の長話、付き合うのはカズキとココア、他は疲れて寝た

 

「なら温泉をユクモ農場に作りましょう、大きな物を、源泉はたしかありましたよ?」

 

「おおっ!それは楽しみ、皆で温泉を作ろうじゃないか」

 

「名案ですニャ、長老」

 

「もっと褒めても良いぞ?ココアよ」

 

………ユクモ村は、楽しくなりそうだ




ユクモ村はこれから高度な頭を持つアイルーと力持ちのココアその他etc………により防衛武器を作っていくらしいです。次回は温泉作り!


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ユクモ農場活性化!

どもー、雷竜です。もう少しで20話、張り切って参りましょう!ちなみに目標は100話を目標、完結ですかね?


現在進行形でユクモ村は進んでいる

 

畑………

 

「ドデッカブを植えるネギ」

 

「シモフリトマトも植えるニャー」

 

畑は一気に土地が耕され、畑として十分すぎる大きさとなった

 

魚………

 

「今回も大量ですナ」

 

魚はみるみるうちに増えていった

 

その他にもアイルーが色々な設備を増やした

 

「ココアよ温泉を作るのじゃ!」

 

「了解ですニャぁ〜!」

 

そんな風景をゆっくり見守るカズキ一同

 

「凄いね、アイルーって、何でもできそう」

 

「でも私たちだけこうやって料理を頂くのは」

 

「アリス、アイルーの気持ちなんだ、せっかく新たな土地を見つけたから設備を増やしたいんだよ」

 

「それにモンスターにも襲われにくくなったしね」

 

アイルー達がユクモ村に来てから一週間、まず食事場………「アイルークッキン」という大型すぎる料理場を作成、ユクモ村の人もよく食べに来る

 

「あ、クッキン。カレー作って」

 

「了解ですニャ!」

 

クッキンは最近きたアイルーで料理猫、ああ良い香りがしてきたな

 

「なあカズキよ」

 

突然長老が俺の横に座った

 

「温泉、温泉を作るのじゃ!」

 

「ああ、そうだね。じゃあ皆を集めてきて」

 

「ココアよ、皆を集めてまいれ」

 

「了解ですニャ!」

 

いや、自分でやれよ。長老

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「皆集まったかの?では諸君、この村には素晴らしい土地がある、畑は育ちやすく野菜も何故か旨くなる!それはわしらの『愛』がつまった証でもあり、この村の土地のお陰じゃ。和紙が調べたところあそこの岩の恥っこに爆弾の投球練習をしていたら偶然湯が湧いてきたのじゃ!そこでわしらとカズキ達の温泉を作ろうではないか!」

 

一同『おおーっ!』

 

皆は動き出した

 

?アイルーって性別あるの?

 

「なあ長老、質問がある」

 

「なんじゃ?なんでも経験したワシの話が聞きたいか?」

 

「アイルーって性別あるのか?」

 

「ない」

 

きっぱり言われた。あれ?と言うことは風呂がひとつだから………俺はカナンやシーナやアリスと入らなくては行けないのでは?

 

「カズキー!私と一緒に入りましょうね?」

 

カナン、空気読めや

 

「カズキ様、私と入りましょう?お背中流しますわ」

 

アリス、お前の発言は危ないわ

 

「………やだ」

 

「「つれないわね〜(ですわ)」」

 

なんだかんだで風呂は作られた。

浴槽、洗面所、シャワー。一通り揃っていた

 

「皆のもの、今日は入浴後宴会じゃ〜!」

 

「長老、俺は酒に弱いから………」

 

「アリス、カナン。カズキはお酒に強いそうじゃ」

 

「長老!何言って…」

 

「じゃあカズキ、私と飲み比べよ!」

 

長老が笑ってた。

殴りたい、この笑顔

 

「さあカズキ、私と入るわよ」

 

「いやだぁー!離せぇー!」

 

カズキは着替え場へ引きずられていった(笑)

 

 




20話の時に特別単話を書きます、リクエストください


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20話記念特別編!!!

今回は番外編なのでアカツキが帰ってきますが次話からまたいないです
(笑)
今回の小説のリクエスト者は我らの団モンスター(ズ)の作成者、辿月真理愛さんです。リクエストありがとうございました!皆さんもリクエストお待ちしてます。では長くて失礼!どうぞぉ


「今日は皆で自由にしよう、僕も用事があるから」

 

 

 

カナンとアリスはドンドルマの喫茶店に来ていた

 

「アリス、貴方もカズキが好きなの?」

 

「性格が…気に入りましたわ」

 

「ふぅん、そうなんだ」

 

 

 

「………」

 

「せっかくきたのですからケーキでも食べましょう?」

 

アリスは気を効かせてケーキを二つ注文する

 

「そうね、ありがとう」

 

カナンはケーキを頼み紅茶を飲んでいる。

 

「アリスは昔何をしていたの?」

 

「なにって、ハンターですわ。」

 

違う、そうじゃない。気になっているのはどこで何をしていたのかである。アリスは絶対になにかを隠している、カナンはそう感じていた

 

「今は、ユクモ村のハンターよ。でも、昔は?」

 

「………なんでもお見通しでしたか、ですが言えませんね」

 

やはり勘は正しかった、なにかを隠しているのだ

 

「………カナン、貴女にのみ教えます。絶対に誰にも言わないこと、わかった?」

 

アリスの口調が変わった、そしてアリスは縦に首を降る

 

「ドンドルマ…ここのことはご存知ですわよね?」

 

「ええ」

 

「私がこういう口調なのは……ドンドルマの、貴族に値する家の家計だからです」

 

?訳がわからない。ドンドルマに貴族は存在しない、一番上は大長老である……まさか!

 

「大長老の、娘です。」

 

「嘘でしょ………」

 

「マジです」

 

驚いた、それしか言えない

 

「あ〜あ、せっかくカズキの愛を語り合うお茶会だったのにこんなシリアスな空気………いやですわ」

 

「お客様、ケーキをお持ちしました」

 

タイミング悪いな、店員!とカナンは思う

 

「そこに置いてちょうだい」

 

「わかりました、どうぞ。」

 

二人はケーキを食べる。カナンは豪快に、アリスはフォークで姫のような手つきで食べ始めた

「カナン様はいつカズキ様とお会いになったのですか?」

 

「えーっとね、ユクモ村の村長に呼ばれたから行って、その後カズキに会って共同生活をして、あなたとシーナに会った………そんな感じね」

 

やましい事はしてないよ?と言わんばかりの視線を送る

 

「いらっしゃいませ〜」

 

カランカランと音をたてて入ってきたのは……シーナだった

 

「ん?お前らもいたのか、混ぜてくれ」

 

まずい、愛を語り合うお茶会だったのに断念される!?

 

「それはちょっ」

「もちろん構いませんわ!!!」

 

アリスは超、目を光らせていた☆

 

???そんな思考しかカナンにはない

 

「そういえばシーナさんはカズキをどういう風に思いますか?」

 

単刀直入過ぎるだろ!っとカナンは頭の中でつっこむ

 

「そうだな……良い仲間・・・だな」

 

シーナはカズキにまだ愛を芽生えていない

 

「つまらないですわ」

 

「………あ、コーヒー一つ」

 

「無視ですか………酷いです。」

 

「そんな質問したのが悪いぞ」

 

その後は今後の進路を決めて帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいま〜、カズキ!」

 

「おかえり!カナン!」

 

カズキはカナンに抱きつく

 

「ふえぇ?カ、カズキ、嬉しいけど………いきなりすぎるよ」

 

「カナン大好き〜」

 

カズキはカナンの豊乳に甘える

 

「「この!変態が!」」

 

カズキはシーナのアッパーとアリスの投げ技により引き剥がされた

 

「ごめんにゃ〜、カズキはドキドキノコで性欲と愛が溢れて甘えるように一時的になっちゃったニャー」

 

とアカツキ

(番外編なのでアカツキの登場は当たり前!)

 

「カズキ様、私と一緒に寝ましょう?」

 

アリスはドキドキノコが本当か?を試した

 

「うん!一緒に寝よ!」

 

(なんかショタ?)

 

カズキはドキドキノコでややショタっ子になっていた

 

「今日は僕が一緒に寝るからダメにゃ」

 

性欲と愛が溢れているのでいつ襲うかわからないのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズキさん、昨日は楽しかったですわ〜」

 

「ん?昨日の記憶があまりないな」

 

「なんでもないわよ///」

「?そうか」

 

カズキ達は、何があるかわからない




次話から普通に19話の続きで行きます


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ユクモ村大宴会

雷竜です、投稿遅くてすみません、(ラブライブを書いてるだけだ!)


「ひどい目に遭った………」

 

カズキだ、カナンに風呂場につれていかれて………何があったか聞きたい?だめだ、タグを代えたくない

 

「では宴会を始めるのじゃ〜!」

 

小さな木箱(踏み台)に乗ったアイルー、この辺りの(一応)えらいと言われているアイルー、名を長老という。が祝杯をとり、皆は(一人を除く)酒を飲み始めた

 

「ほるぁ〜、カジュキしゃんもにょんでくだしゃいよ〜」

 

アリス、酔いすぎて呂律が少しも回っていない

 

「アリス、酔いすぎだ」

 

「よってましぇん!」

 

アリスは長老と飲み比べを始めた

 

………何勝手にどっかいってんだよ、まあいいけど「大変だなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜、カズキだ〜」

 

酔ってないように見えるがハイテンション過ぎるのでかなり飲んだな、カナン。ちょっとヤな予感………

 

「カズキはファーストキスはまだ?」

 

「………まあ、一応」

 

「んじゃあ私が初めての相手になってあげる」

 

カナンは手を伸ばしゆっくりと近づいてきた

 

 

 

カナンが近づいてくる………まてまてまて、マジでまずい

 

「カナン!駄目だぁ〜!マジで手を離せ!」

 

カズキはカナンの手を振りほどいた

 

「えー、せっかく……」

 

バァァァン!ドアがおもいっきり空いた……シーナ?

 

「破廉恥すぎる!カナンも酔ったフリをしているんじゃない!」

 

る?酔った『フリ』?

 

「流石シーナ、よく見抜いたわね」

 

「お前はそんな酔いやすい体質じゃないだろ」

 

………ココアの所に行こう

 

 

「ニャー、カズキさん飲んでますニャ?」

 

ココアに酒を勧められる

 

「じゃあ…少しだけ」

 

カズキとココアはかなり雑談(愚痴)を喋った

………後ろに張本人(カナン、長老)が、笑顔でいることも知らずに

 

「カズキ?私がなんだって?」

 

ついにカナンが動いた

 

「あっ、かっ、ぐるじい………」

 

カズキ、絶賛背後からの首閉め……本来腕をカズキの前に持って来るときは誘惑だが今回は……目がヤバい

 

「ココアよ?」

 

「その声は…長老さん?ニャ?」

 

ココアはマタタビにより意識を刈り取られ、どこかへ連れ去られた

 

……ヤバい、そろそろ意識と酸素が持たない

 

 

 

視界が暗転した………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュンチュン、朝の小鳥のさえずり。横にいるのは………カナンだ・・・カナン?

 

「またか〜!わざとだろ!」

 

「ふにゅ・・?あ、おはようカズキ」

 

ヤバい、「ふにゅ?」って可愛いすぎんだろ

 

「朝飯を作ってくる」

 

そんな服装で大丈夫か?(作者・カナン)

 

「大丈夫だ、問題ない」

(カズキ)

 

「……なんで半裸なの」

 

なぜだろうな?俺に聞くな、作者とカナンに聞け

 

朝までカット☆

 

「朝飯食べたし…どうするかな」

 

「じゃあ鉱石発掘所まで来てニャ」

 

ココアがてちてち歩いてきた

 

「ん、いいぞ」

 

「カズキさん。爆弾を用意してニャ」

 

ココアにメモをもらった………必要な物(ユクモ開拓メモ)

 

発掘トロッコ………

鉄鉱石×20

マカライト鉱石×5

小タル爆弾×5

大タル爆弾×2

 

 

 

猫式虫取器

ユクモの堅木×5

 

 

 

 

アイル〜クエスト

詳しくわギルドへ(雑)

 

とりあえず上の二つを作ってもらう間にギルドへ向かった(集会所のこと)




書くことないなぁ(笑)次回もお楽しみに


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じゃあな、ユクモ村

ユクモ村が壊滅するわけではありません(笑)


ここは、ユクモギルド。ここの良いところは温泉があること(混浴)

 

「すみません、オトモのクエストが………」

 

カズキは恐る恐る聞いてみる

 

「ありますよ、一応。ただ………」

 

そこに行くためにはアイルー用の特別な荷台が必要、それを作っているのは少しユクモ村から離れた場所。ポッケ村に行く必要がある

 

「じゃあ、ポッケ村に行きます」

 

「気をつけて」

 

 

 

 

カナン達に事情を説明………

 

「なるほどね、じゃあ行きましょうか」

 

決断速ぇぇ!流石カナン、決断力ぱねえっす

「あ、ココア?旅の準備よろしく」

 

なんかココアが温泉浸かってたし・・・?

 

「了解ニャ」

 

ココアはその場で穴を掘り、準備に向かった

 

ニャ?ナンカウシロカラゴウオンガ・・・ニヤァ!

 

ココアカ、ヨクモドッタ…ナゼオユガデテキテイルノジャア〜!

 

……………お二人様御愁傷様です

 

 

 

 

 

 

カズキ達は村の人や村長、長老やココアに別れを告げて出発した。

 

「ポッケ村………」

 

シーナは一人呟く、なにか因縁がありそうだ(もちろんフラグ)

 

 

「そういえばカズキは?」

 

カナンが問う

 

「カズキさんならライトボウガン片手に後ろにいきましたわ」

 

sideカズキ………

 

「ボウガンには興味があったしな」

 

カズキは後ろから食料を奪おうとしているジャギイをライトボウガンで撃ち殺していた

 

「………出てきたお前らが、悪いんだからなぁ〜!」

 

カズキ、発狂(笑)

 

「あれ?カズキじゃない?」

 

カナンがカズキの横に座る

 

「ライトボウガンの持ち方が悪いわ」

 

カナンが密着し、直接教えてきた

 

あっ、柔らかい二つの物が背中に当たる………大丈夫、俺は紳士だ。

 

「カズキはライトボウガンにも興味があったのね」

 

「・・・まあな、そんな感じ」

 

「ボウガンは頭に一番ダメージが入るわ」

 

世界常識、俺でもわかるわ(笑)

 

「というか飽きたしもう中に入るわ」

 

「そうね、そうしましょう。ポットココアを作ってあげるわ」

 

ありがとう、そう心で呟いた

 

 

 

 

 

 

「腹減った、飯食いたい」

 

カズキ、絶賛腹ペコだぜ

 

「待ってなさいよ!少しくらい」

 

なんていうカナンは料理作らないじゃないか!・・・って言うと窒息死させられるのでやめとく

 

 

 

 

そして料理だが………。アリスの料理は神様絶賛の美味しそうな料理がならんでいた

 

「特産キノコのシチュー、ドスファンゴのステーキ。トウガラシ入りのサシミウオのハンバーグ、その辺りに生えてた山菜のサラダです。………カナン様は料理が作れなかったりして(笑)」

 

ああ、せっかく俺の評価ポイントが上がった瞬間元に戻った。カナンに喧嘩売るとかバカだろ。あんな体術バ・・・あぐっ

 

「なんか私をからかったみたいね?カズキは最近肝が座ってきたみたいね。どう?私と一本組手を殺らないかしら」

 

殺らないかしら・・・って殺されるぅ〜!ダレカタスケテー

 

「がんばれ、自分で撒いた種は自分で刈り取れ」

 

シーナ、お前も裏切ったな

 

(笑)ニコッ

 

アリスよ、貴様もか

 

「逝くわよ?」

 

「お、落ち着けカナン!」

 

「先手必勝!」

 

カズキはカナンに腹パン→足掛け→倒れたところをキャラメルクラッチ→首絞め

 

「あっ!ぐうぎがぁ………」

 

「酸素が欲しいのかしらカ・ズ・キ?」

 

「………」無言で首をたてに降る

 

「ちゃんと喋って貰わないと………ね?」

 

あ、もうだめ。窒息しすぎて視界が暗転したわ。

 

 

 

 

 

サア、カズキトネヨウカシラ

 

ワタシモネマスワ

 

…ワタシモイレテクレ

 

………

 

………

 

イマユキヤマヲコエテイテサムインダ

 

ドオリデサムイワケネ

 

結局四人で仲良く(約一名強制)寝ましたとさ




2日位に一回投稿、頑張ってます。おかげで学校では授業中→睡眠Zzz


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ポッケ村の光と影、カナンとアリスの危機

超珍しく残酷なシーン入ります、(そこまでではない)


カズキだよ・・・朝起きたらアリスとカナンが添い寝してたよ。と言うかシーナいるのは驚いた

 

「ふわぁぁぁ」

 

とりあえずアクビがでた、そんなことはいい。問題は………

 

「……カズキぃ」

 

「あふぅ、暖かい」

 

寝言なのだろうが、俺に抱きついたまま離れない。

 

「ここ、何処だろ」

 

外を見ると雪山ではなく林がはえていた、だが村長は着くのに4日かかると言ってたからなぁ

 

 

 

 

 

四日後………

 

カズキ達は無事にポッケ村に着いた

 

「…シ……シーナ、シーナなのか!?」

「げっ、シリス」

 

この村の青年が話しかけてきた。カナンの知り合いかな?

 

「シーナ、この人は知り合いか?」

 

「違う」

 

………即答かよ

 

「違うよー、シーナとは付き合っていた。んだ」

 

過去形・・・どちらかがフッたのだろう

 

「えーっとシリスさん。今日は夜遅いので明日にしていただけませんか?」

 

「わかった、また明日」

 

 

 

 

 

 

 

 

カズキ達の部屋にて・・

 

「なあ、カナン。あの人と付き合っていたのか?」

 

「・・・ああ、そうだ」

 

「シーナはこの村が出身地なんだな」

 

「そうだ、そしてあの男と付き合っていた」

 

付き合っていたらしい、そしてシーナはポッケ村に住んでいた

 

「なら、なんで過去付き合っていた人が話しかけてきたの」

 

「わからない、あいつが私をまた好きになったのか?」

 

「貴女が好きになったではないのですか?」

 

「アリス!何を言う。そんなことはない」

 

全力否定するなよ

 

「今日は夜遅いし寝よう」

 

「そうだな、そうしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「眠れないな、外を散歩しよう」

 

 

 

 

「おや、カズキ君じゃないか」

 

「・・・シリス君か」

 

「ねぇ、僕はシーナの事が好きなんだ。だから君はシーナとここで別れてくれないか?」

 

彼はまだシーナが好きなんだ、だが別れられない。

 

「それはできないよ」

 

「なぜだい?」

 

「大切な、仲間だから」

 

「・・・そう、じゃ!またね!」

 

奴に注意しよう。彼奴はハンターナイフを懐に持っていた

 

 

 

 

 

帰り途中、シーナに遭遇した

 

「どうしたんだ、シーナ?」

 

「!・・・なんだカズキか、ならいい」

 

なんだとはなんだ、そんなことより

 

「なあシーナ、速くこの村から出よう」

 

カズキは考えた。わざわざここに来なくともユクモ村で作ればいいじゃないか、と

 

「・・・」

 

「シーナ!この村は危険だ!シリスがナイフを持っていた。多分だれか殺される」

 

ふと思う、アリスとカナン大丈夫かな?鍵・・・やばい!開けっぱなしだ

 

「シーナ!カナン達がシリスに殺されるかもしれない!早く」

 

「………わかった。早くいこう」

 

 

 

sideシリス

 

「ごめんね、君たちを殺すつもりはないんだ、でもあの三股野郎が少しでも苦しめば………それでいいんだ」

 

シリスの前には縄で縛られたアリスとカナンが涙目でもがいている

 

「もがいたって、誰も来ない。村の人は全員寝たよ。シーナと君達の彼氏は外出中。だから心置きなく君達を殺せる。じゃあね」

 

シリスはナイフをカナンに向け、降り下ろした。血しぶきが舞った………




次回も残酷な描写かな?


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殺らなきゃ殺られる!

タイトルはそこまで関係無いです(笑)


「ぐぁぁぁっ!」

 

シリスの振りかざしたナイフはカナンに向け、血が舞った。がその血はカナンの血ではなかった

 

「うっ、間に合ったみたいだね」

 

間一髪、カズキは自らの腕を犠牲としカナンを守った

 

「カズキ………ごめんなさい、私のせいで」

 

カナンは謝ることしかできなかった。守ってもらい、自らのせいでカズキの腕から血が出ているのだから

 

「気にすんなよ、傷は浅い」

 

………口では言うが実際結構深い

 

「姫を守りに来た王子様?ククク、面白い」

 

シリスは完全に別の人格と変わっていた

 

「なら王子様巻き添えで姫よ、シネエェェ!」

 

シリスはナイフを再び持ち替える、あのフォームは………

 

「マズイぞカズキ、あれは・・・シリスの本気だ」

 

「だろうね、フォームがあからさまに違う」

 

だが倒さなければいけない

 

「くたばれぇぇぇ!」

 

「なっ!速い!?」

 

そのスピード、カズキの二倍近い

 

「だが、負けるわけにはいかない!」

 

カズキは考える、技術では完全に負ける。どうすればいい?

 

「余所見してんじゃねぇ!」

 

シリスの突きがカズキの肩を貫く

 

「ぐっ、まだだ………」

 

ならどうする?太刀を使う?相手はナイフ、不平等だ。………動きを止めればいいのか!

 

カズキは近くのアイテムボックスから一つの投影物を取り出した

 

「くたばれぇぇぇ!貴様がいなければぁぁ!」

 

「死ぬのはお前だ」

 

冷酷な声がマイハウスの中で響いた、

 

「これを喰らえ!」

 

カズキはシリスの顔に閃光玉をぶつけた

 

瞬間、閃光がほとばしる

 

「目が、目がぁぁ!」

 

隙が出来た、殺るなら今しかない………!

 

シリスは煙玉を投げつけた、視界が悪くなる。

「皆落ち着け!視界が悪くなっただけだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

煙が治まると一つの手紙が置いてあった

 

この村の裏に来い、古い闘技場がある。俺はハンターだ、武器を使え。決闘は午後10時だ!

 

今は午前2時、まだまだ先である

 

ああ、疲れた。少し休もう。カズキは意識を手放した(寝ただけ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリスとカナンは手紙を読んだ。

 

「カズキの事だし、ついていったら怒られるわ」

 

「でも助けにいきたいのですわよね?」

 

「当たり前よ」

 

「それなら、後々闘技場に向かいましょう」

 

「そうね、シーナは今回縄で縛ってどこかに置いておきましょう」

 

アリスは(´・ω・`)?となる

 

「シリスは元彼よ、逆にこっちが攻撃されるかも」

 

「なら早速・・・あ、シーナさん。少しこの目隠しを着けてください。あ、ありがとーございます。」

 

結果、シーナは縄で縛って(目隠しをしたまま)襖にぶちこんだ

 

「むごご、むごごごむががっ?」(カナン、行きなり何する?)

 

「何て言ってるのかわかりませんわ」クスクス

 

「さあ、準備をしましょう。闘技場のね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideカズキ

 

午後8時

 

「奴はスピードタイプ、どの武器で行くか?」

 

候補………太刀、片手剣、双剣

 

 

 

………よし、全部持っていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後10時………約束の時間だ

 

「おっ、逃げずに来たな!」

 

太刀を持っている………かなり強そうな太刀だ

 

「シリス、この戦いはどういった勝負だ?」

 

「焦るな、まず勝利方法は相手の殺害、気絶、降参と言わせるまでだ。て言うかお前………どんだけ装備持ってきたんだよ。そりゃ何個まで、って言ってないけどよ」

 

カズキは腰横に太刀を備え、腰の後ろに片手剣を置き、背中に双剣を担いでいるのだ

 

「ハンターに複数の装備を持っていってはいけないという規則はない!」

 

………事実だ

 

「そうか、なら行くぞ!」

 

カズキの双剣とシリスの太刀がぶつかった………

 

それは、負ければシーナが奪われる。勝てばシーナを連れて帰る、というものだった

 




ああ、だれか。感想かリクエストを


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想いは儚き狩人のために

シリスと俺は剣を交える、戦いたくない人でも互いに必要としていたなら

・・・人は不器用だ、少しの食い違いで命の奪い合いを行うのだから。

その儚き戦いで命を落としたり、他人を傷つけ、また命の奪い合いが行われる。

 

「本当は、戦いたくないのにな」

 

「だが、君も僕もシーナを必要としていた。奪い合う。しょうがない事だ」

 

彼とは戦うしかない。そして勝つしかない。

 

カズキは片手剣を構える。防具は装備していない。相手も装備していない、それは互いに向かい合って、気持ちを共有しようとしていた。そんな『気持ち』だ。だが、今では無意味

 

「いくぞ、シリス!」

カズキは片手剣を振るう。目指すは敵のナイフ

 

「甘いよ。攻撃が単純すぎる」

 

あっさり弾かれた。ナイフで

 

「君は中途半端な人間だ。カズキ、恋愛だって三人いるのに選べない、だから彼女達は待っている。君を、武器も、君は一つに絞らない」

 

「うるさい!俺は武器を一つに絞っている。そこまで言うなら見せてやろう。俺の本気を、そしてこれだけは言っておく、恋愛は一人に絞らなくとも、良いじゃないか。儚き人間だもの」

 

「そうかよ、なら貴様の本気を見せよ、シーナが何故貴様を必要としているのか知りたい。剣を交えて会話がしたい」

 

カズキは一つの太刀を取り出す、ユクモ村の村長に鍵をもらい、誰にも言わずにひっそりと貰った黄金の剣

 

「勝利を約束されし剣、エクスカリバー!」

 

それはモンスターハンターの世界の三神器の一つだ

 

ユクモ村には太刀エクスカリバー

 

ドンドルマにはライトボウガン

 

???、何処かにランスが存在する

 

これが伝説の三神器である

 

 

 

 

「驚いた、お前が三神器の一人だとは」

 

シリスも驚きを隠せない

 

「行くぞ、シリス」

 

カズキはエクスカリバーをもち、大地を蹴った

 

「上等だ、シーナは………最初から俺のものなんだよ」

 

シリスに剣を交える2m前に、状況が変わった

 

「前が、見えない!」

 

シリスは煙玉をつかい、カズキの心臓をナイフで狙う

 

「卑怯だと思うなよ、戦術だ」

 

シリスはそう言うとカズキの心臓にナイフを向けて刺す………直前

 

パンパン!………ドン!

 

カズキの心臓を狙うシリスに銃弾がとんだ、シリスも、吹き飛んだ

 

「卑怯だと、思わないでね?戦術よ」

 

 

 

「………カナン!来ちゃダメだと!」

 

「貴方死ねところだったじゃない!しかも勝手にエクスカリバー持ち出して!」

 

エクスカリバーを知っているのはカズキとカナンのみだ

 

「こんな腐った村、出るわよ?」

 

「でも設計図………」

 

「シーナが盗んだわ」

 

………素晴らしい悪党だ。仲間で・・・大丈夫かな?

 

「なあ、シリス。俺とお前は互いにシーナを必要としていた。だがお前と違うものがある。それは仲間だ、仲間は信頼がないとダメなんだ。また機会があれば会おう、って気絶したのかな?」

 

 

 

 

 

「………シーナを頼んだ。あいつは甘えたいのに感情を出せないうえに心細い人間だ。シーナを幸せにしないと、許さないからな、この俺が」

 

シリスは良いやつだった。

 

「もし、君と戦わなくてすんだら。友達になれたかもしれない。僕は君とあえて良かった。シーナを幸せにして見せる。ありがとう、シリス」

 

カズキ達はポッケ村をでて、ユクモ村に帰還することにした

 

 

 

 

ありがとうシリス、君が僕に中途半端な人間だと教えてくれたから、強くなれた気がするよ

 

 

 

 

 

……………………

「旦那さん、僕は強くなれた気がするニャ。もうすぐ、戻りますニャ。大好きな、旦那さん!」




投稿遅れたかな?ごめんなさい、がんばります


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荷台のアイテムを取りに!

お久しぶりです。雷竜です。なんか終わりが見えません。



「のどかな場所はお茶がうまいなぁ・・・」

 

 

 

どもー、カズキです。実はですね、設計図(シーナが盗んできた)に必要な木材を取りに来ました

 

「お茶飲んだら早く行くわよ?」

 

「もう少し休ませてくれ、カナン。」

さあ、ユクモの堅木がほしい

 

ユクモの堅木は木材の上質な木材であるが上なかなか取れない貴重な木材だ。[※ユクモ周辺でしか取れない、ユクモ周辺でも滅多に取れない]それを使いユクモ農場からアイルークエストを使うための荷台を作るのだ(シーナが盗んできた、設計図にて)

 

「木材はいくつ必要なの?」

 

「全体で6つ必要だね」

・・・とりあえずその辺の木を伐採して………

 

「あ、取れた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ようやく6つ取れたよ」

 

「じゃー帰りましょ?」

カナンは疲れすぎて(足が)カズキにおぶってもらっている

 

「カナン、おも………痛っ!」

 

「重いと言おうとしたでしょ」

 

「事実を言おうとしただけだ」

事実だ………

 

「そうじゃなくて女の子に重いと言うのは失礼ね、説教がいるかしら?」

カナン、目がコワイ

 

「だ、ダイジョブでーす、キニシナイデクダサイネ?」

 

 

 

 

 

 

もはや何を喋っているのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ねえカズキ?」

ふいにカナンは話す

 

「どうした?」

 

「私は貴方と初めて会ったときは今とは違って貴方にかなり敬った行いをしたじゃない?」

(詳しくは本作一話を)

 

「………昔のカナンは素敵だった。」

あれ?カナンの目から水が………嘘だろ?

 

「今は魅力なんてないっ?」

 

本気………みたいだなぁ

 

「ヤンデレ?なカナンだって好きだよ。ただカナンは可愛いから甘えたりしてもいいかなって、でもアリスがきたしいまさら変えるんじゃなくてさ、二人きりの時だけ、な?」

「………わかった!カズキっ」

これほどの笑顔をカズキは初めて見た

 

「じゃあ早く帰ろうか、カナン、降りろ。」

いや本気で腰が疲れた

 

「しょうがないなぁ、わかったわよ」

そう言ってカナンはやっと降りてくれた

 

「さあ、帰りましょ?」

カナンはカズキの指を絡ませて走り出した

 

「ちょっ、速すぎるよ。走らないで………カナン〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユクモ村にて………

 

「あ、村長さん。」

「カズキ、貴方に緊急クエストです。相手は………イヤンガルルガです。行ってきなさい、」

 

「わかりました、がなぜイヤンガルルガが緊急クエストなんですか?」

 

「ドンドルマにて連絡が入りました。イヤンガルルガがユクモ村に向かった。とのことです。このままでは村が被害に合います、その前に………撃退で構いません。急いで向かいなさい」

 

「わかりました、メンバーは俺とカナン、シーナ、アリスでお願いします」

 

「わかりました。相手はG級です。気をつけて」

 

「そこは先にいってくださいよ………」

 

 




村長さん………G級は最初に言ってください・・ではでは


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VSイヤンガルルガ前編

お久しぶりです。投稿スピードを戻しつつあります。では、どうぞ!


カズキ達は深い森に来ていた。

 

「イヤンガルルガってこんな森林に生息してるんだ、意外」

 

おかしい、森にはブルファンゴがいるはず、なのに生き物の気配すらない

 

「カズキ、そこで止まれ。」

シーナが警戒しランスを持った

 

………するとクンチュウが転がってきた

 

「・・・」

もちろんかわすのは楽勝である。

 

「グァァァァ!」

 

へ?後ろを見ると

 

イヤンガルルガが

 

クンチュウを

 

飲んでいた

 

「行くぞ、今がチャンスだ!」

 

シーナがランスを構え突撃、ガルルガの足に命中しガルルガはバランスを失い転倒、その瞬間カナンが貫通弾を放つ

 

「グァァァァ!グァァァァァァァァ!」

 

イヤンガルルガがほんの少し、赤くなった

 

「もう怒ったのか、キレ症だな、こいつ」

 

カズキは無言でシーナにモンスターに(モンスターにキレ症とかねぇよ!)ってツッコミを入れとく

 

イヤンガルルガは雄叫びを挙げた

 

残念ながらこのチームには耳栓スキルを持つ人が存在しない。よって…

 

「ぐっ、うるせぇ」

 

カズキ達は踞る

 

「グァァァァ!」

 

イヤンガルルガが火球を放った。標準は………カナンだった

 

 

 

「私!?まあいいわ」

カナンは素早く冷却弾を放つ

 

火球と冷却弾は相殺、だがガルルガは他にももうひとつ火球を放っていた

 

キイーーンと金属音が響く

「くそぉ、盾があるだけ良かったか。」

 

シーナは盾で火球を守った

 

「アリス!今のうちにアリスは左、僕は右から奇襲をかけるよ!」

 

ガルルガに二人がかりで奇襲を仕掛ける、が

 

ビュン!

 

ガルルガはムーンサルト、尻尾を振り回した

 

「近づけないじゃないか………」

 

このままだと一方的に攻撃を受けてしまう………

 

どうする………どうすればいい、どうすれば攻撃が当たる?

う〜ん、困った

 

「バカ!何考えてんの!」

 

「ふぇ?」

 

カズキの前にはクチバシが迫っていた

 

パリィィィン!と何かが壊れる音がした、直後に凄まじい閃光が迸った

 

「あぁぁ、アカツキに貰った大切な護符が……」

 

「そんなことは後だ、逃げるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

カズキ達はベースキャンプに戻った。イヤンガルルガは相変わらずの場所で横になっていた、足には多少の傷があるがたいして効いてなかった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「作戦をたてよう」

 

言い出しはカズキ

 

「そうね、安全なところで話し合わないとこっちが怖いわ、誰かさんみたいに」

 

と言ってカズキを見るカナン

 

「いやあ、返す言葉もない」

 

「そうじゃなくて、カズキさん危なかったんですよ!?」

 

「アリス、カズキは相手が一番で自分が二の次なんだ、そんな性格だから優しく見守ってやれ」

 

シーナが教える

 

アリスは<バカみたい………自分が一番優先じゃないなんて>

見たいな顔をした

(´・ω・`)

 

 

 

「………固い鱗が邪魔で剣があまり効かないから切れ味の高いものか異常属性で確実に大タル爆弾Gを当てるしかない」

 

問題は爆弾だが………

 

「爆弾なら用意済みですよ?」

 

と言ってアリスは馬車の荷台から大タル爆弾×5大タル爆弾G×8を見せる

 

「ひとつ提案がある………」

 

シーナの提案した内容は

 

 

 

 

1、カナン、麻痺弾で痺れさせる

 

2、アリスが(全部の)爆弾の入った馬車で突撃

 

3、カズキとシーナでアリスの無事を願う

 

 

 

「完璧だな」

「「そうだね」」

 

「私特攻隊じゃないですか………て言うか最後意味ないですよ。」

 

「がんばれ」

 

カナンは操虫昆の跳躍で逃げてもらうことにした

 

「よし!作戦を決行だ」

 

「アリス、死なないように頑張れよ」

 

「………頑張ります」

 




アリス、特攻隊乙(笑)
では


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VSイヤンガルルガ中編

今回視点がカズキ→カナン→カズキとなります。だいたいわかると思いますが


「よし、作戦準備だ。ここから先にイヤンガルルガがいる。後麻痺弾じゃなくて睡眠弾にしよう」

 

カズキ達はイヤンガルルガのいるエリアの手前で会議を行っていた

 

「なんで今から睡眠弾にするの?」

 

麻痺弾をリロード済みのカナンは面倒くさそうだった

 

「それは麻痺弾だと攻撃がばれるから眠らせた方がばれない」

 

それを聞いたカナンは納得したようだ

 

「じゃあ皆位置についたら僕がサインを送るよ」

 

 

 

 

 

 

 

※ここからカナン視点となります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所についた………私はカズキにサインを送る

 

 

 

三秒後カズキが指を折り始めた………後五秒で作戦開始・・・イヤンガルルガには気づかれてない

 

4………無言で私は銃を構える

 

3………スコープを開き射撃体制

 

2………スコープを覗き敵を狙う

 

1………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0………放った睡眠弾は平行線を描き目標(ターゲット)へまっすぐ向かい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヤンガルルガの動きは止まった

 

 

 

 

 

 

カズキから第2のサインが送られてきた

 

 

 

 

安全な高台に上り援護射撃体制

 

 

 

 

 

 

 

 

すると奥からアリスが泣き目で馬車に乗り最高速度で突っ込んできた………泣いているのは馬車が壊れる悲しみか、はたまた自分の役割問題か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドコーーーン………

 

 

 

 

 

ユクモ村に聞こえるのでは?と言うくらいの爆撃音

 

 

 

(カズキとシーナは手を合わせて合掌していた………クエスト中なのにのんきだ事)

 

 

 

 

 

煙が晴れてきた………イヤンガルルガは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぜ効かない!?」

 

頭から地面に埋まったアリスを引っこ抜きながらカズキは疑問を訴える

 

 

 

グァァァァァァ!

 

イヤンガルルガはむしろ今の攻撃が仇となり怒り状態になった

 

 

 

「何で効かないんだよ………これが効かないなら勝ち目が無いじゃないか」

 

こんなとき、アカツキがいたら。カズキはふと思う

 

 

 

地面には先程落としていった守りの護符が木端微塵となり地面に落ちていた

 

 

 

「諦めたら、何もかもおしまいニャ!!!」

 

ふとアカツキの声が聞こえた気がする、下から

 

 

 

だが下を見てもあるのは木端微塵の守りの護符、アカツキに貰ったものだ

 

「助けて、アカツキ…」

 

 

 

 

 

「バカ、何を考えている!」

シーナがカズキに放たれた火炎球をガードしながら叫ぶ

 

「ごめん、ボケッとしてた。もう大丈夫」

 

カズキは大剣を構え攻撃体制に移った

 

イヤンガルルガが突撃してくる。

 

「カズキ、突撃してくるぞ!」

 

シーナは武器をしまい緊急回避

 

だが、カズキは逃げなかった

 

「逃げて!カズキ!!」

 

 

 

カズキは大剣を持ち構え、グッと腰を落とし、力を溜め始める。溜め斬りと言われる攻撃だ

 

「食らえっ!」

 

カズキの炎剣リオレウスが炎を纏い、剣が唸る

 

イヤンガルルガは火球をばらまきながら走ってくるので今さら誰も助けることは出来ない、更に距離があるのでカズキが溜め斬りをしている事などわからない

 

ギャァァァァ!

 

怒りで速い突撃をイヤンガルルガは行う

 

「ここだ!はあぁぁぁっ!」

 

カズキは大剣を降り下ろす。イヤンガルルガの頭を直撃させた

 

ぐぅぅぅぅ………

 

イヤンガルルガは音もなく倒れた

 

 

 

 

 

 

「殺ったか?」

 

「多分………」

 

 

 

カズキは剥ぎ取りをしようと近付く

 

カナンは見てしまった、イヤンガルルガの怪しく光る眼と口からチロチロと出てくる火に

 

「カズキ、離れて!」

 

だが間に合わなかった・

 

「えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズキの目の前にはイヤンガルルガの撃ち放ちそうな火球

 

 

 

 

 

後ろには慌てて手を差し伸べるカナン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………嘘だろ」

 

 

 

 

 

 

イヤンガルルガの火球が放たれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはカズキの目の前にまで迫っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがカズキの目の前で火球は真っ二つになった

 

 

 

 

 

 

 

自分より小さな生き物がジャンプして火球を斬ったのだ

 

 

 

 

「……君は誰なんだ?」

 




超☆フラグ建設!次回投稿は多分遅いです。中学生の大嫌いなアレ(中間テスト)が原因です。


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VSイヤンガルルガ後編

作者は中間テストの勉強を捨てます(笑)


前回のあらすじ………

「カズキ、離れて!」

 

だが間に合わなかった・

 

「えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カズキの目の前にはイヤンガルルガの撃ち放ちそうな火球

 

 

 

 

 

後ろには慌てて手を差し伸べるカナン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………嘘だろ」

 

 

 

 

 

 

イヤンガルルガの火球が放たれる

 

 

 

 

 

 

 

 

それはカズキの目の前にまで迫っていた。………だがカズキの目の前で火球は真っ二つになった

 

 

 

 

 

 

 

自分より小さな生き物がジャンプして火球を斬ったのだ

 

 

 

 

「……君は誰なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火球の煙が収まり、煙から小さな影が現れる

 

 

 

「………久しぶりだね、アカツキ!」

 

「久しぶりだニャ、旦那さん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他の皆も『アカツキ!』

 

なんて言うからアカツキは恥ずかしくなってしまう

 

 

 

 

「そんなことよりイヤンガルルガを倒さなくてはいけないぞ?」

 

 

 

皆も武器を構え直す

 

「さあ、行くよ!?」

 

『もちろん!(ニャ!)』

 

先程のアリスの自爆により鱗や甲羅がボロボロになったり無くなっていたりしている

 

「さあアカツキ!修行の成果を見せてもらうよ!」

 

「任せるニャ!」

 

 

 

アカツキは槍を構えてイヤンガルルガに突撃する

「我が一撃、受けてみるニャ!」

 

 

 

(アカツキは、強くなったな。このチームなら………いつか奴を)

 

 

 

カズキは大剣を振りかぶる、だが横からのサマーソルトに阻まれる

 

ドン、パン!パン!

 

カナンの銃弾が尻尾に当たった………すると驚いたことに銃弾から刀?が飛び散った

 

ギャァァァァ!

 

イヤンガルルガルルガの尻尾の小さな小さな隙間に鋭利な刀が刺さり……

 

「はぁぁぁぁ!」

 

カナンのランスが尻尾を貫き、尻尾を切断した

 

「これで………終わりですわ!」

 

アリスが勝ち誇ったように操虫棍の刀でイヤンガルルガの頭を貫く

 

このときアリスを除く皆は

(………頭を貫くまでしなくても……)

 

「どうしたんですか?皆さん。早くイヤンガルルガを剥ぎ取って帰りましょう?」

 

「うん、そうだね。うん。」

 

カズキもさっさと帰ることにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道………

 

「まったく、心配させやがって!」

 

カズキはアカツキを抱き締める

 

「勝手に出ていって、ごめんなさいニャ」

 

「許さぬ」

ひどっ!

 

とカナンは思う

 

「カナン〜、助けてニャ〜」

 

「………ねぇアリス、今日の夜ご飯は何?」

 

 

 

「無視されたニャ?」

 

「そうみたいだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ、アカツキが帰ってきてくれたからお祝いよ!」

 

ユクモ村の集会所を貸し切った(カナンが貸し切ったとも言える)

 

「あれ?カズキは」

 

「アカツキさんと風呂ですわ」

 

 

アリスとカナンが微笑んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「アカツキ、あの槍は何処で手に入れたの?」

 

「あれはココアっていうアイルーにもらったニャ〜」

 

えっ、ココア?

 

「その村にジンオウガ来た?」

 

「来たから追い払おうとしたらグラビモスが来て二匹でどっか行ったニャ」

 

「………で、自分の手柄にしたと」

 

「ニャハハー………」

 

 

 

ココアや長老が農場にいて驚いたうえそもそも農場があって二倍驚くのはそのあとだった

 

 

 

ガラガラ

 

戸が開いた音がした、他の人は貸しきりだからこない………

 

この思考、0、2秒

 

「アカツキ、あと任せた」

 

カズキは湯船に隠れた

 

「ふぅ、カズキは?」

 

カズキの予想的中、カナンとアリスが入ってきた

 

「もう出たニャ、今頃家に戻っているニャ」

 

「ドリンク屋は知らない?」

 

始めの方で助けたアイルー、ドリンク販売屋だ

 

「知らないニャ〜、後その格好はよくないニャ」

 

ドリンク屋はカナンの服装?を指摘する

 

「あら?温泉で全裸は当たり前よ?」

 

「そうですか……ニャ」

 

アリスとカナンは帰っていった

 

 

 

「ぷはぁ!ありがとうアカツキ」

 

「どういたしましてニャ、ご主人様はもう決めたニャ?」

 

「決めたけど………内緒だよ!」

 

 




いやぁ、長かった。イヤンガルルガ
また次回!


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アマツマガツチ、アリスの故郷

「良い湯だニャー」

 

アカツキとカズキはユクモ村の温泉に浸かっていた

 

「ふぅ、散々な目に遇った」

 

カナンとアリスの襲撃はめんどくさい。アカツキがいなかったらどうなっていたことか

 

アカツキは体を洗いにいったが自分はまだ浸かるつもりだ

 

絶え間無く涌き出る温泉、静かな波と雨漏りのように上から落ちてくる水

 

ん?雨漏り!?

 

ユクモ村の入浴場は外壁が無く完全ユクモの木で出来た吹き抜けだ

 

「アカツキ、雨が降ってるよ」

 

「フニャー、ほんとだニャぁ」

 

「まあマイハウスが集会場と行ったり来たり出来るから傘を必要としないんだよね」

 

ユクモ村で雨が降るのは珍しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まるで………これから起こる災害のように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰るとたくさんの仲間がいた、およそ50……

 

 

 

「なんでユクモ農場のアイルーがこんなにいるんだよ!長老!」

 

「いやぁ、アイルーは雨に濡れたら髭がな、手入れ大変なんじゃ。わかってくれ」

 

「解せぬ」

 

 

 

 

「………なあココアよ」

 

「どうしましたかニャ?」

「さっき見つけた古文書、見せてみるか。雨だし」

 

「良いんじゃないんですかニャ?ありえニャいですし」

 

 

 

カズキは長老に一つの古文書を貰った

 

「これは、アマツ・マガツチ?」

 

「アマツマガツチ!?そう言いましたか?」

 

アリスが声を挙げる

 

 

 

「ごめんなさい。いきなり声をあげて」

 

「どうしたアリス、具合が優れなさそうな顔をして」

 

 

 

 

 

「長話ですが、聞いてください。私の村の言い伝えですが」

 

「………山の外れにアミナ村と言う村がありました。実に450年前です、その村はある古竜、アマツマガツチを祭っていました。そのアマツマガツチは村人が『作った』神なのです。その神は豊作を訪れさせる神と言われていました。だが現実は違ったのです、アマツマガツチはそのアミナ村を襲撃しました。超大型タイフーンにより村人は飲み込まれ、家は壊滅。その村はその後復旧を果たしたましたがアマツマガツチは疫病神として恐れられました。それがアマツマガツチです。アマツマガツチは疫病神ではないんですけどね」

 

『……………』

 

話が深すぎて皆黙ってしまう。それもそうだ、アリスの発言は古竜なのだから

 

「すみません、こんな悲しい話をして。まあ、別の話でもしましょうか………」

 

「待つんだ、アリス。なんでその話を知っているんだ?」

 

 

 

「それは、私の村が過去にアマツ・マガツチに襲われたからです。」

 

古竜の起こす災害を人は『天災』という。アマツ・マガツチは他の古竜よりは衰える強さだがそれでも古竜。ジンオウガやイヤンガルルガとは強さが桁違いだ

 

「まあ、アマツ・マガツチと戦う訳じゃないんだからそんな事言わなくてもなぁ」

シーナは対して慌てる様子がない

 

「まあそうだね、そもそもアマツ・マガツチは山に生息するからユクモ村は圏外だし、て言うかアリスの村もわかったし」

 

「アミナ村、ですか?」

 

「うん。」




次回はアリスの村に訪れるかも?も


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到着!アミナ村

今日の夜

 

アリス「あの………もし良かったらアミナ村に行きませんか?いい場所ですよ」

 

アリスから………

 

「私もそろそろ故郷に顔向けしなければいけないので」

 

アミナ村への勧誘が

 

「一緒に行きましょう?」

 

やってきた………

 

 

 

「なに二人だけで行こうとしているのよ!」

 

ないす、カナン

 

「そうだ、ユクモ村の村長にも言わないと」

 

そう、ユクモ村のハンターは無断で他の村に行っては行けないという法則がある。

 

「なら明日聞けば良い話です」

 

アリスは余程行きたいようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

「村長、私達でアミナ村へ行っても良いですか?」

 

 普通だめだろ、だってハンターがナルガクルガ討伐で怪我してるし

 

「ハンターの代理はいますから平気ですよ、でもそこまで長居はしないでくださいね。

 

………後ついでにユクモ村とアミナ村の友好度をあげといてください」

 

 一応OKらしい

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「もう出発か」

 

許可をもらって翌日には出発するのは早すぎる気がする、まあ荷物は出来てるが

 

○○○○○○○○○○○

出発メンバー

 

カズキ、アリス、カナン、シーナ、アカツキ

 

である(四名と一匹)

 

 

 

 

「なんか馬車に慣れてきたよ、最近移動多いし」

 

「あれ?アカツキはどこかしら?」

 

アカツキは………

 

(ううっ、気持ち悪いにゃ。これだから自分で歩かないのは嫌いなんだニャ)

 

馬車の荷物おきの影に身を潜ませていた

 

 

 

「アリスの村はどこら辺なんだ?」

 

「ユクモ村から4日ですよ?」

 

長い、長すぎる!すぐにやめてもらわなくては!今すぐユクモ村に帰るんだぁー!

 

「あ、今さら帰ろうなんて言わないでくださいね?」ニコッ

 

アリスの笑みが少し黒く感じた。逆らってはいけない笑みだ

 

「………わかりました」

 

 

 

 

 

 

4日間スキップ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっとついたのか………アミナ村」

 

「標高がかなり高いわね………」

 

「アカツキー、大丈夫か?」

 

「うぷっ、気持ち悪いにゃぁぁぁ。おえぇぇぇ」

 

アカツキは馬車から降りるなり速攻吐いた、うわっアイルーの吐いたやつ汚い……………

「ひどいニャぁ、おえぇぇぇ」

 

アミナ村はのどかなところだ、近くになにもないポツンとした村。このアミナ村は標高が高く、農場が盛んだ。特に薬草。後漢方薬なども作られている。成る程、だから村長はここと交友関係を結びたかったのか

 

歩けば歩くほど木々が増える。この村は自然が多く、アマツマガツチの襲撃が嘘のように感じる

 

土地は農場やここにハンターはいるのか?武具加工屋がある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくアミナ村を歩いていると女の人にあった

 

「あ、カズキ様、彼女が村長ですわ」

 

アリスがその村長の元へ駆け出す

 

「………アリス?アリスなのですか!」

 

「はい!キリヤ姉さま!」

 

………姉さま?

 

「アリス、でも村の中では村長と呼びなさいと……あら?アリス。後ろの方は」

 

「私の仲間で左からカズキ様、カナン様、シーナ様です。あとアイルーのアカツキ」

 

「あとは余計だニャ!」

 

「まあ、ゆっくりくつろいでくださいな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「この村は敬語を使う人が多いわね」

 

「………うん」

 




アマツマガツチ戦が近々あるかも………ちなみにあった場合は四話か超長い一話があります。では!


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アミナ村を満喫するカズキ

皆様にいい忘れたことがあります。まず番外編でアリスの父は大長老。ですがなぜ故郷に姉がいるかというと

 

母→死んだ

父(大長老)は仕事関係で離ればなれ

姉、妹→しょうがないから実家に帰った

 

です。皆様すいません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アミナ村の食事場にカズキとカナンは来ていた

 

料理は山菜や見知らぬ魚がメインだ

 

「カズキ〜お肉が食べたいよぉ!」

 

ちなみにいまカズキとカナンは二人きりなので

(荷台のアイテムを取りに!)

の約束事がありただいまラブラブしてます。

 

「肉なんか無いぞ?」

 

「なら貴方についてるそのソーセージを食べさせて?」

 

 

 

「………」

 

カズキは無言でカナンに空手チョップをした。

 

「痛ったーい、なにするのよ!」

 

「食事中だ」

 

「なら食事中以外なら良いのね♪」

 

「お前と言う奴は……」

 

 

 

「見つけましたぁ!カズキ様!」

 

何を見つけたのか?目がキラッキラだ

 

「アマツマガツチの古文書の解読に成功しました!」

 

内容は大まかに言うと

 

アマツマガツチの天災は一回発生しても300年後にまた現れるらしい

 

「そして明後日がちょうど300年後なのですよ!」

「………アリス、カナン、この村を守ろう。」

 

「当たり前よ!」

 

「当然ですわ」

 

アリスは用がすむと出ていってしまった

 

 

 

 

 

 

「すみませ〜ん、牛乳一杯ください」

 

「はーい、ただいまお持ちしまーす」

 

 

「カズキ〜今日は一緒に寝ない?」

 

「やだ、俺のパーティーは女三人男一人なんだからダメだ」

 

「ふーん。まあ機会があればYo☆ba☆iしちゃうんだから」

 

カズキの背中に寒気が走る

 

「冗談半分よ、でも貴方の事は大好き♪」

 

「うん、下の部分だけ素直に受け取っておこう」

 

カズキとカナンは食事中を離れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス、村長(キリヤ)

 

「キリヤ姉さん、カズキ達はこれから現れる(かも)神に抵抗する事になりました。私も神に抵抗します。なので………神が来る前にアミナ禁地の改良をしてください。」

 

 

 

キリヤは少し考える

 

「………わかりました。良いでしょう。ただ条件として必ず神に勝ちなさい。アミナ村の為に」

「わかりました」

 

 これからの戦いは今までとは各が違う、気を抜いたら殺されるレベルだ

 

「アリス、これを持っていきなさい」

 

それは、操虫棍ではなく一つの………片手剣だった

 

「操虫棍よりはいいと思います。後は頑張りなさい」

 

 

(片手剣、使ったことないのに………まあ大丈夫。かな?)

 

「後、カズキ君を大切にね」

 

「わかりました。後………いえ、なんでもありません。これはカズキから聞いてください」

 

「報告を期待してますよ。」

 




次回が長いと思います。次の更新はかなり遅れます


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アマツマガツチ撃退準備!

投稿大幅に遅れてすみません。さらにまだアマツマガツチと戦わないという事実………すみません。


「そういえばさぁ、別に古文書どうりにアマツマガツチが再来するわけないじゃん。」

 

なんて一時期思ってた。でも、違った。

 

「逃げろ〜!」

 

「キャー!誰か、誰か家の子を………」

 

「おじいさん、速く!」

 

 

 

アマツマガツチは、俺達が着く前に。天災を起こしていた。

 

それは15分前………

 

 

 

 

「ドンドルマからアマツマガツチの報告がありました。そこで皆さんに警護をしてもらいます。

北はカズキ

東はアリス

南はカナン

西はシーナ。お願いします。各方角に高台が設置してあります。そこで警護をとってください」

 

 

 

10分前………………

 

「どうせアマツマガツチがこの村に必ず来る訳じゃない。アマツマガツチが観測されたと言うだけの発表なんだ。」

 

なんて言ってるが本当は足の震えが止まらない

 

 

 

「旦那さん大丈夫かにゃ?足が産まれたばかりのヤギみたいになってるニャ(笑)」

 

「そんなことねえし〜」

 

この時、他の皆も足が震えるくらいの恐怖と戦っていた。ちなみに皆と話せるように無線を持っている。

 

「皆、アマツマガツチは見つかったか?」

 

「見つからないわ」

 

「こっちもだ」

「私もですわ」

 

皆が手がかりなしだ

 

 

 

 

 

突如、黒い雨雲が発生した、カズキ達の方ではない。村に、だけだ。

 

「まさか………皆!村に走って引き返せ!」

 

緊急事態だ。アマツマガツチはアミナ村に直下型で落ちてきた。

 

「はぁ、はぁっ!」

 

「旦那さん!?どうしたんだニャ?」

 

「まずい………このままでは、アミナ村が300年前と同じ哀しみに・・・」

 

 

 

 

 

カズキ達はひたすらに走り続けた。村に着くまで

 

 

 

カズキ達が走ってアミナ村に着いたのは10分後だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いたな、アマツマガツチ………!」

 

カズキの前にはアマツマガツチがいた。

 

「オマエラが………アミナ村ノ、ハンターか?」

 

「へぇ、古竜は会話ができるのか」

 

「ああ、多少はな」

 

あるぇ?いきなりアクセント良くなった。まあいいか

 

「何故この村を襲うんだ?」

 

「……………」

 

理由は答えられない、らしい。

 

 

 

「まあいい、聞きたいことはたくさんあるよ。だから………実力行使だ」

 

 

「なら御主らが言う‘禁足地’で待っている。」

 

そう言うと何処かへ行ってしまった

 

 

 

「まったく………言うだけいって自分からどっか行っちゃうなんて。」

 

 

 

カズキ一同はアイテムを整える。

 

「今回は古竜が相手だ。アイテムは存分に使ってくれ。」

 

禁足地はバリスタや撃龍槍が配置されており地形は高いところと平地の二場所ある。

 

「撃龍槍はチャンスがあれば、バリスタは各自持ってね。」

 

『了解(ニャ)』

 

そういえばアイルーもバリスタ打てた気がする。オトモ取扱書とか無いかな………あるわけないか

 

「じゃあ、禁足地へ!」

 

カズキ達は気球に乗り込んだ



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アマツマガツチ撃退part1

長かった、どうぞ!


アリスとカナンは古竜戦の前なのに日常会話を行っていた。アマツマガツチも舐められたものである。

 

「最近ココット村で新しいサイダーアイスクリームっていうスイーツが開発されたらしいですわ」

 

「美味しそうね、行きましょう!カズキは?」

 

「………」

 

 カズキは今、数少ないアマツマガツチの攻撃方が載っている古文書に集中していた

 

 

 

「ねーぇーカズキぃ!」

 

「何で古竜戦の前なのに日常会話が出来るんだよ。俺は奴に勝つために古文書を読んでいるのに!!」

 

「本音は?」

 

「んなもんギルドにアマツマガツチの撃退を証明しG級許可証を得るためだろ!」

 

するとカナンとアリスの口が笑った

 

『ふーん、そんな本音なんだぁ(笑)』

 

「なっ!違うぞ。シーナを見ろ、アイツは戦う前の精神統一を………あれっ?」

 

「………Zzz」

 

疲れて寝ていただけだ

 

「あれの何処が精神統一なのかしらぁ?」

 

「なんでこのteamはこんなにも異常な奴しか集まらないんだぁ!」

 

するとアカツキが俺の服を引っ張る。

 

「旦那さん、ついたにゃ。」

 

禁足地………古竜の撃退ポイント、まあただ単に古竜のいないときに古竜の巣を撃退場に加工しただけだ。

 

「ギルドの支給品は………あった。」

 

バリスタ、撃龍槍専用ツルハシ、バリスタ単発拘束弾、そして一般的携帯研石や応急薬グレートだ

 

古竜戦ということでギルドも応急薬ではなく応急薬グレートを支給してくれたらしい。

 

 

 

「みんな支給品は持ったね?行くよ!」

 

『おーっ!』

 

「後アカツキは単独行動で頼む。」

 

「なんでニャ?」

 

「皆で連携もいいけど一人が後ろから全体の状況を把握すれば攻撃が楽になる。後生命の粉塵を渡すから危ないときは使ってね。頑張れよ、アカツキ。」

 

「了解ニャ!」

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「やっと来たか、待ちわびたぞ」

 

「そりゃサーセン。」

 

「全力で、かかってこい。」

 

「もとから………そのつもりだ!」

 

ランスのシーナを前方とし中間をカズキ、アリス。そしてボウガンのカナンが後方だ

 

「やぁっ!」

シーナはランスを構え突撃、しかしアマツマガツチは空中に浮き回避した

「空中でもボウガンは当たるのよ!」

カナンのボウガンが火を噴く、水属性のアマツマガツチに対しカナンは雷撃弾………ギルド開発品だ。銃弾に雷属性が付いているのだ

 

「ぐっ!」

 

雷撃弾はアマツマガツチの翼に当たった、アマツマガツチはゆっくりと降下する

 

「お主らはふざけたチームだと思ったが案外戦闘ではしっかりしておるではないか。見直したぞ」

 

「なんでふざけたチームっていう扱いなんだよ………」

 

それは禁足地に来る時の話をアマツマガツチが聞いていただけだ。

 

「いくぞ、はっ!」

 

アマツマガツチは竜巻を四つ展開した、竜巻はアマツマガツチを中心に四方向に放たれる。

 

「起動さえ読めば楽勝じゃねえか(笑)」

 

竜巻を回避したカズキ、だが竜巻は砂を巻き込んでおりその後ろにアマツマガツチがいたことには気がつかなかった。

「うわっ!」

 

だからカズキの目の前にアマツマガツチがいるのだ。

 

「こんな簡単な攻撃に引っ掛かるとは………バカめ。」

 

アマツマガツチは水の塊を放つ、至近距離なので回避はできない

 

「………ぐはぁっ!」

 

よって直撃した。

 

「カズキ!」

 

カナンは回復弾level2をカズキの背中に当てる

 

「大丈夫か!」

 

シーナも生命の粉塵を使いカズキを回復させる

 

「だっ………大丈夫。ありがとう。」

 

「旦那さん、バリスタを使いますニャ!」

 

ドスっ!という効果音と共にアマツマガツチの背中に直撃した。

アマツマガツチはかなり怯んでいる。ボウガンよりバリスタの方が強いのでは?と思うくらいだ

 

「猫の分際で………いい気になるなよ!」

 

風の砲撃がアカツキに直撃、もちろんアカツキは

 

「フニャー、もうだめですニャ。一時撤退ニャぁー!」

 

「アカツキ………アカツキー!」

 

「ただ休むだけニャ」

 

うん、知ってる。

 

 

 

「カズキ!アクアブレスだ!!!」

 

アクアブレス………効果はアマツマガツチが怒り状態になった時のみ発動される攻撃方だ。ステージの上空に飛び立ちステージ全体に直線的な水でできたビームのような物がハンターを襲うのだ。

威力はステージの地面を抉る程度だ。

 

「後ろから来たわよ!」

 

堪らず横にひとっ飛び

 

「横からも来ましたわ!カズキ様狙われてますっ!」

 

………またか、わざとだろ

 

堪らず前にひとっ飛び

 

「カズキ!また前からだ!横に逃げろ。」

 

もうやだ、スタミナ残ってない。

 

ギリギリだったがなんとか回避に成功した。

 

………堪らず横にひとっ飛び

 

 

 

するとアマツマガツチが降りてきた、アクアブレスは疲れるのだろう。

 

「御主………まだ生きておったか・・・!」

「かなり危なかったぜ」

 

 

 

でもたしか古文書にはアクアブレス以外にももう一つ最大攻撃力をもつやつがあったはず………

 

「お得意の技はまだ隠すつもりか?」

 

「何処でその情報を手に入れたか知らんが使ったらお主ら全員死ぬぞ?」

 

怒り状態でもアマツマガツチは本気ではないらしい

 

「そうか………アリス、カナン、アカツキ!」

 

アカツキが単発拘束弾を放つ

 

「ぬぅ………猪口際な!」

 

「全員突撃!」

 

アマツマガツチの拘束時間は約15秒、そこでダメージを与える必要がある

 

「んっ!とりゃーぁ!」

 

片手剣初心者?のアリスはなんかフォームがなってないが武器が強いらしくアマツマガツチの鱗や甲羅を簡単に斬っていく

 

「はっ、やっ、とう!」

 

ランスのシーナはアマツマガツチの鱗や甲羅が無いところを突き刺す

 

「………」

 

カナンはボウガンで仲間に当てる危険性があるので待機

 

「はっ、とりゃぁ!!」

 

カズキの大剣、溜め斬りだ。

 

アマツマガツチの鱗や甲羅を吹き飛ばし身体を斬り裂いた。

 

アカツキどこいった?

 

そこで拘束が終わった

 

「お主ら許さん!喰らえ、タイフーン!」

 

カズキ達の目の前に巨大なタイフーンが表れた



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アマツマガツチ撃退part2

「なんだこの竜巻………アマツマガツチを中心に、って強い!(風が)」

 

竜巻、アマツマガツチの強攻撃でタイフーンと呼ばれる。ハンターは竜巻に吸い込まれたら最後、中心にいるアマツマガツチに締め付けられて力尽きるのだ。

 

「反対側に走れ!」

 

多少吸い込まれる時間を伸ばせる。がそれはただの悪あがきだ。

 

「悪あがきを………ふん!」

 

タイフーンの威力がさらに強くなる。

 

「カズキ!助けて……」

 

カナンが一番軽いのだろう。今にも吹き飛ばされそうだ。

 

「カナン!」

 

カズキはカナンとタイフーンの間に立つようにしてカナンが吹き飛ばされるのを防いだ。

「背中を向けるとは………バカめ。」

 

アマツマガツチは水の塊をカズキに放った。

 

「カズキ、後ろ!攻撃が来るわ!!」

 

キィィーン!と金属音。

 

「はあ、はあっ………間に合ったか。」

 

『シーナ!』

 

シーナが盾で防いでくれたのだ。

 

「だがどうするんだカズキ?タイフーンはどうにもならんぞ。」

 

「大丈夫だ、もうすぐ収まる。」

そう言うとアカツキが高台からバリスタを放とうとしているのが見えた。

 

「行くニャ、バリスタ!ニャ〜!!!」

アカツキの放ったバリスタはタイフーンの影響によりスピードが増し威力も倍増だ。

たった一発のバリスタがアマツマガツチの翼を抉った、痛みに耐えきれないアマツマガツチはタイフーンをやむを得ず停止した。

 

アマツマガツチの翼は敗れ、かなりのダメージを受けた。一方のカズキ達はゆっくりのペースで応急薬グレードや生命の粉塵を使うことで無理のないダメージに押さえていた。

 

 

 

 

 

突如、アマツマガツチが黒くなった。最終形態だ。

 

 

 

「貴様ら………コロシテヤル、コロス!!」

 

アマツマガツチは先程と同じように4つの竜巻を放つ、だが先程とは違い4つの竜巻はホーミング性能がありカズキだけを追い詰めていく。

「皆は今のうちに攻撃!アカツキは大砲準備!」

 

皆はカズキの言葉に頷くと各自行動を開始した

 

前方から二つの竜巻、後方から一つ

 

「………もしかしたらだけどな。」

 

カズキは竜巻を引き付けてギリギリで地面を蹴り横に跳んだ。ハンターでは『緊急回避』と呼ばれる。

 

竜巻はぶつかりあい、二つの竜巻は互いに消しあった。

 

「これなら、いける!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私も行きます!」

 

本日限りの片手剣、アリスだ。

 

「はあっ、たあっ!」

 

剣を振り上げ、降り下ろす。切れ味の良い片手剣はアマツマガツチの肉を裂いていく。甲羅を壊し、アカツキが拾っていく………

 

「アカツキ何やってんだよ!」

 

「ごめんなさいニャ〜」

 

アカツキはバリスタに戻っていった。

 

「シーナ!私たちも行くわよ」

 

「わかっている、彼らだけに任せるわけにはいかないからな」

 

カナンはヘビイボウガンの最大火力、しゃがみ撃ち。

シーナはカナンを盾で守りつつも勝機を考えていた。

 

「カナン、カズキは撃龍槍をいつ使うと思う?」

 

「わからないわ、でも一回使うと二回目が長すぎるから考えているんだと思う。」

 

そう言うとカナンはヘビイボウガンの限界、20発を乱射し始めた

 

「ぐっ………貴様か、ボウガン使い!」

 

「今さら気がついても遅いのよ、あ。弾切れた」

 

「ふっ、生憎だったな。吹き飛べ!」

 

アマツマガツチは最終形態で固くなった身体でカナンを吹き飛ばさんばかりに突撃した。

 

「吹き飛ぶのは貴方よ。吹き飛びなさい!滅龍弾!!!」

 

カナンは滅龍弾をリロード、さらに発砲しアマツマガツチの脳天めがけて放った。

 

「ぬうっ、くそっ!」

 

アマツマガツチは速攻回避、バランスを崩し無様にも高台に激突した。

 

高台は、撃龍槍の発射ポイント。

 

高台の上でカズキは笑った。

 

「僕たちの勝ちだ、負けを認めろ、アマツマガツチ!」

 

カズキはピッケルを降り下ろした。衝撃で火薬が爆発し撃龍槍が飛び出た

 

「勝ったと思うなよ………アミナ村のハンター!!!」

 

 

 

「俺はアミナ村のハンターではない………ユクモのハンターだ!」

 

撃龍槍がアマツマガツチの胸を貫いた




カズキ「これで終わり………エンディング?なのかな」

アカツキ「こんな終わり方おかしいニャ、エンディングが微妙過ぎるニャ。」


また次回!


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まだ終わらない!?アマツマガツチの恐怖!!

こんにちは、雷竜です。モンハンXを買いました。リアルですね、画が。
では、どうぞ!


アマツマガツチは撃龍槍により息耐えた、カズキ達はそう確信した

 

「さて、アミナ村に帰ろう。」

 

カズキ達はもうへとへとだ

 

倒れかかるように気球に乗り込む

 

「旦那さん、みんなお疲れ様ニャ。」

 

気球を運転できるのはこの中でアカツキのみだ

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「皆様、お疲れ様でした。」

 

アミナ村 村長キリヤさんだ。

 

「ただいま帰りました………」

 

「へとへとですね。」

 

アマツマガツチ狩猟から5時間30分、カズキ達はアミナ村に帰還した。

 

「速くマイハウスで休みなさい。」

 

「了解です………」

 

よほどの疲れなのだろう

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

マイハウス内………

 

「カズキはマイハウスについた瞬間ベッドに入ったのね」

 

カナンが遅れてマイハウスに入ってきた

 

「ああ、私とアリスは眠れないんだがな」

 

「カズキ完全に寝てるのね」

 

頬っぺたをつつく

 

「Zzz………むにゃ」

 

(うん、可愛い………)

 

「カナン、その思考はやめてくれ」

 

なんてふざけていると………

 

 

ドコォォォン!

 

「なっ、何事ですか!」

 

アリス、カナン、シーナは武器を持ち再出撃

 

家から出ると目の前の家が真っ二つだった

 

「嘘っ………なんで」

 

「アマツマガツチが禁足地から現れました。」

 

キリヤ姉さんがいた。

 

「でも倒したはず……」

 

「天空の宝玉はお持ちですか?」

 

「………何故ですか?」

 

天空の宝玉、どこかで聞いた。そうだ!アマツマガツチの、人間でいう心臓を示すところだ。

 

「まさか………」

 

「天空の宝玉がないとすぐ復活してしまうのです。」

 

アマツマガツチは水ブレスを放つ標的(ターゲット)は………キリヤ姉さんだ。

 

「逃げて!」

 

しかしキリヤ姉さんは動かなかった、動けなかったのではない、動かなかったのだ。

 

「カナン様、大丈夫ですわ。」

 

「えっ?」

 

キリヤ姉さんは片手剣………アリスの使っていた剣と変わらなかった。

 

そして水ブレスを………

 

 

 

 

 

 

 

キリヤ姉さんは腕を振りかざし………

 

 

 

 

 

 

 

目の前にきた水ブレスを

 

 

 

当たればカナン達も巻き添えを喰らう所で………

腕を一直線に振りかざし

水ブレスを一刀両断したのだ

 

「「お〜………」」

 

(私だってボウガンで水ブレスを撃てば出来るわよ………!)

 

(なるほど、盾のガードもありだがそんな防ぎ方があったとは。攻撃は最大の防御なのか)

 

(流石キリヤ姉さん♪)

 

思うことは人それぞれだった。

 

 

 

アマツマガツチの天空の宝玉は首の浅い場所にあるらしい

 

「カナンさん、失礼!」

 

キリヤがカナンの肩を押し、反動で飛び上がった。

 

キリヤがアマツマガツチに向かって飛び上がった………

 

 

 

キリヤはゆったりとした軌道を描きながら空を舞った、後にカナンはアリスの空を飛んだ時に似ていたと語る。

 

「アマツマガツチは、私の手で!」

 

キリヤの片手剣がアマツマガツチの首を裂き天空の宝玉が見えた。

 

「キリヤ姉さん!あとは私が!!」

 

アリスが操虫棍を持ち空を舞った。

 

そして手を伸ばす。

 

「簡単にはさせぬ!」

 

アマツマガツチの前の戦闘で傷付いたボロボロの爪がアリスを襲う

 

「っ………!!!」

 

「「簡単にアリスを殺させない(わ)!」」

 

シーナは麻痺投げナイフを五本連続投射

カナンのLV3麻痺弾、

(普通存在しない銃弾だがカズキの特殊配合によりドスゲネポスの大牙とカラ骨調合で出来るのだ)

 

がアマツマガツチの足、胸、腕、様々な部位に麻痺属性が入った

 

「ぬぁぁぁぁ!」

 

アマツマガツチは麻痺にかかった。効果は約6秒

 

「今だ!アリス、天空の宝玉を!!」

 

「獲りなさい!」

 

カナンとシーナの後押しによりアマツマガツチから天空の宝玉を奪い、アマツマガツチは今度こそ完全に生き絶えた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ……………

ドコォォォォン(アマツマガツチが倒れる音)

「なっ!なんだ!?」

 

「……………」

 

「夢か、寝よう。」

 

Zzz………

 

3分後にカナンとシーナ、アリスは帰ってきたらしい




そろそろエンディングに入りそうな雰囲気………ではまた次回!


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今日も平和なユクモ村

ついに完結!まあ他でこの続きを書きます。理由は一回締めくくって新しい世界を書いていこうと思うので。


カズキとアカツキは最後にアミナ村の加工屋に来ていた

 

「旦那!あのアマツマガツチを撃退してくれたらしいじゃないですか!いやあっ!ほんっとうに嬉しい限りです。お礼とはなんですが良ければ少しお買い得にしますよ!」

 

やったぁ!お買い得だぁ

 

「旦那さん、これを見るにゃ。」

 

アカツキの持っていた大きな包みの中にアマツマガツチの素材が大量に入っていた

 

「おっ、これならアマツマガツチの防具が一式作れますよ。」

 

カズキ、念願の古竜防具一式

 

「早速装備してください!」

 

アマツマガツチの防具は過去最高級の防御力を持っていた。何より軽い!

 

「旦那さんカッコいいにゃ(防具が)」

 

「マジか、ありがとう(自分がカッコいい方だと思っている)」

 

加工屋の人はニコニコ優しい目で見ている、まるで面白いものを見ているように

 

「まだ素材が残ってますね、天空の宝玉はお持ちですか?」

 

「これですか?」

 

アマツマガツチの持っていた、蒼くて鮮やかな丸い宝玉である。

 

「アマツマガツチの武器を作りませんか」

 

「勿論!」

 

アマツマガツチの大剣を作る。

 

加工場はやはり暑いが特別に見せてもらった

 

アマツマガツチの鱗、甲羅、翼や尻尾がたっぷりと使われていく

「旦那さん、こんな、古竜の武器や防具を作るのは初めてですよ。こんな仕事くれてありがとうございます。」

 

「僕だってここまで強い装備は初めてです。ありがとうございます。」

 

アマツマガツチの大剣も完成が近づく

 

「アカツキ、皆は?」

 

「内緒だにゃー♪」

 

「ケチだなぁアカツキ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマツマガツチの大剣も完成した。アマツマガツチ一式は背中から翼のようなものもありそれは天使の象徴にも見える

 

「大剣、見せてください。」

 

アマツマガツチの大剣はアマツマガツチ特有の水を発生させる武器で斬ると水が発生する。

 

また大剣の見た目は引き寄せられるようなくらい鮮やかで、太陽の光に会わせ七色に光輝く

 

「カッコいい………」

 

「気に入りましたか?また来てくださいね。」

 

勿論お金はしっかり払いました

 

「さあ、みんなが待ってるにゃ!」

 

アカツキ、いつもより楽しそうだ。

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「旦那さん、目隠しにゃ。」

 

「ふぇ!?ちょっとアカツキ!」

 

ツタの葉で目を隠された

 

「落ち着くにゃ、そのまま前に歩くにゃ。そうそう、そのまま………」

 

「………」トコトコ

 

「もうはずしていいにゃー」

 

目を開けると、アミナ村の皆がいた

 

「せーのっ!」

(カナン)

「カズキ!」

(アリス)

「アマツマガツチ撃退」

(キリヤ姉さん)

「おめでとうっ!」

(シーナ)

 

「皆…………」

 

アミナ村の皆がいた。さっきの武器加工屋、武器販売屋、雑貨屋、仲間達。皆が祝ってくれた。

 

「さあ、速く♪」

 

カナン達がこの祝いを開いたのだ

勿論主役はカズキだ

 

「カナン………皆っ!」

 

カズキは皆の元へ走り出した

 

「カズキ〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ユクモとアミナでは貿易が盛んになり、アミナ村の人はユクモ温泉を満喫した。

 

とあるドリンク屋は大繁盛だ

「アミナ村の皆様!ドリンクはいかがですかにゃ〜!」

 

アミナ村の所へ遊びにいくユクモの人も増えた。

 

 

 

 

 

「村長、終わりました。」

 

「その防具………」

 

「アマツマガツチ、狩猟です!」

 

「よくやりました!流石はカズキ!」

 

 

こうしてユクモ、アミナ村の平和はカズキとカナン、アリス、シーナにより完成したのだ。

 




今週か来週中に新作出します。(モンハン)

活動報告と、この小説にも書くのでカズキ達の新たな舞台を見ていってください。では!

追記、モンスターハンター〜世界第一戦争〜 を続編投稿


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氷海遭難一日目

皆様、お久しぶりです。雷竜です。
完結したくせにまた再開、皆様の反響もありますが友達に終わりが雑なんだよと言われまして、しっかりとしたエンディングを作りたいと思います。でもまだまだストーリーは続きます。


1ヶ月ぶりの更新、見ていただけると嬉しい限りです。久々更新一話目からイチャイチャしてます。甘々です。どうぞ!


アマツマガツチを狩猟して早1ヶ月、カズキとカナンに大きな大きな進展があった。

 

 

 

それは、カナンとカズキが二人きり。どう考えても誰も邪魔しない(出来ない)場所だ。

 

 

「カズキ、貴方に会えて嬉しかった。最後に言わせて、ずっと貴方の事がっ!」

 

 

………好きでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さかのぼること一日前、カズキとカナンは二人で氷海の探索に来ていた。

 

 

何故ならアマツマガツチを狩猟したことにギルドはカズキを高く評価して、最近氷海に異変があるとの事で探索に来ていた。

 

猛吹雪の中、ホットドリンクを飲みながら到着。

 

「氷海はやっぱり寒いね、ホットドリンク無しでは生きていけないよ。」

 

「ホットドリンクは沢山あると良いわね、長期戦は大変だもの。」

 

「一応5つ持ってきた。カナンは?」

 

「ホットドリンク20個に調合分10個ね。」

 

(ホットドリンクの最大数は5個と言うことには絶対に突っ込まないでください。)

 

「多っ!どんだけだよ。持ちすぎ、少し持つよ」

 

「んじゃ少しもってもらおうかしら?………何?この感じ。」

 

カナンには解る、プロガンナーの勘だ。

 

「何も解らないよ?」

 

「しっ!静かに」

 

「解せぬ………」

 

すると襲ってきた、強風。

 

「速く逃げて!」

 

たまらず横にダイビング

 

すると後ろにあった大岩がぶっ飛んでいった

 

「………へ?」

 

前方を再度確認、見たことの無い竜だ。いや、龍か?どっちだ?

 

「何で?弾が当たらない!」

 

カナンのボウガンは最大級のサイレンサーがついており、音がまったくしない。ボーッとしているといきなりLv1通常弾を防具なし(ここ重要!)で背中を撃たれてビックリした。と言うか痛かった

 

まあとにかく、凄いサイレンサーだ。

 

急に竜(龍?)は軽く後ろに下がった。

 

「危ない、カナン!!」

 

身体は勝手に動き、カナンの元へ走っていた。

 

「カズキ………」

 

竜巻がカズキとカナンを襲い、カズキ達は吹き飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズキ!?しっかりしなさい!カズキっ!」

 

涙目のカナンが視界に映った

 

 

 

どうやらここは洞窟らしい。

「ここは………」

 

「吹き飛ばされて偶々洞窟に………」

 

外は見える。下には自分達がいた景色だ。

 

「高けぇ……」

 

上に吹き飛ばされたらしい。

 

「寒っ!」

 

急いでホットドリンクを飲む。

 

「カズキ………」

 

カナンが困っている。モドリ玉?生憎持ち合わせていないんだな、これが。

 

 

 

「お腹空いたよぉ…」

 

カナンは日頃強いがこう言うときは滅茶苦茶弱い。

 

「こんがり肉、食べなよ。」

 

「ありがと………」

 

むしゃむしゃとこんがり肉を頬張るカナン、可愛い。アレだ、小動物見たいな愛くるしさ。何っ!日頃のカナンからみて小動物より大動物だと思ったやつ出てこい!………気持ちは解る。

ただ、弱いときだけ本気で可愛い。ベタぼれし過ぎ?ほっとけ

 

「ここから出たい。」

 

「落ちるしかないわよ?落ちる?」

 

「死んじゃうね、どう考えても。」

 

さあ、困った。もういい、大人しく待とう。救援を

 

 

 

 

氷海の夜は速い。

 

「もう寝ようか、何もすること無いし。」

 

「そうね、そうしましょう。」

 

おっ、カナンのカリスマ(強目な部分の事)が戻ってきた。

 

「よっと………松明は勿体無いから消す?」

 

「嫌、付けて!」

 

カナンは暗闇が大嫌いです。知っててからかいました。

 

 

「はいはい、もう寝るよ?」

 

自分の寝袋を出して寝る

 

「………て」

 

「何?聞こえないよ。」

 

「……れて」

 

「だからー、聞こえないよってば。」

 

カナンは大声で叫んだ

 

「寝袋が無いの!入れてちょうだい!」

 

カナンの大声で雪崩が発生して偶々いたジンオウガ亜種が巻き込まれた。

………南無三!

 

「えっと……無いの?」

 

コクンと小さく頷くカナン

 

「わかった………今日だけだよ。」

 

一人専用の寝袋に二人で入る………無茶だ。

 

だから身体同士が当たる

 

勿論カナンの大きな胸も自分の胸に当たる。

 

 

 

よくこんな緊急事態に発情出来るな………と自分は思った。

 

スマン、カナン。

 

あ、腹減った。なにも食ってないからな。まあいい、明日食べよう。




前書き長かったです。後書きとわけたほうが良かったのか?疑問。

ちなみに遭難は三日間です。ではまた。


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氷海遭難二日目

今回、けっこう甘いです。


朝、起きると目の前カナンの寝顔。まあ当然か

 

まだ入っていたい………少しのとある欲望も朝から湧くが朝ごはんを作るんだ!

 

頂上周辺の洞窟、誰も探しに来るわけ無いなぁ………

 

 

 

sideユクモ村

 

「カズキさんはまだ帰らないのですか!?」

 

「アリス、落ち着きなさい。」

 

「そうだ、村長の言うとうりだ。落ち着け」

 

「シーナさんもですか?カズキさんが帰らないのに!」

 

アリス達がカズキを探していた。

 

「とりあえず私とアリス、お前の二人で氷海に行くぞ。」

 

シーナ達は氷海へ向かった。

 

 

sideカズキ

「これってユクモ村帰れないパターンじゃね?」

 

実際、そうだろ。

 

「速く帰りたいわね」

 

あ、カナン起きたっぽい

 

「ん、おはよう」

 

そろそろ肉が焼けてきたので焼き上げる

 

「ほい、肉ばかりすまないね。」

 

「あれ?サシミウオ入ってるじゃない。」

 

「ポーチに一匹入っていたんだ。氷海で釣れた」

 

「これは貴方のよ?何故私にくれるのよ。」

 

「肉ばかり嫌だろ?」

 

ちょっとした好意だ

 

 

 

「少しは自分を優先しなさい。」

 

「ちょっとした好意だっての」

 

 

10分後

「カズキ、下にハンターが!」

 

「ほんとだ!助けを求めよう。カナン?」

 

カナンは大きく息を吸い込んだ。

 

「カナン?」

 

「そこのハンター!!」

 

止めようとも、すでに遅し。

 

「うっ、うるさいっ…」

 

少し本音が出た。

 

また、雪崩が発生した。

 

 

↓ハンター目線

「あれ?雪崩が………」

 

ハンターはジンオウガ亜種と、運命を共にした。

 

 

 

「カナン、一人ハンターを殺っちゃったよ?」

 

「………私のせいじゃないわ、勝手に発生した雪崩が悪いのよ...」

 

「素直にユクモ村長に話しておくよ。」

 

瞬間、カナンがおもいっきり自分を引き寄せて窒息技?を喰らった。ナニが起きたか?皆様のご想像にお任せします。ただ視界が真っ暗なのと甘い香りがしました。

 

そして黒くカナンが笑ってました。

 

「ん〜、んん〜!」

 

「どうしたのかしら?しっかり言葉を話さなきゃ伝わらないわよ?」

 

「んっ!ん〜!」

少し嬉しかった、今は拷問にも等しい位辛い。

 

「村長に言わないかしら?」

 

「ん〜!」フルフル

↑横に頭を降る

 

あ、少し気持ち良い。

 

「あっ、何すんのよエッチ!」

 

引き寄せたのは貴方です

 

「このっ!」

 

カナンはおもいっきりカズキをホールドした

 

「んっ………」

 

カズキ、一落ち(笑)

 

………でもベースキャンプに戻れるわけではなく

 

「ぐっ、ぐるじい!」

 

カナンのホールドが弱まった瞬間逃げた

 

そして何もすることはなく夜になり、また寝袋を二人で使った。

 

 

 

「もう、昨日だけって言ったのに………」

 

「じゃあ良いわ、一人寂しく雪の上で寝るわよ。」

 

「わかったよぉ………」




カズキはカナンにナニをされたんですかね〜(笑)

ではでは


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氷海遭難三日目

雷竜です!最近投稿スピードが良い!

それだけ


氷海はとても寒く、冷たい希少な鉱石が取れる。

カナンのアラームは、カツーン、カツーン、といったピッケル音だ。

 

「朝っぱらから五月蝿いわね〜?カズキー」

 

「うん、起こしちゃった?」

 

「音が五月蝿すぎるの」

 

ちぇっ、せっかく良い鉱石が沢山採れたのに

 

「そろそろ、ユクモも動き出すと思うんだけどな………」

 

「そうね………このままずっと、は嫌だわ」

 

 

 

sideシーナ

 

寒いぃ、こんなに寒いとは。氷海は何時にも増してさむいな。

何かのモンスターの仕業か?

 

「アリス、やけに氷海は寒くないか?」

 

「ええ、私もそう思っていました。モンスターの仕業………ですかね?」

 

あまり理由はわからない

 

「ん?上にいるのはカズキじゃないか!?」

 

sideカズキ

 

「カナン!シーナだ!」

 

「ほんと!?なら……」

 

流石に三回目はさせません。

 

「カナン、ここは俺が。」

 

「なんでよ?」

 

雪崩が発生するんです。

 

「じゃあ俺がやるよ…」

 

「勝手にしなさい。」

 

スーッと息を吸い込む

 

「シーナぁぁぁ!」

 

 

カナンと同じく雪崩が発生しました。

 

「あ………」←カナン

 

「何故雪崩が起きた…」

 

 

sideシーナ

 

あれ?いきなり雪崩が来たぞ………?

 

「ア………アリ、アリス!」

 

「どうしまし………」

 

二人は気がついた(仲間のせいで)雪崩が発生した事に。

 

「アリス!」

 

「私も同意件ですわ…」

 

「「逃げろ!」」

 

 

sideカナン

 

ああ、これで私とカズキは殺人容疑で終身刑ね…

 

最後にカズキに気持ちを伝えたかった。

 

そうだわ!今伝えてしまいましょう、そうした方がいいわ。

「ねえ、カズキ。私達殺人容疑で終身刑ね……」

 

「うん、僕は殺人未遂だけどね………」

 

「最後に言いたいことがあるの…」

 

「うん。ちゃんと聞くよ………」

 

 

 

「カズキ、貴方に会えて嬉しかった。最後に言わせて、ずっと貴方の事がっ!」

 

「カナン、実はですね。非常に言いにくいのですが。」

 

「なによ、最後の言葉を言ってたのに」

 

「実は死んだのはジンオウガ亜種で二回目のハンターは自力で生き延びました」

 

「じゃあ私は無罪?」

 

「無罪どころかジンオウガ亜種狩猟なんですが」

このあとカナンはジンオウガ亜種狩猟報酬をちゃっかり貰っていたり

 

 

 

sideシーナ

 

「雪崩が収まったようだな」

 

「そうですね、ひやひやしました」

 

 

 

『カズキ、覚えときなさい………!』

↑※アリスとシーナの心境

 

 

 

 

 

 

 

アリスとシーナは、ユクモ村に連絡、カズキ達は無事、気球に乗った。

 

 

 

気球内で………

 

「カズキさん、私達『貴方!』の雪崩に巻き込まれかけたのですが?」

 

「本当に私も少しヒャッとしたぞ」

 

「氷海だけに………?」

 

瞬間、シーナの目が、と言うより皆の空気が固まった。

 

「そこで、ヒャッとしたので温泉に入りたいな〜って思いまして」

 

「はい」

 

「カズキさんにお風呂で暖めてほしいなぁって………」

 

「あ、そういう………えっ!」

 

「そ、それはだめよ!」

 

珍しい、カナンが反論した。

 

「ん?何がおかしいんだ?カズキに冷やされたんだ。暖めてもらわなきゃ困るだろ」

 

………はぁっ?シーナも?

 

「ならいいわよ、でも私も入るんだからぁ!」

 

もう、カナンの面影すらないよ。駄々こねてるし

 

「………まて、僕に拒否権は」

 

「「「あるわけないでしょ!」」」

 

………やっぱりね

 

 




終わりでわかるように、次回は男1女3の混浴温泉会です。次回、イチャイチャ注意


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氷海帰宅後、(非)日常

気球に揺られること2時間、皆は爆睡していた。気球は誰が運転してるかって?アイルーだよ。アカツキじゃない、知らないアイルー

 

「みんな寝てるな………このまま逃亡しようか」

 

勿論、やったら殺される

 

「そろそろつきますニャ、そこの三名、起こしてほしいですニャ。」

 

このアイルー、しっかり敬語が使えるだと………

 

アカツキとは大違いだ。

 

「おいカナン、アリス、シーナ。起きろや」

 

シーナ→起きたて弱い

カナン→一度寝たら起きない

アリス→平常

 

あっ………(察し)

 

「カズキさん、おはようございます。」

「アリス、いきなり悪いがカナンをおぶってくれ。俺はシーナをおぶる」

 

「わかりました………」

 

そう言うとシーナをおんぶする

 

………以外とおm、ゲフンゲフンなんでもないぞ

 

シーナはランスで筋肉質なんだ、しょうがない………しょうがないんだよ

 

「カズキさん、カナンさんは以外と軽いですね」

 

「そうだね………」

 

実際カナンは超軽い

 

身体つきとは大違いだが

 

なに?最近エロい発言しかしていない?気のせいだ。

 

 

 

「ユクモ村まできたけど………」

 

「温泉、使われてますね。」

温泉はもう使われている

 

「とりあえず家に帰ろう。」

 

一回、帰宅。

 

 

 

「私は大事な仕事があるので」と言いアリスはどっか行ってしまった

 

二人を寝室で寝かせた後、お腹が物凄い空いていたので軽くサンドイッチを作って食べた。やっぱり肉だけの生活は飽きてしまう。

 

そういった事が氷海で身をもって知った。

 

「普通にしてるけど、たまたま肉焼きセットあったけど無かったらどうなってたんだろう?」

 

空腹………だったんだろうな

 

下手したら死んでたりして

 

 

 

「………おはよう」

 

「あっ、シーナ。おはよう〜」

 

ちなみに今は夜6時30分と言ったところか

 

 

 

ガラガラガラと音がする

アリスが家に帰ってきた

「お帰り、アリス。」

 

「今、お風呂が予約とれました。」

 

「えっ?」

 

「貸しきりの!ですよ」

 

なんでも夜9時30分に予約したらしい

 

………もう、何してくれてんだか。

 

「アリス………」

 

「カズキさん、予約してこいってカナンさんからメールが来たんですよ、歯向かったらカズキさんに秘密をぶちまけるって言われまして」

 

「ん〜、秘密って?」

 

「それは………言えませんよっ」

 

 

 

どうやら、9時30分に温泉予約してしまった。らしい

 

諦めよう。とりあえず村長に帰ってきた事を伝えなくては。

 

「ちょっと村長の所行ってくる」

 

と言いガラガラガラと戸を閉める

 

外に向かうと見つけた、村長。

 

「今、帰りました。」

 

「カズキ、ちょっと引き受けてほしいクエストがあるの。」

 

「なんですか?」

 

「最近竜の鳴き声がするの、それも二種類」

 

「それは?」

 

「調査よ、ユクモクエスト『ざわめく森』をお願いするわ」

『ざわめく森』

「ですか………わかりました。明日いきます」

 

村長と自分の家はわりと近い

 

よって、すぐ家に帰れる

 

 

 

「明日クエスト行くよ〜、四人で………一匹連れて」

 

一匹は勿論アカツキ

 

「わかった〜」

 

カナンよ、貴様はいつ起きた。

 

「それより!」

 

カナンの目がイキイキとしている。あまりいいことはなさそうだ

 

「お風呂いこっ!」

 

ですよね〜

 

「私もいきます!」

 

アリスもか………

 

最後に賭けてみるか

「シーナ、何か言ってやってくれ。」

 

「そうだな………」

 

おっ!これどうにかなるぞ♪

 

「皆で、行こうか。」

 

あーはいはい、ですよね〜。こう期待させてからの落とすという

 

結論的にはシーナとアリスに無理矢理連れて(拉致されて)行かれた

 

………勿論食事食べてからだよ?

 

9時30分、やっぱり貸しきりの状態なので誰もいない。あれ?番台さんも居ないし。

 

「番台さんは出ていってもらいました。」

 

アリス、君のせいか。

 

 




やっぱり、温泉は次回で


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ユクモ温泉にて

ヤバイ、今回超甘い。
Rー15?Rー17.5?


そんなわけで、温泉に入らなければいけなかった

 

「せめて下着は履きたいんですが………」

 

「「「却下!」」」

 

最近思う、シーナはこんなにダメな人ではなかったはず。

アリスはもう諦めた

 

カナン?論外。

 

理由は明白だろう

 

んで、脱衣室。

 

 

 

「マジか………」

 

なんて言いながら入浴

 

暫くしてカナンが来た

 

「カズキの事だから逃げたと思ったわ」

 

「逃げたかったな」

 

異性の前でよく全裸でズカズカと入れるもんだ。躊躇いを持ちなさい

 

………相変わらず暴力的な(精神面で)身体だ。

 

「さっきから私の身体じろじろ見てるじゃない?カ・ズ・キ?」

 

あ、バレた

 

「そんなに見たいなら良いわよ?ほらほら〜♪」

 

目の前でカナンが身体を見せつけてくる

 

「………」

 

顔を背ける

 

ついでに身体もね

 

「ふーん、チラ見するわりには背けるのね?」

 

「………」

 

「そんな子には、お仕置きかしら?」

 

カナンが背中に抱き付いてくる。

 

「っ!?」

 

突然のことで、ビックリした。

 

「ほらほら〜、気持ちいい?」

 

そのまま擦り付けてくる、大きな二つの胸を使って。

 

「かっ、カナン!あっ!くっ!」

 

自分でもこんな声出るのかと驚く

 

「いい声出すじゃない、ほらほらっ。あれ?」

 

気持ち良すぎて脱力してしまった

 

「脱力しちゃったの?」

 

「うん………」

 

チャプンと湯の音をたて脱力し、カナンにもたれかかった。

 

「そんなに気持ちいい?ほら、アリスたちも来るわよ」

 

「カズキさ〜ん!私も入れてください………あれ?」

 

カズキが脱力してることに気がつく。

 

「カナンさん?カズキさんは?」

 

「ちょっとソ○プポイことしたら脱力したわ?」

 

「ソー○っぽいこと?」

 

「そう、○ープっぽいことよ。」

 

アリスは察した。

 

「なら私がヤったらもっと気持ちいいですね?」

 

「そんなことないわ、テクニックよ、テクニック。」

 

「違います!私にはテクニックもあるしなにより貴女より大きな胸があります。」

 

ちなみにギャーギャー五月蝿いカナン、アリスを無視してカズキは身体を洗っていた

 

「貴女がこのパーティーに入らなければ私が一番大きかったのに!」

 

「ならシリコンでも使えばいいじゃないですか」

 

「なら貴女は偽乳?」

 

「違いますよ、ほらこのハリと弾力を見てもわからんのですか?貴女の数倍の極上の乳ですよ」

 

「うっ………それはっ」

 

珍しくカナンが口論で負けている。

 

「二人とも五月蝿いぞ」

 

「「あ、シーナ(さん)」」

 

やっぱ来たか………

 

「カズキさん、お背中洗いますね♪」

 

「あっ………ありがとう。んじゃお願い」

 

するとアリスはカズキからスポンジを借りると………胸に泡をつけて洗い始めた

 

「ひゃぁ!アリス!普通に洗って!?」

「カズキさん、これが私の普通です。気持ちいいですよね?」

 

「それは気持ちいいけど………」

 

カズキの背中に密着するように形を変えてアリスの胸がカズキを襲う(快楽的意味で)

 

 

 

そんな状況を見守る二人

 

「なんでアリスはあんなに胸が大きいのよ………世界は不平等だわ」

 

「カナンも十分大きいと思うが………アリスはお姉ちゃん(キリヤ)に毎日揉み揉みしてもらったらしいぞ」

 

「私も揉み揉みしようかしら?」

 

「やめとけ、自分でやっても大きくならない」

 

その具体例がシーナ(笑)

 

「じゃあ他人に揉み揉みしてもらうと良いの?」

 

「そうだな」

 

「んじゃこれから毎日カズキにお世話になろうかしら♪」

 

 

 

その頃のカズキ………

 

「もう十分洗って貰ったから、もう流すから!」

 

そう言うとアリスは下がった、あれ?意外とあっさり

 

「もう出るからね!」

 

泡を流してすぐにでる

 

「そろそろ私達も戻りましょうか」

 

「そうですね。そうしましょう」

 

 

 

カナン達も家に戻った

 

ちなみに家とユクモ温泉は廊下で繋がっている、旅館みたいな構造なのでわざわざ寒い外に出なくてすむ

 

 

 

「明日の狩の準備、しようかな………」

 

背中には、二人の柔らかい違和感が残っていた。




次回は『ざわめく森』


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ざわめく森part1

書くことなし………


「一応村長の依頼だから………アイテムはしっかり持っていこう」

 

回復系アイテム、大タル爆弾、念のための秘薬と砥石

 

「皆、準備終わった?」

 

「私はおっけーだ」

「私も平気です」

「あ、まって。銃弾がまだ準備出来てない」

 

カナンはいつも銃弾の準備が遅い

まあしょうがない、だって種類が多すぎるからね

 

「待ってるから慌てなくていいよ。」

 

 

10分後、カナンのアイテム整理が終わったのでクエストにようやく出掛けられる

 

「村長〜!」

 

村長は家を出た所にいてくれる

「準備は終わりしたか?終わったなら、『ざわめく森』行ってもらいますよ?」

 

「わかりました、行きます。」

 

クエスト内容はドスファンゴ一体の狩猟だが、二つの竜の鳴き声が聞こえた………つまり乱入の可能性がある

 

「……気を付けなさい」

「わかってます」

 

狩猟ポイントはユクモの裏にある森林らしい

 

「皆、今回は最大三体狩猟だ。気を引き締めていこう!」

 

そして支給品を受け取り森林の中に入っていく

「………あれは?」

ピンクの鬣が、森林の奥に入っていった

 

「新しいモンスターかな?」

 

皆はそれに着いていく

 

「って、鬣がピンクのドスファンゴかよ。新種かと思ったのに」

「まあいいわ、殺るわよ。」

すると、竜の鳴き声が聞こえた。かなり近くで。

「なんだ………?」

空気がピリピリする、視界も少し明るい

 

「お前か………」

 

「「「「ジンオウガ!」」」」

 

 

 

竜の鳴き声の一体はジンオウガだった

 

二体の乱入はしてほしくないな

 

「シーナ、アリス!二人はドスファンゴで、乱入したジンオウガも狩猟するよ!」

「いや、アリス!お前も行け。こんなやつ私一人で十分だ!」

 

シーナはこやし玉を投げてドスファンゴを違うステージに連れていく

 

「シーナ、任せたよ!」

「速くジンオウガを狩猟しておけよ!」

 

シーナはドスファンゴを追って、何処かへ行ってしまった。

 

 

 

「ジンオウガ………最初から電雷光虫纏っているのか、セコいな。」

 

出会った時からピカピカしてるよ

 

「さて、君はクエストの狩猟対象じゃないけど。殺させてもらうよ!」

 

やれるもんならやってみろゴラァと言わんばかりの咆哮をジンオウガは放つ

 

「やってやるよ……」

 

「いくわよ!」

ライトボウガンで来たカナンは連射を利用する

 

Lv2通常弾を三連射する、がジンオウガは一発目が当たった瞬間後ろに跳び二三発目を回避した

 

「あのジンオウガ、やるわね」

「当たり前だろ、来るぞ。」

 

ジンオウガは電雷光弾を放つ、二個×二回のペースで。

 

「っ、ここをかわす!」

紙一重でギリギリ回避。

 

「きゃぁっ!」

「アリス!大丈夫か?」

雷光弾を回避しきれず直撃したらしい。

 

「直後、身体が軽くなった気がした。」

「カナンさん!」

どうやらカナンが回復弾を射ってくれたらしい

 

「世話が焼けるわ」

 

「………ツンデレ」

頭の横を銃弾が通った、ジンオウガの雷光弾だな?

「カズキさん、ジンオウガ消えました。」

 

What?そっちはシーナの方角でっせ。

 

「うおーっ!?何故ジンオウガがいるんだぁ!?カズキーーー!」

 

早々に行かなくては……




変に終わりましたが、投稿が少し遅れてたので生存報告も含めて。


後ここからなのですが。
前回イチャイチャ書いたじゃないですか。その時だけやけにUA高かったです(笑)


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ざわめく森part2

ついに!UA10000突破!皆様ありがとうございます。


たどり着いた先にはドスファンゴとジンオウガにフルボッコにされているシーナがいた

「二対一は卑怯………ぐふっ」バタン

 

………御愁傷様と言わんばかりの感じでシーナがぶっ倒れた、あ。アイルー君達に引き摺られていった。減った分の報酬金はシーナに夜ご飯を奢ってもらおう

 

「さて、ドスファンゴから殺っちゃうか。」

「もうヤったわ」

「ヤった!??」

「二人で殺りました。」

ヤったなんて言われたら変な誤解するに気まってんだろ

 

「だったらジンオウガだけね………」

「アリス、後ろから奇襲作戦。カナンは俺と一緒に彼奴を引き付けて」

「「了解!」」

 

アリスはカズキを盾にしてジンオウガの視界から消える。これでアリスには気づかれないだろう

 

「カナン、貫通弾に切り替えて。突っ込むから当たらないように。」

「そういうの、結構難しいのよ。」

とか言いつつ貫通弾をリロード

 

『さんきゅ』と内心呟いた

 

「速く突っ込みなさい!もう射撃準備が出来たわ。」

アマツマガツチの大剣の柄を握り締め、走り出す

 

その後ろから、カナンの貫通弾が俺のギリギリで当たらない。そんなカナンの後方支援もあった

 

「うおーっ!」

段差を使って宙に舞った

「くらえっ!」

バキン!と鈍い音がした

 

「クォォォォン!」

ジンオウガの角が片方、壊れたのだ。

 

ジンオウガはそのまま逃亡。

 

「よし、今だ!」

 

アリスが片手剣を持ちながら突っ込み、尻尾を抉り取った

 

しかし、それでもジンオウガは逃げていった。

 

「追いかけろ!」

 

カズキ達は平原から森の中へ入っていった。

 

 

 

五分後……………

 

「あれ?誰もいない。」

 

シーナ、遅れて到着。

「いつも私を外しやがって………もういいもん」

 

シーナは一人、ピッケルと虫網と釣りざおを手に、採取を始めた。(笑)

 

 

 

 

 

「後少し………何か簡単に敵を倒す方法。」

「あるわよ。」

「即答かよ………」

 

ジンオウガは近くにいる

「私がジンオウガに目眩を発生させる、その間にジンオウガを一気に倒すわよ。」

 

「「わかった」」

 

ジンオウガに見付かったが見付かったのはカナンだけだ。

 

「さあ、突撃してきなさい。」

 

すると本当にジンオウガはカナンに突撃をしてきた。

 

「………いけっ!」

 

良く狙い済ました銃弾はジンオウガの頭に吸い込まれるように………

爆発した。

爆発効果でジンオウガに目眩が発生した、今がチャンスだ

「行くぞ!」

「はいっ!」

 

「「吹っ飛べ!」」

 

カズキとアリスの強烈な溜め斬りがジンオウガを襲った

 

 

 

「クォォォ………」

 

ジンオウガは音もなく倒れた。

 

「さあ、クエスト完了だ。もう帰ろうか」

 

「二体目の竜はほっといていいの?」

 

「出てこなかったし良いだろ………うわっ!」

 

「何すべって……キャッ!」

 

 

 

「二人とも………キャッ!」

 

三人とも転ぶのは明らかにおかしい。

ふと地面を見ると洗剤のような物があった

 

「………なんだこれ?」



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三体目の乱入は逃げの一手

すみません、インフルエンザで長らくお待たせしました。


「洗剤………?」

はろー、カズキだよ。

いやですね、なんか新種?に出会いまして、タマミツネって言うらしくて

 

タマミツネに洗剤で遊ばれてます。

 

「わぁっ!」

 

………また転んだよ。

 

自分がいてね、その周りを洗剤でするする回るから転びまくるんですよ。

 

「もうやめてぇ………」

 

ステン、また転んだ

 

カナンとアリスは洗剤がいい感じにかかってなんか工口い

 

「アリス、カナン。村に逃げよう。勝ち目ない、タマミツネに遊ばれてるし」

 

乱入された場合のみ、ユクモ村は逃亡を許可されておりクエストも一応クリアとなるのだ。

 

「逃げっ!」

煙玉を使って逃亡。

 

 

 

 

ベースキャンプ……

「………」

「どうしたんだよシーナ?」

「………」プイッ

「しぃなぁー」

「………」イラッ

「すみません………」

 

シーナ、激おこです。

「私だけ置いてって………」

「ごめん〜、な?」

「ふんっ!」プイッ

 

シーナはいつから子供になったのだろうか、作者も疑問だ(最近本気で)

 

「とりあえず、ユクモ村に戻ろうよ。」

 

タマミツネは一回村長に報告しなければ

「次は洗剤対策しないと!」

カナンは殺る気満々だ、タマミツネに対しだけどね。

 

村帰って、村長に報告して………もう寝よう

 

 

 

 

んで、帰って村長に報告した。

 

「あら、タマミツネですか、久しぶりに見ましたね。」

 

村長は、ミツネさんを見たことがあるらしい。

 

「村長はタマミツネを見たことがあるんですか?特徴とかありますか?」

是非とも知っておきたい

 

「タマミツネの狩猟は認めません。」

は?村長酒飲みすぎたのかな

「タマミツネは傷付いたアイルーを自らの回復効果のある泡で纏い、怪我を直す優しいモンスターです。より、狩猟認めませんよ。」

えー、カナンは殺る気満々だってのに

「まあ、よくわかりました。タマミツネは狩猟しません。」

 

それでいいのですよ、と一言帰ってきて。家に帰る

「もう寝るわ、おやすみ〜」

カナンとアリスに寝ることを伝えて寝ることにした。

「いい忘れたけどタマミツネは狩猟しないよー」

えっ!?と言う反応。眠いから無視

 

「あー、アカツキ。肩揉んで、肩を。」

 

しぶしぶとアカツキは肩を揉む

「旦那さん、いつまでハーレムにゃ?」

「うるせぇ、ほっとけや。」

 

作者「カズキ、お前にハーレムENDは用意してないからな。」

「作者は黙っとけ」

作者「ひどっ!」

 

 

 

「ところで決めたかにゃ?好きな人は」

「その質問は過去にもあったけど………まあ決まってる。」

 

おおー、とアカツキは感心した表情を見せる、がまあ

「アカツキ、肩を揉む。手が動いてないぞ。」

「五月蝿いにゃ……」

「後でマタタビあげるから。」

 

目がキラキラと光り、アカツキは肩を揉み始めた

 

「今後どうしようか………」




お気に入り50!ありがとうございます!
嬉しい限りです。
こんないつ終わるかすらわかんない小説をよろしくお願いいたします


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この城の温泉に祝福を!

投稿遅れた?いつも通りか(笑)


「なあ、この温泉に行ってみないか?」

カズキは一枚の紙をピラピラと見せる。

「シーザス城下町?へぇ………お城なんですね」

アリスが興味を持ってくれた

「私も問題ないぞ。」

シーナもOK

「………カナン?」

「えっ、あっ、みっ皆が行くなら行くわよ?」

えっ?何この動揺

 

「んじゃ村長に村開けていいか聞いてくる」

 

 

 

 

 

side村長

こまりました、何が困ったかって?カズキがシーザス城下町に行きたいなんて言い出すからです。

いや、村は開けてもいいんですがね………

まあいいですか、カズキが城で乱闘を起こす人ではありませんし。あ、カナンが止めてくれという目をしてますね。でも期待を裏切る、それが私のポリシー!

「一ヶ月間以内には帰ってきなさい。」

ああ、カナンが項垂れてますね(笑)

 

 

 

sideカズキ

 

 

 

 

 

「よし、出発するか。」

「楽しみですね〜」

「そうだな〜」

「ミツカリマセヌヨウニ……」ボソッ

 

えっ?カナンが何か言ったかな

「………」

気のせいだったようだ。

 

 

 

城には気球でおよそ4時間

「ここがシーザス城か」

ついたのは、バカでかい城。しかも、ユクモとは比べ物にならないでかさ

「でけぇ………」

あ、アカム一式の人が通り過ぎてった。

ドヤ顔しやがって………こちとらアマツ一式だぞこの野郎!

………アカムとアマツは戦わせたらどっちが勝つんだろ?

 

うん、場所によるな。

溶岩ならアマツの水ブレス蒸発しちゃうし

でも陸ならアカム自分で溶岩出しそうだな。

でもアマツは空飛べるし………

 

結論、わからん。

まあ、そんな疑問はおいといて。

「この洋館が俺のとった宿だから」

アマツ撃退の報酬金はかなりあり、そこそこ良い宿さ。

「ちなみに温泉予約済み」

「抜け目が無いわね…」

「あ、混浴じゃないぞ」

「「「ええっ!」」」

あれぇ?カナンフロント行ったな

 

sideカナン

「ねえ、カズキが温泉予約したのだけど混浴に変えてもらって良いかしら?」

「ああ、カズキ様計4名様は混浴じゃないですよ?」

「だから混浴に変えてと申すのよ」

「貴女どこかで………カナン女王様?」

「違うわよ?」

 

遠く後ろから、

「カナ〜ン。早くしないと置いてくぞ?」

て言うから。

「カナン王女様ですね」

「わかったわよ!そうだから、カズキ達には内緒にしなさい。後混浴に変えなさいよ」

「10分待っていただいてもらえば………」

「カズキが入ってからかしら?」

「そういうことです。」

 

カナンは部屋に帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んじゃ、先行ってる」

そう言い残してカズキは温泉へ向かう

(ユクモとは違う湯質♪これは入らなければ!)

………内心ウキウキしていた。

 

 

 

 

温泉内

 

「やべぇ………むっちゃ気持ち良い!」

疲れがほぐれていく、肩凝りが無くなっていく感覚(作者は肩凝りの経験無いけどね(笑))

 

「うへぇー………変な声でたな」




この後始まる温泉乱入(笑)
カナン→王女様???


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何故何時もこうなるのか

ぎゃぁぁぁ!投稿超遅れた〜(約一週間くらい?かな)
いやすみません、俺は悪くない!悪いのは副会長の俺をこっぴどく使う会長が悪いんだ!

…日頃優しいよ、その辺の人と比べたら可愛いよ(会長女)

性格がちょこっとカナンに似てんだよ!(決してカナンのキャラが会長ぱくりではない)

暇になったら色々して弄ぶしさ!
なにっ!それを世界はイチャイチャと言う?違う、そうじゃない。
仕事押し付けられるし!

…でもお礼にチョコ貰えた(月曜日、バレンタイン翌日)

で、本命ですか?ってふざけて言ったらビンタされました。痛い。

前書き脱線しましたね、まあ色々あって遅れました。
↑は作者の愚痴とでも思って下さい。


ふう………温泉に入ったし身体洗うか

そういえば他の客いないな………何故に?

 

ちなみに今入浴門の前には『貸し切り』

と看板が設置されていた、カズキが入ってからその看板が設置されたのだ

 

「貸し切りでもないし………うーむ、カナンが何かしたのか?」

勘が良いんじゃない、かりにも何かするならカナンしかいないんだ。

 

そうだ、他の人は疑えない。

 

「カズキ〜!」

ああ、やはりカナンか

 

「ここは貸し切りにしたわ」

「だから他に人がいないのか………」

「ほらほら、一緒に入りましょ♪」

 

ああ………腕にくっつくなカナン(の柔らかい物)

ちなみにいつもはバスタオルを巻いてくるが今回は・・・着けてない。

…俺も着けてない

「これがカズキのおt」

やめなさい、18禁小説にしたいのか

 

「離せってのっ!」

 

あ、滑った。

 

「カ、カズキ………」

カナンを押し倒してしまった。これはまずい

 

「カズキはSだったの………?」

 

 

…あ、こいつダメなやつだわ。ほっといていっか

 

「違う、SではないがMでもない。健全なノーマルだ。」

 

 

うんこれが最善の言い方

 

 

 

「なら………私が調教すれば・・・」

「…カナン?」

「ふふふふふっ、カズキ。私の元へおいで?」

 

こわっ!ちょっ、マジで逃げよう。

 

「あー、逃げないでよぉ!」

なんて言いながら銃を取り出す……はあ?ふざけんなよ?

 

「あぐっ………」

 

「どう?私の麻痺弾、効果は抜群よ?特殊改良で15分は痺れるわ?」

 

それはモンスターに射ったらさぞかし狩猟が簡単だろう。

「かっ…体がっ」

 

「ふふっ、いっただきまーす♪」

 

マジで?冗談も程々にしろよぉ!?

 

「やっ、やめ。」

「カズキは餓えていて近くに肉があったら?」

「くっ、食うだろ」

当然だ。

「私も、貴方に餓えているの。」

正直、カナンは好きだ。だがノーマルと言うわけでいつまでもこれは辛い

「胸とお尻、どっちが好きかしら?聞くまでもないわ。過去を見れば」

やっやめろぉー!!

 

 

15分後……カナンがいなくなってから

「風呂上がりの牛乳は何故美味いのか?」

(現実逃避中…そっとしておいてね)ちなみに作者はフルーツ牛乳が大好きです。皆さんは旅館いったら何を飲みますか?

「おっ、カズキじゃないか。なんだ?カナンに何かされたか?」

「うん、『何か』されたよ」

 

「そうか………深くは聞かないぞ。」

「マジありがとう。シーナ」

 

早々に部屋に戻り布団を引いて………もう寝る!

…防具強化しようかな?

いっか、別に。クエストいくわけじゃないし

 

「この城は早めに帰った方がいいな…そんな予感だ。」

 

「残念だが、君はもう何処へも行けない。」

城兵、私になんのようだ

 




あ……ちなみに投稿スピード治るかわかりませんが絶対に逃げないので、完結するまでちゃんとやるので。


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城兵よ、それは誤解だ。

ネムネム、ではどうぞ。


「さあ、城まで来てもらおうか!」

おっ、なんだ?お城の人からクエスト依頼か?面白い、受けてや「貴様を逮捕する」

What?ふざけんなぁ!

「何故だ!」

「煩い!王女様に手を出しやがって!!」

…この城の王女様とやらも知らぬわ、会ったことすらない。

「シラを切るつもりか!まあいい、其奴を連れていけ!!!王女は後から捕まえろ!一緒にいた仲間?同罪まではいかぬがそいつも捕まえろ!」

 

 

 

はっ、話せ!あっ、カナンだ……

 

「カナン、助けてくれ!!!無罪なのに変な罪を付けられた」

「貴様!王女様に対し呼び捨てだと!いい加減にしろ!」

城兵に鉄の小手を付けたまま思い切り殴られる。

「ぐはっ、お前もいい加減にっ、しろっ!」

腕に唸りをつけて殴りかかる…が

「やめて、カズキ!」

………

殴りかかるのをやめると城兵に連行される

「さあ、行くぞ!」

「待ちなさい!」

「しかし、王女……」

「待ちなさいと言ったのです」

「はい………」

 

カナンが俺の元へくる

「ごめんね、カズキ」

カナンが俺のポケットに手を突っ込む

「カナン………」

「もう終わりだ!そいつを連れていけ!」

お前も連れていけ!連れていけ!ってうるせえよ。たまには自分で動けや……あれ?カナンはこの国の王女なのか?

だからこの町にいきたがらなかったのか

 

そして木製の手錠をかけられる

 

「俺は何処へ連れていかれるんだ?」

 

「貴様は……そうだな、先ずは裁判からだ。」

「俺は何もしていない、もしカナンの事ならむしろセクハラで俺が訴えたいわ!」

「それは裁判で言いなさい。」

 

 

 

 

 

そして、城の中に入れられて俺は牢獄に閉じ込められた。

 

「あ〜、詰んだな。」

 

 

 

 

 

sideカナン

 

ごめんね、カズキ……私のせいでこうなって。

 

そして、今まで黙っていてごめんなさい。

 

私が………王女なのを

 

 

 

「カナン王女様、裁判に出席してください」

 

「わかっています、すぐに準備をしますわ」

 

 

 

 

 

sideシーナ

私は、これからどうなるのだろう?

横ではアリスが震えている。

 

「君たち、裁判だ。出席したまえ」

 

私は、アリスと共に裁判へ向かう。弁護士などいない。

……否、いるじゃないか

 

カナン王女がな…

 

 

「では、これより裁判を始める。」

弁護士側にはカナン王女が一人、立っているだけだ

 

「先ずは刑事側」

 

「はい、彼女達はカナン王女が逃げ出してから、逃げ出す前からも見掛けていない人間です。」

 

「意義あり!」

カナン…?

 

「私が逃げ出してからの友達なだけです」

 

この一言だけで私達は無罪となった

 

「よってシーナ、及びアリスは無罪だ!」

 

sideカナン

 

さて、ここまでは順調ね。問題は……カズキなのよ、あえてふざけましょうか?

 

なんであれ、明日の裁判、勝たなければ!

 

 

 

 

 

 

sideカズキ

 

牢獄の飯マジ美味いんだが……

 

「それはカナン様が特別に美味いものを食べさせるように私に命じたからだ、カナン王女に感謝するように」

 

「あー、はいはい。カナン王女様まじさいこーだわ(棒)」

 

「君は本当にカナン様の知り合いか……?」

 

「そんなの言ったって信じないだろ」

 

「一つ、カナンの昔の事を話そう。聞いてくれるかな?」

 

「ああ。」

 

「しかし君がカナン様に手を出すとはな」

 

……城兵よ、それは誤解だ。




次回はカナンの昔話!


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カナンの過去話……

ども、雷竜です。次回は50話記念作品を書こうと思っています。
50話書けるのも皆さんの応援のお陰です。
では、どうぞ!


「話をしよう……」

これは、カナンの辛すぎた過去だ。

 

※現在カナンは18歳

 

 

 

18年前、一つの生命が誕生した。

「オギャーオギャー!」

 

そう、カナンである。

 

 

 

「彼女がこの国を変えるのさ」

「名前は……サクラなんてどうでしょう?」

 

「それは妹の誕生した名前にしよう。」

「私にもう一人生む力など残ってませんよ…」

「……すまない、だがカナンと言う名前はどうだろうか?」

 

「カナン……いい名前ですね、この娘も笑って喜んでますよ♪」

 

しかし、嬉しさもすぐに変わる……

 

 

それから三年後……

 

「君の妹だ、仲良くしなさい。」

 

カナンが三歳の頃、たったの一ヶ月しか変わらない妹……サクラがやってきた。

 

なんでも他貴族の親が殺され、引き取ることになったらしい。

 

「よろしくね!サクラ!!」※カナン

 

「……うん、よろしく...」

 

サクラはおとなしい娘だった。

 

カナンとサクラはすぐに仲良くなり、たちまち家族の域に入った。

ここまで聞けば、happyENDだっただろう……

 

しかし、平和は簡単に壊される。

 

 

さらに14年後

カナンが17歳の頃だ。

 

ドンドン!

 

「出てこい!手荒な真似はしたくない!!」

 

城にテロリストの集団がやってきた、目当てはカナンの父、母の王、王女殺害計画である。

 

城の警備はほぼ壊滅

 

時々銃撃音が聞こえる。

 

バカな兵士が城内で滅龍弾を使うもんだから城に穴が開いたり……テロリストの、本来モンスター撃退に使う「火竜車」をどこで手に入れたのか...

それをぶっぱなす。

 

そして、カナン達の避難していた扉を粉砕した。

 

「やっと見つけた…ハハハッ!これで終わりだ。シネイ!○○○王!!」

 

 

「逃げろ!」

 

「嫌!貴方を置いていきたくない!!」

 

「すまないカナン……サクラ!カナンを連れて逃亡しろ!!」

 

「今まで…お世話になりました!」

 

サクラはカナンを担いで走り去る

 

「嫌!お父様〜!!!」

 

 

 

サクラとカナンはどれだけ走ったか……後ろを振り替えると燃えていく城、前を見ると暗い暗い森の中。

 

「ヒグッ……お父様っ」

「カナン、ここまで来れば大丈夫だから…」

サクラとカナンは無事助かった、しかし。

 

三日後、森を歩き続けるサクラとカナン。

 

「まだ…抜けられないのかしら」

「わかりません……此処がどこかすら。」

森の中、それしかわからない。

 

時間が過ぎる度に空腹になっていく

 

「……………」

黙々と、ひたすらに歩き続ける。

 

 

 

だが、限界がやってきた

 

「サクラ!しっかりしてっ!」

「ごめんなさい……せめて貴女は生き残って..」

 

サクラは音もなく倒れた

 

「サクラ〜!」

 

 

カナンは、一人で歩き続けた

歩き続けることさらに15分、カナンは森の中で人に出会う。

 

そう、お馴染みのユクモ村長だ。

 

「そこで何をしているのですか?」

「…迷子になって、それで。」

「私の村に来ませんか」

村長の心の中では……

(彼女は可愛いですしまだ春の来ないカズキにもちょうど良いですね、カズキの家にでも同居してもらいましょうか)

 

こうしてカズキとカナンは同居しているのである



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50話特別編、風邪引きアリス

今回は本編から少し離れます。まあ50話にしてアリスの特別編を作ってあげたいなって。


「ヘックチッ!」

アリスは風邪を引いたらしい、こういう時はにが虫が良いんだが……虫を採集することは滅多にないため生憎持ってないのだ。

 

「カナン、にが虫を採ってくるからアリスを宜しく」

「じゃあ私が看病するわ!行ってらっしゃい」

カナンが看病するのか……安心「私特製の超電雷光虫スープを作るわ!」出来なかった。

 

「カナン、アリス死んじゃうから。マジで」

 

 

「なっ?私のスープをバカにする気!?」

「超電雷光虫スープを飲ませるやつに言われたくないわぁ!」

 

 

 

何だかんだで、最近まともな料理ができる俺が看病する事になった

カナンとシーナが出ていったのを確認する。良し、いない。

「カズキさん……本当にすいません、カナンさんは?」

 

「シーナと共に出ていったよ。」

 

「私と二人きりですか?私と、カズキさん。」

 

「そう、俺とアリスだけさ。」

 

大丈夫、変な騒動は起こさないはず……

 

 

「カズキさん…お腹空きました、お粥を作って貰えませんか?」

「礼として身体を触らせてもらうからな?」

「ひゃあ!困ります!」

 

……もちろん冗談。

 

でもアリスの豊かな胸は揉んでみたいと思う。

 

だってけしからんくらいの胸だし、温泉で感じたけどあれは一万人に一人のレベル、カナン?……その半分くらい

 

・・・カナンには言わないでね、男と男の約束だよ。

 

「んじゃ、作りにいくから。」

ピリリリリ……電話がなった(モンハン世界に電話が無い!っていうのは突っ込まないでください)

「あー、もしもし?」

「あー、私。カナンよ」

わかってる、電話あるある。相手に名前が表示されていても名前を名乗る説、俺だけ?(作者)

 

「用件は?」

「迷ったわ」

「そっか」

「ええ」

「んじゃ」プツッ

 

「どうしたんですか?」

 

「迷子になったんだって、森の中で。」

 

「ふーん、ってうえ!?まずくないっすか?」

カナンなら森に1ヶ月いても大丈夫な気がする。

 

…その辺のモンスターを素手で倒して肉GET!的な。あ、駄目か。暗いの苦手なカナンだし。

 

まあそんな事は良い、お粥を作ってあげなくては

 

「んーと、梅干しも入れていいかな?」

「その辺は私よりカズキさんの腕前を信じます。梅干しははちみつ浸けでお願いします。」

 

……何気なき注文入ったな、まあいいんだが。

 

梅干しをはちみつに浸けて……お粥を作って。

 

 

 

10分後………

 

「あ〜ん。」

「自分で食えないのか?アリス。」

「立ち上がる力がありません……」

「さっき一人でトイレ行ってただろ」

「あーんしてほしいんです!これだから三人の会話にカズキさんが女心がわからないと言われるんですよ!」

 

「だって男だし。」

 

あれ?アリスの目から涙が

 

「本当に腕がダルいんですよ!」

「わかったわかった!はいあーん!!!」

 

スプーンに

アリスが喰らい付いて柔らかそうな頬っぺたがムニュムニュ動く。ちょっとつついてみる。

「んー?何するんですか〜?」

「いやあ、あの二人居ないと静かで和むなって思ったんだ。」

「いつもあの二人は騒がしいですからね」

「違うぞ、カナンだけだ。五月蝿いのは」

 




どうやら続いてしまうみたいです。また次回!


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風邪引きアリス後編

今回超甘!後発表があるので後書きちぇっく!


その後、お粥を食べ終えたアリスはお風呂に入ると言い出した。

「お風呂に入ります!」

「ダメだ!熱があるだろ!!」

「身体が臭くなるじゃないですか!!!」

「外でないからいいだろ!!」

「女は気にするんですよっ!」

「知らねえ、風呂入んなゴラぁ!」

「これだから女心がわからない人は!」

「男が解るわけ無いと言ってんだろ!」

 

ふー、ふー、落ち着け俺。

なんかですな、風邪引いて一人で寝ると何かあったら困るそうなんですよ。んで一緒の部屋で寝ろと。そしたらついでに同じ布団にしろと、さらに臭いのを指摘されたくないから風呂入ってくると言っていらっしゃるんですよこの身勝手さんは

「アリス、一緒に入ろう。勘違いするなよ?風邪だから倒れてもらっては困るんだ。」

 

 

 

アリスが困惑して、顔が赤くなり。

 

「やったー!!!」

 

あ、マジ?そういう反応ですか?

 

 

 

「んじゃ、風呂入ろっか。」

 

 

 

お風呂、例によりユクモ温泉。

 

番台さんが「またイチャイチャしに来たにゃ。」

 

とか言って出ていく、すみませんねぇ。

 

 

 

「優しくするのは今日だけだからな、後カナンとシーナには内緒で。」

 

 

 

 

アリスの背中を洗う。何気なく初めて。

 

女の子の肌は柔らかいな……アリスはカナンと違う良い香り。

 

カナンは甘い誘惑の香り。

 

アリスは優しい太陽のような香り。

 

カナン、誘惑の香り(笑)

 

「カズキさん、もうちょっと強く擦っても大丈夫ですよ。」

 

「なあ、正直さ。お前風邪引いてないだろ」

 

 

「やっぱりカズキさんは騙せませんか。」

 

 

 

そう、アリスは二人きりの時間を作るためにわざと風邪を引いたのだ。

 

「カナンは何で迷った?そこも計画か?」

 

「いやぁ…勝手に迷ってますが。」

 

 

もうあいつ知らねぇ……

 

 

 

「つまり、イチャイチャの時間が作りたかったんです♪」

 

 

アリスが俺に被さってきた!泡だらけで。

 

「うわっ、ちょっと!」

 

「ヌルヌルで気持ち良いですか?ほらほら!胸、揉みたいんですよね?挟みたいんですよね?」

 

「それは………」

 

アリスが理性を焼き払った。

 

「たまには……素直になりませんか?黙ってあげますよ。」

 

耳打ちされて、理性を押さえきれなくなった

 

 

「アリス……!」

「んっ、胸に顔を埋めるって…子供じゃないんですから。」

 

「胸に顔を埋めるのが小さな……夢だった」

 

 

いわゆるパフ×2

 

アリスも胸を擦ったりして刺激を与えてくれる。

 

「いい刺激ですか?」

「ん〜……」

 

完全にアリスに甘えきってしまう。柔らかい、その感覚だけ

 

「後は……挟むところ、ありますか?」

 

「……黙っていてよ?」

 

 

 

 

 

風呂から上がって二重の意味でスッキリした

翌日カナンとシーナはぼろぼろになって帰ってきた

 

「お疲れさん。」

 

「ほら、にが虫…治っちゃったのね?」

 

「カズキさんのお陰で」

 

 




えー、もうすぐ新作。
「転生した俺のモンハン世界は波乱人生らしいです!」

を投稿します。
まあ、今作より完全ストーリーです。

また甘ほぼないっす(予定、もしかしたらある。)

では、次回から本編に戻ります!では!!


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52話

やべぇ……失踪しそうになった。
これからもよろしくお願いいたします。


「……というカナンお嬢様の昔話さ」

 

俺は、カナンに過去を教えてもらってない。

 

きっとカナンは……

 

「おっと、他の門番が来たな……すまん。」

 

仲良く話していることが見付かったらこの門番もいろいろとまずいだろう。

 

「ああ、門番A。カズキはちゃんと檻の中か?」

「勿論だ門番Bよ、もう交代の時間か?」

「否……なんでこんなヒョロッとした男がカナン様といられるのか・・」

 

「おい、ヒョロッとした男って俺のことだよなぁぁ!!」

「ん?当然だが。」

門番B、ここから出たら覚えとけよ……

 

 

「明日の裁判の為に、今はしっかり寝ておくんだな。」

 

確かにそうだ。明日の為に今は意識を手放そう。

 

 

 

「……なあ、羽毛布団掛けてやろうぜ。こいつも完全な罪人ではないのに牢屋に入れられて。可哀想だろ。」

 

「門番A……勝手にしろ。大丈夫、チクったりはしないから。」

 

ありがとうな門番A、B。

 

 

 

 

 

翌日!

 

「では裁判を始める、先ずは被告人、出てきたまえ!」

 

被告人は……カナンの兄だった。

 

「こいつは付き合ってもないのに僕の大切なカナンを、妹に手を出した!所詮はハンター!我々貴族に手を出していい存在ではない!」

 

おお、キャラが濃いな。

まあ用は、死刑にしたいんだろ。て言うかさ、手を出しているのはカナンです。

 

俺が訴えたら絶対勝てるもんな?

 

横の弁護士、アリス

「意義あり!」

 

「今は被告人の時間ですが……まあ初めての裁判でしょう、大目に見ましょう」

 

「どちらかというとカナン様が手を出してます」

 

 

 

 

だよなぁ!?よく言ったぞアリス!!!

 

「……カナン譲、本当ですか?」

 

「スキンシップ程度よ」

さらっと流しやがった!

 

すると被告人(カナン兄)が……

「スキンシップで風呂に入るわけないだろ!こいつはカナンが入るまえに隠れていてお風呂で粗でもない行為をしようとしていたんだ!!」

 

 

鼻息荒いですよ、カナンの兄さんよ。

 

 

「落ち着きなさい、被告人。まあ待つのです。」

 

 

……なあアリス、気になったことがあるんだが

 

……奇遇ね、私もよ。

 

 

なんで好きな人にいちゃついて罪になるのかしら

 

 

二人はそういった類いの紙をカナンに向ける…

 

カナンは笑っているだけだった、事態を楽しんでいるらしい。

 

 

 

「「……もう、任せよう。」」

 

 

「やかましいぞ弁護人!少し黙りたまえ!」

 

「ち……違います。この声は下から聞こえます」

 

「「「城下町で大型モンスター襲来!かつ霧が深くて見えません!」」」

 

 

 

side???

今こそ我が主、??様に朗報を渡すために!

 

……行くぞ人間、私の姿が捉えられるかな?




注意、この世界はモンスターが喋ります。


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