FAIRY TAIL 〜another story もう1つの物語 〜 (詩音と愉快な仲間達)
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序章〜転生〜
気軽に詩音って呼んでね。
作者はこれが初めての作品で初めての投稿です。
あたたか〜い目で読んでもらえると嬉しいです。
母「りお?いい加減起きなさい!朝ご飯冷めるでしょ!」
母親が自分の部屋のカーテンを開けたことにより窓から日の光が照りつける。
理央「えっ。今何時?」
目をこすりながら時計を見る。
理央「やばっ。もうこんな時間!?なんで起こしてくれなかったんだよ!」
そう言って急いで制服に着替えながら母親を睨む。
母「何度も起こしたわよ。そっちが全然起きなかったんでしょ?自業自得よっ」
俺は急いで支度を済ませると朝ご飯を食べずに家を出た。
家を出てからも俺は全力疾走した。
理央「入学式の日に遅刻とか洒落にならねーよっ」
全力疾走している最中信号につかまる。理央の焦る気持ちが信号に対してイラつかせていた。
理央「急いでるのによっ!早く変われっつーの!」
信号待ちをしている最中向かい側にいた子供の被っていた帽子が風でちょうど横断歩道の真ん中に飛ばされてしまう。
子供はまだ信号が赤にもかかわらず飛び出してしまう。
そこにちょうど大型トラックがすごいスピードで突っ込んでくる。
理央「おいっ!あぶない!!」
俺はその子供を助けるために飛び出してそのまんま突き飛ばす。その結果
ドン!
物凄い衝撃が俺の体に走り俺は目の前が真っ暗になった。
?「おーい!いい加減起きてくれない?」
理央「遅刻するっ!って夢か。ん?ここはどこだ?そして君は誰だい?」
起きてみるとそこには真っ白で何もない空間にいた。
そしてそこにはカラフルで派手な服を着た小学生くらいの少年と俺の2人きりだった。
?「僕の名前はユーリって言うんだ!。ここは僕が作り出した空間だよ。君はトラックに轢かれて死んじゃったんだよ。だけど本来君はこんな所で死ぬはずじゃなかった。だから僕が君にもう一度チャンスを与えようと思ってここに呼んだのさっ!」
理央「は?ちょっと待って?展開がいきなりすぎて頭がついていかないんだけど。まぁ、俺が死んだっていうのはなんとなく分かった。君は俺を呼び出すためにこの空間を作ったってことだよね?」
ユーリ「君じゃなくてユーリだよっ!そーさ!僕は理央を呼ぶためにこの空間を作った。」
理央「なぁ、ユーリって何者だ?」
ユーリ「僕は僕なんだけどなー。うーん。理央の世界の言葉でいうとねー[神様]!てへっ♡」
理央「神?頭おかしくなったか?中2病か?中2病なんだな!うん!きっとそうだ。」
ユーリ「なっ、ひどいよー。神様を中2病扱いするなんてっ」
理央「仮にユーリが神様だったとして、俺はてへっ♡なんて言う神様はいやだっ!しかもどこからどう見ても小学生にしか見えないぞユーリ。」
ユーリ「ガーン!」
理央「ガーンって口で言ってるやつ初めて見たっ。で、そんなことよりさっきもう一度チャンスをくれるっていってなかったか?」
ユーリ「そーさ!君をこの僕が生き返らせてあげる!」
理央「マジかっ。俺はじゃあ高校生活を諦めなくていいってことなんだな?」
ユーリは首を横に振った。
ユーリ「違うよ。この世界での小鳥遊理央という存在はもう死んでしまった。だから君を同じ世界で生き返らせる訳にはいかない。しかも、君は生き返ったら0歳からのやり直しだよ。」
理央「0歳からのやり直しってマジかよっ。てか、その言い方だと異世界が存在するように聞こえるぞ。」
ユーリ「異世界は存在するよ!君が生き返る世界はね魔法が本当に存在する世界なんだよっ」
理央「魔法とか嘘だろ。もうなんでもありだな。もしかして魔法少女みたいに変身でもしてるのか。」
ユーリ「えっ。なに言ってんの?そういう趣味?えっ、さすがに引くわー」
理央「違うわっ!それに自分のこと神様だと思ってる厨二病小学生にはいわれたくないわっ」
ユーリ「いい加減怒るよ!理央!そんなこと言ってると生き返らせてあげないからねっ」
理央「ごめんなーユーリ」
そう言ってユーリの頭を撫でる。
ユーリ「なんか子供扱いされてる気がするけどまあいいか。ということで転生させるねっ」
理央「おうよっ」
ユーリ「転生する上で特典を3つプレゼントするからね。1つは膨大な魔力。もう1つは創造魔法という魔法の力を。そして最後の1つは遺伝だよ。」
理央「遺伝?どういうことだ?」
ユーリ「行ってからのお楽しみってことで。いってらっしゃい!理央また会えることを楽しみにしてるよっ」
俺はそのあと目の前が真っ暗になった。
とりあえず、転生するお話が終わりました。
誤字等ありましたら報告お願いします。
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第1章〜魔法〜
更新遅いかもしれませんが出来るだけ早くできるように頑張ります。
何卒よろしくお願いします。m(_ _)m
俺は目が覚めるとここは病院だった。
母親らしき女性に抱えられていた。そこで俺は喋ろうかと思ったが産まれたばかりみたいなのでやめておいた。
その代わり母に向けて笑顔!
母「見てっ!笑ったわ!」
父「赤ちゃんのくせに泣かねーかよっ。赤ちゃんって普通なくもんだろーが!さあ泣けっ!ほら泣けっ!」
と言いながら高い高いしてくるあたりがこの人親バカかなってちょっと内心笑ってしまった。
それを見ながら母も一緒にベットで笑っていた。
数日後
この短期間で分かったことがある。俺の親たちはめちゃくちゃお金持ちでとても偉い人たちだっていうこと。母の名前がアリス、父の名前がアルティメット、俺の名前がシオンという名前なのが分かった。
母「私、この子のことがとても心配だわっ。」
父「確かにな。この子の背負わなければならない運命はとてつもなく大きい。俺が守ってやれればいいのだが、すまない。アリス。」
母「それは仕方ないわ。この子のことは私に任せて。」
父「まぁそれはいいのだか、1つ問題があってな。」
母「ファントムハイヴよね。」
父「俺の妻と他の者たちは全力でこの子を狙うだろう。俺も当主として内部から抑えてみるが時間の問題だ。抑えている間にこの子を連れてできるだけ遠くへ逃げるんだ。」
母「分かったわ。明日にも出発するわ。」
それから俺は母との逃亡生活が始まった。
それは10年経っても変わらなかった。俺はその10年で母に色々なことを教えてもらった。母は昔魔導師だったらしく魔法も教えてもらった。母の使う魔法はとても暖かく心地よいものだった。
あと1つ驚きだったの親父が普通の人間ではなく吸血鬼ということだった。俺はつまり人間と吸血鬼の間に産まれた子供、つまりハーフなのだ。俺も7歳くらいの頃からたまに吸血衝動にかられる事があった。
吸血鬼といっても日の光に当たっても大丈夫だし、ニンニクや十字架も大丈夫。苦手なものを強いて挙げるから朝が弱いというところだろうか。
ファントムハイヴという家は吸血鬼の始祖に当たる家で父親はそこの当主らしい。だから母、つまり人間であるアリスとの結婚はファントムハイヴの他の者に反対されたらしい。父、アルティメットは他の吸血鬼との政略結婚を余儀なくされた。だが、父はアリスを愛していた。諦めきれなかった。母とは愛人という形で関係を続けていたらしい。俺はそんな愛人との間に出来た子供でファントムハイヴとしては邪魔な子供だった。だから狙われてるという話を俺は14の誕生日の日に母に聞かされた。
母「シオン。15歳になったらどこでもいいから魔導師ギルドに入りなさい。ギルドはねいいものよ。なにせもう1つ大きな家族が出来るのだから。」
シ「その話何回目だよっ。母さん。分かってるよ。あと1年後ギルドに入ればいいんだろ?」
母「わかればよろしい。」
そんな会話をこの14年間何度もされてきた。
親はギルドというものをすごく勧めてくるのである。
まあ、どうせファントムハイヴからまもるためなんだろーが。
ちなみに今いる所は半年位前に引っ越してきた家である。森の中にぽつんとある地味な家だからまずばれないだろう。俺とかあさんは引っ越しを何回も繰り返してきた。同じ所にいるのは危険ということらしい。今はそんな地味な家でご飯を食べてる最中だ。
母「ねぇーシオン。ずーっと前から聞こうと思ってのだけれど私に隠してることない?」
シ「な、ななな何の話?」
多分、母の言っているのは神様特典の創造魔法の話だろう。
あれから俺は母の知らないところで魔法を試している。
創造魔法というのは自分の考えた魔法を作ることができる魔法である。一見チートに見えるこの魔法。見たまんまチート魔法である。
だが、この魔法にも短所がある。ちょっとした魔法でも創造、つまり作るのに15分はかかるし、作っている間ずっと魔力を消耗するし、作っている間は他の魔法は使えないから無防備になるしこう見えて使い勝手が悪いのである。この前、瞬間移動出来る魔法をつくってみたがこれを作るのに4時間もかかったのだから少々体力がいる。
だが、1度作った魔法は魔力が尽きない限り使えるのでやはりチート感は否めない。
そんなこんなで母にうまくはぐらかそうとしていると外の方でものすごい爆発音がした。
何事かと思い、母さんと外に出てみると、そこはファントムハイヴの奴らに囲まれていた。
母「シーラ様?!」
母さんが呼んだその女は父さんの妻であり、黒幕である。
その姿は黒い羽のついた黒いコートをまとい、紫の口紅をつけ、妖艶という言葉が似合う、不気味な女だった。だが、吸血鬼なのでその瞳は血ように赤い俺と同じ瞳をしていた。
シーラ「見つけたわよ。もう逃がさない。貴方たちはそう簡単に殺してあげないから。」
そう言って手を前に振って突撃の指示をだす。
母「換装!」
母さんの手には自分の身体の倍以上ある長さの刀が出てきた。
母さんが戦う所は初めてみた。こんなに強いとは思わなかった。
母「一閃!」
刀が光を纏ったかと思ったらその一振りで大勢の吸血鬼を倒していく。あっという間に家の包囲網が崩れた。
シオン「すっ、すげー。俺も守られるのはもういやだ。俺も戦うよ。」
母「駄目よっ。シオン。お願いだから逃げてっ」
シオン「でもっ。」
シーラ「私を無視しないでくれる」
母が振り向くと目の前にシーラがいた、さすがに母もそのスピードに反応出来なかった。シーラの腕が母の体を貫く。
母「ぐはっ」
シオン「母さん!」
母「来ちゃ駄目!お願いだから言うことを聞いて!逃げて!」
シオン「くそーーっ!」
俺は泣きながら叫びながら全力で逃げた。
多少離れたところまで逃げたけど吸血鬼が追ってきてるのがわかった
シオン「ちっ、独創《オリジナル》魔法!転移!」
俺は試しに作っといた瞬間移動の魔法で命からがら逃げた。
次の話はついに!ナツと出会う話です。
ナツ「やっと俺の出番かーー。燃えてきだぞ!ということで勝負だ!シオン!」
シオン「えーーー。めんどくさっ。また今度な。転移!」
ナツ「おい!逃げんじゃねー!」
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第3章〜ギルド〜
転移した先は魔法を使った場所から数十キロ離れた港町だった。
魔法が成功したのはいいが、多少まだ使い慣れてないが為に放り出された先が数十メートル上空だった。俺はそのまま落下した。
だが、しかし痛みが全くなかった。
シオン「あれ?痛くない?」
??「あの〜。どいてあげてもらえると〜。」
ふと俺は声のした方に顔を向ける。するとそこにはスタイルの良い金髪美少女が目の前に立っていた。
シオン「えっ?どく?」
下にはサクラ色のツンツン頭の男が下敷きになっていた。
シオン「やっやべっ!おっおい!大丈夫か?」
慌ててどいて声をかけてみるとその男は何事もなかったのように立ち上がった。
??「なにすんだー!おまえっ!」
シオン「俺もわざとじゃないんだ。ごめんな!。」
素直に謝ったらサクラ色のツンツン頭はすんなり許してくれた。
そのあと俺たちは自己紹介をし合った。金髪美少女はルーシィ、
ツンツン頭はナツ、というらしい。
ルーシィ「ねえーシオン。さっき空から降って来たのはどうして?」
シオン「まぁー色々あってな。」
俺はその時に色々思い出してしまい、いつの間にか涙が出ていた。
??「シオン。オイラのサカナあげるからさ、元気だしてよ。」
シオン「えっ!猫がしゃべったーー!!!」
俺は猫がしゃべったことに驚愕していると猫が自己紹介してきた。
ハッピー「あい!オイラの名前はハッピーって言うんだよ。」
俺は涙を流したまま猫がしゃべったことに少し笑ってしまった。
ルーシィもナツも涙を流している俺を見て心配そうな顔をしている。
シオン「みっともない所を見せちゃったね。2人もデートの途中だったんだろ?邪魔して悪かったな。」
ルーシィ「ち、違うわーーーーーーー。私達もさっき初めて出会ったばかりなのよ。私
ナツ「腹減ったー。早くいこーぜルイージ。」
ルーシィ「ルーシィよっ!」
シオン「あはは。とりあえず色々悪かったな。それじゃまたどこかで。」
俺はナツ達と別れ、1人海岸に来ていた。
それは今日の宿代やご飯代など色々お金が必要なので魔法で作ろうと思い、魔法の創造に集中出来るような場所を探して歩いていたからである。
シオン「ここら辺なら大丈夫そうだ。」
俺は海岸で1人魔法の創造に集中した。目を閉じ頭の中でお金や他にも色々な物を精製するイメージをひたすら繰り返し魔力を頭に集中させるのを何分も維持させた。今回も転移の魔法と一緒でとても時間がかかった。終わる頃には辺りは真っ暗になっていた。俺は目を開けて驚いた。向こうの海岸では大きな船が打ち上がっていて、横に倒れていたのだから。まるで大きな津波がきたあとのように。
シオン「これはどうなってんだ?!ちょっとあの船に行ってみるか。」
行ってみるとそこにはルーシィとハッピーそして火の魔法?を使ってるおじさん、そしてその火魔法を食べてるナツの姿があった。
ナツ「まずい。おまえ本当に炎の魔導士か?こんなまずい火ありえねえー。ふぅ、ごちそうさまでした。」
ハッピー「ナツには火は効かないよ。」
ルーシィ「あんな魔法見たことがない。」
ナツ「食ったら力が湧いてきた!いっくぞー火竜の咆哮!」
ナツはホッペを膨らませ、息を吐くように炎を吐いた。それはまるで本物のドラゴン、火竜のように。
シオン「火を吹くだとっ!ありえねー!本当に人間か?」
おじさんのしたっぱ「俺はこいつを見たことがあるぞ!サクラ色の髪にウロコみてぇなマフラー!こいつが本物の!」
ルーシィ「火竜《サラマンダー》!!」
ナツ「よおぉく覚えとけ!これが本物のフェアリーテイルの魔導士だ!」
ナツはそう言って両手に火を纏っておじさんの顔を思い切り殴った。
ルーシィ「火を食べたり、火で殴ったりこれは本当に魔法なの?」
ハッピー「竜の肺は炎を吐き、竜の鱗は炎を溶かし、竜の爪は炎を纏う。これは自らの身体を竜の体質へと変換させるエンシェントスペル。つまり、太古の魔法。」
ルーシィ「なにそれ?」
ハッピー「元々は竜迎撃用の魔法だからね。」
シオン「す、すげーな。なぁー、さっき言ってたフェアリーテイルってなんだ?」
ルーシィ「うわっ!いきなり背後から話しかけないでよっ!もう。まぁー、フェアリーテイルっていうのはねものすごい魔導士が集まったものすごい魔導士ギルドよ。」
シオン「ギルド................。」
ハッピー「それでね、あれは滅竜魔法って言ってイグニールがナツに教えたんだ!」
(滅竜魔法かー。すげーな。あとで俺も創造してみよっ!)
ナツ「もうそろそろ終わりにしてやんよっ!ぶっとべ!火竜の鉄拳!」
ナツの片手に火が纏い、ナツはおじさんに向かってその手でぶん殴った。火の魔法のおじさんはナツの滅竜魔法にあっけなくぶっ飛ばされた。いつの間にか港町がものすごいことになっていた。
ルーシィ「すごい。すごいけどやりすぎよっ!」
ハッピー「あい!」
「見つけた!見つけたわよ!シオン!!」
背後から声がして振り返るとそこには母、アリスの仇シーラが立っていた。シオンは彼女を見た瞬間ものすごい殺意が、憎しみが、怒りが心の奥底から込み上げてきた。
シーラ「そこのドラゴンスレイヤー!邪魔よ!」
シーラは右手をナツの方向に突き出す。すると彼女の周囲に複数の魔法陣が展開して魔法陣につき一本その中から鎖が出てきて物凄い勢いでナツに向かってく。だがナツはいきなりの事で反応出来ないでいた。動けなかった。誰もが当たると思った。ナツ本人でさえ、死んだと思った。だが、当たりそうになる直前瞬間移動して目の前に現れたシオンがナツを庇った。
ナツ「シオン!おまえ大丈夫か?!」
シオン「ぐはっ、大丈夫なように見えるか?」
シオンの身体は複数の鎖に貫かれ、血が流れ出ていて重傷だ。
普通の人間だったら死んでいるだろう。だが、それは普通の人間だったらの話だ。鎖が抜けた瞬間あっという間に貫かれた傷口が治っていく。それを見たナツ、ルーシィ、ハッピーは驚きの顔をしている。
シーラは知っていたかのような顔だ。
ナツ「シオン。おまえ」
シオン「悪いな。ナツ事情はまたあとでな。あと絶対に手を出すなよ。こいつは俺の知り合いで、俺の問題だ。」
ナツ「わかった。」
俺はシーラの方に向き直す。彼女を見た瞬間物凄い殺意がまた湧き始める。その殺気にルーシィとハッピーは震えている。
シオン「俺はおまえだけはゆるせねー!。絶対に!」
俺はしゃがみ、地面に手を当てる。
「独創《オリジナル》魔法 "精製"」
俺の目の前の空中に一本の槍が精製される。そして、片手でシーラを指差すと槍は勢い良くシーラに向かって飛んでいく。だが、シーラはそれを得意げな顔で避けた。
シオン「あめぇ。砂糖菓子のようにあめぇよ。」
シオンが今度は指をくいっくいっと挑発するときのような感じで動かすと槍は方向転換をし、背後からシーラに向かって飛んでいく。
つまり、精製されたその槍はシオンの片手と連動しているのだ。
シーラはそれに気付かず背後から槍が貫く。だが、彼女もまたものすごい勢いで傷口が治っていく。
シーラ「避けたのになぜ!」
シオン「俺のこの魔法はありとあらゆる物質を精製し操る魔法。だから壊されない限りはてめえに向かって攻撃するぜ。」
俺は左手で槍を操作してシーラを猛攻する。シーラも鎖の魔法でなんとか防いでいる。
ルーシィ「シオンの魔法もすごい!」
ハッピー「でも、オイラあの女の人もシオンも傷があっという間に治っちゃうからちょっと怖い。」
ルーシィ「................うん。」
シオン「悪いけど終わらせる。独創魔法"精製"針地獄。」
シーラの周りに100本近い槍が精製される。
シオン「消え失せろ。」
シオンは指をパチンと鳴らす。一気に100本近いの槍がシーラに突き刺さる。シーラは傷は治っても痛みはあるからその痛みで気絶したみたいだ。戦いは終わった。騒ぎを聞きつけた兵隊が俺たちを捕まえようと向かってくる
シオン「ナツ。お願いがある。俺をナツのギルド、フェアリーテイルに連れて行ってくれ。」
ナツ「おう!一緒に行こう!ルーシィも!」
ルーシィ「えっ?」
ナツ「入りたいんだろ?俺たちのギルドに!」
ルーシィ「うんっ!」
シーラの鎖の魔法はストライクザブラッドのなつき先生を参考にさせていただきました。よかったら魔法の名前が決まってないので考えてください!ちなみにシオンの槍の魔法は7つの大罪のキングを参考にさせていただきました。(^ー゜)
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