東方十六夜月~完全で瀟洒な従者の弟~ (十六夜翔矢)
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年末特別編 それぞれの場所で

どうも、十六夜翔矢です!
今回は年末年始SPという事でやって行きます!
それではどうぞ!


紅魔館テラス…

 

咲夜「お茶が入りましたよ。お嬢様。」

 

レミリア「寒いわね〜」

 

咲夜「この時期になると雪が降りますからね。」

 

フラン「雪か〜遊んで来る!」

 

魂傑「お待ちください!妹様!」

 

レミリア「フランは元気ね〜」

 

咲夜「お嬢様は遊ばれないのですか?」

 

レミリア「私は嫌よ。紅茶を飲む方がいいわ。」

 

咲夜「そう言われてからもう三時間は経ってますが…」

 

レミリア「うっ…良いのよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

フラン「わぁ〜!雪だ〜!何かして遊ぼ!」

 

魂傑「そうですね〜でしたら雪玉を作ってみましょうか?」

 

フラン「雪玉?作る作る〜!」

 

魂傑「でしたら、まずは雪を片手に収まる程度に取ってください。」

 

フラン「う〜んと、これ位?」

 

魂傑「はい。そして、右手と左手を器用に使って…完成です。」

 

フラン「すご〜い!ボールみたい!」

 

魂傑「さ、妹様もどうぞ。」

 

フラン「うん!」

 

 

 

今日も紅魔館は平常です!by咲夜

 

 

 

 

 

 

博麗神社…

 

霊夢「寒いわー」

 

魔理沙「冬なんだし、仕方ないぜ。」

 

霊夢「魔理沙は良く外に出れるわねー」

 

魔理沙「そうか?あんまり気にした事ないぜー」

 

霊夢「ふ〜ん。」

 

 

博麗神社は何時も通りよ。 by霊夢

 

 

 

 

 

 

白玉楼…

 

妖夢「ただ今戻りました〜!」

 

幽々子「お疲れ様〜妖夢〜」

 

妖夢「外は寒かったです〜」

 

幽々子「そうなの〜」

 

妖夢「すぐにお茶の用意を致しますのでお待ちください。」

 

 

白玉楼もまた一段と平常です! by妖夢

 

 

 

 

 

 

 

守矢神社…

 

早苗「神奈子様〜諏訪子様〜」

 

神奈子「何だい?」

 

諏訪子「何か用〜?」

 

早苗「久しぶりにマ○オ○ートの対戦しませんか?」

 

神奈子「いいね〜」

 

諏訪子「負けないよ!」

 

早苗「じゃあ早速やりましょー!」

 

神奈子「キャラ選大事だよなー」

 

諏訪子「私は…ヨ○シー&マッハバイクで行くか。」

 

早苗「私は…ル○ージ&Bダッシュ Mk.2で!」

 

神奈子「そうだな…ワ○オ&サバイバルバギーだな。」

 

早苗「諏訪子様も神奈子様も使う車とキャラクター変わらないですね。」

 

神奈子「早苗は…車だけは変わったな。」

 

早苗「そうです!ワイルドスターから変えました!」

 

諏訪子「コースはどこにする?」

 

早苗「私はココナッツモールですかね。」

 

神奈子「私はDKマウンテンだな。」

 

諏訪子「私は…ムーンリッジ&ハイウェイかな?」

 

早苗「あ!コースが決まりましたよ!」

 

神奈子「ムーンリッジ&ハイウェイか…」

 

諏訪子「このコースは貰った!」

 

 

久しぶりにマ○オ○ートの対戦です! by早苗

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館図書館…

 

美鈴「立直!」

 

咲夜「げっ…」

 

パチュリー「三暗刻」

 

魂傑「四槓子」

 

咲夜「勘弁して…」

 

美鈴「え。」

 

パチュリー「むきゅん!」

 

魂傑「点数棒徴収するぜ。」

 

咲夜「私はもうないわ…」

 

パチュリー「私もよ。」

 

美鈴「私は…殆どすっからかんです…」

 

魂傑「…もっかいやる?」

 

咲夜「やりましょうか。」

 

パチュリー「そうね。」

 

美鈴「まだ時間はありますし。」

 

 

魂傑君麻雀強すぎですー… by美鈴

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社…

 

霊夢「さて、私は正月の準備でもしますか。」

 

魔理沙「手伝おうか?」

 

霊夢「あんたこそ家は大丈夫なの?」

 

魔理沙「大丈夫だぜ!翔兄に押し付け…じゃなかった、翔兄がやってくれるって言ってたぜ。」

 

霊夢「魔理沙、今ちょっぴり本音が出なかった?」

 

魔理沙「え?いやいや、気の所為なんだぜ!」

 

霊夢「そう。ならば手伝ってもらおうかしら。」

 

魔理沙「もちろんだぜ!」

 

 

霊夢の手伝いするぜ!あ、家の事は翔兄に丸投げだぜ! by魔理沙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館…

 

咲夜「お嬢様、もうすぐ年が明けますよ。」

 

レミリア「よーし、皆グラスを持って〜!」

 

フラン「持ったよ〜!」

 

 

 

館の時計が十二時を指した時、時報が鳴る。

 

 

 

レミリア「Happy New Year!」

 

フラン「せ〜の!」

 

美鈴「乾杯!」

 

咲夜「乾杯!」

 

フラン「乾杯!」

 

レミリア「乾杯!」

 

パチュリー「乾杯。」

 

こあ「乾杯!」

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社…

 

霊夢「年が明けたるわね。」

 

魔理沙「霊夢!翔兄!乾杯しようぜ!」

 

翔矢「はいはい。」

 

霊夢「分かってるわよ。」

 

魔理沙「乾杯!」

 

翔矢「乾杯!」

 

霊夢「乾杯!」

 

 

 

 

 

 

 

 

白玉楼…

 

幽々子「妖夢〜乾杯〜」

 

妖夢「乾杯です!幽々子様!」

 

 

 

守矢神社…

 

早苗「また私の勝ちですね!」

 

神奈子「くっ…早苗の60戦50勝とか…」

 

諏訪子「歯が立たない…」

 

早苗「あ!年が明けましたね!」

 

神奈子「もう年明けか…」

 

諏訪子「早いね〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆「Happy New Year!幻想郷!」




どうでしたか?
年末SPが終わったら次は年始SPです!


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年始特別編 年が明けて大宴会!

どうも、十六夜翔矢です!
今回は年始SPです!
それでは本編どうぞ!


博麗神社…

 

霊夢「ふぅ…今年も成功ね。」

 

魔理沙「よーし、霊夢がやる事も終わったみたいだし、宴会するぜ!」

 

文「分かりました!では行ってきます!」

 

霊夢「さて、宴会の準備準備。」

 

翔矢「魔理沙ー!」

 

魔理沙「げっ、やばい翔兄来た…逃げるぜ!」

 

霊夢「あらま…」

 

翔矢「霊夢!魔理沙来なかったか!」

 

霊夢「来てたわよー」

 

翔矢「過去形って事は逃げたか…」

 

霊夢「ええ。人里の方向にね。」

 

翔矢「くっそ…待ちやがれぇぇぇぇ!」

 

霊夢「正月早々元気良いわね〜」

 

博麗神社は何時も通りですね〜 by文

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館…

 

レミリア「宴会の準備しなきゃ。」

 

フラン「そうだね!」

 

パチュリー「とは言っても、咲夜、魂傑、美鈴は厨房よ?」

 

レミリア「私達なりに準備をするのよ!」

 

パチュリー「大丈夫かしら…」

 

 

紅魔館厨房…

 

美鈴「一段出来ました!」

 

魂傑「こっちもだ!」

 

咲夜「まだ後八段あるわ…」

 

おせちを作るのが大変です… by咲夜

 

 

 

 

 

 

白玉楼…

 

幽々子「早く早く〜」

 

妖夢「分かってますよ〜」

ーおせちが重い…

 

 

今から博麗神社にレッツゴー! by妖夢

 

 

 

 

 

 

守矢神社…

 

神奈子「さて、博麗神社に行こうか。」

 

諏訪子「おー!」

 

早苗「おせちも作りましたし!」

 

博麗神社に向かいます! by早苗

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館…

 

咲夜「お嬢様、準備出来ましたわ。」

 

美鈴「私もです!」

 

レミリア「それじゃぁ、行きましょうか。」

 

フラン「おー!」

 

魂傑「重い…」

 

今から博麗神社で宴会!楽しみね! byレミリア

 

 

 

 

 

博麗神社…

 

霊夢「明けましておめでとー!」

 

魔理沙「乾杯だぜ!」

 

レミリア「よっしゃあ!今日はとことん飲むわよ!」

 

咲夜「お嬢様、程々になさってくださいよ?」

 

レミリア「分かってるって!行くわよ、フラン!」

 

フラン「うん!」

 

美鈴「行ってしまいましたね〜」

 

咲夜「そうね〜」

 

魂傑「楽しそうで何より、ってか?」

 

咲夜「そうよ。」

 

美鈴「まぁ、何はともあれ、飲みましょうか!」

 

咲夜「そうね!」

 

魂傑「今日の為に拵えた逸品開けるか?」

 

美鈴「開けましょう!」

 

咲夜「さ、早く早く。」

 

魂傑「はいよ。」

 

美鈴「ん〜!美味しいです!」

 

咲夜「美味しいわ〜」

 

魂傑「今初めて開けたけど、こいつは美味いな!」

 

霊夢「私にも頂戴?」

 

魂傑「はいはい。」

 

霊夢「美味しい…!」

 

早苗「わ、私は遠慮しておきます…まだ高校3年生じゃなかった、18歳なので。」

 

霊夢「何よ〜付き合い悪いわね〜」

 

咲夜「ここは外の世界じゃないのよ?年なんて関係ないわ!」

 

霊夢「ってな訳で…それっ!」

 

早苗「んごご!」

 

咲夜「どう?美味しいかしら?」

 

早苗「ゲホッゲホッ…無理矢理飲ませないでくださいよ…」

 

霊夢「さて、味の感想を聞かせてもらおうか?早苗?」

 

早苗「ヤ○ルトみたいな味ですね…」

 

霊夢「ヤ○ルト?何それ。」

 

早苗「何て言ったら良いのでしょうか…」

 

魂傑「そんな事よりさ、おせちもあるし、食べようぜ!」

 

咲夜「そうね!」

 

美鈴「私達三人の自信作ですよ!」

 

霊夢「へぇー!美味しそうじゃない!」

 

早苗「食べましょうよ!」

 

魔理沙「おお?私を忘れてはないか?」

 

霊夢「げっ、魔理沙…」

 

咲夜「魔理沙も入って!」

 

魔理沙「ならば遠慮なく!」

 

美鈴「開けますよ〜!」

 

霊夢「おおー!凄いわね!」

 

魔理沙「早速頂きま〜す!」

 

霊夢「あっ!魔理沙に取られた!」

 

魔理沙「にひひー!早い者勝ちだぜ!」

 

魂傑「ははは…」

 

咲夜「美味しい?」

 

霊夢「うん!美味しいわ!」

 

魔理沙「こりゃ驚いたぜ!」

 

早苗「まさかの和洋中のコンビですよ!」

 

魂傑「俺が和で…」

 

咲夜「私が洋、」

 

美鈴「中華は私です!」

 

霊夢「どれもこれも美味しいわぁー…」

 

霊夢「さぁ、とことん飲むわよー!」

 

皆「おおー!」

 

 

 

 

 

 

 

こうして、幻想郷の新しい一年が始まった…




いかがでしたか?
これで年末年始SPは終わりです!


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キャラ設定

どうも十六夜翔矢です。
今回はキャラ設定です。


名前 十六夜魂傑

種族 人間

能力 時を操る程度の能力、剣術を扱う程度の能力、魔法を扱う程度の能力、銃を扱う程度の能力、スタンドと波紋を扱う程度の能力

武器 日本刀×3、色々な銃(昔のから、現代のまで)

日本刀 業火飛龍剣→元ネタは、ワンピースのゾロの「秋水」。

          秋水より軽いが、威力は、同等。黒刀。大業物。

    読み方 ごうかひりゅうけん

 

    山桜流鏑馬剣→元ネタは、同じくゾロの「三代鬼徹」。

          妖刀で、威力は高い。業物。

    読み方 さんろうやぶさめけん

 

    牡丹灯籠剣→ゾロ「雪走」+妖夢「桜観剣」。業物。凄く軽い。

    読み方 ぼたんとうろうけん

 

スペルカード 能力を駆使した物が多い。

 

設定 咲夜に双子の弟がいる設定。

(異性一卵性双生児という)

   紅魔館で執事をしている。

   姉である咲夜とは、テレパシーで会話可能。

   性格は咲夜と大して変わらない。

   素手での格闘もある程度は出来る。

   主に使う銃は、ワルサーP38、ベレッタM-92、AK-47(Ⅱ型)。

   剣術の腕前はミホークと同等レベル。

   銃の腕前は、500mなら、中心に百発百中する。

   魔法は、ドラクエの魔法を主に使う。

   咲夜と違う点は、魔法が使える点、武器が銃、日本刀である点。

   あるスペルを使うと、吸血鬼に変身出来る。

   怒りが一定値に達すると、無双状態になる。

   咲夜にしか分からない辛い過去がある。

   剣術と料理の腕前は比例する。

   スタンドは主にスタープラチナ・ザ・ワールドを使う。(時止め制限なし)

 

原作キャラの評価 

 

姉である咲夜曰く、「頼れる弟で優秀な剣士。」

 

レミリア曰く、「咲夜と魂傑がいなきゃダメ。」

 

パチュリー曰く、「私より魔法の才能がある。」

 

美鈴曰く、「起こし方がひどい。」

 

フラン曰く、「一緒にいると、楽しい。」

 

霊夢曰く、「怪物レベルに強い。」

 

魔理沙曰く、「魂傑を怒らせたら、紫でも敵わないかもしれない。」

 

妖夢曰く、「剣術の師匠。」

 

紫曰く、「本気を出されたら、私でも負ける。」

 

アリス曰く、「魔法の仕組みが分かんない。」

 

永琳曰く、「身体能力が測りしれない。」

 

早苗曰く、「喧嘩相手にしたら、神奈子様でも敵わない。」

 

さとり曰く、「心がほとんど読めない。」

 

こいし曰く、「強い。」

 

文曰く、「普段はやさしい。」

 

椛曰く、「剣術で敵わない。」

 

慧音曰く、「寺子屋で先生をしてほしい。」

 

身長 180cm後半

 

髪の色 咲夜と同じく銀髪

 

髪型 ショートヘア

 

年齢 18(咲夜も同じ。)

 

瞳の色 青に近い銀(一部のスペル発動時に紅くなる)

 

キャラの簡単なパラメータ(5段階評価)

 

能力の強さ S

 

戦闘での強さ A

 

危険度 C

 

人間に対する友好度 S

 

魔力量 S

 

剣術の強さ S

 

魔法の強さ S

 

銃の腕前(近距離) S

 

銃の腕前(中距離) S

 

銃の腕前(遠距離) A

 

銃の腕前(超遠距離) C

 

格闘の強さ C

 

投げナイフの腕前 D

 

料理の腕前 S

 

霊力量 S

 

感の良さ S

 

酒の耐性 S

 

 

 

 

  

 




次回から本格的に初めて行きます。
誤字、脱字等あったら報告してください。


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一周年特別編 二人だけの夜

どうも、十六夜翔矢です。
他の小説の更新していて、疎かになってました!
今回は一周年記念編です!
それでは、本編どうぞ!


紅魔館廊下…

 

咲夜「ふぅ…窓拭きは大変ねぇ…」

 

霊夢「手が荒れるから?」

 

咲夜「そうよ。って霊夢!?」

 

霊夢「何よー。そこまで驚く事ないじゃない。」

 

咲夜「何しに来たのよ。」

 

霊夢「私の思い人に会いに来たのよ。」

 

咲夜「あぁ…魂傑の事ね。」

 

霊夢「どこにいるかしら?」

 

咲夜「さあ。分からないわ。」

 

霊夢「ええー…咲夜なら知ってると思ったのだけど…」

 

咲夜「あ、でも厨房か図書館にいると思うわ。」

 

霊夢「分かった。ありがと♪」

 

咲夜「お易い御用よ。」

 

 

 

 

紅魔館厨房…

 

魂傑「良しっと、こんな感じかな。」

 

霊夢「魂傑〜!いる〜?」

 

魂傑「はいはい、いるぜー。」

 

霊夢「やっぱり咲夜のいう通りだったわ。」

 

魂傑「んで、何の用だ?霊夢。」

 

霊夢「その…えーっと…今日の夜、神社で一緒に飲まないかな〜なんて。」

 

魂傑「今日か…紅魔館の人間だけでパーティーする事になってて無理なんだ…」

 

霊夢「そう…悪かったわね…」

 

魂傑「ごめん…霊夢…」

 

霊夢「いいわよ。誘った私も悪かった訳だし。それじゃ。」

 

魂傑「ああ。またな。」

 

 

 

 

 

 

 

その後、霊夢は博麗神社に戻った。

 

霊夢「はぁ…」

ーやっぱり、ダメだったよね…

 

魔理沙「どうしたんだ?そんなに落ち込んで。らしくないぜ?」

 

霊夢「魔理沙…何でもないわ。」

 

魔理沙「ははーん、さては魂傑の事だな?」

 

霊夢「魔理沙…覚悟はいいわね…?」

 

魔理沙「お、おい霊夢、落ち着け、そしてスペカをしまえ…」

 

霊夢「知るかっ!スペルカード!霊符 夢想封印!」

 

魔理沙「うわわわわ!やめてくれ!被弾する!」

 

霊夢「あら?何も聞こえないのだけど?」

 

霊夢が言い放った刹那、爆発が起こった。

 

霊夢「全く…人の気も知らないで…」

 

魔理沙「いてて…手加減してくれよ…」

 

霊夢「あら、避けたの?」

 

魔理沙「避けれなかったぜ…」

 

霊夢「へぇ…もっかいやる?」

 

魔理沙「もうこりごりだ。」

 

霊夢「あっそ…」

 

魔理沙「霊夢、これだけは言わせてもらうぜ。」

 

 

 

 

「魂傑の事、信じて待って見ろ。」

 

 

 

 

霊夢「魔理沙…」

 

魔理沙「私からのアドバイスだせ!」

 

霊夢「…ありがとね。私の為に。」

 

魔理沙「これも友達の恋愛成就の為だぜ!恋の魔法使い、なめるなよ?」

 

霊夢「そうね。魔理沙の言う事、信じてみるわ。」

 

 

 

 

 

 

魂傑「はぁ…」

ー霊夢、本当にごめん…

 

咲夜「元気ないわね…どうかしたの?」

 

魂傑「ああ、姉貴か…いや、何でもないよ。」

 

咲夜「?ふ〜ん。ならいいや。」

 

美鈴「よし、こんな感じかな。咲夜さん!出来ましたよ!」

 

咲夜「美鈴、ありがと。」

 

美鈴「じゃあ私は飾り付けして来ますねー」

 

咲夜「うん。よろしくー」

 

魂傑「…なぁ、姉貴。」

 

咲夜「どうしたの?」

 

魂傑「恋をする、って大変だな。」

 

咲夜「…私には何にも言えないわ。」

 

魂傑「実はさ、今日の夜、神社で飲まないか、って誘われているんだけど…」

 

咲夜「紅魔館でのパーティーもあるからね…」

 

魂傑「霊夢には申し訳ないって思ってるよ…」

 

咲夜「私でも紅魔館でのパーティーを優先するわ…」

 

 

 

 

その日の夜…

 

レミリア「じゃあ、始めましょうか。」

 

咲夜「はい。それでは」

 

 

 

「「「「「「「かんぱ〜い!」」」」」」」

 

 

 

フラン「わ〜!でっか〜いケーキだね!」

 

咲夜「妹様、このケーキは魂傑が全部やったのですよ。」

 

フラン「魂傑が一人で!?凄いね!」

 

魂傑「あはは…ありがとうございます。妹様。」

 

パチュリー「…美鈴の中華も美味しいわ。」

 

レミリア「そうね。流石中華の達人と言いたいわ。」

 

美鈴「ありがとうございます。お嬢様にパチュリー様。」

 

こあ「咲夜さんの洋食も美味しいです!」

 

咲夜「ふふ。ありがと♪小悪魔。」

 

魂傑「…はぁ」

 

レミリア「あら?どうしたの?魂傑。一人だけうわの空よ?」

 

魂傑「お嬢様…」

 

レミリア「何かあったのかしら?」

 

魂傑「いえ…何でもないです…」

 

レミリア「何でもない感じではないと思うのだけれど?」

 

魂傑「ほ、本当に何でもないです…」

 

レミリア「分かってるわ。霊夢の事でしょ。」

 

魂傑「…はい。お恥ずかしいながら。」

 

レミリア「行ってあげなさい。きっと、霊夢も待っているわ。」

 

魂傑「しかし…」

 

レミリア「確かにパーティーは大事だけど、これは私からの命令よ。」

 

魂傑「お嬢様……分かりました。行って来ます!」

ー霊夢、本当にごめんな!お前の気持ちを分かってやれなくて!今行くよ!

 

バタン

 

咲夜「行ってしまいましたね…」

 

レミリア「良いのよ。咲夜。いずれあの二人は幸せになるのだから…」

 

美鈴「恋のパワー、ってやつですね。」

 

フラン「良く分からないや。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社…

 

霊夢「本当に綺麗な満月ね…」

ー魂傑、来るかな…

 

魂傑「霊夢!」

 

霊夢「魂傑!?」

 

魂傑「はぁ、はぁ…ごめんな…霊夢の事分かってやれなくて…」

 

霊夢「うう…来てくれた…」

 

魂傑「霊夢…泣くなよ…」

 

霊夢「うん…ほら、一緒に飲もう?」

 

魂傑「ああ。その為に来たんだから。」

 

 

 

 

魔理沙「私の言った通りになっただろ?アリス。」

 

アリス「そうね…それじゃ、帰りましょ。」

 

魔理沙「そうだな。帰るか。」

ーじゃあな。幸せになれよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「それじゃ、乾杯。」

 

魂傑「乾杯。」

 

霊夢「そういえば、パーティーは大丈夫なの?」

 

魂傑「お嬢様に霊夢の元に行ってあげなさいって、言われてな。」

 

霊夢「なるほど。」

 

魂傑「まさか、お嬢様に見透かされていたとはな。」

 

霊夢「レミリアの能力ならば先読み出来るじゃない。」

 

魂傑「あはは…そうだな。」

 

霊夢「そういえばさ、紫からこんなの貰ったんだけど。」

 

魂傑「何これ?」

 

霊夢「中には…液体が入ってるわね。」

 

魂傑「だな。」

 

霊夢「飲んでみる?」

 

魂傑「いや…俺はやめとくよ。」

 

霊夢「じゃあ私が飲むわね。」

 

魂傑「うん。」

 

霊夢「飲んでみたけど…」

 

魂傑「何も起きないな。」

 

霊夢「そうね…」

ーあれ、身体が火照って…

 

魂傑「ん?霊夢、熱でもあるのか?」

 

霊夢「いや…何か身体が火照ってきた…」

ーしかも何かうずうずして来たんだけど!?

 

魂傑「おいおい、大丈夫か?」

 

霊夢「大丈夫じゃない…中入る…」

ー下半身に何か液体が伝ってる…

 

魂傑「手伝うよ。 よいしょっと。」

 

霊夢「あうっ…///」

 

魂傑「変な声出すなよ…」

 

霊夢「ご、ごめん…///」

 

魂傑「ったく…」

 

二人が神社の中に入ってから襖が閉まった。

 

 

 

 

その後、魂傑が帰ったのは朝になってからだったのは、二人だけが知る事となる。

 




いかがでしたか?
感想等お待ちしてます!


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紅霧異変 東方紅魔郷 ~ the Embodiment of Scarlet Devil.
紅魔郷5面 vs博麗霊夢 前編


どうも十六夜翔矢です。
今回から本格的にストーリーを開始します。
今回は何気に幻想万華鏡成分が入ってますが気にしないでください。


俺は十六夜魂傑。少し変わった人間だ。

そのおかげで、昔は色々あった。

 

けれど、今は双子の姉である十六夜咲夜と一緒に紅魔館で、

紅魔館の主である「レミリア・スカーレット」に仕えてる。

どうしてこうなったか。

 

…それはもう10年以上も前のことだ。

今は詳しくは話さないが、7、8歳の時だった。

記憶が曖昧だが言える事はここ(紅魔館)の門番とお嬢様に拾われた事だ。

 

最初こそは、真っ赤で気味悪いと思ったが、

今では、見慣れている光景なので、どうとも思わない。

 

話が逸れたが、その時、お嬢様に拾われたということに気が付いた。

それから、今の名前、住居、職を貰い、

一生、お嬢様に仕えることを誓った。

 

拾われてから10年、今に至る。

そして、空を見上げると紅い霧が、幻想郷を覆い尽くしている。

 

―そう、これが「紅霧異変」だ。

 

もちろん、この異変を起こした犯人はお嬢様であるが、全く気にしてない。

 

―なぜなら、俺も共犯なのだから。

 

そして、お嬢様の命令でこれから来るであろう博麗の巫女を足止めするよう、言われた。

 

廊下を歩いていると、重厚感のある扉が音を立てて開いた。つまり、来たのであろう。今代博麗の巫女が。

すると、実の姉である十六夜咲夜が会話を始める。

 

 

「紅魔館へようこそ。…博麗の巫女。」

 

「あんた達、人間?…そんな事より、あんたたちのご主人様を出しなさい!

あの紅い霧、迷惑だから、やめてほしいのよ!」

 

 

霧の発生をやめて欲しいだとか言っているが、それは無理な話だ。

お嬢様の幻想郷支配には必要不可欠だからだ。

 

 

「無理な事だ。これが最後通牒だ。帰れ。」

 

「最後通牒?悪いけどそんなもん、要らないわ!」

 

 

どうやら、博麗の巫女は帰るつもりはないらしい。

俺達の役目はあくまでも足止めだからな。博麗の巫女には悪いが…ここで帰ってもらうか。

 

 

 

「じゃあ…まずは俺が相手だ。博麗の巫女。」

 

「へぇ…中々楽しめそうね!私は博麗霊夢。覚えておきなさい!」

 

「名乗っておいて損はない。俺は十六夜魂傑。一つだけ言っておく。お前が勝てる確率は天文学的数字分の一って事を!」

 

 

まぁ、天文学的数字って言える根拠は先天性能力である『時を操る程度の能力』があるからだ。

 

 

「天神学的数字だろうと天文学的数字だろうと私には関係ないわ!絶対にこの霧を止めてみせる!」

 

「そうか…ならば勝てる確率の説明をしてやるよ。」

 

 

次の瞬間、周りの空間の色が反転した。

これは時間の流れを止めた事による作用だ。

さて、とりあえず背後を取って時間停止を解消する。

 

 

「なっ…!いつの間に背後に…!」

 

「言っただろう?天文学的数字だって。」

 

「ちっ…!」

 

 

霊夢が御札を投げたが時を止め、避ける。

 

 

「残念、当たってないぜ。」

 

「そんな!」

 

 

相手から見れば瞬間移動に見える時間停止だけど、俺達姉弟は止まった時の中を動ける。

それを相手が気がついたら負け確定だが、これまで誰にも気がつかれていない。

何故なら、相手が気がつく前に決着がついているからだ。

 

 

「さぁ、能力の正体に気がついたか?」

 

「いいえ、検討もつかないわ!」

 

「それじゃあ…分かりやすく解説してやるよ!スペル!火符 クロックアップメラゾーマ!」

 

 

時間差を用いて火炎魔法を唱える。

魔法が使える様になったのは、パチュリー様のお陰だ。半分位は独学で学んだけどな。

まぁ要するに、後天性能力ってわけだ。

 

 

「なっ…!急に…!」

 

「さ〜ぁ、どうした!さっきの威勢はどこ行った!」

 

「スペル!霊符 夢想封印!」

 

 

夢想封印を避けようとした時、空間の色が反転した。

 

 

「そろそろ、私も参戦するわよ?」

 

「おいおい…ここまで様子見とか、柄悪いな姉貴。」

 

「あら?さり気なく背後を取りたがるどっかの誰かさんよりはマシだと思うけど?」

 

「分かったよ…当たるなよ、姉貴。」

 

「ふふっ、誰に言ってるのかしら?」

 

「「そして、時は動きだす。 解除!」」

 

 

空間の色が反転し、元の色に戻ると同時に、あらかじめ配置しておいたナイフと銃弾が動き出す。

 

「何も無かったはずなのに、空中にナイフと銃弾!?」

 

「さぁ、避けきれるかしら。ナイフと弾の雨霰を!」

 

「避けるわよ!はあっ!」

 

 

避けきれる訳がない。何故なら、ちょっとした手品(マジック)が仕組んであるからだ。

 

 

「クロックアップ。背後に気を付けな!」

 

「えっ…?しまっ…!」

 

「終わりだ、スペルカード 『爆符 イオ』!」

 

 

時止めを解除する際に配置したナイフと銃弾は全部動かしたかの様に見せたが、実を言うと、一部のナイフには相手から見て死角となる位置に銃弾を配置しておいた。

つまり、今の弾幕は、死角に配置しておいた銃弾と爆裂魔法の合わせ技だ。

 

 

「スペルっ! 夢符『二重結界』!」

 

「ちっ…防御結界か…」

 

 

まさか、あんな形で防がれるとは…考えてもなかったな…

 

「あんたたち、手品師に転職しない!?人間の里でやったら当たるわよ!」

 

「へぇ…私達が?面白い冗談ね。能力の本質が理解出来ていないのに?貴方はなにも理解できぬまま死ぬわ。」

 

「あら?博麗の巫女を舐めないで頂戴。アンタ達の能力は恐らく時間操作系ね。それも、先天性で恐ろしく強い、ね。」

 

「へぇ…能力の本質が分かったなんて、そんな人、初めて出会ったわ。」

 

「あら、タネを明かせば簡単よ?まず、そっちのメイドが一瞬で移動した。それに、何も無かった空間からナイフや銃弾が自然発生すると思う?それも、ベクトル(運動量)を持った、ね。」

 

 

「褒めてやりたいよ。ここまで『時を操る程度の能力』の解析が出来たのはこれが初めてだからな。だが、もう全てが手遅れ。」

 

 

何故なら、この戦闘中の間に空間を操り廊下を狭くしていたからだ。

人は一つの事に集中していると周りの変化に気が付きにくい。

その変化が緩除である程尚更だ。

それに、装飾も少ない。紅色や赤色といった、同一色だと見分けのつかなくなる色も逆手に取り、行動範囲を狭めていた。

 

 

「さぁ、避けれるかしら?殺人を行ったのは私。けれど私は操られるだけの人形でした。スペルカード 『メイド秘技 殺人ドール』!」

 

「これで終わりだ。スペルカード 『幻世 ザ・ワールド』!」

 

 

空間を操り、狭くした廊下。

つまり、ナイフと銃弾の密度が増えるとどうなるか。

避けきれるはずがない。いや、避けれるものか…!

 

 

「「避けない…!?」」

 

 

避けない事に驚いた時であった。

背後で微弱ではあるが、風切り音がした。

嫌な予感がして咄嗟に時間を止める。

銃を使ってたら発砲音で気が付かなかっただろう。

 

 

「あぶねぇ…気がついて良かった…」

 

「そうね…気がついて無かったら今頃間違いなく被弾してたわ。」

 

 

時を止め、背後に目を向けると、御札が配置されていた。

いつの間に配置したかは分からないが、相殺が出来る様にして、時間停止を解除する。

 

 

「なっ…!?避けられた!」

 

「これでまた振り出しね。」

 

「お〜い、霊夢〜」

 

「あら、魔理沙じゃない。図書館はどうしたのよ。」

 

「図書館ならもう落として来たぜ。」

 

「…どうやら、お仲間のようね。」

 

 

これで二対二、互角って訳か…

それにしても、パチュリー様が陥落するとは…

 

 

「さぁ、仕切り直しだ。第二ラウンドの始まりだ…!」

 

「まーいっか、それじゃ第二ラウンド、開始ね!」




どうでしたか?
戦闘シーンが上手くできてないですが、そこは目を瞑ってください。
誤字・脱字、感想等ありましたら言ってください。


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紅魔郷5面 vs博麗霊夢、霧雨魔理沙 後編

どうも、十六夜翔矢です。
前回の投稿からかな〜り日が空いてしまいましたが、申し訳ありません。
それでは本編どうぞ!


「さぁ、仕切り直しだ。第二ラウンドの始まりだ…!」

 

「まーいっか、それじゃ第二ラウンド、開始ね!」

 

 

今ここにいる全員が戦いで消耗している。

まず分かるのは消耗し切ったら間違いなく負けだ。

だが、今一番消耗してるのは間違いなく向こう側だ。

美鈴とパチュリー様で間違いなくそれぞれ消耗してるはずだ。

 

 

「さぁ、避けられるかしら!スペルカード 『メイド秘技 操りドール』!」

 

「早い所、決着をつける!スペルカード 『執事秘技 操りドール』!」

 

 

相手の方にナイフと弾が飛んで行く。

ただ単純に、無闇矢鱈に飛ばしている訳でもない。

一部は時を止め、軌道を変えている。

 

 

「「そして時は動き出す」」

 

 

「おわわっ…!」

 

「避けきれないっ…!スペルっ! 『霊符 夢想封印』!」

 

 

自動追尾型のスペルカード…

時を止めて動いても意味はないが、空間を操作すれば避けれ…!

 

 

「ぐっ…!」

 

「うぐっ…!」

 

 

空間操作が間に合わ無かった…!

正面からまともに喰らった…

俺達が人間で良かった…妖怪だったら間違いなく痛手を被っていたからな…

 

 

 

「当たった!」

 

「これなら…一か八か試してみる必要がありそうね…!」

 

「正直驚いたわ。私達に攻撃を当てるなんて…貴方、大したものね。」

 

 

まさか、タイミングが合わずに被弾するとは…思わぬ誤算だった。

 

 

「それでも…まぐれもここまでよ!レミリア・スカーレットの名に掛けて貴女達を止める…!」

 

 

姉貴が言う通りだ。お嬢様の名に掛けて全力で食い止める!

 

 

「スペルカード!幻世 『ザ・ワールド』!」

 

「スペルカード!幻象『ルナクロック』!」

 

 

スペルカードを発動すると、時間が止まった。

止まった時の中で動けるのは俺達二人だけだと思っていた。

だが、前方には博麗の巫女が動いている。

にわかに信じ難いが、止まった時の世界に入門してきているのだ。

 

 

「そんな…バカな…」

 

「時間停止が破られた…だと…!」

 

「悪いけど、このまま打ち抜かせてもらうわ!」

 

 

拳で来る…!

蹴りで応戦してやらぁ!

 

 

「風神脚!」

 

 

蹴りを入れた瞬間、時の止まった世界が音を立て、崩壊する。

 

 

何故、時の止まった世界に入ってこれた…

今まで破られた事は無かった…

 

 

「ありえない…何故私達の世界に入ってこれた…!?」

 

「何で私があんた達の世界に入れたか…理解不能って顔してるわね。良いわよ。教えてあげるわ。答えは簡単よ。ただ単に私の周りに結界を張ってるだけよ。」

 

 

結界だと…!?結界を張る素振りなんて見せなかったはずだ…いつ結界を張った?

 

 

「あぁ、ちなみに私が作り出した結界は何かを拒絶する為に作り出した結界よ。簡単に言うと私が今いる周りの空間を遮断したからあんた達の作り出した世界に入れたって事よ。

さらに簡単に言うと、世界を結ぶと書いて結界って言うからそっちの方が良いか。」

 

 

なるほど、俺達の時が止まった空間はいわば異世界…

結界で時間が止まっていない世界と時が止まった世界を繋げたって訳か。

 

 

「な、何?何だよ霊夢!あの二人の能力を破ったのか!?」

 

「後ろにいなさい魔理沙。次で決めるから。というか、もしかしたらこれで決まるかもね。」

 

何だと…?御札を投げた動きは無かったはずだ…

 

「どういう事だ…!」

 

「周りによく注意してみなさい。少しだけあんた達の真似をしてみたわ。私が指を鳴らした時、全方位から襲ってくる霊符をどうやって避けるか見物ね。」

 

 

周りを見てみると、大量の霊符が全方位を覆っていた。

能力が間に合わないな…こうなったら普通に避け…れないか。

時間停止も最早意味を成さない。こうなったら、防御魔法しか対処出来ないな…!

 

 

「さて、どうなったかしらね?」

 

「当たるか当たらないか、選択肢は二つだけとは限らないわ。」

 

「三発当たって、七発避ければ良いからな。」

 

「なるほど、メイドの方は攻撃を受けてでも逃げ場を作ったのね。大した根性ね、正直引いたわ。執事の方は…魔法でガードしたわね。全く、ノーダメージで現れるとはね。」

 

「もう左腕は使い物にならないけど…攻撃には何の支障もないわ。」

 

「あらら、バレちったか。ただ、ノーダメージなのはそっちもだろ?」

 

「ええ。お陰様でね。」

 

 

危なかった…魔法が間に合わなかったら姉貴と同じ事になってたからな…

だが、これで向こうもほぼ対等な条件なはず…

 

「これで最後にしてあげるわ。スペルカード メイド秘技『殺人ドール』!」

 

「俺もこれで終わらせる!スペルカード 幻界『タイムオーバーヘヴン』!」

 

 

スペルカードを発動させた瞬間、時間が止まった。

そして、直線状に並ぶナイフとナイフとナイフの間に乱雑配置の銃弾。

もちろん、ナイフの動きを邪魔しないように配置してある。

自分で言うのもあれだが、双子の姉弟だからか、無意識の内に息が合っていると思う。

そして、止まった時の中を動く、博麗の巫女。

 

 

「もう一つ、あんた達の弱点を教えてあげるわ。あんた達が投擲、発射したナイフと銃弾…いくら時を止めて軌道を変えようが、時間が動き出さないと動き出さない…私があんた達の能力を破った事でその能力自体も無意味と化してしまった訳よ。お陰様でいくらでも接近し放題よ。」

 

 

確かに、止まった時の中では相手の目前まで、もしくは自分で決めた距離だけしか動かない。時が動き出して初めて意味を成す。

やれやれ、こんな所までお見通しとはな…

 

 

「時間止めずに普通に攻撃した方が効率良かったんじゃない?そもそも私があんた達の能力を認識して把握する前に、時間を止めて白兵戦に持ち込めばあんた達の圧勝だったと思うんだけど?って今更か。」

 

「時間を止めて白兵戦か…」

 

「そんなの全然スマートじゃないわ。」

 

「俺達はあくまでも対等に、相手の同意の上でバトルするのが…」

 

「泥臭くなくて気が利いてる、でしょう?」

 

「へぇ…だったら私達にやられる覚悟もあるわよね?」

 

「いや、全くないね。」

 

「私達がここで諦める訳には行かない!それは貴方達も同じ事!」

 

「はぁ…あんた達周りをもうちょい良く見たら?スペルカード 夢符『封魔陣』!」

 

 

しまった…!避けれない…!

 

 

「さ〜て、お嬢様に会わせてくれるかしら?」

 

「ふふっ…こんなに被弾したらのはいつ以来かしらね…」

 

「これはもうお叱り決定だな…」

 

「あらまぁ、しぶといわね〜」

 

「「これで最後…スペルカード 奇術 『エターナルミーク』!」」

 

「っわ、まだこんな隠しスペル持ってたなんて…!てな訳で、魔理沙。後よろしくね。」

 

 

しまった…!魔法使いの存在を忘れてた…!

能力が間に合わない…!

 

「あいよ!じゃ、行っくぜ〜!スペルカード 恋符 『マスタースパーク』!」

 

 

お嬢…様…すい…ません…頼み…ました…

 

 



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紅魔郷5面 vs十六夜姉弟 前編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は霊夢視点での紅魔郷5面です。
それでは本編どうぞ!


さて、私こと博麗霊夢は門番を倒して館の中に入り、廊下を歩いていた。

とりあえず廊下にある扉を開く。

すると、まるで私が来るのを待っていたかの様にメイドと執事がいた。

しばらくの沈黙の後、会話が始まった。

 

 

「紅魔館へようこそ。…博麗の巫女。」

 

 

いやあんた、ようこそってわたしゃ客か。

仮にも異変解決に来たのよ…

それよりも、本題を投げかけてみる。

ついでに人間かどうかもね。

 

「あんた達、人間?…そんな事より、あんたたちのご主人様を出しなさい!

あの紅い霧、迷惑だから、やめてほしいのよ!」

 

 

紅い霧というのは空を見れば分かる。

これのせいで人里で倒れた人もいた。

まぁ、私としては洗濯物が乾かないからさっさと終わらせたいんだけどね。

 

 

「無理な事だ。これが最後通牒だ。帰れ。」

 

 

えぇ…今更帰れなんて言われてはいそうですかと帰るはずがないじゃない。

 

 

「最後通牒?悪いけどそんなもん、要らないわ!」

 

 

そもそも最後通牒って何?今初めて聞いたわよ。

とりあえず、この二人とは戦闘確定ね。

さて、どっちが相手をしてくれるのか…

 

 

「じゃあ…まずは俺が相手だ。博麗の巫女。」

 

 

ふーん、メイドの方じゃなくて執事の方か…

 

 

「へぇ…中々楽しめそうね!私は博麗霊夢。覚えておきなさい!」

 

「名乗っておいて損はない。俺は十六夜魂傑。一つだけ言っておく。お前が勝てる確率は天文学的数字分の一って事を!」

 

 

勝てる確率は天文学的数字分の一?

そんなの関係ないわ。目の前に歯向かう奴がいる限り、私は負けれないのよ!

 

 

「天神学的数字だろうと天文学的数字だろうと私には関係ないわ!絶対にこの霧を止めてみせる!」

 

「そうか…ならば勝てる確率の説明をしてやるよ。」

 

 

相手がそう呟いた次の瞬間、私は身を以て言葉の意味を理解した。

 

 

「なっ…!いつの間に背後に…!」

 

「言っただろう?天文学的数字だって。」

 

「ちっ…!」

 

 

瞬間移動した事に驚くよりも先に、手が動いた。

私は御札を投げていた。

一通り投げ終えると、そこには無傷で立っている執事がいた。

 

「残念、当たってないぜ。」

 

「そんな!」

 

 

嘘でしょ…今私が御札を投げた距離はほぼゼロ距離…避けれるはずがないのに…何で!?

 

 

「さぁ、能力の正体に気がついたか?」

 

「いいえ、検討もつかないわ!」

 

 

実を言うと、全く検討がついていない訳じゃない。

自分の中で相手の能力に仮説を立て、判断していく。

その中で弾幕を打ちながら色々検証していく。

もちろん、検証していくうちにそれが間違いだという事に気がつく。

 

 

「それじゃあ…分かりやすく解説してやるよ!スペル!火符 クロックアップメラゾーマ!」

 

 

最初の火炎球が通り過ぎたかと思ったら、数秒後に小粒な火炎球が飛んできた。

 

 

「なっ…!急に…!」

 

「さ〜ぁ、どうした!さっきの威勢はどこ行った!」

 

 

さっきの威勢?そんなもん、とっくにどっか行ったわよ。さて、スペカ使おうかしらね!

 

「スペル!『霊符 夢想封印』!」

 

 

私が夢想封印を発動させたと同時に、何も無かった空間上にナイフと銃弾が現れた。

しかも、運動量を持っている。

普通なら有り得ない。

とりあえず避けなきゃ。

 

 

「何も無かったはずなのに、空中にナイフと銃弾!?」

 

「さぁ、避けきれるかしら。ナイフと弾の雨霰を!」

 

「避けるわよ!はあっ!」

 

 

避ける宣言をして封魔針を投げる。

もちろんさっくりと全部避けつつ相殺する。

私は全部避けたつもり(・・・)だ。

 

 

「クロックアップ。背後に気を付けな!」

 

 

そう言われて背後を向いて見ると、残っていた銃弾が飛んできた。当然、全部避けたと思っていたので、完全に不意打ちを喰らう感じになった。

 

 

「えっ…?しまっ…!」

 

「終わりだ、スペルカード 『爆符 イオ』!」

 

 

敵がスペルカードを使った瞬間を狙って、スペルカードを使う。

 

 

「スペルっ! 夢符『二重結界』!」

 

「ちっ…防御結界か…」

 

 

危なかったわ…

二重結界が無かったら間違いなく被弾してたわ…二重結界に感謝しなきゃね。

今の攻撃で分かった事がある。

相手の能力は時間が関係しているのではないかと。

 

 

「あんたたち、手品師に転職しない!?人間の里でやったら当たるわよ!」

 

「へぇ…私達が?面白い冗談ね。能力の本質が理解出来ていないのに?貴方はなにも理解できぬまま死ぬわ。」

 

「あら?博麗の巫女を舐めないで頂戴。アンタ達の能力は恐らく時間操作系ね。それも、先天性で恐ろしく強い、ね。」

 

 

私が推測するに、火炎球のスペカの時に、最初の攻撃から間があった。

次に、何も無かった空間から明らかにこちらに向かってくるナイフと銃弾が現れた。

これでテレポート系の能力じゃない事が分かった。

決め手になったのは背後に敵が現れた時に、クロック、と言っていた。

クロックは英語。つまり日本語に直すと、時計。時計とは時間を計る為の道具。

ここから出る答えは時間操作系能力じゃないかって事である。

 

 

「へぇ…能力の本質が分かったなんて、そんな人、初めて出会ったわ。」

 

「あら、タネを明かせば簡単よ?まず、そっちのメイドが一瞬で移動した。それに、何も無かった空間からナイフや銃弾が自然発生すると思う?それも、ベクトル(運動量)を持った、ね。」

 

 

「褒めてやりたいよ。ここまで『時を操る程度の能力』の解析が出来たのはこれが初めてだからな。だが、もう全てが手遅れ。」

 

 

手遅れ?何の事かしら?

あの二人は背後に私の霊符が配置してある事に気がついてない。

実は夢想封印を使った時に、霊符を同時に数枚放った。

つまり、背後には配置してあるだけの霊符がある。

とりあえず、万が一の事も考えて封魔針を持っておく。

 

「さぁ、避けれるかしら?殺人を行ったのは私。けれど私は操られるだけの人形でした。スペルカード 『メイド秘技 殺人ドール』!」

 

「これで終わりだ。スペルカード 『幻世 ザ・ワールド』!」

 

 

よし、このまま行けば私の勝ちね!

…と思った。現実は非情だった。

何が起こったのか、避けられたのである。

これには驚かされた。

 

 

「なっ…!?避けられた!」

 

「これでまた振り出しね。」

 

「お〜い、霊夢〜」

 

 

この声は…!まさか!

魔理沙が来た…!

これでサシ(2対2)の勝負が出来る!

 

 

「あら、魔理沙じゃない。図書館はどうしたのよ。」

 

「図書館ならもう落として来たぜ。」

 

 

やっぱり、図書館にも敵が居たのね。

落とした、って言っている辺り、流石魔理沙ね。

 

「…どうやら、お仲間のようね。」

 

 

さ〜て、形成逆転に向けてやりますか!

 

 

「さぁ、仕切り直しだ。第二ラウンドの始まりだ…!」

 

「まーいっか、それじゃ第二ラウンド、開始ね!」




どうでしたか?
今回は霊夢視点でした!


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紅魔郷5面 vs十六夜姉弟 後編

どうも、十六夜翔矢です。
特に言う事もないので本編どうぞ!


「さぁ、仕切り直しだ。第二ラウンドの始まりだ…!」

 

「まーいっか、それじゃ第二ラウンド、開始ね!」

 

 

第二ラウンドが始まったは良いが、まず分が悪い。

何故ならここに来る前に私が宵闇の妖怪(ルーミア)華人小娘(美鈴)、魔理沙が湖上の氷精(チルノ)知識と日陰の少女(パチュリー)と戦ったからである。

スペカはもちろん、私だと御札、魔理沙だと魔力が減っている。

なるべく短期決戦にしたいわね…

 

 

「さぁ、避けられるかしら!スペルカード 『メイド秘技 操りドール』!」

 

「早い所、決着をつける!スペルカード 『執事秘技 操りドール』!」

 

 

どうやら、相手も短期決戦で来るわね。

となると、使うスペカは夢想封印か夢想妙珠しかないわね。

使うスペカの事を考えていたら、ナイフと銃弾が飛んできた。

…スペカ使うしか無さそうね。

 

 

「おわわっ…!」

 

「避けきれないっ…!スペルっ! 『霊符 夢想封印』!」

 

 

ダメ元の夢想封印よ!

避けられると思うけどね!

 

 

「ぐっ…!」

 

「うぐっ…!」

 

「当たった!」

 

 

攻撃が当たった…?

まぁ、それはそれでラッキーね。

でも…何で当たったのかしら…

あの二人ならば能力で空間を操り、軌道を変えて避けれたはず…

それよりも重要な事として、気の所為か止まった時の世界で向こうの攻撃を認識して動けた…!

もしかして、結界かしら…

世界を結ぶと書いて結界だと言うこと…

私が夢想封印を発動したのと同時に、あいつらの世界に入る事が出来たという事は…

一つ思い浮かんだ事があるわ!

 

 

「これなら…一か八か試してみる必要がありそうね…!」

 

「正直驚いたわ。私達に攻撃を当てるなんて…貴方、大したものね。それでも…まぐれもここまでよ!レミリア・スカーレットの名に掛けて貴女達を止める…!」

 

 

レミリア・スカーレットか…もしかして異変の犯人かしら?だとしたら思わぬ情報を聞いたわね。

 

 

「スペルカード!幻世 『ザ・ワールド』!」

 

「スペルカード!幻象『ルナクロック』!」

 

 

相手がスペカを発動した瞬間、時間が止まった。

時間が止まる感覚は初めての体験だった。

何故なら空間の色が反転したからだ。

さっきとは違って、最初から動けるので目の前に並んだナイフと銃弾をお祓い棒で祓い、二人の元に姿を現す。

 

 

「そんな…バカな…」

 

「時間停止が破られた…だと…!」

 

「悪いけど、このまま打ち抜かせてもらうわ!」

 

 

とりあえず目の前に行って拳を握る。

もちろん本気で。

私が拳を入れた瞬間、時の世界が音を立て、崩壊した。

 

 

「来るぞ霊夢!って…あれ?あいつ、どこに…」

 

 

そういえば魔理沙の事すっかり忘れてたわ…

 

 

「ありえない…何故私達の世界に入ってこれた…!?」

 

「何で私があんた達の世界に入れたか…理解不能って顔してるわね。良いわよ。教えてあげるわ。答えは簡単よ。ただ単に私の周りに結界を張ってるだけよ。」

 

 

この館に入った時に張った結界がこんな所で役に立つとはね…思いもしなかったわ。

 

 

「あぁ、ちなみに私が作り出した結界は何かを拒絶する為に作り出した結界よ。簡単に言うと私が今いる周りの空間を遮断したからあんた達の作り出した世界に入れたって事よ。

さらに簡単に言うと、世界を結ぶと書いて結界って言うからそっちの方が良いか。」

 

 

結界を文字通りに使ったの、初めてかも…

さて、ここからこっちの反撃よ!

 

 

「な、何?何だよ霊夢!あの二人の能力を破ったのか!?」

 

「後ろにいなさい魔理沙。次で決めるから。というか、もしかしたらこれで決まるかもね。」

 

「どういう事だ…!」

 

「周りによく注意してみなさい。少しだけあんた達の真似をしてみたわ。私が指を鳴らした時、全方位から襲ってくる霊符をどうやって避けるか見物ね。」

 

 

指を鳴らして霊符を発射させる。

さて、どうやって避けるかしらね?楽しみだわ。

 

 

「さて、どうなったかしらね?」

 

「当たるか当たらないか、選択肢は二つだけとは限らないわ。」

 

「三発当たって、七発避ければ良いからな。」

 

「なるほど、メイドの方は攻撃を受けてでも逃げ場を作ったのね。大した根性ね、正直引いたわ。執事の方は…魔法でガードしたわね。全く、ノーダメージで現れるとはね。」

 

 

ノーダメージで現れるとは想定外ね…

全く予想もして無かったわ。

 

 

「もう左腕は使い物にならないけど…攻撃には何の支障もないわ。」

 

「あらら、バレちったか。ただ、ノーダメージなのはそっちもだろ?」

 

「ええ。お陰様でね。」

 

 

お陰様でとか言ってるけど、全部避けてるけどね。

 

 

「これで最後にしてあげるわ。スペルカード メイド秘技『殺人ドール』!」

 

「俺もこれで終わらせる!スペルカード 幻界『タイムオーバーヘヴン』!」

 

 

二人がスペルカードを発動した瞬間、時間が止まった。

そして、直線状に並ぶナイフとナイフとナイフの間に乱雑配置の銃弾。

ただ、時間が止まっているからか、動く気配は全くない。

動く気配のないナイフと銃弾を掻い潜り、二人の前に姿を現わす。

 

 

「もう一つ、あんた達の弱点を教えてあげるわ。あんた達が投擲、発射したナイフと銃弾…いくら時を止めて軌道を変えようが、時間が動き出さないと動き出さない…私があんた達の能力を破った事でその能力自体も無意味と化してしまった訳よ。お陰様でいくらでも接近し放題よ。」

 

 

まぁ、私も偶然結界を張っていたのもあるんだけどね。

 

 

「時間止めずに普通に攻撃した方が効率良かったんじゃない?そもそも私があんた達の能力を認識して把握する前に、時間を止めて白兵戦に持ち込めばあんた達の圧勝だったと思うんだけど?って今更か。」

 

「時間を止めて白兵戦か…」

 

「そんなの全然スマートじゃないわ。」

 

「俺達はあくまでも対等に、相手の同意の上でバトルするのが…」

 

「泥臭くなくて気が利いてる、でしょう?」

 

「へぇ…だったら私達にやられる覚悟もあるわよね?」

 

「いや、全くないね。」

 

「私達がここで諦める訳には行かない!それは貴方達も同じ事!」

 

 

確かにそうだけど…私は異変を終わらせる為に動いているだけなのにね。

嗚呼、早く帰ってお茶飲みたいなぁ…

 

 

「はぁ…あんた達周りをもうちょい良く見たら?スペルカード 夢符『封魔陣』!」

 

よし、まともに入った…!これでもう動けないはず…!

 

「さ〜て、お嬢様に会わせてくれるかしら?」

 

「ふふっ…こんなに被弾したらのはいつ以来かしらね…」

 

「これはもうお叱り決定だな…」

 

「あらまぁ、しぶといわね〜」

 

「「これで最後…スペルカード 奇術 『エターナルミーク』!」」

 

「っわ、まだこんな隠しスペル持ってたなんて…!てな訳で、魔理沙。後よろしくね。」

 

 

封魔陣使ってスペルカード無くなっちゃったわ。ボム補給しなきゃ。ま、ここは魔理沙にやってもらうから良いけど。

 

 

「あいよ!じゃ、行っくぜ〜!スペルカード 恋符 『マスタースパーク』!」

 

 

よし、終わったわね。じゃ、先に進みましょうか。

 

 

「ふぅ〜、結界の出しっぱなしはやっぱキツいわ…とんでもない能力者が相手だったけど、何とか勝てたわね。」

 

「ああ!それにしても、よく思いついたよな。霊夢の背後に隠れる作戦。ナイフと銃弾の弾幕に穴を開けてくれたから私が掻い潜るようにしたんだろ?」

 

「ん〜、まぁ当たりね。さ、先を急ぎましょう。」

 

「ああ!」



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5面その後

どうも、十六夜翔矢です。
今回は霊夢にフルボッコにされた、二人のその後です。
霊夢「フルボッコって私が悪いみたいじゃない。」
それでは本編始まります!


紅魔館門前・・・

 

魂傑「くそっ…お嬢様を守るべき立場なのに、負けちまった。」

  (・・・そういえば、一緒にやられたはずの姉貴はどこに…)

 

俺は、傷ついた身体を庇って、姉貴を探した。

 

魂傑「いた…姉貴!大丈夫か!」

 

咲夜「ええ。でも、肩を少しやったみたい。悪いけど、肩貨してくれる?」

 

魂傑「ああ。とりあえず、美鈴と合流しようぜ。多分、門の近くにいると思う。」

 

移動中・・・

 

咲夜「美鈴!貴方、大丈夫なの!?」

 

美鈴「もちろん、大丈夫です。それよりも、姉弟揃って大丈夫ですか?」

 

魂傑「当たり前さ。攻撃をもろ食らう前に、スカラ掛けたからな。」

 

咲夜「待ってあんた、自分にしか呪文かけてないの!?」

 

魂傑「いやだって、スクルト掛けてる余裕が無かったし、仮に間に合ってたとしても、効果が薄いぜ…」

 

咲夜「はぁ…まあいいわ。それで美鈴、お嬢様は?」

 

美鈴「上空で妹様と一緒に戦ってますよ。」

 

魂傑「妹様と?確かに狂気は妹様がコントロール出来るように、気の制御魔法と気の封印魔法を掛けましたけど、地下室にいたはずじゃ…」

 

美鈴「それが、魔法使いに活気つけられて、地下室から出て来たようです。」

 

魂傑「魔法使いねぇ…どんな奴だった?」

 

美鈴「どんな奴って言われましても…」

 

美鈴が言葉を発した刹那、爆発が起こった。

 

咲夜「…どうやら、決着がついたみたいね。」

 

美鈴「お嬢様たち、負けたようですね。」

 

魂傑「この異変、俺達の負けですね。」

 

美鈴「でも、楽しかったですよね!」

 

咲夜「確かにね。でもまぁしばらくは、紅魔館の復旧作業に追われるでしょうね。」

 

魂傑「だよなぁ…大工仕事が今後、三ヶ月くらい続くかなぁ…」

 

大工仕事の事を言っていた時、一人の少女が降り立った。

 

霊夢「咲夜ってあんたよね。」

 

咲夜「申し上げたつもりはないのですが…何か?」

 

霊夢「異変が終わったら、次にやることは何だと思う?」

 

魂傑「次に?」

 

霊夢「宴会よ。え・ん・か・い。宴会の準備は全部任せたからね。それじゃ。」

 

二人(また、面倒な仕事が増えた…)

 

魔理沙「魂傑ってお前か?」

 

魂傑「ああ。…そういうお前は魔法使いだろ?」

 

魔理沙「そうだぜ!そういうお前もだろ?図書館にいるパチュリーに聞いたぜ。」

 

魂傑「ああ。腕はまだまだだけどな。」

ーパチュリー様に聞いたのか…

 

魔理沙「絶対そんなの嘘だろ。パチュリー以上の魔力を感じるぜ。」

 

魂傑「確かに攻撃、補助、回復、身体能力向上魔法が使えるが、まだまだって所さ。」

 

魔理沙「ちなみに私は攻撃魔法が得意だぜ!」

ーげぇ…めちゃくちゃ強いじゃないか…

 

魂傑「魔法の事だったら、いつでも相談に乗るぜ。」

ー自分で言うって事は、相当強いな、この魔法使い。

 

魔理沙「おう!じゃ、また宴会でな!」

 

魂傑「ああ。またな。」

 




どうでしたか?
今回、ドラクエの呪文を出しましたが、分かりましたか?
ちなみに、キャラの読み方は「いざよいこんけつ」です。
キャラ画像は描いてはあるのですが、如何せんうごメモで描いたやつなので…
公開してほしいとあれば、公開します。
誤字、脱字、感想、コラボ依頼等ありましたら、報告お願いします。

技解説
 
・スカラ 元ネタはドラクエの呪文。
     効果 味方一人の防御力を上げる

・スクルト 元ネタは同じくドラクエの呪文
      効果 味方全員の防御力を上げる


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初宴会 宴会ってこんなに疲れるの…  前編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は初の宴会編です。
グダグダになるかと思いますので暖かい目で見てください。


紅魔館調理室…

咲夜「宴会って何を出したら良いのかしら…」

 

魂傑「酒を飲むのがメインになるだろうから、おつまみで良いんじゃない?」

 

咲夜「うーん、それも良いけど、お酒を飲まない人もいると思うから、まともな料理も作った方が良いんじゃない?」

 

魂傑「そうだな。じゃ、作りますか!…時よ、止まれ。」

 

咲夜「そうだね。さ、さっさと終わらせますか!」

 

十六夜姉弟料理中…

 

咲夜「ふぅ、出来たわね。…そして時は動きだす。」

 

魂傑「これで良し、と。」

 

ギィー

 

レミリア「咲夜ー来てー」

 

咲夜「はい、何でしょうか。お嬢様。あ、魂傑、宴会用のお酒選らんで来て。」

 

魂傑「了解。さて、今日は、どの酒を開けるかな。選んでこよっと。」

 

移動中…

 

紅魔館地下 酒蔵…

 

キィー

 

魂傑「さて、どれを出すかな…お、これなんかいいかも。」

 

美鈴「エクストラ・アニェホのテ〇ーラですか?」

 

魂傑「そうそう、って美鈴!?いたのかよ!?」

 

美鈴「いやー宴会用に出すお酒ならどれが良いかなーって選びに来たんですよ。」

 

魂傑「へぇー、そんで、美鈴はどんな奴を?」

 

美鈴「紹〇酒ですよ。その中の元〇酒です。」

 

魂傑「まんま、中国の酒だな。」

 

美鈴「まぁ、自分中国出身ですから。」

 

魂傑「だったら、俺も日本酒を…」

 

10分後…

 

魂傑「…確かこのへんに…あったあった。純米大吟醸酒。」

 

美鈴「まぁ、とりあえず、適当に持って行きましょうか。」

 

20分後…

 

魂傑「さて、これくらいあれば、大丈夫かな。」

 

咲夜「持ってき過ぎじゃない?…まあ、いいけど。」

 

美鈴「これ、全部持って行きますね。」

 

二人「よろしくね。」

 

魂傑「さて、ひとまず準備は出来たし、休憩しましょうか。」

 

咲夜「そうね。私は部屋で休憩するわ。」

 

魂傑「図書館にでも行こうかなー。魔法の研究に使う魔導書を借りたいしな。」

 

移動中…

 

魂傑「パチュリー様ーいますかー。」

 

パチュリー「いるわよ。ここに。」

 

魂傑「いましたか。って魔理沙じゃないか。何しに来たんだ?」

 

魔理沙「いや、ここにはいっぱい魔導書があるだろ?だからしばらく借りようとおもってな。そうだ、見せてくれよ。魂傑の魔法。」

 

魂傑「いや、遠慮しとく。また、今度な。」

 

パチュリー「それで、何しに来たの?…まあ要件は分かってるけどね。」

 

魂傑「そうだった、この前借りた魔導書が使い終わったので、新しい魔導書を借りたいなと思って。」

 

パチュリー「そう。分かったわ。」

 

魔理沙「なんだ?もう要件済んだのか?」

 

魂傑「ああ。じゃあ、俺は部屋に戻るから。」

 

魔理沙「ついて行っていいか?」

 

魂傑「…まあ、いいけど。」

 

移動中…

 

魂傑「ここが俺の部屋だ。入ってくれ。」

 

魔理沙「また、無駄の無い部屋だな。」

 

魂傑「…何か相談があるんだろう?」

 

魔理沙「ああ。実は、魔法をどうやって習得したのか気になってな。」

 

魂傑「どうやってって言われてもな…」

 

魔理沙「ちなみに私は独学だぜ。」

 

魂傑「半分独学、半分パチュリー様仕込みかな。」

 

魔理沙「へーえ。パチュリーに仕込んでもらったのか。」

 

魂傑「まぁ、仕方ないかな。紅魔館に住んでるからな。」

 

魔理沙「はは、確かにな。」

 

魂傑「おや、もう宴会の時間か。魔理沙、今日は楽しもうぜ。」

 

魔理沙「おう!いっぱい酒飲んでやるぜ!」

 

 




どうでしたか?
初の宴会編でどうしたらいいか迷いましたが、何とかできました。
ちなみに、お酒の種類に関してはwikipediaを参考にしました。


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初宴会 宴会ってこんなに疲れるの… 後編

どうも、十六夜翔矢です。
前回は、準備編と、いうことで書きました。
前回が準備ということは今回は…
と、いう訳で後編始まります!


紅魔館調理室…

霊夢「ちょっと~酒のつまみが足りないわよ~」

 

咲夜「はーい、ただいま!…時よ、止まれ。」

 

魂傑「くっそ…想定外だ、あれでも足りないかよ!」

 

咲夜「そうね…少し多めに作りましょうか!」

 

3分後…

 

咲夜「よし!出来た!そっちは!」

 

魂傑「出来たぜ!さっそく持って行こうぜ!」

 

咲夜「ok!…そして時は動きだす。」

 

移動中…

 

咲夜「霊夢~出来たわよ~」

 

霊夢「あーありがと。そこに置いといて。」

 

魔理沙「これ、もう一本あるかー?」

 

魂傑「多分!今すぐ持ってくる!」

 

移動中…

 

紅魔館地下酒蔵…

 

魂傑「えーっと、vsopのブラ〇デーはどこだっけな…」

 

10分後…

 

魂傑「あったあった、えーっと次は、吟醸酒だったな。」

 

5分後…

 

魂傑「まじかよ。吟醸酒全部飲まれたか。…しかたない。米焼酎持って行こう。」

 

移動中…

 

魂傑「魔理沙、吟醸酒はなかったけど、米焼酎で良いか?」

 

魔理沙「ああ。別にいいぜ。」

 

2時間後…

 

咲夜「これ、全部、私達で片づけるの?…」

 

魂傑「今日は寝れないな。」

 

咲夜「まず、先にお嬢様たちを部屋に連れていきましょうか。」

 

魂傑「そうだな。じゃ、姉貴はお嬢様をよろしく。」

 

咲夜「そっちもね。妹様をよろしくね。」

 

10分後…

 

咲夜「さて、後片付けしますか!」

 

魂傑「骨が折れそうだな。さっさと片付けて寝ようぜ。」

 

咲夜「そうね。…終わりそうにないけどね。」

 

4時間後…

 

魂傑「お、終わった。」

 

咲夜「4時間も掛かったとはね… 想定外だったわ。」

 

魂傑「今、何時だよ。…もう、5時かよ。」

 

咲夜「1時間も寝れないね。けど、楽しかった。」

 

魂傑「そうだな。…何かもう寝なくて良い気がしてきた。」

 

咲夜「そうね。風呂だけ入って業務再開ね。」

 

2時間後…

 

魂傑「お嬢様、朝でございます。」

 

レミリア「うー、頭がガンガンする…」

 

魂傑「宴会でどれだけ飲んだか覚えてますか?」

 

レミリア「うーん、覚えてないわ…」

 

魂傑「ブランコのテ〇ーラを2本、姉貴特製の赤ワインを3本、俺特製の純米大吟醸酒を1本です!」

 

レミリア「そんなに飲んだ記憶、ないわ。」

 

魂傑「はぁ…今日は休んで下さい。どうやら、二日酔いしているみたいですし。」

 

レミリア「そうするわ。朝ごはんは軽い物が良いわ。」

 

魂傑「はい。了解しました。では、お風呂に入って着替えて下さい。」

 

レミリア「分かったー。」

 

魂傑「では。」

 

移動中…

 

紅魔館調理室にて

 

咲夜「お嬢様はどうだった?」

 

魂傑「だめだめ、案の定、二日酔いだよ。」

 

咲夜「妹様も二日酔いみたい。」

 

魂傑「美鈴はどうだった?」

 

咲夜「いつも通り、居眠りしてたわ。」

 

魂傑「だよな。…朝ご飯も出来たし、行こうぜ。」

 

咲夜「そうね。行きましょうか。」

 

 




どうでしたか?
咲夜さん達は全然宴会に参加してませんが、仕方ないです。
誤字・脱字・感想等ありましたら、よろしくお願いします。


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日常編 十六夜姉弟の一日 前編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は日常編として、二人の一日に密着します。
それでは、本編スタートです!


紅魔館の一室…

A.m.6:00  魂傑(6時か…眠い。) 咲夜(いつもどうりね。)

 

   朝6時起床 ここから二人の一日が始まる。

 

A.m.7:00 魂傑「さて、今日はどうしようかな。」

 

      咲夜「天気も良いし、布団でも干しますか。」

 

      魂傑「そうするか。…何か、辛い気がする。」

 

      咲夜「あれ、七味唐辛子の分量間違えたかも。ごめん。」

 

   朝7時 朝食 もちろん、二人で一緒の料理。

 

A.m.8:00 咲夜「お嬢様、朝ですよ。起きてください。」

 

      レミリア「うー、後5分…」

 

      咲夜「分かりました。後5分だけですよ。」

 

地下室…  魂傑「妹様、おはようございます。」

 

     フラン「おはよー!今日の朝ご飯はホットケーキね!」

 

     魂傑「はい。了解しました。」

 

   朝8時 レミリアとフランを起こす。

 

A.m.8:30 魂傑「よし、出来た。」 咲夜「こっちも。…時よ、止まれ。」

 

     移動中…

 

     咲夜「お嬢様、朝食でございます。」

 

     レミリア「今日の朝食は何?」

 

     咲夜「今日は、バタートーストと、オレンジジュースです。」

 

     魂傑「妹様、ホットケーキでございます。」

 

     フラン「わ~い!早く早く~!」

 

   朝8時半 レミリアとフランに朝食を作る。

 

A.m.9:00 魂傑「さて、掃除でもしますか。」

      

      咲夜「全員の布団を洗って、夕食の仕込みをしなきゃ。」

 

   朝⑨時 家事をする。(時を止めて。)

 

A.m.10:00 咲夜「お嬢様、紅茶が入りましたよ。」

 

      レミリア「ああ、ありがと。咲夜。今日の紅茶は?」

 

      咲夜「今日の紅茶は、ウバですよ。独特の風味がある紅茶です。」

 

      魂傑「妹様、紅茶ですよ。」

 

      フラン「わーい!ありがとう!今日の紅茶は何にしたの?」

 

      魂傑「アッサムです。濃い味わいで甘みがあり、ミルクティー向きです。」

 

   朝10時 レミリア達のティータイム。

 

A.m.11:00 咲夜「今日の昼食はどうする?私はカレーライスがいいと思うけど…」

 

      魂傑「う~ん、だったら、カレー味のピザで良くない?」

 

      咲夜「そうね。でも、他の種類のピザも作るわよ。」

 

      魂傑「了解。で、何種類作る?俺は3種類かな…」

 

      咲夜「そうね。私も3種類作るわ。」

 

   朝11時 全員分の昼食作り。どうやら、ピザのようです。

 

P.m.0:00 レミリア「咲夜、今日の昼食は?」

      

      咲夜「6種類のピザです。お好きなだけ、食べて下さい。」

 

      フラン「6種類も?何があるの?」

 

      魂傑「右から順にマルゲリータ、ビスマルク、クワットロ・フォルマッジ、カレー風味、ナポレターナ、ロマーナです。」

 

      パチュリー「良く作れるわね。すごいわ。」

 

      美鈴「おおお、美味しそうですね!」

 

   昼12時 二人以外の昼食

  




どうでしたか?
今回は日常編として、書きましたが、一旦、区切らせてもらいます。
もちろん、ピザの種類は、wikipediaを参考にしました。
誤字・脱字・感想等ありましたら、報告お願いします。
もちろん、コラボ依頼も待ってます!
wikipediaって小説書く時、役に立つね。


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日常編 十六夜姉弟の一日 後編

どうも、十六夜翔矢です。
前回の続きで今回も日常編です。
それでは、どうぞ!


P.m.1:00 魂傑「今日の昼はそばでいいか。」

 

      咲夜「そうね。後は、お皿を洗って、休憩ね。」

 

      魂傑「はい、一人前どうぞ。」

 

      咲夜「あら、どうも。」

 

   昼1時 二人で昼食。今日はそばのようです。

 

P.m.2:00 魂傑「さて、今日は何するかな…」

 

      咲夜「30分位、昼寝でもしますか。」

 

   昼2時 休憩時間。二人も休憩がいるのです。

 

P.m.3:00 咲夜「お嬢様、お茶の時間ですよ。」

      レミリア「もう、そんな時間なのね。午後のお茶は?」

      咲夜「繊細で香り高い、ダージリンティーです。そのままの味でどうぞ。」

 

      魂傑「妹様、おやつの時間ですよ。」

      フラン「わ~い!今日のおやつ何~?」

      魂傑「ケーキです。くれぐれも食べ過ぎないように。」

      フラン「は~い。」

 

   昼3時 レミリア・フランの午後のティータイム。

 

P.m.7:00 咲夜「今日の夕食はハンバーグかな…」

 

      魂傑「さて、川魚の寿司でも作るかな…」

 

   夜7時 夕食作り。凄い豪勢な夕食だなぁ。

 

P.m.8:00 咲夜「今日の夕食は、私特製のハンバーグと…」

 

      魂傑「俺の握った川魚の握り寿司です。」

 

      レミリア「種類は?」

 

      魂傑「右から順にウナギのかば焼き握り、アユの握り、コイのうま煮の握り、スズキの握り、鮒寿司です。」

 

      美鈴「うなぎですか。スタミナが付くから良いですよね。」

 

      レミリア「多いわね。…まあ、大丈夫でしょうけど。」

 

      パチュリー「そうね。ほとんど、美鈴が食べるでしょうから。」

 

      咲夜「さ、早く食べましょう。冷めますよ。」

 

      レミリア「そうね。じゃ、いただきまーす。」

 

   夜8時 紅魔館の皆で夕食。ハンバーグと握り寿司のようです。

 

P.m.10:00 咲夜「さて、皿洗いしますか!」

 

      魂傑「今日の最後の家事をしてっと。」

 

   夜10時 夕食の皿洗い。一日の最後の家事。

 

A.m.12:00 咲夜「お嬢様、12時です。」

   

      レミリア「あら、もう12時なの?」

 

      咲夜「ええ。寝る時間です。」

 

      レミリア「そう。じゃ、咲夜。おやすみ。」

 

      咲夜「はい。おやすみなさいませ。お嬢様。」

 

      魂傑「妹様、就寝時間です。」

 

      フラン「もう12時なの?まあいいや。おやすみ~」

 

      魂傑「はい。おやすみなさいませ。」

 

   夜12時 レミリア、フランを寝かせる。

 

A.m.12:30 咲夜「ふぅ、さっぱりした。お風呂空いたよ~。」

 

      魂傑「はいはい。風呂入ってくる。」

 

   夜12時半 入浴Time

 

A.m.1:00 咲夜「おやすみ。魂傑。」

 

      魂傑「ああ。おやすみ姉貴。寝坊すんなよ。」

 

      咲夜「そっちこそ。寝坊するんじゃないわよ。」

 

      魂傑「分かってるって。じゃ、おやすみ。」

 

こうして、二人の一日は、終わる。

 

 

  

 




どうでしたか?
二人の一日はこんな感じです。
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。
次回から原作の妖々夢に入ります。


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春雪異変 東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom.
妖々夢1面、2面 vsレティ、橙


どうも、十六夜翔矢です。
今回から原作の妖々夢に入ります。
所々、カットする箇所がありますが、ご了承下さい。
それでは、本編をどうぞ!


紅霧異変が終わってすぐの冬…

 

幻想郷では新たな異変が起きていた。

 

何やら、季節的に春のはずなのに、冬が明けないとか…

 

この異変が俺達姉弟の初解決になる…

 

 

 

紅魔館…

 

「お嬢様、今年は冬が長いですね。」

 

「そうね咲夜、五月なのにまだ雪が降ってる…」

 

「お嬢様、これは異変ではないでしょうか。」

 

 

図書館で天候についての文献を一通り読んだが、少なくとも三月には雪が降らない事が分かったからこその判断だ。

 

 

「その線じゃないかしら。少なくとも、私は、異変だと思うわ。…丁度いいわ。咲夜、魂傑。貴方達、この異変を解決して来なさい。」

 

「はい。分かりました。準備が出来次第、行ってまいります。」

 

 

準備か…砥石とスペカ、銃だな。

さて、今日は何使うかな…

拳銃はS&M(スミスアンドウェッソン)M29にするか。

アサルトは…M4だな。

 

 

「ふふ。流石我が紅魔の誇るメイドと執事ね。」

 

「レミリア・スカーレットの名に掛けて解決して参ります。それでは行って参ります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     こうして、俺達姉弟初の異変解決が始まった。

 

「美鈴!起きてる?門を開けて頂戴。」

 

「…ふえっ!?咲夜さん!?今開けます!」

 

 

この門番…こんな寒いのにも関わらずに寝てやがったな…

 

 

「どうしたんですか?お二人揃って。」

 

「お嬢様に言われて、異変解決に行くのよ。」

 

「はあ…頑張って下さい。」

 

「じゃあな。行ってくるぜ。」

 

    美鈴に紅魔館を託し、俺達は紅魔館を後にした。

 

 

「おっと…敵の強襲が始まったか…」

 

「さて、気を引き締めて行くわよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ったく…雑魚だらけだな。」

 

「まぁ確かにね。何にもなりゃしないわ。」

 

「くろまく~」

 

「さっそく黒幕の登場か。」

 

「じゃあ、さっそく。」

 

「待った待った、黒幕だけど、普通よ。」

 

「こんなんに黒幕も普通もないわ。」

 

「じゃあ聞くけど、今何が普通じゃないか分かる?」

 

「例年より、三倍位、雪の結晶が大きいことね。」

 

「確かに、例年の三倍は大きいな。」

 

「後は、頭のおかしいメイドと執事が空を飛んでることかな。」

 

「そう。あんたが黒幕ね。」

 

 

いや、姉貴よ。どう考えても違うと思うが…

 

 

「スペルカード!『霜符 フロストコラムス』!」

 

「さっそくスペルか…」

 

 

見た感じだが、こいつは冬に現れる妖怪だな…ならば、火炎が弱点と見た!

 

 

  「スペルカード!『大火炎 メラゾーマ』!」

 

 

メラゾーマが炸裂した瞬間、相手は落下していった。

 

 

「魂傑、やり過ぎじゃないの?」

 

「まぁいいじゃねぇか。行こうぜ。」

 

 

とりあえず先を急ぐ事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…本当にもう春なのかしらね。」

 

「どう考えてもおかしいよな。」

 

 

この件はさっきやったばかりなので省略する。

 

 

「おかしいと思ったら、人に聞くのが普通!」

 

 

いやいや…人じゃないだろ。

 

 

「まぁ、答えれないけどね。」

 

 

答えれないなら言うな。

 

 

「冬はこたつで引きこもってるはずですけど。猫は。」

 

「そんなことない!それは迷信だよ!」

 

 

迷信だったのか…

 

 

「ていうか、野良猫はどうするのよ。」

 

「保健所に駆逐されたら?」

 

おっとぉ、この姉貴さらっと怖い事言いやがったぞおい。

 

 

「人間が?私達をどうやって駆逐するのよ。」

 

 

「そんなの簡単だろ。一刀両断。」

 

「無理だって。出来っこないわ。」

 

 

ほ〜ぉ…言ってくれよるじゃね〜か、この猫娘が…!

 

 

「だったら、試してみるか?」

 

「私に挑んだことを後悔させてあげる!」

 

 「スペルカード!『仙符 鳳凰卵』!」

 

ほう…スペルカードか…ならばそれ相応の対応(おもてなし(意味深))をしなきゃなぁ…!

 

  「スペルカード!『三刀流 黒鷲』

 

「あら、ずるいわよ。魂傑。」

 

  「スペルカード!『幻符 殺人ドール』!」

 

「えっ、ちょま…!」

 

 

獲物を横取りした姉貴はこの際ほっといて、猫娘もダウンだ。

 

 

 

「ふぅ、片付いたわね。」

 

「さぁ〜て、さっさと行きますか。」

 

「ええ。そうね。」

 

 

 

まだ異変解決は始まったばかり。

この先にいる奴らが楽しみだ。

 

 




どうでしたか?
所々、おかしい点がありますが、気にしないで下さい。
誤字、脱字、感想等ありましたら、報告してください。

     技解説
・大火炎 メラゾーマ 
 
 元ネタはドラクエの火炎呪文。メラ→メラミ→メラゾーマ→メラガイヤーの順に強くなる。

・三刀流 黒鷲

 特に意味はない。


 


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妖々夢3面、4面 vsアリス、三姉妹

どうも、十六夜翔矢です。
今回は前回の続きです。
それでは、どうぞ。


魔法の森…

 

魔法の森に入った二人は、考え事をしていた。

 

咲夜「何か無駄な気がする。」

 

魂傑「お嬢様は大丈夫かなぁ…」

 

咲夜「大丈夫でしょ。美鈴もいるし。」

 

魂傑「そうだな。そう考えよう。」

 

アリス「他人の心配するより、自分の心配をしたら?」

 

魂傑「確かに心配だわ。自分。」

 

アリス「で、何が心配なの。貴方。」

 

魂傑「拳銃のマガジンを5個しか持ってないんだ。」

 

アリス「ふ~ん。」

 

魂傑「後、砥石も。」

 

アリス「持ってきたんだ。」

 

咲夜「…貴方は、悩みや心配事がなさそうでいいわね。私なんて、悩みがいっぱいあるのに。」

 

アリス「失礼ね。なさそうじゃなくて、完全に無いの!」

 

魂傑「んな事言われてもなぁ…」

 

咲夜「じゃあ、聞くけど、春を奪った、もしくは、冬をばら撒いた奴を知らない?」

 

アリス「…心当たりはあるけど。」

 

魂傑「どこにいるんだ?」

 

アリス「そんな事はどうでも良かったようだ。」

 

咲夜「どうでも良くないわよ。って言うか、何でそうなるのよ。」

 

姉貴はきっと、ある程度候補があんのか?と思う魂傑である。

 

アリス「さあね…ま、私に勝ったら教えてあげる。」

 

   「スペルカード!蒼符 博愛の仏蘭西人形」

 

咲夜「スペルカード!奇術 幻惑ミスディレクション!」

 

アリス「まだまだ、こんな物じゃないわ!」

 

   「スペルカード!白符 白亜の露西亜人形」

 

魂傑「密度やばいな…まぁ、突破するがな!」

 

  「スペルカード!二刀流 真空波」

 

アリス「そんな!」

ー仕方ない、これだけは使いたくなかったけど、使うわ!

 

   「スペルカード!咒詛 首つり蓬莱人形!」

 

咲夜「なっ…!」

ーこうなったら、仕方ないわ。

      ・・

魂傑「姉貴!あのスペル使うぞ!」

 

咲夜「了解!じゃあ、行くわよ!」

 

二人「スペルカード!幻炎符 火炎時計!」

 

              ピチューン

 

咲夜「じゃ、約束通り教えてもらうわ。今回の異変の犯人は?」

 

アリス「風下にある神社の頭の春っぽい巫女が犯人じゃないかしら。」

 

咲夜「霊夢の事じゃない…」

 

魂傑「いやそれ、絶対違うから。」

 

アリス「冗談は置いといて、貴方達は春を集める毎に春が近くなってるのを感じない?」

 

この時、二人は向かう方向が、疑問から確証に変わった、と感じた。

 

魂傑「…向うは風上、だな。」

 

咲夜「そうね。」

 

アリス(まだ何も言ってないのに…)

 

             3面クリア

 

 

二人は雲の上に来てある事に気が付いた。

 

ー雲上が地上より暖かい事に。

 

雲の上…

 

魂傑「上空ってこんなに暖かいか?」

 

普通に考えれば上空の方が寒いよな、と二人は思う。

 

咲夜「素敵過ぎて涙が出るわ。地上は猛吹雪なのに。」

 

メルラン「本当だね~」

 

咲夜「で、ここはどこ?雲の上ってことは分かるけど。」

 

魂傑「そんで、お前は誰だ。」

 

メルラン「質問は一人ずつにしてよ。」

 

咲夜「じゃあ、貴方、凄いの?」

 

メルラン「全然普通よ。…どうでもいいけど、あんた達、誰?」

 

ー異変のお陰で来た、何て、言えないよな…

 

魂傑「風上を目指してたら、ここにたどり着いただけだ。」

 

咲夜「風もここで淀んでるみたいだしね。」

 

ルナサ「宴にはまだ早いわ。」

 

魂傑「はぁ?」

 

リリカ「宴~」

 

メルラン「まぁ、プチ宴位にはなるかな?」

 

咲夜「何よ、これから花見をするつもり?」

 

メルラン「お花見はするけど、」

 

ルナサ「その前に良いネタが手に入りそうだから。」

 

リリカ「お花見前夜祭ね。」

 

魂傑「楽しそうだな。俺達なんて、花見に無縁なのにな。」

 

ルナサ「貴方達は食料役」

 

魂傑「へぇ…それでも、」

 

咲夜「私達に務まるかしら。」

 

メルラン「私の演奏を聴いて、無事だった奴は今まで無いわ。」

 

魂傑「あっそ。無事でいたいわ~」

ー正直に言おう、面倒くさい。

 

咲夜「私もそう思うわ…」

ーさっさと倒して先に進みますか…

 

リリカ「いぬにく、いぬにく~!」

 

魂傑「人肉の間違いだろ。じゃ、さっそく。」

 

  「スペルカード!銀符 シルバーバウンド!」

 

リリカ「スペルカード!鍵霊 ベーゼンドルファー神奏」

 

メルラン「スペルカード!冥管 ゴーストクリフォード」

 

ルナサ「スペルカード!偽弦 スードストラディヴァリウス!」

 

魂傑「めんどくせぇ…一気に片づける!」

 

  「スペルカード! 大爆発 イオナズン!」

 

咲夜「やり過ぎじゃない?…まぁ、私もやるけど。」

 

  「スペルカード!幻世 ザ・ワールド!」

 

           ピチューン×3

 

咲夜「で、こんな所で暇する時間は無いのだけど。」

 

三姉妹「まだ、お花見には早いの。」

 

魂傑「花見もいいが、春になんないとできないだろ。」

 

三姉妹「春なら、お屋敷にいっぱいあるわよ。」

 

ー屋敷…だと?

 

魂傑「さて、行きますか。…この程度の結界なら、」

 

咲夜「簡単に破れるわね。」

 

魔理沙「おーい!待ってくれー!」

 

魂傑「誰だよ…って魔理沙と霊夢か。」

 

咲夜「二人揃ってどうしたの?」

ー見た感じ、霊夢は無理やり連れて来られたのかしら?

 

霊夢「見ての通り、異変解決よ。」

ーまぁ、魔理沙に無理やり連れてかれたけどね。

博麗の巫女としてはこうとでも言っとかないとね。

 

魔理沙「そういう二人はどうしたんだぜ?」

 

咲夜「貴女達と同じ要件、で伝わるかしら?」

 

魔理沙「へぇ…以外だな。だったらさ、一緒に行こうぜ!霊夢も良いよな!」

 

魂傑「俺は別に良いけど。…姉貴は?」

 

咲夜「良いんじゃない?二人共強いし。」

 

霊夢「はぁ…仕方ないわね。さっさと行きましょう。」

ー 足手まといにならなきゃいいけどね…

 

魔理沙「おう!」

 

咲夜「ええ!」

 

魂傑「よっしゃあ!行ってやるか!」




どうでしたか?
戦闘シーンが苦手で、一部おかしい箇所があると思いますが、見逃してください。
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。

技解説

・二刀流 真空波

 ドラクエの特技であるかまいたちと同じ効果。

・幻炎符 火炎時計

 咲夜が「ルナ・クロック」、魂傑が「メラゾーマ」を放つ共同スペル。

・大爆発 イオナズン

 元ネタはドラクエの呪文。イオ→イオラ→イオナズン→イオグランデの順に強くなる。


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妖々夢5面 vs妖夢

どうも、十六夜翔矢です。
今回は妖夢との真剣勝負です。
それでは、どうぞ!


冥界への結界の前で、霊夢、魔理沙と合流した。

 

事実、この二人は紅霧異変の時もいたから、いてもおかしくない。

 

そんな事はさておき、結界を破り最終決戦の場であろう場所に着いた。

 

冥界…

 

魂傑「ここが冥界か…しっかし長い石段だな。」

 

魔理沙「さっさと上まで行こうぜ☆」

 

 冥界に到着し、長い石段の半分を登った時だった。

 

魂傑「うおっと!…いきなり斬撃かよ…ったく、どういう歓迎だよ…」

ー相手は刀の使える奴、だな。

 

咲夜「さぁね。…そこに居るのは分かってるの。出て来なさい。」

 

妖夢「貴方達、人間ね。」

 

魔理沙「人間だが、どうかしたのか?」

 

妖夢「貴方達の持っているなけなしの春を全て頂くわ。さぁ、出しなさい。」

 

霊夢「嫌よ。嫌な予感しかしないもの。」

 

妖夢「だったら、力ずくで奪うだけです!」

 

魂傑「面白れぇ、やってみろ。…それも勝つことが出来たらの話だがなぁ!」

ー久しぶりに本気で対戦出来る相手じゃねぇか!剣士としての血が騒ぐぜ!

 

咲夜「へぇ…せいぜい頑張りなさい。もっとも、時間を止めてでも時間稼ぎが出来る私達に勝てるかしら?」

 

魂傑「姉貴、霊夢、魔理沙。ここは俺がやる。相手は刀を使うからな。それに、久しぶりに剣士としての血が騒ぐ…もちろん、後で合流するさ。」

ー今の俺は幻想郷(ここ)に来た時の…一匹狼の剣士だぜ。紅魔館の執事じゃなく、一匹狼のなぁ!

 

咲夜「…そうね。じゃ、ここは頼んだわよ。」

ーやっぱり、私の弟ね。

 

霊夢「私達は先に行くわよ!」

ー私は早く帰りたいのよ。早くして頂戴よ。

 

魔理沙「行こうぜ!この先の館に!」

ーどんな奴でも、マスパでぶっ飛ばすぜ!

 

妖夢「この先は行かせません!行くなら、叩き斬るだけです!」

ー幽々子様の長年の夢を邪魔する者は容赦しない!

 

妖夢が先に進もうとする三人を斬り掛かろうとした時であった。

剣と剣の強い交わりが、妖夢の注意を三人から逸らす事となった。

 

魂傑「お一人忘れてますよ。剣士さん。」

ー姉貴、霊夢、魔理沙!ここは俺に任せて先に行くんだ!

 

妖夢「そうですね…白玉楼の庭師、魂魄妖夢!いざ、参らん!」

ーこの人、かなり腕は上…と考えるべきでしょうかね!

 

魂傑「紅月と闇夜の守護者、十六夜魂傑!いざ、尋常に勝負!」

ー今の腕がどこまで通じるか、試すか…本気でな!

 

妖夢「スペルカード!幽鬼剣 妖童餓鬼の断食!」

 

魂傑「スペルカード!三刀流 焼鬼斬り!」

 

              キィンキン

 

魂傑と妖夢がバトルを始めた頃…

 

咲夜「始まったわね。」

 

霊夢「まぁ、大丈夫でしょ。だって、咲夜の双子の弟でしょ。」

 

魔理沙「確かにな。魔法とか見せてもらったけど、強いからな。」

 

霊夢「ここで留まってないで早く行きましょう。」

 

咲夜「そうね。行きましょうか!」

 

咲夜達が頂上に向かい始めた頃…

 

妖夢「まだまだです!」

 

  「スペルカード!餓王剣 餓鬼十王の報い!」

 

魂傑「スペルカード!三刀流 黒縄・大竜巻!」

 

              キィンキンキン

 

ーくそ、結構厄介な相手だな!…どうするかな!

 

妖夢「どうしました!攻撃してこないならこっちから行きますよ!」

 

  「スペルカード!獄界剣 二百由句の一閃!」

 

ーここでスペル…!?…いいじゃねぇか!やってやらぁ!

 

  「三刀流 凶炎斬!」

 

妖夢「弦月斬!」

 

             キィンギィンキン

 

魂傑「次はこっちから行くぜ。…さぁ、どう避ける!?」

ーふぅ…まだまだ行けるな!

 

妖夢「相殺しますよ?私の刀で!」

ー 声のトーンが一段階下がった?…つまり、ここから本気ってことかなっ!

 

魂傑「九山八海斬れぬ物なし…スペルカード!三刀流奥義 三・千・世・界!」

 

妖夢「スペルカード!獄神剣 業風神閃斬!」

 

               キィン

 

       剣と剣が交わった瞬間、気の奔流が起こった。

 

妖夢「なっ…!」

ー 鍔迫り合いになった!幽々子様の為には負けられない!

 

魂傑「くっ…!」

ー 力負けする前にどうにかしねぇとな!

 

鍔迫り合いの状態を二人が解いた瞬間であった。

 

魂傑「隙有り!」

ー鍔迫り合いから体制を戻すのに、タイムラグがあった…そこが狙いだ!

 

妖夢「しまった!」

ー鍔迫り合いに夢中になり過ぎた!

 

魂傑「これで…終わりだ!」

 

  「苦難上等、好むものなり修羅の道…スペルカード!九刀流 阿修羅 弌霧銀!」

 

              ピチューン

 

魂傑「ふうー…」

ー中々強かったな…油断してたら負けてた…

 

妖夢「貴方、強いですね。」

ー 私の師匠より強いかも…私はこの人に憧れてるのかな…?

 

魂傑「いいや、まだまだだぜ。立てるか?」

 

妖夢「ええ。大丈夫です。」

 

魂傑「じゃ、約束通り、先に行かせてもらうぜ。」

ー姉貴達が心配になって来た…

 

妖夢「どうぞ、行って下さい…」

ー疲れたなぁ…

 

 

 

            5面クリア




どうでしたか?
今回は妖夢vs魂傑の剣士対決でした。

…それにしても、剣同士の対決は書くのが難しいなぁ。


技解説

・三刀流 焼鬼斬り
・三刀流 黒縄・大竜巻
・三刀流奥義 三・千・世・界
・九刀流 阿修羅弌霧銀

 元ネタはゾロの技。詳細はwikipediaをどうぞ。

・三刀流 凶炎斬

 刀に炎を宿して、縦横無尽に動き回る技。


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妖々夢6面 vs幽々子

どうも、十六夜翔矢です。
今回は幽々子様とのバトルです。オリキャラがもう一人出て来ます!
それでは、どうぞ!


三人は、妖夢を咲夜の弟、魂傑に任せ、頂上に着いていた…

 

冥界…

 

霊夢「さて、もうすぐね。」

 

魔理沙「私達の異変解決、最後のミッションだな!」

 

咲夜「さぁ、乗り込むわよ!」

 

霊夢「はいはい。」

 

魔理沙「もちろんだぜ!」

 

魔理沙が威勢よく扉を開けた。

 

幽々子「あらぁ〜、どちら様?」

 

霊夢「博麗霊夢。知ってると思うけど、博麗神社の巫女よ。」

 

魔理沙「霧雨魔理沙!普通の魔法使いだ!」

 

咲夜「十六夜咲夜。紅魔館のメイドをしてるわ。」

 

幽々子「それで、何の用かしら〜?」

 

魔理沙「何って、この異変、お前だろ!」

 

幽々子「…ええそうよ。西行妖を満開にするためにね〜」

 

霊夢「これまた下らない理由で…春を返してもらうわよ。」

 

咲夜「いくわよ。スペルカード!奇術 幻惑ミスディレクション!」

 

魔理沙「スペルカード!魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

幽々子「スペルカード 亡郷 亡我郷 -自尽-」

 

霊夢「スペルカード! 夢符 封魔陣!」

 

咲夜「むぅ…」

ーまだ、どうにかなるわね。

 

幽々子「じゃあ、次、いくわよ〜」

 

   「スペルカード 亡舞 生者必滅の理 -魔境-」

 

魔理沙「のわっ!こうなったら!スペルカード!魔符 ミルキー…」

ーしまった!避けれないか!?

 

魔理沙は自分に迫り来る弾幕に、覚悟を決め、瞬間的に目を瞑った。

その時であった。

 

???「魔理沙、危ない!…スペルカード!儀符 オーレリーズサン!」

 

魔理沙「危なかったぜ。助かったぜ。って、翔兄!?翔兄なのか!?」

 

翔矢「久しぶりだな。魔理沙。」

 

魔理沙「…何年ぶりになるんだ?翔兄と会うのは。」

 

翔矢「…今はそんな事話してる場合じゃないだろ!本当に変わんないな。その性格!」

 

霊夢「魔理沙!そいつ、誰よ!」

 

咲夜「霊夢!今はそんな事話してる場合じゃないってば!」

 

  「スペルカード!幻世 ザ・ワールド!」

 

魔理沙「よっしゃあ、いくぜ!スペルカード!彗星 ブレイジングスター!」

 

幽々子「スペルカード 華霊 バタフライディルー…」

 

幽々子がスペルカードを発動しようとした時である。

 

???「スペルカード!三刀流 煉獄焼鬼斬り!」

 

咲夜「魂傑!」

ー流石、私の弟ね。

 

魂傑「待たせたな!…さっさと終わらせるぞ!」

 

  「スペルカード!極大雷撃 ジゴデイン!」

 

幽々子「スペルカード 幽曲 リポジトリ・オブ・ヒロカワ -神霊-」

 

魔理沙「スペルカード!恋符 マスタースパーク!」

 

翔矢「スペルカード!星符 ドラゴンメテオ!」

 

咲夜「スペルカード!幻葬 夜霧の幻影殺人鬼!」

 

幽々子「あらあら、まだ甘いわね。」

 

   「スペルカード 桜符 完全なる墨染の桜 -開花-」

 

霊夢「スペルカード!霊符 夢想封印 散!」

 

魂傑「スペルカード!三刀流奥義 六道の辻」

 

咲夜「スペルカード!光速 C.リコシェ!」

 

幽々子「つっ…」

ー少し、押されてるわね。

 

   「スペルカード 反魂蝶 -八分咲-」

 

霊夢「…はぁ…」

ーどうやら、最後のスペルね。…なら、こっちも!

 

  「スペルカード! 『夢想天生』」

 

魂傑「なるほどね…」

ー最後にするか…!

 

「一世三十六煩悩、二世七十二煩悩、三世百八煩悩…スペルカード! 『百八煩悩鳳』」

 

咲夜「スペルカード! 『咲夜の世界』」

 

魔理沙&翔矢「スペルカード! 『魔砲 ファイナルマスタースパーク』」

 

幽々子「…ちょっと、油断しちゃった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員が最後のスペルカードを発動した。その刹那、大爆発が起こった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「ふぅ…片付いたわね。」

 

咲夜「やっと終わった…」

 

魂傑「さすがに疲れた…」

 

魔理沙「じゃあ、異変も解決したし、戻って宴会しようぜ!」

 

霊夢「ところで、魔理沙の横にいるのは誰よ。」

 

魔理沙「私の兄貴だぜ!」

 

翔矢「霧雨翔矢です。いつもこいつが世話になってます。」

 

魂傑「へぇ…魔理沙に兄がいたとは。」

ー驚きだな。

 

咲夜「少し以外ね。」

ーまあ、私も弟がいるけどね。

 

霊夢「じゃ、戻って宴会の準備よ!」

 

霊夢以外の全員「おぉー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、幽冥楼閣の亡霊少女 西行寺幽々子が起こした異変は、楽園の素敵な巫女 博麗霊夢、普通の魔法使い 霧雨魔理沙、火炎の使い手 霧雨翔矢、完全で瀟洒な従者 十六夜咲夜、紅月と闇夜の守護者 十六夜魂傑によって、解決された。

 

 

 

 

           第2章 春雪異変 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?
もう一人のオリキャラは魔理沙の兄、霧雨翔矢君です!
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。

技解説

・三刀流 煉獄焼鬼斬り

焼鬼斬りを強化した技。

・極大雷撃 ジゴデイン

元ネタはドラクエの呪文。デイン→ライデイン→ギガデイン→ジゴデイン→ミナデインの順に強くなる。

・三刀流奥義 六道の辻
・百八煩悩鳳

元ネタはゾロの技。詳細はwikipediaをどうぞ。


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宴会編 下準備

どうも、十六夜翔矢です。
今回は宴会編です。
それでは、どうぞ!


紅魔館上空…

 

咲夜「あー疲れた。」

 

魂傑「確かに。」

 

咲夜「あら、また美鈴寝てる。」

 

魂傑「しゃーない。起こすか。」

 

ガシャッ 

 

咲夜「そうね。キツーイお灸を据えなきゃね。」

 

シャキッ

 

二人(仕事中に寝るな!)

 

パァン  ザクッ

 

美鈴「痛いじゃないですかー手加減してくださいよー」

 

魂傑「手加減ってなんだぁ?」

 

咲夜「次寝たら、容赦しないからね。」

 

美鈴「ひぇぇぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「お嬢様、ただいま戻りました。」

 

レミリア「あぁ、お疲れ。咲夜、魂傑。さっそくだけど、宴会の準備に行ってきなさい。」

 

魂傑「分かりました。では、行ってまいります。」

 

咲夜「じゃ、お酒を持って行きましょうか。」

 

魂傑「そうだな。じゃ、酒蔵に寄らないとな。」

 

移動中…

 

 

 

 

紅魔館地下酒蔵…

 

魂傑「さて、どれを出すかなぁ」

 

咲夜「これなんか良いんじゃない?カシャッサのタトゥジーニョ。」

 

魂傑「それいいな。じゃ、これも。テキーラのレポサド。」

 

咲夜「これは?黒いビンの特別純米酒。」

 

魂傑「待った!それ、俺の大切な奴!」

 

咲夜「あら、そうなの?じゃ、持って行くわ。」

 

魂傑「それだけは勘弁して。月に2本作れるかどうかの酒だから!」

 

咲夜「1本位良いじゃない。3本もあるし。」

 

魂傑「むぐっ…分かったよ…」

 

咲夜「後、8本位で良いか。」

 

魂傑「そうだな。」

 

15分後…

 

咲夜「これでいいか。」

 

魂傑「そうだな。じゃ、行こうぜ。博麗神社に。」

 

移動中…

 

霊夢「あら、遅かったじゃない。」

 

魂傑「すまないな。酒を選ぶのに時間が掛かった。」

 

霊夢「二人ともテキトーに料理を作ってくれる?」

 

咲夜「了解。食材は?」

 

霊夢「適当に使っていいわよ。」

 

魂傑「了解。」

 

1時間後…

 

妖夢「手伝いに来ました~」

 

霊夢「じゃ、あんたも料理作って~食材は適当に使って~」

 

妖夢「はい。」

 

 

 

 

台所…

 

咲夜「完成っと。」

 

魂傑「まだ、作るけどな。」

 

妖夢「手伝いに来ました~」

 

魂傑「妖夢か。料理作ってくれ~」

 

妖夢「はい!分かりました。」

 

3時間後…

 

咲夜「出来たわね。」

 

妖夢「ふぅ…できましたね。」

 

魂傑「じゃ、霊夢に伝えてくるわ。」

 

妖夢「待って下さい!私も行きます!」

 

咲夜(どうかしたのかしら。)

 

魂傑「どうしたんだ妖夢、別に付いてこなくていいのに。」

 

妖夢「は…話があるんです!」

 

魂傑「話?」

 

妖夢「で…弟子にして下さい!」

 

魂傑「え?弟子に?」

 

妖夢「はい!一人で練習するよりもいいと思うので!」

 

魂傑「…分かった。俺の練習はきついぞ。」

 

妖夢「はい!」

 

移動中…

 

魂傑「霊夢、出来たぞ。」

 

霊夢「あら、早いわね。まだ1時間はあるわよ。」

 

魂傑「だからさ、ここで、修行していいか?」

 

霊夢「いいわよ。ただし、30分だけね。」

 

魂傑「了解。じゃ、やるぞ。妖夢。」

 

妖夢「はい!」

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?
今回、妖夢が魂傑君の弟子になっちゃいました。
次回は宴会です。
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。


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宴会編 宴会なう

どうも、十六夜翔矢です。
リアルで忙しくて、全然更新出来ないですが、これからも、よろしくお願いします。
今回は宴会の真っ最中です。
それでは、どうぞ!


博麗神社…

 

霊夢「魂傑ぅー飲んでるー」

 

魂傑「飲んでるよ。…霊夢、その辺でやめとけ。」

 

今の状況を話そう。霊夢と魔理沙がすごく酔ってるおかげで、魔理沙と霊夢にがっちり腕を掴まれている。

 

…かなり邪魔だ。しかたない、振り払うか。

 

魂傑「じゃ、行くぜ。」

 

魔理沙「待てよー」

 

魂傑(はぁ…やってらんねぇぜ。)

 

レミリア「これ、どうしましょうか。」」

 

魂傑「お嬢様、どうしましたか?」

 

レミリア「ああ、魂傑ね。…実は咲夜がかなーり酔ってるのよ。」

 

魂傑「でも、姉貴は酒をそんなに飲まないですが?」

 

美鈴「霊夢さんと魔理沙さんが、無理やり飲ませてました。ざっと2本位。」

 

魂傑(2本で?…嫌な予感が…)「美鈴、何を飲ませてた?」

 

美鈴「えーっと、ウォッカと…ジンですね。」

 

魂傑「はぁ!?ウォッカとジン!?」

 

美鈴「そうですけど、何か問題でも?」

 

魂傑「一つ聞くけど、原液のままで?」

 

美鈴「はい。」

 

魂傑(…かなり重症じゃん…)

 

レミリア「悪いけど、誰か寝かせておいて。」

 

美鈴「はい。分かりました。」

 

咲夜「うーん、もう飲めない…」

 

紫「魂傑、ちょっといいかしら。」

 

魂傑「ん?別に良いけど。」

 

BBAと魂傑移動中…

 

魂傑「何だよ。」

 

紫「貴方って、神になりたいって思う?」

 

魂傑「答えはNO、だ。」

 

紫「あら、何で。」

 

魂傑「俺は、何があっても常に人間を止めたくない。だって、俺は、一生死ぬ人間として、ここ(幻想郷)にいるんだ。お嬢様にも一人の人間として、誰に対しても一人の人間として接することに生きがいを感じてるんだ。ここ(幻想郷)にくる前とは違う、ね。」

 

紫「幻想郷に来る前とは違う、ねぇ。」

 

魂傑「そうだ。まだ、外に居た頃は何も生きがいを感じなかった。けど、幻想郷に来て、お嬢様に出会って、何もかも変わった。ここは何もかも受け入れるんだって。」

 

紫「ふふっ。良いこと言うわね。私も幻想郷を作って正解だったわ。」

 

魂傑「そうだな。俺も紅霧異変を通じて変わったよ。」

 

紫「それで、神になる気はないの?」

 

魂傑「ない。…前にもお嬢様に聞かれたなぁ。そんなこと。」

 

紫「その時はどうやって質問を返したの?」

 

魂傑「確か…  『お嬢様、俺は一生死ぬ人間です。大丈夫、生きている間は一緒にいますよ。従者として。紅魔館の一員として、そして、家族として。』ってな。」

 

紫「貴方、良いこと言うじゃない。」

 

魂傑「そうかな。じゃ、俺は行くぜ。」

 

紫「悪かったわね。急に呼び出して。」

 

魂傑「構いやしないさ。」

 

 

 

                        2時間後…

 

 

 

 

 

 

 

レミリア「じゃ、帰りましょうか。」

 

美鈴「そうですね。」

 

魂傑「早い所、退散しましょうか。」

 

 




どうでしたか?
今回はこんな感じでしたが気にしないでください。
次回は過去編を書くつもりです。


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日常編 魂傑の休暇 前編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は過去編ではなく、休暇編です!
過去編を楽しみにしていた方、すみません!
それでは、どうぞ!


紅魔館の一室…

 

A.m.6:00  魂傑(6時か…眠い。) 咲夜(いつもと同じね。)

 

 朝6時起床 ここから二人の一日が始まる。

 

A.m.7:00 魂傑「さて、今日は久しぶりの休暇だし、何するかなぁ。」

 

      咲夜「あんたは良いわよね。今日が休暇で。」

 

      魂傑「そんな事言ったって、姉貴も来月休暇あるじゃん。」

 

      咲夜「確かにね。」

 

      朝7時 朝食 もちろん、二人で一緒の料理。

 

A.m.8:00 魂傑「お嬢様、おはようございます。」

 

      レミリア「おはよー魂傑。」

 

地下室…  咲夜「妹様、おはようございます。」

 

      フラン「おはよー咲夜!」

 

      朝8時 レミリアとフランを起こす。

 

A.m.8:30 魂傑「よし、出来た。」 咲夜「こっちも。…時よ、止まれ。」

 

      移動中…

   

       魂傑「お嬢様、朝食でございます。」

 

       レミリア「今日の朝食は何?」

 

       魂傑「今日は、納豆ご飯、焼き鮭、赤味噌の味噌汁、胡瓜の漬物です。」

 

       咲夜「妹様、讃岐うどんです。」

 

       フラン「わ~い!早く早く~!」

 

   朝8時半 レミリアとフランに朝食を作る。

 

A.m.9:00 魂傑「射撃練習でもするか。普段出来ないし。」

 

      移動中…

 

      魂傑「寝てる寝てる。とりあえず、美鈴を的にするか。」

 

      朝⑨時 美鈴を使って射撃練習。(ペイント弾で。)

 

A.m.10:00 魂傑「さて、図書館に行くか。」

 

      移動中…

 

      魔理沙「じゃ、パチュリー、借りていくぜー!」

 

      パチュリー「魔理沙!待ちなさい!」

 

      魂傑(また、魔理沙か…)「時よ、止まれ。」

 

      魔理沙「さて、家に戻るかな…って、ねぇ!」

 

      魂傑「魔理沙、お前が欲しいのは、これだろ。」

 

      魔理沙「あっ!返せー!」

 

      魂傑「やだね。返して欲しいなら、俺に勝つんだな。」

 

 魔理沙「よっしゃあ!やってやるぜ!」

 

      魂傑「魔理沙には悪いが…」

 

      魔理沙(うわっ!銃弾が!)「不意打ちはないだろー」

 

      魂傑「俺は戦う気はない。お前が魔導書を持って行かないように追い出すだけ。

         だから、不意打ちじゃないぜ。」

 

      魔理沙「意味分かんないぜ…」

 

         「そんじゃ、お返しだぜ! 『グリーンスプレッド!』

 

      魂傑「はっ!ほっ!あらよっと!」

 

                  パァン パァン

 

      魔理沙「よっと。」(スペルいくぜ!)「スペルカード!魔廃 ディープエコロジカルボム!」

 

      魂傑(しまった!)「時よ止まれ」

 

                  ズサァァァァ

 

      魂傑(あぶねぇ、被弾する所だった。)

 

      魔理沙「もう一回いくぜ!」『イリュージョンレーザー!』

 

      魂傑(ただのレーザーか。横に逸れよう。)

 

                ガシャッ ジャキッ カチャッ

 

      魔理沙(本当は後ろにいるんだぜ☆)『アースライトレイ!』

 

      魂傑(後ろか!)

 

      魔理沙「終わりだぜ☆ スペルカード! 恋符 マスタースパーク!」

 

      魂傑「時よ止まれ」

 

      魔理沙「よっしゃあ、撃破!」

 

      魂傑(甘いな…魔理沙。照準を八卦炉にあわせてっと…)

 

                    チュイン!

 

      魔理沙「あっ!」(ミニ八卦炉が!)

 

                    チャキッ

 

      魂傑「動くと斬る。」

 

      魔理沙(しまった!こいつの能力のこと、忘れてたぜ!)「斬ると動く、だ。」

 

      魂傑「どっちでもいいわ。」

 

        「時間を操れる俺にリーチのでかい技を使うとは、まだまだだな。」

 

      魔理沙「んじゃ、どうしろってんだよ。」

 

      魂傑「答えは一つ、時間を操ればいい。」

 

      魔理沙「アホか。…それよりも、咲夜がサボってるように見えるけど、良いのか?」

 

      魂傑「はぁ?」

 

      魔理沙(よっしゃ、八卦炉を取りに行くぜ☆)

 

      魂傑「…って、姉貴がサボるわけがない…」

 

      魔理沙(そっちこそ甘いぜ!)

 

      魂傑「逃がさん。」

 

        「スペルカード!幻符 殺人ドール!」

 

      魔理沙(うわわわわ、被弾ギリギリだぜ!)

 

         (あった!ミニ八卦炉!)

 

      魂傑「スペルカード!銀符 シルバーバウンド!」

 

      魔理沙(走って避けるぜ☆)

 

      魂傑「スペルカード!光速 C.リコシェ!」

 

      魔理沙(のわっ!うわっぷ!)

 

         (くそ…どうにかしなきゃな!)

 

         「スペルカード!儀符 オーレリーズサン!」

 

      魂傑「なっ…!」

 

      魔理沙「じゃあ、次はこっちからいくぜ!」

 

      魂傑(うわっ!速度が速い!…グレイズ!)

 

      魔理沙「まだ続くぜ☆」

 

      魂傑(次はレーザーと…通常弾か…)

 

      魔理沙(よし、投げるか!)

 

      魂傑(しゃがんで避けるか。)

 

      魔理沙「じゃ次はこれだー!『メテオニックデブリ!』

 

      魂傑(なんだよ、グレイズ稼ぎをしろってか?)

 

      魔理沙「後ろがガラ空きだぜ!」

 

                   バコン!

 

      魂傑「のわっ!」(いてぇな。これ。)

 

      魔理沙「もらった―!」

 

      魂傑(はぁ、アホはどっちだよ。)「無駄だぁ!スペルカード!幻世 ザ・ワールド!」

 

        「そして時は動きだす。」

 

      魔理沙「え?」

 

                   シュッ

 

      魔理沙「ひゃっ」

 

      魂傑「どうする?まだ続けるか?」

 

      魔理沙「ま、参った。降参。」

 

                   パチン

 

      魂傑「じゃ、今すぐ帰れ。」

 

      魔理沙「じゃあなー!また来るぜー!」

 

      魂傑「パチュリー様、取られそうになった魔導書です。」

 

      パチュリー「助かったわ。ありがとう。」

 

      魂傑「いえいえ。これも従者の役目です。」

 

      朝10時 図書館で魔理沙退治。




どうでしたか?
今回は動画ネタを初めて入れました。
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。


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日常編 魂傑の休暇 中編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は中編です。
それでは、どうぞ!


A.m.11:00 魂傑「姉貴、今日の昼飯要らないから、よろしくな。」

 

      咲夜「あら、何で?」

 

      魂傑「昼挟んで、妖夢と剣術の鍛錬をするからさ。」

 

      咲夜「あらそう。」

 

      魂傑「じゃ、行ってくる。」

 

      朝11時 白玉楼にお出かけ。

 

p.m.12:00 妖夢「魂傑さーん、お昼ご飯出来ましたよー!」

 

      魂傑「悪いな、妖夢。」

 

      幽々子「冷めちゃうわよー」

 

      昼12時 白玉楼で昼食

 

P.m.1:00 魂傑「さて、休憩もしたし、練習再開だな!」

 

      妖夢「はい!」

 

      魂傑「じゃあ、斬撃返し50回!」

 

      妖夢「はい!」(私もいつか、魂傑さんに認められる剣士になる!)

 

      昼1時 剣術の練習再開

 

P.m.3:00 魂傑「妖夢、今日最後の練習いくぞ。」

 

      妖夢「は…はい…」(いつもこんな練習をやってるのか…)

 

      魂傑「最後の練習は俺と手合わせ。」

 

      妖夢「はい?今何て…」

 

      魂傑「俺と手合わせ。」

 

      妖夢「きゅ…休憩させて下さい…」

 

                   10分後…

 

      魂傑「さ、やるぞ。スペルは…3枚だ。」

 

      妖夢「は、はい!」

 

      魂傑「じゃ、いくぞ。」

 

                   キィン

 

      妖夢(早い!どうにかしなきゃ!)

 

      魂傑「最初のスペル…二刀流 七十二煩悩鳳!」

 

      妖夢「天界法輪斬!」

 

      魂傑(妖夢も成長しているな。)「炎繸豹月・夜抄斬(えんずいひょうげつ・やしょうざん)!」

 

      妖夢「スペルカード!断命剣 冥想斬!」

 

      魂傑「三刀流 刀狼流し!」

 

      妖夢「二刀流 澵抄斬!」

 

      魂傑「後ろが空いてるぜ!スペルカード!一刀流 死・獅子歌歌!」

 

      妖夢(しまった!)

 

      魂傑「終わりだな。」

 

      妖夢「ふぅ…相変わらず強いですね。」

 

      魂傑「妖夢から見れば、強いだろうけど、まだ弱いと思ってるぜ。」

 

      妖夢「今日はありがとうございました。」

 

      魂傑「良いよ。休暇で暇だったしな。それに、美味しかったぜ。昼飯。」

 

      妖夢「あ、そうでしたか。」

 

      魂傑「じゃあな。妖夢。」

 

      昼3時 剣術の練習

 

p.m.4:00 魂傑「霊夢ー来てやったぞー」

 

      魔理沙「霊夢ならいないぜ。」

 

      魂傑「魔理沙か…何やってんだ?」

 

      魔理沙「買い物しに行った霊夢の代わりに留守番だぜ。」

 

      魂傑「あっそ。」

 

      魔理沙「霊夢なら、もう帰ってくると思うぜ☆」

 

      魂傑「まぁ、魔理沙にも用事あったし、良いけどな。」

 

      魔理沙「私に用事って何なんなのぜ?」

 

      魂傑「図書館の魔導書返せ。(^_^#)ピキピキ」

 

      魔理沙「わ、私は知らないのぜ!」

 

      魂傑「嘘つけ。その手に持っている物は何なんだ。」

 

      魔理沙「こ、これは翔兄が借りてきた魔導書だぜ!」

 

      魂傑「その魔導書は昨日なくなっていたんだが。第一、翔矢は借りていく時にちゃんと紙に書いて、持っていくが、それは無かったぞ。」

 

      魔理沙(やばい、ばれた…)

 

               10分後…

 

      霊夢「ただいまー…って何やってるのよ。」

 

      魂傑「魔理沙が魔導書返さないから、麻雀で白黒つけてる。」

 

      霊夢「いや…アリスと翔矢関係ないじゃん。」

 

      翔矢「魔理沙に無理やり連れてこられた。」

 

      アリス「同じく。」

 

      魂傑「国士無双、天和で役満。それで親が俺だから…」

 

      魔理沙(48000点…)

 

      翔矢(48000点かよ!?)

 

      アリス(48000点!?)

 

      霊夢(3人の万点棒が消えたわね。)

 

      魂傑「48000点だぜ。」

 

      夕方4時 博麗神社で魔導書を賭けた麻雀。

 

 




どうでしたか?
麻雀については何も知らないので、誰でも良いので指摘を下さい…
誤字、脱字、感想等ありましたら、どしどし送って下さい!大歓迎です!


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日常編  魂傑の休暇  後編

どうも、十六夜翔矢です。
今回で休暇編は終わりです。
それではどうぞ!


p.m.5:00

 

博麗神社…

 

魂傑「タンヤオ、平和、ツモ、三色同順で上がり。」

 

霊夢「あーくそっ、また負けたー!もう一回!」

 

魂傑「これで俺の10勝0敗だな。」

 

魔理沙「お前ら強すぎだぜ。」

 

アリス「本当ね。私達だと勝てないわ。」

 

霊夢「さーやるわよ!」

 

魂傑「はいはい。」

 

夕方5時 博麗神社で麻雀。

 

p.m.6:00

 

紅魔館…

 

咲夜「あら、お帰り。」

 

魂傑「ただいま。」

 

咲夜「今から夜ご飯作るから、手伝って。」

 

魂傑「分かった。ちょっくら待ってくれ。」

 

夕方6時 紅魔館に戻って夕食作り

 

p.m.8:00

 

咲夜「お嬢様、夕食です。」

 

レミリア「今日の夕飯は?」

 

咲夜「今日の夕飯は、私特製カレーライスと、」

 

魂傑「俺の手作りのローストビーフ、餃子です。」

 

レミリア「餃子のニンニク、抜いてあるわよね。」

 

魂傑「はい。大丈夫です。美鈴のやつに大量に仕込みましたので。」

 

美鈴「ひどくないですか!?」

 

レミリア「じゃ、いただきましょうか。」

 

フラン「いただきまーす!」

 

夜8時 皆で夕飯。

 

p.m.10:00

 

咲夜「今日の休暇はどうだった?」

 

魂傑「ああ、楽しかったよ。霊夢達と麻雀したからな。」

 

咲夜「へぇー。それで、結果は?」

 

魂傑「俺の10勝0敗。」

 

咲夜「…あんた、美鈴とよくやってるからね。麻雀。」

 

魂傑「まぁな。今日なんか霊夢と接戦だったし。」

 

咲夜「ちなみに聞くけど、役は?」

 

魂傑「国士無双、四暗刻、大三元、字一色、小四喜、大四喜、緑一色、清老頭、四槓子、九蓮宝燈、天和、地和、清一色、混一色、純全帯么九、二盃口、かな。」

 

咲夜「…あんた、相当美鈴とやってるのね。三飜、六飜、役満全部じゃない。」

 

魂傑「そうは言うけど、霊夢も相当強いからな?」

 

咲夜「今度、霊夢とやろうかしらね。」

 

 夜10時 夕食の皿洗い。一日の最後の家事。

 

A.m.12:00 魂傑「お嬢様、12時です。」

   

      レミリア「あら、もう12時なの?」

 

      魂傑「ええ。寝る時間です。」

 

      レミリア「そう。じゃ、咲夜。おやすみ。」

 

      魂傑「はい。おやすみなさいませ。お嬢様。」

 

      咲夜「妹様、就寝時間です。」

 

      フラン「もう12時なの?まあいいや。おやすみ~」

 

      咲夜「はい。おやすみなさいませ。」

 

   夜12時 レミリア、フランを寝かせる。

 

A.m.12:30 咲夜「ふぅ、さっぱりした。お風呂空いたよ~。」

 

      魂傑「はいはい。風呂入ってくる。」

 

   夜12時半 入浴Time

 

A.m.1:00 咲夜「それで、ここに立てばいいのね?」

 

      魂傑「ああ。じゃ、魔法の詠唱を始めるぜ。」

 

                  10分後…

 

      魂傑「終わったぜ。」

 

      咲夜「それで、どうしたら良いの?」

 

      魂傑「これの中から好きなスタンドを選べば、使えるようになる。」

 

      咲夜「あっそ。…あんたは何にしたの?」

 

      魂傑「スタープラチナ。」

 

      咲夜「じゃあ、私はザ・ワールドにしようかしら。」

 

   夜1時 どうやら、二人はスタンド使いになったようです。

 

A.m.1:30 咲夜「おやすみ。魂傑。」

 

      魂傑「ああ。おやすみ姉貴。寝坊すんなよ。」

 

      咲夜「そっちこそ。寝坊するんじゃないわよ。」

 

      魂傑「分かってるって。じゃ、おやすみ。」

 

こうして、魂傑の休暇は、終わる。

 

   

 




どうでしたか?
次回から、萃夢想編に入ります。
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。


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萃夢異変 東方萃夢想 ~ Immaterial and Missing Power.
萃夢想1面、2面 vs霊夢、アリス


はい、どうも、十六夜翔矢です。
総体が近づいてきて、部活がきつくて、小説を書けませんでした。
今回から萃夢想編です。
それではどうぞ!


紅魔館…

 

魂傑「…なぁ、姉貴。」

 

咲夜「何よ。意味有り気な顔をして。」

 

魂傑「最近、花見の宴会が、三日置きにあるだろう?」

 

咲夜「それが、何って言うの?」

 

魂傑「異変じゃないかなぁ、って思ったんだよ。」

 

咲夜「…そうね。私も思ってた。」

 

魂傑「よし、行くか…」

 

移動中…

 

博麗神社…

 

咲夜「いるかしら。」

 

霊夢「あら、二人揃ってくるなんて、珍しいわね。何の用?」

 

咲夜「そうねぇ。ちょっと神に祈ろうかと思って。」

 

魂傑「別に賽銭入れに来たわけじゃないぜ。」

 

霊夢「そ、そう?そうね。今年は厄年か何か?」

 

咲夜「違うわ。私をいくつだと思ってるのよ。」

 

霊夢「厄払い位でしょ?必要なの。ちなみにお賽銭箱はそこよ。」

 

魂傑(露骨に賽銭入れろっていうアピール…)

 

咲夜「ところで話変わるけど、明後日の宴会の事でちょっと調べたい事があってねぇ。」

 

霊夢「ああ一円札でもいいわ、って宴会どうかしたの?」

 

咲夜「何かおかしいのよね。今のこの空気。貴方にも判るでしょう?こんなにも妖気に満ちているんだから。」

 

霊夢「あんた達が毎晩集まるから妖気が残っちゃってるのよ。」

 

魂傑「毎晩って、三日にいっぺんだぜ。それに宴会が近づくとどんどんと強まる気が……」

 

霊夢「気の所為ね。ちなみにお賽銭箱はそこ。」

 

咲夜「怪しいわ。あなた。」

 

霊夢「何も怪しくないわよ。」

 

魂傑(霊夢は白だ、でも、仕留めておくか。)「スタープラチナ・ザ・ワールド(星の白銀世界)ハイエロファントグリーン(法皇の緑)!」

 

スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラ…!」

 

咲夜「シルバーチャリオッツ(銀の戦車)ザ・ワールド(世界)!」

 

霊夢(何、この得体の知れない攻撃は!?)

 

魂傑「これで、おしまいだ!右手に溜める炎の波紋…スカーレット・オーバードライブ(緋色の波紋疾走)!」

 

咲夜「ロードローラーだぁぁぁぁぁぁ!」

 

霊夢(だめだったか…)

 

咲夜「って、巫女が出すような妖気じゃないわね。」

 

霊夢「もー。何なのよー。」

 

魂傑「とりあえず、宴会の日までにはこの妖気をどうにかしておくぜ。」

 

霊夢「勝手にして。こっちは宴会の準備と片付けで忙しいのよ。あと素敵なお賽銭箱はそこよ。」

 

咲夜「残念ね。私は神を信じてないわ。」

 

            1面クリア

 

魔法の森…

 

咲夜「そういえば、この森って殆ど入った事ないわね。」

 

魂傑「そうか?俺はしょっちゅう来るけど。」

 

咲夜「それは魔理沙が原因だけどね。確かあいつは……この辺の汚くてじめじめした所に住んでるって言ってたような。」

 

アリス「あれ、珍しい顔だわ。」

 

咲夜「人の顔を見て珍しいって失礼ね。」

 

アリス「何の用かしら。」

 

咲夜「やっぱり、夜来たのは間違いだったわね。」

 

アリス「夜にこの森に入ってくる奴なんて、『よっぽどの馬鹿』しか居ないわよ。」

 

咲夜「私達の目的は黒い奴の所だったんだけど。ハズレに着いちゃった。」

 

アリス「……よっぽどの馬鹿。」

 

咲夜「まぁいいわ。あと一日あるし。」

 

魂傑(もう一日の間違いじゃないか?)

 

咲夜「帰り道教えて頂けないかしら。」

 

アリス「人違いしてタダで帰れると思ってんじゃないでしょうね。」

 

咲夜「思ってましたわ。」

 

魂傑「またか…」

 

咲夜「シルバーチャリオッツ!スペルカード!傷魂 ソウルスカルプチュア!」

 

魂傑「メイド・イン・ヘブン!時は加速する!スペルカード!光速 C.リコシェ!」

 

アリス「スペルカード!魔符 アーティフルサクリファイス!」

 

魂傑「スタープラチナ・ザ・ワールド(星の白銀世界)!最終奥義…サンライトイエローオーバードライブ(山吹色の波紋疾走)!」

 

アリス(勝てない…)

 

咲夜「さて、今日はもう遅いし……帰りますわ。」

 

アリス「帰り道分かんないでしょ?送っていけば良いんでしょ?」

 

咲夜「あら、頼んでもないのに親切ね。」

 

アリス「よっぽどの馬鹿は、この魔法の森を飛んで帰るとか言い出しそうだからよ。」

 

咲夜「へぇ」

 

魂傑「へぇ」

 

咲夜「じゃ、案内宜しくね。」

 

アリス「はいはい。」

 

            2面クリア




どうでしたか?
今回から萃夢想編が始まりました。
誤字、脱字、感想等ありましたら、遠慮なくどうぞ!


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萃夢想3面、4面 vs魔理沙、妖夢

はい、どうも、十六夜翔矢です。
今回はテスト期間中で早く帰れるので、書きます!
それではどうぞ!


魔法の森…

 

咲夜「今日は間違いないわね。いくら森が暗くても、昼間の方が良いに決まってるわね。」

 

魂傑「確かにな。」

 

魔理沙「お?珍しい顔だな。」

 

魂傑「昨日も珍しい顔だったわ。」

 

魔理沙「で、その珍しい顔が何だ。私に仕事の依頼か?」

 

咲夜「貴方はとうの昔に勘当されたんでしょ?」

 

魔理沙「あー?仕事自体はまだ廃業したつもりは無かったんだがな。」

 

魂傑「と言っても、こんな処には客も何も来ないだろ。それ以前に道に迷うじゃん。」

 

魔理沙「でもお前らはここまで迷わずに来たじゃないか。お前らだけ特別とでも言うのか?」

 

魂傑「あのなぁ、お前の所為で何回も来てるわ。」

 

咲夜「私は特別よ。道に迷う筈がないじゃない。」

 

魔理沙「で、その珍しい顔の迷わない奴が何だ?」

 

咲夜「そうそう、明日の宴会の事だけど……」

 

魔理沙「あぁ、死にゃせんよ。」

 

咲夜「何も言ってないけど……もしかして」

 

魔理沙「ああ、それはどうかな?」

 

魂傑(魔理沙の奴、何か隠してるな。)

 

咲夜「スペルカード!時符 イマジナリバーチカルタイム!」

 

魂傑「スペルカード!幻象 ルナクロック!」

 

魔理沙「スペルカード!恋符 マスタースパーク!」

 

二人「時よ、止まれ。」

 

魂傑(アヌビス神使うか…操られないように対策済だしな。)

 

咲夜(アクア・ネックレス!)「魂傑、ターコイズブルーオーバードライブ(青緑波紋疾走)を流して!」

 

魂傑「ん?あぁ、分かった。行くぜ!ターコイズブルーオーバードライブ(青緑波紋疾走)!」

 

二人「準備完了。そして時は動きだす。」

 

魂傑「おらぁ!」

 

咲夜「ザ・ワールド!アクア・ネックレス!」

 

魂傑「スペルカード!二刀流奥義 『七十二煩悩鳳』!」

 

魔理沙「スペルカード! 『魔砲 ファイナルマスタースパーク』!」

 

二人『スペルカード!奇術 エターナル・ワールド!」

 

魔理沙(くっそー、だめだったかー)

 

咲夜「って、冗談はこれくらいにして」

 

魔理沙「明日の宴会の事って、何かあったのか?」

 

咲夜「相談しに来たのに、あなたがふざけてるから話が進まないじゃないの!元々、魔理沙に相談する事自体間違っていたわ。」

 

魔理沙「酷いぜ。人を何でも相談係だと思っていたのか?相談なら別の奴にした方が良いぜ。」

 

咲夜「怒る所そこかなぁ。まぁとりあえず魔理沙じゃない事だけはわかったわ。」

 

            3面クリア

 

冥界…

 

咲夜「もう怪しいのは、こいつらぐらいね。桜見たさに春を集める位だから、また何か企んでてもおかしくないわ。」

 

妖夢「誰かと思ったら…咲夜さんと魂傑さんでしたか。」

 

魂傑「悪いな、妖夢。突然押し掛けて。」

 

咲夜「悪いわね。今回の件、あなた達の仕業じゃないかって思ってね。」

 

妖夢「今回の件?何の事か分からないわ。」

 

咲夜「とぼけても無駄よ!」

 

「ザ・ワールド!時よ止まれ!」

 

魂傑「スタープラチナ・ザ・ワールド!」

 

咲夜「スペルカード!幻世 ザ・ワールド!」

 

二人「そして時は動きだす。解除!」

 

妖夢「スペルカード!人符 現世斬!」

 

魂傑(隙有り!)「メタルシルバーオーバードライブ(銀色の波紋疾走)!」

 

妖夢(何、この力!?)

 

咲夜「あら、犯人はあなた『達』じゃないのかしら?」

 

妖夢「妖気の事?違うって。もう、用件を言ってから闘ってよ~」

 

咲夜「用件言っても嘘を吐くのよ。悪い事企んでる奴は。」

 

妖夢「まぁ、そうかもしれないけど。」

 

咲夜「さぁ、次は本命ね。」

 

魂傑「妖夢…悪かったな。いきなり押しかけて。」

 

            4面クリア

 




どうでしたか?
今回もジョジョネタが豊富でしたが、いかがでしたか?
誤字、脱字、感想等ありましたら、遠慮なくどうぞ!


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萃夢想5面、6面 vs幽々子、紫

はい、どうも、十六夜翔矢です。
今回もテスト期間中で早く帰れるので、書きます!
それではどうぞ!


冥界、白玉楼…

 

幽々子「何の騒ぎ? こんな時間に。 もう眠いわねぇ。」

 

咲夜「幽霊が早寝早起きしてんじゃないの。」

 

幽々子「幽霊じゃなくて亡霊よ。って丑三つ時じゃない。 なんか出たらどうするのよ~」

 

咲夜「亡霊が訳判らない事言わないの!」

 

幽々子「私だって怖いわよ。お化けとか出てきたら。」

 

咲夜「今度は……一応先に用件を言ってみようかしら。」

 

幽々子「?」

 

咲夜「明日、神社でまた宴会があるじゃない。貴方も呼ばれているわよね? でも、なんだか様子がおかしいのよ。」

 

魂傑「頻度も異常だし、誰も何も言わないし。それに、どんどん妖気が強くなる。」

 

幽々子「で?それがどうかしたのかしら?」

 

咲夜「あなたの仕業ね?」

 

幽々子「違うわよ。」

 

咲夜「聞くだけ無駄だったわね。」

 

幽々子「そんな事、聞き方がおかしいわ。それにね……悪い事企んでいる人が嘘吐かない訳無いじゃない。」

 

咲夜「やっぱりあなたなのね? 最初からそう思ったわ。」

 

魂傑(またか…正直、飽きたぜ…)「スタープラチナ・ザ・ワールド!」

 

咲夜(幽々子は亡霊だから、スタンドの攻撃が効かない…けど、それに魂傑は気づいてない…)「スペルカード!幻象 ルナクロック!」

 

幽々子「あらあら、スペルカード 霊符 无寿の夢!」

 

魂傑(スタンドはこっちに注意をそらすため…メインは…)「スペルカード!闘技 神砂嵐!」

 

幽々子(ここまでかしらね。)

 

咲夜(気づいてなかった訳じゃなかったのね。)

 

幽々子「輪つぃは嘘なんか吐いた事ないわ~」

 

咲夜「本当に違いそうね。 あーあ時間の無駄だったわ。 時間は無限にあるけれど。」

 

幽々子「あーあ、じゃないでしょ? 私はもう寝るわ。」

 

咲夜「おかしいわ。 もう思い当たる悪い奴なんか……」

 

幽々子「おやすみ~」

 

咲夜「後は、あいつ位、かな?」

 

            5面クリア

 

博麗神社…

 

霊夢「あら、戻ってきたの?」

 

咲夜「困ったわ……」

 

霊夢「何が?」

 

咲夜「紫って何処に住んでるのか判らないわ……」

 

霊夢「さぁ、それは流石に私も知らないけど。」

 

紫「呼ばれて飛び出てぇ。」

 

咲夜「私のナイフは飛ぶ鳥も落とすわよ。」

 

紫「いやん。落とされるぅ。」

 

咲夜「丁度いい時に来てくれたわね。まるで聞き耳立ててたみたいに。」

 

紫「立ててたもん。で、もうそろそろなんでしょ>夢の大宴会。」

 

咲夜「今回の異変は、めでたく貴方が本命になったのよ。ついさっき。悪い事企んでるでしょ?貴方は。年がら年中。」

 

紫「酷いわね。私はちゃんとお酒持ってきたわよ。只で宴会に参加しようなんて思っていないわよ。」

 

咲夜「悪い事企んでいる奴は嘘を吐く。」

 

紫「ほら。幻の大吟醸。なんてったって、幻過ぎて一升瓶が宙に浮くのよ。」

 

魂傑「ちょっと待て、それ、どこで手に入れた?」

 

咲夜「誰も呑み物のことなんか聞いてないわよ!」

 

紫「あー。ところでー。貴方の言う異変って、何?」

 

咲夜「悪い事企んでいる奴に質問するのは止めたの。嘘を吐くに決まっているわ。この嘘吐き者め!」

 

紫「うそじゃないわよ~。ほら、宙に浮くでしょ?幻の大吟醸。」

 

咲夜「というか、あなたは呼んで無いのに宴会に来たわね。」

 

紫「あら、それが異変?私は動く異変かしら。」

 

咲夜「さぁ、悪い事と嘘はやめる事ね。」

 

紫(どの悪い事と嘘かしら、あれかなぁ? 色々ありすぎて……)

 

紫が考え事をしている時であった。

 

咲夜「ザ・ワールド!時よ止まれ!」

 

魂傑「姉貴…何をする気だよ。」

 

咲夜「こうするのよ。後、援護頼んだわよ。スペルカード!銀符 パーフェクトメイド!」

 

魂傑「からの?」

 

咲夜「ロードローラーだぁぁぁぁぁぁ!」

 

魂傑(やっぱり。)

 

咲夜「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」

 

紫「スペルカード 式神 八雲藍!」

 

藍「えっ、ちょっ、紫さm」

 

咲夜「貴様ッ!見えているわね!」

 

紫「…」

 

咲夜「見えているのかと聞いているのよ!」(こうして時間を稼ぐ!)

 

魂傑(ナイス姉貴!これで決める!)「ラストスペル 最終流法 『渾楔颯』!」

 

紫(しまった!)

 

咲夜「さぁ、今度は嘘吐かせないわ。貴方はこんな妖気で幻想郷を包んだりして……一体何を企んでたの?」

 

紫「なんだか分からないけど、違うわよ~そんな変な事企んでないわ~」

 

咲夜「ほら、こうしている間にもどんどん妖気が強くなっている……

 

紫「気?あぁこれね。気が付いてなかったの?」

 

咲夜「気が付いているから、こう問い詰めてるんだけど……」

 

紫「そうじゃなくて……ほら。この世で最も細かな百鬼夜行。」

 

            6面クリア

 




どうでしたか?
今回もジョジョネタが豊富でしたが、いかがでしたか?
誤字、脱字、感想等ありましたら、遠慮なくどうぞ!



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萃夢想7面 vs萃香

はい、どうも、十六夜翔矢です。
今回は球技大会で早く帰れるので、書きます!
それではどうぞ!


博麗神社…

 

紫「そうじゃなくて……ほら。この世で最も細かな百鬼夜行。」

 

萃香「あれぇ何よう、紫。もうすぐ宴会だって言うのに、私を引っ張り出してきたりしてぇ。」

 

咲夜「え!?誰?どこから出てきたの?」

 

萃香「あらら、最初から、いやずっと昔から居たじゃない。悪魔のメイドさんと悪魔の執事さん?

 

咲夜「あれ程立ち籠めていた妖気が消えた……あなたが本命ね。」

 

萃香「ってさぁ、本命の使い方がおかしいんじゃない?それに妖気じゃなくて……

 

咲夜(悪い事企んでる奴は嘘を吐くのよね)

 

萃香「あの霧は、私よ。」

 

咲夜「へぇ。」

 

萃香「体を分散して幻想郷全てを包んで、それでみんなを萃(あつ)めたのよ。」

 

咲夜「そうですか。」

 

萃香「宴会は楽しかったわ。まるで百鬼夜行の様だった。」

 

萃香「だからね、私の力でもっとっもっと人も妖怪の幽霊も萃めて、大きな宴会を開いてやろうと……」

 

咲夜「それは凄いですね。」

 

萃香「聞いてる?」

 

咲夜「そう言えば、そろそろ宴会開始の時間ね。みんなも集まってくるわ。」

 

萃香「今夜も百鬼夜行。見えなくなるほど細かくなった鬼たちが幻想郷を包み込むわ。」

 

咲夜「さてそろそろ、本命を倒そうかしら。」

 

咲夜「大体貴方ねぇ、鬼って……嘘を吐くにも無理がありすぎるのよ。そんな子供染みた嘘じゃねぇ。」

 

萃香「でも……貴方には私の姿すら捉えられなかったんじゃ無くて?」

 

萃香「嘘かどうかは……私の萃める力をみて、賑やかに殺されてから言う事ね!」

 

魂傑「スタープラチナ・ザ・ワールド(星の白銀世界)|!」

 

スタプラ「オラオラオラオラオラオラオラ…!」

 

咲夜「スペルカード!傷符 インスクライブレッドソウル!」

 

魂傑(スタンドはこっちに注意をそらすため…メインは…)「スペルカード!闘技 神砂嵐!」

 

咲夜「スペルカード!時符 イマジナリバーチカルタイム!」

 

萃香「スペルカード!萃鬼 天手力男投げ!」

 

魂傑「エンペラー(皇帝)!スペルカード!幻符 殺人ドール!」

 

咲夜「ラストスペル! 『咲夜の世界(sakuya`s would)』!」

 

魂傑「一世三十六煩悩、二世七十二煩悩、三世百八煩悩…ラストスペル! 『千八十煩悩鳳』!」

 

萃香(あちゃ~負けちゃったか~)

 

霊夢「お疲れ。咲夜と魂傑。」

 

咲夜「お疲れじゃないわよ。」

 

魂傑「まったくだぜ。神社に魔法の森に冥界に…疲れたわ。」

 

霊夢「休んでる暇はないわよ?宴会よ!」

 

咲夜「はぁ…紅魔館に戻りましょうか。」

 

魂傑「そうだな…」(戻ったら、時間止めて休憩するか。)

 

移動中…

 

紅魔館…

 

美鈴「あ!帰ってきましたか!」

 

咲夜「あら、美鈴が起きてる。」

 

魂傑「おいおい、新しい異変でも起こるんじゃないか?」

 

美鈴「ひどいですよ~魂傑君~」

 

咲夜「ともかく、仕事頑張ってね。」

 

美鈴「はい!」

 

 

 

 

 

   このあと、魂傑が発した言葉通り、新しい異変が起こる事になる…

 

 

 

           第3章 萃夢異変 終

 

 

 

 




どうでしたか?
所々、おかしい点がありますが、気にしないで下さい。
誤字、脱字、感想等ありましたら、お願いします。


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永夜異変 東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
永夜抄 序章


はい、どうも、十六夜翔矢です。
ようやく永夜抄編だ…
今回からの永夜抄編は、黒鳶sの「常識的な魔法使い」とコラボします!
黒鳶sお待たせしました…
それではどうぞ!


ある日の朝…

 

博麗神社…

 

霊夢(夜が明けない…異変かしら。…紫を呼んでみましょうか。)「紫ー!紫ー!」

 

紫「なにかしら、霊夢。」

 

霊夢「実はね…」

 

霧雨魔法店…

 

魔理沙(夜が明けないな… これって異変か?)

 

アリス「魔理沙!居るー!?」

 

魔理沙「なんだよ、アリス…朝早くから…」

 

アリス「良いから来て!」

 

魔理沙「分かったよ…翔兄!出かけてくるぜ!」

 

ガチャン、バタン…

 

翔矢「魔理沙の奴…出かけて行ったけど、異変か?」

 

白玉楼…

 

妖夢「幽々子様、どうやら紫様の言う通りです。」

 

幽々子「あらそう…こっちにいらっしゃい。妖夢。」

 

紅魔館、レミリアの部屋…

 

咲夜「大変です!」

 

レミリア「ん~?何~咲夜~」

 

咲夜「実はですね…」

 

紅魔館地下、フランの部屋…

 

魂傑「妹様、非常事態です。」

 

フラン「な~に?非常事態って?」

 

 

その日の夜…

 

博麗神社…

 

霊夢「じゃ、行きましょうか。」

 

紫「あらまぁ。威勢のいいこと。」

 

 

アリス邸…

 

アリス「そろそろ行きましょうか…」

 

魔理沙「ああ。そうだな。」

 

 

白玉楼…

 

幽々子「それじゃあ妖夢、行きましょう。」

 

妖夢「はい。幽々子様。」

 

紅魔館、レミリアの部屋…

 

レミリア「咲夜、今回は一人で行く。」

 

咲夜「いえ。お一人では行かせません。」

 

紅魔館地下、フランの部屋…

 

魂傑「妹様。準備が出来ました。」

 

フラン「よし!それじゃあ、行こー!」

 

霧雨魔法店…

 

翔矢(これは異変だ。間違いない!)「よし、召喚魔法使うか…」

 

5分後…

 

翔矢「ゲホッゲホッ…成功か?」

 

??「いったいここはどこだろう…」(周りが煙だらけだけど…)

 

翔矢(あれ、どことなく、魔理沙に似てるな…気のせいか?)

 

??(姉ちゃんより背が高い…だれなんだ?)

 

翔矢「一つ聞くが、お前は誰だ。」

 

??「そっちこそ、誰だよ。」

 

翔矢「質問文に質問で返すとテスト0点だぞ。知ってたか?」

 

??「…霧雨愁羽。霧雨魔理沙の弟だ。そっちは?」

 

翔矢「…翔矢。名乗らせていただこう。霧雨翔矢。霧雨魔理沙の兄だ。」

 

二人(は?こいつ、何言ってんだよ?魔理沙の兄弟は俺(僕)だろ?それに、弟(兄)がいるなんて、聞いたこともないぞ?)

 

愁羽(そういえば…ずいぶんと綺麗だな。こんなに綺麗じゃなかったのに…)

 

翔矢(こんなことしてる場合じゃなかったな。)

 

愁羽「ここはどこなんだ?造りに既視感を覚えるんだが…」

 

翔矢「どこって…霧雨魔法店だぞ。」(ん?今、既視感を覚えるって言ってたな…)

 

愁羽(やっぱり…ここは異世界か。)

 

翔矢「愁羽、お前もしかして、異世界の住民か?」

 

愁羽「ああ。そうなるかな。…一つ聞きたいことがある。この世界に十六夜魂傑って人はいるか?」

 

翔矢「ああ。紅魔館のハイスペックなチート執事だろ?どうかしたのか?」

 

愁羽「機会があったら、もう一度バトルしたいなぁ、って思って。」

 

翔矢「もしかして、魂傑に会ったことあるのか?」

 

愁羽「紅霧異変の時に戦ったんだよ。」

 

翔矢「へぇ…」

 

愁羽「その時は負けちゃったけどね。」

 

翔矢「なるほど。会いたいなら、異変解決にいけば会えるんじゃないかな。」

 

愁羽「異変?」

 

翔矢「そう。そっちの世界でも、その内起こるかもしれないぜ?」

 

愁羽(もし、本当なら予習になるよな。よし、行くか。)「僕も連れて行ってくれないか?」

 

翔矢「ああ。構わないぜ。それじゃあ、行くか。」

 




どうでしたか?
次回から、本格的に始まります。

黒鳶s
性格あってますかね?何か不安でしょうがないです…


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永夜抄1面、2面、3面 vsリグル、ミスチー、慧音 フラン、魂傑ルート

どうも、十六夜翔矢です。
今回から本編です。
それでは、どうぞ。


川原…

 

フラン「こっちから、お姉様の残り香がする〜」

 

魂傑「恐らく、こっちの方向に向かって行ったということでしょう。」

 

フラン「何もないなぁ〜」

 

魂傑「そうですね。」

ー周りが明るいのは気のせいか…

 

リグル「って、さっきから何もないって…私がいたでしょ!」

 

フラン「えー?何ー?聞こえなーい。」

 

魂傑「幻聴ですかね。」

 

リグル「幻聴じゃない!ここにいるじゃん!」

 

魂傑「…二刀流 弐斬り 魔熊!」

 

リグル(ひぇぇぇ、怖い…)

 

        1面 クリア

 

人里へ続く道…

 

ミスチー「ちょ、ちょっと待って〜」

 

魂傑「何だ。夜雀風情が。動きながら聞いてやる。」

 

ミスチー「言っても止まらないくせに。でも、人間と蝙蝠。不思議な組み合わせね。さっきも見たわ。人間は欲しいけど、そいつはいらない。」

 

フラン「魂傑はあげないぞ〜!フランから奪うなら、バトルだー!」

 

ミスチー「なんでもいいわ。私が本当の闇夜の恐怖を教えてあげる!」

 

フラン「スペルカード! 禁忌 カゴメカゴメ!」

 

ミスチー(さっきあんなこと言っちゃったけど、無理無理!避けれそうにないってこれ!)

 

魂傑「妹様。止めを刺してもよろしいでしょうか?」

 

フラン「分かったー!いいよー!」

 

魂傑「ザ・ワールド!時よ止まれ!」

 

魂傑「スペルカード 幻葬 夜霧の幻影殺人鬼 …そして時は動きだす。解除!」

 

ミスチー(怖い…)

 

        2面 クリア

 

人里(?)…

 

慧音「お前達か。こんな真夜中に里を襲おうとする奴は。」

 

魂傑「勘違いですよ?」

 

慧音「じゃあ、1つ聞こう。お前達何もんだ?」

 

魂傑「紅魔館の執事、十六夜魂傑。」

 

フラン「フランドール・スカーレットだよ!」

 

魂傑「此方からも1つ聞きたい。里と人間をどこへやった。」

 

慧音「判らんのか?そもそも、人里は無かったことにした。」

 

この時、魂傑は思った。何かがおかしい、何かが引っかかると。

 

魂傑「妹様、少々、時間を頂けませんか?会話の内容が少し引っ掛かるので…」

 

フラン「うん!いいよ!」

 

魂傑「ありがとうございます。では…」

 

慧音(何をする気だ⁉︎)

 

魂傑「スペルカード 弾符 不思議と増える弾!キング・クリムゾン!」

 

慧音(なっ…!一瞬のうちに弾幕が!)

 

魂傑「妹様!今です!」

 

フラン「はーい!スペルカード!禁忌 レーヴァテイン!」

 

魂傑「からの…クレイジーダイアモンド!スタープラチナ・ザ・ワールド!」

 

慧音(くっ…強すぎる…)

 

 

魂傑「ふぅ…すっきりしたところで、先を急ぎましょうか。」

 

フラン「もう良いの?」

 

魂傑「はい。大丈夫です。」

 

フラン「じゃあ、先に行こー!」

 

魂傑「元気がいいですね。妹様。」

 

        3面 クリア

 




どうでしたか?
かなり急ぎ足のような気がしますが、気にしないでください。^^;


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永夜抄1面、2面、3面 vsリグル、ミスチー、慧音 翔矢、愁羽ルート

どうも、十六夜翔矢です。
更新が遅くなってすいません!
それでは、どうぞ!


川原…

 

翔矢「…とりあえず、川原を移動してきたけど…」

 

愁羽「何処に行けばいいか分からない。」

 

翔矢「…仕方ない。とりあえずこのまま行こう。」

 

リグル「このまま行かせないよ!」

 

翔矢(邪魔だなぁ…)

 

愁羽(倒していいかな。)

 

リグル「さぁ!どうする!」

 

翔矢「スペルカード! 火符 地獄車!」

 

愁羽「えっ!?」

 

リグル「!?」

 

翔矢「からの…スペルカード! 火鳥 カイザーフェニックス!」

 

        1面 クリア

 

人里へ続く道…

 

翔矢「この道を進めば、人里に着く。つまり…」

 

愁羽「…人里で情報収集、だな。」

 

翔矢「…正解。その通り。」

 

ミスチー「こんな夜中に何処に行こうっての?」

 

愁羽「どこって…人里。」

 

翔矢「この異変に関する情報を集めるために。」

 

ミスチー「ふーん。貴方達に異変が解決出来るかしら。」

 

翔矢「…まぁつまり、訳ありって事で、先を急がせてもらうよ。」

 

愁羽「ここを通してくれる?」

 

ミスチー「久しぶりの遊び相手なのに……そうだ、里に行くなら一緒に人間をからかわない?」

 

翔矢「却下。そんな下らないことをしてる暇はない。」

 

ミスチー「…良く見たら、貴方達、人間ね。」

 

翔矢「そういうお前は夜雀だな?」

 

ミスチー「そうよ。私が烏目にしてあげる!スペルカード! 声符 木菟咆哮!」

 

翔矢「愁羽、守りのスペルは使えるか?」

 

愁羽「…うん。使えるけど。」

 

翔矢「だったら、弾幕をある程度相殺出来るスペルを頼む。」

 

愁羽「うん…スペルカード! 守符 弾幕相殺結界!」

 

翔矢「サンキュー、愁羽。…スペルカード! 炎符 炎の5本柱!」

 

ミスチー「熱い熱い熱い熱い!」

 

        2面 クリア

人里…

 

慧音「お前達か。こんな真夜中に里を襲おうとする奴は。」

 

翔矢「いや、通りがかっただけだ。気にするな。」

 

愁羽「同じく。」

 

慧音「ふん、妖怪の言う事なんか信用できないな。今夜を無かった事にしてやる!」

 

翔矢「…これは厄介だな…スペルカード! 火符 アグニシャイン!」

 

慧音「お前達何もんだ?」

 

愁羽「おっとそこは、やんごとなき事情を思い出した、だろ?」

 

翔矢(ふむ。切れるねぇ。)

 

10分後…

 

慧音「流石にこれ以上は下がれないな。」

 

翔矢「どうだ?戦って人里を元に戻す気になったか?」

 

慧音「ふん。こんな里まで妖怪が来るようになるなんて。やはり異常な月の所為か。今まで、滅多に来る事は無かったんだがな。」

 

愁羽「俺は人間だ。」

 

翔矢「俺も人間だぜ?」

 

慧音「知らないな。」

 

翔矢「愁羽、気づいているかもしれないが、こいつは半獣だ。」

 

愁羽「うん。分かってる。」

 

翔矢「スペルカード!水&火符 フロギスティックレイン!」

 

愁羽「スペルカード!初符 マジッククラッカー!」

 

慧音(しまった!)

 

愁羽「満月が無くて変身出来ない半獣なんて、ただの人間だな。」

 

翔矢「流石にそれはいい過ぎだと思うぜ…それで?異変の原因箇所は?」

 

慧音「迷いの竹林にある、永遠亭だ。」

 

翔矢「ありがとよ。…じゃ、行くぞ、愁羽。」

 

愁羽「ああ。行こう。」




どうでしたか?
次回は全員が一同に介します!
果たして、先に進めるのは、どのペアか!


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永夜抄4面 vs他グループ 前編

どうも、十六夜翔矢です。
失踪してないのでご安心を。
それでは、どうぞ!


迷いの竹林…

 

霊夢「紫、全く建物が見あたらないんだけど。」

 

紫「私に聞いても見つからないわよ…」

 

 

 

魔理沙「あーもう、さっきと景色が変わらないじゃないか!」

 

アリス「仕方ないじゃない、それらしき建物がないのだから。」

 

 

 

レミリア「咲夜、ここさっきも回った気がするんだけど…」

 

咲夜「そうですか?」

 

レミリア「咲夜あんた、そういう所抜けてるわよね…」

 

咲夜「はぁ…」

 

 

幽々子「ここはどこかしら~」

 

妖夢「知らないですよ…」

 

 

 

フラン「ここどこ~?」

 

魂傑「竹林ですけど…どこを回っているか分からないです。」

 

 

 

愁羽「さっきから同じ場所しか回ってない気がする…」

 

翔矢「確かに…」

 

 

 

しばらく時間が経って…

 

魔理沙「しばらく休むか…」

 

アリス「そうね…そうしましょう。」

 

咲夜「お嬢様…魔理沙とアリスがいますが、いかがなさいますか?」

 

レミリア「そうね…仕掛けましょうか。」

 

フラン「あ!お姉様見っけ!」

 

魂傑「静かにしましょう。妹様。」

 

フラン「んぐぐ。」

 

魂傑(さて、どうするか…)

 

翔矢「あ、魔理沙見っけ。」

 

愁羽「そうだね。」

 

霊夢「あら、魔理沙とアリスがいるじゃない。」

 

紫「霊夢、貴方どうする気なの?」

 

妖夢「あ…」(咲夜さんと魂傑さん…)

 

幽々子「どうしたの?妖夢?」

 

妖夢「いえ、何でもないです…」

 

魔理沙「…さっきから周りが殺気立ってるな。」

 

アリス「…そうね。」

 

魔理沙「よし!スペルカード!魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

アリス「…魔理沙、何をする気なの?」

 

魔理沙「決まってるじゃないか。おびき出すんだよ。」

 

霊夢「魔~理~沙~」

 

紫「霊夢…落ち着いて。」

 

魔理沙「霊夢と紫が出てきたぜ!」

 

アリス「魔理沙!危ない!」

 

魔理沙「ん?ってうわっ!」

 

咲夜「魔~理~沙~危ないじゃない!」

 

魂傑「覚悟は出来てんだろうなぁ…?」

 

レミリア「咲夜、落ち着いて。」

 

フラン「あ!魔理沙とお姉様だー!」

 

翔矢「魔理沙…お前なぁ…限度があるだろ、限度が。」

 

愁羽「……」

 

妖夢「魔理沙さん、止めてくださいよ…」

 

魔理沙「ほら、全員出てきたぜ。」

 

アリス「…確かに全員出てきたけど…お怒りの人がいるけど。」

 

魔理沙「気にしないぜ☆」

 

レミリア「霊夢…?それに魔理沙も…」

 

フラン「お姉ちゃーん!」

 

魂傑「姉貴。」

 

咲夜「あら、来ていたのね。」

 

魂傑「ああ。異変が発生してるらしいからな。」

 

咲夜「…やっぱり、私の弟ね。」

 

翔矢「魔理沙、スペカは止めてくれ。」

 

魔理沙「へへっ、悪かったな。…ところで、翔兄の隣にいるのは誰だ?」

 

翔矢「別世界から来たお前の弟。」

 

愁羽「霧雨…愁羽です。」

 

魔理沙「愁羽か。いい名前だな。」

 

幽々子「あら~紫~来てたの~?」

 

紫「そういう貴方も。」

 

魂傑「ところで皆、何しに来たんだ?」

 

霊夢「異変解決しに。」

 

魔理沙「霊夢に同じく。」

 

妖夢「同じく、異変解決です。」

 

咲夜「へぇ…異変解決にこんなに数は要らないわね。」

 

霊夢「あら、咲夜、やるつもり?」

 

魔理沙「受けてたつぜ☆」

 

妖夢「…先に行かせてもらいますよ!」

 

 




どうでしたか?
次回、戦闘開始です!お楽しみに!!


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永夜抄4面 vs他グループ 後編

どうも、十六夜翔矢です。
今回で4面は終わりです。
それでは、本編どうぞ!


迷いの竹林…

 

フラン「お姉様!一緒に戦おうよ!いいよね?魂傑?」

 

魂傑「はい。もちろんですよ。」

 

レミリア「そうね。そうしましょうか。咲夜もいいわよね?」

 

咲夜「もちろんです。」

 

魔理沙「翔兄、私達はペアだぜ!」

 

アリス(随分強引ね…)

 

翔矢「分かってるよ…悪いな、愁羽。」

 

愁羽「うん…」

 

霊夢「私達はどうする?紫。」

 

紫「幽々子達と組めばいいのよ。いいでしょ?幽々子?」

 

幽々子「もちろん〜紫がいるならOKよ〜」

 

妖夢(随分と軽いですね…)

 

魂傑「さぁて…準備は出来た見たいだな。」

 

霊夢「覚悟しなさいよ、あんた達。」

 

魔理沙「こいつらを倒して先に進むだけだぜ!」

 

咲夜「それじゃあ、初めましょうか…」

 

妖夢「1組しか先に行けない…」

 

翔矢「問答無用のスペカ戦をな!」

 

魔理沙「先制させてもらうぜ!スペルカード!彗星 ブレイジングスター!」

 

咲夜「あらあら、威勢のいいこと。」

 

霊夢「スペルカード!夢符 二重結界!」

 

魂傑「スペルカード!魔符 マホカンタ!」

 

アリス「むぅ…スペルカード! 闇符 霧の倫敦人形!」

 

レミリア「相殺するわよ!咲夜!」

 

咲夜「はい!もちろんです!」

 

二人「スペルカード! 大獄 二千本の針の山!」

 

フラン「おおー!凄いね!」

 

霊夢「そんな事、言ってる場合じゃないと思うわよ!妖夢!」

 

妖夢「スペルカード!獄神剣 業風神閃斬!」

 

魂傑「スペルカード 三刀流 青龍印 流水!」

 

妖夢「…やっぱり、魂傑さんには叶いませんね。」

 

魂傑「…まだ裏があるんだろ?妖夢。」

 

妖夢「バレましたか…スペルカード!一刀流 獅死歌遜・煉獄!」

 

魂傑「…スペルカード 一刀流奥義 黒刀 死・獅子歌歌・大獄!」

 

 

 

翔矢「トラップでも仕掛けるか?魔理沙?」

 

魔理沙「もちろんだぜ!」

 

愁羽「…なるほど。」

 

アリス「分かんないわ…」

 

魔理沙達がトラップを仕掛けようとした時である。

 

レミリア「魔理沙、残念だけどそうはさせないわよ。咲夜。」

 

咲夜「はい。ハイスラッシュC・Magic!」

 

ピチューン×4

 

レミリア「後は霊夢達だけね。」

 

咲夜「はい。ですが…」

 

レミリア「どうしたの?」

 

咲夜「相手が悪過ぎます。妖夢は魂傑に任せればどうにかなりますが、それ以外が厄介です。」

 

レミリア「そうね…」

 

紫「ども〜♪」

 

レミリア「ちっ…!」

 

紫「スペルカード 魍魎 二重黒死蝶 」

 

咲夜「キング・クリムゾン!」

 

紫「荒々しいわねぇ…」

 

レミリア「咲夜!逃げるわよ!」

 

咲夜「はい!掴まってください!」

 

レミリア「うん!」 ガシッ

 

咲夜「ザ・ハンド!」

 

レミリア「うわわわっ!」

 

魂傑「これで…終わりだな…妖夢。スペルカード! 鳳 死線の鳳凰!」

 

妖夢「霊斬・終焉!」

 

ピチューン

 

フラン「スペルカード!禁忌 ロイヤルストレートフラッシュ!」

 

幽々子「負けちゃったわ〜妖夢〜」

 

ピチューン

 

フラン「勝ったぁ!」

 

魂傑「そうですね!妹様!」

 

レミリア「まだ、残ってるわよ!」

 

霊夢「はぁ…はぁ…追い詰めたわよ!」

 

魂傑「仕方ない…あれ、使うか。」

 

咲夜「ああ、あれね。」

 

二人「スペルカード!儀符 血の儀式!」

 

咲夜と魂傑がスペルカードを発動した瞬間、周りは光に包まれた。

 

霊夢「うわっ!眩しっ!」

 

レミリア「さ、咲夜?魂傑?貴方達、髪の色変わってない?それに、その歯…もしかして…」

 

咲夜「そうです。一時的にですが吸血鬼になりました。」

 

霊夢「なっ…!」

 

魂傑「…さぁ、決着を付けようぜ!」

 

霊夢「いい度胸してるわね…」

 

咲夜「スペルカード!時符 5秒のナイフ投げ!ザ・ワールド!」

 

咲夜がスタンドを発現した時、周囲の時間が止まった。

 

咲夜「5秒前! 」

 

「4秒前!」

 

「 3秒前!」

 

「 2秒前!」

 

「 1秒前…」

 

「ゼロ…」

 

時間が止まって5秒が経って、時間が動き出した。

 

霊夢(しまった!)「スペルカード!霊符 夢想封印!」

 

紫「霊夢〜頑張れ!」

 

霊夢「そんな事言ってないで手伝え!」

 

魂傑「背後から失礼するぜ!ハイエロファント・グリーン!エメラルド・スプラッシュ!」

 

霊夢「しまった!」

 

紫「手伝うわよ、言われなくても…」

 

魂傑「背後にお気おつけを〜…シルバー・チャリオッツ。」

 

ピチューン

 

霊夢「紫!」

 

咲夜「これで貴方一人だけね。」

 

霊夢「…スペルカード 『夢想転生』!」

 

レミリア「しまった…!」

 

魂傑「スペルカード 最終奥義 『一刀流 大神撼・夜湘』!」

 

ピチューン

 

レミリア「これで終わったわね…」

 

咲夜「そうですね。」

 

魔理沙「くっそ〜負けちまったか〜…」

 

翔矢(俺何もスペルカード使ってない…)

 

愁羽「魂傑さん…」

 

魂傑「もしかして…愁羽か…俺に一泡吹かせた…」

 

霊夢「あの、魂傑が…」

 

咲夜「一泡吹かせられ、た…?」

 

魔理沙「紅魔館の執事兼魔法使い兼狙撃手兼幻想郷最強の剣豪の…魂傑が?」

 

魂傑「久しぶり、だな。」

 

愁羽「紅い霧の時、以来ですね。」

 

レミリア「紅い霧の時?私達が異変を起こした時よね?」

 

魂傑「いえ、異変自体は同じ内容でしたが…その時の私は別世界に飛ばされていたのですよ。」

 

咲夜「別世界…?」

 

魂傑「詳しく話は後でします。それより、先に進みましょう。」

 

レミリア「そうね。先に行きましょうか。フラン!咲夜!行くわよ!」

 

フラン「は〜い!」

 

咲夜「分かりました!」

 

 

 

        4面 クリア




どうでしたか?
今回はかなり駆け足だったと思いますw


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永夜抄5面 vsてゐ、優曇華

どうも、十六夜翔矢です!
今回は5面です!それでは本編どうぞ!


永遠亭…

 

レミリア「随分長い廊下ね…」

 

魂傑「…お嬢様、これは術式の類いだと思います。」

 

レミリア「術式?何か掛けてあるの?」

 

魂傑「はい。」

 

てゐ「良く分かったね!」

 

咲夜「誰!?」

 

てゐ「私は因幡てゐ。この永遠亭で暮らしt…」

 

魂傑「スペルカード 一刀流 獅死歌歌!」

 

ピチューン

 

レミリア「さ、先に進みましょう。」

 

フラン「う、うん…」

 

???「遅かったわね。」

 

フラン「今度はだ〜れだ?」

 

鈴仙「全ての扉は封印したわ。もう、姫は連れ出せないでしょう?」

 

咲夜「貴方の仕業かしら?この月の異変は。」

 

レミリア「怪しい感じね。特にその挑戦的な見た目とか。」

 

鈴仙「あら、羽付きのあなた程ではないわ。ところで、こんな夜中に何の用?」

 

魂傑「それはもう凄い用さ。この月の異変は、貴方近辺の仕業だろ?嫌な臭いは元から断て、ってな。」

 

鈴仙「月の異変?うーん、この術によく気が付いたわね。地上に這いつくばって生きるだけの、穢き民のくせにね。」

 

魂傑「この屋敷に入った時にすでに気が付いたが?」

 

レミリア「あいにく、空に月と星しか見たことが無い汚れた生き物なんでねぇ。月に変化があれば嫌でもわかるわよ?」

 

咲夜「お嬢様と妹様は夜型、ですものねぇ。」

 

レミリア「さっさと地上に満月を戻すのよ。」

 

鈴仙「まだ、術を解くわけに行かないのよ。」

 

永琳「あら、お迎えかと思ったら、ただの迷い妖怪?まぁ、お迎えが来れる筈が無いけど。」

 

フラン「だ〜れ?」

 

レミリア「フラン、悪いのはこいつよ。一発で判ったわ。この悪党面で。」

 

永琳「酷い言われ様だわ。確かに、この地上の密室は私が作ったわ。でも、これも姫とこの娘の為なのよ。」

 

咲夜「そうと決まれば、倒さないわけには行かないですね…」

 

永琳「うーん、でもまだ駄目。優曇華、ここは貴方に任せたわ。間違っても姫を連れ出されないようにね。」

 

鈴仙「はい。お任せください。閉ざされた扉は一つも空かせません。」

 

魂傑「何事にも順路とかいう物があるって事か。」

 

レミリア「面倒ね。いつもの咲夜みたいに、道を外れて見ない?」

 

咲夜「順路通りに進んで、尚且つ力で圧倒する。これが文句を言わせないコツです。」

 

鈴仙「ふふふ。順路は貴方の後ろ方向。でも、引き返すのも出来ないの。」

 

レミリア「ここまで来て引き返さないわよ。」

 

鈴仙「月の兎の罠に嵌っているのに気が付いていないのかしら?

そう、右も左も、上も下も……。

  貴方はもう方向が狂って見えている。

   貴方は、真っ直ぐに飛んでいるつもり でも、フラフラに飛んでいる。

   私の目を見て、もっと狂うが良いわ!」

 

レミリア「しまった!!フラン!」

 

フラン「何?お姉様?」

 

この時、レミリアはフランの過去を思いだした…狂気に染まった唯一の妹の姿を…

 

咲夜「妹様!下がっていてください!」

 

フラン「う、うん…分かった…」

 

レミリア(フランにだけはあの目を見せてはいけない…!)

 

咲夜(魂傑とパチュリー様が齎してくれた…)

 

魂傑(紅魔館の平穏の為に…!)

 

鈴仙「スペルカード!幻波 赤眼催眠(マインドブローイング)!」

 

魂傑「スペルカード!極大消滅 メドローア!」

 

咲夜「スペルカード!傷魂 ソウルスカルプチュア五倍速!」

 

レミリア「スペルカード!神槍 スピア・ザ・グングニル!」

 

鈴仙(かなり本気で来ている...?)

 

レミリア「咲夜!魂傑!」

 

二人「はい!スペルカード!傷魂 ソウルスカルプチュアレクイエム!」

 

ピチューン

 

咲夜「これで...」

 

魂傑「一安心ですね。」

 

レミリア「そうね...一時はどうなるか...」

 

フラン「もういい?」

 

魂傑「はい。大丈夫ですよ。妹様。」

 

 

 

 

        5面 クリア

 




どうでしたか?
次回は6面です!お楽しみに!


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永夜抄6面 vs永琳、輝夜

どうも、十六夜翔矢です。
今回は6面です!それでは本編どうぞ!


永遠亭…

 

魂傑「もうすぐ効果が消えるか…」

 

咲夜「えっ…」

 

フラン「あ!元に戻った!」

 

咲夜「おや、誰か居ますね。」

 

永琳「ああもう。こっちに来させちゃ駄目だって言ってるのに。」

 

レミリア「咲夜。こいつはフェイクよ。」

 

咲夜「では、速攻で倒させて頂きますわ。」

 

咲夜「スペルカード!銀符 パーフェクトメイド!」

 

ピチューン

 

魂傑「お嬢様。お怪我はないですか?」

 

輝夜「有るわ。」

 

レミリア「無いよ。って、あんた誰?」

 

輝夜「鈴仙と永琳を倒してここまで来るなんて……怪我の一つでも負って貰わないと、割に合わないわ。」

 

レミリア「あいにく、満月の夜は無敵なんでね。」

 

咲夜「初めて聞きましたわ。そんな事。……っていつの間にか満月ですわ。お嬢様。」

 

レミリア「判ってるから言ったんだけどね」

 

輝夜「これが真実の満月よ。いつ頃だったかしら、この満月が地上から消えたのは。満月から人を狂わす力が失われたのは。」

 

レミリア「この満月は……!咲夜と魂傑が危ない!」

 

輝夜「そう、直に見た人間を狂わす真実の満月」

 

魂傑「いや別に何にもないが?」

 

レミリア「……二人共、危なくなかったわね。鍛えてあるし。まぁ、咲夜達がいなくても。この満月下なら無敵だけど。」

 

咲夜「あら、それは酷いじゃないですか?どんな場面でも、私達は力になりますよ。頼りにしてください!」

 

フラン「あれ、咲夜、ちょっと狂い始めてない?」

 

輝夜「月は地上に様々な力を与えた。魔法の様な力の殆どが、元々は月の力。貴方のお仲間にも満月頼りの者も居るんじゃない?そこの吸血鬼さん?」

 

レミリア「だから何よ。」

 

魂傑「満月となった今、無敵ってことですよ。」

 

輝夜「ふふ。我々月の民は、地上人を魔物に変えて、地上人の穢れを調節してきた。でも、もうそれもお終い。地上人は自ら魔物を封印してしまった。

今の魔物は、ただのお約束として人を襲うだけの良く判らない生き物になってしまったわ。」

 

レミリア「今の紅茶を飲む毎日の方が楽しいんだよ。それのが何が悪い?」

 

咲夜「あはは…」

 

輝夜「地上人は次第に月を、夜を恐れなくなった。地上人は益々増長したわ。月の光が必要で無くなった夜。潮の満ち干きが無関係な海岸。

終いには月にまで攻め込んだって言うじゃない。」

 

レミリア「ふん、そんな下賎な人間の事なんて知らんな。大体、あんた、月の民なんだろう?月に帰って地上人と戦えばいいじゃないか。」

 

輝夜「私は……月には帰れない理由があるの。それに、月の民の味方でもないわ。地上でもおおっぴらには動けないけどね。」

 

魂傑「月には帰れない、地上でも居場所がない…よっぽど悪い事したんでしょうね。俺が言うのも何ですが。」

 

輝夜「地上人にも迷惑をかけない様に、力のない者には会わない様にしていたのよ。」

 

魂傑「無敵のお嬢様と無敵の人間、俺達に力がないのか試すか?」

 

輝夜「今まで、何人もの地上人が敗れ去っていった、五つの問題。この難題をクリア出来るのかしら?」

 

レミリア「ふん。私に問題だと?」

 

咲夜「お嬢様!無駄なカッコ付けてないで準備してください!」

 

輝夜「スペルカード 神宝 ブリリアントドラゴンバレッタ 」

 

魂傑「九山八海一世界、千集まって"小千世界"、三乗結んで斬れぬ物なし…スペルカード!三刀流奥義 黒刀 一大・三千・大千・世界!」

 

咲夜「スペルカード!幻葬 夜霧の幻影殺人鬼!」

 

輝夜「次はどうかしら!スペルカード 神宝 ブディストダイアモンド!」

 

レミリア「フラン!あれやるわよ!」

 

フラン「うん!」

 

二人「スペルカード!北欧神話 三種の神器!」

 

咲夜「粘るわね!」

 

輝夜「そうかしら?スペルカード 神宝 サラマンダーシールド!」

 

魂傑「次は…姉貴!」

 

咲夜「うん!OK!」

 

二人「スペルカード!『二人の世界』!」

 

咲夜「シルバーチャリオッツ!」

 

魂傑「スタープラチナ・ザ・ワールド!」

 

輝夜「スペルカード 神宝 ライフスプリングインフィニティ!」

 

咲夜「スペルカード!幻符 殺人ドール!」

 

魂傑「スペルカード!執事秘技 殺人ドール!」

 

レミリア「スペルカード!必殺 ハートブレイク!」

 

フラン「スペルカード!禁弾 スターボウブレイク!」

 

輝夜「難題の最後!スペルカード 神宝 蓬莱の玉の枝 -夢色の郷-!」

 

咲夜「魂傑!」

 

魂傑「ああ!いくぜ!」

 

二人「スペルカード!時符 タイム・フィナーレ!」

 

フラン「お姉様!」

 

レミリア「フラン!いくわよ!」

 

二人「スペルカード!紅符 血濡れの姉妹!」

 

輝夜「ぬぅ…スペルカード 『蓬莱の樹海』!」

 

魂傑「一世三十六煩悩、二世七十二煩悩、三世百八煩悩…スペルカード!『千八十煩悩鳳』!」

 

咲夜「スペルカード!『デフレーションワールド』!」

 

ピチューン

 

レミリア「これで…終わったわね。」

 

咲夜「はい。永い夜でしたね…」

 

フラン「早く帰ろ!美鈴やパチェが待ってるよ!」

 

レミリア「そうね。帰りましょうか。」

 

 

 

        6面 クリア




どうでしたか?
次回はEx面です。お楽しみに!


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永夜抄Ex vs慧音、妹紅

どうも、十六夜翔矢です。
今回で永夜抄編は終わりとなります。
それでは、本編どうぞ!


迷いの竹林…

 

慧音「待っていたぞ。満月の夜にやってくるとはいい度胸だ。」

 

咲夜「あら、すっかりお変わりになって。」

 

慧音「あの人間には指一本触れさせない!」

 

魂傑「ほぉー、言ってくれるじゃねぇか。」

 

慧音「スペルカード!新史新幻想史 -ネクストヒストリー-!」

 

咲夜「スペルカード!奇術ミスディレクション!」

 

レミリア「避けるの大変ね!」

 

フラン「そうだね!お姉様!」

 

レミリア「デーモンロードアロー!」

 

慧音「ちいっ…スペルカード! 『無何有浄化』!」

 

フラン「スペルカード!QED 495年の波紋!」

 

魂傑「スペルカード!火符 火拳!」

 

ピチューン

 

魂傑「尋常じゃない攻撃だったが、この程度じゃ肝試しにもならないぜ…」

 

???「人間以外の者達同士で討ちあう丑三つ時、人間も妖怪も無い殺伐とした夜…」

 

妹紅「こんな満月の夜だからかな?」

 

咲夜「あいにく、私は人間よ。」

 

妹紅「そう?でもね。あいにく私も人間なの。」

 

レミリア「咲夜、丁度いいわ。こんな処で人間よ。」

 

咲夜「丁度いいんですか?まだ、食事の時間には早いでしょう?」

 

妹紅「そちらのお嬢さんは妖怪ね。そりゃその大きな羽を見れば判るけど。」

 

レミリア「妖怪なんかと一緒にするな。私は誇り高き……」

 

咲夜「ここではそんなに誇り高く無い方がいいですよ。」

 

妹紅「で、妖怪と人間の二人で何をしようとしていたのかしら?」

 

咲夜「いやまぁ、肝試しを……」

 

妹紅「肝試しぃ?人間と妖怪の二人で?こんな真実の満月の下、さらに草木だけが眠る丑三つ時に?」

 

レミリア「悪い?私達はちょっと季節はずれな納涼を楽しんでいただけよ。

人間だったら大人しくお化けにでもなって、私達を喜ばせればいいのよ。」

 

咲夜「お嬢様。お化けになるんじゃなくて、お化けを演じるんですよ。人間は。」

 

妹紅「魑魅魍魎の類なんて、沢山居るじゃない。何の為にわざわざ人間が演じる必要があるのよ。」

 

レミリア「お前。人間って言ったよね。では、何故妖怪を恐れない。何故私を畏れない。」

 

妹紅「肝試しに来てるんだか、肝試させに来てるんだか……。

でも、もう私に恐れる物は何一つない。

いくら、目にも止まらぬ矢で打ち抜かれようと、いくら、里を一瞬で消す神の火で焼かれたとしても、私は死ぬ事は無い。もう肝試しも出来ないのよ。」

 

咲夜「良かったですね、お嬢様方。血吸い放題ですよ。吸っても死なないんでしょう?」

 

フラン「そうだね!ラッキー♪」

 

レミリア「駄目だわ、咲夜、フラン。こいつはもう人間じゃないよ。私は私を恐れる人間の血しか飲まない。」

 

フラン「え〜残念〜」

 

咲夜「あら残念。無限にお酒の湧く瓢箪みたいかな、と思ったのですが…」

 

妹紅「貴方、本当に人間?そんな訳で、肝試しだったらもう帰りなさい。ここは貴方達が来るような処じゃないわ。」

 

魂傑「でもあいつは、何かあるような口ぶりでしたが…」

 

レミリア「あら、私には何かあるように見えるわよ。今と、ほんの少し先の未来に。

咲夜は、ナイフは鋭く切れる割には鈍いのよ。魂傑は、刀は鋭く洗練されている割には鈍いのよ。輝夜はこいつを見つけさせる為に、肝試しを仕込んだに決まってるじゃない。絶対に。」

 

妹紅「んー。かぐやだって?やっぱりそうか。人間と妖怪が肝試しだなんておかしいと思ったよ。いつも私を始末しようとする。いつも刺客を遣わす。あいつは私が死なない事を知っているのに!蓬莱の薬を作ったのは輝夜でしょう?ふざけるのもいい加減にして欲しいわ。」

 

魂傑「蓬莱の薬…?」

 

レミリア「ほら、魂傑。私の言った通り、輝夜は私達を使ったのよ。」

 

魂傑「ええ。つまり、お嬢様は面白そうだから話に乗ったと言う事、ですよね?」

 

レミリア「ううん、暇だったからよ」

 

フラン「何だそりゃ…」

 

妹紅「肝試しの肝は富士の煙。月まで届く永遠の火山灰。 不尽の火から生まれるは、何度でも甦る不死の鳥。 甦るたびに強くなる伝説の火の鳥。 今宵の弾は、お嬢ちゃんのトラウマになるよ。覚悟しな。」

 

レミリア「咲夜、魂傑、フラン!」

 

咲夜「はい!お嬢様!」

 

魂傑「向かいましょう。妹様。」

 

フラン「うん!簡単には壊れないよね!」

 

咲夜「マジシャンズレッド!クロスファイアーハリケーン・S!」

 

魂傑「スペルカード 居合・波紋斬!」

 

妹紅「スペルカード!不死 火の鳥 -鳳翼天翔-!」

 

レミリア「チェーンギャング!」

 

フラン「スペルカード!禁忌 レーヴァテイン!」

 

妹紅「びっくりしたわ…いきなり縛られるのだから…」

 

咲夜「ダメか…」

 

魂傑「諦めるにはまだ早いぜ!姉貴! スペルカード!一刀流 飛竜 火焔!」

 

妹紅「次!スペルカード!蓬莱 凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-!」

 

咲夜「シルバーチャリオッツ!」

 

レミリア「スペルカード!紅魔 スカーレットデビル!」

 

魂傑「スペルカード!三刀流 刀狼流し!」

 

妹紅「くっ…スペルカード!『フェニックス再誕』!」

 

魂傑「スペルカード!『極大消滅 メドローア』!」

 

咲夜「スペルカード!『デフレーションワールド』!」

 

レミリア「スペルカード!『スカーレットディスティニー』!」

 

フラン「スペルカード!秘弾 そして誰もいなくなるか?」

 

ピチューン

 

レミリア「ふぅ…片付いたわね。」

 

咲夜「そうですね。」

 

フラン「早く戻ろ!」

 

魂傑「そうですね。妹様。戻りましょうか。」

 

 

 

        Ex面 クリア

 

第4章 永夜異変 終




どうでしたか?
次回をお楽しみに!


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宴会編 準備編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は宴会編です!
それでは本編どうぞ!


夜が明けない異変を解決した四人。

 

異変を解決した後に待つのは当然宴会!

 

 

紅魔館…

 

咲夜「夜が…明けますね…」

 

レミリア「そうね…」

 

フラン「疲れたねー…」

 

魂傑「早く休みましょうか…」

 

ガチャリ

 

美鈴「あ!おかえりなさい!咲夜さん!お嬢様!妹様!魂傑君!」

 

咲夜「今日は真面目に仕事してるようね。」

 

美鈴「咲夜さん達がいなかったら、誰が紅魔館を取り仕切るのですか!」

 

咲夜「はいはい。門に戻っていいわよ。」

 

美鈴「それでは!」

 

レミリア「私は一旦寝るわ…」

 

フラン「私もー…」

 

咲夜「私と魂傑は宴会の準備がありますのでこれで…」

 

レミリア「後で起こしてね〜」

 

咲夜「はい。分かりました。では。」

 

ガチャリ

 

咲夜「今回の異変、どうだった?」

 

魂傑「妹様が楽しそうでなりよりだったよ。」

 

咲夜「へぇ…まぁ、確かにそうだったわね。竹林までは知らないけど、楽しそうにしてたからね。」

 

魂傑「姉貴はどうだった?」

 

咲夜「私は…お嬢様が心配だったわ。険しい顔つきだったもの。」

 

魂傑「確かにな。」

 

咲夜「ま、異変も解決したし、宴会じゃない。楽しみましょ?」

 

魂傑「姉貴がそんな事言うとはな。」

 

咲夜「あら?意外だったかしら。」

 

魂傑「すっごく意外。まぁ何だ、早く酒選んで博麗神社行こうぜ。」

 

咲夜「ええ。」

 

 

 

博麗神社…

 

咲夜「霊夢〜来たわよ〜」

 

霊夢「あら、早かったわね。」

 

妖夢「ふぅ、到着っと。」

 

霊夢「妖夢も来たわね。」

 

妖夢「こんにちは〜」

 

霊夢「まだ午前中よ?」

 

咲夜「じゃあ、神社で待たせて貰おうかしら?」

 

霊夢「ええ〜…まぁいいわよ。」

 

魂傑「だったら修行させて貰うぜー」

 

霊夢「加減しなさいよ?それと散らかすんじゃないわよ。散らかしたらぶっ飛ばすからね。」

 

魂傑「分かってるって…」

 

妖夢「あはは…」

 

咲夜「私は…暇ね。」

 

霊夢「私もよ。」

 

咲夜「だったら、お茶でも飲みながらあの二人の様子を見てましょうよ。」

 

霊夢「それいいわね。お茶入れてくるわ。」

 

咲夜「だったら、私は何か作ろうかしら。」

 

魂傑「さて、始めようぜ。」

 

妖夢「はい!」

 

魂傑が妖夢と修行を始めようとした時、咲夜と霊夢が廊下を歩いている時だった。

 

 

ー次の満月が来る時 汝ここならざる地へ誘われ 新たな世界への鍵を開くことになるであろう

 

 

 

霊夢「今何か聞こえたような…」

ー 新たな世界への鍵…?

 

咲夜「私もよ。」

ー 次の満月…?

 

魂傑「ん?」

ー ここならざる地…?

 

妖夢「どうかしましたか?」

 

魂傑「いや、何でもない…」

 

妖夢「はぁ…」

 

 

 

 

夕方…

 

霊夢「ふぅ…こんなもんかな。」

 

咲夜「さてと、紅魔館に一旦戻りましょうか。」

 

魂傑「俺は居るかな。」

 

妖夢「私も白玉楼に…」

 

霊夢「はいはい。また後でね。」

 

ゴォォォ…

 

魔理沙「霊夢〜!魔理沙さんが来てやったぜー!」

 

霊夢「帰れ。」

 

翔矢「まぁまぁ、そんな事言うなよ。」

 

霊夢「翔矢がいるなら…仕方ないわね〜」

 

 

 

 

紅魔館…

 

咲夜「お嬢様!妹様!起きてください!」

 

レミリア「う〜ん。おはよ。今何時?」

 

咲夜「午後5時36分です。」

 

フラン「あれ〜?魂傑は〜」

 

咲夜「神社で待ってますよ。」

 

レミリア「良し、早く行きましょうか。」

 

フラン「レッツゴー!」




どうでしたか?
感想等お待ちしてます!


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宴会編 宴会中!

どうも、十六夜翔矢です。
今回は宴会真っ最中です!
それではどうぞ!


さて、準備も終わって宴会開始だ!

 

 

 

博麗神社…

 

咲夜「おええええええ…」

 

魂傑「お、おい、姉貴大丈夫か?」

 

咲夜「何で双子の姉弟でお酒に対する耐性が違うのかしら…おrrrrrrr…」

 

魂傑「知らねぇよ…美鈴、頼んだ。」

 

美鈴「えっ!?私ですか!?」

 

魂傑「よろしく〜」

 

 

 

魔理沙「これ以上は飲めないのぜ…ヒック」

 

霊夢「ああ?私の酒が飲めないっての!?」

 

魂傑「やめとけ。魔理沙が可哀想だろ。」

 

霊夢「だったらあんたが飲みなさいよ!」

 

魂傑「んごっ!何すんだよ霊夢!」

 

霊夢「ふへへ〜…」

 

チュッ

 

魂傑「霊夢?おかしくなったか?」

 

霊夢「おかしくないわよ〜ヒック」

 

魂傑「…霊夢。」

 

霊夢「何〜?」

 

魂傑「とりあえず離れろ。暑苦しい。」

 

霊夢「え〜…やだー…」

 

魂傑「ったく…」

 

永琳「ちょっといいかしら。」

 

魂傑「んあ?別にいいぜ。」

 

 

 

永琳「貴方、一体何者なの?」

 

魂傑「何者って…普通の人間だぜ?」

 

永琳「そんなはずはないわ。てゐから聞いたわ。恐らく屋敷に入って来た時から術の事、分かっていた、ってね。」

 

魂傑「ああ。あんたの言う通りだ。あの屋敷に入った瞬間分かった。今回の異変が夜が明けないという事に焦点を当てれば、簡単な事さ。それに、あの姫が、月に帰れない理由がある、と言った。つまり、あんたと姫様は月人だろ?」

 

永琳「ええ。そうよ。私と姫様は月人。それも、大罪を犯した、ね。」

 

魂傑「やっぱりか。…もういいか?姉貴が心配になって来た。」

 

永琳「ええ。申し訳なかったわね。」

 

魂傑「いいや、構わないさ。」

 

 

 

 

美鈴「あ!魂傑君!咲夜さん、寝ちゃいましたよ〜」

 

魂傑「そうか。…一緒に飲むか?」

 

美鈴「いいですね!」

 

魂傑「ワインでいいか?」

 

美鈴「もちろんですよ!」

 

 

 

 

美鈴「こうして、咲夜さんを撫でていると、思い出しますね〜魂傑君と咲夜さんが紅魔館に来た頃が。」

 

魂傑「ああ…懐かしいな。美鈴とお嬢様に拾われた時は正直、怖かったかな。」

 

美鈴「それから、私が色々と教え込んだんですよね。」

 

魂傑「色々な。仕事のスキルといった基礎から、俺には格闘技とか波紋も仕込んでくれたよな。」

 

美鈴「そんな事もありましたよね〜 あの時は驚きましたよ。呼吸法を教えただけで波紋が使えるとは、想定外でしたよ。」

 

魂傑「そうだったかな。懐かしい記憶だ…」

 

美鈴「あれから十年…時間が経つのは早いですね…」

 

魂傑「そうだな…」

 

レミリア「魂傑〜ヒック」

 

魂傑「お、お嬢様?かなり酔ってるご様子ですが…」

 

フラン「ふへへ〜美鈴〜ヒック」

 

美鈴「妹様まで…」

 

魂傑「早いとこ帰るか…」

 

美鈴「そうしましょうか…」

 




どうでしたか?
終わり方が少々雑ですが…

感想等お待ちしてます!


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花映塚編

どうも、十六夜翔矢です。
今回は花映塚編です!短いなんて気にしない!
それでは、本編どうぞ!


紅魔館…

 

美鈴「zzz…」

 

咲夜「まったく…寝てるんじゃないわよ…」

 

魂傑「俺がやっていいか?新しいスペルが出来たから試したいんだよ。」

 

咲夜「へぇ…見せてもらおうかしら。その新しいスペルをねー」

 

魂傑「離れとけよー…」

 

ピィン…

 

「スペルカード!雷符 電撃使い(エレクトロマスター)超電磁砲(レールガン)!」

 

咲夜(銀のコインを飛ばした…?)

 

美鈴「ふわぁぁぁぁぁ…って、えええええ!?」

 

ドッカーン!!

 

咲夜「ちょっと…今のまったく目視出来なかったけど…」

 

魂傑「だろうな。この前、香霖堂で見た外の世界の漫画の技を自分なりにアレンジしたのさ。どうやら、コインを使わないと出来ないらしいからな。」

 

咲夜「はぁ…そう…」

 

美鈴「いてて…はっ…」

 

咲夜「仕事中に寝るとは、いい度胸してるわね〜」

 

美鈴「寝てないです!目を閉じてただけです!」

 

咲夜「あらそう…じゃあ、寝息が聞こえたのは気の所為かしら?」

 

魂傑「回答次第で、もれなくもう一発プレゼントだぜ?」

 

美鈴「すいません…寝てました…」

 

魂傑「そうか…だったら…」

 

ピィン…

 

「スペルカード!雷符 電撃使い(エレクトロマスター)超電磁砲(レールガン)!」

 

魂傑「反省しろ!このアホ門番が!」

 

美鈴「ごごごごごごめんなさ〜い!」

 

咲夜「やれやれ…それにしても、おかしいわね…」

 

ドッカーン!! ピチューン

 

魂傑「何がおかしいって?姉貴?」

 

咲夜「だって今、秋よね?」

 

魂傑「あぁ…なるほどね。」

 

咲夜「そう。秋に咲かないはずの花が咲いているという事よ。」

 

魂傑「そうだな…俺は図書館で調べて来るかな…」

 

咲夜「私は…そうね、博麗神社に行って来るわ。」

 

 

 

咲夜side…

 

やれやれ、厄介な事になったわね…とりあえず、博麗神社に行きましょうか。

 

 

魔理沙「あれ、咲夜じゃないか?どうしたんだぜ?」

 

咲夜「魔理沙じゃない。貴女こそどうしたのよ?」

 

魔理沙「神社に行こうと思ってたんだよ。」

 

咲夜「あら、奇遇ね。私もよ。」

 

魔理沙「よっしゃー!しっかり掴まっとけよー!」

 

咲夜「え?ちょ、待ってー!」

 

 

 

魂傑side…

 

やれやれ、厄介事になった…図書館に何か情報があればいいけどな…

 

魂傑「えーっと、多分この辺かな?」

 

パチュリー「あら、どうしたの?」

 

魂傑「いえ、外で色んな季節の花が咲き誇っていたので、気になって来たのです。」

 

パチュリー「へぇー…面白そうね。私も調べてみるわ。」

 

魂傑「ありがとうございます。パチュリー様。」

 

 

 

咲夜side…

 

魔理沙に乗っけてもらって、博麗神社に着いたわ。

 

魔理沙「霊夢ー?居るかー?」

 

霊夢「居るわよ。んで、何の用?」

 

咲夜「この異常な花についてよ。」

 

霊夢「あぁ…なるほどね。」

 

魔理沙「霊夢何か知ってるのか?」

 

霊夢「私も紫から聞いた話だけど、これは異変じゃなくて、結界が60年周期に緩むのよ。」

 

魔理沙「つまり、それが原因という事か。」

 

咲夜「なるほどね…つまり、勝手に解消されるのね。じゃ、私は帰るわ。」

 

霊夢「あーはいはい。じゃあね。」

 

咲夜「ええ。じゃあね。」

 

 

 

魂傑side

 

パチュリー「あ、これじゃないかしら。」

 

魂傑「見つかりましたか?」

 

パチュリー「とりあえず、見て頂戴。」

 

魂傑「はい。分かりました…」

 

 

パチュリー「どうかしら?」

 

魂傑「パチュリー様、お手柄です。」

 

パチュリー「へぇ…60年周期の結界の緩みが原因ね…」

 

魂傑「異変じゃなくて良かったですよ…」

 

パチュリー「ふふ。そうね。」

 

咲夜「魂傑〜!」

 

魂傑「姉貴か。原因分かったか?」

 

咲夜「ええ。そっちも分かったようね。」

 

魂傑「仕事に戻ろうか。」

 

咲夜「そうね。」

 

魂傑「パチュリー様、ありがとうございました。」

 

パチュリー「構わないわよ。」

 

 




どうでしたか?
花映塚編はこれで終わりです!
次回からは風神録に入ると思います!


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東方風神録 ~ Mountain of Faith.
風神録1面、2面 vs秋姉妹、雛


どうも、十六夜翔矢です!
今回から、風神録に入って行きます!
それでは、本編どうぞ!


ーある日、博麗霊夢は悩んでいた。

だが、転機が訪れる事となる…

 

博麗神社…

 

霊夢「はぁ…」

 

魔理沙「どうしたんだ?霊夢が溜息なんてらしくないぜ?」

 

翔矢「どうしたんだ?悩みか?」

 

霊夢「いや…ふと思ったのよ。私の神社、参拝客が少ない、ってね。」

 

咲夜「へぇー…そんなに死活問題なの?」

 

霊夢「十分死活問題よ。大体、参拝客が少ないのだって、妖怪がうちの神社にいるからじゃない!」

 

魂傑「まぁ否定は出来ないな。」

 

霊夢「あーあ、何かこう簡単に参拝客が集まらない物かねー」

 

魔理沙「ん?あれ誰だ?」

 

咲夜「見ない顔ね…」

 

早苗「貴方が、博麗霊夢さん、ですね?」

 

霊夢「ええ。そうよ。」

 

早苗「唐突で申し訳ないですが、この神社の営業停止を言い渡します!そして、この神社を私達に渡してください!」

 

霊夢「はぁ?」

 

咲夜、魂傑、翔矢、魔理沙「「「「ええええ!?」」」」

 

早苗「私達に渡す決心が着いたら、山の上の神社に来てくださいね♪それでは♪」

 

 

霊夢「あいつ、一体何者なのよ…良し、ぶっ飛ばしに行くわ。」

 

魔理沙「面白そうだな!私も行くぜ!」

 

翔矢「魔理沙が行くなら俺は帰るぞ。」

 

魔理沙「咲夜達は?」

 

咲夜「私は…行きたいけど、仕事があるからパス。」

 

魂傑「だったら、俺が行くよ。今日は休みだし。」

 

霊夢「良し、行くわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

妖怪の山…

 

霊夢「落ち葉で視界が良くないわね。こんな調子で山に立ち入って大丈夫かしら?」

 

魔理沙「何だろう。久しぶりなんで調子がそこそこだぜ。いきなり強い奴とか出てきてくれないかねぇ…」

 

魂傑「ないだろうな…とりあえず、進むぞ。」

 

霊夢「あれ?何だか美味しそうな匂いが……」

 

穣子「巫女の癖に神を喰べようだなんて…笑止千万、不届き千万!」

 

霊夢「誰が食べるって言ったのよ。」

 

静葉「随分と余裕だ事。妖怪に怯えながら行動する人間の癖に。」

 

魔理沙「妖怪以外にも怯えるぜ。」

 

穣子「あんた達が向かおうとしてる場所にいる妖怪は今までの妖怪と訳が違うわよ。」

 

魂傑「知るか。第一、妖怪だろうと神だろうとぶっ飛ばすだけだ。お前達は妖怪じゃないだろう?」

 

穣子「私達はただの八百万分の一の神。この先には神様がごろごろしているんだから。」

 

霊夢「はぁ…面倒ね…」

 

魂傑「霊夢、魔理沙。作戦があるんだ。2人を一気に片付ける方法が。」

 

霊夢「何よ?」

 

魔理沙「面白そうだな!」

 

魂傑「耳貸せ耳。」

 

 

 

霊夢「なるほどねぇー」

 

魔理沙「良し、やるか!」

 

霊夢「拡散結界!」

 

穣子「結界?結界を張ってどうするのよ?」

 

魔理沙「こうするんだぜ!スペルカード!恋符 マスタースパーク!」

 

魂傑「からの…」

 

ピィン…

 

「スペルカード!雷符 電撃使いの超電磁砲!」

 

ドッカーン!!

 

ピチューン×2

 

霊夢「え?」

 

魔理沙「は?」

 

魂傑「ふぅー…」

 

魔理沙「私のマスパより速度が速くないか?」

 

霊夢「それに、威力もマスタースパーク級…あんた、一体どんなスペカ作ったのよ…」

 

魂傑「外の世界の漫画の技さ。案外簡単かと思ったけど、コインはいるし、身体に電流を流す訳だから筋肉が麻痺しかねないんだ。それを防ぐのに苦労した1枚だよ。」

 

魔理沙「へ、へぇ…」

ー私には真似出来ないな。

 

霊夢「とりあえず次、行きましょう。」

ーますます強くなっていくわね…

 

 

 

        1面 クリア

 

 

魔理沙「こうやって闘いながら進むと山は遠いんだな。山に辿り着く前に円周率を暗唱出来そうだぜ。」

 

霊夢「しょっぱなから気持ち悪いわ…ここら辺の空気が重い……昼なのに光も届かないし…」

 

魂傑「確かに長いよな、刀が一本磨けるぞ。」

 

雛「あらあら、まだいたの?さっき追い返したつもりだったのに…」

 

魔理沙「誰だ?」

 

霊夢「いつの話よ。」

 

魂傑「帰るつもりはさらさらないぜ。」

 

雛「まぁいつだって良いんだけど…」

 

霊夢「私達は山に行きたいのよ。そこをどきなさい。」

 

雛「人間が山に入ってどうするのよ。危ないわよ?」

 

魂傑「危ない?その言葉は聞き飽きたぜ。」

 

霊夢「邪魔をするなら敵と見なすわよ。早くどきなさい。」

 

雛「私は人間の味方。人間の厄を受けて、神々に渡しているの。なんなら、貴方の厄災も全て引き受けましょうか?」

 

霊夢「結構よ。間に合ってるわ。」

 

魔理沙「霊夢に同じく。」

 

魂傑「…そういう訳で、そこをどきな。」

 

雛「あっ、そう!」

 

魂傑「やれやれ、やる気みたいだぜ?」

 

霊夢「じゃあ、ここは私に任せて貰おうかしら。」

 

魔理沙「おっ?霊夢もやる気だな!」

 

魂傑「どんな作戦なんだ?」

 

霊夢「それはね…」

 

 

 

魂傑「なるほど、了解。」

 

魔理沙「ふむふむ、そういう事か。」

 

雛「じゃあ行くわよ!」

 

「スペルカード!疵痕 壊されたお守り!」

 

魔理沙「スターダストミサイル!」

 

霊夢「拡散霊撃!」

 

魂傑「スペルカード!一刀流 厄港鳥!」

 

雛「スペルカード!創符 流刑人形!」

 

霊夢「そうはさせないわ!」

 

「スペルカード!神技 八方鬼縛陣!」

 

ピチューン

 

魂傑「ふぅ…」

 

霊夢「さて、さっさと行くわよ!」

 

魔理沙「はいはい、分かってるぜ!」

 

魂傑「やけにやる気だな…」

 

 

 

        2面 クリア




いかがでしたか?
次回は3面、4面です!


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風神録3面、4面 vsにとり、文

どうも、十六夜翔矢です。
今回は3面と4面です!
それではどうぞ!


秋姉妹、雛を倒して山を進む三人

 

魔理沙「おっ、水辺に出たぜ。」

 

霊夢「早く頂上に着かないかしら…」

 

魂傑「まだ着かないだろうな。」

 

霊夢「早くアイツをぶっ飛ばしたいのよ」ゴキッポキッ

 

魔理沙「いつに無くやる気だな…」

 

魂傑「やる気ってレベルじゃないぞ…」

 

にとり「げげ、人間!?」

 

魔理沙「おお?逃げられたぜ?」

 

魂傑「追いかけるぞ!」

 

霊夢「ええ!」

 

魔理沙「スプレッドスター!」

 

魂傑「パワーディレクション!」

 

霊夢「封魔針!」

 

にとり「あーあ、私の光学迷彩スーツが壊れちった。」

 

魔理沙「壊したんだよ。何もんだ?」

 

にとり「人間の癖に私の姿がよく見えたわね。」

 

霊夢「私、目が良いから。」

 

魂傑「もしくはお前の隠れ方が不十分だった。」

 

魔理沙「さて、覚悟して貰うぜ!」

 

にとり「じゃあねー人間。ちなみにこれ以上来ると危険だよー」

 

魂傑「あっ、おい!」

 

霊夢「逃がしたわね…」

 

魔理沙「後を追うぜ!」

 

 

 

にとり「お、さっきの人間達。奥には進むなって言ったでしょ?」

 

霊夢「さっきはよくも邪魔してくれたわね。」

 

魂傑「ここでケリを付けさせて貰うぜ!」

 

魔理沙「何なんだ?山の妖怪はこんなのばっかりか?」

 

にとり「邪魔?貴方達が何をしているのか知らないのに邪魔なんて出来る訳がないな。」

 

霊夢「私は山の上に住む神様に緊急の用事があるのよ。通してくれるかしら?」

 

魂傑「俺はただの付き添いさ。」

 

魔理沙「何か面白そうだったから付いて来たのぜー」

 

にとり「山の上の神様だって?そんなもん何人もいるけど… 悪いこたぁ言わない。引き返した方が良い。

私は河城にとり。通称、谷カッパのにとり。

さあさあ、里へ帰った帰った。この先、人間に対して排他的な奴も多いよ〜」

 

霊夢「そんなの判ってるわ。それでも行かなきゃ行けない時もあるのよ。通して頂戴。」

 

魔理沙「へぇ〜初めて知ったぜ。」

 

にとり「あらあら、久しぶりに盟友である人間に出会ったと言うのに残念だよ…仕方ない、これ以上山に入るというのならば、その本気、確かめさせて貰うよ!」

 

霊夢「望む所よ!」

 

魔理沙「霊夢〜頑張れ〜」

 

魂傑「魔理沙…ふざけてないで戦うぞ。」

 

魔理沙「しゃーないなー…やるか!」

 

にとり「スペルカード!洪水 デリューヴィアルメア!」

 

魂傑「スペルカード 三刀流 黒縄・大龍巻!」

 

にとり「ひゅいっ!?」

 

魔理沙「流石だぜ、一気に吹っ飛ばしたかー」

 

にとり「次行くよー!」

 

「スペルカード!水符 河童の幻想大瀑布!」

 

魔理沙「スペルカード!魔符 スターダストレヴァリエ!」

 

霊夢「スペルカード!霊符 霊牌結界!」

 

魂傑「スペルカード!雷符 電撃使いの超電磁砲!」

 

ピチューン

 

霊夢「全く…手間掛けさせないでよね。」

 

魔理沙「先進むぜー 置いてくぞー」

 

霊夢「待ちなさいよ…」

 

魂傑「銃のリロードしとくか…」ガシャッ

 

霊夢「滝が見えてきた…これからが本番ね!」

 

 

 

        3面 クリア

 

 

 

 

 

 

 

玄武の滝…

 

魔理沙「どうやら、またここから敵襲だぜ。」

 

霊夢「うざったいわねー」

 

魂傑「まぁまぁ、とりあえず先に進むぞ。」

 

 

 

 

 

魂傑「おおよそ四分の三って所か…」

 

霊夢「後四分の一ね…!」

 

文「あやややや、侵入者の報告で来てみれば、まさか貴方達だとは…」

 

魔理沙「出た、神出鬼没なマスゴミ。」

 

霊夢「別にあんたら天狗に用事がある訳じゃないわよ。どきなさい。」

 

文「侵入者の報告を受けて何故か私が呼び出されたのよ。私はただの新聞記者なのにねぇ…」

 

魔理沙「新聞記者?ああ、でっち上げ新聞の。」

 

文「でっち上げって…酷いじゃないですか。」

 

霊夢「実際そうじゃない。ところで、話を戻すけど、早くここを通しなさい。私は山にいる神様に用事があるのよ。」

 

文「山の神様?はは~ん、さてはあの神様の事かな?」

 

霊夢「何か知ってるのかしら?」

 

文「最近、天狗も手を焼く神様が住み着いたのよ。どんどんと山を自分の物にしようとするし、最近は麓にまで降りて信仰を集めようとしている、って言う話よ。」

 

霊夢「信仰を集めている…きっと、そいつだわ。そいつに会いたいのよ。案内しなさい。」

 

文「調子に乗るようだったら、天狗達が倒すつもりだったから、貴方が行く必要はないですよ。」

 

霊夢「折角ここまで来たんだから、良いじゃない。それとも、通せない訳でもあるの?」

 

文「でも、私は貴方達を通す訳に行かないの。私があっさり通しちゃったら、哨戒天狗達も納得がいかないからね。」

 

魔理沙「面倒な種族だな。天狗って。」

 

文「組織に属するって事は、自分の意思だけでは動けなくなるって事よ。さあ、手加減してあげるから、本気で掛かってきなさい!」

 

霊夢「手加減するなら最初から通せ!」

 

魔理沙「どうせなら不敗戦でいいじゃん。」

 

魂傑「二人共、身構えろよ!」

 

霊夢「ええ。 」

 

魔理沙「おう!」

 

文「スペルカード!岐符 サルタクロス!」

 

魂傑「スペルカード 三刀流 夜叉鴉!」

 

ピチューン

 

霊夢「瞬殺ね。」

 

魔理沙「可哀想に…」

 

魂傑「最初から素直に道を開けとけってんだよ…」

 

文「…これなら、あの厄介な神様も倒せるかもね。」

 

霊夢「さぁ、その神様の所まで案内しなさい。」

 

文「は〜い…」

 

 

 

        4面 クリア

 

 




どうでしたか?
次回は5面になります!


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風神録5面 vs早苗

どうも、十六夜翔矢です。
今回は風5面です!
それではどうぞ!


文を倒して、守矢神社に着いた三人。

 

文「ここですよ。では私はこれで…」

 

霊夢「早く退きなさい。」

 

文「は〜い」

 

魔理沙「さて、終盤だな!」

 

霊夢「さぁ〜て、ここがあいつの神社ねぇ…」ポキッポキッ

 

魂傑「霊夢…その指を鳴らすのを止めてくれ…」

 

霊夢「うっ…分かったわよ…」

 

魔理沙「進むぜー!」

 

 

 

 

早苗「巫女の貴方の方から山に入るとは…今すぐうちの神様を勧請したいのかしら?」

 

霊夢「生憎、そんな事の為に来た訳じゃあないわ。」

 

魔理沙「そういえばあんた、誰なのぜ?まさか巫女か?」

 

早苗「私は風祝の東風谷早苗。外の世界では絶え果てた現人神の末裔。まぁ巫女と言えば巫女みたいなものです。」

 

霊夢「現人神の末裔だぁ?」

 

早苗「神を祀る人間が祀られる事もある。

   巫女が神になる事もある。

   貴方にはそのぐらいの覚悟が出来て

   巫女をしているの?」

 

霊夢「別に神になってもならなくても私には関係ないわ。生憎私はやるって言ったら、やる性格なのよ。」

 

魔理沙「霊夢がやるって言った時…」

 

魂傑「そんな事あったか?」

 

魔理沙「紅い霧の時とか?」

 

魂傑「あぁ、確かに。」

 

霊夢「そこ二人、うっさい!」

 

早苗「そうですか…では現人神の力を見て考えてください。奇跡を起こす現人神の力を!」

 

霊夢「本来の要件を今、敢えて言うわ。」

 

早苗「何ですか?要件とは?」

 

霊夢「…アンタをぶっ飛ばしに来たのよ…!」ゴゴゴゴゴゴ…!

 

魔理沙「あそこまで本気な霊夢は久しぶりに見たのぜ…」

 

魂傑「俺は初めて見る…」

 

霊夢「魔理沙!魂傑!手ぇ貸しなさい!」

 

魔理沙「おう!霊夢の為なら喜んで手を貸すぜぇー!」

 

魂傑「-あぁ。霊夢、お前の為ならば喜んで。」

 

早苗「では、行きますよ!」

 

「スペルカード!秘術 一子相伝の弾幕!」

 

魂傑「…スペルカード 一刀流奥義 黒刀 死・獅子歌歌・大獄!」

 

早苗「わわわわっと…」

 

魂傑「ちっ…避けやがった…」

 

魔理沙「じゃあ次は私だな!」

 

早苗「そうはさせません!」

 

「スペルカード!奇跡 客星の明るすぎる夜!」

 

魔理沙「甘いぜ!」

 

「スペルカード!星符 ドラゴンメテオ!」

 

早苗「貴方こそ甘いですよ。」

 

魔理沙「あちゃー…避けられたか…」

 

霊夢「だったら、私が行かせて貰うわ。」

 

早苗「やっと貴方ですか。でしたら!」

 

「スペルカード!準備 サモンタケミナカタ!」

 

霊夢「そうねー…」

 

「スペルカード!霊符 夢想封印!」

 

魔理沙「霊夢の十八番か!」

 

魂傑「なるほどな。」

 

早苗「スペルカードを散らしただけじゃないですか!」

 

霊夢「あら、そうかしら?」

 

カリッ

 

早苗「掠りましたね…」

 

霊夢「どうよ!」

 

早苗「でしたら、次行きます!」

 

「スペルカード!開海 モーゼの奇跡!」

 

霊夢「逃げようがないわね…」

 

魔理沙「どうするんだよ、これ!」

 

魂傑「…俺が居る事をお忘れで?」

 

「九山八海一世界、千集まって"小千世界"、三乗結んで斬れぬ物なし…」

 

「スペルカード 三刀流奥義 一大・三千・大千・世界!」

 

魔理沙「何だ…心配した自分がバカ見たいだぜ…///」

 

霊夢「あら、魔理沙ったら、恥ずかしくなった?」

 

魔理沙「ち、違うのぜ…///」

 

早苗「むぅぅぅぅ…これで最後です!」

 

「スペルカード!大奇跡 八坂の神風!」

 

霊夢「ここは三段構えね!」

 

魔理沙「おう!分かったぜ!」

 

魂傑「了解!」

 

魔理沙「スペルカード!魔砲 ファイナルスパーク!」

ー頼んだぜ!魂傑!

 

早苗「あわわわ…!」

 

霊夢「スペルカード!神技 八方龍殺陣!」

ーミスは許さないわ!

 

早苗「おっとと…!」

ー動きを封じられた!

 

魂傑「これで…終わりだぁぁぁ!」

 

ピィン ピィン

 

「スペルカード!稲妻 電撃使いの超電磁砲・ダブル!」

 

早苗「うわぁぁぁ!」

 

ピチューン

 

霊夢「ふぅー。これですっきりしたわ。」

 

魔理沙「じゃあ、帰るか!」

 

魂傑「…どうやら、そうとは行かないらしいぜ。」

 

魔理沙「どういう事だ?」

 

霊夢「もしかしてだけど…」

 

魂傑「そう。まだ先がある。こいつが主犯なはずがないのさ。」

 

霊夢「…先に行きましょう。」

 

魔理沙「うしっ!」パシッ

 

魂傑「もちろんさ。」ジャキッ

 

 

 

        5面 クリア




どうでしたか?
次回には二神が登場します!


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風神録6面、Ex vs神奈子、諏訪子

どうも、十六夜翔矢です。
今回は神奈子、諏訪子が出て来ます!
それではどうぞ!


早苗を倒して、湖へ移動する三人。

 

湖…

 

魂傑「ここが湖か…あの風祝の言ってた。」

 

霊夢「ここに居るはずね。」

 

魔理沙「出てきな。空気の読めない神様よぉ。」

 

神奈子「我を呼ぶのは何処の人ぞ。おや?なーんだ、麓の巫女じゃないの。私に何か用?」

 

霊夢「随分とフランクな神様ね。」

 

神奈子「最近は、厳かな雰囲気を見せるよりも、友達感覚の方が信仰が集まりやすいのよ。」

 

霊夢「まあいいわ、うちの神社を乗っ取ろうとするの、あれ困るからやめてちょうだい。」

 

神奈子「乗っ取ろうとなんてしていないわよ。私は貴方の神社を助けたいだけ。

貴方の神社に人が集まるようにしたいだけ。妖怪の魔の手から救いたいだけ。

そこにいる二人も妖怪なのだろう?」

 

魔理沙「私は人間の魔法使いだぜ!」

 

魂傑「何処に俺が妖怪だと言う根拠がある?」

 

神奈子「あんたの服に刺繍されている文字さ。Scarlet Devilって。」

 

魂傑「あぁ…これはご主人様の姓からさ…」

 

神奈子「ご主人様?つまりあんたは仕える従者の立場かい?」

 

魂傑「…レミリア・スカーレット様

の館、紅魔館で執事をしている。」

 

魔理沙「で?私は何故間違えられたんだ?」

 

神奈子「あんたは格好が魔法使い、だからよ。」

 

霊夢「さぁ、話を戻すわよ。そもそもさ、あんたをうちの神社に祀った所で、信仰が増えるとは限らないじゃない。それに、この幻想郷には人間も妖怪と関係ないわ。」

 

神奈子「信仰は0よりも減ることは有り得ない。幻想郷に足りない物は神様を信じる心。巫女の貴方なら判るでしょう?」

 

霊夢「私だって、神社に参拝客が来たらいいなあと思ってるわよ!

でも、それは私の力で何とかするわ。貴方の力なんか借りないから結構よ。」

 

神奈子「神社は巫女の為にあるのではない。神社は神の宿る場所。そろそろ──神社の意味を真剣に考え直す時期よ!」

 

魂傑「やれやれ…」

 

神奈子「スペルカード 奇祭 目処梃子乱舞!」

 

魂傑「スペルカード 幻符 殺人ドール!」

 

「からの…キラークイーン!第一の爆弾!」

 

神奈子「あんた!なかなかやるじゃないか!気に入った!」

 

「スペルカード 神穀 ディバイニングクロップ!」

 

霊夢「スペルカード 霊符 陰陽散華!」

 

魔理沙「スプレッドスター!マジックミサイル!」

 

魂傑「拡散型イオ!」

 

神奈子「ますます気に入った!まだ相手させて貰うよ!」

 

「スペルカード!神秘 ヤマトトーラス!」

 

魔理沙「新しいスペカ、行くぜ!」

 

「スペルカード!星符 ファイブスターシュート!」

 

魂傑「おお、結構綺麗な弾幕だな。」

 

霊夢「負けてられないわね!」

 

「スペルカード!集霊 夢想封印・蒼!」

 

神奈子「これで最後にしようか!」

 

「スペルカード!神符 神が歩かれた御神渡り!」

 

魂傑「ならば、俺も最後にするか!」

 

「スペルカード!暴爆 イオグランデ!」

 

ピチューン

 

 

 

        6面 クリア

 

霊夢「ふぅ…こんな所かしら?」

 

諏訪子「おや?神奈子、負けたのかい?」

 

魔理沙「ああそうだぜ。私達が負かしたのさ。」

 

諏訪子「やれやれ。神奈子には困ったものだよ。私の神社を勝手に幻想郷に送り込んで…」

 

霊夢「あら?この神社は神奈子のじゃないのかしら?」

 

諏訪子「元々は私の神社だったわけよ。」

 

魂傑「ん?過去形?」

 

諏訪子「昔、神奈子に敗れてからはあいつの神社ね。仕方がない。でもまあ、神社は自由にさせてくれるし、私への信仰も増えたし、まあ、感謝はして無くもないけど。

それより何よ。貴方は麓の巫女でしょ?」

 

霊夢「ええ。そうよ。あんたのとこの風祝には迷惑したわ。さて、帰ろうかしら。」

 

魔理沙「そうだな。帰ろうぜ。」

 

魂傑「さーて、紅魔館に戻るかなぁ…」

 

諏訪子「ちょっと待てい。」

 

霊夢「何よ?」

 

魔理沙「手短になー」

 

魂傑「5分以内で話せ。」

 

諏訪子「何言ってるのよ。早苗とも神奈子とも遊んだんでしょ?私だけ無視して巫女が務まるとでも思ってるの?」

 

霊夢「ええもちろんよ。」

 

諏訪子「もー!巫女なら知っておきなさい!『お祭り』は別名『神遊び』と言って神様が人間と遊ぶ事なの!」

 

霊夢「もしかして、前に早苗や神奈子と戦ったりしたのって…」

 

諏訪子「そう、ただの神遊び、つまりお祭り。今日は私の弾幕お祭りの番よ!」

 

霊夢「めんどくさいわ。魂傑、やっといて。」

 

魂傑「OK。」

 

「スペルカード 一刀流 死・獅死歌歌!」

 

ピチューン

 

霊夢「さて、帰りましょうか。」

 

魔理沙「そうだな。」

 

魂傑「紅魔館に戻ったら休憩するかぁ〜」

 

 

 

        Ex面 クリア

 

風神録編End




どうでしたか?
次回は宴会編となります!


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宴会編 二人の思い

どうも、十六夜翔矢です。
今回は宴会編です!
それでは本編どうぞ!


紅魔館…

 

魂傑「到着っと…」

 

美鈴「あ!おかえりなさい!」

 

魂傑「起きてるとか珍しいな。」

 

美鈴「そりゃ、門番ですから!」

 

魂傑「何時も寝てるじゃないかって突っ込みは野暮か?」

 

美鈴「あはは…そうですね。」

 

魂傑「まぁ、頑張れよ。」

 

美鈴「はい!」

 

キィー パタン

 

 

 

ガチャツ

 

魂傑「ふぅ、ただいまっと…」

 

咲夜「あら、おかえり。」

 

魂傑「姉貴か…とりあえず疲れたから寝る。」

 

咲夜「そうしなさい。どうやら、かなりお疲れの様だし。」

 

魂傑「実際お疲れだよ。」

 

咲夜「起こして欲しい?」

 

魂傑「頼んだ。出来れば5時ジャストにな。」

 

咲夜「分かったわ。」

 

フラン「私が連れて行ってあげる!」

 

魂傑「ありがとうございます…妹様。」

 

フラン「うん!行こ!」

 

5分後…

 

フラン「着いたね!」

 

ガチャツ

 

魂傑「妹様。ありがとうございました」

 

フラン「大丈夫だよ!じゃあね!」

 

魂傑「はい。それでは。」

 

バタン

 

魂傑「疲れたなぁ…」

ー霊夢…

 

ドサッ

 

 

 

 

咲夜「お…き……い」

 

魂傑「…ん…」

 

咲夜「起きなさい!」

 

魂傑「分かってるよ…もう五時か…」

 

咲夜「霊夢から聞いたわ。宴会は守矢の神社でやるらしいわよ。早く準備なさい。」

 

魂傑「分かった…」

 

レミリア「さ、早く行きましょう。」

 

魂傑「はい。お嬢様。」

 

フラン「早く早く!」

 

美鈴「遅いですよ!」

 

パチュリー「待ってるわー」

 

魂傑「ふぅ…お待たせしました。」

 

レミリア「それじゃ、行きましょう。」

 

咲夜「はい。」

 

 

 

 

 

守矢神社…

 

魔理沙「それにしても、レミリア達遅いな!」

 

霊夢「どーせ、レミリアが原因でしょ。」

 

ガララッ

 

レミリア「遅れてすまないわね。」

 

咲夜「お待たせ致しました。」

 

魔理沙「おっ!紅魔館の連中も到着か。」

 

パチュリー「…何やってるの?」

 

魔理沙「文の持って来た新聞を見てるんだよ。懐かしいぜー」

 

レミリア「よいしょっと。あら、懐かしいわね。」

 

咲夜「私達が起こした異変の時、ですね。」

 

魂傑「懐かしいな。」

 

早苗「どんな異変だったのですか?」

 

レミリア「私が紅い霧で幻想郷を覆った異変よ。」

 

霊夢「まぁ、後から聞いたけど、紫がスペルカードルールの普及の為に起こした異変だったのよ。」

 

早苗「へぇ…今度詳しく聞かせてください!」

 

魂傑「機会があったらな。」

 

早苗「ありがとうございます!」

 

魔理沙「なんなら、私が話してやるぜ!」

 

アリス「貴方は自分を大きく見せようとしてるでしょ。」

 

魔理沙「ぐっ…」

 

早苗「そうだ、霊夢さんとか魔理沙さんって好きな人いますか?」

 

霊夢「好きな人、ねぇ…」

 

魔理沙「私はいないぜ。皆の魔理沙ちゃんだからな!」

 

霊夢「私は…そうね。いるわ。」

 

咲夜「私もいないわ。」

 

魂傑「俺は…一応いる。」

 

咲夜「へぇ〜魂傑、誰が好きなのよ。」

 

魂傑「…いつもはやる気の無さそうな感じだけど、やる時にはその性格とは表裏一体の性格をさらす。これがヒントさ。」

 

魔理沙「霊夢はどうなんだ?」

 

霊夢「えっと…異変の時には冷静な雰囲気とは裏腹に、多彩な攻撃が出来て、普段はカッコよくて、優しいってのがヒントよ。」

 

魔理沙「えっと…まずは魂傑からだ。」

 

アリス「普段はやる気がないけど、やる時はやる…となると、推測出来るのは、霊夢、美鈴だけね。」

 

レミリア「霊夢の方は…冷静な雰囲気とは裏腹に、普段はカッコイイ…」

 

早苗「んー…魂傑さんと咲夜さんしか思いつかないです。」

 

魔理沙「って事は…霊夢が好きな人って…まさか…」

 

霊夢「……そう。魂傑の事よ///」

 

早苗「それで、魂傑さんの好きな人は…霊夢さん?」

 

魂傑「…そうさ。霊夢の事が好きなんだ///」

 

その時、守矢神社に激震が走った…

 

「「「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?」」」

 

文「これは一面記事になりますね!」

 

レミリア「ほら魂傑、言っちゃいなさい!」

 

魔理沙「まさかこんな良いシーンが見れるとはな!」

 

アリス「早く早く!告白しなさいよ!」

 

魂傑「っつ…///」

 

霊夢「うぅ…///」

 

魂傑「霊夢、春雪異変の時からって言ったら悪いけど、お前が好きなんだ。こんな俺で良かったら付き合ってくれるか?///」

 

霊夢「喜んで///」

 

「おおー!」「言った!」「カップル成立!」

 

魂傑「ほら、来いよ///」

 

霊夢「う、うん///」

 

ギュッ

 

「来るか来るか?」「この流れは来るぞ…!」「早く早く!」

 

チュッ

 

「来たー!」「ついにやった!」「私達に出来ない事を平然とやってのける!」「そこに痺れる憧れるゥ!」

 

文「これは思わぬ収穫ですね!早速記事にしましょう!」

 

霊夢「でも、これで良かったのかしら…///」

 

魂傑「何が?」

 

霊夢「ほら、私って博麗の巫女じゃない。そこの所大丈夫なのかなーって。」

 

紫「霊夢、貴方は博麗の巫女である前に一人の女性なのだから、良いのよ。」

 

霊夢「紫…ありがとう。」

 

魔理沙「霊夢!おめでとだせ!」

 

霊夢「魔理沙まで…」

 

魂傑「俺もそうだな…紅魔館の執事だし…」

 

レミリア「あら、貴方は紅魔館の執事の前に一人の男性よ。その位大丈夫よ。」

 

魂傑「お嬢様…」

 

咲夜「おめでとう。魂傑。」

 

魂傑「姉貴…」

 

 

 

ーその後も、守矢神社では二人のお祝いが続き、宴会は朝まで続いた…




どうでしたか?
次回は…未定です。m(_ _)m


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儚月抄編 月へ行こう!

どうも十六夜翔矢です。
今回から儚月抄編になります!
それでは本編どうぞ!


紅魔館テラス…

 

レミリア「今日は美しい満月ね…」

 

咲夜「お嬢様、紅茶が入りましたよ」

 

レミリア「あぁ、咲夜。ありがと。」

 

咲夜「今日の紅茶はモンターニュブルーをヒントに新しい紅茶を作ってみました。」

 

レミリア「へぇ…どんな味かしら。」

 

咲夜「それは飲んでみてからのお楽しみですよ。」

 

レミリア「…一月ぶりの満月ね。」

 

咲夜「ええ。先月も満月でしたよね。」

 

レミリア「月が明るいと気分が高ぶるわ。って、どうしたの?パチェ。」

 

パチュリー「何言ってるのよ。満月は月一で来るのは当たり前でしょ。」

 

レミリア「知っていての話よ。それより、あれはどうなのよ。例の式神との話から一月よ。」

 

 

 

 

一月前

 

 

 

 

レミリア「月面に侵略?」

 

藍「はい。紫様は停滞してしまった幻想郷に存在する妖怪の生活向上を考えていらっしゃるのです。」

 

レミリア「生活向上…ねぇ…」

 

藍「考えてくださらないだろうか?」

 

レミリア「馬鹿馬鹿しい。大体、月の技術も外の世界と同じようなものでしょ?」

 

藍「いえ、月の都と外の世界では大違いです。外の世界は科学力も技術力もありますが、精神面は惨めなものですが、月の都は違います。」

 

レミリア「外とは違う?」

 

藍「ええ。それこそ今の生活を送りながら無限のエネルギーを得られるような技術なのです。」

 

「紫様も今から数え、兼ね一世紀前に月の進んだ技術を奪おうと思って月に行ったのですが…」

 

レミリア「聞いた事あるわ。確か、月の民に大敗したでしょ?それじゃぁ、今回私達で行ってもまた同じ結果になるのが目に見えてるわ。それに、一世紀も前の話を何故今更持ちかけるのかしら?」

 

藍「…一世紀前とは違い、妖怪の種族、数が増えたからです。皆が協力すれば、今度は成功する事でしょう。」

 

レミリア「…計画はどんな感じなのかしら。」

 

藍「紫様が冬に湖に映る幻の満月と現の満月の境界を弄り、そこから月に行けるようにします。」

 

 

 

 

 

 

 

パチュリー「…てな訳で、決定打に掛けているのよ。簡単に言うと資料がないのよ。」

 

レミリア「あらまぁ…どうにかならないかしら…」

 

咲夜「お嬢様、パチュリー様。香霖堂にだったらロケットについての資料があるかもしれないですよ。」

 

レミリア「あぁ…そうね、咲夜。香霖堂に行って、ロケット関係の資料を集めて頂戴。」

 

咲夜「分かりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香霖堂…

 

咲夜「いるかしら…」

 

霖之助「ここは僕の家だ…いない訳がないだろう…真夜中であろうと。それに店に営業時間がある事を知らないのか君は…」

 

咲夜「あはは…営業時間を知らない方が緊急時に来れるので…」

 

霖之助「まぁいいよ。それで、何をお探しだい?」

 

咲夜「今日はちょっと外の世界の本を探しに…」

 

霖之助「…あまり緊急そうじゃない用だね。」

 

咲夜「月まで行けるロケットの資料が欲しいのですが…」

 

霖之助「アポロ計画関係の本かい?それならば豊富に入荷しているよ。」

 

咲夜「良かった…」

 

霖之助「この辺が良いかな。アポロ計画の全貌を解き明かす。この辺の雑誌が月ロケットの詳細が分かる資料だろう。」

 

咲夜「ふむふむ…」

 

霖之助「こんな夜中に本を探すなんてあれかい?お嬢様のわがままで…」

 

咲夜「ええ。まぁ兼ねそんな感じですよ。」

 

霖之助「あはは…大変だね。」

 

咲夜「…これ、包んでくださる?」

 

霖之助「毎度あり。」

 

 




どうでしたか?
次回には飛び立つ予定です。


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儚月抄編 月への旅路

どうも、十六夜翔矢です。
とりあえず久しぶりに投稿するのかな?
まぁ茶番は置いといて、本編どうぞ!


紅魔館図書館…

 

パチュリー「…ありがとう咲夜。お陰で良い感じになるわ。よくこんな本が見つかったわね。」

 

咲夜「最近になって、ようやく月ロケットの資料が幻想になってきただけです。あっさり見つかりました。」

 

パチュリー「ふふ。ありがとう。下がって良いわよ。」

 

咲夜「はい。それでは。」

 

パチュリー「これは月侵略にとっては小さな一歩だけど、私にとっては大きな一歩だわ。」

 

 

 

 

 

 

 

一月後…

 

レミリア「まだ飛び立てないの?」

 

パチュリー「…ロケットの推進力の決め手が見つからないのよ。」

 

レミリア「…大丈夫かしら?結局あれから二月経ったわよ?」

 

パチュリー「ロケットが出来ても今日は中秋の名月だけど、雨が降ってるからどのみち飛び立てないけどね。」

 

レミリア「まぁ…今月はね。でも、この調子だと来月も再来月でもどうか…」

 

パチュリー「再来月には飛び立てると思うわよ?」

 

レミリア「ふ〜ん。それで?進捗率はどのくらい?」

 

パチュリー「せいぜい70くらいね。外枠はほぼ完成なんだけど…どうも結果の良い推進力が得られないのよ。」

 

レミリア「へぇ〜…推進力についての当てはあるの?」

 

パチュリー「全然。一応咲夜を神社に行かせたけどね。」

 

レミリア「何でまた神社に…」

 

パチュリー「私達で到底見つかる物でもないだろうし、それなら感の鋭い巫女に尋ねるのも良いかなって。」

 

レミリア「ふ〜ん。まぁ、咲夜を待ちましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博麗神社…

 

霊夢「えぇ〜…豊穣を祈ってどうするのよ。」

 

魔理沙「じゃあチロルの秋だから…」

 

咲夜「甘い物の神様でも喚ぶつもりなのかしら?」

 

霊夢「あぁ、咲夜か。何か用?」

 

咲夜「何よその態度。参拝客に対して冷たすぎないかしら?」

 

霊夢「あんたにだけは言われたくなかったわ。春雪異変の時はとんがってた性格の癖して。」

 

咲夜「そんな事もあったわねぇ〜…」

 

霊夢「そんで?何の用事?」

 

咲夜「そうそう、貴方に相談があるのよ。」

 

 

 

 

霊夢「…妖怪ロケットの話?何か面白そうなんだけどねぇ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「私もちょっと勘違いしていてね。私が探さないといけない物はただの三段状の筒じゃなくて、三段の筒状の魔力を持った物らしいのよ。」

 

霊夢「ますます意味不明よ。面白そうとは思ったけど、三段の筒って…」

 

魔理沙「ん〜…私も特に思い当たる物がないぜ。」

 

霊夢「…結局、あんた達の探している物がさっぱり意味不明ってことよ。」

 

咲夜「私にだって良く分からないわ。」

 

霊夢「…はぁ、退屈ねぇ」

 

妖夢「どうも〜…」

 

霊夢「次は妖夢か。何か用?」

 

妖夢「え〜っと…確か…ロケットの推進力を探しているんでしょ?それならば私に良い考えがあるのです!」

 

咲夜「あら?何で貴方がそんな事を知ってるのかしら?」

 

妖夢「そりゃあ、ずっと前からあちこち探っていたら私の耳にも入りますよ…それより、私に良い考えがありますよ!」

 

咲夜「半分幽霊な妖夢のロケットの推進力の考え?」

 

霊夢「成仏とか?」

 

咲夜「身体から幽体が離れる力とか?」

 

魔理沙「地縛霊がその地を捨てて動き回る力じゃないか?」

 

妖夢「そんな訳ないじゃない!」

 

三人「あはは…」

 

妖夢「そんな単純な考えって事は、宇宙って事で月や空に関係する物ばかり探していたんじゃないの?」

 

霊夢「元々、探す気はない。」

 

魔理沙「最初から探してないぜ。」

 

妖夢「むぅ〜…ロケットは宇宙を飛ぶ船なのよ。つまり、推進力を探すなら、航海に関する物を探さないと…」

 

咲夜「言われてみれば…確かにそうね。幻想郷には海がないからその辺が抜け落ちていたわ。」

 

霊夢「航海に関係する物…思い当たりあるかも…」

 

魔理沙「あるのか?」

 

霊夢「ええ。ナイスタイミング妖夢!三段の筒、見つけたわ!」

 

咲夜「良かった〜…」

 

霊夢「咲夜、耳貸しなさい。」

 

咲夜「ええ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅魔館図書館…

 

咲夜「パチュリー様、三段の筒、見つけて参りました。」

 

パチュリー「なんですって!?三段の筒を見つけたって…」

 

咲夜「ええ。これでロケットは無事、完成しますよ。」

 

パチュリー「どこにその筒があるの?今はないようだけど…」

 

咲夜「今ここにはないですが、博麗神社にあります。」

 

パチュリー「神社に?」

 

咲夜「はい。その筒とは上筒男命、中筒男命、底筒男命の事です。三柱併せて住吉さんと呼ばれ、親しまれている航海の神様です。」

 

パチュリー「ふ〜ん…」

 

咲夜「奇しくも航海の神様で三段の筒、パチュリー様の仰っていた推進力に相応しいかと。」

 

パチュリー「それで?どうやって住吉さんを乗せるつもり? …まぁ、聞かなくても想像つくけど。」

 

咲夜「霊夢がその神様の力を借りるのです。霊夢も随分退屈していたみたいで、今、住吉さんを喚ぶ修行をしているはずですよ。

つまり、霊夢を同乗させる必要がありますが…」

 

パチュリー「神様を直接乗せるより霊夢を乗せる方が遥かに楽だわ。それで間違いはない。良くやったわ、咲夜。」

 

咲夜「感謝の極み。」




いかがでしたか?
次回には飛び立つ予定です!


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