ドラえもん のび太のがっこうハザード (味噌神のスペリア)
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あたらしいまちへ

A.D.199X年 7.28

 

僕達は夏休みの初日にドラえもんにとある無人島に連れて行ってもらった。

 

誰にも邪魔されず好きなことをやって思う存分バカンスを楽しんだ。

 

そして、帰宅の日・・・

 

三日も見ていない家族の顔が見れると思うとなんだかうれしい気分になる。

 

だけど、待っていたのは悪夢だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空間にピンク色のドアが現れ、そこから子どもが3~4人と一体のロボットが現れる。ドアの向こうには、綺麗な海と広い砂浜が見える。

 

 「うわぁ~すっげー楽しかったぜ!!」

 

 「あ~やっとママに会えるよ。」

 

「いざ家族の顔を何日も見ないとなると恋しい思いをする物ね。」

 

一緒に冒険して来た友達との会話

 

 

「じゃあ僕は久し振りにミーちゃんに会いに行ってくるよ。」

 

ドラえもん。勉強もスポーツも碌に出来なかった僕にいろんな夢を見せてくれた青いロボット・・・僕が今まで頑張ってこれたのも、全部君が隣に居てくれたからだと思う。

 

僕はドラえもんやジャイアン、スネ夫と別れる。

 

あの時 僕は宿題の事を言われるのが嫌で、帰ってきたばかりなのに昼寝をした。その判断が、あの事件で生き残ることができた要因の一つになるとは思いもよらなかった。

 

僕が昼寝をしていると一階からママの叫び声が聞こえた

僕は飛び起き 急いで一階の台所に向かうと

そこでは、見知らぬ女性がママにナイフを何回も何回も刺していた。

 

「ママ!あなた 何をやってるんだ!」

 

「…うるさい」

 

「うわっ!!」

 

女性は僕に向かってナイフで切ろうとしたが

僕はとっさに避け 台所にあった包丁を取り

僕は包丁で女性を刺した

 

「……」

 

女性はそのまま床に倒れた

 

刺した感触

僕は初めて人を殺した

だけど、僕は真っ先にママの元に向かったが…

ママは………………

 

 

僕はママが死んだことで泣いた

これは夢だ…悪い夢だと

ドラえもんに会えば…ドラえもんが悪い夢を覚ましてくれるはずだ…僕はドラえもんを探すことを決めたが

外が騒がしいことに気付き

僕は包丁を持って

外に出ると そこは…地獄だった。

 

 

 

 

ガタンガタンと電車の音が聞こえる

のび太は目を開けると

電車の車内の椅子で眠っていた

 

「…!!…夢か…」

 

「どうしたんだい?のび太 汗が酷いぞ?」

 

「え、うん…ちょっと悪い夢を見てたんだ…」

 

前にいるのは、のび太の父ののび助が

魘されていたのび太を心配していた。

 

「のび太…あの事はお前は悪くないんだ…

ママだってお前の幸せを願っているさ」

 

「うん…パパ…」

 

「すまないな…会社から辞令が出て

引っ越す事になって 友達と別れる事になってしまって…」

 

「ううん…仕事なら仕方ないよ

僕だって高校生だしね 皆とはちゃんとお別れしたから…」

 

のび太が鞄から取り出したのは

2枚の写真

1枚目はあの事件を乗り越えた仲間たちとの写真

2枚目は成長した僕たちの写真

 

あれからは大変だった

バイオテロで沢山の人が死んで

学校の友達も近所の人も死んだ

でも、あの事件で僕たちは成長した

ドラえもんは孫のセワシと一緒に未来に帰った

レオンさんやアシュリーさんとの出会い

レオンさんから大切な物を貰った

今は鞄の中に直している これを使わないことを願って

 

 

「のび太 ついたぞ ここが巡ヶ丘だ」

 

ここが新しい町…巡ヶ丘…

 

 

のび太は巡ヶ丘でまたあの悲劇が起こるとは

まだ知らない。

 

 

 



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あたらしいであい

のびハザ×がっこうぐらし!の
クロス小説を見て頂いてありがとうございます

何故この小説を書いたのか?
仕事をしていたら急にこの小説を浮かび
書いた次第です。

あとは、ピンク色のドアと書いていますが
秘密道具の名前は書かないようにしています
なので、何で名前書かないの?って感想に来ても
スルーします。間違った所があれば
感想をしてくれたら嬉しいです
すぐに書き直します

この小説が完結するまで
どうか 皆様のお力を借りれたら
作者 味噌神のスペリアは頑張って書けそうです

感想 評価 お待ちしております。


のび太はのび助と電車から降りると

そこは、巡ヶ丘駅北口の駅だった

 

 

自然があり色んな施設や設備が充実した

場所だと僕の友達の出来杉君は言っていた

僕が明日から通う

巡ヶ丘学院高校は就職率も高いと聞いたから

パパと相談して この学校を選んだ

 

試験も受け 巡ヶ丘学院高校に受かり

明日から二年生として

新しい学校生活を楽しんで行こうと思う

 

 

「パパ 新しい家ってどこらへんなの?」

 

すると、のび助は紙を広げ

住所を調べるが のび助はんーっと

悩んでいた。

 

「のび太…すまない 住所は分かるんだが…場所が分からないんだ」

 

「えぇ!?ど、どうするの!パパ!」

 

「仕方ないから 交番を探して お巡りさんに聞くしかないな…」

 

最初からこんな調子で大丈夫かな?と

考えるのび太だったが

横に止まっていた赤い車から声が聞こえた。

 

「あの?どうしましたか?」

 

窓が開くと

中から一人の女性が顔を出した。

 

 

「すいませんが…この住所の場所 分かりませんか?」

 

のび助は女性に住所が書かれた紙を見せると

女性は驚いた顔をした。

 

「奇遇ですね 私の家がこの場所なんですよ!

もしかして、新しく引っ越して来た野比さんですか?」

 

「えぇ 野比です」

 

「そうなんですか!実は私の家のお隣さんなんで

凄い偶然でビックリしました!」

 

「そうですね 僕もビックリしました」

 

のび助と女性は笑い合っていたが

のび太は話に入れず のび助の後ろに待機していた。

 

「えっと 私 今から家に帰るので

後ろに乗りませんか?」

 

「いいんですか?初対面なのに

申し訳ありません」

 

「いいんですよ!野比さん いい人そうなので

後ろの息子さんもいらっしゃいますので

遠慮なさらず乗って下さい」

 

「ありがとうございます!ほら、のび太」

 

「ありがとうございます」

 

「どうぞ 乗って下さい」

 

女性は車から降り

後ろのドアを開け

二人を乗せ 車を発進させた

 

 

「そう言えば 自己紹介がまだでしたね?

私は、佐倉 慈と言います 巡ヶ丘学院高校で

国語の教師をしています」

 

「自分は、野比 のび助と言います

これは、自分の息子の野比 のび太です

息子は明日から巡ヶ丘学院高校に転校するので

先生 よろしくお願いします」

 

「本当に奇遇ですね のび太君 よろしくね!」

 

のび太は「はい」とだけ言った

のび太はあの事件のせいで教師が信じられなくなっていた

あのバイオテロで起きた事件…

僕たちのクラスの担任の先生が

バイオテロの協力者だった…先生は

強大な力を手にし 僕たちに襲いかかった

そして、先生の動きを止め

出来杉君が先生を倒した…

尊敬 信頼していた先生の裏切りは

僕たちに取って辛い現実だった。

だから…あの事件のせいで

僕は教師が苦手になってしまった…

 

 

「着きましたよ ここが野比さんの自宅になりますね

私は隣の家なので 何かあったら言って下さいね」

 

「本当にありがとうございます!

先生 明日から息子をよろしくお願いします」

 

「はい!じゃあね!のび太君」

 

慈は車を走らせ

自分の家の駐車場に止めた。

 

 

「のび太 ここが新しい家だ

のび太の荷物は新しい部屋に置いたから

ゆっくり整理しなさい」

 

「うん…パパ 今日は疲れたから

早く休みたいな」

 

「そうだね 今日は疲れたから早めに休もう」

のび太は空を眺める

綺麗な星空 綺麗な星たちが輝きを放つ

あの星たちの中に今まで出会った友達たちがいる

離ればなれになった親友たち

だけど、僕はパパと強く生きて見せる

そして、強く生きて

また帰るんだ…あの町に

 

 

僕は取り合えず

自分の部屋に行き 布団の上に寝転ぶ

いつも使っている思い出がある机や

本棚 親友のジャイアンとスネ夫から

本やゲームを貰ったりした

しずかちゃんからは御守りを貰った…

御守りは鞄に着けている

 

僕は変われるのかな?

昔の僕はダメダメでいつも虐められて

バカでいつもドラえもんに頼ってばかりだけど

今の僕は変われたのかな? ねぇ…ドラえもん…

ドラえもんは未来で何をしてるのかな?

セワシ君と未来の世界を建て直しているのかな?

夢を叶えてくれる 僕の親友

今はいない…だけど、僕は頑張るよ

ドラえもん…

 

 

 



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あたらしいがっこう

のび太は朝 7時に起きた

あの頃から成長したのび太は

寝坊の回数が減った…

いや、寝坊が無くなったのが正しいかも知れない

 

緊迫した惨劇を目の前にした

のび太の記憶にははっきり覚えている

忘れたくても忘れられない

 

のび太は少しの物音でも

反応してしまい

まともに寝れない体になってしまったのだ

 

「トラウマってやつかな?…」

 

人間は恐怖や怖い事の記憶をはっきり記憶してしまう

安全になっても 体が脳が自分の意思で従えないほどに

安静にしていると 脳が勝手に自分が見たくない記憶を

再生してしまう…そのせいで のび太は

今だに あの記憶が繊細に夢に現れる。

 

「…早いけど 行くか」

 

のび太は、今日から通う

巡ヶ丘学院高校の制服に着替える

今は6月 暑さが現れて来た季節だろう

 

「ママ…ドラえもん…行ってきます」

 

のび太は机に置いた自分の母親とドラえもん写真に

挨拶を言って 家を出た。

 

学校までは徒歩 5分で

かなり近い場所だった。

 

歩くこと 5分

のび太は巡ヶ丘学院高校の門についた

 

「もう生徒たちの姿があるな」

 

 

グランドには朝練をしている生徒たちが見えた

サッカーを蹴っている生徒やグランドを走ってる生徒

のび太はこの景色を見ると 少し平和だな…と感じていた。

のび太は取り合えず 学校に入り

まずは、職員室に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー美紀視点ー

 

 

巡ヶ丘学院高校 2年B組の教室

 

私は直樹美紀…

いつもと変わらない風景

だけど、今日は時間を守る先生が遅い…

 

B組の皆は先生が来るまで

友達と話したり 勉強をしている生徒たちがいる…

私は親友の 祠堂 圭と話している

 

「ねぇねぇ!美紀!先生 遅いけど どうしたんだろうね?」

 

「…分からない だけど 何か大切な用事があるから

遅れてると思う」

 

「そうか…そう言えば 美紀は知ってる?

新しい転校生の話!もしかしたら、このクラスに入るから

先生が遅れたりして」

 

転校生?私はそれしか答え無かった

転校生が来ても 私とは接点が無い

だから、このクラスで一年間だけいる

クラスメイトの存在になる…

私には、圭しか友達が居ない

…私は話すのは苦手だ…

そのせいで、友達が出来ない

 

「…圭 今日さ…どこかに寄らない?」

 

「いいけど どうしたの?美紀から誘ってくるなんて

珍しいね?ま、まさか!恋の相談!うん!いいよ!美紀!

私 応援してるから!」

 

「ち、違う!ただどこかに寄りたい気分なの…」

 

「あはは 美紀は可愛いな~ うん じゃあ、放課後

どこかに行こうか」

 

すると、教室のドアが開き

担任の先生が現れた。

 

「お~い!席につけ」

 

先生は入ると皆に座るように指示をした

皆が席に座ると先生は話した。

 

「喜べ 今日 このクラスに転校生が来た

お~い 入れ!」

 

すると、教室のドアが開き

そこから、眼鏡をかけた男子生徒が入って来た

男子生徒は先生の横に行き

先生は黒板に男子生徒の名前を書く

 

「じゃあ、自己紹介を頼む」

 

「はい 皆さん 初めまして

僕の名前は、野比 のび太

親の仕事の都合により

すすきヶ原高校からこちらの学校に転校して来ました

どうぞ よろしくお願いします」

 

 

野比 のび太は

あの悲劇が起きる

物語の歯車が動き出した。

 

 

 

 

 

 



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ひげきのまくあけ

巡ヶ丘のとある施設

森の奥にある立派な建物の中では

何人かの研究者たちが走っていた

 

「冗談じゃない!!だから!俺はあの会社と組むのは嫌だったんだ!!」

 

「仕方ないだろ!!今 この研究所だって

資金が底を尽きかけた所であの会社の幹部が

資金の援助する代わりに薬の開発を頼んで来たんだから!」

 

「今は喋るな!早く研究所から 脱出するぞ!」

 

彼らは何から逃げているのか?

彼らは長い廊下を走ると研究所の出口へとたどり着いた

 

「早く開けろ!」

 

「急かすな!今 パスワードを入れている」

 

「ヤバイ!来たぞ!!」

 

研究者たちの後ろから

ゾロゾロと白衣を着た人間たちがゆっくりと歩いていた

 

「早くしろ!!」

 

ピッー!と音が鳴ると

研究所の扉が開いた

 

「ひ、開いた!」

 

「出るぞ!うわっ!!」

 

急いで出た一人の男が転けると

前に居た二人にのし掛かる

 

「いてぇ…何してるんだ!?」

 

「ご、ごめん!」

 

「早く逃げ…るぞ…」

 

一人の男が後ろを見ると

目の前には、後ろから来ていた

人間たちが自分たちの目の前に居た

 

「ひぃッ!?」

 

「うわぁぁぁぁぁッ!!」

 

「た、助けて!!!」

 

男たちは恐怖の余り

まともに走れず また転けてしまう

 

「く、来るな!やめろ!やめてくれ!!いやぁぁぁッ!!!」

 

男が最後に見たのは、白目で牙が尖って

皮膚がボロボロに焼け 人間に噛みつく化け物の姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太が転校して来て1ヶ月が過ぎた

季節が夏になるとセミが鳴き

暑さで体から汗をかく

7月 もう少しで夏休み

のび太がこの町に来て 初めての夏になるだろう

 

巡ヶ丘学院高校は今日は休みで

のび太は自分の自宅でのんびりと過ごしていた

 

「暑いな…休みだから

家でゴロゴロしてるけど…やっぱり暑いや」

 

少しは平和な時間を過ごしてる内に

のび太は少しずつ普通の高校生になって来たんだろうか

 

のび太は目を瞑ると

仲間たちと色んな世界に行き

沢山 冒険をしたり

危険な目にもあった

だけど、皆で力を合わせて

困難に立ち向かったあの頃

よく考えてみると 普通ならありえないと思う

普通の人に話しても信じてはくれない話だ

だけど、のび太たちは覚えている

あれは、のび太の誇りで大切な思い出だ

 

「……」

 

のび太は目を瞑るが

何故か寝れなかった

 

「何だろう…胸騒ぎがする…」

 

のび太は鞄から昔

レオンから貰った

H&K VP70を取り出した

 

「レオンさん…皆…」

 

レオンさんから貰った…

この銃は大切な物だ

本来なら銃を持つことは違法であるが

あの頃は銃を使わないと 僕たちが死んでいた

この胸騒ぎが嘘なら 僕はこの銃を二度と使わないだろう

 

のび太の胸騒ぎが的中してしまう

外がやけに騒がしく 女性や男性の叫び声が聞こえてくる

 

のび太は急いで 部屋の窓を開けると

そこは、地獄になった町の光景だった

あの時と一緒の光景だ

顔が焼け 目が白目 口から牙が生え

人間を襲いかかる化け物 ゾンビたちが

容赦なく男性や女性に襲いかかっていた。

 

「!!…嘘だろ…なんで…何でまた!!」

 

のび太はH&K VP70をポケットの中に入れ 鞄を持った

台所に向かうと 台所の棚から缶詰を入るだけ入れた。

 

「くっ!もう二度と見たくなかった…あの悲劇がまた起きたなら…僕は!!」

 

のび太は悲劇と化した巡ヶ丘

のび太は銃を持って 外に出た

 

 

 

 

 



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じごくをのりこえたえいゆう

お気に入りや閲覧 ありがとうございます
これからも頑張って書いていきますので

感想や評価 お待ちしています


H&K VP70の弾は18発だけ

大切に使わないと 弾切れになったら…

 

のび太は逃げ惑う人たちを見て

あのバイオテロ事件を思い出す

車が爆発し その爆発の火が家に燃え移り

地獄化とした町 のび太は目を開け

また地獄化とした町を見て呟いた

 

「僕は神様に嫌われているのかな?…

皆はいない…だけど、僕は人を助けるんだ!」

 

のび太は偶然 近くにあった鉄パイプを拾い

近付いて来るゾンビの頭を思い切り殴った

 

「…成長したんだ…あの頃の僕は鉄パイプなんか振り回せなかった…射撃には自信はある…だけど、ジャイアンみたいな強い男になるんだ!うぁぁぁッ!!」

 

のび太は次々 来るゾンビたちの頭を殴り

ゾンビたちを殲滅して行く

のび太はゾンビの弱点は知っている

頭を狙うことを 頭さえ潰せば

ゾンビは動けなくなり 死ぬ

 

「はぁ…はぁ…」

 

のび太は血がついた鉄パイプを捨て

殲滅したゾンビを無視し

先を急ぐことにした。

 

のび太はどこに行くか 決めている

のび太はまず避難指定されている場所に向かっていた

避難指定は地域によって変わっているが

のび太の避難所は…巡ヶ丘学院高校だった。

 

 

 

 

巡ヶ丘学院高校の方向を歩いていると

一人の警察官が壁に凭れていた

血で汚れた服 肩から血が流れた警察官が居た

 

「!…大丈夫ですか!」

 

「…キミは……すまない…俺はもう…ダメらしい…」

 

警察官は意識が朦朧としていた

警察官は痛みを我慢して

目の前にいる市民に言った

 

「俺の腰にある拳銃を持って…逃げるんだ…これがあれば

逃げる手助けには…なるはず…だ…すまない…深雪…俺は…市民を守れた…かな……」

 

警察官は最後に女性の名前を言って

目を閉じた

 

「……お巡りさん…拳銃 お借りします…

貴方は市民を守りましたよ…だから、ゆっくり休んでください」

 

のび太の声が届いたのか

警察官の表情は笑顔を浮かべ

亡くなった。

のび太は立ち上がり

警察官から借りた拳銃を掴む

拳銃には弾が4発 補充用のリボルバー弾が15発

拳銃はリボルバーの22口径…警察官が使う拳銃である

 

「…巡ヶ丘学院高校に向かおう…避難した人たちだっているはずだ」

 

のび太は拳銃をポケットにしまい

巡ヶ丘学院高校に向かった。

 

 

 

 

 

のび太には銃を持っているが

使ってしまったらすぐに弾切れの恐れがある為に

銃は簡単には使えない

ゲームと違ってHPなんて無い

ゾンビに当たっただけで奴らの仲間入りになる

鎮痛剤やワクチンなんて 簡単に見つかるはずが無い

のび太は昔にワクチンを打っているが

それは何年前の話だ 今も効いている保証は無い

高校生になって力もついたのび太は近くにあった

棒を拾ってゾンビを殴ったり

石を拾って投げたりするが

のび太は棒をすぐに捨てる 持っているだけで邪魔になるからだ

一応 包丁があるがこれは万一の為に持っているだけだ

もしも、銃の弾が切れたら 接近戦で戦う為に…

 

ゾンビの殲滅が慣れてしまった体

容赦なく元は人だった人を殺せてしまう体

 

野比 のび太…バイオテロ事件を乗り越えた英雄だ




警察官はオリキャラになります
のびハザ要素を出して見ました
がっこうぐらし!の要素もありますが
のびハザ要素も入れています


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はやうち

のび太は巡ヶ丘学院高校に何とか辿り着いた

 

「…やっぱり…沢山 集まっているな…」

 

のび太はグランドを見回すと

そこには感染したゾンビたちの姿があった。

 

「…中は安全かな?」

 

のび太は襲いかかって来るゾンビを殲滅し

学校の中へ入って行く

中に入ると 一階は人の気配は無く

異臭のような臭いが充満していた

 

「血の臭いと…何か腐ったような臭いだ…

ゾンビから発する臭いかな…」

 

のび太は取り合えず

上に向かう為に階段を登って行く

のび太はこの時 屋上を目指していた

何故 屋上を目指しているのか?

 

学校の屋上なら、もし軍人のヘリが来たら

見付けやすい所に居たら 助かる率が高いからだ

 

階段を登って行くと

屋上の扉の前に 3人のゾンビの姿があった

ゾンビたちはのび太に気付かず

屋上の扉を叩いて 開けようとしていた

 

「…もしかして、避難した人たちがいるのか?」

 

のび太はゾンビたちに気付かれず

後ろに回り込み のび太は包丁を出し

包丁でゾンビのうなじを横に一閃すると

3人のゾンビたちは力尽きて 階段から落ちて行く

 

「大丈夫ですか!もし大丈夫なら、返事をしてください!」

 

のび太は扉越しに安全か

向こうに居る人たちに語りかけると

すぐに返事が返って来た

 

「助けに来た方ですか!!そこにゾンビは?」

 

「大丈夫です ゾンビは殲滅しましたので

今は安全です」

 

「分かりました 開け…危ない!胡桃さん!!」

 

扉の鍵を開けた瞬間

大声で叫ぶ女性

のび太は急いで扉を開けると

 

目の前にゾンビに襲われかけている女子生徒の姿があった

のび太はポケットに入れた拳銃を取りだし

目にも止まらない早撃ちで ゾンビの頭を…

 

 

パァン!!

 

「え?…」

 

撃ち抜いた…

ゾンビは力尽き 倒れた

 

「胡桃さん!大丈夫ですか!!」

 

「胡桃!」

 

「え…あ、うん…大丈夫…めぐねぇ…りーさん」

 

胡桃と呼ばれた女子生徒は

佐倉先生ともう一人の女子生徒に抱き締められていた

 

「佐倉先生…無事でしたか」

 

「のび太君!もしかして、さっきの人って…」

 

「僕です…あの 大丈夫ですか?」

 

「あぁ…助かったよ ありがとうな」

 

胡桃は立ち上がると

のび太にお礼を言った

 

「のび太君…どうしてこんな事に…何故 拳銃を持っているんですか」

 

慈はのび太に質問をすると

のび太は説明した。

 

「僕もよく分かりませんが…あれはゾンビです

人が死ぬか ゾンビに噛まれると 数時間にはアイツらになります…僕が拳銃を持っているのは、途中で出会った 警察官からお借りしました…警察官はゾンビに噛まれ 息を引き取りました……僕にも何故 こんな事が起きたのか分かりません…

取り合えず 安全な場所に移動しましょう…

 

二階と三階にはゾンビは居ませんでした」

 

「そうですね…生徒会室なら

機材がありますし そこに行きましょう

一人…意識を失った彼女がいるので ゆっくり移動しましょう」

 

のび太は屋上に居た

四人と三階にある生徒会室へと向かった。

 

 

 

 




原作なら、胡桃さんがゾンビを殺すシーンですが
のび太が殺しました

早撃ちはのび太の得意技です
のび太は射撃スキルは凄く高いですね…

めぐねぇに説明するのが適当になりましたが
次回は頑張りたいです…

皆様の感想 評価 お待ちしています。


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うごめくかげ と うごめくひかり

東京にあるとあるビルの部屋

部屋の中は電気がついておらず

真っ暗な部屋にポツリと

テレビの画面が光っていた

そのテレビの画面から一人のスーツを着た男が写っていた

男が写ると 部屋に居た

一人の人物がテレビの前に座った

 

『ご苦労だな K 報告を頼む』

 

「はい…閣下…巡ヶ丘の実験施設で研究者の過ちでウィルスが広がり 研究者たちは全滅…ウィルスに感染した者はレベル2の段階でゾンビとして活動中 今も人を襲い 感染が広まりつつあります」

 

『そうか…なら、Kよ お前に任務を言い渡す

巡ヶ丘の研究施設を爆破し 証拠を残さず

帰還せよ ウィルスが世間に知れ渡れば 我ら

アンブレラ社は壊滅するだろう…では、頼むぞ』

 

画面が消え

Kと呼ばれる男は立ち上がった。

 

「…アンブレラ社の為に…閣下の理想の為に…」

 

Kは鞄を持ち

ビルの部屋から出て来た

任務の為に Kは巡ヶ丘にある実験施設へと向かった

 

 

 

 

 

 

一方 その頃 アメリカでは

アメリカにあるホワイトハウスでは

アメリカ大統領と秘書が居た

するとそこに、一人の男が現れた

 

「…お呼びでしょうか?大統領」

 

「あぁ 待っていたよ

レオン・スコット・ケネディ君

キミには娘の事で世話になった事があり

キミの活躍は素晴らしいものだと

私は思っているよ」

 

「ありがとうございます…自分を呼んだのは?

任務でしょうか?」

 

すると秘書がレオンに1枚の紙を渡した

レオンはその紙を見る。

 

 

ー巡ヶ丘の報告書ー

 

昨日 巡ヶ丘の研究施設で事件が起き

研究所内にウィルス感染者が発生し

その研究所に資金を渡した組織があると

判明…その組織は アンブレラ社と判明

ただアンブレラ社の証拠は見つからず

捜査を断念し

我々は直ちに潜入捜査を打ち切り

アメリカに帰る次第です

 

ーーー

 

「アンブレラ社が?…だけど、あの会社は大統領が

営業停止にしたはずでは?」

 

「あぁ…あの事件から 私はアンブレラ社の営業停止を言い

会社は潰れたはずだった…だけど、アンブレラ社の研究者が

違う場所でウィルスを作っていることが捜査任務で発覚した…だが、証拠が無く…完全にアンブレラ社を叩けないのが

現状だ…そこで レオン・スコット・ケネディ君…キミに指令だ

今からヘリで日本に行き 巡ヶ丘にある実験施設にある

アンブレラ社と繋がる証拠を探して欲しいんだ…いけるかね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名前はレオン・スコット・ケネディ…

今はヘリの中に居る

飛行機に乗り空港からヘリで

日本にある巡ヶ丘にある実験施設に行き

アンブレラ社と繋がる証拠を見付けなければならない…

 

「日本か…あの事件以来だな」

 

数年前 大統領の娘が誘拐され

日本にある場所で娘を誘拐した人物を見つけたと

捜査報告が来て 俺は娘の救出に向かい

あの忌まわしき事件にあってしまった…

 

「あの事件が懐かしいな……フッ…時間があったらあの町に行くか」

 

俺はヘリに揺られ

日本に向かっている。




レオンさんと謎のKが現れました
いつのび太と再会するのはまだ先ですね


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ひとときのじかん

のび太たちは

一人の少女を職員休憩室で寝かし

取り合えずゾンビたちが三階に上がってこれないようにする為に2年の教室の机を重ねてバリケードを作った

 

バリケードを作り

一安心した四人は生徒会室に移動した。

 

 

「のび太君…これから私たちはどうしたらいいんですか?」

 

慈はのび太に聞くが

のび太は何も答えない

いや、答えが見つからないからだ

一安心は安心は出来るが

いつ大量のゾンビたちが来ても可笑しくない状況だ

だと言って あんまり言ったら普通ならパニックを起こしてしまう…のび太は何も答えなかった。

 

 

「僕には分かりません…ただ助けが来るまでは生き延びる事だけ考えましょう…幸いに学校にある設備は生きていますし 電気は屋上の太陽発電がありますし水は浄水施設があります…食料は取り合えず

僕の家から持って来た缶詰があります…」

 

「まぁ…そうだな…助けが来るまでは生き延びるしかねぇよな…のび太だっけ?私は、恵飛須沢 胡桃 胡桃って呼んでくれ さっきはありがとうな お陰で助かったよ」

 

「僕は野比 のび太です

胡桃さんを助けれたのは たまたま何で

お礼は入りませんよ こうして 無事だった事に

僕は嬉しいですよ」

 

「そうか!なら、お礼は言わない!

だけど、助けられたお礼はさせてくれ

さっきは油断したけど…次は邪魔にならないだけの事をして見せるよ!」

 

のび太は胡桃と握手を交わし

頭を頷く

 

すると、一人の女子生徒が

四人分のコーヒーを持って来た

 

「はい コーヒーよ のび太君はコーヒーは嫌い?」

 

「いいえ コーヒーは好きです ありがとうございます」

 

のび太はコーヒーを受けとると女子生徒が

自己紹介を始める

 

「私は、若狭 悠里よ 悠里かりーさんって呼んでね」

 

「よろしくお願いします りーさん」

のび太は悠里と握手を交わした

四人が席に着くと

話を始めた

 

 

「のび太君 さっきの休憩室に連れて行った子は、

丈槍 由紀ちゃん…彼女は精神が不安定な状態なの……

クラスメイトだった人を殺してしまったと思ってしまって私が行った時には、ゆきちゃんは…泣き崩れてしまっていたわ…この状況で彼女が精神状態を安定させる為に

部活を作ろうと思っているわ」

 

「部活ですか?」

と悠里が言った

 

「えぇ…ここで生活をしないといけません

学校ですから、救出が来るまでは、彼女に学校と同じ事を、させてあげたいの…それで、彼女の心が助かるなら…私は

彼女のいいえ…みんなの教師ですから!」

 

佐倉先生が言ったことに

みんなが同じ意見だった

精神が不安定の状態では、錯乱してしまう恐れがある

あの頃 仲間の聖奈さんが精神が不安定で泣いてしまったことがあった。だから、僕は…ここに居る 皆を助けたい…

僕はそう思った…。

 




のびハザの閲覧 ありがとうございます

楽しかった 更新 待ってますの感想が来て ありがたいです
これが見たら凄く作者の心が救われます

がっこうぐらし!の原作とは違う感じがあって
ファンの方には不愉快な思いをさせるとは思いますが
少しオリジナル要素とのびハザ要素も入れているので
がっこうぐらし!の原作とちょっと違ったがっこうぐらし!だと思って貰えたら幸いです

これからも のび太とがっこうハザードをよろしくお願いします。

皆様の感想や評価 お待ちしています。


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せいかつぶ

「あれ?…ここは?」

 

職員休憩室で寝ていた

丈槍 由紀が目を覚ました

 

「そうだ…私…」

 

そう…あれは、私は

補習をしてて…そしたら、クラスに…

クラスメイトの○○ちゃんが来て…

○○ちゃんが苦しそうにもがいて…

そしたら…私に襲いかかって来て…

 

 

「○○ちゃん!しっかりして!!」

 

「ヴぅァァァッ!!」

 

私は咄嗟に近くにあった椅子を持ち上げ

○○ちゃんに投げた…

○○ちゃんは椅子にぶつかり

そのまま…倒れた…私は…人を…

クラスメイトを…友達を…

 

殺してしまった…

私は訳がわからず…意識を失った。

 

 

「そうだ…私…私…」

 

由紀は涙を流しながら

呟いた。

そこに、休憩室の扉が開くと

慈 胡桃 悠里 のび太が入って来る

 

「ゆきちゃん!目を覚ましたのね!」

 

「ゆきちゃん!大丈夫?」

 

「めぐねぇ りーさん…うん 大丈夫だよ!」

 

由紀は涙を堪え

二人に笑顔を見せた。

 

「ゆきちゃん 皆で話して 決めたの

この五人で部活をしようって」

 

「え?部活?」

 

「えぇ!そうよ!ただルールがあって

この三階から下に降りる時は誰かと一緒に行く事よ」

 

「うん!部活の名前はあるの?」

 

「そうね…まだ考えてないわ」

 

何の部活の名前にするかは

考えては居なかった

すると、由紀は言った。

 

「じゃあ、生活部はどうかな?

皆で生活するんだから!」

 

「いいわね じゃあ、生活部にしましょうか!」

 

「うん!」

 

由紀は笑顔を慈に見せた。

のび太は胡桃と一緒に廊下に居た

 

「胡桃さん…気付きましたか?」

 

「あぁ…気付いているさ…私はゆきと一緒のクラスになった事だってある…ゆき…かなり無理をしている」

 

「…多分 皆に心配をかけない為に無理をしているかと…」

 

「くそ!…何で…私は無力なんだ…友達の心さえ救えないなんて…」

 

のび太は思い出していた

自分の未来の過ちで

自分の未来の孫に

迷惑をかけた事を

自分が残した借金のせいで

孫の代まで迷惑をかけ

孫に恨まれていた…

だから、のび太はあの事件で

孫のセワシと仲直りし事件を解決した。

 

「誰だって救いたい人を救えない時があります

例え 家族でも親友でも 救えない時はあります

だけど、救いたい気持ちが失えば

もう誰も救う気持ちが無くなります…

だから、胡桃さんは助けたいその気持ちを忘れないでください

…僕が皆さんを助けます…だから、胡桃さんは

彼女を救ってあげてください…時間はたっぷりあります

ゆっくり彼女の心を癒してあげてください」

 

「の、のび太…ありがとう

すげぇ 恥ずかしい台詞を言えるよな お前!

でも、かっこいいと思うぜ!

そうだよな…由紀は守ってあげないとな…

ありがとう のび太!」

 

「はい!」

 

もう少しで夕方になる時間

僕たちの学校生活が始まった。

 

 




閲覧ありがとうございます

のび太のイケメン回をやりたかった…後悔はしていません

感想や評価 お待ちしております


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ちょうたつ

生活部を作ってから

皆は何を担当をするか考えた

のび太と胡桃は物資の調達に一階の購買部に

悠里は調理と屋上にある野菜の世話を

由紀は慈のお手伝いで三階の資料室で情報収集

皆が担当を作ることで それぞれに目標ができ

生きる確率が増える。

 

「胡桃さん…シャベルで戦うんですか?」

 

「あぁ!シャベルは優秀な武器にもあるし

農具にもなるんだぜ?逆にのび太は、包丁で戦えるのか?」

 

「えぇ…慣れてますから…」

 

「ん?何か言ったか?」

 

「何もありませんよ じゃあ、行きましょうか 胡桃さん」

 

のび太と胡桃はバリケードを乗り越え

階段を降り 一階の購買部へと目指した。

 

一階にはゾンビが何人か居たが

のび太は小声で胡桃に話しかけた。

 

「ゾンビは足が遅いですが音にかなり敏感です…

なので、音を立てずに 移動すれば ゾンビは僕たちには気付きません」

 

「分かった…」

 

のび太と胡桃は音を立てずに

ゆっくりゾンビたちの前を通る

ゾンビたちはのび太と胡桃に気付かず

そこらへんを徘徊していた。

 

ゆっくりと歩くこと数分後

目的地の購買部に辿りついた

 

「保存が効くやつは置いといて

先に賞味期限が短いやつを持って行きましょう

これなら、食料に余裕が出来ます

保存が効くやつはいつでも食べれますが

効かないやつは先に食べたほうが

食料としては、安心 出来ます

例えば 購買部にあるおにぎりを冷凍して

食べる時に解凍すれば いつでも食べれます

いるのは、食料と衣類ですね」

 

「やけに詳しいな のび太はサバイバルとか好きなのか?」

 

「まぁ、少しだけですよ…ちょっとだけ知識だけがあるだけですよ」

 

のび太は鞄に食料を入れた

購買部にある パンやおにぎりや調味料や

味噌 小麦粉などの食品などを詰め

米袋があり 米袋は体にロープで縛り持ち運ぶことにした

 

胡桃は巡ヶ丘学院高校の制服や衣類などを

鞄に詰めた。

 

「胡桃さん 行きましょう」

 

「あぁ!分かった」

 

のび太と胡桃はすぐに階段の方へ急ぐと

そこには大量のゾンビたちがたむろって居た

 

「ヤバイな…アイツら階段を上がるのが苦手らしいが…

これじゃあ、私たちが行けないぞ」

 

「胡桃さん…僕が合図したら、階段に走ってください

一応 武器の用意を」

 

「了解」

 

のび太は鞄から

購買部で手に入れたフライパンを奥の廊下に

思い切り投げた。

 

フライパンが地面に当たると

大きな音が廊下に響き渡り

ゾンビたちは一斉にフライパンの方へと移動した

 

「行きましょう」

 

のび太が合図すると

胡桃とのび太は急いで

階段をかけあがり

三階のバリケードまで戻って来た

 

「はぁ…はぁ…あんな方法があるなんてな…でも、流石に疲れた」

 

「はぁ…はぁ…そうですね…皆が居る場所に行きましょう…

流石に疲れました」

 

のび太と胡桃はバリケードを越え

食料を悠里に渡し

夕飯は缶詰以外に米や味噌汁があったそうな。

 

 

 

 

 

 

 




閲覧 ありがとうございます
連続 三回の更新は大変です…
続く限りは三回の更新をしたいと思います
無理でも 最低 一回は更新します。
更新が続くなら、
朝 4時 昼12時 夜19時の更新になります。



自分なりの考え何ですが食料は
早めに賞味期限が早い方から食べ
保存が効くやつは無くなった時に
保存食を食べたら生存確率が上がると思います

何気にのび太は力持ちですが
高校生になった+あの事件が終わってからも
自身の体を鍛えあげた 設定にしております。


感想や評価 お待ちしております。


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ほのぼの日常編

少しだけほのぼの日常を入れて見ました
早く みーくんと圭を助けたい…
13話には救出したいなと思っています


【あやとり】

 

生活部にはのび太や胡桃が調達して来た

食料や機材が少しずつ貯まっていた

 

 

「ねぇねぇ!のび君!これ見て!!」

 

生活部の部室でのび太は

学校の地図を見ていると

由紀がある物をのび太に見せた。

 

「あやとりの紐ですね?」

 

「うん!あやとりってすごいよね!あやとりで

何でも形を作れるから!」

 

「…由紀先輩 あやとりの紐 貸してくれませんか?」

 

「うん!いいよ!」

 

由紀はあやとりの紐をのび太に渡すと

のび太はあやとりで何かを作る。

 

「はい 箒です」

 

「おー!すごい!他には何が作れるの!」

 

「大抵なら、何でも…あやとりは僕の特技なんですよ」

 

「のび君 すごいね!」

 

のび太はあやとりをやるのは久し振りだったが

まだ覚えていたのだ。

 

「じゃあ、たくさん 作ります」

 

「うん!」

 

のび太と由紀は晩御飯まで

あやとりで遊んだ。

 

 

 

 

【園芸】

 

学校の屋上にある園芸花壇

そこに、スコップを持った悠里の姿があった

すると そこにのび太がやって来た

 

「りーさん 種を調達して来ました」

 

「あら?ありがとうね のび太君」

 

のび太は購買部から

野菜の種を手に入れ それを

悠里に渡した

 

「自給自足の生活になりますから…野菜が無いのでは栄養不足になりかねません…りーさんが野菜作りが得意で助かります」

 

「私はそれと料理しか出来ないわ

のび太君や胡桃の手伝いをしたくても…私には何も出来ない…だから、二人が帰って来てくれると嬉しいの」

 

「僕や胡桃さんだって そうですよ

僕たちが調達したやつを悠里さんが料理してくれる

それを皆で食べて 凄く美味しいんですよ

笑顔が見たいから、僕たちは調達に行けるんです」

 

「そう でも、無理は駄目だよ?」

 

「はい! りーさん 僕も手伝いますよ」

 

「じゃあ、種まきを頼んでもいいかしら?」

 

二人は花壇に野菜の種を植え

無事に育つように水を上げた

 

 

 

 

【先生】

 

学校の生徒会準備室に

慈が椅子に座り 何かを書いていた

すると、のび太が現れ

慈に話しかけた。

 

「慈先生!明日 二階の探索をしようと思うんですが…ルートを一緒に考えて貰ってもいいですか?」

 

「えぇ 大丈夫よ」

 

のび太は机に学校の地図を広げ

赤い線や黒い線で色々 書かれていた

 

「この階段から二階に行って

二階の教室にある椅子や机でバリケードを作って

探索範囲を広げようと考えています

ゆっくり 探索範囲を広げれば 学校の中を安全に探索が可能です。この赤い線は最短距離です…」

 

「凄いわ のび太君 先生もビックリよ…

先生の提案だと地図には乗ってないんだけど

2年の教室のベランダには非常階段があるわ

もし帰る時はその階段を使えば 安全に帰れるはずよ 」

 

「分かりました…やっぱり大人の意見があると

助かります…」

 

「そう言って貰えて 嬉しいわ」

 

二人は意見を出し合って

安全なルートを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 




少しだけの日常編になります。
あんまり調味が無いとは思います
次回はやっと遠足編に行きます。


感想や評価 お待ちしております


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えんせいのじゅんび

生活部の部室に

五人が集まっていた

 

「遠征ですか?」

 

「えぇ…この学校じゃ 薬などの救急道具があんまり無いの

だから、少し離れたリバーシティ・トロン・ショッピングモールに遠征しようと思っているわ」

 

「確かにあそこなら、薬など色んなものがありますよね」

 

「えぇ…学校にあるワゴン車で行けば

もし生き残りの人が居れば救出が出来るわ

それに、缶詰やカップラーメンなどを持って帰れば

食料は安心出来るわ」

 

慈の遠征の提案

すると、のび太が手を上げる

 

「慈先生 いいですか?」

 

「はい のび太君 どうしましたか?」

 

「すいません…僕はこの町に来て

日は浅く あんまり町の事は詳しくありませんが

もし出来るなら、皆の家も回れる用にルートの変更は出来ますか?」

 

「えぇ…大丈夫ですが どうしてですか?」

 

すると、のび太は立ち上がり

四人に説明を始めた

 

「僕たちが学校に避難して三日立ちましたが

もし家に逃げ遅れた人がいるなら、救出も考えたいんです

ですが、今はリバーシティ・トロン・ショッピングモールに行くのが目的です

ですので、皆の家族だけでも様子を見に行って

助かるなら、助けたいんです」

 

「…そうね…分かったわ あとで、のび太君

地図のルートを書くのを手伝って貰ってもいいですか?」

 

「はい…僕で良ければ」

 

「じゃあ、明日の朝に出発するわ

今日はゆっくり休んで 明日に備えてください」

 

慈は立ち上がり

生活部の部室から退出した

 

「なぁ…のび太 ちょっといいか?」

 

「はい」

 

のび太は胡桃の後について行くと

ついた場所は屋上だった。

 

「…夕日 綺麗だな」

 

「そうですね…」

 

二人は屋上から見える景色を見ていた

すると、胡桃はのび太の袖を掴む

 

「私さ…ガサツで女の子らしくないんだけどさ…

本当はゾンビを殺す時…凄く怖いんだ…

寝る時なんか…怖くてさ…ゆきを抱き締めて寝てるんだ…

もし…誰かが襲われてゾンビになったら、私は耐えれない…殺す事だって絶対にしたくない…でも、私たちがちゃんとしないとゆきを不安にさせてしまう……だから、今日だけ…今だけ…背中を貸してくれ……怖くなくなるまで…」

 

「はい…胡桃先輩は頑張りましたよ…胡桃先輩が居るから

僕は安心して戦えます…だから、今は泣いても大丈夫です…ここには、誰も居ませんから…」

 

「ッ…うっ…うわあぁぁぁぁぁ!!」

 

胡桃が泣き止むまで

のび太は背中を貸した

彼女も無理をしていた

どんなに強くても ゾンビは元は人だ

後から来る罪悪感に襲われると

誰だって怖くなる。

のび太だって当時は

怖かったはずだ…だから、彼女の気持ちが分かり

彼女を誉め 背中を貸した。

 

夕暮れが優しく

二人を照らしていた。

 

 




閲覧 ありがとうございます

胡桃ちゃん可愛い…
胡桃ちゃんがメインヒロインになりかけてるw
さて、最後には修羅場になりますかな?

感想 評価 お待ちしております


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かこのはなし

夜 22時に生活部の部室から

ロウソクの火がついていた

部室にはのび太と慈の姿があった

 

「このルートを通れば、最短で行けると思うわ。」

 

慈が提案したルートは最短距離で

数時間かかるがリバーシティ・トロン・ショッピングモールに着く予定であった。

 

「そうですね…ただ今は、こんな状況なので

他にもルートを考えた方がいいかと…予想なんですが

車のせいで通れない場所があるかも知れません…

その時の為に ルートを四つか五つぐらいは用意した方がいいと思います」

 

「そうね…だったら、ここの場所なら裏道もあって

ワゴン車でも通れるわ」

 

「…なるほど…いいかも知れませんね」

 

のび太と慈はお互いに意見を出し合って

いくつかのルートを考えて居た

 

「のび太君が居ると助かります。

こうして意見を出し合って決めるなんて

あんまり無いことですね」

 

「慈先生は教師ですからね…普通なら…

今はこんな状況なんで、お互いに意見を出し合って

生き延びるのは、素晴らしいことだと

僕は思っています…これで、完成ですね」

 

地図にはルートの線が書かれ

いくつかのルートまでも細かく書かれていた。

 

慈はのび太に質問をした。

 

「のび太君…何故、貴方は慣れているんですか?」

すると、のび太の動きが止まったが

すぐに口を動かした

 

「…あんまり話したくないことなんですが…

今、巡ヶ丘で起きてるこの事件が

昔に起きた事件と似ているんです」

 

「え?」

 

のび太の答えに慈は固まった

 

「僕が居た町…僕は親友たちと旅行に行って

自分たちの町に帰った時…事件が起きました。」

 

 

のび太は慈に

町で起きた事件の事を話した。

町で暴動事件が起きた事を

そして、暴動を起こした人たちが

ゾンビになったことを

その黒幕がアンブレラ社と繋がっていたことを

 

だけど、のび太は最後まで

話さなかったのは、未来の事だ

ドラえもんの存在 最後の黒幕が未来人だった事を

話さなかった。

 

「そんな事が…のび太君は、大丈夫だったんですか?…

お母さんの最後を見て…人を殺して…子供にはキツかったはずです…のび太君は無理をしているんじゃ…」

 

「大丈夫では無かったですよ…僕だって辛かったです…

でも、戦わないと僕は死ぬかも知れない…僕は今を全力で

戦い…そして、事件が終わったら…沢山 泣きました…

僕や親友たちは感染してないか病院に連れて行かれました

…検査だけでも、半年はそんな生活で退院したら、

事件の生き残りとして 取材記者に追いかけられました…

そして、町に帰って…あの事件は幻じゃないと知りました

そのせいか…寝れない日々や音に敏感になってしまい

まともな生活が出来なくなりました…だから、僕は

寝れない時は体を鍛えたり 勉強をしたりしました…

今は、その当時の事を思い出して 戦っているとしか言えません……もし慈先生以外にこれを知ったら僕はここから去るつもりです。」

 

「!…な、何故ですか?」

 

「…僕は人殺しだからですよ…例えゾンビであっても…

僕がやって来た事が正しくても…僕は僕自身が許せないからです…すいません…僕は寝ます」

 

のび太は立ち上がり

生活部の部室から退出した

 

 

「…のび太君…私は貴方の味方です…

例え貴方が人を殺しても…私は貴方の先生です…

だから、皆で生き残りましょう…」

慈は誰もいない部室で

一人で呟いていた。

 




閲覧 ありがとうございます

お気に入りが100も越えて
ビックリしています。
皆様 本当にありがとうございます

これからも、のび太とがっこうハザードをよろしくお願いします

感想や評価 お待ちしております


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いじめ

僕は夢を見た。

あれは、あの事件の後の話だ

僕はドラえもんと別れたその後は、パパと二人で暮らしていた。

バカだった僕は、もうドラえもんが居なくても

大丈夫な用に沢山 勉強をした。

難しい所は、出来杉君としずかちゃんに教えて貰い

沢山 勉強をした…僕たちが通っていた小学校は取り壊しが決まり 皆、隣町の学校に転入することになった。

 

僕は段々と頭が良くなって来て

6年になると毎回テストでは、90点や100点を出すようになった。そのせいか…周りから白い目で見られることが増えた。

ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、出来杉君は、

僕が頑張ったら褒めてくれた…僕は皆に感謝している。

でも、僕は嘘をついた…褒めてくれたのは嬉しかった…

だけど、僕が褒めて欲しかったのは……

今は居ない…ママやドラえもんだった。

 

僕は学校の帰りの途中にクラスの男子に呼ばれた

その子は「ちょっといいかな?」って言われ

僕は彼について行った。

ついて行くと連れてかれたのは、

学校の体育館倉庫だった…すると、彼が合図を出すと

倉庫から男子生徒が10人程 出てきた。

 

「最近、お前がウザいんだよ。」

「何が生き残りだよ、世間はお前みたいな奴に興味なんてないんだよ!」

「お前みたいなキモい奴が頭がいい筈がない。

どうせカンニングとかしてるんだろ?」

「さっさと死んでしまえよ」

 

僕は周りから死ねやらの暴言を吐かれたが

僕はあんまり気にしなかった。

イジメられるのは、慣れているから

暴言なんて、前に何千回も聞いたから

 

すると、僕の態度が気に入らないのか

一人の男子が僕を殴った。

 

「おら!さっさとくたばれ!」

 

一人が殴ると後から次々と

変わるように僕をサンドバッグにした。

 

僕は殴られる時、思った…

これで、死ねるなら…僕は…あの苦しみから解放される…と

だけど、そこにジャイアンとスネ夫が現れた。

 

「おい!てめぇら!俺様の親友をよくもボコボコにしたな?」

 

「お前たちがしたことは録画させて貰ったよ。だから、

ジャイアンは思い切りやっても問題はないよ」

 

そこからは、ジャイアン無双だった。

あの事件から、ジャイアンはたくましく成長した

今は、どんな相手でも負けない程に

 

ジャイアンは虐めをした全員をボコボコにして

僕に手を伸ばした。

 

「のび太…立てるか?お前のことだ…サンドバッグになった時、このまま死のうって思っただろ?バカか!お前は!!」

 

ジャイアンは僕を無理矢理立たせ

肩を思い切り掴んだ。

 

「お前が死んだら!お前を助けたドラえもんや!お前を育ててくれたママさんに申し訳ないだろうがよ!!お前は生きないと駄目だ!世間にどんなことを言われても、俺たちは生きて死んだ奴らの分まで最後まで生きる責任があるんだ!もし、また死にたいって思ったら 俺の拳骨で目を覚まさせてやる!いいか!のび太!!」

 

ジャイアンが言った言葉に僕は泣いた

だから、僕はジャイアンみたいに強くなりたい

そう願ってしまった。

 

 

 

 

 

「…ん、朝か…」

 

のび太は手を伸ばし眼鏡を掴むと

眼鏡をかけた。

 

「久し振りに見たな…あの夢、あのジャイアンの言葉で

僕は変わったんだ。僕が皆を守るんだ…」

 

のび太は制服に着替え

皆が待つ生活部の部室へと向かった。

 

 

 




閲覧 ありがとうございます。

今回は、ジャイアンのイケメン回にしたかったです。
さて、次回にえんそくが始まります。
少し設定は変わっていますが
最後まで見てくれたら幸いです。
ちなみに、卒業編で完結となっております

すいませんが今日の更新は朝の部だけになります。



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えんせいへ

巡ヶ丘学院学校の一階の玄関前

そこには、のび太たちの姿があった。

 

「では、僕と慈先生で車を取りに行きます。

皆さんは、ここで待ってていてください」

 

「分かったわ…気を付けて」

 

「のび太!めぐねぇを頼むぞ!」

 

「早く戻って来てね!」

 

「はい!行きましょう…」

 

「えぇ!」

 

のび太と慈は、駐車場がある場所へと向かった。

そこには、ゾンビが徘徊しており

駐車場の場所まで動けなかった。

 

「…慈先生…例のものを」

 

「そうね…はい」

 

慈はポケットからある物を取り出し

のび太に託した。

 

「では、行きます!」

 

のび太はヒモを取り

思い切り駐車場と違う場所へ投げると

デカイ音が鳴り響き、ゾンビたちは音に反応し

その場所へと向かった。

 

「今です!」

 

のび太が合図をすると、

慈と一緒に走り出しワゴン車の鍵を出し

車の鍵を開け、二人はワゴン車に乗り込み

三人が待つ玄関に向かった。

 

 

胡桃たちは、のび太たちが来るまで

玄関で隠れていた。

 

「…音が聞こえる…多分、のび太があれを投げたんだろうな…」

 

「確か…防犯ベルよね?」

 

のび太が投げたやつは、防犯ベルだった。

のび太は遠征に出る前に皆に話していた

 

『皆さんに話があります。

もし、駐車場にゾンビが居たら僕は防犯ベルを投げて

ゾンビたちの注意を引きます。

これなら、安全に駐車場に入りワゴン車に乗り込めます。』

 

胡桃は思っていた

何故、のび太はゾンビに詳しいのか?

何故、あそこまで戦えるのか?

胡桃には分からなかった。

 

すると、一台のワゴン車が現れ

ワゴン車のドアが開いた

 

「胡桃さん!りーさん!由紀先輩!乗ってください!」

 

のび太が合図すると

胡桃たちはワゴン車に乗り込んだ。

 

「慈先生!お願いします!」

 

「はい!」

 

胡桃がドアを閉め、のび太が慈に言うと

ワゴン車は動き出した。

 

「…ふぅ…あとは、目的地に向かうだけですね。」

 

少しのひとときがのび太を安心させた。

 

だが、すぐに地図を拡げ慈に案内をし始めた。

 

「慈先生 次の道を右折です」

 

「分かりました」

 

のび太はナビで慈は運転

胡桃や悠里と由紀は話をしていた。

この状況だが、何故かこの車内では

遠足に行く気分になっていた。

 

「楽しみだね!だって、遠足だよ!」

 

「ふふふ…そうね~」

 

「やっぱり、ワゴン車って初めて乗るけど

結構 大きいよな…」

 

「それはそうよ…このワゴン車は学校の機材を運ぶ為の車だから、少し大きいから資材が沢山 入ると思うわ」

 

これから、生き延びる為の資材と食料の入手…

それに、避難が出来ていない家族の救出

これから、どんな結末を迎えても、

生き延びることを目的としたサバイバルなんだ。

 

 

 

 




やっと、遠征に行きました。
皆の家族は無事なのか?
そして、圭や美紀は助かるのか?
次回 明日の昼に更新します。
おたのしみにしていてください!


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くるみ

遠征が始まって、二時間が過ぎた。

途中 ガソリンスタンドに寄り

ワゴン車の燃料を補給し、悠里、由紀の家を回って行くが

誰も居なかった。

 

「お父さんとお母さん…居なかったよ」

 

「大丈夫よ ゆきちゃん…きっと両親は無事な筈よ」

 

悠里は由紀を慰め

胡桃は、窓の景色を見ていた。

いつも見る景色とは違う、今の現状…

ゾンビになり死んだ者や そのゾンビがもし

自分の両親だったら…辛く悲しい事だろう

 

「着きましたよ」

 

のび太の声で胡桃は意識が戻り

周りの景色を見ると、目の前には

自分の家の玄関前だった。

 

「…ちょっと行って来る」

 

胡桃はワゴン車から降り

自分の家の中に入った。

 

胡桃が見たのは、物が散らかったリビング

そして、赤い血…胡桃は自分の家なのに

違う家に来た感覚に襲われていた。

そして、胡桃は自分の部屋に入るが

そこには、誰も居ない。

 

「パパ…ママ…」

 

胡桃は自分の部屋に合ったぬいぐるみを抱き締め

自分のベッドに寝転ぶ

 

「…私、どうしたらいいの…」

 

すると、胡桃は

紙とペンを取り出し

何かを書いた。

 

「ふぅ…じゃあ、行って来ます」

 

胡桃はドアを閉めた。

胡桃が書いた紙にはこう書かれていた。

 

『パパとママへ

私は今、巡ヶ丘学院高校にいます。

もし近くに寄ったら 来てね

 

胡桃より』

 

 

「お待たせ!両親は居なかった…早く出発しよう」

 

胡桃はワゴン車に乗り込み

皆に言った。

 

「分かったわ」

 

慈は何も言わず車の運転を再開させた。

そして、障害物もあり

大幅にルートを変更したりして

今日は、安全では無いが

ワゴン車を停め 近くの駐車場エリアで一夜を過ごすことになった。

 

胡桃はワゴン車から出て

夜の空の景色を見ていると

そこに、のび太が現れた。

 

「寝れませんか?」

 

「のび太か…少し寝れないんだ」

 

「隣、いいですか?」

とのび太が聞くと胡桃は頷いた。

 

「空が綺麗ですね」

 

「そうだな…」

 

「胡桃さん…辛い時は、皆が居ます

一人で抱え込むと辛くなります…」

 

「のび太…昨日も言われたな…そうだな…私さ

好きな人が居たんだ。その人は陸上部で私もその人に憧れて陸上部に入ったんだ…私さ マネージャとか似合わないからさ…その人が見れたらそれで幸せだったんだ…でも、あの事件でその人はゾンビになってしまって…両親がもしゾンビになっていたら…多分、私…立ち直れないかも知れない…今は、ゆきやりーさん、めぐねぇやのび太だって居る…私が頑張らないと…私は…ッ!?」

 

のび太は胡桃を抱き締め

落ち着かせる。

 

「大丈夫です…胡桃さんは頑張っていますよ。

背中を任せて戦えるのは、胡桃さんが傍にいるからです

だから、二人で皆を守りましょう…この地獄から脱出出来るまで」

 

「あぁ…そうだな…なぁ、もう少しだけ…このままで居てくれ…」

 

のび太は胡桃を抱き締める

のび太は誓った。

必ず 皆を守ると…

 

 

 

 




胡桃がヒロイン過ぎる…胡桃 かわいい

閲覧ありがとうございます!
すいませんが14日はもしかして、更新が出来ない恐れがあります。
まだ分かりませんが出来るなら、更新します!

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とうちゃく

「ついたよ!リバーシティ・トロン・ショッピングモール!」

 

学校から出て、大幅に時間ロスをしたが

無事に到着したのび太たち

 

「この中に生存者がいるかも知れません

探しつつ、食料と資材や衣類の確保をしましょう。」

 

のび太は一枚の紙を取り出した。

 

「慈先生と由紀先輩は3階に行き、衣類の調達を

胡桃さんとりーさんは地下の食品フロアで食料の調達を

僕は、5階に行き 電化製品などの調達をして来ます。

もし危ないと思ったら、すぐにワゴン車に戻ってください。」

 

「のび太は一人で大丈夫なのか?」

 

「そうよ…のび太君 一人じゃ、危ないわ。」

 

胡桃と悠里はのび太の心配をするが

 

「大丈夫ですよ!ゾンビ相手に遅れを取りません!

絶対に無事に戻って来ます。」

 

「…分かったわ」

 

「めぐねぇ!でも!」

 

「のび太君なら、大丈夫よ。

のび太君…絶対に無事に戻って来てください」

 

「分かりました」

 

「じゃあ、皆さん…二時間後には戻って来てください。では、解散します」

 

皆はそれぞれの依頼に行った。

のび太はすぐに階段を登り、5階を目指した。

 

 

5階に辿り着いたのび太は、5階にある

電化製品コーナーや薬品売り場を歩いていた。

 

「…さて、電池と薬品などを調達しないと…それにしても…

薬品が散乱しているってことは…生存者たちが調達に来たか…あるいは、ここに避難して生き延びた生存者がいるのか…ゾンビが5階にいるってことは…生存者は居ないのかな?」

 

のび太は、鉄パイプでゾンビの頭を狙い倒して行く。

 

「沢山いる時なら、苦戦するけど

1体ずつなら、簡単に対処出来る…」

 

のび太は、ゾンビを倒しながら

奥へと歩いて行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

ー直樹 美紀ー

 

私は泣かない…私は圭と学校の帰りに

リバーシティ・トロン・ショッピングモールにやって来た。

いつもと変わらない日だったはずなのに…

私たちは、外の騒がしさに気付き

外を見ると…そこには、人が人を襲う

恐ろしい光景が広がっていた。

 

「美紀!逃げるよ!」

 

私は圭は走った

恐怖で動かない足を無理矢理に動かして

私たちは、ひとまず試着室に隠れた。

 

それからは、生存者のお兄さんに助けられて

私たちは助かった。

 

3日になると

救出が来るまで皆は、壁を作り

自分たちの部屋を作って ひとまず避難所を作った。

 

最初は、無事を喜んだ…でも、

夜になり私と圭は就寝していると

どこからうめき声と悲鳴が聞こえた。

 

私たちは、部屋を出ると

そこは、燃えさかる炎だった。

私と圭は避難し 5階の休憩室に隠れた。

ここなら、少しの食料と水がある…

救出が来るまで、私たちは…泣かない…負けたくない…

 

そして、今日…私たちは、とある人と会うとは

この時、何も知らない。

 

 




閲覧ありがとうございます。

のび太が物語に入ったことで
シナリオも変更しています。

まずは、避難した人たちは早めに亡くなりました。
まだ、圭は美紀と一緒にいます。
少し物語に変更があります。

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であって

のび太は5階の薬品売り場に着いたが

そこは、真っ黒に燃えた跡があった。

 

「火事でも、起きたのかな?…スプリンクラーが動いたから、最小限に抑えられたのか…」

 

のび太は、薬品売り場に入ると

そこには、真っ黒に燃えた死体が転がっていた。

のび太は慎重に歩いて、奥へ進んで行くと

そこは、炭になりかけているバリケードの壁があった。

 

 

「バリケード…ここを避難所にしてたのか…奥に続いているし、行って見るか」

 

のび太は、バリケードを避けながら、奥へ進んで行く。

灰になりかけであるが水で濡れた食品の袋に

空になったワインの瓶が転がっている。

 

「…助かって、少し経って…パーティをしてたら、

誰かが間違えて 火を着けてしまい…引火…分からないや」

 

のび太は、何故、火事になったのか

推理しながら、奥へと歩いて行くと

そこには、一つの部屋の扉があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、二日もこの休憩室に隠れていた

無事だった食料も僅かで水も少ししか無い。

 

「美紀…なんで、こんな事になったんだろ…」

 

あれから、圭は笑わなくなった。

 

「分からない…でも、こんな事件が起きたのか

いつか判明はする…だから、救出が来るまで

頑張ろう」

 

私は圭を励ましながら、この地獄の日々を耐抜いて見せる。

 

少ない食料を少しずつ食べ、体力を使わないように

早めに就寝…でも、こんな生活も長くも続かない。

 

「…美紀、私決めた…私、ここを出て他の避難所に向かおうと思うの」

 

「…でも、圭…外は危ない」

 

「…ここに居たら、餓死するだけだよ。

死ぬなら、餓死して死ぬか ここを出て、避難所を目指すか…それしか無いんだよ!」

 

圭は叫んだ。

圭は餓死するなら、一つの希望にかけていた。

だが、美紀は、

救出が来るまでここに待機するこんなを望んでいた。

 

二人の顔は疲れており

服装も汚れていた。

 

「でも、圭…」

 

「私…決めたの…美紀が止めても、私は行くよ

いつ来るか分からない救出を望むんで餓死するなら、私は最後まで、諦めたくない。」

 

圭は立ち上がり

休憩室の扉の前に立つ

 

「もし避難所に行ったら、助けを呼んで

絶対に助けに来るよ…じゃあ、行くね」

 

圭はドアを開けた。

その時、誰もが思わなかった。

圭が扉を開けると、そこには、一人の男の人が立っており

男は、扉が開くと、一人の女の人が現れた。

 

二人は、少し目を合わせると

少しずつ 意識が戻って来る。

 

「貴方は…救出に来た人ですか?」

 

「…救出と物資の調達に来ました…よく無事でしたね

もう大丈夫です。」

 

お互いに顔を見ると

そこには、自分のクラスメイトの顔があった。

 

「の、野比 のび太君?」

 

「同じクラスの…」

 

二人は、思ってもない場所で出会った。

 




閲覧ありがとうございます。
皆様のお陰で閲覧数が10000になりました。
本当にありがとうございます。

今回は、やっと出会ったので
物語が動きそうです。

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きゅうしゅつとせんとう

二人は見つめ合い

のび太の口を開いた。

 

「…同じクラスの…祠堂さん?」

 

「う、うん…なんで、野比さんがここに?」

 

「えっと…僕は、学校に避難してるんですが

学校の食料が足りないと思い。ここに遠征と生存者の救出に来たんです。」

 

すると、圭は座り込み

涙を流す。

 

「よ、よかったぁ…よかったよ…」

 

「だ、大丈夫ですか?」

 

「うん…ありがとう…野比さん

中に友達が居るので、彼女も助けてくれませんか?」

 

「はい!」

 

のび太は圭を立たせ

中に入ると中には、クラスメイトの

直樹美紀の姿があった。

 

「美紀!助けが、助けが来たよ!」

 

「…貴方は…転校生の野比君?」

 

「はい、話すのは初めまして…野比 のび太です

確か、直樹さんですよね?」

 

「う、うん…野比君が救出に?」

 

「はい、仲間と一緒に…生存者を救出と食料の確保にやって来ました。だから、僕に着いて来てくれませんか?」

 

すると、美紀は立ち上がり

頭を頷いた。

 

「じゃあ、僕のあとに……少し遅かったかな?」

 

のび太が後ろを振り向くと

そこには、ゾロゾロとゾンビたちの姿があった。

 

「!!ぞ、ゾンビ」

 

「野比君!」

 

のび太は、鉄パイプを持って構えた。

 

「大丈夫…僕が守りますから、……ふぅ……大丈夫…僕は戦える!」

 

のび太は走った

最初は先頭にいるゾンビに標的を狙い

ゾンビの足に鉄パイプを当てると、

ゾンビは倒れると、のび太はすぐにゾンビの頭に

鉄パイプを叩きつけ ゾンビは動かなくなった。

 

「…守るんだ…絶対に…あの時とは、違うんだ!」

 

のび太はゾンビを殲滅していく中

彼は思い出していた。

自分が殺した人たちの顔を

殺された母親の顔を

死んだクラスメイトの顔を

のび太は涙を流しながら

ゾンビを殲滅していった。

 

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

のび太は鉄パイプを落とした。

そこには、のび太が殺したゾンビたちの残骸が転がっていた。

 

「すいません…皆さんをこんな姿にした人…僕が仇を取ります…ゆっくり休んでください…」

 

のび太は手を合わせ

そこにいる人たちに言った。

 

「野比君…貴方はいったい」

 

「凄い…」

 

「僕は、ただの高校生です。早く行きましょう

仲間が一階で待ってます」

 

のび太は血がついた鉄パイプを捨て

二人を仲間が居る場所に案内をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーレオンー

 

「ここは?」

 

レオンがヘリから降りた場所は

巡ヶ丘から離れた隣町だった。

 

『すまねぇがレオン!ここからは、車で巡ヶ丘に向かってくれ!救出の時は、バックの中にスモーク弾を入れてある。

それを空に向けて撃て!すぐに迎えに行く』

 

「分かった…」

 

ヘリは離れ

レオンは空を見上げ呟いた。

 

「さて、地獄に向かうか」

 

 

 




圭と美紀の救出回
そして、レオンが日本に到着

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すいません、明日の更新はおやすみにさせて貰います。
明後日には更新します。


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番外編 カゼヒキメランコリ

今回の番外編は、アンソロジーの回の由紀が風邪を引く回を
のび太、めぐねぇ、圭が居る少しアレンジ編になります。




学園生活部の部室

そこには、美紀と由紀の姿があった。

 

「ケホッ、コホッ、ズビ…ズー 」

 

「…あの先輩、大丈夫ですか?」

 

「ふぇ?」

 

由紀の顔は赤くなっており

美紀に言われ 少し慌てていた。

 

「突然どしたの?みーくん!あっ!さては、

お勉強に飽きちゃったー?」

 

「ち、違います!さっきから、先輩の様子がおかしいですよ!!」

 

「ムー そうかなぁ?」

 

すると、部室のドアが開くと

そこに、胡桃とのび太が入って来た。

 

「お疲れさま 美紀さんと由紀先輩」

 

「うっすー お?どーした?二人とも」

 

「のび太さん くるみ先輩 実は…」

 

「先輩として、後輩にきょーいくてき指導を!」

 

「違います!何を言ってるんですか!」

 

由紀は立ち上がり

大声で叫んだ。

 

「センパーイ 何かフラフラしてるぞー」

 

「顔が赤い…由紀先輩…もしかして、風邪ですか?」

 

「あ、ありえないよぅ!だって、バカは風邪ひかないんでしょ!?」

 

「自分で言うな」

 

「ちょっと咳が出て ふらふらするだけで…」

 

由紀はフラフラしながら、倒れた。

 

「だから!それが風邪です!!」

 

「りーさんたちを呼んでくる!」

 

「僕は薬を取って来ます!!」

 

胡桃は悠里たちを呼びに

のび太は風邪薬を取りに行った。

 

 

 

由紀は休憩室に運ばれ安静にしていた。

周りには、胡桃、美紀、悠里、圭の姿があった。

 

「もう、びっくりさせないでちょうだい。

具合が悪い時はすぐに言ってくれなくちゃ…」

 

「はひ…」

 

「ゆきちゃん いい?これから、お粥作って持ってくるから、それ食べたら安静にして寝てるのよ?

漫画とか読んじゃいけませんからね!」

 

「そんなー」

 

 

「じゃあ、作って来るね」

 

「あ、りーさん!私も手伝います!」

 

「ありがとう、けーちゃん!」

 

悠里と圭はお粥を作りに部室へ

すると、入れ違いにのび太と慈が入って来た。

 

「由紀先輩 大丈夫ですか?」

 

「由紀さん!薬を持って来たので、飲んでください!」

 

入って来た二人の服装はボロボロだった。

 

「何故、二人の服装がボロボロなんだ!!」

 

「えっと…それは、慈先生がパニックを起こしまして…

先生が転けてしまい…本棚と激突し、本棚の雪崩に遭遇してしまいました…」

 

「…のび太、お疲れさん…」

 

「さぁ、由紀さん!飲んでください!」

 

「め、めぐねぇー ありがとう!」

 

由紀は慈が持って来た薬を飲み

水を飲んだ。

 

「あとは、大人しくしてるのよ?」

 

「はーい」

 

「のび太君、さっきはごめんなさい…怪我はしてませんか?」

 

「僕は大丈夫なので、先生は服装を着替えてください

ボロボロのままじゃあ、色々と危ないので」

 

「そ、そうですね…着替えて来ます」

 

慈は、着替える為に

休憩室から出ていった。

 

「由紀先輩、今日はゆっくり休んで 治してくださいね?

薬を近くに置いてますので」

 

「ほら、首にタオルを巻くぞ 汗かきまくれば、風邪なんかすぐ治っちまうさ!」

 

「うう…ありがとう!お父さん お母さん」

 

「ちょっ!お父さんとお母さんって!!わ、私は別にお、お母さんじゃ…つまりお父さんは…のび…あー!!のび太!りーさんの手伝いに行くぞ!」

 

「あ、はい!」

 

のび太と胡桃は悠里の手伝いに向かった。

それから、美紀は由紀と二人で会話をしていた。

そして、翌日

由紀の風邪は治ったが…

 

 

「美紀!しっかりして!」

 

「大変!すぐにお粥を作るわ!」

 

「タオルを巻いとけ!!」

 

「美紀さん!薬を飲んでください!」

 

「あー!どうしましょ!!」

 

「みーくん!うつしちゃってごめんねぇ~!!」

 

 

「あの…静かにしてください…」

 

由紀の風邪が美紀にうつりました。

 

 

 




アンソロジー回をアレンジして
のび太たちをいれました。


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番外編 なんか長い 1

今回の出演は、
胡桃、悠里、由紀、美紀、圭、のび太になります。
2回わけで更新します。



三階の廊下に

胡桃、悠里、美紀、圭、のび太の姿があった。

 

「それでさー!小学の時の校長が私のクラスの先生と付き合ってたらしいんだよー」

 

「えー」

 

「のび太くん!私も持つの手伝うよ!」

 

「…のび太さんは、疲れてるはずですから、私たちも手伝います!」

 

「あはは…大丈夫だよ!僕、男だから力仕事は任せて!」

 

のび太は、大きなダンボールを持っており

それを教室の前に置いた。

胡桃は、2年の教室を開けると

そこには…

 

「ゆき!お待たせ お望みのもん 持ってきたぞ」

「わーい!早速やろ!お菓子パーティ!」

 

「お…う…ん?…」

 

皆が教室に入ると

上を見上げると

そこには、由紀の帽子が長く伸びていた。

 

「長いわね…」

 

「ですね…」

 

「なぜ、こうなったのかな?」

 

「…不思議な現象が…」

 

「何で長くなってるんだ?」

 

由紀以外の皆は、冷静に伸びた帽子を見ていた。

 

「皆、凄く冷静ね…」

 

「まぁ、あたしたち 普通の子よりタフな精神を持ってるからな…」

 

「「「慣れって怖いですね…」」」

 

「?…どうしたの?早くやろー!」

 

皆は目を合わせ喋る。

 

「本人は気付いてないみたいね…勘づかれないようにこのまま」

 

「はい…」

 

「了解です!」

 

「きっと解決策があるはずだ。冷静を保ちつつ探して行こう…ごめんごめん!じゃ、早速始めるか!」

 

皆は、席に着いた。

 

「で、何をすんの?」

 

「文字通り!お菓子を食べるだけだよ~のんびりしながら、いろんなお菓子を食べて お話して~」

 

胡桃が取り出したのは、カンパンの箱だけだった。

胡桃は、箱の蓋を開け 皿にカンパンを出した。

 

「って、あれ?カンパンだけ?もっとこう…ポテチとかチョコとか…これじゃあ、いつもと同じだよ~」

 

「お店の在庫が無かったんですよ…今日はこれで我慢してくれませんか?」

 

「お菓子ばかり食べてると 太りますよ先輩」

 

「あッ!そっか我慢する!」

 

由紀が我慢をすると言った瞬間

ズンッ!とぶつかる音が聞こえた。

皆は上を見上げると…そこには、由紀の帽子が

天井に刺さっていた。

 

五人は目を合わせ 五人は頷き

胡桃、美紀、のび太が立ちあがった。

 

「三人とも気を付けて…」

 

三人は教室から出て

一階の購買部に向かった。

 

「「「ぬおぉぉぉぉぉぉ!!」」」

 

三人の叫び声は空しく響いていた。

そして、数分後

三人は息を切らして帰って来た。

 

「はぁ…はぁ…お、お待ちどう…」

 

「はぁ…はぁ…」

 

 

 

胡桃と美紀の手には、お菓子が入った袋を抱え

のび太は、血がついたバットを持って教室に帰って来た。

 

何故、のび太は血がついたバットを持って居たのかは、

不明であった。

 

 

 

 

 

 

 

 



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番外編 なんか長い 2

番外編の続きです。


のび太、胡桃、美紀は

席に座り 袋に入ったお菓子を由紀に渡した。

 

「おいし~!!」

 

由紀は、ポテチの袋を開け

ポテチを食べる由紀

 

由紀以外の皆は、由紀の帽子を見ていた。

 

「「「「「縮んだ…!!」」」」」

 

天井に刺さった帽子が縮んだ。

 

「って安心してる場合じゃないだろ!まだ長いままだぞ!」

 

「何故、伸び縮みするかは、置いておいて

どうやら機嫌で左右されるみたいね…」

 

「不思議な現象ですね」

 

「ということは、先輩が喜ぶことをすれば縮み続けて…」

 

「元に戻るってわけだ!」

 

「よし…だったら!」

 

胡桃は袋からペッキーと言うお菓子を出した。

 

「ゆき!ペッキーもあるけど、食べるか?」

 

「うん!食べる食べる!」

 

胡桃がペッキーを由紀に見せると

由紀はペッキーを食べる。

 

「由紀先輩!チョコも美味しいですよ!」

 

「由紀さん!こちらのポンソメも美味しいですよ!」

 

のび太はチョコの箱を圭はポンソメのポテチの袋を出した。

由紀の機嫌が良くなり 帽子が縮んで行く。

 

「「「「「よし…あともう少しで…元に」」」」」

 

皆はドキドキしながら、由紀の機嫌を見ている。

 

「あ!!」

 

由紀が急に叫び出し皆はドキッ!となった。

 

「ど、どうしましたか!由紀先輩!?」

 

「うわぁ~…どうしよ忘れてた~」

 

由紀は鞄から一枚のプリントを見せた。

 

「補習の課題やってないよ~!めぐねぇに怒られちゃう~!ワ~ン!」

 

すると、由紀の帽子が一気に伸び

教室の窓を突き破った。

 

「「「「りーさん!!」」」」

 

「ゆきちゃん!手伝うわ!ちょっと見せてみて」

 

悠里は由紀の補習のプリントの課題を教えて行く。

 

「ここは、こう…これは、こうして…」

 

「フンフン…分かりやす~い!これならすぐ終わりそうだよ!ありがと~!!さすがは、りーさん!!」

 

由紀は帽子は縮んだ。

 

「「「「「よし…縮んでる…!あともうひと押し!」」」」」

 

「ゆき!別の味もあるぞ!」

 

「先輩!トランプやります!?」

 

その後、皆でトランプをして楽しんだ

時間は過ぎ 夕方になっていた。

 

「えへへ~ なんか今日 皆優しいね?」

 

「そ、そうか?」

 

皆は、由紀の帽子が元通りになっており

皆は安心していた。

 

「えっと…その…皆もお菓子食べよう?おいしいよ!」

 

由紀は皆にペッキーを差し出した。

皆は顔を合わせ 笑顔になった。

 

「うん」

 

「ゆきがたくさん食べるかと思って我慢してたんだけどな」

 

「えーッ!そんなことないもん!!」

 

「あはは~ やっぱり楽しいな…ねぇ!美紀!」

 

「うん…」

 

「たまには、こんな日もいいですね」

 

 

今日一日 学園生活部は、平和でした。

 

 

 




閲覧ありがとうございました。

番外編は何回かやります。
感想 評価 お待ちしております。


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いしき

のび太は大量に現れたゾンビたちを鉄パイプで叩き潰していた。

鉄パイプはゾンビ(人間)の血が付き

のび太は鉄パイプを捨て 近くにある物を広いながら使って行く。

 

「絶対に守るんだ…僕が!」

 

のび太は椅子を掴みそれを思いきり

ゾンビに叩きつけた

すると、ゾンビは力尽きその場で倒れた。

のび太はこの場にいるゾンビたちを殲滅した

少しの安心で倒れてしまった。

 

「野比さん!大丈夫!」

 

「野比くん!しっかり!!」

 

 

…僕は助けれたんだ…よかっ…た…。

のび太は意識を薄れていく中

圭と美紀の声を聞きながら、意識が無くなった。

 

 

 

…ここはどこ?あれ…学校?

 

のび太は目を開けるとそこには、

自分が通っていた小学校の校門の前に立っていた。

のび太が見た小学校は綺麗なままの小学校だった

チャイムが鳴ると学校から皆が出て来て帰宅している

 

…みんな…生きていたんだ…やっぱりあれは夢で……

違う!夢じゃない!確かに僕は皆が死んで

ゾンビになるのも見た…あの事件を無かったことにしてはいけないんだ!あの事件で僕は…僕たちは沢山のものを失った…だから、決めたんだ…次は守るって!だから…僕は!

 

 

「のび…のび太!しっかりしろ」

 

「のび太くん…」

 

のび太は目を開けるとそこには、胡桃と悠里が居た。

 

「…ここは…?」

 

「のび太!」

 

「のび太くん!」

 

「くるみさん…りーさん…あれ?ここは…」

 

のび太は辺りを見回すと

そこは、のび太が寝室に使っている

学院の教室だった。

 

「お前が寝室に使っている教室だ…よかった……

あの後、圭と美紀がのび太を私たちの元に送って来て貰ったおかげで助かったんだよ…心配かけさせるなよ…バカ」

 

「のび太くんが無事でよかった…でも、無茶は止めてね?

貴方は私たちの希望なんだから」

 

「本当にすいません…えっと…由紀先輩と慈先生は?」

 

「二人なら、生活部の部室だよ」

 

胡桃はそう言うとシャベルを掴み立ち上がった。

 

「私は先に生活部にいるから、大人しくしとけよ?」

 

胡桃はそう言って教室をあとにした。

のび太は辺りを見回すと机に銃と写真が置かれていた。

 

「のび太くん…大丈夫?」

 

「あ、はい…何とか…りーさん

祠堂さんと直樹さんは無事ですか?」

 

「えぇ!大丈夫よ 今は疲れて寝てるわ

お腹が減ってたのかしら、沢山 食べて寝たわ

明日の朝に起きると思うから、その時に皆で話をしましょう」

 

りーさんはタオルをのび太のおでこに置き

のび太を寝かした。

 

「ありがとうございます」

 

「今日はゆっくり寝て 元気になってね」

 

のび太は目を瞑り

久し振りに深い眠りに落ちた。



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番外編 やんでれゆき やんでれくるみ

少し番外編で許してください!(土下座)
本編は私のやる気と気力が戻り次第 書きます!!
それまでは、番外編で許してください!!



私は丈槍 由紀…

生活部の部員…私は一人の後輩に恋をした

その後輩は眼鏡をかけて

いつも優しくしてくれる私の大事な人…

 

野比 のび太君…のび君はねぇ…いつも

私の頭を撫でてくれるんだー

お父さんに撫でて貰うよりも好き

ずっと撫でてほしい!

 

 

でも……なんで?

りーさんとくるみちゃんの頭を撫でるの?

のび君に撫でられるのは私だけでいいのに…

 

 

のび君の笑顔を見ると凄く元気がもらえるんだよ!

でも…その笑顔も みーくんとけーちゃんにも見せるの?

 

 

のび君の体に抱き付くと凄く安心して眠れる

お日様みないに暖かい…

でも…その暖かい温もりもめぐねぇに取られた…

 

 

あは…あはは…ねぇ…どうしてッ!!

なんで!私を見てくれないのッ!!

私はのび君が好き大好き!のび君が使ったタオルを

私が使ってる!歯ブラシだって私が使ってる!

でも、なんでなんでなんでナンで!!!

私だけを見てくれないの!!…

 

やっぱり…皆がいるから…のび君は

私だけを見てくれないんだぁ…あはッ!

そうだったんだー…簡単なことだ

のび君の周りにいるメスは殺しちゃえばいいんだー

あはは…私にはのび君がいれば満足なんだ

生活部も二人の愛の巣にしちゃえばいいんだーふふふ

 

待っててね?のび君…

 

もう少しで私だけしか見れなくするからね?

あは、あはハハははッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は恵飛須沢胡桃…

私は後輩ののび太に助けられた

最初は不思議な奴しか思っていなかったが

アイツはいつもそばに居てくれる

寂しい時は一緒に居てくれる…

泣いてる時は優しく抱き締めてくれた

アイツの顔を見てると凄く恥ずかしくなる

そうだ…私はのび太に恋をしたんだ

生活部の皆も好きだ!…でも

最近、可笑しいんだ………私…のび太以外の皆が要らないと思うようになったんだ…

 

いや、私は皆が好きだ!のび太も好きだ!

アイツの笑顔は誰にも渡したくない!!

そう…これは私の我が儘だ…のび太が悪いんだ

他の女に笑顔を見せるから…

 

ふざけるな!!のび太は私だけのものだ!!

誰にも渡したくない!…あ、そうだ

簡単なことだ……のび太を地下に誘って

そこで襲えばイインダ……これでのび太は私のもの…

ふふふ…はははは!!私の初めても…のび太の髪も唇も体も

私だけのものだ!そうだ!

逃げれないようにロープもいるな

それに…私だって我慢してたんだ…のび太が悪いんだ

そうと決まればのび太を誘うか!

 

あぁ…楽しみだなぁー…

これからずっと私だけを見てくれるんだから…

愛してるよ のび太…ふふふ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やんでれゆき やんでれくるみ

やんでれ番外編終わり

 




短く それに適当になってしまい
すいませんでしたー!!!

ヤンデレにトラウマがある私ですが
胡桃ちゃんなら問題ないですね

私は、めぐねぇと胡桃ちゃんに美紀が好きです!
うはっ!ハーレム建設!…現実では起こらないですね…

現在は謎の喉の痛みに殺られ
ツイキャスもおやすみしていますが
もう少しで味噌神のスペリアがやります
味噌神のラジオキャス 復活します
来てくれる方はバンバン待っています!!

コメントを返したり コラボしたりしますので
興味がある方はツイキャスで味噌神のスペリアの
味噌神ラジオに来てください!

レベルが13なので
味噌神のラジオキャスか味噌神のスペリアで検索してください!
もしよろしければフォローもお待ちしています!
コラボをしてくれた方は小説やアニメなどで語りましょう!
コメントも返していきます!
以上!味噌神のスペリアの報告でした。

感想 お待ちしています!


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番外編 やんでれりーさん やんでれめぐねぇ

何故かヤンデレが好評だったww
リア友に脅されてりーさんとめぐねぇの書けと…
うぇうぇww(泣)
頑張って書きます!!…短いですが…


私は若狭悠里…生活部で

皆のご飯を毎日作っているわ

皆が美味しそうに食べてくれる顔を見ていると

凄く嬉しくて毎日が楽しく感じるわ!

 

でも、最近…のび太くんを見ていると

心が痛くなる時があるの…

いつも無茶ばっかりして…皆に優しくして

そんなのび太くんは好き…好きだけど…

 

 

モウスコシ…ワタシヲミテヨ…。

私だけを見て!私だけに優しくして!

でも、我が儘よね…他の皆だって……

だから何?我が儘でいいでしょ?

私だって…のび太くんを独り占めしたい…

こんな女はのび太くんは嫌いかな?

ううん…嬉しいはずよ…

私の髪も肌も全部 のび太くんだけの物なんだから…

 

フフフ…のび太くんの料理は特別…

私の愛(血)がたっぷり入った愛情がたっぷりなんだから…

 

なんで?笑わないの?美味しいでしょ?

私の愛情が入っているのよ!!

…のび太くんの舌は私の味を独り占めしている…

 

フフフ…あはハアハは!!!

 

あら?眠たいのかしら?のび太くん

もう…のび太くんは子供なんだから…

体が動かない?だって…逃げれないように薬を入れたからよ♪

さぁ…ワタシヲカンジテネ♪のび太クン♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は佐倉慈…

皆からめぐねぇと呼ばれている

私はドジでノロマだから…皆の足を引っ張ってるだけ…

それに学校の秘密を知ってしまった時は

どうしたらいいか分からなくなった。

 

そんな時…彼 のび太くんが助けてくれた

私は男性と話したことはあんまりなく

いい出会いも無かった…

だけど、こんな悲劇に

のび太くんは私の白馬の王子様に見えてしまった

昔からの夢で王子様が私を助けてくれる

そんな夢が叶った!…そう教師なのに

のび太くんが好きになってしまった…

でも、私は年上だし教師…ワタシには魅力がないのかしら…

ううん…私には体がある…大人の魅力でのび太くんを誘惑すれば…フフフ♪でも、皆がいるから邪魔されちゃうわよね…

なら、料理に薬を混ぜ 眠らせればいい話よね?

フフフ…ワタシの王子様♪

 

 

ゼッタイニハナサナイカラ… これからもずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと一緒に永遠を過ごしましょう♪

のび太くん♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想…短いから1000文字がいかないから

後書き

 

今回は短い…あんまりヤンデレにしにくかった

めぐねぇは好きなキャラだからヤンデレはちょっと…

最近、ゲームもブレオデやグリモアしかせず

毎日 仕事も忙しい…まぁ、忙しいから

更新が遅れるのは勘弁してくれ…はい!

調子を乗ってすいません!!あ、空き缶を投げないでぇー!

はい、暇な時にちょくちょく書きますので気長にお待ち下さい。

それと

ツイキャスですが

これから、毎日 土曜日の夜9時半からキャス予定なので

来てくれると嬉しいです!!

コメントやコラボ お待ちしています!

作者のスペリアはかなりのゲスボなので期待はしないでください!!

毎週 土曜日にツイキャスにあつまれー!

たまに暇な時に9時半に他の日にちにやっている時もあります!

 

では、味噌神のスペリアの

のび太のがっこうハザード 終わります。

次は、、、どうしようかな?w

もしリクエストでみたいやつがあれば感想に書いて貰えば

それを番外編で書けるやつなら書きます!

ただ書けない時はすいません!!



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番外編 やんでれみーくん やんでれけーちゃん

私は…直樹美紀…

ゆき先輩からみーくんと呼ばれてから

皆からみーくんと呼ばれるようになった…

いや、嫌ではないけど…私のクラスメイトの

野比君は美紀さんと呼んでくれる…

私は喋るのが好きな方ではない…

…友達も圭しかいない…だから、野比君…

男の人と話すことも無かったから恥ずかしい気持ちがあり

少し素っ気ない感じに話してしまう…

 

それでも、野比君は嫌な顔をせず

いつも笑ってくれる…勉強のことで分からなくなった時も

助けてくれる…野比君は「僕が教えれる立場になるなんてな…」って呟いていたのが聞こえたが私には分からない…

昔の野比君のことも…クラスが一緒なのに分からない…

 

ゆき先輩やりーさん…めぐねぇにくるみ先輩…

野比君はいつも同じ…だけど、私だって…我慢してる

本当なら、抱き付きたい…でも、恥ずかしいから出来ない…

話したいのに恥ずかしいから話せない…横に圭がいるから話せるが一人なら話せない…私はダメだ……

 

でも、、、野比君…

私だけを見て!私だけを触って!私だけを感じて!

私だけを撫でて!私だけを抱き締めてよ!!

これは我が儘だ…だけど、こうしたのは野比君のせいなんだから…責任取ってもらいますよ…野比君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は祠堂圭…私はクラスメイトの

野比 のび太くんに恋をした…

最初は普通で目立たない人だったけど…あの時

助けて貰ってから…恋に落ちた。

かっこよくて 勉強が出来て

強くて 優しくて…私はのび太クンが好きになった。

 

だけど…周りには可愛い子がいるし

のび太くんも満更でもない顔…

許せない…許せないよ…私だけを見てよ…

他の子を見ないでよ!!!

 

のび太くんが最初に洗う場所だって知ってる!

のび太くんが嫌いな食べ物だって知ってる!

のび太くんがあやとりが得意なのは知ってる!

のび太くんが射撃の腕前がすごいのを知ってる!

 

…私はずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと…のび太くんを見ているのよ?…

私、こんなに愛してる…だから……

 

 

私がのび太くんを監禁してあげる♪

そうしたら…私だけのものだよね…フフフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、ヤンデレ終わりです。

どうも、味噌神のスペリアです!

また後書きになります。

 

三日連続 ヤンデレ番外編でしたがどうですか?

次回は本編に戻しますが…次回!

のびハザのキャラが出ます!

少し改変されていますが気にしないでください!

 

さて、段々寒くなりましたが…

私は風邪気味です(白目)

風邪気味なら早く寝ろ!って友人に言われました。

でも、私、皆さんの為に書きます!キリッ!

 

はい…最近、ガチャ運が悪いですね…

ブレオデの5連ガチャをしたら、星3と4しか出ねぇ…

FGOでは…玉藻しか出ない

私のキャラに玉藻の前が6体います…

 

これが玉藻の前の呪い!?

私は玉藻に愛されています…

玉藻の小説…書こうかな?ぐらい可笑しくなっています。

 

これからものび太のがっこうハザードをよろしくお願いします。

感想 お待ちしています!

 



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きょうりょくしゃ

すすきヶ原にある警察署

警察署にある署長室に一人の男性が座っていると

コンコンと扉をノックする音がすると

男性は「入りたまえ」と言うと「「「失礼します」」」

と署長室に三人の男女が入る。

 

 

金髪でガングロの青年

黒髪で綺麗な二人の女性

署長室の椅子に座る男性

 

「…久しぶりだな…こうして、三人に会うのは…」

署長の男性が言うと青年が

 

「あの事件の後で色々あったからな…」

 

「フフフ!懐かしいね…」

 

「で、署長さん?私たちを呼んだらしいけど何かあったの?」

 

「…俺、署長だよな?結構 偉くなったはずなんだけど…いいか…今日、三人を呼んだのは他でもない…実はある街で

ゾンビが出たと向こうの警察からの応援があったのだが…

政府が警察の出動を認めず動けないでいる…

そこで、すすきヶ原警察署の感染対策本部隊員である

キミたちにある街で調査をして貰い…もしくはゾンビが発生している場所を叩いて欲しいんだ」

 

「また…あの悲劇が…」

 

「くそ!…何でだよ!…」

 

「二人共 怒ったら負けよ…私たちは感染対策本部…

その街に行きましょう」

 

 

「本当なら、私も行きたいんだが…他の事で対策がある…

アメリカのエージェントが先に街に行ったと大統領から連絡があった…それに銃の使用も許可する…気を付けてくれ!」

 

「「「はい!」」」

 

三人の男女は署長室を出ると男性は外を見る

 

「俺がここまで来れたのは…あの事件が終わってからだよな…生き残りの警察官…あの子供たちと供に戦い…悲劇を終わらした…町も復興しているのに…ゾンビが発生するんだ…

俺がもっと偉くならないと…悲劇を起こさない為にも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃ある家では

のび太に似た青年と青い狸…猫型ロボットがいた

 

「まだ…生き残りがいたんだね…」

 

「らしいな…それに…おじいちゃんが巻き込まれている」

 

「の、のび太くんが!た、大変だ!早く助けに行かないと!」

 

「…分かっている…今 動くと奴らに警戒されかねん…

慎重に行かないとダメだ」

 

「う、うん…そうだね…ごめんね」

 

「いや、分かってくれただけでいい…また争いか…

それにおじいちゃんは何処に居ても巻き込まれているな…」

 

「まぁ、のび太くんだからね!」

 

「そうだね…さぁ、準備して俺たちも行こう

平和になった未来を変えさせてたまるか!」

 

「うん!行こう!過去の時代に!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりと仲間たちが集まり

物語のピースが繋がっていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

まだ名前を書いていませんがこれは仕様です。

分かる人にはわかりますね…

僕が好きなのびハザでよく使うのは、

実は…警察官の久下さんと器用な健治くんと

天才の出来杉くんとレオンさんがメインです。

僕が使いやすいキャラです。

 

はい、今回は短いですがもっと書くと

更新が遅れそうなので許してください!何でもします!!

やらないけど…

 

明日にツイキャスをするので来て下さると

嬉しいです。夜の9時半に味噌神のラジオキャス

視聴お待ちしています。

 

そろそろ仮面ライダーの映画が公開近くなりました

私は見に行きますよ。仮面ライダー好きとして

必ず見に行きます。

 

 

では、これからも

のび太のがっこうハザードをよろしくお願いします。

お気に入りをしてくれた皆様 評価をしてくれた皆様

感想を書いてくれた皆様

クソみたいな小説ですが味噌神のスペリアを

今後もよろしくお願いします!

 



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けつだん

あれから三日の月日が経つと

のび太たちは学校で生活が慣れて来た

 

「めぐねぇー!今日のご飯はカレーだよ!」

 

「ふふふ そうね!あ、ここ間違ってるわよ」

 

由紀と慈は数学の教科書を開きながら勉強中

 

「のび太!そっちに行ったぞ!」

 

「了解!美紀さん!圭さん!」

 

「うん!」

 

「分かった!」

 

胡桃 のび太 美紀 圭は学校にいるゾンビたちを片付けていた

のび太たちがゾンビを片付けたお陰なのか学校にはゾンビの姿は消えてゆく…ただゾンビ…いや、人間だった彼らの死体は

のび太が外に連れて行き 火で燃やし 火葬する

ただ彼らだってなりたくってゾンビになったわけではない

 

のび太はこの事件を起こした犯人を許すことは出来ない

拳を強く握りそう感じている。

 

美紀と圭を救い出して三日目

のび太はあることを皆に打ち明けることにした。

 

「皆さん 僕の話を聞いてください」

 

のび太はカレーを食べている皆に話しかけると

黒板の前に立ち のび太は黒板に紙を貼る

 

「…図書室で見つけた学校の見取り図です…

僕はこの学校に違和感を覚えています…まずはこの学校の設備…ガスに水 電気などがちゃんと使える場所…地震など事件が起きたことを想定して作られていることに…」

 

「野比…お前は何が言いたいんだ?」

 

「のび太くん…それって…」

 

胡桃と慈はのび太が言いたいことに気付いた

由紀以外の皆も気付いた

 

「…この事件を想定されて作られていたら?と僕は考えています…慈先生…もし先生たちにもしもの時の為にマニュアルとか渡されていませんか?」

 

のび太の言葉に慈は頷いた

 

「確かにもしもの時の為にマニュアルはあるわ…多分

職員室の何処かに…」

 

「これのことですね?」

 

のび太が出したのは緊急事の為のマニュアルだった

のび太はマニュアルを広げるとそこには

ゾンビのことや脱出についてのことがびっしりと書かれていた。

 

「な、なんだよ…これ……なぁ!嘘だろ!!これって事故じゃなく…想定されていたってことかよ!」

 

「そんな…」

 

胡桃は凄く声を高くあげ 悠里はその場にうずくまった。

無理もない…ただの事故では無く

何者が起こしたのかトラブルで起きた事件なのか

それを想定されたテロに近い…それも学校の共犯

いや、街そのものが実験所だったかも知れない

 

「…のび太さん…嘘ですよね?…嘘だと言ってください…

私たちは実験の為にこんな思いをしてるんですか?」

 

「美紀…」

 

美紀と圭もかなり動揺していた。

すると のび太はマニュアルをある場所を指した

 

「このマニュアルには脱出することが書かれています…

僕はこの事件を起こした犯人を許せませんが…

僕は皆とこの街を脱出することを最優先で考えています

 

 

 

 

 

この街を脱出しませんか?」

 

 

 

この提案は…吉と出るか凶と出るか

誰にも分からない。

 

 

 




少し無理矢理ですが今はこれでしか書けなかった…
はい、スペリアです!
ポケモンの厳選が忙し過ぎて書けなかったことを反省しています!が!…楽しかったです!



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だっしゅつるーと

のび太たちはマニュアルに書かれた

脱出ルートと書かれた見取り図を見ると

この学院の地下に続く下水道を通ると

地下鉄に出てその地下鉄には脱出専用列車がある

と書かれていた。

 

「もし…脱出ルート通りに行くと何かしらの危険はあるかも知れません…どうしますか?皆さん」

 

「…一つ良い?」

 

悠里は手を上げるとのび太は返事をした。

 

「はい」

 

悠里はのび太に質問した

 

「…のび太くんは何故 彼らを見ても驚かないの?

それに何故、こんな状況なのに平然でいられるの?」

 

そう…今まではそこまで考えてはいなかった

何故、のび太はこれだけ冷静にいられるのか

普通なら動揺しパニックも可笑しくはないはずだ

 

すると、のび太は少し考えると口を開いた

 

「少し昔の話をします…これは本当の話です」

 

 

のび太は話した

小5の時に起きた事件のことを

その小学校が組織と協力関係であることを

恩師である担任の裏切り…町の偉い人が

町をゾンビウィルスを蔓延させたことを

自分の母親が感染者に殺されて自分も殺されると必死に戦い

感染者を殺したことを…そして仲間たちと出会い

その黒幕を倒し 平和な町に戻す為に協力していることを

 

「…僕は二度も同じ事件を経験しています…僕はゾンビでも沢山の人を殺した…それだけは変わらない……まだ僕は絶望はしなかった仲間が友達がいたからです

ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、聖奈さん、久下さん、健治さん、出来杉くん、レオンさん、アシュリーさん、雪香さん、セワシくんに…ドラえもんが居たから僕は生き残れました…だけど彼らは今はいない…だから僕は皆さんを救いたい!人殺しだから…あんまり信じては貰えないでしょうが…脱出し安全になったら僕を殴るなり貶しても構いません!だから!それまでは僕を信じてください!」

 

のび太は頭を下げる

のび太の心は不安に満ちていた

だけど、不安はあるが言った分少しは楽になった

すると、慈はのび太に近付きそして…

 

 

のび太を強く抱き締めた。

 

「え…」

 

「のび太くん…ごめんなさい…私たち教師がしっかりしていれば良かったのに…恩師に裏切られて学校も信用出来ないのは分かります…だけど、私を…佐倉 慈を信じてくれませんか?教師として 一人の大人として…私はのび太を信じています

もう私は誰も失いたくない…だから、のび太くんを信じます」

 

「そうだぜ!のび太!お前は頑張り過ぎなんだよ!

もう少しぐらい私たちを頼れよ」

 

「胡桃先輩…」

 

胡桃はのび太の頭を撫でると悠里はのび太の手を握った

 

「私たちはのび太くんに救われたわ!だから、次は私たちがのび太くんを救う番よ」

 

由紀はのび太の背中に抱き付くと笑顔で言った

 

「のびくんは頑張ったよ?私はのびくんの味方だよ!」

 

すると、圭と美紀も近付く

 

「美紀と私を助けてくれたヒーローを貶したりしないよ!

のび太は私たちのヒーローだからね」

 

「はい…のび太さんは私たちのヒーローです」

 

すると、のび太の目から涙が流れた

久し振りに涙を流すのび太は心から生きて良かったと思えた。

天国にいる母親と犠牲になった友達の顔を浮かべながら

のび太は心で思った。

 

「僕は生きてて良かった…また信頼出来る人に出会えた…ありがとう…」

のび太たちは脱出をすることを決め

準備をする為に脱出は三日後に決めた。

 

 



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番外編 わたしはあなたが…

私、直樹美紀は今まで圭 以外の人とは話すことは無かった…

それはダメだとは分かっているけど

人の前に立つと何故か喋れない…人が怖い

私が喋ると周りがいなくなりそうに感じている…だけど

そんな私でも生活部の皆は私を見てくれている

生活部に一人 野比 のび太さん…彼はいつも優しい

 

誰かが落ち込んでいた時は隣に居てくれる

誰かが困っていたら必ず助ける

最初の私が見たら彼は偽善者とか思って

興味を無くしていただろう…

 

でも、あの時 勇敢に戦う彼の姿は凄く

強くて…でも悲しい表情をしている。

 

何で?そんな表情をするの?

相手を殺さないと自分がいつ殺されても可笑しくはないのに

彼は悲しい表情をしている…私には分からない

 

だけど…のび太さんの昔の話を聞いた時

心が悲しくなった…母親が目の前で殺され

信頼していた担任の裏切り…目の前で死ぬ友人…

それなのに…なんで…あなたは優しいの?

 

そんな時 私は図書室に居た

 

「…はぁ…のび太さんの事 わかるようで分からない…」

 

美紀は図書室の本棚から本を取ると

一枚のカードが落ちた。そのカードは

本を借りた時に書く名前のカードだった。

美紀はカードを拾い名前を見るとそこには

のび太の名前が書かれていた。

 

「のび太さん…難しい本を読むんだ」

 

美紀が取ったのは英語で書かれた難しい本だった。

普通にこんな本を読む人なんていない…

 

「…のび太さんに聞いてみよう」

 

「えっと…僕に何か聞きたい事がある?」

 

急に声をかけられ美紀は後ろを振り向くと

そこにはのび太の姿があった。

 

「…いつから?」

 

「さっきだよ?美紀さんが僕に聞いてみようって声がしたから声をかけたんだけど…ビックリさせてごめんね?」

 

「い、いいえ…こちらこそごめんなさい」

 

のび太は美紀が持っている本に気付いた

 

「美紀さんも英語の勉強?」

 

「う、うん…勉強は大事だから…のび太さんは?」

 

「僕も勉強かな?将来なりたい職業の為にかな」

 

のび太は本棚から本を数冊取るとカードに名前を書き

鞄の中に入れた。

 

「図書室も安全とは言えないから皆がいる生活部で勉強をしてるんだ」

 

美紀はそんなのび太を見て口を開いた

 

「のび太さん…のび太さんがなりたい職業とは何ですか?」

 

のび太は笑いながら答えた

 

「僕は職業 ロボットを作りたいんだ…人とロボットが友達になるロボットね…普通ならあり得ないんだけどね?

でも、僕は不可能を可能にしたいんだ」

 

美紀はのび太の言葉を聞いてから答えた

 

「のび太さん!私に勉強を教えてくれませんか?」

 

「うん!一緒にやろう!」

 

美紀はのび太と共に生活部に行く

 

「私は貴方が……き…」

 

「ん?美紀さん 何か言った?」

 

「何も言ってませんよ!さぁ、行きましょう!」

 

 




ゴリ押しが半端ない
どうも スペリアです。

仮面ライダーを見ているとついに死亡キャラが現れました
これからどうなっていくのか楽しみです。
ゾンか…かっこいいな…


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ゆきのていあん

脱出を決めて明日には脱出

生活部の皆は1日で脱出の準備をし

それまでお世話になった生活部の掃除をしていた

 

「ゆきちゃん?何をしてるの?」

 

悠里は由紀が黒板に何かを書いているのを見かけ

声をかけると由紀は笑顔で答える。

 

「明日にはこことバイバイするから、生活部の卒業式をしたい!」

 

「卒業式か…うん!いいわね!なら、めぐねぇたちに相談しないとね?」

 

「うん!」

 

由紀は慈がいる教室に行くと悠里は由紀が書いた

黒板を見て呟いた。

 

「卒業か…確かに正しいかもね」

 

「りーさん?どうかしたんですか?」

 

そこに 箒を持ったのび太が現れると

のび太も黒板を見て笑った。

 

「卒業ですか」

 

「えぇ…ゆきちゃんの提案らしいわ」

 

「確かに由紀先輩たちは3年生で卒業ですね」

 

「こうなったからもう無理だと思ったけど…最後は学生らしく卒業はいいかもしれないわね」

 

「そうですね」

 

悠里は近くの椅子に座るとのび太に話し掛ける。

 

「もしのび太くんが居なかったら私たちはここに居なかったかもしれない…私たちがこうして居るのものび太くんのおかげね」

 

「そんなことないですよ…僕だってりーさんが居なければ餓死していたかもしれませんし、由紀先輩がいたから元気になれましたし、胡桃がいたから僕は安心して戦えました…だから、皆がいて僕たちが力を合わせているから生きていけるんですよ」

 

「ふふふ…そうね…でも、のび太くんは頼りになるわ

のび太くん…もし脱出したらどうするの?」

 

「…脱出したら僕の知り合いに頼んで空き家を借りて

生活が安定するまでは皆と暮らしたいと思っています

僕も男なのでずっとは無理だと思います…皆さん可愛いですから彼氏が出来るかもしれませんしね」

 

「か、可愛い…のび太くんって卑怯よ?…でも、私はのび太くんと暮らしたいわ…のび太くんが一人だと無茶しそうだからね?」

 

「そうですね…」

 

のび太は空を眺めて呟く

 

「りーさん…」

 

「うん?」

 

「必ず脱出しましょう」

 

「えぇ!」

 

「りーさん!!めぐねぇに許可を貰ってきたよ!あれ?のびくんだ!のびくん!明日 脱出をする前に皆の卒業式をしよう!」

 

「はい!」

 

青空は明るく優しい光が射し込む

温かい風 三人の笑い声は笑顔をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 

どうも!味噌神のスペリアです!

次回は卒業式!

皆が生存する卒業式 頑張って書きます!

 

今年の更新はこれで最後ですが

来年ものびハザや他の小説も書いていくので

これからもよろしくお願いします!

 

今年は、仮面ライダーの映画を観ましたし

ポケモンの厳選も頑張りましたし

もう思い残すことはないと思いたいです…

皆も怪我をせずに今年最後まで元気で過ごしてください!

 

 

では、皆様 アデュー!

来年も味噌神のスペリア作品をよろしくお願いします!

 




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皆様 お気に入りありがとうございます!
これからものび太のがっこうハザードをよろしくお願いします!


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そつぎょう

脱出当日…巡ヶ丘学院高等学校

のび太たち7人は3年の教室に居た。

教室は折り紙で作った輪つなぎや花の飾り

そして、6人は椅子に座り慈は皆の前に立っていた。

 

「これより 巡ヶ丘学院高等学校 生活部の卒業式を行います」

 

そう…避難所として使っていた学校との別れ

最後に由紀たちの卒業式を

 

「では、生活部部長 若狭 悠里さん」

 

「はい!」

 

慈に名前を呼ばれ悠里は慈の前に立ち

頭をさげる。

 

「卒業証書…貴方は生活部部長として皆の生活面や家事などをこなし ここまで立派に成し遂げたことに心から感謝します…はい、おめでとう」

 

慈は悠里に卒業証書を渡すと

悠里は一歩下がり頭を下げ椅子に戻る。

 

「生活部部員 恵飛須沢胡桃さん」

 

「はい!!」

 

胡桃も悠里と同じようにして慈の前に立つ

 

「卒業証書…貴方は生活部で立派に皆を守り 貴方がいなければ助からないことが沢山ありました…本当にありがとう」

 

慈は胡桃に卒業証書を渡すと胡桃の目から涙が流れていた。

 

「続いて…生活部部員 丈槍由紀さん」

 

「はい!」

 

由紀はのび太と美紀に圭に笑顔を見せながら

慈の前に立つ。

 

「卒業証書…貴方は生活部で明るく優しく皆を笑顔にしてくれる存在です…これからも笑顔で皆を明るくしてください

はい、おめでとう 由紀ちゃん」

 

「ありがとう!」

 

「では、これで卒業式を終わります…皆!卒業おめでとう」

 

「「「ありがとうございます!」」」

 

のび太たちは拍手を送り 由紀たちは涙を流し

慈はそんな彼らを見て笑う こうして卒業式を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、皆 行きますか」

 

「おぅ!のび太!先頭は任せた!」

 

「ここから脱出するのね…」

 

「わーい!卒業だ!早く行こう!」

 

「圭?準備は大丈夫?」

 

「うん!大丈夫!美紀こそ大丈夫?」

 

「皆さん!危険な場所なので落ち着いて行きましょう」

 

のび太、胡桃、悠里、由紀、美紀、圭、慈の7人は

学校にある地下に行く階段の前に居た。

 

「では、出発します!」

 

「「「「「「おー!!」」」」」」

 

こうしてのび太たちの卒業と脱出が始まった。

この脱出でのび太たちはこの事件の黒幕を知ることになるとはまだ誰も知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 

皆さん 明けましておめでとうございます。

更新が遅れたことに大変申し訳ありません

新年早々 仕事が忙しく書く時間がありませんでした

朝から夜まで仕事をして帰ると寝る毎日でした。

あと旅行に行き疲れを癒しに行きました(白目)

 

旅行ではいい出会いもなずただ従兄弟とゲームで遊ぶぐらいですね…知り合いが新年早々 入院したらしいので

ビックリしております。

 

かれこれ小説も8年目になる私ですが

 

これからものび太のがっこうハザードをよろしくお願いします。

 

 

 



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ちかとさいかい

巡ヶ丘学院高等学校の地下

電源が生きているのか地下は明るく

のび太たちは慎重に歩いていくが

のび太はある事に気付いた。

 

「…地下なのに寒くもなく暑くもないですね」

 

のび太は学校の地下の温度に違和感を覚えていた。

 

「…そうです…何故地下なのに温度が変わらないんでしょう」

 

美紀ものび太が気付いた違和感に気付くと

慈もその違和感に気付いた。

 

「温度を管理している?…だったら何故地下に…」

 

「…脱出の為…いや…でも、この感じ何処かで」

 

のび太はこの違和感に何処か懐かしい感じがあったが

皆は温度に気にせず歩くとのび太は前からやってくる気配に

気付き皆を呼び止めた。

 

「…皆さん…後ろに」

 

のび太は皆を後ろに下がらすと鞄からリボルバーを出し

構えると胡桃ものび太の横に立つ

 

「胡桃先輩?」

 

「のび太ばかりに任せたらダメだしな…私も戦うぜ」

 

胡桃は愛用のシャベルを持ち構えると

光が見える所まで気配がやってくる…そして

現れたのは…茶色のジャケットを着た男の姿だった

すると男も目の前にいる少年の姿を見て呟き

のび太も銃を下ろし驚いた

 

「…おいおい…まさかのび太か?」

 

「え?…ま、まさか!レオンさん!!」

 

「し、知り合いなのか!?」

 

のび太は数年振りにレオンに出会った。

 

「レオンさん!何故ここに?」

 

「いや、俺も何故 キミがここにいるか聞きたい」

 

のび太はレオンと情報を交換する。

お互いに起きた今の状況と任務を

レオンはここから離れた場所の公園のマンホールから小さな光が見えたからマンホールを開けそこから入り

この地下に来たらしい。

 

「まさか…引っ越した先でこの事件に巻き込まれるとはな…」

 

「はい…」

 

「えっとのび太くん?この方はどちらさまですか?知り合いらしいですが」

 

「俺としたことが自己紹介がまだだったな…俺は

アメリカ合衆国…大統領の護衛とエージェントをやっている…レオン・S・ケネディだ…」

 

「私は巡ヶ丘学院高等学校で教師をしています 佐倉 慈です」

 

「私は丈槍由紀!由紀でいいよ!」

 

「私は若狭悠里です 悠里と呼んで下さい」

 

「恵飛須沢胡桃…胡桃でいい」

 

「私は直樹美紀です…」

 

「私は祠堂圭!圭でいいですよ!」

 

「あぁ…よろしく…しかし、のび太…成長したな」

 

「はい…あれから数年は立ちましたが…あの感覚は忘れることはできないですよ」

 

「そうか…今の装備は何がある?」

 

のび太は鞄から二つの銃を出すとレオンは一つの銃を待て笑う

 

「まだ持っててくれてたのか」

 

「レオンさんから貰った大切なものですから…」

 

最後の別れでレオンから貰った銃…

レオンとのび太は笑う。

 

「俺はサブマシンガンにマガジンに…ハンドガンと手榴弾だ…あとは食料だ…俺はこの町でアンブレラが動きがあるとエージェントから聞いて大統領の命令でここに来たが…民間人がいるなら話は別だ…ここを脱出しよう」

 

「レオンさん…ありがとうございます!」

 

レオンが仲間に入りのび太たちは脱出する

 




ついにレオンさんと再会
のびハザもレオンとのび太が初めて協力したのが
二人です。


あ、二人で思い出しましたが
今の仮面ライダーエグゼイドのマイティブラザーズがカッコいいです

俺がお前で!お前が俺で!(ウィーアー!)マイティ!マイティブラザーズ!(ヘイ!)XX!

変身音がかなりお気に入りです。


レオンを仲間にしここからがのびハザの戦いです
これからものび太のがっこうハザードをよろしくお願いします!


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そしき

のび太たち一行は真っ直ぐ歩くと

急にのび太とレオンは立ち止まると

皆も立ち止まる。

 

「どうしたんだ?のび太にレオンさん?」

 

「胡桃先輩…どうやらここも奴らの傘下だったかも知れません」

 

「ヤレヤレだぜ…」

 

のび太とレオンは銃を構えると

奥から走って来るのは大量のゾンビだった。

 

「のび太!行くぞ」

 

「はい!レオンさん!」

 

レオンはサブマシンガンでゾンビの頭を狙い連射しながら

ゾンビたちを倒していく

のび太はハンドガンで確実にゾンビの脳に当て

1体1体倒していく

二人の連携は息が合っており数年前に戦った

記憶と体が覚えていた。

一番 この二人で動くことがあった為か

射撃の天才とプロのエージェントの二人の連携は

熟練コンビのようだった。

 

そして、ゾンビたちを倒し終わると

レオンはあることをのび太に呟いた。

 

「のび太…もし白く爪が長い奴との戦闘をしないほうがいい」

 

「何故ですか?」

 

「俺も分からないが俺の知り合いのエージェントの四人から聞いた話だ…その白い奴は銃で撃ち続けても襲いかかり

その威力も強大でタイラントよりもタチが悪い」

 

「…そんな相手をどうすれば勝てるんですか?」

 

「奴は耐久がかなり高いから撃ち続けることだ…行くぞ」

 

レオンは前を歩くと皆も後に続いていくと

地下を出るとそこは…何処かの研究所へ繋がっていた。

 

「まさか!このマークは!」

 

「のび太くん…これって」

 

「…アンブレラのマークだ」

 

皆が見つけたのはアンブレラのマークであった。

 

「アンブレラがこの街を…」

 

「ひどい…」

 

「まずは脱出ルートだ…のび太に慈さんだったな?

これから安全な場所を探しつつ脱出ルートを探すが大丈夫か?」

 

「レオンさん…アンブレラが繋がっているなら

武器庫があるんじゃないですか?」

 

のび太が提案したのはアンブレラにある武器庫に行き

皆の身を守る為の護身用の為に…

 

「なら、武器庫を探さないとな…皆はいいか?」

 

「「「「「「「はい!」」」」」」」

 

皆は武器庫を探すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 

皆さん こんにちは

味噌神のスペリアです。

今回は短くてすいませんでした!

今回は皆さんにお知らせがあります

 

今回、味噌神のスペリアは

最新小説を書くことになりました。

少しだけ紹介します。どうぞ

 

 

 

 

 

とある学校に四人の少年たちが立ち上がる。

その主人公は…

 

「吉井 明久です!気軽にダーリンと呼んで下さい!」

 

 

文月学園…この学校に新たな脅威が襲いかかる

新型ウィルス ゲーム病…ゲーム病が生まれる怪物 バグスター

バグスターに対抗するべく ゲームコーポレーションが開発したゲーマドライバー…ゲームの力を借りてバグスターを撃退しなければならない…その装着員に選ばれた四人の少年

 

《マイティアクションX!》

 

「クラスメイトの運命は…俺が守る!変身!」

 

 

《タドルクエスト》

 

「ワシは友を守る為に戦うのじゃ…変身!」

 

 

《バンバンシューティング》

 

「俺を誰だと思ってやがる!俺をナメるなよ!変身」

 

 

《爆走バイク》

 

「…速さなら俺に任せろ…変身」

 

 

四人の少年たちは友とクラスメイトの運命を守る為に

今 戦う!

 

新小説 仮面ライダーエグゼイド

僕とゲームとエグゼイド

1月17日に公開!

 

「ノーコンテニューでクリアしてやるぜ!」

 

 

 

バカテスとエグゼイドのクロス小説です。

のびハザ並みにいい作品になると思いますので

是非 見てください!お願いします!

 

以上 スペリアでした!

 

 

 

 

 



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へいし

のび太たちは戦力となる武器を探す為に

この施設にある武器庫を探していた

 

「…レオンさん」

 

「あぁ」

 

のび太とレオンは銃を構えながら前を歩き

他の皆は二人の後について行く

そして…皆の前に現れたのは…

 

「………」

 

黒いヘルメット黒いジャケットを装備し

手にはサーベルを握った人が立っていた。

 

「…まさかここにいるとわな」

 

「出来れば戦いたくない相手ですね…皆は下がっててください」

 

「のび太…気を付けろよ」

 

胡桃はのび太に言うと皆は下がる

レオンとのび太は銃を構えると兵士はサーベルを強く握り

二人に襲いかかる。

 

「……」

 

「くっ!速い!」

 

「レオンさん!」

 

兵士の動きは人が出せる速さではなかった

異常までの速さに二人はすぐに気付いた

 

「「Tウィルスの適合者!!」」

 

Tウィルスの適合者…Tウィルスのゾンビ化にならずに

強靭な肉体を手にはいるが理性を失いただ手がつけれない化け物になる。

 

「適合者がこんな所にいるなんてな…のび太!俺が囮になるからお前が決めるんだ!」

 

「はい!」

 

レオンは銃を捨てると腰のベルトにつけたホルダーから

サバイバルナイフを取り出し構える。

兵士のサーベルの動きを読みながらレオンはサバイバルナイフで捌いていく

普通ならこんな危険なマネはせず銃でいくのがセオリーだが

適合者が相手になると銃が当たるとは言えず

誰かが囮になることで少しでも生存を高める為の戦略でもある。

 

のび太は銃を構えながらレオンと兵士の動きを観察する

 

「…速い…だけどレオンさんもあの速さを捌けるのが凄い

…僕は自分の特技で相手を倒す!」

 

のび太は集中力を高め兵士の頭を狙い定める。

二人の距離 動きを読み 一発の弾にすべてをかけて

のび太は引き金を引く

 

 

パン!と銃の音が響き渡りのび太は銃を下ろした

弾は兵士の脳を貫通し兵士は倒れる。

 

「よくやったな」

 

「レオンさんもお疲れさまです」

 

「のび太!無事か!」

 

「レオンさん!のび太くん!無事でよかった!!」

 

胡桃はのび太に喜びの余り抱き付くと

周りから痛い眼差しが二人を襲う

 

「のび太、胡桃 抱き付くのはいいがまだ安心は早いぞ?」

 

「ちょっと待って!誤解ですよ!」

 

「す、すまない…無事だったからついな」

 

「ぶぅ~ くるみちゃんだけズルい!」

 

「そうね~」

 

「は、ハレンチですよ!のび太さん」

 

「あはは」

 

 

レオンは兵士が落としたサーベルを拾うと

のび太に渡した。

 

「のび太、これを持ってどう思う」

 

「このサーベル…軽いですね」

 

「だろうな…普通ならまずこの軽さのサーベルはない

なら、俺の考えが一つだけ導かれた 」

 

「…まさかアンブレラ社の協力してる奴は」

 

「あぁ…多分な」

 

二人は何を考えたのか

この考えは間違っていて欲しいと思うのび太だった。

 

 

 



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番外編 ドキドキバレンタイン

2月14日 バレンタイン…

僕 野比のび太には無縁なものだと思っていた。

よくバレンタインの日は友達から義理チョコを貰っていたが

今になってはチョコを貰えることはないだろう…

 

「もう少し学生生活を楽しみたいな…」

 

僕はそう呟いていると教室のドアを開き

由紀先輩が笑いながらのび太に話しかける。

 

 

「のび君!今日は何の日かわかる?」

 

「どうしたんですか?由紀先輩…今日は2月14日 バレンタインの日ですが…」

 

「うん!だからね…はい!バレンタインだよ!」

 

由紀が出したのはカラフル色なハートの箱だった。

 

「いいんですか?」

 

「うん!のび君にはお世話になってるから!私からの感謝の気持ちだよ!」

 

「あ、ありがとうございます!大事に食べます」

 

「えへへ!」

 

由紀はチョコを渡すと教室からいなくなる

のび太は少し嬉しそうにしているとまた教室が開き

次にやって来たのは悠里と慈だった。

 

「のび太くん?少しいいかな?」

 

「ふふふ…今日はバレンタインの日だから、私たちからの感謝の気持ちよ」

 

慈は黒い高そうな箱と悠里は緑色の箱を出した

 

「ありがとうございます!りーさん!慈先生!」

 

「えぇ!皆で作ったから沢山食べてね?」

 

「先生たちは戻りますね?チョコを食べたら歯磨きはしっかりしてくださいね?」

 

悠里と慈が教室を出るとすぐに誰かがやって来た

それは…

 

「ほら!入りなよ!美紀」

 

「ちょっ!圭!ま、待って!」

 

ドアの前で押し合ってる美紀と圭だった。

 

「えっと…二人とも何をしてるの?」

 

「あ!のび太くん!これバレンタインのチョコだよ!」

 

圭は赤い箱をのび太に渡した。

 

「うん!ありがとう」

 

「ほら?美紀も」

 

「えっと…その…バレンタインデーは男性に渡すのは初めてなので自信はありませんが…よかったらこれを」

 

美紀が出したのは薄ピンクの箱だった。

 

「ありがとう!美紀さん」

 

「は、はい…で、では!私たちは行きますね!」

 

「ちょっ!美紀!じゃあね!のび太くん」

 

圭と美紀は嵐のように去っていった。

のび太は笑みを浮かべながらチョコを見た

これまでしずかちゃん以外のチョコを貰ったのは初めてな為のび太は嬉しそうにしていると教室のドアが開くと

顔を下に向いて目を合わせない胡桃の姿があった。

 

「胡桃先輩?」

 

「!!」

 

胡桃はのび太に名を呼ばれるとビクッ!と反応した。

少し無言が続くと胡桃の口が開く

 

「えっと…その…なぁ、のび太…バレンタインのチョコいるか?」

 

「はい!欲しいですよ」

 

「で、でも…私ってガサツだからさ…女子ぽくないし…

でも、皆で作ったチョコを貰ってくれるか?」

 

胡桃はピンク色の箱だった。

 

「はい!ありがとうございます!」

 

「お、おぅ…それと…そのチョコ…義理じゃないからな!!」

 

胡桃は顔を真っ赤にして教室を出た

 

「義理じゃない?…まさか本命チョコ…」

 

それからのび太と胡桃は数日まで互いの顔が恥ずかしすぎてまともに見れなかったと言う




遅れてしまって申し訳ございません
どうも、バイオ7のルーカスの声に似てると言われた
スペリアさんです。

バレンタインのチョコ…皆さんは貰いましたか?
私は貰いました…義理でも感謝しています。
ありがとう!そして、ありがとう!
感謝しています!そして、感謝しております!

はい、最近では更新が遅れ気味なので気を付けていますが…
書く気力が戻ればまた沢山更新します!

なので、これからものび太のがっこうハザードをよろしくお願いします!
皆さんの感想 評価が私の力になります!


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ぶきにゅうしゅ

のび太は兵士の遺体からサーベルを拝借し先へ急ぐことにした…そして、歩いていると赤色の扉を発見した。

 

「のび太…この部屋から火薬の臭いがする」

 

レオンはこの部屋から微かに流れる火薬の臭いを感じ取った。

 

「なら、この部屋が武器庫…それか射撃の訓練所の恐れがありますね」

 

のび太もレオン程ではないが確かに臭いを感じ取り

のび太たちは扉を慎重に開けることにした。

その部屋は大量の武器や弾など防弾アーマーなどが揃っていた。

 

「ビンゴだ」

 

レオンが部屋にはいると皆も続けて中に入る

 

 

「うわー!凄い!銃が沢山だよ!」

 

「由紀ちゃん!危ないわよ!」

 

由紀は目の前にあるハンドガンを手にすると悠里に怒られる。

 

「りーさん、大丈夫ですよ…武器に弾が入っていませんし…それにしても何処からこんな大量の武器を」

 

「おい!のび太!こっちに訓練所があるぞ!」

 

胡桃は奥の部屋の様子を見に行くと訓練所を発見したらしい

のび太は胡桃が発見した訓練所に行くことにした。

 

そこには、見たこともない設備に射撃訓練所があった。

 

「これは…やっぱりそうだ」

 

「どうした?のび太」

 

「…黒幕の正体が分かった気がします」

 

のび太と胡桃は取り合えず皆がいる武器庫に戻ると

皆はレオンから銃の扱い方を習っていた。

 

「レオンさん」

 

「のび太に胡桃か?何かあったらしいな」

 

「はい…実は、奥の部屋に射撃訓練所がありました…その訓練所に見たこともない設備が揃っていました…僕は黒幕の正体は…未来人かも知れないです」

 

「俺も思った…ウェスカーのクローンの線を考えたがアイツなら何も考えず行動はしない筈だ」

 

ウェスカー…未来人でTウィルスに適合した…

あの人が黒幕の線はない…僕たちが倒したしクローンならあの人の事だ…殺そうとするなら単独で殺れる筈だ…

 

 

「今は皆に銃の扱いを教えている…訓練所で銃を訓練して慣れて貰うつもりだ」

 

「そうですね…戦力が増えれば助かりますね…なら、僕は使えそうな武器を探してみます」

 

「分かった…なら、後で…皆!訓練所に向かうぞ」

 

レオンの合図で胡桃以外の皆はレオンについて行く

 

「胡桃先輩、行かなくていいんですか?」

 

「私に銃は合わないからな…その時はのび太に教わるさ」

 

「じゃあ、護身用にピストルと防弾アーマーを着てください」

 

のび太は飾っている防弾アーマーを取り胡桃に渡す。

 

「そうだな…なぁ、のび太…未来人が黒幕ってどうしてそんな考えになったんだ?」

 

そうだ…胡桃先輩たちは未来の事を知らなかったんだ。

のび太は胡桃に昔の事を話した。

あの事件での黒幕のことを…

 

「なるほどな…普通なら信じれないがこんな目に合うと嘘じゃないって分かるな…」

 

「でも、黒幕が未来人なら僕はまた戦います…未来を守るのが僕の使命ですから」

 

もう未来を変えさせない…皆で守った未来を変えさせない為に…まずは皆を守る…

 

すると、胡桃はのび太に近付き言った。

 

「だけど…私たちがいるから安心しなのび太」

 

「ですが…皆を危険な目に合わせたくないですよ…」

 

「確かに危険な事だって事は分かる…だけど、お前だけをほって卒業なんかしたくないんだよ!皆、同じ事を言うさ」

 

そうだった…僕には仲間がいるんだ…一人じゃない…仲間がいるから僕は今まで乗り越えた…だから、次も

 

「なら、僕の背中を預けてもいいですか?」

 

「あぁ!皆を守ってのび太の背中を守るさ!」

 

のび太と胡桃は拳と拳を合わせ笑い合う。

 




久しぶりです。スペリアです
大変お待たせしてすいませんでした!
更新は遅くなりますが完結まで皆さんに飽きられぬよう頑張ります!感想、評価 お待ちしています。


最近、味噌神のゲスリアとツイキャスで呼ばれている…
私はゲスないですよ?ただバイオ7のルーカスの声に似てるだけなんですぅ!
まぁ、それはさておき…これからものび太のがっこうハザードをよろしくお願いします!


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れおんのくんれん

のび太はレオンたちがいる射撃場に向かう

扉を開くと聞こえるのは様々の銃声の音…のび太はヘッドホンを着け中に入るとそれぞれレオンの元 射撃の訓練中だった。

 

由紀はハンドガン、悠里はスナイパーライフル、圭はサブマシンガン、美紀はサブマシンガン、慈はハンドガンを構え銃をマトに当てていた。

 

レオンはのび太に気付くと少し離れた場所に来いと合図をするとのび太はレオンの後についていく

 

「レオンさん、どうですか?」

 

「あぁ、皆筋はいいから扱い方は大丈夫だろう…あとは実戦経験がないから大変だろう」

 

そう、これはゲームではなく実戦なんだ…自分を守るためとは言え殺す恐怖が襲ってくる…僕も最初はそうだった…

 

「最初から慣れていたら怖いですよ…誰だって恐怖はあります…あの時、レオンさんが来てくれなかったら僕は死んでいたかもしれません」

 

「そうだな…俺ものび太に出会わなければ死んでいたかもな」

 

二人はあの町でお互いに感染者から逃げある場所でたまたま合流し協力して生き残った…短い間だったが信頼できる仲間だった。

 

「僕は皆を守ります…それが僕が出来ることです」

 

「俺もあの人たちを守らせてくれ…まだ会ったばかりだがのび太が信頼する人たちだ見捨てるわけがない…それにのび太に言っておきたいことがある」

 

レオンはのび太にあることを言うとのび太は目を大きく開き驚きを隠せなかった。

 

「ほ、本当ですか!」

 

「あぁ、俺が大統領に頼んでやる」

 

「確かにその方が安全かもしれませんし…皆にあんな大変な思いもさせなくて済みますね」

 

レオンがのび太に言った言葉は…

脱出したらアメリカに住まないか…だった。

アメリカに移住すれば安全面では安心出来るレオンさんが大統領に頼み許可が出れば皆の生活も安定する。

 

「なら、皆に説明しないといけませんね」

 

「なら、俺から話そう…ここに来ていない胡桃だったか?

のび太から話してやってくれないか?」

 

「そうですね」

 

のび太は取り合えず胡桃がいる場所にいくとレオンは射撃場に戻る。

 

 

「胡桃先輩!いますか!」

 

「ん?どうしたんだ?」

 

胡桃は水道でスコップを洗っていた。

のび太は胡桃に寄るとレオンの話を胡桃に伝えた。

 

「わ、私たちがアメリカに移住だと!」

 

「はい!アメリカなら、安全な場所もありますしレオンさんが大統領に頼んでくれます…安全でも、日本にいてもあとが大変なんですよ…」

 

のび太は経験をしたから知っている脱出しても病院で検査し

ほぼメディアから追いかけられる恐怖を…アメリカなら病院で検査しそれが終わればあとはのんびり暮らせる。

 

「…のび太、のび太は私…いいや、私たちと一緒に居たいか?」

 

「?それはもちろんですよ!皆、大切な人たちですから!」

 

「そ、そうか…なら、レオンさんに頼まないといけないな!」

 

「はい!」

 

のび太と胡桃はレオンたちがいる射撃場に向かうことにした。

 




どうも、スペリアです
最近、手抜きで本当にすいません
次回からちゃんと書きます!ちゃんと黒幕も出します!
あの人たちも出します!まぁ、まだ出ませんが

最近、友人たちとゲーム実況をしていると奴らのゲスぷりに
私は泣きそうです。L4D2は感染者では無く味方に殺されそうです。


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とくしゅかんせんしゃのほん

のび太は胡桃と訓練所に行こうとしたがのび太は部屋の隅にあった本棚に目に入る。

 

「胡桃先輩、先に行ってて貰っていいですか?ちょっと調べたいことがあって」

 

「ん?分かった、先に行ってるからな」

 

胡桃は先に訓練所に行きのび太は本棚に向かう。

 

のび太は部屋の本棚を調べていると一冊の本を見つけ

のび太は手にした。

その本には【特殊感染者】と書かれた本

のび太は本を開き読むことにした。

 

 

私はある組織から監察医として呼ばれた…

通常感染者と特殊感染の監察の仕事だ

初期段階の感染者は

食欲や幸福感の中で死に

死の成れの果てになった姿

通常感染者は人を襲い

通常感染者に噛まれた人は

数分もすれば

通常感染者の仲間入りを果たし

また人を襲う 

殺すには頭を撃ち抜くか

焼くか 体が動けないように斬るかで

ゾンビは死ぬ

 

次に特殊感染者について

特殊感染者は通常感染者と違い

何かしらの能力がある。

 

これらの特殊感染者に泣くゾンビが見られた

泣くゾンビは女性の声で泣き

近付く者を容赦なく襲いかかるゾンビである

姿は白い体で長い黒い爪である

私はそのゾンビをウィッチと呼んでいる。

 

次に体が太ったゾンビ

その特殊感染者はいきなり爆発すると

辺りにいるゾンビたちが活性化になり

特殊感染者が爆発した所に大量のゾンビが集まる

私はそのゾンビをブーマと呼んでいる。

 

次の特殊感染者は

緑の酸を吐き人を溶かしにくるゾンビ

白い体に包帯が巻かれた特殊感染者

私はスピットと呼んでいる。

 

次の感染者は

黒い体で小さいゾンビ

その特殊感染者は動きが速く

飛び掛かってくる特殊感染者

私はハンターと呼んでいる。

 

もしこれらの特殊感染者を見つけたら

すぐに殺さないと大変な事になるだろう…

私は上からの命令で実験の為にある島で特殊感染者を放ち

どのような動きをするか監察をしていたが

ある四人の男女たちによって通常感染者も特殊感染者も殺された。

 

私はホッとした…だが上層部は特殊感染者を兵器しか思っていない…だから、私は研究所に通常感染者を放った…

そして、私も…感染している…もしこの本を見たなら…お願いだ

この研究所には自爆させる為の装置がある…その装置を起動させて…感染者たちを楽にしてやって…欲しい…私には時間はない…扉が開くパスワードは…【1204】…本当に…すまなかった…許されないことをした…だから、私の変わりに…彼らを楽に…。

 

 

 

「…特殊感染者…もしこの感染者に出会った時は気を付けないといけない…武器もよく選ばないと」

 

のび太は本を鞄に入れレオンがいる訓練所に向かう。

 




どうも、スペリアさんです。
今回は、特殊感染者のことを出す為の序章です
特殊感染者はL4D2のゾンビたちです。

あと出てないゾンビは出さない予定です。
タンク、チャージャー すまねぇww

武器はどうしよかな…リヴァイアサンとかフェニックスでも出してやろうかなwww



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あらしがふくまえのしずけさ

のび太は特殊感染者の本を鞄の中に入れた

これをレオンさんに渡し大頭領に渡せば組織を壊滅させれる証拠になるからだ。

 

「行こう」

 

のび太は部屋を出て射撃所にある控え室に行くと

そこでは、悠里たちが料理をしていてレオンさんと慈先生は

紙に今後の事を詳しく書いていた。

 

「ん?のび太遅かったな」

 

「すいません、調べ物をしていて…料理中ですか?」

 

「あぁ!腹が減ったら戦えることは出来ないしさ」

 

エプロンを着た胡桃は笑いながら答える。

 

「(胡桃先生のエプロン姿…可愛いらしいな)そうですね」

 

のび太はそう答えると由紀がのび太に近付く

 

「のびくん!のびくんも料理をしようよ!」

 

「ぼ、僕もですか?」

 

のび太は料理はそこまで得意ではない…苦手でもない

簡単な料理なら作れる。

 

「うん!みんなで作った方が楽しいよ!」

 

「…じゃあ、僕も作ります」

 

のび太はそう答えると由紀はみんながいる場所にのび太を連れて行きのび太は悠里の指示の元、料理を作ることにした。

 

「のび太さん…これはどうすれば…」

 

「美紀さん、これはこうすればいいですよ」

 

「こら!由紀!つまみ食いするな!」

 

「うぅ~!ごめん!胡桃ちゃん!」

 

「りーさん!味見をお願いします」

 

「あらあら?いい味よ 圭ちゃん」

 

それを見る大人組の二人は

 

「平和だ…こうして皆で料理をするのを見ると懐かしくなる」

 

「レオンさんも料理を?」

 

「あぁ…独り暮らしだから、料理は仲間と一緒に作ったりしてな…」

 

レオンは昔に仲間たちとともに料理をしてたことを思い出していた。

 

「レオンさん…」

 

「俺はあの子たちを守って見せるさ…のび太…のび太は昔に俺と出会い一緒に戦った…のび太にはもうこの世界に居て欲しくないんだ」

 

ツラいのび太たちの過去…小学生なのに

未来人の世界征服に巻き込まれ母を失った…

もう、のび太にはそんな世界に居て欲しくはない。

 

「俺は守る…」

 

「そうですね…」

 

「レオンさん!慈先生!こっちに来てください!」

 

「あぁ、今行く」

 

「行きましょうかレオンさん」

 

二人は皆がいる場所に向かう。

 

「じゃあ、食べましょう!」

 

「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」」

 

幸せの時間は短い…だが一時の時間は大切に

仲間がいるから、愛する者を守る為に

嵐の前のしずけさ…彼らの戦いは始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 

すいません、文字数が足りなかったです。

なので、後書きを書かせてもらいます。

 

現在、新しい小説

【隔離された街】

殺人ウイルスがばらまかれた街でディビジョンと呼ばれる彼らと暴徒化した人々…ディビジョンは愛する人を…守れるのか?

 

次回、ゾンビと生活部…戦いが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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たたかいのまえ

ある研究室に一人の男がいた。

男は目の前にある画面を見ており笑みを浮かべながらキーボードを押していた。

 

「まさか他にも侵入者がいるとは…私の計画が水の泡になってしまうではないか…」

 

男はキーボードを押しながら他の画面を写し出す

そこには、三人の男女と一人の少年と青いロボットが写し出された。

 

「これは…まさか私の復讐相手がもう一人現れるとは…

あの人には研究所の破壊を命じられたが…ここは私の意思でアイツらに復讐をしてやる」

 

男はポケットからショックガンを出し目の前の壁に撃つと

光線レーザーが飛んで行き壁の一部が消滅した。

 

「早く会いたいよ…野比のび太くん…あはは!」

 

男は笑いながらキーボードのボタンを押すと地下のロックが解除されましたと画面に現れた。

 

 

「さぁ!侵入者を排除しろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、青いロボットのドラえもんと少年のセワシは

研究所の地下に居た。

 

「チッ…ドラえもん…奴らが俺たちの存在に気付いたらしい」

 

「うん、向こうから何か来るよ!」

 

二人のまえに現れたのはゾンビと化した感染者の群れだった。

 

「数だけ揃えやがったな…ドラえもん、お前はおじいちゃんの所に迎え…コイツらは俺、一人で十分だ」

 

「…わかった…セワシくん!無理はダメだよ!」

 

ドラえもんはその場から離れセワシはポケットからビームサーベルを出した。

 

「改良したサーベルの威力の実験に丁度いい相手だ!」

 

セワシはビームサーベルを構え感染者の群れに突っ込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

その時刻、三人の男女

聖奈、健治、雪香の三人のまえにも感染者の群れと相手していた。

 

 

「おいおい!何だよ!この数は、ヤバイだろ!」

 

「くっ!流石にこの数相手にするのは大変ね」

 

「健治くん!雪香さん!私が手榴弾を投げるから、爆発と同時に一気に行くよ」

 

「了解!」

 

聖奈は手榴弾を感染者の群れに投げると群れの真ん中で場が起き感染者たちは吹き飛ぶと同時に三人は一気に走り出した。

 

「よっしゃ!抜けたぜ!」

 

「健治!早く行くわよ!」

 

「本当に…この研究所は何のために作られたんだろうか…」

 

三人は前に向かって走り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

その動画を見ていた男はしかめ面になり画面を睨んでいた。

 

「…中々やるようですね…まぁ、私の計画の前に誰も邪魔はさせない…そして、野比のび太を殺す為に…」

 

何故、男は野比のび太を殺すのか…彼の計画は何だろうか…

 

 

「全てはアンブレラ社と私の為に…」

 

男の胸には恐竜のマークらしきものが写っていた。

セワシ、ドラえもん、聖奈、健治、雪香は…この戦いに参戦する。




お久しぶりです。スペリアです
最近は、仕事とゲームが忙しく更新ができませんでしたが
何とか一話更新しました。


何人の方は黒幕の正体に気付いた方がいると思いますが…
まさにその方です。
敵キャラの中で気に入った敵キャラなので出しました。
やっと、次回から戦いですよ。
ドラえもんの武器何にしようかな…道具は少し使いますが戦える程度の武器だけです。
この前に友人と仮面ライダーと戦隊の映画に行きました
中々よかったと思います。特典はエグゼイドレベル99が当たりました。ガンバしてないから嬉しいのか…嬉しくないのか…





では、私は珈琲を飲みながらゆっくり休みを満喫します
では、皆様、次回にまた会いましょう。


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はなれ

セワシ、健治たちが戦闘を行っている中

のび太たちも感染者の群れに襲われていた。

 

「由紀先輩!悠里先輩!ゾンビの頭を集中的に狙ってください!」

 

「わ、わかったわ!」

 

「うん!」

 

のび太は二人に指示を送りながら援護射撃をしながらゾンビを倒していく。

 

 

「圭!美紀!私が突っ込むから、援護を頼むぜ!」

 

「分かりました!」

 

「任せてください!」

 

胡桃が感染者に突っ込み武器庫で手に入れたサーベルを持ち

圭、美紀の援護射撃で回りのゾンビを倒していき胡桃はゾンビの首を切断する。

 

「慈!もっと脇を閉めるんだ!」

 

「は、はい!」

 

慈はスナイパーライフルを構え奥にいるゾンビたちを射殺し

レオンは慈にアドバイスを送りながら援護射撃をしていた。

 

「レオンさん!ここから離脱しましょう!」

 

「そうだな…俺とのび太で食い止めるから、奥の部屋に行け!」

 

レオンの指示で皆は奥の部屋に向かい離脱した。

 

「僕たちも行きましょう!」

 

のび太は手作りの火炎瓶に火を着けゾンビたちに投げつけると火は燃え広がりゾンビたちの体を燃やしていく

のび太、レオンも奥の部屋に向かう。

 

 

 

奥の部屋から通路に出た皆はゾンビがいないことを確認した

 

「皆さん、大丈夫ですか?」

 

皆は頷き大丈夫だと返事をした…その時

天上が割れ上から瓦礫の流れが降り注ぐ

一瞬の判断で彼らは離れてしまった。

 

「しまった!レオンさん!慈先生!圭さん!悠里先輩!」

 

瓦礫が道を塞ぎ四人と離ればなれになってしまう

 

「のび太!聞こえるか!」

 

「はい!聞こえます!」

 

瓦礫の向こうからレオンの声が聞こえのび太は返事を返す

 

「このまま先に進み奥で合流しよう!」

 

「分かりました!どうか無事で居てください!」

 

のび太は立ち上がり胡桃、美紀、由紀の三人を見る。

 

「これから僕たちは奥に向かいます…僕が指示を送ります!いいですか?」

 

「のび太なら、大丈夫だ…私たちを導いてくれよ」

 

「のびくんがいるから平気だよ!」

 

「のび太さんに任せます」

 

「じゃあ、行きましょう!」

 

僕たちは向かう奥に…こんな場所を脱出する為に

僕たちは武器を取り奥に進む

 

 

 

 

レオン、慈、悠里、圭の四人もレオンが指示をすることになった。

 

「のび太たちが先に向かっている…俺たちも行くとしよう」

 

「はい!」

 

「由紀ちゃんが心配です…けど、のび太くんがいるから大丈夫よね」

 

「美紀…大丈夫かな…」

 

「さて、行こうか…」

 

レオンたちも先に進み…ここから何が出てもおかしくはない

死者が出てもおかしくはない…だが、レオンは

誰も死なずにここから脱出させることを誓う…

 



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のび太ルート なつかしきてき

レオンさんたちと離ればなれになり僕たちは

違うルートを歩いて行く

 

「のび太、ゾンビたちの姿がいなくなってないか?」

 

「僕も思っていました…油断はせずに行きましょう」

 

すると、由紀の足が止まり後ろを振り向いた

のび太たちはそんな由紀の様子に気付き美紀が由紀に話しかける。

 

「ゆき先輩?どうしたんですか?」

 

「みーくん…私の気のせいかな?誰かに見られてる気がするんだよ」

 

美紀は由紀が見る方向を見るがそこには何もいなかった

 

「大丈夫ですよ…ゆき先輩、行きましょう」

 

「うん…」

 

二人は後ろを振り向いた瞬間

のび太はハンドガンを出し二人の方向に構えると

のび太は「左右に避けてください!!」と叫ぶ

二人はとっさに左右に避けると二人がいた場所に長い舌なものが飛んできた。

 

「な、なんですか!?」

 

「舌?」

 

「まさか…奴がここに居たとは…」

 

のび太はハンドガンを舌が出た方向に撃つと

その場所には何もいないはずの場所から青い液体が流れている…そして、四人の前に現れたのは…緑色のデカイカメレオンだった。

 

「懐かしいな…まさか…お前がいるんなんて」

 

「のび太!あれを知っているのか!」

 

胡桃たちもすかさずハンドガンを構え戦闘体制に入る。

 

「えぇ…昔にちょっとです…僕の友達が命をかけて倒した懐かしい敵ですよ」

 

『ーーー!!』

 

カメレオンをベースに開発されたB.O.W.。コードはMA-96…名はバイオゲラス…。

 

「皆さん!アイツは姿を消すことができアイツの攻撃には毒があります!今は擬態しても青い血で分かるので舌の攻撃だけ気を付けてください!」

 

「分かった!行くぜ!」

 

「…頑張ります」

 

「せいかつぶ!ファイト!」

 

のび太はバイオゲラスの足にハンドガンを撃ち

まずはバイオゲラスの動きを制限する

胡桃はのび太に渡されたサーベルとハンドガンを持ち

ハンドガンでバイオゲラスの目を狙う

美紀はのび太と胡桃の援護射撃の為に少し距離を離れ

ハンドガンからスナイパーライフルに変え

後ろからの援護射撃を行い…

由紀はのび太のハンドガンを受け取りリロードし

弾が入ったハンドガンを渡す。

四人の連係攻撃はバイオゲラスに効いており

バイオゲラスは後ろに後退するがのび太に撃たれた足が思うように動かず移動が制限されていた。

 

 

「バイオゲラス!これで終わりにする!安雄…僕はコイツを倒してみせる!」

 

のび太はポケットから手榴弾を取りだし安全ピンを外し

のび太はバイオゲラスの口に投げる。

のび太は後悔をしていた…あの時、しっかりしていれば友達だった安雄が死ぬことはなかった…そして、のび太はハンドガンを撃つと後ろを振り向いた。

 

 

その撃たれた弾は手榴弾に当たりバイオゲラスは爆音と共に

爆発して消えた。

 

「仇は取ったよ…安雄」

 

のび太は胡桃たちと共に前に進む。

 



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レオンルート あらわれるさいきょうのおおおとこ

レオン、慈、圭、悠里はのび太たちとは違う道を通り

出口に向かっていた。

 

「…ゆきちゃん、大丈夫かしら…」

 

「向こうにはのび太がいる…のび太は修羅場を潜り抜けて来た生存者だ…きっと無事だろう」

 

レオンはのび太の射撃の腕を信じている

あの修羅場を潜り抜けたのび太と仲間たち…

 

「レオンさんは何故、のび太くんを信じれるんですか?

確かにのび太くんは私たちと同じ高校生ですよ…」

 

圭はレオンに言うとレオンは目を数秒閉じ…目を開け

三人に語る。

 

「確かにのび太は君たちと同じ高校生だ…俺がのび太と出会ったのはある任務中の出来事だった」

 

そう…俺は誘拐された大統領の娘 アシュリーを見つけ出しアメリカに連れて帰る任務…だったが俺は町の人にアシュリーの事を訪ねるといきなり襲われ何とか生き延び町をさ迷っていた。

何処に行けば分からず俺はさ迷っていると一人の少年に出会った…それがまだ小学生だったのび太だったんだ。

襲い掛かる町の人たちと戦う為に俺とのび太は互いの背中を預け戦った。

小学生ののび太の射撃の腕は異常だった…俺が居たエージェントの中でもトップクラスの腕だと思う。

のび太と共にのび太の仲間と合流し…アシュリーの救出…

それからはお互いに連絡は出来なかった

 

「だが、俺はのび太を信じている…誰かじゃなく野比のび太と言う人間を信じているからだ」

 

「…そうですか…なら、私たちもこんな所でぐずぐずは出来ません!一刻も早く脱出をしましょう!」

 

「あぁ…だが、ますば前にいる奴の相手をしないとな」

 

レオンはハンドガンを構えると前から大きな影らしき動きが見えた。ただその場所にいるだけで冷気が流れるような寒さに襲われる三人…レオンは笑みを浮かべ前にいる敵に話しかける。

「あの町で死んだと思っていたが…生きて居やがったか」

 

その敵はコートを着ており人よりデカイ体…

その敵はロックオンをした奴は絶対に逃がさない最強の敵…

 

「追跡者…久し振りだな」

 

『……。』

 

追跡者はただただレオンを見つめている。

悠里と慈と圭たちも見つめる事しか出来ない

 

「お前たちは下がっていろ…奴は一筋縄では行かない…」

 

レオンの指示で三人は下がりレオンは前を歩くと

追跡者は拳を出し強く握っている。

 

「さぁ、次は倒させて貰うぞ」

 

レオンはハンドガンを撃ち追跡者は走りレオンに詰め寄る。

レオンは追跡者の拳を避けると背中にハンドガンを撃ち込む

ただ追跡者には弾は効いておらず追跡者は何も無かったようにレオンに攻撃を仕掛ける。

 

「さて、来な…もう一回、地獄に落としてやる」

 

レオンの戦いが始まる。

 

 



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レオンルート きょうりょくぷれい

レオンと追跡者は互いに睨み付ける

その時間が止まった感じがする…ただレオンの額からは汗が流れている。

レオンが攻撃を当たれば即死…一方、追跡者は銃弾が当たっても即死にはならない。

 

それを遠くから見る悠里たちは…

 

「めぐねぇ!このままだとレオンさんが危ないわ!」

 

「分かってるけど、私たちが入ってもレオンさんの邪魔になるだけよ」

 

悠里はレオンの助けを言うが慈はレオンの邪魔になると

戦いの参加を却下した。

 

「どうしよ…このままだと……あれは」

 

圭はレオンの戦いを見て二人の言い合いに入らず

辺りを見回し使えるやつを探していると

圭はある物を発見した。

 

「これって…袋だよね?」

 

そこには、粉をいれる大きな袋があった。

袋には???と書かれている

何故、これがあるかは謎だが

近くに実験室と書かれた部屋がある。

 

「これを使えば…めぐねぇ!悠里先輩!私にいい案があります!」

 

圭はあることを思い付き二人に話した。

 

「確かにそれなら、私たちに出来るわね」

 

「時間もありません!私たちは準備に取りかかりましょう!」

 

三人は大きなの袋を持って実験室に入った。

レオンは紙一重で追跡者の攻撃を避け隙がある所に銃弾を撃ち込むが中々死ななかった。

 

 

「前よりタフになってないか?」

 

レオンは後ろに下がり銃の弾を補充する。

レオンはため息を溢し立ち上がる

 

「お前が倒れるまで相手してやるよ」

 

レオンは銃を構えそう言うと追跡者はレオンに近付き

攻撃を仕掛ける。強烈な拳からの攻撃を避け後ろに下がる。

 

レオンは追跡者に蹴りを入れ銃を心臓に撃つが追跡者は腕で弾を防いだ。

 

「くそ…弾が一発しかないな」

 

レオンはピンチに立たされていた

弾は残り一発…相手はまだ死なない…絶体絶命だった。

その時、追跡者の後ろから銃声が響く

レオンは後ろに離れ追跡者の後ろを確認すると

そこには、圭の姿があった。

 

「レオンさん!私に着いて来てください!」

 

圭は煙玉を追跡者の顔を目掛けて投げるが追跡者は

煙玉を腕で弾こうとするがパンッ!と銃声が響くと煙玉は爆発し

追跡者の目に煙玉が炸裂し追跡者は煙で周りが見えなくなった。

 

「レオンさん!大丈夫ですか?」

 

「あぁ、助かった…だが、奴を殺すには火力が足りない…ロケランがあれば…」

 

「レオンさん、ロケランよりいい方法があります」

 

圭はレオンに説明するとレオンは笑みを浮かべた

「それはいい案だが、失敗すれば危険も伴う…その役目は俺がする…君たちは扉を閉める準備をしてくれ」

 

「分かりました…」

 

圭は離れ二人にレオンに言われたことを言い

レオンは追跡者が来るまで冷静に頭を冷やしていた

 

「さて、追跡者…お前を倒させて貰うぞ…俺たちで」




更新が遅れてしまいすいません
どうも、スペリアです
リアルが忙し過ぎて書く暇がありませんでした。
またゆっくり更新していきますので
応援、評価、感想をお待ちしています。


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レオンルート さいごのたたかい

お待たせしました。


レオンは数少ない銃の弾をリロードすると

追跡者の目や脳を狙うが追跡者は腕で弾を受け止める

 

「…なんてやつだ…慈たちはまだか」

 

 

一方、慈たちは…

近くにある研究室・冷凍室にいた。

 

 

「寒いわね…流石に早く準備しないと」

 

 

「めぐねぇ!こっちの準備は出来たよ!」

 

 

「分かったわ!圭さん!悠里さん!私はレオンさんを呼んでくるわ!」

 

 

慈はレオンの所に走る。

そして、慈はレオンのいる所についた。

 

 

「レオンさん!準備が出来ました!」

 

「分かった!今から行くぞ」

 

 

慈は走るとレオンは慈を追うように走る

すると、追跡者も二人を追いかける。

 

 

「こっちです!」

 

「ここは…冷凍室か…」

 

二人は冷凍室に入ると奥まで走るがそこには壁があり

逃げ場がない場所だった。

追跡者は二人を追い詰めた…

 

「…ここまでか」

 

「…大丈夫です…私たちは弱くない…のび太君たちに会うまで死ねませんよ」

 

 

追跡者は腕に力を入れると二人に狙いを定める。

その時!

 

 

「今よ!けーちゃん!」

 

「はい!悠里先輩!」

 

 

悠里と圭はホースを引っ張り出しホースから勢いよく水が発射すると水は追跡者の体に着き冷凍室の温度により

追跡者の体が氷っていくのが分かる。

 

 

「まさか、実験室が冷凍室だったとはな…よく気付いたな」

 

「はい、実験室の扉が寒かったので…それに袋に冷凍実験室と書かれていましたから…もしかしたらと思いました。」

 

圭はレオンに説明すると追跡者はもう体が動かず

完全に氷っていた。

 

 

「…終わったな」

 

「はい…」

 

「レオンさん、追跡者はどうするんですか?」

圭はレオンに言うとレオンは追跡者を見る。

 

 

「コイツとは因縁の中だった…まさか、生きていたとは思わなかったがな…追跡者も元々は人間だったんだ…ウイルスのせいで怪物に変化してな…もう苦しくないように…な」

 

レオンは銃を追跡者に向けると

レオンは呟いた

 

「次は人間として…また会おう」

 

パァン!と銃声が鳴ると追跡者の頭を撃ち抜くと

追跡者の体がゆっくりと崩壊して行きバラバラとなる。

 

 

「慈、圭、悠里…行こう、ここでは風邪を引く」

 

「はい、そうですね…行きましょうか」

 

「はい!」

 

「分かりました!」

 

 

レオンたちは冷凍室を後にした。

 

 

 

 

一方、セワシは…

 

「まさか…ここにおじいちゃんがいるとはな…」

セワシの周りには緑の怪物の残骸がバラバラになっていた

セワシは武器である高周波剣VGL-YAMATOを懐に直した。

 

「ドラえもんがおじいちゃんの所に行ったから大丈夫だろうが…この事件、本当に偶然なのか?おじいちゃんを狙った犯行なのか…」

 

セワシは先に急ぐことにした。

 

 

 




皆様、お待たせしました。
スペリアです。リアルが忙しく更新が出来ませんでしたが
今日、更新しました。


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番外編 日常?

少しだけifの物語 
もしのび太たちが脱出をせず生活部の部屋で過ごす物語


あれから半年が過ぎた

夏を越え秋が終わり冬が始まり

学校での生活も慣れてきた。

まだ救助も来ないし最近ではゾンビたちの姿も減ったような気がする。

  

 

僕たち7人は現在、あるイベントの準備をしていた。

それは…

 

 

「のび太!あったぞ!!探してたものだ!」

 

「見つかったんですね!胡桃先輩」

 

僕と胡桃先輩は近くの商店街にあるコンビニまで遠征をしていた。半年間で僕と胡桃先輩のサバイバル術が高まり

戦闘面では胡桃先輩が接近戦で僕が手作りのボウガンで援護して戦うようになった。

僕の射撃能力のおかげなのかボウガンの扱いもすぐに慣れた。   

 

 

「これだけあれば春まで持つかな?」

 

「途中で見つけた園芸屋で野菜の種を貰いましたし

あとは魚とか肉があれば最適ですね」

 

「まぁ、魚と肉は海に行くしかないが今の状況では難しい世な…」

 

のび太たちはリュックに缶詰や日持ちするものを入れ

パンパンになるまで入れた。

 

「最悪は地下の冷凍室を開けて肉を出せばいいですよ」

 

「だな…さて、帰ろうかのび太」

 

二人は雪が積もった道を歩きながら学校に戻っていく。

 

 

 

 

 

「最近、奴らが減ったから遠征が楽になったな」

 

「ですね…あ、胡桃先輩着きましたよ」 

 

二人は学校に着くと生活部の部屋の窓から真下の一階から垂れたロープにリュックを縛るとそのリュックは上に上がっていくと生活部の部屋の隣の窓から手作りのロープのはしごが下ろされると先に胡桃が登りのび太は下でゾンビたちが来ないか確認していた。

 

「のび太!いいぞ!」 

 

胡桃の声でのび太もはしごを登り部屋へと入ると

そこには圭と美紀と由紀がいた。

 

「おかえりー!」

 

「おかえりなさい」

 

「おかえりです!」

 

「ただいま、由紀先輩、美紀さん、圭さん」

 

ロープのはしごを回収するとみんなで生活部に戻ると

そこには慈と悠里がいた。

 

「おかえりなさい!のび太くん、くるみさん」

 

「お疲れ様、二人とも大丈夫だった?」 

 

 

「ただいまです、大丈夫でしたよ

一応、種や缶詰や日持ちが出来るものを収穫しました。」

 

 

「助かるわ!くるみが餅を回収してくれたから

明日、年を越せるわ」

 

「それはよかったです、僕は道具を片付けて来ますね」

 

 

のび太はボウガンと矢を持ち

隣の部屋に移動するとそこには胡桃と美紀が居た。

 

「のび太か?道具の整理か?」

 

「そんな感じです、何本か矢を作ってボウガンの整備をしとかないと遠征で足を引っ張りますからね」

 

「のび太さん、これ矢の材料の枝です」

 

「ありがとう!美紀さん」

 

のび太は枝をサバイバルナイフで切りながら

窓から見る景色を見て思った。

 

 

ーみんなで生き抜く…それが僕の希望だー

 

 

 

 

 

 



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いきていくことをゆるしてください

結構なシリアスになる予定です。
のび太編になります



…あれ?僕はいったい…

確かあのカメレオンを倒した後にみんなと一緒に出口を探してて…あれ?みんなは?

 

 

僕は辺りを見回すがそこには誰もいない

景色は真っ白な空間しかない…

 

 

「一旦整理をしよう」

 

のび太はリュックに入れた道具を探す。

 

 

救急箱にハーブと銃と弾…携帯食料しかないな…

いったいどこなんだ?

 

 

すると真っ白な空間が歪むと景色が変わる。

そこは何処かの家の中でのび太は知っている景観だった。

 

 

「な、なんで…ここに…」

 

のび太が驚くのは無理はなかった

そこは、のび太は幼い頃から住んでいた自分の家だったから

 

 

「これは…夢?いや、でも…匂いや感覚はある…」

 

のび太は取りあえずリビングに行くとそこには血まみれの母が居た。

 

「…ママ…」

 

懐かしい母の姿…あの頃、バイオハザードが始まった時に戻ってきた。

 

「僕は…ママを助けることができなかった…」 

 

 

のび太が後悔していることは母を救うことができなかったことと今まで殺してきた感染者…のび太は優しい子である

喧嘩もろくにしない優しい子だったがこの事件でのび太から少しの優しさが消えたのだ。

 

「ママ…僕、恨まれても仕方ないと思っているよ…助ける一心で感染者の人たちを殺したりもした…今、殺されても僕は構わない…って言いたいけど、今は僕には守りたい人たちがいるんだ…」

 

 

元気いっぱいで励ましてくれる由紀先輩

 

頼りになる明るい胡桃先輩

 

サポートをして皆を癒してくれる悠里先輩 

 

いつも支えてくれる慈先生

 

皆を心配してアドバイスをくれる美紀さん

 

笑顔で皆を明るくしてくれる圭さん

 

強くて背中を預けれるレオンさん

 

 

「僕はこの人たちを守りたい…だから、脱出するまで生きていくことを許してください」

 

終わったら罪を償う…僕が出来る唯一の償いだ。

 

 

すると、のび太の頭に違和感があった

それは、頭を優しく撫でられる感触…それは懐かしくてつい

のび太は涙を流した。

のび太は振り返るとそこには血まみれではない母の姿で

のび太を優しく撫でている。

 

ーのびちゃん…立派になったわね…ー

 

「ママ!」

 

ーのびちゃん…パパの言うことはちゃんと聞いてる?ー

 

「うん!ちゃんと聞いてるよ」 

 

ー嫌いな物を残さないで食べてる?ー

 

「いま…は嫌いな…物はないよ…」

 

ーそう、大きくなってママは嬉しいわ…でもね、のびちゃん

私はのびちゃんを恨んでもないわ!のびちゃんが立派に生きていることが私の…私のお願いよー

 

「ママ…わかったよ…僕、生きていくよ…生きて償って立派に生きていつかママに会いにいいくよ」

 

ー…えぇ…愛してるわ…私の自慢の息子…ー

 

 

母の姿が消えると空間が歪み始めると真っ白な空間に戻り

また空間が歪む。

 

「ありがとう…ママ」

 

のび太は母に感謝をこめて意識を失う。




最近、YouTubeで動画実況を始めました
味噌神のスペリアで活動しているのでよかったら観てください!チャンネル登録、高評価よろしくお願いします!


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みらいのまごとみらいのおじ

お久しぶりに更新しました!今年もゆっくりしていってね!


のび太「…ん…ここは」

 

?「やっと起きたか…早く起きて手伝え」

 

のび太は起き上がると周りには寝ているみんなと

緑の化け物ハンターの死骸が転がっていた。

のび太はハンドガンを抜き立ち上がり構える

 

のび太「ありがとう…キミのおかげで助かったよ」

 

?「…罠に引っ掛けた間抜け野郎たちを見殺しにしたら後味は悪いからな」

 

のび太「確かに後味は悪いね…」

 

二人は背中をくっ付けると前と後ろから大量のハンターが現れる。

 

?「…背中を任せるぞ…じいちゃん」

 

のび太「背中は任せて…セワシ」

 

今、未来の孫と未来の叔父が力を合わせる。

 

セワシ「はっ!」

 

セワシは近付くハンターの身体を真っ二つに斬り死骸へと変えながら安全圏を作り上げる。

 

セワシ「数だけいっちょまえだな!」

 

セワシは壁を蹴りながらビームサーベルを一本

ハンターの顔に目掛けて投げるとハンターの顔に貫通させ懐にいれた予備のビームサーベルを起動させ上から横にいたハンターを真っ二つに切り裂くと投げたビームサーベルを回収し二刀流で構える。

 

セワシ「…ここから行かせねぇぞ」

 

背中を任せたのび太は…

 

のび太「…は!やっ!」

 

のび太はハンドガンを構えハンターの頭を的確に狙い絶命させていくリロードの時は近付くハンターの腹に蹴りを入れながらハンターの攻撃を交わしていく

のび太はレオンから教わった技を使っていた。

知能が低い奴らに使える技…自由に身体を動かし敵を翻弄させながら相手を絶命させる技術…

リロードを完了すると撃ち100発100中の射撃の腕前の叔父とビームサーベルを使わせると最強の孫

今、最強の二人が揃う。

 

のび太「久しぶりだね…こうして戦うのは」

 

セワシ「…喋るげんきがあるんだな」

 

のび太「セワシはもうバテた?」

 

セワシ「抜かせ…俺がバテる訳ないだろ…年寄りのあんたがバテたんじゃねぇか」

 

のび太「確かにバテて来たね…でも、まだ負ける気が全然ないよ」

 

セワシ「確かにな…負ける気がないな」

 

のび太はハンドガンを二丁を構える

 

のび太「ちょっと本気で行くよ」

 

セワシ「…死ぬなよ」

 

のび太「あぁ!」

 

二人は駆け出すハンターを絶命させる為に

すると、二人の前に大型の敵が現れる。

巨体の腕を振り回し巨体の身体のわりに足が速い怪物

特殊感染した怪物…タンク…

 

セワシ「アイツは特殊感染者だったな」

 

のび太「タンクは足が速いしリーチが長いから遠距離をオススメするよ」

 

のび太は遠距離と言ったがタンクの皮膚が硬くハンドガンの弾では簡単には倒せない。

 

セワシ「はん…俺は負けねぇよ」

 

のび太「なら、僕が援護する」

 

セワシ「行くぜ!」

 

のび太はハンドガンでタンクの足を狙い撃ち動きを制限させのび太にヘイトを稼ぐとタンクはのび太に向かって走る。

 

のび太「…3…2…1…今だ!」

 

のび太はタンクの攻撃を避けタンクの目に撃つとセワシは壁を使って走り天井に着き蹴りを入れタンクの上空に狙ってビームサーベルを起動させタンクの頭に刺す

 

セワシ「くたばれ!」

 

身体が硬く体力に自信がある怪物だが流石にビームサーベルが脳天に突き刺さり絶命した。

 

のび太「流石だね…セワシ」

 

セワシ「…あんたの射撃の腕があったからだ」

 

二人は拳を当て勝利に喜ぶ



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えーじぇんととみらいのろぼっとのきょうとう

お久しぶりです。久しぶりに更新しました!
バイオの曲を聴きながらノリノリで書きました。
stillaliveを聴きながらのび太たちの戦いに流したいです

今日から、新しい年号の一発目の更新です!
あとは、ライフアフターと言うゲームを始めました。
それを実況する予定なので味噌神のスペリアをよろしくお願いします!

https://www.mirrativ.com/user/7351554こちらで配信します!


「やれやれ…泣けるぜ」

 

レオンは探索途中に罠にかかり上から降りた壁のおかげで仲間たちと孤立してしまい後ろには感染者たちがレオンを標的にしていた。

 

「こんな所で死ぬつもりはないぜ」

 

とレオンは銃を構えると横の壁が開き誰かが現れた。

 

「ふぅー、やっと出れたよ!セワシ君どこにいるんだ」  

 

現れたのは青い身体をしたロボットだった。

レオンは現れたロボットを見ると笑みを溢す

 

「久しぶりだな…確かドラえもんだったか」

 

「ん?あ、あなたは!レオンさん!どうしてここに!」

 

「とある任務でな…ドラえもん、後ろの敵さんは戦闘体制だぞ」 

 

1体の感染者が現れたドラえもんに向かって走り飛びかかるがドラえもんは手に丸い太く短いパイプのようなものを装着すると「どかーん!」と言葉を発するとパイプから、空気の弾が出て感染者の身体を貫通させた。

本来なら、吹き飛ばすだけの道具【空気砲】だが感染者用に改造した【NEW空気砲】を構える。

 

「レオンさん!まずはこの状況をなんとかしましょう!」  

「あぁ!行くぞ!」 

 

ドラえもんはレオンの後ろからNEW空気砲を撃ち感染者を絶命させていく

レオンはドラえもんが絶命させれなかった感染者を倒していく。

 

「弾が足りるか心配だな」

 

「だったら!」

 

ドラえもんはお腹のポケットから箱を取り出す

 

「この基地にあった武器をもらってきたものです!役に立つと思います!」

 

レオンは箱を開けるとそこには、アサルトライフルやハンドガンに弾が入っていた。

 

「ありがたく使わせて貰う!」

 

レオンはアサルトライフルを手に取り弾を入れ

感染者たちの頭を狙いながら撃つ

そして、近付く感染者には蹴りを入れ吹き飛ばす。

 

「さ、流石…レオンさん」 

 

「ドラえもん!一気に行くぞ」

 

レオンは手榴弾を投げるとドラえもんはその手榴弾をNEW空気砲で狙いを定め撃つと手榴弾は空気砲の威力と合わさり通常の手榴弾より威力が上がった爆発に上がる

目の前の感染者たちは吹き飛ばされレオンたちはドラえもんが来た道に隠れ爆発をやり過ごすと爆発は消え感染者たちは真っ黒焦げになり全滅すると壁が上がると皆の声が響く。

 

「レオンさん!無事ですか!!」 

 

「返事してください!」 

 

皆の声が聞こえ皆の無事が分かるとレオンは武器を直すとドラえもんを見る

 

「さて、お互いにやることは一緒みたいだ…ここは協力していかないか?」

 

「そうですね…協力しあってこの黒幕を倒しましょう!」

 

「頼む…」

 

レオンとドラえもんは握手を交わしレオンチームに新しい仲間が増えた。



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