IS インフィニットストラトス 何かがおかしい一夏の無双物語 (刹那の幻影)
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一夏は早くも専用機をゲットしたようです

IS読んでたら書きたくなった。しょうがないよね?


ハロハロ

俺の名前は織斑一夏。ガンダムとか色々な知識が豊富な只の小学生だ。いっくんって呼んでね!!

 

で、俺は今束お姉ちゃんと一緒に月に来ている。え?何で月にいるかって?

・・・・・特に理由は無い!!

嘘です。だから反応弾と核ミサイルは投げないで!!まあそんなこんなで月にいる訳ですはい

 

後、束お姉ちゃんとは篠ノ之束の事だよ。まあ皆知ってるよね?

 

「いっくんいっくん、いっくんの設計図通りにレクイエムが完成したよ!!いっくん褒めて褒めてー」

 

と、どうやらそんな事を言っている内にレクイエムが完成したようだ

。そう、そのまさかだよ。レクイエムとはガンダムに出てきたあの大量破壊兵器の事です

。いやー、本当に完成させるとは流石束お姉ちゃんです。だけど・・・・

 

「まだまだだよ。コロニーレーザーとジェネシスがまだ完成してない。後サテライトシステムも」

 

「あ、忘れてた。いっくん、今すぐ完成させるから。えっと・・・こーして・・・あーして・・・はい完成したよ!!褒めて褒めて」

 

早い。凄く早い。何でもこんなに早く作れるかと言うと随分前にサポート用に大量生産したナノマシンのお陰なんだけどそれはいいとして

 

「やっぱり束お姉ちゃんは凄いね。流石天災」

 

「へへーん。そうでしょそうでしょ。後はなに作る?いっくんの為なら何でも作っちゃうよ。あっ、そう言えばいっくんにはISの適性があったよね?専用機作っちゃう?」

 

ああ、確かに適性あったな。じゃあ・・・

 

「ユニコーンがいいかな。GNドライブ搭載型の奴。はい、これが設計図」

 

「なるほど~。あの機体ならいっくんに似合いそうだね~。ちょっと待っててね」

 

まあこれはGNドライブが搭載されてるし少し時間が掛かるだろうけど俺の声的にユニコーンだよな専用機は。あの知識の中で聞いた台詞《あんただけは落とすッ!!》いつか言ってみたいな~

 

「いっくん、完成したよ!!」

 

「あれ?早くない?GNドライブも作らないといけなかったのに」

 

「ふふ~ん。この天才束さんに掛かればあっという間に完成なのだ!!」

 

もうチートや、チーターや!!

 

何か聞こえたような・・・

気のせいか

 

「って、もうこんな時間なのか」

 

腕時計を見ると18時を指していた

 

「本当だ。じゃあそろそろ帰らないとね。あんまり遅いとちーちゃんに怒られちゃうし。後はいこれ」

 

束お姉ちゃんに白い一角獣のキーホルダーを貰う。どうやらユニコーンの待機形態らしい

 

「じゃあねいっくん。また明日待ってるよ~」

 

そんなこんなで月からテレポーターで家に帰った

 

「ふふふ、実はオマケであるシステムを付けたんだけどいっくん気づくかな~と、やることがまだまだあるんだった。頑張っていっくんに褒めて貰お~と」

 

ちなみにこれは白騎士事件が終わって暫くたった時の事である

 

 

 




一言言うならどうしてこうなった


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一夏は誘拐犯を蹂躙するそうです

駄文だけど第2話です
今回は一夏がある能力を使います


 

第2回モンドグロッソ当日

 

俺こと一夏は第1回モンドグロッソで優勝した千冬姉、織斑千冬の試合をドイツに見に着ていたのだが・・・

 

「織斑一夏君だね?我々と一緒に来て貰おうか。抵抗するなら容赦はしない」

 

何か変な人達に囲まれていた。多分俺を誘拐しようといているらしい。だって武装してるし。まあ答えは決まっているけどな

 

「え?やだよ。何で君たちみたいな奴らについて行かなきゃいけないの?バカなの?死ぬの?つうか死ねよ。お前らみたいのは生きてる価値ねぇーよ。大体今時誘拐とかアホか。今の警察の技術力なめてるの?すぐ足ついて捕まるよ?」

 

「・・・・」

 

「え?無言ってことは何々もしかして図星だった?ああすまんすまん。まさかそこまで低脳な奴らだったとは思わなかった。って言うか早く試合見に行きたいんだけど退けよ」

 

「・・・連れていけ」

 

何人かが武器を取り出し構えた

どうやら実力行使して連れて行こうとしているらしい

 

「あれ?何も言い返せないからって実力行使ですか?まあ良いけど・・・」

 

だが、彼らは知らなかった

彼が只の人間では無いことを

 

「俺に攻撃するって事は・・・

殺されても文句は無いンだよなァ!!」

 

ゾクッ

 

一夏がそう言った瞬間空気が変わり取り囲んでいた奴らに冷や汗が走る

 

「う、撃て!!」

 

その言葉と共に何人かが一夏目掛けて発砲する

しかし

 

「反射ァ!!」

 

一夏に向かっていた銃弾は反射され、反射された銃弾は銃を撃った奴らの脳天に直撃し、物言わぬ亡骸となった

 

「ど、どうなってやがんだッ!!只ガキ一人誘拐するだけの簡単な仕事だった筈だろ!!こんなの聞いてねぇぞ!!」

 

「そいつは残念だったな。まあこんな仕事を引き受けた自分を呪うんだな。低脳どもwww」

 

そう言いながら奴らのリーダー以外を亡骸に変えてリーダーに近づいて行く

 

「所でよォ。血流って逆流したらどうなるか知ってるかァ?と言うことで実験してみよう。勿論実験体はお前だ」

 

「や、止めろッ!!止めてくれ!!」

 

その叫びも虚しく一夏はリーダーの頭に手を置いて一言

 

「えいっ!!」

 

その結果リーダーは愉快なオブジェになった

 

「おっと。もう試合始まる時間か。早く行かなきゃな。依頼人は・・・後でいいか」

 

そう言い残して一夏は試合会場に向かっていった

 

この時残った亡骸たちは砂になって消えていた。

 

ーーーーーー

 

あ、試合の結果?勿論千冬姉の優勝だったよ

 

で、俺はこれから誘拐しようとしてきた奴らの依頼人を抹殺しに行くんだけど・・・

 

「何この豪邸・・・」

 

どうやら依頼人は金持ちらしい。俺としてはこのまま家ごと潰しても良いんだけどそれじゃあつまらないのでまずは依頼人がどんな奴なのか偵察用のナノマシンを使ってみることにした

 

ーーーーーー

 

「クソッ!!織斑千冬が優勝してしまったではないか!!これでは計画が台無しだ。全く、織斑千冬のガキを誘拐するなんて簡単な事だろう。なのにこの結果は何だ!!雇った奴らとも連絡が取れんし一体どうなっているんだ」

 

へー、千冬姉の試合を妨害するために誘拐しようとしたのか。計画ってのが気になるけどまあ良いや。彼には早速退場して貰おうか

 

偵察用のナノマシンを依頼人の体内に密かに潜り込ませ一夏はポケットからスイッチを取り出しカチッと押した。その瞬間依頼人は足から砂に変わっていく

 

「う、うわぁぁぁッ!!こ、これはどうなっているんだッ!?私はまだ死にたくn・・・・」

 

その叫びも虚しくやがて全身が砂に変わり後にはナノマシン以外残らなかった

 

「やっぱり便利だね~ナノマシンは。もう全部ナノマシンで機体を作ろうかな」

 

そんな事を言いながらナノマシンを回収して一夏はチェックインしていたホテルに帰って行った

 

所でホテルに帰る途中に銀髪の娘に懐かれたのだがどうすれば良いだろうか?

 

 



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一夏は会社を作ったようです

まさかの3日間連続投稿
コメントの力ってスゲー


 

ハロハロ

皆のアイドル一夏君だよ~

 

実は俺会社を作っちゃいました!!

その名も《アナハイム・エレクトロニクス》

え?どっかで聞いたことあるって?

や、やだなーそんな事はないよー(棒)

それで色々やってたら売上がまさかの兆越えました。ビックリだね、国家予算並みの売上だよ。何やったかと言うと現存の戦闘機を改造して可変機能持たせたり、普通にISの武装を販売しただけだ。ちなみに戦闘機の方はアメリカが大量購入してくれた。大統領が子供のように喜んでたな・・・

 

それとこの前中国人の友人が本国に帰ってしまった。鳳鈴音って言うんだけど、帰るときに毎日酢豚を・・・とか言ってたけど丁重に断っといた。流石に毎日酢豚はやだし。今思うともしかしてあれってプロポーズ?そんなわけないよね?だって酢豚だし

 

それはともかく俺はこの後どうするか絶賛悩み中である。まあ大体決まっているんだけどね。大体は予想できるだろう。そう、IS学園入学である。あそこは基本女子高だから本当は生きたく無いけど俺は男なのにIS動かす事が出来る。つまり、いずれその事がバレれば結局強制的に入学させられてしまうのである。故に初めからISを動かせることをバラして入学してしまおうと言う事だ。ちなみに束姉さんでも俺がISを動かせる原因が分からないらしい。俺としては束姉さんと一緒に研究、開発していたいんだけどな。でもIS学園も面白そうだからいっか

 

後、最近新しい友人が出来た。更識簪って言うんだけど、どうやら優秀な姉がいて、その姉にコンプレックスを抱いてるらしい。調べてみたらその姉は更識楯無と言うらしくなんとロシアの国家代表だった。

 

え?代表?候補生じゃなくては代表?

なにそれ怖い

 

と、まあ俺が何やかんやして簪のコンプレックスを解消し姉妹の仲を良くしたんだけどな(笑)

そしたらある日、簪から連絡が来てISコア作っちゃたんだけどどうしようって。それを聞いた俺は束姉さんを紹介してみたんだがその後意気投合、色々あって弟子入りしたらしい。あの時の束姉さん凄く喜んでたな。私と話が合う人が増えたって。それは良いんだが最近家に着ぐるみを着た子が遊びに来るようになった。布仏本音と言うらしいけど俺はのほほんさんと呼んでいる。何かぽわぽわしてるし。お菓子が大好きと言っていたので自動お菓子製造機をプレゼントしてみた。この機械は材料を入れるだけでどんなお菓子でも自動で作ってくれる優れものである。ちなみに値段が1万8千円で絶賛発売中だ

 

ここまでが今までに起きた事である。

うん?懐かれた銀髪の娘はどうしたって?

ドイツのIS部隊で頑張ってるってたまにメールが来るよ。最近大尉になったって連絡が来たのでお祝いに俺からある機体を送ってみた。もうすでに専用機はあるらしいのでもしもの時の切り札として使うって連絡が来たが。所で俺のことを嫁とか言ってくるのだがどう言うことなのかなー(棒)

 

 

ーーーーーー

 

そして現在。俺は今何をしているかと言うと木星に来ています。木星と言えば察しの良い人は気づくだろう。そう、GNドライヴだ。ヘリウムもだけど

 

実はユニコーンの時は束姉さんが何やかんやして出来たけど俺の知識によると本来は木星でしか作れない代物だそうだ。なので木星に5日前GNドライヴ生産工場を作ってみた。取り敢えず今のところ出来たGNドライブは5機ぐらいでまだまだ一つ作成するのにかなり時間掛かる。1日だけど。と、5基はできているので何か新しい機体を作成しようと思う。何が良いかな~

 

「そうだ、OOガンダムを作ろう。俺のユニコーンと同じくツインドライヴシステム搭載型だし」

 

そうユニコーンはツインドライヴシステムを搭載していたのだ。それは置いといて早速機体制作に取り掛かる。使用するのは機体制作用のナノマシンだ

 

まず設計図を元に機体をナノマシンによって作成していく。で、あっという間に機体が完成したので後はGNドライヴを2基組み込んで終了。ちなみに装甲はVTPS装甲だ

 

「じゃあ早速起動実験してみるか」

 

そんな感じで起動実験をしてみる。結果は成功。予定数値を遥かに越える性能を叩き出した。ツインドライヴシステムもギリギリ安定してるので問題は無い

 

「でも何か物足りない。なのでついでだからオーライザーも作ってOOライザーにするか」

 

と言うことでオーライザーもナノマシンで作成し、完成した機体をOOにドッキングさせる

 

「うん。やっぱり見た目はこっちの方が良いな」

 

勿論見た目だけで決めた訳ではなく実は武装を増やすためとツインドライヴシステムを更に安定させるためだったりする

 

「これでOOライザーが完成したけど他の機体はどうしようかな・・・」

 

結局散々悩んだけれど思いつかなかったのでまた今度考える事にした。まあ今回はOOライザーが作れたし良いかな~

 

 




次回は設定を投稿予定


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設定資料

文字数が凄い事に・・・
尚、機体の説明はゲームなどを参照しました


 

・織斑一夏

 

我らが主人公

容姿は原作の一夏をもう少しクールにした感じで敵と認識した人物には容赦しない。何故か様々な知識を生まれつき持っている。研究、開発が大好きで束とよく自分の知識を元に研究、開発している。その中で知識にあった能力開発に成功し『ベクトル操作』と言う能力を得た。過去に全知識を元に全力で『サイサリス』と言う機体を作り上げたが月の中心に厳重封印した。尚、原作同様自分の恋愛に鈍感で更に勘違いを発動させもう手に負えない。専用機は『ユニコーン』と『OOライザー』

 

 

・ベクトル操作

 

某学園都市第一位と同じ能力であり一夏は知識の中からこの能力を開発し手に入れた。本来この能力は複雑な演算が必要だったが特殊な技術により簡単な演算で発動できるようになった。尚、能力発動中は口調が多少荒々しくなる

 

 

・ユニコーン(ユニコーンモード)

 

 

一夏の専用機

全身装甲の白い機体で額に角を持つためこの状態の『ユニコーン』は『ユニコーンモード』と呼ばれる。 この機体は基礎骨格にあたるムーバブル・フレーム一式が『サイコフレーム』と言う特殊なフレームで設計されており他のISとは比較にならない程の機体追従性を獲得している。

更にこの機体には『NT-D』と言う特殊なシステムが搭載されており、システムを発動する事によってこの機体は本来の姿を現す。また一夏の知識の中では本来搭載されていなかった『GNドライヴ』を2基小型化しバックパック内部に搭載した結果、機動性を中心に更に機体能力が向上している。また『GNドライヴ』が搭載されていることにより『TRANS-AM』が発動可能になっていて基本『NT-D』発動中に使用可能。この機体は他のISと違い纏うのではなくパイロットを量子格納し機体のコア内部に作られたコクピット空間に転送するシステム『CCS』が搭載されているので従来のISとは操縦方法が全く別物になっている。尚、この機体を起動させるにはバイオメトリクスを認証させる必要があるので、一夏のみ起動させることが可能である

 

 

武装

 

60㎜バルカン砲

 

ビームマグナム

 

ハイパーバズーカ

 

ビームサーベル

 

ビームガトリングガン

 

シールド

 

 

機能

 

NT-D

 

TRANS-AM

 

???

 

 

・ユニコーン(NT-D起動状態)

 

『ユニコーン』が『NT-D』システムを起動した状態で『ユニコーン』の本来の姿。内部フレームの拡張によって機体そのものが変貌しており、それに合わせてスライドした装甲の繋ぎ目から解放された『サイコ・フレーム』の露出によって『ユニコーンモード』とは大きく異なる外観を持っている。機体の能力も機動性を中心に大きく向上しているほか、機体全身に組み込まれた『サイコ・フレーム』がパイロットの感応波を読み取り、思考により機体を直接稼働させる事が可能となっている。また機体の変化に伴い、シールドに内蔵された『サイコ・フレーム』もX状に展開され、露出したIフィールドジェネレーターから形成されるビームバリア『Iフィールド』により機体の防御力を向上させている。 また原因は不明だが『NT-D』が発動中『サイコ・フレーム』が発光現象を起こし赤く発光している。尚、一夏の知識では『NT-D』は特定の条件を満たした時のみ発動するシステムだったが、この機体ではパイロットの任意で発動させる事が可能となっている。

 

 

・サイコミュ

 

感応波のピックアップと電気信号への変換、それを利用したパイロットの反応速度向上や機体制御能力を持つ

 

 

・サイコ・フレーム

 

『サイコミュ』の機能を持つ金属粒子サイズのコンピューター・チップを、無数に鋳込んだフレーム材が『サイコ・フレーム』である。『サイコミュ』の基本能力が高度化しているのは当然のこと、スムーズかつ自発的に人の意志を感知・感応する機能を持っている。

只、『サイコ・フレーム』発光現象は一夏の知識の中でも原因が分かっておらず未確認の能力が多数確認されているらしい

 

 

・OOガンダム

 

一夏がナノマシンで作り上げた機体。『ツインドライヴシステム』を搭載しておりギリギリ安定稼働している。またはこの機体にも『CCS』が搭載されている。尚、装甲は『VTPS装甲』を使用している

 

 

武装

 

GNソードⅢ

 

GNソードⅢ・ライフルモード

 

GNビームダガー

 

シールド

 

 

機能

 

TRANS-AM

 

 

・オーライザー

 

『OOガンダム』と同じくナノマシンで作り上げた機体。『OOガンダム』とドッキングさせ火力と『ツインドライヴシステム』の安定稼働率を向上させるために開発された

 

 

武装

 

GNバルカン

 

GNビームマシンガン

 

GNマイクロミサイル

 

 

 

・OOライザー

 

『OOガンダム』と『オーライザー』がドッキングした状態の機体。『ツインドライヴシステム』が更に安定し、火力が向上している

 

 

武装

 

GNソードⅢ

 

GNソードⅢ・ライフルモード

 

GNビームダガー

 

GNマイクロミサイル

 

TRANS-AMライザーソード

 

 

機能

 

TRANS-AM

 

 

 

・GNドライヴ

 

半永久的にGN粒子を生み出し、恒久的なエネルギーを得る事が可能な動力機関。別名は太陽炉と呼ばれる。GN粒子によって絶大なパワーと単独飛行能力を実現する事が可能になった。またGN粒子は電波障害を引き起こし、通信、及び通常レーダーを使用不可能にする効力を持っている。そのほかにもGN粒子に特殊な能力があるがまだ解明されていない。

 

 

・TRANS-AM

 

『GNドライヴ』が搭載された機体に組み込まれたシステム。発動中は『GN粒子』の生産量が向上し機体能力を一時的に向上させる。だが発動時間が終了すると、逆に機体性能が大幅にダウンしてしまうと言う欠点があり、使いどころは見極めなければならない。尚、本来は『TRANS-AM』発動中は機体が赤く発光するのだが『ユニコーン』は『サイコ・フレーム』の輝きが通常より増すだけである

 

 

・ツインドライヴシステム

 

このシステムは2基の『GNドライヴ』を同調させる事により通常を遥かに上回るGN粒子量を生み出すシステムである。だがこのシステムの稼働条件は非常に厳しく、安定稼働領域に達しなければ起動しない

 

 

・PS装甲

 

正式名称はフェイズシフト装甲。一定のエネルギーを消費し物理ダメージをほぼ無効化する事ができる。しかしパワーダウンした場合、装甲が灰色になり防御力が大幅に低下してしまう欠点がある

 

 

・TPS装甲

 

正式名称はトランスフェイズシフト装甲。

『PS装甲』を発展させた装甲で『PS装甲』の上に別の装甲を重ねダメージを受けた時のみシステムが発動するように改良されている。さらに『PS装甲』とは違いパワーダウンしても装甲が灰色にならないため敵にパワーダウンを悟らせない利点がある

 

 

・VPS装甲

 

正式名称はヴァリアブルフェイズシフト装甲。

『PS装甲』を発展させ機体装備に合わせた消費パワーの調整により効率の良い稼働が実現されている。しかし『PS装甲』と同じくパワーダウンによって装甲が灰色に変わり防御力が大幅に低下してしまうがその欠点を解決するため外部からエネルギーをビームに変換した『デュートリオンビーム』を受信する事によってエネルギーを回復し無制限に近いパワーを得る事が可能となった

 

 

・VTPS装甲

 

正式名称はヴァリアブルトランスフェイズシフト装甲。『TPS装甲』、『VPS装甲』の利点を合わせ『ラミネート装甲』を元にビーム兵器をほぼ無効化できるようになっている

 

 

・ラミネート装甲

 

ビーム兵器を熱エネルギーとして装甲全体に拡散し軽減する事が可能。更に改良を重ね現在はビーム兵器をほぼ無効化できるように改良された

 

 

・CCS

 

正式名称はコクピットコアシステム。一夏によって作成されたシステムで、パイロットを量子格納し機体のコアに作られたコクピット空間に転送するシステムである。このシステムのお陰で例えば可変機能等の従来のISでは組み込めなかった機能を組み込む事が可能になった。

尚、機体ダメージが限界を越えるとパイロットを安全な場所に転送するので更に安全性が確保されている

 

 

・サイサリス

 

一夏が作り上げた核を運用する事を想定した機体。そのため機体には耐衝撃・耐熱処理装甲が使用されているが何故かコロニーレーザーが直撃しても無傷と言う化け物スペックになってしまった。武装の方も化け物と言うに相応しく特殊な技術で開発された60㎜核弾頭バルカン砲、 核弾頭を6発一斉発射できるアトミックバズーカ改などが装備されている。この機体の異常性から月の中心部に厳重封印されている。尚、月の中心部に行くにはバイオメトリクス認証とパスワード等が必要である

 

 

武装

 

60㎜核弾頭バルカン砲

 

ビームサーベル

 

アトミックバズーカ改

 

強制冷却装置内蔵大型シールド

 

 

・織斑千冬

 

一夏の姉

容姿は原作同様だが極度のブラコンで一夏に甘い。束の親友でいつも束に振り回されているが本人は満更でもないらしい。たまに一夏の事で暴走する事があり過去に暴走して一つの国が滅びかけた。また第2回モンドグロッソではビームサーベル一つで優勝した。専用機は『νガンダム』を使用していたが、現在は『Hi-νガンダム』になっている

 

 

・νガンダム

 

『Hi-νガンダム』を開発するために開発された試験機体である。駆動系にサイコフレームが組み込まれており、機体の追従性は極めて高い。また特殊武装として『フィン・ファンネル』が搭載されているが使い捨てである

 

 

武装

 

ビームサーベル

 

60㎜バルカン砲

 

ビームライフル

 

ニューハイパーバズーカ

 

フィン・ファンネル

 

シールド

 

 

・Hi-νガンダム

 

『νガンダム』のデータを元に束と一夏が開発した機体。機動性、機体反応速度が『νガンダム』より高くどの様な状況下でも対応出来る性能を持つ。また、『νガンダム』では使い捨てであった『フィン・ファンネル』が再充電使用可能になり戦闘持続性が向上している。

また『νガンダム』と比べてハイパーメガビームランチャーが装備可能となり火力が向上した

 

 

武装

 

ビームライフル

 

ビームサーベル

 

60㎜バルカン砲

 

ニューハイパーバズーカ

 

フィン・ファンネル

 

ハイパーメガビームランチャー

 

シールド

 

 

・フィン・ファンネル

 

『ファンネル』とは『サイコミュ』によってコントロールしオールレンジ攻撃が可能なビット兵器を更に改良した兵器である。それを更に改良し攻撃だけではなく『Iフィールド』による防御ができるようになったのが『フィン・ファンネル』である

 

 

・篠ノ之束

 

ISを開発した人物

容姿は原作と同様だが原作と違い性格が少し丸くなった。一夏のもう一人の姉ポジションで初めて一夏と出会った瞬間何かを感じたらしい。

よく一夏と研究、開発をしているが作り出す物はオーバーテクノロジーな物ばかりなので殆どが封印される事が多い。篠ノ乃箒と言う妹がいて姉妹仲は良好。最近弟子の簪と一緒に冥王星を改造、軍事基地を作った

 

 

・篠ノ乃箒

 

一夏の幼なじみ

容姿は原作通りで性格が丸くなっている。姉に篠ノ乃束がいて姉妹仲は良好だがよくプレゼントとして規格外な物ばかり贈られてくるので止めて欲しいと思っている。。尚、原作とは違い一夏に恋心は抱いておらず、自分の姉と同等若しくはそれ以上の頭脳を持つ一夏を尊敬している。専用機は束が制作中

 

 

・凰鈴音

 

一夏の友人

容姿、性格は原作通り。一夏に恋をしていて何度もアプローチをしているが一夏本人は全く気付いてない。 また本国に帰る時勇気を出して一夏にプロポーズしたが勘違いから丁重に断られた不憫な子となってしまった。しかしまだ諦めていないらしく何とか一夏と再会しようと努力しているらしい

 

 

・更識簪

 

一夏の友人

容姿は原作同様。一夏のお陰でコンプレックスが解消され姉妹仲は良好だが姉のスキンシップが少し鬱陶しくて困っている。またコンプレックス解消後、趣味でISの研究をしていたらISのコアを作成出来るようになってしまった。そのため一夏から紹介を受け束に弟子入りし現在は充実した日々を送っている。尚、最近は冥王星で『CCS』を搭載した可変機能を持つISを作り上げた。専用機は『ステイメン』だが新たな機体として『ガンダムF90』を制作している

 

 

 

・ステイメン

 

一夏の知識から簪が開発した機体

この機体は射撃戦を重視して開発されているがあくまでコアであり本来はアームドベース『オーキス』を取り付ける事で汎用性と攻撃力を兼ね備えた機動兵器、『 デンドロビウム 』として運用される。また本来はなかった『オーキス』を取り付けた状態でのサポートシステムとして『マルチロックオンシステム』が簪によって搭載されている

 

 

武装

 

ビームライフル

 

60㎜バルカン砲

 

フォールディングバズーカ

 

ビームサーベル

 

フォールディングシールド

 

 

・デンドロビウム

 

『ステイメン』と『オーキス』によって構成された機体である。マイクロミサイル全てに誘導機能が組み込まれた結果、『ステイメン』の『マルチロックオンシステム』によってマイクロミサイルが敵機に誘導され命中率がほぼ100%と言う驚異的な機体になった。そのほかにIフィールド発生装置が内蔵されているためビーム攻撃をほぼ無効化できる

 

 

武装

 

大型ビームサーベル

 

爆導索

 

マイクロ誘導ミサイルポット

 

フォールディングバズーカ

 

メガビーム砲

 

 

・マルチロックオンシステム

 

複数の敵をロックし射撃武装をサポートするシステム。これにより射撃武装の命中率が大幅に向上している

 

 

・ガンダムF90

 

簪が制作中の機体

この機体は『ステイメン』とは違い格闘戦を重視した設計されたため運動性が極めて高い。更にハードポイントが11ヶ所設置されているので状況に合わせて様々な装備を取り付ける事が可能となっている。尚、簪はこの機体を更に改造するらしい

 

 

武装

 

ビームライフル

 

ビームサーベル

 

60㎜バルカン砲

 

マイクロミサイルポット

 

連装ロケット砲ポット

 

連装ビームキャノン

 

 

・更識楯無

 

簪の姉

極度のシスコンで称号はシスコンオブシスコン

本人曰わく妹の写真だけでご飯40杯はいけるらしい。姉妹仲を良くしてくれた一夏に感謝していると同時に苦手意識がある。専用機は原作と同じく『ミステリアス・レディ』

 

 

・布仏本音

 

一夏の友人?

一夏はのほほんさんと呼んでいる。何故か着ぐるみを着ている。またお菓子が大好きで一夏から自動お菓子製造機をプレゼントされた。また一夏曰わく、雰囲気がぽわぽわしているので癒やしになっているとのこと

 

 




次回からいよいよ原作が始まります


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一夏はイギリスの代表候補生にイライラするそうです

いよいよ原作開始
一夏はIS学園でどう過ごすのか


 

IS、正式名称インフィニット・ストラトス

 

本来宇宙空間での使用を考え作られたマルチフォーム・スーツだったがこのISには重大な欠陥があった

 

女性にしか使用出来ない事だ

 

更にISは現行の軍事兵器を凌駕する力を持っていた事もあり一部の国を除き世界が女尊男卑に染まるのは当然の事だった

 

そのISを学ぶ為に日本に作られた学校、IS学園に俺はいる。理由は何故か女性にしか反応しない筈のISを男である俺が動かせたからだ

 

それはともかく

 

「どこを見ても女子ばかり・・・流石IS学園だ」

 

前後左右女子ばかり。これは結構キツイ

 

「まあ良い。作りかけの設計図を作成しとこう。確か戦車に可変機能を持たせた機体だったな」

 

ーーーーーー

 

「ー斑君。織斑君」

 

ふと気がつくと名前を呼ばれていた

 

「あの、自己紹介何だけどお願いできるかな?」

 

「あ、はい。分かりました」

 

自己紹介か・・・

 

「俺は織斑一夏と言う。好きな事は研究、開発で特技は設計だ。これから一年間よろしく頼む 」

 

そう言って着席したが

 

『・・・・』シーン

 

クラスが静まったので何かおかしかったのだろうか?

 

『き、きゃあああああっ!!』

 

『クール系のイケメン!!』

 

『凄く格好いい』

 

教室全体に黄色い声が響く

あまりの声の大きさに耐えきれず俺が耳を押さえていると

 

「何だ?騒々しいぞ」

 

「あ、織斑先生。会議の方は終わったんですか?」

 

「ああ、無事に済んだ。山田君、クラスの挨拶を押し付けて悪かった」

 

「いえ、私も副担任ですから」

 

我が姉、織斑千冬が登場した

 

「へぇ、千冬姉はここで教師をやっていたのか」

 

「ん?一k・・・こほん、織斑か。ああ、IS委員会の方から言われてな。幸いにも教員免許を取得していたから助かった。後学校内では織斑先生だ。次から気を付けるように」

 

と、そこまで千冬姉が言ったところでまた黄色い声が上がった

 

『きゃぁぁぁぁっ!!本物の千冬様よ』

 

『千冬様に会いたくてIS学園を受けました!!』

 

『ねえ?今織斑君千冬様の事千冬姉って呼ばなかった?』

 

『じゃあもしかして千冬様の弟さん?いいなぁー』

 

「静かにしてくれ。山田君、自己紹介はどこまで終わっている?」

 

「えっと、織斑君のが終わりそこで止まっています」

 

「なら織斑の次から自己紹介を再開してくれ。それが終わり次第授業を始める」

 

ーーーーーー

 

休み時間、俺は完成した設計図を元に専用のPCで機体の動きなどを確認していた。すると

 

「一夏、ちょっといいか?」

 

と、声を掛けられたので声の聞こえた方向を見てみると

 

「あれ?箒か?久しぶりだな」

 

そこには俺の幼なじみの篠ノ之箒がいた

 

「ああ、久しぶりだ。それで姉さんは元気か?」

 

「ああ、相変わらず元気だ。この前箒の専用機を作ってたし。・・・確か第4世代の機体を作ってたな」

 

最後の部分は周りに聞こえないように言う

 

「そ、そうか。元気なら良いことだが・・・はぁ」

 

「そう言えば剣道の全国大会に優勝したんだったな。おめでとう」

 

「知っていたのか」

 

「ああ、新聞にも載っていたしな」

 

「そうか。ありがとう」

 

そうやって色々雑談している内にチャイムが鳴ったので箒はまた後でと言って自分の席に戻っていった

 

ーーーーーー

 

「ここまでで何か分からない人は居ませんか?」

 

授業が始まりある程度進んだ所で山田先生が質問する。まあここら辺は基礎なので分からない人は居ないだろう

 

「居ませんね。何か分からない事があったら遠慮せず聞いて下さいね。分からないままだと後に大変な思いをしますから。では続けます」

 

ーーーーーー

あの授業も無事に終わり二回目の休み時間

 

新しい設計図を書いていると

 

「ちょっとよろしくて?」

 

今度は知らない奴から声を掛けられた

 

声のした方向に顔を向けるとお嬢様系の偉そうな奴がいた

 

「何か用か?」

 

「まあ、何ですのその返事は。私、セシリア・オルコットが声を掛けているのですからそれ相応の態度があるのではなくて?」

 

あ、こいつは典型的な女尊男卑に染まってる奴だ。鬱陶しい

 

「で、結局用件は何だ?」

 

「世界初の男性IS操縦者と聞いて声を掛けましたがとんだ期待はずれでしたようね。まあ私はイギリス代表候補生で優秀ですから? あなたの様な人間にも優しくしてあげますわよ? ですのでISの事で分からない事があったらまあ泣いて土下座して頼み込むのなら教えてさしあげてもよくってよ。何せ私は入試で唯一教官を倒したエリートですので」

 

いちいち人を苛つかせるなコイツ。俺の大嫌いなタイプの人間だ

 

「お前に教わる事など無い。それに俺は忙しい。とっとと自分の席へ帰れ。大体俺も教官を倒している。お前だけではない」

 

まあ俺の担当教官は油断してたし何より反応速度が遅かったので簡単に倒せたが

 

「うん?聞き間違いかしら?貴方も教官を倒したって聞こえましたが」

 

「そうだが?それがどうした」

 

「わ、私だけと聞きましたが?」

 

「どうせ女子の中だけだろ」

 

と、言った直後チャイムが鳴った

 

「チャイムが鳴った。早く席に帰れ」

 

「ま、また来ますわ。話の続きはその時に」

 

「もう来るな」

 

全く、無駄な時間を使った

 

ーーーーーー

 

「では授業を始める前にクラス代表を決める。誰か居ないか?自薦、他薦どちらでもいい」

 

『はい、織斑君が良いと思います』

 

『私も』

 

『私も』

 

どうやらクラスの殆どが俺をクラス代表にしたいらしい。俺としては機体の稼働データが取りやすくなるから良いんだけど

 

「待ってください!!納得がいきませんわ!!」

 

さっきのイギリスの代表候補生が文句を言い出した

 

「男がクラス代表だなんて認められませんわ。大体教官を倒したとか言ってましたがどうせマグレですわ。なのでクラス代表になるべきはこの私、セシリア・オルコットであるべきです。そもそも私はこのような後進的で劣等な島国に仕方なく来ているのであってここで暮らすのも苦痛なのです。それなのに男だからと言う理由でのクラス代表への選出、断じて認められませんわ」

 

一気にまくし立てたな。だけどアホなのか?そんな日本を侮辱する発言して

 

「ふむ、その発言はイギリスの総意として受け取っても良いのだな?セシリア・オルコット」

 

俺がそう聞くと

 

「どう言う意味ですの?」

 

まるで意味が分からないと言う顔をしていたのでしょうがないから説明してやった

 

「分からないのか?代表候補生の発言はその国の発言として捉える事ができる。そしてお前は日本を侮辱した発言をした。つまりイギリスから日本へ宣戦布告と受け取れる」

 

この言葉によって正気を取り戻したのか顔を青くしながら日本を侮辱した発言を撤回した。だが

 

「ですが私はやはり男がクラス代表なんて認められません」

 

と、引く気が無い様子なので俺から一つ提案した

 

「そんなに俺がクラス代表になるのが嫌なら試合を行いその勝者がクラス代表と言うことでどうだ。織斑先生、アリーナはいつ使えますか?」

 

「一週間後ならば使用可能だ。試合を行うなら予約はこちらでやっておこう」

 

「だそうだ。どうする?セシリア・オルコット」

 

「その試合受けますわ。完膚無きまでに叩き潰してあげますから覚悟しなさい」

 

こうして俺とセシリア・オルコットの試合が決定した




一夏のチート化はまだまだ進行します


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一夏にとってのほほんさんは癒やしだそうです

 

放課後

 

まだ自宅から通学と聞いていたので家に帰る準備をしていると山田先生に呼び止められた

 

「織斑君、寮の準備が整ったので今日から寮に入って貰います」

 

「早いですね。まだ掛かると思ってましたが」

 

「何でもアナハイム・エレクトロニクスから作業員が来て今日準備が終わったんです」

 

なるほど、それだったら早い理由は納得できるな

 

「荷物の方はどうなっていますか?」

 

「それについてもアナハイム・エレクトロニクスの方が搬入したので大丈夫ですよ」

 

やはりか・・・まあ楽になったので良いが

 

「部屋は寮の一番奥でこれが部屋のカードキーです。一人部屋ですので安心してください。後、大浴場はまだ時間調整が終わっていないので使用できません」

 

「分かりました。ありがとうございます」

 

「では私はまだ仕事があるので失礼しますね」

 

ふむ、早速寮の方に行ってみるか

 

ーーーーーー

 

部屋は寮の一番奥だったな。えっと・・・ここか。鍵を開けて中に入る。荷物は・・・よし、全部あるな

 

「さてと、そういえば本社から火星付近で小惑星を見つけたって報告があったな。まだ調査中らしいが何でも核パルスエンジンが付いていて尚且つ内部が要塞になっていたと・・・」

 

だがおかしい。そんな小惑星の存在は俺も束姉さんも知らないしそもそも人類はまだ宇宙開発を行っていない。となると

 

「人類以外の知的生命体が存在するか、異世界から来たかのどちらかだな」

 

有力候補としては後者の方だな。まず知的生命体が存在するなら俺や束姉さんが発見してるし

 

「それにしてもこの形状・・・知識の中で見たような気がするな。まあそれは後々調べればいい。今は試合の事だな」

 

あいつの専用機はイギリスの第3世代機、ブルー・ティアーズで確か機体にファンネルみたいな武装があるとか

 

「ふむ、射撃特化機体か。まあ警戒するべき武装はファンネル擬きぐらいだな。それで俺はユニコーンとOOライザー、どっちの機体を使うべきか・・・」

 

悩んでいると突然スマホが鳴りだした

 

「・・・束姉さんか。もしもし」

 

電話の相手は束姉さんだった

 

「やあやあいっくん。使う機体で悩んでいるようだねぇ」

 

「少しな。俺としてはどちらでもいいのだが」

 

「う~ん。たしかにね~。でも今回はユニコーンで良いんじゃないかな」

 

「それまたどうして?」

 

「なんと、ユニコーンはビット系兵器をジャックしてコントロールする事ができるのだ~」

 

それは良いことを聞いた

 

「それならファンネル擬きも警戒しなくて良さそうだな」

 

「私としてもいっくんを侮辱されてむかついてるしね~。何度イギリスにレクイエムを撃とうかと思ったか」

 

「流石にそれは止めてくれ。後始末が面倒だ」

 

「え~まあいっくんの頼みだから分かったよ。後、試合当日に行くから待っててね。それじゃ」

 

言いたい事だけ言って切れてしまった

 

「だがこれで使う機体は決まった。試合が楽しみだ」

 

ーーーーーー

 

次の日

 

食堂で朝食を食べているとのほほんさんが俺を見つけて近くに来た

 

「おりむーだ~、隣いい?」

 

「ああ、いいぞ。しかしそれだけで足りるのか?」

 

のほほんさんはサラダしか持っていなかった

 

「大丈夫~。後でいっぱいお菓子食べるし!!」

 

「いや、それは大丈夫と言えるのか?」

 

ものすごく不安だ。まあいつものほほんとしているので俺としては問題無い。寧ろ癒される

 

「セシリーも酷いよね~。おりむーも頑張ってるのに」

 

「セシリー?ああ、セシリア・オルコットの事か。まあしょうがないさ。女尊男卑に染まった奴はそんなもんだ」

 

「へー、そーなのかー」

 

今の台詞、知識の中にあったような・・・

 

「本当にわかったのか?まあいい、俺は食べ終わったしそろそろ教室に行くぞ」

 

そう言って食器を片付けて教室に向かう。確か一時間目は千冬姉の授業だったし

 

「わわ、おりむー待ってよ~」

 

慌ててるのほほんさんが可愛いと思ったのは俺だけの秘密だ

 

ーーーーーー

 

「織斑、今度の試合だが政府から専用機の打診があった。どうする」

 

すると周りが騒ぎ始めた

 

『一年生の時点でもう専用機ッ!?』

 

『いいなぁ。私も欲しいな』

 

そんな中セシリア・オルコットは

 

「それを聞いて安心しましたわ。私は既に専用機を持っているので流石に訓練機相手ではフェアじゃありませんから」

 

と偉そうな発言をしている

 

そんな事は置いといて俺の答えは決まっている

 

「断って下さい。もう既に専用機は持っていますから。と言うか政府も俺がアナハイム所属なのは分かっているだろ」

 

そう言った瞬間にセシリア・オルコットが固まった

 

「あ、あなた今アナハイム所属と言いませんでしたか?」

 

「ああ、言ったぞ。何か問題でもあるのか?」

 

ここでアナハイム・エレクトロニクスについて簡単に説明する

 

アナハイム・エレクトロニクスは最近できた新興企業でありながら世界トップシェアを獲得し現在では知らない人間はいない程の企業である。それと同時に世界トップの軍事力を誇り敵に回したら最後、圧倒的な戦力によって敵を消滅させる事でも有名な企業でもある。またIS学園のスポンサーでもあるのでアナハイムの職員はIS学園に自由に出入りできる。尚、過去にアナハイムを敵に回して消滅させられた国が存在する

 

「大問題ですわッ!!このままでは祖国が・・・冷静に考えたら試合に勝てば全く問題ありませんわ。それにアナハイム所属と言っても所詮男。心配して損しましたわ」

 

何か独りで騒いで納得してるし

 

「織斑、専用機の件は私から伝えておく。全員早く席に着け。そろそろ授業を始める」

 

 




のほほんさん良いよね
そしてセシリア、アウト


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一夏は絶望を見せるようです

祝お気に入り100件突破!!
皆様こんな作品を読んでくれてありがとうございます。所で戦闘描写って難しいね



 

昼休み

 

食堂で俺が昼飯として特製麻婆丼を食べていると箒が俺を見つけて

 

「一夏、席いいか?」

 

と聞いてきた

 

「箒か、いいぞ。箒は蕎麦にしたんだな」

 

「ああ。一夏は・・・特製麻婆丼か。よく食べれるな。部活の先輩が激辛で誰も頼まないと言っていたが」

 

「そうか?普通に旨いぞ」

 

それにまだまだ辛さが足りないし

 

「そう言えば昔から一夏は辛いのが好きだったな。それにしても大変だな」

 

「試合の事か。まあ大丈夫だ」

 

すると突然先輩らしき人が声を掛けてきた

 

『君が代表候補生と試合する子?』

 

「そうだが何か?」

 

もう噂になっているのか

 

『君、多分素人だよね?ISの稼働時間はどれくらい?』

 

「はぁ、ISの稼働時間だったな。それなら4万は越えてるぞ」

 

『え?4、4万ッ!?嘘、国家代表以上じゃないッ!!』

 

「それに俺がアナハイム所属だって聞いていないのか?」

 

『あ、あのアナハイム所属ッ!?し、失礼しました』

 

そう言って慌てて去ってゆく先輩

 

「一夏、良かったのか?」

 

「ああ。面倒だしな。それと箒」

 

「どうかしたのか?」

 

「試合当日に束姉さんが来るそうだ」

 

「ほ、本当か?」

 

「本当だ。だから試合当日はピットに来るといい」

 

「そうか。分かった。しかし姉さんが来るのか」

 

ふと時計を見るともうすぐ昼休みが終わる頃だった

 

「と、そろそろ時間的に教室に行かないとな」

 

「そうだな。行くか」

 

ーーーーーー

 

時間は流れ試合当日

 

「織斑、まだ試合開始まで時間があるが準備しておけ。所で篠ノ之、何故ここにいる?」

 

「一夏から姉さんがここに来ると聞いたので」

 

「あいつが来るのか・・・はぁ」

 

すると

 

「いっく~~~ん!!!」

 

束姉さんがダッシュでやってきた

 

「いっくん、愛しの束さんだよ~。それとちーちゃん、箒ちゃん、久しぶり~」

 

「束、一応ここは関係者以外立ち入り禁止なんだが」

 

「だいじょ~ぶい!!何故ならこれを見るがいい」

 

そう言って束姉さんは高らかにアナハイム技術開発部部長と書かれたカードを掲げる

 

「私もいっくんと同じくアナハイム所属なんだよ~。驚いた?ねぇ驚いた?」

 

「そうか。アナハイム所属なら問題無いな。だが愛しのとはどう言う意味だ束?」

 

千冬姉がジリジリと束姉さんに近づいていく

 

「ち、ちーちゃん?どうしたのかなそんな怖い顔して」

 

「分からないのか?そうか、なら教えて殺る」

 

「やるの字が違うよちーちゃんッ!?」

 

千冬姉が束姉さんの頭に手を置いたとき

 

「織斑先生。もう試合開始時間です」

 

と山田先生が言ってきた

 

「ちっ。命拾いしたな束。ああ、分かった。織斑、準備はいいな」

 

「ああ、ユニコーン起動」

 

CCSが作動し全身装甲の白い機体が展開される

 

「それが一夏の機体・・・」

 

「じゃあ行ってくる」

 

そう言い残してピットから発進した

 

ーーーーーー

 

「逃げずに来ましたわね」

 

「逃げる必要があるのか?」

 

「まあ、減らず口を。まあ最後のチャンスをあげますわ」

 

セシリア・オルコット意味不明な事を言い出す

 

「幾らあなたがアナハイム所属としても所詮男、今謝れば許してあげない事もなくってよ」

 

敵機のセーフティーの解除、ロックを確認

 

「謝る必要が無い」

 

「ならお別れですね」

 

その言葉と同時にブルー・ティアーズのスターライトmkⅢからレーザーが発射される

 

「ふん」

 

それに対して俺はバックパックからビームサーベルを取り出しレーザーを切り裂く

 

「なぁッ!?レーザーを切りましたの!?」

 

そのままビームマグナムを展開しセシリア・オルコットに向けて発射する

 

「くッ!!」

 

セシリア・オルコットは何とか直撃を避けたようだが

 

「す、少し掠っただけでシールドエネルギーを200も削られましたのッ!?」

 

大きくシールドエネルギーが削られたようだ

 

「ま、まだですわ。さあ踊りなさい。私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズが奏でるワルツで!!」

 

ブルー・ティアーズの特殊装備であるブルー・ティアーズが周りに展開される

 

「あれがファンネル擬きか。データが欲しいな。少し様子を見るか」

 

俺はビームマグナムを格納し回避に専念する事にした

 

ーーーーーー

 

「さっきは驚きましたが所詮それだけ。先ほどから回避しかしてない様子。私に対して27分、よく持った方ですわ」

 

そんな事を言っているがまだ俺は一度も被弾していない

 

「ですがそれもこれで終わりですわよ」

 

奴はスターライトmkⅢをこちらに向け、俺の周りをブルー・ティアーズで包囲した

 

「ふむ、これで漸くファンネル擬きのデータが取れたな」

 

「この状況で何を言っていますの?」

 

「データの礼だ。特別にこの機体の本来の姿を見せてやる」

 

ーーーーーー

その頃ピットでは

 

「あの機体の本来の姿?どう言う意味だ」

 

と、千冬が疑問に思っている

 

「ちーちゃん。あくまでもあの姿は仮初めで、あるシステムを起動すると本来の姿が現れるんだよ!!ほら、起動するみたいだよ」

 

ーーーーーー

 

「本来の姿?何を言っていますの」

 

「まあ見ておくといい。NT-D起動」

 

その瞬間、ユニコーンの装甲の隙間から赤い光が漏れ出す

 

「何をするかは分かりませんが今の内に行きなさい!!ブルー・ティアーズ!!」

 

取り囲んでたブルー・ティアーズからレーザーが発射されるが

 

「レ、レーザー弾いたッ!?あり得ませんわ」

 

レーザーは弾かれユニコーンの装甲がスライドし、姿が変わっていく

 

やがて全ての装甲がスライドし先程の姿とは大きく変わったユニコーンがそこにいた

 

「ど、どうせ虚仮威しですわ。もう一度行きなさいブルー・ティアーズ!!」

 

だがユニコーンからエネルギー波が発生しブルー・ティアーズは動かなくなった

 

「ッ!?どうして動きませんの?ブルー・ティアーズ!!」

 

しかしブルー・ティアーズは動かない

 

「どうした?今度はこちらから行くぞ!!」

 

俺はユニコーンの手をセシリア・オルコットに向けて握り潰した

 

すると今まで動かなかったブルー・ティアーズがセシリア・オルコットに向けて攻撃を始めた

 

「ブルー・ティアーズッ!?どう言う事ですのッ!!敵はあちらですわ!!」

 

だがその叫びも虚しくブルー・ティアーズは攻撃を止めない

 

ーーーーーー

 

「おい束、あれはどう言う事だ。何故ブルー・ティアーズがオルコットに攻撃している?」

 

「それはねちーちゃん。遠隔操作型の兵器って殆どがパイロットの感応波によってコントロールしてるんだけどユニコーンはその感応波をジャックしてコントロールを奪う事が出来る。つまりあのファンネル擬きはいっくんの制御下にあるんだよ」

 

「何だと!?そんな事が・・・」

 

ーーーーーー

 

暫くブルー・ティアーズで攻撃していたがやがてエネルギーが無くなり停止した

 

それを確認して両腕のビームサーベルを展開し奴に突っ込む

 

「速いッ!?ですがかかりましたわね!!ブルー・ティアーズはあれだけではなくってよ」

 

機体から分離された実弾型のブルー・ティアーズからミサイルが発射される

 

「それがどうしたッ!!」

 

そのミサイルをバルカン砲で撃墜し更に接近する

 

「ブ、ブルー・ティアーズッ!!」

 

奴は動揺しながらブルー・ティアーズでもう一度攻撃しようとしているが

 

「これで・・・終わりだ」

 

そのままビームサーベルで切り裂いた

 

結果

 

『試合終了。勝者・・・織斑一夏』

 

一夏の勝利が決まった

 

 




うわーセシリアが何もできずに終わったー(棒)


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一夏はクラス代表になったようです

模擬戦後
ついでにセシリアと和解


 

試合が終わりピットに戻ると

 

「いっく~ん!!凄く格好良かったよ。流石私のいっくん」

 

と、束姉さんが抱きついてきた

だがその後ろに

 

「束。誰の一夏だって?」

 

鬼神がいた

 

「ち、ちーちゃんッ!?何でビームサーベルもってるの!?」

 

「それはな、目の前の馬鹿を切り刻むためだ」

 

流石にこのままだと束姉さんが危ないので

 

「織斑先生、止めないと家の酒全部没収」

 

その一言にピタッと止まった

 

「い、一夏?それだけは止めてくれ」

 

「だったらねぇ?」

 

「わ、分かった。束、済まなかった」

 

束姉さんに千冬姉が謝った

それに対して

 

「え?あのちーちゃんが謝った?」

 

「姉さん。私は夢を見ているのだろうか?」

 

酷い言いようである

 

「お前ら私を何だと思っているんだ」

 

千冬姉が文句を言うが

 

「え?ちーちゃんって鬼教官じゃないの?」

 

「私はてっきり魔神かと」

 

と返ってきたので

 

「お前ら・・・・」

 

「二人も千冬姉でからかうのは止めろ。確かに俺も思ったけど」

 

「ぐはっ!!」

 

千冬に5万ダメージ

心に深い傷を負った

 

「あーあ、いっくん止めを刺しちゃった」

 

「俺が悪いのか?」

 

結局俺は千冬姉を励まし、束姉さんの帰りを見送った後部屋に戻った

 

ーーーーーー

 

そして次の日

 

「では、1年1組代表は織斑一夏君に決定です」

 

山田先生が言った通りクラス代表は俺になった。周りの女子達も喜んでいるようだ

そんな中セシリア・オルコットが手を挙げた

 

「お、織斑先生。少しお時間を戴いてもよろしいでしょうか?」

 

「良いが余り時間を掛けるなよ」

 

それを聞いてセシリア・オルコットは前に出てきた

 

「先日は代表候補生としてあるまじき発言、誠に申し訳ありませんでした」

 

『大丈夫だよ!!そんなに怒ってないし』

 

『確かに言い過ぎだったけどね』

 

『こうして謝ってるくれるだけまだましだよ』

 

どうやらクラスの皆は許すようだ

 

「織斑さんにもあんな事を言ってしまい本当に申し訳ありませんでした」

 

「そうか。気にするな。また同じ事をしなければいい」

 

「分かりました。二度とこんな事を起こさないように気を引き締めますわ」

 

セシリア・オルコットもう一度深く頭を下げてから席に戻った

 

「この後は第二グラウンドにてISの実習を行う。時間に遅れないよう集合してくれ」

 

ーーーーーー

 

第二グラウンド

 

「では織斑、オルコット。ISを展開してくれ」

 

展開するのは前回と同じユニコーンでいいか

 

「流石だな。では飛行演習に移る。飛んでくれ」

 

言われた通り飛ぶ。ん?少し出力が低いな。後で調整しよう

 

「次は急降下と完全停止だ。目標は地表5㎝とする」

 

「織斑さん。私から行かせて戴いてもよろしいでしょうか?」

 

「ああ、構わない」

 

「では」

 

セシリア・オルコットが先に行い目標ピッタリで停止した

 

「代表候補生でも5㎝は流石に難しいのだが流石だな」

 

続いて俺も急降下する。そして同じく5㎝ピッタリで停止した

 

「ほう、織斑も流石だな。次は武装の展開を行う。先ずはオルコットからだ」

 

セシリア・オルコットが武装の展開を行う。流石代表候補生と言うべきか1秒もしないでスターライトmkⅢが展開された

 

「次は近接武装だ」

 

「は、はいっ」

 

続いて近接武装を展開しようとしているがなかなか展開されない

 

「ああ、もうっインターセプター」

 

結局初心者用のやり方で展開したらしい

 

「遅い。代表候補生としてもその遅さは問題だ。もっと早く展開できるようによく自主練習しておくように。次は織斑だ」

 

「分かりました」

 

ビームマグナムとハイパーバズーカを同時に展開する。展開速度はセシリア・オルコットより速かった

 

「流石だな。引き続き練習に励むように」

 

その後何の問題もなく授業は終わった

 

ーーーーーー

 

放課後

 

『織斑君、クラス代表就任おめでとう!!』

 

一組の生徒で食堂を貸し切って俺のクラス代表就任パーティーが開かれた

 

「一夏、クラス代表就任おめでとう」

 

「ありがとう。箒」

 

「おりむーおめでとう。それにしても凄かったよね~。こうバシュンってやってズバッって」

 

「のほほんさんもありがとう」

 

でものほほんさん。流石にそれじゃ分かりにくいと思う。そんな中

 

「あ、あの織斑さん」

 

「ん?セシリア・オルコットか。どうした?」

 

「いえ、改めて謝罪を。本当に申し訳ありませんでした」

 

「俺はもう気にするなと言ったが・・・。まあいい。そう言えば近接武装を出すのに苦労していたな。良ければコツとかを教えるが」

 

「え?よろしいのですか?」

 

「ああ。教える事はよい経験になるからな。それと俺の事は一夏でいい」

 

「あ、ありがとうございます。それと私の事もセシリアで良いですわ」

 

「分かった。今度からはそう呼ぼう」

 

すると突然

 

「はいは~い。新聞部で~す。これ名刺ね」

 

彼女は黛薫子と言うらしい

 

「で、色々と質問したいんだけどいいかな?」

 

「その程度だったら問題ない。だがアナハイムの事はノーコメントだ」

 

「そこらへんは分かってるよ。私もまだ死にたくないし。じゃあ早速、クラス代表として今後の意気込みとかある?」

 

意気込みねぇ・・・

 

「何が来ようと障害は排除するだけだ」

 

「ありがとう。これなら編集する必要はないようね。次に皆疑問に思ってるんだけど彼女とかいる?」

 

「いや、いないぞ」

 

あれ?今何人か除いて殆どの目が光ったような。気のせいだろう。それに俺を好きになる物好きなんていないだろうし

 

「協力ありがとう。じゃあ最後に写真撮ってもいい?」

 

「いいぞ」

 

と言うわけで写真を撮ったのだが

 

「いつの間に!?」

 

全員が写り込んでいた。そんなこんなで楽しい時間は過ぎて言った

 

ーーーーーー

 

その頃

 

「ふっふっふ。ここがIS学園ね。待ってなさい一夏!!・・・・って言うかここどこ?」

 

IS学園の敷地内で迷子になってるツインテがいたとか

 

 

 




次回中華娘襲来!!


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一夏は友人に再会したようです

寒くなってきましたね
あの暑さが嘘のようだ・・・

それでは本編どうぞ


 

「おりむー。転校生の噂聞いた?」

 

のほほんさんから突然そんな事を聞かれた

 

「噂は知らないが転校生の事は知ってるぞ。中学時代の友人の一人で名前は凰鈴音。何でも中国の代表候補生で専用機持ち。二組に転入してクラス代表になったとか」

 

因みに専用機とかの情報は普通にネットに載っていた

 

『えー。じゃあ専用機持ちが増えたの?せっかく専用機は一組と四組しかいないから他は楽勝だと思ったのに』

 

「その情報hって何でそこまで知ってるのッ!?」

 

「いや、この程度の情報なら誰でも集められるだろ。それより久し振りだな鈴」

 

「ええ、久し振りね一夏」

 

「それと、そろそろ自分のクラスに戻った方がいいぞ」

 

授業開始まで後一分だし

 

「えっ?分かったわ。また後でね」

 

ーーーーーー

 

昼になったので箒たちを誘って食堂に来ているのだが食券販売機の前にラーメンを持った見覚えのあるツインテールがいた

 

「待ってたわよ一夏」

 

どうやら俺のことを待っていたらしい

 

「鈴、そこにいると邪魔だぞ」

 

「わ、分かってるわよ」

 

えっと、今日は唐揚げ定食にしようかな

 

ーーーーーー

 

「で、一夏。彼女は一体誰なんだ?」

 

昼食を食べ終えてから箒が疑問を口にした

 

「ああ。朝言った通り中学の時の友人だ。箒が転校した時入れ違いで入ってきたんだよ」

 

「なら私が知らないのも当然だな。篠ノ之箒と言う。よろしく頼む」

 

「凰鈴音よ。こっちこそよろしく」

 

「私はイギリスの代表候補生、セシリア・オルコットですわ。よろしくお願いしますわ」

 

「うん、よろしくセシリア」

 

「布仏本音だよ~。よろしくリンリン」

 

「よろしくってリンリン!?」

 

「鈴音だからリンリンだよ~。いいでしょ~」

 

のほほんさんはいつも通りだ。と言うかリンリンってどっかの動物園で使われてそうなあだ名だな

 

「後、四組にも友人がいるが紹介はまた今度で」

 

簪のことは本人がいるときに紹介しよう。今は研究に没頭してるだろうし

 

「所で一夏。あんたクラス代表になったんだって?」

 

「ああ、そうだがそれがどうかしたのか?」

 

「良かったら私がISの操縦見てあげようか?」

 

そんな事を言われたが

 

「そもそもお前、二組代表なんだからクラス対抗戦で戦うだろ」

 

「それはそれ、これはこれ」

 

大体俺の使っているユニコーンとかはCCSを搭載してるから通常のISと操作方法が違う

 

「いや、必要無い。操作ならもう慣れてるし瞬時加速とか多段瞬時加速も普通にできるぞ」

 

ここまで言うと驚きながら

 

「そ、そう。じゃあ今度のクラス対抗戦楽しみにしてるわよ」

 

それだけ言い残して鈴は教室に戻っていった

 

「さてと、俺たちも戻るか」

 

「分かった(ええ)(そうだね~)」

 

やっぱりのほほんさんは癒やしだと思う

 

ーーーーーー

 

一方その頃

 

「ここをこうして・・・・これを繋げて・・・」

 

整備室で更識簪は何かを作っていた

 

「後はこれを繋げて・・・できた!!」

 

そして完成したものは

 

「アルビオン。ISの技術を応用したIS運用能力を持つ強襲揚陸艦」

 

現在は待機状態で見た目はUSBメモリーである

 

「そうだった。束さんに完成したことを報告しないと」

 

そう言いながら笑顔で電話を掛ける簪だった

 

 




簪さんがとんでもないものを作っていたような・・・

気のせいですよね?束さんじゃあるまいし

PS.作者でも今後どうなるか分かりません


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一夏の一日

タグに不定期更新としておりますが大分遅れて申し訳有りません。今後とも不定期更新ですがこの小説をよろしくお願いします。


場所はIS学園の整備室

 

クラス対抗戦を数日後に控えた一夏と簪は自分の機体を整備していた。と言ってもやることはシステムチェック等で整備自体は簡単に終わってしまった

 

「後今日出来ることは・・・。後回しにしてた次元連結システムの調整か」

 

一夏がそんなことを言い出した

 

「あれ?次元連結システムって結構前に作ってなかったっけ?」

 

「そうなんだが途中で対消滅エンジンとか作ってたから調整がまだ終わってないんだ」

 

最近特に忙しかったしな

 

「そうなの?でも調整するにしても今日から一週間の間最新の量産型ISの稼働実験が殆どのコロニーで行われてる予定だよね」

 

「あーそれ今日からだったか。まあ実験で使うのは第二十六実験コロニーまでだから第二十七実験コロニーだったら平気だろう。それより簪もCB計画で忙しいんじゃないか?」

 

「それなら大丈夫。一夏の知識に有った計画の要はほぼ完成したし。後はそれに搭載予定の戦艦を完成させるだけだよ」

 

「そこまで進んでいたか。・・・宇宙開発の事業はほぼアナハイムの独占状態だがいつ他の国や企業が宇宙事業に進出してきてもおかしくないからな。まあ殆どの国や企業はIS解析等で無理かも知れないけどな」

 

ほぼといったが実は日本は極秘裏に宇宙進出し、コロニーをいくつか所有している。そのほかにも極秘事項だがアナハイムが提供した簡易型のISコアをコロニー内部で生産している。あくまで簡易型のコアなのでワンオフアビリティや量子格納などの機能が無く、戦闘行動は出来ない。その代わり元々想定されていた宇宙空間の活動は問題無く出来るほか、なんと男性も使用する事が出来るため宇宙探索を目的として生産されている

 

「取り敢えず行ってくるわ」

 

「うん。いってらっしゃい」

ーーーーーー

 

場所が変わって第二十七実験コロニー

 

「さてと。次元連結システムの調整を始めるか」

 

えっと問題があるのは自己修復の部分か。あープログラムの一部にバグがあるな。これぐらいなら簡単に直せる。ついでにデュートリオンビーム照射機能も付けとくか

 

「これで完成だ。試しにDXに搭載させるか」

 

次元連結システムを搭載させるためDXを改良しシステムを搭載する。その結果スペックが

 

・ガンダムDX

 

 

武装

 

60mmバルカン砲

 

ハイパービームサーベル

 

ブレストランチャー

 

DX専用バスターライフル

 

ツインサテライトキャノン

 

エネルギー波

 

次元連結砲

 

拡散次元連結砲

 

メイオウ攻撃

 

烈メイオウ

 

シールド

 

シールド搭載ビームカノン

 

 

機能

 

次元連結システム

 

空間跳躍

 

全方位バリアー

 

自己修復

 

デュートリオンビーム照射

 

 

 

「・・・もうこれDXじゃねぇな。DXの皮を被ったGZだな」

 

スペックがもうサテキャがついたGZだし

 

「よし。この機体でクラス対抗戦に出よっかな。まだ一回もOOライザー使ってないけど」

 

一応もう一つの専用機なんだけどなぁ。クラス代表決定戦ではユニコーン使ったし。それ以降IS学園内ではユニコーンしか使ってないしなぁ。たまに宇宙空間での戦闘訓練でOOライザーも使ってるけど

 

「だが次元連結システムを搭載したDXも使いたいし悩むな」

 

いっそ両方使えれば良いのにな。やろうと思えば三機同時操作出来るけどクラス対抗戦だと事前に登録した機体しか出場出来ないし。

 

「仕方ないが今回はOOライザーで出るか」

 

ん。まだ時間があるな。今回で機体が増えたからユニコーン以外データベースに格納しておくか。まあダミーとしてOOライザーの待機状態ぽいやつは持っておくが

 

「ふと思ったけど学園の管理ってずさんだよな。普通ISをそのまま置いとくか?スパイとかいたら盗って下さいって言ってる用なものだよな」

 

アナハイムがスポンサーとして支援しているといっても管理自体は学園側の裁量でされている。そのためアナハイムで使われている管理システムは学園には無く、ISが格納にそのまま保管されている。尚アナハイムでは管理システムでデータベースに登録されている者以外全ての操作が出来ない様にされている

 

「まあ盗まれても学園側の責任問題になるから関係ないか。おっと時間か。そろそろ学園に戻ってクラス対抗戦の使用機体の登録をしとくか」

 

学園では初となるOOライザーを使うんだ。クラス対抗戦が楽しみだ

 




次回はクラス対抗戦開始です。果たして一夏の対戦相手は生き残れるのか


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