フェニックス家の三男坊ですよ (変態男爵R)
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第1話俺幹部クラスになれるかな
俺には、前世の記憶がある。所為転生者と言う奴だ。
そう転生したならそれはそれでラッキーだ。
だが、転生した先が悪魔だ。
何を言ってるか解らないと思うが、悪魔なのだ。
今世での俺の名は、『ライザー•フェニックス』と言うらしい。
そう、あの『フェニックス』さんなのだ。不死鳥や火の鳥と言われ、某デコ傷メガネをバジリスクの毒から助けた、ファンタジー世界では、重要ポジションのあのフェニックスさんなのだ。
そして、悪魔でありフェニックスというので思い当たるのは、ソロモン王が使役したとされる72柱の悪魔だろう。
ふむ、まあいい悪魔ならもしかしたら勇者が乗り込んで来るかもしれない。
だから、それなりに強くなろう。できれば幹部クラスになれるくらいに。
だって、俺不死鳥だし、純血悪魔だし、貴族だし、絶対戦いの才能あるって!!大丈夫お前は強くなるって!!
ふふ、そうと決まれば特訓あるのみ。よし!!やるぜー!!
え?ソロモンのくだりはなんだったんだって?そんなの、「俺博識だぜ、すごいだろ?(ドヤ」ってやりたいからにきまってるじゃないか。
決意してから約3年・・・え?なんで3年だって?だって俺が記憶を思い出したのは2歳のある日だったし、修行するなら、もう少し体ができてからでいいやと思ったし。
まぁそれは置いといて親父に「俺、強くなりたいから、修行できる場所ない?」って聞いたらフェニックス領にある山と別荘をくれた。
「使っていいよ」ではなく、「やる」だよ。目が完全に子供におもちゃをあげる親の目だったよ。いや、子供いたこないから解ら無いけど。
でもね、あの山にある別荘、完全に火曜サ○ライズとかで出てる豪邸並の広さだよ。馬鹿だろ。
いや、まぁ多分俺よりも大分賢いとは思うよ。ただ、やはり大金持ち、前世が一般人な俺とは圧倒的に金銭感覚が違うんだろう。
まぁもらったものは仕方が無い。有意義に使わしてもらおうではないか。
よし、まずは魔力を高める修行から始めよう。
えーとなんだっけ、魔力を限界まで放出したら、回復した時には魔力が底上げされるとかなんかで読んだような。
まぁ、物は試しだ。行ってみよう。
「はああぁぁぁぁぁぁあーーーー!!」
もっとだもっと行けるはずだーーーー!!
「はああぁぁぁぁぁぁあーーーー!!」
だが、ここで皆さん気づいて欲しい。
フェニックスとは一体なんの悪魔だったのかを。
不死鳥、火の鳥。「火」の鳥なのだ。
俺が魔力を放出仕切り目を開けると
大☆参☆事
なんとか木々が燃えてるではないか。
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい
早くなんとかしないと、親父からもらった山が1日でなくなってしまう。
「誰かーー!!誰かーー!!消防車ーー!!」
だが、虚しいかな。ここは人里離れた山の中助けなんか来るはずがない。
万策尽きた。ダメだーもうおしまいだー。
俺が絶望していると、突如巨大な竜巻が起こったではないか!!
神は・・・いや俺悪魔だから違うな。神は神でも魔神だな。魔神様は俺を見捨てなかった。
あまりの嬉しさに、小躍りしながら空を見るとそこには、顔は笑っているのに、目は笑っていないルヴァル兄さんがいるではないか。
あ、これ説教不可避だわ
兄貴曰く、魔力を放出際、炎になるのは俺が無意識に炎を連想してるせいだとか。
だから、魔力を放出する時は、転移魔法陣に魔力を流し込んだ時のように余計なもなどは考えず放出すればいいそうだ。
よし、明日から早速それを試そう。今日は魔力全部放出しきってしんどいし。別荘でごろごろして過ごそう。うん、それがいい。
兄貴に別れを告げて別荘に向かおうとしたら、肩を掴まれた。
なんだよと聞いたら
「俺は父上に頼まれて、少しの間お前の師匠をすることになった。よって今から夕刻まで筋トレや格闘訓練をする。まぁ普通だったら魔力放出による魔力の底上げは一日の最後だが、明日からでいいだろう。では、15分たったら腹筋、背筋、腕立て100回三セットだ。わかったな?」
え?マジで?
どうしよう、俺幹部になる前に死んじゃうのかな?
拝読、感謝感激です
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第2話人生計画はお大事に
過度な期待はせずによんでくれ
あれから約半年、俺の魔力や基礎体力、身体能力はクソ兄貴のおかげで5歳児とは思えないほどになっているそうだ。
ふふ、まぁそれは当然であろう。なぜなら俺は天才なのだから。クソ兄貴何かすぐに置いていってやるよ。
そのことに、珍しく褒めてきたクソ兄貴に
「ふふ、当然であろう。貴様と俺では格が違うのだよ格が(ドヤァァ」と言ったら、山の麓まで撲り飛ばされたのは記憶に新しい。
いくら不死身のフェニックスといえども痛いものはいたいんだょ!!
ふらつく足で兄貴の元に戻ると、新しい修行をするらしい。
なんでも、不死性を高める修行らしい。
フェニックスは不死でしょ?不死性を高めるってどういこと?と聞くと、どうやらフェニックスの不死とは、他の生物と比べると圧倒的な再生能力に置ける不死らしい。
なので、神や魔王クラスの攻撃を喰らうと死んでしまう可能性があるとのこと。
手っ取り早く、不死性を上げるには「それなりの攻撃を喰らって再生能力を上げようぜ」とは兄貴談
いや、神や魔王クラスなんてそんなにうじゃうじゃいないだろう。それに俺まだ5歳、なるべく痛くない方法で強くなりたい。
え?「そんな方法があったら今頃世界は世紀末だ。」って?うん。わかってるよ?でもさ、さっきも言ったとうり、俺まだ5歳、魔王クラスでなくても死んじゃうかもじゃん?
は?「大丈夫。お前は俺たち兄弟の中でフェニックスとしての力は一番上だ」って?だからどうしたんだよ。虐待で訴えるぞ。
ちょっ、痛い痛い痛い手をおもいっきし引っ張らないで!!痛いから!!てか何処に行こうってのさ!?
「これから、3日に1日タンニーン様のところで修行してもらう」
えーとタンニーン様ってだれ?兄貴の学校の担任か何か?
「タンニーン様元竜王の一人で、最上級悪魔の方だ。そのブレスは隕石の衝突と同等であり魔王クラスの一撃とされている」
え?どらごん?
そんなこんなで連れてこられたタンニーン様とやらの領地。
ドラゴンだらけじゃねーか。なんだよこのクソゲー。装備も何もなしで、最初からドラゴンとエンカウントとか、あ、やばい目からヒカルなにかが。
しかも、元とはいえ竜王だろ?ヤバイって絶対やばいやつだよきっと。世界の半分やるから仲間になれとか言われたらどうしよう。
そんなことを考えていると、一頭他のドラゴンとは、圧倒的に格が違うドラゴンが飛んできて兄貴と何か、話してる。
うん?なんかこっち見てる。ちょっと!!こちっちこないで!!食べても美味しくないよ!!
「ほぉ、その年でなかなかの、向上心ではないか。フェニックスの小僧、名は何と言う?」
「ライザー•フェニックスであります!!」
名を聞かれれば答えるのが常識。目上の人なら敬礼付きだ!!
いや、別にビビってるから敬礼したわけじゃないよ?ホントだよ?ライザーウソツカナイ。
あれ?兄貴なんで転移魔法陣形成してんの?え?
「では、愚弟のことをよろしくお願いします」
「うむ。存分にイジメぬいてやろう」
「それでは、私はこれで。ライザー明日の正午迎えにくる」
えっ!?チョッ!?兄貴待って、行かないでーーーーー!!カムバッーーーーークッ!!マイブラザーーーーーー!!
……ああ、本当に行っちゃたよ。
「いつまで、凹んでおる。まずは軽く模擬戦だ。なにお前は幼いとはいえ仮にもフェニックス、死にはせんだろ。死には」
そう言いながら、口の中に火を灯すタンニーン様。
ははっ。多分俺の今の顔は盛大き引きつっているだろう。
拝啓過去の俺へ。『お前は選択を誤った』
拝読、感謝感激です
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第3話勇者いないんだって(恥
タンニーン様との死闘を交えての修行も今日で2年目。
2年間の話はないのかって?あるわけなじゃん。もはや作業の域に達した修行だぞ?おもしろなくもなんともないじゃん?
それでも聞きたいとか言ったらお前らどうしようもない、ドSだぜ?
だから、俺は話さない!!あのタンニーン様の作業の様に俺が再生仕切る度に吐き出すブレスを!!修行と称した兄貴のストレス発散の組手を!!
まぁ、そんなこんなで俺も7歳になった。
だから、なんだとか言わない用に。
まぁ、7歳になった俺だが、つい最近親兄貴に連れられて、魔王城なるものに来ているわけだが、俺なにかしたかな?もしや、サーゼクス様の銅像の額に肉って書いたのがバレたのか!?
くっ!バレてないと思ったのに。
俺がそんなことを考えていると、目の前になんか兄貴とは比べ物にならないくらいの威圧感を醸し出す四人が!
な、なんなんだこいつら化物か!?
あ、真ん中の人は知ってる。俺が前に公園にあった銅像に肉って書いたひと、サーゼクス・ルシファーさんだ。
あ、なんか話しかけてきた。
「やぁ、君がライザー君かな?僕はサーゼクス。サーゼクス•ルシファーだよ。宜しくね」
「は、はいっ!!あっ、おれ、違う、ぼ、ほく、違う、私の名前はライザー•フェニックスです。あ、ございます。よ、よろしくおねがいしますっ!!」
「ハハハ、そんなに固くならなくていいよ」
そうにこやかに笑ってくるサーゼクス様。
うっ、なんだあの笑い方・・・あれが噂に聞くイケメンスマイルか。俺には絶対無理だ。
「今日君をここに呼んだのは、これを渡そうと思ってね」
そう言って、何やらアタッシュケースを渡してくる。
開けると、何か
え?なに?種族総出でおれにチェスやらせようってか?ムリムリムリムリ、おれ前世からこう言ったゲーム苦手なんだよ。インターネット対戦でも百戦百敗だよ?
「それは悪魔の駒と言ってね、他の種族・・・例えば人間とかを悪魔にして、自分の眷属にするための駒だよ」
俺が、しょうもない事を考えているとサーゼクス様が教えてくれた。
ハハハ、べ、別に。俺頭悪いから絶対べべたよ。もう終わりだとか、考えてないよ?ほんとだよ?
うーん、それにしても便利な駒だ。これを他種族に使い悪魔に変えれるのか。
うん?でも、あれ?なんで
「王の駒がないんだ?」
「ああ、王の駒は無いんだ。王はこちらに触って貰い登録できるようになっている」
俺の疑問に答えてくれたのは、サーゼクス様の隣にいたインテリ系のお兄さん。
手をコイコイとしているので、行くと何か岩を指さして「触れたまえ」と言っているので触れるとパアァァと光った。
俺は驚きつつも、しっかりと岩に触れていると次第に光は収まり完全に消えた。
チラリとインテリ兄さんのほうを見るともう離していいとのこと。
「これで、登録は完了だよ。晴れてその駒は君専用になったわけだ。これから上級悪魔として、大変だろうけど頑張りたまえ」
何かインテリ兄さんから激励?の言葉を貰った。
ていうか、これで終なの?はやくない?まぁいいか。
それにしても、
「この駒は、すごいな。うーんこの駒を使って世界を征服するのか」
『うん?』
俺が世界制服のやり方はこの駒なんだな。的な事を言うと、魔王様や兄貴はえ?みたいな顔してるけど気にしない。
取り敢えず、せっかく魔王様に会えたのだから俺の目標を言っておこう!
「魔王様!!俺!絶対幹部クラスになります!!勇者が来ても、魔王様のところには行かせません!!そして、魔王様の野望のため頑張ります!!」
『うえぇ!?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。。。。。。
何か俺の宣言のあと目の前の四人と兄貴が驚くと、数秒たってから「サーゼクス、お前ルシファーなんだからいってやれよ」とか、「ルヴァル君お兄さんなんだから」とか、聞こえてくる。
数分そんなやり取りをしたのち兄貴が来る。何か微妙な表情だけど、どなしたん?
「いいか、ライザー。今の悪魔社会は人間と共存している。故に勇者はおろか、世界制服など企んでいない。そんなことをしようなら、悪魔も滅んでしまう。だから、その、なんだ・・・、お前の夢は叶わない」
・・・・・・・・・・・・!?なんですとっ!?マジでマジマジなの!?
魔王様達の方を見るとウンウン頷いている。
な、ななななななっ、じゃ、じゃあ俺の勘違いだったと!!?
プシューと俺の頭が湯気を立てているのがわかる。顔真っ赤だろうな!
「ま、まあ眷属を引き連れて戦うレーディングゲームというのがある。お兄さんもそれで出世したんだから頑張りたまえ」
やめてっ!今、励まさないで!その優しさは今は心に突き刺さるから!!
「うっ・・・」
『う?』
「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!?」
あまりの恥ずかしさに魔王城を飛び出し、自宅の自分の部屋に一週間引きこもるのであった。
後日、タンニーン様にも同じ事で励まされ、逃げ出そうとするとブレスを吐かれ、あえなく撃沈。
恥ずかしさに悶えながら、作業のような特訓をしたとさ。
あ、それとサーゼクス様と一緒にいた人達の事も調べたら同じ魔王様だった。
ごめんなさいアジュカ様インテリ兄さんなんて言って。
それと勇者ども、よくも俺に恥をかかせてくれたな。覚えてろよ!!・・・あっ勇者いないんだった。
拝読、感謝感激です
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第4話 ふざけるなよ!クソジジイ!!
今回も稚拙な文章ですがよろしお願いしますり
俺ライザー・フェニックスにはどうやら婚約者なるものがいるそうだ。
なんでも親父殿が酔った勢いで魔王様ことサーゼクス・ルシファー様の生家、グレモリー家の御息女リアス・グレモリー嬢との婚約を結んだらしい。
何やってんだ、あのクソ親父、ふざけるなよ。なにが「喜べ!!ライザー!お前に婚約者ができたぞ」だ!!願ってねえよ、むしろ俺は自由に恋がしたいよ。
ん?なになに、写真がある?見せてみろ。可愛らしいお嬢さんだな。年齢は俺より下か。・・・・・はっ?歳が俺よりしただと!?た、たしか魔王様は大戦時代から生きていて、歳は何千歳かだろ?グレモリー家にはリアス嬢以外兄弟がいない。・・・・・ってことはグレモリー夫妻どんだけ元気なんだよ。ビックリだわ!
ま、まぁ、それはいいとして。グレモリー夫妻の性事情は気になるが、それを置いてもリアス嬢は将来美人になる可能性は大だな。うん。大だけども!それ以上に性格きつくなりそだわ。
俺女の子にきつくされたら、もう泣いて泣いて泣きまくって、レイヴェルに飛びつくまである。うん。
あ、レイヴェルって言うのは俺の妹のことね。これがもう、無茶苦茶可愛くて、目に入れても痛くないぐらいに可愛い。うん、天使だよ。悪魔だけど。
あーやだなー自由に恋愛がしたいな。ていうかサーゼクス様の妹って時点で無理だわー。だってサーゼクス様からは俺と同じシスコンの匂いがするもん。結婚した瞬間即いびりが始まりそう。うぅ、考えただけで寒気が。よし、この婚約は破棄だ!!
そうと決まれば、今すぐ親父のところにレッツゴー!!
――――――――――――――――――――――――
無理でしたー。
いや、マジでなんでなの?親父殿?俺婚約者とか望んでないよ?そのへんわかってるの?ねぇ?
え?「そんなこと言われても、もう無理だ。婚約とは契約。悪魔が1度交わした契約をそう簡単に破棄してはいけない」だと?………………ブチッ!!
「ざけんじゃねえぞクソジジイ!!てめぇの勝手で結んだ契約だろうが!!なら、足と手、その空っぽの頭地面にこすりつけて謝んのが筋ってもんじゃねぇのかぁ!?あぁん!それをてめぇは全く悪くねえみたいな面してんじゃねえよクソジジイ!!だいたい、本人が居ないとこで婚約の話しとかしてんじゃねえよ!!」
久しぶりに切れた。切れたときに魔力が溢れ出し、それに耐えきれずに部屋の壁に亀裂が入ってる。
その魔力に驚いたのか、兄貴が慌てて飛び入ってきた。
「どうした!?ライザー無事か!!…って何やってんだ?」
「いや、今回の婚約件でちょっと、いやあまりにも父上が勝手だったのでちょっとブチっと」
そう、俺は悪くは無い。悪いのは全て親父殿。だからそんな攻めるような目で俺を見るな兄貴よ
「はぁー。確かに婚約の件は父上に非がある。だがな父上もお前の将来を考えてのことだ。ですよね?父上?」
「え、あ、うん。そうだぞライザー」
おい、絶対嘘だろ。むっちゃ言い淀んでたじゃねーか。
「婚約を破棄する件も、1度会ってそれでも嫌なら父上も頭を下げてくれる。だから1度会え。わかったか?ライザー」
「そこまで言うなら…わかったよ」
そして、俺はリアス・グレモリーと会うことになった
文章力が欲しい
拝読感謝感激です
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第五話いざ逝かんグレモリー領!!
やあやあやぁ。ライザー・フェニックスだよ。今凄くめんどくさいことになってるんだよ。
なんと俺のフィアンセのリアス・グレモリーちゃんに会いに行くことになりました。遺影
鬱だ、鬱すぎる。なぜこうなった。
こうなったのも全てあのクソ親父のせいだ!!
いや、もう怒る元気もでん。なぜかと言うとフェニックス領からグレモリー領まで馬車で向かってるからだよ!!
なんでなんでなの!?なんで転移魔法陣で言っちゃダメなの、教えてルヴァルにぃーサーん!?
え?「相手は公爵だ。転移魔法陣で行っては失礼だろ」・・・そうだね、失礼だね。
あと毎回思うんだけど、なんで保護者として来るのがルヴァル兄さんなの?なんでクソ親父じゃないの?おかしいよね?
は?「父上は、お偉いさまと話すと胃が痛くなるらしい」だと?おいそれだったらなんで俺の婚約話ができたんだ?
おん?「酒でやけになってたらしい」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱぶち殺す。
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リアスside
今日は私の婚約者のフェニックス家のライザー様が来るらしい。
でも、はっきり言って私は、自分の婚約者は自分で見つけたいわ。そう、お父様に何度も言ってるのに聞いてもらえない。
はぁ、嫌だわ。恋愛ぐらい好きにさせてくれたっていいじゃない。
確か、ライザー様は眷属を作らずにフェニックス領にある山にこもりっきりの変わり者と聞いたわ。時たまにタンニーン様のところに出向いて修行してるらしいけど。
でもやっぱり、相手の事をろくに知らないで否定するのはダメね。一応話を聞いた後に、婚約を解消してもらいましょう。それがいいわ。
「リアス様。ライザー様がお見えになられました」
「分かったわ、グレイフィア今行くわ」
どうやら来たみたいね。
覚悟を決めなきゃ。
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sideライザー
はぁ、ついてしまった。ついてしまったよ。
うん?屋敷の前に銀髪のメイドが・・・あ、あれはまさか、さ、咲夜さーんで、ではないのか。
ほ、本物だよな?リアル咲夜さんだよな。え?違う?いや、絶対咲夜さんだよあれ。
「お初にお目にかかります。私はグレモリー家のメイド長のグレイフィア・ルキフグスでございます。さぁ中へ、お嬢様と旦那様がお待ちでございます」
あ、咲夜さんじゃなかったのね。
拝読感謝感激です。
リアスとの会話はまた次回で!(話が思いつかないので
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第6話 二人っきりにされるとは
タグにキャラがぶれぶれと書いてるから大丈夫DA・米?
今回も短い上駄文です。
やあやあどうもみんなのライザー・フェニックスだよ。
今咲夜さ、じゃなかったグレイフィアさんについて行ってる所だよ。もうすぐ我が婚約者リアス・グレモリーちゃんに会うことになるんだね。
やばい、心臓が潰れそうだよ。まあ、潰れても再生するんだけどね。
はぁ、我ながらこういったことに対する耐性が全くないとは恥ずかしい限りである。
はいそこ、コミュ障とか言わない。俺はコミュ障じゃないから。コミュニケーション能力くそ高いからな!ただちょっと女の子と話す時に、手汗が大量に出たり、どもったりするだけだから!・・・え?立派なコミュ障だって?はいそうです。コミュ障です。ごめんなさい。
だって仕方ないじゃん今まで人里離れた山でドラゴンにブレスされまくってたんだから、俺のコミュ障は必然、自然の摂理だよ。
なんでタンニーン様は女の子じゃないんだ!!・・・女の子だったら俺逃げ出してるわ。
そんなこんなで着いたグレモリー家の応接室前。いやー、扉の向こうにはリアスちゃんと公爵様がいると思うと緊張が半端ないね。
兄貴もなんかそわそわしてるし。やっぱり俺場違いじゃね?いや、俺は婚約者候補だから場違いじゃないね。場違いなのは兄貴だね。やーい兄貴の場違いやろうー!
・・・痛っ!?なんで殴るの!?もしかして心の声漏れてた!?
え?ちょっと待ってグレイフィアさんまだ心の準備が出来てないから開けないで!
「旦那様。お嬢様。フェニックス家のライザー様ルヴァル様をお連れしまたし」
「通してくれ」
うわーお。優しいそうな声。
これって俺から挨拶しないといけないの?え?兄貴から?・・・OK先手は譲ってやるよ兄貴。
「お初にお目にかかります。グレモリー卿。リアスお嬢様。お会いできて光栄に思います。フェニックス家が長男ルヴァル・フェニックスと申します。今回は我々のために時間をいただき、誠に嬉しく存じ上げます」
「こちらこそ会えて嬉しいよ。ルヴァル君。君の活躍もよく耳にするよ。・・・して後ろの子が」
「はい。我がフェニックス家の末弟ライザー・フェニックスと申し上げます。・・・ほら、ライザー挨拶を」
お、おお俺の出番か。・・・頑張らないと
「お、お初にお目にかかりますフェニックス家が三男、ラ、ライザー・フェニックスです。
お、お会いできて光栄に思います」
よっしゃっ!大分どもったけど噛まずに言えたぜ!
ふふ、俺も日々成長しているということだな!手汗やばいけど。何なら脇汗もやばいけども
「ハハハ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。なにとってくったりはしないさ」
うわー、爽やかに笑うなーこのおじさん。やっぱ爽やかイケメン魔王ことサーゼクス様の父親だけある。
ダンディさと爽やかさを兼ね揃えてらっしゃる。こりゃ、さぞかしモテタダロウナ。
「おっと、自己紹介がまだだったね。私はグレモリー家の当主ジオティクス・グレモリーだ。君の父親になるのかな?ライザー君。そして、娘のー」
「リアス・グレモリーと申し上げますわ、ルヴァル様、ライザー様。お会いできて大変嬉しい思いますわ」
うぇーい。リアスちゃんにお会いできて嬉しいと言われたぜ。まぁ、社交辞令だろうけど。
あと、グレモリー卿からの父親発言に焦ったぜ!あれか?やっぱり婚約しないといけないのか?
「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
って沈黙が気まずいよ!誰か喋って!
「ル、ルヴァル君あとは若い二人に任せて私達は向こうでお話でもしとこうか」
「そうですね。では・・・ライザー頑張るんだぞ」
なにを!?てか、逃げる気かこの野郎!
「そういえば、いいお酒が手に入ったんだ。一緒にどうだい?」
「ぜひ」
うぉぉい!まじでどっか行く気か!?てか、このひるからおさけのむきかよ!
二人っきりとか勘弁してくれー!!
拝読感謝感激です。
リアスとの会話と言ったな!あれは嘘だ(本当に申し訳ございません)
次こそ次こそ頑張れたら
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