SAO ifstory~桐ヶ谷和人の親友~ RE:MAKE! (西宮鶫)
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前作までの振り返り+α

かなり省いてアニメで言う一期の8話のアスナとキリトがパーティー組みましたって感じの所です。

詳しい言い訳は後書きでやります。

今回は軽く省く部分の説明と改めての設定集です!

設定集、ユニークスキルはコピーしやした


 ~設定集~

 

 「エンジュ」 SAO開始時 14歳 本名 赤崎 炎樹(えんき)

 

  両親が海外暮らしのために桐ヶ谷家に居候している。そして、桐ヶ谷和人の唯一無二の親友。

 

  IQ160位という天才的な頭脳を持ちながらも学者とか研究者になりたがらず日夜ゲームに勤しんでいる生粋のゲーマーである。

 

ゲーム内ではβ時代からキリトとコンビに組んで活躍。後のSAO正式サービスでは『ビーターコンビ』として攻略組に参戦、 『黒の剣士:キリト』と対を為す『炎の剣帝:エンジュ』として名を連ねることとなる。

 

「エンジュ」の由来は炎樹→エンキ→樹の読み方を変えてエンジュとなる。また「キリト」の名付け親である。

 

キリトのホームに毎日料理を作るという条件の元現実同様居候している。

 

使用武器:片手剣 細剣 刀 (細剣 刀はユニークスキル使用時のみ)

 

保有ユニークスキル:剣技混合(スキルユニゾン)

 

 

捕捉

 

炎樹の父親の樹(たつき)はIT企業の社長であり、結城彰三がCEOを務める総合電子機器メーカー『レクト』と共同経営している。(二人は高校時代からの親友らしい)また一時期は大学教授の助手をしていて、その教授のもつラボに来ていたのが茅場晶彦と須郷伸之である。現在は世界に日本の電子機器やVR空間についての講義をするために世界各国を回っている。

後の『ナーヴギア』の後継機とされる『アミュスフィア』の開発に携わり、須郷が起こした『ALO事件』後の『ALO』のサーバーを買い取った一人でもある超人である。(会社の方は炎樹の母親の真樹(まき)の弟が社長代理として経営している。)

 

 

「キリト」SAO開始時 14歳 本名 桐ヶ谷 和人

 

原作通りの後の英雄となるビーターキリト君。しかし、炎樹という存在のおかげで直葉との仲は悪くない。そして、炎樹のことを親友として慕い、兄のような存在だと思っている。(本人には恥ずかしくて言えてない。)

 

「エンジュ」の名付け親である。

 

使用武器:片手剣 片手剣二本による二刀流

 

保有ユニークスキル:二刀流

 

 

「アスナ」SAO開始時 15歳 本名 結城 明日奈

 

血盟騎士団副団長にして『閃光』の異名をもつ美少女剣士。第一層でキリトと出会う。原作とは違い、ユウキが常に近くにいるため『攻略の鬼』時代や第一層時代は原作より少し柔らかい性格。エンジュにはキリト攻略と言う名の恋愛相談をしている。

 

使用武器:細剣

 

保有ユニークスキル:疾風

 

「ユウキ」 SAO開始時 12歳 本名 紺野 木綿季

 

原作で「後天性免疫不全症候群」通称AIDS(エイズ)に犯され、亡くなった『マザーズロザリオ』編のヒロイン。平行世界の恩恵でエイズには家族全員がならず、元気に過ごしている。

 

SAOでは、血盟騎士団副団長補佐としてアスナを支えている。またアスナとは第一層から行動を共にしていて、仲が良い。そして、とある一件よりエンジュに恋をする。

 

通り名は原作通り『絶剣』。由来は血盟騎士団のメンバーが増えすぎ出した頃、より良い人選を行うためユウキとデュエルして勝つことが条件だったが誰一人として勝てなかったため『「絶」対無敵の「剣」技』から名付けられた。

 

捕捉

 

姉の藍子(プレイヤーネーム:ラン)は元βテスト経験者であるが正式サービス前日に熱を出したために両親にナーヴギアの使用を禁止されログイン出来なかった。

 

使用武器:片手剣

 

保有ユニークスキル:芸術

 

 

~ユニークスキル説明~

 

まず『ユニークスキル』とは、SAOに存在する数多くのスキルの中である条件を満たすことで会得出来る『エクストラスキル』の上位互換であり、入手は極めて困難とされていて、それに加えて会得できるプレイヤーはたった一人である。

 

発動条件について

 

次に『ユニークスキル』の発動条件については、二種類ある。

一つ目は、誰か一人がレベルが90に達した時にレベルが80以上でかつ条件を満たしていれば会得出来る。二人以上いる場合は数値が高い方が優先される。(10のユニークスキルのうち4つがこれに分類される。)二つ目はある分野において一定量のスキル熟練度または回数をこなしたプレイヤーが現れたり、キーアイテムを入手したりしたときのみ会得出来るものがある。(10のユニークスキルのうち5つがこれに分類される。)

 

ヒースクリフとこ茅場晶彦のユニークスキル『神聖剣』はGM(ゲームマスター)にのみ与えられるので例外である。 

 

原作通りユニークスキルの数は10個存在する

 

二刀流、神聖剣、剣技混合、疾風、芸術、弓、抜刀術、無限槍、暗黒剣、豪腕、大盾使いの10個である。(条件における前者のスキルは二刀流、疾風、芸術、弓であるが、弓スキルは条件を満たすプレイヤーがいなかったために会得者はいない。)

 

 

「エンジュ」保有ユニークスキル『剣技混合(スキルユニゾン)』

 

会得条件:全プレイヤー中いち早く3種類以上の武器(片手剣、短剣、細剣、曲刀、槍、片手棍、両手斧、両手剣、刀のうちどれか)のスキルの熟練度の数値をカンスト(上限最大)にすること。

 

バッシブスキル

『武器の知識』あらゆる武器の知識に長ける。ソードスキルのディレイ(硬直時間)が3割減る。

 

アクションスキル

レベル1:『剣技合体(スキルクロス)』発動ワード『合体(クロス)』

武器の知識を元に一つの武器で抜刀してから一度納刀するまでの間、3つの武器スキルを使用出来るようになる。ただし、使用する武器スキルの武器はアイテムストレージに入れてあることを条件とし、ワードを唱える度に、ストレージにある対応する武器の耐久値が現在の状態から半減する。(残り1の場合は発動せず武器が壊れる。)また、最上位スキルは使えない。保有者エンジュはメインを片手剣に刀と細剣のスキルを使用出来る。

 

レベル2『剣技連携(スキルコネクト)』原作SAOのキャリバー編にてキリト君が披露したものと同じスキル。本作ではキャリバー編でキリトが参考と言う名のパクりとして発動させます。バッシブのおかげでエンジュは原作のキリト君より上手に発動できます。

 

レベル3『剣技混合(スキルユニゾン)』発動ワード『融合(ユニゾン)』

剣の力を全て解放し、10分間に限り全てのスキルが使える。ただし、ワードを発動する度に装備武器以外の武器の耐久値がなくなる。

 

 

「キリト」保有ユニークスキル『二刀流』

 

会得条件 :誰か一人がレベルが90に達した時(以下略)にプレイヤーの反応速度が最も高いとされるプレイヤーに与えられる。

 

バッシブスキル

『二本の剣』片手剣を二本装備できるようになる。またスキル『二刀流』を使用可能性となる。

 

アクションスキルは原作通り

 

 

「アスナ」保有ユニークスキル『疾風』

 

会得条件:誰か一人がレベル90に(以下略)にプレイヤーの中で最もAGI(敏捷値)が高いプレイヤーに与えられる。

 

バッシブスキル

『速さへのこだわり』スキルの発動までの時間が短くなる。熟練度によって時間が短くなる。カンストするとほぼ時間がない。

 

アクションスキルはない。

 

「ユウキ」保有ユニークスキル『天衣無縫』

 

会得条件:誰か一人が(以下略)にプレイヤーの中でソードスキルに無駄のなく、剣に対して最も誠実なプレイヤーに与えられる。(オーバーキルしない。発動モーションがなめらか。剣でプレイヤーを攻撃していない。etc.)

 

バッシブスキル

『正しい剣技』剣の扱いにとても長ける。武器の耐久値の減りが通常の半分になる。また全ソードスキルの威力が3割上がり、ディレイ時間が半分になる。

 

『剣技作成(スキルクリエイト)』扱いが長けたことにより、自身で新しくソードスキルを作れるようになる。(これが後のALOにおける、OSS(オリジナルソードスキル)の元になる。)

 

アクションスキルはない。

 

 

「ヒースクリフ」保有ユニークスキル『神聖剣』

 

会得条件:GM(ゲームマスター)であること。

 

バッシブスキル

『神の剣技』スキル『神聖剣』が使用可能になる。 

 

『神の防御』HPが半分以下(イエローゾーンに入らないようになる。)

 

アクションスキルは原作通り

 

 

 ~前作のおさらいと続きと本編までの間の流れ~

 

 1.エンジュとキリトがSAOにログインする

 

 2.クラインと出会いレクチャー、そしてログアウト出来ないことに気付く

 

 3.茅場晶彦によるデスゲーム宣告

 

 4.後のギルド『風林火山』のメンバーと合流ホルンカに向かう

 

 5.アニールブレード入手アルゴにガイドブック作成を指示

 

 6.ユウキ、アスナとパーティーを組み、第一層のボス戦

 

 7.キリトと共にビーターになる

 

 8.キリト、サチのいる『月夜の黒猫団』に入り原作通り壊滅

 

 9.ユウキがエンジュに恋心を抱く

 

 10.キリトが壊れて無理なレベリングを行う

 

 11.クリスマスにサチのメッセージを受け取り、ある程度正気に戻る

 

 12.エンジュがキリトの家に居候する(エギルとクラインに提案されて)

 

 13.エンジュとキリトがシリカを助けプマウネの花を取りに行く。

 

 14.圏内事件(その周辺でアスナがキリトに恋心を抱く)

 

 15.キリト、エンジュ、アスナ、ユウキにユニークスキルが発現

 

 16.リズベットにダークリパルサーを作ってもらう

 

 17.エンジュが自分のユニークスキルについて理解、それに伴い刀、細剣のスキルコンプリート

 

 18.エンジュがヒースクリフの正体に気付き、血盟騎士団に潜入し、ユウキと共に副団長補佐になる

 

 19.エンジュの二つ名が『赤の剣士』から『炎の剣帝』になる

 

 以上!

 

次回から本編




言い訳します!

ひとつ!サチの所の話をうまく作れずスランプになってました!すんません!

ふたつ!就職試験受けてて、プロットを作る時間を受験勉強に費やしてました!すんません! 

みっつ!他のアニメ見てながらそのアニメでss作るならどんな感じか考えててこっちのことスルーしてました!すんません!

とりあえずこっちで頑張ります!


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第1話 ラグーラビットの裏では… 

キリトがラグーラビットを手に入れてアスナに作ってもらうまでの物語です。


 アスナside

 

 74層が解放されて2週間が過ぎた。そろそろ迷宮区でボス部屋が見つかる頃だと思う。ふとそんなことを考えていると

 

 「アスナ~入るよ。」

 

 この世界での初めての友の声がした。

 

 「ユウキ、入っていいわよ。」

 

 「失礼します。あ、エンジュもいるよ。」

 

 「失礼しますよ。副団長様。」

 

 「エンジュくんも来てたのね。」

 

 友人であり、血盟騎士団の副団長である私の補佐をしているユウキ。一緒に入って来たのはユウキの想い人であり、私の想い人の親友のエンジュくん。エンジュくんはユウキの気持ちを知ってるのか知らないけど、二人は付き合ってない。普段から一緒にいるから早く付き合って欲しいと思っている。

 

 「おい、アスナ。なんか余計なこと考えてないか?」

 

 「そ、そんなことないよ?それで何か用かな?」

 

 エンジュくんはたまに人の心を読んでそうで怖いところあるんだよね。

 

 「あ、そうだ。74層の進み具合とギルドの調子。それと今日はキリトが迷宮区に潜ってもうそろそろ戻って来るらしい。」

 

 「そ、そう。ありがとう。ユウキは?」

 

 「エンジュの付き添いとアスナのお誘い。これからエギルのお店に行くんだけど行く?キリトが迷宮区から戻ってきたらちょうど会えるしね?」

 

 「あ、うん。行かせて貰うわ。」

 

 「それじゃ、レッツゴー!」

 

 この二人には私がキリトくんのことを好きだと言うことがばれているっぽい。と言うよりばれている。こんな感じでいつも載せられている。だってそうでもしないと、キリトくんに会う口実が無いんだもん。

 

 いつもの感じでギルド本部のグランザムを出ようとすると

 

 「ア、アスナ様。これからお出掛けですか?」

 

 「ええそうよ。クラディール。」

 

 「でしたら護衛の私も同行します。どちらまでですか?」

 

 「アルゲードよ。別にユウキたちがいるから来なくてもいいのよ?」

 

 「ボクは来ない方が嬉しいんだけどね。」

 

 ユウキが小声で呟く。

 

 「いえ、護衛は任務ですので。」

 

 「まぁ、買い物して帰るだけだからさ。さっさと行くぞ。クラディール、装備は最低限でいいぞ。」

 

 エンジュくんの一言と共に私達はアルゲードに向かう。キリトくんに会えるかなぁ?

 

 アスナsideout

 

 ユウキside

 

 アスナとキリトをくっつけようとするのはいいんだけど。いつになったらエンジュはボクの気持ちに気付いてくれるのかな?そんな気持ちでエンジュを見てると

 

 「ん?何か付いてるのか?」

 

 「ううん。なんでもないよ?それより、ボク達もいこ?」

 

 「ああ、そうだな。」

 

 絶対に振り向かせて見せる!

 

 ユウキsideout

 

 エンジュside

 

 ユウキがじろじろとこっちをみてくる。ユウキがオレに好意があるのは何となくだが気付いている。オレもユウキのことは好きだ。でも、いつ死ぬかも知れない世界で気を抜く訳には行かない。こいつらをキリトを助けるために、オレはここにいる。

 

 ヒースクリフが茅場晶彦であることはほぼそうだろう。だが論破するには材料が足りない。もう一人、もうひとつでいいからなにか欲しい。キリトならもう一人、もうひとつのピースになるだろう。その為にもお前にはきちんと復活して欲しい。だから、アスナが力になって欲しい。そう思い、オレはアスナにふっかける。

 

 そしてわりぃな、ユウキ。お前の気持ちには今は応えてやれねぇ。あの世界に返すまでは。だから、気付いてないふりをさせてくれ。

 

 「ん?何か付いてるのか?」

 

 「ううん。なんでもないよ?それより、ボク達もいこ?」

 

 「ああ、そうだな。」

 

 こうして、オレはキリトの親友としておせっかいをする。

 

 エンジュsideout

 

 ???side

 

 「あ、ラグーラビットの肉がおちた。でもどうしよ?俺料理スキル上げてねぇ。あ、あいつに作ってもらうかな。よし、エギルの店に行って自慢でもしよっかな。」

 

 ???sideout




  復帰第一話!

 前の書き方だいぶ忘れてるので違ったらすんません!

 ひっさしぶりの次回予告は誰にしようかな?エンジュくんやな。よろろん!

 エギルの店に来ていたキリト。そこにやって来た赤い四人。その目的とは?

 次回 白のお姫様と黒の王子様(笑)

 

 ご感想、ご指摘是非ともお待ちしております。非ログインの方でも出来ますのでよろしくなのです!

 あと、お気に入り登録してくれると気持ち的にも頑張れちゃいます。


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