ハイスクールD×D 絶対王者 (夜神零)
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原作前
オリ設定


オリ設定です
割と細かいとこまで書いたらややこしくなりました


ドラグニル眷属

 

王 レイ・ドラグニル(オリ)

種族 人間と悪魔(悪魔要素強め)のハーフ・ドラゴン(父が悪魔、母が人間。ドラゴンは滅竜魔法の副作用)

容姿

銀髪長髪・赤眼・イケメンだが怖いイメージを持たれることが多い(全力で戦う時は赤髪になり髪が逆立つ(イメージ的には某スーパー4人状態))

身長 185cm

年齢 不明

二つ名 絶対の禁忌 触れるべからず

戦闘力

真なる赤龍神帝を余裕で捻れるレベル

人間界・冥界・天界のありとあらゆる武術(剣術・槍術など)を使える

魔力

総量・計測不可。尚且つ減らない

失われし魔法滅竜魔法の副作用により竜化可能

失われし魔法・現代魔法・太古の魔法・自作の魔法なんでもござれ

知力

ありとあらゆる学問の最難関問題を見ただけでとける

戦闘スタイル

基本戦わない(殺気を当てたらほとんどの奴がトラウマを持ちながら気絶するため)

人間性

仲間には優しいが敵には容赦しない

普段は笑顔絶えない青年怒っても笑いながら怒る

本気でキレた時は無表情になる

昔酔ったときに二天龍をズタボロにしてトラウマを植え付けた

尚、真なる赤龍神帝とは友人

ゼレフ、ナツとは母親違いの兄弟

 

恋人

ミラジェーン・ストラウス(ハーフ悪魔)

もともと人間だったが体目的で寄ってきた悪魔を失われし魔法・接収(テイクオーバー)を使って撃退しているうちに半身悪魔になった

レイとは最上級悪魔に襲われた際に助けられその場で告白し交際を始めた

リサーナとは姉妹

 

使い魔

黒歌(猫魈・転生悪魔)

かつては眷属悪魔だったが、後に自らの主が眷属の親族にまで無茶な強化を

強いるようになったことで妹を守るために主を殺して逃亡し、SSランクの「はぐれ悪魔」となって逃亡中レイに命を救われ共に行動するようになる(妹は逃亡中に魔王サーゼクスに預けている。尚妹も事情は理解していていつか会える日を楽しみにしているが黒歌が主を殺した際は仙術によって暴走していたため仙術に苦手意識を持っている)

 

 

女王 ゼレフ・ドラグニル(フェアリーテイル)

種族 人間と悪魔のハーフ(人間要素強め(転生悪魔))

二つ名 黒魔導士

戦闘力

真なる赤龍神帝を一人で倒せる

魔力

魔力切れを起こしたことがない

失われし魔法・太古の魔法を中心に使う 現代魔法はあまり使わない

知力

レイには及ばないがかなり頭がいい

戦闘スタイル

基本戦わない(殺気に魔力を混ぜたものを当てるだけで戦意喪失するため)

人間性

レイにアンクセラム神の呪いの半分である他者を愛せば愛すほど命を奪ってしまう呪いをといてもらってからはレイに忠誠を誓うようになる

また今までの反動か他者をよく愛するようになった

レイとは母親違いの兄弟

ナツとは実の兄弟

 

メイビスとは恋人同士である

 

 

戦車 範馬勇次郎(刃牙シリーズ)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 鬼(オーガ)

戦闘力

真なる赤龍神帝と互角レベル レイとゼレフ、アクノロギアには勝てない

魔力

空中に足場を作る程度にしか使わない

知力

ゼレフ並に頭がいい

戦闘スタイル

戦場格闘技

人間性

本気を出すと背中に鬼が浮かぶ

基本的にレイや自分が尊敬できる(強さを除いたもの、生き方や信念など)と思ったやつのことしか聞かない

 

 

戦車 アクノロギア(フェアリーテイル)

種族 人間・ドラゴン(転生悪魔)

二つ名 黒龍 龍の頂に立つ者 竜の王

戦闘力

真なる赤龍神帝をいともたやすく倒せるレベル(ドラゴンスレイヤーが標準装備のため相手がドラゴンじゃなくても勇次郎よりは強い)

魔力

四大魔王×50程度

知力

その辺の大学なら勉強しなくてもはいれるレベル

戦闘スタイル

一撃で大体のやつが屠られる

人間性

我が強い レイの言うこと以外は基本聞かない

黙示録に名前が記載され封印されたと思われている

元々人間だったが滅竜魔法の副作用によりドラゴン化した

 

 

騎士 うちはマダラ(NARUTO)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 伝説の忍

戦闘力

二天龍と1対2で勝てる

魔力

アクノロギアと同レベル

知力

アクノロギアよりかなりいいがゼレフや勇次郎には及ばない

人間性

自分より強いものや自分と同じレベルの相手と戦うのを好む(戦闘狂)

基本的に自分より強いもののいうことしか聞かない

戦闘スタイル

我流格闘術

柱間とは人間の頃からの幼馴染

 

 

騎士 千手柱間(NARUTO)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 忍びの神

戦闘力

マダラと同じレベル

魔力

マダラより少し多い

知力

マダラと同レベルだが結構天然が入ってる

人間性

表情、感受性豊か

家族、仲間、友を大切にする

色々な人の話を聞いて見聞を広めている

戦闘スタイル

我流格闘術

マダラとは人間の頃からの幼馴染

 

 

僧侶 大筒木ハゴロモ(NARUTO)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 忍びの祖 六道仙人

戦闘力

マダラと柱間を一人で倒せるが勇次郎には勝てない

魔力

マダラと柱間の倍

知力

マダラと柱間にいろいろなことを教えられるレベル

戦闘スタイル

基本戦わない

人間性

基本無表情だが怒っているわけではなくただ感情が表に出ないため

話し方は相手によって聞きやすいように変えてる(古文クラスからいまどきの学生レベルまで)

人間の頃に寿命で死にそうな時にレイに出会い転生悪魔となった

 

僧侶 メイビス・ヴァーミリオン(フェアリーテイル)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 妖精軍師

戦闘力

高くない、四大魔王の一人と一対一で勝てるか勝てないかレベル

魔力

計測不可・絶対減らない

知力

かなり高い ゼレフよりちょっと低い

ただし頭の回転はゼレフより上

戦闘スタイル

魔法連射

人間性

感受性豊かでちょっとの事で泣いてしまうなど子供のようなとこがある

 

ゼレフとは恋人同士である

 

 

兵士 ギルダーツ・クライヴ(フェアリーテイル)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 壊し屋 クラッシャー 破壊王

戦闘力

ハゴロモと勇次郎の間位

魔力

ハゴロモより下マダラと柱間より上

知力

大学生レベルただし頭の回転は速い

戦闘スタイル

我流格闘術

人間性

かなり適当な性格

酒・女・金好きなダメ親父

コーネリアとは悪魔になってから出会ったが自分が悪魔と知ってなお好いてくれて

いたため共になったが人間として死ぬことを選んだため息を引き取る際に笑顔で見送った

 

嫁 コーネリア(人間・故人)

ギルダーツとは悪魔と知っていて結婚した

娘 カナ・アルベローナ(ハーフ悪魔)

父親の事を好いてはいるが親馬鹿過ぎるため距離を置いている

 

 

兵士 ナツ・ドラグニル(フェアリーテイル)

種族 人間と悪魔のハーフ・ドラゴン(滅竜魔法の副作用によりドラゴン化しかけたが

イグニールが体内で抗体を作り始めたことにより体の一部だけをドラゴン化させ

武器にすることに成功した(転生悪魔))

二つ名 炎龍王

戦闘力

二天龍と一対二で勝てる(ドラゴンスレイヤー標準装備のため

それがなければ四大魔王と同等)

魔力

アクノロギアの半分程度

知力

不良学生並 ただし戦闘時の頭の回転は早い

戦闘スタイル

喧嘩

人間性

仲間や家族、友達は大切にするがよく喧嘩する

レイとは母親違いの兄弟

ゼレフとは実の兄弟

いつかレイの元から独り立ちをしてリサーナに眷属になってもらおうと思っている

 

恋人

リサーナ・ストラウス(人間)

ミラの妹

ナツとは恋人同士でありいつかナツに眷属にしてもらおうと思っている

 

体内に炎龍王イグニール(育ての親)が封印されている

 

炎龍王イグニール

ナツの育ての親で師匠

滅竜魔法の副作用であるドラゴン化しかけたナツの体内で抗体を作っている

これにより完全なドラゴン化する恐れはほぼなくあったと言っていい

 

 

兵士 織田信長(戦国BASARA)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 第六天魔王 征天魔王

戦闘力

ナツより強く二天龍と同レベル

魔力

基本空中に足場を作る時か武器にまとわせる時しか使わない

たまに六魔ノ王を使う時に使用する

知力

博士号取得レベル

人間性

傲岸不遜かつ残酷非道

いつかレイに勝てるようになろうと思っている

 

 

兵士 足利義輝(戦国BASARA)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 剣帝 浮雲帝

戦闘力

信長より高い

魔力

基本空中に足場を作る時か武器にまとわせる時しか使わない

知力

信長より上

人間性

武芸の達人であり、独白では師の教えや保有する名刀のことを言及するほか、

他者の技を見様見真似することも出来る

いつかレイに勝てるようになろうと思っている

 

 

兵士 うずまきナルト(NARUTO)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 忍びの英雄

戦闘力

四大魔王と同等程度

魔力

マダラ、柱間クラス

知力

お馬鹿

人間性

まっすぐ自分の言葉は曲げない

仲間を大切にする

自分の師である柱間に勝つことが目標

 

体内に九尾の妖狐である九喇嘛を封印している

 

 

兵士 うちはサスケ(NARUTO)

種族 人間(転生悪魔)

二つ名 うちはの申し子

戦闘力

ナルトと同レベル

魔力

ナルトと同レベル

知力

かなり賢い

人間性

家族を大切にする

自分の師であるマダラに勝つことが目標

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘力目安

 

レイ・ドラグニル>ゼレフ・ドラグニル>アクノロギア>範馬勇次郎=真なる赤龍神帝=無限の龍神>ギルダーツ・クレイヴ>大筒木ハゴロモ>うちはマダラ=千手柱間>足利義輝>赤龍帝=白龍皇=織田信長>ナツ・ドラグニル=四大魔王=うずまきナルト=うちはサスケ>メイビス・ヴァーミリオン=魔王一人

 

 

チャクラは魔力に変換されている

 

仙術と気は=の扱い

 

気の量と魔力量は比例する

 

 

 

 




かなりチートな設定にしてしまいました

これどんなふうに話展開していけばいいんだろう


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1 生まれた日

結構オリ設定入れてます


三大勢力が戦争をする遥か昔

まだ四大魔王が七大魔王として君臨していた頃

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

冥界

ドラグニル家にて

 

ウィンSide

 

?「おお、生まれたか!」

 

?「ええ、私たちの子ですよ。ウィン抱いてあげてください」

 

ウィン「よく頑張ったな、リール。そうかこの子が私たちの息子か!名前は決まってるのか?」

 

リール「ええ、この子が生まれる前から魔力が高いのはわかってましたからいずれ魔王様方をも超える冥界の英雄になるようにと『レイ』と名付けました」

 

ウィン「そうか。いい名だ!今日はこの子の誕生を祝して家の者総出で祝おうではないか!」

 

リール「ええ、お願いします」

 

ウィン「では早速準備を...」

 

 

 

 

ドゴォォォォォォォォォォォッッッッン!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

ウィン「!!?なにごとだ!!」

 

使用人「旦那様!魔王様方が!!」

 

ウィン「なに!!? 魔王様だと?」

 

 

 

?「ウィン・ドラグニル!リール・ドラグニル!攻撃されたくなければ

即刻出てきたまえ!」

 

ウィン「何をなさるのです!魔王サタン様!」

 

サタン「この度生まれた君たちの子を渡したまえ」

 

ウィン「なぜですか!!?生まれたばかりの我が子をなぜ!」

 

?「少し考えれば分かるだろう」

 

ウィン「マモン様...」

 

マモン「それは君たちの子が生まれながらにして我々魔王に匹敵しうる魔力を有しているからだ」

 

?「故に...」

 

ウィン「ベルフェゴール様...」

 

ベルフェゴール「我々の脅威となる前に殺しておかねばならん」

 

?「それに...」

 

ウィン「レヴィアタン様...」

 

レヴィアタン「我々とて無闇やたらと悪魔の数を減らしたくはない、だからこそリール・ドラグニルを殺さぬよう生まれるまでまったのだぞ」

 

やはり魔王様方はその結論に至ったか…なんとか説得してみよう

 

ウィン「ベルゼブブ様!あなたは以前魔王を超える存在の誕生を望んでおられたではないですか!」

 

ベルゼブブ「私個人でいうならばその子は確かに望んでいた子だしかし魔王という立場においては危険分子となりうる子はは殺さねばならぬ」

 

ウィン「アスモデウス様他の魔王様方の説得をしていただけるのではなかったのですか!!?」

 

アスモデウス「いくら旧友の頼みと言えどこれは悪魔全体に関わることだおいそれと見過ごすことはできん.........すまんな」

 

?「どちらにしろ悪魔社会において魔王の決定は絶対...もはや覆ることはない」

 

ウィン「ルシファー様.........」

 

ルシファー「ウィンよせめてもの情けだ己が手でその子を葬ってやれ」

 

ウィン「(やはり説得できぬか)レイ...すまない...不甲斐ない父を許してくれ...」

 

リール「魔王だからって何でも自分の思い道理になると思わないで下さい魔王様方」

 

ウィン「リール...?」

 

ルシファー「どういうことだ?リール・ドラグニル」

 

リール「既にあの子は私の持っていた悪魔の駒と共に次元の狭間へと送りましたあの子の魔力ならもしかしたら生きていられるかもしれません」

 

ウィン「(いつのまに…)」

 

サタン「!!?な、なんだと!!?」

 

ベルフェゴール「なんということをしてくれたんだ!!今すぐ次元の狭間に向かいあの餓鬼を始末せねば!!」

 

リール「させると思いますか?」

 

レヴィアタン「これはっ!?結界!!?」

 

ルシファー「(この結界を破るにはそれなりの魔力を溜めなければ壊すことはできんな)」

 

リール「ええ、今の私でもこのくらいの結界は張れます。それに我が子を守って死ねるのなら本望です」

 

君はそこまでの覚悟を持っていたのか…ふっ、情けないな本来家族を第一に考えねばならない父親たる私が全く覚悟できていなかったとは

 

ウィン「リール...そうだな親の役目は死んでも我が子を守ることだ。相手が魔王だからと弱気になっていた私が間違っていた」

 

アスモデウス「やる気か?いくらお前が近接戦闘においては冥界最強だと言ってもこちらは七大魔王全員だ負けるのは目に見えてる」

 

ウィン「呆けたかアスモデウス。お前には昔一度だけ見せたはずだぞ己の肉体のリミッターを外し強大な力をその身に宿す禁術・八門遁甲を!!」

 

アスモデウス「なんだと‼?まさか全部外す気か!!そんなことをしたらお前は死ぬぞ!!」

 

ウィン「息子の脅威であるお前らを倒すためだこの命くれてやる!!八門遁甲・開門!休門!生門!傷門!杜門!景門!驚門!

アスモデウス「やめろ!!本当に死ぬぞ!!

ウィン「第八・死門!解‼‼八門遁甲の陣!!」

ぐぅ、これが死門を開いた際の痛みか…

 

リール「さあ、私たちの最後の戦い(デート)を始めましょう!!」

 

ウィン「ああ!!」

 

ルシファー「残念だ。お前らの事は買っていたのだがね」

 

サタン「愚か者共が情けだせめて我々の手で殺してくれる‼」

 

 

ウィン・リール「うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ‼‼‼‼‼‼‼」

 

魔王「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ‼‼‼‼‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

この戦いにより

近接戦闘最強の悪魔ウィン・ドラグニル

リール・ドラグニル

魔王サタン

魔王ベルフェゴール

魔王マモン

 

が亡くなり

生き残った魔王も重傷を負った

 

 

 

 

後の歴史ではこの戦いを一人の悪魔を巡って起きた起きた戦いの為

 

『魔帝戦争』と呼ばれた

 

そしてこの戦いによってドラグニル家は

 

失われた悪魔(ロスト・デーモン)となった

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

レイSide

 

 

 

ここはどこだ

 

?「おお、生まれたか!」

 

誰だ?

 

?「ええ、私たちの子ですよ。ウィン抱いてあげてください」

 

ウィン「よく頑張ったな、リール。そうかこの子が私たちの息子か!名前は決まってるのか?」

 

リール「ええ、この子が生まれる前から魔力が高いのはわかってましたからいずれ魔王様方をも超える冥界の英雄になるようにと『レイ』と名付けました」

 

そうか俺はこの人たちの息子か『ウィン』と呼ばれたのが俺の父親で『リール』と呼ばれたのが俺の母親だな

 

ウィン「そうか。いい名だ!今日はこの子の誕生を祝して家の者総出で祝おうではないか!」

 

祝福されて生まれてこれるとは俺は良い家に生まれたな

 

リール「ええ、お願いします」

 

ウィン「では早速準備を...」

 

 

 

 

ドゴォォォォォォォォォォォッッッッン!!!!!!!!!

 

 

 

なんだ!!?

 

ウィン「!!?なにごとだ!!」

 

使用人「旦那様!魔王様方が!!」

 

ウィン「なに!!? 魔王様だと?」

 

魔王に襲われるとは一体どういうことだ?

 

 

父(ウィン)が魔王の元に向かったな

 

 

 

リール「レイ、あなたは生まれたばかりで言葉はわからないかもしれないでも母さんの話しを聞いといてほしいの。魔王様方は多分あなたを殺しに来たんだわ」

 

なぜ生まれたばかりで命をねらわれなきゃならん!

 

リール「狙われた理由はあなたの魔力が高すぎるからよあなたは生まれる前から高密度の膨大な魔力を持っていた。いつか魔王様方を超えるであろう程の魔力を恐れられそれ故に狙われたのよ」

 

なるほど。それで脅威となる前に殺しておこうというわけか

 

リール「それにウィルは悪魔だけど私は人間で尚且つあなたが生まれる少し前に不治の病にかかってしまったからもう何年もしないうちに死んでしまう」

 

なんだと!!?

 

リール「だからどうせ消える命ならあなたのために使って死ぬわあなたはこれから私が次元の狭間に飛ばすわあなたなら生きていられるだろうし次元の狭間は広大だから奇跡でも起きない限りあなたを見つけることは不可能よ...それから自衛できるようになったら人間界に行ってあなたの腹違いの兄弟を探しなさい。

あなたの兄弟は魔法使いの家計に生まれてくる予定の子よまだ男の子か女の子かわからないけどきっと仲良くなれると思うわ。

それから最後にあなたにこれをあげるわ」

 

これはなんだ?

 

リール「これは悪魔の駒と言って他の種族を悪魔に転生させることができるのよもちろん駒を使えるのは体内に王の駒をいれたものだけんだけど私は気配だけを悪魔に見せかけてたから王から兵士まで一つも手を付けずに全部持ってるのよ。

これをあなたにあげる、心許せるいい眷属を集めなさい、そして楽しく生きなさい

母さんから言えるのはこれだけよ」

 

......ああ......わかったよ、母さん...

 

リール「......それじゃ転送するわよ......元気でね......一緒に居られる時間はとても短かったけど......私は、いえ、私たちは............

 

あなたをずっと愛してる......」

 

 

ああ、産んでくれてありがとう。

俺の為に泣いてくれてありがとう。

そして魔王にすら狙われる宿命を背負ったこんな俺を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛してくれて......ありがとう......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転送

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リール「(ああ、もっとあの子と一緒に居たかった

でも、もう後も戻りはできないなら残り短い命あの子のためウィンのため

家族の為にこの命を燃やそう)」

 

 

 




ウィン・ドラグニル
種族悪魔
近接戦闘において冥界最強の悪魔
切り札として肉体のリミッターを強制的に外す八門遁甲をもつ
リールとは人間界で出会い恋に落ちた
結婚しても女好きは変わらずリールがレイを宿している時に人間界にて別の女性にも手をだしたりしていてそのうちの一人が子供を授かった時はリールに1週間拷問された

リール・ドラグニル
種族人間
人間としては桁外れに高い魔力を持ちウィルと共にいるうちに魔力の性質のみ悪魔へと変わったため人間の身でありながら周りに悪魔と思われ続けた
ウィルがよそで子供を作った際はウィルを1週間拷問したが相手の女性とはウィルの手癖の悪さの話などで意気投合し仲が良い




後付けの設定が増えてしまった…
ついでに某海賊漫画の名言をもじって使ってみました


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2 『真なる赤龍神帝』との出会い

オリジナルの物語を書くのがここまで難しいとは思ってませんでした
他作品からの引用キャラはなるべくその作品と同じ話し方にするつもりです


レイSide

 

 

 

俺が生まれ両親が亡くなった日から15年が経った

 

15年間の出来事↓

 

この15年間は色々なことを覚えた

次元の狭間に転送されてから一番最初に覚えたのは魔力の操作だ

 

理由は簡単だ

生まれる前から魔王級の魔力を年月が経っても垂れ流しにしていたらとんでもない量魔力で簡単に察知され見つかってしまうからだ

さらに魔力を使って飛べるようになった翼を出して飛んでもよかったのだがどうもしっくりこなかったからやめて、魔力で飛ぶ練習をした(この辺は人間の母さんの影響かもぢれないな)

魔力を使って飛んでたら悪魔や堕天使に見つかってしまった

並の悪魔や堕天使程度の魔力しか出していないがやっぱり魔力を放出してたら見つかるらしい(ついでに悪魔や堕天使は俺をはぐれ悪魔だと思って始末しに来たようだ、正体はばれていない)

これは拙いと思い魔力を完全に操作できるようにして魔力弾のようにして使う時以外身体の外に一切魔力漏らさないようにできるぐらいまで操作できるようになった(そしたら魔力の質が変わった何だろう?)

 

魔力は完全に操作できるようになったけど肉体面の鍛錬が全くできなかった、とは言ってもまだ発達が未熟な子供の体だから無茶はできないだったらあれだこないだなんか夢にでてきた不思議空間?あれを再現しよう!

あれの中なら周りを気にすることもないし外に出た時には肉体も成長してるからあの日からの年数計算的に年が合わなくなってばれにくくなりそうだし

よし、思い立ったが吉日すぐやろう

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、簡易版みたいのはできたね

でも俺には魔力あるからもうちょっと無茶苦茶な設定にして完成させよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成品スペック

 

外との時間差

外での1日中での10年

 

中の重力

外の呪力のMAXで1000倍

 

空気

外の100分の1

 

温度

摂氏-1000℃から摂氏10000℃まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やばい.........やりすぎた.........まぁなんとかなるでしょ?

 

というわけでいってみよー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ひっさしぶりのそとだな~

 

やあ、みんな元気かい?

あれから外の世界で一年が過ぎたっぽいよ

始めっから外の世界で1年経つまでドアが開かないようにしたから正直ぱっとこない

 

なんせ中ではもう3650年経ってて尚且つそれ全部修行に使ってたからね

多分もう相当強くなってると思う

 

と、いうわけで力試しにいってみよー

標的は次元の狭間を泳いでいたあのでっかい赤い蜥蜴だ!

がんばるぞ!

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

グレートレッドSide

 

 

今日も次元の狭間は平和だな

我はやはりここを泳ぐのが一番楽しいな

全く下界の蝙蝠や烏どもも少しはおとなしくしてれば下界にも泳ぎに行けるというのに

前にうるさかったから少し吠えたら皆吹っ飛んでいくもんだから強すぎるというのも考え物だな

 

ん?あの小僧は10年位前に次元の狭間に転送されてきた赤ん坊か?

なんとなく面影があるな、というか魔力の量とか質が洒落にならんことになっとるな

ん?我の正面に立つとは勝負を挑んでおるのか?

フム、随分強くなったようだが上には上がいるということを教えてやらねばな...

 

 

ドガンッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

な、我の...いし......き...を...いち............げき...で............

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

レイSide

 

 

おいおいマジかよ試しに全力で殴ってみたら一撃で気失っちまったよ

 

まあ今世界がどういう状況なのかとか知りたいし

ていうか鍛えてばかりで知識ないから起きるの待って色々教えてもらおう

 

 

 

 

 

 

 

あれから少しして赤トカ…ゲフン

『真なる赤龍神帝』グレートレッドが目を覚ました

 

グレートレッド「それでお主は何者だ?」

 

レイ「悪魔と人間のハーフだ」

 

グレートレッド「嘘つくな。高々悪魔と人間のハーフ如きに我が負けるはずがないだろう」

 

レイ「いやいやなんでそんなに自身満々に言えるの?グレートレッドよりも...っていうかグレートレッドって長いからレッドって呼ぶわ、そんでレッドよりも強いやつ位いるんじゃないの?」

 

レッド「...お主この世界の情勢についてしっかり把握しておるか?」

 

レイ「全く、全然、これっぽちもわからん!ドヤッ」

 

 

 

 

 

 

~~~~~説明中~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

レッド「...と、いうわけだ理解したか?」

 

レイ「ん。ばっちり。つまり俺世界最強なわけね?ww」

 

レッド「クッ、なまじあってるだけに反論できん」

 

レイ「それじゃあ、俺は家族探しと眷属集めに行きますかね。

あ、それと予想だけどそのうち三大勢力ででっかい戦争やると思うけど手だすきある?」

 

レッド「ないな。我ははここ(次元の狭間)で泳いでるのが好きなんだ。手を出してこないやつに態々此方から手を出す気はない」

 

レイ「そうか、まぁまたそのうち今度は酒でも持ってくるから一緒に飲もうぜ」

 

レッド「ではその時を楽しみにしておこう。ではなレイよ」

 

レイ「またな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「あのサイズのまま飲むのか?相当な量集めないと一緒に飲む前に全部飲まれちまうな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




かなり短くなってしまった
グレートレッドってどんなやつか全然想像つかんから書きにくいことこの上ないな
今度からなるべく長くかけるようにしよう


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3 『黒魔導士』との出会い

続きを書いてみたけど切のいいところで切って投稿してみたら一話がだいぶ短くなってしまった


 

レイSide

 

さて人間界に来たわいいけど人間界も中々広いからな~

悪魔とかに察知される可能性あるけど『探知』してみるかな

父さんと同じ魔力を探せば見つかるでしょ

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・見つけた

 

 

 

 

 

 

見つけたけども二人いるな双子だったのかな?

にしてはなんでこんな阿呆みたいに離れてんだ?

まあ会って直接聞けばいいか

とりあえず近い方から行くか「認識阻害」の魔法を使って飛んでいけばそんなに遠い距離でもないし

 

さて行くか

 

 

~~~~~移動中~~~~~

 

 

 

お、あいつだな

 

 

レイ「おい、ちょっといいか」

 

?「なんだい?」

 

レイ「ちょっと腹違いの兄弟を探していてな」

 

?「そうなのか、悪いけど僕は他人にはあまり興味がなくてね。

僕に聞いても無駄だと思...

レイ「ウィン・ドラグニル

?「どこでその名を!?」

 

レイ「俺の父親だ」

 

?「そうか、なら君が探しているのは僕だね」

 

レイ「やはりあたりか。俺はレイ・ドラグニルだ」

 

?「僕はゼレフ。ゼレフ・ドラグニルだよ」

 

レイ「そうか。そういえばお前なんでさっき他人に興味が無いなんて言ったんだ?」

 

ゼレフ「正確には興味がないんじゃなくて興味を持たないようにしてるんだ」

 

レイ「どういうことだ?」

 

ゼレフ「僕には恋人がいるんだ。でもその恋人は不治の病にかかってあと数年の内に死んでしまうそうなんだよ。僕は彼女と一緒に居たいが僕は医者じゃない不治の病どころか治療すれば治るような病気だって治せない。

だから僕は別の結論にたどり着いた『死者蘇生』っていう別の結論にね

 

その過程で僕はアンクセラム神の怒りをかり僕に二つの呪いを掛けられた

一つ目は『不老不死』のこれは読んで字のごとくだね

二つ目は『命を尊く思うほど死のエネルギーを放出して周囲の魂を奪ってしまう』というの呪いだ

これは命の重みを忘れないようにとかけられた呪いだと推測している

魔法も思った通りに使えなくなったし。

でも命の重みを忘れれば自分の力を制御できるようになり本来の魔法を使うことができる。それに呪いの影響で思考の矛盾に頭を痛める時があるんだ

だから僕は他者に興味を持たないようにしているんだ

君も早く僕から離れた方が...

レイ「その呪い解いてやろうか?

ゼレフ「なに?」

 

レイ「あ~正確には半分なら解ける」

 

ゼレフ「どういうことだい?」

 

レイ「呪いってのは力とか魔力とか関係なくその力を発揮するそれはかけた本人しか

完全に解くことはできない

だが半分のみに絞れば呪いをかけた本人じゃなくても解くことはできるがどうする?」

 

ゼレフ「なら不老不死の呪いを解いて僕を殺してくれ」

 

レイ「断る」

 

ゼレフ「なぜだい?僕は死んで恋人と共に楽になりたいんだけど?」

 

レイ「腹違いとはいえお前は俺の弟だ

俺は弟を殺す気はない

それにまだ死んでいないなら俺ならお前の恋人を救ってやれる」

 

ゼレフ「なんだって!?」

 

レイ「悪魔の駒を使い悪魔に転生させれば人間にとっての不治の病などただの風邪と

同じようなもんだ」

 

ゼレフ「悪魔の駒?」

 

レイ「なんだ知らんのか?なら説明してやるついでに冥界や天界、裏側の状況を

事細かに教えてやるよ」

 

 

~~~~~説明中~~~~~

 

 

ゼレフ「なるほど。理解したよ。それで僕を転生悪魔にして僕の恋人も転生悪魔に

すれば君の元で一緒に暮らせるわけだ。ちゃんと僕の呪いを解いてくれたらね」

 

レイ「まだ疑ってたのかよ。じゃあ早速呪いを解くか『命を尊く思うほど死のエネルギーを放出して周囲の魂を奪ってしまう』呪いを解くぞ~

少し時間が掛かるが構わないな?」

 

ゼレフ「ああ。やってくれ」

 

レイ「あいよ」

 

 

 

 

~~~~呪い解除中~~~~

 

 

 

 

 

レイ「よし、これで呪いは解けたぞ」

 

ゼレフ「本当かい?」

 

レイ「ああ、ここの土地は既に死んでるからわかりにくいな

あっちに死んでない土地があるからあそこで試してみろよ」

 

 

 

 

 

 

ゼレフSide

 

全く今日一日で何度驚いたんだろう

普段驚くことなんて全然ないのに

 

いきなり『兄弟を探している』という男が現れたと思えばその『兄弟』が僕のようだったし

僕と『彼女』の問題を解決できると言ったかと思えば僕の呪いを半分解除できるだって?

僕が何回も試してだめだったんだできるはずがない...

でも、もし本当に解除できていたならまた彼女と共にいられるんだよね

...やっぱりなんだかんだ言って僕もちょっと期待してるのかな

これで解除できてなかったら『あいつ』を殺してやろう

 

さて森が近くなってきたなこんなにドキドキしてるのは彼女に告白するとき以来かな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・森が、土地が、動物たちが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死なない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・解除できたんだ・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで彼女と一緒に生きていられるんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「どうやら問題なく解除できたようだな」

 

ゼレフ「ああ、どうやらそのようだね。

ありがとう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兄さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「は?」

 

ゼレフ「ん?なんだい?兄さん?」

 

レイ「なにいきなり『兄さん』とか言ってんの?」

 

ゼレフ「僕にはどうすることもできなかった呪いを半分とはいえ解除してくれた人を

尊敬しない道理はないでしょ?相手が尊敬する方で尚且つ自分の兄なら『兄さん』と

呼ぶべきだと思ったんだけど駄目かな?」

 

レイ「いや、構わん。ただいきなり『兄さん』と呼ばれて少し驚いただけだ好きに呼べ」

 

ゼレフ「ありがとう、兄さん」

 

レイ「ああ、それじゃあ早速『悪魔の駒』を使って転生させるぞ

お前には『女王』の駒を使う」

 

ゼレフ「それ一番いい駒何だろう?僕なんかに使っていいのかい?」

 

レイ「女王の役目は主のそばで最後まで守護することだ

だからこそ弟であるお前には俺の『女王』となり最後まで共にいてもらいたい」

 

ゼレフ「わかった。その役目僕が引き受けるよ

よろしく、兄さん」

 

レイ「ああ、頼む」

 

 

 

 

パアァァァ.........

 

 

レイ「これで悪魔化完了だな」

 

ゼレフ「これが悪魔の体かそんなに違和感はないね」

 

レイ「それじゃあその恋人とやらの元に向かうとするか」

 

ゼレフ「うん、行こう。兄さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは僕を救ってくれた『兄さん』の為にそしてこんな僕を好きと言ってくれた彼女の為に生きていこう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゼレフの性格は完全に想像です

変なとこがあれば随時直していきたいと思います


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3 『黒龍』との出会い


評価欄みたら低評価ついていてメンタルダメージがハンパなかった夜神零です
でもお気に入り登録してくださった方もいたのでその方たちの為にも頑張って続きを書いて行こうと思います
あいも変わらず拙い文章ですが最後まで読んで頂ければ嬉しいです


 

 

 

レイ「ここに来た時は一気に空飛んで来ちまったからな今度は歩いて向かうか」

 

ゼレフ「そうしようか」

 

レイ「そういえばよ、さっき説明したと思うんだが」

 

ゼレフ「なにをだい?」

 

レイ「眷属集めだよ。だれか知ってるやつでいいやついないか?お前の恋人はもう決定してるけどよ」

 

ゼレフ「そうだね。取りあえず僕の恋人が魔法方面に秀でているから駒は僧侶が一番相性いいだろうね」

 

レイ「ならそいつには僧侶の駒を使うとして他にはいないか?」

 

ゼレフ「僕を眷属にできたとはいえ兄さんの強さがわからないからなんとも言えないけど『黒龍』アクノロギアとかはどうかな?」

 

レイ「そいつは強いのか?」

 

ゼレフ「強いよ僕も撃退するのがやっとで倒しきれないぐらいには...」

 

レイ「そうか、じゃあそいつを眷属にするか」

 

ゼレフ「...え?」

 

レイ「ん?」

 

ゼレフ「そんな簡単に決めていいのかい?それにそう簡単に眷属にはならないと思うんだけど?」

 

レイ「ま、その辺はなんとか説得してみるさ。間違っても無理矢理眷属にしてその結果反逆しちまうってのは嫌だからな」

 

ゼレフ「ならいいけど...

 

 

ッ‼噂をすればなんとやらだね」

 

レイ「今こっち向かってきてるでかい魔力を持ったやつがそうなのか?」

 

ゼレフ「そうだよ。説得できそう?」

 

レイ「お前が撃退できるってことは実力はこっちが上だろうな後は、話しができるやつかどうか...」

 

ゼレフ「(随分あっさりと自分の方が強いって言い方するね...)」

 

?「ぬ?ゼレフ貴様一人じゃないとは珍しいな」

 

ゼレフ「そっちこそ珍しいね。いきなり襲い掛からずに話しかけてくるなんてね...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクノロギア」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アクノロギア「呪い持ちの貴様の隣にいられる者に興味を持ったにすぎん」

 

レイ「そうか、なら興味ついでに少し話をしないか?」

 

アクノロギア「なに?」

 

レイ「先に自己紹介しておこう俺はレイ・ドラグニル

ゼレフの兄にして悪魔

そしてゼレフの主でゼレフの呪いを解いた者だ」

 

アクノロギア「なんだと!!貴様がゼレフを眷属にしたというのか!?いや、それよりも呪いを解いただと!!?」

 

レイ「信じられないか?だが事実だ

まあそれは措いといてお前にも俺の眷属になってもらいたい」

 

アクノロギア「ゼレフを眷属にした貴様には興味はあるが生憎我は悪魔の眷属になどなる気はない!」

 

レイ「意見が割れた時は戦うしかないよな?俺が勝ったらお前には俺の眷属になってもらう!いいな?」

 

アクノロギア「我に勝つつもりか!いいだろう!我が勝てば貴様とゼレフには死んでもらう!」

 

レイ「それじゃあ早速始めようか

ゼレフ手ぇ出すなよ」

 

ゼレフ「ハァ...わかってるよ兄さん」

 

 

 

 

 

アクノロギア「往くぞ」

 

レイ「来いよ」

 

アクノロギア「黒龍の豪拳!!!!」

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァァァァン!!!!!!(レイの居た辺り一面にクレーターができた)

 

 

 

 

 

 

 

アクノロギア「(一撃で終わりかゼレフを眷属にしたというから警戒しておいたが呆気ないな)ゼレフよ貴様の主は死んだぞ今度は貴様にも死んでもらう!!」

 

 

 

 

ゼレフ「そんな......ッ...‼」

 

 

 

レイ「なにを言っている」

 

ゼレフ・アクノロギア「!!?」

 

レイ「俺は傷一つついていないぞ?」

 

アクノロギア「なんだと!!?(あれを受けて傷一つないだと‼‼こいつは危険だ最強の技で一気に片づける‼)

 

喰らえっ‼‼滅竜奥義!!冥道爆龍波!!!!(当たった相手を問答無用であの世に送る我の最強の技だ!どうすることもできまい!)」

 

 

ゴオオオオオオォォォォォォォォッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイ「Devil`s right arm to eat the magic(魔力を食らう悪魔の右腕)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ............

 

アクノロギア「なっ!?(我の魔法が吸収されただと!?)」

 

レイ「今度は俺の番だな

 

 

Devil`s left arm off a magic Shi Cry(食らいし魔力を放つ悪魔の左腕)」

 

 

 

 

 

 

 

ドガガガガァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!(アクノロギアの周辺一帯が更地と化した)

 

 

 

 

 

 

 

アクノロギア「ぐああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

ゼレフ「(あのアクノロギアを一撃だなんて...兄さん強すぎなんじゃないかな...)」

 

レイ「俺のかちだな(気絶しちまったし今の内に傷を治してやるか...PerfectHealing)」

 

ゼレフ「凄いね完全に回復している」

 

レイ「この術で何とかできるのは外傷だけだ病などは一切治せん」

 

ゼレフ「それでも凄いよ、この術があれば戦闘中でも即死じゃなければすぐに治るんだから」

 

レイ「褒めてもなんもでないぞ」

 

ゼレフ「それじゃあ今の術を教えてほしいんだけど」

 

レイ「なんだそんなことか構わんぞ

まあこいつが起きるまで暇だし今から教えてやるよ」

 

ゼレフ「ありがとう」

 

 

 

 

数十分後

 

 

 

 

アクノロギア「(ん...ここは...)」

 

レイ「起きたか」

 

アクノロギア「貴様は...」

 

レイ「何があったか覚えているか?」

 

アクノロギア「...我は負けたのだな...」

 

レイ「ああ、それじゃ約束は守ってもらうぞ」

 

アクノロギア「ああ、負けた上に約束まで破るぐらいなら死んだ方がマシだ」

 

レイ「そうか、じゃあ悪魔の駒を入れるぞ(う~ん、とは言ったもののなんの駒をいれるべきかこいつはドラゴンなんだし兵士なんて多数あるやつにすると今後他のやつを眷属にしたときにいざこざが起こりそうだしな、かと言って騎士ってタイプでもないし僧侶ってほど魔力中心の戦い方じゃないだろうし、そしたらやっぱり戦車だな!戦車にしよう!)

それじゃあ入れるぞ」

 

アクノロギア「ああ」

 

 

 

パアアァァァァ...

 

 

 

レイ「よし、転生完了だ」

 

アクノロギア「そうなのか?特別何かが変化したような感じはしないが?」

 

レイ「人間とかなら身体能力の上昇が肌で感じられるだろうけどお前はドラゴンだからなただ種族が変わっただけに思えるんだろう」

 

ゼレフ「あれ?じゃあ僕の時はなんだったの?」

 

レイ「お前は薄かったとはいえ最初から悪魔の血が流れていたからだろう」

 

ゼレフ「なるほど」

 

レイ「そういうわけでこれからよろしくなアクノロギア」

 

アクノロギア「ああよろしく頼む」

 

レイ「さて、移動の前になんか聞きたいこととかあるか?」

 

アクノロギア「いや聞きたいことはないが言っておくことがある」

 

レイ「ん?」

 

アクノロギア「我は元々人間だ」

 

レイ・ゼレフ「ふぇ?(え?)」

 

アクノロギア「失われた魔法(ロスト・マジック)滅竜魔法の副作用により竜化したのが我だ」

 

レイ「ほ~」

 

アクノロギア「今は竜化も完全に制御できており人の姿に戻ることもできる」

 

シュルシュル...

 

レイ「おお!ほんとに人の姿になった」

 

アクノロギア「一部分のみ竜化することもできる」

 

ボンッ(腕のみ竜化)

 

レイ「おお、凄いな副作用を放置しないでコントロールできるようにするとはな

それじゃあ今後は基本人間の姿でいてくれその方が余計な混乱とか生まなくてすむ」

 

アクノロギア「了解した」

 

レイ「これから移動するから今回は竜化したお前の背に乗って飛んで移動しよう...

 

そういうわけでよろしく頼む」

 

アクノロギア「ああ」

ゴゴゴゴゴゴ(完全竜化)

 

レイ「よし、行こうか二人とも」

 

ゼレフ・アクノロギア「うん(ああ)」

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

レイ「そういやアクノロギアって黒龍として有名なんだろ?だったら人の姿とはいえアクノロギアって呼ぶのは色々拙いんじゃないか?」

 

アクノロギア「そうかもしれんな」

 

レイ「よしこれからはアクノロギアの事を『ロギア』と呼ぼう」

 

ゼレフ「わかったよ」

 

ロギア「勝手に決めるな」

 

ゼレフ「まだ付き合いは短いけど兄さんは余程のことがない限り自分の意見は変えない人だから諦めた方がいいよ『ロギア』」

 

ロギア「貴様もか!我はもしやとんでもないやつの眷属になったのではないか?」

 

ゼレフ「今更だよw」

 

ロギア「此の先不安だ」

 

レイ「そんな褒めんなよw」

 

ゼレフ・ロギア「「褒めてないッ!!!」」

 

レイ「はっはっはっw」

 

 

 

 





いかがでしたでしょうか?
今回は前回までと違ってSide分けしないで書いてみました
個人的にはこっちの方が書きやすかったのでこれからもこの書き方で行こうと思ってます
暇なときに携帯のメモ帳にネタ(下書き)を書きながらやってるので暇が少しずつの時間でもそれなりの回数があればすぐに本文自体はできると思いますので
でき次第次を投稿したいと思ってます
では次回はいつになるかわかりませんがまた読んで頂ければ嬉しいです


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5 『妖精軍師(義妹)』との出会い

お気に入り登録者の数が増えてました
嬉しいです
今後も頑張って書こうと思います


 

レイ「ゼレフそろそろか?お前の恋人が入院してる病院ってのは」

 

ゼレフ「そうだねこの速さならあと十数分で着くよ」

 

レイ「そういえばどういう切っ掛けで知り合ったんだ?」

 

ゼレフ「えっ?」

 

レイ「いや、よくよく考えればお前と会ってすぐにややこしいことの連続でその事を聞いてなかったなと思ってさ」

 

ゼレフ「い、言わないと駄目かな?」

 

レイ「駄目だ 俺は生まれてからずっと修行し続けてたから恋愛感情とか全くわかんねーから経験談を聞いて参考にしたい

ロギア「我は興味ないがな

レイお前は黙ってろ!」

ゴスッ‼

 

ロギア「グッ!理不尽にも程があるぞ」

 

レイ「うるさい 興味ないんだったら口出すな

さて、それじゃあ聞かせてもらおうか?」

 

ゼレフ「え、え~と、あ!あれが僕の恋人が入院だよ!」

 

レイ「ちっ、着いちまったか

仕方ない今はお前の恋人が優先だからな

だが後でちゃんと聞かせてもらうぞ!

それからロギア、ドラゴンの状態で街に降りたら被害がでるからどこか人気のない森に降りてくれ」

 

ゼレフ「(できればこのまま忘れてほしい

っていうか舌打ちされた)」

 

レイ「さてそんじゃあ下に降りるぞ~病院には全員で行くからロギアも人型になってついて来いよ」

 

ロギア「了解した」

 

レイ「ほれゼレフ案内しろ」

 

ゼレフ「わかったよ兄さん此方だ」

 

 

レイ達は無事人気のない森に降り病院へ向かって歩き出した

 

 

 

 

~~~~~移動中~~~~~

 

 

 

森を抜け街を歩き病院に入っていく

しかしゼレフはともかくレイとロギアは目つきが恐ろしいので

周りの人たちを無意識に威圧していた

 

ゼレフ「友人の見舞いに来たんだけど????の病室は何号室かな?

 

看護師「あっはい????は○棟の×××室です」

 

ゼレフ「ありがとう」

 

看護師に聞いた場所に向かって歩きだした

その後目的の病室まで何気ない会話をしながら歩いているといつの間にか目的の病室の前までたどり着いた

ノックをして声をかける

 

ゼレフ「ゼレフだけど入っていいかい?」

 

?「いいですよ 入ってください」

 

ゼレフ「やあ久しぶりだねメイビス」

 

メイビス「久しぶりですねゼレフ

呪いに掛かってからは会うのは初めてですね」

 

ゼレフ「そうだね

話たいことは沢山あるけどまず此方にいる二人と君のことをそれぞれ紹介しないといけないから」

 

メイビス「ええ、お願いしますね」

 

ゼレフ「うん、それじゃあまずは二人に僕の恋人を紹介するね

此方の女性は『メイビス・ヴァーミリオン』僕の恋人で魔力・魔術方面にとても秀でた才能を持っていながら努力も怠らない人としてとても素晴らしい方だよ

以前起こった魔法師同士の戦争ではその慧眼と知略で戦況不利だった自軍を勝利に導いたことで『妖精軍師』と呼ばれるようになったんだよ」

 

メイビス「そんなに真っ直ぐ言われると流石にはずかしいです...カアァ」

 

ゼレフ「性格はかなり子供っぽいとこがあるね」

 

メイビス「上げて落とされた!?」

 

ゼレフ「次に...

メイビス「無視しないでください」

 

ゼレフ「ごめんね後でね

それで次はこちらの銀髪の人は僕の兄で名前をレイ・ドラグニル、悪魔で僕の主で更には僕の呪いを解いてくれた人だよ」

 

メイビス「え!?お兄さん‼?悪魔‼??呪いを解いた‼???」

 

ゼレフ「ちょっと待ってね順番に説明するから」

 

 

 

 

~~~~~説明中~~~~~

 

 

 

 

ゼレフ「と、いうわけなんだけどわかった?」

 

メイビス「はい、色々気になることがありますが取りあえず言われたことは理解しました」

 

レイ「よろしくな義妹よ」

 

メイビス「はいお義兄さん」

 

ゼレフ「それじゃああそこで背を壁に預けて立ってるひとなんだけど、あの人は僕と同じ兄さんの眷属で戦車の駒を与えられた伝説の『黒龍』だよ」

 

メイビス「へ?『黒龍』ってあの伝説のアクノロギアですか?」

 

ロギア「ああ、我が『黒龍』アクノロギアだ」

 

レイ「長ったらしい名前だよな、だからもう面倒臭くなって俺等はロギアって呼んでんだわ」

 

ロギア「貴様らだけだ我をその様に呼ぶのは」

 

メイビス「ゼレフ‼どういうことか説明して下さい‼」

 

ゼレフ「ああ、うん、えっと...(やっぱりこういう反応になるよね...)」

 

 

 

 

~~~~~再び説明中~~~~~

 

 

 

 

ゼレフ「こんなとこなんだけど...メイビス?」

 

メイビス「そんなまさかあの『黒龍』の攻撃を受けて無傷でしかも逆に一撃で倒すとかどんな化け物ですか...」

 

メイビスは唖然としていた

 

ゼレフ「(まあ、それについては否定できない...)」

 

レイ「それでどうだ?俺の眷属になるか?」

 

メイビス「ええ、是非」

 

レイ「そりゃそうだよな

いくら命が助かるって言ったって悪魔になるのには抵抗あるよな、こっちは今すぐ答えが欲しいってわけじゃないからよく考え...

メイビス「あの!

レイ「ん?」

 

メイビス「私をお義兄さんの眷属にしてください‼」

 

そう言ってメイビスは頭を下げた

 

レイ「俺がいうのもなんだがそんな簡単に決めていいのか?」

 

メイビス「はい、あなたの眷属になればまだまだ冒険ができるんですよね?」

 

レイ「ああ、しばらくは眷属探しも兼ねて旅をしようと思ってる」

 

メイビス「じゃあもう迷う理由はありません

ゼレフがいて、病気が治って、長い寿命を持っていて、旅もできる

こんだけ揃っていて断る理由はありません!」

 

レイ「そうかじゃあお前には俺の僧侶になってもらう」

 

メイビス「なんでその駒にしたんですか?」

 

レイ「ゼレフがこれがいいんじゃないかって言ったから」

 

メイビス「随分信頼なさっているんですね」

 

レイ「ゼレフは俺の兄弟で女王だからな信頼しない訳がない

それに俺は眷属は家族だと思ってる。家族を信頼できないで王など勤まらんからな」

 

メイビス「(この方は素晴らしい方ですね

私が今まで聞いてきた悪魔は眷属を戦いの道具や性欲発散の奴隷にしか思っていない酷い悪魔しかいませんでしたから

この方の眷属なら楽しく暮らせそうですね)素晴らしい考えをお持ちですね流石はお義兄さん」

 

レイ「褒めても飴しかでないぞ」

 

ゼレフ「(いつ買ったんだろう...)」

 

メイビス「わーい飴嬉しいです」

 

レイ「そうかそうか

それじゃあメイビス眷属にするのに良さそうなやつの話とか聞いたことないか?」

 

メイビス「すいません

ここ何年か入院生活だったものですから」

 

レイ「っと悪いな野暮なこと聞いて」

 

メイビス「いえわざと聞いたわけではなさそうですし」

 

ゼレフ「兄さん」

 

レイ「なんだゼレフ?」

 

ゼレフ「僕に一人心当たりがいるんだけど」

 

レイ「なに?だれだ?」

 

ゼレフ「僕たちのもう一人の兄弟だよ」

 

レイ「もう一人の兄弟?」

 

ゼレフ「そう正確には僕たちの弟なんだけど勧誘してみたらどうだろう?」

 

レイ「そうだな誘って断れたならまだしも(させないが)誘わないってのは選択肢にないな

よし次の予定は決まったな

俺たちのもう一人の兄弟を勧誘しに行く!」

 

ゼレフ・ロギア・メイビス「「「了解」」」

 

レイ「それじゃあロギア『探知』は俺がやるから移動は頼む」

 

ロギア「了解した」

 

レイ「来る時も言ったがこんなところで竜化したら町に被害がでるからな

ひとまず人気のない向こうの森に行こう」

 

 

病院に悪魔になって治ったから退院しますなどと言えるわけがないので認識阻害の魔法をかけて脱走という形をとった

 

 

 

 

~~~~~移動中~~~~~

 

 

 

 

ロギア「(完全竜化!)」

ゴゴゴゴゴゴ

 

メイビス「ホントに伝説の『黒龍』アクノロギアだったのですね...」

 

レイ「なんだメイビス?信じてなかったのか?」

 

メイビス「正直此の姿を見るまでは信じられませんでした」

 

レイ「正直者だなw

そんじゃ行くか、よっと」

 

 

次々にアクノロギアの背に乗り込み

全員が乗ったところで空に飛びあがった

 

 

メイビス「うわーーーーー!!

高いです!凄いです!空を飛んでます!」

 

レイ「メイビスは無邪気だなw」

 

ゼレフ「そうだね僕もあの純粋さは心惹かれるもがあるよ」

 

レイ「そういやお前とメイビスの出会いについて聞いてなかったよな」

 

ゼレフ「うっ(やっぱり覚えてたか)」

 

レイ「さてさて『探知』したらそれなりに時間がかかる場所だしじっくり時間をかけて事細かに話してもらおうか...」

 

メイビス「いいですよー♪」

 

ゼレフ「メイビス‼?」

 

メイビス「いいじゃないですか、どうやって付き合ったかではなく出会いだけなのですから」

 

レイ「ん?何言ってんだそれについても話してもらうぞ?」

 

ゼレフ・メイビス「「えっ?」」

 

レイ「当り前だろう?ニヤニヤ」

 

ゼレフ・メイビス「「勘弁してください‼‼」」

 

 

二人は綺麗な土下座をした

 

 

レイ「だが断る‼」

 

 

しかし意味はなかったようだ

 

 

ゼレフ・メイビス「「そ、そんなぁぁぁ~~~~~」」

 

 

 

この後ゼレフとメイビスは自身の出会いと馴れ初めを義兄に事細かに話し続けるという精神面を標的とした拷問が目的地に続くまで延々と続いたがそれはまた別のお話し..

 

 

 

 

 




やっぱりメモ書きだけでは完成しませんね
メモ書きだけだと3000字を切っていたのですが本文にかいたら3500字越えをしていました
治しを入れると文字数が増えていく傾向があるな
気をつけなければ


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6 『火竜とその師との出会い』



細菌忙しくて前の投稿からだいぶ日にちがたってしまいました
かなり殴り書き風になってます
後からかなり修正入るかもしれないです


 

 

メイビスを眷属にしてから数時間後

 

 

「レイよ」

 

「なんだ?」

 

「貴様らの弟とやらの所まではまだあるのか?」

 

「そうだな、この速度ならあと一時間ってところだな」

 

「そうか」

 

「どうかしたのか?」

 

「なに、貴様等兄弟がそろって化け物だからな

その弟とやらも化け物なのかと思ってな」

 

「なるほど。どうだゼレフ」

 

「少し喧嘩っ早い所はあるけど普通の子だよ」

 

「貴様の普通は当てにならん」

 

「ロギア、それには私も入ってるんですか?」

 

「貴様とは戦ってないからわからん」

 

「じゃあ今度戦ってみましょうか!」

 

「よかろう」

 

「なんで二人ともそんなにノリノリなの…」

 

「お前は戦いが嫌いなのか?」

 

「嫌いって程じゃないけど好きではないかな」

 

「そうかい――っとそろそろだな

ロギア下に降りてくれ」

 

「わかった」

 

 

「さて…と、それじゃあ俺とゼレフの弟君を探すか」

 

「そうだね」

 

 

ドオオオオォォォォォォン

 

 

「あそこか…」

 

「あそこだね」

 

「あそこだな」

 

「あそこですね」

 

「…行くか」

 

しばらく歩くと茶髪のオールバックに髭面のおっさんがいた

 

「なんだお前ら?」

 

「魔力の気配が違うな…人違いか…」

 

「おい」

 

「ああ、すまんすまん

俺はレイ、後ろにいるのがゼレフとメイビスそしてロギアだ」

 

「そうか、俺はギルダーツだ」

 

「そうかギルダーツ」

 

「ん?」

 

「ちょっと人探しをしてるんだが協力してもらえないか?」

 

「いいぜ、俺は今世界中を旅してるからな

交友関係はかなり広いから役に立てると思うぞ」

 

「そうか、それはありがたいな

俺たちが探してるのは弟なんだ」

 

「そうか、弟さんか。名前はなんていうんだ?」

 

「ナツ・ドラグニルだよ」

 

「は?」

 

「ん?」

 

「ナツっていったか?」

 

「うん」

 

「それ俺の弟子だわ」

 

「え?本当?」

 

「ああ、今も修行中でな

っていっても今は飯狩りにいったからもう少ししたら

帰ってくると思うぞ」

 

「それじゃあ待たせてもらっていいか?」

 

「いいぞ」

 

 

 

ギルダーツと何気ない話しをしながら待つこと数分

 

 

「ただいま~」

 

「おう!お帰り!お前に客来てるぞ」

 

「あ?俺に客?」

 

「よう」

 

「久しぶり、元気だった?」

 

「ゼレフ!?なんでここに?」

 

「君を探してね」

 

「へ~、なんか用?」

 

「君に紹介したい人達がいてね」

 

「?」

 

「初めましてナツ君。私はメイビス・ヴァーミリオン

ゼレフの彼女です」

 

「え?ゼレフに彼女いたの!?」

 

「どういう意味かな?」

 

「いや…ゼレフに彼女できると思わなかった…」

 

「ナツ…それは流石に酷いんじゃないかな…」

 

「ああ!悪かったって!」

 

「ふん、そんな阿呆は放っておけ

我はアクノロギアだ」

 

「お前強そうだな!」

 

「そんな事よりも貴様から龍の気配がするが…」

 

「ああ、俺は滅竜魔導士だからな」

 

「成程…だが、それだけではなかろう?」

 

「ああ、俺の中にはイグニールがいる」

 

「そうか…大方竜化の抗体を作ってるといったところか…」

 

「すげえ!なんでわかったんだ?」

 

「我もそうだからだ」

 

「は?」

 

「我は滅竜魔法の過度の使用により竜化した存在だ

今では自由に制御出来ているが竜化した直後は意識がなく

ただ暴れるだけの存在だった」

 

「そうだったのか!」

 

「イグニールが抗体を作り終え貴様の体内から出てきたら

礼でも言っておけ」

 

「ああ!」

 

「話しは終わったな。初めましてだな、ナツ

俺はレイ。レイ・ドラグニルだ

お前とゼレフの腹違いの兄だ」

 

「えっ!?俺の兄ちゃん?」

 

「ああ」

 

「俺にゼレフ以外の兄弟いたのか」

 

「安心しなよナツ。僕も最近まで知らなかったから」

 

「そうなのか」

 

「先に言っとくと他には兄弟はいねえからな」

 

「わかった」

 

「それでお前の元を訪ねた理由なんだが…」

 

「おう」

 

「先に確認したい。お前は裏の事を知ってるか?」

 

「知ってるぜ!ギルダーツから教えてもらったからな!」

 

「ほう」

 

「ああ、俺は冥界に何回も行ってるし情勢についても大体把握してるからな

ナツにも何回も説明したんだけどよ…」

 

「よくわかんねえ!」

 

「こいつ馬鹿でな…」

 

「…どれ位わかる?」

 

「え~と、天使と堕天使と悪魔とドラゴンと…あと他にもなんかいろんなやつが

いるってこと!」

 

「…ってな感じでここから進歩しないんだわ」

 

「…そうか」

 

「これかなり砕いた説明だけすればいいんじゃないかな?」

 

「そうだな…

あのなナツ」

 

「ん」

 

「俺たちは全員悪魔だ」

 

「うん」

 

「そんでこの駒を使えばお前も悪魔になれるんだがなるか?」

 

「なんで?」

 

「悪魔になったら寿命が伸びるから楽しいことが沢山できるし

修行も好きなだけできる

どうだ?」

 

「わかった!俺悪魔になる!」

 

「それじゃあこれからよろしく」

 

「おう!」

 

「ちょっといいか?」

 

「なんだ?」

 

「それ悪魔の駒だろう?」

 

「ああ」

 

「つーことはお前さんは自分の弟を下僕にして

こき使おうと思ってるのか?」

 

「いや。俺にとって眷属は家族だ

家族を無碍にしたりはしない」

 

「その証拠は?」

 

「はっきり証明できるものなどないが…

そうだな少し俺の生まれを話そうか

俺は生まれる前から魔王級の魔力を持っていた

その為生まれてすぐ魔王直々に命を狙われた

それを救ってくれたのは俺の両親だ

両親は俺を見捨てれば長生きできたにも関わらず

俺を守ってくれた

俺はそんな両親を心から尊敬してる

故に俺は両親のように家族をそして眷属を

いつかできるかもしれない我が子を

必ず守る。そう心に誓っている

これじゃダメか?」

 

「いや…十分だ」

 

「そうか」

 

「そんじゃあ俺もお前さんの眷属にしてくれないか?」

 

「…いいのか?」

 

「ああ、お前さんの眷属なら楽しくやっていけそうだ」

 

「俺に拒む理由はないな」

 

「よろしく頼むぜ」

 

「ああ」

 

 

 

「それじゃあ二人ともこの魔方陣の上に立ってくれ」

 

「ああ(おう)」

 

パアアァァ…

 

 

 

 

 

 

 

「そんでこれからどうするんだ?」

 

「まずは眷属集めだ

親から譲られたこの悪魔の駒は全て家族として

共に生きていきたいと思ったやつに使おうと思ってるからな」

 

「そうかい。ならここから更に西の国なんてどうだ?」

 

「そこにだれかいるのか?」

 

「仙人」

 

「仙人?なんで知ってんだ?」

 

「旅の途中でその仙人の修行場所にばったり行き着いてな」

 

「なるほど、ならばひとまずそこに行って勧誘してみようか」

 

「結構遠いぞ」

 

「大丈夫だ」

 

「また我が乗せて飛ぶだけだろう…」

 

「いや、歩いて行こう」

 

「は?(え?)」

 

「ここまでずっとロギアに飛ばせてばかりで道中を楽しんでなかったからな

幸い俺たちは悪魔だ

時間はある」

 

「それもそうだね」

 

「確かにな」

 

「じゃあ皆で冒険ですね!」

 

「冒険か~、わくわくするな!」

 

「俺は慣れっこだがな」

 

「そんじゃあ行くか」

 

『了解』

 

 

 

 





かなり短いですね
時間できた時に修正入ります


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