会いたかったよ、提督 (03-Moonlight)
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Chapter1 次元跳躍のパラノイア
第1話「来ちゃったよ。提督。」


初めての恋愛モノです。
飛男さんの許可をもらって何と光栄なことか・・・

では第1話です。

※リアルのSuperGT開幕戦のスケジュールに合わせるため多少日付変更しました。

※さらに訂正。


4/7

04:30

「さてと昨日残ってたチケット2枚使っちまうか」

実はこの時間帯、SA○4をやっている友人がいて、いつもならス○イ○を使って喋りながら通常マップを暴れまわっている。

んで毎回のことだろうが、IMでチケット消費するための部屋を立ててくれた。

っていうか今回は友人も2枚だけチケットが残っていて、その2戦を消化するために部屋を立ててくれた。

IDを入力後、パワーアップを全買いしたいところだが、クレジットが悲鳴上げるんでいっつも箱関係は買ってない。例外は募集かけてるときに箱パワーアップ強制がある時だけ。

 

ス○イ○で、いつもの会話。

 

「ラインアークのネクストが来襲しました」

 

「あっ、WhiteGrintか。」

友人は超ゆるいが、装備は最早チート。とはいえ課金したから当然か。そもそも無課金ならどれくらい暇があるんだレベルなんだが。ちなみに他の2人も来てるがその人たちはちゃんと課金なしでやってる。

 

SAS4内での名前はWhiteGrint_IX。

 

「今日どこ行く?」

 

「Vaccineで」

 

「「「ちょ、ま(ry」」」

 

「いっくよー!」

つか突っ込んで大量に敵湧いてラグるとかやめろぉ・・・

 

約4分後

「やったぜ(どやぁ」

 

お前がキル数1500台なのはいいけど。

 

俺ら3人キル数少なすぎる。

 

「突っ込むのもほどほどにしろよ」

 

「わかったから取りあえず次」

 

ちなみにこのとき全員Savage Necrosis Eliteのドロップ箱から黒い鍵とエンチャントアイテムを入手したのはまた別の話。

 

「じゃあ全員いつもの買ってZombie Podsな」

 

「りょーかい」

 

7分後

「ボスが強化ネクロエリートと強化ゴリラエリートってなんだよ」

 

「よかった攻撃速度強化だけで」

 

さらに2分後

 

「ふざけんなゴリラ全然死なない」

 

「ネクロはご丁寧に退場したけどね」

 

さらに5分後

 

「よーやっとおわったー」

 

「エンチャントアイテムと黒い鍵が出ることを祈る」

 

全部あけた後

「黒い鍵2個キタコレ」

 

「エンチャントアイテム2個」

 

「俺は黒い鍵1個とエンチャントアイテム1個」

 

「次シングルプレイで全マップタイムアタック」

うん課金者が勝つパターンやめて。

 

 

「課金してるお前は参加するな」

 

「なんで?」

いつもの疑問符かよ。懲りないなこいつ。

「課金してるんだから復活できるんでしょうがー!」

 

「アッハイ」

 

この時時刻は05:00。

 

 

部屋の中でチクタクとなる時計が05:00を示すと、一瞬他のパソコンから、こんな文字が出た。(ちなみにそれは後で履歴から確認した)

 

『Electrospehe Gate,open

Name:fubuki

Forwarding destination

 

siratori mei.』

 

 

 

外で何か音がした。

「ちょっと待ってて、その間にContract強制」

 

「今やってないですよ、なのでみんなでプラベやってます」

 

俺はそのままにして、すぐに外を見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

外で寝ていた吹雪がいた。

っていうか体が五航戦姉妹と同じくらいになってる。なんで。

 

 

 

 

 

「ナニコレイミワカンネー」

そして、DDRerである白鳥 冥と吹雪が現実世界で過ごす日々の始まりである。




プロフィールは後日設定集にして投稿します。


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第2話「朝食と服を買いに行きますよ!」

前回と今回の投稿間隔がが異様に短かったのですが結構まとまったので投稿します。

※一部矛盾部分があったため訂正。最新話と同一のキャラクターにしました。


とりあえず家の中に運んでおくか。にしても、艤装が無いから不自然なのだが。

 

「よっこらしょ・・・ふぅ。」

 

自分のパソコンには何も起こっていなかった。

 

 

 

もしかしてと思い、キャプチャーなどに使ってるハイエンドパソコンが原因だと思い、起動。

マウスでアクセス履歴をクリック。

 

 

 

謎のアカウント、『Eletrospehe Gate』があった。しかも削除不可能。

 

アクセス権利だけは拒否することができたので拒否して終了。

 

「電脳世界からのゲート、か。吹雪が来れたのはこれか。」

 

下手にいじると今度は艦これの世界に飛ばされかねないので放置しておくしかない。

 

 

「吹雪って何か持ってきたものはあるのか?」

そう思い、近くにあった吹雪が持ってたバッグを開ける。

 

いろいろ中に入っておりました。予想通りです。

 

中の物の説明は吹雪に任せるとして・・・というよりか吹雪に説明してもらって・・・

 

確認の為艦これ起動。

 

何時も通りのボイスが流れて、母港画面を開くと吹雪はいなかった。

 

ここで本当に来たんだなと実感した。

 

とりあえず旗艦を暁に変更すると喋り出した。

 

「なんで吹雪がそっちに行くのよ!行きたかったのに!」

吹雪を起こしかねないので、霧島に変更。

 

「提督さん、吹雪が来た理由はわかりますか?実はこれには裏がありまして・・・」

 

常時マイク接続している自分には余裕で喋れた。

 

「・・・俺に会いたいから?」

答えた。

 

「ご名答。この裏に関しては言うと明石さんが全力で怒りますので吹雪さんから聞いてください。」

 

「わかった。」

 

ふぅ。取りあえず吹雪から聞くことが多いな。時間かかるぞ・・・

 

事情知ってるかもしれない明石を旗艦に変更して聞いてみる

 

「提督さん、吹雪はそっちで元気にしていますか?」

 

「寝てる。ところで、お前は何か計画を持ってるのか?」

 

「はい、では説明しますね。まず吹雪が来た原因、それは『Electrospehe Gate』です。」

 

「俺のパソコンにハッキングしただろ」

 

「それは霧島に聞いてください。私はハッキングできませんので」

 

「話を戻そう。Electrospehe Gateは特殊な機械なのか?それかパソコンのソフトなのか?」

 

「パソコンソフトと特殊な機械の組み合わせです。構造は面倒なので省略しますが、その転送計画に吹雪がテスターとして参加しました。他にも暁さんや比叡さんも参加したかったらしいですが、初期艦娘としていたこと、吹雪と提督の思いは一致しているかもしれないという理由もあり、吹雪に決定しました。」

 

暁はいいんだけど比叡は料理がなぁ。つか暁はれでぃーなどうるさいのであれだが。

 

「では1つ聞こう。パソコンのソフトで、何を実行していないとそのソフトは稼働できないんだ?」

 

「Data swalowですね。霧島と開発した傑作ソフトです。」

 

「まあいい。とりあえず説明ご苦労だった。」

 

艦これを閉じるとちょうど7:00。

 

朝食。吹雪の分も作ってあげよう。

 

今日の予定は一応、服を買ってあげようと決め軽く朝食を作る。DDRはやらないのでそこまでたくさん食べないでおく。

 

ご飯と味噌汁、目玉焼きとシンプルなもの。

 

作っていると、吹雪が起きてきた。

「おはようございます。司令官。」

 

少し眠たそうだが問題ないだろう。気づいたら目玉焼きがちょうどいい焼き加減になった。

 

手慣れた作業で、皿に移していくと、夜掛けておいたご飯が炊きあがった。

 

「・・・すごい・・・」

 

吹雪がそう言っている間にも準備を終了させた。

 

机に並べて吹雪を呼んだ。元気な声で返事して座り、

 

「「いただきます」」

声が合った。吹雪は少し気にしていたようだが、あまり気にしていない。

 

「司令官、味噌汁がおいしいです!」

 

褒められた。他の人には褒められてないのに。

 

「あ、ありがとう」

 

声が詰まった。そりゃあ恥ずかしいからな。

 

いつの間にか吹雪も自分も食べ終わった。

 

「「ごちそうさまでした」」

また声が合っちゃった。あ、今日の予定説明してなかった。

 

「とりあえず今日、吹雪用の服を買う予定だけど、いいか?」

 

「わかりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素直で元気な子だなぁ・・・と改めて実感した。

 

 

 

 

「あいむしんかーとぅーとぅーとぅー」

古王のアレの鼻歌を歌いながら準備。つか今回は一式なので自転車じゃダメ。というか吹雪が乗れるかという問題になる。

まあ、DDRの筋力トレーニングにはちょうどいい代物だが。

 

 

愛車のRX-8を整備しておき、着替えも終わって準備終了。

 

ちょうどいいタイミングで吹雪が出てきてくれた。

「じゃあ出発するよ」

 

あっ、説明忘れてた。

取りあえずRX-8に乗って、シートベルトの付け方や、座り方を説明。

 

 

 

ちゃんと出来ていたところを確認して、エンジン始動。

 

同時に音楽が流れ始める。ちなみにACfaのCosmos。

 

ロータリーエンジンの心地いい音が鳴ると、アクセルを押して発進。

 

 

軽快な走りは吹雪と自分を別の世界に引き込む。これがマツダの追い求めてきた、ロータリーエンジンとFRの融合。

 

 

 

行く途中で吹雪が色々と驚いていたが、丁寧に説明して乗り切る。もとい説明するのが苦手な俺だから。

 

 

 

10分もしないうちに、ユ○ク○についた。

 

吹雪を車の外に出してあげて、自分も出た後鍵を閉めておく。もちろんだが、盗まれる確率もある。

 

やっぱり始めての大型店だから、驚いちゃってる。

 

 

自動ドアを通った時が一番驚いてたかな?ちなみに1回だけだけど挟まったことある自分がいる。

 

 

店内に入って、店員がすぐそこにいたので質問してみる。

 

「すみません、この人に似合う服はありますか?」

 

店員が顔や、体格などでざっとらしいが推測してた。

 

「はい、こちらにありますよ。」

 

 

 

ズボンやシャツなどを何セットか選んで、試着室に持っていく。

吹雪がその中で試着している間、スマホに入れたACfaの曲を聴いてた。ちなみにその曲はPrecious Park。

 

 

2分後、1つ目のセットを着て出てきた。

 

「これはどうですか?」

 

運動志向らしい動きやすい長袖と長ズボン。靴も動きやすい物で、どうやら冬場想定らしい。ちなみに上下白。ちなみにこの地域ではDDRerとして有名で、よく声をかけられる現実。だからというわけなのかは知らんが。

 

「うーん、いいじゃん。冬場でも運動しやすくて。」

 

とりあえずこのセットは決定。

 

また試着室に入った後はBGM変更。Remember。

 

 

 

3分後、2つ目のセットを着て出てきた。

 

ジーンズと白Tシャツ。Tシャツにはなんと右肩にst-meiって入ってた。左にはAll is fantasy.と記入されてた。まじかよ。ちなみに淡いピンクのスニーカーも履いてて、どうにも俺と同じ種類。吹雪のことDDRerに育てるつもりだと思ってるのかよこいつ。(後に現実になったが。)

 

「うんこれは夏場にベスト。即決定。」

 

とりあえず店員はこの2セット用意してくれたので、これを購入することにした。

 

 

 

 

レジに持っていき、言われた金額は

 

 

「3万7587円です(ニッコリ)」

 

 

若干殺意沸いたが抑え込んだ。というか、にっこりしながら3万代の金額言うんじゃねえと内心突っ込んだ。




実はこの回でエスコンネタと冥の元に吹雪が来た原因が語られてますが、そこまで深くはない事を祈ってます。


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第3話「持ってきた荷物と昼食ですよ!」

早いな!って思う方いますが結構ペースが速いのですみません。

では第3話です


「3万7587円です(ニッコリ)」

 

 

カードを使ってやり過ごす。

 

「ありがとうございましたー」

 

 

金額がやばいのがきつかったが、隣の吹雪を見るとうれしそうにしてる。

 

買ってあげてよかったと思い、RX-8に乗り込む。

 

時刻は午前11時。買った物を家にしまうので帰宅。

 

車内のBGMが何故かPARANOiA Revolutionだったのは知らない。多分入れた後忘れた。一応脳内では大量のノーツが流れてくるのを思い出しているが。

 

帰りは行きと違う所を通ったところ、やっぱり吹雪は驚いてた。そりゃあ鎮守府と間宮と海の上くらいしか知らないものだからかもしれん。

 

行きと同じくらいの時間で家に着いた。

降りて背伸びをした後、とりあえず家に入りきれいにしてあるクローゼットを開く。

 

実際DDRerの自分は専用の靴やらいろいろそろえてあるのでちょっと持ってる服が多いが、そこまでクローゼットを圧迫していないし。

 

とりあえず吹雪にしまってもらって、まだ12時ではなかったのでこの世界に来た時の持ってたリュックに入ってた荷物に関して説明してもらうことに。と思ったが、名前でだいたい推測できるんで結局説明しなくていいって言った。

 

 

とりあえず初霜のを開いてみたら、刺繍入りのハンカチ。さすが天使やなって思った。そして箱は質素。資材を大切にしてますねとしか言えない。

 

次に第6駆逐隊の4人の。予想通りだったのでパス。

 

加賀さんのを開いたら、こっちも刺繍入りのハンカチ。初霜に対して火を付けたのか。あとはなんと加賀岬のCDが入ってた。さすがアピールが凄いな。

 

比叡はUSBが入ってた。とりあえずファイルを開いたらまさか金剛4姉妹の歌とStepmania3.9+の譜面だった。まじか。おまけに響の歌の譜面や翔鶴と瑞鶴コンビの歌と譜面やら入ってた。こいつ俺の趣味知り尽してるだろ。

あとはレトルト比叡カレーがあったがこれは焼却炉に入れた。いやな予感以外なかったからね。

 

霧島は、なんとCDが入ってた。エ○ス○3のサントラ、DDRX2のサントラ、AC4のサントラやら大量に入ってた。いちばん目を引いたのはDay after DayのCD。心の中ガッツポーズです。ちなみに艦これのサントラも全部付いてきました。

 

 

まあこんな感じで・・・結構な量を処理した。

 

最後は明石で、開けたらe-AMUSEMENTカードとPASELIがあった。

メッセージがついてあって、「ベーシックコースに加入済みです。お金に関してはこっちの鋼材から引くようになってますので大丈夫です。」だった。明石と大淀パネェ。でも鋼材が1カ月おきに324引かれるというリスクは負ったが、まったく問題ない。

 

 

 

このせいで吹雪をDDRerにするつもりというのが本人に伝わってしまった。今後大丈夫かなぁ・・・

 

とりあえず艦これに接続。本当に何時も通りでスタートし、霧島が「CD気に入りました?」って聞いてきた。それはもちろんyesだが。

 

 

気づいたら12時。やばい昼食。

 

艦これを終了して、吹雪に質問。

 

「昼ご飯、何食べたい?」

 

「何かあっちの世界でなかったものを食べてみたいです!」

 

うむ・・・寿司か?と思い言ってみる。

 

「寿司でいいか?」

 

「はい!いいですよ!」

 

やっぱり元気だなぁ・・・

 

RX-8に乗って、エンジン始動。やっぱりロータリーエンジンはいい音する。BGMは艦これのサントラから1曲。

 

5分ちょっとで最寄りの回転寿司に到着。席がガラガラだったのでとりあえずテーブル席で座る。

 

 

 

 

実はこうやって女子と向き合って食事をするっていうのは久しぶりかもしれないが、とりあえずマナーを教える。

 

レーンのところに手を置かない、食べ終わった皿をレーンに戻さないなど。あとは大声を出さない。

 

 

 

吹雪は最初いきなりマグロのわさびありを食べたが、わさびに対して反応しなかった模様。意外と耐えてる。

 

自分はわさびなすを食べたが、辛い。辛い。辛い。辛い。鼻に強烈にツーンと来る。一瞬気絶しかけ、吹雪に起こされた。あぶないあぶない。

 

 

 

この後も楽しく食事が続き、吹雪がおなかいっぱいになったところで会計。

 

まあここではさほど出費しなかったので大丈夫だが・・・

 

 

帰りにRX-8を運転してたら、吹雪が質問してきた。

 

「ところで、e-AMUSEMENTカードって何に使うんですか?」

 

あっ・・・・・・・・・・・・このタイミングでか。

 

説明難しいが、いい案を出してみる。

 

「説明だけど、ゲーセンに行くけどいいか?」

 

大丈夫ってうなずいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、俺が発狂曲選びそうでやばいわ。

 

とりあえずちゃんとしたビギナー曲選ぼうか・・・




最後にDDRに関して記述あります。

実は主人公は全一ランカーかも?

※PASELIを入れるのを忘れてましたので修正しました


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第4話「DDRと艦これ!」

第4話です。
結構間が空いてしまいましたがごめんなさい。


都内某ゲーセン。

 

ここには音ゲー筺体が並んでいる、有名なゲーセン。その一角にDanceDanceRevolutionはあった。

 

親父の影響で通い始めて早5年。SP(シングルプレイ)難易度19すら余裕でクリアできる(黒いアイツを除く)ようになってきた。

 

言わば親父が師匠のようなものだ。親父も難易度19は余裕だった(同じく黒いアイツを除く)。

 

3年目からもDP(ダブルプレイ)にも取り組み、最早上位常連となった。

 

ほぼ、攻略していくのではなく教える側のようなものだ。(ごく一部の曲を除く)

 

 

e-AMUSEMENTパス(吹雪のも)とPASELI持ってきてよかった。

 

 

とりあえずDPをやるような動作にプラス2人プレイ用の動作をする。

 

 

2P側(吹雪)はなぜか初期設定終了済み。(大淀パネェ)

 

ダンサーネームはFUBUKI。本当に現実世界に来たってのがばれたらどうにもならねーぞ。まあいいや。(だって自分毎回KAC出てるし・・・出たらやばいし・・・でも大淀マジパネェ)

 

 

 

とりあえず簡単な曲を選んで、やり方を教えることにしよう・・・ってパネルの位置もうおぼえてるんだけど吹雪が。。(このとき自分のバッグからメモ帳を読み漁ってたのが原因か。というか上級テクニックも読み漁ってる・・・怖い)

 

 

 

というわけで仕方なくPARANOiA Revolutionを選択する羽目になった。吹雪が言ったから。

 

 

 

何を思ったのか難易度選択でいきなりExpertって・・・ってことは譜面書いてるところすら全部読んでたのかよ。1ページ何秒で読んでるんだ?って疑問でたけど自分もExpert選択することにした。

 

 

 

 

 

1st stage!

PARANOiA Revolution

1P Expert 2P Expert

 

 

 

 

 

 

ちらっとオプション見ると、まさかの初見RISKEY。この時点であっちの世界でもやってたことを確信した。からのノンバー。

 

 

頭の中が真っ白になっても、曲は待ってくれない。

 

 

 

一応ノーツ自体はすべて覚えているので、よそ見してても一応踏めることは踏める。

というか、吹雪が判定全部パーフェクト以上しか出していない。どこで覚えたんだ。もし本読んだだけで覚えたのならば、才能ありすぎ。

 

 

あれこれ思いながらやっと長いFAが来て、終わったと思った。

 

 

ここで終わったと見せかけたトラップによって、あえなく撃沈。初めて挑戦した時以来のFAILEDであった。

 

なお吹雪はフルコンボ。何ですかこの人。

 

 

 

 

 

 

その後もEGOISM 440のExpertやValkyrie Dimensionもやったりして、満足したのでRX-8を飛ばして即帰宅。

 

帰ってくる途中、ふと頭の中に浮かんだ。

 

 

(吹雪、お前はどこまでいけるんだ・・・?)

 

天才なのか。

 

といっても、この世界に来るまでにどれくらいやってたのかは分からないので、恐らく明日筋肉痛になってるだろう。多分。

 

 

 

 

 

この後も夕食を作ったり、艦これの世界での体験談を吹雪から聞いて、気づいたら20:00。

 

「艦これ起動しなきゃ」

 

グ○グ○垢を使ってDMMへログイン、艦これを起動。

 

「『かーんーこーれ』」

 

!?衝動が走ったが気にせずスタート。

 

ぷかぷか丸が消えて母港が表示された。

 

(吹雪がこっちに来た時は第1艦隊の旗艦だったから、2番艦が旗艦に繰り上がる。あっ・・・)

 

出たのは金剛だった。先に初霜とかにしとけばよかった・・・後悔。

 

『Hey!吹雪ーなんで私じゃなくてあなたが行ったんですか~?』

 

いやまてこっちの状況に合わせて喋るか?とりあえず確認。

 

「質問無視だけど聞こえてる?」

 

やってみた結果が

 

『聞こえてますよ~というより、私の質問を無視するのネー!』

 

マッハで加賀に変える。

 

『吹雪、なんであなたがいきなり行くんですか。』

 

「すみません・・・」

 

『まあ、いいわ。その分暁に頑張ってもらうけど』

 

というわけで暁に変更。

 

『なんで吹雪が行くのー!レディーも行きたかったのに!』

 

完全に予想通り。つかお前レディーに縛りすぎ。

 

 

 

その後も色々な艦娘の声を聞いた後、デイリーを全部終わらせて終了。風呂も入った後は時計はすでに22:15をさしていた。

 

「ごめん、その服で寝れる?」

 

布団1つしかないから、どうしてもいっしょに寝なきゃいけないのが難点過ぎる。まあこういうことあんまりなかったからいいんだけどね。

 

「「おやすみなさい」」

 

電気を消して、寝た。

 

 

 

 

 

 

4/18 05:00

 

いつもの習慣で起きてしまった。

 

 

 

 

 

迷惑なのでもう一度寝る。

 

だが運悪く目覚まし時計が鳴ってしまった。

 

 

 

そしてここからがきつかった。

 

 

 

夢の続きなんて今日じゃねぇ。



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第5話「朝の一コマ」

捻りに捻った結果がこれだ。


「えっと、何々…?」

朝いきなり通知が来たためびっくりしていて、スマホを開いてメールを見ると、

 

「何故かウチのところに秋月来てるけどこれどういうことかわかる?あと今日大学休みだし午後DDRとmaimaiやるけど来る?」

…?

ちょっと待て、まさか俺のところに吹雪が着た現象と同じくあいつのところにも秋月来たのか!?

うーん、吹雪はmaimai知ってるかなぁ?

 

っていうかなぜ大学がないのかというと、簡単にいえば教師がいないため教師がいない教科は来るか来ないかは自由になる。

自分はハッキリ言って本当にやることはない(というか選択してる教科の教師が午前中にしかいない)。

あと大学の授業についてはほとんど知っている知識もあったりするので、なおさら。

 

「取りあえず支度しておいて、今日やる曲決めておくか…」

自分はスマホに書いてある曲リストを開いて、チェックマークを押し始めるのだった。

 

 

side吹雪 AM6:25

 

おはようございます。吹雪です。

 

朝から何気に忙しそうにしている冥さんですが、ここで私のやっている音ゲーを言います。

 

ズバリ、DDRとmaimaiです。これ以外やった覚えがないです。

maimaiはある方に影響されてやり始めましたね…。覚えてないですが、舞風さんあたりだったかな?

 

今日はどうやら司令官が通ってる大学に行くそうで、午後にゲーセンに行くとのこと。

maimai出来れば、やってみたいですね。

 

 

 

あ、朝食つくろう。

 

ということで私は台所に行きました。

 

sideout AM7:25

 

一時間たった。

眠い。ひたすら眠い。こういう時こそ体動かせって人いるけど、午前中講義だし。吹雪どうするの?

(講師の先生噂聞いたけどロリコン提督だし。ああもうこれLv.NEXですねお疲れさまでした)

 

って思いつつも吹雪には上手く隠れてもらう事にし、とりあえず支度終わらせる。

 

「そうだ…朝食…」

なんか軽く作ろうかな…と思いながら台所に向かった矢先吹雪が先に朝食作り終わってた。

 

アレ…ちょっと豪華みたいな気がする

 

「アー…これ吹雪一人で作っタ?」

思わず某被弾率zeroの魔女みたいなしゃべり方になる。

「はい、そうですけど?」

 

 

…アー、自分も料理しっかり出来るようにナリタイナー。と思ってしまった。これからロリコン提督兼講師の先生の授業に行きますとか言えない。と言っても当然か。

 

(吹雪って、どこでコウナッタンダ?)

被弾率zeroの魔女のセリフみたいに脳内で考えながら朝食を適当に食べ、もう適当に講義の準備してRX-8のエンジンを点ける。

いやもう、大学行くのがめんどくさいんだよね?艦これデイリー回したいし、ついでにステマニのメタルマット引っ張り出してやろうかなぁと思い始めた。大学の講義とmaimai終われ…

 

「アレ…?」

ふとボンネットにあった少し色あせた写真を手に取る。

 

(ウチの鎮守府が何故か変なだけか、はたまた…)

その絵には、被弾率zeroの魔女とその魔女が好きな魔女と吹雪が3人で映ってるモノクロの写真だった。

どうしよと悩むより、そもそもこれを吹雪が持っているという不思議がある。っていうかどうやっておいたのかわからない。

 

携帯を開いてすぐメールの着信。メールを開くと

 

「ElectroSpehe video messeage test

2016.4.9 AM 8:00

 

添付ファイルを開くと、メッセージを閲覧できます。」

 

という意味不明のメールが届いたので、開いてみる。

 

「これみてるなら提督の端末なら閲覧できますっていうことですね。まあいきなりそんな話はさておき。取りあえず先ず吹雪さんの胸が大きくなったとか聞きましたがどうなんですか?またいろいろと話を聞きたいです。まあ機能テストなので、そこまで長く喋れませんけど…」

ここで誰かが間に入って喋ってきた。明石さんがあわててるのを見ながら…

「吹雪ちゃん元気にしてる~?そっちの世界楽しい?」

案の定照月だった。苦笑いしながら見ているが、本当にテストしてるんだろうか?

「まあさておき、時間制限があるのでこれで失礼しますね。」

照月がなんか文句を言い始めたが無視してそのまま終了ボタンをポチーと押す明石を見て、映像と音声は途絶えた。

 

(これ、501のメンバーがいたら確実にシャーリーかかわる事になるよね?もうこれよからぬ事になりそうな)

もう色々カオスだと思いつつも携帯を閉じ、吹雪が隣に座ったのを見て速攻で発進。

 

 

 

 

「モウドーニデモナーレ」

と言ったら吹雪がはてなまーくを浮かべた。まあ……そりゃ当然だよね




2年ぶりの更新です





本当に申し訳なかった。遅れて


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第6話「長いのと鈴谷の興味」

「あーつかれた、まさかあそこまでいろいろ聞かれるとは」

 ありのまま、今起こったことを話す。

 

 自分は吹雪を連れて大学に行って一応授業は聞けたけどその後ロリコン先生からの問い詰めが非常に激しい勢いで食らった。

 

 な、何を言っているかわからないと思うが、自分にも何が起きたか全く分からない。

 理性が吹っ飛びそうだった……。小一時間問い詰めだとか趣味の話だとかそんなチャチな物は信じてない。

 

 最も恐ろしい物の片鱗を味わった……。

 

 

 ……というわけで一から様々な証拠などすべて見せる羽目になりました。そこまでやるのは流石に面倒だったがしぶしぶ納得してくれて下がってくれた。

 まあ正直これだけでもうすでにぐったりで午後maimaiは勘弁してほしいところだったが、偶然授業が同じだったことから納得してくれて午後のことは無しになった。

 

 その結果、疲れて車の中でダラーんとしている。勿論吹雪も同様。

「あの人、どんだけ私のことに興味あるんですか……?」

 吹雪が尋ねてくる。答えは決まっているが……

「ああいう人は変態だからどうにもなんない」

 そう言ってRX-8を走らせない。というよりか、走らせる気にならない。

 

「なんでわざわざ大学のよりによって建物内で小一時間問い詰める気になるのか聞きたいところだ」

 まあ、あんな人がいても退屈はしないけれど、流石に今回の件は呆れると言える。

 これからどうしようか、と考えながら車内で吹雪と二人っきりになっていた。

 

 

 

 一方、彼の鎮守府では……

 

 

「私も吹雪みたいに現実世界に飛び込んでみたいんだけどなぁー」

「あれは実験の一環ですし成功しただけでもまだ幸いですよ。しかもオーバーロードしちゃったおかげでなんか物理的に破損しましたし修理にも時間かかるんですよ」

 

 鈴谷は転移装置、もとい現実世界に興味があるようだ。

 ……といっても、転移できる艦娘はほぼ明石の選択になるので自分から行きたいと願ってもいけない確率の方が極端に高い。いや、選ばれるかどうかは運任せという謎のものである。

 

「一応メッセージは残せますし、それに言いたいこととか言えばいいんじゃないですか?」

「でもさー……ま、あった方が自分にとってはいいんだけどねぇ」

 

 しぶしぶ工廠を後にする鈴谷。

 

(ま、次直したら照月さんに行かせますけどね)

 そう思いつつ内心鈴谷が納得してくれた事にガッツポーズした。なお鈴谷はそれを知らない様子。

 

 一方鈴谷は、(なんとしてでも行ってやる!照月と一緒になっても!)という信念で燃えていた。

 

 

 

 

「うーん」

 吹雪が何気なく不満そうだ。といっても、何処に行くかといっても結構テンプレだが……

 

「図書館……行ってみたいですね」

「よし決まり」

 そう言ってRX-8のエンジンを始動させて走らせる。

 

 

 

 この時鈴谷が彼の携帯にメッセージを残していることは、2つの世界でも鈴谷を除いて誰も知らない。



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