バカとリリカルと幼なじみと召喚獣 (白き夢)
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0章
プロローグ


皆様初めましての人や久しぶりの人どうも、白き夢と申します。
前作「バカとリリカルと幼なじみな召喚獣」を読んでくださった人は知らないと思うので話しますが私は、スランプになってしまうことが多く、小説を更新することができなくなり最悪の場合、何年間何か月放置もしくは、失踪してしまうことがあります。
そんな私の作品を読んでくれるのは、私にとっても大変嬉しく思っています。

亀更新になりますが前から見てくださっている方、これから見るという方は読んでいてまた読んでみたいと思えるように努力しますので、どうか最後まで見守ってくださいますようお願いします。


プロローグ

 

ここはとある廃墟の隠し施設

 

その関係者以外の施設で拘束された幼い少年と白衣を着た複数の研究者がいてその研究員のリーダーと話をしていた。

 

少年A「この実験が成功したら家族と他の人を実験にはしないのだな?」

 

研究員A「ああしないとも但し…君がこの実験に耐えきることができるかの話だけどな…」

 

少年A「構わないそれで皆、家族を守ることが出来るなら僕はそれで良い!お願いだから早く始めて!」

 

研究員A「…いいだろうでは始めるぞ!」

 

研究員のリーダーがそう言うと一人の研究員に赤い色をした血液を渡し僕の腕にゆっくりと注入した。

 

僕に赤い血液を注入した後リーダーと複数の研究員はさっさと実験室を出た・・そして扉をロックした。

 

この部屋にいるのは僕一人だけになった・・・

 

少年A(ついに始まった…この実験が成功すれば手を出さないっているのだから、頑張らないと・・)

 

少年は決意したその時…

 

ドクン!

 

少年A(な何!?体が熱い!さらに気持ち悪い吐き気がする…)

 

僕の身体が痙攣し自分の意志で止められなくなり身体中から出血し僕の身体は破壊されては再生を繰り返し激しい激痛がはしった!

 

少年A「ああああああああああああああああああ!!!」

 

僕いや・・僕にとっては地獄のような状態だった・・・・。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

少女A「もう行ってしまうのね…」

 

少年A「うんお父さんの都合で海外に行かないといけなくなった…」

 

少年B「もう戻ってこないの?」

 

少年A「ごめんそれは僕にも分からないんだ…」

 

僕は2人にそう言っていると近くにいた母が来て

 

母「それはないと思うはよ。」

 

母は僕と2人にそう言った。

 

少年A「どう言う事なの母さん?」

 

母「確かにしばらくの間海外に滞在するけど、この子が高校生になったら家族と共に戻ってくるわよ。」

 

少年A「本当母さん?」

 

母「本当よ!だからしばらくは会えなくなるけどまた直ぐに会えるわよ。」

 

少年A「うん分ったよ!母さん。」

 

僕は心の中で喜びを感じた。

 

父と? 「母さん、レイ(お兄ちゃん)そろそろ行くよ!」

 

後ろから父さんと妹が叫んでいた。

 

レイ「うん分かった。優子ちゃん、秀吉君じゃあね」

 

僕が歩こうとした瞬間…

 

優子「待ってレイ君!」

 

優子がレイの手を掴んだ

 

レイ「うん?何優子ちゃん?」

 

優子「レイ君また会えるからその時に言うわだからさようならは言わないよ」

 

レイ「うん、僕もさようならは言わないだから」

 

レイと優子「またね」

 

優子はレイの手を離した。

 

レイ「秀吉もまたね」

 

秀吉「またなのじゃレイ」

 

皆それぞれ手を振って一家は搭乗する飛行機に向かった。

 

秀吉「レイが行ってしまった…」

 

優子「そうね、秀吉(絶対に戻ってきてよレイ君…)」

 

優子と秀吉はレイ達が搭乗した飛行機が見えなくなるまで空を見続けていた…

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

ピッピッピッピとアラームがなりそしてスイッチを止めた

 

優子「夢か・・・」

 

目覚まし時計のアラームで目が覚めたアタシはベッドから上がり制服に着替えてから部屋を出て行った。

その後洗面所で顔を洗ってからリビングに行くと秀吉がソファーに座っていた。

 

秀吉「おはようなのじゃ姉上」

 

優子「おはよう秀吉…」

 

アタシは元気がない声で秀吉に挨拶をした。

 

秀吉「どうしたのじゃ姉上?」

 

優子「ねえ秀吉レイは生きているのかな…」

 

秀吉「姉上…わしにも分からないのじゃレイ殿が生存していることすら不明じゃから。」

 

優子「分かっているわよ!でもだけど、それでもアタシはレイに会いたいわよ!!!」

 

優子は、秀吉の胸で大いに涙を流した。

 

秀吉「姉上…」

 

秀吉は、テレビの横に置いてある写真を見つめた…

 

そこに写っていたのは優子と秀吉そしてもう一人の少年が笑顔で写っていた…

 

秀吉「レイ殿…おぬしは今何処にいるのじゃわしも姉上も会いたいのじゃレイ殿…」

 

しばらくの間涙が止まらなかった秀吉と優子であった・・・



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プロローグ2

ここはとある廃墟の隠し施設

 

おさらいするが、廃墟の中に入っても何もないが、散乱したガラクタだけがある。しかし周りをよく見なければ見つけることができない隠し扉になっており、その扉を開けると・・研究施設へと続いている通路になっているが関係者以外しか入ることを許されない施設になっている。

 

しかし研究所の施設にいるのは一人の少年しかいなかった…

 

その少年の服は返り血が沢山付いておりボロボロだった。

 

レイ 「全てのデータをデバイスに保存できた?」

 

? 「ハイこの研究所内の全データ及び資料を全て保存完了しました。」

 

レイ 「そうか・・なら今この研究所の施設に残っているデータ、資料を完全に削除してあと此処にある機械を全て破壊する準備はいいか?」

 

? 「いつでもマスター。」

 

レイ 「そうか・・では、アクラスセットアップ!」と言って武器が出現した。

 

その武器は2丁拳銃で片方は黒色の拳銃で、もう片方は白い拳銃がレイの手に渡った。

 

レイ 「いくぜ!!」

 

そう言った僕は機械と実験の記録とデータを破壊し、ここに人が来ても修理することが出来ないくらいまで破壊し続けた…

 

そして少年が破壊し続けて数分後…

 

レイの周りには、修理することすら出来ない大量の機械や解読が不可能な大量の資料または、書類が床に落ちていった・・

 

レイ 「ハアハアこれで全部終わったな。」

 

レイが息を切らしていた

 

アクラス 「はい全ての研究所の内に残っていたデータと実験の内容が書かれた書類は全て消滅したこと確認しました。」

 

レイ 「そうならここにはもう二度と来ない方がいいね…」

 

アクラス 「そうなると研究所を出る事になりますね…」

 

レイ 「そうゆうことになるな…」

 

僕は少し考えていたがそれを振り払った

 

レイ 「さてそろそろ行くか。」

 

アクラス 「マスター行くとは言っていますが一体何処に行こうとしていますか?」

 

レイ 「僕も分からない…けどまずはこの研究所から出てから考えよう。」

 

アクラス「それもそうですねマスター」

 

レイ 「ああ・・(さようなそして行ってきます父さん、母さん、雪奈)」と言って少年は研究所を出て姿を消した・・・

__________________________________________________________________

 

ピッピッピッピとアラームがなり手でスイッチを止めた

 

レイ「・・夢か」

 

俺は起き上がったあとカーテンを開け朝日を浴びて背伸びした。

 

? アクラス 「マスターおはようございます。」

 

元気な声で挨拶してきたのは、白い宝石のデバイスと黒い宝石のデバイスだった。

 

レイ 「おはようライト、アクラス」

 

俺はライト、アクラスに挨拶を交わし話し合いをしながら制服に着替えリビングへ移動した。

 

リビングの扉開けようとしたとき

 

? 「おはようやレイ。」

 

そう言ってきたのは、ショート型の茶髪で髪に赤と黄色のヘアピンを付けた女性だった。

 

アクラス、ライト 「おはようございますはやてさん」

 

レイ 「はやて、おはようその制服似合っているね。」

 

はやて 「うぇ!?あっありがとうそう言ってくれると、うれしいや(^^♪」

 

はやて 「(レイ君が、制服似合っているって言ってくれた、わーい(*´▽`*)うれしいな(^^♪)」

 

レイ 「おーい(^O^)/もしもしはやて…」

 

はやて 「エヘヘヘ…///(//∇//)」

 

レイ 「(駄目だ、こりゃ完全に意識がどっかとんでいる…)」

 

ハアーとため息をついてはやての耳元に「先にリビングに行っているぞ。」と返事しリビングの扉を開けた。

 

リビングでは、ピンク色の髪で黄色いリボンで結んだポニーテールの髪型した女性と、赤色の髪で三つ編みした少女と金髪でちょっと羽根みたいな髪型をした女性と、犬と言うより狼にしか見えないしかもしゃべれるペット?と薄水色の髪で濃い青色の瞳をした女性と言うより少女と銀髪赤眼した女性と黒髪赤眼の女性がリビングにいた。

 

? 「おはようございますレイ」

 

? 「おはようレイ」

 

? 「おはようレイ君」

 

? 「おはようございますレイ」

 

? 「おはようです~レイ君」

 

? 「おはようございますレイ」 

 

? 「おはようございます王」

 

アクラス、ライト 「おはようございます皆様」

 

レイ 「皆挨拶してくれるのは良いんだけど、王とは言わないでほしいと何度も言っているけど…」

 

? 「ならKINGと言った方が良かったですか?」

 

何故(?_?)ローマ字!?いやカッコイイけど…

 

6人「(それは流石に…アウトだろ…( ̄▽ ̄;))」

 

レイ 「・・いやKINGはすごく恥ずかしいので王でいいです…( ̄▽ ̄;)」

 

アクラス、ライト、6人 「(あっもうマスター(レイ(君)が既に諦めている(です~)…)」

 

アクラス、ライト、その他6人が心の中でそう思った。

 

? 「所でレイ主はどうした?」

 

レイ 「主ならリビングの扉の先で・・・」

 

レイが、はやてのいる方向を伝えようとした時・・

 

はやて「皆おはようや!」

 

はやてが、リビングに入ってきた。

 

2人 「おはようございます主はやて」

 

3人 「おはよう(です~)はやてちゃん」

 

? 「おはようございます我が主」

 

? 「おはようございます姫」

 

レイ 「おっ来たかはやて、何回も返事したけど返答がなかったから先にリビングに行ったけど何考えていたんだ?」

 

はやて 「えっと…内緒や(///ω///)♪」

 

レイ 「(なんだそれ…)」

 

俺はそう思いながらもこれ以上聞かないかないことにした。

 

皆と挨拶をし終わり、朝食をとりその後身支度をしてはやてと一緒に家を出てその途中で俺とはやての友達と合流し俺達が通う学園へと向かった。



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設定(主人公)

今回はこの作品の主人公設定です。


名前 赤月レイ

 

性別 男

 

異名 ?

 

一人称俺

 

所属 Fクラス(本来だったらA)

 

 

デバイス アクラス

式 ?

スキル ?

バリアジャケットの色は、黒色で武器は2丁拳銃

拳銃の色右に黒、左に白

待機状態 黒い小さな宝石(飛行可)ネックレスにもなる

声 女性

詳細

赤月レイが小さい頃研究員から実験が成功したあかつきにプレゼントとしてもらったデバイスであり赤月の過去を全て知っている数少ない人物である(デバイス)

 

 

デバイス ライト

式 ミッド式、ベルガ式

バリアジャケット 白で武器はザンバー

ザンバーの色 黒

待機状態 白い小さな宝石(飛行可)ネックレスにもなる

声 女性

詳細

一体何処で手に入れたかはレイとアクラスだけが知っている。

そして赤月の過去を知っている人物の一人(デバイス)

 

魔力ランクEX(リミッター時・SSS+)

 

階級 執務菅

 

レアスキル コピー

 

能力 絶対記憶能力

 

呪い ?

 

容姿

髪の色は黒

瞳の色は黒

体は細身だかしっかりとした筋肉をつけている

 

得意な科目

全部

苦手な科目

なし

 

召喚獣

スーパーロボット大戦Z破界篇に出ているシュロウガをモチーフにした姿

全身を纏っているちなみにこの召喚獣は仮の姿であり本来の力は出していない

この召喚獣も・・・・

さらに本来の装備も違うらしい・・・・?

 

腕輪の能力 色 黒金以上に黒い

 

ラスター・エッジ(消費点数100)

意味「邪眼の光」

詳細

額のクリスタルから光線を放つ

距離

中遠距離

 

ディスキャリバー(消費点数100~?)

正確には「魔王剣・ディスキャリバー」

詳細

相手を両断する。

消費点数が多ければ多いほど攻撃とスピードが上昇する。

攻撃した後だるま落としのようになるがレイの召喚獣はだるま落としにはならず相手を両断した後に爆発するようになっている。

距離

全距離可能

 

エンブラス・ジ・インフェルノ(消費点数500)

意味「獄炎の抱擁」。

詳細

機体から黒い炎を広範囲に放射する。自分の召喚獣中心型

レイの召喚獣からはなれないと敵味方諸共巻き添えになるため合図を送ってから能力を発動しなければならない。

 

一つの召喚獣

シュロウガの装甲を外すことによって本来(仮)の姿となる。

その姿は装甲を纏っているのではなく身軽で白いバリアジャケットを着ている。

装備は黒い色のザンバーを使いせんとうを行う。

だがこれは本来(仮)の召喚獣であり本当の召喚獣ではない・・・

 

腕輪の能力 ?

 

 

もう一つの召喚獣

まだ誰も見たことがない赤月レイのもう一つ召喚獣がいると言う噂があるがその姿は謎に包まれている・・・・

 

 

性格 冷静沈着優しいがキレたら恐い

で相手に対して鋭いが自分に対して鈍感・・・

 

 

詳細

本作品の主人公、本来ならAクラス入り確定だったが、振分け試験の当日にある事があったため、Fクラスになる。

中学生の頃に数回だけ故郷に戻っていたころ坂本雄二と出会い激闘しあった。(このとき坂本雄二は本気だったが、レイは本気を出していない。)さらに雄二はこのことを覚えていない・・・

木下姉弟とは幼馴染である。

そして赤月レイにはある秘密を持っているがその秘密を知っているのは数少ない。



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1章
1話 俺と文月学園とクラス発表


第1問目 (化学)

 

問 以下の問いに答えなさい。

『調理の為に火をかける鍋に製作する際、重量が軽いのでマグネシウムを材料に選んだのだが、調理を始めると問題が発生した。この時の問題点とマグネシウムの代わりに用いるべき金属合金の例を一つあげなさい』

 

姫路瑞希、フェイト・テスタロッサ、赤月レイの答え

 

『問題点……マグネシウムは炎にかけると激しく酸素と反応する為、危険であるという点。

 合金の例……ジュラルミン』

 

 

教師のコメント

正解です。“合金”なので『鉄』では駄目というひっかけ問題なのですが、姫路、フェイト、赤月さんはひっかかりませんでしたね。

 

 

土屋康太の答え

 

『問題点……ガス代を払っていなかったこと』

 

 

教師のコメント

そこは問題じゃありません。

 

赤月レイのコメント

払っていないなら直ぐに銀行へレッツGO!

 

 

 

高町なのはの答え

 

『問題点……鍋を自作したこと。(鍋は普通ニ○リとかの家具屋さんで買うべきです)』

 

教師のコメント

そこも問題じゃありません。

 

赤月レイのコメント

まあ確かにニ○リや家具屋に行けば鍋など沢山あるがそ言った問題じゃないぞなのは・・

 

吉井明久の答え

 

『合金の例……未来合金(←すごく強い)』

 

 

赤月レイのコメント

そんな強い合金があったら鍋どころかじゃないぞ!

 

教師のコメント

すごく強いと言われても・・・・ておや?気づきませんでしたが赤月さんの答案用紙の裏になにかかかれていますねえ~となになに・・

 

 

赤月レイの答え(訂正)

 

問題点……マグネシウムの量によっては家すら燃えかねない点

(マグネシウムは炎にかけると激しく酸素と反応する上に、消化を行うには

特殊な消火薬剤を使わないと火が消えるどころか被害が増すため)

合金例……ステンレス

(ジュラルミンだと料理していくうちにどんどん腐食されていくため)

 

教師のコメント

……すみません、言われてみれば赤月くんの指摘通りでした。この問題は全員に点数を与えることにします。

それにしてもよく知っていましたね。先生も学ばされました。

 

 

 

 

 

桜舞い散る春

校舎へと続く坂道では新入生達を迎えるための桜の花びらが咲き誇っている場所で俺赤月レイとアクラスとライトが桜を見ていた。

 

アクラス 「桜綺麗ですねマスター」

 

レイ 「そうだな、桜を見ていると春が来たって感じになるな~ライトはどうだ?」

 

ライト 「そうですね桜を見ていると春ですよ~♪と言ってくる声が聞こえてきます。」

 

レイ、アクラス 「(それってあの子のことを言っているんじゃ・・・)」

 

2人はライトが誰のことを言っているのかをすでに分かっていた・・

 

はやて 「何話しているんや、レイ君?」

 

後ろからはやてが来て俺に話しかけてきた。

 

レイ 「うん?ああはやてか、少しアクラスとライトに話しかけていただけだ。」

 

はやて 「そうなん?」

 

はやてが疑問に思っていた。

 

? 「はやてちゃん、レイ君早く行こう!」

 

前からオレンジ色の髪でサイドポニーテールの髪型をした女性が手を振りながら叫んでいた。

 

? 「あ、やっと来た!遅いよ!二人とも~」

 

? 「まあまあ、なのはそんなに怒らないで(^_^;)」

 

そう言っていたのは、金髪でロングストレートの髪型した女性だった

 

なのは 「フェイトちゃんたら2人に甘すぎるよ~」

 

フェイト 「そうかな?」

 

なのは 「そうだよ!!(ボソッ)甘いのはレイ君だけだもんね~」

 

フェイト 「なっなのは!?」

 

レイ 「どうしたフェイト?顔赤いけど熱でもあるのか?」(おでこぴとっ)

 

フェイト 「大丈夫だからレイ(//∇//)」

 

レイ 「そうか!ならいいが、体調悪かったら保健室に行けよ?」

 

フェイト 「うんそうするよ。」

 

? 「うん?やっと来たかレイ、なのは、フェイト、はやて」

 

レイ、なのは、フェイト、はやて:「おはようございます(の)!!先生(鉄人)!」

 

西村 「赤月、今鉄人と言ったか?」

 

レイ 「いや言っていないけど?」

 

3人 「(いや今レイ君確実に言った気がするんだけど・・)」

 

西村 「まあいい、ほらクラス試験の結果の通知表だ受け取れ。」

 

西村先生(鉄人)が3人に封筒を手渡した。

 

レイ 「さて俺は、どのクラスかな~♪」

 

封筒を開けるとそこには一枚の紙が入っていいた・・・・

 

なのは 「やっぱりFクラスだー!一生懸命勉強したのに~」

 

しょんぼりしているなのは、

 

はやて 「やっぱりなのはちゃんは、Fか。」

 

なのはちゃんがどこのクラスになるか既に分かっていたはやてだった。

 

なのは 「そう言うはやてちゃんは、どこのクラスよ!( ・ε・)」

 

なのは顔をプクーと膨らませていた。

 

はやて 「私はBクラスや!日本史と古典を失敗しただけや!!なのはちゃんと違って私は、ちゃんとしたもん!!」(どやっ)

 

2人がギャアギャアと騒いでいた。

 

フェイト 「二人とも落ち着いて、レイも二人止めて!」

 

フェイトがレイの方向を向いた。

 

レイ 「・・・・・・・」

 

私が見たのはレイ君が、石像の様に石化していた。

 

フェイト 「レイ?どうしたの」

 

レイ 「フェ、フェイト」

 

紙を持つ手を震わせる

 

フェイト 「レイ?きゃっ」

 

俺はフェイトに抱き着いた。

 

レイ 「これ・・・」

 

プルプルと震えている手で封筒に入っていた紙をフェイトに見せた。

 

フェイト 「え―――!!Σ( ̄ロ ̄lll)」 2人(ビクッ!!)

 

なのは 「どうしたの?フェイトちゃん?」

 

はやて 「いきなり叫んでどうかしたかいなフェイトちゃん?」

 

ギャアギャアと騒いでいた2人がフェイトのところへと駆け寄った。

 

フェイト 「なのは、はやて、これを見て」

 

フェイトがなのはとはやてに手紙を見せると…

 

2人 「えー!!(°□°;)」

 

そこに書いてあったのは……

 

レイがFクラスだったと言う通知であった。

 

はやて 「なんで何?」

 

なのは 「ど、ど、どうしてレイFクラスなの?」

 

西村 「確かにレイの点数はAクラス並み以上だったが・・アレをしてしまったからしょうがないだろう・・・。」

 

鉄・・じゃなかった西村先生がため息をついた

 

レイ 「そう言えばそんなことあったな・・・」

 

アハハハと笑っていた

 

はやて 「一体何をやらかしたんやレイ君?」

 

3人がレイに問いかけた。

 

レイ 「あ・・えっとあのその・・・さっはやて、なのは、フェイトクラスを見に行くか!」

 

俺はすたこらさっさと学園の下駄箱に向かっていった・・・。

 

なのは、フェイト、はやて 「あっ話し逸らした(や)・・・( ̄▽ ̄;)」

 

私とフェイトちゃんとはやてちゃんは、先行ってしまったレイ君を追いかけた。

 



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2話 俺となのはとFクラス

バカテスト 国語

 

 問 以下の意味を持つことわざを答えなさい。

 

『(1)得意なことでも失敗してしまうこと』

『(2)悪いことがあった上に更に悪いことが起きる喩え』

 

 

 姫路瑞希の答え

 

『(1)弘法も筆の誤り』

『(2)泣きっ面に蜂』

 

 

 フェイト・テスタロッサの答え

 

『(1)河童の川流れ』

『(2)踏んだり蹴ったり』

 

 教師のコメント

 

正解です。他にも(1)なら“猿も木から落ちる”、(2)なら“弱り目に祟り目などがありますね。

 

 

 赤月レイの答え

 

 『(1)上手の手から水が漏る』

 『(2)痛い上の針』

 

 教師のコメント

 

正解です。私が例をあげたのにも拘らず、他の類義語を知っていたとは。先生も学ばされました。

 

 

 

 土屋康太の答え

 

『(1)弘法の川流れ』

 

 

 教師のコメント

シュールな光景ですね。

 

 

 吉井明久の答え

 

『(2)泣きっ面に蹴ったり』

 

 

 教師のコメント

 君は鬼ですか。

 

 

 高町なのはの答え

 

『(2)泣きっ面にスターライトブレイカー』

 

 

教師のコメント

あなたは悪魔ですか。

 

赤月レイのコメント

高町なのはあとでOHANASIしようか・・・( ̄^ ̄)。

 

高町なのはのコメント

ごめんなさいなの・・・(´д`|||)。

 

 

 

文月学園の中(三階)

 

フェイトはAクラスで別れ、はやては、Bクラスで別れた。

一方なのはとレイはというと・・・

 

なのは 「此処って本当に教室なの!!(゜ロ゜ノ)ノ」

 

レイ 「何も言うな、なのは俺だって本当に此処が教室だと疑問に思うよ・・・」

 

レイ「(これが格差社会て言うやつか・・)」

 

今目の前の教室をみて唖然した…

教室の看板が木材で窓は割れている。本当に教室なのかと思う二人だった……(^_^;)

 

レイ 「なのは先に教室に入ったらどうだ?此処で立ち止まっても仕方がないからな。」

 

なのは 「うんん、先にレイが教室に入って私は後から教室に入るよ。」

 

レイ  「いやなのはから先に教室に入っていいよ。此処はレディーファーストだから(ニコ)」

 

なのは 「レイがそう言うなら先に教室に入るよ。(ううんその笑顔は、反則だよ。)(//∇//)」

 

少しだけ顔が赤くなりながらもなのはは、教室のドア開けた。

 

なのは 「おはよ……」

 

なのはが、元気に挨拶をしようとした次の瞬間……

 

? 「早く座れ!このうじ虫野郎!」

 

ツンツンとした短い赤い髪の男性が教壇の前で立っていた。

 

なのは 「えっ私、うじ虫野郎じゃないよ(>_<)」

 

? 「ゲッ女子だったのか(」゜□゜)」!悪いてっきりアイツだと思って…(^_^;)」

 

教壇に立っていた男子生徒がアタフタしていた・・

 

? 「坂本雄二を殺せええ!(;`皿´)」

 

Fクラスの男子生徒が一斉に教壇に立っていた生徒に向かっていった。

 

雄二 「おい!ちょっと待ったついアイツが来たと思っていてギャアアアアア―!Σ(゜Д゜)」

 

教壇に立っていた生徒は、Fクラスの生徒にボコボコにされました…

 

なのは 「えっと…ありがとう」

 

取り敢えず私は、Fクラスの男子生徒にお礼を言った。

 

F 「いいえ礼には及びません。あなたはこんなに綺麗な人なのにウジ虫野郎と呼ばれたのが許せなかったのでちょっとお灸をすえただけです。」

 

Fクラスの生徒はそう言いながら頷いた。

 

その後にレイが教室に入って来た

 

レイ 「(ボソッ)うん?どうしたなのは何かあったか?」

 

レイ君が私の所まで来て小さい声で話した。

 

なのは 「(ボソッ)ドアを開けて挨拶しようとしたときにいきなりうじ虫野郎と言われてその人に少し頭冷やそうかと言おうとしたけど、Fクラスの男子生徒がその人をボッコボッコにしたみたい……」

 

レイ:「あぁそうなのか…(その人取りあえず自業自得だな…(-o-;))」

 

俺は心の中でそう思った。

 

とそこへ・・

 

? 「おはよう。てアレ?雄二何で制服がボロボロになっているの?」

 

茶色の髪をした男子生徒が教室に入ってきた。

 

雄二 「てめえが早く教室に入って来なかったせいだ!(;`皿´)」

 

? 「今教室に入っていたのに何で怒られないといけないの!?僕!(」゜□゜)」」

 

2人の男子生徒がギャアギャ騒いでいると

 

?  「えーと皆さんHR始めますので席についてもらえますか」

 

先生が教室に入って来たので全員席に座った。

 



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3話 俺と自己紹介と幼なじみの再会

? 「おはようございます。担任福原慎です。よろしくお願いします。」

 

Fクラスの生徒に自己紹介しようと黒板に名前を書こうとしたがチョークがなかったので、書くのをやめて何事もなかったように話を勧めた。

 

福原 「あと設備不備がある人は先生に申し出てください。」

 

全体を見渡しても机と椅子なくあるのは、畳と卓袱台と座布団の3つしかなかった。

 

F 「先生、俺の座布団(卓袱台)に(の)綿(脚)が殆ど入っていないです(折れています)」

 

福原 「卓袱台の脚の方は、木工ボンドが支給されますので後で自分で直してくださいそれ以外は我慢してください。」

 

F 「先生、窓が割れて…」

 

福原 「我慢してください」

 

F 「できるか!!(# ゜Д゜)」

 

Fクラスの生徒が叫んだ。

 

福原 「冗談です。取りあえずビニール袋とセロハンテープを支給しましょう。」

 

レイ 「(どんだけ、設備が悪いのだこの教室は……)」

 

福原 「では自己紹介でも始めましょうか。そうですね廊下側の生徒からお願いします。」

 

福原先生の指名を受け、車座を組んでいた廊下側の生徒が一人が立ち上がり、自己紹介を始めた。

 

? 「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる。」

 

レイ 「(ん? 秀吉か・・まさかここで再会するとは思ってもみなかったがこの様子だと俺には気づいていないみたいだな・・まあ自己紹介すれば、直ぐに気が付くだろうそれにしても元気そうでよかった。)」

 

俺は秀吉の元気そうな顔が見られて少しホッとした。

 

秀吉 「因みに言っておくじゃが、わしは男なのでそれだけは言っておくのじゃ!」

 

何――!!(」゜□゜)」

 

レイ 「(いやそうだろ!皆勘違いし過ぎだろ(°□°;))」

 

秀吉 「とう言うわけで今年一年宜しく頼むのじゃ。」

 

軽やかな微笑みを作って自己紹介を終えた。

 

なのは 「(ボソッ)レイ君・・秀吉君て、本当に男子なの!?私には女子にしか見えないよ!?」

 

レイ 「(ボソッ)なのは、秀吉は男子だ幼なじみだった俺が言っているからそうに違いない」

 

俺となのはが秀吉のことで色々と話していると・・

 

?  「土屋康太」

 

立ち上がった生徒は名前を言っただけで終わった。

 

?  「~です。海外育ちで日本語は会話できるけど読み書きが苦手です。あと英語も苦手です。育ちはドイツだったので。趣味は……吉井明久を殴ることです☆」

 

なのは  「(ボソッ)レイ君あの子趣味が明久君を殴るて……(-.-;))」

 

レイ  「(ボソッ)なのは趣味と言うのは人それぞれ違うのだよ多分……(-o-;))」

 

明久  「島田さん……」

 

美波: 「ハロハロ~今年もよろしくね!吉井」

   

次々と自己紹介が進んでいき次はなのはの番。

 

なのは 「高町なのはです。みなさんよろしくお願いします!」

 

なのはが自己紹介を始めた瞬間・・

 

F 「イヤッホー!( ^∀^)」

 

Fクラスの生徒が立ち上がり叫んだ!

 

F 「なのはさん、付き合ってください!」

 

F 「あっお前ずるいぞ!お前がそういうなら俺は、なのはさん結婚してください!」

 

レイ 「(いきなり出会ってのプロポーズか・・モテモテだな、なのは!)」

 

なのは 「ふぇー!?(´・ω・)y--oO○ エート・・・御免なさい!実は好きな人はいるの!」

 

レイの方をチラっと向いて顔を赤面した。

 

F  「なにー!?Σ( ̄ロ ̄lll)」

 

叫んで撃沈した・・・

 

レイ 「(とりあえずFクラス生徒ご愁傷様・・)」

 

俺は心の中で手を合わせて合掌した。

 

なのはの自己紹介が終わり自分の番が来たので教卓のところまで歩いた。

 

レイ 「赤月レイだ 趣味は読書、音楽鑑賞することだ、今年一年よろしく」

 

自己紹介をした時突然ガタという音がした方を振り返ってみると・・

 

秀吉 「お主レイなのか?」

 

秀吉の身体が少し震えていた。

 

レイ 「久しぶり元気だったか秀吉!」

 

秀吉: 「うっ・・レイ殿-(┳◇┳)」

 

レイ: 「うわぁ!ちょっと待った秀吉ておわっ!!」

 

秀吉が抱き着いたので俺は倒れてしまった。

 

秀吉 「よかったのじゃ本当にレイが生きておったのじゃ!」

 

レイ 「オイオイ秀吉そんなに泣いていたら男じゃないぞ!」

 

秀吉: 「そうじゃな……お帰りレイ殿。」

 

レイ 「ただいま秀吉。」

 

なのは 「(幼なじみと再会出来てよかったねレイ!(≧▽≦))」

 

私は少しだけ嬉し涙を流した。

 

明久 「レイ、秀吉とはどうゆう関係なの?」

 

明久が俺に問いかけた

 

レイ  「あぁ秀吉とは幼なじみだけど…」

 

俺が言った瞬間……

 

明久 「総員狙……」

 

明久が何かを言おうとした時……

 

なのは 「言い忘れたけどレイ君になにかしたら…少しOHANASIしようか(黒い笑み)」

 

なのはが黒いオーラを放ちながら微笑んだ

 

F 「すみませんでした!!( TДT)」

 

Fクラスの生徒は余りにもなのはが恐ろしかったので華麗な土下座した。

 

レイ 「なのはあまりやり過ぎないようにしとけよ。」

 

なのは 「大丈夫だよ、レイ多分……」

 

レイ 「(多分……て(^_^;))」

 

俺はため息をした。

 

福原  「あの~感動の再会している所悪いですが自己紹介がまだ終わっておりませんので席に戻ってください。」

 

レイ 「そうだったな。秀吉、なのは席に戻るか!」

 

秀吉 「そうじゃな、レイ戻るかの~」

 

なのは 「そうね、レイ君~(^^♪私も席に戻るかな~」

 

それぞれ自分の席に戻った。

 

福原 「えーでは自己紹介の続きを始めてください。」

 

明久 「えっと吉井明久で気軽に「ダーリン」って呼んで下さい」

 

レイ  「(いやいやそう言う事は誰も言わないと思…)」

 

ダーリン~!!!

 

レイ 「(言いやがった(」゜□゜)」!)」

 

なのは 「(にゃははは~(-.-;))」

 

明久 「失礼。忘れてくださいとにかく、よろしくお願い致します。」

 

明久が作り笑いをして自分の席に戻った

 

その後しばらく自己紹介が続いていた時

 

? 「おくれてすみません…」

 

ピンク色の髪をした女子生徒が息を切らせて胸に手を当てながら教室に入ってきた。

 



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4話 俺と女子優等生と試験召喚獣

この小説を楽しみにしている方、読んでいる方大変長らくお待たせいたしました。
誤字脱字があれば報告してください。


福原 「丁度よかったです。自己紹介していたので姫路さんお願いします。」

瑞希 「はい!姫路瑞希です。よろしくお願いします。」      

   

F「はい、質問です!」

 

すると突然、一人の男子生徒が声を上げた。

 

F「何で此処にいるのですか?」

 

傍から見たら失礼なこの質問。でも、別に不思議ではない。確かに姫路さんは定期テストでは常にトップ5にランクインするほど成績がいいですから。誰だって姫路さんはAクラスに配属されると普通は思っているのだから。by明久

 

瑞希 「えっと実は……試験中に熱を出して途中退席しまして……」

 

モジモジとそう答える瑞希ちゃん。すると……

 

F 「そういえば、俺も熱(の問題)が出たせいでFクラスに……」

 

F 「あぁ、化学だろ?あれは難しかったな」

 

F 「俺は弟が事故に遭ってしまって実力を出せなくって……」

 

F 「黙れ!一人っ子(`ロ´;)」

 

F 「テストの前の晩、彼女が眠らせてくれなくて」

 

F 「今年一番の大嘘をありがとう。」

 

あちらこちらから出てくる言い訳の数々。これは予想以上のクラスだな・・・

 

瑞希 「それでは今年一年宜しくお願いします!」

 

そんな中、逃げるようにレイとなのはと僕の間の席に着く瑞希ちゃん。こうして見ると、同じ女子だと自分も思ってしまう。明久であった……

 

瑞希 「き、緊張しました~~」

 

瑞希が自分の席に座り安堵の域を吐いていると明久がやってきて・・

 

明久 「姫・・」

 

明久が姫路さんに声をかけようとしたが・・・

 

雄二 「姫路」

 

雄二が先に声をかけた。

 

レイ 「(明久がなんか悔しがっているな・・)」

 

瑞希 「は、はいっ。何ですか?えーっと……」

 

雄二 「坂本だ。坂本雄二。よろしく頼む」

 

瑞希 「あ、姫路瑞希です。よろしくお願いします」

 

そう言って深々と頭を下げる瑞希ちゃん。やっぱり育てがいいなぁ

 

レイ 「ところで姫路もう体調は大丈夫か?」

 

レイが話に入ってきてきた。

 

瑞希 「赤月君、はいもう大丈夫ですあの・・」

 

レイ 「うん、なんだ?」

 

瑞希 「私のせいでFクラスになってしまって・・」

 

レイ 「ああそのことなら全然気にしていないから大丈夫だよ。まあ最も心配していたのは明久だけど、なっ!明久。」

 

明久 「うん僕も姫路さんの体調を心配していたんだ。」

 

瑞希 「よ、吉井君!?」

 

雄二 「姫路、明久が不細工な顔ですまん」

 

レイ 「(雄二それ全然フォローになっていないよ・・)」

 

瑞希 「そ、そんな!目もパッチリしているし、顔のラインも細くて綺麗だし、全然不細工なんかじゃないですよ!その、むしろ……」

 

雄二 「そう言われると、確かに見てくれは悪い顔をしているかもしれないな。俺の知人にも、明久に興味を持っている生徒がおった気がするし」

 

明久 「え、それって…」

 

瑞希 「それって誰ですか!?Σ( ̄ロ ̄lll)」

 

レイ 「誰だ、雄二?」

 

聞こうとする明久を遮るように姫路と俺が聞くと、雄二が話しだす。

 

雄二 「確か、久保……」

 

レイ 「久保?」

 

雄二 「……利光だったかな」

 

久保利光。Aクラス所属。ちなみに男。

 

明久 「………」

 

あまりの事実に黙ってしまう明久。

 

レイ 「明久・・・」

 

雄二 「明久…鬱陶しいからさめざめと声を出して泣くな」

 

明久 「もう僕、お嫁に行けない!( TДT)」

 

レイ 「(明久お嫁ではなく正しくはお婿だ!お嫁は女性のほうだ・・)

 

雄二 「冗談だ。―半分は・・」

 

意味深な言葉と共に冗談だという雄二。

 

明久 「え?雄二残りの半分は?」と言っている時になのはが話にはいってきて

 

なのは 「そう言えば熱出したって言っていたけど、誰が保健室まで運んでくれたの?」

 

なのはが瑞希に問いかけた。

 

瑞希 「それは・・」

 

明久 「ねえ!雄二!残りの半分は!?」

 

雄二の台詞が気になり、声を大きくして言ってしまう。

 

福原 「はいはい、そこの人達、静かにしてくださいね(-.-)」

 

福原先生が教卓を叩いたら瞬間・・

 

なのは、レイ 「あっ教卓が・・・」

 

バキバキと音を立てて崩壊した・・・

 

福原 「……替えを用意してきます。皆さんはしばらく待っていてください」

 

福原先生は気まずそうにそう言い、足早に教室を出た。

 

瑞希、なのは 「アハハハ・・・( ̄▽ ̄;)」

 

苦笑いする姫路を見てから、明久は雄二とレイに声をかけた。

 

数分後に明久が・・

 

明久 「雄二、レイ、ちょっといい?」

 

雄二 「何だ?」

 

レイ 「何?」

 

明久 「ここじゃ話しにくいから、廊下で」

 

雄二 「別に構わんが」

 

レイ 「俺も構わないが・・」

 

そう言って教室を出た雄二とレイ

 

なのは 「(あれ?レイ廊下に出て何話すのだろう?)」

 

疑問に思った、なのはであった・・

 

その後しばらくして廊下に出ていた明久、雄二、レイが教室から戻って来た。

 

亮 「えー、須川亮です。趣味は・・・」

 

そんなこんなで自己紹介も進み、最後に福原先生が雄二に声をかけた。

 

福原 「最後にFクラス代表の坂本君。自己紹介をお願いします。」

 

雄二 「了解。」

 

ゆっくりと立ち上がり、黒板の前に立つ雄二。

 

雄二 「Fクラス代表の坂本雄二だ。俺のことは・・・坂本とでも代表とでも好きに呼んでくれ。―さて・・・皆に一つ聞きたい」

 

上手に間をあけ、次に流れるように教室全体に視線を移していく。

 

カビ臭くすきま風の通る教室―

 

うす汚れた座布団にガタガタしている卓袱台―

 

そして最後に皆をまっすぐに見据える。

 

雄二 「Aクラスは冷暖房完備の上、システムデスクとリクライニングシートがあるらしいが・・・」

 

一呼吸置き、確認するように言う。

 

雄二 「不満とかはないか?」

 

Fクラス一同 〔大アリだあああ!!!!ι(`ロ´)ノ〕

 

レイ 「(この設備が不満じゃなかったらおかしいと思う。)」

 

教室も、福原先生すらも揺るがす魂の叫びが上がった。

 

雄二 「だろう?俺だって不満だ。このクラスの代表として大いに問題意識を抱いている。」

 

仰々しい同意に、クラスから次々と不満の叫びが上がっていく。

 

F 「いくら学費が安いからってこの設備はあんまりだ!改善を要求申し出る!!」

 

F 「そもそもAクラスだって同じ学費のはずだ!差がでか過ぎだ!」

 

F〔そうだそうだ!〕

 

それらをまとめ、引き継ぐように雄二は口を開く。

 

雄二 「皆の意見は俺も同感だ。そこで、これは俺の代表としての提案なんだが…」

 

自信と野性味に溢れる笑顔と共に―

 

雄二 「我々FクラスはAクラスに対し“試験召喚戦争”を仕掛けて見ようと思う」

 

彼―坂本雄二は試験召喚戦争の引き金を引いた。

 

レイ 「(いよいよ試験召喚獣戦争を始まるのか・・)」

 

俺は少しだけ( ̄▽ ̄)とした。

 



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5話 俺とクラス代表と勝てる要素

バカテスト 英語

 

 問 以下の英文を訳しなさい。

 

[This is the bookshelf that my grandmother had used regularly]

 

 

 姫路瑞希、フェイト・テスタロッサ、赤月レイの答え

 

[これは私の祖母が愛用していた本棚です。]

 

 教師のコメント

 

 正解です。きちんと勉強していますね。

 

 

 

 土屋康太の答え

 

[これは         ]

 

 教師のコメント

 

 訳せたのはThisだけですか。

 

 

 

 高町なのはの答え

 

[それは         ]

 

 教師のコメント

 

 Thisくらい訳せるようになりましょう。

 

 

 

 吉井明久の答え

 

[☆●◆▽∟♪※×      ]

 

 教師のコメント

 

 できれば地球上の言語で

 

赤月レイのコメント

明久それはエイリアン語か?

 

 

 

 

Aクラスへの宣戦布告

 

それはこのFクラスにとって、現実味の薄いどころか無謀とも呼べる提案だった。

当然ながら周囲から悲観的な台詞が出てくる。

 

F 「なにを馬鹿なことを言うのだ」

 

F 「勝てるわけが無いだろう」

 

F 「これ以上設備が落とされるなんて真っ平御免だ」

 

F 「姫路さんと高町さんがいればもう何もいらない」

 

レイ 「(最後に聞いた事は無視しよう・・・)」

 

雄二 「そんなことはない、必ず勝利する。いや、俺が勝ってみせる。」

 

雄二の宣言に、またも悲観的な台詞が出る。

 

F 「そんなのができるわけがないだろう」

 

F 「何の根拠があってそんなことを言うのだ」

 

F 「そんなことより姫路さんと高町さんと一緒にいたい」

 

最後におかしい台詞もあるが、雄二は気にも留めないまま話をつづけた。

 

雄二 「根拠ならある!このFクラスには試験召喚戦争で勝てる要素が揃っている。今からそれを説明してやる!」

 

雄二 「おい土屋。畳に顔つけて姫路と高町のスカート覗いてないで出てこい」

 

康太 「………!!(ブンブン)」

 

瑞希 「は、はわっ」

 

なのは 「土屋くん少しO☆HA☆NA☆SIしようか・・」(黒い笑み)

 

康太 「見ていない」

 

康太は首を横に(ブンブン)とふっている。

 

なのは 「じゃあ私が今はいている色は・・?」

 

康太 「・・・白」

 

なのは 「土屋くんやっぱり少し頭冷やそうか・・・」

 

康太 「・・やっぱり見ていない」

 

レイ 「(いやもう遅いと思うけど・・)」

 

俺は思った。

 

雄二 「おーい話進んでいいか?」

 

雄二が咳払いした

 

雄二 「土屋康太。こいつがあの有名な、寡黙なる性職者―“ムッツリーニ”だ」

 

康太 「………!!」

 

F 『ムッツリーニだと……?』

 

F 『バカな、奴がそうだというのか……?』

 

F 『だが見ろ。あそこまで明らかな覗きの証拠をいまだに隠そうとしているぞ……』

 

F 『ああ。ムッツリの名に恥じない姿だ……』

 

瑞希となのは 「???」

 

レイ 「(あっなのはと瑞希はその由来は分かっていないみたい・・)」

 

雄二 「姫路は説明不要だろう。その実力は皆が知っている通りだ」

 

瑞希 「えっ!―わ、私ですか?」

 

雄二 「ああ。ウチの主戦力だ。期待している」

 

F 『そうだ。俺達には姫路さんがいるんだった』

 

F 『彼女ならAクラスにも引けをとらない』

 

F 『ああ。彼女さえいれば何もいらない』

 

また最後におかしい台詞があったようだけど聞かなかったことにしよう。

 

雄二 「木下秀吉だっている」

 

秀吉 「む?ワシか?」

 

雄二 「当然、この俺も全力を尽くす」

 

F 「木下秀吉って、確か木下優子の…」

 

レイ 「(そうか優子も文月学園の生徒だったのか・・)」

 

雄二 「当然俺も全力を尽くす」

 

F 『確かになんだかやってくれそうな奴だ』

 

F 『坂本って、小学生の頃は神童とか呼ばれていなかったか?』

 

F 『それじゃあ、振り分け試験の時は姫路さんと同じく体調不良だったのか』

 

F 『実力はAクラスレベルが二人もいるってことだよな!』

 

いけそうだ、やれそうだ、そんな雰囲気が教室に満ちていました。

 

 そう。気がつけば、クラスの士気は確実に上昇していた。

 

雄二 「それに、吉井明久だっている」

 

 

 ……シン----

 

 

そして一気に士気が急落した。

 

明久 「ちょっと雄二!どうしてそこで僕の名前を呼ぶのさ!まったくそんな必要ないよね!」

 

となりでは明久が席を立って叫んでいます。

 

F 『誰だよ、吉井明久って』

 

F 『聞いたこと無いぞ』

 

明久 「ホラ! せっかく上りかけていた士気に翳りが見えているし!僕は雄二と違って普通の学生だから、普通の扱いを--って、何で僕を睨むの?士気が下がったのは僕のせいじゃないでしょう!」

 

雄二 「そうか。知らないなら教えてやる。こいつの肩書きは《観察処分者》だ」

 

F 「……それって、馬鹿の代名詞じゃなかったっけ?」

 

誰かがそんな致命的な一言を口にします。

 

明久 「ち、違うよ!ちょっとお茶目な十六歳に付けられる愛称で」

 

雄二 「そうだ。馬鹿の代名詞だ」

 

明久 「肯定するな、バカ雄二!」

 

姫路 「あの、それってどういうものなんですか?」

 

瑞希は知らないらしく雄二に尋ねる。

 

雄二 「具体的には教師の雑用係だな。力仕事などの類の雑用を、特例として物に触れられるようになった召喚獣でこなすといった具合だ」

 

坂本の質問に姫路はキラキラと目を輝かせながら、明久に若干の羨望と尊敬の篭った視線を送る。

 

明久 「あはは。そんなたいしたことじゃないよ、姫路さん」

 

明久は瑞希に向かって手を振りながら否定した。

 

明久 「(でも実際はその逆なのだよね・・この機能のせいで僕の所にフィードバックが来るから体中痛みが感じて来るのだから・・)」と思っていると雄二が・・

 

雄二 「明久気にするな。どうせ、いてもいなくても同じような雑魚だ」

 

明久 「雄二、そこは僕をフォローする台詞を言うべきだよね?」

 

雄二 「とにかく最初にDクラスを落とす!」

 

明久 「(無視しやがった・・・)」と悔しがっていた明久だった・・

 

雄二 「皆、今この境遇には我慢ならないだろう!?」

 

F 『『『『『当然だっ!』』』』』

 

雄二 「ならば全員ペンを執れ!出撃の準備だ!そして俺たちに必要なのは、卓袱台ではない! Aクラスのシステムデスクだ!教室だ!」

 

F 『『『『『おお――ッ!!』』』』』

 

瑞希、なのは 「お、おー…………」

 

クラス全体が雄叫びを上げるなか、瑞希、なのはは周りに流される感じで腕を上げた。

 

雄二 「明久、お前にはDクラスへの宣戦布告の使者になってもらう!無事大役を果たしてこい!」

 

大きな声で役割を言う雄二だが、明久は気乗りしない様子でであった……。

 

明久 「それって・・・下位勢力の宣戦布告者って大抵酷い目に会うよね?」

 

雄二 「大丈夫だ。奴らがお前に危害を加えることは無い。騙されたと思って行ってこい」

 

今度は肩を叩き、諭すように言う雄二。

 

明久 「本当に?」

 

雄二 「勿論だ。明久…俺を誰だと思っている?」

 

明久 「分かった雄二!君を信じてみるよ!」

 

明久はすぐにDクラスへ宣戦布告しに行った・・

 

レイ 「雄二・・・」

 

雄二 「うん?なんだ?」

 

レイ「本当は明久を酷い目に遭わせようとしていな・・・」

 

俺は雄二に言おうとした次の瞬間・・

 

明久 「騙されたあっ!」

 

明久が叫びながら全力疾走で教室に入ってきた・・

 

雄二 「やはりな・・」

 

レイ 「やっぱり・・(^_^;)」

 

明久 「やはりって何だよ!やっぱり使者への暴行は予想通りだったよ(`ε´)」

 

雄二 「当然だ。そんなことも予想出来ないで代表が務まるか」

 

明久 「少しは謝ることはないのかよ!」

 

レイ 「明久落ち着いて少しリラックスして。」

 

明久 「あ…(--)(__)ごめんレイ……」

 

レイ 「良いよ。」

 

雄二 「さてミーティングを開始しますか!明久宣戦布告してきたな?」

 

明久 「うん、とりあえず午後に開戦するって告げてきたけど……」

 

なのは 「午後に開戦するなら先に昼御飯だね!」

 

レイ 「そうだな」

 

俺は頷いた。

 

雄二 「そうなるな。明久、今日昼飯ぐらいまともな物を食べろよ?」

 

明久 「いや、ちゃんと食べているけど一応……」

 

雄二 「食べていると言えるのかあれは…」

 

明久 「雄二何が言いたいのさ」

 

レイ 「雄二それどうゆうことだ?」と疑問に思った。

 

雄二 「あぁ、明久の主食って…水と塩だけだろ?」

 

レイ 「主食が水と塩って……(°□°;)」

 

なのは:「ニャハハハハ…(°□°;)」

 

明久 「失礼な!砂糖だって食べているよ!」

 

レイ 「明久、塩と砂糖って食べるとは言わないから(-.-;)」

 

秀吉 「食べると言うより舐めるのが正しい表現じゃな。」

 

雄二 「まあ飯代まで遊びに使い込むお前が悪い!」

 

明久 「両親から送ってくる仕送りが少ないのだよ!(>_<)」

 

レイ 「(明久その仕送りで何を使っているのだ?)」

 

俺は明久の耳元で理由を聞いた。

 

明久 「(えっと…新作のゲームや漫画に全てに注ぎ込んでいる…)」

 

その理由を聞いた俺はハァーとため息をついた。

 

レイ 「しょうがない明久、俺が弁当作ってやる!」

 

明久 「えっ!本当に良いの?」

 

明久は目をキラキラして言った

 

レイ 「別にいい明日の昼時で良いなら」

 

明久 「ありがとう僕、塩と砂糖意外のもの食べるの、何て久し振りだよ!V(^-^)V」

 

明久が喜んでいたすると姫路が・・

 

瑞希 「あの~良かったら私もお弁当作ってきましょうか?」

 

明久 「えっ!姫路さん本当に良いの?」

 

瑞希 「はい! よければ皆さんの分も」

 

雄二 「俺たちもいいのかっ、それはありがたいな」

 

なのは 「じゃ私はデザートを作ってくるよ。」

 

レイ 「じゃあ俺も手伝うよ」

 

とまあそんなこんなで弁当の話をしていたら雄二が・・

 

雄二 「まぁ、弁当の話はこれくらいにしてそろそろ本題について話すとしよう」

 

秀吉 「雄二よ。1つ気になったのじゃが、どうしてAでもEでもなくDクラスなのじゃ?」

 

雄二 「色々理由はあるのだがEクラスはまず相手じゃないからだ。明久周りえを見てみろ、いまここにいるメンバーを。」

 

雄二が明久に集まったメンバーを見ろと言い、明久は全員の顔を見回し言う、

 

明久 「えーと、美少女が3人に、バカが1人、にムッツリが1人とレイと秀吉が、いるね」

 

雄二 「誰が美少女だと!?」

 

明久 「どうして、雄二が美少女に反応するの!?」

 

島田「吉井ってば 正直者」

 

瑞希 「よっ吉井君(ポッ)」

 

なのは「美少女って・・」

 

ムッツリーニ 「・・・・(ポッ)」

 

明久 「ムッツリーニまで!? どうしよう!?バカばかりだ、突っ込みきれない!」

 

秀吉 「まぁまぁ皆落ち着くのじゃ」

 

レイ 「そうだよ!皆少し落ち着きなよ、ネッ!」(黒い笑み)

 

皆 「ゾクッ!!」

 

教室が一瞬にして絶対零度化した・・・それを破ったのは

 

雄二 「ま、・・・まぁ要するにだ」

 

雄二 「姫路に問題のない今、正面からやりあってもEクラスには断トツ勝てる。Aクラ    スが目標である以上、Eクラスなんかと戦っても意味がないからな。」

 

レイ 「それならDクラスとは正面からぶつかると厳しいじゃないか?」

 

雄二 「ああ。確実に勝てるとは言えないな」

 

明久 「だったら、最初から目標のAクラスに挑もうよ」

 

雄二 「初陣だからな。派手にやって今後の景気づけにしたいだろ?

   それに、さっき言いかけた打倒Aクラスの作戦における必要なプロセスだしな」

 

明久 「でもさぁ、それって Dクラスに勝てなかったら意味がないと思うけど・・」

 

まあ確かにそうだな

 

雄二 「負けるわけないさ」

 

ニヤリと笑う雄二

 

雄二 「お前らが俺に協力してくれるなら勝てる・・・いいか、お前ら。

   俺たちのクラスは・・・最強だ」

 

レイ 「俺達のクラスは最強か面白い・・」

 

秀吉 「そうじゃ、Aクラスの連中を引きずり落としてやるかの」

 

康太 「・・・・・・・・・・・・(グッ)」親指立てる

 

瑞希 「が、頑張ります!」

 

なのは 「私も」

 

雄二 「よし、決戦は今日の午後1時だ!皆いくぞ!」

 

皆 「「「おおお~~~!!」」」

 

 










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6話 俺とFクラスVSDクラス

問 以下の問に答えなさい。

 

『(1)4sinX+cos3X=2の方程式を満たし、かつ第一象限に存在するXの値を一つ答えなさい。

 

 (2)sin(A+B)と等しい式を示すのは次のうちどれか、①~④の中から選びなさい。

 

 ①sinA+cosB

 

 ②sinA-cosB

 

 ③sinAcosB

 

 ④sinAcosB+cosAsinB』

 

 

 

 姫路瑞希、高町なのは、赤月レイの答え

 

『(1)X=π/6

 

 (2)④    』

 

 

 教師のコメント

 

 そうですね。角度を『°』ではなく『π』で書いてありますし、完璧です。ただ、高町さんはこれ以外の教科もちゃんと答えられると嬉しいです。

 

 

 

 

 土屋康太の答え

 

『X=およそ3』

 

 

 教師のコメント

 

 およそをつけて誤魔化したい気持ちは分かりますが、これでは解答に近くても点数はあげられません。

 

 

 

 吉井明久のコメント

 

『(2)およそ③』

 

 

 教師のコメント

 

 先生は今まで沢山の生徒を見てきましたが、選択問題でおよそをつける生徒は君が初めてです。

 

赤月レイのコメント

右に同じく…

 

 

 

私たちFクラスとDクラスとの試験召喚戦争はスタートした。のは、いいのだけど…

 

なのは「あれ雄二君レイ君は?」

 

雄二「そういえばいないな、どこに行ったあいつは…」

 

その頃レイはある場所に向かっていた…

 

レイ「失礼します西村先生…」

 

西村「準備は出来ている!やるぞ!」

 

レイ「はい!!それとありがとうございます!」

 

西村「礼はいい…それと学園長から聞いたお前の過去と呪いのことも、辛かったろう…」

 

レイ「いえもうやってしまったことです…だから俺はその大罪と言う十字架背負い続けなければいけないから…」

 

西村「そうだな…ところで一つ聞きたい」

 

レイ「何でしょう…?」

 

西村「お前の過去と呪いを知っている人はいるのか?」

 

レイ「そうですねこのことを知っているのは同じクラスに1人別々のクラスに5人が俺の過去を知っています。」

 

西村「そうか…」

 

レイ「それに…これを話すことができるのは、秘密にできる人と俺が、信用できる人たちだけしか話す事は出来ませんから…」

 

西村「もしそれを破ったらどうなる…?」

 

レイ「そうですね一言で言えば…日本いや地球全体を敵にするかもしれません…」

 

西村「全世界を敵にするのかお前は!?」

 

レイ「言ったでしょ西村先生俺が刻まれている呪いは研究者又は研究員が、興味が湧くほど研究したい身体ですよ・・(黒い笑み)」

 

西村「そっ!そうか…ではこのことは誰も言わないでおく!」

 

レイ「感謝します西村先生…それではテスト受けに行ってきます。」

 

西村「ああいって来い!」

 

レイ「ハイ!!」

 

俺はそう言った後テストを開始した

 

一方その頃雄二がいるFクラスでは…

 

雄二「(キョロキョロ)」

 

?「どうした、坂本」

 

雄二「横溝か…いやさっきからレイが見当たらなくてな。」

 

横溝「もう戦場に出陣しに行ったじゃないのか?」

 

雄二「うーん…まあそうだな。」

 

なのは「レイ君何処に行ったのだろう…」

 

?「大変だー!」

 

3人が答えた後に須川がいきなり教室に入ってきた。

 

雄二「どうした!」

 

須川「Dクラスが科学の布施(ふせ)先生をつれてきた!!」

 

雄二「何―!!くそっ、島田の得意科目である数学の教師の長谷川(はせがわ)先生はどうした!!」

 

須川「Dクラスに拘束された!!」

 

雄二「そうか…ならこうしよう」

 

須川「どうするのだ?」

 

雄二「船越(ふなこし)先生を使う。」

 

須川・横溝 「何!だがどうやって?」

 

雄二「俺にいい案がある(ニヤリ)」

 

明久「くそ、科学では島田さんはつかえない」

 

秀吉「徐々に迫ってくるぞ!」

 

明久「まずい、どうしたら…」と思ったその時・・

 

《ピンポンパンポーン》

 

須川《え~ 船越先生、船越先生》

 

この声は須川君?

 

その頃別の部屋でテストを受けているレイは・・

 

レイ「うん?須川…?」

 

須川《吉井明久と赤月レイが体育館の裏で待っています、生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです。》

 

何ぃぃ~!!!!

 

明久「須川~~~!!!」

 

一方レイは…

 

レイ「あの…西村先生?船越先生って誰ですか?」

 

西村 「あ~、それは、言っていいのかは分からんが、船越先生は数学の教師で。45歳の独身女性で。婚期を逃し、現在は単位を盾に生徒に交際を迫っているらしい」

 

レイ 「センセイ、チョット少しのアイダ席を外しても…」

 

俺は席を外れようとした次の瞬間…

 

須川《繰り返します。船越先生、船越先生 至急体育「(ガラ!)」

   …うわ なんだ!!何をする…ぎゃぁぁぁぁ~ ~~!!!》

 

レイ「なっ!?何だ!?」

 

明久「なになに何が起こったの?」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

事の始まりは数分前のAクラス

 

?「代表FクラスとDクラスの大戦が始まったみたい…」

 

翔子「優子FクラスとDクラスどっちが勝利すると思う?」

 

優子「そりゃ代表・・Dクラスが勝利すると思うわ」

 

翔子「優子この戦いFクラスが勝利すると思う…」

 

優子「代表それってどうゆうこと?」

 

翔子「普段Aクラスいるはずの姫路さんが今Fクラスにいる」

 

優子「確かにいないわねでもAクラスの敵じゃないと思うわ」

 

あたしはそう断言した

 

?「それは分からないと思うよ!優子ちゃん」

 

話しかけてきたのは、黄色いポニーテールをした生徒だった。

 

優子「分からないってどうゆうことよ?フェイト!」

 

フェイト「それは…」

 

フェイトが何かを言おうとした時…

 

?「本当だったらあの人もAクラスの生徒になっていたはずよ!」

 

言ってきたのはショートヘアーをした金髪の生徒だった

 

優子「アリサそのある人ってだれよ?」

 

アリサ「そのひとは…」

 

?「優子にとって大切な人よ」

 

言ってきたのはショートカットで紫色の髪をした生徒だった

 

優子「あたしにとっての大切な人って誰よすずか!」

 

すずか「その人の名前は…」

 

言おうとした時

 

?「赤月レイ君だよ。優子ちゃん」

 

言ってきたのはツインテールで黄色髪をした生徒だたった

 

優子「えっ!なんでレイのことを知っているの、アリシア!?」

 

アリシア「えっ!だってレイとは…」

 

アリシアがそう言おうとした時

 

《ピンポンパンポーン》

 

須川《え~ 船越先生、船越先生》

 

優子「あれ?呼び出し放送?」

 

アリサ「生徒でも呼び出すのかしら?」

 

須川《吉井明久と赤月レイが体育館の裏で待っています、生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです。》

 

優子、アリシア、フェイト、アリサ、すずか 「…」

 

優子「アリシア、フェイト、アリサ、すずか、今放送で赤月レイって言わなかった?」

 

あたしは3人に説いてみたってあれ?3人?

 

優子「アレ?フェイトは?」

 

アリシア「今さっき放送室に行ってくると言ってさっき教室を飛び出したけど…」

 

須川「繰り返します。船越先生、船越先生 至急体…「(ガラ!)」…うわ なんだ!!何をする…ぎゃぁぁぁぁ~ ~~!!!》

 

余りにも悲惨なので今しばらくお待ちください…

 

フェイト「えっと~船越先生 場所を間違えたので訂正します体育館の裏ではなく放送室で待っているのは赤月レイ君と吉井明久君ではなく今放送室で気絶している生徒があなたを待っています。・・」

 

と言って放送室から出てAクラスに戻ったフェイトであった顔に少し返り血がついているけど…

 

優子、アリシア、アリサ、すずか 「…」 

 

翔子 「フェイトお帰り」

 

フェイト「うんただいま。」

 

優子「今の放送ってフェイトの声だよね…。」

 

フェイト「空耳だと思うよ…」

 

優子「いやだって今の声は…」

 

フェイト「優子ちゃん気のせいだよ…」(黒い笑み)

 

優子「そっ…そうだね!あたしの聞き間違いだったかな、アハハハハ…」

 

あまりにも怖いのでこれ以上聞くのをやめた木下優子であった…

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

時の変わりレイがいる教室では…

 

レイ「(今の放送していた声ってフェイトだな…)」

 

西村「続けるかテストを…」

 

レイ「はい放送室に行くと言う用事が無くりましたから続行します。」

 

西村「分かったではテスト続行!」

 

レイ「ハイ!(フェイトGj!!)」

 

その頃Fクラスでは…

 

なのは「雄二君どう言うことかな?レイ君を売買するなんて・・」

 

雄二「いやこれは…作戦だから仕方がないのだよ(°_°;)(; °_°)」

 

なのは「作戦だから仕方がないか…」

 

雄二「そうだよ!仕方が無いのだよ、アハハハ…」

 

なのは「ニャハハ…でもね、雄二君」

 

雄二「なんだ?高町…」

 

なのは「少し頭冷やそうか…」

 

雄二「いやちょっと待って高町ギャアアアア!!!!!!」

 

戻って戦場では・・

 

雄二「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア」

 

明久「何今の悲鳴の声は!?」

 

雄二の声だったよな・・・

 

明久「いや今はこっちに集中しないと・・」

 

明久は顔を両手でパンと叩いた・・

 

明久「よーし、皆~!! 須川君が犠牲になってくれたおかげで数学教師の船越先生が来てくれた!」

 

明久「全員突撃~!!」

 

F「「「「おおお―――!!」」」

 

平賀「クソっ!」

 

明久「覚悟! Dクラス代表」

 

平賀「何を言っている今の君の点数では僕にはかなわない 「サモン!!」 」

 

明久「そうだろうね、だから 姫路さん後はよろしく」

 

平賀「へっ?」

 

(トントン)

 

後ろにいた姫路さんは平賀君の肩を叩いた。

 

平賀「えっ? 姫路さん? 何をやっているの?ここはDクラスの廊下だけど。Aクラスの君が何のよう?」

 

瑞希「えっと・・その Fクラス姫路瑞希 Dクラス代表に現代国語で勝負を挑みます。」

 

平賀「……はぁ。どうも」

 

瑞希「あの、えっと……さ、試獣召喚サモンです」

 

 

 

【現代国語】

 

 Fクラス          Dクラス

   姫路瑞希    VS    平賀源二

   339点          129点

 

 

 

平賀「え?あ、あれ?」

 

瑞希「ご、ごめんなさいっ」

 

姫路さんは一撃でDクラス代表を倒し、Dクラス戦は終わった。

 

F「「「「おおおおぉぉぉ~~!!!」」」

 

F「勝ったー!!」

 

F「本当に勝ったぞー」

 

Fクラスの生徒は勝利の雄たけびを上げた

 

平賀「クックソー…」

 

平賀君は地に膝をつき悔しがった

 

数分後雄二がDクラスにきた黒焦げになって…

 

明久「雄二何があったの?」

 

雄二「…すまん明久今は何も思い出したくもない。」

 

なのは「(ニコニコ)」

 

明久「うん分かった…」

 

聞かない方がいいかもしれないと思った明久であった…

 

雄二「さて、Dクラス代表」

 

平賀「分かっている、設備の交換だろ。だが今日はもう遅い明日まで待ってもらえないだろうか?」

 

雄二「いや、俺たちは設備を交換しない。」

 

雄二がそういうとDクラスとFクラス全員が驚いたような顔をしている。

 

平賀「どういうことだ!?」

 

雄二「俺たちの目標はシステムデスクつまりAクラスだ」

 

平賀「そういうことか、なら助「だが何もしないとは言わない」何!」

 

雄二「そうだな~お前たちには・・俺が合図したらあれを壊してほしい」

 

そういうと雄二はBクラスのエアコンを指差した。

 

平賀「あれをこわせばいいのか?」

 

雄二「ああ、そうだ」

 

平賀 「それならお安い御用だ」

 

そういって僕らは解散した。そういえば レイはどこいったのだろう?

 

時に変わってレイがいる教室では‥

 

西村「どうやら、Fクラスが勝ったらしい」

 

レイ「そりゃぁそうでしょうね、さて 僕も全科目終わりました。西村先生、今日はどうもありがとうございました。」

 

西村「いや、礼にはおよばん。次からはがんばれよ!」

 

レイ「はい!」

 

俺は頷きFクラスに戻ろうと教室を出ようとした時…

 

西村「レイ…」

 

レイ「うん?何ですか西村先生…」

 

西村先生が俺を呼び止めた。

 

西村「レイ辛いことがあったら先生のところに来い!いつでも相談にのってやるぞ!」

 

レイ「ありがとうございますでも気持ちだけいただきます。辛いこと悲しいこと恐怖はもう慣れてしまっていますから…」

 

西村「そうか…」

 

レイ「では失礼します協力を感謝します。」

 

西村「あっうん次頑張れよ!レイ」

 

レイ「ハイ」と言って教室を後にした…

 



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7話 俺とFクラスVSDクラス後日

時に変わってFクラス

 

レイ「ただいま戻りました…!」

 

雄二「レイ今までどこに…」言おうとした時・・

 

なのは「レイ君今まで何処に行っていたの!心配していたのだから!!(`ε´)」

 

レイ「すまんちょっと野暮用があっていな…(^_^;)」

 

明久、雄二、秀吉、なのは「野暮用・・・一体何(だ)(だのじゃ)(なの)?」

 

レイ「それは……」

 

それは……

 

レイ「まだ秘密だ」と言ったので皆しばらく沈黙してそして……………………

ずっご!とずっこけた

 

雄二「秘密かよ!(」゜□゜)」」

 

なのは「私にも秘密なの?」

 

レイ「あぁ秘密だ。それにこの事が他のクラスの耳に入ったらやばいから……(-.-;)」と言って雄二が……

 

雄二「なるほどそう言うことか!」

 

明久「えっ雄二何か分かったの?」

 

雄二「あぁレイが一体何の用で何をしていたか分かったからだ!」

 

レイ「流石神童と呼ばれたことはあるね。このまま勝つつもりだろBクラスにも」

 

雄二「ふっ当たり前だろ!こんな設備が悪くなければこう言うことはしないからな!」

 

雄二「さてと、皆今日はご苦労だった!明日は消費した点数の補給を行うから、今日のところは帰ってゆっくり休んでくれ!それでは解散!」と号令をかけると皆話し合いながら帰りの支度の準備を始めた。

 

レイ「さてと、なのは、秀吉一緒に帰るか。」

 

秀吉「そうじゃのうレイと一緒に帰るのは久し振りじゃからのう~♪」

 

なのは「うん一緒に帰ろう!」

 

3人は教室を出て歩きながら話していると……

 

フェイト「レイ」

と呼ばれたので振り返って見ると……

 

レイ「フェイト、アリシア、アリサ、すずか……優子」

 

秀吉「姉上……」

 

優子「本当にレイなの?」

 

レイ「久し振り!優子」

 

優子「うっうレイ(┳◇┳)!」

 

レイ「うわぁちょっと優子てどわ!(」゜□゜)」!」と優子が抱き着いたので倒れてしまった!

 

優子「バカ!!もう一生あんたに会えなかったらあたしは……」

 

レイ「でもこうして再会出来たしそれに約束したじゃないかまたこの町に戻って来るってね!」と言って優子の頭をナデナデしていた。

 

優子「そうね(その笑顔は反則だよレイ……)」

 

レイ「まぁそれはさておき優子ただいま。」

 

優子「お帰りレイ…」と言った時……

 

翔子「優子大胆……(ポッ)」

 

?「大胆ね優子……」と言ってきたのは……

 

優子「だ代表、あ愛子!」

 

レイ「えっと霧島さんとそちらのかたは……?」

 

愛子「工藤愛子よろしくね。」

 

レイ「赤月レイだよろしく。」

 

愛子「へえ~君が優子の幼馴染みなのか~。」

 

レイ「何だ?俺の顔に何かついているか?」

 

愛子「別に何でもないよ。」と言っていると

 

優子「レイ久し振りに一緒に帰ろう!」

 

レイ「そうだな、じゃあみんなで帰るか!」

 

賛成!!と言って皆話し合いながら帰った

 

その後歩きながらそれぞれのメアドと電話番号を教えてもらい登録して帰宅しましたとさ。

 

 

 

 




おまけ

とある家…

?「先に帰ったってどうゆうことかいなレイ君(黒い笑み)」

レイ「いやあの・・そのえっと……(-.-;)」

?「レイ君少しOHANASI しようや…」

このあとしばらくの間折檻されました…


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8話 弁当作りに科学の力はいらないbyレイ

バカテスト 物理

 

 問 以下の文章の( )に正しい言葉を入れなさい。

 

『光は波であって、( )である』

 

 

 

 姫路瑞希、フェイト・テスタロッサ、赤月レイの答え

 

『粒子』

 

 教師のコメント

 

 よくできました。

 

 

 土屋康太の答え

 

『寄せては返すの』

 

 教師のコメント

 

 君の解答はいつも先生の度肝を抜きます。

 

 

 高町なのはの答え

 

『破滅の殲光』

 

 教師のコメント

 

 君の解答はいつも先生の肝を冷やします。

 

 

 吉井明久の答え

 

『勇者の武器』

 

 教師のコメント

 

 先生もRPGは好きです。

 

 

翌朝

 

レイ、なのは「おはよー」

 

二人が挨拶をして教室の戸を開ける。

 

秀吉 「おはようじゃ」

 

雄二 「おう。レイ、高町おはよう。」

 

瑞希 「おはようございます。」

 

美波「おはよう。」

 

それぞれ生徒に挨拶をし、しばらくして……

 

明久「おはよー」

 

明久が挨拶しながら教室の戸を開けた

 

雄二「おう。明久時間ギリギリだな」

 

レイ「確かに時間ギリギリだな、明久。」

 

明久「ん、おはよう雄二、レイ」

 

明久 「ところでさ、雄二、皆には何も言われなかったの?」

 

雄二 「ん?何だ?」

 

明久 「Dクラスの設備のこと」

 

雄二 「ああ。皆にもきちんと説明したから問題ない」

 

明久 「ふーん」

 

レイ「そうなのか…」

 

何だかんだ話を聞いていると……

 

美波 「吉井!!」

 

美波が叫びながら……

 

明久 「あっ島田さんおは……ごぶぁっ!」

 

明久を殴った!

 

美波 「おはようじゃないわよ!」

 

レイ「ちょっと島田さん!?いきなり明久を殴るなんてどうゆうことだ!理由を言え!」

 

俺は言ったので美波は理由を言った。

 

美波 「アキ、アンタ昨日ウチを見捨てただけじゃ飽き足らず、消火器を使っていたずらをして、窓ガラスをわったにも件の犯人に仕立てあげたからよねぇ……!」

 

レイ「明久、それ本当か?」

 

明久 「あぁ、そう言えば。」

 

美波 「おかげで彼女にしたくない女子ランキングが上がっちゃったじゃない!」

 

レイ「(この文月学園にランキング形式があったとは……)(-.-;)」

 

俺は思っていたとき……

 

美波 「そう言えばアキ一時間目の数学のテストとのこと何だけど…」

 

美波が明久に向って愉しそうに告げる。

 

美波 「監督の先生、船越先生だって」

 

美波が言った瞬間……

 

須川が教室に出で廊下を疾走した。

 

美波 「えっ!どうしてアキじゃなく須川がもうスピードで教室を出でいったの?」

 

美波が疑問に思った。

 

レイ「島田昨日の放送聞いていなかったか?」

 

俺が島田さんに問いだした。

 

美波 「昨日って……あっ!そう言えばそうだったね……」

 

美波が昨日の出来事を思い出した。

 

明久 「でも昨日の放送の声一体誰だったのだろう?」

 

雄二 「奇遇だな、明久俺だ……」

 

秀吉 「わしもじゃレイもそうおもうのじゃろ?」

 

レイ「あぁ……そうだな(実際にはそれをやった人は知っているけど……(^_^;))」

 

なのは 「ニャハハハ~(-o-;)」

 

疑問に思っている人達と既に誰の声だったのか確実に知っている2人だった。……

 

その頃Aクラスでは・・・

 

フェイト「クシュン」

 

フェイト「誰か私の噂でもしているのかしら?」

 

----------------------------------------------------------------------------------

 

四時間目が終わり昼休みの時間になった。

 

明久 「ハア―……疲れた!」

 

明久が机に突っ伏す

 

秀吉 「うむ。疲れたのう」

 

なのは 「私も同じなの」

 

レイ「同じく……」

 

康太 「……(コクコク)」

 

皆そう言っていると……

 

雄二 「よし、食堂に行って昼飯食いに行くぞ!」

 

雄二達が食堂に行こうとすると・・。

 

瑞希「あ、あの。皆さん……」

 

レイ「昨日の話を忘れてないか?」

 

姫路と俺の言葉の意味に一番早く気付いたのは秀吉だった。

 

秀吉「おお、もしや弁当かの?」

 

瑞希「は、はいっ。迷惑じゃなかったらどうぞっ」

 

姫路はもじもじとしながら背中に隠していたバッグを出す。

それを見た明久の目は輝いていた。

 

明久「迷惑なものか! ね、雄二!」

 

雄二「ああ、そうだな。ありがたい」

 

瑞希「そうですか?良かったぁ~」

 

ホニャット、嬉しそうに笑う瑞希。やっぱ作ったものが喜ばれると嬉しいのだなと思っているとレイとなのはが

 

レイ「そんなら俺も作ってきたぜ!」

 

なのは「私はデザートを作ってきたの♪」

 

二人は手に持ったバックを出した。

 

明久「レイ、なのはさん、姫路さんありがとう(;_;)」

 

レイ「泣くのだったら早く屋上に行ってみんなで食べるか」

 

皆 「賛成!!」!

 

雄二「そうか。それならお前らは先に行っていてくれ」

 

明久「ん?雄二はどこか行くの?」

 

雄二「飲み物でも買ってくる。昨日頑張ってくれた礼も兼ねていな」

 

美波「あ、それならウチも行く!一人じゃ持ち切れないでしょ?」

 

レイ「島田、別に俺が行くからいいぞ」

 

美波「大丈夫だから、ウチと坂本で行くから皆は先行っていて」

 

美波の好意に甘えさせてもらいますか。

 

レイ「じゃ、任せた」

 

雄二「島田悪いな。それじゃ頼む」

 

レイ「じゃあ俺炭酸頼むわ」

 

雄二「レイ、リクエストするな。あと、きちんと俺達の分をとっておけよ」

 

明久「大丈夫だってば。あまり遅いとわからないけどね。」

 

雄二「そう遅くはならないはずだ。じゃ、行ってくる。」

 

雄二と美波は財布を持って教室を出た。

 

屋上

 

秀吉「天気が良くてなによりじゃ」

 

瑞希「そうですね!」

 

なのは「本当なの~♪」

 

屋上へと続く扉を開けると、一点の曇りもない青空。絶好の弁当&昼寝日和だ。

 

瑞希「あ、シートもあるのですよ」

 

瑞希がバッグからビニールシートを取り出す。準備万端だ。

ワイワイと準備を始める。屋上は他の誰の存在もなく、俺らの貸し切り状態。

 

明久「気持ちいいねー」

 

康太「…………(コクリ)」

 

レイ「ああ本当に気持ちいい。」

 

3人が言っていると・・

 

なのは「レイ君、瑞樹ちゃんそろそろお弁当開けよう。」

 

レイ「そうだな」

 

瑞希「そうですねあまり信ないのですけど・・・・」

 

三人が一斉に弁当の蓋をあけた。

 

皆「おおっ!」

 

一斉に歓声を挙げた。

 

明久「すごく旨そうだね」

 

秀吉「本当じゃの~(^^♪」

 

康太「(コクコク)」

 

姫路さんの弁当は定番のメニュー。高町さんはデザートのアップルパイをレイはバランスの良いメニューが中に詰まっている。

 

レイ「さて誰の作った弁当を食べる?」

 

明久「じゃ最初はレイの弁当から食べるよ。」

 

秀吉「そうじゃな。」

 

康太「(コクコク)」

明久、秀吉、康太がレイが作った弁当を一口食べた。

 

明久「これすごく美味しいよ!!」

 

秀吉「本当じゃとてもおいしいのじゃ!」

 

康太「(コクコク)」

 

レイ「そう言われると作った買いがあるよ。」

 

俺は微笑んだ。

 

明久「じゃ次は姫路さんの・・」

 

明久が弁当のエビフライを食べようとしたとき・・

 

康太「・・・・(ヒョイ)」

 

明久「あっずるいぞ!ムッツリーニ!!」

 

明久が言ったがもう康太の口の中に運び食べた、すると・・・・

 

バタン ガタガタと豪快に倒れ、小刻みに震えだした・・

 

瑞希以外の人達「・・・・・・・・」

 

少しの間だけ沈黙が流れた・・・。

 

瑞希「つ土屋君!?」

 

瑞樹が声を出して慌てていたが・・・

 

ムッツリーニが起き上がりそして・・

 

康太「・・・・・(グッ)」

 

瑞希に向けて親指を立てる。

 

明久「(多分だと思うけど、凄く美味しいと伝えているんだろ・・・)」

 

瑞希「お口に合いましたか?良かったです!」

 

瑞樹は喜んでいた。

 

瑞希「よかったらどんどん食べてくださいね。」

 

明久達に笑顔で勧めてくる・・・

 

なのは 「(レイ君これどう思う?)」

 

レイ「(どう見えても演技じゃないと思う・・)」

 

明久「(ヤバイよね・・・)」

 

レイ「(そうだな、多分あの人以上だというのは分かる気がする・・・)」

 

秀吉「(レイあの人とは誰じゃ?)」

 

秀吉がレイに問いだした時・・・

 

雄二「おう、待たせたな!」

 

飲み物を買いに行っていた雄二が来て目の前にあった姫路の弁当に目をつけて

 

雄二「へー。こりゃ旨そうじゃないか!どれどれ…」

 

皆(瑞希以外)「雄二それ食べては駄目だ(よ)(なのじゃ)――――――!!!!!!」

 

俺らは言ったが時にすでに遅かった・・

 

パク バタンと倒れた・・・あとジュースの缶がこぼれた・・・

 

美波「さっ、坂本!?ちょっと、どうしたの!?」

 

美波が驚いた表情をしていたが、雄二が倒れたまま俺達のほうを見て、目でこう訴えていた。

 

雄二「(毒を盛ったな・・・)」

 

明久「(毒じゃないよ姫路さんの実力だよ)」

 

明久が目で返した。

 

雄二「あ、足が、つっていな…」

 

明久「ダッシュで階段昇り降りしたからじゃない?」

 

秀吉「うむ、そうじゃな・・」

 

美波「そうなの?坂本って充分鍛えられていると思うけど…」。

 

レイ「(美波にはこの場から退場させた方がいいみたいだな。)」

 

そう考え島田さんに

 

レイ 「あっ、島田さん。その右手をついているあたりに、さっき虫を潰していたのだが。」

 

美波「えぇっ!早く言ってよ!」

 

レイ「すまない、とにかく、手を洗ってきた方がいいと思う。」

 

美波「そうね…ちょっと行ってくる。」

 

美波は手を洗うためにトイレに向かった。

 

レイ「(よし何とか被害者が出るリスクが低減されたな・・)」

 

秀吉「島田は、なかなか食事にありつけずにおるのう。」

 

レイ「本当だな」

 

明久「うん全くだね」

 

3人が少し笑った後あと作戦会議を開いた。

 

雄二 「(明久今度はお前が食え)」

 

明久「(無理だよ・・僕がこれを食ったらあの世行き確定だよ。)」

 

なのは「(私も吉井に同意だよ・・・)」

 

秀吉「(わしもじゃ流石にあの姿を見れば決意が鈍る・・)」

 

4人が言っていたその時・・。

 

パク モグモグと誰かが姫路の弁当を食べていた。

 

明久「(えっレイ何しているんだ?)」

 

レイ「(何しているって食べているのだよ、姫路の弁当を・・・)」

 

秀吉「(レイ!お主大丈夫なのかそれ食べて・・)」

 

レイ「(平気だ!それに姫路の弁当を食べないとなのはが作ったデザートを食べる時間が無くなるからな・・)」

 

俺はそう言いながら顔色を変えないで食べていた。

 

レイ「フウ~ご馳走様でしたと・・」

 

俺は手を合わせた。

 

皆(なのは以外)「本当に全部平らげた・・・」

 

なのは(ニャハハハハ・・・)

 

明久、秀吉、康太は呆然し高町は苦笑いしていた。

 

瑞希「あ、早いですね。もう食べちゃったのですか?」

 

レイ「まあな、凄く美味しいものだったから勢いで食べてしまったよ!」

 

瑞希「そうですか。良かったです。」

 

瑞樹が喜んでいた。

 

レイ「それじゃあ最後になのはが作ってくれたアップルパイを食べますか。」

 

皆(雄二以外)「賛成!!!」

 

皆で叫びながらアップルパイを満足そうに味わったとさ。

 

余談だがこの後気絶していた雄二になのはが作ったアップルパイを食べたさせたところ美味いと言いながら復活したそうな・・・・。

 



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