【ONLY MY WOLD】自分だけの世界【仮】 (HIGURASHI)
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1話
キーンコーンカーンコーン
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おわったぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「今回のテストどうだった?『
ここは教室、高校2年生の俺、『
「貴方は余裕そうですね進藤君!前日に土下座までさせたのに!勉強を教えずひどい言葉で見捨てた!親友の顔でも見に来たんですか!?」
「いやいやいや!お前が家まで来て土下座して勉強教えろって言ってきたんだろうが!!夜9時に!!!」
「でもなんとか全教科赤点回避できたかも・・・・・・多分(ボソッ」
「多分じゃダメだろう!!」
そう、俺こと『幸村時雨』は勉強が苦手だ・・・てか嫌いだ・・・。身長は175センチの痩せ型、髪は真っ黒で少しボサボサしている、至って普通の(勉強をのぞいて)
男子高校生といえるだろう・・・だが目の前のこいつはどうだ!!
『進藤一馬』・・・・成績は学年一桁の成績優秀、少し茶色がかった髪でしっかり整えられている、身長も185センチと結構でかい。
しかも体は筋肉質で制服の上からでもはっきりと分かるくらいに鍛え上げられている!!
・・・・・なんだこの差は!!しかもコレで生まれた日が一緒で0歳からの付き合いとか笑わせな!!
・・・・まぁあいつはとてもフレンドリーで俺の親友だけど・・・。
言ってしまえばこいつと俺は腐れ縁である。クラスも別になったことはない。そして・・
「おい時雨?今日お前の家だったよな?」
「一馬もあの新作やって鍛えてんだろ?」
そう・・・それは・・・・
『帰ってゲームしようぜ!!』
・・・そう2人とも根っからのゲーマーである。
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今日は一馬と俺の家で新作のFPSゲームの対戦の日である。この日のために練習したんだ・・・負けるものか!!
帰り道で「お互いタイマンのハンドガンな!」などとしゃべっていたら俺の家についた
『ただいま~』
と2人で入る、一馬の家は隣なのだが親が仲良すぎてこれが普通である。
俺の家族は両親、俺、妹2人の五人家族である。父親がゲームの開発をしているせいか母親以外ゲーマーである。
一馬は両親、姉の四人家族だ。今日は家に妹が二人いるはずだが出てこない・・・・まぁ片方の妹はいてもうるさいだけか・・
まぁさっさとゲームを始めよう!
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「ねぇ一馬くん?タイマンのハンドガンじゃなかったのかな?」
「俺返事してねぇしwwちゃんとハンドガンで来るお前が悪いwww」
そう・・・これである・・・一馬は心が結構ゲスいのである・・・タイマンで待っていたら地雷を仕掛けられ避けたら狙撃され・・・
ハンドガン以外持ってきてないし新しく装備もできない
結果
『10戦0勝10敗』
「・・・・・・・」
「時雨は人を信用し過ぎることがあるな・・・そこが問題だ・・・」
こいつは何を言ってるんだろうか・・・殴る?やってもいいよね?
・・・・・やめよう・・・勝てない・・他のゲームにしようか・・そういえば!!
「・・・・そういやぁ一馬よ!VRギアが販売されるのって明日だよな!!」
VRギア・・・それはフルフェイスヘルメットのような形をしておりそれをかぶると脳波を読み取り電脳仮想世界・・・すなわち異世界得いけるというゲームの本体のことであった
今までは軍の訓練などに使われていたが民間に『ゲーム』として降りてきた・・・それは念願のことでありゲーマーたちが揃って
最初のソフト『
無論俺もしたが外れてしまいダメだった、購入しようとしても、ネットは三秒たたたずに完売、一週間前から入荷予定の店の前で張り込む人がたくさんいた
俺達もしようとしたが・・・・・『テスト』・・・この悪魔の門により不可能となっていた。
「どうせ俺には関係ねぇだろ!そんなことより明後日の俺らの誕生パーティーで何を作るかだ!!」
なぜか一馬は早口でそう答えた、まぁ明後日は俺達二人の誕生日だ。しかも俺は料理が好きであり、家の厨房も任されている、
一馬は自分の誕生日なのに親に感謝を込めてなにか作ってやりたいと言い始め、俺が手伝うことになったのだ。
「無難にケーキでも作るか・・・」
こうして今日の対戦は俺の負けで終わった
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そして誕生日の日
俺と俺の家族は一馬の家で俺たちの誕生パーティーをしていた・・・
「ねぇねぇ・・お兄ちゃん達・・・お誕生日おめでと!!!」
「・・・誕生日・・・・おめでとう・・・・・」
「うるせえぇぇぇぇぇえ!!耳元で騒ぐな!!
そう言って俺は妹の片方の頭をなでてやる、弥生は目を細めて嬉しそうにしている
「ええぇぇぇ~!お兄ちゃんひどい!!」
「・・・うん・・・・ありがと・・・」
俺は妹達からお祝いの言葉を受けていた
さっきから耳元でうるさいのは『
普段は無口でいま頭を撫でているのは『
そしてこの双子に共通していることは・・・身長が小さい・・決して本人たちの前では言ってはいけないが、中学3年生なのに150センチととても小さい
胸もないし、小学生ですと言われたら信じてしまうくらいだ。
「おめでとう、かずちゃん、しーちゃん」
前を見るとまったりとした茶髪の人が立っていた
「ありがとう、一葉ねぇ!」
この人は『
「・・しーちゃんいまなんか変なこと考えてなかった?」
「いやいやそんなことないですよ!?」
そして怒こると怖い・・本気の一馬が触ることもできずに殴り飛ばされたりと・・・怒らせてはいけない人だ・・・
てか大人たち!!なに奥のほうでお酒飲んでんの!?しかも出来上がってんじゃん!!
「おい・・時雨よ・・」
「はぁ・・・・なんだよ一馬・・・」
さっきから無口で俺の妹たちと目線でなにか送っていた一馬が口を開く
「いまからお前にプレゼントがあるんだが俺へのプレゼントとして一つ言うことを聞いてほしい」
「妹はやらんぞ・・・」
そう言うと弥生と卯月がなにか大きな箱を持ってくる
「時雨・・明日は休日だからお前の家でこれを開ける・・・その後に一緒にやってほしいことがある・・」
「僕は普通に女の子がいいです」
まって!?こいつってあっち系だったっけ!?やだよ!?
「いやいやいや・・そうじゃないから~」
「・・・簡単な事・・・むしろ喜ぶ・・・」
「妹達がそう言うならいいか・・・まぁ明日な!!今日は食おうぜ!!」
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「なぁ?この箱って結局何なんだ?」
「それは今からのお楽しみだろうが」
「てかなんで俺よ部屋なんだ?・・なぁ一馬よ?」
一馬は俺の家に昨日のプレゼントを2つ持ってきていた・・妹まで俺の部屋にいて同じ箱を持っている
「なんで卯月と弥生までいるんだよ・・・てかもう開けようぜ?」
「待て時雨・・一葉も来る・・それからだ」
そう言っていると
「持って来たよ~」
と気の抜けた声が聞こえて同じ箱を持った一葉さんが入ってくる
「よし!全員揃ったな!!では時雨!!箱を開けてくれ!!」
一馬はそう言うと箱を俺に差し出してきた・・開けてみると・・・
「えええええええええええええええええええええええぇぇぇぇ!?!?!?!?」
そこにはネットやTVでさんざん見ていたVRギアと『ONLY MY WOLD』がはいっていた
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「一馬!?どういうことだよ!?」
中に入っていたのは次の販売まで待つしかないと諦めていたVRギアがはいっていた
顔を上げてみると部屋にいるメンバー全員がVRギアを持っていた
全員はいたずらが成功したような顔をしており
【ドッキリ・・・大成功!!】
と大きな声でいっていた・・・弥生が顔を赤くしてる・・・カワイイ
そう思っていると一馬が
「実は俺たち全員βテストに選ばれてたんだよ!!」
・・・・は?運がいいってレベルじゃないですよ!?妹が最近部屋にこもっていると思ったらこういうことですか!?
いつもは一馬から勉強誘ってくるのに誘わなかったのはこういうことだったんですか!?!?
「時雨!ここでお願いだ!!おまえには俺達と一緒に『ONLY MY WOLD』をやってほしい!!」
「お兄ちゃんはやるよね~!!」
「おにぃ・・やらなきゃ・・・ダメ」
「しーちゃんカワイイ・・・ウフッ」
コレは願ってもないことだ・・・やりたくてやりたくて説明書を何度読んだことか・・・答えは決まっている・・・
「もちろんだ!!!!いろいろ教えてくれ!!!!!(一葉さんはスルーで・・・目がガチだもん・・・)」
「よっしゃ!あと一時間でゲームが開始される!!みんなケーブル繋げ!!」
なるほど・・・俺の部屋に来た理由はケーブルが無駄に多いからか・・コレならみんなでできる・・・
そう言いつつ俺はどんなキャラにしようか悩んでいた・・・
_______________________________________
そして一時間後の昼十二時・・・コンビニで買ってきたおにぎりなどで昼食を済ませゲームの世界で一日たったら、
最初の町の中央噴水で待ち合わせの約束をした
(VRギアは向こうでの二十四時間と現実の二十四時間は違う不思議なシステムが組み込まれている)
そう思い出しつつ、俺達はVRギアをかぶりそれぞれ決めたあった場所に寝転んだ・・・・不思議な感覚に飲み込まれた・・・
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2話
ゆっくりと目を開けると不思議な白い空間に浮かんでいた・・・
『HALO WORLD!!! ここでは貴方だけのキャラクターで冒険ができます!!』
そう言いつつ目の前に姿を表した4つの羽の生えた白色の髪の妖精・・・運営が作った『ピクシー』・・・ナビゲーターだ
『ここでは貴方の体を基準としたキャラクターを作ってもらいます!!』
そう言うと俺の前に鏡が現れ下着姿の俺が写っていた・・・
俺は迷うことなく目の前のカーソルを操作して髪の色を真っ白にして眼の色を深紅に変えた・・・アルビノの俺がうつった
リアルバレしないように変えたほうがいいのだが変に変えたいとも思わなかったのだ・・
『次は種族、職業、スキル、名前を決めて貴方だけのキャラクターを作ってください!ユニークはランダムで選ばれます!!一つしかないものもあるからよく考えて!!』
ユニーク・・そう・・それは最初にランダムで決まり、この世界では一つしかないユニークスキルなども存在している・・・後で手に入る者もあるがとても強く貴重なものだ
名前を決めていたとおり『シー』と単純にし、職業を見ていく・・・・
人間、エルフ、獣人、
種族:みならい
説明:死を司ると言われている死神の卵、全体的に攻撃力が高い。
ふーん・・・え?は?死神?なんで?・・・・いや・・これしかないだろ・・・・コレだろ!!
面白半分で死神を選択する・・・えーと?あとは?
左上にあるキャラクター詳細を見てみると
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名前:シー
種族:見習い死神
職業:『 』
サブ職業:『 』
ユニーク職業:『死神(固定)』※ユニーク選択時自動付与
スキル:『 』『 』『 』『 』『 』『 』『 』『 』
ユニークスキル:『死神の心得』『威圧』『下克上』『闇の瘴気』※ユニーク選択時自動付与
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ええぇぇぇぇえl!?職業とスキルが貰えてる!!!!コレだ!!絶対この死神で行こう!!あとはスキルとか決めなきゃな・・・
結果
名前:シー
LV1
種族:見習い死神
職業:『 鍛冶師LV1 』
サブ職業:『 料理人LV1 』
ユニーク職業:『死神(固定)』※ユニーク選択時自動付与
スキル:『状態異常攻撃LV1』『体術LV1』『索敵LV1』『投擲LV1』『二段ジャンプLV1』『鑑定LV1』『テイムLV1』『火魔法LV1』
ユニークスキル:『死神の心得LV1』『威圧』『下克上』『闇の瘴気』※ユニーク選択時自動付与
職業スキル:『武器制作LV1』『防具制作LV1』『料理LV1』
こんなかんじかな・・・・思ったより時間がかかったな・・・・・
確認ボタンを押してステータスにうつる
ポイント:100
STR(筋力):0
DEX(素早さ):0
DEF(物理防御):0
MDEF(魔法防御):0
_______________________________________
ポイント:0
STR(筋力):50
DEX(素早さ):30
DEF(物理防御):10
MDEF(魔法防御):10
防御力?ほらあれだよ当たらなければどうってことないってやつ・・・レベル上がれば調整できるし・・・・ね?
_______________________________________
『コレでステータスがOKならば確認ボタンを押してください!!押したのならば選んだ所属の村でチュートリアルが始まります!!』
俺は迷わずOKを押す・・・すると視界が眩しくなり目をつぶる・・急に重力がかかり自分が立っているという感覚になる
ゆっくりを目を開けて周りを見ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
え?・・・・・・・・・・・・・・誰もいない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
_______________________________________
えぇ!そうですよね!!みらない死神ってユニークですものね!!時間ピッタリにログインしたら俺しかいないですよね!!!
まぁまずステータスを確認しよう
名前:シー
LV1
種族:見習い死神LV1
職業:『 鍛冶師LV1 』
サブ職業:『 料理人LV1 』
ユニーク職業:『死神(固定)』※ユニーク選択時自動付与
スキル:『状態異常攻撃LV1』『体術LV1』『索敵LV1』『投擲LV1』『二段ジャンプLV1』『鑑定LV1』『テイムLV1』『火魔法LV1』『死神の大鎌LV1』
ユニークスキル:『死神の心得LV1』『威圧』『下克上』『闇の瘴気』※ユニーク選択時自動付与
職業スキル:『武器制作LV1』『防具制作LV1』『料理LV1』
称号 悪夢の始まり
ポイント:0
HP:300
MP:256
STR(筋力):50
DEX(素早さ):30
DEF(物理防御):10
MDEF(魔法防御):10
まずスキルの確認だ・・・・
闇の瘴気:MPが減り続けるが半径十メートルの敵対するものを猛毒状態か麻痺、睡眠状態にする アクティブスキル
下克上:自分よりLVが高い相手と戦うときステータス1.5アップ パッシブスキル
威圧:自分よりLVが低い相手のステータス小ダウン パッシブスキル
死神の心得:死神の大鎌をスキルに追加する(つけられるスキルは10まで)アイテムを10種類まで異空間に保存できる(最大99個)魔法以外でMPが減らなくなる パッシブスキル
・・・・・・・・・・・・・死神の心得強くね?闇の瘴気や二段ジャンプ、テイム、状態異常攻撃がMP消費なしだぞ?めっちゃつかえる!!やっべぇな!!
状態異常攻撃:睡眠、猛毒、麻痺、などが武器に付与できるようになる(魔法なども可) LV1:毒付与
二段ジャンプ:空中に一度だけMPを消費して足場を作れる
鑑定:アイテムなどの効果がわかる
テイム:モンスターなどとの戦闘後、その場に魂が残ることがあり魂の持ち主をテイムできる スロット:『 空き 』
火魔法:火の魔法が使える LV1:ファイヤーボール
死神の鎌:死神の鎌を持っても特殊状態にならない、鎌の扱いがうまくなる アーツ LV1:
称号の悪夢の始まりは・・・
悪夢の始まり:物理・魔法防御が0になるが筋力と素早さが5倍になる
われながら結構良いスキルを選んだとおもう・・・・・まァ、チュートリアルを始めようかな!!
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・・・・・・・・・・・・・・・・・どこに行けばいいかわからない・・・・・・・・・・
メニューを開いて『ヘルプ』を押して見る
『はいはーい!!なにをおさがしかなー!!』
ピクシーが出てくるんだなぁ・・・てかこの子かわいいよね・・・・ってそうじゃない!!
「どこに行けばいいかわからないんだけど」
『このまま真っすぐ行ったところに一件の家があるから底に行ってごらーん!!』
そういって光ったと思ったらピクシーは消えてしまっていた・・・・
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右上を見ると12:15と赤く時計が表示されている・・ここでの一週間は現実世界での一日になる・・その下の青い表示がこのゲーム内の時間だ青い方は13:00となっている
今日中にチュートリアルを終わらせなければ、待ち合わせ場所にいけなくなってしまう・・・・・・そんなことを考えていると前に洞窟が見えてきた・・・
果たしてこれが家なのだろうか・・・・・一応『索敵』と『鑑定』を発動しておく『鑑定』で洞窟の中を見てみると『死神の家』とでた・・・ここだ
ゆっくりと進むと古い日本の家のような風景があった囲炉裏がありその上には大きな鍋のようなものがおいてありふつふつと煮えている囲炉裏を挟んだ向こう側には
真っ黒のフードを被った人物が一人座っていた・・・鑑定をしてみると
名前:ジン
LV???
種族:死神LV452
職業:『 ??? 』
サブ職業:『 ??? 』
ユニーク職業:『死神(固定)』
スキル:『???』
ユニークスキル:『死神の心得LV???』
職業スキル:『???』
ポイント:???
HP:???
MP:???
STR(筋力):???
DEX(素早さ):???
DEF(物理防御):???
MDEF(魔法防御):???
称号:死神
・・・・・・・・・・・・・え?なんなのこいつ!?全然見えないんですけどぉ!?てかLV453っておかしくない!?!?
「小僧・・あまり人の奥深くまで見るでないぞ・・・」
「ヒィィィィィ!!!!すすすすすいませんでしたあぁぁぁあl!!!」
俺は見事な速さで土下座をかました・・・声から歳をとっているとわかるが目がちらっと見えた時に何かが背筋を高速でよじ登ったような感触がした
あの赤い目はヤバイ・・・至近距離で見たら動けなくなりそうだ・・・
「ほう・・・小僧は死神の素質があるな・・・ワシの闇の瘴気を受けて平然としているとは・・・」
ぜんっっぜん!!平然としてないんですけど!?てかこの人何やってんの!?よく見たら俺『麻痺(特大)』って状態になってるんですけど!?
『クエスト!死神に弟子入り!!が発生しました!!受諾しますか?』
おそらくこれがチュートリアルだ、麻痺は完全に動けなくなるわけでななく正座した状態のまま少しずつ『YES』に指を近づけ押す
その瞬間に麻痺がとけたと思ったらジンさんが外に向かってゆっくりと歩いて外に出る
俺はそれについていくと
「まずはワシと同じだがこの服をやる着てみろ」
そう言うとジンさんは黒いフード付きコートを取り出した、丈が長く膝まであるような昔の傷を思い立たせるものだった
初期装備の村人のような服から着替えてきてみると、とてもいい、何故か落ち着くような感じがした・・・ってこれ『自動HP回復(極小)』付いてるじゃん!!
コレはいいものをもらった・・・
「なかなか似合っているではないか・・・さて・・・まずはこの鎌を振ってみろ」
そう言うと俺の目の前に俺の身長と同じくらいの真っ黒な大鎌が現れた・・・それをもってみるとスキルのおかげか昔から使っていたような感じがする・・・どう使うかもわかる
さっそく遠心力を使って、なぎ払い、切り上げなどをやってみる・・・結構時間がたった・・・
やっているとジンさんはここをこうした方がいいなど丁寧に教えてくれた・・・本当は優しい人だな・・・
そんなことを考えていると『称号!!死神の一番弟子を獲得しました!!』・・・・そうか・・・俺が最初なのか・・・・
「そろそろしっかりと振れるようになってきたしこのグローブを使いなさい」
・・・・・5本の指出しグローブって・・・しかもコート・・・完全に心を折りに来てるね・・・俺の過去を知っているのだろうか?
「じゃぁ最後じゃ・・・反撃はしない・・・全力で一回のみ切りかかってこい!!」
・・・・・・・・・やっていいのかな?・・・まぁ本気で行こう・・・
「『闇の瘴気』『下克上』『状態異常毒付与』『ファイヤーボール付与』『悪夢の始まり』発動!!!・・・・全力で行きますよ!!師匠!!!」
「ほほう・・・・名前どころか師匠と最初に呼びおったか・・・まァ良い・・・来い!!」
師匠は血で濡れているかのような輝きのある真っ赤な大鎌を構えると同時に『威圧』を飛ばしてきた
やっぱ持ってやがったか・・・笑うと同時に俺はダッシュで走りだす、『悪夢の始まり』のせいか20メートル離れた師匠の元へ二秒とかからない、そして師匠と1メートル
の距離に詰まった瞬間俺は真上にジャンプした
「『二段ジャンプ』っ!!」
そして前転しながら空中を蹴り真後ろに立つと同時に前転の勢いのまま鎌を胴体へ引っ掛けるように斬る!!
その瞬間・・・ガァン!!という激しい金属音とともに俺の持っている鎌が折れた・・・・は?何が起きた?
「よし!小僧!!貴様は合格だ!!」
目の前には片手で鎌の刃を持ち後ろを振り返りながら笑う師匠がいた・・・・
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3話
「そういやぁ小僧!貴様の名前を聞いていなかったな!!」
まてよ・・・完全にやったと思った・・・素手で毒と火を纏った鎌を受け止める奴がいてたまるか・・・・
「・・死神見習いの・・・・シー・・です・・・」
「そうか!シーというのか!!何もそんなに落ち込まなくてもいい!!見習いが本物の死神に勝てるわけがなかろう!!」
そうだ・・・・LV400超えの奴に勝てるはずがないよな・・・そうだな・・・
「しかしコレでお前は晴れて死神だ!!喜べ!!!」
・・・は?
『クエスト!死神に弟子入り!!を達成しました!!
報酬として以下のものがてにはいります!
死神の大鎌:レア度1 鉄でできた大きな鎌『STR+30』
死神のシャツ:レア度2 黒いシャツ『DEX+10』
死神のコート:レア度2 真っ黒いコート『自動HP回復(極小)』
死神のスボン:レア度1 真っ黒いスボン
死神のグローブ:レア度1 指が出ている滑り止めの黒いグローブ
アイテムポーチ:レア度10 殆どの物が入るポーチ、中に入れた物の時間は進むが、たくさん入れることができる
10銀貨をてに入れました!!
好感度ボーナス!!クエスト中にNPCと一定の好感度を達成したのでボーナスです!!
みらない死神のLV20アップ!!』
『みならい死神のLVが限界に達しました!死神にクラスアップします!!』
『死神の大鎌のLVが上がりました!!LV1からLV3にアップ!!アーツ回転斬り、斬首を獲得しました!!』
「ありがとうございました!!師匠!!」
「そこの右の門を通れ・・・そしたらカラブリアの街に行けるはずじゃ!!」
そうお礼をいいもんを通ると・・・・
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はず目に移ってきたのは人だ!!どこを見ても人!人!人!!しかもNPCのように緑のアイコンが出ていないことからプレイヤーということがわかる
重そうな鎧を着た男やローブの女性など沢山の人がいる・・・
「一応初期装備にしとくか・・・」
アイテムポーチから初期装備の服を出して着替え、大鎌や死神装備を死神の異空間に入れた・・・
時間をふと見てみるが青い時間は6:30となっていた
「やべぇ!!待ち合わせは7:00だったはずだ!!」
死神の家で気づかぬうちに一日がたってしまっていた・・・急いで噴水のところに向かおう!全員顔は変えないで色だけ変えるって言ってたしな!!
そして人混みを抜けると・・・いた!!!
「・・・・あれ?お前もしかして時雨か?」
顔を上げると見事な金髪にごつい鎧の一馬がいた・・・
「おまえは一馬か!?」
「やっぱり時雨か!!いやーやっときたか!!ちなみに俺は『シン』って言う名前だ!!おまえは?」
「おれは『シー』でやってる!!他のみんなは!?」
「もうきてるぞ!!!」
やっとあえた・・・人多いし、知り合いに会えるってこんなに嬉しいことだっけ?テンション上がっちゃったし・・・お!いたいた!
羽を二枚生やした赤いロングと青いショートで髪の色と同じワンピースを着た妹達にこちらも一馬と同じ綺麗な金髪でポニーテールの耳が尖っている知り合いがいた
「またせたな!!」
「お兄ちゃんおそいよ~!!」
「おにぃ・・・遅すぎる・・・」
「あらあら・・しーちゃんお久しぶり」
「ごめん・・今さっきチュートリアル終わったんだ」
「シーよ・・いくらなんでもそれは遅いだろ・・・」
「・・・・ほんとごめんって・・・・・」
「まァみんな!全員集まったしこちらの自己紹介と行こうぜ!!」
そう言って俺たちは全員でステータスを発表した・・・
_______________________________________
名前:シー
LV1
種族:死神LV1
職業:『 鍛冶師LV1 』
サブ職業:『 料理人LV1 』
ユニーク職業:『死神(固定)』※ユニーク選択時自動付与
スキル:『状態異常攻撃LV1』『体術LV1』『索敵LV1』『投擲LV1』『二段ジャンプLV1』『鑑定LV1』『テイムLV1』『火魔法LV1』
『死神の大鎌LV3」(ユニーク)
ユニークスキル:『死神の心得LV1』『威圧』『下克上』『闇の瘴気』※ユニーク選択時自動付与
職業スキル:『武器制作LV1』『防具制作LV1』『料理LV1』
称号 悪夢の始まり 死神の一番弟子
ポイント:0
HP:300
MP:254
STR(筋力):50
DEX(素早さ):30
DEF(物理防御):10
MDEF(魔法防御):10
アーツ
火魔法LV1 LV1ファイヤーボール 直径三十センチの高温の火の玉をぶつける 消費MP20
_______________________________________
名前:シン「進藤一馬」
LV1
種族:
職業:『 剣士LV1 』
サブ職業:『 魔道士LV1 』
ユニーク職業:『
スキル:『大剣LV2』『盾LV2』『光魔法LV1』『気配察知LV1』『重装備時ステータスアップLV2』『鑑定LV1』『土魔法LV1』『身体能力強化LV2』
『聖騎士の剣V2」(ユニーク)
ユニークスキル:『聖騎士の心得LV1』『アンデット特攻LV1』『ダメージ軽減LV1』『光属性攻撃LV1』※ユニーク選択時自動付与
職業スキル:『筋力アップLV1』『防御アップLV1』『MPアップLV1』
称号 聖騎士
ポイント:0
HP:500
MP:200
STR(筋力):50
DEX(素早さ):10
DEF(物理防御):30
MDEF(魔法防御):10
アーツ
大剣
ガード 盾を持っていなくてもMPを消費してガードができる 消費MP5
なぎ払い 前方五メートルの視野に入っている敵にノックバック攻撃ができる 消費MP10
盾
シールドバッシュ シールドで攻撃でき、一定確率で混乱の状態を起こす 消費MP 5
鉄壁 一度だけ敵の攻撃ダメージを50%カットする 消費MP100
聖騎士の剣
ラッシュ MPがある限り何度でも素早い攻撃ができる(一回攻撃ごとにMP消費) 消費MP10
希望の光 三十秒間動けなくなるが状態異常、HPをすべて回復する、MPが200以下だと発動できない 消費MPすべて
光魔法LV1 LV1キュア 状態異常を回復する 消費MP50
土魔法LV1 LV1ストーンシュート ナイフのように尖った石をぶつける 消費MP20
_______________________________________
名前:イチハ「進藤一葉」
LV1
種族:エルフLV1
職業:『 魔道士LV1 』
サブ職業:『 剣士LV1 』
スキル:『細剣LV1』『風魔法LV1』『光魔法LV1』『闇魔法LV1』『付与魔法LV1』『土魔法LV1』『素早さ上昇LV1』『軽装備時ステータスアップLV1』
職業スキル:『MPアップLV1』『防御アップLV1』『筋力アップLV1』
称号 なし
ポイント:0
HP:100
MP:500
STR(筋力):10
DEX(素早さ):70
DEF(物理防御):10
MDEF(魔法防御):10
アーツ
細剣
疾風突き 後ろに回り込み素早く相手を突く、五メートル離れた位置から使用できる 消費MP 10
光魔法LV1 LV1キュア 状態異常を回復する 消費MP50
土魔法LV1 LV1ストーンシュート ナイフのように尖った石をぶつける 消費MP20
風魔法LV1 LV1ウィンドカッター 不可視の刃で相手を切る 消費MP 30
闇魔法LV1 LV1ダークソード 闇の魔力が固まった剣を作れる他の魔法を合わせることも可能 消費MP 50
付与魔法LV1 LV1付与 あらゆるものに自身の持っている魔法を付与することができる 消費MP 10
_______________________________________
名前:うーちゃん「幸村卯月」
LV1
種族:炎の妖精LV1
職業:『 魔術師LV1 』
サブ職業:『 魔道士LV1 』
ユニーク職業:『 炎の妖精LV1 』※ユニーク選択時自動付与
スキル:『火魔法LV1』『光魔法LV1』『テイムLV1』『調教LV1』『暗器LV1』『鑑定LV1』『暗視LV1』『合成魔法LV1』
『爆炎魔法LV2」(ユニーク)
ユニークスキル:『精霊の秘術LV1』『MPアップLV1』※ユニーク選択時自動付与
職業スキル:『MPアップLV1』『MPアップLV1』
称号 炎の精霊
ポイント:0
HP:100
MP:800
STR(筋力):20
DEX(素早さ):40
DEF(物理防御):20
MDEF(魔法防御):20
火魔法LV1 LV1ファイヤーボール 直径三十センチの高温の火の玉をぶつける 消費MP20
光魔法LV1 LV1キュア 状態異常を回復する 消費MP50
爆炎魔法LV2 ボムLV1 直径一メートルの爆弾を一個半径10メートル以内の視界で爆発させることができる
エクスプロージョンLV2 直径五メートルの爆弾を五個まで半径10メートル以内の視界で爆発させることができる
合成魔法LV1 自分もしくは別のは方を持つものと掛けあわせて魔法を放つことができる
_______________________________________
名前:ヤヨイ「幸村弥生」
LV1
種族:氷の妖精LV1
職業:『 魔術師LV1 』
サブ職業:『 魔道士LV1 』
ユニーク職業:『 氷の妖精LV1 』※ユニーク選択時自動付与
スキル:『氷魔法LV1』『光魔法LV1』『テイムLV1』『調教LV1』『暗器LV1』『鑑定LV1』『暗視LV1』『合成魔法LV1』
『氷結魔法LV2」(ユニーク)
ユニークスキル:『精霊の秘術LV1』『MPアップLV1』※ユニーク選択時自動付与
職業スキル:『MPアップLV1』『MPアップLV1』
称号 氷の精霊
ポイント:0
HP:100
MP:800
STR(筋力):20
DEX(素早さ):40
DEF(物理防御):20
MDEF(魔法防御):20
氷魔法LV1 LV1アイスボール やりのような凍てつく氷を相手にぶつける 消費MP20
光魔法LV1 LV1キュア 状態異常を回復する 消費MP50
氷結魔法LV2 吹雪LV1 半径一メートルの吹雪を一個半径10メートル以内の視界で円形に発生させることができる
ブリザードLV2 直径五メートルの吹雪を五個まで半径10メートル以内の視界でる円形に発生させることができる
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