戦姫絶唱シンフォギア ~another of symphogear~ (フライルー)
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第一章 新世界
第1話 ヤラレチャッタ


はじめまして。ゴミです。別名フライルーです。ド素人が暇潰しに書くものですので非常に文が気持ち悪いし読みにくいです。それでも読んでくれる神様はおrrrrrrしないよう読んでください。


俺は、数少ない友達に無理をしているといわれたことがある。

そりゃそうだ。学校に行けばまず机に花の入った花瓶が置いてあるので毎朝水を変える。その次は机に支離滅裂な怪文書や落書きが書いてあるので全て趣味のプラモデルに使う薄め液で消す。これら意外にもたっっっくさんあるが、めんどくさいのでまた今度。

俺はこんな風になるべくポジティブに生き、学校に通うのが奴等の撃退方法だと信じていた。だけど現実は非常だ。俺は奴等に大目玉をくらわせてやるまえに事故で死んでしまった・・・

 

 

ここはどこだ・・・?真っ暗でなにもみえない・・・誰かいませんかー

「あ、いたいた」

!? 誰だ!?

「えっと・・・あアタシは神様だ」

こんな朱色の髪した人が神様ねぇ・・・

「悪かったな!」

心を読まれたでござる。

「それで、朱色神様がなんのようだい」

「いやぁ実はアンタが死んだ原因なんだけど・・・」

たしか俺はトラックにドーンされて塀にドーンして死んだんだよな?

「いやその通りなんだけど・・・」

「実はアンタが死んだのはアタシのミスなんだ。」

・・・エ?

「だから、アタシがアンタを間違えて殺しちまったんだ」

そうか、俺は他人のミスで死んだのか。

「悪かったって!」

「悪かったで済ますか!こっちはまだ今期のアニメ確認してねえんだ!ふざけんなコンチキショウ!」

「だからお詫びにアンタを転生させる」

「なんだって?」

転生って聞こえた気がするんだが

「そうだ転生だ。あと転生先はもう決まってるからあっちの世界での願いを叶える。」

ほうほう

「ちなみに転生先はバトル物だからそれを踏まえて願いを考えてくれよ」

「わかりますた。」

「いちいち声にだすのはしんどいだろうから心で喋ってくれ」

よしよし、なるほど。じゃあ・・・

・全ロボットに変身できる能力

・家

・一生使いきれないほどの資金

・超☆天才な頭脳と世界中のありとあらゆる知識(随時更新)

・化け物なみの運動神経、反射神経、体力

・空中から物質を生成する能力

くらいか。

「本当にそれでいいんだな?いくぞ?」

あっはい。なにか唱えはじめた・・・

「よし。じゃあ姿見置いとくから能力確認しといてくれ」

わかった。消防の頃を思い出して・・・

「セット、ブリッツガンダム」

・・・マジかよ 本当にできた・・・

「そうだ、ミラージュコロイド」

こっちも健全のようだ。想像通り。

「想像通りって?」

少し説明しよう。俺の考えは生身に装甲をつけるというどこぞのライダーみたいなものではなく、簡単に言えば「俺自身がロボットになることだ」だ。

つまり、体の隅々までフレームにし、そこに装甲をかぶせる文字通りロボになるのだ。このさいもちろんパイロットはおらず、「自分」というAIになるのだ。しかも俺は身長185cmと高1ではでかいほうと思い込んでいるのだが、この身長のまま変身できる。例えば俺がガンダムに変身すれば、そこには全長170cmのガンダムがいるのだ。

「もし想像通りなら・・・セット、ナインボール=セラフ」

そして変形・・・できた。そう、全身がロボになるということは可変機体もいけちゃうのだ。

「うっひょーはえー!」

「で、空中からなんとかってやつは?」

おっと、柄にもなくはしゃいでしまった。

「えっと、変人解除して、イメージ・・・」

これも小防のころの妄想だ。アニメや漫画の武器をイメージすればそこにその武器があるという実に小防らしい妄想だ。

「生成、タクティカルアームズ2L」

重くない・・・だと・・・ますますご都合武器じゃないか?最高だ!

「それで、あっちでのお前の設定なんだが・・・」

「あっはい」

そういって俺はTアームズを手元から消す。

「お前は名前はそのまま。ちょこっとあっちの世界を変えて私立リディアン音楽院を女子校から共学にしてお前を編入。年齢15歳で私立リディアン音楽院高等部1年・・・」

リディアン?なにか引っ掛かる・・・あと一個ヒント・・・

「体重57kg・・・ちゃんと聞いてるか?」

「お、おう」

「これでアンタの設定は以上。あとはあっちの家に置き手紙置いとくからそれをみてくれ。」

「うす。」

なにはともあれ素晴らしい能力が手に入った。次の人生はバトル物かぁ・・・それにリディアン・・・設定改変したと言っていたがなんの世界だっけ・・・あ、眠くなってきた・・・

「あっちでもがんばれよー!」

はーい、がんばりまーす・・・眠ぅ・・・おやすみなさい・・・




どうでしょうかって最後まで読んでこれ読んでるわけだしこれ読む人は何人いることやら。不定期更新ですのでいつ更新するかは未定です。


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第2話 はじまり

どうも、ウイルスです。ウイルス名フライルーです。
暇つぶしに書くといったがつぶす暇多すぎ


朝の雀の声が聞こえる。転生してもそこはやはり変わらないようだ。

「転生したつっても実感ないなぁ」

今の俺からしたら家がかわったくらいである。

「顔洗うか・・・」

そう思い洗面所を探す。家の間取り図くらい置いておいてほしいものだ。

「あれ・・・」

転生した影響か、顔が変わっている。

「イケメンなの・・・か?」

んなもん知るかハゲとでもいいたそうな顔を鏡のむこうの自分がしている。

「さて、顔洗ったし、能力の確認を・・・」

そう、俺は朱色神様から能力をもらっているはずなのだ。

「セット、ヘイズル改」

クリア。ライフルとシールドもいっしょに出てきたのでけっこう便利。

「変身解除して、生成、ムラマサブラスター」

っと出てきた。これビームライフルとサーベル両用なんだよな・・・いやー便利。

「さて、家はどんな感じなのかな」

そう思い外にでられる格好になり、家をざっと見る

「立派な2階建てのお屋敷だなー・・・これが我が家か・・・」

なにこれが若さみたいに言ってんだと自分にツッコミをいれる。これが若さか・・・

「今の俺って化け物なんだよな・・・」

ならば屋根にのぼるくらい余裕だと俺は考える。

「そぉい!!」

カチャっと瓦の音がする。うっはすげー

「さて、新聞とって置き手紙読むかね」

そう、あの朱色が手紙を残しているはずなのだ。

「さて、今日一番のお手紙は?」

 

 

齋へ

 

これを読んでいるということは無事転生できたんだな。おめでとう。

アンタが転生している間少し調べさせてもらった。よくあの日常を

耐えぬいた。なので顔を少しイケメン寄りにしておいた。

学校のことだが、編入手続きはすでに終わっているから通知がくるまで

この辺の地形おぼえたり、通学方法考えたり、トレーニング・・・は

しなくていいか。とりあえずいろいろやっとけよ。じゃあな。

ps.アタシのためにも、アンタのためにも「霊に干渉する能力」と「うつす能力」

を追加した。それじゃあな。

 

 

 

なにその能力。で、資金は?

「まさか、これ?」

手元には唐草模様のがま口小銭いれ。

中身はスッカラカンである。

「いや、何か仕掛けがあると信じて・・・」

うまい出前のそばをさがすため、俺は部屋にもどりPCを立ち上げる。

「ん?このホワイトグ○ントの壁紙・・・」

俺はすぐグー○ルを開き、ブックマークを確認する。

「コレオレノパソコンダァァァァァァッァァァ!!」

こんなにうれしいことはない・・・

圧倒的感謝・・!

「ふぅ・・・さて、そば屋探すか・・・」

「ちわーすそばの出前でーす」

「はーい」

「500円になります」

そして俺はスッカラカンの小銭いれをあける

「!?」

5 0 0 円 玉 が あ る

「まいどありー」

なるほど。必要なとき、必要なぶんだけ金がでるのか。

「こりゃ一生でも使い切れないわ・・・」

そして新聞の一面をみる。

「ん?明日ライブがあるのか・・・ツヴァイウィング・・・うっ頭が・・・」

クソっもう少し・・・

「仕方ない・・・明日ブリッツで空から様子をみるか・・・」

腹も膨れたので買い物をするためスーパーに行く準備をする

「エコバッグは大事・・・」

能力でエコバッグをつくる。親がろくでなしなのでこれでも料理はできるのだ。

そんなことを思いながらおれはさっさと着替えて家をでる・・・




どうでした?
次はライブで初陣です。ブリッツ単機じゃきついと思うので
なにでつっこませようか・・・大体の構成は決まってるんですが
そこだけきまってなかったり・・・


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第3話 可能性の獣

どうも。不要油です。固めてできたのがフライルーです。ライブ戦は次になりそうです。


・・・やはり朝の雀の声はいいものだ。一回目の人生でもアニメとプラモ意外のささやかな癒しだった。

さて、今日の能力確認は・・・

「セット、イフリート・シュナイド」

全身にヒートダートってかっこよくないですか?と空気に問いかける。答えがきたら恐ろしいわ!

次は・・・

「生成、ツインビームスピア」

これこれ。あっちでも欲しかったけどついつい後回しにして買わなかったんだよな~

「さて、今日はライブだっけか。」

今は8:00、ライブは昼から。飯食って暇でも潰すか・・・

「ほい、今日の朝ごはんは・・・」

黄金炒飯。俺はたまごだけチャーハンと読んでいる。俺は料理はつくるほうなので超☆パラパラなのデース!

「いっただっきまーす」

「ごっそうさんでした!」

さて、今朝から気になっていたことを調べるか。そう、それは

「この世界にガンプラはあるのか」だ。

さっそくマイ☆ドリームパソコンを立ち上げる。グー○ルを立ち上げて、ガンプラと入力する。

「なん・・・だと・・・」

あった。ありやがった。

「ぃよっしゃああああああ!!!」

2日続けてこの奇跡!朱色マジGJ!!

さっそく生前(?)のガンプラを全てポチる。ついでにエアブラシ、塗料も全色揃える。どうせ金はいくらでもでる。

「昼か・・・」

そろそろ出掛けなければいけない。

「セット、ブリッツガンダム」

さて、会場の場所はちと遠いが、飛べば行けるだろ・・・

「到着致しましたっと」

さすがにバレたらやばいのでミラージュコロイドは展開しっぱなしである。

その他動力、推進剤は俺が生きてさえいれば無限に続くのでバーニアフルでいつでも飛べる。

少し喉が乾いたので目立たないところで変身を解除して自販機でス○ライトを買う。時間よりはやめに来たのでまだ余裕がある。チケットは落ちてたのを拾ったが、持ち主にゃ悪いが使わせてもらう。

「そろそろ始まる頃か・・・」

ライブがはじまり、歌が聞こえる。

「どういうことだってばよ・・・」

あの朱色が綺麗な青髪の子といっしよに歌っている。どういうこっちゃ。

ん?地鳴り・・・?

「ノ、ノイズだぁ!!」

ノイズ?くっ!頭が・・・

痛むだけで何も思いだせん・・・

「きゃああああ!!」

悲鳴!?人が黒くなって崩れて・・・クソ、ヤバイとりあえず逃げなければ・・・

「セット、ブリッツ!!」

バーニアをフルで吹かす。一瞬でライブ会場の真上まで昇る。

「誰か戦っている?」

望遠レンズを最大にして確認する。

「ありゃ朱色の!?」

まるで戦隊ものの撮影かなんかだ。

だが歌を歌っている・・・しかし多勢に無勢、押されている・・・クソっ助けに・・・

!後ろに子ども!?胸から血が・・・

それと同時に朱色の様子が変わった・・・死ぬ気か!?させるか!

俺は変身解除をし、落ちながら叫ぶ。

「ユニコォォォオオオオン!!」

シャンブロと戦った時の、ガトリング付きのに変身する。これで雑魚を掃除し、あのでかいのをビームマグナムで叩く!

~朱色side~

「クソ、ガングニールがもたない!」

さっきの防御でガングニールの破片が後ろの子どもに当たってしまった・・・

「もう、絶唱しか・・・」

!? 上からなにか降ってくる!?

~子どもside~

なんで、アイドルが戦ってるの?

ノイズが大量にいる。なのにあの人は一人で戦っている・・・こんなことなら未来は来れなくてよかったな・・・

・・・? 上からなにか降ってくる・・・

「白い、シンフォギア・・・?」

「一本角・・・ユニコーン?」

朱色と子どもがいう。そう、そこにいたのはまさしく白いユニコーン。だが、それは人型であり、片手にはガトリングをつけた異様な「一角獣」だった・・・




やっべ、自分で書いてて恥ずかしくなるなこれ。書くけど。
次こそ初陣です。


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第4話 初陣(ガクブル)

どうも。PM2.5です。日本に来た瞬間フライルーになります。
戦闘描写ぜってーゴミレベルだよ不安すぎて腐りきってハエと友達になっちまうよ。


「白い・・・シンフォギア・・・?」

「一角獣・・・ユニコーン・・・?」

朱色がなんつったか聞き取れんかったが、子どものほうは当たりだ。

「そう、可能性の獣、ユニコーンだ」

内心すんごいかっこつけちまったなと思いながら、左腕のガトリングをノイズのほうにむける。そして撃つ。意外と反動はない。ただ少し振動がある。

「タマギレはないのか・・・」

これも生きている限り有効か。

「あらかた片付け終わったな・・・うぇっ」

クソ、あのでかいのゲ○みてぇにちっこいのをつくるのかよ。さきに叩くか・・・

「照準あわせて・・・」

ドヒューンと例の効果音・・・いや、発車音が聞こえる。やっぱり痺れるわこの音。

「あと2、3発ぶちこめば沈むだろ・・・」

ドヒューン、ドヒューンと。よし、クリア。

「さぁて、雑魚潰しますか、セット ヘビーアームズ改!」

しかもEW版の渋い青色のヘビーアームズ。

「さあ、ショータイムだ」

作品が違う気がするがピエロの仮面つけて・・・

「最初っからクライマックスだ!!」

一気にフルバーストをオレンジだ青色だの雑魚共にぶちかます。

「ふぅ・・・」

終わったな・・・

「お、おいアンタなんなんだ。白かったり青かったり・・・」

朱色が話しかけてくる。

「そんなことより後ろの助けろ!」

子どもは助ける。これ常識。

「あ、ああ・・・」

「じゃ帰るわ。セット、ブリッツガンダム」

バーニアフルで飛びながらミラージュコロイドを展開する。ミラージュコロイドはレーダー、視覚的にも見えなくなる超☆便利な代物なのデース!

「そろそろ着くか・・・」

玄関前で変身を解除し、さっさと家に入る。

「つ、疲れたぁあああ!!」

「触れたら崩れるとかなんだよそのハードコア!!ガチのほうの殺られるまえに殺るじゃねぇか!バトル物なの忘れてたわ畜生!ユニバアアアアアアアアアス!!」

「はぁ・・・はぁ・・・」

マジで身体能力バケモノにしといてよかったわ・・・

「さて、飯つくるか・・・」

「ほい、できた。」

今日は疲れたので、簡単に肉うどん。このシンプルさがうまい。このあとめちゃくちゃ麺すすった。

「さて、通知がきたし、学校は一週間後、暇だし届いたガンプラでも作るか・・・」

 

 

「そういや、リディアンって寮なんかな・・・」

マイ☆ドリームパソコンを立ち上げてググる。

「ふん、ふん・・・」

なるほど、寮か家か選べるようだ。もちろん家だがな!設定改変のせいで男子が少ないそうだな!だが!だからといって女子と相部屋になることはない!ガンプラも作れない!んなゴミ置き場に住んでられるか!!

「駄目だわ、完全に疲れてるわ・・・」

これ以上叫んでもストレスタンクの容量が減るだけだ。寝よう・・・

 

 

 

だが、誰が想像しただろう。あのときの子どもが、同い年で、クラスメイトになろうとは・・・




戦闘描写苦手。平和万歳。
次から学校編かな?


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第5話 登校

どうも。ゲリラ豪雨です。正体はフライルーです。
ついに始まるドタバタ(?)学院生活!どうなるかはこの時点では作者も知らない!深夜テンション怖い!


朝はやっぱりいいものだ。清々しい気分になれる。特になにもしたわけでも・・・あぁ、朱色と子どもたすけたな。そら清々しい気分にもなるわ。

「やっべ、今日学校だわ」

今日はあの日から一週間後。めんどくさい学校が始まるのデース。

「顔洗うか・・・」

「よし、朝ごはんもできたし食べて行きますか」

転入生たるもの学校にはやく行くのは礼儀というものだとどっかでみた。

「いっただっきまーす!」

「ごちそうさんでした!」

この間約10分である。うまいものは熱いうちに。ちなみに今日の朝ごはんはたまごだけチャーハン(過去話参照)である。

「制服OK、髪型OK、ベントゥーOK、バッグ、中身OK!」

オールクリア!いってきまーす!

「ちと遠くないですかね・・・」

途中で「ゲタ」を履いていなければ確実に怒られてた。なんとか予定時刻に着いた。明日からは最初から履いていこう・・・

「にしてもでかいなぁ~」

俺の行ってたゴミ溜めとは大違いだ。

「おい、キミ」

ん?誰だこのおっちゃん

「うちの制服を来ているようだが・・・」

「あ、今日から編入することになった鈴谷 齋(すずや いつき)です。」

「ああ、君か!話は聞いているから、担任のとこまで連れていってあげよう」

ちょっとオラワクワクすっぞ状態でございます・・・

「失礼しまーす」

「お、編入生は君か?」

「そうですが、あなたが担任の先生ですか?」

なんかどっかでみたような・・・

「俺が担任の天田 士郎(アマダ シロー)だ!」

アマちゃんじゃねーか!丁寧にジャージの左胸に08の番号いれやがって畜生!

「HRまで時間があるから、図書室で本でも読んで待っていてくれ」

どこだよ図書室

「図書室は、職員室のすぐ横だ」

・・・こいつも心読めるのか?

「なん・・・だと・・・?」

図書室でいろいろ探したが、ガンダムシリーズが全巻揃っているだと?閃光のハサウェイはもちろん、ユニコーンも全巻・・・

「すみません、コレ・・・」

図書室の先生にどういうわけか聞いてみる

「あぁこれはね、2年前共学じゃないころ、凄くガンダム好きな子がいてねぇ・・・」

で、全部寄付したと。すごいなそいつ・・・

「おーい!」

あ、呼ばれてる

「すみません。ではまた今度・・・」

さて、ここでもめんどくさいし友達つくらず、ぼっちスタイルで行きますかね・・・

「えーと、こいつが今日転入してきた鈴谷 齋だ。齋、なにか一言。」

えーやだーめんどくさいー

「えーと、鈴谷です。特に言うことはないので今後もよろしくお願いします」

女子がうるさい。この顔のせいか・・・

「じゃあ、鈴谷は立花の隣に座ってくれ」

「あーい」

ん?あの立花って子・・・

「あ、あの・・・」

あ、やべっみすぎたか?

「えっと、これからよろしくお願いします」

そうだ、一週間前の・・・ん?机・・・

「そら、授業始めるぞー」

「ツ マ ン ネ」

超☆天才なの忘れてたわ。しかも転入生だからって俺ばっかりさしやがる。

「そして放課後に至るという・・・」

ん?ありゃ立花・・・

「てめぇよく学校にそのツラさげてこれんなおい!」

屋上まで聞こえる罵倒ってどうよ・・・

「まぁいいや、セット、ブリッツガンダム」

からのミラージュコロイド。トリケロスによる威嚇射撃。

「きゃ!な、なに!立花あんたなにしたの!?」

「い、いや、なにも・・・」

やったのは俺だゴミが!はよ帰れ!

「い、いやああああ!!」

ふぅ、帰ったか・・・さて、回り込んで変身解除して・・・

「あ、立花じゃないか」

「あ、鈴谷さん・・・」

うっは俺君マジ演技派

「なんか2、3人雄叫びあげながら走ってきたけど・・・」

「あ、いや・・・」

やっぱり隠したい系か・・・

「どったのその傷?」

「え、あ、その」

「とりあえずこれ貼っとけよ」

俺はいつも持ち歩いている配布用絆創膏をわたす。

「すみません、ありがとうございます・・・」

「あの机、どうしたのさ」

今朝から気になっていたことを話す。

「あれは・・・」

「あれは、先日の大事故で生き残ったのが私だけだからなんです。なんでお前だけーって。ほんと、私呪われてるかも・・・」

ぬーん・・・

「俺も転入前はいじめられててね・・・」

「え、鈴谷さんが?」

「齋でいいよ。ちょいと訳ありでね・・・」

転生したなんて口が裂けまくってもいえんし

「じゃあ、お友だちになりません?」

「へ?」

ぼっちスタイルで行くと行った瞬間友達交渉きたんですけど

「でも、こんな得たいの知れん奴と・・・」

「自分に自信をもってください!」

「お前が言えたことか!」

「「・・・・・・」」

「「プッ」」

「あはははははは!!」

「はっははははははな!!」

友達一号はいじめられっ子でした。

 

 

だが、誰が想像しただろう。この子も共に戦うことになるとは・・・




いつもよりながくなったことにより、文章の下手さが際立ってしまった!
次は・・・なに回?


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第6話 日常?

どうも。赤土です。原因はフライルーです。
読んでくれたりお気に入りしてくれてる人たち本当にありがとうございます!!
できれば評価のほうを正直な気持ちでつけてくれると嬉しいです。駄作が!消えろって方は☆0で批判コメでも残していってください。


今日は雀の声が聞こえない。それほど今日は朝早く起きたのだ。

「さーて、急ぐぞー」

今日はやることがあるのだ。現在朝の4:00である

「いつもの用意できたし、追加装備も持った。よし・・・」

そして今日は「ゲタ」を履かず登校する。

「セット、ガンダムエクシア」

そう、トランザムだ

「トラン"サ"ム"!!!」

皆が登校してくるまえにつかなければ・・・

「ふぅ、変身解除っと」

実は、荷物は持ったまま変身すると荷物はなくなる。だが解除すると元通りなのだ。これがまた便利ですごくいい。

「教室は・・・ここだっけ?」

自分の教室に着いた。当然誰もいない。

「さて、始めるか・・・」

そして俺は鞄から「薄め液」を取り出す。そう、追加装備はこのことだったのである。

「えーと、まずはティッシュに染み込ませて・・・」

昨日知ったが、立花の名前は響というらしい。なのでそんな響の落書きだらけの机を俺流のやりかたでピッカピカにしてやろうという魂胆だ。

「ある程度は消したな・・・」

次は・・・

「消しゴムで消す!!」

実は、俺は趣味のこともあって腕力が強い。転生前に試しにマッ○ーを消しゴムでこすったら、ほんのりだが消えたのだ。

「つ、疲れる・・・」

そしてまた薄め液で擦る。

「・・・よし!」

全部消えた!あとは・・・

「無臭の消臭スプレーをかけて終わりっと・・・」

だって臭いじゃんそのままだと。

そして俺は偽装工作のため図書室で時間を潰す・・・

「そろそろ教室行くか・・・」

ちょうど閃光のハサウェイを読み終えたところで俺は立ち上がる。

「おはようございまーす」

朝から重労働だったので少し疲れぎみです。あ、響が登校してきてる

「おはよう響」

「あ、おはようございます、齋さん」

うわすごいいい笑顔。こっちも嬉しくなってきた。

「!!???!!?」

主に女子からの視線が熱い。うっとおしい。

「ねぇ、今朝のあいつの机・・・」

「今日はいつも響を虐めてた○○さん休みだし・・・」

化け物の俺の前でコソコソ話とはいい度胸だなクソアマども。いじめられっ子の本気みせたろかワレ

「みんなおはよう!HR始めるぞー!」

おうアマちゃん空気読めや・・・

「次は体育・・・」

ほとんど女子しかいないので男子が少ない。

「なぁ、今日の体育ってなにやるかわかるか?」

「今日は・・・1500m走だってよ」

なん・・・だと・・・?

いやだあああああ・・・・・・

「今日は男子が1500、女子が1000走るぞー!」

体育教師てめぇかアマちゃん!あと一回別のとこで会ったら奇跡だよ!

「男子位置について・・・」

ピーー!!っとホイッスルがなる。たしか5週だっけグラウンド・・・

「はよ終わらせるか・・・」

ちょっと本気だす

「い、齋、4分ジャスト・・・」

「ふぅ・・・」

化け物はこの程度造作もないのだ!フハハハハ!!

「お、おい齋・・・」

「そういう大会なら出ませんよ?めんどくさいし」

「そこをなんとか・・・」

「あぁ、もう・・・」

前の人生散々だったからなぁここではなにもかも一位とってやるか・・・

「よし、今日はもう終わりだ!気をつけて帰れよー!」

「起立!さようなら!」

ザワ・・・ザワ・・・と教室の空気が揺れる。この感覚懐かしいなぁ・・・

「あの、齋さん!」

「ん?どうした響」

「ちょっと・・・」

なんか拉致られたでござる・・・

「未来ー!連れてきたよー!」

ここは寮か・・・あれ、入っていいもんなの?あれ?

「あ、あなたが齋さんですか?」

「そうだけども・・・君は?」

身長のせいで小柄に見えるなこの子

「私は響の親友の小日向 未来(こひなた みく)といいます!」

おじさん自分で親友っていう子はじめてみたよ

「それで、なにか用かな?」

ちょっと怖くしちゃったかな・・・

「実は・・・」

「それで、未来ちゃんはピアノ専攻するつもりだけど元陸部として俺のタイムが気になったと。」

「はい、どうやったらあんなタイム叩きだせるんですか!?」

近い近い!目がマジだよこの子

「えーとね、なにごともペースが大事なんだよ。勉強だってガーッとやろうとするとすぐバテるでしょ?長距離も同じで同じペースで走るのが大事なんだよ。俺はたまたま足がはやいのがプラスしただけ。」

「ペースが大事・・・」

メモをするのかこんな適当なこと・・・

「ピアノ専攻するんだっけ?やったことないけど、はやすぎてもダメ、遅すぎてもダメでしょ?同じスピードが大事なんだと思うよ?」

実はちょっとかじってたんだけどね?

「はい!とても参考になります!」

「・・・同級生なの忘れてない?タメ口でいいよ?」

「・・・あっ」

「ハッハハハハハ!!素で忘れてたの!ハハハ!」

「もう!笑わないで!」

「未来の、フフフッその顔面白いよあはははは!!」

「響まで!」

やばい腹筋割れるわこんなん!

「ヒィー面白かった!これからもよろしくな!」

「うちの響もよろしくお願いします」

「もーそんなお母さんみたいに・・・」

友達2号は響のお母さんでした。




いかがでしたか?なんだか今日は調子が乗りませんでしたが読みにくかったらすみません。
さて、どんな感じで2課に潜入させるか・・・


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第7話 潜入

どうも、不審者です。その正体こそフライルーです。
ついに2課に潜入・・・?


あ、ありのまま今起こっていることを話すぜ!

今日は特別日課なのを忘れてはやくに来たら、響がいたので声をかけようとしたら響が黒服の男たちについていっていた・・・連休の間になにがあったかわからんが、ただいまGN粒子の光学迷彩をテストをかねて尾行中だ。

(ん?ここは学校の廊下?)

響たちはなんにもないとこでずっとたっているが・・・

(!?)

今までずっと壁と思っていたところが開いた。どうやらエレベーターらしい。そして俺は素早く乗り込む・・・

「!」

バン!と茶髪の男が俺に躊躇なく銃を撃ってきた。

(ば、化け物じゃなかったら死んでた・・・)

化け物の反射神経が動いてくれてよかった。今変身中のエクシアは常に浮いているので、某ゲームのいいかたをすればクイックブーストをかけて避けたのだ。

「気のせいですか・・・」

この野郎キラみたいな声しやがって・・・

どうやら着いたようだ。しばらくついていくとなにやら博士のような格好した女の人がでてきた。

(!?)

なぜか歌っていたあの朱色がいる。少し近づいて話を聞くか・・・

なるほど、つまりは、この世界には「聖遺物」というものがあって、それをいろいろいじくって、エネルギー変換してそれを再構成したものを纏ってライブ会場に現れた「ノイズ」と戦っている。

そして、その「聖遺物」のひとつ、「ガングニール」を朱色が、「天羽々斬」をあのもうかたっぽの青色が纏ってノイズと戦っている。

そして響にはそのガングニールの破片が埋まってて、連休中にあれが起きたのはそのガングニールが反応したからというわけらしい・・・

(そろそろ姿さらしていいかな・・・)

とりあえずユニコーンに変身する心の準備をする。

「話は聞かせてもらった」

そういいながらユニコーンに変身する。馬じゃないよ?MSだよ?

「あ、アンタは!」

朱色が言う。よく覚えてたな

「!」

茶髪が身構える。なんだこいつ忍者みたいな構えしやがって

「そのノイズの駆除とやら、俺も手伝わさせてもらおうか」

ちょっと強めにいく。

「どこから入ってきたんですか!あなたのような人の協力を受けることはできません!」

うるさい茶髪。

「説得用の言い訳いっていい?ライブんときの映像ちょっとは残ってるだろ?それを見れば俺一人の戦力はどれくらいかわかるはずだ。その映像がなければそこの朱色の口から聞けばいい」

「ちょっと質問いいかしら?」

あの博士が割ってはいってくる

「あなたのそれはシンフォギアなのかしら?」

シンフォギア?どっかで・・・

「これはそのシンフォギアとやらではない。だが詳しくも話せん。ただ協力を受けてくれればこの子たちが苦労することなくノイズの駆除はできるだろう」

ていうか一番偉い人呼んでこい!

「・・・緒川君、司令を読んできてちょうだい」

「・・・はい」

・・・この世界の人はみんな心読めるんですか?

「どうした、了子くん。」

くんづけですかおっさん

「アンタがここの偉い人か?」

「そうだ、ここで一番偉い人だ」

 

身長は俺より少しでかいくらいか・・・

「監視カメラ、盗聴機のない部屋につれていってくれ。一対一で話しあいたい。」

「わかった。ついてこい」

ちょっと時間かかるかな・・・

「こいつはうちで預かることにした。二人ともようこそ2課へ!」

「お金は腐るほどあるんで給料とかいらないしタダ働きでいいんでここで助太刀させてください」っていったら喜んでっていってくれたんでよかったです。

「ところで名前は?」

「うーん」

本名はばれるよな・・・

「バナージ。バナージ・リンクスでいいです。」

「バナージ君か。では改めて、ようこそ2課へ!バナージ君、響君!」

俺君の職場は戦地になりました。




ついに齋君の就職先がきまりました。
意見くださったパラッパラッパーさんありがとうございました!
次からちょくちょく戦闘もはいってくるかと思うけどあの雪なんちゃらはどうなるでしょうねぇ・・・


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第8話 突然の死(誰も死なないし死なせない)

ブー!ブー!と夜の我が家に携帯の音がなり響く。昼寝をしていたのだがどうやら呼び出しのようだ・・・

「ハァ!?」

ノイズの発生を確認。現場に急行せよとのことだ。

「ステルスなしの飛行はOKだったよな・・・セット、ガンダムエクシア」

そしてかーらーのー

「トラン"サ"ム"!!」

だって急行じゃん。夜空に赤い流れ星とかかっけーじゃん。厨2病再発症してきたかな・・・

ここか・・・

「もう戦闘が!?セット、Hi-νガンダム!いけ、フィン・ファンネル!」

とっさに戦っている響とあの青いの・・・翼のところへとばす。敵はノイズだけか・・・!?

「なっ銀色!?」

なんだそのヒートロッドみてぇなムチは!?中距離には・・・

「白兵戦でゴリ押し!セット、ゴッドガンダム!」

ノイズは減らした。あとはボスを叩く!!

「なっなんだぁ!?」

銀色が言う。落ちながら状況整理したせいで上からの攻撃になる。

「神の拳をくらえええ!!」

銀色に上からドンする。手応えなし。スゴク悔しい。

「こんどは白か!?」

「お前の目的はなんだ!?さっさと吐け!」

こっちは睡眠を邪魔されたんだちと八つ当たりをまぜさせてもらう!

「齋!」

司令の声がする。通信か・・・

「なんだ!うみての通り取り込み中だ!手短にはなせ!」

劇中通りの高速パンチが打てるとは思わなかった。化け物万歳!

「齋君、その銀色の鎧はできるなら奪取してくれ!」

「奪取されるようなもんはいらねぇよ!ぶっ壊してやる!」

「なぁに一人で喋ってんだ!!」

やべ、銀色忘れてた。マトモに喰らうぞ

「ぐぅう!」

転生前の腹パン思い出した。あんな生ぬるいもんじゃないけど。

「くっ・・・」

くそ、立てん・・・あんな刺々しいもんくらったら立てんわそら・・・

「翼が戦ってと互角・・・!?」

翼があのときの朱色と同じオーラを感じる・・・そしてどういうわけか聞いたことない歌が俺の心に浮かんでくる・・・

「魂は霊扱いだよな・・・」

霊に干渉する能力を応用して心を読む。

(今こそ防人の努めを果たすとき・・・!)

「させるか!!」

翼に追い付き後ろにふっとばす。

「翼。お前の覚悟はわかった。だが、死んだら防人の努めは果たせないんじゃないか?」

翼が唖然とした顔をしている

「お前が歌おうとしている歌は俺にもわかる。だから俺がかわりに歌おうじゃあないか。」

心の中でセット、ダブルオーライザーと呟く。

「おい銀色。そのままで聞けよ。文字通り『滅びの歌』をな!」

そのまま胸に浮かぶ歌を歌いながら右腕のGNソード3を天に掲げる。

「お、おい何を・・・」

銀色が狼狽えているが知ったことか。と思いながら俺はトランザムを発動する。

「「バナージ(さん)!!」」

二人が名前を呼ぶ。俺は歌を歌い終わる。そして俺は高々と叫びそれを降り下ろす。

「トランザム・・・ライザァァァァァァ!!!!」

降り下ろしたあと、「あ、回りの被害考えてなかったな」とアホなことを考えながら意識を失った・・・




ガンダム特有の後付け設定その一
○バーニアの推進剤、エネルギー関係について
劇中では「光学迷彩は動くときには使えない」とか「推進剤は切れたらいろいろやばい」、「普通の機体は飛べない」とかあるけど、こいつの能力の場合チートを極めているので生きているかぎりエネルギー、推進剤切れは絶対起きない。だからただのザクは劇中では飛べないけど齋ザク(?)の場合は常にバーニアフルで吹かせられるので飛べる。エクシアの場合は飛びながら迷彩できる。


余裕で1000文字を越えることに優越感感じる。まさに三流。
しばらく齋は動けなくなるかなー
追記:7話で偽名なのってんのにゴミ作者のミスで速攻ばれてるのを感想にてご指摘いただきました。mhykさんありがとうございます!


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第9話 入院

読者の皆さん・・・評価が・・・ほしいです・・・!
面倒でなければ☆つけてください。
最近いつもの調子がでなくなってる気がする。
だが俺は毎日投稿をやめないぞジョジョー!!


ピッ・・・ピッ・・・と心電図の音が聞こえる。聞こえているということは俺は生きているということだ。当たり前だけどね。そしてお約束のセリフ・・・

「知らない天井だ・・・」

「やっと起きたか・・・」

「ファッ!?」

視界に青色がうつる。どうやら翼のようだ。

「びっくりした翼か・・・どうしてここに?」

あれから何日たったとかどうでもいい。なんでいるのさ

「あれから3日たった・・・私なりにも責任を感じてな」

それで俺を看病もといずっとここにいたと・・・その根気強さにおじさん惚れそうだよ

「あの銀色はどうなった?」

「あいつはクリスと言うらしい。ただ・・・」

「ただ?」

「逃げられた。バナージの命の歌をもってしても」

ふーん・・・

「よかった、死んでないのか」

「なぜ敵が生きていることに喜んでいるのだ?」

「だってあれで殺してたら俺二度と戦わなくなってたよ。俺はまえに死ぬよりひどいことを約8年間されてたからね」

転生前だけどな!今じゃ家に賞状ばっかりだよ!幸せすぎて涙がでてくらぁ!

「は、八年間・・・?」

「そ、小3のときからずぅ~っと。」

「・・・」

やべ、重い空気にしちゃった。どうにかしよ

「あのさ、俺今どうなってんの?」

「頭は赤い二本角のマスクを被っていて、それ以外はふつうの人だ」

よかった、顔バレはしてないのか・・・

「鏡ある?」

「ああ、あるぞ」

翼が手鏡を向けてくる。なるほど俺は無意識のうちに頭だけレッドフレームにしていたのか。

「あ、起きた?」

誰か部屋に入ってきたと思えば博士でした。

「おはよう・・・つってももう昼ですがね」

「元気はあるようね。ちょっと話があるの」

なんだろう。ライザーソードかましたときの被害が大きかったから怒られるのかな

「ちょっとあなたの体についてね♪」

なんかすっげえワクワクした目でみられてる。すごく怖い。

「実は・・・」

「なるほど。つまり俺の心臓はいろいろな聖遺物でできていて、能力はそのおかげと。」

「まあそういうことね」

ちょっと神様聞いてないですそんなの

「あ、それ以外は全然普通だから安心してね♪それじゃあバイバ~イ♪」

なるほど。この能力は歌わないシンフォギアみたいなものなのか・・・

「入るぞ」

っと、司令のおっちゃんが入ってきたよ

「よおおっちゃんどうしたん?」

「いやちょっとな」

といいながら翼の隣に座る。

「すまなかった」

「ファッ!?」

どうしたおっちゃんいやマジでどうしたおっちゃん

「俺があのとき通信で無茶なことを言わなければ・・・」

「いや、その理屈はおかしい」

「?」

「俺が戦闘に加わるまで何してたと思う?寝てたんだよ。二人が一生懸命戦っているときに。そのくせカッコつけてライザーソード銀色にかましたら逃げられてこの様だよ。こっちは死んで詫びても詫びきれないくらいだ。だからそんなちんけなことで謝らんといてくれ。」

「・・・本当にすまない・・・!」

「ささ、仕事もあるだろうし今日はもういいよ。学校にはおっちゃんが言っといて。」

と言って帰らせる。大人に謝られるのはなんかね・・・

「さ、俺は無事意識を取り戻したわけだし翼も帰っていいよ。」

「わかった。午後くらいにはまた立花を連れてくるよ。」

と翼も帰る。さて暇だ・・・

「そうだ!」

MSビット作って家のプラモ持ってきてもらおう!

「よーし・・・生成、Gビット」

つってもサテライトキャノンはつけないけどね。

「よし。じゃあ家からホワイトグリントと道具一式持ってきて。」

ビットくんはなにも言わず出ていった・・・

「は、速すぎじゃないですかねぇ」

今行ったばっかりだよね?早すぎじゃね?

「まあ、いいか」

自分でも自覚できるくらい呑気だなと思いながらホワイトグリント(AC4版)をつくりはじめる・・・




後付け設定その2
○ステータス、性能について
機体性能は劇中通りだが、エネルギー問題、たま切れなどの弱点といえるものは一切なくなっている。
それプラス劇中のパイロットのいいところ、強いとこだけを機体に反映させるのである意味無敵といっていい。


チート極めるといろいろ凄いことになるなー
次回からはギャグ漫画でよくある高速回復で齋復活です。


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第10話 番外編

初10話達成!!
えーと、番外編です。某掲示板のSSのような感じで書いていきます。
そしてキャラ崩壊注意です。こればっかりは読んでから文句はいわんといてください。


フライルー「えーと、マイク入ってるかな?」

 

フライルー「どうも。作者であるゴミもといギャプランTR-5フライルーです。ちゃんとツインアイです。」

 

響「そして私は立花響!好きなものはごはん&ごはん!」

 

翼「えーと、風鳴翼です。アイドルを・・・奏!!」

 

奏「あっはっはっは!翼は堅苦しすぎるんだよ!どうも!翼の相方、天羽奏だ!」

 

フライルー「えーと、以上このメンバーで・・・」

 

「ちょい待てやゴルァァァアア!!」

 

フライルー「誰だウェイブライダーで突っ込んでくるのは!」

 

Z齋「いっつつ・・・とりあえず変身解除・・・」

 

齋「改めて、今作(?)の主人公(??)の鈴谷齋です!すずたにじゃなくてすずやな!」

 

フライルー「えーと以上3人とゴミ一個と主人公(疑惑)でお送りします。」

 

齋「おう待てコラ」

 

 

 

・・・しばらくお待ちください・・・

 

 

 

フライルー「すみませんわたしは作者疑惑です不燃ゴミですいらない存在です。」

 

齋「よろしい」

 

他一同「これはひどい」

 

フライルー「さて、今回この番外編ですが、現在これを書いてるわたしの気分で進めていきたいと思います。」

 

齋「ですがその前に・・・」

 

齋&フライルー「1話から9話までの数々の誤字脱字、本当に申し訳ありませんでした!」

 

齋「文句、罵倒、ストレス発散は全てこのゴミにぶつけてください。」

 

フライルー「本当に全て私の責任です。ごめんなさいすみません申し訳ありません。」

 

齋「こんなこと言ってますが、どうぞこれからもよろしくお願い致します」

 

響「そんなことより、これからの展開はどうなるんですか?」

 

フライルー「えっとね、今後もクリスとは戦うことになるだろうから頑張ってこっちにひきこむよ!アニメとは違う方法でね!」

 

翼「アニメ?奏、こいつはなにをいっているんだ?」

 

奏「あは、あはは・・・」

 

齋「純粋な翼さんマジカワ」

 

翼「ん?」

 

齋「サーセン」

 

奏「そういえば、齋単体での戦力はどれくらいになるんだ?」

 

フライルー「えっとね、齋単機での戦力は・・・」

 

フライルー「体力、その他いろいろが化け物になっているのでまさに一人軍隊。それプラスロボット兵器が加わるので下手すれば国一つ潰せるけど本人は自覚してないのであくまでノイズ駆除とかに役立ててます。」

 

翼「そのまえにシンフォギアでもないのに何故ノイズが駆除できるのだ?」

 

フライルー「えっとですね、齋の心臓は朱色神様によって心臓が聖遺物の混ぜ合わせでできていて、そのおかげで能力が使えているので歌わずにノイズ駆除ができます。ですが、絶唱もでき、別に使わなくてもいいのですが演出じょ」

 

齋「まだ懲りないかクズ」

 

フライルー「ごめんなさいもうしません」

 

響「え、えーと、今日はもうこの辺で・・・」

 

フライルー「そっすね。それじゃあ・・・」

 

一同「これからもこの作品をよろしくお願い致します!」



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第11話 再会(?)

慣れない番外編でちとつかれたので今回は2分割です


ピピピピピピ・・・と目覚まし時計がなる。

「おはようございまーす・・・」

と俺以外誰もいない家に声がする。一人暮らしばんざい。

「顔洗うか・・・」

ふだんと変わらない生活をしているが俺君は今日が退院してから初の登校なのである。

「いってきまーす」

飯も食い終わり、現在朝5:50分。楽して登校したいのではやめに登校するのだ。

「生成、89式ベースジャバー」

そう、「ゲタ」を履いての登校である。2課からは認められているのでステルスもいらない。

これほど楽な登校はないだろう・・・

「っと、もうついたか」

さすがに小型の飛行機にのってるわけだからはやいものだ。

「ちと緊張するな・・・」

休み明けの学校ってそんなもんだよね?教室には誰もいないけどな!

ガララ・・・

「!?」

うるさい。少なくとも今の混乱した頭ではそんなことしかわからない。

な ぜ 女 子 全 員 揃 っ て る し 

とりあえず一人聞いて見る

「あ、あの・・・これどういうこと?」

「あ!こ、これはその・・・齋様が今日登校と聞きましたので・・・あぅ」

倒れた。てか俺陰で様付けされてたの・・・なんの気もなしに友達と次のガンプラのコンテストの話してたわ・・・

「おはよーす響ー」

「あ、おはよう齋さん」

ギロリと目が動く音がした気がする。まだ皆ライブのときのこと引きずってんのかこのアバズレども

「よーし、齋も帰ってきたしHRはじめるぞー!」

どこから湧いたアマちゃん

「・・・ん?」

時が過ぎるのははやいものだとしっていたが早すぎじゃね?

現在放課後。びっくりするほどなにもないのである。

「帰って寝よ・・・」

そして気がついたらアラームで起こされている。呼び出しだ。もう学校には言っているらしい。

ならばスーツに着替えて・・・

「セット、アリーヤ」

そう、川○さんである。

「さて、行くか・・・」

「そのマクロスに出てきそうな名前のやつを運べと?」

なんでもデュランダルというものを響といっしょに移送してほしいとのことだ。

「わかった。なにがあるかわからんががんばって運ぶわ」

「どうしてこうなったし」

「どうかしましたバナージさん?」

「いやね、すっごいノイズが追いかけてくるのよ。絶対操られてるよあいつら」

「二人とも、戦う準備しといたほうがいいんじゃない?

「「はい?」」

なんで薬品工場にいってんの?え、ちょ、おま

「いっつつ・・・」

まさかクルマがひっくり返るとは思わなかった。さて、状況は・・・

「あ!」

あのときの銀色がいる。

ちょっといやな気がする・・・




休憩はさんで連続投稿するつもりなのです!


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第11話 再会 (?)2

騙して悪いが、寝落ちなんでな。
連続投稿といったな、あれは嘘だ。
後書き詐欺してごめんなさい。


くっそ・・・銀色とまた会うとは・・・

「響は雑魚を!俺は銀色を叩く!いいな!」

「は、はい!」

やべっしきっちゃった。まあ大丈夫だろ。

「セット、ゴッドガンダム!」

化け物補正の脚力、跳躍力で一気に銀色に近づく。

「よう、クリスだっけか?」

「だ、誰に教わった!」

「あっちで戦ってるやつだよっと!」

またまた化け物補正の腕力で一気に上に放り投げる・・・ファッ!?

 

~響side~

アームドギアが生成できない今、素手で戦うしかない!

そう思いながら師匠に教わった武術でノイズと戦う・・・おわっ!!

「いたた・・・」

足がパイプに引っ掛かってしまった。

(ヒールが邪魔だ!)

そして強く足を地面に叩きつけヒールを削る。

そのあと、韓国だったか、中国だったか、そっちのほうの映画に出てきた構えをとる。

「ホッ!ハァ!」

やっぱり見て学ぶって大事だなと思った・・・

あ!デュなんとかが!

 

「くっ届かん!響!」

「こいつは・・・!」

「やらせるかぁ!」

響がデュランダルを掴んだ瞬間、何かが起きた。いや、響が変わったのほうが正しいか。

掴んだ瞬間、響のピッチリした胸から上が真っ黒に染まり、その人懐っこそうな目は凶悪な赤に染まった。

「え、ちょ、おまどうした」

こんなときでもこんなセリフがでてくるのは性格か、前の人生の影響か・・・

響が振るったデュランダルのひとふりは、とても凶悪だが、そういう目でみれば、とても魅せられる威力だった。

「そんなこと考えてる場合じゃねぇ!セット、νガンダム!行け、フィン・ファンネル!」

まずはフィン・ファンネルでバリアを形成して押さえる!EVOLVでは内側からは攻撃できなかった!

「クソ、直接奪うしか・・・」

そう思い、バリアの内側に入り、デュランダルを奪うが・・・

「!?」

くっなんだこのパゥワー!なんで昔の記憶が・・・

「おい齋!てめぇでかいくせによえぇなあおいなんとかいえよ!」

「くっ・・・ぐっ・・・」

そうだ・・・俺はポジティブに生きてきた裏側であいつらを殺したかったんだ・・・

「あいつらを・・・全員・・・殺す・・・奴等は・・・敵!!」

くっ・・・やめろ・・・もうあいつらはいないんだ・・・体が・・・何故バンシィに・・・

俺はそこで意識が途切れた・・・

「・・・ジさん。」

・・・んぅ・・・

「バナージさん!」

「おぅわ!」

びっくりした・・・

「うわっ!びっくりした・・・大丈夫ですか?」

「あ、ああ・・・」

どうやら俺はいつの間にかアリーヤとスーツに戻っている・・・

「そうだ、デュランダルは?」

「私が叩き落として、もう回収されました。」

「どっちに?」

「こっちに。」

「よかったーあれでとられてたらしばらく俺家から出なかったわー」

「あはは!なに言ってるんですか!」

「くそぅあとちょっとでヒッキー確定だったのに・・・」

「あなたたちーそろそろ帰るわよー」

「というわけで、勝手にデュランダル振り回した響を止めようとして介入した結果俺も真っ黒になりました。ごめんなさい。」

「ごめんなさい師匠・・・」

そう、現場までチャリで来たおっちゃんに起こられてます。

「うーむ・・・今回のは事故だ。謝らんでもいい。今日はもう疲れただろう。帰っていいぞ。」

「はい。響、寮まで送るわ」

「えっ、で、でも・・・」

「大丈夫。ビューっとすぐだから。」

「す、すぐ?」

「な、なんですかこれぇぇ!!」

「89式ベースジャバー!はやいだろお!」

「うわあああああ!!」

「よし、ここでよかったか?」

「は、はい・・・」

「おう、じゃあなー」

そういいのこし俺は家に帰る。

今日は疲れたよ・・・




どうでしたか?誤字脱字文句ストレス発散は感想にて言ってください。泣きながら直します。
次こそクリスを・・・まぁこの子は嫁じゃないですけども。


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第12話 介抱

元気がありあまったので連続。


あれから俺君は少し考えるようになった。

「本当にあのまま続けててよかったんかな・・・」

そう。前の人生のことである。だがもう今は転生して化け物。特に関係ない。

「気分転換に買い物行くか・・・」

外は雨。ここのところ晴れ続きだったので少し新鮮だ。某忍殺みたいに重金属の酸性雨とかじゃなきゃいいんだけど・・・

「普通の雨でした。」

いやそれでいいんだけど。あれがおかしいんだけど。

「・・・ん?」

なんで人が倒れてんの?しかも俺とおんなじくらいの女の子。襲われたか?

「まぁいい、運ぶか・・・」

「ふぅ、疲れた・・・」

しかもびっしょびしょ・・・とりあえず採寸して服生成して・・・起きたら死にそう。

ん?このペンダント・・・

 

~謎の女の子side~

・・・んぅ?ここは・・・?家・・・?

「・・・下から音が聞こえる・・・?」

・・・ん?

「この服・・・」

さっきまで着てた服がない・・・パジャマになってる!?

ペンダントもない!?

「とりあえず下に・・・」

 

~戻って齋side~

「やっぱたまごだけチャーハンつくるの楽しいー♪」

金はいくらでもでるから油もたっぷり使えるからパラッパラ♪

「お、おい・・・」

「あ、起きた?」

「ここは・・・」

「俺んちだよ。道端で女の子が倒れてたら助けるしかないでしよ。まぁこれ食べろ!」

そういい俺は胡椒控えめのたまごだけチャーハンをだす。いつもの量の胡椒でだしたらえらいことになるからな。

「あ、ああ・・・」

「どうだ、うまかったか?腕には自信あるんだけど」

「・・・たまには中華もいいな」

「今まで和食とか洋食とかだったのか?てか家は?」

「家は・・・ない」

オゥフ。ちょっとこれは・・・

「わかった。ちょっとこい」

そういい手を引っ張る。向かうは2階。

「お、おい!」

「ちょっとついてきてなー」

「はいここ。」

「・・・へ?」

「お前家みつかるまでしばらくここに住んでていいから。」

「え、ちょ」

「ちょっと離れてて。」

そういい俺は右手を部屋にソファー、テーブル、クローゼット、その他いろいろを生成する。

「じゃあそこ座って。」

さっき生成したソファーに座らせる。

「座り心地は?」

「・・・なにこれ、すっごいフカフカ」

「ならよかった。じゃあちょっと失礼」

そしてその子のまわりにロープを生成し縛る。

「!?」

「このペンダントな~に?」

これはシンフォギア奏者しか持ち得ていない代物だ。もうこれは尋問まっしぐらでしょ。

「まず名前は?」

「名前は雪音クリス。フィーネなる者の元を離れて今は一人っと」

「う、うぅ・・・」

「あーあとひとつ。」

「な、なんだよ!もうなにも喋らねぇぞ!」

「俺はお前のこと知ってる」

「・・・どういうことだ?」

これみりゃわかんだろと言わんばかりにゴットガンダムに変身する。

「ひっ!?」

「驚いた?」

「くっ縄を解け!」

「いいよ?」

指パッチンして縄を解く。かっこよくね?

「俺はお前と戦う気はないし本気で助けたいと思ってる。もしよかったらここに住んでくれ。もうさっきみたいなことはしない。」

意外とガチで助けたいです。今泣きながらいってますこれ

「なんで泣いてるんだ・・・?」

「いや俺とおなじくらいの子が家無しで捨てられたって・・・」

「・・・そんな顔されたら、断るわけにも・・・」

「ああ、これからよろしくな。クリス」

「あ、ああ・・・」

「あ、それから」

「?」

「俺の顔のこととか、外で見かけても言わないでくれよ?2課の皆には隠してるんだ」

「ああ、わかった!」

 

我が家に住人が増えました。




疲れた。
家の住人が増えました。実はまだ何人か増える予定です。まだまだ先のことですが。


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第13話 罠

前回の最後のほうなんか無理矢理だったかな・・・すみません。


「クリス、ちょっと着いてきて」

場所は学校。おっちゃんにはもういってある。もうやることは1つ!

「ようこそ2課へ!クリス君、歓迎するぞ!」

「おい、い・・・バナージ、どういうことだこれは?」

「なに、君にはフィーネ討伐に参加してもらおうと思ってね」

そう、フィーネ側から味方がきたよとおっちゃんに連絡しておいたのだ。そしてこのおっちゃん特有の盛大なパーティーで断りづらくする。そして押しに弱いクリスなら味方になると考えたのデース!

「クリスちゃん、味方になってくれるんだね!」

「ちょ、おま抱きつくな!」

いやぁ~仲良くやっているようでよかったよかった(棒)

「ところでおっちゃん」

「なんだバナージ君」

「おっちゃん確か憲法違反スレスレの身体能力だったよね」

「?」

「ちょっとクリスといっしょにファーネのアジト行けば?多分もういないよあいつ」

「確かにクリス君がこっちにきたわけだから・・・わかった、少し行ってくるからここの防衛を頼むぞ」

「おk」

さて、おっちゃん一人いたら国ひとつ潰せるし大丈夫だろ。少し気長に待つかね・・・

「今戻った」

「あ、おかえ・・・なんでボロボロなの」

「それよりも、クリス君は正式にウチで預かることになった」

や っ た ぜ

なにがあったが知らんがこれで味方だ。よしよし・・・

「クリス君から情報を得た、」

「?」

「『カ・ディンギル』 それがなにかわからないがフィーネがそれでなにかしようとしているのはわかった。」

「んー・・・ググってもゲーム攻略しかでてこないな」

「それは建造物でもう完成されているらしい」

「ぬーん・・・」

「情報はこちらで集めておくから君たちはもう帰っていいぞ」

というわけで下校(笑)時刻だ。

クリスは馴れ合いしないとか意地張ってお出掛けにでました。

俺は暇なのでここに居座ることにした

「博士に聞いても何もなし、ただカ・ディギルは巨大な塔・・・んなもんどこに・・・」

そのときサイレンがなり響く。

「飛行大型ノイズ出現!どれも方角は・・・スカイタワーです!」

スカイタワー・・・前の世界のスカイツリーみたいなもんか・・・ん?タワー?あれ、カ・ディンギルって塔とか言ってたよね?それでこのタイミング・・・

「おっちゃん、これ罠じゃね?」

「だが罠だとしてもだ。バナージ君、出られるな?」

「あいよ」

そういい俺はエレベーターで上に上がり屋上にでる

「セット、ホワイトグリント 生成、VOB」

遠いのか近いのかわかんない微妙な距離なのでこれでいく。

「さて・・・いっちょ派手にいきますか」

ただしセリフはうろ覚え主任である。

「あれか・・・でかくないですか?」

最初の感想はでかい。説明不要。

とりあえずグリントミサイルをぶっぱしてザコを蹴散らす。ついでにでかいのにも多少のダメージを与えておく。

「おーい!響」

どうやら響たちにも指令は下っていたようで、もうすでにシンフォギアを纏っていた。

「結局クリスは来ずじまいか」

「ああ、やはりクリスは味方などに・・・」

翼もそれなりに気にしていたようだ。

「でもここにはガングニールが2つある!」

「やっぱりそうですよね奏さん!」

今回は久々に奏が前にでるというまさに総力戦・・・ あ、クリスいねぇや

「でもどっちも近接じゃん」

「「あ」」

どうやらどっちも少し抜けているらしい。大丈夫かこいつら

「さて、ほんとうにどうしようか・・・!?」

やっべノイズ来た思考停止したヤバイヤバイヤバイ!

そのときノイズに向かっていくつもの光弾が走った。すぐにその光弾が発射されたほうに目を向ける。

「こいつがピーピーうるさいもんだから仕 方 な く来てやったんだ!」

その手には通信機。持ち主はクリス。

「遠距離フォギア来た!これで勝つる!」

俺のだと微妙に射程が・・・飛んだらずるいっていわれそうだし

「わかりあえるって信じてたよぉ!」

「だから抱きつくな!」

百合ぃ・・・いや、響の嫁は未来ちゃんか

「だがどうする?あんなでかいの」

「さっきの通り私のシンフォギアは遠距離武器がアームドギアだ。」

「ふん、それで?」

奏が問う。

「エネルギーを限界まで溜め込んで、行き場を失ったエネルギーをあいつらにぶち当てる!」

「だがそのエネルギー溜めている間無防備になるんじゃ?」

「その間はあたしたちが守るからいいんだよ!な、翼?」

「ああ、それでこそ防人だ!」

「んじゃ俺はクリスのまわりを警護しますかね。セット、ヘビーアームズ改」

安定のEW版。俺は変身すると同時に例の仮面をつける。

「じゃあいくぞ!各機散開!クリスの時間稼ぎだ!」

「「「了解!」」」

そしてクリスが歌い始める。博士がいうには戦っているときの歌は今の心情をそのまま歌にするとかなんだか言っていたが、なるほど今のクリスの歌はとっても穏やかで歌詞も優しい。そんなに仲間ができたのがうれしいか可愛い奴め!

「さぁ!素敵なパーティといこうぜ雑音共!!」

俺君もクリスからあんま離れない程度に暴れる。やっぱEW版のダブルガトリング好きだわ。

「っと、そろそろか?」

クリスのまわりの感じが変わってきた。そろそろぶっぱするころだろ

「やっちまえクリス!」

クリスはそれに答えるようにでかいミサイル2本とその他ミサイル、ガトリングをぶっぱなす。

「いよっしゃあ!」

でかいの三体潰した!

「よくやったクリス!家帰ったらなんか作ってやるかんな!」

「やったよクリスちゃん!!」

「だから抱きつくな!」

わーすごいすごい響の顔。めっちゃいい笑顔してるわ。

だがそんな雰囲気をぶち壊すような通信が入る。

「響!リディアンが、リディアンがノイズに」

そこで通信は途切れた。

「クソっやっぱり罠じゃねーか!」

「嘆いている暇はない、行くぞバナージ、奏!」

「行くよクリスちゃん!」

「手を握るな!」

俺らは急いで母校(?)に向かう。きっとそこが最後の戦場になると気付きながらも俺らは走った・・・




作品内のことの言い訳 1
・奏が前線にでなかった理由
ライブのとき奏が絶唱をしようとしたのをおっちゃんにチクったらおっちゃんが顔面蒼白になって過保護になったせいで前線にでなかった。今回は奏が飛び出たので前線復活となった。

欲張りしていいですか。
誰か鈴谷 齋のイラスト描いてください。俺だとピカソになりました。描いてくださる神様は感想にてご連絡ください。
追記:テストと音楽祭連続であるんでしばらくいなくなります。その間に上のやつ考えてくだされば泣いて喜びます。


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第14話 決着(ケッチャコ) 前編

(現実が)ややつらい。だからこそこれ書いてるのだけども。
お気に入り30件越えたけど表示のバグとか思ってる。
だって信じらんないもんこんな駄文が30件とか。ありがとうございます!


「つ、着いたか・・・」

またVOB着ければ良かったといいよりドムトローペンに変身すれば良かった・・・

「遅かったか・・・」

それは見るにも無惨な光景だった。あのピカピカだった校舎はガレキの山となり、あの美しいかつ威厳のある校舎はもうどこにもない。寮にしなくて良かった。

「その笑いが答えか櫻井女子!」

俺が呆然としている間に敵の親玉が見つかったようだ。

「博士・・・エレベーターシャフトを塔にするという考えはなかったよ。目的はなんなんだ!吐け!」

俺君一応尊敬してたのでおこ。だが敵なら敵で割りきる。

「このカディンギルでバラルの呪祖の源たる月を穿つ!」

日本語でおk。なにそれビームキャノンだったの俺いっつもビームキャノンのなか通って本部行ってたの?怖すぎワロエナイ

「お前は本当に大誤算だったよバナージ。いや・・・」

? なんだなんだ?

「『鈴谷 齋』だったか?まさか心臓が聖遺物の練り会わせでできているなんてな。そこの融合症例もめずらしいが人体の一部となれば研究しないわけにはいかんだろう?」

ちょおまばらすなし!えー・・・しばらくばらさないつもりだったのに

「バナージさん・・・鈴谷 斎って・・・」

「相手がちゃんと目的を吐いたんだ。こっちも話そう。セット、オフ」

変身を解除する。うっひゃ空気吸うの久しぶり。ロボは呼吸しないからな!

「そうだ。俺がバナージ・リンクスこと響のクラスメイトの鈴谷 齋だ。それがどうした?」

響がすごいウッソだろお前って言いたそうな顔してるわ。そらそうだろうな戦友がクラスメイトだったんだからな

「俺の正体がバレようが関係ない!今はお前をただ倒す。それだけだ、なあ響?」

いつもと変わらないように笑顔で語りかける

「え、あ、は、はい!」

「よろしい」

「バナージ、いや、鈴谷」

あれ、翼と学校で・・・あ、何回も表彰されてるから嫌でもわかるか。

「お前・・・本当にあの鈴谷なのか?」

「そうだよ?」

「あーあ、バラすなって言われてたのにバレちまったか」

「あーそうだな。今まで言わないでくれてありがとうな」

「そ、そんな急に・・・」

あーはいはいデレしかでてないですねー

「さて、各機散開!フィーネを叩きつつカ・ディンギルをぶっ壊せ!」

「「「「了解!」」」」

「セット、ゴッドガンダム!」

散開といいつつも全員でフィーネに食ってかかる。散開と言ったな、あれは嘘だ。

「一対五だ!さすがにきついんじゃないか!」

「ほざけ!」

ひぃBBAこえぇ!くそう金メッキ装甲とかぜってぇ弱いのに回復するもんうぜったらありゃしない!

「そろそろだな・・・」

ん?そろそろ・・・あ、カ・ディンギル忘れてた!やっべどうしよ!あれ、クリスは?

「雪音!」

え?マジ?あいつ正面から受け止めるつもり?

「やらせるかよ!大気圏突破できる機体は・・・あった!」

「セット!Ex-sガンダム!変形、G-クルーザー!」

あいつだけにあの歌を歌わせるわけにはいかん!

「ようクリス、一人でどこいく気だ?」

「なっ齋!?なんで着いてきた!」

「お前だけにあれを歌わせるわけにはいかないからな。さて、そろそろいくぞ、セット、ウィングゼロ!」

俺とクリスが絶唱を歌う。目の前にはビーム。俺はツインバスターライフルを構え、クリスはDXみたいなのを展開してツインバスターライフルみたいなのを構える。

そして二人は、閃光の中に消えた・・・




消えるといったな、あれは嘘だ。
嘘つきな作者でごめんなさい。
テスト前になにやってんだ俺は。
ちなみにウィングゼロはとあるフラグです。


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第14話 決着(ケッチャコ) 後編

音楽祭前にこれ書いてる俺君まじ暇人。
リア友が小説ここでかきはじめたんだけど宣伝していいかな・・・


そのとき、二人は閃光に包まれた

クリスちゃんと齋さんがいなくなった。直感的にそう感じた。私は泣いていた。大切な友達を二人も失ってしまった。でも二人の命を賭けた歌は無駄ではなかった。月が完全に割れることはなかった。

「自分を殺して月への直撃を阻止したか・・・ハッ!無駄なことを!」

その言葉のあとの声は入ってこなかった。翼さんのくいやむ声も、奏さんの呆然とした声も聞こえなかった。私の体が黒い衝動に塗りつぶされるのがわかった。

「それが・・・」

「夢を見た命を握り潰した奴が言うことかあああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝手に人を殺さないでくれよ響!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、黒く染まりきった響はもとに戻りなにがあったという感じな顔をしていた。変形してるのに前が見えるってどういう原理でみえてるのこれ・・・

「いやびっくりしたわ、さっき起きて通信開いたら俺死んでることになってんだもん」

「齋さん・・・それにクリスちゃん・・・なんで・・・」

「クリスをビーム当たるギリギリで背中に乗せて飛んでたら気ぃ失って、落ちてさっき起きてここに至るってわけ。」

「う・・・うぅ・・・」

やっべ泣かせた。男が女の子泣かしちゃった。あわわわわ

「だ、だいたい俺らが死ぬわけないし、お前のまわりから人がいなくなるわけじゃない。よーく聞いてみろよ」

そう、さっきから聞こえるのだ。まるで私達はここにいるともいわんばかりの元気な校歌が。

「そうだ・・・みんなちゃんといるんだ・・・」

よーしよし、元気になってきた。

「なんだ・・・なんなんだ!?この耳障りな歌は・・・歌!?」

自分でいっといてなにいってんだこのBBA

「お前が纏うものは・・・それはなんなんだ!?」

 

 

 

 

 

「シンフォギアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

「ガンダムゥゥゥゥゥゥウウゥウウウウウウウ!!!!!!」

 

 

 

そう俺は叫びながら俺はウィングゼロEWに変身しなおす。ツインバスターライフル落として来ちゃったし。なんか皆羽はえてるし。

(ちょ、齋さん!なんでガンダムなんですか!)

(なんで俺ら会話できてんの!?ついに俺もニュータイプに・・・)

(そんなことはどうでもいい。今はあいつを倒すだけだ!)

(齋、帰ったら好きなもんつくるんだっけ?)

(・・・はい。すみません。どっちもがんばります)

「念話までも・・・」

そういいながらノイズをだしてくる。

((いい加減芸が乏しいんだよ!))

なぜ被ったし。

てかノイズが自律兵器・・・昔の人のセンスはわからんなぁ

「って!町にノイズを撒き散らすな!いちいちめんどくさいんだよ畜生!」

そしてまたもや心に歌が聞こえてくる。歌を歌うのはあんま似合わないんだけどなーアニソンはたまに歌うけど。

「でかいのは任せろぉ!」

さっき思い付いたのは生成能力でガチロボをつくれないかなって。

「生成、ゴッドガンダム!」

いよっしゃいけたぁぁぁ!!ちゃんとしたスーツだああ!!

「んならば早速!」

(齋!?貴様なにをする気だ!?)

(いやいやwwwちょっと害虫駆除をねwwww)

「俺のこの手が紅に染まる!」

昔考えた俺流の掛け声!

「相手を潰せと轟き叫ぶ!」

「爆熱!ゴッド!フィングァァァァァァアアアアアア!!!」

ヒャッハアアアアア!!快っ感!

ああもうちっこいのうざい!!

「セット、ユニコーンガンダム!生成、シールドファンネル!」

どういうわけか浮ける。シールドファンネルも浮く。

「ヒャッハー!雑音は消音だぁ!」

やばいテンションおかしくなってきた。

「あらかた片付けたな!ならば・・・おわっ!!」

なんかあっちにキモいのいる!フィーネ最終形態かよ!?なんか途中からノイズ減ってると思ったらこんにゃろう!!

「あれで終わりだ!各機、目標フィーネ!一気に叩くぞ!」

「「「「了解!!」」」」




お気に入りは増えてるけど感想は増えなくなってきたし、そろそろこれも終わりかな。書くけど。
俺の学校の音楽祭終わったら最終回です。


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最終話 月はすぐそこ

音楽祭はうちのクラスで銀賞とってきた。疲れた。


「ええい!ノイズの塊は化け物か!化け物は俺か!」

かれこれあのキモいのと戦って・・・どんくらいたったっけ?とりあえずすごい戦ってる。固いんだよこいつ!

「このBBA攻撃のたびにシャッターしめんなコラ!」

「敵になにをいっているんだお前は!?」

なんかギャグになってきたな・・・ん?あそこ塞いだら前見えなくね?

(響、翼、クリス、奏、ちといいこと思い付いた)

(なにか思い付いたか鈴谷?)

(あいついちいち金色シャッター閉めるじゃん?あれ閉めたら前みえなくね?)

(それでどうするのだ?)

(俺が弾幕張るからその間クリスミーティアで奏といっしょにシャッターに突っ込んでくれ)

(ちょ、そりゃどういう!?)

(そんでクリスを追い出すためにシャッターを開けるはずだから、そこに翼の一撃をぶつける。幸いシャッターは正面にもあるからそこを狙えばいい。)

(それでフィーネを倒すのか?)

(いや、狙いはあの手のデュランダルだ。俺が弾幕を張り、クリスと奏を入れてシャッターを開けさせ、翼の一撃でデュランダルを奪取。それを響、お前が受けとるんだ)

そう、デュランダルを起動させた響ならいけると思ったのだ。ただあの黒くなるのは・・・そのとき考えよう。天才頭脳やくたたず。

「いくぞー!生成、GNミサイル!」

確かGNミサイルは風船みたいに膨らませて発射するから無尽蔵に発射できたはず!

「オラオラオラ!!弾幕はパワーだ!!」

魔法使いじゃないけどな!

(クリス!いまだ!)

(やってやらあ!)

クリスと奏が突っ込む。うまいこと入ったようだ。うっはフィーネ超焦ってる外のキモいのウネウネしてる

(翼!いけるか!)

(いつでも!)

フィーネがシャッターを開ける。

(蒼き一閃をくらえ!)

やっべ俺がやるわけじゃないのに偉そうにしちゃった。まあいいか!

「デュランダルが!」

「響!それが勝利の鍵だ!」

クリスがハンドガンでデュランダルを弾き飛ばす。いいぞいいぞ!

その瞬間響がデュランダルをつかみ、その神々しかった衣服は漆黒に包まれ、その羽は刺々しい黒い翼になり、その瞳はまるで血のような暗い赤になった。

「響!自分を見失うな!」

こっちも必死で響が戻ってこられるよう声をかける。え、ちょおっちゃんなにその怪我。え!?未来ちゃん!?よかった怪我はない・・・

そして響の嫁こと未来ちゃんの声が引き金になったのか、響はデュランダルを完全制御し、あのキモいのを完全に消し去った・・・

「で、なんで連れてきたし」

まさかフィーネを助けてくるとは思わなかった。

それから響とフィーネはしばらく話をしていたが、フィーネが最後の悪あがきともいわんばかりに天にネフ・・・なんとかのヒートロッドを伸ばす

「おいなにやって・・・まさか!?」

俺は振り替える。ヒートロッドの伸びる先には月。

(し、しまったあああああああ!!!!)

やばい!ムジュラの仮面みたいなことになる!うわはああああああ!!

ってなにそのBBA許してんの!?しかも・・・あれ?博士・・・?一瞬博士に戻った気がするが、もう灰になった今ではわからない。

「って、どうすんの!?あれ!落ちるじゃん絶対!」

「だから、あれをなんとかしてきます」

そういいながら響は空を翔び、絶唱を口にする。

「・・・チッ、もうどうにでもなれ!行くぞ翼!クリス!奏!セット、Ex-s!」

俺が知ってる大気圏突破できるのこれしかしらないし!途中まで来たら違うのにするし!

「セット!ガンダムDX!生成、Gビット!」

響のやることはだいたいわかる。てかそれしかない。月の破壊だ!

「えーあー各ビット、シンフォギア奏者に告ぐ。これより俺らは月の欠片の破壊をする。俺の知っているセリフに『月はでているか?』というセリフがあるが、今は月はでているかどうかわかるよな?」

「「「「ああ!」」」」

「「「「「月はすぐそこだ!」」」」」

そして一斉に欠片にむかって攻撃する。サテキャ撃てんのかよ!さて、このあとどうするかね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルナアタック騒動その後、齋宅にて、

 

「クリス!起きろ!でないと・・・」

「あーぅあ!起きる!起きるからくすぐるのはやめてくれ!」

毎朝齋に起こされて・・・少しだらしなくなってるな・・・

「ちょっきゃ!」

「・・・ベッドから落ちただけか」

そうか、今のは夢だったのか。

 

「・・・一体どこいったんだよ、齋・・・」

 

 




過 剰 戦 力 
月可哀想。俺のせいだけど。
というわけで最終回でした!ここまでありがとうございました!


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第二章 次なる戦場
第1話 目覚め


俺がこれを第一期だけで終わらせると?
んなわけあるか!3期まで書くに決まってるやろ!


・・・。

「・・・海?え?どこ?」

少し状況整理しようか。俺君の一番新しい記憶は月の欠片にサテキャぶっこんだとこまで。それからここは海。となると・・・

「・・・落ちて流されたか」

なんだよ畜生第一村人探すとこからはじまるのかよ・・・あ、財布は・・・

「よかった、あった」

大丈夫だ。よかった、よかった・・・ヘクション!

「やばい・・・はやくしないと死んでしまう」

そう思い俺は歩きだそうとしたそのとき、女性の泣き声が耳に入った。

「・・・話しかけづらい」

とりあえずどうにかしてここら一帯の情報を・・・

「どうかしたんですか?」

何故人助けに走ったし。

「きゃっ!・・・ああ、すまない、少し驚いてしまった。どうということはない」

うわぁすごい気迫あるなぁ。俺より少し小さいけど。

「ところで隣の方は・・・」

「・・・!?」

え?まさか・・・霊!?え!?

「すまない、少し俺は霊感があってな。話しをさせてもらう」

(お前は誰だ?守護霊?)

(私は・・・そこの人の妹です。死んでます。)

(みりゃわかるよ!で、なんでそんな悲しそうな顔してるんだ?死んでるんなら悲しくなるのはそっちのほうなのに)

そう、俺が話しかけるときからこの子はずっと悲しそうな顔をしているのだ。こちらとしてはそんな雰囲気はいやなのだ。

(・・・もう姉さんの悲しい顔はみたくない。)

なるほど・・・ん?確か追加された能力にもう一個「うつす能力」ってあったな。すっかり忘れてたな・・・

「あ、あの」

「マリアでいいわ。それでなにか?」

「いえ、とても悲しそうな雰囲気でしたので、少し占いをさせていただきます」

「?」

少し嘘ついちゃお。うわ俺きめぇ

「あなた、妹がいましたね?」

「・・・お前、何者だ」

やばい、警戒された。当たり前か。

「妹さんの写真ありますか?できれば全身の」

「あ、ああ・・・」

あ、すんなり渡すのね。えーと・・・

「少しお時間いただきます。う~・・・」

そう、やっちことないが、人体の生成をするのだ。それで、まさにこの為にといわんばかりに用意された「うつす能力」で生成した妹さんの体にそこでオドオドしている霊をうつす。うわ俺君完璧。

「よし、できた」

「え・・・?セレナ・・・?」

(これどういうことなんですか!?何者ですかあなた!?)

(すまんちょっとおとなしく・・・)

そそいのそいっと!セレナとかいう子は俺にはみえなくなった。成功していれば・・・

「う、うん・・・」

「セレナ!?」

「ね、姉さん・・・?」

二人はここに再会っ!俺はしばらくにっこりしながらそれを眺める。警察にしょっぴかれそう。

「お前はいったい・・・」

「鈴谷 齋。ただの化け物だよ。あ、すんませんかっこつけました。」

「本当にありがとうございます。齋さん」

「あ、いえいえ」

「?」

「さっき泣いてるときに話してたの妹さん。」

「じゃあ、占いというのは・・・」

「ごめん、大嘘。」

怒られるかなぁ・・・

「いや、そんな嘘どうでもいい、感謝してもしきれないくらいだ・・・!」

「いやいやそれほどでも。ところで・・・ブェクショイ!」

「・・・どっか風呂かシャワーありません?」

「ふぅ~さっぱりした!」

あれからマリアの家・・・というより、失礼だが廃墟に案内された。幸いお湯とかも通ってるみたいで、シャワーが暖かい!

「ふぅ・・・あ、やべ」

着替えとかねーや、まあ生成すればいいか。

「よし、できたっと」

さて・・・とりあえず外の空気を・・・

「あ、すいません」

「? なんデスか?」

とたとた走ってきて危な・・・危ない!?

「ちょっ危な!」

「あ、ありがとうデース・・・」

(やばい体触っちまった通報される!!)

(デ、デデデデース!??ち、ちょっとかっこいいデース・・・)

「あ、すみません外でるにはどうしたら・・・」

「あ、ああああっちを右デース!!」

「おーす、ありがとうー」

なんかすごい焦ってたなあの子・・・通報されなきゃいいが

「あら、ここにいたの?」

「お、マリアじゃないか」

いい風だなと屋上で黄昏てたとこにマリアが来た。

「さっき齋がいる場所を切歌に聞いたらすごい赤い顔されたけどなにかあったの?」

「あーいやーそのー転びそうだったから支えたらちょっと体触っちゃって・・・」

俺君刑務所行きかなぁ

「あっははははは!支えたならいいじゃない!」

「え、いやでも初対面であれはちょっと俺通報されるでしょ絶対」

「お腹痛いわ・・・ちょっと着いてきて、ここの皆を紹介するわ」

「あっはい」

切歌かぁ・・・あとで謝っとこ・・・




鈴谷 齋(すずや いつき)
身長 190cm
体重 58kg

転生者。体重、身長は転生前とおなじ。すごく虐められていた過去があるがこの世界ではルナアタックから世界を救った英雄となっている。持っている能力は
・全ロボに変身
・物質、及びその他生成に変更(ごめんなさい)
・化け物級の体力、運動神経、反射神経
・超☆天才な頭脳と世界中のありとあらゆる知識(随時更新)
・霊に干渉
・うつす
顔は神様の同情でイケメン。学校ではテストとかいろいろ一位。
ただし今は行方不明扱い。


G編始まりました。次からはいつも通り更新です。


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第2話 計画

音楽祭の振り替え休日ってすごい暇。


「さて、ここのみんなを紹介するわ」

「こちらがナスターシャ教授。でそっちがドクターウェル。」

「よろしくお願いします、齋さん」

「歓迎しよう、盛大にな!」

「え?」

「?」

「あ、いやごめん続けて」

「それからこっちが月読 調、暁 切歌、そして私の妹のセレナよ」

「・・・どうも」

「デ、デデデース!」

「先程は本当にありがとうございました」

セレナ礼儀正しい。

んでもって切歌にはこりゃ駄目だ。

「それよりもナスターシャ教授ってあの教授?」

俺は転生者だが俺でもしってる大物がなんでここに・・・?あ、そこのフロム脳はしらん

「ええ、そうよ?」

「・・・なにを企んでる?」

「・・・セレナのこともあるし、全て話しましょう。」

「・・・それマジ?」

なんてこった、月が落ちる?欠片の次は本体かよ・・・

「それで、ルナアタックを阻止した俺に協力さてほしいと?」

「はい。ぜひそのシンフォギアで月が落ちるのを一緒に止めてほしいのです。」

「これシンフォギアじゃないんだけどね・・・わかった。協力しよう」

だって断ったらここで死ねみたいなことになるじゃん絶対

「でもそれ2課と敵対するっておとづしょ?ノイズを使うとかマジかよ・・・」

「ええ、大マジよ。」

「仕掛けるのは先のライブか・・・」

響や2課の皆とは戦いたくないな・・・

「なあ、ノイズを使うのはそれだけにしてくれないか?」

「なぜ?」

「あんまり戦いたくないしもうちと平和的にいこうぜ。それにちょっと気になることがあってな・・・」

さっきから霊に干渉する能力を発動しているのだが、調から妙な気配を感じるのだ。

(すまないが、少し覗かせてもらう!)

そう心のなかで謝りながら、調のなかにいるはずの「もう一人」を探す。

(あら?齋くんじゃない?)

(何故ここにいるんですか、博士・・・いや、フィーネ)

もう一人の正体がわかった。フィーネだ。

(あのあと響ちゃんに託されてからこの子に転生しちゃって。でも塗り潰すわけにもいかないでしょう?)

(・・・ちょっと待ってろ)

そういい俺は現実に戻り、櫻井女史、もといフィーネの肉体を生成しはじめた。

「ハァ、ハァ・・・つ、疲れる・・・」

「齋?これはどういう・・・」

「いいからみてろ」

手順はセレナのときと同じ。調からフィーネをひっぺがす!

「・・・あら?ここは・・・」

「おはようフィーネ?」

「「「「「「え?」」」」」」

まあ、そうなるな。

「調から妙な気配を感じたので少し探したらフィーネが出てきたのでひっぺがしました。説明終了!」

さすがに連続での肉体生成は疲れる・・・

「さて、フィーネ、ちょっと協力してもらおうか?」

なにもできないようロープを生成して縛る。

「え、ちょ」

「ってわけだからもちろん協力するよね?元凶さん?」

「・・・あなたって敵にまわすと恐ろしいわ」

マリアとフィーネにすごい怖がられた。

「そうね、もう今更また月を破壊しようにもなにもできないものね。わかったわ、協力する。」

俺はロープを消す。

「さて、ライブの後のことだが・・・」

「ええ、そうね。どうしようかしら」

「わたしにいい考えがある」

「「「「「「?」」」」」」

「ライブの後、フィーネのハッキングで2課に果たし状を送りつける。」

「あまり戦いたくはなかったが、これしか方法が思い付かない。で、場所は・・・」

「フロンティア」

え?

「え、教授なんて?」

「フロンティアというところがあります。そこで戦えばいいでしょう」

「戦うつっても思いをぶつけるだけだけどね。」

だって響たちに伝えるなら思いっきりぶつけたほうがいいじゃん。そのほうが直接話せるしね。

「ふむ・・・じゃ座標書いて・・・あなたたちのかつての仲間よりっと。じゃあこのデータをライブ後2課に送りつけるよ」

「それでは私達はフロンティアの視察に行ってきます。」

「あ、俺も俺もってウェル博士は?」

「私は残ってネフィリムの餌のことでも考えています。ので気兼ねなく行ってきてください。」

「ふーん・・・わかった、じゃ行ってくるわ」

「ところで移動は?」

「そこのヘリで移動します。」

ほえーすごいなー前の世界じゃこんなの見れなかったなー

「じゃ、ちょっと行きますか」

いざ鎌倉・・・じゃなくて、いざフロンティアへ!




切歌はいつまでこんな調子なんですかねぇ・・・
さて、ウェルは通常運転といったのころでどうやってこいつ潰そうかな・・・


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第3話 フロンティア

風邪つらい。
ダレカタスケテー


「ふむ・・・ここがフロンティアか」

ウェル博士は置いてきて、戦いの場になるであろうフロンティアの視察に来たのだ。

「にしても殺風景だな・・・」

「そうですね・・・」

教授も少しびっくりしているようだ。

「それじゃあマリアちゃん達は防衛を頼むわね♪」

櫻井女史はなんだかご機嫌だ。

「さて、俺も行きますかね・・・」

「ここがジェネレーターか」

「はい、そのようですが・・・」

まったく機能していない。真っ暗。

「!?」

ぐっ!?頭に・・・なにか直接・・・

(よお、久しぶりだな)

!? この声は・・・

(どういうことだ?朱色神様。姿が思い出せないが声はわかるぞ)

(まあすぐに思い出すさ。少しそこのでっかいのに近づいてみろ)

ジェネレーターもどきのことか・・・

そう思い俺は近づく。その時俺の目の前に光が現れた。

「!?」

その光は徐々に人の形になり、俺は神様の姿を思い出した。

「どういうことだ?・・・奏」

どういうわけか、奏が白いローブを着て、いかにもな杖を持ってそこに立っていた。

「もうこっちのアタシには会ったのか。なら話がはやい」

「説明しようじゃないか。アタシのことを。」

「なん・・・だと・・・?」

少しざっくりした説明を言うと、そこの奏神は死んだ別の世界線の奏だと言うのだ。本来なら俺はこの世界にいなきのだが、そこの奏神の計らいで俺はこの世界に転生し、奏神になる未来を持っていたこの世界の奏の未来を変えた。それが目的だったというのだ。

「じゃあ追加された2つの能力はなんなんだ?手紙にはアタシのためと書いてあったが」

「うつす能力のことかい?あれは私とこの世界の奏を『ひとつ』にしてもらうためさ。霊に干渉する能力はアタシに干渉してもらうため。納得したか?」

もうワケワカメ。まあこの2つの能力があるおかげでセレナや櫻井女史が復活できたのだが。

「なんでもいいからここを起動させてくれないか?」

「わかった。」

その瞬間ジェネレーターは輝きだし、活動を始めた。あたりは明るくなり、ヒビの入った壁はしっかりとした壁になった。

「・・・外にでるにはどうしたら?」

「ああ、そこの床に立ってくれ」

そういわれ、教授達と一緒に丸い模様の入った床に立つ。

「そい」

「「「!?」」」

一瞬暗くなったと思ったらそこは外だった。緑は生い茂り、平和をそのまま表したような風景がそこには広がっていた。

「マム!?これは一体!?」

「安心してください。フロンティアは無事起動しました。一度帰還し、ここをしばらく拠点とします。」

「朱色、ステルスはあるか?」

「ああ、アンタのミラージュなんちゃらみたいなのがあるよ」

なんと!視覚、レーダーにもうつらないあれがあるのか。すごいな・・・

「じゃあ俺はここで待ってるから、一回ウェルも連れて移動な。あ、これ持っていって」

そういい俺はいつか生成したGビットを生成する。

「じゃあ切歌、調は残ってここの地形や構造を齋さんとまわって覚えておきなさい」

「デ、デース!?」

「・・・了解」

調ちゃんなんかヒイロみたい。

って切歌ちゃん動揺しすぎ。そんなに俺が嫌か。

「じゃ、いってらっしゃーい!」

さて、俺は子守りをしますかね・・・




神様まさかの平行世界の奏でした。
次はフロンティアの観光だと思います。
学校行きたくねぇよぉ・・・


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第4話 相談

風邪なんてなんのそのゴバァ


「さて・・・フロンティアにはなにがあるんだ?神様」

教授たちが引っ越しの準備を進めている間、残された俺と切歌と調はフロンティアの構造を覚えろと教授に言われたので、やることもないので回ることにした。

「特になにもない。」

「どういうこっちゃ」

「必要に応じて増やすから基本動力室くらいしか中にはない。」

えぇー・・・

「し、調!あっち見に行くデス!」

「え、でも・・・」

「いいから!」

・・・やっぱ嫌われてんのか、俺。教授に相談してみるか・・・

「すみません教授。ちょっと相談が・・・」

「あら、なんでしょう?」

「なんか俺めっちゃ切歌に避けられてるんですけどこれ嫌われてません?」

「・・・きっとあなたといるのに少し照れてるのでしょう。引っ越しが終わったら少し話してみては?」

「うーん・・・わかりました。少し話してみます。すみません切ります」

さて、照れてるねぇ・・・どこでフラグ立ったし。

一方切歌のほうは・・・

「切ちゃん、なんであの人から離れるの?」

「う~・・・」

「切ちゃん!」

「一緒にいると恥ずかしいんデース!!」

い、言っちゃったデース・・・

「切ちゃん・・・」

「な、なんデスか・・・?」

「あの人のこと好きなの?」

「!!」

お、思わず吹きだしてしまったデース・・・調は直球ストレート過ぎデス・・・

「そ、そそそそんなことななないデース!」

「・・・切ちゃんわかりやすい」

「だったら、引っ越しが終わったら告白でもすればいい。切ちゃんの気持ちのほうが大事。」

「え、えぇえ!?」

こ、これは・・・とんでもないことになっちゃったデース・・・

「おーい、探したぞー」

俺は神様のセンサーかなにかで走っていっちゃった切歌たちを迎えに行った。どうやら外にいたらしい。

「そろそろ教授達が帰ってくるから荷物運びの準備しとけってさ。神様、個別部屋とか大部屋みたいなの作っといてくれる?」

「おやすいごようさ!」

なんで俺はベル君みたいに神様って呼んでるんだ俺は。ダンまちみてなかったけど。前の世界とやってるアニメがかわんなくてびっくりしたわ。趣味が続けられるっていいなぁ。

「さて、ライブはもうちょっと・・・悪役らしくなにでいこうかねぇ・・・」

なんで俺ってたまに年寄りみたいな言い方するのかよくわからない。

「齋さん」

「ん?どうした調」

「引っ越し終わったら切ちゃんから話しがあるって」

「ブフォ!」

「? まあいいけど」

これは二度と近寄んなとか言われるー?ドMじゃないけどちょっと嬉しいぞ?これはさっさと片付けないと・・・




お気に入り件数50件突破。ありがとうございます!
ただ、これがクラスの女子一人にバレた。ここで一緒に小説書いてる友達がばらした。oh・・・


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第5話 本番

テスト終わったぁー!
先生「八日後実力あるで」
orz
勉強が嫌いだぁぁぁぁ!!


あれから何週間かが過ぎた。そう、今日がツヴァイウィング+マリアのライブ当日。宣戦布告の日なのだ。

「マリアプレッシャーとか大丈夫かなぁ・・・」

ケイタ・・・なんだっけ。あれが揃ってればいけるってセレナがいってたな。

「さて、そろそろでるか・・・」

俺は持ち物を持っているときに変身するとその持ち物は消える。だがその持ち物の機能は失わないということが前にわかった。

「ソロモンのあk・・・杖もって・・・セット、バンシィ」

やっぱ悪役でライブといったら次はバンシィでしょ。あのときはユニコーンだったし。

俺はマリアが変身したら空中から降下といわれている。ノイズの制御ってどうやればいいのさ。

「ここらで待機・・・ばれないかなぁ」

NINJAの緒川さんにばれそうなんだよな。てかあのエレベーターでばれかけたし。

「あ、変身した・・・俺もいくか」

ベースジャバーから飛び降り、バンシィ初登場時のように大の字で降下する。

「おい!なんか振ってくるぞ!」

「女の子か!?」

「おいなんか光だしたぞ!」

親方でもみにきてんのかこのライブ。NT-Dってかっこいいよね。

「さて・・・いっちょやりますか」

そういい、おれはアームドアーマーBSからノイズを・・・ってそこからでるのかよ!

「うろたえるな!」

うっはマリアさんこわーい(棒)

てかノイズの制御ってちょっと疲れるなぁ。マリアと奏は戦ってるしこっちもいくか・・・

「貴様・・・鈴谷か!?」

そういいながら翼はアームドギアを振り下ろしてくる。俺は左手からビームトンファーをだす・・・なんで鍔迫り合いできるの!?

「久しぶりだな翼・・・」

「貴様なんのつもりで・・・!」

「翼、聞いてくれ。月は落ちる!」

「なっ・・・!?」

「そしてノイズを使うのもこれが最後だ。」

翼の足元にバルカンを撃つ。

「マリア、引き上げるぞ」

「おい待て齋!どうして2課を!

奏が言う。

「すまない・・・いつかそっちへ戻る!」

とっさに生成したベースジャバーで立ち去る。もしあっちに戻ったら俺どんな扱いをうけるんだろ・・・

「あ、やっべあのノイズほったらかしだ」

俺は切歌や調も回収して近くのビルに退避していた。

あのノイズとは人読んで増えるノイズちゃんである。攻撃しようがしまいがどんどん気持ち悪い知育菓子のようなのが増えていくのだ。

「! そうだ・・・チャンネルあわせて・・・」

「響、聞こえるか?俺だ・・・すまない。そいつを戻すのを忘れた。

「じゃあちゃっちゃと戻してください!」

「すまない・・・今居場所をバラすわけには・・・」

「響、トライバーストだ。負担は大きいがそれしかない。

「・・・本当にそれしかないんですか」

「ああ。逆探されるから切るぞ」

あとはがんばれよ、響・・・こんな俺を・・・許さなくていいや。




齋サイテー!
いつか直接再開されたときにぶん殴られればいいのに。


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第6話 修行(苦行)

友人の書いてる小説の武器作画担当となりました。
SAIとかもってないのでペイントで書いてたら一昔前の同人みたいになっちゃった。
無料のペイントツールないかなぁ


俺は通信を切った。今は響たちを信じるしかない。

「やっぱステルスで・・・!」

「ダメデス!それこそ攻撃で位置がバレるですよ!」

くっ・・・!?

「な、なんデスかあのとんでもは!?」

「・・・あれが響たちの絶唱だよ、切歌。」

俺はあのノイズが消えたのを確認し、フロンティアまで通信をいれる。

「こちらスネー・・・齋。ライブ作戦終了。帰還次第2課にメッセージを送信してください。」

「こちら神様。了解した。無事を祈る。」

どこの部隊だよ!ってメッセージってどんなだっけ・・・

 

2課へ。

 

先日のライブのときは非常に迷惑をかけた。。

この先ノイズは使わない。ただ、そちらの装者との「決闘」を望む。

座標は添付しておく。一ヵ月後そこでの戦いを望む。

                        by.バナージ

 

よかった、データがあった。バナージってバラす気満々だよな・・・

「よし、帰るぞ。」

そういい、俺はベースジャバーを4台生成する。一ヶ月修行かぁ・・・なんか記憶とびそう・・・

 

 

       ~何週間かたったある日のこと~

「退屈デース!疲れたデース!デェェェェェス!!」

「確かに疲れるなぁ・・・」

さすがにこんな長い修行は精神と時の部屋でやるべきなんだよなぁ・・・

「教授ぅ・・・さすがに息抜きしたほうがよくないですか・・・?」

「・・・そうですね。なにか息抜きできそうなのは・・・

「ならこんなのがあるわよ?」

そういいながらどこからか湧いた櫻井女史がチラシ(?)をピラピラみせてくる

「なっこ、これは・・・!」

「学!」

「祭・・・」

「デース!」

わが母校での学祭、「秋桜祭」が近々開催されるそうだ。俺君行方不明扱いだけど行けるかなぁ・・・いや、逝く!

「開催は明後日・・・よし、モチベあがってきた!もっかい模擬戦だ!切歌、調、二人でかかってこい!」

「やってやるデース!」

「・・・本気でいく!」

「ユニバァァァァス!」

二人ごときデスサイズで・・・

「あら、私も参加していいかしら?ねっセレナ!」

「はい、一度齋さんとは戦ってみたかったんです!」

え、ちょっまって・・・

「イヤアアアアアアアアアア!!」

「勝てるわきゃねぇぇぇだろぉぉぉぉ!」

セレナに化け物補正とクアンタやるんじゃなかった・・・まさかライザーソードの鍔迫り合いになるとは思わなんだ・・・

「やっぱり齋は弱いデース!」

「切ちゃん、それはさすがにひどい

「そーだそーだ。俺がかわいそうだろーがー」

ソードビットと鎌ブーメランに鋸弾とチートマント・・・さすがに泣くよ俺・・・

「皆さん、晩御飯にしましょう。神様が今日はカレーだそうです。」

「博士のはクッキーにカレーかけときゃいいよな?」

「さすがにやめてください。ちゃんとカレー食べますよ。」

カレーにwwwwwクッキー☆wwwwwwwww神様ひっどwwwwwww

「お、おなかすいたデース・・・」

「わかったわかった、おぶってやるからはやくたべような?」

「子ども扱いするなデース!」

学祭楽しみだなぁ




なぜ俺の学校は学園祭ではなく体育祭をしたのか。オノーレ。


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第7話 秋桜祭

公開評価って付かないもんなの?人気作みるとゲージまっかっかでうらやま。


「ついにやってまいりました!」

死ぬほど修行するとあとの楽しみがものすごく・・・あれになるのだ!誰にいってるんだ俺は!

「皆準備できたかー?」

今回行くメンバーは装者の皆さんです。移動方法はおなじみ89式ベースジャバーです。

(行ってばれないかなぁ・・・まぁ今は修行期間つって鎮めればいいか)

「着いた・・・」

新校舎・・・なんか綺麗になってない・・・?

「皆さん、あなた達のことはうえから監視しています。存分に楽しんできてください。」

通信機から音声が入る。

「ほんとすみません、俺らだけで学園祭なんて・・・」

「いえ、あなた達は修行をよくやっています。充分楽しむ権利があります。」

「僕たちは仕事をやりますんで、皆を待たせないうちに行って来てください。」

「・・・わかりました。いってきます。」

通信を切る。

「よし、MAPはもったな。どこにいきたい?」

皆に聞いてみる。

「このうまいもんMAPを制覇することを強いられているんデース!」

「私は切ちゃんについていく」

「セレナはどこに行きたい??」

「姉さん怖いです。私はここに・・・」

セレナがある場所を指さす。

「カラオケ大会・・・切歌はうまいもんMAP・・・うーん」

「私はセレナについていくデース!」

切歌がいう

「・・・よし、その会場に向かいながらなんか食ってくか」

一番平和。平和万歳!

「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」

こいつら食いすぎィ!サイフから金がなくなることは無いがこいつらの胃袋はどうなってんだぁ!!

「ほれ、着いたぞ」

会場につく。マリア以外は歌う気満々である。そう、マリア以外はな。

「俺も歌うぞー!wasshoi!」

そして会場につく。

「えっ!?」

クリスちゃんが歌ってる・・・だと・・・?

「クリスが新チャンピオン・・・俺も」

「やるデース!」

「ファッ!?」

なんとぉ!この次歌おうそうしよう。

そして切歌と調ペアが歌い終わり、今度は俺が歌うといおうとした瞬間

「姉さん、ちょっと歌ってくるよ。」

「齋、デジカメある?」

「・・・はい。」

デジカメを生成し渡す。次こそ、次こそ・・・!

「今度こそ俺が歌う!」

そういい手をあげる。そしてステージに上がる。

「すいませんね、美少女のつぎが男で。」

響や翼、クリスが立ち上がって驚いたような顔をする。俺君はニコっと微笑む。

「ねぇあれ・・・齋様じゃ・・・」

「でも行方不明に・・・」

そういえば俺様づけされてたっけ。鬱陶しい・・・

「あの、お名前は」

「偽名アリ?なら三日月で」

「曲名は・・・」

・・・・

 

「お待たせいたしました。それでは三日月さんで」

 

              「Raise your flag 」

結果、皆1位だが、商品のなんでもお願い叶えるよってやつはクリスになった。俺?皆立ち上がって歓声あげてたよ。いやぁー気持ちよかった。

「よし、じゃあ次は・・・」

「おい待てコラ」

ゲックリス

「急にいなくなったと思ったらどういうことだこりゃあ・・・説明できるよな?」

えっちょあの・・・どうしよう・・・




リア友で作家のミセリアさん。小説がんばれ。絵は任せろ。


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第8話 おい、決闘しろよ

最近疲れてきてる気がする。禿げそう


あれからきっかり一ヶ月たった。今日が決戦のときだ。

「セレナ、クアンタの様子はどうだ?」

「はい、良好です。」

「ならよし。」

マリアが最初猛烈に反対していたが、セレナが・・・

 

「どうしてもダメですか?」

 

とマリアに涙目上目遣いという禁忌を犯した結果、マリアが鼻血を噴出し今日の対話(物理)に参戦することになったのだ。

「そろそろか・・・」

現在俺は最後の調整をおこなっている。なんかロリk・・・ウェルが怪しいというか目がやばいので、すぐフロンティアを掌握できるようにプログラムをくんでいるのだ。なんか怪しい注射器もってたし。

「よし、完了っと、」

俺君に重力は関係ない、いろいろ調整したからな。いろいろと。

「デスティニーガンダム・・・シンが主人公なのに監督め・・・」

主人公機真ん中に置かないとか頭沸きすぎて脳みそ煮崩れおこしてんじゃねーのか畜生!

「齋さん。海中に反応があります。」

教授から通信が入る。

「歓迎しようじゃないか。神様、上陸させられるか?」

「いや、その必要はない」

装者たちが上陸してくる。

「切歌、調、マリア、セレナ、準備はいいか?」

「「「「OK!」」」」

「よし、じゃあ、対話に行くぞ!」

「こんにちは、2課のみなさん。」

セレナのやさしい言葉を合図に全員が外にでる。

「鈴谷はどうした!」

翼が叫ぶ。そんな恨まれるようなこと・・・してたわ

「ここだよ」

神様に増設させたカタパルトから発進する。どうせすぐ降りるけど。

「久しぶりだな。皆」

やばい、奏とクリスの顔がやばい。

「そんな怖い顔するなって・・・え、ちょ、ま」

「お前が!

「悪い!」

「痛っっっっっっっっっっっっっっっったぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

なんで左右同時に殴るの!?顔つぶれるわ!!

「殴られて当然だろうけどこっちにも理由があるんだよ!左右同時に殴るな!泣くぞ!」

「そんなことよりどうしてここに私たちをここに呼んだ理由はなんですか齋さん!」

響が若干涙目で聞いてくる。

「ここで決闘を行う。それでそれぞれの言い分、思いを全力でぶつけ合う!」

「ルールは単純!死ぬな!殺すな!死人なんぞださせん!その証拠に一ヶ月前のライブでは死傷者ゼロだ!いいな!」

「そういうことデース!一ヶ月分の修行の成果をみせてやるデース!」

「ちょっと待ってもらえる?」

 

 

 

 

 

 

「「「「え?」」」」

 

 

 

 

 

2課組が驚く。まぁ無理もない。

「なんでフィーネがいるんだ!お前は死んだはずだ!」

クリスが叫ぶ。

「響ちゃんに託された後、調ちゃんに転生しちゃって♪でも調ちゃんを塗りつぶすわけにもいかないじゃない?そしたら・・・」

「俺が櫻井女史の体を生成して、調にひっついてたフィーネをうつした。大丈夫。攻撃はもうできない。シールドは張れるけど。」

ていうかそんな風にした。あんなんともっかい戦うとかいやだモン

「よしじゃあ・・・いくぞ!!!」

俺はアロンダイトを展開し、2課の面々にむかって飛翔する・・・




戦闘回とか久しぶりすぎて不安。
次のはなしは戦闘描写に期待しないでください。


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第9話 それぞれの戦い(?)

まさかの2話連続投稿。ちょー元気。


「よしじゃあ・・・いくぞ!!!」

アロンダイトを展開し、少し空へ翔ぶ。

「さあかかってこい!俺を先に潰したほうが楽だぞ!」

「ならお望み通り潰してやらあ!!」

クリスがガトリングをぶっぱしてくる。

「ビームがビームシールドに敵うわきゃねえええだろおおおお!!」

なんかテンション高いよ俺君!

「だったら実弾でええ!!」

クリスがミサイルを・・・ミサイル!?

「えっちょぎゃあああああ!!」

落ちる死ぬ落ちる死ぬうううう!!

「やったか!?」

ミサイルで落ちた・・・いや、でもあの齋がミサイルで・・・

「へっ!齋もたいしたことねぇじゃねーか!」

 

「まだ、まだだ!!」

 

地上ならガチタンしかねーだろ!!オトキャぶっぱひゃっほおおおう!!

「よし。弾幕はったし、どこかで休・・・」

「おっと、次はアタシの番だよな?」

「・・・へ?」

げっ奏だ・・・ならば

「セット、ガイアガンダム!」

獣の速さに人が追い付くなどあるわきゃない!

「これで結構離しただろ・・・!?」

なんで追い付いてんの!?え?シンフォギアにバーニアついてるとか聞いてねーよ!?

「セット、ダブルオーライザー!トラン"ザム"!」

ええいもう力押しだ!どうせフロンティアは直る!

「トランザム・・・ライザアアアアアア!!!」

「嘘だろ齋いいいいい!?!?」

もう・・・いやぁ・・・・

「次は防人が相手だ!鈴谷!」

「畜生休ませろおおお!!」

! そうだ、ちょっと休める方法思い付いた!

「翼・・・一騎討ちといこうぜ。一度やってみたかったんだ」

「一騎討ち・・・なるほど、いいだろう。こちらは一撃に全てを注ぎ込もう」

「ならこっちもだ!セット、ヴェンジェンス!生成、グラインドブレード!」

うっはいつもより重たいwwww

てか草生やしてる場合じゃねえマジで重い!なんだよこれ!

「なんだその異様なものは!?」

「みての通り凶器だ!コードネームデロリアン!」

<<パージします>>

左腕をパージする。別のに変身するか解除すれば元通りだから遠慮なくパージできる。

「いくぞ翼、剣の貯蔵は充分か!」

「う、腕が・・・だが、やるしかない!」

「いくぞおらああああ!!」

ギュイイイインとあの音が響く。落ち着いて考えれば皆あの4人と戦ってあの戦力・・・俺より化け物かもしれない。

「翼・・・すまんが俺が勝つ!」

「ほざけ・・・なにっ!?」

なに、ちょっとブースター加速しただけだよ。ちょっとね。ごり押しこそ至高!

「・・・翼、リベンジは?」

「・・・次こそ勝つ。」

よし、これで俺の死は確定した。声がマジだわこれ。

「さて、この流れからして次は・・・」

4人が倒れている。3人であれを倒したあと俺に挑む・・・ヒエッ

「・・・齋さん」

「・・・久しぶりだな、響。4人は強かったか?」

「はい、とても。」

「当然だ、俺が1ヶ月しごきまくったからな。」

そういいながらゴッドガンダムに変身しなおす。左腕無しにこいつと戦うとかそれなんてムリゲーだよ。

「さて、1ヶ月分をお互いぶつけあおうぜ。」

ハイパーk・・・じゃねえなんだっけ。とりあえず背中のを展開して胸のあれを開く。響は腕のやつを巨大なブースターに変形させる。2連続で一騎討ちかよ・・・俺の全力は何回あるんだよ・・・

「いきますよ、齋さん」

「その拳を全力でぶつけてこい!」

 

「俺のこの手が紅に染まる!」

「相手を潰せと轟き叫ぶ!」

「爆熱!ゴッドフィンガアアアアア!!」

拳をパーで受け止める。俺は今までこんな激しいジャンケンをみたことはない。




こんなにロボが登場する回は初めて。疲れた。


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第10話 神様

あやうく更新忘れるとこだった。


勝った・・・のか・・・?あの激しいじゃんけんに・・・

「皆ー生きてるかー?」

あちこちからなんとかーとか大丈夫ーとかデースとか聞こえてくる。よかったみんなルール守ってくれたみたいだ。

「さて、こっちも神様にいわれたことをしますかね」

とりあえずみんなにどっかのゲームにでてきた回復水をのませる。そして集める。

「そろそろでてきていいよ。神様」

なんかこの呼び方ベル君みたい・・・あれまえも言った気が・・・

「なっ・・・!?」

「奏さんが・・・」

「二人だとぉ!?」

「・・・おいおい・・・」

まあ、そうなるな。

「少し長くなるが・・・」

俺は全て話した。神様が平行世界の死んだ奏であることを。

「そしてもうひとつ、これは信じるか信じないかはお前ら次第だが・・・」

 

 

 

 

「俺はこれで二度目の人生だ」

 

 

 

 

「・・・信じます」

響が言う。

「だよな、今のは冗談・・・へ?」

間抜けな声をだしてしまった。

「だって、学生にしてはいろいろ大人すぎるっていうか・・・いろいろ超越してるというか・・・よくわかりません」

お、おう・・・すごく響らしい答えすぎて俺がなにもいえん・・・

「まあ響がそういうんなら齋は嘘ついてねえんだろうな!」

「鈴谷の言葉からは嘘が感じられない。信じよう。」

こ、こんなあっさりしていいの・・・?

「奏、ちょっとこっちこい。あと神様も」

今からやるのが神様に言われたことだ。

「・・・本当にいいんだな?神様」

「ああ、もうアタシは疲れた。」

「奏、目ぇ閉じろ。」

俺は神様を奏に「うつす」そういわれた。

神様の姿がだんだん消えていく。奏のまわりがなんか光ってくる。これぞ謎パワー。

「疲れた・・・」

完全にうつし終わる。まるごとうつすのは本気で疲れる・・・

「・・・!!!」

奏がしゃがみこむ。そして泣き出す。

「えっちょっ大丈夫!?うぇっ!?」

「あたしが・・・絶唱で・・・死んで・・・」

ああ記憶が流れ込んでいるのか・・・こ自分が生きているのに死んだ記憶があるんだもんな・・・普通そうなるわな・・・ほら、俺君は8年間の苦行があったから。

「落ち着いたか?」

「ああ、ごめんな、齋・・・」

「齋のその能力・・・全部理由がわかったよ。そして転生前のことも・・・」

「まえはまえ。今は今だ。」

さて、おっちゃんたちにも・・・!?

「アハハハハハハ!!!」

チッやっぱりあのロリコン博士か!!

「ウェル貴様なにを!」

「やっとあの邪魔な朱色がいなくなった!これでフロンティアは僕のものだ!!」




ぴったり1000文字。


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第11話 乗っとり

土日に入ったらと言ったな、あれは嘘だ。


なんてこった・・・やっぱりあのロリコ・・・ウェルにやられた!

「ええい!ウェルは化け物か!」

「仕方ありません!直接乗り込んで・・・」

響が少しイラっとしたような顔で言う。

「あら、これ以上戦っちゃ駄目よ?響ちゃん♪」

まーたどっかからか湧いた櫻井女史が言う。

「そりゃどういうこったい櫻井女史」

「響ちゃんは知っての通り融合症例第一号。その名前の通りガングニールと融合しているの。それでこれ以上戦うと融合がどんどん進んじゃって響ちゃんは・・・」

オウフ。これはなんとかできないか・・・できる!

「生成、G-ビット」

サテキャも装備してないG-ビットを生成する。

「響、ちょっとじっとしてろよ」

「?」

響のなかのガングニールをG-ビットにうつす。その名も「ガングニール・ビット」そのまんまですねサーセン。って誰に謝ってんだ俺君。

「・・・よし、終わった」

「・・・その発想はなかったわ、鈴谷ちゃん」

「俺にしかできませんしね。響、なにか以上は?」

「なんか、スッキリした感じします。」

「おk。マリア、ガングニールよこせ」

「なっ!?」

「戦うための装備はつくるから!な?」

「・・・わかった。響といったか?大事に使ってくれ。」

「はい!」

即答しおったこやつ。そしてマリアちょろい。

「マリアには・・・生成、バルバトス」

槍つかってたけどビームジャベリンはなんか気にくわないし・・・あれパイル仕込まれてるし。

「マリア、なにか以上は?」

「・・・軽いな。本当に大丈夫か?」

「大丈夫じゃなかったら俺死んでる。」

「それもそうだな。しばらくはこれで戦わせてもらおう」

ぶるぁぁぁぁ・・・そっちのバルバトスじゃねーよ!

「さてそろそろあのプログラムを・・・あれ?」

「あんなゴミみたいなプログラム僕に通用するとでも!?」

「やかましいロリコンが!てんめえ今からぶち殺しに行くかんな!動くなよ!!」

「動きませんが多少の邪魔はさせてもらいますよ。どっこいしょぉ!!」

なにを足掻いて・・・!?地震!?しかもあの光・・・

「ウェル!貴様なにをした!?」

「なに、ちょっと月を掴んでフロンティアを浮かせたんですよ!」

「ウェル・・・月の落下速度をはやめたのか!?」

マリアが叫ぶ。

「そうですよ!その程度もわかりませんか?」

このロリコン絶対殺す!

「生成、ドムトローペン!全員こいつの手のひらに乗れ!あいつを叩きに行くぞ!」

「「「「「「「了解!!!」」」」」」」

「ソロモンの杖はこっちにある!ノイズでもだして邪魔させてもらいます!」

さて、乗り込んだらガングニールビットに戦わせますか・・・




ガングニールビットってやっぱ格闘特化型だよな・・・ロマンが溢れてきた


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第12話 突撃

この小説3期まで書き終ったら何書こうかな・・・


「全員乗ったな!?行くぞ!!」

生成したドムトローペンの手の上に装者計7人を乗せる。

「今からやることは簡単だ!あのロリコンをぶっ潰す!」

「調、ロリコンってなんデスか?」

「それは切ちゃんがもうちょっと大人になったらわかる。」

なんてことを聞いてるんだ切歌は。いや俺が悪いんだが。

「そんなおもちゃを出したところで僕は潰せない!!」

「ほざけロリコン!」

いちいちムカつくなあの博士は!なにが英雄になるだこのゴミが!

「齋さん!地面が!」

響が叫んで俺に伝える。なんか風景が宇宙に・・・

そのとき地面が盛り上がり、巨人のような姿になる。それが色をつけ、どこぞのウルトラ怪獣のようになる。

「ネフィリム!?こいつもあのロリコンの支配下に・・・」

生憎ドムトローペンに武装は積んでないし生成してる暇もない。

「皆降りろ!こっからは個々の力で戦うぞ!」

そんなことを言っている間にフロンティアの一部が空・・・いや、宇宙に飛び出す。

「あ・・・」

「「「マム!!!」」」

オウフ・・・じゃねぇやばいあのロリコンなんとかしないと

「でもこれ邪魔だな・・・ん?」

「齋か!?ウェルはこちらで取り押さえる!」

「OK!」

おっちゃんキタ!これで勝つる!

「だがあいつに攻撃が聞かない・・・え?」

今なんか光った?いや、俺らが光っている?

「・・・ナニコレ、装者のみなさん」

「フォニックゲインが集まってきている・・・なぜ・・・」

「・・・あ、これいつのまにかTV中継されとる」

だからこんな・・・フォニックゲインが集まっているなら!

「響!S2CAいけるか!?」

「やってみます!」

さて、俺にXDはないし・・・あれからの護衛でもしますかね

「セット!エクストリームガンダムtypeレオス!」

そしてゼットンが火球を発射する。

「響は歌に集中しろ!ここは俺に任せろ!」

火球は目の前にせまる。

「シャイニングバンカァァァァァァァァ!!!!!」

一瞬で火球を消し去る。俺のまえで効くと思うな!

「よし、皆無事だな?ってマリアなんでシンフォギアを?」

「奇跡よ、奇跡。」

「なるほど」

なんかもうどうでもいいや!

「突っ込むぞ!」

ネフィリムに文字通り突っ込む。これで奴は完全に消え去った・・・

「おっちゃん、聞こえるか?」

「ああ、あのでかいのは?」

「もう消したよ。あのロリコンは?」

「そこでおいおい泣いている。」

「おk。そいつは生かさず殺さずでお願いね」

「もとからそのつもりだ!」

よしよし、これであいつもある意味英雄になったな。アッハハハハハハハ!




前書きで3期っていったけど3期書くまえに新しいの書くかもしんない。


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最終話 無双

唐突の最終話。


「さすがに多すぎだろ!」

もうさっきまでの記憶がほとんど無い!えーと今は・・・バビロニアの宝物庫のなかでノイズ駆除してんのか俺は・・・誰に聞いてるんだ俺は!

「齋さん後ろ!」

「俺の後ろに雑音ごときが立つんじゃねえ!!」

もう一気に・・・

「セット、ダブルオーライザー!」

そう、いつもの「アレ」だ。

「全員避けろおお!!」

俺の体が赤色に染まる。

「トラン"サ"ム"ラ"イ"サ"ァァァァァァァァァァァァァァ!!!」

久々の雑魚クラッシャアアアアア!!日頃の鬱憤が晴らされるうううううう・・・

「だから多いいいいい!!」

なんでいるんだよおおお!!

もうやだよぅ・・・おうち帰りたいよぅ・・・

「んなアホなこと言うなデース!」

「頑張ります!!」

「齋てめえ!家に私をあげておいて!」

「ありゃただの人助けだろ!どこにそんな素振りがあったよ!」

「齋!家にってどういうことデスか!?」

「全部終わったらな!今はこんな状況だから!」

ええいもういっそネフィリム置いてでようぜ・・・って俺君置いてもうそれを実行する気のようだ・・・

「おいおい、嘘だろ・・・」

最悪だ・・・出口にネフィリムがたむろしやがった。

「皆、手を繋ごう!」

「・・・やだね。8年間汚れまくった手で人と手なんか繋ぎたくないね。」

「それはまえの人生のことデース!」

「鈴谷、お前にも手を繋ぐ資格くらいある!」

「「その手ちぎってでも手を繋がせてやる!」」

「若干怖いのが2名いるんですけど!?・・・だが、手はやっぱり繋ぎたくないね!」

「いい加減に・・・」

「だが、その分突破は任せろよ!生成、マジンガーZ!ゴッドスクランダー!」

いつから手は2本と錯覚していた?クリムゾン・タイフーン見てこい!

「スクランダークロス!」

デカアアアアイ!!説明不要!!

「指揮るようで悪いが、行くぞ皆!!」

「「「「「「「「了解!!!!!」」」」」」」」

「ビイイイイイッグバン!パアアアアアアアアアアンチ!!!」

俺たちはネフィリムに突撃をした。もうあれ以上はもたないのは俺でもわかった・・・って地面近っ!?!?

「痛っっっったああ!!!」

軋んだ体にコンクリートのダイレクトアタックウウウウウウ!!!!

「っつつ・・・おい、あれどうすんだよ・・・」

そんなことをカッスカスの声で言っていると視界に走ってくる未来ちゃんが入る。

「たしか陸上部だっけか・・・」

「齋、あれは・・・」

マリアが問う。

「未来さんは陸上やってるからな。」

まあ俺には及ばんがな・・・って俺と比べたらダメか。

「俺の輸送は頼んだぞ・・・」

そんなしょうもないことを言い残し、俺は意識を失った・・・




次はしばらくこれお休みして2作同時に書こうかな。
なにはともあれこんな駄作がここまで無事続いてるのは皆様のおかげです!お気に入りも70件越えたし!
フライルー先生の次回作にご期待しないでください!


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第三章 新たな戦い
第1話 帰還


復☆活


・・・暇だ。

あの日疲れすぎて倒れて、しばらく入院してから久しぶりに出撃と思ったらミサイルに俺だけ生身で積み込まれ、そのまま待機。もうワケワカメ。

もうほんと勘弁してほしいっ!!???

「ぎゃああああ!!Gが!Gがあああああ!!!」

打ち上げるカウントしろやあああああ!!殺人的な加速ってこれかああああ!!

«ミサイル!?俺たちを撃墜するために!?»

搭乗員にも連絡しとけやあああ!!ああもうイライラしてきた!!

「平気、へっちゃらです!」

響がいう。

「だから、生きるのを諦めないで!!」

えっちょいきなり外はえええ!!??

「ええいもう!セット、ヅダ!」

みたところ加速を止めろってことみたいだからな!俺君のおかげでこいつは空中分解しないしいつでもフルバーストだ!

「翼!ちょっと借りるぞ!」

そういい翼のアームドギアの刀を生成し、シャトルに刺す。

「チッ!奏がいれば・・・!」

奏は自分の夢を追いかけて海外活動をしている。確かまたマリアや翼とライブをするんだっけ。

「やばい・・・Gが・・・」

意識が・・・

「おい!なんとか気ぃ持たせろ!」

クリスが怒鳴る。

「サアアセエエエン!!」

土星エンジンフルバースト!

えっちょあれK2・・・K2!?

「どうすんのあれ!?」

「あたしがやる!!」

またもやクリスが言う。

クリスが響を支えにしてまるで柱のようなミサイルを発射する。

「でもあんなデカブツだけじゃ・・・!?」

分☆裂しやがった。えっでもそのあとは?

「響いいいいい!!」

響がビッグオーみたいな腕でK2をぶん殴る。これでK2は縮む・・・縮む!?

「やっていいのこんなこと!?」

「ああ、大丈夫だ。次は防人の役目だ!」

次は翼が巨大な剣を構える。その切っ先には森林地帯。ダイナミック伐採。

「次は俺の番だ!ビッグオー、ショータイム!!」

今度は俺が道いく先々にある岩をあの・・・名前忘れた。腕ドンで壊す!

「そぉらああ!!」

反動すごおおい!!

「次は左だ!鈴谷!」

「苦しくてもお!!」

いっつも歌わずとも戦えてるのに今回も歌が聞こえてきて!口が勝手に!

「ハァ・・・ハァ・・・あ」

村が・・・やばいやばいやばい!!

「!? 響!?貴様なにをする気だ!?」

「いやいや!ちょっと人助けをね!!」

この子将来絶対主任だよ。

「響!こいつを使え!!」

響の背中にV.O.B.を生成する。こいつなら止められる。あとは根性。

「やれえええ響いいいいい!!」

「光あれええええええ!!」

役所かなにかの手前で響はシャトルを持ち上げる。

「屋根が!」

よくみるとめり込んでる。それに気づいた瞬間シャトルがメインエンジンを噴かす。そしてシャトルは直立した。

「任務・・・完了」

通信機の先からため息がすごい聞こえる。

「大丈夫か!響!」

とりあえず響の無事を確認する。

「・・・どっか打ちました?」

「いや、シンフォギアを纏えることが嬉しいんだ!!」

なにいってんのこの子。

「まあいいや。おっちゃん!回収よろしく!」

お帰り、教授・・・




落第騎士とは同時進行でやっていくよ!元気があれば1日で2回投稿するよ!
てか見てる人いるのこれ!?


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第2話 学校

お気に入り100件は近い(自惚れ)


「おっちゃん、一回家かえって学校の用意してきていい?」

「ああ、いいぞ。学校には遅刻すると伝えておく。」

「あざっす」

退院してすぐの出撃だったんでなにももってきてない。それに久しぶりの家にも帰りたい。F.I.Sのときは帰ったら拘束されそうだし。

「ただいm・・・!?」

見知らぬ靴が2足。コルトガバメントを生成して警戒する。

(リビングにいやがるか・・・)

クリスの靴もあった。もしかしたら捕まってるかもしれない。

俺はバンと勢いよくリビングの引き戸をあける。

「動くn・・・ウェッ!?」

俺は目を疑った。その様子はさもあらrrrrrrrrrrrぎ君のような目のパチクリのしかたをしていただろう。

「切歌・・・それに調、なぜいるか3行で言え」

「雪音さんが

 ここに住めと

 言った。」

「クリス、表にでろ。お話しようよ☆」

「い、いなかったお前が・・・」

俺は無言で笑顔をみせる。

「・・・わかったよ」

その後、少女の悲鳴が日本中に響き渡ったという。

「すまんが切歌、調、学校だから帰ってきたら部屋どうするか考えような?」

「齋、荷物持t・・・」

「まだ言うか?」

「ヒッ・・・ごめんなさい」

「一週間俺君の手作りおやつ無し」

「か、勘弁してくれぇ!」

「齋さんの・・・」

「手作りおやつデスか!?」

まあただのマドレーヌなんだけど。

「さて、学校行くぞ。乗れ」

久しぶりに89式ベースジャバーを生成する。遅刻なのはもう学校に言っているから速度あげていかなければ。

「おはよーう」

運よくHRが終わったあとに教室に入る。

「齋様!?」

「まさかこの目で再び見ることができるなんて・・!」

アホかこいつら。まだ様づけしとんのかワレ。

「よお齋、久しぶりだな」

「よお拓人(ひろと)俺のいないコンテストはどうだった?」

「しけたコンテストになっちまったよ。次は来月だってよ」

「おk」

こいつは不知火 拓人(しらぬい ひろと)このほぼ女子校のリディアンでできたガンプラ仲間である。 

「齋さん・・・お久しぶりです・・・」

「おはよう、久しぶりだな」

こいつは熊野 綾奈(くまの あやな)。いわゆるお嬢様である。なんでこいつが俺の友達になったかは忘れた。友達に理由はいらない(逃げ)。

「よぉ、久々にそのツラ見たぜ」

「・・・女の子がそんな言葉つかっちゃいけません。てか口調がアウト。」

こいつは霧島 加奈子(きりしま かなこ)。ヤンキーから抜け切ってない元ヤン。なんで友達かは忘れた。友達に(ry

「んで、今夜中継のライブのことだが。」

今夜我が家にTV中継を見に来るのはさっきの3人とマリア、奏、翼を抜いた装者5人と響の友達の安藤 創世(あんどう くりよ)寺島 詩織(てらしま しおり)板場 弓美(いたば ゆみ)と総勢11人が我が家に来る。晩飯は全部我が家でつくるので腕がなるというものだ。

「それじゃあ飯はすべて俺がつくる!ただし買出しはお前らがやるということでいいな!?」

「「「「「「「「「「「OK」」」」」」」」」」」

「解散っ!」

うひゃあ。俺飯食うまえに死ぬかも・・・




じつは普通に100いきたいフライルー氏。
増えるといいな。お気に入りと俺のサイフのなかの小遣い。


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第3話 ライブ

ミセリアにメープルシロップ飲ませたい。


(ばけものだと水泳も疲れないなぁ・・・)

水泳で暇なので水中で漂っている俺氏。ただそれも唐突に終わる。誰かが上から水中の俺に突撃してくる。

(bぬfhふぃdhふヴぉ!!!)

急いで水面にあがる。そして突撃したものがなにかすぐわかる。

「・・・響、なにかいうことは?」

「・・・ごめんなさい。」

「よろしい。」

どうにもアニメちゃんたちと話していたら唐突に飛び込み、俺にぶつかったのだという。

・・・昔に比べれば、すごい元気になったんだがなぁ・・・

「さて、買出しもしてきてくれたし、ちょいと本気でいきますか・・・」

なんと今日は我が家に総勢11人くるのだ。それプラスライブが始まる前につくりおえなければならない。

「生成、G-ビット。」

俺一人でできたほうがおかしい。よーし、やるぞー・・・

「お待たせ・・・」

「齋!?あんた齋よね!?」

アニメちゃんが叫ぶ。

「すまない・・・料理は運んでくれ・・・G-ビット、俺をリビングまで・・・ゴフッ」

「齋・・・おしい人を亡くした・・・」

まだ死んでないとツッコミをいれるほどの体力は残ってない・・・中継まであと1時間・・・よくやったぞ俺氏・・・

「寝るか・・・切歌、1時間たったら起こして・・・」

「了解デース!」

寝ないと死ぬ・・・死んでしまう・・・

「齋!起きるデース!!」

う、うぅん・・・?

「起きないなら・・・耳元で・・・」

え、ちょなにを・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「デェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッス!!!!!」

「ひぃぃぃぃっぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「切歌・・・さすがに揺らして起こすとかしてくれ・・・」

「起きないのが悪いデース!」

「綾奈、中継どうなってる?」

「もうすぐ始まりますわ」

「おk。」

TVは一番でかいのは違うとこにおいてある。

「まだちょっとふらつくな・・・」

そんなことを思いながらTVのある部屋に行く。ついたころにはちょうど始まるころだった。

「・・・まじで一回のライブにどれだけ金かかってんだよ」

奏と翼、マリアの衣装代、そして一番金食ってるのは特設ライブ会場。流星のロックマンの特設ステージでもただの真四角だったのに。

「あいかわらずすごいな~」

みながらおもったけど、拓人(ひろと)以外皆その部屋着(?)スースーしないのかな・・・

(どうやって水面に浮いてるんだ・・・あ、緒川さんか)

あの人忍者だからな。どうやって浮くかぐらい忍術でどうにかなるもんな。あ、終わった。

「ひゃ~ははは!こんな二人といっしょに、友達が世界を救ったなんてまるでアニメみたいだよね~!」

「アニメちゃんほんとそれ。」

「「お前も世界救ってるだろうが!」」

「あ、そうだっけ?」

クリスと拓人(ひろと)にそういわれる。意外と実感ないんだもん。アクシズでも落っこちてこないかなぁ~

「齋、お前今アクシズでも落っこちないかなとか思ってただろ」

「・・・いや?全然?」

この世界の人は心が読めるのかほんとに・・・

そのとき、いきなり通信が入る。

「はい!すぐに向かいます!」

「私たちも!」

「手伝うデース!」

「お前らは留守番だ!リンカーなしでの出動は家主の俺が許さん!」

「「むぅ~」」

「拓人!お前切歌や調に手ぇだしたらこいつらの家族としてアロンダイトでたたっきるからな!」

「ださねーよ!さっさと行け!」

・・・マジであいつ殺す




ちなみにオリジナル展開の4期とかはないです。4期が放送されるのを期待です。


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第4話 GUNDAM出撃

お久しぶりでございます。フライルーです。
活動報告にもあったとおり兄者からごちうさか艦これ書けと言われました。
強いられているんだ!
皆さんどう思いますか?(丸投げ)


「付近一帯の避難は完了している。だが、そこのマンションに多数の生体反応が確認された。

「人が!?」

「防火壁のむこうに閉じ込められているようだ」

 

「さらに気になるのが、被害状況が4時の方向に向かっている。気をつけてくれ」

「それ完全に敵襲じゃないですかね(名推理)」

「推理もなにもしていないぞ。では響君は人命救助。クリス君、齋は被害状況の確認。ではがんばってくれ」

4時の方向・・・ミスタじゃないが不吉な数字だな。

火ぃ噴いて暴走走行するトラックとかならまだしも、そんな自動車で都合よく4時の方向に行くとは限らない。それに逃げるなにかとそれを攻撃するなにかと考えればなるほど合点がいく。いや根拠無しの妄想だけど。

「それじゃあ響、任せたぞ」

「任された!」

響はヘリから降下する。なんか08のパラシュート思い出すなぁ。

「ではあなたたちはあそこでおろします。準備してください」

「おう、ごくろうさん」

あれ、ふと思ったが俺北斗神拳使えるな。いや、使えねぇや。なに考えてんの俺。

「ではがんばってください!」

「気ぃつけて帰れよー!」

さて・・・どうしたものか。

「齋、救助は順調だとよ」

「そうか、よかったよかった」

そのとき、キィンというなにかをはじいたような音がする。その瞬間ヘリが爆発する。

「パ、パイロットォォォォォォォォ!!」

「くっ!?」

クリスが振り返った先には人影。なんかすごいポーズしてる。ジョジョ立ち?

「この仕業はお前か!?」

「・・・」

「・・・発言は無し。肯定と取っていいな?」

なにかが飛んでくる。これは・・・コイン?

「こちらの準備はとれている」

「・・・抜いたな?だったら貸し借りは無しだ。あとで吠え面かくんじゃねえぞぉ!!」

クリスは詠唱する。見慣れたイチイバルのシンフォギアだ。

(さて、遠距離攻撃の奴にたいして有利なのは・・・)

「セット、ダブルオーライザー!」

(接近しかないだろ!)

「クリス!俺に当てるなよ!トランザム!!」

「まずそれ使われたらあたんねぇよ!!」

ですよねー。ってなにあの動き。化け物かよ・・・ん?あの股関節部分・・・

「あんなの人間の動きじゃねぇ!」

「クリス!まずこいつ人間じゃない!!おそらく自立思考型の人形だ!」

「なんだって!?」

いままで人が敵だったが今度はロボットかよ!クソッあれを試してみるか・・・

王の財宝(ゲートオブバビロン)!!」

これは生成能力の応用。どうやらこの生成能力がガンダムより一番のチートらしい。

例えば「めっちゃ軽くて丈夫なHGガンダム!」とかありえない妄想、概念だけのものでも生成できる。

だからこの芸当もできる。エルキドゥもだせる。性能はそのままでね。俺のは贋作ではなくまぎれもない「本物」だからね。

「やったか!?」

「あ、クリスお前それは!」

俺とクリスにさっきのコインが飛んでくる。

「ああもうめんどくさい!一気に突っ込む!」

幸いコインごときで煙幕は晴れない。やるなら今しかない!

「トランザム!ライザァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

突っ込むと言ったな、あれは嘘だ。

「クリス!全弾ぶっぱなせ!!」

「野郎ぶっ殺しゃあああああああああああ!!」

こちらも出力をあげる。そろそろ煙幕が晴れてくる・・・!?

「ウッソだろお前!?」

ビームシールドでライザーソード受け止めるとかwwwwwwwww

「・・・チッ!」

俺らにコインを投げつけ、後ろに後退する。

「・・・」

なんか地面にたたきつけ、そいつは消える。

「なんだったんだ・・・」

そう思い、ふと海を見る。

「!?」

なにかがいた。モノアイか?いや、それにしては片方によりすぎている・・・俺の視力どうなってんの

(いったいなにがはじまるってんだ・・・)

俺は改めてとんでもない世界に来たことを実感した。




校外学習とテスト連続だったので。

【挿絵表示】

奥の手はミセリアです


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第5話 接触

PCトラブルも治ってお待たせいたしましたァン!
あと俺の友達の女子がリア充になりやがりました。いいもん!俺には二次元があるもん!もん!


(いったいなにが始まるってんだ・・・)

俺は改めてとんでもない世界に来たことを実感した。

だ が そ の と き

「なっなんだこいつらぁ!?」

クリスの声が聞こえる。クリスのほうに顔を向ける。

「ウッソだろおい!?」

それはあの日、宝物庫ごと消し去ったはずのノイズ。

「残党軍かよ!?残党相手には・・・」

残党相手にはもうあいつしかないだろうと俺は口ずさむ。

「セット、バイアランカスタム!はじけろ雑音どもぉぉぉぉ!!」

腕のメガ粒子砲をばらまく。効いてる効いてるぅ!

「このままいっきに・・・ぅん!?」

左腕に何かがからみつく。オレンジのノイズもどきが腕の触手をのばして左腕にからませてきたようで。

俺は無言でビームサーベルで切り裂く。あ、デジャブ・・・

「なっ・・!?」

クリスが視界に入る。とんでもない姿で。

「ギ、ギアが・・・!?」

「オノォォォォォレェェェェェ!!!」

少し設定をいじったターンXに変身し、月光蝶を発動する。ただのノイズとくくった俺が悪かった。

「 月 光 蝶 で あ る 」

一瞬でうちの(空き部屋に住んでる)子を手にかけた憎きノイズもどきどもを消し去る。

「大丈夫かクリス!!」

「あ、ああ・・・(なに今の・・・綺麗だったな・・・)」

「服が戻らないとはこれガチでぶっ壊れてんな・・・」

普通なら服がもとに戻るのだが、今回は戻らない・・・戻らない!?

「今すぐこれ着ろ!!」

「あ、あわわわ!!」

クリスの服を生成し着せる。あぶねぇあやうく警察につきだされるとこだった。

「い、齋!あれ!」

「ん? なっ!?」

まだいやがった!?ええい、クリスを守りながらは・・・

「デェェェッェッス!!」

聞き慣れた声が響く。同時に緑の刃と桃色の刃があたりをとぶ。残っていたノイズは一掃される。

「・・・切歌、調」

「ただいま参上デース!」

「・・・切ちゃんがどうしても心配っていうから」

「来てみたら案の定ピンチだったのでかっこよく登場したデース!」

「・・・お前ら、ギアを今すぐ解除してそこに正座しろ」

「? なんでデース?」

「・・・切ちゃん、これはとてもやばい」

「?」

「 正 座 し ろ 」

「は、はいデース!」

「あれほど来るなといったのになぁ・・・?」

「そ、それは・・・」

「それもリンカー無しでギア装着・・・」

「で、でもそれで齋は・・・」

「それは本当に助かった。」

「な、なら・・・」

「だ が 許 さ ん」

お仕置きタイムDA☆

「ハァ・・・ハァ・・・もっとデース・・・///」

やばい。お仕置きしすぎておかしくなった。明日になれば戻ってるはず。

「で、さっきからそこにいるのは誰だ?」

「・・・!」

茂みからなにかがでてくる。それは・・・

「子ども・・・じゃないよな。なんの用だ」

「シンフォギア装者のクリスさん、切歌さん、調さん」

「そして、『転生者』の鈴谷齋さん」

「! ・・・只者じゃねぇな」

「2課の皆さんにこれを」

俺のことを知っているらしい幼女(?)は箱をだしてくる。

「・・・おっちゃん?謎の襲撃を受けたあと、協力者と思われるものと接触。保護して潜水艦につれてく。」

<<わかった。くれぐれも気をつけてくれ>>

「了解」

俺が転生者なのを知っているのはごくわずか・・・それを知っているこいつは少し気になる。

何分かまえも言ったが、いったいなにが始まるんだ・・・




実はこの世界線の潜水艦は鈴谷くんが作ってたりします。

鈴谷「潜水艦とか魚雷くらったらWASTEDじゃん!ホワイトベースにしよう!」

おっちゃん「ダメだ!」

鈴谷「畜生!こうなったらトンデモギミック仕込んでやるぅ!」


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第6話 敵

ミセリアがね、評価ゲージ黄色になったって自慢してきてね。思わず唇噛み千切りそうだったよ。
オノレミセリア許すまじ。


「医療班はどこだ!衛生兵を呼べ!メディィィィィィック!!」

 

「こっちだ!さっさとクリスをこっちに運べ!」

 

「あざっす!うちの(空き部屋にすんでる)子をお願いします!」

 

ギアが分解されるとか聞いてねーよ!ていうかこのロリどうしようか・・・

 

「あ、おっちゃん!すまんがこのロリっ娘頼む!通信で言った協力者だ!」

 

「!? こ、この娘がか!? ・・・わかった。響君の援護に向かってくれ!」

 

「アイマム!カタパルト用意早く!鈴谷、出るぞ!セット、バイアランカスタム!」

 

俺が作った潜水艦だ。地上でしかつかえんがカタパルトぐらいある。

 

<<こちら本部 響さんの現在地情報を送ります>>

 

「こちら鈴谷!たしかに情報は受け取った!急ぐからしばらく通信は開くな!」

 

<<了解>>

 

実は潜水艦新造にともなって従業員も追加で「俺」が雇った。ドヤア。

 

「見えた!あれか・・・!?」

 

俺は自分の目を疑う。そこにはさっきの名も知らぬ協力者がいたからだ。

それも今にも響を攻撃しそうな感じで。

 

「まにあえええええええええええ!!!」

 

必死に届けと願いつつ、大量のフィンファンネルでバリアを何重にも重ねて展開する。

 

「響!後退しろ!体制を立て直す!はやく!」

 

「う、うん!」

 

今この状況で叫んでいる間にもファンネルは破壊されている。少しでもバリアが残っているうちに響を後退させる。

 

「コンチキショウ!なにが目的だ!吐けオラ!」

 

メガ粒子砲で牽制しつつ着実に距離をつめる。

 

「チッ!別世界のよそ者が!貴様だけはこの手で!」

 

相手もビームサーベルのようなものを小さな魔方陣から展開する。

「俺が転生者なのは2課の皆しか知らないはずだ!なぜそれを知っているんだ!!」

 

「答えてやろう!俺の目的は世界の破壊!お前は俺が破壊計画を立てているとき突然世界に介入、直接干渉してきた!」

 

「だからなんだってんだ!てか世界を破壊とかさせるか!」

 

バックステップをし、一度距離をとる。

 

「お前だけは俺がこの手で殺す!それまで恐怖にうずくまっていろ!」

 

そういいそいつはなにかを地面に叩きつけ消える。

 

鈴谷は変身を解除し、普段着のパーカーに戻る。

 

「・・・俺を知る協力者、謎の敵。いったいどうなってんだ・・・」

 

答えを求めるようにまだ火に燃える夜空を仰ぐ。夏の空に答えはあるはずもなくただただ星がきらめくだけ。

こんな性格のためか、鈴谷の心のなかは

 

(パーカーのwwwwポケットに手ぇつっこんでwwww夜空を仰ぐwwwwwうっはwwww俺痛すぎクソワロwwwwwwwwうぇwwwwww)

 

悲しくもふいんき(←なぜかry)ぶち壊しである。

 

そのとき通信が入る。

 

<<そっちは無事か?>>

 

「無事だけど敵の大将っぽいのに逃げられたでござる」

 

<<そうか、響君をつれて帰還しろ。協力者から情報を得る>>

 

「わかった。尋問室の一番広いとこつかって。」

 

<<・・・この潜水艦、いつも思うが広くないか?>>

 

「だからいたるところに現在地付きの地図あるでしょ。もう帰るから通信切るよ」

 

そういい通信を切る。

 

「響、帰るぞ」

「はい!」

 




実は今回一回も齋 って呼ばれてません。俺もびっくり。


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第7話

ランキングのったぜヒャッホウ


「で、まず名前は?」

 

「エルフナイン・・・そう呼ばれていました」

 

「ではエルフナイン、俺ら2課・・・及びS.O.N.G.になんの用だ?」

 

「キャロルを・・・キャロルを止めてほしいんです!」

 

「わかったから落ち着け。んで、その箱は?」

 

「これは、ドヴェルグ=ダインの遺産、本当に届けたいものはこのミレニアムパズル構造の箱の中です」

 

うわぁ・・・めんどくさそうな箱だな・・・まえに生成能力で解析能力つくったっけ。おかげで掌握プログラム作れたし。結局ロリコンにつぶされたけど。

 

「ちょっと貸してそれ」

 

「あっはい」

 

箱を手に持ちこのところほとんど使っていない解析能力を発動する。地面には俺の趣味で作った意味の無い魔方陣、まわりにはどこぞのメンタルモデルのようなものをグルグル展開。俺の少し長い髪はフワフワしてあたかも魔法を使う直前のようなことになっている。要は派手になっているだけである。

 

「・・・ふぅ、終わった」

 

解析し終わった箱を開ける。なかにはなにかの破片が入っていた。これも解析ずみである。

 

「魔剣ダインスレイフ。聖遺物だな。えーっと、どれどれ・・・」

 

ダインスレイフを片手にスマホでググる。するとひっかかる。Wikiを見る限り・・・

 

「とんでもないいわくつきじゃねーか!こっわ!」

 

Wikiには犠牲者の血を啜るまで鞘に納まらないと書いてある。コワイ!

 

「ヒィイコワアア・・・で、これをどうして?」

 

「これでキャロルの錬金術に対抗します。キャロルの目的は世界の分解。それを止めるためにこれを使います。

 

「でもギアはライブにいってた翼や奏、クリスのはぶっ壊れてるで」

 

「これを使ってギアを改修します」

 

「なるほど。じゃあこれは個人的な質問だが・・・」

 

「?」

 

「なぜおまえらは俺が『転生者』であることを知っている?」

 

「・・・それは、キャロルが世界を壊すために世界の構造を調べているときに、あなたが直接世界に干渉・・・転生してきました。もともとあなたはこの世界にいてはいけない人物。でもあなたはここにいる。よってこの世界はほんの少し、ほんっとうに少しだけ構造が複雑になり、誰にも構造がわからなくなりました。これによりキャロルはブチぎれ、あなたを消して構造をもとに戻そうと考え、血眼になってあなたを殺そうとしています。」

 

「・・・なんか、すまんかった。あ、ちょっと待って」

 

メジャーを生成する。

 

「はい、バンザイして」

 

「? なにもバクダンなどは・・・」

 

「なにも最初から疑ってないよ。えーとサイズは・・・ほいできた。これに着替えて」

 

「こ、これは・・・」

 

「ワンピース。一つなぎの財宝じゃないけどお前のかっこう暑そうだし破廉恥極まりないし。」

 

「あ、ありがとうございます・・・でもどうやって?」

 

「そりゃ転生したときにいろいろもらったんだよ。くれたやつはもういないがな。」

 

「・・・そうでしたか。すみません」

 

「いいよ。俺がそいつに頼まれて消したんだし。サイズどうだ?おかしいとこはないか?」

 

「け、消し・・・あ、はい大丈夫です。ありがとうございます。」

 

こうして、S.O.N.G.に新たな仲間が加わったのである。




蕁麻疹でたwwwwうぇwwwwwかゆwwwww
会話文多すぎィ


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第8話 敵襲

ク~リスマッスっがこっとっしっもや~ってくっるー♪
たのしっかった、おもいっでっを、けしさーるーよーおーに♪

兄貴が歌ってておもわず草生えた


「・・・」

 

「齋、なにしてるデース?」

 

「・・・絵?」

 

切歌と調が聞いてくる。俺や切歌、調はとくにやることもないので家に帰っている。

・・・このとき、響たちが自動人形(オートスコアラー)に襲撃されているとも知らずに。

 

「調正解。お絵かきしています。」

 

新しく液晶ペンタブ買った。どうせ金はサイフからいくらでも出る。文字のとおり出る。

 

「・・・!!」(例のニュータイプ音)

 

「・・・切歌、調、家から出ないでおとなしくしてろよ」

 

「? どうかしたデスか?」

 

「! 切ちゃん、言うこと聞いてよう。」

 

「・・・? わかったデース・・・」

 

「よし、いい子だ」

 

さすがに調は俺がなにか感づいたのに気づいたようだ。そういう俺のこれもただの胸騒ぎにしかならないのだが。・・・本当にただの胸騒ぎであってくれ・・・

 

 

「・・・と見せた希望をバッサリ摘み取るのよねぇ」

 

わざと逃がした響たちにアルカ・ノイズを送りこむ。ゲスいガリィらしい殺りかたである。

 

「ところがぎっちょん!!」

 

不幸にも齋の胸騒ぎがあたる。この事態を想定していた齋はすでにバルバトスに姿を変えており、上空からの着地と同時に2丁の滑空砲でノイズ共を蹴散らす。

 

「敵をわざわざ逃がすのは3流のやることだ水色。自分にうぬぼれるな。」

 

「~~ッ!! ふざけやがってぇぇぇぇぇ~!!」

 

なんかばらまきアルカ・ノイズを増やす。俺は滑空砲を捨てメイスを構える。

 

「若い癖して舐めやがって!!」

 

「すぐ切れるところもダメだ!冷静さを欠いては俺どころか鼠も仕留められんぞ!!」

 

ノイズに対応しながらガリィの猛攻に反撃する。

 

「年季が違うんだよ!オラどうしたぁ!!」

 

「畜生・・・なんていうと思ったか!!!」

 

「!? しまった!!」

 

響たちのほうにアルカ・ノイズを逃がしてしまう。

 

「ギアがっ!?」

 

響のガングニールが空中に舞う。万事休す・・・

かと思ったそのとき、黒い車が猛スピードで走ってくる。

 

「!? ニンジャか!?」

 

そしてそのクルマのなかからマリアが飛び出す。

 

「マリアっ!?まさか・・・リンカー無しじゃ!!」

 

そう叫ぶが間に合わない。詠唱を始める。

 

「黒い・・・ガングニール・・・」

 

F.I.Sに居たときは幾度と無く目撃した、今は響の手元にある「もうひとつの」ガングニール。

そのとき通信が入る。

 

「おっちゃんか!?なにか情報でもあるのか!?」

 

<<お待ちかねの情報だ。奴らの発光する部分こそ解剖機関!気をつけて立ち回れ!>>

 

「OK! もっとも、俺にゃ関係ないがな!オラオラオラァァッ!!」

 

ここぞとばかりに暴れまくる。ノイズがさらに増えたのでしんどい。

そしてマリアがガリィに直接攻撃を仕掛ける。が、一発目は防御される。

 

「ならばっ!」

 

槍の一部をパージする。これによりガリィに攻撃があたる・・・はずだった。

 

「・・・!?」

 

まないt・・・胸元に小さなバリアが生成され、2発目も防がれる。

 

「なら3発目はどうだぁ!!」

 

背中からメイスのパイルを打ち込む。

 

「・・・チッ」

 

「アハハ。ざぁ~んねん☆」

 

少しわき腹をかする程度にかわされる。

そして正面に大量の水が発射される。そしてマリアに攻撃・・・する瞬間、マリアのギアがはじける。

そのマリアの目や口からは大量の血があふれでていた。

 

「・・・ケッ面白くない」

 

ガリィが撤退する。

 

「マリア!」

 

「・・・君のガングニール・・・」

 

どうみてもマリアは瀕死です。本当にありがとうございました。

 

「私のガングニールです!これは誰かを助けるために使う力!私がもらった、私がもらった、私のガングニールなんです!」

 

「・・・ごめんなさい」

 

「そう、ガングニールはお前の力だ。だから・・・だから目を背けるなっ!」

 

「目を・・・背ける・・・」

 

「マリア落ち着け。その顔で背けるなって言われても怖すぎる。ほらこっち向いて!」

 

ティッシュで血を拭き取る。

 

「マリア、血液型は?」

 

「? ABだけど・・・」

 

「おk。 ちょっと失礼」

 

マリアの手首を掴み、指を当てる。

 

「・・・ふぅ、マリア、頭がぼーっとしたり、景色がぼやけて見えたりしないか?」

 

「え、えぇ・・・なにをしたの?」

 

「さっき大量にだされた分の血液を生成した。」

 

「・・・あなた、本当に人間?」

 

「れっきとした転生者です。さぁ、本部いくぞ」

 

さっきの車はスピンのしすぎで大破。なのでクルマを生成する。

 

「生成、エクウス」

 

今期のコンクリート・レボルティオが面白いので俺の愛車はこれにすることにした。

 

(家に駐車場増設しないと・・・)

 

戦いが終わったあとなのに呑気な齋であった。




リア充共のコカンにC4を設置した!あとは俺に任せろ!


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第9話 プロジェクトイグナイト

モンハンクロスやってて遅れました。サーセン。
ンケーキター↓ベー↑ドゥー↓


「・・・。」

 

現在エルフナインによる人形共の説明を受けてます。

 

「そしていまだ姿を見せない戦闘特化型のミカと、アルカノイズ、そして感情をもたない戦闘用のロボ・・・以上があちら側の兵力です。」

 

「はい質問」

 

「? なんですか?」

 

「戦闘用のロボってあの糞人形以外にもいんの?どれくらい?」

 

「どれくらいかはわかりません。ただ生産ラインがあちらの拠点にあるのでおそらく次々と出てくるでしょう」

 

「ヒエッ・・・おk、回答ありがとう。」

 

ロボアニメダイスキーとしては超気になる。どんなのかな・・・

 

「シンフォギアを上回る戦闘能力・・・あなどれないな」

 

「それにたいし、エルフナイン君から計画の立案があった」

 

指令が言う。おそらく尋問のときいってたギアの改修であろう。

そんなことを考えているとエルフナインの後ろのウィンドウが表示される。

 

「プロジェクトイグナイト・・・ただの改修じゃないの?」

 

「はい。ダインスレイフを用いて、シンフォギアを強化改修。それがプロジェクトイグナイトです。」

 

「おっちゃん、予算は?」

 

「それはS.O.N.G.が「残念俺が出す」

 

「・・・? 何言ってるんだ、どこにそんな「ここの追加従業員雇ってるの俺氏。」

 

「・・・わかった。わかったからなにも言うな。」

 

「んじゃ、エルフナイン、櫻井博士、金と専用の施設は俺が用意するからその分がんばって。」

 

「了解~♪」

 

「ありがとうございます。」

 

博士、目がやばいです。そんなにギアいじるの楽しいですか。」

 

「ところでエルフナインちゃん。そのイグナイトには俺も含まれるの?」

 

「齋さんのその力の源はわけのわからない聖遺物の塊でできた心臓です。さすがに心臓はいじれません。」

 

苦笑交じりに言う。かわいい。

 

「デスヨネー。」

 

なんでもさっき聞いたが改修終わると響の暴走の「力」の部分だけをだして、理性を保ったまま戦えるらしい。

俺には似たようなのがあるし。EXAMとかHADESとかetc・・・

 

「じゃあさっそく作ってくるから~」

 

その場を去る。そして俺はすぐオカリンのスマホと同モデルのスマホを取り出し、電話をかける。

 

「あ、もしもし、総理?今日中にも日本の雲の上にヘンなの飛ぶけどそれ俺のだから自衛隊ださないでね。あぁ、俺がちょこちょこだしてるS.O.N.G.予算だけど、あれだしてるんだから消費税あげないでね。10%とかたまったもんじゃないから。じゃあね」

 

実はS.O.N.G.の予算は遠まわしに俺が出しているのだ。俺が無限の財布(アンリミテッドマネーワークス)から予算だしてるかわりにいろいろ国にお願い(強制)しているのだ。

(じわじわ国は俺に支配・・・はしないけど。)

 

(さぁて、どんなのつくるかなぁ~♪)




明日は落第騎士共々特別クリスマス回の予定です。お楽しみに!


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2015年12/25 特別クリスマス回

クリチュマチュ!クリチュマチュ!


鈴谷「ンメリメリメリメリメリメリ」

 

調「齋が・・・おかしくなった・・・」

 

切歌「と、とりあえずタイトルコールデース!」

 

クリス「そ、そうだな!齋はほっといて!」

 

「「「メリークリスマス!!(ンメリメリメリメリ)」」」

 

殺伐とした鈴谷家に突然チャイムが!!

 

鈴谷「はーいどちら様ですかー」←客きたら正常になる

 

フライルー「自分で書いてなんだけど鈴谷んちってでかいよn」

 

鈴谷「ごめんみんな人違いだったよ」

 

フライルー「ロングブレードライフル!」

 

鈴谷「あ、この野郎ドア治さなきゃなんねーじゃん!」

 

鈴谷さんドア生成取り付け中・・・

 

鈴谷「ふぅ・・・で、なんの用だよ」

 

フライルー「いや?クリスマスなので遊びに来ただけだよ。ほいプレゼント」

 

鈴谷はPGユニコーン×1とFAセット×2と覚醒PGユニコーン×1を手に入れた

 

フライルー「やあクリスちゃんほいプレゼント」

 

クリス「一期ぶりだな。ありがとう・・・ガンプラじゃねーか!」

 

フライルー「クリスちゃんのギアにあったものを用意しました(旧レオパルド、ダヴィンチ、ヘビーアームズ×2)」

 

フライルー「じゃあ次は切ちゃんね。はいこれ(デスサイズセット+フォビドゥン)

 

切歌「イガリマみたいデース!ありがとうデース!」

 

調「(切ちゃんええ子や・・・)私は?」

 

フライルー「ノコギリ持ったガンプラみつからなかったからこれね(ヴェンジェンスプラスグラインドブレード)」

 

調「・・・かっこいい・・!」←目キラキラ

 

フライルー「・・・あ、ハッカドールが・・・ちょっと待ってね」

 

鈴谷「あ、俺もだわ」

 

記事「戦車が来なくなった大洗 共産党が「ガルパン」名指しで戦車展示の中止を要請していた」

 

 

フライルー「・・・なぁ鈴谷君」

 

鈴谷「おうよフライルー」

 

「「今からでも遅くない。潰しに行くぞ」」

 

マリア「それ以上いけない」

 

フライルー(ツインアイ真っ赤)「あれ?なんでマリアが?」

 

鈴谷(両目黒目→ブラッドレッド)「いつのまに。ようこそ我が家へ」

 

マリア「あら、聞いてない?SONG異動に伴って私もここに住むことになったのよ」

 

鈴谷「だかっらてミニスカサンタでこなくても・・・」

 

フライルー「さて、鈴谷家も勢ぞろいしたのでぱーちーしようぜ」

 

鈴谷「キモイ死ね。あ、料理運んでそこのやつ」

 

フライルー「MSに料理運ばせんじゃねーよ。」

 

マリア「私も一応家事の手伝いはできるわ。ほら切歌、調、そこ片付けて!」

 

鈴谷(・・・これが続けばいいのになぁ・・・あれ錬金術とかじゃないよ・・・)

 

フライルー(だったら潰せばいいだろ!ブラックブレットだってロリに厳しかっただろ!)

 

鈴谷(こいつ直接脳内に!?って作者がいってんじゃねーよ!黙ってろ!)

 

マリア「ほらなにしてるの一人と一機!はやくこっちにきなさい!写真とるから!」

 

鈴谷「はいはい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フライルー「それでは、これからも戦姫絶唱シンフォギア ~another of symphogear~ をごひいきください。それでは!」

 




次は新年回かぁ


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第10話  施設

ゼクス装備の剣士とガンナーできた!


「か、完成した・・・巨大なものは時間がかかるのかぁ・・・」

 

「す、すごい・・・これが転生者が与えられた能力・・・」

 

「私はこの力で体をほとんど作られてるからねぇ~♪」

 

今、エルフナイン、櫻井博士のギア改修、およびその他多目的施設を生成し終わったところです。

概念だけのものでも生成できるのは知ってたが、まさかここまでとは・・・

 

「ところで、これの名前は決めてあるんですか?」

 

「ああ。強襲揚陸艦兼多目的浮遊艦<<ネェル・アーガマ>> それがこれの名前だ」

 

「ネェル・・・?これはアーガマというものに近いものなのですか?」

 

「俺が転生する前の世界にアーガマっていう艦があってな。これはそのアーガマの次に作られた艦なんだ。ちなみにこっちのほうが火力高い。」

 

(あきらかに原作よりでかくなってるけどね!)

 

もとのネェルアーガマの施設をそのままにS.O.N.G.、そして改修用施設をぶっこんだらそりゃばかでかくなるわ。

 

「浮遊艦ということは・・・まさか」

 

博士が気づく。

 

「そのまさかです。もとは熱核エンジンを積んでいましたが、ミノフスキークラフトというもの小型にし、4基つみましたので空を飛ぶことができます。」

 

「こ、これがですか・・・?」

 

「うん、これが。基本施設は俺が呼んだ従業員にやらせるから、博士たちは改修に勤しんでください。俺も手伝いますんで。」

 

「博士たちのサポートはお任せください!」

 

「博士たちの命令はなんでも聞くよういってありますので。」

 

「「アッハイ」」

 

(この人(コイツ)何者なの・・・))

 

「翼とクリスもこれに搭乗してもらうぞ。ギアの改修が終わるころに敵が攻めてくる気がする。」

 

「わかった。ここは鈴谷を信じよう」

 

「ちょ、なんでアタシもなんだ「なかにゲーセン無料で遊べる」

 

「・・・仕方ないな、乗ってやるよ」

 

(雪音はちょろいな)

 

(クリスちょろいんごwwwww)

 

((ちょろい))

 

「それじゃあさっそく乗って試運転するおー」

 

 

「すごいなこれは・・・だがデザインが実に鈴谷らしい」

 

「ありがとう。よっこいしょっと・・・じゃあクルー共!電源入れてみろ!」

 

「了解!」

 

グゥゥゥゥゥン・・・と機械が動くって感じがする。オラワクワクすっぞ。

 

「熱核エンジン、およびミノフスイークラフト順調に稼働中!」

 

「高度は?」

 

「あともうちょっとで宇宙です!」

 

「宇宙!?やっべ、さげろさげろ!!怒られる!」

 

「了解!」

 

「ふぅ・・・」

 

あぶない。日本がものすごい攻撃うけるとこだった・・・」

 

「あの・・・こんなのが日本の空を飛んで大丈夫なんですか?」

 

「だいじょうぶだよエルフナインちゃん。もう総理に電話した」

 

「・・・ほんとになんでもできるんですね」

 

「前作が糞だったんでこっちでほどほどに好き勝手やらせていただいております」

 

「改修室から電話です!」

 

「艦長席に回せ!」

 

<ちょっと齋!どうなってるのよ!こんなの地球の科学力上回ってるわよ!>

 

「聖遺物のほうがよっぽど上回ってるよ!いいから説明書読んで従業員こき使って改修しろ!しょうもないことで電話するんじゃねぇ!」

 

「ふぅ・・・メインモニターで指令につないで」

 

「了解」

 

そしてまんまえにどでかい指令の鼻の頭がうつる。

 

「ぶっwww・・・おいアップ直せ!はやくwwww」

 

「艦長笑わないでください!今直します!」

 

<それで、なんのようだ?>

 

「報告。改修用の施設できたよ。今雲の上飛んでる。」

 

<雲の上だと!?・・・わかった。翼とクリス君はそちらで預かったようだな。任せたぞ>

 

「おk任せろ」

 

「通信切ります」

 

「じゃあエルフナインちゃんも改修室でお仕事。おれはすこし寝てくる。」

 

「わかりました!がんばります!」

 

「よしいい子だ。あいつらのギアを頼んだぞ・・・ゴフッ」

 

「齋さん!?齋さぁぁん!?」

 

「おい!艦長が倒れたぞ!」

 

「衛生兵はどこだ!」

 

「医療班はよ!」

 

「メディィィィィィック!!」

 

こうしてS.O.N.G.にまたひとつトンデモ兵器が誕生したのであった




もしモンハンクロスでフライルーとかいうの見つけたら声かけてくだしゃあ。
まだHR3ですが。


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2016年1/1 年末スペシャル

あけましておめでとうございまああああああああああああす!!


弦十朗「それでは、第一回S.O.N.G.年末忘年会を開催する!」

 

鈴谷「金は全部俺がだす!みんな、どんどん飲め!食え!」

 

一同「イヤッホォォォォォォォォォッォォ」

 

鈴谷「じゃあ俺も酒を・・・」

 

セレナ「齋さんは未成年だから駄目です!」

 

鈴谷「え、でも前世の分あわせたら・・・」

 

マリア「セレナの言うこと聞きなさい?」

 

鈴谷「サーセン(こええマリアこえええ)」

 

クリス「いつきいいい~~」

 

切歌「こっちきて飲むデ~ス」

 

鈴谷「おい誰だうちの子に酒飲ませたヤツは!減給だ!」

 

クリス「いつき~~」

 

切歌「デ~~ス」

 

鈴谷「うわああ抱きついてクネクネするなぁぁぁぁ」

 

奏 調「チッ」

 

鈴谷「舌打ちしてないでたすけてええええ」

 

幹事「それでは、これよりカラオケ大会を開催します!」

 

調「」スッ

 

鈴谷「あのおとなしい調が・・・!?」

 

切歌「調・・・恐ろしい子デース」←怒られた

 

調「放て!心に刻んだ夢を 未来さえ置き去りにして!」

 

鈴谷 切歌「「あっ(察し)」」

 

鈴谷「ええい、次だ!次は俺が出る!」

 

鈴谷「Under pressure you are waiting for direction」

 

従業員「英語・・・だと・・!?」「社長すげぇ」「日本人の発音じゃねーよ」

 

響「ならあたしも!I'm a dreamer ひそむパワー♪」

 

翼「ならば!銀の海に隠した空白のページ♪」

 

奏「ずいぶん楽しそうじゃねーか!アタシも・・・JUST WILD BEAT COMMUNICATION 雨に打たれながら♪」

 

弦十朗「スモウライダー(ライダースカイ)♪」

 

鈴谷「ちょwwwwwwwガチ勢wwwwwwwおっちゃんもwwwwwうぇっwwww」

 

従業員「お金どこに振り込んだらいいの?」「振り込めない詐欺かよ」「年末ライブかな?」

 

鈴谷「従業員オタクしかいねーや!」

 

従業員「社長がオタクなら集まる人もオタクですよ」「せやな」「せやな」

 

鈴谷「デスクにあるものを痛くすることを許す」

 

従業員「やったぜ」「33-4」「そのための右手」

 

鈴谷「だめだニコ厨でもあった」

 

セレナ「あ、紅白やってますよ姉さん」

 

マリア「これが日本のKOUHAKUというものなのね・・・KOUHAKUでわけるところが実に日本らしいわね」

 

鈴谷「あ!?水樹様今年いないのかぁ・・・(´・ω・`)」

 

従業員「でも今目の前でライブやってますやん」「元気だしていきましょ」「今は目の前のことみて生きていきましょう」

 

鈴谷「お前ら昇格な」

 

従業員「やったぜ」「これでブルーレイBOX買える数増える」「グッズがもっと買える」

 

鈴谷「今頃平行世界の俺はなにしてるかな・・・ちゃんと生きてるかな・・・」

 

弦十朗「お前らそろそろ年あけるぞ!」

 

鈴谷「マジ?ジャンプしなきゃ」

 

響「あ、それやりますよね」

 

セレナ「それにはなんの意味があるんですか?」

 

鈴谷「年こした瞬間ジャンプして地上にいませんでしたって言うの」

 

セレナ「まぁ!それはやってみたい!」目キラキラ

 

マリア「へんなこと教えないでくれる?」

 

鈴谷「そうやってなんでも隔離すると世間知らずになるんやで。お嬢様学校とかいい例だよ」アッカリ~ンノカイシャノヤツ

 

鈴谷「あやっべそろそろ年明けだ」

 

ピッピッピッピ・・・・ゴゥーンゴゥーン

 

「「「「「「「「「あけましておめでとうございます!!!」」」」」」」」」




今年もよろしくおねがいします。


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第11話 帰還

お久しぶりでございます!
久方ぶりの更新なので、第10話を振り返ったほうがいいかと思います。

ツイッターはじめました
https://twitter.com/gyapuranTR_5


「・・・ん・・・?」

 

身体を起こす。どうやら我が家の寝室のようだ

 

「やっと起きたか・・・」

 

クリスや切歌、調、S.O.N.G.異動にともない引っ越してきたマリアとセレナがぞろぞろと寝室に入ってきた。

 

「俺は確かネェル・アーガマに・・・」

 

「あんなデカブツを生成した疲労で倒れたのよ」

 

マリアがぱぱっと説明する。実にわかりやすくて助かる。

ふと時計に目をやる。時刻はちょうど12:00。

 

「もうお昼か・・・待ってろ、すぐ皆のごはんつくるからな」

 

「そんなことはどうでもいいんだよ!」

 

クリスが叫ぶ。

 

「・・・クリス、俺が倒れている間になにがあった」

 

「あのバカのギアが・・・破壊されたんだよ・・・!」

 

「なっ・・・」

 

今明かされる衝撃の事実。

 

「改修中のギアはアガートラーム、天羽々斬、奏のガングニール、イチイバル・・・そこに響のガングニールが加わるとなれば・・・」

 

「だったら、私たちが戦うデース!」

 

「ダメに決まってんだろ!リンカーも無しに!」

 

絶対に戦わせられない。セレナはもともとアガートラームの所有者。だがセレナは極力戦闘は避けたいようだし、アガートラームほセレナに返しても戦力の要といってもいいマリアが待機組になってしまう・・・

 

「セレナ」

 

「なんですか?」

 

「・・・皆のために、戦う勇気はあるか?」

 

「齋・・・あなたまさか「姉さんは黙っていてください!これは私の問題です!」

 

「!・・・わかったわ」

 

「それで、あるのか?ないのか?」

 

「そんなもの、とっくにできています!」

 

セレナが覚悟を決めた顔で返事をする。だが足は僅かだが震えている。

 

「・・・わかった。」

 

「だが齋、セレナが戦うといってもギアは・・・」

 

「無いなら作る。モデラーの基本だろ」

 

そういってから、両手を胸の前にだす。エヴァの旧劇場版の、でかい綾波が黒い月を両手で挟んだシーンのそれを想像してほしい。

 

「・・・できた」

 

さすがにネェル・アーガマよりははやくできる。セレナの身体をつくったのは俺なので、適正のあるギアをつくるのはたやすいことである。

 

「このギアの名前は・・・?」

 

「『アルテミス』セレナを前線にだしたらマリアにガリアンソードでぶっころされるので後方支援の弓矢にしますた。」

 

「すこし試して見ますね」

 

そういうとセレナは詠唱を始める。そして装着はすぐに終わる。

 

「すごい!ピッタリです!」

 

「ならよかった。皆、アーガマに戻るぞ。切歌、調は本部にて待機!」

 

「了解デース!」

 

「・・・わかった」

だが、アーガマに戻ってすぐに本部から通信が入る。

 

「襲撃だと!?改修室につなげ!あとどれくらいなんだ!」

 

<<あともうすこし!これっきりは本部にねばってもらわないと無理よ!>>

 

「ちっ!ええい、ネェル・アーガマの現在位置は!」

 

「現在東京のはずれです!」

 

「急いで本部に向かえ!!!」

 

(くっ・・・いやな予感はバカみたいにする・・・!)

 

 

「やっぱりあのバカ共戦ってやがったか!くそ、もっとスピードだせ!」

 

本部が最大望遠でやっと見えるほどの位置に来たとき、そこには緑と桃色の閃光が走っていた。

 

<<改修終了!ギア持たせてドックに向かわせたわ!>>

 

「やっとかよ!わかった、俺も向かう!」

 

そしてドックに着いたころ、ベースジャバーに乗る翼、クリス、セレナ、奏が発進準備をしていた。

 

「奏!腕は鈍ってねぇだろうな!」

 

「あったりめぇだろ!」

 

「ならよし!皆、行くぞ!セット、ウィングプロトゼロ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「逃げるデス調・・・」

 

「切ちゃんを置いて逃げるなんてできない!私の命は切ちゃんに救われた命だもの!切ちゃんを救うために全部使うんだ!」

 

「始まるゾ。バラバラ解体ショー!」

 

調はギアでアルカノイズを切りまくる。

 

「誰か・・・助けてほしいデス・・・私の大事な友達・・・大好きな調を・・・」

 

だが、現実は無残にも調のギアは解体機関に触れ、砕け散る。

 

「誰か調を・・・誰かああああああああ!!!!」

 

しかし現実だからこそ奇跡も起こる。

調に迫る解体機関は、光の柱と数本の矢で消滅する。

 

「間に合ったか・・・」

 

光の柱は、プロトゼロのバスターライフル

 

「二人とも、大丈夫!?」

 

数本の矢は、アルテミスより放たれた光の矢

 

同時に、切歌のまわりのアルカ・ノイズも一閃と光の雨により一掃される。

 

「誰かだなんてつれないこと言ってくれるなよ」

 

光の雨は、イチイバルのクロスボウ

 

「剣・・・?」

 

「ああ。振り抜けば風が鳴る剣だ」

 

一閃は、天羽々斬の剣

 

 

 

そこに、戦士は帰って来た




あとペンタブ買いました


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第12話 決意改め

AC成分強め。


「ひどいな皆、あたしの出番がなくなっちまうじゃないか」

 

奏が少し遅れてベースジャバーから降りてくる。

 

「よかったな奏、出番はまだまだあるぜ」

 

まさかとは思っていたがエルフナインの言っていたロボットがこいつらとはなぁ・・・

 

「齋、これがエルフナインの言っていたロボットか?」

 

奏が俺に質問する。

 

「ああ、こいつらはネクスト。しかも丁寧に人間サイズになってやがる」

 

みたところUNAC・・・こえぇ・・・

 

「まずは切歌と調の保護・・・うわ、まっぱだ!?」

 

「本部に通信!男どもは見るなよ!!」

 

<<齋、お前も男だろう!>>

 

「ああ!?俺は二次元しか興味ねーよ!」

 

とりあえず服を生成して着せて・・・

 

「切歌、調・・・」

 

俺は一気に駆け寄る。

 

「怒られるのは承知の上デース・・・」

 

「(拳骨はいやだ・・・)」

 

齋は変身を解き、二人の前にしゃがみこみ・・・

 

「・・・アレ?」

 

「拳骨が・・・!!」

 

齋は、二人を抱きしめていた

 

「無事で・・・よかった・・・!!」

 

そして、泣いていた。

二人は黙って抱きしめ返した。

それがしばらく続き、齋は唐突に立ち上がり

 

「無事も確認したし、お前らは本部に戻れ。説教はあとだ」

 

「わかったデース・・・」

 

「・・・了解」

 

二人は駆け出して本部に向かう。

 

「・・・行ったか」

 

正直、今回の戦いは俺一人だけで戦いたかった。

 

「セット、ホワイトグリント」

 

なぜなら今回の戦いは、俺がこの世界に転生してきたことによって引き起こされた戦いなんだ

 

「やっぱ、この能力は完璧だな」

 

だけど、よそ者の俺のせいなのに皆は戦ってくれている

 

「だったら、存分に甘えさせてもらって、この戦いを終わらせなきゃな」

 

 

【挿絵表示】

 

 

そのとき通信が入る。

 

<<ネェル・アーガマより社長へ>>

 

「なんや、なんかあったんか」

 

<<翼、クリス両名がイグナイトモードを使用した模様です>>

 

「ファッ!?了解」

 

<<齋、聞こえるか?>>

 

「おっちゃんか、どうした」

 

<<ちょうど今改修が終わったギアが響君に届けられた、戦闘地までの援護を頼みたい>>

 

「わかった。2秒で行く」

 

ガングニールと響の繋がりがあれば確実にイグナイトモードは成功する・・・ていうか絶対あいつら失敗してるし。

 

「生成、VOB」

 

絶対2秒で着く。

 

「よぉ響!久しぶりだな!」

 

「齋さん!お話は後です!」

 

「ああ!俺の後ろに乗れ!」

 

響をvobではなくob部分に乗せる。

 

「飛ばすぞぉぉぉぉ!」

 

潜水艦搭載のカタパルトから発進しなおす。

 

「翼、クリス!聞こえるか!状況報告!」

 

<<鈴谷か!イグナイトモードは失敗、奏やマリアは本調子ではないのかギアが強制解除、今は私と雪音、セレナしか残っていない!>>

 

「マジかよ!今そっちに向かってるからもう少しもってくれ!」

 

本調子じゃない・・・こりゃギアになんかあったな。

 

「響、降りる準備しとけよ!」

 

って言った瞬間目的地に着いたので響は降りる。

俺はフォーアンサーのOPの後ろ向きになってズザザーってなるやつで着地する。

 

「お前ら3人はイグナイトになることだけを考えろ!ザコは俺とセレナに任せればいい!」

 

「「「了解!!!」」」

 

さぁて・・・このネクスト共はどうしてやろうかねぇ・・・




あぁ^~深爪で血がビュービューするんじゃぁ^~


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第13話 時間稼ぎ

実は鈴谷家の皆さんは齋のせいであるていどのネタがわかるようになってしまっています。


「さて、このネクスト共はどう料理してやろうか・・・」

 

「齋さん、正直あんな硬そうなのに矢が通ると思えないのですが・・・」

 

「じゃあ試しに射てみよ」

 

そういうとセレナは矢を一本弓につがい、放つ。

 

「・・・いけました」

 

「な?」

 

俺があんなのもやっつけられんようなギアを作るわけがない。

 

「あ、そうだセレナ」

 

「なんですか?」

 

「頭んなかであいつらをやっつけたいと考えてみて」

 

「? わかりました・・・」

 

セレナを戦闘中だというのにわざわざ目を閉じて俺の言うとおりにする。まるで聖女のようで、マリアが過保護になるのも無理は無いとわかる。

 

「特に変わった様子は・・・きゃあ!?」

 

「へっへっへ、驚いたか」

 

両手ので銃器ぶっぱなしながら言う。

 

「そいつらはビルゴⅡ。お前がそのギアを持っている限りお前が念じればでてくる。バリアも持ってるしビーム砲もってるしお前の言うことならなんでも聞くゾ」

 

「これ私の知ってるシンフォギアじゃない・・・もうなんでもいいです!やっちゃってください!ビルゴさん!」

 

「「「yes.my master.」」」

 

三機のビルゴⅡは一斉に散開。ビームもわざわざ俺に当てないように撃ってくる。我ながら傑作をつくったものだ。

 

「白栗じゃ無理があるな・・・セットナインボール」

 

でもただのナインボールじゃありません

 

「誰がただのセラフといった」

 

ネクスト相手に旧型セラフで勝てるわけないだろナインボーライザーにするわ普通

 

「ははははは!!スクラップにしてやるぜぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

みwwwwなwwwwぎwwwwっwwwてwwwきwwwたwwwwww

 

「そうだ!響たちは!?」

 

すっかり忘れていた。えーっと・・・いたいた・・・痛そう(小並感)

 

「セレナ!ちょっと遠くに行ってくれ!」

 

「なんでですか!?」

 

「数が多すぎる!火葬パーティだ!」

 

ノイズもいれても数えるのめんどくさいくらいいるんだもん。

 

「セット、ウィングゼロ!消し飛べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

ローリングバスターライフルって両手広げてグルグルするけど二つくっつけた状態でやったほうが死にやすいと思うんだ!

 

「はぁ・・・はぁ・・・響たちは・・・」

 

響たちのほうに目をやる。

 

「お、よかった・・・これでイグナイトモードは完成したな・・・」

 

そしてこういうときは俺のなかに歌がでてくるんだよね。俺の心臓はシンフォギアじゃないのに。

セレナのはまだイグナイト改修はしてないけど歌が浮かんでくるのは尾なしみたいだ。

 

「さぁて・・・ずっとS.O.N.G.のターンだ!」




サブタイつなげて読んだらカオス
決意改め時間稼ぎって・・・


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第14話 乱戦

ながらくお待たせしました。


さて、今の状況を説明しようじゃないか。

火葬パーティーしてたら響たちがイグナイトモジュールを完全に起動させました。

 

 

「セレナはイグナイトした響たちの援護!俺はキャロルを直接叩く!」

 

「わかりました!ビルゴさん!」

 

「「Lets‘GO!」」

 

セレナはビルゴにおんぶされて響たちのもとへ行き、火葬パーティに遅れた燃えないゴミたちを始末しに行く。

 

「さて、俺も行くかな・・・」

 

ナインボーライザーなので変形し、キャロルのもとへ赴く・・・

 

 

「だらっしゃあああああああああああああああ!!!」

 

真上から光波だしてからの切りつけ。いつのまにかでっかくなったキャロルははちみつみたいな魔方陣でそれを防ぐ

 

「来たな鈴谷・・・今こそぶち殺してくれる!」

 

「女の子がそんな言葉を使っちゃいけません!ってうわぁ!?」

 

はじき返される。真上からブーストかけて落ちたのだが、それと同じ威力ではじき返される。目がグルグルすろ。

 

「うん?ここどこ?」

 

「鈴谷!そこはノイズの上だ!!」

 

「ハァ!?クソっ砕け散れ!セット、ダブルオーライザー!トランザムライザァァァァァァ!!」

 

ライザーソードでぶった切る。

 

「クソっだいぶ離れたな・・・いや、跳ぶ!」

 

トランザムで一気に詰め寄る。ライザーソードで使うGN粒子を極限まで圧縮し、GNソードに纏わせる。

 

「稲妻を食らえぇぇぇぇぇ!!!」

 

俺の攻撃と同時に響の蹴りが入る。

 

 

「キャロルちゃん・・・どうして世界を・・・」

 

(あ、ちっちゃくなってる)

 

「忘れたよ・・・記憶を焼却したときに・・・」

 

「じゃあこれ以上襲撃もs」

 

「お前への苛立ちはけっして忘れないからな!」

 

「・・・その呪われた旋律で誰かを救えると思うなよ」カチ

 

その瞬間、キャロルは一瞬で炭になり、緑の炎となり消えた。

 

そして、響の絶叫が木霊した・・・

 

(呪われたもので戦うのはロマンだろうがこの千年ロリが・・・)

 

 

「ただいま~・・・」

 

「お帰りデ~ス」

 

「ごめん報告で遅れたわすぐご飯つくる・・・あれ?なんでお前らいるの?」

 

目の前には拓人、加奈子、綾菜がキッチンに立っている。

 

「よぉ。どうにも激戦だったらしいじゃねぇか。ということでおじゃましてるぜぇ」

 

「ということでじゃねーよハゲ。綾菜。説明。」

 

「さぞお疲れでしょうし晩御飯をかわりに作っています。」

 

「なんだそういうことか。ありがとう。できたら起こして。」

 

俺は部屋に戻る。そして冷たいフートンに倒れこむ。

 

(アイツ絶対何対かいるよなぁ)

 

でなければ簡単に自決しない。それにエルフナイン。あいつは記憶を焼却と言った。ということは記憶は戦うたびに無くなると推測する。ならば記憶をどこかにコピっておきたい。それがエルフナインならば合点承知がいく。天才頭脳超便利。

 

(とにかく寝よう。死ぬほど疲れた)

 

鈴谷は深い眠りについた。

 




ツイッター読者のフォロワー増えるといいな


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第15話 海

4期、5期やったぜ。


(だから私はここに来た!)

 

「なに頭の中でかっこいいこといってるのさビーチパラソルたてるの手伝え」

 

「!?」

 

今日は訓練(建前)をしに海へきております。

 

「な、なんでわかったんだ・・・?」

 

「霊に干渉する能力を応用したんだ。よし、完成」

 

日焼けが怖いのですでに日焼け止めは塗ってある。だって将来ガンになるらしいじゃないですか。いやですよそんなの。

 

「齋ってどこまで泳げるデスか?」

 

「アメリカ。」

 

「絶対ウソデース!」

 

「証明してみせようじゃないか」

 

海パンのポケットに防水スマホをつっこみ全力を出す。

 

「・・・いっちゃったデース・・・」

 

そのとき、切歌のスマホに一通のメールが届く。

 

「・・・!?」

 

なんとそこにはアメリカ人といっしょに撮ったと思われる写真が貼られていた。

 

「ただいまー」

 

「・・・ウソじゃなかったデース・・・」

 

俺が化け物だということを忘れていたお前が悪い。

にしても疲れた。

 

「ところで皆さんおなかすきません!?」

 

「これは」

 

「ジャンケンの・・・」

 

「予感デース!」

 

俺、調、切歌でクソスレの予感みたいになる。

 

「「「「「「「「「買出しジャンケンジャンケンポン!!!」」」」」」」」」

 

「・・・翼よ、なんだそのチョキは。」

 

「かっこいいチョキだ!」

 

これ以上ないくらいのキメ顔で言われた。かわいい。だが負けは負けだ。

 

「えーと、翼、きりしら、奏、セレナと俺だな。ほならいってくるわ」

 

 

「切歌、お前自分の好きなもの買いすぎだぞ。金は無限にあるからいいけどさ・・・」

 

「こういうのを役得というデース!」

 

「大丈夫か翼、持とうか?」

 

「いや、大丈夫だ。・・・ん?なんだあれは」

 

ここの神社と思われるばしょになにかあるのか人が群がっている。

 

「昨日の台風かなぁ」

 

地元の学生と思われる子が言う。

 

「・・・台風なのになんで氷塊が突き刺さってるんですかねぇ」

 

そう、鳥居や石畳のところどころに氷塊が突き刺さっているのだ。

 

(・・・これ絶対ガリィっすよねぇ)

 

そんなことを考えていると突然大きな音がする。爆発音だ。

 

「この音は・・・!」

 

「もしかして、もしかするデース!?」

 

「野郎!ついにきやがったな!来い、エクウス!!」

 

どこからかいつか生成した愛車(愛馬?)のエクウスがどこからか走ってくる。

 

「生成、ガングニール・ビット!こいつをちかくの政府の施設まで運んどけ!」

 

なぜガングニールビットかというと、こいつ単体のそれなりに戦闘ができるからだ。

 

「すみません!ちかくの一般人の避難誘導を・・・」

 

「知るかよ!なんで俺がそんなことを・・・」

 

「(♯^ω^)ピキピキ」

 

「今は抑えるデース!」

 

「・・・ハッ!そうだな。よし、セット、ダブルオーライザー!掴まれ皆、トランザム!」

 

にしてもさっきのおっさん、誰かに似てたなぁ・・・




というわけで同時進行で書いていくか4期5期終わってからつじつまのあうようにするかのアンケとりますので活動報告をご覧下さい


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第16話 再会

長らくお待たせ致しました。
シンフォギアはできれば同時進行で書いていきたいと思いますに
いつもより長めです。


「吹っ飛ばされるなよぉ!」

 

謎の爆発音を聞きつけ、現在ダブルオーライザー に翼、奏を両肩、きりしらを抱っこ。セレナを背 中に乗せた状態でトランザム。

 

「なかなかに速いなそのナンタラザムってのは。 羨ましいねぇ」

 

奏が言う。確かになかなか便利だがな、あまりに も速いからあんまり楽しみないんだぜ。

 

「やっぱお前かガリィ!今度こそ蒸発させてや る!」

 

既に響とクリスは交戦中。静かに皆を降ろす。

 

「セット、ドム・トローペン!」

 

砂浜でだったらコイツかな。ホバリングするし。

 

「チッまたお前かロボット野郎!」

 

「このまえからちょっとは成長したか?響、クリ スはノイズを!」

 

しっかり指示とばす俺はたまに天才なんじゃない かと思う。脳は天才なんだがこういうときは俺自 信のものだと思う。

 

「あっちょ待てや!!」

 

幻覚に引っ掛かりガリィを逃がす。ちくせう。

 

「やべ、あっちってマリアが逃げた方角じゃ…」

 

マジで嫌な予感しかしない

 

・ ・ ・

 

はっきり言おうか。ガリィ逃げた。置き土産置い てって。

 

「マリアァ!落ち着けぇ!頼むから落ち着 けぇぇぇぇ…」

 

言いながらタイタスになって力で押さえ込む。

 

「うぅ…う…」

 

そのままマリアは気絶した。勘弁してつかあさ い…

 

・ ・ ・

 

「起きた?」

 

「…私は…」

 

「勝手にイグナイト使って見事自爆。俺は事前に 開発責任者として忠告。なにか言うことは?」

 

「…ごめんなさい」

 

「お父さんの言うことは聞くんやで」

 

「プッ…あなたまだお父さんって歳じゃないで しょ?」

 

マリアの笑う横顔が夕日に照らされて普段の家で のダメっぷりが想像できないほどの美人になる。 その顔でそんな台詞言われたらもう結婚しよって なるやついっぱいいるだろな。

 

「毎日女性ものの下着洗濯させられる姿はさなが らシングルファザーやで」

 

「ゴメン、マジゴメン、ごめんなさい。」

 

いつきりしらに一緒に洗うなとか言われるか想像 したら泣くぞこんちくしょう

 

「少し外にでてくるわ」

 

「もう海じゃ泳げないゾ」

 

「クスッ…わかってるわ」

 

そのまま、マリアは外に空気を吸いに行った。 よかった。目がスッキリしてた。

 

「…マジで言われたらどうしよう。軽く凹むぞ」

 

その時、外で音がする。まさか。

 

「貴様ガリィ性懲りもなく出てきやがって、ぶち ころs…」

 

「齋、やらせて。」

 

「…! わかった。無理するなよ」

 

「…ありがとう」

 

「あら、そこの戦闘マシンはでてこないの?」

 

「あぁ、今日はうちの長女がお相手だ。俺は雑音消しかな。」

 

というわけでヘビーアームズEWです。

最初の頃も使ってたなぁガトリング。あのときはユニコーン使ってたっけ。

 

「さて、クリスじゃあないが鉛玉の大バーゲンと行こうか雑音共!」

 

両手の計4門のガトリングをぶっぱなす。面白いくらいノイズが蜂の巣になるがガリィがちょこちょこノイズ出してくるから無双してる気分になる。

 

「ん?あれは…」

 

エルフナインが戦闘中にも関わらず外に出てきている。

何かマリアに叫んでいるようだが…

 

「マリア!?イグナイトは…!」

 

「もう大丈夫よ齋。無事倒してみせるから。イグナイトモジュール、抜剣!」

 

ヒヤヒヤしながらみていたが、どういうわけか無事にイグナイト完了。

黒いのに銀の左腕とはこれいかに。

 

「さて、俺も本気出すとしますか。セット、ユニコーン!生成、シールドファンネル!」

 

ノイズを無視してマリアと一緒にガリィを倒しに行く。

 

「ははは!シールドいれて実質5対1だなガリィ!」

 

「ノイズ使ってるから文句も言えないわよね!」

 

あのマリアが相手を煽っているだと…!?

どこでそんな言葉覚えたの!俺のせいだ!

 

「調子に乗りやがってぇ!」

 

「やかましいわクソガキ!マリア、一気にやるぞ!」

 

「ええ、私もいい加減疲れてきたわ。」

 

マリアが左腕の肘に短剣をセットする。俺はビームサーベルを抜く。

 

「「くたばれぇぇぇぇ!!!!!!」」

 

ビームサーベルとアガートラームでガリィを貫く。

 

「私が一番乗りなんだからぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

なんのことだよ…ガリィ=サンはしめやかに爆発四散。

 

 

「花火買っといてよかったわ。こらクリス振り回すな」

 

「めwwwっちゃwww燃wwwえwwwてwwwまwwwすwww」

 

「響はどうしたんだ…」

 

「齋さん、ちょっといいですか?」

 

「どうしたんです緒川=サン」

 

「僕はエージェントでニンジャではないですよ…実は…」

 

「なんと…それは俺のブリッツやエクシアみたいな?」

 

「いえ、齋さんのは今ではまったく気づけませんよ。気のせいかもしれませんので頭の隅にでも…」

 

「了解しました。今は楽しもう!」

 

「ところで皆さんお腹空きません?!」

 

「これは」

 

「ジャンケンの…」

 

「予感デース!」

 

俺、調、切歌でクソスレの予感みたいになる。デジャヴ。

 

「「「「「「「「「買い出しジャンケンジャンケンポン!」」」」」」」」」

 

「あう…拳の可能性を疑ったばっかりに…」

 

「可能性の右手」

 

「可能性の左腕♪」

 

マリアがすごいテンション高い。結構ガリィのでスッキリしたのかな。

 

「仕方ないなぁ、付き合ってあげるよ」

 

「未来ぅ…」

 

「夜なんで俺もいますけどね。」

 

さすがに女の子二人で行かせられん。

 

 

「響、はやくしなさい」

 

「だってこういう場所でしか売ってないやつもあるんですよ!?」

 

「むぅ…未来ちゃん、先入っといて?虫刺されでもしたら大変だ」

 

「はぁい…響、はやくしてよ?」

 

未来が店に入ろうとしたとき、赤い制服の人物に当たる。店員だろうか。いや…

 

(あのおっさん、昼間の…(#^ω^))

 

「あれ、君確かうちの子とよく遊んでくれてた…」

 

このおっさん、未来ちゃんのことを…

 

「お父…さん……」

 

俺はハッとして振りかえる。そこには響が驚いたような顔で突っ立っている。

 

「…っ!」

 

「響!」

 

響が走り出す。通りで誰かに似てると思ったんだ!

 

(なにがあったんだよ、響…!)

 

俺は響を追いかけ走り出した。




キャロルがやられたときのチフォージュシャトー内部

ガリィ「マスターってあっちの世界のサブカルチャー好きよね」

ミカ「上の幕もナンタラライダーの奴参考にしてたゾ」

レイア「あのロボットもマスターのハマっていたゲームだったな…エフェクトが派手だった」

ファラ「あとはアニメみて何かに気づいていたようだけど…最近はペンライト振り回してるわね」

ガリィ「もしかしてマスターって」

ミカ「もしかしてじゃなくて確信だゾ」

レイア「マスターは」

ファラ「オタクね♪」

冷蔵庫キャロル(うるせぇ…)


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第17話 苦戦

今年中に投稿できてよかった。
そしているのかすら怪しいですが、読者の皆様。遅れてすみません。


(・・・イライラするな)

 

現在GN粒子によるステルスを展開し、ストーカーの如く響の後ろに浮いているわけだが・・・

 

「すまない、持ち合わせがないんだ」

 

この父親、とことんクズである。

そもそもおかしいと思ったんだよ、あのとき普通に再開した家族ならさ「お父さん!」「我が娘よ!」とか言って抱き合うとかじゃん。響ちゃん全力ダッシュしたからね。

それで気になって着いてきた結果これだよ。なにこのクズ父。俺の父親(笑)と同じ臭いするんだけど。勝手に聞いてたところ響が世間からくっそバッシング受けてたときに1人で逃げたそうじゃない。逆にその度胸尊敬するわ。かっこ悪い度胸だけど。

 

(さて、この後どうするか・・・)

 

実は店出たあとのことを一切考えていなかった。

特に予定もないし、アルビオンにでも行くか・・・

 

「あーでも洗濯物干さなきゃ」

 

「あれ、齋さん?」

 

「・・・・・。」

 

「・・・気のせいかな」

 

あっぶねぇぇぇぇ!なにやってんの俺!バレるとこだったわ!

 

(とりあえず離れてから変身解いて・・・)

 

少し離れた路地裏で変身を解く。

そのまま通りに出て響のいる方向に歩いて行くのだが・・・

 

「ん?本部から通信?」

 

《聞こえるか!?地下通路にオートスコアラーの反応が見られた、ただちに向かってくれ!入口は今送る!》

 

「ファッ!?ああもう、めんどい!セット、エクシア!ステルス展開!」

 

すぐに展開すれば意外とバレないのだ。

そのままマップに送られてきた地点に向かった。

 

 

「今これる人数は揃ったか!?」

 

「切ちゃんと私、響先輩・・・」

 

「OK、響、顔色悪いぞ、どうした?」

 

心苦しいが、全部聞いてたのを明かすわけにはいかんのだ。許せ。

 

「いえ・・・なんでもないです」

 

「そうか、よし、俺が先頭を行くから後ろに調、響、切歌の順で着いてこい。」

 

「「「了解(デス)」」」

 

 

「前方にミカを発見!」

 

「うわほんとにいやがったあいつ!オルァなにしとんじゃボケぇ!」

 

「来たな・・でも今日hお前らの相t「弾けろブリキ野郎!!」

 

思いっきり接近してGNソードをたたきつける。

 

「まだ全部言い終わってないゾ!!」

 

そういいながら手からクリスタルを出し応戦するミカ。

いったい何でできてるのかを凄く問い詰めたいがそれは後だ。

 

「今はこいつをたたっ切る!!」

 

「できるもんならやってみるゾ!!」

 

そういいミカが両手にクリスタルを構えた瞬間壁にノイズが吹っ飛んでくる。

方向は後ろ・・・響たちが戦っている方向からだ。

 

「響・・・!?」

 

たたきつけてきたのは響だった。響だったのだが・・・

 

「泣いてる・・?」

 

調がボソッと言った。確かに響は泣いていた。

 

きっと父親のことが関連しているのだろう・・・。

 

「やっぱり様子がおかしいデス!」

 

さすがに切歌も気づいた様子。

 

「おわぁぁ!!?」

 

響が見境なしに突っ込んでくる。

おかげで俺も攻撃を食らいそうになり壁にぶち当たる。

 

「いってぇ・・・おい、響!?」

 

俺にはお構いなしに響はノイズを蹴散らす。

だが・・・

 

「突っかかりすぎデス!!」

 

切歌のいう通り突っ込みすぎている。いつもの響らしくない。

 

「お父さんの癖にぃぃーーーーっっ!!」

 

(!! 響───)

 

右腕がめりこんでいて動かない・・・!!

ええい、パージして・・!!!

 

・・・遅かった。パージした瞬間には響は吹っ飛ばされていた

 

「いわんこっちゃないデス!」

 

「・・!」

 

「大丈夫デスか!?」

 

切歌が抱き上げる。響の反応は無い。

 

「歌わないのか?歌わないと・・・」

 

「死んじゃうゾォォォォォォオ!!!」

 

ミカが手から炎を出してくる。もはや火柱だ。

さすが戦闘特化だ。

その巨大な火柱を調が受け止めている。

しかし今にも押されきってしまいそうだ・・・

・・・そんなの・・

 

「させるかよぉぉぉ!!!」

 

ユニコーンに変身しシールドファンネルを生成する。

そう、コロニーレーザーを防いだときのように。

 

「調!ここは引いて響と切歌を!」

 

「切ちゃん・・・大丈夫・・?」

 

「大丈夫なわけ・・・ないデス!・・こうなったらイグナイトで・・・!」

 

「だめだ!!ええい、クソッタレェェェ!!!」

 

しかしあまりにも火力がでかいのでその場で押しとどめるのが精いっぱいだ。もうなんなのこいつ。

 

「・・・鼻につぞ!」

 

「ハ!?っぐあぁぁぁ!!」

 

ミカが突然そんなことをいうと一気に火力が増し俺ら四人は吹き飛ばされる。

 

「預けるゾ。だから、次は歌うんだゾー」

 

ミカはなにかを地面にたたきつけ消えた。

 

「待つ・・・デス・・・」

 

「ちっくしょう・・・なんだあいつ・・・」

 

俺ら四人は、そこで気を失った。



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第18話 喧嘩

「おっとり刀で駆けつけたが···」

 

「間に合わなければ意味が無ぇ···っ」

 

「人形は何を企てていたのか···」

 

「さっぱりわからんよなぁ···」

 

翼とクリス、マリアと合流した。

敵は撃退された···が。

 

(身体が動かない···)

 

恥ずかしながら今はマリアにおんぶされている状態だ。

いつもなら胸を貫かれないかぎりどんな損傷でも変身解除すれば治るのだが···

 

(前回ユニコーンを使ったときはなんともなかった···覚醒状態だからか···?)

 

まあおそらくそうであろう。

となると、一定以上の力を持つ機体を使うとこっちにも不可がくるわけか···

 

(囲まれた時マークザイン使おうと思ったができなさそうだな···)

 

「···んー···」

 

「あの···齋···」

 

「どした?重い?」

 

「いやあの···くすぐったいから耳元で喋らないで···」

 

「勘弁して」

 

身体が動かないのでぐったりするしかないのだ。許せ。

 

「おおきく破損した箇所はいずれも響さん達の攻撃ばかり···これは···!」

 

「おっどうした緒川さん」

 

「オートスコアラーの目的は···まさか」

 

「齋さん、急いで司令に連絡をお願いします!」

 

「り、了解」

 

なんだか焦った様子で伝えてきた。いったい何に気づいたのか···

 

 

「···」

 

「お、響起きた」

 

「検査の結果、大きな怪我はみられませんでした。でも、安静は必要です。」

 

「俺は?身体動かなかったんすけど」

 

「齋さんのは恐らく変身した機体からの不可の影響が大きいと思われます。まだよくわかってないので、今後は気をつけてください」

 

「はーいエルフナインせんせー」

 

ふざけた返事はしたものの、これはかなりの課題になった。

どれくらいのスペックから不可が出るのかもわかってないからかなりきついのだ。スズヤの危機なのだ。

 

「調が悪いデス!」

 

「切ちゃんが無茶するからでしょ!」

 

「調が後先考えず飛び出すからデス!」

 

「切ちゃんが、私を足でまといに思ってるからでしょ!」

 

「2人が喧嘩するなんて···」

 

「これは喧嘩なのか···ただのイチャイチャではないのか···」

 

だってこれどう見てもお互いのこと思ってのことしか言ってないもん···

 

「キズに障るからやめて下さい!そんな精神状態では、イグナイトモジュールを制御できませんよ!」

 

エルフナインくんちゃんが止めに入る。

 

「「うぅ···」」

 

互いを見る。しかし···

 

「「ふんっ!」」

 

ダメでした。ふんって口に出すのが可愛い。

さてどうしたものか···

 

「ごめんっ!2人とも···」

 

響が前に出る。安静言うてなかったっけ。

 

「最初にペースを乱したのは···私だ」

 

「···さっきはどうしたんだ?」

 

白々しく聞く。全て知っていて聞く自分が少し嫌になる。

 

「···あれからまた、お父さんに会ったんだ」

 

 

「敵の狙いは電気経路の調査だと!?」

 

聞いていられなくなったので司令部に移動した。

 

「発電施設が破壊され、電力総量が低下した現在、政府の拠点に優先的に電力が供給されています。」

 

「そこを辿ることにより、表から見えない首都構図が見えるってわけだ。」

 

キャロルもさすが錬金術師、頭が切れるぜ···

 

 

「…胸騒ぎ」

 

俺の胸騒ぎはだいたい当たる。

がしかし体は未だに動かない。

 

「···俺があいつらを信じなくてどうする」

 

病室で一人呟く。

 

───今回ばかりは俺の出る幕は無さそうだ



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第19話 それは紛れもなく奴さ

「ここが深淵の竜宮か···」

 

「ピクニックじゃねえんだ、早く行くぞ」

 

「は、はいデス!」

 

「深海でピクニックとかいうパワーワード」

 

「うるさい!」

 

「はい」

 

キャロルの野郎が案の定復活したので翼達とは別に深淵の竜宮にまでやってきた。この深淵の竜宮は文字通り深海にあり、いろいろ重要な物が置いてあるらしい。そんなとこにあっさり入られるセキュリティ···と言いたいところだが、相手は錬金術師。だいたいのセキュリティロックは解除されてしまうのだろう。

あと少しふざけたらクリスに怒られた。つらい。

 

「うーん···ここにあるもので欲しがりそうなのはーっと···」

 

手元の端末をいじくりまわして保管物の一覧を流し見る。

 

「あったあった。エルフナインちゃんもちょうど見つけた?」

 

《はい。ヤントラサルヴァスパですね!あらゆる機械の起動と制御を可能にする情報集積体···キャロルがトリガーパーツを手に入れれば、ワールドデストラクター···チフォージュ・シャトーは完成してしまいます!》

 

「うわきっつ。さっさと回収だ!保管区域は把握済だ、行くぜ!」

 

 

「でたな千年ロリババア持ってるもん置いてけやああ!!!」

 

「お前はつくづくイラつく奴だな鈴谷齋!!!!」

 

「マスター、落ち着け」

 

ちくしょうなんとかパスタ取られてやがる。なんてこったい。

 

「ちくしょうこんなせまいとこで···セット、ピクシー!」

 

アルカノイズはクリスと切歌に任せて俺と調でキャロルを叩く!

 

「オラオラオラァ!どしたロリババア!!」

 

「ぐっ···!」

 

防護壁が崩れる。何故崩れたかは知らないがその隙に···

 

「オラァ!」

 

ビームサーベルでキャロルの手から離れたヤントラサルヴァスパを真っ二つにする。

 

「フハハハハ!!勝ったなガハハぁ!?」

 

振り返ると目の前には身を覚えのあるでかいミサイル。

 

「クリスぅぅぅぅぅぅ!!!」

 

「やっちまったああああああ!!!」

 

ちくしょうあの子はああああ!!

前に出ようにもピクシーでは推力がたりない、変身しようにも時間が足りない。

万策尽きたか────

 

 

 

 

···爆発が起きない?

 

「何が起きて···!?」

 

「フっフフッへへへ···久方ぶりの聖遺物···」

 

「おいおい嘘だろ···」

 

「この味は甘くとろけて癖になるぅぅ〜〜!」

 

「嘘···デスよ···」

 

俺の、俺達の目の前には

 

「嘘なものか···」

 

「僕こそが真実の人···」

 

 

「ドクターウェルうううううう!!!」

 

 

あのマッドサイエンティストが立っていた。



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第20話 先輩

まてまてまて···落ち着け俺···サーベルをしまえ···今この男を殺ったら確実におk

 

「不憫すぎて笑いが止まらァ〜ん!」

 

「やかましいわこの野郎!」

 

土手っ腹に蹴りを入れようとするが···

 

「齋待つデス!」

 

「なんでさ!」

 

「だってリンカーを作れるのは···」

 

「そう!この僕だけぇぇ!」

 

「勝手に話を進めるなぁ!!」

 

キャロルがヤケクソぎみにあるからノイズをばら撒く。なんかもうポンコツしかいねえぞここ···

 

「···レイア、この埒をあけてみせろ」

 

「クリス!もうミサイル使うんじゃねえぞ!!」

 

エクシアに変身してクリスが撃ち漏らしたアルカノイズを駆除していく。ときたま俺に当たりそうになってるが「俺は」気にしない気にしない。

 

···しかしこっちもヤケになっているようで。

 

「···っ」

 

切歌と俺で調に向いた銃口をはね上げる。

 

「諸共に···巻き込むつもりデスか」

 

「···っ あいつらは!どこに消えた!」

 

「···もう逃げたよ」

 

地面にはぽっかり穴が開いている。

 

「···でも大丈夫デスよ!余人で力を合わせれば今度こそ···」

 

クリスが切歌を跳ね除ける。

 

「後半の力なんざあてにしねえ!お手手繋いで仲良しごっこじゃねえんだ、あたし1人でやってみせる!」

 

「···クリス、先輩風吹かすのもいいがまずは2人に謝れ」

 

忘れられがちだがこいつらの家主であり保護者は俺だ。たまには保護者らしくしないと···

 

「···すまねえ」

 

「よろしい!よし皆、帰ったらうまい飯食うぞ!」

 

 

「またシステムに反応かよおおおお」

 

《はい!しかも、こちらの追跡をうまくかわされています!》

 

「まさかそっちハッキングされてんじゃねえだろうな!」

 

《知らずのうちに···毒を仕込まれていたのか!》

 

めんどくさいことになった。

ハッキングされてるなら俺らの追うルートだけ抜き出すわけが無い。

···まさか!?

その頃にはもう遅かった

 

《そうだ、お前だよエルフナイン》

 

《キャロル···そんな···僕が···毒···?》

 

ちくしょうよくよく考えたらそうだ。わざわざ逃がしたままほっとくわけもない。なにかしら仕込んであるに決まってる。

 

《こやつの目、耳、感覚器官を一方的にジャックしていたからな》

 

「この腐れ外道め!!キャロルてめえ八つ裂きにしてやるからな!!」

 

《はーっはっは!!なんとでも言うがいいさ!!》

 

こいつだけは一回ぶん殴らねえといけない。

あんな優しい子を利用するなんて···

···思考してる間にエルフナインちゃんのことはOTONA達がなんとかしてくれたようだ

俺達はキャロルの野郎を追うだけだ···ってもう既に目の前だが。

 

「ここまでよ!キャロル!ドクター!」

 

「もう俺は今からキャロル絶対殴るマンだぞ」

 

「さっきみたいには行くもんかデス!」

 

「···フン」

 

またアルカノイズをばらまかれる。

またちまちまと···!

 

「セット!バルバトスルプス!」

 

アルカノイズは切歌と調に任せて、俺とクリスでレイアに対処する。

最早キャロルとウェルの野郎は逃がしても致し方無し。目の前のアルカノイズとレイアで手一杯だ。

 

「あとは間もなく到着する妹とで対処します」

 

「···オートスコアラーとしての務めを」

 

「喋ってんじゃねえぞオラぁぁ!!」

 

レイアにソードメイスを叩きつける。もちろんそこに姿はなく空に飛び上がっている。

そこへクリスが鉛玉を叩き込む。

しかしそれも虚しく全てコインで弾かれる。この銭投げおばさんも腐ってもオートスコアラーらしい。

キャロルがいつものアレ地面に叩きつける。

 

「ばっははーい♪」

 

「っ! 待ちやがれ!!」

 

「待てクリス!!」

 

クリスが突っ込んだ刹那、レイアのトンファーで打ち倒される。

 

「っ···このババァ!!」

 

自分も突っ込むがなかなかに反応速度が速い。

 

「フンッ」

 

「ぐっ···!?」

 

同じように弾かれる。

弾いた瞬間切歌と調のほうにもコインを撃ち出す。

 

「切歌!調!」

 

2人の方へブーストを吹かす。

しかし到着した頃、俺らを挟むように巨大なコインがあった。

 

「くっそおおお!!!」

 

俺らはそのまま挟まれた···

 

 

それはクリスが起き上がった頃、まだ巨大なコインはそこにあった。

それがなにを表すかは気絶していたクリスにも理解できた。

 

「···一人ぼっちが、先輩や後半なんて求めちゃいけないんだ···っ」

 

クリスの目には涙が浮かぶ。

 

「でないと···でないと···っ」

 

「残酷な世界がみんなを殺しちまって、本当の一人ぼっちになってしまう···っ」

 

「なんで···世界はこんなにも残酷なのに···パパとママはうたで救おうとしたんだ···!」

 

「止まる暇があるなら···歌え!!」

 

レイアが飛びかかった瞬間だった。

コインは緑色の結晶に包まれ、割れた。

しかしそこには3人の姿は無い。

硬い金属音が鳴り響く。

そこにはクリスの前に立つ切歌と調、そしてレイアのトンファーを受け止める虚無の申し子の姿があった。

 

「···セット···マークニヒト···!」

 

レイアのトンファーを結晶化するが、レイア諸共結晶化する前にレイアがトンファーを離す。

 

「なっ···!?」

 

「···1人じゃ···無いデスよ···!」

 

「未熟者で、半人前の私たちだけど···側にいて、誰かを一人ぼっちにさせないくらいは···!」

 

「そうだな。特に俺はお前らの保護者だ。誰も1人にはさせん」

 

「お前ら···!」

 

「後輩を求めちゃいけないなんて言われたら···ちょっとショックデスよ···」

 

「私たちは···先輩が先輩でいてくれること···頼りにしてるのに···!」

 

「···そうか、あたしみたいなのが先輩やれるのは、おまえ達みたいな後輩がいてくれるからなんだな!」

 

「もう怖くない」

 

クリスが立ち上がる

 

「イグナイトモジュール、抜っっ剣!!」

 

ここからはクリスの独壇場だ。俺は切歌と調のほうに下がる。

あとは、こいつらの話だ···

 

 

《この海域に急速接近する巨大な物体を確認!これは···!》

 

《いつかの人型兵器か!!》

 

「なんだとおっちゃん!?クリス、捕まれ!3人程度抱えたところで速度は変わらん!」

 

急いで潜航艇に入り、司令部へもどる。

「モニター!モニターに出してはやく!!」

 

モニターに海中が映し出される。

そこにはあの日見たでかいのが映っていた。

 

「やっぱりあの日見たでかいのは···コードトリプルシックス!変形コード入力急げ!!」

 

「鈴谷君!?何をする気だ!?」

 

「おっちゃん、切歌と調、なによりクリスが頑張ったんだ!こっから先はこの司令部も戦うぞ!」

 

「社長!」「コード入力終わりました!」「いつでも行けますぜ!」

 

いつもの三人組が報告する。そういやこいつらの名前知らんな。

しかし今はどうでもいい。

 

「おっちゃんちょっとどいて!」

 

いつもは司令の座るところに俺が座る。

 

「おっちゃん、この潜水艦は異様にでかいと思わねえか?」

 

「···確かにそうだが」

 

「つまりはこういうことだ!変形!操縦こっちに回せ!全員どっかに捕まるかシートベルト!!」

 

机のしたから二つのレバーが出て来る。

巨大な人影···レイアの妹はすぐそこだ。今にもここを叩き潰そうと右手を振り上げている。

 

「···!!!」

 

右手を振り下ろす。

···しかし、その右手は巨大な爪に掴まれていた。

 

「この潜水艦はな、変形するんだよ」

 

もちろん俺が設計したからな!!!

そう、変形してグラブロになるのだ!!しかもサンダーボルト版のな!!!

 

「ハーハッハァ!!舐めんなコラァ!!!」



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第21話 海戦、決戦、開戦

「ハーハッハァ!!舐めんなコラァ!!!」

 

変形した司令部、もといグラブロ・サンダーボルトの爪でレイアの妹の右腕を防ぐ。

 

「···異様な形をしていると思ったが、まさか変形するとは···」

 

「どーよどーよ!?かっこいいしょ!?」

 

「あ、ああ···」

 

おっちゃんは苦笑い。しかし想定内!

なにせこれは完全に俺の趣味だからだ!!

 

「本部···いえ、グラブロ、強制浮上!レイアの妹に引っ張られています!」

 

「推進力は!?」

 

「ギリギリあちらが上です!」

 

「足りねえ分は勇気で補え!ミサイル、ミサイル!!」

 

「は、はひ!」

 

藤尭さんが焦っていて面白い。操作方法等は全パネルに出したからわかるはずだ。

···しかし、この強制浮上により、悲劇が起きた

 

「危ない!」

 

エルフナインが飛び出す。友里さんを落下してきた天井部品から守るために。

 

「ミサイル着弾!」

 

「チッ!アレは!?」

 

「上昇止まりません!アレは健在です!」

 

「ええい、なら俺に考えがある!こっちも急速浮上だ!しかしその前にエルフナインちゃんを医務室に運べ!!最優先だ!!!」

 

こいつなら例えサンダーボルト版だとしても···!

 

「グラブロ、海上に出ます!」

 

「そのまま飛び上がって機首を下に向けろ!」

 

クジラが飛び上がるように海上へグラブロが飛び上がって機首を下に向ける。

 

「メガ粒子砲、撃てえ!!」

 

機首が開き砲門が現れる。

向きは真っ直ぐレイアの妹。

レイアの妹に光の柱が立つ───

 

 

「やったか!?」

 

「おい誰だ今喋った奴一生許さねえからな!!レイアの妹は!?」

 

「···依然、健在です···」

 

そこには、顔の半分、右腕をやられても海上のこちらを見下ろす光った目があった。

 

 

「···クリス!!」

 

《薄々こうなるとは思ってたよ!》

 

クリスが弓矢のごとくミサイルを放ち、レイア妹戦は終わった。

 

 

「東京に未確認物が確認された···おそらくチフォージュシャトー、これから決戦になるぞ。」

 

「現在グラブロは急いで東京に向かっている。響や奏、セレナも東京にいるはずだ。」

 

「響さん、キャロルと···!」

 

「ファッ!?もうかよ!東京までは!?」

 

「まもなく着きます!」

正直予想より早かった。もうキャロルが出てくるとは···

···響は今頃親父と···か。

「またお父さんと話をしてくる」

今朝のメールにそう書いてあった。未来にも届いてたそうだ。

···俺達は戦いに備えるだけだ

 

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

ガングニールの詠唱が響き渡る。

響の目前にはキャロルの放った攻撃。

 

「「「響(さん)!」」」

 

爆発。

粉塵で辺りは包まれる。

 

「···響!!」

 

父の叫びが響く。

 

「へいき、へっちゃら」

 

響の声。

 

「私、お父さんから大切なものを受け取っていたよ」

 

そこには、ギアを纏った、立花響が立っていた。

 



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第22話 ラストバトル

「···響、復活だな」

 

「はい······今までごめんなさい、齋さん」

 

「敬語は外れないのかねえ···」

 

「勘弁してくださいよぅ···」

 

「さてと、奏、セレナ。久しぶりだな?」

 

「あぁ、お前の手配のおかげで思いっきり歌えたぜ?」

 

「私も、マネージャーとしていろんな場所や人を見ることができました。ありがとうございます。」

 

「はっはっは···さて、と、だ。3人とも。」

 

「「「「コンバット・スタート!!!!」」」」

 

ばらまかれたアルカノイズ、そして久しぶりに見る人型大のAC。恐らくキャロルも使うのを忘れていたのだろう。ああ見えてあいつは恐らくバカだ。いや、バカというよりやはり「子供」というほうが正しいか。

 

「セレナはいつも通り援護!奏、響、俺で蹴散らす!」

 

「セット、ダブルオーライザー!」

 

文字通り突っ込む。撃ち漏らせばセレナが撃つ。我ながら見事な連携だと思う。しかもセレナはオプションのビルゴIIを生成していない。恐らく海外で訓練を積んだのだろう。

 

「どうだい、響の親父さんよ。」

 

「···あいつは、俺と違って、逃げずに踏みとどまってきたんだな」

 

「その通りだ。だが今は響のために逃げてくれ···」

 

そのとき、それはまたでかい音が響き渡る。

 

「響!」

 

「ちぃ!」

 

キャロルに突っ込む。

 

「オラどうした!いろいろでっかくならねえのかああん!?」

 

「暴言の次はセクハラか貴様···フンッ!!」

 

「アッー!」

 

呆気なく吹き飛ばされる。

おそらくマークニヒトに変身したのがまだ身体に響いているのだろう。

だがなりふり構ってられない。今は戦いの最中だ。

埋まったビルから抜けようとGNドライブをフル稼働させる。

響の親父の周りにアルカノイズがばらまかれる。

その直後キャロルは響にぶん殴られる。ナイス。

 

「お前が父親を力と変えるなら···!!!!!!」

 

「お父さん!」

 

「ぐうぅ···!」

 

体に力が入らない。セレナや奏は手一杯だ···

だが、俺は我慢出来ずグラブロから飛び出してきた。ということはだ···

 

「·······フッ」

 

親父さんの周りのアルカノイズだけを的確に貫く「矢」が降り注ぐ。

吹き飛ばされたキャロル。こちらに走るがそれを防ぐ巨大な「剣」。

橋の上に並ぶ「鎌」、「銀腕」、「鋸」。

 

そしてここにはもう一つの「弓」と「槍」、「拳」。

そして···

 

「S.O.N.G.シンフォギア装者全員揃ったな!?」

 

「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」

 

「これより最終決戦だ!行くぞ!!!」



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第23話 ラストバトル 中編

「鎌」「銀腕」「鋸」「「弓矢」」「槍」「剣」「拳」···

ここに全てのシンフォギアが揃った。

今や敵はオートスコアラーを全て倒しキャロルのみ。

 

「キャロルちゃん、もうやめよう!」

 

響が叫ぶ。

 

「止められない、全てを償却してでも!!!」

 

立琴の音が叫びと同時に響く。

そう、この戦いは最終決戦。どちらかが倒れるまで終わらない。

 

「輝きだけでは無いと···覚えてもらおうか!!」

 

···ラストバトル、スタート

 

 

「なんかこの前より強くねぇか!?」

 

「最終決戦にもなれば強くもなるデスよ!」

 

「違うよ切ちゃん、キャロルも歌ってフォニックゲインが出てるからシンフォギアと同じ力が出てるんだよ」

 

ここにきてシンフォギア対シンフォギアか····

 

「しかもこの威力···」

 

「あぁ、これではまるで···」

 

「まるでじゃねえ、これは絶唱だ···!」

 

翼、クリスが瓦礫に隠れながらそう言う。

つまりこいつは攻撃一つ一つが絶唱になっているわけだ。

···はぁぁぁぁぁ!???!!!?

 

「ざっけんなよこのロリババア!!思わせぶりな発言といい俺のことといいこれといいよぉ!!!」

 

「錬金術ってのはなんでもありデスか!?」

 

「だったら、S2CAで···」

 

「だめだ!立花の体が持たない!」

 

「シャトーが点滅···間隔は音と同じ···共振か!!解析!」

 

《出たぞ!シャトーはまるで音叉のようにキャロルの歌を増幅してエネルギーを蓄えている!》

 

「ちっ!どこまでも厄介な···まさか!?全員離れろ!!」

 

刹那、エネルギー波がシャトーから放たれる。

放たれると同時に響が殴り込む。

 

「···っ」

 

虚しくも、それは空で止まる。

 

「弦か!?」

 

「お前にアームドギアがあれば届いたかもなぁ···?」

 

···仕方なし

 

「マリア、セレナ、切歌、調、奏はシャトーへ!こっちは俺らで食い止める!!」

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

《チフォージュシャトーへの侵入を確認!》

 

···くそっ戦力の分断はしたくなかったが···

 

 

時は飛んでマリア達がシャトーの破壊に成功した時までに飛ぶ。

 

「シャトーが···つまりは!?」

 

「ああ、マリア達がやったんだ···うわあああ!!」

 

「ちくしょう····!!!」

 

「そんな···皆····」

 

「···っ」

 

シャトーは落ちた。火をまとって落ちた。

それはあの5人諸共の意。

 

「···あいつらはそう簡単に死ぬはずがねえだろうが!!立てお前ら!!俺らがここで止まるわけにはいかねえんだよ!!」

 

「···万象黙示録の完成という未来は潰えた···」

 

「ならば!!過去を捨て、今を蹂躙してくれる!!」

 

キャロルが魔法陣を展開する。

 

「おおおおおお···!!!」

 

「キャロル!?この期に及んでなにを···!?」

 

「復讐だぁ!!!」

 

金の糸が辺りを破壊する。

 

「最早復讐しかありえない···」

 

「復讐の炎は···全ての思い出を償却するまで止まらないのか···!!」

 

「エルフナインは···復讐なんて望んでない···っ!」

 

「エルフナインちゃんの望みは···!」

 

響が胸元に手をかける。

 

「···イグナイトか」

 

「···この力はエルフナインちゃんがくれたものだ!だから、疑うものか!」

 

「「「イグナイトモジュール、ダブル抜剣!!!」」」

 

「「「ダイン、ダインスレイフ」」」

 

胸元のスイッチを2回押し込む。

これにより通常のイグナイトより出力が上がる計算だろうが、もちろんこんな使い方は計算外である。

どれだけ負荷があるのかもわからないのに使わせたくはないが···状況が状況だ。仕方なし。

 

「セット、ブルーディスティニー!EXAMシステム、スタンバイ!!」

制御可能である···多分。まあその時になったら止めてくれるだろう。

ビームサーベルを展開し、無限に推進剤が続くからこそできる芸当、スラスター全力吹かし。

 

「キャロル!もういい加減降参しろ!」

 

「うるさい!!貴様が転生さえしなければここまで手を焼くことも無かった!!」

 

「この際だ聞かせてもらおう!おれの世界を知っているならわかるはずだ!この世界はなんなんだ!?平行世界にしても科学レベルが違いすぎるし、聖遺物とか錬金術とかファンタジー過ぎる!!」

 

「後半ただの愚痴だろうが!!···いいだろう、聞かせてやるよ!!フンッッ!!」

 

「ちぃ!」

 

攻撃を仕掛けていた全員画吹き飛ばされる。

 

「イグナイト二段階だぞ!?」

 

「聞かせてやるが···今はコチラの番だ!!」

 

キャロルが歌い始める。

あいつのフォニックゲインがまだ高まるのが肌に感じてわかる。

 

 

「どれだけのフォニックゲインなんだ!?」

 

「イグナイトの出力でねじ伏せるんだ···!!」

 

「S2CA···フォースバースト!!」

 

俺の胸の心臓はいろんな聖遺物の練り合わせでできているらしい。

そのためフォニックゲインを高めることはでき、負担もかからないが···歌はよっぽどのことじゃないと浮かばないし、浮かんでもみんなのようにそれぞれの歌じゃない。

今この状況でも浮かばないことに少し焦りを感じるが···

 

「イグナイトの最大出力は知っている!!だからこそそのまま捨て置いたとわからなかったのか?」

 

「俺の歌は、ただの1人で70億の絶唱を凌駕する、フォニックゲインだぁぁあ!!!」

 

またもや吹き飛ばされる。

もうなんなんだあの出力···俺より強いじゃねえか···

 

「···他愛もない」

 

「例え万策尽きても···」

 

響が立ち上がったそのときだった。

 

──3人の絶唱が聞こえてきたのは



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第24話 ラストバトル 後編

瓦礫と化した都市に3つの歌声が響き渡る。

 

「・・・やっぱりあの程度で死ぬわけないよなぁ・・・!」

 

そこに立つのはイグナイトを展開したマリア、切歌、調の姿。

・・・セレナと奏は?

 

「全く・・・翼とまではいかないがあの3人世話が焼けるぜ・・・」

 

「雪音さん、大丈夫ですか・・・?」

 

後ろで奏が翼を、セレナがクリスを支え立っていた。

2人も全身ボロボロだ。

 

「お前ら・・・」

 

「あー・・・あたしらは絶唱するなってマリアがな・・・特にセレナは3人に反対されてな・・・あたしは別に・・・」

 

そこまで言いかけた奏が翼に睨まれる。

 

「マリア、ウェルの野郎はどうなった?」

 

動かなくなった左腕をパージしながら問う。

 

「・・・最低の英雄は死んだわ」

 

「そうか・・・」

 

投げ渡されたメモリーカードを受け取る。この中で防御力に優れるのは俺だと判断したのだろうか。

理由はなんであれ、これが誰のものであれ、最後まで守り抜かなくてはならないのだけはわかった。

再び絶唱が響き渡る。今度は俺の胸にも浮かんできた。

奏とセレナには絶対に歌わせられないこの歌が。

 

「俺を止められるなどと・・・自惚れるな!!」

 

金色の風がこちらに向かってくる。

それと同時に歌い終わり受け止める。

これには奏とセレナも加わる。

響のS2CAでそのバカでかいフォニックゲインを受け止める。

 

「馬鹿な・・・っ!?」

 

・・・エクスドライブ。

それは奇跡であり、俺達の最終決戦の姿。絶唱に負けない勇気の結晶。

そのエネルギーはもちろん俺にもまわってきている。

心臓が熱い。

今なら危険視していた身体が動かなくなることを考慮しなくていい。

 

「セット、マークザイン」

 

・・・俺達の上空に光が差した。

 

「奇跡を纏った程度で、俺を止められるとでも?」

 

「みんなで紡いだこの力を!」

 

「奇跡の一言で片付けるデスか!?」

 

「片付けるとも!!」

 

キャロルは自身の目的を遂行する理由、即ち父のことを語った。

大勢を救ったにも関わらず火炙りにされた父のことを。

 

「奇跡とは!蔓延る病魔にも似た害悪だ!!だから、俺は殺すと誓った・・・!奇跡を纏う者にだけは負けられんのだ!!!」

 

アルカノイズが召喚される。

大型、小型、飛行型・・・多い。多すぎる。

 

「泣いている子には・・・手を指し伸べなくちゃね!」

 

「なにもかも・・・壊れてしまえばあああ!!」

 

アルカノイズ共が攻撃を始める。

それと同時に俺の胸に歌が浮かぶ。

・・・やっとかよ

 

「各自アームドギア形成!まずはこの有象無象共を蹴散らせ!!」

 

「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」

 

ルガーランスを生成し、すぐに同化する。。

マークザインならではのアレだ。

 

「はあああああ・・・・っ!!」

 

三秒ほどで視界に写る全ての物を緑色の結晶に変える。

 

「なんなんだありゃあ!?」

 

ミーティアみたいなのに乗ったクリスが声を荒らげる。

 

「まあ見てろよ・・・っ!」

 

その瞬間、結晶が全ての砕け散る。

結晶に飲まれた建造物等には一切被害は無い。

アルカノイズだけが消えていた。

 

「やっぱりチートだなマークザイン・・・っ!?」

 

視界が揺らぎ倒れそうになるが、ルガーランスで体を支える。ファフナーは体の構造、間接の形やつなぎ方が独特のため慣れていない。

そのため支えたが片膝をついてしまった。

 

(エクスドライブ分を上乗せしても反動がくるか…しかし!)

 

「セット、紅蓮聖天八極式!」

 

まだ倒れるわけにはいかない!

辺り一帯のアルカノイズは消したはずなのに、またわんさかと湧いて出てくる。

 

「かかってこいやあぁぁぁあぁあぁああ!!!!!」

 

叫んだ瞬間、目の前に巨大ななにかが飛び込んでくる。

 

「なんだ!?」

 

<<齋!ここは任せるデス!>>

 

<<齋さんは空の大きいのを!>>

 

「切歌!?それに調か!?…わかった、地上は任せたぞ掃除屋さん!!」

 

エナジーウィングを展開し一気に飛び上がる。

飛行型アルカノイズがまるで雀の群れのようにこちらへ向かってくる。

だが群れたのが間違いだった。

 

「ハッハァ!八極式は輻射波動を撃てるんだよぉ!!」

 

群れに向かって右手を向け、輻射波動を「輻射波動砲弾」としてワイド照射する。これで突っ込んでくるアルカノイズは全て炭だ。

ワイド照射しながら前進し、大元である巨大飛行型アルカノイズを目指す。

 

「弾けろ雑音野郎!!!!」

 

真正面から掴みかかり、フルパワーで輻射波動を巨大飛行型アルカノイズに照射する。

 

「…あと四体…!」

 

エナジーウィングを前で閉じ、高速突撃形態に移行し、次のアルカノイズに向かう

…その時だった。

アルカノイズが一刀両断、細切れ、蜂の巣、空のかなたに吹っ飛ぶなど面白おかしいことになったのだ。

 

「鈴谷はキャロルのもとへ!」

 

「頼んだわよ、齋!」

 

「アルカノイズ共は私たちに任せろってんだ!」

 

「キャロちゃんと、話を!」

 

「…すまん!」

 

ダブルオークアンタに変身しキャロルの元へ飛ぶ。

 

 

「キャァァァァァァロォォォォォォォルゥゥゥゥゥウ!!!」

 

「来たな鉄屑!!!」

 

GNソードで切りかかるもまた防がれる。

もう錬金術嫌いになりそう。

 

「さぁいい加減聞かせてもらおう!お前は何を知っている!?」

 

 

 

 

 

 

 

―――フッ、なら聞かせてやろう



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最終話 前編

「お前がこの世界にやってきたとき、オレは怒り狂った。なにせ長年の計画がこの世界の者ではないお前がこの世界にきたことで世界の構造の一部が書き換わり、レイラインの位置も全部変わってしまった!本来ならば一期の終わりごろ、フィーネが消えた時に世界を解剖するつもりだったのに・・・!!」

 

「一期?お前は何を言っているんだ、アニメの見すぎか?」」

 

「そうか、お前は忘れているのか!この世界の真実を!」

 

真実?忘れている?こいつはなにをいって・・・

・・・そうだ、しばらくなかったから忘れていた。この世界に来てすぐのころの頭痛や既視感。

 

 

「ん?明日ライブがあるのか・・・ツヴァイウィング・・・うっ頭が・・・」

 

「ノ、ノイズだぁ!!」

ノイズ?くっ!頭が・・・

痛むだけで何も思いだせん・・・

 

 

そうだ、あの時、初めてノイズ戦ったとき。俺はなにかを思い出しそうになっていた。

これの正体をキャロルは知っているのか・・・!?

 

「・・・話せキャロル、お前はなにを知っている」

 

「なに、オレも最初は驚いたさ。偶然見つけたことだからな。お前の弱点はないのかとある物を使って無理やりお前の世界とこちらの世界を繋げたときだ・・・」

 

 

「あの転生者の世界はここか・・・あいつ自身の過去を見てもまるでポジティブの塊じゃないか、なにか他のことで・・・」

 

鈴谷齋の元居た世界に来たキャロルはとりあえずまだ処分のされていない彼の部屋を漁り始めた。

 

「な、なんだこの薄い本は・・・っ」

 

「これではない、これでも・・・」

 

とにかく全てを引っ張り出して読み、起動が必要なゲーム等も全てデータを見た。

 

「このアーマードコアとかいうやつは量産すれば使えるな・・・」

 

次のゲームに入れ替えるとき、キャロルは操作を誤り普通のテレビのチャンネルをつけてしまった。

チャンネルはちょうど9。時刻は23:00。

 

「なっ・・・!?」

 

キャロルはそこで到底信じられないものを目撃する。

 

「立花響・・・!?」

 

思わずキャロルはテレビに見入った。

この光景を知っている。だがただのテレビがこんな近くから撮影はできない。ならばCGか?いや、シンフォギアの存在が世に知られてはいけない、CGも作れないはずだ。しかしこの顔は紛れもなく立花響。これはいったいなんなのか。キャロルにもわからなかった。なんだか嫌な予感がした。キャロルは震える手で番組表を表示させる。そこに書かれていたのは・・・

 

「戦姫絶唱・・・・シンフォギア・・・」

 

 

「そう、この世界はお前の世界が作り出した・・・いわばアニメの、創作の世界だった!!」

 

「・・・まさか、そんなはずは無い・・・!」

 

口からそう否定の言葉が出たものの、薄々は気づいていた。しかし気づかないフリをしていた。特にマークしていないアニメでもタイトルは覚えていた。そのタイトルがキャロルの口から出た。もう向き合うしかない。

 

 

この世界が日本のアニメの世界であることに。

 

「考えてもみろ、今こうして戦っているのも、今まで人が死んだのも、オレの父親が焼かれたのも、全部お前の世界の人間が原因だ」

 

「・・・っ」

 

「それでよくもまぁオレ達に戦いを挑めたものだな?ん??」

 

「・・・・・・っっ」

 

この煽り厨…

しかしなにも言い返せない。ただこいつの話を聞いていることしかできない。手に持ったGNソードⅤを振りかざすことができない。

こいつの父親は人々を救ったにもかかわらずその人々によって火炙りにされた。その復讐のためにキャロルは今こうして世界に猛威を奮っている。しかしこの世界がアニメなのであれば、それは全て俺の世界の人々のせいになる。

この世界がアニメであるなら。

この世界が本当にアニメであるなら・・・?

 

「キャロル、お前が見た『戦姫絶唱シンフォギア』は何話だった・・・?」

 

「ん?確か第一話だったか?」

 

「その話に俺はいたか?」

 

「残念なことにお前はいなかったぞ?そんなことはどうでm」

 

瞬間、全速力でGNソードⅤを振り下ろす。

しかし防がれる。

 

「貴様、今までの話を聞いていなかったのか!?」

 

「聞いていたさ、だからこそ俺は戦う!」

 

「第一話に俺がいなかったのなら、それは『別のシンフォギア』だ!」

 

「俺はここにいる!この世界はアニメなんかじゃない、皆が体の中に血を流し、呼吸し、前に進み続けるれっきとした『生きた世界』だ!!!」

 

another symphogear・・・アニメのタイトルのように名付けるなら、俺ならこう付けるだろう。

だけど、この世界はアニメなんかじゃないんだ!!!

 

いったん離れ、その緑の剣の切っ先をキャロルへと向ける

 

「いくぞキャロル、これが最後の戦いだ……!!」

 

キャロルもまた、アルカノイズ召喚石を構えこちらを睨む

 

「いくぞ鈴谷 齋、ここがお前の終着点だ……!!!」

 

キャロルがこちらに緑の魔法陣を展開し、こちらに強風を放ち俺を吹っ飛ばす。それと同時に大量にアルカノイズを召喚する。

 

「またザコ散らかしやがって…」

 

「鈴谷!さっさと片付けるぞ!」

 

「鉛玉くれてやろうぜ!!」

 

「…あぁ!!セット、ヘビーアームズ改・EW!」

 

翼、クリスに声を掛けられ喝が入る。

だいたいよく考えたら俺はなにもしていないじゃないか、なんだあいつ精神攻撃のつもりか。カブトボーグでも見たのか。

 

「まぁいい、まずはノイズキャンセリングといこうぜぇ!!!!」

 

出し渋っても意味がないので最初からフルオープンで辺り一帯を火薬の匂いと硝煙で埋める。誰の起こした風やら斬撃やらで煙はすぐに晴れる。なにも考えていなかった行動としてもここまで連携がとれていると思うと少し感動する。おじさんちょっと泣いちゃうよぉ…

 

「セット、バルバトスルプスレクス!」

 

弾を撃ち尽くした後は近接戦得意のこいつだ。いくらフルオープンしても撃ち漏らしとかでアルカノイズはまだまだいる。

 

「どけどけ雑音共ォォォォ!!」

 

テイルブレードを前方に伸ばし薙ぎ払う。また湧いたやつや運よく避けたものが顔を出すが関係ない、手に持ったメイスで潰して潰して潰しまくる。もはや見境などない。リミッターは外してある。

 

「齋!少し落ち着くデース!」

 

「切ちゃんの言う通り…っ!」

 

切歌と調から通信が入る。

…やっぱりなんなんだあのルンバは。

 

「…次は…」

 

辺り一帯を瓦礫と塵にしたところでS.O.N.G.の装者の大半が戦う空へ目を向ける。

…なに…この…なに?空が見えないのだけど。まるであれだ、龍騎の劇場版。

 

「セット、ストライクフリーダム」

 

ドラグーンを展開しつつ舞い上がる。多分かっこいいと思う。

 

「フルバーストドーーーーーーン!!!!」

 

もはや数撃たなくても当たる状況。ならば極太を撃てば一気に消えるのではという脳筋理論だ。

 

「齋ィ!あそこなんかおかしいぞ!」

 

奏が叫ぶ。指さす方向を見るとノイズがダマになっている。まるでゴンズイだゴンズイ。

 

「一気に焼いてやる…!」

 

ドラグーンを円形に配置する。自分もライフル二丁を向ける。

 

「一斉発射…っ!?」

 

瞬間、ダマのまわりに魔法陣が展開されドラグーンが潰される。

そういえばキャロルの野郎どこいった。あたりを見回すがどこにもいない。まさか…

 

「無駄なエネルギー消費ご苦労さまだなスズヤイツキィ…!」

 

ダマから声がしたと思った瞬間、ダマが弾けた。

 

「…いったい…これは…!?」

 

セレナが声を漏らす。俺たちの目の前に現れたのは…

 

「さぁ、世界を賭けた勝負といこうじゃないか!!!」

 

 




最早作家を名乗ってはいけない気がする


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