愛き夜道~鬼になった赤龍帝~ (kuuhaku)
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再び~くりかえしのはじまり~

はい、kuuhakuです。
今回はハイスクールD×Dと東方projectとのコラボです。
尚、この作品では一誠が幾万のループの中で一回だけ出逢った東方projectの伊吹萃香と一誠のラブコメです。ただし、再開と言う意味での出逢いはかなり最後の方です。
タイトルにもあるように[愛き夜道]です。YouTubeの東方ニコカラの「愛き夜道」を聞いていて、思い付きました。
更にこの作品での一誠はかなりの酒好きです。大好きな銘柄は「鬼殺し」です。


あぁ、まただ。正体不明の者に殺られて、もう何回目だろうか?

もう数えるのも飽きるくらい殺されては、再びあの日に戻る事の繰り返しだ。

彼女に逢いたい。伊吹萃香に。幻想郷にいる鬼の大妖の一人。

最初は彼女の圧倒的強さに腰が引けたけども、彼女に俺は強く惹かれた。

今回のドライグも記憶の持ち越しはないか・・・・。

また最初からか・・・。体の方は殆ど鬼になっているな。魂が鬼に完全になったてるし、酒が物凄く好きになっているしな。角も俺の意思で出し入れ出来る様になっている。

うん、完璧に人外になってるわ。ははははははははっ。気にしねえ。

さて、もうそろそろ目覚めの時だ。

うん、この世界でも同じ事が起きるだろう。まぁ、何時も通りにやろう。

何時もは殺されてから、リアス達に会っていたけど、今回はちょっと趣旨を変えて、朝一と言うか、校門の所でわざとリアス達と会長達、堕天使達にわかる様に殺気を送ろう。

さて、いい加減、起きるか。この世界の両親はどうなっているんだろうな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う~ん、目覚めたか・・・・・・。両親はっと・・・・・・。いないか・・・。正確には既に他界しているか・・・・・・。まぁ、いいか。時間は朝の6時半か。とりあえず、飯の準備だ。」

 

トントントントン。ジュージュージュー。カチカチカチカチ、チーン。グツグツグツグツ。

 

「頂きます。」

 

パクパクパクパク。ゴクゴクゴクゴク。

 

「うん、美味しかった。ご馳走でしたと。え~と、時間は7時45分か。もうボチボチ行こう。」

 

そう言って、学校に行く準備を始める一誠。

 

「さて、行こう。行ってきます、母さん、親父。」

 

チーン。・・・・・・・・・・・・・・。

 

「さぁて、今日も1日元気に行きますか!」

 

そう言って、歩き出す一誠。

 

暫くして、クラスメイトの奴らと合流する一誠。

 

そして、駒王学園校門に着いた。

 

(さて、目的の三組らに送るか。)

 

ゴオォォォォォォ。

 

軽く殺気をリアス達と会長達、堕天使達に送る一誠。

 

(さてと、これでもう学校内にいる会長達は確実に気付くとして、リアス達はどうかな?おっ、会長達は気付いたね。あとはリアス達は気付くとは思うが・・・・。おっ、リアス達も気付いたようだ。誰があの殺気を送ったのかを探している探している。

ん~、昼飯の時にでももう一回、送るか?)

 

そして、昼飯の時間。

 

(んじゃまぁ、やりますか。)

 

 

ゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

ピシッピシッ!!

 

(うおっ!ちっと、やり過ぎたかな?まぁ、これで放課後には声が掛かるな。多分・・・・。)

 

そして、放課後。

 

「失礼するよ。兵藤一誠君はいるかな?」

 

「ん?おー、俺だ。いやー、もうそろそろ誰か来るんじゃないかと思っていた所だ。んじゃ、行こうか?木場。」

 

「!?うん、じゃあ、行こうか。僕の所の部長が君に用事があってね。」

 

「そうか。そういや、木場はオカルト部に所属だったな。いやー、実はオカルトに興味があってな?近々行こうかなー、と思っていた所だ。特に神話の中に出て来る堕天使とかに興味があってなー?」

 

白々しく言う一誠。それに対して、何も言わずに笑顔でいる木場。

 

二人はそのあと静かにオカルト部まで歩いていった。

 

 




今回はここまでです。次回をお楽しみに!!

次回予告「激突~じゅうりん~」


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激突~じゅうりん~

どうも、kuuhakuです。ようやく、第二話をお届け出来ます。
また、懲りもせずに新作を考えています。原作はISです。何とコラボするのかは見てのお楽しみにです。尚、予定として、今月中には投稿しようと考えているので、頑張ります。温かい目で見守っていて下さい。

では、本編をどうぞ。


「兵藤君、ここだよ。」

 

「ん、すまないな。わざわざ。」

 

「ううん、気にしないでいいよ。」

 

そう言いながら、オカルト部の扉を潜る。そこには生徒会とオカルト部のメンバーがいた。

 

「おやおや、これはこれは。生徒会のメンバーもご一緒とは、予想以上にやったか?」

 

「白々しいな!おいっ、兵藤!お前、一体何者だ!」

 

「何者と言われてもな・・・・?なんと言えばいいかな?」

 

白々しく言って、考え込む一誠。そして、言う。

 

「そうだな。未来を知っている鬼・・・とでも言おうか?」

 

「鬼だぁ~~~~~!?」

 

「さよう。」

 

「あらあら、鬼とは大きく出ましたわね。」

 

「ふむ、やはり信じないか・・・・・・。なら、いか仕方ない。証拠を見せよう。」

 

そう言うと目を閉じ始めた。すると、次第に頭と額から、角が生えて来た。計三本。

 

「これで如何かな?」

 

それを見た全員が目をパチパチさせる。

どうやら、驚いて、言葉が出てこないようだ。

 

「ふむ、言葉が出てこないか・・・。なら、もう一つの方をすませよう。」

 

そう言うと目を閉じ、何かを呟き始めた。一誠の左腕から、光が溢れ出す。やがて、一誠の呟くのを止めると、光が収まっていった。一誠の左腕の上に丸い光が浮かんでいた。

 

「我が神器をリアス・グレモリーへ。」

 

そう言うと、リアスの左腕へ向かい、リアスの左腕の中へと吸い込まれていった。

 

事態に気が付いたリアスが一誠に言う。

 

「あ、貴方。一体何をしたの!?」

 

「何って、俺の神器を貴女にあげただけだけど?」

 

「「「「「「「「「「なっ!?」」」」」」」」」」

 

その言葉に全員が絶句する。

 

「し、神器をあげたですって!?普通、あげられる物じゃないわよ!?それに神器を抜く時は最悪死ぬって、聞くけど!?」

 

「それは本人から無理矢理抜いた時だろ?ちゃんと手順を踏めば、問題はない。」

 

「問題はないって・・・。貴方は何をやってるの!?」

 

「何、俺は既に魂は鬼になり、体も鬼になりかけている。俺はもう人外にほぼなっているんだ。俺が持っていても問題はないが、俺の持つ力が神器を拒否反応を起こす可能性があるのさ。ならば、そいつの本当の能力を使いこなせるで在ろう者に渡すのが一番てね?」

 

「その話からだと、この学校の中で使いこなせるで在ろう者が私って訳ね。」

 

「そう、正解♪~」

 

「なら、私ではなく、他の者でもいいのではないの?」

 

「これから起きる第一の出来事はあんたに最も必要なのさ。」

 

「私?どういう事かしら?」

 

「気になります。」

 

「そうね。流石に気になるわね。」

 

「まぁ、貴女方にも関係してくる事だから、いいでしょう。[婚姻関係]と言えば、わかるかな?」

 

その言葉を聞いて、部屋の温度が一気に下がった。

 

「ねぇ?私、そう言う冗談は嫌いなの?その言葉を今すぐに取り消すならば、許してあげるわ。」

 

「別に?事実を言ったまでだ。俺の知っている未来は、フェニックスにレーティングゲームで負け、婚姻式の所まで発展し、そこである男が婚約者のフェニックスを倒して、君を取り戻すと言う未来だ。それこそ、ある神器を持った男がいたからこそだ。その男がいなければ、この婚姻はそのまま結婚に発展していたからな。」

 

その言葉に怒りを滲ませる全員。

 

「ふっ。そんなに睨んでも撤回はしないぞ?実際にそうなのだから?ここにいる、グレモリー眷属の者達の生い立ちも知っている。[裏切り、姉]。[裏切り、ハーフ]。[聖剣、復讐]。これでわかったかな?過去は覆らないが、未来は変えられる。そのまま、立ち止まるのも良し、歩き出すのも良し。己の自由さ。俺の言いたい事はもうない。これで失礼するよ。」

 

そう言って、オカルト部を立ち去ろうとすると、グレモリー眷属が襲い掛かって来た。

 

「君に何が分かる!?」「貴方に何が分かるって言うのですか!?」「先輩に私の何が分かるって言うんですか!?」

 

それぞれの怒りが籠った一撃が、一誠に襲い掛かるが、しかし。

 

「うむ、いい一撃だ。だが、俺を倒すのには全然足りない。」

 

攻撃を受けても、平気で立っている一誠。

 

「「「なっ!!?」」」

 

それもそうだ。怒りが籠っていたとは言えど、渾身の一撃。それを受けても、あっけらかんと、立っているのが可笑しいのだ。

 

「攻撃するのはいいが、場所がいけないな?部屋の中ではなく、廊下ならば、もう少し工夫が出来ただろうに?着いてきな。軽く揉んでやろう。全員で見るといい。俺がどのくらい強いのかを。屋上で待っている。」

 

そう言って、外に出る一誠。

 

「何なんだ?アイツは?」

 

「そうね、朱乃の攻撃を喰らっても平然と立っているのは俄に信じ難いわ。」

 

「「「そ、そんな・・・。私達(僕達)の攻撃が・・・、全く効かないなんて・・・。」」」

 

完全に木場と朱乃と子猫は戦意喪失している。

それもそうだろう。怒りに任せていたとは言えど、それぞれの渾身の一撃を繰り出したのに傷一つ付いていないのだ。可笑しいに決まっている。

 

「木場・朱乃・子猫、気持ちは分かるとは言わないわ。でも、一矢だけでも報いましょう。今度は私も手伝うわ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・そうですね。殺りましょう。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・はい、殺ってしまいましょう。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・えぇ、私達を本気で怒らせたら、どうなるのかを思い知らせてあげましょう。うふふふふふふふふふふふふふふふふふっ!」

 

「会長、何か物凄く怖いんですけど・・・・・・・・・?」

 

「言わないで下さい、匙。私もあんな怖いのは初めてなので、近寄りたくないです。」

 




半分オリキャラ化していますが、気にしないで下さい。

次回予告「一矢~反撃~」


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