欠けた短編集 (琴羽3)
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『トアル少年ノ過去ヘノ振リ返リ』あいえす

書いてみた、矛盾があったら教えて下さい
今回初めてこんなに長くなりました、びっくりです。


これは私の記憶の振り返り、過去の事を書きましょう。

 

私は転生というものをしました、ですが神様等というものには合わず特典類等というものは無かったです、そして前世の記憶というの物は薄いですがまあ、別に構わないのですけれど。

 

 

生まれ落ちそして私は織斑家の次男として長男の一夏さんと同い年私は生まれました、そして何年かして親が失踪をしました、それは少しですが残念でした、親は最後の良心かある程度の金銭は残してくれました、長女である千冬さんがアルバイトなどをしたりしてお金を稼いだりしてくれました、なので一夏さんと私はよく家事等の事をするようになりました。

 

 

そして、一夏さんと私はその間よく篠ノ乃さんの道場に厄介になっていました、篠ノ乃さんの道場は剣道を教えているらしく、一夏さんと私は剣道を教えていてもらってましたそして一夏さんは篠ノ乃さんの娘さんの篠ノ乃箒さんとよく試合をしたりしていました、そして何故か篠ノ乃箒さんは一夏さんに恋をしたらしいのです、その事を私は篠ノ乃箒のお姉さんの篠ノ乃束さんから聞きました、その篠ノ乃束さんは少々変な格好をした女性ではありましたが私などにもあだ名を付けてもらったりして優しく接してくれたり束さんの発明品等をよく見せてもらいました、束さんの発明品は変な物が多かったですけれど、一際目立つ物がありました、その名前はIS…インフィニット・ストラトスという物の設計図でしたそれは束さんの夢が詰まった設計図でした、そして束さんは成層圏を無限に広げるという夢を語りました、静かに聞いていた私に何故か?束さんは。

 

「私の夢を笑わないの?」

 

と言ってきましたが、私がいった言葉は覚えていませんでしたが束さんは

 

「ありがとね」

 

と笑顔で言って立ち去って行きました、私は何と言ったのでしょうか?束さんのお役にたてたのでしょうか?少しだけ気になります。

 

 

そしてその日から暫く経ったある日、日本にミサイルが飛んで来ると言うテロがありました、幸い白騎士という束さんが造ったISの様なものに乗った女性が叩き落としてくれたので日本は壊滅しませんでした、白騎士さんにお礼を言いたいです、ちなみにこのミサイルテロの事を白騎士事件と言うらしいです、まるで白騎士が悪いことをしたみたいに聞こえます。

 

 

そして白騎士はISの様なものではなくISだったらしいです、つまりそれは束さんの知り合いという可能性が非常に高いのです、束さんに聞いてみようとしましたが、しかし日本のお偉いさんがISを発表しましたが少し欠陥?があり、それはISは女性しか使用できないということでした、しかし各国はこぞって注目しました大量のミサイルを一機ですべて撃破してしまう能力を見て各国は篠ノ乃一家を保護という管理をしようとしたらしく、しかし束さんは逃げてしまい結局白騎士さんは誰かわかりませんでした、そして政府が別の国から守ると言う名目で篠ノ乃一家引っ越しをさせました。

 

 

そして入れ替わりで中国から凰鈴音さんが小学校に入って来ました、凰さんは最初の頃は日本語を少ししか話せなく、そして名前の鈴と中国から来たということで鈴鈴等と呼ばれ男子からパンダ等と言われいじめられていたらしい、それは一夏さんが解決したらしいが私は一夏さんと凰さんとは違うクラスにいたため一夏さんから教えて貰うまで知りませんでした、今では一夏さんは凰さんの家の中華料理屋に誘ってくれる程度には仲良くなりそして私もよく一夏さんに誘われ凰さんと話す機会がありそこそこ仲良くなれたと私は思ってます。

 

 

そして日が過ぎてISが競技として使われるようになりました、競技といっても色々あり一対一で戦うものもあったり、射撃技術を競ったり、速さを競ったり等の事を国で競うことになりました、しかし元々は宇宙空間に活動するためのマルチフォームスーツの筈が表向きは競技としてですけれど裏側は各国兵器や防衛手段として使われるようになりましたがこれが本当の使われ方なのか、いえ違うでしょう例えるなら、ダイナマイトでしょうか?採掘のために作られた筈が人を殺す為に使用された用に、

人の為の物が人を殺す為に物に変わるなんと可笑しい事でしょうか?やはり人というのは自分を含めとてもひねくれた生き物だとよく解りました。

 

 

ISが競技として活躍するようになり良いことと悪いことがありました、良いことは姉である千冬さんが日本代表として《モンド・グロッソ》に出場することとなりました、《モンド・グロッソ》とはISを各部門で競う大会です、千冬さんはとても強いのできっと優勝できるとおもっています、そして悪いことは女性優遇の社会に成りつつあります、まだ完全にはなってはいませんがISが使えるのは女性だけつまり政府などか女性を優遇し、そして女性が付け上がるということが少しずつですがおき初めているようです、一夏さんにも注意をしておきましょう。

 

 

今回のモンド・グロッソで千冬さんが凄い事をしました、それは全競技優勝という事です。

そして千冬さんはブリュンヒルデという称号を貰いました、それならば第二回にも期待が高まりそうです、そしてお金が沢山てに入り、ただ今家でパーティーをしています一夏さんと私が料理をし千冬さんにおめでとうの言葉を言ったりしました久々の三人姉弟水入らずをしました。

とても楽しかったです。

 

 

そして第二回のモンド・グロッソが決まりました、海外での開催の為私達は海外に行きました、政府が千冬さんの応援にと一夏さんと私に千冬さんと同じ機体のチケットと同じホテルの予約をしてくれたので応援に力を入れたいです。

 

 

大変な事が起きました、それは私と一夏さんが誘拐されました、千冬さんの決勝戦を観るために向かっているところ、私は廃工場らしき場所に捕まっていました、一夏さんは別の場所に居ると、犯人の御方から教えて貰いました、どうやら、犯人の目的は私達のとある場所に売却する事らしいです、何故一夏さんが別の場所に居るのか聞いてみたところ、親切に日本語で。

 

「例えお前ら兄弟の片方がが奪還されてももう片方は絶対に奪還させないためだ」

 

教えてくれました。

この人達の必ず成功させるという想いが感じとれます、暫く椅子に縛られながら待っていると話し声が聴こえました、それは所々日本語で話されており何とか私でもわかる部分を纏めると、

 

《織村一夏が織村 千冬に奪還された》

 

これだけしか分かりませんでしたがこれだけでも十分な情報が解りました、一夏さんが救出されたので、とても嬉しいのですがどうやら私の助けは来ないらしいです、何故なら一夏さんが救出されたので急いで私を眠らせて買い取った相手に渡されました、そして私は研究所のモルモットとして血液を取られたり、変な注射をされたりしました、気分が物凄く悪いです、あぁ、これがどれだけ続くのでしょうか?

 

 

何年か経ちました私はその間体の改造等はされませんでしたが注射等の事をされていました、そしてこの日が私の改造実験の日でした、しかし改造される前に何と束さんが助けに来てくれました、助けてもらった後研究所は爆発していましたが特には気になりませんでした、そして私は意識がなくなりその後の事は覚えていません。

 

 

私は束さんに助けられました、しかし私は薬のせいで感情が薄くなってしまいました、束さんが何とか治そうとしましたが治らなかったです、そして束さんが、

 

「ちーちゃんの所に戻る?」

 

と聞いてきました、しかし私は戻らないと言いました、束さんは千冬さんに電話をし許可をとってきてくれました、これから私は束さんのお手伝いや料理等の事で頑張りたいと思います。

 

 

それから何年か経ちました、ラボに住人が増えました、その名前は、クロエ・クロニクルさんです、この女の子は束さんがとある研究所から助けた子供で私と同じ感情が薄い機械的な可愛らしい子です。

 

そして最近私は趣味が出来ました、元々は趣味が無かったですが、束さんが趣味を作ろうと色々な事をしてくれたので私にも趣味が出来ました、それは仮面を被ることとアニメを見ることです、仮面は自分で作った物や買った物などを被るのが面白いのですが何故か束さんは微妙な顔をします、もうひとつのアニメを見ることは意外にもライダー等のCM等を見て始まりました、そして仮面ライダーの仮面が少しだけお気に入りです。

 

そして私はISに乗れる事が解りました、もしかすると研究所の薬のせいなのかもしれませんが束さんにもよく分からないらしいです、だが乗れるので私はクロエさんと一緒にトレーニングをしたりISの勉強をしています、束さんが教えてくれるので頑張れました、しかし私はクロエさんに料理を教えています、束さんも作れないので取り合えずクロエさんにも作れるようにしなければなりませんね。

 

 

そしてまた何年か経ち今度は兄である一夏さんも乗れる事が解りました、テレビで連日放送されていますどうやらIS学園に入学するらしいです、束さんが、

 

「いっくんが学園に行くならば一緒に行きたい?」

 

と言ってくれたので私もISが学園に行くことに決まりました、たまに電話をしたりして声を聞いたりしますが、直接会うのは何年ぶりでしょうか?

束さんがもう十分知識や技術があるからと授業免除にしてくれそして私専用ISを持って行けるのでISの調整等に時間が大量に取れそうです、学園生活をするのは何年ぶりでしょうか?

 

ノートを閉じ物思いに更けてみてみましたが

 

「…こんなものでしょうか?」

 

取り合えず過去の振り返りはこれで終わりですね……おやもう時間ですか、どうやらクロエさんが来たようですね

 

「準備はよろしいでしょうか?」

 

「ええ、クロエさん」

 

「それでは、束様が待っております」

 

「はい、では行ってきます、」

 

「いってらっしゃい」

 

クロエさんから見送られ、このラボを出て学園に付けば暫く束さんとクロエさんとはお別れですか…少々寂しいものですね、……束さんが待っているので少し急ぎましょう

 

「お待たせしました、束さん」

 

「いやいや待ってなんかいないよ、でもこれで少し離れるのかー少し束さん悲しいよ」

 

「電話はしますね」

 

「うん!沢山してね!束さん待ってるからね!」

 

束さんが嬉しそうな顔をしてくれるので、電話のネタを探さなければいけませんね。

 

「では行ってきます」

 

「行ってらっしゃい」

 

束さん特製人参ロケットに乗って、私こと織村 秋十はIS学園での生活を始まります。

 




書くのを頑張りました


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土竜 グレラガ

潜れ何処までもずっと。


掘る、掘る、掘る、とりあえず掘る。

 

ドリルもいいけど、スコップが好き。

ピッケルもいいけど、やっぱりスコップが好き。

 

唯、穴を掘り続ける人生、村を広げるために。

上を向いても壁がある、下を向いても壁がある、どこを向いても壁がある、閉塞的な場所。

意外と嫌いじゃないけど、好きでもない、あと俺はブタモグラが意外と気に入ってる。

 

目の前のドリルで掘ってると、誰かの穴と開通した、知ってる顔だ。

顔にゴーグル、背も低い、多分シモンだ、シモンは少しだけ驚いて、少し頭を下げた。

 

会話をしよう。

村の拡張の途中だが、どうせバレないだろう。

シモンは少しだけ嫌そうな顔をしてるが、俺は気にしなかった。

 

ほんの少しだけ会話をした。

ブタモグラのステーキを村長が準備してるとか取り留めのない話だ。

シモンは、少しだけ躊躇して、俺に不思議な小さいドリルを見せてくれた。

とても綺麗で素敵だったので、それのスコップはあるか聞いてみたが、無いらしい。あとでここら辺の土を掘りまくってみよう。

シモンにペンダントにしたら似合いそうだというと、嬉しそうだった。

 

また後で会えたら会おう、シモンに伝えて、ここの周辺の土を掘る。

シモンは一度村に戻るようだ。

 

掘る、掘る、掘る、掘る。

 

掘る、掘る、掘る、掘る。

 

見つからない、しょうがない戻ろう。

 

そして、村に着いたら、地震がきた。

グラグラと揺れていて、とても危険だった、だけど運が良かったと思う。もし、自分が穴の中にいたら、生き埋めになっていただろう。

 

村で、死ぬ原因は地震が殆どだ、俺の親やシモンの親も地震でいなくなった。

村にとって地震は恐怖そのものだろう。

 

地震が終わってから少しだけ歩くと、村長に連れられているカミナを見つけた。

 

ボサボサ頭にグラサンをかけた、うねる炎の刺青を入れたガタイのいい男で、グレン団という不良集団の頭をして、よく悪さをしてる。

最近では、ブタモグラを使って開かずの扉というと天井をつき破る作戦を決行して、村長に刀の鞘で叩かれた話もある。

 

また、何かやったのだろうか?

だが今は、どうでもいい腹が減った。

 

 

ブタモグラのステーキを食べて、午後の拡張をしたから、やることはもう無い。

あると言ったら、寝ることだけだろう。

 

 

地面が揺れてる、かなり大きい。

何かが砕ける音も聞こえる。

何かが起きている。

何が起きてる。

 

 

走って駆け抜けた先にあったのは、金属で出来ているだろう装甲につつまれた、俺の何十倍もデカイ金属の牛の顔を模してる。

 

開かずの扉が無い。牛顔が壊したのか?

 

そいつが、何かと戦っている。

遠くてよく見えないが、俺よりもデカイ金属の顔にドリルを額につけて、手足をつけた奴が動いてる。

 

かなりの速さをもって牛顔に突撃した。

ようやく乗っている奴が見えた。シモンにカミナともう一人赤い髪のポニーテールの女が乗ってる。

 

「最高にカッケェな、シモン」

 

あぁ、わかるきっと今の俺の顔は、何時ものつまんない顔より、一千万倍輝いてるだろう。

 

きっと求めてたんだ。変化を、輝きを、進むきっかけを。

 

シモン達が乗った顔が、牛顔を吹っ飛ばして、登ってく。

開かずの扉すら通り越して、赤い光が射す地上へ。

 

 




久々に投稿、テスト前日に現実逃避に書いたからクオリティ低め。


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このすば、ほねーほねー

学校卒業式終わったし、少し暇なので、ゆんゆんカワイイ


コツコツコツ、ガチャガチャガチャ、ボーンボーンボーン。

誰も歩かないであろう、深夜に妙なコミカルでギャグチックなおとを響かせて深き森を歩くフード付きのマントを着た骨がいる。

 

「さみぃなぁ、風が肋骨とかを通ってメッチャスースーする、……これが本当の寒さが骨身にしみるってやつか?」

 

「……くだらねー…くっだらねぇーくだらなすぎて笑えるにゃー、てか俺に骨はあっても身がねぇじゃん」

 

その骨はくだらないジョークを呟いたり独り言を呟きながら、コツコツコツと音をワザと響かせフラフラ歩いている。

 

「あー、面倒臭ーあのリッチーはなんでアクセルなんていう遠いところに店を作るかねぇ?俺みたいなテレポート使えない奴の事を考えろよぉ〜」

 

骨はぐちぐち文句を言いながらも、アクセルに向かっているらしい。

 

「最近独り言が多くてなってきたな〜」

 

そう呟きながら骨はカラカラ音を出して呑気に歩いている。

 

・・

 

アクセルがようやく見えてきた頃には日が上がり始めていた、なにやら骨はマント裏をゴソゴソしている。

 

「あったあった」

 

骨が取り出したのはギルドカードであった、しかし骨のままでは門番に見つかってしまうので。

 

「そーれ、ボンボンボーン」

 

骨は変な掛け声と共に体を変化させた。骨であった体は肉がつき頭には毛が生え、マントしか着てなかった体には駆け出しの冒険者が着るような服を身につけていた、その姿は何処にでもいるような冒険者にしか見えない。

 

「ふひぃー、この姿もお久だな」

 

骨は少し疲れたかのように息をした後コツコツと歩く速さを駆け足くらいに変え走っていった。

門に着くと門番は眠っていた、骨はなるべくフランクに。

 

「どうもー」

 

「ふぁ〜、やぁこんな朝早くに来るなんて久々だよ」

 

「ははは、そうですか?、すんませんねぇ、あっ、これ一様ギルドカード」

 

「いやいや、ようこそアクセルへ」

 

骨は門番との挨拶をそこそこに、アクセルに入っていった。

朝早くもあって、人はいない、骨は友人の大まかな場所しか知らないのでのんびり歩いて人に会ったら聞こうぐらいの気持ちでコツコツとあるいていった。

 

「ぼーんぼーん」

 

暇そうに変な独り言を呟きながら歩いている骨は一人の少女を見つけた。

 

「よ、よし、きょ、今日こそめぐみんに、めぐみんに」

 

「へい、そこのガールちょっといいかい?」

 

骨はちょうど良さそうな少女を見つけた、魔力のたかさから恐らく紅魔族の魔法使いである少女は知っている可能性が高いと判断した。

 

「ひゃい!なな何でござましょうか!」

 

「ウィズっていう根暗な女ポンコツ魔法使いがやっている店知らないかい?」

 

「えっ、ウィ、ウィズさんですか?は、はい!!知ってますよ!」

 

「おお、ありがてぇそこまでの道を教えてくれないかい?」

 

「あっ、あの!もしよろしければ、わ、私がご案内し、しましょうか!」

 

骨にとってその提案も有難いが、何より話し相手が出来るのが一番有難かった。

 

「ほんとにいいのかい、有難い是非お願いしたい」

 

「は、はい!承りました!!」

 

少女も何故だか嬉しそうな顔をしている。

 

「俺の名前はプレイって言うんだ、嬢ちゃんちょっと間宜しくな」

 

「は、はい!プ…プレイさん!えっとわ、私のな、名前は…あの…笑わないで下さいね、ゆ、ゆんゆんって言うんです」

 

「いやー、ゆんゆんちゃん?いい感じの名前じゃん?」

 

「ほほ本当ですか!ありがとうございます!」

 

やはり紅い目に高い魔力に変な名前この子は紅魔族だ、だが何故駆け出し冒険者の町アクセルにいるんだ?

普通紅魔族らコミュ障や変な感性を持ってるから里に引きこもってるか、偶に王都にいるぐらいなのだか?

…まっ、いいや、どうせ少ししか一緒にいねえんだ。

 

骨は考えることを放棄した。

 

「あのお店はカエル料理が有名なんですよ」

 

「へー、そうなんだ」

 

「あのお店のアクセサリはとっても可愛くて」

 

「へー、ゆんゆんに似合いそうだね」

 

俺が適当な相槌をしてたからか、どんどんイキイキし始めた、そのうち何故か友達の話をし始めたのを相槌をしながら聴いてたら一つわかった、この子は不憫な子だ。

紅魔族の独特の感性に何故か合わず苦労したのだろう。

せめてオイラが話し相手になってやろう、そんなことを考える程度には不憫だった。

 

しばらく骨のプレイと紅魔族のゆんゆんは話し合いながらもウィズの店に向かって行った。

 

「……あっ!あのここが、えっとウィズのお店です」

 

「ほほう、ここがあのポンコツの店か」

 

「あ、あのもしよろし」

 

「あっ!ゆんゆんちゃんありがとな、またあったらご飯でも食べながらゆっくり話そうぜい、じゃね!」

 

ガチャ!バタン!紅魔族の少女ゆんゆんの言葉を遮るように骨(人)のプレイはかなりの速さで店の中に消えて行った。

話が途中で途切れてしまったゆんゆんは少しキョトンとしているが、少し経ったら嬉しそうに。

 

「おしゃべりしながらゆっくりご飯、と…と…友達見たいな感じ…えへへ」

 

などどつぶやきながらふらふら歩いて行った。カワイイ。

 




続きは書きたいなぁ。書けるかなぁ?


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ダンまち

ひさびさに書けた、ダンまちは結構最近読んだ。


物語を読む、過去の英雄譚を読む。

 

英雄を見たい。

 

小さい頃小さい村で親に貰ったアルゴノゥトを読みながら俺はふとそう思った。

 

小さな俺は大きくなったらオラリオに行って英雄と共に冒険したいと少し可笑しな夢を持っていた。

 

そう思った日から身体を動かしまくった。只々走ったり、木に飛び移ったり、大きな棒を振り回したり、自分の小さな畑を耕しまくったり。

 

無駄と切り捨てられそうな特訓を家の仕事を手伝いながらも何年も続けていた。

 

そうだな、あれは自分がいくつの時だったか?村がモンスターに襲われたんだ。

 

モンスターといってもまぁ、今の俺なら軽く倒せるゴブリンやコボルトがうじゃうじゃとな、親も殺され隣人も殺されて俺は隠れていた、親父や隣人の死体の下に、食われた母の骨を見た。そこから俺の記憶は無く、目覚めたら、

プロメテウスファミリアっていう人達がオラリオに行く途中この村に食料補充に来て、村の惨状を見てモンスターをミンチにしたって事と死体を火葬しようと運んでいた時親父の死体の下から俺を見つけたらしい。

 

こうして俺はプロメテウスファミリアに保護された。

 

プロメテウスファミリアは今はオラリオに向かってはいるが、基本は旅を続けるファミリアらしく、プロメテウス様にきいてみたら色んな景色や色んな人達や美味い飯に出会えるのが旅の素晴らしさらしい。

 

俺はプロメテウス様にオラリオに行くまでついていかせてほしいと頼んだよ、頭何度もぺこぺこ下げて、そしたらプロメテウス様は少しだけ困った顔をして許可してくれた。

 

そして俺は、プロメテウスファミリアに一時的に入ることになった。プロメテウス様曰く、オラリオには苦手な神がいるらしく余り行ったことがないがそこらのモンスターよりダンジョンのモンスターは強いとらしい。

 

子供を失うのは悲しいから、私たち家族が生き残るすべをなるべく教えてあげよう。

 

その日から一年間オラリオに向かいながらも特訓が始まった。

 

武器の選択はとりあえず色々振らせて貰って団長やプロメテウス様から筋が良さそうだと言われたショートソードとバックラーを使うことにした、プロメテウス様曰くもう少し体が出来たら、ロングソードとカイトシールドにすれば良いと言ってくれた。

 

最初は基礎の基礎から教えてもらった、剣の握り方、盾の構え方、モンスターとの位置どりの把握、多対一の戦闘の仕方、昔オラリオに寄った時に買ったモンスター辞典でモンスターの特徴の記憶、状態異常になった時の対応策や計算など多岐に渡った。

 

そして俺に魔法が顕現した。

 

魔法は変身魔法で名は『終ノ姿』《ラストシェイプ》

 

詠唱は『生きとし生けるものの終わりの姿その姿を見よ』

 

効果は体を骨へと変える。

 

…よくわからん魔法だ。

 

最初試した時は右腕が骨になって団長や皆んなもよくわからんって顔をされた。

 

ちなみに体が骨だけのモンスターもいるから、モンスターと間違えられるかもしれないから、余り使わない方がいいとも言われた。

 

更にこの魔法は副次効果があった、それは右手で持つ骨系の硬度が上がる事だ。

 

軽い武器を使う練習で長めの骨を使って打ち合いをしていたら、相手が使っている骨がすぐ壊れる、それが何度も続いた。

 

武器の予備としては使えるかもしれないかもしれない。

 

そして厄介なスキルが顕現した。

 

スキル名は『物語』《ミィス》

 

段階を踏む毎に強化の資格を得る。第1自身が望みを探せ。現在経験値反映不可。開放時能力値上昇。

 

酷すぎないか?このスキル経験値反映できないのは難しい。プロメテウス様からはあまりこのスキルは話さない方がいいと言われた。

 

・・・

 

旅について行き一年以上プロメテウス様が寄り道しまくりだけどなんとか着いた。

 

オラリオを初めて見た俺は目をキラキラさせていただろう。

 

此処には何があるのか、どんな人がいるのか、俺はその時とても楽しみにしていた。

 




うーん、こんな感じかなぁ?


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