彼女と僕と召喚獣 (小此木 幽鬼)
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始まりのサモン
始まりのプロローグ


第1話プロローグ


 

私は○○のことが好き。いつ好きになったのかはわからないけど...

 

 

 

 

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翔子視点

 

 

今日は振り分け試験日。多分、○○はAクラスに来てくれるはず・・・・・・。私は少しだけワクワクしながらテストを受けていた。

 

 

 

 

 

○○視点

 

 

僕は翔子ちゃんとの約束でAクラスに行くことにしてる。僕も昔から勉強をしていたから、Aクラスには行けると思う。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・ガタッ・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「!?」

 

隣で試験を受けていた姫路さんが倒れた。

僕は慌てて隣を見た。姫路さんは高熱で倒れてしまったらしい。

 

「姫路さん。途中退席は無得点になりますよ。」

 

そう監督の先生が言ってきた。

 

「・・・・・・はいっ・・・・・・」

 

「では、保健室に行ってきなさい。」

 

監督の先生はそう言って姫路さんを保健室には連れていかなかった。

 

僕は少しだけ悩んでしまった。翔子ちゃんとの約束があるにしても、このまま姫路さんを放っては置けない。

翔子ちゃんには後で謝りに行けばいいかなと思い。

姫路さんに話しかけた

 

「姫路さん。大丈夫?」

 

「吉井君・・・・・・大丈夫です・・・」

 

「吉井君。早く席に戻れ。お前まで途中退席とみなし、、無得点になりるぞ。いいのか?」

 

「病人を放っては置けるほど僕はバカじゃありませんから!」

 

そう言って僕は姫路さんに肩を貸しながら保健室に向かった。

 

「チッ・・・俺のところで2人も途中退席者が出るとはな...これだから観察処分者クズは嫌なんだよ...」

 

 

雄二視点

 

あいつ....翔子との約束より目の前の人を放っては置けない奴だな...だがしかし、いいのか?姫路はお前に・・・それにしても、あの教師...明久のことバカにしやがって!!

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・ドガッ・・・・・・・・・

 

 

「!?」

 

なんだ。何が起こった!?俺は音があった方を見てみると...

 

「「(・・・)お前(おぬし)の方がよっぽどクズだ(じゃ)!!(・・・)土屋康太。(木下秀吉)途中退席する(のじゃ)!」」

 

 

まさか俺の親友が殴ってくれるとはな、おかげですっきりしたぜ。

 

「元々Fクラスに行くことにしていたからな代表になれる点数に調整してくるか」

 

俺はこれから起こるであろうことを予測しながら仮眠をとった。

 

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いかがだったでしょうか?
私の処女作です。
ハールメンで書くのに慣れていないのでおかしなところがあるかもしれません。ご指摘お願いします。

まだプロローグなのでこれからを期待して欲しいなと思います。
週2のペースで投稿する予定です


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第2話 最高のAクラスと最低のFクラス

 

明久side

 

桜舞う暖かな春。僕は自分の出せる全力で走っている。

 

「はぁ...はぁ...ち、遅刻だー!」

 

何故かというと遅刻したからだ。

なぜ遅刻したかというと目覚まし時計が電池切れしてたからだ。

前の振り分け試験日の時はちゃんと動いていたのに...

そんなことを思いながら学校の校門まで来ていた。

 

「吉井!遅刻だぞ!」

「おはようございます。西村先生。」

 

「あぁ..おはよう。」

 

彼は、西村宗一先生。みんなからは『鉄人』と呼ばれてるらしい。まぁ僕にはよくわかんけいけど...

筋肉質で趣味はトライアスロンならしいよ...

すごいよね。

 

「ほら...吉井。今回の振り分け試験の結果だ。」

 

「あ..ありがとうございます...あと、この封筒開きづらいですね。」

 

「あぁ..すまん。ほれ貸してみろ。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

僕は男性恐怖症なんだけど西村先生や雄二達は普通に話せるようにはなった。

 

「それと、今回はすまなかった...学園長にも言ったんだがな...学園長個人は再度振り分け試験をさせたいらしいが、それだとほかの生徒にしめしがつかないらしいからな。無理になってしまった。」

 

「それなら大丈夫ですよ。今回のことは僕が、自分で決めてやったことなんですから、後悔はないですよ。」

 

「そう言ってくれると助かるな...それとFクラスは気をつけろよ。姫路や島田がいるからな。」

 

「はい。大丈夫ですよ。それじゃあ。行ってきますね。」

 

「あぁ、頑張ってこいよ!」

 

そうして僕はFクラスに向かった

 

 

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少し前に戻る

 

翔子side

 

私は今、Aクラスの前にいる

 

「・・・・・・」

 

ここは教室なの?そう思ってると、後ろから

 

「あら、翔子どうしたの?」

 

「・・・Aクラスにびっくりしてた」

 

私の友達の優子が話しかけてきた。

優子は多分Fクラスにいる雄二のことが好き。

だから、私はその恋を応援したい。

 

「まぁびっくりしてないで教室に入りましょう」

 

「・・・コクリ」

 

 

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翔子sideと同時刻

 

雄二side

 

「明久が来ねぇ〜」

 

そう言ったのは明久の親友の坂本雄二だった。

 

「そうじゃのー。じゃが雄二、明久のことじゃから寝坊かもしれんぞ?」

 

そう答えたのは、振り分け試験日に明久のことをバカにした教師を殴った木下秀吉だった。周りからは女の子と間違われることが多いらしい。

 

「・・・・・・カメラで確認したがそろそろ明久は来る。」

 

そう答えたのは土屋康太。ほかの人からムッツリーニと言われてムッツリ商会の社長をしているほどの人物。

ただ学園側に商会の売り上げの1割と相手の女子の承諾を得て写真を撮ったり売ったりしている。

 

「何のカメラかは聞かないでおくか。」

 

ガラガラガラ

 

「遅いぞ。あき「坂本君。そこをどいてください。」あっ、先生でしたか。」

 

Fクラスの担任の、福原 慎先生が来た。

 

「それでは、Fクラスの皆さん。おはようございます。私は、このFクラスの担任の・・・・・・福原 慎です。」

 

おいおい。ババァ長...チョークくらいあってもいいだろ...どんだけ、授業させる気ないんだよ...

 

「それでは、ここの設備に不満はありませんか?」

 

「せんせー。俺の座布団に綿が入ってないんですが...」

 

「我慢してください。」

 

「せんせー。窓に、ヒビが入ってて隙間風で寒いんでけど...」

 

「ビニール袋とセロハンテープを持ってくるのでそれで直してください。」

 

「せんせー。俺のちゃぶ台の足が折れて「我慢してください。」できるか!」

 

「冗談ですよ。木工ボンドでくっつけてください。」

 

おいおいどんだけ設備が悪いんだよ...これじゃあ明久にここの教室を使わせるわけにはいかないな。

 

「それで窓側の人から自己紹介をしてください。」

 

そうして自己紹介が始まった。って明久が全然来ねぇーーー!!

 

 

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明久side

 

 

「ふぅ...ここはAクラスだね」

 

そう僕は遅刻してたけど、Aクラスを見に来てた。

 

「あっ...翔子ちゃん代表なんだ..」

 

僕はそう声を上げると翔子ちゃんが代表として喋ってた。内容は聞こえなかったけど頑張ってる姿を見れたからいいかな?

 

「・・・代表の霧島翔子です。・・・よろしくお願いします。」

 

「そうだ!僕は遅刻してたんだ!」

 

僕は急いでFクラスに向かった。

 

 

雄二side

 

自己紹介が始まった...そろそろ秀吉の番だな

 

「私の名前は木下秀吉じゃ。部活は演劇部所属じゃ。仲良くして欲しいのじゃ。それとわしは男子じゃからな!」

 

「「「な、なにーーーーーーー!」」」

 

「いや、男でも女でもないそれが第3の性別、秀吉なんだ!」

 

「「「それだーーー」」」

 

ここにいる奴らはバカばっかなんだな...

おっと、つぎは...

 

「・・・・・・土屋康太。趣味はとうs...撮影。とうt...録音」

 

無口な康太だったか...次は俺達の嫌いなあいつか..

あいつはほんとに明久のことが好きなのか?

 

「私の名前は島田美波です。趣味は・・・吉井明久を殴ることです。☆」

 

あいつは後でO☆HA☆NA☆SHIだな

 

 

ガラガラガラ

 

「「遅れてすいません。」」

 

おっとやっと来たか...

 

「吉井くん。姫路さん。遅刻はダメですよ。それと自己紹介をしていたのでそのまま君達が最後なのでやってください。」

 

「は、はい。私は、姫路瑞樹と言います。」

 

そう姫路さんが自己紹介をした。

 

「は、はい。福原先生。・・・ぼ、僕の名前は吉井明久です。趣味は....ケホッ...ケホッ」

 

「!?明久、大丈夫か?」

 

「う、うん。雄二ありがとう。よろしくお願いします。」

 

「「「美人だぜーーーーーーー!!!」」」

 

「ひぃ....」

 

「吉井。俺と結婚してくれー」

 

「いいや。吉井。俺と結婚してくれー」

 

「....や...いや...来ないで。」ガクガクブルブル

 

「「「(・・・・・・)俺(わし)達の親友になにしてくれんじゃー!!!」」」

 

 

......ドガッバキッ.....

 

 

俺達はバカ共を蹴散らしてから明久のところへ向かった。

 

「「「(・・・・・・)大丈夫か(のぉ)明久。」」」

 

「う、うん、大丈夫だよ。雄二。康太。秀吉。」

 

「吉井君たち。事情はわかりますが私語は謹んでくださいね。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・バァン・・・・・・・・・・・・

 

それとうるさくなったFクラスのバカどもを沈めるために机を叩いたが...机は無惨にも崩れ落ちてしまった。

 

「はぁ...私は、替えの机を持ってきますので少し待ってください。」

 

そう先生が言ったので俺はチャンスだと思い明久を呼んだ。

 

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明久side

 

僕は雄二に呼ばれて廊下に出た。

 

「どうしたの?雄二。」

 

「なぁ明久。俺は戦争をしようと思う。Fクラスの設備を見ただろ?あれはひどすぎるからな。」

 

「僕もそうしたほうがいいと思うよ。姫路さんにあそこはきついだろうからね。それと、設備交換はしないでね?」

 

「あぁわかったよ。そろそろ先生が戻ってくるから教室に戻るか。」

 

さすがは明久だな。設備交換をしないってことはほかのクラスの奴らのことも考えたんだろうな。しかも自分のことじゃなく姫路のためとはな。少し計算が違うが、明久をAクラスに入れなくちゃな。俺はそう決心した。

 

雄二side

 

 

「最後は、代表の坂本君だけですよ。」

 

 

「あぁ。俺が代表の坂本雄二だ!まぁ...代表でも坂本でも何でも好きなように呼んでくれ。それと...」

 

そう言って、少しの間を置いて...

 

「このクラスに不満はないかぁぁぁぁ!!!」

 

 

「「「「おおありじゃーーーーー!!!」」」」

 

「Aクラスは個人用冷暖房完備、システムデスク、リクライニングシート、個人ノートパソコン支給、ドリンクサーバー、最新型の大型ディスプレイらしいぞぉぉ!!」

 

「だから俺はAクラスに戦争を仕掛けようと思う。」

 

「そんなの無理に決まってる。」

 

「姫路さんがいればそれでいい。」

 

「アキちゃん。俺と結婚してくれー!」

 

最後のヤツ後でO☆HA☆NA☆SHIな

 

「いいや。俺達は勝てる。その要素が十分にある!まずは康太!姫路のスカートを覗いてないでこっちへ来い。」

 

「ブンブンブンブンそんな事実はない。」

 

「誰だこいつは?」

 

「康太は本名じゃ有名じゃないが『ムッツリーニ』と呼べばわかるよな?」

 

「まさかあの『ムッツリーニ』か!?」

 

「そうだ!他にも秀吉。秀吉はAクラスに、姉がいる。しかも演劇部のホープだ!」

 

「あぁ木下さんの『妹』「わしは男じゃ!」

 

「そして姫路。こいつは言われなくてもうちの主戦力だ!」

 

「頑張りますぅ」

 

「そして最後に...吉井明久!」

 

「ふぇ?ぼ、僕?」

 

「アキちゃーん。俺と結婚してくれー」

 

こいつは後でしばく。

 

「明久も俺達の主戦力になる!」

 

「おぉーさすが、俺達のアキちゃん。」

 

「それじゃあ早速「ちょっとーーー何でウチが呼ばれないのよ!」なんだ、島田か...」

 

こいつは明久をいじめる原因だしな...しかも数学だけBクラスだし..

 

「ウチだって戦力になるわよ!ウチの数学は「Bクラスだろ?」そ、そうよ。十分に戦力になるに決まってるわ!」

 

「だからどうした?俺達は打倒Aクラスだ!Bクラス程度の点数じゃ意味無いんだよ!」

 

「そんな事言ったらアキだってそうじゃない!」

 

こいつは何言ってんだ?

 

「明久はバカじゃない!総合点数は、学年一だし、一応観察処分者だからな...召喚獣の扱いも学年一だ!お前より戦力になる!」

 

「なっ...アキのくせに....アキのくせに」

 

「そんなことより、島田!お前はDクラスに使者として行ってもらう!」

 

「はぁ?そんなのアキに行かせればいいじゃない?なんでウチなのよ?」

 

「明久は、これから先生の手伝いだからな。無理に決まってるだろ?(嘘)」

 

「でも、下位クラスが上位クラスに、行ったら、ひどい目にあうじゃない!」

 

「大丈夫だ!それは男子のことだからな。女子にひどいことするわけじゃないだろ?だからさっさと行け!」

 

「チッしょうがないわね。開始時間はいつにするのよ?」

 

「午後1時からだ!」

 

そうして、島田さんの悲鳴が聞こえたのであった。

 

「さぁ、秀吉と明久と、康太と姫路と島田は、屋上に来てくれ。ミーティングをする。」

 




今回はここまで。

自分的にはながかったきがします。

ところどころ変な場所があったり、はしょったりしたのでおかしいです
次回はミーティングからDクラス戦です。
いろいろとはしょったりするかもです


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第3話 Dクラス戦ダイジェスト

Dクラス戦を書こうと思いましたがあんまり思いつかないので、ダイジェスト風にさせてもらいます。
ですが1000文字は必ず行かせられるようにはしたいと思います。


 

明久side

 

僕達は今屋上にいる。なぜなら、これから始まるDクラス戦のミーティングをしているからだ。

 

「ところで雄二。なんで、Dクラスなの?」

 

「それはな、明久。ここにいる奴らを見てみろ。誰がいると思う?」

 

「えーっとね。親友が3人と、女子が2人だね。」

 

「そうだ。Fクラスの時に行ったかもしれないが、姫路はAクラス並の学力があるし、秀吉や康太は知ってると思うが島田もな...数学がBクラス並だからな。一応使える。だから、Eクラスは勝負を仕掛けないことにしたんだよ。」

 

「わかったよ。雄二。それじゃあお昼にしよっか?」

 

そう言って僕達は持ってきたお弁当を食べようとしていた。その時...

 

「ねぇアキ。そのお弁当は誰が作ったの?」

 

「え?僕だけど?」

 

「「嘘(です)ね!!」」

 

「嘘じゃないよ!」

 

「アキなんかが料理できるわけないじゃないの!」

 

「そこまで言わなくても...」

 

「何を言ってるんだ?島田は。明久の料理はプロ並みだからな。」

 

「そうじゃ!明久の料理はいつも美味しいのじゃ!」

 

「・・・・・・プロ並み」

 

「なら。ウチにも少し頂戴よ!」

「わ、私も欲しいです。」

 

「う、うん。いいよ。」

 

お弁当の中身をあげる

 

・・・・・・・・・・・・ガクッ・・・・・・・・・・・・

 

 

「な、なによ。これ....美味しすぎじゃないの...」

 

「お、美味しすぎです。」

 

姫路さんと、島田さんはどうしてうなだれてるんだろう?美味しくなかったのかな?

 

「えーっと...もしかして、美味しくなかった?」

 

「いいえ。美味しかったです(わ)よ。ほんとに...ゴニョゴニョ」

 

2人は美味しいって言ってくれた。でも、最後の方は何を言ってるのかわかんなかったけど...

 

「明久君にお願いがあるんですけど...私のお弁当の試食をお願いしたいんですけど?いいですか?私もあれから、ちゃんと練習しましたし..」

 

そう姫路さんは言ってきたけど...僕的にはあんまり嬉しくないんだよね...1年の時にも姫路さんのお弁当を食べて危うく救急車に運ばれるところだったもん...

姫路さんの料理は壊滅的なんだよね...もしかしたら、人も殺せるかもしれないし。でも、一応食べた方がいいのかな?その前に何入れたか聞いてみようかな?

 

「うーん...この卵焼きに、何入れたのかだけ聞いてもいい?」

 

「はい。えーっとですね。酸味が欲しかったので、王水を入れました。」

 

それを聞いた僕は冷や汗が止まらなかった...

なぜなら、姫路さんの料理は1年の時から変わってなかったからだ。

 

「ごめんね。姫路さん。僕はその料理は食べることが出来ないよ...」

 

キーンコーンカーンコーン

 

あっ...ちょうどチャイムがなった。

僕達は急いで教室に戻っていった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Dクラス戦

 

一言で言うと。僕達、Fクラスが勝った。

なぜこんなに簡単に言ってしまうのかと言うと。

僕はこのDクラス戦に出ていないからです。

雄二から、

 

「明久は、途中退席で点数が無得点だが、明久には、やってもらいたいことがある。それは、先生達の手伝いだ!」

 

「どうしてなの?雄二。」

 

「それはな、明久。お前は俺達のjokerだからな。ほかのクラスには知られたくないからだ。」

 

「わかったよ雄二。Dクラスの人たちに会わないように先生達のお手伝いをしてくるよ。」

 

そう言って、僕は先生達の手伝いに向かった。

 

 

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時間は進み....

 

Dクラスとの対談

 

 

「俺達は設備交換はしない。それだけだ。」

 

雄二はそれだけ言ったが、他のFクラスの人達は怒っていた。

 

「「「なんでだよ!今のFクラスより、設備はいいだろ!!!」」」

 

「俺達の目標はAクラスだ!こんなところで設備交換なんてしたら、お前らが戦意喪失するからだろうが!だから設備交換はしない。」

 

確かにそうだ。Dクラスの設備で満足してAクラス戦をしない人達が増えていくに決まってる。そうしてFクラスの人達はしぶしぶ僕達のクラスに戻っていった。

 

 

そうして、僕達が、帰ろうとしている時に

 

ガラガラガラ

 

と、Fクラスの扉が開いた。

 

「ここがFクラスね。思ったよりひどいわね。」

 

そう言って来たのは、秀吉のお姉さんの優子ちゃんだった。

 

「何をしに来たんだ?優子。」

 

「そんなのわかってるくせに。雄二くん。私達、Aクラスは、Fクラスに宣誓布告しに来たわ!」

 

「「「「えぇーーーーーーー!!!」」」」

 

僕達、Fクラスは、みんな驚いた。

 

「今日はそれだけを言いに来ただけだから。明日、雄二くんと明久くんと秀吉と、康太くんはAクラスで試合内容を話し合いましょう。それじゃあ、私は帰るわ。」

 

そう言って優子ちゃんは帰っていった。

多分、明明後日くらいにAクラスになるって雄二が言ってたから、大変だとおもった。

そして、あんなことになるとは思わなかった...

 

 

 




めちゃくちゃ省略しました。

ほんとに駄作文になりました。
次回はAクラスが何故Fクラスに宣誓布告をしたのかが明らかに!


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第4話 Aクラス宣戦布告

なぜAクラスが、Fクラスに宣誓布告をしたのか。
理由が明らかに?


時間は戻ってAクラス、自己紹介中

 

翔子side

 

ガラガラガラ

 

「それでは、Aクラスの皆さん、おはようございます。私はAクラスの担任の高橋洋子です。個人用冷暖房完備、システムデスク、リクライニングシート、個人ノートパソコン支給、ドリンクサーバー、最新型の大型ディスプレイ、がありますがそのことに不問なところや、他に欲しいものはありませんか?」

 

(((そんなのいるわけないーーーー!!)))

 

その時だけ、Aクラスのみんなの心が一つになったと思った。

 

そうして自己紹介が始まっていった...私は、一つだけ疑問に思ったこと。

 

「・・・アキがAクラスにいない」ボソッ

 

「ハロー。ボクの名前は工藤愛子だよ。特技はパンチラ、スリーサイズは上から「愛子!」どうしたの?優子。」

 

「ここでそれを言わないの!」

 

「はーい。まぁ、みんなよろしくね。」

 

私の友達の愛子の自己紹介が終わったみたい。でもね、愛子、その特技はやめといた方がいい思うよ?

そんなことを思っていたら、次は優子の番になっていた。

 

「私の名前は木下優子よ。Fクラスに私の弟の秀吉がいるから、私のことは優子で構わないわ。」

 

そうして次は次席の久保君の自己紹介になった...

実際、アキがAクラスにいないことが不思議で久保君の自己紹介を聞いていなかった。

 

「翔子...翔子...!」

 

「・・・ん?」

 

「次は翔子の番だよ?」

 

「・・・わかった。・・・私は代表の霧島翔子です...よろしくお願いします。」

 

私は戦争の事はなんて考えていられなかった。しかも、自己紹介で何を言ったのかも覚えていなかった。

 

.....pipipipip

 

「はい。もしもし。・・・わかりました。それでは...ガチャ Aクラスの皆さん。Fクラスの人達がDクラスの人達に試召戦争を仕掛けたので、自習になります。」

 

私はそれを聞いて、アキが、Fクラスにいると思った。だから、高橋先生に、これから必要になるものを頼みに行った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ギャァァァァァ!!!」

 

ものすごい悲鳴が聞こえてきた。声からしてアキに暴力をしてくる、島田ということがわかった。

 

そうして、雄二からメールで午後に試召戦争をすることを教えてもらった。

 

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試召戦争中

 

翔子side

 

私は高橋先生に頼んでいたものの内容を学園長先生に話し、アキがAクラスに入れるように、下準備をしていた。

そうして、教室に戻ると、なんと、アキがいた!

 

「・・・アキ?なんでAクラスにいるの?試召戦争はいいの?」

 

「あっ!翔子ちゃん。なんかね雄二が、僕の学力はまだ知られたくないとかで、西村先生にこのプリントをAクラスに持って行ってって言われたんだ。」

 

それは、少し納得したけど、

 

「・・・アキは大丈夫なの?ここにも男子はいるんだよ?」

 

そう。アキはとある事件から、男性恐怖症なんだ...

私や優子、雄二達がいろいろとやって、男性では西村先生に話せるようになったけど...大勢の男子が集まるところでは、フラッシュバックが起こり、息が苦しくなってしまうから。

 

「うん。大丈夫だよ?優子ちゃんや、愛子ちゃんが、居てくれたから。あと、Aクラスの人達の気遣いがあったから...もしかして、少し言っちゃった?」

 

「・・・うん。ごめんね。アキは男性恐怖症ってAクラスの人達には言っちゃった。」

 

「大丈夫だよ。翔子ちゃん。ありがとうね」ニコッ

 

アキが突然微笑んできたから、私はとっさに目を合わせられなかった。カァァァ

 

ピーンポーンパーンポーン

 

「Dクラス代表が、戦死したのでFクラスの勝利です。」

 

「あっ、僕はそろそろ行くね。またね、翔子ちゃん。」

 

「・・・うん。またね」

 

やっぱりアキはあのクラスにいちゃいけない。

私が守ってあげないと。

そう。決意を固くした。

 

「・・・ねぇ優子。ちょっといい?」

 

「なに?翔子。」

 

私は今からやる作戦を優子にやってもらう為に耳打ちで作戦を伝えた。

優子は快くOKをくれた。

 

「高橋先生。これから吉井明久君の為に、学級会議を開きたいのですが...いいですか?」

 

「えぇ、ほかならぬ明久くんのためです。いいでしょう。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

Aクラス、学級会議中

 

 

「ねぇ優子さん。この学級会議は、なんなの?」

 

「えぇ、これは吉井明久君の、人生が左右されるかどうかの大切な、会議よ。」

 

「吉井明久ってさっきのあの子でしょ?」

 

「Fクラスなのにバカには見えなかったよな。しかも可愛かったし。」

 

「私は、この試召戦争でFクラスに勝利し吉井明久君をAクラスに移動させようと思ってるの。それに反対の人はいるかしら?」

 

「あの子って、確か男性恐怖症よね?ならFクラスにいない方がいいんじゃないの?だから私は、賛成だわ。」

 

「俺も賛成だわ。喘息とかもあるんだろ?ならAクラスにいた方がいいじゃねぇか。」

 

「みんな、ありがとう。最後に代表の、翔子から今回の試召戦争に関して言いたいことがあるらしいわ。」

 

そう言って優子は、Fクラスに宣戦布告をしに向かった。

 

ここからは、私が頑張らないと。

 

「・・・代表の、霧島翔子です。・・・今回の試召戦争に出てもらうメンバーを発表します。・・・まずは、1回戦目は、優子。2回戦目は、美穂。3回戦目は、愛子。4回戦目は、久保。最後は私。・・・ここで名前を呼ばれた人達は明日、回復試験を行ってもらう。」

 

「あのー。なんでこのメンバーなんですか?」

 

「・・・それは、優子にはFクラスの、秀吉か、島田を相手にしてもらう。美穂にはアキが出ると思うから、得意分野でおねがい。愛子は、康太だと思うから、愛子の得意分野の、保健体育でお願い。久保は、姫路だと思うから、でも、その時によるから。最後は私、多分相手は雄二で来る。・・・だからこのメンバーに頑張ってもらう。」

 

「それで翔子?ボクは、ムッツリーニ君と戦うのはわかったけど、多分ボクじゃ点数勝てないと思うよ?」

 

「・・・大丈夫。優子にはもう言ったけど、明後日、回復試験を受けてもらう。そこでみんなには、今の点数から150〜200点以上、とって欲しいの。必ず勝てるようにしたいから。」

 

「「「わかったよ!!」」」

 

そうして私達、Aクラスは妥当Fクラスするために勉強を始めた。




今日はここまで、
明日はついに・・・試召戦争はしません。



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第5話 回復試験と開戦調印

1日1話はつらいです。

Aクラス戦の前の1日です


 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーガラガラガラーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

雄二side

 

俺達はAクラスとの戦争の為に回復試験を受けに教室に入った。

俺と明久、秀吉、康太、姫路、が回復試験を受けていた。

なぜこのメンバーかというと、

 

・・・・・・・・・

 

Aクラス内

 

優子side

 

「我々、Fクラスは代表同士の一騎討ちを申し込みたい!」

 

「Aクラスとしてはその提案は受け入れられないわ」

 

「恐いのか?」

 

「一騎討ち…受けてもいい…でも‥条件がある…」

 

「条件…?」

 

「勝った方が何でも1つ言う事を聞く…それが条件……」

 

「それがFクラスへ宣戦布告理由か?」

 

「勘違いしないで欲しいわ、我々Aクラスは学園の治安と品格を守る義務があるの、1学期早々、何の努力も積まずに戦争を起こした制裁措置よ」

 

「良いだろう、代表同士一騎討ち、負けた方が言う事を聞く、受けて立…」

 

「一騎討ちじゃないわ、5対5の代表戦、科目の選択件はこちらが2、そちらが3よ、慎重になるに越したことは無いわ」

 

「交渉成立だ」

 

「それでは、開戦調印は終了します。皆さん、頑張ってくださいね。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

雄二side

 

「俺達は、Aクラス戦のためのメンバーを発表する!

まずは、1回戦目、秀吉だ!秀吉は科目選択をして古典を選んでくれ。「わかったのじゃ!」2回戦目は明久だ!明久も、科目選択をしないでくれ。「わかったよ。」3回戦目は、康太。康太は、科目選択で、保健体育を選んでくれ!「・・・・・・わかった。」4回戦目は姫路。科目選択をしないでいってくれ。最後は、俺が行こう。「わかりました。」それでは、このメン・・・・・・「ちょっと、待ちなさいよ!」なんだ島田。」

 

「なんでウチが呼ばれないのよ!ウチだって数学は「Bクラス並みだろ?」ええそうよ。」

 

俺は少しため息をつきながらこう言った

 

「あのなぁ。島田。俺達はAクラスと戦うんだ。はっきり言ってBクラス並みの学力なんて、戦力外なんだよ!」

 

「だったら、アキはどうなるのよ!アキの学力なんてウチより、低いじゃないの!」

 

「何言ってんだ?お前は!もし、お前より学力がなくってもな、明久にはお前より召喚獣の扱いがうまいじゃないか!だから選んだんだよ!」

 

「・・・ちっ・・・」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

明久side

 

「ねぇ雄二。僕は世界史と日本史。どっちを試験受ければいいの?」

 

「いや、全部、今日受けてもらうが、その中で、世界史の方を重点的に点数を取ってくれ。」

 

・・・・・・カキカキカキ・・・・・・カキカキカキ・・・・・・

 

 

「終わったーー」

 

「そうか。みんな、お疲れ。今日はこのまま帰って。休んでくれ。明日は絶対に勝つぞ!」

 

「「「おぉーーーーー!!!」」」

 

 




今回は短いです。

ださくです。

次回はAクラス戦!!


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第6話 Aクラス戦 1回戦目〜5回戦目(戦後対談)

さっき書いていた、
ところが全部消えて萎えちゃった。


 

俺達は今、Aクラスにいる。

なぜならFクラスよりAクラスの方がでかいならだ!

 

 

「それでは、1回戦目の代表の方は前に出てください。」

 

「秀吉行ってこい!」

 

「わかったのじゃ!」

 

「へー。そっちは秀吉が出るのね。そこにいる怪力女が出るのかと思ったわ。まぁ、そこの怪力女じゃあ私に勝てるわけないものね。」

 

「ムキーー。誰が怪力女よ!あんたなんかウチがボコボコにしてやるわよ!高橋先生。数学でお願いします。」

 

チッ...島田の奴勝手に科目選択しやがって

 

「承認します」

 

「「試験召喚獣召喚・試獣召喚(サモン)」」

 

島田 美波

 

138点

 

「ふんっ!私の数学はBクラス並みなのよ!」

 

「へー。それはすごいわね。でもね。私達はAクラスなのよ!」

 

木下 優子

 

483点

 

ザシュ

 

「1回戦目は、Aクラスの勝ちです。」

 

「何やってんだ。島田!勝手に代表として出て、それに、科目選択もしやがって!」

 

「でも...」

 

「でもじゃねぇ!さっさと消えやがれ!」

 

「しょうがないよ。島田さん。脳に酸素が・・・いたたたた...」

 

「アキィー!誰が脳に酸素が行ってないですって!」

 

「やめろ!島田。今はAクラス戦だ!邪魔をするな!」

 

「・・・{ウチは悪くないのに...}」

 

「それでは。2回戦目の代表の方は前に出てください。」

 

「すまねぇ。明久。島田の勝手な行動で明久が勝てる勝算が無くなった。多分あっちは明久の苦手な科目で来るだろうから...」

 

「わかったよ。雄二。でも少しでも頑張るよ。」

 

「あぁ...」

 

「えーっと...確か。佐藤さんだよね?」

 

「は、はい。「なんの科目にするの?」それは、物理で行きます。」

 

やっぱり、明久の苦手な科目できたか。

 

佐藤 美穂

 

385点

 

吉井 明久

 

140点

 

・・・・・・・・・・・・・・・ザシュ

 

僕は直ぐに負けてしまった。はぁ...

 

「ごめんね。雄二。負けちゃった」

 

「いや、しょうがないだろ。相手が明久の苦手な科目を選んできただけだからな。」

 

「「ちょっと〜!アキィ(明久君)!!さっきの点数はどういうことよ(ですか)!!」」

 

「何って、明久の苦手な科目だったんだから、しょうがないだろ。」

 

「何よ!坂本。あんたはアキがAクラス並みの点数があるって言ったじゃないの!」

 

「そうですよ!それだったらカンニングですぅー」

 

「「「そうだ!そうだ!カンニングだー」」」

 

「お前ら!静かにしろ!次の試合が始まらんだろ!」

 

西村先生がFクラスに喝を入れて、次の試合が始まった。

 

「それでは、3回戦目の代表の方は前に出てください。」

 

「「(・・・・・・)わかった(わかりました。)」」

 

「君が噂のムッツリーニ君だね。ボクは去年に転校してきた。工藤愛子だよ。ボクも、君と同じく、保健体育が得意なんだ。特に実技で♪」

 

「・・・・・・ブシャァァァァ」

 

「あぁ康太!大丈夫?」

 

「やぁ。明久くん。君にも...(後で翔子に何言われるかわかんないからやめとこ。)」

 

「・・・・・・大丈夫だ。心配かけたな。」 「う、うん。」

 

「「(・・・・・・)試験召喚獣召喚・試獣召喚(サモン)」」

 

土屋 康太

 

685点

 

工藤 愛子

 

786点

 

(もー翔子ったら無茶言ってくれたな〜。1日で200点も上げろなんて〜)

 

「・・・・・・点数では負けたが、ここでは負けられない!・・・・・・加速!」

 

「うっ!危なかったなー。ギリギリ防いでなかったら負けてたよ。」

 

786→520点

 

「ボクも本気で行くからね。」

 

ザシュ

 

685→420点

 

「・・・・・・加速」

 

「・・・・・・!?なぜ、動きが遅くなってる?」

 

「ボクも腕輪をつかわせてもらったよ。これで終わりだね。」

 

ザシュ

 

420→0点

 

「・・・・・・ガクッ」

 

「いやーボクも腕輪を点数を上げてなかったら負けてたよ。」

 

「・・・・・・お前も頑張ってるんだな..」

 

クソっ!康太まで負けてしまうとは...しかも康太の顔が少し赤くなってるなニヤニヤ

・・・てかさっきので俺達、負けちまったじゃねぇーか!

 

「・・・雄二。私Aクラスはまだ続ける。・・・もし、Fクラスが1勝でも、勝てたならFクラスの勝ちでいいから。」

 

「わかった...」

 

「・・・それと、もう一つ命令を追加してもらう。」

 

「わかった。」

 

 

「それでは、特別ですからね。4回戦目の代表の方は前に出てください。」

 

「「はい!」」

 

「姫路さん。なんで君は吉井君に理不尽な暴力をふるってるんだい?」

 

「それは。明久君が悪いんです!私達の気持ちもわからないで、他の女の子のところに行くのが悪いんです!」

 

「そうかい...君は落ちるところまで落ちてしまったんだね。君はもう僕のライバルではなくなったよ。先生。総合科目でお願いします、」

 

「わかりました。承認します。」

 

「「試験召喚獣召喚・試獣召喚(サモン)」」

 

久保 利光

 

4870点

 

姫路 瑞樹

 

4409点

 

「昔の君ならこんな点数じゃなかっただろうね。そして、吉井君の総合点数は、僕より高いからね!」

 

・・・・・・・・・ザシュ・・・・・・・・・

 

「・・・・・・」

 

「5回戦目の代表の方は前に出てください。」

 

「翔子。俺は本気で行くからな!」

 

「・・・私も本気で行く。アキのために!」

 

「先生。日本史でお願いします。」

 

「わかりました。承認します。」

 

「「(・・・)試験召喚獣召喚・試獣召喚(サモン)!!」」

 

坂本 雄二

 

458点

 

霧島 翔子

 

675点

 

「やっぱり、翔子には、点数じゃかなわなかったな。」

 

「・・・一撃でおわらせる。雄二は焦っていた。アキがFクラスにいたから。雄二はアキと、同じくらい優しい。だから、アキを、Aクラスに入れる為に...ありがとう。」

 

「あぁ..明久を、守ってくれよな」

 

やはり俺は翔子にはかなわなかった。

 

ザシュ....

 

「これにより、Aクラスの勝利です。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

雄二side

 

「何やってんのよ!坂本!あんた、小学生の日本史の問題にするんじゃなかったの!」

 

「俺はあんな問題で勝ったなんて言ったら、男がすたる!だから。俺の今の全力を翔子に試したかっただけだ!それに、もし、小学生の日本史の問題でも、俺は負けていたと思う。だからこれでよかったんだよ!」

 

そこに、鉄人が来て。

 

「こらっ!お前達が騒がしいせいで戦後対談ができないんだよ!坂本。Fクラスの奴らは俺が見てるから戦後対談をしてこい。」

 

俺は鉄人に、礼を言うとAクラスのところに向かった。

 

 

「それで、翔子達は何を命令するんだ?」

 

「・・・まずは、設備低下をなくす代わりに。雄二、秀吉、康太は再度振り分け試験を受けてもらう。」

 

「「ちょっとー!なんでウチ(私)達は受けられないの(ですか)よ!」」

 

「それはあなた達が明久君に理不尽な暴力をふるってるからよ!」

 

「島田!姫路!お前達はうるさいから黙ってろ!それでほかは?」

 

「・・・2つ目は、さっきの3人は必ずAクラスに来ること。」

 

「わかった。」

 

「・・・3つ目は、私達が許可した人以外はAクラスに入れないこと。もし、違反した場合は設備低下などの罰を与える。」

 

ここまでは誰も何も言わなかったが次の言葉であいつがちゃちを入れてきた。

 

「・・・最後は、吉井明久をAクラスに貰う。」

 

「わかった..明久をAクラスに...ってえぇーーーー!」

 

「なんでなんだ?翔子。」

 

「・・・それは、アキがAクラスに来たら、雄二達は迂闊に、試召戦争できない。それに、アキがFクラスにいたら危険だから。」

 

「わかった。」

 

「「そんなの無理に決まって(ます)るわ!」」

 

「アキがAクラスの学力についていける分けないじゃない!」

 

「そうですよ!もし、そんな点数だったらカンニングですぅー。」

 

「それに、学園長がそんなこと認めん分けないわ!」

 

ガラガラガラ

 

「何言ってるさね。クソジャリ共が!私が、承認したさね。だから、吉井はAクラスにいけるさね。学力だって申し分ないからね。それじゃあ私は行くさね。」

 

そうして、学園長は誰の意見も聞かないまま、Aクラスから出ていった。

 

「・・・それでアキは、どうするの?」

 

「ぼ、僕は...」

 

アキは雄二達の方をチラッと見た。

 

「明久。お前はここにいたらダメだ!Aクラスに行ってこい。永遠に会えないわけじゃないんだならな!」

 

「・・・・・・俺達もAクラスに必ず行く!」

 

「そうじゃ!たまには自分を大切にするのじゃ!」

 

アキは涙を浮かべながら

 

「うん…僕はAクラスに行くよ。」

 

こうして、戦後対談がおわった。

ちなみに騒いでた、島田と、姫路は、鉄人に連れられて補習室に連れていかれた。

 

「・・・アキ。やっと一緒のクラスになれたね。」

 

「うん!そうだね。翔子ちゃん。」

 

「・・・だから約束は、守ってね。」

 

「うん?」

 

「・・・私と、同じクラスになったら同棲するって約束。」

 

「わかったよ。翔子ちゃん。僕も嬉しいよー!」ダキッギュー

 

「・・・・・・・・・(アキ、可愛すぎ...次は清涼祭だから、アキに可愛い服を着てもらおう。)」

 

 




やっと、おわらせることができました。

ほんとに駄作ですね。

もうやめたい気持ちもありますが、完結させることにします。
前に書いてたSSは、直ぐにやめてしまったので!
絶対に駄作でも、完結させますので。
よろしくおねがいします。

そして。明久と、翔子にオリジナル腕輪が欲しいのですが何かいいアイデアはないでしょうか?
(*`・ω・´)ノよろしくお願いします


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閑話休題 王様ゲームとハロウィン
第7話 閑話休題 (編集2015/10/28 12:51:28)


今回は初めての閑話休題です。
妥当な王様ゲームでもしてもらいたいですね。


時はAクラス戦終了から、2日後・・・

 

場所はAクラス。

 

メンバーは、僕。雄二。康太。秀吉。翔子ちゃん。優子ちゃん。愛子ちゃん。

 

 

明久side

 

「じゃあ、これから王様ゲームを始める。」

 

「「「いえーーーい!!!」」」

 

「じゃあ、明久。ルール説明をざっくり頼む。」

 

「わかったよ〜!雄二。じゃあ、みんなもルールは知ってると思うから、ざっくり言っちゃうね。

ルールは簡単、今からこのクジを引いて、先端が赤かった人が王様だよ♪それと..王様の言うことは...」

 

「「「ぜったい〜!!!」」」

 

「それじゃあ、1回目。王様だーれだ。」

 

「あっ。ボクだね♪じゃあ、4番と、2番の人はこれを着てもらおうかな♪」→メイド服

 

・・・・・・

 

僕は、自分の番号を見てみたら...まさかの、4番だった...

 

「「(・・・・・・)あっ.....」」

 

僕の他に声が聞こえたので、そっちの方に顔を向けて見ると、康太が汗をかきながら番号の書かれた棒を見ていた。

なるほど、2番は康太だったんだね。

 

「あれ〜?もしかして、明久君と、ムッツリーニ君だったの〜」ニヤニヤ

 

「じゃあ、これを着てもらうからね。」ニヤニヤ

 

「・・・・・・ブンブンブンこんな事実は認められない。」

 

「ダメだよー。王様の言うことは」

 

「「「ぜったい!!」」」

 

「なんだから〜♪」

 

僕と、康太は諦めて着替えてくることにした。

 

・・・・・・・・・・・・

 

「えっ...えっと...///着替え終わったよ...///」

 

僕と、康太はメイド服を着てきた。しかも、このメイド服、露出度が少し高めのやつだよ...

 

「・・・アキ、可愛い。」ガバッ

 

「う、うわぁ...」ドサッ

 

僕は急に抱きついてきた、翔子ちゃんによって、押し倒されてしまった...

 

「し、翔子ちゃん。か、顔が近いよ...///」

 

僕は恥ずかしくなって気絶してしまった。

 

・・・・・・時間がたって

 

「明久も、起きたことだし、再開するぞ!」

 

「「「王様だーれだ!」」」

 

「あら、私ね。」

 

次は優子ちゃんだった。

 

「それじゃあ。3番の人が王様に、お姫様抱っこしてちょうだい。」

 

優子ちゃんは、少してれ気味だったけど、3番の人は、雄二だった。

 

「それじゃあ...///やるぞ...///」

 

「えぇ...///」

 

2人は恥ずかしそうだったけど無事に終わった。

 

「つ、次行くぞ...///」

 

「「「王様だーれだ!」」」

 

「うむ。わしじゃな。なら、2番と4番がポッキーゲームじゃ。」

 

僕は自分の番号を確認すると...4番だった..相手は誰だろうと、周りを見てみると。

 

「・・・私。」

 

相手は翔子ちゃんだった。

 

「それじゃあ。翔子ちゃん、やるよ?」

 

「・・・アキ可愛い。(うんいいよ。)」

 

「霧島殿。本音と建前が逆なのじゃ」

 

僕達はポッキーゲームをしてって...翔子ちゃん、食べるの早い早い早い・・・

 

・・・シュゥ...

 

「また、明久が気絶しちまったか...」

 

「そろそろ時間なのじゃ。」

 

「・・・・・・そろそろ終わりだ。」

 

「明久は、誰が連れて帰るんだ?」

 

「・・・私が連れて帰るから、安心して。」

 

そういう会話があり、王様ゲームは、お開きになった。

 

 

「そろそろ、ハロウィンだね。僕達も仮装して、パーティーしようよ。翔子ちゃん。」

 

「・・・たのしそう。」

 

そういった会話があったのは内緒の話。

それがあんなことになるとは...誰も思っていなかったからだ。

 

って1回言ってみたかったんだよね。」

 

「・・・アキ?何喋ってるの?」

 

「何でもないよ?翔子ちゃん。ハロウィン楽しみだね。」

 

「・・・うん。」

 

 

 




次回はハロウィンパーティーをします。
コスプレですね。
明久くんは、何のコスプレしてくれるんでしょうか?


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第8話 閑話休題(編集2015/10/28 12:52:00)

みなさん。Здравствуйте!

まだまだ早いですがハロウィーンですよ!
と言っても準備の方ですけどね...
これは10月30日のお話



時は10月30日ハロウィーンの前日である...

 

ーーーーーーーーーー霧島宅ーーーーーーーーーーーーーーー

 

翔子。明久side

 

「ねぇ。翔子ちゃん。明日のハロウィーンの、衣装どうするの?」

 

僕は何故か、霧島 翔太《お義父さん》に衣装を渡されたけど...

何でも、これを着れば翔子ちゃんが喜ぶらしいもん。

 

「・・・私は、もう、用意してあるから大丈夫。」

 

「あとね、明日のためのお菓子は、何を作ればいいのかな?材料とかも買ってこないとだし...」

 

かぼちゃプリンとか、美味しそうだな〜なんて思いながら

 

「・・・大丈夫。もう材料は揃ってるから。あとは、私達で、作れば問題ない。」

 

「わかったよ〜。」

 

僕達の、準備は、これでおわった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

雄二side

 

「ふぅ...明日は、翔子の家で、ハロウィンパーティーか...」

 

俺はこの前もらったメールを見てみた。

 

 

『雄二へ

10月31日に、ハロウィンパーティーを翔子ちゃんの家でやるから来てね。一人ひとつ、お菓子を持ってきてくれると嬉しいな。それとね...必ず仮装して来ること。絶対だからね!』

 

とメールが来たので、俺は菓子作りをしていた。

 

「何を作ればいいんだ?やっぱり、クッキーとかが妥当か?」

 

だがしかし、クッキーなんてものはほかの誰かが持ってくるに違いない。ここは、チョコケーキなんてどうだろうか?

ほかの奴らが持っては来ないと思い。それを作ることにした。

 

「よし!早速、作るとするか!」

 

俺は早速作り始めた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

康太side

 

「・・・・・・どうするか。」

 

俺は、メールを見てた。

 

『康太へ

10月31日に、翔子ちゃんの家でハロウィンパーティーをするから来てね。お菓子を持ってきてくれると嬉しいな。それとね...必ず仮装して来ること。必ずだからね!それと、写真撮影はしてもいいけど、ちゃんと相手に許可は得てから撮ってね。』

 

「・・・・・・はぁ...」

 

俺は菓子作りは得意だから、いいとして、カメラをどうするか悩んでいた。

なぜなら、今回はコスプレを全員するからだ。

多分、今回のメンバーは俺、雄二、秀吉、明久、翔子、愛子、優子の、メンバーで、ムッツリ商会で、トップだからだ。いいカメラをもっていこう。

あとは、菓子はシュークリームでも、作っていけばいいだろう。ホントの問題は、

 

「・・・・・・俺は何のコスプレをしていけばいいんだろ...」

 

俺は本当に迷っていた。だから無難にこれを選んだ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

秀吉、優子side

 

「姉上ー。明日のハロウィンパーティーの、準備は出来とるのか?」

 

「なによ。私はもう出来てるわよ!衣装は、あんたが選んでくれたじゃない。」

 

「そっちじゃないのじゃ。何のお菓子を持っていいのかを聞いておるのじゃ...」

 

「そ、そうね。私達はお菓子を作れないからね。普通に、市販のお菓子でいいんじゃないかしら?」

 

「そうじゃの。それでいいとおもうのじゃ。」

 

pipipipi

 

「姉上。ケータイがなっておるのじゃ。」

 

「あら、ありがと。ん。愛子からだわ。」

 

・・・・・・・・・

 

「それじゃあ、私は愛子のところに行ってくるから。留守番よろしくね。」

 

「わかったのじゃ。」

 

 

愛子宅。

 

「やっほ〜優子。ごめんネ。急によびだしちゃって。」

 

「いや。いいのよ。それで、なんか用があったの?」

 

「そうそう。優子に、ボクの衣装を選んで欲しかったの。」

 

「なんで私なの?康太君でも良かったんじゃない?」

 

「ムッツリーニ君に喜んd....」テレテレ

 

愛子は照れながら言ってた。まぁ、最後の言葉は聞こえなかったけど...

 

「なるほどね。康太君に喜んで欲しかったのね。」

 

「う、うん...///」

 

「ならこれがいいんじゃないかしら?」

 

「ありがとう。優子」ガバッ

 

愛子は照れながら、抱きついてきた。テレッ

 

「それはそうと、愛子は、持っていく、お菓子はどうするの?」

 

「そ、それは...」

 

多分、愛子は、お菓子をつくれないとおもう。

 

「なら。私達と一緒で市販のお菓子でいいんじゃないかしら?」

 

「そうだね..そうするよ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

1週間前ほど

 

明久side

 

「お、お義父さん。どうしたの?急に呼び出して。」

 

「ん。あぁ、明久は、パーティーの、衣装で、悩んでいるんじゃないかと思ってね。」

 

「うん。確かに、衣装のことで少し悩んでいるけど...どうして、お義父さんは、ハロウィンパーティーをするって知ってるの?」

 

「むむ。それは...アセアセ まぁ、そんなことより。明久は、これを着れば翔子は、喜んでくれると思うよ。」

 

「えっ...でも。これって、ものすごく...///恥ずかしいんだけど...///」

 

お義父さんが僕に渡してきたのは...サキュバスって言われる、妖怪だった。ほんとに露出度が高い...///

 

「お義父さん。何で、この衣装なの?ほんとに翔子ちゃん喜んでくれるの?」

 

「あぁ、翔子が喜んでくれることまちがいなしだよ。」

 

「し、翔子ちゃんが喜んでくれるなら...///僕、着るよ...///でもさ。お義父さん、どうして、女の子の格好しないとなのさ!!」

 

「違うよ。明久。明久が衣装のことで悩んでるって聞いたからね。私の知り合いに頼んで、君の写真をデザイナーさんに見せたら、喜んで引き受けてくれてさ。」

 

僕は少し不安になってしまった。そんなことを思っていたら...

 

「あぁ、大丈夫だよ。明久。その、デザイナーさんは女性だからね。それと、ごめんね。勝手に明久の、写真を見せちゃって。私だって。勝手に男性に、君の写真を見せるわけないからね。それと、寸法を測りたいらしいから、明日一緒に、そのデザイナーさんのところに行ってもらえるかな?」

 

「うん。大丈夫だよ。」

 

そうして、10月30日になって...

 

「明久。この前頼んだ、衣装がきたよ。」

 

「う、うん...」

 

「どうしたんだい?明久。」

 

「ほんとに翔子ちゃんが喜んでくれるかな?っておもって。」

 

「大丈夫だよ。明久は、かわいいんだから。自信を持っていきなよ。それと。私は、明日はハロウィンパーティーには行けないからね。友達と、思い切り楽しんできなよ。」

 

「うん!ありがとうね。お義父さん。」

 

 

こうして、明日のハロウィンパーティーを楽しみにする、みんなであった。

 

 




次回は、ハロウィンパーティーとうじつです。


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第9話 happy Halloween

ハロウィンの季節ですね。

ただそれだけです。


明久side

 

今日は、ハロウィンで、翔子ちゃんの、家でパーティーをすることになってる。今、僕はベッドの中にいるんだけどね。少しの苦しい感じがするんだ...

 

「・・・おはよう。アキ」

 

「おはよう。翔子ちゃん、どうして、僕と、顔が近いの?」

 

「・・・朝、アキを起こしに行ったら、可愛いアキの、寝顔があったからそのまま私も、ベッドの中に入った。」

 

なるほど、そういうことなんだね。

・・・

 

ボフッ

 

「???・・・アキどうしたの?・・・あっ...」

 

私の、顔が近かったから、恥ずかしさのあまり気絶しちゃったらしい。

 

「アキ。大丈夫?」

 

「う、うん。そろそろ、朝ご飯を食べよっか?」

 

「・・・うん。」

 

そうして、僕達は、朝ご飯を食べに向かった。

 

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

ハロウィンパーティーの、準備が終わったちょうどに、誰かが来たようだ。

 

「・・・私が、でてくる。」

 

「わかったよ〜翔子ちゃん。」

 

 

 

「よう。翔子、おはよう。」

 

「・・・うん。雄二、おはよう。雄二は、狼男の、衣装で来たのね。」

 

「あぁ、その方が俺らしいと思ったからな。それと、明久は、家にいるのか?」

 

「・・・うん。さぁ、上がって。」

 

 

「やぁ、雄二。おはよう。って、狼男の、衣装で来たんだね。似合ってるよ、雄二。」

 

「おぉ、ありがとよ。」

 

 

僕がお菓子などを用意し終わると、部屋には、みんな集まっていた。

 

「みんな、集まったんだね。それじゃあ、Happy Halloween!」

 

「「「「「Happy Halloween!!!」」」」」

 

こうして、パーティーが始まった。

 

みんな仮装して、来てくれたみたい。

雄二は、狼男で。秀吉は、海賊だった。

康太は、吸血鬼で。優子ちゃんは、アリスの衣装で。

愛子ちゃんは、黒猫だった。翔子ちゃんは、魔女の姿だった。

 

「ところで、明久?なんで、お前は仮装してねーんだ?」

 

肝心な僕は、お菓子作りに気を取られて、仮装してなかった...

 

「今から、着替えてくるから、お菓子食べててもいいよ?」

 

僕は、急いで、着替えてくることにした。

 

 

コンコン

 

「着替え終わったから、ドアを開けるよ。」

 

「おう、入ってこいよ。」

 

僕は、あの、サキュバスの、姿でみんなの前に立った。

みんなは顔を赤くしていた。康太は、鼻血を出しながらも、写真を撮っていた。倒れるわけにいかなかったそうなので、輸血パックを多めに持ってきていたらしい。

 

「明久、おまっ...どんな仮装で来てるんだよ...///」

 

「明久君は、少し大胆だね...///」

 

とみんな僕の仮装に、感想を言っていると、

 

ガバッ

 

「う、うわぁ...」ドサッ

 

僕は、後ろに倒れてしまった。原因は、

 

「・・・アキ、可愛い。キスしたい。ていうかもう、愛の営みをしていいよね?」

 

「///あわわ...///し、翔子ちゃん...///あ、あい、愛の営みって...///」

 

愛の営みの内容は、よくわかんなかったけど...前にお姉ちゃんに、聞いたことがあったような気が来た。

確か...赤ちゃんを作る行為だってこと...///

 

「し、翔子ちゃん...///まだ、僕達には早いから...///だ、ダメだよ...///」

 

僕は、恥ずかしさのあまりに、気絶をしてしまった。

 

「明久は、やっぱりウブだよな。」

 

「・・・・・・明久は、自分からあんな格好をするはずがない」パシャパシャ

 

「・・・康太よ...真顔で写真を撮りながら言うでないぞ...多分、翔子殿のおじさんが、言ったのじゃろう...」

 

「・・・・・・否定できない。」

 

「う、うーん。」

 

「おっ、明久起きたか。」

 

俺達は、持ってきた、お菓子などを食べながら、おしゃべりしたり、ゲームをしたりして、楽しく遊んだ。

 

明日からは、清涼祭が始まるからね、頑張んないと...




今回は、短くしました。

二作品ともに感想をお待ちしております。


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第10話 設定とか?

こちらもご覧下さい
もうこっちが本命じゃなくなってるきがするよ...

ISの方があれだよね...


 

吉井 明久(♂)

 

身長 158cm

体重 ダメーーー!!

特技 料理。(パエリア、オムライス、お菓子全般)

好きなもの 翔子ちゃん。雄二たち。

嫌いなもの 島田、姫路、FFF団

容姿 白銀のような髪の毛(長さは背中まで)

顔立ちはほぼ女の子(中立的)

誕生日 10月18日

学力 基本的、数学以外は400点以上

世界史、日本史は500〜1000点以上

数学は200〜300点

保健体育は100〜200点

 

 

備考

・中学三年の時の、文化祭で、たまたま、女装をし

文化祭終了後、強姦未遂にあってから、男性恐怖症になる。

高校1年の時に、翔子や、雄二達のおかげで少し改善した。しかし、大人数で、迫られると、喘息や、震えが止まらなくなる。

強姦未遂事件の後に、母親と、姉から、アメリカに、連れていかれそうになったが、翔子の、熱心な説得により、高校1年の時は、姉の玲と一緒に住むことにより、日本にとどまれた。その後、翔子の父、翔太と、明久の母、明奈のおかげで、許嫁になった。その時、姉の玲から、翔子に、一生、愛し続ける覚悟があるかを聞き、同棲をするという条件で許嫁を承諾した。

・翔子ちゃんが喜ぶことは基本的に何でもするが、エロの知識がほとんどなく、キスをするだけで気絶してしまう。

・小学校3年生までアメリカにいた。

家族構成 母(吉井 明奈)父(吉井 明夫)姉(吉井 玲)

 

 

 

 

霧島 翔子(♀)

身長 168cm(オリジナル設定)

体重 ・・・

特技 明久のスt...観察 料理全般 明久の写真撮影

好きなもの 明久のすべて

嫌いなもの 明久を傷つける人たち

容姿 黒髪ロング、原作よりかっこいい

誕生日 11月11日

学力 全般500以上

 

 

備考

・明久の許嫁。明久のことになると、全能力が格段に上がる。

・明久との出会いは、翔子が小学校4年生の時に、転校してきたのが出会い。最初は全く興味なかったが最初の席替えの時に隣になって以来、好きという感情より可愛いと言う感情が先にきた。

翔子自身も記憶能力にたけていて、独りが多かったのだが、明久のおかげで周りに友人が増えていった。

霧島財閥の令嬢。時たま、パーティーで、明久にあったりしていた。その時に明久の姉の玲に相談したところ、

守ってあげたい気持ちが母性本能から恋心に変わる。

本気で告白を決意したのは、高校1年の時に明久があまり学校に行かずに自宅療養をしていた時。翔子だけに心を開いていたため、必ず守ってあげると言う意思を持ち

告白をした。

・家族からは、溺愛されている

家族構成 父(霧島 翔太)母(霧島 美子)

 

 

 

坂本 雄二

身長 180cm

特技 料理。

好きなもの 優子。

嫌いなもの 島田、姫路、FFF団

学力 省略

 

 

備考

・昔、神童と呼ばれていたがある事件のせいで悪鬼羅刹と呼ばれることになる。

優子のことが好きで、未だに告白出来ずにいる。

明久が男性恐怖症になった時に、ショックを受けたが、優子や、翔子達と一緒に男性恐怖症の緩和をしてきた。

母親の料理のせいで何かと苦労がある。

 

 

 

 

木下 秀吉

好きなもの 演劇

嫌いなもの 島田、姫路、FFF団

特技 演劇関連

 

 

備考

・中立的な顔立ちで周りからは女子と間違えられる。

明久とは幼馴染み。

 

木下 優子

好きなもの 雄二

嫌いなもの 島田、姫路ら

特技 勉強

 

 

備考

・双子の秀吉がいる。秀吉の演劇をバカにしていた時期があったが、明久達のおかげで、仲は良好。

 

 

 

土屋 康太

好きなもの 愛子、美しいもの

嫌いなもの 島田、姫路、FFF団

特技 写真撮影 ピッキング 盗聴

 

 

備考

・Fクラスのほとんどからムッツリーニと呼ばれている。本人は嫌がっている。

ムッツリ商会をしているが、学園に1割の利益を渡して、学園から認められている。

文月学園からは、監視カメラの設置も任されている。

愛子が好きだが、告白を出来ずにいる。

 

 

 

 

工藤 愛子

好きなもの 康太へのイタズラ

嫌いなもの 島田、姫路、FFF団

特技 パンチラ

 

 

備考

・康太との、保健体育で、実技と倫理での勝負をしている。

康太のことが好きなのだが康太がうぶな為、告白を待っている。

 

 

 

 

島田・姫路

備考

アンチ、クズ

 

FFF団

アンチ、クズ

 

 

 

 

 

 




これくらいにします。
ほかの方の設定は、出てきた時に、出します。
翔太さん、久保くん、美穂さん、玲さんは
ほとんど原作通りです。(翔太さんは、翔子ちゃんと明久を溺愛しています。)


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清涼祭〜うごめく闇と誓い
第11話 清涼祭の準備


やっと、清涼祭に入りました〜




 

 

「ち、遅刻だーー!!」

 

僕と翔子ちゃんは走っていた...

 

「翔子ちゃん。どうして一緒に寝てたの!」

 

「・・・アキの寝顔が可愛かったからつい...」

 

僕と翔子ちゃんが遅刻しそうな理由は、目覚まし時計がならなかったからだ...

 

「・・・アキ。 ヒョイ こっちの方が速く学校に行けるよ。」

 

そう言って翔子ちゃんは、僕をお姫様抱っこをしてきた。

 

「ちょ...///翔子ちゃん!恥ずかしいから降ろしてよ...///」

 

そう言ったんだけど...

 

「・・・ダメ。」

 

アキは、お姫様抱っこしている中、ジタバタと動いていたので...私は、アキにキスをして大人しくさせた。

 

 

 

そうして、私達は、学校の校門前まで来た。

 

「・・・おはようございます。西村先生」

 

と私が挨拶すると

 

「あぁ、おはよう。霧島夫婦。それと、どうして吉井を担いでいるんだ?」

 

「・・・それは、アキをおとなしくさせていたので...」

 

と事情を説明したら

 

「なるほどな...それと、今度からは遅刻をしないように!」

 

とのことだった。

 

 

 

 

私は、Aクラスに着いたのでアキを起こした。

 

「・・・アキ。Aクラスに着いたよ。起きて。」

 

「ううん...あれ?ここはAクラス?」

 

アキはまだ寝ぼけているようだった。....可愛い。

 

そうして、チャイムがなった。

 

「おはようございます。皆さん。HRを始める前に、4人の転入生を紹介します。では、入ってきてください。」

 

「「「「はい。」」」」

 

「それでは、右から順に自己紹介をして下さい。」

 

「俺の名前は坂本 雄二だ!元Fクラス代表だが、よろしく頼む。」

 

最初に自己紹介をしたのが雄二だった。

 

「わしの名前は、木下 秀吉じゃ!元Fクラスじゃがよろしく頼む。それと、わしは男じゃからな!このクラスに姉上がおるので、わしのことは秀吉と呼んで欲しいのじゃ。」

 

次は秀吉だった。それと、秀吉が男だって言った時にAクラスの男子たちががっくししてたよ...

 

「・・・・・・俺は、土屋康太。元Fクラス。」

 

康太...短すぎるよ...って、次は僕の番だね。

 

「えっと...僕の名前は吉井「・・・霧島でしょアキ!」・・・えっと...霧島 明久です。元Fクラスです。趣味は料理が得意なので、清涼祭でみなさんのお手伝いができたら嬉しいです。」ニコッ

 

これで大丈夫だよね?と思い翔子ちゃんの方を見ると

顔を真っ赤にして俯いてた...あれ?僕、嫌われちゃったかな...

 

「翔子ちゃん...」ウルウル

 

「・・・はっ...ごめんね。アキ。アキが可愛かったからつい...」

 

ということだった。

 

「えーっとですね。これから、清涼祭の出し物を決めたいと思います。」

 

と高橋先生は言ったので、雄二が司会となり話を進めていった。

 

そうして、Aクラスの出し物の候補が

 

・写真館

・メイド・執事喫茶

となったが、写真館は、優子ちゃんが却下をしたので

メイド・喫茶となった。

 

 

 

一方Fクラスは

 

 

「なんで!坂本達もいないのよ!」

 

ツインテールが叫んでいた。

 

「でもこれで明久くんにいつでもお仕置きできますよ♪」

 

毒兎と絶壁が企んでいる中

Fクラスの男子たちは、グラウンドで野球をしていたので、全員が補習室に送られていた。

余談だが、絶壁が代表になっていた。

 

 

 

 

ピーンポーンパーンポーン

 

「Aクラスの坂本と霧島夫婦は、至急学園長室に来なさい!」

 

 

内容は、召喚大会で優勝をして腕輪を回収して欲しいらしい。

それを聞いたあと、雄二はAクラスに帰ってから学園長に本当のことをきいた。

 

「ちょっと待ってて、翔子ちゃん。」

 

と、アキが言ってきたので。

 

「よいしょっと...ねぇ翔子ちゃん。これってどうすればいいのかな?」

 

と差し出してきたのは、盗聴器だった。

 

私は、何も言わずにアキから盗聴器を貰い、壊した。

 

「はぁ..竹原のせいだね。どうせアタシの失脚にして学園を乗っ取るつもりさね。」

 

 

こうして、僕と翔子ちゃんは暗躍する竹原先生のことを監視しながら清涼祭の準備をしていた。




つかれました。

どんどん、やる気が起きなくなり
書くのを辞めてしまいたいとか思ったりしてる
だからかわかんないけど...関係ないけど
誤字脱字が多いと思います。


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第12話 清涼祭の準備part2 明久視点

明久にバンドをやらせたくなってきた...
そして、やっと私のリアルのいざこざが終わりました。
と言っても、ただの文化祭なんですけどね...


僕の部屋には、ギターがある。

なぜあるのかというと、前に翔子ちゃんと一緒にバンドをしていたからだよ。

バンドって言っても二○二○動画とかYou○ub○とかに投稿してたんだけどね...

って..あれ?2人だけだからバンドって言うのかな?

まぁそんなことはよくって、だからね...

清涼祭でもバンドができたらいいな〜って思ってるの!

 

でもね、僕と翔子ちゃんは大会に出れなくなっちゃったんだよね...

それの理由がね...総合点数が高いからなんだって!

それでね、クラスの方を手伝うことになるんだけどさ

「3日目なら丸一日休んでいい!」とか言うからね!

おかしいよね。3日目って言ったら、1番忙しくなる時なのに...

僕だって、ちゃんと反論したんだけどね...1日、2日と働くのは大変だろうからって言うんだもん。

だからね。僕は考えたのさ!

3日目のお昼からクラスの模擬店の宣伝も兼ねてバンドをしたいな〜って。

 

そのことを、Aクラスに話したらみんなOKをしてくれたんだよ!翔子ちゃんと一緒にまたできるから、僕も嬉しくなっちゃった。

衣装は、僕が考えるんだけど...クラスの方もどうするかって今話し合い中だよ〜。

 

「おい!明久。ちゃんと聞いてたか?」

 

おっと...雄二に呼ばれてしまったよ...

 

「き、聞いてたよ?」

 

僕は目を泳がせながらいった。

 

「嘘だな。」

 

うっ...バレてしまった。テヘペロ

 

「というわけだ。明久、お前にはメイド服を着てバンドの方に出てもらいたい。」

 

・・・え?

 

「えっ?えぇぇぇぇぇぇ!!」

 

僕のトラウマを知ってる雄二がなんて事を言うのだ!

 

「明久。大丈夫だ!翔子が執事服を着てくれるからな。」

 

「・・・アキは絶対に私が守るから安心して」

 

そう言われると...///なんというか...///

 

「う、うん。わかったよ。」

 

そういう事になってしまうよね...

 

バンドの時だけだからいいよね?

きっとそうだよ。だって僕、厨房の方だもん。

 

「よし。料理を作れる奴は、厨房班の方に行ってくれ。」

 

 

 

てなわけで...

 

ホール班

雄二

優子

秀吉

愛子

久保etc...

 

厨房班

康太etc...

 

って厨房班、少なすぎだよ!

 

5人っておかしいよね。

 

「康太も料理できたんだね。」

 

「・・・・・・紳士のたしなみ。」

 

「そっか...でもさ。雄二、3日目ほんとに僕がいなくても大丈夫なの?」

 

「あぁ問題ないな。3日目は俺が厨房班に行かせてもらう。」

 

そーだ。一応、学園長にも僕がバンドに出るってことを報告しないとね。

 

 

 

㌧㌧

 

「なんさね。」

 

「失礼します。吉井明久です。」

 

「あぁ、吉井。何のようさね?」

 

「3日目のバンド演奏に僕と翔子ちゃんを出してもらえないでしょうか?」

 

「そんなことさね...別にいいよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

こんなにも早く、出演が決まるなんて思ってなかったよ。

 

そういえばFクラスがおとなしいよね。

 

 

Fクラス

 

 

「美波ちゃん。どうして、清涼祭の時はおとなしくするんですか?」

 

「簡単よ、瑞希。清涼祭の売り上げでFクラスの改善を要求するからよ。そのためには、今はおとなしくしとかないとね。」

 

「なるほどです。さすがは美波ちゃんですね。」

 

と話していた、

 

 




文化祭終わったので少しはかける気がする。

文化祭でバンドをしてたから、明久にもバンドをして欲しい。


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第13話 清涼祭スタート

新キャラ登場!?
どうなるバンド
最近、感想をみるのが怖くなってる自分がいます...
感想をもらって嬉しいけど、誹謗中傷を書かれてたら怖い...


『これより、第○○回文月学園清涼祭を開催します』

 

「よし!お前ら、やるぞーーー!」

 

雄二は、みんなの士気を上げていた。

 

「おーーー!!」

 

清涼祭での売り上げはそのまま使用していいことになっている。(個人的なことに使ってはいけないが)

 

どうして、雄二はそんなに熱くなっているのだろう?

僕は、さっぱりだった。

 

 

「明久ー!注文だー!」

 

はぁ...忙しいよ...

 

「わかったよー。」

 

オムライスと、パフェだよね。バイト先でよく作ってるから、問題ないけど...

 

「雄二ー。できたよ」

 

さっきからフライパンを振りっぱなしで腕がプルプルだよ...

 

開店直後から、スゴい行列ならしいんだよね...

 

「まだ、1時間くらいしか経ってないのにどうして、こんなに人が多いのー。」

 

「・・・アキ。大丈夫?」

 

翔子ちゃんの声が聞こえた。

振り返ってみると...

 

「大丈夫だ...キュウ」

 

バタリ

 

執事服を着た翔子がそこに立っていた。ものすごく似合っていて...

 

「・・・雄二。アキが倒れたから、少し休ませてくる。」

 

「お、おう...厨房の方は大丈夫なのか?」

 

「・・・大丈夫。土屋や他に料理のできる人が代わりにやってくれてる。作り方のメモがあるから心配ない。」

 

「そうか。なら、保健室で休ませてこい。そろそろ、俺と優子が召喚大会に出なければだからな。」

 

「・・・わかった。」

 

そう言って、私はアキを抱っこして保健室に向かった。

 

 

召喚大会。

 

「おかしいな...」

 

相手選手が未だに来ない。

 

「先生。相手選手はどうしたんだ?」

 

「あぁ、わからんが腹痛を訴えて来てな...今回もお前達の不戦勝だ。」

 

ありえないだろ!2回連続だぞ!全く、試合にならないな...

 

はぁ...3回戦目は明日の午後から始まるらしい。

 

 

 

 

 

「おい!ここの店はどうなってんだよ!」

 

「ここの店は虫を入れたまま、料理を出すのかよ!」

 

召喚が予定より早く終わったので、教室に戻って注文を受けていたらなんだか揉め事が起こっていた。

 

「そんなことはないわ。」

 

優子が、半ギレ状態でいるな...明久も翔子もいないしな...

 

「ここはスタッフは、接客もできねぇのかよ!責任者呼べよ!」

 

「そうだ!そうだ!」

 

ここは俺が出ていった方が...

 

「・・・雄二は出なくていい。」

 

「しょ、翔子。いつ戻ってきたんだ?」

 

急に出てくるなよ...心臓に悪いからな。

 

「・・・さっき。アキもいる。」

 

「ごめんね...雄二。」

 

「いや..大丈夫だ。しかし、あの迷惑な客をどうするつもりだ?翔子。」

 

「・・・アキ。ちょっとこっちに来て。」

 

「う、うん...」

 

チョ、ショウコチャン? ソレダケハー、アーレーー。

 

「シクシク...」

 

「な、なにをしてるん...」

 

そこには、美少女がいた。100人が100人可愛いと言ってしまうほどの

 

「誰だ?」

 

「・・・雄二。この娘はアキ。でも、まだ仕上がってない。」

 

そう言って、翔子は5円玉を紐でくくりつけたもの...まさか

 

「・・・アキ。あなたは段々眠くなーる」

 

そう言って、翔子は明久に催眠術をしたのだ。

 

こんなのでと思っていたら...

 

「・・・アキ。あなたの名前は?」

 

「私は、秋穂だよ〜?」

 

ワァオ、ほんとにかかっちゃったよ...

 

「・・・アキ。あそこにいる、迷惑な客を退治してきて。」

 

「わかったよ〜。翔子ちゃん!」

 

「私が、責任者の秋穂です〜。どういったご要件ですか〜?」

 

「お...あんたが責任者か!俺達の皿に虫が入ってたんだよ!どうしてくれんだ!」

 

「そうですねぇ〜...私は、最初から見てた訳では無いので〜あそこにある、監視カメラで見てみましょうか〜」ニコッ

 

そうすると、その2人が虫を入れている姿がバッチリ映っていた。

 

「これは〜、営業妨害ですね〜。西村先生にあとは頼みますので〜」

 

そう言うと、西村先生が何処からか出てきて2人を連れていった。

 

「それでは〜みなさん。本日はご迷惑をおかけしたので〜全品2割引にさせていただきます〜。」

 

「おぉーー」や「ありがたい。」「あいつらが悪いからな。」など

声が聞こえた。

その後、客足が伸びて大変だったのは言うまでもない。

 

 

 

 

Fクラス。

 

「なぁ。瑞希と島田。2人には接客をして欲しいんだ。」

 

「どうしてですかぁ!私だって、料理できますよ!」

 

「俺達もそうして欲しいが、男子だけが接客しても、客なんて来ないだろ?だから、2人には看板娘としてやって欲しいんだ。」

 

なんて声が聞こえたり聞こえなかったり。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

吉井 秋穂(♂)

 

 

吉井 明久が女装した後、翔子に催眠術をかけられた時の姿。

いつもニコニコしていて、何を考えているかわかりづらい。普段はおっとりしていて、翔子の言うことをよく聞く。

明久の時とは違い、男性恐怖症が無くテレることもほとんどない。

翔子に頭をなでられると喜ぶ。

 

 

 

 





久しぶりの投稿です。
アキの新たな発見。



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第14話 清涼祭2日目

1日目は前に終わったということで....


「お前ら!2日目も頑張るぞーー!」

 

雄二がみんなの士気を上げるために言った。

 

~2日目~

 

昨日より、人が増えた。

 

「ふぇ~大変だよ~」

 

僕はフライパンを振りながら、嘆いた。

 

「・・・アキ。ファイト。」

 

翔子ちゃんが僕に、応援してくれるから~頑張れる~

 

「明久ー注文だー。」

 

「わかったよー」

 

ほんとに忙しいよー

 

 

「んっ...そろそろ、時間だな。」

 

時間とは召喚大会のことだ。

 

「雄二頑張って~!」

 

「おう!」

 

・・・なんということでしょう。雄二と優子ちゃんがいなくなってしまったから、忙しさがもっと増えてきました...

ふぇ~フライパンを振ってもきりがないよー。

 

「・・・アキ。料理は私がやるから、ウェイトレスをやったら?」

 

翔子ちゃんが僕のことを気遣ってくれたので、僕はウェイトレ...ウェイターをすることにした。

 

 

・・・

 

執事服がなかったらしい...メイド服で行くことになった...

 

「どうしてこの服なの...でも、頑張るしかないよね?」

 

僕はウェイターの仕事を頑張った...

てか!僕がホール仕事をしてから、お客さんがまた多くなったよね?

みんな、火が吹く勢いで注文をとっている。

 

ひゃー

 

「おう。これは...」

 

雄二が帰ってきたらしい。

今のAクラスの現状に若干引いていた。

 

それもそのはず。Aクラス全員が床に倒れていたからだ。

 

しかも今は、閉店状態になっている。在庫がなくなってしまったのだ。それの買出しをするにしても、1時間くらいかかってしまうので、休憩時間にした。

 

「ほな、ここが明久のいるところか~」

 

「待ってよ~。もう!あれ?準備中になってるよ?」

 

「ほんまやな~どないしよっか?」

 

この聞き覚えのある声は?

 

ガラガラガラガラ

 

「姫宮ちゃんと彩咲ちゃんだー!」

 

僕がバンドをしていた時の、ドラムとキーボードの2人だ。

 

「おぉ~!明久やないか~」

 

「久しぶりだね~明久くん。」

 

高校は別のところに行っちゃったから、あんまり会えなかったけど...

 

「ホントだね!でも...よく僕がAクラスにいるってわかったね?」

 

「それはなー翔子が教えてくれたんよ~」

 

え?翔子ちゃんが?

 

「なんで、言ってくれんかったんよ~。うちらも、バンド出たかったのに...」

 

「ごめんね...」

 

ってそろそろ、開店準備しないと~

 

「ん..そろそろ、うちらはおいとまさせてもらうかな。」

 

「それじゃあ、また来るね。」

 

そう言って、2人は教室をあとにした。

 

また、忙しい時間になったのは言うまでもない。

 

 

 

 

「次の相手はお前らか...」

 

「何よ!うちらじゃ相手にならないってわけ?こっちには、瑞希がいるのよ!」

 

ギャーギャーうるさいな...

 

この回の教科は国語だったので、島田は瞬殺。姫路は苦戦を強いられたが、2対1だったので勝てた。

 

「これが準決勝かよ...」

 

「私の出番がないじゃない!」

 

おっと、隣の優子がいきなり怒鳴っていた。

 

「いきなりじゃないわよ!雄二が1人でやるから、私の出番がないじゃない!」

 

「まぁまぁ、次は決勝戦なんだから出番があるだろ?」

 

俺はそうなだめると、渋々了解してくれた。

 

「へへっ...次の、相手はお前らかよ。」

 

「これは俺達が優勝だな。」

 

おう..なんということだ。決勝戦があの、変態コンビだったとはな。

 

結果は、俺達の圧勝。

 

営業妨害の鬱憤を晴らしたかった、優子が無双をしたということだ。

 

それで、あっけなく俺達の優勝。

 

 

 

そんなことで、早めに帰ってこれた俺達が見たAクラスの現状だ。

まぁ明日は、明久のライブがあるからな。

今日は大目に見てやるか。

 




グダグダに終わってしまった...


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第15話 清涼祭 3日目

お久しぶりな投稿です。

今回はなんと!明久が....


・・・ここはどこだろう?ふと、あたりを見回すと優子ちゃんや姫路さん。それに、島田さんもいた。

 

「なぁ、ほんとにこいつらで坂本呼べるのかよ?」

 

「紫の奴には逃げられたけど...この茶髪が居ればな」

 

「ところでよ...さすが文月学園だな。美少女ばっかだな。」

 

「そうだな」

 

どうやら、この人たちに誘拐されてしまったらしい。

 

そんなことになる数時間前....

 

 

 

「はぁ...また疲れる1日が始まるんだね...」

 

「・・・・そんなことは無い。今日は大切なステージの日。」

 

清涼祭最終日...多忙な日々からやっと落ち着けるかと思っていたけど午後からはステージでバンドがあるのだ。

その前のステージから秀吉の演劇があるのでその前には今日のぶんを売り上げなければならなかった。

 

そこからは大変だった。

 

最終日ってこともあってか開店から数時間で昨日の倍近くのお客さんが来てくれた。

 

「明久。疲れただろう。材料が少なくなってきたから、持ってきて欲しいんだ。と言っても、そんなに量はないと思うから持ってきてくれ。」

 

「うん。分かったよ。」

 

と言う訳で僕は倉庫の中で足りなくなった材料を取りに行ってるんだけど...イチゴ2パックと小麦粉だけだったので、すぐに取って戻ろうとした。

 

「なぁ、あんたが吉井か?」

 

そこには、物凄く怖そうな男の人がいた。それも2、3人で...

 

「え...いや...」

 

「いやいや、こいつだろ。写真と同じだしよ。早いとこ、連れ去っちまった方がいいだろ。」

 

「それもそうだな。」

 

『助けて...翔子ちゃん....』

 

 

「・・・・ん。さっき、アキの声が聞こえた気がする。」

 

「え..いや..俺達は何も聞こえなかったぞ?」

 

「アキが助けを求めてる。」

 

と言った瞬間に翔子の奴、消えたぞ...あいつはどうなってやがるんだ...

 

 

「・・・・アキ!」

 

と私が呼ばれたところに行ってみると、誰もいなかった。がしかし、アキに付けていた発振器が落ちていたのに気づくと、私はすぐさまクラスに戻った。

 

 

「翔子の奴、一体どうしたんだ?」

 

シュタ

 

「おわっ!ムッツリーニか...どうした?」

 

「・・・・・Aクラスの女子達が連れ去られた。主に、木下と愛子と明久だ。」

 

「なんだと!居場所は分かってるのか?」

 

「・・・・・いや...まだだ。」

 

俺達が、優子達の居場所をさがしていると。

 

「・・・・これを調べて。」

 

と急に、翔子が現れた。

 

「・・・・・これは?」

 

「・・・・アキのスカートの中にk....発振器。」

 

おいまて、翔子の奴。おかしなこと言わなかったか?それに、気が付かなかったが明久の奴スカート履いてんのか!

 

「・・・・・分かった。ここは、近くのカラオケ館だ。」

 

「・・・・分かった。」

 

「翔子。まて、俺達も行く。」

 

 

こうして、俺達は優子達のいるカラオケ館まで全速力で向かった。

 

俺がカラオケ館に入り、監禁されていた部屋まで行くと...

地獄絵図だった。いや...ほんとに翔子無双だったな。

男3人もいたのに、そんな事もお構い無しにフルボッコにしてたぞ。俺が悪鬼羅刹だった頃よりおぞましい程にな。明久が止めてなかったらあいつら死んでたな。

 

「・・・・アキ。ごめん。必ず守るって言ったのに、約束守れなかった。」

 

「大丈夫だよ!翔子ちゃん。ちゃんと助けに来てくれたからさ。」

 

「そうですね。アキくんが何もされてないのでセーフとしときましょうかね。」

 

「「!!」」

 

そこには、いたのは。

 

「お姉ちゃん!」

 

「・・・・玲さん。」

 

俺達はただ見ていることしか出来なかった。なんか、修羅場だったしよ...優子は助けられたからな。店の方も心配だし、先に戻った。

 

「どうして、お姉ちゃんがここにいるの?」

 

「それはですね。アキくんの学校が文化祭だったので遊びに来ました。お父さん達も一緒ですよ。」

 

「ほんとに!」

 

「入口の近くにいると思うので、アキくんは先に向かっててくださいね。」

 

「うん!」

 

アキを先に行かせて、私と話をするつもりらしい。

 

「・・・・ごめんなさい。約束守れなかったです。」

 

「そうですね...ですが今回は、前と違いすぐに助けに行けたのでセーフとします。」

 

「・・・・!!」

 

「確かに、私はこう言いました。『もしも、アキくんの事を守れなかったら、その時はアメリカに連れ戻しますよ。』と。」

 

「・・・・はい。」

 

「ですが、翔子さんは守ったじゃないですか。なので、大丈夫ですよ。これからも、アキくんの事をちゃんと見てて下さいて。」

 

「・・・・はい!」

 

こうして、この事件は一旦幕をとじた。

 

これは完全に余談なのだけど

バンドは大成功だった。まさかの『めぐ』と『りむ』がステージに上がって一緒にやるとは思わなかった。

 

それに、今回の誘拐にたずさわった人た達は全員、吉井家の人達の逆鱗に触れたので社会的抹消されてしまった。

その主犯格は、竹原さんだったらしい。

もうその名を聞くことは無いのだけど。




明久「皆さん。今日は、3/11ですね。あの日の事はずっと忘れないと思います。もう5年は経ちました。しかし、まだまだ傷跡が残ってますね。まだ、立ち直れない人もいます。ですが、皆さんは今を生きてます。過去を忘れちゃダメなんですけど...でも!皆さんは生きてるんです!だから、お願いです。悲しむ時は大きな声で悲しんで、嬉しい時はみんなで笑い合いましょう!」

幽鬼「わたしもあの地震の時は小学生だったよ。津波は無かったけど、物凄く揺れて怖かった。でも、家族を亡くした人達や、住む場所を亡くした人達も入るんだよね。そんな中。生きなきゃダメなんだよね。」

「「わたし(僕)達は復興する東北と頑張る人達を応援します!これは、他人事じゃないから!」」

ほんとうに、御冥福をお祈りします。


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閑話休題
第16話 のほほんとデート回


のほほんさんとは関係ないからね?

気まぐれで、のほほんとわたしの2人をだそうかと思います。

今回は本編とは、関係ないのでご了承ください


今日は、翔子ちゃんとデートをすることになった。

と言っても、前に助けてくれたお礼で僕が何でもするって言ったことから始まったんだよね...

 

「翔子ちゃん...どうして、僕はこんな格好をしてるの?」

 

今の僕の格好...完全に女の子の姿なんだよね...

 

「・・・・大丈夫。似合ってるから。」

 

翔子ちゃんがニコッとしながらそういったので、僕はそのままにいることにした。

 

「でも、し、下着まで女の子のにしなくてよかったんじゃないかな...///」

 

翔子ちゃんとのデートは百合デートというのらしい....

僕の格好もちゃんとした女の子の格好で、しゃべり方も女の子っぽくしないとダメなんだって。

 

「・・・・僕なんて使っちゃダメ。」

 

「わ、わかったよ。」

 

「・・・・ダメ。わかったわよって言わなきゃ。」

 

「わ、わかったわよ...///」

 

こうして、僕達はデートをすることにした。別に心の中なら僕って言ってもいいよね。

 

まずは、街に出かけることにした。

 

ここは、僕達のいたところから少し離れてる場所なんだけどね。

 

「翔子ちゃん。今日はここで何を買うのかな?」

 

「・・・・今日は、アキの洋服を見に来た。」

 

「へっ?私の?」

 

「・・・・そう。」

 

と言って、僕の手を引っ張って中に入った。

 

その途中で、水着コーナーに入ったのだけど

 

「ア〜ちゃんは、こっちの水着の方が似合ってるよ~」

 

「わ、わたしは水着なんて着ないからね?本音。」

 

と水着を選んでる2人の女の子がいたのだ。

 

「翔子ちゃん。あの2人可愛いね。姉妹みたいだね。」

 

「・・・・アキの方がかわいい。」

 

翔子ちゃんはそういうことを急に言ってくるからひどいよね....

 

そうして、僕達は水着コーナーをあとにして、目的の洋服屋についた。そうして、洋服を選んでいたら

 

「アキィ~!なに、霧島と一緒に出掛けてるのよ!それに、ウチより可愛いなんて...」

 

僕の今の格好を見て気づくなんてちょっと驚きだよ島田さん...

しかも今は翔子ちゃんが洋服を選んでるところだから近くにいないし...ピンチかも...

 

「アキィ~!ウチと一緒にいないなんてお仕置きよ!」

 

島田さんは僕の方に向かって鬼の形相みたいな感じで向かってきた。

 

えっ?

 

僕は驚いた。急に腕を引っ張られたからだ。

 

「ねぇ君、大丈夫だった~?」

 

この子はさっき、水着コーナーにいた子だったのだ。

 

「あ、ありがとうございます。」

 

「大丈夫だよ~困ってたらお互い様だもんね~えーっと...」

 

「私は、吉井 明久って言います。」

 

「私は布仏 本音だよ~本音って言ってね~」

 

「じゃあ、本音ちゃん。もう1人いた子は一緒じゃないの?」

 

「ア~ちゃんのこと~?ちょっとはぐれちゃったんだ~一緒に探してくれない~?」

 

「いいよ。」

 

 

 

「・・・・アキ?」

 

さっき、島田がいた事を見つけて、状況を把握した。

アキは島田から逃げたのだと思った。

 

「え、えーっと。わたしの友達見ませんでした?」

 

「・・・・えっ?」

 

そこにいたのは、水着コーナーにいた子だった。

 

「はっ、わたしの名前は更式 アリスって言います。」

 

少しだけ、アキに似ていると思った。

 

「・・・・私は霧島 翔子。あなたの友達って水着コーナーで一緒にいた女の子?」

 

「は、はい。今、電話が繋がらない状況ではぐれてしまって...」

 

「・・・・わかった。私のアキも一緒に探して欲しい。」

 

私はアリスと一緒に2人を探しに行くことにした。

 

「・・・・まずは電話をして見なきゃ。」

 

と思い、わたしはアキのケータイに電話をかけてみたが、繋がらなかった。

 

 

「ねぇ、携帯電話なってない?」

 

「ほんとだ~ちょっと待っててね~」

 

のほほんとした2人は、自分の携帯電話が鳴っていることに気づかず2時間かけて探していたのであった。

 

「今日は、ほんとにありがとうございました。本音もちゃんとしっかりしてね。」

 

「私だってちゃんとしてるもん~」

 

「また、どこかで会えるといいね。本音ちゃん。」

 

「アキりんもまたね~」

 

こうして、僕達のグダグダしたデートは終わったのであった。




ほんとにグダグダにしてしまった。

ラストどうするか悩んで、グダグダのうやむやにしてしまおうと思いこうしました。


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強化合宿
第17話 強化合宿


皆さん、お久しぶりどす。

今回から強化合宿編です。


「来週から、強化合宿があります。Aクラスはバス移動なので遅れないように来てくださいね。」

 

2年生で1週間だけの学習力向上の為の合宿なのである。

F~Aクラスの全生徒が集まるのだが、先生達が合宿の為に大忙しなのである。なので、戦争ができないようになっていた。だけど、先生達は合宿の決め事があり、ほとんどの授業が自習となった。

 

 

「ほとんど、自習だね...」

 

僕は、自習で出た課題をほとんど終わらせてそう呟いた。

 

「仕方ないだろ、明久。先生達は部屋決めや風呂の順番などを決めないとなんだしよ」

 

そう答えたのは、雄二だった。

 

「お風呂と部屋を決めるのにそんなに時間がかかるのかの?」

 

「・・・・・・聞いた話だと、とある2人の部屋割りと風呂の時間を決めるのに時間がかかってるらしい」

 

秀吉の疑問に答えたのは、忍者のような康太だった。

 

「その2人ってやっぱり~」

 

急に話に入ってきたのは、愛子ちゃんだった。

愛子ちゃんは僕と秀吉の方を見ながらニヤニヤしていた。

そんな、話をしていると優子さんと翔子ちゃんも加わった。

いつものように、楽しく談笑して授業が終わりになった。

 

 

「みなさん。先ほど配ったのが来週から、始まる強化合宿の日程です。そこに書いてあるように、部屋割りと入浴時間はしっかり守ってくださいね」

 

僕達は、自分の部屋割りと入浴時間を確認したら....

 

『入浴時間

 

Aクラス 男子 19:00~19:20

特別 吉井明久・木下秀吉』

 

と書かれてあったのだ。

さすがの僕でも驚いたけど、僕の体質のことを考えると先生方も配慮をしてくれたのだと思った。

 

 

下駄箱に不思議な手紙があった。朝にはなかったのだが、差出人は書いてなかった。かわいいピンクの封筒だ。中身は『あなたの秘密を知っています。もし、バレたくなかったらあなたの周りの女子との接触をやめて私達のところに来なさい。もし約束を守れなかったらあなたの、過去をバラします』そう書かれてあったのだ。

その封筒には3枚の写真が入っていた。その写真を見てみると

 

1枚目 男子制服の吉井明久

 

これは、いつも通りだから大丈夫だね。

 

2枚目 女装姿の吉井明久

 

こ、これは...アウトだよ!だれ?こんな写真を撮ったのは?こんなのばらまかれたら、翔子ちゃんに大変なことされちゃう...

 

そして、3枚目が1番問題だった。

 

・・・僕のトラウマの写真だった。見ただけでも吐き気がする...気持ちが悪い。

 

そうして、僕の視界がブラックアウトした。

 

次に目覚めたのは翔子ちゃんの家だった。

 

 



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