ONE PIECE 転生&転性 (通りすがりの駄猫)
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1話

……私は死んで転生しました。

 

 

 

や~、確かに自分でも こんな事を言うなんて頭が可笑しくなったかなと思いたいですが、事実なんだか仕様がないじゃないですか。

 

 

 

だって 自称神様と名乗る コスプレイヤーなお爺さんが

 

「君を転生させる!!!」

 

なんてドヤ顔で言ってきたから 私としたら

 

『変態とあまり関わりたくないなぁ。。。』

 

って思ってもしょーがないですよねぇ!!!

 

 

 

ですので、 仕方なく了承してしまいまいましたよ!?。

 

 

 

確かにおKしました。 その後 あんな事や こんな事 っと 天界で色々有り いざ転生してみたら…

 

 

 

えっ……

 

 

 

真逆こんなしょーもないオチがあったなんて思わなかったんです。

 

 …グスン  泣いてないよ  これは汗だもん。。。   ………バカぁぁぁ

 

 

 

 

では、私の不幸迄の道のりをダイジェストで御覧ください。

 

 

 

 

転生前の私 簡単ですが自己紹介をしましょう。

 

 

転生前にあたる現世での名は ()香里菜(カリナ) よく名前が変わっていると言われますが、 それ以外には特に変哲の無い何処にでも居るようなD女子校に通う至極普通の女子高生でした。

 

強いて言えば 空手部に入る程 格闘技(主に空手や剣道など)が好きでボーイッシュ気味 というのと アニメ(ジャンプ作品やサンデー作品など)が好きな一寸オタク気味な娘でした。

 

オタク気味ではありましたが、 よくある 非リア充 や ボッチ って訳ではありませんよ!

 

彼氏もちゃんといましたし

 

頭も そこそこは良いと自負もありますし

 

学校の部活では 後輩には慕ってくれる子も居まし ちょくちょく面倒を見てくれる優しい先輩達も居ましたから 決して ヒッキー ではないでした。

(しかし 3学期に入り後輩の女の子が 獣のような目をし『お姉ちゃん 私達を苛めて(可愛がって)と呟きながらゾンビのように襲い?掛かろうとして来たのは黒歴史である』

 

 

 

そしてすべてが終わり始まる日が来た。

 

 

その日 偶々学校が休校日だった為、 ソファーに寝っ転がりながら 朝飯の野菜&ハムかつサンドイッチを摘んでいた。

 

でしたが何を思ったのか 部活用として使うサポーターが切れ掛かっていたのを不意に思い出し 自宅から徒歩20分程のスポーツジムに隣接してるショップに買いに出掛ける事にした。

 

 

目当ての物と某大豆バーを(SALEだった為大量購入したら店員さんからドン引きされた)を買い終わり

 

ポ○リ風スポドリを飲みながら、 「今月発売のラノベを買うために書店にでも寄ろっかなぁ」 などと考えながらゆっくり帰っている。

 

 

「キャー」

突然後ろから焦りの感じる 女性の甲高い悲鳴が聞こえ 驚きながらも振り返った。

 

 

4,5歳位と思われる男の子がボールを拾い上げる

 

 

少し距離があるが その後ろから結構なスピードで迫り来るトラック

 

 

男の子の母親と思われる女性が悲鳴を上げながらへたり込んでいる

 

 

先程の悲鳴が座り込んでいる女性であるのを理解するよりも早く 散々部活で鍛え上げた足が全力で地面を駆け出していた。

 

 

 

パリンッッ     ガッ シャーーーンッ     ドンッ

 

 

 

ガラスが割れ当たりに飛び散る甲高い音   トラックと人がぶつかり何かが砕けた嫌な音   人が地面に落ちる音が騒音の中で嫌に大きく響いた。

 

 

私が最後に見たものは 男の子が母親に縋り付き嗚咽を漏らしながら泣く姿と、  母親が子供を抱き上げ さめざめと泣く姿、  誰かが悲鳴を上げながら『救急車ッ』と叫ぶ姿が意識が朦朧となりながらも確かに見えた。

 

 

「わたs、しん 、だ  なぁ 」

 

まぁ、あの子が助かったのなら それも良いかな。

 

 

 

でも、 結局親孝行できなかった両親、 来週デートの約束していた彼は 泣いてくれるかなぁ?

 

そんな事を考えながら私は意識を手放した。

 

 

 

 

ね、 ここまでなら ちょっとロマンチックで 感動的なお話でしょ!?

 

でも、やっぱり…… テンプレってあるんですよねぇ

 

 

 

 

「ッ ここは… 何処? 」

 

「やっと起きたか まったく」

 

あれ、確か… あの時 私は 死んだ筈 だけど…

 

「不思議そうな顔をしてのぉ  特別に質問に答えてあげよう。

 ここは転生の義を行う神殿だ 人間達で言うところの天界と呼ばれる場所じゃ。 そしてワシが此処の長で 12柱で連なる創造神の一角 輪廻の輪に住まう者達の転生を司る神 人間達はワシをガルバラスと呼び敬い崇める存在だ!!!!!!」

ドォォォォ ヤァァアア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りを見回してみた。

何処までも続く真っ白い空間が広がる。

 

自称創造神(笑) とか言うこのコスプレイヤーは 古めかしい服に身を纏い 如何にもな身長程はあるだろう杖を持つ老人の言葉は突拍子もない事に聞こえるが この異様な空間を考えるに 強ち嘘を喋っている訳ではなさそうだ。

 

先程から聞いてもない事を、ベラベラと よく喋るお爺さんだ。 それにドヤ顔が地味にウザい

 

だがそんな考えを口に出さずあくまで敬語で聞いた。

 

「なぜ 私は此処に呼ばれたのですか?」

 

「よくぞ聞いた 君を此処に呼び寄せたのは転生させる為じゃ」

 

「理由を聞いても?」

 

「あぁ 最近神たちの間で人間を転生させるゲーム(神の戯言)が流行っているからじゃ」

 

先ほどからの話を聞いて薄々気がついていたが、真逆そんな、くだらない理由だとは… 予想外だった。

 

「転生先は、聞いても良いですか?」

 

「フンッ あまり驚かないのぉ つまらん  まぁよい 転生先は人間共の書物で ONE PIECE と呼ばれとるところじゃ」

 

 

え、本気!? あんな死亡フラグが乱立してい所 転生先の場所が悪かっただけで即死するような危険地帯じゃないですか!!!!。

 

転生先を聞き顔色が悪くなっていると シテヤッたり顔で話しだした。

 

 

「直ぐに死んでしまっては面白く無いからのぅ 特典ぐらいは付けてやるわい」

 

ふぅ それなら即死は無さそうだ。

 

「因みにいくつ貰えるのですか?」

 

「考えてなかったが そんだのぅ 3つとする」

 

まずい、 ちょっと失言しちゃったかも でも三つかぁ…

 

「では一つ目ですが、 才能の限界を無くして下さい」

 

「出来はするが 逆に言えば努力せねば、何も出来ないがよいな」

 

「えぇ それで構いません」

 

前世? も自分の才能の無さで苦い思いを何度かさせられたから。 それに次の願いと合わせれば…

 

「2つ目ですが ここで 修行がしたいんですが… 」

 

「ほぅ 少しは頭が回るみたいだのぅ 

 

 

 

 

 

 

……おもしろい  よかろう」

 

 

 

パチッ

神が指を鳴らすと突然景色が回り始め、気づいた時には広大で自然公園のような芝生が広がっていた。

 

……あれ、 もしかして 修行の相手って  お爺さん!? 流石に無理が…」

 

「ワシは神じゃ 強いに決まっているだろ―が」

 

「あれ、考えがよめr「がっつり声に出てたわ アホっ」 スミマセン」

 

「では、 修行を開始する。」

 

 

 

 

 

 

 

――6年後――

 

 

 

 

 

 

 

「……やっと 終わったようだのぉ」

 

「えぇ あとは 『実戦経験を積め』 だ、そうです」

 

最初の修行開始より6年と少しが経った。

 

神々の使う格闘技術 名を神技(しんぎ) をほぼ完成形まで鍛え上げた。 そして神技(しんぎ)を主に ONE PIECEに転生後 困らないようにと 覇気 六式 を基礎のみではあるが習っていたら結構な年月が経っていた。 何ともマヌケな結果になってしまったが簡単には死なない迄には鍛え上げたつもりだ。ドヤッ

ッ スミマセン 調子に乗りすぎました。

 

 

「はぁ…  でも真逆、 1年経たずに…」

 

「アホッ ワシを貴様等と 一緒に考えるな どアホッ」

 

っと言うのも 6年間も修業したのにも関わらず 創造神とは最初の3ヶ月までは良かったが4ヶ月目に入ったみたら完全に相手になら無くなってしまった。

 

貴様等とは 仕方がなく残りの5年半近くの間 技術面を主に鍛えてくれた部下の事で 創造神の部下の中でも比較的強い者(神視点での…)達に習っていた。

 

 

「神は何でも出来る では ありませんでしたっけ?」

 

この6年間でだいぶ口調が砕けた。

 

「う、 五月蝿いわ はよ 逝って来い」

ヒュ ヒュー ドコッ

 

突然手を前に翳し ブラックホールの様な物が出来たと思ったら その中に蹴り飛ばされた。

 

「え、ty…」

 

「やっと、行ったか  やっと静かになったわい」

 

 

「あ、ワシとしたことが3つ目を忘れてしまった! ま、いいか 精々死ななきゃいいがなぁ」

 

そう言うと神は霧のように消えた。 最後に微笑みを残しながら。

 

 

 

 

っと言う訳でして転生した私ですが…

 

 

転生先はジャングルの 真ん中に位置する所にある平屋でした。

 

そこ迄は良かったのですが…  なんと、 ここで 悲劇が起こります なんと……

 

 

………………男の子になってしまいました。

 

神のブァ―カァーヤァロォーー

 




人間の体内存在する気をあやつる格闘技術。

柔神技(じゅうしんぎ)…徒手と足技を駆使し敵の筋肉・内蔵にダメージを与える技術。
刀神技(とうしんぎ)…名の通り刀を使い接近戦と長距離攻撃をあやつる技術。
歩神技(ほしんぎ)…歩き方など 要は瞬歩です。


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2話

短くてごめんなさい!! 後これでもう早ストック切れです(`・ω・´)ゞ


「ぃっ痛~  ふぅ。」

 

あんの爺さん いきなり蹴り飛ばしやがって!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはよう ございます!!!

 

自分の体でTS転生をやってしまった私ですが、 この世界(ONE PIECE)に来て 結構な月日が経ちました。

日付を余り付けていなかった為 正確とはいきませんが2度冬が来た事察するに2年程が経ったと思います。

 

 

 

 

 

まず 自分がこの世界(ONE PIECE)に転生直後ですが。

 

「ッ痛 あれ ここ何処!?」

 

あれ、これ デジャビュ ???

まぁそれは置いといて、  まずは 現状把握をしましょう。

 

右を見て 左を見て また右を見る。

 

「うん、此処は家だね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に神様からの手紙についてです。

内容は…

 

 

『手紙を見ているという事は 転生には成功したようじゃの

 

では、 用件を伝える。

 

 まず 一つ目にその家には結界が張られている 猛獣達は近付けないようになっている為 其処に居れば死ぬことはないだろう。   そして その無人島には 2年後 レッドラインへの船が通るようにしておいた それに乗ればマリンフォード周辺への経由にはなるが 何処にでも行けるじゃろ!  これはサービスじゃ

 

 

 では 二つ目に 3つ目の願いを叶えてやると言ったが 肝心の内容は聞きそびれてしもおた なのでこちらで勝手に決めたが  まぁ許せ

 

 そして 三つ目に 前世での名前は使えないと説明したと思うが  そちらでのこれから使って貰う名は ()() とする。  フフッ あと男にしておいたぞ!!!!! 

 

 最後 四つ目は 

 

 

 

       精々ワシを楽しませろ』

 

 

 

との 事でした。

 

手紙を見て特典を一つ忘れてしまった事を思い出し 柄にもなく orz 状態へとなってしまいました。

まぁ、結局ランダムとなってしまいましたが ポジティブに楽しみが増えたと考え 今では一寸した楽しみになってしまいました。  (自分でも ちょろい性格してるなぁ なんて思いますが あえてツッコまないで欲しいです…。)

 

 新しい名前は虎白ですか~~~!!! まぁ あのお爺さんにしてはセンスの効いた名前ですね。

 

 

そして 何より オ・ト・コ・に・さ・れ・た--- 誰か 私に  ロンギヌスの槍(神を殺せる何か)を 下さい。。。

 

 

 

 

 

 

 

そして、 ここからが 悪夢のようでした。

 

最初の頃は平屋に篭もり 今の時代や現在地などを調べたり 座禅でも組みながら覇気の修行等をしていたのですが、 余り重要な情報が得られなかった為

 

意を決し 初めてに出ました。

 

 

「ぎゃーーー ッ」

そう、目の前に 熊がいる。

 

デカイデカイデカイ デカすぎ― きゃーーー

 

熊は立ち上がってい無いのにも関らず 全長5m以上はあり 自分が余りにも小さく感じる。

 

――ヴォー ガオォ

 

「 ッ  しゃーなしですね。 」

 

 

――正拳・壱式

 

 

………ドンッ

 

 

少しの沈黙の後 とても短くだが爆発的な打撃音が 静まり返った森のなかで響いた。

 

--ガオッ ヴァー

 

「え? ……ほぼ無傷!? ッヤバ」

…ドォ――ン

 

熊は余り堪えた様子もなく 徐ろに右腕を真上から振り下げた。

 

 

 

 

 

 



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