サクラ大戦7人目の隊員 (真宮寺さくら)
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1章 サクラ大戦1とTV時代 始まり

帝都東京に向かう列車内・・・

 

「ねえさくらお姉ちゃん、どうして、僕まで米田さんは呼んだのかな?」

 

「それはわからないけど、直哉君は私と、行くの嫌だった?」

 

「そんなの事ないよ、だって僕お姉ちゃんと離れたくなかったし、只ね僕が向こうで何が出来るのかが、不安で仕方ないんだ」

 

 

「直哉君、大丈夫貴方には、私がついてるわ」

 

 

そう言ってさくらは、直哉を抱きしめた。

 

「お姉ちゃん・・・嬉しいけど恥ずかしいよ」

 

 

「はっ、ごめん直哉君」

 

さくらは、直哉に言われ、周りを見てみると、かなりの乗客が、直哉と、さくらを見ていた。

 

 

「きゃあああ。恥ずかしいわ、でもなんでだろう?直哉君相手だと、何でも抵抗無く、出来ちゃうのかな?」

 

 

そんな調子で、いると目的地の上野駅に着いた。

 

 

「はあやっと着いたね、さくらお姉ちゃん」

 

「そうね」

 

「これからどうするの?」

 

「えーと私達を迎えに来てくれる人がいる筈だけどな」

 

「でもいないね、しょうがないから、上野公園に行かない?」

 

「そうね、時間もあることだし行きましょうか?」

 

 

「やったー早く行こうお姉ちゃん」

 

 

そして、二人は、上野公園に行くと、桜が、とても綺麗で、二人は暫く花見を堪能していた時、悲鳴が聞こえ、さくらが、その場所に行くと、そこには、機械仕掛けの異形が親子を、襲っていた。

 

そして、さくらは機械仕掛けの、異形を、自分の得物霊験荒鷹で倒すと、親子からは、感謝され、周りからは、歓声が、上がっていた。

 

 

「さくらお姉ちゃんそろそろ戻ろうよ」

 

「そうね戻りましょう」

 

 

二人が、上野公園を出て、上の駅に戻ると、二人を迎えに来てくれた女性が、二人を見つけた。

 

 

「あーーやっと見つけた、貴女が、真宮寺さくらさんですね?そして、君が真宮寺直哉君ね」

 

 

「「はいそうですが、貴女は?」

 

「私は、高村椿です。これから二人を、大帝国劇場に案内しますね」

 

 

「「ええーー劇場にですか?」」

 

「はい」

 

そして、さくらたちは、高村椿の、案内で大帝国劇場に向かった。

 

「ねえお姉ちゃん、米田さんは、軍人だよね?」

 

「ええ、その筈よ」

 

「なら何で、僕達を、劇場に連れて行くんだろう?」

 

「さあわからないわね、取り合えず、ついて行きましょう」

 

「うんそうだね」

 

そして、二人は会話を、やめて暫く椿の案内に、任せることにした。

 

 

そして暫くして、目的地の大帝国劇場についた。

 

 

「さあ着きましたよ、ここが大帝国劇場です」

 

 

そして直哉とさくらは、椿から自分達を呼んだ本人米田の居場所を聞き、支配人室に向かった。



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劇場での生活と仕事

直哉とさくらは、椿の案内で支配人室の前まで来ていた。

 

 

「「失礼します」」

 

 

「おお入っていいぞ」

 

 

「久しぶりだなさくら、そして直哉よ」

 

「「お久しぶりです米田さん」」

 

「それで今回お前たち二人を呼んだのは、二人に帝国華撃団の隊員になって貰いたいんだ」

 

「あれ、隊員ですか?以前聞いたときは、僕が隊長候補とか聞いたんですが?」

 

直哉が、米田に質問をする。

 

「ああ、直哉、その件については、後で話す。直哉お前、さくらと同室でいいよな?」

 

「ええーーそれは流石に、拙いんじゃ?」

 

「さくらお前は、どうだ?」

 

「え、私ですか?同室でもいいですよ。直哉君なら」

 

「え、いいの!!さくらお姉ちゃん」

 

直哉は、さくらの返答ヲ聞いて驚いていた。

 

 

「それとだ、さくらには、この劇場のステージに出てもらう」

 

「ええー私がーーですか?」

 

「何を驚いている?さくらここは、劇場だぞ」

 

 

「と言うことは僕は、裏方の仕事ですよね?」

 

「何言っている直哉お前も、隊員なんだから舞台に出てもらうぞ」

 

「ええーでも僕、男ですけど?」

 

「ああ、問題ない、お前には、女装してもらい、そして舞台に、出てもらう」

 

「その件は、他のメンバーも了承済みだぞ」

 

「本気ですか?支配人」

 

「ああ、本気だ」

 

「そんなーー」

 

取り合えず今日はもう休め、明日他のメンバーに紹介するからな」

 

 

「「はいわかりました」」

 

 

そして、二人は、支配人室を出て行った。

 

 

直哉とさくらの自室にて・・・

 

 

「はあ、大変な事になったな、隊員か、そう言えば僕の乗る光武どうなるんだろう?」

 

「ねえお姉ちゃん何か聞いてる?」

 

「時に何も聞いてないよ、直哉君」

 

「いざとなったら、一緒に乗ろうよ光武にも」

 

「え、それは無理でしょ、流石に」

 

「え、そうかな?米田さんもそれを期待してたりしてね」

 

「う、あの人なら、考えられるから本当に怖いよね」

 

「ふふ、そうね」

 

 

そして暫く二人は、他愛の無い姉弟の会話をしたりしていた。

 

 

そして次の日・・・

 

さくらと直哉は他のメンバーと対面していた。

 

「私は・・真宮寺さくらです・・よ・よろしくお願いします」

 

「よろしくしませんわ、貴女これだけの人数で緊張するなんて」

 

「すみれそこまでにしなさい。まだあの子の紹介もまだなのよ」

 

「あ、そうでしたわね」

 

 

そして直哉の番が来た。

 

「皆さん始めまして、自分は真宮寺直弥といいます。宜しくお願いします」

 

「まあお姉さんよりいい自己紹介でしたわ。私は、神埼すみれですわ。よろしく

 

「はいこちらこそすみれさん」

 

「私は、マリア・タチバナよ、宜しく二人共」

 

「「はい宜しくお願いします」」

 

「やっほー私は、アイリスで、この子がジャンポールだよ」

 

「「宜しくアイリスにジャンポール」」

 

「よし、全員の挨拶は終わったな、マリアすまないが、直哉に最低限の隊長としての勉強を教えてやってくれ」

 

「え、隊長の勉強ですか?」

 

「ああ、近いうちに新隊長が来るんだが、そいつが駄目な時の穴埋めとして、直哉も隊長をするかもしれんからな、その時の為の勉強さ」

 

 

「了解です」

 

そして、対面式が終わり、さくらは、アイリスとすみれと一緒に、舞台のほうに移動した。直哉とマリアは、引き続きサロンで、マリアが部隊長に関する知識をナオヤに教えていた。

 

 

そして、一日があっという間に、過ぎて入った。

 

 



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新隊長と米田の試し前編

太正12年4月・・・

 

まもなく直哉と、さくらが帝劇に来て、一月が経ったある日、名目上での姉さくらが、米田支配人に呼ばれ、帝国華撃団の新隊長を迎えに行ってる頃、直哉は帝劇内を散策していた。

 

「はあ、今日も女装しての舞台稽古か、気が重いなあ」

 

「何言ってるの?直哉兄ちゃんの女装とっても綺麗だよ」

 

「ありがとうねアイリス、でもね男の僕にとっては複雑な気分なんだよ」

 

「何、言ってますの直哉さん」

 

「あ、すみれ」

 

「すみれさん」

 

「直哉さんの女装はかなり人気があるんですのよ、ここで辞められたら私達全員が困るんです」

 

「でも直哉の気持ちも分かるわ」

 

「あ、マリア」

 

「「マリアさん」」

 

「ここに来て女装してる時間が長いし、直哉も本来の姿でいたいわよね」

 

「それはそうですね」

 

「だが、今日から直哉お前には、常に女装をしてもらう」

 

「えーーー何でですか?」

 

「それは、直哉が女装しなければ、わしの考えている試しが、実行できないからだ」

 

「「「「何の?試しなんですか」」」」

 

「それは新隊長が、ここでのギャップに耐えられるかの試しと、直哉の上をいつ見破るかの試しだ」

 

「支配人絶対、後者の試しは僕の女装が見たい為でしょ」

 

「ギクッそんなことないぞ」

 

 

そのころ上野公園に、新隊長を迎えに行ったさくらは・・・」

 

 

「あの・・・大神一郎少尉ですか?」

 

「はい自分が大神ですが君は?」

 

「私は帝国華撃団花組の真宮寺さくらですよろしくお願いしますね大神さん」

 

「いやあそれにしても貴女のような方が隊員とは驚きましたよ」

 

「ふふ頼りになりませんか?」

 

「いやそんなことないですよ」

 

「さてそれでは大神さんを大帝国劇場に案内しますね」

 

「え、劇場にですか」

 

 

そして、行き先を、劇場と言われ、困惑する大神を案内するさくらだったが、内心では、早く帰って、直哉に会いたいと言う気持ちで、いっぱいだった。

 

 

そして大神とさくらは、大帝国劇場に着いた。

 

 

「うわあここが去年建てられた大帝国劇場なのかあ」

 

「大神さん初めてなんですね。それでは正面玄関から入りましょうか」

 

 

「うわあロビーも広いなあでも人が少ないですね?」

 

「今日は夜の部だけですから」

 

「キャハお兄さんさくらの恋人?」」

 

「いいなんだこの子は?」

 

「アイリス駄目じゃないこの人は私達の新隊長なのよ」

 

「アイリスちゃん俺の名前は大神一郎ていいますよろしく」

 

 

そして、アイリスと分かれた後さくらと大神は、マリアと、女装している直哉とであった。

 

 

「貴方が大神一郎少尉ですか、支配人はこの部屋にいます。さあ行くわよ」

 

マリアに言われ、直哉は頷いて、マリアの後を、追いかけて行った。

 

 

そして、さくらは、大神が支配人室に入るのを確認すると、慌てて自室に戻り、直哉に事情を聞くさくらだった。

 

 

 



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新隊長と米田の試し中編

さくらは大神一郎を連れて帰った後、自室に戻ると、表情の暗い直哉がいた。

 

「直哉君どうしたの?何かあったの?」

 

「さくら・・・お姉ちゃん僕は、男の子だよね?そしてお姉ちゃんの許婚だよね?」

 

「ええ、当たり前じゃないそれがどうしたの?」

 

 

「うわああああん。お姉ちゃん」

 

 

直哉は、泣きながらさくらに抱きついた。そして、さくらに事情を伝えた。

 

 

「実は支配人が、僕にずっと女装をしていろと言ったんだ」

 

「ええ、何でそういうことになったの?直哉君」

 

 

「うん今日新隊長来たよね?」

 

「ええ、大神さんね」

 

「支配人は二つの試しをすると言って、一つは、お姉ちゃんも知ってる奴ね」

 

「ええ」

 

「二つ目の試しは大神さんがいつ僕のことを男と気が付くかだって」

 

「だから大神さんがずっと気が付かなかったら、僕ずっと女装したままで暮らさないといけないんだよ」

 

「僕さっきマリアさんと大神さん見たけど、絶望だったよあの人間違いなく、僕のこと女の子と思ってるよ絶対」

 

「あーあ、こんな事なら本当に女の子として、生まれたらよかったなあ」

 

「直哉君・・・」

 

結局その日は、直哉は、夕食も自室で食べるほど、かなり重症だった。

 

 

さくらもすみれやマリアやアイリスに相談するが、なかなかいい案が出なかった。

 

そして翌日・・・

 

大神は帝国華撃団に配属されたのに、歌劇団の部分しか分からない大神にとって、支配人に文句言いに行くしか思い付かなかった。

 

 

大神が支配人室の前に行くと、米田は何処かに電話をかけていた。

 

 

「それにあの子に無理させてたとは、思わなかったです。まさか花組全員からあんなに好かれるとは、思いませんでしたよ」

 

「おっと文句に来たみたいです。それでは」

 

 

「どうやら終わったみたいだな」

 

 

そして、大神は支配人室に突入した。

 

 

そのころ舞台の練習をしている直哉たち花組は・・・

 

「直哉君実はね、直哉君が苦しんでる事を支配人に、言ったら二つ目の試しは、中止にしていいていってたわよ」

 

「本当・・・さくらお姉ちゃん?」

 

「ええ、」

 

ありがとうマリアさん、すみれさん、アイリス、お姉ちゃん皆さんありがとう」

 

 

直哉が満面の笑みで、4人に感謝の言葉を言っていた時、4人には共通の想いが誕生していた。

 

この子には笑顔のままでいてもらいたいと言う気持ちが。

 

 

そして直哉と、さくらは、舞台稽古をおえ、自室に戻ろうとした時落ち込んで歩いている大神を見つけた。

 

 

「あら大神さん大丈夫ですか?」

 

「ああ、さくら君か、おやその子は?」

 

「初めまして、大神さん僕は、さくらお姉ちゃんの弟真宮寺直哉と言います。宜しく願いします」

 

「ああ、こちらこそ宜しく」

 

 

こうして直哉は男として、大神との対面を果たしたのだった。



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新隊長と米田の試し後編

「そう言えば直哉君て、何歳なんだい?」

 

「えーとお姉ちゃんより1つ下だから15歳ですね」

 

「ええーーそうなのかい?そんな背格好だからアイリスと同じくらいかと思っていたよ」

 

 

「お姉ちゃん僕ってそんなに幼く見える?」

 

「そんな事無いわよ」

 

 

「え、さくら君どうしたんだ?いくら弟にそんな嘘言わなくて・・・も」

 

 

その時大神は、さくらからの無言の圧力があり、何もいえなくなった。

 

 

「やっぱり僕は、幼く見えるんだね」

 

そう言って直哉は自室に戻った。さくらも直哉の後を追いかけた。

 

その直後、大神達三人の話を途中から聞いていた米田が、大神に声をかけた。

 

 

「ちょっといいか、大神?」

 

「あ、はい支配人」

 

「大神、ナオヤののことだが、あの子はな強い霊力を持っている。その上、実の両親から捨てられたのが、原因と思われるが、そのせいで直哉の身体の成長が止まってしまったんだ」

 

 

「え、実の両親に捨てられた?それじゃあさくら君と、直哉君は・・・?」

 

「ああ、あの二人は、義理の姉弟血のつながりの無いがな」

 

 

「それにな直哉関係の事になると、ここにいる女性は怖いからな」

 

 

「はい、それは十分分かりました」

 

 

そのころ直哉とさくらは・・・

 

 

「お姉ちゃんごめんね、体のこと言われるとどうしてもあの時のことを、思い出すから」

 

 

「いいのよ直哉君は気にしなくても、いいのよ。そうだわ今日一緒にお風呂に、入りましょう」

 

「・・・お風呂にか、でもいいのかな?一応僕男だよ、お姉ちゃん」

 

 

「それは心配しないで、アイリス直哉君となら一緒に入りたいから」

 

「そうですわ一緒に入って嫌な事を忘れましょう」

 

「すみれさん、アイリスありがとうございます。じゃあ行きましょうか」

 

そして4人は、お風呂場に向かった。その途中で、マリアも入ることになり、直哉達は、楽しい入浴中だったが、事件が起きた。お風呂場に大神が入って来たのだった。

 

 

 

「「「「きゃああああ大神さんどうしてここに?」」」」」

 

「うわああ。すまない皆俺は出て行くよ、ほら直哉君も」

 

 

そう言って大神が、直哉を、お風呂から出そうとすると、アイリスが大神から、直哉を守ったのだった。

 

「お兄ちゃんは駄目だけど、直哉君は入ってていいの、アイリス達が誘ったんだから」

 

アイリスがそう言うと、アイリスが投げた洗面器が、大神の後頭部に当たり大神は気絶してしまった。

 

「お姉ちゃん、大神さんあのままでいいの?風邪引くよあの格好のまま気絶してると?」

 

「別に気にする事とは無いですわ直哉君。あの男は私たちと直哉君の憩いの時間を邪魔した罰ですから」

 

すみれがそう言うと、直哉は納得して4人に聞いた。

 

 

「ねえ、みんなはどうして、僕も大神さんと同じ男なのに,僕を守ってくれたの?」

 

 

「「「「それは直哉君が、大好きだから(ですわ)」」」」

 

 

「へ、そんな理由なの?」

 

 

直哉は4人答えが,余りに意外だったのか、きょとんとした。

 

 

そしてお風呂騒動後の、支配人室では、米田が大神を回収後、二人で直哉は羨ましいと言う気持ちになったそうな。



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初体験モギリと初舞台前編

お風呂騒動から数日経ったある日・・・

 

帝劇では4月公演愛ゆえにが、初日を迎えた。

 

 

「「あ、大神さんおはようございます」」

 

「あ、さくら君、直哉君おはよう。そうだ俺がする仕事の場所君達知ってる?」

 

 

「「ええ知ってますよ」」

 

「そうか助かった連れて行ってくれるかい?」

 

 

「「ええ、いいですよ」」

 

 

そして、さくらたちは、大神をロビーに連れて行くと、さくらと直哉は、椿に声をかけられた。

 

「あら、直哉君と、さくらさんどうしてこちらに?」

 

 

「あ、椿お姉ちゃんおはよう」

 

直哉は椿に抱きついた。

 

「直哉君おはよう」

 

「椿さん私たちは、大神さんを、ここまで案内しに来たんですよ」

 

 

「成る程、そういうわけですか」

 

さくらの説明を受け、納得した椿だった。

 

 

「さて直哉君私達も、準備に行こうか」

 

「うん分かったさくらお姉ちゃん。椿お姉ちゃんまた後でね」

 

「うん直哉君も頑張ってね」

 

「はーい」

 

さくらと直哉がロビーから離れようとした時大神が、さくらたちに声をかけた。

 

「ちょっと待ってくれさくら君!!直哉君も男なんだから、俺と一緒で裏方の仕事じゃないのかい?」

 

 

「言え、違いますよ大神さん。直哉君は裏方の仕事はしないんですよ」

 

 

「ええ、それはどうして?」

 

「それは直哉君には、重要な役目があるからですよ」

 

 

さくらの代わりに椿が答えた。

 

 

「重要な役目?なんだいそれは」

 

「それ以上は大神さんには、言えません。後で舞台を見に行ったら分かりますよ」

 

「ああ、分かった」

 

 

そして劇場は、開場のの時間を向かえ、たくさんの来場客で、大神の初モギリの仕事が始まった。

 

 

そして大神は、モギリの仕事を終え、舞台に行くとそこではさくらと見慣れない少女とマリア三人のシーンだった。

 

 

その直後さくらのミスで、ステージが倒壊するハプニングが起こった。

 

 

「皆大丈夫か?」

 

「大神は、そう言いながらさくら達の元にいくと、全員無事だと分かり安堵していた。

 

 

そして、今日の舞台は、当然中止となった。

 

 

その日の夕方・・・

 

「さくらさん今日の失敗どうしてくれますの?明日だって公演あるんですのよ」

 

「「すみません」」

 

 

「あら直哉君あばたは悪くないですわよ」

 

「いえさくらお姉ちゃんの失敗は、僕の失敗でもありますから」

 

「すみれ大神さんが来たわ、その話は後で、まだ直哉君の舞台参加の件のこと知られたくないから」

 

「分かりましたわ。マリアさん」

 

 

そして、すみれたちは、話をやめ食堂に向かいつつも、さくらとアイリスが大神に捕まってしまった。

 

「あ、丁度いいところに、さくら君とアイリス。少し聞きたいことがあるんだ」

 

 

その時さくらとアイリスには、大神の声が、地獄に誘う死神のように聞こえた。



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初体験モギリと初舞台後編

「あっさくら君とアイリス丁度いいところに、聞きたいことが、あるんだけどいいかな?」

 

「・・・なんでしょうか?大神さん」

 

 

さくらは嫌な予感をしつつも、大神の話を聞いていた。

 

「ねえ今日俺の知らない女の子がいたんだけど、知らない」

 

「大神さんその子の事を、知ってどうするんですか?」

 

 

さくらが大神に質問する。

 

「何をだって、あの子可愛かったから一目ぼれしたんだ」

 

「「ええーーーーー」」

 

大神の発言を聞いて驚いたさくらとアイリスだった。

 

「さくらどうする??このままじゃ、お兄ちゃんに直哉君取られちゃうよ」

 

「大丈夫よアイリスそんな事私がさせないから。取り敢えずアイリスは先に、食堂に行って、マリアさん達にこの事を伝えて」

 

「うんわかった」

 

 

「あれ二人共どうしたんだい?」

 

「あ、お兄ちゃんアイリスお腹すいたから食堂に行くね」

 

「ああ、わかったよアイリス」

 

 

「そう言うことだから、さくら君何か教えてくれ」

 

 

そう言って大神は去っていた。

 

そのころ食堂のマリアとすみれと直哉の3人は・・・

 

「何とかつかまることは避けれたみたいね」

 

「すみれお姉ちゃんごめんね抱っこしてもらって、重いでしょ」

 

「いえきにしないでいいですわ。こういうことが無ければ、直哉君とこんなに近くで話せませんから」

 

 

そんな会話をしながら、食事していると、アイリスが慌ててやって来た。

 

 

「すみれ、マリア大変だよーー」

 

「どうしたのアイリス?そんなにあわてて」

 

マリアが、アイリスに質問をした。

 

「このままじゃ直哉君が、お兄ちゃんに告白されちゃうよ」

 

 

「「「え、どういうこと?」」」

 

そしてアイリスは、三人に、事情を話した。

 

「・・・そんな・・・」

 

バタン

 

 

「「「直哉君」」」

 

 

アイリスから聞かされた話が、直哉にはよほどショックだったらしく直哉は気絶してしまった。

 

 

 

そして翌日・・・

 

 

直哉が目覚めたのは、さくらと直哉の自室だった。

 

「うーんここは・・」

 

「直哉君気が付いたのね、よかった」

 

「さくらお姉ちゃん」

 

直哉が目覚めたと同時に大神が、さくらたちの部屋に入って来た。

 

 

「直哉君大丈夫かい?」

 

「ヒッ」

 

直哉は、大神に対し恐怖を抱いてしまった。

 

「ちょっ大神さん直哉君を怖がれせないでください」

 

 

「すまないさくら君、俺は直哉君が心配だったんだ」

 

「何故ですか?」

 

「そりゃここで男3人しかいないからさ」

 

「成る程そういう意味ですか?」

 

そしてついにこの時が来た。

 

さくらと直哉と大神が、1階に下りた時、劇場内にサイレンがなった。

 

 

「な、何だ、このサイレンは?」

 

「大神さん出撃です。直哉君もしっかり捕まっててね」

 

 

「うん、わかったさくらお姉ちゃん」

 

「さくら君どういう事だい?出撃とは」

 

 

「帝国華撃団花組の出撃です」

 

そして、さくらと直哉は初めて戦闘服を着ると、他の隊員からかわいいとか言われていたが.大神が来ると、直哉はさくらの背後に隠れた。

 

「これは?米田支配人どういうことですか?」

 

「大神歌劇団ははお休みだ。帝国華撃団は、本来の任務に戻ったのだ」

 

「米田長官、帝国華撃団は、存在してたんですね」

 

「無論だ、大神ここでお前の、部下となる隊員5名を紹介しょう」

 

「改めて紹介しますね。私は真宮寺さくらです。そして、私の後ろにいるのが、私の弟の真宮寺直哉です」

 

「「宜しくお願いします」」

 

「私は神埼すみれですわ、少尉」

 

「マリア・タチバナです。隊長私はまだ貴方を隊長と認めていませんので」

 

 

「やっほーアイリスだよ」

 

 

「大神以上が君の部下となる者達だ」

 

「長官我々の敵とは?」

 

「お前も聞いたことあるだろう。我々の敵は、黒乃巣会と言う」

 

「黒乃巣会」

 

「そうだ大神さくらと直哉はさくらの機体に搭乗するから今回出撃する光武は4機だ」

 

「了解です」

 

 

「黒乃巣会は、上野公園に出現したぞ。大神出撃命令をだせ」

 

「はい、帝国華撃団花組花見の準備をしろ」

 

 

「「「「「「「だあああ」」」」」」」

 

大神のボケに全員がこけたのだった。

 

 

「大神お前なあ、しかたねえ、直哉出撃命令を出せ」

 

「了解です。帝国華撃団出撃せよ!!目標地点上野公園」

 

 

「「「「「了解」」」」」」

 

 

こうして帝国華撃団は出撃した。

 

 

 

 

 



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初陣

そのころ上野公園では黒乃巣会の幹部4人が機械の怪物脇時を率いて破壊活動をしていた。

 

 

「楽しいね、破壊 妬み 憎悪 政府転覆」

 

「我々の力を見せましょうぞ」

 

「フ」

 

 

「そこまでよ」

 

 

「君達誰なんだい?」

 

「帝国華撃団参上」

 

「帝国華撃団とな、小賢しい」

 

「フ、面白いここは私が」

 

「任せたぞ叉丹」

 

そう言って叉丹以外の三人はどこかに転移をしたのだった。

 

「さあ来るがいい帝国華撃団とやら」

 

「皆行くぞ」

 

「「「了解」」」

 

こうして帝国華撃団の初陣は戦いの火蓋が切って落とされたのだった。

 

戦いが始まり、帝国華撃団は叉丹の召還した魔装機兵脇時を全滅させた。

 

「どうだお前の手駒は全滅させたぞ残るはお前だけだぞ」

 

 

「ふ、たがが、脇時を全滅させた程度で、喜ぶとはな」

 

「何!!」

 

「いいだろう。出でよ神威」

 

 

!!「お姉ちゃん皆避けてーー」

 

叉丹が神威を召還すた余波で起きた電撃が花組を襲う。

 

 

「危なかったですわ直哉君の言葉を聞いてなかったぞっとしますわ」

 

「ええ、そうね、やはり現段階では、危険察知能力は大神少尉より、直哉のほうが上だわ」

 

 

「お姉ちゃん大丈夫?あれは雷じゃないからね、お姉ちゃん」

 

「ふふ、ありがとう直哉君。心配してくれて」

 

「ほう、私の神威の電撃を察知できる奴が、いるようだな」

 

 

そのころ地下作戦室では・・・

 

 

「やったね直哉君が活躍してるよ」

 

「うむ特に、あの電撃攻撃が、決まっていたら、もしかしたら敗北してたかも知れねえ」

 

「流石だな。直哉の危険察知能力の高さは、直哉はさくらみたいに直接操縦は出来なくても、立派に帝国華撃団の一員と言う証明を出した。次は大神お前の番だぞ」

 

 

 

上野公園戦闘地域・・・

 

 

「危なかった直哉君が知らせてくれなかったら、俺達は今頃・・・て、今はそんな事考えない。皆行くぞ、敵魔装機兵を倒すぞ」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「果たして、貴様等にできるかな?」

 

「何!!どういう意味だ」

 

「こういうことだ」

 

 

「お姉ちゃん脇時の残骸を消滅させて」

 

「わかったわ!!破邪剣征・桜花放心」

 

さくらが放った、桜花放心で、一部の脇時の残がい消滅したが、それを見た叉丹は不敵に笑った。

 

 

「よく気がついたな、だが遅い」

 

 

叉丹が呪文を唱えると、倒した脇時の残骸が一つになり巨大脇侍となって復活したのだった。

 

 

「フフ、帝国華撃団とやらもう貴様等は、おしまいだな」

 

 

「お姉ちゃん。今の内にあいつの足止めできる?」

 

「でも巨大脇時もほっとけられないわ」

 

「大丈夫だよ、それに巨大脇時を相手するにはすみれお姉ちゃんと、マリア姉ちゃんの武器が相性がいいからね、後は大神さんが気付くかだけど」

 

 

「わかったわ直哉君を信じるわ」

 

 

さくらはそう言って、単身神威に向かって行く。

 

さくらの行動を見た、大神達は最初は驚いていたが、さくらたちの意図を感じたすみれとマリアが、巨大脇侍煮攻撃を仕掛けた。

 

 

「フン自分が囮となって、私と戦うことで、私を倒した時にあの脇時も消えると考えたか、だが甘いわ」

 

 

叉丹の攻撃がさくら達の光武に直撃した。

 

「きゃあああ」「うわあああ」

 

 

二人の悲鳴を聞き、三人は一瞬固まった。巨大脇侍は、その隙を見逃さず三人に攻撃をした。

 

「だが大神は、その時に見つけた巨大脇時の弱点を」

 

 

「すみれ君、マリア援護を頼むぞ」

 

「少尉」

 

「隊長」

 

「行くぞ!!狼虎滅却快刀乱麻!!」

 

 

そして、大神の必殺攻撃の快刀乱麻がで、巨大脇侍を倒した直後、叉丹を足止めをしていたさくらたちが、限界を迎えていた。

 

 

「これで終わりだな、死ねーー」

 

 

叉丹の最後の攻撃が、二人に迫る。その時、大神は時期の光武の特殊能力を使い叉丹の攻撃からさくらと直哉を守ったのだった。

 

「何だと!!」

 

「「大神さんありがとうございます。大神さん」」

 

 

「すみれ君、マリア今だ」

 

「「了解」」

 

「ぐおお」

 

叉丹はマリアと、すみれの攻撃を受け、叉丹の魔装機兵神威は機能停止になった。

 

 

「クッ帝国華撃団よこの決着は何れ付けよう」

 

叉丹がそう言うと、叉丹と神威は消えていった。

 

 

「勝ったのか?俺達」

 

 

「ええ、取り合えずはですけど」

 

「それじゃあいつものあれしましょうか?」

 

「ええーーお姉ちゃん本当にするの?」

 

「ほら直哉君も早く」

 

 

さくらが渋る直哉を呼ぶ。

 

 

しぶしぶ直哉はさくらの元に行き、準備をする。

 

「それでは行きますよ、勝利の・ポーズ」

 

「「「「決め!!」」」」

 

「いい、なんだいこれは?」

 

 

大神は訳が判らず、ポーズを決められずにいた。

 

 

こうして、帝国華撃団と黒乃巣会の戦いの火蓋は切られたのだった。



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休日・・姉弟の1日

時は、太正12年4月某日・・・

 

大帝国劇場では、無事4月公演舞台が千秋楽を迎えていた。

 

そこで米田支配人が、明日から3日間休日にすると伝えられ、各々がそれぞれの休日の予定を考えていた。

 

 

「ねえ、直哉君明日からの3日間の休み、何かしたいことある?」

 

さくらが直哉に、質問した。

 

「うーんそうだな。あ、そうだ、お姉ちゃんと二人きりで、花やしき遊園地に行ってみたいな」

 

「花やしき遊園地かあ、私も行った事ないし、行ってみようか」

 

 

「やったーー」

 

直哉は大喜びだった。

 

 

そして翌日・・・休日1日目

 

 

さくらと直哉は、朝早くから帝劇を出て、蒸気機関車で、花やしき遊園地のある浅草に向かっていた。

 

そのころ帝劇では、大神が直哉を探していた。

 

 

「あれ、おかしいな直哉君とさくら君がいないぞ、せっかく直哉君と、心行くまで、遊ぼうと思ったのにな」

 

そして大神は、1階に下りていった。そして1階に下りた大神を見かけた花組隊員を含む全女性陣が、この獣から直哉君を守らなければと決意をしたらしい。

 

 

帝劇でそんなことになっている事を、知らないさくらと直哉は・・・

 

 

「お姉ちゃん美味しいよこれ」

 

「本当ね」

 

二人は花やしき遊園地の園内で軽めの朝食を食べていた。

 

 

そして二人は、様々な乗り物に乗って、姉弟の久々の二人だけの時間を過ごしていたが、少しトラブルが起きた。それは、少しさくらが油断し直哉を見失ったのだった。

 

そしてさくらと別れた直哉は花やしき遊園地の裏側帝国華撃団花やしき支部に入り込んでいた。

 

 

「ここは一体何処なんだろう?参ったなあ早くさくらお姉ちゃんの元に帰りたいのに」

 

そんな事いいながら直哉が歩いていると、地下格納庫に着いた。

 

 

「へえいろんな光武のパーツがあるんだな」

 

 

「誰か、そこにおるかいな?」

 

直哉は、姿がないのに声が聞こえるから少しオドオドしながら答えた。

 

 

直哉の答を聞いた声の主はすぐに姿を現し直哉を安心させた。

 

「僕ごめんな驚かすきはなかったんや」

 

「お姉ちゃんは誰なの?」

 

「うちは李紅蘭や、よろしくな僕」

 

「僕の名前は、真宮寺直哉です。よろしく紅蘭お姉ちゃん」

 

 

「そいで何で、直哉君がここにおるんかいな?」

 

 

直哉は、紅蘭に、事情を話した。

 

よっしゃうちが直哉君のお姉ちゃんの所まで付いて行くわ」

 

「え、いいの?紅蘭お姉ちゃん」

 

「かまヘンよ直哉君」

 

「ありがとう」

 

 

こうして直哉は、紅蘭と共にさくらを探し始めた。

 

 

暫く歩いていると、直哉とさくらが、同時に見つけた。

 

「直哉君良かった無事だったのね」

 

「うん紅蘭お姉ちゃんにここまで連れて来てもらったんだ」

 

「そうだったの?ありがとうございます。紅蘭さん」

 

 

「紅蘭さんはやめて直哉君のお姉さんとうちの年齢そんなに離れてないから」

 

「そうですか?なら紅蘭で」

 

「うんならうちはさくらはんと呼ぶことにするわ」

 

こうして、さくらと直哉は紅蘭と言う新たな友達を作り、帝劇に戻った。

 

 

そして休日2日目の朝が来た



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休日特別指令真宮寺直哉を守れ前編

休日2日目の朝・・・

 

さくらは、マリア達にサロンに呼び出されていた。

 

「おはようございます。マリアさんすみれさん」

 

 

「おはよう。あら直哉君はどうしたんですの?」

 

「昨日の花やしき遊園地での疲れで、まだ部屋で、寝てますね」

 

「それじゃあ今直哉君は、一人なの?しまった!!こんな好機をあの獣が見逃すわけが無いわ」

 

 

そう言って、マリアとすみれは全力でさくら達の部屋に向かった。

 

 

「ええ、一体どういうこと?」

 

さくらは訳がわからずすみれたちの後追いかけると、鍵をかけたはずの鍵が外れていた。3人はそっと扉を開けるとそこには、ゆっくりと直哉に近づく大神の姿があった。

 

 

そして、大神が近づくたび、直哉の寝顔が悪夢を見てるような苦痛の表情になっていた。

 

 

「お兄ちゃんこの部屋から出て行けーー」

 

「ぐは、もう少しだったの・・・に」

 

 

大神はアイリスの超能力を喰らい気絶した。

 

「今のうちにさくら直哉君を安全な場所に連れて行って」

 

 

「ええ、わかったわ」

 

直哉はさくらに抱かかえられると、先ほどまでの苦痛の表情から一変し、穏やかな寝顔になっていた。

 

「良かったわ直哉さんいい夢を」

 

「一安心だわ」

 

「良かった直哉君の近くにいて」

 

「アイリスのおかげよ、ありがとう」

 

さくらたちがそれぞれ直哉の寝顔を見ながら、話す。

 

 

「それでマリアさん、大神さんの変貌した理由知りません?」

 

 

さくらがマリアに質問をした。

 

「ええ、実はね、昨日さくらたちが、花やしき遊園地へ出かけた直後、あの獣が、直哉君を探していたのよ、その時私とアイリスが聞いたの、あの獣の言葉をね」

 

「ああ早く直哉君を、俺の心行くまで、遊びたいと」

 

 

「ええーーそれじゃあ昨日遊園地で遊んでいたからある意味助かったんですね。直哉君の心は?」

 

 

「そして、獣は自分の欲望を剥き出しにして、ついに行動に出たみたいね」

 

 

「それじゃあ直哉君にとってはこの帝劇は、天敵の住処じゃないですか」

 

 

「そこで、さくらさん、貴女と直哉君は明日までの休日が終わるまで、横浜の私の実家へ雛してくださいませ」

 

「すみれさん・・ありがとうございます」

 

 

さくらはすみれに感謝し、寝ている直哉と共に手劇のロビーに向かうが、そこには既に大神がいた。

 

 

「さあさくらくん諦めて俺に、直哉君を渡すんだ」

 

「いやです」

 

「隊長命令でもか?」

 

「嫌です。ここで大神さんに、直哉君を渡すと、直哉君は二度と、人前に出ることが出来なくなりそうなので、家族として直哉君を守ります」

 

 

「そうか、それがさくら君の答か?」

 

「いいだろうこうなったら!!」

 

 

「何をするんだ。かすみ君由里君、椿君」

 

「「「さくらさん早く、帝劇を出て逃げてください」」」

 

 

「ありがとうございます。皆さん」

 

 

そう言ってさくらと、寝ている直哉は、帝劇を出て、すみれの執事兼運転手の待つ場所に向かった。

 

 

果たして花組+帝劇女性陣は、大神の魔の手から直哉を守れるのか?

 

 



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休日特別指令真宮寺直哉を守れ後編

「いい加減話してくれよ皆」

 

「「「「「「駄目です」」」」」」

 

「そんなーー」

 

「おいおいお前たち、朝から何の騒ぎだよ?」

 

 

「そう言えばさくらと、直哉は、どうした?」

 

「米田が、全員に質問した。

 

 

「「「「「「大神さんが直哉君を襲うので、二人で逃げてもらいました」」」」」」」

 

「おいおい大神、お前男を襲う趣味あったのか?」

 

 

「いえないですよ俺は、忠直や訓とままごとをしたかっただけですよ」

 

 

「「「「「「「ええーーー男同士で、ままごと遊びーー」」」」」」」

 

 

「隊長辞めなさいキモイですから」

 

「少尉に、そんな悪趣味をお持ちとは」

 

 

「ヤダーーお兄ちゃんといたら直哉君が汚されちゃうよ」

 

「ぐはっ何もそこまで言わなくても」

 

 

「いや直哉も俺の息子だからな、大神直哉にこれ以上、変な目的で付きまとうと言うのなら、お前は専属モギリに降格だからな」

 

 

「そ、そんなーー」

 

 

「おっといけねえさくらと直哉に用事があったんだ出かけてくるぜ」

 

 

「「「「「「「はい行ってらっしゃい支配人」」」」」」」

 

 

そして、米田は、さくらと直哉を迎えに帝都の街に姿を消した。

 

そのころさくらと直哉は・・・

 

 

「はあ、はあ、すみれさんの執事さんは何処かしら?は、しまったわ執事さんの名前を聞くの忘れたわ」

 

そして、さくらは、寝ている直哉の寝顔を見ながら、帝都中を歩いていた。

 

「はあ、こんな調子で私も、直哉君も大丈夫かしら?特に直哉君君を守れなかったら、私は・・」

 

「ううん駄目よさくら。貴女は、直哉君の許婚だし、直哉君のあの力の秘密は、私の力と同じくらいの秘密だからなあ。もし直哉君の力が暴走したら大変な事になるから気をつけないと」

 

さくらはそんなことを考えながら、上野公園に向かって歩いていた。

 

「ふぁ、あれさくらお姉ちゃんここ何処なの?」

 

「あ、起きたのね直哉君」

 

「あ、もしかして僕の力が暴走仕掛けた?寝てる時に、それでお姉ちゃんが、被害が出ないようにしてくれたの?」

 

「ううん違うの、直哉君。最近は直哉君の力は安定してるわ。だけど今回は緊急事態だったの」

 

「緊急事態?」

 

「ええ、大神さんが直哉君を襲うとしてたから、直哉君を守る為ここまで、逃げてきたの」

 

「えええーー大神さんが、僕を襲ったの?何で」

 

「それは、私もわからないわ」

 

「それなら俺が教えてやるぜ」

 

!!

 

さくらと直哉は後ろから聞いたことのある声がしたので、振り向くとそこには、米田支配人がいた。

 

「「米田支配人。どうしてここに?」」

 

「ああ、お前たち二人に用事が会ったんだが、大神の暴走から逃げてると聞いたから追いかけて来たんだぜ」

 

「そうなんですか?すいません米田さん」

 

「時にさくらよ、直哉のあの力について何かわかったのか?」

 

「いえ、あの件は、具体的にわかるにはまだ時間が必要みたいです」

 

「そうか、直哉も大変だな正体不明の力を持ってるんだからな」

 

「そんな事無いよ、米田さん確かにこの力は怖いけど、さくらお姉ちゃんといることで抑えることが出来てるし、それに僕は、さくらお姉ちゃん大好きだから」

 

 

「・・・直哉君」

 

 

「はは、そうかそれなら安心だな。さてと二人共東京駅に向かうぞ」

 

 

「何故ですか?支配人」

 

「何故ってお前達の母親である。若菜さんがこの帝都に来るからだ」

 

「「ええーーー」」

 

さくらと直哉の叫び声が、上野公園中に響いた。

 

 

 



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突然の上京とさくらと直哉に託された物

さくらと直哉は上野公園で米田と合流しそのまま東京駅に向かった。

 

「支配人どうして私達のお母様がこちらに来るようになったんですか?」

 

「ああ、昨日の夜にな、若菜さんから連絡を受けてな」

 

「お母様から?」

 

「ああ、何でも一馬の部屋にあった荷物を開けると、さくらと直哉に宛てた荷物だったらしんだ」

 

 

「成る程それで、お母様がその荷物を届けに来るんですね」

 

さくらは米田の説明を受けて、納得した。

 

そして、三人が東京駅に着くと同時に、若菜が乗る蒸気機関車が東京駅に着いた。

 

 

「お母様」

 

「お母さん」

 

「さくらさん。直哉君元気にしてましたか?」

 

「「はい」」

 

「若菜お母さん。今日はどうして来たの?」

 

直哉が、若菜に質問した。

 

「今日はね、直哉君と、さくらさんにプレゼントを持ってきたの」

 

 

「プレゼント!!」

 

そして直哉が若菜からプレゼントの入っている箱を開けるとその中に入っているのは二つのリングだった。

 

 

「お母様このリングは一体?」

 

「さくらさん。これは護法リングと言うらしいです。これはどうやらさくらさんと直哉君にしか使えないのです」

 

 

「それは何故ですか?」

 

「さくらさんに、渡したほうのリングは、真宮寺家の血筋のみが、使えるのです」

 

「真宮寺の血筋・・・つまり破邪の力を使える者と言うことですか?」

 

米田の質問に、若菜は首を縦に振る。

 

「そして、直哉君に、渡したほうは、その当時の破邪の力の継承者が、最も大切にしている者にしか装着できないのです」

 

 

「つまり継承者のさくらが、最も大切にしている者、それが直哉と言うことですか」

 

「ええ、ですが私には、このリングにどんな効果があるのかは、知らないです」

 

「ねえ、直哉君私ねこのリングしてから言いたいことあるんだけど聞いてくれる?」

 

「うんいいよ」

 

「じゃ行くわよ、我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて・・・アタッ何するの直哉君」

 

「お姉ちゃんそれ以上言ったら駄目だよ」

 

直哉は、何処から持って来たのか、ハリセンでさくらの頭を叩いた。

 

「うう、直哉君怖いよごめんね」

 

さくらは怒った直哉に恐怖し、すぐに謝っていた。

 

 

ちなみに先ほどのさくらのセリフを聞いてわかった方は何人いるでしょうか?。

 

本編に戻ります。

 

 

 

そんなやり取りをしながら、東京駅をでて、さくらたちは、若菜を大帝国劇場に案内した。

 

そして直哉は、若菜に会ってからずっと若菜に抱っこしてもらっていた。

 

 

そんな状況を、大帝国劇場でモギリをしていた大神は羨ましそうに見ていた。

 

そして、大帝国劇場を去る時間が来た若菜を見送る為、さくらと直哉は、ロビーに来ていた。

 

「それではお母様、明日直哉君と一緒に駅まで行きますね」

 

「若菜お母さん僕も、行くね」

 

「わかったわ。それじゃ二人共、また明日ね」

 

 

そう言って、若菜は、自分が宿泊するホテルへと戻って行った。

 

 

 



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番外編 召還されし術者と鬼神

今回は番外編ということで、サクラ大戦ととある作品のテレビアニメのキャラたちとのコラボ回です

今回使用するリングの使用方法は、本編とは異なりますのでご了承ください。


若菜から受け取ったリングを手に入れたさくらと直哉だったが、それから数日経ったある日、さくらに異変がおき始めていた。

 

 

「うーんまたあの夢だわ」

 

 

「こら前鬼またつまみ食いしたわね」

 

「へ、別にいいだろうが、馬鹿千明」

 

「何ですって」

 

 

最近さくらは、同じ夢を見ることが多くなった。

 

その夢とは、一人の術者の少女と、一人の鬼神が人の欲望を、糧とし成長する実を払うと言う夢のはずだった。

 

だが今夜の夢はいつもの通りには、ならなかった。

 

「千明俺様の封印を解けーー」

 

「うんわかった、我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃に、封呪を絶つ、破呪ヴァジュラオンアーク現臨せよ!!汝・・・・・」

 

「鬼神・・・・・ここに現臨」

 

「出たな鬼神今日こそお前たちを、この世界から消滅させてやる」

 

 

「けっ貴様に俺様が負けるかよ?」

 

「ふっそれはどうかな?食らうがいい」球体風滅強制転移」

 

「うおおおおお」

 

「きゃああああ」

 

 

実の怪物の特別な術により術者の少女と鬼神の姿が消えたときさくらは、夢から覚めた。

 

 

「一体今の夢は何?いつもと違うけど」

 

 

そしてさくらがふと、手にしてるリングを見ると、光を放っていた。

 

 

 

「・・・前鬼召還」

 

さくらが、頭に浮かんだ言葉を言うと、先ほどまでさくらの夢に出ていた童子姿の鬼が寝ていた。

 

 

そして直哉のベッドの方には、術者の少女が直哉を抱いて寝ていた。

 

 

それを見たさくらは、これは夢だと思い再び眠りについた。

 

 

そして翌日・・・

 

帝劇内で、見慣れない少女と変わった格好の子供がいると、評判になり、公演以外の時の収入がアップしたそうな。

 

 

「千明ちゃん少しいいかな?」

 

「はーいさくらさん」

 

「私に、ついて来て」

 

そして、さくらは、千明共に、支配人室に、入った。

 

 

「おうおめえさんがさくらと直哉は保護した人物だな?」

 

「はい、私役千明16才です」

 

「お前さん声がさくらに、似てるな?」

 

「「え、そうですか」」

 

さくらと千明は、同時に声を出した。

 

 

「そう言えば、あの子供もよばねえとな」

 

米田がそう言うと、千明が前鬼を召還した。

 

「前鬼召還」

 

千明の持つリングが光を放つとそこから前鬼が出てきた。

 

「うお!!こいつが、お嬢さんの式神と言う奴か」

 

米田が驚いてると、直哉が支配人室に入って来た。

 

「あー前鬼こんなとこにいたーー急にいなくなるから心配したじゃん」

 

「おーワリイな直哉この馬鹿女に、呼ばれたからな」

 

「また前鬼私の事を、バカ女といってー」

 

 

その時、前鬼が、千明に耳打ちをした。

 

「千明俺も信じられねえが、この劇場に憑依の実の匂いがしやがる」

 

「えーーーそれ本当前鬼?」

 

「ああ」

 

「どうすんのゴキが居ないと超鬼神になれないわよ」

 

「千明見てみろあの二人護法リングしてやがるぜ」

 

「そう言えば、さくらさんと直哉君も持ってるわね」

 

 

「おい、おめえたち何?ひそひそ話しているんだ?「「うわあ」」

 

千明と前鬼は、米田の呼びかけに驚いてしまった。

 

「まあいいや、さくらと直哉すまねえが、二人に帝都の案内してくれや、いつ元の世界に戻れるかわからないみたいだからな」

 

「「はーい」」

 

 

そしてさくら達は、帝劇を出て、千明たちに帝都の案内していた。

 

 

 

そのころ大神は・・・

 

 

「いいなあ。あの子直哉君と出かけれて、俺も直哉君と出かけたいな」

 

 

「その願い、我が叶えてやろうぞ」

 

「な、何だ!!うわああああ」

 

そして、実が大神に取り憑いてしまった。

 

「何今の?お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなくなったようなこの感じは?」

 

 

アイリスだけが、感じた大神の異変を。

 

 

「へえーーここはいま大正時代なんだ」

 

「千明ちゃんは、どれくらい未来の人なの?」

 

直哉は、千明に質問したが、千明は戸惑っていた。

 

「困ったわね。本当のこと言って、私達の歴史に干渉したら困るけど、けどこんなかわいい子供に、嘘なんて付きたくないよー」

 

 

「こら直哉君千明お姉さんを困らせたら駄目じゃない」

 

 

「ごめんなさい」

 

 

「!!さくらお姉ちゃん。嫌な感じのものがここに来るよ」

 

「ええ、私も感じるわ。一体何が来るのよ」

 

!!「千明俺様を召還しろ、憑依獣だこの匂いは」

 

「ええ、わかったわ」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

だが、前鬼の封印は解けなかった。

 

「何で、封印が解けないの?」

 

千明があたふたしている間に、実に取り憑かれた人物が現れ、それを見たさくらと直哉は、驚いた。

 

「「大神さん」」

 

「何?憑依の実に取り憑かれたの、さくらさんの知り合いの人?」

 

「ええ、そうです」

 

「見つけた・・・直哉君」

 

 

そう言いながら大神は、直哉に近づくが、その直前に欲望を吸い取られ憑依獣となってしまった。

 

そして、今度は千明と前鬼が、驚いた。何故なら、大神が変身した憑依獣が元の世界で直前まで戦っていた奴だったのだ。

 

 

「どうだ鬼神と祓い師よ、呪力が殆ど使えない世界での生活は」

 

「何ですって」

 

「この世界では、呪力の変わりの力霊力が無ければならない」

 

「貴様らには無いだろう。死ね」

 

 

「そういうことか、さくらお姉ちゃん千明お姉ちゃん今から前鬼君の封印を解くから呪文を3人で唱えるよ」

 

「「わかったわ」」

 

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何故だ!!鬼神の封印が何故解けた?」

 

「それはね、僕とさくらお姉ちゃんの霊力を呪力に変換したからね」

 

何だと!!」

 

「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」

 

「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ね、出来たでしょ」

 

直哉は、笑顔で言う」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

 

「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」

 

「覚悟しろよ、憑依獣」

 

そして戦いは始まった。

 

「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」

 

憑依獣はそう言いながら消滅した。そして大神は助けられたが、さくらと直哉が見てないところで、千明たちも元の世界へと戻って行った。



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敵の名は黒乃巣会そして・・・新たな仲間前編

若菜から、護法リングを譲り受けたさくらと直哉が、若菜が仙台に帰るため東京駅で見送っている頃、帝都地下深くでは、政府転覆を狙う組織黒乃巣会の集会が始まろうとしていた。

 

「出でよ黒乃巣死天王よ」

 

 

「ハ、紅のミロクここに」

 

「蒼き刹那ここに」

 

「白銀の羅刹」

 

「黒き叉丹ここに」

 

「「「「我ら黒乃巣死天王天海様の命によりここに推参」」」」

 

「僕達にお呼びでしょうか?天海様」

 

 

「たわけ先日のあれは何じゃ?」

 

「ハ、帝国華撃団と名乗る謎の組織が現れまして」

 

「奴等は結構やります」

 

 

「黙れ叉丹我等は常に最強でなければならぬ」

 

「見ておれよ帝国華撃団勝つのは我らだ」

 

「我ついに帝都の結界を破る術を見つけたり」

 

「一刻も早く六破星降魔陣を完成させ、偉大な徳川幕府を再建させねばならぬのだ」

 

 

天海がそう言うと、幹部三人は喜んでいたが、只一人叉丹は、(ふっ…死に損ないの老いぼれめ)と呟いていた。

 

 

そのころ、帝劇に戻る途中の直哉とさくらは・・・」

 

 

「あーあ、若菜お母さん仙台に帰ったね」

 

「ええ、そうね」

 

 

「ねえ、さくらお姉ちゃん。僕は、本当に生きてていい人間なのかな?」

 

「直哉君。当たり前じゃないそんな事、なんで言うの?」

 

「僕の力のせいで、お姉ちゃんに過酷な運命が待ってること僕知ってるんだ、お姉ちゃん約束して、僕の力の正体を知った者が、僕を利用しようとしたら、僕をお姉ちゃんの手で、僕を殺してね」

 

 

「!!そんな約束できないわ。貴方は私の大切な家族なのよ、」

 

「お姉ちゃん・・・僕の中にはこの世に、出してはいけない物が、封印されてるんでしょ」

 

 

「!!直哉君知ってたの?」

 

「うん、実はねこのリングしてからね、僕自分の身に起きることが見えるようになったんだ、そのおかで・・・」

 

「黒乃巣会の目的が僕に封印されている物が、目的じゃない事を知った時僕は、安心してしまったんだ」

 

 

「最悪だね僕は・・・」

 

「そんな事無い!!」

 

「お姉ちゃん・・・苦しいよ」

 

さくらは直哉を力をこめて抱きしめた。

 

「直哉君安心して、絶対私達、帝国華撃団花組が貴方と帝都を必ず守って見せるから」

 

 

「そやその意気やさくらはん」

 

!!「「紅蘭姉ちゃんどうしてここに」」

 

 

「いやあー帝劇に行く途中何やけど、さくらはんたちを、見かけて声をかけようとしたら、直哉君にそんな秘密があるとは知らなかったよ」

 

「紅蘭姉ちゃんいまのはなしはまだ、秘密だよ」

 

「わかったよ直哉君3人の秘密やな」

 

そして、直哉たち3人は、帝劇に戻った

 

帝劇では・・・

 

 

大神が、公演前の穏やかな時間を過ごしていた。

 

「はあ、今日はいい天気だな。でも俺も随分モギリに慣れたなあ。

 

お、あれはさくら君と直哉君だ、そう言えば、二人の母親が今日、仙台に、帰る予定だったな」

 

 

「お帰り二人共」

 

「「あ、大神さんただいまです」」

 

大神と挨拶した二人は帝劇に入り自分の部屋に戻った。そして大神はその直後李紅蘭と出会い、紅蘭を支配人室に、案内していた。



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敵の名は黒乃巣会そして・・・新たな仲間中編

大神が紅蘭を、支配人室へ案内してた時、紅蘭が大神に質問をした。

 

 

「なあ大神はん、大神はんにとって、帝国華撃団はどんな場所に見える?」

 

「うーん難しいなあまだ、1ヶ月しかいないしな」

 

「そうやな人間、そんなに早く分かり合えないから人間同士で戦うやろな」

 

「・・・紅蘭?」

 

 

「そういう意味では、うちもあの二人と一緒やな」

 

「え、」

 

「あ、すんません大神はんなんでもあらへん」

 

「うんそうかい?着いたぞ紅蘭ここが、支配人室だよ」

 

「おおきにな大神はん」

 

そして二人は、支配人室に、入った。

 

「おお、紅蘭か、よく来てくれたな」

 

「向こうが寂しいか?」

 

「いえうちは、機械いじりが出来れば、何処でも行きますよ」

 

「そうか・・・」

 

「それに、ここには直哉君もおるみたいやからさくらさんの光武の改造しますわ」

 

「改造?」

 

「そや、副座にするんや」

 

「成る程な、それはいい案だ、だが紅蘭大神には、気をつけろ」

 

「支配人・・・それは」

 

 

「いいかよく聞け、こいつは、男の直哉を襲うくらいの危険な男だからな」

 

「マジですか?」

 

「ああ」

 

 

「大神はんがそんな方とは思いませんでたしたわ」

 

そのころ直哉は・・・

 

一人で先月の舞台で、壊れた小道具を修理していた。

 

 

「はあ、これからどうしよう。このまま仙台に帰ろうかな?」

 

 

「あら、僕一人で修理してるのね、偉いわね」

 

「あ、貴女は、あやめさん」

 

「久しぶりね直哉君」

 

「ねえあやめさん。僕は一体何のために生まれたんだろう?」

 

「直哉君は生まれなければ良かったと思ってるの?

 

「それは・・・」

 

そのころさくらは、いなくなった直哉を探していたが、見つからず支配人室に相談しに来た。

 

 

「失礼します、あれ紅蘭に大神さんもいらしたんですね」

 

 

 

「おう、どうしたさくら?」

 

「支配人直哉君見ませんでしたか?」

 

「いや見てねえよ、直哉がどうかしたのか?」

 

「実は・・・直哉君がいなくなったのです」

 

「「「何だってーーー」

 

さくらの発言を聞いた、大神、米田、紅蘭の三人は驚いていた。

 

「大神劇場にいる全員を使ってもいいから直哉を探し出せ」

 

 

「了解です」

 

「大神はんうちも行くで」

 

そう言って、大神と紅蘭は、支配人室から出て行った。

 

 

「それでさくら説明しろ。どうしてそういう事態になったのかを」

 

 

「はい・・・」

 

さくらは米田に、今までのことを米田に話した。

 

「そうか・・・直哉は、リングの力で自分が、帝都に封印されている物の生体キーと言うことを、知ったか」

 

「直哉君自身は、自分の中にあると思っていますが」

 

 

「さくらお前に一つ聞きたい、お前は帝都と直哉天秤にかけなきゃいけない自体が起きた場合、お前はどちらを選ぶ」

 

「それは・・・私は両方を守ります」

 

そうか、だがさくら、直哉が見たのが、俺たちの未来なら、後4年近くで戦いが起こることを意味してるんだぞ、それも帝都以外の場所での戦いでも、お前は直哉を守れるのか」

 

 

「確かに、未来の戦いについては、正直な所自信は無いですけど、今の戦いは、全力で守ります」

 

「そうか」

 

 

「あらどうやら貴方を迎えに来た人が来た見たいね」

 

「あやめさん」

 

そして、あやめは、直哉から離れ、何処かへ行った。

 

「ああ、直哉君こんな所にいたんだね」

 

「大神さん」

 

「さあ皆の所に戻ろう」

 

「・・・はい」

 

こうして、帝劇で起きた行方不明事件は解決した。



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敵の名は黒乃巣会そして・・・新たな仲間後編

「どうして直哉君は、あそこにいたのかな?」

 

 

大神は、直哉と二人で話をしていた。

 

その理由は、昼間の騒動の理由を、当事者の直哉か聞くためである。

 

「それは小道具を修理する為ですけど、大神さん?」

 

「そうか・・・それならいいんだ、でも直哉君今度から誰かに行き先を言って行った方がいいよ」

 

「わかりました。大神さん」

 

そう言って、大神と別れた直哉だった。

 

「やっぱり直哉君本音を喋りませんでしたね」

 

「ええ、相手が、相手だけに、言いたくない気持ちは、判るけど」

 

「チョッマリアさんそれって俺のせいですかね?」

 

「何を、今更この男は」

 

 

「アイリスだって、お兄ちゃんに直哉君が、されたことされたらお兄ちゃんといたくないもん。帝国華撃団の隊長としているとしてもね」

 

 

「何気に皆の言葉が、キツイ気がする」

 

「しかし困ったわね、直哉がここまで心閉ざすなんて」

 

「ですわね早く、笑顔を見たいですわ」

 

 

「ちょっと待ってくれ。皆直哉君がこういう状態になったの初めてなのかい?」

 

「そうだよおにいちゃんが来てから、直哉君の表情が暗くなることが多くなったけど」

 

「ぐはっ」

 

アイリスの言葉により大神は倒されてしまった。

 

そしてその一部始終を影から見ていた米田は呟いた。

 

「こりゃ予想以上にやべえかもな」

 

 

そのころさくらと紅蘭は・・・

 

 

「なあさくらはん、直哉君は、まだあの調子なん?」

 

「ええ」

 

「さくらはん聞いてくれる?うちの話」

 

「うちな、子供の頃から純粋に機械いじりが好きで、初めてうちの尊敬する人が、設計した光武を造るとき、うちはショックを受けたんや」

 

「え、それは、どうして?」

 

「欧州で試験的に作られた量子甲冑が人を殺してしまう映像を見せられた。うちの家族が人同士の戦争で死んだうちにその機械が人間を殺す映像を見せられうちは正常な判断が出来ずにいた」

 

 

「そんな・・・」

 

 

さくらはショックを受けていた。

 

「それにな、さくらはん、うちらが再会した時にさくらはんが、直哉君に言った言葉も、重荷になってる可能性もある」

 

「たぶん直哉君は、さくらはんが大好きなんやろうな、だから苦しんでるやろうな直哉君はその時に、絶対守るからといわれた時本当は、僕もさくらお姉ちゃんを守りたいと、思ったけど、やっぱり無理なんだと思ったじゃないかな」

 

「じゃあ私が言い方を間違えたのが、悪いの?」

 

「いやただ直哉君は守られるだけの存在になりたくないんやと思う」

 

「だからうちはさくらはんの光武を、改造することにした」

 

 

「ええーーー改造手どういうこと?」

 

「まず副座にして、今までさくらはんの霊力のみで起動してた部分を直哉君の霊力が必要にする。戦闘はメインはさくらはんだから、基本は変化なしだけど、直哉君の霊力使用時に機体強化が可能これでどうや?直哉君」

 

 

「え、直哉君」

 

さくらは驚いていた。

 

「ありがとう紅蘭お姉ちゃん」

 

そして直哉は紅蘭に感謝しながら、その場で寝てしまった。

 

 

「直哉君も男さかいな、好きな人ぐらい守りたかったんじゃないかな」

 

 

「そう言えばそうだ、直哉君は仙台にいた時からずっと守られて育ってきて誰かを守ることをしたことが無かった、それはいいままで自分のことを知らなかっただけで、でも今は自分を知ってしまい、皆のことを自分なりに考えて、私に自分が生きてていいのと、聞いたのに、私がもう少し考えて答えたらよかった」

 

 

「確かに直哉君が悩むのも、判るな、さくらはんかんがえて見て、うちらは霊力があるから戦えるやろ」

 

 

「ええ」

 

「でも光武が使えない状況で、敵の目的が直哉君自身だったら、さくらはんどうする?」

 

「それは命かけても守ります。」

 

「でも敵の目的が、直哉君に絶望を与えるのが目的だったら、どうする?」

 

「それは・・・」

 

「さくらはんが直哉君を本当の意味で守りたいなら、直哉君の心を守るようにせんと、うちみたいに、なるよ」

 

「ありがとう紅蘭」

 

 

「きにせんでええよ」

 

 

そして紅蘭は部屋を出て行った。

 

 

そして数日後・・・

 

 

光武の改造が終わった日、再び帝都に黒乃巣会の襲撃があった。



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2度目の戦い・・・黒乃巣会天海現る

 

帝国華撃団地下司令室では・・・

 

「長官黒乃巣会は何処に出現したのですか」

 

「落ち着け大神今回奴等は芝公園に現れた」

 

「芝公園と言えば最近帝都タワーが建てられた場所や拙いで、大神は黒乃巣会は帝都タワーを破壊する気やもしれん」

 

 

「そんな大事な物を破壊させるわけにはいきませんね」

 

「よしみんな行くぞ目標地点芝公園」

 

「おっと待ちな大神今回の出撃さくらは後から出撃してもらう」

 

 

「何故ですか長官?」

 

 

「その理由は紅蘭」

 

「はいな、直哉君とさくらはん来てくれへんか?」

 

「「はい」」

 

「実はな大神はん、さくらはんの光武を改造したばっかりなので、うちとさくらはんたちと後から行きますさかい、先行してくれます?」

 

「ええー改造だって、そんな話聞いてないぞ紅蘭」

 

「その改造を頼んだのは、僕ですなので、紅蘭さんは、悪くありません」

 

「直哉君それはどういう事だい?」

 

「それは、この戦闘後に、大神さん以外の方に説明するので今は我慢してください」

 

「ええーー何故俺にだけ説明無いの?」

 

「わかったよアイリス待ってるからね直哉君」

 

「ありがとうアイリス」

 

「「「「「「うわーー直哉君の笑顔久しぶりに見れたーーこれでこの戦闘は勝ったな」

 

 

直哉と大神以外の全員がそう思った。

 

「ほら大神隊長出撃しますよ」

 

 

「ちょっみんなして、俺の質問スルーするの?」

 

 

「大神はそう言いながら芝公園に出撃した。

 

 

そのころ芝公園では・・・

 

 

「オンキリキバサラウンバッタオンキリキバサラウンバッタ・・・」

 

天海が呪文を唱え終わると天海の隣に置かれていた巨大な装置が地面の中へ入っていくのだった。

 

「魔都の門見えたり」

 

天海がそう叫ぶと同時に花組を乗せた翔鯨丸が到着した。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「黒乃巣会悪事はそこまでだ」

 

「ぬう!!」

 

「現れたな帝国華撃団。待ちわびたぞ我は天海黒乃巣会首領にして帝都の最初にして最後の支配者なり」

 

 

「何だと!!貴様が黒乃巣会のボスだと?」

 

「少尉これはチャンスですわ、ここでこの老人を倒せば、この戦いも終わりですわ」

 

 

 

「フン貴様等なぞ私が出ずとも、こいつらで十分じゃわい」

 

そう言って天海は大量の脇時を召還し、大神達仕掛けた。

 

こうして帝国華撃団、2度目の戦いは始まった。

 

 

そのころ地下司令室では・・・

 

さくら機の起動テストを終え、出撃する直前に、今回の敵の指揮官が黒乃巣会首領天海と知り、米田を含む全員が、ショックを受けていた。

 

「まさか、このタイミングで、天海が出てくるだと!!」

 

米田は少し考え、さくらたちに伝えた。

 

「さくら、直哉、紅蘭お前たち出撃するのをもう少し待ってくれないか?」

 

「何故ですか?長官」

 

さくらが米田に質問した。

 

「相手が、天海なら、何かを隠している可能性がある。お前たちはそれを使われる直前に出撃してもらう」

 

「「「了解」」」

 

「直哉君緊張しなくていいからね、直哉君には私達がいるから」

 

「双やそれに、私たちに何かあったら直哉君が、助けてくれるやろ」

 

 

「うん、助けるよみんなを大神さんは除くけど」

 

直哉の答を聞き、司令室にいる全員が、笑い出した。

 

 

そのころ芝公園では・・・

 

 

大神たちが脇侍の第一波を撃破していた。

 

 

「観念しろ天海、お前の脇侍は全滅させたぞ」

 

「頭に乗るなよ小僧本当の戦いはこれからだ」

 

天海は魔法陣を展開させ魔法陣から新たな脇侍を召還した。その脇時とは先ほどの脇侍達より大きなそして、黒い脇時だった。

 

 

「さあ行け帝都タワーを破壊するのだー」

 

天海が命令すると、黒い脇侍は帝都タワーを目指し行動を開始したのだった。

 

 

「いかん皆帝都タワーを守るんだ」

 

 

「「「了解」」」

 

大神たちは、帝都タワーを守る為、黒い脇侍を囲んで攻撃をしていたが、予想外に黒い脇時の装甲が硬く、決定的なダメージを与えられずにいた。

 

 

「くそ、なんて硬い装甲なんだ?」

 

「隊長このままでは帝都タワーが」

 

マリアが通信で大神に通信した時、その反対側で爆発が起きた。

 

「大神さん真宮寺さくらと、直哉と、李紅蘭到着しました」

 

「三人とも来てくれたか」

 

「大神さん今あなた達が戦ってる脇侍は、影です」

 

「さくらお姉ちゃん、紅蘭姉ちゃんお願い」

 

「任せて直哉君」

 

「よっしゃ行くで」

 

「破邪剣征・桜花放心」

 

「頑張りやウチノチビロボ達」

 

二人の必殺技が放たれると隠れていた陰の脇時の本体白脇侍が現れた。

 

「チッだがもう間に合うまい艇とタワーの最後だ」

 

 

「お姉ちゃんブーストモード行くよ」

 

「いつでもいいよ直哉君」

 

「ブーストモード起動!!

 

ブーストモードのさくら機は予想以上の速さで、影脇侍が帝都タワーを破壊する前に、白脇侍を破壊し、影脇時も無事破壊することができた。

 

 

「な、馬鹿な、こんなことが、帝国華撃団次にあった時必ず貴様等を地獄に送ってくれる、覚悟するのだな」

 

そう言って天海は撤退した。

 

 

「よっしゃいつものアレ行きましょう」

 

「「「「「「勝利のポーズ」」」」」」

 

「「「「「「決め!!」」」」」」

 

 

そして帰還後、直哉は、大神以外の隊員に今までのことを説明した。リングで見たこと以外のことを。

 

 

大神がそのことを知ったのはそれから1週間後の米田が、大神に伝えていた。

 

 

 



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大神一郎 藤枝あやめとの出会い

芝公園での戦闘終了後、翔鯨丸艦内にて・・・

 

「直哉君お疲れ様」

 

「ブーストモードですか?アレは凄いですわね」

 

「そうねアレがなかったら帝都タワーがやられてたわね」

 

「いやあ凄いで直哉君はぶっつけ本番でブーストモードの制御に成功させるんだからなあ、さくらはんもよくやったで」

 

「「ありがとう」」

 

さくらと直哉は、隊員たちからいろんな言葉をかけてもらっていた。

 

そして大神が、艦橋に入って来た。

 

「みんなお疲れ様」

 

「「「「「「お疲れ様です」」」」

 

「今回は紅蘭とさくら君のおかげで何とか勝てたよ二人共ありがとう」

 

!!

 

大神の言葉を聞いた、直哉はショックを受けたがその後に入って来た、人物によって訂正された。

 

「あら、そこは違うわよ、隊長さん。感謝するなら三人よ」

 

「え、あ、貴女は?」

 

「私は、帝国華撃団副司令の藤枝あやめです。宜しく大神一郎海軍少尉」

 

「うわあ綺麗な人だな。はい仲良くしましょう」

 

あやめを見た途端大神の顔が打らしくなったのを見てさくらが直哉に言った。

 

 

「直哉君。あんな人の言葉だから、さっきのことは気にしちゃ駄目よ」

 

「さくらお姉ちゃん・・・」

 

実はさくらも大神の発言には、少しイラついていた。最大の功労者の直哉に言葉をかけなかった大神に対して。

 

「あちゃあ大神はんには高貴すぎる花やな」

 

「お兄ちゃんデレデレしてかっこ悪いし、その前に、直哉君にも言ってあげてよ」

 

 

「アイリスがついに、直哉除く隊員が思っていることを、言葉にだした。

 

だが大神は誰も予想していない事を、言葉にした。

 

「へ、今回の戦闘で、直哉君に助けられてないだろ?俺たち」

 

 

!!!

 

大神の言葉を聞き、艦橋から出て行く直哉だった。

 

「あ、待って直哉君」

 

さくらも直哉の後を追いかけ、艦橋を後にした。

 

 

「?一体どうしたんだ、直哉君もさくら君も?」

 

 

何でこうなったのか?本当にわからない大神だった。

 

「お兄ちゃんのバカーー」

 

「いい!!どうしたんだいアイリス?」

 

「もういいよアイリス部屋に戻るから」

 

アイリスは、本当に部屋に戻った

 

「少尉先ほどの言葉は、酷いと思いますけどね」

 

「俺は、思ったことを言っただけなんだけど?」

 

 

「隊長、いえ大神一郎少尉貴方は隊長失格です」

 

 

「せやな流石に、先ほどの大神はんの言葉は酷いとうちも思うし」

 

そう言って、マリア、すみれ、紅蘭、の三人も、艦橋を出て、自室に向かった。

 

 

「おいおいみんなどうしたんだよ」

 

 

「大神君、貴方本当にわからないの?」

 

「今回のさくら機の機体強化後の霊力はさくらのものじゃないの、あのシステム起動中は、さくらは、霊力を使ってないのよ」

 

 

「ええーーそれじゃあ一体誰が・・・?」

 

 

「それは直哉君の霊力なのよ、貴方紅蘭が、改造した理由聞かされてないのね」

 

「ええ、まだ聞かされてないです」

 

 

「そう、でも今回の最大の功労者は誰から見ても彼のはずなのに、大神君、さくら機のブーストモードが無ければ、帝都タワーは守れた自信ある?」

 

「それは・・・無いです」

 

そして、彼女たちが怒っている理由は、貴方が無意識に、直哉君を追い込んでるからね」

 

「え、俺そんな事してませんよ」

 

「本当に自覚が無いのね、まあいいわもうすぐ帝劇に着くから大上君は支配人室に来てね」

 

「わかりました」

 

 

そして大帝国劇場に帰還後・・・

 

 

「はあ、やっぱりだよなあ、いくらわかってても傷つくな」

 

 

直哉は自室で、先ほどのやり取りを思い出していた。

 

「直哉君大丈夫?」

 

「あ、さくらお姉ちゃん、心配しないで大丈夫だから」

 

 

さくらが部屋に戻ってきた。

 

 

「あのね、支配人が直哉君を呼んできてくれと言ってるんだけど、いける?」

 

「うんいけるよ」

 

そして、支配人行くとそこには、この世の終わりのような表情の大神がいた。

 

「おおきたか直哉早速で悪いんだが、大神にレッスンに付き合ってくれないか?」

 

 

「それはいいですけど、今月の公演は3週間後ですよ」

 

 

「ああ、実はな、来週3日間の特別公演をすることにした。その3日間は大神が主演で.女装で出演だ」

 

「えええ----」

 

さくらと直哉は、米田の仰天発言に驚いたのだった。



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驚愕!!大神のステージデビュー前編

「「支配人大神さんのステージデビューは、本気ですか?」」

 

さくらと直哉が米田に質問した。

 

 

「ああ、本気だ、それに来週の連休に合わせての特別公演だしな、サプライズがあったほうがいいだろう?」

 

「「サプライズと言っても、これは余りに酷くないですか?」」

 

「実際の猶予は、1週間しかない上に、演目は何するんですか?」

 

「演目は今月と来月の演目であるシンデレラだ」

 

 

「「・・・・・・」」

 

「大神さんがシンデレラ・・・あはは」

 

 

米田の答を聞いて、大神とさくらは唖然とし、直哉は大笑いしていた。

 

「と言うわけだ。大神この特別公演期間中は直哉と仕事を交換しろ」

 

「そ、そんなーまだモギリのがましだーーー」

 

そう叫びながら大神は、支配人室を出て行った。

 

「支配人本当の所大神さんにこんなことさせるの?どうせ原因は僕関連でしょ?」

 

「ギクッ」

 

「やっぱりね」

 

「どういうこと?直哉君」

 

さくらが直哉に質問した。

 

「さくらお姉ちゃん、大神さんの、僕の扱いに納得できる?」

 

「それは・・・納得できないわ」

 

「双それで、大神さんにも僕がしてる事をしてもらって、僕と言う人物ンの重要性を教える為に、この企画実行したんでしょ」

 

「実はその通りだ直哉お前の女装見たさに来る客も、少なくない、そして、すみれに次ぐ人気だしな」

 

「ええーー直哉君そんなに人気なんですか?」

 

さくらは驚きながら、米田に質問した。

 

「ああ、そういうことだから直哉に、さくら昼食後にみんなをサロンに集めておいてくれ」

 

「「はい」」

 

そして直哉と、さくらは支配人室を出て行った。

 

 

そして昼食後のサロンでは・・・

 

米田の説明で、特別公演があることを、花組に伝えた。

 

「「「「ええええーーー隊長がステージデビュー」」」」

 

「アイリス嫌だよお兄ちゃんと競演は」

 

「私も嫌ですわ」

 

アイリスとすみれは、大神との競演に嫌悪感を出していた。

 

 

だがマリアと、紅蘭は、賛成に回った。

 

 

「ねえみんな聞いて、米田支配人が、こういう事を考えたのは、僕のためなんだ」

 

 

「「「「どういうこと?直哉君」」」」

 

直哉は、4人にこの特別公演の、真の目的を言ったら、4人は今までの反応ではなく4人全員が、やる気になった。

 

 

そして翌日・・・ついに特別公演の練習が始まり、初日の直哉の護衛兼大神のサポートは、さくらがしていた。

 

「ねえ直哉君大丈夫?」

 

「うんさくらお姉ちゃん、ちょっとやばいかも、大神さん下手すぎるよ」

 

「私も見ててそう思ったわ」

 

 

直哉とさくらは、昼食をとりながら話していると、当事者の大神が食堂にやって来た。

 

 

果たして大神は、ステージに立てれるのか?

 

 

 



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驚愕!!大神のステージデビュー中編

大神は、午前中の直哉とさくらの演技指導が、大神の思っていたよりハードで、グロッキー状態で、食堂に来た。

 

 

「はあ、疲れたなあ、まさか舞台の練習が、あんなにきつい物とは、知らなかった。よく花組のみんな、特にアイリスがよくやってるよ」

 

 

「「あ、大神さん、大神さんも昼食ですか?」」

 

「お、さくら君と、直哉君」

 

 

大神は直哉とさくらに声をかけられ返事をした。

 

「大神さん昼食は、消化のいい物にしないと、昼からのレッスンで、地獄を見ますよ」

 

「ええ、お昼の練習はあれ以上きつくなるのかい?」

 

大神は、直哉の言葉を聞き驚きながら、直哉とさくらに質問をした。そしてさくらが答えた。

 

「大神さん何寝ぼけてるんですか?午前中は、大神さんがどれくらい動けるか、確認しただけですよ」

 

「ええ、そうなのかい?直哉君」

 

大神は、直哉に確認して、直哉が答えた。

 

「ええ、大神さん残念ですが、さくらお姉ちゃんの言葉は、事実です」

 

 

「そ、そんなーー」

 

「大神さんお昼からは、実際に女装して、基本練習をする予定なので、お願いします」

 

直哉が大神に伝えると、直哉とさくらは、食堂から出て行った。

 

 

午後の練習基本練習中・・・

 

 

「こんな調子で、間に合うのかな?」

 

直哉は、大神の練習を見ながら呟いた。そこにさくらと、すみれやって来た。

 

 

「直哉君少尉の様子は、どうですか?」

 

「あ、さくらお姉ちゃん、すみれお姉ちゃん、うーん大神さんは、見ての通りだよ」

 

直哉に言われさくらとすみれは、大神を見た。

 

 

「「はあ、駄目かもですね」ですわね」

 

さくらとすみれは、それぞれ大神を見て素直な感想を言った。

 

 

そして夕方になり、初日の練習が終わると、大神は、ふらふらになりながら、自室に戻った。

 

 

その日の夜・・・

 

その日は、いつもは大神がやる夜の見回りを直哉がすることになった。

 

 

「それじゃあさくらお姉ちゃん行って来るね」

 

「待って、直哉君私も付いていくわ」

 

「え、でもいいの?さくらお姉ちゃん」

 

「大丈夫直哉君の為だから、これが大神さんなら拒否するけどね」

 

「ぷぷ、さくらお姉ちゃんそれは、大神さんに悪いよ」

 

「別に、これくらい言ってもいいわよ、大神さん直哉君の重要性を気が付いてないんだから」

 

「じゃあ、お姉ちゃん夜の見回りに行こうよ」

 

「ええ、そうね」

 

そして、直哉とさくらは、夜の見回りに出発した。

 

 

そして、暫くするとアイリスを除く、全隊員が、直哉たちと合流して来た。

 

「皆さんどうしたんですか?」

 

さくらが質問すると、全員が、直哉君が心配だから下りてきたと言った。

 

「みんな僕のために、ありがとう」

 

直哉はみんなに感謝の言葉を伝えた。

 

 

そして、大人数での、夜の見回りが始まった。

 

 

そして翌日からは、直哉もモギリの仕事を覚えるため、午前中の大神の舞台練習のコーチを各隊員たちに頼んでいた。

 

 

それから4日絶った日の午後・・・

 

「大神さんしっかりして下さい。もう本番まで3日しかないんですよ」

 

「だけどさ直哉君、俺はずっと舞台に立つわけじゃないんだから、少しくらいいいだろ」

 

「!!!大神さんはそう言って、部隊の指揮も適当にするんですか?隊員たちの命のかかった戦場でもそう言うんですか?」

 

「誰もそんなこと言ってないだろう,直哉君」

 

「大神さん部隊も舞台でも、必要な物はチームワークなんですよ」

 

「でも、大神さん貴方の発言は、この特別公演をお金を出して見に来てくれるお客さんに、適当な芝居でいいだろと言ってるんですよ」

 

「なら俺の役を今だけ直哉君が演じてみろよ」

 

大神が少し不機嫌になって直哉に言った。

 

丁度そのころ客席で見ていたさくらたちが、慌てて舞台袖に行き、大神と直哉をいつでも止める準備をしていた。

 

「わかりました。それで、大神さんのやる気が出るならしましょう」

 

そして直哉は、女装し大神の役を、完璧にこなした。

 

 

「・・・」

 

 

直哉の演技を見た、大神そして、花組女性人も、見ることに釘付けになっていた。

 

そして大神は、同じ男の直哉に強い敗北感を感じていた。



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驚愕!!大神のステージデビュー後編

今回別サイトで書いてる小説のオリキャラも、前回番外編で登場のキャラと少し出てきます


大神と直哉が、衝突してから3日後、ついに、大神主演の特別公演1日目の当日になった。

 

「さくらお姉ちゃんあれから大神さんどうだった?」

 

「直哉君おはよう。大神さんはあれから少しはやる気なったけどね」

 

「そうなんだ、ごめんねお姉ちゃん迷惑をかけて」

 

「いいのよあの時は、直哉君の言ってる事のほうが、みんな正しいと思ってるし」

 

 

「でもやっぱり、僕言いすぎたよね」

 

「いや直哉お前は、悪くないぞ」

 

 

「!!米田支配人どうしてここに?」」

 

「直哉すまなかったな、お前に嫌な役やらせちまってな」

 

 

「それはどういう意味ですか?」

 

直哉が米田に質問をした。

 

「直哉大神が、海軍の士官学校を、卒業してるのを知ってるな?」

 

「ええ、一応は」

 

「直哉お前は、守られる側の気持ちと、守る側の両方の大変さを、知ってるな?」

 

「はい」

 

「だが大神は、初めて帝都を守れる仕事が出来て、少し浮かれているんだ、そして今までの勝利も、大神は表面上のことしか見えていなかったから、今回の企画をしたんだが、逆に、直哉と、大神の間に、溝を広げてすまない」

 

 

「まあ僕は、男だからいいですけど、大神さんこのままだと、お姉ちゃんたちの触媒になれるんですか?」

 

「あ、俺もそれが心配だ、少なくともさくらは、大神に不信感持ってるしな」

 

「当たり前ですよ、大神さん直哉君を最初、襲ったりしてたんですから、下手したら直哉君の人としての未来を奪われたかも知れないんですよ」

 

 

「ああ、あの時は俺も驚いたぞ、大神が女装している直哉を好きになるとはな」

 

「さてと、さくらお姉ちゃんもうすぐ開場時間だからもう行くね」

 

「直哉君モギリの仕事でも頑張って」

 

うんお姉ちゃんも頑張って」

 

 

そして直哉が、1階ロビーに行くとそこには、由里君がいた。

 

「あれ由里お姉ちゃんなんでここにいるの?」

 

「あ、直哉君実はね、この特別公演の間だけね、風組の3人が直哉君をサポートするからね」

 

「ありがとう。由里お姉ちゃん」

 

そしてついに、開場の時間が来た。たくさんのお客がいる中で、こんな声が聞こえて来た。

 

「いやああ私達の妖精が、モギリ服着てる-」

 

「でも直哉君はどんな服着ても可愛いわーー」

 

 

「しかしここの支配人も思い切ったことするな」

 

「あ、直哉君だーー久しぶり」

 

「え、千明お姉ちゃんどうしてここにいるの?」

 

「えへへまた来ちゃった」

 

「そろそろ僕のこと紹介してよ、千明ちゃん今日はお礼で来てるんだからさ」

 

「あ、そうだね」

 

「直哉君こちらは柊ナオヤ君と言って、こないだの化け物から助かったんだよ」

 

「そうそれは、良かったね千明お姉ちゃん」

 

 

「ホントだね千明ちゃん直哉君護法リングしてるよ」

 

「後ね、直哉君のお姉さんも護法リング持ってるし」

 

 

直哉と千明達が話していると、さくらが、直哉の様子を見に来た。

 

「あ、さくらお姉ちゃん」

 

「直哉君調子はどう?」

 

 

うん由里お姉ちゃんが手伝ってくれるから、何とかやれてるよ」

 

「さくらさんこんにちは」

 

!!「え、千明ちゃん。どうしてここにいるの?元の世界に戻ったはずでしょう」

 

「うわあ本当に、千明ちゃんの声に似てる」

 

「あら、その人は、千明ちゃんのパートナーのもう一人の直哉君ね¥」

 

そして千明たちは、さくらにも説明をした後、劇場に入り、特別公演を楽しみにしていた。

 

 

そして開演時刻になり、始まった。

 

 

 

「直哉も風組の3人と共に、大神のステージデビューを見届けた。

 

 

そして部隊が終わり、お客の反応もそれなりによかったことに安堵した。直哉だった。

 

 

そして3日間の特別公演は、成功だった。但し大神が目覚めてしまったが。



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ダブルサクラ大戦スペシャル1 異世界の来訪者来る

今回から数話かけて、ダブルサクラ大戦スペシャルとしまして、サクラ大戦もう一つの物語のキャラと敵キャラが登場します。

このシリーズで登場する光武等の設計図などの物は、スペシャルが終わってもその後こちらの本編などで、登場する予定です。

後、このシリーズの終了後に、本編で、黒乃巣会を倒すまでに、新たな敵が登場します。

それは、スペシャルで、出て来る敵の影響ですので、ご了承ください。


大神主演の特別公演が終わり、直哉とさくらは、役千明たちを見送り、帝劇に帰ろうとした時、二人の護法リングが光を放つと、二人の周りの時間が、止まり、二人がこの異変を調べようとした時、一人の少女を見つけた。

 

 

「お姉ちゃんこの人何処から来たのかな?」

 

「さあわからないけど、私たち以外の時間が止まってる間に、この子が目覚めるまで、この近くの、上野公園に行きましょう」

 

「そうだね、さくらお姉ちゃん」

 

そして、二人は気絶している少女を連れて、上野公園に向かった。

 

 

「うーーん、ここは?」

 

「さくらお姉ちゃんこのお姉ちゃん気が付いたよ」

 

「貴女大丈夫?」

 

「え、さくらさん、良かった無事だったんですね」

 

 

「え、貴女どうして私の名前を知ってるの?」

 

「嫌だな、冗談はやめてくださいよ、さくらさん

 

僕ですよ、ジェミニですよ」

 

 

「ジェミニさんですか?本当にごめんなさい。私貴女の事知らないんです」

 

 

その時直哉は、ジェミニと言う少女と、自分の姉の会話に違和感を感じていた。

 

「このジェミニと言う、お姉ちゃんまるでこの世界の人間じゃない見たいだな」

 

 

「ねえ、さくらお姉ちゃん。とりあえず、大帝国劇場に来てもらおうよ」

 

「そうしましょうか、支配人にも報告しないといけないし」

 

「ジェミニさんもそれでいいかしら?」

 

「ええ、構いません」

 

こうして三人は、大帝国劇場に向かう事になった。

 

大帝国劇場に向かう道中・・・

 

 

「ここはもしかして、過去の世界?でもさくらさんに弟なんて、いなかった、とすると余り信じたくないけど、私だけ邪神巫女イヨの力のせいで、異世界に跳ばされたのかな」

 

ジェミニが、考えていると、目的地の大帝国劇場に、着いたのだった。

 

 

そして、さくらたちは、ジェミニを支配人室に案内し、支配人に事情を説明した。

 

「成る程な、ジェミニと言ったな、知り合いが見つかるまで、ここにいていいぞ」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「さくら、ジェミニを、案内してくれないか?」

 

「はい、わかりました。」

 

そして、さくらは、直哉と別れジェミニを案内を始めた。

 

「さて、直哉よ、リングの力で、何が見えた?」

 

 

「支配人あのジェミニと言うお姉ちゃんはパラレルワールドから来た見たい、そして、もうすぐジェミニさんの仲間がこちらの世界に来る、その時に災厄も来て、その災厄のせいで、こちらの世界に新たな黒乃巣会が、現れるまでが、見えた」

 

 

「そうか、なら直哉とさくらに特命を与える」

 

「ジェミニの仲間と接触し、彼らと行動しろ、そして彼らの目的を調べるのだ」

 

「了解しました」

 

そして直哉は、支配人室を出た。

 

「また厄介な事になりそうだぜ」

 

米田はそう呟く。

 

 

 

 

そして数日後・・・

 

 

さくらと直哉は、米田の特命を遂行する為、帝都の街に出かけた。

 

 

「本当に異世界から来る人がいるのかな?」

 

さくらは、未だに信じられずにいた。

 

 

そして二人が、街にでて、暫くすると二人の少女に声をかけられた。

 

 

一人は、典型的な日本人の少女に、二人目はいかにも異国の少女と言う言葉が似合う少女だった。

 



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ダブルサクラ大戦スペシャル2 直哉と健二の出会い

「え、なんでママが、もう一人いるの?」

 

「あら貴女たちどうしたの?私の顔をずっと見てるけど?」

 

「あ、何でもないです。ごめんなさい」

 

「そう、それならいいけど」

 

「さくらお姉ちゃんどうしたの?あれこの子達だれ?」

 

「あ、そう言えば名前を聞いてなかったわね、私は、真宮寺さくらよ、よろしくね」

 

 

「僕は真宮寺直哉だよよろしくね」

 

「僕の名は、コクリコ、そして僕の隣にいる子が桜花だよ」

 

「そう言えば、君達どうして、こんな所にいたの?

 

 

さくらがコクリコに聞く。

 

 

「そうだ、僕たち人を探してるんだ、ジェミニて言う子なんだけど、知らない?」

 

「あ、お姉ちゃんあの子の事じゃない、アメリカから来たと言ってる赤毛の女の子」

 

「「それだーーー」」

 

「さくらお姉ちゃんあの子達の後ろに二人いるから気をつけて」

 

「わかったわ、直哉君」

 

直哉とさくらは、後を付ける人物を警戒しながら、4人はジェミニのいる大帝国劇場に向かった。

 

 

暫くして・・・

 

 

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

 

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

 

「ちなみに僕と、さくら姉ちゃんは、もうすぐ健二さんと、さくらさんと同じ関係になるから」

 

「「えーーー」」

 

直哉の言葉に、コクリコと桜花が驚いていた。

 

「そんな話は終わって、ジェミニちゃんのところに、行きますか?」

 

「ああ、そうしたいが、すまない直哉君とさくら君、君達の安全の為、空中戦艦ヤマトへ来てもらう」

 

健二がそう言うと直哉たちの体が浮き気がつくとそこは、戦艦の中だった。

 

 

「健二さんこれはどういうことですか?」

 

「すまないどうやら、俺達の敵が、動き出したようなので、君達二人には悪いが、暫く俺達と行動を共にしてくれ。それに、俺たちは、この世界に詳しくないからな」

 

「仕方がないかな、さくらお姉ちゃんもそれでいい?」

 

「ええ、いいわよ元々そのつもりだったでしょ、直哉君」

 

「まあね」

 

「でもお姉ちゃん問題があるよ。多分ここでイヨという敵を倒すか何かをしないと、僕達の世界にも、影響が出ると思う

 

 

「流石だね直哉君。俺達の目的はイヨを封印する事なんだよ」

 

そして直哉たちと健二たちは、情報を交換して、今後の行動の事を、話しつつ、邪神巫女イヨが、動き出すのを、待っていた。

 



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ダブルサクラ大戦スペシャル3 空組と花組前編

直哉とさくらが、異世界からの訪問者健二たちと行動を共にして、3日経ったある日、帝劇に、帝国華撃団花組最後のメンバーである。桐島カンナが、帝劇に、戻って来たのだった。

 

 

「ようアイリス元気だったか?」

 

 

「わーいカンナが帰ってきたー」

 

「カンナさん無事だったんですの?」

 

「すみれ君どういう意味だい?」

 

大神がすみれに質問をするが、カンナが代わりに答えた。

 

「あはは、実はさ沖縄の船が座礁してさ、泳いで帰ってきたのさ」

 

「・・・」

 

大神は、カンナの話を聞いて、唖然としていた。

 

「カンナよく帰ってきたこれで、花組7人全員集合だ」

 

 

米田はそう言いながら舞台袖に来た。

 

「よう支配人元気か?なあ、支配人新人が4人と聞いたんだけど、2人しかいねえじゃねか」

 

「そういやそうやな、支配人さくらはんと直哉君がおらんな」

 

「まさか!!支配人直哉君とさくらさんっ捨てたのですか?」

 

「ええ、米田のおじちゃん捨てるなら直哉君とさくらじゃなく、お兄ちゃんにしてよ」

 

いい!!何言い出すんだ?アイリス」

 

「大丈夫だ!!アイリス俺は、さくらと直哉は、捨てないし、捨てるなら大神と言うのは、満場一致だから」

 

「えええー俺花組の隊長ですよね?支配人」

 

 

「でもなあ大神お前より、直哉の方が、隊長の資質高いんだぞ」

 

 

「ええーーそれでは、何の為に俺が、隊長してるんですか?」

 

「大神それは答えられねえ、お前の為に、今さくらと直哉は、ある仕事で後数日帝劇には、戻ってこない」

 

そう言って、米田は自分の部屋に戻り大神達も、それぞれの事をしていた時、帝劇内に黒乃巣会の出現を知らせるサイレンがなり、大神たちは地下司令室へと集合した。

 

「長官、的は何処に、出現したんですか?」

 

「敵は浅草に、出現した新たな敵がな」

 

「なんですって」

 

大神達は、黒乃巣会の出現と思って所に新たな敵と聞き驚いていた。

 

 

「大神出撃命令を出せ」

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点浅草」

 

「「「「了解」」」」

 

そして大神達は、出撃した。

 

その直後、米田は別行動を取っている直哉とさくらに連絡をした。

 

その頃直哉とさくらは・・・

 

健二たちが、本来の世界とが異なる世界に来てから数日が経ったある日、ついにこちらの世界にも、新たな敵が、動き出したと、直哉に連絡が入ったのだが、困った事に、直哉の姉のさくらは、ここ数日なれない環境だった為に、少し体調を崩していた。

 

「さくらお姉ちゃん大丈夫?新たな敵が出たんだけど、出撃できる?」

 

「わかった・・・わ・・ク」

 

「駄目だよ。お姉ちゃん無理しちゃ」

 

「でも行かなきゃ」

 

「それは、そうだけど、」

 

姉弟の話を聞いていた、健二とさくらもどうするべきか悩んでいた。

 

 

「ねえパパとママが、さくらさんの代わりに行ったらいけないの?」

 

コクリコが健二に聞く。

 

 

「コクリコ・・それは」

 

「コクリコ姉さんそれは無理ですよ」

 

「どうしてさ桜花?」

 

「いいですか?ここは、私達の世界じゃないんですよ、そして私たちが動けば、この世界に歪みが生まれ、イヨがこの世界も破壊するかもしれないんですよ」

 

 

「それファ、そうだけど、直哉たちは、ジェミニを助けてくれてるのに、そのお礼も、しちゃいけないの?」

 

「それは・・・そうですけど」

 

「いや俺たちも出撃するぞ、桜花、コクリコ」

 

 

「「ええーー」

 

桜花とコクリコは、健二の言葉を聞いて、驚いていた。

 

 

「直哉君新たな敵とはどんな奴か、聞いたかい?」

 

「ええ、ウサギ型魔装機兵と聞きました。

 

「「うわあ、またシゾーかあ」」

 

 

「よしさくらさんと直哉君は、双武改に搭乗して、現場に先行してください」

 

「了解」

 

「帝国華撃団空組出撃せよ」

 

 

そして、直哉は初めて双武改に乗って現場に向かった。

 

「健二さんすみません。私のせいで皆さんに迷惑をかけて」

 

「さくらちゃん良いんですよ、気にしなくても、今回の敵は元々空組の敵ですからね」

 

 

そう言って健二と、さくらはモニターを見始めた。

 

 

 

 

 



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ダブルサクラ大戦スペシャル3 空組と花組後編

「ウサここはどこだピョン?まあいいや、破壊するピョン行けポーン共」

 

シゾーがポーンに命令した瞬間。上空から声が聞こえて来た。

 

「そこまでだウサギの怪人」

 

「ウサギと言うなピョン」

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「あーお前は幼女好きの隊長」

 

 

「ちょっ誰が幼女好きだと!!」

 

「何いってるピョン。お前がピョン」

 

「な!!俺は幼女好きじゃない、なんて失礼な敵なんだ」

 

「でもお兄ちゃんは男好きだよね、いつも直哉君を狙ってるよね、直哉君が寝てる時」

 

アイリスの言葉に、カンナを除く隊員達は頷く。

 

 

「ちょっと皆納得しないでよ」

 

「「「「事実ですから」」」」

 

「ぐはっ」

 

大神は、精神ダメージを受けた。

 

「うわあ、こっちの男好きも凄いピョンね、隊員を襲う男とは・・・まだ幼女好きのほうがましだピョンね」

 

「ぐわああ」

 

大神の精神は、瀕死状態になっていた。

 

「ウサギの怪人さんわかる?アイリスたちの気持ちが?」

 

「わかるピョンわかるけど、ウサギと言うなピョン。行けポーン共あの男好きを、集中攻撃するピョン」

 

「何故俺なんだーー」

 

大神は大声で叫んでいた。

 

そして、帝国華撃団VSウサギ怪人シゾーの戦いが始まった。

 

そのころ直哉と、さくらさんは・・・

 

 

「うわあ、この量子甲冑二人乗り前提で作られてるんですか?」

 

直哉がさくらさんに質問する。

 

「ええ、そうよ直哉君。直哉君の世界なら、直哉君とさくらちゃんなら、この双武改に乗れると思うわよ」

 

「本当ですか?」

 

「なんならこの双武改の設計図渡してあげましょうか?」

 

「ありがとうございますさくらさん」

 

そして、二人は戦場に着いた。

 

「「遅くなりました大神さん」」

 

「来たか?何だその量子甲冑は?」

 

大神はさくらと直哉が見慣れない量子甲冑に乗って来たので驚いていた。

 

 

そして、戦いに参加したさくらによって、圧倒的なさを見せ付けてしまっていた。

 

そのころ空中戦艦ヤマト内部では・・・

 

ヤマトの巨大モニターで見ていたコクリコと、桜花が呟いた。

 

「何だか、あんな生き生きしたママを見るの、久しぶりな気がする」

 

「ええ、私もそう思います」

 

「僕が、さくらさんの人生を狂わせたせいですかね」

 

健二が、さくらちゃんに質問していた。

 

「それは違うと思いますよ。健二さん、さくらさんにとっては、健二さんに初めて出会った時代が、好きなんですよ、女としてはですけどね」

 

「あーーそれ何となく分かるよ、僕も健二とさくらが本当に、暖かく感じたんだ、、またあの感じを、受けれたら受けたいからね」

 

「さて我々も大帝国劇場に行きましょうか、正式に協力要請をしにね」

 

「パパそれ本当?

 

「はいあんなに派手に暴れたらすぐにばれますしね」

 

 

「「・・・あはは・・・」」

 

 

健二の言葉を聞いた、コクリコと桜花は、苦笑いするしかなかった。

 

そして、ヤマトは帝国華撃団花組が、シゾーを倒し、帝劇に帰還したのを、確認すると、大帝国劇場に、進路をとったのだった。

 

二つの帝国華撃団の出会いまで後少し・・・

 



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ダブルサクラ大戦スペシャル4 二つの帝国華撃団と黒乃巣会との戦い

健二たちは戦闘終了直前に空中戦艦で、体調不良の直哉の姉さくらを帝劇に贈りに行った時、運悪く大神達と出会ってしまい、一騒動あったが、米田司令によって収まり、現在健二及び、空組メンバー全員この世界の帝国華撃団地下司令室で、事情を聞かれていた。

 

「ふむお前さん達は、別世界から来たということでいいのか?」

 

「はい、簡単に言えばそういう事になりますね」

 

「司令その話を、信じるんですか?」

 

「大神、お前は信じられないのか?こうしてさくらが、二人並んでいるのに?」

 

「それは・・・」

 

「それに、健二と言ったなお前さん達は、どうして、この世界に来たんだ?」

 

「その件に関しては、自分達も驚いています。どうすれば元の世界に戻れるのかすら分かってないので」

 

「なあお前さんがよければ暫く、ここにいろ」

 

!!

 

大神達は、米田の言葉を聞き、驚いていた。

 

「しかし、自分たちがここにいると、迷惑になりますし」

 

「・・・邪神巫女イヨの事か?」

 

!!「どうして、そのことを?」

 

 

「みんなに話す前に、直哉ここにいるみんなにあの事を言っていいか?」

 

「ええ、あの件ですね、少なくとも健二さんたちには、軽く説明してますが」

 

「そうか、大神実は、俺とさくら、そして直哉の三人は、異世界からの襲撃があることを、知った俺たちは、同じ異世界から来た彼らと、ここ数日直哉とさくらに彼らと行動を共にして、協力できるのか、見ていたのだ」

 

「成る程それで、直哉君とさくら君が、帝劇にいなかったんですね」

 

「だから俺は、異世界からの襲撃に備え、彼ら帝国華撃団空組と協力体制をとることにした」

 

「帝国華撃団空組ですって!!」

 

「ああ、俺達の世界には、空組は存在しないからな」

 

 

「成る程、そういう訳ですか」

 

 

「健二たちは大神達が驚いていた理由を、米田から聞き、納得した。

 

そして、健二は、改めて空組のメンバーを紹介した。

 

「何だって向こうのさくら君と、健二さんは既に結婚しているのかー」

 

健二とさくらが、結婚している事を、知った花組は驚いていた。

 

そして健二たちの紹介が終わり、次は直哉たちの番となった、そしてそこで健二たちは、違和感を感じていた。その正体が、隊員の数が、自分達の世界とは、異なっている事だと紹介後に、気がついた。

 

そして挨拶が終わり、空組のメンバーは、ジェミニに会いに行った。

 

 

花組は、直哉と米田は司令室に残り、他のメンバーも、自由行動にし、各々の時間を満喫していた。

 

「直哉どうした?」

 

「長官これを見てください」

 

直哉は、米田に双武改の設計図を見せた。

 

「こりゃあすげえな、健二の世界の量子甲冑は、ここまで進歩しているのか」

 

「ああ、これが出来たら、直哉とさくらが一緒に乗れることで、直哉の量子甲冑を一から作るより安く出来るな」

 

「長官この機体が出来たら、僕とさくらお姉ちゃんの専用機にしてくださいね」

 

 

「おうよ最初からそのつもりだぜ」

 

そして次の日・・・

 

直哉は、自室でさくらの看病をしていた。

 

「ごめんね、直哉君迷惑かけて」

 

 

「別に気にしないで、さくらお姉ちゃん。お姉ちゃんになんかあったら僕も生きていけないから」

 

 

「直哉君・・・

 

その時緊急サイレンがなり、花組は地下司令室に、集合した。

 

「長官今回の敵は?」

 

 

「ああ、今回の敵は、黒乃巣会だ、場所は前回と同じ浅草だ」

 

 

「大神出撃命令を出せ」

 

 

「了解です。帝国華撃団出撃せよ」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

そして花組は出撃した。

 

 

浅草・・・

 

浅草では、刹那と羅刹の兄弟が破壊活動をしていた。

 

 

 

「兄者来たようだぞ」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「待ってたよ、帝国華撃団。僕の名前は刹那蒼き刹那覚えていてね」

 

 

そして黒乃巣会の2大幹部との戦いが始まった。

 

 

2大幹部との戦いの最中に、花組に緊急通信が入って来た。

 

 

「大神大変だ浅草にまた、ウサギの怪人が現れたぞ」

 

「何ですって!!」

 

大神達は、通信の内容に驚き、2大幹部の必殺技を感知するのを遅れただが、直哉の言葉を受け、花組は回避することが出来たが、ただ一人を除いて」

 

!!「お姉ちゃん早く避けてーー」

 

 

だがさくらは、体調不良の為反応が遅れてしまった。

 

 

誰もが諦めたその時、敵の必殺攻撃向かって行く桜色の光」

 

「「これはまさか・・・お姉ちゃん(さくら君)の桜花放心に似ている」」

 

 

直哉と大神がそう感じた時、さくら機を助けた人物がさくらに声をかけた。

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、大丈夫ですけど、ウサギの怪人が出たらしいんですけど、大丈夫ですか?」

 

「ああ、その件は、対処済みだから」

 

「ええーーそれと、さくらさん・・・その機体は一体?」

 

「この機体はね・・・」

 

 

そのころ桜花とコクリコとシゾーの三人は・・・

 

 

「こんなの嘘だピョン。またシゾー様が負けるなんて」

 

 

シゾーが逃げる為に空けた空間から、一人の少年が出てきた。

 

 

「あれこの子誰だろう?桜花走ってる?」

 

コクリコが、桜花に質問をする。

 

「ええ、コクリコ姉さん。私も見たことがある方なんですが、思い出せないです」

 

「そうなんだ取り合えず、大神さん達に合流しようか」

 

「ええ、分かりました」

 

こうして、コクリコと桜花は、救助した少年と共に、帝国華撃団花組と、合流する為向かっていた。

 

 

そのころ刹那と羅刹と戦っていた帝国華撃団花組は・・・

 

 

「何なんだよその量子甲冑は、卑怯だぞ。帝国華撃団」

 

 

刹那は初めて見る、健二とさくらの量子甲冑双武弐式を見て、呟く。

 

「ここは一旦退くぞ、羅刹」

 

 

「了解した、兄者」

 

 

そして、刹那と羅刹は、撤退した。

 

 

「健二さんその量子甲冑は一体?」

 

「ああ、これは俺達の世界で作られた二人乗り量子甲冑さ」

 

 

「何ですって」

 

直哉以外の花組が、健二の言葉を聞き驚く。

 

 

「多分だけど、この世界では、乗れるのは、さくら君と直哉君と思う」

 

 

そして、健二が、大神達と話していると、コクリコと桜花が合流してきた。あの少年を連れて戻ってきた。

 

 

そして二つの帝国華撃団は、帝劇に帰還した。



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ダブルサクラ大戦スペシャル5 邪神巫女イヨ襲来そして・・・前編

二つの帝国華撃団は、協力して3大強敵を浅草で倒し、空組の隊員達は一度自分達の母艦に帰り、さくらと健二は、米田長官と直哉と支配人室で、双武改についての注意w伝えていた。

 

「成る程な、双武改を動かすには、二人の霊力がシンクロしなければなならないのか」

 

「これは、本当に僕とさくらお姉ちゃんしか動かせないかも」

 

「だなこれは大神には、無理だな」

 

「あ、もうこんな時間だ、支配人、健二さん、さくらさん失礼します」

 

そう言って、直哉は支配人室を出て、公演の準備の為楽屋に向かった。

 

そして、話し合いが終わった後健二は、そのまま母艦に帰ったが、さくらは公演が気になり、観客席に行くとそこには、桜花と、コクリコがいた。

 

 

「あらコクリコと桜花貴方達も劇場に、来たのね」

 

「「あ、ママ(お母さん)」」

 

 

劇場にいた二人に声をかけたのは、眼鏡をかけている。二人の母親である。真宮寺さくらだった。

 

「何でママがここにいるの?」

 

コクリコがさくらに質問すると、さくらは答えた。

 

「それは、健二さんと一緒に直哉君と米田支配人に、会ってたのよ」

 

 

「そういえば、双武改の設計図を、提供する事になったんですよね、お母さん」

 

 

「ええ、そうよ、桜花、だけどこの世界では、双武自体作られていない時代だからある程度協力しないといけないの」

 

「なるほど」

 

 

「私はヤマトに戻るけど、コクリコと桜花は、どうする?」

 

 

「僕たちは、この演目を見て、帰るよママ」

 

「そう、わかったわ。気をつけてね」

 

 

そして、コクリコと桜花は、さくらと別れた。

 

 

そして、舞台が始まり、もう一人のさくらの主演の舞台がクライマックスの場面で、コクリコと、桜花はこの舞台のアレンジである二人目のシンデレラの登場だった。

 

 

「「ええーー嘘あれまさか・・・直哉君?」」

 

 

二人が直哉の登場「に驚いていると、観客から声が聞こえて来た。

 

「何度見ても綺麗だ、お前本当に男かよ?」

 

 

「私もあんな男の子欲しいわあ」

 

「何々この異様な盛り上がりは?」

 

コクリコと桜花は、直哉登場で、変化した劇場内の、雰囲気に驚いていた。

 

そして、舞台が終わり桜花とコクリコは.楽屋に行くとそこには、すみれ、アイリス、さくらによって着替えさせれられている直哉の姿があった。

 

 

「あ、いらっしゃいコクリコ、桜花お姉ちゃん」

 

直哉が二人気がつき、挨拶した。

 

そして、コクリコが素朴な疑問を口にした。

 

 

 

「ねえ、直哉君、何で一人で、着替えないの?」

 

コクリコが直哉に質問した。

 

 

「本当は一人で着替えたいんだけど・・・ねえ」

 

「何言ってますの直哉君。一人で着替えなんてさせられないですわ」

 

「どうしてですか?すみれさん」

 

桜花はすみれに質問をした。

 

「いいですか二人共、直哉君は既に、私を超えているスターですから」

 

 

「ちょっ、すみれさんそれは言い過ぎですよ」

 

直哉はすみれの発言に対し、否定しようとした時、アイリスから爆弾が投下された。

 

「直哉君またお風呂一緒に入ろうね」

 

「「えーーーーー」」

 

「アイリス直哉君男の子だよ、一緒にお風呂に入るの?」

 

「よく入るよ、なら直哉君は、さくらとはいるし、直哉君と入りたい人は、その時間に、はいるからね」

 

 

「アイリスさん恥ずかしくないんですか?」

 

 

「そりゃ兄ちゃんと入るなら恥ずかしいけど、直哉君と入るときはそんな気持ち無いよ」

 

 

「そうだ、コクリコと桜花も一緒に、直哉君と入ろうよ」

 

「「ええーーー」」

 

 

こうして二人はアイリスと直哉と一緒に、お風呂に入る羽目になった。

 

そして直哉、アイリス、さくら、コクリコ、桜花のメンバーで、入浴中にまたもや事件が起きた。

 

「「「「きゃあああ。またですか、大神さん」」」」」

 

「ああ、すまないみんな、ほら直哉君今回こそは一緒に出よう」

 

「駄目お兄ちゃん。直哉君は連れて行かせない」

 

 

アイリスがそう言うと、アイリスの力で、洗面器が、大神の後頭部に当たった。

 

 

そして、大神は気絶する前に呟いた。

 

「また、この展開なのか・・・」

 

そして大神の意識は途絶えた。

 

 

2度目の、お風呂騒動から数日後、花やしき支部からの連絡で、双武改が完成し、帝劇に運ばれたその直後、黒乃巣会4大幹部が日比谷公園に出現を受けて、花組が出撃したが、苦戦を強いられ、米田は空組に救援依頼を出した。

 

 

今桜花達帝国華撃団空組は、花組の救援要請により、目的地の日比谷公園に向かっていた。

 

「司令、まもなく目標地点の日比谷公園に到着します」

 

「了解だ、、今の状況は、黒乃巣会の4大幹部が集結して、花組と交戦中出そうだ。そして桜花、コクリコその周辺に、巨大な歪みが、生まれようとしている。十分に注意して、新次郎君をサポートするようにしてくれ」

 

「「了解」」

 

 

そのころ帝国華撃団花組は・・・

 

「クッ強い、さくら君直哉君無事かい?」

 

「ええ、私たちは無事ですが、双武改の力を使いこなせたらこんな事には」

 

「さくらお姉ちゃん。ごめんなさい僕が足引っ張って」

 

 

直哉が言うと、倒れているすみれやアイリスが直哉に話しかけた。

 

「大丈夫ですわ、直哉君」

 

「そうだよ直哉君、それに私達には新しい友達がいるから大丈夫」

 

「何を言う。貴様らこの状況で、そんな戯言が言えるのかえ?」

 

ミロクがそう言うと、倒れている4人に電撃を浴びせる。

 

「「「「うわああ」」」」

 

 

電撃を受けた4人は気絶してしまった。

 

 

「さて残りの男は僕と羅刹に任せてくれ」

 

「了解だ、兄者」

 

「ならば私が、大きな方を相手にしよう」

 

「任せたぞ、三人とも」

 

そして羅刹と、刹那と、叉丹が大神と、さくらたちに迫る。だが、その時、彼らが到着したのだった。

 

「そこまでです」

 

 

「ぬう、何奴?」

 

「「「帝国華撃団空組参上!!」」」

 

 

「「「「何!!空組だと帝国華撃団は花組だけではなかったのか?」」」」

 

 

黒乃巣会の4大幹部は、突然の空組の登場で、混乱していた。

 

 

「新次郎さんは、スターで上空から花組の隊長を援護してください」

 

「了解したよ、桜花さん」

 

「コクリコ姉さんは、捕まっている花組の皆さんの救助を」

 

「了解だよ、桜花」

 

「そして私が、さくらさんと直哉君の援護して、あの人と戦います。黒き叉丹と」

 

「「「何だと!!量子甲冑が空を飛んでいる」」」

 

 

大神と刹那と羅刹は、新次郎の乗る量子甲冑スターの飛行形態を見て驚いていた。

 

「行きます!!狼虎滅却・雲雷疾飛」

 

 

「何!!俺と同じ流派だと!!」

 

大神は新次郎が放った技名を聞き驚いていた。

 

 

そして桜花達のうほうでは・・・

 

「さくらさんここは私に任せてください」

 

 

「でも・・・」

 

「いいですか、今のさくらさんと直哉君では、双武改を使いこなせていません」

 

「ですから今回は、私に任せてください」

 

「わかったわ桜花さん」

 

「桜花姉ちゃん。ごめんお姉ちゃんに迷惑かけて」

 

「うん直哉君、そんな事気にしないでね。私達もう友達だから」

 

 

「友達・・・うん僕達友達だよね、桜花お姉ちゃん頑張れ」

 

 

「フン別れはすんだか?」

 

「ええ、ですが一撃で終わらせます。破邪剣征・桜花放心」

 

 

!!「何故桜花さんが、桜花放心を放てるの?」

 

 

さくらは桜花が、桜花放心を放ったことに驚いていた。

 

 

果たして、花組と空組はこの窮地を、切り抜けることが出来るのか?



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ダブルサクラ大戦スペシャル5 邪神巫女イヨ襲来そして・・・後編

帝国華撃団花組と黒乃巣会死天王との戦いは、花組の劣勢だったが、別世界からの協力者、空組の3機によって、状況が覆りつつあった。

 

「ええい、お前たちは一体何者じゃ?」

 

 

「「「私たちは、帝国華撃団空組です」」」

 

「帝国華撃団空組だと!!」

 

「一体空組とは何者じゃ?」

 

ミロクが、考えていると、少女の声が聞こえて来た。

 

「キャハおばちゃん私が手伝ってあげようか?」

 

「誰がおばちゃんだ、お前は何者だ?」

 

 

 

「私?私はね、イヨだよ」

 

「イヨだと、ならばその力を見せよ」

 

「はいはいじゃあ行くよ、出でよ降魔」

 

 

少女の声が消えた時、帝都に封印されていた魔の力の一部である降魔が、地上に復活した。

 

 

「ついに来たか、イヨ」

 

「あーーお兄ちゃん探したんだよ。こんなパラレルワールドに来ないでよ、お兄ちゃん達のせいだよ、この世界にも、歪みの欠片が、誕生したのは」

 

 

「パラレルワールドじゃと!!」

 

ミロクでは言葉で理解していても、その真意を、知ることは出来ずにいた。

 

その現実を、見た黒き叉丹と空組は、驚いていたが、花組と黒乃巣4大幹部はこの状況を整理しきれていなかった。

 

 

「さくらお姉ちゃん気をつけて、今でてきた怪物強いから、もしかしたら光武では勝てないかも」

 

そしてこの状況を整理できる人物米田長官も驚いていた。

 

「馬鹿な!!降魔だと、あれは一馬の命を犠牲に封印したんだぞ!!」

 

 

「それが何故、封印が解除されていないのに、何故地上に現れやがったんだ」

 

 

米田は悔しがっていた。戦友の命を懸けて、施した封印が、解除されずに、姿を現わした降魔に。

 

 

「お父さんイヨが動き出しました。どうしますか?」

 

 

「桜花取り合えず、現状維持は何分くらい出来るかい?」

 

「現状の戦力で、持って4分くらいですかね」

 

「4分かならば桜花、ヤマトである程度の降魔を消滅させるぞ」

 

 

「「「了解です」」」

 

 

「波動砲発射ーーーーー」

 

 

そして突然現れた、砲撃によって、イヨが召還した、降魔はほとんどが消滅した。

 

「この世界は面白いね。真宮寺健二兄ちゃん」

 

「そうだな、俺もこんな世界を見つけることに、なるとは思わなかった」

 

 

「そうだね、それに私気に入っちゃた、双武改に乗る男の子を」

 

 

「え、僕の事?」

 

「そうさ君の事さ」

 

 

「イヨ貴様、直哉君をどうする気だ?」

 

 

「へえ君の名前は直哉君ていうんだ」

 

「君凄いね、その体に眠る物は、僕が触れてはいけない物だねだけど、僕君のことを気にいったから、僕と結婚しょう」

 

 

「嫌だよ僕には、もう将来の相手を決めてるから、君と結婚はしないよ」

 

「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」

 

 

イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。

 

「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」

 

 

「駄目だよそれは」

 

「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ。

 

それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」

 

「へっ」

 

「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」

 

伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。

 

「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」

 

さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。

 

 

「ああ、面倒だから、この手を使おうと」

 

直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。

 

 

直哉とイヨが消えると、黒乃巣4大幹部も姿を消した。

 

そして、花組と空組は、空中戦艦ヤマトに乗り、直哉君救出作戦の話し合いをしていた。

 

果たして、救出作戦は成功するのか?

 

 

そのころ直哉とイヨは・・

 

上野寛永寺にイヨと直哉は来ていた。ッそこで伊予はこの世界に、存在しない筈の物を召還した。

 

イヨが召還した物の名前は、魔城江戸城と呼ばれていた。

 

 

そのころ花組と空組は・・・

 

 

空中戦艦ヤマト内部では、この世界の花組を搭乗させ、真宮寺直哉の戦闘服に内蔵されている発信機の電波を辿って移動している頃・・・

 

 

さくらは、自分の弟が、イヨによって誘拐された時、何も出来なかったことに、ショックを受けていた。

 

 

「・・・私、直哉君がイヨに誘拐されそうな時恐怖で、直哉君を守れなかった。血の繋がりは、無くても今日まで家族として、暮らしてたのに」

 

 

 

そんなさくらを見ていた花組と大神。そしてさくらの前に現れた健二。

 

 

「さくらさん少し話いいですかね?艦長室で伺っても?」

 

「・・はい」

 

 

健二とさくらは、艦長室へ移動した。

 

 

「さてさくらさん、直哉君は実の両親に捨てられたというのは、事実ですか?」

 

「ええ、私も両親から、そう聞いてます」

 

「成る程それぐらいの過去を持ってるとイヨが、惹かれるのもわかる気がします」

 

「そして、さくらさん直哉君に関することで、花組の皆さんもですが、米田さんにも伝えてない事実がありますよね?」

 

「!!健二さん何故そのことを」

 

「さくらさん貴女が常に一緒にいるのは、姉弟の関係もあるでしょうが、貴方の破邪の力の波動を直哉君に浴びさせる事で、直哉君の体内に宿る魔族の血を押さえ込んでいるのでしょ」

 

 

「健二さん一つ訂正します。直哉君は純粋な人間です」

 

「馬鹿な!!人間であれほどの闇を持っているのは、異常ですよ」

 

健二とさくらが話していると緊急呼び出しがかかり、健二とさくらは、艦橋にいくと、そこに映し出されていたのは、魔城江戸城だった。

 

 

「馬鹿なイヨの奴、江戸城をこちらの世界に持ってきやがったのか」

 

「空組緊急発進目標江戸城」

 

「了解」

 

そして大神達も艦橋に来た。

 

 

大神達も、空組を援護す為江戸城に出撃した。

 

江戸城内部にいる直哉とイヨは・・・

 

ここは?」

 

「ここはね私と君の愛の巣になる所だよ」

 

「愛の巣だって?僕には、さくらお姉ちゃんがいるんだから君とは、結婚しないよ」

 

「本当に君はお姉さんと一緒に、なるのが君の為なのかな?」

 

「直哉君君も薄々気がついてるだろうけど、君の体の成長をを止めているのは・・・」

 

「五月蝿いオバサン。そんなこととっくに僕は知ってる、僕に言わないのは、僕の事を思ってのことだからね。

 

大体オバサンは何がしたいの、歴史を狂わせて」

 

「理由なんて無いよ。それが存在する理由なのだからね」

 

 

「ふーんようは、オバサンは自分で何も考えない子供と同じだね」

 

 

「五月蝿いよ黙れ」

 

バシーーーン。

 

「っ図星指されて、逆上したねみっともないなあ。オバサン」

 

「五月蝿い小僧もう決めた。お前も裏切り者と一緒に殺してやる。この超魔装機兵真王でな覚悟しろよ」

 

そう言って、イヨは花組と空組に奇襲をかけた。

 

 

花組と空組もイヨの奇襲に驚きを隠せないでいた。

 

 

「まさか貴女から出てくるとは思いませんでしたよ。邪神巫女イヨさん」

 

「フン、そろそろ私も貴様等と、決着をつけたくてな」

 

「おやイヨさん、口調が違いますが、どうしましたか?」

 

「こちらが素なのでね」

 

 

「ですが、その新王で私達に勝てるつもりですか?」

 

桜花がイヨに、たずねた

 

「フン、これは武蔵に眠っていた新王ではないぞ?小娘」

 

 

「何ですって!!」

 

「こいつは私専用の超魔装機兵真王さ」

 

「さあ勝負だ!!我が宿敵米田健二と、帝国華撃団空組、そしてこの世界の帝国華撃団よ、私がお前たちを消滅させてくれる」

「「そんなことはさせません。私たちは必ず貴女に勝ちます」」

 

「その声は二人の真宮寺さくらか、面白い私もお前の存在によって、計画が狂ったのだからな」

 

 

「そのお礼をさせてもらう」

 

 

そして、ついにイヨとの決戦が始まった。

 

 

 

戦いは、互いに譲らず拮抗していたが、その状態に業を煮やしたイヨがある手段を繰り出した。

 

 

「見るがいい帝国華撃団」

 

 

「「あ、あれは、直哉君!!」」

 

二人のさくらが、同時に真王の額当たりにいた直哉を発見する。

 

 

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「もうお前は、人殺しなんだよ。お前奇妙な力使って何人町の人間を殺したと思ってやがる、500人だぞ、500」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

!!「こ、これは、直哉君しっかりして、これはもう昔の事だから思い出しちゃ駄目ーー」

 

 

「フン貴様はわかるよな。この世界の真宮寺さくらよ」

 

「どういうこと?さくらちゃん」

 

「皆さん聞いてください。今私達に見えた映像は、直哉君の心のトラウマとなった出来事の映像です」

 

 

「そうじゃ今こいつはトラウマの記憶を我の力で、思い出させている」

 

「そして直哉の闇をお前の力で封印してるのだろう真宮寺さくらよ」

 

 

「ええ、直哉君の中に眠る闇の力は特殊な術で封印しているんです」

 

「イヨ貴様!!直哉君を利用し完全復活する気か?」

 

「フン、貴様達はもう真王に攻撃は出来まい、行け真王ファイナルビックバン」

 

 

「「「「「きゃああああ」」」」」

 

 

帝国華撃団空組と花組は、真王の必殺技を喰らい被害がかなり深刻だった。

 

「フン、まだ動けるか?双武弐式、そして光武よ」

 

 

「「当たり前です。私たちは、負けるわけにいかないんです」」

 

「さくらさん」

 

健二は、驚いていた。二人のさくらの霊力の異常な高まりに。

 

「いくわよさくらちゃん」

 

「はい、さくらさん」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

二つの桜花放心は、真王の額周辺の直哉には、優しい光となって、直哉を包み込んだ。

 

 

「何だと!!」イヨは驚いていた。桜花放心が自分の体を消滅させている事に。

 

 

「そして、イヨと真王は、爆発を起こしその反動で空組も、元の世界に戻った

 

 

 

 



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不思議な経験のその後と狙われたマリア前編

今回からまたゲームよりの話を進めますが、これからサクラ大戦TVの要素も入ってきますので、宜しくお願いします




直哉とさくらは、あの不思議な事件後、二人の記憶は明確に覚えているのに、他の仲間支配人は覚えてないのに違和感を感じていた。

 

 

「ねえ直哉君これは、どういうことかな?」

 

「多分だけどあの事件に、関わった者が、この状態となるんだと思う。そしてその間に作られた、双武改は影響を受けずに、残ってお姉ちゃんの光武が影響受けて消滅したんだと思うよ」

 

「そして今は、消えてるけど、僕たちは空組と一緒に邪神巫女を倒したのに、魔城江戸城は、消えてないから、もしかするともう一つの黒之巣会が現れると思っていて、さくらお姉ちゃん」

 

「わかったわ、直哉君」

 

「ちなみに僕とお姉ちゃんの記憶が、あるのは護法リングのおかげだよ」

 

「そうだったの?」

 

 

 

そして数日後・・・公演最終日

 

大神はモギリの仕事を終え、今回の公演前の特別公演のことを、思い出していた。

 

「しかしあの特別公演は、地獄だったな、継母のすみれ君と、娘役の紅蘭とアイリスの俺に対する態度が、リアルすぎて怖かったなあ。それに女装も、意外と面白かったな」

 

そんなことを考えていると、大神は何やら浮かない顔のマリアを見つける。

 

「お、あれはマリアだ、おーい」

 

「・・・・・」

 

だがマリアは、大神に気がつかず帝劇の外に出るのだった。

 

「どうしたんだろ?マリアは」

 

 

「ああ、大神さんマリアお姉ちゃん見なかった?」

 

「ああ、直哉君マリアなら、さっき帝劇の外に、出たみたいだよ」

 

「直哉君待って」

 

直哉と大神が話していると、さくらが来た。

 

「あ、さくらお姉ちゃん。実は大神さんに・・・」

 

!!「また大神さんに、襲われたの?」

 

さくらの言葉に、周囲のお客が反応した。

 

「おいおい兄ちゃん、直哉を襲ったとは、どういう事だ?」

 

「いい!!誤解ですよ。俺はそんな事したことないですよ」

 

「嘘ですよ大神さん、以前直哉君の寝ている所を襲ったんです」

 

「何だと!!帝劇の宝である。直哉君の寝込みを、只のモギリであるお前が襲ったのか」

 

そのお客の言葉を聞いた、帝劇に来ていたお客全員が、大神を睨むというハプニングが起こったが、その間にさくらが、直哉を抱かかえ、衣装室に連れて行った。

 

衣装室では・・・

 

 

さくらと直哉が、衣装室に入ると、そこにはカンナがいた。

 

「オッスさくらに直哉だっけ」

 

「「あ、カンナさん」」

 

しかし直哉お前本当に、上手いよな間とかのとり方とかが、あのすみれがお前を気にいる理由がわかったよ」

 

「あたいも直哉みたいな弟が欲しいよ」

 

「ありがとうカンナお姉ちゃん」

 

お、あたいの事もお姉ちゃんと呼んでくれるのか?」

 

「うん本当のお姉ちゃんはさくらお姉ちゃんだけどね」

 

「直哉君・・・そう言えばさっき危険人物と何話してたの?」

 

 

さくらが直哉に、聞く。

 

「ああ、大神さんに、マリアお姉ちゃんの事を聞いてたんだよ」

 

「マリアさんのことを?」

 

「うんカンナお姉ちゃんは気が付いてると思うけど、ここ数日マリアお姉ちゃんの様子が変なんだ」

 

 

「大神さんは気がついてるか、確認しに行ったら、それほど気がついてないけど何とか、対応できると思った。大神さんでもね」

 

「成る程、直哉もマリアの異変に気がついてたのか」

 

「それでさくらお姉ちゃん。今度の戦いの時、僕無茶ををするから付き合ってくれる?」

 

「わかったわ」

 

 

そして黒乃巣会では・・・

 

天海自身前回の敗戦を契機に自分達に敵対する帝国華撃団を打破する為に本腰を入れようとし、死天王に作戦考えるように指示をしていた。

 

 

「して刹那よ、お主が考えた策は何じゃ?」

 

 

「は、私の考えた策は隊長である大神一郎とマリア・タチバナを孤立させ各個撃破する策ございます。

 

 

「しかしそのようなことが、容易に出来ぬぞ」

 

「マリア・タチバナ奴に関しての面白い情報を手に入れたので、それを使えば分断は容易に出来るかと」

 

「面白い今回は刹那お前に任せるぞ」

 

そして黒乃巣会の次なる作戦のターゲットは大神一郎と、マリア・タチバナになった。

 

 

それから数日後・・・深川に現れた。蒼き刹那率いる黒乃巣会の部隊との戦闘中の時、予想外の事が起きた。

 

 

!!「お姉ちゃん大変、刹那と大神隊長の間に、逃げ遅れた子供がいるよ」

 

「ええ、大神さんあの子の事は私たちに任せてください」

 

「さくら君、直哉君」

 

「大神隊長は早く、刹那を倒してください」

 

 

「させるカー食らえ」

 

「きゃああああ。」「危ないお姉ちゃん。がはっ」

 

 

 

刹那の攻撃によって吹き飛ばされた。双武改その時直哉は、さくらを助けようとして、頭を強打し、額から血が流れていた。

 

 

「今回はここまでにしておくよ、帝国華撃団」

 

そう言って刹那は消えていった。

 

 

逃げ遅れた少年は無傷で助かったが、代わりにさくらと直哉が負傷してしまった。

 

果たして、大神達は、蒼き刹那を倒すことができるのか?



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不思議な経験のその後と狙われたマリア中編

深川での戦いの後さくらと直哉は、医療ポットでの治療後自室に運ばれていた。

 

「うーん、あれ、ここは・・・私たちの部屋」

 

さくらが今までのことを思い出そうとした時、米田が部屋に入って来た。

 

「ようさくら、気が付いたか」

 

「米田支配人」

 

「さくらお前が助けた、逃げ遅れた子供は無傷だったが、俺には、お前と直哉があんな行動を取ったことに、驚いているんだ」

 

「それは・・・あの時大神さんが、あの子を庇って負傷されて、花組の指揮系統に被害が出ないようにしたんです。直哉君と考えて」

 

「だが直哉は、さくらお前を守る為に、さくらより、怪我が酷い状態なんだぞ」

 

 

「ええ、わかってますよ支配人私だって直哉君に、こんな怪我させて、平気なわけないじゃないですか、でもありがとう直哉くん。私を守ってくれて」

 

さくらがそう言うと、気を失っているはずの直哉の表情が、笑っているように、さくらと、米田には、見えていた。

 

「そうか、そうだよなすまんさくら」

 

 

そして米田は、さくら達の部屋を出て行った。

 

 

そして、さくらは直哉を少し抱っこし、何か安心して、再び眠りに付いた。

 

 

 

その夜・・・

 

さくらは、部屋に誰かが来たこと気が付き、部屋の電気をつけるとそこにいたのは、マリアだった。

 

「あ、マリアさん」

 

「起きたのねさくら、ごめんなさい起こしてしまって」

 

「いえ、いいですよ、マリアさん。私達こそごめんなさい。こんな事になってしまって」

 

「確かに、さくらと直哉君がするべき行動ではなかったわね」

 

「マリアさん」

 

「あの時に動くべきなのは、隊長の大神さんか、副隊長の私が、先に動くべき場面だった」

 

「でも実際は、さくらあなた達が動いた。慣れていない量子甲冑双武改で」

 

「駄目だよ。マリアお姉ちゃん今回のは、偶然が重なっただけだからね」

 

!!「「直哉くん気が付いたのね」」

 

「うんそれと、マリアお姉ちゃんごめんなさい少し夢で、見えたんだけどお姉ちゃん今回の事を、過去の事と会わせ過ぎないようにしてね」

 

 

「直哉くん貴方どこまで見えたの?」

 

「うんマリアお姉ちゃんが、慕っていた隊長さんが戦死するまでかな」

 

 

「そう、直哉君も、さくらも今の話は、秘密にしていてね」

 

「「はい」」」

 

 

そしてマリアは、部屋を出て行った。

 

 

次の日の朝・・・

 

大神が、さくら達のお見舞いに来た。

 

「やあさくら君、調子はどうだい?」

 

「あ、大神さん私のほうは、大分いいんですけど、直哉君のほうが」

 

「そうか、君達にはすまないことをしてしまった。俺がもっと隊長として、指示を出せていたら、こんなことにはならなかっただろうと、昨日マリアに言われてしまったよ」

 

 

「大神さん」

 

「俺は、隊長失格ってね」

 

「それで大神さんは、諦めるの?マリアお姉ちゃんに言われたくらいで」

 

「直哉くん」

 

「僕なら諦めたくないよ。どんな経緯で始めたことに対しても」

 

 

「確かに大神さんが帝国華撃団の隊長を始めるきっかけは、光武を動かせたからかもしれない。だけど、決して米田さんは、大神さんを隊長に選ぶことはない」

 

「だけど米田さんが、大神さんを選んだ本当の理由は、大神さんに期待してるんです」

 

「俺に支配人が期待をしている?一体何を?」

 

「その答を知りたければ僕以外の隊員と、信頼関係を、築いて見て下さい」

 

「わかったよ、直哉くん」

 

「ですけど、大変ですよ。さくらお姉ちゃんの信頼を、取り戻すのはのはね、お姉ちゃん

 

 

「そうね、直哉くん」

 

「大神さん私貴方に信頼はまったくしてませんから」

 

「えええーーどうしてだい?」

 

大神がさくらに聞く。

 

 

「大神さん自覚がないんですか?直哉君にあれほど変態見たいな行動を取ってたでしょうが、あんなの見てたら、信頼どころか、殺意が生まれそうになりましたから、私は大神さんを信頼する事より、直哉君を信頼する方をを選びますから」

 

 

「そんなー許してくれさくら君」

 

「駄目です。絶対許しません」

 

 

さくら達の部屋での大神へのお説教が終わり、大神は一階に下りるとそこには、帝劇を出ようとするマリアがいた。

 

大神がマリアを追いかけて話をしようとした時帝都の空に、黒乃巣会の蒼き刹那の姿が浮かんでいた。



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不思議な経験のその後と狙われたマリア後編

「やあ、帝国華撃団花組マリア・タチバナいやクワッサリーと呼んだ方が正しいかな?」

 

「クッ」

 

「クワッサリー?一体何のことだ」

 

 

「帝都を守る戦士で、ある前にお前は血に飢えた火食い鳥よ、この事を仲間に知られたくなければ、指定された場所に一人で来い」

 

そう言って、上空に映し出された刹那の映像は消えた。

 

 

「マリア君が行くなら俺も行くぞ」

 

「少尉、私が、あんな挑発に乗ると思いますか?」

 

「それは確かに、そうだな」

 

「それでは、少尉買い物に行ってきます」

 

「ああ、いってらっしゃい」

 

そして大神は、マリアと別れた。

 

 

 

 

そして時が進み夕食時・・・

 

直哉は漸く食堂で食べられるほどに回復したのだが、さくらがお母さんモードになったりして、常に直哉から離れなくなって、食事もさくらが食べさせていた。

 

「お姉ちゃん。ご飯くらい一人で食べられるよ」

 

「駄目よ、直哉くん今日まではね」

 

「とう言いながらさくらお姉ちゃん明日になっても今日までて言うんでしょ」

 

「ドキッそんな事ないわよ」

 

「本当かな?」

 

直哉は疑いの目で、さくらを見ていた。

 

そんな姉と弟のやり取りを聞いていた。すみれたちは・・・

 

 

「やっぱり直哉くんが食堂にいるだけで、こんな穏やかな気分になれるのでしょう?」

 

「そうね、私もそう思うわ」

 

「アイリスも」

 

「あたいは、あの二人が血の繋がりが無いと言う話聞いて驚いたぜ」

 

「それは、うちもやで」

 

他のメンバーもそういう話をしながら、夕食を食べていた。大神が来るまでは。

 

「おっさくら君に直哉くん。今食事なのかい?」

 

「ええ、そうですけど」

 

さくらは不満そうに大神に答える。

 

「さくら君殆ど食べてないじゃないか、よし俺が、さくら君の代わりに、直哉君を食べさせてあげるよ」

 

 

「「「「「「!!」」」」」

 

 

大神の言葉に直哉以外の隊員に衝撃が走り、アイリス達が直哉と大神の間に入り込んだ。

 

「うわあ。なにするんだ、アイリスこれじゃあ直哉君に食べさせれないじゃないか」

 

「お兄ちゃんは、早く自分の夕食を食べてね、さくらも食べて直哉君に食べさせるのは、すみれたちに、任せてね、すみれ?」

 

「そうですわ、さくらさん直哉君の食事は私達に任せて、自分の食事を済ましなさい」

 

「皆さんありがとうございます」

 

 

そして、少しハプニングがあったが、直哉とさくらは夕食を終えたのだった。

 

 

その日の深夜・・・

 

マリアは刹那に自分の過去を知られたことによって、悪夢を見て目覚めた時、刹那に指定された時刻になりつつあった。

 

そして刹那の挑発に乗り単独で、深川に出撃し捕まったマリア。そして、直哉とさくらは、この戦いの時に、この世界に起きた異変の一部を確認する事となる。果たして大神率いる帝国華撃団はこのピンチを乗り越えることができるのか?

 

 

「よく来たね帝国華撃団隊長大神一郎よ」

 

 

「蒼き刹那約束通り来てやったぞ、マリアはどこにいる?」

 

「ふんお前の部下の女はここにはいない、だが今僕が使いを出した、そいつについて来い」

 

刹那の言葉が消えるとすぐ一隻の船がやって来た。

 

「これに乗れと言うわけですね」

 

「隊長これは罠だぜ、行く必要ないぜ」

 

すみれとカンナがそれぞれの言葉を発した。

 

「だが俺が行かなければ.マリアは助からないんだぞ!!。もし彼女だけが戻ってきた場合は、彼女を隊長として花組を再編しろ!!」

 

大神はそう言うとマリアを救うべく蒼き刹那の策略通り一隻の船を追いかけて行った。

 

 

そして残された隊員たちの元に、黒乃巣会とは別の存在の脇侍がまたもさくらたちの前に現れたのだった。

 

「一体こいつら、なんなんですの?」

 

「姿や形は脇侍だが、こいつら予想以上に強いぜ」

 

「大神はんにマリアはんがいれば何とかできるんやろうけどな、こりゃきついわ」

 

「直哉くんこの敵はまさか・・・」

 

 

「どうやらその時が来たみたいだよ、多分こいつらはもう一つの黒乃巣会の尖兵だよ」

 

お姉ちゃん一気に行くよ」

 

「わかったわ」

 

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」

 

直哉とさくらの合体必殺技で謎の脇侍衆を、あらかた倒したさくら達は、大神と合流する為行動を開始した。

 

そのころ大神とマリアは・・・

 

大神と刹那が一騎打ちをしていた。

 

 

「ハハ、そんなモンで僕の魔装騎兵蒼角に勝てるわけがないだろう」

 

「もうお前死ねよ・・・バイバイ華撃団の隊長さん」

 

刹那が大神にトドメを誘うとした瞬間、翔鯨丸の砲撃が大神を救った。

 

「何故お前たちがここに来るんだよ?」

 

「こないの為に制服に発信機がついてはるんよ」

 

「さあて隊長とマリアをいたぶってくれた礼をしなきゃな」

 

直哉とさくらは、小屋に拘束されていたマリアを救出した。

 

「ありがとう二人共」

 

マリアさんの光武は、まだ動けますから一緒に戦いましょう」

 

「ええ」

 

そして蒼き刹那の、魔装機兵蒼角との、最終決戦fが始まった。

 

 

そして、戦いは大神とマリアの連携攻撃と花組全員の必殺技を放ち、蒼き刹那を倒したのだった。

 

 

「それじゃあいつものあれ、行くわよ」

 

「「「「「「勝利の・ポーズ決め!!」」」」」」



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暴走と少女の気持ち

黒乃巣会本拠にて・・・

 

「うおおおお、おのれーー帝国華撃団よくも兄者を、こうなれば兄者の敵は、この俺白銀の羅刹が取ってやる、覚悟しておけ」

 

羅刹は帝国華撃団によって倒された、兄刹那の敵討ちに燃えていた。

 

太正12年7月・・・

 

大帝国劇場では・・・

 

 

その日さくらと直哉は、来月に迫る夏季公演に備える為、大道具部屋の掃除をしていた。

 

「直哉くんそちらは終わった?」

 

「うん、終わったよお姉ちゃん」

 

 

「フーこんな感じで、いいかしら?」

 

「うん今はこれくらいしか出来ないよ、また演目別に小道具が増えるから、でもね、お姉ちゃんあれはやりすぎでしょ」

 

 

「うんそれは私も思うわ」

 

直哉とさくらの目の前に、直哉くん専用新品小道具置き場と書かれたスペースがあった。

 

「たく、すみれお姉ちゃんやりすぎだよ」

 

「でもすみれさんらしいわ、ほんとそれだけ、直哉君を、大切に思ってくれて」

 

「さくらお姉ちゃん」

 

 

さくらと直哉は、話しながら部屋を出ると、よそ行きの服装をした。アイリスに出会った。

 

「あれ、アイリス何処かにお出かけするの?」

 

「うん、お兄ちゃんとね」

 

 

「成る程ね、じゃあ行ってらっしゃいアイリス」

 

直哉と別れたアイリスは、大神と出かけることが楽しみなんだと思うくらいの笑顔だった。

 

 

 

だが、現実は、非情だった。アイリスがいつもと違う服を見ても、大神はいつもの鈍感モードを発動させアイリスを怒らせてしまった。

 

そして、アイリスは帝劇を出てしまい、何処かに行ってしまった。

 

 

そして数時間後・・・大神は米田によってアイリスが一人で出て行ったことを聞かされ焦っていた。

 

 

「いいか大神、もしアイリスに何かあってみろ只ではすまされんぞ」

 

「はい」

 

「よし、大神アイリスを見つけるまで戻って来るなよ」

 

「了解です」

 

 

「そして大神は、アイリスが行きそうな場所のヒントを劇場内で、探していたが、中々見つからず苦戦していた。

 

 

そして大神は、さくらと直哉の部屋に来た。

 

「はい、大神さん何か用事ですか?」

 

「ああ、直哉君に聞きたいことがあるんだ」

 

「え、僕にですか?」

 

「ああ、アイリスどこに行くか聞いてないかい」

 

「アイリスですか?いえ聞いてないですね、まさか大神さん。アイリスを迎えに行くんですか?」

 

「うんそうだよ」

 

「ねえお姉ちゃんなら、今会いたくない人が来たらどうする?」

 

「私なら逃げるわね」

 

 

「と言うことなので、大神さんが行っても無駄だと思いますが、アイリスの部屋にヒントがあるかもですよ」

 

直哉にそういわれ、大神はアイリスの部屋に、行くとアイリスの日記を見つけ急いで浅草へ、アイリスを迎えに行ったが、直哉の言った通りアイリスは、感情を爆発させ、周囲の物や、公共の乗り物にも影響を与えてしまった。

 

 

そして、帝劇に戻り二人は、支配人室に呼ばれ、そこで行われたのは、マリアと、米田支配人のお説教だった。

 

その夜・・・

 

 

アイリスは自分の部屋に閉じこもり、誰とも、相手をしなくなっていた。

 

 

そして大神も、悩んでいた。アイリスにどう接してやればいいのかを、藤枝あやめの助言で、すみれや、紅蘭、カンナのように、子供扱いする事も、そしてマリアみたいに、アイリスを大人として見るには、大神には難しかった。

 

 

 

そして次の日の朝事件が発生した。

 

アイリスが、出来上がったばかりの光武に乗って、浅草方面に向かっていたのだった。

 

 

「よし皆アイリスを追いかけるぞ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

その時黒乃巣会の出現したと情報が入り、花組に緊張が入る。

 

 

そして黒乃巣会の出現地点も、浅草と知り花組は、急いで出撃をした。

 

 

そのころ浅草雷門・・・・

 

「フフ待っていろ帝国華撃団・・・オンキリキリバサラウンバッタ オンキリキリバサラウンバッタ」

 

 

羅刹は楔を打ち込んだ直後、アイリスの攻撃を受けた。

 

「ぐっだれだ」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「本当に待ったぜ大神一郎よ、兄者の敵を取らせてもらうぞ」

 

「大神さん、アイリスの保護と、黒乃巣会の撃破どちらを優先しますか?」

 

さくらが大神に質問した。

 

「それは勿論.黒乃巣会だ!!」

 

大神の答を聞いたアイリスは、消えてしまった。

 

「いけないお姉ちゃんアイリスちゃんを追いかけて」

 

「さくら君駄目だここに残るんだ」

 

「お姉ちゃん」

 

「さくら君」

 

「わかったわ直哉くん私たちだけでもアイリスを迎えに行こう」

 

「お姉ちゃん」

 

そして、さくらたちが乗る双武改は、戦線を離脱し、アイリスを追いかけた。

 

 

 

そのころアイリスは・・・

 

「やっぱり直哉君は、優しいなあ。大神の兄ちゃんよりみんなの気持ちわかってて」

 

アイリスを追いかけていた双武改だがその時異変が起きていた。何と双武改に乗っていたはずの直哉が消えていた。

 

 

「ねえさくらどうしたの?」

 

 

アイリスも気になり、さくらに聞いた。

 

 

「アイリス乗っていた直哉君が消えたのよ」

 

 

「ええーーー」

 

「アイリスお願い貴女の力で、双武改をみんなの元に連れて行って」

 

 

「うんいいよさくら」

 

 

「え、ここは・・・うわあ」

 

「すまんな坊主急に召還して」

 

直哉に素直に謝る羅刹。

 

 

そして時は遡る。

 

「戦闘を始める前に大神に聞きたいことがある」

 

「お前この場にいる者達で気になる奴はいるのか?」

 

「羅刹お前までそんな質問をするのか?」

 

 

「俺が気になる人物は・・・真宮寺直哉君だ」

 

 

「「「「「え、」」」」」

 

「おい、大神一郎そいつは男だろ?本当にいいのか?」

 

 

「ああ」

 

「承知した。本当あんな奴が、隊長で大丈夫かよ」

 

 

羅刹は召還魔法を使いながらそんなことを考えていた。

 

 

そして今に至る。

 

 

「直哉お前も大変だな。よし、気が変わった、俺がお前のお姉ちゃんが来るまで、守ってやる」

 

「ホントありがとう羅刹兄ちゃん」

 

直哉と羅刹の会話を聞いた、大神以外の隊員は、本当に直哉君が隊長をすれば、敵も改心して、被害も最小限に出来るのではと思い始めていた。

 

「くそーー直哉君を返せーー」

 

「誰が貴様にわたすか」

 

 

羅刹と大神の戦いは、熾烈な戦いだった。

 

 

そして、戦いが動いたのは、さくらとアイリスが到着し、羅刹は直哉を姉のさくらにわたす為、双武改に近づく。

 

 

「さくら君はやらせないぞ。狼虎滅却・快刀乱麻」

 

 

大神が放った必殺技は、何と、運悪く、羅刹の機体から、双武改に乗り込む途中の直哉に、向かっていった。

 

 

「いやあああ。直哉くん」

 

さくらは悲鳴をあげるが、何と羅刹が直哉の盾になった。

 

「やったぞ皆」

 

 

と大神は羅刹を倒した事を喜んでいた。

 

「何で僕、羅刹お兄ちゃんの敵なのにどうして助けてくれたの?」

 

「さあ、何でだろうな俺にもわからんが、直哉お前も、男なんだから好きな人くらい守れる男になれよ」

 

うん約束するよ」

 

そして羅刹は自分の魔装機兵と共に爆発した。

 

 

「あれ、おかしいなあ何で涙が出てるんだろう」

 

 

その時さくらが直哉を優しく抱きしめた。

 

「直哉くん無理しなくていいからね」

 

 

「さくらお姉ちゃん・・・うん」

 

 

そして直哉はさくらの胸の中で、暫し泣いたのだった。

 

 

その後勝利のポーズはしたのだが、なんとも苦い勝利となった。

 

 



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もう一つの黒乃巣死天王ミロクと叉丹の登場と調査任務

 

帝都某所・・・

 

「叉丹、これは一体どういうことじゃ?どうして我らの天海様が、もう復活しておられるのじゃ?」

 

「ミロクよ、どうやら何者かの手により、奪われた魔城江戸城が、この世界にあるみたいだぞ、どうやら天海様が復活さられている世界の一部と、魔城江戸城は、融合していたようだ。つまり江戸城にいる天海様に、活動してる天海様この世界には二人の天海様、がいるようだな」

 

 

「当然我ら死天王も二人いるが、刹那と羅刹は帝国華撃団に倒されたみたいだがな」

 

「帝国華撃団だと!!奴等もおるのかえ?」

 

「ああ」

 

「ミロクよどうする?向こうは動かない見たいだぞ」

 

「ならば我らも奴らの手助けするかえ?」

 

「六芒星降魔陣か、確かに奴らを利用すれば江戸城の復活が早くなるな」

 

 

 

「だが我等がが動くには、少々情報不足だぞ。」

 

「ならば、黒脇侍衆を使い、この世界の情報を入手するかえ?」

 

 

「ふむ、そうだな」

 

こうしてもう1つの闇が本格的に動き始めた。

 

 

そのころ帝劇では・・・

 

直哉が、さくらに相談していた。

 

「ねえお姉ちゃん、やっぱり僕間違ってたのかな?」

 

「直哉くん何についてのこと?」

 

「羅刹についてのことだよ」

 

 

「それは、私でも答えられないわ、だって直哉君の行動も、大神さんの行動も正しいからね」

 

「そうだよね、僕の取った行動は将来に不安と言う種を残すやり方だしね」

 

 

「でも僕は敵だからすぐ倒すんじゃなく、対話が出来る相手なら対話してもいいと思うんだ」

 

「直哉くん・・・」

 

「私も直哉君の言っていることもわかるけど、私は、直哉君の安全を優先するからね個々だけは、譲れないから、もう私はあの時見たいには、なりたくないから」

 

「さくらお姉ちゃん・・・ありがとう」

 

 

そして暫くして、花組隊員全員地下司令室に、集合していた。

 

 

「長官我々を呼んだのは、何ですか?」

 

「ああ、実はな深川の廃屋に黒乃巣会の魔装機兵らしき影を市民が目撃したらしい、今回は調査が主任務なので光武及び双武改の使用を禁止とする。と言っても大神が双武改に乗ることはないがな」

 

「ちょッ長官俺にだって、双武に乗れますよ」

 

「ほう大神、双武改に乗るためには、男女で乗らないといけないんだぞ」

 

「いい!!」

 

大神は双武改に乗る条件を聞いて驚いていた。

 

「それでだあやめ君、調査に行くメンバーを発表してくれ」

 

「はい長官」

 

「調査は、三人で言って貰うわ、まず大神君、すみれ、カンナの三人よ」

 

 

「「「えーーー」」」

 

「何てことですの、カンナさんはいいとしても、少尉と一緒だなんて」

 

「ああ、あたいもすみれの気持ちわかるぜ」

 

 

「ちょっ二人共俺と行きたくないの?」

 

 

「ええ、本音をいえば」

 

「ああ、あたいも隊長とはな・・・」

 

 

「ガーン」

 

大神は二人ぼ言葉を聞いてショックを受けていた。

 

「調査隊は準備が出来次第出発してくれ」

 

「「「了解です」」」

 

「それと直哉」

 

「はいなんですか長官?」

 

 

「大神達が不在の間はお前が指揮を執れ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉お前は元々隊長として、呼ぶはずだったのを、こちらの都合で隊員になったんだ。

 

少しくらいお前が、本来するべき仕事をしてもらいたい」

 

 

「長官それここで言うと、大神さん泣いてますよ」

 

 

「うう、どうせ俺なんて」

 

「ああ、直哉大神の事は、気にするな」

 

「それで、直哉が指揮執る場合は、双武改が隊長機となる以上解散」

 

 

そして作戦会議が終わり大神、すみれ、カンナは調査任務に出かけた。

 

 

直哉とさくらは・・・

 

 

「お姉ちゃん僕に指揮なんて出来ないよ」

 

「大丈夫貴方なら、出来るわ自信持って」

 

そして、大神達が目的地に着いたころ、ついにこの時が来た上野公園に、黒い脇侍が大量に現れたのだった。

 

 

こうして、直哉の指揮による戦いが始まろうとしていた。



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二つの黒乃巣会それぞれの計画成就への協力体制完成

直哉たちが、上野公園で黒脇侍衆と戦っている頃、異世界から来た叉丹は独自でこの世界の事を調べ、こちらの世界の天海共に、黒脇侍衆を見せる為に上野公園に来ていた。

 

 

「天海様あれが我らの脇侍黒脇侍衆でございます」

 

「ふむ、ほうなかなかいい闇で作られておるな」

 

「ありがとうございます」

 

「わしにこれを見せておぬし達はわしに何を望む気だ?」

 

「それは我等の主が眠る、江戸城の復活です」

 

「何じゃと!!江戸城じゃとッまさかお主は、並行世界のわしに仕える者たちなのか?」

 

「はいその通りです」

 

「うむそういうことならわしたちと共闘しようではないか」

 

 

「ありがとうございます。それでは我々は六破星降魔陣による魔城江戸城が復活後も、協力を約束します」

 

「うむよろしく頼むぞ、もう一人の叉丹よ」

 

「はっ」

 

そして二人は、転移したのだった。

 

そのころ直哉たちは・・・

 

「きゃああ」

 

大丈夫?アイリス」「うん大丈夫だよ。それで直哉君丸私、何をしたらいい?

 

「アイリスは、紅蘭さんとみんなのサポートしながら回復をして」

 

「アタッカーは、マリアさんとさくらお姉ちゃんお願い、少し数が多いけど」

 

「了解よ、直哉」

 

「うちも了解や」

 

「アイリスもわかったよ」

 

「さくらお姉ちゃん・・・?」

 

「ううん何でもないのよ、只ね大神さん達のほうが気になってね」

 

「多分こいつらは、異世界の黒乃巣会が、僕達の情報を取る為の襲撃の可能性が高いから必殺技禁止に、したけどこうも数が多いときついね」

 

「でも直哉君の推測は間違ってないと思うからね」

 

「それじゃ皆さん早く倒して、大神さん達を驚かせましょう」

 

「「「「おー」」」」

 

 

そのころ大神達は・・・

 

 

目的地の廃屋に着いた時、すみれは気が付いた。

 

「は、これは、霊力この屋敷から出てますの?」

 

そして3人は廃屋の中に入ると、そこにはかつての煌きを放ったであろう没落貴族に、転落したと思われる家族の写真があった。

 

「すみれ君、この写真は、一体?」

 

「多分この家の持ち主だった家族の写真ですわね」

 

「少尉ここから別行動にしませんか?」

 

「何言ってるんだ、すみれ君別行動は危険すぎる」

 

「いや隊長あたいたちは、黒乃巣会の目的を知るためここに来たんだろ?」

 

「ああ」

 

「だったらこんな広い屋敷をちまちま探して、奴ら逃げたらどうするんだ?」

 

「それは、そうだが・・・」

 

「隊長この際だから言うけどな隊長は、あたいたちのこと本当は信頼してないんじゃねえの?」

 

「何を言うんだ?カンナ俺は皆を信頼している」

 

「信頼してるならどうして、あんなことが出来たんだよ?」

 

「あんなことはどういう事だい?カンナ」

 

 

「隊長本当にわからないのかよ?」

 

「ああ」

 

「まあ、あたいは当事者じゃないから、これ以上いわねえけどな」

 

そして三人は別行動で、それぞれ探索することとなり、すみれはこの屋敷の霊力の秘密を探しているうちに、この屋敷の住人だった少女の霊と出会う。

 

そして少女の証言で、この屋敷をうろついていた脇時の目的を知ったすみれだった。

 

同じ頃カンナは、お札を貼っている脇時を発見した。そして追いかけていると、足音を聞きつけた、大神とすみれと合流した時、屋敷から放たれていた霊力の反応が消えたのだった。

 

 

そのころ大帝国劇場では・・・

 

 

突如現れた黒乃巣会の魔装機兵反応に戸惑っていた。「長官これはどういうことでしょうか?」

 

「さくらが米田長官に聞く。

 

「俺にも、わからねえんだ」

 

「お姉ちゃん司令急いで翔鯨丸を出して、急いで、早くしないと調査に言った三人が、黒乃巣会に殺されちゃう」

 

 

「何だと!!それは本当か?直哉?」

 

「うんリングが教えてくれたから間違いないよ」

 

「直哉出撃命令を出せ」

 

「はい、帝国華撃団緊急出撃せよ!!」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「少尉これはまずいですわね」

 

「ああ、何とかしなければな」

 

「でもよ、あたいたち素手だぜ?」

 

 

 

「ほっほっほ帝国華撃団お前たちも最後だね、安心しな、残りの仲間も、ちゃんと殺してやるからねえ」

 

勝ち誇った紅のミロクだが、彼女は気付いていない、ミロクはここに、楔を打ち込む為に邪魔な霊力を封じようとしていたが、自分達の妖力も隠されていた事に。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「何もう来たのか、帝国華撃団、ええい出でよ我が親衛隊。帝国華撃団を倒すのじゃ」

 

 

「大神さん、カンナお姉ちゃん、すみれお姉ちゃん急いで光武に乗って」

 

「「「了解」」」

 

「ありがとう直哉君ここからは、俺が指揮を執るよ」

 

「それは駄目だ、大神」

 

「何故ですか?司令」

 

 

「この際だからお前に欠けている物を直哉から学べ」

 

 

そして戦いが始まったが、戦いは数で不利な帝国華撃団が押していた。

 

 

「凄いな、直哉君直接戦闘はしてなくても、各隊員の癖や、弱点を的確にカバーできてるし、それに皆が、伸び伸び動いてる気がする」

 

「俺はそんな事を見てる余裕がなかっただから、自分よがりの指揮になっていて、皆を混乱させていたにも関わらず、それでも勝ててたのは、直哉君がいたからなんだ」

 

 

 

そして戦いが終わる前にもう一人のミロクが使い魔を光武に付けて、帝国華撃団の基地を襲撃する準備をしていた。

 

 

そのことを知らずに、花組は帝劇に帰還してしまった。



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奇襲と裏ナオヤ登場前編

「はあ、はあ、お姉ちゃんここは大神さんを信じて見よう。もし大神さんの賭けが失敗したら僕たちは生き埋めだからね」

 

「でも直哉君、私は・・・」

 

 

何故三人がこのような状態かと言うと.、時を遡り、夏季公演終了直後・・・

 

 

夏季公演終了を祝い打ち上げをすることなり、各隊員達はそれぞれの役割を分担し準備をしていた。

 

マリアが、料理全般、アイリスとすみれが、会場の飾りつけ、大神とカンナが、テーブルだし、そしてさくらと直哉が、お菓子などの買出しを担当していた。

 

 

「お姉ちゃん買出し行く前に、傘の準備してね、夕立が降るみたいだから」

 

「わかったわ直哉君。それじゃあ行きましょうか?」

 

「うんそれじゃあ出発」

 

 

そしてさくらと、直哉は買出しに出かけた。

 

「直哉君そろそろ帝都での生活に慣れた?」

 

「うん皆優しいしね。只まだ、大神さんには慣れないかな」

 

「大丈夫よ、私もだから」

 

 

「そうだお姉ちゃん大神さんで思い出したんだけど、今朝ね、リングの力でね、お姉ちゃんの力が大神さんに見られるらしいから」

 

 

「ええーー何でよりにも、よって大神さんなの」

 

 

 

「それは多分この時期に起こる事件には、お姉ちゃんが、大神さんと仲良くしないと、いけないんじゃないかな?」

 

「ええーー私には、直哉君がいればいいよ」

 

 

「だけどそういう回だから我慢して僕だって、本当は嫌なんだから、大神さんとお姉ちゃんが、ラブラブなんて」

 

 

「直哉君」

 

そして二人は、買出しが終わり、帝劇に戻ると、雷がなり、大神達が慌てて駆け寄ると、いつものさくらの表情をしていた。

 

「雷様におへそを取られちゃう」

 

「呆れましたわ、まさか雷が怖いだなんて」

 

「アイリスだって怖いもん」

 

「さくらは、雷で怖い思いをしてるんだな」

 

「直哉君君は、さくら君が、雷が苦手なのを事前に俺に、教えなかった。知ってれば買い出しに行かせなかったのに」

 

 

「大体君も君だよ、いつまでも君にさくら君に甘えてるんじゃない」

 

「・・・確かに他人のアンタから見れば、僕とお姉ちゃんを見れば、そう見えても仕方がない、だがなそうしなければ、僕が死ぬとしてもですか?大神さんは僕に死ねと言ってるんですね。わかりました隊長の命令なので、僕は人気のないところで死んできます。それでは、皆さんさくらさんのことをお願いしますね」

 

 

「ああ」

 

直哉はそう言ってその場を離れ地下へ下りていった。

 

 

地下に下りた、直哉はもう一人の自分と話していた。

 

 

「おいおい直哉正気か、俺と交代することの意味知ってるだろう?」

 

「知ってるよ」

 

「本当にいいんだな」

 

「うん隊長命令だからね、バイバイさくらお姉ちゃん」

 

そして、直哉は、裏直哉と入れ替わった。

 

 

その直後さくらは直哉の異変に気づき、直哉のいる地下に向かった。その後ろから大神がついて来た。

 

 

「やっぱりあんたは凄いなさくら姉さん」

 

「何で貴方が表に出てきてるの?ナオヤ君?」

 

「ああ、それは、その男に、さくらのために死ねと命令したから、俺が出てきたのさ」

 

!!「大神さん貴方はなんて事を、命令したんですか?」

 

「俺は、さくら君のためだと思って言っただけだ」

 

 

 

「大神さんのせいで帝都どころか、世界が消滅することに決定しましたね」

 

 

「ええーー何でそうなったの?直哉君が死ぬだけなのに?」

 

 

「ねえナオヤ君もう一度チャンスくれない?」

 

果たしてナオヤの答えは?

 



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奇襲と裏ナオヤ登場後編

「ねえナオヤクン。私達にもう一度チャンスくれない?」

 

 

「いくらさくら姉さんの頼みでも、流石に俺も我慢の限界だ、それに直哉自身が、限界だったみたいだしな、そこの馬鹿隊長のせいでな」

 

「なっ馬鹿隊長は言いすぎだろう」

 

大神はナオヤの言葉に、否定の言葉を言うが、彼を守る人物はいなかった。

 

「うん確かに、大神さんが馬鹿隊長なのは、認めるわ」

 

 

「ちょさくら君君まで」

 

「事実ですしね」

 

「何度も無自覚で直哉君を、追い詰めたのは、本当のことですし、特に私が許せないのは、浅草での一件ですよ。大神さんが無計画で、放った必殺技が、敵が直哉君の盾にならなければ、直哉君に直撃でしたよ」

 

「馬鹿な俺は、さくら君を襲う敵に放ったんだ、仲間に向けて撃ってない」

 

「大神さんあの時敵が私に、近づいたのは、大神さんのせいで召還された直哉君を双武改に乗せる為だったんですよ」

 

「そんな馬鹿な!!」

 

「信じられませんよね。私も、すみれさん達も、直哉君も唖然としましたし」

 

「直哉君はどっちが敵なのかが判らないて悩んでましたよ」

 

「そうですよね、味方だと思ってた人に、殺されかけて、敵と思われた人物に助けられその人物が、自分の目の前で、爆死するのを見た、直哉君の心にどれだけショックを与えたか、大神さんには、わかりませんよね」

 

 

「それは・・・」

 

 

「大神さんにとっての敵とは、自分の意見に従わない者全てじゃないんですか?それが黒乃巣会だろうが、私たち、帝国華撃団であろうが」

 

「それは、断じて違う違うんださくら君・・」

 

「違うなら何で直哉君に死ねと言えるんですか?」

 

「それは直哉君が、俺に伝える事を伝えなかった事と、さくら君に依存しているのをやめさせたかったからだ」

 

「はあ、たががその程度のことで、直哉君に死ねと言ったんですか」

 

「だが俺は、君の負担を減らしてあげようと・・・」バシーン

 

「へ・・・?」

 

「さくら姉ちゃん何もそこまでしなくても」

 

裏ナオヤがさくらに声をかける。

 

「いいですか、大神さん私が常に直哉君に一緒にいるのは、裏直哉君の実体化をさせない為に私の力で封印していたんですよ。

 

裏直哉君が、後数回表に出てきたら、世界中で大変な事が起きるんですよ、大神さんはその貴重な1回をこんなくだらない事で使ってくれましたよ」

 

 

「いいそんなに重要な存在だったのか直哉君は?」

 

「今更気がついてももう遅いんですよ、大神さん」

 

そう言ってさくらがナオヤを連れて地上に上がろうとした時、黒乃巣会の奇襲のせいで、大神、直哉、さくらの三人は、地下に閉じ込められた。

 

だがそのおかげで、直哉は元の直哉に戻った。

 

 

「はあ、はあ、お姉ちゃんここは大神さんを信じて見よう。もし大神さんの賭けが失敗したら僕たちは生き埋めだからね」

 

「でも直哉君、私は・・・」

 

「お願いださくら君、俺を信じてくれ」

 

 

そのころ紅のミロクと対峙している花組隊員達は・・・

 

「ほっほっほ間もなくじゃまもなく天海様の悲願が成就されるのじゃ、じゃが貴様たちはここで死んでもらうぞ、帝国華撃団」

 

くっ不意打ちとはきたねえぞ」

 

「ほんまやで、打ち上げを台無しにしてくてからに」

 

「すみれさくらと、直哉君大丈夫かな?」

 

「大丈夫ですわよ、アイリスあの二人はきっと無事ですわよ」

 

「でも直哉君の霊力の変化したあの感覚は?」

 

 

「アイリスがそう考えていると、遅れて大神の乗る光武が来た。

 

 

「皆、遅れてすまない」

 

「「少尉」」

 

「隊長」

 

「お兄ちゃん」

 

「今回さくら君と直哉君は出撃できないが無事だから心配しないでくれ」

 

 

そして紅のミロクとの戦いが再開された。

 

「何故じゃあ、童が負けるのじゃ、だがもう遅いぞ帝国華撃団。もうこの帝都は天海様の手により滅ぶのじゃ」

 

 

そう言って、ミロクは、自分の魔装機兵孔雀と共に爆死したのだった。



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六破星降魔陣発動・・・帝都大崩壊の始まり

太正12年9月・・・

 

ついに天海は六破星降魔陣の発動に成功した。だがそれとは別の魔城も時同じく復活した。

 

 

かつてこの世界に現れて以来、姿を消していた魔城・・その名も江戸城が、六破星降魔陣によりこの世界に再び姿を現わしたのだった。

 

 

「ふむ、もう一人の俺よ、一度江戸城に行くのか?

 

 

「ああ、何時帝国華撃団が来てもいいように、準備しなければいけないのでな」

 

「成る程な」

 

そして二人の叉丹の話は終わった。

 

 

そして帝劇では・・・

 

紅のミロクを倒した後、天海が発動させた六破星降魔陣の影響で、直哉の付き添いをしていたさくらもトランス状態になってしまった。

 

そのことを知った大神は、ショックを受けていた。

 

 

「司令さくら君と直哉君は大丈夫なんですか?」

 

「正直俺にもわからん。直哉のほうまでトランスになるとは予想外だぜ、大神最悪俺たちは、さくらと直哉抜きで、天海と江戸城を相手にしなければいけない可能性が出たぞ」

 

「そんな・・・厳しい戦いが、さらに厳しくなったのか」

 

そのころさくらと直哉は・・・

 

「「ここは・・・」」

 

「ここは破邪の血を有する者が踏み入れる事の出来る特別な空間です」

 

「え、なら僕はこの空間にこれないはずなのに?」

 

「直哉君、貴方にも破邪の血は、流れているんですよ」

 

「えっ」

 

少女時代のさくらの言葉に驚く直哉。

 

「貴方が始めて、真宮寺家に来た時に、貴方に、父様と私の血が少量ですが、輸血されたことがあるんです」

 

「成る程そういうことですか」

 

「時間がないので、伝えます」

 

「「はい」」

 

「敵は、門の上にいます」

 

「二人共どんなときも、決して二人仲良くしてください」

 

 

そして二人は目覚めた。

 

さくらと直哉目覚める前、帝都中に黒乃巣会の首領からのメッセージが届いた。

 

 

そのメッセージとは、帝都銀行の保有する金銭全額と、帝国陸軍中将米田一基の命を差し出すことの二つだった。

 

米田司令は、天海の挑発に乗る直前、大神達帝国華撃団花組の、説得し代わりにさくらと直哉を除くメンバーで、一番妖力の大きなポイントに出撃した帝国華撃団だったが、そこは、黒乃巣会の用意した帝国華撃団を、葬る為の罠だった

 

 

「くっこのままでは」

 

「やれるとこまでやってやる」

 

「玉砕覚悟や」

 

大神達が、諦めかけた時、声が聞こえた。

 

「私達の仲間を傷つける奴らは許さない」

 

そして花組の背後の囲みの一角が崩れ、花組は撤退に成功した。

 

 

「勝つのは、天海か、帝国華撃団か、どちらが勝つもよし」

 

 

叉丹はそう言うと不敵に微笑むのだった。

 

果たして、帝国華撃団は、この窮地を乗り越えれるのか?



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決戦!!命のある限り前編

翔鯨丸内・・・

 

「お姉ちゃん良かったね、何とか間に合って」

 

「ええ、そうね、それとお帰りなさい直哉君」

 

「さくらお姉ちゃん・・・うんただいま」

 

二人がそんな姉弟の話をしていると、アイリス達が入って来た。

 

「あ、さくら、直哉君ありがとうね、助けてくれて」

 

「ほんまやで、いいタイミングやったで」

 

 

「本当ですわ、どこかで見てると、思うくらいのタイミングでしたから」

 

 

「ホント二人共、助かったぜ」

 

「二人共目覚めたんだね」

 

 

「「はい、ご心配おかけしました。大神さん」

 

「いや二人が、無事でよかったよ」

 

そして、翔鯨丸は、帝劇に着いた。

 

帝劇地下司令室では・・・

 

「何だと!!さくらもう一度言ってくれ」

 

米田とあやめは、驚きを隠せずさくらにもう一度聞いた。

 

「え、はい、敵は門の上にいますと、ねえ直哉君」

 

「はい、確かにそう言ってました。米田長官」

 

「ちょっと待て、直哉お前もさくらと、同じ体験したと言う事は、直哉お前にも流れているのか?」

 

「はい、少量らしいですけどね」

 

「そうか」

 

「まさか俺たちが最後に戦った場所、そして大切な戦友を亡くした場所に、黒乃巣会の本拠があるとはな」

 

 

「あの長官、長官の戦友とは、誰の事でしょうか?」

 

「帝国陸軍対降魔迎撃部隊の4人だったその内の一人、真宮寺一馬大佐の事さ」

 

「真宮寺一馬大佐は、もしや・・・」

 

「ああ、そうださくらの実の父親であり、直哉の義父でもある」

 

「はいお父様は、私たちが、まだ小さい時に、太古の秘呪を使い、命を落したと聞いてましたから」

 

「長官太古の秘呪とは?なんですか」

 

「ああ、限られた血筋が使える、秘呪は、いかなる魔も封印することが出来るのだが、その反面、術者に、多大な負担をかける。最悪死ぬ事もある。一馬がそうであったようにな」

 

 

「そんな!!それではさくら君と直哉君も使えるんですか?」

 

「ああ、だが俺たちの時は、使わなくては帝都を守らなかった、だがお前たちは違う。そんな力に頼らずとも自分達の手で、守れるはずだろう。大神?」

 

 

「はい」

 

「魔を封じた門はかつて俺たちが最後に、戦った場所・・・日本橋だ」

 

「日本橋」

 

「大神出撃命令を出せ」

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点日本橋黒乃巣会本拠」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

そして花組は、翔鯨丸で、黒乃巣会の本拠入り口に大量の魔装機兵が待ち伏せしていた。

 

 

「さくら君、直哉君、紅蘭、カンナは、俺についてきてくれ」

 

「「「「了解」」」」

 

「後のメンバーは、ここで敵の足止めを頼む」

 

「「「「了解」」」」

 

そして部隊を分けた帝国華撃団は天海を倒す為に行動を開始した。

 

 

数々の仕掛けや罠を、突破した大神達は、ついに天海と対峙した。

 

「追い詰めたぞ天海!!」

 

 

「ふ、よくぞここまでたどり着くことが出来たな、帝国華撃団だがお前達もここで終わりだ。わしの魔装機兵天照にお前たちは勝てない絶対にな」

 

「よし皆行くぞ!!天海を倒し正義を示すんだ」

 

 

「「「「了解」」」」

 

こうして天海との最終決戦は始まった。

 

そのころ帝劇では・・・

 

「司令よかったんですか天海を、先に倒しても」

 

 

「ああ、あやめくんか」

 

「たしかに江戸城にいる葵叉丹のほうが天海より厄介のはずだ」

 

「だったら何故?」

 

 

「叉丹は、漁夫の利を得ようとしているはずさ、だから天海を優先させた」

 

そのころ大神達は・・・

 

 

「くそ強い」

 

「ククク、我は無敵貴様らの攻撃で我を倒そうなど、100年早いわーー」

 

 

天海は、全機の攻撃を受けきれるほどの防御に特化した、魔装機兵天照の特殊能力を使っていた。

 

 

「お姉ちゃん行くよ」

 

「わかったわ直哉君」

 

 

「「瞳に映る星は、明日導く光今その光を大いなる力に変え、破邪剣征・桜花乱舞---」」

 

 

さくらと直哉が協力必殺技を放つが、天海を倒すまでには行かず、逆に天海の必殺技を食らった。

 

 

「食らえ六破星轟撃陣」

 

「「「「「うわあああ」」」」」

 

 

天海の必殺技を食らい、窮地に追い込まれた、大神達だったが、別働隊の到着し、天海との、戦いは振り出しにに戻った。

 

 

そして、戦いは熾烈な戦いだったが、何とか、天海を倒すことが出来た、帝国華撃団だか、彼らの戦いは、終わらない。次の相手は、葵叉丹なのだ。



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決戦!!命のある限り後編

日本橋地下での天海との戦いから3日後の早朝帝国華撃団は、江戸城攻略の作戦会議をしていた。今江戸城は、難航不落に近い強力な妖力を放っていた。

 

そして江戸城から放たれる妖力の強さに比例し、帝都内部を徘徊する脇侍衆の大きさが、巨大化していた。

 

「何てことだ、こんなに早く江戸城が脅威になるとは」

 

 

「大神落ち着け、直哉翔鯨丸の火力で、江戸城の防衛を抜くことは可能か?」

 

「うん少し危険な方法をとらないと、駄目だけど」

 

「よし、大神翔鯨丸で、江戸城に急襲するぞ、準備しろ」

 

「ちょっと待ってください司令、何故直哉君に質問しただけで、決まるんですか?」

 

 

「直哉とさくらお前たちの力のことを、俺が言っていいか?」

 

どうする?さくらお姉ちゃん」

 

「ええ、余り直哉君の力については、家の血筋の件と同じくらいの秘密にしなければいけないんですがね」

 

「いいか大神直哉はな、特定の条件下で、未来を見ることが出来るんだ」

 

 

「ええーー未来をですか?」

 

 

「ああ、俺もそれ以上知らないがな」

 

「ええー司令もですか?」

 

「ああ」

 

「さくら君、直哉君の力について、教えてくれないか詳しく」

 

「大神さん、それは無理です」

 

「それは、何故だい?

 

 

「それは直哉君を守る為ですよ、直哉君の力の正体を知った人が、直哉君を悪用されるのを避ける為ですよ」

 

「悪用って、俺はそんな事しないぞ」

 

「別にこれは、私たちでも当てはまる事ですけど、特にアイリスはわかるかもね」

 

「え、私が、?」

 

 

「大神さん、自分が、霊力と言う物を、知らないで、自分の子供がそういう力を持っているの知ったとき、どうしますか?」

 

「それは・・・自分の子供に、恐怖感じるかも、知れないね」

 

「怪物とかいいそう」

 

!!

 

「直哉君大丈夫?今のは貴方に向けたものじゃないからね」

 

「どうしたんだい?直哉君は」

 

「直哉君はそういう言葉をかけられながら、実の両親に捨てられ、最初は善意で直哉君に接していた人が、直哉君の力を知ると、性格も変わり、直哉君を道具のように、使う人がいたり」

 

「それは・・・酷い」

 

「そんな時私のお父様が、直哉君の噂聞いて、直哉君を保護したんですけどね」

 

「その時の僕は、誰も信じられなかった。さくらお姉ちゃんでも、一馬さんや米田さんでもね」

 

「だって人を信じると、ろくな事がなかったからね」

 

 

「それに大神さんには、悪いですけど、僕は完全に大神さんを信用してないので、これ以上僕の過去も含めて言いたくないです」

 

 

「そうか、ならまず俺が、君をもっと信頼していくことにするよ」

 

「俺たちは、仲間でであり、家族だからね」

 

「少尉」

 

「お兄ちゃん」

 

「「隊長」」

 

「大神はん」

 

「「大神さん」」

 

「おっと、話が脱線したが、大神出撃命令を出せ」

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点江戸城」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

 

そして、帝国華撃団花組は、翔鯨丸に乗り、江戸城に向かった。

 

 

だが、その道中様々な迎撃装置からの攻撃をかわしながら飛行を続けるが、江戸城への攻撃もするが、江戸城には効かず、最終手段として、翔鯨丸自体で体当たりすることにした風組みだったが、敵の抵抗により予定の箇所よりずれた場所に体当たりをし、そこから花組を出撃させたが、そこには紅のミロクと魔装機兵朱雀がいた。

 

「久しいね帝国華撃団あれから、お前たちがどれだけ強くなったか見てやるぞ」

 

「喰らえ妖雷波ーーー」

 

朱雀から放たれた雷は結界となり朱雀を倒さなければ脱出不可能になった。

 

そして、ミロクとの戦いが、始まった。

 

戦いは、結界内を、自由に、移動できる朱雀が有利だったが、勝負は意外な幕切れだった。

 

それは、朱雀の結界の影響を受けていた、帝国華撃団大神機の刀が、背後から朱雀を貫いた。

 

 

「な、何故お前が動ける?まさか童がこんな小僧に敗れるとは・・・」

 

そして、ミロクとともに朱雀は爆発した。

 

 

そして、帝国華撃団は、江戸城の最上階に進むと、そこにはもう一人の葵叉丹がそこにいた。

 

 



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魔城江戸城の最後

「ついに来たか帝国華撃団。改めて教えよう私の名は葵叉丹。お前達も、よく知る黒乃巣会の黒き叉丹と同じ人間、そしてこの江戸城に眠る天海様の守護者なり」

 

 

「何だと!!ここにあの天海がいるのか?」

 

「そんな馬鹿な、天海うちらで、倒したんやで」

 

 

「「そうですわ(そうだぜ)隊長」」

 

「言ったはずだここに二人の俺がいるとな大神一郎」

 

!!「まさかお前と同様天海も、二人存在するのか?」

 

「その通りだ。天海様は、この城、そのものだがな」

 

「何だと!!この城自体が天海だと」

 

大神は異世界から来た、葵叉丹の言葉を効いて驚いていた。

 

 

「それにしてもまさか、こちらにも双武があるとはな」

 

「何ですって貴方双武のことを知ってるの?」

 

さくらが、叉丹に聞く。

 

 

「やはり双武に乗っているのは貴様か!!真宮寺さくら。良かろうまずは貴様から殺してやるぞ、米田健二とともにな」

 

「え、この人健二さんの事を知ってるの?」

 

「お姉ちゃんは、やらせないよ」

 

 

「だれだ貴様は」

 

「僕は真宮寺直哉だよ、そして、さくらお姉ちゃんと共にこの双武改に乗るもう一人さ」

 

「何だと!!米田健二ではないのか!!」

 

 

直哉の言葉を聞いて、叉丹は唖然とした。

 

「叉丹さん貴方は、この魔城江戸城と共にこの世界に、連れてこられたんですね、彼女によってね」

 

「まあいい、ここがどんな世界でも、貴様等帝国華撃団がいれば、私のやることは一つそれは、貴様等を倒す事だ。出でよ我が神機神威」

 

!!

「いかんみんな電撃攻撃が来るぞ」

 

 

大神がそう言うが、いつまで待っても、電撃攻撃は来なかった。

 

「何で来ないの?電撃攻撃が」

 

「大神さんあの神威は、異世界のですから、多分ついてないんでしょうね.そういう装置が」

 

「ええーー

 

お兄ちゃんのあわてんぼ」

 

「しっかりしなさい少尉」

 

「ちゃんとして大神はん」

 

「そうだぜ隊長」

 

「隊長・・・」

 

「はああ、大神さんだしね・・・」

 

「ちょ、皆何でそんなに冷たいんだ」

 

 

「哀れだな、大神一郎」

 

そして叉丹との戦いが始まった。

 

 

「ぐっ強い皆大丈夫か?」

 

大神は隊員たちに、声をかけるが、隊員達も、葵叉丹の攻撃を避けるのに精一杯だった。

 

 

「ほらお前たちの実力は、こんなもんか?やはり貴様らは、雑魚だな」

「く、確かに俺たちは一人では弱い存在かもしれない、だが皆と力を合わされれば、お前達などには負けない」

 

 

 

「ならばこれで終わりにしてやろう。喰らえ来たれ、地獄の御使い、獣之数字!」

 

叉丹の放った必殺技が、帝国華撃団全員に、直撃した。

 

 

「「「「「「「「うわああ。きゃああああ」」」」」」」」

 

「貴様ら雑魚の分際でまだ抗うのか?大神一郎」

 

「ああ、俺たちは決して屈しない、悪を倒し正義を示すそれが帝国華撃団だ。

 

「そうだろみんな」

 

 

「はい」

 

それでこそ大神隊長です」

 

「少尉」

 

「お兄ちゃん」

 

「隊長」

 

「それでこそ隊長だぜ」

 

 

「大神はん」

 

そして隊員たちは持てる力をすべて使い、神威に放つ

 

「スネークラチカー」

 

「スーパーリンパイ」

 

「よっしゃ頼むでチビロボたち」

 

マリアの必殺技で神威の動きを止めその間に、カンナと紅蘭が必殺技を出した。

 

 

「貴様ら許さんぞー」

 

「神埼風陣流胡蝶の舞」

 

 

「ぐうこの私が負ける事ありえんのだーーー」

 

叉丹は、反撃をするが、その攻撃はアイリスによって封じられる

 

 

「お兄ちゃん今だよ」

 

「おう狼虎滅却・快刀乱麻

 

最後は任せた、さくら君、直哉君」

 

「「はい!

 

破邪剣征・桜花放心」」

 

 

「ぐうううう、こんな馬鹿な」

 

 

叉丹は、桜花放心を受け止めるがさくらたちの思いによって叉丹の剣と魔装機兵神威は爆発し、江戸城の崩落が始まった。

 

「またしても俺が、負けただと!!」

 

 

叉丹の叫びは、魔城江戸城の崩落の音で聞こえなかった。

 

 

そして花組は暫しの平和を楽しむのだった。

 

そして、新たな戦いが迫りつつあった。

 

 

 

 



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戦いの後そして・・・

今回は降魔篇前の時間帯のミニコラボです

もう一つの世界でも、似た話を投稿してますが、こちらではこの回での戦いの後すぐには、元の世界には、戻らないということになってます。


太正12年11月・・・

 

黒乃巣会との戦いに勝利した、帝国華撃団花組全員に夏季休暇が与えられ、最初の頃にさくらと直哉は、仙台に帰省していた、11月に入り米田から連絡を受けさくらと直哉は、帝都に戻ってきた。

 

 

「一体なんだろうね、お姉ちゃん米田さんの用事って?」

 

「さあねもしかして直哉君が、見た夢の件じゃない?」

 

「降魔復活の件?でもあれは、あと3ヶ月以上後のことだし、仮にあの件だとしても、何で、僕とお姉ちゃんだけが、呼ばれてるの?」

 

「そうよね?何でだろう?」

 

さくらと直哉は、米田に呼ばれた理由が判らないまま、大帝国劇場に着き、そのまま支配人室に向かった。

 

 

「「失礼します支配人」」

 

「お、来たか二人共、すまねえな帰省中に呼び出して」

 

「「いえそれは、気にしないでください、支配人」」

 

「それで、僕とさくらお姉ちゃんを呼んだ理由は、何ですか?」

 

 

「ああ、実は直哉とさくらに.来客が、来てるんだよ、おい入れ」

 

 

「失礼します」

 

「久しぶりだね、さくらちゃん、直哉君」

 

「「ええーーー何で、またさくらさんがこの世界に、いるんですか?」」

 

直哉が、さくらさんに質問をした。

 

「うん実はね、直哉君とさくらちゃん、護法リング持ってる?」

 

「「これのことですか」」

 

二人はさくらさんに護法リングを見せた。

 

「やはり、千明ちゃんのしてたのと、似てるわね」

 

 

「それじゃあ二人は、役千明ちゃんと前鬼知ってる?」

 

「「はい」」

 

「さくらお姉ちゃんこないだお礼に来てたよね僕と同じ名前のお兄ちゃん連れて」

 

「ふふ、そうね。あれからどうなったのかしらね?あの二人の関係は?」

 

「やっぱり千明ちゃんが言ってたのは、あなた達のことだったのね、お願い、今から私と一緒に来て」

 

「「どこへですか?」」

 

 

「異世界の式神町、というところよ」

 

 

「「ええーー異世界ーーー」」

 

 

「ということで、支配人二人を借りていきますね」

 

「おう、直哉とさくらよ異世界の友達ちゃんと助けてやれよ」

 

 

「うわあこの人、引き止める気0だよ」

 

そして、直哉とさくらは、強制的に、空中戦艦ヤマトにに乗せられ、異世界の式神町に向け出発したのだった。

 

 

そのころ式神町では・・・

 

「桜花そろそろ犬神君と交代しなさい」

 

「はいお父様、犬神さん頑張ってくださいね」

 

「ああ、ありがとう桜花」

 

そう言って桜花は、父親である青年の元に戻って行った。

 

 

「千明急げ、ZENKI様を、早く超鬼神にせぬか」

 

 

「無理いわないでよ、サキ祖母ちゃん今直哉君も後鬼もいないんだから無理だよ」

 

「そうじゃった」

 

「まあ呼べる物は呼ぶけど、闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

「ふん超鬼神になれない、鬼神など僕の敵ではない、食らえコロナストライク」

 

「うおおおおお」ZENKIは、犬神の必殺技コロナストライクを受け、吹き飛ばされた。

 

「やっぱり超鬼神じゃないと、犬神に勝てない一体どうすれば?」

 

!!

 

「そうだわ、真宮寺直哉君とさくらさんがいれば超鬼神に出来るけど、二人共異世界にいるじゃない、私なら二人を迎えに行けるけど、ここを離れるわけにはいかないし・・・」

 

 

「千明お姉ちゃん呼んだ僕達の事?」

 

 

「へ、何で、直哉君がここにいるの?」

 

「僕だけじゃないよ、千明お姉ちゃん」

 

「千明ちゃん大丈夫?」

 

「さくらさんまで、どうしてここに?」

 

「おーいZENKI大丈夫?」

 

「おー直哉よく来たな俺たちの世界に」

 

「じゃあさくらお姉ちゃん、僕たちがここに来た役目を果たそう」

 

「ええ、そうね」

 

「千明おねえちゃんも、準備いい?」

 

「ええ、いいわよ直哉君」

 

 

「それじゃさくらお姉ちゃん、千明お姉ちゃん超鬼神への秘呪を唱えて」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「何と千明達以外で、ZENKI様を使役できるとは」

 

サキは驚いていた。

 

 

そして戦いは犬神の撤退と言う形で、終了し、直哉とさくらは、千明が、元の世界に送る事となり、数日は千明達の世界にいることとなった。

 



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気がつけば大晦日

ひょんなことから異世界で数日過ごした、直哉とさくらだったが千明に元の世界に戻して貰った時、二人は唖然となった。

 

 

「千明お姉ちゃん送ってくれてありがとう」

 

「千明ちゃんまたね」

 

「はいさくらさんも、直哉君もお元気で」

 

 

千明は元の世界に戻った。

 

「帰っちゃったね、千明お姉ちゃん」

 

「ええ、そうね、さあ私達も大帝国劇場に戻りましょう」

 

「うんそうだね」

 

 

そして、二人は大帝国劇場へと、歩き出した。そしてこの後直哉とさくらは、恐るべき事実を知ることになる。

 

 

「「ただいま戻りました支配人」」

 

「おう、漸く帰ってきたか、二人共」

 

「え、支配人僕達まだ3日しか経ってないですよ、向こうに行ってから」

 

「何を言うか、お前たちが、行った時はまだ11月だろう?」

 

 

「ええ、そうでした」

 

「今は、12月なんだよこっちの暦はな、そして日にちは、12月31日だ」

 

 

「「ええええーー」」

 

 

直哉とさくらは、米田の発言に驚きを隠せないでいた。

 

 

「そうか、向こうとこっちじゃ時間の流れが違うんだ」

 

「二人共判ったら、新年を迎える準備を手伝って来い」

 

 

「「はい」」

 

 

そして直哉とさくらは、支配人室を出て、二人は別れてそれぞれの場所で、新年の準備を手伝った。

 

 

その日の夕方・・・

 

直哉とさくらは、食堂で、夕食を食べていると、大神がやって来た。

 

 

「やあさくら君と直哉君、今夕食かい?

 

「「大神さん」」

 

「そう言えば、君達この一月どこにいったんだい?」

 

「えーとまず友達の所に行って、それからさくらお姉ちゃんと、二人旅してました。ね、お姉ちゃん」

 

「ええ、そうなんですよ大神さん」

 

「へえ、旅かあ、いいなあ俺もしたいよ」

 

「あら、大神さん。大神さんはここに来る前は、海軍にいたんですよね?」

 

「ああ、そうだよ」

 

 

「海軍学校ならいろんな国に行ったんじゃ?」

 

 

「ああ、確かに行った事はあるけど、余り俺自身、下の階級だから留守番が多かったんだ」

 

「そうなんですか」

 

「そう言えば、俺も、さくら君に聞きたいことあるんだけど、いいかな?」

 

「え、私にですか?」

 

「ああ、俺も皆からの噂からなんだけど、さくら君に許婚がいるのかい?」

 

「・・・大神さん私に、許婚がいなかったらどうしてました?」

 

「それは、さくら君かわいいから、恋人になれたら嬉しいけどね」

 

「そうですか・・・大神さん私には許婚がいます」

 

 

「やはりいるのかい?」

 

その時、花組隊員全員が食堂に来た。

 

「それで、相手は誰なんだい?」

 

「それは・・・直哉君です」

 

 

「「「「「「何だってーーー」」」」」」」

 

さくらの発言に、驚いていたのは、食堂に来たばかりの花組隊員達だった。

 

「嘘ですわ、直哉君とは私がするはずでしたのに」

 

「仕方がないアイリスはお兄ちゃんで、我慢する」

 

 

「薄々感じてたんや、直哉君とさくらはんの関係は、姉や弟で説明できんこともしてたしな」

 

「まあ謎が解けて、よかったぜ」

 

等と隊員達は言っていた。

 

 

そしてその夜・・・

 

さくらと直哉は、除夜の鐘を聞きながら今年の事を思い出しながら話していて、二人は眠ってしまった。

 

 

そして、時間は進み、太正13年正月になった。

 

 

 



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初詣と新たな敵の登場!!

太正13年正月・・・

 

 

「さくらお姉ちゃん今年も宜しくね」

 

「直哉君おめでとう。今年も宜しくね」

 

「ねえ、さくらお姉ちゃん、みんな集まった後さ、紅蘭お姉ちゃんと三人で、初詣に行かない?」

 

「初詣ねいいわよ、私から紅蘭に伝えとくわね」

 

「ありがとうさくらお姉ちゃん」

 

 

そして、直哉とさくらは、皆が集合している楽屋に向かった。

 

 

「あ、直哉君とさくらだ、二人共おめでとう」

 

「「アイリス開けましておめでとう」」

 

「「すみれさんおめでとうございます」」

 

「おめでとう、直哉君この服着てみて」

 

直哉はすみれから渡された服に、着替えて見た。その時楽屋に全員が集まり、直哉の服を見た全員が、かわいいと連呼していた。

 

 

そして、楽屋での新年会が、終わりかけの時事件が起きた。

 

「なあ、直哉君この後俺と二人で、出かけないか?」

 

「「「「「「「え、」」」」」」」

 

隊員全員大神の言葉に驚いた。

 

 

「え、でも僕・・・」

 

 

「なあいいだろ直哉君」

 

大神は執拗に聞いてくる。

 

「でもこの後、さくらお姉ちゃんと紅蘭お姉ちゃんと出かけるし」

 

「何や直哉君うちとさくらはんとで出かけたいんか?」

 

「うん」

 

「よっしゃ、いいで直哉君一緒にいこうや」

 

 

「俺もいいだろ直哉君」

 

「ヒっ」

 

「こらやめねえか大神、正月早々女性陣を、敵に回すな」

 

「しかし、支配人」

 

正月早々の大神の暴走を、米田支配人が、止めただが、大神は納得していなかった。

 

 

その後は、何事もなく、直哉とさくら、紅蘭の三人は、無事に出かけることができた、そして三人は、明治神宮に向かった。

 

 

そして、三人は、参拝しようとしたが、人の多さに驚いていた。

 

「うわあ、人が多いなあ、直哉君迷子になるといけないから、手を繋ごう」

 

「うん」

 

「ならうちも、繋ぐよ直哉君」

 

そして、参拝を終えた直哉たちは、出店の射的や、輪投げや.おみくじなどをして、平和なお正月を満喫していた。

 

「ねえ皆何してるの?」

 

直哉が、物陰から、何かを見ているすみれ達を見つけ声をかけた。

 

「きゃあ直哉君いつの間に」

 

そして、すみれたちは、直哉達に事情を話すと、その先には、アイリスと危険人物「大神」がいた。

 

直哉、さくら、紅蘭の三人は、すみれたちがこっそりついて来た理由にも、納得した三人だった。

 

 

!!

 

「お姉ちゃんたち気をつけて、敵がいるよ」

 

「「「「「「え、」」」」」」

 

直哉の突然の言葉に、驚くさくら達、そしてさくら達もナオヤが向いた方の鳥居の上を見ると、4人の影が見えた。

 

「流石だな、大神一郎」

 

叉丹は、直哉を指差し、大神と言った。

 

叉丹の言葉に、反応したのは、さくらだった。

 

「叉丹さんあの男と、私の弟と間違えないでください」

 

さくらは未だに、アイリスと遊んでいる、大神を指差した。

 

 

それを見た叉丹は、直哉に謝った。

 

「叉丹さん後ろの三人の紹介してください」

 

「いいのか?大神いなくて」

 

「いいですよ後ろの三人の為に早くしてあげたいんで、参拝客が三人を変な人と言う目で見てるので」

 

「いくら敵とは言え、人権と言う物があるはずなので」

 

 

「「「うわあ、いい奴だ」」」

 

等と心の中で言っていた3人の上級降魔達だった。

 

 

「俺の名は、猪、縁があればまたあおう」

 

「けっけっけ俺は鹿、宜しくな」

 

「ほっほ私の名は蝶よ」

 

「叉丹さん質問です」

 

「何だ?」

 

「蝶さんは男なの?女なの?」

 

「ああ、奴は、見ての通りおかまだ」

 

「いやあ叉丹様酷いわーー」

 

 

「叉丹さん、蝶さんと、大神さん交換しませんか?」

 

「断固として断る」

 

「ですよね」

 

「大神一郎大丈夫なのか?敵である俺たちがいるのに、気が付かないとは?」

 

「仕方がないですね物語を進めましょう」

 

そして叉丹は、明治神宮に降魔を出現させ、三騎士共に撤退し、ここで大神が気が付くと同時に、翔鯨丸が到着した。

 

 

そして降魔との戦いが、始まったが、双武改以外の光武では、降魔にダメージが与えられず苦戦していたが、翔鯨丸の援護で、降魔にダメージが与えられるようになり、何とか撃退することが出来たが、光武の全滅は事実上の帝国華撃団敗北だった。



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光武全滅戦う力を失った花組前編

「大神先の戦いの結果が、直哉とさくらの双武改以外の光武が全滅とはな」

 

 

「申し訳ありません支配人」

 

「大神気にするな今回は相手が悪かった、まさか葵叉丹の目的が、降魔の復活だったとは」

 

「支配人俺たちはどうすればいいのでしょうか?」

 

「うむ光武の件は、俺が何とかするからよ、大神は、花組の連中の世話を頼むぞ、ああさくらと直哉以外のな」

 

 

「ええーさくら君と直哉君のケアしなくていいんですか?」

 

「ああ、そうだ」

 

「わかりました」

 

大神は支配人室を出て行き、花組のメンバーに会いに行った。

 

その頃直哉とさくらは・・・」

 

 

「お姉ちゃん。僕達も別行動しよう」

 

「え、どういうこと直哉君?」

 

「お姉ちゃんは、明治神宮で負けた時、特訓が必要と思ったでしょ?」

 

「ええ、そうね」

 

「確かに、お姉ちゃんの言うとおり、個人の力の底上げも必要と思うよ、だけどそれ以前に、器が出来てないと、いくら特訓しても意味がないと思うしね」

 

 

「成る程ね、確かに私と直哉君には双武改でやれるから私の特訓で事足りるけど、他の人は器となる量子甲冑から造らないといけないからか」

 

 

「それでお姉ちゃん特訓するなら、帝都近郊でしてね、場合によって僕たちが出撃しないといけないから」

 

 

「わかったわ直哉君」

 

そして、大神が花組全員を、地下司令室に集め、新たな敵降まの対策会議を開いた。

 

「やっぱ特訓しかねえよ隊長。あいつらに対抗するには」

 

カンナが意見を言う。

 

「特訓か・・・特訓に賛成なのは、俺入れて、さくら君、カンナ、マリア、俺の四人か」

 

「反対が、アイリス、すみれ君、紅蘭か」

 

 

「ところで直哉君君の意見は?」

 

「僕は、カンナさんの意見も、アイリスの反対意見も気持ちわかるので、僕はどちらともにも、賛成しません」

 

 

「わかった、賛成4反対3 無効1と言うことで皆特訓だ」

 

 

だがすみれ達が断固拒否したので、大神は苦渋の選択をし、特訓は隊員の自主性に任せた。

 

 

それから約2週間が経過し、それぞれの隊員が、最善の選択をし過ごしていた。

 

 

大神とカンナは故郷に帰って、特訓をし、マリアも特訓の為帝都を離れていた。

 

 

さくらは故郷には帰らずいつでも、出撃に対応できるようにと、帝都近郊で剣の特訓をしていた。紅蘭はこの期間を、新型量子甲冑の製作に当てていた。

 

 

アイリスとすみれは、降間出現によりストップしていた帝都の経済をよくする為動いていた。

 

 

それからまた1週間後・・・

 

特訓の為帝都をはなれていたメンバーを迎えたのは、直哉だった。

 

「お帰りなさいマリアさん」

 

 

「ただいま直哉」

 

「おかえりお姉ちゃん」

 

「ただいま直哉君」

 

そう言って、さくらは直哉を抱っこをする。

 

「直哉君の霊力が、変化してる」

 

そして直哉が、留守番組の状況を大神に伝えると、大神が直哉に聞いた。

 

「何故君は、アイリス、すみれ君がこの状態なのに、君は注意しないんだ?」

 

 

「それは僕のするベきことではないので」

 

「またそう言って逃げるのかい?君は」

 

「大神さん。未だに、アイリスや、すみれさんのことをわからないんですね。もうすぐわかりますけどね」

 

 

そう言って直哉は大神と別れた。

 

 

暫くして、敵の出現を知らせるサイレンが鳴った。

 



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光武全滅戦う力を失った花組後編

特訓組が帝劇に戻ってきて半日が経った時、帝劇に緊急サイレンが鳴り出した。

 

 

その直後花組全員地下司令室に集合した。

 

「司令敵はどこに現れたのですか?」

 

「大神降魔は、銀座に現れたぞ、急いで出撃しろ」

 

「ですが、光武がありません。一体どうすれば」

 

 

「心配するな、紅蘭みんなにあれを見せてやれ」

 

「了解です司令」

 

 

そして、紅蘭は大神達を、格納庫に連れて行き新型量子甲冑を見せた。

 

「こ、これは・・・」

 

「大神はんこれが、うちらの新たな力その名も、神武や」

 

「神武・・・紅蘭ちょっと待ってくれ、どうしてさくら君と、直哉君の神武が無いのは、どういう事だい?」

 

大神が、紅蘭に質問を出した。

 

 

「それは、あの二人の量子甲冑双武改は、操者と共に、成長する量子甲冑なんです」

 

!!

 

「何だって」

 

「ほんまに、直哉君に言われた通り言ったら大神はんが、驚いておるわ」

 

 

「大神いつまで驚いてやがる、さっさと出撃命令をださねえか」

 

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ目標地点銀座!!

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

そのころ銀座では・・・

 

「グハハハハ、 焼けぇい、焼き尽くせ、 この世の全てを、灰にしてしまえ」

 

破壊と殺戮に無上の喜びを見せる猪。

 

 

「そこまでだ」

 

 

来たな叉丹様に盾突く愚か者達。

 

「グハハハまた会えたな帝国華撃団」

 

 

!!「お前は上級降魔の猪」

 

「いかにも我は猪、さあ先日言ったように、帝国華撃団よ、この場所が貴様らの墓場だ!!行け降魔共」

 

 

「そんな事させるか俺たちは、悪を蹴散らし正義を示す、帝国華撃団だ!!お前に負ける気はない」

 

 

「ならばやって見るがいい、そしてこの俺を見事戦場に、引きずり出して見ろ、大神一郎」

 

そう言って、上級降魔の猪は、姿を消したのだった。

 

そして、下級降魔との戦いが始まり、大神達は、神武のパワーとスピードに驚いていた。

 

「これならいける、降魔と対等に戦える」

 

 

「あの特訓がなければ、制御できなかった」

 

「これは気持ちいいぜ」

 

 

「お姉ちゃん特訓の成果でてるね」

 

「そういう直哉君こそ」

 

そして花組は、下級降魔を全滅させた。

 

 

「馬鹿な!!双武改に乗れない貴様らが降魔を倒すとは」

 

「どうだ見たか、猪次は、貴様の番だ!!」

 

 

「調子乗るなよ、小僧いいだろう俺様が相手をしてやる。出でよ火輪不動」

 

 

猪は自分の愛機を出し、大神と戦い始めた。

 

 

 

大神vs猪は、神武のパワーに押され苦戦する猪。

 

 

 

 

「くそ、せめてお前を道連れにしてやる大神一郎!!」

 

「何!!しまった」

 

大神の乗る神武は、猪によって身動きが取れずにいた。

 

「隊長」

 

「大神はん」

 

「少尉」

 

「お兄ちゃん」

 

「隊長」

 

花組隊員それぞれが、大神を助けようとするが、猪の火輪不動の熱により近づけないでいた。」

 

「最後の時だな、大神一郎!!」

 

「ああ、そうだな・・・お前のな」

 

「何?」

 

大神は、猪に油断させるために、一芝居を打っていた。

 

「食らえ!!狼虎滅却・無双天威

 

「がああああお許しください叉丹様」

 

大神の神武の必殺技を受けた上級降魔の猪は、自分の愛機と共に爆死したのだった。

 

 

 

こうして銀座での勝利し、久々の勝利のポーズを決めた花組だが、これは、これから起きる悪夢の出来事のプロローグに過ぎない。

 

 



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悪夢の始まり・・・そして現れた最終兵器

上級降魔猪を撃破してから数日後・・・

 

藤枝あやめは不思議な夢を、見始め苦しんでいた。

 

 

「ハあ、はあ、一体あの夢は、それに私の体の異変一体私に起きてるの?」

 

 

 

「時が来た、降魔鹿まもなく最強の降魔が復活する。お前はそれまで小娘どもの注意を引け、くれぐれも猪の敵などと考えるなよ」

 

 

「ハ・・・了解しました」

 

そのころ大神は、米田長官からこの帝劇に隠され保管されている。三種の神器魔神器について教わっていた。

 

 

「いいか大神、この魔神器は降魔の城聖魔城の封印をとく鍵だ」

 

「だから奴等は必ずここに攻めてくる。だからお前とあやめ君で魔神器の防衛を強化してくれ」

 

「了解しました」

 

 

「赤い月か、何だか嫌な夜だね、さくらお姉ちゃん」

 

「そうね直哉君」

 

 

その時二人の護法リングが光を放ち、二人に今後起きる未来を見せた。

 

「「こ、これは、まさかあやめさんが、降魔になるなんて」」

 

二人は護法リングが見せた未来に唖然となった。

 

 

「直哉君どうする?このこと誰かに伝える?」

 

「さくらお姉ちゃんそれはやめとこう、もしそうなりそうなら、僕があやめさんの肉体を殺して止めるよ」

 

!!「そんなことしたら、直哉君が悪者になっちゃう」

 

 

「僕の事は、いいよ記憶にないけど、僕は既に500人殺した人間だから、一人増えた所で、大差はないよ」

 

 

パシーン

 

「お、さくらお姉ちゃん」

 

 

「直哉君そんなこと言っちゃ駄目だよ、確かにあやめさんの人間の心救うには、その手段しかないとしても、私は、直哉君にはそんな子といって欲しくないよ」

 

 

「私にも、直哉君の罪を、背負いたいよ」

 

 

「さくらお姉ちゃん・・・ありがとう」

 

そして、大神が魔神器防衛に加わって数日後・・・降魔鹿による帝劇襲撃が行われた。

 

「ケケケケケ貴様らの住処ごと俺が破壊してやるぜ」

 

 

「そんな事、俺たちがさせない」

 

 

そして、帝国華撃団VS降魔鹿の激戦が始まった。

 

「しかし、叉丹は鹿の帝劇襲撃をも囮にして、藤枝あやめと魔神器を既に手似にいれている事を知らない、鹿と帝国華撃団の戦いは、鹿の敗北となった。

 

 

鹿を撃破した、華撃団だったが、葵叉丹の登場で、戦慄が走った。

 

叉丹の隣には藤枝あやめがいたからだ。

 

「大神君私を、撃ちなさい。私が、私である内に」

 

 

「・・・俺には出来ませんあやめさん・・・」

 

大神が、あやめを打つことを躊躇していると、一発の銃弾が、あやめの心臓を貫いた。

 

 

「・・・ありがとうさくら、直哉君」

 

大神はあやめの言葉を聞き、銃弾の出所を知り、大神は二人に詰め寄った。

 

 

「二人共どうしてあやめさんを撃ったんだ?」

 

「「本人がそれを望んだからです」

 

「だからと言って撃つ事ないだろう」

 

 

 

 

「大神さん貴方は、酷い男ですよ」

 

「何を言い出すんだ直哉君」

 

僕と、さくらお姉ちゃんの苦しみも判らずそんな事言わないでください。それにほら」

 

 

 

直哉とさくらによって、撃たれたあやめの体が何と起き上がりあやめは降魔殺女として復活したのだった。

 

 

「あ、あやめさん・・・」

 

直哉とさくら以外の、隊員たちにとって、降魔殺女の復活はまさに、悪夢の始まりだった。

「叉丹様、われらが求める鍵、魔神器を受け取りください」

 

殺女が叉丹に魔神器を差し出すと、受け取った叉丹がとんでもないことを提案してきた。

 

 

「真宮寺姉弟よ我らと共に来ないか?」

 

「お前たち二人は、こんな所で殺すには惜しい存在だからな」

 

 

「お姉ちゃんどうする?」

 

 

「直哉君が決めていいわよ」

 

 

「じゃあ僕は叉丹お兄さんについていく」

 

 

「なっ何を言い出すんだ直哉君、君は敵側に付くのか?」

 

「別に僕は花組を裏切るわけではないですよ、只大神一郎と言う人間と戦いたいだけです」

 

 

「「「「「「「「「あ、もしかして浅草の時の事を言ってるのか?」」」」」」」」

 

 

大神以外の隊員と叉丹と殺女も、直哉が未だに浅草の件で、直哉がお怒っているとは、思っていなかった。

 

 

そして、直哉とさくらを、連れて叉丹達は消えた。

 

そして、叉丹たちは、東京湾に来ていた。ここに、沈んでいる降魔の城聖魔城を浮上させる為には、幾許の時間が必要となり、帝国華撃団の足止めが必要になった。

 

 

その役目は、上級降魔牒と直哉とさくらがすることになった。

 

 

 

 

 

 



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浮上聖魔城!!そして最後の審判の時来る

大神達帝国華撃団花組は、急ぎ叉丹たちがいる東京湾を目指していたが、その途中で、上級降魔の蝶とさくらと直哉の二人が乗る双武改が現れた。

 

 

「直哉君、さくら君こんな馬鹿なことはやめて戻って来い、命令だ」

 

「何が?戻って来いよ。ですって、アンタってさ私たち降魔より、悪魔に見えるわ」

 

「何を言い出すんだ!!俺たちの敵の癖に、仕方がない皆蝶と、さくら君と直哉君を倒して、東京湾に行くぞ」

 

 

「やる気ね隊長さんは、出でよ降魔、大丈夫よこの子達は貴方と貴方達の仲間には、手を出さないから」

 

 

「蝶さん・・・」

 

 

「それに私は二人の為なら死んでも後悔しないわ」

 

 

そして戦いは始まり、構図は、大神VS蝶&双武改&下級降魔と言う状況だった。

 

 

「マリアはんうちら、どうします?」

 

 

「そうね、降魔も直哉たちの事を考えて、バカ隊長しか狙ってないみたいだしね」

 

「しかし直哉もすげーよな、まさか降魔の気持ちと言うか、直哉がいれば共存出来るんじゃと思えることがな」

 

「そうですわね、羅刹の時なんて私、泣きそうになりましたし」

 

「アイリスもだよ、すみれ」

 

「ちょっと皆何悠長に話してるんだい、早く手伝ってくれよ」

 

「えーーアイリス直哉君とさくらとは戦いたくない」

 

「うちもや」

 

「私もですわ」

 

「ちょっ何だよそれは、二人共俺たちの敵になったんだぞ」

 

「ならよ隊長あいつらが俺たちに攻撃したか?それに降魔も俺たちに攻撃してねえじゃねえか?」

 

「そ、それは」

 

「それに隊長は、ここで二人の気持ちを知るべきですよ」

 

「マリアそれはどういう意味だい?」

 

「蝶さんそろそろ時間稼ぎは、終わりでいいでしょう」

 

「あらもういいの?」

 

「ええ、直哉君も飽きたようですし」

 

「あら、そうなの、それじゃ戻りましょう」

 

蝶とさくらたちが戻ろうとした時、大神の神武が必殺技を使ってきた。

 

 

「逃がさないぞ狼虎滅却・無双天衣」

 

 

大神の必殺技がさくら達を捕えるだが蝶が、二人を庇った。そのとき殺女が来て、結果的に三騎士は全滅した。

 

 

「さて二人共行くわよ」

 

「わかりました」

 

 

殺女と、直哉達は一緒に撤退した。

 

 

戦場に残された大神と花組は、急ぎ東京湾に向かうが、既に降魔の城聖魔城が復活したのだった。

 

 

翌日帝国華撃団は、翔鯨丸の砲撃で聖魔城を攻撃したが、かすり傷も付かなかった。

 

 

「ふふ、翔鯨丸の火力では、城門すら突破できないわ」

 

 

 

「私はね、少女達を戦場に出して、只イスに座っているだけの只の駄目軍人だ、だがあの子達を誰よりも愛していた」

「だがあやめ君君たちが帝都を脅かすなら、断じてその暴挙を許す訳には行かない」

 

「この帝都を悪に渡すわけにはいかない。人間を舐めるなよ、空中戦艦ミカサ発進」

 

 

ついにミカサが発進し、主砲を聖魔城城門に放つと、城門は粉々になった。

 

「大神一つ言い忘れたことがある、帰ったら宴会するからな」

 

 

そして大神たちは、粉々になった城門から内部に侵入した。

 

量子砲発射まで・・・あと9時間

 

 

 

 

大神たちが、聖魔城内部に侵入した直後、帝国華撃団を迎えるパーティの準備は済んでいた。

 

 

過去に倒した、猪、鹿、牒の三人が、黄昏の三騎士として、蘇っていた。

 

まずカンナが三騎士足止めをするために残った。そして次にすみれが残り鹿と、相討ちになった。

 

 

そしてその後も、マリアと紅蘭の犠牲によりアイリスと大神は聖魔城最深部に到着した。

 

 

中に入ると、降魔になッた殺女がいた。

 

「いらっしゃい大神君、まさか貴方が来るとは思わなかったわ」

 

「どういう意味だ?」

 

「別に深い意味は無いわ、まあ私に勝てたらあの二人は、連れて行ってあげていいわよ」

 

「何」

 

「あれは、さくらに、直哉君?」

 

「あの二人も馬鹿だわ、私たちが裏切ったことを知らず眠ってるのだから」

 

「許さん!!許さんぞ降魔殺女」

 

「ハハ、私を殺せるの貴方が?」

 

そして殺女との戦いが始まった。

 

殺女との勝負に勝った大神だが、殺女にトドメをさすことが出来ずに叉丹の攻撃から守ってもらうということになった。

 

 

「哀れだな大神一郎、敵に、命を救われるとはな」

 

「葵叉丹、俺は貴様を許さん!!」

 

「ほざけお前など私の敵ではないわ。出でよ神威」

 

 

こうして、帝国華撃団VS降魔の王の最後の戦いが始まった。

 

 

戦いは大神とアイリスとの連携で神威を無効化し勝負に勝ったが叉丹が量子砲を、帝都に向けはなったが、米田とミカサの特攻で量子砲の破壊に成功したが、ついに悪魔王サタンが降臨してしまった。

 

大神はサタンを見て、挫けそうになったがアイリスの励みにより希望を繋いだのだった。

 

 

そして、初めて8人の心が一つとなって、悪魔王サタンとの戦いに挑んだ。

 

 

戦いは、熾烈な戦いだったが、何とか帝国華撃団は、大天使ミカエルとなった、あやめの助力もあり、見事勝利を得たのだった。

 



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1章 最終回 新たな地へ向けて

太正13年3月・・・

 

悪魔王サタンとの、世界を賭けた戦いから半月後、それは突然やって来た。

 

その日大神は米田に呼ばれ、支配人室に来ていた。

 

「米田支配人。大神入ります」

 

「おういいぜ」

 

「米田支配人お話とは、何ですか?」

 

「ああ、落ち着いて聞け、大神今しがた、連絡が届いたんだが、お前が海軍の教官として、南米演習の参加が決まったぞ」

 

 

「ええーー俺が、教官ですか?」

 

「ああ、出発は1週間後、それまでに準備をしとけよ、話は以上だ」

 

「とう言う事は、俺海軍に戻れるんですか?」

 

「そうだ、大神一年間よく頑張ったな、俺は正直不安だったがな」

 

そして、大神は自分の部屋に戻り、1週間後の旅立ちへの準備をを始めた。

 

 

それから数日後・・・

 

花組全員に、米田から長期休みのことを聞いたアイリスやすみれは、長期休みの予定を立てることに夢中になり、その後、ここから去る大神の事を聞いてそのうかれた表情ではなく、真面目な表情になった。

 

 

「何でなのお兄ちゃんが出て行くの?やっと8人まとまる事が出来たのに?」

 

 

「そうですわ、やっと直哉君も、少尉に慣れ始めたのに」

 

「アイリス、すみれ君」

 

「でも良いじゃないかな、ここでの大神さんの仕事が評価されて出て行くんだから、それは僕達にとってもいいことだと僕は、思うよ」

 

「直哉君・・・そうね、大神さんは元々海軍の人で、漸く元の場所に戻れるチャンスが出来たんだから」

 

「直哉君、さくら君」

 

「そりゃそうだな隊長も、帝劇だけにいて良い男じゃないしな」

 

「隊長には、もっといろんな場所での、経験が必要ですし」

 

 

「それにな、大神はんうちらは、8人揃って帝国華撃団なんやからな」

 

 

「カンナ、マリア、紅蘭」

 

その後・・・

 

大帝国劇場にいるメンバーで、大神の送別会が行われた。

 

 

送別会の最中・・・

 

 

一人送別会会場の食堂を抜け出した、直哉は中庭に来ていた。

 

 

「あの時大神さんとアイリスが来る前に、僕とさくらお姉ちゃんを殺そうと思えば、あやめさんは出来たはずなのに」

 

「直哉君、どうしたの?こんな所に一人で」

 

「さくらお姉ちゃん」

 

「直哉君、今度の休みの時私行きたい所があるんだ、付いて来てくれる」

 

「どこに行く気なの?さくらお姉ちゃん」

 

「それは直哉君の故郷だよ、私直哉君のパートナーなのに、直哉君の過去をよく知らないから」

 

「お姉ちゃんそれは、無理なんだ、僕がその街自体を消滅させたからね」

 

「え、そんな事になってるなんて」

 

 

「お姉ちゃんが知らないのも、仕方がないよ」

 

「しかし、僕にも破邪の血が、流れてたなんて驚いたよ」

 

「うふふ、私も忘れてたわ」

 

 

二人の会話が終わる頃、大神の送別会も終わった。

 

そしてついに、大神が大帝国劇場を離れる日が来た。

 

花組全員で大神を見送った。またあえる日を信じて。

 



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間章 1から2の間の物語 1から2の間の物語 二人の誕生日

太正13年7月・・・

 

大神が帝国海軍に戻ってから4ヶ月が経ったある日の事・・・

 

大帝国劇場では、ある計画が静かに進行されていた。その計画とは?

 

 

「ほらすみれちゃんとしてよ、早くしないと二人帰ってきちゃうよ」

 

「わかってますわ、アイリス、まさか今日が、直哉君の誕生日だったとは、迂闊でしたわ」

 

「おーいすみれ、今日は直哉と、さくらの誕生日だぞ」

 

「わかってますわカンナさん」

 

 

そう、今日は直哉が17才、さくらが18才の誕生日である。二人はマリアに頼まれた物を買いに街まで来ていた。

 

 

「さてマリアお姉ちゃんに頼まれた物は買えたけど、これからどうするお姉ちゃん」

 

 

「そうね、どうしょうか?」

 

「お姉ちゃん上野公園のほうに行かない?」

 

「上野公園に別にいいけど」

 

そして、二人は、上野公園に、移動した。

 

 

「お姉ちゃん今日誕生日だよね、はいこれ受け取って」

 

直哉は、さくらにプレゼントを渡した。

 

「直哉君開けても良い?」

 

「うんいいよ、お姉ちゃん」

 

さくらは、直哉から貰ったプレゼントを、開けるとその中に入ってたのは、指輪だった。

 

「直哉君この指輪どうしたの?」

 

「うんさくらお姉ちゃんのために、準備したんだ。僕今年17才で、まだ正式に、お姉ちゃんと結婚できないから」

 

「直哉君ありがとう」

 

 

さくらは、直哉を強く抱きしめた。

 

「ちょっお姉ちゃん痛いよ」

 

 

「あ、ごめんね直哉君。さて帝劇に戻りましょうか?」

 

「うんそうだね」

 

「さて直哉君を驚かす準備は出来たのかしらね?」

 

「どうしたの?さくらお姉ちゃん」

 

直哉が、さくらに聞く。

 

「ううん何でもないよ、直哉君」

 

さくらは、直哉に聞かれ咄嗟に答えた。

 

「ふーんそう言えば、大神さん今頃どうしてるのかな?」

 

「直哉君、大神さんに会いたいの?」

 

「別に、そういうことじゃないけど、最近護法リングを通して見る未来が見れない事が多いんだ」

 

「え、それはどういうこと、直哉君?」

 

「うん多分これは推測だけど,暫くはこの平和が続くと思ってるよ僕はね、それに僕は、お姉ちゃんと一緒なら何も怖くない」

 

「直哉君」

 

 

そして二人は、帝劇に戻ると、マリアに会い、マリアから楽屋に来るようにと言われ行くと、突然クラッカーが鳴った。

 

 

「「「「「直哉君お誕生日おめでとう」」」」」」

 

 

「皆今日はさくらお姉ちゃんの誕生日だけど?」

 

ナオヤがそう言うが、さくらが直哉に言った。

 

「いえ今日は、私の誕生日と直哉君の誕生日でもあるのよ」

 

「ええーーーどうして?」

 

直哉は、さくらの発言に驚いた。

 

 

「実はね、直哉君を養子にする時に誕生日がわからなかったから、私と同じ日にしたんだって」

 

 

「そして、直哉は生まれて初めて自分の誕生日を祝って貰い感動して泣いたのだった。

 

 

そして、楽しい1日は過ぎていくのだった。



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年末 仙台帰郷

太正13年12月・・・

 

今年は年始めに、降魔との戦いが有った位で、後は平和な1年だった。

 

そのこともあり、帝国華撃団は、開店休業状態だが、帝国歌劇団として、花組は活躍して今年も12月になった。

 

 

「何?仙台に帰郷するのか、さくら直哉を連れて」

 

 

「はい支配人、一度真宮寺家に戻って、直哉君の封呪を改めて、検査をしたいそうなんです。お祖母様達が」

 

 

 

「成る程な、一度裏ナオヤの人格が出てきたからな、よしわかった、さくらたまには実家に帰って、のんびりして来い」

 

「はい、それでは失礼します」

 

そして次の日・・・

 

 

さくらと直哉は、帝都から仙台に向かう、蒸気機関車に乗った。

 

 

「はああ、嫌だなあ」

 

「どうしたの?直哉君」

 

「お婆ちゃん達の検査で、僕帝都に戻っちゃいけないと言われたら嫌だなあ」

 

「・・・直哉君大丈夫よ、直哉君も私たち、帝国華撃団に必要なんだから、それに私達の双武改も直哉君と私がいないと、動かせないからね」

 

 

「壮だとしても、みんなに迷惑かけたくないし」

 

「直哉君」

 

そして、二人を乗せた蒸気機関車は、二人の故郷である仙台に着いた。

 

 

駅に着いて二人を出迎えたのは、二人の母親である真宮寺若菜だった。

 

「お帰りなさいさくらさん、直哉君」

 

「ただいま若菜お母さん」

 

「ただいま戻りました。お母様」

 

 

三人で真宮寺家までささやかな親子の楽しい時間だったが、家に着くなり直哉は、検査をする事になり、暫くさくらは一人で、寛いでいた。

 

そして、検査を終えて戻って来た直哉だったが、祖母に結果が出るまで外出禁止を言われた直哉だった。

 

「ああ、やっぱり外出禁止になったよお姉ちゃん」

 

「仕方がないよ直哉君」

 

それから1週間後、何とか外出禁止が解けた、直哉を連れて仙台の街を歩いていると、さくらはとある人物から声をかけられた。

 

 

「君もしかして、さくらちゃん?」

 

「え、」

 

「あ、たけしお兄ちゃん」

 

「え、たけしくんなの?久しぶりー」

 

「おー直哉も久しぶりだなー」

 

偶然街で再会した三人は、懐かしむように昔のことを話したり、最近のことを話していた。

 

 

「嘘だろ直哉、お前女装して舞台に立ってるのか?」

 

「うんそうだよ」

 

「直哉君の女装、帝劇でかなり人気なんだよ、たけしくん」

 

「へえーそうなんだ、それじゃあさくらは、直哉より人気は下なのか?

 

 

「ムッいいですよ私は、直哉君に負けるのは、気にしないし」

 

「ほんと直哉と、さくらって仲いいよな、いっそ結婚しないのか?」

 

「うん僕が18になったら、結婚したいと考えてるよ、たけしおにいチャン」

 

「それ本当か?」

 

 

「うん」

 

 

暫くして、たけしと別れた直哉とさくらは、家に帰ると、若菜が、年越し蕎麦とうどんを作っていた。

 

 

 

そしてそれらを食べて、寝た二人は翌日、太正14年正月の1日の夜帝都に戻る為蒸気機関車に乗っていた。駅には二人を見送る為、大勢の人がいた。

 

 

そして、蒸気機関車は帝都に向け出発したのだった。



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新たな戦いに向けて

太正14年2月・・・

 

その日直哉とさくらは、米田司令に呼ばれ地下司令室に来た。

 

「おうよく来たな、二人共、まあ座れや

 

「「はい」」

 

二人はそれぞれの席に座った。

 

「さくら、直哉お前たちは、護法リングの力で、ある程度見えるんだったよな?今はどこまで見えるんだ」

 

「「長官が狙撃されるまでです」」

 

さくらと直哉は、はっきり言った。

 

「そうか、やはりな、そこで直哉よ頼みがある」

 

「はい、何でしょう長官?」

 

「直哉俺が狙撃されたら、俺が復帰するまで、帝国華撃団総司令をやって欲しい」

 

「「・・・えーーーー」」

 

 

 

さくらと、直哉は米田の言葉を聞いて、驚いた。

 

「何で僕が、総司令代行なんですか?司令」

 

「いや違うな、司令代行ではない、総司令官だ、直哉」

 

「俺はな、俺の後継者に直哉になってもらいたいと思ってる」

 

 

「ええーー」

 

「でも、後継者は大神さんのはずでしょ」

 

「ああ、当初はな、だが今は違う、確かに、触媒としてなら、直哉も、大神も大差は無いのは、事実だが、大神に無い物を、直哉は持ってるんだ大神より若いお前がな」

 

「それは、お前の存在が、帝劇の皆に、幸せな気分と言うか、ネガティブにものを考える事が少なくなった」

 

 

「それは皆が、悩まなくなった証拠だ、総司令はここでは父親みたいな感じだしな」

 

 

「あ、何となく、その言葉の意味合いわかる気がします」

 

「父親はいざと言う時は、たくましくて、優しい存在でしたし」

 

「わかりましたよ二人共米田さんが不在の時のみ司令官やらさせていただきますが、大神さんが反発しても、責任取れませんよ」

 

「ああ、その時は直哉お前の判断に任せる」

 

「わかりました」

 

「さくらもこの事は、その時が来るまで、秘密だぞ」

 

「わかりました司令」

 

 

そしてさくらと直哉は、話し合いが終わり地価司令室から出て1階の食堂で夕食を取って、食べていると、直哉とさくらの元に、紅蘭、マリア、すみれカンナがやってきて、4人とも暫く帝劇を離れる事を、直哉とさくらに伝えた。

 

 

そして時が過ぎ・・・太正14年3月31日

 

 

「よう、大神久しぶりだな」

 

「ええ、支配人も元気そうで、安心しました」

 

「おう俺は、元気だぞ、しかし大神よ、南米での演習はどうだった?」

 

「ええ、自分が教官でどこまでやれるか、不安でしたが、何とか無事に終えることができ、ほっとしてます」

 

 

「結構、治にいて乱を忘れず花組の隊長はそれぐらいじゃなきゃ勤まらねえからな」

 

 

「海軍少尉大神一郎貴殿に、帝国華撃団花組への転属を伝える」

 

「は、粉骨砕身で頑張ります」

 

「して、大神よ花組隊員の中で、心に残る隊員は、いるか?」

 

「・・・はいいます」

 

「ほうそいつは・・・誰だ?」

 

「はい、アイリスと、直哉君です」

 

そして米田と大神を乗せた、屋形船は、終点に着いた。

 

そこで大神がであったのは、アイリスとさくらに抱っこされた直哉だった。

 

こうして帝国華撃団に戻って来た、大神の新たな物語が、開演したのだった。



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2章 太正維新篇 2章 太正維新篇 花萌える帝都前編

太正14年3月31日深夜・・・

 

1年前東京湾に出現した、降魔の城と言うべき聖魔城今ここに、鬼の面を被った男の反魂の術により、あの男が蘇ると、聖魔城は、静かに、沈むのだった。

 

 

そして時は、現在に戻る。

 

 

「「「お帰りなさい大神さん」」」

 

「アイリス、直哉君、さくら君、ただいま」

 

「アイリスね、お兄ちゃんの帰りを、ずっと待ってたんだよ」

 

「・・・アイリス」

 

「「お帰りなさい。大神さん」」

 

「さくら君、直哉君俺もまた、二人に会えて嬉しいよ」

 

 

「大神さんそんな事言って、僕を襲わないでくださいね」

 

「いいっ!!」

 

「大丈夫だよ直哉君、お兄ちゃんは、私が、見張るから」

 

「ありがとうアイリス」

 

「何だ?大神、まだ直哉を襲う気かよ」

 

「ちょっ支配人まで」

 

「直哉。大神には、気をつけろよ」

 

 

「はーい」

 

「アイリスと、さくらも大神から直哉を守ってくれよ」

 

「「はい、当然です」」

 

 

「皆して、俺を弄るなんてーー」

 

「おっと、俺は行くとこあるからよ、さくら、アイリス、直哉三人で、大神を大帝国劇場に案内宜しくな」

 

「「「はい」」」

 

米田はさくら達と別れた。そしてさくら達は、大神を連れて、大帝国劇場に向かった。

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「うわあ懐かしいな、本当自分の家に、帰ってきたみたいだ。

 

「それにしても、あれからまだ1年しかたってないんだ」

 

「そうですね、私達も、仙台から出てきて2年ですからね」

 

「そうだねお姉ちゃん。色々あったけど、僕はお姉ちゃん達に会えてよかったよ」

 

「「直哉君」」

 

 

そして、4人は大帝国劇場に入り、大神は、着任届けを事務に見せる為事務室に行き、そこで大神は、帝国華撃団風組の二人と再会した。

 

 

「かすみ君由里君久しぶりだね」

 

「「大神さん」」

 

「本当にお久しぶりです」

 

「元気にしてた?」

 

「ああ、また二人に会えて嬉しいよ」

 

 

そして大神は、事務室を出て、支配人室に向かった。

 

「流石だな、大神時間通りだな」

 

そして大神は、米田支配人から劇場での、大神の制服であるもぎり服を貰い、支配人室を出ると、そこに居たのは、アイリス、さくら、直哉の三人だった。

 

 

「お兄ちゃん。お話し終わった」

 

 

「それじゃあ大神さんのお部屋に案内しますね」

 

そして4人で、大神の部屋に行くと、大神が驚いていた。

 

「うわあ俺が使ってたままになってる」

 

 

「アイリスがお掃除してたもんね」

 

「うん、アイリス頑張ったもん」

 

「アイリスありがとう」

 

「さて、アイリス私たちは1度部屋を出ましょう。大神さんが着替えられないから」

 

「うん」

 

「大神さん。着替えたら、楽屋に来てください。歓迎会があるので」

 

 

「了解したよさくら君」

 

 

直哉、さくらアイリスは大神の部屋を出て、直哉と、さくらはそのまま楽屋に向かい、アイリスは大神が、着替えを終わるまで待っていた。

 

 

暫くすると楽屋にアイリスと大神が、やって来た。

 

そして大神の歓迎会が始まり、一人ずつ大神に言葉をかけていた。

 

 

「おっといけねえ、酔いつぶれる前に紹介しないとな、おーい入ってこい」

 

米田がそう言うと、楽屋に一人の女性がが、入って来た。

 

「初めまして、私はソレッタ織姫といいます。皆さん宜しくお願いします」

 

「大神から順番に挨拶しろ」

 

「はい、俺は帝国海軍少尉大神一郎宜しく」

 

「少尉さん私、日本の男嫌いです」

 

「ええーーー」

 

 

織姫の言葉にショックを受けたのは直哉だった。

 

「私は、真宮寺さくらです、そして私の隣にいるのは、私の弟の直哉です」

 

「チェリーさんあのこどうしたんですか?」

 

「織姫よ、お前今大神に、日本の男は嫌いと、言っただろう?」

 

「はい」

 

「それで直哉も嫌いといわれて、ショック受けてんだよ」

 

「えーー私大人が嫌いだけですよ、チェリーさんの弟さんはまだ子供ですから対象外ですよ」

 

「本当!!織姫お姉ちゃんありがとう」

 

織姫は直哉の笑顔を見て、安心した。

 

「やっほー私はアイリス、この子は、クマのジャンポールだよ宜しくね」

 

 

その後歓迎会は順調に進んでいたが、大神の一言を聞いて、織姫が怒り出し歓迎会は中断したのだった。

 

果たして大神は、帝国華撃団に復帰直後に、起きた問題を、解決できるのか?

 

 

後半に続く・・・.

 



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2章 太正維新篇 花萌える帝都後編

歓迎会のその日の夕方・・・

 

「ねえさくらお姉ちゃんなんで織姫さん怒ったんだろう?」

 

「さあ、また大神さんの病気が出たんでしょ多分」

 

「それなら仕方が無いけど、さくらお姉ちゃん。夕飯食べたら僕を、織姫さんの部屋に連れて行って」

 

「ええ、いいわよ」

 

 

そして夕食後・・・

 

 

直哉とさくらが織姫の部屋の前に行くと、大神がいた。

 

「織姫君開けてくれ。お願いだ」

 

 

「嫌です。私は、直哉君以外の大人の男となんて話したくないデース」

 

「そこを何とか、頼むよ織姫君」

 

「・・・」

 

 

「織姫さんさくらです。少しお話したいんですけど、開けてもらえますか?」

 

「何ですかチェり-さんお話と言うのは?」

 

「あいた」

 

「織姫さんごめんなさいお話があるのは僕なんです、お部屋に入ってもいいですか?さくらお姉ちゃんと」

 

 

「いいですよ、入ってください二人で」

 

 

そして、直哉とさくらは、無事織姫の部屋に入る事ができたが、大神は入れなかった。

 

「少尉さんは駄目です」

 

「何で、俺だけが駄目なんだー」

 

大神の叫びが、帝劇中に響いた。

 

 

「それで直哉君私にお話とは、何ですか?」

 

織姫さん今日の夜僕の仕事に、付き合ってください」

 

「直哉君の夜のお仕事ですか?」

 

「はい、劇場の見回りです」

 

 

「な、何で、直哉君が、夜のお仕事してるんですか、直哉君は早く寝ないと、駄目ですよ」

 

「うん、わかってるけどそれは、でも今日まで男が僕しかいなかったしね」

 

「さくらさんそれは、本当なんですか?」

 

「ええ、昨日まで私と、直哉君二人でしてたんです」

 

「わかりました今日私も、行きます」

 

「本当ありがとう、織姫お姉ちゃん」

 

「私が、お姉ちゃんですか?」

 

「あ、そうだよね。織姫さんは、日本の男は嫌いだし、馴れ馴れしいよね」

 

「そんな事ないですよ直哉君」

 

 

「じゃあ織姫お姉ちゃんまた夜ね」

 

「はーいまたデース」

 

 

そして、直哉とさくらは、織姫の部屋を出たのだった。

 

 

 

夜見回り中・・・

 

 

直哉とさくらは、夜の見回りをする為織姫を迎えに行き、一時間見回りをし、最後に行った場所は、売店だった。その時織姫が見知らぬ少女のプロマイドを手にして、さくらに質問した。

 

 

「さくらさんこの少女は、誰ですか?」

 

 

「ああ、その子は、女装した直哉君ですよ」

 

「えーーこれが直哉君ですか?綺麗です」

 

「米田さんの考えで、隊員は全員舞台役者として、働くという考えで、直哉君も女装する事にしたんです」

 

 

「そうなんですか?華撃団の隊長の直哉君が、舞台に立つなんて、凄いですね」

 

「織姫さん、帝国華撃団の隊長は、直哉君ではなく、大神さんなんですよ」

 

「ええーあの少尉さんが、隊長ですか?」

 

織姫はショックを受けていた。

 

 

そして、見回りは、終わり3人は部屋に戻り就寝した。

 

 

次の日・・・

 

さくらと直哉は、4月公演の舞台練習を二人でしていると、織姫がやって来た。

 

「うわあ、直哉君完全に女の子です」

 

「「織姫さんおはようございます」」

 

「おはようございますっ」

 

 

織姫が直哉に向けてこけそうになった。その時大神が、直哉を助けよとするが、大神は、織姫のアタックを受けてしまい、ちょっと可哀想な大神さんだった。

 

ちなみに直哉は、アイリスの力により無傷だった。

 

 

舞台上で大神は織姫に水をかけられたりもしたが、其れは織姫自身も、大神に向けても仕方が無いのは、わかってても日本男性が嫌いなのは、嫌いだから大神にはそのままでいようと決めた織姫だった。

 

 

その直後帝劇に緊急サイレンがなったさくらは織姫に説明し、地下司令室に向かうと、既に、全員が集結していた。

 

「司令敵は何者ですか?」

 

 

『判らんだが、強い妖力を持つ何者かが、この銀座に、現れたのは確かだ。」

 

 

「大神出撃命令を出せ「

 

「はい、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点銀座」

 

「「「「了解」」」」

 

 

そしてそれぞれの機体に乗り出撃する。「お姉ちゃん行くよ双天武起動」

 

銀座に着いた。帝国華撃団は襲撃してきた者を見て驚愕した。

 

「お、お前は葵叉丹」

 

「フ、葵叉丹は偽りの生、偽りの名」

 

 

「葵叉丹誰ですか?」

 

 

そしてさくらは、織姫にわかりやすく説明をした。

 

叉丹は、魔装機兵、闇神威を召還した。

 

 

そして、戦いは、帝国華撃団の勝利が確定した瞬間。叉丹は背後から、何者かに斬られたのだった。

 

「がふ!!貴様」

 

 

「山崎」

 

「久しいな、米田よ・・・」

 

 

「長官奴は?」

 

「奴は・・・山崎真之介という。元帝国陸軍対降魔部隊の隊員さ」

 

「お前とはこういう形での、再会はしたくなかったがな」

 

「山崎」

 

そして、山崎真之介は息絶えた。

 

「お前は何者だ?叉丹はお前たちの仲間のはずだろう。何故殺した」

 

「我が名は、鬼王」

 

!!

 

その時直哉は気が付いた鬼王と名乗った声を聞いて。

 

奴は、私達の仲間ではない奴は、人形だ。使えぬ人形を、処分して何が悪い」

 

「何だと!!」

 

大神は、鬼王の言葉を聞いて怒りを顕にする。

 

「何れまた会おう。帝国華撃団」

 

 

鬼王は、叉丹の剣を持ち、何処かへ転移をした。

 

 

こうして帝国華撃団の新たな戦いが始まった。

 

 



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帝都を狙う新たな敵黒鬼会現る

銀座での戦闘後帝劇に帰還した帝国華撃団は、それぞれの部屋に向かっていたが、直哉とさくらは米田に呼び止められた。

 

 

「すまねえな、直哉とさくら、今の内に紹介したい奴がいるんだ」

 

 

「「紹介したい人ですか?」」

 

 

「そうだ、入って来い」

 

米田がそう言うと、一人の若い男性が、司令室に入って来た。

 

 

「司令この方は?」

 

さくらが、米田に質問する。

 

「ああそいつは・・・」

 

「お姉ちゃんこの人は月組の隊長さんだよ」

 

「ええーーこの人が」

 

 

直哉の言葉に驚くさくらだった。

 

「さくらこいつが、月組隊長の加山雄一だ」

 

 

「初めまして真宮寺さくらさんと直哉君でいいのかな?」

 

「「はい」」

 

 

「俺は今日から君達の護衛兼直哉君の部下として動く事になったので、宜しく」

 

「え、僕の部下ですか?」

 

「ああ、君は米田司令が動けない時、司令官するんだろ?」

 

「ええ、そうですね」

 

「君は知らないだろうけど、今帝国華撃団には、二人の総司令官がいるんだ」

 

「「ええーーーー」」

 

加山の言葉を聞いて、驚きを隠せない直哉とさくらだった。

 

 

「一人は、米田司令、そして、二人目は、君さ、真宮寺直哉君、ちなみにさくらさんも、総司令補佐として通達されてますよ」

 

 

「えええーー何時の間に」

 

 

「米田司令通達してたんですか?」

 

「ああ、花組以外全部署に通達したぞ」

 

「だからですか、風組の三人の様子がおかしかったのは」

 

「それに直哉君とさくらさんは、司令と言う肩書きがなくても、護衛対象なんですよ」

 

 

「私達に流れる血ですか?その理由は?」

 

「ええ、そうです」

 

さくらの問いに、素直に答える加山だった。

 

 

「そう言う訳だからよ二人共宜しくなこの事は、大神にはまだ言うなよ」

 

 

「「了解」」

 

そして直哉とさくらは、自室に戻り就寝した。

 

 

それから数日後・・・

 

 

大神は、米田から呼び出しを受けていた。

 

その話の内容は、先日襲撃してきた、葵叉丹と鬼の仮面を、被った男鬼王と名乗った者について話を、していた。

 

 

「長官あの鬼王と名乗った男は何者なのでしょうか?」

 

「俺にも、わからんが、あの葵叉丹・・・いや山崎を復活させたのは鬼王と言う奴だろう」

 

「大神、気をつけろよ。今回の事件長引きそうだぞ」

 

「はい」

 

 

「おっとそうだった、大神。今日新たに新隊員来るから宜しくな」

 

 

「えーーー」

 

大神は米田の言葉を聞いて、慌てて花組隊員総出で、新隊員を迎える準備を開始した。

 

 

お昼・・・

 

 

新隊員を迎える準備を終え、後は新隊員を待つだけとなった時、直哉とさくらは、アイリスの異常なテンションの高さに注意していたが、その時新隊員の迎えるため会談を滑り台のように下りるアイリスだったが、そこで起きてしまった。

 

 

アイリスが、バランスを崩し、階段から飛んだ時新隊員のレニによって助けられた。

 

 

アイリス、さくら、直哉はレニに近づき自己紹介をしたが、レニの反応は薄かった。

 

 

その後、レニの歓迎会は始まったが、楽しい歓迎会の終わりを告げる時は、突然やって来た。

 

 

劇場に緊急出動を知らせるサイレンが鳴ったからである。

 

 

そして隊員達は、地下司令室に集まった。

 

「長官敵は、どこに現れたんですか?」

 

「ああ、敵は鶯谷に現れたようだぞ大神」

 

「鶯谷ですか」

 

「そうだ大神、奴等はそこで、前線基地を建設中のようだぞ大神。今月組に調査もさせているが、今出撃死、すべての資材を破壊するか、必要最低限の資材を破壊するか、大神が決めろ」

 

 

「今回の作戦はすべての資材を破壊する方向で行きます」

 

「それで・・いいんだな大神?」

 

「はい」

 

「ならば、大神出撃命令を出せ」

 

「はい。帝国華撃団出撃せよ!!目標地点鶯谷!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

そして花組は、鶯谷に急行した。

 

 

黒鬼会鶯谷前線基地予定地では・・・

 

 

大量の脇侍改が、大量の資材を運んでいた。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

そして花組は作戦を開始した。資材の中には、脇侍が隠されていたりして、多少のピンチもあったが、大神の作戦は、成功した。

 

 

 

「その直後何者かが花組の前に現れた。

 

 

 

「お前は何者だ?」

 

 

「俺か?俺は黒鬼会五行衆筆頭の金剛だ。

 

「さて俺達も遊ぼうぜ、出でよ魔装機兵大日剣そして、行け金剛脇侍よ」

 

そして、帝国華撃団VS黒鬼会五行衆筆頭金剛との戦いが始まった。

 

戦いは、直哉とさくらの新型量子甲冑双天武の活躍で、花組の勝利となった。

 

「やるじゃねえかお前ら一応名を聞いておこうか」

 

「俺は大神・・・」

 

「てめえのなはどうでもいい」

 

 

「そんなーー」

 

大神はショックを受けた。

 

 

「俺はお前らの名が知りたい」

 

 

「私の名は、真宮寺さくら」

 

「僕は真宮寺直哉」

 

「さくらに、直哉か、覚えたぜまた会おう」

 

そう言って金剛は、撤退した。

 

 

「大神さんそれより、いつものやつやりましょうよ」

 

「ああ、そうだないくぞ」

 

 

「「「「「勝利のポーズ・決め!!」」」」」

 

 

金剛の襲撃から2日後の朝米田は、影山サキと二人で陸軍関連の会議に出かける為帝劇を後にした。

 

 

その様子を見た直哉とさくらも覚悟を改めてしていた。



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戦慄!!帝国華撃団を襲う事実

「あっ支配人とサキ君、支配人どこかにお出かけですか?」

 

「おう大神、お前早いなあ、俺は今から軍の会合に行ってくる。おっと」

 

 

その時、米田の左足の靴紐が切れた。

 

「嫌だわ、演技が悪いわ」

 

 

その時直哉と、さくらは大神と米田の掛け合いを見て、あることを加山に命令を出した。

 

 

地下司令室・・・

 

 

「加山さんいますか?」

 

「はっここに」

 

 

「加山さん僕からの初命令です。影山サキを監視してください。あくまでも監視です」

 

「米田司令には、事前に襲撃あるのを伝えてありますから」

 

「了解です、それでは、行ってまいります」

 

そう言って、加山は直哉達の前から消えた。

 

 

「直哉君、サキさんの監視だけで本当にいいの?」

 

 

さくらが、直哉に聞いてくる。

 

「うん良いよ今の段階では、今は僕のことも、黒鬼会にばれなきゃいいんだよお姉ちゃん」

 

「来月副司令が、着任してくるしね」

 

「かえでさんの事ね」

 

 

「うん、かえでお姉ちゃんが来るまで、司令官が米田司令だけと思わせないと」

 

 

「そうね」

 

「暫く僕たちは、隊員で、動くしかないしね、それにかえでさんなら、僕がサキさんの監視させた意図気が付いてくれると思うし」

 

 

直哉とさくらは、話し終わると1階に行くと、売店で椿とであった。

 

「あ、直哉君・・・」

 

椿は迷っていた、直哉に対する接し方に。

 

「椿お姉ちゃん抱っこして」

 

 

「うんいいわよ」

 

椿は直哉を抱っこした。

 

「椿お姉ちゃん今度の戦闘が終わったら僕とさくらお姉ちゃんのことを、花組のみんなに伝えるから」

 

 

「ええーーそれじゃあ直哉君と、さくらさんに危険なんじゃ」

 

「とりあえず僕とさくらお姉ちゃんの事を知っている人に伝えて、お願いね」

 

 

「ええ、わかったわ」

 

 

そしてさくらと直哉が、後の事の下準備していた時、帝劇に緊急サイレンが鳴り、隊員達は、地下司令室に集合した。

 

 

「レニ敵は、どこに現れた?」

 

「隊長敵は、渋谷に集結している」

 

 

「わかった、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点渋谷」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

そして、帝国華撃団花組は、出撃した。

 

 

そのころ米田司令は・・・

 

 

「まあ何とかなるだろう、それに、俺らも、この時の為の策を用意したしな」

 

米田は会合中に、黒鬼会の出現を、知るが、会合を抜ける事は無かった。

 

その時一発の銃弾が、米田中将を貫いた。

 

 

「・・・うっああっ」

 

そして米田中将は倒れた。倒れた米田を見つけた人が、救急車を呼び米田は、陸軍病院へ搬送されたのだった。

 

 

そのころ帝国華撃団花組は・・・

 

 

渋谷に現れた、黒鬼会の第一波を倒し、黒鬼会五行衆の一人木喰と対峙していた。

 

 

「フォフォ初めましてじゃ

 

「!!お前は誰だ?」

 

「わしは、黒鬼会五行衆の一人木喰じゃ」

 

「さて少し、お主らのデーターを収穫させて貰うとしようかの、出でよ魔装機兵智拳」

 

木喰は、自分の魔装機兵と、脇侍改を呼び出し、帝国華撃団との第2ラウンドが、始まった。

 

 

「くおお、やりおるな帝国華撃団」

 

「よし皆行くぞ!!狼虎滅却天地一矢」

 

「ぐおおお、だかこれで勝ったと思わないことじゃな、帝国華撃団」

 

 

 

大神の必殺技が決まり、木喰の魔装機兵智拳は、機能停止し、木喰とともに消えた。

 

黒鬼会の撤退後、花組は、勝利のポーズ決めた直後に、米田司令も銃撃された事を知る。

 

急ぎ米田が、搬送された陸軍病院に急ぐ、大神達であった。

 

「ねえお兄ちゃん、米田のおじちゃん大丈夫だよね?」

 

不安そうにアイリスは大神に、聞く。

 

「・・・ああ、大丈夫さアイリス。米田司令が死ぬ事なんて無いよ」

 

「うんそうだよね」

 

だがアイリス以外の隊員には、大神の言葉は、苦しんで出た言葉とわかっていたために、誰も言わなかった。

 

 

そして病院に着き、花組全員が米田の状態を見るなり、泣き出すアイリスや、唖然とし何も考えられない状態の大神を他所に米田の手術をした担当医が病室に入ってさくら達に説明をした。

 

「そういうわけですので、最悪意識が二度と戻らない可能性もあります。覚悟しておいてください」

 

担当医から告げられた言葉は、今の花組には、かなりキツイ言葉だった。

 

そして、一度帝劇に戻る事にした大神だったが、帝劇に戻っても隊員達に笑顔無く、どこと無く暗い状態だった。

 

果たして、帝国華撃団は、このピンチを乗り越えられるのか?

 

 



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新たな副司令と驚愕の事実発覚前編

今帝劇は、米田司令襲撃事件発生したのが切欠で、全体的に暗かった。

 

 

「やっぱり皆堪えてるみたいだね、さくらお姉ちゃん」

 

「ええ、そうねでも、直哉君は凄いわね、私たちと違って、動揺してないから」

 

「ム、お姉ちゃん酷いよそれは、僕だって動揺してるよ」

 

 

「へ、そうなの?」

 

さくらは、直哉の言葉を聞き、驚いていた。

 

 

「お姉ちゃんでも酷いよ」

 

直哉は、拗ねてしまった。

 

 

「ああ、ごめん直哉君、許して」

 

「・・・久しぶりにお姉ちゃんの手作りご飯が食べたい」

 

!!「わかったわ今度作るから許して」

 

「うん、いいよ」

 

直哉とさくらは、自室で、姉と弟の会話を楽しんでいた。それを通りすぎる形で、聞いた、大神は少し安心したようだった。

 

「流石だな、動揺しても、日常的な会話を出来るんだから、二人は俺より強いなあ」

 

「俺も.皆のメンタルケアをしっかりしないとな」

 

大神は密かに、決意していた。

 

 

そんな時、暗い帝劇を吹き飛ばす出来事があった。それは、桐島カンナの帝劇への帰還だった。

 

「よう皆、ただいま、おう二人新入りか、宜しくなあたいが桐島カンナだ」

 

「うええーんカンナ」

 

「おいおいどうしたんだよ、アイリス?」

 

カンナは突然泣き出した、アイリスを見て驚いていた。

 

「カンナさん・・・実は、支配人が撃たれました・・・」

 

さくらは、苦しみながらカンナに今起こっている事を、伝えた。

 

「何だと!!それで、支配人は生きてるのか、死んだのか?」

 

カンナは慌てて、さくらにきことするが、直哉が間に入った。

 

「カンナお姉ちゃん落ち着いて、支配人は生きてるから、意識不明の重症だけどね」

 

「ふーい、意識不明でも生きてるなら、まだ希望はあるさ」

 

大神はカンナの言葉を聞いて、自分たちが希望を捨てようとしてたのを恥ずかしいと思ったのだった。

 

その夜・・・

 

 

大神は自室で、ゆっくりしていると、大神の携帯キネマトロンが鳴り出し、大神が慌てて通信に出ると、相手は、現在実家に帰省中のすみれだった。

 

 

「やあすみれくん実家は、どうだい?」

 

「ええ、それなりに楽しいですわよ、それにしてもそちらは、大丈夫ですの?」

 

「米田さんが、撃たれたと、聞きましたけど」

 

「すみれ君君も、知っているのか?」

 

「当然ですわ、帝劇の情報は、いつでも得れますから、少尉余り気にし過ぎないように」

 

「ありがとうすみれ君」

 

その後、すみれと大神は、他愛の無い会話十分に、楽しんで通信を終えた大神だったが、すみれの様子が、おかしい事に気づきながらも、その時は、何も言わなかった。

 

 

そして、翌日の朝・・・

 

 

帝劇にもたされた情報で、花組全員が驚いた。何故ならば、神埼すみれのお見合いについての、情報だったからだ。

 

 

「くそ昨日すみれ君の様子がおかしいと、感じたのは、これが原因だったか

 

「隊長昨日すみれと話したのか?」

 

「ああ、昨日の夜にな」

 

「それで、どうするんだ、隊長?」

 

「ああ、俺たち帝国華撃団は、これよりすみれ君の実家に向かうぞ」

 

 

こうして帝国華撃団は、横浜にある神埼邸に向かったのだった。



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新たな副司令と驚愕の事実発覚後編

太正14年6月下旬

 

すみれからの連絡を受けた大神達がすみれの真実を知ったのはすみれのお見合い当日の朝だった。

 

大神は隊員全員を連れて、横浜にある神埼邸に行くことにした。

 

 

それを知った直哉は、加山に神崎家に極力迷惑掛からないように、大神を助けて欲しいと命令した。

 

「直哉君も大変だな、本当なら大神の命令を拒否できる立場なのに」

 

「確かに、大神さんが、僕の事を知ったら、驚くだろうね、おっとそろそろ行かないと怪しまれそうだから、また後で加山さん」

 

「ああ、また後で」

 

直哉は加山と、別れさくら達と合流した。

 

 

神埼邸に行く道中・・・

 

「さくらお姉ちゃん」

 

「何?直哉君」

 

「僕達が結婚する時、大神さんに内緒で、式挙げようね」

 

「そのほうがいいわね、もうすぐ私達の誕生日で、直哉君18才だもんね」

 

「お姉ちゃんは式挙げるならどこが良い?やっぱり地元かな?」

 

「ええ、そうね、そうだわ、お母様に連絡するから年末仙台に戻って式挙げちゃおうよ、直哉君」

 

「それいいね、さくらお姉ちゃん」

 

直哉とさくらが、自分達の将来について話していたら、いつの間にか目的地の神埼邸に着いた。

 

 

「へへ案の定鍵がかけられているぜどうするよ隊長?」

 

笑顔で大神に聞いてくるカンナだった。

 

「仕方が無い時間が無いし、気が引けるが、カンナ・・・頼むよ」

 

「ちょっと待った大神」

 

「何だこの声は?」

 

 

そして現れたのは、大神の同期の加山雄一だった。

 

大神たちが神埼邸に着く前・・・

 

 

「すみれお嬢様、お見合い相手の方が到着しました。忠義様がお呼びです」

 

「わかりました。すぐに参りますとお爺様に伝えて」

 

 

すみれがそう言うと、老執事はすみれの部屋を出て、主人の元に向かった。

 

 

すみれは老執事がいなくなるのを見て、小さな声で、呟いた。

 

 

「少尉さん」

 

そう言ってすみれは、お見合い相手の待つ部屋に向かった。

 

 

そして時は戻り、現在・・・

 

「お、お前は、加山どうしてここにいる?」

 

「大神海はいいなあ、もうすぐ海開きだがな、大神ここは俺に任せろ」

 

加山がそう言うと、神埼邸の扉が開いた。

 

「大神行け、そして自分の目的を果たせ」

 

「ああ、ありがとう加山」

 

 

そして大神達は神埼邸に突入したが、大量のSPが大神達を囲むが、隊員たちの必死の抵抗で、一角が崩れた。

 

「「大神さん、カンナさんここは私達が食い止めます。だから早くすみれさんの元へ行ってください」」

 

「直哉君、さくら君しかし」

 

「お兄ちゃん直哉君とさくらには、私達が付いてるから大丈夫だよ値、織姫、レニ」

 

「そうです」

 

「ああ」

 

「わかった後は任せるぞ、行くぞカンナ」

 

「おうよ」

 

大神とカンナの姿が見えなくなると、直哉が、SPに向かって言った。

 

 

「皆さんお疲れ様でした」

 

「いやあ久々に戦闘ゴッコして、SPの仕事をした気分ですよ」

 

「ねえさくらこれどういうこと?」

 

「実はね、大神さんの性格からして、すみれさんのことを知ったら、ここに来ると思って、私と、直哉君で、先に連絡を入れてたの」

 

「「「えええーーそれじゃあ私達が来てるの最初から知ってるの?」

 

「ええ、すみれさん以外はね」

 

「何なんですかそれは、そういうことなら教えて欲しいです」

 

織姫が愚痴を零す。

 

「ごめんなさい。織姫さん、レニさん、アイリス、大神さん達に知られたくなかったんで、こういう形にしました」

 

直哉は三人に謝った。

 

「別にアイリスは、直哉君に対して怒ってないよ」

 

「私も、怒ってないですよ、むしろこの件が終わったら直哉君とお風呂に入りたいくらいですよ」

 

「あーーだったらアイリスも入る」

 

「・・・僕もいいかな?」

 

「珍しいですねレニが、こういう話で、自分から喋るなんて」

 

織姫は少しレニの行動に驚いていた。

 

 

「さて直哉君そろそろ行ってもいいんじゃない?」

 

「ああ、そうだねさくらお姉ちゃん」

 

そう言って、4人は大神達を追いかけた。

 

 

そのころお見合い会場では、すみれの祖父が、仕切って、お見合いを進行していた。

 

 

「すみれなんか言わんか、せっかく藤井君が来てくれてるのに」

 

「お父様」

 

「まあまあ、貴方落ち着いて、すみれさんも、お話してみないことには、何もわかりませんわよ」

 

「お母様」

 

そして、お見合いが終盤に差し掛かった時、大神とカンナがお見合い会場に、乱入したのだった。

 

「「ちょっとそのお見合い待ったー」」

 

「誰だね?君達は」

 

「俺は、帝国華撃団花組隊長の大神一郎です」

 

「同じく、桐島カンナだ」

 

 

私の事を知っていて、長年帝国華撃団を、援助してきたこの神埼忠義の顔に泥を塗る、無粋なマネを君達はするんだね」

 

 

「ええ、長年帝劇を援助してい頂いたのは感謝してますけど、今回のは言わせていただきます」

 

「すみれ君の意に沿わぬ、結婚を押し付けるのは、納得できません」

 

「そうだぜ爺さん」

 

「ふむそれで大神君、君に質問じゃが、君はこのお見合いを壊してすみれをどうするのじゃ?」

 

「すみれ君は・・・連れて帰ります」

 

「少尉・・・」

 

「大神君それでいいんだな、それが帝国華撃団の総意となるのじゃよ」

 

「ええ、構いませんわ」

 

その時藤枝かえでが、現れた。

 

 

「ええ帝国華撃団の意思として認め・・・」

 

「ちょっと待ってくださいかえでさん。僕はその意見に反対です」

 

そして現れたのは直哉とさくらだった。

 

 

「ああ、ごめんなさい直哉君、いえもう一人の総司令官殿」

 

「「「「「「何だってーー」」」」」」」

 

 

かえでの発言にこの場にいた全員が、驚いていた。

 

「神埼忠義様、申し訳ございません。お孫さんの大切な日にお騒がせしてしまって」

 

「いやいや貴方のせいでは有りますまい、貴方は今日まで総司令と言う立場を、隠していたからですし」

 

「感謝します。大神一郎少尉神埼すみれさんを、連れて帰ることは、許しません」

 

「何故だ!!直哉君」

 

「貴方が、すみれさんのお爺さんの問いに答えた時、大神さん貴方はすみれさんのことを考えて答えましたか?」

 

「ああ、勿論だ」

 

「さくらさん貴女は、大神さんとすみれお爺さんのやり取りを聞いて、どう感じましたか?」

 

「そうですね、このまますみれさんを連れて帰ると、私たちには不利になると思います」

 

「何を言うんださくら君」

 

「いいですかそこの馬鹿隊長さん。よーく聞いてくださいよ。もしこのまますみれさんが、私たちと行ったら、すみれさんは、二度と実家に帰られなくなりますから」

 

 

「だからすみれさん自分の考えた答を、僕とお爺さんに、聞かせてください」

 

直哉が、そう言うと、すみれが答えようとした時、黒鬼会の襲撃が起こった。

 

 

そして今回襲撃の主犯は、黒鬼会五行衆土蜘蛛と名乗り帝国華撃団と戦ったが、すみれとカンナコンビプレーが決まり土蜘蛛を撃退する事に成功し、無事にすみれは帝劇に戻る事が出来たのだった。

 

 

 

 



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お見合い騒動のその後と説明

神埼邸での騒動と、黒鬼会の襲撃から翌日帝国華撃団は歌劇団として、6月公演演目リア王の舞台練習を開始していた。

 

 

「カンナさんどうしてそんなにアドリブを入れるんです?あなたに合わせる私と織姫さんのことも考えてください」

 

「だがよすみれ、今回は直哉が.出演できないんだぜ、あたいらで、できる範囲でアドリブ入れていかねえと、お客が満足できねないんじゃないか?」

 

「それはそうですけど」

 

「織姫さんはどう思います?」

 

すみれが、織姫に質問をした。

 

「確かに今までは、直哉君が出るだけで、観客は盛り上がってくれましたけど、今回は出来ませんからね」

 

「そう言えばすみれと織姫は、直哉が、総司令官やってる事には反対か?」

 

「「ああ、そう言えばこの後その話をするんでしたね」」

 

「あたいは直哉がしてもいいと思ってる。米田支配人が退院するまでだしな」

 

「確かにそうですわね。部隊としても、トップに何かあってもいいように代わりの人がすることも、ありますし」

 

「私は、直哉君が総司令する事は賛成ですよ」

 

 

「「それは何故?」

 

すみれとカンナが、織姫に質問した。

 

「その理由は、まず総司令と言うことで、前線に出ないという事で、少なくとも、直哉君の安全は確保が出来ますが、デメリットとして、双天武が使えないことです」

 

「確かに、双天武が使えないのは、痛いよな」

 

「でも直哉君とさくらさんには、無理をさせたくないですわね」

 

「そうだな」

 

「直哉君とさくらさんに何かあったんですか?」

 

「「前大戦時に、隊長に直哉が殺されかけたんだ。ですわ」」

 

 

「ええーーーそれ本当ですか?」

 

織姫は二人の話を聞いて、驚いていた。

 

そして、三人は着替えを済ませ、集合場所の地下司令室に向かった。

 

 

地下司令室では・・・

 

 

「こら直哉君君は、隊員なんだから、席はこっちだ」

 

「いえ、違うわ直哉君の席はこっちよ」

 

「それは違うだろ、さくら君」

 

「大神さんもいい加減諦めてください」

 

「誰か助けてーーー」

 

直哉は助けを呼ぶと、加山が来た。

 

 

「大神余り熱くなるなよ」

 

「しかし」

 

「さくらさんも熱くならないで、こいつみたいに馬鹿になりますよ」

 

 

「それは、嫌ですね」

 

「なんて事を言うんだ加山。そう言えば加山どうしてここにいるんだ」

 

「それじゃあな大神」

 

そう言って加山は、地下司令室を出て行った。

 

そして、隊員が集合し、副司令である藤枝かえでから今回の直哉の総司令官についての説明が始まった。

 

「大神君、それに皆よく聞いてね。今回の直哉君の件は、全て米田司令の意志なのよ」

 

「司令の意思ですか?」

 

「そう、米田司令は大神君を、呼び戻したのも、陸軍が不穏な動きをキャッチしたからなのよ」

 

 

「不穏な動きですか?」

 

「ええ、それについては、まだ確証がないから言えないけどね、それで、今回の事件が陸軍が絡んでた場合の事を考えて司令は、直哉君に総司令を頼んだのよ」

 

「俺はそこが疑問なんです。何故支配人は俺でなく直哉君を選んだんですか?俺のほうが優れているのに」

 

「「「「「「「は、」」」」」」

 

大神の発言を聞いた隊員達は耳を疑った。

 

 

「なあ、皆も双思うだろ?」

 

大神が、隊員達に聞くと、隊員全員直哉の方を指差した。

 

「なるほど皆の意見はわかったわ。なら直哉君は、このまま、総司令官と、隊員両方をしてもらうわね」

 

はい、わかりました。かえでさん」

 

 

「良かった。直哉君」

 

 

さくらは心から安心をした。

 

 

「ちょっと待ってくれよ皆本当に直哉君でいいのかい?」

 

「俺じゃなくて?」

 

「うんお兄ちゃんのためにアイリス命を懸けたくないもん」

 

「私もですわ、前大戦の事もありますし」

 

「私は、できる事なら直哉君に花組隊長と総司令官してもらいたーいです」

 

「チョッ織姫君何を言い出すんだい?」

 

「気にしないでください。本音が出ただけですから」

 

「気にするよ」

 

 

「とりあえず隊員たちの意見を総合すると隊長の大神君だけが反対だから、結果は直哉君の総司令官は、そのままね」

 

 

 

そして説明と、話し合いが終わり、隊員達は、明日から始まる公演に向けて準備をしていくのだった。

 

 

翌日・・・6月公演リア王初日

 

 

ついに直哉のいない6月公演が、始まった。

 

 

公演自体は大成功に近い人出だったが、観客は物足りなさを感じたらしいとと言う感想が多く聞かれたそうな。



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買い物とお見舞いと陸軍大臣京極圭吾との出会い

太正14年7月・・・

 

直哉とさくらは互いの誕生日が近いので、二人で買い物と米田支配人のお見舞いに行く為街を歩いていた。

 

「お姉ちゃん誕生日プレゼントありがとう」

 

「私もありがとう、直哉君」

 

「さて支配人の病院に行こうか直哉君」

 

「うん、そうだねお姉ちゃん。あれ、大神さんじゃないお姉ちゃん?」

 

「そうだわ、どうしたのかしら」

 

二人が大神に近づくと、大神が陸軍の青年将校達に絡まれていた。

 

「おい貴様、我々の命より、その犬の命が大事と、ほざくのか?」

 

「ガハッあのままだったらこの子は死んでいました」

 

「まだそんなことを言うか」

 

「ぐっ、あなた方は、間違っている」

 

「何だと!!貴様ーーー」

 

再び青年将校のパンチが大神を捉えようとしたその時、直哉が、そのパンチを受け止めていた。

 

 

「もうやめなよお兄さん、こんなくだらない事して、楽しいの?」

 

「何だ?餓鬼お前もやられたいのか?」

 

 

「直哉君危ない」

 

さくらが直哉を庇った。

 

「きゃあ、直哉君大丈夫?」

 

「お姉ちゃん今霊力で治療するからじっとして」

 

直哉は、さくらを霊力で治療していると、車から降りてきた男性が、直哉とさくらに声をかけて来た。

 

「君達もしかして真宮寺一馬大佐のお子さん達では?」

 

「「え、お父様、お父さんのことを知ってるんですか?」」

 

「ああ、やはりそうでしたか、自分は京極圭吾といいます」

 

 

「え、陸軍大臣の?」

 

 

直哉は京極の名前を聞いて驚いていた。

 

「いやいや私なんて、あなた達の父上からしては、まだまだですよ、私の部下がとんだ無礼をして申し訳なかった。それではまた」

 

そう言って京極の乗った車は、発進した。

 

 

「お姉ちゃんどうする?大神さん起きそうに無いけど」

 

 

「仕方が無いわね、大神さんも病院に連れて行きましょう」

 

直哉と、さくらは、大神を連れて、陸軍病院に連れて行くと、そこに李紅蘭がいた。

 

「ありゃさくらはんに、直哉くんじゃない」

 

「あ、紅蘭姉ちゃん久しぶりだね」

 

「紅蘭どうしたの?」

 

「いやな、帝劇に戻る前に、支配人の顔を見にきたんや」

 

 

「そういう直哉君たちは、どうしてここにおるん?それも気絶してる大神はんを連れて?」

 

「うん実はね・・・」

 

直哉が今までの、経緯を紅蘭に話した。

 

「そりゃ難儀やったなさくらはん」

 

「ホントせっかく直哉君と楽しい買い物の途中だったのに」

 

「そう言えば今月さくらはんと直哉君の誕生日だったよな、それで二人で買い物か?」

 

「直哉君てそういうとこ、しっかりしてるよなあ」

 

「そう?だって、誕生日て、その人の一番大切な日でしょ、たとえプレゼントできなくても、おめでとうくらい言いたいし、だから僕は、知ってる人には何かをしたいんだ」

 

「成る程なあ、だから米田はんは、直哉君を司令官に任命したんやな」

 

 

そして、直哉達は米田支配人の病室に、着いた。

 

直哉たちが、、病室に入ると直哉達に気が付いた、米田が声をかけた。

 

「おお、お前たちか、よく来たな」

 

「支配人体の調子は、どうですか?」

 

「ああもう大丈夫だ」

 

「米田はん無理はいかんで」

 

「時に直哉大神のやつどうしたんだ?」

 

「あ、別に気にしなくていいですよ、ただ京極の取り巻きに絡まれていただけですよ」

 

「そうか、京極にか、そうだ直哉お前にこの刀を預けとく、神刀滅却をな」

 

「少なくとも俺は、直哉ならこの刀を使いこなせると思っているからな」

 

「はい、預からせていただきます」

 

「うむよろしい、さくら、紅蘭、直哉お見舞いありがとうな」

 

「「「はい」」」

 

そして三人は病院を出て、帝劇に戻ったのだった。

 

 



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帝国海軍からの依頼

直哉とさくらが、大神のイベントに巻き込まれた翌日大神は病院から帰ってきた。

 

隊員も李紅蘭が花やしき支部から戻って来た。後副隊長であるマリア・タチバナが戻れば、花組全員集合となる。

 

 

「皆すまない、心配をかけたな」

 

大神がサロンに集まってる隊員に言っていた。

 

 

「まあ私は、少尉さんの心配はしてませんよ」

 

織姫が大神に、言う。

 

「相変わらず俺に厳しいな織姫君は」

 

 

「ところで隊長、陸軍の連中とやったのはほんとなのか?」

 

「ああ結果的はだけどね、けどその後の記憶が無くて、気がついたら支配人の病室で、支配人に怒られたけどね」

 

「そりゃそうだろ一歩間違えたら陸軍VS海軍だしな」

 

「そんな状態になるとは考えてなかった」

 

「「「「「「はああ」」」」」」

 

「おいおい少し考えたらわかるだろ、隊長」

 

隊員達は大神の答を聞いて、呆れていた。

 

そのころかえでに呼ばれた直哉とさくらが地下司令室に来た。

 

「「かえでさん御用なんでしょう」」

 

 

「二人共よく来てくれたわ」

 

「二人に聞きたい事があるの、直哉君、さくら貴方達は、米田指令襲撃事件の実行犯は、影山サキと見てるの?」

 

「ええ、僕はそう睨んでます。あれ以来サキさんは、来てないですし」

 

そう言えばそうね、どこに行ったのかしらサキさんは?」

 

「多分本来の居場所に戻ったんじゃないかな?」

 

「「本来の居場所?」」

 

さくらと、かえでが直哉に聞く。

 

「加山さんその後の調査はどうですか?」

 

直哉がそう言うと、加山が姿を現わした。

 

「藤枝副司令、直哉司令の命を受け、影山サキを監視していたら、彼女は黒鬼会と関係があることがわかりました」

 

「ええ、あのサキさんが?」

 

「何ですって」

 

「やはりですか、ならトップ潰しが失敗したとなれば、僕が敵なら帝国華撃団を孤立させますね」

 

先月の神埼邸襲撃のようにね」

 

黒鬼会では・・・

 

 

「頼むぞ!!火車」

 

「お任せを。見事山口を捕まえます」

 

そう言って火車は何処かへ転移したのだった。

 

 

「もし直哉君の推測通りなら、どこが狙われるかしら?」

 

かえでがそう言うと、直哉にさくらが、質問をした。

 

「ねえ直哉君。そう言えば、何で陸軍と海軍は、いつも喧嘩してるのかな?」

 

!!

 

「「「それだ」わ」

 

 

「え、え、どういうこと?」

 

さくらは、三人の反応の意味がわからずにいた。

 

「お姉ちゃんありがとう。お姉ちゃんの言葉で、黒鬼会の次の標的が見えてきたよ」

 

「流石ね、さくら」

 

「いやあお見事さくらさんのヒントのおかげですよ」

 

三人は、それぞれが、さくらに感謝するのだった。

 

「帝国華撃団に協力的なところが黒鬼会に狙われるなら、次に狙われる人は帝国海軍の山口和豊さんですね」

 

その時劇場に、一人の男性がやって来た。

 

「ああ、お嬢さん、今こちらに真宮寺直哉君は、いますかな?」

 

「あ、はい貴方のお名前は?」

 

「山口です」

 

山口さんですね、少々お待ちください」

 

「はい」

 

そして、椿は、直哉を呼びに向かった。

 

直哉たちは地下司令室での話し合いを終え地上に向かう途中で、椿とであった。

 

「ああ、丁度良かった直哉君にお客さんが来てるよ」

 

「え、僕にお客?誰だろう」

 

「ああ、山口さんて人だよ」

 

「ええ、山口さん」

 

 

椿から名前を、教えられ急ぐ直哉だった。

 

「久しぶりじゃな、直哉君」

 

「お久しぶりです。山口さん」

 

「今日は直哉君君達に依頼があって、来たんだが」

 

「山口さんそれ以上は、支配人室で伺いますよ」

 

「それも、そうじゃな」

 

直哉たちは、支配人室に向かった。その後を、大神が着ている事に気付かずに」

 

「あれは、直哉君と誰だろう?」

 

 

 



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護衛任務前編

支配人室にて・・・

 

「山口さん今日はどうしてこちらに?」

 

「ああ、直哉君、今日は君達に護衛任務を頼む為にやって来た」

 

「護衛任務ですか?」」

 

「ああ、私のほうで、掴んだ情報では、どうやら黒鬼会が、次のターゲットにしているようだ」

 

「やはりですか」

 

「やはりとは、それでは君も?」

 

 

「ええ、先々月の米田支配人の狙撃で失敗したせいで、我々を兵糧攻めに切り替えて、先月は融資してもらってる神埼重工を襲撃してきましたからね」

 

 

「なるほどな今回は帝国華撃団の後ろ盾の私の番と言うわけか?」

 

「ええ、そういうことでしょうね、しかしどうも黒鬼会の動きが、どことなく軍に似ているですよね」

 

「君も、そう思うか?米田君も、私もそう思っている」

 

 

「失礼しますお茶をどうぞ」

 

ナオヤと山口が話していると、さくらが、お茶を運んできた。

 

「ありがとうお嬢さん、お嬢さんもしかして、真宮寺一馬のお子さんかな?」

 

「え、お父様を知ってるんですか?」

 

「やはりそうなのか、彼とは所属の軍は違うが、降魔戦争後に彼の事を知って、米田君と交流するようになったのでね」

 

 

「そうだったんですね」

 

「ちょっと待ってくれ君もしかして、直哉君のお姉さんなの?」

 

「はい私が、なおやくんの姉の真宮寺さくらです」

 

「ほう、直哉君にこんな綺麗なお姉さんがいるとは、しらかった」

 

「綺麗なお姉さんですか?」

 

「うむ十分綺麗ですぞ」

 

「山口さんさくらお姉ちゃんで、遊ばないでください」

 

「ああ、すまんすまん」

 

「それで、依頼の件ですが、どういう形でのがいいんですか?」

 

「ああ、それならもう餌を撒いてるよ、明日私が料亭に行くことを、わざと情報を流したからな、そこで、君達二人に頼みがある。君達二人、明日料亭についてきてくれ」

 

「「ええーー」」

 

「食事代はこちらが出すから」

 

「なるほど僕にも、囮になれですか」

 

さくらと直哉は、最初は驚いていたが、理由を聞いて、納得した。

 

 

それから暫く、直哉達は雑談をし、山口は帝劇を跡にした。

 

そして直哉は、山口との話を、かえでに伝えた。

 

「なるほどね向こうも、狙われているのは、掴んでたのね」

 

「それでかえでさん囮の件だけど」

 

「ええ、わかってるわ向こうの指名だしね」

 

そして直哉は、かえでの部屋を出て行き、自室に戻った。

 

自室にて・・・

 

「お姉ちゃんごめんね、明日予定入れてたのに」

 

「ううん、いいよ気にしないで私は、直哉君と出かけたりするのも好きだけど直哉君と、仕事をするの好きだし」

 

「お姉ちゃん・・・」

 

翌日・・・

 

直哉とさくらは、朝食をを食べる為食堂に行くと、大神がいた。

 

「「大神さんおはようございます」」

 

「おはようさくら君、直哉君」

 

二人が、朝食を食べ始めると、大神がさくら達の席にやって来た。

 

「そう言えば直哉君、昨日のお客は誰だ?」

 

「大神さんに教える必要ありません」

 

「隊長命令だ。話せよ」

 

「司令官権限で話しません」

 

「グッああ言えば、こう言って」

 

愚痴る大神をよそに、さくらと直哉は、食堂を出た。

 

 

そして、二人は.米田支配人が、入院してい陸軍病院に行った。

 

 

病院内・・・

 

「成る程な山口の奴が、帝国華撃団に、護衛を頼みに来るとはな」

 

「よほど警戒されてるな、黒鬼会に俺たち、帝国華撃団は」

 

 

「むしろ黒鬼会は軍隊みたいに活動してる節が見えて、やりにくい相手と感じる」

 

「直哉もか、俺もそれは感じてる」

 

「直哉君今は、そこまで考えなくてもいいよ、とりあえず今は山口さんの護衛を頑張ろう。

 

 

「さくらお姉ちゃん、そうだね」

 

 

そしてさくら達は、病院を出て、深川に、ある高級料亭に行き、山口と合流した。

 

 

その二人を追うように、来たのは、紅蘭と大神だった。



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護衛任務後編

「「遅くなりました山口さん」」

 

「いやいや時間的には、大丈夫だ予約の時間までには」

 

「さてぼちぼち行くとするかの?」

 

「「はい」」

 

三人は、料亭の中に入り、店員さんに予約していた部屋に案内されたのだった。

 

店員に案内された三人は、部屋の中に入ると、さくらが直哉に聞いた。

 

「ねえ、直哉君。山口さんてどんな人なの?こんな高級料亭の予約が取れるなんて」

 

 

そのころさくら達を尾行していた大神達も高級料亭に着いた。

 

「どうしょう紅蘭ここ俺たちじゃあ入れない料亭だぞ」

 

「そんなことうちに言われても打ちは、大神はんに付いて来てと言われたからきたんやけど」

 

「しゃーないな、あの手で行くしかないわな」

 

そして、紅蘭と大神は、料亭潜入作戦を実行したのだった。

 

そのころ直哉さくらは・・・

 

 

「えええーー山口さんて、あの海軍大臣の山口さんなんですか?」

 

「いかにもわしが、海軍大臣の山口和豊じゃ」

 

「ねえ直哉君私たち、海軍大臣とこんなにフランクな会話をして、大丈夫かな?」

 

さくらは後々のことを考えて、怖がっていた。

 

「大丈夫だよお姉ちゃん、実はね僕たちは軍穴部で言えば、山口さんと同じくらいの権限が使えるんだよ」

 

「ええーー嘘ーー」

 

「本当じゃよ」

 

「そうだったんですね知らなかったです」

 

三人が雑談を始めた直後、芸者に変装した。紅蘭と、余り変装出来てない大神が部屋に入って来た。

 

 

「おこんばんは、紅やっこどす」

 

「神やっこどすよろしゅう」

 

そして直哉たちは、暫く芸者に、変装した大神達と遊んでいたが、黒鬼会の襲撃が起きて、料亭は、あっという間に、火事になった。

 

「ふふいいですね人は燃える瞬間を見るのは」

 

火車は優越感に浸っていた。

 

「直哉君とさくら君は、山口さんを安全な場所へ連れて行ってくれ」

 

「でも紅蘭が」

 

さくらは紅蘭を、心配して動こうとしなかった。

 

「大丈夫だ!!さくら君紅蘭は、俺が連れ戻して来る」

 

「大神さん・・・」

 

 

「大神さん」

 

「なんだい?直哉君」

 

「あの紅蘭お姉ちゃんの、火事に対する反応は異常としか見れなかったんで、連れ戻すとき、注意してください」

 

「ああ、わかった」

 

「さくらお姉ちゃん、山口さん僕たちは、脱出しますよ」

 

「ええ」

 

「そのほうがいいのう」

 

そして、三人は脱出するとそこに、黒鬼会五行衆の一人火車が現れた。

 

「おやおや今回のターゲットが、まだ生きてますね」

 

「お前は誰だ?」

 

直哉が目の前の男に、名前を聞く。

 

「私は、黒鬼会五行衆の一人の火車」

 

「私の目的は、あなた方三人の命を奪う事です、覚悟してくださいね」

 

「出でよ、私の魔装機兵、五胡よ」

 

 

火車は、自分の魔装機兵を召還して、直哉とさくら、山口を集中的に狙っていた。

 

「お姉ちゃんこのまま、一緒に逃げるより別々に逃げよう」

 

「でも・・・」

 

 

「うむ、そうじゃのそれが、今わしらに出来ることかも知れん」

 

「それにもうすぐ皆が、来てくれるからさ」

 

「わかったわ」

 

「直哉君無茶しないでね」

 

「ハッハッハ別れて、逃げても無駄ですよ、出でよ火車脇侍軍団」

 

火車は自分の親衛隊の脇侍軍団を呼び直哉たちの、作戦を潰したかと思った時、翔鯨丸の砲撃で、脇侍軍団は、破壊され、それと同時に、大神と紅蘭が料亭から、脱出してきた。

 

「大神君、紅蘭、さくら、直哉君は急いで、量子甲冑に乗って」

 

「「「「はい」」」」」

 

「フ、まあいいでしょう、出でよ火車脇時よ」

 

火車は改めて、帝国華撃団花組と戦う準備をした。

 

そして戦いは、脇侍を全滅させた帝国華撃団だったが、火車は不敵に笑うのだった。

 

 

「はっはっは」

 

「何が可笑しい火車?」

 

大神が火車に問いかける。

 

「いやあなた方が待ちの住民を避難指せた、あの場所には、予め爆弾がセットされていましてね、この起爆装置を作動させればどうなるか?わかりますよね」

 

「クッ卑怯だぞ」

 

「なんちゅう奴や」

 

大神と紅蘭が、それぞれ火車に向かって言う。

 

火車は勝利の余韻に浸り、油断していた。だがその時一発の銃弾が、火車の持つ起爆装置を貫き、起爆装置は爆発した。

 

 

「あれは?マリアさん」

 

直哉はそう思ったが、火車を倒す事を優先した。

 

「なっ!!」

 

「お姉ちゃん、大神さん今です」

 

「狼虎滅却・天地一矢」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

二人の必殺技が火車の魔装機兵五胡を貫いた。

 

 

「馬鹿なこの私が、負けるとは、許さんぞ貴様等」

 

そう言って、火車が、撤退すると同時に、マリアが姿を現わした。

 

 

そして花組全員での勝利の・ポーズを決めて帝劇に戻った。

 

 

翌日、帝国華撃団花組は、山口の正体を知り、皆大慌てだった。



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帝劇の夏休みの前の1日

太正14年7月・・・

 

黒鬼会の高級料亭襲撃事件から数日後、帝劇に、米田支配人が戻って来た。

 

 

「お帰りなさい支配人」

 

「おう出迎え、ご苦労さん大神」

 

「支配人が戻って来たんだから、直哉君の総司令も終わりですよね?」

 

大神が米田に聞く。

 

「いや、それは違うぞ大神、何らかの理由で直哉ができない場合のみ俺が花組の指揮を、執るが、その他の時は直哉が花組の指揮を執ることになるからな。

 

「ええーーそれでは、直哉君の立場は?」

 

「隊員の時は、大神お前の部下で、それ以外は、大神の上司だな」

 

「それってわかりずらいですね」

 

「まあ、仕方ないさ今はこの体制が、有効だしよ」

 

そして、米田は劇場に入ると、花組全員で、米田を出迎えた。

 

 

そして米田が、花組全員に夏休みとして、熱海に旅行のプレゼントが発表された。

 

花組隊員は喜んでいた。余り部隊の性質上、帝都を離れる事が、難しい花組にはこれとないプレゼントだった。

 

「ああ、そうだった、直哉とさくらは、今夜から仙台に戻ってくれ」

 

「「「「「えーーーそれじゃあ直哉君と、さくらは熱海に行かないの?」」」」」

 

数人の隊員が米田の言葉に不満を言う。

 

「すまねえな皆、さくらと直哉の実家のお願いだからよ」

 

「「わかりました支配人」」

 

さくらと直哉は、急遽決まった、仙台に戻る為準備を始めた。

 

自室にて・・・

 

 

「ねえお姉ちゃん、明日僕達の誕生日だよね」

 

「ええ、そうね」

 

「そのタイミングでの帰郷指示、もしかしたら、若菜お母さん達、明日僕とさくらお姉ちゃんの結婚式をする気じゃないかな?」

 

「ええーまさかそんことは・・・ありえそうで怖いわ」

 

さくらと直哉は、自分の親の性格を知ってる上で、そんな可能性を、感じていた。

 

 

その夜・・・

 

直哉とさくらは、仙台に戻る為東京駅から出ている仙台行きの最終列車に乗り、仙台に向かった。

 

 

翌日の早朝・・・

 

直哉とさくらを除く、花組隊員達は、米田が、手配をした、貸切蒸気バスに乗り、熱海に向かい出発したのだった。

 

「熱海に出発した花組は、直哉とさくらがいない為、若干テンションは低いが、それでも久しぶりの旅行と言うこともあり、皆それぞれがこの旅行を楽しむようだった。

 

そのころ仙台に、着いたさくらと直哉は・・・

 

仙台駅に着いた、二人は徒歩で真宮寺家に、向かう事にした。

 

そして、真宮寺家に着いた、直哉とさくらは、二人の予想が、当たっていて、唖然とした。

 

 

そして、熱海に着いた花組も、旅館でゆっくりしていると、アイリスが直哉君とさくらは何をしているかを言い出すと、紅蘭がキネマトロンを使って二人の様子を知ろうと、スイッチを入れた直後、花組に聞こえた音声を聞き驚いた。

 

 

「さくらお姉ちゃん、ついに僕達結婚するんだね」

 

「ええ、そうね直哉君」

 

「「「「「えーーーーーーーさくらと直哉君が、結婚!!」」」」」」



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熱海と仙台での夏休み

直哉とさくら以外の隊員と大神は、貸切蒸気バスで熱海に行き、直哉とさくらは、夏休みの始まる前日の夜に仙台に帰省した。

 

 

仙台に戻った直哉とさくらに待っていたのは、直哉が18才になったということで、二人の結婚式をする為二人を帰省させたということだった。

 

 

「あーあやっぱりそういうことだったか、お姉ちゃんどうしょうか?」

 

「そうね、このままお母様達の思惑通り、結婚してもいいわね」

 

 

「お姉ちゃんがいいなら、僕もいいよ、結婚しても」

 

直哉君これから改めて、宜しくね」

 

 

「うんこちらこそ、さくらお姉ちゃん」

 

 

そして二人の結婚式がが始まった。

 

 

そのころ米田は・・・

 

直哉とさくらの結婚式に出るため、米田は、熱海に向かう花組を見送り、その足で仙台に向かっていた。

 

 

「おっといけねえ、少しいそがねえと」

 

米田は、急いでいた、何故なら直哉とさくらの結婚式が既に始まっている時間だからだ。

 

そして、米田は、式の途中から参加した。さくらが途中参加の米田を見つけ、直哉に教えていた。

 

「ほら、直哉君。米田支配人よ」

 

「ほんとに来たんだ。支配人」

 

「私達の父親代わりもしてくれてるしね」

 

 

「でも、僕驚いているよ、まさか京極圭吾陸軍大臣が来てる事に」

 

「それは、私もよ」

 

 

そのころ帝国華撃団花組は・・・

 

 

熱海に着いた花組は、旅館に荷物を置き、海に全員で行き楽しんでいた。

 

「あーあ、直哉君と、さくら何してるのかな?」

 

そのアイリスの言葉がきっかけで、旅館に戻ってキネマトロンを使い、直哉とさくらの状況を知った、花組はショックを受けていた。

 

 

「直哉君本当に、さくらさんと結婚したんですのね」

 

「いやーめでたいぜ」

 

「さくらさんと直哉君の結婚ですか、私は言いと思います、ねレニ」

 

「・・・うん僕もいいと思う」

 

 

「しかし、何でアイリスたちに黙ってたんだろう?」

 

「あ、あれが原因じゃちゃうやろか?大神はんすみれさんのお見合い邪魔したんやろ」

 

 

「「「「「「「あ、成る程」」」」」」

 

 

「チョッ皆納得してんのさ」

 

 

 

「「「「「「事実でしょう」」」」」」

 

「グッ」

 

「だが俺は、姉弟の結婚は、反対だな」

 

 

「だけどよ、法律では、ナオヤとさくらの結婚は、可能だぞ」

 

「何だと!!馬鹿な」

 

「何だ?隊長知らなかったのかあの二人は・・・」

 

「あーー駄目だよそれ以上言っちゃ」

 

そう言って、アイリスがカンナを止めた。

 

 

そして翌日・・・

 

 

花組隊員は、山チームと、海チーム、旅館待機チームに別れて、それぞれが楽しんでいた。その夜、織姫が始めて山葵に挑戦するなど、夜も終わるかと思われたその後、花組は、大神を入れて、枕投げを遊んでいたが、勢い余って、旅館の障子や、襖等に穴をあけてしまい、中止にして、花組全員で、謝りに行ったりしていた。

 

 

「直哉とさくらは・・・

 

二人は結婚した事を、父親のお墓に行き報告していた。

 

「お父様、私と直哉君は、昨日結婚しました」

 

「これからも私たちを、見守っててください。お父様」

 

「さあ行きましょうか?直哉君」

 

「うんそうだねお姉ちゃん」

 

 

そして二人は、お墓から家に帰ると、米田が待っていた。

 

「おうさくら、昨日はすまなかったな、遅れてよ」

 

「いえ、仕方がないことですから、でも来てくれて嬉しかったですよ」

 

「そうかなら、よかったぜ、直哉とさくらすまねえが、俺と帝都に戻ってきてくれねえか?」

 

「もしかして、黒鬼会に動きがあったんですか?」

 

直哉が米田に聞く。

 

「ああ、漸くサキ君の正体がわかった。五行衆の水弧がサキ君の正体で、熱海に向かっていると情報を得たのだ」

 

「成る程大神さんたちの救援で翔鯨丸で、熱海に行く場合、今から帝都に戻ったほうがいいですね」

 

「すまねえ二人共」

 

そしてさくらと直哉は、米田と共に、帝都に戻って行った。

 

 

そして、熱海では・・・

 

 

3日目となった旅行は最終日になり、大神とマリアの二人で、早朝からある調査をしていた

 



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旅行先での襲撃

熱海旅行3日目の早朝・・・

 

帝国華撃団の副隊長のマリアは、隊長の大神の部屋に、やって来た。

 

 

「隊長失礼します」

 

「マリア、どうした?朝早くから」

 

 

「隊長実は、我々が、熱海に来てからですが、何者かに監視をされている可能性があります」

 

「何だって!!、それは本当かい?」

 

「ええ、私は常に、何者かの、視線を感じてますから」

 

「それが本当なら、支配人に連絡しなくては」

 

大神は米田に、連絡をしようとした時マリアに止められた。

 

「あ、隊長支配人は、今仙台ですよ」

 

「あ、そうか、直哉君とさくら君の結婚式に、行ってたな」

 

「そうです紅蘭が、キネマトロンを使った時、米田支配人の声がしましたし」

 

「確かに今直哉君達に知らせるには、いかないしな」

 

「ええ、ですねさくら達も、心配するでしょうし」

 

「とりあえず俺たちだけで対応する事にしよう」

 

「了解です」

 

 

そして大神とマリアの捜索が始まった。

 

 

「あ、お兄ちゃんにマリアおはよう」

 

「「おはようアイリス」」

 

「アイリス皆で、海に、行くから今から楽しみなんだ、お兄ちゃんマリアまた後でね」

 

アイリスはそう言って、大神達と別れた。

 

 

「アイリスは、この旅行楽しんでるな」

 

「ええ、そうですね、皆の為にも、早く犯人を見つけないと、ですね隊長」

 

「ああ、そうだな」

 

 

そして、大神とマリアは、調査を続けていた。

 

 

そのころ米田と共に帝都に戻って来た直哉とさくらは・・・

 

「支配人、やはり熱海方面に二つのキネマトロンの反応がありますね」

 

「ふむ、そうか直哉、やはりサキ君が熱海にいるんだな」

 

「ええ、それが、影山サキとしてなのか?それとも五行衆水弧としてなのかは、わかりませんが」

 

「俺としては、前者の方が、気分的にはいいんだがな」

 

支配人室で、米田と直哉が、話していると、さくらが飲み物を持ってきた。

 

 

「二人共、少し休憩したら、どうですか?」

 

 

「ああ、さくらありがとうな」

 

「ありがとう。さくらお姉ちゃん」

 

 

米田と直哉は、さくらから飲み物を貰い飲んだ。

 

「それで支配人、私たちはいつ熱海に向かえばいいですか?」

 

「そう慌てるな、さくら、熱海のほうでも、マリアが、大神に教えてる頃だし、向こうで証拠を見つけたら、こちらに連絡が、来るだろう」

 

「そういうことだから、さくら直哉と休んでいいぞ」

 

「え、支配人でも、いつ出撃するかわからないのに」

 

「だからだよ、直哉の存在は、帝国華撃団の中で、皆の弟だしな、それに直哉、お前を、引き抜こうとする華撃団が、いくつか、存在している」

 

 

「「え!!」」

 

直哉とさくらは米田の言葉を聞き、驚いていた。

 

「僕もしかして、異動させられるんですか?」

 

直哉が、米田に聞く。

 

「駄目ですよ直哉君がここからいなくなるのは」

 

「そんな事したら俺の命に危険が、迫るからしたくないぞ」

 

「だがなそう言う依頼もあるのは事実だ」

 

「でも前大戦の功労者の大神さんには、依頼はなかったんですか?」

 

「ああ、今のところはないな」

 

「ええ、何でですか?」

 

「どうやら海外、特に紐育や、巴里では前大戦の功労者は直哉と見てるらしい、だから引き抜きが、多いんだ」

 

 

「でも僕が海外に行くとなったら必然的にお姉ちゃんも行くんですけどね」

 

 

「ええ、私もなの?直哉君」

 

「そりゃそうだよ、お姉ちゃん裏直哉の封印できるのは、お姉ちゃんだけなんだよ」

 

「まあ裏直哉の件もあるから、一時的に直哉とさくらを派遣する事ができるが、それ以外は不可能だからな」

 

三人が話していると、熱海にいる大神からの緊急通信が来た。

 

「支配人、大変です黒鬼会の襲撃があることを掴みました。至急光武をお願いします」

 

「了解した。今から翔鯨丸を発進させる」

 

そして大神は通信を終えたが、通信中に,洞窟に海の水が入り込んでいた。

 

大神とマリアは、泳いで洞窟を抜け出したが、マリアは意識を失ってしまった。

 

 

暫くするとマリアは目覚め、大神とマリアは、急いで花組の元に向かった。

 

その道中マリアは、隊長の意気地なし等と呟いていたらしい。

 

そして、花組と合流した大神は、最後の五行衆水弧と対峙した。

 

「初めまして、帝国華撃団の隊長さん、私が黒鬼会最後の五行衆で、貴方達の米田を狙撃したのは、この私よ」

 

「「「「なっ」」」」

 

水弧の発言に驚く大神達。

 

 

「何で司令を撃った?」

 

「はあっそりゃあトップを堕した方が,楽だからよ、でもねまさか、あんな方法で、混乱を抑えるなんてね」

 

「あんな方法だと?」

 

「ええ、そうよまさか総司令官が、二人だったのは誤算だったわね、たしか真宮寺直哉だったわね、もう一人の総司令官は」

 

「そう言えば敵である私が言うのもなんだけど、何で、この男が、隊長して、直哉が、隊員なの?普通逆じゃないの?」

 

「ぐはっ」

 

大神は精神にダメージを受けた!!

 

 

 

「確かに、貴女の疑問は最もだわ、正直花組全員が思ってるし」

 

「あっやっぱり、そうなんだ」

 

 

「ぐわあああ」

 

大神の、精神は瀕死になった。

 

 

水弧と、そんなやり取りをしていると、翔鯨丸と双天武に乗るさくらと直哉が現れた。

 

そして、戦いが始まり、水弧の乗る魔装機兵宝形と戦っていたその時、金剛と大日剣が現れ、金剛は、双天武と戦い始めた。

 

 

「さあ戦おうぜさくらと直哉よ」

 

「行きます」

 

二人の戦いはまさに一進一体の状況だった。そして互いの必殺技が放たれる。

 

 

「金剛金縛り」

 

 

「破邪剣征・桜花霧翔」

 

二つの必殺技がぶつかり大爆発起こし二人の戦いが続くと思われた時、水弧が花組によって倒されていた。

 

 

それを見た金剛は、水弧を連れて撤退した。

 

 

戦いが終わると、花組は、熱海から帝劇へ蒸気バスで帰ったのだった。

 

 



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幽閉された仲間の心を救え!! 前編

太正14年9月某日・・・

 

9月に入り帝都東京も、少しずつ秋の足跡が近づいているとわかるこの頃帝劇で、珍しい事が起きていた。

 

その出来事とは、最近レニが、少しずつだが感情を出すようになったが、その変化に自分自身が追いつけずに、舞台等での失敗が多くなっていた。

 

「ねえ、お姉ちゃん最近レニさんの様子が変だよね」

 

「そう言えばそうね、舞台稽古中でも、レニらしくない失敗が多く見られるようになったわね」

 

「やっぱり僕も手伝ったほうがいいんじゃないかな?」

 

「でも支配人が言ってたじゃない、隊員のトラブルは、隊長の大神に任せるようにと」

 

「それは、そうだけど」

 

「でもね直哉君、私は、今のレニのほうが好きだよ」

 

「え、どうして、お姉ちゃん?」

 

直哉がさくらに、質問をする。

 

「だって今のレニのほうが、人間らしいからね」

 

「あーーそういうことなら僕も、今のレニさんのほうがいいな、レニさん自身は苦しい時と思うけど」

 

 

直哉とさくらが話していると、二人の護法リングが光を放つと二人には後に太正維新と言われるクーデターが起きている映像と別に、この世界とは、違う映像が見えた。

 

 

「直哉君今の映像は?多分僕たちの世界で、クーデターが起きるんだよそして僕が不思議なのは何で、千明お姉ちゃん達の世界の事が、見えたんだろ?」

 

「また私たち、あちらの世界に、跳ぶのかな?」

 

さくらは、心配そうに直哉に聞く。

 

「大丈夫だよさくらお姉ちゃん、護法リングが見せたという事は、いつかは千明お姉ちゃんに呼ばれるかもしれないけど、まだ当分先と思うよ、それより今は支配人にクーデターの事を伝えよう」

 

「ええ、そうね」

 

二人は自室を出て、支配人室に向かった。

 

 

そのころレニは・・・

 

「僕一体どうしたんだろう、こんな事初めてだ」

 

あ、レニーーー」

 

アイリスがレニに声をかけた。

 

「あ、アイリス」

 

「レニどうしたの?元気がないけど」

 

「・・・アイリス」

 

「あ、もしかして、今日の舞台稽古の時の失敗を気にしてるの?」

 

「・・・うん」

 

「気にしなくていいよ、レニの失敗は、大神のお兄ちゃんの時よりもまだ全然かわいいよ」

 

「え、隊長も舞台でた事あるの?」

 

「うん、一度だけね、あの時直哉君とさくらが、教えてたんだけど、お兄ちゃんと直哉君が喧嘩してね、そして舞台が始まった時何とか、成功したんだよ」

 

「確かに舞台本番で失敗しなければ、良いんだから、今はそんなに考えなくてもいいんだ」

 

 

「そうだよ、今はそんなに考えてたら、本番が悪い結果になるよ」

 

「そうだ一緒に中庭に行こうレニ」

 

 

「ちょっアイリス危ないから」

 

レニとアイリスは、中庭に向かった。

 

 

「ふふ、レニ待ってなさい、貴女を迎えに行くわね、そして大神一郎貴方は必ず五行衆の水弧がが殺してあげる」

 

黒鬼会の水弧が、帝国華撃団を倒す為に考えれた作戦は、相手が帝国華撃団だからこそ、有効な作戦だった。

 

 

果たして、帝国華撃団は水弧の卑劣な作戦に打ち勝つ事ができるのか?



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幽閉された仲間の心を救え!! 後編

支配人室・・・

 

「「失礼します」」

 

「どうした直哉、さくら」

 

 

「支配人実は.未来が見えたので、報告に来ました」

 

 

「何だと!!それでどんな未来が見えたんだ?」

 

「「陸軍の軍事クーデターで、帝劇が襲撃されるまでです」」

 

「陸軍のクーデターだと、確かに軍のほうはキナ臭い流れになりつつあるが、まさか本当に起きるとはな」

 

米田は、二人の言葉を聞き、驚いていた。

 

「支配人、クーデターで帝劇が狙われる理由は、あれですよね」

 

「魔神器・・・か」

 

「そして、僕とさくらお姉ちゃんの殺害が目的でしょうね」

 

「ええーー何で、私と直哉君の殺害が、目的に入るの?」

 

「お姉ちゃん僕たちの血の特性を考えて見て」

 

「血の特性・・・あ、破邪の血が、邪魔だから?」

 

「そう僕はそう考えているよ、お姉ちゃん」

 

 

直哉とさくらと米田と、支配人室で話している頃・・・

 

中庭でアイリスとレニは、花飾りを互いに、作っていた。

 

「うわあレニの花飾りとても綺麗だね」

 

「そういうアイリスのも、綺麗にできてるよ」

 

「えへへ、そうかな?」

 

そして、アイリスとレニの楽しい時間は過ぎていった。

 

 

その夜・・・

 

「可愛いレニ」

 

「だれだ」

 

「私は貴女を迎えに来たのよ」

 

「サキさん」

 

「さあ、レニ私と行きましょう?」

 

「貴女は、ここにいても、何も変えられないわ」

 

「そんなことはない」

 

本当に、そうなのかしらね」

 

「どういう意味だ?」

 

レニがサキに聞く。

 

「だって貴女は、ずっと一人なのだから、今のこの瞬間さえもね」

 

!!

 

「だけど、私は貴女の渇きを満たす事ができる、だから私と行きましょう。レニ」

 

 

そしてついにレニの精神は、影山サキのマインドコントロールの影響下に入ってしまった。

 

 

その直後、劇場内に緊急サイレンがなり、花組は地下司令室に、集合した。

 

 

「一体何が起きたのですか?かえでさん」

 

「大神君、皆も落ち着いて聞いてね、レニが、影山サキによって誘拐されたわ」

 

「何ですって!!何故サキ君がそんなことを?」

 

「それは・・・」

 

かえでは、言いにくそうに、口ごもる。

 

「それはですね、大神さん。影山サキが黒鬼会五行衆の一人水弧の正体だからですよ」

 

「何だって!!それは本当なのか?直哉君」

 

「ええ、事実ですけど、大神さんは信じてませんよね?」

 

「ああ、そんな事誰が、信じるものか」

 

大神は、直哉にそう言い切った。

 

「なら出撃して、真実を見てきてください」

 

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!」

 

 

そして、花組は出撃した。

 

「直哉君私たち、出撃しなくていいの?」

 

「さくらお姉ちゃん少し待っててね、大神さんが忘れ物したみたいだから取りに行くね」

 

「忘れ物を?」

 

そして直哉が戻って来た。その手には、アイリスとレニが作った花飾りが握られていた。

 

そのころ品川では・・・

 

「ぐわああ、やめろ、やめるんだレニ」

 

「敵発見排除する」

 

「レニやめてよ、どうしてこんなことするの?」

 

アイリスが叫ぶが、レニは大神への攻撃は止まる事はなかった。

 

はっはっは、いい様ねえ、大神一郎。どうかしら仲間によって殺されるかも知れない恐怖の味は?」

 

「かつて貴方に、同じことをされた人を、私は知っている。その時私は見た、結果その人は、敵によって守られたけど、私は貴方が憎いのよ、だって私が好きだった彼が、仲間だからと言って謝らない大神一郎がね、だから彼が出来ないのなら私がしてやると決めたのよ」

 

「何だって!!」

 

水弧の発言に驚く、大神と、旧花組隊員達だった。

 

 

「マリアどうするよ?水弧の言葉が正しいんなら水弧も直哉のことが好きで、手段が違うだけで、純粋なんだな」

 

「ええ、そうねでも。レ二を解放しないと、隊長と水弧の因縁は、どうでもいいけど」

 

「だな」

 

「しかし直哉君は凄いなあ、前大戦の時、一時的とは言え、降魔と、和解しただけのことはあるで」

 

「壮ですね知らず知らずに、敵が改心するんですからね」

 

「そんなの当たり前ですわよ、織姫さん。直哉君は私を超えているトップスターなのですから」

 

「すみれさん、やめて下さいよそういう風に言うのは、と言うか何なんですか?この状況」に

 

直哉とさくらが花組隊員に聞く。

 

 

「あ、直哉君実はね・・・」

 

 

アイリスが直哉達に説明をし、直哉がアイリスに花飾りを渡しそして、レニを水弧のマインドコントロールが解けた。

 

 

 

そして、帝国華撃団vs水弧の最後の戦いが始まった。

 

 

戦いは帝国華撃団が勝ったが、その後突如鬼王が現れ、水弧が乗る魔装機兵宝形に秘密裏に仕掛けられた爆弾の起動を確認し消えてていった。

 

戦いが終わり、花組は勝利の・ポーズを決めて帝劇に帰還した。



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祭りと思いがけない再会

「ほら直哉君、今日はお祭りなんだから早く行こうよ」

 

「ちょっとさくらお姉ちゃん待ってよ」

 

今直哉とさくらは、帝都近郊で、行われている。秋祭り会場に向かっていた。

 

何故二人が、秋祭りに行く事になったと言うと、時間は数時間前に遡る。

 

 

支配人室で・・・

 

「何だと!!直哉を秋祭りに連れて行きたいだと?」

 

「はい支配人」

 

 

「駄目だ!!直哉にはクーデター対策の為の話し合いに出てもらう予定だからな」

 

「そんな!!ここ最近、直哉君帝劇に、缶詰状態じゃないですか、そんなの酷いですよ」

 

「仕方がないだろう?事が事だけによ、わかってくれさくら」

 

「わかりました。私は、裏直哉君の封印解きますから」

 

 

!!

 

 

「それは困るぞさくら考えなおしてくれ」

 

 

米田は慌ててさくらに言った。

 

 

「それじゃあ直哉君をお祭りに連れて行っていいですね?支配人」

 

「・・ああ・・」

 

米田が、そう言うと、さくらは直哉を迎えに行った。

 

 

さくらが出て行った後、かえでが、支配人室に、入ってきた。

 

「いいんですか?直哉君も、黒鬼会に、狙われる可能性が高いですが?」

 

「ああ、いいさ、ここにいる子供達は、それぞれいろんな境遇を持っている子たちだが、特に直哉には、楽しい時間が必要なのかも知れんな」

 

 

「殆どこちらの都合で、直哉には隊員や総司令を押し付けた事によって、他の隊員とどこかに行くということが、減ったのも事実だしな、だからさくらも考えたんだろうよ」

 

 

「このままだと、仙台にいた頃の直哉に戻るのではとな」

 

「支配人」

 

 

 

時は戻り、秋祭り会場・・・

 

 

「うわあ、いろんな出店が、あるねお姉ちゃん」

 

「でも、全部回るのに、お金が足りるか、不安だな」

 

「任せて、直哉君。ほら」

 

「うわあ、お姉ちゃんこんな大金どうしたの?」

 

「これは全て直哉君のお金よ」

 

「ええーー」

 

直哉は、さくらの言葉聞いて、驚いていた。

 

 

暫く、直哉と、さくらは、いろんな出店を回っていると、大神とアイリスとであった。

 

「あーーさくらと直哉君だあ」

 

「「ア、アイリスどうしてここに?」

 

「アイリス一人ここまで来たの?」

 

さくらが、アイリスに聞く。

 

「ううん、大神のお兄ちゃんと来たんだけど、ほらあれ見て」

 

アイリスに言われ、さくらと直哉は、アイリスの指す方向を見ると、そこには織姫が、見知らぬ男性と言い争そっているのを止めようとする大神の姿が有った。

 

「成る程ね、アイリス大神さんを待つ?それとも僕達と少し回る?」

 

「うーんさくらと直哉君と回りたい」

 

 

そして三人は、出店を回ってると、声をかけられ振り向くとたけしがいた。

 

「よッ直哉にさくら、久しぶり」

 

「あ、たけし兄ちゃん」

 

「たけし君久しぶり」

 

「あれ、さくら達といる女の子てっまさか帝劇の要請のアイリスちゃんじゃないか?」

 

「え、お兄ちゃんアイリスの事知ってるの?」

 

「知ってるも何も.俺はさくらと君のファンなんだから当たり前だよ」

 

「わあーーありがとうお兄ちゃん」

 

「へえたけし君が、アイリスのファンて知らなかった」

 

さくらが、たけしに言う。

 

「別にいいだろ。そうだ、直哉、さくら結婚おめでとう」

 

「「ありがとう」」

 

 

それから4人は、暫く話をして、別れてさくらたち3人は、帝劇に戻ると、帝劇では、大神と織姫が何かについて、言い争っていた。

 

それを見たさくら達3人は、またなにか大きな事件に発展しそうだなと思った三人だった。



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狙われた織姫親子と祭り会場

「うーん俺は、どうしたらいいんだろう?」

 

大神が悩んでる訳は、昨日アイリスと一緒に、帝都近郊で行われた。秋祭り会場で、大神は、偶然に、織姫と出会った。

 

「やあ、織姫君じゃないか」

 

「あ、少尉さん、こんな所で会うなんて、奇遇ですね、どうしたんですか?」

 

「ああ、俺はアイリスの付き添いで来たんだよ」

 

「そうなんですね、でそのアイリスは、どこにいるんですか?」

 

「ああ、アイリスなら、暫く一人で回りたいそうだからね」

 

「成る程そうですか、なら少尉さん。私に付き合ってください」

 

「え、織姫君いいのかい?」

 

「今日だけ、特別ですよ」

 

こうして、大神は織姫と、祭りを見て回っていた。

 

暫くすると、織姫が一人の絵描きの男性と口論を始めてしまった。

 

 

「どうしたんだ急に織姫君落ち着いて」

 

「もうこんな所に、居たくありません。帰ります」

 

「あ、待つんだ、織姫君」

 

「私の事は、いいですから、あの子を追いかけてください」

 

大神は、絵描きの男性に、言われ織姫を、甥かけた。

 

そして劇場に戻った、大神はロビーにいた織姫と話そうとするが、織姫はかたくなに拒否をしていた時、さくらと直哉と、アイリスが劇場へ帰ってきた。

 

 

そして現在に戻る・・・

 

「よしもう一度織姫君と話そう」

 

そう決めた大神だが、一人の来客によって、予定を変更した。

 

「すいません誰かいますか?」

 

大神は、ロビーに行くと、昨日の絵描きの男性がいた。

 

「あ、貴方は、昨日の」

 

「貴方は昨日の青年、成る程同じ職場だったんですね」

 

「すいません俺は、大神といいます。失礼ですが、お名前を聞いていいですか?」

 

「ああ、すいません。私は、緒方といいます」

 

「緒方さんですね、では緒方さん貴方と織姫君との関係を教えてください。俺は同じ劇場で、働く仲間として、何とかしてあげたいんです」

 

 

「それに、彼女が日本の男性を、嫌う理由も、四ってたら教えてください。緒方さん」

 

「ええ、まず私と、織姫の関係は、私が織姫の父親です。そして織姫が日本の男性を嫌う理由は、私が原因なんです」

 

 

「ええーーそれは本当ですか?緒方さん」

 

大神は、緒方の告白に、驚いていた。

 

 

食堂で、大神が緒方と話していると、織姫がやって来た。

 

 

「なっ何で、貴方がここにいるの?出て行きなさいすぐに」

 

「織姫君、お父さんになんて事を言うんだ」

 

「うるさいでーす少尉さんも、そこの男も、日本の大人の男は、嫌いでーす」

 

織姫はそう言うと、自分の部屋に戻った。

 

 

そして緒方も、帝劇を後にした。

 

 

そのころ黒鬼会では・・・

 

「では、お前に、任せたぞ火車、水弧の様な事に、なるなよ」

 

「私にお任せあれ」

 

そう言って火車は、転移をした。

 

 

そして翌日秋祭り最終日・・・

 

 

 

結局大神は、織姫親子の仲を解消する為、朝早くから織姫を緒方のいる祭り会場に行き、嫌がる織姫と緒方に話をさせる事が出来た。だがその直後黒鬼会飛車の襲撃に遭い、、緒方は織姫を守る為、怪我を負った。

 

 

「織姫君、緒方さん大丈夫ですか?」

 

「おやおやまだゴミが居ましたか」

 

「少尉さんは戻って光武を」

 

「しかし!!」

 

「早く行ってください時間がないんですよ」

 

 

「わ、わかった」

 

 

「ゴミが燃える前に戻って来れますかね?」

 

「待っていろ火車、お前は必ず俺たちが倒す」

 

そう言って大神は、一度帝劇に戻った。

 

 

「帝国華撃団参上!!」

 

 

「ふっふっふ、来ましたね帝国華撃団」

 

「火車囚われた人々はどこだ?」

 

「あの小屋の中ですよ」

 

火車が差す小屋を見ると、脇侍が小屋に隣接すると、脇侍が爆発した。

 

 

「さてさて帝国華撃団の諸君、君達は小屋が、爆発する前に、爆弾を解除で来ますかな?」

 

 

そして火車は、見学する為、安全地帯に、移動した。

 

 

 

大神達の活躍のお陰で、囚われた人々を救出する事に成功した。帝国華撃団。

 

そしてその結果に、不満だった火車が、襲い掛かってきたが、織姫と大神の合体攻撃の直撃を受け、火車と、火車の魔装機兵は、爆発を起こし消滅した。

 

 

勝利のポーズを決め、漸く10人の帝国華撃団が、一つに纏まったのだった。



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帝都の一番長い日0 太正維新軍決起す

太正14年10月某日・・・

 

帝国陸軍大臣室では・・・

 

「天笠ついに我々が、起つ時が、来たぞ」

 

「本当なのですね?京極様ついに我々が、この薄汚れた帝都東京を、浄化する時が」

 

「天笠決行は、11月9日だ、同志達に伝えておけ、そして天笠、お前には大帝国劇場の攻略を任せる。そして真宮寺姉弟のさくらと、直哉を捕えよ」

 

「は、了解しました、必ず京極様のご期待に応える様に頑張ります」

 

そう言って、天笠は、大臣室を出て行った。

 

「聞いていたな、鬼王、黒鬼会にも出てもらうぞ、八鬼門封魔陣完成の為の太正維新なのだからな、鬼王わかっているだろうが、帝国華撃団が動いた場合、お前に任せるぞ」

 

「ハッ了解しました」

 

 

鬼王はそう言うと、消えて行った。

 

 

「さあ、米田お前は、どう動いてくる?ここで、私を止めれなければ、お前たちの負けだからな」

 

 

笑いながら京極も、大臣室を出た。

 

 

時が進み11月6日太正維新軍決起3日前・・・

 

 

大帝国劇場では・・・

 

 

「直哉、さくら、少しいいか」

 

 

「「はい支配人」」

 

さくらと直哉は、米田と共に、地下保管庫に行った。

 

 

「「支配人これは?どういうことですか?」」

 

さくらと直哉が、米田に聞いた。

 

「ああ、直哉は知ってると思うが、さくらこれが、魔神器だ」

 

「これはかつて、お前達の父親の命を奪った物だ」

 

!!

 

さくらは、読めだの言葉に、驚きを隠せないでいた。

 

 

「これがお父様の命を奪った元凶ですか?」

 

さくらは魔神器に対し、嫌悪感を出していた。

 

「さくらお姉ちゃん大丈夫?」

 

 

直哉がさくらを、心配しながらさくらに問いかける。

 

「大丈夫よ直哉君・・・支配人これを私達に見せてどうするんですか?」

 

「ああ、これを直哉は、珠をさくらは鏡を、それぞれが守護していてくれ」

 

 

「どうやらお前たちが夢で、見た事例が、現実になりそうだからよ」

 

「「え、ついにクーデターが起きるんですか?」」

 

「ああ、そうなりそうだ、お前たちも十分注意してくれ、敵はお前たち二人も、標的に、するかも知れんからな」

 

「はい、破邪の血をですよね」

 

「そうだ、敵にしてみれば、邪魔だからな」

 

「支配人安心してください、私も直哉君も、まだ自分のしたいことあるので、まだ死ぬ気ありませんよね、直哉君」

 

 

「うんまだ、死ぬ気はないですよ」

 

 

「そうか、それを聞いて安心したぜ」

 

米田は二人の答えを聞き安心した。

 

 

そして着々と、運命の日が近づいていた果たして、帝国華撃団の運命は、そして京極が、太正維新軍を動かし、なおもその裏で、黒鬼会五行衆を使い、完成させようとしている八鬼門封魔陣とは、何なのか?」

そして、太正維新軍天笠に出された、特命である真宮寺姉弟の捕獲は成功するのか?

 

そして、間もなく帝都の一番長い日が訪れようとしていた。



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帝都の一番長い日1 維新と言う名の軍事クーデター発生

太正14年11月9日未明・・・

 

 

その日帝都全域に戒厳令が発令され、帝都に、大勢の陸軍の軍人達が、帝都防衛の要となる場所を襲撃し、なおかつ自分達の邪魔となる者達を一斉に、摘発しその身柄を拘束されていた。

 

 

 

パーーーン。

 

パーーーン。

 

 

 

「うーん何の音だ?」

 

パーーーン。

 

パーーーン。

 

 

!!「これは銃声だ。取り合えず支配人たちと、合流を優先しょう」

 

「「大神さん無事ですね、よかった」」

 

「お姉ちゃん大神さんと合流できたし、!!お姉ちゃん危ない」

 

「きゃあ」

 

 

「うおこれは銃弾だ」「居たぞターゲットだ撃ち方始め」

 

 

無数の銃弾が大神達を襲う。

 

「ぐっ」

 

「直哉君大丈夫?」

 

大神とさくらと直哉はひとまず、あの無数の銃弾から逃れる事が出来、今は、息を潜めていた

 

「これはまずいかも、足に何発か当たっちゃたみたい、ごめんさくらお姉ちゃん」

 

わかったわ、直哉君抱っこしてあげるから、諦めちゃ駄目よ」

 

「お姉ちゃん」

 

「さくら君これからどうする気なんだい?」

 

大神が、さくらに聞いた。

 

「大神さん私達は、今から支配人に会いに行くので、付いて来てください」

 

「ああ、わかったよ。さくら君」

 

 

そしてさくら達三人は、米田支配人に会うため、1階へ下りていくとすぐに米田支配人と合流できた。

 

 

「おお、お前達無事だったか、よかったぜ。」

 

「支配人こそ無事でよかったです。支配人この事態は、一体?」

 

「大神、さくら、直哉よく聞け、これは帝国陸軍による軍事クーデターだ」

 

 

「ク-デターですって、まさかそんな事」

 

「実際に起きたんだ。現実を見ろ。大神お前に特別任務を与える。さくらと、直哉を連れて、お前はこの帝劇から脱出しろ」

 

 

「そんな事出来ません。支配人達を、置いて逃げることなんて」

 

 

「馬鹿やろう。敵の帝劇襲撃の目的は、さくらと、直哉のの身柄確保なんだぞ」

 

 

「何ですって!!」

 

「わかったならさっさと行け、轟雷号で行け。度して、花やしき支部に行け、そこで、大神お前を、待つ者がいる。そしてさくら花やしきに着いたら直哉の治療をするんだぞ」

 

「はい、わかりました」

 

 

「了解しました。行こうさくら君、直哉君。君達二人は、必ず守ってみせる」

 

「「はい、大神さん」」

 

 

そして三人は、轟雷号の有る地下に向かうと、既に帝国陸軍の軍人が入り込んでいた。

 

その軍人たちと相対しているのは、帝国華撃団薔薇組の3人だった。

 

 

「それに薔薇組の皆さんどうして?」

 

あらーイチローちゃん、さくらちゃんに、直哉ちゃんここは私達に任せて、轟雷号に乗って、例の場所に急ぐのよ」

 

しかし君達だけでは?」

 

「イチローちゃん貴方馬鹿でしょ、貴方には、守らなきゃいけない人が居るでしょうが」

 

「・・・わかりました。薔薇組の皆さん、ここの防衛お願いします」

 

 

「「「了解」」」

 

 

そして、大神達は、轟雷号に乗り込んで、帝劇を脱出する事に、成功した。

 

 

轟雷号内部・・・

 

「はあ、はあ」

 

「直哉君・・・」

 

「さくら君、直哉君の容態はどうだい?」

 

「ええ足の傷は何とか、応急手当したんですが、熱を出してますね」

 

 

「大神さん。私と直哉君には、特別な血が流れている事を覚えてますか?」

 

「ああ、確か破邪の血だったよね?」

 

「ええ、そうです、破邪の血には、いかなる魔を封じる力以外に、ある力があることが、最近わかったんです」

 

 

「何だって!!その力とは一体?」

 

「その力については、大神さんに、黒乃巣会との決戦前に言いましたけど、覚えてますか?」

 

 

「え、ああすまない、覚えてない」

 

 

「そうなんですね、ならもう一度教えますね、今の所、その力が使えるのは、私と直哉君だけです」

 

 

「その力とは、自分が関わる事の中でのと言う条件が付くんですが、未来が見えるんです」

 

 

「何だって!!」

 

 

「実際私と直哉君は、今回のクーデターが、起きる2ヶ月前に知って、米田支配人や、かえでさんと、色々対策してたんですけどね」

 

 

「そういうことだったのか、最近直哉君がアイリスたちと、話す場面を見ないから、心配してたんだ」

 

「大神さん・・・」

 

 

そして、三人を乗せた、轟雷号は、花やしき支部に着いた。

 

 

花やしきに着いた三人を出迎えたのは、あの男だった。



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帝都の一番長い日2 告げられた真実と新たな力

「よう、大神待っていたぞ」

 

「なっどうして加山がここに?

 

「うう」

 

「大神話は後だ、先に直哉君を治療室に連れて行かねば」

 

加山はそう言ってさくらから、直哉を引き取ると、すばやい移動で、治療室に向かった。

 

大神とさくらも最初は、驚いていたが、すぐに元に戻り、二人で医務室に向かうと、治療を終え、ベッドで寝ている直哉の姿があった。

 

花やしき支部地下司令室では・・・

 

 

「さくらさんとりあえず、直哉君の足に残った銃弾は、全部抜き取れましたが、数日は、歩けないでしょう」

 

 

「そうですか、加山さん」

 

「と言うことは、加山双天武は、帝劇奪還作戦では、使えないのだな」

 

「ああ、それだけではないぞ、お前の光武も使えない」

 

「何だと!!」

 

「今帝劇は、太正維新軍に占拠されている状態だ」

 

「何だと、それじゃあ俺たちは、量子甲冑無しで、帝劇を奪還しなければならないのか?」

 

「大神さん安心してください、ここに大神さんの新型がありますよ」

 

「直哉君動いて大丈夫なのかい?」

 

「直哉君無理して」

 

「ごめんなさいさくらお姉ちゃん」

 

「加山さん命令を出します、僕達が帝劇奪還作戦を開始する前に、帝劇に潜入してください」

 

「了解しました。直哉司令」

 

「ちょっと待ってくれ直哉君、君は加山と知り合いなのかい?

 

「大神は、直哉に質問をした。

 

「ええ、そうですよ、大神さん。あれ、加山さんまだ大神さんに言ってないんですか?」

 

 

「ええ、ですね」

 

「なら司令官権限で大神さんに言っていいですよ」

 

「了解しました。大神俺はな、帝国華撃団総司令、真宮寺直哉殿の護衛役そして、帝国華撃団月組隊長が、俺加山雄一の真の姿さ」

 

 

「何だって!!加山お前が、直哉君の護衛役で、月組の隊長だと」

 

「その通りさ、大神それじゃあ俺は、行くからな、頑張れよ」

 

そう言って加山は、消えていった。

 

「さてと、大神さんの新型を見に、格納庫に行きましょう」

 

そして、大神達は、地下格納庫に移動した。

 

 

地下格納庫にて・・・

 

 

「こ、これが新型量子甲冑?」

 

「そうですこれが、帝国華撃団花組の為の、量子甲冑その名も、天武です」

 

「天武、かあ、よし天武があれば、大帝国劇場を奪還できるぞ」

 

「そして僕と、お姉ちゃんの機体は、双天武だけど、機体強化されたから、お姉ちゃんの最強技を使っても大丈夫だよ」

 

「本当?直哉君」

 

「うん」

 

そのころ加山は・・・

 

無事に、大帝国劇場に、潜入していた。

 

 

「さて、花組と米田司令の居場所を、突き止めて、後は大神のためにある仕掛けを作りますかね」

 

そのころ大神達は・・・

 

「さあ大神さん、出撃命令を出してください」

 

「ああ、帝国華撃団出撃せよ!!目標地点銀座!!大帝国劇場の奪還だ」

 

「「了解」」

 

そして、3人の帝国華撃団花組は、大帝国劇場を目指し出撃をした。

 

 

そして、三人が大帝国劇場に着く前に大神が持つ、キネマトロンに、加山からの通信が来た。

 

 

「その通信の内容は、大帝国劇場の防衛担当は、黒鬼会の木喰がしているという内容だった。

 

 

 



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帝都の一番長い日3 帝劇解放戦 木喰との戦い

大神、さくら直哉は、帝劇を太正維新軍から開放する為、大神は新型量子甲冑天武に乗り、さくらと直哉は、機体強化された双天武に乗って目的地である大帝国劇場を目指していた。

 

 

その時加山から緊急通信が入った。

 

「直哉司令、大神少し進行をやめ、俺の話を聞いてください」

 

「加山、話を聞く時間さえ欲しい、話なら後で聞く、それじゃあ駄目か?」

 

「わかりました加山さん進行をやめて聞きましょう」

 

 

「直哉君!!正気か?早く帝劇を解放しなければならないのに」

 

大神は、直哉の答えを聞いて少し、不満を口にした。

 

 

「ありがとうございます。直哉司令」

 

「よく聞け今俺は、直哉司令の命令で、大帝国劇場に潜入している」

 

「そして、今帝劇を守っているのは、黒鬼会の木喰だ」

 

「何だと!!このクーデターに黒鬼会が絡んでいるのか?」

 

大神は、驚いていた。単純なクーデターと思っていた大神にとっては、加山から知らされた情報によって。

 

「やはりか、お姉ちゃんどうする?帝劇解放したら、あの人が宣戦布告に来るよ」

 

「そうね、直哉君でも私は、あの人と会ったら、言うことは、決めてあるの」

 

 

「お姉ちゃんそれは僕もだよ」

 

大神と加山が話している時、直哉とさくらは、帝劇解放後のイベントについて話していた。

 

 

「今木喰は、帝劇防御へ機を操作し、その前面に攻撃装置を多数設置してある」

 

 

「凄い布陣だな、まさか帝劇防御壁を利用されるとは・・・」

 

そこで、俺が攻撃装置か、帝劇防御壁のどちらかを少し細工して、無力化する事出来る」

 

「さあどっちを選ぶんだ?大神」

 

「・・・加山、帝劇防御壁の無力化を頼む」

 

 

「帝劇防御壁だな・・・よしこちらは任せておけ、直哉司令も余り無理しないでくださいね」

 

「ありがとう加山さん」

 

その直後、加山からの通信は終了し、再び大神達は、代帝国劇場へ移動を開始した。

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「フォフォ、久しぶりじゃの帝国華撃団、どうじゃ自分たちが帝劇を攻める気分は?」

 

「木喰・・貴様」

 

「それにしても、この帝劇防御壁は、たいした物よのう」

 

「たった2機で、この帝劇防御壁と、わし特製の攻撃装置を使ったこの布陣を突破しわ死の所までこれるかの?」

 

 

木喰は、余裕の笑みを浮べる。

 

「甘く見るなよ木喰、たとえこの場にいなくても俺たちは全員でお前と戦ってるんだ、こんな布陣すぐに突破して、お前の元に、行ってやる」

 

 

「抜かしよるな、若造が」

 

「行くぞ、さくら君、直哉君、ここで、木喰を倒して皆と合流するぞ」

 

「「はい、大神さん」」

 

そして木食との前哨戦が、始まった。

 

 

 

「くっ流石にキツイ、さくら君大丈夫か?」

 

「大神さんこちらは何とか、大丈夫です」

 

「そうか、もうすぐ加山が、帝劇防御壁を無力化してくれるはずだ、それまでにこの攻撃装置と、脇侍改を一掃するんだ」

 

「はい大神さん」

 

「ハあ、グッ」

 

「直哉君やっぱり無理してるよね?」

 

「けど僕が乗らないと双天武が使えないんだよ。それにこの圧倒的な戦力の差があるんだよ、お姉ちゃん」

 

 

「それでも私は、直哉君の無理してる姿は見たくないよ」

 

「さくらお姉ちゃん、ごめんなさい僕は、この事件が、解決するまで、無理するね」

 

 

「直哉君・・・わかったわ」

 

「お姉ちゃん、ありがとう」

 

 

「確かに、このクーデター事件が、落ち着かないと治療も出来ないだろしね、それに相手が、お父様なら直哉君も私も、覚悟しないと殺される可能性もあるしね」

 

その時、加山の細工が作動し、帝劇防御壁が開いた。

 

「よし、いまだ行くぞ、さくら君。直哉君」

 

「「はい、大神さん」」

 

 

「何故じゃあ、わしの計算では、お前たちはここまでこれないはずなのに?」

 

「帝国華撃団め、何時もわしの計算の上をいくなあ」

 

「観念しろ目喰、行くぞこれが俺たちの新しい力だあああ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

「うおおおお。ま、まさかわしが負けるのか、絶った3人に、この敗北は計算外じゃああああ」

 

 

そして、木喰は、木喰の魔装機兵智拳と共に爆発した。

 

木喰を倒した、大神達は帝劇内部に潜入するが、誰もいなかった。

 

3人が地下司令室に行くと、立てこもっていた支配人や隊員たちとの再会もすぐに、このクーデターの首謀者が、鬼王を連れて、帝国華撃団の前に、現れたのだった。

 

 

 

 



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帝都の一番長い日4 五行衆との決戦前編

「久しぶりだな、大神一郎よ」

 

「あ、貴方は、京極圭吾陸軍大臣どうして帝劇に、来てるんですか?」

 

「それはな・・・」

 

 

「「京極さん少しいいですか?」」

 

「何かな?」

 

「「これこないだの結婚式のお土産なんですけど、この間渡しそびれてしまったのでどうぞ」」

 

「あ、すまないね。この間君達の式の最中に、帰ってしまって」

 

「いえいえ、そうだ鬼王さんにも、お土産あるんで呼んでくれませんか?」

 

「そうなのかい?おーい鬼王」

 

「ハッ・・・」

 

!!

 

「鬼王だと」

 

直哉とさくら以外の全員が、突然出てきた鬼王に驚いていた。

 

「鬼王さんこれ、結婚式のお土産です」

 

「・・・かたじけない」

 

 

「さて、京極さん、話を進めましょうか」

 

「そうだな、待ってるみたいだしな皆、でもその前に二人に聞きたい、このまま仙台に戻ってくれないか?」

 

「どうしてですか?」

 

「私が、君達と戦いたくないというのが、本音だ、それに君達は一馬さんのお子さん達だからだ」

 

「「でも僕達は、やめるわけにはいかないです」」

 

 

そうか、わかったならば、帝国華撃団を倒し、君達姉弟を手に入れてやる」

 

「米田久しいな」

 

「京極貴様、絶対帝都も、直哉とさくらをお前になどには、渡さんからな」

 

「ふ、せいぜい頑張る事だな、行くぞ鬼王」

 

 

「ハッ帝国華撃団よ、我等の本拠赤坂へ来い、そこで我らとの決着を付けようぞ」

 

そう言って、京極と鬼王は、消えていった。

 

京極達がいなくなった後の、地下司令室では・・・

 

 

「まさか京極陸軍大臣が、今回の軍事クーデターの首謀者で、鬼王たちの首領だったとは」

 

大神はまだ信じられないと言う様子だった。

 

「京極目ここまで派手なことをして、俺たちにも、黒鬼会の首領としての姿を見せるとはな」

 

 

「大神やつらは、今回で俺達との戦いを終わらせるはずだ、気合を入れておけよ」

 

「はい、司令それでは、俺たちは出撃します」

 

「うむ」

 

「帝国華撃団花組出撃せよ!!目標地点赤坂黒鬼会本拠だ!!」

 

「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」

 

 

帝国華撃団花組は、翔鯨丸で、赤坂の黒鬼会の本拠に着いた時、その問題が起きた、その問題は。

 

 

「さあ大神はん、どっちから進むで行くんですか?正面から?それとも裏口から?」

 

 

「・・・・なあ紅蘭俺が決めないと駄目か?」

 

「何言ってるや、当たり前やそんなことは」

 

「しかし、俺より高い命令権を持つ直哉君がいるのに、俺が決めていいのか?」

 

「確かに、でも今は直哉は隊員として、参加してます。従って少尉に部隊の権限がありますので、少尉が決めてください」

 

マリアが、大神を納得させ、花組は、正面からではなく裏口から侵入した。

 

 

裏口から進入した帝国華撃団を待ち受けていたのは・・・

 

「待っていたよ、帝国華撃団、ふふ金剛より私を選ぶとは、大神一郎に惚れそうだよ」

 

「いい!!」

 

そのころ金剛は・・・

 

「何故だーーーてっきり俺のほうにくると思ったのに、何故土蜘蛛の年増女のほうに、行くんだ」

 

金剛はかなり悔しがっていた。

 

「よし俺も裏口に行くぞ」

 

そして金剛が裏口に着いた時、見た光景は・・・

 

 

「はっはっは帝国華撃団貴様らの力はその程度なのかい?」

 

「新型機に乗り換えたと聞いて、少しは楽しめるかと思ったのに、残念だよ、大神一郎」

 

「死にな」

 

土蜘蛛が、大神にトドメを刺そうとした時、双天武に乗った直哉とさくらが、土蜘蛛の攻撃を受け止めた。

 

「大神さんはやらせない」

 

「こいつ京極様の、お気に入りだから、手加減してればいい気になりやがって」

 

「うわ!!お姉ちゃん今の内に、攻撃して、このままじゃ全滅しちゃうよ」

 

!!

 

「わかったわ、直哉君」

 

 

「やはり京極様のお気に入りのだけはあるね、これだけいたぶっても、まだ折れないんだからね」

 

 

「お姉ちゃんいまだよ」

 

「破邪剣征・百花斉放」

 

 

「な、何だと!!ぎゃああああ」

 

 

土蜘蛛はさくらの必殺技をまともに受け、八葉と共に、戦闘の為に出来た穴に落ちていった。

 

土蜘蛛を倒した矢先、花組の前に現れた金剛。

 

 

果たして花組は、このピンチを乗り越えるころが、出来るのか?



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帝都の一番長い日4 五行衆との決戦後編

「クッこのタイミングで金剛が出てくるだと?」

 

 

大神達は先の土蜘蛛戦でかなりのダメージが残っている為応急修理している時に、金剛が現れ、驚いていた。

 

 

「安心しな、大神俺の標的は、おまえではないからな、それどころか、土蜘蛛に勝てない奴が、俺に勝てるわけがない」

 

「何だと!!」

 

「隊長落ち着いてください」

 

マリアが大神に静止を呼びかけるが、大神はそれを無視して、金剛に攻撃を仕掛ける。

 

 

「フン、大神相手の強さくらい感じ取れよな、だからお前は、弱いんだ」

 

「ぐわあああ」

 

金剛の右ストレートが、大神の顔面にクリーンヒットし大神は、勢いをつけて倒れた。

 

 

「がはっ強い、金剛お前こんなに強いのに、何故京極の下に付く?」

 

大神が金剛に質問する。

 

「俺はただ、強い奴と、戦いたいだけだ、そう帝国華撃団の中で、一番強い奴とな、そうそれはお前達のことだよ、真宮寺さくら、そして直哉よ」

 

そう言って金剛は、自分の魔装機兵大日剣を召還した。

 

 

「お姉ちゃんいける?」

 

「ええ私は行けるけど、直哉君の足が大丈夫なの?」

 

「正直に言うと、あまり戦いたくないけど、今霊力で、保護したからダメージを受けなければ、暫くは持つよ」

 

「わかったわ、金剛さん勝負しましょう、但し私たちはこの状況なので、金剛さんの満足させる事ができないかも出来ないかも知れませんが」

 

「ああ、そのことなら、心配しなくていいぞ」

 

そして金剛が、懐から出した物を出し、双天武にかけると、さくらと直哉の霊力が回復した、そして直哉の足の怪我も完治していた。

 

「こ、これは?」

 

「どうだ直哉足の怪我は治っただろ?」

 

「何!!直哉君怪我をした状態で、戦っていたのか?」

 

大神は、金剛の言葉を聞き、驚いていた。

 

「お姉ちゃんこれならいけるよ」

 

「大神さんここは、私たちで引き受けます。だから大神さん達は、京極の元へ向かってください」

 

「しかし・・・君達を置いて行く等・・・」

 

「マリアさんそこにいる馬鹿隊長を連行してください」

 

「了解です」

 

そして、大神は、マリア達に、連行され黒鬼会本拠の最深部に向かった。

 

 

「さて、始めるとするか?」

 

「そうですね、時間も惜しいですし」

 

なら行くぞーー!!」

 

「いやああああ」

 

大日剣と双天武の互いの剣が鍔迫り合いになる。

 

 

そして2機は、互いに距離を取る。

 

「へ、やるじゃねえか、さくら、そして直哉よ」

 

「金剛さんもやるじゃないですか、お姉ちゃんの剣術に付いて来られる人は、そんなにいないのに」

 

「へ、ありがとうよ直哉、だが勝つのは、俺だ」

 

「いや勝つのは、僕たちだ、行くよお姉ちゃん」

 

「ええ、いいわよ直哉君」

 

「行くぞ、食らえ金剛大地斬」

 

「「破邪剣征・桜花天舞」」

 

 

二つの必殺技がぶつかり合い、3人は光に包まれた。

 

 

そのころ、大神達は、黒鬼会本拠の最深部に着き、中に入ると、そこで待ちうけていたのは、闇神威を召還していた、鬼王だった。

 

 

「よく来たな、帝国華撃団ここでの最終戦は、私を倒す事だな、どうやら双天武の乗り手がいないようだが、戦いを、始めるか?」

 

「ああ、それに直哉君も、さくら君も勝ってここにくるからな」

 

「壮だね、ここでお兄ちゃんも頑張らないと、隊長としての.立場がないもんね」

 

 

「アイリス何もここで言わなくても」

 

 

「・・・ふふふやはりお前たちは、面白いな」

 

「鬼王に、笑われた」

 

「大神一郎一つだけ質問する」

 

「何故お前は、帝都を守りたいのだ?この薄汚れた帝都を?」

 

「確かに俺は、黒乃巣会やお前たち黒鬼会との戦いを通して、帝都の暗い部分を聞いたりした時、お前達の気持ちも、理解できる部分が有ったのは事実だ、だけどその為にさくら君や、直哉君を失ってもいいわけがない」

 

「だからお前は、魔神器をお前の仲間の二人が知らないところで、剣を破壊したのか?」

 

「ああ、そうだ」

 

 

「ふっ成る程な、だが残念だな、貴様が壊した剣は、我等が置いていた偽物だ」

 

「何だと!!」」

 

「ここでお前たちを倒し、京極様が、あの二人を手に入れたその時魔神器も我らの物となる」

 

「そんな事はさせない、みんな行くぞ」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

「さあ掛かって来い帝国華撃団」

 

こうして、帝国華撃団花組VS鬼王の戦いが始まった。



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帝都の一番長い日5 太正維新軍壊滅

行くぞ鬼王!!」

 

「来い!!帝国華撃団、私は京極様のためにお前達を倒す」

 

こうして、帝国華撃団VS鬼王の対決が始まった。

 

 

そのころ金剛と戦っていた、直哉とさくらは・・・

 

 

「・・・う、うーん・・・は、直哉君しっかりして」

 

「・・・」

 

「直哉君、直哉君、しっかりして」

 

だがさくらの必死の呼びかけにも、直哉は反応無しだった。

 

「私、嫌だよこのまま直哉君と、お別れするのは、直哉君言ったよね死なないって」

 

その時さくらの目から涙が零れ直哉の体に触れた時、直哉のもう一つの人格がさくらに話しかけた。

 

「落ち着きなよ、さくら姉さん」

 

「そ、その声は、裏直哉君」

 

「そう、そうささくら姉さん。安心してくれ直哉は、生きてるから」

 

「え、」

 

 

「俺は、姉さんに教えてあげたくて、姉さんの心に話してるんだ」

 

「本当に生きてるのね?直哉君は」

 

「ああ、直哉本体が死ねば俺も、死ぬからな、今も危険な状態だがな」

 

「とりあえず、姉さんの霊力を少し、分けてくれ」

 

「わかったわ」

 

さくらが直哉に、霊力を分けていると、裏直哉が喋りだした

 

「姉さん。俺、もうすぐ姉さんと、直哉の敵になるからごめん」

 

「え、直哉君どういうこと?」

 

「実は、黒鬼会の襲撃が始まった頃から、俺の中に記憶の欠片が俺の中に入ってきて、後2つで、記憶の欠片が全部揃うんだ。姉さん俺怖いよ、直哉や、姉さんとの記憶があれば、俺は良かったのに」

 

 

「姉さん、聞いてくれ、かつて直哉が護法リングをとうして見たのは、直哉ではなく、俺のほうだっだんだ」

 

 

「何ですって!!さくらが、裏直哉の言葉を聞き、驚いていた。

 

 

そのころ鬼王と大神達の戦いは・・・

 

「グ、流石に強い!!」

 

「隊長どうするよ」

 

カンナが、大神に聞く。

 

 

「よし全員で必殺攻撃だ」

 

「了解」

 

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「球電ロボ」

 

「シェルクーンチク」

 

「鷺牌五段」

 

「イル・フラウト・マジーコ」

 

「ディ・ワリキューレ」

 

「狼虎滅却・三刃成虎」

 

アイリス以外の隊員全員が必殺技を放つが鬼王には通じなかった。

 

「ぐううう、はあああ、ならばこちらの番だな、破邪剣征・桜花放心」

 

 

「馬鹿な!!その技はさくら君と、直哉君の技どうしてお前が使える?鬼王」

 

 

「「「「うわあああ」」」」

 

 

花組全員が、鬼王の桜花放心を受け大ダメージを受けたが、アイリスが立ち上がり、アイリスの必殺技で、花組全員が、回復した。

 

「イリス ポワット・ド・スクール」

 

「皆大丈夫?」

 

「ああ、助かったよアイリス」

 

「しかし、どうする?このままでは、俺たちに勝機はないぞ」

 

大神が、悩んでいると、双天武に乗るさくらと直哉が来た。

 

「・・・来たか」

 

「遅くなりました大神さん」

 

「さくら君、直哉君無事だったか、よかった」

 

「大神さん、鬼王はwたした地で引き受けますから、その間に必殺技で、鬼王を倒してください」

 

「しかし必殺技は・・・」

 

「大丈夫ですよ、大神さんは私たち、帝国華撃団の隊長なんですから」

 

「さくら君」

 

そして、双天武は、鬼王の闇神威と対峙した。

 

「漸く来たな、真宮寺の者よ」

 

「鬼王さん。勝負です」

 

 

「良かろう」

 

そして2機の戦いが始まった。

 

「くっ」

 

「ぐっやるな」

 

「今です、破邪剣征・桜花放心」

 

「なめるな、破邪剣征・桜花放心」

 

二人の必殺技がぶつかり合いだが、徐々にさくらが押し負け始めた。

 

「ここまでのようだな、娘」

 

(二人の直哉君私に力を貸して)

 

 

 

 

 

「破邪剣征・桜花爛漫」

 

「何だと!!」

 

鬼王はさくらの新たに放った技の直撃を受けた。

 

「大神さん、今です」

 

「よし行くぞ鬼王」

 

「ぬう!!」

 

狼虎滅却・三刃成虎」

 

「グオオ。まさか.この私を倒すとは・・・見事だ、帝国華撃団」

 

そして、鬼王の闇神威は、沈黙した。その同時刻地上では、太正維新軍も、海軍により鎮圧され、帝国陸軍大臣京極圭吾も、自害をし、クーデター騒動は幕を閉じた。

 

 

 

 



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クーデターのその後と聖なる日の一日

帝都を震撼させた帝国陸軍によるクーデターと、黒鬼会が壊滅して1ヶ月が過ぎ、帝都に住む人々は、師走を向かえ、慌しくも平和な時間を過ごしていた。

 

 

大帝国劇場では、聖なる1日に開催する。特別公演に向けて、ある作戦が始動していた。

 

 

それは・・・

 

支配人室

 

「大神入ります」

 

「おお、いいぞ大神」

 

「大神先月はよくやったな、クーデター阻止と、黒鬼会の壊滅、これで帝都も少しは落ち着くだろうさ」

 

「しかし、直哉君が」

 

「ああ、あれから1ヶ月経つが、未だに直哉は目覚める気配はない」

 

「そうですか・・・」

 

「そう悲観するな、大神別に直哉は、死んだわけじゃいないんだからな」

 

「ですけど、俺たちが、さくら君たちが来る前に、鬼王を倒せておけば、この結果を防げてたんじゃと思うと・・・」

 

「大神気にするなと言わんだが、隊員たちの前では、出すなよ」

 

「わかりました。」

 

「そこでだが、お前に今月1日のみの特別公演の総合演出をお前にやってもらいたい、そして主役もお前に決めてもらいたい」

 

 

「ええーー支配人俺が、総合演出と、今月の特別公演の主役を俺が、決めるんですか?支配人?」

 

「そうだ、この件は、直哉もさくらも同意している。つまりこれは、花組全員の意思なのだ、大神に決めてほしんだとよ」

 

「支配人・・・わかりました」

 

そして大神は支配人室を出て行った。

 

大神は支配人室を出て舞台に行く途中で織姫に出会った。

 

「あ、少尉さんどうしたんですか?こんな所で?」

 

「ああ、織姫君。少し考え事しててね、気分転換に、舞台に行こうと思って」

 

「成る程、体を動かすこと、はいいことですしね」

 

 

「それでは少尉さん失礼するでーす」

 

 

大神は、織姫と別れ、舞台に向かうと、そこにはさくらがいた。

 

「さくら君良いのかい?舞台に来て」

 

「あ、大神さん来てたんですか」

 

「さくら君、直哉君の所にいなくていいのかい?」

 

大神がさくらに質問した。

 

「ええ、大神さんいつまでも私がくよくよしてても、直哉君が喜ばないと思うので」

 

「そうか、さくら君君は、強いんだな、俺なんてまだあの時の事を、考えると後悔するんだ」

 

「大神さん・・・」

 

「駄目だよな、こんな隊長じゃ」

 

 

「そんなことはないですよ、それに私は強くないですよ。私のほうが直哉君に依存してるかもですが」

 

 

「え、何故だい?」

 

「実は私、最初は直哉君のこと嫌いだったんですよ」

 

「えええーーー今の君達を見たら信じられないよ」

 

「ええ、私もそうですから、私としては、大好きなお父様を取られたという気持ちからで」

 

「成る程ね、子供の頃によくあることだね」

 

「ええ、そしてある日直哉君が寝てる時、私は聞いたんです」

 

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

「直哉君の寝言を聞いたとき私はショックを受けましたよ」

 

「でもそれが当たり前なんですよね霊力を持たない市民の人から見たらですけど」

 

 

「私も、小さい頃化け物呼ばわりされましたけど、お父様がわかってくれたりしてくれたんで、私はよかったですけどね」

 

 

「それで私は、直哉君も私と一緒何だと思うようになったんです」

 

「だからせめて、私が直哉君を守ろうと思ったんです」

 

「そうだったのか」

 

「直哉君の過去にそんなことが・・・それで直哉君の故郷はどこなんだい?」

 

「直哉君の故郷は、この国には、存在しないそうです」

 

「え、それはどういう・・・」

 

「直哉君の故郷は、直哉君の力の暴走で、街の人500人を巻き添えにして消滅したそうです」

 

「え、」

 

「そして生き残った両親に捨てられたそうです」

 

「・・・そんな事あっていいわけないだろう。直哉君だって力の制御が出来ない歳に実の親から化け物扱いや殺人者扱いにされ、挙句に捨てられたんだろう」

 

「それは直哉君が、俺に懐こうとしないのもわかるな」

 

 

「まあ大神さんの場合は、最初の変態行為のせいですけどね」

 

「チョ、酷いよさくら君」

 

そして大神は、さくらと別れた後自室に戻った。

 

 

数日後・・・

 

 

大神は直哉以外の隊員全員集めて、発表した。

 

「今回の特別公演の主役は、さくら君にお願いするよ」

 

「ええーー私でいいんですか?」

 

「ああ、さくら君にお願いするよ」

 

その後さくらは、他の隊員にエールを送られていた。

 

 

それから花組は特別公演に向け、一丸となっていた。

 

 

特別公演当日開演後・・・

 

「あれ弧ここは、僕とお姉ちゃんの部屋だ」

 

「お姉ちゃんはどこだろう?」直哉は、1階に行くと、劇場が賑やかだったので、そこに行くと、特別公演奇跡の鐘の公演中だった。

 

 

直哉は慌てて部隊袖に行くと、大神に会い、ストップをかけられた。

 

 

そして公演は進み、直哉は大神に言われ花組に気付かれないように舞台に上がると直哉に気づいた観客の声に、花組全員直哉の振り向き公演中にも関わらず全員で直哉に抱きついた。

 

 

それを見ていた観客も、拍手をし満足して帰っていくのだった。

 

 

舞台後レニの誕生日会と、直哉の復帰記念パーティが同時に、開かれたのだった。

 

 

 

 

 

 



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年末 仙台帰郷2

聖夜の特別公演を終えたさくらと直哉に仙台からの手紙が届いた。

 

その手紙には、この年末に帰省する時に、大神一郎を連れてくることと書いていた。

 

「ねえお姉ちゃんお母さんなに考えてるのかな?」

 

「壮ね、一体なに考えてるのかしら?」

 

「とりあえず私が、大神さんに説明してくるから、直哉君は部屋で準備してて」

 

「わかったよ、さくらお姉ちゃん」

 

 

そして、さくらは大神を探しに行った。

 

「あ、大神さん」

 

「なんだいさくらくん?」

 

 

「大神さんはこの年末予定あるんですか?」

 

「いや特にないけど?どうしてだい?」

 

「私たち明日から仙台に帰るんですけど、お母様の要望で、大神さんを連れて来てといわれたんで」

 

 

「成る程、そういう理由なら、行かせて貰うよ、さくら君」

 

「それに、俺が呼ばれるのは、さくら君の将来についてかも知れないね」

 

 

「私のですか?」

 

「そうさ、結婚とかのね」

 

「大神さん。もしかして忘れてます?私既に結婚してますけど」

 

 

「ええーーじゃああれは、本物の結婚式だったとは」

 

大神は、今日までさくらと直哉がした結婚式を偽者と思っていた。

 

「とにかくそういうことなので、宜しくお願いします」

 

さくらはそう大神に伝えると大神と別れ、自分の部屋に戻った。

 

 

東京駅・・・

 

「お姉ちゃん、大神さん遅いね」

 

「そうね、あ、直哉君大神さんが、来たわよ」

 

「おーい、お待たせ、さくら君直哉君」

 

「大神さんて、スーツ持ってたんですね」

 

直哉が、大神に聞く。

 

 

「まあ一応ね」

 

「私も驚きました」

 

 

じゃあ電車に乗ろうか?二人共」

 

「「はい」」

 

そして三人を乗せた蒸気機関車は仙台に向け、出発した。

 

 

数時間後・・・

 

三人を乗せた蒸気機関車が、仙台駅に着いた。

 

そして、さくら、直哉、大神はその足で、真宮寺家に向かった。

 

 

直哉とさくらの実家に付くと、三人を出迎えたのは、さくらと直哉の母親の若菜だった。

 

「お母様ただいま」

 

「お母さんただいま」

 

「お帰りなさいさくらさん、直哉君」

 

「そして、貴方が、大神さんね、さくらと直哉の母の若菜と言います」

 

「あ、貴女は、あの時劇場に来てた方じゃないですか?」

 

「ええ、一度帝劇に行かせて貰いましたよ」

 

「大神さんは、そういうことだけは、記憶力いいですね」

 

さくらが、大神にすかさず突っ込む。

 

「いい!!そんな事無いよ、さくら君」

 

 

そして三人は、家の中で、若菜と雑談などをして、一日が過ぎていった。

 

 

そして仙台滞在3日目の夜、若菜が大神の部屋にやって来た。

 

「大神さん。若菜です少しよろしいでしょうか?」

 

「はい、どうぞ」

 

「失礼します」

 

「大神さん貴方は、直哉の別人格の存在を、知ってますか?」

 

「ええ、知ってます、さくら君が、裏直哉君呼んでいたので」

 

「そうですか、なら大神さん、もうすぐ貴方方、帝国華撃団の敵として、裏直哉君が現れるのです」

 

「何ですって!!裏直哉君がですか?」

 

「はい今回の最後の敵は、さくらにとっても直哉にとっても過酷な戦いになるでしょうから、大神さんあの二人を支えてください」

 

「ええ、帝国華撃団全員で、さくら君たちを、支えます」

 

 

大神に伝えると、若菜は部屋を出て行った。

 

 

そして次の日大神達の元に緊急通信が入り、王子に敵が現れたという内容で、大神、さくら、直哉は、迎えに来た翔鯨丸で、王子に向かった。



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八鬼門封魔陣発動と悲しい別れ

大神、さくら直哉の三人は、敵が出現した王子に翔鯨丸で向かっていた。

 

翔鯨丸内部・・・

 

「はあ、はあ、どうしたんだ?僕の体、王子に近づくたびに、体が重くなっていく」

 

 

ドサッ

 

「拙い意識が・・・・」

 

 

「直哉君いるー?」

 

さくらが直哉を呼びに来た。

 

 

「きゃああ直哉君、直哉君」

 

「どうした!!さくらくん?」

 

大神が桜の大声を聞いて、急いで駆けつけた。

 

 

「大神さん直哉君の意識がないんです」

 

「何だって!!しっかりしろ直哉君、直哉君」

 

大神もさくらと共に、直哉に呼びかけるが、直哉は気を失ったままだった。

 

その時直哉のもう一つの人格裏直哉が、大神とさくらの前に現れた。

 

「さくら姉ちゃん、大神さん、すいません、ついに僕の記憶が戻ってしまいました。僕が本来の場所に戻ると、空中要塞武蔵が起動する事になっているんです」

 

「「ええーーー」」

 

大神とさくらは、裏直哉の言葉を聞いて、驚いていた。

 

「つまり、裏直哉君が黒鬼会の最終目的なのかい?」

 

「正確に言えば違いますけど、僕が、武蔵を安定させるためのパーツと制御装置なんです」

 

「何だと!!」

 

「そして今さくら姉さんたちが向かう王子には、僕の最後の記憶の欠片が封印されているんです」

 

「そして、封印が解けたら僕は、この体から抜け、空中要塞武蔵の一部となってしまい、僕は、さくら姉さんや、直哉、そして帝国華撃団の皆と敵対する事が運命なんです」

 

 

「裏直哉君君は本当に、それでいいのか?」

 

「でも、これはどうする事もできないんですよ、僕が助けを求めても無駄なんですよ、大神さん」

 

「そんな事ない、俺は若菜さんから、頼まれたんだ、さくら君のことも、直哉君のことも、君も直哉君だろ」

 

「だったら俺たちが助けるさ、そうだろ?さくら君」

 

「その通りです。大神さん私たちは11人で帝国華撃団花組なんですから」

 

「大神さん・・・さくら姉ちゃんありがとう」

 

そして翔鯨丸は王子に、着いた。

 

 

さくら達が現場に着くと、先行していた、花組隊員が、全員拘束されていた。

 

「みんな大丈夫?」

 

さくらが叫ぶが、全員反応がなかった。

 

「フフ、来たな帝国華撃団、そして我の欲する物空中要塞の制御装置よ」

 

「貴様は京極!!生きていたのか?」

 

「当たり前だ我があの程度で死ぬわけなかろう、出でよ我が配下達よ」

 

京極がそう言うと、金剛、土蜘蛛、そして鬼王が、帝国華撃団の前に現れた。

 

「ようまた会えたなさくら、直哉」

 

「貴方はまさか、金剛?」

 

「今度こそ貴様等を潰す」

 

「・・・ふ」

 

「鬼王この場は任せたぞ、行くぞ金剛土蜘蛛」

 

「「はっ」」

 

「・・・御意」

 

 

そう言ってその場には、鬼王が残った。そして鬼王は、木喰野実験で誕生した、降魔兵器を出現させ、さくらたちに襲わせた。

 

そして大神達は仲間を助けながら降魔兵器を撃退した時、ついにその時が来てしまった。

 

「がああああああ。」

 

その時直哉から尋常じゃない程の叫び声が聞こえ、事情の知らない隊員たちが驚いていた。

 

「ついに復活させてしまったか、空中要塞武蔵」

 

大神が呟くと同時に京極の声が聞こえて来た。

 

「鬼王退くのだ、武蔵が目覚め、制御装置も手に入れた以上もはやここに用はない」

 

 

京極の声が消え、帝国華撃団は上空を見ると、かつて、帝都に現れた聖魔城を超える大きさの建造物が浮いていた。

 

「それを見たさくらが呟く。

 

「あの中に、裏直哉君が捕まっているのね」

 

 

果たして、帝国華撃団はこのピンチを乗り越え帝都を守る事ができるのか?

 

 

 

 

 

 



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2章 最終回 乙女達の挽歌1 最終出撃前

大帝国劇場地下司令室・・・

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

「それは本当ですの?さくらさん直哉君の中にもう一人の直哉君がいるなんて」

 

「ええ、すみれさん直哉君の中には、もう一人の直哉君がいたんです」

 

「ちょっと待ってくれ、さくらいたんですと言う事は、今はいないんだな」

 

「・・・はい」

 

「どうして?今はいないの?」

 

アイリスが、さくらに質問をする。

 

「・・・それは・・・」

 

「さくら、もういい後は俺から話す」

 

言葉を詰まらせるさくらに代わり、米田が話し出す。

 

 

「もう一人の直哉は本来いるべき場所へ、強制送還されたのだ京極が武蔵を復活させた、八鬼門封魔陣によってな」

 

そのせいで、直哉は、精神にダメージを受け、気を失っている状態だ」

 

「長官、もう一人の直哉の正体はまさか・・・」

 

「そう京極の言葉を使えば、もう一人の直哉は、人間ではなく、武蔵の制御装置の一部だそうだ」

 

!!!

 

さくらと大神以外の隊員達は米田の言葉に衝撃を受けていた。

 

 

「そんなの酷いよ、もう一人の直哉君だって、さくらと直哉君と平和に暮らしてたのに」

 

誰もが沈黙する中、アイリスが喋りだした。

 

「そうですわ、それなのに私利私欲の為に、もう一人の直哉君を利用するなんて」

 

「でもどうやってもう一人の直哉君を助ける事が出来るんですか?」

 

「現実的に、考えたらシステムに取り込まれた人間を救い出すことは不可能に近い」

 

レニの言葉は、誰もが、認める事実を、突きつける。

 

「確かに、レニの言ってることが可能性は高いかも知れないけど、私は、直哉君達の絆の強さを信じたい、姉としても、帝国華撃団の仲間としても」

 

「さくらくん」

 

「そうだよ、直哉君は、今までだって、アイリス達が驚く事してたし今回だって何とかなるよ」

 

「そう言えばそうやな、降魔と一時的とは言え心を理解できたしな」

 

「そんな凄いことをしてたんですか?直哉君は」

 

織姫は、紅蘭の話を聞いて、驚いていた。

 

「でもよ、皆問題は直哉を助けるだけじゃないぜ」

 

「黒鬼会と京極か、そして降魔兵器だな」

 

大神がそう言うと、カンナも頷いた。

 

「それなら心配いらないぜ、大神空中要塞に突入させるぞ花組をな」

 

「ええーーどうやってですか?敵は、我々のはるか上空にいるんですよ」

 

「おいおい、大神忘れたのか?あの存在を」

 

 

「そうですよ、大神さん」

 

「「「「え、直哉君」」」」

 

「直哉君気がついたの?」

 

「うんさくらお姉ちゃん、大神さん、そして皆さん心配かけてごめんなさい」

 

直哉が、隊員全員に、謝っていた。

 

 

「それで米田長官武蔵に行く為の手段とは一体何なんですか?」

 

 

「ミカサだよ、大神」

 

「ええーミカサですか?でも前大戦で沈んだのでは?」

 

「ああ、艦首部分は、記念公園のオブジェになってるが、本体は密かに回収され、新たなミカサとして復活してるんだ」

 

「よし花組隊員は30分後ミカサに搭乗後、空中要塞武蔵に突入後もう一人の直哉を救出後京極の野望を打ち砕くのだ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

そして、隊員達はそれぞれの場所で、各々の時間を過ごしていた。

 

 

「お姉ちゃん、僕達本当にもう一人の僕と一馬お父さんを助ける事ができるのかな?」

 

「正直お父様は、既に死んでいる身だから、完全に助けることは厳しいけど、私は、直哉君となら、どんなことでもやれる自信があるよ」

 

 

「やっぱりお姉ちゃんは凄いや、僕なんて不安で精一杯なのに」

 

 

姉弟の会話していると、大神が来て、大神は各隊員の精神を安定させる為話を聞いて回っていた。

 

直哉とさくらも大神に不安を打ち明けていた。

 

 

30分後・・・

 

 

花組が、空宙戦艦ミカサに乗船し、ミカサは空中要塞武蔵に向かい出撃した。



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2章 最終回 乙女達の挽歌2 高高度からの襲撃

無事空宙戦艦ミカサは飛び立ち最終目的地の空中要塞武蔵に向かい、順調に飛行していた。

 

「ふう何とか飛び立つ事が出来たな」

 

「大神、ここはもういいから、お前も出て行け」

 

「しかし、司令」

 

「いいか大神これがお前の、最後の自由行動と思って行動しろよ」

 

「わかりました司令」

 

そして、大神は艦橋を出て、花組隊員たちのいる部屋に向かう途中、大神はアイリスと織姫に出会った。

 

「アイリスに織姫くんどうしたんだい?こんな所で」

 

「あ、お兄ちゃん」

 

「あ、少尉さん」

 

「私は音楽室に行く途中で、アイリスに出会ったんですよ」

 

「それでは少尉さんまた後で会いましょう」

 

「ああ、またね織姫君」

 

織姫は、大神とアイリスと別れた。

 

 

「それでアイリスは、ここで何してたんだい?」

 

「うんアイリスは、お空を見てたの」

 

「え、空をかい?」

 

「ねえ、お兄ちゃんアイリスね、空の上には、天国があるって思ってたのでも、今空を見ても、天国がないの、お兄ちゃん本当に、天国はあるのかな?」

 

「アイリス」

 

「アイリス、天国はあると思うけど、本当に行っていいのかい?」

 

「え、」

 

「もし、今天国に行ったら、さくら君や直哉君や帝国華撃団の皆にも、会えなくなるけどいいのかい?」

 

 

「え、それは嫌だよお兄ちゃん」

 

「なら生きないとね」

 

 

「ありがとうね、お兄ちゃん、それじゃあまた後でねお兄ちゃん」

 

そう言って、アイリスは、大神と別れた。

 

そして大神は、一通り隊員たちの様子を見て回っていた。

 

カンナは自分の部屋で、サンドバックを使い精神を落ち着かせていたり、織姫は音楽室で、ピアノを弾いたりしていたが、不安は残っていた。

 

そして、最後に大神はさくらと直哉の部屋に、入ろうとした時、中から話し声が聞こえて来た。

 

「お姉ちゃん僕達この戦いに、勝てるのかな?」

 

「え、直哉君どうしたの?いつもの直哉君らしく自信を持って」

 

「自信を持ってか、無理だよ。今僕一人だから」

 

 

「直哉君・・・」

 

「もう僕は、僕のせいで、帝都に住んでいる人たちの生活を壊させたくない、そうかつて、僕が起こしたせいで、消滅させた事で、巻き添えになった500人のように」

 

「僕は、自己防衛の為にもう一人の人格を作り上げてて、今僕が作った人格が、武蔵の制御装置として、使われていて、武蔵が帝都を攻撃を始めたら僕は、またあの時を思い出しそうで怖いよ」

 

「直哉君・・・」

 

さくらは、直哉を抱きしめた。

 

 

「そうだなこの戦いは、さくら君と、直哉君にとっては大事な者を賭けた戦いが多すぎる」

 

「まさか鬼王の正体が二人の父親の一馬さんとは思わなかったし、そしてもう一人の直哉君の、救出か、世界は残酷と思えるくらい、二人に過酷な試練を与えるな」

 

そう言いながら大神が艦橋に戻ると、大量の降魔兵器が、高高度からミカサへ乗り込んでいた。

 

 

そして花組が出撃するが、高高度から大量の降魔が次々襲い掛かる。

 

そして、米田はあることを決断する。それは、降魔兵器の限界活動までに、ミカサの高度を上げる事だった。

 

米田の策は成功し、降魔兵器は撤退したのも束の間次に、帝国華撃団の前に現れたのは、五行衆の土蜘蛛と、魔装機兵八様だった。



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2章 最終回 乙女達の挽歌3 土蜘蛛との決戦と機関部防衛戦

高高度から飛来する降魔兵器を撃退した花組だったが、その直後五行衆の土蜘蛛が、やって来た。

 

「久しぶりだね、帝国華撃団今度は私が、貴様らの相手をしてやる」

 

「出でよ降魔共、さあ、降魔よ、ミカサの機関部を破壊しろ」

 

 

!!何だと」

 

「おっと行かせないよ大神一郎貴様は私が殺してやるよ、ありがたくおもいな」

 

「クッ仕方がない、さくら君、直哉君君達の双天武が、この中で一番足が、早い土蜘蛛は俺たちが何とかするから、君達は機関部へ行け」

 

「「大神さん、了解です」」

 

 

「行かさないよ、真宮寺姉弟」

 

土蜘蛛が、機関部に向かおうとする、双天武を襲う。

 

「きゃああ。うわああ」

 

「いかん、皆土蜘蛛を、取り囲め」

 

「「「「「了解」」」」」

 

大神達が、土蜘蛛を取り囲んだ。

 

「さくら君達は、今の内に機関部に急ぐんだ」

 

 

「「はい」」

 

 

二人は機関部に向かった。

 

 

ミカサ機関部・・・

 

「かなりの数の降魔がいるよ、お姉ちゃん」

 

 

「そうね、一気に行くわよ、直哉君」

 

「いいよ、お姉ちゃん」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

二人の技である桜花放心で、機関部にいる降魔の約半分が消滅したが、残りの半分が一斉に双天武に襲い掛かる。

 

「ここからが正念場だねお姉ちゃん」

 

「そうね、でも私たちは、こんな所でやられる訳にはいかない」

 

「そうだ、もう一人の僕を助けないといかないから」

 

 

「「こんな所で巻けるわけにはいかない」」

 

さくらと直哉の霊力が爆発的に、高まる」

 

「「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

二人の霊力が最高状態時のみに、使える奥義桜花爛漫を放った二人は、一時的に霊力が、枯渇気味になるのだった。

 

そのころ大神達は・・・

 

 

土蜘蛛の特殊能力によって苦戦を強いられていた。土蜘蛛の能力は、いわゆる壁抜けである。

 

「はっはっはどうだい帝国華撃団、この能力がある限り、私の目的は果たせるのさ」

 

「何だと!!お前の目的とは.何なんだ?」

 

大神が、土蜘蛛に聞く。

 

「私の目的は、どんなことをしてでも、貴様等帝国華撃団の母艦を潰す事さ」

 

何だと!!」

 

 

その時紅蘭が、天武の異変の気がついた。

 

「何なんや、この異常な力の上がり方は?」

 

 

「そんな事、させないぞ土蜘蛛、食らえ、狼虎滅却・快刀乱麻」

 

「ふ、そんな技が聞くものか」

 

「何!!俺の攻撃が聞かないだと!!」

 

土蜘蛛の魔装機兵の八葉の特殊能力で、ダメージを与える度、機体が回復したり、壁抜けしたりと、花組は苦戦していたが、法則性を見つけ、土蜘蛛が、空中戦艦ミカサに、特攻する前に、何とか土蜘蛛を倒す事ができたが、天武は使用禁止となった。

 

「馬鹿なこの私が、貴様等ごときに、やられる訳にはいかない、私は、貴様等に殺される前に、私は自殺してやる」

 

土蜘蛛はそう言って、ミカサから飛び降りたのだった。

 

「・・・土蜘蛛・・・そう呟く大神だった。

 



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2章 最終回 乙女達の挽歌4 武蔵内部に突入と金剛の最後の挑戦

何とか土蜘蛛と機関部を襲撃した、降魔兵器の撃退に成功した、帝国華撃団だったが、ここへ来て天武が使用不可と言う状況に追い込まれていた。

 

 

作戦司令室・・・

 

 

「皆よくミカサを、守ってくれた、感謝する」

 

米田が花組全員に、頭を下げた。

 

 

「よしてください司令。俺たちは、当たり前の事を、しただけですから」

 

そう言って、大神は謙遜する。

 

 

「でもよなんで、天武が暴走しかけたんだ?」

 

カンナが疑問に感じた事を、口に出した。

 

「実は、天武のあの力は、都市エネルギーと呼ばれる力を取り込んで力に変える装置が積んであるんよ、そして、武蔵の取り込んでる都市エネルギーも天武も取り込むから許容量がオーバーになって、暴走が起きるんや」

 

 

「それじゃあ、紅蘭武蔵内部では、天武以外を使わないといけないのかい?」

 

 

「そういう訳やな」

 

「しかしそうなると、さくら君と直哉君の双天武しか、使えないぞ、一体どうすれば?」

 

大神が悩んでいると、米田が大神に声をかけた。

 

「心配するな大神、こう言う時のために光武改をもって来ている。レニと織姫の光武改もあるからな、格納庫に行って見ろ」

 

米田にそう言われ、花組隊員全員格納庫に向かった。

 

 

格納庫では・・・

 

 

「うわあ、本当に光武改が置いてあるぞ」

 

「これが、私とレニの光武ですか?」

 

「これで僕と織姫も、漸く花組の一員だね」

 

「レニ良い事言いますね、そうだ直哉君お願いがあるんですけどいいですか?」

 

「お願い?織姫お姉ちゃん、お願いてなに?」

 

「直哉君この戦いが終わったら、二人でお風呂に入ってください」

 

 

「ええーーー」

 

直哉は織姫のお願いを聞いて、驚いていた。

 

「ちょっと織姫さんなに言い出すんですか?」

 

 

「そうよ、織姫直哉君と入るのは、副隊長の私よ」

 

 

「マリアさんまで」

 

「直哉君と入るのは、アイリスだよ」

 

「ちょっと待った、アイリスお前さんは最近直哉としか、入ってなかったな、その役目私に譲れ」

 

「嫌だねカンナ」

 

花組女性陣が、この戦い後の直哉とお風呂に入る争奪戦をしている中、ある意味勇者の行動を取るのだった。

 

 

「なあ、君達直哉君とじゃなく、俺と入ろうよ、お風呂に」

 

「「「「「「「「そんな事絶対ありえません」」」」」」」」」

 

 

「ええーーーそんなーーー」

 

大神の出した提案は、あっという間に、廃案と化してしまった。

 

それが、暫く続き・・・

 

 

「おいおいお前たち、いつまで遊んでやがる、もう武蔵はすぐそこだぞ」

 

直哉久しぶりに、お前が出撃命令を出せ」

 

「了解」

 

「帝国華撃団出撃せよ!!目標地点空中要塞武蔵内部に潜伏している京極圭吾の撃破と、もう一人の僕の救出です」

 

「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」

 

そしてミカサの主砲で、武蔵内部への進入路を確保した、花組全員が、武蔵内部への侵入に成功したのだった。

 

そのころ鬼王と、金剛は・・・

 

「鬼王、俺はそろそろ行くぜ、俺のライバルであるさくらと直哉が武蔵へ来たようだからな」

 

「そうか・・・金剛・・・死ぬなよ」

 

 

「ああ、俺も死ぬ気はない、だがありがとな」

 

金剛は帝国華撃団と、最後の戦いをする為に、金剛は自分が認めたライバルの元に向かうのだった。

 

 

そのころ武蔵内部に侵入することにした花組は・・・

 

「何だここは?」

 

花組全員武蔵内部が、まるで生物のような鼓動に似たような感があり、気持ち悪がっていた。

 

 

だが、花組は武蔵最深部に向かう為移動を、開始すると、暫くすると、黒鬼会五行衆筆頭の金剛と、出会ってしまった。

 

「よう、会いたかったぜ、さくらに直哉、今から俺と、帝国華撃団の最後の勝負といこうや」

 

金剛は、そう言うと自分の精鋭脇時を召還し、花組との戦いを開始した。



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2章 最終回 乙女達の挽歌5 二つの決着そして・・・

「さあ俺と、遊ぼうぜ帝国華撃団」

 

 

「今回は、最初から全力だぜ、オラオラ行くぜーー」

 

 

その時全員の光武と双天武に行動系の一部に不具合が発生し、花組全機通常期の半分の行動しか出来ずに、大日剣に乗る混合との戦いになった。

 

 

 

「何なんだ金剛の気合で光武が、可笑しいまさかこれも、さっきの金剛の気合のせいなのか?」

 

大神は光武の異変を気にしつつも、花組に指示を出した。

 

「皆脇時から、確実に倒すんだ」

 

 

「了解」

 

さくらが、大神の指令通りに脇侍に攻撃しようとした時、突然さくら達の前に、金剛が現れ、脇時を庇った。そう、大神が花組の隊員を庇うように。

 

 

「させるかよ」

 

「きゃああ。うあああ」

 

 

さくらと直哉の乗る双天武は、脇時を庇った金剛によって弾き飛ばされたのだった。

 

「な、さくら君、直哉君大丈夫か?」

 

大神が二人に、かけよる。

 

 

「今だ、食らえ金剛大地斬」

 

「「「うわあああ。きゃああああ」」」

 

金剛の必殺技金剛大地斬が、三人を襲う。

 

その三人の状態を見た、アイリスが、自身の必殺技であるイリス グラン・ジャンポールを使うが、回復で来たのは双天武のみだった。

 

大神の光武は、イリス グラン・ジャンポールの射程外だったからだ。

 

 

そしてついに、戦いは最終局面を迎えようとしていた。

 

「行くぜこれが金剛様の最後の一撃だぜ、金剛大地斬」

 

 

「こちらも行くぞ!!狼虎滅却・天狼転化」

 

大神と金剛の必殺技がぶつかり合い、そして勝ったのは大神だった。

 

 

「グフッ見事だぜ、大神一郎よ俺様を倒すとはな、だが、俺が死んでも、お前たちは鬼王には絶対勝てねえぞ」

 

「何だと!!鬼王はそんなに強いのか?」

 

「ああ、大神先に、地獄で待ってるぜ、さくら、直哉お前たちとの、戦い楽しかったぜ」

 

その直後金剛は、自身の魔装機兵大日剣と共に、爆死したのだった。

 

その後金剛を倒した帝国華撃団は、最深部に向かう途中とある部屋の中に入るとその部屋には、鬼王と、魔装機兵闇神威がいた。

 

「よく金剛を倒し、よくここまで来たな。帝国華撃団。だが貴様等は、京極様の所にはいかせん」

 

 

そう言って鬼王の闇神威は、水弧の能力を使い、分身したのだった。

 

 

「何故鬼王が、水弧の能力を使えるんだ?」

 

 

大神は驚いていた。目の前の光景に。

 

「何を驚く事がある?五行衆の能力は全て、私が教えたのだ、私が使えて、当然だろう」

 

「ではいくぞ帝国華撃団」

 

!!「皆避けてください」

 

「破邪剣征・桜花放心」

 

直哉が、いち早く気がつき、皆に伝えた直後さくらと直哉が放つ桜花放心より、倍以上の大きさの桜花放心が、帝国華撃団を襲う。

 

「流石だな、帝国華撃団私の技をかわすとはな」

 

そしてこれが、花組と鬼王の最後の戦いの始まりだった。

 

 

戦いは、今までより過酷な戦いだった。

 

鬼王が巧みに五行衆の能力と己の剣術を使い、徐々に、帝国華撃団を追い込んでいくのだった。

 

だが大神も、負けじと、狼虎滅却・天狼転化等を打ち込むが、鬼王にはあまりこうかてきなダメージを与える事が出来ずにいた。

 

「クッ本当に強い何でこんな男が京極の元にいるんだ」

 

「成る程、漸くわかったよさくらお姉ちゃん、あの人を救う方法が」

 

「本当直哉君?どうすればいいの?」

 

「必殺技であの鬼の面を割ればいいんだよおねえちゃん」

 

「じゃ行くわよ直哉君」

 

「うん、お姉ちゃん」

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

「うおおおおお」

 

さくらと直哉の合体必殺技の直撃を受けた鬼王の面が、ついに割れたのだった。



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2章 最終回 乙女達の挽歌6 鬼王の正体と御柱を斬れ

「必殺技であの鬼の面を割ればいいんだよおねえちゃん」

 

「じゃ行くわよ直哉君」

 

「うん、お姉ちゃん」

「「お姉ちゃん行こう、ええ、直哉君、二人は・・・さくらいろ」」

 

「うおおおおお。面が、面がーーー」

 

さくらと直哉の合体必殺技が、炸裂し、ついに鬼王は膝をついた。そして鬼の面が砕けた。

 

ついに、この時が来た、親子の再会の時が・・・

 

「「お父様、お父さん」」

 

さくらと直哉は双天武から下りて、鬼王否、真宮寺一馬の元に駆け寄った。

 

その光景を見た花組全員が心から喜んでいた。

 

 

「本当に、よかったなさくら君、直哉君」

 

大神も安心していたが、もう一人の直哉の居場所が、わからない不安もあった。

 

 

「さくら、直哉よくやってくれた。よくこの私を、京極の呪縛から、開放してくれた事を、感謝する」

 

 

「おとうさん」

 

「何だ、直哉?」

 

「お父さんもう一人の僕の居場所知らない?」

「ああ、それなら・・・」

 

「そこまでだ鬼王」

 

!!

 

「お、お前は、京極」

 

「鬼王、お前の使い道は、ここまでのようだな」

 

「京極貴様、死者を蘇らせたのか?」

 

「左様、山崎も、真宮寺も私が蘇らせたのだ、こいつらは、いわば道具だ」

 

「京極許さんぞ」

 

大神が京極に、対し怒りを顕にする。

 

「さて、三人には死んでもらおう」

 

京極がそう言うと、さくら直哉、一馬の三人に法術を放つ。

 

 

だが一馬が、さくらと直哉の前に出て二人を法術から守りそして直哉とさくらに、伝えた」

 

いいか、さくら直哉もう一人の直哉を救うには、御柱の間で、二剣二刀の儀を行い御柱を斬れ、さすれば、武蔵への魔力供給は止まり、もう一人の直哉も自我をとりもどすだろう。があああ」

 

 

「「お父様、お父さん」」

 

「いいなさくら、直哉後は任せたぞ・・・最後に父親として、二人と話せてよかっ・・・た」

 

 

「お父様」

 

「お父さん」

 

 

「ぬう!!まさか、ここまで法力を使う羽目になるとはな」

 

「法力が尽きた以上、撤退せねば、帝国華撃団。次に会う時が、貴様らの最後の時だ」

 

そう言って、京極は消えていった。

 

 

暫くして・・・

 

「すいません大神さん」

 

「ああ、直哉君もういいのかい?」

 

「ええ、僕のほうはですけど、大神さんさくらお姉ちゃんをお願いします」

 

「え、それは俺より君の方が・・・?」

 

「いえ、駄目です。今のお姉ちゃんには、身内の言葉より、他人の言葉が冷静になって聞けるはずですから」

 

「わかった、そういう事なら任せてくれ。直哉君」

 

そう言って、大神はさくらに近づいた。」

 

「・・・さくら君」

 

「大神さん・・・私生きます。お父様と、お母様から貰った命を大事にして、直哉君とこれからも一緒に生きていきます」

 

「そうか・・・やはり君達姉弟は強いな・・・」

 

「大神さん急いで、御柱の間に行きましょう。お父様が言ってたんですもう一人の直哉君を、救うには御柱を斬れと」

 

「なんだってそれは本当かい?さくら君」

 

「はいそう言ってました」

 

そして、花組が御柱の間に行くとそこには大量の降魔兵器が、御柱のを守るように布陣していた

 

そのころミカサの方でも、降魔兵器が断続的に襲撃を繰り返していた。

 

果たして花組は、御柱を破壊することが出来るのか?



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2章 最終回 乙女達の挽歌7 御柱の間にて

帝国華撃団は、土蜘蛛、金剛、鬼王を倒しついに、空中要塞武蔵の魔力供給装置でもある。御柱の間に、たどり着いた。

 

 

「ここが、御柱の間なのか?」

 

「左様ここが、御柱の間だ、帝国華撃団。そしてここが、貴様らの墓場となるのだ」

 

 

「京極!!」

 

「出でよ、降魔共」

 

京極が、大量の降魔を召還した。

 

 

「ではさらばだ、帝国華撃団」

 

京極は、降魔を召還し終えると、消えていった。

 

「皆とりあえず、降魔兵器を倒すぞ」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

 

御柱の間での戦いが始まった。

 

 

「しかし不思議ですね、レニ」

 

「何が?織姫」

 

「皆で、協力すると、ここまで戦いの幅が変わるなんてね」

 

「うんそうだね、今までいた所より効率は下がるけど、安心感があるね」

 

「それはね、レニ誰かを、信頼してる証拠だよ」

 

「信頼ですかいい言葉ですね、アイリス」

 

 

「へ、やるじゃねえか、すみれ」

 

「当然ですわ、この戦いには私達のもう一人の弟の命が掛かってるんですからね」

 

「そうだったな、早く倒して、迎えに.いかねえとな」

 

「紅蘭大丈夫?」

 

「この位平気や、さくらはんと、直哉君の受けた痛みに比べたら」

 

 

「紅蘭お姉ちゃん・・・」

 

「どうした直哉君?」

 

「大神さんこんな時にいう事じゃないんですけど、不安なんです」

 

「不安?」

 

「ええ、この部屋に来てから強くなったんですけど、武蔵の供給元であるこの部屋を潰したら、目覚めさせてはいけない物が、目覚める不安が」

 

「直哉君心配するな、君には守護者のさくら君が、それに俺たち帝国華撃団がいるんだから」

 

「そうよ、直哉君」

 

「大神さん、さくらお姉ちゃん・・・ありがとう」

 

そして、帝国華撃団は、御柱の間に召還された降魔兵器を全滅させ、直哉とさくらは、二剣二刀の儀をする為準備をし実行した。

 

「行くよお姉ちゃん」

 

「ええ、良いわよ直哉君」

 

 

「「やああああああ」」

 

そして御柱は壊れ、次第に武蔵内部からその影響は、外で活動していた、降魔兵器にも影響を与え始めていた。

 

 

「司令一体これは、どう言うわけですか?」

 

風組のかすみが、米田司令に質問をする。

 

 

「これは、直哉とさくらが、やりやがったな」

 

「とういうことは、もう降魔兵器は出てこないんですね?」

 

ああ、そういうこった」

 

「「「やったーー」」」

 

 

風組の三人は大喜びだった。

 

 

そのころ帝国華撃団花組は、武蔵最深部にいると思われる、京極を追いかけて最深部にある部屋に到着した。

 

ここが最後の部屋だ、皆準備はいいか?行くぞ」

 

大神が部屋の扉をを開けると、そこには京極がいた。

 

「フフ、ようこそ武蔵の最深部へ、そしてここが帝国華撃団の墓場となるのだ」

 

「京極貴様の、降魔兵器は使えないぞ。それでも俺たちと、戦うつもりか?」

 

「フ、たがが魔力補給装置を、潰しただけで、もう勝ったつもりか?帝国華撃団」

 

 

「見よこれが、武蔵の御蔵を守護する超魔装機兵神王だ」

 

京極がそう言うと、通常の倍以上の大きさの魔装機兵が姿を現わした。そして京極は、神王に乗り込み戦闘準備を整えた。

 

「さあ!来るがいい帝国華撃団」

 

「この戦いに、終止符を打つぞ京極圭吾」

 

「何をほざく大神一郎ーー勝つのは、私だーー」

 

こうして、帝国華撃団vs超魔装機兵神王(京極)との最後の戦いが始まった。

 

戦いが始まり、花組は神王のパワーに圧倒されていた。

 

「ぐわあああ」

 

「お兄ちゃん」

 

「少尉」

 

「隊長」

 

 

「大神はん」

 

「ぐっ大丈夫だ皆、このくらい」

 

「フフどうした帝国華撃団、先ほどまでの勢いは?」

 

 

果たして花組は、超魔装機兵神王に勝てるのか?

 

 

 



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2章 最終回 乙女達の挽歌8 超魔装機兵神王との決戦

「フフ、どうした帝国華撃団。貴様達の力はその程度か?」

 

 

「クッ京極、貴様」

 

 

大神が京極を、睨むが京極は無視をし、喋りだした。

 

 

「失望したぞ、真宮寺さくらと、直哉よ所詮お前たちも、この程度で潰れる人間だったのだな」

 

「・・・お姉ちゃん」

 

「そんな事ないもん直哉君とさくらはこんな事では、負けない」

 

「そうですわ、私たちは信じてます」

 

「アイリス、すみれさん」

 

「確かに、直哉とさくらならやってくれるはずあたいは信じてるぜ」

 

「そうや、うちも信じてるからな」

 

「カンナさん、紅蘭さん」

 

 

「そうです、私は日本で直哉君と出会って、直哉君はどんな時でも諦めずに一生懸命に頑張ってきてました、だから貴方には、直哉君とさくらさんは、負けません」

 

「直哉、さくら自分の力を信じて」

 

「織姫さん」

 

レニさん」

 

「そうだ直哉君。まだ俺たちは、負けていない」

 

「大神さん」

 

「直哉君頑張ろう、私も頑張ろから」

 

「お姉ちゃん」

 

 

「でも僕は・・・・」

 

「おいおい、もう諦めるのかよ、直哉お前らしくないな」

 

 

「え、もう一人の僕なの?」

 

 

その時、直哉の前に、裏直哉が姿を現わした。

 

 

「直哉なんで、全力を出さないんだ?」

 

「え、それは・・・」

 

「まさかと思うが、俺が神王に取り込まれてると思ったのか?」

 

「うん」

 

「馬鹿だなお前は、父さんも言ってたろ、俺は、直哉とさくら姉さんの二剣二刀の儀の後お前の中にいたんだぞ」

 

「ええーーそうだったの?」

 

「ああ、だから京極と神王を叩き潰せ、俺たち12人の力を合わせてな」

 

「うん」

 

その直後、直哉の霊力が、爆発的に膨れ上がった。

 

「これは!!いけるのね?直哉君」

 

「ごめんねお姉ちゃん、もう僕達は、大丈夫だから」

 

「行くぞ、京極圭吾、これが僕たちの絆の力だ!!」

 

 

「ぬう!!来るか、帝国華撃団」

 

「「大神さん皆行きますよ」」

 

「「帝都に我等のいるかぎり」」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

 

「「絶」」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」

 

神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。

 

「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」

 

「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」

 

京極がそう言った直後、神王は爆発し始めた。

 

京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。

 

 

そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。

 

 

急いで撤退準備を始める花組だったが、誰もが間に合わない事を知りつつも、撤退を始める花組。

 

そんな時花組の前にお迎えが来た。ミカサと言うお迎えが。

 

「終わったな、大神」「ええ、そうですね司令」

 

ミカサで空中要塞武蔵の最後を見ていた時、さくらがあることを思い出した。

 

「あ、そう言えば今回は逃げる事で、例のアレしてないですよね」

 

 

「ああ、あれやな」

 

それじゃあ皆さん行きますよ」

 

「「「「勝利の・ポーズ決め」」」」

 

 

こうして戦いは、終わりを告げた。



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間章 2から3の間の物語 別れの時

太正15年4月・・・

 

帝都を震撼させた黒鬼会との戦いから、2ヶ月あまり過ぎたある日それは、突然やって来た。

 

 

この日大神は米田支配人から呼び出しを受け、支配人室へ向かっていた。

 

「しかし突然の支配人からの呼び出し、一体何なんだろう?」

 

 

大神が考えていると、支配人室に着いた。

 

 

「支配人大神です」

 

「おお、入っていいぞ」

 

「失礼します支配人。お話とは何ですか?」

 

「ああ、それは、直哉から聞いてくれ」

 

「はあ、わかりました」

 

大神は米田の隣にいる、直哉の元に行き、直哉と話を始めた。

 

「直哉君俺に、話があるんだろ?」

 

「ええ、二つほど帝国海軍少尉である貴方、に伝えなければなりません」

 

 

「まず一つ目ですが、本日から大神一郎少尉の階級が中尉になります。大神さんこれが海軍本部から届いた証明書です」

 

「え、俺が中尉ですか?」

 

「そうだ大神、今回の一件で、俺と直哉が海軍に頼んだんだよ」

 

「それ以上のことをお前はやったんだからな」

 

「ですね今回の大戦では、僕だけだったら、駄目だったケースもありましたからね」

 

「いや、直哉君それは違うよ、確かに直哉君だけではきつい場面も、あったと思うけど、それは、俺も同じだよ」

 

「俺と、直哉君がいたこそ、今の帝国華撃団があると思うんだ、だからこれからも一緒に頑張ろう直哉君」

 

 

「あ、あのですね、大神さん非常に、いいにくいんですけど、二つ目言いますね」

 

 

「海軍からの通達です。大神一郎中尉貴殿に、特別留学生として、欧州巴里へ出向を命じる。海軍大臣山口和豊」

 

「以上です大神さん」

 

「ええええーーー海外に俺が行くんですか?」

 

「そうだ、大神今回は、前回の南米演習とは比べられない期間向こうに行くことになる」

 

「ええーーー」

 

 

「つまり、残りの人生を向こうで、過ごす可能性もありえるのだ」

 

「だからさくら達と話せる内に話しとけよ、出発は一週間後だ」

 

そして大神は、支配人室を出て行った。

 

 

「支配人この命令本来なら、僕宛ですよねいいですか?こんな事して」

 

「いいんだよ、山口も直哉とさくらが、いなくなると教えたら喜んで大神を派遣する事にしたからな」

 

 

「可哀想な大神さん」

 

そのころ大神は・・・

 

「あら大神さんどうしたんですか?暗い顔をして?」

 

「ああ、さくら君か、実は俺、一週間後帝劇を去ることになったんだ」

 

 

 

「ああ、そうでしたね、行き先は巴里でしたね」

 

「へ、さくら君何で知ってるんだい?」

 

「大神さん忘れてます。私直哉君の指令補佐ですよ」

 

「ああ、そうだったね、忘れてたよ」

 

「大神さん向こうに行っても、頑張ってくださいね」

 

「ああ、ありがとうさくら君」

 

「近いうちに、会いに行くかもですけどね」

 

「そうなのかい?もしそうなったら嬉しいな、それじゃあ俺は準備が、あるから行くね」

 

「はい」

 

「大神は、さくらと別れた。

 

それから数日後・・・

 

帝劇では、大神の昇進を祝うパーティが行われていた。

 

 

大神はその席で、アイリスたち全員に、帝劇を離れる事になったことを、伝えた。

 

 

「何でまたお兄ちゃんいなくなるの?」

 

「そうですそんな命令無視すべきです」

 

「あのー織姫さん、アイリス大神さんが残るなら、僕とさくらお姉ちゃんが、代わりに帝劇を去ることになるんだけど」

 

!!

 

「お兄ちゃん行ってらっしゃい」

 

「中尉さん向こうでも頑張ってください」

 

「ああ、ありがとう二人共」

 

アイリスと織姫は、直哉の言葉を聞いて、態度を変えたのだった。

 

そんな状況見て、他の隊員も笑っていた。

 

 

そして、パーティも終わり、翌日大神が帝都を離れる日になった。

 

大神は横浜港から、巴里に向かう船に乗船し前日アイリスから貰った手紙を読もうとした時、大きな垂れ幕と帝劇の皆が、敬礼してるのみつけ、大神も皆の姿が見えなくなるまで敬礼をしていた。

 

果たして、異国の地、で大神は、何を見るのだろうか?



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大神のいない帝国華撃団1

太正15年5月・・・

 

大神一郎が、大帝国劇場を離れ、帝国海軍特別留学生として、巴里にだびだって1ヶ月が経ったある日のこと、その日さくらと直哉は、帝都の街の中にいた。

 

「さくらお姉ちゃん、僕たちの新婚旅行の行く場所どうする?」

 

「そうね旅行の期間は米田支配人に頼んで、3ヶ月行っていいて言われたし、じゃあ来月から9月までにしておこうか、直哉君」

 

 

「それがいいかも。今月に僕達向こうの世界に跳ばされるかもしれないし」

 

 

「ええ、そうなの?千明ちゃん達の世界だよね?」

 

「うんそうだよ、お姉ちゃん」

 

 

「とりあえず支配人にいつから行くか、報告しに帰ろうか?お姉ちゃん」

 

「そうね、帰りましょうか」

 

 

そして二人は、大帝国劇場に戻った。

 

そのころ代帝国劇場では・・・

 

 

「何でなの米田のおじちゃん、アイリスたちを巴里に行かせてよ」

 

「駄目だ我慢してくれ、アイリス」

 

「何で、私達が巴里に行っちゃ行けないんですか?」

 

 

「まだ戦後処理があるからだ」

 

「そんなのどうでもいいでしょ」

 

「よくないぞ織姫」

 

「何でですか?」

 

「何ででもだ」

 

「米田のおじちゃんのわからず屋ーーー」

 

そう言って勢いよく支配人室を出ると、誰かとぶつかった。

 

「ぐええ」

 

 

「ごめんなさい大丈夫?直哉君」

 

「ごほ、ごほ、酷いよ、いきなり体当たりするんだもん」

 

「それでどうしたの?アイリス」

 

さくらが、アイリスに事情を聞いた。

 

「実は米田のおじちゃんが、けちなんだ」

 

「「支配人がけち?」」

 

さくらと直哉は、アイリスの言葉の意味が、わからずにいた。

 

「アイリスと織姫と二人でおじちゃんに巴里に行かせてて頼んだの」

 

「それでおじちゃんに聞いたら、ダメだと言ったの」

 

「成る程ね、それで支配人がけちと言うわけだね、アイリス一つ質問だけどいい?」

 

「何直哉君?」

 

「巴里に行きたいのは、僕とさくらお姉ちゃんを除く、全員の意見?」

 

「そうだよ、直哉君」

 

「それなら何とか巴里に行ける様に出来るかも」

 

「本当!!直哉君ありがとう」

 

アイリスは直哉に抱きついた。

 

「ちょっとアイリス恥ずかしいよ」

 

 

「あ、ごめん直哉君」

 

とにかく僕に任せてね、アイリス」

 

「うん宜しくね、直哉君」

 

そして直哉とさくらは、支配人室に入った。

 

「「失礼します」」

 

「おう、直哉にさくら、新婚旅行の場所は、決まったのか?」

 

「ええ、候補はあるんですけど、とりあえず、来月から9月の3ヶ月で行こうと思ってます」

 

「成る程な、楽しんでこいよ」

 

「所で候補はどこなんだ?」

 

「紐育と巴里なんでけど、支配人はどちらがお勧めですか?」

 

「俺は紐育だな」

 

「何言ってるんですか?絶対巴里ですよ、直哉君さくらさん」

 

「何言ってんだよ紐育だろ」

 

「いーえ巴里ですよ」

 

米田と織姫が不毛な言い争いを暫く見ていた直哉とさくらは、仕方なく、織姫の前で行った。

 

「「支配人、このままだと、大神さん3ヵ月後死にますよ」」

 

「何だと!!それは本当か?」

 

「「ええ、来月辺りに、帝国華撃団へ要請が来ますよ、巴里からね」」

 

「大神さんの死ぬ運命を変えたいのなら、花組全員を巴里に行かせないと大神さん巴里で死にますからね」

 

 

「わかったよ依頼があれば、巴里に行かせる、それでいいだろ」

 

「はい、それでいいですよ」

 

織姫は、支配人室を出た。

 

 

「直哉本当に、大神は死ぬのか?」

 

「死ぬまでにはいかないが、帝国華撃団が巴里に行かなければ、巴里華撃団は未来に行けなくなるのは本当だよ」

 

「・・・そうか」

 

 

そして直哉さくらは自室に戻ると、二人の護法リングが光だして、二人を包むと二人は消えた。

 

 

 

護法リングの光によって二人が連れてこられた世界は、まさにマシン獣に滅ぼされる直前の千明達の世界だった。



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番外編 マシン獣襲来前編

この回から3話ほどミニコラボの最終幕を開始します

ご了承ください


「来ちゃったね、さくらお姉ちゃん。ここ千明お姉ちゃんたちの世界だね」

 

「そうね、今回なんで飛ばされたのかしらね?」

 

「多分前回来た時に、前鬼が戦ってたお兄ちゃんとの決戦が誓いから呼ばれたんじゃないかな?」

 

「それはともかく何で俺までお前と、分離してるんだ?」

 

「「「え、うあああ。きゃあああ」

 

 

三人は、一斉に大声を出して、叫んだ。

 

三人が到着する前の式神町・・・

 

役千明が元気がないのは、直哉たちが来る前の犬神との戦いの最中に護法リングが、壊れたのだった

 

「千明さん元気を出してください」

 

「ありがとう明君」

 

「でもこれで直哉君やさくらさんの世界に行けなくなっちゃたな」

 

「そうだ千明さん僕にも教えてくださいその二人のことを」

 

「うんそうだね、私と前鬼が始めてあの二人に会ったのは、私と前鬼が憑依獣の術に掛かって異世界に跳ばされた時が始めての出会いだったの」

 

「そんなことがあったんですね」

 

「うんその世界は、呪力で戦わず、霊力と言う力で、悪者を倒す世界だったの」

 

「ええーー呪力以外の力で、戦う人たちがいるんですか?」

 

明は、千明の言葉を聞いて、驚いていた」

 

「やっぱり驚くよね、でもね事実なんだ、私と前鬼がいる時に、一度だけさくらさんと直哉君達が、戦っている敵が出てきて、直哉君とさくらさんは、光武というロボットに乗って戦ってたんだ、確か、直哉君達が所属している部隊の名前は帝国華撃団だったかな、そして敵の名前が黒乃巣会だったかな」

 

「何で千明さんが、そこまで知ってるんです?」

 

明が、千明に質問した。

 

「それはね、直哉君がこっそり教えてくれたの、一方的に聞くのが嫌だった見たいでね」

 

「そうだったんですか」

 

 

「こんな所にいたのか、千明少し付き合ってくれ、この世界に無い未知の反応が突然出てきたんだ」

 

「何ですってマシン獣対策もまだ出来ないのに」

 

そして千明は明と共に現場に向かった。

 

 

さくらと直哉は・・・

 

この世界の情報を得るため、千明の家に向かってる最中に銃を持つ女性に襲撃された。

 

「お姉ちゃん危ない」

 

「きゃああ」

 

 

「お姉さん危ないじゃない、何でこんなことするの?」

 

「ふん、お前たちは何もんなんだい?お前たち3人はこの世界の住人じゃない事は知ってるんだ」

 

「ならお姉さんの名前くらい僕達に教えてくれたら僕達の事教えてあげるよ」

 

「私の名前は、速水一恵、これで満足かい?」

 

「うん、さくらお姉ちゃんお願い」

 

「前鬼召還」

 

「何!!」

 

 

速水一恵はさくらが前鬼を召還した事に驚いていた。

 

「おーーーさくらに直哉じゃねえか、久しぶりだな」

 

「「前鬼久しぶり」」

 

「前鬼、あのお姉ちゃんが、僕達の事信じてくれないんだ」

 

「何だと!!、よしさくら俺様を、召還しろ」

 

「いいのね?前鬼じゃ行くわよ」

 

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「何で、あなた達が鬼神を使役出来るの?」

 

「あーーーやっぱりさくらさんと直哉君だーーー」

 

そう言って千明は直哉に近寄り、直哉に、抱きついた。

 

その後お互いの紹介をして千明の家でこれからの事を話し合うことになった。

 

 

 



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番外編 マシン獣襲来中編

千明の家・・・

 

「それで千明こいつらなにもんなんだ」

 

一恵が千明に聞く。

 

「この人たちは、真宮寺さくらさんと、直哉君と言って、異世界の前鬼のマスターかな、簡単に言えばね」

 

「何だって!!」

 

一恵が、千明の言葉を聞いて驚いていた。

 

「明君この子がさっき話した、直哉君よ」

 

「あれ、お兄ちゃん初めて見る人だ、千明お姉ちゃんこのお兄ちゃん誰なの?人と違う、雰囲気感じるけど」

 

 

明は直哉の観察眼に驚いていた。

 

「あーあ直哉君安心して、明君は、前鬼と同じ鬼だから」

 

「成る程ね、納得したよ」

 

「おいおい簡単に信用するのか?直哉」

 

 

「だって千明お姉ちゃんは、嘘をつかないと信じてるもん」

 

 

直哉は満面の笑みで、そう言い放つ。それを聞いた千明が、嬉しさの余り直哉を抱きしめる。

 

 

「ありがとう直哉君、私を信じてくれて」

 

「苦しいよ千明お姉ちゃん」

 

「あ、てめえ千明ずるいぞ」

 

そう言って前鬼は怒り出す。

 

前鬼君私が抱っこしようか」

 

さくらがそう言うと、前鬼は素直にさくらの元に来た。

 

それを見た明と一恵は驚いていた。

 

 

「何で前鬼が素直にさくらさんの言うことを聞くんだ」

 

「そんな事千明さんや僕でも無理なのに?」

 

「それで話戻すけど、どうしてこっちの世界に、来たの?」

 

「それはね僕とさくらお姉ちゃんの護法リングによって来たの」

 

「千明お姉ちゃんのピンチを教えてくれたんだ、お姉ちゃん護法リング壊れたんじゃない?」

 

!!

 

「やっぱり直哉君とさくらさんには、わかるのね?」

 

「そして、千明ちゃんこの世界に危機が、迫ってるんじゃない?私の予想だと、以前こちらに来た時、前鬼君が戦ってた青年関係かしら?」

 

「何?直哉達も犬神の事ををしってんのかい?」

 

一恵は、異世界の住人がここまでこちらの世界に詳しい事に、驚いていた。

 

その時、前鬼達の敵が、町全体に攻撃をしてきた。

 

 

「キャああもう来たの?予想より早すぎるわ.マシン獣」

 

「「あれがマシン獣、そしてこの世界にとっての最強の敵か」」

 

「ねえお姉ちゃん。あれ見てると、何だか武蔵を思い出すね」

 

「そうね生物的な所が特にね」

 

 

「所でもう一人の僕」

 

「何だ?直哉」

 

「千明お姉ちゃんのリング修理できる?」

 

「修理は出来るが、その為には俺と直接触れないと駄目だが、あのお姉さんがな」

 

 

「わかったもう一人の僕」

 

 

「千明お姉ちゃん、僕が護法リング直せるとしたら、どうする?」

 

 

「え、直せるの直哉君?」

 

「多分直せるけど、その為には、僕と二人きりになれる場所じゃないと駄目なんだ、信じてくれる?」

 

 

「ええ、それじゃあ私の部屋に行きましょう」

 

千明の部屋・・・

 

 

「千明お姉ちゃんこれから僕がすることは、秘密にしてね」

 

「ええ、わかったわ」

 

そして、直哉は裏直哉と分離した。

 

「ええええーー直哉君が増えたーーー」

 

千明は大声で叫んだ。

 

「それじゃあ千明お姉ちゃんの事は任せたよもう一人の僕」

 

「ああ、任せろ」

 

「千明お姉ちゃんあの敵は、3つの護法リングが揃わないと倒せないと思うから、僕とさくらお姉ちゃんで、時間を稼いでくるね」

 

 

「危ないわやめて、直哉君」

 

「大丈夫、今回は、双天武を持ってきたから」

 

「双天武?」

 

「うん以前お姉ちゃん見たよね光武を」

 

「あれの後継機だから、安心してね」

 

 

直哉はそう言うと、1階に下り、さくらに事情を話し、二人で双天武に乗り込みマシン獣の、足止めをする為出撃した。

 

「お姉ちゃん二人しかいないけど、一応するよ」

 

「帝国華撃団出撃せよ!!」

 

「了解」

 

 

 



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番外編 マシン獣襲来後編

千明の部屋・・・

 

「千明さん壊れた護法リングの部品ありますか?」

 

「あるわよ、直哉君はいこれ」

 

千明は、裏直哉に壊れたリングのパーツを渡した。

 

「よしこれで、強化しても大丈夫ですね」

 

「え、強化どういう事?直哉君」

 

「壊れたリングを僕の霊力を入れて、お姉ちゃんの体内に入れて修理と強化をするから千明姉さんやるかい?」

 

「ええ、やるわ」

 

「よし行くぞ」

 

 

「きゃああああ。痛い痛いよ」

 

「霊力と呪力が、反発しあっているからな、千明姉さん。この痛みに耐えた時姉さんは、最高の呪術師になって、マシン獣なんてすぐに倒せるさ」

 

 

「俺のやるべきことは、全てやった後は、直哉とさくら姉さんの番だぞ」

 

 

式神町では・・・

 

マシン獣が式神町を通過する際、マシン獣の動きを封じ込める仕掛けを呪術師と科学者が協力して準備をしていたが、マシン獣の進行スピードが早く、四賭けの準備が出来ないままターゲットであるマシン獣が、式神町を通過する。

 

 

「もうマシン獣を止める術がないこのままでは世界が滅びる」

 

誰かがそう叫んだ時、さくらと直哉が乗る双天武が、マシン獣に一撃を与え、交代させた」

 

その状況を見た全ての人は奇跡が起きたかのように驚き、マシン獣の動きを封じる為の、準備を再開した。

 

 

「お姉ちゃん見て、この世界の人たちマシン獣を抑える策があるみたい」

 

「なら私達の目的は、時間稼ぎと、マシン獣の足留めね」

 

「うんとりあえずは、お姉ちゃん行くよ」

 

「直哉君任せて」

 

 

「破邪剣征・桜花放心」

 

 

双天武から放たれた桜色のビームは、マシン獣の体を貫き、マシン獣は声を上げ、目の前にいる双天武を敵として、認識した。

 

 

「これからが本番だよ丸さくらお姉ちゃん」

 

「ええ、そうね」

 

 

そのころ千明は・・・

 

千明は夢の中で、自分のご先祖とかな話をしていた。

 

「我が血を引きし者よ、目覚めるのだ」

 

「お、小角様」

 

 

「時は来た、異界からの同士と共に、この世を破滅へ向かわせる者を倒し、そして同士の世界に移動した実を封印するのだ」

 

「ええーー直哉君たちの世界にもあるんですか?カルマの実が」

 

千明は驚いて夢から覚めた。

 

「は、」

 

「大丈夫?千明姉さん」

 

「ええ、それじゃあ言って来るね直哉君」

 

「ああ」

 

そう言って裏直哉は、消えた。

 

「いくわよ前鬼、ゴキさくらさんと直哉君の援護に行くわよ」

 

「俺に任せろ」

 

「わかりました、マスター」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

そして千明達は空飛ぶ術を使い直哉達の元に急いでいた。

 

そのころ直哉とさくらは・・・

 

街の人の作戦は、失敗に終わり今も双天武だけで、マシン獣を相手していた。

 

 

「はあ、はあ、さくらお姉ちゃん大丈夫?」

 

「はあ、はあ、直哉君こそ大丈夫なの?」

 

「正直やばいかも、こんなにタフなんて聞いてないよ」

 

 

その時裏直哉からの連絡が来た。

 

「おーい千明姉さんたちが、合流するから頑張れ直哉」

 

 

 裏直哉がそう言った直後千明達が来た。

 

「お待たせさくらさん、直哉君」

 

「千明お姉ちゃんリング直ったんだね」

 

「ええ、リングなら私の中にあるわ、行くわよ前鬼、ゴキ」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

超鬼神ZENKIになった時、千明とゴキはZENKIと融合していた。

 

「行くぜマシン獣、直哉もさくらも最大の技を出してくれ」

 

「「わかった、わ」」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫

 

「「「食らえマシン獣、金剛臨ルドラだああああ」」」

 

「ギャアアオオオオ」

 

二つの最大技をくらい、不気味な叫びを上げるマシン獣だったが、マシン獣は崩壊を始めた。

 

だが、その時犬神が現れた。

 

「まさかお前達の力で、マシン獣を倒すとはな、鬼」

 

「お前も倒してやろうか犬神」

 

「それは遠慮するよ鬼」

 

その時、ZENKIと双天武が光だして包まれると消えていた。

 

 

そして直哉とさくらは、千明達の世界に来る時と同じ現象とわかり少し安心していた。

 

 

そしてさくらと直哉は元の世界へ戻ったのだった。



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大神のいない帝国華撃団2

太正15年5月下旬・・・

 

大帝国劇場支配人室

 

 

「成る程、事情はわかった、前鬼、千明そういうことならここで暮らせ、実はな最近帝都で奇怪な事件が起きている」

 

「お前達が、そういう事件に、対応出来るならありがたい」

 

「「「はい」」」

 

こうして千明達は劇場で住むこととなった。

 

 

直哉とさくらは・・・

 

 

来週に迫る巴里への新婚旅行の準備をしていた。

 

 

「直哉君本当に、双天武も持ってくの?」

 

「うん巴里に出ている敵に襲撃されてもいいようにね」

 

「それに、もしかして、大神さんの予想を超える敵が出てくるかもだから」

 

「え、どういうこと、直哉君?」

 

「リングの力でまた少し未来が見えたんだ、僕達またあのウサギと戦う場面がね」

 

「え、あのウサギ大神さんが、巴里で戦う敵だったの?」

 

さくらは意外な事実に、驚いていた。

 

「うんそうみたいだね、それに双天武を持って行くのは、僕とお姉ちゃん9月まで向こうにいるじゃない?」

 

「そうね、アイリス達が交代出来たとしても、私たちが最後に帰ると思うわ」

 

 

「だから僕達が巻き込まれる可能性が高いよね、戦いにその為に持って行くんだよ」

 

「本当なら僕だって、新婚旅行中に、よその国の大戦に参加したくないよ」

 

「・・・直哉君」

 

「でも向こうには、大神さんがいる。そろそろ、大神さんも自分が巴里に、派遣された真実を知った頃と思うんだ」

 

そのころ大神は・・・

 

 

「ウーサッサ、巴里は俺様のもんだピョン行けポーン共」

 

「何なんだ?あいつは、大神さん急いでシャノワールに行きましょう」

 

「ちょっとエリカ君今から、シャノワールに行ってどうするのさ?」

 

「いいから行きますよ。大神さん」

 

 

大神はエリカに強制的にシャノワールに、連行されていった。

 

シャノワール地下司令室・・・

 

「こ、これは」

 

「よく来たね、ムッシュ大神、ここが巴里華撃団の秘密基地なのさ」

 

「巴里華撃団?」

 

「ああ、帝都に続く、都市型霊的災厄に対抗するために作られた組織が巴里華撃団なのさ」

 

「ムッシュは、帝都に2度起きた霊的災厄を防いだ実績を見込んで、新設された巴里華撃団の隊長をしてもらうために、来てもらったのさ」

 

 

「えええーーー」

 

帝都では・・・

 

「そうね今頃大神さん。驚いてるかもね」

 

巴里での初戦闘が行われている事を知らない直哉とさくらだった。

 

そして、1週間後・・・

 

さくらと直哉は、他の花組隊員より早く新婚旅行を楽しむべく巴里へ向かった。

 

そのころ、巴里では5大怪人が、それぞれ巴里華撃団と戦い破れ、巴里は暫しの平和な時が流れていた。

 

そして同年6月中旬・・・

 

直哉とさくらが巴里に到着した。

 

 

奇しくも同じ日カルマール公爵の手によって復活した5大怪人が現れ、巴里華撃団はピンチに陥るのだった。

 

果たして巴里華撃団はこの状況を打破できるのか?



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3章 花の都篇 巴里華撃団の敗北と東方から来る光前編

太正15年6月中旬・・・

 

巴里に到着した直哉とさくらを出迎えたのは帝国華撃団月組の加山雄一だった。

 

 

「「あ、加山さんお迎えありがとうございます」」

 

「いえいえ直哉君とさくらさんの新婚旅行ですし、極力大神の方に行きますけどね」

 

 

「あ、そう言えば加山さん巴里華撃団のメンバーが揃ったんですよね」

 

「ええ、先日にやっとにですけど」

 

「そうですか、やはり大神さん苦労してますよね、日本と欧州では、基本的な所が違いますからね」

 

「ねえ直哉君それどういう事?」

 

さくらが直哉に聞いた。

 

「お姉ちゃん織姫さんやレニさんの最初の頃思い出してみて」

 

「え、」

 

「あの二人も最初個人で動いてたよね戦闘も、日常も」

 

「ええ、そうね」

 

あの二人の考えが、欧州では、当たり前なんだ、だから日本は協力やチームプレーを重視してたよね、僕達帝国華撃団でも」

 

「そうね」

 

「大神さんが、今いるのは個人主体の巴里だよ、そんなとこに知らない日本人が部隊の隊長していて、いきなり日本流の考え方を言われて実践できると思う?」

 

「それは・・・難しいわね」

 

「それでも、大神はその状態でも5人の怪人を倒してますから」

 

「さすが大神さん、巴里華撃団の新型量子甲冑光武Fにもう適応するなんて」

 

「それで、今大神さんはどこにいるんです?」

 

「大神はシャノワールが休日なので、巴里華撃団の隊員とデートしてますよ」

 

「成る程、加山さん1週間後すみれさんとアイリスがこちらに来ますからお願いしますね」

 

「は、了解しました」

 

「僕とさくらお姉ちゃんも、同じタイミングで、大神さんと再会しますから、それまで内密に」

 

「それじゃあお姉ちゃん、新婚旅行を始めようか」

 

「そうね」

 

そう言って二人はパリの街へと消えていった。

 

「大神俺とお前恵まれすぎてるな、流石だよ、直哉君は最悪な事態が起きても良い様に、事前に手を打ち、新婚旅行と言いながら、しっかり状況を確認しに来るのだからな」

 

そのころ大神は・・・

 

巴里華撃団の5人の隊員とそれぞれとデートをしていた。

 

その途中大神達全員に緊急通信が入り全員でシャノワールに戻ると、司令である支配人からシャンゼリア通りに敵が現れたと言う事で、急いで出撃した。

 

 

シャンゼリア通りでは・・・

 

さくらと、直哉が買い物を楽しんでいたが、突然現れたイカの怪人によって買い物が出来なくなった。

 

二人は一応双天武に乗り込んだが、ここは巴里なので、大神達が来るまで待った。

 

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「フォフォ貴様らが噂の巴里華撃団とやらか」

 

「お前は何者だ?」

 

「わしか、わしはカルマール巴里を浄化するのがわしの目的だ」

 

「何だと!!だがお前だけで、何が出来る。皆行くぞ!!」

 

「「「「「了解」」」」」

 

「誰がわし一人と言った、出でよ我が手下共」

 

カルマールがそう言うと、以前巴里華撃団が倒した5大怪人が復活したのだった。

 

「なっばかな!!」

 

突如復活した5大怪人に、驚く巴里華撃団の面々。

 

そして復活した怪人に、次々と戦闘不能にさせれる大神達だった。

 

 

「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」

 

カルマールはそう言うと、撤退した。

 

 

巴里華撃団の完全な敗北だった。

 

 

「「大神さん・・・」」

 

 

直哉とさくらは、大神の近くに行きたがったが、巴里華撃団の事を考え、近くに行くことをやめた。

 

 

それから1週間後・・・

 

大神は、前回の敗北から抜け出さずにいた。

 

「うわあ、夢か」

 

「こんな夢を見るなんて」

 

その時大神は帝国華撃団と写っている写真を見てると、ロベリアに写真を取られた。

 

その後、大神はエリカ達に、帝国華撃団の事を説明しながらシャノワールに行くと、暫くするとシャノワールの窓が割られ、割って入って来た花についていた手紙を見て見ると、東方より光来ると書いていた。

 

 

そして大神とエリカが犯人を捜すべく、世界の花展会場に向かった。

 

世界の花展会場・・・

 

 

大神とエリカは、世界の花展会場の奥にある日本の花桜の木の所で意外な人物と再会を果たした。

 

「お久しぶりです。大神さん」

 



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巴里華撃団の敗北と東方から来る光中編

「お久しぶりです。大神さん」

 

「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」

 

「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」

 

「ああ、夢のようだ」

 

「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」

 

「アイリス君も来たのか?」

 

「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」

 

「すみれ君まで」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

「ぐえええ」

 

「あれ今何か、当たったような」

 

「さくら君、直哉君は来てないのかい?」

 

「直哉君ならここに・・・あれ」

 

「さくら、直哉君ならあそこで、気絶してるよ」

 

アイリスが、直哉の事を、さくらに伝える。

 

「え、きゃあああ。直哉君しっかりして」

 

直哉は、エリカの突撃を食らって、気絶していた。

 

暫くして・・・

 

「うーん・・・あ、お姉ちゃん」

 

「気が付いた直哉君」

 

「ごめんね。大丈夫?」

 

「ヒッ」

 

直哉は、エリカの顔見ると、すぐに真後ろを向き、さくらに抱っこされながらガタガタ震えていた。

 

「あーあ、直哉君。本気で怖がってるよ」

 

アイリスがそう言うと、すみれが続けて言った。

 

「仕方がありませんわ、初対面であんなことされたら」

 

「ですね、初期の大神さんの時みたいにならなきゃいいですけど」

 

「いい!!さくら君いつまでその事を言ってるの」

 

「大神さん巴里華撃団の方のフォローしなくていいんですか?」

 

 

「え、」

 

「エリカ嫌われちゃいました、えーんえーん」

 

エリカは大声で泣き始めてしまったが、大神のフォローで泣き止みさくら達をシャノワールに案内する事になった。

 

 

シャノワールに行く道中・・・

 

「あ、直哉君ちょっといい」

 

「何?アイリス」

 

「米田のおじちゃんが直哉君に伝えてていってたよね、すみれ」

 

「ええ、直哉君実はですね、巴里にもカルマの実でしたわね、その反応があったからレニと織姫と一緒に千明さんもこちらに来るということですわ」

 

「わかりました教えてくれてありがとうございます」

 

「直哉君も、大変だね」

 

「え、何が?」

 

「本当ですわね、せっかくの新婚旅行中に、こんな事になりまして」

 

「でも後2ヶ月あるし、その時ゆっくりするよ」

 

「ね、お姉ちゃん」

 

「ええ、そうね直哉君。すみれさんとアイリスもここにいる間は私達の部屋で寝ませんか?」

 

「あらいいんですの?さくらさん」

 

「ええ、二人だと、広すぎる部屋ですし」

 

「やったーー嬉しいなあ」

 

アイリスは大喜びだった。

 

そんなこんなで、シャノワールに着いた。

 

シャノワール内にて・・・

 

「まるで夢のようだ、帝国華撃団と巴里華撃団が巴里で集結するなんて」

 

大神はそんなことを考えていた。

 

 

 

「私の名前は真宮寺さくらです。そして私の隣にいるのが、弟の直哉です」

 

「皆さんには、大神さんがお世話になってます。皆さん宜しくお願いしますね」

 

「あの人のようなのを大和撫子と言うのでしょうか?」

 

花火はさくらを見て、呟く。

 

「やっほーアイリスだよこの子は、ジャンポール仲良くしてね」

 

「元気な子だな」

 

コクリコがアイリスの挨拶を聞いた感想を言う。

 

「私が、神埼すみれですわ」

 

「フン成金か」

 

グリシーヌが呟く。

 

 

「へえ直哉君てさくらさんの弟なんだね」

 

「・・・」

 

直哉はエリカの元を離れた。

 

その状況を見たコクリコとロベリアが、見ていてエリカに聞いた。

 

そしてエリカは二人に伝えた。

 

「エリカお前馬鹿だな、初対面の人を吹き飛ばすか、普通」

 

「エリカ駄目だよそんなことしちゃ、直哉君がエリカを避けたくなる気持ちもわかるよ」

 

「えーーー何でコクリコ酷いよ」

 

「だな誰だって吹き飛ばされたくないだろうし」

 

「ロベリアさんまで、酷いです」

 

暫く楽しい時間過ぎていたが、その時グリシーヌとすみれが喧嘩を始めたのだった。

 

大神が仲裁に行こうとした時、さくらと直哉が来てアイリスとコクリコが喧嘩をしている事を伝えた。

 

「何!!アイリスが」

 

 

そして大神がアイリスの所で、アイリスたちの喧嘩の理由をロベリアに聞く。

 

「原因はあんただよ」

 

大神は、ロベリアに言われ、驚いていた。まさか、アイリスとコクリコの喧嘩の理由が、自分の呼び方とは思わず驚いていた。

 

そして歓迎会が終わり、帝国華撃団と巴里華撃団は、喧嘩別れをしてしまった。



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巴里華撃団の敗北と東方から来る光後編1

シャノワールで、巴里華撃団メンバーであるグリシーヌとコクリコと喧嘩したすみれとアイリスを連れて、レストランに来たさくらと直哉は二人と話をしていた。

 

「すみれさん落ち着いてください。グリシーヌさんに何て言われたんですか?」

 

「まさか成金上がりとか?」

 

 

「確かにそれも言われたんですけど、私が許せないのは、直哉君が馬鹿にされた事です」

 

 

「「ええーーー」」

 

 

さくらと直哉は、すみれの言葉に驚いていた。

 

 

「グリシーヌさんに僕は、一体何を言われたんだろう?」

 

「あんな姉離れが出来ない奴を、隊員にしたものだな、役に立つのかと」

 

 

「うわあ、グリシーヌさん容赦ないですね」

 

直哉は、かなり精神にダメージを受けたが、耐え切った。

 

「あ、そういうことならアイリスもコクリコに言われたよ」

 

「ええーー」」

 

予想もしない追加攻撃に慌てる直哉だった。

 

「あんなちびっ子がいる帝国華撃団手弱そうてね」

 

「うわあーーんちびっ子のコクリコにちびっ子て言われたーーーー」

 

ついに直哉の精神はダメージに耐え切れずに泣き出してしまった。

 

「アイリスもお兄ちゃんの呼び名で、喧嘩するのも、飽きたから話題を変えたら、コクリコがそう言ってきたから言い返そうと思ったけど直哉君の秘密のことを思い出して我慢したもん」

 

「偉いですわアイリス。直哉君のことは今秘密ですしね、隊員なのはいいですけど」

 

「・・・」

 

「さくらさんどうしましたの?」

 

すみれが、黙っているさくらに声をかけた。

 

「・・・よくわかりましたよ、巴里華撃団の方々の直哉君に対する考えが、直哉君今から帝都に帰るわよ」

 

「「「えええーーー」」」

 

突然のさくらの一言で直哉、アイリス、すみれは驚いた。

 

「お姉ちゃん帰るて本気なの?新婚旅行はどうするの?」

 

「そうですわ、落ち着きになってください」

 

「そうだよさくら、コクリコ達は直哉君のこと知らないだけなんだから」

 

「いーえもう我慢できません」

 

その時4人のいるレストランに大神がやって来た。

 

「うわあ一体どうしたんだい?さくら君」

 

「大神さんどいて下さい、今から私と直哉君は帝都に帰るんですから」

 

「何だって!!」

 

そしてさくらは、直哉を連れてレストランを出て行った。

 

 

「一体さくら君に何が合ったんだ?アイリス、すみれ君」

 

大神に聞かれた二人は、事情を話した。

 

 

「成る程ね、さくら君は直哉君に関しては、怒らせると怖いからな」

 

「お兄ちゃん。さくらを探してきて」

 

 

「そうですわ中尉は、帝国華撃団の隊長ですし隊員のトラブル解消してください」

 

「わかった今回の件は、俺のミスでもあるからな」

 

そして大神もさくらと直哉を追いかけた。

 

そのころさくらと直哉は・・・

 

レストランを飛び出し、セーヌ川の辺に来ていた

 

「お姉ちゃんどうしたの?こんな事僕は慣れてるから大丈夫だよ」

 

 

「直哉君今回は、私が駄目みたい私の愛した人を、見た目の判断だけで答を出そうとする事が、私は許せない、それが一般人なら我慢もできるけど、同じ境遇のあの人たちに直哉君のことを言われて、我慢なんてできないよ」

 

 

「お姉ちゃん」

 

「だったら勝負したらどうですか?」

 

「「加山さん」」

 

さくらと直哉は、加山の登場に驚いていたそして加山があるチラシを二人に見せた時、大神が追いついて来た。

 

「加山じゃないかどうしてここに?」

 

「言わなくてもわかるだろ」

 

「あ、そうか直哉君がいるからか」

 

「そういうことさ」

 

「丁度いい大神お前も見て見ろ」

 

「何々ダンスコンテストだと」

 

「大神さん。このダンスコンテストで、私たちと巴里歌劇団と勝負させてください」

 

 

「「何だって!!」」

 

大神と直哉はさくらの言葉に驚いた。

 

 

そしてさくら達四人と巴里歌劇団のダンスコンテストの出場が決まったのだった。



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巴里華撃団の敗北と東方から来る光後編2

ダンスコンテストまで後4日・・・

 

シャノワール内

 

昨日の夜突如決まった。帝国歌劇団と、巴里歌劇団のダンスコンテスト。

 

「皆、聞いてくれ」

 

大神が、巴里歌劇団の5人に声をかけた。

 

「何ですか?大神さん」

 

「何々イチロー」

 

「何かあるのか?」

 

「面白い事でもあるのか?」

 

「御用は何ですか?大神さん」

 

「皆まずは、このチラシを見てくれ」

 

「ふむ、これは4日後に開かれるダンスコンテストのチラシではないか?」

 

「そうだ、これにさくら君たち帝国歌劇団の出場が決まった。君達はどうする?」

 

「フン奴らが出るのならば、我等も出るぞ」

 

「そうか、わかった。しかし今の君達では参加資格すらえられないぞ」

 

「何?」

 

 

「あっ本当だ、参加資格に男性がいないと参加が出来ない上に、男性は女装しなければならない」

 

 

「「「「何!!---」」」」

 

エリカの説明を聞いた4人は大声を上げていた。

 

「だが、何故だ?この条件が付いてるならば奴らも、参加資格はないはずだ」

 

その時ロベリアがあることに気が付いた。

 

 

「そうか!!あいつらはさくらの弟を参加させやがったな」

 

「そうか直哉をか」

 

「直哉君がいるならイチロー入れても僕たちの勝ちだね」

 

「ああそうだな」

 

 

そして、強制的に大神の参加で、巴里歌劇団の参加も認められた」

 

 

「無知て怖いなあ、俺で直哉君に勝てるわけないのに」

 

と心の中で呟くのだった。

 

 

とある場所・・・

 

「シゾーにピトンよ」

 

「「ハッカルマール様」」

 

「俺様に何の用事だピョン」

 

「いっヒッヒ、この私に用があるのかえ?」

 

「左様、主等にもう一度チャンスをやろう。巴里華撃団を消せ」

 

「「ははーーカルマールさま」」

 

 

ついに怪人たちが組織を組み行動を開始し始めた。

 

そのころ。直哉たちも、すみれとアイリスに説明していた。

 

 

「わかりました。丁度よかったですわ、直哉君ように依頼していた衣装もありますから」

 

「え、すみれさんそれ、本当ですか?」

 

「ええ、本当ですよ直哉君」

 

「何だか申し訳ないです、いつも僕だけ衣装代を出してもらうばかりで」

 

「あら、いいんですよ直哉君の衣装代はお爺様の公認ですから」

 

「「ええーーーそれはどういうことですか?」」

 

さくらと直哉がすみれに聞いた。

 

「ええ、昨年のお見合いの後で、お爺様が、直哉君の支援をする為神崎の、新たな予算枠を作りましたから」

 

「「「えええーーー」」」

 

 

すみれの答を聞いた三人が一斉に大声を上げた。

 

その後、落ち着いた三人は、ダンスコンテストの話を再開した。

 

 

そして翌日から、巴里歌劇団と帝国歌劇団の4人はコンテストに向けて練習を開始した。

 

 

ダンスコンテスト当日・・・

 

コンテスト会場

 

ダンスコンテストは大盛況だった。残るは、巴里歌劇団と帝国歌劇団のみとなり、巴里歌劇団のダンスが始まった。

 

 

そして、ダンスが終わり、残るはさくら達だけになった。

 

「どうだ、我らと隊長の踊りは、降参するなら今のうちだぞ」

 

「誰が降参しますか、それと勝ち誇るのは、私達の踊りを見てからにしてくださいな」

 

「行きますわよさくらさん、直哉君、アイリス」

 

そして、さくらたちのダンスが始まった。

 

 

「分からぬ。ダンス自体は、自分達と、変わらぬと言うのに、何かが違う」

 

 

「それはたちいちじゃないかしら、グリシーヌ」

 

花火が、グリシーヌに説明する。

 

 

その直後、アイリスのヒールが折れるハプニングが起きるがさくら、直哉、すみれのチームワークでクリアした。

 

 

そして、大神は、さくらたちにあり、エリカたちにないものを、はっきりとチームワークだと伝えた。

 

 

そしてさくら達のダンスが終わると、コンテストでは珍しい、アンコールが起きて、それにはグリシーヌ達も驚いていた。

 

主催者のにも観客の気持ちが伝わり、アンコールが認められた。

 

 

アンコールには、さくら、直哉の二人が出て、姉弟ならではの、ダンスを見せつけ、会場全体を釘付けにし、ダンスがおわると、会場全体が、大喝采をしていた。

 

そして、結果発表の最中に、復活したシゾーとピトンが、襲い掛かってきた」

 

 

「大神さんここは、4人で何とか抑えるので、光武を」

 

 

「わかったさくら君、直哉君、アイリス、すみれ君、無理はするな」

 

「「「「了解」」」」

 

 

そして大神達は、一度、シャノワールに戻った。

 

 

「逃げるピョンあいつら」

 

「ほっとけばいい、どうせやつらは戻って来るさ、私らがここに居る限りね」

 

そう言ってピトンは不敵な笑みを浮べる。

 

 

そして暫くして・・・

 

「巴里華撃団参上!!」

 

 

「ウーササまた懲りずに出てきたなピョン」

 

「貴様らでは、私達を倒すことは出来ないよ」

 

 

そして、戦いは始まったが、やはり強化されたポーンに苦戦する華撃団だった。

 

 

そのころ帝国華撃団のメンバーは・・・

 

 

「どうするの直哉君、もうお兄ちゃん達を助けに入る?」

 

 

本当ならそうした方が、いいけど、嫌な予感がするんだ」

 

「「「嫌な予感」」」

 

 

その時直哉の予感の正体ががわかった。

 

 

 

「おまえたちぐずぐずするなピョン、エッフェル塔を爆破できないピョン」

 

「あの馬鹿」

 

「成る程そういうわけですか」

 

 

「お姉ちゃん、すみれさん、アイリス準備いいですか?帝国華撃団出撃せよ!!目標地点エッフェル塔、巴里華撃団の援護です」

 

「「「了解」」」

 

 

「クッやはり性能差は無理なのか?

 

大神が、諦めかけた時、奇跡が起きた。

 

「大神さん諦めないでください。大神さんには私達も付いてますから」

 

「その声・・・さくら君か」

 

「破邪剣征・桜花欄満」

 

双天武が、巴里華撃団を囲んでいた敵の一部を破壊し、「イリス グラン・ジャンポール」

 

 

そして、アイリスが、大神達の光武を回復した。

 

「アイリス」

 

「お兄ちゃん待った?待たせてごめんね」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

そして、すみれが残りの敵を倒し、帝国華撃団に、所属する3機が大神の元に揃ったのだった。

 

「お前たちは何者なんだい?」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「帝国華撃団だと」

「キャハハ、あれがお兄ちゃんの敵?ウサギと蛇だ。ヘビはおばちゃんなんだ」

 

「誰が!!おばちゃんだってーーーこのくそがき許さないよ」

 

 

「大神さん。私達が怪人の一人相手します。どちらの怪人がいいですか?」

 

「大神さん命令してください」

 

「わかった。さくら君たちは、ピトンの蒸気獣を頼む」

 

 

「わかりました」

 

「それじゃあ中尉先ほど直哉君にかけて貰いましたけど、中尉もお願いしますわ

 

「・・・よし・・・帝国華撃団出撃せよ・・・」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「はあーー長年やってたことありますね」

 

「うむ見事だな」

 

「今のイチローかっこ良かったよ」

 

 

そしてさくら達は、ピトンの蒸気獣と戦い始めた。

 

そして戦いは・・・

 

巴里華撃団VSシゾー、帝国華撃団VSピトンとなった。

 

「帝国華撃団貴様等を、殺してやるよ」

 

「なに言ってますの?この三下風情が」

 

「何だと!!小娘が粋がるんじゃないよ」

 

逆上したピトンは、すみれに突撃をかける。

 

「今ですわ、直哉君、さくらさん」

 

「何!!」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「神崎風塵流・不死鳥の舞」

 

 

「馬鹿なああ、このピトン様がこんな奴らにーー」

 

ピトンは前後から放たれた、二つの必殺技を受け、自身の蒸気獣と共に爆発した。

 

 

帝国華撃団の戦いが終わると同時に巴里華撃団の戦いも終わっていた。

 

 

そして二つの華撃団は、一緒に勝利の・ポーズを決めて、シャノワールに戻っていった。

 

 

そして翌日・・・すみれとアイリスが帝都に戻った直後、コンテストの主催者から、さくらと直哉の元に、トロフィーが届けられた。



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狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意前編

ダンスコンテスト終了後の会場・・・

 

「見つけたぞ、こんな所にいたか、三人の内の鬼神使役出来る姉弟め、俺は必ずお前たちに復讐してやるぞ」

 

 

謎の声がそう言った直後、謎の声は消えたのだった。

 

ついに巴里を騒がすカルマール達とは、異なる新たな悪意が動き出そうとしていた。

 

 

アイリスとすみれが帝都に戻って4日経ったある日さくらと直哉は、これまで、出来ずにいた新婚旅行を再開していた。

 

「楽しいね、お姉ちゃん」

 

そうね、直哉君」

 

今直哉達は、オペラ座や、美術館巡りをしていた。

 

「ねえ、お姉ちゃんまだ巴里華撃団の皆の事許せない?」

 

「・・・直哉君ごめんねまだ無理みたい」

 

「ううんいいよ、無理しなくても、でもねここにもカルマの実、いやこちらの世界では憑依の実がまだあるみたいだから、負の感情をなるべく抑えてね、僕お姉ちゃんが、化け物になる所なんて見たくないから」

 

「直哉君」

 

「お姉ちゃん」

 

 

「おーいさくら、直哉いつまでしてんだ」

 

「二人共いくら新婚旅行といっても無防備すぎやで」

 

「そうね」

 

「「うわあ三人とももうこっちに着いたんですか」」

 

「ええ、そうよだけど、三人ではないわ、でてきていいわよ」

 

 

「よッさくら、直哉こっちに憑依の実があるて聞いて、来たぜ」

 

「「えええーー前鬼ーーー」」

 

二人は予想外の前鬼の登場に驚いていた。

 

 

「「なんで前鬼が?千明さんと来るんじゃなかったの?」」

 

「ああ、そのつもりだったんだが、千明が予知夢を見て、先に送ってくれたんだ」

 

「さくら、直哉悪いけど、私たち隊長の所に行くから、前鬼をお願いね」

 

「じゃあな前鬼帰ったら大食い勝負しような」

 

「おう負けねえぞ、カンナ」

 

そう言ってマリア、紅蘭、カンナは直哉とさくらと別れた。

 

 

そのころ大神は・・・

 

朝食を取る為、近くのカフェに行く途中、天然ドジッコと言うスキルを発動中のエリカと会った。

 

「やあ、エリカ君おはよう」

 

「あ、大神さんおはようございますとっととあふゃあ」

 

 

!!

 

 

「大丈夫かいエリカ君?」

 

「あいったた、大丈夫ですよ大神さん」

 

その時大神の前に、三人の虚無僧が現れた。

 

「よっ隊長元気にしてたか?」

 

「大神はん会えて嬉しいわー」

 

「隊長お久しぶりです」

 

「カンナ、紅蘭、マリアじゃないか?どうしてここに」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

そして大神は、マリアたちをシャノワールに案内をした。

 

 

シャノワール・・・

 

 

「支配人大神です」

 

 

「入っていいよムッシュ」

 

「失礼します」

 

「よくきてくれたねマリア・タチバナ、桐島カンナ、そして李紅蘭」

 

「特に李紅蘭あんたは、双天武と言う最新機を作った腕前だからね」

 

「あはは、どうもあれは直哉君の案を取り入れて、双武改を強化しただけなんやけどなあ」

 

 

「隊長、支配人まずこれを見てください」

 

「「これは?」」

 

「これは、エリカの資料です。ご覧の通り霊力が非常に不安定ですので、今回の私達への依頼である強化プログラムには、エリカは参加はさせれません」

 

 

「ふむ、そのほうがいいだろうね」

 

「支配人それでは」

 

「ムッシュいいかい、私達の戦いは、生きるか死ぬかの真剣な戦いなんだ」

 

「いくらムッシュが、帝都での戦いで、仲良しこよしで、勝てたとしても、ここは巴里なんだ、いつまでもムッシュの生ぬるい優しさが聞くわけがない」

 

「くっ」

 

大神は支配人室を飛び出した。

 

「すまないねあんたら三人にも嫌な思いさせて」

 

「いえ、それでは明日から予定通りに動きます」

 

「ああ、頼むよ」

 

 

マリアたち三人はシャノワールを出てさくらと直哉の泊まっているホテルに向かった。

 



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狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意中編1

 

さくらと直哉の宿泊しているホテルの部屋では・・・

 

 

「それで前鬼、千明お姉ちゃんの夢はどんなのだったの」

 

「直哉、さくら、覚えてるか俺たちが始めてあった時に出会った、憑依獣を?」

 

「ええ、覚えてるわ」

 

「僕も覚えてるよ」

 

「あいつが、巴里で復活し、あいつより厄介な奴が、お前たち姉弟を狙う夢を、千明が見たんだ」

 

「成る程、つまり僕とさくらお姉ちゃんは、前鬼の世界の敵から、襲撃を受ける可能性があるんだね」

 

「ああ、それとな、マシン獣の奴もこちらの世界にいる」

 

「「ええーーあいつは僕達が協力して倒したのに?」」

 

「でも奴の匂いが、この世界からするんだ」

 

「でもいいの?前鬼私達のほうに来て?千明ちゃんはいいの?」

 

「ああ、そっちはゴキと、俺たちの世界の仲間が来てるからな、心配するな」

 

「わかったよ前鬼、確かに、僕とお姉ちゃんは憑依獣との戦闘経験が少ないから、助かるよ」

 

「ありがとう前鬼君」

 

その後カンナたちが戻って来た。

 

「おーい前鬼大食い勝負やるぞーー」

 

「おーわかったぜ、二人共なんかあったら召還しろよ」

 

「「わかった」」

 

そしてカンナと前鬼は部屋から出て行った。

 

 

「直哉君、双天武の調子どう?」

 

「紅蘭お姉ちゃんそろそろ双天武も限界かも、僕たちの霊力が強くなりすぎて」

 

「やっぱりなこんな事もあろうかと、強化案と新機体の案持って来たよ」

 

「「ええーーー」」

 

 

さくらと直哉は、紅蘭の言葉を聞いて驚いていた。

 

「新機体の名前は真双焔武と言うようにしたで」

 

「「真双焔武」」

 

「紅蘭お姉ちゃんそれを作るお金あったの?」

 

「すみれさんに相談したら用意してくれたからな」

 

 

「「ああ、やっぱり」」

 

「そうだわさくら、明日1日だけ私たちと巴里華撃団の特訓に付き合って欲しいの」

 

「え、でも私・・・」

 

「お姉ちゃん行ってきなよ」

 

「直哉君」

 

「僕なら平気だから」

 

「わかったわ」

 

 

そして次の日・・・

 

さくらはマリアたちと、シャノワールに向かった。

 

そのころ直哉は・・・

 

一人で、巴里市内を歩いていた。

 

「さて一人だし、お姉ちゃんの喜びそうな物探そうかな」

 

直哉は、そう思いながら二人の誕生日が近い事を思い出していた。

 

「もしかしたらマリアさん、僕にプレゼントを探せるように、お姉ちゃんを連れ出してくれたのかな」

 

 

「あれ直哉君、一人なの?さくらさんは?」

 

「うん今日は、僕一人だよ、エリカさん」

 

「そうなんだ、私も一人なんだ、一緒にいていい?」

 

「別にいけど?」

 

「ありがとう直哉君」

 

そして、直哉は、エリカと行動を共にする事になった。

 

 

「見つけたぞ鬼神使役する少年」

 

 

そして、直哉は気が付いた。

 

「エリカさんここから急いで逃げてーー」

 

「え、どういうこと?」

 

!!「危ないエリカさん。ガハッ」

 

 

「きゃあああ。直哉君」

 

 

直哉は鞭のような物で、両足を貫かれていた。

 

 

「エリカさん早く逃げて、そしてさくらお姉ちゃんを呼んで、シャノワールにいるから」

 

「駄目だよ、直哉君を置いてはいけない」

 

「大丈夫だから・・・前鬼・・・」

 

 

「させるかーーまたしても、鞭のような物が、直哉の口に入り込んだ。

 

「・・・・」

 

「喋れなければ、鬼神を呼べまい」

 

(拙い本気で拙い、お姉ちゃん、前鬼助けて)

 

「大丈夫だよ、直哉君私が守るから」

 

「・・・・」

 

 

シャノワール・・・

 

「さくら急げ、憑依獣が出たぞ」

 

「ええ、わかったわ、行くわよ前鬼」

 

 

さくらが巴里華撃団の特訓を手伝っていると、突如前鬼が現れ、さくらに、憑依獣の出現を伝えた。

 

果たして、前鬼とさくらは直哉と、エリカを襲う憑依獣を倒せるのか?



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狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意中編2

直哉とエリカが襲われてている頃、帝都で過ごしている千明の身にも異変が起きていた。

 

「マスター大丈夫ですか?」

 

ゴキが慌てて千明に近寄る。

 

 

「あ、があ、何この全身に感じる痛みは?」

 

(そう言えば、私直哉君と共有してたっけ、裏直哉君にリング修理して貰った時に、と言うことは、今直哉君襲撃されてるの?前鬼直哉君を・・・頼んだわよ)

 

千明は気絶した。

 

そのころ巴里では・・・

 

 

「・・・・」

 

(もう駄目だ意識が飛びそう)

 

「もう限界のようだな鬼神を召還する少年よ、真電様のためにその身を捧げろーー」

 

(もう駄目だ)

 

「駄目ーーーーー」

 

!!

 

「何ー俺の攻撃が効かないだと!!只の小娘如きに」

 

憑依獣が直哉に最後の一撃をを与えようとした時、エリカの中に、眠っていた力が、目覚めた。

 

 

シャノワールでは・・・

 

「何だ、この異常な霊力は?」

 

「イチローこの霊力は、エリカだよ」

 

「何だって!!」

 

大神もこれが、エリカの霊力と知り驚いていた。

 

 

とある場所・・・

 

 

「素晴らしい、素晴らしい力だ。天使よやはり貴女は、我が后に相応しい」

 

エリカの霊力解放によって、直哉の拘束も解かれた。

 

 

「直哉君大丈夫?」

 

「さくらお姉ちゃん前鬼一気に行くよ」

 

「ええ」

 

「おう」

 

「ぬう!!鬼神と術者が揃いましたか、だが負けてませんよこの憑依獣ベルク様の真の力を見せてくれる」

 

 

「いやああ気持ち悪い、何なんですか?あれは」

 

 

「エリカさんあれは、憑依獣と言って、人の奥底にある欲望を糧に成長する怪物なの」

 

「お姉ちゃん、前鬼任せたよ」

 

「わかったわ」

 

「おう」

 

「いくわよ前鬼」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「えええーーちびっ子が大きくなっちゃった」

 

エリカは鬼神となった前鬼を見て、驚いていた。

 

「いい、ZENKI、直哉君の状態を見て、超鬼神には出来ないから」

 

「わかったぜ、さくら」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

 

さくらが、千明の代わりに、金剛龍を召還した。

 

「流石だな、さくら金剛龍まで召還するとは」

 

「初めてしたけど、出来ちゃったww」

 

「何なの?金色の龍が出てきたーー」

 

エリカは何がなんだか訳がわからないまま混乱していた。

 

 

シャノワール・・・

 

 

「何だあの金色の龍は?」

 

「イチローなんか知ってる?」

 

「いや俺も知らないよ」

 

「でも、とても綺麗な龍です」

 

 

とある場所・・・

 

 

「ナーデルよあの奇怪な、生物を捕えて来い、あれを手に入れば、巴里侵攻が、容易になるかも知れんからな」

 

「ハ、カルマール様、行って来ます」

 

こうして怪人達も動き始めた。

 

ナーデルが動き出した直後・・・

 

「大変です。大神さん、怪人たちが動き始めました」

 

「怪人の目的地は、先ほど金色の龍が現れた地点です」

 

「何だって!!」

 

「巴里華撃団出撃せよ!!」

 

「「「「了解」」」」

 

 

「コルボーわかってるな」

 

はっこのマスク・ド・コルボー似お任せを」

 

そう言ってコルボーは転移をした。

 

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「ぎゃああああ。おのれー鬼神だが、真電様の目的をお前では止められない絶対に」

 

「そうかよ」

 

憑依獣ベルクは消滅し、ZENKIも童子姿に戻った。

 

 

「直哉大丈夫か?」

 

「あ、うんありがとう前鬼助けてくれて」

 

「気にするな、憑依獣を倒すのは俺様の役目だからな」

 

「エリカさん、ありがとう直哉君を助けてくれて」

 

「いえ私の方が、助けられましたよ」

 

「さあ戻りましょうか」

 

さくら達が戻ろうとした時、さくらと前鬼、直哉が、ナーデルの術によって囚われた。

 

「逃がさないわよ、貴方達3人公爵様のところにね、私と共に」

 

「そんな事は、駄目です。」

 

「駄目ですって、貴女に何が出来るのかしら、只の人間に」

 

「それは・・・」

 

「いいこの三人は、怪人よ」

 

「いいえ、さくらさんも、直哉君は人間です」

 

「はあ、はあ、エリカさん」

 

 

 

「まあどっちでもいいけど、邪魔をするな小娘」

 

 

「きゃあ」

 

ナーデルの攻撃を受けたエリカ、その時巴里華撃団が現場に到着したのだった。



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狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意後編1

「マリアどうするよ?このまま隊長達にさくらと直哉の救出任せるのか?」

 

「本来ならそのほうがいいわ」

 

「せやかて、大神はん達の戦いが長引いたら、直哉君の命が危ないんよ」

 

「そうだな、只でさえ、憑依獣との戦いで重症だしな」

 

「わかったわ、三人の救出が済み次第、撤退する条件付でいいなら行きましょう」

 

「さすがマリア」

 

「おおきにマリアはん」

 

三人の帝国華撃団も出撃した。

 

 

そのころ巴里華撃団は・・・

 

「エリカ、お前の光武F2持って来たぞ、早く乗れ」

 

「ありがとうございます。グリシーヌさん」

 

「また性懲りもなく、出てきたなナーデルちゃんよ」

 

「ロベリア今度は、負けないわよ」

 

「今回も同じ、目を見せてやる」

 

 

「来なさい、私の蒸気獣ノクテュルヌ2よ」

 

ナーデルは、自身の蒸気獣を召還し、そしてポーンも大量に召還した。

 

 

「よし皆行くぞ、作戦目標、蒸気獣ノクテュルヌ2の撃破、そして人質の救出だ」

 

「了解」

 

「隊長我ら三人、敵の撃破には賛成だが、何故奴らを助けなければならぬのだ?」

 

「そうだね、助ける必要ないよね」

 

「だな、私ら奴らが嫌いだしな」

 

「何を言うんだ、グリシーヌ、コクリコ、ロベリア」

 

「何で、皆さんそんな事言うんですか?」

 

「だって、僕たちの落ち度がないのに、何で助ける必要があるの?教えて、エリカ」

 

「それは・・・

 

「エリカさんこの件は、秘密ですよ」

 

エリカは直哉に口止めされていた

 

「あいつらーー好き勝手言いやがって」

 

「落ち着いて、前鬼」

 

しかしよ、憑依獣のことを言えば、直哉とさくらが助けられる可能性があるんだぜ、さくら」

 

「良いの、私も直哉君も、憑依獣の事は、帝国華撃団で、対応するって決めたでしょ」

 

「けどよ」

 

 

「いつまで私たちを待たせるのよ、行けポーンたち」

 

ついに戦いが、始まった。

 

 

「仕方がない。まずポーンを倒すぞ」

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

 

 

そして、ポーンを全滅させ、ロベリアが、ナーデルにダメージを、与えた時驚きの出来事が起きた。

 

?「キャアアア。何が起きたの?」

 

何故か捕まっているさくら達に、ダメージが入ったのだった。

 

 

「何故さくら君たちが、ダメージを受けるんだ?」

 

「フフ、良いこと教えてあげるわ、私のノクテュルヌが受けたダメージはあのあの檻に行くの」

 

 

「何だって!!皆攻撃中止だ」

 

大神は命令を出すが、三人は、ノクテュルヌに攻撃を続けた。

 

「あ、ぐあ、直哉くん・・・」

 

「さ・・くら、おねえ・・・ちゃん」

 

そして二人は意識を完全に意識を失った。

 

 

「いけない、あの二人を死なせては、ナーデルは直哉とさくらを回収する時、コクリコ、グリシーヌとロベリアの三人はさくらと、直哉の傷を見比べて、直哉に傷が何時死んでもおかしくない、状態と知り唖然としていた。

 

「これは一体どういうことなのだ、エリカ何故直哉が、あそこまで傷ついてたんだ?」

 

「それは・・」

 

「それは直哉と、さくらには、もう一つの使命があるからよ」

 

「マリア、それに紅蘭、カンナまでどうしてここに?」

 

「直哉達のもう一つの使命だと、その事を教えろ」

 

グリシーヌがマリアに聞くが、マリアは、断った。

 

「いえ、あなた達巴里華撃団には関係ないことよ」

 

 

「何だと!!」

 

「せやな、まさか、人質を優先しないとはうちも驚いたで」

 

「それじゃああたいたちは、逃げた奴を追うぜ、隊長たちには、隠れてる奴の相手を頼むぜ」

 

 

そしてカンナ達は、ノクテュルヌを追いかけ始めた。

 

 

そして、巴里華撃壇の前に、マスク・ド・コルボーが、姿を現わしたのだった。



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狙われた天使と少年・・・そして動き出す新たな悪意後編2

「フフ、流石ですね。帝国華撃団と言う方々は、仲間が連れ去られたというのに、冷静で、なおかつ、無能な貴方達、巴里華撃団に私の事を教えるのですからね」

 

 

「我等が無能だと!!、馬鹿にするな」

 

グリシーヌがコルボーに向かって、突撃した。

 

「その行為自体が、無能と言うのです」

 

コルボーは闇に紛れ込んだ。

 

 

「さて、始めますか、我が愛しい天使よ」

 

「愛しい天使て、私のことですか?」

 

「そうです、私は貴女と、あの少年に、恋をしたのです」

 

「私と、直哉君にですか?」

 

 

「そうです。貴女がたの力は、この私の闇をも打ち消す程の力を、感じました」

 

「だから私は、あなた達二人を、殺したいほど愛してしまったんですよ」

 

 

「出でよ私の蒸気獣セレナード2」

 

コルボーは自分のカラス型蒸気獣セレナード2を召喚した。

 

 

ついに巴里華撃団VSマスクド・コルボーとの最終決戦が始まった。

 

そのころナーデルを追いかけていた帝国華撃団は・・・

 

 

「いやあああ。出だしからやられるなんてーーー」

 

 

ナーデルの最後の叫びだった。

 

「マリアはん直哉君かなり危険やで、あと少し遅かったら、死んでても、おかしいない状態や」

 

「マリア、さくらのほうも、直哉ほどじゃないけど、やばい状態だ」

 

「そう仕方がないわ、二人は怒るかも知れないけど、翔鯨丸を呼んだから一度二人を帝都に連れて帰るわよ」

 

 

「それが良いやろな、直哉君怒るやろうな」

 

「それしかねえよ、直哉は、只の隊員じゃねえしよ」

 

「そうね、隊員でもあるし、総司令官でもあるから」

 

そして、翔鯨丸が着いた、直哉とさくらを乗せ、一路帝都に向かって行った。

 

 

「グッ強い、やはり空を、飛んでいられると、厄介だ、何とかして飛行装置を破壊できないか?」

 

「大神さん私が、何とかして見ます、どうせコルボーの狙いは私ですから」

 

「危ないよ、エリカ」

 

「そうだ、その役目は、隊長に任せろエリカ」

 

「グリシーヌさんなんで、私には命を大事にしろといって、さくらさん達は見殺しにしようとしてたんですか、私からしてみたらグリシーヌさんもコクリコも、皆怪人みたいです」

 

そう言ってエリカはコルボーに突撃しかけた。大神がエリカの援護に回りコルボーと対峙していた。

 

「何だと!!我等が怪人と変わらないだと」

 

「確かにそうかも、僕たちは誰が、好きだから嫌いとかで、助けを求める人を決めちゃいけない気がする。だって直哉君,ナーデルにやられただけじゃ、あんなにボロボロにならないと思わない?」

 

「それに直哉君は、エリカの事を嫌ってたんだよ、それでも何かから、エリカを、守って傷ついていたら、僕たちは仲間を助けてくれた人を見殺しにしかけた事になるんだよね」

 

 

「確かにな、恩人なら、お礼をするべきだな」

 

「なら早く、あの怪人を倒して、直哉達に謝るか?」

 

「そうだね、そうしょう」

 

そして一致団結した巴里華撃によってコルボーとセレナード2は、爆発した。

 

 

そして大神達はシャノワールに帰還後直哉達の状態を改めて聞かされることになる。



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帝都への帰還そして・・・新たな力

大帝国劇場・・・

 

 

支配人室

 

「何だと!!マリア直哉と、さくらが重傷を、負っただと」

 

「ええ、直哉とさくらは、巴里に現れた憑依獣での戦いの最中に、巴里華撃団の隊員を守る為、一人で戦っていたらしいです」

 

「直哉らしいじゃねえか」

 

「その後、前鬼とさくらが、憑依獣を倒しましたが、怪人に捕まり隊長と極少数の隊員が、救出作戦を提案したみたいですが、救出作戦行われず現在に至ります」

 

「馬鹿な!!大神がいながら何故行われなかったんだ?」

 

「それは、複数の隊員が、人質である直哉とさくらを嫌っていた感があります」

 

「何だと!!作戦行動中に、個人の感情を優先させる事もある程度は、許されるがけが人がいるのに、それは拙いだろう」

 

「それでさくらと直哉は、治療室か?」

 

「はい、今千明と前鬼が、二人に付いてます」

 

「そうかご苦労だったな、マリア」

 

「はい失礼します。支配人」

 

マリアは支配人室を出て行った。

 

「さて、これからどうするか?確かに異世界からの侵略の事を安易には、話せないが、向こうも掴んでいるだろうし、如何したものか」

 

医務室・・・

 

「直哉君、さくらさんごめんなさい、私が前鬼と行けば、直哉君とさくらさんに、ここまでの怪我をさせなかったと思うと」

 

「千明、お前のせいじゃねえよ」

 

「前鬼ーー」

 

千明は泣いていた。

 

「そう、悪いのは、あいつらなんだ」

 

前鬼は小声で呟いた。

 

 

そのころシャノワールでは・・・

 

 

「何なんだこの怪物は?」

 

 

「きゃああ。直哉君が、怪物にやられてます」

 

花火が、映像を見て悲鳴をあげる。

 

 

「そんな!!あの状態なのに、直哉君エリカを守ろうとしているの?」

 

「無茶だ!!」

 

「何故直哉は、逃げようとしないんだ?」

 

「グリシーヌよく見ろ、直哉は、鞭みたいな物で、両足を貫かれている」

 

「あれでは、逃げられないさ」

 

そして、映像は飛んで、ナーデルとの戦いで直哉とさくらが、巴里華撃団によって無常にも傷つけられるシーンとなった。

 

「馬鹿な我等のあの行動は、エリカを守ってくれた直哉に対して、只の八つ当たりではないか」

 

「僕も直哉君に酷いことしたな」

 

「あ、支配人」

 

「ムッシュ支配人室に来てくれないか、話したいことがあるんだ」

 

「わかりました」

 

 

大神は制服に着替え、支配人室に向かった。

 

支配人室・・・

 

「大神です。支配人、入ります」

 

「ああ、お入り」

 

「失礼します」

 

「ムッシュ実は直哉とさくらだが、帝都に運ばれて治療中だそうだよ」

 

「え、二人共、帝都で、治療中なんですか?こちらではなく」

 

「ああ、私のほうからも、こちらの方で治療するように、頼んだけど、駄目だったよ」

 

 

「え、米田支配人がそう言ったんですか?」

 

「ああ、ムッシュ米田的には、こちらでも良いような感じだったんだが」

 

「あー成る程花組の猛反対に、あったんですね」

 

「ムッシュ教えてくれないかい?直哉とさくらのことを?」

 

「良いですけど、他言無用でお願いしますよ、グラン・マ

 

 

「ああ、わかったよ」

 

 

そのころ帝都では、直哉とさくらの新機体真双焔武が完成したのだった。

 

 

果たして直哉とさくらは、新機体真双焔武に、乗ることがあるのか?



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大神の説明と米田からの通信

「グラン・マ、俺がこれから話す事は、帝国華撃団所属以外の者が知る事は、禁じられている部分があります。

 

大神は前置きでそう言って話を続けた。

 

 

「さくら君と直哉君は、帝国華撃団花組の隊員であり、さくら君は帝国華撃団総司令補佐でもあるのです」

 

「それはムッシュ米田のかい?」

 

グラン・マが、大神に質問する。

 

「・・・それは・・・」

 

その時帝都からの通信が来た。

 

「大神久しぶりだな」

 

!!

 

「米田支配人」

 

大神は、突然の米田の登場に、驚いていた。

 

 

「これはどういうことですか?ムッシュ米田?」

 

「グラン・マすまねえな、さくらと直哉の件については、俺が直接話す理由がある、巴里に現れた怪人とは別の、怪物についてもな」

 

「大神よく聞け、今回お前がナーデルと言う怪人と戦う前に直哉が戦っていた敵は、憑依獣と言う敵だ」

 

「「憑依獣!!」」

 

「憑依獣と言うのは、憑依の実と言う物が人間に憑依し、欲望を糧に成長し、孵化するのだ」

 

 

「何ですって、そんな物まででて来るなんて」

 

大神とグラン・マは、米田の話を聞き唖然とした。

 

 

「驚くのも無理はねえさ、憑依の実は異世界から来たものだからな、そして直哉とさくらは、この世界で、憑依獣を倒せる力があるのさ」

 

「そうしたこともあり、俺は直哉に、帝国華撃団総司令官の座についてもらったのさ、大神以前言った俺に何かあった場合の話も本当だからな」

 

「ちょっと待っておくれ、なら帝国華撃団には、二人の総司令官がいるのかい?」

 

 

「グラン・マが慌てて米田に聞いた。

 

「そうですな、そしてさくらが、誰の補佐をしているのかもわかりましたよね」

 

「ああ、わかったよ、しかし私はどうしたら良いんだい?」

 

「知らなかったとは言え、あの子達がしたことに加え、あの二人になんていえば良いのか」

 

「ああ、大神さくらの容態は、無事に峠を越えたぞ」

 

 

「本当ですか支配人?」

 

「ああ、ただ直哉の方は、今も危険な状態が続いている」

 

「そんな・・・」

 

「憑依獣からそちらの隊員を守る為受けた傷だけならまだしも、巴里華撃団の裏切りに近い仕打ちで受けた傷の方が深刻なんだよ」

 

 

「大神、お前はさくらから聞いたはずだよな、直哉の過去を直哉のトラウマになったあの出来事を」

 

「今回の件は、あの件と経緯が違うとしても、直哉が復帰したとしても、俺は、個人的な感情で、言って良いなら、巴里華撃団がどんなにピンチになったとしても、直哉とさくらはそちらにいかせんからな」

 

 

そう言って米田は、通信をきった。

 

「確かに、ムッシュ米田の言うとおりだね、私が事前に直哉とさくらから話を聞いとけば、少なくともあの子達が直哉とさくらにコンプレクッスを抱かせる事は、なかったはずさ」

 

 

「・・・グラン・マ」

 

大神はこれからの戦いに向けての、不安を抱えたまま出ることに恐怖を感じていた。

 

そして、間もなくそれが現実となる

 

 

「レオン準備は良いかの?」

 

「はっカルマール様」

 

間もなくカルマール達怪人軍団による最終作戦が始まろうとしていた。



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悪夢

直哉は、巴里から帝都へ移送され始めた頃から夢を見始めていた。

 

最近見ることのなかったあの夢を、直哉にとって思い出したくないあの時代の夢を。

 

 

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「もうお前は、人殺しなんだよ。お前奇妙な力使って何人町の人間を殺したと思ってやがる、500人だぞ、500」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

 

「支配人大変です。今医務室の千明さんからの連絡で、直哉君が突然暴れだしたという事です」

 

「何だと!!」

 

 

米田は急ぎ医務室にいる直哉の元に向かった。

 

医務室・・・

 

「大丈夫かい?千明に前鬼?」

 

「ええ大丈夫です、米田さん」

 

「一体直哉君に何が起きたのでしょう?」

 

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「もうお前は、人殺しなんだよ。お前奇妙な力使って何人町の人間を殺したと思ってやがる、500人だぞ、500」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

!!

 

「ああ、まただわ前鬼直哉君を抑えて」

 

「ああ」

 

「米田さん見て貰ったとおり、直哉君が暴れる時に必ず言うんです」

 

 

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「もうお前は、人殺しなんだよ。お前奇妙な力使って何人町の人間を殺したと思ってやがる、500人だぞ、500」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

「直哉暴れるな、あぶねえ」

 

 

「千明お前さんには、言ってなかったな、今直哉は悪夢を見ているのさ・・」

 

「悪夢をですか?・・・」

 

「ああ、そうさ・・・直哉は実の両親に捨てられた後、さくらと共に生活をする事になったのさ」

 

「何で、直哉君は、実の両親から捨てられたんですか?」

 

「それはな・・・直哉の両親の言葉を借りれば、化け物の力を直哉が使い、直哉が、故郷を消滅させたんだ逃げ遅れた人間500人と共にな」

 

 

「そ、そんなことあって良いわけじゃない」

 

 

「だがな千明こちらの世界では、それが当たり前なんだ、力を持つ者は少なからず直哉が経験している事を皆体験してるんだ」

 

「じゃあ何で今頃、過去の記憶が直哉君を襲うの?何でよ」

 

「それは・・・多分前鬼は見たよな、巴里華撃団が直哉とさくらを苦しめた場面を」

 

「ああ」

 

「それが原因で、過去の記憶の封印が解けたのだろう」

 

「じゃあまた奴らのせいで直哉が苦しんでるのかよ、くそーー千明巴里に行くぞ奴らに同じ事しねーと気が収まらえーよ」

 

「米田さん今回は、私も前鬼と同じ気持ちです」

 

「千明、お前まさか・・・」

 

「米田さん安心してください。ちゃんと直哉君に頼まれた物を破壊するときだけ、前鬼を超鬼神にしますから、織姫さんたちと行かせてください」

 

「しかし・・・

 

「支配人直哉指令の予知が正しければ、怪人の奥の手に、対抗できるものは真双焔武か、前鬼の力といってた」

 

「そうですそれに、千明さんも前鬼もゴキも私達の仲間ですしね」

 

「織姫にレニお前たち」

 

そして、千明、レニ、織姫、明の4人は千明の術で、空を飛んで巴里に向かい、移動を開始した。



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巴里華撃団vsレオン前編

千明の空呪であっという間に、巴里に着いた織姫たち。

 

「それじゃあ私たちは、シャノワールに行ってきます」

 

あんまり行きたくないけど直哉君の予知ぐらい止めないとね」

 

「あはは、行ってらっしゃい二人共」

 

 

そのころシャノワールでは・・・

 

巴里華撃団全員で、怪人達との戦いに終止符を打つため、敵拠点を探していた」。

 

 

「こんな事何時までする気だ、隊長こんなことしても、無意味だ」

 

「グリシーヌ君は、何時もそうだね、だから君は短気なんだ」

 

 

「戦いにおいては情報が重要なんだ」

 

「そのとーりです中尉さん分かってますね」

 

「隊長久しぶりだね」

 

「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」

 

エリカは織姫にダイブをしたが、織姫にかわされた。

 

 

「私たちは、巴里華撃団となんて仲良くなんてしませんから」

 

「僕たちは命令を受けてここにいるだけ」

 

「まったくお前たち、帝国華撃団も馬鹿な集団だよ、たかが直哉が重傷負ったくらいで、慌てて恥ずかしくないのか?」

 

「フン、巴里にすむ人が、全員憑依獣に、なれば良いのに」

 

「何だと!!貴様」

 

「やめな、グリシーヌ」

 

「織姫君もだよ」

 

 

「レニ、だって」

 

「所で、レニ君達はこれからどうするんだ?」

 

「僕達は、命令を遂行する為に、ノートルダム寺院に行く」

 

「何故、ノートルダム寺院に行くんだい?」

 

大神がレニに聞く。

 

「何故って、ノートルダム寺院の地下に僕たちの破壊対象物と、怪人の居城があるから」

 

「「「「「「何だって!!」」」」」」

 

レニの言葉を聞いて、巴里華撃団全員が驚きを隠せないでいた。

 

「レニ良いんですか教えて?」

 

「良いよ、ある程度直哉君からも誘導してて言われてるから」

 

「そうですか、けど直哉君の力は本当に凄いですね」

 

「そうだね、自分の関わる事件を、事前に知るなんてね」

 

「待ってくれ、何故君達が、そこまでの情報を持ってるんだ?」

 

「隊長、隊長はさくらから聞いてるはずだよ思い出して見て」

 

 

「え、そう言えば・・・

 

回想・・・

 

「大神さん、最近破邪の血の力の別の使い方が分かったんです」

 

「何だって!!凄いじゃないかさくら君」

 

「その力とは、自分が関わる事の中でのと言う条件が付くんですが、未来が見えるんです」

 

回想終了・・・

 

「あ、思い出した」

 

「隊長、さくらと直哉は、本来帝国華撃団隊員で、この巴里に来てたわけじゃないんだ」

 

 

「え」

 

さくらと直哉は、只新婚旅行をする為に、ここ巴里に来ていたんだ」

 

 

「「「「「「ええーーー」」」」」」

 

レニの発言でまたも驚く巴里華撃団」

 

「そんな二人を君達は、嫌いだからと言って見殺しにしようとした事は事実だよね」

 

「・・・それは」

 

「もう僕たちは、本当ならここには来たくなかった、でも直哉総司令の指示で仕方なく来たんだ」

 

 

「「「「「「何ーーー直哉が帝国華撃団の総司令だとーーー」」」」」

 

 

「そう言うことで中尉さん私たちは行きますね」

 

「え、ああわかった」

 

そしてレニと、織姫はシャノワールを出て、千明と明と合流し、怪人の居城であるノートルダム寺院に向かった。

 

 

そのころ大神は・・・

 

「隊長レニたちの言葉は本当なのか?」

 

「ああ、直哉君は、帝国華撃団の総司令官だ」

 

「何故我らに教えてくれなかった?」

 

「直哉君が喋らないという事は、まだ教える時期ではないと俺が判断したからだ」

 

 

「それで、君達はこれからどうする?君達が嫌っている直哉君の情報だから信じないで、このまま動かないつもりか?俺は一人でも行くぞ」

 

 

「「大神さん私達も行きます」」

 

 

「花火君、エリカ君」

 

「私がもっとしっかり出来てたら、直哉君とさくらさんは、もっとここでの新婚旅行を楽しめてたと思うんです」

 

「エリカ」

 

「隊長我等も行くぞ」

 

「よし行くぞ!!巴里華撃団出撃!!目標地点ノートルダム寺院」

 

 

「「「「「了解」」」」」

 

 

こうして出撃をした大神達、怪人レオンも巴里華撃団を迎え撃つ準備をしていた。

 



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巴里華撃団vsレオン後編

大神達は織姫とレニの情報で怪人たちの居城がノートルダム寺院の地下に、あることを知った、巴里華撃団はすぐさま出撃したのだった。

 

 

ノートルダム寺院前・・・

 

うわあ、ポーンが本当にいっぱいいるよ」

 

「怪しいな」

 

「どうするのだ?隊長」

 

「「大神さん」」

 

 

「・・・よし突入するぞ皆」

 

「「「「「了解」」」」」

 

巴里華撃団は、ノートルダム寺院に突入した。

 

帝都帝劇では・・・

 

直哉が悪夢を見ている頃、さくら治療が終わりさくらが目覚めた。

 

「あれここは・・・帝劇だわ」

 

「直哉君はどこかしら?」

 

さくらは起き上がり直哉を探した

!!

 

「直哉君しっかりして、拙いわ、私が意識を失ってたから、直哉君の負の記憶が、直哉君を苦しめているんだわ」

 

そして再度さくらは直哉に、封呪を施した。

 

すると直哉の表情が、穏やかになっていき、直哉は目覚めた。

 

「あれここは?あ、さくらお姉ちゃん」

 

「直哉君、ここは帝劇よ」

 

「え、なんで帝劇に、僕達がいるの?」

 

「多分紅蘭達が、私たちを帝劇に連れて来てくれたんでしょう」

 

「そうなんだ」

 

「それで直哉君、貴方巴里に行くの?」

 

「え、どういうこと?お姉ちゃん?行かなきゃ危ないんだよ」

 

「別に良いじゃない巴里の事なんて」

 

!!

 

「お姉ちゃんどうしたの?そんなこと言うなんて」

 

「私も花組の皆も、直哉君が大好きで、大事なのよ。今回の事件が低とで起きたのなら仕方がないけど、巴里で起きた事件なんだから、関係無いじゃない」

 

「それでも僕は・・・巴里に行く」

 

「だそうですよ支配人」

 

「直哉よお前一馬の子供じゃねえのに、一馬に似てきやがって」

 

「さくら、直哉お前らは、真双焔武で待機しろ、ミカサで巴里に送るからな」

 

「「ええーーー」」

 

二人は米田の言葉を聞き驚いていた。

 

 

ノートルダム寺院では・・・

 

「やはり来たな、巴里華撃団」

 

「お前は、レオン」

 

「下りて我らと勝負をしろ」

 

 

「何故私が、貴様らと同じ土俵に立たねばならんのだ?」

 

「まあ良い、大神一郎よこれを見ろ」

 

レオンがそう言うと、巨大な装置の中から、織姫とレニが姿を現わした。

 

「なッレニ織姫君」

 

「大神一郎よこの二人を助けたければ武器を置いて、我の前に立て」

 

「隊長やめるのだ」

 

「アマちゃんが」

 

イチローやめてー」

 

「大神さん」

 

 

「大神さーん」

 

 

巴里華撃団、それぞれの隊員が、大神を引きとめようとするが、大神はレオンの指示通りに動いた。

 

「・・・中尉さん」

 

「・・・隊長」

 

「覚悟は出来たか?大神一郎」

 

その時大神の耳に声が届いた。

 

「大神さーん。行くわよ前鬼」

 

「この声さくら君か?」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「何者だ?貴様は」

 

「お前には関係ねえ、くらえヴァジュラー」

 

「ぐわあああ。おのれーー」

 

レオンはZENKIの攻撃を受け、巴里華撃団のいるほうに落ちていった。

 

「大丈夫か?織姫、レニ」

 

「ありがとうデースZENKI」

 

「ありがとう」

 

「ほら織姫じっとしてろおりるからな」

 

「君達は一体?」

 

「あたしたちは、直哉君とさくらさんの友達です。今帝劇で、お世話になっててお手伝いに来ました」

 

 

「へ、お前が大神か、これ以上直哉を失望させるなよ」

 

「ああ」

 

「こらZENKIそんな言い方駄目だって」

 

「それでは私たちは、直哉君に頼まれた物空中砲台オプスキュールを、破壊に行きますから」

 

「良いんですか千明さん名前言っても」

 

織姫が慌てる。

 

「なッどうしてお前達がオプスキュールのことを知ってる?」

 

「ついでに言うけど、貴方イカの怪人に捨て駒として使われてるわよ」

 

レオンは千明の言葉で、冷静さを失った。

 

 

「馬鹿なーーーーカルマール様がーーマルシュ2巴里華撃団を殺せ」

 

 

戦いは巴里華撃団が勝利したと同時に、空中砲台オプスキュールが姿を現わした。



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脅威!!空中砲台オプスキュール現る

「なんだあれは?」

 

「しまった、もう起動出来たのね」

 

「大神さんあれがイカ公爵の切り札、空中砲台オプスキュールです」

 

「「「「「「何だって!!」」」」」」

 

「誰が、イカ公爵だーー」

 

 

「あれ、聞こえてたの?てへへ」

 

「まあ良い、巴里華撃団の諸君、ここまでよく戦った。だが、私の勝ちだ、今から貴様等の守ってきた街、巴里を消す」

 

そしてイカ公爵が・・・ギロ・・・もといカルマール公爵がオプスキュールの一撃を放った。

 

放たれたオプスキュールのビームによって、一瞬にして巴里の半分が焼け野原と化してしまった。

 

その一部始終を見てしまった巴里華撃団隊員5人は、カルマールと戦う前に、心が折れかけていた。

 

 

「ムッシュ一時撤退をしな」

 

「千明、明、レニ、織姫もあの子達と来てくれるかい?」

 

「「「「はいわかりました」」」」

 

そして、全員体制を整える為シャノワールに戻った。

 

 

シャノワール支配人室・・・

 

大神達と一緒に戻った織姫たちは、大神達とは別れ、支配人室に呼ばれていた。

 

「それで、私達になんか用なんですか?グラン・マ」

 

織姫が代表して、グラン・マに聞く。

 

 

「ああ、帝都から連絡が入って、さくらと直哉の意識が戻ったそうだよ」

 

!!

 

「それは本当ですか?」

 

「ああ」

 

「良かったね、織姫さん、レニさん」

 

「ああ」

 

「本当に良かったですよ」

 

 

千明達は、本当に体の底から喜んでいた。

 

「それでね直哉とさくらが、援軍として空中砲台オプスキュール攻略を手伝ってくれるそうだよ」

 

「「「えええーーー」」」

 

三人はグラン・マの言葉を聞いて驚いていた。

 

「また直哉君とさくらさんが、無茶をして」

 

「まあ良いじゃねえか、千明そうでなきゃあいつららしくねえよ」

 

「前鬼あんた、こっちに来て性格変わった?」

 

「そうかもな、だがあいつらに無理させれないのは、事実だしな、俺たちがカバーしてやらねーとな」

 

「そうね」

 

「そこで、帝国華撃団にお願いする。私達に巴里華撃団に、空中砲台オプスキュールに対抗手段が、未完成なんだ、だからオプスキュールは、帝国華撃団にお願いしたい」

 

 

「・・・わかりました。お任せください」

 

「レニ、こういう時の千明さんて、さくらさんそっくりですね?」

 

「本当だね」

 

「へ、織姫さんあたし失敗しました?」

 

 

「そんなことはないですよ」

 

「それじゃあムッシュ達がいる。地下司令室に行こうかね」

 

「「「はい」」」

 

 

そして地下司令室に向かうと、そこには意気消沈した巴里華撃団隊員と大神がいた。

 

 

「なんだいなんだい、もう諦めてるのかいあんた達」

 

「でも、グラン・マあんな大きい物をどうやって倒せば良いのさ」

 

「今のあんた達では、オプスキュールにも、あのイカ公爵にも勝てないだろうね」

 

「勝てるとしたら、帝国華撃団だけだろうね」

 

!!

 

「そう、あんた達が嫌ってるさくらと直哉の力を借りるしかないね」

 

 

「「「それは・・・」」」

 

「あんた達が戦わないんだったら、ムッシュの所属を、帝国華撃団に戻す事もしてやるよ」

 

「そのほうがムッシュもやり易そうだしね」

 

「支配人それは余りにも・・・」

 

「ムッシュいい加減決断しな、カルマールとオプスキュールを倒すのは、直哉とさくら達に任せるか、自分達で倒すかを」

 

「それは・・・カルマールとオプスキュールは自分たちが倒します」

 

「隊長」

 

「イチロー」

 

「お前」

 

「大神さん素敵です」

 

「大神さん」

 

「やればできるじゃないか、隊長だが残念だが、巴里華撃団には、カルマール飲みを撃破してもらう、今の私達には、オプスキュールに対抗できる手段がない」

 

それでは、オプスキュールはどうするんですか?」

 

「ムッシュあんたにはもう一つ手段があるじゃないか?」

 

 

「え、あ、まさか・・・支配人」

 

「そうさ・・・あの子達もムッシュの出撃命令を待ってるよお入り」

 

グラン・マの呼びかけで入って来たのは、織姫とレニだった。

 

「隊長間もなく、ミカサが巴里に到着します」

 

「何だって!!」

 

「そうさムッシュオプスキュールは帝国華撃団花組が対処してくれる事になったのさ

 

「「「「「「ええーーーーーー」」」」」」

 

グラン・マ・発言後シャノワール中に巴里華撃団花組の叫び声が響いたのだった。



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巴里消滅を防げ!!カルマールとの戦い前編

「支配人どうして、帝国華撃団が何故ミカサでここに来るんですか?」

 

「それは、私が、頼んだからさ、私達のリボルバーキャノンは、未完成だからね」

 

「ミカサ到着後、巴里華撃団は、ミカサに乗り、カルマールを倒してきな」

 

「そうです、オプスキュール本体は、私達と、千明さんと前鬼に任せてください」

 

「織姫君しかし・・・」

 

「隊長、何で僕達が事前にオプスキュールの存在を知ってるか、わかるよね?」

 

「あ、直哉君とさくら君の未来を見る力かあ」

 

「その通りでーす。つまり私達には、既にオプスキュールの弱点を知ってますから」

 

「「「「「何だとーーー」」」」」

 

織姫がそう言うと巴里華撃団の5人は驚いていた。

 

 

「なんですか未来が見えるなんて」

 

「そんなずるいよ」

 

「確かにな」

 

「規格外だな」

 

「凄すぎです」

 

「誰が規格外だって?」

 

「うわあ、直哉君いたのか」

 

「大神さんいたのかは?酷くないですか?」

 

「うわあ、ちびっ子」

 

「コクリコ殺すぞ」

 

「まあまあ、直哉君抑えて」

 

「離して千明お姉ちゃん、コクリコだけは、許せないから」

 

「駄目だよ直哉君」

 

千明に抱っこされながらぼやく直哉だった。

 

「ちょっと良いかい、直哉」

 

「はい」

 

直哉は千明から下りグラン・マの隣に行く。

 

「帝国華撃団総司令官、真宮寺直哉殿あの子達の数々のご無礼を許して欲しい」

 

「良いですよこちらも新婚旅行に来ただけなのに、飛んだ新婚旅行になっちゃいましたけどね」

 

「そうかい」

 

「さて、巴里華撃団の方々は、ミカサの乗船準備が出来ましたので搭乗してください」

 

「あっ千明お姉ちゃんと前鬼は、僕とさくらお姉ちゃんの部屋で待機してね」

 

「わかったわ」

 

そして全員ミカサに搭乗した。

 

ミカサ内部・・・・

 

「へえ、こんな感じなんですね、ミカサって、エリカ初めて知りました」

 

「エリカ、それは僕達が始めて乗ったからでしょう?」

 

「・・・本当に、僕はミカサに始めてなのかな?乗るのが・・・」

 

「良い艦だな」

 

「ええ」

 

「悪くないね」

 

 

「まさか、巴里華撃団の皆と、ミカサに乗るとは思わなかったよ」

 

「それは僕と、お姉ちゃんも思いませんでしたよ、大神さん」

 

 

「あ、直哉君」

 

 

「大神さん気にしないでくださいね、僕とお姉ちゃんが大怪我をしたことは」

 

「しかし、直哉君」

 

「実はあの出来事も知ってたんですよ」

 

 

「え、そうなのかい?」

 

「ええ、だから気にしないで、大神さんは、巴里を消滅させようとする敵だけに、集中してください」

 

「なんたって大神さんは12人の乙女のハートを射止めた男なんですから」

 

「本当あんたは凄い男だぜ」

 

「ちょっ裏直哉君まで、何言ってんの?」

 

「だが直哉、隊長カルマールの後に動く敵がいることを忘れるな」

 

「それは・・・」

 

「異世界からの敵、マシン獣や憑依獣のことだね」

 

「ああ、それにな・・・」

 

「さて着いたみたいですよ、大神さん」

 

「ああ、行って来るよ直哉君」

 

そして、巴里華撃団は、ミカサから降りて、カルマールのいるオプスキュールの制御室に乗り込んだ。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

 

「ぬう!!巴里華撃団ここに直接乗り込んでくるとは!!仕方がないお前たちとの決着はこちらでしてやる」

 

「開け、パリシイ空間よ」

 

カルマールがそう言うと、大神達とカルマールは開いた穴へと吸い込まれるのだった。



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巴里消滅を防げ!!カルマールとの戦い後編

空宙戦艦ミカサ内部・・・

 

 

「大変です。直哉司令」

 

「どうしたの?椿さん」

 

「大神さんと巴里華撃団の方々の反応が消えました」

 

「何だって!!」

 

「慌てるな直哉、カルマールはよほど空中砲台オプスキュールが大事なようだ」

 

「なるほど、大神さんたちが侵入したのは、制御室だからか、こちらも行くよ、主砲発射---」

 

「帝国華撃団出撃せよ!!

 

 

「了解」

 

「お姉ちゃんは少し待ってね、そちらに行くから」

 

「了解、待ってるね直哉君」

 

 

そして直哉は、艦橋から、格納庫へ移動を開始した。

 

帝国華撃団は、計画通り、オプスキュールの発射口と、エネルギー充電装置を潰す事を目的としていた。

 

そのころ、パリシイ空間に跳ばされた、巴里華撃団と大神は・・・

 

「なんだこの空間は?皆大丈夫か?」

 

「ええ、私は」

 

「イチロー僕も大丈夫だよ」

 

「何が起きたのだ?」

 

「くそ、頭がくらくらしやがる」

 

「お腹いっぱいでもう食べられませーん」

 

 

「もうエリカは、のんきなんだから」

 

「えへへ」

 

「ほら、エリカ起きてよ」

 

「は、コクリコ私の、お菓子の山は?」

 

「エリカ、そんなのないよ」

 

「ガーン夢だったの?がっくし」

 

 

「もうこうなったら、大神さんお菓子の為に、早く出ましょうこんなヘンテコな空間を」

 

 

そしてエリカは、何も考えずにあるているだけだが、ことごとく、敵のわなを突破していた。

 

「なあ、隊長、エリカを先頭に行かせたら、私達の生存率が高くなるのでは?」

 

「ああ、俺もそう思っていた所だ、グリシーヌ」

 

「とにかく今は、エリカ君を追いかけるぞ」

 

「「「「了解」」」」

 

そのころエリカは、カルマールと出会っていた。

 

「あーーーイカ公爵発見です」

 

「誰がーーイカ公爵ジャイ、よくあれだけの罠を一人で突破できたの?」

 

「あれ、罠なんてあったんですね、エリカ知らなかった」

 

「なぬーーーー」

 

その時大神達がエリカに追いついた。その時に大神達が見たのは、何故か疲れ果てててやる気のないカルマールの姿だった。

 

「小僧か、もう小僧で良いから聞いてくれ、あの娘がわしが、いろんな罠を仕掛けてたのに、気付かずにここまで来たんだと、わしの苦労しらずにだぞーーー」

 

「「「「あーーーあ、エリカやっちゃたんだ」」」」

 

この時だけはカルマールに同情をしてしまった。大神達だった。

 

そしてカルマールは、自身の蒸気獣イカ型蒸気獣サンフォニーを召喚した。

 

そこで巴里華撃団は、パリシイ空間の恐怖を味あうのだった。

 

 

 

「ぐお、まさか、光武F2が、力負けするとは」

 

「呆気ないの小僧、ここまでのようじゃの、小僧の仲間もほれこの通りよ」

 

巴里華撃団の5人もそれぞれがサンフォニーよって捕獲されていた。

 

「小僧よ最後に良いことを教えてやろう、この空間では、わしの蒸気獣は3倍パワーが上がるのだ、そして、お前達がここから出るには、このわしを倒すしかないのだ」

 

「なるほどそういうことだったか、カルマール公爵だけど、勝手に侵入したからね」

 

「何者じゃお前は?」

 

 

「すぐ死ぬ貴方に教えても仕方がないでしょう」

 

「大神さんすぐに助けますね」

「「瞳に映る輝く星は皆を導く光今その光を大いなる力に変えて破邪剣征・桜花乱舞」」

 

「うおおおおお」

 

なおやとさくらの合体必殺技が炸裂した。

 

「「今です大神さん」」

 

そして大神がカルマールに最後の一撃を与えた。



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怪人軍団壊滅そして・・・

「グフフ見事だ・・・小僧わしと、サンフォニーを倒すとはな、だがこれで終わりと思うなよ」

 

「さあ、我が欲望と無念を糧に蘇れ憑依獣真電よ」

 

「カルマールよお主の体貰うぞ」

 

そしてサンフォニー共にカルマールは死んだ。

 

空間も元通りになったはずなのに、いやな空気が流れていた。

 

「お姉ちゃん怖いよ。このままじゃ拙いよ」

 

「直哉君が恐怖を感じてるの?カルマールから出てきた憑依獣に?でもあの憑依獣とは、まだ戦えないわね」

 

 

怪人軍団が壊滅して、3日帝国華撃団の母艦ミカサは、直哉さくら、千明、前鬼、明の5人を巴里に残し、帝都に戻る事になった。

 

「ああ、直哉君大丈夫かな?」

 

「何椿?そんなに直哉君のことが、心配?」

 

「そりゃあそうですよ、あんな大怪我して戻って来たんですから」

 

「確かにそうね、でも仕方がないじゃない、憑依獣に対抗できるのは、千明さんと直哉君たちしかいないんだから」

 

「そりゃそうですけど」

 

「それに大丈夫よ、直哉君とさくらさんの新機体には、対憑依獣の対応もしてるんだから」

 

 

「確か、真双焔武でしたっけ名前が」

 

「そうそう、かっこいいわよね」

 

風組三人娘は、そんな会話をしながら、帝都までミカサを運用し帰還していった。

 

 

怪人軍団との戦いが終わり、巴里に平和が訪れたように見える巴里だが、密かに活動する真電の目的とは・・・」

 

「間もなくですぞ、我が主カルマ様」

 

「よく私を、ここまで復活させてくれましたね、礼を言います」

 

「有り難きお言葉ありがとうございます」

 

「しかし、油断なりませんまさか、こちらの世界でも、あの小娘と同様に、鬼神を使役出来る者が、いようとは、そして、小娘と鬼神共が、まさか私を追ってこの世界に、やってくるとは」

 

「心配は無用です。奴等はまだカルマ様の存在に気付いてませんそれにこの地に眠る神が、間もなく目覚めるようです」

 

「そうですか、それならば、真電よその神に付いて、憑依獣を増やし間もなくやって来る偉大な暗黒神に、その身を捧げるのだ」

 

「ははーー」

 

ついに異世界からの侵略者であるカルマが動き始めようとしていた。

 

そして、真電がいう、この地の神とは何なのか?」

 

果たして大神達、巴里華撃団は、巴里を守りぬけるのか?

 

直哉たちは真電とカルマの野望を阻止し、暗黒神の再来を、食い止められるのか?

 

 

「お姉ちゃん僕達このままだと殺されちゃうよ」

 

「え、どういうこと直哉君?」

 

「僕達を殺す為だけに、あの男が蘇る見たい」

 

「蘇る人は一体誰なの?」

 

「それはこの巴里篇終了後にわかるよお姉ちゃん」

 

 

 

 



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目覚める神前編

「都市を守る者よ、これ以上我等の邪魔をするな」

 

「パリシイの子供達よ、時は来た」

 

「う、エリカ君しっかりしろ、コクリコ、グリシーヌ、ロベリア、花火君」

 

「無駄だよ君の声は、彼女達には届かない」

 

「何だと!!」

 

「間もなく君の仲間の5人は、こうなる運命だからね」

 

そう言って、謎のピエロ少年は、エリカの体に1本の剣を突き刺した。

 

「やめろーーー」

 

そして、大神は夢から覚めた。

 

「はあ、はあ、夢か・・・よし着替えて、シャノワールに行くか」

 

大神はアパートを出て、シャノワールに行く前に朝食を食べにカフェに行くと、そこには、エリカとさくら千明の三人がいた。

 

「「「あ、大神さんおはようございます」」」

 

「ああ、おはようエリカ君、さくら君、・・・えーと君の名前は?」

 

「あ、そう言えば、自己紹介まだでしたね、私の名前は、役千明です17才です」

 

「大神さん凄いんですよ、千明さんさくらさんの声真似が似てるんですよ」

 

「宜しくね千明君」

 

「はい」

 

「ああ、レオンとの戦いの時、一瞬さくら君と間違えたもんな」

 

「そう言えば、千明君あの時織姫君とレニを助けた生き物は?何なんだい」

 

「え、前鬼のことですか?」

 

「前鬼と言うのかあの人は」

 

「大神さん前鬼は、人でははなく鬼なんですよ」

 

「「ええーー」」

 

大神とエリカは、千明の言葉を聞いて驚いていた。

 

 

「あれが伝説上の生物鬼なのか、始めて見た」

 

「はい、私もです」

 

「さくらさんあの二人大丈夫?」

 

「大丈夫よ、こちらの世界では、鬼は存在しない架空の生き物だからね」

 

「でもさくらさんと直哉君は、すんなり前鬼と仲良くなってたし」

 

「ああ、それはねリングが私と直哉君に、夢と言う形で千明ちゃんの世界をかなり見てたからね」

 

「ええーーーそうなんですか?」

 

「うん、それで犬神君に、恋した友達助けたりしてたでしょ」

 

「あ、さやかのことだ」

 

「あはは」

 

そんな楽しい時間は唐突に終わりを告げる。

 

「お姉ちゃん、千明お姉ちゃん、戻ってきて憑依獣が出て来たよ」

 

「「わかった直哉君」」

 

さくら達が直哉の連絡を受けた直後大神とエリカも、シャノワールから連絡を受けていた。

 

「ムッシュ、エリカ、あのカルマールが生きていて、凱旋門に現れたよ」

 

「何ですって!!」

 

「エリカ君急ぐぞ」

 

「はい大神さん」

 

 

大神とエリカは急ぎ、シャノワールに戻り、他の隊員と合流し、凱旋門に出撃した。

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「そこまでだ、カルマール」

 

「・・・主らは一体誰じゃ?我が何者かを知っているのか?」

 

「何を言っているんだ?カルマール」

 

何の前触れもなく、復活をしていたカルマール。だがこれは、これから巴里で起きる事態の序章に過ぎない。



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目覚める神後編

大神達巴里華撃団が復活したカルマールと対峙している頃・・・

 

 

パリ市内全域・・・

 

「さあ行け憑依の実よ、巴里に住む人間全員を憑依獣に変えるのだ」

 

 

「ぎゃああああ」

 

「うわあああ。たすけてぐれーーー」

 

 

「きゃああああ。やめてーーアスラーン」

 

次々と憑依獣と化した人々が人を襲うと、まるでウイルス感染のように、憑依獣となって行く。

 

「ぐはは、いいぞいいぞその調子だ」

 

 

「そこまでよ、憑依獣真電」

 

「ぬう、やはり現れたか、カルマ様に抗う者達よ」

 

「カルマですって!!」

 

「そうだ我の目的は、この巴里という街に、カルマ様を復活させることだ」

 

「そんなことは絶対させない、直哉君さくらさん力を貸して」

 

「うん」

 

「ええ」

 

「来るか鬼神を使役する少女、役千明よ、お前はこの真電が殺してくれるわー」

 

「「「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」」」

 

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「ZENKI千明お姉ちゃん、僕とさくらお姉ちゃんは、真双焔武で、憑依獣になった人を助けに行くから、超鬼神なる時は、ゴキと協力してね」

 

「わかったわ」

 

「おう」

「ZENKI行くわよ、超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

 

「直哉君ここは、私達に任せて行って」

 

「ありがとう千明お姉ちゃん」

 

そして、直哉とさくらは、憑依獣となった人々を救う為千明達と別れた。

 

「今度こそお前を、倒してやるぜ真電」

 

「それは、こちらのセリフだ鬼神」

 

こうして千明達が、こちらの世界に来る切欠となった憑依獣真電との最後の戦いが始まった。

 

 

そのころ巴里華撃団は・・・

 

 

「グフフ見事だ小僧、このわしを2度も屠るとはな、だが我らパリシイの怨念が、滅びたわけではないぞー」

 

 

カルマールがそう言うと蒸気獣サンフォニーは、爆発し、カルマールも爆発の中に、消えていった。

 

巴里華撃団と、カルマールの戦いを上空で見ていた、ピエロ少年はカルマールの魂にお疲れ様と言った。

 

 

「時は満ちた、パリシイの子らよ汝らの魂を我等の神オーク巨樹に捧げる時が、目覚めよオーク巨樹よ」

 

ピエロ少年がそう言うと、巴里全体に大地震が起きた。

 

地震が収まった直後、巴里を覆う巨大な気が生えていた。

 

「あれはまさか憑依の木?」

 

「違うなあれこそは、巴里に封印されし、古の神オーク巨樹と言う物だ、役千明よ」

 

「オーク巨樹ですって!!」

 

「我等の戦いも、ここまでだ鬼神」

 

「待ちやがれ真電」

 

「マスターどうします?これから」

 

 

「とりあえずあんな者が出てきた以上、直哉君とさくらさんも、シャノワールに集合すると思うから私達も行きましょう」

 

「そうですね」

 

そして千明達も、一度シャノワールに向かった。



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3章 最終回 巴里は燃えているか前編

シャノアール地下司令室・・・

 

「一体あれは何なんだ?」

 

「禍々しいですけど、何故だがあれを見ていると、心が安らぎます」

 

「何を言ってるんだい?エリカ君」

 

「ごめんイチロー僕もエリカと同じ気持ちだよ」

 

「コクリコ君もなのか?」

 

 

「直哉君これはどういうことなの?」

 

さくらと千明が、直哉に小声で聞く。

 

「多分、巴里華撃団のみんなは、刷り込み状態と思うよ」

 

「「刷り込み」」

 

「刷り込みてあの動物とかで最初に見たものを親と思うあれのこと?」

 

「うんそうだよ、千明お姉ちゃん」

 

「だが、通常と異なるのは・・・」

 

「うわあ裏直哉君いつの間に」

 

さくらが驚いていた。

 

「ああ、驚かせてすまない」

 

「オーク巨樹に引かれて、出てきたようだ」

 

「「オーク巨樹?」」

 

「ああ、それがあの巨大植物の名前で、エリカ達巴里華撃団の魂に刷り込みをした犯人さ」

 

「「ええーー」」

 

「ほらオーク巨樹を起こした者が来たよ姉さん達」

 

裏直哉がそう言うと、シャノワールに通信が来た。

 

「やあ、巴里を守護する者達巴里華撃団と、はるか東の地からはるばる来てくれた、帝国華撃団、僕は、帝国華撃団の力に興味がある」

 

「そりゃそうだろ、俺達帝国華撃団には、異世界からの協力者がいるからな」

 

「ふーんあわせてくれないか?異世界人に」

 

「ああ、良いぞただし、お前達が巴里華撃団に勝てたらな」

 

「ふ-んそんなこと簡単さ、何故なら・・・・」

 

「巴里華撃団の5人が、パリシイの子らだからか?」

 

裏直哉がそう言うと、ピエロ少年サリュは驚いていた。

 

 

「まあ君が何者でも良いさ、巴里華撃団の諸君僕とオーク巨樹は、この偽りの巴里を破壊する」

 

「君達が邪魔をしても良いよ、・・・出来るならね」

 

そう言って、通信は切断された。

 

「皆、急いで出撃するぞ」

 

大神がそう言うが、5人は、動けずにいた」

 

「ごめんなさい大神さん」

 

 

「くそ何なんだ、この気持ちは」

 

「何故私の体が動かんのだ?」

 

「ごめんイチロー」

 

「大神さん私たちは、出撃出来そうにありません」

 

「一体どうしたんだいエリカたちは?」

 

「グラン・マそれは刷り込みですよ」

 

「刷り込み?一体どういう事だい?直哉」

 

直哉は、大神とグラン・マに、今巴里華撃団5人に起きていることを説明した。

 

「まさか、エリカ達に、そんな経緯があったとはね」

 

「それじゃあ、エリカ達は、オーク巨樹に逆らえないという事かい?直哉」

 

「いえ、完全に逆らえないわけではありません。より強い意志があれば跳ね除けれるでしょう、さあ大神さんのでばんですよ」

 

「いい!!何故だい?直哉君?」

 

「それは貴方が、この5人と、身近にいたからですよ、そうかつて僕とさくらお姉ちゃんが、京極や葵叉丹と戦う勇気が出たのは、大神さんの言葉なんですから」

 

「そうだよねお姉ちゃん」

 

「そうね、大神さん自信を持ってください。今エリカさんたちを救えるのは貴方だけなのだから」

 

「直哉君、さくらくん」

 

「皆聞いてくれ。俺は巴里を救いたいわけじゃない」

 

「ムッシュ何を・・・」

 

横槍を入れようとするグラン・マを直哉が止めた。

 

「俺は君達といろんな事を体験し、楽しい思い出となった俺の大事な街だから、守りたいんだ。俺たち6人で」

 

「貴公はなんと言う男だ」

 

「ヘッ悪くないなそういうのも」

 

「大神さん素敵です」

 

「イチロー大好きだよ」

 

「大神さん・・・行きましょう。私達の最後の戦いへ」

 

「ああ、エリカ君」

 

「相変わらず、お姉ちゃん大神さんすごいね」

 

「そうね直哉君。たった一言でここまで変えるんだっからね」

 

 

「へえ大神さんて、只の女好きじゃないんだね」

 

「千明ちゃんそれとは違うからね」

 

よし皆行くぞ!!巴里華撃団出撃せよ!!目標地点オーク巨樹」

 

「「「「「了解」」」」」

 

こうして巴里華撃団は、最後の戦いへ出撃した。



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3章 最終回 巴里は燃えているか後編

大神達がオーク巨樹に向かった後のシャノワール・・・

 

「さて、お姉ちゃん、千明お姉ちゃん僕達も行こう」

 

「ええ、そうね」

 

「いつでも良いよ直哉君。この仕事は私たちにしか出来ないもんね」

 

「ちょっとお待ちよあんた達、どこに行くんだい?」

 

「グラン・マオーク巨樹に巣食う憑依獣を倒してきます」

 

「何だって!!」

 

「多分そいつを倒さない限り、大神さん達は勝てないと思います」

 

そして、直哉とさくらと千明は、真双焔武に乗りオーク巨樹に潜む、憑依獣を倒しに向かった。

 

オーク巨樹内部・・・

 

 

「ふう、何とか潜り込めたな、エリカ君」

 

「ええ、ですが皆と逸れちゃいましたけど」

 

「仕方が無い皆を探しながら最深部に行くしかない」

 

「行くぞ!!エリカ君」

 

「はい、大神さん」

 

そして、大神とエリカは、最深部に向かう過程で、コクリコ、花火&グリシーヌ、ロベリアの順で、合流をして、オーク巨樹最深部手前で、ピエロ少年サリュが操る蒸気獣オパドが現れた。だが、大神達はサリュが乗るオパドを完全に倒したはずだった。

 

「何ー!!」

 

「素晴らしいこの力はーー」

 

その時サリュの額に浮かんでいたのは憑依の実だった。

 

そのころ直哉たちは・・・

 

 

大神達とは.別のルートで、オーク巨樹内部に侵入した三人は、大神達を助ける為オーク巨樹に巣食う憑依獣を探していた。

 

「千明お姉ちゃん。オーク巨樹の中では、お姉ちゃんと、明さんの力で、前鬼を鬼神に戻る?」

 

「ええ、大丈夫よ、直哉君私には、貴方の霊力が宿ってるからね」

 

「そう言えばそうだったね」

 

「さくらお姉ちゃんどうしたの?」

 

「直哉君、私嫌な予感がするよ」

 

「嫌な予感?」

 

「うん」

 

 

「お姉ちゃんも感じてたんだ、多分僕達ここでの戦いの後跳ばされると思うよ、並行世界にね、場合によってはさくらお姉ちゃんと千明お姉ちゃんが、跳ばされるかも知れないけどね、多分3人は確実跳ばされると思ってね」

 

「お姉ちゃんたちが跳ばされても僕が助けに行くから」

 

「・・・直哉君」

 

そしてさくら達は、たどり着いた憑依の実の元、憑依の木の精霊カルマの元へ。

 

「やっぱりカルマ復活してたのね」

 

「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」

 

「そんな事は、させないよお婆ちゃん」

 

「何だと!!このガキ」

 

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

 

「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」

 

食らいやがれ、金剛斧争覇斬」

 

「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」

 

「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」

 

「球体転移邪刻球ーー」

 

「あの技は真電が使った技だわ」

 

「あぶねえ千明」

 

千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。

 

「なおや、さくらー」

ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。

 

「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」

 

ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。

 

 

「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」

 

 

カルマは消滅した。

 

そのころ巴里華撃団は・・・

 

 

ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

巴里に平穏が戻った瞬間だった。

 



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特別編 特別編 離れ離れになった姉弟さくら篇

今回から、特別編として作者のもう一つの新しい小説サクラ大戦来訪者は私の幼馴染の世界に姉弟共に行って貰います。


こちら側ではサブタイトルでわかるようにさくら視点で行きます。

直哉君サイドは、サクラ大戦来訪者は私の幼馴染のほうに投稿予定です。




「さあお前たちよこの術でこの世界から消えろーー球体転移邪刻球」

 

「きゃああああ。直哉君ーーー」

 

「お姉ちゃんーーーーーー」

 

 

こうして姉弟は離れ離れになった。

 

 

「う、ここは、上野公園なの?」

 

「直哉君がいないどこに行ったの?」

 

さくらは消えた直哉を捜しに行こうとした時、翔鯨丸が出撃するのを見た。

 

「翔鯨丸だわ。やっぱりここにも、帝国華撃団が存在するのね」

 

「とりあえず帝劇に行って見ましょう」

 

さくらは大帝国劇場に向かう途中何者かに襲撃を受けた。

 

 

「きゃああ。一体誰ですか?私を襲うのは」

 

だが、さくらを襲撃した者の気配は、既に消えていた。

 

「一体誰が私を狙うの?もしかして直哉君が言っていた私達の世界からの誰かが、蘇って来たの?」

 

「もしそうならこの世界の帝国華撃団と、接点は安易に持っていないほうが良いわ」

 

「彼女達を巻き込む事に、なりそうだし」

 

「直哉君待っててね、必ず迎えに行くからね」

 

そんな決意しているさくらの元に一人の男がやって来た。

 

「お前さんかい、異世界から来た、さくらと言うのは?」

 

「あ、貴方は、米田支配人何故ここに?」

 

「成る程な俺を支配人と呼ぶのは、俺の事を知らない証拠だからな」

 

「え、それはどういうことですか?」

 

「お前達の世界では、俺が帝劇の支配人かもしれないが、ここでは違う奴が支配人なんだよ」

 

「ええーーー」

 

さくらは米田の言葉を聞いて驚いた瞬間。何者かに襲撃された。

 

「誰ですか?いい加減姿を現わしなさい」

 

「フフ、久しぶりだな。真宮寺さくらよ」

 

「なっお前は京極圭吾、何故ここにいるの?」

 

「私はお前たちに倒された時魂の1部がこの世界に、たどり着いたのさ、そしてこの世界の自分の中に潜んで居たが、貴様等二人がこの世界に来たことを知った私は、貴様等に復讐する事を誓ったのだ」

 

「この新たなに得た、この力でな」

 

!!「あれは、憑依の実」

 

「うおおおお。素晴らしいこの力はあああ」

 

 

「何だと!!人間が化け物になったぞ」

 

「あれは憑依獣というものです」

 

「憑依獣だと!!」

 

「まさか私達の世界の京極の魂が、こちらの京極と同化しただけならまだ私だけでも何とかできるはずだったのに」

 

「多分ここでは前鬼は、呼べないし、とりあえず誰もいない所に移動しないと」

 

 

そしてさくらは人通りの無いエリアに行き、怨霊憑依獣となった京極待ち構えた

 

さくらと別れた米田は・・・

 

「おっといけねえ急いで、直哉達に連絡しないと、俺の感だと、異世界のさくらだけでは、勝てないはずだし、直哉が保護した少年がいればな、勝機があるかもしれんからな」

 

 

そう言って米田は、帝劇に連絡をした。

 

 

この続きは、サクラ大戦来訪者は私の幼馴染特別編 離れ離れになった姉弟直哉篇1に続く



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特別編 再会姉弟篇

この話の中盤からいわゆる共通ルートになります。

したがって二つの小説の内容が共通ルート中はほぼ同じになることをご了承ください。


7人では、真宮寺姉弟だけの絡みがあればこちらで追加と言う感じになると思います

逆にもう一つのほうのキャラだけの絡みの場合は、サクラ大戦来訪者は私の幼馴染 の方に乗せます

両サイドを見たい方はお手数ですが2度見てください


芝公園・・・

 

アイリスの超能力ので、悪霊憑依獣を一時撤退させた、紫藤直哉たちは、離ればなれになっていた姉弟の再会を邪魔をせず離れた場所で待っていた。

 

 

「お姉ちゃん漸く会えたね」

 

「そうね、直哉君のほうは無事だった?」

 

「うん」

 

「裏直哉君は?」

 

「あのね、お姉ちゃんここに来てからもう一人の自分は、ずっと寝てるんだ」

 

「ええーー大丈夫なの?転移させられた影響なのかしら?」

 

「どうして、お姉ちゃんは憑依獣と戦ってたの?」

 

直哉が、さくらに聞く。

 

「直哉君貴方巴里にいる時言ってたわよね、もうすぐ私たちを殺す為に蘇ると」

 

「それが、さっきの悪霊憑依獣、私達の世界の元陸軍大臣の京極圭吾よ」

 

「あらら、京極さん本当に怪物に進化したんだね」

 

「それで、これから直哉君どうするの?」

 

「とりあえず、紫藤直哉さんに、相談してみるよ」

 

「紫藤直哉さん?」

 

「うんこの、世界の帝国華撃団の司令なんだ」

 

「ええーーー」

 

そして二人は、紫藤直哉の元に向かった。

 

「直哉さん。お待たせしました」

 

「お、もういいのかい?直哉君」

 

「はい、姉さんを紹介しますね。一応ですけど」

 

「初めまして紫藤直哉さんですね。この度は弟を助けていただきありがとうございました」

 

「私の名前は・・・」

 

「ああ、大丈夫です名前は知ってますから」

 

「え、それはどういう・・・」

 

「それはですね、さくらちゃん来て」

 

「はーい」

 

「「わ、私がもう一人いる」」

 

「とう言う訳さ、さくらお姉ちゃん」

 

「成る程ね、並行世界ならもう一人の私がいても不思議じゃないわね」

 

「さすが、直哉君のお姉さんですね、それに引きかえ、さくらちゃん何腰を抜かしてるの?」

 

「だって、本当に驚いたんだもん仕方が無いじゃない」

 

「さくらちゃんアイリスを呼んできて、帝劇に帰るから」

 

「はーい」

 

「直哉君達も良いかな?上野公園に置いてある二人の機体も、帝劇で修理しても?」

 

「はい、宜しくお願いします」

 

「じゃあ一緒に、大帝国劇場に戻りましょうか?」

 

「「はい、宜しくお願いします」」

 

そして5人は、車に乗り、大帝国劇場に向け車を発進させた。

 

「車中では・・・

 

 

「へえー直哉君とさくらちゃんて幼馴染なんだいいなあ」

 

「ところで、さくらさんて、少年直哉君と結婚してるんですか?」

 

「ええ、してるわよ、ほら」

 

さくらは、さくらちゃんに乾坤指輪を見せた。

 

それを見た、さくらちゃんから皆が驚く言葉を言った。

 

「ねえ、直哉君私達も、今から結婚式挙げようよ」

 

「「「「ええーーー今から?」」」」

 

「急にどうしたのさくらちゃん?」

 

「だってーーさくらさんを見てたら、羨ましくなって来ちゃって」

 

「そうなんだ、でも今は、結婚より車から降りてほしいな帝劇に着いたから」

 

「「「「あ」」」」

 

 

こうして帝劇に着いた。直哉たちは改めて異世界から来た二人から憑依獣について、話を聞くのだった。



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並行世界の帝国華撃団隊員 真宮寺姉弟篇

「さて、お姉ちゃんどうする?」

 

「どうしょうか?とりあえず護法リングの事は秘密で、憑依獣の事は、異世界からの侵略で良いんじゃない?」

 

 

「確かにその方が良いね、事実憑依獣は、異世界から来たんだし」

 

僕達が、話していると、こちらの帝国華撃団の地下司令室に僕と、お姉ちゃんは、案内されていた。

 

 

「さて、二人に改めて自己紹介をするよ、僕は帝国華撃団総司令の紫藤直哉です。宜しく」

 

「それでは、大神さんから順番に挨拶をお願いします」

 

「俺は大神一郎宜しく二人共」

 

「私は、とは言っても本人がいるけど、真宮寺さくらです。宜しくお願いします」

 

「神埼すみれですわ」

 

「やっほーアイリスだよ」

 

「マリア・タチバナよ、よろしく」

 

「李紅蘭ですよろしゅう」

 

「桐島カンナだよろしくな」

 

「以上が帝国華撃団花組のメンバーだよ、真宮寺さくらさん。そして真宮寺直哉君」

 

「改めて、教えて欲しい君達がここに来た切欠を」

 

「それは僕とお姉ちゃんが、新婚旅行で巴里に行ってたら襲撃されたと思ったらここにいたんです」

 

「成る程、その犯人が、さくらさんが戦っていた敵と思って良いんですね?さくらさん」

 

「はい」

 

「質問ですけど、帰り方知ってるんですよね?元の世界への」

 

「「・・・・」」

 

「分かりました。そういうことでしたら、二人が目的を果たすまでここにいてください」

 

 

「ちょっ直哉、良いのかそんなに簡単に信じて?」

 

大神が心配しながら司令に聞く。

 

「大丈夫ですよ、二人はなんたって別世界の帝国華撃団で米田さんの選んだ人物ですから」

 

「そう言うことなら、今のところは信用するよ」

 

「それでは皆さん解散としましょうか」

 

 

「ああ、二人のさくらさんと直哉君は残ってくださいね」

 

「「「はい」」」

 

そして、部屋には4人が残った。

 

「さて、直哉君とさくらさん、君達霊力以外の力を持ってるのかな?」

 

「何故そう思うのですか?直哉さん」

 

「僕の両親がそういう系で、呼ばれてたからね僕も、式神だっけ、そう言う者と遊んだ事もあるからね、さくらちゃんとも」

 

「え、あの女の子人間じゃなかったの?直哉君」

 

「うん、そうだよさくらちゃん」

 

 

「ええーー」

 

驚愕の事実に、困惑するここの世界のさくらだった。

 

 

「成る程、紫藤司令の言うとおり僕とさくらお姉ちゃんには、別の力があります」

 

「直哉君良いのね?」

 

「うんお願いお姉ちゃん」

 

じゃあ行くわよ、前鬼召喚」

 

さくらがそう言うと、さくらの護法リングが光を放つ。

 

「うお」

 

「きゃあ」

 

紫藤直哉も、もう一人のさくらも、余りの光で、目を閉じた。光が収まり二人が、目を開けると、そこには童子姿の前鬼がいた。

 

「嘘本当に、前鬼が来た、直哉君と合流前は、出来なかったのに」

 

「それ本当?お姉ちゃん」

 

「ええ、本当よ」

 

「もしかすると、お姉ちゃん京極を見た後前鬼召喚した?」

 

「いいえしてないわ」

 

成る程、やはり憑依獣が出てきたから前鬼を呼べた可能性が高いね」

 

 

その後さくらと直哉は、改めて前鬼について説明と、前鬼が鬼であることを秘密にしてくれるように頼んだのだった。

 



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元の世界のその後と鬼神と憑依獣の説明

元の世界・・・

 

巴里 シャノワール

 

無事、パリシイの神オーク巨樹を倒した巴里華撃団だったが、大神と彼女達には戦いの勝利を素直に喜べない理由があった。

 

 

その理由とは、彼女らは戦いの後に聞かされた真宮寺姉弟の消失が、原因だった。

 

 

「隊長一体直哉とさくらは、どこに消えたのだ?」

 

「もしかして、本当は、死んじゃったのかな?」

 

「馬鹿か、コクリコあの二人が死ぬわけ無いだろう」

 

「確かにあの二人なら生きてる気がします」

 

「・・・」

 

「千明君大丈夫か?君は二人と仲が良かったからショックだろう」

 

「大丈夫ですよ大神さん、少なくとも直哉君は生きてますから」

 

「「「「「「何ーーーー」」」」」」

 

 

「千明の発言に驚いた大神達だが、さらに驚く事が起きた。

 

「おっ千明俺を、さくらが呼んでやがる行って来るぜ」

 

「本当前鬼二人を守るのよ、多分私とゴキは、行けないから」

 

「おう、じゃあな」

 

そして、前鬼は、さくらと直哉の元に召喚された。

 

 

並行世界の大帝国劇場地下司令室・・・

 

 

「真宮寺直哉君。君のお姉さんが呼び出したそれは何?」

 

「え、えーと前鬼ですが?」

 

「前鬼?つまり君のお姉さんは隊員で、ありながら式神使いなのかい?」

 

「正確に言えば、違いますけど、大体あってますね」

 

「でも前鬼が鬼という事は、秘密でお願いします」

 

「きゃああああ。かわいいこの子」

 

 

「うわあやめろよ、さくらと同じ顔だから殴れねえし、直哉助けてくれ」

 

「さくらさんこれ以上するなら、これからさくらさんと呼びますよ良いですね」

 

 

「直哉君やめるからそれは、やめてーーー」

 

「もう一人のさくらが、泣きながら紫藤直哉に謝っている。

 

 

「ふいー助かったぜ、ありがとな、直哉」

 

「僕は、何もしてないよ、前鬼を助けたのは紫藤直哉さんだしね」

 

「成る程あの男の名前も直哉なのか」

 

 

前鬼は、自分をよく知る直哉に、確認した。

 

「直哉俺様を呼べるという事は、憑依の実が出たのか?」

 

「うん最悪な事に、その実が、直哉さん達も聞いててくださいね」

 

「うん分かったよ直哉君」

 

「死者に取り付いて、悪霊憑依獣になっちゃたんだ」

 

「「「何だってーーー」」」

 

 

前鬼と紫藤直哉ともう一人のさくらは、同時に叫んでいた。

 

 

その時緊急サイレンがなりモニター見ると、なんと悪霊憑依獣が黒乃巣会の脇時を操り帝都を破壊し始めていた。

 

「何が起きたんですか司令?」

 

「大神さん謎の敵が、脇時を使い帝都全域を破壊しています至急脇時を撃破してください。自分とさくらさんと直哉君で謎の敵に対処しますので」

 

「了解です。帝国華撃団出撃します」

 

そして今回の元凶である悪霊憑依獣の元に二人の直哉と、二人のさくらとそれぞれの量子甲冑、光武と真双焔武に乗り、前鬼の5人で向かった。

 

 



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悪霊憑依獣京極を倒せ姉弟篇

来たか、真宮寺姉弟、とこの世界の帝国華撃団」

 

「さあ覚悟は出来たな、殺してやるぞ

 

「行くわよ前鬼」

 

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「うわあ前鬼君が大きくなったよ、直哉君」

 

「落ち着いてね。さくらちゃん」

 

「「超鬼神力、ヴァジュラマハル、サムスカーラ」」

 

「五大招来」

 

ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」

 

 

「きゃあああ。前鬼君が、変身来たーこれで勝ったわ」

 

(なんか今回さくらちゃんが崩壊してる気がする)

 

そして、ついに悪霊憑依獣との最終決戦が始まろうとしていた。

 

「行くよお姉ちゃんZENKI」

 

「おう」

 

「行きましょう」

 

真双焔武は、ZENKI共に突撃した。

 

「さくらちゃん僕達も行こう」

 

「うん直哉君」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

「二つの必殺技が重なり悪霊憑依獣にぶつかる。

 

「グオオ。この程度のことで、我が敗れるのか」

 

 

二人の必殺技を受けた悪霊憑依獣京極は爆発を起こした。

 

「やったわね。直哉君」

 

「・・・おかしい、ZENKI気をつけて」

 

「ああ、まだ奴の気を感じるからな」

 

「ええ、そんなじゃあどこに行ったの京極は?」

 

「・・・ここだよ真宮寺さくら」

 

!!「あぶねえ、さくら、直哉」

 

「があああ。大丈夫か?二人共」

 

ZENKIは、直哉とさくらを守る為に、身を出した。

 

「「ZENKI」」

 

「京極貴様、紫藤直哉さんとこちらのさくらさんに、憑依したのか?」

 

「その通りよ、お前たちの目を誤魔化す為の爆発の時にな」

 

「食らえ破邪剣征・桜花爛漫」

 

「何!!その技はもう一人のお姉ちゃんは使えないはず。京極何をした?」

 

「知れたことよ、私の力で無理やり引き出しているのさ」

 

「京極!!貴様」

 

「いいぞいいぞ、真宮寺直哉私を憎めさすれば再び、空中要塞武蔵は復活を果たすのだ」

 

!!何ですって」

 

さくらは京極の言葉を聞いて、驚いていた。

 

「それがどうした・・・京極圭吾」

 

「む・・・」

 

行くよお姉ちゃん、ZENKI」

 

「ええ、良いわよ直哉君」

 

「おういくぜ直哉、雷鳴将来・・・」

 

「破邪剣征・雷桜爛漫ーーー」

 

「馬鹿なああこの私がまたしても敗れるというのか」

 

 

悪霊憑依獣京極を倒した直哉たちは護法リングにより元の世界に戻っていた。

 

紫藤直哉たちとは挨拶が出来ないまま・・・

 

「お姉ちゃん、前鬼帰ってこれたね」

 

「ええ、そうね」

 

「そうだな」

 

「結局あの並行世界に、跳ばされた理由がわからない」

 

「京極を倒す為じゃないの?」

 

「でも京極のあの言い方は、僕たちを追いかけて来たようだったし、それが気になるんだ」

 

「気になるて?」

 

「僕達があの世界に行ったことで、あの世界の歴史が狂う事件が起きなければ良いけど」

 

「そこは俺たちが、考える事じゃねえと思うぜ」

 

「前鬼」

 

「なんかあれば、リングが呼ぶだろし、シャノワールに帰ろうぜ」

 

「フフ、そうね」

 

そして3人はシャノワールに戻った。

 



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4章 回想篇 4章 回想編 帰還と帰国

今回から新章です。

今まで直哉君の過去について断片的にしか書いてませんでした。

新章では、回想編として、幼い二人の出会いやどうして一緒に生活するようになったのかを、書いて思います。

全体的に暗い話が続きますがご了承ください。


無事並行世界から帰還した、直哉とさくらは、シャノワールに行くと大神達巴里華撃団全てのスタッフから帰還パーティを開かれ二人は戸惑っていた。

 

 

その上千明が直哉から離れなくなり直哉が早く帝都に帰りたといっても、船旅で帰ることとなった。

 

 

太正15年9月・・・

 

シャノワール前

 

「それでは大神さん、巴里華撃団の皆さん僕たちは帝都に帰りますね」

 

「ああ、さくら君、直哉君、千明君色々助かったよ」

 

「直哉君もさくらさんたちも、また遊びに来てくださいね」

 

「「「はい」」」

 

「直哉にさくら色々迷惑をかけた、すまなかった」

 

「直哉君は、凄いちびっ子だよ」

 

 

!!「っ」

 

「「直哉君抑えて抑えてね」」

 

「さくらお姉ちゃん、千明お姉ちゃん離してーーー」

 

そして3人は港に行き、帝都行きの船に乗り込み、出港するまでの時間寛ろいでいた。

 

船は、出港し、帝都に着くまでの1週間の船旅が始まった。

 

そして回想編のスタートは、千明の一言から始まるのだった。

 

「ねえ直哉君聞いて良い、直哉君の昔の事を?」

 

「え、僕の昔の事を、千明お姉ちゃん面白くないけど、それでも良い?」

 

「うん、お願い直哉君」

 

 

「じゃあ話すよ、僕はね、4歳まで、仙台の山奥にある集落人口600人ぐらいの集落で暮らしてたんだ」

 

「そんなある日、事件が起きたんだ」

 

「事件?」

 

「直哉君、飲み物持って来たよ、一緒に飲もう。ほら千明ちゃんも」

 

「ありがとうさくらさん」

 

「所で千明ちゃんと何話してたの?直哉君」

 

「さくらお姉ちゃんと出会う前の話だよ」

 

!!

 

「もしかして、さくらお姉ちゃんも聞きたい?」

 

「うん聞きたい」

 

「その事件とはね」

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

 

「僕の霊力が目覚めたばかりで、その集落600人中500人を、集落ごと消滅させてしまったんだ」

 

「え、そんなことがあったなんて」

 

「その事件後「僕は、実の両親から、化け物や殺人者などを言われ続け、僕は捨てられたのさ」

 

!!

 

「酷いよそんな仕打ちするなんて」

 

「ああ、俺も酷いと思うぜ」

 

「何時の時代でも人間は、かわらねえな」

 

「何で、力を持っただけなのに、そこまで拒絶されないといけないの?」

 

千明がそう言うと、さくらが話しかけた。

 

「千明ちゃんそれは、貴女が未来人だからだよ」

 

「え、それはどういうことですか?さくらさん」

 

「千明ちゃんの場合、前鬼が封印されていた時、予め伝承と言う形で、情報があったでしょ?」

 

「確かに」

 

「でも私達の場合は、違うの私はそういう血筋だから聞いてたけど、直哉君の場合は直哉君だけが目覚めたからなのよ」

 

「そうだな、そこは俺もさくらと同じだな。人間と言う生き物はある種、以前カルマが言ってたように、自分の都合を優先したがる。それは千明の時代もさくら達の時代も人間と言う本質は変わらないからな。

 

「そうか、幼い時に目覚めたから制御しきれず暴走し、それを見た人たちが恐れを抱くのは納得できます」

 

それから暫く直哉の実の両親の直哉の対応について、話す千明とさくらだった。

 

もう暫く回想編続きます。



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回想 地獄の日々始まる

「お母さん、お父さん僕を捨てないでよ。」

 

「もう俺たちはお前のりょうしんじゃねえ、何処へでも消えろ、この化け物」

 

「何で僕の事化け物て言うの?どうしてお父さん」

 

「もうお前は、人殺しなんだよ。お前奇妙な力使って何人町の人間を殺したと思ってやがる、500人だぞ、500」

 

「僕そんなの知らないよ。お願いだから誰か助けてーーーー」

 

直哉が叫ぶが、誰も直哉を助けなかった。

 

 

「う、う、お父さん、お母さん」

 

 

直哉は、泣きながら夜の山道を歩いていた。

 

直哉は実の両親によって山に捨てられたのだった。

 

現在

 

船内・・・

 

「酷い酷すぎるよ、山に捨てるなんて」

 

 

「それから僕は転々と山道を歩いていたら、一組の老夫婦と出会い僕は、一晩だけ老夫婦と過ごす事にしたんだ」

 

「「それで、それで?」」

 

さくらと千明は直哉に先を話す事を言う。

 

「これは僕も後で、知ったんだけど、その老夫婦は、人身売買で生計を立ててたらしいだ」

 

「あと少し、遅ければ僕も外国に売られてたんだって、助けてくれた刑事さんが言ってた」

 

 

「「なッなんて事なの、良かったね直哉君」」

 

「ううん助けてくれた刑事さんも、実は僕を、狙ってた一人だったんだ」

 

「「え」」

 

直哉の言葉を聞き、驚くさくらと千明だった。

 

「その警察のおじさんは、僕に霊力があることを、最初から知っていて、僕の力を使って、千明お姉ちゃんの時代の言葉で言えば、競馬やパチンコで、ずるして儲けてたんだ」

 

「そんな生活を半年くらい続いて、その男が捕まって、それからと言うもの、僕の力を使い、儲けたいという一身で僕を引き取りたいという人が増えて僕は、たらい回しにされ、僕は次第に人を信じる事が、いかに愚かと言う事を知ったんだ」

 

「「直哉君・・・」」

 

「確かに俺様も、いろんな時代で、いろんな人間を見てきたが、ここまで貪欲な人間を聞いたのは始めてだぜ」

 

「そして、次第に皆の要求が、次第にエスカレートしていきついに僕は、耐えられずそこから逃げ出したの、当然にげたのがばれて、捕まりそうなった時、助けてくれたのが、一馬義父さんだったんだ」

 

「そうだったんだ」

 

「あ、そのころ私も知ってる、そのころお父様が出かけたら中々帰ってこないし、わたしよりそのこの方が、大事と勘違いしたぐらいだし」

 

「お姉ちゃんごめんね僕のせいで」

 

「ううんいいよ、直哉君。直哉君が私のお父様と出会うまでの事を聞いたら、お父様が急いでた理由がわかったしね」

 

「それでどうなったの?直哉君」

 

「一馬義父さんに助けられて僕は、すんなり真宮寺家に行くこと拒んだの」

 

その時の僕は、人間不信だったから」

 



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回想編 さくらと直哉の出会い

その日私は、久しぶりにお父様が帰ってくると聞いて、嬉しかった。

 

だけど私は驚いたお父様が血まみれの男の子を連れて帰って来た時は。

 

「お父様そのこ大丈夫なの?」

 

「さくらか、大丈夫さ,さくらの血を少し上げれば助かるから」

 

「本当!!お父様?」

 

「ああ」

 

 

そして治療の末男の子はは助かったけど、それを知った近所の子供達には、こう言われていた。

 

「化け物さくらの家にもう一匹化け物が住み付いたぞ、おー怖い」

 

「やめてよ直哉君をそんなふうに言わないでよ」

 

「おお、化け物さくらが怒ったぞ逃げろー」

 

「うっうっ何で皆あんな酷いこと言えるの?」

 

「さくらどうした?またあいつらになんか言われたのか?」

 

「あったけし君.うわーーん」

 

「さくらはたけしに抱きついた。

 

「おい、さくらあいつらに何ていわれたんだ」

 

「直哉君を化け物と言ったんだもん」

 

「そうか、さくらと直哉は、あいつらの持っていない物を持ってるからな、しかしさくらも、最近直哉を守るようになったな」

 

「だってさくら、直哉君のお姉ちゃんになったし、直哉君もさくらと同じなんだって」

 

「そうか、なら直哉も、さくらが好きになれば良いなあ」

 

「そうだね」

 

そして私はたけし君と一緒に帰ると、直哉君がいた。

 

「あ、さくらお姉ちゃんおかえり」

 

「ただい・・・え、直哉君今私のことを、初めてお姉ちゃんて言ってくれたの」

 

「うわっぷお姉ちゃん苦しいよ」

 

「良かったなさくら」

 

 

「うん、たけし君」

 

「こうして私と直哉君は仲良くなれたんだよね」

 

 

「そして暫くして、あの降魔戦争が起きて、一馬義父さんが死んだんだ」

 

「え、そんなことがあったんですか?さくらさん」

 

「ええ、その当時私と直哉君には小さいので、詳しく教えて貰えませんでしたけどお父様は死んだ事だけは、はっきりわかりましたけど」

 

 

「そんな事って」

 

「千明、それが戦争なんだ」

 

「互いの存在をかけたな」

 

「でもそれでも、悲しいよ」

 

「ありがとう、千明お姉ちゃん」

 

「でもいいんだ、僕たち一馬義父さんに結果的にまた会えたから」

 

「ええ、そうね」

 

「え、それはどういうこと直哉君」

 

「その話はまた今度ね千明お姉ちゃん、もうすぐ日本に着くからね」

 

「あ、待ってよ直哉君、さくらさん」

 

こうして、直哉達は巴里から戻って来た。

 

太正15年10月帝都で新たな戦いが、幕を開ける。この戦いは詳細な記録には、残ってはいないが。

 

 

後に後に第二次降魔戦争と呼ばれるようになる。

 

果たして、帝国華撃団はこの戦いに勝利できるのか?

 

 



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5章 復活の降魔篇 5章 復活の降魔篇 立ち込める暗雲前編

この章では基本大神がまだ巴里にいる時期の帝都の話なので出て来たとしても出番は余り出ません。最初以外は。

代わりにサクラ大戦Ⅴの前日譚的ゲームに出て来たキャラ達が出て来ます。




「パトリック様準備が、整いました」

 

「そうですか、我等の計画を発動するには、いまだ混乱が物足りないのです」

 

「黒騎士、赤騎士白騎士、反魂の術を使い、悪魔王サタンとこの地に眠る怨霊降魔を使いこの地帝都に混沌を作り出せ、我等の主のために」

 

 

「「「ハッ」」」

 

 

パトリックの命を受けた3人はいずこかに消えたのだった。

 

 

太正15年10月巴里・・・

 

「巴里を震撼させた事件パリシイ事件を無事解決させた大神と巴里華撃団。

 

彼らは漸く手に入れた平和な時を、満喫していた。

 

「ふうこんなもんかな、ねえコクリコ?」

 

「そうだね、イチロー、でもやっぱり悔しいなあ」

 

「何がだい?コクリコ」

 

「あのダンスコンテストだよ」

 

「ああ、あれは私も、悔しかったぞ」

 

「「グリシーヌ」」

 

「今度は私達が、勝つぞ」

 

「「ロベリア」」

 

「そうですね、今度はさくらさんと、直哉君に勝ちたいですし」

 

「花火君」

 

「でも、さくらさんと直哉君のダンス凄かったですね」

 

 

「あれには、我等も脱帽だったな」

 

大神達が、平穏を満喫している頃、シャノワールで低との異変を感知していた。

 

「オーナー依然帝都にある帝国華撃団本部と、連絡繋がりません」

 

「オーナー大神さん達に連絡しますか?」

 

「待ちな、シーまだムッシュ達には、伝えなくて良い」

 

「しかし、オーナー」

 

「良いかい、私達の通信が届かないなら、私たちには何も出来ないんだ、そんな状況なのにあの子達を不安にさせてどうするんだい?」

 

 

「それに、あんた達帝国華撃団が、簡単にやられると思うかい?」

 

「「それは・・・」」

 

「とりあえず通信は続けて送りな、繋がるかもしれないからね」

 

「「ウイ、オーナー」」

 

「直哉、さくら無事でいるんだよ」

 

 

帝都東京・・・

 

「支配人駄目です。外部との連絡が一切繋がりません」

 

 

「何だと!!」

 

「これではまるで、帝都東京全体が巨大な迷宮のようです。各隊員と連絡は帝劇周辺のみと、制限されています」

 

「何と言うことだ」

 

 

「パトリック様、作戦の第一段階、帝都巨大ダンジョン化、成功しました」

 

「これで帝国華撃団の行動範囲を制限する事が出来ました」

 

 

「白騎士、このダンジョン化を止められる可能性はありますか?」

 

「それは無いね、ダンジョン化を止めるには、僕達が、帝都中に設置した装置を3つ全て同じタイミングで破壊しなければ駄目な上に、僕達が守護するからね」

 

 

「その他にも、降魔や、パリで捕獲したポーンを放ちますので、彼らには勝ち目などありますまい」

 

「そうだと良いんですけどね」

 

そのころ直哉とさくらは・・・

 

「成る程ね、あの4人が、今回の首謀者なのか」

 

「直哉君一度戻る?」

 

「そうだねどうやら、この現象を止めるには、3人の騎士を倒さないと駄目みたいだね」

 

「それをクリアーしても、問題が起きると思うけどね」

 

「それじゃあ帝劇に戻るわね」

 

「お願いお姉ちゃん」

 

果たして帝国華撃団は、この窮地を抜け出せるのだろうか?

 

 

 



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5章 復活の降魔篇 立ち込める暗雲後編

地下司令室・・・

 

「何だと!!それは本当なのか?直哉さくら」

 

 

「ええ、彼らが言ってました、今回のこの事象を起こしている装置を同じタイミングで、壊さないといけないと、但し帝都がこの状況なので、すんなり目的地に僕とさくらお姉ちゃん以外が、行けるかが、不安要素ですね」

 

 

「確かにな、相手の思惑通りに動かないと、いけないとはな」

 

「ひとまず、今回の敵の目的がはっきりするまでは、後手になるけど、ある程度敵の自由にさせる事もありだと思います」

 

「そうだな、仕方が無いか」

 

「多分今回敵が、帝都に仕掛けた罠は、僕達帝国華撃団の、行動範囲を、制限させる為だと思います」

 

「成る程、奴らの企てを、達成するには、時間が必要と言うわけか」

 

「とにかく今は、帝劇周辺の敵を掃討していたら敵も動きを見せるでしょうね」

 

「そうだな、そして、バラバラになった仲間を救出しながら、敵の装置を探すか」

 

「はい、それが現状最善だと思います。米田司令」

 

頼むぞ、さくら、直哉」

 

「「了解です」」

 

そして二人は、真双焔武に乗り、出撃した。

 

そのころ帝劇周辺エリアでは・・・

 

「アイリスもうすぐ、帝劇だから頑張って」

 

「でも如何いうこと?巴里の怪人が使ってた、敵や、降魔が出てくるなんて」

 

「そう言う事は、ここを切り抜けて、考えようアイリス」

 

「そうだね、レニ」

 

そして二人は、戦闘を開始した。

 

 

「あ、お姉ちゃん、この近くに、アイリスと、レニの光武の反応があるよ」

 

「わかったわ、直哉君」

 

さくらと直哉は、アイリスと、レニの元に急いで向かった。

 

「レニこれ以上は、危険だよ」

 

「でもここを突破されたら、帝劇が狙われる」」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

桜花放心で、レニたち周辺の敵を一掃に成功した。

 

 

「あ、これはさくらの技だ」

 

「良かった間に合って」

 

「レニ、アイリス一度帝劇に.撤退するわよ」

 

「「了解」」

 

「ふむ、この状態でよく撤退と言う選択を選んだな」

 

「貴方は、誰?」

 

「僕は白騎士、真宮寺姉弟僕は、君達二人を殺す存在さ、真宮寺姉弟、僕と戦いたいなら、浅草まできな」

 

白騎士はそう言うと、何処かへ消えていった。

 

帝劇に戻ると・・・

 

「成る程な装置の一つが浅草にあるのか」

 

「はい白騎士がそう言ってたんで、間違いないでしょう」

 

「そうか、直哉、さくら引き続き仲間の捜索と、情報収集を頼む」

 

「「了解」」

 

「再び直哉と、さくらは、真双焔武乗り、情報収集と仲間の捜索に出撃した。

 

 

「上野公演周辺では・・・

 

 

織姫と、紅蘭の光武が、レニとアイリスの時のように敵に囲まれていた。

 

そのころ帝劇でも、変化が起きていた。

 

「これは言ったどういう事だ、今まで上野公園のモニターは写ってなかったのに、どうして今は見れるんだ?」

 

!!「まさか、上野公園にさくらと直哉真双焔武が向かったからか?」

 

「もしそうなら、奴等は、真双焔武に対応できるという事になる拙いぞこれは」

 

そしてもうすぐ、米田の予感が現実の物となる。

 



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花組救出作戦1

「織姫さん紅蘭さん無事ですか?」

 

「さくらはん」

 

「直哉君」

 

「良かった無事みたいですね」

 

「お姉ちゃん撤退しょう」

 

「ええ、じゃ行くわよ、破邪剣征・桜花放心」

 

「ええーー」「そんな馬鹿な」

 

直哉とさくらは、桜花放心で、殆どの敵を倒したと思っていたが、倒せていたのは2割程度だった。

 

「やはり、そうか直哉、さくら、聞こえるか?」

 

だが米田の呼びかけには、反応しない、さくらと直哉だった。

 

「くそ!!、本当に見ることしか出来ないのかよ、直哉さくら気が付いてくれ」

 

「桜花放心が、駄目なら他の技で・・・」

 

「お姉ちゃん待って必殺技は、撃たないで」

 

「直哉君どういう事?」

 

「お姉ちゃん、紅蘭さん、織姫さん、こいつらはやられた技に耐性が付くシステムみたい」

 

「じゃあこいつらの前じゃ、技が使えないのね」

 

「そう言うことなら通常攻撃で倒します」

 

「そうやな行くで」

 

そして、さくら達が、上野公園の敵を殆ど倒した時、さくら達の前に、今度は赤騎士が現れた。

 

「流石ですね」

 

「誰だ?」

 

「私は赤騎士です。さすがこの国の剣士、我等の仕掛けをみやぶるとは、驚きました」

 

「賞賛に値しますよ、小さき剣士よ」

 

「今回はここまでにしましょう」

 

「私と戦いたければ、王子に来なさい。この国の守護者よ」

 

「貴女たちの目的は何ですか?」

 

「我等の目的は、ただ一つ、我が主の悲願を叶えることだ、小さき剣士の守護者よ」

 

「では、さらばだ」

 

そう言って、赤騎士は、撤退した。

 

「はあ、はあ」

 

「直哉君大丈夫?」

 

「お姉ちゃん少し寝て良い?」

 

「良いわよ戦闘もないだろうし」

 

「ありがと・・・スース-」

 

「よほど疲れてたのね、巴里から帰ってきてすぐ今回の戦いが起きたものね、そうまるで私達が、帰ってくることを待ってたように」

 

「紅蘭、織姫さん一度帝劇に戻りましょう」

 

「そうやな、うちも疲れたわ」

 

「了解ですさくらさん」

 

 

支配人室・・・

 

 

 

「おう、さくらお疲れさん、直哉は如何した?」

 

「直哉君は、疲れて自室で寝ています」

 

「後はマリアと、カンナに、すみれの3人か」

 

「ええ、ですが直哉君に少し休息を与えてあげたいんです」

 

「そうだな、さくらも休息を取れよ、グラン・マから聞いてるぞ」

 

お前と直哉は、巴里の事件直後、並行世界に跳ばされたんだろう?」

 

「その世界で、一体何があった?」

 

「支配人、「私と、直哉君は並行世界で、私たちが倒した京極圭吾が、蘇っていました」

 

「何だと!!京極がだと」

 

「ええ、最悪な事に、京極は、憑依の実を手にいれ、悪霊憑依獣になって、並行世界の帝国華撃団と、私と直哉君を、襲ってきました」

 

「何だと!!京極が、憑依の実を手に入れていただと?」

 

「ええ、それで私たちは、並行世界の帝国華撃団と協力し、憑依獣となった京極を倒し、元の世界に戻って来たんです」

 

「成る程な、さくら、部屋に戻って良いぞ」

 

「はい失礼します」

 

さくらは自室に戻って行った。

 

 



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休息と異変

今彼真宮寺直哉は自分の姉のさくらと同じ部屋で寝ている。

 

だが彼の体は既に、まだ見えぬ悪意によりその自由を奪われていた。

 

その事実を帝国華撃団で知るものはいない。

 

「パトリック様計画通り、少年剣士の体に呪詛を打ち込みました」

 

「そうですか、ならば赤騎士、白騎士行きましょう。大帝国劇場で、起きる姉弟による死のダンスが開演する前に、彼も連れて行きましょう」

 

 

大帝国劇場・・・

 

 

直哉とさくらの自室

 

「あ、起きたのね直哉君」

 

「・・・」

 

直哉はいきなりさくらに襲いかかり、さくらの首を絞めようとした。

 

「きゃああ。やめて・・直哉君・・・前・鬼来て」

 

さくらは苦しみながらも前鬼を召喚した。

 

「何してんだよ直哉やめろー」

 

前鬼が直哉をさくらから離した。

 

「ごほっごほ、ありがとう前鬼」

 

「前鬼さくらさん達に何かあったの?」

 

「ああ、直哉が何者かに操られさくらを殺そうとしてたぜ」

 

「ええーーそれで二人は無事なの?」

 

「ああ、千明直哉を見てくれ、呪詛見たいのがある」

 

「本当ね、ゴキこの呪詛解除できる?」

 

「無理ですね、マスターこのタイプの呪詛は、打ち込んだ本人を倒すしかないです」

 

「そうなんだ、一体誰が打ち込んだのかしら?」

 

千明が考えていると、さくらが気が付いた。

 

「あ、千明ちゃん直哉君は?」

 

「あ、さくらさんは、今直哉君に近づかないでください」

 

「え、どうしてなの?千明ちゃん」

 

「それは、今直哉君は、姉弟で殺し合うようにする為の呪詛の影響下にあるからです」

 

!!そ、そんなー」

 

「千明ちゃん、千明ちゃん達の力でその呪詛をどうにかできないの?」

 

さくらが、千明に質問をした。

 

「さくらさん、ごめんなさいこのタイプは、かけた敵を倒すしかないんです」

 

「そんな、かけた相手もわからないのに、帝都がこの状態で大変な時に、真双焔武が使えないなんて」

 

 

「ちょっと待て千明向こうから来てくれた見たいだぞ」

 

「え、前鬼どういうこと?」

 

「匂いだよ直哉の呪詛に付いてる魔力と、同じ魔力がここに近づいてるんだ」

 

「何ですって!!」

 

千明が驚いたと同時に、帝劇でも緊急出撃のサイレンが鳴った。

 

「さくらさんは、地下司令室に行ってください」

 

「でも・・・」

 

「良いかさくら今お前がやらないといけない事は、なんだ?」

 

「帝国華撃団の一員として、帝都を守る事」

 

「だよな」

 

「千明直哉は、俺様とゴキが守るだから、千明はさくらと出撃して、呪詛をつけた奴を見つけろ」

 

「そうか、私には、直哉君の霊力があるから真双焔武に乗れるわ」

 

「さくらさん地下司令室に、行きましょう」

 

「ええ、わかったわ、千明ちゃん」

 

 

こうして、直哉の代わりに、真双焔武に乗ることになった千明、果たして千明とさくらは、直哉を救えるのか?



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再臨悪魔王サタン前編

「おう今集結してる人数は、これだけだな?さくら」

 

「はい司令」

 

「後は、マリア、すみれ、カンナの3人か」

 

「皆敵が、大帝国劇場に向かって来ている」

 

「今回の敵は、降魔や、パリで出現したポーンが、尖兵として使われている。

 

「皆気をつけろよ、俺の感では、これだけで終わるとは思えん」

 

「そう言えば、さくら直哉はどうした?」

 

「直哉君は、何者かの攻撃を受けて、出撃不能です」

 

「「「「「何だってーー」」」」」

 

さくらを除く全員が、さくらの言葉を聞いて驚いていた。

 

「それでは俺たちの最大戦力が使えないのか?さくら」

 

 

米田がさくらに、質問をした。

 

「司令、その心配はありません。敵の策略は、多分直哉君を封じて、真双焔武を使わせないようにするためでしょうけど」

 

「さくら、お前千明に真双焔武に乗せる気か?」

 

「ええ、そうですよ司令」

 

「「「「ええーーー」」」」

 

米田とさくらのやり取りを聞いていた。アイリスたち4人が驚いていた。

 

「さくらいくらなんでも、無茶だよ千明お姉ちゃん量子甲冑に、乗ったこと無いんだよ」

 

「そうやで、さくらはん」

 

「さくらいくらなんでも、無謀だ」

 

「そうですよ。チェリーさんそれに、確か真双焔武は、さくらさんと直哉君の霊力でしか、起動出来ないはずですよ、それはどうするんですか?」

 

 

「あ、それなら大丈夫ですよ、織姫さん」

 

千明がそう言う。

 

「何故大丈夫何ですか?千明さん」

 

織姫が千明に質問する。

 

「だって私の中に、直哉君の霊力が、入ってますから」

 

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

今度は千明の言葉を聞いて、またもアイリス達5人がが驚いていた。

 

「成る程な、そういう事ならさくら千明を、真双焔武に乗せろ、そして出撃しろ」

 

「「了解」」

 

「行くわよ千明ちゃん」

 

「はいさくらさん」

 

 

そして、帝国華撃団は出撃した。

 

 

大帝国劇場前・・・

 

「遅いなあ、あいつら、僕達が来てるのを知らないのか?」

 

「流石に、それは無いだろう白騎士」

 

「そうだよね、でも良いの赤騎士?」

 

「何がだ?白騎士」

 

「今回あの強い量子甲冑出てこないよ」

 

「それは当たり前ですなんせ、このパトリック・ハミルトンがした呪詛なのですから」

 

・・・「来たようですパトリック様」

 

「帝国華撃団参上!!」

 

「貴方達は一体何者なの」

 

「我々は黙示録の三騎士」

 

「黙示録の三騎士やて、一人足りんとちがうん?」

 

「その通りもう一人はお前達の仲間3人といるからな」

 

「何ですって!!すみれさん達は無事なの?」

 

「お姉ちゃん凄いね、この状況で、他人の心配が出来るなんて」

 

「さて、そろそろ我々は帰りますよ、ここからは彼の為の舞台なのですからね」

 

「「はっパトリック様」」

 

「待ちなさい」

 

「そうそう、一つ言い忘れてましたけど、貴方達の仲間の3人はあと2時間で処刑されますよ」

 

 

「「「「「「何ですって」」」」」」

 

「それまでに、この包囲網を突破し、赤坂までこれますかね」

 

「それでは後は彼に任せましょう」

 

黙示録の三騎士達が、撤退した直後に、さくらたちの前に現れたのは、悪魔王サタンだった。



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再臨悪魔王サタン後編

銀座 大帝国劇場前・・・

 

「なッ貴方は・・・」

 

「久しぶりだな、帝国華撃団」

 

「そして、真宮寺さくらよ3年振りだな、大神一郎がいないのは、残念だがな」

 

「我の名はサタン、今再びこの地に舞い降りた悪魔王サタンなり」

 

「何だと!!何で奴が?依り代となった、山崎もいないのに?」

 

米田も驚愕していた。かつて倒した、降魔の王サタンが復活していた事に。

 

 

「誰が、貴方を復活させたんですか?」

 

「真宮寺さくらよ、その答を知りたければ、この降魔軍団に勝てたら教えてやる」

 

「出でよ降魔」

 

サタンに召喚された降魔は、味方である筈の降魔や、ポーンたちを破壊していった。

 

「なッ何をしてるの?味方を破壊するなんて」

 

「あんな紛い物等要らぬわ」

 

そう言ってサタンは、自ら召喚した降魔に、黙示録の三騎士の置いて行った降魔兵器とポーンの破壊を続けさせていた。

 

「そのころ・・・

 

「あーーあいつ僕達のを壊してるよ」

 

「何心配ありません。彼の行動は想定内です。黒騎士」

 

「はっ」

 

「貴方は彼が危機に瀕した場合、人質を使い帝国華撃団を封じなさい」

 

 

「ハッ了解しました」

 

そう言って黒騎士は、消えた。

 

 

「ねえ、パトリック様、何時まで帝国華撃団の相手をするの?」

 

「来月には、我等の主が帝国陸軍に、ヤフキエルを譲渡するまで遊べますよ、白騎士」

 

「成る程僕たちの目的は、譲渡されるまでの、時間稼ぎと、注意を引くことなんだね」

 

「そう言うことです。白騎士」

 

 

そのころサタンと帝国華撃団は・・・

 

 

「くっ何この降魔は?硬すぎるわ」

 

 

「成る程な、この帝都中の結界は、我等の能力を引き上げることが出来るのか」

 

「え、それじゃあ、帝都中がパリシイ空間状態なの?」

 

「皆大丈夫?」

 

「さくらは、アイリスたちに連絡を取った。

 

「うん、何とか無事だけど、この降魔たち硬すぎるよ、さくら」

 

「こっちもやさくらはん」

 

 

「どうしよう?このままでは皆がやられるのは、時間の問題かな」

 

「そうださくらさん、ちょっと見ててね」

 

「え、千明ちゃんどうするの?」

 

 

「こうするの、火炎呪カーン」

 

千明は呪力を用いた攻撃を降魔にすると、なんと一撃で辺り一面の降魔が倒された。

 

「す、凄いよ千明ちゃん」

 

「いやーー霊力に耐性があるみたいだから、それ以外の力で攻撃をしてみたの」

 

 

「何なんだ?あの力は?」

 

サタンも今起こったことに驚きを隠せないでいた。

 

そんな時、黙示録の三騎士の最後の一人黒騎士が、さくら達の前に現れた。

 

「貴方は、一体誰ですか?」

 

「我が名は、黒騎士、少年剣士の姉よあれを見ろ」

 

黒騎士が指す方向を見ると、そこには処刑台に、磔にされている。残りの4人の姿があった。

 



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花組救出作戦2

!!「すみれさん皆」

 

「さあ、どうする、少年剣士の姉よ、我らと戦い人質を見殺しにするか、我らに降伏するか、さあどうする?」

 

「・・・・」

 

「さくらアイリスは、さくらがどんな答を出そうとも、さくらを信じるよ」

 

「それは、うちもや」

 

「私もでーす」

 

「・・・僕も」

 

「当然私もですよさくら」

 

「皆、千明・・・私たちは、決して貴方達に降伏なんてしないわ」

 

「「「「さくら」」」」

 

「そうか・・・ならばこの3人には、死んで貰うとしよう」

 

黒騎士は、さくらの答を聞き、3人の処刑準備に入った。

 

「「駄目ーーー」」

 

その時さくらと千明の護法リングが光を放った。

 

「「リングが光出した、なんで?」」

 

 

光の中から出てきた人物によって、黒騎士はダメージを受けた。」

 

「グッ貴様は誰だ?どこから来た」

 

「我が名は、黄泉の国の王、エンガイの子犬神狼である」

 

「ええええーー何で犬神がこっちに来るのよ」

 

千明は驚いていた。

 

「それは俺も、同じだ、食らえコロナストライク」

 

犬神は、黒騎士にコロナストライクを放った。

 

「うおおおお。何なんだ、この力は?」

 

黒騎士は、今までに受けたことの無い攻撃に戸惑っていた。

 

「くっサタンここは退くぞ」

 

「うむ、その方が良さそうだな、あの少年から溢れている力は明らかに異質だ」

 

 

「ほう、この犬神狼空逃げられると思うなよ、行け黒帝」

 

 

犬神に名前を呼ばれた黒い犬が、黒騎士と、サタンを襲う。

 

 

「「ぐわあああ。何なんだこの犬は?」」

 

 

「えええーー黒帝何で、いるのよ」

 

その時黒帝が、サタンの左腕を噛み切った。

 

 

「ぎゃああ。私の腕がああああ」

 

「サタンの左腕のあった場所から大量の血が、噴出していた。

 

「きゃあああ」

 

「アイリス見ちゃ駄目」

 

咄嗟にさくらが、アイリスの光武改のモニターを隠すが、サタンの叫び声でアイリスにも想像が容易に出来ていた。

 

「クッなんて事だ、たった一人と一匹の犬にここまでしてやられるとはな」

 

黒騎士は、サタンを抱きかかえ、転移をした。

 

黒騎士たちが撤退後・・・

 

 

「おい女、ここは一体何処なんだ?」

 

「ここは、私達の世界ではないわ、犬神」

 

 

「何だと!!いい加減な事をいうな、女」

 

「本当の事よ犬神君」

 

「お、お前はあの時鬼神を使役していた女」

 

「私は、真宮寺さくらよ。よろしくね」

 

「一体俺たちを、呼んだ」

 

「それは、多分黒帝君の関連でしょうね」

 

「何!!」

 

「実は犬神君信じられないと思うけど、この世界にマシン獣がいるのよ」

 

「何だと!!」

 

さくらの言葉を聞いた、犬神は驚いていた。



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黒帝

「おいこの世界にマシン獣が存在するだと、どういう事だ術者の女」

 

「私だってわからないわよ、前鬼がマシン獣の匂いが、するしか言わないから」

 

「チッ使えない女め」

 

「何ですって!!犬神」

 

「まあまあ、千明落ち着いて」

 

さくらが、千明を落ち着かせる。

 

「ねえさくら、聞いた犬神の言葉を、酷くない?」

 

「はいはい」

 

「犬神君」

 

「何だ?女」

 

「まだ、自己紹介がまだよね、私は真宮寺さくらよ、と言っても犬神君とは、初対面じゃないけどね」

 

「何」

 

その時、黒帝がさくらに近づき、さくらに懐いた。

 

「さくら大丈夫なの?」

 

アイリスが、さくらを心配しながら聞く。

 

「大丈夫よ、アイリス」

 

アイリスは、黒帝に近づき、頭を撫でた。

 

「ねえ、お兄ちゃんこの犬、お兄ちゃんの犬なの?変わった犬だよね」

 

「黒帝は犬じゃないぞ」

 

「ヘッどう見ても犬じゃない」

 

「犬じゃない」

 

「犬」

 

「犬じゃない」

 

アイリスと犬神によるしょうも無いいい争いを聞いていた千明は、冷静になれた。

 

 

「とにかく犬神、詳しくこの世界について教えるから、劇場に入りましょう」

 

「ああ、癪だが仕方が無い、行くぞ黒帝」

 

そして、犬神と黒帝は、大帝国劇場に入って行った。

 

大帝国劇場食堂・・・

 

 

「何だと!!ここは、並行世界だというのか?女」

 

「ええ、そうよ、犬神」

 

「馬鹿な!!現にカルマの実がこの世界にあったぞ」

 

「それは、私達の世界から、来た実なの」

 

「それに、こっちは、憑依の実と言われてるの」

 

「馬鹿な」

 

犬神は、千明の説明を受け、衝撃を受けていた。

 

 

「さくらさん、そろそろ私達も説明してくださらない」

 

「そうですね」

 

「あの人は前鬼君達の世界の人で、犬神狼君といって、黄泉の国の王子らしいですよ」

 

「「「「ええーー黄泉の国の王子ーー」」」」

 

織姫たちは驚いていた。

 

「そして、千明ちゃん達の世界をマシン獣と言う物をカルマの実で、復活させようとしてたんです」

 

「ええーーあの人、京極見たいな人には、見えないけどな」

 

 

「アイリスひとはなに考えてるかわからないですよ、異世界人なのですから」

 

「でも、千明お姉ちゃんと前鬼の事は、わかるよ」

 

「それは、二人が、長くこちらにいるからです」

 

「それでさくら、あの子信じていいの?」

 

マリアがさくらに質問した。

 

 

「ええ、今の所は大丈夫でしょう、黙示録の三騎士と名乗った彼らにとっても、犬神君は、こちらの陣営と言う風に見えたはずですから」

 

 

「成る程ね」

 

「使える手は使わないとですよ」

 

そんな時前鬼ゴキが、寝ている直哉を食堂に、連れて来たのだった。



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犬神狼と言う男

「マスター」

 

「どうしたの?ゴキ、直哉君に何かあったの?」

 

「いえ、犬神の力を感じたので、来たんです」

 

「何で、お前がここにいやがるんだ、犬神」

 

「何だ鬼か?貴様もこの世界にいたのか?」

 

「当たり前だ、俺と千明は、パートナーだからな」

 

「前鬼・・・あんた」

 

 

「俺としちゃあ、千明よりさくらと直哉の方が、パートナーのがいいがな」

 

「確かにその気持ちは、わかるぞ鬼よ」

 

「何ですって!!前鬼犬神許さない」

 

「千明お姉ちゃん落ち着いて」

 

アイリスが千明をお落ち着かせようとしていると、犬神が呪詛で、苦しんでいる直哉を見つけた。

 

 

 

「おいあの子、呪いを受けてるんじゃないのか?」

 

「ええ、そうよ、でも私達では解除は無理なのよ」

 

「おい、さくらと言ったな、俺がこの子の呪いを、解いてやる」

 

「え、出来るの犬神君?」

 

「ああ、この勾玉を使えばな」

 

そして犬神が、首にかけている勾玉を外し、勾玉を直哉の前にかざすと、勾玉は青白く光りだした。

 

「うがあああ」

 

直哉君!!」

 

さくらが、直哉の叫びを聞いて近寄ろうとした時、犬神が叫んだ。

 

「さくらまだ近づくな、この呪い、人に寄生するぞ」

 

「おい術士の女、早く鬼の封印を解け」

 

「仕方がい行くわよ前鬼」

 

「おう」

 

「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「うわあ、これが大きくなった前鬼なの?」

 

 

「どうだアイリス俺様は、カッコいいだろう?」

 

 

「うんカッコいいよ、前鬼」

 

そして犬神と、ZENKIは、協力し直哉に取り付いていた呪詛を消滅させた。

 

そのころ・・・

 

 

「馬鹿な私の最強の呪詛が、消滅するだと」

 

「パトリック様どちらへ行かれますか?」

 

「ええい、離せ私は、これから・・・がはっなに・・をするサタン」

 

「ふっ貴様は死ね、もう貴様たちは用済みだ」

 

「せめての情けだこいつと共に消えろ黙示録の三騎士よ」

 

そして、パトリック達は消えた。それに伴い帝都のダンジョン化は止まり元に戻った。

 

 

そして、ついにサタンが2度目の世界に宣言をした。

 

「時は再び満ちた、この世界を何も無い原初の状態に戻す」

 

 

シャノワールでは・・・

 

 

「オーナー大変です。2年前に帝国華撃団に倒された筈の悪魔王サタンが生きていて世界に向け、話しています」

 

「何だって!!」

 

 

「来たれ、来たれ、来たれ時は満ちた」

 

「この世界の最後の時だ」

 

「そんな事はさせないぞ、悪魔王サタン」

 

「何!!再び我の前のたつのか?帝国華撃団と異世界からの来訪者達よ」

 

「だが、帝国華撃団よお前達の隊長である大神一郎を欠く、お前たちでどこまで戦えるかな?

 

「確かに、大神さん抜きで戦うのは厳しいかも知れない。けど僕たちは、諦めない」

 

ついに世界を賭けた2度目の悪魔王サタンとの戦いが始まろうとしていた。

 

 



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5章 最終回 最後の審判再び

犬神と前鬼の活躍で、直哉は復活したが、パトリックをサタンが裏切り再びサタンは、世界を原初の闇へと返そうとしていた。

 

 

今ここに、悪魔対人間の戦いが始まろうとしていた。

 

「皆気をつけて、サタンの強さは、以前と違うから」

 

前鬼も千明お姉ちゃんも、犬神さんも気をつけて」

 

「ああ」

 

「ええ」

 

「ふ、準備が出来たようだな、ならば行こうか我等の最終決戦の地宇宙へ」

 

サタンと帝国華撃団と、協力者たちは、地球を離れ広大な宇宙へと飛び出した。

 

 

シャノアール地下司令室・・・・

 

「グラン・マ、あいつは何者何だ?」

 

「それに巴里の事件直後なのに、帝都が大変な事に」

 

「直哉たちが、戦ってる奴は誰なの?」

 

「パリシイの怪人の方が赤ん坊に見えるぜ」

 

「あれは・・・まさか・・・悪魔王と呼ばれるものでは?」

 

「正解だよエリカ、あいつは、悪魔王サタンさ、そして2年前にムッシュとさくら達帝国華撃団が、滅ぼした存在さ」

 

 

「何だと!!じゃあ奴は、蘇って来たのか?」

 

「そう、何者かがね」

 

 

 

宇宙では・・・

 

 

クッ強い、それに降魔も、今までより数倍強い」

 

「お姉ちゃん何とか、サタンの天使体を出現させて」

 

「わかってるけど、きゃあああ」

 

 

真双焔武は、背後からの降魔の攻撃をまともに食らってしまった。

 

 

「まだこれからだぞ、帝国華撃団、出でよ降魔」

 

 

サタンは大量の降魔を召喚した。

 

次第に数と言う物量に、押され窮地に追い込まれる帝国華撃団と、協力者達。

 

 

シャノワールでは、帝国華撃団とサタンの戦いの行方を見守っていた。

 

「くそ!!皆頑張ってくれ」

 

「でも、さくらと直哉君の動き変じゃない?」

 

「確かに、あの二人が背後を、簡単に取られるとはな」

 

「何かあったのか?」

 

「皆聞いておくれ、今帝劇から救援要請が届いたよ」

 

 

「何ですって?グラン・マ本当ですか」

 

「ああ、ムッシュ米田から正式にね」

 

「でも我々は宇宙へは単独では行けません」

 

 

「それは、私に任せて、お、お、が、み君」

 

「え、あ、貴女はあやめさん」

 

「何で、あやめさんが、ここに?」

 

「サタンが甦る時、私も蘇るのよ、大神君」

 

「それじゃあ、あやめさんが皆の所へ連れて行ってくれるんですか?」

 

「ええ」

 

「巴里華撃団出撃せよ!!目標地点宇宙!!帝国華撃団と共に、悪魔王サタンを倒すぞ」

 

「「「「「了解」」」」」」

 

あやめは天使化し、あやめの力で大神達巴里華撃団は宇宙に旅立っていた。

 

 

宇宙では・・・

 

 

「くそ!!強いぜ」

 

「前鬼頑張って、こう敵が多いと、超鬼神に出来ないし、ゴキも消耗してるし、直哉君にアシストしてもらう余裕もないし」

 

「ふふ、どうした真宮寺さくらよ、動きが鈍いぞ、やはり貴様の弟が、足を引っ張ってるな」

 

「そんな事は無いわ」

 

「ならば姉弟仲良く死ね、来たれ、地獄の御使い、獣之数字!」

 

サタンの全体必殺技を受け帝国華撃団全員が、ダメージを受ける。

 

 

「お姉ちゃん。皆大丈夫?」

 

「ああ、なんとかな、直哉」

 

「しぶといな帝国華撃団、だがここまでだ!!死ね」

 

「そんな事させません」

 

「「ええ、嘘」」

 

直哉とさくらは、声の主を見て驚いていた。

 

「誰だお前たちは?」

 

「巴里華撃団参上!!」

 

「巴里華撃団だと」

 

「久しぶりだな、葵叉丹」

 

「貴様は大神一郎!!どうしてお前がここに来れる?」

 

「それは、私が彼らを連れて来たからです」

 

「またお前か、ミカエル」

 

「サタン帰りましょう、天の父の元へ」

 

「大神一郎お前と戦えて嬉しいぞ、此度は、我が勝つ」

 

「ふざけるなサタン、勝つのは俺たち帝国華撃団と巴里華撃団だ、行くぞみんな」

 

「了解」

 

そして二つの華撃団の総攻撃が始まる。

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「「帝都に我等のいるかぎり」」

 

「悪の栄えることはなし」

 

「たとえどんなに苦しい戦いでも」

 

「自分自身の力と」

 

「愛する力で戦う」

 

「そして勝利を掴むまで」

 

「僕たちは、決して負けない」

 

「それが帝国華撃団だぜ」

 

 

「俺たちは正義だ!!

 

 

「「絶」」

 

「対」

 

「正」

 

「儀」

 

「帝」

 

「国」

 

「華」

 

「撃」

 

「団」

 

 

「ぐおおおお。この私が、また負けるだとーー」

 

 

サタンは二つの華撃団の最後の一撃を受け消滅した。

 

そして大神とエリカ達は、再びパリに戻り、直哉達帝国華撃団は、帝都に無事戻って来る事が出来た。

 

こうして、戦いは幕を閉じたが、帝国華撃団がサタンたちと戦っている間に、新たな闇が帝国陸軍へ渡されていた。



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巴里の優雅な一日前編

今回の話は前後編に分け、3章の終了直後から特別編終了までの話で、残った大神達と千明達のサイドの話です。


俺たちはオーク巨樹の体内で戦った、ピエロ少年サリュとオパドを倒した直後サリュは、最後の力を使い、オーク巨樹と融合し、絶対神ガルニエとなっていた。

 

「さあ皆これが最後の戦いだ」

 

「「「「「はい」」」」」

 

そして巴里華撃団の最後の攻撃が、始まろうとしていた。

 

「正義」

 

「友情」

 

「勝利」

 

「平和」

 

「そして、愛」

 

「消えろ巴里に仇名す敵よ」

 

 

そしてガルニエは、攻撃を受け次第に消滅していく。

 

「馬鹿なこの僕が消える」

 

そしてサリュも消えていく。

 

オーク巨樹も消え、俺たちは誰も犠牲を出さずに、平和を取り戻したはずだった。

 

「何だってシー君。それは本当かい?」

 

「はい、大神さん大神さん達と別の所で憑依獣と戦っていた、さくらさん達の反応が消えました」

 

巴里 シャノワール

 

 

「そんな馬鹿な!!あの二人が消えるなんて、信じられない」

 

俺は、シー君の言葉を聞いて、ショックを受けた。

 

 

「ムッシュ、メルやシーの報告を疑うのかい?」

 

 

「いえそういう訳ではありません。ただ消失とは言え、何らかの痕跡が残るはず、それすらないとは」

 

「確かに妙だね、それは、メル。シー何でも良いから、二人の痕跡を探すんだよ」

 

「「ウイオーナー」」

 

 

「隊長一体直哉とさくらは、どこに消えたのだ?」

 

「もしかして、本当は、死んじゃったのかな?」

 

「馬鹿か、コクリコあの二人が死ぬわけ無いだろう」

 

「確かにあの二人なら生きてる気がします」

 

「・・・」

 

「千明君大丈夫か?君は二人と仲が良かったからショックだろう」

 

「大丈夫ですよ大神さん、少なくとも直哉君は生きてますから」

 

「「「「「「何ーーーー」」」」」」

 

 

「千明の発言に驚いた大神達だが、さらに驚く事が起きた。

 

「おっ千明俺を、さくらが呼んでやがる行って来るぜ」

 

「本当前鬼二人を守るのよ、多分私とゴキは、行けないから」

 

「おう、じゃあな」

 

「千明君どういう事なんだい?」

 

大神は千明に説明を求めた。

 

「えーと、この時代の人に、分るかな?皆さんは、パラレルワールドと言う言葉わかりますか?」

 

「「「パラレルワールド!!」」」

 

「ええ、二人が消えた理由、そして前鬼がどこに行ったのかを伝える前提としてパラレルワールドの意味を知って欲しいんです」

 

 

「エリカには難しいです。千明ちゃんの言葉が」

 

「エリカ無理するな」

 

「エリカは、寝てていいよ」

 

「うわあ、ありがとうコクリコ」

 

「本当に寝るな馬鹿」

 

「アタッロベリアさん酷いです」

 

「あはは、話進めていいのかな?」

 

「どう思う?明君」

 

「あはは、僕にもわかりません。ここの人たちは僕たちの時代でも、生きていけるかもですけど」

 

「そうだよね、珠海和尚なんて、エリカさんに弟子入りするかもだけど」

 

「でもね、私達がこの世界に来て、初めて直哉君とさくらに出会えてよかったと思ってるよ」

 

「千明さん」

 

「コラあんた達いい加減にしな、千明達が困ってるじゃないか」

 

エリカ達による騒動が落ち着いた直後、千明によるパラレルワールドについての説明が再開されたのだった。



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巴里の優雅な一日後編

巴里 シャノワール・・・

 

 

シャノワールでは、千明によるパラレルワールド及び並行世界の説明が、続けられていた。

 

 

「そう言うわけですけど、わかりました?」

 

「エリカわかりませーん」

 

 

「ええーーこれ以上、簡単に教えるの私には無理だよ」

 

「そんなーー見捨てないで下さい、千明さーん。

 

「止めぬか、エリカ話が進まん」

 

「痛いです。グリシーヌさん」

 

グリシーヌが、エリカの暴走を止めた。

 

「・・・つまり千明君こういうことかい?直哉君とさくら君は、君達が戦っていた相手に、並行世界・・・つまり、俺たちの世界に似た世界に跳ばされたと言う事かい?」

 

「流石、大神さんその通りです」

 

 

「なら僕達が、二人を助けに行こうよ」

 

「そうだな、行くか」

 

グリシーヌと、コクリコが、そう言うが千明が反対意見を言った。

 

 

「それは、やめといたほうがいいですよ」

 

「何故だ?」

 

グリシーヌが、千明に質問する。

 

「例えば、私達の世界とこちらの世界は、異世界なのである程度も、干渉は問題ないんですけどね」

 

「ただ並行世界は違うんです、私達が外部から干渉しすぎると、その世界の歴史に影響が出るんです」

 

「影響が出るとは?千明教えておくれ」

 

グラン・マが千明に質問する。

 

「簡単に言うと、本来巴里華撃団に入るはずの花火さんが巴里に、来ることが無い、歴史が、発生する事がありますね、歴史に干渉することになるので」

 

 

「まあ、そんなことが!!」

 

「ええ、そうですだから私たちは、行けないんです」

 

「既に行っているさくらさんたちは、そういう経験があるみたいです。だから心配はしていませんが」

 

 

「成る程ね、確かに千明の言うとおりだね、ここで私らが騒いでも仕方が無いさね」

 

グラン・マがそう言うとグリシーヌ達は納得し、シャノワールの開店準備に取り掛かった。

 

 

突然千明は意識を失った。千明が、意識を依り戻した時目の前には、敵に操られた真双焔武がいた。

 

「え、これはどういうこと?」

 

「ごめんなさい貴女は、前鬼君のマスターの役千明さんですね?」

 

「ええそうだけど、貴方は誰?」

 

千明が青年に聞く。

 

 

「・・・・」

 

 

「聞こえないよ仕方無い、前鬼ーーー」

 

「何で千明の声が?」

 

「私も何でか知らないけど、直哉君とさくらさんを救うには、金剛臨ルドラしかないわ」

 

「行くわよZENKI」

 

「おう」

「「「食らいやがれ悪霊憑依獣、金剛臨ルドラだああああ」」」

 

 

「ぎゃあああ。馬鹿なああこの私がまたしても、霊力しか持たない者に敗れるというのか」

 

悪霊憑依獣京極は、消滅した。

 

 

そして千明は、もうすぐ3人が帰ってくると確信し、シャノワールのみんなに伝え、みんなで、直哉とさくらの帰還記念パーティの準備を始めた。

 

 

暫くすると、直哉とさくらが、帰って来たのだった。

 

そして、帰還パーティが始まった。

 



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大神一郎再び帝都へ

「一体あの叉丹は何だったんだ?」

 

大神は、突然巴里であやめと再会し、巴里華撃団と帝国華撃団と共に、悪魔王サタンとの戦いを、夢なのか、現実なのか区別が付かないまま、時が過ぎていった。

 

太正15年11月

 

大神は休日にも拘らず、シャノワールの支配人室に呼ばれていた。

 

「一体何の用事だろう。支配人は?」

 

「支配人、大神です」

 

「ああ、お入り」

 

「はい、失礼します」

 

大神は、支配人室に入った。

 

 

「あ、迫水大使、来てたんですね」

 

「ああ、先ほど来たんだ」

 

「そうだったんですか」

 

 

「さて、ムッシュ大神、休日に呼び出したのは、巴里華撃団隊員に聞かれるのを防ぐ為さ」

 

「え、それはどういう意味ですか?支配人」

 

「ムッシュ大神に帝国華撃団への帰還命令が来ている」

 

「え、どういうことです?帝都には直哉君がいるはず、予想外のことが起きなければ対処が出来るはずです」

 

「ああ、そう思って、私のほうでも探りを入れてみたんだが、私も信じられないが、直哉司令の予測を超える事態が、帝都で起きたみたいなんだ」

 

「そんな事が・・・」

 

「そう言う事だから、ムッシュ大神帝都に戻るんだよ」

 

「しかし・・・自分は・・・」

 

「ムッシュ、よくお聞き、帝都にも巴里にも、大事な女がいるだろうけど、どちらかを見捨てるなんて、私は許さないよ」

 

「わかりました支配人」

 

「それと、ムッシュ巴里華撃団の副隊長を決めな」

 

「はい」

 

「大神君出発は、1週間後だ」

 

 

「了解です」

 

大神は支配人室を出た。

 

「よろしいんですか?グラン・マ大神君に直哉司令が、不在の事を」

 

「いいさ、ムッシュは、自分が呼ばれるのは、本当に危ない時と言う事を知ってるみたいだよ、それだけ、帝国華撃団を、いや真宮寺直哉を信頼してるみたいだからね」

 

 

「我々では引き止めるのは無理でしょうな」

 

「しかし私は不安だよ、今回の帰還命令から新たな戦いが始まり、その戦いすら序章に過ぎないかもしれないからね」

 

「と言う事は、巴里華撃団を帝都に送る必要があると思ってるんですか?」

 

「ああ、そうさ」

 

 

教会前・・・

 

大神は、エリカに会うため教会に来た。

 

「あ、大神さんどうしたんですか?」

 

「エリカ君、大事な話があるんだ」

 

「お話ですか?」

 

「ああ、エリカ君に、巴里華撃団の副隊長に任命したいんだ」

 

「えええーー私が副隊長ですか」

 

 

「ああ、そうだ、そして副隊長の君にだけ伝える」

 

「何をですか?大神さん」

 

「俺は1週間後、巴里を去る。帝都に戻る事になったんだ」

 

!!「嫌です、大神さん行かないで下さい」

 

「無理だ!!俺は軍人だ、命令があれば行かないといけない」

 

「そんなの無視してここにいいてください」

 

「直哉君が、助けを求めてるのにか?エリカ君はそれが出来るのか?」

 

「それは・・・」

 

 

「未来が見える直哉君でさえ、俺の力を借りたいと言ってるんだ」

 

「エリカ君お願いだ。俺を帝都に行かせてくれ」

 

エリカは掴んでいた。大神の手を離した。

 

 

「エリカ君」

 

 

そして大神はエリカと別れた。

 

そして、1週間後・・・

 

大神はグラン・マ似副隊長のことを伝え、その足で駅に向かい巴里を去った。そして港に行き、帝都行きの船に乗ったのだった。

 

 



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6章 活動写真篇&特別編2 6章 外国からの侵略始まる前編

この章は映画で出てきた敵と、特別編で出たもう一つの帝国華撃団からも数名参戦予定です。

今回の章は、比較的長くなると思いますが、よろしくお願いします。




太正15年11月・・・

 

 

帝国軍部では・・・

 

「ほうほうこれはいい機体だ、何より維持コストが格段に安い」

 

「ありがとうございます。これを機会に、わが社ダグラス社をよろしくお願いします」

 

「ああこちらこそだ」

 

こうして、帝国陸軍とダグラス社の軍事協力が、決定した。

 

だがこれは、後にヤフキエル事変と言われる、大戦なのだが、この闘いすら、これから起こる大戦の序章に過ぎない。

 

太正15年12月・・・

 

 

大帝国劇場では・・・

 

二人の司令が、支配人室で話をしていた。

 

「今年も、色々あったな直哉」

 

「ええ、そうですねそうだ、支配人に言っておきますね、年明け位に、紫藤直哉さん達を呼びたいんですけど、いいですか?」

 

「ああ、並行世界で助けてくれた、帝国華撃団の総司令をしてる奴だな」

 

「はい」

 

「ああ、構わんぞ俺も会ってお礼が言いたいからな」

 

「ありがとうございます支配人」

 

そう言って直哉は、支配人室を出て、自室に戻った。

 

直哉とさくらの自室

 

「さくらお姉ちゃーん」

 

そう言って直哉は、さくらに抱きついた。

 

「きゃあ、何直哉君どうしたの?」

 

「お姉ちゃん聞いて、米田さんが、紫藤直哉さん達を呼んで良いってさ」

 

 

「え、本当?直哉君」

 

「うん本当だよ、お姉ちゃん」

 

「良かったわこれで、あの時のお礼が、出来るわね」

 

 

そうだね、お姉ちゃん」

 

「でも直哉さん達の迎えは、どうするの?」

 

「それは、千明お姉ちゃんの世界の仲間の科学者さんが作ることになってるから大丈夫だよお姉ちゃん」

 

 

「それじゃあ今日のクリスマス特別公演頑張ろうね直哉君」

 

「うん、お姉ちゃん」

 

 

そして特別公演が始まった。奇しくもこの日を境に、悪意を持つ者たちが、それぞれが動いていた。

 

その中には、パトリック・ハミルトンと、黙示録の三騎士もいた。

 

「絶対に許さんぞ!!帝国華撃団。真宮寺姉弟よ」

 

パトリックは、復讐に燃えていた。

 

クリスマス公演から2日後・・・

 

帝国陸軍から、米田一基と真宮寺直哉に、出頭命令書が来ていた。

 

「これは明らかに、僕達を封じて帝国華撃団を潰す算段ですかね?」

 

「ああ、間違いねえな、陸軍は、先月に外国の軍事会社と手を組んだらしいからな」

 

「その見返りが、帝国華撃団を潰せですか?」

 

「ああ、そうだろうよ」

 

「直哉お前は、この命令を受けなくていい、もうすぐ大神も帰ってくるしな」

 

「でも、それだと、支配人が危ないんじゃ」

 

「大丈夫だ、俺を信じろ、直哉」

 

「・・・わかりました」

 

「直哉この事件は、お前にとって真の司令官になるための試練かもな」

 

米田はそう呟き、支配人室を出た。

 

そして、米田が軍に出頭した翌日。帝国華撃団に新たなメンバーラチェット・アルタイルが、配属され物語は少しずつ加速していく。



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6章 外国からの侵略始まる中編

太正15年12月下旬・・・

 

この日千明達は元の世界の科学者達の協力で無事に並行世界の紫藤直哉のいる世界に、着いた。

 

 

「へえーここが、カルマに跳ばされた時に、直哉君とさくらさんが来た世界か」

 

「前鬼ここで間違いない?」

 

「ああ、憑依の実の匂いが残ってるから間違いない」

 

「そう、なら直哉君のお願いをしに、紫藤直哉さん達に会いに行きましょうか」

 

「えーこの世界の暦は太正13年の3月か」

 

「さて大帝国劇場に行くわよ、前鬼」

 

「俺は、行きたくねーーー」

 

大帝国劇場・・・

 

 

「ごめんください、紫藤直哉さんいますか?」

 

千明がロビーにいる男性に、声をかける。

 

「あ、はい僕が指導直哉ですけど、あ、前鬼どうしてここに?」

「よ、直哉またあったな」

 

 

その時、何処からかさくらが走ってきた。

 

 

「きゃあああ。やっぱり前鬼君だ」

 

 

そう言ってさくらは、前鬼を抱かかえる」

 

「おいや、止めろよ」

 

前鬼は、弱弱しく抵抗するしかなかった。

 

「さくらちゃんいつの間に来たの?」

 

「うん、前鬼君のにおいが、したから急いできたの」

 

「匂いってお前は、犬かよ?さくら」

 

「こんな所で話すのもあれなんで、支配人室で話さない?」

 

 

「そうですね」

 

そして千明達は、支配人室に向かった。

 

そのころクリスマス特別公演を終えた、大帝国劇場では・・・

 

新しい隊員が配属されていた。

 

「初めまして、貴方が、帝国華撃団総司令の真宮寺直哉ね?」

 

「ええ、そうですけど、貴女は?」

 

「私は紐育からこちらに配属となった、ラチェット・アルタイルといいます」

 

「ラチェットさんですか、ラチェットさんここは、降魔とか闇の者以外の者達と、戦う事も、あるので頑張ってください」

 

「はい、了解しました」

 

 

「さくらさんいますか?」

 

「はい支配人お呼びですか?」

 

「さくらさん。すいませんが、新隊員の方を、部屋まで案内をお願いします」

 

「わかりました、私に付いてきて下さいね」

 

「わかりました」

 

ラチェットとさくらは、支配人室を出て行った。

 

 

「・・・ラチェット・アルタイルですか、なんとまあ、都合のいい時期に、新隊員が来たもんだ」

 

「これは帝国軍部の方で、動きがあるのか?それとも外国から来た、黙示録の三騎士が動きだしたのかな」

 

 

そのころさくらは・・・

 

ラチェットを案内しながら、色々話していた。

 

「へえーラチェットさんは、紐育から来たんですか?」

 

「そうですけど」

 

「遠い所から来たんですね、凄いなあ」

 

「あ、着きましたよ、ここがラチェットさんの部屋です」

 

「ありがとう」

 

 

そしてさくらは、ラチェットと別れた。

 

 

そのころ千明達は、紫藤直哉に自分達が来た理由を伝えていた。

 

 

「成る程、そちらのさくらさんと直哉君が、僕達に、お礼がしたいから来て欲しいと?」

 

「はい」

 

「さくらちゃんどうする?」

 

「私行きたい、大神さんいないけど、帝国華撃団みんなで」

 

「わかりました。千明さん僕たちは招待を受けます」

 

「本当ですか、ありがとうございます」

 

こうして二つの帝国華撃団は、また出会うこととなった。

 



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6章 外国からの侵略始まる後編

「それでは今から出発準備して来ていいですかね」

 

「ええ、出来れば、貴方方の量子甲冑も持ってきてくれるとありがたいですね」

 

「量子甲冑をですか?」

 

「ええ、もしもの時もためにですよ。直哉さん憑依獣とかの出現に備えてです」

 

「成る程、確かにこちらでも憑依獣の怖さはわかりますから」

 

そう言って紫藤直哉は、準備の為支配人室を出て行った。

 

 

暫くして・・・

 

 

紫藤直哉から、今回の事を聞いたさくらは、他の隊員に伝えると、隊員達は喜んでいた。

 

 

2時間後

 

 

紫藤直哉たち全員の準備が終わり、一度千明達の世界に行く事になった。

 

 

そのころ真宮寺直哉たちの世界では・・・

 

 

陸軍上層部から一枚の指令書が来ていた。

 

「ふむ、まさか米田中将を出頭して貰ったのに、ここまでの強行策に出てくるなんて、思わなかった」

 

直哉はそう言いながら、地下司令室にむかうと、帝国華撃団の隊員達が全員集まっていた。

 

「あ、直哉君私達のお話が、あるのですか?」

 

「ええ、そうなんですよ織姫さん」

 

その時、ラチェットが織姫に注意をした。

 

 

「ちょっと織姫司令に対してタメ口は拙いわよ」

 

「良いんですよラチェット、私とレニも、最初は戸惑いましたけど」

 

「そうだったね、今は名前で呼ばないと変な感じだしね」

 

「本題に入りますけどいいですか?」

 

「えーと率直にいいますけど、このままでは僕は、帝国華撃団の司令と言う立場を失う事になります」

 

 

「「「「えええーーーどういう事直哉君?」」」」

 

さくらが直哉に聞く。

 

 

「どうやらこの間の出頭をしなかった。報復だろうね」

 

「指令書の内容は、陸軍に帝国華撃団のメンバー一人を出向させるか、真双焔武を渡せとかいていて、制限時間が明日までなんだ」

 

 

「えええええーーーー」

 

隊員達は驚いていた。

 

そして話し合いの結果、織姫が陸軍に出向する事となった。

 

「ごめんね織姫お姉ちゃん。僕のために、嫌なやくさせて」

 

「いいですよ、私は、直哉君のお姉ちゃんなのですから」

 

「それに真双焔武を、渡すわけにはいけませんからね」

 

「織姫お姉ちゃん」

 

 

そして織姫は陸軍に出向しに行った。

 

そのころ紫藤直哉たちは・・・

 

千明達の世界の、式神町で野生活に、違和感を感じながらも、楽しく過ごしていた。

 

 

「うわああ、直哉君これ凄いよ」

 

 

「本当だね、さくらちゃん」

 

 

そんな楽しい時間は過ぎて、本来の目的地に向かう日がやって来た。

 

その目的地でもう一組の帝国華撃団も巻き込まれるのだった。帝国陸軍上層部と軍事会社ダグラス社による帝国華撃団壊滅作戦と言う名のクーデターに。



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もう一つの帝国華撃団との合流

今回序盤は、もう一つの作品の歌劇団サイドからのスタートしますが、以前と同じように、共通ルートは、同じ内容を両方に掲載します。


ただ前回と違うのは、6章に出てくる敵が二つの帝国華撃団と戦う予定なので、若干長くなるかもしれません。

もう一つの小説では、間章と言う位置付けとなります


へえーここが、真宮寺直哉君達の世界なんだね」

 

「直哉ここが本当に並行世界なのか?」

 

カンナが直哉に聞いた。

 

「ええ、カンナさん、ここは間違いなく並行世界です」

 

「僕たちの世界は13年なのに、ここは15年の12月ですからね」

 

「わ、本当だね直哉君」

 

「さくらちゃん少し離れて、歩きにくいよ」

 

「嫌だよ、直哉君」

 

「さて皆さんもうすぐ大帝国劇場ですよ」

 

千明に案内され、大帝国劇場に着いた、紫藤直哉たちは、真宮寺直哉のいる。支配人室に向かうのだった。

 

 

 

千明達が着く前の大帝国劇場では・・・

 

 

「さくらお姉ちゃん。今千明お姉ちゃん達の世界から連絡があってね、もうすぐ、紫藤直哉さん達が来るって」

 

 

「ええ、もう来るの?」

 

「こっちの厄介事まだ解決してないのに?」

 

「仕方が無いよ、お姉ちゃん巻き込むかもしれないけど、協力してくれたら、心強いけど」

 

「そうね、今回の敵は、身内と、黙示録の三騎士だもんね」

 

「黙示録の三騎士関連は、マリアおねえちゃんと、薔薇組の残り二人に、して貰ってるからいいとして、問題は、身内の暴走だよ」

 

 

「そうね、米田さんからの連絡は無いの?直哉君」

 

「あったけど、ダグラス社に気をつけろとだけしかなかった」

 

 

「ダグラス社?もしかして、その会社が陸軍の暴走を利用してるの?」

 

「お姉ちゃんの考えは、間違いでは無いと思うけど、物的証拠が無ければこっちも、動けないしね」

 

「とりあえず直哉さん達の歓迎会を開こうか、お姉ちゃん」

 

「そうね、そうしましょう」

 

さくらはそう言うと、支配人室を出て、歓迎会の準備を始めた。

 

 

暫くして・・・

 

「直哉君いるーー」

 

「いるよ千明お姉ちゃん」

 

「じゃあ入るよ」

 

「いいよ」

 

千明達は支配人室に入った。

 

 

「やっほー小さい直哉君。久しぶり」

 

「久しぶりだねアイリス」

 

「直哉さん久しぶりですね」

 

「すみれさんも、お元気そうで安心しました」

 

「直哉君。今度真双焔武を見せて」

 

 

「いいですよ紅蘭さん」

 

「元気そうで、安心したわ、直哉」

 

「マリアさんも」

 

「直哉元気だったか?」

 

「はい、カンナさん」

 

「直哉君、良かった、またお話が出来て」

 

さくらはそう言うと、真宮寺直哉を抱きしめた。

 

 

「ちょさ、さくらさん何を・・・」

 

「直哉君これは、黙って帰った罰ですよ」

 

「ええーーー」

 

 

そして、時が過ぎ・・・

 

 

「さくらちゃんそろそろ、離してあげてね、直哉君が気絶寸前だから」

 

「・・・・・」

 

「ハッごめんね直哉君」

 

 

そう言ってさくらは、少年直哉を離した。

 

 

「ぷはーー助かったありがとうございます。なおやさん」

 

「こちらこそ呼んでくれてありがとう。帝国華撃団総司令真宮寺直哉君」

 

 

「「「「「ええーーーーここの直哉も総司令ーー」」」」」」

 

 

「ええ、ですけど、米田司令も居ますけどね」

 

「「「「「「そうなんだ」」」」」」

 

 

そして、少年直哉は直哉達に、この世界の事を話し出した。



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説明と協力要請

「皆さん改めてよく来てくださり、ありがとうございます。ささやかですが歓迎会を準備してるので、千明さんと、楽屋の方に行ってください」

 

 

「わーい歓迎会だ」

 

隊員達は喜んでいた。

 

 

「じゃあ直哉君。皆を楽屋に案内するよ」

 

「はい、千明お姉ちゃんお願いします。あ、直哉さんと、さくらさんは、残ってくださいもう少し、お話があるので」

 

「「はい」」

 

そしてさくらと、紫藤直哉以外のメンバーは、千明と共に楽屋に向かった。

 

 

「それで直哉君僕達二人に話があるのは、もしかしてこの世界の帝都に軍人が多く街にいた事と、なんか関係してるのかな?」

 

「ええ、流石ですね直哉さん、そこまでわかるなんて」

 

「そりゃあね、さくらちゃんが僕の名前を呼ぶたびに、軍人たちが反応するからね」

 

「ええ、そこで二人に、ご相談があります。二人もご覧の通りこちらの帝都は再び、陸軍のクーデターが発生するかもしれません。現に、僕たちの帝国華撃団は、陸軍上層部の横槍で、余り派手に動けない状態なんです」

 

「成る程、簡単に言えば、君達の動けない部分を僕達に動いてもらいたいと言う事かな?」

 

「はい、有り体に言えばそうですね、現に大神さんを呼び戻しているので、その間だけ僕達に、力を貸してください」

 

「さくらちゃんどうしょう?」

 

「直哉君。もう決めてるんでしょう、そうじゃなかったら神武と桜武を持って来ないでしょ」

 

「それじゃあ」

 

「ええ、真宮寺直哉司令、私共の力で良ければ協力させていただきます」

 

「ありがとうございます。紫藤直哉司令」

 

ただし直哉君が、僕達も指揮するのが条件です」

 

「え、何故ですか?直哉さん」

 

「当然じゃないか、ここは直哉君の世界なのだから」

 

「わかりました直哉さん」

 

それじゃあ僕たちは、楽屋に行かせて貰うよ」

 

「はい楽しんでくださいね」

 

そして紫藤直哉たちと入れ違いで、直哉の姉さくらが、支配人室にやって来た。

 

「直哉君、直哉さん達との話どうなった?」

 

「あ、お姉ちゃん何とか協力して貰える様になったよ」

 

「そう、よかった」

 

 

「これで、大神さんが、帰ってくるまでに、あれを使わなくて済みそうだよ」

 

「それに、直哉さんのほうでも、こちらの帝都の異様さを感じてたみたいだし」

 

「出来る事なら、直哉さん達がいる間は、何もおきないほうがいいけどね」

 

「そうね、でもそういう訳には、行かないでしょうね」

 

そんな真宮寺姉弟の不安は的中してしまう。

 

その訳は、陸軍に出向中織姫が、謎の量子甲冑と共に帝劇を襲撃してきたのだった。



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帝劇襲撃

紫藤直哉達の歓迎会が終わり、暫くして・・・

 

帝劇に緊急事態を知らせるサイレンが鳴った。

 

 

そして、ラチェットを入れた全員が、地下司令室に揃った。

 

「直哉司令一体何があったんですか?」

 

マリアが、直哉に質問をする。

 

「かえでさん。みんなに状況を説明をお願いします」

 

「わかったわ」

 

「今銀座周辺から、ここ帝劇に向け、謎の量子甲冑の軍勢が、侵攻中なの、さくらを除く隊員は出撃しこれに対処して」

 

「あの副司令、さくらさんは何故出撃しないんですか?」

 

ラチェットは、かえでに質問をした。

 

「さくらには、司令のご友人に説明をお願いするからよ、頼むわねさくら」

 

「はい、かえでさん」

 

そして、さくらは、紫藤直哉たちのもう一つの花組に説明する為に、楽屋に戻って行った。

 

 

「それでは、帝国華撃団出撃してください」

 

「「了解」」

 

 

そして、帝国華撃団は出撃した。

 

帝都各所・・・・

 

「直哉司令。大変です、今まで銀座と、帝劇周辺に出ていた謎の敵の反応が突然、帝都各所に現れました」

 

 

「何だって!!」

 

「まるで、魔術のように突然出現しました。そして、その敵の中心に織姫さんの機体の反応があります」

 

「レニと、ラチェット聞こえましたね。現状二人では、厳しいと思いますが、何とか織姫さんを、救出してください。これはあくまで予想ですが、織姫さんは敵に操られている可能性があります」

 

「了解」

 

「・・・了解、レニ何故司令は、現場を見てないのに、そこまで断言出来るの?もし外れたら・・・」

 

「・・・大丈夫直哉司令の感は外れない。その司令が、僕とラチェットをそこに行かせるのは、意味があるから」

 

「意味・・・?」

 

そのころ帝劇では・・・

 

「直哉司令大変です。また新たな敵の反応が、これは以前帝劇に現れた黙示録の三騎士と思われます」

 

 

「やはり動いてきたか、パトリック・ハミルトン」

 

その時、さくらが紫藤直哉たちを、地下司令室に連れて来た。

 

「直哉君遅くなってごめんね」

 

「お姉ちゃんそんな事無いよ、むしろお姉ちゃんのおかげで、敵の狙いがわかったから」

 

「え、どういう事、直哉君?」

 

「つまりこういう事かな?直哉君。先ほどの襲撃は敵の陽動だった、そして本命がここに近づいてると見ていいのかな?」

 

「ええそうです。直哉さん達には申し訳ないですけど、早速力を貸してください」

 

「皆いいかい?」

 

「うちもいいで、神武準備完了や」

 

「私もいいですわ」

 

「ヘッ並行世界での初陣か」

 

「アイリスも頑張るよ」

 

「ええ」

 

「さくらちゃんもいい?」

 

「うんいいよ直哉君」

 

「そう言う事ですので、真宮寺直哉総司令出撃命令をお願いします」

 

 

「皆さん協力ありがとう。帝国華撃団花組出撃せよ!!」

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

そのころレニとラチェットは・・・

 

 

陽動部隊の指揮をしている。織姫と接触していた。

 

果たしてレニたちは、織姫を救出できるのか?



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ヤフキエルの脅威前編

ダグラス社日本支部本社ビル・・・

 

「まさか、貴方が、今回の黒幕とはな、ダグラス社社長のブレント・ファーロング」

 

「フフ、その通りです。今回の騒乱は、私が、陸軍を動かしましたよ。米田一基」

 

「お前さんの目的は何だ?」

 

「只私は、嫌いなのだよ、帝都を偽善のまま守る彼女達帝国華撃団がね」

 

「何だと!!」

 

「まあ帝国華撃団が大事なお二人さんに良いもの見せましょう」

 

ブレント・ファーロングがそう言うと、巨大なスクリーンが現れ、帝都各地で戦う花組とヤフキエルとの戦いが写った。

 

 

「「こ、これは」」

 

「そうです今帝と各地では、ヤフキエルの戦闘デモンストレーションを行っています」

 

「相手は、帝国華撃団にして貰ってますが、おかしいですね、帝国華撃団最強の機体真双焔武が見えないですね」

 

ブレント・ファーロングは、そう言うが、米田は動揺は無かった。

 

 

「お前さんの目は節穴か、真双焔武なら、お前さんの配下である黙示録の三騎士と戦っているぞ」

 

「馬鹿な!!私の陽動に乗らなかっただと」

 

「だが、1対4で勝てるかな?」

 

「ついでに言うが7対4だぞブレント・ファーロング」

 

 

「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」

 

「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」

 

「どういう意味だ米田」

 

「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」

 

「・・・」

 

「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」

 

 

「おのれえええ許さんぞ、米田一基」

 

 

そのころレニとラチェットは・・・

 

織姫を救出する際、レニとラチェットはぶつかり合い、一事三つ巴になったが、レニの決死の説得により、織姫は正気に戻った。

 

 

「レニありがとう。助けてくれて」

 

「織姫僕やっとわかったよ、武蔵に突入して御柱の間で、直哉君が恐れた理由が」

 

「そうですね、私もわかった気がします」

 

織姫救出に成功した直後、今まで帝都各地に分散していたヤフキエルが、一ヶ所に集まり巨大ヤフキエルになり、ブレント・ファーロングを取り込んだ。

 

果たして二つの帝国華撃団は、ブレント・ファーロングの、野望を止められるのか?

 

そして、大神は間に合うのか?

 

 

そのころ上野にある寛永寺の地下深くに封印されていた物が、ヤフキエルの帝都中を蹂躙したことにより徐々に、封印が解かれていた。

 

その状況を知る者は、今はいない。

 

その封印された物の名は、江戸城と呼ばれていた。

 

 



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ヤフキエルの脅威後編

「フフ、もう許さん、もう帝都などどうでもいい」

 

「小娘共がよくもやってくれたな」

 

 

「マリアどうするの?このままじゃやられちゃうよ」

 

「アイリス落ち着きなさい。もうすぐ直哉とさくらが来てくれるわ」

 

「さてそれはどうかな?」

 

「どういう意味?」

 

「貴様らが期待している二人は、わが配下が、相手をしている。無傷のままここにこれるかな?」

 

「そんなー」

 

「だが、安心しろ貴様等は、すぐにあの世に送ってやるぞ」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

「ぐおおおお」

 

「何故こんなに早く来れる?真宮寺姉弟」

 

「お前、米田長官から聞いたんだろ?」

 

「何?あの話は本当なのか?」

 

「ああ、そうだ俺たちは、並行世界からお前のくだらない野望を砕く為に、来てもらった」

 

「初めまして、ブレント・ファーロング、私は並行世界から来た、紫藤直哉と言います」

 

「何!!紫藤だと、卓と桜花の関係者なのか?」

 

「何故、お前が父さんと母さんの事を知っている?」

 

「ははは、これは傑作だ、あの二人が並行世界の住人とはな、そうだ良い事を、教えてやろう、お前の両親を殺したのは、この私だ」

 

!!

 

「なっ何だと」

 

「お前の両親は、我々の実験中に現れ、最初は、協力的だったが、二人は、我々を裏切った、その為殺したのだが、翌日には、二人に関連する物は全てこの世界から消えていた」

 

「そうかあの二人は、平行世界で死体で発見されたか、私も見たかったぞあの二人の死体をな」

 

「ブレント・ファーロング貴方が僕の両親を殺したのなら、何を使い殺しました?」

 

「それは勿論拳銃だ!!」

 

「成る程・・・直哉君こいつに聞く事は無くなりました」

 

「ブレント・ファーロングお前は、僕の両親を殺したと錯覚させられている」

 

「何だと!!」

 

「ついでにお前は、生きてはいけない人だ」

 

 

「何を言う、小僧が」

 

そして、戦いが始まった。

 

そのころ横浜港では・・・

 

巴里から戻って来る大神を待つ、薔薇組の一人が大神を待っていた。

 

 

「遅いわねイチローちゃん」

 

「早くしないと、皆が危ないのに」

 

帝都では・・・

 

 

「グッやる」

 

「さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、何とか」

 

「直哉君そっちはどう」

 

直哉は真双焔武に通信を送るが、答えが返ってこなかった。

 

「まさか・・・」

 

真双焔武の二人は気絶していた。そして、巨大ヤフキエルは、真双焔武を鷲掴みし握り潰そうとした。

 

「拙い、さくらちゃん二人を助けるよ」

 

「うん」

 

「「破邪剣征・桜花放心」」

 

桜花放心を放つが、桜武に乗る二人も消耗しすぎて、本来より弱い威力になり、ヤフキエルには聞かなかった。

 

 

そして、誰もが諦めかけた時、あの男が、光武F2に乗って、帝都に帰ってきた。



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野望の潰える時

「直哉君、さくら君今助けるぞ」

 

光武F2は巨大ヤフキエルに、囚われている真双焔武を助ける為に行動を開始した。

 

「大神さん僕達も手伝います」

 

「君達は?」

 

「僕達の事は、千明さんや前鬼君から聞いてませんか?」

 

「ああ、思い出した、君達が並行世界のもう一つの帝国華撃団の方達ですね」

 

「「そうですわ少尉」」

 

「うわあすみれ君」

 

「「お兄ちゃんアイリスもいるよ」」

 

「アイリス」

 

「「うちもおるで」」

 

「紅蘭」

 

「「隊長」」

 

「「マリア」」

 

「「隊長行こうぜ」」

 

「カンナ」

 

「大神さん。私達の指揮をお願いします」

 

「さくら君」

 

「ああ、わかった二つの帝国華撃団の指揮は、俺に任せろ」

 

ついに後にヤフキエル事変と言われるようになる事件の最終決戦が始まる。

 

「グルウオオ」

 

もはや巨大ヤフキエルに取り込まれたブレントには、自我は殆ど残っていなかった。

 

 

「さくら君、直哉君無事か?」

 

「「あ、大神さん」」

 

「二人共無事かい?」

 

「「大丈夫です」」

 

「なら俺たちで、決めるぞ!!」

 

「「はい」」

 

「狼虎滅却・古今無双」

 

「「破邪剣征・桜花爛漫」」

 

「グルギャアア」

 

 

大神と、真宮寺姉弟の必殺技をうけ、巨大ヤフキエルは、消滅した。

 

「やった、やったよ直哉君。さくらさんたちがやったよ」

 

「そうだねさくらちゃ・・・うわあ」

 

「直哉お兄ちゃん大丈夫?」

 

「苦しい・・・誰か助けて・・・」

 

 

紫藤直哉は、さくらに抱きつかれ、気絶してしまった。

 

 

巨大ヤフキエルを倒して数日後・・・

 

帝都は太正16年を迎えた。

 

そして、紫藤直哉たちが帰る日がやって来た。

 

 

「直哉さん。皆さん色々ありがとうございました」

 

「いやこちらも、助かったよ、それにいいのこの焔武の設計図を貰っても?」

 

「ええ、いいですよこれは、試験的に、作ったものですから」

 

「それに紅蘭さんの事ですから、そのまま使うことをしないでしょうから」

 

「う、ばれてる」

 

「はは、向こうの自分も変わらんな」

 

「そう言う紅蘭お姉ちゃんも代わらないけどね」

 

「それは、酷いわ直哉君」

 

そんな和やかな別れの時間が、一変する。魔城江戸城の復活によって。

 

 

「うわあ、地震だ、さくらちゃん大丈夫?」

 

「ええ、直哉君こそ大丈夫?」

 

「何なんだ?あの城は?」

 

「「「「「「「何であの城が、ここで復活するんだ」」」」」」」

 

 

「直哉君たちは、あの城の事知ってるの?」

 

「「ええあれは、魔城江戸城!!あれがもう一人の天海そのものです」」

 

「「「「「「何だって」」」」」」」

 

紫藤直哉たちは、驚いていた。

 

かつて帝国華撃団のにより崩壊したはずの江戸城が復活した。

 

 

「久しぶりだね、真宮寺直哉お兄ちゃん」

 

!!「その声・・まさか・・邪神巫女イヨなのか?」

 

 

「そうだよ、お兄ちゃん。クスクス」

 



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イヨの復活前編

「何故お前がここにいるんだ?邪神巫女イヨ」

 

「あらー暫く見ないうちに、男の子になっちゃって」

 

イヨは、そう言うと、直哉の下半身を凝視する。

 

スパーン!!

 

「痛いじゃない」

 

直哉は、ハリセンで、イヨを叩いた。

 

「こら何処を見てる?」

 

「直哉君の大事な所よウフ」

 

スパーン!!

 

「いい加減話を続けろ。視聴者が離れるぞ」

 

「それは、拙いわねいいわ話を続けましょう」

 

「お前が何故この世界に来ている?健二さんはどうした」

 

「ああ、健二なら消滅したわ」

 

「何!!」

 

「健二は、世界の因果律を変えすぎて、自らの身をも消滅させたわ」

 

「そして、彼のいた世界は、彼の消滅で、世界は滅びたの」

 

 

「「まさかそんなことが・・・」」

 

「私も、初めての経験で、驚いたわね」

 

 

「そのせいで私と、江戸城はこちらに逃げてきたの、あでも安心してね、今回は貴方たちが、魔城江戸城の天守閣にいる城主を倒したら私も消滅するわ」

 

「成る程、今のイヨお前は戦うことが出来ないんだな?」

 

「ええ、そうよ悔しいけどね」

 

この世界に来てから、私の力が使えなくなったのよ、多分前回の来訪した時の、弊害かもしれない」

 

「それと、江戸城を壊さないと、あの子達も元の世界には、戻れないから」

 

「わかった伝えておく」

 

「それじゃあね直哉君」

 

イヨは消えていった。

 

 

「直哉さん、皆さんちょっといいですか?」

 

 

「あ、直哉君大変なんだ、あの装置が、動かないんだ?」

 

「それは、あの城のせいです」

 

「あの城の?」

 

「あの城の力で、この世界からの移動は、不可能になりました」

 

「何だって!!」

 

「それじゃあ僕達が帰るには、あの城を壊さないといけないのか?」

 

「ええ、そういうことに、なりますね」

 

「直哉さん、どうしますか?」

 

「直哉君やろう。私達なら大丈夫だから」

 

「でも皆、連戦じゃないか」

 

「あたい達は、2日休めたんだ、行けるぜ」

 

「そうですわ」

 

「うちも行くで」

 

「アイリスも頑張る」

 

「直哉私も、皆と一緒だわ」

 

「皆・・・わかった・・・行こう」

 

 

「どうやら決まりのようですね」

 

これより我々帝国華撃団は、再び現れた、魔城江戸城に突入作戦を開始します」

 

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

「僕達も行くよ皆」

 

「「「「「「おーーー」」」」」」」

 

「「帝国華撃団出撃せよ!!目標地点江戸城」」

 

「「「「「「了解」」」」」」

 

 

こうして二つの帝国華撃団旧花組にあたる合計12人を乗せた翔鯨丸は、再び江戸城に向かった。

 

 

果たして、江戸城の城主とは何者なのか?

 

そして、紫藤直哉たちは元の世界に、戻れるのか?



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イヨの復活後編

かつてこの世界に2度現れた魔城江戸城が3度上野寛永寺跡地に現れたのだった。

 

2組の帝国華撃団は、協力し魔城江戸城攻略する事にしたのだが、なんと今回は翔鯨丸で一気に天守閣には行けなかった。

 

 

「仕方がないです、大神さん地上から行きましょう」

 

「それしかないか」

 

1階・・・

 

 

「久しぶりだね帝国華撃団」

 

「お前は、刹那」

 

「さて二人のマリア・タチバナ僕と遊んでもらうよ」

 

そう言って刹那とマリアたちの間に密閉空間が出来た。

 

 

大神と直哉たちは、刹那はマリア達に任せ、2階に上る。

 

 

「「待っていたぞ、帝国華撃団」」

 

「貴方達は、ミロクに叉丹」

 

さくらが自分たちの前にいる者の名を言う。

 

 

「「隊長ここはあたいたちと、私達に任せてください」」

 

「カンナ、すみれ君」

 

「どうやら我等の相手が、決まったな」

 

「そのようじゃの」

 

そして密閉空間になる。

 

3階・・・

 

 

「ようきたの、帝国華撃団、大神一郎」

 

お前は天海!!」

 

「余は貴様と戦いを待っていたぞ、さあ闘おうぞ」

 

 

天海がそう言うと、密閉空間に変わり始めた。

 

 

 

 

密閉空間が出来る直前・・・

 

 

「「直哉君、直哉お兄ちゃん。お兄ちゃんの事は、私と紅蘭でサポートするから先に行って」」

 

「「アイリス」」

 

 

そして、密閉空間が出来上がった。

 

天守閣・・・

 

仲間達に助けられ、天守閣に、辿り着いた二人の直哉と、二人のさくらだったが、天守閣にいる二人の人物を見た時、真宮寺姉弟の表情が変わっていった。

 

「何故貴方がここに・・・」

 

「まさかこんな事が・・・」

 

「久しぶりだな、直哉」

 

「お久しぶりです。さくらさん」

 

「何故貴方達がここにいる!!答えろ米田健二、真宮寺桜花」

 

 

「え、あの子母さんと同じ名前だ」

 

紫藤直哉はそう思いながら、その場で静観していた。

 

「直哉、さくら教えてやるよ、俺達が、お前達の倒す敵なのだ」

 

そういって、健二と桜花と名乗る男女は、双武弐式に乗り込み直哉とさくらに襲い掛かった。

 

「「・・・」」

 

「直哉君避けるんだ」

 

「さくらさん回避してください」

 

紫藤直哉とさくらは、真宮寺姉弟に呼びかけるが、反応が無かった。

 

その間双武弐式は、真双焔武に襲いかかろうと近づく。

 

「チッこのままじゃ、さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、双武弐式と真双焔武の間に入った。

 

「二人をやらせるわけには、行きません」

 

「誰だお前たちは?桜花やりなさい」

 

「はいお父さん。破邪剣征・桜花爛漫」

 

「「うわあああ。」」「「きゃあああ。」」

 

 

双武弐式が放った必殺技を受けた桜武と、真双焔武は、互いに近くで倒れていた。

 

「大丈夫?さくらちゃん」

 

「うん、直哉君」

 

桜武は、立ち上がったが、真双焔武はまったく動かなかった。

 

「直哉君、しっかりするんだ。僕達は君と健二さんとの関係、を知らないけど直哉君が、戦うことを躊躇するほど大切な人なんだろう?」

 

「僕ならそんな人を、自分で助けたいと思う。君は違うのかい?」

 

 

「お前邪魔だ、消えろ」

 

「「破邪剣征.桜花天昇」」

 

「うわああ」

 

「きゃあああ」

 

「直哉さん、さくらさん」

 

桜武は吹き飛ばされた。

 

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

双武二式が、真双焔武に、最後の攻撃をした時、直哉から裏直哉の意識が表れた。

 

 

「よう、漸く会えたな、兄さん」



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6章 活動写真&特別篇 最終回 宿命の兄弟対決

「さあ、直哉最後の時だ、死ね」

 

双武二式が、真双焔武に、最後の攻撃をした時、直哉から裏直哉の意識が表れた。

 

 

「よう、漸く会えたな、兄さん」

 

「ほうお前は、珍しいな、俺の分身体になり切れなかった、闇の一部よ、直哉に憑依していたか」

 

「兄さん直哉は、やらせない」

 

「ふっ貴様如きが俺に勝てると思うなよ」

 

行くぞ桜花!!」

 

「はいお父さん」

 

「さくら姉さん俺達も行こう」

 

「ええ」

 

そして改めて、宿命の兄弟対決が再開された。

 

「ほらほら、どうした、直哉よ先ほどまでの勢いは?」

 

 

「グッ強いだけどこれぐらいで、弱音を吐いてちゃ、意味がねえ」

 

「そうよ。直哉君私たちは、3人でこれまでのピンチを切り抜けて来たんだから」

 

「さくら姉さん」

 

(そうだよもう一人の僕)

 

「直哉・・・」

 

「わかったぜ相棒」

 

 

「フンそんな、トラウマ如き出、精神崩壊を起こす宿主を選ぶとはな」

 

「なあ、桜花?」

 

「そうですね、あなたがお父さんの一部と認めません。死になさい。破邪剣征・桜花放心」

 

双武弐式に乗る桜花は桜花放心を放つ。

 

 

「そんなの避けれるぜ」

 

「直哉がそう言って避けた直後・・・「破邪剣征・桜花爛漫」

 

桜花が連続で桜花爛漫を放った。

 

 

「うわあああ」

 

「きゃあああ」

 

 

真双焔武は攻撃に耐えられず吹き飛ばされた。

 

「どうした?この程度の実力で、俺と桜花を倒すだと、よく言えたものだな」

 

「ぐわあ」

 

双武弐式は、直哉の乗っている箇所だけを狙い、打撃攻撃を加える。

 

 

「ぎゃあああ」

 

次々と、打撃攻撃を受け、ついに直哉は、両手両足を動かせなくなっていた。

 

 

「さあこれで、最後だ。心静かに死ね、真宮寺姉弟よ」

 

 

双武弐式の刃が、動けない真双焔武に、襲い掛かる。

 

「だめえーーーーー」

 

さくらの叫びが奇跡を起こした。

 

 

各階に残った、二つの帝国華撃団全員が天守閣に集結したのだった。

 

「なっばかな!!こんな事起こせるはずない」

 

「一体何をした?真宮寺さくらーーーーーーーー」

 

「俺たちが連れて来たのさ、護法リングの力でな」

 

「何者だ?」

 

「鬼神ZENKIここに現臨」

 

「何だと!!鬼神なんてこの世界にいるはずが・・・」

 

「お前には関係ねえ、くらえヴァジュラー」

 

「ぐわあああ。おのれーー」

 

「いまだ全員の最強技で倒せーーーー直哉さくら」

 

 

「「「「「「「了解」」」」」」」

 

 

「馬鹿な、こんな事があってたまるか」

 

「貴方達の時間は、終わったんです。ゆっくり寝てください」

 

「ありがとうね、私達を止めてくれて」

 

「イヨサン」

 

でも貴女達にはこれからも想像できない事件が起きるから、気をつけて」

 

「はい」

 

そして全員の必殺技を受けた双武弐式は、消滅し、江戸城も消滅した。

 

 

それから数日後・・・紫藤直哉たちが元の世界に戻ってから2ヵ月後巴里からエリカがやって来た。

 

一冊の本を携えて。

 

 



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7章 異界篇 帝都にシスター来る前編

今回から、新章ですが、序盤は4と5が混ざります。ご了承ください。後に異界に跳ぶ予定です。




ヤフキエル事変、そして魔城江戸城の三度地上に現れる事件から2ヶ月が過ぎていた。

 

太正16年3月・・・

 

帝都東京は、比較的に平和な時だった。ある日帝国華撃団に新隊員が配属されるまでは。

 

その日真宮寺さくらと、直哉は、久々護法リングを通して、未来を夢として見ていた。

 

 

「直哉君この夢の意味は、どういうこと?」

 

「僕にも、よくわからないけど、この夢通りに、なるなら、帝国華撃団に大神さんの甥っ子が来て、大神さんは紐育に異動になるよね」

 

「まさかこんな未来を見るとは、思わなかったけど」

 

 

「私もだよ」

 

「どうする直哉君?」

 

「うんまあ伝えなくていいよ、多分まだ確定じゃないだろうし」

 

「そうだよね、米田さんが大神さんを出すわけないよね」

 

そして、一週間後、巴里からエリカがやって来た。一冊の本を携えて。

 

 

大帝国劇場では、来月に控える特別公演で上演する準備で皆忙しい日々を送っていた。

 

その中でも大神が、またも、舞台の総合演出をする事となり、大神は結婚を舞台主軸にする事をアドバイスされていた。

 

 

「結婚かあ、俺自身してないから、いまいちよくわからないけど、帝国華撃団の皆に聞いてみるか」

 

そして、大神は帝国華撃団全員に、結婚について聞いて回るのだった。

 

その結果、さくらと直哉に聞く前に聞いた全員が、大神から告白されたと勘違いしている事を大神は知らない。

 

 

さくらと直哉の部屋・・・

 

「さくら君、直哉君少しいいかな?」

 

「「はいなんですか?大神さん」」

 

「君達に聞くのは、あれなんだけど、君達にとって結婚とは?」

 

「「ええ、結婚についてですか?」」

 

「ああ」

 

「私の場合は、結婚の相手は直哉君と決めてたので、そんなに結婚した後も混乱はしなかったですね」

 

「混乱?どういう事だい」

 

「ああ、これは女性だけかも知れませんが、結婚前は、名前で呼んでたのに、急にあなたと呼ばないといけない時とかで」

 

 

「ああ、成る程ね」

 

「直哉君は、どうなんだい?」

 

「僕ですか?やっぱり好きな人とするのが、当人同士の為になると思いますけど」

 

「大神さん結婚する気になったのは、いいですけど大神さんは、帝都だけでなく巴里にも彼女がいるんですからちゃんと考えてあげてくださいね」

 

 

 

「いい!!」

 

「そう言われたらそうね」

 

そして大神は、さくらと直哉の部屋を出て、1階に下りた。

 

 

そこで大神は、エリカとの運命の再会を果たすのだった。

 

「きゃああああ。大神さんお久しぶりです」

 

「エリカ君何で、君が帝都にいるんだい?」

 

大神は混乱していた。



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帝都にシスター来る後編

「何で、エリカ君が帝都に来ているんだい?」

 

「えーとグラン・マの依頼で、帝都に来ました」

 

「グラン・マの依頼?それはなんだい」

 

「それは、まず直哉君に説明しなさいとグラン・マに、言われてるので、今は言えません」

 

「そうなら、直哉君の所に案内するよ」

 

「ありがとうございます。大神さん」

 

そして、大神の案内でエリカは大帝国劇場の舞台に行った。

 

 

「うわあ、ここが大帝国劇場の舞台なんですね?」

 

「そうだよエリカ君」

 

「おーい直哉君」

 

「大神さんここに直哉君いないじゃないですか、全員女性ですし」

 

エリカはそう言うが、直哉の声が聞こえ、エリカは驚いていた。

 

「はーい、大神さん何か用ですか?」

 

直哉が大神に呼ばれやって来た。

 

「ええーーーこの女の子が、直哉君なの?」

 

「あれ、エリカさんじゃないですか?どうして帝劇にいるんですか?」

 

「あっわかった、大神さんを追いかけて、来たんですね?」

 

「流石ですね、直哉君その通りです」

 

「成る程、ならアイリスと大神さん争奪戦をする為来たんですね」